俳優・木村拓哉が、2006年公開の『武士の一分』以来となる時代劇主演に挑んだ。初タッグとなる三池崇史監督が「キャスティングは運命」と語る通り、木村は吸い寄せられるように『無限の住人』(4月29日公開)に身を投じ、百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次を憑依させた。剣客集団・逸刀流に両親を殺され、敵討ちを渇欲する少女・浅野凛の用心棒を請け負いながら、「正義とは何か」「命とは何か」を投げかける。1993年から2012年まで漫画家・沙村広明氏が命を削るように描き続けた万次を、木村はどのように体現したのか。「無限」を「時間や時空ということではなく、想い」と捉えていた木村。今回のインタビューでは全6回・約7000字にわたり、本作に対する木村の「無限の想い」に迫る。第2回は「万次との向き合い方」と「役作り」。○原作画集を胸に――万次は右目に傷を負った独眼の侍です。そのことにもこだわりがあったと聞きました。あの沙村さんの世界観を三池監督のもとで具現化していく上で、「万次をやらせていただく」ということがすべてでした。役を作っていくというよりは、独眼は「条件」。「右目を特殊メイクしよう」ではなくて、1つの条件として当たり前にやったことでした。――撮影の合間も含め、不都合なところもあったのでは?不都合どころじゃなかったです(笑)。撮影がはじまって3~4日は、階段の昇り降りすらやっと。現場にはプレハブの支度小屋があったんですが、そこで衣装を着させていただいて、京都の太秦のスタッフが帯をグッと締めてパンパンとお尻をたたいて送り出してくださる。そこから階段で下りていく時に、クランクインして3日ぐらいは危険を感じました(笑)。アクションの撮影をする頃にその感覚は自分の中に染み込んできていたので問題ありませんでした。――今回の撮影で追い込まれたことは?肉体的にハードだったり、そういう大変なところは本編の中に必要ないものです。作品にいらないものは、現場にもいらない。自分が寒いとか、痛いとか、作品には関係ない。本編に必要なものしか、現場にはないんです。○不器用な男・万次に抱く「哀れみ」――万次をどんな男と捉えていますか?不器用ですよね。なんか、包み込むことができないやつというか。長い間、生きてはいるけども、人を包む優しさというものを持てていない。きっと不器用だから、「必要ない」と思っているんでしょうが、不器用な分、正面から当たって向き合っていく。愛おしさを超え、哀れみを感じます。台本は設計図。だからといって台本とは別に原作を現場に持ち込むとか、(市原)隼人みたいにハイエナの捕食動画を見るとかもなかったんですけど(笑)、温度というか、どこか基準として感じていたかったので、沙村先生の画集は近くに置いておきました。――そんな万次をどのように表現しようと思ったのでしょうか?万次は、決して剣に長けた人間ではありません。実はめっちゃ弱いんですよ。八百比丘尼から無理やり血仙蟲を入れられて無限の命を手にし、あとは彼が判断していく。とんでもない時間を生きながら、剣を手にする身としてはずっと決められずに、答えを探し続けてきたんじゃないかと、台本を読んだ後に思いました。そんな彼の前に、杉咲(花)さんが演じてくださった町・凜が現れたことによって、最終的に理由というか答えが出せたんじゃないかと。そういう自分なりのアプローチの中で、撮影させていただいていました。杉咲さんの凜を感じると、自ずと答えが出てきました。■プロフィール木村拓哉1972年11月13日生まれ。東京都出身。O型。これまで数々の出演ドラマをヒットさせ、映画では『君を忘れない』(95)、『HERO』(07・15)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)などに出演。スタジオジブリ作『ハウルの動く城』(04)ではハウルの声優を好演した。山田洋次監督がメガホンを取った時代劇主演映画『武士の一分』(06)は、興行収入40億円を超えるヒットを記録した。
2017年04月30日俳優の木村拓哉(44)が29日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで映画『無限の住人』の初日舞台あいさつを行い、公開初日を迎えた心境を語った。本作は漫画家・沙村広明氏の同名漫画を原作に、三池崇史監督がメガホンを取った作品。興行収入41億円を記録した『武士の一分』(06年)以来の時代劇主演に挑む木村が、百人斬りの異名を持つ不死身の侍・万次を演じる。大歓声と拍手の中、木村は「皆さまお集まりいただきまして本当にありがとうございます」とあいさつ。「今日4月29日をもって『無限の住人』は客席の皆さまのものになりますので、どうかかわいがってやってください。よろしくお願いします」と丁寧な口調で思いを伝えた。また全国70館で生中継されていることを受け、「この模様が全国70館のスクリーンにつながっているということで本当にその現実にも驚いているんですが、ぜひたくさんの方たちに劇場にいる皆さんにこの作品と客席とつながっていただきたい」とコメントした。この日は木村のほか、杉咲花(19)、福士蒼汰(23)、市原隼人(30)、戸田恵梨香(28)、満島真之介(27)、市川海老蔵(39)、三池崇史監督(56)が出席。最後にマイクを託された木村は、「劇場に足を運んでくださって、この模様を全国で見ていただいている皆さま本当にありがとうございます。4月29日をもってこの『無限の住人』という作品が客席の皆さまのものになりました。あとはもう、皆さまの中でどれだけ楽しんでいただけるか、どれだけつながっていただけるかだと思うので、これからも温かくかわいがってやってください」と呼びかけた。
2017年04月29日俳優・木村拓哉が、2006年公開の『武士の一分』以来となる時代劇主演に挑んだ。初タッグとなる三池崇史監督が「キャスティングは運命」と語る通り、木村は吸い寄せられるように『無限の住人』(4月29日公開)に身を投じ、百人斬りの異名を持つ不死身の侍・万次を憑依させた。剣客集団・逸刀流に両親を殺され、敵討ちを渇欲する少女・浅野凜の用心棒を請け負いながら、「正義とは何か」「命とは何か」を投げかける。1993年から2012年まで漫画家・沙村広明氏が命を削るように描き続けた万次を、木村はどのように体現したのか。「無限」を「時間や時空ということではなく、想い」と捉えていた木村。今回のインタビューでは全6回・約7000字にわたり、本作に対する木村の「無限の想い」に迫る。第1回は「三池崇史監督との出会い」と「三池組」について。○「とんでもない返事をしちゃった」――本作の制作が発表された時、「今回参加するにあたって三池崇史さんという存在が大きかったですし、映画監督が映画を撮りたいという前提で自分を欲してくれたということが一番大きかったです」とコメントを出されていました。あらためてお気持ちをお聞かせください。そこに尽きます。目の前に三池崇史さんがいて、「やろうよ」と言われたこと、それがすべてです。出演を決めた「経緯」とかはなく、時間の流れは全然ありません。その「瞬間」というか。一映画監督が「やろうよ」と言ってくださったことに尽きます。監督の初対面、正直僕も相当構えていたと思います。後日、監督から「趣味、威嚇でしょ?」と言われるほどで、その時はすぐに「そんなことないです」と否定しました(笑)。お会いした場所が特殊な環境で。収録場所まで来てくださったんです。そんな状況で「三池崇史」が現れた。監督はどこか「Let’s」な感じではなくて、「Excuse」な感じ。後日、「それは威嚇されたからだよ」と説明されて笑い話になったからよかったんですが、正直、すごく間合いを取り合っていたような気がします。威嚇ではなく、構えていた。若干色が入ったメガネを掛けられているんですが、その奥には監督としての責任を果たしてきた方の眼差しがありました。「信じたい」という思いになり、「よろしくお願いします」という言葉を掛けさせていただきました。その後に、便利な通販のアプリで原作を大人買いして読んでみると……とんでもない返事をしちゃったなと(笑)。○ヘアメイクの反応にハラハラ――三池監督は、万次と木村さんは相通ずるものがあるとおっしゃっていましたが、それについてはどのように思いますか?三池監督はそうおっしゃるんですけど、そうやって荷物を背負わされる感じはあります(笑)。監督の中でのイメージなんでしょうね。でも……そこまで孤独じゃないですよ? 万次ほどは(笑)。――三池組は何度も衣装合わせをすることでも知られていますが、実際に体験していかがでしたか?最初は「なぜ?」と思いました。でも、回を重ねていくごとに安心していく。監督、衣装部が「よしよしよし」と大事に作り上げていく場ではなく、僕らのためにやってくれているんだと気づきます。「ようこそ三池組に」みたいな雰囲気はありません。自分が手にする鉄の武器を、すごくぶっきらぼうに渡される。でも、そこでの感覚は1つも無駄になっていません。最初の頃、メイクを統括するスタッフの方が沙村先生のイラストとメイクした自分を見比べて、首をかしげたときは、さすがに「いやいやいや!」と焦りました(笑)。■プロフィール木村拓哉1972年11月13日生まれ。東京都出身。O型。これまで数々の出演ドラマをヒットさせ、映画では『君を忘れない』(95)、『HERO』(07・15)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)などに出演。スタジオジブリ作『ハウルの動く城』(04)ではハウルの声優を好演した。山田洋次監督がメガホンを取った時代劇主演映画『武士の一分』(06)は、興行収入40億円を超えるヒットを記録した。
2017年04月28日木村拓哉が三池崇史監督のもとで主演を務めた『無限の住人』が、5月17日より開幕する第70回カンヌ国際映画祭の「アウト・オブ・コンペティション部門」にて公式上映されることが決定。木村さんは邦画の主演作としては初めて、カンヌに“斬り込む”ことになった。かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次。罠にはめられ妹を失い、生きる意味を失ったとき、謎の老婆に無理やり“永遠の命”を与えられてしまう。斬られた傷は、勝手に再生、死にたくても死ねない“無限の体”になってしまった。生きるには十分すぎるその時間は、剣術の腕も鈍らせ、彼は永遠の時をただ孤独に生き続けるだけ。そんなある日、親を殺され、仇討ちの助っ人を依頼したいと現れた少女・凜。だが、それは不死身の万次をも追い込む予想外の戦いの始まりだった――。木村さんが、“不死身の剣士”という新境地ともいえるキャラクター像を体現し、全キャストが全編ノースタントで挑んだド迫力のアクションが展開する本作。このたび、第70回カンヌ国際映画祭「アウト・オブ・コンペティション部門」に公式選出されることになった。『十三人の刺客』がベネチア国際映画祭に、『藁の楯 わらのたて』がカンヌ国際映画祭に選出されるなど、海外からも評価が高く、世界三大映画祭の常連ともいえる三池監督は、『極道大戦争』(’15)以来、2年ぶり6本目となるカンヌ。木村さんにとって、海外映画祭参加は『武士の一分』(’06)のベルリン以来、カンヌはウォン・カーウァイ監督の『2046』(’04)以来、実に13年ぶりで、邦画・主演作品の公式選出として今回が初。凜役の杉咲花にとっては、本作が初の世界三大映画祭の参加作品となる。さらに、『戦場のメリークリスマス』(’83/大島渚監督)、『ラスト・エンペラー』(’87/ベルナルド・ベルトルッチ監督)、『BROTHER』(’01/北野武監督)などを手がけ、国際的に活躍する映画プロデューサー、ジェレミー・トーマスもプロデューサーとして本作に参加。三池作品では『十三人の刺客』『一命』に続く3度目のタッグ。トーマスが代表を務める「HanWay Films」が本作の海外セールスを担当しており、「この素晴らしい作品に携われたことを誇りに思います。それぞれの役者の高い演技力、それをまとめ上げた三池崇史監督の演出は、世界中の人を興奮させ、心を打つに違いないと確信しております」と絶賛の声を送っている。木村さんは、今回の決定を「三池監督から直接電話で聞けたときには本当に嬉しかったです!」とコメント。「海外の方がどう受け取って下さるのかが、とても興味深いですが、『1つの作品』として招待していただけることに本当に感謝します」と感激の様子。三池監督も「不死身の男=万次(木村拓哉)が、カンヌから世界に飛び立つことになりました。最高です。ありがとう」と感謝のコメントを寄せている。現地時間5月17日~5月28日に開催されるカンヌ国際映画祭に、キャスト・スタッフが渡航するかどうかはまだ未定。とはいえ、国内外から、さらなる注目を集めることになりそうだ。『無限の住人』は4月29日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:無限の住人 2017年4月29日より全国にて公開(C) 沙村広明/講談社 (C) 2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年04月14日Twitterを中心に話題を呼んでいる“無限○○レシピ”。その名の通り、“無限”に食べられるほどおいしく、かつ調理も簡単なので忙しい主婦には特に人気があります。今回は、無限シリーズの中から“無限きんぴらごぼう”の作り方を紹介しちゃいます!にんじん&ごぼうを使った相性抜群コンビですので、常備菜に、お弁当のオカズに、ぜひ作ってみてくださいね!●無限きんぴらごぼうの材料無限きんぴらごぼうを作るのに必要な材料は以下の通り!・ごぼう……2分の1本・にんじん……2分の1本・ツナ缶……1缶・ウェイパー(鶏ガラスープの素)……小さじ1・ごま油……小さじ1・砂糖……小さじ1・黒胡椒……少々・胡麻……大さじ1●無限きんぴらごぼうの作り方(1)まず、ごぼうを2分の1本にカットします。使う方を水で洗い、笹掻きにします。笹掻きにしたごぼうは水に5分ほどさらしておきましょう。(2)ごぼうを水にさらしている間に、にんじんを千切りにします。(3)耐熱容器にごぼうとにんじんを入れ、ウェイパー(または鶏ガラスープの素)、砂糖、ごま油をそれぞれ小さじ1杯分投入します。さらにツナ缶を1缶まるまる入れ、黒胡椒を少々ふりましょう。(4)そのままラップをし、600wのレンジで5分間過熱します。過熱したら胡麻を大さじ1杯加えます。(5)全体をよくかき混ぜたら完成です!----------混ぜるだけで簡単にできちゃう“無限きんぴらごぼうレシピ”。皆さんもぜひ試してみてくださいね♪●文/パピマミ編集部
2017年03月10日俳優・木村拓哉(44)の主演映画『無限の住人』(4月29日公開)について、原作者の沙村広明氏が絶賛のコメントを寄せた。沙村氏が1993年から2012年まで漫画誌『月刊アフタヌーン』で連載し、累計発行部数は750万部を突破した原作。三池崇史監督がメガホンを取り、木村拓哉が百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を、その万次に用心棒を依頼する女性・浅野凜を杉咲花(19)が演じる。「今まで何度か映像化の話はいただいていたのですが実現せず、今回三池崇史監督・木村拓哉さん主演という豪華すぎる布陣で映画化が実現し感無量です」と沙村氏。「私のライフワークとなっていた連載19年・30巻の『無限の住人』を、一本の映画にまとめていただき、極上のエンターテイメントに仕上げていただいたことをとても感謝しています」とデビュー作の実写化に感慨深げだ。また、「思っていた以上に剣術のシーンも多く、アクションシーンの迫力はすごいです。これ以上無いというほどに格好良く万次を体現していだいた木村拓哉さん、芯がしっかりしていて復讐心を秘めた力強い凜を演じてくれた杉咲花さん、凛々しい姿が次第に悲壮感に満ちあふれていく天津を力強く、かつ繊細に演じていただいた福士蒼汰さんをはじめとした俳優の皆さんの熱演には頭が下がるばかりです」と役者陣を絶賛。「原作者としてこれ以上のものが無いと言い切れる映画に仕上がっています」と太鼓判を押し、「大きなスクリーンで楽しんでください」と呼びかけている。そのほか、出演者と原作カットの比較画像も公開。撮影には緻密なコンテが用意され、キャラクタービジュアルだけでなく、これまでの時代劇とは一線を画した大迫力の殺陣が繰り広げられる。
2017年02月15日市川海老蔵が出演する映画『無限の住人』(2017年4月29日公開)の劇中カットが8日、公開された。木村拓哉と三池崇史監督の初タッグによって描かれる本作は、累計発行部数500万部を記録する同名人気漫画が原作。木村は、興行収入41億円を記録した『武士の一分』(06年)以来の時代劇主演に挑み、「面倒くせぇ」が口ぐせで百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を演じる。海老蔵が演じるのは、天津影久(福士蒼汰)率いる剣客集団"逸刀流"最強の刺客である閑馬永空。ふだんは坊主姿の海老蔵だが、長髪姿のキャラクターとなっており、自身のブログでも「劇中で私、髪の毛長いんですが、撮影しばらくしたら、あのロン毛の髪の毛の木村さんから、海老蔵ロン毛もいけんじゃん! と褒めてもらった、嬉しかった(笑)」と喜びを語っている。また海老蔵は、「映画の中では不死身の万次を窮地に追い込むほどの強い役でしたので、脚本を読んだ時から木村さんと対峙するシーンをどう演じるのか何度もシミュレーション」と役作りについて語る。「木村さんとの1対1の真剣勝負のお芝居は、緊迫した空気が張り詰め、久しぶりの映画の現場でとても刺激的でした」と振り返り、「完成がどうなっているか僕自身本当に楽しみです」と期待を寄せた。
2016年12月08日主演・木村拓哉×監督・三池崇史で贈る映画『無限の住人』。この度、豪華キャストたちが集結、壮絶アクション初披露となる特報映像が公式Webサイトにて公開された。かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次。罠にはめられ妹を失い、「生きる意味」を失ったとき、謎の老婆に無理やり「永遠の命」を与えられてしまう。斬られた傷は勝手に再生、死にたくても死ねない「無限の体」になってしまった。生きるには十分すぎるその時間は、剣術の腕も鈍らせ、彼は永遠の時をただ孤独に生き続けるだけだった。ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人を依頼をしたいと現れた少女。だがそれは、不死身の万次をも追い込む予想外の戦いの始まりだった――。原作は、1993年から2012年まで「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載され、その圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により「時代劇」というジャンルを超えたアクションコミックとして話題を呼び、累計発行部数は750万部突破を誇るカリスマコミック。キャストには、独眼で不死身の男、主人公・万次を演じる木村さんを始め福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、市川海老蔵、田中泯、山崎努ら超豪華キャストが集結。不死身の男にとって”希望“になる少女との出会い、そして彼をも襲う死闘を描く、アクションエンターテイメント作品となっている。このほど、万次が“300人斬り”に挑む圧巻のクライマックスシーンの一部が公式Webサイトにて初公開!ここで解禁となった映像は、万次の登場シーンから始まる。「凜、俺は誰を斬ればいい?」と問う不死身の男・万次と、彼を真っ直ぐ見つめ「私のことを斬ろうとする人」と訴えかける、杉咲花演じる凜。そんな2人に立ちはだかるのは、“勝つことのみを目的とする”剣客集団・逸刀流の統主・天津影久を演じた福士さんを筆頭に、市原さん、戸田さん、市川さんとまさに規格外な豪華キャストたち。個性的なビジュアルの刺客たちが斬新な武器を手に万次に迫る様子が映し出されている。撮影は極寒の京都で行われ、凜を守りながら圧巻の“300人斬り”の大立ち回りを繰り広げるクライマックスシーンは、約15日間かけて撮影されたそう。今回木村さんは、独眼の万次を演じるため実際に右目を特殊メイクで閉じて全編に渡って撮影。普段とは異なる視界と距離感のはずだが、まったくそれを感じさせない壮絶アクションに挑んでいる。そんな木村さんは「今回参加するにあたって三池崇史さんという存在が大きかったですし、映画監督が映画を撮りたいという前提で自分を欲してくれたということが一番大きかった」と語り、「映画監督に求められるというのは役者にとって最もありがたいことなので、「三池崇史監督が僕のことを要してくださった」という事実に、自分の中でなんかざわめいた、という気持ちがありました」とコメント。原作においては、木村さん自身好きな世界観だと話し。「万次を『死ねない』と考えるか、『不死身』ととるかは一線上にあるものだと思います。原作にある『死なない』ことと『死ねない』ということの向き合いについては、今回の脚本にも描かれているので、そこをどう体現するのか、監督が求めるものがどこなのか、頭でっかちにならずに現場を体感しながら演じました」と撮影をふり返った。『無限の住人』は2017年4月29日(土・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月11日映画『無限の住人』が、2017年4月29日(土・祝)に公開される。主題歌はMIYAVIによる「Live to Die Another Day - 存在証明 -」。原作「無限の住人」(沙村広明著)は、1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」で連載され、圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により話題を呼び、累計発行部数750万部突破を誇る人気漫画。『無限の住人』のキャスト“無限に生きる”用心棒であり、かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次役を演じるのは、木村拓哉。斬られた傷は、勝手に再生し、死にたくても死ねない無限の体で壮絶な戦いに身を投じる万次役に、規格外のアクションと共に挑む。だが、初めから万次役は不死身の体だったわけではない。万次役は、愛する妹・町を賞金稼ぎに殺され、後に“100人斬り”と呼ばれる復讐をはたすのだが、致命傷を負い瀕死の状態に。しかしそこに謎の老婆・八百比丘尼(やおびくに)が現れ、不死身の体にされてしまうのだ。ヒロインの杉咲花は、『無限の住人』で妹・町と、万次が命を懸けて守る少女・浅野凜役を演じる。浅野凜は、江戸最強と謳われる“無天一流(むてんいちりゅう)”を受け継ぐ浅野道場の一人娘。しかし、統主・天津影久(あのつかげひさ)率いる謎の剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)が道場破りに現れ、両親を殺されてしまう。自身の命を懸けて仇討ちすることを決意した凜は、不死身の体を持つ男・万次に用心棒を依頼。妹・町が死んでから50年後、瓜二つな顔をした凜と出会った万次。用心棒となり凜を守るため、逸刀流への復讐に挑む。また、凜が復讐を誓う、強敵・天津を演じる福士蒼汰は、本作で初の悪役を務めることになる。万次との鬼気迫る決闘シーンは本作のみどころの一つとなりそうだ。さらに、逸刀流を狙う集団「無骸流」(むがいりゅう)に所属し、天津を倒すべく万次に共闘を持ちかける尸良(しら)役に市原隼人、天津がもっとも信頼を寄せる最強の女剣士・乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ)役に戸田恵梨香、不死身の万次を窮地に追い込むほどの力を持つ逸刀流の刺客・閑馬永空(しずまえいくう)役に、市川海老蔵と豪華キャストが集結している。主題歌はMIYAVIによる「live yo Die Another Day -存在証明-」に決定した。MIYAVI初となる邦画書き下ろしの主題歌は、三池監督の「主題歌は世界的に通用する日本人アーティストにしたい」との希望から実現したもの。万次の葛藤や強さが時に激しく、時に切なく表現されている。ストーリー・あらすじ無限の命を持つ男・万次。その命、誰のために使う?かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り万次。罠にはめられ妹を失い<生きる意味>を失った時、謎の老婆に無理やり<永遠の命>を与えられてしまう。斬られた傷は、勝手に再生し、死にたくても死ねない<無限の体>になってしまった。生きるには十分すぎる時間は、剣術の腕も鈍らせ、永遠の時をただ孤独に生き続けるだけだった。ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人の依頼をしたいと現れた少女。どこか妹に似ているその姿に、無限の命を使い、用心棒として少女を守ると決めた。だがそれは、不死身の万次をも追い込む、凄絶な戦いの始まりだった。作品情報映画『無限の住人』公開日:2017年4月29日(土・祝)キャスト:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、金子賢、山本陽子、市川海老蔵、田中泯、山﨑努監督:三池崇史脚本:大石哲也音楽:遠藤浩二原作: 沙村広明「無限の住人」(講談社『アフタヌーン』所載)(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
2016年11月10日東芝は、スマートフォンなどに搭載される小型イメージセンサーにおいて、大型イメージセンサー並みにノイズを低減した画像を実現できる「無限高画質」技術を開発したと発表した。スマートフォンやタブレット、車載用カメラなどでの実用化に向けて研究開発を進めていく。無限高画質技術は、小型イメージセンサーでも高感度でノイズの少ない画像を生成できる技術。高精度動き検出技術で手ブレを補正しつつ、連続する複数の画像を順次処理することによって実現した。東芝は、夜景などを撮影する際にノイズを抑えた鮮明な画像を生成できるとしている。昨今、スマートフォンなどに搭載されるイメージセンサーは高画素化の傾向にあるが、同じ画素数の場合、小型イメージセンサーでは大型イメージセンサーに比べて画素あたりの受光量が減少する。これにより感度が低下してノイズが発生しやすくなり、ノイズを抑えるために露光時間を長くすると今度は手ブレが発生しやすくなる。そこで東芝では、ノイズを低減させながら手ブレも防いだ画質を実現する無限高画質技術を開発した。また、手ブレを抑えるために用いられる電子式手ブレ補正技術では、撮影画像を保持するために複数のメモリが必要だが、無限高画質技術では逐次処理を施すため、蓄積用のメモリが必要ない。
2015年03月17日