映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)の大ヒット祈願イベント&舞台挨拶が20日に大阪で行われ、ラウール、出口夏希が登場した。同作は、丹月正光氏による同名コミックスの実写化作。ある事情から、100億円の懸賞金をかけられた幼馴染・赤羽骨子(出口夏希)のために、ボディガードとなった威吹荒邦(ラウール)に与えられたミッションは、彼女にバレることなく守ることだった。実はクラスメイトも全員がボディガードで、ミッションクリアを目指していく。この度、パワースポット・獅子殿が見どころの難波八阪神社にて大ヒット祈願。さらに大阪市で開催された試写会にサプライズ登壇した。2人とも今回が初の大阪舞台挨拶ということで、劇中の人気のセリフを関西バージョンで披露し、作品への想い・撮影時の裏話も飛び出した。今回はオフィシャルレポートが届いた。○映画『赤羽骨子のボディガード』大ヒット祈願イベント&舞台挨拶 in 大阪 オフィシャルレポート映画公開まで2週間をきった7月20日(土)、作品の大ヒットを祈願して本作の主演・ラウールとヒロイン・出口夏希による、大ヒット祈願イベント、サプライズ舞台挨拶が大阪で実施された。まず2人が訪れたのは大阪市の難波八阪神社。厄除けや商売繁盛のご利益があり、近年海外からの観光客も数多く訪れている場所だ。見どころは何といっても大迫力のパワースポット、獅子殿。巨大な獅子の頭を模した舞台で、その大きな口でお参りをした人の苦難や邪気を飲み込み、幸運と勝利をもたらすという。そんなご利益がある本神社で、ラウールと出口はまず本殿でのご祈祷に参加。神主からのご祈祷を受け、赤羽骨子(出口)を守るために奮闘する、威吹荒邦(ラウール)をはじめとしたクラスメイト兼ボディガード全員の勝利と、映画の大ヒットを祈願した。その後2人は境内に移動し、獅子殿の前へ。初めて見る巨大な獅子の姿にラウールは「マジででかい!」とびっくり。出口も「わっ! すごーい!!」と興奮した様子を見せた。そんな迫力満点の獅子をバックに、絵馬をかたどったパネルを手にしてフォトセッションがスタート。「関西のみんな!『赤羽骨子のボディガード』絶対見てや~!」と関西弁で呼びかけ、夕方の舞台挨拶を前に、和気藹々とした大阪キャンペーンのスタートとなった。続いて2人が向かったのは大阪ステーションシティシネマ。実はこの日は、ラウールと出口の登壇は観客に一切知らされていない、完全サプライズ。全国公開前の特別試写会という名目で、観客はここでしか見れない特別映像があると伝えられているのだ。会場の様子を舞台袖で伺っている2人は、緊張と嬉しさが入り混じった表情。ついにMCから特別VTRのアナウンスが入り、会場が静まり返ったところで、「おいおい、せっかく来てくれたのに、特別映像でいいのかよ!」と本作の主人公であるヤンキー高校生・荒邦さながらの影ナレとともに、ラウール、続いて出口の2人が登場! 観客からは悲鳴のような大歓声が上がり、突然のサプライズ登壇に驚きながらも大きな拍手で2人を出迎えた。興奮さめやらぬ観客を前に、ラウールは「今日は映画を観に来てくださってありがとうございます! 短いですが楽しい時間にできたらと思います。今日はよろしくお願いします!」と挨拶。続いて出口も「本日は来ていただきありがとうございます。大阪で皆さんとお会いできてすごく嬉しいです!本日は楽しんでいってください!」とあたたかい会場に感謝の言葉を述べた。MCから早速サプライズ登壇についての感想を聞かれると、「僕は舞台挨拶にトラウマがあって……」と話すラウール。実はつい先日都内で行われた完成披露イベント『赤羽骨子FES.』で、キャスト揃って階段を降りて登壇をするという演出の際に、1人だけタイミングが合わず早めに階段を降りてしまったのだ。「今回は登場するタイミングを間違えないように、とてもドキドキしていました」と話すラウールに、出口は「裏でドキドキしている様子を見て、私はにやにやしていました!」と満面の笑み。2人の可愛らしい掛け合いに会場からも笑みがこぼれ、大成功となった今回のサプライズ登壇に温かい拍手が送られた。この日は、本作では初となる主演・ヒロインが揃っての地方での舞台挨拶。さらに、実は今回が2人にとって初めての大阪での舞台挨拶ということで、登壇の感想を聞かれると、ラウールは「いつも大阪の皆さんの盛り上がりは楽しみにしていて、今日もとても盛り上がっていただいて嬉しかったです!実は皆さんがエンドロールを観ているときに映写機がある裏の通路を通ってここまでやってきたので、とてもワクワクしました。貴重な経験をさせてもらいました」と、普段通ることのない映画館の舞台裏に興奮した様子。続いて出口は「いつも大阪の皆さんの盛り上がりは一味違う印象があって、とても楽しみにしてきました。皆さんとてもにこにこしていて、すごくかわいいです!」と反応の良い観客に嬉しそうな表情を浮かべた。そんな開催地・大阪にちなみ、本編に登場するお気に入りのセリフを関西弁で披露するコーナーに。「セリフはまだ覚えていますか?」とMCから聞かれたラウールは「この前まで撮影していたので、もちろんです!」と気合十分。実は登壇直前に関西出身のMCとイントネーションの練習をしていたことを明かしつつ、「間違えてたら言ってください……」と緊張した様子で、「誰かを守るってことはな、その人が大事にしてるもんを全部守るっちゅーことやねん!」と渾身のセリフを披露。完璧なイントネーションに会場から拍手が上がると、「ほなまた」と照れながら会場を後にしようとするラウール。MCから「帰らんといて!(笑)」とツッコミが入り、大阪らしいやり取りに会場は笑いで包まれた。続いて出口は「威吹くん、クラスメイトを睨んだらあかんでー!」と、まるで骨子そのもの、のような可愛らしい関西弁を披露。観客からは「かわいすぎる!」と大きな拍手が上がり、「これは勝ちましたね(笑)」と誇らしげな表情を浮かべた。続いて大阪での思い出を聞かれた2人。ラウールは「去年のツアーで大阪に来た時に、Snow Manのメンバー皆でお好み焼きを食べに行ったのですが、そのときは口内炎ができていてあまり堪能できず……(笑)今日はたくさん粉ものを食べられました!」とリベンジを果たせて嬉しそうな様子。続いて出口も「私もお仕事で何回か来たことがあるのですが、道頓堀でたくさん食べ歩きをしました! 片手にカニ、もう片方にたこ焼きを持って、あの有名なポーズをして帰りました(笑)」と関西グルメにまつわる思い出を語った。またこの舞台挨拶の前に実施した難波八阪神社での大ヒット祈願の感想を聞かれると、「大きい口を開けた獅子殿の迫力がすごすぎて、襲われそうな感覚になるほどだったので出口さんを守らないとなと思っていました!」と出口演じる赤羽骨子のボディガード・威吹荒邦らしいコメント。これに対し出口は「ウソつけ!(笑)」と笑みを浮かべながら、「(獅子殿は)人が入れるくらいの大きさかな、と思っていたので想像以上の迫力でびっくりしました。無事ご祈祷できたので、映画もヒットするんじゃないかなと思っています」と話すと、それに応えるように会場からは大きな拍手が。さっそくご利益を感じる反応となった。上映後の舞台挨拶ということで、続いては本編に関する質問に。注目してほしいポイントについて聞かれると、「僕は3年4組のみんなが一人ひとり紹介されていくシーンがとても好きです。観るほどにそれぞれの個性が楽しめるシーンになっているので、ぜひ何回も観てほしい」(ラウール)、「私も倉庫のシャッターが上がってボディガードのみんなが登場するシーンがとてもかっこよくて大好きです。スピード感がある場面なので、何回もじっくり観返したいです!」(出口)と、個性豊かなクラスメイトの登場シーンがお気に入りと語る2人。そんな登場人物それぞれのスキルが光る大迫力のシーンは、ぜひ映画館で確かめてほしい。最後に出口は「こうやって大阪の皆さんとお会いできる機会はなかなかないので、今日は本当に嬉しかったです。ぜひ皆さんで『赤羽骨子のボディガード』を盛り上げていってくれたら嬉しいです!ありがとうございました」と感謝を述べながら挨拶。ラウールは「今日は来てくれてありがとうございました。観ていただいた通り、本当にワクワクできて楽しめる、夏休みにピッタリな映画です。老若男女問わず楽しめる作品だと思うので、ぜひお友達を誘って、この夏一緒に盛り上げてくれたら、嬉しいねん!」と関西弁交じりで熱い想いを披露。会場からは大きな拍手と歓声が上がり、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。
2024年07月20日映画『先生の白い嘘』公開初日舞台挨拶が7月5日(金)、都内劇場にて行われ、主演の奈緒、共演の猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介、三木康一郎監督が登壇した。本作において、インティマシーコーディネーターの起用をしなかったことが物議をかもしていたが、舞台挨拶の前にはプロデューサーが本件について謝罪し、舞台挨拶では三木監督も謝罪したほか、奈緒さんはじめ登壇したキャスト全員が思いのたけを実直に語った。冒頭、プロデューサーより製作委員会からのコメントが読み上げられた。「昨日、本作では、出演者から要望があったインティマシーコーディネーターを入れずに撮影をしたという内容のインタビュー記事が掲載されました。本作の制作にあたり、出演者側からインティマシーコーディネーター起用の要望を受け、制作チームで検討いたしましたが、撮影当時は日本での事例も少なく、 出演者、事務所や監督と話し合い、第三者を介さず直接コミュニケーションをとって撮影するという選択をいたしました。インティマシーシーンの撮影時は、絵コンテによる事前説明を行い、撮影カメラマンは女性が務め、男性スタッフが退出するなど細心の注意を払い、不安があれば女性プロデューサーや女性スタッフが本音を伺いますとお話をしていたので、配慮ができていると判断しておりました。しかしながら、この度、様々なご意見、ご批判をいただいたことを受け、これまで私どもの認識が誤っていたことをここにご報告を申し上げるとともに、制作時に一同配慮が十分ではなかったことに対し、深く反省をしております。本作を楽しみにお待ちいただいているお客様、原作の鳥飼茜先生、出演者、スタッフの皆様に不快な思いをさせてしまったことを心よりお詫び申し上げます」舞台挨拶のためにキャストと三木監督が登壇すると、最初に三木監督が頭を下げた。「今回、私の不用意な発言により皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことをこの場を借りて謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした。さらに、関係者スタッフキャスト、彼らにも大きな大きな苦しみを与えてしまったこと、この場で謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした。さらに、原作の鳥飼茜先生、ものすごくこの作品に尽力していただいたにも関わらず、裏切るような形になってしまい本当に申し訳ありませんでした。最後に、このような状況でもこの場にお集まりいただいた皆さん、感謝しかございません。本当に、本当にありがとうございました」謝罪が続いた後、一言挨拶で奈緒さんがしゃべり出したが、その張り詰めた空気をほぐすように、奈緒さんはときに微笑みも浮かべながら自分の気持ちを語ってくれた。「今日ここに来るまでに、すごくいろいろな葛藤がありました。鳥飼先生と話さなくてはという気持ちが昨日からすごくあったので、許されることかわからなかったんですけど、自己判断で直接ご連絡を取りお会いしてお話して。それまで自分がここでどうやって立ったらいいかと思っていたんですが、鳥飼さんとも話して、原作にすごく支えられていた部分が映画を作っているときに大きかったので、少しでも皆さんが、今日来る選択をしていただいて、観ていただいてちょっとでも原作が伝わったり、そういうことにつながればうれしいなと」「初日を迎えて、いろいろな複雑な思いが正直あります。けど先生とも話して感じたのは、この作品が観たときに、一つの映画としてとても力強い映画になっていると感じました。なので、現場のみんなで乗り越えた大変なシーンを思い出しながら、形になったんだと、すごくすごくうれしかったです。自分が思っていた以上にうれしい気持ちになりました。今日も一人だったら絶対心細かったし、三木さんと二人でも心細かったけど、風間さん、三吉ちゃん、猪狩くんがいてくれて。(観客の)皆さんのお顔を見れて、すごくうれしい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます」猪狩さんは、奈緒さんと撮影に入る前に会話した印象的な内容を打ち明ける。「映画の撮影に入る前。奈緒さんと二人でお話する機会があって。僕は”演技わからないんです”という感じが若干あったんです。奈緒さんが”この作品を撮り終わったとき、また猪狩くんが演技やりたいと思ってくれたら、それが一番だよ”と言ってくれて。僕ちゃんと言えていなかったんですけど、演技また本当にやりたいです。楽しかったです」と猪狩さんが奈緒さんの目を真っすぐに見て伝えると、思わず奈緒さんは涙を浮かべ「ありがとう」と返していた。三吉さんも、奈緒さんの座長としてのたたずまいを称えた。「本当にこの作品は奈緒ちゃんがとても真摯に向き合って、しんどいシーンも多かったと思います。間近で現場でも見ていて、こんなにも役ではあるけど、すごくリアルに感じて。リアルにお芝居していく姿を横で見てとても勇気ももらいました。奈緒ちゃんが座長で本当によかったとずっと感じていました。この作品がみんなにとっても、奈緒ちゃんにとっても報われる、一人でも多くの方に届く作品になったらうれしいです。温かい言葉を彼女には向けられたらと思います」と三吉さんは心を込めた。風間さんは「この作品が誰かの希望になったり、誰かの明日をかえるような作品になれば幸せです。この作品で皆さんが思われたことは、映画を作った者たちが覚悟を持って、責任を伴う作品だと、全員が思って臨みました。思ったことがあったら矛を自分に向けないでください。映画を作った我々に責任はあると思っています」と引き締まった表情でコメントした。そして、舞台挨拶中には、原作者・鳥飼茜氏からのコメントもMCによって読み上げられ、「原作者として丸投げしてしまったこの責任を強く感じるにいたり、反省した」と語り、「現実でも虚構でも、彼女(奈緒さん)は誠実そのものでした。感謝していますし、彼女が望むなら、たくさんの人にその素晴らしさを見てもらいわかっていただければ私自身反省をしたもので、これ以上のことはありません」とコメントした。最後に奈緒さんは「私自身、原作にほれ込み作品に出演することを自分で決めました。やり取りがあり、すれ違いがあったのも事実です。当人同士の問題として、権力に屈することは一切なく、対等な話し合い、(対等な)関係で監督とも話をしました。言いたいことは伝えました。その上で、現場でちょっと不十分だと思う部分が正直ありました。対等な現場ではあったので、そこは皆さんご安心して、皆さん心配してくださっている声も届いていますので大丈夫ですとお伝えしたいです」と呼びかけた。『先生の白い嘘』は累計発行部数100万部を突破した、鳥飼茜による同名原作の実写映画化。主人公である高校教師・原美鈴(奈緒さん)が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描く。映画『先生の白い嘘』は全国公開中。鳥飼茜コメント全文漫画が映像化することは、基本的には光栄なことだ。それでも自分は自分の描いた作品に無責任すぎたのかもしれないと思う。作品は作品で描いた人、撮った人、演じた人の個人とは無関係に評価されるべきか。そういう性質なものもあっていいと思う。ただ、自分はこの漫画を描くとき、確かに憤っていたのだ。一人の人間として、一人の友人として、隣人として、何かできることはないかと強い感情を持って描いたのだ。それがある意味特別で、貴重な動機づけだった。今あんな情動を持てない。性被害に対し、何を言えるのか。私たちはどんな立場なのか。どんな状況でもそれを明らかにできる場合にしか明け渡してはいけない作品だったと思う。こんな原作がなんぼのもんじゃと言われるかもしれないが、なんぼのもんじゃと私だけは言ってはいけなかったと思う。自分だけは、自分のかつての若い”生もの”の憤りを守り倒さねばならなかった。撮影に際して、参加する役者さんからスタッフにいたるまで、この物語が表現しようとしているすべてに、個人的な恐怖心や圧力を感じることはないかどうか、性的シーン、暴力シーンが続く中で、彼ら全員が抑圧される箇所がないかどうか。漫画で線と文字で表現する以上の壮絶さがともなうはずだったことに、私は原作者としてノータッチの姿勢を貫いてしまった。原作者として丸投げしてしまったこの責任を強く感じるにいたり、反省した。後だしで大変恐縮ではあったが、センシティブなシーンの撮影についても、事細かに説明を求め、おろしてもらった。説明を聞き、一応のところ安心はしたものの、やはりあらゆる意味で遅すぎたし甘かったと思う。わかりようがないとはいえ、もっともっと強く懸念して、念入りに共通確認をとりながら繊細に進めなくてはいけない。そういう原作だった。これは昨年、私が記した所信です。文章は公開はしませんでしたが、去年の時点での私の考えでした。今公開を迎えるにあたり、このたびの発言がよくない意味で注目されていることを私は何とも心苦しく思っている。なぜなら、何かこの作品で誰かに嫌な気持ちを起こすようなことがあれば、私にもその責任があると、すでにこのように去年の私は記していたからです。こういう場合、みな一様に”言葉には気をつけなければならなかった””本当に配慮が足りなかった””配慮に欠けていた”と反省されます。ただ、私が感じる問題はそうではない。問題は最初から信念を強く持ち合わせていなかったことではないでしょうか。私も出版社も含め、製作した者たちがあらゆる忖度に負けない信念を、首尾一貫して強く持たなかったことを反省すべきだったのではないか。このことを私が今、私自身に痛感しています。冒頭で言ったように、最大限の配慮や共通理解を徹底して作るべき作品であること。それを映画製作側へ、都度働きかけることを私が途中で諦めてしまったことを猛省したのは、主演の奈緒さんの態度に心を打たれたからです。個人的な感想ですが、この映画製作において、一番強かったのは奈緒さんです。彼女はこの騒動で誰よりも先駆けて私に謝罪をされました。現場で一番厳しい場面と素晴らしい場面に誠実に対峙した、奈緒さんが、です。心遣いに感心したと同時に謝罪なんて必要ないよと心から申し訳なく思いました。何より、映画の中の主人公としての演技が素晴らしかったのです。現実でも虚構でも、彼女は誠実そのものでした。感謝していますし、彼女が望むなら、たくさんの人にその素晴らしさを見てもらいわかっていただければ私自身反省をしたもので、これ以上のことはありません。【訂正のお知らせ】7月5日(金)21:23に掲載致しました『先生の白い嘘』初日舞台挨拶 鳥飼茜先生コメントについて7月5日(金)21:23に掲載致しました『先生の白い嘘』初日舞台挨拶レポート内の鳥飼茜先生コメント全文につきまして、会見音声データの聞き取りに一部誤りがございました。当該箇所「御社は公開はしませんでしたが」の部分を、「文章は公開はしませんでしたが」に訂正させていただきます。読者の皆様、ご関係者の皆様に誤解を与えてしまったことをお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。(シネマカフェ編集部)■関連作品:先生の白い嘘 2024年7月5日より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開©2024「先生の白い嘘」製作委員会©鳥飼茜/講談社
2024年07月05日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、結婚の挨拶をしたときのエピソードを紹介します。結婚が決まり、挨拶をしに彼女の実家を訪ねた男性。挨拶には両親だけでなく、姉もいることを彼女から伝えられました。彼女の実家へ聞いてないけど![nextpage title="N!0`0Q…"]両親だけでなく…なんとか結婚の挨拶が終わり…[nextpage title="Y0…"]姉も優しそう結婚式の予定怖いと聞いていた姉も、優しそうな雰囲気で一安心ですね。相手の家族に結婚の挨拶をするときは、男性のように緊張してしまうでしょう…。結婚式は挙げない旨を伝えましたが…無事に挨拶を終えることができるでしょうか?作画:iwao.原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2024年07月03日映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』(公開中)の公開記念舞台挨拶が30日に都内で行われ、戸田恵子、中尾隆聖、上戸彩、岡村隆史が登場した。同作は、映画『それいけ! アンパンマン』最新作。森の妖精・ルルンがアンパンマン、ばいきんまんと力を合わせて、“絵本の世界”を守る大冒険にでかける姿を描いている。○映画『それいけ!アンパンマン』最新作舞台挨拶に上戸彩&岡村隆史が登場上戸は「私、実は今日子供を呼んでいまして、私の子供が映画館デビューをしています」と告白し、「どちらかというと隣で見ていたかったんですけど、リアクションを。それは叶わなかったんで。とはいえ、自分の出たアンパンマンで映画館デビューしてもらえたというのは、本当に光栄で幸せです」と喜ぶ。さらに「暗くなったら怖いとか、大きな音が怖い子もいるかもしれないけど、アンパンマンは明るいまま観れたり、騒いでも大丈夫だよという優しい映画になっているので、 多くの方に観に来ていただきたいなと思います。映画館デビューは絶対にばっちりぴったり合っていると思うので、今回を機に来てほしいです」とアピールした。岡村も「私(の子)も、実は今日、この会場に来ております。映画デビューということで、今日どこかに座って。もしかしたらもうギャン泣きして出て行ったかもわからないですが、今日も観に来るということだったんで、どこかにいる」と明かす。今回声優を務めた役に気づかれるか聞かれると「敵なんで、『なんやねん』という風になる可能性も。『怖かった』みたいなこと言われると、ちょっとあれなんですけれども」と心配しつつ、「お子さんに対するメッセージなんかも入ってまして、イヤイヤ期であったり、『できない』というようなことも、この映画を観終わった後にできるようになることもあるような、そんな作品になってます」と
2024年06月30日シリーズ4作目となる『キングダム 大将軍の帰還』が、シリーズ史上初となる地方での完成披露舞台挨拶ツアーを行った。戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政の物語を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)を映画化した本シリーズ。2019年『キングダム』、2022年『キングダム2 遥かなる大地へ』、2023年『キングダム 運命の炎』が公開され、シリーズ累計動員数1,000万人を超え、数々の映画賞にも輝いている。最新作となる『キングダム 大将軍の帰還』にも公開前から大きな注目が集まっているなか、この度、名古屋・大阪・福岡でキャンペーンが開催され、1日目となる6月22日、109シネマズ名古屋にて信役の山崎賢人と大将軍・王騎役の大沢たかおが登壇する舞台挨拶が行われた。大沢さんは「1年前は全国周った最後が名古屋だったので僕らも疲れ気味だったのですが、たくさんの方に来ていただいて凄くエネルギーをもらって東京に帰れたので、今回はそんな名古屋の皆さんから見てもらおうと楽しみにしてきました」と昨年のキャンペーンを回顧。“最終章”ということで、これまでの信との向き合い方を聞かれた山崎さんは「20代のほとんどを信と過ごしてきたので、本当に人生そのものです。信と一緒に成長してきたなと思っていて、主演という立場でやらせてもらってますが、大先輩の大沢さんが王騎将軍のようにどしっと構えてくださって、たくさんのスタッフ・キャストに支えられ、そして観てくださった皆さんが一緒に熱くなってくれたからここまでこれたなと実感しています」とシリーズ集大成ならではの想いを吐露した。また、飛信隊としても共に闘う仲間である尾平役を演じる岡山天音がサプライズで登壇。登場した岡山さんは「キングダム今回、でらおもろい映画なもんで、最後まで楽しんでってちょーだゃー」と名古屋弁で挨拶。本作での冒頭、飛信隊と龐煖の一戦のシーンをふり返り、岡山さんは「信が圧倒的なリーダーとしていつも先陣を切ってくれていたので、なかなか信を守る場面ってなかったので台本読んだ時からとっても胸が熱くなりましたし、飛信隊のみんなで何回も頑張って撮影しました」と語る。山崎さんは「信よりもあまり強くない飛信隊のメンバーが盾になって守ってくれるところが原作でもすごく好きなエピソードで、気絶していなきゃいけないシーンなのに感動して思わず涙が出ちゃいました」と飛信隊との繋がりを感じるエピソードを披露した。そしてキャンペーン2日目となる6月23日の会場は、大阪TOHOシネマズ梅田。山崎さんと大沢さんが1年ぶりの帰還を喜ぶと、観客からも大きな声援が上がった。また、山崎さんとの互いの関係性への変化を尋ねられた大沢さんは「信の成長と同じように山崎賢人という俳優がかっこよく成長していく姿を横で見れて本当に素晴らしい7年間だったなと思います」と山崎さんを絶賛。そして大阪では、大沢さん演じる王騎の妻になるはずだった謎の将軍・摎役の新木優子がサプライズ登場。久しぶりに仕事で来阪したという新木さんは「みなさんの熱量に圧倒されつつすごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と大阪の観客の熱気に圧倒されながらも朗らかに来阪できた喜びを話した。新木さんのアクションについて山崎さんは「地上でのアクションですら大変なのに馬の上に乗ってやっていてめちゃくちゃかっこよかったです!キングダムの中で数少ない女性の将軍なので、心の強さの部分も含め、摎!最高でした!!」と大絶賛。今回初共演の大沢さんについて新木さんは「王騎としての大沢さんと初めて対峙した時に、迫力であったり温かく包み込んでくれる空気感が大沢さんから滲み出ていて、難しいことを考えずに現場で王騎と摎として向き合うことができたのは、大沢さんの存在のおかげだなと思いました」と話す。大沢さんも新木さんの印象を「王騎にとっては大事なシークエンスになるので、1作目から摎との共演をずっと楽しみにしていました。そこの現場にいたのは新木さんではなく間違いなく摎で心が震えましたね」と互いへの厚い信頼関係の強さを見せつけた。キャンペーン最終日の6月24日は、原作者・原泰久先生もいる「キングダム」でもゆかりのある福岡。要潤が来福し、シリーズ1作目から共に作品を牽引してきた山崎さん・大沢さん・要さんの王騎軍が揃い踏みの中、JR博多駅前広場のバルコニーで迫ってきた公開日に向けて“最終決戦 出陣式”を実施した。当日の朝4時に情報解禁をしたにもかかわらず7000名ものファンの方々が集まり、3人の登場の瞬間には、割れんばかりの歓声が博多駅前に響き渡った。山崎さんは「すごい光景です!7000人の軍勢を観ているかのようで興奮してます、ありがとうございます!」と圧巻の光景に驚きながらも興奮した様子。要さんも「レべチな映画ができました。王騎率いる王騎軍がついに戦場に出て魅力的なアクションを繰り広げていますので是非注目してみてください。信も、ものすごいことになっています!」とアピール。大沢さんは「キングダムという作品が、本当にたくさんの皆さんに愛されてるということを肌で実感できて嬉しく思います」と会場のとてつもない熱量がびしびしとキャストにも伝わった様子の中、イベントは終了。その後はJR博多シティ内T・ジョイ博多にて上映前舞台挨拶が行われた。バルコニーイベントをふり返って大沢さんは「なかなか映画のイベントで7000人に迎えられるってほぼないと思うんですが、それもこの作品の凄さ、ひいてはそれを率いる山崎くんの凄さであって、それを肌で感じられて福岡に来られてよかったなと思います」「ずっと雨予報でひやひやしてたんですけど、来ていただいた方の熱気が雨を吹き飛ばしたのかなというくらい本当に盛り上がったイベントになったので素晴らしかったですね」と嬉々とした様子でコメントを寄せた。1作目から王騎の側近として仕えてきた騰役の要さんは「今回初めて王騎軍として戦場へ向かうシーンがありました。王騎は本当にカリスマ性があって最強なキャラクターで、どう演じられるのか後ろから見ていましたが本当にかっこよかったです」と話し大沢さんを称えた。改めてキングダムという存在について聞かれた山崎さんは「キングダムと信から自分自身がパワーを貰いながら、人生そのものという感覚で約7年やってきました。(キングダムは)本当に宝物です」と熱いメッセージを寄せた。さらに、「キングダム」シリーズへの熱いメッセージが込められたメッセージボードを見た大沢さんは「感謝しかないですね。さっき賢人も言っていましたが、自分たちが作っている側だと思っていたけど、シリーズを重ねて観てくれている人も同じキングダムのチームみたいになってきた。それを今日こういう形で見せてもらったのは感無量です」と話し、山崎さんは「ちゃくちゃ嬉しいです。これだけ皆さんに愛してもらっているのは嬉しいですし、本当に今パワーをもらいました。ありがとうございます!!!」と感慨深げな様子で話した。怒涛の3日間をふり返ってみて、大沢さんは「シリーズ4作を通して初めて公開前に皆さんへの感謝と4作目ができたという報告にお邪魔させてもらって、来てよかったと本当に思うし、これまで応援してくれて心から感謝しています」と語り、山崎さんも「今回3都市を大沢さんと一緒に回れたこともすごく嬉しかったですし、各都市で逆に皆さんからパワーを貰って、今まで一緒になってキングダムを愛し、盛り上げてくださったことを感謝しています」と感極まった様子で語った。『キングダム 大将軍の帰還』は7月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キングダム 大将軍の帰還 2024年7月12日より全国にて公開ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2024映画「キングダム」製作委員会
2024年06月25日6月22日(土) から24日(月) にかけて愛知・大阪・福岡にて、映画『キングダム』シリーズ初となる完成披露舞台挨拶ツアーが行われた。実写シリーズ最新作となる本作では、前作『運命の炎』から続く隣国・趙との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。前作に引き続き、“天下の大将軍”を目指す主人公・信役の山﨑賢人、中華統一に挑む若き秦国王・嬴政(えいせい)役の吉沢亮、軍師見習いとして励む河了貂(かりょうてん)役の橋本環奈、飛信隊の副長として信とともに戦う羌瘣(きょうかい)役の清野菜名、秦国・総大将として戦地に舞い戻った大将軍・王騎役の大沢たかおが続投する。キャンペーン1日目となる6月22日(土) は、名古屋へと向かった山﨑と大沢。昨年の『運命の炎』でのキャンペーンでも訪れた中京テレビ1号公園を車で通りながら山﨑は、「去年のこと思い出すな~」と感慨深い様子。そして、今回は109シネマズ名古屋にて舞台挨拶を行った。「キングダム全国完成披露舞台挨拶ツアー」名古屋ウェルカムボード山﨑は「名古屋の皆さんこんにちは、想いを込めてみんなで一緒に作ってきたキングダムの集大成を観ていただけるということで本当に嬉しく思います。楽しんでいってください!」と話し、名古屋へ帰還した想いを大沢は「1年前は全国回った最後が名古屋だったので僕らも疲れ気味だったのですが、たくさんの方に来ていただいて凄くエネルギーをもらって東京に帰れたので、今回はそんな名古屋の皆さんから見てもらおうと楽しみにしてきました」と昨年のキャンペーンを回顧しながら語った。“最終章”ということで、これまでの信との向き合い方を聞かれると山﨑は「20代のほとんどを信と過ごしてきたので、本当に人生そのものです。信と一緒に成長してきたなと思っていて、主演という立場でやらせてもらってますが、大先輩の大沢さんが王騎将軍のようにどしっと構えてくださって、たくさんのスタッフ・キャストに支えられ、そして観てくださった皆さんが一緒に熱くなってくれたからここまでこれたなと実感しています」とシリーズ集大成ならではの想いを吐露する場面も。そして、名古屋では同郷の城戸村出身のチンピラ兄弟とよばれた尾兄弟の兄で、飛信隊としても共に闘う仲間であるお調子者の尾平役を演じる岡山天音が緊急参戦。サプライズで名前が呼ばれると場内には、歓声が沸き起った。登場した岡山は「キングダム今回、でらおもろい映画なもんで、最後まで楽しんでってちょーだゃー」と名古屋弁で挨拶し、会場を盛り上げた。名古屋にゆかりがあるという岡山は「2作目から参加して皆さんの前でご挨拶する機会は何度かありましたが、名古屋の皆さんの反応がすごく素敵でありがたかったです」と喜びを露わに。今作での冒頭、飛信隊と龐煖の一戦のシーンを振り返り、岡山は「信が圧倒的なリーダーとしていつも先陣を切ってくれていたので、なかなか信を守る場面ってなかったので台本読んだ時からとっても胸が熱くなりましたし、飛信隊のみんなで何回も頑張って撮影しました」と語り、山﨑は「信よりもあまり強くない飛信隊のメンバーが盾になって守ってくれるところが原作でもすごく好きなエピソードで、気絶していなきゃいけないシーンなのに感動して思わず涙が出ちゃいました」と飛信隊との繋がりを感じるエピソードも披露した。摎役の新木優子が登壇「事件でもあったのかと思った」「キングダム全国完成披露舞台挨拶ツアー」大阪ウェルカムボードキャンペーン2日目となる6月23日(日) は、大阪へ。日本で一番座席数を有するTOHOシネマズ梅田で約700人の観客の前に山﨑と大沢が登場すると、会場は溢れんばかりの黄色い声援に包まれた。大阪への帰還について山﨑は「1年ぶりに大沢さんと一緒にこの場に帰還できて本当に嬉しく思います。これだけの熱気を感じられて嬉しいです」と話し、大沢は「7~8年準備をしてきてみんなに観てもらうためにキャスト、スタッフ一丸となって頑張ってきました。ようやくここまで辿り着いて、TOHOシネマズ梅田が我々のホームであるし、帰還したような気持ちでこのスクリーンにいます。みなさんはお客さんでもあるけど僕らの仲間だと思ってるので、凄くワクワクして登壇してます」と大阪への喜びを感じさせる温かいコメントを寄せた。ここまで振り返って互いの関係性への変化を尋ねられると、大沢は「ただでさえかっこいいのにどんどん男らしく体も筋肉質になっていって、変化していくさまが信の成長と同じように山﨑賢人という俳優がかっこよく成長していく姿を横で見られて本当に素晴らしい7年間だったなと思います」と絶賛し、山﨑も感激の様子。そして大阪では、大沢演じる王騎の妻になるはずだった謎の将軍・摎役の新木優子がサプライズ登場すると、観客のボルテージは最高潮に。新木は「本日は、ほんまきてくれてありがとう♡」と大阪弁で挨拶。久しぶりに仕事で来阪したという新木は「みなさんの熱量に圧倒されつつすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。おふたりが登壇されたときの歓声がすごくて事件でもあったのかと思いました(笑)。皆さんの熱量が本当に伝わってきて素敵だなと思いました」と大阪の熱気に圧倒されながらも朗らかに来阪できた喜びを話した。シリーズを通して7年近くアクションに携わっている山﨑は新木のアクションの感想を聞かれると「地上でのアクションですら大変なのに馬の上に乗ってやっていてめちゃくちゃかっこよかったです!キングダムの中で数少ない女性の将軍なので、心の強さの部分も含め、摎!最高でした!!」と大絶賛。そして今まで見たことのない王騎の人間らしさと対峙する新木は、今回初共演の大沢について「王騎としての大沢さんと初めて対峙した時に、迫力であったり温かく包み込んでくれる空気感が大沢さんから滲み出ていて、難しいことを考えずに現場で王騎と摎として向き合うことができたのは、大沢さんの存在のおかげだなと思いました」と話し、大沢も新木の印象を「王騎にとっては大事なシークエンスになるので、1作目から摎との共演をずっと楽しみにしていました。そこの現場にいたのは新木さんではなく間違いなく摎で心が震えましたね」と互いへの厚い信頼関係の強さを見せつけ、大歓声に包まれながら大阪での舞台挨拶は終了した。『キングダム 大将軍の帰還』全国完成披露舞台挨拶ツアーより山崎賢人、7000人の軍勢に興奮「キングダム全国完成披露舞台挨拶ツアー」博多ウェルカムボードキャンペーン最終日の6月24日(月) は、原作者・原泰久もいる『キングダム』でもゆかりのある福岡へ。終着地となる福岡では要潤が来福し、シリーズ1作目から共に作品を牽引してきた山﨑・大沢・要の王騎軍が揃い踏みの中、JR博多駅前広場のバルコニーで“最終決戦 出陣式”を実施。当日の朝4時に情報解禁をしたにもかかわらず7000名ものファンが集まり、3人の登場の瞬間には割れんばかりの歓声が博多駅前に響きわたった。この光景に山﨑は「すごい光景です!7000人の軍勢を観ているかのようで興奮してます、ありがとうございます!」と圧巻の光景に驚きながらも興奮した様子で話し、要も「レべチな映画ができました。王騎率いる王騎軍がついに戦場に出て魅力的なアクションを繰り広げていますので是非注目してみてください。信も、ものすごいことになっています!」とアピールした。山崎賢人要潤「キングダムという作品が、本当にたくさんの皆さんに愛されてるということを肌で実感できて嬉しく思います」(大沢)と会場のとてつもない熱量がびしびしとキャストにも伝わった様子の中、イベントは終了。その後、JR博多シティ内のT・ジョイ博多にて上映前舞台挨拶を行った。バルコニーイベントを振り返って大沢は「なかなか映画のイベントで7000人に迎えられるってほぼないと思うんですが、それもこの作品の凄さ、ひいてはそれを率いる山﨑くんの凄さであって、それを肌で感じられて福岡に来られてよかったなと思います」と話した。大沢たかお梅雨に入り、直前まで雨予報で迎えた本イベントだったが、観客が集まり出陣式が始まる頃には一筋の光が。これに対し大沢は「ずっと雨予報でひやひやしてたんですけど、来ていただいた方の熱気が雨を吹き飛ばしたのかなというくらい本当に盛り上がったイベントになったので素晴らしかったですね」と嬉々とした様子でコメントを寄せた。そして、福岡からキャンペーンへ参加した要は、「今日はようきんしゃったね。ばりうれしかよ~」と博多弁を披露しながらの登場。1作目から王騎の側近として仕えてきた騰役の要は「今回初めて王騎軍として戦場へ向かうシーンがありました。王騎は本当にカリスマ性があって最強なキャラクターで、どう演じられるのか後ろから見ていましたが本当にかっこよかったです」と話し大沢を称えた。改めてキングダムという存在について聞かれた山﨑は「キングダムと信から自分自身がパワーを貰いながら、人生そのものという感覚で約7年やってきました。(キングダムは)本当に宝物です」と熱いメッセージを寄せた。ここまで各地でゲストを迎えて行った舞台挨拶も終盤へと差し掛かると、舞台挨拶の中盤に幕の中から現れたのは、この3日間に名古屋・大阪・福岡の各地でキャンペーンに参加してくれたファンから寄せられた映画『キングダム』シリーズへの熱い想いが込められたメッセージボード。大沢は「感謝しかないですね。さっき賢人も言っていましたが、自分たちが作っている側だと思っていたけど、シリーズを重ねて観てくれている人も同じキングダムのチームみたいになってきた。それを今日こういう形で見せてもらったのは感無量です」と話し、山﨑は「めちゃくちゃ嬉しいです。これだけ皆さんに愛してもらっているのは嬉しいですし、本当に今パワーをもらいました。ありがとうございます!!!」と感慨深い様子で話した。「キングダム全国完成披露舞台挨拶ツアー」メッセージボード3日間を振り返ってみて、大沢は「シリーズ4作を通して初めて公開前に皆さんへの感謝と4作目ができたという報告にお邪魔させてもらって、来てよかったと本当に思うし、これまで応援してくれて心から感謝しています」と語り、山﨑も「今回3都市を大沢さんと一緒に回れたこともすごく嬉しかったですし、各都市で逆に皆さんからパワーを貰って、今まで一緒になってキングダムを愛し、盛り上げてくださったことを感謝しています」と、感極まった様子で語った。『キングダム 大将軍の帰還』全国完成披露舞台挨拶ツアーより<作品情報>『キングダム 大将軍の帰還』7月12日(金) 公開公式サイト:原泰久/集英社(C)2024映画「キングダム」製作委員会
2024年06月25日映画『おいハンサム!!』(6月21日公開)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、吉田鋼太郎(リモート)、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMIが登場した。同作は、父・伊藤源太郎(吉田)と、幸せを求め人生に迷う三姉妹 長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)、そしてマイペースな母・千鶴(MEGUMI)という伊藤家5人が織り成す、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる新感覚コメディ。○■吉田鋼太郎、『おいハンサム!!』で愛犬と共演していたことを告白吉田は大阪での舞台公演中のため、リモートで参加。劇中さながらに「伊藤家リモート会議が招集されました。奮ってご参加ください」というアナウンスとともにMEGUMI・木南らキャスト陣が登壇すると、吉田の姿もスクリーンに映し出される。吉田は「普段はリモート会議を招集する側なんですが、今日は招集されております」と挨拶し、笑いを誘う。初日を迎えた心境について聞かれると「感無量です!」と感慨深げな表情を見せ、「シーズン2の撮影から1週間くらい間があって、映画の撮影に入ったのが去年の今頃。映画の公開にあたって、キャンペーンとかの活動を含めこの1年は『おいハンサム!!』漬けの1年だったと思います。そしてとうとう真打ち、映画の公開ということで感無量です」と語った。また、お気に入りのシーンについてトークが進むと、吉田は「自分のシーンで驚いたことがある」と切り出す。「腹巻・ステテコにコートを着て、6番アイアンを持ってダッシュするシーンで、歳も歳ですし何回もテイクを重ねるうちに息が上がるのではないかと思って撮影に臨んだのですが、結構な全力疾走で何回も走ったんですが、全然息が上がらなかった」と振り返った。続けて「今でも不思議なんですが、撮影だからアドレナリンが出ていたのか、役を演じるのに精いっぱいで息が上がるのを忘れていたのか……なんだか知りませんけどすごく走れた」と明かしていた。さらに、「余談なんですけど、走っているときに脇に犬を散歩している女性の方が映るんですけど、気付きの方いらっしゃいましたでしょうか? あれうちの犬なんです(笑)」と裏話を披露し、会場を驚かせた。
2024年06月21日6月28日(金) から7月11日(木) にかけて、14日間連続で短編オムニバス映画『GEMNIBUS vol.1』の舞台挨拶が開催されることが決定した。本作は、東宝が手掛ける才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」の劇場公開作品として、新進気鋭の監督4名により創り出された短編オムニバス映画。ラインナップは、YouTubeで公開され470万回再生された『ゴジラ VS メガロ』を監督した上西琢也による同映画の〈シネマティック・バージョン〉、全編スマホ内で完結する縦型ホラー映画『娯楽』で、TikTok TOHO Film Festival 2022にてサードアイ賞を受賞した平瀬遼太郎のサイコスリラー映画『knot』、『平家物語』『薬屋のひとりごと』などで絵コンテ・演出を務めるアニメーション界の新鋭ちなが監督、ピアニスト・角野隼斗が音楽を担当した新感覚アニメーション映画『ファーストライン』、第75回カンヌ国際映画祭#TikTokShortFilm コンペティションでグランプリを受賞した本木真武太のSF学園ゾンビ映画『フレイル』の4作品となっている。舞台挨拶では、『knot』出演の三浦貴大、SUMIRE、杢代和人、『フレイル』出演の奥平大兼、莉子ら出演者のほか、『ファーストライン』の音楽を担当するピアニストの角野隼斗、『フレイル』にて劇伴に初挑戦したア・カペラグループRabbit Catらスタッフ陣が参加。さらに水野真紀が所属事務所の後輩『ゴジラ VS メガロ』出演の岡本弥歩と『フレイル』橘春軌の舞台挨拶デビューを応援するほか、上西監督も制作に関わった『ゴジラ-1.0』監督の山崎貴ら、豪華ゲストが日替わりで登壇する。<イベント情報>「映画『GEMNIBUS vol.1』14日間連日舞台挨拶」■6月28日(金) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『GEMNIBUS vol.1』監督・上西琢也、監督・平瀬遼太郎、監督・ちな、監督・本木真武太トークテーマ:『GEMNIBUS vol.1』初日舞台挨拶 監督になる。■6月29日(土) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『フレイル』監督・本木真武太、出演・奥平大兼、莉子トークテーマ:『フレイル』舞台挨拶■6月30日(日) 15:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『ゴジラ VS メガロ』岡本弥歩、『フレイル』橘春軌、水野真紀トークテーマ:東宝シンデレラ舞台挨拶 俳優になる。■7月1日(月) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『ゴジラ VS メガロ』編曲・半田 翼、『knot』音楽・森いづみ、『フレイル』音楽・斎木達彦、『GEMNIBUS vol.1』音楽プロデューサー・有馬由衣トークテーマ:次世代音楽家集結 映画音楽の魅力■7月2日(火) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:監督・ちな、音楽・角野隼斗トークテーマ:角野隼斗と考える映画音楽について■7月3日(水) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『ファーストライン』監督・ちな、『葬送のフリーレン』監督・斎藤圭一郎トークテーマ:斎藤圭一郎と考えるこれからのアニメの作り方■7月4日(木) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『knot』監督・平瀬遼太郎、出演・三浦貴大、SUMIRE、杢代和人トークテーマ:『knot』舞台挨拶■7月5日(金) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ梅田登壇者:『ゴジラ VS メガロ』監督・上西琢也、撮影監督・柴田晃宏トークテーマ:ゴジラの魅力に迫る■7月6日(土) 15:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ梅田登壇者:『ゴジラ VS メガロ』監督・上西琢也、撮影監督・柴田晃宏トークテーマ:実写×CG 制作の裏側■7月7日(日) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『フレイル』監督・本木真武太、Rabbit Catトークテーマ:ア・カペラと劇伴 楽曲制作の裏側に迫る■7月8日(月) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『ゴジラ VS メガロ』監督・上西琢也、『ゴジラ-1.0』監督・山崎貴トークテーマ:白組対談 ゴジラとCGと映画と■7月9日(火) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『ファーストライン』監督・ちな、原画・もああん(『チェンソーマン』『すずめの戸締り』)トークテーマ:TOHO animation STUDIO対談 アニメと作画と映画と■7月10日(水) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『knot』平瀬遼太郎、『フレイル』本木真武太、TikTokしんのすけトークテーマ:TikTokから映画監督へ■7月11日(木) 19:00の回/本編上映後舞台挨拶場所:TOHOシネマズ日比谷登壇者:『GEMNIBUS vol.1』監督・上西琢也、監督・平瀬遼太郎、監督・ちな、監督・本木真武太トークテーマ:『GEMNIBUS vol.1』 監督が語る夢【チケット】インターネットチケットvitにて、6月22日(土) 0:00(=21日(金) 24:00)から発売※舞台挨拶は特別興行の為、各種割引、招待券等は、ご使用いただけません。詳細はこちら:<作品情報>『GEMNIBUS vol.1』6月28日(金) より TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ梅田にて2週間限定公開公式サイト: TOHO CO., LTD.
2024年06月21日赤澤遼太郎と高橋健介がW主演、たじまこと原作のごはん×ボーイズラブ漫画の実写映画化第2弾『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』の公開記念舞台挨拶が新宿シネマート(東京・新宿)にて開催され、赤澤さんと高橋さん、川野浩司監督が登壇した。冒頭の挨拶で、赤澤さんが「今日の健介くんの衣裳は、衣裳さんと相談して僕が決めました!」と明かし、さっそく会場は歓声に包まれる。この日は、SNSを通じて寄せられた質問に料理担当・アキ役の赤澤さん、片付け担当・ハル役の高橋さん、川野監督が回答していった。今回の続編は、前作公開前の段階で製作が決定していたが、続編の一報を聞いたときの心境について、赤澤さんは「現場で(前作を)撮影中に『続編が決まったよ』と言われて、まだ前作を撮っているのにどういうこと!? って思った」とふり返る。「まだ劇場のお客さんに届いてなかったので、どういうリアクションがあるのか不安な思いもありました。でも、いざ公開されると1作目の延長上映も決まってよかったなって思いました」とコメント。赤澤遼太郎一方、高橋さんは「すごく記憶にあるのは、『2杯目!』をやれるんですけどいかがですか? と聞かれた時、僕は開口一番に『太郎がやるならやる』と言いました」と回答。「後々になって聞いたら、太郎も僕がやるならやると言ってたみたいで、どちらかが裏切ってたら、この映画はなかったんですけど(笑)。太郎じゃなかったら『2杯目!』をやる意味はないと思っていたので」と語り、2人の強い信頼関係と絆をうかがわせた。また、今回の劇中の「お気に入りのごはんメニューは?」という定番の質問には、赤澤さんは「甲乙つけがたいんですが、ナポリタンですね。エピソード的にも、ハルがリクエストしてくれたというのもあるし、ちゃんと甘くて、すごくおいしかったです」と語る。高橋さんは「『アキハル』で思ったのは、人がつくった飯が一番うまいなということ。普段、どうしても先輩や後輩と外食することが多いし、ひとりの時でもお店で済ますことが多いんですけど、誰かがつくってくれたご飯ってうまいです!」と話す。「その中でも1個に絞るなら?」と赤澤さんに問われると、「すき焼きやカレーは、おいしいって想像がつくんですけど、実はタコライスがこんなにうまいんだ!って思いました」と普段、あまり食べる機会のないタコライスを選択。川野監督は「普通、こういう撮影の時は、本番だけ食べるものなんですけど、2人はいつも食ってました(笑)」と明かしてくれた。さらに、「最近、なかなかやる気が出ません」という質問者の「これがあれば頑張れるというごはんやもの、やる気が出ない時の乗り越え方を教えてください」という質問&相談には、赤澤さんは「“推し”じゃないですか? それこそこの映画を観て元気を出してもらえたら。登場するごはんもつくりやすいものばかりなので、ぜひつくってみてもらえたら」と呼びかける。高橋健介一方、高橋さんは「無理してやる気を出す必要はないと思います。やる気が出たら頑張ればいいんじゃないかと思います」と応じ、「やる気が出ないことは悪いわけじゃないし、時期ってあるから」と愛のあるアドバイスを贈る。ここで川野監督が「(映画の中で)就職が決まって、(ハルがアキに)水をかけるシーンがありますが、あのときの高橋さんの無邪気な笑顔を見るたびに、僕は元気が出ます。役者でこんなに素直に笑う人は初めて見ました」と、高橋さんの笑顔に元気をもらったと告白。赤澤さんもこのシーンについて「段取りでは2人でホースを取り合うみたいになってたのに、本番では一向に渡してくれないんですよ(笑)!」とふり返り、高橋さんも「あれは楽しかったです」と満面の笑み。舞台挨拶の最後には、高橋さんが「本当に温かい現場で、それが伝わると思います。エンドクレジットの仲の良さそうな感じを見ていただければ、ほっこりすると思いますので、何度も見ていただいて、みなさんの心がほっこりなってくれたら嬉しいです」と語ると、赤澤さんは「今回、アキとハルの関係が進展していきましたが、もし『3(サード)』になったらどうなるのか? どこまでやるのか…?楽しみです!」と次回作への期待も口にし、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』はシネマート新宿ほかにて2週間限定公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アキはハルとごはんを食べたい 2杯目! 2024年6月14日よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開©たじまこと/竹書房・「アキハル2杯目!」製作委員会
2024年06月17日6月21日(金) 公開の映画『カタシロReplica』の公開記念舞台挨拶が、6月26日(水)・27日(木) に東京・テアトル新宿で開催される。『カタシロReplica』は、YouTubeで流行しているTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)の初となる劇場公開作品。TRPGは進行役とプレイヤーが協力してひとつの物語を作り上げる、ゲーム機を使用しない対話型のゲームで、用意されたシナリオに沿って進行役がプレイヤーに様々な質問をしたり行動を促し、プレイヤーはそのシナリオの登場人物になりきり、即興で質問に答えたり舞台上で行動していくことでストーリーが進行する。上映期間は6月27日(木) までを予定しており、各日それぞれ異なるキャストが登場。出演キャストのリアルなリアクションや、スリリングな演出が見どころとなっており、舞台セットではなく実際の病院(スタジオ)で収録することで、これまで以上にリアリティが加わり、さらに映像や音声の編集が加わることによって、映画とも演劇とも異なる新たな作品となっている。舞台挨拶には、本作に出演している毎熊克哉が26日、黒沢あすかが27日、そして脚本・演出・進行役を担当しているディズムが両日に登壇。登壇キャストと本作の魅力や、台本の無い撮影時の心境などが余すことなく語られる。また毎熊と黒沢は本作の撮影終了後、「アドレナリンが出て楽しかった。他のキャストが演じたマコトも気になりますし、完成した作品も楽しみにしています!」(毎熊)、「デトックスできたような気がします。今後の仕事にもこの経験を活かしていけそうです!」(黒沢)とそれぞれコメントを寄せている。<作品情報>映画『カタシロReplica』6月21日(金) より東京・テアトル新宿ほかで公開【上映日程】※連日21:00より上映6月21日(金)患者役:大河元気もうひとりの患者役:健屋花那6月22日(土)患者役:千原せいじもうひとりの患者役:藍月なくる6月23日(日)患者役:こうちゃんもうひとりの患者役:周央サンゴ6月24日(月)患者役:みりちゃむもうひとりの患者役:レグルシュ・ライオンハート6月25日(火)患者役:齋藤明里もうひとりの患者役:岡田彩夢6月26日(水)患者役:毎熊克哉もうひとりの患者役:堰代ミコ6月27日(木)患者役:黒沢あすかもうひとりの患者役:相羽あいな【舞台挨拶】■6月26日(水) 上映後登壇予定者:ディズム(脚本/演出)、毎熊克哉■6月27日(木) 上映後登壇予定者:ディズム、黒沢あすか公式サイト:カタシロProject
2024年06月13日日常生活の中で、挨拶をする機会は少なくないでしょう。友人、近所の知り合い、会社の同僚などを見かけたら、会釈をしたり、「こんにちは」と声をかけたりしますよね。ゴンゾウR4(@R453374510)さんの息子さんは、2歳にして挨拶の重要性を理解しているようです。ある日、被っていた帽子を取り、挨拶をした相手は…。町中の地蔵…!道沿いや公園などにたたずんでいることが多く、ともすると見落としてしまいがちですが、ゴンゾウR4さんの息子さんは、きちんと挨拶を欠かさなかったようです。よく見ると、脱帽しているだけでなく、首を小さく縦に振って、会釈もしていますね…!2歳の子供が見せた、礼儀正しい姿に、Xではさまざまなコメントが寄せられていました。・小さな紳士だ…。どこで覚えたんだろう。・ちゃんと脱帽している!きっとこれから、いいことが訪れますね。・タイムリーヒットを打ったプロ野球選手が、応援に応えているみたい。・ここまで立派な挨拶、自分はできていないなぁ。見習わないと。『親の背を見て子は育つ』ということわざにある通り、子供は大人の姿を真似して、学んでいくものです。ですが、時には大人が子供の姿に学ぶこともありそうですね…![文・構成/grape編集部]
2024年06月13日俳優の高橋文哉が、31日に都内で行われた映画『からかい上手の高木さん』(公開中)の初日舞台挨拶に永野芽郁、江口洋介、白鳥玉季、齋藤潤、今泉力哉監督とともに登場した。同作は月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載された山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。○■高橋文哉、生徒役 白鳥玉季から“先生”と呼ばれニッコリ「先生で~す」グレーのスーツに金髪姿で登場した高橋は、「こんばんは~」と会場と中継先の劇場に集まったファンに挨拶。自身の役柄について聞かれると「ちょっと歳の近い親しみやすい体育の先生っていたじゃないですか? 自分の学生時代を思い返して、そこに西片の愛くるしさと純粋さを入れて、先生の中に自分らしく西片という新しいジャンルを作りました」と話す。そんな高橋と共演シーンが多かったという白鳥は「私が指揮をするシーンがあって、撮影の休憩時間中にもずっと練習していたんですが、できるのか不安になっていたときに、『メトロノームの音を聞いていると覚えられるからいいよ』と西片先生が教えてくださった」と高橋とのエピソードを披露。「撮影中も本物の先生みたいに生徒と関わってくださったので、西片“先生”という印象が強いです」と話す。先生と呼ばれた高橋も「ありがとうございます! 先生って呼んでくれるの1人だけです……先生で~す!」と笑みをこぼした。また、イベントでは、作品の内容にちなみ「10年後はどうなっていたい?」をテーマにキャスト陣がトーク。高橋は「34歳ですね……(10年後は)わっかりません!」とコメントするも、永野から「わからない中で聞いているんだよ!」とツッコまれてしまう。改めて高橋は「生きていたい!」と絞り出し、「プライベートの面では全くなくて、家族とみんな元気で仲良くできたらいいなと思います。お仕事の面では、10年後もカメラの前にいたいなと思います」と語った。
2024年05月31日5月30日に映画『ミッシング』 公開御礼舞台挨拶が開催され、イベントに石原さとみと青木崇高が登壇。加えてふたりへのサプライズとして、失踪した娘・美羽を演じた有田麗未(7歳)が登場。撮影を終え、ほぼ1年ぶりの再会となった有田から、石原と青木へ似顔絵のプレゼントが贈呈され、石原と青木は思わず涙を浮かべた。29日までに、すでに動員約23万人を達成し絶賛の声が相次いでいる本作。「周りの方から感想などお聞きしていますか?」という司会者からの質問に石原は、「今までに無い感想量です。友達の友達とか家族の同僚とか、なんか知り合いから伝言を言い渡されたりとか、すごく反応が濃いですね!あと、同業の俳優さんだったり女優さんだったり、皆さんからとてつもない長文のメッセージを頂けてすっごい嬉しいです!」と反響の大きさに驚いている様子。石原さとみ青木にも多くのメッセージが来ているそうで、「とにかく凄い感動したということはあるんですけど、具体的なことがまだまとまってないみたいな。まだ気持ちがうまく説明できないんだけど、とにかく見られてよかったっていうメッセージが多くて、とても嬉しいですね」と笑顔で語った。そして、本作の公式サイトで展開している“感想投稿キャンペーン”に集まった「365日24時間、(子供に)つきっきりなんて無理だし、2秒目を離しただけでいなくなる。自分の命と引き換えに(失踪した子供が)見つかるものなら、すぐにでも死ねるよな親なんて。何かに当たりたいのに当たれない。狂ってしまえば楽なのに、それすらも出来ない石原さとみの抑制された演技は素晴らしかった」という感想について石原は、「自分の命よりも大切だって事がとても伝わる感想。ものすごく苦しくなりました」、青木も「この作品に向き合うっていうことは、本当に大変なことだったと思います」と石原をねぎらい、「実生活で母の喜びが凄い高まっている時に、このストーリーに向き合うっていうことが、どれだけ覚悟のいることかっていうことだったと思うんですよね。そこの覚悟に僕は本当に拍手を送りたいと思います」と最大級の賛辞を贈った。青木崇高本作は、ヨーロッパ・アジア・北米など既に5カ国の映画祭の招待を受け上映が決定。田恵輔監督はドイツのフランクフルトで開催されている『ニッポン・コネクション・フェスティバル』に参加中。そんな中「海外のお客様の反応も気になりますね?」という質問に対し、青木は、「文化や歴史は違えど、やっぱり母と子というのは普遍的なものではありますからね」と反応すると石原も、「気持ちに言語の違いなんてなんてないですからね」と共感。続けて青木は「どういうところでエモーショナルになったのかとか、(海外映画祭での)反応は是非監督から聞きたいですね」と、海外ではどう受け止められるのか興味津々の様子を見せていた。イベントも中盤に差し掛かったところで、劇中で沙織里(石原)と豊(青木)の娘・美羽を演じた有田麗未がサプライズで登場。思わぬゲストの登場に石原と青木は涙を浮かべた。有田麗未有田は、「初めまして!美羽役の有田麗未です!」と元気いっぱいに挨拶し、撮影時以来となる久しぶりの再会に「お父さんとお母さんにずっと会いたいなと思っていたから嬉しいです!」と満面の笑み。続けて撮影中の思い出を「公園で遊んだことと、待ち時間にトランプと、しりとりをやったことが楽しかったです!」と笑顔で振り返った。それに対して石原が「走り過ぎてバテてたね(笑)」とその時の青木の様子を暴露。3人揃って本気で遊んでいた微笑ましいエピソードを明かした。さらに、有田から石原と青木にプレゼントが。劇中で印象的に出てくる有田が実際に描いたお父さん、お母さんの似顔絵にちなんで、改めて有田が石原と青木それぞれに似顔絵をプレゼントした。石原の絵には、似顔絵の他にリボンや花火などカラフルに描かれており、「お母さんに髪の毛を結んでもらったことを思い出して、あと海の前で瓶の中に石を入れてカシャカシャして遊んだことが楽しかったからそれも描いて、花火をしたこともすごく楽しかったので、でっかく描きました」と説明。石原も「楽しかったね、あの時間!」と涙目で満面の笑みを浮かべていた。続いて、カメや魚、貝、カブトムシも描かれている青木の絵については、「お父さんは海(漁港)で働いているから海の絵をいっぱい描いて、カブトムシ公園で遊んだからカブトムシの絵を描きました!」と解説。青木は「そっくりじゃん!」と似顔絵を絶賛し、「たまらないですね」としみじみと絵を眺めていた。また、劇中に登場する絵は実際に有田が全て描いていて司会者から「絵を描くことは好きですか?」と質問されると、「大好きです!」と笑顔を見せた。「演技することは好きですか?」という質問には、「セリフを覚えることが好きです!だから映画をあと3回くらい見て全員のセリフを覚えようと思います!」と大人顔負けの発言が飛び出した。これに石原は「うちの子すごいです!天才です。私自分のセリフですら思い出せないですよ」と会場の笑いを誘っていた。そして青木が、劇中で美羽が見せるリップロールを有田に促し実際に披露すると、「上手くなってるわ!」と父親のような優しい眼差しを向けていた。最後の挨拶で有田は、「今日はみんな来てくれてありがとうございます。お母さんとお父さんみたいに素敵な俳優さんになれるように頑張ります!」と大きな声で宣言。青木は、「平日のお客さんの劇場の入りが、週末の日を超えているというニュースを見て、これは結構稀な現象だそうで、これはひとえに皆さんの口コミの力だと思います。『観る価値はある』という口コミが凄く嬉しいです」と鑑賞した観客への感謝を述べた。さらに、「作品の真ん中でしっかり母親として体現してくれた石原さんに本当に感謝を言いたいです」と石原への熱い感謝でメッセージを締めくくった。最後に石原は、「全キャストの本当にエネルギーが詰まった作品です。観る前より観た後の方が確実に何かが心の何かが生まれていると思います。そして、SNSの力って負の力だけでなく、前に前進していく力っていうのも本当に偉大だなと思います。これから皆さん、どうかその力を使ってぜひ温かい言葉を発信していただけたらすごく嬉しいです」と力強く語った。「映画を観た後に優しい気持ちになれる」という本作にふさわしく、笑顔が客席にも壇上にもあふれ、会場全体が温かな空気に包まれイベントは終了した。<作品情報>映画『ミッシング』公開中公式サイト:「missing」Film Partners※吉田恵輔の「吉」は「つちよし」が正式表記
2024年05月31日映画『ミッシング』の公開記念舞台挨拶が5月18日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の石原さとみ、共演する中村倫也、青木崇高、吉田恵輔監督(『空白』『ヒメアノ~ル』)が出席した。愛する娘の失踪により、次第に心を失くしていく母親・沙織里を演じた石原は、「言葉にするのは難しいと思いますが、このざわざわした気持ちについて語ってもらい、少しでも、優しさが広がる世の中になればいい」としみじみ。また、先日、家族と公園に出かけた際、迷子になった男の子を必死に探す母親の姿を目の当たりにしたといい「お母さんの鬼気迫る声と表情に胸を締め付けられた。無事に見つかったと聞き、私の中に沙織里の気持ちが住み続けているんだと実感した」と神妙な表情で語った。石原から語られた実体験エピソードに触れ、沙織里の夫・豊を演じた青木が、客席に背を向け、涙ぐむ場面も。封切り日にあたる昨日には、同業者の女性から「泣けた。いい作品に出たね」とメールが届いたそうで、「優しい気持ちで劇場をあとにしてもらえればと思っていたが、早速そういう気持ちが広がり始めていて、すごくうれしい」と喜びを語っていた。劇中の印象的なシーンについては、石原が、捜索願のポスターに印刷された娘の目に、画びょうが刺さっているという衝撃的なシーンを挙げ、「本当に苦しくなって、涙が止まらなくて。必死で画びょうを外していた」と回想。脚本も手がける吉田監督に対して、「すごく強烈に印象に残っていて、ずっと染みついている。発想が怖すぎる」と本音をもらすと、当の吉田監督は「思いついちゃうの。俺も病気だと思っている」と思わず苦笑いだった。『ミッシング』 (C)2024「missing」Film Partnersその吉田監督は「長い時間をかけて、企画し、余韻が残るような作品にしたかった」と強い思い入れ。「自分にとっても、石原さんにとっても分岐的になる作品。シネコンは弱肉強食で、客入りが悪いとどんどん上映回数が減ってしまうので、1人でも多く、1回でも多く観てほしい。クチコミが大きな力になるので、どうかご協力をお願いします」と熱っぽくアピールしていた。※吉田恵輔の「吉」は「つちよし」が正式表記取材・文・撮影=内田涼<作品情報>映画『ミッシング』公開中公式サイト:
2024年05月18日高木ユーナの同名コミックを実写映画化した『不死身ラヴァーズ』の公開記念舞台挨拶が5月11日(土)、東京・テアトル新宿で行われ、主演を務める見上愛、共演する佐藤寛太と青木柚、松居大悟監督(『ちょっと思い出しただけ』)が出席した。主人公・長谷部りの(見上)は、幼い頃に出会った甲野じゅん(佐藤)を運命の相手だと信じ、中学生になると、後輩で陸上選手のじゅんに何度となく告白するが、ついに両思いになった瞬間、じゅんは忽然と消えてしまう。その後もじゅんは、高校の軽音楽部の先輩や、車椅子に乗った男性、バイト先の店主など別人となって何度も、りのの前に現れ、両思いになると消えるという不思議な現象を繰り返していく。松居監督は、原作との出会いから構想10年を経て、悲願の映画化を実現させ、「10年やりたいと思っていた作品を、お客さんに届けられてうれしいです。うまく言葉が出てこないが、『伝われ、伝われ』という気持ちで。でも、映画はもう完成しているので、ひたすらエゴサーチし続けている(笑)」と感慨しきり。「映画が独特なので、皆さんの解釈も強くって、映画が育っている感じがしてうれしい」と映画の広がりに期待を寄せた。単独初主演映画となった見上も「感慨深いですね。昨日(公開初日)に観た方々からも感想をいただき、本当に人に届いているんだと実感しています」と感激した表情。そこに、松居監督が見上に対する感謝の手紙を読み上げるサプライズ演出が。佐藤のマイクフォローを受けながら、松居監督は「見上さんと出会った瞬間から、この映画は動き出した。見上さんがいなかったら、この映画は作れていない」と思いを伝え、見上は感激の涙を流していた。佐藤は“運命の相手”じゅんを1人5役で演じ、「じゅんが記憶をなくすって、やっと言える!」とホッとした表情。撮影中は「自分の記憶がなくなることって、どんなことなのかずっと考えていた」そうで、「自分が忘れていて、相手が覚えているなら、めっちゃ怖いので、嫌われないように振る舞おうとしたり……」と役作りを振り返ると、相手役の見上は「すごく警戒されていると思って、落ち込みましたね(笑)」と本音を明かしていた。舞台挨拶には、澤部渡(スカート)が駆けつけ、主題歌として書き下ろされた新曲「君はきっとずっと知らない」を生歌唱した。取材・文・撮影=内田涼<作品情報>『不死身ラヴァーズ』公開中公式サイト:
2024年05月11日高木ユーナの同名コミックを実写映画化した『不死身ラヴァーズ』の公開記念舞台挨拶が5月11日(土)、東京・テアトル新宿で行われ、主演を務める見上愛、共演する佐藤寛太と青木柚、松居大悟監督が出席した。見上愛、佐藤寛太、青木柚、澤部渡、松居大悟監督舞台挨拶では、松居監督からサプライズで「見上さんがいなければ、この映画は作れなかった」と感謝の手紙が読み上げられ、見上さんは感涙。見上さん自身も、松居監督の大ファンだと言い「感慨深いものがありますね。昨日(公開初日)に観た方々から感想もいただき、本当に人に届いているんだと実感している」と感無量の面持ちだった。佐藤寛太、松居大悟監督長谷部りの(見上さん)が“運命の相手”と信じて追いかけるのは、両想いになった瞬間、この世界から忽然と消えてしまう甲野じゅん(佐藤さん)。2人は人生の中で何度も出会い、その度にりのは「好き」と伝え、両想いになり、じゅんが《消える》という出来事を繰り返していく。それでも諦めないりののどこまでも真っすぐな「好き」が起こす奇跡の結末とは…?松居監督にとっては、原作との出会いから10年を経て、念願の映画化が実現。「10年ずっとやりたいと思っていた企画。うまく言葉が出てこないですが、いまは『伝われ、伝われ』って。でも、映画はもう完成しているので(笑)、ひたすらエゴサーチし続けている」と心境を語り、「映画そのものが独特なので、皆さんの解釈も強くて。映画が育っている感じでうれしい」とさらなる飛躍に期待を寄せていた。佐藤寛太“運命の相手”じゅんを1人5役で演じた佐藤さんは、とあるネタバレについて「やっと言える!」と安どの表情。「自分の記憶がなくなることって、どんなことなのかずっと考えていた。自分が忘れていて、相手が覚えているなら、めっちゃ怖いので、嫌われないように振る舞おうと考えたり…」とふり返ると、見上さんは「すごく警戒されていると思って、落ち込みました(笑)」と本音を語った。シンガーソングライター澤部渡によるソロプロジェクト「スカート」が駆けつけ、主題歌として書き下ろされた新曲「君はきっとずっと知らない」を生歌唱した。『不死身ラヴァーズ』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:不死身ラヴァーズ 2024年5月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会©️高木ユーナ/講談社
2024年05月11日女優の早瀬憩が、9日に都内で行われた映画『違国日記』(6月7日公開)の完成披露舞台挨拶に新垣結衣、夏帆、小宮山莉渚、瀬田なつき監督とともに登壇した。同作は、ヤマシタトモコ氏による同名コミックの実写化作。人見知りな小説家の高代槙生(新垣結衣)は、姉夫婦の葬式で無神経な言葉を吐く親族たちとたらい回しにされる姪・朝(早瀬憩)の様子を見て、勢い余って私が引き取ると啖呵を切ってしまう。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく。監督は、『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつき氏が務める。○■新垣結衣、早瀬憩のしっかりしすぎている挨拶を絶賛「これ以上ないのでは?」登壇時には立ち位置を教えてあげるなど、早瀬をリードしていた新垣は、「憩ちゃんが舞台出る前にすごい緊張していたんです。初めての舞台挨拶なんだよね?」と早瀬に優しく語りかける。早瀬が「舞台挨拶だったり、お客さんと直接会うというのは、私にとって初めてだったので、結衣さんにずっと縋りついてました……(笑)」と緊張した様子で話すと、新垣は「何人入っているんだろうとすごい緊張していましたけど、実際(お客さんを)見てみてどうです?」と壇上でインタビューを始め、場を和ませていた。改めて初めて登壇した感想について、早瀬は「優しいお客さんたちで本当に嬉しいです。もうこの時点ですごく感動しています」と笑顔を見せた。序盤こそ緊張した様子の早瀬だったが、イベントが進むとリラックスした表情を見せ、「最初はあんなに緊張してたのに、すごいニコニコしながらこっちを見てくれるお客さんの顔を見たら、もう今は緊張していないですし、もう終わっちゃうのかとすごくさびしい気持ちでいます」と降壇を惜しむ場面も。最後には、「今回の映画はいろんな人のたくさんの思いが詰まっている映画になってると思うし、私にとってすごく大切な作品になりました。登場人物がそれぞれ悩みを抱えながらも生きてるということも、『違国日記』の1つのメッセージだと思うんですが、苦手だなとか馬が合わないなと思う人、分かり合えない人でも、ちょっと寄り添うだけで関係性は変わったりすると思います。『違国日記』を観てなにかを感じてもらって、少しでも前向きな気持ちで映画館を出ていただけたらとても嬉しいです」としっかりとした語り口でメッセージを伝え、「これ以上ないのでは? というくらいしっかりしたご挨拶」と新垣から絶賛されていた。
2024年05月09日女優の西野七瀬が、3日に神奈川で行われた映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)の完成披露舞台挨拶に舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、吉瀬美智子、原廣利監督とともに登壇した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。○■西野七瀬、舘ひろし&柴田恭兵に質問「魅力的な女性は?」3月31日に俳優の山田裕貴との結婚を発表した西野は、結婚後初の公の場に登場。「撮影していたときから時間が空いて、お久しぶりなので私も緊張しています。貴重な時間を楽しめたらいいなと思います」と挨拶した。『あぶ刑事』に参加した感想について聞かれると、西野は「(舘と柴田)お2人のトオルさんへのイジリというか、無茶振りがあって」と明かす。「毎回テイクが変わるごとに何をされるわからないランダム性があったんですけど、それは今までのシリーズを通して鍛えられてきているから、(トオルさんも)すごくキレイに返していて、びっくりしました」と3人の連携に驚いたと話した。また、「舘と柴田に聞いてみたいこと」を聞かれると、西野は「お2人が目で追ってしまうような魅力を感じる女性は?」と質問。柴田は「ニコール・キッドマンですね!」と即答し、舘も「僕は奥さんです」と100点満点の回答で会場を盛り上げた。しかし、浅野は2人の回答に不満げな様子で舘の腕を叩きながら自身を指さし、猛抗議。すると、舘が「おんこ(浅野)みたいな女! 目で追っちゃって、いけないものを見たなと目を隠したくなる」と答えて、笑いを誘っていた。
2024年05月03日新宿歌舞伎町大歌舞伎祭『大お練り&舞台挨拶』が、2024年4月28日(日) に東京・新宿歌舞伎町エリアで行われた。イベント当日は、5月3日(金・祝) から26日(日) にかけて東京・THEATER MILANO-Zaで上演予定の『歌舞伎町大歌舞伎』に出演する中村勘九郎、中村七之助、中村虎之介、中村勘太郎、中村長三郎、中村鶴松をはじめ、東京神楽坂組合の芸妓、木遣り、実行委員会関係者ら総勢約40名の大お練り隊が参加。モア4番街から東急歌舞伎町タワーまでの新宿・歌舞伎町の街を練り歩いた。人力車に乗ってお練りに参加した歌舞伎俳優たちは、沿道から声援を送る人に手を振ってこたえ、華々しい歌舞伎町の街を通行した。中村七之助中村長三郎また大お練りのゴール後、東急歌舞伎町タワー屋外ステージおよびシネシティ広場で舞台挨拶も実施。勘九郎は「全国色々な所でお練りをしてきましたが、生まれも育ちも東京の中、東京でのお練りは少し恥ずかしかったです(笑)。人力車で新宿の駅前を通って、靖国通りを横断なんて一生に一度できるかできないかという体験をさせていただきました。今度は私たちが舞台から皆さまにパワーをお返しする番だと思っております」と新宿・歌舞伎町という街で初めてのお練りを終えた興奮と、公演に向けて意気込みを語った。中村勘九郎七之助は「学生時代に新宿でよく遊んでいたのですが、40歳になり久しぶりに新宿に来たら(街が変化しており)衝撃を受けました。学生時代に遊んでいたボーリング場がそこにあり、人生で最高スコアを出した場所です。新しいものと古いものが混在している街の、新しい『THEATER MILANO-Za』で初めて歌舞伎をやらせていただくことを、本当に嬉しく思います」と歌舞伎町の思い出を交えながら、歌舞伎公演を行う喜びを明かした。続いて虎之介は「歌舞伎を新宿で観るのは初めての方もいらっしゃると思いますので、この1カ月間、歌舞伎町を歌舞伎色に染めることができればなと思っております!」と公演に向けた意気込みを語るとともに、見どころについて聞かれると「お練り中に若い女性がチラシを見て“マジやべ〜!わかりやすそう!”と言っていたので(笑)、たくさんの方に身近に感じてもらえる舞台なのではないかと思います」とお練り中のエピソードや今回の公演の魅力を語った。中村虎之介勘太郎は「新宿はあまり来たことがないですが、色んなビルが建っていて、新しい光景を見ることができました。今回、僕は『流星』の彦星(牽牛)というお役を踊らせていただきます。一生懸命勤めますので、どうぞ皆様お足を運んでいただけると幸いです」とお練りの中で感じた新宿の街並みの感想や公演に向けた意気込みを伝えた。中村勘太郎長三郎は「歌舞伎町でお芝居をするのは初めてですし、初めての『流星』での織姫(織女)役なので、一生懸命勤めていきたいです」と語り、役への意気込みについては「久しぶりの女方で、今年に入ってからは初めての人間(のお役)なんです!(今までは)獣から虫になって、人型の神様になって、まだ人間の役をやっていないので。女方も2年ぶりなので、男にならないように気をつけたいです!」と笑顔で話した。鶴松は「最先端の新宿・歌舞伎町で、400年前から続く歌舞伎を上演できることを楽しみに思います。お練りをしていても、今までのお客様の層とは異なり、若い方も多かったので、僕らの歌舞伎をその方々にも観てもらいたいです。(演目の)ストーリーも分かりやすいので、外国の方が観ても面白く、楽しめると思います」と『歌舞伎町大歌舞伎』への意気込みをコメントした。中村鶴松<公演情報>『歌舞伎町大歌舞伎』2024年5月3日(金・祝) ~26日(日) 東京・THEATER MILANO-Zaチケット情報:()詳細はこちら:
2024年04月30日映画『陰陽師0』(公開中)の公開記念舞台挨拶が20日に都内で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、染谷将太、奈緒、安藤政信、板垣李光人、佐藤嗣麻子監督、山崎貴監督が登壇した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役の安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えている。○■山崎貴監督、妻・佐藤嗣麻子監督を絶賛「良かったです! 本当に」イベントでは、今作のメガホンを取った佐藤監督の夫で、先日『ゴジラ-1.0』で「第96回アカデミー賞 視覚効果部門」を受賞した山崎監督がサプライズで登場。山崎賢人が「この『陰陽師0』の公開をお祝いしてくれる方がもう1人来ております……この方です! どうぞ!」と合図を出すと、舞台袖から登場し、妻・佐藤監督に花束を手渡しながら「公開おめでとうございます!」と声をかけた。2人は同じ専門学校出身だそうで、2000年の映画監督デビュー前には佐藤監督作品のVFXを手掛けていたという山崎監督。「あまりにもお金がなくて、『ちょっとお金持ってきてくれたら俺、なんとかするから』とやってあげる気分でやっていたんです。そうしたら、(映画製作が)始まったとたんにものすごい怖い監督になって(笑)。『山崎くん、あなたの名前が出るんだけど、こんなのでいいの?』とすごく厳しい人に……」と当時を振り返りつつ、笑いを誘う。さらに「こんなつらい思いをするんだったら、自分の作品を作った方がいいと思って監督を目指しました。ある種、僕の原点(笑) 彼女はなんで監督になったかというと、後で聞いたら『山崎くんを羨ましがらせたかったから』と言う理由で目指したらしい(笑)」と明かし、会場を盛り上げた。また、同作の感想について聞かれると「家ではお互いの作品のことを、求められない限りは一切ノータッチ。脚本も読んでませんでしたし、内容も全然見ていなくて、ある日突然観させてもらったんですけど、いや~良かったです! 本当に」としみじみ。「彼女がずっと長い間、『陰陽師』を作りたくて、ものすごい苦労してたのはそばで見ていたので、やっと思いが成就して、これができたんだったら本当に今までの戦いは無駄じゃなかったなと思って。僕はすごく感動しました」と絶賛していた。
2024年04月20日3月15日に開幕した『TBSドキュメンタリー映画祭』。3月29日(金) より福岡、3月30日(土) より札幌でも上映がスタートし、舞台挨拶を実施。ここでは、その舞台挨拶の一部をレポートとしてお届けする。<3月29日(金) 福岡 舞台挨拶>『リリアンの揺りかご』【登壇者】監督:神戸金史監督ゲスト:ジャーナリスト 臼井賢一郎(KBC解説委員長)神戸監督はRKB毎日放送のジャーナリストであるとともに、障害を持つ息子の父親でもある。作品では相模原事件について描き、さらにはヘイトスピーチや、去年9月1日の関東大震災100年をめぐる混乱など、「不寛容」をキーワードに現代社会の問題が監督の視点で描かれている。今回、登壇トークの中では、「主観的に取材に動いていく自分を客観的にみて作品にしていくことにチャレンジした。放送局のつくるドキュメンタリーに今後も是非期待していただきたい」とコメント。今回は、系列の枠を越えてKBC九州朝日放送の臼井賢一郎解説委員長も登壇し、「ドキュメンタリーはニュースの続きであり帰結である。この神戸監督の問題提起作品は、長年の取材の賜物。例えるなら、ジェットコースターのピークのようなものが沢山ある、深い内容である」と語った。『リリアンの揺りかご』舞台挨拶より<3月31日(日) 福岡 舞台挨拶>『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』【登壇者】監督:大村由紀子ゲスト:梅本遼(出演者)、梅本千鶴(出演者)大村由紀子監督と、出演者の梅本遼さん、千鶴さんが登壇。出演者の梅本さんは、「最近撮った映像を中心に映画を作るのかと思っていたが、こんな映像を撮っていたのかと思うような昔の映像も沢山使われていたことが驚きだった」と語った。また、大村監督は、「25年に渡ってRKB報道部で取材を続けてきた記者たちがタスキを渡しながら続けてきたからこそ完成に至った」と話した。梅本さんの母、千鶴さんは、来場者に涙ながらに感謝の想いを伝えていた。『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』舞台挨拶より『方舟にのって ~イエスの方舟45年目の真実~』【登壇者】監督:佐井大紀ゲスト:千石まさ子(出演者)、千石恵(出演者)、千石成美(出演者)満席で熱気に包まれた劇場に佐井大紀監督と、出演者のイエスの方舟の千石まさ子、千石恵、千石成美が登壇。千石たちは、「佐井監督が中立な立場で自分たちのありのままを撮ってくれたことは、嬉しいです。この映画をご覧になった方が観た方ご自身の捉え方で、『イエスの方舟』のあり方を理解してくれれば嬉しい」と語った。また佐井監督は、千石たちが自分たちの生き方を貫いていて力強さや逞しさを感じていたことを明かした。『方舟にのって ~イエスの方舟45年目の真実~』舞台挨拶より<3月30日(土) 札幌 舞台挨拶>『102歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~』【登壇者】監督:長沢祐ゲスト:菱谷良一(画家)、高橋健太郎(写真家)治安維持法に違反したとして学生らが逮捕された生活図画事件の「最後の生き証人」である菱谷良一を追った本作。舞台挨拶には102歳の菱谷本人が旭川から駆けつけて登壇し、ほぼ満席となった客席から大きな拍手で迎えられた。「無名の老人を天下の大スター並みに扱ってもらい感激しました」といきなり観客を笑わせると、そこからは菱谷の独壇場となった。102歳とは思えない滑らかな弁舌で自らの生い立ちと生活図画事件までを振り返った菱谷。最後のメッセージを求められ、「自由と平和が私の生涯の生きる目的。皆さんも自由と平和のために頑張って下さい」と力強く締めくくると、劇場は再び大きな拍手に包まれた。『102歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~』舞台挨拶より<3月29日(金) 大阪&京都 舞台挨拶>『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』【登壇者】監督:津村有紀ゲスト:中下雄貴、内海太一、岡大和名古屋を拠点に活動するBOYS AND MENの弟分・カラフルダイヤモンドの奮闘を追った本作。舞台挨拶には、津村有紀監督とカラフルダイヤモンドのメンバー(中下雄貴、内海太一、岡大和)が登壇。登壇したメンバー3人は全員大阪出身ということもあり、リラックスした雰囲気の中でトークが始まった。映画の中では食事シーンもたびたび登場し、大阪出身の内海はお好み焼きのシーンにはりきっていたそうで「大阪の人だったらあんなに混ぜない!と突っ込まれるくらい混ぜてましたし、油もひき忘れたんで」と反省。実はこのシーン、3時間くらいしゃべっていたため、お好み焼きは真っ黒になったそう。「大阪で今度撮ってもらえるならカスうどん食べたい。カスうどん広めたいねん」と岡。「僕は、吉本新喜劇に出たい」と内海。3人の仲のいいやりとりを笑顔で聞いていた津村監督は、最後に「カラフルダイヤモンドは日常の些細なことでも面白がるやさしい感性があります。みなさんの中の感性のスイッチに入ってもらえると嬉しい、そんな思いでこの映画を作りました」と締めくくり、お客さんのスタンディングオベーションで、温かい拍手に包まれた。1回目の登壇から30分後、2回目のお客さんを迎えて上映前に再び登壇。内海が「楽屋にダイヤモンドのアイシングクッキー置いてもらってて、士気がバカ上がりしています」と3人。士気の上がったところで、それぞれの映画のおすすめポイントを語った。「雄貴君の入ったばかりの頃の初々しい挨拶も楽しんでください。画の後にカラフルダイヤモンドを検索してほしいです。僕らの成長も感じていただけます。これからも一緒に楽しいことをしていきましょう」(内海)。「映画を観る前より、カラフルダイヤモンドを好きになってもらえると思います」(中下)。「キラキラしようとしていたり、泥臭い部分や悔しい思いをしているところが見てほしいポイントです」(岡)。津村監督は映画への思いを「彼らは熱量があって、常に前向きです。その青春真っただ中の姿が詰まっている映画をぜひお楽しみください」と締めくくった。この後、津村監督と3人は京都に移動、UPLINK京都でも舞台挨拶に登場。お互いのベストシーンを発表し合った。本編を通じて本人たちでもスクリーンを通じて初めて知るメンバー同士の思いや再発見について語り、これからの思いや映画の魅力を伝えた。<イベント情報>『TBSドキュメンタリー映画祭2024』※終了分は割愛『TBSドキュメンタリー映画祭2024』キービジュアル大阪:3月22日(金)~4月4日(木) シネ・リーブル梅田愛知:3月22日(金)~4月4日(木) センチュリーシネマ京都:3月22日(金)~4月4日(木) アップリンク京都福岡:3月29日(金)~4月11日(木) キノシネマ天神札幌:3月30日(土)~4月11日(木) シアターキノ公式サイト:
2024年04月01日映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の来日記念舞台挨拶が、27日に都内で行われ、シュー・グァンハン、清原果耶、藤井道人監督が登壇した。同作は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。○■シュー・グァンハン、ファンからの熱い声援に応えてお手振り熱い声援を受けながら登場したグァンハンは「皆さん、こんにちは~! 私はシュー・グァンハンです。『青春18×2 きみへと続く道』、今日は映画を観にきてくださいまして、ありがとうございます」と日本語で挨拶を披露。昨日から日本でのプロモーション活動に参加していたというグァンハン。日本で多くの取材を受けるのは初めてだったそうで「緊張しました……」と日本語でつぶやき、笑いを誘う。さらに「このような形で日本の観客の皆さん、そしてメディアの皆さんにお会いするのは初めてで新鮮な体験でした。日本の皆さんはどなたも親切で、特にこの2人(清原と藤井監督)はまさにパートナー。おかげさまで2日間をとても楽しく過ごすことができました」と振り返っていた。また、清原の口から「グァンハンさんは台湾で34回も舞台挨拶をされていたらしく……」と明かされると、グァンハンは「そうですね……」と照れた表情を見せ、「日本の観客の皆さんは本当に情熱的だと思うんですが、その情熱を心の中に抑えている。そこも大好きです」と愛を伝えていた。キャスト・監督陣が客席中央に入る形で行われたフォトセッションでも、ファンからの声援に丁寧に応え、退場時には大きな歓声に手を振り返すなどファンサービスをし、集まったファンを喜ばせた。
2024年03月28日3月15日に開幕した『TBSドキュメンタリー映画祭』。3月22日(金)・23日(土)・24日(日) には大阪・名古屋・京都でも上映がスタートし、舞台挨拶も実施。ここでは、その舞台挨拶の一部をレポートとしてお届けする。<3月22日(金) 大阪 舞台挨拶>『家さえあれば ~貧困と居住支援~』【登壇者】監督:海老桂介ゲスト:田村裕(芸人)、坂本慎次(NPO法人生活支援機構ALL代表理事)生活困窮者への住宅支援を続ける坂本慎次を追った本作について、海老監督が「撮影期間は2年くらい。90分の撮影素材が120~130本くらいあり、途中で鬱になりそうになった」と冗談交じりに編集の苦労を語ると、ほぼ満席となった会場は笑いに包まれた。ナレーションを担当したのは『ホームレス中学生』という自叙伝を出したこともある麒麟の田村。「相方は声も良いが、僕はコンプレックスがあり最初は断ろうと思った。でも、映画のタイトルを聞いて僕がやらねばと思った」と当時の心境を明かした。自らの経験から「家がなくなる恐怖感。屋根や壁がない不安感。そして家に入ったときの安心感は気持ちとしてわかる」と語ると、本作の主人公でもある坂本は「孤独にさせないのが大切。正しい生活保護の知識を持った上で、今後も本当に困っている人たちに手をさしのべたい」と今後の活動継続に向けた決意を示した。『家さえあれば ~貧困と居住支援~』舞台挨拶より<3月23日(土) 名古屋 舞台挨拶>『私の家族』【登壇者】監督:久保田智子ゲスト:奥田初恵(名古屋市里親会こどもピース代表理事)2019年に特別養子縁組で新生児を家族に迎えた、元TBSアナウンサー・久保田智子監督自身の家族に迫る『私の家族』。舞台挨拶当日は満席だった。久保田監督をMCに、名古屋市里親会こどもピース代表理事の奥田初恵と養子縁組したお子さんを迎えている当事者としての話、家族の話を繰り広げた。久保田監督は「本作は『真実告知』、つまりルーツについて早い段階から話をするということを一つのテーマにしました。基本的にはどの養子縁組をした家庭でも早い段階から真実告知しようとされています」と話す。ただ現在は自身のお子さんに対して積極的に真実告知をしないようにしている。その理由は「『産みの母』という言葉への反応が、あまりそれを聞きたくないというリアクションに見えて、相談員の方と相談をして今は積極的に言うのはやめて、本人が聞きたくなったり会話の中でいえる時があれば言うようにしようとなった」と、一方的に真実告知をするのではなく、子どもの様子を見ながら伝える、伝えない、どう伝えるか選択をするという。特別養子縁組で家族となった12歳の長男がいる奥田は「私の場合は、長男は乳児院にいたので、誕生日などの節目の時には乳児院にいたんだよ、と段階的に話をしていって、こちらから言うというより、長男から出会ったときの話を聞いてくることが少しずつ増えてきて、私が答える形になっています」と自身の体験を伝えた。久保田監督は「おそらく奥田さんの家族の中では何を聞いても大丈夫だという子どもの信頼感が強くあるからこそ、そういった関係性になれているんだと思うんですね。私もそういう風に子どもを育てていくことができればいいなと思います」と奥田氏の経験から感じたことを話した。奥田は当事者同士が支え合うという活動をしており、特別養子縁組や里親に興味を持っている方からよく「血のつながりがないのにきちんと育てていけるか」という質問をされるという。奥田は「主人と結婚して家族になったということを考えると、そこに血縁がなくても家族が築けるので、子どもを迎えいれることもそれと同じように考えています」と自身がどう考えているかを話した。久保田監督は「不安が生じる理由は、見えないものに対する不安なのかなと思っています。自分で産んで育てるのであれば見えているのでなんとなく理解できるけど、血のつながりがない家族というのはあまり見えてこないのでどんどん不安になり、『血のつながりがないのに……』という質問に繋がっていくのかな」と質問の理由を解説。それに対し奥田も同意するようにうなづいていた。舞台挨拶の後は久保田監督のサイン会を実施。共感した多くの来場者一人ひとりと笑顔で交流している様子が印象的だった。久保田智子監督<3月23日(土) 京都 舞台挨拶>『サステナ・フォレスト~森の国の守り人(もりびと)たち~』【登壇者】監督:川上敬二郎ゲスト:山極壽一(総合地球環境学研究所 所長)“森の国”、日本の現在を、森の守り人たちが語る『サステナ・フォレスト~森の国の守り人(もりびと)たち~』の舞台挨拶には、川上敬二郎監督と、作品にも出演している山極壽一が登壇。実はこの日初めて本編を鑑賞した山極、「俺が出てきてびっくりしたよ」の登壇第一声で場内は笑い声に包まれ、柔らかい雰囲気の中トークがスタート。サステナブルな林業をテーマにした本作で、「道づくり」がひとつのキーワードになっていることに着目した山極。実際に新しい林業で一度過疎化した村が復活した場所では、“道が残っていた”ことが復旧の大きな理由になっていることを例に挙げた。そして「日本という“森の国”で守り人が少なくなる中、たくさんの人たちが頑張っていることを目の当たりにした」という川上監督の話を受けて「かつて男性の仕事だった林業に、技術の進化もあり、女性たちの進出が目立ってきているし、若い人たちが自然と付き合いながら、自然を再生させるということを楽しみながら林業に携わるようになってきているのも素晴らしいこと」と山極が続けた。『サステナ・フォレスト~森の国の守り(もりびと)たち~』舞台挨拶よりまた本作では“小さな林業”“自伐型林業”に着目し紹介していることを受け、「林業だけではなく、エネルギーなどほかの分野にも通じること、これから栄えるのは分散型の産業」とし、川上監督が劇中の山極のインタビューを引用し、「新しい発想と今のテクノロジー、そこに古くからの知恵を掛け合わせることの重要性」と結んだ。その後話題は“持続可能性を秘めた森と教育”へと繋がり、農業・林業、さらには教育まで及び、来るべき日本の未来を考える示唆に満ちたものとなった。<イベント情報>『TBSドキュメンタリー映画祭2024』3月15日(金) より東京、大阪、京都、名古屋、福岡、札幌で順次開催『TBSドキュメンタリー映画祭2024』キービジュアル東京:3月15日(金)~28日(木) ヒューマントラストシネマ渋谷大阪:3月22日(金)~4月4日(木) シネ・リーブル梅田愛知:3月22日(金)~4月4日(木) センチュリーシネマ京都:3月22日(金)~4月4日(木) アップリンク京都福岡:3月29日(金)~4月11日(木) キノシネマ天神札幌:3月30日(土)~4月11日(木) シアターキノ公式サイト:
2024年03月26日『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が21日に都内で行われ、芳根京子、平野莉亜菜、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が登場した。同作は『映画ドラえもん』シリーズの第43作目で、藤子・F・不二雄生誕90周年となる記念すべき年の公開となる。“音楽”という身近なものをテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんたちが壮大な物語を繰り広げる。ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ、新たなハーモニーを生む大冒険となる。○■同作は『映画ドラえもん』ゲスト声優でデビューした平野莉亜菜今作で、“ファーレ(音楽)”に満ちた美しい星「惑星ムシーカ」生まれの少女・ミッカの声優を務めた12歳の平野。「舞台挨拶は初めてなのでとても緊張しているんですけど、全部見てくださった皆さんにお会いできることがとても嬉しいです」と挨拶する。2年前の東宝シンデレラオーディションでファイナリストとなり、その歌声によって監督からオファーされたという平野。「まさか自分がドラえもんの映画に出られるなんて夢にも思っていなかったので、オファーをいただいた時は本当にびっくりしましたし、こんなにかわいい役をやらせていただけるなんて本当にうれしくて。劇中で大好きな歌を歌わせていただけたので、幸せでした」と感想を述べる。同じくゲスト声優を務めた芳根は「とにかくかわいいし、透き通ってて美しくて、でも力強くて、唯一無二のお声ですよね。とっても魅力的です」と平野の声を絶賛。また、前日に小学校を卒業したという平野が「『卒業おめでとう』と言われて……」と明かすと、スネ夫は「そりゃそうだろうねえ」と頷く。平野は「『ミッカちゃん、卒業おめでとう』と言われました」と、役名で祝福されたエピソードを披露した。
2024年03月21日3月20日(水・祝) 丸の内ピカデリーにて、『映画 マイホームヒーロー』の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江が登壇した。映画の興奮と共に、キャストたちを一目見ようと集まった観客で満席の場内。キャストたちが登場すると、観客からは大きな歓声が湧き上がった。はじめに佐々木が「公開から2週間経ちましたが、こうして劇場に足を運んでいただけてとても嬉しいです。今日も楽しんでいってください」と挨拶。高橋からは「鳥栖(哲雄)……じゃないですね(笑)」と役名を間違えるという、天然が炸裂する場面も。週末動員実写ランキング第1位を獲得し、公開から13日目となる本作。キャストの元に届いている感想について問われると、佐々木からは「仕事関係の方も観てくださっていて、『恥ずかしいけど、泣きました』と言ってました」といった業界からの反応や、齋藤からは「母が何度も観てくれて、映画とか大好きで、いつも演技に厳しいんですが『はじめて飛鳥のお芝居が良いと思った』と認めてもらえました」と母からのお墨付きをもらったことを明らかにした。齋藤飛鳥「感動した」「泣いた」といった声が多く出ていることに対し佐々木は、「クライムサスペンスという作品で『そこついてくるか』と油断していましたね。撮影中はとにかく面白いものをつくろうと思って臨んでいたので、狙ってはいなかったですね」とコメント。木村は「私も泣かせようという気持ちはなかったですが、家族への愛が深ければ深いほど、涙が出てくることはあるだろうなと思いました。ドラマで培った家族愛が映画で溢れたのかなと思います」とドラマから演じ続けた鳥栖家の成長を感じさせた。佐々木蔵之介また朝日が昇る中、鳥栖家の親子の決断が描かれるラストシーンについて佐々木は「朝日が出ているうちに撮らなくちゃいけないので大変でした。その後も違うシーンの撮影があって、ぶっ続けで大変だったのですが、勢いでやれてよかったのかなと思っています」と撮影時の苦労を語った。朝日のシーンの日は乃木坂46卒業コンサートのリハーサルもあったという齋藤は「大変でしたが、朝日も綺麗に上がってすごく素敵なシーンが撮れた思います」とコメント。木村は「2人(佐々木と齋藤)のやり取りを遠くから見ていて、出番が来る前に何度も泣いてしまいました。みんなの頑張りと現場での感情が混ざって、本編を見たときも泣きました。希望のある朝日で終わるのも良いなと思いました。私もその後2本仕事があって、死んだ魚の目になってました(笑)」と語った。場内には9回目の鑑賞という猛者も現れる中、リピート鑑賞してもらう際に注目してほしいポイントについて佐々木は「冒頭で崩れた山を見つめるシーンがありますが、あそこ、心霊スポットです。一緒のシーンだった(立川)談春さんもすごくビビってました(笑)」と暴露。木村多江続いて齋藤も立川とのビールを飲むシーンを挙げ、「監督がすごくこだわっているシーンで何度もビールも飲むことになって『もうお腹タプタプだよ』と言ってました(笑)」と裏話を明らかにした。「もう一個だけ!談春さんの回想シーン全カットになってます!(笑)」と立川のエピソードが続々と飛び出した。高橋からは「僕のお母さん役の美鈴さん(神野美鈴)が着ているセーターが紫色なんです。『これって恭平くんのメンバーカラーなんだよね』って話しかけてくれて、すごく嬉しかったです。恭一から贈られたものをずっと着ているという設定なので、そこにも注目してもらえると嬉しいです」と喜びを語った。他にも「もう一個だけ、確認なんですが『鳥栖哲雄』って何回呼ばれてるんでしょう?」と、鳥栖哲雄が劇中でフルネームで呼ばれることが多いことなどが挙げられ、会場では笑いも巻き起こった。高橋恭平(なにわ男子)さらに今回は本作最後のイベントで、世の中は卒業式のシーズンということもあり、『マイホームヒーロー』卒業式ということで佐々木からそれぞれへ感謝のメッセージが。齋藤には「映画では緊迫したシーンが多かったんですが、一緒にいる際はすごく居心地がよかったです。とても芯が強くて努力家なんだけど、表では控えめですごく謙虚。僕は娘を守っている役柄ですが、むしろ守られているなと思っていました。飛鳥ちゃんを老後安泰のお守りとして、これからも見ていようかなと思います(笑)」と語り、齋藤は照れくさそうに微笑んでいた。次に高橋に、「『僕は人見知りです。よろしくお願いします』という変な挨拶から始まったんですが、素直さがめちゃくちゃかわいいですね。こんなに格好いいのに、格好つけないところがいいですね。同じ関西弁だし、ドラマに続いて映画でもバディが組めてすごく嬉しかったです」と語り、「お父さんありがとうございます!」と高橋からも冗談を交えつつ、バディを感じさせる感謝が述べられた。木村へは「以前夫婦役をやっているので、安心感がありました。共犯者となる役柄と同じように、僕と多江さんも共犯者として危なっかしいスリリングな作品を一緒に作れたなと思っていて、本当に多江さんのおかげです。何よりも役を超えて『みんな大変だから』と支えてくださったのが、とても嬉しかったです。ありがとうございます」と語り、木村も「こちらこそ」というようにまさに夫婦を思わせる関係性が垣間見えた。さらに佐々木演じる鳥栖哲雄の娘・零花を演じた齋藤より、佐々木へ花束が贈られた。「蔵之介さんは沢山の作品に出ていらっしゃいますが、現場でいつも原作を読んで、セリフ練習や動きの確認をされていました。こんな一流の人でももっと突き詰められるんだなと勉強になりました。独り言は大きいですが、死ぬまでずっとお芝居をしてほしい、死ぬまで独り言も大きい声で言っていてほしい、今のままの蔵之介さんでいてほしいなと思いました(笑)。お父さんありがとうございました」と語り、ドラマから映画で親子を通じ、絆を深めた2人の仲の良さも垣間見えた。最後に佐々木より「やっぱり家族の映画だなと、お客さんたちから教えていただきました。大切な人の心に響くのかなと思いました。そういうきっかけになるかもしれませんので、お父さん、お母さん、娘、息子、大切な人と是非観に来てください。本日はありがとうございました」と締めの挨拶があり、会場の熱気冷めやらぬまま、イベントは終了した。<作品情報>『映画 マイホームヒーロー』公開中映画公式サイト:映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年03月21日中国発のベストセラーを映画化した『ゴールド・ボーイ』の公開記念舞台挨拶が3月9日(土)、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、主演の岡田将生、共演する黒木華、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、金子修介監督が登壇した。主人公の東昇(岡田さん)は、崖の上から義理の両親を突き落として殺害する。しかし、少年たち(羽村さん、星乃さん、前出さん)が偶然、その瞬間を録画していた。少年たちはそれぞれの事情で金を求めており、金のために殺人犯である東昇を強請ることを決意する。岡田さんは、本作で新境地となる凶悪な殺人犯を演じ、「悪悪(わるわる)な岡田が全開で(笑)。新しい一面を見せられた」と確かな手応え。ネタバレ厳禁の内容だけに、舞台挨拶では「“不適切”な発言をしそう」と冷や汗をかいていた。また、共演する羽村さんらとは、「基本的には距離をとっていた」とふり返った。羽村仁成そんな岡田さんの発言に、犯人を追い詰める少年たちのひとりである安室朝陽役の羽村さんは、「距離をとってくださって、いい緊張感が(スクリーンに)映っていたんじゃないかと思う」と感謝。自身にとっても挑戦しがいのある役どころで、「二面性がある役なので、それをどう表現できるか考えて演じました」と語った。黒木華黒木さんは、朝陽の母・安室香役で出演しており、「すごくまっすぐで、後半には意外な表情も見せているので、きっと、映画の中でいろんなことを経験したんだなと思う」と“息子”羽村さんの成長に目を細めた。一方の羽村さんは、「黒木さんは、優しいお母さんでした」と照れた表情を浮かべていた。舞台挨拶では、本作が香港国際映画祭(3月28日~4月8日)に出品されることが発表され、岡田さん&金子監督の現地入りも明らかに。「世界から映画好きな人が集まるので、いい刺激をもらえるのが楽しみ」(岡田さん)、「香港国際映画祭では、以前『デスノート』で脚本賞をとっていて、それ以来。香港もずいぶん雰囲気が変わっていると思うが、香港から中国の皆さんに見てもらえれば」(金子監督)と意気込みを語っていた。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールド・ボーイ 2024年3月8日より公開©2024『ゴールド・ボーイ』製作委員会
2024年03月09日ゲキ×シネ『天號星』公開初日となる4月5日(金) に、キャスト参加による「初日舞台挨拶」とその舞台挨拶の「全国生中継付き上映」が決定した。『天號星』は、古田新太に早乙女太一&友貴兄弟が二人がかりで挑み、劇団☆新感線史上最速の立ち回りで劇場を沸かせた話題作。今作で中島かずきが繰り出したのは、“あっ”と驚く〈入れ替わり〉の物語。江戸の町で裏稼業に生きる人々の人情劇と奇想天外なストーリー展開を、主宰・いのうえひでのりがこれまでの“いのうえ歌舞伎”とは一味異なるチャンバラ時代劇に昇華させた。ゲキ×シネでは、その舞台を映像・音声ともにスクリーン用に編集・ミックスし、ライブの興奮はそのままに臨場感溢れる映像で上映する。4月5日(金) の「初日舞台挨拶」には、世のため人のため、生きていてはならない輩に引導を渡す引導屋の主人・藤壺屋半兵衛を演じた古田新太と、その半兵衛とひょんなことから中身が入れ替わってしまう冷酷無比なはぐれ殺し屋・宵闇銀次を演じた早乙女太一、主演舞台や大河ドラマへの出演で演技派として注目されるアイドルグループ乃木坂46の久保史緒里、幼少期から親しんだ中国武術で度肝を抜くアクションを披露する山本千尋と作品を彩った共演者が登壇予定だ。併せて、ゲキ×シネ版のポスタービジュアルと予告編が公開。舞台版から一新されたポスターは、新感線史上最速の立回りで魅せた本作の疾走感を表現したビジュアルに。そして、予告編は古田新太と早乙女太一が入れ替わる場面やチャンバラシーンが収められている。さらに、〈ゲキ×シネ20th記念プロジェクト〉の第3弾として、『ゲキ×シネ ポスター&衣裳展@日比谷シャンテ』が開催されることが決定した。最新作『天號星』を含めたゲキ×シネ 27作品の歴代ポスターが演劇の街・日比谷の日比谷シャンテに集結。『天號星』の舞台衣裳とともに特別展示する。ゲキ×シネ『天號星』予告<イベント情報>「ゲキ×シネ『天號星』舞台挨拶&舞台挨拶中継付き上映」4月5日(金) 9:00の回 ※本編上映後に舞台挨拶実施4月5日(金) 13:20の回 ※本編上映前に舞台挨拶実施会場:新宿バルト9登壇者:古田新太、早乙女太一、久保史緒里、山本千尋※登壇者は予告なく変更になる可能性があります。【チケット料金】価格:2,600円(税込)※ムビチケ使用不可 / 各種割引・招待適用不可受付期間:2月26日(月) 11:00~3月25日(月) 23:59※1回のお申し込みにつき2枚まで【舞台挨拶中継付き上映】実施劇場:上映館により生中継を実施する回数、回は異なります。詳細は決定次第ゲキ×シネブログにてアップ致します。ゲキ×シネ通常料金:当日 2,300円※ムビチケ使用可 / 各種割引・招待適用不可ゲキ×シネブログ:<上映情報>ゲキ×シネ20th記念プロジェクト第1弾 ゲキ×シネ『天號星』4月5日(金) 全国公開※3週間限定上映作:中島かずき演出:いのうえひでのり出演:古田新太早乙女太一早乙女友貴 / 久保史緒里高田聖子粟根まこと山本千尋 / 池田成志 他【チケット料金】当日券:2,300円(税込)※特別興行料金につき、各種割引、招待券や無料鑑賞券等は適用不可。前売券:2,000円(税込)※前売券はムビチケでの販売となります。詳細はこちら:ゲキ×シネ20th記念プロジェクト第2弾〈GEKI×CINE 20th☆Tour〉4月30日(火)〜2025年3月頃まで(予定)※毎週火・木 / 各作品上映スケジュール未定【上映作品】『髑髏城の七人〜アカドクロ』『髑髏城の七人〜アオドクロ』『SHIROH』『メタルマクベス』『朧の森に棲む⻤』『五右衛門ロック』『蜉蝣峠』『蛮幽⻤』『薔薇とサムライ』『髑髏城の七人(2011)』『シレンとラギ』『ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII』『阿修羅城の瞳2003』『蒼の乱』『乱鶯』『髑髏城の七人』Season花『髑髏城の七人』Season鳥『髑髏城の七人』Season風『髑髏城の七人』Season月《上弦の月》『髑髏城の七人』Season月《下弦の月》『修羅天魔〜髑髏城の七人 Season極』『けむりの軍団』『偽義経冥界歌』『狐晴明九尾狩』『神州無頼街』『薔薇とサムライ2海賊女王の帰還』詳細はこちら:<開催情報>ゲキ×シネ20th記念プロジェクト第3弾「ゲキ×シネ ポスター&衣裳展」ゲキ×シネ20th記念プロジェクト第3弾「ゲキ×シネ ポスター&衣裳展」ビジュアル3月8日(金)〜4月21日(日) ※予定会場:日比谷シャンテ3F特設会場 ※入場無料詳細はこちら:
2024年02月20日映画『Firebird ファイアバード』の公開初日舞台挨拶が、2月9日東京・新宿ピカデリーにて開催され、W主演のトム・プライヤー、オレグ・ザゴロドニーと、ペーテル・レバネ監督が登壇。さらに、小原ブラスがゲスト登壇し、3人の来日と映画の公開を祝った。本作は、ロシアの無名俳優セルゲイ・フェティソフが書き遺した回想録『ロマンについての物語』を基にし、冷戦時代のソ連占領下のエストニアを舞台に、2人の青年の秘められた愛を描いた物語。ペット・ショップ・ボーイズの「Together」やMobyの「Wait for Me」、BBCワールド制作のライブドキュメンタリー『Robbie Williams:Fans Journey to Tallinn』の監督・プロデューサーとして知られる、エストニア出身のペーテル・レバネが映画化。モスクワで役者になることを夢見る若き二等兵・セルゲイをトム・プライヤー、パイロット将校・ロマンをウクライナ・キーウ出身のオレグ・ザゴロドニーがW主演で演じる。今回、熱烈なオファーを受けてトムとオレグ、レバネ監督が来日。特にオレグは、今も戦火の中にあるウクライナ・キーウ在住で、国外渡航が困難な状況の中での、奇跡の来日となった。満席の会場に笑顔で立ったレバネ監督は、本作の撮影について「ベルリン映画祭に参加したときに、知り合いからセルゲイの自伝を薦められて読んだのですが、涙が流れて止まらなかった。これは映画化しなければならない!と突き動かされる気持ちになったんです」と、映画制作のきっかけを話し、「脚本を書き始めたころに、ハリウッドの友達のプロデューサーから主役に合う人がいると、トムを紹介されたんです。トムが一緒に脚本に参加してくれて二人三脚で2年がかりで書き上げ、その後オレグと会うことができました」と、経緯を明かす。映画化の話を聞いたトムは「僕の好きな要素がたくさん入っている話だと感じました。元々、軍部を背景にしたものが好きだったこと、冷戦時代にも興味があったので面白そうだなと。そして、愛の本質とは、性質とは何なのかを描いていたので、ぜひ参加したいと思いました」と当初を振り返り、「色んな困難、壁を乗り越えて愛に突き進む人物を描いているところも魅力でした」と作品への想いを吐露。一方で、オレグは「監督が素晴らしい人物を脚本で描いてくれて、僕もとても演じがいがありました。真の愛の物語を描いているこの作品に参加できたことをとても嬉しく思っています」と笑顔を見せた。本作は、2021年、エストニアでLGBTQ映画として初めて一般劇場公開され、大ヒットを記録。本作のメッセージが大きな反響を呼び、公開から2年後の2023年3月には国会で同性婚法案が議決され、2024年1月に施行された。本作がその原動力となったことに、レバネ監督は「そもそも映画は、他者の視点を通して物事を見るというもの。社会を少しでも変えることができる力強いメディアなのではないかと思っています。共感を呼び起こす装置だと私は信じていて、この映画がエストニアで社会に影響を与えた。LGBTQに関しては、マジョリティーの皆さんにとっては大した話ではないかもしれませんが、少数派のマイノリティーの人たちにとっては人生の幸福度が大きく変わる出来事になったと思います。こうした法整備がなされたことで、私も社会の一員として認められ、私も他者と平等なのだと感じました。社会が総合的にハッピーになることはいいことですね」と真摯に語った。また、トムは撮影前にモデルとなったセルゲイ本人に会ったそうだが、「本作の脚本にも参加できたことは僕にとって素晴らしい体験でした。そして主人公のセルゲイ本人に会えたことも大きな体験でした」とし、「セルゲイは、それまで抱いていた印象と違い、とても陽気で人生を謳歌しているようなポジティブ思考の方でした。ストーリーのバッググラウンドはダークで脅威がはびこる世界なのですが、そんな中でも自分の信念を曲げることなく、愛は全てを乗り越えるということを見せてくれる人でした。書面で読んだだけではわからないんですね。本人に会って伝わってくるものがある。彼と会って役へのアプローチも変わっていきました」と述懐し、本人との出会いにより、より深く役を理解していった様子。ここで、ロシア出身のタレント・小原ブラスが登場し、3人に花束を贈った。自身もゲイであることを公言しており、独特な視点を活かしたコメントで幅広い層から支持を集める小原だが、一足先に本作を鑑賞した感想を「僕は最初にこのポスターを見て、めっちゃカッコいい人が出てるわ~と思って、良からぬ考えで観た気がするんです」と話し、会場の笑いを誘いつつ、「でもね、最初はソ連時代の迫害があったりしてちょっと重たいなと思っていたんだけど、後半になるとガラッと変わって、現代でも通じるような話になっていって、急に近くに感じたんです。良からぬ気持ちで観ようと思っている方も、最後は感動するから、そのつもりで!」と声をかけた。小原の言葉に大ウケする3人。レバネ監督は「良からぬ気持ちになるのもわかります(笑)」と同意しながらも、「それに加えて、非常に美しさと苦悩がせめぎ合っているような映画になっているのかも」と分析。小原は「ゲイとかLGBTQを扱った映画は、どうしてもロマンチックに描く方向もあったり、迫害されたり、その辛い気持ちの部分を描くことがあるけれど、僕が観ると必ずしも主演の2人に全部は同意できない部分もあるんです。自分とは違うなとか……筋が通ってへんとちゃう?とか。でも、それが人間。ゲイの当事者が観たらちょっと肩の荷が下りるような映画にもなっていると思います」と、正直な気持ちを口にした。さらに、MCから「登壇者の3人のうち、誰と一番恋に落ちたい?」と聞かれると、「監督やな」と即答。「僕ね、イケメンも凄く好きなんですけど、監督もイケメンですが、やっぱり権力が好きなんです。作品とは真逆なコメントになるんやけど(笑)」と言い、会場を沸かせ、トムとオレグも大爆笑し、満員の会場一体が和やかな雰囲気で舞台挨拶は終了した。<作品情報>『Firebird ファイアバード』公開中公式HP: PRODUCTION LIMITED MMXXI. ALL RIGHTS RESERVED / ReallyLikeFilms
2024年02月10日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が5日に都内で行われ、福原遥、水上恒司、伊藤健太郎、出口夏希が登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司「お台場はすぐに陸の孤島と化します」大雪が降る中行われた今回の舞台挨拶に水上は、「本当にお足元の悪い中、こんなにたくさん(の方に)お越しいただいて、本当に嬉しいなと思います」と挨拶。伊藤も「家出たらびっくりするくらいの雪で、皆さん来られるのかなと心配でしたが、たくさんの方にお越しいただいて嬉しいです」と感謝を伝えた。質問コーナーなどで大盛り上がりとなった舞台挨拶だが、最後のあいさつで水上は「(舞台挨拶が行われた劇場がある)お台場はすぐに陸の孤島と化しますので、すぐに帰ってください! 気を付けて!」と集まった観客の帰路を心配。その後も「ここまでこの映画を愛していただき、ありがとうございます!」と早口気味に感謝の言葉を述べながら、「本当にすぐに帰ってください!」と呼びかけていた。
2024年02月06日女優の中条あやみが、26日に都内で行われた映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』(1月26日公開)の初日舞台挨拶に竹内涼真、高橋文哉、堀田真由、吉柳咲良、菅原伸太郎監督とともに登壇した。同作は2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとしてSeason1が放送され、動画配信サービスHuluで独占配信されたSeason2~4に続く、劇場版が公開される。ゴーレムウィルスという噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描いている。○■中条あやみ、間宮響(竹内涼真)のワイルドさに心配「ちゃんと服を着ているのか…」今回の舞台挨拶には、響(竹内)の恋人・来美を演じた中条がサプライズで登場。登場前にMCからサプライスゲストの存在が明かされた際に、竹内が「菅田くんですか!? 菅田将暉さんですか? 主題歌を歌ってくれたから?」と話したことを受け、中条は開口一番「菅田将暉です!」と挨拶し、会場を盛り上げる。中条の登場に竹内は「(舞台挨拶に)出てくれると思わなかった。シーズン3で衝撃的なお別れをしているので……(笑) 映画の中のすごく大事なシーンで再会させていただいて、楽しかったね」と撮影を振り返る。中条も「『きみセカ』シリーズでは間宮響がどんどんワイルドになっていくので、この映画でちゃんと服を着ているのか心配でしたが、ちゃんと着ていて安心しました(笑)」と笑いを誘った。
2024年01月26日