オリエント時計は8日、独特の文字盤カレンダー機能を搭載した機械式(自動巻き)の腕時計「オリエントスタイリッシュ&スマート STYLISH MULTI YEAR CALENDAR」を発売した。全4モデルを用意し、税別価格は26,000円または29,000円。今回の新モデルは、オリエント時計のDNAを表現するモデルのひとつとする「マルチイヤーカレンダーモデル」が、2015年で発売50周年となることを記念して開発された。内装回転リングを回して知りたい年と月を合わせると、連動して曜日が回転し、その月のカレンダーが表示される仕組み。この独自機構はそのままに、7色のレインボーカラーで表示されたカレンダーをデジタル風のフォントと組み合わせ、ポップな印象に仕上げた。ケースの裏面にはブルーカラーガラスのシースルーバックを採用し、機械式ムーブメントの駆動を見ることができる。共通の仕様として、ケース素材はステンレススチール(WV0861ERはブラック色メッキ)、ケースサイズは縦49.2×横42.0×厚さ11.4mm、風防はクリスタルガラス、バンドはプッシュ三つ折り式中留。防水性能は5気圧、耐磁性能は耐磁1種となっている。
2015年04月13日オリエント時計は4月4日、オートマチック(自動巻き)の腕時計「オリエント ワールドステージコレクション オートマチック」シリーズとして、3種類(計9モデル)を発売した。税別価格は27,000円から。オリエント ワールドステージコレクションは、長く愛されるデザインをテーマとして、流行にとらわれないデザインと伝統の技術を融合させている。今回の新製品では、曜日表示付きモデルを3モデル、三針デイトモデル(2種類、各3モデル)の計9モデルをそろえた。曜日表示付きモデルはシンプルなデザインながら、11時・12時・1時位置にかけて配された曜日表示がアクセント。三針デイトモデルはベーシックなデザインをベースに、ローマ数字のインデックスと細めのベゼルを組み合わせている。
2015年04月10日4月に入って新社会人になったばかりの人も多いだろう。そんな新社会人を含む、20代の社会人は給与やお金の使い方をどのように考えているのだろうか。そこでマイナビニュースでは今回20代の社会人300人を対象に「お金に関するアンケート」を行った。今回アンケートに答えた人の現在の年収で最も多かったのが「300万円以下」で53.3%。次いで「500万円以下」で40.7%となった。これに対し、希望年収では「500万円以下」が59.7%で最多となり、「300万円以下」が16.7%、「800万円以下」が16%、「1000万円以上」は7.7%に留まった。そんな20代社会人が今まで自分の給料で購入した一番高いものの金額では、「10万円以下」が56.7%でトップ。次いで「30万円以下」が29.3%となり、最高30万円までで全体の86%を占めた。一方、「将来何でも購入できるなら何が欲しいか?」の質問には、「高級マンション」が42%で最多。そのほか、「高級自動車」(18.7%)や「高級腕時計」(18.3%)、「自家用ジェット」(7%)、「自家用クルーザー」(4%)が並ぶなか、「何も欲しくない」と答えた人が27%と2番目に多い回答になった。こうした結果を見る限り、現代の20代社会人のお金に対する願望は割と現実的であることが見て取れる。最多となった「高級マンション」というのは不動産という比較的実用的な買い物とも言える。こうした20代社会人の堅実的な消費志向の背景にはやはり将来に対する不安や現実的な問題があるようだ。お金に関する将来の悩みを訊ねた質問では、「年金がもらえるかどうか」が69.3%と圧倒多数を占める。その他、「両親の介護費」(39.3%)、「子どもの養育費」(39%)、「家のローン」(25.3%)といった回答が続き、目の前の道楽よりも将来に対する備えという現実を意識している20代社会人が多いことが垣間見える。かつて80年代のバブルの時代には、富裕層のシンボリックな象徴でもあった高級マンションや高級自動車、高級腕時計、自家用ジェット・クルーザーといった代物。今回の調査でも明らかなように、年収500万円以下が9割以上を占める20代社会人では、すぐに買うことは難しい商品。しかし、30代、40代で仮に右肩上がりに収入が増えたとしても、今度は子どもの養育費や両親の介護費用、老後への備えといった問題に直面し、現実的にこうしたいわゆる贅沢品への志向は向かないようだ。そんな現実のなか、将来的な資金への現実的な備えとして、もちろんコツコツ貯金をする人もいれば、投資・資産運用を早くから考える若者も昨今は多いだろう。しかし、常に堅実に将来のことを考えるのも大変だ。そんなときは運試しとして“高額当せんくじ”にチャレンジするという選択もある。例えば、サッカーの試合結果をコンピュータがランダムに予想する「BIG」の場合、1等当せん金は最大6億円。理論上の当せん確率は約478万分の1だ。たまには"運試し"として、こういったものをやってみるのもひとつの手かもしれない。
2015年04月10日●Apple Watch登場の噂 - 2014年8月Appleの腕時計型ウェアラブルデバイス、Apple Watchが4月10日に予約受付を開始する。発売日は4月24日だ。Watch OSという独自のOSを載せたApple Watchは、iOS 8.2以降を搭載する「5」以降のiPhoneと連携し、時計や活動量の計測、着信やメッセージの受信などが行える。これら基本機能に加え、公開されている開発ツールにより、デベロッパが制作したアプリの追加も可能だ。着信やメッセージ受信はもとより、負荷のかかる処理や、アプリのインストールなどもiPhone経由で行われる。ラインナップは「Apple Watch Sport」「Apple Watch」「Apple Watch Edition」の3種類。いずれも「ケース」と呼ばれる本体に、「デジタルクラウン」(りゅうず部分)を搭載し、回転によるズームやスクロール、押してホーム画面の表示、長押しで「Siri」の起動など、iOSデバイスを彷彿とさせる操作感がうたわれている。バンドは好みのデザインを選ぶことができ、価格は4万円代前半から、上は200万円超(!)まで揃えられる。これがApple Watchの概要だ。長いことApple Watchの情報はWeb上で公開されてきており、購入希望者にとっては、ようやくの予約開始と言っていいだろう。本稿では、Apple Watchを取り巻く流れを記事で振り返ってみたい。○Apple Watch登場の噂 - 2014年8月Apple Watchの登場が広く知られるようになったのは、2014年8月。Appleによる"腕時計型デバイス"に関する特許が、米特許商標局(USPTO)で公開されたことから始まった。米IT系情報サイトRe/Codeなどが2014年8月27日に腕時計型デバイスの存在を報じた。申請日は2011年7月で、今から約4年前となる。その頃日本のアップルではiPad 2を発表したり(2011年3月)、「Apple Thuderbolt Display」を発表したり(2011年7月)していた。なお、この年の10月に米Apple共同創業者で元CEOのスティーブ・ジョブズ氏が逝去している。その後、米国時間9月9日にスペシャルイベントを開催されることが明らかになり、「iWatch」の呼称で噂が広まっていたApple Watchも、このタイミングで披露されると見られた。米Apple、9月9日イベントの招待状を送付 - iOS 8/iPhone 6/iWatchを発表か?○Apple Watch正式発表 - 2014年9月2014年9月に開催された実際の発表会では、「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」とともに、Apple Watchの名称で製品が登場。ティム・クックCEOによる"One more thing"で披露されたApple Watchは、2015年初頭という発売時期と簡単な価格が明かされたのみで、詳細はまだ不明だった。【速報】3分でわかるApple新製品まとめ - iPhone 6からApple Watchまで実際にApple Watchを触ってみた! - これは「時計」を超えた「時計」である!!米Appleがスマートウォッチ「Apple Watch」を発表 - 2サイズ・3モデル展開○開発ツール「WatchKit」公開 - 2014年11月2014年10月に発表されたAppleのスペシャルイベントでは、「iPad Air 2」や「OS X Yosemite」のほか、Apple WatchのSDKが11月に登場することが明かされた。その後予定通り、11月には、Apple Watch用の開発ツールセット「WatchKit」が提供される。【速報】90秒でわかるApple新製品まとめ - iPad Air 2からiMac with Retina 5K Displayまで米Apple、Apple Watch用の開発ツールセット「WatchKit」の提供開始を発表●3月のスペシャルイベントで発売日が明らかに○3月のスペシャルイベントで発売日が明らかに2015年に入ると、3月9日に開催されるAppleのスペシャルイベントで、Apple Watch発売発表への期待が高まった。すでにティム・クックCEOが1月27日の決算カンファレンスコールで、4月の発売をコメント。このため、イベントでは発売日がいつになるかが注目された。Apple、3月9日に特別イベント開催 - 「Apple Watch」 発売日発表か○価格と発売日決定 - 2015年3月米国時間3月9日に開催されたスペシャルイベントでは、医療研究アプリ「ResearchKit」「新しいMacBook」とともに、Apple Watchの発売日が4月24日であることが発表された(予約開始は4月10日)。Apple Watchをサポートする「iOS 8.2」も同時にリリース。iOS 8.2では、iPhoneとのペアリングや設定が行える「Apple Watch」アプリが追加された。【速報】60秒でわかるApple新製品まとめ - Apple TV値下げからApple Watch詳細まで「Apple Watch」の価格と発売日が決定 - 4月10日に予約受付を開始アップル、Apple Watchをサポートする「iOS 8.2」をリリース「Apple Watch」「MacBook」、近未来を見せたAppleのスペシャルイベント○発売に向けた流れ - 2015年3月~4月4月10日の予約開始日に向け、取り扱い店舗ではさまざまな準備が進んでいる。予約はWebサイト「Apple Online Store」、全国の「Apple Store」8店舗、新宿伊勢丹にオープンするApple Watch専門店「Apple Watch at Isetan Shinjuku」にて受け付ける。伊勢丹新宿店に白い壁が出現 - Apple Watch展示準備進む米Apple、Apple Watchアプリのストア登録受付を開始Apple Watch、使い方ビデオを公式Webサイトにて公開
2015年04月09日ソフトバンクモバイルは8日、アップルの腕時計型デバイス「Apple Watch」をソフトバンク表参道および、ソフトバンク銀座にて取扱うと発表した。同店舗では10日午前9時より試着および購入の予約受付を開始する。なお、予約の際にはクレジットカードと本人確認書類が必要になる。また、通信事業者としてApple Watchを取扱うのは世界でも同社のみだという。同社が取扱うのは、「Apple Watch Sport」と「Apple Watch」の2モデルで、「Apple Watch Edition」は取扱わない。価格については未定としているが、ソフトバンクの「iPhone 5」以降のiPhoneを持っていれば、一括払いのほか割賦払いでも購入できる。実際にApple Watchを購入する際には、現金払いも可能だが、購入の予約にはクレジットカードと本人確認書類が必要となる。これは、転売の防止を目的とした措置だと思われる。試着の予約は、店頭のほか同社公式サイトでも受付けるが、購入の予約は店頭のみ。予約受付の開始日は、Apple Storeと同様に10日の午前9時からで、発売日は24日となっている。
2015年04月08日もうすぐ「Apple Watch」が発売される。Apple初のウェアラブルデバイスであり、名前から想像できるとおり腕時計型だ。4万円台の「Sport」から100万円を超える「Edition」まで幅広いラインナップが用意されており、百貨店内に専門ストアが展開されるなど、売り方も従来の製品と異なる。いろいろな見方はあるが、注目度の高さは誰もが認めるところだろう。Appleも準備に余念はない。3月にリリースされたiOS 8.2には、ペアリングを行う専用アプリ「Apple Watch」が収録されており、ホーム画面を賑わせている。オンラインショッピングや修理の予約ができるアプリ「Apple Store」にも専用コーナーが用意され、4月10日の予約受付開始を待つばかりだ。Apple Watchと関係の深い音声アシスタント機能「Siri」も、すでにApple Watch対応が始まっている。新機能の多くはApple Watch発売後に公開されるのだろうが、いくつかは発売前の現時点でも試すことができる。アニメ「妖怪ウォッチ」を連想させる命令は、そのひとつだ。「俺の友達、出てこい」などとSiriに命令すれば、明らかに妖怪ウォッチを意識していると思わせる返答がある。すでにネット系ニュースで知られているワザだが、つい試したくなるはずだ。あまり知られていないようだが、「Apple Watchはいつ発売?」などと訊ねると、予約開始は4月10日、販売開始は4月24日と答えてくれる。それ以外のApple Watchに関する質問は、AppleのWEBサイトに誘導されるが、発売開始後はSiriの機能が"解禁"され、その場で答えてくれるようになるのかもしれない。では、アプリ『Apple Watch』をすばやく起動できるというのはどうだろう? 妖怪ウォッチ風に「俺の友達、Apple Watch」とSiriに話しかけると、アプリ『Apple Watch』が起動するのだ。Apple Watchの部分をSafariなど他のアプリに置き換えても動作することがあるので(動作しないものが多い)、いちど試してみてほしい。
2015年04月07日セイコーウオッチは4月2日、女性向けの腕時計ブランド「ティセ」から、母の日ギフトに向けたソーラー充電機能搭載の限定モデル「Thanks M♡M Special Limited 2015」(SWFA157)を発表した。4月24日から発売し、税別価格は26,000円、限定数は500本。今回の限定モデルでは、母親へ伝えたい想いを花言葉で表現。淡いピンク色のグラデーションを施したダイヤルに、カーネーション、ダリア、すずらんを描いた。花言葉は、カーネーションが母への愛、ダリアが感謝、すずらんが幸せ。秒針と「12」の数字にカーネーションカラーを用い、全体にアクセントを添えている。限定のスペシャルボックスは、花柄をプリントした楕円形。ティセオリジナルデザインの今治ハンドタオルと、メッセージカードが付属する。時計の主な仕様は、ケースとバンド素材がステンレススチール、ケースサイズが外径23×厚さ6.6mm、防水性能が日常生活用強化防水(10気圧)、耐磁性能がJIS耐磁時計1種となっている。
2015年04月03日セイコーウオッチは4月1日、腕時計「セイコー スピリット スマート」ブランドから、アニメーション作品「秘密結社 鷹の爪」とコラボレーションした限定モデル(4種類)を発表した。5月下旬の発売予定で、各種類とも限定300本、税別価格は23,000円。DLEキャラクターオンラインショップ「DLE SHOP」にて、先行予約を受付中だ。ラインナップは、「総統モデル」(SCVE013)、「吉田モデル」(SCVE015)、「レオナルド博士モデル」(SCVE017)、「DX ファイターモデル」(SCVE019) の4種類。それぞれ、各キャラクターをイメージしたインデックスやダイヤルとして、裏ぶたにはキャラクターのイラスト、Limited Editionの文字、シリアルナンバーを描いている。それぞれ、総統の言葉を入れた専用ボックスに収納。共通の仕様は、ケース素材がステンレス(一部プラスチック)、裏ぶたがステンレスとガラス、ケースサイズが外径44×厚さ13.1mm。ベゼルは回転ベゼルだ。また、ムーブメントは自動巻きメカニカル(手巻きつき)の「キャリバー4R35」となっている。
2015年04月03日セイコーネクステージは6月下旬に、同社の「ISSEY MIYAKEWATCH プロジェクト」から、吉岡徳仁氏デザインの新シリーズ腕時計「V(ヴィ)」を発売する。3モデルを用意し、税別価格は40,000円または43,000円。ISSEY MIYAKEWATCH プロジェクトは、ISSEY MIYAKEプロデュースのもと、デザイン界を代表するデザイナー達が参画しているウオッチ・プロジェクト。今回の新作「V(ヴィ)」は14作目の新シリーズで、吉岡徳仁氏とのコラボレーションとなる。「V(ヴィ)」は、時計のバンドからデザインを発想したブレスレット・ウオッチ。ランダムな模様を形作る金属の筒から断ち切られた、美しいリングのイメージから生まれた。女性でも男性でもアクセサリーとして使えるモデルに仕上がっている。ランナップと税別価格は、グレーカラーの「NYAC001」とシルバーカラーの「NYAC002」が40,000円、ブラックカラーの「NYAC003」が43,000円。いずれも、ケースとバンド素材はステンレススチール、ガラス素材は無機ガラス、ケース外径は16.2mm、厚さは6.3mm、重さは73g、防水性能は3気圧となっている。
2015年04月02日スウォッチ グループ ジャパンのスウォッチ事業本部は3月26日、母の日モデルの限定腕時計「ROSES4U」(ローゼズ・フォー・ユー)を発売した。スウォッチ直営店およびスウォッチ公式オンラインストアのみで販売し、限定180本、価格は8,640円だ。ROSES4U(品番SUTR401)は、芝生柄とチェック柄の特別仕様のラッピング。緑の芝生に、ROSES4Uが横たわっているように包まれている。ベースモデルは「ジェント」で、文字盤やストラップをバラの花で彩った。ケースはプラスティック、ベルトはファブリックストラップ、文字盤はホワイトダイアルにマルチカラープリントだ。
2015年04月01日スウォッチ グループ ジャパンのスウォッチ事業本部は1日、2015年スウォッチ・クラブ・ウォッチ「THIS IS MY WORLD」(ディス・イズ・マイ・ワールド、品番SUOZ195)を発売した。スウォッチストア全店舗、スウォッチ公式オンラインストアで販売し、価格は12,960円。スウォッチ・クラブは、世界各地で約8万人のメンバーをかかえるスウォッチ・ファンの組織で、2015年で設立25周年を迎える。今回のTHIS IS MY WORLDは、スウォッチ・クラブの25周年アニバーサリーモデルだ。ベースモデルは「New Gent」(ニュー・ジェント)で、スウォッチ時計の象徴ともいえるクォーツ・ムーブメントを見られるニュー・ジェント・ラッカードを採用。文字盤の上部に「25th Anniversary」、下部にスウォッチ・クラブのエッセンスかつスイスの象徴「牛」、クラブメンバーのコミュニティを表現した「手と手を取り合った人々」、スウォッチ時計のシンボル「歯車」を刻印している。
2015年04月01日こんにちは、ライターの矢沢ゆうです。「春は出会いの季節」なんて言葉がある通り、春は合コンや新歓を通して多くの人と出会うきっかけが増えてきます。そのような出会いの中で男性が女性の顔や性格、服装以外に気にするものは「持ち物」なんですね。そこで今回は、私、矢沢ゆうが今までの合コンや新歓を通して出会った男性たちに、「女性がこれを持っているとポイントがあがる!」という意見を独自に聞いてきました。■1.ハンカチ&ティッシュ「最近の女の子ってハンカチとティッシュを持ってない子が意外といるんだよね。そういう中で自然とハンカチとティッシュが出せる子を見ると『おっ、しっかりした教育を受けていたんだな』っていう育ちの良さを感じる。」(27歳/公務員)意外と1番多かった意見はハンカチとティッシュでした。いくら見た目を清潔にしていても、このように持ち物1つで印象がガタ落ちになってしまうことってあるんですよね。ハンカチには香水をひと吹き、ティッシュはカバーに入れて持ち歩くと、ワンランク上の女性らしさを出すことが出来ますよ。■2.ウェットティッシュ「ハンカチとティッシュは勿論だけど、俺的にはウェットティッシュも持っていて欲しいな。あれって普段使わないかもしれないけど、いざという時にあると助かる!」(22歳/大学生)濡れたタオルが欲しいけど、おしぼりが乾いている・・・!そんな時にサッとウェットティッシュが出てくると「できる良い女」をアピールすることが出来ちゃいます。もしも何かの拍子で男性が濡れたタオルを欲しがった場合、ウェットティッシュをあげると距離が一気に縮まる可能性も出てきます。そんな「ウェットティッシュ1枚」からはじまる恋、悪くないですね~(笑)■3.腕時計「スマートフォンで時計を確認しているのを見ちゃうと、何か冷めちゃうんだよ。腕時計している女の子を見ると、時間の管理がしっかり出来る子なのかな~なんて思っちゃうね。」(25歳/事務員)出ました!ウェットティッシュに続く「できる良い女」アピールの持ち物ですね。腕時計をしている女性はそれだけでも「できる良い女」として見られることがあります。しかし、あまりにもブランド感が強い腕時計や、服装にミスマッチな腕時計だと、男性陣は引いてしまう可能性があります。よく考えて腕時計をチョイスすると良いですね。■4.エチケット袋&水「僕はお酒が弱くてすぐに戻しちゃうから、エチケット袋とか持っている子がいると助かるな。大学生になると飲み慣れないお酒を沢山飲む機会があるから、1人くらいそういうものを持っている女の子がいるとポイントがあがるよね。」(21歳/大学生)新しい出会いがある場に足を運ぶのってとても緊張しますよね。その緊張をほぐすために飲み慣れないお酒をガンガン飲む人も中にはいます。そういう人ってお店を出た瞬間にリバースしてしまうので、そのような状況に対応できるエチケット袋と小さいボトルの水を鞄に忍ばせておくと良いでしょう。しかし、リバースしたものを処理しなければならない役割を担うことになるので、相当なメンタル面も一緒に備えておくと良いですね・・・。■おわりに基本的なものから意外なものまで、多くの意見が出てきました。「男性は持ち物にも目をつけている」ということを忘れずに、合コンや新歓に向かう前に、1度、自分の持ち物をチェックしてみると良いかもしれませんね。(矢沢ゆう/ハウコレ)
2015年04月01日子供を巻き込んだ犯罪やトラブルを見聞きしたり、子供を学校や遊びなどに送り出すたびに子供の安全が気にかかる安全が気になる親は多いだろう。法務省の平成26年版 犯罪白書によると、平成16年からの10年で犯罪被害に遭った13歳未満の子供の被害者数は全体では減少しているものの、暴行事件および強制わいせつといった犯罪の被害者数は減り幅が少なく、親にとっては依然として不安なところだ。加えて、犯罪被害以外にも事故や迷子といったトラブル、そしてこれからの季節は熱中症といった心配もある。そんな親の不安に応える形で登場したのが、さりげなく子供の見守りができるサービスであるNTTドコモの「ドコッチサービス」だ。○子供の居場所がスマートフォンやパソコンで検索可能「ドコッチサービス」は、3G通信機能やGPS、Bluetooth、各種センサーを搭載した専用の腕時計型端末「ドコッチ01」を子供が着けることで、子供の居場所や状態がパソコンやスマートフォン上で分かるというサービスだ。この「ドコッチサービス」では、NTTドコモの位置情報サービス「イマドコサーチ」を利用することで居場所が検索可能。子供の帰りが遅くて心配な時など、この機能を使うことでどこにいるのか確認できるというわけだ。また、SMSを使ってスマートフォンから「ドコッチ01」へメッセージを送ることができ、「ドコッチ01」からも登録されている定型文を使って親側への連絡ができるようになっている。もしも、子供に事故などのトラブルや雨や迷子といったアクシデントが起きた場合は、「ドコッチ01」に搭載されている「SOSボタン」を使えば、ボタンひとつで子供側から親に助けを呼ぶことが可能。ほかにも、親にとってうれしい機能が「みまもりアラート」。子供が小さい場合、親が目を離したスキに子供がどこかに行ってしまうということがありがちだ。しかしこの「みまもりアラート」では、専用アプリ「ドコッチおでかけアプリ」をインストールしたスマートフォンと「ドコッチ01」をBluetoothでペアリングすることで、子供が親から一定距離を離れると、すぐに親と子供両方にアラート音または画面表示で離れている旨を知らせてくれる。○子供の活動状況が分かる「状態モニター」搭載子供がいる場所が気になるものの、それと同じくらい親にとって心配なのが子供の状況だ。子供自身は夢中で遊んでいても気が付いたら体調不良で動けなくなる、暑い時や寒い時でも無頓着に活動しては熱中症や風邪になってしまうなど、大人では想像つかない展開に陥ることが多い。そんな時に役立つのがスマホで子供の今が分かる「状態モニター」機能だ。「ドコッチ」に搭載された加速度センサーを使い、「運動している」「休んでいる」など子供の現在の状況がスマートフォン・パソコン上で分かるようになっている。また、温度/湿度センサーも搭載されており、子供の活動状況と組み合わせて夏場の熱中症予防や、乾燥した冬場の風邪対策などNTT東日本関東病院小児科が監修したアドバイスを親側に知らせる仕組みになっている。このアドバイスを受けて、子供にSMSで注意を送るという使い方ができそうだ。○最大6台のスマートフォン・パソコンから確認可能子供の見守りについての便利な機能が用意されている「ドコッチサービス」。位置情報や活動状態といった子供の情報は、子供ひとりにつき最大6台までの端末でチェックできるようになっている。共働き家庭が増えている中、お母さんひとりで何もかも対応というのは限界があるが、6台まで使えるなら両親はもちろん祖父母や兄弟姉妹といった家族で対応可能だろう。また、スマートフォンだけでなく仕事用のパソコンも登録して、仕事しながらでも子供の様子を確認するという使い方もできそうだ。○腕時計型なので活動的な子供でも安心このNTTドコモの「ドコッチサービス」は4月4日にサービスが開始される。また、初の対応端末である「ドコッチ01」のホワイトは4月4日発売、ライトブルーは4月上旬発売予定だ。従来も子供の安全用としてのGPS機能が搭載されたケータイや小型端末はあったが、子供が落としてしまう、もしくは持ち歩くのを忘れるなどの問題があった。しかし、「ドコッチ01」は腕時計型ということで、常に身に着けていられて落としにくいというメリットがある。この「ドコッチ01」のベルトを含まない本体の大きさは高さ約44mm×幅約44mm×厚さ約15mmで、重量はベルト込みで約46g。子供の安全を守る機能が充実しながらも、子供にとっては普通の腕時計として利用できるサイズと重さだ。また、IPX5の防水機能とIP5Xの防塵機能に対応しているので、手洗いや雨で端末が濡れてしまっても、グラウンドや公園といった砂ぼこりが多い環境で遊んでも故障の心配はないだろう。子育てをしていて、「ウチの子はどこに行くか分からない」「すぐに体調崩すので心配」という親は少なくない。迷子対策のためにハーネスを利用するかどうか、子供だけで外で遊ばせていいのかどうかと、いろいろな局面で親としての選択に迷う方も多いのではないだろうか。そんな中、登場した「ドコッチサービス」は子供の活動を妨げずさりげない見守りが可能になっており、さらに何かあった時の場所やメッセージの通信もできる点で便利なサービスだ。子供の安全においてどんな対策ができるか考えている方は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
2015年03月31日スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」にて、カシオ計算機は「バーゼルスペシャル」となる腕時計を3モデル発表した。概要はすでにお伝えしているが、ここでは耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の最高峰となる「MR-G」特別仕様の続報として、現地で収めた実機の写真をお届けしよう。以下の写真はすべて、クリックすると拡大表示される。○日本ブランドの誇りと匠の技を表現したバーゼルスペシャルG-SHOCK MR-GG-SHOCK MR-Gのバーゼルスペシャル「MRG-G1000RT」は、2014年の年末に久しぶりの登場となったMR-Gシリーズの新作「MRG-G1000」がベースモデルだ。このMRG-G1000、日本では公式発表されず、G-SHOCKのオフィシャルサイトやカタログにも未記載だったが、現在では晴れてラインナップに加わっている。フルメタル仕様のほか、ハイブリッド時刻取得システムを装備したのが大きな特徴だ。従来の「マルチバンド6」(世界6局の標準電波を受信して自動的に時刻を合わせる)だけでなく、GPSによる正確な時刻取得に対応している。バーゼルスペシャルのMRG-G1000RTは、「Made in Japan」をテーマにして日本ブランドの誇りを表現。優れた強度を持つ再結晶64チタンをベゼルに用い、日本刀の「にえ」(刃に現れる独特の模様)をイメージしている。合わせて、DLC処理によってジャパンブルーの「藍色」を表現し、再結晶64チタンのベゼルとともに、見る角度と光の強弱で独特の模様が表情を変え深く輝く。世界限定で100本、税別価格は650,000円、2015年8月の発売予定だ。
2015年03月29日スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」にて、カシオ計算機は「バーゼルスペシャル」となる腕時計を3モデル発表した。概要はすでにお伝えしているが、ここでは耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」のGPS対応モデル「GPW-1000TBS」特別仕様の続報として、現地で収めた実機の写真をお届けしよう。以下の写真はすべて、クリックすると拡大表示される。○メタルのヴィンテージ感を演出したGPS対応のG-SHOCK特別仕様バーゼルスペシャル「GPW-1000TBS」のベースモデルは、同じくBASELWORLD 2015で発表された「GPW-1000T」だ。GPW-1000Tはさらに、2014年7月発売「GPW-1000」のバリエーションモデルでもある。大きな特徴はふたつ。ひとつはGPSと標準電波(世界6局)によるハイブリッド時刻取得システムを搭載していること、もうひとつはベゼルやケースに軽量で錆びにくいチタンを採用していることだ。ベゼルには、より高い強度を持つ64チタン合金を用いており、メタルならでは質感に加えて、傷に強い構造となっている。バーゼルスペシャルとなるGPW-1000TBSならではの特別仕様は、長く使い込んだヴィンテージ感だ。ゴールドIP処理の上にブラックIP処理を重ね、さらにブラックIP処理の一部を意図的に削っている。こうした特別な処理は、2014年のバーゼルスペシャルモデルだった「MTG-S1000BS」で採用されたもの。MTG-S1000BSは世界限定500本と数が少なかったこともあり、あっという間に売り切れたそうだ。2015年のバーゼルスペシャル、GPW-1000TBSは、2015年7月の発売予定で税別価格は155,000円。やはり世界限定となるが、取材の時点では、限定本数は未定とのことだった。
2015年03月29日スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」にて、カシオ計算機は「バーゼルスペシャル」となる腕時計を3モデル発表した。概要はすでにお伝えしているが、ここではメタルウオッチ「OCEANUS」続報として、現地で収めた実機の写真をお届けしよう。以下の写真はすべて、クリックすると拡大表示される。○バーゼルスペシャルは「宇宙から見た夜の地球」(ブラックマーブル)アナログフェイスの電波ソーラーメタルウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」は、カシオの腕時計で最上の高級ラインに位置する。バーゼルスペシャル「OCW-G1000S」のベースモデルである「OCW-G1000」は、世界6局の標準電波、およびGPSによるハイブリッド時刻取得に対応した最新モデルだ。2014年に発売10周年を迎えたOCEANUSだが、新たにGPS対応という機能を身に付けたOCW-G1000は、OCEANUSの歴史でマイルストーンに刻まれるモデルとなるだろう。バーゼルスペシャルのOCW-G1000Sは、「宇宙から見た夜の地球」(ブラックマーブル)がコンセプト。漆黒のブラックフェイスに散りばめた上品なゴールドによって、宇宙の中で輝く地球の光を表現している。また、再結晶ブルーサファイアによって、碧い地球を表現しているのも見どころのひとつ。風防全体を再結晶ブルーサファイアとする贅沢な仕様によって、地球を覆う海のブルーをデザインしている。OCW-G1000Sは世界限定で300本、税別価格は400,000円、2014年7月発売の予定だ。なお、同じくOCW-G1000をベースにした新作として、OCW-G1000Eも発表されている。こちらはバーゼルスペシャルのような特別仕様ではなく、レギュラーモデルとしてラインナップに加わる見込みだ。
2015年03月29日何でも小さくなって、持ち運びができるようになっている現在。うれしい反面、私たち人間はどんどん筋肉がなくなってしまいそうな予感がしますね……。さて、今回は最新の眠気解消法ともいうべきウェアラブル端末に迫ります。ウェアラブルとは?ウェアラブル(wearable)とは直訳すれば「着ることができる/着用に適する」という意味。今は各種メーカーがスマホやセンサーなどのハイテク機器をウェアラブルにして商品化していることはみなさんご存知のことだと思います。それらを「ウェアラブル端末」と呼ぶそうで、現在の1つのトレンドになっています。ウェアラブル端末には主に、リストバンド型や腕時計型、メガネ型などがあります。今後さらに小型化、軽量化、あるいはハイテク化が進むと予測されているようです。最新の眠気解消法加熱するウェアラブル端末市場ですが、ついに「ドライバーの眠気を検知するウェアラブルセンサー」が開発・発売されるそうです(3月頃の出荷予定)。名前は「FEELythm」。これは首からかけて、耳たぶにセンサー(クリップ状のもの)をつけて使うそうで、脈拍のリズムや大きさの変化を検知し、眠気と判断するとドライバーに振動や音声で知らせるというもの。居眠り運転が即事故につながるトラックやバスの運転手に重宝されそうですよね。数年後、数十年後には一般市民も含めて全てのドライバーが装着している、なんてこともあるかもしれません。懸念すべき点もウェアラブル端末はどこまで進化するのでしょうか? ある調査によると、販売台数は国内で2013年度に40万台だったものが2020年度には600万台になると予測されています。私たちの予想を上回るペースで、いろいろなものが小型化し、ウェアラブルになっていくかもしれませんね。ただ、やはり懸念すべき点というのはいくつかあるようです。その1つがプライバシーの問題。メガネ型や腕時計型の端末でカメラがついているものなどは、撮られている側が気づかないという恐れもあると言われています。技術ばかりでなく、モラルの面も進化が求められるかもしれませんね。Photo by Kasya Shahovskaya
2015年03月28日フォーカルポイントは25日、Bluetooth Smartによりスマートフォンと連携し、速度や距離の測定ができる米Mio製心拍計搭載腕時計「Mio ALPHA 2」の販売を開始した。同社が運営するオンラインストアでの価格は税別27,500円。Mio ALPHA 2は、フィリップス研究所とフィジカルポイントが共同開発した米国特許取得の高精度センサーを搭載し、手首に装着して心拍数を継続的に測定することができる腕時計。3軸加速度センサーが内蔵されており、Bluetooth Smartで連携したスマートフォンに対応するフィットネスアプリと組み合わせてワークアウトの距離と速度を測定することができる。また、「Mio GO」「Wahoo Fitness」「RunKeeper」「miCoach」などの対応スマートフォンアプリケーションと一緒に使うことでユーザーの年齢や運動量に応じた心拍ゾーンを設定したり、心拍数と同時にワークアウトの速度や距離を測定することができる。このほか、本体にバックライトを搭載し、ディスプレイを指で軽く2回たたくとバックライトが点灯する。本体のメモリには、最長24時間のデータを記録をでき、スマートフォンと同期することによって、計測データを整理することができる。本体は30m防水機能を搭載。センサー部分は取り外して、リストバンドだけを水洗いすることも可能。本体サイズは約W45×H42×D15mm、リストバンドは約W28×H255mm(幅は最短部)、重さは約54g。バッテリーは170mAhリチウムポリマー電池で、連続使用時間は20~24時間。対応する機種は、iPhone 4s 以降 / iPad (第3世代) 以降 / iPad mini / iPod touch (第5世代) / Bluetooth SMARTに対応するAndroid 4.3以降のスマートフォン・タブレット。
2015年03月26日フォーカルポイントは25日、Bluetooth SMARTによってスマートフォンなどと連携できる心拍計付き腕時計型デバイス「Mio ALPHA 2 心拍計付き腕時計」を発売した。価格は税別27,500円。「Mio ALPHA 2 心拍計付き腕時計」は、Bluetooth SMARTでスマートフォンなどと連携する、心拍計付き腕時計型デバイス。心拍数は、本体を手首に装着するだけで継続的に測定でき、結果はリアルタイムで画面に表示される。また、3軸加速度センサーを搭載しており、速度や距離も計測可能。内蔵されているメモリは最長で24時間までのワークアウトを記録できる。ワークアウト後は、スマートフォンなどと同期した際に自動的にデータを転送する。計測したデータは、専用アプリ「Mio GO」以外にも、「Wahoo Fitness」や「RunKeeper」、「miCoach」などのフィットネスアプリに同期できる。「Mio ALPHA 2 心拍計付き腕時計」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、幅約45mm×高さ約42mm×厚さ約15mm/約54g(ベルト除く)。バッテリー容量は170mAh。最大連続使用時間は20時間から24時間。脈拍数表示は30から220拍。防水性能を備えており、水洗いも可能。カラーバリエーションはブラックとイエローの2色。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月26日Appleから期待の腕時計型端末「Apple Watch」の正式な発表が行われた。腕にはめてスマートフォンと機能を連携できるこの手の製品は「スマートウォッチ」とも呼ばれる。スマートウォッチはすでに多数の製品が販売されているものの、まだまだ一般消費者の間に普及が広がっている状況ではない。だがこのApple Watchや、今までにはなかった業種からの製品参入で今年は大きなブームが巻き起こるかもしれない。○スマートウォッチはファッション製品ソニーやサムスン電子など多数のメーカーから製品が販売されているスマートウォッチ。健康管理機器としても使える製品も様々なメーカーから製品が発売されている。だがそれらの販売先は家電量販店やAmazonなどの通販など、スマートフォンのアクセサリと販路はあまり変わらない。だがスマートウォッチは常に身体につけておくものだ。そうであればサイズや形状、色合いなど自分のファッションに合わせて選びたいと考える消費者も多いはずだ。スーツの袖からカラフルな腕輪が見えてしまっては仕事に差し支えるだろう。またせっかく流行のファッションに身を纏ったのに、腕に安めの腕時計にしか見えない製品をはめていたら興ざめしてしまう。もちろんスマートウォッチは次々とファッショナブルでスタイリッシュな製品が登場している。Apple Watchの発表前にはHuaweiやLGから金属ボディー製の高級腕時計のような製品も発表されている。しかし製品の質感を上げただけでは従来からの製品同様、販売数を爆発的に増やしていくのは難しいだろう。○スマートウォッチを腕時計として売るAppleなかなか普及しないスマートウォッチ、その状況を大きく変えようとしているのがApple Watchだ。2015年3月9日に行われた製品発表会では、Apple Watchが従来のスマートウォッチとは大きく異なる販売戦略で市場に投入されることが発表された。まずApple Watchは本体のサイズが38ミリと42ミリの2種類のモデルが用意される。これは大手メーカーの腕時計が男性用、女性用として同じデザインのものを2サイズで作り分けているのと同じ手法だ。しかも本体素材とベルトの組み合わせによりカジュアルから高級なものまで30種類以上のバリエーションが用意される。また販売先も日本では伊勢丹百貨店など従来のiPhoneの販売先とは異なる店舗に販路を広げている。Apple WatchのライバルはSonyやSamsungの既存の製品ではなく、大手メーカーの腕時計そのものなのである。○ブランド時計の本格参入が始まるスマートフォンメーカーのスマートウォッチの動向に対して、既存の腕時計メーカーからも少しずつ対抗する動きが出始めた。3月19日にはスイス・バーゼルにて開催されている時計と宝飾関連の国際イベント「Baselworld 2015」でTag HeuerがGoogle、Intelと共同でAndroid Wearを採用した腕時計型のスマートウォッチを開発すると発表。高級かつ高性能で耐久性にも優れた”タグ・ホイヤー"ブランドのスマートウォッチが登場すれば、消費者はスマートフォンとの連携機能を抜きにしても、腕時計として購入するようになるだろう。またファッションブランドのGuessは2015年1月にスマートウォッチメーカーのMartinとコラボレーションした自社ブランドの腕時計型端末「Guess Connect」を発表。こちらも外見はGuessのデザインセンスを汲んだファッショナブルなものとなっており、女性層などへの販売を狙っている。Guess Connectを買った女性は普段は腕時計として使いながらも、スマートフォンを持っていれば着信やメール通知を腕時計で受け取ることができる。このようなファッションブランドのスマートウォッチは、スマートフォンと連携できるIT機器として販売されるのでは無い。おしゃれな腕時計として販売され、時間を見るという機能にプラスしてスマートフォンとの連携機能もアピールされるのである。販売先も家電量販店ではなく、ブティックやアクセサリ店など従来のスマートウォッチとは全く異なる展開となるだろう。今はスマートフォンは誰もが持つ製品となり、スマートフォンメーカー各社も買い替え需要を促そうと新製品を定期的に投入している。だが一度買ったスマートフォンを買い替えるのは通常2-3年先となるだろう。そこでスマートフォンと連携できるアクセサリとして、スマートウォッチの開発・販売を各社強化している。しかしIT機器としてスマートウォッチを販売するだけでは、一般消費者の目を向けさせるのは難しい。一方、ファッション感覚でアクセサリのようにつけられる製品であれば、スマートフォンとの連携を抜きにしても多くの消費者が興味を持つようになるだろう。現在は大手スマートフォンメーカーが自社ブランドとしてスマートウォッチを販売しているが、2015年にはファッションブランドなどとのコラボが急激に進むかもしれない。今一つ盛り上がりに欠けるスマートウォッチ市場の拡大のためには、腕時計としても欲しくなるような製品の登場が求められているのだ。
2015年03月25日フォーカルポイントは25日、3軸加速度センサーと心拍計を搭載し、Bluetooth Smartによりスマートフォンと連携する米Mio製の腕時計「Mio ALPHA 2 心拍計付き腕時計」の販売を開始した。同社オンラインストアでの価格は税別27,500円。フィリップス研究所と共同開発した、高精度の心拍数センサーを搭載した心拍計付き腕時計。Bluetooth Smartで連携したスマートフォンに対応するフィットネスアプリを導入すれば、内蔵する3軸センサーの情報を元にワークアウトの距離と速度を測定することができる。また、その測定値から消費カロリーなども閲覧可能で、フィットネスの効率を高めるとする。スマートフォンは常に一緒に携帯しなければならないわけではなく、本体内に内蔵するメモリに最長24時間のデータを記録できるため、あとから同期することでデータを整理することも可能。また、純正フィットネスアプリである「Mio GO」を使うと、ユーザーの年齢や運動量に応じて心拍ゾーンを5段階で設定し、段階ごとに内蔵LEDで通知する機能も持つ。本体は30mまでの防水機能を搭載。センサー部分は取り外し可能な構造で、リストバンドだけを洗うことも可能。カラーバリエーションは黒とオレンジの2色をラインナップ。本体サイズはW45×D15×H42mmで重量は約54g。バッテリーは170mAhリチウムポリマーで、連続使用時間は20~24時間。対応するスマートフォンは、iPhone 4s以降、iPad(第3世代)以降、iPad mini、iPod touch(第5世代)、Bluetooth SMARTに対応するAndroid 4.3以降のスマートフォン・タブレット。対応する純正アプリケーションは「Mio GO」「Endomondo Sports Tracker」「Map My Ride」「miCoach」「Run with Map My Run」など。
2015年03月25日セイコーネクステージは、吉岡徳仁デザインの新シリーズ「V(ヴィ)」を発売する。発売時期は2015年6月下旬。価格は4万円~4万3,000円(カラーにより異なる、税抜き)。同シリーズは、ISSEY MIYAKEプロデュースのもと、デザイン界を代表する著名デザイナーたちと革新的なウオッチ・シリーズを展開している「ISSEY MIYAKEWATCHプロジェクト」から発表された。デザイナー・吉岡徳仁とのコラボレーションによるもので、同プロジェクトにおいては第14作の新シリーズとなる。また、同シリーズのコンセプトは、ランダムな模様を形作る金属の筒から断ち切られた、美しいリングのイメージから生まれたという。それぞれ異なるバンドパーツが輝きを放つことでブレスレットとして表情を作り出す、腕時計の領域を超えた新しいタイプのアクセサリーと同社は表現している。なお、「V」シリーズのサイズはケース外径が16.2mm、厚さが6.3mm、重さは73g。日常生活用強化防水(3気圧)で、時間精度は平均月差±20秒(気温5℃~35℃において腕につけた場合)。ケース・バンドの素材はステンレススチール、カラーはグレー、シルバー、ブラックの3色展開となっている。
2015年03月23日●新MacBookはiPadキラー的な存在にAppleの「Spring Forward」イベントは、最初から最後まで面白かった。飽きることなく、あっという間の90分だった。まず、買えるものならすぐにでもポチりたいと思ったのが新しい「MacBook」。ユーザーを選ぶMacだが、筆者の使い方にフィットする。処理能力が必要な作業とメディア管理にはMac miniがあるため、すでに13インチMacBook AirをほとんどiPadと同じように使っている。常にバッテリー動作で、ケーブルを接続するのは充電の時だけ。データのやり取りは全てワイヤレス。だから、ポート類がヘッドフォンポートとUSB-C×1ポートだけでも全く問題ない。薄くて軽くて、打ちやすいキーボードが付いている理想的なモバイルノートだ。簡単に着脱できるという点では端子をポートに差し込む必要があるUSB-Cよりも、マグネットで引っつくMagSafe電源アダプタの方が扱いやすい。MagSafeでなくなったのは残念だが、「ケーブル1本」をユーザーに強いるのがポイントだから仕方ない。USB-CはUSB規格であり、将来対応する周辺機器が増えることを考えると「PCをUSBで充電できること」のメリットは大きいと思う。これまでAppleはMacのあるべき処理能力の基準を設けて、その範囲でMacBookシリーズをデザインしていた。新MacBookは、そうした基準を一旦ご破算にし、iPhoneやiPadがモバイルの主流になった時代のモバイルノートとして一からデザインし直している。新MacBookのプロセッサは従来のMacBookでは基準を満たしそうにないほど非力であり、代わりに電力効率が良く、ファンレスでポータビリティに優れている。MacBookと名付けられ、見た目もMacBookだが、従来のMacBookとは設計思想が異なるデバイスである。名称を「iMacBook」とかにしても良かったぐらいだ。従来のMacBookシリーズのユーザーから見ると、新MacBookはCPUパワーが犠牲になりすぎている。しかし、日々のコンピューティングをiPadやiPhoneでこなしている人たちにとっては十分なパフォーマンスであり、むしろ打ちやすいキーボード、操作しやすいトラックパッド、そして他のPCにはないポータビリティ(薄型軽量、ケーブル1本)が大きな魅力になるはずだ。その意味で新MacBookは最強の「iPad Air 2」キラーになる。筆者自身、新MacBookに魅了されているが、iPad Air 2を気に入って毎日使っているだけにちょっと複雑な気分でもある。でも、こういう競争はSurface Pro 3も含めて大歓迎だ。噂の12インチiPadへの期待も高まる。新MacBookはiPhoneやiPadのユーザーに馴染むこれからののPCであり、これで存在が危うくなるのはiPadではなく従来のモバイルPCだ。●Appleは操作性と質感だけは伝わったが……○Apple Watchはプライムタイムのデバイスか?Apple Watchについては、よく言えば「ポイントを上手く見せていた」、悪く言うと「見せたいことだけ見せていた」という印象だ。操作性と質感の良さは伝わってきたが、OSやUIの出来については実際に時間をかけて使ってみないと分からない。The VergeのNilay Patel氏は、Watchインターフェイスには学習が必要で「どこにいるのか分からなくなる、何が起こるか予想できないという感覚はApple製品らしくない」と書いている。ハードウエアについても準備が整っているのか不明な点が多い。もしかすると、滑らかな動作によって、バッテリー動作時間が犠牲になっているかもしれない。AppleがApple Watchで目指していることは伝わってくる。そこは評価したい。だが、Apple WatchほどリッチなUIのウエアラブルで、Appleが目指すユーザー体験を、今日の技術(プロセッサ、バッテリーなど)で実現できるのか、疑問符を付けざるを得ない。どこかにひずみが生じていても不思議ではない。ただし、まだ早すぎるデバイスだとしても、Apple Watchが失敗するとは限らない。iPhoneだって、2007年に登場した初代モデルは早すぎるデバイスだった。それでも多くの人を魅了し、第3世代の頃にはハードウエアとのバランスが取れるようになって、Appleのビジョンが形になり始めた。Apple Watchはまだ、プライムタイムのデバイスではないかもしれない。そうだとしても、その時が来たら開花する可能性を感じられるものなら、このタイミングで飛びつく開発者やユーザーは出てくるはずだ。●Apple Watchの価格の噂はジョークかと思っていた○100万円超のApple Watchは誰が買うのか?さて、数カ月前からApple Watchの上位モデルが100万円を超えるという噂が飛び交っていたが、ジョークだと思っていた。だって、Apple Watchは職人が組み立てた精巧な機械ではない。デジタル機器である。しかも、発展途上だ。高価な時計は数十年、数世代にわたって大事に使われ、財産と見なされるが、Apple Watchの商品寿命は数年程度だろう。時間と共にディスプレイは明るさを失い、バッテリーはへたってしまう。高価な時計のようにリセールバリューを長期にわたって維持できそうな"何か"が今のところない。そんなApple Watchに一体誰が100万円超も支払うだろう?そう思っていたのだが、噂は本当だった。Apple Watch Editionは128万円から、最も高価な組み合わせは218万円である。しかし、今回のキーノートでぼんやりとではあるが、Appleの狙いが見えてきた。キーノートで同社はApple Watchを高価な時計として展開するようにアピールしてはいなかった。スーパーモデルのクリスティー・ターリントン・バーンズが登場したが、マラソンレースを目指す1人の女性という感じだったし、終始Apple Watchが普通の人たちの生活をどのように変えるのかに焦点を当てていた。Apple Watchは、やっぱりデジタル機器なのだ。となると、Appleが高級ブランドの腕時計市場を本気で奪おうとしているとは考えにくい。財産やコレクションとして大事にしまっておくような高級腕時計ではなく、使ってなんぼのデジタル機器なのだ。同じウォッチでも土俵が違う。こうした点から推測すると、Apple Watch Editionのターゲットは絞られる。財産やコレクションではなく、普段使いのために高級ブランドの腕時計を身につけている人たち。キズがつくのもお構いなしでロレックスを巻いている人たちだ。つまりデジタル機器としてApple Watchに興味はあるけど、他人と同じものは身につけたくないという人たちを満足させるモデルである。1万ドルを超えるApple Watch EditionについてTim Cook氏は「ユニークで特別な存在」と述べていた。Apple Watch Editionは「限定数」になるという。その言葉通りだろう。本当に少ないのだと思う。この世に数十本しかないというぐらい少なくなければ、1万ドルを超える値札の価値はない。AppleがVertuのようなビジネスに乗り出すのは、それはそれでApple好きとしてはちょっと複雑な気持ちなのだが、それがApple Watch Editionなのではないかと思う。
2015年03月12日2014年は国内大手時計メーカーから衛星電波受信機能を持つ製品が出そろい、まさにGPSウオッチ元年ともいえる年だった。そんな中でひときわ異彩を放っていたのがシチズンの「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ F100」だ。今回は、持ち主の個性を主張する未来的なデザインと衛星電波を素早くキャッチする実用性の高さを併せ持つ、今もっとも気になる衛星電波時計である本製品の魅力をレビューする。○あなたの左腕に小宇宙(コスモ)はあるか!?今、ビジネスウオッチを買うなら、どれを選ぶ? そう聞かれたら、真っ先に候補として頭に浮かぶのがGPSウオッチである。時計の至上命題である正確性はもちろん、旬の話題性に富むカテゴリーだけに、各メーカーともデザインや素材を含めた品質にも非常に力を入れている。黎明期はやや過剰ともいえる存在感があった(早い話が大き過ぎた)ケースも技術の進化によって小型化され、日本人の腕にも収まりの良いサイズとなった。機械式の工芸品的な歯車駆動の美しさを求めるなら話は別だが、そうでない限り、GPSウオッチは機能面でも時計本来の魅力という面でも注目すべき時計なのだ。中でも、個人的に気になるのがシチズンの「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ F100」(以下「F100」)である。円と直線、そして複雑に織りなす面を巧みに組み合わせた都会的かつ未来的なケースデザイン。かと思えば、ダイヤルは視認性の高い大型針を配した実にオーソドックスな3針+1針のデイデイトスタイルだ。日常でどれだけ使われるかよくわからないクロノグラフを敢えて採用しなかったのが潔い。人工衛星からの時刻情報受信というSF的エッセンスと、時計の原点に立ち返ったようなストイックな精神。その2つの主張を見事に両立させたデザインは見事というほかない。チタンバンドに腕を通し、高級時計の証であるムクの三折れバックルを締めた刹那、メタルウォッチならではのひやりとした冷たさが手首に走る。これをビジネスマンとしてのスイッチが入る瞬間、と捉える人は多いだろう。そう、ビジネスウォッチには、この瞬間が必要なのだ。F100の重量は、わずか106g(筆者計測による)。これはチタン(ケース・バンド)ならではの長時間でも疲れない軽さながら、腕時計をしている実感を得ることできる、腕時計としての最適値に近い重量だと思う。ちなみに、10万円を超える時計となると、さすがに扱いには気を使うが、F100のケースとバンドにはシチズンが誇る信頼の表面加工技術「デュラテクト」が施されているので、普段の着用時をはじめ、テーブルに置くときにも過剰にナーバスにならずに済むのが嬉しい。○ボリュームで主張せず、デザインで主張する実際に腕に着けて眺めると、あらためて見所の多さに気付く。人工衛星の太陽電池パネルあるいはオービタルリングをも連想させるダイヤルと、そこから浮遊したバーインデックス、そしてさらに上空に浮かぶごとく風防に印字された都市コード。ダイヤルの曲率の延長上に面を合わせて配置された操作ボタンは肉抜き処理され、人工衛星のパイプフレームをモチーフとしているという。気分はまさに成層圏の彼方だ。ケース厚は12.5mm(設計値)と衛星電波受信機能を持つ時計としては世界最薄を誇るF100だが、特徴的な4つの美しいミラー面のおかげで数値以上に薄く感じる。つまり、心理的に着けやすいのだ。しかも、物理的にもシャツの袖口との衝突を受け流してくれるため、実際に着け心地がいい。だから、外出時に時計を選ぶとき、つい手に取ってしまう。F100は「ボリュームで主張せず、デザインで主張する時計」なのだ。なお、余談だがこのミラー面もまた、人工衛星に関する「あるもの」がデザインモチーフとなっているのだが、おわかりになるだろうか。答えは「ミウラ折り」。宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)の三浦 公亮 名誉教授が考案した折り方で、人工衛星の太陽電池パネルやアンテナなどの伸展に利用されている。F100はその隅々にまで「サテライト ウエーブ」としてのデザインが貫かれているのである。ところで、F100の肩書きは「衛星電波時計」である。いわゆる「GPSウオッチ」とどこが違うのだろうか。また他メーカーの競合製品には位置情報と時刻情報の両方を取得するものもある。F100はなぜ位置情報を取得しない設計としたのだろうか。シチズン時計 広報宣伝部の岩橋さんにお話を伺った。岩橋さん「シチズンは1989年から電波時計の開発に着手、1993年にいちはやく世界初の多局受信型アナログ式電波時計を実用化しました。F100などの衛星電波時計も、その連綿と続く歴史を受け継ぐ製品で、シチズンにとってはあくまで電波時計のひとつなのです。正確な時刻情報を取得する電波時計の弱点だった“標準電波の届かない地域”という問題を克服するために、人工衛星の電波を利用するというアイディアです。また、GPS(Global Positioning System)と聞いたときにまず思い浮かべるのは、カーナビやスマホなど位置情報を取得する機能ですよね。でも、F100はGPSの時刻情報のみを取得して、位置情報は取得しません。それが特徴ですので、『GPSウオッチ』ではなく、衛星電波時計としています」つまり、最初から位置情報を取得するという視点に立脚していないということだ。GPSで位置情報と時刻情報を取得し、タイムゾーンを割り出して正確な時刻情報を参照するという製品とは、出自そのものが違うということか。なるほど!時刻情報のみを取得するF100は、情報取得に関してはひとつの人工衛星を補足すれば良いため (位置情報も取得する場合は3つの衛星補足が必要)、取得成功率が高く時間も短くて済む。岩橋さん「時計に必要なのは、とにかく正確な時間を素早く取得すること、という発想です。そのために衛星電波受信のアルゴリズムを刷新しつつ、通常の約3倍(笑)の速度で針を動かせる高速モーターを搭載しました」海外、それも都市コードから探すのも面倒なほどあちこちの国を飛び回るならいざ知らず、日本にいる機会が圧倒的に多いなら、位置情報を取得しなければならない機会はそれほどないだろう。とすれば、「時刻情報のみ短時間で取得+タイムゾーン変更はユーザーがおこなう」という選択は現実的といえるかもしれない。○もう普通の電波時計には戻れない!実際に時刻の手動取得をおこなってみた。操作は、4時方向のボタンを長押しするだけ。…おぉ、確かに早い! 詳しくは動画をご覧いただきたいが、平均しても針が受信位置に来てから10秒以内には時刻取得が終わる。これははっきり言って、もう標準電波の取得操作がまどろっこしく感じられる快適さ。この早さを一度味わってしまうと、もう電波時計には二度と戻れなくなりそうで、マジでヤバい……。ただ、タイムゾーンは自分で合わせなきゃならないんですよね?岩橋さん「そうなんです。でも、F100は当社のりゅうずによるタイムゾーン切り替え機能“ダイレクトフライト”を搭載しています。りゅうずを一段引いて回し、秒針をダイヤル上の任意のタイムゾーンに合わせていただくだけで、次々に時刻表示が切り替わります」また、りゅうずを二段引いた状態で回すと、サマータイム(DST)のオン/オフが切り替わる。ダイレクトフライト自体はもはや慣れ親しんだ機能だが、新搭載の高速モーターのおかげでレスポンスが向上し、便利さがいっそう際立っている。これは、必要がなくとも操作したくなるほど楽しい。岩橋さん「そう仰るお客様は多いんです。でも、F100は非受信時の精度も月差±5秒と高精度なので、そのうち、特に操作しなくても困らないことに気付いちゃうんだよね、と仰る方も多くて(笑)」最後にもうひとつ、便利に感じた機能「ライトレベル インディケーター」にも触れておこう。衛星電波取得に加え、高速モーターを搭載しているF100にとって、充電量はもちろん、エコ・ドライブの発電環境もまた大切な問題だ。いや、実際はパワーセービングモードで7年間ももつほどの省電力設計なのだが、ユーザーとしては充発電の状態は常に気になるところだろう。2時位置のボタンを押すと全針が動き、その場所での発電量(受光量)を7段階(12時~6時を指す)で表示するのだ。12時を指したらレベル0(最低)、6時を指したらレベル6(最高)という具合。このとき、7時位置のインダイヤルは充電量を示す。充電量が低下してきたとき、より効率的に充電できる環境を探すのに役立つ機能だ。このほか、磁気や衝撃による針位置のズレを検出して針位置を自動補正する「パーフェックス」や自分で針の基準位置を確認、修正する機能など、高級腕時計としての足回りも万全。メーカー希望価格は17万円(税別)からと決して安い買い物ではないが、F100は、衛星電波時計をお探しなら一度は店頭で手にとってみていただきたいモデルだ。遊び要素の少ないビジネスウオッチとはいえ、せっかく高級時計を買うのなら、ありふれていない、あなたの個性を物語ってくれる時計がいいと思いませんか?
2015年03月11日●Apple Watchアプリの可能性は?Apple Watchの具体的な価格と販売スケジュールが、ついに発表された。詳細は当該記事を参照していただくとして、本稿ではスペシャルイベントの発表内容をもとに、Apple Watchというデバイスについて考えてみたい。なお、言及するのはアプリなどサードパーティーが関与できるものに止めておきたい。Apple Watchというデバイスそのものではなく、Appleならではの(UIデザインや操作性における)作り込みがあることを前提に、iPhone/iPadに比べどの程度の規模のエコシステムを作りあげるか、下世話な表現でいえば"儲かるかどうか"が、本稿のテーマだ。○「アプリ」という可能性スペシャルイベントでは、Apple Watchは汎用性あるデバイスに位置付けられた製品なのだということを再確認できた。Apple Payを利用した支払い、iPhoneへの着信を受ける処理、Siriによる音声認識……いずれのデモも、Apple Watchというデバイスの広い用途と可能性を感じさせるものだ。多くのセンサーを内蔵するだけに、ヘルスケアやホームセキュリティの用途がクローズアップされがちだが、Appleはそのように定義していないことがわかる。このデバイスに広い用途と可能性をもたらす手段は、間違いなくソフトウェア、すなわち「アプリ」だ。iPhone/iPadがそうだったように、サードパーティーの参加を促すことでアプリ市場が活性化し、その流れがデバイスをけん引していく。iPhone/iPadのみならず、スマートデバイス全体がこのビジネスモデルを踏襲していると言っていいはずだ。しかし、スペシャルイベントでは「WatchKit」に大きな進展が見られなかった。ここでいう大きな進展とは、たとえばネイティブアプリ開発の具体的な道筋を示すこと、サードパーティーにもDigital Crownやセンサー類へのアクセスを認めること、可能性を感じさせる新APIを発表することだが、今後「Apple Watchアプリ」がどう展開されるか、アプリの効能を熟知しているはずのAppleなだけに、いろいろな切り口で見せてくれてもよかったのではないか。もっとあからさまに言えば、スペシャルイベントで紹介されたアプリは"儲かりそう"な印象に乏しい。WatchKitで実現できるかどうかは別として、Apple Watch側から(In-app Purchaseで)オプションを購入するとか、iAdのデモを流すとか……特に後者は、アフィリエイトプログラムを利用できるかどうかいまだ不明なだけに、気にかけている開発者は少なくないはず。開発者イベントではないから仕方ない部分はあるが、Apple Watchの発売は45日後に迫っている。企業デベロッパーはともかく、個人デベロッパーが腰を据えてアプリ開発に取り組めるようになる日は、しばらく先になりそうだ。●Apple Watch向けアクセサリは?○アクセサリ市場はどうなる?Apple Watchで気になる点がもうひとつある。それは「アクセサリ」、現在iPhone/iPad向けにケースやケーブルなどさまざまな製品が販売されているが、同様の市場がApple Watchにも生まれる可能性は高い。アクセサリの充実は、エコシステム全体にも好ましい影響をもたらすはずで、当然Appleも「Made for Apple Watch」プログラムを一切考えないということはないだろう。しかし、今回のスペシャルイベントでは言及されなかった。なぜ? 完全な推測だが、いくつか可能性を考えてみたい。ひとつは、時期尚早であること。Apple Watchのブランディングはこれからの話、発売早々サードパーティー製のループが溢れかえってはコントロールが難しくなる。腕時計というファッション性が高いカテゴリなだけに、Made for iPhone/iPadよりブランドイメージを大切にしたいという考えがあっても不思議ではない。ファッションブランドなどとタイアップしつつ、小出ししてくる可能性もあるのではないか。もうひとつは、そもそも「Made for Apple Watch」を展開しないこと。放っておいても(Made for Apple Watchロゴのない)サードパーティー製アクセサリは出てくるだろうが、Appleがそれを関知しないというやり方もアリだ。慎重に検討中という可能性もある。腕時計には機能劣化がないファッションアイテムとしての側面もあるため、次期以降のモデルでも変わらず使えるよう、サイズや素材を含め仕様を定義しているのかもしれない。200万超えのモデルがラインナップされたということは、長年使えるアクセサリが提供されると期待していいのだろう(iPhone/iPadのように2~3年で賞味期限が過ぎることはない……と思いたい)。いずれにせよ、Apple Watchには物理的なインターフェイスが存在しない。クリティカルな処理が必要なだけに、充電ケーブルの製造をサードパーティーに認めることもないだろう。サードパーティー製アクセサリが認められるとすれば、ファッション性の高いものが中心となるはず。そんな"生モノ"をAppleがどのようにビジネスに取り込んでいくか、当面見守りたいと思う。
2015年03月11日●「先行きが見えないデバイス」という印象こんなにも先行きの見えないデバイスは初めてかもしれない……。米国時間9日、いつも通り日本時間で夜中の2時からスタートしたAppleの新製品発表イベント。4月の出荷が予定されているApple Watchの詳細が発表されることは最初からわかっていたことだったが、見る前と見た後で、Apple Watchに対する感想はまったく変わらなかった。冒頭の一文である。ライターのくせに、まったくもって、何も言っていないに等しい。世間での反応も割れているようで、「絶対買う」という人から「こんなのいらん」という人まで様々だ。まぁ反応が様々なのはiPhoneも毎回同じなのだけど、そっちは生活に必須のスマートフォンカテゴリだから、なんだかんだで売れることはわかっている。しかし、Apple Watchは多くのiPhoneユーザーにとって必須ではない。少なくとも現状では。Apple Watchは、「便利かもしれないが、ライフスタイルを選ぶ」製品に思える。発表会で語られたApple Watchの主な機能は3つだ。「時計」「コミュニケーション」「フィットネス」である。ジョブズはiPod、電話、モバイルインターネットの3つの機能をひとつのデバイスにまとめ上げて世界を変えたが、Apple Watchはどうだろうか。時計はiPhoneで確認するか、お気に入りの腕時計をつけるし、コミュニケーションはiPhoneで十分だし、フィットネスはそもそもしない。そんなユーザーをどこまで振り向かせることができるだろうか。そんなユーザーはユーザーではないと切り捨てて、必要なユーザーにだけ届ければいいという考え方もあるかもしれない。しかし、Apple Watchがそんな小さくまとまったニッチな製品として終わっていくのは残念でもあるし、Appleには停滞して面白みがなくなりつつあるスマートフォン業界をぜひもう一度引っ掻き回してほしいという思いもある。●「必要な人だけ」が身に付けるデバイスになりそうな予感○「Apple Watch」を否定的に思う2つの理由前項では、否定的な思いを語ってしまったが、筆者個人としては、満を持して登場したウェアラブルデバイスの本命であるApple Watchにはヒットしてもらいたいと思っている。iPhoneが登場する以前、誰も今のような世界を想像していなかったように、Apple Watchでもう一度人々のライフスタイルに革命を起こしてほしいのだ。しかし、現状のApple Watchでは、何となく「必要な人だけが身につける」レベルの製品で終わりそうな予感もしている。そう思う理由の一つは、腕時計を完全に置き換えることができていないということだ。たとえば、Apple Watchはバッテリーが最大で18時間しかもたず、1日に1度の充電が必要だ。時計だって24時間身に付けるわけではないが、少なくとも充電を気にすることはない。最大18時間ということは、ヘビーに使うならもっと短いわけで、朝つけたら帰宅する頃にはバッテリーがなくなっていることは大いに考えられる。充電が切れてしまえば時計としても機能せず、ただのブレスレットになってしまうわけで、これはちょっと辛い。出先でこまめに充電してまで使うかといわれると、多くの人はそこまでして使いたくないのではないだろうか。もう一つは、少なくとも現状では「Apple Watchでしかできないこと」が見えてこないことだ。iPhoneの通知を表示できる? カレンダーの表示? 音楽再生? それらはぜんぶiPhoneでできることだけど、果たしてApple Watchを使うことで誰の目にもわかるくらいに生活が向上するのか。正直、そうは思えない。ブルっと本体が震えたら、鞄か尻ポケットからiPhoneを取り出せばいいだけのことだ。4万円以上払って、iPhoneの機能の一部を腕に移植したいかというと……。多くの人はピンとこないんじゃないだろうか。●サードパーティが産み出すキラーコンテンツに期待○今のままでは押しが弱い、サードパーティに期待Apple Watchは便利かもしれない。だけど、その便利さはフィットネスに熱心な人や、健康に気を遣っている人、あるいは電話やメールなど通知のたびに鞄からiPhoneを取り出すのが死ぬほど面倒だという一部の人にとっての便利さであって、大多数にアピールするにはまだちょっと弱い気がしている。要するに、キラーコンテンツがないのだ。しかし、だからといってApple Watchが大コケするかというと、そうと決まったわけではない。というのは、Apple WatchはiPhoneと同じく、サードパーティがアプリを作って公開できるからだ。もちろん、Apple Watch以外のスマートウォッチでもサードパーティ製のアプリはあるし、実際に公開されているのだけど、Apple Watchの注目度を考えると勝負にはならないだろう。ここが、Apple Watchと他のスマートフォンの最大の違いであり、Apple Watchの勝機になりうる部分だと思う。いわば、最初にAppleが用意した機能は「こんなことができるんだよ」というベース機能であって、もしかすると第三者が思いもよらぬキラーアプリを出してくる可能性もあるわけだ。iPhoneもそうだった。必要な機能は標準アプリでだいたい網羅されていたが、後から出てきた何十万というサードパーティ製のアプリが、iPhoneの価値を飛躍的に高めた。サードパーティのアプリなしにiPhoneがここまでブレイクしたとは思えないし、逆にいうと、Apple Watchにおいても、サードパーティ製のアプリ次第で、一般ユーザーを振り向かせられる可能性も大いにあるのではないだろうか。だとすれば、Apple Watchの先行きについて語るには、今はまだ早すぎるかもしれない。
2015年03月10日セイコーネクステージは3月7日、米国ブランド「ブルックス・ブラザーズ」のクラシックなスタイルをカジュアルにアップデートした腕時計「Red Fleece Timepieces」(レッド フリース タイムピーシーズ)コレクションを発売した。ダイヤル色とバンド素材の違い、およびクロノグラフ、ミッドサイズ3針、スモールサイズ3針のバリエーションによって、全12モデルを用意。税別価格は18,000円から。今回の新モデル群は、ブランドの世界観を表現した「ビンテージ パイロット」をテーマにした初のウオッチコレクション。クラシックな航空時計にインスパイアされたという、カジュアルで懐かしくもあるたたずまいが見どころだ。すべて専用化粧箱に収められている。レザーバンドモデルは着脱が容易なNATOタイプの牛皮革、メタルバンドモデルはクラシックなデザインの多列タイプ。いずれもブランドロゴが刻印された専用のものとなっている。共通の仕様として、ケース素材がステンレススチール、風防がカーブミネラルガラス、防水性能が10気圧(日常生活用強化防水)。○クロノグラフモデルケースサイズは外径42×厚さ12.7mm。税別価格はレザーバンドモデルが23,000円、ステンレススチールバンドモデルが25,000円。○ミッドサイズ3針モデルケースサイズは外径39×厚さ10.3mm。税別価格はレザーバンドモデルが18,000円、ステンレススチールバンドモデルが20,000円。○スモールサイズ3針モデルケースサイズは外径33×厚さ9.8mm。税別価格はレザーバンドモデルが18,000円、ステンレススチールバンドモデルが20,000円。
2015年03月10日米Appleは9日(米国時間)、スペシャルイベントを米国・サンフランシスコで開催する。腕時計型デバイス「Apple Watch」の詳細などが発表されると噂されており、日本でも大きな話題を集めている。iPhone 6が発表された2014年9月のイベント時には、イベント開催前からApple Storeに並ぶ猛者がいた。ということは、今回もすでに並んでいる人がいるかも! そう思った筆者はApple Store銀座と、表参道に向かった。まずは、Apple Store銀座から。筆者が駆けつけたのは17時31分、銀座は朝から降る雨が一段と強くなっており、平日でも買い物客の多い通りにあまり人がいなかった。ただ、Apple好きであれば、テントの1つや2つでも立てて、イベントを心待ちにしているに違いない! そう思っていた筆者だったが……。日本時間では、10日午前2時に開催されるスペシャルイベント。8時間以上前では誰もいなかった。「う、嘘だろ。誰もいないのかよ……」と思わず傘を落としそうになった筆者だったが、すぐに「なるほど。表参道に移動したんだな」と頭を切り替え、Apple Store表参道に向かった。銀座に比べ表参道には人が多く、Apple Storeに並んでいる人も多いだろうと思い、降りしきる雨の中、足取り軽くApple Storeに向かったが……。またしても愕然としてしまった。オシャレなカップルや、モデルのようにカッコイイ外国人など表参道らしいお客さんはたくさんいるのだが、9月に見たようなテントや椅子は1つもなかった。筆者が向かった際には、どちらの店舗にも並んでいる人は確認できなかった。しかし、Twitterを見ると、「みんなでApple Store前に集まってスペシャルイベントを観るぞ!」といった主旨のツイートも散見されるため、終電の時間帯や夜中に集まってくるのかもしれない。Appleとして初めての腕時計型デバイス「Apple Watch」。発売時には、iPhoneなど同様に、多くの人が行列を作るような魅力的なデバイスになっているのだろうか。今からスペシャルイベントが楽しみだ。「Apple Watch」以外にも発表されるデバイスがあるという噂もある。ちなみに、筆者は家でゆっくりと観るつもり。世界が注目するAppleの動向をみなさんも注目していてほしい。Appleのスペシャルイベントは、日本時間3月10日の午前2時から。コチラのサイトでライブストリーミング中継も実施する。
2015年03月09日米Appleが9日(日本時間:10日午前2時)に開催するスペシャルイベントの開始を目前に控え、Appleの日本公式オンラインストアサイト「Apple Store」が日本時間9日21時頃、メンテナンスに入った。スペシャルイベントにて、腕時計型デバイス「Apple Watch」の詳細などが発表されることに伴っての措置だと見られる。今回のスペシャルイベントでは、Apple初の腕時計型デバイス「Apple Watch」の価格や発売日、詳細な仕様などが発表されると噂されている。同イベントは、日本時間3月10日の午前2時から。コチラのサイトでライブストリーミング中継も実施する。
2015年03月09日セイコーウオッチの限定コレクションとして、1990年代にイタリア・デザイン界のエットレ・ソットサス氏とのコラボレーションで生まれた腕時計「Sottsass Limited Edition」が、デザイン復刻する。全5モデルを用意し、税別価格はそれぞれ32,000円、3月発売予定。シンプルなケースに2枚のガラスを重ね合わせたシャープなフォルムは、ガラスの裏面に数字や目盛りを印刷することによって、表示が立体的に浮かんで見えるデザイン。最上層のガラスにはサファイアガラスを使用している。ケースはステンレススチール、ケースサイズは外径40.6mm×厚さ10.7mm、防水性能は日常生活用防水(3気圧)。裏ぶたにはシリアルナンバーが入っている。
2015年03月05日