「カバチタレ!」「極悪がんぼ」などで知られる、田島隆による司法書士漫画の新シリーズを田中圭主演で映画化する『劇場版 びったれ!!!』。このほど、田中さん始め、ライバル弁護士役の山本耕史や黒幕の実父役・竹中直人らも登場する、待望の予告編映像が公開となった。本作は、「お人好しで頼りないシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元・極道」という3つの顔を持つ伊武努(田中圭)が、理不尽な目にあう庶民を助けるべく奮闘する痛快・裏リーガルドラマの劇場版。かつては暴力団組織の金バッヂ、狂犬と恐れられた伊武は、いまでは極道から足を洗い、司法書士となって亡き姉の娘・かりん(岩崎未来)を男手一つで育てている。ドラマ最終話で無事に娘を取り戻し、平和な生活に戻ったかのように思えたが、幼稚園のパパ友はまたも不当解雇に怯え、大事な補助者・杉山(森カンナ)の実家は不正な取引で立ち退きを迫られ、かりんまで人質にとられてしまう…。テレビドラマ放送時にも好評を博し、満を持して映画化となった本作。「カバチタレ!」「極悪がんぼ」などを手がけてきた田島隆による同名漫画が原作となるだけに、1つ1つのエピソードがとにかくリアル。今回の劇場版も、田島さん自身初のオリジナル脚本を共同執筆し、全面監修した。予告編映像では、さまざまな困難に直面する伊武(田中さん) 、それを支える杉山(森さん)が登場。田中さんは、元・極道の姿からメガネ男子のシングルファーザー、そして司法書士と見事に演じ分けている。さらに、法律家でありながら「法は人間を救ってなんかくれない」と宣戦布告をするライバル弁護士・霧浦(山本さん)、そして裏から操る伊武の実の父・制覇 (竹中さん)が、伊武の前に立ちはだかる。かりんや杉山、善良な市井の人々を守るため、義理と人情の“たんかを切る”田中さん演じる伊武の姿を、まずは予告編から確かめてみて。『劇場版 びったれ!!!』は11月7日(土)よりバルト11ほか広島にて先行上映、11月28日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日今年20周年を迎える函館港イルミナシオン映画祭が、「シナリオ大賞映画化プロジェクト」をスタート。第一弾として、2013年度函館市長賞を受賞した『函館珈琲』が8月下旬にクランクインすることが決定した。1995年より北海道函館市で開催されている「函館港イルミナシオン映画祭」。同映画祭シナリオ大賞は、函館の街から映画及びその人材を発掘・発信しようと1996年度より設けられ、過去には篠原哲夫監督『オー・ド・ヴィー』を皮切りに、前田哲監督『パコダテ人』、深川栄洋監督『狼少女』、田中誠監督『うた魂♪』、熊澤尚人監督『おと・な・り』など、長編・短編を合わせて10本のシナリオが映画化、映像化されている。「函館港イルミナシオン映画祭」はこの20周年を機に、「映画を創る映画祭」として映画祭が主体となり、オリジナルシナリオからの映画創りを目指してゆく「シナリオ大賞映画化プロジェクト」をスタート。第一弾として、函館の街の中に佇む古い西洋風アパート翡翠館に集う若者たちの出会いと葛藤を見事に描き、2013年度函館市長賞を射止めた、いとう菜のは作『函館珈琲』が、8月下旬よりクランクインすることとなった。監督は、2013年に平田満主演・ロビン西原作の『ソウルフラワートレイン』で劇場映画デビューした新鋭の西尾孔志、撮影は函館の街を知り尽くしている上野彰吾、美術には『オー・ド・ヴィー』のベテラン小澤秀高、そのほか函館港イルミナシオン映画祭に関係する強力なスタッフ陣の参加が決定している。西尾監督は今回メガホンをとるにあたり、「私は函館の人々をどこか無口で無骨な方々なのではと勝手に思い込んでおりましたが、映画祭で出会った函館の人々は明るく元気でポジティブな楽しい人たちでした。私はすっかりこの街とそこに住む人々にも魅了されました。私の一番の役目は、私が出会った函館の人々の笑顔と、歴史あるハイカラで美しい港町・函館の姿を、この『函館珈琲』という映画の中に鮮度を保ったままパッケージし、爽やかな感動と共に後世に残す事だと思っております。その為にもどうか函館の元気を、最高の笑顔を、この映画に分けてやってください」とコメントしている。今後発表となる本作のキャスティングにも注目したい。『函館珈琲』は2016年夏公開予定。(cinemacafe.net)
2015年08月08日クリスマスも終わり、いよいよカウントダウン、そして正月が近付いているが、日本代表戦士に年末年始はない。そう、1月9日(金)に開幕する『AFC アジアカップ』が待っているのだ。AFCアジアカップ オーストラリア2015 日本対パレスチナ パブリックビューイング チケット情報本田圭佑、遠藤保仁、長谷部誠ら日本代表23名は、12月29日(月)に一堂に会す。1月2日(金)まで国内で調整し、オーストラリアへ旅立つ。豪州へ到着した翌4日(日)には、『FIFA クラブワールドカップ 2014』で3位と躍進したオークランドシティ、5日(月)には地元クラブとトレーニングマッチを行い、本番に備えるのだ。ディフェンディングチャンピオンとして、『アジア杯』に臨む日本代表の目標はもちろん連覇である。アギーレ監督も決して楽な戦いではないと断りつつ、「我々が持っているタイトルを守りたい」と口にした。また、「アジアの中で日本は優勝候補であり、主役であると認識している。アジアの中で戦う準備はできている」と自信を覗かせた。日本はまず2007年大会覇者のイラク、前回大会初戦で日本と引き分けたヨルダン、初出場のパレスチナとグループD上位2位までの決勝トーナメントのキップを争う。ここで、重要になるのが、1月12日(月・祝)のパレスチナ戦だ。D組2位では準々決勝、準決勝を中2日で迎えることになる。1位突破すれば準々決勝は中2日だが、準決勝は中3日である。V候補に挙げられるオーストラリア、韓国、ウズベキスタンとの対戦が予想される準決勝を中3日で迎えられるか否かは死活問題と言える。だからこそ、実力が一枚落ちるパレスチナ戦で日本はキッチリ勝利することはもちろん、得失点差も考え快勝したいところ。そんな重要なパレスチナ戦で、パブリックビューイングが開催されることが決定した。会場はチームスマイル 豊洲PIT。収容人数3000人を超え、10月にオープンしたばかりの箱である。ちなみに首都圏で実施されるパブリックビューイングは豊洲PITのみ。さらに当日は元日本代表選手でジュビロ磐田U-18監督就任が発表された田中誠のトークショーも行われる。『AFCアジアカップ オーストラリア2015 日本対パレスチナ パブリックビューイング in 豊洲PIT』のチケットは12月27日(土)午前10時に一般販売開始。日本代表の連覇の命運をも左右するかもしれないパレスチナ戦を、多くのサポーターとともに観戦してみてはいかがだろうか。
2014年12月26日JALは12月15日より、現在ドイツのサッカーチーム「アイントラハト・フランクフルト」に所属し、サッカー日本代表としても活躍している長谷部誠選手を起用したショートムービー、「挑戦を続ける人 長谷部誠篇」をYouTubeで公開している。JALは現在、失敗を恐れず新しいことに取り組んでゆく「チャレンジJAL」を宣言している。チャレンジを続ける企業として、同じく不断のチャレンジによりキャリアを築き上げてきた長谷部選手を応援するとともに、JALグループ全社一丸となって「チャレンジJAL」を推進している。今回の動画は、静岡県藤枝市の全面的な協力のもとで作成。常に勇気を持って新しい道に挑む長谷部選手をその生い立ちから現在、そしてこれからを描くショートムービーとなっている。ストーリーは、長谷部選手が初めてサッカーボールに触れた1985年の静岡県藤枝市から始まる。小学校から高校まで、サッカーが好きで好きでたまらない少年の道のりは決して平坦ではなく、何度も挫折を味わい、周囲の止める声も少なくなかったという。そんな長谷部選手のプロ入りの決意を後押ししてくれたのは、ある人の「男なら挑戦するべきだ」の言葉。それ以来、どんなに苦しくても、どんなに報われなくてもチャレンジしようという強い気持ちがいまの長谷部選手を創り上げてきた。ショートムービーは12月15日より、YouTubeのほか、JALホームページやFacebookでも公開している。
2014年12月16日(画像はプレスリリースより)田中道子!炭酸美容液のイメージキャラクターとして登場!銀座・イマージュ化粧品は「ミスワールド2013」で日本グランプリ受賞者『田中道子』さんを、炭酸美容液 D.スプラッシュ・ラベッラのイメージキャラクターに起用した。この美容液はアットコスメの口コミ ランキングで見事1位になった、新しい感覚の炭酸美容液。炭酸の濃厚な泡による血行の育成効果により、体内から輝く美しい素肌へと導いてくれるアイテムだ。近年アンチエイジングが人気の中で、炭酸コスメによるケアは、現在熱い視線をあびている美容方法の一つであるという。また『田中道子』さんが採用された理由の一つは、炭酸が持っている“炭酸と美肌の強さ”のイメージと、『田中道子』さんの健康的な美しい素肌と、世界クラスのすばらしいスタイルがピッタリとマッチしたからだという。田中道子さんについて1989年生まれで静岡県出身。「ミスワールド2013」で日本グランプリを受賞した。特技はスポーツやピアノ、ダンスなど。さらに小学館の「美的」および「GINGER」(出版社:幻冬舎)のレギュラーモデルや、「2011ミス ユニバース ジャパン」で第3位を受賞している。またタレントとして、今後を期待されている。【参考】・株式会社アーク プレスリリース (PR TIMES)・銀座・イマージュ化粧品・炭酸美容液 D.スプラッシュ・ラベッラ・田中道子オフィシャルブログ
2014年10月15日今週末の9月28日(日)に、『第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会』準々決勝のチケットが発売となる。対戦カードは、9月16日・都内で行われた組合せ抽選にて決定している。抽選には、大仁邦彌 公益財団法人 日本サッカー協会会長、岡野光喜 スルガ銀行代表取締役社長兼CEO、元日本代表・名波浩と田中誠が登場し、ドロワーを務めた。ガンバ大阪は、第88・89大会と連覇を達成している。そのG大阪がホームに迎えるのは、現在J2リーグ降格圏の17位・大宮アルディージャ。今シーズンのリーグ戦は2勝とG大阪に分があるが、何が起こるか分からないのがカップ戦だ。ドロワーの名波は、「G大阪はリーグ戦でも夏前からグッと上がってきて、調子が良い。大宮は監督が交代してから好転している雰囲気があるので、良い勝負になる」とコメントした。過去2度の『天皇杯』覇者の経験を持つ名古屋グランパスは、清水エスパルスと対戦。これまでのリーグ戦戦績は、清水の22勝7分20敗とほぼ互角。東海ダービーを制し、準決勝へと駒を進めるのは果たして……。反対ブロックでは唯一のJ1クラブとなるセレッソ大阪が、J2・ジェフユナイテッド千葉と激突する。千葉は、Jリーグ元年に参戦した「オリジナル10」のうちのひとつでもあり、地力は備わっている。『天皇杯』優勝未経験のC大阪(前身のヤンマーディーゼルサッカー部は3回優勝)がJ1の意地を見せるか、はたまた、千葉の下克上なるか。モンテディオ山形は、ギラヴァンツ北九州とのJ2対決になった。今季の対戦結果は1勝1敗となっており、J2リーグの順位は山形が8位、北九州が4位。どちらに軍配が上がってもおかしくない、緊迫した試合となりそうだ。『第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会』は、国立競技場の改修工事により、風物詩の元日・国立ではなく12月13日(土)・日産スタジアムで開催される。抽選を終えた名波は、スケジュールが前倒しとなった今大会について「リーグ戦や、『ナビスコカップ』、日本代表戦があるので、(選手が)いる・いないなど(の状況)も出てくる。総力戦になる」と語った。準々決勝は、10月15日(水)G大阪×大宮・万博記念競技場、10月11日(土)名古屋×清水・名古屋市瑞穂陸上競技場、10月15日(水)・C大阪×千葉・キンチョウスタジアム、10月15日(水)・山形×北九州・NDソフトスタジアム山形にてキックオフ。チケットは9月28日(日)一般発売。
2014年09月26日資生堂ギャラリーは、昨年永眠したグラフィックデザイナー兼アートディレクターの中村真の没後初となる回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」を開催している。6月29日まで。本展では、資生堂のイラスト広告を写真広告へと転換させた中村の創作プロセスを、自宅に遺されていた記録写真や校正刷りポスターなどの未公開資料を交えながら展示。モデルに山口小夜子を起用した香水の広告など、数々のポスターも紹介する。デザイン評論家の柏木博、グラフィックデザイナーの佐藤卓と松永真を迎えてのトークショーも6月22日の14時より資生堂銀座ビル3階の花椿ホールにて実施(申し込み制)。中村は1926年岩手生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後し、49年に資生堂に入社。写真を用いた写真表現で頭角を表し、50年代半ばから80年代まで多くの広告を製作した。資生堂の宣伝部政策室長から顧問までを務め、国際グラフィック連盟などで幅広く活動し、93年に紫綬褒章受章。2013年6月永眠。【イベント情報】「中村誠の資生堂 美人を創る」展会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル地下1階会期:6月3日から6月29日時間:11:00から19:00(日曜日は18:00まで)休館日:月曜日入場無料
2014年06月10日戦前のイラスト広告を写真へ資生堂ギャラリー(東京都中央区)で昨年永眠した中村誠氏の回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」が開催される。中村誠氏は資生堂の広告を数多く手がけてきたグラフィックデザイナーでアートディレクター。1949年に資生堂に入社してから戦前の資生堂のイラスト広告を写真広告へ転換させた人物として知られている。ただ単にイラストから写真へ変えただけでなく、その仕事内容は実に繊細なもの。中村氏は生前「計数に表現することのできない表情とか、雰囲気、空気感を大切にしてきた」と語っていた。資生堂が確立していた独自のイラスト広告の伝統を受け継ぎながら、製版の工夫、大胆なトリミングといった手法により広告を進化させていった。(画像はプレスリリースより)「一業、一社、一生、一広告」中村氏が築いたスタイルは他の人ではできなかったということは、こんなエピソードからうかがえる。「一業、一社、一生、一広告」、これは中村氏が企業デザイナーとして掲げていたモットー。「企業のアイデンティティーをビジュアライズするのがアートディレクターの仕事」と語っており、生涯、企業イメージの創出に力を注いだ。そんな実直な意識のもと生み出された広告だからこそ、見る人に深い印象を与えるものになったのだろう。中村氏の広告は国内だけでなく海外でも賞を得るなど世界的に高く評価されている。回顧展は2014年6月3日(火)~6月29日(日)11:00-19:00 (日曜のみ11:00-18:00) 開催される。【参考】・株式会社資生堂 プレスリリース(PRTIME)
2014年05月30日11月5日、ジュビロ磐田の黄金期を支えた藤田俊哉、名波浩、田中誠をゲストに迎え、「ぴあトークバトル スポーツ快楽主義 vol.76藤田俊哉ジュビロアドバイザー就任記念」が開催されることが明らかになった。「ぴあトークバトル スポーツ快楽主義 vol.76藤田俊哉ジュビロアドバイザー就任記念」開催情報藤田と言えば、今年6月に現役引退を発表、8月にジュビロ磐田アドバイザーに就任し、来夏オランダ・VVVフェンローで指導者の道を歩むために準備を進めている。今回はアドバイザー就任記念として、同じくアドバイザーの名波、サッカー解説者の田中と、黄金時代から今のジュビロ、そして日本サッカー界の未来まで語り合う。3人が同じサックスブルーのユニフォームを着ていた時期は―田中が最終ラインを守り、名波が試合を作り、藤田がチャンスメイクしたジュビロは―数多くのタイトルを獲得した。彼らの入団が黄金時代の布石となり、2001・2002年のチームは、Jリーグ史上最強と称されるほどであった。果たして、ジュビロの黄金期の主役たちの口からどんな話が飛び出すのか。「ぴあトークバトル スポーツ快楽主義 Vol.76~藤田俊哉×名波浩×田中誠~」は11月25日(日)・AiiA Theater Tokyoにて開催。チケットの一般発売は11月10日(土)より。なお、チケットぴあでは11月6日(火)11:00から8日(木)11:00まで、インターネット先行抽選「プレリザーブ」を受付。
2012年11月06日男性のためのラグジュアリーブランド、ダンヒルは、サッカー日本代表・長谷部誠選手を起用した「パワースーツ」のイメージムービーを制作し、期間限定で公開している。戦いの場であるピッチにサッカー日本代表が勢ぞろいし、力みなぎるポージングで並ぶ様子は戦闘ヒーローをほうふつとさせる。胸を張った代表18人と監督の強いまなざしは、サッカー日本代表チームのプライドと結束力、そして力強さを表している。同ブランドはサッカー日本代表「SAMURAI BLUE」のオフィシャルスーツを毎年提供しており、今年度で13年目を迎える。毎年この公式スーツと同じ仕様のスーツを、毎日の大切な場面に挑む際に気持ちを高められるスーツ「勝負服」として販売しており、今回のコンセプトは、「パワースーツ」だ。このパワースーツをより多くの人に知ってもらうため、日本代表キャプテン・長谷部誠選手を起用し、コンセプトを表現する「ロボティックスーツ」を着用したイメージムービーを制作。同ブランドのFacebook公式ページにて、8月1日までの期間限定で公開中だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日梶原一騎・ながやす巧原作による伝説のコミックを鬼才・三池崇史監督が映画化した『愛と誠』のジャパンプレミアが13日に新宿バルト9で行われ、三池監督以下、太賀誠役の妻夫木聡、早乙女愛役の武井咲、愛の母親役と本作の主題歌を手掛けた歌手の一青窈が出席した。その他の写真主題歌『愛と誠のファンタジア』を初披露した一青は「ミュージカルにあこがれていたので、音楽劇映画に参加できて光栄です」と女優としての出演について回想。劇中では妻夫木や武井を筆頭にキャストたちも歌い踊るが、「一青さんのようには歌えなくて」(妻夫木)、「曲を聞いていると自分も歌えるような気がしますが、上手くいかないですね」(武井)と口々に苦戦したことを告白すると、「いわゆる映画用音楽でもなく、すべてが当時の歌謡曲のアレンジ」と特殊な世界観を三池監督が説明。「観てもらえれば冒頭からやっちゃったなと思えるので(笑)」と振り切った演出をアピールした。一方の一青は久々の映画出演について「市村(正親)さんの劇団四季仕込みのターンが凄かった(笑)」とコメントした。同日の昼間には三池監督の母校、大阪常翔学園で妻夫木がサプライズ登壇するイベントも行われ、そこで500人の高校生たちが書いた500通の“誠の愛” メッセージと花束が大阪に来られなかった武井へ贈呈された。映画を観た高校生たちの直筆ラブレターの数々に感極まった様子の武井が一通手に取るも、「“ファンではありませんが、とりあえず頑張ってください”。これってラブレターじゃないですよね(笑)!」と予想外のメッセージを引いて会場の大爆笑を誘う一幕も。一方、三池監督と無事にミッションを遂行した妻夫木は「“自分にとって映画とは何か?”という質問が飛び出して、大きい質問だなあと思いましたね(笑)」と高校生たちと熱い時間を過ごしたことを武井と一青、会場に報告した。本作は過去への復讐を胸に東京にやって来た超不良の誠が正真正銘のお嬢様の愛と出会い、登場人物全員の純愛が暴走していくエンターテインメント作品。カンヌで上映された際の観客の反応を収めた映像も上映され、その激賞コメントの数々に三池監督は照れながらも、「観終わった後に元気になれる作品だと思います!」と満足気にアピールしていた。『愛と誠』6月16日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年06月13日映画『愛と誠』が6月16日(土)の公開に先がけて、自身の名前のどこかに“あい”あるいは“まこと”が入っていれば誰でも参加できる特別試写会を6月1日(金)に実施することを発表した。その他の写真本試写会は、映画のタイトルにちなんで、落合(おち“あい”)さんや、真琴つばさ(“まこと”つばさ)さんなど、名前のどこかに“あい”あるいは“まこと”が入っていれば参加可能。会場は千代田区にある角川映画試写室で、入場は先着50名。当日は、名前が確認できる身分証明書が必要となる。当日にどれだけの人が来場するのかは予測不可能だが、名前に“あい”、“まこと”が入っている人にとっては、映画をひと足早く楽しめる貴重な機会となる。本作は、梶原一騎・ながやす巧のコミックを原作に、三池崇史監督が実写化した純愛物語。超不良の大賀誠(妻夫木聡)と生粋のお嬢様・早乙女愛(武井咲)の恋と青春を描く。『愛と誠』6月16日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年05月28日昨年の『一命』に続き、2年連続でカンヌ国際映画祭での公式出品が叶った三池崇史監督の最新作『愛と誠』が、5月21日(現地時間)深夜、ミッドナイトスクリーニングにて上映された。深夜での上映にも関わらず大勢のファンが詰めかけ、会場は絶賛の嵐!この盛り上がりを受けて、本作で映画初出演を果たした武井咲から喜びのコメントが寄せられた。梶原一騎・ながやす巧による昭和を代表する伝説的コミックを原作に、妻夫木聡扮する超不良・太賀誠と武井さん扮するお嬢様・早乙女愛の純愛を、三池監督ならではのアクロバティック要素を交えて描く本作。学ランにセーラー服、スケバン、さらに昭和の歌謡曲と、昭和の日本を象徴する要素が満載だが、「また三池監督がやってくれたなあという内容で、ジェットコースターに乗っているような感じで、暴力や血に染まったアクションがあり、楽しい作品だった」といった絶賛の声が、海外の観客から多く寄せられ、エンディングにはスタンディング・オベーションが起こった。本国・フランスの観客からは「まさしくヨーロッパにある“愛”というテーマにふさわしくてびっくりしました」という驚きの声も。残念ながら三池監督始め、キャスト陣の現地入りは叶わなかったが、チームを代表して映画祭で観客と一緒に本作を鑑賞したプロデューサーの山崎美春氏は、観客の反応について「日本のお客様がこの映画を観て笑ってくださるところと全然違う観点で映画を楽しんでくださっていて、すごく勉強になりました」としっかり観察。「何度観ても、(妻夫木さんと武井さんの)おふたりをスクリーンで観るとドキドキしてしまうので、そのドキドキ感はきっとフランスの方にも伝わったと思います」と自信のほどを露にする。また海を越え、会場の模様を見た武井さんは「カンヌという日本ではない場所で上映され、自分がスクリーンに出られる。何か変な感じがしますが、嬉しいという感じかな。ただただ映画に出れたことがまず嬉しかったので、まさかって感じですね」と驚きを隠せない様子。改めて三池作品に対する海外での高い評価を知り、「ほんとに自由に早乙女愛ってキャラクターをのびのびとやらせていただいて、すごく芝居って楽しいなと思わせてくださったぐらい自由な監督。そんな作品が初めての映画で、出演できたことはとっても嬉しいことですね」。映画を鑑賞し終えた観客からは武井さんへの称賛の声も多かったが、今後の海外進出については「まだ想像したことはないですけど…海外の人の感覚とかセンスとか、やっぱり日本人にないものがあると思うので興味はありますね」とまんざらでもない様子?本作での称賛が海外進出への足がかりになるかもしれない。『愛と誠』は6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。第65回カンヌ国際映画祭は5月27日(現地時間)まで開催。特集:第65回カンヌ国際映画祭あなたが観たいのは?「カンヌ映画祭」投票■関連作品:愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす【カンヌレポート】ブラピ、主演作会見でアンジーとの順調ぶりアピール【カンヌレポート】ショーン・ペンら率いるハイチ支援オークションで高額落札続出【カンヌレポート】加瀬亮、イランの巨匠・キアロスタミ監督と共に喝采浴びる!16本の美脚で世界を股に!平均身長175センチ「モデルガールズ」がデビュー
2012年05月24日2月に離婚届提出。2012年3月7日、タレントの田中律子が2月始めに離婚したことを自身のブログで「報告」というタイトルで発表した。田中律子は1997年に結婚して現在中学生の長女が一人いる。離婚の原因はブログには書かれておらず、15年の結婚生活の終止符は色々悩んで考えた末の結論だとなっている。まだ中学生の長女とも昨年から相談したり、話し合ったとある。心配をかけましたが、新しくスタートします。「子どもには本当に申し訳ない形となった」といい、周りのお世話になった人たちにも心配をおかけしてすいませんと謝罪している。新しいスタートを踏み出す田中は、娘も多感な年頃ですので、どうぞ静かに見守っていただけるとうれしいです。と締めくくって報告を終わらせている。元の記事を読む
2012年03月09日ドラマや映画で活躍する新鋭を多数擁する俳優集団、D-BOYS。彼らのホームグラウンドともいえる舞台〈D-BOYS STAGE〉の記念すべき10作目となる『淋しいマグネット』の稽古がスタートした。『淋しいマグネット』公演情報『淋しいマグネット』は、スコットランドの劇作家ダグラス・マックスウェルによる原作をもとに、プロデュースユニット・案山子堂の御笠ノ忠次、映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の監督・田中誠が上演台本を手がける作品。これまで世界8か国で上演されてきた本作が、小劇場界の実力派と人気映画監督という異色の組み合わせによってどう舞台化されるのか、この斬新な組み合わせにも期待したい。瀬戸康史と阿久津愼太郎、柳下大と陳内将、遠藤雄弥と碓井将大、荒木宏文と橋本汰斗の8人が全役Wキャストで、それぞれ異なる組み合わせの4チームで演じる。稽古初日の顔合わせでは、まず渡辺ミキ総合プロデューサーが挨拶の中で〈D-BOYS STAGE〉のこれまでの歴史に言及。「最初の数年間はいい舞台を創ろうという思いとともに、俳優の育成も重視してきた。今回は演劇の本質であるいい作品づくりに全力を尽くしたい」と話す姿に、キャストは真剣な面持ちで聞き入っていた。『ティーンコート』(日本テレビ系)に出演中の瀬戸は「ただカッコいいという一面的なものではなく、芝居そのもののよさを見に来てもらえるような作品にしたい」と決意を語った。いよいよ台本の読み合わせが開始。舞台を日本の海辺の町に置きかえ、4人の少年の9歳から29歳までの成長を追ったこの物語は、29歳の彼らが出会うシーンから始まる。最初から絶妙なテンポでセリフを読むキャストたちだったが、D-BOYS の舞台をこれまでに6作手がけている演出家・茅野イサムからは、読み合わせに参加している陳内に「ちょっとよそ行きの演技になっているな(笑)」と緊張している面々をリラックスさせるような言葉が投げかけられた。その後、9歳のシーンに突入すると、まるでやんちゃな少年たちがその場にいるようなはしゃぎ方を見せる4人。足をバタバタさせたり、お互いに表情を作り合い目を合わせたりと、読み合わせながら今にも立ち上がって動きださんばかりの掛け合いを見せつけた。これまでのD-BOYSファンはもちろんのこと、一般の演劇ファンも楽しめそうな見応えのある舞台ができあがりそうな予感が稽古場に満ちていた。4月8日(日)から28日(土)まで東京・シアターコクーン、5月3日(木)から6日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて上演。チケットは発売中。取材・文:釣木文恵
2012年03月06日映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら〜』の完成披露が5月10日(火)に都内で開催され、主演の前田敦子(AKB48)に瀬戸康史、峯岸みなみ(AKB48)、池松壮亮、川口春奈、大泉洋にメガホンを握った田中誠が集結!詰めかけた1,000人超の観客を前に、前田さんは甲子園さながらの“選手宣誓”を行った。累計発行部数250万部を突破した大ベストセラーを映画化した本作。高校の硬式野球部のマネージャーになった女子高生が、間違って買った“経営学の父”と呼ばれるドラッカーの「マネジメント」に基づいて部に変革をもたらし、あれよあれよと弱小野球部が大会を勝ち上がっていくさまが描かれる。この日、会場は野球場をイメージし人工芝カーペットが敷き詰められ、前田さん、峯岸さん、川口さんはセーラー服で、瀬戸さんらは野球のユニフォーム姿で登場しファンの歓声を浴びた。前田さんは「夏の青春映画です!」と夏の代名詞である高校野球を描いた本作をアピール。野球に関しては「ルールはあまり知らなかったけど、みなさんがやっているのを見ながら、監督や大泉さんに教えてもらいました」と明かす。エースピッチャーの浅野役の瀬戸さんも、実は野球の経験はあまりなかったそうで「池松くんに教えてもらった」とのこと。キャッチャーの柏木を演じる池松さん、瀬戸さんは共に福岡出身ということで「博多弁で会話しながら練習してました」(瀬戸さん)とチームワークを感じさせた。川口さんは映画初出演となったが「温かいスタッフ、キャストのみなさんに囲まれて、最後までやれました」と笑顔を見せた。野球部の監督役の大泉さんは若いキャストを見やり「(客席からの)『あっちゃーん!』とか『みぃちゃん』という歓声の中で何で俺だけが『大泉!』と呼ばれるのか分からない!一番の大人がなぜか呼び捨てです」とおかんむり。監督役でありながら、ノックが一番下手だったという噂については「そんなことありません!」とキッパリ否定したが、“証言”を求められた池松さんが「まあ…ゴルフをやられるので上手でしたよ」と微妙なフォローをすると会場は笑いに包まれた。原作の主人公のモデルでもある峯岸さん。AKB48の仲間である前田さんとの共演について聞かれると、隣りでモゾモゾと峯岸さんに触る前田さんを見つつ「あっちゃんは普段は甘えん坊で、こうやってよく人に触ってくるんですが(笑)、芝居になるとシャキっとして女優の顔になる」と述懐。現場では大泉さんに体当たりをして遊んでいたそうだが「今日も久々に会って、体当たりをしました」と笑顔を見せた。これに対し、大泉さんが「今日は体当たりをしてもいいように、見えてもいいパンツだそうです」とまさかの“セクハラ”発言。教師役にあるまじきこの発言に「言わなくてもいいのに!」と峯岸さんは恥ずかしそうに抗議し、会場は再び笑いに包まれた。最後に全員を代表して前田さんが右手を掲げ「どんなときも真摯に感動を伝えることを誓います!」と宣誓。会場は拍手と歓声が沸き起こった。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら〜』は6月4日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 2011年6月4日より全国東宝系にて公開© 2011「もしドラ」製作委員会■関連記事:AKB48前田敦子初主演作!『もしドラ』試写会に10組20名様ご招待前田敦子主演『もしドラ』主題歌がAKB48の新曲に決定!総選挙の投票券入り大島の1位を脅かすのは?AKB48、今年も総選挙開催!メンバーの新たな活動も続々『もしドラ』前田敦子クランクアップ!真冬の撮影に半袖で高校野球の女子マネ熱演2011年ブレイク期待の俳優・女優No.1は高良健吾&桜庭ななみ!
2011年05月10日222万部を超える大ベストセラーをAKB48の前田敦子主演で映画化した『もしドラ〜もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら〜』が2月17日(木)未明に都内のスタジオでついにクランクアップ!撮影の様子や前田さんのコメントなどが到着した。原作は2010年のベストセラー総合1位(トーハン調べ)となった岩崎夏海による小説。すでに「SUPER JUMP」(集英社刊)で漫画化され、この3月からNHK総合でアニメ化されることも決定している。高校の野球部のマネージャーとなった女子高生・みなみは、マネージャーの仕事について書かれた本として誤って“経営学の父”と呼ばれるドラッガーが書いた、経営者(マネージャー)の必読書である「マネジメント」を購入してしまう。だが、彼女はそこに書かれている数々の精神や理論を高校野球に置き換えて実践。ドラッガーの至言は徐々に部全体に波及し、弱小だった野球部は甲子園を狙うまでに急成長を遂げていく…。物語の設定は高校野球の季節…すなわち真夏だが、撮影が開始されたのは1月11日(火)。関東近郊の球場やグラウンドでロケが行われ、2月に入ってからは大雪に見舞われながら、前田さんをはじめとするキャストは半袖の衣裳で撮影に臨んだ。「真冬に真夏の映画を撮ることにビックリしました。鳥肌を一瞬で直す方法も身につけました!エキストラのみなさんが頑張って半袖で演じてくれたので、夏気分で演じることができました」とは前田さんの弁。マイナスの気温の中で数百から一千人のエキストラが参加し、“真夏の熱狂”のシーンを作り上げていった。前田さんのクランクアップとなった16日(水)から17日(木)未明にかけての撮影では、みなみが「マネジメント」から“顧客とは何か”という重要な理論を学ぶ様子が撮影された。クランクアップの瞬間に、田中誠監督から花束を手渡された前田さんは、疲れを感じさせない満面の笑み。クランクアップを迎えての感想を尋ねると「まだ実感がわきません。この1か月はすごく濃くて、明日からまた半袖を着て野球場で撮影をしにいく気分です」とコメント。さらに「共演者のみなさんに支えていただき、(監督役の)大泉さんには親戚のおじさん並に遊んでもらいました。程久保高校野球部のメンバーには、本当に感動させられました。雪が降っている中で撮影したとは思えないくらい、夏に見える作品になっていると思うので楽しみにしていてください!」と仲間への感謝と共に手応えもしっかりと口にした。今後、20日(日)の野球部のシーンの撮影で全ての撮影が終了し、4月下旬の完成が予定されている。前田さんのほかに野球部のエース役の瀬戸康史、後輩のマネージャーに同じくAKB48の峯岸みなみ、さらに若手成長株の池松壮亮に、本作でスクリーンデビューを果たす川口春奈などが出演。「もしドラ」ブームはまだまだ続きそうだ。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』は6月、全国東宝系にて公開。■関連作品:もしドラ〜もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〜 2011年6月、全国公開予定■関連記事:2011年ブレイク期待の俳優・女優No.1は高良健吾&桜庭ななみ!
2011年02月18日