皆さんは、近所の人とトラブルになった経験はありますか? 今回は「女性が家にやってきた理由」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言近所の女性が…夫と息子と暮らしている主人公。ある日突然、近所の女性が家にやってきました。女性は「あんたの子がうちの子を妊娠させたのよ!」と激怒しています。主人公は困惑して「うちの子…まだ5歳ですけど」と息子を紹介。しかし女性が言っていたのは、猫のことでした。女性が飼っている血統書付きの猫が家から逃げ出し、主人公の家の猫と会っていたようなのです。どうやら主人公の息子が猫を外に遊びに行かせてしまったようで…。責任を押しつけられ…出典:モナ・リザの戯言女性は「雑種の子はいらない!面倒見なさい!」と怒鳴ります。そのため、主人公は「わかりました」と、しばらく女性の猫を預かることに。すると女性は「何かあったら承知しない!」と圧をかけてくるのでした。読者の感想「雑種の子はいらない」なんて、女性の言動はひどすぎますね…。しかしそんな飼い主より主人公が預かったほうが、生まれてくる猫は幸せなのではないかと思いました。(30代/女性)まさか飼い猫が妊娠するなんて、近所の女性も想像していなかったのかもしれませんが…。どちらの責任でもないのに、責任を擦りつけるのは身勝手すぎるなと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年04月24日私の夫は保育士です。私が栄養士として給食を作っている保育園で働いています。私たち夫婦は子どもが大好きなので、いつかは……と思っているのですが、今はワケあって“子ナシ”夫婦を選択しています。ここ最近、夫はやけに上機嫌。聞くと、今年担当している赤ちゃんクラスの子どもたちがかわいいからだと言います。「いいパパになるだろうな〜」と思っていたのですがーー。自慢の旦那様ある日、夫はいつものように保護者のママと楽しそうに話していました。夫は保育園でも人気の先生なのだそうで、私にとっても自慢の旦那さまです。 しかし、なんだか今日は様子が違っています。夫は保護者と話しているとは思えない言葉遣いをし、いつも以上に楽しそうに笑っていました。 近づいてみると夫は私に気づいて、保護者のママに妻だと紹介してくれました。それを聞いて、ほんの一瞬だったものの保護者のママから睨まれたような気がします。幼馴染との再会夫によると、彼女は幼馴染なのだとか……。就職を機に地元を離れたためすっかり疎遠になっていましたが、保育士と保護者として再会したのだそうです。 「子どもはいるの?」と聞かれ、今は事情があって選択子ナシだと答えると、彼女は「こんなに子ども好きなのに可哀想」と私に向かって言いました。 好きで子作りをストップしているわけではないのに……。なんだかモヤっとしてしまいます。私と子ども作る?別の日、夫はシングルマザーだという幼馴染とその子どもと遊園地に行くと言い出しました。しかし夫は子どもにとっては保育園の先生。個人的にお出かけなんて許されるのでしょうか。 私があれこれと言って夫を引き留めていると、待てなかったのか幼馴染がわが家を訪ねてきました。直接「プライベートで一緒に出かけるのはどうかと思う」と伝えると、幼馴染は「子どもがいないヒガミ?」と吐き捨てます。 その上「子どもを作れないなんて可哀想! 私と作る?」とまさかの発言! 私は引いていたものの、夫も「マジか~♡」とまんざらでもない様子。もう付き合いきれません。 選択子ナシの理由私は「子作りしてもいいけど、本当に大丈夫?」と幼馴染に告げました。私たちが子どもを作らなかったのは夫の借金が原因です。結婚前、アイドルにハマり、大金を注ぎ込んだ結果、今でも借金が残っていて、完済するまで子どもは持たないと約束しています。 夫と結婚するのならもれなく借金もセット。そこまで聞くと幼馴染の顔色が変わり、何も言わずに去っていきました。 夫の態度に幻滅した私は、借金を一緒に返すのはやめにしました。夫ひとり、小遣いをさらに減らして返してもらいます。子どもを持つのはそれから。それも、私たち夫婦がまだ続いていればですが……。 幼馴染との再会は嬉しいことですが、これは行き過ぎですね。今、近くで支えてくれている人は誰か、もっとよく考えて振る舞うべきだったのではないでしょうか。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月11日上の子が6歳、下の子が3歳のとき。私は上の子を習い事へ連れて行くため、下の子を夫に預けて家を出ました。1時間くらいだったのですが、帰ってきたら……。 夫に下の子を預けて外出したら…私の夫は釣りが趣味で、夜中に釣りに出かけて朝方帰宅することがあります。いつも通り、休日の朝に帰宅した夫に3歳になる息子を預け、娘の習い事の送り迎えと買い物へ出かけました。 息子はお昼寝をしていたので、起こさないように外出。1時間くらい家を空けて帰宅すると、寝室で爆睡している夫が……。そして、子どもの姿が見当たりません。家のなかにはおらず、焦って外をみるとひとりで庭で遊んでいました。 家の前は車通りが多く、私を探して道路に出ていたらと今考えてもゾッとします。夫の無神経さに呆れ、怒りしかありませんでした。 ◇ ◇ ◇ 小さな子どもは予期せぬ行動をとることもあり、一瞬の出来事が命とりになることも。ワンオペとわかっている日は釣りを控え、子どもとたっぷり遊ぶ日と割り切った方がいいかもしれませんね。 作画/シュー子著者:田中佐保
2024年02月11日地元の隣の県で結婚、出産した私。私の友だちは地元に残っている子が多く、頻繁にそれぞれの子どもを連れて集まっているようでした。年に数回は私も子どもたちを連れて参加するので、その日も楽しみにして行きました。しかし、合流してみると、なんだか不穏な空気が流れていたのです……。その日は、私を入れて3人とその子どもたちで公園に集合する予定でした。私以外の2人は、AさんとBさん。彼女たちの子どもは、2人とも小学校1年生の女の子です。 ママ友同士が子どものことで喧嘩!?公園で合流すると、子どもそっちのけで言い合いをしているAさんとBさん。わが家の小3と年長の息子たちは2人の子どもと遊具で遊んでいます。2歳の長女は寝ていたので、私が抱っこしながらAさんとBさんの話を聞きに行きました。 私が声をかけると、Aさんが「Bさんの子どもがうちの子の悪口を言ってたって、学童のママ友から聞いた」と言いました。するとBさんがすかさず「私は、Aさんの子どもがうちの子の悪口言ったって学童で聞いたけど?」と言い、まるで学生時代の喧嘩ように「誰に聞いたの?」と探り合っていたのです。 お互いが「学童で聞いた」と言っているので、私がそれぞれに具体的に誰から聞いたのか聞いてみました。すると……。 同じ人の名前、「Cさん」が出てきたのです。つまり、「Cさん」がAさんとBさんのそれぞれに話していたということです。私はとても驚きました。3人ともCさんの話を疑う空気になったこともあり、その日はAさんもBさんも落ち着きました。 明らかになった真相後日、Aさんから連絡がありました。Cさんがやはり吹聴していたことがわかったということでした。 Bさんの家にCさんのお子さんが遊びに来たとき、Cさんのお子さんが「今日はAさんの子どもがいないからうれしい」と発言。そこで、もともとCさんを疑っていたBさんはお迎えにきたCさんを問い詰めたのだそう。 「娘さんはAさんの子どもを嫌っているのか、悪口を言っていたという話は本当か」 すると、Cさんは……。 「うちの子がBさんの子どもと遊びたがっているのに、Aさんの子どもがいつも一緒にいて嫌だと言っている。ママ同士の仲が良いから子ども同士も一緒にいるのであれば、ママ同士の仲が悪くなれば子どもも離れると思った」と泣いて謝ってきたのだとか。 Aさんの子どもは、Cさんの子どもと学校や学童でもよく喧嘩しているそうで、3人で一緒に遊ぶという選択肢はもともとなかったそうです。 Cさんのやったことには呆れてものが言えません。ですが、言い争いをしていたAさんもBさんも、わが子のためとはいえ、大人げがないように感じたのが正直なところです。わが子のこととなると冷静でいられないものなのかもしれません。そんな様子を目の当たりにして、私は、どんなときでも冷静に行動できるように気をつけようと、改めて思いました。 イラスト/きりぷち 著者:安藤 はるか
2023年12月25日高校生のころ、A子とB子と私の3人でよく遊ぶことがありました。私たちは仲良しだったのですが、生理症状には違いがありました。ある日、私はA子とB子の激しい喧嘩に巻き込まれて……!? 生理のつらさが理解できないA子高校生のころ、A子とB子という友人がいた私。 3人でよく一緒に遊んでいました。 私たちはとても仲がよかったのですが、生理症状についてはそれぞれ違いがありました。A子は、生理がきてもおなかが痛くなったりイライラしたりすることがなく、いつもと同じ調子で過ごせるのだそう。しかし、B子は生理痛が重く気分も沈むそうで、生理のたびによく「つらい……」と言っていました。 そんなB子に対し、A子はしょっちゅう「ただの生理なのに?」「大げさだよ~」など、無神経な言葉をかけることがあり、2人は軽い言い争いをよくしていたのです。 私も生理痛には悩まされるタイプだったため、A子に対して「生理のつらさは人によって違うから、寄り添ってあげようよ」と言っていましたが、A子はなかなか理解してくれませんでした。 ついに大喧嘩が勃発!そんなある日、A子は「今日の放課後、遊びに行こう」と私とB子を誘いました。しかし、そのときのB子は生理中だったらしく、「A子ちゃんにはわからないだろうけど、今日は生理痛がひどいから遊んでなんていられない」とトゲのある言い方で断ったのです。 すると、その言葉を聞いたA子は大激怒! 「前から思ってたけど、生理くらいで何なの!?」「もっとやさしい言い方はできないの!?」と、B子に詰め寄りました。 B子も、これまでたくさんA子に「生理くらいで大げさ」と言われイライラを抱えていたことから、2人は私の目の前で大喧嘩を始めてしまって……。 私も喧嘩に巻き込まれ…私は「2人とも落ち着いて!」とA子とB子の間に割って入りますが、2人から「あなたはどちらの味方なの!?」と言われてしまいました。いきなり冷たい対応をされて腹が立つA子の気持ち、生理のつらさを理解してもらいたいB子の気持ち、両方わかるからこそ、私は返答に困りました。 私がうまく答えられずオロオロしている間も2人は暴言を吐き合い、言うことがなくなって喧嘩は収まりましたが、その場には気まずい空気が流れ、その日は遊ばずに帰宅することに……。 翌日には2人とも冷静さを取り戻し、お互いに「言いすぎてごめん」と謝罪していました。 この出来事があってから、A子はB子が生理でつらそうにしていると「大丈夫?」と心配するように。 そしてB子も、生理中であってもきつい言い方をしないように気をつけてくれるようになったのです。 生理のつらさは人それぞれだからこそ、お互いに思いやりを持たないといけないと学びました。自分の生理症状が当たり前だと思わずに、相手のつらさに寄り添えたらいいなと思います。 著者/ごとうゆきイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年09月24日私ちゃんが小学5年生のころのこと。同じクラスにA子という仲の良い女の子がいました。A子はとても明るい性格でクラスのムードメーカー。いつも周りのみんなを笑顔にさせてくれていました。しかし、10月に入ったあたりから、A子の雰囲気がだんだんと変わり始めて……。友だちの奇妙な行動が気になって… 引っ込み思案でおとなしい性格の私ちゃんとは性格が真逆で、とても明るくクラスのムードメーカー的存在だったA子。いつも周りのみんなを笑顔にしていました。 しかし、10月に入ったあたりからA子の雰囲気が少しずつ変わりました。 A子は、休み時間にボーっとしたり、急に挙動不審になったりするように……。 A子のことが心配になった私ちゃんは、最近何があったのかを本人に聞いてみることに。放課後、公園のベンチに座り話を聞くと、A子は話し始めました。 A子曰く、10月を何度も繰り返していて抜け出せずにいるとのこと。10月31日が終わり朝になると10月1日に戻っていると言うのです。そして、そのときに起こることは大きくは変えられないと悩んでいました。 私ちゃんはその話を聞いて驚きが隠せませんでしたが、不思議とA子がウソをついているとは思いませんでした。 A子から、「10月を繰り返す生活から抜け出すために協力してほしい」とお願いをされた私ちゃんは、「私にできることは何でも協力する」と伝えたのでした。 ◇◇◇A子ちゃんが友だちに10月が繰り返されるという不思議な出来事を話すのには、とても勇気が必要だったのではないでしょうか。私ちゃんが驚きつつも信じてくれてよかったですね。最後には笑顔が見れました。何か悩みがあるときには、誰かに話を聞いてもらうことで心が軽くなるのかもしれませんね。 最新投稿は、リアコミからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。作画:陽田夏々著者:ライター リアコミ
2023年08月25日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。サオリちゃんの家が火事になったことをミホちゃんに伝えたホノカさん。サオリちゃんの母親が半ば無理やり取っていった古いヒーターが出火の原因になったのかもしれないと、ホノカさんは責任を感じてしまいます。ミホちゃんを連れて家に戻ると、玄関前には膝を抱えたサオリちゃんの姿が。サオリちゃんはミホちゃんに手紙を渡し、謝罪と感謝の言葉を述べます。ミホちゃんはあまり状況をつかめていないようでしたが、手紙のお礼として幼稚園で作ったキーホルダーをサオリちゃんに渡すのでした。状況をあまり把握できておらず、無邪気に「また明日ブランコしよう」と言うミホちゃん。サオリちゃんは小さく返答するのみでした。その後、サオリちゃんはホノカさんに向き直り、たくさんわがままを言ったことを謝り、ご飯のお礼を伝えてくるのでした。実の母親から「いらない」と言われ、ろくに世話もしてもらえない中、小さな体で必死に生きてきたサオリちゃん。目頭を熱くしながら、ホノカさんはサオリちゃんが今後、健康的で楽しい生活が送れるようにと願わずにはいられないのでした。この日を最後に、サオリちゃんがホノカさんの家を訪ねてくることはなくなりました。施設に引き取られ、学校に行くようになったとのことです。そして月日は流れ、ミホちゃんは見事中学受験に合格。茶道部の見学に行ったミホちゃんが出会ったのは……!? ミホちゃんっ!久しぶり…! 月日は流れ、ミホちゃんは中学受験に合格。中高一貫の女子校に入学し、友だちと茶道部の見学へ。そこで出会ったのは美人で学年1位、才色兼備な高等部のナルミ先輩でした。 「漫画の主人公みたい」と思いながらも、ナルミ先輩にどこか既視感を覚えるミホちゃん。ミホちゃんに気付いたナルミ先輩は、スマートフォンにつけていたキーホルダーを見せます。それはミホちゃんが昔、サオリちゃんと別れるときに渡した、幼稚園で作ったキーホルダーでした。 数年の時を経て、ミホちゃんとサオリちゃんが女子校でまさかの再会。サオリちゃんは才色兼備で尊敬を集める先輩になっていました。 わが子を虐げ続けた母と離れ、新たなスタートを切ったサオリちゃんの心から笑った顔が見られて本当によかったですね。 放置子問題は決して他人事ではありません。周りの目が気になることもあるかもしれませんが、一番の被害者は放置子本人です。不幸な事件を増やさないためにも、虐待や育児放棄(ネグレクト)が疑われる場合は、ためらわずに児童相談所へ連絡しましょう。 ▼児童相談所全国共通ダイヤル育児や子育てに悩んだときなどの相談窓口です。全国共通ダイヤル「189」に電話をかけると、発信した電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話が転送されます。子どもが虐待されているかもと思ったとき、自分の子育てがつらくて子どもにあたってしまうときなどに、専門家に相談することができます。電話番号:189(いちはやく)著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年07月05日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。サオリちゃん一家の近くに住む山中さんは、「畑から野菜を盗られても怒れなかった」「たまにご飯をご馳走して見守ることしかできなかった」と語ります。サオリちゃんの母親はギャンブルで大損する度に、サオリちゃんを罵っていたそう。山中さんはホノカさんに「あの子にお友だちがいるって聞いて安心したわ……」と微笑みかけます。ホノカさんはミホちゃんのお迎えを理由に、その場を後にするのでした。サオリちゃんの家が火事になったことをミホちゃんに伝えたホノカさん。サオリちゃんの母親が半ば無理やり取っていった古いヒーターが出火の原因になったのかもしれないと、ホノカさんは責任を感じてしまいます。ミホちゃんを連れて家に戻ると、玄関前には膝を抱えたサオリちゃんの姿が。サオリちゃんはミホちゃんに手紙を渡し、謝罪と感謝の言葉を述べます。ミホちゃんはあまり状況をつかめていないようでしたが、手紙のお礼として幼稚園で作ったキーホルダーをサオリちゃんに渡すのでした。そして、サオリちゃんはホノカさんに……!? 小さな体で 必死にこの町で生きてきたんだね 状況をあまり把握できておらず、無邪気に「また明日ブランコしよう」と言うミホちゃん。サオリちゃんは「……うん」と返答するのみでした。その後、サオリちゃんはホノカさんに向き直り、たくさんわがままを言ったことを謝り、ご飯のお礼を伝えてくるのでした。 実の母親から「いらない」と言われ、ろくに世話もしてもらえない中、小さな体で必死に生きてきたサオリちゃん。目頭を熱くしながら、ホノカさんはサオリちゃんが今後、健康的で楽しい生活が送れるようにと願わずにはいられないのでした。 この日を最後に、サオリちゃんがホノカさんの家を訪ねてくることはなくなりました。施設に引き取られ、学校に行くようになったと風の噂で耳にするのでした。 子どもにとって頼れる存在であるはずの親を、頼れなかったサオリちゃん。嘘をついたり、わがままを言ったりするのも、もしかすると自分を守るためだったのかもしれません。もう二度と犯罪をそそのかされたり、自分の存在を否定されたりしない新たな環境で、サオリちゃんが心から笑える日が来ることを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年07月04日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。サオリちゃん一家の近くに住む山中さんによると、サオリちゃんを含む子どもたちはいつものように家におらず、無傷とのこと。さらに山中さんは「夜遅くまで幼い子をほったらかしにしたバチが当たったのね」と、サオリちゃんの母親に対して辛辣な言葉を続けます。今回の火事で母親のネグレクトが警察にばれ、サオリちゃんたちは施設に行く可能性が高いことを知ったホノカさん。畑の野菜を盗ませるなど、子どもたちに犯罪行為までさせていた母親の所業に絶句します。山中さんは母親と離れ、施設で暮らす方がサオリちゃんたちにとっては幸せかもしれない、と話すのでした。サオリちゃん一家の近くに住む山中さんは、「畑から野菜を盗られても怒れなかった」「たまにご飯をご馳走して見守ることしかできなかった」と語ります。サオリちゃんの母親はギャンブルで大損する度に、サオリちゃんに対して「この疫病神!いらない子!」などと怒鳴っていたそう。山中さんは警察への相談も視野に入れていたようですが、親子を引き離す結果になってしまう可能性に思い至り、二の足を踏んでいたそうです。山中さんはホノカさんに「サオリちゃんのお友だちのお母さん?」と尋ね、「あの子にお友だちがいるって聞いて安心したわ……」と微笑みかけます。ホノカさんはミホちゃんのお迎えを理由に、その場を後にするのでした。しかし、ミホちゃんを連れて家に戻ると、玄関前にサオリちゃんの姿が……!? ミホちゃん 仲良くしてくれてありがとう サオリちゃんの家が火事になったことをミホちゃんに伝えたホノカさん。サオリちゃんの母親が半ば無理やり取っていった古いヒーターが出火の原因になったのかもしれないと、ホノカさんは責任を感じてしまいます。 ミホちゃんを連れて家に戻ると、玄関前には膝を抱えたサオリちゃんの姿が。サオリちゃんはミホちゃんに手紙を渡し、謝罪と感謝の言葉を述べます。ミホちゃんはあまり状況をつかめていないようでしたが、手紙のお礼として幼稚園で作ったキーホルダーをサオリちゃんに渡すのでした。 お別れにやってきたサオリちゃん。ミホちゃんに対して嫌なことをしていたという自覚はあったようです。犯罪などに手を染めず、子どもらしくいられる環境で、サオリちゃんたちが幸せに暮らせるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年07月03日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。近所の人たちの話を聞くうちに、火事が起きたのは放置子のサオリちゃんの家だと確信を持ったホノカさん。思わず話に割って入ります。そこへ、サオリちゃんの母親が救急車で運ばれるところを見た山中さんがやってきました。山中さんによると、サオリちゃんの家はほとんど焼け落ち、サオリちゃんの母親はかなりの重症だったよう。「子どもたちは無事だったみたいよ」との言葉に、ホノカさんは涙ぐみながらホッと胸をなでおろすのでした。サオリちゃん一家の近くに住む山中さんによると、サオリちゃんを含む子どもたちはいつものように家におらず、無傷とのこと。さらに山中さんは「夜遅くまで幼い子をほったらかしにしたバチが当たったのね」と、サオリちゃんの母親に対して辛辣な言葉を続けます。今回の火事でネグレクトが発覚し、サオリちゃんたちは施設に行く可能性が高いことを知ったホノカさん。畑の野菜を盗ませるなど、子どもたちに犯罪行為までさせていた母親の所業に絶句します。山中さんは母親と離れ、施設で暮らす方がサオリちゃんたちにとっては幸せかもしれないと言いますが、語られるエピソードは怒りが湧いてくるものばかりで……!? この疫病神!いらない子! サオリちゃん一家の近くに住む山中さんは、「畑から野菜を盗られても怒れなかった」「たまにご飯をご馳走して見守ることしかできなかった」と語ります。サオリちゃんの母親はギャンブルで大損する度に、サオリちゃんに対して「この疫病神!いらない子!」などと怒鳴っていたそう。山中さんは警察への相談も視野に入れていたようですが、親子を引き離す結果になってしまう可能性に思い至り、二の足を踏んでいたそうです。 山中さんはホノカさんに「サオリちゃんのお友達のお母さん?」と尋ねました。戸惑いながらも肯定するホノカさんに対し、山中さんは「いつも母親からいらない子、いらない子って言われていたあの子に、お友だちがいるって聞いて安心したわ……」と微笑みかけます。ホノカさんはミホちゃんのお迎えを理由に、その場を後にするのでした。 暴力こそふるっていなかったものの、育児放棄や窃盗の教唆など、サオリちゃんの母親がしていることは虐待です。幸いにも、サオリちゃんたちには山中さんやホノカさんのママ友のように、気にかけてくれる大人がいたため、少なからず救われていたのかもしれません。 もしも虐待などが疑われる場合は、ためらわずに児童相談所へ連絡し、子どもたちを守りましょう。 ▼児童相談所全国共通ダイヤル育児や子育てに悩んだときなどの相談窓口です。全国共通ダイヤル「189」に電話をかけると、発信した電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話が転送されます。子どもが虐待されているかもと思ったとき、自分の子育てがつらくて子どもにあたってしまうときなどに、専門家に相談することができます。電話番号:189(いちはやく)著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年07月02日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。火事が起きたのはサオリちゃんの家だと確信を持ったホノカさん。自分やわが子に危害が及ばないよう、サオリちゃん一家には極力関わらないようにしていると話すママ友。それでも、罪悪感からなのか、サオリちゃんの弟が毎日のようにごはんを食べに来ることを黙認しているようでした。そんなママ友を見て、指輪の件で関係が途切れてよかったのかも、と思い始めるホノカさん。その晩、近所で一軒家が火災に。次の日、火事現場の近くを通りかかったホノカさんは、「古いヒーターから発火したんですって」「それがきっかけでお母さんが……」という近所の人たちの噂話を耳にします。「確かお姉ちゃんはサオリちゃんだっけ?」という言葉に、ホノカさんの背筋は凍り付くのでした。近所の人たちの話を聞くうちに、火事が起きたのはサオリちゃんの家だと確信を持ったホノカさん。思わず話に割って入ります。そこへ、サオリちゃんの母親が救急車で運ばれるところを見た山中さんがやってきました。山中さんによると、サオリちゃんの家はほとんど焼け落ち、サオリちゃんの母親はかなりの重症だったよう。「子どもたちは無事だったみたいよ」との言葉に、ホノカさんは涙ぐみながらホッと胸をなでおろしますが……!? バチが当たったのね サオリちゃん一家の近くに住む山中さんによると、サオリちゃんを含む子どもたちはいつものように家におらず、無傷とのこと。さらに山中さんは「夜遅くまで幼い子をほったらかしにしたバチが当たったのね」と、サオリちゃんの母親に対して辛辣な言葉を続けます。 今回の火事でネグレクトが警察にばれ、サオリちゃんたちは施設に行く可能性が高いことを知ったホノカさん。畑の野菜を盗ませるなど、子どもたちに犯罪行為までさせていた母親の所業に絶句します。山中さんは母親と離れ、施設で暮らす方がサオリちゃんたちにとっては幸せかもしれない、と話すのでした。 近所の人たちの間でも、サオリちゃんの母親はかなり問題人物だったよう。犯罪行為を促される環境からサオリちゃんたちを救うには、母子を引き離すという決断もやむを得ませんね。子どもが安心して暮らしていける環境を作るのは親の使命ですが、周りの大人たちもサポートできるよう心がけておくと、不幸の連鎖を減らせるのかもしれません。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年07月01日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。ママ友からサオリちゃんの弟が朝ごはんを食べに来ていることを打ち明けられ、さらに下の子2人は小学校に行っているものの、サオリちゃんはいじめられており、不登校は半ば事実のようでした。サオリちゃんの母親から、父親は服役中と聞いていたホノカさんですが、ママ友によると実際は別の女の人を作って出て行ってしまったとのこと。ママ友も児童相談所にサオリちゃん一家のことを児童相談所へ相談しようかと思ったようですが、警備のおじさんのように、後から言いがかりをつけられるのが怖くて何もできなかったと話すのでした。自分やわが子に危害が及ばないよう、サオリちゃん一家には極力関わらないようにしていると話すママ友に、うなずくホノカさん。それでも、ママ友は罪悪感からなのか、サオリちゃんの弟が毎日のようにごはんを食べに来ることを黙認しているようでした。そんなママ友を見て、指輪の件で関係が途切れてよかったのかも、と思い始めるホノカさん。その晩、近所で火災が発生。次の日、火事となった一軒家の近くを通りかかったホノカさんは、「古いヒーターから発火したんですって」「それがきっかけでお母さんが…」「確かお姉ちゃんはサオリちゃんだっけ?」という話を耳にしてしまい……!? サオリちゃんの家族に当てはまる… 近所の人たちの話を聞くうちに、火事が起きたのはサオリちゃんの家だと確信を持つホノカさん。思わず近所の人たちの話に割って入ります。そこへ、サオリちゃんの母親が救急車で運ばれるところを見た山中さんがやってきました。 山中さんによると、サオリちゃんの家はほとんど焼け落ち、サオリちゃんの母親はかなりの重症だったよう。「子どもたちは無事だったみたいよ」との言葉に、ホノカさんは涙ぐみながらホッと胸をなでおろすのでした。 いくら迷惑をかけられた他人の子どもであっても、その子の身に何かあれば不安になってしまうもの。重症を負ったという母親は心配ですが、サオリちゃんたちが無事で本当によかったですね。まずは母親の回復が一番ですが、これをきっかけに子どもたちの環境が好転するといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月28日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。公園で泣いていたサオリちゃんを不憫に思い、パチンコ屋の警備のおじさんから食べ物を分けてもらっていましたが、ある日おなかを壊してしまいます。サオリちゃんの母親は、「性的暴行を受けた」「わいせつな行為があった」などと、罪をでっちあげてお金目的でおじさんを訴えます。そのおじさんはお金を払い、警備の仕事もクビになってどこかへ行ってしまったそう。ホノカさんはつい最近まで、サオリちゃんが家に来ていたことをママ友に話しました。すると、そのママ友は「今サオリちゃんの弟のひとりが家に来てるよ」と打ち明けたのでした。サオリちゃんの弟がごはんを食べに来ていると教えてくれたママ友は、サオリちゃんが学校でいじめられていて、不登校は半分本当であること、服役中とされていた父親が実は他の女の人を作って出て行ってしまったことをホノカさんに話します。また、警備のおじさんのように変な言いがかりをつけられるのが怖く、今まで誰も何もできなかったと語るのでした。そんなある日、事件が起こり……!? 確かお姉ちゃんはサオリちゃんだっけ? 自分やわが子に危害が及ばないよう、サオリちゃん一家には極力関わらないようにしていると話すママ友に、うなずくホノカさん。それでも、ママ友は罪悪感からなのか、サオリちゃんの弟が毎日のようにごはんを食べに来ることを黙認しているようでした。そんなママ友を見て、指輪の件で関係が途切れてよかったのかも、と思い始めるホノカさん。 その晩、近所で一軒家が火災に。次の日、火事現場の近くを通りかかったホノカさんは、「古いヒーターから発火したんですって」「それがきっかけでお母さんが……」という近所の人たちの噂話を耳にします。「確かお姉ちゃんはサオリちゃんだっけ?」という言葉に、ホノカさんの背筋は凍り付くのでした。 いくら放置されているよその子を助けたくても、自分やわが子の身を一番に考えるのは自然なこと。そんな中でも、せめて自分ができることとして「追い返さずにごはんを食べさせてあげる」といったママ友のように、周囲の大人の目が少しずつ子どもに向けば、それだけで救われる子どももいるかもしれません。 そして虐待などが見受けられたら、見過ごさずに児童相談所へ連絡をし、子どもたちを守ってあげたいですね。 ▼児童相談所全国共通ダイヤル育児や子育てに悩んだときなどの相談窓口です。全国共通ダイヤル「189」に電話をかけると、発信した電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話が転送されます。子どもが虐待されているかもと思ったとき、自分の子育てがつらくて子どもにあたってしまうときなどに、専門家に相談することができます。電話番号:189(いちはやく)著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月27日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫より、よその子のサオリちゃんばかりかわいがっていた義母の形見である指輪の一件以来、サオリちゃんはホノカさん宅へ来なくなりました。ホノカさんは新しくできたママ友に、サオリちゃんについて尋ねますが、「あんまり関わらないほうがいいよ」と釘を刺されます。ちょうど一年前、パチンコ屋の整備のおじさんが公園で泣いていたサオリちゃんにおじさんが声をかけると、サオリちゃんは「ご飯がもらえない」「叩かれる」と家の事情を話しました。「話しか聞けないけどいつでもおじちゃんところおいで」と、おじさんはサオリちゃんに同情したのでした。サオリちゃんに自分の食べ物を分け与えていた警備のおじさんを、無実の罪で訴えたサオリちゃんの母親。語ってくれたママ友は「子どもを道具だと思ってるのかしら」と憤ります。ホノカさんが、サオリちゃんが最近まで家に来ていたことを打ち明けると、そのママ友は「今サオリちゃんの弟のひとりが家に来てるよ」と教えてくれました。さらに、サオリちゃん家族の事情も次々と明るみになり……!? 怖くて誰も何もできなかったのよ… ママ友は、サオリちゃんの弟が朝ごはんを食べに来ていることをホノカさんに打ち明けます。また、下の子2人は小学校に行っているものの、サオリちゃんはいじめられており、不登校は半ば事実のようでした。 サオリちゃんの母親から、父親は服役中と聞いていたホノカさんですが、ママ友によると実際は別の女の人を作って出て行ってしまったとのこと。 ママ友も児童相談所にサオリちゃん一家のことを児童相談所へ相談しようかと思ったようですが、警備のおじさんのように、後から言いがかりをつけられるのが怖くて何もできなかったと話すのでした。 ママ友から教えてもらった話は、どれも驚くものばかり。隠された事実も次々と明るみになり、サオリちゃん家族の家庭は崩壊していたことがわかります。児童相談所への通報を試みるも、言いがかりをつけられて目をつけられるのが怖いというママ友の気持ちも理解できるのではないでしょうか。しかし、尊い命を守るためにも、いざというときは大人が子どものSOSを受け取ってあげたいですね。 ▼児童相談所全国共通ダイヤル育児や子育てに悩んだときなどの相談窓口です。全国共通ダイヤル「189」に電話をかけると、発信した電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話が転送されます。子どもが虐待されているかもと思ったとき、自分の子育てがつらくて子どもにあたってしまうときなどに、専門家に相談することができます。電話番号:189(いちはやく)著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月26日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。自分の孫より、よその子のサオリちゃんばかりかわいがる義母の死を知ったサオリちゃんは泣いてしまいます。そんなサオリちゃんを見て、「きっしょ」と嗤う母親。図々しくも「指輪返してあげたんだから」とホノカさん宅の暖房器具をねだります。すると、おばさんが「あげればいいじゃない このこじきさんに」と一言。怒りながらも、サオリちゃんの母親は暖房器具を持って帰るのでした。一方、ホノカさんは毒親に育てられ、疫病神と罵られていたサオリちゃんに対し、つい同情してしまうのでした。指輪の一件以来、ホノカさん宅へ来なくなったサオリちゃん。ホノカさんは新しくできたママ友に、サオリちゃんについて尋ねます。すると、そのママ友は「関わらないほうがいいよ」とホノカさんに釘を刺したうえで、約1年前に起きたサオリちゃんとパチンコ屋の警備のおじさんのエピソードを語り始めて……!? 子どもを道具だと思ってるのかしら サオリちゃんはパチンコ屋の警備のおじさんから食べ物を分けてもらっていましたが、ある日おなかを壊してしまいます。サオリちゃんの母親は、「性的暴行を受けた」「わいせつな行為があった」などと、罪をでっちあげてお金目的でおじさんを訴えます。そのおじさんはお金を払い、警備の仕事もクビになってどこかへ行ってしまったそう。 ホノカさんはつい最近まで、サオリちゃんが家に来ていたことをママ友に話しました。すると、そのママ友は「今サオリちゃんの弟のひとりが家に来てるよ」と浮かない顔で打ち明けたのでした。 自分を心配し、かわいがってくれた警備のおじさんを守ろうと抵抗したサオリちゃんの気持ちを想像すると、いたたまれなくなってしまいます。それなのに、平気で嘘をつき恩を仇で返すサオリちゃんの母親の言動は理解できません。子どもにとって家族は世界のすべてと言われているように、子どもが安心して甘えられる居場所をつくるのも親の使命ということを忘れたくないですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月25日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、素性の知れないサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が急に亡くなり、さらに義母の形見の指輪がなくなっていたことにサオリちゃんが関与していると知ったホノカさんは母親を呼び出します。そこへ義母の妹であるおばさんが指輪の件で訪れます。大騒ぎするサオリちゃん親子をよそに、おばさんは平然とサオリちゃんの指から義母の形見の指輪を抜き取り、おばさんはすでに義母が亡くなっていることを告げたのでした。義母の死を知ったサオリちゃんは泣いてしまいます。そんなサオリちゃんを見て、「きっしょ」と嗤う母親。図々しくも「指輪返してあげたんだから」とホノカさん宅の暖房器具をねだります。返答に迷うホノカさんの代わりに、おばさんが「あげればいいじゃない このこじきさんに」と一蹴。怒りながらもヒーターを持って帰る母親とは逆に、サオリちゃんはホノカさんたちに一礼して去ります。ホノカさんは、憎らしいと思っていたはずのサオリちゃんに対し、つい同情してしまうのでした。これで一件落着と思っていたものの……!? ご飯がもらえなくて叩かれて… 指輪の一件以来、サオリちゃんはホノカさん宅へ来なくなりました。ホノカさんは新しくできたママ友に、サオリちゃんについて尋ねますが、「あんまり関わらないほうがいいよ」と釘を刺されます。 ママ友が語り始めたのは、ちょうど一年前ごろのサオリちゃんとパチンコ屋の整備のおじさんのエピソード。公園で泣いていたサオリちゃんにおじさんが声をかけると、サオリちゃんは「ご飯がもらえない」「叩かれる」と家の事情を話しました。「話しか聞けないけどいつでもおじちゃんところおいで」と、おじさんはサオリちゃんに同情したのでした。 さまざまな情報が入ってくるママ友ネットワークは、子育てに欠かせないものですよね。しかし、時に良くない話や噂話を耳にすることも。サオリちゃんにも複雑な事情がありそうですが、まずは憶測だけで判断しないように心がけたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月24日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、素性の知れないサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が急に亡くなり、さらに義母の形見の指輪がなくなっていることに気づきます。ミホちゃんの目撃証言により、サオリちゃんの母親がホノカさん宅へやって来ました。出張に行っているはずのサオリちゃんの父親は実は服役中で、子どもたちがコジキまがいのことをしたり、嘘をついたりしても、一切の罪悪感を抱かない様子の母親に嫌悪感が増していきます。義母の妹であるおばさんが指輪の件で訪れた際、サオリちゃんの母親は「サオリがもらったんですけど!?」と言い張り、サオリちゃんは嘘泣きをしますが、おばさんは平然とサオリちゃんの指から義母の形見の指輪を抜き取ります。「いざとなったら警察にも動いてもらう」とサオリちゃん親子を牽制。サオリちゃんの母親は、指輪の持ち主である義母に直接確認しろと迫りますが、おばさんはすでに義母が亡くなっていることを告げたのでした。すると、サオリちゃんが涙を流し始め……!? あげればいいじゃないこのこじきさんに 義母の死を知ったサオリちゃんは泣いてしまいます。そんなサオリちゃんを見て、「きっしょ」と嗤う母親。図々しくも「指輪返してあげたんだから」とホノカさん宅の暖房器具をねだります。 すると、おばさんが「あげればいいじゃない このこじきさんに」と一言。怒りながらも、サオリちゃんの母親は暖房器具を持って帰るのでした。一方、ホノカさんは毒親に育てられ、疫病神と罵られていたサオリちゃんに対し、つい同情してしまうのでした。 母親とは違い、最後に頭を下げていったサオリちゃん。嘘をつくことはいけませんが、その裏には家庭環境などの複雑な事情があるのかもしれません。自分の子どもに暴言を吐き捨てる母親を見て育てば、物事の善悪の判断がつかない子になってしまうことも考えられます。みなさんがホノカさんの立場だったら、サオリちゃんに対してどのような感情を抱きますか?著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月23日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、素性の知れないサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が急に亡くなり、さらに義母の形見の指輪がなくなっていることに気づきます。ミホちゃんの目撃証言により、サオリちゃんの母親がホノカさん宅へやって来ました。そこでさまざまな嘘が明るみになり、母親の非常識な言動もエスカレートしていきます。サオリちゃんや下の子たちの非常識な行動にも、「何が悪いの?」と一切悪びれる様子のないサオリちゃんの母親。それどころか、「うちで生活するよりこいつらの幸せになってる」とすら言うのでした。サオリちゃんの母親の図々しさはエスカレートし、ホノカさん宅の物置にあった暖房器具を「もらってあげてもいいですよ?」と言い出す始末。そこに義母の妹がやって来て……!? こんな噓泣きに騙されるものですか サオリちゃんの母親の非常識さに憤りを覚えるホノカさん。ここで、義母の妹であるおばさんが指輪の件で訪れます。サオリちゃんの母親は「サオリがもらったんですけど!?」と言い張り、サオリちゃんは嘘泣きをしますが、おばさんは平然とサオリちゃんの指から義母の形見の指輪を抜き取ります。 さらに、おばさんは「これ以上騒ぐなら然るべきところに相談する」「いざとなったら警察にも動いてもらう」とサオリちゃん親子を牽制。サオリちゃんの母親は、指輪の持ち主である義母に直接確認しろと迫りますが、おばさんはすでに義母が亡くなっていることを告げたのでした。 埒が明かない状況に、第三者の介入によって一歩前進したように思えます。非常識な態度を取ってくる相手には、いざとなったらおばさんのように強気で対応するのが得策かもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月22日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、素性の知れないサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が急に亡くなり、さらに義母の形見の指輪がなくなっていることに気づきます。ミホちゃんの目撃証言により、サオリちゃんの母親がホノカさん宅へやって来ましたが、その母親はサオリちゃんをないがしろにする非常識ママでした。実は8歳で、小学校にも通っていないサオリちゃん。人に媚びを売り、よその家でごはんを食べるように母親に仕向けられていたのでした。「まともな会話ができない……」と感じるホノカさんでしたが、サオリちゃんの父親について尋ねます。すると、サオリちゃんの母親は「出張?働いていないのに?」と笑い飛ばして……!? これの何が悪いの? 出張に行っているはずのサオリちゃんの父親は、実は服役中でした。さらに、サオリちゃんの母親は、子どもたちがコジキまがいのことをしたり、嘘をついたりしても、一切の罪悪感を抱かない様子。 むしろ、他人の家で服を買ってもらったり、ごはんを食べさせてもらったりすることに対し、「うちで生活するよりコイツらの幸せのためになってるじゃん?」と言うのでした。 サオリちゃんの母親の図々しさはさらに増していきます。ついには、ホノカさん宅の暖房器具を「もらってあげてもいいですよ?」と言い出すのでした。 見栄やプライドもなく、ただ自分が得すれば良いと考えているサオリちゃんの母親。子どもの価値観を育てるためにも、親は人間として恥ずかしくない行動を見せたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月21日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、素性の知れないサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が急に亡くなり、さらに義母の形見の指輪がなくなっていることに気づきます。ミホちゃんの目撃証言により、サオリちゃんの母親がホノカさん宅へやって来て、そこでさまざまな嘘が暴かれていくのでした。親戚と夫が外出してしまい、1人でサオリちゃんの母親と対峙しているホノカさん。サオリちゃんの母親は子どもの目の前にもかかわらず、「子どもは大っ嫌い」といった発言を繰り返します。しかし、一方ではサオリちゃんの頭をなでて「今回はうまくやったんだね」「あんたもやるじゃん」と褒めるのでした。 どこまでもクズな親… サオリちゃんに、人の家でごはんを食べるように仕向けていたサオリちゃんの母親。さらに、サオリちゃんが8歳であることが明かされます。衝撃を受けるホノカさんでしたが、小学校があるはずの日中にもサオリちゃんが来ていたことを不審に思います。 母親によると、サオリちゃんは不登校ということになっており、学校に通わせてもらっていませんでした。さらに、サオリちゃんが「出張に行っている」と語っていた父親は、働いてすらいないのでした。 サオリちゃんの嘘が次々と暴かれていくのと同時に、サオリちゃんを取り巻く環境が少しずつ見えてきたように感じます。しかし、うつむくわが子の前で言いたい放題の母親には共感できませんよね。せめて幼い子どもの心に過剰な負担をかけないよう、そして子どもが不必要な嘘をつかなくていいよう、親は配慮するべきではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月20日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、素性の知れないサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が急に亡くなり、さらに義母の形見の指輪がなくなっていることに気づきます。ミホちゃんの目撃証言により、サオリちゃんの母親がホノカさん宅へやって来ますが、母親は非常識な言動を繰り返します。ついに、放置子サオリちゃんの母親が2人の男の子と赤ちゃん1人を連れて、ホノカさん宅に姿を見せました。しかし、サオリちゃんのことを「疫病神のヤー」と呼んだり、「指輪はウチのものなんじゃないの?」と、返す素振りすら見せなかったりと、非常識な態度にホノカさんたちは絶句します。 ところで指輪売ったらいくらになるんだろ 義兄夫婦と夫が外出し、1人でサオリちゃんの母親の相手をすることになったホノカさん。サオリちゃんの母親は、サオリちゃんの目の前にもかかわらず「子ども1人で楽そう」「子どもは大っ嫌い」などの衝撃的な発言を連発します。 そして、サオリちゃんが盗った指輪を見て、「売ったらいくらになるんだろ」と非常識な発言をするサオリちゃんの母親。さらに、サオリちゃんの頭をなでながら「今回はうまくやったんだね」と褒めるのでした。 母親に自分の存在を否定するような言葉をかけられる子どもの気持ちを考えると、いたたまれなくなってしまいますね。さらに、悪事だとわかっていて褒められれば、何が正しいのかの判断ができなくなってしまいそうです。よその家庭に口を出すのは躊躇してしまうところですが、こんな場面に遭遇したら、みなさんはどうしたらいいと思いますか?著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月19日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、素性の知れないサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が急に亡くなり、さらに義母の形見の指輪がなくなっていることに気づきます。すると、ミホちゃんが「サオリちゃんが義母のカバンから指輪を取ったのを見た」と言い出したこときっかけに、ついにサオリちゃんの母親がホノカさん宅へやって来ます。ミホちゃんが「サオリちゃんが指輪を取ったのを見た」と話したのをきっかけに、泣き出したサオリちゃん。見かねたミノルさんがサオリちゃんから連絡先を聞き出し、サオリちゃんの母親に来るよう電話をします。しかし、サオリちゃんの母親がホノカさん宅に現れたのは、電話から2時間以上経過した後のことで……!? 疫病神の「ヤー」 2人の男の子と赤ちゃんを連れて現れ、断りもなく家に上がりこむサオリちゃんの母親。非常識な態度に、ホノカさんは不信感を抱きます。 さらに、「こいつが生まれてからロクなことないから」と言って、サオリちゃんのことを「疫病神のヤー」と呼ぶ姿に、同じ年ごろの娘を持つ母親としてショックを受けてしまいます。 話を聞く姿勢は見せたサオリちゃんの母親ですが、「指輪をあげるって言う話があったのなら、この指輪は当然ウチのものなんじゃないの?」と返す気はさらさらないようでした。 断わりもなく家に上がりこんだり、「めんどくせぇな」と言い放ったり……。些細なことかもしれませんがこういった所作に、人の本質は表れるものかもしれません。何より、わが子を邪険に扱う様子も気になります。この両者の話し合いによって、サオリちゃんという1人の女の子を知るきっかけになるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月18日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、素性の知れないサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が急に亡くなり、さらに義母の形見の指輪がなくなっていることに気づきます。すると、ミホちゃんが「サオリちゃんが義母のカバンから指輪を取ったのを見た」と言い出したのでした。義母の形見のダイヤの指輪を指にはめ、ホノカさんたちの家に現れた放置子のサオリちゃん。ホノカさんは指輪を返してもらおうと説得しますが、サオリちゃんは「おばあちゃんがサオリちゃんにくれるって言ったんだよ!」の一点張り。そんなホノカさんに、娘のミホちゃんが見たことを話し始めて……!? カバンから指輪取ったの 義母がトイレに立った際に、サオリちゃんがカバンから指輪を取ったのを見たと話すミホちゃん。「知らないもん」と泣き出したサオリちゃんから、ミノルさんが保護者の連絡先を聞き出します。 ミノルさんが電話でサオリちゃんの保護者との連絡を取り、サオリちゃんの母親がホノカさん宅へ訪れることに。電話から2時間以上経過した後、ようやくサオリちゃんの保護者が現れるのでした。 これまで、住んでいる場所もママやパパのことも一切教えてくれなかったにもかかわらず、男性である夫のミノルさんにはあっさりと保護者の連絡先を教えるサオリちゃん。ホノカさんへの対応との差にモヤっとしてしまいますね。身元のわからない子の保護者の人と対面が、さまざまな誤解を解くきっかけになるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月17日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、素性の知らないサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が急に亡くなり、動揺していたホノカさん。しかし、今後は義母の形見の指輪がなくなっていることに気づきます。義母の遺品整理の際に発覚した、形見のダイヤの指輪の紛失。ホノカさんは、以前義母が放置子のサオリちゃんに「死んだらこの指輪をあげる」と口にしていたことを思い出します。サオリちゃんが持っている可能性があることに思い至ったホノカさんは、親戚一同と自宅でサオリちゃんを待ち構えることに。そして、ホノカさんの予想通り、サオリちゃんは指輪をはめて現れて……!? 「もらった物だよ」 ホノカさんの予想通り、放置子のサオリちゃんは義母の形見の指輪をはめて現れます。サオリちゃんの態度の違いに「舐められてる?」と感じたホノカさんですが、サオリちゃんに指輪を返してくれないかと問いかけます。 しかし、サオリちゃんは「おばあちゃんがサオリちゃんにくれるって言ったんだよ!」の一点張り。赤の他人の子どもに高価なダイヤの指輪をあげるだろうかと疑うホノカさんに、娘のミホちゃんが目にしたことを告げにやってくるのでした。 義母はサオリちゃんに指輪をあげると発言してはいましたが、5歳の子どもにダイヤの指輪は不釣り合い。サオリちゃんはホノカさんの説得に応じる様子はないようですが、こういう場合、まずは親御さんに入ってもらうためにも相手方の身元を把握し、サオリちゃんにも納得してもらったうえで、指輪を取り戻す話し合いができるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月16日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。見知らぬ女の子のサオリちゃんばかり可愛がる義母が出て行って1週間後。突然義母の訃報が届き、そのむごい最期に言葉を失うホノカさん。義母のことを憎らしいと思っていたものの、かなりのショックを受けてしまいます。後日、義母の遺品整理に参加したホノカさん。そこで、親戚の一人が義母の形見の指輪がなくなっていることに気付きました。年始早々、義兄のタツロウさんから聞かされた義母の訃報と、そのむごい最期に言葉を失うホノカさん。義母のことを憎らしいと思っていたホノカさんですが、かなりのショックを受けてしまいました。後日、義母の遺品整理に参加したホノカさん。そこで、親戚の一人が義母の形見の指輪がなくなっていることに気付きました。放置子のサオリちゃんがその指輪を持っている可能性に思い当ったホノカさんたちは……!? え?放置子? 義母の形見の指輪がなくなっていると聞いたホノカさんは、義母が「私が死んだらコレはあなたにあげたいわねぇ……」と、放置子のサオリちゃんに話していたことを思い出しました。そして、サオリちゃんが持っている可能性があることに思い至ります。 放置子というワードにざわつく親戚一同でしたが、義母の形見の指輪が優先ということで、ホノカさんたちの家でサオリちゃんを待ち構えることに。ホノカさんの予想通り、サオリちゃんは家にやって来たのでした。 あまりに大きな宝石がついていると、確かに子ども用のおもちゃにも見えてしまいそうです。でもそれが大切な形見となれば、早急に探す必要がありそうです。もしも、みなさんがホノカさんの立場なら、家に放置子が来ていることや、その放置子が義母の形見の指輪を持っている可能性があることを正直に話せますか?著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月15日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫よりも、素性の知れない近所のサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が、ついにホノカさんたちの家から出て行くことに。義母が家を出て行って1週間後、義母の訃報が届きます。実の孫よりも、素性の知れない近所のサオリちゃんばかりをかわいがっていた義母が、ついにホノカさんたちの家から出て行きます。怪我で入院していた夫のミノルさんも退院し、平穏な日々を過ごしていましたが、年始早々に義兄のタツロウさんから電話が。そこで聞かされたのは、つい先日までホノカさんに憎まれ口をたたいていた義母の訃報でした。むごい最期に言葉を失うホノカさんは、義母の遺品整理を手伝うことに。そこで親戚の一人が義母の高価な指輪がなくなっていることに気付き……!? ひとりで寂しかったのかな… 義兄のタツロウさんから電話口で知らされた、義母の突然の訃報。古いガスタイプのお風呂でひとり、まる焦げになって亡くなっていたそうです。あまりにむごい最期に、義母を憎らしいと思っていたはずのホノカさんも言葉を失います。 ショックを受けながらも、義母の遺品整理の手伝いを了承したホノカさん。そんなある日、遺品整理の際、親戚の一人が義母の高価な指輪がなくなっていることに気付くのでした。 いくら憎いと思っていた相手でも、訃報を聞くとショックを受けるものですよね。さらに義母が大切にしていた遺品の指輪も見当たらないとなると、家族としては不安でしょう。大切な形見ならあおさら、早く見つけてあげたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月14日娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。実の孫のミホちゃんよりも、サオリちゃんをかわいがる義母がついに出ていくことに。怪我で入院していた夫も退院し、ほっとしたのも束の間、義兄のタツロウさんから義母の訃報を聞かされます。娘のミホちゃんが寝た後に、義母と話し合うホノカさん。夫のミノルさんのお見舞いにも行かず、素性の知れないサオリちゃんばかりをかわいがる義母に、ホノカさんもヒートアップしてしまいます。そして、ついに義母がホノカさんたちの家から出て行くことを宣言します。最後まで憎まれ口をたたく義母でしたが……!? 母さんが死んだ 次の日も、相変わらず義母とサオリちゃんはべったり。出て行く間際、義母はホノカさんに「あなたとは今後、口を聞きません」と言い放ちました。 義母が出て行くと同時に、サオリちゃんも来なくなり、夫のミノルさんもようやく退院。元の平穏な生活に戻ったと思ったのも束の間、義兄のタツロウさんからの電話で状況は一変します。タツロウさんから伝えられたのは、先日ホノカさんたちの家から出て行った義母の訃報でした。 出て行ってから1週間も経たないうちに亡くなった義母。疎ましく思う相手でも、突然の訃報には驚いてしまいますね。この短期間で生活スタイルの変化が重なったのもあり、心身が疲弊してしまわないか心配です。久しぶりに再会した大切な家族と一緒に、乗り越えられるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月13日娘のミホちゃん、夫のミノルと暮らすホノカさん。実の孫であるミホちゃんよりも、近所に住む素性のわからないサオリちゃんをかわいがる義母に対して「これ以上、居座られるのは迷惑です」とはっきり伝えます。ミホちゃんが寝た後に義母と話し合うホノカさん。身元のはっきりとしないサオリちゃんがずっと家にいることの異常さを訴えると、義母は「あなたの夫の母親よ!?」と激怒します。しかしホノカさんは、夫の見舞いにもいかずサオリちゃんと遊んでばかりいることを指摘。義母も負けじと言い返しますが、それにも「私たちを巻き込まないで」と毅然とした態度で答えるホノカさん。ついに本音が止まらなくなり……!? 怒りのあまり本音が止まらない… ついに堪忍袋の緒が切れたホノカさん。自分勝手な義母に対して「そんなにサオリちゃんが可愛いなら、サオリちゃんの親に頼んでお世話させてもらったら」「これ以上居座られるのは迷惑」「夫が大変なときに生活スタイルを崩さないで」と、今まで我慢してきた本音が止まりません。 すると義母は、「これがあなたの本性なのね?」などと悪態をつきながらも、ホノカさんの家を出ていくことに了承します。話し合いが終わり部屋を出たホノカさんは、義母に言い返せたこと、義母とサオリちゃんから解放されることを期待して、小さくガッツポーズをするのでした。 ついに義母へ本音を伝えたホノカさん。家族だからこそ、言いたくても言えないことも多いところですが、わが子を想う母の気持ちがサオリさんを突き動かしたのかもしれませんね。早く平穏な生活に戻って、再びわが子を力いっぱい抱きしめられるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月12日娘のミホちゃん、夫のミノルと暮らすホノカさん。素性のわからないサオリちゃんが家にやって来るようになってから、孫のミホちゃんを傷つける義母の理不尽な態度に、ホノカさんは我慢の限界を迎えます。義母との話し合い中、激昂する義母にもホノカさんは屈せずに立ち向かいます。サオリちゃんばかりに肩入れする義母の一方的な態度に、我慢の限界を迎えたホノカさん。ミホちゃんが寝た後、義母と話し合いをします。どうしてサオリちゃんを優遇するのかという質問に対し、「(実の孫であるミホちゃんより)サオリちゃんのほうが正直可愛い」と答えた義母に「この家から出ていってください」とはっきり伝えます。すると、義母が反撃に出て……!? 私はあなたの夫の母親よ!? ミホちゃんが眠りについたあと、義母と話し合うことになったホノカさん。素性不明なサオリちゃんが朝から夕方まで家にいることの異常さを訴えると、義母は「私はあなたの夫の母親よ!?」と激昂します。 それでもホノカさんは負けません。家に来た理由である夫の見舞いにもろくに行かずに、サオリちゃんと遊んでばかりだと指摘します。サオリちゃんの境遇が不憫だからという反論には「私たちを巻き込まないで」と、ピシャリとはねつけました。 義母を理屈で追い詰めていき、最後はハッキリと拒絶したホノカさん。すべては、わが子をこれ以上傷つけられたくないという一心だったのでしょう。それでも、義母も家族であることには変わりません。同じような状況になったとき、みなさんはハッキリと物申せますか?著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月11日娘のミホちゃん、夫のミノルと暮らすホノカさん。どこに住んでいるかもわからないサオリちゃんが家にやって来るようになってから、サオリちゃんの肩ばかりをもつ義母。孫のミホちゃんを傷つける義母の度重なる理不尽な態度に、ホノカさんは我慢の限界を迎えます。義母の前では別人のようにいい子を演じる素性不明なサオリちゃん。庭でケガをすると、義母は玩具屋で高価なゲーム機を買い戻ってきました。帰宅後も義母はサオリちゃんの言い分を鵜呑みにしてミホちゃんを責め、買ってきたゲームも「悪い子だからミホちゃんには触らせない」と言います。この仕打ちにホノカさんは我慢の限界を迎え、つい行動に出ます。 この家から出ていってください サオリちゃんばかりに肩入れする義母の一方的な態度に、我慢の限界を迎えたホノカさん。これまでの不満をぶつけていると、「おばあちゃんを虐めないで!」とサオリちゃんが乱入していきます。 サオリちゃんを帰した後、義母ともう一度話し合いをすることに。実の孫であるミホちゃんより、「サオリちゃんのほうが正直可愛い」と驚きの発言をする義母に、「この家から出ていってください」「一緒に暮らすのはしんどいです」と、はっきり伝えるのでした。 娘さんの前で義母を悪者にしてはいけないと堪えてきたホノカさんでしたが、ここまでくると、堪忍袋の緒が切れてしまうのも仕方ないのかもしれません。実の孫よりも、よそのサオリちゃんのほうが可愛いと言われてしまったら、親としてもショックですよね。ミホちゃんのためにも、まずは距離を置くのが賢明かもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年06月10日