Linux Foundationは10月13日、Dronecode Projectの創設を発表した。同プロジェクトでは、既存のオープンソースの無人航空機プロジェクトとLinux Foundationが総括する非営利団体のアセットをまとめる。その成果は、無人航空機(UAV)用の共通共有オープンソースプラットフォームとして提供する予定。創設メンバー企業の顔ぶれは、3D Robotics、Baidu、Box、DroneDeploy、インテル、jDrones、Laser Navigation、クアルコム、SkyWard、Squadrone System、Walkera、Yuneecなど同プロジェクトには、3D Roboticsに現在ホスティングされているAPM/ArduPilot UAVソフトウェアプラットフォームと関連コードが含まれている。同社の共同創立者は、Wired前編集主任で『「ロングテール』の著書を持つChris Anderson氏だ。加えて、チューリッヒ工科大学ETHのLorenz Meier氏が率いるパートナーPX4プロジェクトも組み込まれている。同じプロジェクトでは、1,200人以上の開発者が働いており、いくつかのプロジェクトでは1日に150コード以上がコミットされている。プロジェクとの例としては、APM/ArduPilot、Mission Planner、MAVLink、DroidPlannerなどがある。
2014年10月14日エアバスは10月9日、LCCの春秋航空(本社:中国・上海)が保有するA320にシャークレットを後付け装備する契約を締結したことを発表。中国の航空会社でシャークレットを後付けで装備するのは初めてのこととなる。○性能の向上にも期待シャークレットは航空機の主翼端に取り付けられる小さな翼のことで、これを装備することで、年間4%の燃料費のコスト削減とともに、CO2は900トン削減することが可能となる。加えて、航続距離を約100海里(約185km)延ばすなど、性能の向上も期待できる。春秋航空は2013年9月にシャークレット装備のA320を初めて受領。シャークレット付きの機体6機で合計8,500時間飛行することで効果を測定し、その結果、発注中のものも含めて運航中の機材全てにシャークレットを導入することを決定した。
2014年10月10日エアバス(本社: フランス トゥールーズ)は10月1日、ベトナム航空のA350 XWB初号機の最終組み立てが開始されたことを発表した。ベトナム航空はアジアで最初のA350 XWB運航会社となり、また、世界で2番目のA350 XWB運航会社となる。ベトナム航空は合計10を発注しており、初号機の引き渡しは2015年半ばの予定。
2014年10月01日三菱航空機(MRJ)は9月29日、米イースタン航空と次世代リージョナルジェット機「MRJ90」の40機の購入(確定20機、購入権20機)で正式契約を締結したと発表した。両社は、7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至った。イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定。MRJはこれまでに、全日本空輸(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングスから100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェストから200機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイから10機(確定6機、購入権4機)を受注しており、今回の契約を含めるて合計375機(確定191機、オプション160機、購入権24機)となった。また、これらの受注に加えて、JALグループと32機(確定)の導入で基本合意している。
2014年09月29日いくら航空機の設計作業を効率化しても、設計したものを形にしなければ、最終的な製品を生み出すことはできない。すると今度は、「設計と製作」のうち「製作」の工程について、いかにして効率よく、高い精度でモノを造るかという課題が出てくる。○設計するだけでは終わらない前回に述べたように、航空機の構造解析、あるいは外形や空力面の設計といった分野でコンピュータを活用することで、紙の図面と手回し式計算機を使っていた時代と比較すると、大幅な効率化を実現できた。もっとも、航空機そのものが大きく、複雑になってきているから、設計作業にかかる絶対的な時間そのものは増えているのだが、それはまた別の問題である。さて。どんなに優れた設計を行い、それを図面の形に落とし込んだとしても、その図面を基にして部品を製作して、それを組み立てなければ、航空機の製作という作業は完結しない。すると、図面に書いたものを実際に製作する工程、あるいは製作した部品を組み立てる工程をどれだけ効率的に行うか、という課題が生じる。もちろん、CAD/CAM(Computer Aided Design / Computer Aided Manufacturing)の活用により、作図、図面の管理、履歴管理といった作業は効率的になっただろうし、CADによって用意した設計データを工作機械に直接流し込めば、図面通りの製品を精確に造る作業も効率化できる。それでも当然ながら、実際に製作に携わる「人」という要素は無視できない。たとえば、軽量化のために電線や電線の被覆の寸法を抑えれば、それだけ取り扱いが難しくなる。実際、ある戦闘機を設計した際に、軽量化のために機内で使用する電線を細くしたら、製作工程でその電線がポキポキ折れてしまい、歩留まりが悪くなって大変だったそうだ。こういうのはコンピュータだけが頑張ってもどうにもならない。また、部品を高い精度で造っても、それを組み合わせる作業も正確に行わなければ、精度の高い完成品はできない。実際、最近の航空機の組み立てに際しては、レーザー光線を使った位置決めまで行われている。レーザー・ビームは細くて直進性が高いから、それを活用すれば精確な位置決めを行えるという理屈であるらしい。基本的には、治具を用意してそこに部品をセットした上で、溶接したり、あるいはリベットやボルトとナットで連結したりする。それは今も昔も変わらないが、その際の位置決めをどこまで精確にやるかというところで違いが生じるわけだ。ことにステルス機というのは高い精度を求められる。なにしろF-117Aの試験飛行を行っていたときに、機体外部に露出する部品の固定に使用していたビスが何本か緩んでいただけで、レーダー反射が急増したというから侮れない。ビスをちゃんと締めるだけでなく、それ以前の段階として機体の外形を構成する部品の位置合わせを正確に行わなければ、段差や隙間ができてしまうだろう。するとそれは、想定外のレーダー反射を引き起こす要素となり得る。ステルス性を持たせた機体を設計するだけでも大仕事だが、その設計通りに機体を作り、かつ維持する作業もまた、大仕事だったというわけである。○部品の履歴管理また、航空産業でうるさくいわれる課題のひとつとして、部品の履歴管理がある。つまり、サプライヤーが製作・納入する個々の部品について、どこから材料を調達して、どういう内容の加工を行ったのかを記録しておかなければならないという話だ。しかも、部品の種類ごとではなく、一点ごとにである。どうしてそういう話が出てくるかといえば、後でトラブルが発生したときの原因追及に関わってくるからだ。たとえば、機体構造材を構成する部品の中に、不適切な加工作業や熱処理を行ったものが紛れ込んでいて、それが原因で破損事故が生じたとする。その破損の原因として、「設計の不備」だけでなく「製作工程の不備」も考えられるのは当然のことだ。すると、製作工程で何をやったのかを記録しておかなければ、そもそも不備があったのかどうか、不備があったとすれば何をどう改善しなければならないのか、といったことが分からなくなる。だから、製作する個々の部品ごとに履歴管理をきちんと行わなければならない、という話になる。もちろん、紙の台帳に記録する方法でも履歴管理はできるが、後で履歴データを検索する作業、あるいは履歴データを複数の関係者が共有する場面では、コンピュータにデータを溜め込んでおく方が効率的になるのは自明の理だ。ちなみにこれは、機体そのものだけでなく、エンジンで使用する部品も同じだ。回転する軸を支えるボールベアリングひとつとっても、ちゃんと「どこから材料を調達したか」「それに対してどういう内容の加工を行ったのかという記録を取っておくよう納入先から求められるし、納入する側はそれに対応していかなければならない。そうなれば、その仕組みを支える情報システムの責任も重いはずだ。○執筆者紹介井上孝司IT分野から鉄道・航空といった各種交通機関や軍事分野に進出して著述活動を展開中のテクニカルライター。マイクロソフト株式会社を経て1999年春に独立。「戦うコンピュータ2011」(潮書房光人社)のように情報通信技術を切口にする展開に加えて、さまざまな分野の記事を手掛ける。マイナビニュースに加えて「軍事研究」「丸」「Jwings」「エアワールド」「新幹線EX」などに寄稿しているほか、最新刊「現代ミリタリー・ロジスティクス入門」(潮書房光人社)がある。
2014年09月29日箱根登山鉄道は10月5日から、新型車両3000形「アレグラ号」(11月1日営業運転開始)の導入を記念し、記念乗車券を販売開始する。記念乗車券は、箱根湯本~強羅間の大人用乗車券(400円)、強羅~箱根湯本間の大人用乗車券(400円)、箱根湯本~強羅間の小人用乗車券(200円)の硬券乗車券3枚のセットで、1セット1,000円。3枚すべてに営業運転開始日の「26.11.1」の日付刻印が入るほか、3000形車両の概要と諸元図を記した台紙が付く。鉄道イベント会場限定での発売となり、発売初日の10月5日は「YOKOHAMAトレインフェスティバル2014」(横浜駅東口新都市プラザ、地下そごう入り口前)にて販売。以降、10月11・12日開催の「第21回鉄道フェスティバル」(日比谷公園大噴水公園広場)、10月18・19日の「小田急ファミリー鉄道展2014」(海老名電車基地)でも販売する予定だ。購入にあたって1人5セットまでの購入制限を設けるが、各イベントごとの枚数制限は設けないため、1回目または2回目の販売時に完売する可能性もある。完売の際は箱根登山鉄道ウェブサイトにて発表するという。
2014年09月27日京阪電気鉄道は鴨東線開通25周年を記念し、叡山電鉄と共同で記念乗車券の販売やヘッドマークの掲出などの記念企画を実施する。記念乗車券「鴨東線開通25周年記念1日乗車券」は10月5日発売。京阪線全線(大津線、男山ケーブルを除く)と叡山電車全線で、2015年3月31日までの任意の1日限り使用できる。大人用のみで、価格は1,600円。京阪電車の淀屋橋駅と中之島駅、叡山電車の出町柳駅にて販売する。5,000枚限定で、なくなり次第販売終了。記念ヘッドマーク掲出は、京阪8000系3編成と叡山電鉄800系1編成にて10月5日から11月30日まで実施する。開通25周年記念日の10月5日は、叡山電車出町柳駅前の特設会場でオリジナルグッズ販売会も開催。京阪電車と叡山電車の両社のグッズを数量限定でそろえるほか、「鴨東線開通25周年記念1日乗車券」も販売する。この販売会で同乗車券を購入した場合に限り、記念ヘッドマークと同じデザインのシールがもらえるとのこと(なくなり次第終了)。鴨東線は三条駅と出町柳駅を結ぶ約2.3kmの路線で、出町柳駅で叡山電車と接続する。1989年に開通し、今年10月5日に開通25周年を迎える。
2014年09月27日三菱航空機は米国のイースタン航空と次世代リージョナルジェット機「MRJ90」の40機の購入(確定20機、購入権20機※)で正式契約を締結した。両社は7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至った。○納入は2019年に開始予定イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定。イースタン航空社長兼CEOのエドワード・J・ウェーゲル氏は、「MRJはクラス最高の運航経済性、客室快適性、そして手荷物の収納性を誇る次世代リージョナルジェット機です。MRJが2019年以降、イースタン航空の機材に加わることを大変うれしく思います。当社では同機をイースタン・ウィスパージェット(Eastern Whisperjet)と呼称する予定です」とコメントしている。また、三菱航空機社長の川井昭陽氏によると、MRJの開発は順調に進んでいるという。「最先端の空力設計と画期的なエンジンの組み合わせは、大幅な燃費低減と騒音・排ガスの削減を実現し、将来的にはエアラインの競争力と収益力に貢献できると確信しています」と、川井氏は話している。MRJはこれまでに、ANAから25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社から200 機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイ社から10機(確定6機、購入権4機)を受注。これまでの合計受注機数は335機(確定171機、オプション160機、購入権4機)だったが、今回の契約を含めると375機(確定191機、オプション160機、購入権24 機)となる。なお、これらの受注に加えて、JALグループと32機(確定)の導入で基本合意している。※製造スロットの確保はないが、特定の期間内に確定した発注条件と同条件で航空機を購入できる権利
2014年09月26日人気アクションスターが集結したシリーズ最新作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の公開を記念して、“特製エクスペメンバードッグタグ”つき特別鑑賞券が8月16日(土)より全国の劇場で数量限定発売される。その他の写真“エクスペメンバードッグタグ”は、劇中でエクスペンダブルズのメンバーが身に付けているドッグタグ(※軍隊で兵士が個人認識用に身につけるペンダント型の認識票)を模したもの。表面には、エクスペンダブルズのシンボルである骸骨と鴉のマークが刻印され、裏面には本作に登場するアクションスター全員の名前が刻まれている。手に持つとズシリとした重量感のあるこのドッグタグは、栓抜きとしても使用可能だ。『エクスペンダブルズ3…』は、悪に染まってしまったかつての仲間、ストーンバンクス(メル・ギブソン)の捕獲作戦を命じられたエクスペンダブルズが、彼らの弱点を知りつくしたシリーズ最強の敵ストーンバンクスに立ち向かう姿が描かれる。シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーらが続投するほか、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、アントニオ・バンデラスらが新たに参戦する。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』“特製エクスペメンバードッグタグ”付特別鑑賞券8月16日(土)全国劇場にて発売価格:1400円(税込)※特典は前売券1枚につき1個。数量限定。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』11月1日(土)全国ロードショー
2014年08月12日近ごろは格安航空会社や格安旅行会社の登場によって、海外旅行がお手頃になってきていますね。とはいえ、航空券や宿泊代、食事代、お土産代など、一回の旅行での出費はバカになりません。そこで、これから海外旅行に行く人がぜひ知っておきたい、「費用を上手に抑える裏ワザ」を3つご紹介します!1:航空券は、「出発直前に」旅行代理店のサイトから買いましょう!航空券を手配するなら、ネットが断然有利。かつ、航空会社のサイトではなく、旅行代理店のサイトがオススメです。航空会社でも格安航空券を販売していますが、数が限られていたり、早めの予約が必要だったり、キャンセルや変更がきかないなど……とても条件が厳しい傾向があります。一方、旅行代理店のサイトでは、航空会社よりも安い航空券がたくさんあるうえ、出発直前に超激安になります!購入後の変更やキャンセルについて条件が課されてしまいますが、自分の希望に合えば超ねらい目です。もちろん、出発直前に購入するため、空きがなくなってしまうリスクはあります。気を付けてください。さらに、航空券やツアーの手配でポイントが貯まるところもあります。たとえばH.I.S.なら、1万円につき50ポイントのPontaポイントが貯まります。旅行代理店で手配すると、航空会社と違いマイルが貯まらないのがネック……という人は、代わりにポイントを稼ぎましょう。2:ホテルは「予約専門サイト」で必ず予約しましょう!旅行中に滞在するホテルも、ネットが便利です。ホテルの公式サイトから予約することもできますが、ホテル予約専門のサイトの方がたいてい割安です。たとえばエクスペディアでは、国内・海外のホテルの最低価格を保証しています。しかも、200円の利用につき1ポイントのTポイントもゲットできちゃいます。もちろん予約する手間を考えれば、ツアーなどで一括してホテルを予約する方が楽ではありますが、予算を下げずに旅行代を安くしようとするならば、「宿泊代」を抑えることは必須です。時間のある時に、ぜひ専門サイトで最低価格を検索してみましょう!3:外貨の両替は「現地」が基本!旅行中のお買い物や、食事の際に使う外貨は、両替をする場所によっておトク度がかなり違ってきます。もっともNGなのは空港です。日本でも現地でも、空港内の両替所では手数料が高くつきます。ホテルのフロントも、比較的高めに設定していることがほとんどです。国によっても異なりますが、もしあなたがアジアや中南米に行くのであれば、現地で両替するのが断然オススメです。日本よりもずっと安い手数料で、外貨を買うことができますよ。現地では、銀行や両替商を利用しましょう!とくにアジアの観光地や繁華街には、多くの両替商(両替専門ショップ)があります。治安が悪くないエリアを選んでくださいね。以上3つは、どれもそれほど手間をかけずに、買う場所をちょっと工夫するだけのことです!旅行の予算を変えたり、旅行中にケチケチしたりする必要もありません。この夏は上手に節約して、思いっきりバケーションを楽しんでくださいね。 Photo by Pinterest
2014年08月03日ラスシアはこのほど、日本初となる定期購入型クーポンサイト「ランチ定期券」をオープンした。○最大4万2,000円お得同サイトは、有効期間2カ月のランチ定期券を購入することで、加盟店のランチメニューが500円均一になるサービスを提供する。定期券の価格は1,000円で、有効期限内なら何回でも利用可能。ただし、同一店舗への来店は期間中3回までとなる。利用可能メニューの通常価格は全て700円以上で、平均価格は約900円、最大価格は2,900円となる。毎日使えば、最大で4万2,000円分がお得になるという。通常最大価格(2,900円)のメニューはミシュランガイドで星を獲得したイタリアンレストラン「デッラ・コリーナ」の「シェフの特別ランチコース」で、自家製前菜盛り合わせ・日替わりパスタ・魚料理または肉料理・ドルチェ・カフェを提供。同メニューは数量限定で、申し込み多数の場合は抽選となる。加盟店は、パンケーキが女性に人気の「サニーヒルズカフェ」や、芸能人も来店するという「アリス カフェ」、ごはんと豚汁がおかわり自由の「ポルコ カーサ デ ブタヤ」など、恵比寿・中目黒・代官山エリアの25店舗以上。各店は性別・年齢を問わず楽しめるメニューを提供し、健康的な手作り料理でもてなす。また、法人の福利厚生としても導入可能で、オプションとして「
2014年06月13日南海電気鉄道は、今年春発売予定としていたJR西日本および近畿日本鉄道との「連絡IC定期券」について、3月14日から販売開始すると発表した。同定期券は、通勤・通学で南海電車とJR西日本、または南海電車と近鉄電車を乗り継いで利用する場合、1枚で両社の列車に乗降りできるという。IC定期券を発売する際の対象カードは各社によって異なり、南海は「PiTaPaカード」、JR西日本は「ICOCA」または「SMART ICOCA」、近鉄は「ICOCA」または「KIPS ICOCA」となる。発売券種は「通勤定期乗車券」「通学定期乗車券」で、通用期間は1カ月・3カ月・6カ月。運賃は従来の磁気定期券と変わらない。南海の定期券発売窓口および定期券発行機能付き券売機、JR西日本「ICOCA」エリアの駅のみどりの窓口(一部を除く)または一部のみどりの券売機、近鉄の定期券発売箇所(旅行会社への委託窓口を除く)にて販売される。なお、一部の場合を除き、連絡IC定期券の発売日以前に購入した連絡磁気定期券を、連絡IC定期券へ変更することも可能。各社の定期券販売窓口にて受け付ける。
2014年02月18日中国初のLCC((格安航空会社)である春秋航空は3月15日より、関西=上海線を週7便で新規就航することを発表。同社は関西空港のから中国本土へ就航する初のLCCとなり、関西空港の国際線に就航するLCCは合計10社12路線となる。○関西=上海線は週70便に拡大同社は上海を拠点とする中国初のLCCとして、2005年7月より運航を開始した。中国国内70路線、国際線14路線を運航し、2010年7月より日本路線も運航。現在、茨城、高松、佐賀の3都市に就航している。関西空港への中国系航空会社の新規就航は5年ぶり。同社の就航により、関西=上海線は合計6社週70便で結ばれることとなる。9C8589便・上海発08:30-関西着11:45、9C8590便・関西発12:45上海着14:15を、共に毎日運航する。運航にはA320を使用する(エコノミークラス180席)。
2014年01月21日ニュージーランド航空はこのほど、「南極 - 途方もない大地、途方もない任務」キャンペーンとして、南極遠征隊員を募集している。○研修や滞在費補助、モバイル貸し出しも同キャンペーンは、当選者がナショナルジオグラフィック社のカメラマン ジェイソン・エドワーズ氏とチームを組んで2週間の氷上生活をするというもの。賞品としては、日本とニュージーランド・クライストチャーチ間のエコノミークラス往復航空運賃や、クライストチャーチでの約1週間の事前研修、クライストチャーチから南極スコット基地までの往復の旅、2週間~2週間半の南極滞在費、期間中に必要なモバイル機器やカメラの貸し出しなどが与えられる。任務内容は、観測隊やスコット基地のメンバーとの交流や、氷上で実施されている科学調査の記録、ツイートやブログの投稿による発信作業、メディアへの登場と宣伝活動への協力となっている。任務と待機期間は2014年1月11日~2月28日。応募資格があるのは満20歳以上の男女で、募集期間は10月17日~11月7日。応募方法や選考プロセスの詳細は、専用キャンペーンサイトで確認できる。
2013年10月18日海外旅行と言うとある程度まとまった休みがないと難しいと思うかもしれませんが、三連休を利用して近場のアジアへ行くというのもステキです。なかなかぴったりなツアーがなかったり、もう満席だったりしても大丈夫。 エクスペディア を使えば、自分でホテルや航空券を手配するのも簡単なのです。エクスペディアは、世界30ヶ国で展開する世界最大のオンライン旅行サイト。簡単に、そして安心に海外ホテルを予約できるうえに、他のサイトで安い値段を見つけたらその差額分+次回以降に使える5,000円クーポンをプレゼントする最低価格保証サービスを実施していて、9月20日まではキャンペーンで2倍の1万円クーポンがもらえるそう。かしこく旅行するならぜひ利用したいですね。総ダウンロード数1,500万以上を誇るスマホアプリ「エクスペディアホテル予約」に、約400 社の航空券の予約機能を追加したスマホアプリ「エクスペディア旅行予約」がリリースされたそう。このアプリでは、約3万都市、20万軒以上のホテルを予約できるうえに、約400社のフライトが予約可能。予約方法は簡単4ステップ。出発地・目的地・旅行期間を検索し、航空会社・フライト時間を選択、往復選択し、あとは決済するだけ。この簡単な予約が、出発の12時間前まで可能だから、思い立ったらすぐ海外旅行なんてこともできますね。そのうえ、フライト状況、搭乗ゲート番号、空港までのアクセスなどの情報がリアルタイムで反映される機能もあるから、パックツアーでしか海外旅行に行ったことがないという人も安心です。例えば、リアルタイムでのフライト関連状況を管理して、ゲート番号、ターミナル情報、飛行場までのアクセス、予約確認番号、離陸時間から乗り継ぎ情報まで全部教えてくれる機能も。「羽田空港から香港国際空港へ向かうキャセイパシフィック航空543便が、25分遅れで出発」ということまで、アプリが通知してくれるというわけ。ホテルの情報についても、「The Langham, Hong Kongのチェックインは、本日15:00です」とチェックイン予定時刻を通知してくれたり、GPS機能でホテルまでの地図を案内してくれたりと至れり尽くせり。旅行中も、「東京行きの全日空のフライトは24時間後に出発します」と、翌日の帰りのフライトの案内をしてくれるうえに、ターミナルやゲート、航空会社の案内に加えて空港までのアクセスも検索可能。帰国の際も、ターミナルやゲート、運行状況をお知らせしてくれるほか、ターミナルの変更状況もリアルタイムで反映してくれるから、突然の変更も焦ることなく対応できそうですね。さらに、利用ターミナルの地図情報も表示してくれるから、離陸前に立ち寄りたいカフェやお土産売り場などもしっかりチェック。旅行の最後まで充実した時間を過ごせるから、旅行の満足度が上がるかも。今ならアプリ限定クーポンもあるから、さらにお得に旅行に行けるというのも嬉しいですね。9月30日までの予約(宿泊は10月31日まで)でホテル10%OFF、12月31日までの予約(宿泊は12月31日まで)でホテル5%OFFだから、9月の三連休で早速利用してみるのもよさそう。行きたいと思ったら、自分で簡単にホテルも航空券も即予約、そして実際に行くぐらいアクティブになれたら、ステキですよね。そのためにも、ぜひ「エクスペディア旅行予約」を利用してみては?・エクスペディア 公式サイト モバイル紹介ページは こちら 【アプリ概要】アプリ名:エクスペディアホテル予約価格:無料対応デバイス:Android、iOSダウンロードは、 こちら から
2013年08月26日「Scoot(スクート)」――。この名前を聞いて、航空会社だと思う人はまだ少ないのではないだろうか。「Airways(エアウェイズ)」や「Airlines(エアラインズ)」の文字はどこにもないからだ。スクートは、サービスに定評のあるシンガポール航空が100%出資する低コスト航空会社(LCC)。シンガポール航空は、シンガポール・チャンギ空港を拠点にした短距離(4時間以内)路線を運航するタイガー・エアウェイズというLCCに出資しているが、スクートは4時間~8時間程度の中・長距離路線を運航するLCCとして2011年5月に設立された。翌2012年6月にシンガポール - シドニー線で運航を開始。現在、5カ国6都市に就航している。「スクート」という社名の名付け親は、キャンベル・ウイルソンCEO。「”Scoot”を辞書で引くと”すばやく動く”といった意味になるが、これに”Attitude(態度・姿勢)”を加えた合成語『スクーティテュード』をサービスの指針としている。例えば、魅力的で、面倒な手間のいらない、信頼できる、現代的でフレンドリー、一味違うといった意味が含まれている」(ウィルソンCEO)。LCCの場合、エアバスA320などのナロウボディ機(単通路機)が使われることが多いが、スクートは中・長距離路線を運航するため大型旅客機(2通路機)のボーイング777-200を使用。エアバスA320と比べると、座席数は2倍以上の402席。座席のピッチ(前後間隔)がエコノミーより20cm以上広い「スクートビズ」も設置している。また、2014年の第4四半期には最新鋭旅客機のボーイング787の新機材を導入予定だ。スクートの日本路線は、10月29日に開設された成田 - 台北 - シンガポール線。エコノミーで台北まで片道1万円台、「スクートビズ」で2万5,000円程度の格安運賃を設定。「シンガポール・チャンギ空港からタイガー・エアウェイズを使ってデンパサール(バリ島)へ行くなど、東南アジアへの旅行も割安料金で楽しめる。日本路線ではスキヤキを販売するなど、フライトに合ったサービスをどんどん入れていく」。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日スカンジナビア航空(SAS)は、12月22日から12月31日までの10日間限定で、エコノミーを対象にしたセールを実施する。今回のセールでは、東京から北欧をはじめ、80以上のヨーロッパ主要都市への往復航空券を販売。税金・燃油サーチャージを含まない場合は31,000円から、税金・燃油サーチャージ込みは74,890円からと、お得な運賃になっているという。例えば、税金・燃油サーチャージは含まない成田(東京)とコペンハーゲン(デンマーク)間の往復航空運賃は74,890円、ミラノ(イタリア)間は82,420円。また、税金・燃油サーチャージ込みは、トロムソ(ノルウェー)間が93,530円、パリ(フランス)間が90,550円となっている。対象となるのは、2013年1月17日から2月28日の間に、日本から出発(旅行終了日2013年3月10日)する旅行者とのこと。なお、今回のセールにおいても、同社のマイレージプログラム(飛行機に乗った距離に応じて与えられるポイントプログラム)であるユーロボーナスでは、100%のポイントを獲得することができる。詳細は、同社公式ホームページから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月23日日本マクドナルドは21日、対象商品のパッケージに貼付された「福めくり」をめくると、商品の無料券もしくはクーポン券がもれなく当たる「福めくりキャンペーン」を、全国のマクドナルド店舗で開始する。福めくりが無くなり次第終了。同キャンペーンは、単品もしくはセットで「ビッグマック」「マックフライポテトLサイズ」を購入した1000万人に、「チキンマックナゲット(5ピース)」の無料券や「ビッグマック」「てりやきマックバーガー」などのお得なクーポン券をもれなくプレゼントする企画。お年玉キャンペーンとして2010年の元旦に初めて実施され、今回が4回目の実施となるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日ピーチ、エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパンなどの格安航空会社(LCC)が次々と発足し、航空業界は「値下げ戦国時代」に突入しています。しかし荷物料金が有料だったり、夜の便が運休になると翌朝まで待たなければならない、座席が狭いなど、さまざまな難点があるがゆえに敬遠する人も少なくありません。そこで、格安航空ならでは「空の旅」の楽しみ方や注意点、ビジネスでの役立て方を、航空アナリストの鳥海高太朗さんにおうかがいしました。■家族連れには強い味方のLCC――価格が安いのがLCCの魅力ですが、中には「安いからサービスも悪いんでしょ」と思い込んでいる人も少なくないようですが……。「たしかに、手荷物を預けるときは有料ですし、座席も大手航空会社に比べると狭いですし、1便が遅れると玉突きのような形で便が次々と遅れるなど、問題は数多くあります。しかし、そんなデメリットも含めても、LCCは魅力ある移動手段です」――その魅力とは?「それは何といっても『料金が安い』の一言に尽きますね(笑)。特に家族で出掛けたときに、それを痛感するはずです。例えば家族4人で夏休みや年末年始などに帰省するとき、仮に首都圏から北海道や九州へ行くとなると、飛行機代だけで往復20万円近くかかってしまいます。でもLCCなら、片道1万円の場合でも4人で往復8万円。費用対効果は抜群で、高速バス感覚で旅を楽しめます」――「料金が安い」以外のLCCの魅力はありますか?「CAがとても明るいですね。大手航空会社の場合、キシっとしたCAが多いですが、LCCだと髪をしばってなかったり、染めててもOKという会社もあります。好みは人それぞれだと思いますが、個性豊かな接客サービスで、大手との差別化をはかっています。また、大手だとフライト日時が近づくにつれてチケット価格は上昇しますが、LCCは直前でも航空券の価格は空席が多ければそのまま。なので『札幌でラーメンが食べたいなぁ』と思い立ったら、すぐに1万円以下の航空券を手配し、札幌でラーメンを食べて帰る……ということも可能なんです」――なるほど。LCCを上手に活用すれば、旅行の幅も広がりますね。ちなみにビジネスマンが仕事で使うとしたら、どんな使い方が有効的だと思いますか?「工場や農場見学など、時間を気にしなくていい出張には役立つと思います。逆に時間を気にする出張には、あまりオススメできません(笑)。遅れや欠航のリスクがあるので。今はメールやスカイプなど、直接会わなくても交渉できるツールがたくさんありますが、やはりじかに会ったほうが情報量も多いし、その後のつながりも深くなる。その点では、LCCは人と人をつなぐツールとして大変有効ですね。また、移動代が出ないフリーランスの人、そして月に何度も往復する単身赴任の人にも、LCCはオススメの移動手段です。航空会社によっては半年先まで予約できる(大手は約2カ月先までしか予約できない)ので、帰省などで使用する航空券は早めに予約しておけば、年末年始やお盆などの繁忙期でも安い価格で移動することができます」■行きはLCC、帰りは大手と使い分け――LCCの現時点での問題は何でしょうか?「現在、LCCを扱う航空会社が取り組んでいるのが、便の遅れの問題です。LCCは同じ機体で運行するので、仮に始発で遅れが生じると、そこから玉突き状態で遅れてしまいます。また、エアアジア・ジャパンなどが乗り入れしている成田空港は、騒音問題などもあり、23時を過ぎると着陸できない決まりになっています。そのため最終便が欠航……なんてことも珍しくありません。この問題は、現在航空会社が空港側と協議を行い、解決に向けて取り組んでいるところです」――座席の問題についてはいかがでしょうか。「座席は、横幅に関しては基本的に大手と同じ配列ですが、前後は狭いです。なので、リクライニングされるとキツいですね。ちなみに料金を追加すると、最前列や非常口付近など、前後のスペースが比較的広い席を確保できる場合があります」――狭いスペースでの我慢が必要なんですね(笑)。「まあ、国内便ならフライト時間はせいぜい1~2時間なので、我慢すればどうってことないですよ。さすがに3時間以上になるとツラくなってきますけど(笑)。私も仕事柄、LCCはよく利用しますが、帰京後によく予定が入っているので、帰りはLCCと比べて時間が読みやすくて疲れにくい、大手の便を使うことが多いです」――ほかにLCCで気をつけるべきポイントはありますか?「大手に比べるとチェックインの時間に厳しいので、余裕をもって空港に着くことが肝要です。また、航空会社のサイトをチェックはこまめにしておくと、格安キャンペーンの情報を見落とさないですみます。情報をうまく有効活用すれば、LCCをより楽しめるはずですよ」デメリットはあるけど、それを補って余りあるくらいのメリットがあるLCC。皆さんもぜひ利用してみてはいかがかな?鳥海高太朗航空・旅行アナリスト。城西国際大学観光学部助手。現在、文化放送『吉田照美 ソコダイジナコト』に毎週火曜日出演(朝7時15分ごろ)。個人ブログ「きまぐれトラベル日記」 春名晃平)
2012年12月15日航空事故に遭遇する確率は、自動車に乗って事故に遭う確率よりも断然低く、現代の航空機は非常に安全性の高い乗り物だ。しかし、過去には教訓とすべき重大アクシデント(インシデント)も起きている。ここでは航空ジャーナリストで、数々のテレビ番組で航空機の解説を行っている筆者が過去の航空事故の原因を紐解き、その後さまざまな安全対策が講じられた実話を紹介しよう。ロンドンをたったブリティッシュ・エアウェイズ9便(BA9)は、乗員15名、乗客248名を乗せてパース(オーストラリア)に向かう長距離フライトだった。機材はボーイング747、通称「ジャンボ」。経由地のクアラルンプール(マレーシア)を離陸した約1時間半後、突然4つのエンジンが全て停止した――。1982年6月24日に発生した、重大な航空インシデントである。インドネシア上空1万1,300mを順調に夜間飛行していたBA9は、24日21時半すぎ(現地時間)、コクピットの窓から奇妙な閃光が見えた。レーダーには何も映っておらず、雷雲ではないことは明らかだった。機長が機内の空調ダクトから煙が出ていることを確認し、機内での火災発生も疑われた。するとエンジンが点滅するように白く光っていたのだ。コクピットクルーは最初、何が起こっているのか分からなかった。直後、第4エンジンの出力が低下したため、エンジン消火の手順により停止させた。機長はすぐに残りのエンジンで、近くの空港に緊急着陸する決心をした。しかし、続いて第2エンジン、第1エンジン、第3エンジンの順に全てが停止してしまった。安全性を考慮して4つもエンジンを装備しているジャンボが、その全ての出力を失うという事例は、今までにほとんどない。機長はエンジン再始動を何度も試みたが、出力を失ったBA9の高度は下がる一方だった。洋上への不時着も、機長は覚悟していた。全エンジン停止から12分経過、高度3,400mまで降下した時、第4エンジンが再始動したのである。その後、エンジンは次々とよみがえった。第2エンジンは相変わらず不調だったため3つのエンジンで高度と速度を保ち、機長はジャカルタ国際空港まで引き返し、22時25分、緊急着陸に成功した。エンジン停止の原因は、火山灰を吸い込んだことだった。ジャカルタ南東160kmにあるカグングン山が噴火し、その噴煙がインド洋まで達していたのだ。幸い降下して低高度に達すると、噴煙から抜け出すことができ、エンジン内部に詰まっていた火山灰が剝がれ落ちたと見られる。そして再始動が可能になった。まさに危機一髪だった。暴風雨や積乱雲といった目に見えやすい自然現象であれば、早期に発見し、それを回避することが可能だ。しかし、火山灰は大気中に浮遊する細かいちりで、レーダーに映らない。そのため、気象観測データをもとに、噴煙が舞い上がっている高度と風向から飛散区域を予測しなければいけない。パイロットは、お客さんを乗せている以上、定刻通りのフライトを望んでいるため、可能な限り迂回するルートは避けるが、安全のためには早めに飛行ルート変更の決断が不可欠となる。BA9便の教訓は、「夜間は特に危険」ということだ。気象条件がよければ、舞い上がる噴煙を昼間ならコクピットの窓から「障害物」としてパイロットが視認し、事前に避けられる。しかし夜間の場合、特に月の光もない洋上ではまったく見えなくなる。気象データは、リアルタイムではない場合も多く、刻々と変わる状況は現場でないと分からない難しさがある。2010年4月14日にはアイスランドで大規模な火山噴火が発生し、ヨーロッパ大陸上空に広く噴煙が滞留した結果、多数の航空便が欠航、「空の交通」が麻痺する事態となった。この時の火山灰は上空1万6,000kmに達し、ほとんどの航空路の高度と重なる。影響は1週間~1カ月以上続き、どのようなルートを飛行してもヨーロッパの空港を発着する便は火山灰を避けられず、安全のためには「欠航」以外の方策はなかった。前記のブリティッシュ・エアウェイズ以外にも、火山灰を吸い込み、エンジンが不調になった事例は過去に存在する。航空機メーカーでは可能な限りエンジンの信頼性を高めているが、空気を取り込んで燃焼させるというジェットエンジンの基本構造は変えられなく、技術面での対策は難しい。大規模な欠航を余儀なくされると、観光、物流など、経済への影響が深刻だ。しかし、「安全」が優先であることは言うまでもない。現代はグローバルな気象観測ネットワークが構築されており、火山情報および火山灰の飛散区域を把握するシステムがある。パイロットはフライト前に、航空路にそうした危険な区域がないかどうかを常に調査し、飛行計画を立てている。また、パイロットが航空路の状況を報告し、次に同じ範囲を飛行する便に対して情報提供する仕組みもある。安全対策としては、噴煙が広がっている危険な区域を避けて飛行ルートを設定するか、それが無理なら「飛ばない」選択肢を講じるしかない。立ちはだかる大自然の壁には、どんなハイテク旅客機であっても、「早期に逃げる」という手段しかないのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日旅行のクチコミサイト「フォートラベル」は、「格安航空会社(LCC)の利用」に関するアンケート調査を実施した。調査期間は、11月9日から15日で、有効回答数は1,346件。2012年は「LCC(Low Cost Carrier)元年」とも呼ばれ、日系のLCCである「エアアジア・ジャパン」、「ジェットスター・ジャパン」、「ピーチ・アビエーション」の3社が就航した。3社について「利用したことがありますか」と聞いたところ、12.5%が「ある」と回答。「ない」は87.5%という結果。利用したLCCのうち、利用率トップは「ジェットスター・ジャパン」で、60.1%。実際に利用した人からは、「客室乗務員やスタッフの対応がよかった」、「乗り心地がよかった」などの声があがっている。続いて利用者が多かったのは「エアアジア・ジャパン」で、32.1%が「利用した」と回答。利用した人からのコメントは「価格が安い」、「座席が快適だった」などというもの。「ピーチ・アビエーション」については、28.0%が「利用した」と回答。利用した人からは「純正の日本企業のため、親しみが持てた」、「機体がきれいだった」といった声があがった。3社に共通して、「搭乗前はあまり期待していなかったが、不自由なく利用できた」という声が多く寄せられている。また、利用後の満足度を「期待以上だった」、「期待通りだった」、「期待以下だった」の3段階で聞いたところ、3社とも、“期待通り”と回答する人が半数以上を占めた。一方で、「期待以下だった」と回答した人の理由としてあげられたのは遅延や欠航だった。特に問題なく利用できた旅行者は、LCCならではの価格の安さと、それに見合ったサービスやシステムに納得し利用していることが伺える結果となった。なお、アンケートの詳細は、同サイトトレンドリサーチページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日日本航空はJALカードの発行30周年を記念し、JALカード会員限定の「空の上の航空教室 成田=セントレア」を2013年3月23日から1泊2日で開催する。同イベントでは専用チャーター機が、成田~中部セントレア間をフライト。2日間にかけて、成田・中部セントレア空港にて様々なイベントを行う。1日目は成田にて機長、整備士による話が聞ける他、成田整備工場見学ができる。成田エクセルホテル東急に宿泊後、2日目は専用チャーターJL3930便(Thank you 30周年)に搭乗し、機長による「空の上の航空教室」を開催。セントレア到着後は、空港主催の「滑走路見学コース」に参加できる。2日目午後からは、セントレアで各種プログラム体験。復路はセントレア発専用チャーターJL3939便(Thank you!Thank you!)に搭乗し、成田に向かう。機内では「空の上の航空教室パート2」開催する。募集人数は120人。参加料金は2名1組参加で2万円、1名参加で1万2,000円。参加資格はJALカード会員、2名1組もしくは1名。1名で参加の場合は、大人(高校生を除く18歳以上)のみ受付。18歳未満および高校生の方は、JALマイレージバンク(JMB)会員であることと、JALカード会員の保護者同伴(2名1組)であれば申し込み可能。ただし、参加は小学校3年生以上となる。参加は同社の応募サイトにて、登録した中から抽選で決定する。応募期間は12月3日~2013年1月6日。当日着信有効。詳細はJAL特設サイトで案内している【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日クレディセゾンはこのたび、インターネット限定で、永久不滅ポイントをAmazonギフト券に交換した人の中から、抽選で100人に「Amazonギフト券1000円分」が当たるキャンペーンを実施している。11月1日から12月31日までの期間中に、永久不滅ポイントをAmazonギフト券に交換した人の中から、200ポイントを1口として、抽選で100人に「Amazonギフト券1000円分」をプレゼントする。交換口数が多いほど、当選確率は高くなる。通常、永久不滅ポイント200ポイントはAmazonギフト券1000円分と交換できるため、抽選で当たればさらに1000円分がプレゼントされるというもの。Amazonギフト券は、オンラインストアのAmazon.co.jpおよび靴とバッグの専門サイトJavari.jpでの買い物に利用できる。交換したギフト券でAmazon.co.jpで買い物する場合、クレディセゾンが運営するポイントサイト「永久不滅.com(ドットコム)」を経由して買い物すると、永久不滅ポイントがいつでも最大2倍(11月1日現在)たまる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日エミレーツ航空は12日、エアバスA380型機の機内で乗客が自身の携帯電話を使って通信できるサービスを提供すると発表した。同サービスは、機内携帯通信サービス・パートナーであるOnAir社との提携によって実現。これにより、エアバスA380型機の乗客は、飛行中でも自分の携帯機器を使って通話やモバイルデータ通信ができるという(利用に際しては条件あり)。OnAirのモバイルシステムは、乗客が自身の携帯通信プロバイダーを通じてEDGE/GPRSに接続することで、機内でも地上と同じように自分の携帯電話で電話の発着信やテキストメッセージの送受信を行うことができるとのこと。OnAirシステムの全機能を搭載したエミレーツのエアバスA380型機の初便は、10月2日にドバイ国際空港からミュンヘン国際空港に向けて飛び立ち、エアバスA380型機からの初めての機内通話は、ペルシャ湾の上空1万1,500mで中国へ向けて発信されたという。OnAirのモバイルシステムは、今後納入されるすべてのエアバスA380型機に装備され、現在運行中の25機にも随時搭載予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月12日名古屋鉄道は6日、「いもむし」の愛称で親しまれた3400系の引退10周年を記念した記念乗車券を発売する。同乗車券は、活躍していた当時の3400系の写真をあしらった大人片道普通乗車券1枚(犬山駅から160円区間)と、3400系車両を模した硬券式の大人片道普通乗車券2枚(神宮前駅から220円区間と豊橋駅から220円区間)の3枚組。3400系のデビューから引退までの歴史や車両形式図を記したケースが付く。3,400セット限定で、発売額は600円。豊橋駅、東岡崎駅、豊田市駅、金山駅、中部国際空港駅、栄町駅、名鉄一宮駅、犬山駅、名鉄岐阜駅、名鉄名古屋駅サービスセンターおよび名鉄の通販サイト「M-M@LL」にて取り扱う。名鉄3400系は、1937(昭和12)年に東部線「神宮前~吉田(現豊橋)」の特急車としてデビュー。スカート付きの流線形車体や前面曲面ガラスなど、当時の最高技術の粋を集めた車両で、1993年には鉄道友の会が選ぶエバーグリーン賞を受賞。愛嬌ある形状で長年親しまれたが、電車高速化の流れにともない、2002年8月31日に現役を引退した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日静岡銀行は、同行の教育ローン「しずぎん教育ローン」がお得になる「金利割引券」を12月21日まで配布している。教育ローンを申し込むときに「金利割引券」を提示すると、12月21日までの契約分(仮申し込みは除く)は、金利年2.70%(基準金利年3.70%・変動金利型から年1.0%割引)で借りることができる。12月25日以降2013年4月30日までの契約分(仮申し込みは除く)は、金利年2.50%(基準金利年3.70%・変動金利型から年1.2%割引)で借りることができる。「しずぎんjoyca」を持っている人、または同時に申し込んだ人は、さらに年0.1%割引される。「しずぎんjoyca」一般カードは、年会費1312円(初年度無料・消費税込)。無担保で最大500万円まで借り入れ大学・短大・専門学校・高校の入学金や学費はもちろん、入学後の家賃や通学費(交通費)などに幅広く対応便利な「カードタイプ」なら専用カードで、ATMで繰り返し何度でも借り入れ・返済が可能郵送・FAX・インターネットで簡単に仮審査申込みができ、事前にいくら借り入れできるかがわかる(仮審査の結果は1年間有効)便利なカードタイプATMで500万円まで、借入返済自由自在(しずぎんATMはもちろん、全国のセブン銀行ATMで利用可能)在学中は利息だけ、卒業してからラクラク返済【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日住信SBIネット銀行は10日から10月31日まで、Peach Aviationでの航空券購入の際に、支払方法として住信SBIネット銀行の「即時決済サービス」を利用し、1回で税込1万円以上の支払いした顧客の中から、抽せんで10人に現金1万円をプレゼントする企画を実施している。対象となる顧客は10月31日までの対象期間中に、Peachウェブサイトでの航空券購入の際に、支払方法として同行の「即時決済サービス」を利用し、1回で税込1万円以上の支払いをした人。期間中に条件を満たす取引が複数回ある場合は、条件を満たす取引回数分抽せん権を獲得できるが、重複して当せんすることはない。特典提供時期は11月末頃に顧客の同行代表口座の円普通預金へ入金予定。同行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。Peachウェブサイトで航空券を購入した際、支払方法選択画面で「ネットバンキング」を選択する金融機関選択画面で「住信SBIネット銀行」を選択する住信SBIネット銀行にログインする支払い内容を確認のうえ、「WEB取引パスワード」を入力し、「第3認証方法」を選択する(※振込先の口座名義には、収納代行会社の「ウェルネット」が表示される)認証番号、または携帯電話からモバキー番号を入力する【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日本拠地アトランタ空港に新国際線ターミナルをオープンさせたデルタ航空。前回に引き続き、同空港のサービスを詳しく紹介していく。アトランタ空港のメザナインレベル(中2階)には、デルタ航空の空港ラウンジ「スカイクラブ」を設置。「デルタはかねてより総額30億US$を投じて空港、機内の施設、プロダクト、サービス向上とテクノロジー導入を進めている」(デルタ航空リチャード・アンダーソンCEO)。このラウンジはその象徴的な存在でもある。1万2000平方フィート(約1115平方メートル)の広さを有する二層構造。300名収納可能な同社でも最大級のラウンジであり、8部屋のシャワールームやマルチタスクのビジネスエリア、ゆったりしたソファ、歓談向けのテーブル席とエリアも多彩。もちろんアルコールを含むドリンク類や軽食は無料で提供され、窓越しにはアトランタ空港の広々とした眺めが楽しめる。さらにオーディオ・ビジュアルを楽しめる「ビート・ラウンジ」、シャンパンやプレミアム・ワインなどを有料で提供する「ラグジュアリー・バー」は自慢の設備・サービスといえるだろう。さらに、入国審査後の手続きが簡略化されたのも新しいターミナルのオープンに伴うサービス向上の1つ。従来、アトランタ空港では国際線で到着した乗客は入国審査後にターンテーブルで荷物を受け取った後、再度荷物を預けてセキュリティチェックを受け、国内線ターミナルへ移動して荷物を受け取らなければならなかった。この到着時の再度のセキュリティチェックと手荷物検査を受ける必要がなくなったのである。日本でもそうだが、世界中で低コスト航空会社(LCC)が利用者を増やす一方、従来のレガシーキャリアはそのLCC、さらには競合他社との差別化を図るためにサービス向上に力を入れており、その1つが空港の利便性や快適性の向上である。前述したようにデルタ航空では巨額を投じて様々なシーンでのサービス向上を進めているが、空港施設の改修や拡大はアトランタの他、ニューヨーク、シアトル、ロサンゼルス、ソルトレイクシティでも行う。さらに、ニューヨークのジョン・F.ケネディ国際空港では12億US$を投じてターミナルの拡張プロジェクトを進行中。また、ロサンゼルス国際空港には40億US$を投じて大規模な空港改修計画を進め、いずれも工事が終了すれば、「乗客の利便性や快適性が格段に向上する」(同社)としている。空港サービスの改善に力を入れる航空会社が増え、世界最大の乗降客を扱うアトランタ空港を拠点とするデルタ航空が進める空港の改修・拡大プロジェクトはその象徴だろう。「ヨーロッパ市場がクライシスで縮小している中、アジアは重要な市場」(同CEO)と位置づけるデルタ航空。当分は目の離せない航空会社である。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日日本未上陸の商品が楽しめたり、空の上でインターネットにアクセスできたり。飛行機にはおもしろく、ときに画期的なサービスが登場する。そんな航空会社の先端サービスと、それを始めるにあたってのこだわりやエピソードを紹介するこの連載。今回は、本拠地アトランタ空港に新国際線ターミナルをオープンし、サービスと使いやすさをアップグレードさせたデルタ航空にスポットを当てる。デルタ航空の本拠地であり、また最大のハブ(運航拠点)空港でもあるアトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン国際空港。今回ここにスポットを当てた理由は、デルタ航空だけで1日1,000便以上、208都市へのフライトが飛び立ち、約9,200万人という世界で最も利用者の多い空港(2011年、国際空港評議会調べ)だからだ。アトランタ空港の滑走路は5本、ターミナルは6つだったが、今年5月に新しく国際線専用ターミナルFが供用を開始して7つとなった。世界で5番目に利用者の多い羽田空港(2011年利用者は約6,200万人)でもターミナルは3つ。ターミナルが7つもある巨大空港ともなれば、迷いやすいと思うかもしれないが、実際は違った。この空港を俯瞰でみると長方形のターミナル(コンコース)が規則正しく並び、その地下をシャトルトレインが直角に貫く形で運行されている。そのためコンコース名のアルファベットさえ間違えなければ降りる駅を迷うことはまずなく、端から端のターミナルまでの移動も数分ですむ。その分かりやすさから、たとえ違うターミナルで降りても気にする必要もないほどだ。もともと利便性の高いこの空港をさらにレベルアップさせ、サービスを拡充させたのが、今回の新国際線ターミナルFの供用開始だ。新ターミナルは、上層が出発階、下層が到着階。上層にあるチェックインフロアは外光がふんだんに入り込むデザインとなっている。非営利団体の米国グリーンビルディング協会が開発・運用している、環境に配慮した建物に与えられる認証システムに適用。環境保護の面からも評価される空港である。明るい気分で搭乗手続きができるフロアには、自動チェックイン機が並ぶ。「デルタ航空は早くからウェブチェックインやソーシャルメディアでのサービスを展開。機内でのWi-Fiサービスなどを行い、2013年初旬には国際線でのWi-Fiサービスも始める」(デルタ航空ティム・メイプス上席副社長)が、そうしたITを早くから採り入れたエアラインらしさを感じさせるチェックインフロアだ。セキュリティチェックを抜けると、吹き抜けのスペース「インターナショナル・アトリウム」へと通じる。ここがトランジットエリア(制限区域)の中心。12の出発ゲートはこの「アトリウム」を挟んで左右どちらかの直線上にある分かりやすい構造となっている。館内ではWi-Fiのサービスがある他、出発ゲート付近には電源コンセントもあり、スマートフォンなどモバイル機器の利用者にもうれしい空港だ。ショップやレストランは「アトリウム」周辺およびそのメザナインレベル(中2階)に集中。有名ブランドショップやレストラン、バーガースタンド、さらにはバーカウンターもあるなど充実している。次回は、新国際線ターミナルの象徴的な存在であるラウンジや、空港に投資を行うデルタの戦略などを紹介していく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日機内でインターネットが使える時代になってきた。JALや全日空、シンガポール航空、ルフトハンザ・ドイツ航空などが続々と日本発着の国際線でサービスをはじめている。アメリカ国内の大手航空会社では一足先に普及し、今や当たり前になっている。先日、デルタ航空に乗ったときにトライしてみた。空の上なので接続状態を心配したが、なんの問題もなかった。もちろん高度1万mの上空で地上の無線LANは使えない。送信も受信も衛星を介してになる。アジアやアメリカ、ヨーロッパと地域によって使う衛星は違うものの仕組みは同じだ。速度が遅くなるようなこともなかった。考えてみれば機内にいる乗客の人数は決まっている。都心の花火大会のときのように大人数が一挙にネットにアクセスして通信障害を起こす事態は起こり得ない。実際、メールもSNSもブログもすこぶる順調に利用できた。航空会社が提供するサービスではあるが、有料であり、その料金は外部の会社に支払う。ネットにアクセスする前にクレジットカード決済をする。プランは搭乗1回きりのものから1週間、1カ月など様々で、よく飛行機に乗る人は長期契約もありだろう。料金は1搭乗1,000円前後が相場だ。ただ、同じ航空会社でも利用できるかどうかは飛行機の種類(機材)による。長期プランに入るならその点も見極めたい。機内インターネット接続サービスは2000年代半ばに一度、かなり普及した。航空機メーカーのボーイング社が提供した「コネクション・バイ・ボーイング」というサービスで、数多くの航空会社が採用したが、突然のようにサービスを中止した。アメリカ系の航空会社が採用しなかったのが原因だと言われた。では、なぜアメリカ系が採用しなかったのかといえば、顧客から「やめてくれ」との声があがったからだ。航空会社にとってビジネス客はリピーターであり上級クラスを使う大切な顧客だが、企業の責任者的な立場にあるビジネス客から「機内ではゆっくりしたい。空の上にいるときくらい仕事のメールから開放されたい」と、航空会社に機内でのネットのサービスを採用しないように訴えたというのだ。それなら、今回はどうしてそうならなかったのだろうか。おそらく当時以上にネットが普及して仕事にも生活にも欠かせないツールになったことと、当時ほどネットやメールに”アレルギー”を持つビジネス客が減ったからではないだろうか。「いま機内にいま~す」Facebookなどにそんな書き込みが増えるのが、目に見えるようである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日