大人気海外ドラマ「SUITS」を原作に、織田裕二と中島裕翔(「Hey! Say! JUMP」)がバディを組む、10月期放送の新月9ドラマ「SUITS/スーツ」。この度、本作に女優・中村アンが出演することが分かった。本作は、織田さん演じる“敏腕ながら傲慢なエリート弁護士”甲斐正午と、中島さん演じる“その日暮らしの天才フリーター”鈴木大貴がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく、痛快エンターテインメント弁護士ドラマ。2人以外にもすでに、甲斐や大貴と共に働くパラリーガル・聖澤真琴を新木優子、彼らが勤める「幸村・上杉法律事務所」の所長・幸村チカを鈴木保奈美が演じることが決定。そんな中今回新たに出演が決定したのは、「5→9~私に恋したお坊さん~」「突然ですが、明日結婚します」に続き、今回で3回目の月9ドラマ出演となる中村さん。織田さん、中島さん、新木さん、鈴木さんとはそれぞれ初共演となる。演じるのは、「幸村・上杉法律事務所」に勤め、織田さん演じる甲斐の秘書をする、頭脳明晰で人心掌握術に長け、よく気が利く玉井伽耶子。甲斐とは彼がかつて検事だった頃からの付き合いで、互いに信頼し合う仲。また、甲斐に対する深い信頼が恋愛感情からなのか、はたまた伽耶子なりの人生の楽しみ方からなのかも本作の面白みの一つだ。なお原作「SUITS」では、サラ・ラファティが演じているドナ・ポールセンがモデルとなっている。今回初共演となる織田さんについて、中村さんは「とにかく熱い方」というイメージだったそうだが、実際会ってみたら「イメージそのままの方でした。正直、勝手に少し怖い方なのかなとも思っていたのですが、とてもフレンドリーな方でした」と印象を語る。また「せっかちではないんですけど、物事をスピーディーに進めることが得意という面は、自分自身と似ているかも」と自身と役との共通点を見つけた中村さん。役柄については「日本の秘書というイメージではなくて、織田さん演じられる弁護士の甲斐に対しても敬語だけれど、対等に接している女性です」と説明し、「演じる上では、私自身も織田さんに対して物おじしないことを心がけています。全てのことを把握している女性なので、とにかく機転を利かせたり、先を読んだりということを意識しています」とコメント。「いろんな職業の方々が登場しますので、ドラマを見て“こういう職業に就いてみたい”と思って頂ける要素もありますので、楽しんで頂けたらと思います」と放送を待つ視聴者へメッセージを送っている。「SUITS/スーツ」は10月8日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2018年09月03日織田裕二(50)主演の10月期ドラマ「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)に、鈴木保奈美(52)の出演が決定した。2人の共演は91年のドラマ「東京ラブストーリー」(フジテレビ系)以来、27年ぶりとなる。8月20日、同ドラマの公式ホームページ上に鈴木のコメントが公開された。鈴木は「“東京ラブストーリー”の頃は、駆け出しの俳優で、本当に自分のことで精一杯で、相手役の織田裕二さんをはじめ、共演者の皆さんをちゃんと見ることができませんでした」と当時を回想。続けて「織田さんがどんな感じで今回のドラマに臨まれるかに興味がありますし、自分も織田さんに対してどういうアプローチができるのか、ワクワクしています」とし、織田との久々の共演に期待を寄せている。実はこの27年間、2人の共演話は何度も浮上していた。原作者の柴門ふみ氏(61)がカンチやリカの25年後を描いた「東ラブ」続編漫画の連載を始めた際も、ファンは織田と鈴木による続編のドラマ化を熱望。しかし実現しなかったのは、織田が「東ラブ」に“苦い記憶”があったからだという。本誌18年6月12日号で、ドラマ関係者がこう明かしている。「結果的に『東ラブ』は大ヒットしましたが、じつは織田さんは主役の“第一候補”ではありませんでした。のちに織田さんは“原作と脚本が自分のイメージと異なり、そのギャップを最後まで埋められなかった”ことも告白しています。織田さんにとって『東ラブ』は、世間の評価と相反して、苦い記憶が残ったままなんです。何度か続編や鈴木さんとの共演が浮上しても乗り気にはなれませんでした」そんな織田が“変心”したのには理由があるようだ。「『月9』視聴率が低迷するフジの上層部は“2人の共演は日本中の話題になる”と説得を続けました。40代で結婚し、1児の父親となった織田さんも、あまりのフジの熱意に押され、“50歳の転機”として熟慮。“成長した自分を、『東ラブ』的な恋愛ものとは違う作品で、鈴木さんにもう一度見てもらえれば……”と“苦渋の決断”をしたそうです」(前出・ドラマ関係者)いっぽう10月7日スタートの「主婦カツ!」(NHK-BS)にも出演し、同時に2作品を掛け持ちするという鈴木。本誌18年6月26日号では、そこに夫・石橋貴明(56)が関係していると報じていた。「BSはかなり前倒しで撮影するので、撮影時期はかぶっていないようです。とはいえ同時期に2本の出演ドラマが放送されたことはなく、かなりハイペースで仕事をこなしています。いっぽう夫の石橋さんは現在、レギュラー番組は『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)のみ。そのため鈴木さんは『自らが一家の大黒柱に!』と奮起しているのでしょう。あの鈴木さんが稼働できるとあって、オファーも増えているようです」(テレビ局関係者)共演の陰には、27年前とは異なる“カンチ&リカ”それぞれの変化があったようだ。
2018年08月20日10月放送スタートのフジテレビ系月9ドラマ「SUITS/スーツ」に、女優・鈴木保奈美が出演することが決定。主演の織田裕二と「東京ラブストーリー」以来、27年ぶりの共演を果たす。本作は、大ヒット海外ドラマ「SUITS」を原作とし、織田さん演じる“敏腕・傲慢なエリート弁護士”甲斐正午と、中島裕翔(「Hey! Say! JUMP」)演じる“その日暮らしの天才フリーター”鈴木大貴という凸凹な2人がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく、痛快エンターテインメント弁護士ドラマ。今回新たに出演が発表された鈴木さんが演じるのは、日本の四大弁護士事務所の一つ「幸村・上杉法律事務所」の所長(代表弁護士)で、甲斐や大貴の上司・幸村チカ。自腹を切って甲斐をハーバード大学に留学させ、優秀な弁護士に育て上げた経緯があり、甲斐にとっては唯一頭が上がらない人物でもある。1994年放送の「この世の果て」以来、24年ぶりの月9ドラマ出演となる鈴木さんは、「“24年ぶり”という数字を聞くと、“わぁ~(驚)”で終わりなんですけど(笑)、私個人にとっては24年という長いブランクがありながらも、お声がけ頂けるということに感謝しかありません。と同時に、“お前、24年、何をやっていたんだ!”と言われないように(笑)、24年前とは違う“鈴木保奈美”をお見せしなければならないと思います」とコメント。また、主演の織田さんとは恋人役を演じた「東京ラブストーリー」から27年の時を経て、今回は同じ職場の上司と部下役で再共演。「“東京ラブストーリー”の頃は、駆け出しの俳優で、本当に自分のことで精一杯で、相手役の織田裕二さんをはじめ、共演者の皆さんをちゃんと見ることができませんでした。織田さんのその後のご活躍を拝見していて、27年ぶりの共演をとても楽しみにしています」と久々の再共演にわくわくしていると話している。なお、鈴木さんが弁護士役を演じるのは、今回が初。「今回のドラマは原作のドラマを見ていても、良い意味でゲーム感覚のように思います」と作品の印象を語った鈴木さんは、「ものすごくインテリジェンスの高い者同士が、法律を使ってゲームをしているような面白さがこのドラマの魅力ではないかと思うので、堅くて真面目な弁護士というよりは、少し力の抜けた遊び心を感じさせられるようなイメージで演じられれば良いなと考えています」と語っており、どのようなキャラクターに作り上げられていくのか楽しみだ。「SUITS/スーツ」は10月、毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:SUITS/スーツ [海外TVドラマ]© 2011 Universal Television. All Rights Reserved.
2018年08月20日織田裕二と中島裕翔(Hey! Say! JUMP)の共演で、大人気海外ドラマをリメイクする10月期フジテレビ系月9ドラマ「SUITS/スーツ」。織田裕二が超敏腕弁護士!中島裕翔が彼とコンビを組む天才青年!そのシチュエーションだけでも心躍るが、そもそもオリジナルはどんな作品?待望の日本版放送を前に、まずは本家をチェックしておこう。「SUITS/スーツ」ってどんなドラマ?オリジナル版「SUITS/スーツ」は、2011年から米ケーブル局USAネットワークで大ヒット放送中のリーガルドラマ。ニューヨークの敏腕弁護士ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)と、運命的な出会いを経て彼の部下になった天才青年マイク・ロス(パトリック・J・アダムス)が活躍する。全米では先月からシーズン8の放送が始まっているほか、登場人物のひとりを主人公にしたスピンオフシリーズの制作も進んでおり、シリーズ8年目を迎えたいまも勢いは健在。日本をはじめとする海外での人気も高く、韓国ではチャン・ドンゴン&パク・ヒョンシクの共演でリメイクされている。メーガン妃も7年にわたって出演!視聴者の投票で選ばれる“ピープルズ・チョイス・アワード”の候補に挙がるなど、ドラマ好きなら誰もが知る「SUITS/スーツ」。しかし、2016年の10月、出演者のひとりであるメーガン・マークルと英ヘンリー王子の交際が明らかに。それをきっかけに「SUITS/スーツ」は、普段はドラマをあまり見ない層にも知られるシリーズとなった。いまや王室入りしたメーガンがドラマ内で演じているのは、ハーヴィーやマイクと同じ弁護士事務所に勤めるパラリーガル(弁護士アシスタント)のレイチェル。マイクと恋に落ちる役どころでもあり、王室入りするまでの7年間、メーガンはレイチェルを好演し続けた。ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式には「SUITS/スーツ」の主要キャストも全員出席し、元共演者を祝福している。男2人の最強バディ感と“秘密”の共有こうして幅広い層に抜群の知名度を誇るドラマとなった「SUITS/スーツ」だが、もちろん中身の面白さなくしてリメイクなど成り立たない。超敏腕弁護士ハーヴィーと天才青年マイクの物語は、誰もが見ていて楽しめるもの。ハーヴィーの経験とマイクの頭脳が2人を最強バディへと導き、様々な案件を解決していく様にスカッとさせられる。また、ハーヴィーとマイクの関係が単なる上司と部下を超えているのは、バディ結成の経緯にあり。ある事情で弁護士資格を持てないマイクを雇うため、ハーヴィーは彼の経歴詐称に一役買うことに。“秘密”を共有することで親密さが増す2人の関係、それによって彼らが抱えるスリルが、見始めたらやめられない中毒性を生む。さらには、ハイブランドのスーツと高級車を愛するスマートガイのハーヴィーと等身大でナチュラルなマイクが、時間を共有するにつれて互いに影響を及ぼし合っていくのもポイント。果たして、日本版の2人はどんなケミストリーを見せてくれるのか?楽しみが止まらない。賢い男たちは、会話もおしゃれでユーモラスまた、オリジナル版「SUITS/スーツ」の魅力のひとつであり、ハーヴィー&マイクを語るうえで欠かせない特徴として挙げられるのが、彼らの交わすユーモラスでウィットに富んだ会話。圧巻の話術で第一線を走るハーヴィーと頭の回転が人一倍速いマイクは、ヒネリの効いた「ああ言えばこう言う」をリズミカルに繰り返す。しかも、言い合いをするほど仲良しな2人の共通点は、大の映画好きであること。「俺は今日休む!」とハーヴィーが突然言い出せば、「ハーヴィー版『フェリスはある朝突然に』(※仮病で学校を休む高校生が主人公の名作青春映画)だね」とすかさずツッコむマイク。そんな調子で名作映画の台詞を引用したり、小ネタを披露しながらシネマトークを楽しむ彼らのじゃれ合いがかわいらしい。日本版では、ぜひ日本映画をフィーチャーした映画トークを期待したい!(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:SUITS/スーツ [海外TVドラマ]© 2011 Universal Television. All Rights Reserved.
2018年08月08日筒井ともみの著書を、小泉今日子をはじめとする豪華女優陣が出演し映画化する『食べる女』。この度、本作に出演する小泉さん、沢尻エリカ、鈴木京香の最新コメント動画と、本ポスタービジュアルが到着した。今回到着した映像では、本作の主演でモチの家の主人としておいしい料理を作って女性陣たちを出迎えるトン子役の小泉さん、男をよせつけない書籍編集者・ドド役の沢尻さん、ごはんやの女将・美冬役の鈴木さんが、食や撮影現場について語っている。まず小泉さんは“食べることについて”、「若い頃より楽しくなってきてます」と言い、「若いときは本当に興味がなかった」とも。一方、鈴木さんは“鯵のサワークリーム和え”という料理が本作で印象的だったそうで、「他の料理も、映画を観てくださった方にはすぐ真似してもらえる料理ばかりだと思います」と見どころの一つ、料理についても明かした。一方、「すごいよかった」と現場の雰囲気を語る沢尻さんは、「特にみんなで集まって食事をするシーンは、みんな友達なんじゃないかというぐらい自然で、今までに味わったことがないような現場でとても楽しかったです」とふり返っている。また、女優陣が映画のキーアイテムとなる“卵かけごはん”を食べている場面写真が配置されている本ポスタービジュアルも、映像と同時に公開された。「恋。してみなくちゃわからない。ごはん。食べてみなくちゃわからない。だから、やってみよう!! 」のコピーからも分かるように、全ての女性にエールを送る作品に仕上がっている。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年08月07日10月期のフジテレビ系月9ドラマは、大人気海外ドラマ「SUITS」を原作とした「SUITS/スーツ」を放送することが決定。織田裕二が「太陽と海の教室」以来10年ぶりに月9ドラマ主演を務め、共演に「Hey! Say! JUMP」中島裕翔を迎えバディを組む。■ストーリー都内の大手弁護士事務所「幸村・上杉法律事務所」に所属する敏腕弁護士・甲斐正午(織田裕二)は、事務所内でもトップクラスの稼ぎ頭だが、その傲慢な性格が災いし、人にやっかまれることもしばしば。ある日甲斐は、上司から昇進の条件としてアソシエイト(パートナーとして働く若年の弁護士)を雇うことを提示され、秘書と共に新人採用の面接会を開くことに。そこに偶然やってきたのが、明晰な頭脳と一度見たものは決して忘れないという驚異的な記憶力を持ちながらも、悪友の影響でその日暮らしの生活を送り、様々な業種の替え玉受験で生活費を稼いでいた鈴木大貴(中島裕翔)。当初は、悪事に手を染めていた人間は採用しないと言っていた甲斐だったが、大貴の驚異的な記憶力と頭脳を評価し、自らのアソシエイトとして採用することを決意。弁護士資格を持たない彼の経歴を詐称することを提案し、自らの部下に。こうして秘密を共有した2人は、常に対立しながらも、数々の厄介な訴訟を解決していくことに――。■原作はあの人気海ドラ!原作の「SUITS」は、アーロン・コーシュが企画し、「USAネットワーク」のために「ユニバーサル・ケーブル・プロダクションズ」が制作した大ヒット作。ニューヨークの大手弁護士事務所を舞台に、敏腕弁護士・ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)と 、彼の才能あふれるチームの面々が様々な訴訟に挑む弁護士ドラマだ。2011年6月に全米で放送が開始され、初回視聴者数460万人超を記録。現在シーズン8が放送中の同シリーズだが、今回月9ドラマで放送される本作は、「SUITS」のシーズン1を原作としており、ハーヴィー・スペクターと彼の若きアソシエイトのマイク・ロスの出会いから、2人が手強いチームとなり、さまざまな訴訟を解決するまでの活躍ぶりを追う。■織田裕二×中島裕翔、“敏腕弁護士”と“天才フリーター”の凸凹バディ!敏腕弁護士だがかなり傲慢な性格の主人公・甲斐正午を演じるのは、“弁護士役”は「正義は勝つ」以来23年ぶり、2度目となる織田裕二。そして、ある日甲斐と出会うことになる、頭脳明晰だがその日暮らしの生活を送っている鈴木大貴役には、「刑事バレリーノ」『ピンクとグレー』など俳優としても活動する中島裕翔が演じる。今回の役どころについて織田さんは「ムダを嫌い、経験と判断力を備え、合理的に物事を進めるタイプですが、イタズラ好きな少年っぽさも魅力です」と説明し、2度目の弁護士役ということについては「同じ弁護士ですが、『正義は勝つ』のように法廷ものではなく、今回は職場の人間関係が物語の軸になるのでは?と思っています」とコメント。原作ドラマは自身も好きだという中島さんは、「マイク・ロスのポジションを自分がやることへのプレッシャーは大きいですが。スタイリッシュでクールで笑えて泣けてキュンとする最高のエンターテイメントを原作の名に恥じぬよう作り上げていきます」と意気込み。また、弁護士役は初挑戦となる中島さん。「原作を見ている時から難しい言葉が多いなぁとキャストさんたちの苦労を思っていたのですが、まさか自分がやらせていだだけるとは。今は自分の心配をするので精一杯です。今、実際の弁護士さんにお話を聞いたりして弁護士のイロハを教わっています」と現在すでに準備中だと明かしている。■初共演に2人共「楽しみ」また、今回バディを組むことになる2人だが、今作が初共演。織田さんは「“天才・鈴木大貴”を彼がどう演じてくれるかとても楽しみです。難しいセリフがたくさんあり大変だと思いますが、バディとして頼りにしています」と中島さんについて話し、一方の中島さんも「織田さんの演じられる甲斐は絶対に渋くてカッコいいと思うので楽しみで仕方がありません。役柄でも裏側でも、バディと認められるように織田さんにしっかりとついていきたいと思います!」と語っている。「SUITS/スーツ」は10月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年08月02日綾野剛主演で人気小説をドラマ化する「ハゲタカ」の第1話が7月19日に放送された。綾野さんはもちろん渡部篤郎、沢尻エリカらキャストたちに様々な反応が寄せられている。本作は2004年に刊行された真山仁による「ハゲタカ」「ハゲタカII」を原作にドラマ化。バブル崩壊後の金融危機を迎えた1997年、“失われた10年”のさなか、日本に突如として現れた外資ファンド「ホライズンジャパン・パートナーズ」の代表・鷲津政彦が不良債権を抱えた“大銀行”や経営不振の“名門企業”へ次々と買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していく様を描く。鷲津役を綾野さんが演じて主演を務めるほか、バブル時に抱えた不良債権をホライズンに買い叩かれる三葉銀行側の交渉担当者・芝野健夫に渡部さん、名門ホテルのオーナー一家に生まれ鷲津の最強の敵へと成長していく松平貴子に沢尻さん、大手投資銀行出身で鷲津の部下のアラン・フジタに池内さん、三葉銀行の常務取締役・飯島亮介に小林薫といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話では三葉銀行がホライズン相手にバルクセールを実施するが、予想外の低価格で買い叩かれ、三葉銀行側が2回目のバルクセールを時限入札で実施するも、芝野の同僚の裏切りなど予想外の事態に見舞われる。一方買い叩いた債権を取り立てるなかで鷲津と貴子が出会い、その後再会する様子や、仕事に忙殺される芝野の家庭が崩壊していく予兆や、鷲津が外資ファンドとなった日本に“復讐”しようとするきっかけになったと思われる出来事の一部などが描かれた。過去にも映像化されてきた作品だけに高い注目を浴びるなかスタートした1話。鷲津を演じる綾野さんには「スーツ姿かっこいいね綾野くんのスタイルの良さが…」「綾野剛かっけえな!」「綾野さんはじめ皆さん挑戦してます!たぎるうー!」などのツイートが多数寄せられた。芝野役の渡部さんには「渡部篤郎さん凄い説得力の有る芝居だった」「渡部篤郎の芝野は良い」などの反応とともに「久々に悪役ではない渡部さんに新鮮なものを感じました」という声も。「女優・沢尻エリカに改めて惚れた」「相変わらず綺麗」「沢尻エリカの演技を楽しむ時間」など沢尻さんの美しさや演技を評価する投稿も多数見受けられた。(笠緒)
2018年07月20日テレビ朝日にて綾野剛が連ドラ初主演を務める「ハゲタカ」の制作発表記者会見が7月9日(月)、同局にて行われ、綾野さんのほか、渡部篤郎、沢尻エリカら豪華共演陣が質疑応答に応じた。「ハゲタカ」は累計240万部を突破している真山仁の傑作小説を連続ドラマ化。激動の時代を背景に、外資系投資ファンドを率いる買収のスペシャリスト・鷲津政彦(綾野さん)の生きざまを描く。企業を誰よりも徹底的に調べ上げ、丸裸にし、闘いに挑む、圧倒的なカリスマ性で突き進んでいく鷲津を綾野さんがどう演じているのか、注目が高まる。■綾野剛&沢尻エリカ、「恥ずかしい」照れっぱなし今回で3度目の共演となる綾野さん&ヒロインのホテルウーマン松平貴子役の沢尻さんは息もぴったり。沢尻さんが「今回、一番緊張する!」と言えば、綾野さんも「うん!」とうなずき、「今までがまともな役じゃなかったので(笑)」と同意、「改めて、ちゃんと目を見て会話してる…みたいな。すっごい恥ずかしかったよね!」と沢尻さんが勢いよくかぶせた。綾野さんは、初共演シーンでの様子について、「“ダメだ!1回冷静になろう”って言って、恥ずかしかったですね(笑)」と微笑んだ。さらに、ダークヒーローにも例えられる鷲津にかけ「皆さんにとってのカリスマは?」と聞かれると、綾野さんは「沢尻エリカって人はカリスマ感ありますけどね(笑)。“沢尻エリカ!”って」と茶目っけたっぷりに答え、ほかキャストを交えながら、終始仲睦まじい様子を見せていた。■渡部篤郎「綾野さんは若いけど、勉強になる」現在、撮影真っ只中ということだが、綾野さんは「この現場は初日からドライがまったくなく、テストをやってすぐ本番に入る。すごいスピードで進んでいくので印象的でした」と様子を語る。さらに、「会見のシーンがあるんですけど、鷲津として立ち向かうのはどう存在していればいいんだろう…とひとりで悩んでいるところに、すっと篤郎さんが来てくれて、“剛くん、すごい切れ味のある刀のように、美しくそこにいれば十分だから”とパッと言ってくださり、非常にうれしいお言葉でした」と先輩・渡部さんとのエピソードを明かした。綾野さんの話に、やや照れていた渡部さんは、先のカリスマの質問にかけて「昔から(カリスマのような存在は)持っていないんです」としながらも、「ここにいらっしゃる方、皆、尊敬しています。綾野さんも若いですけど、勉強になるところがたくさんあります」と隣にいる綾野さんに優しい眼差しを送った。…と思えば、「撮影で、毎週のように栃木に行くんですよ。帰りに新幹線の駅で、佐野ラーメンを買ったり餃子を2袋くらい買っちゃう」と、スタイリッシュないでたちに似合わぬ、キュートエピソードで綾野さんらの笑いも誘っていた。そのほか、制作発表記者会見には、光石研、杉本哲太、小林薫、原作の真山さんも出席した。木曜ドラマ「ハゲタカ」は7月19日(木)より毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送、初回15分拡大スペシャル。(cinamacafe.net)
2018年07月09日小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香という豪華女優陣の共演が話題を呼んでいる『食べる女』から、“おいしい女”たちが勢揃いする場面写真が初解禁となった。職業や年齢もばらばらな8人の女性たちの日常を、<食>と<性>をテーマに赤裸々に描いた本作。脚本は、原作者の筒井ともみ自身が担当した。先日特報が公開となったばかりだが、今回は見逃せない場面写真が初公開された。物語を彩る女性陣のほか、ユースケ・サンタマリア、勝地涼、小池徹平、間宮祥太朗といった彼女たちと出会う男性キャストの姿も見られる。卵かけご飯を頬張る主人公・トン子(小泉今日子)や、通称・マチ(シャーロット・ケイト・フォックス)に料理を教える美冬(鈴木京香)、ドド子(沢尻エリカ)とサラリーマンのタナベ(ユースケ・サンタマリア)のツーショットなど、物語のキーとなる場面写真の数々。なかでも、“モチの家”と呼ばれるトン子の家に集う女性たちは、この作品を象徴するワンシーンのようにも思える。恋愛と人生に迷った彼女たちは“食べる”ことを通し、様々な男性たちといったいどんな関係を築いていくのか。続報に期待していて。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年07月06日女優の沢尻エリカが出演するサントリーチューハイ「ほろよい」の新テレビCM「ほろよい色の夏」編が、3日から全国で放送される。新商品「ほろよい 冷やしパイン」の発売に合わせて開始される新CMでは、大人かわいい浴衣姿の沢尻が登場。冷やしパインを持った沢尻が、キュートなアップスタイルの後れ毛を揺らしながら夏祭りの屋台を訪れる。そして、お目当てのヨーヨー釣りの屋台へ駆け出す沢尻。短い夏を存分に楽しもうと無邪気にはしゃぐ姿がかわいらしいCMとなっている。夏祭りの屋台セットで射的を見事命中させ大喜びするなど、お祭りの雰囲気を楽しんだ沢尻。今回で7度目の撮影となる「ほろよい」の撮影現場はお馴染みのスタッフたちに囲まれ、和やかな雰囲気で行われた。本番の撮影では、無邪気に屋台のヨーヨー釣りへ駆け寄る姿や、思わず途中でヨーヨーを落としてしまった時の悔しそうにする表情などに、監督やスタッフから「かわいすぎる」という声が上がり、現場スタッフも虜にしていたという。沢尻は、夏祭りの楽しみについて「浴衣を着て夏祭りに行き、屋台とかを眺めると「夏だなあ」と夏らしさを感じられるのが好きですね」とコメント。また、夏祭りの屋台で好きなものを聞かれると「屋台は食べるものからヨーヨーとかまで何でも好きなんですが、ゲーム系は小さいころから大好きで見つけたらずっとやっていましたね。なかなか上手くいかないけど、すごく好きです」と話した。「ほろよい」の特設サイトでは、5パターンのオリジナルWeb動画「ほろよいエリカ 夏の一句」も公開。「帰省に、白いサワー編」「山に、ぶどう編」「花火に、パイン編」「海に、サイダークリア編」「屋形船に、もも編」と題して、沢尻が夏のさまざまなシーンで飲みたいほろよいのフレーバーを、夏の情景や思い出とともに俳句で詠んでいる。
2018年07月03日主演の小泉今日子をはじめ、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優ら豪華女優陣が出演する映画『食べる女』の公開日が、このほど9月21日(金)に決定。特報映像とティザービジュアルが解禁された。本作は、「食」と「性」をテーマに“自分を味わいつくす“ことの大切さを、年齢・職業・価値観も様々な8人の女たちの日常を通して描いた筒井ともみの「食べる女決定版」の短編集を、筒井氏自身が脚本化した作品。到着した特報映像では、小泉さんを始め、恋に仕事に悩みながらも、本来の自分を取り戻そうとする等身大の女性たちを演じる、沢尻さん、前田さん、広瀬さん、山田さん、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香と豪華女優陣が次々に“卵かけごはん”を食べるシーンが収録されている。そして、小泉さん演じる敦子(トン子)が、「人ってね、おいしいゴハン食べてる時と、愛しいセックスしてる時が一番、暴力とか差別とか争い事から遠くなる」と語り掛けている。さらに併せて、「例えばセックスも味覚だと思う。」というセンセーショナルなコピーと共に、卵が割れた瞬間を捉えたインパクト強めなティザービジュアルも公開された。『食べる女』は9月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:食べる女 2018年9月21日より全国にて公開© 2018「食べる女」倶楽部
2018年06月29日公開初日を迎えた映画『猫は抱くもの』の舞台あいさつが23日、都内で行われ、主演の沢尻エリカが、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督とともに登場した。左から、沢尻エリカ、犬童一心監督アイドルという夢を諦めきれないアラサー女性を演じた沢尻は「30代の女性って仕事やプライベートについて考えることや悩むことがたくさんある時期だと思います。だから共感するところが多くて、わりと自然体で演じられました」と振り返った。沢尻が演じる沙織を見守る猫の良男を演じた吉沢は「本当に素敵な女優さんでしたね。飼い主とペットという距離感を人間同士でやると、恋人よりも距離感が近いんですが、僕が猫なので僕から近づくことが多く、嫌がられたらどうしようという不安もありました」としながらも「沢尻さんが受け入れてくださり、僕を見ている目がペットを見ている目だったので、沢尻さんにすごく甘えっ放しでしたね」と話し、キャットフードを模したクッキーを吉沢が食べている時にNGを出してしまったという沢尻は「本当に申し訳ないことをしてしまいました。全然嫌な顔をしないでまた食べてくれて、なんて素敵なんだろうと思いましたね」と吉沢に感謝した。犬童監督が翌日に58歳の誕生日を迎えるということで、舞台あいさつの最後には関係者から犬童監督に、猫を模したバースデーケーキが贈呈された。その犬童監督から久しぶりの主演映画ということで自身が2週間かけて書き記したという手紙を目の前で読まれた沢尻は「うれしいです。本当に今回は現場で手作りという感じで、いい現場でした。スタッフさんやキャストのみんなもそうだし、本当に良い現場で、芝居ってやるだけでなくみんなで作っていくものだと改めて感じました。いい時間を監督と過ごさせていただき、自分の役者人生の中で大切な作品になりました」と話して涙ぐむ場面も。そんな沢尻に犬童監督が「もっといっぱい映画に出て下さい」とエールを送り、峯田も「主演なさった女優さんって『私女優だから』という人がいるけど、沢尻さんは『私は俳優部の一員です』という姿勢で感動しました」と称賛。その言葉に本作で映画初出演となったコムアイが「他は違うんですか?」と疑問を言葉にすると、慌てた犬童監督が「そんなことはないですよ」と否定して会場の笑いを誘っていた。沢尻エリカの主演作となる本作は、大山淳子の同名小説を犬童監督が映画化。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、今は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の沙織(沢尻)と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男(吉沢亮)の関係を描く。
2018年06月24日女優の沢尻エリカが5日、主演映画『猫は抱くもの』(6月23日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、吉沢亮、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督とともに登場した。同作は大山淳子による同名小説を映画化。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、今は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の沙織(沢尻)と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男(吉沢亮)との関係を描く。犬童一心監督がメガホンをとった。沢尻で作品を撮りたかったために、日本アカデミー賞の授賞式で挨拶に行ったという犬童監督。沢尻も「アカデミーのことを覚えてて、すごくチャーミングな監督だなって。監督が作る猫作品で元アイドルという設定、面白いものができるんじゃないかという理由で即決した」と振り返った。作中では元アイドルを演じた沢尻だが、アイドルグループの自己紹介も自ら考案し、採用されたという。「たまたま楽屋で待ってる時に、盛り上がって、それをギャグで見せたらそのまま採用されて」と苦笑した。一方、猫役を演じた吉沢は「ペットを演じました」と自己紹介した時点で客席からも笑いが起こる。犬童監督を「猫の博士みたい」と表し、「猫は撫でられすぎて気持ちよくなりすぎると嫌がるということを聞いて、演技に生かした」と明かした。作品にちなみ、もし自分が猫だったら? という質問には、「沢尻さんや、うちの奥さんに抱っこされたい」(犬童監督)、「猫がうんこした後に猫砂をゆっくりかくしぐさ、やりたいというわけでないけど、好きですね」(コムアイ)と個性的な回答が集まる。吉沢は「猫だから許される、女性と密着するようなこととか、誰とそうなってもOKですからね」と願望を語った。「ロシアンブルーになって、大自然の中を駆け回ってみたい」と回答した沢尻は、実際に作中に登場した良男役の猫を引き取ったということで、愛猫・グリグリが登場。沢尻はメロメロな様子で、マイクを向けると「にゃあ」と声を発したグリグリに「賢い!」と盛り上がる。またフォトセッション時には、「猫のポーズで」とお願いされた出演者陣。手をグーにしてポーズをとると、会場からも「かわいい!」と声が上がっていた。
2018年06月05日綾野剛を主演に迎えてドラマ化される「ハゲタカ」。この度、綾野さんの前に最強の敵として立ちはだかるホテルウーマンに沢尻エリカが決定、芸能生活20年という節目の年にこれまでにない役柄に挑戦する。■連続ドラマ「ハゲタカ」とは…真山仁による原作小説は、伝説の“企業買収者”鷲津政彦が、不良債権を抱えた大銀行や経営不振の名門企業へ次々と買収劇を仕掛け、“ハゲタカ”と激しいバッシングを受けながらも鮮やかに勝利していく様を描いたベストセラー作品。対象企業を誰よりも徹底的に調べ上げ、丸裸にし、闘いに挑む――。そんな圧倒的なカリスマ性で突き進んでいく、ダークヒーローともいえる“買収のスペシャリスト”鷲津を演じるのが、6月30日(土)より主演映画『パンク侍、斬られて候』の公開も控える綾野さんだ。■しなやかでタフ、冷静沈着なホテルウーマンに!テレビ朝日系連続ドラマ初出演となる沢尻さんが今作で演じるのは、ホテルウーマン・松平貴子。日光にある名門ホテル「日光みやびホテル」のオーナー一家に生まれながらも、大学卒業後は、東京にある大手外資ホテルでフロントマネージャーを務めていたところに鷲津と出会う。不思議な縁で結ばれた貴子と鷲津は、後日意外な場所で再会。そして物語全編を通じて、買収者・鷲津の最強の敵へと成長していくことに。若いながらも冷静沈着なホテルウーマンとして、タフに鷲津と渡り合うしなやかなで、ぶれない芯を持つ女性・貴子を、沢尻さんがどのように体現するのか。強く美しい女性の活躍を目にすることができそう。■「お芝居に貪欲」3度目の共演・綾野剛との新たな化学反応に期待主演の綾野さんと沢尻さんは、今作が実に3度目の共演。2012年に公開された映画『ヘルタースケルター』では激しいラブシーンもあり、2015年公開の映画『新宿スワン』では歌舞伎町のスカウトマンと彼を「王子さま」と慕う風俗嬢と、いずれも観客に強烈なインパクトを与える役どころだった。今作では一転、企業買収者とホテルウーマンという、まったく違った関係性を演じることになる。沢尻さん自身は、綾野さんについて「すごくお芝居に貪欲な方。作品ごとに現場での雰囲気も全然違うんです。役者としても素晴らしい方なので、尊敬しています」とコメント。「『みんなで作品を作っていこう』という意識がすごく高いので、綾野さんに任せて、それについて行きます!」と断言する。また、「今回はこれまでにないくらい真面目な役どころなので、最初のシーンでは逆に2人で恥ずかしくなってしまったりして…」と、これまでの作品とは一線を画す役どころに戸惑いつつも、新鮮な気持ちで作品に向き合っている様子。「いままで表現したことのないお芝居や掛け合いが多いので、いい緊張感もありつつ、とても新鮮な気持ちでご一緒しています」と語っており、2人が本作が起こす新たな化学反応に期待が高まる。■芸能生活20年!その節目の年に新たな役柄に挑戦する沢尻さんの思いとは…今年、小学生から始めた芸能生活の20年を迎えた沢尻さん。そんな節目となるこの年に、これまでにない役柄に挑むことについて、「これまでは人間味があったり、破天荒だったり、という役柄が多かったので、『ハゲタカ』はわたしにとって珍しいテイストの作品。まさに新たな一歩という気がしています」と大きな期待感を表明、「とてもやりがいを感じている」と言う。「実はいまでも新人の頃のような感覚を持っている部分も…。緊張もしますし、奥深いな、っていつも思っています」と語る沢尻さん。「歳を重ねるにつれて表現の仕方も変わり、演じられる役も変化してきました。今作での貴子という役もいまだからこそ演じられる役だと思います。精一杯この作品に染まっていいドラマを作っていけたら」と意気込む。沢尻さんが女優として向かう新たな大きな一歩に、引き続き注目していて。木曜ドラマ「ハゲタカ」は7月より毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月04日女優の沢尻エリカが出演する柔軟剤ブランド「レノアハピネス」の新テレビCM「企みスイッチ」が、16日より全国で放送開始される。夏の夜、オフィスの屋上で花火を見ている浴衣姿の沢尻(先輩社員)と後輩社員たち。大きな花火が打ち上がった瞬間、漂ってきたいい香りに、後輩たちは思わずうっとりと目をつむってしまう。「どうしたの?」と後輩たちにたずねる沢尻だが、実はその香りは沢尻がレノアハピネスで洗った浴衣をなでて"香りスイッチ"をオンにして漂わせていたもの。沢尻と後輩たちのユーモラスなやりとり、そしていたずらっぽく笑う沢尻の小悪魔的な表情が見どころだ。艶やかな浴衣姿で撮影に臨んだ沢尻は、本番前はリラックスした雰囲気だったが、カメラが回ると女優スイッチがオンに。「香りスイッチ」で後輩を惑わすシーンの撮影では、見事な演技で大人の女性のキュートなたくらみを表現した。その演技力には監督も「カット!」の声を忘れ、思わず「おぉ…!」と声を漏らしてしまうほど。カメラの外でも、スタッフを虜にしていた。
2018年05月16日映画「猫は抱くもの」で主演を務め、元アイドルの女性・沙織を演じる沢尻エリカ(32)。沙織がかつて所属していたグループ「サニーズ」が歌う同作のエンディング曲「ロマンス交差点」のMVが5月15日に公開されたが、さっそく話題を呼んでいる。 同作の主人公・沙織は、経歴を隠してスーパーで勤務。投げやりな毎日を送るなか、飼い猫の良男にだけは心を開いていた。いっぽう良男は沙織を愛するあまり、自身が沙織の“人間の恋人”だと思い込む――。「猫は抱くもの」は少し不思議なストーリーだ。 同MVでは、グループの端っこで青いワンピースに身を包む沢尻。しかしWinkの「淋しい熱帯魚」を彷彿とさせるキュートなダンスを、アイドルスマイル全開で披露。また同曲について「いまだに鼻歌を歌ってしまうほど『ロマンス交差点』は何度も歌った」としており、かなりの“お気に入り”であると語っている。 またMV撮影について「とっても楽しかった」とし、沙織のアイドル時代のキャッチコピー「ツンデレ、デレぬき、さおりんです」にまつわるエピソードをこう明かしている。 「みんなが楽屋にいたときに、歴代のアイドルのキャッチコピーを参考にしながら、おのおのでキャッチコピーをつけて冗談まじりに監督に提案したところ、それが実際に劇中で使われることになって驚きました」 アイドルぶりにノリノリの沢尻。その愛らしい姿に、ネットでも大評判を呼んでいる。 《アイドル沢尻エリカって字面が泣けるかわいい》《動画見た結果 沢尻エリカやっぱり可愛い》《センターにしてあげたい》 同作の監督を務める犬童一心氏は「ロマンス交差点」について15日、Twitterでこう語っている。 「秋元康さんになったつもりで、キャスティング、楽曲、衣装、振り付け、MV、全身全霊で取り組みました。楽曲タイトルは『ロマンス交差点』楽しかった」
2018年05月15日女優の沢尻エリカが主演を務める映画『猫は抱くもの』(6月23日公開)の予告編映像が2日、公開された。同作は大山淳子による同名小説を映画化。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、今は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の沙織(沢尻)と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男(吉沢亮)との関係を描く。犬童一心監督がメガホンをとった。今回公開された予告映像では、"こじらせアラサー女性"役の沢尻エリカが、アイドルとしてステージで踊る姿に加え、粉まみれのままジャージ姿で歌ったり、坂を転げ落ちるなど体当たりで熱演するシーンが満載。さらに吉沢が擬人化した猫としてダンスも披露し、猫そのものの仕草で窓辺から沢尻を見つめる。また、吉沢のほか、コムアイ、岩松了など11名の役者が擬人化された猫として登場する。予告映像で流れる楽曲は、沙織がアイドル時代所属していたグループ「サニーズ」の唯一のヒット曲「ロマンス交差点」。コムアイが歌う挿入歌「マヨイガのうた」も優しく物語に寄り添っていく。撮影中からずっと猫の良男を可愛がってきた沢尻は、撮影終了後ついに猫を引き取った。その毛の色から、"グリグリ"(フランス語で「灰色」=「Gris」=グリ)という新たな名前も決定。沢尻は「毎日家中を走り回っていてとても元気な子です。新たな家族が増えてとても幸せな日々を過ごしています」と語る。作中で良男に向ける視線からも、その溺愛ぶりが窺える予告となっている。
2018年05月02日いよいよ新年度スタート! たくさんの新しい出会いがあるこのシーズン、新しいヘアスタイルにチャレンジするなら断然ボブがおすすめ。ロングヘアに比べて日々のお手入れがしやすいのはもちろん、スタイリングやパーマ、アレンジの仕方によっては印象もがらりと変えられます!トレンドのマキシ丈やボリューム感のあるスカートとも相性抜群なのも嬉しいポイント。 大人女子にこの春おすすめのボブスタイルをご紹介します。 ①抜け感のある前髪とブラントな毛先でラフに 肩ラインでパツンと揃えた毛先と束感のある厚めの前髪でイノセントな雰囲気に。毛先のフリンジ感は残しつつ、表面にはレイヤーで軽やかな動きをプラス。カラーは肌の透明感まで上げてくれる8.5トーンのグレージュブラウン。 スタイリング時は毛先中心にオイルをもみ込み、全体をしっとり仕上げるのがコツ。 salon: Dlessstylist: 関 義博, model: 飯沼友里可 ②ダウンもアレンジもOK!カジュアルなルーズパーマ 外国人の少女のようなやわらかい雰囲気のルーズなパーマは、16〜20mmのロッドで根元から全体にウエーブが出るように施術 。 ベースは重めのグラデーションで、前髪は大きく流れが出やすいよう、少し軽めにカットするのがコツ。ドライ後、シアオイルをもみ込み、ジュレで束を作ると、トレンド感のあるウエットな仕上がりに。 salon: Cocoonstylist: SAKURA, model: 齋藤若奈 ③ストレートタッチのシャープなボブで小顔効果も引き出す! 肩につくギリギリのラインで前下がりでカットし、量感を調整してコンパクトな作りに。顔まわりをスクエアに整えると輪郭がすっきりと見え、さらにラインを残した前髪に少し隙間を作ることで目力もアップ。 スリークな質感は、広がらないよう抑えながらドライヤーをかけ、オーガニック系のローションで束感を作るのがポイント。 salon: JENOstylist: 堀江昌樹,model: 織田エリカ kiitos. Vol.8より
2018年04月06日前回に続き、小林さんの文房具コレクションをご紹介。レトロで可憐なパッケージが素敵な空き缶は彼女のイメージにもぴったり。いただきもののお菓子の箱もつい集めてしまうと笑う。 書くことで永遠に生き続けられると気づけた。この世界を目指すきっかけは、幼少期に読んだある1冊の本だったと小林さん。 「小さい頃に、アンネ・フランクの『アンネの日記』を読んだんです。本の中で、彼女が作家かジャーナリストになりたいと書いてるんですが、10歳の私には、こんなにかっこいいお姉さんがいるんだと衝撃的で。そのときから私も作家になりたいと思っていました。〝私の望みは、死んでからもなお生き続けること〟と彼女は書いているんですが、書くことによって〝そうか! 死なないんだ〟ということが初めてわかって。作家を志すきっかけがこの1冊でした」 テンプレートを使ったドローイング風景。和紙、Gペンやインクも、小林さんの大切なパートナーだ。 自宅にあったこの『アンネの日記』が、彼女の運命を変えていくことに。 「しばらくそのことは忘れていたんですが、私が30歳を過ぎて父が80歳の誕生日を迎えた時に、その父が16〜17歳の頃につけていた日記をたまたま見つけて。それがちょうど戦時中の日記で、そこでアンネ・フランクと父が同じ年の生まれだったことに気づきました。そこで、アンネの日記と父の日記を持って旅をしてその二冊の同じ日の日記を読みながら、私自身も日記を書き記した本が『親愛なるキュリーたちへ』です。作家になりたい、何かを書きたいという私にとって、大きな転換点でしたね」 近年は、目には見えない放射能を題材にした作品も多く、膨大な知識も必要になる。一体何が、彼女の興味を駆り立てるのだろうか。 「よく社会的なことが好きと思われがちですが、なぜ自分が今を生きているのかを知りたいだけなんです。この時代のこの場所でこんな風に生きているということが、私にとってすごく不思議なことで。自分の半径5メートルくらいのことを突き詰めていくと、家族のことだったり、過去のことを考えざるを得なくなっていきます。戦争のこともですし。今につながる時間の中で何があったのかを調べる過程が続いているだけなんですよね。歴史に興味があるのではなくて、なぜ今があるのかっていうことへの疑問ですね。そういう目に見えないことを見たい、どうやったらそれを紙の上に描きつけられるんだろうといつも考えています」 小林さんの仕事デスクには、今まで手がけた作品が並んでいた。 この目に見えないものに興味が湧き始めたのは、ごく最近のことだという。どうやったら紙の上で表現できるのか、それを探りながら描くことはとても楽しいと小林さん。以前は、夜遅くまで仕事することも、土日に作業することも多かったというが、約2年前の出産を機にその生活は一変。お子さまを保育園に預けるようになってからも、今の生活のリズムを掴むまでには約1年かかったという。 「10ヶ月くらいの時から入園できたんですが、保育園の先生方のありがたさを、本当に実感しています。だいたい朝8時半〜9時くらいで保育園に連れて行き、お迎えに行く18時までが仕事の時間です。もう、すぐに時間が過ぎていってしまいます(笑)。やっぱり気持ちは焦りますね。時間の作り方も、まだわからないことがたくさんあって。いつも時間が足りないと感じていて、もっともっとやりたいという気持ちもあります。放射能の名付け親でもあるマリ・キュリーとか、子どもを2人も育てながらいったいどうやって研究を続けたんだろう、すごすぎる……とか考えたり。特に小説やマンガが佳境をむかえたときや展覧会前などは、家がカオスな状態に(笑)。そんなときは、〝でも、みんながみんなノーベル賞2度も受賞するような科学者級じゃないんだから!全部完璧じゃなくても、まあいいか〟っていう気持ちで過ごすようにしています」 優しい空気を纏っている小林さんのイメージからは、想像できない意外な一面。こんな風にときには力を抜くことも、働く女性には大切なことなのかもしれない。女性から憧れる対象である小林さんだが、ご自身の憧れる女性像とは? 「賢く、美しい女性ですね。10歳のときに出合ったアンネ・フランクがまさにそう!本がすごく好きなので、憧れる女性像も本の中の人物であったり、女性の作家さんだったり。その時々で変わっていますが、賢く美しい女性にはいつも憧れています」 自宅は本だらけという小林さん。タイトル買いをしたり、自分の好きな本をオススメしている方の推薦本をこまめにチェックしたりしているそう。そこで、彼女のオススメの本をいくつか教えてもらった。 「池田澄子さんという俳人の方で、『思ってます』という句集がおすすめです。あたりまえにある日常から、一気に過去や宇宙や魂へつながるような句に、いつも心打たれます。他にも、津島佑子さんの絶筆である小説『狩りの時代』や、ジュリー・オオツカさんの『屋根裏の仏さま』という、20世紀初頭に写真だけを見てアメリカ大陸へ渡っていった〝写真花嫁〟を題材にした小説も面白いですよ」 先頃まで、軽井沢ニューアートミュージアムで行われていた『Trinity展』では、初めてガラス作品に挑戦した。美しさに惹かれるというウランガラスで作ったドルマーク。 今描きたいのは、目に見えないこと。最後に、小林さんの今後の活動について率直に語ってもらった。 「コミックと小説、展示という表現で、目に見えない歴史のようなものを、今の私が生きているところから繋がっているように描いていけたらと思っています。特に、コミック『光の子ども』でも題材にしている放射能は、良いとか悪いと言った時点で、何か見えなくなってしまうものが大きいと思うんです。私は、そこからこぼれたものを見たいという気持ちなんですよね。 放射能って、それこそ発見された当時は夢みたいなエネルギーだったと思うし、それと同時にすごく恐ろしいものでもあって。でも、私たちは綺麗なモノに、心から惹かれていきますよね。例えば、ガラスにウランを少し混ぜると蛍光グリーンに光るんですけど、その姿がすごく綺麗なんです。当時は、電力や火力でもない光り輝く何かってすごくレアな存在で。それを見たときの感動たるや、すごいことだったんじゃないかと思っていて。自分自身もそこに惹かれちゃうなっていうのがわかるから、それを含めて描いていきたいと思っています。美しさと恐ろしさが一体化したものへ、一番興味が湧いています。 もう、勝手なミッション感ですね(笑)。描きたいっていう気持が大きすぎて、それは多分一生解決しないことだから、自分の中で見えないゴールに向かって励むという感覚です。自分が知りたい、納得できないことを解決したいという気持ち。それを誰かに観てもらえたり、読んでもらえたりして、その人にとってこういう見方もあるんだなって思っていただけたら嬉しいですね」 小林さんの原動力は、純粋に〝見えないモノを知りたい〟という気持ち。文字だけ並ぶと少し仰々しく感じるかもしれないけれど、それは私たちが日々感じている気持ちとなんら変わらないのかもしれない。クリエイターとして、そして母としてもますますパワーアップするであろう彼女の今後の活動も見逃せない。 【Profile】小林エリカ(こばやし・えりか)漫画家・作家・アーティスト。著書に、アンネ・フランクの日記と実父の日記をモチーフにした小説『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア)、小説『彼女は鏡の中を覗きこむ』(集英社)など多数。今年の春には、第27回三島由紀夫賞候補、第151回芥川龍之介賞候補になった小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)の文庫が発売に。連載も多数で、現在WEB『MilK JAPON』では「おこさま人生相談室』、雑誌『&Premium』では「文房具トラベラー』を担当中。放射能の歴史をめぐるコミック『光の子ども』は、リトルモアWEBで不定期連載。コミック本『光の子ども1,2』(リトルモア)も発売中。
2018年03月23日文房具コレクションの一部。右上から時計回りに、ベトナムのバラの切手、香港のキャンディの包紙、王冠模様のキャンディの包紙、ポルトガルのおみやげでいただいたピック、ユニークな形のオブジェはアメリカで発見、ビビットなバラのカードは上海のもの。 気づけば収集しているモノは、文房具だけでした。現在小林さんの仕事場は、友人のオフィスの一角にある。きれいに整頓された机の下には、「文房具トラベラー」と書かれたボックスが。雑誌の連載で文房具愛を語っている小林さんらしく、その箱の中には文房具がぎっしり。そこでまずはこんな質問から。好きな文房具ベスト3は? 「1位は、ダントツでテンプレートです。アルファベットや数字をかたどった文字モノを中心に集めていて、私の作品にも多く使っている相棒です。第2位が紙ですね。私がいつも使う好みの紙はもう決まっていて、日本生まれの〈LIFE(ライフ)〉のバンクペーパーか、アメリカ〈クレイン〉社のコットンペーパー。あと、和紙がすごく好きで。作品にも和紙を使うんですが、Gペンで描いたときの滲み具合や、インクがポタリと落ちた感じも気に入っています。そして第3位なんですが、好きすぎてなかなか決めきれられず(笑)。ペン、特に水性ペンやGペンも好きですし、スクリーントーン(注:漫画の画材で色の濃淡や背景などに用いられる)も……。(しばらく悩んで)決めました! 第3位は顔料絵の具にします。金銀の光る色が特に好きなんです」 小林さんのデスク。机の上には、文房具類を入れている棚と作品のみという潔さ。収集中の文房具の一部は、足元のバンカーズボックスの中に大切に保管されている。 小林さんのテンプレートコレクションの中から、最近お気に入り3種をセレクトしてもらった。使い込んだインクのシミから、その愛が伝わってくる。 自他共に認める、テンプレートラバー!一番好きな文房具は? の質問に、すかさず「テンプレート!」と答えた小林さん。テンプレートとは、正しい図を書くための文房具のことだ。プラスチックの板に型どられた図形をなぞるだけで、円や記号、数字やアルファベットを正確に描くことができる。 「テンプレートを好きになったのは大人になってからで、いつの間にかこんなに集まっていました。イギリスの『Helix(ヘリックス)』という文房具メーカーのモノが多いのですが、どれもいろんな旅先で見つけて集めてきたものなんです。日本の100円ショップでもいくつか見つけました。あと、私がテンプレート好きなことを知られていて(笑)、周りからいただくことも。ただ最近では数が少なくなっていて、文房具界の絶滅危惧種になりつつあるのが少し悲しいですね。よく使うモノにはインクがついて黒ずんでいますが、そんなところにも愛着が湧いていて。綺麗にもできるんですが、この感じもなんかだかいいなと思ってそのまま使っています」 写真左:友人からの年賀状。干支のうさぎをデザインしたユニークなテンプレートだ。写真中:オランダで購入した特大の品。数字からアルファベットまで一式揃う。写真右:『Helix』社の赤いテンプレートとアメリカで見つけた一品。 小林さんのテンプレートコレクションは、手のひらサイズから、日本ではあまり目にすることのない大きなモノまで、専用の箱がいっぱいになるほどの量。一見同じように見えるテンプレートも、数字やアルファベットに様々なフォントが使われていて眺めていて飽きない。これが文房具の面白さなのかもしれない。 そして、なんと好きが高じてテンプレートを作ったことも! 「私も参加しているkvina(クビーナ)というクリエイティブユニットで2011年に『CLASKA Gallery&Shop “DO”(クラスカ ギャラリー&ショップ ドー)』さんと一緒に製作しました。バレンタインに合わせて、エスペラント語(注:人工的に作られた世界共通語)で〝好き〟を書けるラブレター・テンプレートを作ったんです。テンプレートは、また作ってみたいアイテムですね」 制作に関わったテンプレート。日本語、英語、エスペラント語でラブレターを贈れるようになっている。 旅先でときめきの文房具探し。漫画家・作家という仕事柄、文房具は大切なパートナー。それゆえ、文房具選びに対する想いもひとしおだ。 「仕事で使っている文房具は、どういう画材を使ってどんな風に描こうかと考えているうちに、極まったアイテムたち。使うものはもう定番化しているので、『伊東屋』『世界堂』『東急ハンズ』をぐるぐるまわって、欠かさないようにしています。でも、それは仕事用の文房具の話。それ以外の趣味で集めている文房具は、旅先の文房具屋さんで探すことが多くて。これが私にとって、大きな楽しみなんです。そもそも旅先で本屋さんへ行くのが好きで、そこで文房具を売っていることも多いし、スーパーの文具売り場をまわったり、フリーマーケットやスリフトショップなどでみつける古いモノも好きですね」 例えば、キャンディの包紙や空箱、ピックなども、小林さんにとっては愛すべき文房具になる。彼女と同じように、素敵な包紙や雑貨にときめいてつい集めてしまうという人も多いはず。 「実は、高級な文房具にはあまり興味はないんです。だから、私が集めているモノは高くないことが前提。普段、何気なく使えるような文房具が好きですね。危うく捨てられそうなモノの中から素敵なモノを見つけられた瞬間は、すごくテンションがあがって嬉しくなります」 小林さんの目利きが光った戦利品のレースペーパー。多くはアメリカのスリフトショップで購入。 「以前アメリカのスリフトショップに立ち寄ったとき、古いレースペーパーがたくさん出ていて。その中から、繊細なカッティングの品を選んで持ち帰りました。特に手前中央の四角いレースペーパーは、ある商品の下に敷いてあったものなんですが、このレースペーパーがどうしても欲しくてその品を買ってしまいました(笑)」 海外で見つけた文房具ばかりかと思いきや、実は日本の古道具も。なかには家族から受け継いだ品もある。 古いスタンプたち。活版のように、自分で文字を組み合わせて使うことができる。 「もともとスタンプも好きで集めていたのですが、キリがないので厳選した一部がこちら。左下の木箱に入ったスタンプは実家でみつけたモノで、おそらく父が所持していたのだと思います。上段の中央のスタンプも、日本で作られていた年代物ですね。日本の文房具もかわいいデザインのモノがたくさんありますよね。特に紙モノなんかは、そのクオリティの高さにいつも感動しています。他にもいただいたお菓子の空箱や、祖母が持っていたり、プレゼントに結ばれていたりしたリボンだったり。文房具コレクションのなかには、色んな方たちからいただいて手にしたモノもたくさんあるんですよ」 リボンのストックは大きな瓶の中に。 ここまで文房具を愛する小林さんなら、ライフスタイルに関するモノにもこだわりがあるはず!けれど、返ってきたのは意外な答えだった。 「単に文房具が好きなだけで、モノに対するこだわりは特にないんです。おしゃれになりたいとは思うし、憧れるけれど、ファッションやインテリアとか、全然わからなくて。洋服とかも同じものを10年、20年とできれば着たいような感じです(笑)。 実は、文房具屋さんと本屋さん以外、あまりお店に買い物には行かないんです。店員さんに話しかけられることに緊張しちゃって、苦手なんです。だから洋服も生活用品も、ネットショップで注文することがほとんどですね。だから、いつも靴のサイズが合わなくて返品したり(笑)。試着とかも、ドギマギしてできないんですよね。 でも、文房具屋さんって話しかけられることがないですから!自分が欲しいものが集中して買えるので、そんなところも私に合っているのかもしれません」 文房具に対する見事な偏愛ぶりをみせてくれた小林さん。来週は、小林さんがこの世界に入るきっかけになった本から、彼女が憧れる女性像。そして、育児をしながらの働き方など、彼女の仕事についてクローズアップします。ぜひ、来週もお楽しみください。 【Profile】小林エリカ(こばやし・えりか)作家・漫画家・アーティスト。著書に、アンネ・フランクの日記と実父の日記をモチーフにした小説『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア)、小説『彼女は鏡の中を覗きこむ』(集英社)など多数。今年の春には、第27回三島由紀夫賞候補、第151回芥川龍之介賞候補になった小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)の文庫が発売に。連載も多数で、現在WEB『MilK JAPON』では「おこさま人生相談室』、雑誌『&Premium』では「文房具トラベラー』を担当中。放射能の歴史をめぐるコミック『光の子ども』は、リトルモアWEBで不定期連載。コミック本『光の子ども1,2』(リトルモア)も発売中。
2018年03月16日女優の沢尻エリカが出演するサントリーチューハイ「ほろよい」の新テレビCM「erikaselect すっきりエリカ」編が、13日より全国で放送開始される。"すっきり"した味わいが特徴の春の新商品「すっきりほろよい〈サイダークリア〉」に合わせ、今回は「ほろよい」CMでは珍しい昼間の設定。ショートパンツの部屋着風衣装にすっきりとしたポニーテール姿の沢尻が登場する。そして、すっきりとした表情が印象的な沢尻の昼の顔を切り取り、明るいトーンのCMに。何かを決心したように「忘れよう、気分をガラッと変えて…」と言いながら部屋に戻り、気分に合わせたレコードと「ほろよい」を選ぶ。そして最後は、どこか吹っ切れたような笑顔で「ほろよい」を楽しみ、「だよっ」と可愛らしくつぶやいている。沢尻は、リフレッシュ方法について「一番簡単なのは、家でゆっくりお風呂に入ったり、アロマ焚きながらリラックスしたりします。あとは、ヨガに行って身体を動かしたりエステに行ったりすることで、すごくスッキリしますね」と説明。また、「音楽は本当に自分の日常の中にある大切なもので、その時の気分によって聴き分けていますし、常に音楽は聞いていますね」と音楽への思いも明かした。
2018年03月13日沢尻エリカを主演に、『ジョゼと虎と魚たち』『グーグーだって猫である』の犬童一心監督が元アイドルと自身を人間だと思い込んでいる猫との物語を描く『猫は抱くもの』。この度、吉沢亮が猫役を演じることでも話題の本作から、「水曜日のカンパネラ」の劇中歌「マヨイガのうた」も流れる特報映像が公開された。到着した特報映像では、元アイドルの沙織(沢尻さん)がアイドルスマイルで歌って踊る姿からスタート。アイドルの夢を断たれたいまは、ペットショップで売れ残っていた猫・良男と平凡な日々を送っていたのだが、ゴッホ(「銀杏BOYZ」峯田和伸)が現れてから日常が一変、「頑張れば何とかなると思ったが、実は毎日折り合いばかりつけてきた」と自分を見つめるように。またゴッホから言われた一言で涙するシーンは本作の見どころにもなっている。さらに沙織を傍でずっと見守り、どんな沙織でも受け入れようとする猫の良男(吉沢さん)の日常にも変化が。家の外で迷子になってしまった良男は、「ねこすて橋」という猫の溜まり場で捨て猫のキイロ(「水曜日のカンパネラ」コムアイ)に出逢う。そして、ラストでは涙を流す場面も…。こじらせた1人と1匹。新たな出逢いを通して、自分らしい生き方を見つけ出せるのか――?『猫は抱くもの』は6月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:猫は抱くもの 2018年6月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 『猫は抱くもの』製作委員会
2018年03月08日沢尻エリカが主演を務める、“アイドルの夢を諦めた妄想好きのアラサ―女性”と、“自分を彼女の恋人だと思い込んでいる猫”の関係を描いた映画『猫は抱くもの』。この度、本作に吉沢亮、「銀杏BOYZ」峯田和伸、「水曜日のカンパネラ」コムアイが出演することが明らかになった。■吉沢亮、ロシアンブルーに! 撮影は「夢のような空間」劇中では、実写の猫に加えて“擬人化”された猫たちが多数登場!『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』『ママレード・ボーイ』と話題作への出演が続く吉沢さんが演じるのは、沢尻さん演じる主人公・沙織の相手役で、自分を主人公の恋人だと思い込む、ロシアンブルーの猫・良男。沙織は、嬉しかったこと、哀しかったこと、腹が立ったこと…全てを受け止めてくれる良男に向かって、日々妄想を交えながら語りかけていくのだ。出演に関して吉沢さんは、「監督の犬童さん、脚本の高田さん、そして主演の沢尻さんと、いつかお仕事でご一緒したいと思っていた方ばかりの現場で、僕にとって夢のような空間でした」と喜び、「猫だけど自分を人間だと信じている良男を、人間の僕が演じるという。とにかく素直に、沢尻さん演じる沙織のことが好きでしょうがないという気持ちを大切に演じました。沢山の方に見て頂きたいです」とコメントしている。■コムアイも猫に! 「この映画に参加して成長できた」また、今作が映画初出演となる「水曜日のカンパネラ」のボーカル・コムアイさんが演じるのは、良男の相棒となる猫・キイロ役。コムアイさんは「この映画に参加して成長できたことを嬉しく思います。猫の映画と聞いて、猫と遊べる!と思って受けたのに、自分が猫の役だったので、実際に猫と戯れるシーンがなかったのは、落とし穴でした」とちょっと残念そう。役柄については「どこにも通じ、どこにも属さない。人間の元で飼われたり、野良として過ごしたり、流れに任せながらも自分で決めているキャラクターです」と説明。また「吉沢さんは、鋼鉄の男!芝居がどういう向きでどういう表情に見えるかということをはっきり知っていて、常に完璧な猫・良男でした。いつも引っ張っていただいて、感謝しています」と吉沢さんとの共演を語った。■峯田和伸、沢尻エリカは「嘘がなにもない方」ロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田さんが演じるのは、猫のキイロをこよなく愛し、沙織の気になる存在として登場する、画家のゴッホこと後藤保。連続テレビ小説「ひよっこ」や、2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」など、俳優としての活躍も目覚ましい峯田さん。「犬童監督の演出は、細やかで、こちら側に寄りそって意見を言ってくださって、とても心強かったです」と監督の印象を語り、「主演の沢尻さんは、目がまっすぐで、嘘がなにもない方。コムアイさんは、動物的で、本当に猫みたいでした」と共演者についても語っている。『猫は抱くもの』は6月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:猫は抱くもの 2018年6月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 『猫は抱くもの』製作委員会
2018年01月26日WOWOW「連続ドラマW 監査役 野崎修平」の第1話完成披露試写会が12日(金)都内で行われ、主演の織田裕二、共演の岸谷五朗、松嶋菜々子、古谷一行、権野元監督が参加した。ドラマの舞台は、バブル経済が崩壊し、金融当局が従来の政策を大転換させる“金融ビッグバン”に銀行業界が直面した1990年代。金と権力が渦巻いた時代に、正義を貫くため奮闘する銀行員・野崎修平(織田さん)が、金融界や政界の魑魅魍魎うごめく巨大な闇に立ち向かって様を描く。■織田裕二の顔面崩壊!?「精根尽き果てるまで叫んだ」織田さんは「ここまで叫んだことがないくらい精根尽き果てるまで叫んだり、目を見開いて芝居をした。途中からは顔面崩壊していきますので、心して楽しんで」と力演アピール。すると権野監督からは「テスト前なのに織田さんが自主的に芝居を始められることもあって、急に熱いセリフを言い出したりする」との告白があり、それに岸谷さんも「“織田裕二が始まった!”となると、自分ははけるようにいなくなりました」と証言した。過剰な入り込みぶりを暴露された形の織田さんは「でも古谷さんも結構…」と逃げようとするも、権野監督からは「いえ、8割織田さんで」、岸谷さんも「織田さんのセリフの独り言が大きくて、それにつられてみんなが乗ってきてワンシーンを演じてしまう」と囲い込み。確たる証言の数々に織田さんは「あれ~?そうですか!?だから皆さん疲れたんですね…反省します」と恐縮していた。■岸谷五朗、織田裕二の熱い芝居に「最後まで付き合う!」さらにドラマにちなんで「自身の改善したいところ」を聞かれた岸谷さんは「織田君が独り言のセリフを言い始めたら、最後まで付き合うことに決めました。決して逃げないぞ!」と終始織田さんイジリで、熱い男の素顔を笑いに変えていた。連続ドラマW「監査役 野崎修平」は2018年1月14日(日)22時よりWOWOWにて放送(全8話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2018年01月12日恒例のお正月特番「新春大売り出し!さんまのまんま」が本日1月2日(火)に放送。松坂桃李や沢尻エリカ、田中将大、福原愛など、今回も各界から超豪華なゲストを迎え、様々なトークを展開していく。沢尻、”別に”発言の真相を語る!まず、2月公開の映画『不能犯』から松坂さんと沢尻さんが登場。約10年前に主演映画の舞台挨拶で「別に」と発言したクールな沢尻さんに心を奪われ、それ以来沢尻さんのイメージを勝手に持ち続けていた明石家さんまは、猛口撃を開始!犬を飼っている沢尻さんに「犬は似合わない!トラを散歩させてほしい」「入って来たときも、俺を殴ってほしかった」などと理想像語る。また当時沢尻さんのことが気になり映画を観に行き、その姿に「かっちょいい~!」と感銘を受けたのだとか。そして「何があったん?」と当時について核心をつき、沢尻さんがついに“別に”発言について語る!さんまお気に入りの松坂エピソードとは?一方松坂さんについては、以前番組に出演した際、「戦隊ヒーロー独特の芝居のクセが抜けず、現場で怒られた」というエピソードが大のお気に入りのさんまさんは、早速おねだり。恋人を追いかけるシーンの撮影の際、松坂さんが怒られたという芝居を再現してみせる。そこへ続いて登場したのは、「博多華丸・大吉」と「タカアンドトシ」。タカトシの2人は、沢尻さんの“別に”発言の数日前にインタビューしたそう。そのときのことを覚えている沢尻さん本人から「“別に会見”が…」とまさかのワードが飛び出し、トシさんはすかさず「あれは“別に会見”って言うんですか!?」とツッコむ場面も。インタビューしたことをふり返り、当時のピリピリの空気感についてぶっちゃけていく。さらに、席を立とうとした沢尻さんに、さんまさんがあることをおねだり。「頼むわ~!」と強くお願いしたその内容とは…?さんま、田中将大の息子を“部長”呼び!?そして、メジャーリーグ・ニューヨークヤンキースで活躍する田中選手が登場。普段から田中選手と親交のあるさんまさんは、田中選手の息子を「“部長”って呼んでいる」と告白!さんまさん曰く、アメリカの2歳児と比べても頭一つ違うと言い、「笑うくらいデカいのよ」と親譲りな“BIGっぷり”を暴露。また気になるのは、メジャーリーグ・エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平選手について。「(投手と打者の)両刀は難しいよね?」と聞くと、田中選手は「僕には無理ですね。体力的には大変ですね」。さらに、「ももいろクローバーZ」の大ファンである田中選手が、あることをさんまさんにおねだり。一体何をお願いしたのか?マー君から愛ちゃんへ”お祝い”のプレゼントもまたそこへ福原さんが合流。田中選手が東北楽天ゴールデンイーグルス時代に、始球式を務めたことがある福原さん。何かと縁が深い2人だが、奇跡ともいえる意外な共通点が判明!そして結婚の際、福原さんからお祝いを受け取ったという田中さんは、この日福原さんにお祝いを手渡しする場面も。さらに、「いままで家族と一緒に過ごす時間がなかったので、いまの時間がすごく楽しい!」と現在について語る福原さん。「お義母さんと一つのベッドで一緒に寝ることもある」と言う意外な嫁・姑関係など、気になる結婚生活についても明かす。そのほか、ボクシングWBA世界ミドル級チャンピオンに輝いた村田諒太がさんまさんと初対面。今年13回目となる新春恒例の「今田耕司 おすすめ芸人コーナー」には、お笑い好きの福原さんも参加し、最近はやりの男女コンビや、超個性派ピン芸人など4組が出場する。「新春大売り出し!さんまのまんま」は2018年1月2日(火)15時45分~カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月02日奇跡のバレエ団として名高いバレエ・リュスの、実在の人物をモデルに描く『バレエ・リュスニジンスキーとディアギレフ』の著書・桜沢エリカさんにお話を伺いました。バレエに疎くても、ニジンスキーというダンサーの名前は聞いたことがあるだろう。とはいえ彼が活躍したバレエ・リュスを知っている人は、バレエ好きでもそう多くないかもしれない。しかし、シャネル、ピカソ、マティス、コクトーなど錚々たる芸術家とコラボしたバレエ団と聞けば、俄然興味が湧くはずだ。「私自身、バレエが大好きなのですが現代モノしか観ていなかったので、バレエ・リュスのことは知りませんでした。調べてみたら、今あるバレエの大本になっていると言っていいほどすごいバレエ団だったんです」物語の軸になるのは、ニジンスキーと、ディアギレフという天才プロデューサー。ニジンスキーはディアギレフと出会ったことで、ヨーロッパで一躍スターに。ふたりは同性愛の関係にあり、これまで描かれていたディアギレフ像は、良くも悪くもニジンスキーを支配する意地の悪いオジサンというイメージが強かったそう。しかしながら桜沢さんの描くディアギレフには、人間らしい魅力が。「いわゆるオネエだったと思うんですけど、自分の目指す世界観を完成させるための冷徹さを持ちつつ、占いを異様に信じていたりして、なんだかかわいらしいんですよね」ニジンスキーはというと、バレエ・リュスに在籍した期間が実際はそう長くなく、のちに精神を病んでしまうのだが、伝説化されている人物だけに描き方を悩んだようだ。「写真で見ると役柄によって全然雰囲気が違うし、スタイルも現代の感覚からするとあまりいいとはいえない。でもバレエシーンには、やっぱり力が入りましたね。若い頃はベッドシーンを描くのが好きだったんですけど、今はバレエシーンがそれに代わった気がします。体を描くのが好きなんでしょうね、きっと」陰のキーパーソンであるミシアというパトロネスとシャネルの描き方も効いていて、彼女たちの物語ももっと読みたくなる。事実とは信じがたいほど濃密な時代を知る入門編としては、申し分のない一冊だ。さくらざわ・えりか漫画家。10代でデビューして以来、恋愛マンガの名手としてコミック誌やファッション誌など多方面で活躍。『メイキン・ハッピィ』『天使』など著書多数。奇跡のバレエ団として名高いバレエ・リュス。史実としても楽しめるし、友情そして恋愛物語としても味わい深い。実在の人物をモデルに描くのは初だそう!祥伝社 1200円(C)桜沢エリカ/祥伝社フィールコミックス※『anan』2017年12月27日号より。写真・水野昭子(本)インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2017年12月26日女優の沢尻エリカ(31)が12月21日、松坂桃李(29)の主演の映画「不能犯」(来年2月1日公開)の完成披露試写会で舞台挨拶した。 人気コミックを実写化した同作品。数々の変死事件現場に現れるものの、誰もその犯行を証明することができない「不能犯」の男が主人公のサスペンスだ。沢尻は同作で主人公を追う女性刑事を演じている。 舞台挨拶では、司会者からのお題にキャストたちが答えるのがおなじみの光景。この日も司会者が主人公の決めゼリフ「愚かだね、人間は」にちなんで、キャストに「これまでやってしまった愚かな行為」と質問。じつは沢尻の順番がやってきたとき、現場に集まった報道陣は“ある発言”を期待していたという。 というのも、沢尻といえば07年9月に主演演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で、司会者の質問に対し『別に……』と不機嫌そうな表情で回答。世間・マスコミなどによりバッシングを浴びせられ、謝罪する事態へと発展したからだ。 「彼女も出演番組などで当時について『あのころはおかしかった』と振り返っています。そのためこの日も質問内容的に“あの騒動”を反省するかと思われましたが……沢尻さんの口から飛び出したのは『新居に引っ越したら新車がガレージに入らなかった』というもの。報道陣はややガッカリしていました(笑)」(イベントを取材した記者) 同作ではアクションシーンにも挑戦。新境地を開拓している沢尻だが、このところ現場の評判は上々だ。 「かつて『エリカ様』と呼ばれたころの印象はまったくありません。仕事に対する熱意がみなぎっていて、スタッフに対してもかなり気遣いができるようになりました。もともと演技力は評価されていたので、今後はさらなるブレークが期待されます」(映画業界関係者) すでに主演映画「猫は抱くもの」(来年6月23日公開)も発表されているだけに、来年はスクリーンでの活躍が注目を浴びそうだ。
2017年12月22日俳優の松坂桃李と女優の沢尻エリカが21日、都内で行われた映画『不能犯』(2018年2月1日公開)の完成披露試写会に、共演の新田真剣佑、間宮祥太朗、芦名星、矢田亜希子、メガホンをとった白石晃士監督とともに登壇した。同作は、『グランドジャンプ』で連載中の同名漫画を実写映画化したもので、視線ひとつで人の心を操り死に導く男と、その能力に唯一コントロールされない女性刑事の対決を描いたスリラー・エンタテインメント。絶対に立証不可能な方法でターゲットを殺す主人公・宇相吹正を演じる松坂は、演じてみての感想を聞かれると「純粋に楽しかったですね。僕の役どころは、人間の欲や業にまみれた人たちを死にいざなっていくという立ち位置だったので、"あなたも行ってしまうんですね、そっち側に"という瞬間に立ち会えると、笑みがこぼれる理由がわかりました」とコメント。ここぞというシーンでの登場が多く、意外と早く帰れる日が多かったそうで、沢尻から「『俺、主役なのに早いなあ…』みたいな」と漏らしていたことを暴露された松坂は、「全然ですよ。こういう出方は新鮮だなと思いながら…」と平然を装ったが、さらに白石監督から「完成品を見たらちゃんと主役になっているでしょ」と声を掛けられると、「すごい気にしている人みたいじゃないですか(笑)」と笑い、「もっといろんな人と絡みたかったんですけど、大抵は出来事が終わったあと、始まる前ってことが多かったので…」とつぶやいた。宇相吹が唯一コントロールできない正義感あふれる女性刑事・多田友子役を演じる沢尻は「今までにないような役柄で、アクションにも挑戦したんですけど、思うように上手くできなくて、なかなか難しかったんですけどすごく楽しかったです」と声を弾ませた。また、松坂と共演した感想を聞かれた沢尻は「すごく怖かったです。初めてお会いさせていただいたときに、キャラクターがそのまま出てきたんじゃないかと思うくらいイメージがピッタリで、近付きにくいオーラがあって、どう接していいのかわかりませんでした」と当時の心境を吐露し、役作りのために現場では意図的に和に入ろうとはしなかったという松坂は「皆さんとは割とピリッとしたシーンも多いですし、神出鬼没ということもあったので、そっちの方がいいのかなと思いましたね」と語った。またイベントでは、宇相吹の決めゼリフ「愚かだね、人間は…」になぞらえ、"これまでやってしまった愚かな行為"を質問されると、沢尻は「その手の話はすごくあるんですけど(笑)」と前置きをし、「1つ前の家に引っ越すときの話です。一軒家で1階が超デカいガレージで、その(引っ越しの)タイミングと新車に買い替えるタイミングが重なって、引越しの日と納車の日が一緒だったんですけど、いざ車が来たらガレージに入らなかったんです…(笑)」と告白し、「結局、歩いて2・3分のところに駐車場を借りて(笑)、そのときは本当に"自分なんなんだろう…。本当に愚かだな"って思いましたね」と苦笑いを浮かべた。
2017年12月22日立証不可能犯罪をダイナミックに描く映画『不能犯』完成披露試写会が12月21日(木)、都内にて行われ、主演を務めた松坂桃李のほか、共演の沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、芦名星、矢田亜希子、白石晃士監督が勢揃いした。沢尻さんには「イメージぴったりで近づきにくいオーラがあった」と言われ、芦名さんにも「漫画に出てくるあのままの姿が現場でもあったので、本当に話しかけられなかった」と暴露された松坂さんは、しどろもどろ。しかし、白石監督より「演じるときは豹変しますから」と俳優としての太鼓判を押され、恐縮そうにしながらもうれし気な笑顔を見せていた。『不能犯』は絶望をあやつる殺人者・宇相吹正(松坂さん)と、希望で闘う女刑事・多田(沢尻さん)の対決を軸にしたスリラー・エンターテインメント。何ひとつ証拠が出てこない、都会で次々と起きる変死事件。唯一の共通点は、事件現場で必ず目撃される宇相吹正で、彼の犯行はすべて立件不可能な犯罪=不能犯だった。警察はようやく宇相吹の身柄を確保し、任意で夜目(矢田亜希子)が取り調べを始めるが、次第に様子がおかしくなってしまう。■松坂桃李、新田真剣佑を誘惑するも…宇相吹という男を演じるにあたって、松坂さんは「楽しかったです。人間の欲や業にまみれた人たちを死にいざなっていく立ち位置だったので、見事に“あなたもいってしまうんですね”という瞬間に立ち会うと、笑みがこぼれる理由がわかるなあって」と、アンチヒーロー役に充実をにじませる。沢尻さんも、「(宇相吹は)すごい怖かったです。現場で初めてお会いしたとき、キャラクターが出てきたんじゃないかと思うくらいイメージがぴったりで」と、そのなり切りぶりを絶賛。そんな宇相吹と対峙してどうだったかと感想を求められた新田さんは、「僕、お会いしたことないんですよね?」と劇中のシーンに言及し、キョトン顔。すると、松坂さんが「仮定ね!もし、真剣がいま、宇相吹と対峙したらどうかって聞いたと思うよ?」とお兄さん顔で諭すと、新田さんも「OK」と流暢に言いながらも、即座に「こんな質問、台本に書いてありましたっけ?」と切り返し、「でも、かからないと思います」ときっぱり。松坂さんが「え?自分の弱い意思に勝てる?」と誘惑しても「うん」と涼やかな顔で答えた新田さん。微笑ましいやり取りに、場内の観客からは「かわいい~」という黄色い声も飛んでいた。『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年12月21日女優の沢尻エリカが映画『猫は抱くもの』(2018年6月23日公開)に主演することが20日、わかった。同作は大山淳子による同名小説を映画化。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、今は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の沙織(沢尻)と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男との関係を描く。メガホンをとったのは、『ジョゼと虎と魚たち』(2003)、『メゾン・ド・ヒミコ』(2005)、『のぼうの城』(2012)など幅広いジャンルで才能を見せる犬童一心監督。大島弓子の名作『グーグーだって猫である』の映画版(2008)とドラマ版(2014、16)も手掛けた猫映画の名手でもある。「犬童監督の作品にはいつか出演してみたかった」と、今回の出演オファーを即決したという沢尻は、『ヘルタースケルター』(2012)以来6年ぶりの映画主演となる。"人の世界"と"猫の世界"、そして"一人の女性の内面の世界"を縦横に交錯させた世界は、沢尻も「まったく新しいチャレンジ」と驚きを表した。また、本人によるアイドルグループ「サニーズ」のダンス&歌唱シーンも見どころとなる。沢尻は、演じた沙織について「過去にアイドルとして挫折していて、その経験から逆に、自分というものをうまく出せなくなっている。でも芯の部分には『本当はこういう風に生きたかった』という強い想いも抱えている」と分析。「沙織が心に抱えているもの自体は、実は多くの人たちと共通してるんじゃないかなとも感じました」と印象を語る。"人の世界"と"猫の世界"が入り混じる演出については「演じ分けが大変でしたけれど、全力投球でやりきるしかないなと(笑)。自分の限界を決めず、監督の演出のもとでどこまでいけるか挑戦できたと思います」と撮影を振り返った。犬童監督は「沢尻エリカさんの魅力と実力を実感できました」と絶賛。『ヘルタースケルター』で沢尻の演技に感じ入り、「アカデミー賞の受賞式の日に樋口真嗣監督とともに沢尻さんにその感動を伝えに行きました」と明かす。さらに「いつか一緒に作品をという下心があったのは当然です。沢尻さんはその時のことを覚えていてくれました。自分の下心に感謝です」と当時の心境を表した。また、同作では「成功への希求ではなく、積極的な諦めを選んだ時にこそ踏み出せる一歩、その爽快さ」を表し、「揺れる心のダイナミックな動きを、映画の遊びと、演者たちの魅力でエンターテインメントにしていきたい。そして、究極の相棒"猫"、その存在の大きさを表現したい」と思いを吐露。「世代や年齢に関係なく楽しめる、人生の絵本を描いてみました」と語った。
2017年12月20日