腰椎を圧迫骨折した86歳の義母を自宅で介護していたわが家。一生懸命介護したかいあって、義母は手すりにつかまって歩いたり、手引き歩行をしたりすることができるまで回復していました。そんな矢先、今度は義母が脳梗塞を発症して入院。退院後にはさらに過酷な介護生活が待っていました。★関連記事:突然始まった介護生活! 義母が腰椎圧迫骨折をして入院後、自宅介護に【体験談】義母が脳梗塞に!腰椎を圧迫骨折してから、あまり動かない生活をしていたからかもしれません。ある日のこと、義母の左側の手脚の動きがちょっと悪いなと思ったのですが、そのままデイサービスに送り出しました。帰宅したとき、デイサービスの方にも左脚の動きが悪いようですから病院で診てもらったほうが良いですよとの助言を受けました。そこで、早速かかりつけ医に診てもらうと、すぐに大きな病院に行ってくださいとのこと。次の日、かかりつけ医に紹介された大きな病院に行き、MRI検査を受けました。診断結果は脳梗塞(のうこうそく)でした。私も画像を見せてもらいましたが、白い影がいくつかありました。その中でひときわ白い場所があり、医師によると、これが今回脳梗塞になったところだということでした。退院後、介護施設に入るか自宅介護か迫られ先生からは脳梗塞ですから、すぐに入院してくださいと言われました。幸いにも義母の場合は脳梗塞でも細い血管の脳梗塞のため症状は軽いほうだということでした。とはいっても、左側の手脚がうまく動かせず、また、左側全体的にまひがあるせいで食事のときの飲み込みが弱くなってしまいました。入院中は血流を良くするための点滴を受けながら、手足の動きを良くするためのリハビリを受けました。2週間で退院となったのですが、退院時指導では医師から認知症もあり本人のリハビリの意思が弱いので、退院後はリハビリ病院に行っても効果が期待できないと言われました。このまま介護施設に入るか、自宅に帰ってデイサービスに通いながらリハビリをするかの選択を迫られたのです。いつもお世話になっているケアマネジャーさんとも相談し、とりあえず自宅介護をしてみて、大変だったら介護施設を探しましょうということになりました。車椅子生活となった義母の介護自宅にはすでにあらゆるところに手すりはついていましたが、義母は完全に車椅子の生活になってしまいました。新たに室内用の車椅子をレンタルし、ベットの手すりもL字型に開くものに変えました。さらにトイレの中にも立ち上がり用の手すりを設置しました。玄関の上がりかまち(玄関の段差)は、なんとか車椅子でも降りられるのですが、玄関の外側に3段くらいの階段があり、そこにはスロープを設置して、車椅子でもスムーズに降りられるようにしました。一番大変だったのは、左側のまひがあるせいで力が入らず、車椅子からベットやトイレに移乗させる際に義母の体を持ち上げるのが重くて重くて。私のほうも腰や背中が痛くなってしまいました。あとは食事の飲み込みが弱いため、ご飯をおかゆにしたり、スープや飲み物で栄養をとれるようにしたりしていました。まとめ今日こそ限界だと思いながら、義母を毎日デイサービスに送り出してリハビリをしてもらうという生活を続けたところ、義母は3カ月くらいで手すりにつかまったまま立ち上がれるようになりました。さらに半年後には、左側の手脚が少しだけ動くように。元の状態には戻りませんが、車椅子から移乗させるのがだんだんラクになってきました。食事もおかゆだったのが、ご飯を飲み込めるようになり、果物やトマトが食べられるようになりました。自宅介護は大変ですが、ケアマネジャーさんやデイサービスの職員さんに助けられながら、できるところまでは自宅でお世話していこうと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/おみき著者/ラベンダーミント(57歳)子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る主婦。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。
2023年07月04日「コロナ禍で消費者のニーズが多様化し、ジムでの集団指導とは異なる『パーソナルトレーニング』が新しいサービスとして注目され、今後も拡大が予想されています。いっぽう、利用者のケガや健康被害の増加が懸念されており、事故防止のために消費者安全調査委員会で調査を開始し、今後報告書をまとめようと考えています」消費者庁消費者安全課事故調査室の担当者はそう話す。パーソナルトレーニングとは、スポーツジムなどでトレーナーからエクササイズやストレッチ、食事管理などの指導を1対1の対面で受けられるもので、指導にあたる人はパーソナルトレーナーと呼ばれる。経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、コロナ禍の’21年度以降、利用者数は急増している。「コロナ禍以降、新規顧客の確保と拡大でパーソナルトレーナーは前のめりになりがち。『3カ月で10kg痩せたい』などと過度な要求をされてむげに断れない場合、度を越えた指導でケガが起こりえます」(フィットネス関係者)国民生活センターなどのデータベース「PIO-NET」には、「パーソナル筋力トレーニングでの危害に関する相談」が’17年度からの5年間で105件も寄せられている。同センター商品テスト部の担当者が話す。「ケガをした人の約9割が女性で、およそ4人に1人が治療に1カ月以上を要しています。『骨折』『神経・脊髄・筋・腱の損傷』などの重傷を負った人もいました。パーソナルトレーナーには国家資格がなく、統括する事業者団体もありません。法整備されていないのが現状なんです」同センターに寄せられた声から、私たちにも起こりうるケガやトラブルの事例を見ていこう。【事例1:精神論指導で右肩損傷】40代女性は、長椅子にあおむけになってバーベルを持ち上げるベンチプレスをしていた。重いバーベルを「持てない」と断るも、トレーナーに「メンタルの問題だから」と強引に持たされることに。胸に下ろした際に右肩から「パキン」と音がして痛みが走ったが、トレーナーは「大したことない。湿布を貼れば大丈夫」と取り合わなかった。数日後には痛みの範囲が拡大し整形外科を受診。「右肩腱板損傷、リハビリが必要」と診断され、8カ月経過後もリハビリが続く。【事例2:痛いと言えず骨に異常】50代女性は、個室でのトレーニング中、うつぶせで上体そらしをした状態で、トレーナーから背中を押される動作を10回3セットおこなった。たいへん痛かったが「痛い」と言えず、我慢して指導を受け続けた。終了後、腰の左側にしびれが出て、だんだん痛みが強くなった。1カ月後に整形外科を受診して投薬治療を受けたがよくならず、さらに1カ月後にMRI検査で「骨に異常がある」と診断された。【事例3:腰椎・仙椎を骨折】1回1時間で週2〜3回のトレーニングを始めた30代女性。初期の段階で、しゃがんだ姿勢からバーベルを持ち上げる「デッドリフト」を指示され、2カ月後には30〜45kgと急激に負荷を上げられた。だが、ある日急に軽い重量も上げられなくなってしまった。整形外科を受診すると「腰椎・仙椎の骨折」が発覚。医師によれば「過負荷(重すぎる)と考えられるバーベルを、前屈位の状態でのデッドリフトにより持ち上げるのは大変危険な行為」で、やり続けたことで「疲労骨折」した可能性もあるという。事故から約2カ月後に別の整形外科を受診した際、「あと1カ月の治療期間が必要」と言われている。【事例4:腿上げで肋骨骨折】下半身のトレーニングをしていた30代女性。トレーナーが足首をつかんで負荷をかけた状態で腿上げをして、足を胸まで強く引き上げる動作を繰り返した。胸に強い痛みを感じ、その後も痛みが治まらず、後日、整形外科を受診。「トレーニングが原因で肋骨が折れている」と診断された。【事例5:極端な食事制限で湿疹】20代女性はネットで見つけたジムと契約。トレーナーの指示で、食事は完全に糖質をカットした。開始から3週間ほどで上半身に湿疹が出始めた。糖質を加えた食事内容に変えたが湿疹は悪化。医師の検査の結果、「糖質制限による色素性痒疹だろう」と診断された。約1カ月後には赤みやかゆみはなくなったが、茶色いアザのような痕が全体に残ってしまった。なぜ、このようなトラブルが起きてしまうのだろうか。「テレビやネットでは『パーソナルトレーニングなら確実に結果が出て、理想の体を手に入れられる』などと宣伝されています。その結果、利用者は即効性を求め、トレーナーの言うことをなんでもうのみにしてしまいがちです。いっぽう、トレーナーは短期間で成果が出れば口コミで評判が広がるので、『限界を超えろ』という昭和の体育会系のような指導もなかにはある。特に個室では密室状態で、歯止めがきかなくなります」(前出・フィットネス関係者)そもそも私たちにとって「いいパーソナルトレーナー」とはどんな人なのだろう。「まず、1回目できちんと体力測定をし、健康状態のヒアリングに時間をかけるトレーナーです。それから、『すぐに成果が出ますよ』などと言わず、『できるペースで継続しましょう』と、現実的な目線を忘れない人。『調子がよくないときは、休んでくださいね。回復したらフルで頑張れますから』と長期的な視点でじっくりと指導をしてくれる人も安心できます」(前出・フィットネス関係者)最後に、パーソナルトレーナーと契約するときの注意点について、前出の国民生活センターの担当者がアドバイスをくれた。「’22年に実施した『消費者へのアンケート調査』では、ケガや体調不良が起きたとき、『ジムやトレーナーが加入していた、または入会時に勧められたオプション加入による保険等で治療費等、十分な補償があった』と回答した人は、わずか11.5%でした。まずは入会、契約の際に、事故やケガの起きた際の説明をしっかり聞き、契約書や約款にも、きちんと補償の説明がされているかどうか確かめてください」特に50代以降は「健康に生きるための体力維持、体力向上」がトレーニングの主目的と意識すべき。無理な負荷や目標でケガや体調不良を起こし、本末転倒になってしまわないよう、着実に継続できることを念頭に鍛えよう!
2023年06月12日皆さんは、普段電車やバスなどの交通手段は使いますか? 多くの人が利用する交通手段なので、何かとトラブルが起きることがありますよね。 今回は、そんな電車やバスでの思わず衝撃を受けたエピソードを紹介します。骨折しているのに足を骨折していたときの話です。私は松葉づえで生活していたのですが、バスに乗った際に席がほぼ満席だったので、仕方なく優先席に座りました。すると元気そうなおばさんが私の横に立ちました。すると「私、疲れているんで席譲ってよ」と言ってきたのです。私は「今松葉づえでちゃんと立てないんです」と詫びると「そこは優先席よ。譲りなさいよ」と言ってきました。私はもめるのも嫌なので、席を譲ることに。優しいご老人にほっこりすると隣のご老人が「私の席を譲りますよ。大変でしょ」と言ってきました。そのご老人は「私はまだ若いし元気なので」と笑って席を譲ってくれたのです。本当にありがたい気持ちで席に座らせてもらいました。おばさんは急に寝たふり始めました。(50代/男性)トラブルに発展しないためにも電車内トラブルには嫌な気持ちになったり、逆に温かい気持ちになったりと皆さん色々あるようです。多くの人が利用するからこそ、互いに気を遣い合うことが大切ですよね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年04月23日31歳で長男を産んでから、たまに見つけては、1本、2本と抜いていた白髪。しかし、40歳のときに左肘の骨を粉砕骨折すると、不自由な生活によるストレスからか白髪が瞬く間に増えていきました。大量の白髪を抜くのがはばかられ、10年来お世話になっている美容師さんに泣きついた私。教えてもらったのは、白髪染めより髪にやさしい白髪ケアでした。★関連記事:肌が弱くて一般的な白髪染めは刺激が強すぎる…髪にも肌にもやさしい白髪染め見つけた!【体験談】骨折のストレスで白髪が急増!?子どもを産むと白髪が増えるとよく言われますが、私も例外ではありませんでした。31歳のときに長男を出産後、チラホラと白髪を見つけては抜く日々。美容院では「毛根が傷つくので抜いちゃだめですよ」と言われましたが、このころの私は「1本や2本なら……」と軽く考えていました。しかし、40歳のときにソファの上で足を滑らせ落下。慌てて床についた左肘関節の骨を粉砕骨折してしまい、手術をしたのち約1年間リハビリに通う生活を送ることになりました。幸い利き手ではなかったものの、料理をするにしろ、洗濯物を干すにしろ、片手が使えないのは想像以上に不自由なこと。生業であるライターの仕事も、片手でキーボードを打つのは時間がかかり、ストレスは相当なものでした。間もなくして、つむじ周りを中心に大量の白髪が生え始めたのです!増えていく白髪を気に病んだ私は、ある夜、悪夢にうなされました。つむじから太い白髪がニョキニョキと生えてきたと思ったら、それはエノキダケだった……というふざけたオチでしたが、白髪ごときに相当参っているんだなと自覚。覚悟を決めて「白髪染めをしたい」と美容院で申し出たのです。白髪染めは髪を傷める?そのころ私は1カ月半に一度、美容院に通っていました。担当の美容師さんは10年以上お世話になっている女性で、何でも相談できる間柄です。40歳で白髪染めをするのは抵抗があるし、白髪染めは髪が傷むと聞くけれど、それ以上に白髪を何とかしたいと泣きつきました。すると、彼女は「白髪染めではなく、ヘアマニキュアで暗く染めませんか? 白髪染めはどうしても髪にダメージを与えてしまいますが、ヘアマニキュアならダメージを与えず、髪にツヤが出ますよ」と答えました。職業柄、取材癖のある私は、その理由を詳しく教えてもらいました。「髪はのり巻きのような構造で、髪の芯が具、その周りにご飯があって、外側のキューティクルがのりのように守っているんです」と、美容師さんは素人にもわかりやすく話し始めました。どうやら黒髪を作るメラニン色素はご飯の部分にあり、これが老化などでなくなると白髪になるのだとか。さらに「白髪染めは薬剤を使ってキューティクルを開き、ご飯の部分に着色するので髪が傷むんです。でも、ヘアマニキュアはキューティクルの表面を着色するので、髪が傷まないんですよ」と教えてくれました。月1でヘアマニキュアをスタート「でも、白髪染めのほうが長く色持ちするんじゃないですか?」多少髪が傷んでも、白髪染めのほうがコスパがよいのでは? と考えた私は、そう聞いてみました。美容師さんの答えはイエス。ヘアマニキュアの持ちは3~4週間であるのに対し、白髪染めは2カ月以上持つそうです。「でも、髪が伸びると根本の白髪が見えてきますよね。白髪染めはヘアマニキュアと違って徐々に色が落ちていく訳ではないので、染めた境目で一直線に白黒わかれてしまい、今度はそれが気になって結局1カ月程度で染め直しに来られるんですよ」美容師さんの言葉に納得した私は、通う頻度が増すことでかさむ美容院代をケチ臭く計算してしまった自分を反省しました。きれいに年を取るために必要なこと、と私は考えを改め、その日から月1回のヘアマニキュアで白髪ケアをスタートしたのです。まとめ54歳になった今、ヘアマニキュアにして本当によかったと思うことがあります。それは、更年期ならではの髪痩せやゴワゴワ髪のケアにもなるということ。ヘアマニキュアでコーティングされた髪は、1本1本にハリ・コシが増して、若いころのようなツヤも復活。触るとツルツルして気持ちが上がるので、メイクやファッションもまだまだ積極的に楽しめそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/やましたともこ著者/あらた 繭子(54歳)大学生と高校生の子をもつアラフィフのフリーライター。長年の無茶な仕事がたたり、満身創痍の身体にムチを打つ毎日。休日のガーデニングと深夜のK-POP動画視聴が趣味。
2023年04月17日子育ても一段落したと思っていたら、同居している義母が突然腰椎を圧迫骨折して入院。その後、退院してから、わが家の介護生活が始まりました。今回はそのときの様子をお伝えしたいと思います。★関連記事:厳格だった父が認知症に。たったひとりで介護をしていた母が電話口で泣いていて…義母が腰椎圧迫骨折で入院同居している義母が80歳を超えてきて、足腰が弱ってきたなと感じていたある日の朝のことです。「どっしーん」という大きな物音にびっくりして義母の部屋に駆け込むと、ベッドから起き上がろうとして尻もちをついたらしく、あお向けのまま動けなくなっている義母の姿がありました。あいにくその日は他の家族が誰もおらず、私ひとりの力ではどうすることもできませんでした。さらには義母が痛い痛いと声を上げて痛がるので、すぐに救急車を呼んで病院に搬送しました。診断の結果、腰椎の圧迫骨折でおよそ2カ月の入院となりました。先生によると、骨粗しょう症が進んでいるので、ちょっとした衝撃でも圧迫骨折を起こしてしまうということでした。ケアマネージャーに介護について相談病院を退院する前に医師や看護師を交えての退院時指導がおこなわれました。退院後は自宅に戻るのか、どこかの介護施設にお世話になるのかを決めてくださいと言われました。とりあえず自宅で様子を見ることにしましたが、自宅での介護が大変になると思いましたので、近くにある地域包括センターに相談に行きました。そこではまずケアマネージャーを探して相談に乗ってもらうようにすすめられました。紹介されたのはやさしそうな若いケアマネージャーで、自宅に来てくださり介護についての説明を受けました。今後は市の介護課から介護認定調査をしてもらって介護認定を受けると、いろいろな介護サービスが利用できるようになるということでした。要介護2の認定。介護サービスを受けることに市からの介護認定調査の結果、義母は要介護2の認定を受けました。私は仕事をしており昼間は義母ひとりになってしまいますので、まずは日帰りのデイサービス施設に毎日通ってもらうことにしました。お風呂もデイサービス施設で1日おきに入れてもらい、さらには機能訓練をおこなって毎日リハビリしていただきました。退院後の義母は入院時に作ったコルセットを着用して、手を引けば何とか歩けるようにはなっていましたがベットからの起き上がりが困難になったので、電動ベットをレンタルすることにしました。またトイレと玄関の上がり框(あがりかまち:玄関の土間と床との段差)や廊下に手すりをつけてもらうよう工事をしてもらいました。上限はありますが、助成金制度により改修工事の自己負担額はうちの場合1割ですみました。その後、義母は手引き歩行したり、家の中で手すりにつかまりながら自力で歩行したりできるくらいには回復しました。まとめ介護生活は突然やって来ました。最初はわからないことだらけでしたが、地域包括センターの方々やケアマネージャーさんのおかげでいろいろな介護サービスがあることを知りました。さまざまなサービスを利用してなるべくストレスをためないように気を付けつつ、仕事をしながらなんとか自宅で介護をしていきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/ラベンダーミント(57歳)子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る主婦。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。
2023年03月30日「大変申し訳なく思っております。一刻も早い回復を祈っております。とても重く受け止めておりまして、今後安全対策をより一層徹底してまいりたいと思います」11月30日、定例会見で謝罪したのはTBSの佐々木卓社長(63)。11月24日に行われた同局のバラエティ番組『オオカミ少年』の収録で松本伊代(57)が腰椎を圧迫骨折する重傷を負った。松本は番組内でクイズの不正解者がウレタンクッションで満たされた深さ2.7メートルの穴に落とされる企画「ソクオチ」に参加。しかし、落下した際の衝撃で腰を痛め、病院で診断を受けたところ「全治3カ月の加療を要する」と診断されたという。「落下直後は痛みのあまりしばらく立ち上がることもできないほどだったと聞いています。現在も痛みはまだ残っているようで、2週間ほど入院する予定だそうです。今回の企画は事前にシミュレーションを行って安全を確認していたそうですが、その場合、試すのは若いスタッフ。還暦前の女性の落下まで想定していたのか……。伊代さん自身は《今は治療に専念し、早く元気になれるように頑張ります》と気丈なコメントを出しています」(テレビ局関係者)実は松本は、昨年7月にも圧迫骨折をしている。「“運動中の無理な体勢で背骨を圧迫骨折し、自宅療養中”とSNSで明かしていました。そのときは復帰まで1カ月半かかりました」(前出・テレビ局関係者)今年5月に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で松本は当時のことをこう振り返っている。「ヨガというかストレッチみたいなのをやっていまして。それで無理なポーズをやったらグイッていう感じになっちゃって……」松本は整形外科で胸椎の圧迫骨折と診断されたものの、コロナ禍で入院先もなく自宅療養をすることに。夫のヒロミ(57)がずっと支えてくれたと同番組で明かしている。「結局家で1カ月ぐらい安静にということで、ずっと寝てました。シャワーとかもなかなか一人では髪も洗えなかったので、一緒に髪の毛洗ってくれたり。着替えたりする動作もできなかったので、ヒロミさんにパンツをはかせてもらったりとか……」■「閉経後に女性ホルモンのバランス変化が原因で骨密度が低下」今回のような事故ではなく運動中の負荷が原因だったようだが、この1年半で2度も圧迫骨折するのはさすがに心配だ。「骨折が続くのは骨の強度、いわゆる骨密度が低下する骨粗しょう症が考えられます。コロナ禍での慢性的な運動不足が原因でしょう。骨密度が落ちてきているためか、それほど強くない衝撃で圧迫骨折するケースが中高年に増えています。痛みを伴わないことも多く、1カ所骨折したことで骨がまた折れたり潰れたりする“ドミノ骨折”に発展することがあります」(医療ジャーナリスト)昨年5月14日に更新された「NHK健康チャンネル」公式サイトでは、おもに骨粗しょう症が原因で70代男性では10.8%、70代女性では22.2%の割合で圧迫骨折が発生したと明示して、《骨折した骨が神経を圧迫してしまうとまひを引き起こす可能性があります。実際に圧迫骨折をした人の10.3%が寝たきりにつながったというデータがあります》と警告している。このような負の連鎖を回避するためにはどうすればいいのか。柏の葉整形外科リハビリテーションクリニックの山田睦雄副院長はこう語る。「そもそもなぜ高齢女性が骨粗しょう症になりやすいかというと閉経後に女性ホルモンのバランス変化が原因で骨密度が低下するからなんです。骨が弱い状態になれば当然、骨折のリスクは高まります。軽い衝撃で骨折するいわゆる脆弱性骨折が50代から起きやすくなるのもそのためです。骨粗しょう症は薬や注射などで治療することもできますが、最もいいのはまず予防。そのために手っ取り早いのが運動です。たとえばフラミンゴ体操という、片足立ちするだけの体操でもいいと言われているくらいです。骨に適度なストレスをかける運動や筋トレなどがアンチエイジングに非常に効果的なんです。また食事に関しても、牛乳を飲んだり、小魚食べたりなど、カルシウム成分が高いものを摂取するのは非常におすすめです」■「更年期にさしかかったら年に一度骨密度検診を」まずは骨粗しょう症を予防すること。それが骨折や寝たきりリスクの回避に重要なのだ。また、山田副院長は“ドミノ骨折”の危険性についてもこう警鐘を鳴らす。「転倒など外傷が原因の圧迫骨折は痛みを伴うことが多いですが、外傷が原因ではない圧迫骨折は軽い痛みしかなかったり、自覚症状がないことも。徐々に背骨が潰れて、いつの間にか身長が縮んだり姿勢が崩れていったりします。背中や腰の骨が潰れてくると背中は丸まってきます。またこのような方が転んだ拍子に四肢の骨折をするなんてこともあります。ですから女性の場合は特に、更年期にさしかかったら年に一度でいいので骨密度検診することをおすすめします。実際に骨折してからでは遅いので、定期的に検査をして、背部や腰部の痛みを伴う場合は、圧迫骨折していないかも診断してもらえば安心だと思います」“ドミノ骨折”した松本だけでなく、夫・ヒロミもかつて収録中に大きな事故に見舞われていた。「’91年に『1or8』(フジテレビ系)という番組の収録で彼は『花火で人間は飛べるか』という企画に挑戦し、腰や両足に大やけどを負って入院しました。今回もテレビ番組の過失事故だけにヒロミさんも複雑な思いでしょう。今年は伊代さんのデビュー40周年ということで、記念ライブなど積極的に活動してきました。さらに来年は結婚30周年を迎え、夫婦でのテレビ出演を増やそうと動いていた矢先だけに伊代さんも残念でしょう」(芸能関係者)寝たきり老後に怯えることなく“骨太の芸能生活”を送るためにも、松本は生活スタイルをいま一度見直したほうがいいのかも。
2022年12月08日昔から、視聴者を笑わせるのが目的のテレビ番組では、いわゆる『身体を張った笑い』が求められがち。お笑いタレントが自身の身体を傷めるようなことをしたり、『罰ゲーム』として難題をふっかけられたりといったパフォーマンスは定番といえるでしょう。しかし時代が変わるにつれて、『身体を張った笑い』を危険視する声も上がるようになりました。松本伊代、バラエティ番組の『不正解演出』で腰椎を骨折2022年11月26日、歌手やタレント、俳優としてマルチに活躍している松本伊代(まつもと・いよ)さんがテレビ番組の撮影中に負傷したことが明らかになりました。産経ニュースによると、松本さんが負傷したのはバラエティ番組『オオカミ少年』(TBS系)の撮影時。クイズに不正解し、ウレタンのクッションが敷き詰められた深さ約2.7mの穴に落下した際に負傷し、全治約3カ月の腰椎圧迫骨折と診断されたといいます。バラエティ番組での『身体を張った笑い』に賛否の声先述したように、落とし穴にはウレタンのクッションが敷き詰められており、落ちた際のダメージを軽減するよう工夫が施されています。また、出演者は不正解だった場合に何が起こるかを知った上で、撮影に参加しています。ですが、いくら安全対策をとっていても、時にはこういった事故は起こってしまうもの。過去にも、さまざまな番組で『身体を張った笑い』による事故は起こっていました。松本さんの負傷は拡散され、多くの人がバラエティ番組の『身体を張った笑い』について考えさせられたようです。【肯定的な声】・完全に事故を防ぐのは、どれだけ対策をしてもさすがに無理なのでは?・なんでもかんでも「危険だからやめろ」というのは、世の中をつまらなくしていると思う。・タレントはそういうことをやるのが仕事だし、分かった上で引き受けていると思うんだけど…。【否定的な声】・松本さんはもう57歳。年齢的にも、これは危険すぎると思う。・2.7mは深すぎるよ…。打ち所が悪かったら、障がいが残る可能性もある。・落とし穴は『昭和の笑い』じゃないか?笑いも時代に合わせていくべき。今回の事故に対し、TBSは「安全対策に努めておりましたが、大変申し訳なく思っております」と謝罪。また、松本さんは「ご心配をおかけして申し訳ございません。今は治療に専念し、早く元気になれるように頑張ります」とコメントを発表しました。出演者がケガをしては、視聴者は笑うことができないはず。業界全体が『身体を張った笑い』について改めて考える時が来たのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2022年11月27日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事もあるのではないでしょうか?そこで今回は、実際に募集した“モヤモヤを吹き飛ばしたスカッと体験談”「圧迫面接の思い出」を漫画にしてご紹介します!「圧迫面接の思い出」旅行会社の面接で…涙が出るほど酷いことを言われてしまった…結局旅行会社は落ちてしまったけど…酷い圧迫面接で傷ついた投稿者さん…。無事素敵な会社と巡り会えたようでよかったです!次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/美吉香胡)"
2022年11月09日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!初めての圧迫面接で…大学時代、私は旅行会社にフォーカスを当てた就活をしていました。とある地方の旅行会社の面接の際に、人生初めての圧迫面接を受けました。「あなたが働ける業界ではない」とまで言われて…、帰りは涙が出るほどショックでした。出典:lamire結局この会社は不合格でしたが、のちにこの会社よりも大手の会社の内定を頂けたので心の底からスカッとし、圧迫面接を受けた会社は絶対に利用しないと決めました。(女性/会社員)読者の感想あなたはいいわゆる天に導かれたのだと思います。もっといい会社さんに入れる未来があるからと、先の地方の旅行会社さんに拒否されたのではないでしょうか。(50歳/主婦)そんな面接をするような会社なんて、所詮たいした会社じゃないし、そんな会社に採用されてしまっていたら、もしかしたらパワハラに苦しんで働いていたかもしれない、縁が無くて良かったと思いました。(匿名)頻繁に圧迫面接が行われた時代があったと聞いたことがありますが、こんな面接官がいる会社は、きっとお客さんからも評判はよくないと思うので、大手の会社に決まって良かったと思います。(会社員/女性)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?何かとストレスを抱えがちな現代。周りに迷惑をかけないように、うまく自分をコントロールしてトラブルのない日常を送りたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年10月19日昨年、腰椎椎間板ヘルニアになりました。発症から5カ月以上がたち、発症前と変わりないくらいスムーズに歩けるようになったけれど、足先を中心に右下半身の痛みは消えないまま。発症から1カ月後にねんざした右足首は、夕方になるとパンパンでむくみがひどい! 闘病生活の様子をリポートします。★関連記事:「突然歩けなくなった!」 腰椎椎間板ヘルニアを発症。取れない足のしびれに一喜一憂する毎日…【体験談】足やおしりなど痛いところがあちこち移動腰椎椎間板ヘルニアを発症直後は右足の親指がやたらと痛くて冷たくて、厚手の靴下+靴下用カイロで完全防寒していましたが、1カ月ぐらい過ぎたある日ピタッと痛みが解消。その代わり足の裏の左側が痛くなったり、次は右側が痛くなったりと痛い部分が移動するように。発症から5カ月以上たった今は、良くなってきたので厚手の靴下は卒業し、普段履いていた靴下に戻りました。でも、足の甲がピーンと張ったような痛みがあります。時折、靴底に何か入っているのか、スニーカーの靴ひもをサポートしている部分(専門用語的にはタンやベロと呼ぶよう)がズレて当たっているのかが気になり確認してみると何もなくて、足の甲が痛いからだなと実感します。発症当初は足の親指の痛みがものすごくてあまり気にならなかったのですが、徐々におしりや右足の太ももの痛みも気になるように。長時間座っていて立ち上がるときにそれらの部位がピキーンと痛むのです。夕方になると右足首がパンパンに!腰椎椎間板ヘルニア発症から1カ月後に右足首をねんざ。湿布を貼ったり、リハビリをするなどのねんざのケアを怠ったせいで、じわりじわりと不調が表れてきました。平日はケースワーカーとして外を出歩き、昼食を取る暇もないほどバタバタしているときがあるのですが、夕方事務作業をしているときになぜか靴下を脱ぎたくなり脱ぐと、右足首が半端なくふくれているんです。靴下の跡もくっきりで、ものすごくむくんでいて……。足首を思い切り動かすのはしんどいほどです。病院で相談すると、医師から事前に湿布を貼っておくのが良いとアドバイスをもらいました。しかし、予防なのでうっかり忘れて夕方むくんでいるということを繰り返しています。そもそも、足首を激しく動かす動作は少ないのかもしれません。むくんでいるなと思って、足首を思い切り上げ下げしてみると足がぴきーんとなって動かしづらいのですが、階段の上り下りや歩行レベルの足の動かし方だと特段痛みも不調もないのです。痛みをほとんど感じないのと、むくんでいるだけだとついケアがおろそかになってしまっています。足首の太さに左右差があっても気にしない、だって翌朝にはむくみが引いて元に戻ってるしと、肝っ玉の据わっている私を恨めしく思います。薬を飲む量と種類が変化。新規コルセットを投入発症から1カ月が過ぎると薬が効いてきたのか、足全体の痛みが軽減してラクに歩けるようになりました。発症当時から飲んでいる神経の痛みを緩和する薬が1つありますが、飲む量が3分の1に。一方で長引く痛みを訴えたため、鎮痛剤が1種追加されました。この鎮痛剤は吐き気を伴うこともあるようなので、吐き気止めももれなくセット。なので、以前から服用している高血圧薬と併せて毎朝飲む薬は5錠になりました。なんだか更年期を超えて高齢者になった気分。しかし、3カ月を経過して吐き気がないことが確認されると、吐き気止めは飲まなくてよくなりました。よかったぁ~。本当は体質そのものを変えたほうが良いのではと思い、途中、漢方薬も処方してもらったのですが、薬が多くなるので断念しました。一方で、外出するときはコルセットが欠かせません。医師からはしなくてもいいとのお達しがありましたが、突然腰がポキッとなったりしないか、やっぱり不安なんですよね。私が持っていたのは腰からウエスト部分をがっちりガードする、高さ20cm超えのコルセットだったのですが、腰部分だけでもいいんじゃないかと思い、腰周りだけを支える高さ約11cmの細めのコルセットを購入。これがまた結構良い感じ! 十分きびきび動けます。これなら暑い夏の時季にも活躍できそうと期待しています。まとめ腰椎椎間板ヘルニアを発症して5カ月以上。痛みにほんろうされながらも、なんとか痛みと付き合える程度になってきました。とはいえ、この病気は体を動かしているほうが私としては症状が軽減できている印象なんです。なので、週末にガッツリ家でゴロゴロしていて立ち上がろうとすると、おしりや太ももがピキーン。休みたいのに休めないというジレンマに陥っています。かかりつけ医いわく、椎間板ヘルニアはある日突然症状がなくなることも多いとのこと。たしかに痛みは移動していて前に痛かったところはなんともないけれど、痛みそのものがなくなるのかは未知数。現在、花粉症の薬が新たに追加され、毎朝6粒の薬たちを飲みながら、これも加齢という成長の証で健康に生きていくために必要なものなのだと言い聞かせています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長・医学博士)整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2022年08月31日■前回のあらすじ検診で先生に言われた、「赤ちゃん少し大きい」という言葉が気になりはしたものの…おそらくたまたまだろうという先生の言葉を信じることにしました。どんどん増える体重逆流性食道炎検診というのは妊婦検診ではなくて、会社の健康診断のことです。ミロチは軽めの逆流性食道炎10年目です。本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く 「2人目は巨大児でした」(全33話)は12時更新!
2022年08月19日仕事に出かける、買い物に行く、食事をする、余暇を楽しむなど、私たちは普段、当たり前のように自由に体を動かしています。しかし、ひとたび骨折をしてしまうと、そうした自由がままならなくなってしまいます。『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』の著者であり、骨の専門医でもある中村光伸先生に骨の大切さについてお聞きしました。健康で一番大切なのは「骨」――中村先生は骨の専門医でいらっしゃいますが、健康において骨はどのような役割を果たしているのでしょうか?中村先生元気で長生きをするために、健康診断を受けたり、食事や運動に気をつけている方はたくさんいらっしゃると思います。もちろん、健診を受けて病気を早期発見することは大切ですし、バランスのいい食事や適度な運動は健康維持には欠かせません。しかし私は、健康において何よりも大切なのは「骨」だと考えています。例えば、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は時速160㎞以上のボールを投げますが、あの投球のベースにあるのは骨なんです。――野球のボールは筋肉を使って投げているようなイメージがあるのですが、骨がベースというのはどのような意味なのでしょうか?中村先生時速160㎞の速球は、体を弓のようにしならせて使うことで初めて実現します。体を弓だとすると骨は弓自体で、筋肉は弓を引く役割です。つまり、筋肉によって骨をしならせて投げるわけですが、骨が弱いと途中でボキッと折れてしまうんです。大谷選手が時速160㎞超えの速球を投げられる根底には、強い骨があるんです。一流アスリートも一般の人も基本的な体の作りや機能は同じですから、骨の大切さはすべての人に当てはまることでもあります。40歳を過ぎると骨は急激に弱くなる――骨には硬くて丈夫という印象がありますが、強い骨があるということは弱い骨もあるということでしょうか?中村先生骨というのは生まれた瞬間から成長し、20歳までが成長時期で、一般的に男女とも20歳前後が骨量のピークとなります。その後、40歳ごろまでは一定の骨量を維持し続けますが、40歳を過ぎると骨を作る代謝バランスが崩れて男女とも骨量が減少します。つまり、骨が弱くなるということです。特に女性の場合は閉経を迎えるころから骨量が急激に減少します。――それはなぜなのでしょうか?中村先生女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、古い骨が溶かして壊される「骨吸収」を緩やかにして、骨からカルシウムが流出するのを抑制する働きがあります。閉経すると女性ホルモンの分泌が低下しますから、閉経後の10年で女性の骨量は15~20%も減少するといわれています。さらに、60代の女性の多くは若いころの80%前後まで骨量が低下することがわかっています。骨折が原因で死に至ることもある――骨量が減るということは、骨粗しょう症になるということでしょうか?中村先生そうです。健康な骨は中身がしっかりと詰まっていますが、骨粗しょう症になった骨は隙間だらけのスカスカの状態です。ですから、つまずく、転ぶ、くしゃみをするといった日常のささいな動作で簡単につぶれて圧迫骨折を起こしてしまうんです。――圧迫骨折を起こすとどうなるのでしょうか?中村先生一番多いのは背中の圧迫骨折ですが、骨粗しょう症の場合は背骨の骨折は痛みを感じにくいんです。そのため、いつ骨折したのかわからない人も多く、「いつの間にか骨折」とも呼ばれています。骨折に気付かずに放置しているうちに、別の部分が次々と骨折をする「ドミノ骨折」を引き起こすこともあります。――圧迫骨折やドミノ骨折は治るのでしょうか?中村先生治すことはできます。ただし、以前と同じ状態まで治すことは難しいのが現実です。実は、背骨がつぶれる圧迫骨折を起こした人は、その後の5年生存率が約80%というデータがあります。つまり、約5人に1人は5年以内に亡くなってしまうということです。太ももの大腿骨を骨折した場合はさらに低くなり、5年生存率は50%です。2人に1人は5年以内に亡くなるといわれています。――なぜ、骨折が原因で亡くなってしまうのでしょうか?中村先生人間の体は動くことで生命を維持するような仕組みになっているからです。健康な人でも寝たままの状態が1週間続くと筋肉が10~15%落ち、その結果、転倒しやすくなって再度、骨折をしてしまいます。こうした悪循環に陥って寝たきりの状態になると内臓機能も筋力も低下し、死に至ってしまうと考えられます。骨粗しょう症は単なる老化現象ではなく、命に関わることもある怖い病気なんです。次回は、見た目年齢と骨の老化の関係についてうかがいます。<著書>『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』中村光伸/著アスコム1300円+税取材・文/熊谷あづさ(50歳)ライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。著者/中村 光伸先生光伸メディカルクリニック院長。医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
2022年04月03日バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が、番組のウェブサイトを通じて、お笑いコンビ『ロッチ』の中岡創一さんが、番組収録中に右足を骨折したことを発表しました。身体をはったロケで数々の名シーンを生み出してきた中岡さん。それだけに、番組の発表を受け、ファンからは心配の声も寄せられていました。そんな中、当事者である中岡さんのコメントに反響が寄せられています。骨折した中岡のコメントに「人柄が伝わる」「番組ロケ中の出演者のケガについて」と、今回の経緯について発表した『世界の果てまでイッテQ!』。また、番組スタッフを気遣う中岡さん本人のコメントも記されていました。気持ちだけ若いつもりでトライしてきましたが、いつの間にか完璧なおじさんだった中岡です。いつもスタッフさんに愚痴を言う僕ですが、怪我した時の悲しい顔を見たらそんな顔しないでほしいと思いました。いつも一緒に頑張ってきたスタッフさんとは一心同体!骨は折れましたが気持ちは折れていません。治ったらまた全力で体張らしてもらいます!世界の果てまでイッテQ!ーより引用自虐を交えつつ、ケガをした現場にいたスタッフを想い「いつも一緒に頑張ってきたスタッフさんとは一心同体!」とコメントした中岡さん。誰よりも中岡さんの骨折に胸を痛めているのは、ロケを担当していた大勢のスタッフでしょう。それを中岡さん自身も理解しているのか、気丈なコメントにファンからは応援のコメントのほか、称賛する声も寄せられました。・「気持ちは折れていない」って、かっこよすぎる!・やっぱ真のお笑いタレントさんなんだなと改めて思う。・気遣いの人だな。これまでにも、人柄のよさがうかがえるエピソードが多々話題になってきた、中岡さん。「もはや聖人の域」「イケメンすぎる」飲食店で後輩と会った『ロッチ』中岡が…?今回も周囲への気遣いを欠かさない姿勢に、多くのファンが心を打たれたようです。1日も早く回復し、また元気な中岡さんの姿を見たいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月20日大人気マンガシリーズ、今回は作者うしなぎ母さん(@usinagi.mama)さんの投稿をご紹介! 「臍ヘルニア奮闘記!」第4話です。 別の病気で大学病院に入院。その臍ヘルニアは自然に治らないと教えてもらい、圧迫療法をすることにしましたが…!?#4 臍ヘルニア奮闘記!出典:instagram時間だけが過ぎていく…出典:instagram今のうちに手術した方が…
2022年02月21日2021年6月30日に1匹の子猫を保護し、一緒に暮らすことにした飼い主(@TWmpPOHIU7tQAyS)さん。保護当時、子猫は交通事故が原因で骨折しており、しっかりと歩くのが困難な状況でした。飼い主さんの尽力によって、子猫は保護から2週間ほどですっかり元気に。『クロちゃん』という名前で呼ばれるようになり、飼い主さん一家や先住犬、先住猫に囲まれながらすくすくと育っています。そんなクロちゃんですが、時には飼い主さんが頭を抱えるほど、やんちゃな一面も見せるようになり…。こ、子猫だし…仕方がないよね? 皆の所も同じだよね??w pic.twitter.com/Jv1uDLJNUN — 初!多頭飼い苦戦中(^^;; (@TWmpPOHIU7tQAyS) September 4, 2021 キョトンとした表情で、障子を突き破っているクロちゃん。保護された当初は歩行が困難な状態でしたが、今では障子の高さ150cmほどの部分を破って遊ぶようになったのだとか!元気に回復したのは喜ばしいことですが、相次ぐ『障子破り』の被害に飼い主さんは「子猫だから仕方がないよね…!」と自分にいい聞かせているようです…。そして、飼い主さんの投稿に対し、全国の猫飼いから「そうです!猫だから仕方がないんです!」と泣きながら同意する声が。家中の障子の紙が消失してしまった人もいるそうです。きっと、障子がある家で猫を飼う場合、紙が破られてしまうのは避けられないのでしょう。今後もクロちゃんは、障子破りの高跳び記録を更新していくのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2021年09月05日「納豆」はお好きですか?好き嫌いが分かれる食材のひとつに「納豆」がありますよね。また、東日本では納豆は好まれ、西日本ではあまり好まれないということがいわれています。骨折の中でも大腿骨の骨折は、寝たきりになる可能性の高くなる骨折です。ある調査によると、中高年の大腿骨骨折は西日本で高く、北海道や東北地方で低い「西高東低」の傾向があるとのこと。このはっきりとした理由は不明とされているのですが、そのひとつに、ビタミンKというビタミンが関係しているかもしれないとされています。ビタミンKはカルシウムを骨にくっつけるために働くビタミンなのですが、「納豆」に非常に多く含まれます。別の調査では、ビタミンKの血中濃度は東日本で高く、「納豆」の消費量が関係しているといった報告も。つまり「納豆」を食べることは、骨折のリスク低下につながる可能性があるといえるでしょう。では、「納豆」の中でも粒納豆とひきわり納豆のどちらのほうがよりビタミンKをとれるでしょうか?それは、「ひきわり納豆」です。粒納豆を細かくしたものがひきわり納豆だと思われているかもしれませんが、実は製造方法は違います。大豆を一粒ずつ発酵させるのが粒納豆で、大豆を砕いてから発酵させるのがひきわり納豆。ひきわり納豆の方が発酵させる総面積が広くなるので、発酵の過程でできるビタミンK量が多くなるのです。その差は1.5倍以上!今回は、カルシウムもビタミンKも両方効率よくとれるピザをご紹介します。カルシウムが多い油揚げを生地にして、具にひきわり納豆を使うレシピです。■カルシウムとビタミンKが効率よくとれる納豆ピザレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 作りやすい量1回分>油揚げ 1枚納豆(ひきわり) 1/2パックケチャップ 小さじ2みそ 小さじ1/2ピザ用チーズ 適量<下準備>・油揚げは3~4等分に切る。・ケチャップとみそを合わせておく。<作り方>1、油揚げをアルミホイルにのせる。2、ケチャップとみそを合わせたものを(1)にぬり、納豆をのせて、チーズをかける。チーズが溶けるまでトースターで焼く。成人の1日のビタミンK目安量は150μgですが、レシピのひきわり納豆1/2パック(20g)だけでビタミンKは186μg。軽々1日分がとれますよ!
2021年06月24日女優の松本まりかが、『NEWSポストセブン』の19日配信記事で「深夜の緊急搬送」「サウナで意識を失い転倒し、顔面骨折」と報じられたことを受け、21日更新のインスタグラムで「体調にも問題なく」と軽傷を報告した。松本は「みなさまご心配お掛けしています」の書き出しから、「多くのメッセージもいただき、こんなにも気にして頂けることに驚きと、そして申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメント。同サイトでは「芸能関係者」の証言として「鼻骨を骨折」とも報じられていたが、「実際には少しあざになった程度で、体調にも問題なく、その日から元気に撮影所に通う毎日です」「あの日は張り詰めていた緊張がフッと緩んだタイミングでした」と説明し、「食事も人一倍食べますのでご心配なさらないでくださいね」と書き添えた。「今は新作に没頭の日々。作品は私にとって沢山の出逢いと感動をもたらしてくれる大切なものです。今、ようやくこんなに多くの素敵な現場に、作品に恵まれるようになって、私は本当に幸せです」と充実した日々を送っている様子の松本。「改めて、睡眠をきちんと取ること、余裕を持って仕事をすること。ひとつひとつ丁寧に、大切に、全力を尽くして作品に取り組めるよう、さらに努めて参ります」と決意を新たにし、「この沢山の素晴らしい作品を皆さんに届けられますように..。スタッフの皆さん、キャストの皆さん、ファンの皆さん、いつも本当にありがとうございます。沢山支えてもらっている、感謝の気持ちを込めて」と結んでいる。
2021年05月22日子どもが怪我をしないように気をつけていても、大人が考えられない行動を起こすことがあります。今回はわが子が歩けるようになって起きたハプニングをご紹介します。 動きまわる子どもとの生活でヒヤリ歩けるようになった1歳半の次女との暮らしは、毎日がハプニングの連続でした。危険かな?と思うものは事前に高い所に避難させたり、しまっておいたりと工夫はしていました。 リビングの扉の開閉時も子どもの指を挟まないように常に気をつけていました。しかし、ある日、目を離した隙に開口部ではなく壁と建物のつなぎ目に次女が指を入れてしまったのです。 思いもよらないところで怪我を洗濯を干しているといつもとは違う泣き声がしたので、次女のもとへ慌てて駆けつけると、リビングの扉と壁のつなぎ目の隙間に次女の人差し指から薬指までが挟まっています。すぐに外そうとしましたが、パニックになった次女は大暴れ! しかも隙間を広げようと扉を開けると、なぜか隙間は逆に狭くなってしまい、私もパニックに。バタバタと暴れながら次女は自ら手を引っ張ってしまい、バキバキバキ!という音とともに指は外れました。 骨折でなくてよかった! 子どものしなやかさに感謝挟まっていた部分は青く、指全体はみるみるうちに赤く腫れあがってきたので、すぐに整形外科へ行きました。病院ではレントゲンを撮り、冷やして固定し、その日は帰宅することに。子どもの骨は柔らかいため、その場では骨折かどうかわからないとのことでした。 数日のあいだ指は腫れたままでしたが、次女は元気で痛がるそぶりもありませんでした。1週間経って再診すると、骨折ではなくねんざだったと診断され、ほっとひと安心しました。 なぜ指を挟んだのか考えると、はじめは広く開いていた隙間に指を入れて遊んでいて、手で扉を押したときに閉まってしまったのだと思います。 扉の開閉時などわかりやすい危険には備えていましたが、私には思いつかない場所でのハプニングに、対処が追いつきませんでした。次女が無理やり引っ張ってしまったけれど、何事もなかったことが不幸中の幸いだったと思います。今思い出してもヒヤッとする出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2021年05月03日管理栄養士で、おうちごはん研究家の金丸利恵です。スポーツで活躍するのに身長が高くなりたい、骨折を早く治したいなど、「骨」の成長にまつわるお悩みは多いのではないでしょうか。「骨」の強化には「カルシウム」を大量摂取すれば良い、と思われがちですが、「カルシウム」の吸収には、他の「ビタミン」や「ミネラル」のチカラが必要です。カルシウム豊富な食品は、吸収を助ける他の栄養素も含まれていることが多いので、カルシウム単体のサプリメントで補うより、自然の食品を取り入れたほうが、安心かつ効率的です。■カルシウムたっぷりおやつ、お弁当にも!今回はカルシウムが多い食品を複数組み合わせた「チヂミ」をご紹介します。乾物中心なので、材料をストックできるのが嬉しいところ。おかずとしてはもちろん、おやつやお弁当にも活用できますよ。■カルシウムたっぷりチヂミ調理時間 15分 1人分 299Kcalレシピ制作:金丸 利恵<材料 2人分> 小麦粉 40g 片栗粉 40g きび砂糖 小さじ1 塩 少々 昆布(刻み) 2g 水 100ml白ネギ(みじん切り) 大さじ2シラス干し 大さじ1干し桜エビ 大さじ1白ゴマ 小さじ1ゴマ油 大さじ2 酢 大さじ1 しょうゆ 大さじ1<詳しい作り方はこちら>■「骨」に「カルシウム」が重要なワケ人の姿を形作るのは骨格です。建物と同じく、骨組みが大きければ、背が高くガッチリした体形となりますよね。「骨」には、骨の中の骨髄で血液を作る、カルシウムを貯蔵する、などの役割があります。カルシウムは、筋肉の収縮や、神経伝達、ホルモンなどあらゆる生理活性に関わっているので、血液中に一定に保つように働きます。食事からのカルシウム供給が不足したり、動物性食品の食べ過ぎで体内が酸性に寄ると、中和するために、骨からカルシウムを溶かし出します。これを脱灰といい、多すぎると骨がもろく、骨折しやすい原因となります。カルシウムは高齢になるほど、食事からの吸収が低下するので、脱灰から骨粗鬆症を引き起こすことにもなります。成長期はもちろん、生涯を通して骨密度を高く保つのは重要なことなのです。■栄養もチームワークに勝るものなし!「骨」は一度作られたら終わりでなく、常に新陳代謝を繰り返しています。骨折しても、時間がたてば骨が元に戻るのはこの働きによるもの。成長期は骨を作る方が、カルシウムを放出するより多いため、骨量が増加し、どんどん大きくなっていきます。この時期にしっかりカルシウムを補給したいところですが、牛乳を毎日大量に飲むとか、簡単だからとカルシウム単体のサプリメントをいきなり使うのは、かえって状況を悪くすることも…。なぜならカルシウムを含め、ミネラルはバランスが大事だからです。◎マグネシウムをカルシウムの相棒にカルシウムはマグネシウムというミネラルとともに働き、カルシウム:マグネシウム=2:1から1:1の比率で摂取するのが良いとされています。牛乳はカルシウムの比率が高いので、海藻類やナッツ類など「マグネシウム」が多く含まれる食品も一緒に食べたほうが良いし、サプリメントも「マグネシウム」が配合されているものを選ぶべきでしょう。また、カルシウムの吸収を阻害するミネラルは「リン」。必須ミネラルですが、加工食品に食品添加物として使われているリン酸塩の摂取が多くなっているため、摂りすぎが心配されています。そもそもミネラルは体内でも吸収が悪いので、吸収率を上げたり、骨への沈着を助ける栄養素を一緒に摂取することが重要。栄養もチームワークに勝るものはない、ということですね。 ■覚えておきたい「骨」の成長を促す食材◎カルシウム:骨の材料「桜エビ」「煮干し」「昆布」「ワカメ」「切干大根」などの乾物、「シラス」「大根の葉」「小松菜」「ブロッコリー」など◎マグネシウム:カルシウムと共に骨形成をする「あおさ」「のり」「ひじき」「わかめ」など海藻類、「アーモンド」「落花生」「ゴマ」などナッツ類◎ビタミンD:カルシウムの吸収を助ける「きのこ類」全般、「イワシ」「鮭」「ニシン」「シラス」など魚類◎ビタミンK:体内に取り込んだカルシウムの骨沈着に役立つ「納豆」「海苔」「ひじき」「ほうれん草」「春菊」「モロヘイヤ」「ブロッコリー」◎タンパク質:コラーゲンはカルシウムを骨に吸着させる「手羽先」「豚肉」「ゼラチン」「卵」「大豆」「エビ」「魚類」全般今回ご紹介する「カルシウムたっぷりチヂミ」は、これらの材料を使っていますが、つけダレに酢をプラスするのもポイント。酢はカルシウムの吸収を良くしますので、少量でも料理にご活用ください。■骨の成長をサポートする「栄養素のチームワーク」 セノバス+ しかし、毎日お食事を準備する親御さんにとっては、あれもこれもと食材を準備して、料理するのは難しいもの。 セノバス+ は、骨の成長をサポートする栄養素の配合となっているので、栄養面へのアプローチが万全。頑張るお子さんと、応援する親御さん、どちらにも安心を与えてくれますね。■睡眠と運動が骨を育てる「骨」を成長させるには、お食事と同じくらい、睡眠と運動が大事です。寝ている間に成長ホルモンが分泌され、骨の成長を促してくれるからです。成長ホルモンは、寝入りと、その後のレム睡眠時に多く分泌され、日中は分泌が減りますので、夜更かししないこと、質の良い睡眠を得ることを心掛けていきましょう。また、「骨」に軽く刺激を加えることも必要。スポーツを毎日行ってるなら問題ありませんが、活動量が少ないお子さんは、外で軽い運動をするのがおすすめです。日光の光を浴びることで、皮膚下でビタミンDが合成されます。ビタミンDはカルシウムの合成を助ける栄養素でしたね。小魚、ナッツ、ワカメでマメに補充しようおやつにナッツ&小魚の小袋を食べる、味噌汁にカットワカメをプラスするなど、ちょこちょこ栄養補充していきましょう。加工品はリン酸塩が多いので、ウインナー、ハム、レトルト食品などは頻度を少な目にするのも気をつけたい点です。成長に重要な、栄養、休息、運動を、バランスよく取り入れていきたいですね。■可能性、伸ばす。全力で。成長期サポートサプリメント「セノバス+」スポーツキッズのママ達の声から生まれた、成長期のお子様の可能性をサポートするサプリメント「セノバス+」。伸びるチカラを効率的にサポートするアルギニンをはじめ、アミノ酸17種合計5,000mg高配合。さらにカルシウム・乳酸菌・ビタミン配合で日々の栄養管理も徹底サポート。さっぱり美味しいりんご味で毎日飽きずに飲むことができます。GMP認定工場による安心の国内生産。>>セノバス+について詳しくはこちら
2021年04月28日2020年5~8月にかけて、ウェブメディア『grape』では、エッセイコンテスト『grape Award 2020』を開催。『心に響く』と『心に響いた接客』という2つのテーマから作品を募集しました。『grape Award 2020』心に響くエッセイを募集!今年は2つのテーマから選べる今回は、応募作品の中から『思いやりの連鎖』をご紹介します。私にはどうしても、釈然としない思い出がある。四年前の春、休日に趣味のスポーツをしている最中の事故で左手首を骨折した。仕事への影響は当然のこと、洗顔、着替え、食事、入浴…身の回りのことがすべて不便になり、憂鬱な日々を送っていた。特に大変だったのは買い出しだ。行きつけのスーパーは商品の位置を熟知しているとはいえ、買い物かごを持つにも、野菜を一つ入れるにも一苦労である。レジに並んでいる時間は周りの買い物客の哀れむような視線が刺さるようで、一刻も早くその場から立ち去りたかった。その視線にばかり意識が向き、いつもよりレジの進みが遅いことにしばらく気付かなかった。レジを担当していたのは、見慣れない女性の店員。胸の名札には「研修中」と書いてあり、すぐ後ろには中年の男性店員が立ち、指導をしているようだった。時間帯は夕方、混雑する店内はピリピリとした空気が張りつめる。会計の順番が来た。「〇〇円、頂戴致します。」ここでも時間を要する。財布を開き、小銭を出すのも一苦労だ。男性店員や背後に並ぶ買い物客の苛立ちを感じ取った私の手は、焦りで汗ばむ。無事に支払いを済ませ、一刻も早く退店しようと思っていたその時、女性店員の行動に私は胸を打たれることになる。彼女はレジの対応が忙しいにもかかわらず、手の不自由な私を見かねて、買い物かごを袋詰め台まで運んでくれたのだ。「ありがとうございます!」彼女は何も言わず、かすかにはにかむと混雑したレジへと足早に戻っていった。温かい気持ちのまま店を出ようとした時、さらに驚く出来事が起きる。近くにいた女性客が、袋詰めが終わって空になったかごをスッと戻してくれた。また、少し前を歩いていた別の男性客は、重い買い物袋を持って歩く私のために出口のドアを支えて待っていてくれたのだ。それまで味方など誰一人いないように思えた店内は、私を気遣う人たちで溢れていた。一人の女性店員の勇気ある行動を皮切りに、多くの人が心に仕舞いこんでいた「思いやり」を表現し、店内は優しい世界と化したのだった。「次のお客様が待っているだろう!早く戻れ!」男性店員の叱咤が耳に届く。たしかに、他の十数名の客にとっては迷惑な行為だったかもしれないし、店側のマニュアルとしては「間違い」とも言える行為だったのかもしれない。しかし、たった一人、救われた人間がここにいるのだから釈然としない。怒られる覚悟で勇気を振り絞った行動だったのか、何も考えず当たり前のように身体が動いたのか。彼女の当時の胸中を代弁するのは難しい。ただ一つ確実に言えるのは、困った人を救済したいという純粋な「思いやり」がない人間には出来ない行動であったこと。あの日受けた思いやり。それは釈然としなくて、四年経った今でも、温かく、胸に残る大事な思い出。grape Award 2020 応募作品テーマ:『心に響いた接客エッセイ』タイトル:『思いやりの連鎖』作者名:鈴木 円香エッセイコンテスト『grape Award 2020』の審査員が決定!2017年から続く、一般公募による記事コンテスト『grape Award』。第4回目となる2020年の審査員には、grapeでも人気の漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』シリーズでおなじみの漫画家・松本ひで吉さんが決定しました。さらに『Jupiter』などの作詞を手がけた作詞家でエッセイストの吉元由美さんや、映画化もされた『スマホを落としただけなのに』などで人気を博する小説家の志駕晃さんも審査員として作品を読みます。心に響く作品として選ばれるのは、どのエピソードでしょうか。結果発表をお楽しみに!『grape Award 2020』詳細はこちら[構成/grape編集部]
2020年09月16日子どもが怪我をしないように気をつけていても、大人が考えられない行動を起こすことがあります。今回はわが子が歩けるようになって起きたハプニングをご紹介します。 動きまわる子どもとの生活でヒヤリ歩けるようになった1歳半の次女との暮らしは、毎日がハプニングの連続でした。危険かな?と思うものは事前に高い所に避難させたり、しまっておいたりと工夫はしていました。 リビングの扉の開閉時も子どもの指を挟まないように常に気をつけていました。しかし、ある日、目を離した隙に開口部ではなく壁と建物のつなぎ目に次女が指を入れてしまったのです。 思いもよらないところで怪我を洗濯を干しているといつもとは違う泣き声がしたので、次女のもとへ慌てて駆けつけると、リビングの扉と壁のつなぎ目の隙間に次女の人差し指から薬指までが挟まっています。すぐに外そうとしましたが、パニックになった次女は大暴れ! しかも隙間を広げようと扉を開けると、なぜか隙間は逆に狭くなってしまい、私もパニックに。バタバタと暴れながら次女は自ら手を引っ張ってしまい、バキバキバキ!という音とともに指は外れました。 骨折でなくてよかった! 子どものしなやかさに感謝挟まっていた部分は青く、指全体はみるみるうちに赤く腫れあがってきたので、すぐに整形外科へ行きました。病院ではレントゲンを撮り、冷やして固定し、その日は帰宅することに。子どもの骨は柔らかいため、その場では骨折かどうかわからないとのことでした。 数日のあいだ指は腫れたままでしたが、次女は元気で痛がるそぶりもありませんでした。1週間経って再診すると、骨折ではなくねんざだったと診断され、ほっとひと安心しました。 なぜ指を挟んだのか考えると、はじめは広く開いていた隙間に指を入れて遊んでいて、手で扉を押したときに閉まってしまったのだと思います。 扉の開閉時などわかりやすい危険には備えていましたが、私には思いつかない場所でのハプニングに、対処が追いつきませんでした。次女が無理やり引っ張ってしまったけれど、何事もなかったことが不幸中の幸いだったと思います。今思い出してもヒヤッとするできごとでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2020年05月26日こんにちは、もりりんパパです。実はここ最近色々とありまして…なんと我が家の次女さん。鼻を骨折し、入院・手術までしてしまいました( ゚д゚)やんちゃすぎる次女 鬼ごっこで大出血!それはつい1ヶ月ほど前、10月の頭におこりました。小学校での休み時間に校庭で同級生と鬼ごっこをしていた次女。その時につい興奮して国旗掲揚台に登ってしまったらしいのですが、そのタイミングで後ろから押されてしまい、バランスを崩した結果、鼻から地面に激突してしまったそうで。いや…いやいやいや。気持ちは分かるが高いところに登っちゃダメです。そりゃ鬼ごっこだから押されるし足場が少ないから落ちますわ( ノД`)で、鼻の動脈を切ったらしくありえない程の鼻血を出して校長先生が飛んできたそうで。そのまま保健の先生付き添いの元救急病院に運ばれて行ったそうです。そんな連絡を受けたのが当日の昼過ぎ。その後夕方に再度連絡を頂いたのですが…検査の結果みごとに鼻を骨折…!!骨折の部位が部位だけに特に治療することも出来ず、ギブスをあてて様子をみることになりました。とくに痛みもないのか次女はいつものように元気活発に過ごしていましたね。…いや、少しはおとなしくしてくれても良かったのですが(笑)しかし、困ったことにこれで話は終わりませんでした。手術するかしないか…難しい決断1週間の経過観察を経て再度受診したのですが、どうにも折れた部位の右部分(右目の下らへん)が陥没しているとのことでしてね。幸いパッと見た程度では分からないくらいの陥没で、痛みもないのでこのまま放置するという選択肢もありました。けれども先生曰く…早急に手術をして陥没を引き上げる必要はない、かもしれないしかし、陥没の程度は悪化する可能性もある後々に手術をする場合、大がかりになり大変にはなる今から2週間くらいの間が一番負担の少ない手術で済む手術するかどうかは保護者の方が決めて下さい…ということでした。…えぇえええええ( ゚д゚)これはちょっと悩みましたね。メスを入れることなく済むかもしれない。しかし、もしかしたらもっと大変な手術になる可能性もあるわけで。うむむむむむ。悩んだ末に僕たちがとりあえず振り絞った結論は…。突然の手術に! しかし試練は手術後も続いたのでした…もしも手術をする場合、今受診している病院ではなく都会にある総合病院に行くことになっていたんですよね。なので、とりあえずそちらに受診して相談してみることにしました。内容が内容なので、さすがに慎重になってしまいましたね(^^;そしてそれから2日後に紹介状を持って総合病院へ。都会なので車での移動は大変とのことで、朝僕が駅まで嫁さんと次女を送り、そこから電車で病院まで向かうことになりました。そして。まさかの即入院&手術:(;゙゚''ω゚''):嫁さんが総合病院の先生に相談してみたところ、「手術をした方がいいかな」という気持ちが少しでもあるならしましょう! となりまして。そこから病室や先生の予定などを照らし合わせた結果…そのまま一気に手術をしましょう!! となったのでした。手術じたいはおかげさまで極めて短時間で無事に終わる事ができました。次女本人が元々手術を怖がっていなかったのも大きかったと思います。病院はホテルみたいだと喜び、検査も点滴も難なくクリア。術後のご飯を楽しみにすらしていたので、僕たちもそこまで構えることはありませんでした。まぁさすがに手術室に入る直前には少しだけ固まっていましたが、嫌がって泣くこともなく進んでいきました。しかし。本当に大変だったのはここからでした。荷物が足りない! 長女が病室に入れない! バタバタだった手術直後まず急な入院になってしまいましたからね、次女の分も含めて嫁さんの荷物が殆どありません。おまけに普段は車で移動するので車内にはある程度物を置いているものの、この時は電車での移動となったためにみごとに必要なものが何もなかったのです。慌てて僕に電話をかけてくる嫁さん。そして、仕事を早退して家に帰ったあと言われたものを家で必死に探す僕。う~ん…何がどこにあるのか全然分からない!!普段僕は家事に色々と関与しているつもりでしたが、まだまだですね。自分の力不足を痛感してしまいました。そこから電話で嫁さんに場所を教えてもらいながら何とか荷物を揃えた僕。で、時刻は16時。長女はまだ中学校にいる時間帯でしたが、おいていくわけにはいかないので迎えに。ホームルームが終わって部活に行くであろうタイミングで先生に電話連絡をして事情を説明し、無事に捕まえてそのまま一緒に病院へと向かったのでした。病院に到着したのは18時前。まさかの長女さん病室に入れない!!これもうかつでした。実は以前他の大きな病院に身内が入院したことがあったのですが、そちらは小学生までが病室に入れないという決まりだったんですよね。しかし今回の病院は成人するまで入室禁止だった模様。うっかり前の病院と同じだと思い込み、看護師さんに注意されてしまったのでした。そのため、病院に荷物を送り届け次女の様子をみたものの、すぐに帰宅しなければならない事態に。そしてこれだけでは終わりません。この病院では入院費に関わる身元保証人の誓約書を2名分用意しなければなりませんでしたが、提出期限は退院時まで。退院するのは…明日(゚Д゚;)!!それから慌てて実家に行ったりして誓約書に記入してもらったのでした。とまぁ、ダイジェスト形式でここまで当日の流れを書きましたけどね。他にも手術後の全身麻酔がとけた後の次女の様子に驚愕したり、翌朝退院後にハプニングがあったりと様々なことがおこりました。ちょっと準備不足だったのは否めませんが、おかげで必要な物や心構えはかなりわかったと思います。それを踏まえて子どもの入院でないと本当に困ったモノや役立ったモノ手術は終わった後がたいへんだった…子どもの病院面会時の心構え次女の退院時にまつわる必要だった持ち物や注意点この辺りを次回以降に書きたいなと思っています。今回はかなり長くなってしまいましたが以上です!ここまで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
2019年11月27日俳優の佐野史郎(64)が11月7日、年末バラエティー特番「ガキの使いやあらへんで!!年末スペシャル(仮)」(日本テレビ系)の収録中に第三腰椎を骨折したと報じられた。ネット上では、突飛な企画で骨折してしまった佐野を心配する声が相次いでいる。佐野は同日に日本テレビを通じ、コメント。いっぽうで、ブログでも事のあらましを報告した。まず《この度、日本テレビにて放送予定の年末バラエティ番組「ガキの使いやあらへんで!!スペシャル(仮)」の収録中に負傷し、入院することとなりました》と報告。《番組スタッフ、キャスト、関係者各位の皆さまに多大なご迷惑、ご心配をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます》とお詫びした。負傷の経緯については《ドラム缶の中に液体窒素を入れ蓋をし爆発させるのですが、その蓋の上でラーメンを食べるという企画でした》と説明し、《想像以上の衝撃の強さに耐えきれず、第三腰椎を骨折してしまいました》と告白した。各メディアによると、佐野が負った骨折は全治2カ月。他の活動にも支障をきたしているという。12月22日に沖縄で予定されていた朗読会も中止に。同イベントは首里城再建に向けたチャリティイベントでもあったという。だがそんな状況にもかかわらず、佐野はTwitterでファンからのお見舞いメッセージに丁寧に返信をしているのだ。その数、40件以上。そのため、《佐野史郎さんええ人やなぁ》《佐野史郎さんが良い人すぎる。腰椎骨折って大変だろうに…》という声が上がっている。報道によると佐野が収録した当該シーンの放送について、日本テレビは「検討中」とコメントしているという。いっぽうで佐野はファンからの《とても心配しております。ニュースで知り、いてもたってもおられずついにツイッターを始めた次第です。 くだんの放送もできれば拝見させていただきたいものです》というツイートに、《ガキつか、放送してほしいなあ。 身体張ったからなあ上島さんと出川さんは、やはりスゴかったです!》とポジティブな返信をしている。一日も早く快癒して、笑顔を見せてくれることを祈るばかりだ――。
2019年11月09日脳卒中ならぬ「骨卒中」、知っていましたか?高齢者の骨折が寝たきりや死亡につながるケースを指しますが、その予兆は50歳前後から表れるというのです。転倒しないために、そして骨を丈夫にするために、今から始められることがありますーー。「高齢者が一度骨折をすると、クセになりやすいというのは定説です。特に注意すべきは背骨と股関節周辺の骨折でしょう」こう話すのは、鳥取大学医学部保健学科教授の萩野浩先生だ。高齢になって足腰が弱くなると、ちょっとした動作で転倒し、骨折するのは体を支える中心部であることが多く、フレイル(虚弱)状態が進むため、治っても再び骨折する確率が高くなるのだ。「たとえば、背骨を骨折した高齢者は、そうでない人に比べて4〜7倍、再び骨折しやすくなります。しかも、次に骨折するのは背骨だけでなく、股関節周辺であることも多いのです」(萩野先生・以下同)一般的に股関節周辺の骨折は予後が悪く、長期間、寝たきりの生活を送ることになる。するとさらに筋力が落ち、自力で生活できなくなって介護生活に入る。ショッキングなことに、5人に1人が1年以内に死亡するという。「骨折後、死亡までの期間が極端に短くなることを『骨卒中』と呼び、警鐘を鳴らしているのです」60〜70代で背骨を骨折、その後、70〜80代で股関節周辺を骨折するというパターンが多く、また、3人に1人が生涯に1度は背骨の骨折を、5人に1人が股関節周辺の骨折を経験するという。さらに、一度骨折をすると1年以内に再び、という可能性は非常に高く、少なくとも骨折後10年間はその影響が続く。「高齢者の転倒骨折の9割は家の中で起こっています。じゅうたんの縁がめくれていたら留める、段差のあるところには手すりをつけるなど、転倒のリスクがある場所の処置をしておきましょう」とはいえ、そもそもは筋力の衰えに起因している。日ごろから、足腰を動かすことを意識したい。「『片足立ち』は転倒を予防するバランス機能を維持し、『スクワット』は転びにくい足腰をつくってくれますよ」そのやり方は次のとおり。【開眼片足立ち】転倒しないよう机などにつかまり、床につかない程度に片足を浮かす。左右1分ずつ、1日3回を目安に行う。【スクワット】足を肩幅に開き、つま先を外に向ける。足裏全体に体重をかけ、お尻を下げながら軽くひざを曲げる。深呼吸をするペースで5回くり返し、これを1日3回行う。安全のため、椅子やソファの前で行うとよい。そしてやはり、毎日のことである食事は何より大切だ。カルシウムをはじめ、タンパク質、ビタミンD、ビタミンKなど、骨と筋肉のもとになる栄養をとることで、丈夫な足腰はつくられる。「カルシウムが豊富に含まれている煮干しは、粉末にすることで、なんにでもパッと振りかけて手軽にとることができます。みそ汁のだしにして、毎日飲むのもいいでしょう。その際、筋肉のもとになるタンパク質(肉、魚、卵など)、カルシウムの吸収を促すビタミンD(サケ、しいたけなど)、骨の質を上げるビタミンK(納豆など)と一緒に食べるとよりいいですね」骨折さえしなければ、ピンピンコロリも可能だ。最後まで元気に人生を楽しめるよう、骨と足腰を丈夫に保つ生活を始めよう。
2019年10月14日皆さんのお子さんは、骨折したことはありますか?近年、ちょっとしたことで骨折してしまう子どもが増えています。骨が弱い子どもは、将来的に骨粗しょう症になりやすくなるリスクもあるんです。そうならないために、子どものうちから意識的に骨を丈夫にしていくことが重要です。今回は、子どもの骨が弱くなっている原因や、骨を丈夫にするための生活習慣について紹介しましょう。骨折する子どもが増えている!?独立行政法人日本スポーツ振興センターが保育園児・幼稚園児、小学生、中学生、高校生を対象にした調査によると、2016年度の子どもの骨折は、25年前に比べて約1.4倍にも増えています。また、従来ではお年寄りに多いとされていた、加齢によって筋肉や骨、関節が弱くなり運動機能が低下する「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称:ロコモ)」が、子どもの間でも増えているのだとか。埼玉県医師会が、平成22~25年に、県内の幼稚園児~中学生1,343人に運動器の検診を行なった結果、なんと約40%の子どもにロコモの疑いがあったそうです。こうした現状について、NTT東日本関東病院手術部長の大江隆史先生は、次のように述べています。昔だったら、子どもではあり得なかったような、関節の硬さ、体の硬さ、バランスの悪い子どもが現れていてそれが目立つようになってきている、というのが最近の子どものロコモティブシンドロームと言われる状態。例えば、すぐ転んで体の柔軟性がないばかりに骨折をしてしまう子どもや、体が硬くて普通にしゃがみ込めないという報告が出てきている。運動の機会が極端に減っている子どもがいて、運動する子供と全くしない子供、状況が二極化している。(引用元:TBSラジオ|転んだら即骨折!?ケガしやすい「ロコモ」な子供が増えている!)子どもの骨が弱くなっている原因子どもの骨が弱くなっている原因には、どんなものがあるのでしょうか?運動・食事・睡眠の3つの背景から解説します。・運動運動して骨に負荷をかけると、それが刺激となって、骨の成長はもちろん、筋肉・運動能力の発達や体力の向上、心肺機能の強化も促進します。しかし、最近の子どもは、放課後は塾や習い事に行かなくてはならなかったり、ゲームやインターネットなどの家にこもる遊びを好む傾向があったりすることから、運動不足になりがちです。そのため、骨がしっかりと育たず、些細なことで骨折しやすくなります。・食事原宿リハビリテーション病院 名誉院長の林泰史先生は、子どもの骨が弱くなっている原因として、野菜類や小魚類といったカルシウムをとらなくなっている点を挙げています。昔と比べて食生活は豊かになったものの、コンビニやファストフード店で食事を済ませることが増え、栄養バランスが崩れがちになっているのだそう。特に子どもには、栄養バランスのとれた健康的な食事を意識的に用意してあげることが大切です。・睡眠人は睡眠中、体の中でさまざまなホルモンを分泌しますが、その中で骨の成長に大きくかかわっているのが成長ホルモンです。成長ホルモンは、骨を強く成長させる役割があるため、子どもの頃からしっかりと睡眠時間を確保し、その分泌を促すことが大切。しかし、現代の子どもは幼少期から睡眠不足になりがちです。世界17の国と地域で、0〜3歳児の睡眠時間を調査したところ、日本の子どもの睡眠時間は最も短かったのだそう。これは、OECDが31ヶ国の15〜64歳の働く世代に向けて実施した調査でも同様。日本人の睡眠時間は31ヶ国の中で最短でした。日本人は、子どもも大人も睡眠時間が短いのです。明治薬科大学准教授駒田陽子氏は、その原因として、日本人が睡眠を重要視しない傾向にあることを挙げています。駒田氏いわく、日本人には寝る間を惜しんで働くことを美徳とする考えがベースにあるため、子どもに睡眠が大切だという意識も低くなってしまっているのだとか。また、欧米では子どもと親が別々の部屋で寝るのが一般的であるのに対し、日本は子どもと親の寝室が同室であることが多いため、親の就寝時間に子どもが左右されやすいという点も原因のひとつなのだそう。親が遅くまで起きていると、子どもも夜更かししたくなってしまうものです。子どもが早く寝られるよう、親も早く寝るように心がけるなど、子どもの睡眠時間をより意識して確保する必要があるでしょう。子どもの骨を強くするためのポイント子どもの骨を強くするためには、以下のポイントに注意しましょう。・カルシウム、ビタミンD、ビタミンKをとる先にも登場した原宿リハビリテーション 名誉院長の林泰史先生は、骨を強くするためにはカルシウムはもちろん、カルシウムを骨に吸着させやすくする、ビタミンDやビタミンKをしっかりと摂取することが大切だと述べています。各栄養が多く含まれている食材は、以下の通りです。普段の食生活に積極的に取り入れましょう。カルシウム……牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品などビタミンD……鮭、うなぎ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲ、卵などビタミンK……納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど・適度に紫外線を浴びるビタミンDは、紫外線を浴びると体内でも作られるようになります。公益財団法人・骨粗鬆症財団は、夏なら木陰で30分、冬なら1時間程度の日光浴で、ビタミンDが十分に作られると述べています。熱中症や日焼け対策を忘れずに紫外線を浴びる習慣を作り、骨を強くしましょう。・運動習慣を作る公益財団法人・骨粗鬆症財団いわく、骨を強くする運動について、重量挙げといった骨にかかる力が大きく、繰り返しが多い運動は効果が高いのだそう。しかし、お子さんの体力的にも、あまり現実的ではないですよね。その場合には、ウォーキングや水泳といった骨にあまり負荷がかからない運動でも、継続して行なえば効果が出るのだとか。子どもの体力や興味に合わせた運動を習慣にし、骨を強くしていきましょう。***子どもの骨は、普段の生活習慣を工夫するだけでも強くすることができます。骨に良い食事や運動を取り入れて、親子で強い骨を作っていきましょう。文/田口 るい(参考)ミライマジン|子どものうちに丈夫な骨をコツコツ骨ラボ|食生活の変化と子供の骨づくりAll About|子どもの骨折の原因・症状・対処法MONEY PLUS|子供の骨折増加。骨が弱くなっている?その原因はTBSラジオ|転んだら即骨折!?ケガしやすい「ロコモ」な子供が増えている!THINK LIFE暮らしを豊かにする、住まい実例|快眠は人生を充実させる公益財団法人 骨粗鬆症財団|日光浴はどのくらい必要?産経ニュース|「老化」する小中学生つまづいて骨折和式トイレでかがめないこどもまなびラボ|“世界一寝不足” な日本の子ども。「11時間37分」が示す、眠りにまつわる切実な問題
2019年07月24日お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん(34)が日本テレビ系バラエティー番組「謎とき冒険バラエティー世界の果てまでイッテQ!」のロケ中に左足首を骨折したと、5月28日に同局が公表した。ロケは現地時間24日午後にインドで行われたもの。みやぞんは走って木の板を踏んでジャンプして火の輪をくぐるという挑戦で、着地する際に左足首をひねったとのこと。すぐにロケを中止して、病院で応急処置を受けて27日に帰国。左足首の左距骨の関節面から7ミリ程度の骨がかけており、骨折と診断。痛みが引くまで1~2週間程度で、約2カ月の治療期間を要する見込みだという。みやぞんは足に負担のかからない形で仕事を続けるというが、番組関係者はあることを危惧し始めているという。「昨年に『週刊文春』(文芸春秋)で祭り企画の“やらせ疑惑”を報じられ、現在は企画を中止しています。それもあってか、このところ裏番組のテレビ朝日系『ポツンと一軒家』の視聴率を下回ることが多くなってきていました。そんな焦りから『とにかく視聴率を!』という空気が強まっています。今回も重大なできごとですが、そのうち取り返しのつかない事態になるのではと危惧されていますね……」(日テレ関係者)人気番組はいま、重大な転機を向かえているといえそうだ。
2019年05月29日5月22日、作家の志茂田景樹氏(79)が数日前に圧迫骨折した腰について「大丈夫」とTwitter上で報告。心配してくれたファンへ感謝の気持ちを綴った。19日、息子で政治家の下田大気氏(42)がTwitterを更新。志茂田が転倒によって腰を圧迫骨折したと明かしていた。そして翌20日、ファンが志茂田本人のTwitterに「先生、腰のほうはいかがですか?」と質問。それを受けて志茂田は闘病中である膠原病の養生も兼ねて南会津へ保養に行った際に転倒したこと、そして数日後に検査したところ圧迫骨折だと判明したことなど経緯を報告した。今回の骨折は、膠原病による足の不自由さも関係しているようだ。過去に志茂田は自身のブログで、2017年に膠原病と診断されたことを告白。だが自身の病気について“姿なき病格”の「リウマ君」と称し、“悪友”の様子をブログに記していた。そのようにして病気と付き合ってきた志茂田だからこそ、今回の骨折にも前向きでいられるようだ。膠原病も含めて厄は今年で「打ち止め」として、《来年からは花の80代を目指します》とつづっている。これに対してファンからは《大変でしたね》など志茂田を心配する声が殺到。また《早くよくなられます様に》《骨折キチンと治してくださいね》《ご回復と益々のご活躍をお祈りしています》など、お見舞いの声も多数寄せられていた。
2019年05月22日加齢とともにあなたに忍び寄る脊柱管狭窄症。50代以降から悩まされる人が急増している。脊柱管狭窄症は、脊柱管を通る神経が、腰椎の変形や、靱帯が厚くなることで圧迫され、お尻から脚にかけて痛みやしびれが起きる。「もともと腰痛持ちでしたが、あのときは立っていると両足の先が冷たくなり、そのうちお尻から足先までしびれてきて……。歩いていても、しばらくすると脚のしびれが出て歩けなくなってしまいました。背中を丸めてひと休みして、また歩き出す、という具合。歌っているときは気が張っているからしびれがなかったものの、転んだらどうしようと不安は募るばかり。とうとう、ある日のステージで脚の感覚マヒからスッテーンと転んでしまって……」こう話すのは歌手の水前寺清子さん(72)。彼女が脚に妙な違和感を覚えるようになったのは’13年のことだった。その後も症状は悪化し、何かにつかまらなければ、3メートルも歩けなくなるほどに。整形外科で検査をし、脊柱管狭窄症と診断された。「4〜5年後には歩けなくなり、車いす生活になる可能性もある」と医師から告げられたという。’14年6月、水前寺さんは変形して神経を圧迫していた脊柱管の骨を削りとる手術を受けた。「手術の怖さより、歩けなくなることへの恐怖がありました。歩けなくなったら、歌い手をやめなければいけません。なにしろ、ステージや生放送中に倒れたらみんなに迷惑をかけるし、ファンの方々に心配もかけたくありません。元気な姿でステージに立ちたい!という思いがあったから、手術を迷う余地はありませんでした」手術は成功し、1週間で歩行器で動けるように。3週間の入院を経て退院した翌日にはステージに。元気な「チータ」が戻ってきた。体を動かすのが苦手という水前寺さん。ケアしていることは?「気をつけているのはイスに座るときの姿勢。なるべく背筋を伸ばすようにしています。地方公演のため飛行機や新幹線での移動も多いのですが、そのときは枕やタオルを持っていき、背骨が曲がらないよう、背中に挟み込んでいます。あとは『もっと運動しなさい』と先生に言われているのですが、あまりできていません(笑)」自身の経験を踏まえて「病気を患ったとしても悲観的にならないでほしい」と水前寺さんは話す。「脊椎管狭窄症は、安静にしていると症状があまり出ません。しかも、しびれや痛みも背中を丸くした姿勢だと治まるのがやっかいで。どんどん外に出なくなり、姿勢も前かがみになってしまう負のスパイラルに陥りやすいそうです。いまの時代、年のせいと諦めてしまうのはもったいないこと。病気をすると心もとなくなりますが、怖がるよりも、『早く元気になろう』と考えたほうがいいと思っています。脊柱管狭窄症は『歩けなくなったら……』という悲嘆が募りますが、病気を恐れずに、治療を受けて早くよくなるに越したことはないと思いますよ」“歩ける幸せ”を維持できるよう、予防を心がけ、仮に発症しても、きちんと向き合うことが大切だ。
2018年09月01日加齢とともにあなたに忍び寄る脊柱管狭窄症。50代以降から悩まされる人が急増している。脊柱管狭窄症は、脊柱管を通る神経が、腰椎の変形や、靱帯が厚くなることで圧迫され、お尻から脚にかけて痛みやしびれが起きる。「デビューしてから50年以上。体にもいろいろガタが出てくるものですよ。そんな不調はすぐに対処しつつ、これからの人生を考えるきっかけにしたいですね」そう語り、トレードマークである元気な笑顔を見せるのは歌手の水前寺清子さん(72)。彼女が脚に妙な違和感を覚えるようになったのは’13年のことだった。「もともと腰痛持ちでしたが、あのときは立っていると両足の先が冷たくなり、そのうちお尻から足先までしびれてきて……。歩いていても、しばらくすると脚のしびれが出て歩けなくなってしまいました。背中を丸めてひと休みして、また歩き出す、という具合。歌っているときは気が張っているからしびれがなかったものの、転んだらどうしようと不安は募るばかり。とうとう、ある日のステージで脚の感覚マヒからスッテーンと転んでしまって……」その後も症状は悪化し、何かにつかまらなければ、3メートルも歩けなくなるほどに。整形外科で検査をし、脊柱管狭窄症と診断された。「4〜5年後には歩けなくなり、車いす生活になる可能性もある」と医師から告げられたという。「デビューして1年半後に、ステージでの事故で左ひざ靱帯を断裂。その後遺症で左脚の腱が外れる『腱脱臼』が起きるようになって、長年にわたって左脚をかばって生活してきたんです。バランスの悪い歩き方をして、腰に負担をかけていたのかもしれません。あとは着流し姿。腰回りをさらしでガッチリ固めた状態でステージの隅々まで動き回り、歌うわけだから、足腰にいいわけがありません。そんな積み重ねが病気となって現れたのだと思います」’14年6月には、変形して神経を圧迫していた脊柱管の骨を削りとる手術を受けた水前寺さん。「手術の怖さより、歩けなくなることへの恐怖がありました。歩けなくなったら、歌い手をやめなければいけません。なにしろ、ステージや生放送中に倒れたらみんなに迷惑をかけるし、ファンの方々に心配もかけたくありません。元気な姿でステージに立ちたい!という思いがあったから、手術を迷う余地はありませんでした」手術は成功し、1週間で歩行器で動けるように。3週間の入院を経て退院した翌日にはステージに。元気な「チータ」が戻ってきた。「手術から4年たちますが、手術前にあった脚のしびれや感覚マヒはありません。ステージで転倒するという不安がなくなったことがなによりです。なにも心配しないでお客さまの前で歌うことが、どれだけ幸せなことか実感しています。元気であれば『あれもしたい』『これもしたい』という欲求も。それが生きる力になるんです」
2018年08月31日女優の黒柳徹子(84)が9月28日、自身のインスタグラムで1カ月前に足を骨折していたと報告した。すでに手術を受け、現在はリハビリに励んでいるという。 黒柳は、29日から都内で上演される舞台に出演予定。インスタには舞台衣装と思われる青いドレスを身にまとい、車イスに座る写真を掲載した。骨折して手術を受けたことを明かした黒柳は「(手術から)10日後には仕事もしても大丈夫と医者から許可をいただきました。骨がつくまで車いすの生活になり、リハビリに励んでいます」と明かした。 「黒柳さんは9月15日、10月から始まるテレビ朝日系ドラマ『トットちゃん!』の会見に出席。自身の半生をモチーフに描かれたドラマで、いつも通り軽妙なトークを披露していました。会見中はずっと座りっぱなしだったので、骨折したことを知っていたのは一部の関係者だけだったようです」(会見に出席した記者) 会見では黒柳の口調や受け答えをコピーしたアンドロイド「totto」が司会となり、話題になっていた。だがそれも、黒柳の負担を減らすための苦肉の策だったようだ。 「もともと足の状態は悪く、会見に登場する際は人の肩につかまったり車イスに乗ったりしていました。そのため報道陣が黒柳の“入り”を撮影するのはNGのお達しが出ていたんです。そんな状態にもかかわらず、黒柳さんは『なるべく公の場に出よう』と頑張りすぎて過ぎてしまう。周囲からは心配の声があがっていました」(テレ朝関係者) 舞台出演は車イスでこなすという黒柳。ファンのためにも、安静にして早く元気な姿を見せてほしい。
2017年09月28日