女優で声優の戸田恵子が17日と18日に自身のアメブロを更新。仕方なく購入するも金額に驚いたものを公開した。17日のブログで、戸田は「極寒のニューヨークに着きました!」と報告し「外は雪らしい。当然、マイナスです」と説明。「今回はお仕事もあるのですが、少し早めに来て、ブロードウェイをダッシュで満喫したいと思ってます」と予定を明かし「久しぶりにネイルも赤くして。気合いで寒さを乗り切るぞ」と自身のネイルの写真を公開した。18日に更新したブログでは「昨日はマチネとソワレ観劇。MERRiLY WE ROLL ALONG」と観劇したミュージカルのパンフレットの写真を公開。「ダニエル・ラドクリフ君をブロードウェイで観るのは2度目だ。相変わらず素晴らしい!」と称賛し「小さくたって、ショーストッパーだ。拍手が鳴り止まない」とつづった。続けて「そしてお馴染みのスィニートッド」(原文ママ)と他のミュージカルも観劇したことを明かし「新しい演出でした」とコメント。「期せずして2作品ともソンドハイム作品でした」と述べ「うちの社長が、ソンドハイムをソンドンハイムと覚えていたのが笑えます」とつづった。また「劇場販売の水が高い!」と驚いた様子でコメントし「うっかりお水を忘れてきてしまい、仕方なく買いました!」と写真とともに報告。「7.5ドルもしました。1ドル148円で計算して、¥1.110-ですわ」と購入した水の金額を明かし「もう絶対!忘れない!」と反省した様子でつづった。最後に「何せ寒いので、帰り道、珍しくホットチョコレートを買いました」と店先の写真とともに報告し「甘すぎでした」とコメント。「今日は期待の作品!観に行くぞー」と意気込みをつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お水の入れ物がオシャレ」「高いですね」「びっくりです」などのコメントが寄せられている。
2024年01月19日女優で声優の戸田恵子が15日に自身のアメブロを更新。娘のような人物の結婚を祝福した。この日、戸田は「レギュラーアンパンマンと玩具、映画予告の収録!」と報告し「本年初の収録です」と説明。「おめでたいニュースです」と述べ「コキンちゃんこと平野綾ちゃんが結婚しましたぁ」とアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)でコキンちゃん役を務める声優の平野綾が結婚したことについて言及した。続けて「先週、グループラインに結婚おめでとう!みたいなラインが入ってきて」と明かし「思わず『うん?結婚?うちのグループにまだ結婚する人なんて居るの?w』って思っちゃいました」とコメント。「高齢者の多いグループですから。w」と冗談まじりに述べ「おお!ひとり居りました。若者が」とつづった。また、平野について「同じ名古屋の出身」と明かし「19歳の頃からアンパンマンファミリーで、いわば私たちの娘のようなものです」とコメント。「とにかく元気で!末永くお幸せに」と呼びかけ「それから仲良しのももクロの百田夏菜子ちゃんもね!おめでとう」と人気デュオ・KinKi Kidsの堂本剛と結婚したアイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子も祝福した。最後に「悲しいことが多い中での嬉しいニュース」と述べ「今日は心からのおめでとうを送りました」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「明るく幸せなニュース」「おめでたいですね」「嬉しいですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月16日女優で声優の戸田恵子が14日に自身のアメブロを更新。父親の法要で納骨の際に勉強不足だと思ったことを明かした。この日、戸田は「愛知県に出向き、父の四十九日の法要をして参りました」と報告。「生前に父が決めていたお寺さんに、久しぶりに親戚や友人の皆さんが集まり、父を偲び、昔の写真を見たり戸田家そのものを懐かしんでおりました」と法要での様子を明かし「有難い時間でした」とつづった。続けて「集まる皆さんも、私を含めかなりの高齢化です」と述べ「それだけ父が長生きしたということでもありますね。生きていたら今月で93才になるところでした」とコメント。「法要後の納骨の際。所変われば…で、骨壷の大きさが違うことを私は全く知らずでした」と明かし「東京で葬儀をしまして、愛知県で忌明け。骨壷を収蔵しようとしましたら室に入らない」とハプニングを告白した。また「東京では全収骨が当たり前なんです」と述べ「西日本では部分収骨なんですね。全く知りませんでした。勉強不足!」と反省した様子でコメント。「お寺さんに一旦預かっていただき、合うサイズの壺を用意していただいて後に納骨になりました」と報告し「まだまだ知らないことありますね」とつづった。最後に「先日のポルトガルで、父のお水コップとデミコーヒーカップを買いました」と写真とともに明かし「今日からお位牌が母の仏壇に入るので、カップなどを小さくしました」と説明。「位牌は離しておきました。w」と述べ「生前に離婚していた2人が同じ仏壇に居るのはどうなんですかね。まぁ、心配しても仕方ないのですけど」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「知りませんでした」「所変わればですね」「京都ではお墓に骨壷で、納めません」「青森では骨壷無しで、桐の箱に入れます」などのコメントが寄せられている。
2024年01月15日女優で声優の戸田恵子が11日と13日に自身のアメブロを更新。貰って驚いた差し入れを公開した。11日のブログで、戸田は「帰国しました」と報告し「ポルトの空港でとどめのエッグタルト」とポルトガルの空港で堪能したエッグタルトの写真を公開。「もう3年くらい食べなくても良いかも」と冗談まじりにつづった。13日に更新したブログでは「地球との約束。ナレーション録り」と写真とともに明かし「私の癒しの時間です」とコメント。「その後、本日はNHKで遅くまで朗読のお仕事してました」と報告し「なかなかムズイお仕事で。つうか、めっちゃムズイお仕事で。頭はウニウニでした」とお茶目につづった。続けて「差し入れを頂きました」と明かし「何と!ここでもエッグタルト!」と写真とともに驚いた様子で説明。「ブログを読んでくださったのですかね?それとも偶然でしょうか?」と述べ「とにかく又々エッグタルトなんですぅ」とつづった。最後に「くたくただ。まだ時差ボケ。時々、トロンとしています」と明かし、自身の写真を公開。「2日連チャンで明け方に寝ている感じ」と説明し「今日は早く寝るぞ」とコメントし、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「笑っちゃいました」「嬉しいような、、、複雑ですね」「私も食べてみたい」「偶然だったら凄すぎます」などのコメントが寄せられている。
2024年01月13日女優で声優の戸田恵子が8日に自身のアメブロを更新。ポルトガルでまさかの再会をした人物に驚いた日のエピソードをつづった。この日、戸田は「昨日は思いがけずカズさんの運転でポルトまで40分くらいのドライブ」と報告し、プロサッカー選手のカズこと三浦知良との2ショットを公開。「久しぶりにじっくりお話が出来ました」と述べ「お互いの近況や人生観。昔の話。大笑いできるバカ話。etc」とカズとの会話の内容を明かした。続けて、ポルトガルでは「美味しいお店に連れてってもらいまして」と写真とともに堪能した料理を紹介し「どれもこれも最高、幸せな時間でした」とコメント。「何と!何と!驚く勿れ!夜はフランクフルトから長谷部誠さんが登場」と明かし、ドイツのアイントラハト・フランクフルトに所属するプロサッカー選手の長谷部誠やカズとの3ショットを公開した。また「皆んなで川沿いを散歩しました」(原文ママ)と報告し「実は長谷部さんとは以前にもお会いしてまして、まさかポルトで再会できるなんて」と驚いた様子でコメント。「こんなスリーショットが撮れるなんて」と嬉しそうに述べ「私の運はここで使い果たしたかも」とお茶目につづった。最後に「明けて今日はカズさんはチームトレーニング」と明かし「長谷部さんは多分見学してるかと」とコメント。「私はポルトの街を散策しています」と述べ「夜はファドに行きたいな」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「最高ですね」「素晴らしいご縁ですね」「貴重なスリーショット」「羨ましい限りです」などのコメントが寄せられている。
2024年01月10日女優で声優の戸田恵子が8日に自身のアメブロを更新。夕食をごちそうしてくれたプロサッカー選手のカズこと三浦知良についてつづった。6日のブログで戸田は「昨夜、フランクフルトからポルト」とポルトガルを訪れたことを明かし「車で40分!オリヴェイラ・デ・アゼメーイスに着きました」と説明。「今日はサッカー観戦しました」と報告し「カズさんも出場して感動でした」と写真とともにつづっていた。この日は「昨日はサッカーの試合後、アヴェイロで船に乗って」と写真とともに説明し「夜はカズさんにゴチになりました」と三浦との2ショットを公開。「カズさんのスタッフとうちのスタッフで会食」をしたことを明かし「皆んなハッピーな夜でした。特にうちのスタッフは」(原文ママ)と堪能した料理の写真とともに報告した。続けて「そして明けて今日はドライブ~」と車に乗車した三浦と自身の姿を公開し「カズさん運転で遠出してまーす!」と説明。「ガソリン入れてるカズさん!なんでも、何をしても素敵すぎるのです」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「カズさんかっこいい」「交流関係にビックリしてます」「素敵なご旅行を楽しんで下さいね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月08日女優で声優の戸田恵子が6日に自身のアメブロを更新。社員旅行で海外を訪れ感動したことをつづった。この日、戸田は「社員旅行に来ています」と切り出し「フランクフルトでトランジットです」と空港の写真とともに説明。「さて、これからどこに向かうのでしょうかー?」と問いかけ「お楽しみにー!」とつづった。続けて更新したブログでは「昨夜、フランクフルトからポルト」とポルトガルを訪れたことを明かし「車で40分!オリヴェイラ・デ・アゼメーイスに着きました」と報告。「今日はサッカー観戦しました」と説明し、サッカーのユニフォームを着用した自身の姿やサッカー場の写真を公開した。また「お天気か良くてもう最高です」(原文ママ)とコメントし「カズさんも出場して感動でした」とプロサッカー選手のカズこと三浦知良との2ショットを公開。「今回のメインイベントは終わりました」と述べ「ただいま、ランチしてまして、この後、アヴェイロに行くつもりです」と予告し「ポルトガルのヴェニスと言われているところです」と説明し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「満喫されていますね」「嬉しそうなご様子が伝わってきます」「楽しんで来て下さいね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月07日まだまだあるでよ!あなたの知らない戸田恵子が、短編劇で駆け抜けます!名古屋生まれのスター・戸田恵子。女優・声優・タレントとして大活躍・注目され続ける彼女にも、まだまだ世間に知られていない一面が!?生誕66周年のお祝いは「短編劇集」で彼女の魅力をお届けします。これまでのリアルな人生を元に描いた物語や、「もしもこうなっていたら?」の創作物語。さらには名古屋弁を喋る戸田恵子まで!?生まれ故郷・名古屋を拠点に活動する演劇人ふたりを引き連れて、祝祭感満載の短編集をお届けします。やったろみゃあ!歌もあるでよ♪三谷幸喜作品を始めとする数々のテレビドラマや、数々の映画に出演し、舞台でもミュージカルからストレートプレイまで、劇場や作品の大きさに関係なく多数出演する女優・戸田恵子。さらに音楽活動や、『それいけ!アンパンマン』のアンパンマン役、『きかんしゃトーマス』のトーマス役のみならず、洋画ではジュリア・ロバーツやジョディ・フォスター、ニコール・キッドマンなどの吹き替えも行うというマルチに活躍している戸田の生誕66周年を記念した公演『ROUTE66 ~やったろみゃあ!~』に豪華日替わりゲストの出演が決定した!本作は短編劇で構成され、名古屋を拠点に活動する演劇ユニット・空宙空地のおぐりまさこ、関戸哲也と上演する。空宙空地とは、2013年に旗揚げされた名古屋を拠点とするおぐりまさこ×関戸哲也による演劇ユニットで、関戸が描き出すジェットコースターヒューマンドラマで名古屋のみならず大阪・津・東京・札幌など活動の場を広げ、様々な演劇賞を受賞している注目の演劇ユニットである。そんな空宙空地を、戸田恵子は「推し」ており、今回共演することとなった。★戸田恵子から最新コメント到着!「体力無くなったなー!シワが増えたなー!老けたなー!と思い始めた今日この頃。間も無く66歳を迎えます。公演タイトルの「ROUTE66」は実際にある有名なストリート。それにあやかって生誕66年のアニバーサリー公演を行います!アニバーサリーはいつも、応援してくださる皆様への感謝の気持ちを込めて創っています。ひたすら感謝です。ゲストの皆さんは日頃から親しくしている方ばかり。植木豪くんはもう弟です。青木さやかちゃんは同郷の妹です。寺脇康文さんは演劇界のチームドリカム・同志です。山寺宏一くん、ヤマちゃんは舎弟です。笑っ皆さま、劇場でお待ちしております!」★豪華日替わりゲスト決定!戸田恵子と縁が深い、豪華ゲストが日替わりで出演。9月8日(金)19:00公演には植木豪、9月9日(土)14:00公演には青木さやか、9月9日(土)18:00公演には寺脇康文、9月10日(日)14:00には山寺宏一といういずれも見逃せない顔ぶれが揃った!女優・戸田恵子の知られざる姿が、CBGKシブゲキ!!という渋谷のど真ん中のコンパクトな劇場で繰り広げられる!?上質な短編劇。乞うご期待!!<公演概要>戸田恵⼦⽣誕66周年記念公演『ROUTE66 ~やったろみゃあ!~』2023年9月8日(金)~9月10日(日)東京・渋谷CBGKシブゲキ!!【脚本・演出】関戸哲也(名古屋拠点演劇ユニット 空宙空地)【出演】戸田恵子おぐりまさこ(空宙空地)関戸哲也(空宙空地)《日替わりゲスト》9月8日(金)19:00 植木豪9月9日(土)14:00 青木さやか9月9日(土)18:00 寺脇康文9月10日(日)14:00 山寺宏一【日時】2023年9月8日(金)〜10日(日)9月8日(金)19:009月9日(土)14:00/18:009月10日(日)14:00※開場は開演の30分前※上演時間1時間30分予定【会場】CBGKシブゲキ!!(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 2-29-5 ザ・プライム 6階)【チケット代金(全席指定・税込)】前売 8,800円【チケット好評発売中】■CNプレイガイド TEL 0570-08-9999■Confetti(カンフェティ) TEL 0120-240-540【お問合せ】「ROUTE66〜やったろみゃあ!〜」公演事務局 route66-stage@hike.in c【公式サイト】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月14日ドラマ『THE LAST OF US<シーズン1>』が3月22日(水) にデジタル販売されることが決定。併せて日本語吹替版の声優を務めた山寺宏一と潘めぐみのインタビューが到着した。本作はPlayStation3専用ソフトとして史上最多、全世界200以上のゲームアワードを受賞した『The Last of Us』をベースに、『チェルノブイリ ーCHERNOBYLー』の監督&脚本を手がけたクレイグ・メイジンがアメリカの有料ケーブルテレビ放送局「HBO」で巨大な製作費をかけて描いた海外TVシリーズ。寄生感染症のパンデミックにより現代文明が滅亡した世界で、妻子を失った男と、感染抗体を持つ14歳の少女が生き残るために戦うサバイバルホラー・アクションアドベンチャーだ。メインキャラクター5名の日本語吹替を務めるのは、ゲームからの踏襲となる豪華声優陣。主人公のジョエル役を山寺、エリー役を潘が演じるほか、ジョエルの弟トミー役を高橋広樹、テス役を田中敦子、マーリーン役を朴璐美が務める。またデジタル販売を記念して、山寺&潘のコメント動画が付いた字幕版の第1話が、3月28日(火) までの期間限定で公開されている。以下、山寺と潘のインタビューをお届けする。――山寺さんが吹替をされたジョエルの魅力や役を演じる上でのこだわりを教えてください。山寺タフなところです。歩く武器庫、人間凶器と言われていて、武器を操って生き抜いてきた強い男と言うイメージですけど、そもそもは娘思いの優しい男で、エリーとの出会いによって少しずつ心を取り戻していくけれども、というキャラクターです。演じる上でのこだわりは、今回のドラマ版のペドロ(・パスカル)さん演じるジョエルをしっかり演じることです。ゲームの時も(モーションキャプチャーを行った)トロイベイカーさんを基に表情を作られていると思うのですが、今回は実写版ですから、よりきめ細かい機微を声で表現できるように、そして自分も本当に心からその台詞を説得力のあるかたちで表現できるように、気にして演じております。――同じく、潘さんが吹替をされたエリーの魅力や役を演じる上でのこだわりを教えてください。潘(現代文明の滅亡した)この世界になってから生まれたということもあって、どこか達観していて、大人びていて、彼女もジョエル同様タフなんですよね。ただ、達観した部分と裏腹に年相応な部分や、少女らしい一面もあります。この世界や環境が彼女をそうさせてるのかなと思うのですが、ちょっとした残虐性も彼女の魅力だと思いました。初めてがれきに埋もれた感染者を見たときに、エリーが体を切ってから仕留めるというシーンがあって。この年齢で危ういことを経験してしまっているが故のちぐはぐさが、強さでもあり脆さでもあり、その揺らぎのようなものに魅力を感じますね。この世界で生きてきて、強さを身に付けないと生き延びられないというのは当たり前だと思うんですけど、その中でも1人になるのを恐れている、弱さみたいなのも彼女の魅力のように思います。こだわっている点は山寺さん同様、ラムジーさんの演じるエリーに寄り添っていくことです。もちろんゲームで培ってきたベースのエリーから大きく変わったりしていないですけど、よりドラマになったことで見える機微みたいなのをこちらでもくみ取れるように細かく注意しつつ、寄り添えたらなと思っています。――ジョエル、エリー以外に好きなキャラクターはいますか?山寺ジョエル的にはサラになります。愛娘ですし、エリーをサラと重ねているからこその行動となるので、全てはそこから始まりますからね。ただゲームの時も凄いストーリーでしたけど、ドラマ版は毎回、オリジナル部分や膨らませ方が凄くて、出てくるキャラクターがみんな魅力的に見えます。3話のビルとフランクのエピソードは世界中で素晴らしい物語だと言われていますが、その中でも3話の後半でジョエルがフランクの着ていたシャツに着替えるんですよね。そこでビルとフランクをうまく絡めるというところで好きなキャラクターランキング上位にビルとフランクがグイっと上がってきました。潘潘めぐみとしてはビルとフランクなんですけど、外せないのはヘンリーとサムですね。ゲーム版のサムはエリーと同じくらいの年齢ですが、ドラマ版ではサムは年下の男の子なのでエリーが遊んであげるんですよね。“好きなコミックスを何巻持ってるの?”って聞いて、ふたりの巻数を合わせても全巻ないみたいなところも素敵です。――見どころを教えてください。山寺とんでもなく面白いということをまずお伝えしたいなと思います。ゲームが好きな方から「The Last of Us 好きです!」といまだに言っていただけるくらい、思い入れの強い方が多いので、ドラマ版はどうなんだろう?と思っているでしょうが、そのような方の期待に十分に応えられますし、全く触れてなかった人もみなさん感動できます。どうしても感染者やパンデミックというワードでゾンビ的な作品、アクションホラーみたいなイメージを持たれると思います。もちろんそういう面も凄いですけど、それ以上にヒューマンドラマであるということ。きっと感動できるということをお伝えしたいなと思います。潘タイトルが“私たちの最後”という意味なんですよね。実際の世界も本作の世界ほどのパンデミックではないにしろ、やっぱり世界中で大きな変化があって、人生の最後を迎えるかもしれない世界の中で一体私たちはどうやって生きていくの?何を選んでいくの?これからどうしていくことが幸せなの?というのがこの作品を観て自分に返ってくるような気がしています。もちろんゲーム版をプレイされた方には「ゲームと同じ画角だ!」とか「同じ音楽だ!」「こうやって再現されるんだ!」というのを喜んでいただきたいですし、プレイされたことのない方にはこの2~3年間の経験だったり思いだったりをドラマから反芻して自分に返していっていただけたらより楽しんでいただけるんじゃないかなと思います!ドラマ『THE LAST OF US<シーズン1>』字幕版第1話※3月28日(火) までの期間限定公開<作品情報>『THE LAST OF US<シーズン1>』3月22日(水) デジタル販売スタート『THE LAST OF US<シーズン1>』キービジュアル脚本/製作総指揮:クレイグ・メイジン、ニール・ドラッグマン監督:クレイグ・メイジン、ニール・ドラッグマン、ピーター・ホアー、ジェレミー・ウェッブ、ヤスミラ・ジュバニッチ、リザ・ジョンソン、アリ・アッバシ【出演】ジョエル役:ペドロ・パスカル(山寺宏一)エリー役:ベラ・ラムジー(潘めぐみ)トミー役:ブリエル・ルナ(高橋広樹)テス役:アナ・トーヴ(田中敦子)マーリーン役:マール・ダンドリッジ(朴璐美)【配信プラットフォーム】・Google Play()・Amazonプライム・ビデオ()・Microsoft 映画 & テレビ()・ビデオマーケット()公式サイト()THE LAST OF US (C)2023 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. (C)2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年03月15日HBOオリジナルドラマ「THE LAST OF US」の日本語吹替版が、2月13日(月)よりU-NEXTにて毎週1話ずつ独占配信決定。山寺宏一、潘めぐみをはじめとする豪華吹替キャストがゲーム版から続投する。本作は、2013年にPlayStation(R)3専用タイトルとして発売され、全世界で200部門以上のゲームアワードを受賞した人気サバイバル・アクションゲームがベース。ゲームシリーズのクリエイティブ・ディレクター、ニール・ドラックマンと「チェルノブイリ」の脚本・製作総指揮を務めたクレイグ・メイジンの共同脚本によって制作された。「ゲーム・オブ・スローンズ」でオベリン・マーテル役、リアナ・モーモント役をそれぞれ演じた、ペドロ・パスカルとベラ・ラムジー扮する主人公・ジョエルとエリーが、感染症で文明崩壊したアメリカを舞台に、希望を求めて過酷な旅を繰り広げる。現在制作中の日本語吹替版では、ジョエル役に山寺宏一、エリー役に潘めぐみ、トミー役に高橋広樹、テス役に田中敦子、マーリーン役に朴璐美など、ゲーム版でも同役を務めた声優陣が出演。ゲーム第1作目の発売となる2013年から約10年越しとなる豪華共演に注目だ。「THE LAST OF US」日本語吹替版は字幕版第5話と同時、2月13日(月)より毎週1話ずつU-NEXTにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年01月13日明日海りおと戸田恵子が共演するミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』のメインビジュアルが公開された。本作は、化粧業界に革命を起こしたふたりの女性創業者、エリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタインの波乱の人生を描いたミュージカル。公開されたメインビジュアルは、ピンクを基調に明日海演じるエリザベス・アーデンが赤、戸田演じるヘレナ・ルビンスタインが青と対照的な装い。女性の真の美を追求し続け、自身の化粧品ブランドを世界的地位に押し上げたふたりにふさわしく、華やかかつ力強さを感じさせるものとなっている。併せて、上原理生、吉野圭吾ら全キャストが発表となった。上原はエリザベスの夫、トミー・ルイス役、吉野はヘレナのビジネスパートナー、ハリー・フレミング役を務める。『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』は、2023年5月から6月にかけて東京・大阪・名古屋・京都で上演される。<公演情報>ミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』脚本:ダグ・ライト音楽:スコット・フランケル歌詞:マイケル・コリー翻訳 / 訳詞 / 演出:G2【出演】エリザベス・アーデン:明日海りおヘレナ・ルビンスタイン:戸田恵子トミー・ルイス:上原理生ハリー・フレミング:吉野圭吾朝隈濯朗 後藤晋彦 俵和也井上珠美 河合篤子 罍陽子 小林由佳 原広実 彩花まり 美麗 吉井乃歌【東京公演】2023年5月7日(日)~17日(水) 日生劇場チケット:S席:14,000円 A席:9,000円 B席:4,500円(税込 / 全席指定)※未就学児入場不可※車椅子を利用されるお客様はご来場前に必ずお問い合わせへご連絡ください。一般発売:2023年2月25日(土)【大阪公演】2023年5月27日(土)~29日(月) 森ノ宮ピロティホール【名古屋公演】2023年6月2日(金)~4日(日) 御園座【京都公演】2023年6月8日(木)~13日(火) 京都劇場関連リンク公式サイト::
2022年12月26日女性の美に革命を起こしたエリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタイン 二大コスメブランドの歴史に残る争いを明日海りおと戸田恵子が演じる!2017年にブロードウェイで幕を開け、華やかで美しい世界観が圧倒的な支持を集めたミュージカル”WAR PAINT”。この話題作が、明日海りお×戸田恵子という魅力的なタッグにより日本初演版『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン –WAR PAINT-』として上演されます。エリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタイン。20世紀前半の化粧業界に革命を起こした二人の創業者。そんな二人の長年に渡るライバル関係と秘められた苦悩を描いたのが、本作『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン –WAR PAINT-』です。共に貧しい家に生まれるも、アーデンは視覚に訴える華やかさを追求、ルビンスタインは科学的見地からのアプローチと、各々独自の発想と行動力で、自らの化粧品ブランドを世界的地位へと押し上げました。本作では、互いのパートナーが入れ替わったり、第二次世界大戦が起きたりといった様々な困難を乗り越えた先で、二人が初めて対面を果たすまでが美しい楽曲に載せたミュージカルとして描かれます。脚本、音楽などのオリジナル・スタッフはブロードウェイのトップ・クリエイターチームが集結し、演出は『RENT』オリジナル版や、2017年のトニー賞を席巻した”DEAR EVAN HANSEN” で知られるマイケル・グライフが務め、圧倒的な美しさを現出した舞台として好評を博しました。何より話題となったのは、共に二度のトニー賞ミュージカル主演女優賞受賞歴を持つ、大女優クリスティン・エバーソールとパティ・ルポーンの競演。二人は本作でも同賞にノミネートされましたが、一つの作品から二人も主演女優賞にノミネートされるのは、極めて稀なことです。そして迎える待望の日本初演。エリザベス・アーデン役には、宝塚歌劇団花組トップスターとして圧倒的人気を誇り、退団後もミュージカル『ガイズ&ドールズ』、ドラマ「DCU〜手錠を持ったダイバー〜」など、幅広いジャンルで活躍している明日海りお。そしてヘレナ・ルビンスタイン役には、三谷幸喜作品をはじめ話題作に欠かせない俳優として、舞台・映像に引っ張りだこの戸田恵子という、夢のタッグが実現しました。共に演技派として知られる二人なだけに、熾烈な争い、女性の機微を巧みに表現し濃密な劇空間を立ち上げてくれることは疑いようもありません。演出は、名作『マイ・フェア・レディ』をはじめとするミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎まで幅広く手掛け、近年オリジナルミュージカルの創作でも高い評価を得ているG2が務めます。今よりも女性の活躍の場が少ない時代、偏見や障壁と戦い、時代と自らの人生を切り拓いた二人の姿は、苦難の多い今の女性たちにこそ、大きな力を与えてくれることでしょう。ミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン –WAR PAINT-』日本初演に、どうぞご期待ください。上演決定にあたり、出演者からコメントが届きました。<コメント>明日海りお(エリザベス・アーデン役)化粧品業界で一線を走り続けた女性、ミス・エリザベス・アーデン役で出演させていただきます。彼女が美を追求したのは、一体なんの為なのか…世の女性たちのため、ライバルに打ち勝つため、それとも純粋にそれを愛していたからなのか。長い間競い合った、ヘレナとエリザベスの出す最後の答えが最高にカッコよくて素敵に感じていただけるよう、精一杯務めさせていただきます。ヘレナ役の戸田さんは、ドラマや声優さんとしてのご活躍をたくさん観て来ましたので、なかなか実感が湧かないのですが、色々学ばせていただくのを大変楽しみにしております!他にも、はじめてご一緒させていただく、演出、製作陣のみなさま、共演者の方々と「エリザベス・アーデン vs. ヘレナ・ルビンスタイン」を創りはじめる日が待ち遠しいです!戸田恵子(ヘレナ・ルビンスタイン)オファーを頂いて本当にびっくりしました!『WAR PAINT』はブロードウェイで観ておりましたし、何よりヘレナを演じたパティ・ルポンさんは、長年の憧れの大大大好きな女優さんでもあります!かれこれ40年近く毎年N.Yに行ってますが、彼女が出ている作品は全て観ております。そんなお役が私に頂けるなんて全く信じられない!ただただ身が引き締まるばかりです。明日海りおさんとは初共演になります。でも私は朝ドラをよく観ているので「おちょやん」に登場された時、とても印象的で「ん?この美しい人は誰だろう?」って即、調べたりしました。その方とご一緒できるなんて、これもまた不思議なご縁を感じています。今は彼女のYouTubeをたくさん観ています。素晴らしいですね。どうぞ、高齢の私を労って頂けるよう願うばかりです。ご一緒できるのを楽しみにしております。<公演概要>タイトル:『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』脚本ダグ・ライト音楽スコット・フランケル歌詞マイケル・コリー翻訳 / 訳詞 / 演出:G2主演:明日海りお戸田恵子上演:2023年5月日生劇場その後、地方公演あり公式サイト: 公式Twitter:@warpaint2023 製作TBS / 研音 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月05日4月中旬、東京都内の住宅街にある介護施設。その入口でワンボックスカーのスライドドアが開くと、グリーンのトレーナー姿の戸田恵子(63)が降りてきた。続いて奥からゆっくりと高齢の男性が現れた。戸田は慣れた様子ですぐさま手を貸し、転ぶことがないようしっかりと支えながら、彼が車から降りるのを手伝った。運転手から手荷物を受け取ると、男性の手を引き、一緒に施設の中へ入っていった――。「男性は戸田さんのお父さんです。彼女は50年間離れて暮らしていた90歳になるお父さんを昨夏、名古屋から東京に呼び寄せたんです。お父さんはふだんは施設で生活していますが、この日は病院に行くのを、戸田さんがサポートしていたようです」(戸田の知人)戸田は俳優・井上純一(62)と’06年に離婚。独身を貫いている。このコロナ禍、“ワンオペ”で実父の介護生活を送っていたのだ。「幼いころから名古屋の児童劇団に所属し、子役として活躍していた戸田さんですが、ご両親は、彼女が小学生のとき離婚しました。ひとりっ子の戸田さんは、父母のどちらと一緒に暮らすか選択する際、お母さんの涙を目の当たりにして、お母さんとの2人暮らしを決めたといいます。16歳のときに歌手デビューし、上京して以来は、お父さんとは年に1回会う程度だったと聞いています」(前出・戸田の知人)苦楽を共にした母親も16年前に74歳で他界。戸田はかつてインタビューで約4年におよぶ在宅介護生活についてこう語っている。《母は14年ほど肝臓を患って最後の4年はがんと認知症のダブルでした。撮影の合間に少しでも時間があったら家に戻って、食事の世話をしたり、母がつまずかないように部屋の掃除をしたり》《私は自宅で介護をしたけれど、母にはもっといろいろなことをしてあげられたんじゃないかなと、よく思います。一緒に暮らすとやっぱりイライラしちゃうし、怒りが湧いてくる》(ともに『婦人公論』?’16年4月26日号)■母の死後、今度は離別の父が脳梗塞に…彼女を知る舞台関係者は言う。「戸田さんが仕事のロケなどで数日外出する際は介護施設のショートステイを利用したこともありました。ただ、お母さまはもともと人と一緒にいるのが得意ではなかったそうで、施設に順応するのは難しかったと聞いています。ヘルパーさんにお願いするのもお母さんが気を使うからと最終的に在宅介護を決心したそうです」母親が亡くなった翌年、戸田は井上と離婚している。「当時、母親の介護による別居も、離婚の一因だったのではと報じられました」(スポーツ紙記者)母親の死を、戸田はなかなか受け入れられず、母親の遺品整理にかなりの時間を要したそうだ。《最近になってようやく、母の部屋にあった小さな冷蔵庫を処分しようかな、という気になりました。死後10年って、少しずつ受け入れられるようになったのでしょうね》(前出『婦人公論』より)母を亡くした心の傷が少しずつ癒え始めたころ、名古屋在住の父親が脳梗塞で倒れたという。「病気が再発したこともあり、視野狭窄で視界がかなり狭まってしまったそうなんです。お父さんはかつて料理の仕事をしていた時期もあり、家事全般を自らできる方だったのですが、ひとり暮らしを心配した戸田さんは、お父さんにケアハウスやサポート施設への入所を相談。地元のそうした施設へ頼ることを決めたそうです」(前出・戸田の知人)定期的に父親の様子を見に、地元に戻っていた戸田だったが、新型コロナの感染拡大により、父親と会えなくなってしまったという。戸田は4月14日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でこう語っている。「そのうち“東京からの人とは接触してほしくない”ということになりまして。それもわかります、高齢者の施設なのでね。これはどうしたものかなと思って……。それで東京の施設で面会ができるところもあると知り、まさかとは思ったんですけど『東京に来る気はある?』と(父に)聞いたら『来る』って言ったんですよ!」■「母のことに関してはいつも後悔がたって…」冒頭の都内の介護施設には昨夏、入所したという。「週に2回は面会、月に1回は通院の付き添いをしています。心配なので、お父さんに会えない日は毎日電話をかけているそうです」(前出・戸田の知人)戸田は『徹子の部屋』でこうも語っている。「あのころ(母の介護時代)は私もいっぱいいっぱいの感じで。今だったらこうできたのになあって、母のことに関してはいつも後悔が先立ってしまって……。両親は別れた2人だから母は上(天国)からどう思って見てるかなと思います。今では母が別れた父を、私が見るという面白い図になってるなと。母にはおおらかに見ていてもらえればと思います」今度は実父の介護に奮闘する戸田。「株式会社ねこの手」代表で、介護コンサルタントの伊藤亜記さんも今回の彼女の決断を支持する。「お母さまを在宅介護でひとりで看取るのは肉体的にも精神的にもつらい思いをしたはずです。ただ、人の手を頼るからこそ優しくできる面もあります。戸田さんがその経験を生かしていて、お父さまとの向き合い方を考えて実行していることは非常に素晴らしいです」《家族は愛を、介護はプロに》の心構えを持つ勇気も大切だという。「コロナ禍で面会もままならず、『親に本当はこうしてあげたかった……』と嘆く人は多いです。コロナ禍は家族のあり方を改めて考える契機。悔いの残らない選択をすることが肝要です」(伊藤さん)戸田は、こんな“夢”を周囲に打ち明けているという。「3年前、彼女は三谷幸喜さんの脚本で一人芝居に挑戦した際、その重圧に『もう二度とできない』と思っていたそうです。ただ、最近になって“もう一度一人芝居を”という気持ちが芽生えてきたようです。お客さまの前で直接拍手をいただけるありがたさを、このコロナ禍で改めて感じたそうです」(前出・舞台関係者)仕事現場では太陽のように笑っているという彼女。天国の母親、そして呼び寄せた父親のためにも、戸田は前を向いて歩み続ける――。「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年04月29日三谷幸喜と戸田恵子。一人芝居『なにわバタフライ』(2004年初演)でミヤコ蝶々をモデルとした喜劇女王の生涯を描ききり、喝采を浴びた黄金コンビだ。そんなふたりが手を組む舞台『虹のかけら ~もうひとりのジュディ』が、全国ツアーを経て、東京・スパイラルホールにて12月19日(木)から25日(水)まで上演される。この作品で描かれるのは、ジュディ・シルバーマンという名の女性の生涯。映画『オズの魔法使』をはじめとする作品群で子役時代から世界中に知られたジュディ・ガーランドの影となって生き抜いた人物だ。ある時は、付き人として。またある時は、専属の代役として。ジュディ・ガーランドの女優人生とは切っても切れないパートナーである。ガーランドが輝けば輝くほど、誇らしい。そして、それと同じくらい、憎らしい。そんな筆舌に尽くしがたい“もうひとりのジュディ”の心理を、もはや円熟の域に達した三谷の構成・演出、戸田の出演で描いていく。本作は昨年5月、「Keiko Toda 60years Anniversary」として初演されたもの。ピアノやコントラバスの生演奏にのせて、少女のときめきから大人の屈折まで、自在に行き来する戸田の熱演に拍手がはじけた。1年半ぶりとなる今回の再演では、さらに磨きをかけたステージになること必至。私たちがうっとりと見惚れる名作の影には、たくさんの人たちの知られざる心理がうごめいている。それを踏まえて、年末年始、改めてジュディ・ガーランドの出演作を観なおすのも一興かもしれない。文:小川志津子
2019年12月17日10月1日、女優の戸田恵子(62)が「ノンストップ」(フジテレビ系)の「行きつけの店教えます!」コーナーに出演した。コーナー冒頭では、戸田の声優担当したアニメや映画などが紹介された。16歳で演歌歌手デビューした戸田は、女優や声優として幅広く活躍。Twitterでは、好きな戸田の作品を挙げる声が続々。「戸田恵子」がトレンド入りしている。そんなマルチに活躍する戸田の「行きつけの店」として、戸田が通い続けて約20年になるという理髪店が紹介された。戸田は顔そりをしてもらうために月1で通っていると告白。母親に影響を受けて通うようになったという。スタジオでは戸田の美肌が絶賛された。Twitterでも戸田の美しさを称賛する声が上がった。《戸田恵子さん肌めっちゃ綺麗!!って思ったら月一でお顔そりいってるらしく、行きたくなった。いこかな》《戸田恵子さん綺麗な理由シェービングって言ってくれてシェービングを職業にして1年目の私にとってすごい励みの言葉》《戸田恵子さん62歳なの?見えない!お綺麗~》《戸田恵子さん見た目が若過ぎて62に見えないんですが》戸田は16年9月に本誌に登場し、「美の秘訣」についてこう明かしていた。「私は9割が外食かお弁当という食生活なので、野菜をなるべく取るようにしています。大好きな味噌煮込みうどんを食べる前には、特製野菜ドリンクを飲んだり、時間があれば野菜でピクルスを作ったりして」演技面だけでなく、還暦を過ぎた戸田の年の重ね方に憧れるファンも増えそうだ。
2019年10月02日女優の仲里依紗と戸田恵子が出演するインターネット総合ショッピングモール「Qoo10」の新テレビCMが、3月16日より放送される。また、同日よりサイト内特設ページでもCMの映像が公開される。仲里依紗と戸田恵子3月16日~29日に放送される「買杉家 出会い」編では、仲演じる新人家政婦“家政婦のナカ”が新たに働き出した豪邸には、各々のスマホ片手に狂ったようにネットショッピングに興じる「買杉家」の人々が。はじめは戸惑う“ナカ”も、(でも私は知っている、めっちゃ安いサイトを・・・)と、ほくそ笑む。それに気づいた先輩家政婦・戸田恵子は、苦々しく「チッ」と舌打ちする。今回が初共演となり、お揃いのメイド服を着て、新人家政婦と古株の先輩という間柄をコミカルに演じた2人。「Qoo10」のお得なタイムセールをつい教えたくなってしまう“ナカ”が、先輩家政婦・戸田に「おやめなさい!」と止められる、「買杉家 タイムセール」編も3月23日~4月5日に放送される。仲は「メイド服を着られるということで、すごく楽しみにしていました。クラシカルなメイド服なので、衣装を合わせたときもすごく可愛いなあと、テンションが上がりました。セットがすごくかわいくて、コミカルなシチュエーションだったので、楽しく撮影できました」とコメント。戸田は「非常に楽しい家族の中にメイドさんがいるという。結構いい家なんだなあって、そこに潜んでいる2人という独特の世界観がすごく面白かったです。メイド服は、着てすぐにその気になれる服だと思うんですよね。仲さんとっても似合ってるなと思いましたし、私も似合っていると思いました(笑)」と話した。また、仲は「私はいつか共演してみたいなとずっと思っていました。ずっと見ていた側なので。今回、先輩メイドさんで、厳しく言われるんですけど、(今後)お芝居でも共演できたらうれしいなと思いました」と戸田との共演は念願だったと告白。戸田は「私はいつも仲さんをTVとかで拝見していて、いちごちゃんのイメージがあったんですよね。直接お会いしたら、よりフレッシュなストロベリーという印象になりました。インスタもこれを機会に見させていただいて、ものすごいいろんな顔をお持ちだなと思いました。おしゃれでかっこいいなぁと思いました」と仲の印象を語った。
2019年03月13日6月21日(木)今夜の日本テレビ系バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」は「ゴチになります!」をオンエア。ゲストには女優の戸田恵子と杏が参戦。ゴチメンバーの中島健人が不在、橋本環奈がモニター参戦する異例の「ゴチ」、果たしてどうなることやら…!?「機動戦士ガンダム」のマチルダ役や「キャッツ・アイ」の来生瞳役、「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎役など声優としての活躍のほか、日本アカデミー賞助演女優賞を受賞した『ラヂオの時間』や『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』『清須会議』といった三谷幸喜作品をはじめ「ショムニ」シリーズ、「美咲ナンバーワン!!」「探偵・日暮旅人」などのドラマや舞台での女優としての活躍など、多彩な活動で知られる戸田さん。世界で活躍するモデルとしての顔と同時に、連続テレビ小説「ごちそうさん」でヒロインに抜擢され、ドラマ「花咲舞が黙ってない」や月9「デート~恋とはどんなものかしら~」での主演、『プラチナデータ』『オケ老人!』など映画作品への出演と、女優としての活動の場も広げてきた杏さん。今月末公開の『それいけ!アンパンマンかがやけ!クルンといのちの星』で声優として共演する2人を迎えた今夜の「ゴチ」だが、なんと今回はゴチメンバーから中島さんが不在ということで、代わりにジャニーズから“助っ人”が登場…するのだが、どうもこの助っ人「F」がアホな子の様子。果たして中島さんの代わりは務まるのか。さらに橋本さんもモニター参戦とゴチ始まって以来の“異例事態”に。そんななかで戸田さんと杏さんはどう戦うのか!?戸田さんの代表作ともいえる「アンパンマン」劇場最新作となる『それいけ!アンパンマンかがやけ!クルンといのちの星』は、アンパンマン誕生のきっかけとなる“いのちの星”が映画のストーリーに大きく関与するストーリー。杏さんが主人公・クルン役を担当し、クルンの視点でアンパンマンとばいきんまんの関係性を描くという。『それいけ!アンパンマンかがやけ!クルンといのちの星』は6月30日(土)より全国にて公開。「ぐるぐるナインティナイン」は6月21日(木)今夜19時56分~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年06月21日女優の戸田恵子がパーソナリティを務める3日放送のニッポン放送『三菱電機プレゼンツ 戸田恵子 オトナクオリティ』(毎週日曜 14:00~)にて、先月に亡くなった歌手の西城秀樹さんとの思い出を語った。西城秀樹さん西城さんとは付き合いが長いという戸田。自身の舞台『虹のかけら ~もうひとりのジュディ』と重なったため、通夜や葬儀には出席できなかったが、西城さんの自宅を訪れて最後の別れを惜しんだことを明かした。その時の様子を「こんな言い方、不謹慎かもしれないけど、秀樹さんの顔がすごくきれいだったんです」と振り返る。また西城さんと戸田が知り合ったのは、まだ戸田が「あゆ朱美」名義で歌手活動をしていた頃。ちょうど当時所属していた事務所の社長が亡くなり落ち込んでいた戸田を見かねて、西城さんは声を掛け、「元気出してね」と話してくれたという。以降は家を訪れるなど、交流が深くなり、戸田の元夫・井上純一も交えて一緒に海外にも行く仲に。戸田は「秀樹さんは兄貴分というか親分肌。直接の知り合いでもないのに、私たちの友達でも仲良くしてくれた」とその人柄を明かす。またその後も、戸田は「西城さんに子供ができたときはアンパンマンの話を聞かせてさしあげたりとか、トークショーに呼んでいただいたりとか、その後も色んなことがありました」など、西城さんとの様々なエピソードを話していた。
2018年06月04日日本のドラマや映画に欠かせない女優であり、三谷幸喜や永井愛ら名だたる演出家の舞台に立つ舞台役者でもある戸田恵子。50歳の折りには10代の時以来の歌手デビューを果たすなど活躍の場を広げている戸田が、“還暦記念ライブショー“と題して戸田恵子60th Anniversary Live Show「Happy Birthday Sweet 60」を上演する。「謹んで、赤いプレゼントはお断りさせていただきます」と記されたチラシを手に、戸田に聞いた。【チケット情報はこちら】稽古場に入ると、演出・振付を担当する戸田の盟友・植木豪が、冒頭〈子供時代〉の振付を確認中。書道やピアノ、体操など、お稽古事に明け暮れた戸田の幼少時代が、物語仕立てのダンスで綴られてゆく。共演ダンサーのHILOMUとTAKAHIROは、ある時はお稽古事の先生、ある時はスカウトマンに扮して当時の戸田の様子を再現。ひとたび動き出せばガラリと空気を変える戸田の傍らで、演出に細かな微調整を加えてゆく植木の姿が印象的だ。舞台は〈演歌歌手時代〉〈声優時代〉、さらに〈女優時代〉と進んでゆくなか、幻の歌手デビュー曲「ギターをひいてよ」や、カリスマ的人気を誇ったアニメ『伝説巨神イデオン』のエンディングテーマ曲「コスモスに君と」も披露するというから見逃せない。「60歳になろうとしている今も、何にも変わってないなぁと思うんですけどね」と戸田は笑いながら、「ただ、還暦といわれる年までやってこられたのは、本当にお客様や周りの方々のおかげ。“日頃のご愛顧に感謝して”(笑)、楽しいショーにしたいと思っています」と話す。その言葉通り、お祝いに駆けつける日替わりゲストは春風亭昇太やナイツ、ロバート、ずん、ニッチェといった人気芸人の面々。「DJも、やついいちろうさん(エレキコミック)にお願いしました。たとえばお正月に“お笑い”を見て1年がハッピーに過ごせるように、この舞台を観て、これまでの苦労も笑い飛ばせるような気持ちになっていただけたら」と戸田は語る。歌手再デビューのほか、近年は映画祭のディレクターや番組MC、講演会など、新たな仕事にも意欲的に取り組んでいる戸田。その理由を問うと、「50歳になる直前に母を亡くして“命は限りがある”ということを痛切に感じたことですね」という答えが返ってきた。「それで、いただいたご依頼は臆せずトライしていこうと気持ちが切り替わりました。(戸田がタイトルロールを務める)アニメ『それいけ!アンパンマン』の作者やなせたかし先生に、『人生は喜ばせごっこ。戸田さんは人が喜ぶことをやりなさい』と言っていただいたことも大きいです」と戸田は言う。年齢を重ねてますます輝きを放つその姿を、本作で存分に楽しみたい。戸田恵子60th Anniversary Live Show「Happy Birthday Sweet 60」は9月8日(金) ・9日(土)・10(日)、東京・品川プリンスホテルクラブeXにて開催。チケットは発売中。取材・文佐藤さくら
2017年08月31日トレーニングとは心身を整えること。明日からのきれいと健康を作ること。しなやかに生きる美しい人に、「きれいと健康のためにしているトレーニング」を聞きました。■毎晩5分ずつ。ストレッチとヨガで体を調整3年くらい前からヨガが習慣になりました。4年前、香港に駐在していたときに、毎日ヨガをしていたルームメイトから影響を受けたんです。今は、ヨガインストラクターkiela_beautyさんがインスタグラムで紹介している「#寝る前にできる3分ヨガ」を見て、毎晩2〜3ポーズとっています。必ずすると決めているポーズはダウンドッグ、プランクなど。毎日会社で8〜10時間デスクワークすることもあって、夜はふくらはぎを中心に、下半身全体がむくんでいます。それを解消してから眠りにつきたくて。ヨガがルーティンになってから、自分の体の変化に対し、敏感になったと感じています。例えば、「今日はけっこうむくんでるな」とか「ちょっとお肉がついてきた?」とか、気づきやすくなりました。早めに察知すると、すぐに何らかの対処ができます。ストレッチも毎晩5分ほどしています。後でお話しするマラソンで使うおしりの裏の筋肉や筋を中心にしっかり伸ばします。中高大の間ミュージカルをしていたので、当時の基礎運動の中から今の自分に必要なものを取り入れることも。「今日は面倒だな」と感じたら、ヨガもストレッチもをせずに寝る日もあります。例えば、若干酔っ払って帰宅して、もう動きたくない……なんてとき(笑)。やる気がないときにポーズをとっても、体に効いていないと思うので、そういうときはスキップしてもいい。習慣として長く続けるコツは「サステナブル(持続可能)であること」だと思うんです。無理をしすぎて、途中で嫌になってやめてしまうともったいない。自分の心に素直に従うのが一番です。■週2回の筋トレで、マラソンのために下半身を鍛える会社の隣のビルにトレーニングジムが入っています。昼休みに30分だけ抜けて、パワープレートを使ってプランクしたり、ボスボール(バランスボールを半分に切ったような形状のもの)の上でスクワットをしたり、ゴムバンドでおしり周りの筋トレをしたり……と、走るのに必要な下半身を中心にトレーニングしています。昨年、パーソナルトレーナーをつけていたときに、作ってもらったメニューを実践しています。筋トレで言えば、友人で以前「きれいな人のトレーニング #1」に登場していた井戸本結実さんが、インスタグラムで紹介している動作を真似することもありますね。筋トレは仕事でストレスが溜まったときなど、良い気分転換になります。最初は「あの資料まとめなきゃ」「あのメールまだ返してない」など、仕事絡みの雑念が次々と浮かんできますが(笑)、いつの間にか頭の中が空っぽになり、筋トレが終わったときは、心身がすっきり。筋肉とメンタルは似ています。使わないと弱くなって、使うと強くなるんです。筋肉は変化がわかりやすいですよ。仕事で忙しいときは予定通り通えない週もありますが、月曜日に1回、週半ばに1回行くことに決めています。■土日どちらかに5キロ走るランニングを始めたのは約4年前です。夫と付き合い始めたのをきっかけに走り始めました。昔は「運動なんてできればしたくない」と考えるタイプだったので、彼と出会っていなければ、ランニングはしていなかったでしょうし、食べることは好きなので、今頃すごく太っていたと思います(笑)。当時は運動不足だったこともあって、1キロすら走り切れませんでした。750メートルくらいでダウンして、「先は長いぞ……」と感じた記憶が残っています(笑)。その後、ランニングが習慣化したのは、今から2年前、2015年頃です。当時は週3回、4キロずつくらい走っていましたが、今はそこまでハードには走っていません。「土日のどちらかに5キロ走ろう」と、ゆるやかな決まりごとを設けています。無理はしすぎず、天候を見て走る日を決めていますね。日中の日差しが強いなかで屋外を走るときは、日焼け止めを塗るなど、準備が少し面倒……。そんなときは、マンション内に併設されたジムのランニングマシンで走ったり、日が落ちた夕方〜夜間に走ったりします。■月1回、会社から走って帰宅会社から自宅までの約6.5キロの区間をランニングしながら帰る日もあります。今は月1回くらいの頻度ですが、以前はそれにハマって週1回くらい実践することもありました。勤め先が外資系企業なので、夜7時をすぎるとランウェアに着替えて、走って帰る人もけっこう見かけます。私も彼らと同じようにランウェアに着替えて、Suicaとお金だけポケットに入れた身軽な格好で会社のゲートを出て、そのまま自宅まで走り続けます。他の荷物は同じ会社に勤めている夫に「持って帰って」とお願い(笑)。20分以上走ると、幸せのホルモンとされる「エンドルフィン」が分泌され、うつ状態などが解消されると言われます。私のペースでは20分=約3キロで、それくらい走っていると「嫌だな」と気分が落ちていても、「なんとかなるかも!」とポジティブな気持ちになります。4年前の私のように、運動とは縁のない生活を送っているけれど、ランニングを始めたい方がいらっしゃったら、まずは2キロ、3キロ……と少しずつ距離を上げていって、走り切ったら「あの洋服を買いに行く」とか「あの店のケーキを食べる」など、気分が上がる目標を掲げてみるのをおすすめします。だんだん走れるようになったら、マラソンの予定を入れてみてください。本番の日程が決まったら逆算して、「1週間前には10キロ走らないと」など、自分で調整できるようになるはずです。ときには自分を追い込んで備えることも大事です。■まとめ約2年前からランニングが日々の習慣となり、2015年にはフルマラソンを初完走した松本さん。翌年2016年には5回のフルマラソンに出場、今年も2月に東京マラソンを走り切りました。フルマラソンへ備えるため、ハーフマラソンの予定も定期的に入れています。走ることが「日常」になって、嬉しい変化がたくさんあった、と話す姿が印象的でした。例えば、体が丈夫になって、風邪をほとんど引かなくなったこと。「美味しいものを食べたら運動する」と決めているから、食でストレスがたまらなくなったこと。「旅行がてらマラソンに出ることも多く、夫と一緒にご当時グルメを楽しんだり、美味しいレストランを予約したり、マラソンの前後に食べたいものを思いっきり食べられるのは幸せ」。そんな言葉も飛び出しました。「美味しいものを食べたら走る」「美味しいものを食べたらトレーニングする」――そういった習慣ができていれば、食べることに罪悪感も持たずに済み、かつ走ったりトレーニングしたりするときのことを考えて、食べすぎることもなくなりそうです。結果的に、好循環が生まれるのではないでしょうか。松本恵子さんプロフィール2015年の香港マラソンをきっかけにランニングが生活の一部に。旅行ラン、美味しいものを食べること、無理をしないトレーニングを続けて、physically & mentallyが健康でいることを心がけている。Instagram(ID: hapyton)Text/池田園子
2017年08月30日女優の戸田恵子が14日夜、ブログを更新し、SMAPの解散発表を受けて「今は言葉が見つからない」と心境をつづった。戸田は、SMAP全員が犯人役として出演したフジテレビ系スペシャルドラマ『古畑任三郎 VS SMAP』(1999年)で共演しており、そこで演じたのは、本人役のメンバー5人を育ててきたマネージャー。フィクションとはいえ、実在するSMAPの女性チーフマネージャー(現在は退社)をほうふつとさせる役柄で、今年1月に発覚した"解散騒動"の渦中の人物だったことから、戸田の役を思い出すファンも多かった。『古畑―』以降も、『HERO』『スタアの恋』『HR』『太閤記 サルと呼ばれた男』『徳川綱吉 イヌと呼ばれた男』『MR.BRAIN』『新選組!』など、SMAPのメンバーと共演歴が多い女優の1人だ。それだけに「SMAPのことは私自身も思い入れがいっぱいいっぱいあってね。今は言葉が見つからない」と心境を吐露。それでも、「何があってもSMAPが大好きなことに変わりはない」と前向きな姿勢を示し、「SMAPの楽曲で一番好きなのは『夜空のムコウ』 今度、ライブでも歌いたいです」と締めくくっている。
2016年08月15日映画シリーズ第28弾『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』の初日舞台挨拶が7月2日(土)、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、声優を務めた戸田恵子、波瑠、中川剛・中川礼二(中川家)らも登壇し盛り上げた。なお、イベント取材にきていた芸人の永野さんに、戸田さんが「スポットライト当たっていないけど、ありがとね」と声をかける場面があり、永野さんもうれしそうにお辞儀をしていた。『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』は、やなせたかし先生の楽曲「勇気のルンダ」をモチーフにした作品。誰もが自分のために何かをしてくれることが当たり前だと考えているおもちゃの星のお姫さま・ルンダが、新しく出会う仲間たちと行動を共にし、アンパンマンの強さとやさしさに触れることで、心の変化が起きていくという物語。ヒロインとなるおもちゃの星のお姫様・ルンダ役を務めた波瑠さんは声優初挑戦となった。「とっても難しかったんですけど、とても楽しくて、素敵なお仕事をやらせていただきました」と、ふり返った。波瑠さんは、子どもが多い舞台挨拶の経験も初めてとのことで、「すごく小さいお友達がたくさんで、こちらもリラックスできますね。私も『アンパンマン』大好きです。特に好きなのは、どんぶりまんトリオの三人。誰がというか、トリオが好きなんです」と、ビデオも持っていたほど好きだったと告白した。今回ゲスト声優として登場したやさしいロボット・ナンダ役の中川礼二さんと海の主・ヌラ役の中川剛さんは、同じ作品に出演するも、アフレコにかかった時間が全然違ったという。礼二さんの「大体2~3時間かけてやりました」という報告に対して、剛さんが「僕、10分くらいで終わりました。お弁当も食べれましたし…」と、半分申し訳なさそう、半分うれしそうに言うと、礼二さんが「同じコンビでおかしいでしょ」と即座に突っ込んでいた。舞台挨拶には、そのほか、ばいきんまんの声優で知られる中尾隆聖、主題歌と劇中歌を担当した「ドリーミング」が登壇した。『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年07月02日渡辺えりと戸田恵子が出演するミュージカル『わがまま』東京公演が4月20日(水)より東京・世田谷パブリックシアターで上演。開幕に先駆けて渡辺と戸田が囲み取材に出席した。【チケット情報はこちら】同公演は渡辺えり率いる「オフィス3○○(さんじゅうまる)」の最新作。作・演出を渡辺えりが務めるふたり芝居。渡辺はミュージカル初挑戦、また、戸田との共演も今回が初めてとなる。舞台はとある劇場の本番中の楽屋。渡辺と戸田演じる中年のミュージカル女優ふたりが、自分の人生を本音で愚痴り合ううちに、なぜ演劇をやりたいと思ったのか、今は一体なんのために続けているのかなどの疑問にぶち当たるが…。会見に舞台でも着用する派手な紫のスパンコールの衣装で出席した渡辺と戸田。渡辺は衣装について「今回は衣装のプランも私が考えたんですが、このスパンコールの衣装は見つけた時にこれだ!と思いました。戸田さんはそのまま使えたんですが、私は2着分の素材を使わないといけなくて(笑)。それでも、稽古、公演で少し痩せました(笑)」と話した。また戸田は「この衣装ばかりが独り歩きしているみたいですが、ずっとこの衣装でいるわけではありません(笑)。この衣装で出ている時はお互いの感情が一番爆発しているシーン。私の役は母親を介護している、えりさんの役は親しい友人が亡くなって、その友人が飼っていた犬の面倒をみなければいけないという、それぞれの境遇があって、それでも舞台に立たないといけない。それはどんな時でも舞台に立たなければいけない、普段の我々にも通ずるところですね」と語った。また、見どころについて戸田は「えりさんがやられている所は全て見どころですね。舞台上で化粧も落としますし、気ぐるみも着る、男装もする。そのほかにも見どころはたくさんありますが、普通、ミュージカルではアンサンブルといって、今回演じている役のような、何役もやられる方がいらっしゃって、その方々がいないとお芝居は成立しないんですね。なので、そういう方々の“私たちがいないとやっていけないんだよ”という心の声を代弁している所は見どころです」と話した。ミュージカル『わがまま』は東京・世田谷パブリックシアターで4月25日(月)まで上演。その後、兵庫、福岡、鹿児島、北海道、福井を周る。チケットは発売中。
2016年04月20日国内の海外ドラマブームの火付け役となった『X-ファイル』が6話限定の新シリーズとして、13年ぶりに復活。俳優の風間杜夫と女優の戸田恵子が、モルダー捜査官(デビッド・ドゥカブニー)、スカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン)の声優として復帰を遂げた。その他の画像「あのテーマ曲が流れた瞬間、変わらぬ世界観に一気に引き込まれ、私自身も何の戸惑いもなくスカリーを演じることができた。13年というブランクはまったく感じませんでしたね」と声を弾ませる戸田が新作、その名も『X-ファイル 2016』(読み:エックスファイル ニー・ゼロ・イチ・ロク)への思いと期待を語る。超常現象をテーマに、1993年から2002年まで放送され、映画化もされた『X-ファイル』の新シリーズ。今年1月24日(現地)に米FOXで放送され、約2000万人が視聴。過去10年間で1時間もののドラマとしてナンバーワンの記録となり、人気の根強さを証明した。「ファンとして新作が見られるのはもちろん、再びスカリーを演じられるのが純粋にワクワクしました。風間さんはモルダーを見て『老けたな』って笑っていましたけど、ジリアンさんの姿はさほど変化がなくて、それもうれしかったです。何より思わぬ展開とスケール感、そして真実味がある描写という、X-ファイル本来の魅力が失われずにいてホッとしました」(戸田)モルダー&スカリーのコンビネーションも健在で「ご存じのとおり、最初は正反対だった彼らが、さまざまな事件を追う過程で信頼関係を築いていった。今回は13年という歳月を経て、政府の陰謀がより根深いものになった分、絆が強くなっていますね」。スカリーの人物像も掘り下げられており「母親や兄弟も登場し、私も知らなかったことがたくさん描かれていますよ」と新たな発見に胸を踊らせる。今回、おなじみのキャッチフレーズ“The truth is out there”(真実はそこにある)に“still”という単語が加えられた。「そう、真実は“まだ”あるんですよ。そうでなければ、ふたりが再会することもないですから。本当に驚く真実が待っているので、じっくり堪能してほしいですね」(戸田)『X-ファイル2016』6月1日(水)よりデジタル配信7月2日(土)ブルーレイ&DVDリリース『X-ファイル』コレクターズブルーレイBOX(57枚組)発売中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月08日13年ぶりに6話限定の新シリーズが製作された海外ドラマ『X-ファイル』の公開アフレコが2月23日に、都内で行われ、俳優の風間杜夫と女優の戸田恵子が出席。ふたりがモルダー捜査官(デビッド・ドゥカブニー)、スカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン)を演じるのは、シリーズ復帰と同じく13年ぶり。「すごくバージョンアップされた内容。僕自身、ウキウキしている」(風間)、「アンダーソンさんがツイッターで『撮影終了』と報告していて、ワクワクしていた」(戸田)と胸を踊らせた。その他の画像超常現象をテーマに、1993年から2002年まで放送され、映画化もされた『X-ファイル』の新シリーズ。今年1月24日(現地)に米FOXで放送され、約2000万人が視聴。過去10年間で1時間もののドラマとしてナンバーワンの記録となり、人気の高さを証明されたばかりだ。また、邦題が『X-ファイル 2016』(読み:エックスファイル ニー・ゼロ・イチ・ロク)に決定した。久しぶりにモルダーと“再会”した風間は、開口一番「老けたなって。おれも老けたけど(笑)。今や孫に囲まれた人生だから」としみじみ。モルダー役は、風間にとって初の声優業だったといい「ここにいる大先輩に助けていただいた」と戸田に感謝を示し、「モルダー役のおかげで、ファンの皆さんに声をかけてもらう機会も増えた」と話した。一方、スカリー役の戸田は「風間さんはいつまでもお若く、お変わりない。まさに超常現象」と笑いを誘い、「驚くような出来事が次々と起こるが、今は言えないことも多くて…。でも、ファンの皆さんの期待に応える内容になっている」と新シリーズをアピールした。『X-ファイル』コレクターズブルーレイBOX(57枚組)3月11日(金)発売初回生産限定『X-ファイル 2016』今夏、デジタル配信・ブルーレイ&DVDリリース予定取材・文・写真:内田 涼
2016年02月23日日本における海外ドラマブームの草分け的な作品である「X-ファイル」が13年ぶりに復活!旧シリーズから日本語吹き替えを担当している風間杜夫と戸田恵子が2月23日(火)、アフレコの模様を公開した。FBI捜査官のモルダーとスカリーのコンビが、UFOや宇宙人の存在、超常現象について調査するというサスペンスで、日本では1995年から2003年まで放送された。13年ぶりにモルダーの声を吹き込んだ風間さんは「またモルダーができるということで嬉しくて、十数年ぶりにウキウキしてます」と笑顔。戸田さんは当初、完全な新シリーズ制作であるということを知らず、旧シリーズの録り直しかと思っていたそうで「DVDと台本が届いて、新シリーズか!と知り、(スカリー役の)ジリアン・アンダーソンがTwitterで『撮影終了しました!』と言ってるのを見てワクワクしました」と振り返った。風間さんにとっては、1995年の本シリーズが「初めての吹き替えの仕事だった」とのことで、当初は誰が演じているのかがクイズ企画になっていた。「『X-ファイル』のファンに囲まれて、サインを書くとき『モルダー役』と書いてくれと頼まれました」と笑顔で述懐する。風間さんは、モルダー役のデイヴィッド・ドゥカヴニーについて「老けたな…と思いました。おれも老けたけどキミも…」としみじみと歳月の流れを口にするが、戸田さんは「風間さんは変わらない。超常現象です」とニヤリ。戸田さんは、放送開始当時、すでに声優としての地位を確立していたが、その後、ドラマや映画、舞台で女優としても躍進を遂げた。戸田さんは「超常現象が私にも起きました(笑)」とおどけ笑いを誘っていた。この日、公開されたアフレコ収録では「ホントなんだ。僕を信じろ」と突っ走り気味のモルダーと「モルダー、何をする気なの?」「危険よ」とたしなめるスカリーというおなじみのやり取りも!風間さんは「バージョンアップしてすごい展開が繰り広げられます」と語り、戸田さんも「言えないことばかりですが、『この先どうなるの?』と思っちゃいます」と期待をあおった。「X-ファイル 新シリーズ(仮)」は今夏、デジタル配信開始&ブルーレイ&DVDリリースの予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日『機動戦士ガンダム』の名シーンやキャラクターをパロディ化した短編フラッシュアニメ『ガンダムさん』のBD&DVDが4月22日に発売される。価格はBDが4,800円(税別)、DVDが3,800円(税別)。本作は、『ガンダムエース』(KADOKAWA)にて2001年より連載中のギャグ漫画『ガンダムさん』を原作とした短編フラッシュアニメ作品。シャアさん、ララァさん、アムロさんなど、『機動戦士ガンダム』のキャラクターがパロディとなって登場し、『ガンダム』ファンには一層楽しめる作品となっている。BD&DVDには本編全19話、ことわざ編全30話に加え、パッケージ用に制作された新規映像「ヒヨコ day’s ―彗星ヒヨコとふしぎなおふだ」を収録。さらに特製ブックレットには、『機動戦士ガンダム』でララァ・スンを演じた潘恵子の書き下ろし占いを掲載する。また、バンダイビジュアルクラブ限定の「BD初回限定版」(4,800円/税別)には、「セイラさん『もっと』セクシーイラスト」仕様のインナージャケットが付属する。(C)創通・サンライズ
2016年01月14日●無理を承知で青年時代のシャアを自ら志願アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が10月31日よりイベント上映開始されるのに先駆け、17日に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 赤の決意 哀しみのアルテイシア プレミア上映会」が豊洲PITにて開催された。イベントには、エドワウ・マス(前作のキャスバル)役の池田秀一、セイラ・マス(前作のアルテイシア)役の潘めぐみ、ランバ・ラル役の喜山茂雄、クラウレ・ハモン役の沢城みゆき、劇中歌「By Your Side」を担当する澤田かおり、さらに安彦良和総監督が登壇。アニメ作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、安彦氏が手がけるコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を元に制作された全4話編成のアニメシリーズ。本作は、今年2月に公開された『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』に続く第2話で、のちに「赤い彗星」と呼ばれるシャア・アズナブルと、その妹セイラ・マスの若き日の悲劇に満ちた流転の物語を軸に、壮大な人間ドラマが描かれる。ステージは、作中に登場する「CLUB Eden」をイメージした、バーの店内風のセットに。上映前には、キャスト陣(池田、潘、喜山、沢城)が登壇し、トークを展開した。池田は、『青い瞳のキャスバル』冒頭でのシャア(キャスバル)の大活躍をうれしそうに語り、「今日は3倍速い上映会をゆっくりお楽しみください」と、「シャア専用ザク」にかけた定番ネタで会場を沸かせていた。一方の潘は、「アルテイシアとしていくつもの哀しみを経験させていただき、その想いをセリフに込めさせていただきました」と、"セイラ・マス"として宇宙世紀を生き抜くことを決意した役どころに並々ならぬ思いも。喜山は、「地位も名誉も失ったランバ・ラルの生きざまに注目してください」と見どころを紹介。クラウレ・ハモンを演じる沢城は、「前回のハモンは、子供たちをなんとしても逃がしたいとの思いから、雄々しいキャラクターだったのですが、今回は女性らしい一面が見えると思います」とコメントした。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』の世界最速上映が終了すると、会場は万雷の拍手に包まれた。その拍手に包まれる形で、キャスト陣が再び登壇。今回は、さらに安彦良和総監督も登場した。今の心境を聞かれた安彦総監督は「今、舞台袖で皆さんの拍手を聞いて大変うれしかったです。今回の僕の仕事はおいしい役どころで、家に引きこもって絵コンテを切ったりチェックをするだけで、たぶん修羅場であろうスタジオを離れて、自宅でマイペースにやっています」と振り返り、「スタッフを代表してというのはおこがましいですが、皆さんにご覧いただけてうれしいです」とあいさつした。キャストを前にして、アフレコ現場の話題に触れた安彦氏は、「僕は25年間アニメの現場を離れていたので、声優さんの世界を本当に知らないんです。沢城さんは(『ルパン三世』の)不二子さんなんですね?」と発言し会場を笑わせると、「素晴らしいキャスティングをしてくれた藤野さんには本当に感謝しています」と顔をほころばせた。35年目となるシャア役の青年時代を今回演じていることについて池田は、「エドワウ・マスを、士官学校時代を経てシャア・アズナブルへとつなげてみたいという欲があり、年齢的には無理があると思いながら志願してやらせていただきました」と明かし、「一応、頑張りました」と照れながら語った。池田は潘との共演にも言及し、「僕はファーストの20歳近いアルテイシアしか知らないので、潘さん演じる(子供のころの)アルテイシアに出会えてうれしいです。10年前に出会ったあの子が妹を演じるなんてね」と感慨深げ。潘は、「以前から母(ララァ・スン役の潘恵子)を通じて池田さんを存じ上げていて、そのころも今も、守って導いていただいているような関係です」とはにかんでいた。喜山はランバ・ラル役について、人気キャラクターの二代目を演じる難しさを熱弁し、「自分の役がランバ・ラルと知った時から、ずっと緊張し通しでした」と告白。ハモン役の沢城が「みんなすてきだと思っていますよ」とフォローすると、会場は大きな拍手に包まれた。沢城は、「私は『ガンダム』初心者ですので、今日は『ガンダム』では先輩の観客の皆さんの前に立っています」とあいさつ。アフレコ現場では、「役者の皆さんの背中から『あのガンダムの現場に立っているんだ』という気迫を感じました」と充実した収録であったことを明かし、中でも「池田さんの存在感が圧巻でした」と感想を述べた。沢城のコメントを受け、喜山も「池田さんの背中がめちゃくちゃかっこいいんですよ!」と熱く語ると、池田は「最近丸くなってきた背中ですが、ありがとうございます」と照れ笑い。一方で「(キャスバルでもシャアでもない)エドワウを演じるのは初めてだから、大変でした。実は、他の方が収録する別日に録り直させてもらったんです」と新しい役作りには苦労もあったという。●アムロ役・古谷徹も出演熱望、急きょ用意されたセリフ安彦氏は、「池田さんが話した通り、今回の(エドワウの)声は二度目に収録したものなんです。池田さんも私も老けたので、正直池田さんエドワウの声は出るかなと思っていました。最初のアフレコの時に池田さんに昨夜は(酒を)飲まなかった?と聞いたら、一カ月酒絶ちしていると聞いて驚いていたんです。でも、二度目の収録がうまくいったのは前の日に一杯飲んだのがよかったのではないかと思います」と裏話を披露。さらに池田がエドワウをやることを知った古谷徹が、子供時代のアムロに志願し、安彦氏が急きょ作中の幼いアムロにセリフを用意していたことも明かされた。本編の印象に残ったシーンについて、沢城はハモンの「涙」についてコメント。喜山がエドワウの乱闘シーンを挙げると、潘は政治や大人たちの事情に置き去りにされるセイラの哀しみを取り上げ、自身がそのシーンを演じる悩みや想いにも触れた。池田は、ラストシーンに取り入れられた風の演出が印象的だったという。ここでステージには、ハモンの「歌」担当として「By Your Side」を歌った歌手の澤田かおりが登場。ハモンが歌った「CLUB Eden」をイメージしたステージで、歌詞の一番を英語、二番を日本語というスペシャルバージョンで「By Your Side」を披露した。澤田は、「ハモンとして人前で歌うのは初めてで非常に緊張しました」と落ち着かない様子だったが、「最初にお話をいただいた時は私でいいのかと思いましたが、ハモンさんという女性のことを知る内に、彼女の心情がわかって歌えました。彼女のさっそうとした振る舞いには女性として憧れます」とコメントを寄せた。同曲では作詞も担当した澤田は、「女性だって男性を守ってあげたいんだという気持ちを込めました」と歌詞を解説。安彦氏は、「詞もご本人もハモンにぴったりのイメージでした。アフレコの時に澤田さんが入れてくれた振り付けを、昔ながらのやり方で(作画で)ハモンに踊らせています。よかったでしょ? 昔ながらの歌、振りの表現でぬくもりがあったと思います」と太鼓判を押していた。曲を聞いたハモン役の沢城は、「(自分と澤田の)2人でハモンという感じです。私たちのハモンのために、すてきな曲と絵を作っていただいて、ハモンというキャラクターに深みが出たと思います」と感謝。澤田は、「本当に恐縮です。試写や今日の上映を見ていて、こんなに素晴らしい役者さんたちの出演する作品に加えていただいて光栄だと感じました」と応えた。終盤のあいさつでは、池田が「エドワウは今回の『哀しみのアルテイシア』を経てシャアになり、ガルマと出会い、赤をまとっていきます。ご期待ください」と呼びかけると、潘は「表題には『哀しみのアルテイシア』とありますが、主題歌は兄さんの想いをつづった曲になっています。兄さんが赤い彗星になっていく大切なエピソードですので、大切に見てください」と、役さながらに兄想いのコメントした。喜山は、「生粋の『ガンダム』ファンの皆さまに納得してもらえる芝居ができるよう頑張っていきたいです。温かい言葉をいただければと思います」と、歴史あるい作品に参加する覚悟を表明。沢城は「大きな運命の渦の中でハモンがどう関わっていくのかとても気になりますし、ランバ・ラルがどうなっていくかを見届けたいと思います。本編の大きな流れとは別に、われわれ2人の物語も見守っていただければそれ以上はありません」とハモンたちへの愛情をにじませた。澤田は、「映像美、皆さんの演技、音楽、全てに引きこまれてしまいました」と作品の魅力を表現した。最後には、安彦氏が「こういうことはあまり言わないほうがいいんですが、結局売れないと駄目なんです。僕も年を取りましたが絵はまだまだ描けますので、最後までこのクオリティーで描ききりたいです」と決意を語り、「漫画家として歴史物を描いている僕から見ても、『ガンダム』は人間ドラマであり歴史物語。これから描く歴史を、見てくれますか?」と会場に呼びかけると、客席からは大きな拍手が鳴り響いた。安彦氏は「最後まで頑張りますのでよろしくお願いします」とあいさつし、ステージを後にした。アニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』は、10月31日より2週間限定でイベント上映。同日より、有料配信とBlu-rayの初回限定版も先行発売される。(C)創通・サンライズ
2015年10月20日岸恵子が、朗読劇に挑戦している。朗読するのは、2年前、自身が上梓した小説『わりなき恋』。人生の終盤に差し掛かった女と男がどうしようもなく落ちてしまった恋の物語は、自身の姿と声で、どのように立ち上がるのか。脚色と衣装も務めて臨んだその舞台の初日、明治座での公演に足を運んだ。岸惠子朗読劇『わりなき恋』 チケット情報駅の雑踏音のなか、小説冒頭のシーンを読む声に合わせて岸恵子が登場し、舞台の真ん中に立った。そのまま朗読の世界に入るのかと思いきや、「みなさまようこそ」と客席に声をかける。ファンにとって嬉しく心憎い演出である。と同時に、「心を開いてお聞きくださいませ」という言葉に、上品な恥じらいも感じさせる。何しろ、朗読とはいえ、自分が生み出した人物たちを演じるのである。面映ゆさがあるのは当然だろう。しかしながら、一度作品世界に入ると、岸の女優魂は一気にスパークした。主人公は、国際的に活躍するドキュメンタリー作家の伊奈笙子、69歳。パリ行きのファーストクラスで隣り合った58歳の男・九鬼の間に生まれた道ならぬ恋に、心が揺らぎはじめる。原作では、世界を駆けめぐる笙子の目線で世界情勢が語られたりもするが、劇化するにあたって岸は大幅にカット。笙子と九鬼の心情に焦点を絞った脚色が功を奏し、いくつになろうが恋とは苦しく切ないものなのだと訴えかけてくる。それでも恋に溺れることが見苦しくないのは、笙子が凛と自立しているからだ。そして、その生き方に説得力があるのは、笙子そのものにしか見えない岸が、その台詞を声にしてくれているからにほかならない。老いの性愛にまで踏み込んで今の高齢者の扱いに一石を投じた原作同様、舞台でも岸は、笙子に託した自らの思いをそのまま自由に、全身から放出する。ピアノ・バーのシーンに、音楽家の細井豊が奏でる生演奏が響くなど、音楽が印象的。そのときどきで笙子のいる場所をイメージした映像が映し出されるのも効果的だった。なかでも、人生の悲哀と愛しさにあふれたラストシーンは、舞台でしか味わえない余韻に浸れるだろう。また、上演後に行われる「岸恵子トークショー」もぜひ聞いてほしい。これまでの女優人生を振り返りながら語られる、この小説と朗読劇への思いを知ることで、今観た世界がより深く豊かになるのは間違いない。公演は7月に大阪、北海道、福岡の各地で上演。9月に上演する東京、神奈川、埼玉の各公演は6月20日(土)午前10時よりチケット一般発売開始。取材・文:大内弓子
2015年06月19日2週間限定でイベント上映がスタートしたアニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』の初日舞台あいさつが28日、東京・新宿ピカデリーで行われた。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、第1作『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー・安彦良和氏による、2001年~2011年に漫画誌『ガンダムエース』(角川書店)で連載されていた漫画作品をアニメ化したもの。後に"赤い彗星"と呼ばれるシャア・アズナブルと妹のセイラ・マスの過去から、ジオン独立戦争の開戦に至る物語が全4話構成で描かれる。初日の舞台あいさつには、安彦総監督に加え、キャスバル・レム・ダイクン役の田中真弓、アルテイシア・ソム・ダイクン役の潘めぐみ、シャア・アズナブル役の池田秀一が登壇した。まず安彦総監督は「年月を数えるのが難しいほど、歳を重ねてしまいました。原作を描き始めてから15年、やっとここまで来たと思っております」と感慨深げに語りながら、「総監督というのはしっくりこない。私は自宅に引きこもっていて、今西監督が現場の親分です。アフレコでは一見学者でした」と謙遜。そして「THE ORIGIN とは、ガンダムとは何なのかを知っていただくもので、さまざまな客層に観ていただく第一歩だと思います。よろしくお願いいたします」とガンダムシリーズのさらなる拡大に期待を寄せた。シリーズ初出演となる田中は「ファンの皆さんの熱い気持ちを改めて感じ、正直プレッシャーを感じました」と吐露。普段は、感情を表に出す役を演じることが多いという田中は「それらの少年を感じさせてはいけないなと気をつけました。キャスバルは表現しない少年だったので、自分に縛りをかけて演じました」と、キャスバル役の苦労を明かした。『機動戦士ガンダム』でララァ・スン役の潘恵子を母に持つ潘めぐみは、親子二代でガンダムシリーズへ出演。アルテイシア役については「本当に胸がいっぱいです。母の言葉を借りると『刻(とき)が見える』。自分自身でそう思いました」と粋なコメントを残しつつ、後のセイラの原点であるため、演技の際にはさまざまな考えをめぐらせたという。また、本作について「人との出会いや別れ、愛おしさ、悲しみや憎しみ、すべて私たちの日常でも感じられる感情や生き方が詰まっていると思います。『THE ORIGIN』を愛して、繋いで導いてくださればと思います」と会場に集まったファンに想いを伝えた。そして、冒頭のルウム戦役のシーンでは「冒頭の数分間はこれでいいのかな? という手探り感もあり大変でした」と語ったシャア・アズナブル役の池田。「安彦総監督が25年ぶりにアニメの現場に戻られるとは思ってもいませんでした」と感慨深げに話しながら「アフレコ現場では、安彦総監督は特に口出しはせず立ち会っていただいたのですが"安彦さんがいる"それだけでいいんです」と安彦総監督の心強さを語った。この日の舞台あいさつは、上映後に行われたということもあり、第2章が2015年秋にイベント上映されることも明らかに。第2章について安彦総監督が「第2章の最大の目玉は、池田さんが15歳のキャスバル少年を演じるところです」と話すと、池田からは「今回の11歳のキャスバルも一応やったんですが、一言やってみたらこりゃ駄目だと思ったので、自分から断りました」と裏エピソードも。最後に安彦総監督は「こうしてステージに立つと、客席の中にどれくらい若い方がいるのか気になります。同窓会ではちょっと寂しい。元々『ガンダムとは何か?』ということを若い人に知っていただく意図で始めた作品です」と思いを込めながら、「皆さんの反応次第で今後もいろいろと展開していきますので、『いい作品だ!』と広めてください」と呼びかけた。そして「第2章にはアムロの出番も出てきますので、古谷君にもぜひがんばっていただきたいです」と述べると、観客として劇場を訪れていたアムロ・レイ役の古谷徹から「任せてください!」と力強い一言が寄せられていた。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』は、2月28日~3月13日の2週間限定で、全国13館にてイベント上映。
2015年03月01日