「演劇なんて、子どもをタレントにするつもりないし…」。いえ、別にタレントなんて目指さなくともいいのです。幼少期に演劇を経験すれば「コミュニケーション力」が育ちます。その理由を紹介します。子どもは、劇が大好き幼稚園、保育園のお遊戯会。子どもは大はしゃぎですよね。そのほかにも、普段の遊びでお医者さんごっこや八百屋さんごっこといった「ごっこ遊び」をしているのですから、子どもはすでに役者です。だから、演劇を特別なものと構えなくとも大丈夫なのです。対人コミュニケーション力が育つ、演劇のおけいこ世のなかにはさまざまな劇団・スクールがあります。各所それぞれで稽古内容は違いますが、よくある一般的な稽古項目をピックアップしてみました。・大きな声で、発声練習とにかく子どもは大きな声を出すのが大好き。家の中のなかでは大きな声を出すと叱られることが多いですが、劇団では逆に褒められます。大きな声を出せば出すほどOK。腹式呼吸と呼ばれるお腹から声を出すやり方を覚えると、発言するときも、歌うときも、とてもよい声になります。また、発声練習でおなじみの「あ・え・い・う・え・お・あ・お」。みんなで輪になり、リズムよく大合唱です。「あいうえお」を覚え始めの子どもたちも、新鮮で楽しく学べます。みんなで声を合わせることも大事な練習の一環。他人と息を合わせることも自然と身につきます。また、引っ込み思案のお子さんもつられて声が大きくなっていきます。・さまざまな種類の声を出す対人コミュニケーションでは、声は印象に残る大事なポイントです。大きな声や小さな声、高い声、低い声、さまざまな声で話してみると、それだけで人の印象が変わることも学べます。みんなにはそれぞれ個性があることも自然と理解していきます。・動物になりきる「サルになってみよう!」「犬になってみよう!」「ヘビになってみよう!」。絵本や図鑑で覚えた動物たちに、元気よく大変身! 動物になって歩き回ったり、ほかのみんなとジャレあってみたり。これも、動作を大きくすればするほど褒められます。おうちのなかでは限られることでも、劇団では思う存分に動き回れます。また、ヘビとカエルに変身してコンビで稽古する、ということもあります。ヘビが襲いかかり、カエルは怖がります。すると「さあ、変身を交替!」。今度は、立場が逆転です。このような遊びのような稽古から「自分がされていやなことは、相手にとってもいやなこと」という、対人コミュニケーションの大切さを自然と学んでいきます。団体コミュニケーション力が身につく数多くの劇団で大切にしているのは、あいさつです。「おはようございます!」「失礼します!」芸能の世界ではとても厳しく教えられます。もちろん子どもたちにはそれほど厳しく強要しませんが、劇団のおにいさん、おねえさんたちと接していれば自然と学ぶことでしょう。主役だろうが、脇役だろうが、みんなでひとつの作品をつくるのが「劇」です。どの役が欠けても成り立ちません。そのほか、衣装をつくったり、小道具をつくったり。みんなが仲間であり、劇を支えているのです。それは社会も同じこと。劇作りは社会の縮図ともいえます。別にプロなど目指さなくてもかまいません。学ぶことの多い演劇活動。お子さんに体験させてみてはいかがでしょうか。(マキノ雅紀<フォークラス>)
2016年03月06日大植真太郎、森山未來、平原慎太郎ら3人の男性ダンサーによるダンス作品『談ス』の全国ツアーが、3月1日の神奈川公演をもって開幕した。2014年に青山円形劇場で初演、昨年12月の北九州、さらには今年2月のストックホルム公演とブラッシュアップを重ね、今回、ダンス公演としては破格な1か月間で全15都市をめぐる大規模なツアーが開催される。ここでは、3月3日に行われた東京公演初日の模様をレポートする。【チケット情報はこちら】『談ス』が始動したのは、2年前の春。大植が拠点とするストックホルムに「何か創ろう」と集った3人が、黒板にチョークであれこれ書きとめながら作品づくりに取り組んだという。幕開き後、ひとり、またひとりと舞台に上がる彼らは、もしかしたら、その“アイデア出し”の場から直接やって来た? と思えるほど、まるで気負いがない自然な様子。互いに引っ張り合ったり、寄っかかったり、押し合ったりと、ごく日常的な動作から徐々に複雑化、振りがヒートアップしていく場でさえ、「そこそこ!」「痛い痛い!」と、ずっと“普通に”喋り続け、さらには大音量で鼻歌まで歌ってみせ「創作の場はまさにこうだったのでは」と想像を膨らまされる。なるほど『談ス』とは、“ダンス”であり、“談す”であって、そんな日常的な言葉があることで、彼らのダンスはより気さくに、臨場感たっぷりに、こちらに近づいてくる。そこに登場する重要アイテムが、チョーク。立てたチョークの形を模倣したり、床に絵や文字を書いたり、上から超巨大チョークが降りてきたり、しまいには数百本ものチョークが床一面にばらまかれ、チョークと戯れながらのダンスを展開。シャープに、またしなやかに魅せる森山、力強さが魅力の大植、躍動感たっぷりの平原と、それぞれの持ち味を活かしたソロから、二人、三人とダイナミックに組んでみせる変化に富んだ場面が連なり、笑いと驚きに溢れた時間はあっという間に過ぎていく。初演では用いられなかったプロジェクターの活用で、床に書いた絵や文字を見せたり、踊りを俯瞰の映像で見せたりする工夫も効果的だ。小学校の教室の片隅、プロレスの技をかけ合って全力でふさげていた男子たちが、そのまま大人になったような雰囲気の彼らだが、「このままずっと観ていたい」と思わせるダンスの力はさすが。各地で回を重ね、作品が進化していくさまを追いかけて行きたい気持ちにもなる。東京公演ののちは名古屋、大阪、松本をはじめ、3月29日(火)の沖縄公演まで日本各地で上演。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年03月04日大植真太郎、森山未來、平原慎太郎ら3人の男性ダンサーによるダンス作品『談ス』の全国ツアーが、3月1日の神奈川公演をもって開幕した。2014年に青山円形劇場で初演、昨年12月の北九州、さらには今年2月のストックホルム公演とブラッシュアップを重ね、今回、ダンス公演としては破格な1か月間で全15都市をめぐる大規模なツアーが開催される。ここでは、3月3日に行われた東京公演初日の模様をレポートする。【チケット情報はこちら】『談ス』が始動したのは、2年前の春。大植が拠点とするストックホルムに「何か創ろう」と集った3人が、黒板にチョークであれこれ書きとめながら作品づくりに取り組んだという。幕開き後、ひとり、またひとりと舞台に上がる彼らは、もしかしたら、その“アイデア出し”の場から直接やって来た? と思えるほど、まるで気負いがない自然な様子。互いに引っ張り合ったり、寄っかかったり、押し合ったりと、ごく日常的な動作から徐々に複雑化、振りがヒートアップしていく場でさえ、「そこそこ!」「痛い痛い!」と、ずっと“普通に”喋り続け、さらには大音量で鼻歌まで歌ってみせ「創作の場はまさにこうだったのでは」と想像を膨らまされる。なるほど『談ス』とは、“ダンス”であり、“談す”であって、そんな日常的な言葉があることで、彼らのダンスはより気さくに、臨場感たっぷりに、こちらに近づいてくる。そこに登場する重要アイテムが、チョーク。立てたチョークの形を模倣したり、床に絵や文字を書いたり、上から超巨大チョークが降りてきたり、しまいには数百本ものチョークが床一面にばらまかれ、チョークと戯れながらのダンスを展開。シャープに、またしなやかに魅せる森山、力強さが魅力の大植、躍動感たっぷりの平原と、それぞれの持ち味を活かしたソロから、二人、三人とダイナミックに組んでみせる変化に富んだ場面が連なり、笑いと驚きに溢れた時間はあっという間に過ぎていく。初演では用いられなかったプロジェクターの活用で、床に書いた絵や文字を見せたり、踊りを俯瞰の映像で見せたりする工夫も効果的だ。小学校の教室の片隅、プロレスの技をかけ合って全力でふさげていた男子たちが、そのまま大人になったような雰囲気の彼らだが、「このままずっと観ていたい」と思わせるダンスの力はさすが。各地で回を重ね、作品が進化していくさまを追いかけて行きたい気持ちにもなる。東京公演ののちは名古屋、大阪、松本をはじめ、3月29日(火)の沖縄公演まで日本各地で上演。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年03月04日ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴びて以降、舞台に映像にと幅広く活躍する加藤和樹。昨年には『タイタニック』でミュージカルに初主演した彼が、ついに今春上演される『1789 -バスティーユの恋人たち-』で帝国劇場初主演を果たす。加藤に現在の心境を聞いた。チケット情報はこちら着実にミュージカル界でもキャリアを重ねている加藤だが、ミュージカルの殿堂・帝国劇場への出演2作目で主演というのは、大抜擢と言っても過言ではない。その、初・帝国劇場出演となった2014年の『レディ・ベス』の経験を彼は「稽古場では、周りと自分とのレベルの差にすごく打ちのめされました。すごい“アウェー感”だった。それを乗り越えられたのは、やっぱり同じ作品を作る仲間たちのおかげです。自分の中の扉が開けた瞬間からは、演じることがすごく楽しくなりました」と振り返る。そしてこのたびの『1789』では主演。「ついに、と言っていいのかすらまだわかりません(笑)。気負う気持ちもゼロではない。でも、ひとりじゃないので、みんなで力を合わせて、なるべく気負わずにやりたいですね。もちろん、主演という責任感はきちんと持ちたいと思っていますが」。作品は、フランス革命期の動乱のパリを、革命を起こす庶民側の視点で描いていくもの。加藤が演じる主人公・ロナンは、貴族に父親を殺されたことから革命運動に身を投じていく青年だ。もとは2012年にフランスで初演された作品で、日本では2015年4月に宝塚歌劇団が初演した。「お話を頂いて、すぐにフランス版の映像を見て、ぜひやりたいと思いました。とにかく作品が面白いし、“普通のミュージカルじゃない”って思ったんです。映画を見ている感覚で、ワクワクした。これが日本で出来たら、相当カッコいいだろうなって!」。加藤が感じた“普通のミュージカルじゃない”という側面のひとつは、音楽のインパクトの強さにもありそうだ。楽曲は、デジタルサウンドなども多用した現代的なフレンチ・ポップ。加藤は昨年11月に行われた製作発表の場で、作品きってのキラー・チューン『サ・イラ・モナムール』を披露したが、その際「音楽監督の先生から「コンサートだと思ってやって」と言われた」という。「本番では、もちろん役の心情とのバランスがあると思いますが、少なからずライブの気持ちは持ってやりたいですね。ある意味、帝国劇場をライブハウスにしたい。お客さんが思わず身体を動かしてしまうような、そんな刺激があっていい作品だと思います。帝劇の常識をぶち壊す作品になれば」と意気込みを語った。なお、ロナン役は小池徹平とのWキャスト。「ふたりの個性がぜんぜん違いますし、お互い協力して頑張ろうと話しています。ほかの革命家の皆さんもまだ20代後半、30代前半。若い力をどれだけ爆発力に変えていけるか、ですね。みんなで戦っていきたいです」。公演は4月9日(土)・10日(日)のプレビュー公演を経て、4月11日(月)から5月15日(日)まで、東京・帝国劇場にて。その後大阪公演もあり。チケットは発売中。
2016年03月02日ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴びて以降、舞台に映像にと幅広く活躍する加藤和樹。昨年には『タイタニック』でミュージカルに初主演した彼が、ついに今春上演される『1789 -バスティーユの恋人たち-』で帝国劇場初主演を果たす。加藤に現在の心境を聞いた。チケット情報はこちら着実にミュージカル界でもキャリアを重ねている加藤だが、ミュージカルの殿堂・帝国劇場への出演2作目で主演というのは、大抜擢と言っても過言ではない。その、初・帝国劇場出演となった2014年の『レディ・ベス』の経験を彼は「稽古場では、周りと自分とのレベルの差にすごく打ちのめされました。すごい“アウェー感”だった。それを乗り越えられたのは、やっぱり同じ作品を作る仲間たちのおかげです。自分の中の扉が開けた瞬間からは、演じることがすごく楽しくなりました」と振り返る。そしてこのたびの『1789』では主演。「ついに、と言っていいのかすらまだわかりません(笑)。気負う気持ちもゼロではない。でも、ひとりじゃないので、みんなで力を合わせて、なるべく気負わずにやりたいですね。もちろん、主演という責任感はきちんと持ちたいと思っていますが」。作品は、フランス革命期の動乱のパリを、革命を起こす庶民側の視点で描いていくもの。加藤が演じる主人公・ロナンは、貴族に父親を殺されたことから革命運動に身を投じていく青年だ。もとは2012年にフランスで初演された作品で、日本では2015年4月に宝塚歌劇団が初演した。「お話を頂いて、すぐにフランス版の映像を見て、ぜひやりたいと思いました。とにかく作品が面白いし、“普通のミュージカルじゃない”って思ったんです。映画を見ている感覚で、ワクワクした。これが日本で出来たら、相当カッコいいだろうなって!」。加藤が感じた“普通のミュージカルじゃない”という側面のひとつは、音楽のインパクトの強さにもありそうだ。楽曲は、デジタルサウンドなども多用した現代的なフレンチ・ポップ。加藤は昨年11月に行われた製作発表の場で、作品きってのキラー・チューン『サ・イラ・モナムール』を披露したが、その際「音楽監督の先生から「コンサートだと思ってやって」と言われた」という。「本番では、もちろん役の心情とのバランスがあると思いますが、少なからずライブの気持ちは持ってやりたいですね。ある意味、帝国劇場をライブハウスにしたい。お客さんが思わず身体を動かしてしまうような、そんな刺激があっていい作品だと思います。帝劇の常識をぶち壊す作品になれば」と意気込みを語った。なお、ロナン役は小池徹平とのWキャスト。「ふたりの個性がぜんぜん違いますし、お互い協力して頑張ろうと話しています。ほかの革命家の皆さんもまだ20代後半、30代前半。若い力をどれだけ爆発力に変えていけるか、ですね。みんなで戦っていきたいです」。公演は4月9日(土)・10日(日)のプレビュー公演を経て、4月11日(月)から5月15日(日)まで、東京・帝国劇場にて。その後大阪公演もあり。チケットは発売中。
2016年03月02日ジャニーズ事務所所属の俳優:佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダー:佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」。その第10回公演『懲悪バスターズ』(5月に東京・神戸にて上演)の出演者の一部が本日発表となった。偶数回となる今回は弟の佐野大樹による企画、通称Side-B。まるで漫画の世界観をそのまま舞台に持ってきたようなアクションコメディ作品というのが特徴で今回は佐野大樹自身が作・演出を手掛ける。出演は佐野兄弟、田村 亮(ロンドンブーツ1号2号)の他、鈴木勝吾、OH-SE(電撃チョモランマ隊)、有澤樟太郎、政岡泰志(動物電気)、原金太郎など、多彩な顔ぶれが揃う。田村 亮は「今回、WBBの舞台に参加させていただける事になり、楽しみで仕方ないです。自分が参加した事でより良い作品になったとお客さん、WBBの方々に言われる様に努力します。まだ、稽古もやってない状態でコメントをしているので、偉そうな事を言ってますが、「稽古が始まっても、同じ様な事が思えます様に!」と神様に祈っています。ただ、芸人を二十数年間やってきた直感では 楽しい舞台になりそうな予感しかありません。緊張感と楽しみを与えてくれそうなWBBの舞台、頑張るしかないでしょ!」とコメント。佐野瑞樹は「WBBも、いろんな人たちに支えられ第10回公演の節目を迎えることができました。それが東京芸術劇場のプレイハウス、さらには田村亮さんに出演して頂けるという、まさに夢のような企画になりました。もうワクワクが止まりません!ですがその反面、重責もとんでもないものになっています。感謝の意を込めて、絶対に面白い作品にするという覚悟を持って全力でぶつかっていきますのでぜひ劇場に足を運んでください!! とにもかくにも頑張ります!!」とコメント。作・演出を務める佐野大樹は「WBBを始めて記念すべき第10回目の公演となりました。WBBとしては今までにない規模でやらせて頂く事になり、それに負けないゲストの面々。田村さんをはじめ、とてもとても多彩で実力派の皆様に揃って頂きました。これだけのゲストの皆様とご一緒出来る事に感謝致しております。後はそれに見劣りしない作品を作る事が私の仕事だと思っています。楽しみと怖さでいっぱいですが真っ直ぐぶつかって行きたいと思います。ファンタジーあり、コメディあり、アクションありのエンターテイメントな作品を目指します」とコメント。公演は5月19日(木)から22日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて、5月28日(土)・29日(日)に新神戸オリエンタル劇場で上演される。チケットの一般発売は4月17日(日)午前10時より。
2016年03月02日ジャニーズ事務所所属の俳優:佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダー:佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」。その第10回公演『懲悪バスターズ』(5月に東京・神戸にて上演)の出演者の一部が本日発表となった。偶数回となる今回は弟の佐野大樹による企画、通称Side-B。まるで漫画の世界観をそのまま舞台に持ってきたようなアクションコメディ作品というのが特徴で今回は佐野大樹自身が作・演出を手掛ける。出演は佐野兄弟、田村 亮(ロンドンブーツ1号2号)の他、鈴木勝吾、OH-SE(電撃チョモランマ隊)、有澤樟太郎、政岡泰志(動物電気)、原金太郎など、多彩な顔ぶれが揃う。田村 亮は「今回、WBBの舞台に参加させていただける事になり、楽しみで仕方ないです。自分が参加した事でより良い作品になったとお客さん、WBBの方々に言われる様に努力します。まだ、稽古もやってない状態でコメントをしているので、偉そうな事を言ってますが、「稽古が始まっても、同じ様な事が思えます様に!」と神様に祈っています。ただ、芸人を二十数年間やってきた直感では 楽しい舞台になりそうな予感しかありません。緊張感と楽しみを与えてくれそうなWBBの舞台、頑張るしかないでしょ!」とコメント。佐野瑞樹は「WBBも、いろんな人たちに支えられ第10回公演の節目を迎えることができました。それが東京芸術劇場のプレイハウス、さらには田村亮さんに出演して頂けるという、まさに夢のような企画になりました。もうワクワクが止まりません!ですがその反面、重責もとんでもないものになっています。感謝の意を込めて、絶対に面白い作品にするという覚悟を持って全力でぶつかっていきますのでぜひ劇場に足を運んでください!! とにもかくにも頑張ります!!」とコメント。作・演出を務める佐野大樹は「WBBを始めて記念すべき第10回目の公演となりました。WBBとしては今までにない規模でやらせて頂く事になり、それに負けないゲストの面々。田村さんをはじめ、とてもとても多彩で実力派の皆様に揃って頂きました。これだけのゲストの皆様とご一緒出来る事に感謝致しております。後はそれに見劣りしない作品を作る事が私の仕事だと思っています。楽しみと怖さでいっぱいですが真っ直ぐぶつかって行きたいと思います。ファンタジーあり、コメディあり、アクションありのエンターテイメントな作品を目指します」とコメント。公演は5月19日(木)から22日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて、5月28日(土)・29日(日)に新神戸オリエンタル劇場で上演される。チケットの一般発売は4月17日(日)午前10時より。
2016年03月02日ヨーロッパで15万人を動員した話題のミュージカルコンサート『I Love Musicals』が、この夏日本に初上陸する。ミュージカルコンサート『I Love Musicals』チケット情報ブロードウェイ、ウエストエンドで活躍する世界的ミュージカルスター4名が来日。スペシャルゲストに日本ミュージカル界の歌姫、新妻聖子を迎えて『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』『ミスサイゴン』『キャバレー』『ウエスト・サイド・ストーリー』『サウンド・オブ・ミュージック』など名作ミュージカルのヒットナンバーを、オーケストラ生演奏とともに披露する。来日キャストは『オペラ座の怪人 25周年記念公演』ファントム役で世界の注目を集めたラミン・カリムルー、ブロードウェイとウエストエンドでファントム役を演じ、同じく 25周年記念公演に歴代ファントムとして出演したピーター・ジョーバック、アフリカ系俳優として史上初のファントム役を務めたノーム・ルイス。この当代最強のスリー・ファントムズに加え、ウエストエンドとブロードウェイで『メリーポピンズ』のタイトルロールを演じる実力派女優、スカーレット・ストラーレンら4人が豪華共演。東京フィルハーモニー交響楽団とリズムセクションを担当する来日ミュージシャンの特別編成チームによる演奏で、大スクリーンをバックにダイナミックな演出で綴る豪華ライブステージだ。ミュージカルコンサート『I Love Musicals』は7月7日(木)、東京・日本武道館にて。チケットの一般発売は4月8日(金)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中。
2016年03月02日ヨーロッパで15万人を動員した話題のミュージカルコンサート『I Love Musicals』が、この夏日本に初上陸する。ミュージカルコンサート『I Love Musicals』チケット情報ブロードウェイ、ウエストエンドで活躍する世界的ミュージカルスター4名が来日。スペシャルゲストに日本ミュージカル界の歌姫、新妻聖子を迎えて『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』『ミスサイゴン』『キャバレー』『ウエスト・サイド・ストーリー』『サウンド・オブ・ミュージック』など名作ミュージカルのヒットナンバーを、オーケストラ生演奏とともに披露する。来日キャストは『オペラ座の怪人 25周年記念公演』ファントム役で世界の注目を集めたラミン・カリムルー、ブロードウェイとウエストエンドでファントム役を演じ、同じく 25周年記念公演に歴代ファントムとして出演したピーター・ジョーバック、アフリカ系俳優として史上初のファントム役を務めたノーム・ルイス。この当代最強のスリー・ファントムズに加え、ウエストエンドとブロードウェイで『メリーポピンズ』のタイトルロールを演じる実力派女優、スカーレット・ストラーレンら4人が豪華共演。東京フィルハーモニー交響楽団とリズムセクションを担当する来日ミュージシャンの特別編成チームによる演奏で、大スクリーンをバックにダイナミックな演出で綴る豪華ライブステージだ。ミュージカルコンサート『I Love Musicals』は7月7日(木)、東京・日本武道館にて。チケットの一般発売は4月8日(金)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中。
2016年03月02日劇団四季が今年12月に海外新作ミュージカル『ノートルダムの鐘』を上演することを発表した。ミュージカル『ノートルダムの鐘』は世界的文豪ヴィクトル・ユーゴーの代表作『Notre-Dame de Paris(ノートルダム・ド・パリ)』を原作に、2014年に米国で開幕した作品。1996年のディズニー劇場版長編アニメーションをもとに、『美女と野獣』『アラジン』等を手がけたアラン・メンケンが音楽を、『ウィキッド』等を手がけたスティーヴン・シュワルツが作詞を担当している。15世紀のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住む男カジモド、その彼を密かに世話する大聖堂聖職者フロロー、同警備隊長フィーバス、そして3人が愛するジプシーの娘エスメラルダを中心に、人間が抱える暗部と、その中に輝く愛の美しさを描き出す。今回上演されるディズニー製作版は、大掛かりで機械的な舞台機構に頼らず、世界観を簡潔にまとめた装置の中で、クワイヤ(聖歌隊)を舞台上に終始存在させるなど、きわめて演劇的な演出が見どころ。なお、劇団四季は1996年の長編アニメーション『ノートルダムの鐘』の日本語吹き替え版を担当しており、ファンにとっては待望の上演と言えそうだ。同時に、この上演に向け、全キャストを公開オーディションで決定することも発表された。応募資格は18歳以上、国籍不問。応募締切はメインキャスト・アンサンブルキャストは3月18日(金)18時、クワイヤ(聖歌隊)は3月29日(火)18時。詳細は劇団四季ホームページにて。公演は2016年12月、東京・四季劇場[秋]にて。チケット発売情報などは後日発表。
2016年02月29日劇団四季が今年12月に海外新作ミュージカル『ノートルダムの鐘』を上演することを発表した。ミュージカル『ノートルダムの鐘』は世界的文豪ヴィクトル・ユーゴーの代表作『Notre-Dame de Paris(ノートルダム・ド・パリ)』を原作に、2014年に米国で開幕した作品。1996年のディズニー劇場版長編アニメーションをもとに、『美女と野獣』『アラジン』等を手がけたアラン・メンケンが音楽を、『ウィキッド』等を手がけたスティーヴン・シュワルツが作詞を担当している。15世紀のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住む男カジモド、その彼を密かに世話する大聖堂聖職者フロロー、同警備隊長フィーバス、そして3人が愛するジプシーの娘エスメラルダを中心に、人間が抱える暗部と、その中に輝く愛の美しさを描き出す。今回上演されるディズニー製作版は、大掛かりで機械的な舞台機構に頼らず、世界観を簡潔にまとめた装置の中で、クワイヤ(聖歌隊)を舞台上に終始存在させるなど、きわめて演劇的な演出が見どころ。なお、劇団四季は1996年の長編アニメーション『ノートルダムの鐘』の日本語吹き替え版を担当しており、ファンにとっては待望の上演と言えそうだ。同時に、この上演に向け、全キャストを公開オーディションで決定することも発表された。応募資格は18歳以上、国籍不問。応募締切はメインキャスト・アンサンブルキャストは3月18日(金)18時、クワイヤ(聖歌隊)は3月29日(火)18時。詳細は劇団四季ホームページにて。公演は2016年12月、東京・四季劇場[秋]にて。チケット発売情報などは後日発表。
2016年02月29日一昨年の夏、PARCO劇場の伝説の舞台『ショーガール』が新キャスト、新演出でにぎやかに復活した。もとは福田陽一郎作・構成・演出、木の実ナナ&細川俊之出演で1974年から15年間にわたり上演された人気シリーズで、その元祖にインスパイアされた三谷幸喜が大いなるリスペクトを込めて再構築。三谷の絶対的な指名により誕生したのが川平慈英とシルビア・グラブの新コンビである。福田作品の持つ圧倒的な華はそのままに、小粋な笑いをふんだんに盛り込んだ三谷版『ショーガール』。大人の観客をおおいに満足させたステージが早くもこの3月、PARCO劇場に帰ってくる。舞台『ショーガール』チケット情報「前回、観に来てくださった中井貴一さんが「海外に行かなくても、こういうショーが渋谷で見られるんだ!」って言ってくださったんですよ。嬉しかった!やっぱり『ショーガール』=ロングランだから、一回こっきりじゃ許されない。そのブランドを継続していかなくてはいけないと思っています」(川平)「本編とショーで構成されたステージで、とくに歌と踊りの部分に関しては皆で一緒に作り上げた感がありましたね。作曲の荻野清子さんも含めて「もっとこうしたい」と4人で話し合ってね」(シルビア)本編と呼ばれる芝居部分は、川平扮する探偵のもとに謎の女が現れ、ある地味な女の身元調査を依頼することから始まるミステリー仕立てのラブコメディ。シルビアは謎の女と地味な女の二役を演じている。「地味な女!?うわ~三谷さん、やっぱり楽をさせてくれないな!と思いました(笑)」(シルビア)「派手だからね~…って人のこと言えない(笑)。僕の場合、ここ何年も要求されていなかった二の線を期待されましたね。ニヒルで、ハードボイルドで…という像を作り上げるのは相当大変でした」(川平)三谷がふたりを「ポジティブな見た目とは裏腹の、とてもネガティブな人たち。客観的に自分を見られる深さがある」と語っていたのは一昨年のこと。彼らの本質を突いたキャラクター設定に対して、シルビアは「人が思う以上に“気にしい”で、日本人の心を持っているんです」とうなづく。川平は「役者はだいたいネガティブでコンプレックスの塊ですよ。じゃないと向上心が生まれない」と笑いながら、さっそく「今回は楽器をやりたい!シルビアがベースで俺がギターね」と新たな野望を宣言した。シルビアも「前回、慈英がちょっとタップを踏んだから、今回は私も…。ショーをバージョンアップさせたいよね」と負けていない。ふたりの情熱がどのように進化した再演を生むのか、見届けたい。「三谷さんは単なる刷り直しが大嫌いな人。絶対に何か隠し球があると思いますよ!」(川平)公演は3月13日(日)から22日(火)まで。チケット発売中。取材・文上野紀子
2016年02月29日一昨年の夏、PARCO劇場の伝説の舞台『ショーガール』が新キャスト、新演出でにぎやかに復活した。もとは福田陽一郎作・構成・演出、木の実ナナ&細川俊之出演で1974年から15年間にわたり上演された人気シリーズで、その元祖にインスパイアされた三谷幸喜が大いなるリスペクトを込めて再構築。三谷の絶対的な指名により誕生したのが川平慈英とシルビア・グラブの新コンビである。福田作品の持つ圧倒的な華はそのままに、小粋な笑いをふんだんに盛り込んだ三谷版『ショーガール』。大人の観客をおおいに満足させたステージが早くもこの3月、PARCO劇場に帰ってくる。舞台『ショーガール』チケット情報「前回、観に来てくださった中井貴一さんが「海外に行かなくても、こういうショーが渋谷で見られるんだ!」って言ってくださったんですよ。嬉しかった!やっぱり『ショーガール』=ロングランだから、一回こっきりじゃ許されない。そのブランドを継続していかなくてはいけないと思っています」(川平)「本編とショーで構成されたステージで、とくに歌と踊りの部分に関しては皆で一緒に作り上げた感がありましたね。作曲の荻野清子さんも含めて「もっとこうしたい」と4人で話し合ってね」(シルビア)本編と呼ばれる芝居部分は、川平扮する探偵のもとに謎の女が現れ、ある地味な女の身元調査を依頼することから始まるミステリー仕立てのラブコメディ。シルビアは謎の女と地味な女の二役を演じている。「地味な女!?うわ~三谷さん、やっぱり楽をさせてくれないな!と思いました(笑)」(シルビア)「派手だからね~…って人のこと言えない(笑)。僕の場合、ここ何年も要求されていなかった二の線を期待されましたね。ニヒルで、ハードボイルドで…という像を作り上げるのは相当大変でした」(川平)三谷がふたりを「ポジティブな見た目とは裏腹の、とてもネガティブな人たち。客観的に自分を見られる深さがある」と語っていたのは一昨年のこと。彼らの本質を突いたキャラクター設定に対して、シルビアは「人が思う以上に“気にしい”で、日本人の心を持っているんです」とうなづく。川平は「役者はだいたいネガティブでコンプレックスの塊ですよ。じゃないと向上心が生まれない」と笑いながら、さっそく「今回は楽器をやりたい!シルビアがベースで俺がギターね」と新たな野望を宣言した。シルビアも「前回、慈英がちょっとタップを踏んだから、今回は私も…。ショーをバージョンアップさせたいよね」と負けていない。ふたりの情熱がどのように進化した再演を生むのか、見届けたい。「三谷さんは単なる刷り直しが大嫌いな人。絶対に何か隠し球があると思いますよ!」(川平)公演は3月13日(日)から22日(火)まで。チケット発売中。取材・文上野紀子
2016年02月29日2012年に韓国で初演され、2014年には日本でも上演された韓国発心理スリラーミュージカル『ブラック メリーポピンズ』。同作が2016年5月より東京・世田谷パブリックシアターで再演される事が決定した。同作の舞台は1920年代のヨーロッパ。著名な心理学者・シュワルツ博士の豪邸で火事が起こり、博士は死亡。助け出されたのはハンス、ヘルマン、ヨナス、アンナという名前の4人の子供と、業火の中子供たちを命がけで助け出した養育係メリー。彼らの封印された過去が解き明かされ衝撃の真実が展開される、心理スリラーサスペンス。不安や心の揺らぎをリアルに描き出す魅惑的なメロディーと、息をもつかせぬストーリー展開は独特な陰影と美意識を持つ世界観を生み出し、韓国では”ブラックメリーポピンズシンドローム”を巻き起こした。再演にあたり、新しくヒロインのアンナ役を務めるのは、同作が舞台初出演となる中川翔子。また、前回の公演で出演していた小西遼生、良知真次、上山竜治、一路真輝は続投する。初舞台に際し中川は、「『ブラック メリーポピンズ』への出演が決まった時、自分でもビックリしました!自分が舞台に出るなんて想像もしていなかったので、舞台初挑戦という事で、決まった瞬間から緊張しています(笑)。でも作品を見て「面白い!」と思ったと同時に、「アンナ」という女性に共感できる部分もあって、今は緊張しつつも自分でもどんな舞台になるのか楽しみにしています!ミュージカルの世界は、歌もお芝居も毎回が生の戦いで、あらゆるスキルが必要となり心の強さも大切な世界。様々な先輩方を目指し学び、経験値を重ねて初めての世界に飛び込みたいと思います」とコメントを寄せている。ミュージカル「ブラック メリーポピンズ」は、2016年5月から6月まで、東京・世田谷パブリックシアターで上演。そのほか、兵庫、福岡、愛知でも上演予定。
2015年12月24日「ハイパープロジェクション演劇」と銘打ち、上演されるこの舞台。原作は集英社「週刊少年ジャンプ」で連載中、コミックス累計発行部数1,400万部を突破した、古舘春一の大人気バレーボールまんが。その主演を務める、烏野高校1年の日向翔陽を演じる須賀健太、ライバルにして仲間でもある影山飛雄を演じる木村達成、演出を手がけるウォーリー木下が思いを語る。ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』チケット情報「ずっと原作が大好きで、絶対にやるぞ!という気持ちでオーディションを受けたので、決まったときは本当にうれしかった。ビジュアル撮影も、衣裳合わせの時からものすごくテンションが上りました」(須賀)「僕も絶対に自分がやるんだというつもりでオーディションを受けました。同時に僕が影山をやるなら、日向は絶対に健太にやってほしいと思っていました。共演前から感じていますが、健太は小さいけど(笑)、舞台ではすごく大きいんです。その健太の隣で負けないように大きくありたいし、きちんとライバルでありたいです」(木村)「小さい、って説明、必要だった!?(笑)でも、そういってもらえてうれしい。日向にとっても影山は相棒でおもしろい関係のふたりなので、共演した相手とまた一緒に組めることが楽しみです。今回もふたりで話し合って作りこんでいきたいと思います」(須賀)「僕はオーディションのときに役柄以前に、まず技術とヤル気、舞台は集団芸術なので全体を見渡す力と、なによりもクリエイティブ精神があることを重視していました。ふたりとも、その力を強く感じています」(ウォーリー)気になる、「ハイパープロジェクション演劇」の演出について聞いた。「最新テクノロジーを使うけれど、見せるのはあくまで役者の姿であり、力です。なので、今回は映像や音とともに役者の肉体に負荷をかける舞台美術や演出を考えていて、本当に運動している姿を見せる舞台を目指します」(ウォーリー)「身体、鍛えなくちゃ!そういう新しい試みの場にいられることがわくわくするし、“演劇”という単語が入っていることがなによりうれしい。それはすなわち役者に託されているということだから、僕らの芝居を突き詰めていきたいです」(須賀)「自分が影山として選ばれた意味をみんなに見せたいです。それは幕が開いてからも同じで、考え続けたいです」(木村)漫画×演劇×映像のハイブリッドパフォーマンス、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」は、11月14日(土)~11月23日(月・祝) AiiA 2.5 Theater Tokyoの東京公演から、大阪公演、宮城公演、東京凱旋公演と上演される。チケットぴあではインターネット先行を9月2日(水)より受付開始。取材・文:おーちようこ
2015年09月01日横浜みなとみらいにある「象の鼻テラス」では、演劇系ワークショップ「ATELIER ZOU-NO-HANA vol.20演劇クエスト・創作ワークショップ」を9月6日(日)、13日(日)、20日(日)14時~18時の日程で開催する予定で、現在ワークショップへの参加を募っている。また27日(日)には、アーティスト BricolaQが会場にて公開制作を行う。「ATELIER ZOU-NO-HANA」はこれまで子どもを対象に、アーティストとのコミュニケーションを通して、新しい創造力や視点を見つけることを目的に開催されてきたワークショップだったが、今年度から大人も一緒に楽しめるプログラムとしても展開している。今年は、「旅」をテーマに4つのプログラムを実施する。9月6日(日)からスタートする「vol.20演劇クエスト・創作ワークショップ」では、新作となる演劇クエスト「象の鼻ワークショップ編(仮)」を一緒に作り上げるメンバーを募集する。演劇クエストとは、「冒険の書」を片手に、舞台となるフィールドを自由に移動する遊歩型ツアーパフォーマンスで、短いセンテンスの指示を選択しながら進んでいく。現実のような、フィクションのような、そんな文章を読み進めながら歩くことで、不思議な感覚で町歩きを楽しむことができるというものだ。今回のワークショップでは、「冒険の書」をづくりにチャレンジする。プログラムの1日目は、まずは「演劇クエスト」を実際に体験してみるところからスタート。これまでにつくられた演劇クエストを紹介する。2日目は、今回の舞台となる街へ、素材を探しに出かけてみる。3日目は、参加者同士でインタビューしてみることで、「演劇クエスト」の素材となりうる物語をさぐる。そして、4日目は、アーティストによる公開クリエーション。参加者によって集められた素材をもとに編集し、公開制作を行う。こちらは希望者のみ参加、見学可。演劇クエストづくりを通して、作家やほかの参加者との対話のなかで、新しい視点で町を発見したり、創作活動をする人にとっては物語のヒントを見つけられるようなクリエイティブな体験となりそうだ。ボシュ人数は15名、参加費は500円。3日間の通しプログラムとなるが、各回個別の参加も可能。(通しで参加できる人優先。参加費は参加日数を問わず500円となる)(text:Miwa Ogata)
2015年08月26日宝塚歌劇宙組の新トップスター、朝夏(あさか)まなとの大劇場お披露目公演『王家に捧ぐ歌』が6月5日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。2003年に星組で初演された本作は、イタリアの大作曲家ヴェルディのオペラで有名な『アイーダ』を、宝塚歌劇版として新たな脚本、音楽でアレンジした舞台。当時、第58回芸術祭優秀賞を受賞し、話題となった作品でもあり、今回の12年ぶりの再演も注目を集めている。宝塚歌劇宙組公演『王家に捧ぐ歌』-オペラ「アイーダ」より-のチケット情報古代エジプトを舞台に、壮大なスケールで描かれる本作。エジプトの若き将軍ラダメスと、奴隷となったエチオピア女王アイーダの悲恋が美しい音楽で紡がれながら、華やかにドラマチックに展開していく。古代をイメージさせる壁画などの舞台美術や、金色の煌びやかな衣装など、見た目にも豪華。また、原作がオペラだけに音楽の力が圧倒的で、コーラスに定評のある宙組の、厚みのある歌のパワーはもちろん、朝夏と実咲凜音(みさき・りおん)のトップコンビをはじめとする個々の歌唱でも、観客の心を揺さぶり、惹き込んでいく。ラダメスを演じる朝夏は、自信に満ちた存在感。新たな将軍として揺るぎない信念を持ち、エジプト軍を率いる姿は、新トップとしての姿にも重なる。そして、囚われの身となった敵国の王女アイーダを深く愛し、優しく大きな愛で包み込む。そのアイーダを演じる実咲は、囚人となりながらも王女としての誇り高さを見せつつ、家族や祖国への想いと、ラダメスへの愛に揺れる女性を、情感たっぷりに演じている。地下牢の暗闇の中、ラダメスとアイーダがひとつになるラストシーン、互いへの愛を貫いたふたりの歌が観る者の胸に深く響く。また、ラダメスに想いを寄せるエジプト王女アムネリスの存在により、ドラマチック性が高まる本作。演じる伶美(れいみ)うららは、アイーダとは異なる空気感で、美しさや気高さ、誇り高さを表現。王女として、凛とした佇まいで兵士たちを律するような強い姿と、ラダメスへの切ない想いとを織り交ぜながら魅せている。さらに、星組より組替えとなった真風涼帆(まかぜ・すずほ)は、アイーダの兄ウバルド役。エジプトとの戦いに敗れた者として、敵国への憎しみを募らせる様を好演している。フィナーレのショーは、大階段での黒燕尾、煌びやかなゴールドの衣装で踊るクールなナンバー、しっとりとしたトップコンビのデュエットなどを展開。新トップお披露目公演にふさわしい、壮大で華やかなステージが堪能できる。兵庫・宝塚大劇場公演は7月13日(月)まで。また、7月31日(金) ~ 8月30日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは6月28日(日)より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2015年06月12日宮城・せんだい演劇工房10-BOX box-1で約2週間にわたり上演される舞台『CREATIO ATELIER THEATRICAL act.01「蛙昇天」』が2月16日に開幕した。舞台『CREATIO ATELIER THEATRICAL act.01「蛙昇天」』チケット情報本公演は1年という時間をかけて演劇創作に挑む、地方発信型の作品創造プロジェクトの第1弾。演出に長塚圭史を迎え、仙台で作り上げることにとことんこだわり、2014年の春からプロジェクトをスタート。役者・舞台裏のスタッフなども仙台にてオーディションを実施。長塚の主宰する阿佐ヶ谷スパイダースのメンバーも参加し舞台を創作した。今回上演するのは木下順二の『蛙昇天』。真実ではないものが支配する世の中への不安を描く作品だ。長塚が東北は仙台の地で、演劇を志す仲間と共に「時代と地域に残る作品創造」に挑む。長塚は「難しい題材ではあるが、登場人物をすべて蛙に置き換えて、日本の歴史の一部を垣間見る作品。人間の善意とは何かを語りかける、仙台で作り上げるにふさわしい作品」とコメントしている。仙台公演は3月1日(日)まで。その後、3月14日(土)・15日(日)に新潟市民芸術文化会館 劇場でも公演。
2015年02月19日新国立劇場2015/2016シーズンの主催公演ラインナップが発表された。演劇、バレエ、舞踊3部門の作品をお伝えする。新国立劇場バレエの公演情報まずは演劇8作品から。10月のシーズン開幕に中劇場で上演されるのは、スティーブン・ソンドハイム作曲の本邦初演ミュージカル「パッション」。新国立劇場は過去、「太平洋序曲」「INTO THE WOODS」と2本のソンドハイム作品を上演してきた。今回は芸術監督・宮田慶子の演出、井上芳雄、和音美桜、シルヴィア・グラブらの出演で、濃密な恋愛のドラマを舞台に刻む。続く11月の小劇場「桜の園」は、鵜山仁演出、田中裕子ほかの出演。王道のチェーホフ劇に期待しよう。12月の小劇場「バグダッド動物園のベンガルタイガー」は、気鋭・中津留章仁が演出する戦争テーマの硬質な米国ストレートプレイ。3月からの小劇場は鄭義信三部作の連続上演で、今回の目玉というべき企画だ。この作家が新国立劇場に書き下ろした「焼肉ドラゴン」「たとえば野に咲く花のように」「パーマ屋スミレ」の名作3つを改めて堪能したい。6月の中劇場「あわれ彼女は娼婦」はシェイクスピアと同時代の演劇で、兄妹の禁じられた愛の物語。こちらは栗山民也演出で。シーズンのラストは、7月の小劇場、別役実の新作書き下ろし、宮田慶子演出による「竹取物語~よみがえり篇~」(仮題)のタイトルが挙がっている。バレエは6作品はすべてオペラパレス。10月の新制作「ホフマン物語」は、芸術監督・大原永子の英国へのこだわりが香るピーター・ダレル振付の逸品。12月のおなじみ「くるみ割り人形」、1月の祭典「ニューイヤ・バレエ」を挟み、2月の新制作「ラ・シルフィード/Men Y Men」にも注目だ。前者はオーギュスト・ブルノンヴィルの古典的振付に大原永子が演出で参加し、この作品に関する深い知見を注入する。後者は昨年の「眠れる森の美女」に続く、ウエイン・イーグリングの振付が話題。5月は鉄板「ドン・キホーテ」。6月の「アラジン」では、前芸術監督デヴィッド・ビントレーの振付作品を再演する。ダンスは、10月小劇場の「近松DANCE弐題」で幕開け。以降は中劇場での公演が3つ並ぶ。3月の新国立劇場バレエ団「DANCE to the Future 2016」、3月の平山素子「Hybrid―Rhythm & Dance」、6月の高谷史郎(ダムタイプ)「CHROMA」と計4公演を揃えた。
2015年01月23日子どもの健全育成を図る活動や、演劇に関する活動などを行っている「Inseki Project(インセキ プロジェクト)」は12月14日、オフィス用品販売などを行っている「メルファム」、総合物流サービス会社の「メールハウス」とコラボレートし、東日本大震災で被害を受けた宮城県東松島市立浜市(はまいち)小学校で演劇を上演する。上演作品は、同法人のオリジナル作品「おんがえし おんがえし おんがえし」。かつて主人公に小さな恩を受けた動物やいきものたちが、大人になって困った事態になっている主人公のところに、人間の姿に変身して現れ、何とか主人公を助けようとするストーリーになっている。同作品は、2011年11月の初演以来、「演劇による復興応援プロジェクト」でこれまでに2回上演されており、ラストシーンには児童の特別参加シーンがあるという。また、上演前には、作品にちなんだ紙芝居「かさじぞう」も実施。児童には、河北町の仮設住宅に避難している人が手縫いで製作した、「お地蔵さんのぬいぐるみ」をプレゼントする予定だ。なお、浜市小学校は、現在自校の校舎が使えないため、市内の小野小学校で授業を行っている。また、本年度で閉校が決まっており、同上演は「浜市小学校としての最後の1年間に楽しい思い出をたくさん作ってあげたい」という思いから浜市小学校のPTAが企画。同法人に依頼をしたとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日松任谷由実が演劇の殿堂・帝国劇場に初登場、演劇とコラボレーションする注目の舞台『8月31日 ~夏休み最後の日~』の製作発表が8月16日、都内にて行われた。夫であり脚本・演出を担当する松任谷正隆が「コンサートは30年くらい演出してきましたが、芝居は初めて。はっきり言って自信はありません…」と言うのを尻目に、松任谷由実は「私自身はもう勝ったようなもの、と思っています」と早くも成功を確信した発言で会見場を沸かせていた。舞台『8月31日 ~夏休み最後の日~』チケット情報はこちら物語は、ヒロインの千佳が、交通事故に遭い意識不明になった元カレ・一彦の夢の中に入り、記憶の中でふたりで旅をする…というもの。松任谷正隆が紡ぐ“純愛物語”の各シーンに相応しいユーミンの楽曲をユーミン自身が歌う、という構成になる。正隆が「コンサートでもなく芝居でもなく、そのどちらでもあるようなもの。観終わった後に、何を見たのかわからないけれどちゃんとひとつのストーリーになっていたな、というものが出来れば」と語るように、今までにないタイプの新しいステージになりそうだが、気になるユーミンの役どころは“純愛物語への案内人”。「由実さんには女ヒッチコックをやらせたかったんです。ヒッチコック劇場で見えないところにいる、みたいな」と正隆。ユーミン本人は「女優デビューではないです」と言うが、正隆の「看護師のシーンもありますよ。それが一番のコスプレかな?」との言葉に「ウソ!?」と驚く一幕も。ユーミンは「役者の方々の力と音楽の力を合体させて観客のみなさんに素敵な純愛という催眠術をかけたい。多作なので、新たなストーリーでもそのシーンを膨らませるに足る曲が様々あります。それを新しい気持ちで歌って、舞台を立体的にしていきたい」と新たな挑戦に意気込みを語った。演技パートには貫地谷しほり、吉沢悠、陽月華らが出演。ヒロイン・千佳を演じる貫地谷は「まさか帝国劇場に、まさか松任谷由実さんと…。こんな豪華な舞台に自分が立てるなんて夢のよう」と感激を口にし、「最近は『海を見ていた午後』を何故かリピートして聴いています。由実さんの歌は、ひとつの作品をみているようで、その曲と私の思い出がリンクしているわけではなくてもすごく感動するんです。今回も劇場に足を運んでくれたみなさんに何かを感じていただけるように、私たちはお芝居パートを頑張っていきたい」と話していた。なお気になる登場ナンバーだが、「秘密です。言うとつまらないでしょ」と正隆。タイトルから夏っぽいナンバーが登場するのでは、との質問には「甘いな(笑)。夏休みと名のつく曲は外しました。あまりコンサートでやらない曲もやります」とのこと。どの曲がどんなシチュエーションで歌われるのかも楽しみにしたい。公演は10月7日(日)から31日(水)まで。チケットは8月18日(土)に一般発売開始。
2012年08月17日大衆演劇の舞台ですぐれた業績を上げた芸術家を表彰する「第37回菊田一夫演劇賞」の授賞式が4月20日、都内で行われた。菊田一夫演劇大賞は、『国民の映画』『ベッジ・パードン』『90ミニッツ』の作・演出が評価され、三谷幸喜が受賞。演劇賞には、今夏ミュージカル『シカゴ』で米国・ブロードウェーでのデビューが発表されたばかりの米倉涼子のほか、石丸幹二、瀬奈じゅん、宝塚歌劇団星組の柚希礼音が受賞。特別賞にはこまつ座と司葉子が受賞した。三谷幸喜のチケット情報受賞式後に行われた会見で三谷は、「いろんな賞をいただきましたが、この賞が一番嬉しいです。ほかの授賞式の時もそんなことを言った気がしますが」と笑いを誘いながらも「菊田先生はエンタテインメントとしての演劇に貢献され、僕自身も演劇を芸術というより、多くの人に楽しんでもらうことを目的に作っていますので、(思いが同じである分)とても嬉しい」とコメントした。また、「もらえるもの(賞)は全部もらいたい。ノーベル賞も欲しいし、ゆくゆくは“平成の菊田一夫”と言われて、最終的には菊田先生のように東宝の取締役になりたい」と野望も口にしていた。『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ役の演技に対しての受賞となった米倉は「今回久しぶりに胸がドキドキしています。三谷さんが本当に嬉しいとおっしゃっていましたけど、私はそれ以上に嬉しいです」と喜びを爆発させていた。『シカゴ』の稽古については「今、特訓しています。インターネットのスカイプを使って、向こうのコンダクターともコミュニケーションを取ったりしてます」と順調に準備を進めている様子がうかがえた。なお、石丸、瀬奈、柚希、こまつ座は代表の井上麻矢、司はそれぞれ次のようにコメントした。「今までの自分のキャラクターではない、悪の香りがするダークな役で受賞できたので、やってきたことに自信を持つことができました」(石丸)。「宝塚歌劇団に入団して昨年で20年が経ちましたが、女優としてはやっと3年目です。これからもこの賞をいただいた誇りを胸に、この賞に恥じぬよう精進していきます」(瀬奈)。「この賞は、スタッフや一緒に舞台を作った星組のみんな、すべての関係者への賞だと思っております」(柚希)。「井上ひさしがいなくなりまして、2年間、必死の覚悟でやってきましたが、私たちのような小さな劇団に力を貸してくださった皆さまやスタッフに心から御礼を申し上げます」(井上)。「この賞は本当に欲しいと思っておりました。生前、菊田先生からお誘いいただいて舞台に出させていただきました。やっと舞台で賞をいただいて、私はこれから、舞台俳優としてスタートしたと思っております」(司)。受賞者には記念たてと、大賞は副賞として賞金100万円、演劇賞には50万円が進呈された。
2012年04月23日4月4日、第37回菊田一夫演劇賞と、第3回岩谷時子賞が発表された。菊田一夫演劇賞は、大衆演劇の中で優れた業績を残したスタッフ、キャストに贈られる、日本有数の演劇賞。今回は『国民の映画』『ベッジ・パードン』『90ミニッツ』の作・演出が認められ、三谷幸喜が演劇大賞に選ばれた。そのほか、演劇賞には米倉涼子、石丸幹二、瀬奈じゅん、宝塚星組の柚希礼音。演劇賞特別賞には、こまつ座、司葉子が選出された。また、岩谷時子賞は日本の音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上・発展に功労のあった人物・団体に授与されるもの。こちらは現在、世界的に注目が集まっている由紀さおりが受賞。また岩崎宏美、平幹二朗が特別賞を、瀬奈じゅんが奨励賞を受賞した。瀬奈じゅんは、菊田一夫演劇賞と岩谷時子賞をW受賞したことになる。
2012年04月04日やなぎみわ演劇プロジェクト『1924海戦』が11月3日(木・祝)から6日(日)までKAAT神奈川芸術劇場にて行われる。やなぎみわ演劇プロジェクト『1924海戦』のチケット情報やなぎみわは、2009年ベネチア・ビエンナーレ日本館代表を務めるなど国際的に活躍する美術作家。『マイ・グランドマザーズ』『フェアリーテール』など写真や映像作品で世界的に高く評価されており、2010年より演劇公演を行っている。今夏から、1924年を舞台とした「やなぎみわ演劇プロジェクト『1924』三部作」を展開、本作は第二部となる。『1924海戦』は、関東大震災からわずか10か月、日本発の近代劇場「築地小劇場」が生まれ、『海戦』という芝居で旗揚げする。船上の舞台セットを組み、こけら落としの前夜を描くというもの。やなぎは、「近代演劇の実現を夢に、驚くべき行動力で日本初の小劇場を創設した芸術家たちを描きます。1920年代を、前衛と言われた芸術の誕生とその後の軌跡を、今、見つめておきたいのです」とコメントしている。11月5日(土)19:00開演の回では、筑波大学 五十殿利治教授をゲストに招いたアフタートークが行われる。公演チケットは11月3日(木・祝)23:59まで発売中。
2011年10月31日イギリスの演劇賞の1つ、批評家協会演劇賞(Critic’s Circle Theatre Awards)授賞式がロンドンのプリンス・オブ・ウェールズ劇場で行われ、昨年ロンドンで舞台に立ったジュード・ロウとレイチェル・ワイズが受賞者として出席した。ガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ』でロバート・ダウニーJr.扮するホームズの相棒・ワトソン博士を演じて好評のジュードは、主演の舞台「ハムレット」で最優秀シェイクスピア劇演技賞を受賞。29日(金)から日本公開の『ラブリーボーン』で14歳の娘を突然失う母親を熱演したレイチェル・ワイズは「欲望という名の電車」のブランチを演じ、最優秀女優賞に輝いた。16年前に同賞の「最も期待される新人賞」を受賞しているレイチェルは「ロンドンの批評家は世界一厳しくて目が肥えています。彼らからこの賞をいただけるというのは、私にとって本当に大きな意味があること。とても感謝しているし、誇りに思います」と語った。(text:Yuki Tominaga)写真は、『シャーロック・ホームズ』のプロモーションで訪れたパリでのフォトコール。© HOUNSFIELD Pierre/Gamma/Eyedea/AFLO■関連作品:シャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDラブリーボーン 2010年1月29日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009 DW STUDIOS L.L.C. All Rights Reserved.■関連記事:『ラブリーボーン』15歳の天才女優シアーシャ・ローナンが笑顔で初来日!徐々にオスカー候補が見えてきた?英国アカデミー賞候補が発表に【どちらを観る?】奇才×ファンタジー『ラブリーボーン』&『Dr.パルナサスの鏡』シネマカフェ的海外ドラマvol.136シャーロック・ホームズよりも名探偵?M・ローク扮する“最強の敵”も登場 『アイアンマン2』ポスタービジュアル解禁
2010年01月28日