結婚して10年、義母との関係で困っていることがあります。それはわが家訪問時の手土産が多い!という点。食品、バッグや靴、どこかからいただいた人形まで……。義母の手土産との付き合い方について、体験談をお伝えします。 まるで仕入れ!? 義母の手土産問題田舎に住む義母は、周囲の農家の方から野菜や米をたくさんもらうようで、いただき物はそっくりわが家に回ってきます。米90kg、にんじん・じゃがいも・里芋がダンボール1箱、大根20本などなど。青果店が開けるほどの量です。 「困るなどぜいたく!」と思われるかもしれませんが、置き場所もなくママ友に配っても食べきれずに余ってしまいます。ほかにもかばんや靴、老人会でみなさんが作った飾りや絵、置物まで……。正直、困っています。 義母からの手土産の対処法義母の訪問の前に、電話で「何をどれくらい」持参してくれるのか詳細を確認。消費しきれそうにないもの、いただいても置き場所に困るものはお断りします。あいまいな断り方では「遠慮している」と勘違いして持ってきてしまうので、「いりません」とハッキリと伝えていました。 不要な理由も「雛人形は息子がやんちゃして壊すので」「トマトは家族全員食べないので」「かばんは20個持っているので」など、可能な限り具体的に伝えました。 手土産が多い! 義母との付き合い方ところが、事前に電話で確認しても、実際には山のように手土産を携えて義母は現れます。ある日、大量の手土産に困惑していたら、夫が「ごめんね。でも受け取ってあげてよ。ありがとうのひと言で満足するんだから……」と。 それまで私はいただき物の後処理のことばかり考えていましたが、違う方向性からの意見に「そうか!」と妙に納得しました。以来、義母の手土産は要・不要ではなく「笑顔で受け取ることに意味がある」と考えを改めました。 義母の手土産はとてもありがたいですが、なかには正直「もらっても困る」というものも少なくありません。それでもいただいたものは「笑顔で受け取ることが大事」と思うことで、嫁姑関係は円滑にいっていると思います。 イラストレーター/星田つまみ著者:伊川 遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2020年11月27日■前回のあらすじ口が悪くて苦手だったお義父さん。しかし優しい側面も少しずつわかってきて…お義母さんから聞いたお義父さんの優しい一面について、夫の将太にも聞いてみました。夫にとっては知っている話だったようで、そこまで意外ではなかったようです。お義父さんは、妊娠中の私の体をとても心配してくれていたのです…そんな出来事があったなら、もっと早く私にも話してくれても良かったのに…!と思いましたが、でも当時、お義父さんに苦手意識を持っていた私は、素直に受け取れなかったかもしれません。お義父さんの口調はいまだに苦手ですが、でも、お義父さんのいいところを見ようとしなかった私も悪かったのかもと思うようになり…そこで私がとった行動は…お義父さんのことをもっと知ろうと積極的に夫に話を聞くようにしました。すると、読書家で私と同じファンタジー小説が好きなことや、お義母さんが熱を出すと慌てて会社から帰ってきてくれるなど、思っても見なかった一面が次々に見えてきました。そして…私もお義父さんの優しい部分などが見えたことで、乱暴な口調にもそこまで嫌悪感がなくなりました。とはいえ、まったく気にならないということは難しく…今後はスルーしたり、うまく言い返したりできるようになりたいと思ってます。息子への影響は、まずは親が丁寧な言葉を使うことを息子には見せていこうと思っています。お義父さんや私が心配していた息子の身長も、少しずつ伸びてきて安心しているところです。ただ私がお義父さんを苦手と決めつけて知ろうとしなかったことは、よくなかった。これから子どもを育てていく中で気を付けていきたいと思っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ
2020年11月25日■前回のあらすじお義父さんが息子のことを「チビだ」と言った瞬間、思わず怒鳴ってしまった私。なぜなら息子の成長のことで私は気にしていて…。せっかくの誕生日のお祝いの席を台無しにしてしまった私。だけれどもどうしてもお義父さんに謝りに行く気にはなれませんでした。そして家に帰ってきてから、夫にも正直に気持ちを伝えたところ…。自分の体型を気にして、それを打ち克とうと言葉が悪くなったお義父さん。そして孫が小さいのも自分のせいじゃないかと気になりつつも、ついいつもの感じで口から出ちゃったんじゃないか…とのことでした。それから私はお義母さんとは外で幾度かお茶をする機会を設けました。まだお義父さんに会う勇気はなかったし、私自身お義母さんの話に少し戸惑っていたからです。その席でお義母さんは、少しずつ私の知らなかったお義父さんの一面を教えてくれるようになったのです。お義母さんからは、お義父さんのいろんなエピソードを聞きました。仕事がどんなに大変でも愚痴をお義母さんや子どもだった夫に言ったことはなかったこと、ご自身の会社が危ない状態だった時も愚痴ひとつ吐かなかったそうです。私が見てきたお義父さんと本当のお義父さん…私は今後どうすればいいのか心がぐらぐら揺れていました。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ
2020年11月24日■前回のあらすじ毎回、義母の家に行くと夜中まで自慢話に付き合わされます。夫は、「お袋の自慢魔のせいで俺がどれだけ苦労したか…」とため息をつくのですが…。身内だけならまだしも、義母は次第に私のことも自慢するようになっていきました。私はときどき海外での仕事もあるのですが、いつもお土産のお菓子は余分に買ってくるように言われています。 そしてそのお土産を持って義母の家を訪れると…。また別の日には、義母から指定された店で食事をしたのですが…。お店でも、私たち夫婦を巻き込んだ自慢ばかりを繰り返す義母。悪口を言われるよりましとはいえ、マンションは賃貸だし、夫の給料はそれほど高くありません。あまりにすごい息子と嫁になっていて、恥ずかしくて食事どころではありませんでした。 度を越えた自慢話にとうとう我慢できなくなった私は、帰宅後、夫に相談することにしたのです。義母に自慢話をやめるよう話してくれることを期待していましたが、夫からは気にせず聞き流すように言われてしまいました。 ところがある日、義母が入院することになったのです…!!次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/ エェコ
2020年11月20日■前回のあらすじ義母からの電話が多いので少し距離を置くと、義母の要求はどんどんエスカレートしていったのです。いくら家が近くても、実の息子だとしても、さすがに頼る頻度が多すぎだし、無茶な言い分だと思った私たち。そこで義姉夫婦が同居しているのだから何かあったら対応してくれるはずと、義母からの「今すぐ来て」は断ることにしたのですが…。これまで母や姉の言うことをずっと聞き続けてきた息子からの思わぬ反論に、義母と義姉は大噴火! するとこれまで義母や義姉の影に隠れてきた義兄が初めて仲裁を買って出てくれたのです。義母と義姉はわめきながらも、その日はお義兄さんがふたりをなだめて連れ帰ってくれました…。その後、お義兄さんから電話があり…、「今後はこちらの家のことは自分がなんとかするから、もう無理して義母や義姉の要求に応えなくていい」と言ってくれたのです。こうして私たち家族は義実家と物理的に距離をおくため、高速を使って3時間の距離に引っ越すことにしました。夫が引越しまでして距離を置いたのがよかったのか、最初は怒っていた義母と義姉も、お義兄さんを頼りにするようにしているようです。そして私たちは、義実家と顔をあわせることも、年に2回ぐらいとなりました。義母や義姉が夫に命令口調で話すことは変わってないのですが、夫はその要求を上手にかわすことができるようになりました。物理的な距離をとったことで、夫の気持ちも少し離れたようで良かったです。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト/脚本・高尾/作画・ るい
2020年11月16日■前回のあらすじ事あるごとに私や夫を呼び出す義母。休日は実家に駆り出され、私たち夫婦はへとへとに…私たちに子どもが生まれると…義母と義姉からひっきりなしに子育てのアドバイスの連絡が来るようになったのです。私が電話に出ないとわかると、義母は思ってもみなかった行動に出るようになったのです。お義兄さんは驚いて止めてくれようとするのですが、義姉や義母の言い分では、「家族なんだから助け合うのは当然だ」「俊介は息子なんだから母親や姉を大事にするものだ」と、行動は止まりませんでした。そして深夜に呼び出される頻度はますます増えていき、夫は仕事にも影響が出てしまうように…義母の夜中の呼び出しは、いつも「来たら話すから急いで来て!」と用件を言ってくれませんした。夫は、やはり母のことが心配で呼び出しに応じていたのですが、結局、壊れたものの修理だったり、朝早くにスーパーに並びたいから呼び出しただけだったり…。緊急なものは何もありませんでした。次に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト/脚本・高尾/作画・ るい
2020年11月15日■前回のあらすじ義母とお試し同居をすることになった私。しかし、どうしても許せない義母の許せない一面があり・・・義母とのお試し同居は継続していましたが、私が気になる「義母が私のものを勝手に使う」と言う状況はひどくなる一方でした。夫は気にするどころか「考えすぎだろ!」っと笑い飛ばすのです。その影響は息子にまで及び・・・・息子が楽しみにしていたお気に入りのプリンも食べられてしまいました。確かに名前は書いていなかったのですが、息子の悲しそうな顔は忘れられません・・・・さらにはこんなことも!私の大事にしていたヨガマットがレジャーシートにされてしまいました。染み込んだ泥汚れが落ちず悲しい思いをしました。 →次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ エェコ
2020年10月24日■前回のあらすじ保育園のママ友が作れると思ったのもつかの間、気が付けば自分は一人。さらに義母の周りには人がたくさん集まっていて…結局、私はバザーの打ち上げでもママさんたちとしゃべることができず、一人で悶々する自分自身に嫌気がさしていました。それから2週間後、義母から連絡があり遊びに来ることに。私しかいないときに義母が訪ずれるのは初めてだったので驚きながらも、ランチの準備をして待っていました。そして現れた義母が身につけていたのは…。義母は、何かというと私が「自分なんて…」と口にしてしまうこと、また幼稚園での集まりのことも気にしていたようです。そんな私に気づき、励ましてくれただけでも十分嬉しかったのですが、義母からはさらに思ってもみなかった提案が飛び出しました。義母の誕生日や母の日に、私はいつもハンドメイドアクセサリーを添えてプレゼントを贈っていました。義母は、そのクオリティがどんどん上がっていくのを見て、私がアクセサリー作りに熱中していることに気づいてくれていたのです。それどころか、現役バリバリの経営コンサルタントでもある義母。自分で調べ、ショップ展開まで考えてきてくれたというから、さすがです。私は、今、自分でもたくさん調べたりしながらネットショップを開くための準備をしているところです。これまでは人気者の義母と自分を比べて落ち込むことばかりでした。でも私からしたら超人に見えていた義母にも苦手が存在していて、さらに昔はママ友にも同じように悩んでいたと知りました。どんなに悩んでも私が義母のようになれることはないし、誰とでも気軽に話せるようにはならないかもしれません。でもそんな悩みは、誰もが抱えていて、自分だけではないと思えるだけで前に一歩踏み出せそうです。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ぺぷり
2020年10月01日私は茉優。結婚して6年になりますが、いまだに義母が苦手です。なぜなら義母は友人もたくさんいて、オシャレで若々しい女性。反面、私は人間関係がうまくできなくて、幼稚園の保護者会でもいつも一人。家族ぐるみで一緒に遊んだり、息子・涼のお誕生日会に呼んだりできる友だちができたらいいのに、と思っているのに、なかなか行動に移せない自分に悩んでいました。ある日、義母に誘われて遊びに行くと…。義母はコンサルの仕事をしていて、とにかくエネルギッシュで、「いったい何歳なの?」と会うたびにため息がでます。いつも義母の家には誰かがいて賑やかに暮らしています。私にも優しく接してくれるのに、会うとどうしても緊張してしまうのです。そんなあまりにも自分とは違う義母に対して、憧れのような気持ちと妬ましい気持ちを私は抱えていました。そんな中、涼の保育参観があり、義母と一緒に行くことになっていましたが、なんとなく憂鬱で…。なぜなら義母は幼稚園では有名人だったのです…。義母が初めて参加した保育参観ですぐにママたちと打ち解け、帰る頃には「師匠」などと慕われるように。それからは保育参観に義母が現れるだけで取り巻きまでできるようになってしまったのです。一方その頃の私は、義母を見るたび「どうして自分は…」と凹み、自分自身を責めるという悪循環に陥っていました。→次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ぺぷり
2020年09月29日義父母と同居して9年、同居を始めてからずっと気にはなっているものの解決できなかった問題がありました。それは、食事のマナーです。義父母の食事マナーはお世辞にも良いとは言えません。しかし私からは注意もできず、夫は単身赴任中のため頼れず、子どもがまねしたらどうしょう……とひやひやしながら過ごしていたころもありました。そんなある日、義父母の食事マナー問題の解決策が思わぬところからやってきたのです。 食事のときの気になるポイント義父母と食事をしていて一番良くないなと思うところは、「いただきます」を言わないで食べ始めるところです。せめて私だけでも言うようにはしているのですが、なんとなく遠慮して小声になってしまいます。 さらに、義父は大皿の料理や鍋料理の際も取り箸ではなく、平気で自分の箸で取りますし、寄せ箸や肘をついて食べる常習犯でもあります。また、義母は食べ物を口に入れたまま話すので、少し残念な気持ちになってしまうことがありました。 マナーの本で子どもの理解が深まった図書館に行ったある日のことです。「食事のマナー」について書かれた本を子どもが持ってきて一緒に読みました。私自身も勉強になりましたし、良い本に出合えたなと思いました。 それだけではなく、特に長女が興味を持ってくれ、お箸に関するマナーをいくつか覚えて食事のときにも教えてくれるようになりました。まだ子ども自身が義父母に食事のマナーについて教えるという段階まではいってはいませんが、そのうち食事のマナーについて話したりするようになるといいな、と思っています。 食事中のテレビも消すことに成功少し前までは食事中もテレビがついていたので、子どもたちが集中できなかったり食事の手が止まったりすることもありました。加えて私はネガティブなニュースを見ながらだと食欲も失せるし、話題も暗くなり、おいしく食べられないと困っていました。 そこで「お母さんは怖いニュースが苦手」と子どもに話すと、義父にリモコンを握られる前に長女がぱっとテレビを消してくれるようになりました。テレビを見ながら、その話題をするご家庭もあるかと思いますが、わが家では食事中はテレビを消すことが習慣になりつつあります。 以上の体験から、長年染みついた義父母の習慣を変えるよりも、子どもたちに教えたほうが圧倒的に早いということがわかりました。「育てるべきは子ども」ということを忘れずに同居にも折り合いをつけていきたいと思っています。 イラストレーター/まっふ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月26日義父母と同居して約10年が経ちます。正直同居がいいと思ったことは一度もありませんが、あまり干渉しないタイプの義父母なので、自由にさせてもらってありがたいなとも思っていましたし、慣れもあり同居が不快とそこまで感じてはいませんでした。家のリフォームの予定がありますが、完全に分けていいものかと迷うくらい、私自身義父母に心を開きかけてはいたのです。ある時期までは……。義母が定年退職して状況が変化夫が単身赴任になっても、時には助けてくれる義父母への感謝とともに夫がいなくてもできると、自分に自信もついてきたころのことでした。4人きょうだいの育児を経験している義母が、フルタイムで働いていた職を定年退職して家にいるようになったのです。 義母は今までしてこなかった家の掃除や片付けをし始めました。家がきれいになるのはよかったのですが、だんだんと私や子どもたちが散らかすのも気になるようになったのか、今まで指摘されなかったことまで義母はあれこれ干渉してくるようになりました。 子どものしつけにまで干渉してくるように父親不在なので、父親代わりになるべきだと勝手に思ったらしい義父が、子どもに説教することは以前から気になることではありましたが、今度は義母までもが参戦してきたのです。 義母は子どもに説教をし、そして私にも「育て方が甘い」など、事あるごとに「昔のお父さんはもっと厳しかった」などと言うように。反論できない私は黙りこむしかありませんでした。 子どもへの影響と自信喪失もちろん、義父母がいることでいろいろな価値観が学べていいとは思います。しかしながら今の義父母を見ていると、上からの押しつけにすぎない気がします。私はもっとのびのびと安心して子どもに育ってほしいのに、私が義父母の顔色をうかがっているせいか長男も少しビクビクしていることがあり、少し心配になります。 私は思うように育児ができず、やっぱりここは自分の家ではないと思う気持ちが強くなったり、そんなことを考えてしまう自分に嫌悪感を抱いたりしてしまいました。 義父母とは適度な距離感が大切だと改めて感じた体験でした。だからといって今すぐ別に住むこともできません。甘えすぎないように気をつけながら、なるべく家の中でも距離を保つ工夫をしていきたいと思います。また、子どもにとっては大事な祖父母だということは忘れないようにしなければと、自分に言い聞かせています。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:岡本花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月24日私の待望の第一子は男の子でした。同居する義父母にとっては初孫です。とにかくかわいくて仕方がない様子でした。息子をかわいがってくれるのはうれしいのですが、ふと義母から出る言葉が気になってしまうこともありました。今回は義母に言われてモヤモヤした体験談をお伝えします。 目に入れても痛くない“初孫”義父母にとっての初孫は、目に入れても痛くないほどの存在。度々息子を抱っこして、かわいがってくれました。積極的にお世話もしてくれて、義父母の協力にはとても感謝しています。 その一方で、義母が息子を見て放つひと言が気になってしまうこともありました。その気持ちを消化することができず、よくひとりでモヤモヤしていました。 自分の息子と孫を比べて…義母の言葉で一番気になったのは、“自分の息子(私の夫)と孫を比べること”でした。たとえば性格について。息子は活発で、とにかくじっとすることが苦手なタイプでした。そんな息子を見て義母は、「うちの息子はもっと落ち着きのある性格だった。誰に似たのだろうね……」と言うのです。 義母に悪気はないことはわかっています。しかし遠回しに、息子が私の性格に似てしまったことへの残念さ、そして落ち着きがないことへの注意に感じてしまい、とても嫌だったのです。 「こんなに落ち着きのない子は初めて」生後11カ月ごろ、ますます息子の活発さが増しました。部屋中を歩き回り、そこらじゅうの物を触ったり落としたり……。とにかくせわしないのです。 そんな姿を見るたびに義母は、「こんなに落ち着きのない子は初めて」と言います。これは、私が言われて一番嫌な言葉でした。活発なのは息子のいいところでもあります。それを息子の欠点とばかり口にする義母が気になって仕方がありませんでした。 7年が経過した現在も、義母は「息子は〇〇だったのに……」などと言っています。これはもう仕方のないことで、自分の息子のことが本当にかわいかったのだと思います。いつからか義母の言葉は聞き慣れてしまい、「また言っているな~」程度のものになりました。 イラスト/(c)chicchimama著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年09月12日申し訳ないのですが、夫の実家への帰省が苦痛です。義母も義父も優しくていい人ですが、家がすごく汚いんです。義母は、もともと掃除や片付けがあまり得意ではないようで、結婚当初におじゃました時には、「ものが多いな」と思っていました。そんな義両親宅へ、生後3ヶ月の娘を連れて帰省することに。恐る恐るおじゃましたら、家がいわゆる “汚部屋”になっていました!これまで日帰りのみで泊ったことがなかったのですが、今回は義母から「せっかく来てくれたのに、帰っちゃうなんて寂しい。お布団も用意しているから泊まっていって」と言われていたので、断ることができず泊ることになっていました。ただ、その日一泊したことを、あとになって後悔することになったのです!義母が用意してくれたのは、夫の弟・洋平さんが幼少期に使っていたという布団でした。「洋平が使っていたものだからそんなに古くないよ」と義母は言いましたが、シーツは黄ばんでいて、シミらしきものも発見。しかし、義母の汚部屋騒動はこんなものでは終わらなかったのです…。→次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年09月10日■前回のあらすじ義父への嫌悪感が高まっていたころ、義父の一言でついに怒鳴ってしまい…■やってしまった…なんて失礼なことを言ってしまったんだと猛省し、気まずさでいっぱいでしたが何事もなかったように接してくれた義父母の優しさには本当に感謝しかありませんでした。■義父母が帰宅、ついに自由に! しかし…誰にも気を遣わず自由に行動できる開放感でいっぱいになると嬉しくなりましたが、賑やかだった同居生活が終わり、その静けさに寂しくもなりました…。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年09月05日■前回のあらすじ家事をすべてやってくれる優しい義母。とても有り難かったのですが、義父の配慮のない行動が次々と気になってしまいます。■義父に本音が言えないかばってくれた義母と夫。しかし義父には本音が言えず…。素直に義母と夫の意見を聞き入れてくれたら…と心底思いました。■気遣ってくれる理解のある夫気を遣わなくて良いよ、と言われてもやはりそれは難しい…。しかし理解のある夫の言葉に少し救われました。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月29日■前回のあらすじ赤ちゃんの体重は増えず黄疸も良くならないまま退院。不安な気持ちを抱えたまま、義両親と1ヶ月間の同居生活がスタートしました。■何もしない義父にモヤモヤしてしまうご飯の用意から片付けまで、とても良くしてくれる義母。しかし少々気遣いに欠ける義父の言動に少しずつモヤモヤし始めてしまいます…。■義父の配慮のない行動が気になって仕方ない悪気があるわけではないとわかっていても気になってしまう義父の行動。授乳のため、ただでさえ睡眠時間が短くなっているのに…。次回に続きます。8月29日公開予定! 【同じテーマの連載はこちら】 義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >>
2020年08月28日結婚から2年。私は夫・貴之の家業を継ぐため、地方都市で義父母と同居することになりました。東京から引っ越してきた私たちを、義母は優しく迎え入れてくれたのですが…。義母は、息子である貴之に大事にされる私のことを 敵視するようになっていったのです。そして事あるごとにご近所さんに私のことを言いふらす姿を見かけるように…。ご近所さんと話をしているときに挨拶をすると、義母はとたんに貝のように黙り込みます。そして私がいなくなったと思ったとたんに…義母は、私の行動の何もかもを大げさにして、ご近所さんに悪口を言いふらすことが日常となっていったのです。先日は、生地から手作りしたピザを出したら、次の日には「夕食がパンだった」とご近所さんに触れまわっている姿を見かけました。ご近所さんの前ではピザについて散々文句を言った義母ですが、一番多い枚数を食べていたのも義母でした…。そして義母の私への嫌味はどんどんエスカレートしていきます。さらには私をご近所さんの前でこき下ろす目的で、あることを命じられてしまい…。→次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ nakamura omame /イラスト・ エェコ
2020年08月19日■前回のあらすじお節介がエスカレートした義母はお宮参りの手配から下着の買い物までするようになり…また、いつものようにお義母さんが来ていた、ある日のこと…私が少しだけ寝た瞬間にいなくなった2人は1時間も帰ってこなかったのです…私はこの時、はじめて自分の意見をはっきり義母に伝えました。お義母さんは、親切のつもりだったけど私からは負担になっていたということに気付いてくれて、謝ってくれました。この事件の後、お義母さんとふたりで話し合いました。そして私も手伝ってほしいこと、やらないでほしいことを言えるようになりました。言いたいことを我慢しなくなり上手に頼れるようになったので、今はとてもいい関係です!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月17日みなさんは、彼や夫の実家で、義父、義母の想定外な行動に仰天した経験ありませんか。今回は、そんなちょっと困った義実家での体験について、20~30代女性の集まるanan総研メンバー約200人に聞いてみました。文・オリ子【アンアン総研リサーチ】義実家の困ったエピソードを教えて!恐怖! 義父が勝手に部屋に侵入…「義父が時々断りもなく我々の部屋のドアを開けるので、寝ていたりお風呂上がりで服を着ていなかったりすると困る」(29歳・会社員)「家族だから」という意識で勝手に部屋に入ってくるのかもしれませんが、義父とは血の繋がりもない関係。義母や夫が注意するなど、プライバシーにもちゃんと気を遣ってほしいですね。試されてる!? 急な無茶振りをされる「冷蔵庫の残りの食材で夕飯を作って! と言われた。せめて買い物に行かせてほしかった」(33歳・専門職)義実家で「料理を作って」と頼まれると、それだけで少し緊張しちゃいそうですが、さらに冷蔵庫の残り物だけでとなるとハードルが高い! 無事に作り上げたようで、尊敬します!美味しくなくても!? 食べ続けなくてはいけない雰囲気…「味が薄い料理が出てきた時にみんなが『美味しい、美味しい』と食べ進めていたので私も我慢して食べた」(34歳・会社員)食の好みや味付けの好みは、育ってきた環境で違ったりしますよね。義実家でみんなが「おいしい!」と食べていたら、確かに合わせて無理して「おいしい」と言う人も多いのではないでしょうか。義実家は「そもそも異空間!』と割り切りも大事自分の常識で義実家を見ると、「なんでそんなことを…」と思うようなことも多々あるのではないでしょうか。ギャップに悩むより、そもそも「全く違う星にいる」くらいの心構えで過ごすと、少しは楽になるのかもしれません。©Sviatlana Lazarenka/Gettyimages©RyanJLane/Gettyimages
2020年08月16日■前回のあらすじいい人だけどお節介な義母は、頻繁にうちに来るようになり、私の下着まで洗濯し始めて…。お義母さんのお節介は日を追うごとにさらにエスカレートしていきました。次回(8/17UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月16日■前回のあらすじ結婚式のご祝儀を持ち帰った義母は、その後も電話やLINEでのおねだりがエスカレートしていき…お義母さんから何度も家に遊びに来たいと連絡がありましたが、嫌な予感しかせず、毎回言い訳をして断ってきたのですが…。しびれを切らした義母は、夫に連絡し、とうとう遊びに来ることに。私には言いませんが、義母の交通費は夫が出したことはわかっていました。次回(8/12UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ ニタヨメ 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月11日夫はもの静かで、どちらかというと優しすぎるぐらいの人です。お付き合いしているときは、お義母さんも同じようなタイプだと勝手に勘違いをしていました。しかし、義母の正体は、徐々にあきらかになっていったのです。結婚式は自分たちだけの貯金で、できる範囲のおもてなしを!と思っていました。しかし義母は、引き出物の金額や中身にとてもこだわって指定してきたのです。ただそれ以外の式の中身には口を出されなかったので、親戚づきあいをしっかりされているのだと思ってきました。しかし義母からは1円もお祝いをいただくことなく、夫側の友人のご祝儀まですべて持ち帰ってしまって…。たしかに彼あてにいただいたお祝いだから、私が口を出してはいけないのかもしれません。でも義母に対しての不信感が一気に高まりました。義父は夫が大学生の頃に亡くなりましたが、保険金や遺産、労災給付金などにより、義母は働くことなく生活ができていると聞いていました。夫に相談すると、困ったように笑って「俺が何とかするよ…」と答えるだけ。夫が義母に贈り物を送っているかはわかりませんが、毎月買っていた本を突然止めたり、スマホがガラケーになったりといった変化で、うすうす義母への援助をしていることは感づいていました。それでも夫にとっては、たった一人のお母さんだからこそ親孝行をしたいのか…そう考えると、あまり義母の悪口を言うこともできず、モヤモヤを抱えていました。次回(8/11UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ ニタヨメ 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >>
2020年08月10日孫の気を惹きたかったり、子育ての責任が直接的にはないため孫を存分に甘やかせる祖父母の存在。自分の親であれば、はっきり「やめて!」とも言えるけれど、なかなか義母や義父へは言いにくいということもあるでしょう。どうしてもやめてもらいたい場合、どのように断ればいいのでしょうか。 相手の好意を受け止めてみる家では虫歯予防などを考えて制限しているジュースやお菓子を子どものねだるままに与えてしまったり、おもちゃを子どものわがままに応えて買ったりと家庭での育児方針とはズレていることを義母や義父がやってしまうことはよくあります。 あまりに度がすぎると気になってしまいますが、まずは、相手は孫が憎くてやっているわけではなく、孫がかわいくてやっていることだということを受け止めましょう。かわいがってくれていることに感謝の気持ちを持つことが大切です。 やみくもに相手を批判する気でいると、やめてほしいというお願いする場合にも角が立ちやすくなります。 たまになら受け入れることも考慮に入れてみる義母や義父と会うのがそれほど頻繁でないのならば、義母や義父の思う通りにやってもらうのもありでしょう。一日くらいジュースやお菓子を食べすぎたり、おもちゃを買い与えられても長い目でみれば子どもの成長には影響はないといっても過言ではありません。むしろ、父母以外にも愛してくれる人がいると子どもが感じることのほうが重要です。また、子どもも満足していれば必要以上には欲しがらないことのほうが多いので、それほど神経質にならなくてもいいのではないでしょうか。 夏休みなどに1〜2週間ほど義母・義父と暮らすという場合でも、特別な時間であるということを子どもにしっかり伝えるように心がければ、義母や義父の好きなようにしてもらうことで、義母や義父も満たされる場合が多く、また、子どもがあまり会えない義母や義父に懐くきっかけをつくることができます。特別な時間であると親が割り切ることで、義母や義父に対する不満も減り、より良い関係が築ける可能性も高まります。 頻度が多い場合は専門家の声を使う一緒に住んでいるなど、義母・義父と孫の接触が多い場合は毎日のことになるので、ジュースやお菓子のあげすぎなどは気になるところです。そういった場合は、お医者さんから1日の量はこれだけだと言われているなど、専門家の力を借りましょう。ネットなどの情報であると「昔はこうだったから大丈夫よ」と押し切られてしまう可能性もあるので、通っている病院のお医者さんからの情報など、義母・義父にとっても身近な人の声を伝えることがポイントです。 子育てには正解がないとはよく言われることです。最も避けたいことは、親が神経質になって、義母・義父に対してピリピリしてしまい、それを子どもが感じとってしまうことです。義母・義父の対応を頭ごなしに否定せず、うまく受け入れながら一緒に子育てする気持ちで接してみてはいかがでしょうか。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年08月02日■前回のあらすじ節約のためエアコンを使わない義両親宅で、娘が軽い熱中症に…。怒りで義母を怒鳴ってしまって…昼間に起こった子どもの熱中症騒動。子どもを危険にさらしてしまった罪悪感と義両親への信頼感がなくなった私は夫に涙ながらに訴えたのです。質素倹約もいいけど、いくらなんでも限度があると。夫は「おふくろからは口止めされているんだけど」と言いながらも、義母が節約する理由を初めて私に打ち明けてくれました。義母は、昔から節約家でしたが、ここまで極端ではなかったそうです。義両親宅は、もともと家が貧しく、夫は頭が良かったのに希望の進路を諦めたそうです。高卒の夫の収入のことも心配した義母は、「せめて私たちには同じつらさを味わってほしくない」と、娘(孫)の学費に使えればと必死にお金を貯めるようになったそうです――。私は「夫の収入が少なくても、家が買えなくても、自分たちは十分に幸せ」だということ。そして、「私も働いているのだから、子どもの学費は、親の責任として考えていく」ということを義母に伝えました。そしてお義母さんとお義父さんが、健康で幸せに過ごしてもらうことが何よりも一番うれしいということも。このことがあっても、義母は慎ましやかな生活を送っています。先日も義両親宅におじゃました時、パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたおやつが登場しました。ただ、猛暑日は、エアコンを入れてくれるようになったそうで、少しほっとしました。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ぺぷり
2020年08月02日■前回のあらすじ超節約派の義母。スーパーでは捨てられたキャベツの葉も持ち帰り…正直、義母の節約行為はあまり気持ちが良いものではなく、足も遠のいてました。ですが曾祖父の七回忌ということで、仕方なく夏休みに義両親宅を訪問することに。自宅で七回忌を行うということで、夫に車を出してもらい、義母とショッピングモールへ出かけたのですが…。何かを察したのか夫は別行動、そしてそこでやはり義母が驚くべき行動に出ました。幸い、子どもの容体は大したことはなく、すぐに回復しました。しかし連日、熱中症の危険についてニュースで騒いでいる中に起きた出来事。子どもを義父に預けて出かけてしまった自分への怒りも加わり、怒鳴る自分を止めることができませんでした。徹底した節約生活をする義両親への嫌悪もあり、夫に抗議したら、そこで考えもしなかったある事実が発覚したのです!次回(8/2UP!)に続きます。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ぺぷり
2020年08月01日義母は、良くいえば倹約家、悪くいえばドケチです。例えば、帰省すると家庭菜園で義父が作った野菜の水炊きをふるまってくれますが、肉はほとんど見当たらず、さらに翌日はその残り物がでてきます。娘の1歳の誕生日は、紅白のそうめん1束のみでした。使わなかったコーヒーミルク、砂糖、お手拭きなどをあっという間に自分の鞄にしまうお義母さん。その早さと行動に目が点に。節約することはけっして悪いことではありません。でもさすがに度をこしてないか…という気がします。そして、さらにお義母さんは驚く行動を…!スーパーの野菜売り場で…どうやらスーパーでキャベツの葉の持ち帰りはOKのようで、「うさぎ用にください」と言っている人などもいるようです。しかし私としてはそこまで節約しなくても…という気持ちが強くて、正直義母のことを「みっともない」と思ってしまい…そして、義母から曾祖父の七回忌に呼ばれた時も、そのドケチぶりに開いた口がふさがりませんでした。次回(8/1UP!)に続きます。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ぺぷり
2020年07月31日■ 前回 のあらすじ義母がペットの洋服と、動物アレルギーがある息子の洋服を一緒に洗濯していたことがわかり…義母による“ワンコと孫の洋服を一緒に洗濯事件”で衝撃を受けて以来、夫の実家への帰省を控えていました。そして息子のお泊り保育の際に、日帰りで義母の様子を見に行くことに。義母から息子の動物アレルギーにはほとんど触れられることはなく、こだわりのオーガニックの餌や犬用の服の自慢まで聞かされる羽目に…。義母のワンコへの溺愛ぶりにはますます拍車がかかっているようでした。いつ会っても、マイペースで元気なお義母さん。たしかにお義父さんに先立たれた時は、ショックを受けていたようですが、そのあと、帰省した時は、すでにサルがいて、笑顔が戻っていました。でも、本当は、私たちに、義父がいない寂しさを悟られないようにしていたんですね。そして義母にとって、サルは義父のいないショックを受け止めている大切な存在だった…。「孫よりペットが大切なのか」と怒ってしまった私は、とても酷いことを言ってしまったのだと気づきました。息子のアレルギーには、これからも親がしっかりと気を遣っていこうと思います。でもちょっぴりサルに感謝しつつ、これからはもっと義母に電話で話したり、息子の写真を送ったりしようと思いました。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年07月16日■ 前回 のあらすじ動物アレルギーがある息子。しかし義母は犬を飼っているため帰省することにためらいがあり…。夏休みにワンコのサルを溺愛する義母の家へ帰省。息子が動物アレルギーなので「できれば、サルは庭へ」とダメモトでお願いするも、義母は「あかん。熱中症になるやん」と却下。たしかに猛暑の夏だし、無理か…と諦めた私。義母が丁寧に掃除機をかけたというし、リビングにサルの姿はなかったので、息子を家にあげると、さっそくくしゃみが3連発出てしまい…。いったん、夫が息子を公園へ連れ出してくれたので、ほっとした私。次の日の朝、義母が「夏やで洗濯物出しや。一緒に洗といたるで」と親切に私たちが昨日着てきた服を洗ってくれたまでは良かったのですが、私が洗濯物を干そうとした時、そのなかに、サルの服を発見!そう言ったあと、すぐに義母は「ウソやわ。両方大事に決まってるやない。東京の人は冗談が通じへんな」とケラケラ笑うも、私はただワナワナしただけでした。その夜、あらためて夫に文句をぶちまけました。そして一番許されざるは、もっと気を付けて行動すべきだった私。息子への申し訳なさもあり、その夜は寝付くことができませんでした。ところが、次の帰省時に、義母の知られざる一面がわかり、少し義母の見方が変わることになりました。次回(7/16UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年07月15日義父が亡くなり、大阪で1人暮らしをしている義母が、ペットのチワワ「サル」を溺愛しています。犬なのに名前は「サル」…。義母いわく「散歩しててな。何て名前?と聞かれて、“サル”って言うとウケんねん」お酒が大好きな義母は、スペイン語の「サルー(=乾杯)」から名付けたそうです。根っからの大阪人気質である義母は、とても朗らかな人。年に3回ほど東京から帰省しますが、義母との嫁姑関係は、普通に良好でした。サルがやってくるまでは…。じつは、息子が、動物アレルギーなんです。以前にもお義母さんにお願いしましたが「サルはペットホテルがあんまり好きやないねん。まー、そのうち慣れるわ」と、あっさり却下。日帰りでの帰省を再度夫に提案しても「サルと勝太が近づかんように、俺も気をつける」「勝太がいる部屋にはサルは入らないように伝えておくから」と押し切られました。義母がペットを可愛がるのを止めたいわけではありません。でも私としては息子のアレルギーが心配だから、本音では行きたくない。しかし夫は息子を義母に会わせたがるし、どんなにペット命の義母も孫には会いたがり、何とか打開策を見つけたいと思いながら、時間だけ経ってしまいました。そして夏休みの帰省時、さらに信じられない出来事が勃発しました!次回(7/15UP!)に続きます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ エェコ
2020年07月14日■前回のあらすじ出産を機に義父と同居することになった私(サヤカ)。義父のセクハラ発言がエスカレートしていき、限界を感じていたら…セクハラに耐え忍んでいたある日、姪っ子のユキちゃんが家に遊びに来ました。ユキちゃんが「それセクハラだよ!」とバシッと義父に言ってくれたおかげで、義父は自分が一線を越えていたことをやっと自覚したようです。このできごと以降、義父はかなり落ち込んだようで、私へのセクハラ発言はめっきり減りました。授乳を覗いたり脱衣所に来ることもなくなり、私にかなり気を遣って過ごしています。もし義父がまたセクハラをしてきたら、私もユキちゃんを見習ってガツンと「同居解消」をたたきつけてやろうと思っています!※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントをべースに作成したフィクションです。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト・ 山口しずか
2020年06月26日