『関西演劇祭 in Tokyo』が、3月21日(火・祝) から26日(日) に新宿シアタートップスで開催される。2019年にスタートした『関西演劇祭』は、“つながる”をテーマに、劇団や観客、スタッフなど、参加するすべての人がさまざまな形で“つながる”ことを目的とした演劇祭。昨年に引き続き東京で2回目の開催となる今回は、昨年行われた『関西演劇祭2022』で最優秀作作品に贈られる「MVO」(Most Valuable Opus)に輝いた「激団リジョロ」のほか、話題となった人気・実力のある大阪と東京の6劇団が出演する。チケットは現在一般発売中。<公演情報>関西演劇祭 in Tokyo3月21日(火・祝) ~26日(日) 新宿シアタートップス【参加劇団】・かのうとおっさん(大阪)2022年:ベスト脚本賞、演出賞、ベストアクター賞・劇団不労社(大阪)2021年:ベスト演出賞、アクター賞・激団リジョロ(東京)2022年:MVO(Most Valuable Opus) 、脚本賞、演出賞・幻灯劇場(京都)2019年:アクトレス賞 2022年:脚本賞・ラビット番長(東京)2022年:アクター賞・RE:MAKE(大阪)2022年:観客賞、アクター賞【チケット情報】前売5,500円、当日6,000円購入リンク:
2023年02月20日高橋一生が演劇界の栄誉、第29回読売演劇大賞にて最優秀男優賞に選ばれ大賞・最優秀作品賞も受賞したNODA・MAP「フェイクスピア」(2021)。同作でタッグを組んだ橋爪功と親子役を演じているドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」は、急逝した花火師の父とその息子、そして2人の前に突然現れた女性(本田翼)が織りなすホームドラマで、花火師という“仕掛け”や地方都市でのロケがありながらも、基本的にはテンポのいい会話劇が繰り広げられている。第5話は、高橋さん演じる望月星太郎だけに姿が見える父・航(橋爪さん)は「本当に“幽霊”なのか?」と、ひかり(本田さん)に問われ、星太郎のみならず視聴者たちも皆ハッとする、というラストで幕を閉じた。そんな不思議な日常が描かれる、ひと筋縄では行かないファンタジーとなる本作。これまで数多くの作品に出演してきた高橋さんだが、「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフから生まれた「岸辺露伴は動かない」は大好評につき、制作陣が再集結して映画化も決定。アニメ「ムーミン谷のなかまたち」ではスナフキンの声優を務め、『シン・ウルトラマン』ではウルトラマンの声を担当するなど、“日常を超越した”世界はお手のもの!?今回はファンタジーな世界観に生きる高橋さんに注目した。互いをリスペクトする橋爪功との共演「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」8歳で児童劇団に入り子役としてデビュー、映像作品とともに演劇作品でも蜷川幸雄演出「から騒ぎ」や藤田俊太郎演出「天保十二年のシェイクスピア」など、多くの代表作を持つ高橋さん。橋爪さんと共演したNODA・MAP「フェイクスピア」はフェイクが飛び交う時代に、真実の言葉を巡る物語。高橋さんは“コトノハ(言の葉)”の詰まった筺を持つ記憶をなくした主人公・monoを演じた。その筺とは、日航機墜落事故で残されたボイスレコーダーがモチーフとなっている。その舞台を機に、橋爪さんは「以前からも『面白い役者だな』と思っていた」という高橋さんと意気投合、世代を超えて互いにリスペクトを送り合う2人が「一緒にドラマをやりたい」と今回、再タッグが実現した。そんな「6秒間の軌跡」は、草彅剛の代表作「僕シリーズ」などで知られ、小芝風花主演「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」で向田邦子賞を受賞した橋部敦子によるオリジナル脚本。高橋さんは橋部さん脚本のドラマ「僕らは奇跡でできている」で主演し、橋爪さんは「モコミ」で主人公の祖父役を演じた縁がある。「『花火師』『父子』『死』というキーワードをいただいたところから脚本づくりが始まりました。レギュラーキャストが3人だけで、できるだけ家の中のシーンという制約の中、会話劇という形でとても自由に書かせていただきました」と橋部さんは公式サイトでコメントしており、「日常のドラマですが、死んだはずなのに現れた航と突然家に住み込むことになったひかりによって、星太郎は大きくゆらぎます」と解説している。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」5話よりコロナ禍で夏の風物詩ともいえる花火大会が中止となり、大打撃を受けた花火業界。2人暮らしの親子が営む望月煙火店も例にもれず、個人向け花火を始めようかと父・航が提案していた矢先に、航は「すまん…」と言い残して突然他界。遺された星太郎のもとに、“あなたのためだけの花火を打ち上げます”と書かれたチラシを持ったひかりが現れ、その花火を打ち上げた後は煙火店で住み込みで働くことになる。繊細な作業と大胆な発想が求められる花火師。いままであまり知られることのなかったその仕事の一端を覗くことができる一方で、伸びっぱなしの髪とスウェットに半纏、若干世情に疎く、ひかりとの同居にも動揺が隠せない星太郎を演じる高橋さんはやはり職人役がよく似合う。花火作りを実際に体験し「細かい緻密な作業は嫌いではなかった」と自身でもふり返っていた。そして、星太郎が9歳のときから23年間、2人で花火と向き合ってきて「一番の変化が親父が死んだこと」というくらい二人三脚だった父子。それがいまや、橋爪さん演じる航は神出鬼没の幽霊(?)となって時々、星太郎の前に現れる。2人の口ゲンカは絶えることなく、ひかりの同居話に「落ち着いてくださいよ」「お前だよ」という絶妙なツッコミ合いもこの父子ならでは。かと思えば、ひかりのために上げた花火には「いい花火だった」とストレートに褒めてくれる温かさがあり、「(今度は)突然いなくなったりしないでくれ」と星太郎のほうにも、ふと本音がこぼれる瞬間がある。しかも困ったことに、幽霊(?)の航と謎多きひかりは、彼女にその姿は見えずとも何だか気が合うところがある様子。「(航のことが)見えてんの? 聞こえてんの?」「見えてませんし、聞こえてません」というやりとりが、星太郎とひかりの間で繰り返されていく。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」5話よりそのひかりは、不思議と本質を突いてくる。第4話では本作のタイトルである6秒間とは、4号玉の花火が打ち上がってから開き終えるまでの時間ということが、彼女の問いから判明した。その6秒間の煌めきのために、2か月かける世界が花火師。生前の航を知らなくても、そんな“2人だけがわかり合ってる世界”がひかりには通じているようだ。人もまた何十年生きてきても、一瞬で花が散ることもある儚いもの。長い期間をかけて稽古を重ね、1回1回の本番に臨む“生もの”といわれる演劇にも相通じるものがありそうだ。さらに第5話では、定年退職する小学校の担任のための同窓会に行きたくない、花火も上げたくないと、子どものように駄々をこねる星太郎に、ひかりは「キレるくらいならちゃんと説明して」と至極まっとうに反論する。ひかりの出現とその何気ない問いかけによって、実は癒やしきれない傷でいっぱいの星太郎の胸に何かが確実に刺さっていることは間違いない。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」5話より“あの人”とずっと呼んできた母・理代子についてもそうだ。航と星太郎はくだらない会話で日常を埋めてきたが、特に9歳という十分に物心がついている星太郎が「“あの人”は母親なんかじゃない」「母親なんていらない」といったプライドで覆い隠してきた喪失感を自覚するきっかけを、ひかりがもたらしている。この2人に翻弄されまくっている“星太郎”高橋さんが堪らない、というファンも多いのではないだろうか。「物語の終盤では更にゆらがす重要な人物も現れます」と脚本の橋部さんは宣言しており、その人物の登場とゆらぎ続ける“星太郎”高橋さんから目が離せない。【第6話あらすじ】望月航の遺品整理をする望月星太郎。中には、ガラクタのようなものまで混じっており、星太郎は「なんでとってあるかな」と嘆くが、航は、そのうちに捨てようと思っていたら死んでしまった、先送りにしていてはだめだと語る。その後、星太郎は幼馴染の田中勇人(小久保寿人)に花火を打ち上げた後、クラス会に顔を出すと告げる。また、ひかりから母親の写真が見たいとお願いされた星太郎は、手元にあった母親の写真をひかりに見せる。するとひかりは「お父さんの秘密を知っちゃったかもしれません」と言い出す。結局、星太郎はクラス会に顔を出さずに帰宅。実は別れた恋人・由紀子(安藤聖)もクラス会に出席してして、顔を合わせるのが気まずかったようで…。ドラマ「僕らは奇跡でできている」(2018)高橋さんの民放ゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演作。韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を彷彿とさせるファンタジー要素も交えたハートフルドラマ。座学よりもフィールドワークが大好きな動物行動学の大学講師・相河一輝は、周りの評価は一切気にしない、超マイペースな主人公だが、画一主義を良しとする社会から見れば“変わり者”とされる人物の生きづらさを、どこか愛らしく体現できるのは高橋さんならでは。映画『ロマンスドール』(2019)蒼井優と『リリイ・シュシュのすべて』以来18年ぶりの共演で夫婦を演じたラブストーリーで、原作者でもあるタナダユキ監督は「私の中では、ダーク・ファンタジー」と語る『ロマンスドール』。今作で黙々と作業をこなす職人ぶりは健在で、「演技力と手先の器用さをあわせもつ俳優が演じることが絶対条件」と監督が語ったように、どうせやるなら良いものを作りたい、という気概を持つ美大卒のラブドール造形士・哲雄は高橋さんのハマり役に。造形士の師匠(きたろう)の存在と、彼を亡くしてからの人生の変化に注目。ドラマ「天国と地獄 ~サイコな2人~」(2021)高橋さんの人気を決定づけたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の小野政次役を生み出し、現在はドラマ10「大奥」も話題の森下佳子が脚本を手がけ、綾瀬はるか演じる警視庁捜査一課の女性刑事・望月彩子との“入れ替わり”演技が大きな注目を集めたサスペンスドラマ。『転校生』のように「階段から転げ落ちたら魂が入れ替わっていた」という設定を納得させる両者の演技に脱帽。高橋さんはサイコパスな殺人鬼・日高陽斗と、“中身”が彩子になった日高のいわば二役を見事に演じ分けた。原作ファンも異論なし!「岸辺露伴」がスクリーンへ演劇的といえば、今作もそうかもしれない。人の記憶を本にして読むことができる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴。その人物デザイン監修・衣装デザインを柘植伊佐夫、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズも手がけている脚本・小林靖子や、川端康成原作の高橋さん主演ドラマ「雪国-SNOW COUNTRY-」演出も手がけた渡辺一貴監督らが創りあげた世界は、高橋さんと編集者・泉京香役の飯豊まりえや、濃厚なキャラクターを演じるキャスト陣との会話劇の妙を楽しむ側面もある。2020年から3期にわたり話題を呼んだドラマシリーズの“猛者”たちが続投し、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトのために描き下ろされた読切作品を映画化する『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、露伴のルーツを描くため、原作ファンも、ドラマからのファンも、そのどちらも知らない方も楽しむことができそうだ。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」は毎週土曜23時30分~テレビ朝日系で放送中。『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日(金)より全国にて公開。(上原礼子)■関連作品:岸辺露伴 ルーヴルへ行く 2023年5月26日より公開© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2023年02月18日英国の権威ある演劇賞「第23回WhatsOnStage Awards」の授賞式がロンドンで行われ、スタジオジブリのアニメーション映画『となりのトトロ』を舞台化した「My Neighbour Totoro」が、最優秀演出賞など最多の5冠を受賞した。映画で音楽を手掛けた作曲家の久石譲が舞台化を提案し、宮崎駿監督がこれを快諾したことで始まったプロジェクト。久石氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、イギリスの名門演劇カンパニー「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)」と日本テレビが共同製作し、舞台化した。昨年10月8日~今年1月21日までロンドンのバービカン劇場で上演した舞台は、久石氏の音楽、原作を尊重した世界観、そしてRSCならではの作劇力で観客の心をつかみ、13万3,000枚のチケットは完売。連日万雷の拍手とスタンディングオベーションが続き、ガーディアン紙をはじめ多くの劇評で五つ星を獲得するなど、高評価を得ていた。最優秀演出賞を受賞したフェリム・マクダーモットは授賞式で「原作の精神に導かれるように、皆で一丸となって作り上げたショーです。パンデミックで街に人がいない中、バービカン劇場で様々なトライを続けました。キャストは卓越したアンサンブルでこのショーを育み、お客様の気持ちが加わって完成しました。私はこの賞を、個人としてではなく、チームとして受け取りたいと思います」と喜びをコメントした。最多の9部門でノミネートされていた本作は、演出賞ほか舞台美術、照明デザイン、音楽監督、音響デザインを受賞。4月には英国演劇界で最も注目されるローレンス・オリヴィエ賞も控えており、さらなる受賞も注目されている。「My Neighbour Totoro」(となりのトトロ)第23回WhatsOnStage Awards受賞一覧◆Best Direction(最優秀演出賞)- Phelim McDermott(フェリム・マクダーモット)◆Best Musical Direction/Supervision(最優秀音楽監督賞)- Bruce O‘Neil(ブルース・オーネリ) and Matt Smith(マット・スミス)◆Best Set Design(最優秀舞台美術賞)- Tom Pye (トム・パイ)and Basil Twist(バジル・ツイスト)◆Best Lighting Design(最優秀照明デザイン賞)- Jessica Hung Han Yun(ジェシカ・ハン・ハンユン)◆Best Sound Design(最優秀音響デザイン賞)- Tony Gayle(トニー・ゲイル)(text:cinemacafe.net)■関連作品:となりのトトロ 1988年4月16日より公開
2023年02月14日毎年ゴールデンウィークにSPAC-静岡県舞台芸術センターが開催している「ふじのくに⇄せかい演劇祭」が、今年も4月29日(土・祝)〜5月7日(日)に開催される。世界中から優れた演劇・ダンス・人形劇・映像などの舞台芸術作品を静岡に集めて開催される同演劇祭。今年は静岡県が「東アジア文化都市」※に選ばれたこともあり、演劇祭にも中国や韓国の話題作がラインアップ。フランスからはオリヴィエ・ピィの注目作が日本初演される。また、駿府城公園エリアでは「ふじのくに野外芸術フェスタ2023 静岡・日本」と「ストレンジシード静岡」を同時開催。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督で演出家・宮城聰の代表作『天守物語』やウォーリー木下が作・演出・構成・美術を手がける新作が上演される。この新作『χορός / コロス』(仮)では現在出演者を含む参加者を募集中だ(2月28日募集〆切)。※「東アジア文化都市」: 2023年、静岡県は中国の成都市・梅州市、韓国の全州市の3都市とともに、日本の東アジア文化都市に選ばれた。2023年の1年間で、様々な文化交流を図る。【ふじのくに⇄せかい演劇祭 2023 上演ラインアップ】会期:4月29 日(土・祝)〜5月7日(日)『アインシュタインの夢』※日本初演『アインシュタインの夢』演劇(北京・中国)演出:孟京輝会場:静岡芸術劇場『XXL レオタードとアナスイの手鏡』※日本初演『XXL レオタードとアナスイの手鏡』(C) kisoul演劇(アンサン・韓国)演出:チョン・インチョル、作:パク・チャンギュ会場:静岡芸術劇場『Dancing Grandmothers 〜グランマを踊る〜』※日本初演『Dancing Grandmothers 〜グランマを踊る〜』(C) Young-Mo Choeダンス(ソウル・韓国)振付・演出:アン・ウンミ会場:静岡芸術劇場『ハムレット(どうしても!)』※日本初演『ハムレット(どうしても!)』(C) Christophe Raynaud de Lage / Festival d’Avignon演劇(アヴィニョン・フランス)<ウィリアム・シェイクスピアによる>翻訳・演出:オリヴィエ・ピィ会場:舞台芸術公園『パンソリ群唱〜済州島 神の歌〜』※日本初演『パンソリ群唱〜済州島 神の歌〜』(C) Na Seungyeol音楽劇(ソウル・韓国)作・演出:パク・インへ会場:舞台芸術公園ー駿府城公園で同時開催!ー■ふじのくに野外芸術フェスタ2023 静岡・日本「東アジア文化都市」春の式典上演作品『天守物語』『天守物語』(C) K. MIURA[SPAC作品]演劇(静岡・日本)演出:宮城聰、作:泉鏡花■「ストレンジシード静岡 2023」コアプログラム『χορός/コロス』 (仮)※新作『χορός/コロス』 (仮)演劇 (静岡・日本)作・演出・構成・美術:ウォーリー木下振付・演出・出演:いいむろなおき、金井ケイスケ、黒木夏海、冨田昌則※公演日時等の詳細は公式サイトにて順次発表。◆ふじのくに⇄せかい演劇祭 特設サイト: ◆ストレンジシード静岡 公式サイト:
2023年01月26日公益財団法人大田区文化振興協会(所在地:東京都大田区、理事長:津村 正純、以下「当協会」)は、「OTAアート・プロジェクト 馬込文士村 空想演劇祭2022」を開催します。当プロジェクトは、映像作品の配信と、配信に先駆けて行われるイベント「作品上映&同時収録生ライブ」の2つで構成されています。映像作品の配信は2023年1月21日(土)~3月16日(木)にオンラインで、イベントは2022年12月17日(土)に「大田文化の森」にて開催します。当協会は今後も大田区にまつわる様々な地域文化振興事業に全力で取り組んでまいります。「OTAアート・プロジェクト 馬込文士村 空想演劇祭2022」キービジュアル「OTAアート・プロジェクト 馬込文士村 空想演劇祭2022」特設サイト: ■「OTAアート・プロジェクト 馬込文士村 空想演劇祭2022」概要「OTAアート・プロジェクト」は、“アートでまちづくり”をテーマに大田区に点在する様々な文化芸術に関わるヒト・モノ・コトを資源として紹介し、未来に向けて新たに共創していくための創造プロジェクトです。大正末期から昭和初期にかけて、現在の大田区大森一帯には近代文学を代表する名だたる文士達が集まり、「馬込文士村」と呼ばれていました。2021年、彼らの残した作品を、舞台芸術と組み合わせ、映像という形で紹介する配信企画「馬込文士村 空想演劇祭」がスタートしました。2年目となる今回は女流作家に着目し、2本の映像作品とスタンダップコメディの計3本をオンライン配信します。配信に先駆けて「作品上映&同時収録生ライブ」も実施します。(1)映像作品の配信大田区にゆかりのある文士の作品を、実演芸術として大田区内で撮影・制作し、オンラインで配信します。配信期間 : 2023年1月21日(土)~2023年3月16日(木)23:59配信方法 : 「カンフェティストリーミングシアター」から有料配信。『馬込の文士 2022』のみYouTubeにて無料配信。視聴券販売期間: 2022年12月15日(木)~2023年2月14日(火)23:59まで視聴料金 : 税込1,000円(『千代と青児』『花物語ごっこ』の2作品セット料金)配信作品 : 『千代と青児』『花物語ごっこ』『馬込の文士 2022』特設サイト : 2022年度作品 予告編(12月1日(木)公開予定): (2)イベント「作品上映&同時収録生ライブ」地域の方やインターネット環境がない方を対象に、2022年度制作の映像作品を、オンライン配信前に先行上映するほか、清水宏のスタンダップコメディをライブで楽しんでいただけるイベントです。スタンダップコメディは当日、有観客上演の様子を収録して映像作品に使用します。開催日 : 2022年12月17日(土)開演時間 : 11:00~、15:00~(1日2回公演)会場 : 大田文化の森 多目的室(東京都大田区中央2-10-1)料金 : 各回税込1,500円作品 : 『千代と青児』『花物語ごっこ』(上映)、『馬込の文士 2022』(生ライブ)主催 : 公益財団法人大田区文化振興協会、大田区アートディレクター : 安田雅弘(劇団 山の手事情社 主宰・演出家)後援 : 特定非営利活動法人 大田まちづくり芸術支援協会(asca)協力 : 劇団 山の手事情社、一般社団法人 大田観光協会、特定非営利活動法人 馬込文士村継承会、特定非営利活動法人 大森まちづくりカフェ、馬込文士村ガイドの会機材協力 : キヤノン株式会社詳細・チケット発売先: ■作品概要●『千代と青児』(原作:宇野千代)出演 :劇団 山の手事情社構成・演出:安田雅弘作品時間 :約20分作家・宇野千代と画家・東郷青児は、出会ったその日に同棲を始める。実は一見スキャンダラスなその遭遇には、それぞれ表に出せぬ事情があった。しかしやがて二人の関係は熟成していく。『千代と青児』のワンシーン●『花物語ごっこ』(原作:吉屋信子)出演 :日本のラジオ演出 :屋代秀樹作品時間:約20分少女小説の大家 吉屋信子のデビュー作『花物語』の第一話「鈴蘭」を題材に、女学生たちの交流を描いた作品。誰しもの心の中にある少女性を、その不思議な世界観で表現。『花物語ごっこ』のワンシーン●『馬込の文士2022』(スタンダップコメディ)出演 :清水宏構成・演出:安田雅弘スタンダップコメディアンが語る文士像とは?馬込文士を代表する女流作家宇野千代と、吉屋信子を題材に、独自の目線で語る爆笑必至のトーク公演。『馬込の文士2021』のワンシーン■公益財団法人大田区文化振興協会について名称 : 公益財団法人大田区文化振興協会代表者 : 理事長 津村 正純所在地 : 東京都大田区下丸子3-1-3 大田区民プラザ内設立 : 1987年(昭和62)7月URL : 事業内容: ・大田区内文化施設の管理運営・公演、展示等様々な主催事業の実施・区民の自主的文化活動の支援 等 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月01日演劇カンパニー・リハーサルシアター(代表:島 崇)は、12月15日(木)にリハーサルシアター演劇公演「演奏と演劇で奏でるシューマン クララへの手紙」をサントリーホール(ブルーローズ)で上演します。■開催概要ロベルト・シューマンの妻クララは幼い頃から父親にピアノの技術を叩き込まれ、天才少女としてプロデビュー。当時では珍しかった女流ピアニストの地位を確立したことでも知られています。結婚後は家計を担い、さらには育児、家事、そして精神面でもロベルトを支えたクララ。ロベルトの死後も彼の音楽を携えて演奏旅行に出かけ、子供たちを育て上げました。今作ではそんなクララにスポットを当て、シューマンの音楽の生演奏と役者による語りを織り交ぜたコラボレーション公演として上演します。出演者の大谷 ひかる氏は劇団三条会に所属し、三島由紀夫やギリシア悲劇など近現代や古典作品に幅広く出演。フリーでも活躍する若手の実力派俳優です。演奏者もピアノの桑原 康輔氏と弦楽四重奏のYukina“Q”Stringsと若手の実力派揃い。演奏と演劇が織りなすこの新しい上演形式は必見です。今作のメインビジュアルはテキストレーターのはらだ有彩氏。著書『日本のヤバい女の子』シリーズにて、昔話に登場する女性たちを「私たちと変わらない一人の女の子」として読み解いていくことで、現代の「当たり前」を捉え直しています。19世紀を生きたロベルトとクララですが、時代は違えど、今を生きる私たちと同様に悩み、奮闘しました。今作ではそんなクララの思いやロベルトの音楽を通じて、現代社会を生きる私たちを見つめ直すきっかけにしたいと思います。■リハーサルシアター演劇公演演奏と演劇で奏でるシューマン クララへの手紙日時 |2022年12月15日(木)18:30開場 19:00開演会場 |サントリーホール ブルーローズ演出 |児玉 絵梨奈台本 |島 崇出演 |大谷 ひかる(三条会)編曲 |桑原 康輔演奏 |桑原 康輔 Yukina“Q”Stringsイラスト |はらだ 有彩デザイン |高(※)井 愛記録写真 |トナカイ(松本 慎一)サイトデザイン|牧野 心士制作 |萩谷 早枝子、飯塚 なな子※ はしごだかの表記が正式です。特設サイト 特設サイトクララへの手紙フライヤー表■演奏曲ロベルト・シューマン『子供の情景』より「トロイメライ」ほか『クララ・ヴィークの主題による10の即興曲』より一曲『幻想小曲集』より「飛翔」『ミルテの花』より「献呈」『詩人の恋』より「美しい5月に」『弦楽四重奏曲第3番イ長調』より「第一楽章」「第四楽章」※プログラムは予告なく変更となる場合がございます■チケット<料金(全席自由席・来場順入場)>一般:4,000円(前売・当日共) U30(30歳以下):2,000円(前売・当日共)※30歳以下券をお求めの方は当日受付時に年齢を確認できる証明書をご提示ください。※未就学児の入場はご遠慮ください。<お申し込み>・チケットぴあ Pコード:515-775 チケットぴあ・サントリーホールチケットセンターTEL:0570-55-0017 (10:00~18:00 年末年始・休館日を除く)※サントリーホール ホームページからもお求めいただけます。 サントリーホール■出演者プロフィール出演:大谷 ひかる(三条会)出演:大谷 ひかる(三条会)1991年、東京生まれ。洗足学園音楽大学ミュージカルコースを卒業後、演劇活動を始める。2015年に三条会に入団、以降すべての作品に出演。他には、悪魔のしるし、ダダルズなどの作品にも出演。個人の作品としては、一人芝居『大谷ひかるのシンデレラ』がある。■演奏者プロフィールpiano 桑原 康輔piano 桑原 康輔1988年6月3日生まれ。北海道函館市出身。4歳からピアノを始める。高校卒業後、ヤマハ音楽院ニューピアノ科に入学。20歳からピアニストとして活動開始。アーティストのサポートでツアーやフェス、武道館など様々なステージを経験。その他作曲、編曲等多方面で活動中。≪Yukina“Q”Strings≫1st violin ユキナ1st violin ユキナ東京音楽大学卒業後アーティスト活動を開始。Yukina“Q”Strings代表。音楽番組出演や、ライブサポート、作曲、ストリングスアレンジを手がけ、幅広く演奏活動を行う。2015年から自身のソロCDをリリースしており、『歌いたくなるヴァイオリニスト』としてパワフルに活動中。2nd violin 竹重 夏野2nd violin 竹重 夏野東京音楽大学を経て同大学大学院修士課程修了。在学中、奨学金給付生としてモーツァルテウム夏季国際音楽アカデミーにてディプロマを取得。これまでに鷲見四郎、大谷康子、海野義雄の各氏に師事。現在オーケストラや室内楽奏者として活動中。クロサワ音楽教室ヴァイオリン講師。viola 堀 那苗viola 堀 那苗東京音楽大学卒業後、同大学大学院修士課程(ソルフェージュ研究領域)修了。これまでにヴィオラを百武由紀、河野理恵子、ソルフェージュを岡島礼、各氏に師事。現在、東京音楽大学附属高等学校非常勤講師、サクライ楽器Y.A.アカデミー講師、足利カンマーオーケスター団員。cello 安喰 千尋cello 安喰 千尋東京音楽大学を経て同大学院音楽研究科修了。Phoenix OSAQA、プロジェクトQ等に参加。2016-2018年度テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ団員。現在オーケストラや室内楽を中心に活動中。また定期的に渡仏し、エリック・ピカール氏(パリ管弦楽団第1ソロ首席)に師事。■リハーサルシアターとは島崇が脚本、児玉絵梨奈が演出を務める演劇カンパニーとして2021年に始動。稽古や練習を表す“リハーサル”の語源は耕すこと。現代社会を生きるための練習としての舞台作品を上演する。島 崇(劇作家。リハーサルシアター代表)2009年よりシアター・カンパニー「マレビトの会」に役者/劇作家として参加。主な参加作品にマレビトの会「福島を上演する」(F/T16-18、2016-18年)、「シアターコモンズ’19リーディング・パフォーマンス」(2019年)、「オルガンと朗読で聴く『幻想交響曲』」(ミューザ川崎シンフォニーホール、2021年)「演奏と演劇で奏でるくるみ割り人形」(聖セシリア教会、2022年)。児玉 絵梨奈(演出家)2010年よりシアター・カンパニー「マレビトの会」に役者として参加。主な参加作品に「HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会」(F/T10他、2010年)など。近年の演出作品に「オルガンと朗読で聴く『幻想交響曲』」(ミューザ川崎シンフォニーホール、2021年)。展覧会「200年をたがやす」舞台分野 演劇公演「soda city funk」(秋田市文化創造館、2021年)。「演奏と演劇で奏でるくるみ割り人形」(聖セシリア教会、2022年)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月22日京都を起点にし、総合芸術としての演劇活動を国内外に発信している劇団「地点」(運営会社:合同会社地点)は、2022年11月16日(水)、他に類をみない新たな演劇のスタイル<マルチリンガル公演>についての情報サイトを開設いたしました。マルチリンガル<マルチリンガル公演>とは、劇団「地点」が12月に控えるKAAT神奈川芸術劇場での公演『ノー・ライト』でチャレンジする、全く新しい演劇のスタイル。俳優が、それぞれ母国語でない言語(ドイツ語・英語・フランス語・スペイン語・ロシア語・韓国語・日本語の7ヶ国語)でそれぞれの台詞を語る<マルチリンガル公演>は、おそらく日本では初めての試みだと思われます。出演者がそれぞれ異なる言語で語り、観客は台詞を聴きながら日本語字幕を読みます。地点の俳優・安部聡子も出演している濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』でも、さまざまなバックグラウンドを持つ俳優たちが異なる言語で演じる舞台作品の上演がひとつのクライマックスとなりましたが、今回の<マルチリンガル公演>は、まさに映画で上映されたような、言葉を意味と感情に因数分解することで、イメージの増幅、音そのもの、めまぐるしい時間感覚を楽しむ新しい演劇のかたちです。今回リリースした新たなサイトは、地点の情報発信プラットフォーム≪ビヨンドチテン≫にて、新たなマガジンとして開設。その創作の過程や台詞へのアプローチなど、<マルチリンガル公演>の魅力について、テキスト・動画・音声であますことなくお伝えしてまいります。また、この公演に至った経緯について、地点の演出家・三浦基からのメッセージとしてまとめております。【地点「マルチリンガル 特設サイト」】 【地点の演出家・三浦基の今の思いを綴ったエッセイ】私の身のまわり ~マルチリンガル公演によせて 三浦基 【動画配信】■マルチリンガル公演について語る 安部聡子×ドイツ語篇 1/4 だれのことも理解できないっていう関係性 ■マルチリンガル公演について語る 小林洋平×韓国語篇 1/4 どうやって台詞を覚えるのか 【音声配信】■マルチリンガル公演について語る(1)~『ノー・ライト』にむけて|安部聡子×三浦基 【地点『ノー・ライト』公演情報】日程: 2022年12月16日(金)19:00-/17日(土)18:00-/18日(日)14:00会場: KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉詳細: <≪ビヨンドチテン≫について> 空間造形、衣裳、グラフィック、照明、音楽、言葉、演技、演出、劇場、世界演劇史など、一つの舞台作品の創作と発表の過程で私たちが手にし、目にする技術や知識は膨大なものです。さまざまなクリエイターが関わり、それぞれの専門性を発揮してつくられる舞台作品を<演劇果実>と命名。その皮をむき、総合芸術としての演劇を深く味わっていただくための情報発信プラットフォームです。<劇団「地点」について> 京都を拠点とし、総合芸術としての演劇活動を国内外で広く展開する劇団。多様なテキストを独自の手法で再構成・コラージュして上演する。言葉の抑揚やリズムをずらす独特の発語は「地点語」とも言われ、意味から自由になることでかえって言葉そのものを剥き出しにするその手法はしばしば音楽的とも評される。代表は演出家・三浦基(みうらもとい)。2013年、本拠地京都にアトリエ「アンダースロー」をオープン。2006年に『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞を受賞。チェーホフ2本立て作品をモスクワ・メイエルホリドセンターで上演、また、2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品『コリオレイナス』を上演するなど、海外公演も行う。2017年、イプセン作『ヘッダ・ガブラー』で読売演劇大賞作品賞受賞。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月21日バーチャルな世界で学園生活を楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、秋の学園祭『2022翔愛祭』を実施します。ユーザーイベントの祭典・秋の学園祭『2022翔愛祭』には、56のユーザー団体および外部参加団体が出展いたします。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( にて、秋の学園祭『2022翔愛祭』の出展団体をお知らせします。キャラフレ - charafre.net : キャラフレ|2022翔愛祭秋の学園祭『2022翔愛祭』■ 開始/終了日程11月12日(土) 21:00 ~11月27日(日) 21:00□ 開会式11月12日(土) 21:00~□ 閉会式11月27日(日) 21:15~出展団体のご紹介運動場テントブース・しほひな・あいはら部・「みんなで育てるキャラフレ」同盟・スクリプト研・ネコミミクオリティーズ・歴史研究部・お食事記者倶楽部・「GCC」・Aⅲ’s(アイス)・翔栄モード研究所・CCA~シュシュエール~・クイズ研究会・CSSSWWML(タブン…カメ研?)・カリッシュ事務局・合同福祉サークルAngie・合同会社 ナノダイナミクスエアロスペース・メイド喫茶くらぶ・舞龍総合事務局・いいね!プロジェクト推進委員会・辻蔵さんが好きなことをするサークル校舎内部活ブース・童謡・唱歌友の会♪ & Classical Music友の会♪共催・ネットラジオDJ部・ねこねこ写真館・Dreamy・ナッツ&プティン部・お笑いアイドル【MI-MI】・小梅の学園祭ゲート展示室・ミニゲーム制作同好会・ストーンマニア協会・黒ノ州~クロノス~・翔愛さんぽ倶楽部・天文部&天文部・七夕イベント製作委員会・ぱんだんすを広める会・翔愛学園鉄道友の会・「学校」「虹の足」制作委員会・CRF48・写真同好会・オリジナルイラストの会・翔栄交通研究会・ゆどうふ・おいでよ♪なぞ部・Ranampia事務所・天使研究会(仮)・765プロダクション・キャラフレインディーズ (CFI)・小説部・弁当屋!ほか弁・TMG (Towahara Music Gallery)・愛を求めるハリセンうさぎ団(アムド)・一条 蜜希(キャラフレユーザーアイドル)・ハピネス事務局・みすと~mist~・接客研究会・ゆかり王国 翔愛支部・スズメ部・エッセイのようなものを出展しようとする部ステージイベント・開会式終了直後~24:00|CSSSWWML(元…カメ研?)・11月18日 (金) 21:00~22:00|ネコミミクオリティーズ・11月18日 (金) 23:00~24:00|CCA~シュシュエール~・11月19日 (土) 21:00~22:00|一条蜜希・11月19日 (土) 22:00~23:00|TMG (Towahara Music Gallery・11月19日 (土) 23:00~23:59|ネットラジオDJ部・11月20日 (日) 23:00~24:00|Aⅲ’s(アイス)・11月21日 (月) 22:00〜23:00|Ranampia・11月22日 (火) 22:00~23:00|天使研究会(仮)・11月22日 (火) 23:00~23:59|カリッシュ・11月23日 (水) 21:00~22:00|童謡・唱歌友の会♪ & Classical Music友の会♪・11月23日 (祝) 23:00~24:00|765プロダクション・11月25日 (金) 22:00~23:00|ハピネス・11月25日 (金) 23:00~00:00|キャラフレインディーズ(CFI)・11月26日 (土) 21:00~22:00|しほひな・11月26日 (土) 22:00~23:00|ゆかり王国・11月26日 (土) 23:00~24:00|ストーンマニア協会以上 全56団体が出展キャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。学園生活コミュニティ「キャラフレ」キャラフレの特徴・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。・2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、無料ポイントと交換。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月08日2019年に始まった『関西演劇祭』が今年もCOOL JAPAN PARK OSAKA SSホールにて、11月12日(土) から20日(日) まで開催される。第4回となる今年もバラエティ豊かな10劇団が参加する本企画について、新たに実行委員長に就任したフリーアナウンサーの笠井信輔、初回からフェスティバルディレクターとして参加している板尾創路に話を聞いた。上演時間45分でいくつも楽しめるまるで “食の祭典” のよう――笠井さんは演劇を年間100本近くご覧になるそうですね。今回の実行委員長発表会見でも「ご褒美をもらったよう」とおっしゃっていて、演劇愛が伝わってきました。この『関西演劇祭』のことはご存知でしたか?笠井実はオファーを受けたときはよく知らなかったんですよ。だけども内容について話を聞いていくうちに、「これは面白いな」と感じました。――どんなところにそう感じられたのですか?笠井主催の吉本興業が「実はこんなに面白いものが大阪にあるんだよ」ってことを紹介したくて選んだ10劇団が、「45分」という非常にショートな上演時間で作品を発表していく。このスタイルが面白いですよね。ちょっと“食の祭典”みたいな感じ。こっちでこれを食べて、あっちであれを食べてっていうつまみ食い方式で演劇を楽しめる。演劇って通常は、どんなものであってもカロリーが高いんですよ。人によっては(移動も含め)一日がかりになりますし。それをコンパクトにいくつも楽しめるというのは、いいなと思いましたし、ちょっと新しいなと感じました。――板尾さんは今まで3回参加されていますが、今回はどんなことを楽しみにされていますか?板尾ちょっとしたことですけど、例えばティーチインではこうしたほうがお客さんが手を挙げやすいみたいなこととか、この時は立っていたほうがいいとか座っていたほうがいいみたいなことは、回数を重ねて少しずつわかってきた感じがあります。だけどやっぱり劇団に関しては、僕たちも毎年蓋を開けてみないとわからないところがあるんです。だから今年もきっと、僕がイメージしているものとは違うものになるんだろうなと思っていて、そこが楽しみな部分ですね。――思いもよらないものと出会えるのは演劇祭ならではの楽しみですよね。1枠2劇団なので、お目当ての劇団めがけて行ったとしても、もう1つの劇団は自分で選べないのも面白いなと思います。笠井参加する10劇団も、主催の吉本興業が、演劇ファンに「やっぱり(お笑いが得意な)よしもとの演劇祭だね」と思わせないようにしたい、というのは相当意識している感じがしました。スタッフの皆さんがさまざまな目で劇団を選んでいる感じがする。これまで賞をとってきた作品も多彩でしたしね。そこはやっぱり楽しみだなと思います。板尾そうですね。“よしもと感”は僕がいることくらいです。僕もちょっと、よしもとらしからぬところもあるし。笠井うん、らしからぬ。板尾(笑)。でもさっき笠井さんから「芝居はカロリーが高い」という話がありましたが、確かにお芝居を観るってそうですよね。でもこの演劇祭ではいけます。2劇団で1枠なのですが、それが一日最大3枠あります。つまり僕ら審査員は一日に芝居を6本観るわけなんですよ。笠井大変!板尾と思うでしょ?でもね、観れるんです。僕も最初思いました。「これ、大変やな……。なんとか抜けられへんかな……」笠井(笑)板尾でも、実際には6本くらい平気です。45分っていう上演時間も、つくる側は大変らしいんですけど、観る側には観やすいと思います。それにちょっと楽しいんです。一日で6本観れてる自分が楽しい。笠井わかる、それ。板尾めちゃくちゃ充実してるっていうかね。朝から晩まで芝居三昧っていうのはやっぱり楽しいですよ。――各劇団の作品のクオリティの高さもあってのことですよね。板尾そうですね。予選があるわけではないですけど、スタッフが公演を観に行って、面接して、実力とバランスも考えて選んでいるので。それこそさっき笠井さんがおっしゃった“食の祭典”みたいですよね。選び抜かれて、バランスも考えられて、楽しめるようになっています。笠井埋もれている劇団って本当にありますからね。こんな面白い劇団いたんだとか、こんな作家いたんだ、って。「芝居を観て、喋る」がその場で共有できるのも演劇祭ならでは――先ほど板尾さんのお話に出た「ティーチイン」はこの演劇祭の魅力でもありますよね。毎公演後、観客やスペシャルサポーターからの質問に、俳優やクリエイターがその場で答えてくれるシステムです。関西演劇祭2022 実行委員長発表会見より、左からスーパーバイザーの西田シャトナー(劇作家・演出家・俳優・折紙作家)、スペシャルサポーター(審査員)の三島有紀子(映画監督)、板尾創路、笠井信輔、スペシャルサポーターの野上祥子(株式会社ネルケプランニング代表取締役社長)、山本敏彦(NHKエンタープライズ 第3制作センター ドラマ部エグゼクティブ・プロデューサー)笠井そのやりとりによって劇団の次の上演(※演劇祭の期間中に劇団は3回上演の機会がある)で芝居が変わっていくことがあるとか、(質疑応答ばかりではなく)ディスるお客さんもいるというのを聞いて、面白いなと思いました。――演劇ファンの笠井さんは参加も楽しみなのではないですか?笠井ただ、実行委員長は登壇しないらしいんですよ。板尾あ、でも客席から喋る実行委員長はいましたよ(笑)。笠井じゃあ僕も手を挙げます。そこであててもらえなかったら暴れますよ。「俺は実行委員長だぞ!」って。板尾(笑)笠井基本的にやっぱり「芝居を観て、喋る」というのは、僕にとっては大事なルーティンなんです。僕は深読みするのが好きですし、演劇ってすごく解釈の余地がある作品が多いですし。ティーチインをやると、「あの人はこう見たいんだ」とか「そういうことなのか」とか、答え合わせみたいなことができる。しかもつくった人、演じた人が直接答えてくれるわけで。それはきっとかなりの面白さがあると思います。板尾そうですね。それに自分が質問しなくても、やり取りを聞いていて気付くこともあるんですよ。「あ、そうやったんや」って。それで「じゃあもう一回観てみたい」とも思うし。演者さんは演者さんで、お客さんが思っていることが聞こえてくると、演じ方が変わってきたりもするので。笠井「お芝居が好きでいろいろ観るけど演劇祭には参加したことがないよ」って方は、『関西演劇祭』にぜひ参加したほうがいいと思います。ティーチインは、この演劇祭に参加するうま味を倍増させているし、きっと「こんなに面白いんだ」って再発見するんじゃないかな。僕もそこにとても期待しています。演劇ならではのライブの力、繰り返し観る喜び――最後に、おふたりは演劇のどんなところが好きなのか教えてください。板尾ライブであること。それが一番です。僕は映画もアニメも好きですけど、それでもやっぱりライブの力っていうのはすごいなと思います。この演劇祭には若い劇団員もたくさん出るのですが、以前、声の出し方もわからない、どっち向いて喋ったら正解なのか、どれくらいの音量、どれくらいの発声がベストなのかもわかっていないような劇団がいて。でも彼らは自分に与えられたことを一生懸命やるんですね。それを観ていると、不思議と言ってることもだんだん聞こえてきました。やっぱりこっちが集中すると、引き込まれていくと、表情であったり身体の動かし方であったりで伝わってくる。すごいなと思いました。ドタバタしてるんですよ。セットが倒れたりもするし(笑)。でも結果、その劇団の作品は10日間を通してすごくいい作品になって、けっこうね、総なめで賞をとっていました。きれいに整理されていないものだったけど、あれはあれでよかった。そういう魅力を伝えるライブってすごいなと思いましたね。笠井僕は「繰り返し観る喜びがあるところ」に演劇の魅力を感じています。再演があるとまた観てしまう。『ミス・サイゴン』でも『レ・ミゼラブル』でも『エリザベート』でも、その都度その都度、面白みがある。それはやっぱりお芝居って生だから、毎回感動と受け止め方が違うんですよね。私は伯父が東宝で演劇プロデューサーで、高校時代に『ラ・マンチャの男』のチケットを4枚くれたので、友達と観に行ったことがあるんです。感想は「つまんなかった」。友達にも謝りました。だけどやっぱり『ラ・マンチャの男』は「すごい」って聞くから、5年に1回くらいは観続けて、あれは5回目くらいだったかな、初めて「見果てぬ夢」(劇中歌)で泣いたんですよ。40代でした。それで「俺はようやくこのミュージカルに追いついたんだ」という感銘があった。僕は映画も好きですが、映画では、そういう経験はあまりないんです。そんなふうに、自分の実年齢や環境で刺さる度合いが激しく左右されるから、人生を左右するような作品とも出会えるんじゃないかと僕は思います。「あの時のあの芝居……!」みたいなね。そこが演劇の面白さかな。取材・文=中川實穗撮影=藤田亜弓<公演情報>『関西演劇祭2022』2022年11月12日(土)~11月20日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール ※配信あり■参加劇団かのうとおっさん(大阪)/ 劇団イロモンスター(大阪)/ 劇団なんば千日前(大阪)/ 激団リジョロ(東京)/ 幻灯劇場(京都)/ 芝居処 華ヨタ(大阪)/ TAAC(東京)/ Micro To Macro(大阪)/ ラビット番長(東京)/ RE:MAKE(大阪)チケット情報:
2022年10月31日新宿の新たなランドマークビルとなる「ハナミチ東京 歌舞伎町」が2023年8月末に竣工予定で、その地下1階に新世代大衆演劇場として「歌舞伎町劇場」が2023年10月にオープンすることが発表された。「ハナミチ東京 歌舞伎町」は、日本文化を歌舞伎町から発信することを目的とした商業施設。ビル全体が和をテーマにしており、江戸の衣・食・劇を1カ所で楽しむことができる。テナントには「歌舞伎町劇場」のほか、2Fに日本の伝統工芸でもある着物と和装のレンタルショップと、昭和39年創業のレトロ喫茶「珈琲西武 本店」が移転オープンする。3Fには「江戸時代にフードコートがあったなら」をテーマに、江戸の雰囲気を楽しみながら食事ができる江戸風フードコート、4Fにはバーベキューテラスと個室&パーティースペースができる予定となっている。「歌舞伎町劇場」内観「歌舞伎町劇場」は、和の総合エンターテインメントである「大衆演劇」を発信する山手線内唯一の大衆劇場。花道やセリなど本格的な舞台設備に加え、7m×3mの大型LEDビジョンを常設し、最新技術でショーアップした次世代型大衆演劇を毎日日替わりで上演する。また、「気軽に楽しむ伝統芸能」テーマに、大衆演劇以外のイベントも開催予定だ。<施設情報>「ハナミチ東京 歌舞伎町」【テナント】(予定)B1F:歌舞伎町劇場(固定椅子153席)1F:ロビー、楽屋、カフェ2F:珈琲西武本店(約100席)/ 着物と和装のレンタルショップ3F:江戸の町並みを再現したフードコート(約110席)4F:バーベキューテラスと個室&パーティースペース(約120席)【開業日】(予定)2023年10月1日:歌舞伎町劇場、着物と和装のレンタルショップ2023年10月1日:珈琲西武 本店2023年11月1日:フードコート、バーベキューテラス歌舞伎町劇場HP:
2022年10月08日11月12日(土)から11月20日(日)まで開催される『関西演劇祭2022』のスペシャルサポーターおよびスーパーバイザーが発表された。2019年9月にスタートした『関西演劇祭』は、“つなぐ”をテーマに劇団・観客・審査員やスタッフなど、参加するすべての人をさまざまな形でつなぎ、クリエイターや俳優など新たな才能を関西から発信するイベント。フェスティバル・ディレクターは2019年から2021年までと同様に板尾創路が務める。4回目となる今年は個性派の10劇団が参加し、毎年好評のティーチインも実施される。『関西演劇祭2022』タイムテーブルスペシャルサポーターとして発表されたのは、演劇プロデューサーの野上祥子、映画監督の三島有紀子、ドラマプロデューサーの山本敏彦の3名。さらに昨年までスペシャルサポーターを務めていた西田シャトナーが、本演劇祭や参加劇団をスーパーバイザーとしてサポートする。<スペシャルサポーターコメント&プロフィール>■野上祥子(株式会社ネルケプランニング 代表取締役社長)スペシャルサポーターとして初参戦の野上です。前回は審査員として参加しましたが「演劇って最高なんです!」という劇団とお客様の熱量にわくわくしました。サイズやジャンルに関係なく人の心を刺激し、明日の活力に繋がる「演劇」の新しい可能性に出会う……もう滾りますね。演劇祭、精一杯盛り上げてまいります!!わっしょい!!【プロフィール】大学在学中より劇団の制作などを経て、松田誠との出会いをきっかけに1998年株式会社ネルケプランニングに入社。以降、同社制作のすべての舞台、およびTVアニメやイベントなど、多岐にわたるキャスティングを担い、幅広い作品作りに貢献。2016年7月に同社社長に就任。プロデューサーとして、2.5次元ミュージカルを中心に、様々なジャンルで作品を生み出している。現在はファミリー層に向けたWelcome Kids Projectを立ち上げ、新たなチャレンジを続けている。舞台の代表作品はミュージカル『テニスの王子様』、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』、 『「Dr.STONE」THE STAGE~SCIENCE WORLD~』他。アニメの代表作品(キャスティング)はTVアニメ『テニスの王子様』、『家庭教師ヒットマンREBORN!』、劇場版アニメ『雲の向こう、約束の場所』(監督:新海誠)ほか。■三島有紀子(映画監督)大阪で生まれ扇町ミュージアムスクエアの裏にあった中学に通っていた自分にとって、関西の演劇はとても身近にあり、エネルギーの磁場みたいなものを感じていました。今回この演劇祭には初めての参加ですし、新しい演劇に出会えることを心から楽しみにしています。【プロフィール】大阪市出身。『幼な子われらに生まれ』(2017) で第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞、第41回山路ふみ子賞作品賞、第42回報知映画賞では監督賞を受賞など国内外で多数受賞。他の作品に『しあわせのパン』『繕い裁つ人』、フランス55館で公開された『Red』(2020) などがある。作品のほとんどが台湾・韓国でも公開。短編『よろこびのうたOde to Joy』『インペリアル大阪堂島出入橋』をオリジナル脚本で発表し、2022年5月イタリア各地で「三島有紀子の世界」が開催された。ドラマではWOWOW『硝子の葦』(原作・桜木紫乃)、NHKドラマ10『半径5メートル』(2021) など。 小説『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』も上梓している。■山本敏彦(株式会社NHKエンタープライズ 第3制作センタードラマ部 エグゼクティブ・プロデューサー)2011年から3年間、NHK大阪放送局に勤務していました。当時は、朝ドラの企画開発、制作に追われ、折角、関西に住んでいるのに、関西の劇場でお芝居を観るチャンスを持てなかったことが、東京に戻ってから非常に悔やまれていました。今回、こんな素敵なチャンスを頂き、今から待ち遠しくてなりません。今回の関西演劇祭の出演者の皆様に会えること、その生の表情やセリフ、立ち振る舞いが見られること、その情熱を込めたお芝居を体感できることを今からワクワクしながら楽しみにしています。【プロフィール】1965年生まれ。山口県出身。1991年にNHK入局。主な担当ドラマ作品に、大河ドラマ『八代将軍吉宗』(西田敏行主演)、『功名が辻』(仲間由紀恵主演)、『新選組!』(香取慎吾主演)、土曜ドラマ『神様の女房』(常盤貴子主演)、土曜時代劇『隠密八百八町』(舘ひろし主演)、連続テレビ小説『かりん』(細川直美主演)、『瞳』(榮倉奈々主演)、『純と愛』(夏菜主演)、木曜時代劇『銀二貫』(林遣都主演)、放送90年ドラマ『高橋是清』(オダギリジョー主演)、土曜時代ドラマ『みをつくし料理帖』(黒木華主演)、ドラマ10『正直不動産』(山下智久主演)など。現在は、株式会社NHKエンタープライズ第3制作センタードラマ部にてエグゼクティブプロデューサーとして、NHKドラマ番組の企画制作、動画配信会社との共同制作、海外TV局・制作会社との共同制作などを準備中。2022年12月には、土曜ドラマ『ひきこもり先生シーズン2』(佐藤二朗主演)の放送が控えている。<スーパーバイザーコメント&プロフィール>■西田シャトナー(劇作家・演出家・俳優・折紙作家)今年も関西演劇祭に参加させていただけることを、心から光栄に嬉しく感じております。これまでのスペシャルサポーターとしての立場に代わり、今回はスーパーバイザーとして、より参加劇団や観客の皆さんの側に立ち応援させていただきます。2019年に始まった関西演劇祭は、世界的感染症拡大や自然災害の中でも感動と笑いを途切れさせず、舞台と夢をつないできました。それは演劇のみならず「人」の逞しさ面白さを証明する道のりだったと感じます。今年もまた新しい才能が集う素晴らしい演劇祭になるでしょう。ご期待ください。【プロフィール】1965年大阪府出身。1990~2000年、劇団「惑星ピスタチオ」の作家演出家として活動。実験演劇と娯楽演劇を融合する作風で、様々な演出手法を開発した。その後、即興劇・古典演劇など様々な演劇作品に携わる一方、近年は『ルパン三世』シリーズなどの映像作品にも参加。2012年に立ち上げから参加する舞台『弱虫ペダル』は2.5次元演劇の潮流の先駆けとなり、今年10周年を迎えてなおシリーズが続く。折紙作家としても長年国内外で作品を発表し続けている。代表作は『破壊ランナー』(1995~2017) など。<公演情報>『関西演劇祭2022』2022年11月12日(土)~20日(日)場所:COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールフェスティバル・ディレクター:板尾創路(お笑いコンビ130R・俳優・映画監督)スペシャルサポーター:野上祥子(ネルケプランニング代表取締役社長)/ 三島有紀子(映画監督)/ 山本敏彦(NHKエンタープライズ エグゼクティブプロデューサー)スーパーバイザー:西田シャトナー(劇作家・演出家・俳優・折紙作家)【参加劇団】かのうとおっさん(大阪)劇団イロモンスター(大阪)劇団なんば千日前(大阪)激団リジョロ(東京)幻灯劇場(京都)芝居処 華ヨタ(大阪)TAAC(東京)Micro To Macro(大阪)ラビット番長(東京)RE:MAKE(大阪)公式サイト::::
2022年10月07日豪華な講師陣を招き、今までの演劇やこれからの演劇を語るトークイベント「ぴあ演劇学校」が2022年10月1日(土)、2日(日) に開催される。ぴあ演劇学校は、ぴあ関西10周年を記念し、1996年2月に大阪・扇町ミュージアムスクエアフォーラムにて実際に行われたイベント。当時の講座を紐解くと、野田秀樹(NODA・MAP)、山西惇(劇団そとばこまち)、高田聖子(劇団☆新感線)が「バトルオブ想像力」と称した“解剖学”の授業を展開したり、真矢みき(宝塚歌劇団花組)、加納幸和(花組芝居)が「男の美学・女の美学」という“美学”の授業を受け持ったり。ちょっと硬派なものから、楽しく笑えるものまで全6科目が行われていた。今回、ぴあ創業50周年を記念して、その伝説的な「ぴあ演劇学校」が復活する。10月1日(土) 21時〜には、「劇団☆新感線42年の激闘とこれから」と題した“歴史学”の授業がPIA LIVE STREAMにて配信される。講師は、劇団☆新感線主宰のいのうえひでのり、同劇団看板俳優の古田新太。聞き手は、大の演劇好きで知られる、フリーアナウンサーの笠井信輔。編集部は、収録現場に潜入。“学校”らしくチャイムの音が鳴り、「起立・礼・着席」の号令でスタートした。スタジオには、劇団☆新感線の全興行年表が掲げられており(その数なんと124興行!)、その年表をもとに、時代を区切りながら、劇団の歴史を振り返っていく。劇団☆新感線は1980年、大阪芸術大学舞台芸術学科の4回生を中心に旗揚げ。つかこうへいの『熱海殺人事件』を卒業記念公演として上演するためだけに旗揚げされたそうだが、「1回で終わらせるのはもったいない」という声に押され、劇団は解散せずに公演を続けたという。その後、古田新太が劇団☆新感線に入った理由や、劇団がつかこうへいのコピー劇団からハードロック・ヘヴィメタルにのせたオリジナル作品を中心とする体制に移行した経緯、「人さらい劇団」と揶揄された“やばい話”などが懐かしい写真とともに語られていく。そして東京の劇場に進出し、熱狂的なファンを獲得しながらスケールの大きい舞台を制作する超人気劇団へと成長していくわけだが、いのうえや古田は当時何を思っていたのか。さらに、2017年に客席が360度回転するIHIステージアラウンド東京のこけら落とし公演として、『髑髏城の七人』をロングラン上演した苦労や、現在上演中の『薔薇とサムライ2 ―海賊女王の帰還―』のエピソードに至るまで、ノンストップで語られていく濃密な授業となった。なお、10月2日(日) はTOKYO FMホールにおけるリアルの授業と、PIA LIVE STREAMにおける配信授業が行われる。内容は、13時30分〜講師:末満健一、聞き手:鞘師里保による「共同幻想の物語と、共同幻想としての演劇」、16時〜講師:野上祥子(ネルケプランニング代表取締役社長)、中野博之(集英社「週刊少年ジャンプ」編集長)、聞き手:阿久津仁愛による「マンガと舞台のステキな関係」、18時30分〜講師:松尾スズキ(大人計画主宰、シアターコクーン芸術監督)、聞き手:安藤善隆(京都芸術大学教授)による「松尾スズキ、その原点と創作の秘密」。チケット発売中。取材・文:五月女菜穂撮影:源賀津己<イベント情報>ぴあ 50th Anniversary 「ぴあ演劇学校」2022年秋期特別講座『ぴあ 50th Anniversary「ぴあ演劇学校」2022秋期特別講座』ロゴ■10月1日(土) 21:00劇団☆新感線42年の激闘とこれから講師:いのうえひでのり(劇団☆新感線主宰)、古田新太(劇団☆新感線)聞き手:笠井信輔(フリーアナウンサー)※この回のみ配信限定復活した「ぴあ演劇学校」のトップを飾るのは、劇団☆新感線主宰である、いのうえひでのりと看板役者の古田新太。劇団の大阪時代から新作『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』までの42年に亘る歴史を語って頂く。この二人だからこそ語れる劇団の真実は、ファンならば絶対に聞き逃せない。また、聞き手のフリーアナウンサー笠井信輔は15年以上にわたって劇団を観劇しているツワモノ。笠井がいのうえ、古田にどう切り込んでいくかも、この授業の注目のひとつだ。公式サイト:公式Twitter:チケット情報はこちら:
2022年09月30日『第25回まつもと演劇祭』が2022年10月14日(金)~10月16日(日)にまつもと市民芸術館他(長野県松本市)他 にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売予定です。カンフェティにてチケット発売予定! 公式ホームページ 昨年、一昨年とコロナで中止となった、第25回まつもと演劇祭。今年は原点回帰で開催!まつもと演劇祭は全国最大規模の地域演劇祭を目指して今年で25回目を迎えます。秋の週末に最高のシーズンを迎える松本市の中心街を舞台に、街歩きと観劇を同時に楽しめる演劇の祭典!コロナを乗り越えて演劇の底力をお楽しみください。過去公演の様子過去公演の様子公演概要『第25回まつもと演劇祭』公演日:2022年10月14日(金)~10月16日(日)会場:まつもと市民芸術館他(長野県松本市)他■会場と出演団体・まつもと市民芸術館「作田令子×神戸カナ」・信濃ギャラリー「アルプス乙女ユニオンズ」・上土劇場「幻想劇場◎経帷子」・ふれあいホール「信州大学劇団山脈&劇団(人間)山脈」・上土会館2階「劇団LOSTWAKER」「全国地域劇団映像館」 会場/上土シネマ地下劇場全国の地域劇団の公演映像を、旧映画館で連続上映!■スタッフまつもと演劇連合会■タイムテーブル10/14(金)19:00~10/15(土)11:00~10/16(日)11:00~※開場は、開演の30分前■チケット料金一般パスポート:2,000円U25パスポート:1,000円(全席自由・税込)※全ての公演に使えます過去公演の様子過去公演の様子過去公演の様子 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月22日新国立劇場演劇研修所が、7月から11月までの毎月1回オンラインにてオープンスクールを開催することを発表した。新国立劇場演劇研修所では次代の演劇を担う舞台俳優の育成を目的とした講座を実施。基礎訓練やシーンスタディ、朗読劇、試演会など3年間の実践的なカリキュラムが組まれており、修了生は新国立劇場主催公演をはじめ、他劇場での数多くの作品に出演するなど幅広く活躍している。カリキュラムの様子オープンスクールでは入所を検討している、あるいは演劇を学んでみたいという人のために、本研修所の講師陣を揃えた授業の一部を公開。オンラインで自宅など好きな場所で体験することができ、1日で終了するプログラムとなっている。また、各回最後には現役研修生たちが質問に直接答える座談会も組まれる。新国立劇場演劇研修所のご紹介<オープンスクール情報>【開催日】2022年7月23日(土)、8月27日(土)、9月25日(日)、10月29日(土)、11月26日(土) ※各回13:25~17:20※レッスン内容は各回によって異なります。複数回の受講も可能。※定員20名【参加費】各日1,000円(税込)※銀行振込【スケジュール】13:25~13:30 事前説明13:30~14:20 クラス114:30~15:20 クラス215:30~15:50 宮田慶子演劇研修所長による説明映像15:50~16:10 研修所概要 / 選考試験の説明16:20~17:20 現役研修生との質疑応答【クラス内容&講師】7月23日(土)クラス1:「声とことば」講師 飯原道代クラス2:「マイズナー・テクニック」講師 ボビー中西8月27日(土)クラス1:「戯曲を読んでみる」講師 田中麻衣子クラス2:「トレーニング」 講師 柴田彰彦9月25日(日)クラス1:「声」 講師 竹田まどかクラス2:「特別ワークショップ」 講師 小林七緒10月29日(土)クラス1:「歌唱」 講師 伊藤和美クラス2:「マイズナーテクニック」講師 ボビー中西11月26日(土)クラス1:「声」 講師 窪田壮史クラス2:「トレーニング」 講師 柴田彰彦【参加条件】・演劇研修所への入所をお考えの、17歳以上・30歳以下の方。俳優の経験は問いません。・全時間帯参加できる方・Wi-fi等の回線が整いオンラインでの参加ができる方・声を出したり、軽く動いたりできる環境がある方【受付期間】7月23日(土) の回:7月4日(月) ~13日(水)8月27日(土) の回:8月8日(月) ~17日(水)9月25日(日) の回:9月5日(月) ~14日(水)10月29日(土) の回:10月11日(火) ~19日(水)11月26日(土) の回:11月7日(月) ~16日(水)【注意事項】1日で終了するオープンスクールです。日程によって一部内容が異なりますので、お申し込みの際は十分ご注意ください。応募多数の場合は抽選となります。結果はメールにてお知らせいたします。参加費の支払い方法につきましては、当選後、別途ご連絡いたします。詳細・お申込みはこちら:
2022年07月08日今年2月に発表された第29回読売演劇大賞で、優秀女優賞を受賞した倉科カナさん。贈賞式当日にアップしたインスタグラムには「これからも(中略)純粋に演劇へのトキメキを大切に精進していきたい」と演劇愛溢れるコメントを綴っていた。その人の受賞後1作目の演劇作品は、一昨年、上演を目前に世情によりやむなく中止となっていた主演舞台『お勢、断行』だ。―― 一昨年の公演は、初日前日に中止を発表。キャストに中止が知らされたのはその前の日だとか。倉科カナ:中止になったのは誰のせいでもない仕方のないことだけれど、ここまで作ってきたこの子をどこにやったらいいの?みたいな行き場のない気持ちになりました。ただ恵まれていたのは、すぐに、2年後にやりましょうって話になったこと。そのままなくなってしまう公演も多いなか、いろんな方のご尽力のおかげだなと。――中止発表後、関係者だけでゲネプロ(本番同様におこなう最終稽古)をおこなったそうですね。倉科:かっこよかったですよ、皆さん。明日の公演はないとわかっているのに、衣裳をもっと良くしようと改良してくださったり、最後の最後までより良いものを追求するために走ってくださる姿が、なんだかとても美しかったです。――2年を経て、同じ作品にどう向き合おうと思っていますか。倉科:私としては、あらためて一から作品に向き合ってみようかなと考えています。もともと目の前のものに全力投球して過去は忘れちゃうタイプですし、この2年の間に素敵な作品と巡り合えて、すごく糧になったので、その経験値を持って再び向き合ったらどうなるか、私自身も楽しみなんです。演劇が好きだからこだわってやりたい。――それこそ読売演劇大賞でノミネートされた『雨』も『ガラスの動物園』も素晴らしかったです。倉科:こまつ座さんの『雨』は、井上(ひさし・脚本)さんと栗山(民也・演出)さんのタッグの舞台で、いろんな先輩からこまつ座の作品は絶対経験したほうがいいよと言われていたんです。だから栗山さんから声をかけていただいたときは、本当に嬉しくて。井上さんの戯曲は言葉にとても力があるんですが、栗山さんの演出がそれを最大限に光らせるんです。言葉遊びみたいなセリフを、自分の言葉として質感を感じるように演出してくださり、すごく勉強になりました。一方、『ガラスの動物園』の上村(聡史)さんの演出は、もっとフラットだったんですよね。こう見せたいということよりも、相手の感情をしっかり受け取ったうえで言葉を返していくという当たり前のことをとても大事にされていたというか。今回の作品は、江戸川乱歩さんの小説に出てくるお勢というキャラクターを使ったオリジナル作品とはいえ、乱歩の幻惑的な世界観があります。でも、栗山さんや上村さんの現場で学んだリアリズムみたいなものは、生かしていけたらなと思っています。――今、演劇に対してすごく情熱を持って臨まれていらっしゃいますが、演劇の何がそこまで倉科さんを惹きつけたんでしょう。倉科:なんだろう…私が出会ってきた演劇に携わっている皆さんが、損得勘定ではなく純粋にいい作品を作って届けたいっていう想いの純度が高く、素敵だったことは大きいのかもしれないですね。――観るのもお好きでしたか?倉科:好きですね。いろんなものを駆使して劇場中継を録画していますけど、すぐにいっぱいになるから必死にブルーレイに落として…。――ただの演劇ファンです(笑)。倉科:目の前で俳優さんたちが役柄として生きているのが好きなんですよね。その数時間に向けて多くのスタッフさんもすごい集中力で動いていて、完成した作品を観ると美しさに心が洗われるんです。観客としても、この人たちが今ここに生きている目撃者として一緒に芝居を作っているという感覚になるし、長時間の作品では観客同士の不思議な絆が生まれたりもして。その観客と作り手側がフェアな関係にあるところも好きなんです。――きっかけは何でした?倉科:舞台のお仕事を始めた頃は、演劇がすごく苦手だったんです。このままでは嫌いになりそうだと思って、マネージャーさんに舞台の仕事を1年に1本は入れてくださいとお願いしました。それが13~14年くらい前。でも、『タンゴ・冬の終わりに』(’15年)という清水邦夫さんの作品で、みんなで作っていくのはキツいけれど楽しいと思えたんですよね。稽古場には、たくさんのスタッフさんもいて、本当に家族みたいな感覚があって。だから舞台に関しては、妥協して出たいとは思わないです。私の中ではお仕事としてではなく好きだからやりたい分野で、だからこそしっかり時間を取ってこだわってやりたいです。――嫌いになりそうだから年に1回入れてください、ってすごいことをおっしゃるんですね。倉科:ここで逃げたら、たぶんもう戻ってこれない気がしたんですよね。――でも、他に活躍する場所はたくさんあるわけですし…。倉科:でも、苦手ってことは弱点なわけじゃないですか。逆に考えれば、それだけ伸び代があるということで、そこを伸ばして強みにしたら弱点がなくなる。弱点を作りたくなかったんです。でもそうしたら、いつの間にか演劇に魅了されていて、観るのも出るのも大好きになっちゃいました。今は自分の中で演劇に対してはビジネスの意識がないんです。演劇をやっていると、心がすごく安定するんですよね。――今は演劇の何を楽しいと?倉科:お稽古でいろいろ模索できるというところかもしれないです。映像だと瞬発性を求められて、これでよかったのかなという気持ちになることもあるんですが、演劇は稽古があるので、そこのフラストレーションは少ないです。最初はぎこちなかったお芝居が少しずつ噛み合うようになって、さらに広がっていく瞬間に携わると…もうトキメキしかないです。花開いたぁ~って。その瞬間に立ち合えていることがすごく幸せで。――演劇作品で、とくに惹かれるのはどんなタイプのものですか?倉科:やっぱり近現代の名作が好きですね。『ガラスの動物園』のテネシー・ウィリアムズも大好きです。普遍的なものを描いていて現代に投影できるというのは、とってもロマンがあるし演劇の良さだと思うので。でも、KERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんの作品…とくに、小野寺(修二・振付)さんとタッグを組んで作られている舞台の独特な展開にも惹かれます。倉科カナさん主演の舞台『お勢、断行』は、5月11日(水)~24日(火)まで世田谷パブリックシアターにて上演。兵庫、愛知、長野、福岡、島根でも公演あり。江戸川乱歩の小説『お勢登場』の主人公で稀代の悪女といわれるお勢を題材に、作・演出の倉持裕が創作したオリジナル。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515くらしな・かな1987年12月23日生まれ、熊本県出身。連続テレビ小説『ウェルかめ』のヒロインとして注目され、以降、数々のドラマや映画で活躍。近作にドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』。現在、主演ドラマ『寂しい丘で狩りをする』(テレビ東京)、ドラマ『正直不動産』(NHK)が放送中。第29回読売演劇大賞優秀女優賞受賞。トップス¥30,800パンツドレス¥99,000(共にヘンネ/ヘンネ カスタマーサポートcustomer@haengnae.com)シューズ¥148,500(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン TEL:03・6804・2855)イヤカフ¥4,200(トゥワクリム/エスタードジャパン TEL:03・5413・4807)ネックレス¥154,000リング¥37,400(共にブランイリス/ブランイリス 東京 TEL:03・6434・0210)※『anan』2022年5月18日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・道端亜未ヘア&メイク・草場妙子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月13日バーチャルな世界で学園生活を楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、春の学園祭『2022皐月祭』を実施します。ユーザーイベントの祭典・春の学園祭『2022皐月祭』には、50のユーザー団体および企業が出展いたします。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( にて、春の学園祭『2022皐月祭』の出展団体をお知らせします。キャラフレ - charafre.net : キャラフレ|2022皐月祭春の学園祭『2022皐月祭』■ 開始/終了日程5月14日(土) 21:00 ~5月29日(日) 21:00□ 開会式5月14日(土) 21:00~□ 閉会式5月29日(日) 21:15~出展団体のご紹介運動場テントブース・ひななプロジェクト・ネコミミクオリティーズ・歴史研究部・「みんなで育てるキャラフレ」同盟・合同会社 ナノダイナミクスエアロスペース・翔栄モード研究所・辻蔵さんが好きなことをするサークル・CCA~シュシュエール~・CSSSWWML(タブン…カメ研?)・クイズ研究会・スクリプト研・shining life・Aⅲ’s(アイス)・カリッシュ事務局・「GCC」・伊東温泉フロンティアーズ・合同福祉サークル 「Angie」・舞龍総合事務局・いいね!プロジェクト推進委員会校舎内部活ブース・ねこねこ写真館・童謡・唱歌友の会♪&Classical Music友の会♪共催・ミニゲーム制作同好会・翔愛学園鉄道友の会・愛を求めるハリセンうさぎ団(アムド)・「学校」「虹の足」制作委員会・翔愛さんぽ倶楽部・天文部&天文部・七夕イベント製作委員会・TMG (Towahara Music Gallery)・CRF48・ナッツ&プティン部・写真同好会・翔栄交通研究会・ぱんだんすを広める会・キャラフレインディーズ (CFI)・ハピネス事務局・オリジナルイラストの会・なっとう部・ネットラジオDJ部・ゆどうふ・一条 蜜希(キャラフレユーザーアイドル)・ストーンマニア協会・黒ノ州~クロノス~・765プロダクション・天使研究会(仮)・Ranampia事務所・おいでよ♪なぞ部・小梅Adv・ゆかり王国 翔愛支部・小説部(black of the cafe)ステージイベント・開会式終了直後~23:00|CSSSWWML(元…カメ研?)・5月15日(日)22:00〜23:00|Ranampia・5月20日(金)22:00~23:00|CCA~シュシュエール~・5月20日(金)23:00~23:59|ネットラジオDJ部・5月21日(土)21:00~22:00|童謡・唱歌友の会♪&Classical Music友の会♪・5月21日(土)22:00~23:00|TMG (Towahara Music Gallery)・5月21日(土)22:00~23:00|ひななプロジェクト・5月21日(土)23:00~24:00|CRF48withあまなっ党・5月22日(日)21:00~22:00|ストーンマニア協会・5月22日(日)22:00~23:00|ハピネス・5月22日(日)23:00~23:59|カリッシュ・5月27日(金)22:00~23:00|ゆかり王国・5月27日(金)23:00~23:59|天使研究会(仮)・5月28日(土)21:00~22:00|アイドルユニット「瀬崎汐菜」・5月28日(土)22:00~23:00|キャラフレインディーズ(CFI)・5月28日(日)23:00~23:59|765プロダクション以上 全50団体が出展ショッピングモール「テーマくじフロア」にて、『アメリカンダイナー』販売2022年5月6日(金)17:00~ショッピングモールの「テーマくじフロア」では、学園祭の模擬店で活躍しそうな、ウエイトレス/ウエイター風衣装『アメリカンダイナー』が販売開始です。1回200コインでトップスやボトムス、靴・アクセなどのアバターアイテムが当たります。※お買い求めには、コイン(有料ゲーム内通貨)が必要です。テーマくじ『アメリカンダイナー』キャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。学園生活コミュニティ「キャラフレ」キャラフレの特徴・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、無料ポイントと交換。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月06日動画配信サービス「U-NEXT」が、札幌国際短編映画祭、知多半島映画祭、関西クィア映画祭との連携を発表。本日4月18日(月)より、札幌国際短編映画祭、知多半島映画祭のノミネート作品が配信スタートした。これまで「U-NEXT」では、東京国際映画祭、下北沢映画祭、東京学生映画祭、未体験ゾーンの映画たち、TOKYO青春映画祭など、全国の映画祭と連携してきた。そして今回新たに、札幌国際短編映画祭、知多半島映画祭との連携をスタート。関西クィア映画祭とは2年目の連携となった。札幌国際短編映画祭では、世界各国から集めた30分以下の短編映画を上映。第16回となる2021年は、世界105の国と地域から2960作品が集まり、その中から厳然された112作品を上映。「U-NEXT」では、ノミネート作品の中から8作品を配信する。また知多半島映画祭は、2011年、知多半島への強い思いとともに立ち上がった映画祭。全国からショートフィルムを募集して優秀作品を上映しており、今回は、これまでにノミネートされた作品の中から5作品を配信予定。そして、「クィア」を切り口に「性」をテーマにした映像作品を上映する関西クィア映画祭からは、2021年に開催された映画祭で上映した作品を配信する。(cinemacafe.net)
2022年04月18日アニエスベーでは、今年も「京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE 2022」をサポートします。国内で開催される数少ない国際的な写真祭として知られる本祭は、今年で開催10周年。この記念すべき年に、アニエスベーでは、琵琶湖疏水記念館で開催されるフランスのフォトジャーナリストSamuel Bollendorff(サミュエル・ボレンドルフ)の写真個展「人魚の涙」をサポートしています。「アニエスべー 京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE 2022」1974年生まれのサミュエルは、1999年から2010年までフォトジャーナリズムやドキュメンタリーフォトを中心とした写真家のコレクティブOEil Public Agencyのメンバーとして活動をし、フランスのルイ・リュミエール校で写真技術を学びました。パリの美術学校で学ぶことで、作品の形式美についてより造詣を深めると共に審美眼を身につけ、その後フリーランスフォトグラファーとして、病院、学校、警察、刑務所などの社会問題を取り上げたドキュメンタリー作品を発表しています。その一方で、環境汚染など目に見えない問題にも取り組んでおり、2018年には世界を一周。化学、鉱業、原子力産業など、21世紀に人間によって汚染された世界各国の地域に焦点を当てた作品「Contaminations」を制作し、何十年、何百年にもわたって生物の生息に適していない地域に変えてしまった救いようのない産業汚染の事例を取り上げています。Samuel Bollendorff(サミュエル・ボレンドルフ)は、アニエスベーが創設しサポートし続けている、海洋探査船タラ号プロジェクトのレジデンスアーティストの一人でもあります。ヨーロッパの主な河川9本とその河口が接する海のマイクロプラスチックの調査を行った2019年に、タラ号に乗船し、その後作品を発表。本個展でもその作品の一部を展示します。(C)Samuel Bollendorff(C)Samuel Bollendorff■京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE 2022/Samuel Bollendorff「人魚の涙」展示会期:2022年4月9日~5月8日会場 :琵琶湖疏水記念館※詳しくはKYOTOGRAPHIEオフィシャルウェブサイトをご確認ください。 ■イベント情報1. トークセッション “The Future is Ours”日程 :2022年4月10日 10:00~11:30会場 :Noku Hotel B1F登壇者:サミュエル・ボレンドルフ/日比野克彦(アーティスト/東京藝術大学学長/タラ オセアン ジャパン 理事)/シルバン・アゴスティーニ(海洋学者/タラ オセアン ジャパン 理事)/(司会)パトゥイエ・由美子(タラ オセアン ジャパン 事務局長)※定員あり/下記サイトで、事前ご予約のみにてご来場を承ります。※詳しくは、KYOTOGRAPHIEオフィシャルウェブサイトで順次アップデートされます。 2. サミュエル・ボレンドルフによる「人魚の涙」解説ツアー日程:2022年4月9日 14:30~15:30会場:琵琶湖疏水記念館※定員あり/下記サイトで、事前ご予約のみにてご来場を承ります。※詳しくは、KYOTOGRAPHIEオフィシャルウェブサイトで順次アップデートされます。 サミュエル本人が「人魚の涙」展で展示している全作品を解説。より本展を理解し楽しめる貴重な機会です。3. 対談:サミュエル・ボレンドルフ×ルシール・レイボーズ(KYOTOGRAPHIE共同設立者/共同ディレクター)日程:4月17日 17:00~18:30会場:八竹庵(旧川崎家住宅) 2F イベントラウンジ詳しくは、KYOTOGRAPHIEオフィシャルウェブサイトをご確認ください。 4. サミュエル・ボレンドルフ マスタークラスコンセプトープロジェクトが構想からかたちになるまで日程:4月16日 11:00~18:00会場:Noku Kyoto※有料/詳しくは、KYOTOGRAPHIEオフィシャルウェブサイトをご確認ください。 ■限定商品トートバッグ 3,190円(税込)アニエスベーの一部店舗及びKYOTOGRAPHIE OFFICIAL STANDにて4月15日から発売!アニエスベーのハンドライティングで!“J’aime Kyoto…et J’aime Kyotographie”とプリントされた特別なデザインです。■琵琶湖疏水記念館にアニエスベーのポップアップカフェが登場アニエスベー ポップアップカフェKYOTOGRAPHIE 2022会期中4/8~5/8の期間限定で、琵琶湖疏水記念館にブルーボトルコーヒーが運営サポートをするアニエスベーのポップアップカフェが登場!テラスで営業されるこのカフェで春の暖かな日差しを浴びながら、KYOTOGRAPHIEや京都巡りの休憩にご利用ください。■「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」期間中に、サミュエルも乗船したタラ号のイベントが京都市内にて同時開催>>>詳細はこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月08日翔愛学園の生徒になって楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、毎年恒例の『学園祭』イベントを実施します。キャラフレが最も盛り上がる年2回の学園祭『2022皐月祭』は、5月14日から5月29日までの期間限定イベントです。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( )にて、春の学園祭『2022皐月祭』開催の日程をお知らせします。春の学園祭『2022皐月祭』キャラフレの学園祭とは翔愛学園の生徒になって楽しむ学園生活コミュニティ『キャラフレ』では、2010年のサービススタートより、年に2回の『学園祭』イベントを実施しています。通算24回目となる今回の学園祭は、バーチャルな学園内でユーザー同士が集まって行っている部活動やサークル活動の中でアイデアを出し合って、創作ストーリーやミニゲームを発表したり、オリジナルアイテムを配布するものです。昨年の11月に行われた秋の学園祭では55団体もの出展がおこなわれ、たいへん賑わいました。今回も団体ごとに得意分野を活かした、個性豊かな出展ブースが並ぶことでしょう。『キャラフレ』は、基本プレイ無料・アイテム課金のブラウザゲームで、どなたでも手軽に登録し、すぐに楽しんで頂けます。今なら、すでに活動中の部活に参加して、学園祭を創る活動にも間に合います。新型コロナ禍のこの時期に、ご自宅のPCやスマートフォンから学園祭を気軽に体験してください。2022皐月祭 日程2022年5月14日(土) 21:00 ~ 5月29日(日)21:00キャラフレ - charafre.net : テントブース出展募集皐月祭期間中は運動場にテントを張り、特設ブースを設けています。特設ブースでは学園を卒業したOB・OG生やカレッジ生徒を中心としたサークルによる出展と、企業や外部団体による期間限定アイテムの販売や交流会、コンテンツ配信をおこないます。※テントブース出展に関するお問い合わせ: info@charafre.net 運動場特設テントブースキャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。キャラフレの特徴・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。・2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、無料ポイントと交換。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月31日文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞の話題沸騰の演劇漫画「ダブル」が千葉雄大、永山絢斗のW主演でWOWOWで実写ドラマ化されることが決定し、特報映像が解禁となった。原作は「わたしの宇宙」や「潜熱」などの野田彩子による同名漫画(「ふらっとヒーローズ」連載中)。演劇、役者の世界を描いた異色の漫画として話題を呼び、2020年には第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した。ファンの間でも実写化が期待されていた作品であり、この度満を持しての連続ドラマ化となる。主人公は、天性の才能を持った俳優と、彼の才能をいち早く見出し世に送り出そうと支える“代役”俳優の2人。天性の魅力と秘めた才能を次第に開花させていく宝田多家良(たからだ たから)役に千葉雄大。自身も「世界一の俳優になりたい」という夢を抱きながら、多家良の才能に惚れ込み、演劇のいろはを教え生活も支えるもう一人の主人公・鴨島友仁(かもしま ゆうじん)役に永山絢斗。年齢も同じで誕生日も2日違いという同世代でありながら本作で初共演となる2人が“ダブル”主演として、緊張感のある共依存関係の役者2人を演じる。監督は、『十三人の刺客』、『シン・ゴジラ』などに助監督として参加、三池崇史、庵野秀明、樋口真嗣などに師事し、本作が連続ドラマ初チーフ監督となる新鋭・中川和博。脚本は、『恋せぬふたり』『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の吉田恵里香が務める。プロデューサー、監督、脚本、主演と30代のクリエーターが集結し、この世代にしか作れない“ヒリヒリとした熱い人間ドラマ”を描き出す。さらに、原作と同様にドラマにも、下北沢の街、スズナリ劇場など演劇ファンも必見のロケーションが登場。このたび公開された特報映像では、彼らが舞台に立つ姿や葛藤する様子が映し出され、物語の世界観が垣間見える内容となっている。追加キャストなど今後の情報に注目したい。■千葉雄大(宝田多家良役)コメント白羽の矢が風に流れて僕のもとへ。演るからには精一杯出しきります。友仁さん役の絢斗くんは同い年で誕生日も2日違い。僕たちなりのダブルをたのしみにしていただけたらと思います。いい現場です。■永山絢斗(鴨島友仁役)コメント宝田多家良と鴨島友仁。二人の関係が微笑ましくて切なくて、この物語のファンになりました。他の登場人物もそれぞれとても魅力的で、それを演じる役者さんも自分の好きな方ばかりですし、同世代の役者さんとW主演の作品をやってみたいと思っていたので、今回同い年の千葉雄大くんと共演できるのも嬉しい限りです。『現在と未来が希望に輝いていたあの過去はどこに消えたんだ』三人姉妹の劇中台詞が友仁の心情にモノローグの様にかかったり、イマジナリー友仁として多家良の前に現れたりと、このドラマならではの効果的なシーンが随所にあり、観ていただける方にきっと楽しんでもらえる作品になると思います。舞台経験のあまりない自分が劇団員の役をやらせてもらうのは大変恐縮ですが、友仁を通して色々な発見を出来るように最後まで楽しみながら向き合います。WOWOWオリジナルドラマ「ダブル」(全10話)は6月4日(土)22時30分~放送・配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月03日株式会社スーパーエキセントリックシアターが制作協力を行う、2022年1月20日(木)から開幕の『日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演「中島鉄砲火薬店」』のメインビジュアルが解禁となりました。本作品は、新撰組隊士中島登が箱館戦争終結後、残りの人生を送った浜松での暮らしを描いた作品。メインビジュアルは市立函館博物館に所蔵されている、中島登が描いた『戦友絵姿』より、土方歳三をモチーフにしております。メインビジュアル表メインビジュアル裏本公演は、新進演劇人に上演の場を提供することにより、新進芸術家の育成を図ることを目的とした、「日本の演劇人を育てるプロジェクト」の事業として上演されます。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズや舞台『幽☆遊☆白書』など、2.5次元舞台の第一線で活躍する伊藤栄之進が、2012年にSET(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)の劇団員が立ち上げたブレーメンプロデュースに書き下ろした作品。10年の時を経て、初の再演に挑みます。主人公の中島登役に唐橋充を迎え、小西成弥、田村心、大見拓土、松井勇歩、市橋恵、福永マリカ、飯野雅彦、栗原功平、高木トモユキ、松本寛也ら、11名の素敵なキャストが揃いました。ぜひご注目ください。中島鉄砲火薬店ビジュアル■「中島鉄砲火薬店」 公演概要~あらすじ~新撰組隊士として箱館戦争を戦い抜いた中島登は浜松に移り、後妻を迎えて静かに暮らしていた。登は、先妻との間に生まれ離れて暮らしていた息子の登一郎を呼び寄せる。ある日、かつての仲間である大島が訪れ、元新撰組隊士たちが不審な死を遂げていると切り出す…◆タイトル日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演「中島鉄砲火薬店」◆脚本・演出伊藤栄之進◆CAST唐橋充/小西成弥/田村心/大見拓土/松井勇歩/市橋恵/福永マリカ/飯野雅彦/栗原功平/高木トモユキ/松本寛也◆会場新国立劇場小劇場◆公演期間<2022年1月20日(木)~1月27日(木)>2022年1月20日(木) 19:00~2022年1月21日(金) 19:00~2022年1月22日(土) 13:00~ 17:00~2022年1月23日(日) 13:00~ 17:00~2022年1月24日(月) 19:00~2022年1月25日(火) 19:00~2022年1月26日(水) 14:00~ 19:00~2022年1月27日(木) 14:00~※開場時間は開演の30分前 ※未就学児童入場不可◆料金(全席指定・税込)前売り 7,000円当日 7,700円学生 4,000円(高校生以下)◆チケット一般発売2021年12月4日(土)・チケットぴあ ※PC/スマートフォン共通 Pコード:509-452・イープラス ※PC/スマートフォン共通 ファミリーマート店内端末「Famiポート」(直接購入可能)・ローソンチケット Lコード:35807 ローソン、ミニストップ店内端末「Loppi」(直接購入可能)・東京音協オンラインチケット ◆公式サイト ◆公式Twitter@Nakajimateppou◆制作公益社団法人日本劇団協議会◆主催文化庁 公益社団法人日本劇団協議会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月24日毛利亘宏(少年社中)が新たに立ち上げた演劇ユニット、「演劇の毛利さんThe Entertainment Theater」の本格始動となるvol.1『天使は桜に舞い降りて』の出演者が決定。2022年1月、東京・サンシャイン劇場を皮切りに行われる公演の概要も発表された。今年1月にVol.0と称して『星の飛行士』を上演してから約1年、本作が「演劇の毛利さんThe Entertainment Theater」本格始動となる。『桜』の物語から生まれる『再生』をテーマにした作品という本作を彩る出演者は、荒木宏文、夢咲ねね、三津谷亮、伊崎龍次郎、大薮丘、星元裕月、相澤莉多、エリザベス・マリー、ザンヨウコ、川本裕之、井俣太良、山本亨。儚く、そして、切ない、繰り返される“絶望”と“再生”の物語を描く。2022年1月6日(木)~16日(日)東京・サンシャイン劇場、1月22日(土)・23日(日)愛知・名古屋市公会堂 大ホール 、1月28日(金)~30日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。【公演概要】演劇の毛利さん The Entertainment Theater Vol.1『天使は桜に舞い降りて』脚本・ 演出:毛利亘宏(少年社中)出演:荒木宏文夢咲 ねね三津谷亮伊崎龍次郎大薮丘星元裕月相澤莉多エリザベス・マリーザンヨウコ川本裕之井俣太良山本亨<東京公演>2022年1月6日(木)~2022年1月16日(日)・サンシャイン劇場<愛知公演>2022年1月22日(土)・23日(日)・名古屋市公会堂 大ホール<大阪公演>2022年1月28日(金)~2022年1月30日(日)・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ公演特設HP: 公演Twitter:
2021年11月22日有名無名を問わず実力勝負で選ばれた10劇団が舞台を披露する『関西演劇祭2021』が2021年11月20日(土)からクールジャパンパーク大阪SSホール(大阪市中央区)で開幕する。1980〜90年代に日本中を席巻した関西小劇場ブームは、現在のエンタテインメント界を率いるクリエイターや役者を輩出。そんな彼らに続く新たな才能を、再び関西から発信しようと立ち上がった「関西演劇祭」。2019年9月にスタートし、今回で3回目となる。開幕まで1ヶ月を切った10月23日(土)、都内で記者会見が行われ、この日実行委員長就任が発表された吉岡里帆をはじめ、フェスティバル・ディレクターの板尾創路、スペシャルサポーター(審査員)の西田シャトナー、行定勲、一色隆司が登壇した。吉岡里帆は実行委員長という肩書について「荷が重い」と話しつつも、「大人の文化祭のようで本当に楽しい演劇祭になりそう。演劇の面白さはもちろん、今回新しく決まったメンバーの方も大勢いらっしゃると聞いているので、新しい魅力を発信して、演劇を心から楽しむということを努めていきたい」と挨拶。吉岡自身、観劇体験が俳優を志すきっかけだったという。「初めて見た演劇が素晴らしい演劇で、まさに人生の転機となる日だった。劇場がどんなサイズであれ、幕が上がると、世界がうわっと広がっていく感覚を初めて体験して。なんてパワーのあるジャンル、空間づくりなんだろうと感動したことを今でも鮮明に思い出せる」と話す。その上で、演劇の魅力については「まずその場でしか見られないという生ものの貴重さや、そこにいた人だけが共有できる価値みたいなものが演劇の魅力。なので、自分も演劇に携わって、とても面白いものだなといつも思うが、まだ演劇の面白さを知らない方にもその魅力をぜひ知っていただきたい」と語った。そして、「演者が発しているエネルギーに劇場で出会ったときにすごく感動するので、剥き出しで作品と向き合っている方と出会いたい。真剣勝負が一番楽しみ」と期待を寄せた。コロナ禍で多くの演劇が中止や延期に追い込まれた。そうした現状について吉岡は「心が痛い」というが、一方で「自分は演劇が好きで、やっていくんだと強い意思を持つようになった」とも話していた。公演は11月28日(日)まで(※25日は休演日)。出場劇団は、劇想からまわりえっちゃん(東京)、劇団不労社(大阪)、劇団5454(東京)、劇団レトルト内閣(大阪)、試験管ベビー(愛知)、創造Street(大阪)、project真夏の太陽ガールズ(大阪)、メガネニカナウ(大阪)、猟奇的ピンク(大阪)、笑の内閣(京都)。関西演劇祭はクラウドファンディングに挑戦中( )。集まった資金は、より多くのの人々に演劇を楽しんでもらうための映像作成費などに活用されるという。取材・文・撮影:五月女菜穂
2021年10月25日今年も「関西演劇祭」が開催される。“つなぐ”をテーマに、2019年から劇団・お客様・審査員やスタッフなど、参加するすべての人をさまざまなカタチでつないできた演劇祭。3回目となる今年も、有名無名問わず、厳選された10劇団が参加するという。審査員として、2019年・2020年同様、フェスティバル・ディレクターとして板尾創路、スペシャルサポーターとして西田シャトナー、行定勲、初参加となる一色隆司が参加。そして実行委員長を、関西小劇場出身の吉岡里帆が務める。板尾と吉岡に話を聞いた。「“参加したい”という劇団が増えている、心地いいお祭りなんやなと」(板尾)――「関西演劇祭」、3回目の開催となります。立ち上げから参加されている板尾さんはどのようなお気持ちですか?板尾2年間やってきてすごく手応えがあります。去年も、コロナ禍だったにも関わらず、とてもいい演劇祭になりました。今年も去年にも増して盛り上がりそうで、すごく楽しみですね。――手応えというのは?板尾「参加したい」という劇団が増えているんです。これは、僕らも告知はしていますが、それ以上に、今まで参加した劇団さんから広まっていることで。一度出てくれた人も、「また出たい」と言ってくれていますし、「ああ、心地いいお祭りなんやな」と。それがなによりです。そうやってどんどん広がっていっている感じはすごく嬉しいですね。――吉岡さんは今回、実行委員長として初めて参加されますが、いかがですか?吉岡私は関西出身で、関西の演劇にすごく背中を押されて今この仕事をしているので、面白い世界なんだということは一番感じていますし、あの世界とまだ出会ったことのない人には知ってほしいという気持ちがあります。だから今回、「実行委員長」という肩書は重いですが(笑)、参加できることはとても光栄です。私自身、東京で仕事をするようになって何年も経つので、当時の関西と今とで変わっている部分もたくさんあるでしょうし、新しい気持ちで新鮮に踏み込んでいくことができそうです。――吉岡さんが小劇場に立たれていた頃の関西は、どんな印象がありますか?吉岡私は京都にいたのですが、劇場が多かった印象があります。「演劇の街」と言われていて、公演を打てる場所もたくさんあって、新しい演劇が生まれる仕組みのようなものができてたように思いますし、演劇に対して街が温かかった。今は当時より劇場が少なくなったと聞いているので、そういう意味でもこういう演劇祭があること……自分たちの公演を打つこともそうですし、演劇というものをより知ってもらうための場があることは、すごくいいなと思いますね。それにちょっとうらやましいです。当時の私もきっと「出てみたい」と思っていたでしょうし。だって板尾さんに見てもらえるんですよ?板尾ははは!吉岡自分たちの演劇を板尾さんに見てもらえたら、めっちゃ嬉しいです。私だったらめちゃくちゃテンション上がります。もちろん今も見てほしいですけど(笑)。板尾観に行きます(笑)。吉岡これからもっと活躍していきたいと思っている人にとっては、きっかけの日になったりもするのかなと思います。何が転機になるかわからないので。こういう日に自分も一緒に関われるということは、とても嬉しいです。観客・審査員とともに対等な感覚で意見を交わす刺激的な空間――この演劇祭では、1コマ2劇団がそれぞれ45分の公演を行い、各公演後に“ティーチン”という時間が設けられています。“ティーチン”では、板尾さんや西田シャトナーさん、行定勲さん、一色隆司さんというサポーター(審査員)と観客が、今観た芝居に対して質問をできる。これがすごく特徴的で面白いなと思います。吉岡面白いですよね。しかも褒めるだけじゃなくてダメ出しもしてくれるのがとてもいいなと思いました。審査員の皆さんも、上からいくのではなく、もっと対等な感覚で、本当に思ったことをおっしゃっている感じ。そういう時間は面白いし、刺激的ですよね。板尾「あれはこういう意味でよかったの?」とか聞いてみると、意外と違ったりもするんですよ。それを聞いてお客さんも「なるほど」と思うし。なんか、お芝居の見方として、あり得ない感じですよね(笑)。他ではなかなか。吉岡すごいと思います。行定さんが「フェスっぽい一面もある」とおっしゃっていたのですが、でも、フェスでライブして、そのあと観客に「どうだった?」って……板尾ははは!吉岡それで観客も「あそこの音が」とか「もっとできたでしょ!」とか言うフェス、聞いたことないですよね(笑)。でもだから3年目があるんだなとも思います。板尾今改めて思いますけど、お客さんには“見せて”いるんだけど、“さらして”いる部分もすごくある。通常のちゃんとした演劇公演にはない何かがありますね。この面白さって人に説明しにくいんですよ。「こうだから面白いよ!」とハッキリ当てはまるようなことがない。だからやっぱり観に来ていただかないと、もしくは出ていただかないと、なかなかわかりにくいところがありますね。――公の場所でダメ出しされるってなかなかのことだと思うのですが、それでも毎年出たい劇団が増えているというのが、この演劇祭の魅力を証明しているのだろうなと思います。板尾いい刺激も悪い刺激もあるんでしょうけど、でもやっぱり参加したことで充実感はあったんでしょうね。吉岡いや絶対そうですよ。絶対アドレナリン出ますもん。皆さんに「こうしたほうがよかったんじゃないか」とか言ってもらえたら。板尾しかも各劇団公演が3回できるっていうのがね。吉岡それ大きいですよね。「ダメ出しを次の回に反映していい」っていうルールもいいなって思います。――そうなると3回観たくなりますよね。板尾そう、お客さんとして3回同じ劇団を見続けるっていうことも、それをした人だけの達成感みたいなものもあるでしょうね。(1コマ2劇団なので)劇団の組み合わせによってお互い刺激になって、ちょっと見え方が変わったりもするし。関西演劇祭は「こうあるべき」がない場所――これまでで特に印象的だったことはありますか?板尾「観客賞」というのがあって、それは観客の方が良かった劇団に投票して、最終的な数で決まるんですけど。その結果は僕たちも読めないんですよ。そういうところで、僕たちが感じてないこともお客様が感じていたりするんだなとわかる。しかも数字になっているので認めざるを得ないですしね。――お客様から得る刺激というのもあるんですね。板尾ティーチンで、お客さんからの質問を聞いて「ああ、お客さんはこういうことが聞きたいんや」ってこともありますしね。本当に不思議な演劇祭です。賞レースでもないし。――最後に、今おふたりが「関西演劇祭」で楽しみにしていることを聞かせてください。板尾もうね、行われるだけで十分楽しいんですけど(笑)。なんやろうな。これは僕の好みだけの話かもわかんないですけど、うまい!っていうんじゃないけど、なんかこの劇団いいよねっていう。ヘタウマというか、「なんか魅力的やな、この劇団、この俳優さん」と思えるような相手と、ひと劇団でも多く、ひとりでも多く、出会えることが楽しみです。吉岡昨今は「こうあるべき」ということが言われる時代なのかなと思うのですが、この「関西演劇祭」は「こうあるべき」がない場所だと思うんです。自由で、なにをしてもいい。だからこそ強烈な個性に出会えることへの期待感がすごく強いです。私も「なんだこの人は!」とか「なんだこの劇団は!」というような感動に出会いたいです。楽しみです。取材・文:中川實穗撮影:源賀津己『関西演劇祭2021』2021年11月20日(土)~2021年11月28日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール出場劇団:劇想からまわりえっちゃん、劇団不労社、劇団5454、劇団レトルト内閣、試験管ベビー、創造Street、project真夏の太陽ガールズ、メガネニカナウ、猟奇的ピンク、笑の内閣チケット情報
2021年10月23日『関西演劇祭2021』が11月20日(土)~28日(日)、COOL JAPAN PARK SSホールで開催される。2019年9月にスタートした「関西演劇祭」。“つなぐ”をテーマに、劇団・観客・審査員やスタッフなど、参加するすべての人をさまざまな形でつなぐ演劇祭として開催されている。何もかもを手作りでスタートさせた2019年の第1回は劇団・クリエイター・観客・演劇関係者やあらゆる媒体をつなぎ、関西から情報発信していく演劇祭として全力を注いできた。第2回となる昨年はコロナ禍の開催で満足できる内容とはならず、参加劇団やスタッフ全員が悔しい思いをしたという。第3回となる今年は“劇団や、スタッフが全力で臨める環境を作りたい”という強い思いから、クラウドファンディングを実施。来年度以降も関西演劇祭を継続し、全国の劇団とメディアなどの橋渡しの常態化を目指す。■イベント情報『関西演劇祭2021』11月20日(土)~28日(日)会場:クールジャパンパーク大阪 SSホール参加劇団:劇想からまわりえっちゃん/劇団不労社 / 劇団5454 / 劇団レトルト内閣 / 試験管ベビー / 創造Street project真夏の太陽ガールズ / メガネニカナウ / 猟奇的ピンク / 笑の内閣フェスティバル・ディレクター:板尾創路スペシャルサポーター:西田シャトナー(劇作家・演出家・俳優・折紙作家)、行定勲(映画監督)、一色隆司(NHKエンタープライズ 制作本部ドラマ番組エグゼクティブ・ディレクター)公式ページ: <関西演劇祭2021クラウドファンディング>プラットフォーム:FANY Crowdfunding( )10月14日(木) 18:00~ スタートリターン内容(一部抜粋):●「1,000円 関西演劇祭を応援!!」関西演劇祭を応援したい!という気持ちで手軽に購入できるリターン。事務局からお礼のメッセージが届く。●4,000円 公演チケット1枚(関西演劇祭2021パンフレット付)公演観劇チケットが一般発売前に購入可能。会場限定パンフレットを贈呈。●1万円 オンラインチケット1枚+演劇祭メモリアルDVD(関西演劇祭2021パンフレット付)会場限定パンフレット、配信公演観劇オンラインチケット、関西演劇祭2021の思い出が沢山つまったDVDをお届け。また、配信番組内での名前紹介、パンフレットには名前を掲載。●10万円 審査員と共に、一般審査員として作品を審査名だたる審査員と共に “一般審査員”として作品を審査、審査終了後は記念写真も撮影・プレゼント。●25万円 全出演者へのお弁当差し入れ新型コロナ感染防止のため差し入れはお断りしている状況だが、全出演者へのお弁当の差し入れを代行。リターンご購入者には、出演者よりお礼動画メッセージをお届け。●100万円 フェスティバルディレクター板尾創路があなたの思い出を映像化!板尾創路が監督を務め、関西演劇祭2021の受賞者が参加し、あなたの思い出を10分の映像作品としてお届け。
2021年10月14日毎年6月に開催されるオランダ・フェスティバルは、アヴィニョン国際演劇祭やエディンバラ国際フェスティバル等と同じく1947年に始まった、もっとも歴史と実績のある国際舞台芸術祭のひとつ。コンセルトヘボウ、市立劇場ほか、アムステルダム市内のあらゆるスペースで、大物から気鋭の若手まで、世界中の注目すべきアーティストによるオペラ、演劇、ダンス、コンサート、マルチメディアなど、あらゆるジャンルのパフォーミングアーツ公演が、約一か月間にわたって繰り広げられる。2019年からは「アソシエイト・アーティスト」制度を取り入れ、その年のフェスティバルを象徴するアーティストを1~2名選んでフォーカスし、彼/彼女ら自身の作品上演と、関連するアーティストの公演やイベント等を行い、多角的にその魅力を紹介する方針を打ち出している。今年は坂本龍一が、フランスのジゼル・ヴィエンヌ(振付・演出・美術等を担い多様な表現を展開するマルチアーティスト)とともにアソシエイト・アーティストに選ばれており、6月18日夜、坂本の最新作である〝言葉のないオペラ〟『TIME』が、アムステルダムのガスホルダー(Gashouder, Westergas)で世界初演された。『TIME』より田中泯(c) Sanne Peper『TIME』より田中泯(c) Sanne Peper『TIME』より田中泯と宮田まゆみ(c) Sanne Peper夏目漱石の『夢十夜』の第一話と謡曲『邯鄲』をモチーフに、夢幻能の時間や自然観を意識して創作された坂本の楽曲(クレジット:音楽・コンセプト)と、これまでにも『LIFE』『ST/LL』などで坂本とコラボしてきたダムタイプの高谷史郎による演出(クレジット:ビジュアルデザイン・コンセプト)。田中泯と笙奏者の宮田まゆみによる出演で、 静謐な時が流れる70分間のパフォーマンスが上演された。終演後、体調に配慮して来訪を控えた坂本に代わり、高谷がコメントを発表した。「新型コロナ・ウイルスの世界的な感染拡大という難しい状況の中、歴史あるオランダ・フェスティバルで、私たちの新作パフォーマンス『TIME』を世界初演できたことを心から感謝しています。本当に奇跡的なことと思います。坂本龍一さんの素晴らしい音楽を中心に、田中泯さんの「オドリ」、宮田まゆみさんの笙の響きが、ユニークなGashouderの空間に見事に調和しました。坂本さんとのコラボレーションにおいて、私たちは「時間」「空間」という概念について常に考えてきました。とりわけ、「時間」というものは、過去・現在・未来という一定方向に流れるものと考えられていますが、それはあくまでも人間が作った概念=システムであって、効率のためにそのシステムを利用しているだけなのです。そして、効率よく利用しているはずのつもりが、私たちはいつの間にか「時間」に囚われてしまっている。『TIME』では、時間にまつわる二つの物語がベースになっています(夏目漱石「夢十夜・第一夜」「邯鄲」)。時間の感覚はひとそれぞれだと思います。オランダ・フェスティバルでぜひこの作品を体験していただければと思います。」『TIME』は翌6月19日にも上演され、オランダ・フェスティバルではこの後20日、27日にも上演。27日16:00(日本時間23:00)開演の回は国際ライブ配信される。文:伊達なつめオランダ・フェスティバル公式サイト内『TIME』公演ページHolland Festival 2021: TIME()<『TIME』今後の上演予定>6月20日(日)20:00(日本時間21日3:00)現地劇場公演のみ6月27日(日)16:00(日本時間23:00)国際ライブ配信(14.5ユーロ/チケット購入後、日本時間29日23:00まで視聴可能)
2021年06月20日「エヴァンゲリオン」と獺祭のコラボレーションイベント「獺祭補完計画」が、獺祭ストア銀座にて開催。期間は2021年7月31日(土)まで。「獺祭補完計画」は、「エヴァンゲリオン」の人気キャラクターであり、“獺祭好き”として知られる<葛城ミサト>の部屋を完全再現した限定イベント。獺祭のボトルが棚の上に並ぶ、作中同様のミサトのダイニングを構成するため、映画と同じボトルを特別にレイアウトしたこだわりの仕上がりとなっている。また来場者は、実際にダイニングテーブルにつけるため、ミサトになりきった記念撮影を楽しむのもオススメ。入口からメインブースへと続く通路には、「エヴァンゲリオン」ならではのグラフィックボードで装飾するなど、細部にまで作品の世界観を閉じ込めているのもポイントだ。【詳細】エヴァンゲリオン×獺祭【獺祭補完計画】開催期間:2021年6月7日(月)~2021年7月31日(土)11:00~18:00実施店舗:獺祭ストア銀座住所:東京都中央区銀座5丁目10-2 1階入場方法:整理券配布 ※下記参照<整理券の配布について>・整理券は1人1枚まで。本人のみ有効。・整理券1枚につき、3名様まで入場可。・混雑緩和のため、整理券は開店30分前、10:30から当日分の整理券を配布。・整理券は当日分がなくなり次第、配布終了。・電話、インターネット等での予約不可。・券面に記載された時間に来店。スタッフが順番に案内を行う。・整理券は当日限り有効です。入店時に回収。・整理券配布前、深夜早朝に周辺待機されるなど、違反行為のあった人は最後尾へと移動、または入場禁止。※開催期間や営業時間の変更、もしくは中止になる可能性あり。※事前に整理券を手に入れることはできない。【問い合わせ先】獺祭ストア銀座TEL:03-6274-6420
2021年06月12日第46回菊田一夫演劇賞が20日に発表となり、俳優の風間杜夫が菊田一夫演劇大賞に輝いた。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。『セールスマンの死』のウィリー・ローマン役、『女の一生』の堤章平役、『白昼夢』の高橋清役の演技が高く評価され、風間が大賞を受賞した。菊田一夫演劇賞には、『ローマの休日』ジョー・ブラッドレー役、『BARNUM/バーナム』フィニアス・テイラー・バーナム役の加藤和樹、『アリージャンス〜忠誠〜』サミー役、TOHO MUSICAL LAB. 『Happily Ever After』男役の海宝直人、『NINE』ルイザ役、『GHOST』モリー役の咲妃みゆ、『ウェイトレス』ジェナ役の高畑充希が選出された。また、菊田一夫演劇賞特別賞は『屋根の上のヴァイオリン弾き』をはじめとする永年の演劇界への功績がたたえられ、鳳蘭が受賞した。
2021年04月20日劇団ノーミーツが3月28日(日)、オンライン劇場「ZA」にて「全国学生オンライン演劇祭」の決勝を生配信する。劇団ノーミーツはコロナ禍に旗揚げしたフルリモート劇団。今回の「全国学生オンライン演劇祭」とは、新型コロナウイルスの影響で中止となった様々な学校行事を仲間で結束し、共に創る楽しさを学べる大切な青春の1コマだと捉え、それを学生たちに経験してもらおう、という趣旨で立ち上げられた。87作品・総上演時間1500分を超える多種多様な作品のなかから、今回決勝に進出したのは「劇団地方民」の『なりひとの成人式』、「on-line 自宅部」の『死神』、「法政大学I部演劇研究会」の『インタビュー』、「NEW SPROUTS」の『今日は誰かの最後』、「劇団ふむふむ」の『ふむふむ家電カスタマーセンター』の5チーム・5作品。決勝に先立って3月21日に行われた抽選会ライブでは5チームが初めて一同に介し、それぞれがの決勝の舞台へ向かう意気込みを語っている。今回の演劇祭のために結成した大学生チーム「劇団地方民」はメンバーのひとりが4年生であることから、「最後に大きな花火をあげたい」という想いで結成。全員が地方出身であるという背景も生かした作品を制作しており「いつも通りしっかりと楽しみたい」と笑顔を見せた。岐阜県で活動する高校生チーム「on-line自宅部」は、コロナ禍に立ち上がった劇団で、活動の集大成として挑戦。「喉から手が出るほど優勝したい。そして、たくさんの行事が無くなった人たちが月曜日から頑張ろうと思ってもらえる公演にできたら」とした。「年間6回の公演が無くなった」と話す「法政大学Ⅰ部演劇研究会」は「演劇祭のツイートを見つけた時に神様が挑戦しろって言っているのかと思った」と再び舞台に立てる喜びを表す。今回最年少の中学生チームとして登場した「NEW SPROUTS」は、普段ミュージカルを行うメンバーが結成したチーム。「若さと元気さは誰にも負けない。優勝めざして頑張ります」と宣言。「みんなでまだ何かをやりたいと思っていたところに見つけて、すぐに挑戦した」と話す大学生チームの「劇団ふむふむ」は、1画面にひとりの役者が登場し、他のメンバーは音声のみで登場するという新たな演出を行うことを明言。「飽きさせない工夫をしているのでお楽しみに。爪痕を残して帰ります!」と語った。上演順は「法政大学Ⅰ部演劇研究会」「on-line自宅部」「劇団地方民」「NEW SPROUTS」「劇団ふむふむ」と決定。また過去の劇団ノーミーツ作品で活躍したYouTuberで女優のめがね(渡邉みな)、女優の夏海、舞台俳優の鍛治本大樹、劇団ノーミーツのオツハタが応援で駆けつけ、来たる3月28日の決勝生配信に向けての熱気が高まっていた。そして当日の配信では劇作家の平田オリザが登壇するトークセッションの開催が決定。『これからの演劇がどうなっていくのか?』をテーマに、劇団ノーミーツメンバーとオンライン演劇に見る新たな可能性について議論する。平田自身も「これは演劇なのか?いや、たしかに演劇だ」というギリギリの境界線上の作品を期待したいと思います」とコメントしている。■配信情報「全国学生オンライン演劇祭」決勝3月28日(日)オンライン劇場「ZA」にて生配信
2021年03月23日現在配信中のVR演劇『僕はまだ死んでない』の販売延長が決定した。さらに原案・演出のウォーリー木下からのメッセージも公開されている。コロナ禍で、劇場での有観客公演が依然として厳しい状況にある中、劇場体験の代替ではない、全く新しい演劇体験として、VR(バーチャルリアリティー)技術を用いて誕生した「VR演劇」。演劇を楽しむ醍醐味である“舞台上の観たい部分に注目しながら”かつ“舞台上の主人公の視点で”楽しめる、新感覚の演劇体験となっている。本作では舞台上の主人公の視点にVRカメラを設置して収録。劇場上演の演劇では見ることのできない、舞台上から360度ぐるりと見渡せる映像で、主人公の気持ちに寄り添うも良し、ずっとひとりの人物を追い続けるも良し。自由な視点で、何度も、幾通りも楽しむことができる。主人公・直人は、脳卒中で倒れ、自分の意思で動かせるのは眼球と瞼だけ、という状態。直人を取り囲むのは、父、兄貴分の幼馴染、担当医、離婚の話し合いが進んでいた妻。もしも、自分の大事な人が、もしくは自分自身が、倒れて生死の境をさ迷う状態になったら……。その時に人は、何を想い、何を選択するのか。目を背けがちで話題には上がりにくい、けれど誰もがいつかは迎える「人生の最期」について、エンタテインメントとして、ときにコメディタッチに描いて観客を惹き込み、構えることなく思いを巡らすことのできる作品だ。この販売延長を機に、この新しい映像体験にトライしてほしい。ウォーリー木下・コメント――この物語の出発点、着想は?この企画はまず、VRで演劇を作ろう、というところから始まりました。私自身も初めてのVRだったので色んな形のVRを体験しましたが、その中でも360度カメラのVR映像にとても惹かれました。その360度カメラを使って、円形舞台の反対、お客さんが真ん中にいて周りを役者が囲む「ドーナツ型」の舞台を作ろうと思いました。つまり、舞台上の真ん中にカメラを置くことで、真ん中にお客さんの視点がある、という形です。そのお客さんの存在を役者も感じながら話が進んでいく、また、一方的でアクションは起こせないという制約などを考え、当時ちょうど「終末医療」について勉強していたことも重なり、この物語を作りました。――映像作品でもありますが、本作を“演劇”たらしめる要素とは?昨年は、無観客配信やアーカイブの配信など、私自身も色んな演劇の配信を観ましたが、あくまでも舞台演劇を記録した映像であって、これまでいつも実際に客席で体験していた「生」の作品とはやはり違うなとも思いました。どうやったら映像配信でもより演劇に近い臨場感を与えられるか……と考える中で、「お客さんが好きなところを観ることができる」「色々な人たちが一堂に集まって、個人個人の心の中でドラマを楽しむ」というのが演劇の魅力だと思いましたが、それに近いことを、360度カメラを体験した時に感じました。それがこの「VR演劇」の、もっとも演劇らしい部分のひとつかなと思います。――完成した作品を観ていかがでしたか?「終末医療」という重たいテーマであり、ズシリとも来るのですが、広田(淳一)くんの脚本によって軽やかな人間ドラマに昇華されていて、良い意味で他人事のようにも感じられ、その距離感がVRにとても合っていたと思います。終末医療というテーマについては、広田くんと何度もやり取りしながら作り上げました。日本では終末期の患者さんなどが、自分で死、すなわち生き方を選べない状況もある……という難しい現状があり、それに対して問題提起というか、自分が将来そうなった時にどうするんだろう、とも考えていますが。それを「当事者の話にしたい」という思いが広田くんと私の中にありました。――今後、VR演劇でやってみたいことは?たくさんあります。お客さんが能動的に動くことでアクションやドラマが変わっていったり、例えばVRグローブを使ったりなど、もっとインタラクティブ(双方向)なものが作れたら、より演劇として面白くなるなと思っています。「VR演劇元年」が2020年に始まったと感じています。演劇の豊かな発展につながっていくと思いますし、いちアーティストとしてとても面白い表現だと感じています。これをどんどんブラッシュアップさせ、ここから新しいものが生まれていくのだと思います。ぜひ、怖がらずに試していただけたら嬉しいです。■配信情報VR演劇『僕はまだ死んでない』配信チケット販売: ~3月31日(水)23時59分※期間中何回でも購入可。閲覧可能期間: ~4月7日(日)23時59分まで閲覧期限:7日間配信チケット価格:3,500円(税込)<チケット販売窓口>・Blinky販売期間:~3月31日(水)23時59分購入先: 視聴期間:購入から7日間・ぴあ販売期間:~3月31日(水)23時59分購入先: https:/w.pia.jp/t/madashindenai/視聴期間:シリアルコード登録から7日間シリアルコード登録: ・楽天チケット販売期間:~3月31日(水)22時購入先: 視聴期間:シリアルコード登録から7日間シリアルコード登録: ・チケットペイ販売期間:~3月31日(水)22時購入先: 視聴期間:シリアルコード登録から7日間シリアルコード登録: ・イープラス販売期間:~3月31日(水)22:00購入先: 視聴期間:シリアルコード登録から7日間シリアルコード登録:
2021年02月27日