羽海野チカ原作の国民的人気コミックを、連載10年を迎える年に神木隆之介主演で映画化する『3月のライオン』。このほど、神木さんが演じる主人公の17歳のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる周囲の人々との物語を生き生きと想起させる新たな場面写真が、一挙に解禁となった。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼いころに交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかった。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していくが…。家も家族も居場所も何もなく、深い孤独を抱えてすがるように将棋に打ち込んでいた、17歳のプロ棋士・桐山零。本作は、桐山零と彼をめぐる人々が、愛を求めて迷い、ためらい、ひるみながらも、それぞれの闘いへと突き進む姿が描かれていく。今回、解禁された場面写真は全5点。零が何かを決したかのように凛とした表情で真っすぐと前を向く対局中の姿をはじめ、東京の街を全力で駆ける姿も切り取られている。また、川本家の3姉妹(倉科カナ、清原果耶、新津ちせ)とのあたたかな食卓シーン、二海堂晴信(染谷将太)が見守る中、島田開(佐々木蔵之介)と研鑽を積む島田の自宅での研究会シーン、確執ある義姉の香子(有村架純)と彼女とつかず離れずの関係を続ける後藤正宗(伊藤英明)と零が対峙する緊迫のシーンで、彼らとの物語の行方が気になるものばかり。メガホンをとった大友啓史監督は、「どこへ向かって、どんなふうに生きていけばいいのだろうかと悩む桐山零は、誰もが自分の青春期を思い浮かべたときに、自己投影できる主人公だと思います」とコメント、「いままさに家族や学校のこと、自分の居場所や人との付き合い方に悩んでいる若い世代にとっては、口に出せない想いや衝動を共有できるのではないでしょうか」と、本作に込めた思いを明かしている。桐山零が将棋を通じた彼らとのかかわり合いの中で成長する姿に、誰もが共感・共鳴する作品となりそうだ。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月23日俳優の神木隆之介が1月22日(日)、東京・渋谷の書店「HMV&BOOKS TOKYO」にて、写真集+DVDブック「Sincérité(サンセリテ)」の“お渡し会”を実施。主催者発表で約2,600人のファンが駆けつけ、「緊張します」と背筋を伸ばした。昨年公開された主演アニメ『君の名は。』の一大旋風も記憶に新しい神木さん。その瑞々しい魅力をギュッと凝縮した写真集「Sincérité(サンセリテ)」がA4ワイド版、ハードカバーでDVDブック付きの特別装丁BOX仕様という豪華さでついにリリース!本人たっての希望でパリ、モン・サン・ミッシェル、そしてバルセロナなどヨーロッパの有名スポットや都市で撮影が行われ、「こんな美しい景色の中に、自分がいるのが信じられない」といまも夢見心地だ。タイトルはフランス語で“真実・真心”といった意味を表しており、「いままでお見せしたことがない、素の表情もたくさん載っているので、『こんな表情もするんだ』と楽しんでいただければ」とアピール。バレンタインデーに話題が及ぶと、「学生の頃は意識していましたけど、いまやただの1日です。あっ、自分で自分に買いますよ。トラックでチョコ?桜蘭高校みたいじゃないです」とジョークを交えて、話していた。2017年も主演を務める『3月のライオン』前後編、人気コミックを実写化する『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など話題作が目白押し。「毎回、勉強させていただき、成長できる作品に携われるのは恵まれているし、感謝しかないです」としみじみ語っていた。写真集+DVDブック「Sincérité(サンセリテ)」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年01月22日ジンギスカン、馬肉。最近はいろんなお肉が多くの場所で食べれるようになりましたね!今年、新たにブームの予感がするお肉があります。それが『ルーミート』。ルーミートとは、カンガルーのお肉のこと。ブームの予感には、驚くべき栄養価がありました。そんなルーミートの秘密を紹介したいと思います。お肉が大好き!焼肉、しゃぶしゃぶ、ステーキ、ハンバーグ。どれも美味しそうですよね!そう、お肉は大人気な食材のひとつです。そんなお肉ですが、最近は和牛ブームもあり、カロリーを摂り過ぎてしまったり、ついつい合わせてご飯やお酒も進んでしまったり。そんな理由で、なんとなくダイエットに適さないなんて思われてしまったりしています。そんなお肉ですが、最近注目のお肉があるんです。それは、『ルーミート』です。ルーミートとは、カンガルーのお肉のことです。えっ!?カンガルー!?と思う方もいるかもしれませんが、カンガルーはオーストラリアではスーパーで売っているところも多くある、メジャーな食材です。この「ルーミート」の魅力を紹介したいと思います。「ルーミート」のここが凄い!!今回はわかりやすく、牛肉(サーロイン脂身付き)100gと比べて見ましょう!!カロリーが「鶏ささみ」とほぼ一緒100gあたりのカロリーを比較してみると、牛肉は約290キロカロリーあるのに対して、ルーミートの場合は約110キロカロリーと、とても低くなっています。これは、鶏のささみとほぼ同じカロリーです。ささみといったら、ボディビルダーが食べているイメージありませんか?脂身も少なく、カロリーが低いささみと同じくらいなんですね。これはダイエットの味方でもあります!タンパク質が豊富ルーミートはカロリーが低いだけではないんです。低カロリーなのに、タンパク質が豊富。100gあたり、サーロインだと約18gのタンパク質ですが、ルーミートの場合はなんと約23gも含まれています。牛の赤みと比べても、ルーミートの方がたくさんタンパク質が含まれています。カロリーも低く、高タンパク。なんか、マッチョになりそうな食材ですね。脂質が少ないそう、ルーミートは脂質も少ないんです。脂質はなんと、約o,9gしかありません。これは、鶏肉の約1/16なんです。驚くべき脂質の少なさです。これなら、脂身を気にせずにお肉が食べれますね!!クリーンなお肉ルーミートは、クリーンなお肉とも言われています。基本的に放し飼いで自然界の餌を食べていて、残留農薬やホルモン、重金属などを保有していません。そんな理由から、最もクリーンなお肉と言われることもしばしば。気になる味はどんな感じなの?ルーミートがここまで広がっているのは、食べやすいのが一つの理由です。もちろん調理法にもよりますが、基本的にそんなに固くなく、食べやすいと言われています。そのまま焼くと、味や香りに少し癖を感じることもあるみたいです。もちろん、全く何も感じなく美味しく食べる方もたくさんいます。そして、噛めば噛むほど味が出てきて、美味しさが増します。オーストラリアのレストランでは、ルーミートマリネと野菜のコンビネーションとして食べるのが一般的です。ルーミートのソーセージもあるので、ソーセージだと食べやすいかもしれません。日本でもジンギスカンや馬肉は人気ですが、そんなお肉の仲間入りしそうですね。どんな調理法があるの?ルーミートは様々な調理法がありますが、何種類かメニューを紹介します。肉じゃが、チンジャオロースー、ステーキ。スプルート、スープ、ピーマンの肉詰め、カツサンドなど、様々な調理法があります。牛肉の代わり感覚で使えます。様々な食べ方があるんですね。ルーミートってどこで食べるの?そもそも買えるの?ルーミートは多くのレストランなどで食べれます。やはりお店は東京に多いです。東京でしたら、インターネットで検索すると、簡単にルーミートが食べれるお店が見つけられると思います。ダイエットにもいいので、デートにも使えるのではないでしょうか?お店のスタッフさんが説明してくれたり、美味しく調理してくれるのがいいですね。もちろん、調理していないお肉を買うこともできます。ですが、近所のスーパーなどではなかなか見当たらないと思います。一番便利で簡単なのはネット通販です。大手のショッピングモールではたくさんのルーミートが売られています。ショップレビューや商品レビューなどもあるので、安心して購入することができると思います。気になる価格ですが、送料込みで、一般的な牛肉と同じか、少し高いくらいなので、特別手の届きにくい価格というわけでもないみたいです。料理が好きな方ならお手軽に買える価格ですね。いかがでしたか?高タンパク、低脂質、低カロリー。そしてクリーンなお肉。ダイエットにも最適ですね。お肉がたべたい!だけどダイエットも。そんな時は美味しくてダイエットにも最適なルーミートはいかがでしょう?あなたのちょっとした手助けになるかもしれませんね。※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
2017年01月16日ロブスターロール専門店「ルークス(LUKE’S)」の新店舗が東京・広尾に、2016年11月30日(水)オープンする。2009年、NY・マンハッタンに、“高級食材のロブスターをカジュアルなスタイルで食べてもらいたい”という創業者の想いのもと誕生した、ロブスターロール専門店「ルークス」。日本初上陸店舗となる表参道店は、行列が絶え間ないほど多くの人が足を運んでいる。今回オープンする広尾店は、本国アメリカで営業するローカルシーフードレストラン「LUKE’S at Tenants Harbor」の雰囲気を楽しめる"シーフードバー"。ロブスターなどのシーフードとともに、こだわりのクラフトビールを味わえる空間だ。特に注目のメニューは「フライドロブスター」。丸ごと1匹を使用したダイナミックは一品は、かぶりついた瞬間に甘みと旨みが口いっぱいに広がる。その他、ローズマリーとレモンバターソースの香りが食欲をそそる「グリルドロブスター」や、国産のあさりを使い、本国のレシピで再現した「スチーマーズ」、大人数でシェアして楽しめるビアタワーなど様々なシーンで活躍するメニューが目白押し。日本限定のメニューもあり、充実の内容だ。また、オープンより5日間、シーフードロールを購入すると、各日先着100人にオリジナルラベルのクラフトビールがプレゼントされる。この機会にぜひ新店舗を訪れてみては。【詳細】LUKE’S 広尾店(ルークス広尾店)オープン日:2016年11月30日(水)住所:東京都渋谷区広尾5-3-16営業時間:平日 ランチタイム 11:00〜15:00、ディナータイム 11:00〜22:00(L.O.:21:30)土 11:00〜22:00(L.O.:21:30)日・祝 12:00〜21:00(L.O.:20:30)TEL:03-5447-5056休:不定休席数:店内15席(スタンディングカウンター)、店外15席(ベンチ)【メニュー】■グランドメニュー・フライドロブスター 1,680円+税・グリルドロブスター(FULL/HALF) 1,680円+税、1,080円+税・スチーマーズ 850円+税・フライドクラブクロー 980円+税・アルコール各種 500円+税〜■シーフードロール(終日可)・ロブスターロール 980円+税(レギュラーサイズ)、1,580円+税(USサイズ)・クラブロール 1,380円+税・シュリンプロール 950円+税・テイストオブメイン 1,980円+税関連店舗・ルークス 表参道店住所:東京都渋谷区神宮前 6-7-1 1F・ルークス 渋谷パークストリート店住所:東京都渋谷区神南1-15-5 1F・ルークス 神戸店住所:兵庫県神戸市中央区栄町通 1-2-1 1F・ルークス 心斎橋店住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-21 1F
2016年11月27日俳優・神木隆之介が22日、公式Instagramアカウントを開設した。神木は2016年、映画『太陽』主演、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』出演、さらに大ヒット映画『君の名は。』で主人公の声を務め、2017年には映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年夏公開)を控えている。Instagramでは、本人とスタッフが海外ロケの写真を中心に投稿を行っていく。記念すべき初投稿は、神木による自撮り写真。今後は自撮り動画も予定しており、海外で撮影を楽しんでいる様子を垣間見ることができる。また、30日に神木の新作情報発表が行われることも予告されている。
2016年11月22日上海市在住のメディアアーティストであるルー・ヤン(陸揚)にフォーカスした「ポート・ジャーニー・プロジェクト 横浜 上海 ルー・ヤン展」が、11月18日まで横浜の象の鼻テラスにて開催中だ。同展は、横浜市と上海の関係構築の一環として開催されるもの。横浜市と上海は姉妹都市であり、横浜港と上海は姉妹港関係にあることから、文化・産業ともにつながりの深いといえる両者は、15年より本格的に世界のクリエイティブな港町をつなぐ「ポート・ジャーニー・プロジェクト」を通じて関係構築を目指してきた。今回はそのプロジェクトの初回展示として、上海市在住のメディアアーティストであるルー・ヤンを紹介。破壊力の溢れたアイコン(彼女自身)や、それらを多用するアニメやビジュアルを詰め込んだ過度なまでのポップな表現の中にスピリチュアリティや自然への愛着を散りばめ、人間の力の及ばない世界をさらりと描くルー・ヤン世界に触れられる機会となっている。【イベント情報】ポート・ジャーニー・プロジェクト 横浜 -上海 ルー・ヤン展「上海人在横浜」会場:象の鼻テラス住所:神奈川県横浜市中区海岸通1会期:11月11日~18日
2016年11月16日手で折って入れるだけの市販のカレールー。カレーをつくったあと、中途半端に余ってしまった、ということはありませんか?「後日もう一度カレーをつくるほどは残っていないのだけれど…」という方にご紹介したいのが、今回のレシピです。カレールーそのものにしっかりと味がついているので、調味料の細かいブレンドはなし。かくし味にしょう油を使用することで、味が引き締まります。お子さまが召し上がる場合は、甘口のルーを使用すると良いでしょう■市販のカレールーを使った、れんこんのカレーきんぴらのレシピ<材料>・れんこん 300g弱・市販のカレールー(辛さはお好みで) 1ブロック・削りぶし(できれば目が細かいもの)適量・しょう油 適量・サラダ油 大さじ1 <作り方>1、れんこんは皮をむいて薄く輪切りにし、さらに半分にカットして半月型にする。2、カレールーは切り目に合わせて1ブロック分カットする(冷蔵保存していた場合は常温に戻してから使用)。3、分量のカレールーをボウルに入れ、めん棒などですりつぶす(この時、めん棒の先を予めラップでカバーしておくと、色素沈着を防ぐことができる)4、熱したフライパンに分量のサラダ油を入れて全体になじませる。5、れんこんを4に入れ、れんこんの色が少し透き通ってくるまで中火でしっかりと炒める。6、5に3でつぶしたカレールーを入れ、れんこん全体にからむように混ぜ合わせる。7、しょう油を6のれんこんにかるく回しかける(1周分ほど)。8、7全体に削りぶしを2つまみほどふりかけ、全体になじませたら火をとめてできあがり。■さらにおいしくつくるためのワンポイントレシピカレールーを入れたあとは焦付きやすいので、火加減に気をつけましょう。削りぶしはパウダー状のものでも代用できます。しょう油をまわしかける前に、一度味をみてからしょう油の量を調整してください。
2016年10月17日俳優・神木隆之介が9日、韓国・釜山で行われる第21回釜山国際映画祭に、女優・上白石萌音、新海誠監督とともに登場した。神木と上白石が声優を担当した映画『君の名は。』は、同映画祭の【ガラ・プレゼンテーション部門】に出品され、同日に公式上映が行われた。同作は、『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で知られる新海による最新長編アニメーション映画。上白石が声を担当した田舎の女子高生・三葉と、神木が声を担当した東京の男子高生・瀧が”入れ替わり”を経験し、互いの姿を探すことになる青春物語となっている。新海監督は、東西大学校centum campusコンベンションホールで行われた記者会見で、海外メディアを前に「2011年に日本を襲った地震は、私に大きな影響を与えました。その時に日本人が想った願いや祈りの結晶をこの作品に込めました」と発言。神木は「入れ替わった時に、瀧を可愛いと思ってくれるよう演じました」と演技について語り、上白石は「三葉はとても普通の女の子。親近感を持ち、自分と重ね合わせて声を吹き込みました」と役への思いを表した。その後行われた野外舞台挨拶では、20代の男女を中心に600人以上の観客が集まった。さらに、公式上映が行われたハヌルヨン劇場には、当日券を求めた徹夜組が出るほどとなり、同作は日本だけでなく、海外でも熱い視線を集めていることが示された。神木は「韓国の方は、楽しいと声に出して素直に喜んでくれるのが嬉しいです。思っていることを表現してくれるから、本当に楽しみにしてくれているんだということが分かりました」と満足そうな様子。上白石も「韓国の人は熱い! 日本にはないノリを感じます!」と興奮を見せた。同作の韓国公開は2017年1月を予定しており、300スクリーン以上での公開が決定している。現地配給担当のカン・サンウック プロデューサ・理事は「メガヒットのニュースを聞いた韓国の映画ファンたちの、とても期待しているという書き込みが、ネット上でかなり増えました」と韓国での状況を説明し、「映画館からも公開の問い合わせが殺到している」と期待の高さを語った。
2016年10月10日共演した声優たちが「瀧がそこで“息をしている”と感じた」と、口をそろえて評した映画『君の名は。』での神木隆之介の芝居――ところが本人にそのことを伝えると、「本当ですか!そんなことを言っていただいていたんですね。嬉しいです」とまるで無自覚な様子で、「僕は、島崎(信長)さんと石川(界人)さんのお芝居を横で聞いていて、声が良すぎて耳が溶けそうでした」と無邪気に言葉を続けたのだった。「芝居のリアルさはあまり…考えていなかったかもしれないです。ただ今回は…新海監督の作品は、実写により近いアニメーションだと思っています。例えばひとりごとのところとか、“もし自分が実写の現場でひとりごととしてお芝居するなら、どういうふうに話すだろう?”というのは、すごく考えました。掛け合いでは信長さんと石川さんが両隣にいて、僕が真ん中だったのですが、画面を通して話しかけるというよりは…司に話すときは信長さんに話しかけているような感じで、高木に話すときは石川さんに話しかけているような感じで演じていました」。それこそが、芝居のリアルさに繋がってくるのではなかろうかと思ったが、神木さんは「信長さんたちが僕を引っ張って下さったので(笑)、すごく安心しました。本当にすごいです、職人です」と心底感心した様子で、ひとりごとのように小さくつぶやいている。なるほど、神木隆之介という役者は基本的には“感覚の人”なのだろう。特に今回主役を演じた『君の名は。』では、いくつかの理由によって彼のセンスがピタリとはまり、立花瀧というキャラクターがより一層鮮やかに、みずみずしく浮かび上がったのではないだろうか。ひとつは、神木さんが新海誠監督の大ファンだったということ。高校生のときに『秒速5センチメートル』と出会い感銘を受け、ほかの作品も全て観たという神木さんは、新海監督が描く世界を“色彩のイメージ”で捉えたうえで、『君の名は。』はこれまでとは少し違ったものになっていると感じたようだ。「これまでの新海監督の作品は、深い色、もしくは白と黒というようなモノクロのイメージだったんです。それが今回、監督の声でセリフが入っているビデオコンテをいただいて観たときに、“なんてカラフルなんだろう!”と思ったんです。表情が豊かというか…楽しかったり、笑えたり、切なかったり、感情がすごく鮮やかになるような作品だなと思いました。しかし、モノローグの節々には、やはり新海監督の独特な間や表現が折り込まれているので最初は、どのぐらい芝居をカラフルにしていいのか、監督とすごく話しました」。そもそも神木さんは、自分の声が新海監督の世界には合わないと思っていたという。「僕は自分の声を、“特徴のある声だな”と思っているんです。というのも以前、ドラマで周りの声を録ったときに、ふざけて入ったら一発でバレてしまったんです(笑)。そのとき、“僕は人と少し違う声質なのかな?”と思ったからこそ、新海監督が描く日常の、あのモノトーンな感じが絶対合わないと思っていました。前作の『言の葉の庭』を観て、次回作が“早く出ないかな”と、とても楽しみにしていました(笑)。いまだになぜ僕が『君の名は。』にキャスティングしていただけたのか、まったく分からないのですが…今作はモノトーンだけではなくて“色分けだ”と思いました。三葉のときはオレンジや黄色の声です。滝のときは青という感じで、モノローグは黒か白かグレー。でもたぶん僕は、モノトーンな声は出ないと思うので、モノローグはとてもがんばりました(笑)。できるだけモノトーンをイメージしながら」。もうひとつ、神木さんがアニメ好きということも大きかった。共演した声優陣について――それまでの会話よりも、わずかに声のボリュームを上げつつ――楽しそうに語る神木さんを見ていると、現場でもイキイキとした表情で、心から楽しんで芝居していたのだろうなあと容易に想像できる。「声優の方々はすごいです。何十回も同じトーンで声が出せますし、監督の指示にも的確に対応して、そこから絶対ブレないんです。本当に職人だなと思います。横で聞いていて“畑が違うって、こういうことなんだろうな”と思いましたし、勉強させていただくことも本当にたくさんありました。勉強させていただきながら、すごい心地良い時間を過ごさせていただきました(笑)。本当にアニメが大好きなので、幸せの場でした」。一方で、アニメが大好きだからこそ、高度な技術を要する声優という仕事を十分に理解していた神木さんは、彼らと同じ舞台に立つことに戸惑いがあったようだ。「役者が本業の声優の方々と一緒に、声に関わる仕事をするのは本当に緊張します。違う畑にお邪魔しているような。なので最初は、すごく緊張していたのですが、信長さんが話しかけてくださって、石川さんが同い年だということが判明して。同じアニメを好きで観ていて、ほぼ同世代で同じようなアニメを辿ってきたという話をしたら、一気に仲良くなりました(笑)。そうやって距離が近くなって打ち解けてから、3人でのお芝居に入れたので…打ち解けられずに“この場を僕はどうしたらいいんだろう?”というようにならなかったので、信長さんと石川さんには本当に感謝しています」。最後に、たくさんのオススメシーンがあることは承知の上で、神木さんに「ネタバレしない程度に」という条件で、『君の名は。』の見どころや、印象に残っているシーンを聞いてみた。「瀧と三葉が入れ替わったときの上白石さんの声がカッコイイです。『あれ、私のことだよね?』と言って机を蹴飛ばすところとかもカッコイイですし。あと印象に残っているところは、歩道橋での奥寺先輩とのシーンです。憧れの先輩と男の子の、絶妙な、理解しあえていない、少しズレた感じっていうのが、やはりリアルだなと思いました。長澤(まさみ)さんの“先輩っぽさ”もすごく良いので、観ていただきたいです。長澤さんとは初めてお会いしたのですが、役者同士だからという違和感も特になかったです。役を通して、きちんと受け入れていただいていたんだろうというのはすごく思いました。ぎこちない感じでもないし、気持ち良く瀧を演じさせていただくこともできました」。これまでいち(熱狂的!?)ファンとして新海監督の作品を観ていたためだろうか、「公開されてから、新海監督のファンの方にどう思われるか、すごく不安です。自分ではやっぱりまだ…客観的に観れないです」と語っていた神木さんだが、みなさんも観ていただければ分かるだろう。新海誠監督の最新作『君の名は。』には、俳優・神木隆之介の溢れる想いがこぼれ落ちそうなほど、詰まりに詰まっていることを。(text:とみた まい/photo:Nahoko Suzuki)
2016年08月27日長瀬智也が6月25日、都内で行われた主演作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の初日舞台あいさつに登壇。公開延期を乗り越え、ついに全国封切りを迎えた本作について「ようやく皆さんに見てもらえることが、非常にうれしいです。こんな作品は見たことがないし、これから先も出会えないはず。皆さんにとっても大切な何かになれば」と感激した。初日舞台あいさつ その他の写真不慮の事故で地獄に落ちた平凡な高校生が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼キラーKと出会い、ロックバンドを結成。現世への転生にチャンスをかける。初日舞台あいさつには長瀬をはじめ、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、宮藤官九郎監督が出席。宮藤監督にとっては、4本目となるメガホン作で「これは仏教映画です。お布施だと思って1度より2度、2度より3度と見てもらえれば」とアピールしていた。テーマである転生にちなみ「生まれかわるなら、誰がいい?」の質問に、長瀬は「やっぱり、クドカンさんになってみたい」と即答。「かれこれ15、6年お仕事でご一緒しているので、自分が知らない自分を知っていそうだし、客観的に自分のことが見られるから」と理由を説明していた。また「この中で誰が一番の鬼?」の問いに、桐谷は「神木君かな。ケータリングでカレーを食べるときも、ご飯は普通の量なのに、ルーはティースプーン1杯くらい(笑)。もはや、鬼ですよ。名前、神木ルー之介にしたら?」。この発言に神木は「確かにいつも少なめです」と独特なカレーの食べ方を告白。長瀬も神木の名前を挙げて「地獄の拷問で、縛られたり、吊るされたりしているのに『いや、大丈夫です』って。さては快感を覚えていたんじゃ…」といじられていた。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年06月25日地獄が舞台のロックコメディ『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の初日舞台挨拶が6月25日(土)、都内で行われ、長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、宮藤官九郎監督が出席した。修学旅行中の事故で地獄に落ちた高校生が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼キラーKからギターの猛特訓を受け、現世への転生に挑む。公開延期を乗り越えた全国封切りだけに、長瀬さんは「ようやく見てもらえることが、非常にうれしいです。こんな作品は見たことがないし、これからも出会えない」と感無量の面持ちだった。「誰が一番の鬼か?」をテーマに会話が進んだこの日の舞台挨拶。桐谷さんは「やっぱり神木くんかな。みんなでケータリングのカレーを食べていたら、ご飯は普通盛りなのに、ルーがティースプーン1杯分なんですよ(笑)。これは鬼だなと。もう、神木ルー之介に名前、変えたら?」といじり倒し。神木さんが「鬼はやっぱり健兄ぃ(桐谷さん)ですね。とにかくアドリブが多い」と反撃すると、「いや、それはちゃんと(アドリブに)応えてくれるから。本当、ルーのおかげです!」と“口撃”の手を緩めなかった。長瀬さんも「僕も隆(神木さん)かな。地獄の拷問を受けて、縛ったり吊るされたりしているのに『いや、大丈夫です』って。まさか快感を覚えていた?」とこちらも神木さんいじり。誰からも愛されるいじられキャラの神木さんが、本領を発揮していた。また、映画が描く“転生”に話題が及ぶと、長瀬さんは「やっぱ、クドカンさんになりたいです」。そのこころは「かれこれ15~6年、お仕事をご一緒しているので、自分が知らない自分を知っていそうだから」だといい、「いつか俳優同士として、共演もしたい」と再タッグに意欲を燃やした。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は全国ロードショー中(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月25日アイドルグループ・TOKIOのメンバーで俳優の長瀬智也と、俳優の神木隆之介が25日、都内で行われた主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)初日舞台挨拶に、共演の尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古館寛治、皆川猿時、宮藤官九郎監督とともに登場した。同作は、不慮の事故によって地獄に送られてしまった普通の高校生・大助(神木)が、地獄農業高校軽音部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬)に導かれ、現世に転生するチャンスを狙って地獄めぐりをするというコメディ。宮藤が監督・脚本を務めた。映画にちなんだ「誰が一番鬼か?」という質問に、桐谷と長瀬は神木を指さした。桐谷が「リュウ(神木)はカレーのごはんに対して、ルーをティースプーン1杯しかかけない」というエピソードを披露し、「変態鬼」と命名すると、神木は「ごはんに染み込んでいるルーが好きで」と弁解。長瀬は、神木が地獄で拷問を受けて吊るされるシーンでスタッフに気遣われるも「『いや大丈夫です~』ってすごい爽やかな笑顔で言う」と神木の様子を語り、「最後の方は快感を覚えていたんじゃないかと」と疑惑を話した。相次ぐ"変態"疑惑に、長瀬と桐谷は「みんなからキャーキャー言われるかわいい変態の鬼」(桐谷)「そんなリュウも好きだから」(長瀬)「神木ルーのすけ」(桐谷)と、”神木いじり”が止まらなくなった様子。神木は「鬼ってつけ足しただけでしょう!」「カレー屋さんじゃないし!」と全ての球を打ち返し「ツッコミの鬼」と呼ばれた。また、神木が話し出すと長瀬が急に「お前かわいい顔してるなあ。みんなかわいいって言ってるぞ」と言い出し、客席からも「かわいい!!」と悲鳴が上がる一幕も。2001年に放送されたフジテレビ系ドラマ『ムコ殿』以来の共演となる神木に、長瀬は「本当久しぶりだったので、大人になったな、なんて思いもありましたね。僕も人間じゃなくなって鬼になっちゃったんで。あの頃はまだ人間で一緒にお風呂に入るシーンもあったんですけど」と、しみじみと振り返っていた。
2016年06月25日神木隆之介と門脇麦の主演映画<a href="">『太陽』</a>の公開直前トークショーが4月2日(土)、東京・ヴィレッジヴァンガード下北沢店にて開催され、入江悠監督と原作・脚本の前川知大が登壇し、映画の制作秘話を語った。『太陽』は、2011年に前川さんが主宰する劇団イキウメによって上演された同名舞台に強く惹かれた気鋭の入江監督による実写化映画。人類が、夜にしか生きられない進化した新人類・ノクスと、太陽の下で貧しく暮らす旧人類・キュリオに分かれた近未来で、己の未来を探そうとする若者たちを描く。イベントは、映画化の経緯や、舞台と映画の違い、2人が影響を受けた作品などをテーマにして始まった。入江監督は舞台「太陽」を観劇した際、「ディズトピアに至るちょっと手前の世界かなと思ったところが面白かったんですよね」とふり返った。前川さんに、「『太陽』を観て俳優陣はどう映った?」との質問が向けられた一幕があった。前川さんは「主演の2人はすごくいいなと思いました」と神木さんと門脇さんの演技を絶賛し、「自分で演劇をやったときの俳優さんの顔を思い出すわけでもなく」と語った。前川さんは続けて、神木さんと門脇さんの顔は別作品などで知っていたが、『太陽』を観ているときは、「(知っていたその顔を)思い出すわけでもないというのがありました」と言い、2人の演技に引き込まれたことを明かした。入江監督も、映画化の実現には「神木君の出演が決まったことが大きかったです」と製作秘話を披露。神木さんのキャスティングについて、入江監督は、「彼の明るさといいますか、ポジティブさが映画版の方ではかなり大事だったんですよね」とも。「色々としがらみとか、難しいこともあるかもしれないけど、神木君のような次世代の人であったら突破してくれるかもしれないという思いがありました」と神木さんに期待していたエピソードを語った。前川さんが手がける舞台「太陽」も、5月と6月に東京と大阪で再演される。前川さんは2月に小説版「太陽」(KADOKAWA)も上梓した。イベントではQ&Aコーナーもあり、会場に詰め掛けたファンから、映画『太陽』と舞台「太陽」のどちらを先に観たらよいのかとの質問が出た。前川さんは「ネタバレで面白さを損なうタイプの作品ではないので、どちらでもよいのでは」と回答。入江監督は、「小説から入ったらよいのでは?」と、「太陽」の楽しみ方をファンに“逆提案”していた。『太陽』は、4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年04月03日羽海野チカの人気コミックを実写化する映画『3月のライオン』で、神木隆之介が主演を、大友啓史が監督を務めることが発表になった。映画は前後編の2部作で、2017年に公開される。その他の情報『3月のライオン』は、中学生で将棋のプロとしてデビューした桐山零が、将棋の世界を通じて様々な人々に出会い、自身の居場所や家族、夢を獲得していく様を描いた作品。「元々大好きな原作なので、お話を頂いた時は本当に嬉しかった」という神木は「大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」とコメント。『るろうに剣心』でも神木とタッグを組んだ大友監督は「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と意気込みを寄せている。また、原作者の羽海野も「棋士である主人公の“身の内にライオンが棲む男の子”を神木隆之介さんに演じていただける事が本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」とコメント。実写化が発表になった際には、ネットで神木が主演予想に挙がることが多く、ファンも原作者も監督も期待を寄せるキャスティングになったようだ。映画は今月末から撮影を開始する。『3月のライオン』2017年 前編、後編2部作 全国ロードショー
2016年03月16日透明感とピュアな血色感を叶えるジルスチュアートは、ピュアな血色感を叶えるフェイスパウダー「クリスタルルーセント フェイスパウダー」(3種、うち限定1種)ほか、限定デザインの「エアリーティント ウォータリーCCクリーム」(2色)、「ラスティングティントコントロール ベース」(3色)を、3月4日より新発売。軽やかに肌を守りながら、美しさを叶えるベースメイクで、透明感のあるピュアな彩りで、イノセントな印象に仕上げる。内側から光を放つような自然な印象に「クリスタルルーセント フェイスパウダー」は、ふんわり軽やかな透明感ヴェールで、ピュアな血色感を叶えるフェイスパウダー。光の三原色(レッド、グリーン、ブルー)パウダーで生まれる白い光と、ジルスチュートオリジナルの絶妙なピンクニュアンスのパウダーを効かせたRGBPパウダーの効果で、内側から光を放つような自然な印象に仕上がる。カラーは、自然に肌を均一に整えるナチュラル、透明感を与えるルーセント、フェミニンなピンクニュアンス(限定色)の3種で、仕上げたい肌印象に合わせて選べる。CCクリームと、メイクアップベースは、レッドをメインにした色とりどりの花をあしらったテキスタイルの限定デザインで、ふんわりとしたランジェリーピンクのバルーンが背景に施された1個箱入りとなっている。【参考】・JILL STUART Beauty 公式サイト
2016年03月07日劇場アニメーション『君の名は。』の制作発表会見が12月10日(木)、東京・有楽町の東宝で行われた。会見には、新海誠監督をはじめ、本作で声の出演を務める俳優・神木隆之介、女優・上白石萌音らが出席した。山深い田舎町に暮らす女子高生・宮水三葉(上白さん)と、東京に暮らす男子高校生・立花瀧(神木さん)。夢でお互いと出会い、世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれる、恋と奇跡の物語が描かれている。『言の葉の庭』以来、新海監督の3年ぶりの新作となる本作。キャラクターデザインを務めるのは、『心が叫びたがってるんだ。』のアニメーター、田中将賀。作画監督には『千と千尋の神隠し』や『思い出のマーニー』を手掛けた安藤雅司を迎えた。新海監督は、「今まで憧れていた方たちと一緒に創らせてもらっているので、隣の席から聞こえてくる鉛筆の音、紙の音を聞くだけで泣けてくるほど嬉しい」と感無量の様子だった。『ほしのこえ』以来、述べ14年間ラブコールを送り続けていた、という東宝株式会社・川村元気プロデューサーは、「深海誠のビュジュアルセンスと、田中さん、安藤さんの力がかけ合わさり、今までの日本アニメーションの集大成になるのではないか」と期待を寄せた。立花瀧の声を担当した神木さんは、「深海監督の作品は別の世界へ連れて行ってくれそうな空の色が好きなんです。携われることはとても嬉しいですが、大好きだからこそ、プレッシャーがとてもあります」と話し、『言の葉の庭』を観て以来、舞台である新宿御苑に通い詰めていたことも明かした。オーディションで役を射止めた上白石さんについて深海監督は、「三葉がいる!って思ったんですよね。最初から何のズレもなくハマっていました」と話し、上白石さんは恐縮しながらも、「気が早いですが、もう公開が待ち遠しいです」とにっこり笑顔を見せた。新海監督と二人三脚で制作を続けていたコミックス・ウェーブ・フィルム株式会社・川口典孝プロデューサーは、「新海史上、最高傑作になる」と話し、新海監督も、「分不相応な大きな舞台でプレッシャーもありますが、2010年代の日本を代表するアニメーションになるんだ、と自分たちが確信を持って作っています」と力強く語った。『君の名は。』は2016年8月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月10日チャン ルー(CHAN LUU)が11月19日、東京・渋谷にトータルライフスタイルショップとしての旗艦店(東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷モディ1階)をオープンする。ベトナム出身でロサンゼルスを拠点に活躍するデザイナーのチャン ・ルーが立ち上げた同ブランドは、唯一無二のデザインながらどんなスタイルとも相性の良いハンドクラフトジュエリーや、“Not Charity, Just Work”をテーマにライフワークとして取り組むEthical Fashion International(E.F.I)の色鮮やかなジュエリーなど、旅を通じて出会ったインスピレーションをジュエリーという形で表現してきた。15年からは、トータルライフスタイルブランドとしての展開をスタートしている。今回オープンする新ショップでは、料理上手で器にもこだわりを持つチャンが、益子焼とのコラボレーションをしたセラミックシリーズ、天然素材を用いてインドでハンドダイされたクッションカバーやプレースマットなどのファブリック、メイド・イン・ジャパンの帆布によるトートバックなどを展開。また、同店でアイテムを購入した先着100名にオリジナルのメッセンジャートートバックをプレゼントするサービスも実施する。
2015年11月11日神木さんが各界の第一線で活躍する達人を訪れて、その世界観に触れながらさまざまなトークを繰り広げてきた人気連載「Master’s Cafe」が待望の書籍化となった。「2年前20歳になってやっと、大人1年生になれた気がしました。打ち上げでジュースではなくビールで乾杯できるようになって、周囲の大人たちと対等に話せるようになったと感じたんです。20歳の境目って大きいなぁ、と実感していたところにこの連載のお話をいただき、それまで知らなかった世界を見ることができた。この2年で経験できたことは僕にとって大きな意味があったし、それだけに思い入れの深い一冊です」手にしていた本には、角を折り込んで印をつけたページがたくさん!「今でも、それぞれの達人たちとのやり取りが鮮明に思い出されます。現場で話すのとはまた違い、文字を追うことで達人の言葉が『なるほどなぁ』と改めて心に染みたり、何気ないひと言が刺さったり……印象に残るページに印をつけながら何度も読み返しました(笑)」とくに印象に残った達人や、言葉を尋ねると、さっそくひとつめの印を開いた神木さん。「作家・辻村深月さんには、どうやって物語を動かしていくのか、というテーマでお話を聞いたのですが、『ラストを決めずに書き進める』というやり方は衝撃的でした。『書いているうちに登場人物たちが教えてくれる』ともおっしゃっていましたが、確かに僕も、そのシーンの中で僕らしく役をどう生きて全うしようかといつも考えながら演じています。そういう意味では、辻村さんとつながりを感じました。宇宙飛行士・野口聡一さんは、宇宙での仕事を普通に話してくださっただけなのに、僕の想像を遥かに超えていて、あんなに不思議な感覚になったのは初めてでした。『重力から解き放たれた瞬間に胃がせり上がり、すべてのものが宙に浮く』と言われても、未知すぎて受け止めきれなかった(笑)。それだけにインパクトがありました」書籍化にあたり、俳優の中井貴一さんとの特別対談も掲載された。「ドラマ『風のガーデン』で約半年間、北海道ロケをしていたこともあり、それ以来中井さんはお父さん的存在。中井さんほどのベテランでも『今でも撮影初日などは不安』と聞いた時は意外でした。でも、不安があるからこそ次はがんばろうって思えるし、過去の自分を超えて成長するためには、不安があって当然なんだと新たに勇気をもらいました」達人たちから学んだこと、またこの本の教えは何でしょうか?「自分の道を終わりなく追求し続ける達人たちに共通するのは、僕のような素人の意見にも聞く耳を持つ、柔軟な人柄でした。だから哲学者に天文学者、文化庁長官なんて肩書を聞くと難しそうだと構えがちですが、わかりやすく丁寧に説明していますし、誰にでも必ずひっかかる言葉があると思う。まずはサラッと読んで気になる場所に印をしておき、読み返してみると面白いです。悩みを解決する糸口や、目標達成のヒントが隠されているはずです」◇かみき・りゅうのすけ1993年生まれ。俳優。6歳でドラマ『グッドニュース』でデビューして以来、映画『桐島、部活やめるってよ』『るろうに剣心』『バクマン。』などの話題作に出演。ユニセックス コート¥48,000 オーダー販売(TATEGAMI/tategami.tokyoTEL:03・6324・2100 )ニット¥19,000(BLUE BLUETEL:03・3715・0281)パンツ¥18,000(HOLLYWOOD RANCHMAKETTEL:03・3463・5668)モンクストラップシューズ¥23,000(CEBO/JOURNEYTEL:03・3461・8506)ソックスはスタイリスト私物。◇神木さんが各界の第一線で活躍する達人を訪れて、その世界観に触れながらさまざまなトークを繰り広げてきた連載から、選りすぐりの達人14名と中井貴一さんとの特別対談を掲載。マガジンハウスより発売中!1300円。※『anan』2015年11月4日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・若山あや
2015年10月28日佐藤健と神木隆之介が、「anan」1972号の表紙に登場。「彼と一緒に東京観光。」と題した特集で、2人と揃って東京デートをしているかのような豪華シチュエーションが実現していることが分かった。さらに本誌には野村周平、中川大志、高杉真宙、志尊淳、葉山奨之ら最旬若手俳優たちも“デートシチュエーション”で登場しており話題を呼んでいる。今回、表紙を飾る佐藤さんと神木さんは、共にアミューズ所属の俳優。プライベートでも交流があるという2人は、過去に佐藤さん主演『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』で対峙するキャラクターとして競演。10月3日(土)より公開される『バクマン。』ではW主演を果たし、その最強タッグに注目が集まっている。本誌の巻頭ページでは、豪華にも佐藤さんと神木さんが2人揃って登場!東京駅から日本橋、人形町を2人がリアルに歩き、街の風景や買い食いなどを楽しむ様子を激写。「2人と待ち合わせして、3人でデートした」気分を味わえること請け合いだ。さらに本誌内では、若手俳優たちと東京の様々な場所でデートをしている気分が堪能できる「彼と東京」特集を掲載。月9ドラマ「恋仲」で、福士蒼汰と本田翼との三角関係を見事に演じ、『ライチ 光クラブ』『ちはやふる』と話題作の公開が待たれる野村さんとは、下町散歩デート。東京のレトロな喫茶店を満喫したのは、ドラマ「南くんの恋人~my little lover~」や「監獄学園-プリズンスクール-」、主演映画『通学シリーズ 通学途中』など今後出演作目白押しの中川さんと、ドラマ「表参道高校合唱部!」出演の高杉さん、そして「烈車戦隊トッキュウジャー」や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」出演で話題の志尊さんに。連続テレビ小説「まれ」出演で注目を浴び「サマー・ストーカーズ・ブルース」で主演を果たす葉山さんだ。ほかにも、10月期ドラマ「おかしの家」出演の勝地涼、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』が公開中の三浦貴大、『星ガ丘ワンダーランド』主演の中村倫也らが登場する。いまをトキメク俳優たちと東京デートを妄想体験できる本誌は、ファン必携の一冊となりそうだ。「anan」1972号は現在発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年09月29日シャープは東京メトロと共同で、同社が試作したシースルー・ディスプレイを有楽町線豊洲駅の透過型ホームドアに設置し、9月19日から半年程度の予定で実証実験を開始する。設置箇所は同駅4番線(和光市方面行きホーム)の先頭から2両目の透過型ホームドア、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示する。同ディスプレイは、カラーフィルターを使用せず、RGB各色の光源の点灯に合わせて画面を切り替えることで、シースルーのカラー映像を表示するもの。また、IGZO液晶ディスプレイ技術の採用により、画面の高速切り替えによる滑らかな動画表示と透過率の向上を実現した。透過型ホームドアで表現している駅空間の広がりを損なうことなく、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示可能という。実証実験では、地下駅の環境に適した映像や技術的課題などを、半年程度かけて検証するという。なお、国内の鉄道駅にある透過型ホームドアへの設置は、東京メトロによると国内初とのこと。同ディスプレイは、シャープと国立研究開発法人 産業技術総合研究所が国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「クリーンデバイス社会実装推進事業」に申請し、2015年6月に「デザイン多用途型省エネディスプレイ」に採択されたという。
2015年09月15日大人気コミックを実写映画化した『バクマン。』の完成報告イベントが9月8日(火)、都内で行われ、高校生漫画家コンビを演じた佐藤健と神木隆之介が出席。神木さんの“珍行動”に、佐藤さんが「おれは絶対やらない!」と突き放した。イベントには佐藤さん&神木さんに加えて、共演する染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー、大根仁監督、主題歌を手がける人気バンド「サカナクション」の山口一郎、岩寺基晴、草刈愛美、岡崎英美、江島啓一が勢ぞろい。秋雨が降りしきるなか、約600人の当選ファンが駆けつけ、会場となった東京・六本木ヒルズアリーナは大盛り上がりだった。撮影現場をふり返るトークで、山田さんが神木さんにユニークな筋トレを伝授したエピソードが披露されると、大根監督は「この場でやって見せたら?」とムチャぶり。神木さんは「いま、どんな画(え)になってます?」と照れくさそうに、“山田式筋トレ”を実践したが、これに対し佐藤さんは「えっ?おれも?おれは絶対やらない!」と突き放した。原作は「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビが、2008年より「週刊少年ジャンプ」で連載が始め、累計発行部数1,500万部を超える大人気コミック。高い絵の才能を持つ真城最高(佐藤さん)と、巧みな物語を書く高木秋人(神木さん)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る週刊少年ジャンプ誌上で、若き天才漫画家・新妻エイジ(染谷さん)らライバルとしのぎを削る青春ストーリーだ。「すごく王道の青春映画に仕上がった。それに大根監督の手によって、最先端の映像技術も使われていて、とてもスタイリッシュでハイセンスな作品」と佐藤さん。漫画家同士のバトルをダイナミックに描いたアクションシーンについては、「まさか、『バクマン。』の映画化でワイヤーに吊るされるとは」(佐藤さん)、「白いスタジオで撮影し、どんな映像になるか想像もつかなかった。完成した映像を見て、感激しました」(神木さん)。大根監督は、染谷さんもまじえた撮影風景を「るろ剣vs.寄生獣」だと盛り上がった』と話していた。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月08日「佐藤と神木、逆じゃない?」人気漫画「バクマン。」の映画化および主人公のサイコーを佐藤健が、シュージンを神木隆之介が演じることが発表された際の、大多数の反応である。いや、ファンだけではない。当の佐藤さんも「最初に僕がサイコーで、シュージンを神木隆之介でと言われた時はびっくりした」というし、神木さんも「僕がメガネの方?『逆じゃないんですか?』と聞いた」という。人気漫画の実写化に関してその是非が問われるのは宿命であるし、人気キャラを誰が演じるのか?というキャスト論争ももはや日常茶飯事。だがメインキャスト2人が「逆じゃない?」というツッコミを受けつつ船出する作品もあまりない…。だが、佐藤さんも神木さんも、今では…いや、撮影の段階でこのキャスティングで間違いはないと自信と手応えを感じていた。改めて、佐藤健&神木隆之介が『バクマン。』キャスト論争について答えると共に、作品の魅力について語った!原作はあの「DEATH NOTE」の大場つぐみ×小畑健のコンビによる人気漫画で、まさに己の経験を元に自分たちの戦いの場である「週刊少年ジャンプ」を舞台にした本作。No.1の漫画家を目指すサイコー(作画担当)とシュージン(原作担当)が恋やライバルたちとの切磋琢磨の中で成長していくさまを描く。撮影開始前からの異例のキャスト論争に加え、佐藤さんは「まず、リュウ(=神木さん)とは5つも年が違うのに同級生ができるのか?いや、そもそも学生やれるのか?という不安もあった」という。それでも、原作、および映画の中での2人の関係性、そしてサイコーの内面について考えた時、最初に感じていた“違和感”はなくなっていた。「(逆という声は)ビジュアル的な部分なんですよね。でも、原作でも2人の関係性って、最初にシュージンがサイコーをマンガの世界に引き込むけど、サイコーに火がついた後は、どちらかというとサイコーが突っ走って、シュージンが後から追いかけていくという感じ。そういわれると、普段の僕とリュウの関係としてしっくりくるものがあったんです。(神木さんは)弟のように慕ってくれるところがすごくある。それから現場に入って、リュウのシュージンを見たら漫画そのまんまで、僕にはシュージンはできないなって思いました」。何より佐藤さん自身「本質的なところで、自分はサイコーだなと思った」という。「基本的にサイコーの気持ちが全て、自分と重ね合わせながら理解できましたね。だから、その気持ちに従って『作った』というよりも、自分が素直に感じたまんまでした。なかなか、サイコーたちのような状況に陥ることってないけど(笑)、もしそうなったら、僕もサイコーと同じ気持ちになると思う。好きな女の子から夢に向かって『頑張って』と言われたら燃えるし、自分がプライドを持って打ち込んでいることがあって、ライバル(=同年代の漫画家・新妻エイジ/染谷将太)がいて、そいつに『ヘタクソ』と言われたら、ものすごく悔しいだろうと思うでしょうから」。元々、原作の大ファンだったという神木さんも「台本を読んでみたら、ピッタリだなと感じました。僕そっくりというか、そのままのテンションで役作りをすることなしに演じられました」とうなずく。神木さんは、映画の中の原作と重なるシーンに関しては「いい意味で忠実に再現したいと思い、原作のページをコピーし台本に貼っていた」という。特に神木さんにとって「原作の中でもグッとくる大好きなシーン」であり、サイコーとシュージンの関係性や心情を表しているという点で、大切に演じたというのが、過労で倒れてしまったサイコーを見舞ったシュージンが病室を出て、涙を流すシーン。「シュージンは最初、自分は絵が描けないからと深く考えずに原作担当になったところもあったけど、いつしかサイコーの存在が支えになっていたと思うんです。まさに健くんが言ったように、最初に漫画家を目指すきっかけはシュージンが作ったけど、サイコーがどんどん前に出て、それを追いかけるようになって『よっしゃ、やるぞ!』となっていた矢先に、自分の先を走っていたサイコーが絵を描けなくなってしまったという悔しさ――。そこでサイコーのために泣けるくらい、大きい存在になっていた。2人で一つなんだと感じてもらえるシーンだと思います。初めてシュージンの心が折れた瞬間でもあるし、サイコーのために泣いているんだと感じてもらえたらと力を入れたシーンでもあります」。涙といえば、サイコーも劇中、あるシーンで涙を流す。実は台本上ではここでは涙を流すことにはなっておらず、演じる中で思いがけず、佐藤さんの目から涙がこぼれたという。大根監督はもう一度、涙を流さないバージョンを撮ったものの、編集の段階で結局、最初の“涙アリ”の方を使用することにしたという。佐藤さんは「あれはまあ、たまたま出ただけ(苦笑)。涙が出る、出ないはどっちでもいいんですけど…」と照れくさそうに語りつつ、のちにプロデューサーから聞かされたというこんなエピソードを明かしてくれた。「実は映画の“ピーク”を当初は別のシーンを想定していて、あのシーンをピークにする予定ではなかったそうです。でもああいう形になったので、結果的に後半のシーンの構成を最初の予定から変えたらしいです」。まさに、監督の頭の中の想像を超えた瞬間、いや漫画という二次元の世界で既に表現された物語を、生身の人間が演じることで新たなシーンとして塗り替えた瞬間といえるかもしれない。俳優の演技だけではない。「週刊少年ジャンプ」の歴史を紹介するオープニングでの映像や、本作ならではのエンドロール、2人が原稿を執筆するシーンでのプロジェクション・マッピングを映画に取り入れるという新たな試みが詰め込まれている。改めて佐藤さんは言う。「初めてこの映画のお話をうかがった時、大根さんが監督を務めるというのもそうですが『新しい映画を作りたい!』という気持ちがすごく強く見えたんです。台本にYouTubeのURLが書いてあったり、エンドロールの部分も台本上に『いままで見たことのないエンドロール』とあったり。誰もやったことないものを作りたいんだなっていうが伝わってきて、そういうところが一筋縄でいかないキャスティングにも表れていると思うし、すごく惹かれて『ぜひ出たい』って思いました。そういう精神は「バクマン。」という原作とものすごく相性がいいと思うんです。(同じ大場×小畑コンビの)『DEATH NOTE』もそうですが、それまでの『ジャンプ』になかった。革命的な作品だったと思うし、そういう精神をキャスト・スタッフ全員が持っていたし、完成した映画を見ても、すごく新しく魅力的な作品になっていると感じました」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年08月31日俳優の佐藤健と神木隆之介が主演する映画『バクマン。』(10月3日公開)の特報映像が21日、公開された。公開された約30秒の映像は、神木演じる高木秋人(たかぎあきと)が、佐藤演じる真城最高(ましろもりたか)に「俺と組んで漫画家になってくれ」と持ちかけるところから始まる。さらに、最高が思い余ってヒロイン・亜豆(小松菜奈)にプロポーズするシーンなど、ファンにとっても印象深い場面を紹介。注目の創作シーンは、CGとアクションを使い大迫力で表現されており、東宝宣伝部も「今まで見たことがない」と自信をもつ。ナレーションは、『ONE PIECE』のルフィ役、『ドラゴンボール』のクリリン役など数多くのジャンプアニメに出演する声優の田中真弓がナレーションを務めている。本作は、『デスノート』の大場つぐみ×小畑健コンビによる同名コミックが原作。2008年より週刊少年ジャンプに連載され、連載開始と同時に一般読者から業界関係者まで幅広い層から支持を受け、全20巻で累計発行部数1,500万部超の大ヒットを記録した。高い画力がある最高とクラスメートの秀才で漫画原作家志望・秋人の高校生コンビが、漫画家を目指していく奮闘劇を描く。2人と『ジャンプ』連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強のライバルにして天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太、2人とよき友となる漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役を皆川猿時。2人の才能を見抜くジャンプ編集部・服部哲役に山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役にリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろう役に宮藤官九郎といった実力派が脇を固め、『モテキ』(2011年)の大根仁監督がメガホンをとった。(C)2015 映画「バクマン。」製作委員会
2015年05月21日HJホールディングスは4月28日、同社が運営するオンライン動画配信サービスの「Hulu」において、「フールー、オン! リビングルームでHuluを。デバイスプレゼントキャンペーン」を実施すると発表した。ユーザー数100万人突破を記念に実施し、第一弾(EPISODE1)として、Hulu対応デバイスを100名にプレゼントする。期間は4月30日12時から5月18日12時まで。Huluは3月30日に、PlayStation 4に対応したことを発表。あわせて、ユーザー数は100万人突破、総視聴時間は3億6000万時間以上、日本市場における対応デバイス数(パソコンを除く)は1億台にのぼることなどを公表した。ユーザー数100万人突破を受けて、「フールー、オン」をコンセプトにしたキャンペーンを展開していくことも宣言。キャンペーンの詳細は決まり次第随時発表するとしていたが、今回のキャンペーンはその宣言を具体化したものをいえる。キャンペーン期間は、4月30日12:00から5月18日12:00まで。Hulu対応デバイスである、Chromecast、Nexus Player、Apple TV、PlayStation 4、PlayStation VITA TV、Wii Uのいずれかを、応募者から抽選で100名にプレゼントする。氏名や連絡先、希望商品など必要事項を記入のうえ、特設サイトから応募する。抽選と発送は5月下旬の予定。
2015年04月28日ハウス食品はこのほど、業務用ルー製品・フレーク製品の全品、レトルト製品の一部、香辛料製品の一部の価格を、2015年4月1日の出荷分から約4%~26%値上げすると発表した。値上げ幅は、業務用ルー製品・フレーク製品(各全製品)が約5%、業務用レトルト製品(カレーソース、フィリング、レトルトカレーの各一部製品)が約4%~8%、業務用香辛料製品のうち各種カレーパウダー(全製品)が約21%~26%、香味調味料(一部製品)が約5%。同社は、原材料価格の上昇が続く中、合理化や効率化を行いコストアップを吸収することで価格の維持に努めてきたが、近年の原料、包装材料の価格の高騰に加え、物流費やエネルギーコストも上昇し、従来の企業努力では現行価格の維持が困難になったため、値上げを決定したとしている。
2014年12月15日TC-Heliconは、パワフルなボーカル・エフェクトをはじめ、ルーパー、マルチトラック・レコーダーなどの多彩な機能を搭載したiPad用アプリ「Voice Jam Studio for iPad」を発売した。定価は2,000円だが、11月26日現在は発売記念特価1,000円にて販売されている。同アプリは、エフェクト製品に定評のある同社により開発されたプロフェッショナルなボーカル・エフェクトを50種搭載している。また、無制限にオーバーダブ可能な4つのステレオ・ループ・トラック(1ループ:最大8分)、さらには、実際の操作画面および自身のパフォーマンス映像も同時に収録可能なパフォーマンス・レコーダー機能(ビデオ/オーディオ)なども備え得ており、ひとつのアプリで音楽制作から、YouTubeやSound Cloudへのアップロードまでを行える。そのほか、同アプリはInter-App Audio、AudioCopy、Audiobusなどをサポートしており、他の音楽制作アプリや楽器アプリ等との連携も可能。iPadに接続された外部MIDIデバイスとの同期にも対応している。
2014年11月25日神木隆之介の脳裏を予感めいた思いがよぎった。「この2人、姉弟なんじゃないか――?」それはドラマ「SPEC」の第3話で神木さん演じる“一(ニノマエ)”が「当麻!」と叫ぶシーンでのこと。「この時点で、過去に何があったのか?ニノマエと当麻がどういう関係なのか?といったことは僕自身も全く知らされてなくて、そうだったらすごいなという程度の思いだったんですが…」。だがドラマが最終盤に差し掛かった頃、神木さんは、そのときの予感が正しかったことを知る。「よし、来たか。やはりそうか!という感じでした(笑)」。“時を止める”という最強の能力に飽きたらずこの男、予知能力まで身に着けていたとは…。神木隆之介がこれまでとは全く異なる“悪”と“狂気”の一面を見せ、文字通り新境地を開いた「SPEC」が、公開中の『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』と『爻(コウ)ノ篇』で3年にわたるシリーズの幕を閉じる。神木さんにとってこの3年はどのような歳月だったのか?そして今年、20歳を迎えてその先に見据えるものとは――?『SPEC』最終章の公開を記念してロングインタビューを敢行!まずは約3年前、ドラマ「SPEC」のオファーを受け、ニノマエという役を演じることになったときの率直な心境、そしてどのように役を作り上げていったのかを聞いた。「びっくりしましたね。作品やスペック(=選ばれし人物たちが持つ様々な特殊能力)についての説明があったのですが、まず悪役であるということ。さらにニノマエは『時を止める能力を持つ』と。それまでそういう超人的な役を演じたことはなかったですし、悪役ということでどんな風に見える役にすればいいか?かなり悩みましたね」。“無垢なる悪”ともいうべき、従来の悪役像を一変するようなニノマエのキャラクターは、役者に自由を与え、可能性を引き出していく堤幸彦監督の下で神木さん自身が作り上げていったものだ。「口の片方を上げてニヤリと笑って『キサマら』と言う、いかにもって感じの悪役は嫌で、この子は味方になるのか?ずっと敵なのか?それともどちらでもないのか?という曖昧さを持った役にしたかったんです。一見、悪いヤツに見えないくらい無邪気で、逆にそれが狂気を孕んでいて怖い――特にドラマの第1話、2話あたりは笑顔ひとつ、動きひとつにも細心の注意を払っていました」。もしも彼が先述のような「いかにもな感じの悪役」を演じたとしても、それはそれでこれまでにない神木隆之介として強い印象を与えたことだろう。だが、彼がすごいのは単に極端な方向へと舵を切るのではなく、自身の容姿や従来のイメージまでも踏まえた上で、どうしたらこの作品の中で最も恐ろしい形で存在感を放ち、見る者にインパクトを与えられるかまで考えて、ニノマエというキャラクターの“スイッチ”を調整していることだ。「身近にいる友達や家族にまで『怖い』とか『何考えてるのか分からない』って言われました(笑)。ただ、ニノマエを演じるのは気持ちいいです。テンションの急な上げ下げもあり、人をおちょくるような態度を取ったり、極端な切り返しもあって…。どうしてもこれまで、感情を抑えるような役が多かったのですが、初めてエネルギーを外へ外へと発していく役で快感でしたね(笑)」。一方で、ニノマエ絡みのシーンの撮影はシリーズを通じてスタッフ、キャストのとっては最も苦労の多いシーンとも言われている。ニノマエが能力を発動し“時を止める”シーンでは、最新の撮影設備が用意され「準備だけでも2時間くらいかかることもあった」という状況で、ニノマエ以外の共演陣は実際に、同じ姿勢で止まったままいないといけない。神木さんだけがその場を悠々自適に微笑みを浮かべて動き回ることになる。「現場に行くとみなさんから『来たよ…』って言われてましたからね(苦笑)。こっちも(頭を下げつつ)『どうも、お邪魔します』という感じで(笑)。僕以上に周りのみなさんは本当に大変だったと思います。戸田さんや加瀬さんの目がだんだん、充血していくのが見えましたからね。ニノマエのような役を演じることはそうそうない事だと思いますので、そういう意味でも本当に貴重な体験をさせて頂きました」。オリジナル(?)のニノマエはドラマの最終話で死を遂げているが、その後のスペシャルドラマや劇場版でも、ニノマエは“死んだスペックホルダーを呼び戻す”という当麻の能力やクローンという形で登場。そして最終章となる『爻ノ篇』にも神木さんの名はしっかりとクレジットされている。どのような形での出演となるのかは観てのお楽しみだが、改めて、『爻ノ篇』の撮影で3年におよんだ「SPEC」に別れを告げた瞬間の気持ちは?「正直、まだ終わってないような気持ちですね。終わったの?ホントに?いやいや、まだあるでしょ!という感じで(笑)。これまでがまさにそうでしたからね。連続ドラマが終わって死んだはずなのにスペシャルドラマに呼ばれ、『おつかれさま』と言われたはずが映画にも呼ばれ…まだそのパターンが続いているような気がします。撮影を終えてしばらく経って『終わったんだな』と思っているのですが、心のどこかでまだ終わっていないような…それくらい、この3年は長く特別でしたね」。「SPEC」に携わった約3年の間、もちろん、神木さんはそれ以外の作品にも携わってきた。いや、“以外”などという言葉では片づけられない、俳優人生における大きな転機となる出会いもあり「役と一緒に成長してきた3年だった」とふり返る。ドラマでは宮藤官九郎脚本の「11人もいる!」で主演を務め、映画『桐島、部活やめるってよ』ではニノマエとはまた180度異なるスクールカーストの“底辺”に位置する主人公の高校生を好演。改めて俳優・神木隆之介の幅の広さ、ポテンシャルの高さを見せつけた3年だった。「特にこの2年ほど、高校を卒業して『桐島』のプロモーションが始まって、おこがましい言い方だけど“座長”としてしっかりしなくちゃという意識、責任感を強く感じていました。卒業して、運転免許もとったし(笑)、変化だらけですね。自分の中で成長を感じてもいますし、それを見せていけたらという気持ちはより一層、強くなりました」。神木さんの口からはたびたび「社会人」という言葉が口をついて出る。俳優にインタビューをしていて「大人」や「プロ」という言葉が出てくることはよくあるが、「社会人」という言葉を聞くことはめったにない。なるべく仕事と切り離して過ごしていたという学生時代が神木さんにとっていかに大きかったか、そして、どんなに芸歴が長くとも、世の中との繋がりを常に意識し、しっかりと地に足をつけて歩みを進めていこうとする思いが垣間見える。「高校を出たことで、この仕事で食っていかないといけないという覚悟は確実に芽生えましたね。正直、高校生の頃は『まだ学生』という気持ちがあったんだなということを、いまになって改めて実感しています。頑張らなきゃって気持ちと同じように不安もあるし、新鮮だけど、確実に“重さ”を感じています。まだそこまで年月が経ってないのに高校時代が懐かしくなりますね(笑)。この先に関して…元も子もない言い方ですが(笑)、何があるか分からないから全力で死ぬ気でやっていきたい。いまは、スーツを着て会社勤めをする役がやりたいです。上司や部下や同期の仲間がいて、ほかの部署の女の人と社内恋愛したりとか(笑)」。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸(ぜん)ノ篇 2013年11月1日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会劇場版 SPEC~結(クローズ)~爻(こう)ノ篇 2013年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会/2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会
2013年11月29日東京・原宿のギャラリー「ロケット(ROCKET)」にてテキスタイルデザイナー・ユキ フジサワ(YUKI FUJISAWA)による個展「シースルー」が3月1日より開催されている。本展では、ミューズ5人の私生活からインスピレーションを受け、新作のテキスタイル「シースルー」を制作。それを用いてストーリーを感じさせる衣服や小物などのアイテムをデザインした。会場のロケットを一つの“ホーム”に見立て、キッチンやベッドルームなどをイメージした空間に、それぞれのミューズをテーマにしたテキスタイルから作ったアイテムを展示する。これらのアイテムは一部受注販売も可能だ。その他、会期中は過去の作品「午前○時のスカート」「オーロラのシュシュ」なども販売。更に彼女の代表作であるオーロラのテキスタイルを作るワークショップを3日、6日、9日に開催する。参加費は3500円。会期は12日までユキ フジサワは「みえないもの」をコンセプトに手作業でテキスタイルを制作。オリジナルテキスタイルによる一点物衣服や小物が主軸のブランド「ハートの、(haato no ten)」も手掛けている。【イベント情報】ユキ フジサワ シースルー場所:ロケット住所:東京都渋谷区神宮前6-9-6会期:2013年3月1日から3月12日時間:12:00から20:00入場無料
2013年03月01日朝井リョウのベストセラーを映画化した『桐島、部活やめるってよ』のメガホンを握った吉田大八監督と主演の神木隆之介がインタビューに応じた。その他の写真バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部を巡り、その親友や恋人から全く関係のないはずの生徒まで、学内の人間関係が少しずつ変化していくさまを描いた本作。原作の持つ瑞々しい感覚を最大限に活かしつつ、映画はより鋭くそして、残酷に学校という世界の一面を切り取る。監督は「僕の方が朝井さんより少し意地悪なのかもしれない」と笑いつつ、「僕が一番に感動したのは、小説の最後に出てくる映画部の前田(神木)と桐島の親友の宏樹(東出昌大)のやりとり。ここにたどり着くために物語を作り上げていった」と語る。「ジっとこちらを見つめる視線に心の奥底までのぞかれてしまうような気がした」とは神木が監督に抱いた第一印象。若いキャスト陣と倍以上も年の離れた監督は、この冷静な眼で彼らを見つめ、映画の肝とも言える人物たちの“距離感”を探っていった。「俳優たちが自分の生理にウソをつかずにセリフを言ったり動いたりできるようにしたくて、撮影前にリハーサルだけでなく、ただ一緒に過ごす時間も取ってもらったんです。それを少し離れたところから見て、どうやって彼らにコミットすればこの微妙な関係性を壊さずにカメラに収められるかという間合いを測りました」と慎重な積み重ねの上に作り上げた空気感について語る。前田は“下”のグループに属する一見サエない学生だが、神木は「何を言われても『これがやりたい』と言える芯の強さに共感した」と明かす。さらに「前田は監督自身なんじゃないかと思うんです」とも。それは吉田監督に演技指導を受けながら抱いた感覚だった。「前田という男の子が監督を通してスッと僕の中に入ってくる不思議な感覚でした。これまでのどの監督の指導とも違って、吉田監督からはそのまま人物を渡されたような感じだったんです」。そんな神木の言葉に吉田監督は「最初は『勘違いだよ』と言ってたんですが、あちこちで神木くんがそう言うのを聞く内に、自分でもそんな気になってきて混乱してます」と苦笑を浮かべるが、称賛を込めて「やはり前田は誰よりも神木くん自身」と言い切る。「日常をやり過ごしながらも大事なものを守る強さを神木くんも持ってると思います。前田はカメラを通じて世界と“対決”するわけだけど、そこに神木くんが自分の中から引き出してきた説得力をしっかりと感じましたね」。『桐島、部活やめるってよ』8月11日(土)より、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年08月09日日産自動車は19日、軽自動車「ルークス」にアイドリングストップシステム搭載グレードを追加するなどの一部仕様向上を行って発売した。価格は124万4,250円から171万4,650円。今回の一部仕様向上では、アイドリングストップシステムとヒルスタートアシストを搭載したグレード「X アイドリングストップ」と「ハイウェイスター アイドリングストップ」を新設定。両グレードは、アイドリングストップシステムの採用により、JC08モード走行で22.2km/Lの燃費を実現している。また、全グレードにチャイルドシート用アンカーと乗降グリップ(左右)を標準装備し、「E」「X アイドリングストップ」「X(4WD)」は内装色を変更。「G」グレードは廃止となる。「E」「X アイドリングストップ」「ハイウェイスター」「ハイウェイスター アイドリングストップ」(全て2WD車)は、「環境対応車普及促進税制」による減税措置により自動車取得税と自動車重量税が50%減税され、ルークスは全車がエコカー補助金の対象となっている。エンジンは、DOHC水冷直列3気筒のK6A、もしくはK6A(インタークーラーターボ)を搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式は2WDと4WDが用意されている。乗車定員は4名。なお、同社関連会社のオーテックジャパンも、ルークス ハイウェイスターシリーズの特別仕様車「アーバンセレクション」に、アイドリングストップ搭載グレードを設定するなど一部仕様を向上して19日に発売した。価格は153万3,000円から178万2,900円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日