映画『洋菓子店コアンドル』の完成披露試写会が11月11日(木)、東京・新宿の明治安田生命ホールで行われ、W主演の江口洋介、蒼井優、深川栄洋監督が出席した。街角の洋菓子店を舞台に、心に傷を抱えた元天才パティシエの十村(江口さん)と鹿児島から上京したケーキ屋の娘・なつめ(蒼井さん)が人生を懸命に生きようとする姿と心の再生を描くオリジナルドラマ。見どころについて江口さんは「宝石のようなケーキが出てくると思えば、それを作っている人間たちの過去やドラマがあって、まさにビターな部分とスウィートな部分があります」と上手い言い回し。すかさず隣の蒼井さんが「さっきも取材を受けていたんですけど、カンペに書いてあった言葉なんです」と吹き出し笑いで暴露。「それを江口洋介さんが言っていると思うと耐えられない」とツボにはまった様子。江口さんは恥ずかしそうに頭を掻いた。また本作で2人は初共演。お互いの印象を江口さんは「イメージ通りナチュラルで素朴。で、また意外な一面があって…」。司会者から意外な面とは?と突っ込んで聞かれると、「お酒を飲む…お酒が好きなんです。これ以上言わない」と含み笑い。一方の蒼井さんは「いままで見たTVや映画、雑誌でイメージする江口さんってすごく男らしかったんですけど、お会いしたらそのまま。器が大きい」と絶賛…と思いきや、「ホントに人の話を聞かない方。例えば監督に質問をして、監督が答えているときに、もうほかの人に話しかけている。そういうことが多々あるんです」とまた暴露。江口さんは「すごい観察されていました。すごい観察力です」とコトの真偽をぼかしかけたが、蒼井さんは「現場で江口さん以外のみんな、気付いていました。ホント、見ていて飽きない」と笑いをこらえきれない様子。仲のいいところ(?)をうかがわせていた。『洋菓子店コアンドル』は2011年2月11日(金・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年2月11日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:江口洋介、蒼井優来場!『洋菓子店コアンドル』完成披露試写会に25組50名様ご招待江口洋介&蒼井優主演映画の主題歌に福岡の路上から駆け上がった新人歌姫を大抜擢!ケーキにウットリ江口×蒼井共演作『洋菓子店コアンドル』ポスター画像解禁蒼井優、江口洋介とのW主演作で鹿児島弁のパティシエ役に挑戦!
2010年11月11日「そらべあ発電所」設置幼稚園・保育園を募集ソニー損保はグリーン電力普及啓発活動を行う、NPO法人「そらべあ基金」への寄付をもとに、太陽光発電施設「そらべあ発電所」を寄贈する幼稚園・保育園の募集しています。「そらべあ発電所」は一般の方の寄付や賛同企業からの協賛金をもとに、太陽光発電設備を全国の幼稚園や保育園に寄贈していく取り組みで、子どもたちをはじめ多くの人達に、環境への関心を高めてもらうことを目指しています。ソニー損保は「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」を通じて「そらべあ発電所」を3基寄贈しており、今回の寄贈は4・5基目となります。そらべあ発電所」の寄贈数としては、今回で22基目・23基目となる予定です。「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」とは、ソニー損保の「保険料は走る分だけ」保険の契約を継続した際に、前年の実際に走った距離が予想年間走行距離を下回っていた場合、走らなかった距離の総合計100kmにつき1円をソニー損保が「そらべあ基金」に寄付するものです。
2010年11月05日蒼井優が10月22日(金)、東京・有楽町のTOHOシネマズスカラ座で行われた主演映画『雷桜』の初日舞台挨拶にW主演の岡田将生、廣木隆一監督と出席し、感極まって号泣した。涙を見せたのは最後の場面。それまで岡田さんと朗らかに掛け合いなどを見せ、笑顔だったが、司会者から締めのメッセージを求められたところで「いま、急に『雷桜』が公開されるんだな、と実感してきました」と言い、表情を一変させ、涙をポロポロ。手で頬を拭いながら「あたしたちが一点も曇りなく作った作品です」と思いをかみしめた。「気に入ったらたくさんの人にそう言ってください。気に入らなかったら…」と言葉に詰まると、岡田さんから「大丈夫、大丈夫だから」に声をかけられ、頷きつつ「そうならないことを祈っています」とニッコリ。「あたしたちが大事に育ててきた娘なのか息子なの…か子供なので、どうぞよろしくお願いします」と深々、頭を下げた。本作は、徳川家に生まれた清水家当主の斉道(岡田さん)と、山で育てられた雷(らい/蒼井さん)の身分違いの恋を描く恋愛時代劇。劇中のテーマにちなみ、司会者から「好きな人のために全てを捨てられるか?」と聞かれ、岡田さんは「うーん、できないかな?」。ニヤリと笑った蒼井さん、廣木監督の様子に「斉道の役でできたから、僕、できますね。岡田将生、ガツンと行きます!」と威勢よく訂正した。蒼井さんは「この作品を観終わったときはいける、と思ったんですが、いま聞かれるとどうかな…と」と冷静。廣木監督は「僕は捨てましょう」と即答した。ほかに、女性歌手の舞花が来場し、同作の主題歌「心」を生披露。しっとり聴かせた。『雷桜』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会■関連記事:『雷桜』廣木隆一監督インタビュー 岡田将生と蒼井優が作り上げた“幸せな空間”蒼井優の韓国での人気ぶりに岡田将生もタジタジ!岡田将生、タキシードでピース!蒼井優と共に釜山レッドカーペットに登場ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位岡田将生×蒼井優で贈る感動のラブストーリー『雷桜』試写会に30組60名様ご招待
2010年10月22日『ヴァイブレータ』 、『余命1ヶ月の花嫁』 の廣木隆一監督が、岡田将生と蒼井優を主演に迎えてラブストーリーを撮る。しかも時代は江戸時代!宇江佐真理の同名小説を原作に、美しくも切ない愛の物語『雷桜』が誕生した。数々の作品を世に送り出してきた廣木監督だが、意外にも時代劇は本作が初挑戦。日本版「ロミオとジュリエット」とも称されるこの物語、監督はどのような思いで映画化したのか?岡田さん、蒼井さんとの仕事の感想も含めたっぷりと語ってくれた。「時代劇でない時代劇を撮る」監督にとって初めての時代劇で描かれるのは、将軍の息子で清水家の当主でありながら、心を病んだ青年・斉道(なりみち/岡田さん)と、山で育った遊(ゆう/蒼井さん)の悲恋の物語。「時代劇ではない時代劇を撮ろうと思った」と監督はふり返る。「これまでにも数多くの時代劇の名作が撮られてきたけど、いま、時代劇を撮る意味って何か?いまだからこそ撮れる時代劇とは何か?と考えたとき、何より“いま”を反映させるような作品にしたいって思った。過去の名作だって撮影された当時はその時代を反映させていたんだと思う。今回の原作はすごい悲恋の物語だけど、この悲恋を描くことで、現代を生きている人に伝えるものがある、と」。原作を映像化する上で、監督が最も大切にしたことは?その問いに「時代劇の中でのリアリティ」という言葉を用いてこう説明する。「挑戦だな、と思ったのはある種のファンタジーをそのまま描くのではなく、時代劇の中で見せるということ。山育ちの女と殿様が出会って…って普通に考えたらファンタジーですよ。それをどう時代劇の中でリアルに感じさせるか?そこで時代劇のストレートな強さを感じられて面白かった。というのは、これが現代劇なら思い悩まなきゃいけない(笑)。『電話して聞いてみりゃいいじゃん』、『メールすれば?』っていうぐらい悩むけど、ここではそんなに悩まず、行動がストレート。これは時代劇だからこそのもので、それはいまの時代にあって、すごく面白いことだなと思った」。常に自分のイメージを壊していく勇気を持っている岡田将生と蒼井優このリアリティを支えているのは何よりキャスト陣の確かな演技。「岡田将生と蒼井優だったからこそ引き受けた」と監督に言わしめた2人。改めてこの2人の魅力を尋ねた。「2人とも、俳優としての自分のイメージを常に壊していく勇気を持っている。これまでに作られた“岡田将生”、“蒼井優”というイメージを引き継いで演じるのではなく、あくまでも斉道と遊になろうとする。それは勇気のいることだけど、そのチャレンジ精神は本当に素晴らしい」。そんな2人が織りなすシーンの中で、監督が忘れられない、というシーンが…。「雷桜の下での2人のシーンで、斉道が遊に櫛(くし)を渡すシーンがあるんだけど、本当に見ていて驚いた。表情や動作を含めて2人の芝居がその空間を幸せにしてくれているのが感じられるんだ。見ている人間をそういう気持ちにさせてくれるこの芝居の空間がすごい!って思いましたね」。もちろん、それは監督の演出があってこそなのでは…、という言葉が終わらぬうちから監督はかぶりを振る。「というか僕は現場で自分がどんな演出したのか覚えていない(笑)。ある作品で、女優に撮影のずっと後になって、『監督にあのとき、“できなかったら殺すぞ”と脅されましたよ』って言われたことあるけど、『え?俺、本当にそんなこと言ったのか?』って(笑)」。それにしても50歳を過ぎて、親子ほども年の離れた俳優陣を迎えてこれだけ瑞々しいラブストーリーを撮るというのは…。むしろ、作品ごとに監督の感性はだんだん若返っているような印象すら受けるが…。「秘密?秘訣?俺にも分かんないな、それは。子供いるわけでもないのにね。50歳って昔は当然のようにすごい大人だと思ってたけど、実際になってみるとこんなガキだったのかって思うよ。だからそのガキの部分だけ使って作ってるのかも。俺も自分と同じ年代の人物の映画を作りたいんだけど、なかなか企画が通らないんだよ(苦笑)!」。■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会 余命1ヶ月の花嫁 2009年5月9日より全国東宝系にて公開©“April Bride”Project■関連記事:蒼井優号泣!『雷桜』初日「あたしたちの子供をどうかよろしく」蒼井優の韓国での人気ぶりに岡田将生もタジタジ!岡田将生、タキシードでピース!蒼井優と共に釜山レッドカーペットに登場ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位岡田将生×蒼井優で贈る感動のラブストーリー『雷桜』試写会に30組60名様ご招待
2010年10月22日8日(金)午後、第15回釜山国際映画祭(PIFF)に『雷桜』で参加している、岡田将生、蒼井優が、海雲台ビーチのPIFFステージでの、ファンとの交流イベントに登場。平日昼間にもかかわらず、制服姿の女子高生を中心にした500人以上のファンから、熱い声援を浴びていた。女子高生たちは手に手にプレゼントを抱えているのだが、蒼井さんに対して「かわいい!大好きです!」と渡す女の子が多く、これには岡田さんもタジタジ。さらに司会者からは「岡田さんは日本でどれくらい人気があるんですか」とストレートに聞かれてしまい苦笑い。実は蒼井さんは、韓国では圧倒的人気の岩井俊二監督の『花とアリス』の主演女優として釜山を訪れたこともあり、女子高生にとっては憧れの存在なのだ。しかし生の岡田さんを間近で見て、彼女たちも「素敵です!」とすっかりファンになったようだった。その夜、屋外劇場で行われた上映は、大雨に見舞われたにもかかわらず、3,000人もの観客がカッパ姿で最後まで鑑賞。岡田さんは仕事のため一足先に帰国したが、こちらでの舞台挨拶に立った蒼井さん、廣木隆一監督は韓国の映画ファンの熱意に打たれ、感激しきりだった。『雷桜』は10月22日より全国東宝系にて公開。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会■関連記事:岡田将生、タキシードでピース!蒼井優と共に釜山レッドカーペットに登場ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位岡田将生×蒼井優で贈る感動のラブストーリー『雷桜』試写会に30組60名様ご招待岡ちゃん“サムライシネマ”応援団長就任「まさかこんな風になっちゃうとは」蒼井優“許されない恋”の理由は「好きな人に聞きます」
2010年10月09日映画『雷桜』完成披露プレミアイベントが8月31日(火)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、W主演の岡田将生と蒼井優が劇中で初挑戦した乗馬の腕前を披露した。作家・宇江佐真理の同名小説を原作に、江戸時代、徳川家に生まれ心に病を抱えてしまった孤独な男・斉道(岡田さん)と、赤ん坊のときに誘拐され山で育つという数奇な運命を辿ってきた娘・雷(蒼井さん)の許されない身分違いの恋を描く物語。2人は時代劇に初挑戦。2人の乗馬は今年3、4月の撮影以来。入場時はそれぞれ劇中で“共演”した馬にまたがり、岡田さんは黒鹿毛の馬、蒼井さんは白毛の馬をスムーズに乗りこなす手綱さばきを披露。フォトセッション時には2人一緒に白毛の馬にまたがってポーズを決めた。共演の小出恵介と廣木隆一監督は徒歩で後に続いた。岡田さんは「乗馬は3か月、ほかに所作、殺陣を練習した。それを優ちゃんと乗り越えた後に撮影だったので、コミュニケーションが取れたと思う」。蒼井さんが「5か月一緒にいましたもんね」と話すと、岡田さんはこの日の出席者をひとりずつ指しつつ「そう、だからここ、家族みたいで。お姉ちゃん(蒼井さん)、お兄ちゃん(小出さん)、お父さん(廣木監督)って感じ。とっても幸せでした」と無邪気な笑顔を見せた。一方、劇中同様、好きな人と結ばれてはいけない時代に恋をしたら?との司会者からの問いに、小出さんは「突っ走ると思います、斉道同様。発狂しようが何しようが…」。岡田さんは「突っ走ります…あっ、でも、掟に従いますね」と気まぐれな発言。蒼井さんは「(ダメな)理由を聞きますね」と答え、司会者から「好きな人に?」と確認されると、真っ直ぐな瞳で大きく頷いてニッコリ。魔性の女ぶり(?)をのぞかせていた。『雷桜』は10月22日(金)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第6回)ちょんまげが似合う“まげメン”俳優といえば?岡田将生、『雷桜』主題歌で蒼井優と歌手デビュー宣言?主題歌PVで再共演2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!岡田将生&蒼井優、時代劇に初挑戦!人気恋愛小説『雷桜』映画化決定
2010年08月31日岡田将生と蒼井優の時代劇初出演作として話題の『雷桜』の主題歌が新人アーティスト、舞花(まいか)の歌う「心」に決定、ミュージッククリップの撮影のために岡田さん、蒼井さん、廣木隆一監督が久々に再集結した。将軍の血を引き、一家の当主としての宿命を抱える斉道(なりみち/岡田さん)と幼い頃に誘拐されて山で本能のままに、自由奔放に生きてきた雷(らい/蒼井さん)。交わるはずのない2人の運命の交錯、身分を越えた愛を描いた本作。今年の4月にデビューしたばかりの新人アーティストが主題歌を担当することが決まったが、廣木監督は「初めから曲のイメージは洋楽だったんですが、時代劇ではなく現代にも通用する曲を探していたときに偶然にも、彼女の曲を僕が耳にして。邦楽っぽくなくて、舞花さんがまだ10代ということを聞いて、世代を越えて幅広く心に届く人だなということを感じたのがきっかけでした。『雷桜』のイメージの土の匂いがするシンガーがここにいた、と思ってオファーさせてもらいました」と抜擢の理由を説明。岡田さんも「耳から入ってくる音や歌詞が心に響き、僕自身、久々に目頭が熱くなりました」と絶賛している。8月6日(金)には岡田さん、蒼井さん、廣木監督が再び顔を揃えてミュージッククリップの撮影が行われた。久々の廣木監督の演出の感想を尋ねられた岡田さんは「楽しいです。久々にみんなに会いに来たみたいな感じです。何ていうか、遊びに来たような感覚です」とリラックスモード。蒼井さんに「岡田くんは(時代劇の)カツラじゃないから余計、そう感じるんですよ(笑)」と突っ込まれると「そう、カツラじゃないからすごく楽です。映画とはまた設定も違いますし、すごく幸せな雰囲気にいま、僕は包まれています(笑)」とゴキゲンな様子。撮影では、“現代版『雷桜』”というコンセプトの下、一緒に本を読んだりシャボン玉を飛ばしたり、花火で遊ぶ様子が描かれる。映画と通じるところについて蒼井さんは「2人の仲の良さってことで言ったら、現代に2人(斉道と雷)がいたらこんな感じになっていたのかなという気がしないでもないです(笑)」とコメント。クリップでは、2人が歌を口ずさんでいるシーンも見られるが、これについて岡田さんが「これは2人でメジャーデビュー的な感じですね」と言えば、蒼井さんも「そうですね。今後、夏フェス出場とかいいですね」とノリノリ。さらに岡田さんが「やっぱり大勢の前で歌うのは気持ちいいですからね」と返すも、蒼井さんの「普段カラオケにも行かないのにね」という言葉に我に返ったのか「やっぱり、あんまり歌、うまくないので…恥ずかしいですね」と照れくさそう。「本当に歌うイベントをやってみては?」との問いに蒼井さんが笑顔で「ぜひ、やめていただきたいです」と拒否し、岡田さんも同調。蒼井さんは「余計なこと言いました」と苦笑いを浮かべていた。映画と共に主題歌、そしてミュージッククリップも楽しみな『雷桜』。公開は10月22日(金)より全国東宝系にて。主題歌「心」は10月20日(水)リリース。■関連作品:雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会■関連記事:2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!岡田将生&蒼井優、時代劇に初挑戦!人気恋愛小説『雷桜』映画化決定
2010年08月16日木村拓哉、蒼井優、浅野忠信をはじめ、錚々たる俳優たちが声優陣に名を連ね話題を呼んでいる、石井克人原作・脚本によるアニメーション映画『REDLINE』の予告編映像がこのほど解禁となった。『時をかける少女』、『サマーウォーズ』などの傑作を世に送り出し、つい先頃、海外ドラマ「SUPERNATURAL」のアニメーション版を手がけることも発表されたクリエイティブ集団「MADHOUSE(マッドハウス)」の下で、7年もの製作期間をかけて手描きで作り上げられた本作。予告編の冒頭にも出てくるように、舞台は遠い遠い未来。5年に一度開催される、宇宙最速を決める祭典“REDLINE”での優勝を目指すレーサーたちの熱き戦いが描かれる。残念ながら木村さん、蒼井さん、浅野さんらが演じたキャラクターのセリフ部分はこちらの予告編では登場しないが、特徴的な深い色味を帯びた世界観に激しく響き渡るエンジン音――これだけで見る者の胸を高鳴らせる。3人のほかには我修院達也、岡田義徳、津田寛治など、浅野さんと共に石井監督作『PARTY7』に出演した俳優たちが声優として参加している。ちなみに、監督を務めているのは同じく『PARTY7』でオープニングのアニメーションを手がけ高い評価を得た小池健。世界が認めたトップクリエイターたちによって、夢のマシンが動き出す!まずは予告編で映画の疾走感を存分にご体験あれ!映画『REDLINE』は10月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:REDLINE 2010年10月9日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会■関連記事:木村拓哉、革ジャン&リーゼントで疾走?蒼井優、浅野忠信とボイスキャストで共演
2010年08月11日好んで聴くというチャットモンチーの曲が流れる中、フワリと優しい笑みを浮かべて、軽い足取りで彼女がスタジオに姿を現す。時間はすでに夜に差し掛かっていたが、疲れた様子も見せず…かといってバリバリに元気いっぱいでもなく(というところが何となく彼女らしいのだが)、音楽に合わせるようにカメラを前に軽やかにポーズを変えていく。いま、間違いなく最も多忙な女優のひとり、蒼井優。声での出演も含め、今年だけで5本の映画の公開が予定されているが、そのうち最も早い1月に公開された『おとうと』は、彼女が「憧れていた」という山田洋次監督作品。このたびDVDがリリースされたが、すでに撮影からは、かれこれ1年半ほどが過ぎた。この1年半は長かったのか?短かったのか?濃厚であったことは間違いないだろうが…。改めて彼女にふり返ってもらった。「良い出会いの連鎖に恵まれました」『おとうと』の撮影、プロモーションを含むこの1年半を、蒼井さんは「良い出会い」という言葉で表現する。「山田監督はずっと憧れていた監督で、その方と一緒にお仕事させていただき、それに伴って吉永小百合さんや(笑福亭)鶴瓶さんともお知り合いになれて。加瀬(亮)くんともこれまで共演したことはあってもなかなか喋る機会がなくて、今回、お互いにいろいろと喋るようになりました。そこから始まって、舞台(※『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』生瀬勝久演出/小泉今日子、村岡希美、渡辺えり共演)もあって。仕事以外の部分でも、例えば、大好きな友達ができて、さらにその友達とも遊ぶようになって…という良い連鎖がたくさんあったなぁ、と思います。年末に仕事でロスに行くことになっていたんですが、空港のお寿司屋さんに入って、カウンター席に通されて、すぐそばにすごく綺麗な人がいるなと思ったら桃井かおりさんだったんです!私、桃井さんの大ファンで。そうしたら、桃井さんが一緒にいらっしゃった方とちょうど私の話をしてた、ってすごくびっくりされてて(笑)。それから、すごくよくしていただいて、本当に『良い出会いの1年だったなぁ』と」。信じることで開けた道「課題は…年下の子ですね(笑)」自らを「言葉にできない“感覚”で動く人間」という蒼井さん。こうした出会いも彼女の自然体のスタイルが呼び込んでいるように見える。「何でしょうね…決して活字にはならない自分なりの感覚。まぁ、そこまでかっこいいものじゃないんですが(苦笑)、『行く』か『止まる』か決める自分なりの見えない基準、自分なりに通している筋というものが確実にありますね、人付き合いでも仕事でも。ただ、自分が信じようと思える人、いとおしいと思える人との出会いを通して、『行く』っていうサインを出す感覚がすごく緩くなったとは思います。元々、人見知りであまり新しい友達を作ろうとか思わないんですが、信じられる友人の友人なら信じてみようって。ちなみに課題は…年下の子ですね(笑)。いままで先輩方とばかりお仕事させていただいていて、自分が最年少だったのが、年下の子たちがいっぱい出てきて…。一応、先輩って立場になったけど後輩の子たちの方がよっぽどしっかりしてて、私がモジモジしていたりします(苦笑)」。「企画をいただいて『こういう映画が観たかった!』って思った」まもなく25歳。山田作品が半世紀にわたって描き出してきた“家族”や古きよき姿の日本の日常は、彼女の目にどのように映るのか?もしかしたら彼女にとっては全く知らない風景なのか?と思いきや…。「ニュースとか見てて、『暗いニュースが…』ってよく言われてますが、私が子供の頃、家族内での殺人や事件なんてこんなにあったっけ?と思うんです。何なんだろう?って思っていたときにちょうど、この企画をいただいて、『こういう映画を観たかった』って思いました。誰もが持っている家族という縁、本当にやっかいな…切っても切れない絆の物語で『ありがたいな』って思えました」。ちなみに、鶴瓶さん扮する叔父が結婚式に乱入するシーンでは「見ていて本当に胃が痛くなった」とも。「普段はあまり、役を引きずることはないんですが、今回はウエディングドレス着て、3〜4人のスタッフさんが手伝ってくださってやっと身動き取れる状態で。しかも、鶴瓶さんがあまりにも自然に叔父さんを演じてるから、本当にそう思えて感情移入しちゃって、自分が休憩中で鶴瓶さんのカットを撮っている時点で胃がシクシクしてきました。鶴瓶さんがおかしければおかしいほど、本当に顔から火が出そうな思いになって、同時に身内としての絆も感じてて、結婚相手が叔父さんを馬鹿にしたような態度を取ると腹が立ってきたり。結婚式というスタート地点にいるのにすでにゴールが目の前にある気分を味わってました」。2001年の映画デビューから今年で10年目。先ほどの話ではないが、蒼井優を目標とする後進たちも続々と出てきている。蒼井優の今後は?「分からないですね(笑)。あんまり自分の中で執着がなくて、それが強みかな、とも思うんです。いまやっている作品しかないって気持ちで常にやっているので。元々、東京に遊びに来たいという気持ちでこの世界に入ったけど、実はその感覚っていまも変わってなかったり(笑)。でも、そのスタンスは嫌いじゃないです」。「仕事している自分と休んでる自分のバランス」先日より第3部に突入したNHK大河ドラマ「龍馬伝」に登場。2011年もすでに、江口洋介との共演作『洋菓子店コアンドル』などの公開が決まっている。目が回るような忙しい日々であることは想像に難くないが、この忙しさもまた彼女に中で「行ける」というサインが出ているということ?「ここ数週間はすごくよく働いてます(笑)。でも、ちょこちょこ連休もあったり。自分の中では仕事をしている時間とそうじゃない時間が同じくらいあるといいな、と思ってます。仕事している自分が息を吐き出して、休んでいる自分は息を吸い込んで…それが片方だけに偏っちゃうとダメですね。そのバランスをどうにかうまくやっていきたいと思います」。最後に、もう一度『おとうと』について尋ねると、自身の“家族”についてこんな話をしてくれた。「うちの兄は、私が出ている映画をほとんど観ない人なんですが、珍しく映画館に行って、大号泣したそうです。いつかまた、兄が観てくれるような作品に出たいって思いましたね(笑)」。(Hair&Make:Eri Akamatsu<esper.>/stylist:Junko Okamoto,Kana Iwatani/photo:Yoshio Kumagai)『おとうと』通常版[DVD]価格:3,990円(税込)『おとうと』豪華版2枚組[DVD]価格:6,090円(税込)『おとうと』[Blu-ray]価格:4,935円(税込)発売・販売元:松竹株式会社映像商品部発売中■関連作品:おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会■関連記事:家族の絆に心温まる『おとうと』プレス&ポストカードセットを5名様プレゼント鶴瓶、外国特派員協会初会見で笑い取る!2度目の“出演”も決定山田洋次に“名匠”の称号日本発『おとうと』、ベルリン映画祭閉幕で拍手喝采日本映画が健闘した第60回ベルリン国際映画祭【読者レビューをウォッチ】『アバター』旋風に負けず、邦画勢に高ポイント続々
2010年08月10日木村拓哉、蒼井優、浅野忠信がマッドハウス制作によるアニメーション映画『REDLINE』でボイスキャストを務めることが発表された。『茶の味』などで知られる石井克人が原作、脚本、音響監督を担当するこの『REDLINE』。『時をかける少女』や『サマーウォーズ』など数々の名作アニメを手がけてきたクリエイティブ集団、マッドハウスが7年もの時間を費やして制作、その作画枚数はおよそ10万枚!CG全盛のこの時代に、あえて手描きによって作り上げられた。物語の舞台は未来。主人公は、四輪がエアカーに変わろうとする時代に、あえて四輪で走り続けようとする“愚か者”JP。本気で走るかっこよさを教えてくれた初恋の相手・ソノシーにもう一度会うためにJPは走り続ける。“REDLINE”は5年に一度開催される、宇宙最速を決める祭典。ソノシーへの想いを胸に、かつての相棒で天才メカニックのフリスビーと再び組んで優勝を目指すJPだったが…。トップクリエイターたちの競演に賛同する形で今回の豪華ボイスキャストが決定!木村さんは革ジャンにリーゼントの純情野郎・JPを、蒼井さんはJPの初恋の相手で、夢を追いかける少女・ソノシーを、そして浅野さんはJPの幼なじみでメカニックを担当するも、不本意ながらもJPを裏切る状況に追い込まれ葛藤する、哀愁漂う男・フリスビーを演じる。石井さんは、木村さん、蒼井さん、浅野さんの起用について「木村氏に関しては、『世にも奇妙な物語』やSMAPのPV、8年くらいずっと演出していたCM(富士通のFMV)で見ていて、『この人は本当にカッコイーなー。本当にスゴイ人だなー』と漠然と思っていて、一生に一度でいいから自分たちの創る映画に出演してほしいなぁと思い、オファーをしましたところ、快くOKをいただきました。浅野くんに関しては、『鮫肌男と桃尻女』、『PARTY7』、『茶の味』と出演していただき、毎回、そのスバラシイ才能に助けていただき、今回初の声優をぜひ!この作品で!ということでオファーいたしました。蒼井さんにいたっては、全く出演していただいたことは過去になかったのですが、色んな出演作を観てまして、この女優さんはスゴイ才能の持ち主だなーとずっと思ってまして、ぜひ僕らの映画のヒロインをやってほしい!とオファーいたしました。いずれにしろ、日本で最も大好きな役者さんたちです。主演していただき、心から感謝しています」とそれぞれ説明し、最後に「とにかく3人の初共演を、一度でいいから生きてるうちに、この眼で見たかった!というのが最大の理由です」と付け加えた。木村さん、蒼井さん、浅野さんが魅力的なキャラクターたちにどのように命を吹き込むのか?熱き疾走の果てに彼らはどこへ辿り着くのか?『REDLINE』は10月、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:REDLINE 2010年10月、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会
2010年06月14日江口洋介と蒼井優の初共演作として話題の映画『洋菓子店コアンドル』の今週末より劇場に貼り出されるポスター画像がシネマカフェ先行で解禁となった。伝説のパティシエの異名をとりながらもある理由から忽然とスイーツの世界の第一線から姿を消した十村(江口さん)と、音信不通の恋人を追って鹿児島から上京してきたケーキ屋の娘・なつめ(蒼井さん)。2人がひょんなことから出会った人気洋菓子店「パティスリー・コアンドル」を舞台に、それぞれの人生模様がキュートに描き出される。今回解禁となったこちらのポスターのデザインは、『トワイライト〜初恋〜』、『オール・アバウト・マイ・マザー』、『ロッタちゃん はじめてのおつかい』など、様々な映画作品のポスターやチラシなどのデザインを手がけてきた大寿美トモエが担当。また、このポスターにある、いちごにラズベリー、ブラックベリーなどが乗せられた、見ているだけで幸せな気分になれそうなケーキは、アグネスホテル東京(神楽坂)のパティスリー「ル・コワンヴェール」の上霜考二パティシエの手によるもので、上霜さんは本作の製菓総合監修として、劇中の「パティスリー・コアンドル」のスイーツ全てを手掛けている。また、辻調理師専門学校グループも本作を全面的にバックアップ。劇中、当然ながら蒼井さんや江口さんもケーキ作りに挑戦しているが、スタッフを現場に送り込み、ケーキ作りのシーンの演技指導なども行っている。さて、お2人の腕前やいかに?物語も気になるところだが、まず、このおいしそうなケーキを見ているだけでも幸せな気分になれそう!『洋菓子店コアンドル』は正月第2弾として新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:洋菓子店コアンドル 2011年正月第2弾、新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会■関連記事:蒼井優、江口洋介とのW主演作で鹿児島弁のパティシエ役に挑戦!
2010年06月08日江口洋介と蒼井優のW主演となる映画『洋菓子店コアンドル』が2011年正月第2弾で公開されることになり、2人がパティシエ役に挑戦することが発表された。江口さん、蒼井さんの初共演作となる本作。江口さんは“伝説のパティシエ”と呼ばれるほどの腕を持ちながらも、8年前に突如としてスイーツ界から姿を消した元パティシエで、いまは製菓学校の講師をしつつ、評論家としてガイドブックを出版する十村遼太郎を演じる。一方の蒼井さんが演じるのは、東京のパティスリーで武者修行中の恋人との結婚を夢見て、彼を追って鹿児島から右も左も分からぬ東京へと出てきた臼場なつめ。2人が出会うのは、十村が常連客として訪れ、ひょんなことからなつめが働くことになった評判の洋菓子店“パティスリー・コアンドル”。なつめは恋人を見つけることができるのか?そして十村がケーキ作りをやめた理由とは?女性たちを魅了する“スイーツ”をスパイスに、人生の挫折と再生がキュートに、そして切なく描き出される。メガホンを握ったのは、『60歳のラブレター』、つい先頃公開された『半分の月がのぼる空』などで若くして、その演出力が高い評価を受ける深川栄洋。江口さんと蒼井さんには、当然のことながらお菓子作りのシーンも!江口さんは「オファーをいただいた当初は、正直、自分じゃないのでは?と思うほど繊細な印象を受けていました。そして監督と細かいディスカッションを重ねていくうちに、十村という伝説のパティシエ像が、少しずつ自分の中に生まれていきました。作品に入る前には何度もケーキ作りを体験し、その奥深さと、その味を維持していくプロフェッショナルたちの真剣さ、厳しさを知りました。試食するため都内の店を何軒も見学したのですが、実に美味しそうにケーキを食べている人たちが大勢いるのを見て、ちょっと驚きながら、そういうことも幸せの一瞬なのでは?と感じたりもしました。物語の主役とも言える、沢山の“宝石のようなケーキたち”が、この作品を盛り上げています。映画を観終わったときに『ちょっと、ケーキ食べに行かない?』と、思わず誰かを誘ってしまいたくなるような、そんな作品に仕上がったのではないかと思います。劇場で、ぜひともそんな幸福感を味わってみてください」とコメントを寄せてくれた。蒼井さんからも「今回は、鹿児島弁とケーキ作りに挑戦しました。ケーキ作りの材料と器具一式を先生にお借りして、家で毎日練習したのですが、鹿児島弁を練習して、クリームの絞りをやって、絞りが上手くいくようになったら、今度は鹿児島弁を忘れてしまって、また練習して…。結構、睡眠時間を削って没頭しました。深川監督はとても優しくて、けど譲らないところは絶対に譲らない人。それは、自分のためではなく全て作品のためで、周りはそんな監督のために頑張っていました。江口さんとは今回初めてご一緒させていただきましたが、これまで会ったことのないタイプの方で、好奇心がわきました。役柄的に反発し合うことも多かったので、一番長いシーンがドア越しだったのも印象的です。最高の現場でした。そこにいた人たち全員の想いがしっかりスクリーンに映っていることが、この映画の魅力だと思います」とのコメントが到着。鹿児島弁、そしてコックコート姿の蒼井さんを想像するだけで期待が膨らむが、蒼井さんのコメントにあった「(十村となつめ)役柄的には反発し合う」、「ドア越しのシーン」というのも気になるところ!ちなみに、本作は昨年の10月にクランクインし、1か月強の撮影を経て、12月の初旬にクランクアップ。深川監督は江口さんと蒼井さんを演出してみて「ジャズのライヴ演奏を楽しむドラマーのような感覚で映画作りをしたという印象があります」と感想を語っている。監督曰く「江口さんは、いままでTVドラマでは見せなかった姿を私たちにみせてくれました。蒼井さんは、同じ時代に映画人として存在出来て良かったと思わせてくれる響きを見せていただきました」とのこと。果たしてどのような仕上がりとなっているのか?2人のほかに、コアンドルの女主人を戸田恵子が、パティシエールを江口のりこが演じることも発表された。ビター&スイートなエンターテイメント『洋菓子店コアンドル』は正月第2弾として新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
2010年05月08日いまをときめく人気若手俳優、岡田将生と蒼井優が日本版「ロミオとジュリエット」で時代劇に初挑戦!多くの女性読者の支持を集め、発行部数10万部を超える、宇江佐真理による恋愛時代小説「雷桜」がこの2人を主演に迎え、このたび映画化されることが決定した。話題作への出演がひっきりなしに続く岡田さんと蒼井さんだが、今回が初共演で、時代劇へも共に初挑戦となる。岡田さんが演じるのは、将軍の血を引くがゆえに枷にはめられた世界で生きていた青年・斉道(なりみち)。かたや、蒼井さんは幼い頃に何者かにさらわれ、人里離れた山奥で自由に生きてきた野性的な女性・遊(ゆう)。決して交わるはずのない境遇の2人が、“雷桜(らいおう)”と呼ばれる奇妙な木の前で出会い、恋に落ちていくさまが描かれる。遊の一途な想いを受けた斉道の心の成長、そして2人の魅力的な登場人物が紡ぐ普遍的なラブストーリーが、2000年の発売以来、時代劇というジャンルを超えて女性読者の共感を呼んできた本作。今年『余命1ヶ月の花嫁』を大ヒットに導いた廣木隆一監督とTBS平野隆プロデューサーのコンビが映像化に挑む。来年3月から始まる撮影を控え、岡田さんは「初の時代劇で緊張してますが、やってみたいと思っていたのですごく嬉しいですし、楽しみです。乗馬や殺陣など、真剣に取り組みます」と意気込みを明かす。初共演の蒼井さんについては「透明感があり、佇まいが素晴らしいですね。共演できることを光栄に思います」と喜びの声を寄せている。一方、10代の頃から原作を愛読しているという蒼井さんは、「とにかくきれいで、小説なのに映像を見たような感覚になりました。普段から小説を読むと映像を見たいな〜と思うのですが、この作品に関しては特に『映像で見たい!』と思っていました。それからだいぶ時間が経って、年齢も重ねてしまい、もう無理かなーと思っていました。でも10代の役でも、昔の人って現代人より大人っぽくはあると思うので大丈夫かなと」との感想。撮影に備えていま、乗馬とジムでトレーニング中だそうだが、初の時代劇に向けて「今までないですね。楽しみ…(共演の)岡田さんも初めてなんですよね。私は殺陣もやったことないし、乗馬もお試しで一回行ったことがある位でしかないので、初めてのことだらけですが、岡田くんと一緒に乗り越えられたらな〜と思います。いいものを作りたいという一心ですね」とワクワクしている様子が伝わってくるコメント。そして、原作の宇江佐真理さんは「小説、とりわけ時代小説を映画化するのはとても難しいと聞いております。その中で『雷桜』にお声を掛けていただき、感激しております。この先は映画のご成功を心よりお祈りしております」と期待を寄せる。果たしてこの純愛、どのようにスクリーンに映し出されるのか?映画『雷桜』の撮影は来年の3月から4月にかけて、九州地方をメインにロケを行われる予定、公開は来年秋、全国東宝系にて。■関連作品:雷桜 2010年秋、全国東宝系にて公開
2009年12月15日吉永小百合と笑福亭鶴瓶が姉弟を演じる『おとうと』の完成記者会見が11月9日(月)、都内で開かれ、吉永さんと鶴瓶さん、そして吉永さんの娘役を演じた蒼井優に山田洋次監督が出席した。しっかり者の姉(吉永さん)と問題ばかりを起こす弟(鶴瓶さん)の姿を通じて現代の“家族”のあり方を描いた本作。吉永さんは自身の役柄、そして弟の存在について「こんな弟が本当にいたらどう受け止めるか?私には支えられないかも…とも思いました」と語った。さらに、本作の撮影を通じて2か月で15キロもの減量を行った鶴瓶さんについて「日に日に痩せていく姿を見て、胸が苦しくなりました。撮影のさなかに、ご自分で『痩せ方がまだ足りない』っておっしゃって、ボクシングのスパーリングを9ラウンドもこなしたり…撮影中は裏表のない本当に優しく楽しい方だったんですが、激しい一面も持ってらっしゃるんです」とふり返った。当の鶴瓶さんは撮影を思い返してニンマリ。「痩せていくたびに吉永さんは大根のスープを差し入れてくださったり、しまいには『もう痩せないで!私が太るから』って。これ、すごい言葉ですよ!『死んでもええ』思いました」と語った。鶴瓶さんは続けて「吉永さんは、台本と関係ないのに僕の足をさすってくれまして(笑)。吉永小百合さんが僕の足を、生足をさすってくれるんですよ!それから、僕の家に電話してくださいまして…電話のコードにサランラップ巻いておこうかと思いました。あ、メールも来るんですよ!昨日もメールが来てました。もう、どない返事していいか…」とひとしきり、吉永さんに関する自慢話を並べてご機嫌な様子。そして、ふと蒼井さんの方をふり返り「蒼井優なんか全然、連絡せえへんし。電話もしてきませんよ、この女!蒼井優、ふざけたヤツや…。(吉永さんは)メールの返事もすぐですよ」と徹底的に吉永さんを持ち上げ、蒼井さんをこき下ろし会場の笑いを誘った。散々な言われようの蒼井さんは、反撃とばかり、ラスト近くのシーンについて「吉永さんが鶴瓶さんの体を支えるんですが、『カット』の声が掛かっても鶴瓶さんはそのままでいるんです、幸せそうな顔で!」と明かした。蒼井さん自身は、山田監督の作品への出演について「ずっと夢でした」と語り「自分が出ていないシーンの撮影でも、憧れの監督が、私の大好きな俳優さんたちに演出をつけているのを特等席で見ていました」と満面の笑みで語った。山田監督は、代表作『男はつらいよ』シリーズと本作の関連について尋ねられ「どんなに幸せな家庭でも、人には言えないような変な人物が遠縁の親戚とかにいたりするものなんですね。『男はつらいよ』の寅さんというのはまさにそういう、『兄です』『甥です』って人に言えないような存在。(寅さんとさくらの)兄と妹、本作の姉と弟という違いはあるけど、関係性は似ているな、と思いながら作っていました」と明かした。『おとうと』は2010年1月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会
2009年11月09日アメリカでは知らぬ者のいない人気のフィギュア玩具を基に、最新の映像技術を駆使し、シエナ・ミラーにイ・ビョンホンなど豪華キャストを配して製作されたこの夏の注目作『G.I.ジョー』。8月7日(金)に公開を迎える本作のために強力な応援団が出現した!登場人物たちが加速装置付きのハイパースーツを身につけ、数々のガジェットを駆使し、刺激的なアクションを繰り広げる本作だが、応援団の面々は特製のセクシー・ボンデージに身を包み、世の男性陣を刺激!彼女たちの正体は――テレビ東京系の深夜のバラエティ番組「おねがい!マスカット」(※4月からは、シーズン2として『おねだり!!マスカット』がスタート)で活躍するユニット「恵比寿マスカット」。メンバーの中から13人を選抜し、本作のために特別応援ユニット「B.I.ジョー」(=美女)を結成した。7月某日、芝公園で行われたロケで「B.I.ジョー」のメンバーがセクシー・ボンデージ姿を披露し、東京タワーのふもとでハイテンションで収録に臨んだ。リーダーの蒼井そらは「刺激的(?)かわカッコいいボンデージを見てください!」とアピールしていた。こちらの収録の模様は、8月3日(月)深夜にオンエアされる予定。本作はTV番組のほかにも様々なタイアップを展開中。ソーシャル・ネットワーク・サービスの「MySpace(マイスペース)」では本作の特設プロフィールが開設されている。マイスペース・ジャパン創設以来最大規模の動画枠を設置し、予告編や特別映像、キャスト陣や監督のインタビューが視聴可能になっているのに加え、「G.I.ジョー」チームとその敵である世界最悪のテロ組織「コブラ」チームの2チームがマイスペース上に出現。好きなチームの一員となることが可能になる。各チームごとのプロフィールカスタマイズ用のスキンコードが無料配布され、プロフィールデザインも「G.I.ジョー」、「コブラ」にそれぞれ変更できるようになるなど、マイスペースらしくプロフィールに特化したプロモーションが展開されている。映画はもちろん、映画にまつわる様々なキャンペーンも気になる『G.I.ジョー』。公開は8月7日(金)より丸の内ルーブルほか全国にて。マイスペース『G.I.ジョー』特設ページ■関連作品:G.I.ジョー 2009年8月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開©2009 by Paramount Pictures■関連記事:パリ崩壊の決定的瞬間!新型ウイルスが猛威、革命記念日のパリで大規模テロ発生?この夏、最強のアクション『G.I.ジョー』衝撃映像到着!ビョンホン暴走でパリが…ビョンホンほか豪華キャスト登場!『G.I.ジョー』ジャパン・プレミアに5組10名様をご招待【釜山レポート02】イ・ビョンホン、チョン・ウソンらの登場にファンが熱狂!
2009年07月22日