吉永小百合が医師役で出演する現在公開中の映画『いのちの停車場』の全国公開記念舞台挨拶が昨日6月1日、丸の内TOEIにて行われ、主演の吉永さんをはじめ、広瀬すず、田中泯、成島出監督が登壇し、撮影をふり返った。本作は、「在宅医療」に携わる医者や患者、そしてその家族たちを通して、“いのち”“愛”、“いまを生きていく”家族たちの願いを丁寧に描き出すヒューマン医療ドラマ。東京の救命救急センターで働いていたが、実家の金沢に帰郷し、「まほろば診療所」で“在宅医”として再出発をする咲和子役を演じた吉永さんは「5月12日から20日間、なんとかして、劇場を開けていただけないか、映画館で映画を観ていただくことができないだろうかと思い悩んでおりました。スクリーンからは飛沫は飛びません。来場されたお客様同士でお話しをするということも、ほとんどなくなっています。そういう中で、映画の製作者の方たち、私たち現場で作る側、そして興行主の方たちが、声を揃えて、なんとか映画館を開場して欲しいという声を上げました。マスコミの方たちも応援してくださり、映画ファンの皆様も、待ってるよとおっしゃってくれました。今日このような形で映画を観ていただけますこと、東京と大阪がオープンしたこと、本当に、本当に嬉しく思っております」と現在の心境を吐露。訪問看護師・星野麻世役の広瀬さんも「お客様の前に立たせてもらえて、映画を届けられたということが肌で実感できる、今この瞬間がすごく嬉しいです。すごく、嬉しいです」、成島監督も「東京と大阪で幕が開いて、劇場に皆さんが来ていただいて、本当に感無量です」と喜びを語った。一方、俳優仲間から褒められたというエピソードを披露したのは広瀬さん。「STATIONのシーンは、同業者の方から『どうやって撮っているの?』、『どこまでがアドリブなの?』とよく言われました。台本と現実の区別がつかなかったと言われて嬉しいなと思います」と明かす。また「沈黙が届いております」と言い、場に笑いを起こしたのは、咲和子の父親役を演じた田中さん。「本当に辛い役でして、とにかく身体の痛みを四六時中抱えて生きている人物です。カメラの前だけ痛みを感じるというのは、不器用な自分には不可能で、(撮影時は)撮影所に向かう途中から身体が痛くなる状況でした。全国にいらっしゃる同じ病を抱えている方々が、この作品をもしご覧になった時に、お芝居だね、と言われたくないなと思っていました。僕がダンサーを50年以上やってきた経験に、すがるようなつもりで演じていました」と撮影をふり返り、「皆さんも沈黙で構いませんので、時間をかけて感想を心に保っていただけると嬉しいです」と伝えると、会場からは自然と拍手が沸き起こった。映画のラストシーンは、そんな父が咲和子にある願いを託し、彼女がその願いを叶えたのかの答えを観客に考えさせるような構成となっている。本シーンについて吉永さんは「とても難しいシーンでした。脚本を作っている間にコロナの状況にになりました。そして、多くの方が亡くなっていくという中で、監督とお話しさせていただいて、今日のような形になりました。演じていても本当に苦しかったですが、お父さんの苦しみを取ってあげたいという想いだけは、娘として出さなければという気持ちだけはありました。あのシーンは、演じたというより、あの場所にいました」とコメント。「実は最初の段階では、岡田会長と吉永さんと一緒に、『吉永さんはここのところ柔らかい役が多いので、そうではない役をやってもらおう。安楽死に切り込む、エッジの効いたストーリーラインでいこう』と話していたんです」と前段階のストーリーを明かす成島監督は、「コロナ禍になり、我々が想像した尖った物語より、現実が上をいってしまったんです。その時に、『(このままエッジの効いた話でいくのは)どうかしら?』とおっしゃったのが吉永さんでした。吉永さんは命を本当に大事に考えていらっしゃるんです。そこから、『ではこの物語の答えはどこにあるんだろうか?』という長い旅になりましたが、最後まで分からないということになりました」と説明。さらに「監督として思うのは、吉永さんはあのシーンで本当に真っ白なんです。すごいなと思いました。どっちかの答えに寄っていくなどはなく、ただ感情がふわっとしている。また、同じ場面で泯さんが目を閉じたまま『綺麗だ』とおっしゃったことにも感動しました。これは私の演出ではありません。お二人の真っ白なハーモニーを撮れたことが幸せでした」と話した。『いのちの停車場』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年06月02日石井美保さんの「美肌をつくる極上レシピ」女性誌や美容系広告への出演などでもおなじみとなっている美容家の石井美保さんによる新刊『石井美保のBeauty Soup』が発売された。この新刊には「美肌をつくる極上レシピ」という副題がつけられており、石井さんにとって初のレシピ本となる。A5判で1,650円、光文社より発売中となっている。肌の質を上げる・内臓を休める・心を満たす1976年、米・サンフランシスコに生まれた石井美保さんは現在44歳。トータルビューティーサロン「Riche(リッシュ)」を主宰。著作『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』の「こすらない洗顔」が話題となり、2020年美容本ランキング1位を獲得している。石井さんは「肌の質を上げるにも、内臓を休めるにも、心を満たすにも、スープが1番」だと語り、これまでに5冊の美容本を発表してきたが、今回は「食」により体の内側から美容にアプローチする。「石井美保の定番美肌スープ」「体を温める韓方美肌スープ」「週末に作りたいスペシャルケアスープ」「一杯で満足 食べてキレイになるおかずスープ」「毎日スープ生活を続けるヒント」を紹介。著者が毎日食べている16のスープのほか、スペシャリストのアドバイスによるレシピも掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※石井美保のBeauty Soup 石井美保 - ノンフィクション、学芸 - 光文社
2021年06月01日おうち時間がマンネリぎみなら、旅行に行った気分になってみませんか?成城石井の新作台湾茶と相性抜群の定番人気アジアンフードなどを、成城石井のバイヤーが伝授してくれました。杏仁豆腐や発酵バターのミニクロワッサンなどおなじみの人気商品がぞくぞく登場です!成城石井フード&ドリンクでアジア旅行気分に最近、おうち時間を楽しむネタ、尽きていませんか?海外旅行にでも出かけたい!なんて欲求も出てきていることでしょう。でも、おうちの中だって旅行気分を楽しむことができるんです!成城石井の上質で人気の台湾茶とアジアングルメなら、たちまち台湾やアジア旅行気分に。今回は、成城石井の定番人気のドリンクやフードの中から、今年2021年2月に発売された「成城石井 東方美人茶」と相性の良いフードをグロサリー課のバイヤー原口さんに聞きました。魅惑の甘い香りに酔いしれる「東方美人茶」「成城石井東方美人茶」¥572(税込)成城石井の台湾茶シリーズのうち、今年2月に新発売されて以来、最も売れているという東方美人茶。その「東方美人(オリエンタル・ ビューティー)」の名の理由は、優雅な香りと味わいからきています。台湾三大烏龍茶の一種で、栽培もむずかしいことから台湾でも高級なお茶といわれているそう。台湾から自社輸入したという本場の味が、おうちで手軽にティーバッグで楽しめます。原口さんによれば、この東方美人茶は果物や蜂蜜を思わせる甘い香りが最大の特長だそう。渋みが少なくまろやかで、後味はすっきりと爽やか。葉をカットしていないフルリーフの茶葉を使用することで、素材本来の香りと味わいを最大限に引き出しているそうです。味わいをメインに楽しむことが多い日本茶に対し「香りを楽しむお茶」ともいわれる台湾茶は、豊かな香りで気分をリラックスさせてくれ、ゆったり過ごすおうち時間にぴったりだといいます。ぜひティータイムに楽しんでみませんか。東方美人茶×成城石井の人気フードのおすすめペアリング東方美人茶は、ほのかな甘みに加え、紅茶にも似た風味があるので、パンやデザートなどと特に相性が良いお茶だとのこと。そこで、成城石井で販売されている自家製のデザートやパン、惣菜などから、東方美人茶に相性の良いおすすめペアリングフードを原口さんに伝授してもらいました!1.デザート「成城石井自家製 モーモーチャーチャー」¥431(税込)モーモーチャーチャーとは「ごちゃ混ぜ」を意味するマレーシア生まれのスイーツ。成城石井ではおなじみの人気アジアンスイーツのひとつです。ココナッツブラマンジェとアングレーズソースの濃厚な甘みが、まろやかな味わいの東方美人茶とベストマッチ。原口さんイチオシの組み合わせだそう。「成城石井自家製 フレッシュ柑橘とメロンの杏仁豆腐」¥411(税込)こちらも成城石井の大ヒットスイーツ!杏仁豆腐とともにナタデココが入ったフレッシュな味わいが大人気。「柑橘の甘酸っぱさとクリーミーな杏仁豆腐が、マイルドな甘さの東方美人茶とよく合います」(原口さん)。2.パン「成城石井自家製 北海道美瑛産小麦とマスカルポーネのバターロール5個」¥323(税込)シンプルながら根強い人気の、気軽に食べられるバターロール。マスカルポーネとバターのほんのりとした香りが、東方美人茶と相性が良いとか。「発酵バターのミニクロワッサン8個」¥431(税込)このミニクロワッサンも、成城石井では定番の人気パン。原口さんいわく、発酵バターの芳醇な香りが、東方美人茶と相性が抜群なのだそう!3.自家製惣菜などお食事系「成城石井自家製 海老とオクラのシンガポール風焼ビーフン」¥539(税込)成城石井ファンの間では美味すぎると評判の焼きビーフン。海老のうまみとレッドカレーペーストの辛さが、東方美人茶のまろやかな甘みと相性が良いそう。東方美人茶は後味すっきりなので食中、食後ともにおすすめとのこと。「成城石井自家製 具だくさん海老パッタイ」¥647(税込)パッタイとは、お米を使った麺を炒めて作るタイの定番料理。成城石井自家製のパッタイは、海老、炒め卵、ニラ、厚揚げ、たくあんなど具だくさんが魅力!スイートチリやナンプラーを使用した本格的な味付けになっているため、東方美人茶の甘さとすっきりとした後味がよく合うそうですよ。杏仁豆腐や発酵バターのミニクロワッサン、シンガポール風焼ビーフンなど、おなじみの成城石井の人気のフードの美味しさを引き立ててくれる東方美人茶。爽やかな味わいに、これからの季節にもぴったりといえそう。アジアンフードなら、アジア旅行に出た気分になれるかも。東方美人茶は予想を上回る売れ行きにより、店舗によっては在庫がわずかな場合もあるので、ぜひお早めに!とはいえ人気に応える形で7月上旬には再入荷予定とのことなので、チャンスを逃してしまったなら、再入荷を楽しみにしていましょう。※今回紹介した商品は、在庫状況により、一時的に取り扱いがない場合があります。文・椎原茜
2021年05月30日女優の吉永小百合が主演する映画『いのちの停車場』(公開中)のメイキング映像が28日、公開された。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作品。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。今回、公開された映像では「まほろば診療所」で在宅医として働くことになった咲和子(吉永)を追いかけ、はるばる東京からやってきた医大卒業生・野呂(松坂桃李)が、どうしても「まほろば」で働きたいと懇願するシーンのメイキングが収められている。
2021年05月28日吉永小百合ら日本を代表する実力派豪華キャスト陣が在宅医療に携わる医療者を演じる『いのちの停車場』。公開初週末の新作映画興行収入・動員数で初登場1位を獲得する大ヒットとなっている本作から、吉永さん、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行が演じる「まほろば診療所」メンバーの出会いをとらえたメイキング映像が解禁された。映像は、金沢にある「まほろば診療所」で在宅医として働くことになった咲和子(吉永さん)を追いかけ、東京からはるばるやってきた医大卒業生・野呂(松坂さん)が、どうしてもまほろばで働きたいと懇願するシーンのメイキング。困惑する咲和子だが、院長の仙川(西田さん)が快諾し運転手として即採用が決まったところで、看護師の麻世(広瀬さん)が診療所に戻ってくる。しかし、野呂が乗ってきた高級車を、なんと麻世が自転車で擦ってしまったと言い、野呂は大慌てで外へ確認しに飛び出していく…という、まほろば診療所のメンバー4人の出会いの場面が切り取られている。すでに鑑賞者からも「重いテーマと思っていたけどまほろばメンバーのやりとりにほっこりした」「コミカルなシーンも多くてクスッとできた」「慌てる野呂くんがかわいかった笑」といった感想が寄せられており、映像には、同シーンでカットがかかると、広瀬さんや西田さんも含めスタッフ・キャストともに「うぃ~」と声を掛け合い拍手で笑顔を見せるなど、仲睦まじい現場の様子が伝わってくる心温まるシーンとなっている。さらに、本作キービジュアル撮影の裏側も公開。まほろば診療所のセット前で記念写真を撮る4人の様子は、この撮影がまさに本作の印象的な、まるで家族写真のような温かい雰囲気のキービジュアル撮影の舞台裏。キービジュアルそのままの和やかであたたかな雰囲気が伝わってくるものとなっている。『いのちの停車場』は全国にて公開中。※一部地域は順次公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月28日吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』が公開されている。本作は、在宅医療の現場で活動する医師たちと、彼らが出会う患者たちの交流や、そこで生まれる信頼のドラマを描いた作品で、細部に渡って“映画館で観たくなる”表現や作り手たちの想いがふんだんに盛り込まれている。本作の製作総指揮を務め、先ごろこの世を去った元東映グループ会長・岡田裕介の提案で、プロデューサー陣は吉永が医師を演じる企画を動かしはじめ、その中で現役の医師・南杏子の小説にたどり着いた。「この物語はまっすぐに生きている人たちのことを描いた作品で、それは今のほかのいろんな作品を見回してみてもユニークな部分かもしれないと思っています」と吉永は分析する。本作で彼女が演じる白石咲和子は、長年に渡って救命救急医として活動していたが、ある出来事をきっかけに帰郷。金沢で父と暮らしながら、在宅医として再出発する。咲和子が勤務することになった診療所は近隣の5人の患者だけを訪問で見る小さな院で、医者が"命を救う”のではなく、患者の生き方を尊重し、彼らが"よりよく生きる”ための治療を行っている。新しい環境に驚きながら、咲和子は院長の仙川(西田敏行)や看護師の麻世(広瀬すず)、咲和子を追いかけてきた青年・野呂(松坂桃李)らと共に患者と向き合いながら、変化を遂げていく。「監督はまっすぐな方だから、みんながそれを反映している部分もあったと思う」と吉永が語るのは、2015年の『ふしぎな岬の物語』でもタッグを組んだ成島出監督。成島監督は「この映画の大きな特徴は、若い松坂(桃李)くんと(広瀬)すずちゃんが映画の“太陽”のような存在になっていて、吉永さんがその光を受けて青く輝く月のような存在として描かれる」ことだと分析する。「そして、隣には西田さんがいる。その4つのバランスが非常にいいと思ったんです。オーケストラにたとえるなら、今回の吉永さんは第一バイオリンではなくヴィオラ。松坂くんとすずちゃんが第一バイオリンで、西田さんがチェロ。その四重奏が今回は非常に良い音を奏でているイメージがずっとありました。もうひとつは本作は“吉永さんが成長していく映画”だということですね。いまの日本映画でこういう題材を扱うと、どうしても病気のことが主になることが多いんです。でも、この物語だと吉永さんが成長していく姿を描くことができる。それは吉永さんの姿そのものだと思いましたし、映画を観てくださる方の背中を押してくれるものになると思ったんです」吉永は本作で122本目の映画出演となる。しかし「まだもう少し成長したいという想いはいつもあります」と微笑む。「満足したらそこで終わりだと思っていますし、今回は物語を通して役が成長していくので、自分も変化していけたらいいと思いました。若い頃からいろんな役をやってきたわけですけど、演じる“職業”に興味があるんです。私はずっと俳優という職業をしてきたわけですけど、映画を通して自分がこれまでに経験したことのない職業をできることは、俳優として最高の贅沢だと思いますし、今回は念願かなって医者の役ができて、それもひとつの映画の中で“二役”といっていいほど違うタイプの医者を演じられる。監督には感謝しています。大変な撮影ではありましたけど、ワクワクするような現場でした」本作では主人公・咲和子と診療所の仲間たちが、さまざまな人々の病や生き方、過去の思い出、未来への想いに向き合っていく姿が描かれるが、成島監督は可能な限りカットを割らずに、撮影現場の俳優たちのやりとり、表情の変化、心の動きをあますところなく捉えている。成島監督は「俳優や人間をつかまえようと思うと、昔からこの撮り方になるんだと思う」と説明する。「本当はすべてのカットをひとつのアングルからワンカット、ワンテイクで撮ることができたら理想だと思うのですが、登場人物も多いですし、基本的には2台のカメラで可能な限りワンカットで撮っていこうと思いました。桃李くんたちも現場で吉永さんから“どんぶり”(映画撮影でワンシーンをワンカットで撮影すること。撮影を記録するスクリプトシートに他のカットがないため“丼”と記載したことからこのように呼ばれている)って言葉を初めて教えてもらったみたいです(笑)」デジタル撮影が全盛の昨今では、カメラ位置を変えながら何度も撮影して、膨大な撮影素材を編集でまとめあげる作品も多い。しかし、本作は俳優たちのやりとりや、その瞬間に起こる化学反応など“その場限り”のものをカメラがおさめていく。「やっぱりワクワクしますよね。昔はふたつのカメラで5分ぐらいのシーンを止めずに撮るってことはありましたけど、いまは少ないですよね。やはり気持ちが継続しますし、今回みたいに動きがいっぱいある中ですと“自分がミスしたら大変だ”って気持ちはありますけど(笑)、他の方の動きを見ていてもやはり楽しいですし、演じる上で楽しいんですよね。(テオ・)アンゲロプロスのように人物や状況をじっと見つめるワンカットもありますけど、今回はそうではなくて、俳優みんなで踊りながらと言いますか、躍動しながら撮っていく感じでしたね」(吉永)その場で起こっている動きや目線のやりとり、心の動きが観る者にダイレクトに伝わってくるような手法で描かれる本作は、細部まで丁寧に観ることができる映画館の大きなスクリーンで楽しむことで、さまざまな発見があるはずだ。吉永は「本当に大変な状況ではあるのですが、映画館でみんなが映画を楽しめる状況になることを祈っています」と力を込める。「そのことを考えると夜、眠れないことが多いです。でも私たちはこうして作品を撮りましたから、きっと映画館で作品を観ていただけると確信しています。私も映画館に行くと『やはり映画の良さは、映画館で観ることにあるな』と思うんですね。だから私としてはみなさんに映画館で観ていただくための努力は最大限したいと思っています」成島監督も「いつも映画館で観てもらいたいという気持ちで撮っています」と語る。「だから映画館が閉まってしまうことは本当にさみしいですし、映画館の方も本当にがんばってくださっているので、ロックダウンみたいなことになってしまえばそれはしょうがないですけど、映画館はちゃんと換気もされていますし、そのことを改めてみなさんにも知っていただいて、映画館はマスクをちゃんとして、お話をしなければ安全な場所なので劇場に来ていただけることを祈ってます」本作は、在宅医療の世界を扱った作品だが“死”ではなく“生きること”がその中心に描かれている。人と出会い、共に時間を過ごす中で、それぞれが自分の生き方を模索し、主人公の咲和子も周囲の人々も葛藤したり、悩みながら前へと進んでいく。撮影から公開までの期間、世界中が感染症の問題で大変な状況下にあった『いのちの停車場』だが、結果として“この時期に観ることで心に響く”作品になっている。『いのちの停車場』『いのちの停車場』公開中
2021年05月28日吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行らが出演する現在公開中の映画『いのちの停車場』より、EXILE ATSUSHIが歌唱する本作のイメージソング「Amazing Grace」のMVが公開された。累計興行収入179,681,920円、動員数161,132人(5/21-23)を達成し、多くの共感と感動を呼んでいる本作。今回到着した映像では、ATSUSHIさんが歌唱する姿と共に、舞台となる金沢の四季折々の美しい景色と共に描かれた、劇中の感動的な名シーンや初公開の本編シーンも交え映し出される。在宅医として働き始めることとなった咲和子(吉永さん)と、訪問看護師の麻世(広瀬さん)が、患者の家に往診に向かうシーンや、まほろばの未来を担い、立ち止まっていた自らを一歩前進させる野呂(松坂さん)と麻世が、自身のとある過去について打ち明けはじめ、互いの背中を押すきっかけとなる、多くの共感と感動を呼ぶシーン。そして、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、泉谷しげる、石田ゆり子ら演じる患者やその家族たちの姿も確認することができる。また、ATSUSHIさんは本作について「日本国民全員に観て欲しいぐらい、この映画の中にはヒントがあると思う」と語った。そして、本作を鑑賞した各界の著名人から、「いつの世も不変でなければならない命の重さを,この時代だからこそ『いのちの停車場』は考えさせてくれる」(佐藤浩市)、「久しぶりにきれいな涙を流しました」(阿部寛)、「優しさの中に、明日への夢や希望を与えてくれる力のある映画でした」(松本若菜)、「涙が止まりませんでした」(勝地涼)などと感動のコメントも寄せられている。『いのちの停車場』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月26日EXILE ATSUSHIが歌う、吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』(5月21日公開)のオフィシャルイメージソングイメージソング「Amazing Grace」のMVが25日、公開された。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。21日に公開された同作は、緊急事態宣言による映画館の休業要請のあった一部地域、東京、大阪などの映画館の休業が続く中、映画ファンや口コミで広がった観客を中心に、興行収入148,447,440円、動員数134,643名(22日〜23日)、累計興行収入179,681,920円、動員数161,132名(21日〜23日)を達成し、新作映画として初登場1位を獲得した。公開されたMVには、本作の舞台である金沢の四季折々の美しい景色と共に描かれた劇中の感動的な名シーンや初公開の本編シーンが、本作のイメージソングを歌うEXILE ATSUSHIが歌唱する姿と共に映し出されている。イメージソングを歌うATSUSHIは、「日本国民全員に観て欲しいぐらい、この映画の中にはヒントがあると思う」とコメントを寄せている。(C)2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月26日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、第10のテーマ、「自己実現」とはなにか。(前編)をお届けします。10.「自己実現」とはなにか。(前編)「私は今、子育て中なので、占いに『仕事』と書いてあっても、関係がありません。どのように読んだらよいでしょうか?」「今は仕事をしていないので、占いに『目標達成』『ミッションのスタート』『社会的立場やキャリア』などの表現が出てくると、自分のことではないと思ってしまいます」過去にこうしたご質問を、しばしば頂いてきました。「仕事」か、「家庭」か。現代ではかなり変化も出てきましたが、それでも尚、この命題が多くの女性の目の前に置かれる状況は、少なくとも日本の社会では、続いていると言わざるを得ません。星占いで用いる第10ハウスは、一般には「仕事」「キャリア」「職業」などを象徴するといわれます。実際、「私の適職は何ですか?」などのご質問があればまず、第10ハウスに注目する占い手が大半だと思われます。もちろん、それ「だけ」では回答できませんが、まず最初の一歩として第10ハウスの様子を見るのは王道です。雑誌の記事等で占いを執筆する上でも、第10ハウスに星が入れば「目標達成」「仕事が忙しくなる」「キャリアの転機」などと書くことになります。では、第10ハウスは本当に、「子育てや介護で、主に家庭の中のことを担っている人」には、「関係がない」のでしょうか。ホロスコープの円で、第1ハウス-第7ハウスカスプのライン、これは言わば「地平線」、あるいは「地面」です。ゆえに、第1ハウスから第6ハウスの半円は、「地面の下」です。一方、第7ハウスから第12ハウスは「地面の上」です。ホロスコープを読む上で、地面の下にあたるハウスは「内側の世界、プライベート、原点、個人」を象徴し、地面の上にあるハウスは「外界、他者、パブリック、世の中、集団」を象徴する、と大きく捉えることができます。もちろん、各ハウスの機能を細かく見ていけば、12ハウスのテーマには「隠遁」があったり、6ハウスは「義務、責任」だったりと、簡単に「プライベートか、おおやけのことか」というふうに割り切ることは難しいのですが、ハウスのイメージを掴む上では、「見えている空は外界で、見えない部分はインナースペース」と捉えると、だいぶ解りやすくなります。そう考えると、9、10、11ハウスあたりは、ホロスコープにおいて「もっとも広い場所」「最も遠い場所」です。一人の人間として生まれて、成長とともにどんどん行動範囲を拡大した結果、たどり着くのが9ハウスから11ハウスあたりというわけです。12ハウスになると、第1ハウス、つまり「スタートライン」が視野に入ります。私たちはぐるっと世界を巡って、最終的にはなんらかのかたちで、またもとの世界に戻ろうとするものなのかもしれません。人生において目指していく、一番遠い場所。人生でたどり着ける、一番高い場所。これが第10ハウスのイメージです。とするなら、たとえば幼い頃から「結婚して温かい家庭を作り、子供を育てる」ことを夢見ていた人は、第10ハウスは「自分が創り上げた家庭」であっておかしくありません。実は、古い時代のホロスコープ解釈では、第10ハウスのテーマとして「子供」が置かれていたこともあるのです。かつて、各種産業の家族経営や世襲が一般的だった時代には、家を継いでくれる確かな子供を持つことは、社会的使命に近いものでした。場合によっては、その人自身の社会的評判や地位に直結することだったのです。いまだに「家の跡継ぎを産み育てること」を子供に要請する人々は存在します。子供を育てることは、社会的なテーマだったのです。一方現代では「子供を持つことは、あくまでプライベートなこと」なのでしょうか。そう考えている人もたくさんいますが、本当は、そうではありません。もし本当に子育てが個人的生活だけに帰属するテーマであるなら、たとえば義務教育という考え方や子供のための各種施設、青少年を保護するための法律などは、存在しなくてもよいはずです。子供は未来の大人であり、社会の構成員です。どんなに親子が親しく深い愛情で結ばれていても、親と子供は別々の人間であり、子供には子供の社会的権利があります。子供もまた「他者」です。子供と関わるということは、個人としての情愛の問題だけに留まりません。それは、かつて以上に社会的な活動なのです。会社で同僚や上司や顧客と関わるのと同じように、社会的関わりという側面を多量に含んでいるはずです。……後編へ続きます。>>次回もお楽しみに(2021年6月25日更新)
2021年05月25日吉永小百合をはじめ、松坂桃李、広瀬すず、そして西田敏行といった日本を代表する実力派豪華キャスト陣が出演する『いのちの停車場』が5月21日(金)より公開を迎え(一部劇場を除く)、新作映画として興行収入・動員数で堂々の初登場1位を獲得したことが分かった。緊急事態宣言による映画館の休業要請のあった一部地域、東京、大阪などの映画館の休業が続く中、『名探偵コナン 緋色の弾丸』『るろうに剣心 最終章 The Final』や同日公開の『地獄の花園』を抑え、興行収入1億4,844万7,440円、動員数13万4,643名(週末2日間5月22~23日)、累計興行収入1億7,968万1,920円、動員数16万1,132名(5月21~23日)を達成、新作映画、堂々の初登場1位となった。観客層は、主演の吉永さんファンを中心に30代40代にも広がりをみせ、松坂さん、広瀬さんら若手キャストファンの若年層も劇場に駆けつけるなど、老若男女問わず複数人での来場者が目立った。いち早く本作を劇場で鑑賞した方々からは「すごく心あたたまる素敵な映画」「ここまで終始泣いている映画は初めて」「私も身近な人を大切に生きようと思った」「生きるチカラが湧いてきた」など絶賛する声も続出。また劇場関係者によると、上映状況の問い合わせや「作品の延期が続いている中、作品を出してくれてありがたい」といった声が多く寄せられているほか、「(上映後)感動して泣いて出て来られる方が多く、皆様の満足度も高いと感じた」との声が届けられているという。『いのちの停車場』は全国にて公開中。※一部地域は順次公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月24日5月22日、23日の全国映画動員ランキングは、吉永小百合の主演で現役医師・南杏子による同名小説を映画化した『いのちの停車場』が初登場で首位を飾った。公開2週目の『美しき誘惑−現代の「画皮」−』は2位に。永野芽郁が主演を務め、OLたちのけんかによる派閥争いをバカリズムのオリジナル脚本で描いたアクションコメディ『地獄の花園』は初登場3位になった。公開5週目の『るろうに剣心最終章 The Final』は4位に。公開6週目の『名探偵コナン 緋色の弾丸』は5位につけている。そのほか新作では、三池崇史監督が手がけた“ガールズ×戦士シリーズ”映画化第2作目『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! 怪盗からの挑戦!ラブでパパッとタイホせよ!』が初登場9位に入った。公開32週目に入った『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』もTOP10入りを続けている。次週は『アオラレ』『明日の食卓』『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』『アメリカン・ユートピア』『クルエラ』『HOKUSAI』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『いのちの停車場』2位『美しき誘惑−現代の「画皮」−』3位『地獄の花園』4位『るろうに剣心最終章 The Final』5位『名探偵コナン 緋色の弾丸』6位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』7位『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin; Agateram』8位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』9位『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! 怪盗からの挑戦!ラブでパパッとタイホせよ!』10位『ファーザー』
2021年05月24日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。松坂は同作を通して「体を治すだけが全てではない。もちろんそれもあるんですけど、その人その人、その家族その家族それぞれの幸せの形、過ごし方、日々があって、そういう小さな日々の積み重ねによって人生の命のしまい方につながっていくんだろうなって本当に強く感じました」と明かす。さらに「僕自身もそういう自分の命のしまい方というものを改めて考えさせられるようなことがありました」と言う松坂に、吉永は「早すぎますよねえ、そんなことおっしゃるのは」と苦笑。西田も「早いですよ。そういう発言は70超えた人間が言うものだ! 俺たちが言うことなくなっちゃう」、泉谷は「違うだろお前」と大先輩達が総ツッコミで、松坂は「充実できるように生きようと思いました」とたじたじになっていた。
2021年05月22日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。舞台挨拶前には東映・手塚治社長が登場し「東京、大阪など一部の映画館では上映が叶いませんでしたが、全国の『いのちの停車場』を楽しみにお待ちいただく皆さんに向け、昨日より無事公開をすることができました」と報告する。手塚社長はさらに「この作品を映画館で1人でも多くの方に見ていただきたい。映画館で安全安心に見ていただくため、行政のガイドラインに沿いまして十分な感染対策を行いました。映画館では無事であること、安全であること、十分な換気をするという準備を整えています」と訴える。「弊社といたしましては、映画を愛する皆様に向け、このような時こそ、映画を楽しみ、映画で心を癒やしていただけたらという思いからこの作品を公開することに踏み切った次第でございます」と状況を説明。「映画は娯楽であり癒やしであり、人の心に欠かすことの出来ない栄養素、ビタミンのようなものであると私たちは思っています。安全対策の行き届いた空調の映画館で映画をお楽しみいただければと思っております」とメッセージを送った。主演の吉永は公開について、「とても嬉しいことなんですけど、とても残念なことがありました。緊急事態宣言が延長になりまして、映画は休業要請が出てしまったんです。演劇は大丈夫だけど、映画はダメということを聞きまして、大変ショックを受けましたし、悔しかったです。くじけそうになりました」と率直に心境を吐露する。「でも、今日このように全国の皆様の前で挨拶ができるのは、ここにお客様がいらっしゃらないからだと思って、気持ちを取り直しております」と続け、「きっとこれから日本中の皆様に映画をご覧いただけるという風に思っております」と希望を表した。また、医療をテーマにした作品であることから、吉永は「医療関係の皆様にもあたたかいサポートをいただき、映画を見て色々感想をお寄せいただきました」と明かす。「こんな大変な時期にこの映画を見てくださって、私たちに力を与えて下さったこと、感謝しております」と感謝していた。
2021年05月22日映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、南野陽子、柳葉敏郎、みなみらんぼう、泉谷しげる、田中泯、成島出監督、南杏子(原作)が登場した。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。「僕が演じたのは世界中を旅して店を出した男で、店の作りが遊牧民のパオを模しています。それがとてもいい出来だったんですが、終わるとあっという間に壊されてしまって、残念です。そこでゆっくり一杯飲みたかったな」と話し始めたみなみだが、喉が詰まってしまったようでスタッフが水を持ってくることに。なかなか水が出てこないために、主演の吉永が袖に走るなど、マスコミのみの場内もざわつく。水が出てきたものの、その後も言葉に詰まったみなみは「少し体調が……」と訴え、吉永がそばに寄って支える。そのまま袖に運ばれ、休むこととなった。緊張感が走った場内だったが、西田が「らんぼうさんが歌っている歌が、今度発売されるサントラ盤に収録されるんですけど、本当に素晴らしい味わいのある歌を歌ってらっしゃいます。ぜひこの機会にそちらもよろしくお願いします。頭からずっと聞いたところ、α波がとっても出ていて、30数曲があるんですけれども、3曲目でだいたい寝落ちしてます。そんな感じの素晴らしいCDですので、ぜひ不眠にお悩みの方、お買い求めいただければと思います」と和ませ、拍手が起こっていた。舞台挨拶の途中には、医師でもある原作者の南が袖に様子を見にいくなどしていたが、最後には回復したみなみが再登場し、西田と共に手を振る姿も。軽い貧血だったとのことで、フォトセッションでは笑顔を見せていた。
2021年05月22日女優の吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』(5月21日公開)のメイキング映像が21日に公開された。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。映画出演122本目の本作で、初の医師役に挑戦した吉永。これまでの出演作とはまた違った多くの困難があったが、メイキング映像では無事に本作の舞台・金沢の地でクランクアップを迎えた様子をとらえた。前日にクランクアップを迎えていた広瀬すずが、「吉永さん スタッフの皆さん お疲れ様でした!! 成島組」と、手書きの文字が書かれたシャツを着用してサプライズで登場すると、吉永は感無量といった様子に。「クランクインできるかどうかというような困難な中でクランクインして、スタッフの皆さんも本当にご苦労なさって、いろんなことに耐えて、我慢して、今日の日を迎えられたということで、大変感謝しています」と述べ、「また、皆さんとご一緒して、もっと力をつけてちゃんと芝居ができるようにしたいと思っています」と言葉を続けた。映像の最後には、広瀬、成島監督、ほかスタッフたちが手を伸ばして作った”人のアーチ”の中をくぐり抜け、声にならない喜びを噛み締めながら、広瀬とギュッとハグを交わす可愛らしい吉永の姿も映されている。(C)2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月21日俳優・田村正和さんの訃報を受け、フジテレビ系ドラマ『古畑任三郎』シリーズで共演した俳優の石井正則が19日、追悼コメントを発表した。19日に自身のツイッターを更新した石井は「一報を聞いた時、その場で動けなくなりました。2~3時間そのままでいたみたいです」と、田村さんの訃報を知った際の状況を説明。続けて「『古畑任三郎』で、田村さんと過ごした時間は、自分の礎です」と記し、「今はまだとても動けそうにありませんが、古畑さんの部下として、これからもしっかり動けるよう努めて参ります。ですので、ゆっくり休まれてください。古畑さん。ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。そして最後に「田村正和さんのご冥福を心よりお祈りいたします」と哀悼の意を表した。田村さんが主人公・古畑任三郎役を演じた人気ドラマ『古畑任三郎』。石井は同作で、古畑をサポートする刑事・西園寺守役を演じていた。
2021年05月19日吉永さんは、カメラに映らない小物まで自分に馴染ませていた吉永小百合、122本目の映画『いのちの停車場』が5月21日(金)より公開される。在宅医療をテーマに、さまざまな患者たちの命のドラマを描いた本作で、吉永は初の医師役に挑戦した。日本映画史にその名を刻む俳優。松坂桃李と広瀬すずのふたりにとっても、念願の初共演だった。「今回お話をお受けしたのも、やっぱり吉永さんがいらっしゃるというのが大きかったです。これだけ日本の映画界で第一線で活躍されている方とご一緒できる機会というのもなかなかないですからね」(松坂)「私も主演が吉永さんとお聞きして、まだ台本をいただく前だったんですけど、やりたいですってお返事しました。私たちの世代からすると、どんなにご一緒したくても、絶対に叶わないだろうなと思っていた方なので。本当に、すごく贅沢な時間でした」(広瀬)吉永が演じたのは、まほろば診療所の在宅医・白石咲和子。そして、元医大卒業生で診療所の運転担当・野呂聖二役を松坂が、看護師の星野麻世役を広瀬が務めた。「吉永さんとご一緒してみて感じたのは、しなやかで軽やかと言いますか。役への染み込ませ方をじっくり温かくやられる方だなと。たとえば、診療所の咲和子先生のデスクにはペンとかいろんなものが置いてあるんですけど、そういう小物も手にとって、まずご自身でお使いになるんです。たぶんどれもほとんどカメラには映らないものばかり。それでもちゃんと自分に馴染ませる姿を見て、すごいなと思いました」(松坂)「現場のみなさんが『吉永さんの作品』ということに誇りと愛情を持っていて。その景色が、今まで見てきたどの現場とも違っていて、改めて本当にすごい方なんだなと思いました。でもご本人はあくまで演じる側のひとりとして作品に丁寧に向き合われているんですね。その姿に刺激をいただきました。吉永さんの集中力がすごいので、一瞬でも私の集中が切れた瞬間があったら吉永さんに見透かされてしまうんじゃないかって。そんないい緊張感のある現場でした」(広瀬)在宅医療を主題とした本作では、癌が再発した囲碁棋士、末期の膵臓癌を患う元高級官僚など、命の終わりに直面した人々が多く登場する。ふたりは、特にどのエピソードに心を打たれただろうか。「僕は、田中泯さんが演じる咲和子先生のお父さんの話ですね。病に倒れたお父さんは『自分の命は自分で決めたい』と咲和子先生に頼むんですけど、法律的に許されることではないですし、ましてやドクターである咲和子先生にとっては考えられないことじゃないですか。泯さんのあの痛み方は、観ているこちらまで苦しくなるぐらいで。お父さんや咲和子先生の心の葛藤含めて胸に来るものがありました」(松坂)「咲和子先生のお父さんのシーンは、台本を読んでいるだけでも痛みが伝わってきて辛かったんですけど、実際に試写で観たらもうすさまじくて、胸がいっぱいになりました。あとは、最初に出てくる泉谷しげるさんと松金よね子さんの夫婦のお話も思い出深いです。泉谷さんの言葉にならない言葉を横で聞いているだけで胸がつまるような。あそこのシーンが撮影としても序盤の方だったので、そこからズシッとモードに入りました。」(広瀬)ラーメンのすすり方で、同じ気持ちになってくれているのが伝わってきた同じまほろば診療所のチームとして働く野呂と麻世。次第にふたりの間には同志のような、家族愛のような、不思議な絆が芽生えていく。ふたりが中華料理店で食事をするシーンは、本作の中でも特に印象的な場面だ。「あそこだけちょっと違った撮り方をしていて。ほとんどカメラ目線だったんですよね」(松坂)「だから撮影のときは、カメラの奥にちょこっとだけ松坂さんが見えているんです(笑)」(広瀬)「ちょっとだけね。片目だけ見えるみたいな(笑)」(松坂)「その分、見えてる目から感情を読み取ろうとして、すごい見ちゃいました(笑)。松坂さんの目から野呂の気持ちが伝わってくるんです。伝わりすぎて、思わず目を逸らしたくなりそうでしたね」(広瀬)「ふたりにとってすごく大事なシーンだったので。現場に入ったときは、こういう撮り方するんだって、ちょっと緊張していました」(松坂)「そうだったんですか」(広瀬)「きっと野呂と麻世の間にあるものって枠にはめようとするとつまらないというか。観ている方に『そういう感じね』と思われるのも違うなと。だから、あえて明確にしないでおきたかった。曖昧な方が人によって受け止め方が変わるかなと思って、この感じは何だろうというって自分でもはっきりしないまま演じていたのは覚えています」(松坂)「あそこで麻世は自分の話をするんですけど、何を言っても野呂っちはちゃんと受け止めてくれて、自分と同じ気持ちになってくれているというのが、ラーメンのすすり方だけで伝わってきたんです。何て言うんだろう。自分とおんなじ量で進んでいるのが、松坂さんのラーメンをすする音から感じ取れたというか。そうやって言葉に表せないものを共有できたのは、すごくうれしかったです」(広瀬)本当は、私もたけしさんのモノマネをするつもりでした(笑)在宅医療の現場に立ちながら、人間として、医療従事者として、成長していく野呂と麻世。中でも大きな出会いとなったのが、佐々木みゆ演じる小児癌患者の萌だ。是枝裕和監督の『万引き家族』で一躍名子役として脚光を浴びた佐々木は、今作でも忘れがたい存在感を示している。「海辺のシーンでは一緒に貝殻を拾ったりしていました。あと、瓶に色がついたジェルをもらったんですけど。『ありがとう』と言いつつ、いまだに何に使うものなのかわかっていません(笑)」(松坂)「みゆちゃんがよく『写真撮ろう』って言ってきてくれて。ふたりで撮った写真をいつもみゆちゃんが是枝さんに送っているんです。それが今度はそのまま是枝さんから私に送られてくるっていう謎のやりとりがありました(笑)」「すごい。あの年齢でもうそんな感じなんだ!?」(松坂)「そういう大人っぽいところもありつつ、子どもらしい部分もあって。でも、お芝居に入ると、全然違う顔になる。本当にすごい子だなって思いました」(広瀬)シリアスなシーンの多い作品ではあるが、決してただ重苦しいだけではない。家族の温かさ、人と人が共に過ごす時間の愛しさが、美しい金沢の四季の風景と共に綴られていく。特に、まほろば診療所のメンバーにとって憩いの場となっている「BAR STATION」のシーンは、現場でも楽しい裏話があったようだ。「みんながそれぞれモノマネをするところがあるんですけど、実は僕とすずちゃんのネタがかぶっていたんですよ」(松坂)「台本には誰が何のネタをやるかまでは書いていなくて。(ビート)たけしさんのモノマネをするつもりでスタジオに行ったら、直前で監督から『松坂さんもたけしさんだよ』と聞かされ、『あれ?』と(笑)。その場で、『よし、私はたけしさんはやらないぞ』と決めて。急遽(井上)陽水さんに切り替えました」(広瀬)「すごい。そんなこと微塵も感じなかった。さすがだなあ」(松坂)「ネットで陽水さんの動画を調べたんですけど、歌っているものしかなくて。でも、決まった台詞を喋らなきゃいけなかったから、そこは難しかったですね。見本がない中で、どうやればいいんだろうって」(広瀬)「難しいですね、あれは。でもすごくうまかったです」(松坂)「ありがとうございます」(広瀬)「ちなみに僕のたけしさんはどうでしたか?」(松坂)「…私の方がうまかったかなあって(笑)」(広瀬)「あはは。ちょっと1回見てみたいな」(松坂)「ウソです(笑)。人前でモノマネをすることってそんなにないので、難しかったけど、楽しかったですね」(広瀬)こんなふうに無邪気に笑い合えるのも、今この瞬間を生きているから。本作では多くの人々の死が描かれるが、その死が鮮烈であればあるほど、輝くのは生のまぶしさだ。まだ若いふたりも『いのちの停車場』を通じてさまざまなことを感じ取った。「自分だったらどういう“命のしまい方”をするかというのはやっぱり考えましたね。家でゆっくり看取られたいなとか思ったりもするんですけど、もし自分が患者本人じゃなくて家族の立場だったらと考えると、また迷ったりして。今もまだ答えが見つからない。それが、僕がこの映画と出会って辿り着いた答えです」(松坂)「答えが出ないですよね。私は人との出会い運が異常に強いと思っていて。人に囲まれて人生を送っているのが楽しいなと今は思っているんですけど。たとえ家族や友達がいても、いつかはひとりで死を迎える瞬間が訪れる。そう考えると、やっぱり怖いし。ある意味、そのときになってみて初めて感じる勢いとか、どこか諦めのようなものがないと答えは出せないのかもしれない。だからきっと命のしまい方というのは、一生迷い続ける課題なんだろうなと思います」(広瀬)松坂桃李さん・広瀬すずさんのサイン入りチェキを1名様に!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=a7733232-8bbd-499d-87cf-d3f1341116da&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国公開!撮影/友野雄、取材・文/横川良明
2021年05月14日おいしいものに敏感な人たちに人気の『成城石井』。高品質なオリジナルブランド商品や自家製食品をはじめ、選りすぐった輸入食品などが揃っているため、素材のよさと味にこだわる食通に親しまれています。なかでも化学調味料無添加の惣菜や自家製スイーツは大人気。そこで、「成城石井大好き」というファンが「見つけたら絶対買いたくなる!」とSNSでも評判の人気商品に注目してみました。■売り切れ覚悟! 数量限定販売の大人気「スプレッド」おうち時間が増え、ますます需要が高まる成城石井ですが、「家の近くに店舗がないので、なかなか行けない」という方もいるはず。そんな方にはオンラインショップもあるので、ぜひチェックしてみたいところですが…。成城石井マニアに人気の味として、まっ先にご紹介したいのが、いつものトーストがスイーツのようになるという数量限定販売のスプレッド。●いちごバター多くのインスタグラマーさんたちがこぞっておすすめするのが、成城石井の大人気商品のひとつ「いちごバター」(税込754円)。「国産いちご100%使用で、いちごの酸味とバターの風味が合っていておいしい」として、数量限定で入荷されるたび、すぐに売り切れてしまうと噂の商品です。なかでも、いちごバターの特別バージョンとして「あまおう いちごバター」(税込861円)をおすすめするのは、インスタグラマーのseijoishii__maniaさんこと、成城石井マニアさん。 成城石井マニアさん のInstagram(@seijoishii__mania)より 「あの成城石井の大ヒット商品『いちごバター』のプレミアム版、見たら買いです。数量限定の再販中に私もさっそくお取り寄せしました」とのこと。 成城石井マニアさん のInstagram(@seijoishii__mania)より「半年ぶりのお味は…やっぱりおいしい!あまおうならではのジューシーな甘みと、バターでまろやかになった酸味が絶品。アイスやパンケーキのトッピングにもぴったり」といいます。 「あまおう いちごバター」の抽選販売に応募し、みごと当選したというtoukoiceこと、東子さんもその味に感激したそう。 東子さん のInstagram(@toukoice)より「食パンをトーストして、その上にいちごバターをのっけ。果肉たっぷりで、あまおうの甘さとバターのコクが合わさって美味しすぎー」と東子さん。「パンと合わせたら最強ですが、ついついスイーツ感覚でそのまま食べてしまって無くなりそうです」といいます。通常のいちごバターも、プレミアム版の「あまおういちごバター」も数量限定でときどき販売されるので、「見つけたらラッキー!」と日頃からアンテナを貼って、チェックしてみることをぜひおすすめします。■自分へのご褒美にしたい「自家製スイーツ」●自家製プレミアムチーズケーキ「成城石井に行ったら、これを買うのが楽しみ!」という人が多い自家製ケーキ。素材にこだわって作られているので、「いつものおやつタイムもちょっぴり贅沢気分が味わえる」と評判です。なかでもファンの間で一番人気ともいわれ、有名なのがプレミアムチーズケーキ(税込854円)。 Ryouさん のInstagram(@noa_ke)より インスタグラマーのnoa_keさんこと、Ryouさんも「成城石井で人気のプレミアムチーズケーキは、6種のナチュラルチーズの濃厚な味がお気に入り」といいます。「クリームチーズ、レッドチェダーチーズ、マリボーチーズ、ゴーダチーズ、マスカルポーネ、パルメザンチーズが入っていて、もう~濃厚!! 贅沢。おつまみにも良さそう」とRyouさん。たしかにプレミアムという名が付いているだけありそう。ナチュラルチーズがこんなに入っていたら贅沢ですね。 amiegoさん のInstagram(@amiego.1130)より インスタグラマーのamiego.1130さんこと、amiegoさんはこのプレミアムチーズケーキを差し入れにいただいたそうですが。「チーズケーキ自体が濃厚でしっとりしていて美味しいのはもちろんだけど、ナッツとかレーズンとかがゴロゴロ入っていて食感も楽しいのが特徴」と詳しくレポ。「ナッツとレーズンで味に深みも出ているような…。上にかかってるフワフワがちょっと焼きが入っていて香ばしいし、チーズケーキが濃いので、個人的に大好きです。一度は食べてみて!」と絶賛しています。まだ食べたことがないという方は、ぜひこの定番チーズケーキからスタートしてみるといいでしょう。●自家製イタリア産シチリアレモンのチーズケーキチーズケーキといってもいくつかの味がありますが、定番をしのぐ味として、いま注目を集めているのが自家製イタリア産シチリアレモンのチーズケーキ(税込1070円)。「お弁当・お惣菜大賞2021」スイーツ部門で最優秀賞を受賞したという話題の味だそうですが。シチリア産レモン果汁の爽やかですっきりとした酸味がおいしいと、いま人気急上昇のスイーツとか。インスタグラマーのrikyan_gurumeさんこと、りきゃんさんもその評判に魅かれて試してみたそうですが、「プレミアムチーズケーキを超えるかも!?」とのこと。 りきゃんさん のInstagram(@rikyan_gurume)より 「普段はプレミアムチーズケーキを買うんだけど、最優秀賞っていうのにつられて買ってみたら、結果は大正解!」とりきゃんさん。チーズケーキの上にはバターと練乳を使用したレモンミルククリームとピスタチオがのっているそうですが、「ピスタチオは甘くて食感もよくていいアクセント。レモンの風味がしっかりてあって、濃厚しっとりだけどさっぱり。クオリティの高いチーズケーキなのに、お値段は1000円程度」とコスパのよさも伝えてくれます。「テレビやSNSでも話題なんだって! これはリピート決定」というのでぜひ試してみるといいでしょう。●トランシェ・ド・キャラメルショコラ1週間の終わりにスイーツを食べたくなるというta.26206.roomさんこと、taaaさんがおすすめするのは、こちら。「今週のご褒美スイーツは成城石井のキャラメルショコラケーキ」とtaaaさん。 taaaさん のInstagram(@ta.26206.room)より 「苦味の効いた大人な感じのチョコケーキ。好みな味です」といいます。同じように「本日の食後のぜいたく」として、「成城石井のトランシェ・ド・キャラメルショコラは、見た目にも鮮やかで上質感があるが、食べてみても納得の逸品!」とおすすめしているのは、na_kirakira0113さんこと、ら・れーぬさん。 ら・れーぬさん のInstagram(@na_kirakira0113)より 「チョコレートの層は見た目よりもくどさはなくクリームの層とも相性が良く、琥珀を彷彿とさせる上のキャラメル部分は適度な甘さと苦みでいっそう味わい深くさせる」というので、自分へのご褒美スイーツにぴったりといえそうです。●宇治抹茶のポルボローネ和風のスイーツがお好きな方にはこちら。インスタグラマーのnonoka17229033さんこと、なかにしののかさんがおすすめするのは、「宇治抹茶のポルボローネ」(税込486円)。 なかにしののかさん のInstagram(@nonoka17229033)より 成城石井のオリジナルブランド「desica」シリーズの焼き菓子のひとつですが、「こんな美味しいポルボローネ、他にはないので紹介します」というののかさん。1袋12〜3個入り。ひとくちで食べると、結構大きめでボリュームがあるそう。その味は、「非常に濃厚なお抹茶の香りと、がつんとしたほろ苦さが楽しめるほろほろ食感のクッキーです。ポルボローネにたくさんのお抹茶シュガーがまぶされていて、袋に残ったお抹茶シュガーをスプーンですくって食べたいほど(笑)。とにかくお色味の美しさ、お抹茶の苦味と香りにパンチがあります」といいます。店舗に行けば通年で買えるのがいちばんの魅力というので、お試しあれ。どのスイーツもおいしそうなので、3時のティータイムや食後にいただく時間が楽しくなりそうです。■毎日のごはんにも特別な日にも大活躍!「自家製惣菜&オードブル」あと一品おかずが欲しいというときに、あると便利なお惣菜。成城石井の自家製惣菜はそんなときに活躍してくれる「おいしい惣菜が揃っている!」と評判です。とくに化学調味料無添加、素材にもこだわっているということから、惣菜の品質が高い高級スーパーというイメージを持っている方も多いよう。家の近くにあるので週に4、5日は通っているというほど、「成城石井が大好き」というブログ「くらすいえ2」のkurasuieさんもそんなおひとり。●自家製ジューシー焼売いろいろなお気に入りの味があるというkurasuieさんが、「惣菜では一番好き!」というのがこちら。「惣菜部門でリピしまくっているのは、自家製ジューシー焼売(税込647円)」といいます。エキサイトブロガーkurasuieさんのブログ記事「 【オススメ】大好きな成城石井で必ず買うもの~ 」より「これが超美味しいんです。大きさもひと口サイズで丁度良いのであと一品足りない時にとっても便利です」とkurasuieさん。国産豚を使用し、化学調味料も無添加なので、お子さんのいるおうちでも安心。「たまねぎがたっぷり入っていて、味に飽きがこないのもお気に入りポイント。仕事が忙しくてどうしてもおかずを作れない!なんて時にお世話になっております」といいます。自家製焼売はこのジューシー焼売のほか、タラバガニとホタテをトッピングした焼売もあり、3種類がセットになった商品もあるそう。タラバとホタテの色合いが入ると見た目にもちょっと贅沢になるので、おもてなしやちょっと特別な日には3種の焼売を揃えてみるのもいいでしょう。●シュリンプカクテル夕食のおかずにはもちろん、おうち飲みしたいときのオードブルやサラダにおすすめしたいのはこちら。インスタグラマーのmi_yan0101さんこと、みーやん関西グルメさんがおすすめするシュリンプカクテル(税込1079円)です。 みーやん関西グルメさん のInstagram(@mi_yan0101)より 「成城石井に行って、あったら必ず買うこの商品。柔らかめのぷりっぷりのえびにピリ辛なサルサソースがついていておいしい」とみーやんさん。 みーやん関西グルメさん のInstagram(@mi_yan0101)より 「酸味のきいたサルサソースがなんともいえないおいしさ」だそうですが、結構辛いそうなので、「お子様や辛いの苦手な方はマヨネーズで食べるのもおいしい」といいます。食卓に並べただけでもちょっとリッチな気分が楽しめそうです。●成城石井スモークサーモン最後にもうひとつ、多くの方においしいと評判なのがスモークサーモン(税込1079円)。前出のブロガーkurasuieさんも「我が家が一番お気に入りで購入しているのが成城石井のスモークサーモン」といいます。エキサイトブロガーkurasuieさんのブログ記事「 【オススメ】大好きな成城石井で必ず買うもの~ 」より 「適度に厚みがあり、しっとりねっとりした舌ざわりがたまらない、家族全員が大ファンのスモークサーモン」というkurasuieさん。「そのまま頂いたり、サラダにのせたり、パスタの具材にしたりサンドウィッチにしたり」と用途はいろいろだそうですが、「どんな食べ方でもおいしい」といいます。また、成城石井が大好きというブログ「~Little Happy~」のlittle happyさんも成城石井のスモークサーモンが大のお気に入りだそう。エキサイトブロガーlittle happyさんのブログ記事「 オードブルにおすすめ!成城石井の人気商品! 」より 「わが家が成城石井に行ったら必ず買う商品は、成城石井スモークサーモンスライス。じっくりと調味、熟成して丁寧にスモークされたサーモンは、香りも強く脂がのっています。チリ産のトラウトサーモンを使用し、北海道で製造しているんですって」といいます。「成城石井の売れ筋商品がテレビ番組で紹介されていたのですが、スモークサーモンは『売れ筋TOP10』に入る人気商品だそうですよ。たしかに一度食べれば納得!の味」とlittle happyさん。 エキサイトブロガーlittle happyさんのブログ記事「 オードブルにおすすめ!成城石井の人気商品! 」より 「味は本当に文句なしで香りも良く、肉厚なサーモンは食べ応えがあります。形もそろっていてサイズもとても大きいので おもてなしやパーティーのオードブルにぴったり!」と絶賛。 エキサイトブロガーlittle happyさんのブログ記事「 オードブルにおすすめ!成城石井の人気商品! 」より 「スパークリングやワインにも合うのです~。レモンを添えてスモークサーモンを並べるだけで立派な前菜の出来上がり」といいますが、little happyさんのように、ちょっとおしゃれな食卓を楽しみたいような特別な日にもぜひおすすめです。「いつものおうちごはんやブレイクタイムをちょっと贅沢にしたい」「成城石井の噂の味をわが家もぜひ味わってみたい」と思ったら、さっそくチェックしてみませんか。「出かけた先で成城石井を見つけたらラッキー!」と思って、お好きな味をいろいろ見つけてみるといいでしょう。外出がままならない今こそ、おいしい幸せをたっぷりかみしめれば気分も上がり、おうち時間がもっと好きになるはずですよ。※ご紹介している商品は、タイミングによって在庫切れの場合もございます。あらかじめご了承ください。今回ご紹介したInstagram、ブログ・成城石井マニアさん(@seijoishii__mania) ・東子さん(@toukoice) ・Ryouさん(@noa_ke) ・amiegoさん(@amiego.1130) ・りきゃんさん(@rikyan_gurume) ・taaaさん(@ta.26206.room) ・ら・れーぬさん(@na_kirakira0113) ・なかにしののかさん(@nonoka17229033) ・みーやん関西グルメさん(@mi_yan0101) ・エキサイトブログ「くらすいえ2」のkurasuieさん ・エキサイトブログ「~Little Happy~」のlittle happyさん
2021年05月08日吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』のオフィシャルイメージソングが、EXILE ATSUSHIが歌う「Amazing Grace」に決定したことが分かった。世界的な名曲「Amazing Grace」は、これまでにもジュディ・コリンズやエルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリンら名だたる歌手たちが歌い継ぎ、本作においても、特報映像や本予告映像で楽曲が使われ、「FAKY」のAKINAが歌唱を担当した。これに加え、今回EXILE ATSUSHIさんの歌唱が決定したことで、劇中には登場しない楽曲を一つの映画作品で異なる2組のアーティストが歌唱するという貴重な機会が実現。今回のイメージソングの歌唱に際してEXILE ATSUSHIさんは「誰もが聴いたことのある偉大な楽曲であり、本当に自分に務まるのだろうかという想いもあったのですが、折角頂いたお話でもあるので、挑戦してみようと思いました」と思いを明かす。本作については「言葉で表すのは難しいですが、ただ単純に“感動した”という言葉だけでは片付けられないぐらい、今まさに日本中の人達にとって必要なテーマであり、考え方をより深めてくれた映画だと思います。映画を拝見しながら、10分に一回ぐらい泣いていました。絶対に見たほうがいい映画だなと思いました」と感想を語っている。なお、楽曲はGW明けから随時テレビスポット等の予告映像に使用され、各種イベントなどでも活用される予定。4月30日(金)0時には、配信がスタートすることも発表された。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月29日EXILE ATSUSHIが、吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』(5月21日公開)のオフィシャルイメージソングを歌うことが、29日に明らかになった。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。この度、EXILE ATSUSHIが歌う世界的な名曲「Amazing Grace」がオフィシャルイメージソングに決定。これまでジュディ・コリンズやエルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリンら名だたる歌手たちが歌い継ぎ、日本国内でも本田美奈子や中島美嘉、MayJ.ら女性を中心に幅広いアーティストがさまざまなシーンでこの曲を披露している同曲は、本映画においても特報映像や予告映像でも使われ、話題のアーティストFAKYのメンバーであるAKINAが歌唱を担当している。ATSUSHIは2001年9月にEXILEのメインボーカルとしてデビューして以来20年以上、多くの人に愛されてきた日本を代表するボーカリストの一人。昨年1月には収益を児童養護施設などの支援に充てる目的で自身YouTubeチャンネルを開設し、同年7月には歌手のAIとともにミュージシャン支援プロジェクト「Mushician Aid Japan Project」を発足するなど、その社会的な活動も注目される。2020年11月2日をもってグループから勇退した。同曲はATSUSHIが41歳の誕生日を迎える4月30日0時ちょうどに配信を開始する。○EXILE ATSUSHI コメント誰もが聴いたことのある偉大な楽曲であり、本当に自分に務まるのだろうかという想いもあったのですが、折角頂いたお話でもあるので、挑戦してみようと思いました。人生の壮大さや儚さとか色々なものを感じられる楽曲なので、少しでもこの映画の力になれればという想いで、心を込めて歌わせて頂きました。『いのちの停車場』は、言葉で表すのは難しいですが、ただ単純に“感動した”という言葉だけでは片付けられないぐらい、今まさに日本中の人達にとって必要なテーマであり、考え方をより深めてくれた映画だと思います。映画を拝見しながら、10分に1回ぐらい泣いていました。絶対に見たほうがいい映画だなと思いました。限りある命の中で、いいことも悪いことも色々なことがあるかと思います。ただ、「Amazing Grace」を聴いている間は、それも全て美しく彩られる、そんな風に聴いて頂けたら嬉しく思います。今というこの時代をどう生きるかという大きな課題に対して、この映画には大きなヒントがあると思いますので、是非色々な方に見てほしいです。少しでも命の大切さや儚さを感じて頂けたら僕も歌で参加させて頂いた身として嬉しく思います。(C)2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月29日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。前回に引き続き、第9のテーマ、遠く仰ぎ見て「わたしとは何か」と問う。(後編)をお届けします。9.遠く仰ぎ見て「わたしとは何か」と問う。(前編)はこちら >>9.遠く仰ぎ見て「わたしとは何か」と問う。(後編)「自分は誰なのか」、すなわち「アイデンティティ」は、とても危険な概念でもあります。なぜなら、簡単に差別意識やナショナリズム、排外主義などに結びつくからです。特に、ごく狭い視野の中で、小さな世界だけの経験で生きている人は、「他者」「異邦人」が理解できず、ゆえに「怖ろしい」「危険」と感じ、ほとんど無意識に排除しようとします。人間は「わからない」ものは、幽霊から虫から、すべて「こわい」のです。でも、ごく広く旅をした人なら、「アイデンティティ」の捉え方も変わります。日本にいる間は「関西の人は苦手」「九州は怖い」などと感じている人も、遠く海外に旅に出て、現地で日本人に出会ったら、相手がどこ出身だろうと「仲間!」と感じられます。同じく、宇宙人の集団に囲まれたとき、地球の人間に出会えたなら、「仲間!」と思うはずです。広く旅をし、深く学んだ人は、「わからない」を「わかる」に変えていきます。更にそのプロセスで、「わからない」ものとのつきあいかたを身につけていきます。どんなに賢くても、どんなに多くを学んでも、全てを知り尽くすということはできないでしょう。ゆえに、この世界には常に「わからないもの」が残っているわけですが、そうした「わからないもの」も、いつか「わかるようになる」可能性があります。むやみに恐れたり排除したりするのではなく、「わからない」という状態を受け止め、「わかるかもしれない」道を探すのです。広い世界を旅し、深く学んだ人は、差別や排外主義的な観念に陥りにくくなります。「理解できる」と思える範囲が広く深くなるからです。「私は何者か」を、限りなく広い世界のなかで捉え直し続ける作業は、自分以外の人々を幸福にする力を授けてくれます。なぜなら、誰も排除されたり、差別されたりしたくないからです。人間は「自分だけが幸福ならそれでいい」とは、いかないのです。開きなおってそう思ってみても、心のどこかに罪悪感がうずきます。自分が誰かを、特に相手の行為とは関係なく「怖い、いやだ」と感じたとき、そう思われた相手は、多少なりとも傷つくのです。学ぶこと、旅することは、それ自体が本来、楽しい体験です。ですがさらにここで、第9ハウスのテーマとして、「なぜ学び、なぜ旅をするのか」という問題が出てくる気がします。この「なぜ」は、おそらく倫理や道徳といった、私たちが社会集団を作って暮らす上で欠かせない概念、「善」というものと結びついているのではないかとも思います。本稿のテーマである「幸福」について考えると、第9ハウス的「幸福」は、ただ自分一人の幸不幸に留まらないように思われます。「道徳的であろう」「善くあろう」とすることは、他者の存在が前提となっています。たいていは、「自分以外の誰かのために」、道徳的であろうとするのです。つまり、第9ハウスの「旅、学び、宗教、法律」というテーマには、「集団の中で生きるにあたり、いかに他者の幸福を大事にするか」という観念が組み込まれています。徳の高い人は、幸福なのです。そして、徳の高い人とは、他者に対して誠実に、真実に振る舞える人のことを意味します。「自分とは誰なのか」を探しに出かけたとき、究極には「自分は結局、善い人間であり、正しく生きようとしている人間だ」という答えにたどり着かなければならないはずです。もし「自分は弱く卑怯で、クズのような人間だ」という答えにたどり着いたとしたら、まだ旅が終わらないでしょう。そこから「では、どうすればいいのだ?」という問いが生まれてしまうからです。第9ハウス的な幸福とは、社会集団の中で生きる上で、より「善いもの」はなんなのかを探し当てる、ということに結びついている気がします。利他心、集団性、アイデンティティ。社会の中で何を「崇高なもの」とするか、そしてそこにどう到達するかということが、一つの大きなテーマとなっているのです。「古代の人類は、ある場所に住んで一定期間を過ぎると、その場所を捨てて別の場所に移動していくという生き方をしていたのだ」という記事を読んだことがあります。一つの場所に住み続けた後では、ゴミや排泄物などが蓄積されます。そのうち住環境が悪くなってくるので、その場所をあとにして移動していった、というのです。現代にも、似たようなことはあります。たとえば、ある土地や集団において、嫌な辛いことが起こると、私たちはその場所から遠く離れたところで「人生をやりなおす」ことができます。そこでは、自分自身というものを「生まれ変わらせる」ような体験をする人もいます。「長距離の移動」はこんなかたちでも、人間のアイデンティティと結びついています。第9ハウスは、ホロスコープの中でもっとも「広い世界」「遠い世界」を象徴しています。この世界がどんなに大きいか、ということは即ち、一人の人間がどんなにちっぽけか、を実感することに他なりません。その上で尚、何か高く善いものを求めて生きようとする人間の不思議な指向性が、第9ハウスという場所にぎゅっと詰まっている気がします。もし、科学技術が発達した遠い未来、「人間とは/私とは何か」が、完璧な形でわかってしまうような時代が来たら、人間はもはや、誰も旅をしなくなるかもしれません。星占いもまた「私とは何か」「人生とは何か」を問いかける道具となることがあります。ゆえに「自分とは何か」が判明するような時代が来たら、星占いも、消えてなくなるのかもしれません。>>次回もお楽しみに(2021年5月25日更新)
2021年04月25日吉永小百合主演のヒューマン医療ドラマ『いのちの停車場』の応援歌を、本作に出演する西田敏行が歌唱することが決定。特別映像も到着した。今回発表された応援歌「いのちの停車場」は、ギタリストの村治佳織が作曲した映画エンディングテーマに、小椋佳が作詞を担当した楽曲。映画のエンディングとして流れる楽曲は、いのちのあり方を観客に問いかけるこの作品の余韻を味わえるよう「歌詞のない女声のヴォーカリーズ」として作曲。だが、製作総指揮・岡田裕介が完成した楽曲を聞いた際、その旋律の美しさに感動。この楽曲に歌詞をつけ、映画のテーマでもある「掛け替えのないひとつひとつの命を鼓舞する」応援歌として届けられないかと考え、本応援歌が誕生した。楽曲を歌唱したのは、本作で「まほろば診療所」院長として吉永さん演じる医師・咲和子に寄り添い、共に最後のいのちの輝きへの向き合い方を導く仙川を演じた西田さん。「小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です!とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います」と自信を覗かせる。さらに今回、西田さんの歌声とレコーディング姿、本編の印象的なシーンが散りばめられた特別映像も公開された。また、本作の主演を務めた吉永さんは「優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です」と楽曲にコメントを寄せている。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月22日俳優の西田敏行が、吉永小百合主演の映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の応援歌を歌うことが、22日に明らかになった。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。応援歌「いのちの停車場」はギタリスト・村治佳織が作曲した映画のエンディングテーマに、小椋佳が作詞を担当した楽曲。本作の製作総指揮である故・東映グループ 岡田裕介会長が、「人生」というテーマを表現したエンディングテーマの作曲を村治に直接オファーし、作品の余韻を味わえるよう「歌詞のない女声のヴォーカリーズ」として作曲された。しかし完成した楽曲を聞いた岡田会長がその旋律の美しさに感動し、この楽曲に歌詞をつけ、映画のテーマでもある「掛け替えのないひとつひとつの命を鼓舞する」応援歌として届けられないかと発案、旧知の友の小椋佳に作詞をオファー。歌い手としては、西田に歌唱を依頼した。西田は劇中でもまほろば診療所の院長として、吉永小百合演じる医師・咲和子に寄り添い、ともに最後のいのちの輝きへの向き合い方を導く仙川を演じている。レコーディングは3月末に実施され、作曲を担当した村治も立ち会った。その歌声を聞き感動した村治は、「今ここでセッションをしたい」と熱望するほどで、西田以外にこの楽曲に最初に新たな命を吹き込む人はいない、と太鼓判を押す。主演の吉永も「優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です」と絶賛した。○西田敏行 コメント岡田裕介会長が「小椋佳さんに詩をお願いして、村治さんに曲をつけてもらって、歌は西田に歌わせてくれよ」と生前におっしゃっていました。どこか裕介さんの遺言のような気持ちがしながらも、精一杯やらせていただきました。小椋さんの詩は、まさにこの映画で言いたいことをそのまま込められているような本当に素晴らしい散文詩で、村治さんの音の紡ぎ方もとても素晴らしく、感動しました。最初に受けた感動をそのまま持ち、レコーディングに挑みましたが、歌い終わるとみなさん感動した面持ちで入ってこられて、素敵です! とおっしゃっていただいたので、自信を持ちました。皆さんにパワーをお届けできる素敵な楽曲になったと思います。この映画のテーマ「いのち」「人生」の中にある、希望を感じていただけたらと思います。○村治佳織 コメント西田さんが歌唱してくださると聞いて、天国の岡田会長からの最高のプレゼントだと思いました。エンディングテーマでのAyakoさんの素晴らしい歌唱についで、言霊が加わったこの曲に新たな命を吹き込んでいただく最初の方として、西田さん以外には考えられません。レコーディングで初めてお会いした際に“役者の歌ですから”とおっしゃっていたのが印象的でした。演じることを極めておられる西田さんの、曲を表現する力に圧倒されました。音に乗せて、言葉ひとつひとつに命を吹き込むとはどういうことかを目の当たりにしました。○吉永小百合 コメント優しくて、温かくて、その上力強い西田さんの歌声に圧倒されました。“厳しい状況に負けないで。”と私たちみんなを応援してくれる曲です。
2021年04月22日映画『いのちの停車場』完成披露試写会が4月14日(水)、都内にて行われ、主演の吉永小百合ほか、共演の松坂桃李、広瀬すずらが登場した。吉永小百合&西田敏行が松坂桃李&広瀬すずを称賛初共演の松坂さん&広瀬さんの感想を聞かれた吉永さんは、「すずちゃんは本当にすずやかで、かわいくて。桃李さんは素敵で、きりんのようにすくすくと成長されていて、格好よくて…。そんなおふたりを毎日見ていて楽しかったです」と笑顔で若手俳優たちの印象を語っていた。同じく印象を尋ねられた西田敏行は、「すずちゃんの活躍ぶりを見ていると、本当にのびのび生き生き、はっきり物事を言うし、立派に仕事をこなしておられる。桃李くんも、素晴らしい仕事をずっと続けておられるし、作品もみんな話題になってる。大変な作品ばかり出ていて、日本の映画界をけん引しているひとりに思っています」と惜しみない賛辞を送り、松坂さん&広瀬さんは恐縮しながらもうれしそうに微笑んでいた。吉永小百合、初の医師役をふり返る『いのちの停車場』は、在宅医療に携わる医師、患者、その家族を通していのちに正面から向き合い、生きる力を照らし出す物語。吉永さんは救命救急医として活躍していたが、故郷の金沢に戻り、「まほろば診療所」の在宅医として患者と寄り添っていく医師の白石咲和子を、松坂さんはそんな咲和子を慕い、診療所の運転手兼スタッフとして働く野呂聖二を演じた。映画出演122本目にして、初の医師役に挑戦することになった吉永さん。「初めてのドクター役だったので、わからないことばかりでしたが、監督がどうすればいいかを指示してくださいました。ドクターとしての咲和子が、少しずつ大変な思いをしながら成長していければいいと思っていました」と胸の内を明かした。成島出監督は、「吉永小百合が映画に対してものすごい努力して、もういいじゃないかと思うくらい。今回の役は、努力して成長していく。その吉永さんを本当に撮りたいと思った」と、その思いに応える。松坂さんと広瀬さんは、「太陽のような存在でいてほしい」と成島監督から言われていたと話し、松坂さんは「吉永さんが月なら太陽は君たちふたりだから、って。そうなれるようにしっかりと努めようと向き合っていました」と真摯に役に向き合っていたようだ。そのほか、同試写会には、南野陽子、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、中山忍、石田ゆり子、田中泯が登壇した。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(取材・文・写真:赤山恭子)(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月14日吉永小百合主演で、「在宅医療」に携わる医者・患者とその家族たちを描く映画『いのちの停車場』から、吉永さん、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行という“まほろば診療所”メンバーのキャラクターポスターが解禁となった。長年、東京の救命救急の現場で働いていたが、とある事件をきっかけに、在宅医として故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始めることとなった白石咲和子(吉永小百合)。咲和子を慕って東京からやって来た医大卒業生の野呂聖二(松坂桃李)、看護師の星野麻世(広瀬すず)、「まほろば診療所」の院長の仙川徹(西田敏行)たちに支えられながら、いつしか咲和子自身も“いのちの在り方” “生きるという意味”について考えていく、というストーリーの本作。雨の中で優しい表情をした“まほろばメンバー”が印象的なキャラクターポスターで、降り続く“雨”は、咲和子たちの悩みをイメージしており、冷たい雨に濡れないようにまほろば診療所に身を寄せ合う姿がそれぞれ描かれている。患者たちの“いのち”、そして“自分自身”に向き合う日々の中で、“ひだまり”のような希望に満ちたあたたかい場所「まほろば診療所」で出会い、それぞれの道へと歩み出していく4人から希望が感じられるビジュアルとなっている。ポスター上のそれぞれのキャラクターを表したキャッチコピーも印象的。少し物憂げな表情をした咲和子は「降り続ける雨にも、輝く瞬間がある。」という言葉通り、現実と向き合いながら最期の瞬間まで患者とその家族の”いのちのかがやき”のため奔走する。また、「雨のち、希望。」「雨上がりに、勇気。」の言葉と共に、それぞれ微笑みながら空を見上げる野呂と麻世の表情からは、2人がまほろば診療所を通して成長していく様子がうかがえる。悩みを抱えながらも、自分自身や患者たちと向き合い、前へと踏み出す野呂と麻世は、まさに本作の“希望”を象徴するキャラクター。そして、咲和子、野呂、麻世や個性豊かな患者とその家族たちを、あたたかく大きな心で包み込む仙川には「一緒に、雨宿りしませんか。」という、その優しい眼差しととともに西田さん演じる仙川の人となりが滲み出たコピーとなっている。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月14日中川大志と石井杏奈のW主演、豪華キャストで贈る映画『砕け散るところを見せてあげる』から、SABU監督自らが編集・制作したスペシャルトレーラー第4弾が解禁。石井さん演じる「玻璃の声篇」となっている。今回解禁となったのは、石井さん演じる蔵本玻璃の心の叫びを切り取った1分15秒の映像。玻璃の目に映る先輩・濱田清澄(中川さん)、そして真っ赤な雨の中で佇む玻璃の姿が映し出され、先日解禁された「清澄の声篇」と呼応する内容となっている。「先輩、私が好きなのは、先輩です」「先輩は何が好きですか?」「いつも私のことばっかりで、先輩の好きなものとか、私、何も知らないんですよ。教えてください」…学年一の嫌われ者と呼ばれ、誰にも言えない秘密を抱え苦しんでいた彼女を深い孤独から救ってくれたヒーロー、清澄へのまっすぐな想いが描かれている。そして「先輩、さようなら」という玻璃の切ないメッセージ――。運命に翻弄された2人の愛の結末はどこへ向かうのだろうか。『砕け散るところを見せてあげる』は新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:砕け散るところを見せてあげる 2021年4月9日より全国にて公開©2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
2021年04月09日現役医師・南杏子による小説を、吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行らが出演し映画化するヒューマン医療ドラマ『いのちの停車場』。この度、彼らが彩る本ポスタービジュアルが公開された。「在宅医療」に携わる医者と患者、そしてその家族たちを通して、いのちや愛、いまを生きていく家族たちの願いを丁寧に描き出していく本作。今回公開されたポスターでは、とある事件をきっかけに在宅医療専門医として故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始める、吉永さん演じる咲和子をはじめ、咲和子を慕って東京からやって来た医大卒業生の野呂(松坂さん)、看護師・麻世(広瀬さん)という診療所メンバーが優しい笑みを浮かべている。そして、咲和子たちが出会い向き合っていく7組の患者とその家族とのシーンが散りばめられ、“いのちのつながり”、“人と人とのつながり”を表すリボンもあしらわれている。なお、本ビジュアルが使用されたムビチケカード、ムビチケ前売券(オンライン)が4月16日(金)に発売されることも決定した。『いのちの停車場』は5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年04月09日乃木坂46の元メンバーで女優の井上小百合が先月27日、YouTube公式チャンネル『井上小百合 / Sayuri Inoue』に出演。所属事務所社長の言葉に感激したエピソードを、涙ながらに明かした。乃木坂46を卒業後、芸能事務所のシス・カンパニーに移籍した井上。この日公開した動画「【井上小百合】『号泣エピソード』から『先輩からのアドバイス』まで【浅野和之】」では、入所した経緯として、「とりあえず資料見てくださいって言って。でも、お断りされました」と、北村明子社長に直談判するも断られたことを明かしつつ、「お願いします! お願いします! って言ってたら、あるとき急にいいよって言われて怖くなっちゃって(笑)」と語った。そんな北村社長のエピソードとして、「一回だけすごい強く言ってくれたことがあって」と話し始めた井上。それまでは、仕事のスタンスとして、「体調不良で仕事を休むことに罪悪感を感じていた」ほか、「コレはどうなんだろう? コレはおかしいんじゃないかな? って思ったこととかも、私が黙っていれば何の問題もないんじゃないかなって。言わないってことが正しいんだって思ってた部分があった」と告白。しかし、あるとき北村社長に、「あなたを守るためのことだから、言ってくれないと」と声をかけられたそうで、「そのときに涙が流れて……。今も泣きそうなんですけど」と振り返りながら思わず涙。「今まで自分が我慢してきた部分とか言わなかったことを、言っていいんだよって言われたときにうれしくて……。そんな素敵な社長さんの事務所に、私は入ったんだと思って、頑張れるって思いました」と決意を新たにしていた。
2021年04月05日女優の吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』(5月21日公開)の予告映像、及び特別バージョン予告が2日に公開された。同作は都内の終末期医療専門病院に勤務する現役医師でありながら、作家として活躍する南杏子の同名小説の実写化作。救命救急医として、長年大学病院で患者と向き合ってきた咲和子(吉永)は、とある事情から石川県にある父の住む実家へと戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになる。今回公開された予告映像では、咲和子をはじめとする「まほろば診療所」の4人が、7組の患者とその家族に向き合い、最期の一瞬まで“自分らしく”生きようとする患者の願いに寄り添う場面が描かれる。桜が舞う中、幼馴染の中川朋子(石田ゆり子)の問いに力強い言葉をかけ笑顔で自撮りに応える咲和子や、病を抱えた芸者の寺田智恵子(小池栄子)、難病を患う娘が「病院に見捨てられたんです」と泣き崩れる若林祐子(南野陽子)、最期の時を平穏に過ごしたいと願う宮嶋一義(柳葉敏郎)、在宅医療を望む愛する妻とともに暮らす並木徳三郎(泉谷しげる)など、それぞれの患者と、思いを抱えた家族たちの姿が映し出された。さらに特別バージョン予告では、本作で描かれる“もう一つのストーリー”である、野呂(松坂桃李)と麻世(広瀬すず)の若い2人が初めて触れる、少女の最後の願いを中心に描かれた。医師になれなかった青年の野呂と、事故で家族を失った看護師の麻世は、小さな体で懸命に生きようとする少女の最後の願いに触れ、次第に失った大切な何かを取り戻していく。麻世は優しく時に涙をこらえ、野呂は涙をこらえることなく感情のおもむくまま、少女を一心に見つめる様子が描かれた。
2021年04月02日吉永小百合が主演した映画『いのちの停車場』が5月21日(金)より公開となる。この度、本作より2種類の予告映像が公開された。原作は都内の終末期医療専門病院に勤務し、命の終わりを真摯に見つめる現役医師でいながら『ディア・ペイシェント』(2018年刊)を著した南杏子による『いのちの停車場』(幻冬舎文庫)。キャストは吉永小百合をはじめ、類稀な演技力で日本アカデミー賞に輝いてきた松坂桃李や広瀬すず、西田敏行といった日本を代表する実力派キャスト陣が集っている。メガホンを取るのは『八日目の蝉』(2012年)や『ソロモンの偽証 前篇・事件 / 後篇・裁判』(2015年)など多くの名作を生み出し、日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ、モントリオール世界映画祭など名だたる映画賞を受賞した成島出監督だ。主人公は東京の救命救急の現場から、とある事件をきっかけに在宅医療専門医として故郷・金沢のまほろば診療所で働き始めた白石咲和子(吉永子百合)。今までの「いのちを救う」現場とは異なり、患者たちと身体の治療だけではなく支える家族や患者たちの心と向き合うことの大切さに気付いていく。そして院長の仙川徹(西田敏行)や看護師の星野麻世(広瀬すず)、咲和子を慕って東京からやって来た医大卒業生の野呂聖二(松坂桃李)たちに支えられながら、いつしか咲和子自身も「いのちの在り方」「生きるという意味」について考えていく、というストーリー。今回公開された予告映像では、まほろば診療所の4人が、7組の患者とその家族に向き合い、最期の一瞬まで“自分らしく”生きようとする患者の願いに寄り添う場面が描かれる。冒頭、桜が舞う中で幼馴染の中川朋子(石田ゆり子)の問いに力強く答えて自撮りに応える咲和子。続けて「ただ寝て食事をするのは生きていることじゃない」と言い切る病を抱えた芸者の寺田智恵子(小池栄子)や、難病を患う娘が「病院に見捨てられたんです」と泣き崩れる若林祐子(南野陽子)、最期の時を平穏に過ごしたいと願う宮嶋一義(柳葉敏郎)、在宅医療を望む愛する妻とともに暮らす並木徳三郎(泉谷しげる)など、賢明にいのちと向き合う患者と、思いを抱えた家族たちの姿が。患者とその家族を支え優しく包み込む咲和子に患者との悲しい別れだけではなく、その中に芽生え始めるかけがえのない、温かい“何か”を感じさせてくれるだろう。映像を引き立てている名曲『Amazing Grace』にも注目だ。さらに別パターンの予告編は、本作のもうひとつのストーリーである野呂(松坂桃李)と麻世(広瀬すず)のふたりが主人公。「いのち」に向き合えず医師になれなかった青年の野呂と、事故で家族を失い「いのち」を見失った看護師の麻世。大切な何かを見失った彼らが「まほろば診療所」で出会ったのは、健気に患者と向き合う医師・咲和子の姿だった。さらに小さな体で懸命に生きようとする少女の「最後の願い」に触れ、ふたりは次第に失った大切な何かを取り戻していく。少女をやさしく、時に涙をこらえ見つめる麻世の眼差し、そして涙をこらえることなく感情のおもむくままに中心にみつめる野呂の眼差し。観客にとっても、この時代に失った大切な何かを再び感じる機会となるかもしれない、そう感じさせる内容だ。『いのちの停車場』5月21日(金)公開
2021年04月02日