俳優の山下智久(39)が24日に放送されたフジテレビ系情報番組『ぽかぽか』(月~金前11:50)に出演。番組冒頭のタイミングに少し遅れてしまい、慌てた様子を見せた。番組冒頭、『ぽかぽか』ポーズをする場面で山下は不在。タイトルコール直前で一瞬だけ間に合い、慌ててポーズを決めた。タイトルコール後、MCのハライチ・岩井勇気や澤部祐、神田愛花が「何かトラブルですか?」「間に合わなかったのか、山下さんが」などとトーク。水曜レギュラーのメンバーも登場し、ガレッジセール・ゴリ扮するゴリエが「山Pも一緒に“ぽかぽか”ポーズをやる予定だったんですけど、スタッフが間違えて」と説明した。その後、山下がスタジオに登場。澤部が「すみません、ちょっとバタバタしてたんですけどちょっと…」と話を振ると、山下は「ごめんなさい、僕がちょっと時間に余裕があると思って、スタッフさんがゆっくりトイレに誘導してくれてて、そしたらまさかの(トイレを)出たらもう始まってたっていう。失礼しました」と謝罪。「でもギリギリ『ぽかぽか』と…」と、少しだけ間に合ってポーズできたことを弁解。岩井の「山下さん、(ポーズの)リハーサルも行って準備してくださってましたもんね」というフォローに「はい。すみません…」と苦笑いで謝っていた。
2024年04月24日新ドラマ「ブルーモーメント」の挿入歌が、主演・山下智久が作詞を手掛けた「Perfect Storm」に決定した。本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)の奮闘物語。挿入歌「Perfect Storm」は、山下さんが本作の世界観をイメージし、天気や自然に関するワードを盛り込みながら書き上げた力強い歌詞と、臨場感あふれるスピーディーな展開の楽曲が本編映像とリンクし、ドラマの世界に没頭できる一曲に仕上がっている。ゲストボーカルには、韓国の5人組グループ「TOMORROW X TOGETHER」のTAEHYUN(テヒョン)を迎えたことも明らかに。本楽曲は、“feat. TAEHYUN of TOMORROW X TOGETHER”として、ボーカルコラボレーションとなる。コメント◆山下智久ドラマが気象学を通して人を救うストーリーになるので、天気に関するワードや、自然にまつわるワードをたくさん取り入れるようにしました。どんなに暗い雲で覆われていても、その上には光があるという希望も込めました。そういう思いもみなさんに受け取っていただけたらうれしいです。そして、ドラマとこの楽曲がいい相乗効果を生めばいいなと思っています。そして、今回TAEHYUNさんとコラボさせていただきます。まだ直接お会いしてはいないんですけれど、グループとしてもすごく勢いがあって才能があふれる方たちだと思うので、今回、一緒にやらせていただくことはとてもエキサイティングなことだなと思っています。この楽曲が、ドラマをより輝かせるものになればという思いで、心を込めて歌いました。TAEHYUNさんとのコラボという、貴重な機会をいただいて出来上がった楽曲と共に、ぜひドラマを楽しんでいただけたらうれしいです。◆TAEHYUN(TOMORROW X TOGETHER)山下さんが日本で、アーティストとしても俳優としても、とても有名な方だと存じ上げていたので、山下さんが主人公として出演されるドラマの収録曲で、デュエットで参加できることになり本当にうれしく思いました。この楽曲は、嵐が吹き荒れても高く上れば青空に届くように、生きていく中でどんな逆境があっても乗り越えようという強い意志を表現した曲。一生懸命歌ったので、ぜひ、放送を楽しみにしていてください!「ブルーモーメント」は4月24日より毎週水曜日22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」に、水上恒司と夏帆がレギュラー出演することが決定した。本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。「中学聖日記」でドラマデビューを果たし、『望み』や朝ドラ「ブギウギ」などに出演した水上さんが演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原(山下さん)の亡き婚約者のいとこ・園部優吾。中学生のころ、奥多摩に山岳部で登山した際に遭難してし、その際、レスキュー隊員の佐竹尚人に救われたことでレスキュー隊員に憧れを抱き、優秀なレスキュー隊員へと成長を遂げる。また、佐竹がSDM消防班統括責任者に選ばれると、優吾も参加することに。だが、過激な進め方をする晴原と対立することも。そして、優吾にとって晴原の婚約者は姉のような存在で強く憧れていたため、晴原に強い対抗心を抱いている。山下さんとは今回が初共演となる水上さんは、「山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています」と意気込み、「エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります」と視聴者へメッセージ。夏帆さんが演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターである天才脳外科医・汐見早霧。若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまい、総合診療科への異動を命じられてしまったが、高難度の手術で命を救うことが自分の存在価値だと思ってきた彼女は、まだ現実を受け止めきれていなかった。そんな中、病院でも居場所がなかったため、専属の医師を必要としていたSDMに派遣される。災害医療にモチベーションが湧かない早霧だが、そこで晴原たちの様子を目の当たりにし…。「初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています」と心境を明かした夏帆さんは、「(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメントしている。「ブルーモーメント」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日プライベートで友人といるときでも“風が吹く”とつい本音を言ってしまうという山下智久(38)。それほど熱が入った主演ドラマ『正直不動産』のシーズン2がスタートする。撮影現場にも風を吹かせて、しっかり本音を聞いてみた!「家を選ぶときにいちばん大事にしていることは、日当たりです。太陽の光が差し込む部屋で朝を迎えると、よし、今日も頑張ろう! という気持ちになります。このドラマを通して、人生と密接に関わる不動産の知識が、自分や家族を守るためにいかに大切かを思い知りました。目下、続編でも新しいことを学ばせてもらっています」山下智久が噓のつけない不動産営業マンを演じたドラマ『正直不動産』の新シリーズが1月9日から放送される。風が吹くと、つい本音を口にしてしまうキャラクターが幅広い世代から支持されたが、その反響はプライベートにもおよんだのだとか。「友達と一緒にいるとき、『風が吹いてるぞ』って言われると、つい本音を言っちゃう(笑)。やっぱり、本心をずっと隠し続けるのはつらいことで、本音を言うって気持ちいいですよ。今後は正直全開で生きていこうと思っています」さらに、自身が演じる永瀬という男から学ぶことも多い。「自分の夢に向かって、真っすぐに突き進んでいるところに憧れます。自分も永瀬のようにもっと本音でガツガツ生きていいのかなって……」近年は活動の場を世界に広げ、ますます完璧を追求するストイックな仕事ぶりが評判。体調管理や心を整理整頓する場としてサウナを活用しているそうだ。「サウナに通うようになってから、免疫力が上がったのか、風邪をひかなくなりました。一人の時間を作ることで自分自身と向き合うことができますし、自分の心にしっかりと耳を傾けてあげると、おのずと進むべき道が見えてくる。今の自分に欠かせない時間ですね」2024 年はどのような年にしたいのだろうか?「昨年、5年ぶりにツアーができて、応援してくれる人たちと同じ空間で一緒に過ごせるというのは、やはり素晴らしいことだと痛感しました。演技も、音楽活動も、大谷翔平選手のような二刀流を目指して頑張っていきたいと思います」
2024年01月13日株式会社ジーエムインターナショナルが日本総代理店を務めるスイス高級時計ブランド EDOX(エドックス)の日本におけるアンバサダーに、プロSUPレーサーの田口頼(たぐちらい)選手が、2023年12月11日に就任いたしました。就任の経緯エドックスは、“THE WATER CHAMPION”をブランドコンセプトに掲げ、タフで高性能な防水時計の製造を追求しています。過去にはパワーボートレースやヨットレースの公式計時を担当したこともあり、その世界観を投影したコレクションを生み出すなど、マリンスポーツとの深い関わりも大切にしています。エドックスにとって、「水」は切り離すことのできない、シンボリックな存在です。そして、エドックスのものづくりの原点には、人々の挑戦を応援したいという確固たる信念があります。フラッグシップコレクション『クロノオフショア1』のインデックス「1」は、チャンピオンへの強いこだわりを示すと同時に、困難への挑戦を称賛する意味が込められています。この度エドックスは、弱冠20歳にして国際大会を飛び回り、世界チャンピオンを目指すプロSUPレーサー田口頼選手のチャレンジ精神に感銘を受け、共に歩むブランドアンバサダーに起用いたしました。プロSUPレーサー 田口頼選手プロフィール沖縄本島やんばる在住。20歳。幼少期からSUPを自在に操る、SUPの申し子。ワールドツアーや世界選手権など、日本代表として世界中を飛び回る。2023ワールドツアーランキング現在4位(アジアトップ)。【2023年の主な大会実績】・第10回全日本SUP選手権大会RACEテクニカル部門・優勝、ディスタンス部門・優勝、男子歴代最年少2冠。・SUP ASIAN CHAMPIONSHIP(SUPアジア選手権)(韓国)スプリント部門・優勝、ディスタンス部門・優勝、総合優勝、初代アジアチャンピオン。・ISA(国際サーフィン連盟)世界選手権(フランス)テクニカル部門・銅メダル、ディスタンス部門・銅メダル。・ICF(国際カヌー連盟)SUP世界選手権(パタヤ)ディスタンス部門・銅メダル、男子団体ディスタンス部門・金メダル、男子団体テクニカル部門・金メダル。 コメント◆エドックスというブランドについて「僕の目標は、誰もが名前を知っているような圧倒的な世界チャンピオンになることです。エドックスが掲げる“THE WATER CHAMPION”というチャレンジングなブランドコンセプトは、僕にぴったりと当てはまるメッセージ性の強い言葉で、プロフェッショナルなブランドだと感じます」◆エドックスの時計について「男の理想を形にしたようなデザインが、率直にかっこいいです。また、性能も魅力的です。自然を相手に戦うSUPは危険も伴うスポーツで、今までに着用した時計のなかには、衝撃で壊れてしまったものもありました。着用者の安全やタフネスに重きを置いているエドックスの時計は、水中でも信頼して着用できます」◆意気込み「僕が目指すチャンピオン像は、ぶっちぎりの強さを誇るミリオンプレイヤー。観ている人に夢を与えて、SUPをもっとメジャーなスポーツにしたいと思っています。エドックスには僕の挑戦を腕元から支えてもらうので、僕は世界トップのプレイヤーになることでエドックスの魅力を広めたいです」田口選手が着用するモデル素潜り漁師でもある田口選手が お気に入りの水中銃と愛用ボート。クロノオフショア1 クロノグラフ オートマティック サンセット スペシャルエディション自動巻き、Φ45mm、316Lステンレススティールケース、ピンクゴールドPVD、50気圧/500m防水、ハイテクセラミック製の逆回転防止ベゼル、オートヘリウムエスケープバルブ、ラバーストラップ、日本限定50本。エドックスについてTHE WATER CHAMPION優秀な時計職人クリスチャン・リュフリ=フルーリーが、妻の誕生日を祝うため自身でデザインして作った懐中時計。この贈り物の美しさに感動した妻から、時計ブランドを立ち上げることを勧められ、1884年にスイスのビール/ビエンヌでエドックスを創業しました。ブランド名は、「時間」を意味する古代ギリシャ語に由来しており、ブランドエンブレムである砂時計のマークは「不朽」を象徴しています。創業当時は懐中時計で名を成していましたが、1950年代から腕時計の製造にシフト。世界初の特許を取得した防水機構を開発するなど、過酷な環境下でも計時機能を維持できる高性能な時計づくりを追求してきました。1961年に発表したブランド初の防水時計『デルフィン』に始まり、現在のフラッグシップコレクション『クロノオフショア1』、海の神を象った最新シリーズ『ネプチュニアン』に至るまで、50年以上にわたってダイバーズウォッチ開発の先駆者として最前線を走り続けています。国際的なラグジュアリースポーツの大会オフィシャルタイムキーパーを務めるなど、スポーツシーンとのパートナーシップを数多く締結しています。耐衝撃性や防水性などのタフネスに優れたエドックスウォッチは、一流アスリートからも厚い信頼を得ています。EDOX日本公式サイト : 株式会社ジーエムインターナショナルについてスイス製の高級時計を中心に取り扱う、日本輸入総代理店です。取り扱いブランドは「エドックス」「レイモンド・ウェイル」「コルム」「ルイ・モネ」「サルヴァトーレ フェラガモ タイムピーシズ」など、スイスのラグジュアリーウォッチからジュエリーウォッチ、ファッションウォッチまで幅広く展開しています。魅力ある商品を供給するとともに、店頭での販売促進活動や広告活動など、付加価値の高いトータルなマーケティング施策のご提案もいたします。有名百貨店や老舗時計専門店を中心に250店舗とのお取引実績があり、ビジネスパートナーとしての厚い信頼を頂いております。お問い合わせ株式会社ジーエムインターナショナルTEL:03-5828-9080E-MAIL: marketing@gm-international.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月11日芸能人は知名度が上がるほど、プライベートの時間を維持するのが困難になるといわれています。仕事の増加につながるため、ファンが増えたり、注目が集まったりするのは、芸能人にとって喜ばしいこと。しかし、どこへ行くにも周囲の目が気になったり、一部報道陣に追いかけられたりと、私生活でさまざまな悩みも生じるのです。そのため多くの芸能人は、プライベートで外出をする際、少しでも素性がバレないよう、顔を隠すなどの変装を心がけているといいます。山下智久の『プライベートの様子』に驚く声が続出2023年11月30日、俳優の山下智久さんがInstagramで動画を公開。どうやら山下さんは、電車で異動をしている最中に、友人に隠し撮りをされていたそうです。素性を隠すため、できるだけ公共機関の利用を避ける芸能人は珍しくありません。きっと大半の人は「山Pほどの有名人でも、電車で移動をするんだ」と驚いたことでしょう。しかし、動画にはさらに驚くべき点がありました。なぜならば…山下さんは、ほぼ素顔の状態で乗車していたのです! この投稿をInstagramで見る Tomohisa Yamashita(@tomo.y9)がシェアした投稿 山手線に乗っている山下さんは、サングラスと帽子を着用。顔の一部は隠れているものの、人気俳優としてのオーラは隠せないことでしょう。変装といえるかも微妙なラインの姿で、電車に乗る山下さんを見た人たちからは「そんなことがあるの!?」と驚く声が続出しました。周囲にいた人たちも、まさか同じ車両にあの『山P』が乗っているとは考えていないはず。だからこそ、オーラが出ていてもバレなかったのかもしれませんね。アイドルグループ『NEWS』を経てソロデビューし、歌手や俳優などマルチに活躍している山下さん。そんな山下さんの意外なプライベートに、さまざまな声が上がっています。・ウソでしょ!?山Pって普通に山手線に乗るの…?・この時に同じ車両にいた人たちがうらやましすぎる。自分も遭遇したい!・もしオーラに気付いても、「あの山Pが電車に乗るわけないか」ってスルーしちゃいそう。今後ファンは、山手線に乗るたびにこう思うことでしょう。「もしかしたら、山Pが近くにいるかもしれない」と…![文・構成/grape編集部]
2023年12月01日歌手で俳優の山下智久が22日、神奈川・ぴあアリーナMMで行われた「MTV VMAJ 2023 Pre-Show」に登場した。「MTV VMAJ」は、全米最大規模の音楽授賞式「MTV Video Music Awards」の日本版として、2002年以来開催されている音楽アワード。音楽シーンの多岐にわたる部門において最も優れた作品を発表する“ミュージックビデオの祭典”で、山下は「Sweet Vision」で「Best R&B Video」を受賞した。「MTV VMAJ 2023」に先駆けて行われたプレイベント「MTV VMAJ 2023 Pre-Show」では、Paramount+(パラマウントプラス)のブランドカラーをイメージした、“ブルーカーペット”にアーティストが登場した。大歓声を浴びた山下は「皆さんこんにちは。貴重な場に招いていただいてうれしく思います」と挨拶し、ブルーカーペットの感想を聞かれると「素敵ですね。ブルーカーペットも素敵ですし、皆さんが集まってくださって、より素敵にしてくれている気がします」と語った。そして、カーペット沿いに集まったファンに対して、サインや握手など限られた時間ながらファンサービスも行った。
2023年11月22日舞台『オッドタクシー 金剛石は傷つかない』の囲み取材と公開ゲネプロが8日に東京・シアター1010で行われ、伊藤理々杏(乃木坂46)、佐藤璃果(乃木坂46)、田口愛佳(AKB48)、行天優莉奈(AKB48)が登壇した。同作は、2021年に放送されたアニメ『オッドタクシー』の舞台化作で、劇中に登場するアイドルグループ・ミステリーキッス結成までの前日譚が描かれる。2023年1月に東京、2月には大阪で上演され話題となり、再演となる今回は、物語の中心となるミステリーキッスを演じるキャストが一新された。誰もが認める圧倒的なかわいさと底知れぬ野心を持つセンター・二階堂ルイを伊藤、物語のキーパーソンで自分の欲求に正直で無邪気な性格の和田垣さくらを佐藤が演じる。そして、自分に自信がなく控えめな市村しほを田口愛佳、天性の才能を持つ三矢ユキ役を行天が演じる。アイドルグループとしてデビューを目指すミステリーキッスの光と闇を現役アイドルである4名が表現し、カーテンコール後には、ミステリーキッスとしてスペシャルミニライブも実施する。○■舞台『オッドタクシー 金剛石は傷つかない』公開ゲネプロ&ミニライブ会見でも仲の良い姿を見せていた4人。田口は「この(稽古)期間に信じられないくらい仲良くなって。ただ、劇中ではそんなに仲の良いキャラじゃないので、本番ではその仲の良さがでないように頑張ります!」と話す。稽古序盤はなかなか4人が揃うことがなく、ぎこちない時期もあったというが、後半からはすっかり打ち解けたそうで、行天も「同じアイドルという共通点もあるので、4人で横並びの席に座って1時間半くらいずっと喋っていた」と明かした。今回座長を務める伊藤は「『オッドタクシー』の世界観を皆さんにお伝えしつつも、舞台の良さもお伝えできたらと思います。ミニライブもみんなで1つになって楽しんでいけたらと思いますし、それぞれの(サイリウム)カラーもあるので、推しメンがいらっしゃったらその子のカラーに、いなかったらこの舞台を観て、好きだなと思った子のカラーにしてくれたら嬉しいです」とアピールした。公演はシアター1010にて11月8日〜12日、海老名市文化会館 大ホールにて11月25日〜26日。
2023年11月08日俳優で歌手の山下智久に迫ったドキュメンタリー番組『挑戦者・山下智久』の日本編が11月4日より、Huluで独占配信される。○■山下智久にとって未知の世界で活躍するゲストと対談も「韓国編」「音楽編」「日本編」と3つのテーマで挑戦し続ける山下を紐解く同作。「韓国編」では、観光地をめぐり、韓国グルメでエネルギーをチャージ。韓国最後の夜は、同志であり友人となったイ・デフィと互いの未来に思いを馳せた。「音楽編」では、5年ぶりとなる全国ツアーに密着。その舞台裏には人知れぬ苦難と、挑戦の日々が。悩み抜き、辿り着いたステージでの姿は、多くの人々の記憶に残る素晴らしいものとなった。待望の「日本編」では、さまざまなプロフェッショナルとの交流を通して山下の素顔に迫っていく。俳優・山下智久を探るために、『神の雫』の原作者、亜樹直氏との対談や、フランス大使公邸で行われたイベントに密着した様子も。山下が『神の雫』を演じた時の思い、苦労、見どころを語る。また、山下にとって未知の世界で活躍するゲストにも会いに行くことに。アートの世界で活躍するオーガスト・ビレラと、声優の世界で活躍する土屋神葉との対談も。○■リリー・フランキーと神楽坂ロケを敢行そして、第9話、第10話では、プライベートでも親交があり、山下が「友達を超えて、今やファミリー」と語るリリー・フランキーとの神楽坂ロケを敢行。山下は「プライベートで会う時と同じくらい、自然体でロケを楽しむことができました」とロケを振り返った。リリーは「挑戦しているだけでも価値があるのに、しっかりと成果や評価を得て、多くの人に伝わっている ことが素晴らしい」と、山下の仕事ぶりに太鼓判を押した。さらに、山下は自身が挑戦するきっかけとなったリリーの言葉を明らかに。「僕は20代前半でリリーさんに出会って、『自分がルーキーでいられる場所に身を置いたほうがいい』というアドバイスがすごく心に残っているんです。その言葉があったからこそ、なるべくやったことのないこと・やったことのないジャンル の仕事も含めて挑戦することができたんだと思います」と語り、リリーへの感謝の気持ちを表した。2 人の神楽坂ロケの様子を収めた第9話、10話は11月18日、25日に配信される。また、山下が主演を務めるHuluオリジナル『神の雫/Drops of God』の第7話が本日20日より、Huluで独占配信されている。山下、リリーのコメント全文は以下の通り。○■山下智久コメント全文いつもリリーさんとプライベートで会う時と同じくらい、自然体で楽しむことができました。僕は20代前半でリリーさんに出会って、「自分がルーキーでいられる場所に身を置いたほうがいい」というアドバイスがすごく心に残っているんです。その言葉があったからこそ、なるべくやったことのないこと・やったことのないジャンルの仕事も含めて挑戦することができたんだと思います。振り返ってみると、今見えている世界も、このリリーさんからのアドバイスのおかげ。過去も含めて、今に繋がっているなと思いました。僕にとってリリーさんは、ファミリーな感覚がすごくある方です。最初に出会った時には、リリーさんは僕のことを「友達」って言ってくださったんです。まず先輩が後輩に対してそんな風に言って接してくださることに、すごく温かみを感じていました。そこから年月を経て、今は友達を超えて、ファミリーのような感覚で一緒に過ごしています。○■リリー・フランキーコメント全文普段会う時は夜にバーや僕の家でお酒を飲むことが多いので、昼間に2人で神楽坂を歩くことは、ほぼあり得ないことなんです。昼間は僕は寝ていて、智久はトレーニングしているから、明るいうちに会うことは滅多になくて。だから、今回番組でこういった機会をいただけてうれしいです。ここ何年かは彼にしかできない仕事の仕方を提案していて、たくましくなったなと思います。他の人がやったことのないことをやるのってなかなか難しいこと。挑戦しているだけでも価値があるのに、しっかりと成果や評価を得て、多くの人に伝わっていることが素晴らしいと思います。また、なんといっても、彼の魅力は性格ですよね。今まで出会った中で一番家族想いな人。ちなみに僕の実の家族とも会う仲ですよ(笑)。
2023年10月20日山下智久(38)が「アリーナツアー2023-Sweet Vision-」のラストとなる横浜・ぴあアリーナMM公演を開催。5年ぶりとなるライブでファンサMAXの山P、終始汗だくのセクシーステージにファンも熱狂!そんなライブの模様をリポート♪「5年ぶりですね、心の底から楽しみにしていたし、すごく会いたかったぜ!」オープニングからハイテンションな山Pに、ファンも「会いたかった~」と大絶叫。『抱いてセニョリータ』から最新シングル『Beautiful World』などを熱唱した。合間のMCでは「マジで熱いね。みんなの熱気がこうさせたんだからね」と汗だくの顔を見せたり、「ちょっと脱いじゃおうかな」とジャケットを脱いで大歓声を受けたり。「待たせた分、100倍返しするよ」の言葉どおり、ファンへ指さしや「いちばん後ろでペンライト振ってくれてるのも感じてるよ」と、隅々までの気配りも。自身が出演したドラマ『今際の国のアリス』の話を切り出すと会場はザワザワ。「なんでざわめく!?」と笑い、「裸一貫、ゼロからやるぞ、という気持ちで挑みました」と振り返った。「次はこんなに待たせないからね。I LOVE YOU」と投げキッスでライブを終えたが、「COOLな彼もいいけど、明るくなってますます素敵」とファンたちも興奮冷めやらぬ様子だった。
2023年09月21日Huluオリジナル『神の雫/Drops of God』(9月15日配信スタート 毎週金曜配信 全8話)配信を記念し、原作の作画担当であるオキモト・シュウ氏が山下智久とフルール・ジェフリエを描いたオリジナルイラストが15日、公開された。○■山下智久の海外ドラマ初主演作原作・亜樹直氏、作画・オキモト・シュウ氏による漫画『神の雫』(講談社)を実写化した同作。ドラマ版は原作と異なり、山下演じるワイン評論家・遠峰一青を主人公にストーリーが展開する。遠峰の師であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェの残した膨大なワインコレクションを巡って、アレクサンドルの一人娘・カミーユ(フルール・ジェフリエ)と宿命の対決を繰り広げる。なお同作は、山下の海外ドラマ初主演作となる。○■オキモト・ シュウ氏描き下ろしオリジナルイラスト公開また、本日は『神の雫/Drops of God』の配信開始を記念して、原作漫画『神の雫』の作画を担当するオキモト・ シュウ氏が描き下ろしたオリジナルイラストも公開。オキモト氏が丹念に描いたのは主演・山下と、カミーユ役のフルール・ジェフリエの2ショット。オキモト氏は「イラスト制作のお話をいただいたとき、かなりの圧を感じました。山下さんを描くのって本当に難しい……。だからこそ、イラストでは到底表現できなかったお二人の素晴らしい演技をぜひ! ドラマで堪能していただきたいです。よろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。○■山下智久、日本人キャストの通訳もさらに、17日(16:25〜)には、特別番組『海外ドラマ初主演 密着2年 俳優・山下智久の挑戦』(日本テレビ)が放送される。この番組では『神の雫/Drops of God』で海外ドラマ初主演を果たした山下に⻑期密着。さかのぼること2年前、フランスで始まったドラマ撮影での真剣な様子はもちろん、ヨーロ ッパ最大規模のドラマイベント「Series Mania」にも堂々参加し、会場に押し寄せた海外のファンと気さくに交流する山下も、つぶさに追っていく。撮影現場ではほかの日本人キャストの通訳も担いながら、真摯に撮影に挑んだ山下。特別番組では一切妥協することなく、常に高みを目指す山下の姿を捉えながら、その胸の内にも迫っていくことに。国際派俳優として躍進する山下にとって海外挑戦の原点となった“幼少期の体験”、そして「壁はある方が面白い」と決して満足しない山下が抱く“未来への思い”も明らかに。
2023年09月15日俳優で歌手の山下智久が3日、神奈川・ぴあアリーナMMにて『TOMOHISA YAMASHITA ARENA TOUR 2023-Sweet Vision-』の横浜公演を行い、全22曲を熱唱。5年ぶりとなるライブツアーに熱い思いを語った。8月11日の愛知県からスタートした今回のライブツアー。名古屋、神戸、横浜の3都市で全7公演を行い、この日が千秋楽となった。黒のハットを被ってステージに登場した山下。「Anima」、「A Million Suns」、そして山下が主演したドラマ『クロサギ』の主題歌である「抱いてセニョリータ」を立て続けに歌うと「5年ぶりとなるツアー。心から楽しみにしていました。今日は一生忘れられない思い出を作るぞ!」と挨拶。続いて、懐かしい曲から最新の曲までバラエティーに富んだ楽曲を披露する山下。「YourStep」ではキッズダンサーを従えて楽しいダンスを披露すると、「Party don’t Stop」では、ダンサーたちと華麗なステップで会場を盛り上げ、エンターテイナーぶりを発揮する。中盤のMCでは、会場の至るところから「山P~」という歓声に応えると、それぞれ反応し「今日はたくさんファンサしていきます」と宣言し「5年ぶりのツアーになりますが、待っていてくれてありがとう」と感謝を述べる。続けて山下は「早くツアーをやりたかったのですが、コロナ禍や海外に行くことが重なって時間が経ってしまいました」と説明すると「待たせたぶん、100倍返しするぞ!」と意気込んだ。さらに山下は「最近いろいろな友人に会っているんですよ」と切り出すと「この前、(NEWSの)加藤シゲアキと飯を食って久々にいろいろ話したんです。時間が経ってしまっていましたが、青春時代を一緒に過ごした仲間だったので、あっという間に当時に戻れるんです」とうれしそうに語り、「NEWSは(結成)20年ですよ。すごくないですか? アルバムも出ているので、僕ともども、引き続きよろしくお願いします」とファンに呼びかけていた。また、同じくNEWSの小山慶一郎にも連絡を取ったことを明かすと「この間、久々にLINEをしました。コンサートを観に来てくれるって言ってくれて。僕も(NEWSのコンサートを)観に行こうと思います」と発言。その後客席に向かって「小山、ありがとうね」と手を振り、この日小山が訪れていることをさりげなく伝えると、ファンからは悲鳴に近い歓声が上がっていた。「本当に最近よく会うんだよね」と山下は繰り返すと「まっすー(増田貴久)や亀(亀梨和也)とか、(菊池)風磨とか」と述べると、会場からは名前が挙がるたびに驚きの声が。山下は「友達だから。驚くことじゃないよね」と笑うと「風磨は全裸だから、親近感が沸くんだよね」と、山下がNetflixシリーズ『今際の国のアリス』で全裸シーンが話題になったことに触れて、会場の笑いを誘っていた。9月1日で、芸能生活27年となった山下。「本当にいろいろなことを経験させていただきました。すべての出会いに感謝です」としみじみ語ると、続いては山下が主演を務めたドラマ『プロポーズ大作戦』の主題歌「明日晴れるかな」と、『コードブルー』の主題歌「HANABI」をカバーするなど、バラエティーに富んだセットリストでファンを魅了していた。山下は「27年という時間が過ぎましたが、1日も当たり前だと思ったことはありません。常に与えてもらったと思って、チャンスを生かせるように進んでいきたいです」と今後のさらなる飛躍を誓うと、ステージの隅から隅まで足を運び、ファンに感謝を述べる。最後に山下は「次はこんなに待たせません。すぐ会いましょう!」と宣言していた。
2023年09月04日俳優で歌手の山下智久に迫ったドキュメンタリー番組『挑戦者・山下智久』(全10話)が31日より、Huluで独占配信される。○■山下智久、韓国へ番組では「韓国」「音楽」「日本」と3つのテーマで山下をひもとく。第1話では、本人の希望により、韓国でのロケを敢行。韓国料理が大好きな山下が「行ってみたかった」という店で韓国料理からエネルギーをチャージするなど楽しむ一方で、なぜ、「韓国」にやってきたのか。そして、彼が「今」思うことなど、今後のビジョンを本音で語る。○■山下智久コメント『挑戦者・山下智久』というタイトルを聞いた時、正直そんなにハードル上げて大丈夫? と思いました (笑)。いざタイトルとして掲げられると少し弱気になってしまいますが、挑戦する気持ちは忘れないように常に心掛けています。韓国には友人もたくさんいますし、韓国料理も大好きなので、訪問先として韓国を選びました。先日、映画のプロモーションで韓国に来たのですが、もうちょっと⻑くいたかったな……という気持ちもあって。韓国に着いたばかりでまだどこにも行ってないので、今回はおいしいお店に行きたいし、色々な場所を回りたいと思います。色々な分野で頑張っている人が世界中にいると思うので、番組を通じてたくさんの方にお会いして、色々なお話を聞いてみたいです。視聴者の皆さんにはハードルを上げずにゆるく観てほしいです。僕自身も初めての経験なのでわからないことだらけですが、皆さんに楽しんでいただければと思います。きっと新しい景色が見られると思うので、是非ご覧ください!
2023年08月11日山下智久が主演を務める映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』がPrime Videoにて独占配信中。映画『私の頭の中の消しゴム』で広く名前を知られるイ・ジェハン監督が演出を手掛け、山下が約6年ぶりに本格的なラブストーリーの主人公を演じることでも注目を集めている本作。山下が扮する泉本真治は漫画家という職業で、ようやく自分の作品が世に認めれる兆しが見えた矢先に聴覚障害を発症してしまう。人生に絶望し、自らその命を絶つことも考えるが、そんな彼を支えるのが生まれつき耳の聞こえない新木優子が演じる相田響。視覚と聴覚に障害がありながらも心を通わせていく二人の姿が、イ・ジェハン監督の緻密で繊細な演出の下で描かれる。視覚障害という身体的ハンディキャップに加え、さまざまな局面で難しい心理表現が求められる真治というキャラクター。山下はどのように役と向き合ったのか、また本作の主題歌「I See You」を歌う彼が、音楽活動に対する想いも語ってくれた。「想像しきれないぐらいのショックはあるんじゃないか」──本作に対してはどのようなアプローチから入りましたか。シンプルに目隠しをして生活してみるとか、アクティングコーチに相談して技術的なアプローチ法を試してみるとか、視覚障害の方の役が出てくる作品を観るとかもしましたけど、一番はやはり監督と話し合うことだったと思います。今回、衣装合わせを3回くらいしたんですけど、今までで一番じゃないかと思うくらいいろんなパターンを試して。そのくらい、監督はディテールまでこだわる方で、監督の視点からは明確なものが見えているんだろうなと感じました。監督のスポットに入るまで、衣装に限らず何に対してもそういうプロセスを繰り返していたような気がします。それから、実際に視覚障害がある方とお会いする機会も設けていただきました。生まれつき見えない方もいれば、真治のように途中から見えなくなってしまった方もいて、お話をさせていただいても、まるで見えているように感じる方もいれば、そうでもない方もいて、人によってさまざまな状況があることを改めて感じました。──真治の心情を理解する上でヒントとなったことは?やはり視覚障害がある方から実際に聞いたお話はキャラクターを作っていく上ですごくヒントになりました。その方も視覚を失ったときは自分から命を絶ってしまおうかと思うぐらいの絶望を味わったそうです。ただそれでももう一度立ち上がろうと思えたのは、家族の支えだったと聞いて。「やっぱり人なんだな」ということをすごく感じました。『SEE HEAR LOVE』 (C)2023「SHL」partners──もし自分が視覚を失ったとしたら……。怖いですね。自分の家の中でさえ目隠しをしたら何がどこにあるか全くわからなかったので、想像しきれないぐらいのショックはあるんじゃないかと思います。それだけ視覚に頼って生きているってことで……。この作品では視覚を失ったことで気付けることや、感じるものがあるということを一つのテーマとしているのですが、やっぱり想像するとすごく怖いです。──視覚を失ってしまう真治という役を通して、ご自身の中で感じたことはありますか。周りにいてくれる人の大切さをより実感しました。目隠しをして外を歩くこともやってみたんですけど、ホントに周りの人がかけてくれる声だけが頼りというか、こんなにも聞くことに集中したことはないと感じました。そういう意味で、視覚があるときとは全く違う神経を使うんだろうなって。見えない方は相手の声のトーンで嘘をついているとかの感情がわかるらしいんですけど、その感覚も少しわかりました。監督業に興味?「修行を積んだらやってみたい」──イ・ジェハン監督との作品作りではどんなことを感じましたか。監督の作品のファンでもありましたし、一言では言い表せないんですけど、ご一緒させてもらって僕が気づいたのは、小さいものが小さくないんだなと。例えば、小物一つ撮るときも明確に撮りたいものがあって、テイクを何度も重ねるんです。僕はテレビドラマの現場で育ってきたので、小物は本当に小物扱いというか(笑)。けど監督の場合は小さいものをすごく大きく捉えていて、小物が主役のこともある。そのぐらいディテールが持つ影響力を知っている方なんだと思います。それは小物に限らず、僕らの表情を撮るときも、カメラアングルや光、使うレンズ、そういうすべてのところに反映されています。(イ・ジェハン監督の代表作の一つ)『私の頭の中の消しゴム』(2004年公開)は、僕が高校生のときの映画なんですけど、今回、改めて観直してみると、当時は気づけなかったことに気づけることもあって。レイヤーって言うんですかね、一つのシーンの中に何層ものレイヤーが重なっていて、それが見えてくるんです。今回撮影をしている時も、レイヤーをすごく意識されているんだと感じました。キャラクターの感情とか、そのときの状況とか、それこそカメラアングルとか、レンズとか、そういうこだわりが何層もあるから、時が経っても色あせないものになるんじゃないかと思いました。あとはトラブルがあったときの対処法が素晴らしかったです。トラブル自体を活かすこともあれば、発想を全く変えることもあるのですが、マイナスをプラスに持っていける人。もちろん悩まれるし、時間もかけられますけど、そこはすごい特技なんじゃないかと思いました。──演出で印象に残っていることはありますか。たくさんあります。毎日が楽しかったです。自分が思っていたことと真逆のことを言われてハッとすることもあったんですけど、正反対のようで実は近いというか。長所と短所が同じところにあるような、うまく言葉で説明できないんですけど、そういう気づきが随所で味わえました。──具体的な動きとかではなく、心情的なところを演出されるんですね。もしかしたら人によって違うのかもしれないですけど、僕にはそういう演出方法でした。監督からは「最低でも5テイクはやりたい」と言われていて、良くても悪くても5テイクは撮るんです。だからその中から1つを選んで繋げていくことを考えると、壮大なパズルというか、工程が何百、何千ってあるので、監督っていう仕事のすごさをのぞかせてもらった気がします。役者のコンディションとか、声のトーンとか、表情も数えきれないほどあるので、それが上手くバチっとハマるって奇跡的なことだと思うんです。さらにそこに前後のシーンとのバランスとかもあるし、ちょっと今の自分にはできないと思いました。──“今”とおっしゃいましたが、監督業にも興味が?修行を積んだらやってみたいです。5年後とかなら(笑)。主題歌には「意識的にも無意識的にも役としての魂のようなものが注げた」──これまでもラブストーリーの主人公をいくつも演じられてきましたが、30代になって変化を感じる部分はありますか。20代の頃と比べるとちょっと(キャラクターが)現実的になったのかもしれないです。若いときは先が見えていなくて、「その瞬間を全力で」という感じだったんですけど、今は、現在だけじゃなくて5年後、10年後まで視野に入れながら相手を見ている気がします。──響役の新木優子さんとの共演はいかがでしたか。新木さんとは以前、共演(『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ)したこともあってよく知っていたし、たくさんサポートをしていただきました。すごく集中して撮影をしていたので、現場がピリッとすることもあったんですけど、そういうときに場を和ませてくれたり。新木さんじゃなきゃ成り立たないところも多かったので、とても感謝しています。『SEE HEAR LOVE』 (C)2023「SHL」partners──山下さんが歌う主題歌「I See You」についても教えてください。映画の世界観ととてもマッチした楽曲ですね。歌詞を何度も変更して、レコーディングも何度もやって、すごく時間をかけました。歌詞に映画の中に出てくる詩のエッセンスを入れているんですけど、その詩はもともとドイツ語で書かれたものだったんですね。そしたら映画のスタッフさんにドイツ育ちで、ドイツ語がネイティブな日本人の方がいたんです。監督はもともとドイツ語を英語に訳したものから理解していたらしいんですけど、ドイツ語のニュアンスをそのまま伝えることができる方がいたことで、歌詞もそのニュアンスに合わせて微妙にマイナーチェンジをしました。ドイツ語がネイティブの方って珍しいので、そこでもすごく恵まれているなと思いました。それから、ミュージック・ビデオは映画と同じカメラマンさんに撮っていただいたので、本当に映画の遺伝子を持った曲になったと思います。作曲は韓国のプロデューサーさんなんですけど、作詞にも別の韓国の方が参加していたり、いろんなエッセンスが詰まっています。映画の撮影後に楽曲制作を行ったので、意識的にも無意識的にも役としての魂のようなものが注げたのではないかと思います。──改めて、完成作を観たときの感想を聞かせてください。自分が出ている作品を観ることって結構しんどいんです(苦笑)。自分のことが気になって客観的に観られないなんですけど、今回に関してはなぜかお客さんとして観ることができました。なんで今回は感情移入ができたのか自分でもよくはわからないんですけど、この作品の世界観のおかげなのかなと。先ほどお話したさまざまなレイヤーが没入させてくれたのかなと思います。それから、先ほど話したように何百、何千というパターンがあるものを、決まった時間の中に収めなくてはいけないので、監督はすごく大変だったんだろうなと感じました。現場でも全然寝ていなかったんですけど、編集も寝ずにしてくださったんだと思います。「このシーンを切って、ここを使うことにしたんだ」というところもあって、撮影時とは少し違う部分もあるんですけど、バランスを考えた上で一番きれいにまとまっていて、これでより良くなったんだと思えました。(本作は)映画館での公開も決まったので、大きなスクリーンで観ていただけるとまた一味違うとも思うんです。映画館バージョンは時間も少し長くなっているので、ぜひ映画館でも観ていただきたいです。5年後に聴いても色あせないものを作りたい──真治は自分の漫画なのに周囲の思惑から自分の思うような作品を書くことができないジレンマに苦しみます。どんな仕事でもあるとは思いますが、特にエンターテインメントのお仕事は自分の理想通りにすべてが進むことはほぼないですよね。理想と納得の狭間で、どこかにラインを引くことになると思うのですが、山下さんの中にその基準のようなものはありますか。難しいですね。全部に当てはまるものでもなかったりするのですごく難しいな。それに納得すらできていないこともありますから(苦笑)。例えば、この作品に関しても自分ができる枠の中では100%というか、100%を超えるものはやったけれど、それでももっと時間があったらなとか、もっと製作費があったらなとか、望めば望むだけキリがない。もう仕方のないことなんですよね。だからそのときの、その状況で自分が100%以上のものを出せたということで、どこかで納得しているのだと思います。ただいつも満足はできていないです。満足ができないから次にまたやりたいというところにつながっているのかもしれないし。もし満足をしてしまったら止めてしまうのかもしれない。満足したことがないからちょっとわからないけど(笑)。──そのような中でも、音楽活動の方がご自身の意志も反映しやすく、理想に近づけることも多いのかな?とも思うのですが。そうですね。けどそれもまた難しいですね(苦笑)。自分の理想からはまだまだ遠いところもあるし、「もっと時間があったら」とか、欲が捨てきれない。欲を捨てたら終わりなのかもしれないけど。──一つ作品を作ると、さらにまたその上の段階が見えてくるような?一つ何かが出来上がった瞬間に、僕自身はもう次に向かっているんです。だから今の段階で聴くと「これで大丈夫だろう」と思う曲も、半年後に聴いたら「こうすれば良かった」ってなる可能性が高い。だからそんな中でも、10曲のうち1曲とかでもいいから、5年後に聴いても色あせないものを作りたいという想いはあります。そういう欲求で作り続けているというのもあるかもしれないです。今回のアルバム(『Sweet Vision』7月19日発売)に関して言うと、コロナ禍もあってずっとライブができていなかったのが、久々にツアー(『TOMOHISA YAMASHITA ARENA TOUR 2023 -Sweet Vision-』8月より3カ所6公演開催)ができることになったので、そこにめがけて作れたのは良かったなと思っています。ただそれも、アルバムが出来たからツアーをやる方が理想の流れではあって(苦笑)。次はそうできたらいいなって思っています。──理想は尽きないですね。そうですね(笑)。けど今回のようにツアーのために急いでつくらないといけないという想いがあったから、全力を注げた可能性もあるので、ホント、正解はわからないんですけどね。それぞれの収録曲に関しては、ライブに向けて作ったものもありますし、以前から作っていたものもあります。──特に締切がないときに作る曲は、どんなふうに生まれるのですか。仕事に余裕があるときにプロデューサーさんの家に行って一緒に制作をしておいたものを使ったり、自分からプロデューサーさんに「こんな曲がやりたい」というのを言葉で想いを伝えて、それを形にしてもらったり、あとはデモを聴いて「これがいい!」っていうケースもあるし、いろいろありますね。──「こんな曲がやりたい」とか、「これがいい!」というのはご自身のモードですか? それとも流行りやシーンの流れなども汲むのでしょうか。今の自分のモードです。どんなものが流行っているかとかはわかっていますけど、変わるのも早いし、そういうことを気にしていたら自分に迷いが生じてしまうので。それに人それぞれ好きな音楽は違いますから、僕は自分にハマるもの、自分のフィルターを通して生み出すことが合っているのかなと思っています。写真撮影中、ご自身でセレクトした音楽をかけていた山下さん。洋楽だったので普段から洋楽を聴くことが多いのかとお尋ねすると、「洋楽も邦楽も聴きますよ」とのお返事で、サブスクのプレイリストなどを利用してジャンルにとらわれずに音楽に触れているそうです。映画はもちろんですが、ラストに流れる山下さんの歌声がとても心に響きます。エンドロールが終わるまでじっくり楽しめる作品です。文=瀧本幸恵撮影=コザイリサヘア&メイク=北一騎(Permanent)スタイリスト=百瀬豪<作品情報>『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』Prime Videoにて独占配信中ディレクターズカット版:7月7日(金) より劇場公開オフィシャルサイト:『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』予告映像
2023年07月01日『私の頭の中の消しゴム』『サヨナライツカ』のイ・ジェハン監督が主演に山下智久、ヒロインに新木優子を迎えた映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』がPrime Videoにて6月9日(金)より独占配信。その配信直前イベントが6月5日(月)、新宿のルミネゼロで行われた。映画の世界観を再現した会場にはレッドカーペットが敷き詰められ、イ・ジェハン監督、山下さん、新木さん、山本舞香、山口紗弥加が熱気の中、次々とレッドカーペットを歩き、会場を華やかに彩った。ステージに立った山下さんは「キャスト、監督、スタッフと力を合わせて、心をこめてつくった作品を観ていただけること、うれしく思っております」とあいさつ。そして新木さんも「こういった配信の作品をスクリーンで観ていただく機会は少ないと思うんですが、観ていただく前に少しでもこの作品の雰囲気を味わっていただければ」と続けた。本作で視覚を失ってしまう漫画家・真治を演じる山下さんは「監督からその都度、ご指導をいただいたので、それで本当に化学反応が起きたのではないか」と自負。真治の役づくりについて「視覚障がいの方にインタビューをさせていただいたり、自分の家で目隠しをしてみて過ごしてみたり。そういう物理的なことで役づくりさせていただきました」と言う。さらにイ・ジェハン監督とのタッグについて、「監督の情熱を分けていただいた感じがありましたし、現場にも熱があった。そんな現場に関われたことは、僕のひとつの大きな経験になりましたし、関わってくれたすべての皆さんに感謝したいと思います」とふり返った。一方、生まれつき耳が聞こえない響を演じた新木さんは、「ろう者の役ということで、わたしにとってはすべて初めての経験でした」と話し、「手話の先生と研究しました。すごく大変でしたが、やりがいがあって、達成感もあって。貴重な経験を過ごさせていただきました」と述懐。さらに劇中ではピアノを披露していることについて「わたしは小学生の時にちょっと弾いていたくらいの経験しかなかったので。今回、一曲弾いてほしいと言われたときには本当にビックリして。本当にやらなきゃと思って。家にピアノを借りて、半年近く。毎日2時間以上欠かさず練習をして。なんとか披露できるくらいにはなったので。そこもぜひ注目していただければ」と笑顔。「俳優を続けていく上で大切にしたいものをたくさんいただきました」と感じたという。2人の共演は、2018年の『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』以来、5年ぶり。「前回、共演させていただいた時は、役としては距離があったので、見えてなかった部分があったんですけど、今回は手話だったりピアノだったり。本当にそこに時間を費やしてまっすぐ役を作ってくださった。そういう努力家な部分がより強く見えてきましたね」と切り出した山下さん。「撮影は大変だったので、ピリッとする瞬間もありましたが、そこに新木さんがくると場が和んで華やかになる。そんな瞬間を見せていただいて、僕も助けられたなと思います」とコメント。それを受けた新木さんも「そう言っていただいて光栄ですし、最初に共演した時はまだまだ新人という気持ちだったので。まさかこうやって同じ視点に立ってお芝居をする日が来るなんて。本当に光栄でした」と晴れやかな表情。さらに「山下さんが本当に変わらずそこにいてくださったというか。5年前に共演した時から人に対して緊張感を与えないというか。スタッフさんにも、共演者の皆さんにも分け隔てなく気を遣って。そこにいてくださる姿にみんな助けられたし、わたしも助けられました。本当にありがとうございます」と、再共演となった山下さんへの感謝を語った。撮影現場で印象に残ったこととして「1月2月に撮影をしたので、現場が寒かったのでご飯の時間になると笑顔になったなという印象があります」とふり返った新木さん。その言葉に「現場では“おなかがすいた”という言葉を一番言っていたかもね」とイ・ジェハン監督は語り、「あったかいご飯で言うと、山下さんがラーメンや、いろんなもののケータリングで差し入れしてくれたんです。すごくおいしかったです。ありがとうございます」と明かす山本さん。「韓国チームの皆さんがラーメンを食べたいと言っていたといううわさを聞いたので」と返した山下さんも、「韓国チームと日本チームで、言葉の壁はありましたけど、でも言葉の壁を越えていいものをつくりたいという結束力がすごく生まれていた現場だったので。いい経験をさせていただきましたし、日々学びが多かったです」と改めてコメント。そんな日本の俳優陣と組み、「運がいいことに今回組んだ俳優さんは本当にすばらしい人ばかりだった」とイ・ジェハン監督は満足げな表情を見せる。「皆さん、自分の役柄についてちゃんと準備をする姿勢がある」と話し、「一緒に同じ芸術作品をつくっているなと感じさせてくれました。そして何より演じるにあたってちゃんと基本ができているなと思いました」と日本の俳優陣を称賛していた。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年06月06日『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が主演に山下智久を迎え、Prime Videoにて独占配信する映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』。この度新たに場面写真が解禁、さらにPrime Videoにてアジア各国での配信・公開が決定したことに伴い、6月下旬より山下さんと共演の新木優子がアジア地域を巡るプロモーションツアーを行うことも発表された。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かい愛に溢れた物語。俳優・アーティストとして国内外での活躍が目覚ましい山下さんが、王道ラブストーリー作品を演じるのは実に6年ぶり。また、映画やドラマなど多数出演、現在は「ディオール(Dior)」のジャパンアンバサダーとしても活躍する新木さんの人気はアジアを中心とした国々でも高まっている。今回解禁されたのは、山下さん演じる漫画家・真治と、新木さん演じる響の温かい愛の溢れた1枚。1人になり孤独と恐怖に襲われた真治を優しく支える響。2人の不思議な共同生活と、織りなす切なく温かいラブストーリーに期待が高まる。さらに、そんな山下さんと新木さんがアジア地域をプロモーションで巡るツアーが決定。ツアーは韓国、香港、台湾、タイ。期間は6月22日から6月28日。全世界配信される本作を山下さんと新木さんがそれぞれの国を訪れ、舞台挨拶を行い直接観客に届ける。また、韓国ではイ・ジェハン監督も登壇予定となっている。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年05月31日山下智久主演のラブストーリー映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』が、6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。この度、ティザービジュアルと特報映像も公開された。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛ける本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下さん)と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かい愛に溢れた物語。この度解禁となった特報では、ベンチに座る真治の側で、屈託のない笑顔を見せる響と、そんな彼女を感じて静かに笑みをうかべる真治の姿が映し出される。たった30秒ではあるが、美しくも儚い世界観にぐっと引き込まれる映像となっている。またティザービジュアルでは、響が優しく真治の頬に手を当てるシーンが切り取られ、運命的に出会った2人の幸せな時間を感じさせる。『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(cinemacafe.net)
2023年04月27日山下智久が、海外ドラマ初主演作「神の雫/Drops of God」を引っ提げ、ヨーロッパを代表するドラマシリーズイベント「Series Mania 2023」に参加した。日本のワインブームに火を付けた漫画「神の雫」の実写ドラマ化「神の雫/Drops of God」。フランス・イタリア・日本など世界各国で約10か月の長期間に及び撮影され、仏英日の多言語で展開する国際ドラマ。原作で物語の中心となっている神咲雫という男性キャラクターが、フランス人女性・カミーユになり、主人公は山下さん演じる聡明なワイン評論家・遠峰一青となる。物語は、世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者・著者であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが、東京の自宅で息を引き取るところからスタート。両親が離婚して以来、アレクサンドルに会っていなかった一人娘のカミーユ(フルール・ジェフリエ)は、彼が遺した膨大なワインコレクションを相続するためには、アレクサンドルの弟子・一青との対決に勝つことが条件だと知る――というあらすじ。今回本作が、「Series Mania 2023」のInternational Competition部門にノミネート。「Series Mania」のInternational Competition部門に、日本が制作に関わるドラマ作品がノミネートされるのは、初の快挙だ。2010年にフランスで始まった「Series Mania」は、ヨーロッパを代表する大規模イベント。全世界の監督、作家、そしてドラマが好きな各国の視聴者が集まり、最高のシリーズを選定する。現地時間3月19日14時半からは、山下さんによる講演イベント「マスタークラス」が開催され、20時からは山下さんほかキャストやスタッフがレッドカーペット、舞台挨拶、上映会後のQ&Aセッションに参加。「マスタークラス」では、現地フランスのファンが開場前から長蛇の列をなし、満席の大盛況。黄色い歓声が飛び交い、中には山下さんの名前入りうちわを持参するファンや涙ぐむファンも見られた。レッドカーペットで山下さんは、長期の撮影を共にし、未だに2日に1回程度はメッセージでやり取りをしているという共演者や制作陣と共ににこやかに歩き、快くサインに応じる姿も。その後、第1&2話の上映会後に開催されたQ&Aセッションでは、山下さんが「原作では男性のキャラクターを女性に置き換えた点がとても斬新だし、ワインを通して人間を学んでいくというストーリーに僕自身とても惹かれました」「ワインは知れば知るほど分からなくなる、奥が深い点が魅力だと思います。フランスで撮影中にワインと恋に落ちて、日本に帰ってすぐにワインセラーを買いました」と告白。一青と莫大な遺産をかけて対決に挑むカミーユ役のフルールは、「母国語ではない言語で演じることは、一見制約が増えるように思えて、実はその分可能性が広がると考えています。多言語で演じることで、声もリズムもイントネーションも変わるし、演技の幅が広がって新しい自分の可能性が見えたように感じました」と語ると、山下さんも「本当に世界を広げてくれた作品だと思います。そして何より、言語もカルチャーも違う出演者やスタッフが一つの目的に向かっていく過程が本当に楽しかったですし、一生忘れられない、僕の人生にとって大切な時間になりました」と話し、会場からは拍手の渦が巻き起こった。Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」は9月、Huluにて独占配信予定(全8話)。(cinemacafe.net)
2023年03月28日俳優の山下智久が6日、都内で行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2023」国際女性デー 発表記者会見に出席した。ブルガリ ジャパンは、今もっとも輝く女性たちとその取り組みを讃え支援する「BVLGARI AVRORA AWARDS2023」の受賞者発表に先駆け、3月8日の国際女性デーを記念し会見を実施。同アワードの2022年度受賞者である小谷真生子氏と、同じく2022年度受賞者でブルガリアンバサダーの森星、ブルガリアンバサダーの山下智久が出席した。イタリアでは、3月8日の「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」に、男性が日頃の感謝を込めて、母親やパートナー、会社の同僚の女性たちにミモザを贈るという。山下の誕生日である4月9日の誕生花もミモザで、山下は「昨日知りました」と話した。ミモザの花言葉は「友情」と「秘密の恋」。司会者から「秘密の恋はされていますか?」と聞かれると、山下は「秘密の恋というか……」と少し微笑み、「今、映画の撮影をしていまして、そちらでは恋をさせていただいています」とかわした。その映画とは、2023年にPrime Videoで独占配信される主演映画『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』。「ずっと撮影させていただいていて、ちょうど終わったばっかりです」と明かした。そして、「僕は盲目の漫画家の役なんですけど、僕が恋をするヒロインの方が耳が不自由で、目が見えなくても耳が聞こえなくても、その2人がどう愛を育んでいくのかというお話です」と紹介し、「目が見えないということを毎日毎日想像して、その中で愛を描いていく作業がとても勉強になりましたし、充実した時間を過ごさせていただいたので、出来上がりが楽しみです」と語った。
2023年03月06日山下智久主演のドラマ「正直不動産スペシャル」の放送が決定した。連載中の漫画を原作とした、不動産取引の裏側を描くドラマの特別編を制作。山下さん演じるやり手の不動産営業マン・永瀬財地は、ある日、祠と石碑を壊した祟りによって嘘がつけなくなり、正直さだけを武器に公私ともに悪戦苦闘の日々を送っていた。かつて、自分の家庭崩壊を登坂社長(草刈正雄)に救われ、この仕事を志した永瀬財地。悪徳な不動産屋によって家族が崩壊した過去を持つが、“カスタマーファースト”で頑張ってきた月下咲良(福原遥)。今回は、永瀬が「競売・家の差し押さえ」の危機に瀕した親友一家を、月下は「原野商法」の魔の手が迫る大切な祖父を、救い出すべく家族の絆を守るために奮闘する。「皆さんのもとにまた永瀬としてお会いできるのを嬉しく思います」と喜んだ山下さんは、「皆様の期待に応えられるよう、そしていい作品をお届けできるよう最高のスタッフと力を合わせて全力で挑んで参ります。どうか楽しみに待っていてください」とメッセージを寄せている。また、月下咲良役の福原さんは「あの真っ直ぐで天真爛漫な月下として、永瀬先輩との楽しい掛け合いがまたできるんだなぁ!と思うと今からドキドキワクワクが止まりません!」と語り、「正直不動産スペシャルを、皆様に楽しんで頂けるよう全力で頑張りたいと思います!」と意気込んでいる。「正直不動産スペシャル」は2023年度冬、NHK総合テレビ(90分)・BS4K(100分特別編集編)にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月28日「Prime Video」にて配信予定の山下智久主演ラブストーリー映画『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』。この度、本作のヒロイン役を新木優子が務めることが分かった。本作は、山下さん演じる次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・泉本真治と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ相田響の切なくも温かい愛に溢れたラブストーリー。劇場版『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』以来、5年ぶりの共演となる山下さんと新木さん。「直感的にこの作品に参加したいと感じました」とオファー時をふり返る新木さんは、「クランクインをした日から、韓国のスタッフさんや日本のスタッフさん入り混じっての撮影の雰囲気も良く、監督や山下さんともカットごとにたくさんのディスカッションをして、撮影が進むにつれて少しずつ響という役を掴めているような色んな手応えを感じる部分もあり、早く繋がった映像を見たい気持ちでいっぱいです」と撮影の様子を明かす。そして、「目が見えなくなってしまった真治と、元から耳が聞こえない聾者である響。それぞれが人生に新しい希望を見つける瞬間に私はすごく心を動かされました。そんなところが見てくださる方にも伝わって新たな希望が生まれる、そんな作品になるように監督と山下さんをはじめとするキャスト、全てのスタッフの皆さんと全身全霊で素敵な作品を作り上げていけたらと思います!」とコメントしている。また今回、柔らかいパーマがかった髪の毛が印象的で、目を丸くしている表情や、楽しげに公園を歩く天真爛漫な性格が伝わってくる場面写真も公開。さらに、落ち葉に囲まれた公園で、目の見えない真治の頭の上に落ちた葉に響が手を伸ばす2ショットも到着。そして本日より、公式サイトもオープンした。『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』は2023年、Prime Videoにて配信予定。(cinemacafe.net)
2023年02月01日俳優の山下智久が7日、都内で行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2022」のフォトコールに登場した。同アワードは、創造力と知性そして才能に満ちあふれ、多くの人々にインスピレーションを与える女性を表彰するもの。ブルガリアンバサダーとして登場した山下は、ブルガリのブローチ、ネックレス、リング、時計を身に着けて登場し、受賞者について「皆さんジュエリーのように輝いている方ばかりだったので、とてもいい刺激をいただきました」と笑顔で語った。そして、ブルガリのジュエリーについて「自分をアクティブにさせてくれる。アクセサリーをつけると勇気が出て行動力につながると思っています」とコメント。さらに、「(今年は)とても忙しくさせていただいた。自分の好きな仕事をしながら幸せな1年が過ごせたので、2023年はさらに自分の世界を広げられるように頑張っていきたいと思います」と語った。撮影:蔦野裕
2022年12月07日アーティストやプロ雀士など幅広く活躍している元KAT-TUNの田口淳之介(36)。11月29日には37回目の誕生日を迎え、直前には“月1ライブ”も予定されている。しかし、プライベートでは大きな変化があったようだ。長年交際している小嶺麗奈(42)と、同棲を解消したというのだ。2人が同棲を解消したと報じられるのはこれで2度目。最初に報じられたのは昨年6月だった。「大げんかの末に小嶺さんが同棲先を飛び出し、熊本の実家に戻ったと一部週刊誌で報じられました。原因はファンが離れることを恐れて結婚に踏み切らない田口さんに、小嶺さんが業を煮やしたといいます」(芸能関係者)だが今年3月、本誌は“復縁”した2人が家賃13万円ほどの1LDKマンションで同棲を再開させていたことを報じた。当時、コインパーキングに止めた車から引っ越し用の段ボールを2つ抱えて現れた田口に続いて、家具量販店のビニール袋を抱えて出てきた小嶺を目撃。2人の関係は良好にも思えたが……。11月21日に公開された『FRIDAY DIGITAL』の記事によると、本誌が報じた“同棲再開”から数カ月後に再び同棲を解消していたというのだ。交際が続いているかどうかは触れられていないが、田口は都内の高級マンションで1人暮らしをしているという。19年5月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、同年10月に懲役6カ月・執行猶予2年の判決を受けた田口。同じ罪で逮捕された小嶺と出廷した初公判では、「これからもいっしょに交際を続けていきたい」と告白。そして小嶺も「交際を続けるなら、結婚したいと思っています」と語り、二人三脚での更生を誓った。「2人の交際発覚は07年。16年3月末にジャニーズ事務所を退所後、再起に励む田口さんをサポートしてきたのは小嶺さんでした。田口さんは逮捕後、『彼女に唆されたことはない』と一貫してかばい続けたことも。判決後も小嶺さんは、音楽活動やゲーム実況など新しいことにチャレンジする田口さんを支えてきました」(前出・芸能関係者)判決が下された直後の19年11月、本誌に登場した田口は小嶺についてこう語っていた。「13年も一緒にいると、もはや結婚しているような感覚ですね。彼女はだれに対しても優しく、そして男気のある人です。その分、抱えるものも大きくなっちゃうんでしょうけど、僕にはそれがとてもカッコよく見えるんです。芸能人はこうあるべきという彼女のスタンスには、影響を受けました。『人前に立つなら普段から鍛えていなきゃダメ』『常に100%でファンに向き合わないと』と、教えてくれたのは彼女です」さらに「公判が始まる直前、僕は彼女に『そばにいてほしい』と伝えたんです」とも明かし、「もう書類(婚姻届け)を出すタイミングだけの問題です」と“結婚秒読み”をほのめかしていた。あれから3年の月日が流れるも、一進一退を繰り返す2人の関係。もはや“長すぎた春”なのだろうか。
2022年11月21日Netflixシリーズ『今際の国のアリス: シーズン2』に出演する山崎賢人、土屋太鳳、仲里依紗、山下智久、佐藤信介監督が語り合う映像が、25日に都内で開催されたNetflixグローバルファンイベント「TUDUM Japan」で公開された。2020年に配信されたシーズン1が世界的な大ヒットとなっている『今際の国のアリス』の続編。元の世界に帰るために“今際の国”の謎を追いかけるアリス(山崎)とウサギ(土屋)が黒幕と出会い、前作を上回る難易度の“げぇむ”に挑んでいく。一連の“げぇむ”を主催する絵札のカード、クラブのキングであるキューマ役を演じる山下は「なかなか暑い夏になった」と撮影を振り返り、「けっこうチャレンジングな役。尊敬する俳優の先輩から、『全部見せていかないと、心も体も』みたいなことを昔言われたことがあって、まさにタイミング的に0からチャレンジだという気持ちで」と本作に挑んだ思いを明かした。そして、「規模がすごく大きい。神戸で撮影させてもらったときにコンテナに囲まれた世界だったので没入感がすごくて、すごい入り込むことができるシチュエーションで撮影できたのはありがたいことだったなと。現実世界が見えない場所だったので」と語った。また、山崎との共演について「全然キャラクターは違うんだけど、根本にちょっと近い部分があったのかなと、根のほうでつながったような印象が勝手にあって、撮影なのかリアルなのかふわふわした感じだった」と述べ、「それって演技させてもらっている中でうれしい瞬間で、より演技することにハマっていったというか、好きになっていった瞬間を味わわせてもらったのですごい貴重な体験でした」と語った。山崎も、山下との共演シーンについて「全部インパクト残っているんですけど、正面で2人で目と目を向き合わせてしゃべるシーンが、ちゃんとキャッチボールしたなという印象がめちゃめちゃ強いですね」と振り返り、「山下さんの生き様が役とリンクしていて、実際に大先輩に言ってもらっている感覚でした。アリスなのか自分なのか、重みがすごかったです」と語った。イベントには、山崎と土屋が登壇。シーズン2の魅力を語り、配信スタート日が12月22日に決定したことも山崎より発表された。(C)麻生羽呂・小学館/ROBOT
2022年09月25日俳優で歌手の山下智久が、17日に新曲「Forever in My Heart」をリリースする。同曲は、山下がアンバサダーを務めるブランド・ブルガリとタイアップした、儚くも甘い愛があふれるラブソング。ミュージックビデオの一部がブルガリ銀座タワーで撮影されたほか、ブルガリバージョンとなる120秒のMVが、15日(12:00~)から公開される。コメントは以下の通り。■山下智久僕自身、沢山の変化があったこの数年間、改めていろいろな事を考え、向き合う時間を大切にしてきました。永遠と儚さは、コインの裏表のようなものなのかもしれないけれど、だからこそ、誰かと心を通わせた瞬間を大切に、その大切な瞬間と瞬間を紡ぐように生きていきたいと思うようになりました。そんな想いを込めてノートに綴った言葉が、今の僕なりの愛への讃歌となりました。人生にも晴れの日もあれば嵐の夜もあると思いますが、どんな時も優しく寄り添える楽曲になるよう想いを込めました。皆さまの心へ少しでもこの曲が届くことを願っています。
2022年06月15日「現在、山下智久さん(37)はドラマの撮影のため、マネージャーをつけずに単身でタイに渡っています。流暢な英語で海外の撮影チームとコミュニケーションをとっているそうです」(芸能関係者)放送中の主演ドラマ『正直不動産』(NHK)が、オリコンのドラマ満足度調査で2週連続1位を記録するなど好調な山下。4月末からは、仏英日の共同制作配信ドラマ『Drops of God/神の雫』のロケでタイを訪れている。’20年10月末にジャニーズ事務所を退所して以降、海外作品に参加するのは同作で4度目だ。「精力的にアメリカの作品のオーディションを受けている山下さんですが、“40歳までには活動拠点をハリウッドに移したい”と周囲に明かしていました。26歳のときにテレビ番組『山下智久・ルート66〜たった一人のアメリカ』(日本テレビ系)でアメリカを横断し、海外志向が強まったと聞いています」(テレビ局関係者)『POTATO』’12年2月号のインタビューで、山下はこのときに受けた影響について語っている。《限りなく広い大地が続いていて自分が小さく感じたよ。2週間、何もない場所をただ走っていると、自然と自分を見つめ直すんだ。そして何が大切なのかわかってくる》山下の海外進出には大物の支援があったと、前出の芸能関係者は明かす。「山下さんはウィル・スミスさん(53)の親族が経営する事務所と業務提携を結び、海外作品への売り込みを行っていました。スミスさんと山下さんはプライベートでも親交を重ね、スミスさんはハリウッド関係者に山下さんを紹介していたそうです。実は’19年ごろまでの約10年間、山下さんは数え切れないほどの海外作品のオーディションに挑戦するも落ち続けていたといいます。地道な努力による英語力の向上に加えて、スミスさんの“後ろ盾”が近年の起用につながっていたそうです」しかし今年3月にある騒動が。「アカデミー賞授賞式でのスミスさんの“ビンタ事件”です。司会者のジョークに腹を立てたスミスさんが司会者を平手打ち。アカデミー賞の主催者側はスミスさんを10年間の出席禁止処分としました。また主演映画の撮影の一時中断が発表されました」(映画関係者)今後の俳優キャリアが危ぶまれているスミス。この余波は山下にも及びそうで……。「’21年3月にスミスさんの親族の事務所と山下さんの契約は終了したそうですが、スミスさん本人との交流は続いており、ハリウッド移住後の後押しを期待していました。しかし今となってはそれは困難に。山下さんは、再び独力でオーディションを受けて、仕事を獲得していくことになるでしょう」(前出・テレビ局関係者)LA移住に向けて思わぬ誤算があった山下。この先は“正直”険しい道が続きそうだ。
2022年05月25日山口県阿武町が誤って給付金4,630万円を一世帯に振り込んだ問題で、山口県警は5月18日、田口翔容疑者(24)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。田口容疑者は同町役場のミスで振り込まれたことを知りながらも、返還を拒否していた。さらには4,630万円を、「ネットカジノで使い切った」と供述しているとも報じられた。山口県警の公式サイトでは、田口容疑者を逮捕した理由についてこう記されている。《本年4月、自己名義の銀行口座に阿武町から入金された4,630万円が阿武町のミスにより誤入金されたものであることを知りながら、自身のスマートフォンを操作してオンライン決済サービスを利用し、自己名義の口座から決済代行業者の口座に400万円を振り替えることにより、財産上不法の利益を得たもの》同町が田口容疑者に4,630万円を振り込んだのは4月8日。それから1カ月あまり経った5月12日、町は「不当利得の返還」を求めて田口容疑者を提訴。誤振込みをした4,630万円に加え、弁護士費用や諸経費を含んだ5,115万9,939円の支払いを求めた。「提訴を受けて16日、田口容疑者の代理人弁護士は会見を開きました。弁護士によると誤振込みされるまで、田口容疑者の口座残高は665円だったといいます。4,630万円が振り込まれた後、34回にわたってカード決済や振込みがほぼ毎日繰り返されました。田口容疑者は『少しずつでも返していきたい』とコメントしていますが、どのように返済するかなど具体策は示されていません」(全国紙記者)そんな訴訟の行方に注目が集まっていた最中で、突然起こった逮捕劇。テレビ朝日の報道によると、逮捕に至った経緯について警察関係者は「複数回、聴取に応じていたものの、逃走、証拠隠滅の恐れ、金を使ってしまっている犯罪の悪質性も考慮した」と証言している。■「組み戻し」手続きを拒否し続けた末路これまで世間を騒がせていた田口容疑者だが、逮捕によって実名報道に切り替わった。「町は訴状の概要を発表した際に、本名と住所も公開しました。ですが、その情報はネット上だけで拡散されていました。今回、逮捕されてしまったことで、実名報道だけでなく顔写真も広く公開されることに。さらに一部メディアでは小学校の卒業アルバムに記されていた『将来の夢』まで取り上げ、“お金への執着が強い”とまで報じています」(スポーツ紙記者)逮捕によって本名や顔、幼い頃の「将来の夢」なども晒されてしまった田口容疑者。だが元をたどれば、いくつもの“選択間違い”が原因であろう。「田口容疑者は当初、返金手続きである『組み戻し』を了承していました。ところが職員と一緒に銀行向かった途端、『今日は手続きしない。後日、公文書を郵送してくれ』と態度を一変。それからは頑なに返還を拒む態度を続け、『僕は悪くない』とまで言い出しました。その後には『お金はすでに動かした。もう戻せない』と開き直ったのです。確かに、誤振込みは町側のミスが原因です。しかし、田口容疑者が初めから『組み戻し』の手続きに応じていれば、このような顛末にはならなかったはず。しかも彼はホームセンターで社員として働いていたそうですが、『給付金の件で出頭する』と言い残して退職したといいます。彼の弁護士は『働いて返すしかない』と話していましたが、逮捕までされてしまっては返済計画を立てることも難しいでしょう」(前出・全国紙記者)世間を騒がせた田口容疑者に、SNS上ではこんな声が上がっている。《あらら、とうとう捕まっちゃった。この人、最初、何も悪くなかったのに。素直に返してれば良かったのに。他人のミスにはまって逮捕。使い道のネットカジノが本当なら、結局、彼は全部溶かして振り出しに戻っただけ。むしろ前科つくかもだからマイナス》《間違って入金されたからって使うな。最初に言ってた通りに罪を償ってもらいましょうか》《馬鹿だなぁ~素直に返してれば犯罪者にならずに済んだのに。ま、それが彼の選んだ『選択』だから仕方ない…》
2022年05月20日俳優で歌手の山下智久が、花キューピット「母の日特別お届けキャンペーン」企画の一環で、当選者とのオンラインミーティングに参加した。山下が選んだ花を花キューピット加盟店から届け、当選者親子とタイに滞在中の山下がオンラインで会話する今回の企画。ポスターやリーフレットで山下が手に持っているものと同じデザインの花束が贈られると、当選者は驚きつつも「忘れられない母の日になりました」と感激した。オンラインミーティングでの会話は以下の通り。山下:お2人のこれまでの母の日の思い出はありますか。当選者母:小さい頃は絵を描いてくれたり、大人になってからは花ももらいました。母の日に花をもらえると母である実感がわいてとてもうれしく思います。山下:僕は自分で今朝おにぎりをつくったのですが、おにぎりだけでも結構大変で、全国のお母さんは毎朝お弁当つくったりしてると思うと、改めて感謝する気持ちになりました。母の愛は偉大ですね。当選者:これまでの出演作品で思い出に残るものはなんですか。山下:20歳くらいのときに出演した『クロサギ』です。初めての主演だったのですが、背負うものが大きく、プレッシャーと戦ってやり遂げたので深く印象に残っています。つらかったけど、自分の俳優としての価値観が変わり、出会いもあったので忘れられない作品です。当選者母:もし1日お休みがあったら何をしたいですか。山下:とりあえず早起きして、何も考えずに散歩したいです。朝の散歩って気持ちいいし、気持ちがすっきりするんです。あとはゆっくり料理したいです。今撮影しているのはワインに関するストーリーのドラマなのですが、ワインに触れる機会が増えてこちらに来てからワインにハマったので、ワインに合う料理をつくりたいです。
2022年05月19日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。ドラマも中盤に入り、山下智久演じる永瀬財地にようやく心の変化が起き始めた『正直不動産』第4話。嘘がつけなくなってしまう祟(たた)りにより、営業に苦戦していた永瀬だが、気付けばその弱点を味方につけたセールストークを披露していた。永瀬の柔軟さ、器用さに、人間はこうやって上手く自分の弱点と向き合って生きていかなければならないのだと考えさせられる。ドラマは時に、忙しい日々の中で私たちが忘れかけていた『大切なもの』を思い出させてくれるのだ。みなさんもドラマを見たあと、心がスッと軽くなったり、心機一転して恋や仕事、勉強に取り組むことができたりした経験はないだろうか。それは作り手が意図して作品に盛り込んだ『伝えたいこと』が、物語を通して無意識に自分の中に落とし込まれているからである。勇気を出してプロポーズをする、仕事で失敗しても諦めない、友情を大切にする、おそらくどんな作品にも伝えたい想い、もしくは教訓に近いものがきっとある。一見、コメディ色強めのお仕事ドラマだと思われている『正直不動産』だが、物語は実に視聴者に伝えたい『想い』で溢れている。この『想い』に気付いた時、私たちは今よりもっと正直不動産を好きになるに違いない。今日はそんな正直不動産という作品に込められた『想い』について考えた。捉え方は人それぞれ。『いい部屋の定義』とは第4話では、ライバル会社であるミネルヴァ不動産と競う形で、中古マンションの空き部屋を販売することになった。キーワードとなったのは『事故物件』。事故物件と聞くと、なんだか気味が悪いなと思ってしまうのは当然だろう。劇中に出てきた夫婦も中古マンションが事故物件だったと聞くと顔色を変えてキャンセルに訪れていた。そんな中、来店したのは事故物件に住みたがる奇妙なおばあさん・節子(風吹ジュン)である。彼女は事故物件に住めば、亡くなった夫が幽霊として出てきてくれるのではないかと考えていた。誰かにとっては悪い物件でも誰かにとっては良い物件の場合もある。『良い部屋の定義』とは人それぞれ異なるということだ。「物は考えよう」という言葉があるが、これは、物事は捉えかた次第で楽しく生きることができるという教えなのだと思う。中古マンションを購入した夫婦も、当初は駅から遠いのが通勤に不便だと嘆いていたが最終的に「駅からちょっと歩くけど、運動だと思えばいいか」とポジティブに捉えていた。おそらく『正直』を味方につけた永瀬もそうだ。嘘がつけないことをいつまでも悲観するのではなく、上手く利用してやろうという考えに転換することができた。中古マンション、事故物件、正直、それぞれを上手く描きながら、その裏側には壮大なテーマが隠れていたことに気付いていただけただろうか。これがドラマを見た後、視聴者を優しい気持ちにさせてくれる、作り手が仕込んだトリックなのである。初めての充足感、正直と向き合う永瀬正直を味方につけたことで永瀬が今回勝ち得たのは初めての『充足感』だった。嘘ではなく正直に向き合うことでお客にも喜んでもらうことができ、契約を取ることで会社にも貢献することができた。ここでも山下智久の表情で魅せる演技が光る。今まで味わったことのない感情が込み上げてくるその表情は、不思議な感覚であることを伺わせた。でもすぐに気付く、「自分は嬉しいんだ」と。「もしかしたら、嘘をつかなくても成績を残せるのかもしれない。正直でもやっていけるのかもしれない」正直不動産ーより引用どこか遠くを見つめるその瞳は希望で満ち溢れていた。山下智久の表情が見せるラストに温かさを感じたのは間違いない。心がほっこりするというのはこういうことだろう。こんなに作り手の想いと、キャストの演技がマッチし、優しい雰囲気を作り出せるドラマは珍しい。令和という時代で素敵な作品に出会えたことに感謝している。正直と向き合う、新しいフェーズに突入した永瀬を最後まで見守っていきたい。[文・構成/grape編集部]
2022年05月01日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。4月に入り、真新しいスーツに身を包んだ新入社員が入ってきた会社も多いことだろう。今回の正直不動産ではそんな新人にありがちな出来事が面白く折り込まれていた。特に販売や営業職についた新人とその教育担当者は共感ができるのではないだろうか。やる気に満ちた新人たちは、お客様のためを思い、時間を惜しみなく使って誰よりも丁寧な接客を心がけようとする。なぜならそれは「お客様のため」だから。では会社にとってはどうなのか?単価や利益はそれぞれ異なるが、1つのものを売るのにどれだけの時間をかけてもいいのか売る前に是非一度、考えてみてほしい。本作でも同様、キラキラと目を輝かせ「カスタマーファースト(顧客第一主義)」という言葉を大切にしながら仕事をする新人・月下咲良(福原遥)が登場する。そんな彼女に、営業マンのなんたるかを嘘偽りなく(正しくは嘘をつけない)教える主人公・永瀬財地(山下智久)の言葉を紹介しよう。客から見たら100点だけど会社から見たら0点な接客新人・月下咲良は客が納得するまで何件も内見を回る。それは客から見たら100点だが、会社から見たら0点なのである。0点という言葉にショックを受けつつも、それの何が悪いのかと食い下がる月下に、財地はこう語る。「良い営業は、いかに少ない内見回数で多くの契約を取るかを考えるの」正直不動産ーより引用その方が断然効率がいい。限られた時間で他人より契約を取ろうとするならば効率はやはり重視していかなければならない。営業成績で一位を目指すなら尚更だ。ドラマでは、不動産屋の基本給は10万ちょっと。売ってこそ、インセンティブが付くが売れなければフリーターよりも稼げないという恐ろしい給料体制である。しかし、月下にこの言葉はさほど刺さっていないようだった。むしろ「自分が胸を張ってその部屋に住みたいって思えるような部屋をお客さんに紹介したいです」と反論。自分の利益よりカスタマーファーストにこだわる月下に、少しだけ財地の表情が変わった。月下のこだわりは新人にありがちで、会社の利益を考えず丁寧に時間をかけて商品を売ってしまうのである。財地の教える『効率』を上手く取り入れることでより素晴らしいビジネスマンになっていくのだろう。同様に効率を重視しすぎて主人公が忘れかけていた大切な考えこそが『カスタマーファースト』なのかもしれない。説教したはずの財地だったが、客と真摯にぶつかる月下の姿から改めて気付かされることも多いはず。今後もこの二人が互いに成長していく姿が楽しみである。ドラマで学ぶ営業テクニック新人・月下咲良が賃貸契約に手こずる中、同じ物件をスマートに契約した桐山貴久(市原隼人)。彼は永瀬と首位を争うトップ営業マンの一人である。彼の接客からは、目から鱗の営業テクニックが学べる。まず一つは、予算12万のお客に対して、「少しオーバーしますが13万円の物件があります」と紹介するのと、「ここの相場は15万円ですが13万円の物件があります」と紹介するのでは、後者の方が安く感じるという仕掛け。これは心理学のアンカー効果という手法だ。アンカーとは初期値のことで、先に掲示された金額が比較対象となり、後に出された数字に損得を感じる効果がある。セールチラシにわざわざ値引き前と値引き後の金額が書いてあるのも同様の効果を利用したものだと言える。これはほんの一部だが、ドラマ内では他にも「なるほど…」と感心させられる営業テクニックが紹介されている。そして山下智久が丁寧に解説までしてくれている。こんな親切なドラマはめったにない。ましてお堅めのビジネスドラマではなく、時折、数々の女性と関係を持つプレイボーイな山下智久や、成績不調な財地にマグロ漁船への出向をチラつかせる強面の上司などコメディ要素もたっぷりでライトに楽しむことができる。平日夜の貴重な時間だが、火曜10時はこのドラマに捧げてみてはどうだろう。きっと仕事をする上でのあなたにとっても良いヒントが見つかるはずだ。[文・構成/grape編集部]
2022年04月18日