こんにちは、ママライターのましゅままです。出産が近づいてくると、お産や育児の準備だけでなく、産前産後のママのヘアケアのことも考えなくてはなりません。出産前後の美容院のタイミングを悩むママは多いです。どれくらい大きなおなかで行っても大丈夫なのか?臨月に入ってしまったらやめたほうがいいのかな?赤ちゃんが生まれたら次はいつ行けるんだろう……などなど気になるポイントが盛りだくさん。今回は、先輩ママに聞く産前産後の美容院のタイミングについての体験談をご紹介します。●先輩ママが産前産後に美容院に行ったタイミング『出産前に最後に美容院に行ったのは9か月のとき。カット、カラーをしてもらいました。ちょっと短めにカットしてもらい、髪も暗めのカラーにしてもらいました。産後は約3か月くらいで行けたかな……。子どもを連れて行くのは無理そうだったので主人に見てもらって、授乳と授乳のあいだにカットしてもらいました!妊娠前からの行きつけの美容院なので、時間がないことを伝えて2時間以内に終わらせてもらいました』(30代/男の子ママ)9か月でもかなりおなかは大きいですが、出産予定日間近に行くより安心感がありますね。産後のことも考慮に入れて、妊娠中から行きつけの美容院を探しておく と通いやすいです。託児付きの美容院もありますので検討してみてくださいね。『わたしはギリギリまで仕事をしていたので、美容院に行けたのは臨月に入ってからでした。おなかが大きいため、ずっと座ってるとおしりや腰が痛くなるかな?と思いドーナツクッションを持ち込まさせてもらってなんとかしのぎました。もうしばらく行けないから!と思ってボブに初挑戦してみたのですが、乾かすのはとっても楽なんですがブローが大変だし、意外と結べないのがお産のときも邪魔だし、産んでからも授乳中に髪が落ちてくるのが気になるし、ちょっと失敗したかなと思いました。ボブの形をキープするために産後は1か月くらいで結局また美容院に行きました。いまは結べるようになるまで伸ばしてます』(20代/女の子ママ)臨月近くになった妊婦さんでも、施術を断る美容院は少ないです。筆者も最後の美容院は予定日の2週間前でしたが、家の近くの美容院を選び、むくみ対策で足を温めたりマッサージをしたりして、数時間の施術もなんとか耐えられました。ママ=ショートヘアというイメージがありますが、意外とロングヘアのほうがまとめられますし、美容院へ行くスパンも長めにとることができます 。ただ、ブローに時間がかかるためお風呂上りは大変です。『もともとマメに美容院に行くので、妊娠中も月1回は美容院へ通っていて、出産予定日2週間前くらいまで通う予定でしたが、後期つわりがひどく7か月のときのカットが最後になりました。出産後は1か月半でまたカットへ。赤ちゃんがおとなしくてよく寝る子だったので、ベビーカーに乗せて連れて行きました』(20代/女の子ママ)後期に最後の美容院へ行く予定を組んでおいても、後期つわりやむくみ、腰痛、切迫早産などで思いがけず体調が崩れてしまうこともあるので、体調が良い時期に一度は美容院に行っておくことをおすすめします。赤ちゃんを連れて美容院を予約する際は、必ずベビーカーのスペースを取っていただけるか事前に確認 をしましょう。『妊娠7か月くらいでカットとパーマ、臨月に入ってすぐにカラーをしに行きました。カラーは根元が伸びてきてもわかりづらいグラデーションカラーにしてもらいました。長さは鎖骨くらいの長さにしてもらい、しばらく伸ばすことにしました。パーマのおかげでブローはラクだし、ある程度長さもあるからまとめるのも簡単。グラデーションカラーのおかげで根元も気にならずで産後もしばらく美容院に行かずに済みました。パーマが落ちてきた産後5か月くらいで初めて美容院に行ったかな。授乳間隔もかなりあいていたので、子どもも連れて行きました!』(30代/男の子ママ)グラデーションカラーはどんな長さでも抜け感が出せるうえ、根元が伸びてしまってもわかりづらい のでマメにリタッチできないママにはおすすめ。パープル系やグレーの色味を加えたアッシュや、赤みをおさえたベージュ系がママらしく落ち着いたカラーですね。毛先はカールがあったほうがグラデーションのカラーも出やすく、スタイリングも時短できるのでパーマもかけておくと便利です。●体調や赤ちゃんのご機嫌しだいで美容院のタイミングも選べるいかがでしたか?妊娠中は時期によって体調も変わりやすいので、ご自分のコンディションで行きやすい時期に行けば大丈夫。妊婦さんはお断り、という美容院は少ないですが、長時間座ることを想定した対策 は考えておいたほうがベター。トイレが近いことや、クッションを持ち込むこと、姿勢を変える必要があることを伝えておきましょう。また、なるべく自宅やお産をする産婦人科から近い美容院を選択するようにしましょう。産後は美容院へ行く時間はママの大切なリラックスタイムとなりますので、ご主人やご実家に預けられるようならなるべく預かってもらって、ママは羽を伸ばせるようにしましょうね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年04月10日出産という大仕事を終えると、独特の奇妙なハイテンションに陥ってしまうことがあります。それが「産後ハイ」。これは決して珍しいことではなく、産後の女性なら誰にでも起こりうる体や心の変化です。多少であれば「ママらしくなったんだなあ」と微笑ましく受け取ってもらえますが、行き過ぎると大変。煙たがられるだけではなく、ときには周囲をイラつかせ、多大な迷惑をかけてしまうこともあります。今回は、そんな「産後ハイ」についてまとめました。一体どのような状態になってしまうのでしょうか。●(1)「出産すべき」「授乳は神々しい」……価値感の押しつけ『子どもを産んだとたん、「母親になるって素晴らしい、女に生まれたなら出産するべき! 」と全方位に向けて主張するようになった妹。アラフォー彼氏ナシの私に向かっても「お姉ちゃんは人生損してる。グズグズしてると間に合わなくなるよ」と言い始めて超ウザかったです』(39歳女性/独身)確かに、妊娠や出産は女性の特権。人生の一大イベントでもあるため、その経験を語りたくなってしまう気持ちも分かります。でも、誰もがその話に興味をもつわけではありません。中には不快に感じる人もいますので、注意したいところですね。更に上を行く、こんな産後ハイの話もありました。『友人は産後、買い物先、飲食店、移動中の電車の中……どこにいても構わず堂々と授乳しちゃってました。人の目があるからやめなよ、せめて授乳室使いなよと指摘すると、「授乳は恥ずかしいことじゃないでしょ?むしろ神々しいくらいだと思うけど?」と反論してくる始末。あまりにもヒドイので、ちょっと距離をおきました』(35歳女性/2児のママ)いわゆる“公開授乳”という行為ですね。授乳そのものは赤ちゃんに栄養を与えるための重要なことですが、公の場で行うことには賛否両論があります。少なくとも、授乳室がある場所ならそこを使うのが最低限のマナーではないでしょうか。●(2)赤ちゃん写真連投、授乳フォト大公開……SNS上のトラブル『同僚は産後、1日に何回もSNSを更新するようになりました。私のタイムラインが彼女の赤ちゃんと、添えられた謎のポエムで埋め尽くされたので、そっとフォローを解除しました……』(22歳女性/独身)これはよく聞く話ですね。本人にとっては悪気なく、むしろ独り言に近い呟きなのかもしれません。しかし、その呟きはフォロワーのタイムラインに流れていきます。相手のことを考え、過剰な連投は控えたほうがいいでしょう。『トップやアイコンの写真が、スタジオで撮ったらしい授乳フォトに変わっていました 。目のやり場に困るし、正直言ってそんなの見たくないですよね。撮影するにとどまらず、全世界に発信しちゃうあたりが産後ハイの恐ろしいところですね』(32女性/1児のママ)再び出ました、授乳に関するエピソードです。何気なくネットサーフィンをしていて、知り合いの授乳フォト画像にぶちあたってしまったら……軽くトラウマになってしまうかもしれません。撮影したものは、あくまで個人で楽しむにとどめておきましょう。●(3)寝付きが悪くなった、という人もかつて自分自身が産後ハイに陥っていた、と語ってくれたママたちもいます。そんな彼女たちから一番多く集まったのが、「眠れなくなった」という話です。『初めての育児で疲れ切っているのに、目がギンギンで全く寝付けなかった 。ものすごく眠いのに一睡もできないまま、むなしく夜明けを迎えてばかり。ストレスとイライラでおかしくなりそうでしたね……』(29歳女性/2児のママ)この不眠、新生児がいるという緊張感や、ホルモンバランスの乱れが引き起こすのでしょう。新米ママにはとてもツラいですが、多くの場合一過性のもの。細切れに休みながら、うまく乗り越えましょう。『アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃって焦りまくり、妙なテンションになっていたと思います。赤ちゃん向け通信教育の資料を山ほど取りよせてみたり、通販サイトで目につく授乳服を片っ端から買い漁ったり。あまりにも変だったようで、夫に注意されちゃいました』(43歳女性/1児のママ)この方のように、精神的な焦りとなって出てしまうこともあるようです。注意したいところですね。----------いかがでしたか?せっかくの幸せな出産です。産後ハイが過ぎて、周囲との関係にヒビが入ってしまうのは避けたいもの。そうならないためにも、身近に冷静な第三者がいるなら、その人の意見は素直に聞き入れましょう。ご主人、ご両親、仲の良い友人などに、都度自分の状態を確認してみてもいいかもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月29日こんにちは。保育士でライターのyossyです。産後のママは心身ともに不安定になるうえに、赤ちゃんの育児も始まります。睡眠時間が削られ、常に真剣勝負。夫や親族の手伝いが得られない人は、特に負担が大きいですね。実家と離れて暮らしている人もいるでしょうし、近年は晩婚化が進んでおり、自身の両親が高齢化していて、手伝いを頼めないケースも増えているでしょう。そんなときにママの助けになるのが“産後ケア施設 ”です。具体的にどんなことをしてくれるのでしょうか?ご紹介します。●ママと赤ちゃんの健康をサポート産後のママや赤ちゃんを、日帰りもしくは宿泊でサポートしてくれる施設を、一般的に「産後ケア施設」「産後ケアセンター」などと呼びます。例えば、下記のようなサービスをしてくれるのです。・赤ちゃん、ママの体調チェック・ママの休養のために赤ちゃんを預かる・骨盤ケア・母乳ケア・育児アドバイス場合によっては、エステ、アロママッサージなどのサービスがあることも 。産後はママの体がダメージを負っていますし、育児もわからないことだらけです。そんなときにサポートが受けられるのはうれしいですね。●1泊2日で2~3万円程度が相場では、費用はどれくらいかかるのでしょうか。サービス内容や施設によって大きく異なりますが、首都圏の場合、1泊2日で2~3万円程度からが目安 のようです。『日本産後ケア協会』のホームページから、施設の一覧と費用の目安がチェックできます。一度見てみるといいでしょう。●自治体の産後ケア事業がないかも確認を世田谷区や横浜市など、産後ケア事業を行っている自治体もあります。例えば世田谷区の場合、生後4か月未満の赤ちゃんとそのママを対象に、最大7日までサービスを利用できます。育児不安や体調不良などがあり、家族の支援を受けられない人、といった条件も。利用者の負担額は、原則下記の通りです。・母子ショートステイ1泊2日:6,400円(1日3,200円)・母子デイケア1日:2,060円一般的にかかる費用の目安を考えると、かなり負担が軽減されていますね。ただし、人気のサービスなので、早めにリサーチをして問い合わせておく といいでしょう。●孤独なママを救うために産後のママは体調面だけではなく、精神面でも負担が大きいものです。特に、産後手伝ってもらえる人がいない場合や、家族がいても意見の相違などがある場合、非常に孤独感を感じるでしょう。“産後うつ”になってしまう人もいます。産後ケア施設に行くことで、1人になれる時間が得られてゆっくり休めたという人や、自信をもって育児できるようになった という人も。選択肢のひとつに入れて、リサーチしてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・産後ケアセンターとは | 一般社団法人 日本産後ケア協会()・横浜市産後母子ケア事業について | 横浜市こども青少年局()・産後ケア事業産後のお母さんを応援します | 世田谷区()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月04日産後の体を集中ケア「CHANGEFIT」はボディメイク専用ジム。2017年1月3日より、『子育てママ応援プラン』として、月額6,980円で回数無制限にセミパーソナルトレーニングを利用できるプランを新設する。さらに、1回1,200円から利用できるライトプランも新たに加わり、利用者が自分のライフスタイルに合わせて選べる画期的な料金プランとなっている。新料金プランは4タイプを用意。自分に合ったプランで、効果的なシェイプアップを計ってみるのもよさそうだ。フルプラン集中的に体を絞りたい人にオススメ。コンスタントに通え、脂肪燃焼効果抜群のサーキットトレーニングがセミパーソナルで使い放題。しっかりと体を鍛えたい人には充実の内容となっている。さらに、月に1回、30分のパーソナルトレーニングを受けることができ、体の弱点を把握するには最適だ。子育てママ応援プラン子育てと一緒に体をシェイプアップしたい人にオススメ。出産前の体型に戻すことを目的に、平日の昼間に体を動かせるプランとなっている。月に1度のボディケアもついているため、子育てで疲れた体をほぐすのにも最適。ボディメイクしながらリフレッシュできる、忙しいママにうれしい内容となっている。ビジネスパーソンプランバリバリ働くビジネスパーソンに。ユニフォームとタオルの無料貸し出しがあるので、仕事帰りでも気軽に通えるのが人気の秘密。さらに、自炊する暇のない人にもうれしい、コンビニを利用したオススメメニューを管理栄養士がアドバイスしてくれるのも魅力的だ。ライトプラン手軽にさくっと通いたい人にぴったりのプラン。月額制ではなく、1回から利用できる回数券になっているため、自分の都合に合わせて通うことができるのがメリットだ。ライトプランでありながら、チェンジフィット専属トレーナーが体の動かし方やフォームを指導してくれるのもありがたい。新たな年の初めに、健康的な体作りに励んでみるのもよいだろう。【参考】※ボディメイク専門ジム「CHANGEFIT」(株式会社Be healthy)のプレスリリース※ボディメイク専用ジム「CHANGEFIT」のホームページ
2017年01月04日産後ケアセンターは、産後の身体をゆっくり休めながら、ママとちゃんがリラックスして過ごせるように工夫されています。今回は、産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアセンターって?産後ケアセンターは、出産後の育児支援を大きな目的として、ママと赤ちゃんが一緒に過ごせるように配慮されている宿泊型ケア施設です。基本的に全て個室となっており、リラックスした時間を過ごすことができるようになっており、パパや他のご家族も一緒に宿泊できるようになっています。産後ケアセンターでは、看護師や助産師が中心となってケアリストや心理士も在籍していて、24時間体制で産後のケアにあたってくれます。センターではさまざまなプログラムがあり、産後ママの回復を目的としたケアを行っています。例えば、骨盤ケアやヨガといった身体の歪みを調整するプログラムや、アロママッサージなどでリラックスしながら調子を整えることを目指す産後ケアがあります。産後ケアとはそもそも何なのか産後ケアと言われてもいまいちピンと来ない方もいらっしゃると思います。ここでは、ケア内容や目的、活動を紹介します。産後ケアシステムと継続ケア日本産後協会では、産後ケアシステムと呼ばれる独自のシステムがあります。これは、ケアの対象であるママを「母親」ではなく「ひとりの女性」として扱うことからスタートしています。産前と産後で、女性の心や身体には大きな負荷がかかると言われています。出産は女性にとって大きな人生の節目です。そんな不安定な時期だからこそ、寄り添って専門的な知識や経験を持って支えることでサポートするのが産後ケアシステムです。産後ケアリストとは産後ケアリストは、産後ケアセンターにおいてアドバイザーやサポーターといった立場からケアを行っている専門のケアリストです。産前産後のケアだけでなく、その後の子育てや育児に関する長期的なアドバイスも行います。実際に出産や育児をしたことがある方が資格を取得する場合が多く、経験を活かしてケアを行ってくれるため、産後ケアセンターにおいて欠かせない存在になっています。主に産後のママの身体の不調や育児に関する悩みなどの解決を行っていて、寝付きが悪い赤ちゃんや、育児生活に疲れて悩んでいる方のサポートも行っています。産後ケアセンターを利用するときに注意したいこと産後ケアセンターの利用を考えている方には、注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず産後ケアセンターは保険適用外になるということ。サポート内容や各センターによって金額が異なることが多いので、事前に近くのセンターをチェックしておきましょう。人気が高く、予約が必要なセンターも多いので、妊娠中から下調べをしておくと良いでしょう。また、産後ケアセンターは宿泊以外でも利用できる施設も多く、デイサービスのような形で、子育てに不安がある場合や気になることがあれば通って利用することもできます。産後ケアも病院で行っていることがありますが、こうしたケアがない場合に利用するとよいでしょう。産後ケアセンターで賢くケア&育児!今回は産後ケアセンターについてご紹介しました。出産の後の産褥期と呼ばれる時期に利用しているママが殆どで、初めてのお産で不安な場合や、育児に自信がなく、誰かに相談して頑張りたいと考えているママに人気です。核家族化や高齢出産が増えている日本では、こうしたサービスを行っている施設の需要が増え続けており、全国的に施設数が増加傾向にあります。ママ一人で無理をし過ぎずに、こうしたサービスを利用するのも手です。
2016年11月28日出産を終えたママは、精神的に不安定になってしまうことがあります。そんなママたちの悩みに答えてくれるのが産後ケアセンターです。今回は、産後のママをサポートしてくれる産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアを行う産後ケアセンター産後ケアセンターは、出産後のママの育児支援を目的としており、ママと赤ちゃんが専門家のもとで指導や支援を受けながら一緒に過ごせる、宿泊型ケア施設のことを言います。主に生後4カ月までの赤ちゃんを育てているママが対象となっています。施設では看護師や助産師、臨床心理士や産後ケアリストと呼ばれる専門家が中心となって、24時間ママと赤ちゃんのケアにあたっています。まだ数はそれほど多くありませんが、自治体が取り組んでいる地域もあり、今後は増えてくることが予想されます。産後ケアセンターを利用するにはでは、実際に産後ケアセンターを利用するにはどうすればよいのでしょう。まずは施設のサービス内容や費用についてご紹介します。どんなサービスが受けられるの?施設によってもかわってきますが、主に母体へのケア、赤ちゃんへのケア、育児相談や授乳指導などの育児サポートなどになります。自治体が行っている施設はこれらが基本ですが、大学の付属施設や病院、助産院などが運営している民間の施設ではマッサージやヨガ、骨盤ケアなど、ママの体の回復を促すようなケア、また、ぐっすり眠れるように夜間は赤ちゃんのお世話を助産師が行ってくれるところもあります。費用はどのくらい?施設によって費用は異なりますが、一番安いのはやはり自治体が行っている施設でしょう。1日2食の日帰りですと2000円前後から、1泊2日になると5000円前後からという料金設定になっています。ですが、希望者も多いため、2回目以降の利用になると優先順位が低くなるのが現状のようです。一方、民間の施設ですと、日帰りで3万円前後から、1泊2日になると6万円前後からと割高になっています。自治体の施設を利用するよりも手続きはシンプルで、サービス内容も手厚いものとなっています。住んでいる地域によっては自治体から補助金が出る場合もありますので、確認してみると良いでしょう。出張型の産後ケアもあります出産後に自宅で育児のサポートをしてほしい、自宅で育児相談や母体の様子を見てほしい、というママには出張型の産後ケアも用意されています。料金は施設や内容によって異なりますが、ショートステイよりは安くなっていますので、比較的利用しやすいと言えるでしょう。産後はママにとって大事な時期出産を終えて、すぐに頑張ろうとするママも多いことでしょう。けれども、産後は体を充分に休ませなければいけない大事な期間でもあります。一人で抱え込まずに、無理をせずに産後ケアを利用してみてはいかがでしょうか。ライフスタイルや体調を考慮して、自分に合った施設を選びましょう。
2016年11月16日産後ママにとって気になるのは、産後の“体形戻し”。体重は落ちたのに、妊娠前に履いていたズボンが入らない!?ということはありませんか?それはもしかすると骨盤のゆがみが関係しているかもしれません。最近は入院グッズの中に“骨盤ベルト”の指示がある産院もあるほど。私も出産前に骨盤ベルトを購入したのですが、帝王切開で出産したため傷の痛みもありすぐには付けることが出来ませんでした。産後しばらく経って、体形も気になるし傷口の痛みも減ってきたのでそろそろ……と思ってつけてみることに。でもなんだか正しく使えているのか不安。そこで、プロの力を借りることにしました。骨盤のゆがみは、放っておくと大変?!そこで、骨盤矯正を行っている整骨院へ。検査を受けたところ、私の骨盤は通常よりも20度もずれていました。でも出産後はみんなこのくらいずれているものですよ、とのこと。出産のため、色々な骨をつないでいるじん帯を緩めるホルモンが妊娠中から出続け、さらに出産によって骨盤が開き、育児による無理な姿勢がかさなりこのようなことが起きるそう。このゆがみを放っておくと、体形のくずれや腰痛などだけでなく更年期の症状も重くなってしまう可能性があるそうです……。産後の骨盤矯正は、思った以上に大切そうです。骨盤矯正ってどんなことをするの?産後のママケアにはマッサージや整体などもありますが、骨盤矯正を行っている整骨院は“柔道整復師”という国家資格を持っている先生が施術をしてくれます。専門的な知識を持った方に施術していただけるので、私も身体のメカニズムを理解しながら治療を進められました。私がはじめて受けたのは産後ケアコース。はじめに写真を撮ってゆがみを確認し、産後ママの身体に起こっていることを教えていただきながら治療方針を決めて行きます。その結果、①骨盤まわりを中心とした骨を元の位置に戻す②筋肉のバランスを整える③おなかと背中のインナーマッスルを鍛えるという3つのアプローチをすることに。骨盤を元に戻すだけでなく、腹筋背筋を鍛えることで正しい位置に矯正された骨盤をキープすることで、くびれができて体形維持ができるそうです。整骨院での骨盤矯正、メリット・デメリットは?《メリット》・プロの手で正しく骨盤矯正ができる・育児ででてくる腰の痛みなどにも事前に予防できる・体形のもどりがよくなる・更年期になったときに症状が軽くなる可能性がある・姿勢がよくなることによって抱っこなども楽になる《デメリット》・費用がかかる(料金設定は様々ですが、平均5〜6000円/回)・小さな赤ちゃんがいるなか、通わなければならない(週1〜2回を3ヶ月が目安)やっぱり一番のデメリットはお金がかかることと、赤ちゃんを預けて通うのが大変なこと。しかし、思い切って集中してケアをし早めに身体を整えていくことで育児が楽になれば結果的にはお得かもしれません!骨盤矯正をするベストなタイミングって?じん帯を緩めるホルモンのおかげで、産後1年は骨盤のゆがみが比較的戻りやすいと言われています。骨盤矯正は産後2ヶ月くらいからできるそうですが、体力も回復し悪露も落ち着いた頃がいいそうで、3ヶ月くらいから通われる方が多いそう。私は5ヶ月から始めましたが、まだまだ間に合うとのこと。産後の身体の状態や赤ちゃんの状態、さらに通うことが負担にならないタイミングを選ぶのがいいかと思います。子連れでも安心な整骨院が増えている!“結婚式を挙げるか挙げないかと同じくらい、産後の骨盤矯正をするかしないかを選ぶのは大切なこと”と先生は言っていました。私自身通ってみてよかったなと思うことは、産後の身体に最も負担がかかる時期に定期的に身体のメンテナンスをしてもらえることで身体的に育児が楽になったこと。毎回行く度に「腰痛はありますか?」など身体のこと聞いてくださり、安心。おかげで腰痛知らず!産後はネイルサロンや美容院などに行く時間がどうしても減ってしまいがちですが、、自分をケアする時間が心のゆとりにつながっていると思います。赤ちゃんをなかなか預けることが難しいママ向けにバウンサーを用意してくれたり、赤ちゃんを見てくれるスタッフがいる子連れ歓迎の整骨院も増えているそう!向き不向きもあるので一度話を聞きに行くのもおすすめです。人生の中で数回しかない出産は、大きく身体の変わるタイミング。慣れない育児に追われてしまいがちですが、これから長く続く子育てのためにも自分に合ったママケアを探してみてください♪
2016年08月25日数年前、女優の小雪さんが出産で利用したことで知られるようになった、韓国の産後ケア施設。日本にも産後ケア施設があるって知っていましたか?韓国と日本、両国の産後ケア事情について「日本産後ケア協会」代表、大久保ともみさんに話を聞きました。韓国の産後ケア施設「産後調理院」視察で何度も韓国を訪れた大久保さん曰く、韓国では産後1カ月は水も触ってはいけないというほど、産後の養生(ようじょう)が重視されているそう。昔は実母や家族が産婦のサポートをしていましたが、現在は「産後調理院(サヌチョリウォン)」とよばれる産後ケア施設が韓国全土に750カ所以上あり、産婦の3人に1人が利用しているのだとか。産後すぐから利用できるこの施設には、“松・竹・梅”のグレードがあり、お財布事情に合わせてほとんどの人が利用できるサービスとして、社会に定着しています。一般的な施設では産婦さんに個室が与えられ、快適な環境で心身の回復をはかります。滞在中は母乳や沐浴の仕方など赤ちゃんのお世話についてはもちろん、ママに対しては美容マッサージ・ヨガ・アロマ・漢方・よもぎ蒸しなど、きめ細かいケアサービスが提供されます。希望するだけ滞在できるこの施設、約2週間から1カ月の滞在期間中に、産婦同士の横のつながりができるのも利点のひとつ。「オプションによっては家族の滞在も可能で、ここから会社に通うパパも多いのですよ」と大久保さん。芸能人やセレブが利用する施設は、まるで超高級ホテル。ドクター、助産師はもちろん、小児科医、エステティシャン、コックが常駐。施設によっては「美容整形」や「女性器形成」も可能で、産後だれにも会わない期間にちょっとお直しということも!さすが“美”に対しての意識が高い国、韓国ですね。ケア費用は実家が負担?しかし近年の少子高齢化は日本と同じく深刻です。親と産婦の高齢化が進む中、産婦の実家が大切な娘のために、産後ケア施設の料金を負担する傾向にあるのだとか。「高齢になった親が24時間体制で娘のケアをするのは難しい。けれど、お金を出してサービスを買う方法でならサポートできるという、合理的な考え方でもあります」と大久保さん。それと同時に“命をかけて赤ちゃんを産んだ産婦さんを大切にする”ということが、文化として根付いているといいます。日本でも産後に自分の母親や家族を頼らない人が増えてきました。実家に帰ると夫が出産に立ち会えない、産前・産後を一緒に過ごせないデメリットから里帰りを選ばない人も少なくありません。そのような中、退院後に産後ケアセンターなどの施設に入院し、体の回復をはかりながら育児指導・相談をうけられる「産褥入院(さんじょくにゅういん)」が少しずつ知られるようになってきました。日本の「産後ケア」事情産後ケア施設も増えつつあります。(日本産後ケア協会のWebサイトに全国産後ケア施設一覧が掲載。)昨年にオープンした「綾瀬産後ケア」(東京都葛飾区)はママのケアサポートを中心に、産前・産後の切れ目のない支援を目的としています。日帰りも可能で、日帰りプランは21600円(税込)。宿泊プランの料金は1日につき32400円(税込)×利用日数(利用時間は初日10:00~最終日の19:00)。滞在中には赤ちゃんのケア、育児相談や助産師・看護師によるカウンセリング、産婦のケアも行われ、オプションとしてアロマトリートメントやスタジオクラスなどの癒しのプログラムも提供、養生とリラクゼーション、学びを兼ね備えた滞在ができます。産後に一人で不安になるよりも、こういったサービスを上手に利用して、疲れと不安を解消していくのも良い方法ですね。(お部屋)(授乳室)(アロマトリートメントルーム)その他、産褥入院や産後デイケアに力を入れている助産院もあります。家のようなアットホームな雰囲気の中、ママと赤ちゃんのペースに寄り添った助産師さんのケアは、ママの気持ちを癒し、こちらも利用者が少しずつ増えています。今後注目の“産後ケアリスト”とは?「赤ちゃんのケアばかりに目がいきがちな、産後。子育てに大変な時期のママの心と体をケアしなければ、家族は幸せになれない」と大久保さん。現状の制度だけでは補えない部分を埋めるため、2013年3月5日「一般社団法人日本産後ケア協会」を設立しました。協会のキャッチコピーは「産後ママを全力でエコヒイキ」。2014年からは、出産直後のママをプロとしてサポートできる資格、「産後ケアリスト®」認定講座が開始され、受講者数は2級約270人、1級約100人と、年々人気が高まっています。大久保さんによると、受講者は産後うつなどの辛い経験をされた方や子どもの手が離れた人、看護師・助産師さんなどさまざま。精神的ケアや家事サポート、母子の環境を整えるアドバイスや子育ての知識の共有方法などを専門的に学び、それぞれの場所で社会に還元しているそうです。最後に、日本産後ケア協会の今後の目標を聞きました。「“産後ケアの重要性”を一人でも多くの人に認知してもらい、“ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®”を定着させるのが目標です。さらに出産と子育てを経験した女性が産後ケアリスト®として自らの経験を活かせる場も創出し、相互助け合いの循環型の子育て社会となるよう、産後ケアリスト®とママをつないでいきます」と語ってくれました。子どもたちが親になっていてもおかしくない10~20年後、ひとつの家庭に一人の産後ケアリスト®が定着し、より楽しく有意義な子育てができる社会・環境になっていて欲しいと思いました。<取材協力・写真提供:一般社団法人「日本産後ケア協会」綾瀬産後ケア ><文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年07月14日妊娠中から出産後、育児中のママのためのサービスには、意外といろいろなものがあります。なかには、自治体が支援を行っていて、安価で利用できるお得なサービスも。私の場合、後から知って「あのとき知っていれば利用したのに…」と後悔したことが何度もありました。そこで今回は、ママを助けてくれる便利なサービスをまとめてご紹介。妊娠出産を考えている女性は、ぜひ前もってチェックしておきましょう!■産後ケア施設産後ケア施設は、出産したママが病産院を退院した後も、専門家からケアや育児サポートを受けながら、赤ちゃんといっしょに休養できる施設のこと。産後ケア専門の施設もありますが、産婦人科や助産院などで「産後入院」としてサービスを提供している場合もあります。費用は施設やプログラムの内容によってまちまちですが、1日で数万円、5日間から1週間の入院になると40万円以上かかることも。ただ、最近では産後入院に補助金を出す自治体も増えているので、一度住んでいる自治体のサイトや窓口で確認してみましょう。■育児支援ヘルパー長期の産後入院は難しいけれど、どうしても体調が悪いときだけ誰かに育児や家事を助けてほしい…。そんな人は、ヘルパーを検討してみてもいいかもしれません。民間のヘルパー派遣会社もありますが、自治体が育児支援ヘルパーを派遣している場合もあります。料金は自治体や各家庭の所得によっても異なりますが、多くの場合は1時間1,000円以内という低料金で、中には産後はもちろん、妊娠中にも利用できるものもあるようです。■認可保育所の一時保育病院や買い物、パートの仕事などに行くために、一時的に、もしくは週に何日か子どもを預かってほしいというママのために、自治体の認可保育所の一部が実施している一時保育という制度があります。料金や申し込み方法、利用システムは、自治体・施設によって異なりますが、一般的に、民間の託児所よりは安価ですし、自治体が認可した施設なので安心して預けられるのが魅力。ただし、地域によっては希望者が殺到する場合があるので、利用したい人は早めにチェック・申し込みすることをおすすめします。■ファミリー・サポート・センター一時的に子どもを預かってもらうなら、国が推進している子育て支援事業の一つであるファミリー・サポート・センターを利用する方法もあります。この制度は、地域に住む一般の人が会員になって子育て家庭をサポートしてくれる仕組みで、一時預かりや保育園へのお迎えなどを頼むことができます。公的な制度なので、子どもを預かってくれる会員はセンターによる講習を受けていますし、保険にも加入しています。料金(会員への活動報酬)は自治体ごとに異なりますが、通常、民間のベビーシッターや託児所を利用するより安価です。利用するには事前の登録や顔合わせなどが必要なので、当面は利用する予定がないママも、まずは登録だけでもしておくといいかもしれません。周囲に頼れる人がいない核家族の子育て家庭も多い昨今。アラフォーで出産するママの場合は、たとえ近くに両親がいても、高齢でサポートを頼めないこともありますよね。そんなママこそ、上記のようなサービスを積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
2016年05月24日出産後に髪の悩みを抱えるママは多いそうで、経産婦の7割は抜け毛で悩んだ経験があるといいます。私も出産直後の抜け毛の多さには、ビックリしました。また、抜け毛が収まった産後8カ月ごろからは白髪も急増。産後の髪トラブルの原因とケアの方法を紹介します。■抜け毛や薄毛の原因は、女性ホルモンの変化!?産後の抜け毛の主な原因は、女性ホルモンの変化だといわれています。妊娠中は女性ホルモンが増えることで、髪の毛が抜けにくくなります。妊娠中に髪の毛や体毛が濃くなるという妊婦が多くなるのはこのためです。一方で、出産後は女性ホルモンが激減し、妊娠中に抜けにくくなっていた髪の毛が一気に抜けてしまいます。これが抜け毛が増える原因です。また、女性ホルモンの影響以外にも、出産による疲労や子育てのストレス、睡眠不足、栄養不足などが原因として考えられます。ただ、女性ホルモンが安定すれば、自然と毛髪サイクルも安定していきます。抜け毛の多い時期を過ぎた後、一時的に髪の毛が薄くはなりますが、産後6カ月〜1年程度で元に戻ることが多いようです。産後1年が過ぎても薄毛が改善しない場合は、女性ホルモン以外の原因が考えられます。上記に挙げた疲労や睡眠不足、栄養不足に加え、髪の毛のケアにも問題がありそうです。子どもの世話をしていると、どうしても自分の髪のケアは怠りがちに…。頭皮の毛穴に汚れが付着していることで髪の毛が細くなってしまうと、毛量は安定しても髪一本一本が細くなってしまい、薄毛が改善しないのかもしれません。産後は、しっかりと休養と栄養を摂り、髪の毛のケアを怠らないようにしましょう。■白髪の原因は、栄養不足!?白髪は、産後半年くらい経ってから目立つようになってくる人が多いそう。原因は、女性ホルモンの乱れやストレスなどさまざまですが、一番有力なのが「栄養不足」です。産後は、授乳などにより慢性的な栄養不足になることがあります。母乳で育てているママは、体重が一気に減る傾向にありますが、これは栄養が不足しているサインでもあるのです。私も授乳している間はどんどん体重が減ったので、白髪の原因も栄養不足だったのだと思います。本来、髪の毛は無色で「メラノサイト」という色素形成細胞がメラニン色素を生成して色がつきます。ですが、栄養不足の状態ではメラノサイトに十分な栄養が行き渡らず、白髪が増えてしまうのです。一度白髪になってしまった髪は、もう黒髪に戻ることがありません。消失してしまったメラノサイトは再生できないのです。産後に白髪を防ぐためにも、十分な休養と栄養補給を心がけましょう。■産後に優しい白髪染め出産後は、バリアー機能も低下しているためカラーリングができない場合があります。普段より肌が敏感になっているため、無理にカラーリングをすると炎症を起こすことがあるので気をつけましょう。そこで、おすすめなのが「トリートメントカラー」です。一度でしっかり染まるわけではありませんが、髪の傷みをケアしながら染めることができ、頭皮にも優しいのでおすすめです。5日に1回など、定期的に使用することで徐々に白髪が目立たなくなります。出産後の髪の悩みを防ぐには、出産前後の休養と栄養が大切。いつまでもキレイなママでいるために、気をつけていきたいですね。
2016年05月12日女性ホルモンの分泌が急激に変化する出産は、髪にも大きな影響を与えます。「産後、抜け毛がひどい」「髪がパサパサになった」など、悩みを抱える人も多いよう。でも、忙しい子育て中は、自分の髪のケアにまでなかなか手がまわらないのも現状です。普段の生活のなかでできるケアに気をくばって、ツヤとハリのある美しい髪を取りもどしましょう。■まずは基本のシャンプーを見直そう産後に髪のトラブルが多くのなるのは、ホルモンバランスの急激な変化によるもの。髪の質が変わって出産前に使っていたシャンプーが合わなくなってしまうこともあります。おすすめは、刺激が低く洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーです。ゴシゴシ強くこすって頭皮を傷つけないように、優しく洗うようにしましょう。また、子育て中は、なかなかゆっくりお風呂に入ることもできません。髪を洗うときも、ササッと流して終わりにしている人も多いかも。しかし、シャンプーはすすぎが肝心です。せっかくの洗浄成分も、きちんと流しきらずに頭皮に残ったままだと、毛穴を詰まらせて髪へのダメージになってしまいます。シャンプーのあとは、すすぎ残しのないよう、しっかり丁寧に流しましょう。シャワーだけでは不安な場合は、洗面器のお湯や湯船に頭ごとつけてしまってもOKです。■洗髪後の自然乾燥はNGぬれた状態の髪はキューティクルが傷みやすく、タオルで強くこすったりそのまま寝てしまったりすると、摩擦によってダメージを受けてしまいます。また、きちんと乾かさないで放っておくと頭皮に雑菌が繁殖しやすくなるため、健康な髪を生みだす妨げとなります。髪を洗った後は、できるだけ早くドライヤーで乾かすのが理想です。風量が多めのものを使い、根元から髪の流れにそって風をあてるようにします。でも、「子どもと一緒にお風呂に入ったときなどは、入浴後は子どもの世話に追われて髪を乾かしている時間がない!」ということも。そんなときは、ひとまず吸水性のよいマイクロファイバーなどのタオルで髪をしっかり巻いておき、摩擦がおきるのを防ぐとよいでしょう。■美しい髪を生みだす頭皮マッサージ髪の状態は、頭皮と大きな関わりがあります。頭皮の血行が悪くなったり毛穴が詰まったりすると、髪に栄養が届かず、ダメージや抜け毛の原因になることも。すきま時間にできる頭皮マッサージで、美しい髪を生みだす頭皮環境をつくりましょう。まず、両側のこめかみに、両手の人差し指から小指の4本をあてます。そのまま爪を立てないように注意しながら、4本の指のおなかで円を描くようにマッサージします。何度か繰りかえしたら、指を少しずつ上へずらし、場所を変えながら同じようにマッサージ。円を描いたあとに、指で頭皮を軽く上へ持ちあげるようにすると効果的です。また、健康で美しい髪をつくるためには、バランスのよい食事を心がけることも大切です。なかでも積極的にとりたいのは、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆食品。産後の髪ダメージを放置して悪化させないためにも、日ごろのケアでしっかりと気をくばっておきたいものです。
2016年04月11日産後クライシスとは産後クライシスとは、産後に起こる夫婦の危機のことで「出産後2年以内に、夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまう状況」を指します。それまで良好だった夫婦でも、子どもの誕生や、パパとママ双方の心情的な理由などから関係が変化し、一時的から慢性的に至る夫婦不仲や、離婚にまで発展することもあります。産後クライシスが起きる原因って?出産によってママの生活が激変し、自分の心身を顧みる時間が激減することと、対するパパの親の自覚のなさによる夫婦間の意識のずれが原因だと言われています。パパの家事育児参加が期待できなかったり、無遠慮なパパの言動を実感したりしたことから、ママの、パパへの愛情が急激に低下することなどが原因の一つです。出産後は24時間365日いつでも赤ちゃんのお世話中心の生活を送るママと、出産前と同じ生活を送る傾向が高いパパの暮らし方の差は大きく、溝が埋まらないまま離婚を迎えることは少なくありません。また実際に夫婦生活が破たんしたケースでは、子どもの年齢が0歳~2歳の間に離婚した夫婦が全体のおよそ30%を占めると言われ、離婚につながる重度の産後クライシスは子どもが2歳までの間に発生しやすいと考えられています。ママがこんな態度の場合、産後クライシスに陥っている可能性がある?ママがパートナーへの愛情を低下させている場合、パパ自体はその自覚がないことが多いと言われます。ママの愛情低下は、主に本人の態度から推測することができます。・子どもが生まれてから、夫婦の時間や会話が減った・夫婦の会話のぎこちなさが増えた・出産後、セックスレスである・ママの態度が冷たくなった・ママが常にイライラしており攻撃的に見える・ママになじられたり、責められたりする・ママが子どもと家にこもることが多くなり、出かけなくなった・ママが実家に帰省する回数が極端に増えた・ママに、当てにされていないと感じる・ママが自分のことを見ていない時間が増えた・夫婦喧嘩が増えた・よそのご主人との比較をされる・周りのイクメンブームに焦りを感じる・父親としての自覚が持てないと感じることがあるこんなパパが産後クライシスを引き起こす!産後クライシスは夫婦の関係性や環境、意識のずれの大きさ、お互いの家事育児への貢献度など、さまざまな理由が複合的に絡み合い、さまざまな形で現れます。症例は夫婦ごとに異なりますが、産後クライシスを引き起こしやすいパパのタイプがあります。言われなければやらないタイプ家事育児には協力的な姿勢を見せるものの、言われなければやらないタイプ。口癖は「言ってくれたら俺がやるから」などであることが多く、ママが依頼するまで気が回らないときは自分からは動きません。自分の生活が大切なタイプ子どもが生まれてからも、独身時代と同じ生活を送りたがるタイプ。自分の趣味にお金を投じたり、休日に一人で出かけたりするほか、友達の予定を優先する人もここに含まれます。産後、生活が激変したママの心身のストレスを理解していながら、自分の人生とはどこか関係がないと線引きをしている傾向があります。仕事が忙しすぎるタイプ早朝に出勤して深夜に帰宅するなど、付き合いの飲み会などの回数も多く多忙を極めるため、家では体を休めることが大切だというタイプ休日は睡眠に充てることが多く、家事育児への貢献度は低い傾向があります。ワガママな子どもタイプ赤ちゃんのお世話に追われ、家事を充分に行える時間が取れないママを責めるタイプ。代わりに自分が家事を行おうという意識も低く、家事能力にも期待できません。赤ちゃんのお世話にも非協力的である傾向があります。産後クライシスの乗り越え方産後クライシスに陥ったら、率先して家事育児参加を行うよう意識を変えてみましょう。手伝うではなく “ママに負担をかけないという意味で”ママを当てにせず、自分でやる”という考え方が大切で、パパ自らが、家庭の中心人物であるという当事者意識を持つことが大切です。また、夫婦のコミュニケーション不足から産後クライシスに陥る傾向も強くあります。1日のうち5分でも、お互いがお互いをしっかり認識して言葉を交わすことがコミュニケーションの軸となります。会話を意識的に増やし、1日の出来事や、感じたことなどをパートナーと共有しましょう。また、ママが心身のストレスを感じ、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう場合にも現れやすい傾向があります。ママ一人の時間を意識して作ったり、実家などを頼ることをパパから提案したりすることで、ママの心にも余裕が持て、結果的に産後クライシスを回避できることがあります。ママは、パパの家事育児参加や、これまでの関係改善のための工夫を感じたら、感謝の気持ちと労いの言葉をこまめにかけていきましょう。その行動は“ママと赤ちゃんを労わる気持ち”や“自分が頑張ろうという気持ち”が動機になっています。パパの当事者意識や親の自覚を大切に伸ばしながら、お互いが家庭内のどんなことでも頼れるパートナー同士として、ともに成長していきましょう。
2016年04月04日株式会社YCP Product東京都に本社を置く株式会社YCP Productは、産前・産後の女性向け、純国産オーガニックのスキンケア&ヘアケアブランド「SINCE U(シンスユー)」を発表した。第1弾の販売は、ボディミルクローション。2016年2月8日(月)発売開始だ。シンスユーシンスユーはベビー用の国産オーガニックスキンケアブランド「アロベビー」の姉妹ブランド。「アロベビー」は、Amazonランキングや楽天ランキングなどで1位を獲得している人気のスキンケアブランドだ。シンスユーは、アロベビーと同様に国産オーガニックを使用しており、赤ちゃんに触れる肌にも安心して使用できる商品。第1弾販売となるボディミルクローションは、妊娠線のケアにもつかえるものだ。製品の特徴ボディミルクローションは、シアバターやホホバオイルなど高保湿成分や、スイゼンジノリエキスというヒアルロン酸の10倍の保湿力をもつ海藻成分などが配合されている。使用されている成分の99%以上は天然由来成分となっており、デリケートな赤ちゃんの肌にも優しいものだ。さらにアロマの香りで、妊娠中のママの癒やし効果もある。国産オーガニックスキンケアで安心安全。日本人の肌質にもあっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・日本のママの美しさを引き出す 純国産 オーガニックスキンケア&ヘアケアブランド「SINCE U(シンスユー)」誕生
2016年02月07日赤ちゃんはかわいいけれど、どうにも気持ちが晴れなかったり、イライラしてしまったり、理由もなく不安になったり。これらは、いわゆる産後うつに見られる現象です。産後うつというと赤ちゃんを産んだお母さん特有の現象のように思われてきましたが、このたび、お父さんの16.7%、つまり約2割にも、産後3か月までの間に産後うつのリスクが高かった時期があったという研究結果が、国立成育医療研究センターにより発表されました。夫の、また自分の、産後うつを回避するためには、いったいどうしたらいいのでしょうか。研究員の竹原健二さんに、詳しいお話を伺ってきました。■いいにくいけどお父さんもしんどい竹原さんは、もともと妊娠・出産や、妊産婦のケアの研究を専門にしていたそうですが、実際に自分が子どもを育てる側になったとき、「意外にお父さんも大変だぞ」と思ったといいます。しかし、世の風潮は、「お母さんは大変なんだから、お父さんはがんばって手伝ってあげてね」の一色。もちろん、子育てにおいてお母さんの方が大変なことはわかっているのですが、だからといって、お父さんが大変ではないというわけではないのだけどなあ……と竹原さんは内心思ったそうです。竹原さんは、やはり子どものいる男友だち同士で、「子育てって、がんばるほどしんどいよね、楽しいけどしんどいよね」、「だけど、しんどいって言う場所がないよね」という点で意見の一致をみたそうです。女性は身体からお母さんモードになっていきますが、男性はそうはいきません。通常の仕事の負担・責任に加え、家事・育児の負担、夜泣きや夜の授乳・ミルクにつきあうことによる睡眠不足などが加わり、完全にキャパシティオーバーなのです。さらに、定時に退社したくても、上司や周りの理解が得られなかったり、子どもの世話がうまくできなくて、それを妻に指摘されて落ち込んでしまったりすることもあります。そんなときに、共感してくれる友人もなく、行き場のない悩みがたまってしまったら、心の体調を崩すことは大いにありえることではないでしょうか?■父親の産後うつは時代が産んだ現象海外ではすでに1990年代にPaternal Depression(父親の産後うつ)についての論文が発表されていたといいます。その後、2005年頃には、医学系の専門雑誌に父親の産後うつについての記事が数多く掲載されていたそうです。ところが、当時、日本ではほとんど話題にならなかったとか。その理由を竹原さんにお尋ねしてみたところ、「イクメンという言葉が出てきたのが2009、2010年頃ということを考えると、2005年は、お父さんが家事や子育てをするという考えが、まだ日本に定着していない時期でしたよね。そういう意味では、当時の日本では父親の産後うつというのは、あまりなじまない考え方だったのだと思います」とのことでした。長いあいだ、日本では女性は家、男性は外で仕事、という考え方は根強く、それが日本の経済成長を支えてもきました。それが、ここに来て、労働力の不足や、経済、および雇用の不安定化に伴い、働いていなかった女性のなかにも働かざるを得なくなる女性が出てきました。また、男性は男性で家事や子育てを手伝わなくてはならなくなりました。イクメンという言葉はその現実をポップに表現することで、社会に、お父さんがいままでに選んでこなかった生き方の提言をすることに成功したといえるでしょう。その反面、もしかしたらわが国における父親の産後うつは「イクメンという言葉が生まれた時代が作り出した現象」なのかもしれません。■夫婦で産後うつにならないためには女性の多くは、まさか自分の夫が産後うつになるなどとは思いもしないでしょう。妻の方からできること、また夫婦で危機を乗り切るためにはどうしたらいいかをうかがいました。まず、「男性も産後うつになる可能性があることを、女性にも知っておいてほしい」と竹原さん。また、お母さん向けの産後うつに対応するカウンセリングは存在しますが、お父さんの場合、そもそも産後うつを疑って診察を受けるケースはほとんどないと考えられています。ですから産後うつと診断される人もほとんどおらず、ケア体制もないのです。さらにこわいのは、夫婦そろって産後うつになってしまうことです。センターの調査によると、100家族のうち、1~2家族は、同時期にうつのリスクありと判定された夫婦がいた、という結果が出ています。夫が産後うつになると、妻もそうなるリスクが高くなり、そうなると、意図しないまでも、ネグレクトに近い養育状況に陥ってしまいかねないそうです。「元気じゃないと、子育てってできないですからね」という竹原さんの言葉に大きくうなずきました。竹原さんは、研究者として医師や看護師、助産師、保健師と接する際、子どもを持つお父さんのメンタルヘルスにも気を配るよう勧めているそうです。お父さんを、単にお母さんや子どものケア提供者としてみるのではなく、メンタルヘルスを悪化させる可能性のある未来の患者としてみること、具体的にいうと、赤ちゃんの検診に一緒についてきたお父さんにも、一声かける、といった類のことですね。*夫婦にとって、産後はもっとも大変な時期のひとつであることは間違いありません。竹原さんは強調します。「一般的にお母さんの方が大変ということは確かなのです。ですから、お互いにどちらが大変かを競い合うという不毛なことはやめて、子育てという大変だけれどやりがいのあるプロジェクトをいかにしてふたりで協力して乗り切るか、ということに力を注いでください」子どもが大きくなるまでには、決して短くない時間がかかります。それまで、お父さんとお母さんができるだけ笑っていられる時間を増やせるといいですよね。(文/石渡紀美)【取材協力】※竹原健二・・・国立成育医療研究センター研究所研究員。専門は母子保健の疫学。妊娠・出産や妊産婦ケアに関する研究を国内外で手がける。近年は産前産後の父親に関する調査研究を複数実施している。三児の父親でもある。
2016年01月30日「ポイズ(R)」シリーズの徳用パックが発売日本製紙グループの日本製紙クレシア株式会社は、10月1日より、秋の新商品・リニューアル商品を発売する。吸水ケア専用品として、多くの女性から支持を得ている『ポイズ(R)パッド』のラインアップを拡充、『軽快ライト(吸収量55cc)』『安心スーパー(吸収量220cc)』『超吸収ワイド(吸収量300cc)』のお徳パック(大入り枚数品)を全国にて新発売する。「ポイズ(R)」は、日本で初めて発売されたナプキンタイプの吸水ケア専用品で、妊娠中や産後、女性ホルモンの変動などによる排尿トラブルで悩む女性が多いことから、安心して毎日を過ごすことができ、いつまでも、内面から美しい女性であるために、心地よく過ごせるように開発された。くしゃみをした拍子でも安心サポート表面シートには、素肌と同じ弱酸性のやわらか表面シートを採用しているため、全面通気性のためムレにくく、肌にやさしい「素肌と同じpH値の弱酸性シート」を採用した。吸水スピードが速く、逆戻りしないため肌への負担を軽減。さらに、しっかり立ち上がる立体ギャザーで横モレをガード、銀イオン配合の抗菌・消臭シートと消臭ポリマーで気になるニオイ対策も施された安心設計である。この度、まとめ買いの需要が多いことから、『軽快ライト』『安心スーパー』『超吸収ワイド』の3種類を拡充することにより、『ポイズ(R)パッド』の全てのラインアップに徳用パックを揃え、妊娠中から産後までのトータルでサポートする安心の品揃えとなった。(画像はプレスリリースより)【参考】・日本製紙クレシア株式会社ニュースリリース・日本製紙クレシア株式会社プレスリリース/日経プレスリリース・尿モレ・吸水ケアなら「ポイズ(R)」
2015年09月19日2015年2月8日、足立区にて産前産後のご夫婦対象に「産前産後パパ支援学級」が行われました。今、話題の父親学級を全国で開催している アイナロハ 代表の渡辺大地さん、性の健康から夫婦関係のあり方を支援する NPO法人JASH 日本性の健康協会 代表の山口いわおさん、同じく副代表のイノマタカナコさん、同じく理事で助産師のやまがたてるえさん、ママの支援をするNPO法人子育てパレット代表の三浦りささんというメンバーで、「パパの立場から」「ママの立場から」双方の視点を交えながら、熱い授業が繰り広げられました。■産後の夫婦関係には、夫の思いと妻の状態にズレがあるまずは、事前に取ったアンケートをもとに、夫と妻、それぞれ産後の夫婦関係に変化が生じたと感じているどうかについてふれました。ここで早くも、夫婦関係に対する思いのズレが浮き彫りに。ほとんどのママたちは産後、夫婦関係に「変化が生じた」と回答。具体的には、「あまり旦那に触られたくない」「恋人のような存在でなく『パパ』という目線で見てしまう」「夫と気分の波長が合わない」「できればしたくない」など。これを聞いて、会場のパパやプレパパたちはショックを受けたようでした。そこで、パパ代表でもある渡辺さんが、奥様が第一子を出産後、そのような思いの違いに気づいた経験を話し、会場をなだめます。JASH代表の山口さんからは「産後、2人だった時のラブラブは戻りません。そうではなくて、新たな夫婦関係を築いていくスタートと考えてください」というお話がありました。女性が産後、前述のような気持ちになるのは、ごく自然なこと。ホルモンバランスや母性の目覚め、会陰切開など、さまざまな要因が関係しています。(男性の射精後の状態が長く続いているのが産後の女性だと、助産師のやまがたさんから助言が!) そのため、パパは特に落ち込む必要はないようです。■夫の育児協力で、ママが本当に望んでいることは!? 「イクメン」という言葉も当たり前になり、昔に比べて家事や育児に協力的な男性が増えています。会場のパパやプレパパたちも、夫婦でこのような場に来ているくらいですから頑張ってくれているはず。しかし、アンケート結果を見てみると、こちらも認識にズレがあることがわかりました。ママの声には、「労いの言葉が欲しい」「子どもに『ママ怖いね~』と言わないで欲しい」「家事は手伝ってくれてありがたいが、ひとつひとつ『〇〇どこ?』と聞かれてイライラした」「子どもと遊びたい気持ちはわかるが、せっかく寝たのに起こさないでほしい」などの意見が。パパの立場からすると、思いつくなりに一生懸命ママの力になろうとしているはず。しかし、ママが望むかゆいところには手が届いていないようです。たとえば、「ゴミ出しをしています!」というパパがいました。しかし、実際のところはママがゴミの分別をしてまとめて、パパはそれを家からゴミ置き場まで移動しているだけだよね? 手柄だけ取るつもり? なんていう厳しい意見も飛び出しました。「育児への協力」というと、家事を一緒にしたり、子どもの面倒を見たりというのが頭に浮かぶかもしれませんが、実はママたちは夫に「慣れない家事をやって欲しい」「子どもの面倒を100%見て」とは思っていないことが、話が進むうちにわかってきました。どうやらママたちが本当に望んでいることは、「話を聞いて欲しい」「1日子どもと向き合っていた私にひと言、労いの言葉が欲しい」というものだったのです。女性にとって「いっぱいいっぱいになった気持ちを解放し、心の余白を作る」方法は、ただひとつ。誰かに自分の話を聞いてもらうことです。たとえば奥さんが、「素敵なコートを見つけたの」と夫に話すとします。それを聞いた夫は、「良かったね。どういうところが素敵だった?」と返してあげればOK。それだけでいいのです。必ずしも「欲しい」や「買って!」という意味を含んでいるわけではないという意見には、パパ代表の渡辺さんや山口さんも納得しながらも、「具体的にどうして欲しい、という指示があった方が手伝いはしやすいので、それは伝えてあげるようお願いします」と会場のママたちに伝えていました。■夫婦で子育てをするために必要な第1歩とは。よく、子どもはママを選んで生まれてくるという話があります。言い換えれば、そんなママを手助けしてくれる人=パパとして赤ちゃんは認識しています。そのパパは、物質的な援助でなく子育てに奮闘するママの気持ちをサポートする存在であることが一番だということ、それが夫婦で子育てする第1歩だということが、このクラスを通して会場のご夫婦に伝わったのでは?と感じました。終了後、何組かのご夫婦に感想を聞いてみると「まずは、妻への声かけから変えてみたい」「妻の気持ち、夫の気持ち双方の立場からの意見が聞けてよかった」「夫を連れてきてよかった」「産後の夫婦のあり方に対するイメージが湧いた」などの声が寄せられました。同じパパという男性の立場からこういうことを夫にぜひ伝えてほしい! これからパパになる夫へ伝えたい! という方は、ぜひアイナロハの父親学級を聞きにいかれることをおすすめします。
2015年03月04日出産後、夫の何気ない一言でイライラしたり、育児に対する協力が見られないことがストレスとなったりして、夫への愛情が薄れてしまうことを「産後クライシス」と呼んでいます。出産後の女性は、急激なホルモンバランスの変化で、体だけでなく精神的にもデリケートになる時期。そんな大切な時期に夫の理解が得られないと、その後の夫婦関係に亀裂が生じてしまい、夫に対する愛情がなくなってしまうことも。最悪の場合、離婚に至るケースもあるようです。産後クライシスは事前の工夫で、防ぐことができます。今回は、産後クライシスに陥らないためにしておきたい3つのポイントをピックアップしてみました!■1.実母や義母など、家族に協力してもらう産後のデリケートな時期は、ホルモンバランスの乱れも影響しているので、ママだけの力でどうこうできるものでもありません。1人で頑張りすぎると余計にストレスを感じて精神的にまいってしまい、夫婦関係が悪化しやすい原因となってしまいます。夫のちょっとした言葉にもイライラしてしまい、かえって負のスパイラルが生じてしまうおそれがあるので、夫だけでなく、実母や義母などの家族にも協力してもらえるよう、事前に働きかけておくことが大切です。双方の両親が遠方に住んでいる場合は、電話で愚痴を言ったり、相談をしたりして、精神的な負担を軽減する工夫をしてみましょう。■2.自分の気持ちは素直に夫に伝えよう出産した女性の悩みや体の変化は、男性には到底理解できないものです。そのため、今どんな状態なのか、どうしてほしいのかを明確に夫に伝えることが必要になります。要領の良い男性なら、一を伝えるだけで十を理解してくれますが、大抵の男性は1つずつわかりやすく説明しないと理解してくれないようです。たとえば、洗濯物を干しておいてもらいたい時に、「洗濯を干しておいて」とだけ伝えても、思った通りにはしてもらえないことが多いもの。実際に、「洗濯物は干してくれていたけど、雨が降ってきたのに取り込んでくれていなかった」というケースがあります。男性の言い分としては「干しておいてとは言われたけど、取り込んでとは言われていないから」だそう。こうした事態を避けるためには、「ここに洗濯を干して、雨が降ったらすぐに取り込んでおいてね。あと、洗濯物が乾いていたら、片付けてくれたら嬉しいな」と、面倒でも細かく伝えておくことが大切です。そのほか、「イライラしてぶつかるときもあるけど、本音じゃないからわかってね」と、あらかじめ伝えておけば、多少は衝突が防げるはずです。■3.夫婦で家事や育児の担当を決める産後クライシスで悩むママの多くは、夫が家事、育児に協力的ではないと思っているようです。まずは、少しずつでも夫に、家事へ協力する姿勢を持ってもらうことが、産後クライシスを防ぐポイントになるでしょう。まずは家事をやってもらうことからスタート。いつもやっている家事を1つずつ箇条書きにして、それぞれ夫と妻、どちらが担当するかを決めておくと、ママの負担や不満も解消されるはずです。初めての家事に戸惑う男性もいると思いますが、はじめから完璧を求めるのはNGです。。最初は、家事をすることに意義がある、ということをわかってもらうことが大切。「本当に助かる!」「パパがしてくれるから安心ね」などと褒め言葉を添えて、感謝の気持ちを伝えておきましょう。夫としても、妻がいつもこんな大変な思いをしているのかと理解するきっかけとなり、より一層労わってくれるようになるかもしれません。夫婦で互いに理解し、歩み寄ることで、産後クライシスを防いでください!
2014年11月27日出産の後も意外と体重って減らないよ、という経産婦さんの言葉を聞いたことはありませんか? 実際に私も、妊娠中に7kg増えた体重が産後すぐでは3kgしか減っていなくて、残り4kgは脂肪!? と驚愕しましたものです。とはいえ、産後は骨盤が緩んでいる時期なので体型を整える絶好のチャンスです。出産を機に、妊娠前よりもスタイルが良くなったという人もいます。私は、骨盤ケアと授乳効果で、産後1ヵ月で妊娠前より2kg痩せることができました。そこで今回は、自分でできる産後骨盤矯正についてお伝えします。■あなたの骨盤はどのくらいゆがんでいますか?まずは骨盤のゆがみ具合をチェックしてみましょう。仰向けに寝て両足を腰幅に開き、左右の骨盤の一番高いところに親指を、床に中指をつけて、高さを比べてみましょう。骨盤の左右で高さに差があれば、骨盤がゆがんでいるサインです。もっと簡単に見分ける方法として、靴底の減り方を見る方法もあります。靴底の内と外のすり減り方に違いがあれば、骨盤がゆがんでいるといえます。■お尻歩き体操私が産後行った骨盤矯正運動とは「お尻歩き体操」です。やり方は簡単。1.足を伸ばして床に座る2.腕を体の前で組んで、お尻を左右交互に動かしながら前に10歩、後ろに10歩移動を繰り返すというものです。進む時にはお尻が床から離れないように注意してくださいね。■骨盤ケアベルトを使ってみましょう骨盤は分娩台から降りる一歩目からゆがむといわれています。そのため、産後はすぐに「さらし」で骨盤を締めるのが効果的です。私も、産後2ヵ月間は24時間骨盤ベルトをするようにしていました。骨盤は正しい位置でしっかりと固定されると、ウエストの引き締めやO脚改善にも効果があります。ただし、つける位置を間違えると骨盤がゆがんだ状態で固定されてしまうので逆効果になることも。しっかりと着け方を確認し、「気持ちいい」「楽」と感じる場合は着用を続けてください。妊娠中についた脂肪は、水分を多く含んでいて落ちやすい脂肪だといわれています。しかし、産後6ヵ月を過ぎると、それも定着した脂肪になってしまいます。そうなる前に、しっかりと骨盤ケアをして、妊娠中についた脂肪を落としましょう。
2014年08月24日その症状、骨盤のズレかも?山本縫製工場はダイエットや産後ケアのための女性用骨盤矯正ベルト「なでしこSlim」を2013年11月1日(金)に発売しました。年齢を重ねるごとに体型の崩れ、腰痛、肩こり、冷え性などが気になってきませんか?その症状、毎日の生活で骨盤にズレが生じたことが原因かもしれません。女性に優しいポイントがたくさん「なでしこSlim」は、腹圧を高め、骨盤を正しい位置に戻すことで様々な症状を緩和するための骨盤矯正ベルトです。また、従来の骨盤矯正ベルトは、動いているとズレてきてしまったり、ゴム素材のものが多く、直接着けているとすぐに蒸れてしまったりすることも多かったと思いますが、「なでしこSlim」は立体裁断を採用することでズレを防止し、吸水機能の高い素材を速乾性素材で挟んだ三層構造で蒸れの防止を実現しました。ベージュや白が多かった骨盤矯正ベルトですが、「なでしこSlim」は小花・ボーダー・水玉などの柄のバリエーションや、オレンジやブルーなどの色も豊富で、ソフトな着け心地かつ、薄型でアウターに響かないのも女性に優しいポイント。また、職人が一枚ずつ丁寧に縫製しているメイド・イン・ジャパンなのも嬉しいところです。■商品概要【素材】メイン生地:ポリエステル100%、サブ生地:ナイロン100%、表面生地:綿100%中綿:アクリル40%、レーヨン20%、ポリエステル20%、指定外繊維20%【サイズ】S、M、L、LL【カラー】ベージュ、ブラック、オレンジピンク、ブルーグリーン、グレー、ボーダー(ネイビー、グレー)、小花、水玉【価格】6,900円(税込)(引用:プレスリリースより)【参考リンク】▼「なでしこSlim」プレスリリース
2013年11月08日