「菅野さんは台本の読み合わせの段階から、娘役の浜辺美波さん(20)と、積極的にコミュニケーションをとっていました。浜辺さんは人見知りなところもあるそうですが、いまでは本当の親子のように見えますね」そう語るのは、ドラマ制作関係者。菅野美穂(43)が出演する『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)。13日放送の初回は視聴率10.3%と好スタートをきっている。菅野にとっては4年ぶりの連続ドラマ主演となるが、前出の制作関係者によれば、「もちろん緊張もしているのでしょうが、私たちにはそんな様子は見せず、共演者やスタッフにもすごく気を使ってくれます」実生活では5歳長男と2歳長女の母である菅野。いまはかなりハードな生活を送っているようだ。《子どもが朝6時か6時半には起きるので。〈中略〉(家に)帰ってからセリフを覚えて2~3時くらいになっちゃって、また6時に起きなくちゃいけなくて……》(1月10日付『日刊スポーツ』のインタビュー)そんな日々をフォローしているのが、俳優で夫の堺雅人(47)だという。「堺さんはヨーグルトが好きなのです。『僕の食事とかは、ヨーグルトもあるから気にしないで』なんて、言ってくれるそうで、菅野さんは精神的にかなりラクになるとか。菅野さんが忙しいときは食事を作ってくれるので、それも助かっているそうですが……」(前出・制作関係者)家事にも積極的だという堺。しかし、その料理は一風変わっているという。「堺さん本人は『大体のものはおいしく感じてしまう』とか、『僕の料理は手際はいいけど、その分、味は二の次』などと言っています。その一方で探求心が旺盛なので、バリエーション豊かな料理になるのです。一時期は味噌汁にこっていたそうで、テレビのトーク番組で紹介していたのは、バナナ味噌汁、たこ焼き味噌汁、から揚げとの味噌汁……。バナナ味噌汁は菅野さんもおいしいと言ってくれたそうですが、番組出演者らには不評でした」(前出・制作関係者)結婚8年目となる菅野と堺。最初は、夫の料理に困惑気味だったという菅野も、最近ではかなり慣れてきたようだ。2人を知る芸能関係者はこう語る。「堺さんがご自宅で、バナナやいちごを入れたカレーを作っているという話を伺ったことがあります。ほかにもアボカドを入れたりとか、カレーもいろいろ工夫されているようです。うまくいかないときもあるのでしょうが、菅野さんはいつも『作ってくれてありがとう』と、おっしゃっているそうです」菅野が多忙になるたびに“進化”を続ける堺のレシピ。それを味わうドキドキ感も、菅野にとって、リフレッシュになっているのかもしれない。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月22日女優の菅野美穂さんが、母と娘のエキサイティングな恋模様を描く『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』で、5年ぶりに連続ドラマの主演を飾る。「5年というと、やっぱり間が空いてしまったなぁという気がしていて、ちょっと浦島太郎のような感覚(笑)。その間に変わってしまったこともあるかと思いますが、ステイホーム中にも人にエールを送ったり、励ましたり、ドラマが持つ力はきっと変わらないはず。これまでの経験を生かして、精一杯務めあげたいです」菅野さんが演じるのは、シングルマザーの売れっ子恋愛小説家・水無瀬碧(みなせ あおい)。恋愛経験豊富な自分と違い、筋金入りのオタクで彼氏がなかなかできない娘・空(そら=浜辺美波)に手を焼く役どころだ。「碧さんはパワフルで規格外の女性。一人娘を成人まで育てあげた逞しさがある半面、実はとても繊細な感性を持っていて、よく喋るのも自分の心の傷を隠したり、誤魔化したりするためだったりするんです。私より強いところもあれば、打たれ弱いところもある女性だなと感じました」物語は、そんな碧と空が織り成す“トモダチ母娘”ならではのコミカルな掛け合いも見どころのひとつ。「私自身は母に恋の相談なんてしたことがないので、碧さんと空ちゃんの関係性はすごく羨ましいです。私の娘はまだ2歳ですけど、空ちゃんくらいの年齢になったら恋の話を聞いてみたいですし、好きな人にも会ってみたい。なんだったらお金出すので、娘のボーイフレンドも含めて“一緒にごはん行かない?”って自分から誘っちゃうと思います(笑)」脚本を手がけるのは、恋愛ドラマの神様と謳われる北川悦吏子さん。「北川さんがお書きになるセリフって、本当に音符が付いているんじゃないかと思うくらいイキイキしているんですよね。これまで北川さんの作品に出演する機会がなかったので、今回ご一緒できて嬉しいです」北川さんは、菅野さんが「ものすごく素敵」と語るドラマの主題歌「空と青」の作詞も手がけている。「母としての思いが溢れすぎていて、ものすごく泣けるんです。聴いているうちに、私も娘に“かわいいね”とか“大好きだよ”ってことをちゃんと伝えていきたいなと思うようになりました。そんな我が子への愛が詰まった歌詞にも注目してください」『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』とある理由から突如「私たち、恋をしよう!」と決意した少女のような天然母の碧(菅野)としっかり者のオタク娘・空(浜辺)の恋模様を描く。出演/菅野美穂、浜辺美波、岡田健史、沢村一樹ほか。日本テレビ系にて、1月13日(水)22:00スタート。かんの・みほ1977年8月22日生まれ、埼玉県出身。女優。’92年に芸能界入りし、’93年、ドラマ『ツインズ教師』で本格的に女優デビュー後、数々の映画やドラマで活躍。今年春公開の映画『明日の食卓』で主演を務める。※『anan』2021年1月20日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・遠藤和己ヘア&メイク・布野夕貴インタビュー、文・菅野綾子
2021年01月17日1月11日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、10年ぶりに出演した菅野美穂(43)。飾らない振る舞いに、視聴者から《面白くて笑いっぱなし》《今年始まって初爆笑しました!》など反響が広がっている。「現在5歳の長男と2歳の長女を育てている菅野さんは、『すぐ家が汚くなる』『娘がご飯を顔に擦りつける』など奮闘ぶりを赤裸々に語っていました。幼稚園の送り迎えや買い物も5キロ圏内であれば、電動自転車の前後に子ども2人を乗せて移動。さらにスーパーでは、見切り品コーナーを最初にチェックするそうです。菅野さんはスタジオで、自転車から物を落とさない運転方法もレクチャー。ですが有田哲平さん(49)に何度も突撃するなど、スタジオは爆笑の渦に包まれていました」(テレビ誌ライター)■木村佳乃との共通点昨年大みそかには、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の特番にも登場した菅野。浜田雅功(57)をイジり倒し、オードリー・春日俊彰(41)の“鬼瓦”やココリコ・遠藤章造(49)の“ほほほい”のギャグも披露した。髪が乱れるほど身体を張った菅野に、木村佳乃(44)を連想する視聴者もいたようだ。実際、大みそかの『ガキ使』にはこのような感想も上がっていた。《菅野美穂さんと木村佳乃さんはバラエティーでも本気でやるから面白いよなぁ》《ここまでバラエティやってくれる女優さん菅野美穂と木村佳乃くらいしかわかんない》《菅野美穂はきちんとバラエティに対応してくれるからいいよね!木村佳乃もそうだが》確かに菅野も木村も俳優の夫を持ち、2児の母親であることも共通している。だがそれだけでなく、視聴者を虜にするバラエティ力も似ているようだ。「木村さんも『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、熱湯風呂やバンジージャンプといった体当たりロケに挑戦。“芸人キラー”と呼ばれるほど、局からも高い評価を得ました。そして、菅野さんのバラエティ力も昔から定評があります。10年前にもオードリーとファッションイベントで、“鬼瓦”を披露していましたね。そんな彼女たちがバラエティに出演するのは、番宣目的がほとんど。ですが企画のジャンル問わず全力で挑み、彼女たち自身も楽しもうとしています。オン・オフを理解しているからこそ面白さに説得力があり、女優としての品位も保てるのでしょう。さらに彼女たちは、育児や日常生活の話題もオープン。『それわかる!』と頷けるようなエピソードも豊富で、女性たちから共感を得ています」(テレビ局関係者)
2021年01月12日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が5日、自身の公式YouTubeチャンネルで公開した動画に出演し、ゲストとして登場したインパルス・堤下敦からツッコミを学んだ過去を明かした。「愛のあるツッコミと愛のないツッコミの違いを堤下さんに学びました【ドライブトーク】」と題して公開された動画で、藤森はいきなりブレイクしたデビュー当時を回想。「会社から『ちゃんと仕切り、ツッコミをやりなさい』と言われた」と述べ、「まったくわからなくて『どうしよう、誰に聞こう』と思ったときに、僕の中でツッコミといったら堤下さんだったから、すぐに聞きに行ったんですよ」と語った。藤森が「今でもそのときにメモしたノートが残っている」と伝えると、堤下は「えっ!? ちょっと待って俺変なこと言ってない?」と驚いた様子だった。しかし藤森は「全然言ってないです」と答え、「そのときに『慎吾はすごく声も良いし通るから、それを活かしたほうが良いんだけど、慎吾のツッコミは優しくないんだ』と言われたのは、猛烈に覚えていて」と説明した。そして、「堤下さんにダメ出しをいただいて、毎回言われたことをメモして。ツッコミの名手になりたくて」と言いながらも、「気付いたらごめんなさい、最終的にはチャラ男になっちゃって(笑)」と自嘲していた。
2021年01月09日お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が5日、オリエンタルラジオ・藤森慎吾の公式YouTubeチャンネルで公開された動画にゲスト出演し、デビュー当時のオリラジと親しくした理由を語った。「愛のあるツッコミと愛のないツッコミの違いを堤下さんに学びました【ドライブトーク】」と題して公開された動画で、堤下は「自分たちが若手の頃は、話を聞きに行ける先輩がいなかった」と説明。続けて、「当時はすごいぎくしゃくしていた。ようするに、みんな闘いの魂だった」と述べ、既に『はねるのトびら』(フジテレビ系)に出演してブレイクしていたため、「先輩に聞こうにも変な感じになる。『堤下さんだったらできるんじゃないですか?』みたいな」と述懐した。さらに堤下は、デビュー1年目から売れていたオリエンタルラジオについて「なぜ僕らが受け入れられたかというと、真横にキングコングがいたから。1年目のスーパースターを見た経験が1度あるわけよ」と明かした。藤森が「それで優しかったんですね」と納得すると、堤下は「1年目で西野(亮廣)とかカジ(梶原雄太)がすげぇ苦労してたわけさ。キングコングがNGKとか出たときに、客同士で『笑うな』って紙が回されてたとか。オリラジも同じ思いをしてるんだろうなと思って」と言い、「『(先輩に)聞いたらちょっと嫌味になる』みたいな気持ちも何となくわかったから、俺、慎吾に頼られたときすごいうれしくて」と振り返った。
2021年01月08日映画『明日の食卓』が2021年5月28日(金)に全国ロードショー。菅野美穂が主演を務めるほか、高畑充希、尾野真千子が共演を果たす。椰月美智子の衝撃作を、瀬々敬久が映像化原作は、椰月美智子による小説『明日の食卓』。住む場所や環境は全く違うけれど、同じ“石橋ユウ”という名の息子を持つ3人の母親たちに起きた、母と子の壮絶なドラマ作品だ。そんな衝撃作を映画作品へと昇華させたのは、『糸』『8 年越しの花嫁 奇跡の実話』『楽園』など、数々の話題作を手掛けてきた瀬々敬久監督。子を持つ親ならだれもが直面する社会問題を、社会派エンタテイメントの旗手である瀬々が、希望の光を灯しながら映像化に挑む。同じ名前の子を持つ、3人の母親役に豪華キャスト物語を担う“3人の母親”に選ばれたのは、日本を代表する豪華女優陣。『ジーン・ワルツ』以来、10年ぶりの映画主演を菅野美穂が務めるほか、『浜の朝日の嘘つきどもと』の公開を控える高畑充希、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の尾野真千子が、同じ“石橋ユウ”という名の息子を持つ、母親役を演じる。主人公・石橋留美子役(菅野美穂)…神奈川在住、元フリーライターで二人の息子を育てる母親。夫はフリーカメラマン。やんちゃ盛りの息子たちを育てながら仕事復帰を目指す。石橋加奈役(高畑充希)…大阪に暮らすシングルマザー。若くして子供を産だ加奈は、日々非正規の仕事を掛け持ち、時間に追われながらも息子のために健気に生きている。石橋あすみ役(尾野真千子)…静岡在住の専業主婦。東京に勤務する年下の夫と、優等生の息子と暮らす。一見何不自由なく幸せを手に入れているように見えるが…。3つの家族が行きつく運命とは…?時に子育てに悩みながらも、明るく幸せな生活を送っているように見える、それぞれの“石橋家”。しかしそれは些細なことがきっかけで、徐々にその生活は崩れていく。無意識に子供に向いてしまう苛立ちと怒り。一見接点のない“3つの石橋家”が辿り着く運命とは――?!どこか見たことがあるようで決して他人事ではない、“母と子の壮絶なドラマ”を劇場で鑑賞してみてはいかがだろう。【詳細】映画『明日の食卓』公開時期:2021年5月28日(金)監督:瀬々敬久脚本:小川智子原作:椰月美智子『明日の食卓』(角川文庫刊)主題歌:「Motherland」tokyo blue weeps出演:菅野美穂高畑充希尾野真千子柴崎楓雅 外川燎 阿久津慶人/和田聰宏 大東駿介 山口紗弥加 山田真歩 水崎綾女 藤原季節真行寺君枝/渡辺真起子 菅田俊 烏丸せつこ製作幹事:WOWOW制作プロダクション:トラヴィス配給:KADOKAWA/WOWOW映画『明日の食卓』〈あらすじ〉同じ「石橋ユウ」という名前の小学5年生の息子を育てる3人の母親たち。神奈川在住・フリーライターの石橋留美子(菅野美穂)43歳、夫・豊はフリーカメラマン、息子・悠宇10歳。大阪在住・シングルマザーの石橋加奈(高畑充希)30歳、離婚してアルバイトを掛け持ちする毎日、息子・勇10歳。静岡在住・専業主婦の石橋あすみ(尾野真千子)36歳、夫・太一は東京に通い勤務するサラリーマン、息子・優10歳。それぞれが息子の「ユウ」を育てながら忙しく幸せな日々を送っていた。しかし、些細なことがきっかけで徐々にその生活が崩れていく。無意識に子どもに向いてしまう苛立ちと怒り。住む場所も家庭環境も違う「3つの石橋家」の行き着く運命は…?
2020年12月13日瀬々敬久監督の最新映画『明日の食卓』に、菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が出演することが10日、明らかになった。同作は椰月美智子による同名小説の実写化作。同じ「石橋ユウ」という名をもつ息子の3人の母親たちの物語となり、元フリーライターでやんちゃ盛りの息子2人を育てながら仕事復帰を目指す留美子(菅野美穂)、大阪でシングルマザーとして非正規の仕事を掛け持ち、時間に追われながらも息子のために健気に生きる加奈(高畑充希)、年下の夫と優等生の息子に囲まれ一見何不自由なく幸せを手に入れているあすみ(尾野真千子)の姿が描かれる。それぞれの「石橋家」が交錯し、明るく幸せな生活が思いもよらない方向へと向かっていく様は、女優たちのリアリティあふれる演技と、鬼気迫る演技が臨場感をもたらしている。菅野は『ジーン・ワルツ』(2011年/大谷健太郎監督)以来10年ぶりの映画主演となった。○菅野美穂 コメント私自身が育児中という事もあり、運命を感じる役との出会いでした。留美子を演じながら、子どもへの愛情と、母性の狂気を改めて見つめ直すような気持ちになりました。瀬々監督の作品に参加させて頂くのは今回が初めてだったのですが、寡黙なお人柄ですが熱い思いでお芝居を受け止めてくださいました。瀬々組の阿吽の呼吸のスタッフの皆さんのお陰で、集中して取り組む事ができたのだと思います。毎日抜け殻になるまで撮影をした、という気がします。高畑充希さん、尾野真千子さんという素晴らしい女優さん達と一緒にこの作品に参加させて頂けてとても幸運に思っています。○高畑充希 コメントはじめての瀬々組。とてつもなくパワフルな現場で、あれよあれよという間に時間が過ぎてゆきました。1日1日の密度があまりにも濃すぎて、撮影期間の記憶がほとんどありません。笑でも、スタッフさん達の瀬々監督作品への愛を毎日肌で感じていた事だけは覚えていて、きっとその愛情が、出来上がる映画からも溢れているんだろうなと思います。自分自身が生まれ育った大阪の、空気とか匂いとかを思い出しながら懐かしみながらこの加奈という役をやらせていただけて、本当に幸せでした。○尾野真千子 コメント母を演じる事はやはり難しいです。母の気持ち、子の気持ち、まだいくら考えてもわかりません。いくら歳をとっても経験者当事者でないとわかりません。この役を演じて怖くもありました。でも繋がりとは素敵で美しい大切なものなのですね。○瀬々敬久監督 コメント一見平穏で楽しそうな子育て中の三つの家族がゆっくりと崩壊していく様子を、決して悲観的にならず最後は希望を持って描いている原作にまず惹かれました。それはどんな家族にも訪れうる悲劇で、他者の身になって想像するという、今の分断化された世界の中で一番必要なテーマだと思えました。より広い世界観につながる映画にしたい、そう思いました。3人の母にはこの上ない方たちに集まって貰えました。菅野美穂さんは実際に子育て中であり、ご自身の経験を生かしてチャーミングなお母さんを演じてくれました。そしてラストは一線を超えた迫力です。高畑充希さんが演じるのは大阪のシングルマザー、これも高畑さん自身が大阪出身ということもあり、頑張るオカンを等身大で気丈に演じていただき感動的です。尾野真千子さんが演じるのは、ちょっとサイコな小学生の母親です。複雑な性格の彼の暴走を食い止めるには体当たりの魂の叫びしかなく、まさにそこに至っています。映画の中では、やがてこの三人の姿が微妙に繋がっていきます。映画ならではのその醍醐味も楽しんでもらえたらと思います。○椰月美智子さん(原作) コメント『明日の食卓』が映画化されると聞いたとき、これほど映像化にぴったりな小説はないんじゃないかと、自身はじめての映像化に胸が高まりました。そして、瀬々監督! 主役の三人である菅野美穂さん、高畑充希さん、尾野真千子さん! のお名前を耳にし、この映画は成功するに違いないと確信しました。「三人の母親」と「虐待」は、どのような経緯をたどって、どのような結末になるのでしょうか。いろいろな意味で問題作となるはずです。期待しかありません。(C)2021「明日の食卓」製作委員会
2020年12月10日菅野美穂、高畑充希、尾野真千子といった豪華女優陣が、瀬々敬久監督の最新作『明日の食卓』に出演決定。菅野さんは『ジーン・ワルツ』以来10年ぶりの映画主演を果たす。原作は、2002年に第42回講談社児童文学新人賞を受賞した「十二歳」で作家デビュー後、「しずかな日々」で第45回野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞を受賞、「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」で第69回小学館児童出版文化賞を受賞した椰月美智子による「明日の食卓」。本作に挑んだのは、菅田将暉と小松菜奈W主演の『糸』や綾野剛主演の『楽園』、そして『8年越しの花嫁奇跡の実話』を生み出した佐藤健と再びタッグを組んだ『護られなかった者たちへ』の公開が控え、精力的に作品を生み出している瀬々敬久監督。物語に登場するのは、同じ“石橋ユウ”という名前の子どもを持ち、住む場所も環境も全く違う母親3人たち。10年ぶりの映画主演となる菅野美穂が元フリーライターで2人の息子を育てる留美子役に挑み、やんちゃ盛りの息子たちを育てながら仕事復帰を目指す母親をパワフルに演じる。また、シングルマザーで大阪に暮らす加奈には高畑充希。若くして子どもを産み、日々非正規の仕事を掛け持ち、時間に追われながらも息子のために健気に生きる姿を体現する。そして年下の夫と優等生の息子に囲まれ、一見何不自由なく幸せを手に入れているあすみを尾野真千子が丁寧に演じている。それぞれの「石橋家」が交錯し、明るく幸せな生活が思いもよらない方向へと向かっていく様は、女優たちのリアリティあふれる、鬼気迫る演技が臨場感をもたらす。3人の女優たちはいずれも、瀬々監督とは初タッグ。子を持つ親なら誰もが直面する社会問題をエンターテインメントに昇華する。あらすじ同じ「石橋ユウ」という名前の小学3年生の息子を育てる3人の母親たち。神奈川在住・フリーライターの石橋留美子(菅野美穂)43歳、夫・豊はフリーカメラマン、息子・悠宇10歳。大阪在住・シングルマザーの石橋加奈(高畑充希)30歳、離婚してアルバイトを掛け持ちする毎日、息子・勇10歳。静岡在住・専業主婦の石橋あすみ(尾野真千子)36歳、夫・太一は東京に通い勤務するサラリーマン、息子・優10歳。それぞれが息子の“ユウ”を育てながら忙しく幸せな日々を送っていた。しかし、些細なことがきっかけで徐々にその生活が崩れていく。無意識に子どもに向いてしまう苛立ちと怒り。住む場所も家庭環境も違う“3つの石橋家の”行き着く運命は…?菅野美穂「運命を感じる役との出会い」私自身が育児中という事もあり、運命を感じる役との出会いでした。留美子を演じながら、子どもへの愛情と、母性の狂気を改めて見つめ直すような気持ちになりました。瀬々監督の作品に参加させて頂くのは今回が初めてだったのですが、寡黙なお人柄ですが熱い思いでお芝居を受け止めてくださいました。瀬々組の阿吽の呼吸のスタッフの皆さんのお陰で、集中して取り組む事ができたのだと思います。毎日抜け殻になるまで撮影をした、という気がします。高畑充希さん、尾野真千子さんという素晴らしい女優さん達と一緒にこの作品に参加させて頂けてとても幸運に思っています。高畑充希「1日1日の密度があまりにも濃すぎて」はじめての瀬々組。とてつもなくパワフルな現場で、あれよあれよという間に時間が過ぎてゆきました。1日1日の密度があまりにも濃すぎて、撮影期間の記憶がほとんどありません。笑でも、スタッフさん達の瀬々監督作品への愛を毎日肌で感じていた事だけは覚えていて、きっとその愛情が、出来上がる映画からも溢れているんだろうなと思います。自分自身が生まれ育った大阪の、空気とか匂いとかを思い出しながら懐かしみながらこの加奈という役をやらせていただけて、本当に幸せでした。尾野真千子「役を演じて怖くもありました」母を演じる事はやはり難しいです。母の気持ち、子の気持ち、まだいくら考えてもわかりません。いくら歳をとっても経験者当事者でないとわかりません。この役を演じて怖くもありました。でも繋がりとは素敵で美しい大切なものなのですね。瀬々敬久監督「分断化された世界の中で一番必要なテーマ」一見平穏で楽しそうな子育て中の三つの家族がゆっくりと崩壊していく様子を、決して悲観的にならず最後は希望を持って描いている原作にまず惹かれました。それはどんな家族にも訪れうる悲劇で、他者の身になって想像するという、今の分断化された世界の中で一番必要なテーマだと思えました。より広い世界観につながる映画にしたい、そう思いました。3人の母にはこの上ない方たちに集まって貰えました。菅野美穂さんは実際に子育て中であり、ご自身の経験を生かしてチャーミングなお母さんを演じてくれました。そしてラストは一線を超えた迫力です。高畑充希さんが演じるのは大阪のシングルマザー、これも高畑さん自身が大阪出身ということもあり、頑張るオカンを等身大で気丈に演じていただき感動的です。尾野真千子さんが演じるのは、ちょっとサイコな小学生の母親です。複雑な性格の彼の暴走を食い止めるには体当たりの魂の叫びしかなく、まさにそこに至っています。映画の中では、やがてこの三人の姿が微妙に繋がっていきます。映画ならではのその醍醐味も楽しんでもらえたらと思います。原作・椰月美智子「いろいろな意味で問題作となるはず」『明日の食卓』が映画化されると聞いたとき、これほど映像化にぴったりな小説はないんじゃないかと、自身はじめての映像化に胸が高まりました。そして、瀬々監督!主役の三人である菅野美穂さん、高畑充希さん、尾野真千子さん!のお名前を耳にし、この映画は成功するに違いないと確信しました。「三人の母親」と「虐待」は、どのような経緯をたどって、どのような結末になるのでしょうか。いろいろな意味で問題作となるはずです。期待しかありません。『明日の食卓』は2021年春、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月10日日本テレビ×アニプレックス×LINE3社連携によるオールジャンルの小説コンテスト「第1回令和小説大賞」を受賞した「星になりたかった君と」が、眞栄田郷敦主演で実写ドラマ化。ヒロインを「日向坂46」の渡邉美穂が務める。本作は、人生につまづき迷い続ける鷲上秀星(わしがみ しゅうせい)と、心臓病で入退院を繰り返し将来が見えない那沙(なさ)、星に魅せられた2人の運命的な出会いから始まる物語。運命に翻弄され、あるいはそれに逆らい、複雑に絡まった2人の時間が動き出していく。星と恋と未来と運命――会いたい人に、ただ、ただ、会いたくなるようなラブストーリーが誕生した。主人公・秀星を演じるのは、2019年に映画『小さな恋のうた』で俳優デビュー、続いてドラマ「ノーサイド・ゲーム」「私の家政夫ナギサさん」など話題のドラマでフレッシュな存在感を見せてきた眞栄田郷敦。満を持して、地上波ドラマ初主演を果たす。那沙を演じるのは、「Re:Mind」や「DASADA」シリーズといったドラマに出演し、演技に定評がある「日向坂46」の渡邉美穂。将来が見えず「星になりたい」と願う少女を、芯の強さを醸し出しながら健気に演じる。さらにドラマ放送直後に、Huluオリジナルストーリーとして「星になりたかった君と~もうひとつの物語~」の配信が決定。新たなシーンを盛り込み、地上波放送版とは違った展開やエンディングを楽しめる。眞栄田さんは「ラブストーリーではあるのですが、とても奥深い、いろんなメッセージが込められている」と作品について語り、「『星が好き』という軸がある上で那沙と出会い、那沙の独特な考え方にどんどん惹かれていって、人間関係が苦手な秀星の那沙への接し方、考え方などが変わっていくグラデーションを意識して演じています」と役作りをコメント。「秀星が感じているやりたいことへの葛藤や人間関係の難しさを感じることは僕にも経験があったので、役柄的に自分自身と重なるところも多く、演じやすかった」と言い、地上波ドラマで初主演についても「特別に気負うことなく、いつもと同じように、作品や役柄を大事に、撮影に入りました。現場はとても雰囲気がよく、役が合っているというのもあるかもしれませんが、とても居心地がいい」と作品に馴染んでいる様子。また、「演技のお仕事がとても好き」と言う渡邉さんは、「最初はプレッシャーも感じましたが、程よい緊張感を持って撮影に臨めていると思います」とコメント。演じる那沙の「しなやかな強さをどう表現するか悩みましたが、監督からもアドバイスを頂きながら作り上げていきました」と明かす。「言葉ではなく通じる想いや、2人の距離感が、新しいラブストーリーになっているのとワクワクするようなSF要素も詰まっているので、楽しんで観ていただけたら嬉しい」と期待を込めて語っている。ストーリー関東一帯でたびたび起きる大規模な通信障害。それは偶然か必然か…。天文学者になることを夢見ながら、人生に思い悩む大学休学中の鷲上秀星(眞栄田郷敦)と、心臓を患い余命いくばくもない琴坂那沙(渡邉美穂)。他人に心を開くことがない2人は、いつも星に魅せられていた。ある日、同じプラネタリウムを見にきていたところで偶然出会い、2人の運命は交錯していく。「私は星になりたい」そんな那沙に少しずつ惹かれていく秀星。徐々に心を通わせていく中で、秀星はある事実を知ることになる。そして、秀星の祖父・貴生(嶋田久作)が密かに研究しているパラレルワールドの理論の完成も間近に迫る頃、那沙の病状が悪化、姉の詩織(高月彩良)は手術をする決断を迫られ…。そんな中、謎の青年ナユタ(板垣瑞生)が那沙の前に現れる。「星になりたかった君と」は2021年1月4日(月)、5日(火)深夜24時59分~日本テレビにて2夜連続放送。Huluオリジナルストーリー「星になりたかった君と~もうひとつの物語~」は2021年1月4日(月)、5日(火)深夜25時29分~2夜連続配信。(text:cinemacafe.net)
2020年11月30日女優の菅野美穂が、所属事務所・研音の公式YouTubeチャンネルで18日に公開された動画に出演。尊敬する女優として天海祐希を挙げた。「菅野美穂×山崎育三郎【ドライブ】香水歌ったり、アポ無しで〇〇訪問も!?」と題して公開された動画に、俳優の山崎育三郎とともに出演した菅野。山崎から「この方はすごく尊敬するとか憧れている、俳優さんや女優さんはいらっしゃいます?」と聞かれると、菅野は「素敵な先輩はたくさんいらっしゃいますけど、女優さんでは同じ会社の先輩ですけど天海祐希さん」と答えた。天海について、菅野は「すごい方ですよね。乗り越えてきたいろいろが違う気がする。いつも姿勢が良いというか、気を抜かずに女優さんでいらっしゃる。気合の入り方の桁が違う」と絶賛。さらに「現場のスタッフの若い子の名前もちゃんと覚えてる。たまにユーモアでモノマネとかしてくださって場を和ませてくれたりとか」述べ、「生き方がもう女優さんじゃない?」と評していた。
2020年11月20日2020年11月18日、芸能事務所『研音』のYouTubeチャンネルに、俳優の菅野美穂さんが出演。菅野さんの育児に関する発言に、視聴者から共感の声が上がっています。菅野美穂の『育児エピソード』とは動画では、ミュージカル俳優の山崎育三郎さんと菅野さんが、ドライブをしながらトークを展開。菅野さんの子供が見ているYouTubeチャンネルを明かしたり、山崎さんがシンガーソングライターの瑛太さんの曲である『香水』を歌ったりと、自由にドライブを楽しんでいました。プライベートの話になり、山崎さんから「仕事と子育てのどちらが大変ですか」と聞かれた菅野さんは、次のように語っています。結婚前はもう「思い残すことないな」くらいに仕事をやらせていただいて。旅行も好きで、結構いろんなとこ行けたし、「もうなんでも乗り越えられるっしょ!」って思ってたけど。まぁ甘かったね。全然甘かったなって。毎日白目むいてましたよ。こんな大変なことが日常に当たり前とされてるっていうのが、不思議。子供が産まれる前は「ほのぼのとするなぁ」とか「おだやかな時間なんだろうなぁ」って見てたけど。今は本当にこう、ベビーカー乗ってる子で手ぇ引いて、エルゴ(抱っこ紐で赤ちゃんを前に抱えている)人とかいるじゃない。もう「頑張ってください」みたいな。「お察しします」みたいな感じだね。Ken Net Channel -研音official-ーより引用「なんでも乗り越えられると構えていても甘かった」と、子育ての大変さを吐露した菅野さん。菅野さんといえば、夫で俳優の堺雅人さんとの間に、5歳の息子さんと1歳の娘さんがいることで知られています。山崎さんも育児の大変さを身近で感じた経験があるのか、「どれだけ仕事が忙しくても、子育てをしている母親にはかなわないと思う」と、菅野さんの話に共感していました。子育てをしながら仕事をこなす菅野さんは、子供たちや今後への想いを次のように明かしています。働く姿を見せるっていうのも今は大変なことが多いかもしれないけど、のちのち「お母さんこうだったな」っていうので伝えられることがあるかもしれないなと思ったし。自分の人生としても、ゆくゆくは子供と離れなきゃいけない。子離れ親離れしなきゃいけない。でもその後自分の人生まだ続いてくわけだから、長い目で見た時にはやっぱりこう、考えながらペースを作って仕事をするって大事かなーって思いますね。うち家族4人だけど、誰も怒ってない瞬間とか1日で5分くらいしかないもんね。誰も泣いてない、誰もイライラしてない、誰もぐずってないっていうのって。Ken Net Channel -研音official-ーより引用仕事をすることで、幼い子供と接する時間が短くなるという葛藤の中、菅野さんは「働く姿を見せることで伝えられることがあるかもしれない」と思ったのだとか。「子離れ後の人生を考え、ペースを作って仕事をすることが大事」と語りつつ、幼い子供がいるからか「誰も怒っていない瞬間とかは1日で5分くらいしかない」と、母親としての苦労をさらけ出していました。菅野さんの子育て話に、視聴者からは共感の声が相次いで寄せられています。・菅野さんの話に共感です。私も出産前は、一番大変な状態を想像していたはずでしたが、それを上回る過酷さでした。・菅野さんの子育ての話が聞けて嬉しい!山崎さんの「子育てをしている母親にはかなわない」という言動も、人柄が出ていて素敵です。・子育ては本当に大変だけど、「今の時期に一緒にいれるのは幸せなんだ」と思って、子供の成長を噛み締めながら頑張ります!・怒ってばっかり、ぐずってばっかりって…本当にその通り。私だけじゃないんだって、涙が出そうになりました。何十年という時を経て成長した子供は、いつか親元を離れていくでしょう。菅野さんの言葉は、子育てに悩む親たちの励みになったのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年11月19日菅野美穂と山崎育三郎が出演するドライブ企画動画が、所属事務所・研音の公式YouTubeチャンネル「Ken Net Channel -研音official-」にて配信がスタートした。今回、ノープランで集合した2人。車内では、ここでしか聞けない話が満載。菅野さんのリクエストで山崎さんが鼻歌を歌ったり、アポ無しで帝国劇場を訪れたり、運転中の山崎さんの様子を菅野さんが自撮り棒で撮影したりと、リラックスした雰囲気の2人のドライブ模様が映し出されていく。収録をふり返り、菅野さんは「なかなか機会のない、同業の方とのお話は、とても興味深く勉強になりましたし、テレビの時とかだとおしゃべりではなく、トーク、という感じがあるのですが、今回のYouTubeでは、ぐっとおしゃべりに近い感覚で新鮮でした」と大いに楽しんだ様子。山崎さんも「2人きりでお話しするのは初めてでしたが、いざ始まると、カメラを忘れてリラックスしながら普通にドライブを楽しんでいました」と話し、「一緒に帝国劇場に行けたのも思い出になりました。そしてまさか歌を一緒に歌えるとは。YouTubeならではの、新しい一面を見て頂けると思います」とコメントしている。(cinemacafe.net)
2020年11月18日菅野美穂が約4年ぶりに連続ドラマに主演する、2021年1月スタートの新水曜ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」。この度、菅野さん演じる主人公の娘役に浜辺美波が決定した。浜辺さんが演じるのは、筋金入りの漫画オタクで、これまで趣味に忙しく恋愛の優先度は低かった20歳の女子大生・水無瀬 空(みなせ・そら)。主人公であるシングルマザーの恋愛小説家、水無瀬 碧(菅野美穂)のひとり娘。とある理由から、母と共に「恋をしよう!」と一大決心をする。浜辺さん自身、演じる空と同じように漫画好きとして知られるが、「今は、漫画やアニメは娯楽として休日に嗜んでいます」とコメント。「特に読むのは少年漫画系です!連載ではなく、あえて単行本が出るまで待って単行本で読むタイプです。『今日は台本読まなきゃいけないけど、どうしても1回リフレッシュしたい!』というときに、パーッと漫画をパッケージで選んで大人買いして読むことが多いです」と明かす。さらに「誰もが何かのオタクであると思います。空にとっての熱中した分野が、たまたまアニメや漫画であるというだけで。熱中するものが存在するということは、とても素晴らしいことだと思いますし、その分野に対して知識や収集を極めたことへのリスペクトがあります」と浜辺さん。恋愛に対して積極的ではなく、これまで恋のきっかけもなかったという空に「すごく共感できます!」とも言う。「恋愛って無理してするものじゃないし、(彼氏が)いなくてもいないなりに楽しいし自由に過ごせる。それこそ娯楽を楽しむ時間も自由です。万が一できたとしても、それに振り回されたくないなと思っちゃうので、空の考え方は、とても理解できます」と自身とも照らして語る。そして、母親役の菅野さんについては、「かっこよくて尊敬しかありません。今回は娘役ということで、その背中をみて学びつつお世話になりたいと思っています。まだまだ未熟者で至らぬ娘ではございますが、何卒よろしくお願い致します!!」と語った。そんな浜辺さんの起用について日本テレビ情報・制作局プロデューサーの小田玲奈は、「若者の多くがそれぞれに没頭できる楽しみを持っている今、『オタク』な空はごく一般的な女の子なのだと思います。母は『恋愛が教えてくれるものは大きい』と思っているけれど、娘には大事にしたい趣味があったりで、『恋愛を重要視していない』…そんな母娘の世代間にある価値観のギャップを、浜辺さんが娘世代を代表して、面白く&リアルに演じてくれることを期待しています」と語っている。新水曜ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」は2021年1月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年10月21日菅野美穂(43)が来年1月スタートの連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)で主演を務めると、10月12日に発表された。各メディアによると、脚本は18年の朝ドラ「半分、青い。」(NHK総合)などのヒット作を手掛けてきた北川悦吏子氏(58)。菅野は「軽やかで楽しいドラマになる予感がしています」とコメントしているという。菅野は13年4月、堺雅人(46)と結婚。15年8月に第1子となる男児を、そして18年12月には第2子となる女児を出産している。そんな彼女がドラマで主演を務めるのは16年10月期に放送された「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)以来、4年ぶりとなる。「『砂の塔』撮影当時、菅野さんは朝ドラ『べっぴんさん』(NHK総合)にも出演していました。大阪のスタジオまで長男を連れて通うことに。移動中の新幹線では泣き出す子供を抱っこし、通路を往復。スクワットをしながら、あやして寝かすこともあったそうです。また『砂の塔』現場では、共演者の松嶋菜々子さん(46)と子育て話で大盛り上がり。2人とも人気俳優を夫に持つママという共通点もあり、菅野さんは松嶋さんに育児と仕事を両立させる方法なども聞いたそうです」(菅野の知人)第2子を出産したあとの菅野は、19年10月にドラマ「シャーロック」(フジテレビ系)の第2話に出演。ほかにも同年同月に公開された映画「ジェミニマン」の吹き替えを担当するなど、単発的に仕事をこなしてきた。「菅野さんはドラマ『半沢直樹』(TBS系)シリーズなどに出演する堺さんをフォローするため、仕事をセーブしていました。多忙のあまり、コロナ禍でゆっくり過ごす時間が増えたときに初めて『今まで忙しすぎたんだ』と実感したそうです」(テレビ局関係者)そうして今回、「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」でドラマ主演に。その陰には、堺による“感謝倍返し”の献身サポートがあるようだ。「『半沢直樹』第2シーズンの撮影は深夜まで行われることもありました。堺さんの過酷なスケジュールを支え続けたのは、間違いなく奥さんである菅野さん。堺さんは菅野さんの連ドラ復帰にあたって“心置きなく撮影に臨んでほしい”という感謝の気持ちから、自身のスケジュール調整を仕事関係者に依頼。菅野さんの撮影期間中は“半育休モード”だといいます。菅野さんも堺さんのサポートをありがたく感じているといい、『10年後には仕事量がもっと増えてたらいいな』と笑顔を見せていました」(前出・テレビ局関係者)夫婦二人三脚で俳優業を邁進する菅野と堺。その背中は、子どもたちにとっても“いいお手本”かもしれない。
2020年10月12日菅野美穂が北川悦吏子の脚本でシングルマザーの恋愛小説家に扮する、新水曜ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」が2021年1月スタート。菅野さんは2016年以来の連続ドラマ主演に挑む。菅野さんは2016年「砂の塔」(TBS系)以来、日本テレビ系では2010年「曲げられない女」以来の主演作。演じるのは、アラフォーで売れっ子の恋愛小説家・水無瀬碧(みなせ・あおい)。思ったことは、すぐ口から零れ、くったくがなく、賑やかな女性。母ひとり娘ひとりで暮らし。仕事の面では最近迷走中…。東京の下町に小さい頃からずっと住み、現在は生家の近くにタワマンを購入し、娘と2人で暮らしている。その娘は筋金入りのオタク。私だって恋してみたい、と娘(二十歳)は思っていた。でも、オタクの私は結構忙しい。心配なのはウチの母親のほうで、いい歳して天然、暴走、世間知らずなかーちゃんを放ってはおけない。そんな時、とある理由から2人は突如決意する、「私たち、恋をしよう!」。娘にとっては人生初の、母にとっては久々の“恋”!少女のような天然母としっかり者のオタク娘というトモダチ母娘が、エキサイティング・ラブストーリーを繰り広げる。脚本を担当するのは、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」(2018年)以来の連続ドラマ脚本、日本テレビ系では「たったひとつの恋」(2006年)以来となる北川さん。「母と娘の話をずっと書いてみたいと思っていました。母と娘のラブストーリー。そして、超ド級のコメディ。でも思わぬところで涙がポロリ。今までの既存のドラマの概念から抜け出すつもりです」と作品を語る。また、菅野さんは本作について、「ホームドラマのような要素もある一方で、恋愛したいお母さんとオタクの娘という、ドラマとしては新しい親子像が描かれています。ホッとできる部分と新しい部分、そして北川さんの紡ぐ会話によって、軽やかで楽しいドラマになる予感がしています」と説明。「私自身も子育て中の母親ですが、まだ小さいので『子の恋愛で悩む』というのは未知の世界です。ただ、いろいろなことが少しずつわかるようになってきているので、ゆくゆくはドラマも見てもらえたら嬉しい」と母心を明かす。北川作品は「セリフがリアルだったり、リアルからちょっと離れた夢の世界をいったりきたりするところがとても好き」と語り、「特に『ロングバケーション』の『足の中指って薬指っぽくない?』というセリフが素敵で印象に残っています」とコメント。菅野さんの起用に関し、日本テレビ情報・制作局プロデューサーの小田玲奈は、「菅野さん演じる碧は、“規格外なお母さん”です。自由奔放な言動から『母親としてどうなの!?』と思われてしまうかもしれないこの役を、菅野さんなら可愛らしくて愛される“かーちゃん”にしてくれると確信しています」と期待を寄せている。新水曜ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」は2021年1月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年10月12日「深夜まで撮影をこなし、翌朝からまた現場入りする過酷なスケジュールを陰で支え続けたのは、間違いなく奥さんの菅野さんでしょう。自らの仕事は完全にセーブして、子供2人の面倒を見続けてくれた彼女に、堺さんは本当に感謝しています」(前出・ドラマ関係者)9月27日、堺雅人(46)主演ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の最終回が放送された。クランクアップは最終回3日前の24日夜と、昨今の連ドラではめずらしい“撮って出し”状態。そんな撮影を支えたのが、妻の菅野美穂(43)だったという。そんななか、本誌は堺の貴重なプライベート姿を目撃していた。撮影まっただなかの7月下旬、東京都内は連日30度を超す猛暑に見舞われていた。この日は雷雨がとどろくあいにくの荒天。雨で気温が27度と、比較的過ごしやすかった朝9時半ごろ、堺は自宅マンション近くでベビーカーを押していた。1歳7カ月になる長女を乗せ、ゆったりとした歩調で進んでいく。歩きながらも直近に迫った撮影シーンのセリフを思い返しているのか、彼の表情は硬く“半沢直樹”そのもの。ベビーカーのカゴには妻に頼まれたと思われる買い物も積み込んでいた。多忙中でも、空き時間にはきちんと家事を手伝う“賢夫”ぶりを見せていた。「堺さんの“家庭優先”は業界では有名な話。TBSの社長も熱望していた『半沢直樹』の続編の実現に7年もかかったのは、ひとえに家族を大事にする堺さんのスケジュールが詰められなかったから。’15年8月に長男を出産した菅野さんですが、’18年12月の第2子の出産直後は、精神的にかなり落ち込むこともあったそうです」(映像関係者)菅野は第2子出産後の苦闘を『LEE』’20年4月号で「本当につらいときは人に話すこともできなかった」と振り返りながら、こう語っていた。《産後2カ月くらいは、朝、背中がガチガチで起き上がれないくらいつらくて。子育ては、みんなやってることだと思うと、そんな自分がなんだか情けなく……》そんな菅野を常にそばで気遣っていたのが堺だったという。「堺さんは自分ができることは率先してやっています。子供たちだけでなく、育児をサポートしてくれた彼女の両親へのお礼も兼ねて、昨年末には一緒にハワイ旅行に行っています。ハワイでは家族全員分のドリンクを買ったり、妻の買い物の間、両親と子供の面倒をずっと見ていたそうです」(夫妻の知人)ハワイ旅行から帰ってきた今年1月、本誌は母として奮闘する菅野の姿を目撃している。ランチタイムで混雑する都内の大通り。長女を胸に抱っこした菅野は少し離れた路地で、知人らしき女性とタクシーをつかまえようと少し焦った様子で手を上げていた。急ぎの用があったのだろうか、ようやく車をつかまえると、ホッとした様子で乗り込んでいった。そんな菅野は、来年1月から4年ぶりに連ドラに出演すると報じられている。「来年1月の『ウチの娘は彼氏ができない(仮題)』(日本テレビ系)という作品で、北川悦吏子さんのオリジナル脚本だとか。豊川悦司さん(58)や浜辺美波さん(20)、沢村一樹さん(53)の出演も内定しているそうです。堺さん自身、菅野さんのドラマ復帰には大賛成なんです。7カ月もの間、『半沢直樹』で支えてもらったせめてもの“恩返し”として、彼女の撮影期間中はできる限り自分が育児を担当できるよう、長期の撮影を入れないなど、仕事の諸々の調整をお願いしているそうです」(テレビ局関係者)本誌が目撃した堺が押していたベビーカーのカゴには、紙パックに入った大きな日本酒がのぞいていた。仲間との打ち上げはおあずけだったが、連日の緊張から解放された彼は自宅で愛妻と“祝杯”をあげていることだろう――。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月28日昨年、ラガーマンを演じたドラマで脚光を浴びた眞栄田郷敦(20)。新作『私の家政夫ナギサさん』(TBS系・毎週火曜22時〜)では、主人公を振り回すイマドキの新入社員役に!Q&Aでその素顔に迫ります。ーー新入社員・遙人を演じるうえで大切にしていることは?「遙人の真っすぐさです。彼はちょっと癖があるけど、一生懸命だからこそ周りの人から愛される。自分と彼の共通点は、効率を優先させるところ。携帯電話に何でもメモするところは似ています」(眞栄田・以下同)ーーお父さんからどんなアドバイスをされた?「僕が俳優になるとき、父から“役を掘り下げることと自然な演技が大切だ”とアドバイスされました。その言葉どおり、日々、俳優の仕事は深いなあと思いますし、自分の演技の未熟さを反省するばかりですが、毎日、少しずつ進歩することを目標に生きています(笑)」ーー好きな女性のタイプは?「あいさつとか当たり前のことが当たり前にできる、内面のキレイなコが好きです。親はもちろん、誰にでも胸を張って紹介できる人がいいなあと思います」ーー家での過ごし方は?「家では筋トレのほか、サックスを吹いて過ごすことが多いですね。学生時代はプロのサックス奏者を目指していたので、毎日猛練習していたころを思い出すと、今でもつらくなります(笑)」「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月26日ウィル・スミス主演の近未来アクションエンターテイメント超大作『ジェミニマン』(10月25日公開)で、実写映画での日本語吹替版声優に初挑戦した菅野美穂。声を当てたのは、メアリー・エリザベス・ウィンステッド演じる潜入捜査官・ダニー役だ。ウィル演じる伝説的スナイパーのヘンリーと共に巨大な陰謀に立ち向かうという役どころで、男前なヒロイン像が、菅野にしっくりハマっている。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェリー・ブラッカイマー製作で、『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』(12)のアン・リー監督がメガホンをとった本作。主人公のヘンリーを狙うのは、なんと“若い自分自身”のクローンなのだ。つまりスクリーンでは、現在のウィルVS若いウィルが死闘を繰り広げるというトリッキーな物語となっていて、ウィルが魅せるダイナミックなアクションにもシビれる!――まずは、本作の設定を聞いたときの感想から聞かせてください。若い自分と現在の自分が闘うという設定がすごくユニークだと思いました。ウィル自身、お子さんがいらっしゃるので、若い頃の自分を演じる息子さんと共演するというやり方もあったとは思いますが、それをCGでやるという時代になったんだなと。今後、私もCGの若い自分と共演することもできるということですね。すごく新しい映画の体験ができたと思いました。――ウィルのアクションも、実にダイナミックで、度肝を抜かれました。よくこんなアクションを思いつくなあと感心しましたし、そのエキサイティングなシーンを、ウィル自身が演じている点もすごいなと思いました。私は小さい頃からウィルの映画を観てきましたが、ずっとトップスターで、まだ50代なんですね。ちょうど『アラジン』(19)を観たあとだったので、次はどんな作品に出演されたのかなと思っていましたが、今回の作品でもまた新境地を開拓されていました。――アニメーションのアフレコは「ベイマックス」シリーズなどでも経験されていますが、実写映画の吹替えは初となりましたね。声の演技は得意ではないのですが、その分、得るものも大きいという気持ちがあります。またアニメーションとの吹替えとは全然違い、難しかったけど、とても興味深かったです。――演じたダニーの印象を聞かせてください。私よりもはるかに肝がすわっていて、佇まいもりりしいキャリアウーマンという印象です。でも、どこか人を油断させるような何かを持っていて、メイクもほぼすっぴんだし、Tシャツにパーカーで、話していてもとてもフラットな印象の女性でした。ウィル演じるヘンリーは、そこに安らぎを感じたのかなとも思いました。――今回、ウィルVSウィルの闘いが繰り広げられますが、実際に映像を見て、いかがでしたか?ウィルとウィルがヘッドロックをしたりするのですが、その時点でもう勝ちですよね。こういう設定をよく思いついたなと感心しました。俳優としては、年をとったり若返ったりする場合、特殊メイクを施して、衣装やウィッグをつけたりしてきましたが、今回はCGで本当にナチュラルに若くなっていました。これこそ、本物の魔法で、すごい時代になったなと思いました。また、映像としてのセンセーショナルさだけではなく、若い自分と今の自分が向き合うという葛藤も描かれます。若ければ迷いや葛藤があるし、現在の自分も孤独を感じていたりもします。どっちがいいと、ひと言では言えないですが、人生を問いかけるような作品になっているのではないかと。――現在、二児の母でもある菅野さんですが、作品選びにおいて変化などはありましたか?まずは大前提として「この役を菅野美穂にやらせてみたい」と、選んでオファーをいただけること自体がありがたいと思っています。今はまだ子どもが小さいので、以前のように身軽には飛び込めないのですが、かといって慎重にもなりすぎず、でも、どこかで挑戦したいという思いもあります。今は、そこのバランスを探っているところです。――母親になっての心境の変化などは、役作りに投影されたりするのでしょうか?そういう人生経験が、役にも還元できたらいいなという気持ちはもちろんあります。でも、お子さんがいらっしゃらない偉大な女優さんもいらっしゃるから、自分はもしかしたら、演じるという意味において、何かを失った部分もあるのではないか、と考えてしまったりもします。でも、育児は待ったナシですから、やっていくしかないです。子どもが生まれるまでは、自分であることを求められる仕事だと思っていましたが、今は逆に、社会性をすごく求められている気がします。それは、自分が苦手で先送りしていたことでもあり、まさにその壁にぶち当たったりしています。でも、逆に言えば、今まで自分に足りなかったことを身につけている最中なのかなとも思っています。――菅野さんは、映画やドラマ、バラエティ番組など、すべてにおいて全力投球してきたという印象を受けますが。そうですね。私は、がむしゃらにやることしかできないというか、私にできることがあるとすれば、そこだけなんです。だから、子どもにも「お母さんも必死にやっているんだから、あなたたちも一生懸命取り組みなさい」と、見せることしかできなくて。でも、もしかしたらそれでいいのかもしれない。そういう意味では、何ごとにおいても、とにかく一生懸命にやっていきたいと思っています。■プロフィール菅野美穂(かんの・みほ)1977年8月22日生まれ、埼玉県出身の女優。1993年にドラマ『ツインズ教師』で女優デビュー。1995年、NHK連続テレビ小説『走らんか!』のヒロインを務め、ドラマ『イグアナの娘』(96)や『君の手がささやいている』シリーズで注目される。映画は、『化粧師 KEWAISHI』(02)、『Dolls』(02)、『パーマネント野ばら』(10)、『ジーン・ワルツ』(11)、『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』(12)、『奇跡のリンゴ』(13)などに出演
2019年10月25日東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さん。大人の男の色香を湛え、ミュージシャンとして、詩人として活動する彼が考える「色気論」とは?――どんなときに、あるいは、どんな音楽に色気を感じますか?谷中:静と動、両方感じることが色気ですね。それが混ざる瞬間、その「間」、その「余白」が色気じゃないかと。僕の大好きなミュージシャン、フランク・ザッパの言葉で、「何をやるときもセクシーであれ」というのがあって。「それが自分の個性につながるのだ」と。それはつまり、「剥き出しの表現をする」ことだと僕は解釈しているんです。――剥き出しの表現で生まれる個性が、色気につながっていくのだと。谷中:「裸」になるということだと思うんです。自分自身と真摯に向き合い、それを表現する。嘘のない表現というか。精神的に裸になるというか。それがアーティストの個性になるし、それが色気につながる。例えば、ラテン系のアーティストはよく裸になるんです。ステージでも、プライベートでも、男性も女性も肌を露出する。精神的な部分でもそうですが、服を脱ぎ捨て剥き出しの自分をあえて見せることでそれを体現しているんじゃないかなって。――スカパラの音楽にもそれは感じます。特に、桜井和寿さん、あるいは、チバユウスケさんだったり奥田民生さんだったり、ゲストボーカリストがスカパラの楽曲に参加するときに「剥き出しの表現」を強烈に感じるんです。そこはかとない男の色気のようなものを感じるというか。谷中:詞も曲も僕らが用意して、歌ってもらうだけの状態にしているので、ゲストの方々は身ひとつで、それこそ裸でやって来るんです。エレファントカシマシの宮本浩次君とやったとき、彼は彼らしくこんな言葉で表現したんです。「レコーディング現場へ行ったら、スカパラのメンバーが全裸で並んでるように感じて、自分だけが服を着てることが恥ずかしくなった」と。「だから、自分も服を脱いで全裸にならなくちゃいけないと思った」と(笑)。いつもの自分のバンドではないですから、服を脱げば脱ぐほど個性はより際立ってくるし、互いに全部さらけ出さなければいいコラボレーションは生まれない。そういう意味でも、丸裸になって学ぶことはとても多いんです。――谷中さんはミュージシャンとしてだけでなく、作詞もされます。言葉を紡ぐ上ではどうですか?谷中:やっぱり、精神的に裸になりますね。僕の大好きな詩で、アルチュール・ランボーの「感覚」という詩があるんです。「夏の青い夕暮れにぼくは小道をゆこう」という言葉で始まる短い詩。帽子を脱いで、麦の穂にちくちく刺されながら歩いていく、心のおもむくまま、ボヘミアンのように遠くへ、遙か遠くへ行くのだ、と。そして、詩の最後は、「女と連れ立つときのように心たのしく」と終わるんです。ああ、ランボーは独りぼっちなんだなと。そこに、男っぽさと寂しさと、なんともいえない色気を感じて。でもね、孤独って、我がままなんです。人間は社会的な動物だから、たった一人で生きていくことはできない。どんな人も誰かと関わりをもって生きている。家族もいて仕事もあって仲間もいる、なのに孤独だと思い、孤独を気取るのは、時として周囲に迷惑になることもあるわけでね。でも、ただ一人の男として、自分の人生をどう作っていくべきかと考えるとき、社会的な役割から離れて孤独にならないとつきつめることができないこともあるんです。ひどく勝手だとは思うんですが、それがアーティストとしての深みにつながっていく部分はあるんじゃないかなって。――谷中さん自身、スカパラのメンバーであり、夫であり父であり、という部分はあるけれど、孤独を感じるときもある、ということですか?谷中:詞を書くときはそうですね。世界観をどれだけ掘り下げられるか、集中するには孤独であることは必要だし、一人になりたくなくても一人にならなくちゃいけない部分もある。詞を書くためじゃなくても、精神的に裸になって真正直に生きることは、大事なことだと思っていますから。――そういうときはどこかへ行かれたりしますか?旅に出るとか。谷中:いや、自分自身に没入するだけですね。没入して精神的に自由になる。僕はわりと、どういう場所でも誰と一緒にいても、そういうスイッチが入ると書けてしまうんです。――谷中さんは友人知人によく詩を贈ったりするそうですね。谷中:昔はよくやってました(笑)。今は酒を断ってますが、昔、浴びるように飲んでた頃は、酔うと誰彼構わず詩を贈ってたんです。会ったばかりの人にもね。それはもう、迷惑だったでしょう(笑)。そもそもはメール代わりのようなものだったんです。僕が詩を書くようになったのは、携帯電話を持つようになってから。20年ぐらい前かな。携帯ってテキストを打てるじゃないですか。自分の文章が手軽に活字にできてそれをすぐ見られるのが楽しくて。最初は面白い文面をメールしてたんです。それがだんだんと詩になっていって、歌詞になっていった。最初のうちは自意識過剰でした。ただのポエムおじさんだったと思いますよ(笑)。でも不思議なことに、それを人に見せることで、だんだんと自意識が削がれていく。自我を脱がなければ詩は書けないと学んでいったんです。そもそも詩は、自分のことを赤裸々に書くものではないんです。それこそ間や余白が必要で。一から十まで全部書いてわかってもらおうとするのではなく、パズルのワンピースが欠けた状態で読んだ人が完成させる、それがいい詩なんです。――確かにそうですね。ランボーの詩にもそういった魅力があります。谷中:ちょっと謎めいているでしょ。パウル・ツェランというユダヤ人の詩人は、「詩人の言葉は海を漂う瓶の中に入った手紙だ」と言ったんです。それをたまたま海岸で拾った人が読む、それが詩だと。だから、多少暗号めいていても、自分なりに理解し、それを解く楽しみがある。それが詩の醍醐味。その神秘性が色気につながるんだと思いますね。やなか・あつし1966年、東京都生まれ。ミュージシャン、作詞家。所属するバンド、東京スカパラダイスオーケストラは今年デビュー30周年。11月20日には記念アルバムが発売決定。翌日から全国ホールツアーも開催。2001年発表のチバユウスケとのコラボ曲「カナリヤ鳴く空」は、現在公開中の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の主題歌。コート¥280,000シャツ¥62,000パンツ¥46,000スカーフ¥55,000靴¥119,000(以上ダンヒル TEL:03・4335・1755)※『anan』2019年10月23日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・吉本知嗣ヘア&メイク・高草木 剛取材、文・辛島いづみ(by anan編集部)
2019年10月22日10月7日(月)今夜いよいよ放送スタートする新月9ドラマ「シャーロック」。この度、早くも来週の第2話のゲストが決定。同枠15年ぶりとなる菅野美穂が、敏腕弁護士役で登場する。アーサー・コナン・ドイルが生んだ原作の魅力をそのままに、名探偵・シャーロックと医師・ワトソンが難事件を解決していく古典ミステリーの傑作を現代の東京を舞台に、ディーン・フジオカ演じる犯罪捜査専門コンサルタントの誉獅子雄と、岩田剛典演じる精神科医、若宮潤一がバディを組んで数々の難事件を解決していく本作。15分拡大版で放送する第2話への出演が決定した菅野さんが演じるのは、依頼を受けた人にはたとえ弁護が終わっても一生寄り添うことをポリシーとするハートフルな敏腕弁護士・青木藍子。常に冷静で知的な雰囲気を醸す一方で、封印したい過去を抱え、衝動的で感情的な側面も持ち合わせる複雑な心境のキャラクター。そんな藍子と獅子雄は、女性が急行電車にはねられ死亡した一件で接点をもつことになるのだ。藤木直人と共演した「愛し君へ」(’04)以来、今回15年ぶりの月9出演となる菅野さんは、「『愛し君へ』から15年たった驚きと、15年後の今、こうして再び月9に出演させていただけることに大きな喜びを感じています。カメラもマイクも照明も、機材はあの頃に比べると随分進化していますし、私自身の生活も変化しましたが、演技というものはいつの時代も変わりなく人力なところが面白いですよね。20代の頃は15年後こうしてお仕事できているとは思っていなかったですが、久しぶりに再会した方と現場でご一緒できている今、“年を取るのも悪くないなあ”って思いますね(笑)」と出演への喜びを語る。また「“絶対面白くなる”確信と、“どういう味付けになるんだろう”という期待を同時に感じる」と台本を読んだ印象を語り、今回演じる藍子については「“こうありたい”自分と“ふたをして遠ざけなければいけない”自分の二面性のある女性。矛盾と葛藤を抱えた人間らしいキャラクターを演じさせていただけることに大きな喜びを感じています。過去の自分と別れたくて、蜘蛛(くも)の巣の主(あるじ)のように丁寧に網を張ってきた人間ですが、感情的なところもあると思います。弁護士という職業柄、水の一滴も漏らさないタイプのはずなのに、衝動的なところや悪女っぽさもあり、そこが藍子という人間の面白いところだと思いますね」とコメント。ディーンさんとは今回初共演だそうで「とても紳士的な方で。共演させていただくのがとても楽しみです!」と期待を語っている。第2話あらすじ(10月14日放送)とある女性が急行電車にはねられ死亡した。所有していた身分証から亡くなったのは29歳の高橋博美だと判明。高橋はかつて、とあるトラブルを抱えており、敏腕弁護士の青木藍子(菅野美穂)に弁護の依頼をしていた。藍子は、依頼を受けた人にはたとえ弁護が終わっても一生寄り添うことをポリシーとする熱血漢であり、生きづらさを抱える人々に対しグループワークを開くなど、社会的弱者の側に立った活動を一貫して続けている人格者。そんな藍子と高橋の関係を知った誉獅子雄(ディーン・フジオカ)は、調査目的で藍子のもとを訪ねる。そこで獅子雄は藍子の言動にある疑念を抱くようになって…。「シャーロック」は10月7日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2019年10月07日女優・菅野美穂が、ウィル・スミス主演の近未来アクションエンターテインメント超大作『ジェミニマン』でヒロインの日本語吹き替えを担当することが分かった。すでに、2人のウィルの声を江原正士と山寺宏一というレジェンド声優が担当することも決定し、吹き替え版にも注目が集まっている本作。今回新たに発表された菅野さんが吹き替えるのは、本作のヒロインであり、謎の秘密機関“ジェミニ”にヘンリーと共に立ち向かうクールなDIA(アメリカ国防情報局)潜入捜査官・ダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)。引退を決意した伝説のスナイパー、ヘンリーの監視役として潜入捜査を行ううち、彼を狙う正体不明の暗殺者の存在を知り、それがヘンリー自身のクローンであることを突き止めるが、やがて自らの命も狙われることに…。『ベイマックス』で声優初挑戦し、ハリウッド実写映画声優は今回が初挑戦となる菅野さん。オファーに関して「とても光栄だなと思いました」と語り、「演技で何かをするというよりは、出来上がっている素晴らしいものがあるので、それをどうやったら伝えられるかな、と。そういう役割だと思ったので、より分かりやすく伝えるにあたってのお手伝いみたいな演技というところで普段とは違う演技で緊張もしましたし、でも新鮮な気持ちでやらせて頂きました」と収録した感想を明かす。また、演じたダニーについては「ダニーの魅力は女性ながらにこれまでにキャリアを考えると大変な事も沢山あっただろうに、それを乗り越えてきたからこその余裕がある女性で、人を緊張させない彼女独特の包容力が魅力だと思いました。人を油断させるような、敵も味方もつい油断してしまうような包容力があって」と魅力を説明。映画の内容については「この作品は、ウィル・スミスが現在のウィルと若い時のウィルを演じているんですよ!それがすごいんです。すごく自然だし、今の技術ってこんなにさりげない感じなんだ!と。アクションとかも本当にどうやって撮っているんだろうなと…ウィル・スミスとウィル・スミスが戦うんですけど、これは是非観ていただきたいです。言っていることの意味がわかりずらいと思いますが(笑)ものすごいおもしろいんです!新しい映像体験ができると思いますので劇場に足を運んで頂ければと思います!アン・リーすごい!ウィル・スミスもっとすごい!と思いました」と興奮気味に語っている。『ジェミニマン』は10月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジェミニマン 2019年10月25日より全国にて公開© 2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED
2019年09月10日千葉真一(80)の次男で新田真剣佑(22)の弟・眞栄田郷敦(19)が、7月スタートのTBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」で連続ドラ初出演を果たす。一部スポーツ紙が報じた。同ドラマは作家・池井戸潤氏の同名小説が原作。本社から工場に左遷された大手自動車メーカー勤務の主人公を大泉洋(46)が熱演。成績不振にあえぐ同社ラグビーチームのGMに就任して奮闘する姿を描く。記事によると眞栄田が演じるのはニュージーランドからの帰国子女で、自動車メーカーの海外事業部に所属する社員。今年俳優デビューしたばかりだが、3度のオーディションで物語の重要な役どころに抜擢された。そんな眞栄田はラグビー・トップリーグのパナソニックの練習に参加。さらには筋トレで体重を15kg増量するなど、並々ならぬ意気込みで役作りに励んでいるという。「眞栄田さんは昨年秋のファッション関係イベントで芸能界デビュー。兄と同じくイケメンですが、父に空手を仕込まれ大会で優勝した経験もあります。過酷な役作りに耐えられる精神力も持っています」(芸能記者)芸能界入り前、岡山県内の私立高校に通っていたという眞栄田。そこでは、意外な才能も発揮していた。「所属していたのは吹奏楽部。17年には部長をつとめ、アルトサックスを担当。部員を率いて『全日本吹奏楽コンクール』に出場し、銅賞を獲得しています。大会に出場した他校の女子生徒の間では、そのイケメンぶりが話題になっていたそうです」(前出・芸能記者)抜群の運動神経に加え、リーダーシップも持ち合わせている眞栄田。その華麗なる経験をテレビで披露する日も近そうだ。
2019年06月23日映画『小さな恋のうた』の公開記念舞台あいさつが25日、都内で行われ、佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア、橋本光二郎監督が出席した。佐野は「ついに昨日公開ということで、とても今か今かと心待ちにしていました。僕の大好きな『小さな恋のうた』が公開して本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せ、森永は「子どもを持ったことはありませんが、映画は我が子みたいなものです」と話した。また、千葉真一の次男で新田真剣佑の弟・眞栄田郷敦は本作で演技初挑戦となり、「この作品は僕の人生を変えたと言っても過言ではありません。作品を通じて大きな目標をいただきました」と今後の俳優業に意欲を見せた。バンド活動を通じて高校生たちの姿を描いた本作。森永以外は楽器初挑戦で、この日登壇したトミコクレアと森永以外は、約6カ月間の特訓を経て4曲演奏できる腕前となった。ベース担当の佐野が「楽器を触ったことがなかったので、まあ難しかったですよ」と苦労もあったようだが、「MONGOL800の上江洌清作さんからベースをいただき、『これはやるしかないな』と思いました。それがきっかけで頑張ろうと思って練習しましたね」と練習に打ち込んだという。また、眞栄田とともにギターを担当した山田は「眞栄田さんは本当にどんどん練習して上達されたので、負けないようにとやらせてもらいました」と話し、眞栄田も「杏ちゃんがめちゃくちゃヤバイんで悔しかったですよ。負けないように練習しました」と振り返った。舞台あいさつの最後には、キャスト陣の演奏を指導した宮内陽輔氏からの手紙をMCが代読。キャスト陣の奮闘ぶりを書き記した手紙に眞栄田と山田が涙を流し、佐野も「ヤバイですね。陽輔さんは、すごく大きな存在で、陽輔さんがいたからこそすごい頑張ろうと思えたし、本当に大変なことも多かったんですけどキツかったこともあったし…」と後が続かず思わず泣き崩れる場面も。佐野の後を受けた森永が「そういう気持ちになっちゃうよね。このメンバーにとってすごく大きな存在で、陽輔さんをはじめ皆さんが熱意を持ってやってくださっていたので、本当に大きな存在だったと思います、講師ーズ(宮内氏をはじめとする講師陣)がいなければこういうバンドになれていなかったというのはあります」と佐野ら気持ちを代弁していた。20年経った今もなお、世代・性別を問わず愛され、歌われ続けるMONGOL800の名曲「小さな恋のうた」をモチーフにした物語を映画化した本作。沖縄の小さな街を舞台に、バンド活動を通じて音楽という絆で結ばれた高校生たちの青春を描く。
2019年05月26日「デビュー作がこんなに素晴らしい作品で。でも、これが当たり前だと思わずに今後もやっていきたいと思います」と意気込みを会見で語ったのは眞栄田郷敦(19)。父は千葉真一(80)、兄は新田真剣佑(22)という超サラブレッドの郷敦は、昨年10月にモデル活動を始めていた。それから5カ月、3月13日に満を持して映画『小さな恋のうた』(5月公開)で“俳優デビュー”を公表したのだ。千葉家の知人は言う。「郷敦くんはイケメンなのに、という言い方は語弊があるかもしれませんが、とにかくストイックなんです。19歳といえば食欲旺盛な時期です。それにも関わらずいまは“一日一食生活”を続けています。モデルの仕事のオファーも多いので、スタイルを維持するためにかなり節制していますし、日々のトレーニングも欠かしません。真剣佑くんとは、よくいっしょに食事をしていて、仲も良いようですが、『兄には負けたくない』と、もらすこともあります」実はこの兄への強いライバル意識は、父・千葉真一の薫陶によるものだという。千葉に息子・郷敦の俳優デビューについて、電話で取材したところ――。「郷敦が俳優という仕事に興味を持ったのも、真剣佑の影響が大きいのだろうね。真剣佑もすでにハリウッドで活動を始めているけれど、弟のほうもゆくゆくはアメリカでの活動を目指している。でも実は郷敦が芸能界に進みたいと言い出したとき、俺は彼に約束させたんだ」千葉は郷敦にこう言い聞かせたという。「お前は日本でタレントになるという意味を理解しているのか?お前は俺や兄のおかげで、真剣佑よりも“いい環境”で仕事を始めることになる。日本には“二世タレント”という言葉がある。お前の場合は真剣佑の2倍は成功しないと、二世ではなく“ニセ者”と呼ばれてしまうんだ。“ニセ者俳優”と呼ばれたくなければ、俺のことも真剣佑のことも超える覚悟でやれ!それができないのなら、すぐに芸能界を辞めろ!」国宝的イケメン俳優とも呼ばれる真剣佑の“2倍”成功しなくてはならないというのは、かなり厳しい条件だが、郷敦は『絶対に2人を超えてみせるよ!』と、うなずいてみせたのだという。映画『小さな恋のうた』の完成報告記者会見で、郷敦は次のように語っていた。「父には本読みもしていただいて、現場にも一回来てもらって、稽古も細かいアドバイスをいただきました」親子でありながら、千葉は郷敦にとって“厳しい師匠”でもあるようだ。――具体的には、千葉さんはどんな指導をされたのでしょうか?「……息子のことだから、あまり俺の口から詳しくは話しづらいのだが(苦笑)。映画の撮影が始まる前、彼に教えたのは“演技とは何か”“本物の俳優とはどんな存在か”ということにつきるね。台本を理解できない読解力のない俳優は絶対に大成しない、とも伝えたよ。台本を何十回も読み込むことで、登場人物はどんな人間なのか?このシーンで人物は何を感じているのか?……台本にはっきり書かれていないことが理解できるようになるまで読み込め、と教えたんだ」父の愛情と叱咤を受けながら、郷敦の兄・真剣佑の背中を追い越すための闘いが始まった。
2019年03月22日俳優・新田真剣佑の弟・眞栄田郷敦が12日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場で行われたファッションイベント「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC しずおか 2019)に出演した。昨年10月に福岡県北九州市で開催された「TGC KITAKYUSHU 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION」でデビューを飾った眞栄田が、初開催となった「TGC しずおか 2019」にも登場。カラフルなアウターを羽織って、クールな表情でランウェイを歩いた。東京ガールズコレクション(TGC)は、地域の魅力や産業をコンテンツ化し全国へ向けて発信する「TGC地方創生プロジェクト」を2015年に発足し、福岡県北九州市や広島県広島市、富山県富山市で開催しており、今後も各地で開催予定。初開催の「TGC しずおか 2019」では、国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)を知ってもらいたいという思いを込めて、“What’s your GOAL?(あなたのゴールは何?)”をテーマに設定した。
2019年01月12日●"監督のdisり"が、女優デビューへの道にジャニーズJr.の安井謙太郎が主演を務め、山本涼介、森田美勇人(ジャニーズJr.)、灯敦生といったフレッシュなメンバーが集まった青春映画『ニート・ニート・ニート』(11月23日公開)。三羽省吾による同名小説を実写化した同作は、3人のクズニートとワケあり家出少女が北海道を駆け巡る、ロードムービーとなっている。家出少女の月子を演じた灯は、2016年に映画『イタズラなKiss THE MOVIE』で役者デビューしたが、実はもともと脚本家としての活動をしていた異色の経歴の持ち主。北海道を舞台に約1カ月、3,300kmもの距離を移動しながら役に入り込んだという灯に、共演の”3ニート”の印象や、これまでの経歴についてインタビューした。○自ら宣伝隊長に――この作品には、ファンの方々から熱いメールが届きまして、特集としていっぱい取材することになったんです。すごいですね。参加型で応援していただけて……でも、この映画はそういう映画なのかもしれません。――灯さんのTwitterも見せていただいたんですけど、宣伝隊長のようですよね。撮影でお世話になった北海道の方からも、未だに連絡をいただいて交流させてもらっているので、私はその温度感も伝えられるのかな? と思ってやっていました。俳優の須賀健太君が友人なんですが、Twitterがすごいじゃないですか。――須賀健太さん、先日『パーフェクトワールド 君といる奇跡』で取材した時もTwitterがすごい、というお話になりました。私も、”健太イズム”を受け継ぎ(笑)。本当に、須賀健太君はすごいんです。媒体の方に盛り上げていただいたり、ファンの方を巻き込んだり。その姿を知っていたので、私も宣伝を頑張っていきたいと思いました。○脚本助手から俳優業へ――灯さんは、もともと脚本家だったところ、『イタズラなKiss THE MOVIE』で役者デビューされたんですよね。脚本のお仕事をきっかけに、棚ぼた的にデビューすることになりました。『イタkiss』溝口稔監督の脚本助手という話で打ち合わせに参加して、「小森じんこ」というキャラクターの説明をするときに、「ロックな女子で、ヒラメっぽいと言われてるんだけど、こんな感じだよ」と私のことを指して言ってくれて、つまり、若干disられたんですが(笑)。ただ、それが私にとっては、”世界一ありがたいdisり”で、そのままじんこ役で俳優業に入って行くことになりました。自分で”シネフィル”とか言うのは少し恥ずかしいけど、映画がすごく好きなんです。「映画.com」や「Filmarks」の作品紹介ページを見たときに、出演者の名前って、だいたい4人までなんですよね。『イタkiss』の時は、ずっと切れてしまっていたので、今回は載れたことが嬉しかったです。――『イタkiss』に出演されていた、劇団EXILEの佐藤寛太さんとも交流があるとか。彼の事は、実は上京した時から知ってるんです。最初に出会った時は、脚本家と俳優という立場で、その作品は幻になってしまったんですが……。上京したてで、スポンジのようにいろいろなことを知りたがっていたのが印象的でした。私は映画学科に通っていたので、その時はいろいろな単館映画などをお勧めする方でしたが、今や彼は『ぴあ』で連載を持っているので、すごいなあと思います。ぜひ、この映画も観て欲しいですね。――今回はなぜ、『ニート・ニート・ニート』に出演することになったんですか?『イタkiss』のスタッフさんが関わっていたので、「中性的で幼い」というキャラクターの候補にあげてくださったんだと思います。監督面談を行ったら「いけるね、この子」と決めてくださり、衣装合わせのときにも、「もう、月子が入ってるね」と言ってくださって、ありがたいです。●『ニート・ニート・ニート』主演・安井は一言で「スター」――撮影中は安井さん、山本さん、森田さんの3人と行動されていたと思いますが、それぞれの印象をぜひ教えてください。コメントで「三ニート三様のクズっぷり」と書かせてもらったんですけど、本当に三者三様で。各々の個性がめちゃめちゃ強いし、一つも色が合わさっていませんでした(笑)。安井さんは、一言で「スター」って感じですね! 座長というポジションもありますけど、現場でも常に空気を作ろうという意識を感じましたし、深い芝居の相談やお仕事のこと、親身に話に乗ってくれました。スタッフさんや監督も、いつも「彼は大人だから」と言っていて、コミュニケーションの部分も含めてすごかったです。あとは、やっぱり輝きがすごい! 眩しいくらいのスター加減なんですよ。1度、監督たちとライブを見に行かせていただいたんですけど、一緒に出ていた森田君は、「超憑依型」で、鋭い、尖った危ない輝きが出ていたんです。一方安井くんは、少女漫画だったら絶対真ん中の男の子! って感じ。キラキラした、スターというイメージでした。森田くんは、マジでいい人! 高倉健さんみたいな無骨系の、「自分、不器用ですから」という感じです。言葉数も多いわけではないんですが、印象的だったのは、誕生日のスタッフさんのお祝いに、焼肉食べようと言ってたのに、いけなくなっちゃった時のこと。いじる感じの話の流れもあって、みんな、「焼肉が食べられなくなっちゃって、残念だね」と言っていたんですよ。でも森田さんはボソッと……ボソッとがポイントなんですけど(笑)「焼肉はいいけど、祝えなかったのが残念だな」と。――なるほど!ずるいじゃないですか! そういうさりげないところで、キュッと締めてくる感じがあると思いました。山本くんは、事前に「やんちゃなやつ」と言われてたんです(笑)。でもお芝居では1番先輩なので、相談に乗ってもらいました。泣きのシーンがあったんですが、「泣きって、どの辺から作るんですか?」という、初歩的な質問からさせてもらって……。山本くんはその場で切り替える方に持っていく人だと言っていました。あと「おもろい」人です。コメント力が現場で面白かった。笑える一言を言ってたのが彼で、ムードメーカーだな、と思っていました。○撮影現場で「孤独」を作った――宮野ケイジ監督にインタビューしたら、撮影中に「3人と月子は距離をとって」という指示もあったと伺いました。ありました。一カ月同じバスで、同じご飯どころでやらせてもらってると、深い話もするし、みなさんいい人だから、普通に人と人とで向き合ってくれるところはあって。でも1回、「本当に距離を置こう」と思って、孤独を作ろうとしました。「孤独」って、一人でいるだけではできないんです。皆さんが視界にいる状態で、でも線を超えちゃいけない、というのが、本当に孤独な状態だと思いました。それを実践させていただいたんですが、スタッフさんは「具合悪いの?」と心配をしてくださったりして、本当に申し訳ないと思いながらも、テンションをあげないように、人と向き合わないようにさせてもらいました。メイク室に入っても、明らかにいつもと空気が違うんですけど、みなさん何も言わず「あっ(察し)」という感じでそっとしてくださって、ありがたかったです。そこから臨んだのが、みんなで同じ部屋に泊まらなきゃいけない、というシーンだったんですが、監督は「一番、入ってたね」と言ってくださってました。でも、今回の旅全編を通して、あんまり記憶がなくて。というのは、月子として存在していたから、灯としての記憶があんまりないのかな、と思います。私自身、こんなに集中した期間で演じるのは初めての経験でした。――では、最後にメッセージをいただけたら。この映画は公開発表までの時間が少し長かったので、待ってくださるファンの方を心配させてしまった部分もあって、その分、喜びもダイレクトに感じることができて、嬉しかったです。でも、これからだと思います。「感動巨編」というわけではなくて、「何もないことが一つの青春の形」ということを提示している映画なので。派手な口コミの広がり方はしないとは思っています。単に「楽しんでください」とは言えない作品なので、感じた方の感想にお任せしたいです。――『カメラを止めるな!』的な感じには…あれは別です!(笑) でも、「ああいうこともあるんだな」と勇気をもらえました。この映画はクズしか出てないし、誰も自分のことを重ねられないと思うし、手放しに褒められる人間が一人も出てこない(笑)。そこが愛しいんですけど、そういう映画だから、感じたままを誰かに話していただいて、輪が広がっていってくれればいいなと思います。――でも正直、自分にもクズなところはありますし、普通の日常から外れたい願望を刺激された気がしました。確かに、日常から外れたまま帰ってくるところを描かないところが、この作品の大きな特徴だと思うんです。この映画は仕事も恋愛も何にも出てこない。全てを削がれた時に、人がただじっとしないで、がむしゃらに動く。そこの破天荒さが、一種の憧れにもなると思います。■灯敦生1994年6⽉30⽇⽣まれ、東京都出⾝。⼥優、脚本家。⽇本⼤学藝術学部映画学科演技コース卒業映画『イタズラなKiss』(16〜17)シリーズで女優デビューし、映画『マスタード・チョコレート』(17)、舞台『Re-』(18)などに出演。
2018年11月22日8月22日に41歳の誕生日を迎えた菅野美穂。この日は朝から天気が良く、東京は34度を超える猛暑日となった。都内の自宅マンションでは、午前中からあわただしく出かける姿が。肩に白地のスカーフをかけ、手にはトートバッグ。黒の上下にスパッツをあわせ、靴はぺたんこシューズ。7月に第2子妊娠を発表してから1カ月、ママになる準備は万全のようだ。15年には第1子となる長男(3)を出産。昨年10月に出演した「A‐Studio」(TBS系)では「全然歯が立たなかった」と、育児と仕事の両立の悪戦苦闘ぶりを明かしている。それを支えているのは、夫の堺雅人(44)。菅野も番組内で「旦那さんがいてくれたら違う」と語るなど、夫のサポートについて語っていた。「堺さんのイクメンぶりは有名で、仕事が終わるとすぐ帰宅するそうです。保育園の送り迎えも率先してやっているそうですが、それも菅野さんの大変さを知っているから。特に第2子妊娠後の献身的なサポートぶりは驚くほどで、『妻には本当に頭が上がらない』と漏らしていたと聞きました。仕事も最近は実写映画『プーと大人になった僕』の吹き替え声優を務めていましたが、長期間拘束されるような仕事はなるべく避けるようにしているようです」(前出・芸能関係者)世の妻もうらやむほどの“全力イクメンぶり”を見せる堺。菅野の誕生日も徹底した“妻シフト”を見せていた。夕方、自宅マンションから出てきた2人は少し歩いてタクシーを待つ。だが、かたわらには長男の姿がなかった。「ママとして日々奮闘する菅野さんのため、堺さんは夫婦水入らずの食事会を用意したようです。結婚から5年がたっても、2人は今も超がつくほどの仲良し。子供ができると夫婦ではなく父と母という関係になりがちですが、堺さんは『毎年、誕生日は2人ですごしたいね』と約束をしているそうです」(別の芸能関係者)タクシーを待っている間、人目も気にせず見つめ合いながら笑顔で会話する2人。車が止まると、堺は菅野を気遣うように支えながら乗り込んでいた。夫のサプライズによって、ゆったりとした誕生日をすごした菅野。ディナーでの会話は、きっと生まれてくる赤ちゃんとの未来計画だったに違いない。
2018年08月30日秋の音楽シーズン開幕の先陣を切って、9月初旬に東京二期会が一挙上演するプッチーニの三部作(《外套》《修道女アンジェリカ》《ジャンニ・スキッキ》)が、オペラ・ファンの注目を集めている。プレ・イベントとして、出演歌手たちによるミニ・ライヴ付きレクチャーが8月16日に東京・すみだパークギャラリーSASAYAで行われた。【チケット情報はコチラ】100席ほどの会場は熱心なファンでほぼ満席で、上演への関心の高さをうかがわせる。講師を務めたのは、公演では《外套》の流しの唄うたい役を演じるテノールの高田正人。明るい達者なトークと噛み砕いた内容で立派な講師ぶり。今回のプロダクションへの興味をいっそう掻き立てた。なにより、(歌手だから当然かもしれないけれど)声がいいので聞きやすい。講義内容は、前半がプッチーニの人と作品について、後半が今回の三部作上演についてという構成。多くのファンの興味は、やはり三部作だ。三部作は1918年にメトロポリタン歌劇場で初演されて、今年でちょうど100年目。プッチーニは3演目をまとめて上演することを前提にしているのだが、単純に考えると、舞台装置や衣裳、出演歌手の人数も3公演分になるわけで、上演費用の面からも、実際に三部作として上演される機会は少ない。しかし今回のような三部作一挙上演こそがプッチーニの思い描いた本来の上演形式なのだ。演出を手がけるのは鬼才ダミアーノ・ミキエレット。もともと3作品の間にはストーリーや音楽上の共通点はなく、各物語は時代も場所もばらばらだ。しかしミキエレットは、3作すべてを現代の物語として読み替え、ストーリー的にも共通点を見出して関連づけているという。高田によれば、キーワードは「(死んだ)子供」そして「母性と父性」。さらにもうひとつ三部作を関連づける仕掛けがあって、ヒントとしては、「(ジャンニ・スキッキで)ラウレッタのアリア《私のお父さん》を聞いて、父親ジャンニ・スキッキはなぜ心変わりしたのか」とのこと。三部作に通底するこれらのテーマを可視化するミキエレットの手腕は天才的だと、驚きを語った。ミニ・ライヴでは、高田のほか、公演でラウレッタ(ジャンニ・スキッキ)、ジェノヴィエッファ(修道女アンジェリカ)、恋人たち(外套)の三役を演じるソプラノの新垣有希子と、《外套》のルイージ役のカヴァー・キャストを務めているテノールの菅野敦が、三部作以外のナンバーも含めてプッチーニのアリアや二重唱を披露。間近で聴くオペラ歌手たちの迫力ある歌声に会場は湧いた(ピアノ=三澤志保)。東京二期会の「プッチーニ三部作」は、デンマーク王立歌劇場、アン・デア・ウィーン劇場との提携公演で、東京・初台の新国立劇場で、9月6日(木)、7日(金)、8日(土)、9日(日)の全4公演。取材・文:宮本明
2018年08月23日家族にはなるべくカラダにいいもの食べさせてあげたい! と思ってはいるものの、メニューがマンネリ化してしまったり、料理に時間をかける余裕がなかったり…。いつの間にか毎日の食事づくりがストレスになっていませんか?今回は、オーガニック料理教室「ワクワクワーク」代表で、『 子どもと食べたい常備菜入門 』の著者である菅野のなさんに、がんばらなくても毎日の食事づくりがラクになるコツについてお伺いしました。菅野のな(すがの・のな)料理家、オーガニック料理教室「ワクワクワーク」代表。ミュージシャンで自由人の父と、病院勤務の管理栄養士で東洋医学を実践する母により、有機農家支援、家庭菜園や自然療法を身近に感じて育つ。教室運営の傍らレシピ提供や連載、セミナーなど、食とオーガニックを軸に多岐にわたり活動。自身も2児のママとして子育てと仕事の両立に奮闘中。HP: Blog: Facebook: @wakuwakuwork Instagram: @wakuwakuwork 著書: 『子どもと食べたい時短おやつ』 『子どもと食べたい常備菜入門』 (辰巳出版)、 『卵・乳製品なしでもおいしい 今日も手作りおやつをひとつ。』 (朝日新聞出版)、 『ていねいな時短ごはん』 (学研プラス)■メニューのマンネリ化の驚くべき解決策食事づくりのお悩みでとくに多いのが、“毎日同じようなメニューになってしまう”、というもの。とくに、子どもの食べられるものや好きなものに合わせているとその傾向は顕著です。筆者もその一人で、副菜はひじきの煮物ときんぴらをローテーションしているような状態。「このマンネリ化をまずはどうにかしたいのですが…」と相談すると、「それはマンネリじゃなくて “我が家の定番” ってことです!」ときっぱり。「“マンネリ”というと“今日もこれか…”となってしまうけれど、“我が家の定番”だったら“毎日みんなに食べて欲しい安定の一品”と考えられるはず。心構えの違いだけかもしれませんが、定番が続くのは豊かな食卓の証。マンネリでそんなに悩む必要はありません。私は私なりによくやっていると思いましょう」“マンネリではなく定番”と、これまでの悩みが一掃されるような発想の転換に目から鱗。さらに、「今日は料理するぞ! と思うから苦しくなってしまう。献立も一汁三菜でなくてもいいんです」と菅野さん。すべて調理して味付けしようと思うから大変になってしまう、素材を蒸しただけでも立派な一品になるといいます。■子どもも飽きずに食べられる、ベースの常備菜って?実際、菅野さんの著書には、キャベツを塩揉みしただけのレシピも一品として掲載されています。正直「これだけでいいの?」と思ってしまいますが、素材そのものを味わうことは子どもの味覚を育てるうえでも役立つので、一石二鳥。さらに、この薄味でシンプルな状態を “ベースの常備菜”とすることで、そこからさまざまなレシピが展開でき、子どもも飽きずに済むのだそう。「たとえば、先ほどの塩もみキャベツはサラダや和え物、最終的にはスープにできます。常備菜というと味を濃くして長持ちさせるのが一般的ですが、ベースの味が薄くてもあとから味を足していくので日持ちもしますよ。ひじきも最初から煮物にしてしまうと同じ味が何日も続いてしまいますが、まずはめんつゆで下味をつけたベースのひじきをつくって、それをおにぎりに混ぜたり、サラダや煮物に展開すればレパートリーも広がります」なるほど! 無意識のうちにはじめから“完成系の料理”を目指しすぎていたのかもしれません。まずは“シンプルな常備菜から”と考えたら、毎日気軽にできそうです。■食事づくり、じつはメンタルがとても大事マンネリではなく<定番>、サボるのではなく<素材を生かした調理法>、完成系の料理ではなく<シンプルな常備菜>…。考え方を変えるだけで食事づくりのハードルが下がり、なんだか自信がわいてきました。「そう、料理ってメンタルがとても大事! 食に対して自分は何を大切にしたいのかということがわかると、こだわるべきところや力を抜けるところが見え、生活スタイルが整っていきます」 ■食事づくりのストレスをなくす「ワーク」をやってみよう!菅野さん主宰の料理教室では「食とこころの振り返りワーク」という、食の状況を整理して書き出す時間を設けています。生徒さんのなかには、このワークをしたことで食事づくりのストレスがなくなったという人も多いそう。ここで実際にワークをやって、頭の中を整理してみましょう!(ノートなどに好きなだけ書き出してみましょう)Q. 家族それぞれの好物を整理してみましょう。子ども:パパ:ママ:Q. 食事づくりで家族のために考慮していることは?・・・・参考:『こころとからだにやさしいていねいな時短ごはん』学研プラス刊よりいかがでしたか? 家族のことをどれだけ考慮しようと努めているか、書き出してみると案外とても気を遣っていたりします。毎日の家事の中で、自分の偉業を認めてくれる人はなかなかいないので、自分自身で確認をしながら自分を労り、◎をしていきましょう。そのほかにも、“理想の食卓”や“チャレンジしたいメニュー”など、漠然と抱いていた食事づくりに対するイメージを一度整理してみると、料理の効率が良くなり、他のことに時間を使えるようになります。まるで仕事のタスク整理のよう!「自分はちゃんとできていないかも…と、結構モヤモヤしている人が多いのですが、話を聞くと案外ちゃんとやっている人がほとんど。食事づくりに関するお悩みは、じつはレシピをたくさん覚えても解決しません 。まずは、自分の心の整理 をしてみましょう」毎日の食事づくりで何を一番大事にしたいかがわかるだけで、今よりラクな気持ちで取り組めそうです。でも、ママの思いとは裏腹に、子どもがお菓子ばかり食べたり、野菜を食べてくれなかったり…悩みは尽きないもの。そこで次回は、子どもの食に関するお悩み解決法をお伺いします。
2018年07月09日「マッケンに続き、今度は弟の郷敦(ゴードン)くんが今秋にも芸能界デビューしそうです」(芸能関係者) 映画にドラマに大活躍。昨年、映画『ちはやふる』の演技で日本アカデミー賞最優秀新人俳優賞を受賞した、新田真剣佑(21)。彼がアクションスター・千葉真一(79)の長男であることはよく知られるところ。そして今度は、千葉の次男・郷敦くん(18)がデビュー予定なのだという。 兄と同じくロサンゼルス育ちで、日本人離れしたイケメンという郷敦くん。今春、岡山の名門高校を卒業した。在学中は吹奏楽部部長でアルトサックスを担当。昨年の『全日本吹奏楽コンクール』では見事に母校を銅賞に導いた。千葉家の知人はこう話す。 「お父さんは周囲に『マッケンよりもむしろ、郷敦のほうが芸能界に向いているんじゃないか』と話しています」 そして、父である千葉には大きな目標があるのだという。 「彼の夢が“ハリウッドで活躍できる俳優を育てる”ということなのは有名な話。それを託しているのが息子たちなんです」(前出の知人) 幸い、真剣佑も郷敦くんも、身長は180センチ前後と、ハリウッド映画に出ても見劣りしない体格だ。 「千葉も『これならイケる!』と大きな希望を抱いています。いずれは親子3人でハリウッド映画に出るという計画も温めているようです。まずは日本で、来年にも3人がそろって出演する映画の企画が進んでいるそうです。息子2人が助さん格さん役の『水戸黄門』のような作品を、千葉さんは構想しているそうです」(前出の知人) ひとつだけ心配なのは、千葉と真剣佑の“不仲”が言われることだが……。 「いやいや、仲はいいですよ。多忙なマッケンですが、今年1月にもお父さんと都内のレストランで食事したり、公私ともにいい関係です。米国育ちということもあり、違うと思ったことは父にもはっきりものを言うようですが、“3人でハリウッド映画に”という野望は父のものであると同時に、息子たちも持っている夢なんですよ」(別の芸能関係者) 真剣佑と郷敦くんが『世界のチバ』を超えるスターになる日も遠くない!?
2018年04月08日