株式会社マウンハーフジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役:片山 立志)は、当社代表・片山 立志による『通関士試験合格ハンドブック』30周年記念として、本書籍をプレゼントするキャンペーンを、SNS「X(旧:Twitter)」において2023年12月25日(月)まで開催いたします。【企画概要】Xにて、対象ポストをハッシュタグ付き引用リポスト(旧:リツイート)をしていただいた方の中から抽選で15名様に、2024年で30周年を迎える書籍『通関士試験合格ハンドブック』をプレゼントいたします。期間 :2023年12月18日(月)~12月25日(月) 23:59〆切対象者 :XフォロワーXキャンペーンは12月25日(月) 23:59まで【参加方法】手順(1):X(旧:Twitter)にて、マウンハーフジャパン公式アカウント(@MHJ17449545)をフォローしてください。手順(2):対象ポストを、ハッシュタグ付きで「#ハンドブックで絶対合格」をつけてリポストしてください。また、リポストする際には必ず「通関士試験合格の意気込み」を一言添えて、引用リポストしてください。引用元の対象リポスト: 手順(3):条件を満たしてリポストしていただいた方の中から抽選で15名様に、XのDM(ダイレクトメッセージ)にて当選のご連絡を差し上げます。2024年1月5日(金)までにマウンハーフジャパン公式アカウント(@MHJ17449545)からご連絡しますので、必ずDMを受信できるようご設定ください。なお、当選されなかった方へは、DMのご連絡を差し上げない場合がありますので予めご了承ください。【参加規約】 【『通関士試験合格ハンドブック』とは?】片山立志の『通関士試験合格ハンドブック』は、30年もの間“通関士試験受験生のバイブル”として愛されているテキストです。多くの合格者の方々が合格のため一生懸命読んできた本書は、これまでに約10万冊発行されています。■株式会社マウンハーフジャパン 会社概要わかりやすいテキストと効率的な学習方法で通関士試験一発合格を目指す「通関士絶対合格通信講座」を運営。講師である片山立志は、2024年で通関士試験受験指導30年を迎えるパイオニアであり、これまでに数多くの合格者を輩出しています。通関士通信講座のほか、「貿易実務検定(R)」「マーケティング・ビジネス実務検定(R)」「EPAビジネス実務検定(R)」「通関ビジネス実務検定(TM)」などの検定試験の運営を行っており、マウンハーフジャパンの手掛ける検定試験や講座は社内昇格の資格としても多くの企業に取り入れられ、多数のビジネスパーソンが受験に挑戦しています。所在地 : 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル25階代表者 : 片山 立志設立年月日: 平成8年2月Webサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月22日仁村紗和主演、莉子、片山友希、渡邉美穂が共演する12月4日(月)より放送開始のオリジナルドラマ「SHUT UP(シャットアップ)」からメインビジュアルが解禁。さらに、新たなキャストとして、一ノ瀬颯、芋生悠、井上想良、野村康太、草川拓弥の出演が発表された。学費も生活費も自分で稼ぐ苦学生・由希は、同じ境遇である恵・しおり・紗奈と共に寮で身を寄せ合いながら「貧しさを諦めたくない」と日々思いながら過ごしていた。そんなある日、1人の妊娠が発覚。しかし相手の男性は相談に乗らないどころか、馬鹿にするだけで向き合ってさえくれなかった。非力だと見下された悔しさと虚しさ…。どうにもならない現実に、彼女たちは自分たちなりのやり方で立ち向かうことを決意する。たとえそれが間違ったやり方だとしても。だが、その復讐はやがて周囲の人々も巻き込んで思わぬ方向に進んでいき…。ある一夜の真実、そして性暴力事件を知ることになる――。主人公・田島由希役を仁村紗和、そして由希と同じ大学に通い、共に寮で暮らす友人である川田恵役を莉子、工藤しおり役を片山友希、浅井紗奈役を渡邉美穂が演じる本作。この度解禁されたビジュアルは、学生寮で共に暮らす主人公たちが身を寄せ合い、こちらを見据えるビジュアルと、彼女たちの横顔を映し出したもの。格差や貧困、性暴力といった現実に共に立ち向かう強い意思と彼女たちの絆を感じさせる1枚に仕上がった。また、恵(莉子さん)としおり(片山さん)が所属するインカレサークルを立ち上げた人物。そして、大手飲食会社を営む父を持ち、名門大学に通う将来有望な大学生・鈴木悠馬を演じるのは一ノ瀬颯。「騎士竜戦隊リュウソウジャー」でデビューかつ初主演を飾った以降、数々の話題作に出演し、現在「いちばんすきな花」に出演中の一ノ瀬さんが、主人公たちが罪を犯すきっかけとなる役を演じる。一見好青年に見えるが、実は歪みを抱えている悠馬。これまでの役柄とは大きく異なる、一ノ瀬さんの新たな表情と演技に注目。悠馬の恋人であり、ジュエリー会社の令嬢・露木彩を演じるのは芋生悠。100人以上のオーディションを勝ち抜き、ヒロインに抜擢された映画『ソワレ』以来、映画界で注目を集め続けている芋生さん。今年、『こいびとのみつけかた』『朝がくるとむなしくなる』など4本の映画に出演、2024年もすでに3本の公開作品が決まっているなど、若手実力派俳優として活躍目覚ましい芋生さんが、物語のキーパーソンを演じる。悠馬と同じインカレサークルに所属する山内たけるを演じるのは井上想良。昨年、ドラマ「永遠の昨日」で連続ドラマ初のW主演を果たし、今年はNHK連続テレビ小説「らんまん」など、10本以上の作品に出演。2023年最も頭角を現している井上さんは、一ノ瀬さん演じる悠馬に密かに憧れながら、彼の信頼に応えたいばかりにときに暴走していく人物を演じる。たける同様、悠馬と同じインカレサークルに所属し悠馬の幼なじみでもある榎本伊月を演じるのは野村康太。昨年デビューを果たし、ドラマ「silent」や「ホスト相続しちゃいました」で好演、2024年には「パーフェクトプロポーズ」(FOD配信)にてW主演を果たす野村さんは、主人公たちが巻き起こす100万円強奪事件をきっかけに、これまで見過ごしていた違和感と向き合い始める重要な役どころに挑戦する。そして、由希(仁村さん)の大学の同級生・宇野陽太を演じるのは草川拓弥(超特急)。「超特急」のメンバーであり、シーズン2も制作された人気ドラマ「みなと商事コインランドリー」で主演を務めるなど、音楽活動と共に、役者としても躍進している草川さんは、由希に静かに影響を与えていく大切な役どころを演じる。出演者のコメント到着一ノ瀬さんは「今までなかなかドラマの題材にされてはこなかったけれど、決して目を背けてはいけないリアルに焦点を当てた本作に携われることになり、とても嬉しく思います」とコメント。「全てを手にしているように見える悠馬にも彼なりの悩みがあると思い、その複雑さを役に付与して撮影に臨んでいます」と明かした。「単なる復讐劇じゃないんです。そこが魅力です」と語るのは芋生さん。「現代を生きる若い世代の貧困だったり、性的同意についてなど。野放しにできない問題に正面から向き合っていくようなお話」と語る。「彩は主人公4人ガールズたちとは育ってきた環境は違うけれど、共通しているのは自分の人生を自分で切り開いていくための選択肢がなかったことで、不自由なこと。4人と出会って急速に変化していく人物なので、彩の中で揺れ動く機微を見落とさないように。手探りではありますが、出会えてよかったと思えるような人物にできるよう頑張ります」と意気込みを語った。「スタッフの皆様、キャストの皆様と一緒に『SHUT UP』というドラマを作っていけることが、すごく楽しみ」という野村さん。「自分の為に、あるいは仲間の為に、一生懸命になって、時にくじけそうになる時もあるけど、それでも立ち上がり、切磋琢磨して頑張って、成長していく姿にとても心を動かされる物語になっていると思います」と期待を込めてアピールする。井上さんは演じる役柄について「誰かの憧れであったり、自分を評価してほしいという承認欲求があったりと、人間味の溢れたキャラクター」と説明。「自分で演じてみてもたけるは嫌なやつだと思いますが、たけるという一人の人間性の中にも共感を得てもらえるように演じていきたいなと思います。そして、この作品を構成する上でのスパイスになれるよう、精一杯頑張ります」と意気込みを語った。草川さんは「脚本はとても面白く、現実世界にも起きている事柄や問題に主人公たちが直面したときに、人を思う気持ちや逆も然り、気づけばのめり込んでいて感動したのを覚えています」とコメント。「ネタバレになってしまうのであまり言えないですが、現実世界で起きている事柄が沢山出てきます。他人事にせず、これを観て自分だったらどうするだろうと自問自答しながら観てほしいです。女子大学生4人組の友情に心温まります」と物語について語っている。ドラマプレミア23「SHUT UP」は12月4日より毎週月曜23時6分~テレビ東京、テレビ大阪ほかにて放送。各話放送終了後から、「U-NEXT」「Lemino」にて第1話から最新話まで見放題配信。(シネマカフェ編集部)
2023年11月20日仁村紗和が民放連続ドラマ初主演、毎週月曜放送のテレビ東京ドラマプレミア23にて12月4日(月)からオリジナルドラマ「SHUT UP」にて莉子、片山友希、渡邉美穂が共演する。学費も生活費も自分で稼ぐ、いわゆる苦学生の由希(仁村紗和)は、同じ境遇である恵(莉子)・しおり(片山友希)・紗奈(渡邉美穂)と共に寮で身を寄せ合いながら「今を諦めたくない」と日々思いながら過ごしていた。そんなある日、1人の予期せぬ妊娠が発覚。しかし相手の男性は相談に乗らないどころか、向き合ってさえくれなかった。見下された悔しさと虚しさ…。どうにもならない現実に、彼女たちは自分たちなりのやり方で立ち向かうことを決意する。たとえそれが間違ったやり方だとしても――。しかし、その復讐はやがて周囲の人々も巻き込んで思わぬ方向に進んでいき、ある一夜の真実、そして性暴力事件を知ることになる。主人公・田島由希を演じるのは民放連続ドラマ初主演となる仁村紗和。ドラマ「あなたのブツが、ここに」(NHK)、「わたしのお嫁くん」「真夏のシンデレラ」(フジテレビ)、映画『658km、陽子の旅』など話題作に数多く出演し、幅広い役柄で活躍目覚ましい仁村さんが、どんな困難も諦めない、真っ直ぐで芯のある役を熱演する。そして由希と同じ大学に通い、共に寮で暮らす友人3名のうち、インカレサークルに所属し、控えめな性格で心優しい川田恵を演じるのは、ドラマ「最高の教師1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ)や「アオハライド」(WOWOW)など、瑞々しい芝居で注目を集める莉子。さらに、莉子さん演じる恵と同じインカレサークルに所属し、いつでも冷静な現実主義者・工藤しおり役を、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」でヒロインの同期・桜庭和希役としても話題となった片山友希。そして、素直で明るいムードメーカー・浅井紗奈役を「日向坂46」の元メンバーであり、最近では「イチケイのカラススペシャル」(フジテレビ)、ミュージカル「SUNNY」に出演するなど、精力的に活躍の幅を広げる渡邉美穂が演じる。監督には、映画『猿楽町で会いましょう』や、ドラマ「ロマンス暴風域」を手掛け、話題を呼んだ児山隆。人間の暗部や欠落、若者の刹那的衝動、社会の歪みなどを鮮やかな切り口で映し出す。脚本は、今年1月クールに放送されたドラマ24「今夜すきやきだよ」をはじめ、北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS」コンペティション部門「Next Generation」にて、大林宣彦監督の名を冠した「大林賞(Obayashi Prize)」を受賞した映画『彼女来来』や、「浅草九劇賞」の特別賞を受賞した舞台「とりわけ眺めの悪い部屋」を手掛けた山西竜矢が務める。キャスト陣よりコメント到着「この物語は現代を生きる上でとても大切な事が沢山描かれている」と語る仁科さん。「経済的な格差やジェンダー格差など、様々な格差を表現する言葉が生まれている今の世の中でたくさんのSNSが普及していて情報の速さが人間関係、社会生活にも影響していて、改めて自分自身を守るためにYESやNOを表現する大切さを感じました。互いの正義のための行動が正解か不正解かは置いといて、格差がある世の中で生きる女性たちにとっては遠くない現実の物語だと思いました」と物語を解説する。「正直主演ということで、どういうドラマになるかドキドキしていますが、なによりも心強い若いキャストの皆様と一緒に物語を作り上げていくのがすごく楽しみ」と、本作のチームに期待を寄せた。また、莉子さんは「どこか年下感があるというか、由希、しおり、紗奈に支えられ、救われて生きている子」と自身のキャラクターを表現し、「実際も私が一番年下で、仁村さん、片山さん、渡邉さんという素敵な役者の皆様とご一緒できるので、沢山のものを吸収しながら私自身も成長できたら嬉しいです」とコメント。片山さんは「友情物語なので楽しくしっかりとその現場の空気を感じられるように心を解放して常に敏感でいたい」と意気込みを語りつつ、「加害者にも被害者にも私たちは簡単になれると言われハッとしました。現実だと重く苦しくなりますがこれはフィクションなので柔らかくその事実をお伝え出来たらと思います」と力を込める。「私自身、台本を読んでいて紗奈のセリフでグッとくるような部分がたくさんありました。一言でその場の雰囲気を変える力を持っていると思います」と役柄について語る渡邉さんは、「若者たちが傷付き、立ち上がり、強くなっていく姿を見て、皆さんに深く刺さるものがあれば」と視聴者に向けて思いを寄せた。ドラマプレミア23「SHUT UP」は12月4日より毎週月曜23時6分~テレビ東京、テレビ大阪ほか放送にて放送。各話放送終了後から、「U-NEXT」「Lemino」にて第1話から最新話まで見放題配信。(シネマカフェ編集部)
2023年11月07日台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』を監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグ、岡田将生と清原果耶のW主演で描く『1秒先の彼』から追加出演キャスト4名と場面写真が解禁となった。先日、福室莉音、羽野晶紀、加藤雅也、松本妃代、山内圭哉、朝井大智、柊木陽太、加藤柚凪ら個性豊かな俳優陣が発表され話題を呼んでいた本作。また、先日急逝した笑福亭笑瓶が、岡田さん演じるハジメが聴いているラジオ番組のDJとして、飾らない人柄そのままに本人役で出演している。今回第2弾キャストとして発表されたのは、4名。謎のバス運転手を演じる荒川良々は、山下監督の前作『ハード・コア』に出演し、宮藤官九郎作品の常連俳優。清原さん演じるレイカと同様に消えた“1日”の鍵を握るキーパーソンとなる謎の男をユーモアたっぷりに演じる。荒川さんは「役名もかけません。それは謎のバス運転手役だからです。どんな感じに物語に関わるのかも謎のバス運転手役なのでかけないのです。すみません」とコメント。ハジメの妹・舞を演じるのは片山友希。複雑な生い立ちを背負う女性を演じた『茜色に焼かれる』(21)で新人賞を多数受賞するなど、実力派の若手女優として注目を集める片山さんが、本作ではガングロギャルメイクを披露。「山下敦弘監督と脚本が宮藤官九郎さん!? そんなの絶対にやりたい!」と明かし、「とにかく真面目で楽しい現場でした」とふり返る。舞の彼氏・ミツルを演じるのは人気男優のしみけん。一見誰が演じているか分からないほどの強烈なメイクを施した2人がギャル&ギャル男カップルとして登場。ハジメと舞とミツルの3人は長屋で同居しており、ミツルはハジメのことを「お義兄さん」と呼んで慕っている。「僕自身、映画の撮影はほぼ初めてで全てがチャレンジの連続」と語るしみけんさんは「『こんな関係の家族っていいなぁ』と思えるほど皆さんが温かく受け入れてくださいました」とコメントを寄せた。そして、ハジメが勤める郵便局の同僚・小沢を演じるのは伊勢志摩。映画、ドラマ、演劇、ラジオなど幅広く活躍し宮藤作品の常連俳優でもある伊勢さんが、いつも忙しないハジメに的確なツッコミを入れる同僚役を茶目っ気たっぷりに演じる。「キャストのみなさんも監督も愛愛しく、フンワリした現場」と表現する伊勢さん。「そんな空気が伝わる、めんこい映画になったと思います」と手応えを明かした。こうした多彩なキャスト陣がどのように交わり、化学反応を見せるのか注目だ。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼 2023年夏公開予定©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年03月10日趣里がヒロインを務める連続テレビ小説「ブギウギ」。この度、ヒロインを取り巻く登場人物として、柳葉敏郎、水川あさみ、翼和希、清水くるみ、片山友希、伊原六花、菊地凛子の出演が明らかになった。連続テレビ小説第109作目となる本作は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つヒロイン・鈴子が、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく様子を描く。そんな鈴子の両親を演じるのが、柳葉敏郎と水川あさみ。朝ドラは36年ぶりという柳葉さんは「本当にピュアで人間らしさがあふれていて、たとえつまずいてドジを踏んだとしても、人の愛があるオヤジです。気取らずに、皆さんが素直に受け入れていただけるようなオヤジになりたいと思います」と役どころについて明かす。水川さんも「ガハハと大きな口で笑い、人情味あふれる、懐の深い、豪快で派手な母ちゃんですが、ツヤの中にある繊細な葛藤も映し出せたらと思います」とコメント。柳葉敏郎また、朝ドラ初登場となる翼和希と清水くるみ、「べっぴんさん」に出演した片山友希、「なつぞら」に参加した伊原六花は、梅丸少女歌劇団(USK)の仲間たちとして登場。翼和希鈴子の先輩役の翼さんは「私は、ヒロインのモデルである笠置シヅ子さんが在籍されていた劇団に所属しています。う余曲折の歴史の中、大阪生まれのこのレビューのともし火を絶やしてはならないという皆様方の熱い思いに支えられ、昨年創立100周年を迎えた弊劇団に入団して10年。今、自分の内にも笠置さんをはじめとする先輩方の魂が、たしかに息づいているのを感じています」と思いを述べる。鈴子の同期役の清水さんは「あざと小悪魔女子で、ちゃっかりした子」と演じるキャラクターについて明かし、「鈴子たちとの同期の絆や、ゆくゆくはトップになる子でもあるので、芸事への真剣さはしっかりとお見せできるよう、今までのミュージカルの経験も活かし、レッスンも頑張ります!」と意気込むコメント。清水くるみ同じく同期役の片山さんは「いつかまた大阪制作の朝ドラに出たいと願っていました!ついに、その時がやってきました!みなさんと一緒に作品を作るのが楽しみです!」と心境を語る。鈴子の後輩役の伊原さんも「身体ひとつで、つながれる踊りや音楽が大好きで、日本中に生きる活力を与えたパワフルな歌声、踊りと共にどんな人生があったのか、鈴子さんの人生に秋山として寄り添える事が今から楽しみです」と撮影を楽しみにしている様子。伊原六花そして、菊地凛子が演じるのは、“ブルースの女王”淡谷のり子をモデルとした、鈴子のライバル歌手・茨田りつ子。時に競い合い、時に支え合いながら芸能の世界を生きていくことになる。菊地さんは「今から、この魅力あふれる世界に飛び込む事が楽しみでなりません。趣里さん演じる鈴子さんの大きな旅を近くでみられるこの時間を大切に過ごしたいと思います!」と話し、「どうかみなさんに応援してもらえるように、精一杯頑張りたいと思います。そして、少しでも、自分が思いもよらない、すてきな時間に出会えますように。どうぞ、皆さんよろしくお願い致します!!」と呼びかけた。菊地凛子今回のキャスト発表に趣里さんは「素晴らしいキャストの皆様と、『ブギウギ』の世界を生きられること、本当に光栄に思います。激動の時代を、頼もしい俳優の方々と一緒に歩んで行けることは心強く、今から楽しみでなりません」とコメントを寄せている。なお、脚本に関して、足立紳のほか、櫻井剛(「マルモのおきて」「表参道高校合唱部!」)も加わることが発表された。連続テレビ小説「ブギウギ」は秋放送開始予定。(cinemacafe.net)
2023年02月02日柳楽優弥主演「ガンニバル」より、片山慎三監督のコメントが到着した。かつてポン・ジュノ監督の助監督として作品に携わっていた過去をふり返り、自身の作品における影響、本作の魅力について語っている。「この村では、人が喰われているらしい」という衝撃的な設定で、企画発表時から大きな注目を集めてきた本作。センセーショナルな内容で実写化不可能と言われてきた原作を、日本が誇る最高峰の豪華キャスト、豪華スタッフが集結し映像化した。片山監督はこれまで、『岬の兄妹』『さがす』で「人間の濃い部分を重点的に見ていた」と語るように、人間の心の奥に潜む闇や欲望をあぶりだしてきた。「ガンニバル」については「登場人物たちの人間関係が凄く濃い。善とも悪ともつかないような物語があって、これなら映像化しても単なる怖いドラマやスリラーに終わらないだろうと。そこに惹かれて、物語にどんどんハマっていった」と、禁忌を犯すという題材に加え、人間関係の描写に面白みや魅力を感じたという。監督が人間関係の描写にこだわるのには『パラサイト 半地下の家族』で米アカデミー賞4部門を受賞した韓国を代表する映画監督、ポン・ジュノ監督の存在がある。片山監督はポン・ジュノ監督作品『TOKYO!』(2008)、『母なる証明』(2009)の2作品で助監督を務めた経験を持つ。実際にポン・ジュノ監督から学んだことを聞くと「形にとらわれないこと。たとえば、怖いシーンからただ怖い感情を引き出すのではなく、ちょっと笑いの要素を入れてみる。そうすることで、一層、(表現の)深みが増すことがあるし、いい意味で別のスパイスが加わったりする。ジャンルにあまりとらわれすぎないようにするといいますか」と明かした。さらに影響を受けたこととしても「ポン・ジュノ監督らしさ、みたいなものをなるべく出さないように意識しても、どうしても撮影するカットが似たりすることはあります。そんな経験をした僕だからこそ出るおかしみ、人間を見る眼差しみたいなものはどうしてもあると思うんです」と語った。最後に、「ポン・ジュノ監督に『ガンニバル』を見せたらなんて言うだろう(笑)。『岬の兄妹』の頃とは明らかに違う作品になっているはずですからね。僕としては、この『ガンニバル』で新しいところへ踏み出そうとしたつもりです。踏み出せたかどうかはまだわかりませんが、そうなっていたらいいなと思っています」と本作の出来栄えに自信をのぞかせた。ポン・ジュノ監督の現場で培った洞察力や本質を見抜く力を持って作りあげられた本作においても、その類まれなる才能は発揮されている。「ガンニバル」はディズニープラス「スター」にて12月28日(水)より独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年01月04日西予市の旅の魅力を電子雑誌・動画・紙冊子でナビゲート&大石絵理さんの連載後編では、瀬戸内海・直島でアートを堪能する女子旅をプランニング「月刊 旅色」9月号表紙:片山友希さん株式会社ブランジスタメディアは、表紙・巻頭に片山友希さんを迎え、愛媛県西予市と提携し、同市の特集を掲載した電子雑誌「月刊 旅色」2022年9月号を本日公開しました。また、大石絵理さんがロンドン留学時代の友人たちと訪れた、香川・直島でアートを堪能する女子旅を語る連載も掲載しています。「月刊 旅色」2022年9月号片山友希さんがナビゲートする 「愛媛の西予で全開リフレッシュ」 電子雑誌「月刊 旅色」9月号では、愛媛県西予市と提携し、同市の認知度向上による全国からの誘客を目的とした特集を掲載。「旅色」初登場で、四国に初上陸した片山友希さんが絶景目白押しの西予市を1泊2日で巡り、電子雑誌と動画で魅力を伝えてくれます。また、電子雑誌を紙冊子にしたパンフレットを配布予定。西予市の旅の魅力を、電子雑誌・動画・紙冊子にて、統一感のある立体的なPRを行います。西予市は、海抜0mの海辺から標高1,400mの山間地まで、変化に富んだ景観が魅力。思わず深呼吸したくなる絶景スポットや、お散歩が楽しい町並みなどを巡ります。四国に来ること自体が初めてだという片山さんは「みかんが育つ場所だから、やっぱり日差しがたっぷりで気持ちいい所だなと思いました」と印象を語りました。また、小学校を移築した宇和米博物館で、109mの廊下の雑巾がけタイムトライアルにも挑戦! 準備体操も念入りに挑んだその結果は、ぜひ本誌でご覧ください。旅好きにおすすめの旅程を聞く連載「あの人の旅プラン」は、モデルの大石絵理さんの後編。ロンドンに留学していたときの友人と実際に行った、香川県直島のアートな女子旅について教えてくれました。「月刊 旅色」9月号巻頭:片山友希さん■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー/片山友希さん 高い演技力を評価され、数々の賞を受賞している俳優の片山友希さんに、普段の旅についてインタビュー。なかなか見られないその素顔は、飾らず自然体。家族旅行などプライベートの旅を教えてもらい、今回訪れた西予の印象深い場所、おいしかったグルメ、気になるお土産についても伺いました。「月刊 旅色」9月号インタビュー:片山友希さん「月刊 旅色」9月号インタビュー:片山友希さん■ 1泊2日のRefresh Trip / 西予市(愛媛県) 片山友希さんは、四国カルストが広がる絶景やレトロな町並みを訪ねたり、かまぼこ板に絵を描いたり、109mもある長い廊下の雑巾がけレースにも挑戦!全力で挑むその姿は、旅ムービーでもご覧いただけます。まるで夏休みのように、ここにしかない雄大な自然をのびのびと楽しむ片山さんと一緒に旅をしているようなスペシャルムービーを公開中です。「月刊 旅色」9月号西予市の旅:片山友希さん「月刊 旅色」9月号西予市の旅:片山友希さん片山友希さんの旅ムービー: ■ あの人の旅プラン / 大石絵理さん(後編) 旅に詳しい著名人におすすめの旅を聞く連載。旅色アンバサダーとしても「アート旅」の連載を続けるモデルの大石絵理さんの後編は、直島で体験したアート三昧の旅をご紹介。おすすめのアートスポットを教えてもらいました。「月刊 旅色」9月号あの人の旅プラン / 大石絵理さん(後編)「月刊 旅色」9月号あの人の旅プラン / 大石絵理さん(後編)■ 「あれ食べに行こう」からはじまる旅 タベサキ / 今宵はお月見ハンバーグ お月見の文化がはじまったのが平安時代。貴族たちは池や盃に映り込んだ満月を愛でたそう。お団子をお供えするのも風流ですが、名店のハンバーグでお月見なんていかがでしょう? 卵と一緒に楽しむ名物ハンバーグをご紹介します。「月刊 旅色」9月号タベサキ:今宵はお月見ハンバーグ「月刊 旅色」9月号タベサキ:今宵はお月見ハンバーグ次号、2022年10月号(9月26日公開)の表紙は、長濱ねるさんです。<株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月25日株式会社ブランジスタメディアは、表紙・巻頭に片山友希さんを迎え、愛媛県西予市と提携し、同市の特集を掲載した電子雑誌「月刊 旅色」2022年9月号を本日公開しました。また、大石絵理さんがロンドン留学時代の友人たちと訪れた、香川・直島でアートを堪能する女子旅を語る連載も掲載しています。■ 「月刊旅色」2022年9月号片山友希さんがナビゲートする「愛媛の西予で全開リフレッシュ」 電子雑誌「月刊 旅色」9月号では、愛媛県西予市と提携し、同市の認知度向上による全国からの誘客を目的とした特集を掲載。「旅色」初登場で、四国に初上陸した片山友希さんが絶景目白押しの西予市を1泊2日で巡り、電子雑誌と動画で魅力を伝えてくれます。また、電子雑誌を紙冊子にしたパンフレットを配布予定。西予市の旅の魅力を、電子雑誌・動画・紙冊子にて、統一感のある立体的なPRを行います。西予市は、海抜0mの海辺から標高1,400mの山間地まで、変化に富んだ景観が魅力。思わず深呼吸したくなる絶景スポットや、お散歩が楽しい町並みなどを巡ります。四国に来ること自体が初めてだという片山さんは「みかんが育つ場所だから、やっぱり日差しがたっぷりで気持ちいい所だなと思いました」と印象を語りました。また、小学校を移築した宇和米博物館で、109mの廊下の雑巾がけタイムトライアルにも挑戦! 準備体操も念入りに挑んだその結果は、ぜひ本誌でご覧ください。旅好きにおすすめの旅程を聞く連載「あの人の旅プラン」は、モデルの大石絵理さんの後編。ロンドンに留学していたときの友人と実際に行った、香川県直島のアートな女子旅について教えてくれました。■ 表紙・巻頭グラビア・インタビュー/片山友希さん 高い演技力を評価され、数々の賞を受賞している俳優の片山友希さんに、普段の旅についてインタビュー。なかなか見られないその素顔は、飾らず自然体。家族旅行などプライベートの旅を教えてもらい、今回訪れた西予の印象深い場所、おいしかったグルメ、気になるお土産についても伺いました。■ 1泊2日のRefresh Trip / 西予市(愛媛県) 片山友希さんは、四国カルストが広がる絶景やレトロな町並みを訪ねたり、かまぼこ板に絵を描いたり、109mもある長い廊下の雑巾がけレースにも挑戦! 全力で挑むその姿は、旅ムービーでもご覧いただけます。まるで夏休みのように、ここにしかない雄大な自然をのびのびと楽しむ片山さんと一緒に旅をしているようなスペシャルムービーを公開中です。片山友希さんの旅ムービー: 動画1: ■ あの人の旅プラン / 大石絵理さん(後編) 旅に詳しい著名人におすすめの旅を聞く連載。旅色アンバサダーとしても「アート旅」の連載を続けるモデルの大石絵理さんの後編は、直島で体験したアート三昧の旅をご紹介。おすすめのアートスポットを教えてもらいました。■ 「あれ食べに行こう」からはじまる旅 タベサキ今宵はお月見ハンバーグ お月見の文化がはじまったのが平安時代。貴族たちは池や盃に映り込んだ満月を愛でたそう。お団子をお供えするのも風流ですが、名店のハンバーグでお月見なんていかがでしょう? 卵と一緒に楽しむ名物ハンバーグをご紹介します。次号、2022年10月号(9月26日公開)の表紙は、長濱ねるさんです。<株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月25日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は俳優の汐谷友希さんです。グループ活動の本格スタート、映画初出演と、次々に夢が実現!『メタモルフォーゼの縁側』で映画初出演。「英莉は、大人っぽくて一目置かれる存在。普段の私は実年齢よりも精神年齢が下に見られるので、ギャップがありました(笑)。でも夢や目標を持って頑張っているところは似てますね。私は今まで熱中するものがなかったんですけど、芸能のお仕事を始めてから負けず嫌いなところが出てきて、演技やダンスに夢中になっています!」。お姉さんが一番の理解者。「悩んだときはお姉ちゃんに相談します。インドアな私をお買い物やごはんに連れ出してくれます」地元のお花屋さんによく行きます。姉の影響でお花好きになりました。オシャレな花瓶も揃えていきたいな。ストックするほどこの甘い香りが好き。バニラの香りがするニトリのアロマキャンドルを寝る直前までたいてます。マシンピラティスを継続中です。呼吸や姿勢を正して、インナーマッスルを鍛えるために始めました!しおや・ゆき2004年生まれ。6月17日公開の映画『メタモルフォーゼの縁側』にて橋本英莉役で映画初出演。9人組ダンスボーカルグループ「MISS MERCY」の活動も今年本格スタート。※『anan』2022年6月1日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年05月31日「第76回毎日映画コンクール」の表彰式が15日、都内で行われ、各賞を受賞した佐藤健、尾野真千子、清原果耶、片山友希、宮本信子らが登場した。今年で76回目を迎える同賞は、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。1935年に創設された「全日本映画コンクール」を前進に、第2次世界大戦を経て1946年に現在の「毎日映画コンクール」がスタートした。以降、時代の変化とともに選考方法や賞の区分を変えながら、作品、俳優、映画スタッフ、アニメーション、ドキュメンタリーなど幅広い分野において顕彰を続け、映画業界はもちろん、映画ファンからも高い支持を集めている。男優主演賞には『護られなかった者たちへ』で主演を務めた佐藤健が選ばれた。「改めて素晴らしい映画に携わらせていただいたという思いで、お声を掛けてくださったことに感謝したいし、現場でも自分自身の力はちっぽけで、支えられた皆さんに本当に感謝したいです」と共演者やスタッフに感謝の言葉を口にした佐藤。本作は、震災から生活保護にとデリケートなテーマを扱っており、役作りについては「自分が頑張ったというより空気に身を委ねました。震災当時の学校を再現してくださったりして美術さんのお力をお借りし、その空気に身を任せて撮影していたという感じです」と振り返り、「コロナ禍ということもあって普段のように一緒にご飯を食べることもありませんでした。阿部寛さんとの共演を楽しみにしていましたが、挨拶ぐらいで話す機会もなく、本当ならもっと話したかったなと思っていました。また別の機会に今回の皆さんとはご一緒したいと思います」と共演した阿部らとの再会を臨んでいた。女優主演賞には『茜色に焼かれる』 の尾野真千子が受賞。『茜色に焼かれる』からは尾野をはじめ、和田庵と片山友希が新人賞にも選ばれた。「頑張った結果ですね。本当にもがいたんですよ。ここにいないキャストはもちろん、スタッフさんや監督さんみんながもがいて苦しみ、色んなことを考えながら絞り出したような毎日を過ごしてお芝居をしました。その結果がこうやって繋がり、2人の自信とか色んなことが出たんだろうと思います。本当に母のようにうれしいです」と自身の受賞はもちろん、和田と片山の受賞を喜んだ。尾野の演技を間近で見た片山は「本番が始まる直前に尾野さんはいっぱい喋られていて笑顔だったんですが、スタートすると号泣されてすごいな~と思いました。私は気持ちを自分の中で考えないと撮影ができないことが多くて、切り替えのすごさは今まで出会ったことがない女優さんだと思ったしシンプルに格好良いと思いました」と絶賛し、「目指す女優さんは尾野さん? おこがましいですよね。尾野さんに憧れてますって簡単に言ってはいけない人だなと思ったので言えません」と恐縮しきり。すると尾野が「いや、もう黙っていて欲しいです」と笑いを誘っていた。なお、各賞の受賞者は、以下の通り。○■受賞一覧日本映画大賞:『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)日本映画優秀賞:『すばらしき世界』(西川美和監督)外国映画ベストワン賞:『ノマドランド』(クロエ・ジャオ監督)(ウォルト・ディズニー・ジャパン 目黒敦)男優主演賞:佐藤健『護られなかった者たちへ』女優主演賞:尾野真千子『茜色に焼かれる』男優助演賞:仲野太賀『すばらしき世界』女優助演賞:清原果耶『護られなかった者たちへ』スポニチグランプリ新人賞(男性):和田庵『茜色に焼かれる』スポニチグランプリ新人賞(女性):片山友希『茜色に焼かれる』監督賞:濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』脚本賞:吉田恵輔『空白』撮影賞:笠松則通『すばらしき世界』美術賞:原田哲男『燃えよ剣』音楽賞:林正樹『すばらしき世界』録音賞:浦田和治『孤狼の血 LEVEL2』アニメーション映画賞:『岬のマヨイガ』(川面真也監督)大藤信郎賞:『プックラポッタと森の時間』(八代健志監督)ドキュメンタリー映画賞:『水俣曼荼羅』(原一男監督)TSUTAYA 映画ファン賞・日本映画部門:『るろうに剣心 最終章 The Final』(大友啓史監督)TSUTAYA 映画ファン賞・外国映画部門:『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(東宝東和 山﨑俊)田中絹代賞:宮本信子特別賞:岩波ホール(エキプ・ド・シネマの活動)(岩波ホール 岩波律子)
2022年02月16日かねてから選択的夫婦別姓制度に異論を唱えてきた自民党・片山さつき参議院議員(62)。10月26日に放送されたラジオ番組でその理由を述べたが、ネットで呆れかえる声が上がっている。同日、TBSラジオの『荻上チキ・Session』に出演した片山議員。そこでパーソナリティの荻上チキ(39)から「選択的夫婦別姓の議論は党内でどういった段階に?」と訊ねられた。すると、「苗字を変えることで不便を感じるというかたの不便は取り除きたいので、事実上、家族戸籍という日本だけが維持しているもののメリットを全部残しながら、通称を公称化しようと思っていて。この夏かけて、かなり広範な戸籍法改正法を準備しております」と返答した。そして「この問題はデジタル化が進んで、そこを全部してしまうと、最後に残るのはほかの国みたいに戸籍をやめて、生まれたときの1人の登録にするかどうか。そこまで行っちゃうと思うんですが」といい、こう続けた。「そうすると『ファミリーヒストリー』みたいな番組が作れなくなってつまらない国になるなと、私は思うので!今あるものを何も全部捨てて消去することはないと思っています」『ファミリーヒストリー』とはNHK総合で放送されている、著名人の家族の歴史を取材する番組。いっぽう選択的夫婦別姓は、権利の話だ。「現行の民法では婚姻にあたり夫婦がどちらかの性を選んで同性になることが強制されています。妻の姓を変えるケースが多いため、妻の姓が夫の姓と同等に尊重されているとは言えません。なにより、姓が変わるということはアイデンティティに揺らぎが生まれます」(全国紙記者)国連は’03年に夫婦同姓を差別的だと廃止を求め、これまで日本に対して3回勧告している。「夫婦同姓を採用しているのは世界中で日本だけです。国連機関『UNウィメン』の事務局長は『女性は選択肢を持たなければならない』と述べたこともあります。面白いテレビ番組が作れないからと、人権問題をないがしろにしてもいいのでしょうか」(前出・全国紙記者)選択的夫婦別姓に対し、「ファミリーヒストリーみたいな番組が作れない。そしてそんな国はつまらない」と持論を展開した片山議員。ネットではこんな声が上がっている。《片山さつき氏によると、夫婦別姓になると、「ファミリーヒストリー」の様な面白い番組が出来なくなるそうだ。本当にそうだとしたら、多くの出演者の歴史がたかだか100数十年しかたどれない、歴史的価値観の番組だってことになるなぁ》《『ファミリーヒストリー』では父方、母方それぞれの祖先、さらにその父方、母方などをさかのぼりさまざま発見がある。当然ながら、違う姓の祖先たちがヒストリーを語り、彩っている》《片山さつきのショボい言い訳。ある意味戸籍のことをめちゃくちゃ馬鹿にしてるよな》《ファミリーヒストリーの為に生きてるんじゃない》《改姓しないで結婚したいっていう権利をそんな理由で奪わないでほしい》
2021年10月29日ドラマ「真犯人フラグ」に出演する坂東龍汰がトランスジェンダーの男性を演じ、「ボイスII 110緊急指令室」も記憶に新しい片山友希とW主演する映画『フタリノセカイ』のポスタービジュアルが完成し、“フタリ”を中心にした劇中画像が初解禁。さらに、ソウル国際プライド映画祭コンペティション部門への出品も決定した。本作は、トランスジェンダーとして葛藤する彼・真也とその彼女(シスジェンダー)ユイの2人の10年間の軌跡を描いたラブストーリー。本作W主演の片山さん(ユイ役)は、「撮影当時の私は22歳で愛とはなにか分かりませんでした。人を想う事の難しさや自分の気持ちだけではどうにもならないこと。悩んで考えて少しずつ進むの繰り返しです。自分の感情を素直に受け入れるのも簡単じゃないと知りました。人に優しくするのは当たり前で人にしてもらって当たり前な事なんてないんだと思いました」とコメント。また、坂東さんは「今回この役のお話をいただいた時は正直驚きました、自分に演じられるのか不安もありました」と語りながらも「しかし飯塚(花笑)監督と何度も役について話し合い深めていく事により真也という役を演じることが楽しみになりました。トランジェンダーとして色々な葛藤と戦う真也、それを支えるユイのフタリの究極の愛を描いた作品になっています。僕自身初めての挑戦が沢山あった現場でしたがユイ役の片山友希さんに助けられながら丁寧に演じられたと思います」とふり返っている。解禁されたポスタービジュアルには、暖かな配色の2人“フタリ”のキスシーンが起用された。そして、今年11年目を迎えるソウル国際プライド映画祭 2021(SIPFF 2021/11月4日~10日開催)コンペティションの1部門「Asia Pride Section」に本作の出品が決定。この映画祭は、韓国内外の優れた作品性を備えた多様なクィア映画を披露し、多様性を享受できる文化フェスティバルとして、今年は世界32か国124編の規模で開催される。『フタリノセカイ』は2022年1月14日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フタリノセカイ 2022年1月14日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©️2021 フタリノセカイ製作委員会
2021年10月18日長編映画デビュー作『岬の兄妹』で日本映画界に激震を与えた片山慎三監督が佐藤二朗を主演に迎えた最新作『さがす』が、10月11日(月)に第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ(コンペティション)部門でワールドプレミア上映。片山監督は日本からリモートで参加し、Q&Aセッションと『新感染』シリーズのヨン・サンホ監督とのスペシャル対談を行った。都内からリモートQ&Aセッションに参加した片山監督は、上映終了後に韓国の観客に向けて「こんにちは、片山慎三です。お会いできてうれしいです。今日は劇場で映画を見ていただき、ありがとうございました。よろしくお願いします」と韓国語で自己紹介。現地司会から韓国語の上手さを褒められて「今日練習しました!」と満面の笑みを見せ、朗らかな雰囲気でQ&Aセッションはスタートした。ストーリーの出発点を聞かれた片山監督は「電車の中で手配中の殺人犯を見た、という話を自分の父親が家族にしたことがありました。その時は誰も信じなかったけれど、数年後に逃亡犯が捕まった際に足取りを調べたら、父が見たという人物こそ、その犯人でした」と自身の実体験がアイディアの種であったことを告白。佐藤さんを父親役に起用した理由については、あてがきで脚本を執筆したことを明かし、「ユーモラスなイメージのある佐藤さんが二面性のあるお父さんを演じたら怖いのではないか、と思った。佐藤さんが普段やっていないようなキャラクターだからこそ、意外性が出て怖さが強調されるはず」と狙いを明かした。Q&Aセッションを終えた片山監督は、「鋭い質問や映画を作っているときには考えなかったような質問があったりして、その時にもらった疑問や考えを次回作に活かそうとも思える。映画祭は僕ら新人監督にとって成長の場」と国際映画祭に出品する意味を説明し、その手ごたえを噛み締めていた。また、完成版を観たという主演の佐藤さんの反応については、「ディテールが面白くて、表情からも満足している様子がうかがい知れました」と嬉しそうに明かしていた。ヨン・サンホ監督とスペシャルリモート対談「『さがす』も伝説的作品の一つになる」さらにこの日は、映画祭公式イベントとは別に、『新感染 ファイナル・エクスプレス』『新感染半島 ファイナル・ステージ』で知られるヨン・サンホ監督とのリモート対談も実施。「さまよう刃」(21/WOWOW)で初めて片山監督作品に触れたというヨン監督は、一瞬でその才能に惚れ込み、片山監督のフェイスブックに友達申請したとか。そして、本作を鑑賞したヨン監督は「ファーストカットから引き込まれ、最初のシーンやカットを見ただけで片山監督のビジョンが感じられる。俳優の演技も素晴らしく、カメラワークや演出など、片山監督のビジョンが映画全体を覆っている。それを実現するためにどんな秘訣があるのか是非とも知りたい」と興味津々。さらにヨン監督は「今日の対談も私から是非!とお願いしたから実現したものです。私は様々なスリラー映画を観てきましたが、『さがす』は私が大好きなスリラー映画のひとつになる。映画史には伝説的スリラー映画があるけれど、この『さがす』も伝説的作品の一つとして名前を挙げることになると思います。僕はもはや『さがす』マニア。ソフト化されたら早く買いたいです」と大絶賛だった。一方、ヨン監督の大ファンという片山監督は「率直な感想をいただけて嬉しいけれど、恐れ多くもあります。ヨン監督は雲の上の存在。僕なんて足元に及びません」と韓国映画界を代表する異才からの激賞に恐縮しきり。ヨン監督は、第26回釜山国際映画祭での反応について「私の周りの知り合いの監督たちは『凄く面白い!』と口々に言っていますし、私も多くの映画人に見るようにと薦めています。また韓国でのSNSでも反応は凄まじく『これは反則だ!新人監督とは思えないくらい完成されている!』などと絶賛のコメントが目立ちます。片山監督には『素晴らしい上映ができている』ということをお伝えしたいです」と報告。これに片山監督は「世界的に評価の高い韓国映画を支える目の肥えた観客の皆さんに褒められるのは嬉しい」と喜びを表現した。日本映画界の未来を熱弁、「一緒に何かできたら」とコラボに意欲も片山監督とヨン監督は同世代。日本映画界に期待することとして片山監督は「日本映画は画やストーリー、内容の力で面白い作品を作り、ヒットさせる意識が必要だと感じます。ヨン監督の作品のように誰が見ても共感し、楽しめて感情移入できるような作家性と商業性を両立させた作品が増えてほしい」と熱弁。ヨン監督も「片山監督のような創作者に果敢な投資を行い、予算をつけていけば必ず素晴らしい作品ができるはず。お互いに切磋琢磨しながら、何か一緒にできるような環境を作っていければ嬉しい」とエールを送り、片山監督は「一緒に何かできたら嬉しい!」とコラボレーションに意欲的だった。最後に、ヨン監督は「釜山国際映画祭のワールドプレミアで上映された『さがす』の韓国内の反応は熱く、片山慎三という名前を韓国の映画ファンが認識するきっかけにもなりました。この映画がより多くの観客に届けばと願っています」と、評判の高さを繰り返して熱くコメント。片山監督は「いい反応を直接ヨン監督から聞けて、今晩グッスリと眠れそうです。ヨン監督とはまた別の機会にじっくりと親交を深めたいです」と感激しきりだった。ワールドプレミア後の釜山国際映画祭会場からは、「監督・片山慎三の名前を記憶しなければならない。個人的な希望としては、今後の日本映画界を引っ張っていく監督に成長を遂げてほしい。想像以上に奥行の深いスリラーだった。」「ポン・ジュノ監督の『母なる証明』のようだと言う人がいるが、その言葉に共感。一場面も見逃せないので、歯を食いしばってトイレに行くのを我慢した」「最高だ。本当に素晴らしい。最後まで没入して感情線を追っていったので疲れたが、とても強烈だった。序盤の撮影もかっこよく、物語の進み方もかなり興味深い」「父親役の俳優・佐藤二朗を知っていたので映画に興味があり、普段コミカルなイメージの俳優として知られているが、本作品でのスリラー演技は印象的で驚いた」など、本作の魅力は海を越えて広がった様子だ。『さがす』は2022年、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さがす 2022年、テアトル新宿ほか全国にて公開©2022『さがす』製作委員会
2021年10月12日株式会社文藝春秋電子書籍編集部では、9/29(水)に、片山萌美さんの写真集最新刊「SECRET」を電子オリジナルで配信します。30歳を迎え、女優としても進境著しく、一段と大人の色気を増す彼女が、屋外で、またスタジオで、ランジェリーやシースルーの衣装に包まれた美BODYを披露。テーマは「SECRET」。彼女との、ひと夏の「秘密」を共有してください。撮影は舞山秀一さんです。【片山萌美さんコメント】セクシーなのはもちろんですが、今回はすごく上品な作品にも仕上がっていると思います。舞山秀一さんは被写体が内面から発光しているような写真を撮られる方だと思っていましたが、今回も私の内面を見ながら撮っているように、私の全てを写し出してくださっています。【プロフィール】片山萌美(かたやまもえみ)1990年東京都生まれ。麗澤大学経済学部経済学科卒業。2012年にミス日本「ネイチャー」を受賞。以後「週刊プレイボーイ」をはじめ各誌のグラビアを席巻。女優としても着々と実績を重ね、『万引き家族』『いだてん』などで存在感を示す。写真集に「人魚」「Rashin ≪裸芯≫」など。【書誌情報】書名:デジタル原色美女図鑑 片山萌美 SECRET舞山秀一・撮影/文藝春秋電子書籍編集部・編価格:1200円(税込) ※電子書店によって異なる場合があります配信開始日:2021 年9 月 29 日(水)商品URL: 販売電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、ブックライブ、honto、BOOK☆WALKER他、電子書籍を販売している主要書店※価格は各電子書店にてご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月29日佐藤二朗が、『岬の兄妹』で鮮烈デビューを果たした片山慎三監督のオリジナル脚本による長編2作目にして、商業映画デビュー作『さがす』に主演。気鋭の韓国のデザイン会社Propaganda(プロパガンダ)制作の超ティザーポスターが解禁され、第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ(コンペティション)部門への出品が決定した。かつて助監督を務めたことがあるポン・ジュノ監督や山下敦弘監督、また俳優・香川照之ら各界のオピニオンからの激賞が相次ぎ、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018にて観客賞と優秀作品賞をW受賞、2019年に行われた北欧最大の国際映画祭であるヨーテボリ国際映画祭ではイングマール・ベルイマン賞にノミネートされた前作『岬の兄妹』。国内外から高い評価を受けるとともに、日本映画界、そして映画ファンに激震を与えた片山監督の続く長編2作目として、前作同様オリジナル脚本を手掛け、満を持して製作したのが本作。観客の心を巧みにつかみ、没入させるエンタメ性、心に潜む生々しさや怖さ・弱さ、滲む悲哀や滑稽さなどを躊躇なくあぶり出す監督がその作家性を存分に発揮し、「人間」そのものの本質を巧みに炙り出す。●主演は佐藤二朗!名バイプレーヤーが魅せる、心を揺さぶる至高の演技本作で主演を務めるのは、映画、テレビドラマ、演劇、バラエティ番組、さらには映画監督に至るまで、八面六臂の活躍を続ける佐藤二朗。本作ではそのユーモラスなパブリック・イメージを封印し、不穏な言葉を残して娘の前から姿を消した父・原田智役として、彼が直面する苦悩や、単純に割り切れない人間の善悪の曖昧さを説得力あふれる演技で見事に表現。片山慎三監督が渾身の力で紡ぎ上げたリアリティあふれる作品世界にて披露される、シリアスさと底知れぬ悲哀を感じさせる説得力あふれる佇まいに注目だ。●気鋭の韓国のデザイン会社:Propagandaがポスタービジュアル制作『ハチミツとクローバー』『愚行録』『あん』『溺れるナイフ』といった邦画の韓国公開時のポスターや、『君の名前で僕を呼んで』『リトル・ダンサー』『キル・ユア・ダーリン』などの洋画、『渇き』『新しき世界』『お嬢さん』『新感染 ファイナル・エクスプレス』『悪人伝』「愛の不時着」などの近年の韓国映画・ドラマ界を代表する作品のポスターデザインを手掛け、その卓越したセンスにより、韓国のみならず日本の映画ファンの中でもSNSを中心に話題を呼んだ同社。同社が邦画の国内ビジュアルデザインを手掛けるのは、オール韓国ロケ&韓国のスタッフ・キャストで製作された『アジアの天使』以来2作目。オール日本ロケ、オール日本人スタッフ・キャストの邦画では本作が初のビジュアルデザインとなる。今回発表された、超ティザービジュアルは、光るスマートフォンが無造作に卓球台に置かれ、そこにタイトルロゴ“さがす”を配置したシンプルなもの。しかし、タイトルの意味深さ、ビジュアル全体が纏う不穏さから作品の世界観にグッと引き込まれる仕上がりとなっている。同社の手掛けるビジュアルディレクションの特徴は、情報量を削ぎ落し、映画の本質や空気感、象徴的な瞬間を絶妙なバランスで入れ込めること。いまやアジアのみならず世界から注目されるデザイン会社Propagandaが、本作のエッセンスを交えて産みだす、今後のビジュアル展開にも期待が高まる。●第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門への出品が決定!アジア最大規模を誇る映画祭として、常に世界から注目を集める釜山国際映画祭。第22回では『羊の木』(18・吉田大八監督)がキム・ジソク賞に輝き、第24回では『万引き家族』の是枝裕和監督がAsian Filmmaker of the year(今年のアジア映画人賞)を受賞、昨年開催された第25回では『由宇子の天秤』(21/春本雄二郎監督)がニューカレンツ(コンペティション)部門の最高賞にあたるニューカレンツアワードの受賞を果たしてきた。第26回目となる本年度は、10月6日~15日にかけて開催予定。本作の出品が決定したニューカレンツ部門は、釜山国際映画祭唯一の国際コンペティション部門であり、アジアの新進気鋭の映画監督による第1~2作目が対象。本作の選出に対し、釜山国際映画祭プログラムディレクターのNam Dong-Chul氏は「さすがポン・ジュノ監督の助監督として研鑽を積んでいるだけに、個性的で抜け目のないスリラーに仕上がっている。単にどんでん返しが繰り返されているのではなく、人間に隠された一面の深く重い響きがこだまするスリラーだ」とコメントを寄せている。●アスミック・エース×DOKUSO映画館が贈る次世代クリエイター映画開発プロジェクト第1弾また、本作はつい先ごろプロジェクトのローンチが発表された、アスミック・エースとDOKUSO映画館が共同で運営する、企画開発から劇場公開、国際展開までをクリエイターと密にタッグを組み、日本から世界へと作品を送り届けていく、次世代クリエイター映画開発プロジェクト「CINEMUNI」(シネムニ)の第1弾作品。本作品は韓国との共同製作でもあり、国内での興行のみならず、今後はインターナショナルな作品展開が予想される。●佐藤二朗、片山慎三監督からコメント到着主演・佐藤二朗 / 原田智(はらださとし)役ある日突然、手紙が来た。長文のその手紙の差出人は片山慎三。19年前のドラマで制作だった男だ。制作とはいえ、当時彼は21歳の右も左も分からぬ、いわゆる「使い走り」だった。でも発想や言葉が面白く、「君、オモロイな」と声を掛けたのを覚えている。そのあと彼は、数々の現場で鍛練し、感性を磨き、自腹で『岬の兄妹』という映画を監督した。その彼からの手紙には「自分の商業作品監督デビューとなる次作の主演を是非、二朗さんにやって欲しい」と書いてあった。手紙に添えられた、彼の商業デビューとなる『さがす』という妙なタイトルの脚本を読んでみた。「よくぞ俺のところに話を持ってきた」と思った。ちょっと凄い作品になると思う。ご期待を。監督・脚本片山慎三大阪に住む父が指名手配犯を見かけた、という実体験から生まれたオリジナル作品です。商業デビュー作ということもあり、よりエンターテイメントな作品にしたいという気持ちがありました。オリジナルだからこそ立ち帰る場所が常に自分自身でした。自問自答し、自分が作家として試されているような、良い意味での気合いと思いが入っています。本作のワールドプレミアが釜山国際映画祭で迎えられることとなり嬉しく思います。映画を観てどういう反応が返ってくるのか非常に楽しみに思います。ぜひ日本での公開も心待ちにしていてください。『さがす』は2022年、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月01日尾野真千子が主演する、もがきながらも懸命に生きようとする“母の生き方”を捉えた圧倒的な物語『茜色に焼かれる』。この度、石井裕也監督や、オダギリジョー、永瀬正敏ら共演者が主演・尾野さんの魅力について語るコメントが到着した。本作で主人公・田中良子を演じた尾野さんについて、石井監督は「田中良子役には尾野真千子さんしか考えられませんでした。芝居を本気でやることの崇高さ、俳優がうなされるほど考えて見せる芝居の熱量、その素晴らしさ。たとえば、普段の会話のときよりも、夢中になって芝居をしている尾野さんに僕は『尾野真千子』を感じます」と熱量たぎるコメント。「その芝居に真実が見えてくる。誠実にお芝居をしている人の姿は『祈り』のように見えるときがあります。こちらが引くくらいに演じる役を信じようとする。尾野さんのそんな姿は、僕にとってはそのまま希望につながるものでした」と、その演技にかける想いの強さを絶賛した。息子・純平役を演じた和田庵は、「撮影前、尾野さんには怖い人というイメージがあったけれど、実際はそんなことはなくて優しくて明るくて面白い人でした。本当の親子のように接してくださって、僕も自然に演技ができました」と感謝の意を示す。良子の同僚ケイ役を演じた片山友希は「撮影中は尾野さんの明るさには救われました」と語る。「すごく包容力のある方で、共演のプレッシャーみたいなものを全然、感じさせないんです。きっと尾野さんは私ができるまで待ってくれたんだと思います。すごくありがたかったです。尾野さん、メチャクチャかっこいいです。尾野さんみたいになりたい」と尊敬の念を口にする。交通事故で命を落とす夫・陽一役を演じたオダギリさんも「もし陽一の存在が作品を通じて強く感じられているとしたら、それは尾野さんの表現力のおかげです。当たり前のことですが、それはもう尾野さんの底力ですし、そのすごさ、ですね」と、その演技力に感謝を表する。そして風俗店の店長・中村役を演じた永瀬さんは「尾野さんはいろんなものに立ち向かっていました。それでいて、現場ではみんなを包み込んでいた。良子さんのように『まあ頑張りましょう』という感じで現場をハグされていましたね」とコメント。「コロナ禍という特別な状況下で作品を作っているという部分を含めて、とても見事で立派な主演の姿だったと思います。時に明るく、時に締めて。この作品をちゃんと背負っている感じがありました」と称賛を惜しまない。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年05月17日尾野真千子主演、『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』の石井裕也監督最新作となる『茜色に焼かれる』から、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。多難の時代に逆風を受けながらも、自身の信念の中でたくましく生きる母親・田中良子を演じるのは、尾野真千子。『ヤクザと家族 The Family』『明日の食卓』と出演作の公開が続く、実力派女優の尾野さんが厳しい社会を生き抜く母親を圧倒的な存在感で体現。13歳の息子・純平には『ミックス。』でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』の新進女優・片山友希、そして交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じている。解禁されたポスタービジュアルでは、夕焼けの中、自転車に乗る親子の後ろ姿と、明日への希望を携えながら力強く微笑む尾野さん演じる母親・良子の姿が切り取られている。「悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で、母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。」というコピーが並び、次から次へと押し寄せてくる難題に対して、哀しみと怒りを心に秘めながらも前向きに生きる良子の姿を通したメッセージを予感させるポスタービジュアルが完成した。また、場面写真も、中学生の息子・純平をひとりで育てる良子の姿、経営していたカフェはコロナ禍で破綻し、夜の仕事と花屋のバイトを掛け持ちする姿など、たくましく生きる彼女の姿が印象的なものとなっている。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年04月05日尾野真千子主演、石井裕也監督の最新映画『茜色に焼かれる』から、尾野さんがたくましく生きる母親を熱演する予告映像とイメージビジュアルが解禁となった。尾野さん演じる主人公・田中良子の13歳の息子・純平を演じるのは『ミックス。』でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』の新進女優・片山友希、そして、交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じる。この度解禁となった予告映像は、尾野さんが「田中良子です」と力強く名乗るシーンから始まる。倒産したカフェの営業再開を目指しつつも、新たなパート先でのきつい仕事や義父の介護など、様々な問題が押し寄せてくる。家計簿をみた同僚のケイには「こんな真っ赤でどうして平気でいられるんですか?」と尋ねられ、ギリギリの生活に追われている良子の姿を映し出す。永瀬さん演じる店長から「取り返しつかないほどボロボロなのに、なんで生きようとするのよ?」と問われた良子。もがきながらも懸命に生きてきた良子は、ついに心にためた本音を吐き出す。「そんなのわかりませんよって話でしょ!」。息子の純平もケイも、ときに泣きながら必死に日々を過ごす中で、ついに良子の感情が爆発する。傷つきながらも、信念を貫き、たくましく生きる良子の姿を通して、今日を生きる私たちにも問いかける予告映像となった。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年03月23日『舟を編む』や『町田くんの世界』『生きちゃった』などの石井裕也監督が尾野真千子を主演に迎えた最新作『茜色に焼かれる』が、5月21日(金)に公開決定。和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏が共演する。圧倒的な存在感で尾野真千子が魅せる!この世界には、誰のためにあるのか分からないルールと、悪い冗談みたいなことばかりがあふれている。誰もが自身を偽り、まるで仮面の生活を強いられているかのように。そんな、まさに弱者ほど生きにくいこの時代に翻弄されている1組の母子がいた。哀しみと怒りを心に秘めながらも、わが子への溢れんばかりの愛を抱えて気丈に振る舞う母。その母を気遣って日々の屈辱を耐え過ごす中学生の息子。果たして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?もがきながらも懸命に生きようとするその勇気と美しさ。社会のゆがみが表面化している現代だからこそ生まれた、激しくも深い魂の軌跡。今日を生きる私たち自身の物語が誕生する。石井裕也監督が現代に放つ人間賛歌あえていまの世相に正面から対峙することで、人間の内面に鋭く向き合ったのは、『舟を編む』『バンクーバーの朝日』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『生きちゃった』、さらに初めて韓国の映画スタッフとチームを組んだ『アジアの天使』(2021年公開予定)など、毎年のように質の高い作品で映画界を牽引する石井裕也監督。傷つきながらも、自身の信念の中でたくましく生きる主人公の母親・良子の姿を通して、観るものに時に衝撃を、時に温もりを与え、これまでのどの作品よりも自由にして、どこまでも優しい世界を作り上げた。多難の時代に逆風を受けながらも前向きに歩もうとする母親・田中良子を演じるのは、尾野真千子。河瀬直美監督の『萌の朱雀』で映画主演デビュー、その後も『クライマーズ・ハイ』『そして父になる』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など多くの代表作を持ち、さらに2020年は『ヤクザと家族 The Family』『明日の食卓』と出演作の公開が続く尾野さんが、厳しい社会を生き抜く母親を驚くべき存在感で体現。尾野さんは「私は、この度、どうにもやりにくいこの世の中で、映画の登場人物達が戦うように私ももがき、あがき、力の限り戦ってみました。どうぞごらんください」とコメントする。共演陣にはフレッシュかつ充実の面々が集結13歳の息子・純平を演じるのは『ミックス。』(17)でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』(21)の新進女優・片山友希、そして交通事故で命を落とす良子の夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じ、それぞれ確かな人間力を見せる。和田さんは「監督の良い映画を作りたいという強い想いが現場全体に伝わり、僕も拙いながら『このチームの一員として良い作品を作りたい』と意欲が湧きました」と頼もしくコメント。尾野さんと演じた親子の姿は「皆さんにとって、きっと忘れられない作品になると信じています」と語る。ケイ役の片山さんは、完成した作品に触れ「映画ってかっこいい! 映画を作ってる人達ってかっこいい! まだまだ私の熱は冷めません!」と熱く語り、「今になって監督は私を信じてくれたんだと気づき涙が出ました」とふり返る。さらにオダギリさんは、「一生懸命に生きることって、何よりも大事だと思う。そして時には、闘うことも必要だ。自分の為にも。大切な人の為にも」と思いを込めてコメント。永瀬さんは「石井裕也監督の世界に触れさせていただきたい、、、その想いだけでした。素晴らしい体験、感謝しています」と石井監督とのタッグに触れる。その石井監督は、「とても生きづらさを感じています。率直に言ってとても苦しいです。悩んでいるし、迷っています。明らかに世界全体がボロボロになっているのに、そうではないフリをしていることに疲れ果てています。コロナ禍の2020年夏、しばらく映画はいいやと思っていた矢先、突然どうしても撮りたい映画を思いついてしまいました」と本作の始まりを語る。描き出したのは母親についての物語であり、「我が子への溢れんばかりの愛を抱えて、圧倒的に力強く笑う母の姿。それは今ここに自分が存在していることを肯定し、勇気づけてくれるのではないかと思いました」と明かし、「尾野真千子さんがその身体と存在の全てを賭して見事に『愛と希望』を体現しています。尾野さんの迫力とエネルギーに心地よく圧倒される映画になっている」と自信を込めている。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年02月26日松坂桃李主演、「神聖かまってちゃん」の元マネージャーによる自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。男子かしまし物語」を映画化する『あの頃。』。この度、松坂さん演じる主人公が出会う、個性豊かなオタク仲間を演じるキャストが発表された。松坂さん演じる劔は、大学院受験に失敗しどん底生活を送っていたが、ある日、松浦亜弥のMVを観たことをきっかけにアイドルにドハマりし、仲間たちと共に遅れてきた青春を謳歌していく。劇中でバンド「恋愛研究会。」を結成し、トークイベントやハロプロの啓蒙活動という名目で、「モーニング娘。」の曲を熱唱するキャラクターたちとして、藤本美貴の魅力を熱く語る、プライドが高くてひねくれ者のコズミン役を仲野太賀。石川梨華推しでリーダー格のロビ役を山中崇。痛車や自作のオタグッズを制作する西野役は、連続テレビ小説「おちょやん」への出演が決定している若葉竜也。劔がオタク仲間と出会うきっかけを作るナカウチ役は、『死神ターニャ』『父ありき、母のにおい』の芹澤興人。そして、ハロプロ全般を推すイトウ役は、「ロッチ」コカドケンタロウが演じる。「感じも悪く、陰口は叩くわ、調子に乗るわ、器も小さい。ただ、何故だか憎みきれない。なんなら少し愛おしい」と演じるコズミン役について語った仲野さんは、「コズミンに出会えて、本当に良かったです。今泉監督のもと、恋愛研究会。のメンバーで過ごした日々は、紛れもなくキラキラした青春でした」と撮影をふり返る。山中さんは「結局みんなモテたかったんでしょうね。撮影中にそんなことを思いました。自分の過ごした『あの頃。』を思い出しながら」と話し、若葉さんは「『あの頃。』みんなにある『あの頃。』。楽しかったね。辛かったね。そんな時間を少しでも映画に閉じ込められたら、と思いながら参加しました」とコメント。芹澤さんは「男達のモーニング娘。の熱唱。僕たちは本気で原キーを目指してます。ここはおふざけなしです」と歌唱シーンをアピールし、映画初出演となったコカドさんは「自分には一生縁がないと思っていた、コント以外の演技のお仕事。結果、やらせてもらって本当に良かったです」と参加した感想を語っている。ほかにも、大下ヒロト、木口健太、中田青渚、片山友希、西田尚美らが参加する。『あの頃。』は2021年2月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年10月01日映画『君が世界のはじまり』(7月31日公開)の完成記念トークイベントが29日に都内で行われ、松本穂香、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、ふくだももこ監督が登場した。同作は、2016年に短編小説「えん」で第40回すばる文学賞佳作を受賞し、2019年には『おいしい家族』で長編劇映画監督デビューを果たしたふくだももこ監督の最新作。ふくだ監督の原点である2本の短編小説「えん」「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を再構築し、1本の映画にした。挨拶では、金子が「いよいよ明後日公開ということで、僕自身、楽しみにしています」と語り始め、司会者から「7月31日公開です」とツッコミが入る場面も。「若干アガってます、よろしくお願いします」と動揺する金子に、甲斐が「6月31日と勘違いしたらしいです」とフォローしていた。バンドシーンでは、甲斐が「金子くんはかなり爆発してた。大変でしたね。感情大爆発みたいなシーンだったので」と振り返ると、金子は「らしいです。楽しい気持ちだったり怒りだったり、いろんなことを爆発させるシーンだったので、すごい緊張感ありました」と苦笑する。一方、ミュージシャンとして活躍する小室は「普段暴れるようなことはやらないので、逆に楽しかったです。みんなすごかったです」となかなか冷静な様子を見せた。また高校時代について聞かれると、松本は「私は演劇部だったので、隅っこ、視聴覚室でひっそりやったり、全然人はこなかった」と明かし、「いろんな役をやりました。こういう場で100回くらい言わせてもらってるんですけど、冷凍マグロの役とか」とはにかむ。「高校生が考えてるので、ベルを鳴らしたら時が止まるとか……私が鳴らしたら、みんな止まるんです。それを本当に人が少ない中、一生懸命いやったりしていました。アニメだから成立できることを実写でやってました」と語った。
2020年06月29日松本穂香主演、ふくだももこ監督による最新映画『君が世界のはじまり』から、主要キャラクターに焦点をあてたイメージビジュアル4種が解禁となった。劇中で親友同士である松本さん演じる“えん”と幼なじみの琴子(中田青渚)、父親に鬱屈とした思いを抱える純(片山友希)と東京からの転校生で、純と関係を持つ伊尾(金子大地)はそれぞれツーショットで。そして、サッカー部主将で学年で指折りの人気者・岡田(甲斐翔真)と、ロックバンド・「NITRODAY」のVo&Gtを担当、本作で演技に初挑戦した小室ぺい演じる琴子の初恋相手・ナリヒラにクローズアップした単独でのイメージビジュアル。劇中でも、えんと琴子は一緒に通学し、一緒に授業をさぼり、一緒にたこ焼きを食べる親友同士。無邪気な表情でふざけあい、教室の片隅でじゃれ合う自然体な2人の姿が切り取られており、背後に映るピンク色のカーテンが印象的。一方で純と伊尾を映し出したビジュアルは、薄暗く淡いグリーンに包まれている。視線は決して絡むことがなく、背を向けていても同じイヤホンで音楽を共有する2人からは、鬱屈した想いを抱えたままどうすることもできず、刹那的な関係で痛みを忘れようとする心の叫びが聞こえてくるよう。さらに、青紫の光に照らされ、夜の学校に一人佇む岡田。ナリヒラは町の工場の貯蔵タンクを見つめる後ろ姿が切り取られており、どんよりとした灰色の空模様が彼の心の模様を映し出しているかのように感じられる。カラーの異なるこの4種類のビジュアルは、青春のその瞬間にしか存在しないヒリヒリするようなエネルギーが詰め込まれ、誰もが通過してきた、甘く、ほろ苦い過ぎ去りし日々が描き出されている。『君が世界のはじまり』は2020年夏、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年05月27日松本穂香主演、ふくだももこ監督最新作の映画『君が世界のはじまり』が、この夏に全国公開予定。この度、本作の特報映像と共に、松本さんを取り巻くネクストブレイク必至の若手俳優たちが演じる各キャラクターのイメージクリップが一挙に解禁された。今回明らかになったネクストブレイク必至の若手俳優たちは、劇中で「ザ・ブルーハーツ」の「人にやさしく」を披露。世代を超えて愛される名曲が、少年少女たちの言葉にできない心の叫びを乗せて、切なく熱く観る者の胸の奥に届いていく。松本さん演じる主人公・えんの幼なじみ・琴子を演じるのは、本作以外にも今泉力哉監督の最新作『街の上で』の公開が控える中田青渚。「普段の私は、琴子のように自分の気持ちに正直な人を羨ましく思っているので、琴子を演じることは新鮮であり、挑戦でした。監督や松本さんと撮影前から2人の関係性について何度も話し合い、大切に作りました」と語る。母親が家を出ていき父親に鬱屈とした思いを抱える純には、連続ドラマ「セトウツミ」でハツ美役を演じたほか、映画『ここは退屈迎えに来て』など話題作へ多数出演してきた片山友希。「5人、3人と奇数で集まることが多かった。心の中で2.2.1や2.1で分かれると、いつも私が余るんやろうなと思っていた」という片山さんは、「仲良い子はいたけど、親友や幼馴染みといった特別な子は今もいない。その寂しさを知って、ずっと隠していた感情を声に出そうと思いました」と明かす。東京からの転校生で純と関係を持つ伊尾に、ドラマ「おっさんずラブ」のマロ役で話題となり、W主演作『猿楽町で会いましょう』が待機中の金子大地。「ザ・ブルーハーツ」はもともと好きで「よく聴く」という金子さんは「やっぱり最高だなと改めて思いました。台本を読んだ時に面白いと感じたことが映像にもしっかり出ていて、皆さんにも伝わると思います」とコメント。琴子に密かに思いを寄せる岡田には、映画『シグナル100』や舞台「デスノート THE MUSICAL」への出演に加え、「仮面ライダー」シリーズでも人気を博した甲斐翔真。「あの時みたいに何にも縛られず自由に生きたいなぁなんて青春時代を思い出すこともあると思います。そんな華やかな青春のイメージとはまた違った、思春期の高校生たちのリアルなもがきがこの映画から見えたらいいな」と思いを込める。そして、これまで彼氏はいても恋をしたことがなかった琴子がひと目惚れする相手・ナリヒラには、いま注目を集めているロックバンド「NITRODAY」のVo&Gtを担当し、本作で演技に初挑戦した小室(おむろ)ぺい。「青春時代というものがなんとあまりに痛々しいものであるかを数年ぶりに追体験することになりました。窓の外で止まったままの空、本当にそれがすべてだった日々。でもあの時感じていた、痛みやら焦りやら涙やら全部にまとめて火をつけた時、僕らは残った灰の中からやさしさを拾い集めることができるんじゃないか。そういう希望があるこの映画が好きです!」と小室さん。彼らが、まさに等身大の魅力で紡ぎ出した、魂を焦がす青春映画の新たなマスターピースを作り上げた。また、解禁された特報映像では、寂れゆく町で燻る高校生たちの、気怠く、淡く、痛いほど危うく儚い青春の一瞬が切り取られている。さらに併せて公開されたキャラクターイメージクリップは、彼ら一人一人の思いにフォーカスした象徴的なものに仕上がっている。『君が世界のはじまり』は2020年夏、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年05月14日女優の松本穂香が主演を務める、映画『君が世界のはじまり』(2020年夏公開)の追加出演者、特報映像、キャラクターイメージクリップが14日、明らかになった。同作は、2016年に短編小説「えん」で第40回すばる文学賞佳作を受賞し、2019年には『おいしい家族』で長編劇映画監督デビューを果たしたふくだももこ監督の最新作。ふくだ監督の原点である2本の短編小説「えん」「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を再構築し、1本の映画にした。松本演じる主人公・えんの幼なじみである琴子役に中田青渚、母親が家を出ていき父親に鬱屈とした思いを抱える純役に片山友希が決定。さらに東京からの転校生で純と関係を持つ伊尾役に金子大地、琴子に密かに思いを寄せる岡田役に甲斐翔真、これまで彼氏はいても恋をしたことがなかった琴子が一目惚れする相手・ナリヒラ役にロックバンド・NITRODAYのVo&Gtを担当し、本作で演技に初挑戦した小室ぺいと、ネクストブレイク必至なキャストが集結した。彼らはブルーハーツの「人にやさしく」を劇中で披露する。解禁された特報映像では、寂れゆく町で燻る高校生たちの、気怠く、淡く、痛いほど危うく儚い青春の一瞬が切り取られた。さらに合わせて公開されたイメージクリップでは、彼ら一人一人の思いにフォーカスしものとなっている。○中田青渚 コメント私が演じた琴子は口も態度も悪いですが、自分の気持ちに正直で、周りの人から、琴子の生き方が羨ましいと思われるような女の子です。普段の私は、琴子のように自分の気持ちに正直な人を羨ましく思っているので、琴子を演じることは新鮮であり、挑戦でした。監督や松本さんと撮影前から2人の関係性について何度も話し合い、大切に作りました。一瞬で過ぎ去ってしまう青春時代の儚さや苦しさがぎゅっと詰まっている作品になっていると思います。○片山友希 コメント5人、3人と奇数で集まることが多かった。心の中で2.2.1や2.1で分かれると、いつも私が余るんやろうなと思っていた。実際そうだった。仲良い子はいたけど、親友や幼馴染みといった特別な子は今もいない。その寂しさを知って、ずっと隠していた感情を声に出そうと思いました。○金子大地 コメントブルーハーツはもともと好きでよく聴くんですが、やっぱり最高だなと改めて思いました。台本を読んだ時に面白いと感じたことが映像にもしっかり出ていて、皆さんにも伝わると思います。僕の演じる伊尾はすごく繊細な人物だと思いました。簡単に伊尾のことを説明するのは難しいのですが、とにかく僕も葛藤しながら演じました。みんなでこの作品のために一生懸命作った作品なので是非観ていただきたいです。○甲斐翔真 コメントあの時みたいに何にも縛られず自由に生きたいなぁなんて青春時代を思い出すこともあると思います。そんな華やかな青春のイメージとはまた違った、思春期の高校生たちのリアルなもがきがこの映画から見えたらいいなと思います。誰にも言えないこと、言葉にできないこと、人それぞれ悩みがあると思います。悩むということがいかに人を育てているか、僕はこの作品で気付きました。たくさん悩んでたくさん想い出を増やしていきたいですね。○小室ぺい コメント今回この作品を通して、青春時代というものがなんとあまりに痛々しいものであるかを数年ぶりに追体験することになりました。窓の外で止まったままの空、本当にそれがすべてだった日々。でもあの時感じていた、痛みやら焦りやら涙やら全部にまとめて火をつけた時、僕らは残った灰の中からやさしさを拾い集めることができるんじゃないか。そういう希望があるこの映画が好きです! 是非皆さんよろしくお願いします。
2020年05月14日大塚製薬の健康飲料「ポカリスエット」のCM新ヒロインに、新人女優・汐谷友希の起用が発表。新ヒロイン起用第1弾CMとして、新CM「渇きを力に変えてゆく。」篇が4月10日(金)より公開されることになった。これまで、宮沢りえ、綾瀬はるか、川口春奈、中条あやみら、昭和から令和にかけて多くの新ヒロインを世に送り出してきたポカリスエットのCM。今回は2020年のポカリスエットの新ヒロインである汐谷さんをお披露目。昨年末に実施されたオーディションにおいて、汐谷さんの、その瞳の奥にある強い意志に可能性を感じ、2020年の新ヒロインとして起用することが決定したという。「渇きを力に変えてゆく。」篇は、真っ青な空と海をバックに、新ヒロインの強いまなざしと力強い楽曲が作り上げる世界観でポカリスエットがもつ生命力を表現。新しいキャッチフレーズに「渇きを力に変えてゆく。」という、マイナスをプラスに変えることができるという、力強いメッセージを込めたものとなっている。汐谷さんのコメントも到着――新ヒロインに起用された率直な感想は?だれもが1度は飲んだことがある国民的な飲料「ポカリスエット」のCMは数々の有名な方々が出演されているのでずっと私の憧れでした。念願のポカリスエットのCMヒロインに仲間入りすることができて本当に嬉しいです!!実は昨年度のCMオーディションでは、惜しくも落ちてしまい、悔しい思いから少し自信を無くしていた時もあったのですが、今度こそ絶対にヒロインを勝ち取る!という気持ちでオーディションに臨みました。「渇きを力に変えてゆく。」という言葉のように強い思いが力になり私も変わることができました!――2020年ポカリスエットCM出演の意気込みは?飾らない自分の自然な表情が出せたらいいなと思います。そして、映画のワンシーンのようにみなさんの心にいつまでも印象に残るものにしたいです!――全国の中高生にメッセージをお願いします。ポカリスエットカラーの青は、私にとっては空や海の青のイメージです。私たちの見上げる空も見渡す海もつながっています!!みんな思春期の悩みは色々とあると思いますし、未来が不安になることも多いと思います。でも今しかない1日1日を大切に明るい未来につながるよう上を向いていきましょう!!大塚製薬「ポカリスエット」新CM「渇きを力に変えてゆく。」篇は4月10日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2020年04月10日ワンダーウォール(Wonderwall)の創設者及び代表であり、武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 教授の片山正通による、学生から社会人まですべての人に向けて送るメッセージブック『片山正通教授の「仕事」の「ルール」のつくり方』が、9月12日に発売された。片山正通が、武蔵野美術大学に新米教授として着任した頃に「僕がいま大学生だとして、どんな話を聞いたら、これからの人生が有意義な時間になっていくだろう?」と自分に問いかけたことがきっかけで、企画・開催をスタートした特別講義「インスティゲーター(instigator)」。2011年のスタートから、これまでに23組のゲストを迎えた。扇動者という意味を持つ“instigator”。今回発売された書籍『片山正通教授の「仕事」の「ルール」のつくり方』では、編集者・都築響一、ミュージシャン・アーティストのトータス松本、チームラボ代表・猪子寿之、映画監督・是枝裕和、写真家・ホンマタカシら、インスティゲーターたちが、子ども時代や学生時代をどのように過ごしたのか、どんな転機を迎え、どう苦難を乗り越えたのか、そしてなぜ独自性の高い作品を世に生み出し続けることができるのかといった密度の高い講義内容を収録。会場に集う約500人の学生たちが発する熱気をも感じられる内容となっている。ジャンルの異なるそれぞれのインスティゲーター達が話してくれた赤裸々な真実を聞いて、何かを学び、やりたいことを見つけ、実践したいという気持ちになるのは、きっと学生達だけではないはず。社会人としてすでに世に出ている人も、自分とは違う成功者の話だと思ったら大間違い。失敗や苦労の連続の中であがいてきたからこその「今」を伝える本書籍は、どんな自己啓発本よりもパワフルかもしれない。片山がキャリアをスタートした頃、仕事に恵まれず苦労した時期をどのように切り抜けたか、当時自分に課したルールにも本書で触れている。この本が、たくさんの人の一歩前に進む一つのきっかけになれたら。そんな片山の思いが詰まった一冊を手にとってみては。【書籍情報】『片山正通教授の「仕事」の「ルール」のつくり方』出版社:マガジンハウス四六変版、314頁発刊:9月12日価格:1,400円
2019年09月17日今、注目の女の子を紹介する『anan』の「イットガール」。今回は女優の片山友希さんです。映画にドラマと出演作続々。素顔は京都弁の愛されキャラ!10月19日公開の映画『ここは退屈迎えに来て』など数々の話題作に出演。「中学生の時に劇団に入り、10代は関西ベースで女優をやっていました。仕事がなくてくすぶっていた時もあるので、今めっちゃ楽しい!上京したばかりの頃はホームシックで泣き続けていたんですけどね、ずっと東京行きたがっていたくせに。でも仕事が決まったらすっと涙がひきました。単純(笑)」。今ハマっているのは、絵を描くことだとか。「道行くおじさんばかり描いています。イラストの連載をやるのが目標です」オフの日のお供は本とマンガとDVD。渋谷直角さんのマンガ『デザイナー 渋井直人の休日』が最近のヒット。真心ブラザーズにハマっています。失恋した時、歌詞に共感して以来のファン。CDを全部集めたいんです電車で見かけたおじさん3人組。「スマホができひん」って話していて。味があってかわいかった(笑)。かたやま・ゆき1996年生まれ。10月12日公開の映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』や来年2月22日公開の映画『ねことじいちゃん』にも出演。※『anan』2018年10月10日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2018年10月09日若手実力派・岡山天音が民放ドラマ初主演を務め、松本穂香と片山友希らメインキャスト、ならびに監督の松本花奈らメインスタッフを“平成生まれ”で揃えたスペシャルドラマ「平成物語」が放送されることが決定した。本作は、平成元年生まれの青年を主人公に、1989年から2018年までの約30年の月日を、若者たちの目を通して描く完全オリジナルストーリーの青春群像劇。まもなく“平成”という1つの時代が終わるいまだからこそ、平成を生きているすべての人に見ていただきたい、との思いで実現した。■物語主人公の名前は平成(ヒラナリ)。平成元年に生まれたので縁起がいいと、父親が「ヒラナリ」と命名した。流されやすく優柔不断な性格。サッカー選手やミュージシャンなどの夢を抱き、どこにでもある平凡な田舎で育つ中、東京に強いあこがれを持つようになり、大学進学を機に上京。しかし勉学にはあまり身が入らず、大好きな音楽にのめり込み、もっぱらバンド活動とバイトに明け暮れる日々を過ごす。そんなヒラナリと幼なじみの女性、結(ユイ)も平成元年に生まれ、時代を結っていける人になるようにと命名。天真爛漫で、自然と周囲を明るくする性格。ヒラナリとはお互いに好意を抱きながらも、うまく表現できずに幼なじみの関係から進めずにいる。デザインを学ぶ地元の短期大学に進学した後、就職活動のため上京。そこでヒラナリと再会して…。かたや、上京したヒラナリには恋人ができていた。同じ大学の紡(ツムギ)という女性で、同様に平成元年生まれ。時代を紡いでいける人になるようにと命名されたツムギは、聞き上手で自分よりも他人を尊重する気質。ヒラナリとは半同棲をしているものの、明確に「付き合って」と言ってくれないヒラナリに一抹の不信を感じている。ヒラナリ、ユイ、ツムギ。「平成という時代を通して、いったい自分は何者になれたのか?」といった不安を胸に抱きながら、3人が恋に、夢に、友情に、そして家族に向き合い、喜び、悩み、笑い、涙する姿を通して、「平成とは何だったのか?」「次の時代をどう生きていくべきなのか?」を問いかける。朝ドラで注目を集めた次世代の実力派が集結岡山天音、主人公の平成(ヒラナリ)役主人公の平成(ヒラナリ)を演じるのは、平成6年生まれ、本作が民放ドラマ初主演となる岡山天音。初の主演作「中学生日記シリーズ・転校生」で俳優デビューをして以降、特徴的なルックスと変幻自在の演技力で、数々の映像作品で唯一無二の存在感を放ち続けている。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」での浅香航大との売れない漫画家コンビ役も記憶に新しい中、今年には伝説的恋愛漫画の実写ドラマ「I”s」(BSスカパー!)や、映画『神さまの轍-CHECKPOINT OF THE LIFE-』など主演作が続々と控えている。民放初主演となる岡山さんは、「平成生まれのスタッフ、キャストが軸となってドラマを作り上げるというスペシャルな企画に、しかも主演の平成役でお話を頂き、とても嬉しかったです。平成(ひらなり)という役の痛みをせいいっぱい味わおうという思いで撮影に挑みました」とコメント、「まるで僕らの人生みたいなヒリヒリしたドラマになっている」と語る。松本穂香、ヒラナリの幼なじみのユイ役ヒラナリの幼なじみの結(ユイ)を演じるのは、平成9年生まれの松本穂香。神木隆之介と共演するauのTVCMが放映されるや、「かわいすぎる!」と話題となり、デビュー3年目ながら、すでに映画、TVドラマから引っ張りだこ。2017年には岡山さん同様「ひよっこ」や、「コウノドリ」など7本もの作品に出演。映画では、出演作『恋は雨上がりのように』ほか3作品が控えており、いま最も将来を期待されている若手女優の1人。「監督もキャストもスタッフもほぼ平成生まれの攻めの姿勢が、斬新ですごく面白い」と語る松本さんは、「色んな世代の方に響く作品になっていると思います。ぜひ見てください!」と視聴者に向けてメッセージ。片山友希、ヒラナリの恋人のツムギ役そして、ヒラナリの恋人のツムギを演じるのは、平成8年生まれの片山友希。2014年にロックバンド「ココロオークション」のMV「蝉時雨」に出演。YouTubeに公開されると200万回再生を超え、片山さんの演技に胸キュンする視聴者が続出するなど大きな話題に。その後「べっぴんさん」や「セトウツミ」などの出演で注目を集め、2018年は映画『いぬやしき』といった大作への出演が控えている。「まず初めに驚いたのは、監督が1つ年下ということ」という片山さんも、「なかなかこういうチームで作品を作ることはないと思います。これが平成パワー!ぜひ見てください!!」と意気込みたっぷり。そんな平成の空気を吸いながら育った岡山さんたちが、平成を生きる登場人物たちの心の奥まで、圧倒的にリアルに演じきる。スタッフにも平成生まれが勢揃いする異例の布陣岡山さんが「台詞の生々しさにハッとさせられました」という脚本を務めるのは、今回がTVドラマ初脚本となる加藤拓也。平成5年生まれの加藤さんは「灰皿を投げない蜷川幸雄氏」と呼ばれ、注目を集めている演出家・劇作家。18歳でイタリアで演出の経験を積み、帰国後、劇団「劇団た組。」を立ち上げ。2015年に「博士の愛した数式」、2016年に「惡の華」、2017年に「パーマネント野ばら」など話題作を多数公演。2017年は「壁蝨(だに)」で東京・三越劇場の舞台の作・演出を史上最年少で務めるという記録を樹立し、「若手演出家コンクール2017」では優秀賞を受賞(※辞退)した。「この話が自分の隣にすっと入ってくるような、そんな小さなドラマになるといいなと思って書きました」と、明かしている。また、監督を務めるのは、同じくTVドラマ初監督に挑む松本花奈。平成9年生まれの松本監督は女優として活動するかたわら、中学2年生から映像制作を始め、高校在学中の2014年、監督・脚本・編集を手掛けた映画「真夏の夢」が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」フォアキャスト部門に正式出品。2016年、同映画祭に出品した映画「脱脱脱脱17」がオフシアター・コンペティション部門の審査員特別賞・観客賞を受賞した期待の新鋭。同作品を見た岩井俊二から、「この若さにしてこの技量。自主映画なのにこの質量。こんな映画が現れたら学生映画だからという言い訳はもうできない。これを新たなるパラダイムとして若い君たちが映画を作り始めたら確実に将来の映画界は変わる。という意味でこの作品は既に事件だ」と、その才能へあふれんばかりの賛辞が贈られた。松本監督は、「“変化”することはすごく怖いこと」と話しながら、「大抵の思い出は美化されて保存され、昔は良かったという思いに変わっていくけれど、でもそれでも、時間は止まることはなく、時代はどんどん変化していきます。だから、そういう人生に必ず訪れる“変化”を受け入れることができたらもうちょっとだけ、いまを一番楽しく生きられるんじゃないかな、と思って、そういうことが(全員じゃなくて良いから、一人でも良いから!)誰かの心に少しでも伝わったら良いなと思って創りました」と思いの丈をコメント。さらに、ドラマの劇伴を務めるのは次世代ピアノロックバンド「HOWL BE QUIET」のボーカルで平成3年生まれの竹縄航太、ドラマのキービジュアルを務めるのは新進気鋭の写真家で平成14年生まれの吉川然。カメラマン・照明の二役を務めるのは平成8年生まれの林大智、平成の時代表現を担う美術を務めるのは平成6年生まれの中岡莉沙。劇中では、平成を彩ってきた楽曲が象徴的に使用され、脚本、映像、音楽のすべてが組み合わさり、平成という時代を描いていく。そしてドラマの企画・プロデュースを務めるのは、平成3年生まれの橋爪駿輝。来年2019年4月30日をもって、31年にわたった時代が終わる平成。昭和に比べ、目に見えるダイナミックな変化はなかったかもしれなくても、グローバル化やIT化など、人々の生き方や価値観は昭和のころには想像もしていなかった形となった。そんな平成が終わり、新たな時代が始まろうとしているタイミングだからこそ、紡がれる物語。いま、平成を生きているすべての人に響く青春ドラマとなりそうだ。「平成物語」は3月23日(金)・30日(金) 24時55分~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年03月15日女優の片山萌美が10日、東京・秋葉原のソフマップで最新DVD&ブルーレイ『そんなバカンス』(ともに発売中 DVD:4,104円税込 ブルーレイ:5,184円税込 販売元:ハピネット)の発売記念イベントを行った。DVD&ブルーレイ『そんなバカンス』の発売記念イベントを行った片山萌美2012年に行われた「ミス日本2012」で「ミス日本 ネイチャー」に輝き、以降はグラビアやモデルとして活動していた片山萌美。昨今は女優業にも意欲的で、2月から公開中の映画『富美子の足』では主演も務めた。そんな彼女が、通算2枚目となるDVD&ブルーレイをリリース。昨年11月に訪れた沖縄でロケが行われ、92cmのGカップバストと抜群のスタイルを披露している。約2年ぶりとなる最新作について片山は「今回のコンセプトは女子旅となっています。沖縄って何回か撮影で行かせていただいていますが、仕事だと海や人気のないところが多いんです。でも今回は女子旅なので、観光地にも行きました」と説明し、お気に入りを「スカートでひらひらさせながら水に入っているシーンがあるんですが、そこは是非たくさん見て欲しいなと思います」とアピール。セクシーな衣装については「カフェの2階で撮影させていただいた写真は私の中でセクシーだなという印象が強いですね。白の何の変哲もない普通のビキニなんですが、久々にこういう普通のビキニを着たなと(笑)。レースの下着っぽい衣装もあったんですが、真っ白の水着ってあまりなかったし、逆にエロいなって思います」とセクシーアピールした。女子旅で沖縄に行くという今回のDVD。それにちなみ「女子旅に行きたくなった?」という質問には「あんまりないですね(笑)。女子と一緒にお酒を飲んでワ~っていうタイプではないので。温泉でまったりしたいという思いが強くなりました」と回答した片山に「素敵な男性と?」と報道陣が畳み掛けると「素敵な男性も良いですね~。ご縁がありましたら」と笑顔を見せていた。
2018年03月11日高杉真宙と葉山奨之を主演に迎え、2人の男子高校生、瀬戸と内海が放課後に河原でまったりと“喋るだけ”の青春を描く「セトウツミ」。このほど、待望の劇中ビジュアルが解禁!さらに、“三毛猫”も含めた追加キャストも明らかになった。関西の男子高校生2人が時間潰しに繰り広げる、ボケとツッコミにあふれたクスッと笑える放課後の青春トーク。塾に行くまでの空き時間を河原でぼんやり過ごす内海想(高杉真宙)と、サッカー部を退部して暇を持て余していた瀬戸小吉(葉山奨之)。寡黙でクールな内海と社交的でお調子者の瀬戸は、性格は正反対だが、“暇つぶし”という1点で互いの利害関係が一致し、放課後いつもの河原でダラダラと喋りながら一緒に過ごすようになる。そんな2人を、多彩なキャラクターが取り巻く。瀬戸のラブコールを受けながらも内海に思いを寄せる女子高生の樫村一期(清原果耶)。さらに、同級生の田中君(森永悠希)や、瀬戸に恋するハツ美ちゃん(片山友希)、印象に残らない顔の馬場君、ゴリラ先生、ヤンキー、謎のバルーンアーティストたちも登場して、内海と瀬戸の放課後トークはさらに冴えわたる。まったりと流れる日常。しかし、徐々に物語は意外な展開を見せていくーー。今回明らかになったのは、高杉さん演じる学ラン姿の内海と、葉山さん演じる同じく瀬戸、清原果耶演じる樫村さんの劇中ビジュアルと、2016年の映画化の際には登場しなかった「田中君」「ハツ美ちゃん」役のキャストに加え、一部熱烈ファンに向けた(?)河原で出会った野良ネコ・みーこの画像。瀬戸と内海の同級生「田中くん」こと田中真二を演じるのは、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『あさひなぐ』『ちはやふる』シリーズの森永悠希。田中は、左右対称の名前とセンター分けの髪型から「公平そう」という理由で瀬戸と内海の対決の審判をつとめることに。森永さんは、「愛されている作品に携われることを嬉しく思っています。『ドラマもやるんだ~!』と最初に聞いたときからわくわくしました」とコメント。「田中真二は個性的なキャラクターなので、どういう感じがいいのだろうと日々考えています。左右対称が一つの特徴ですが、髪以外にも、左右対称にしてもらっている部分があります(笑)」と明かしつつ、「刺身のつまの様な、『ないとちょっと寂しい』、田中真二がそんな存在になるように頑張りたいと思います」と意気込んでいる。また、瀬戸に告白してきた高校一年生「ハツ美(み)」を演じるのは、映画『いぬやしき』『リバーズ・エッジ』、ドラマ「脳にスマホが埋められた!」などに出演する片山友希。「ハツ美ちゃん」は、瀬戸の前だと緊張して上手く喋れず、“うっつみん(内海)”ごしに話しかけ、それ以外の相手に対しては、饒舌かつ毒舌というユニークな女の子。原作を初めて読んだときに「『なんだこいつ!めっちゃ面白い!』と思い、前髪を切ってオーディションに挑みました」という片山さん。「ハツ美の瀬戸のことが好きで、恥ずかしくて喋れない乙女な部分も、瀬戸以外の人の前ではズバズバ言う饒舌で洞察力が半端ない部分も、全部全部前髪も含めて、愛おしいです!どこか憎めないキャラ、ハツ美ちゃんを全力で演じたいと思います。視聴者の方にもなんだこいつ!と、思って笑ってもらったらいいなと思います。がんばって瀬戸へ愛を伝えます!!」と、こちらも気合い十分。さらに、映画『3月のライオン』にも“出演”していた野良ネコ役・みーこの劇中写真も!さすがは“大女優”、宝塚ばりの大階段をものともせず、さっそうとした身のこなしを披露していたという。ドラマ25「セトウツミ」は10月13日(金)より毎週金曜日深夜0時52分~テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日