抜け毛や薄毛と言うと男性の悩みというイメージがありますが、実は女性でも悩んでいる人は少なくありません。中年や高齢の女性だけでなく20~30代の若い女性でも、脱毛症や薄毛になる可能性は十分にあります。その原因と対策についてお話しておきましょう。○オンナの抜け毛には、ホルモンバランスが大きく影響している女性に多い抜け毛の原因には、主に次のようなものがあります。・出産出産した女性の多くが悩まされるのが、分娩後脱毛症。なぜ産後に髪が抜けるのかというと、それにはホルモンバランスの変化が大きく関係しています。妊娠中は女性ホルモンが大量に分泌されますが、出産が終わると一気に減少します。女性ホルモンは髪を成長させる作用があるため、ホルモンの減少により髪の休止期が成長期より長くなると毛が抜け薄毛になっていきます。通常産後2~3カ月にもっとも抜け毛が多く、1年ほどで気にならなくなることが多いようです。・ 更年期のホルモンバランスの乱れ閉経を迎えると、女性ホルモンの分泌は急激に減少します。もともと、女性ホルモンと男性ホルモンの両方が卵巣・皮下組織で生成されていますが、閉経によって女性ホルモンより男性ホルモンの方が多い状態に。男性ホルモンには抜け毛を引き起こす働きがあるため、更年期には急に抜け毛や薄毛になることが多いのです。・ストレスや生活の乱れ過度のストレスもホルモンバランスを乱すため、抜け毛の原因になります。また睡眠不足や過激なダイエット、喫煙などにより血流が悪化すると髪に十分な栄養が行き渡らなくなるため、抜け毛や薄毛になることがあります。・頭皮トラブルシャンプーが正しくできていない・シャンプー剤が合っていないなどの理由から、乾燥や皮脂の過剰分泌などの頭皮トラブルが起こり、抜け毛につながることも。○抜け毛・薄毛を予防・改善するには?抜け毛の予防・改善のためには、抜け毛になりにくい生活をすることが基本。まずは以下のようなセルフケアを心がけてみましょう。・正しい頭皮ケア1日1回、夜シャンプーすること。その際シャンプー剤やコンディショナーが頭皮に残らないよう、しっかりすすぐようにしましょう。洗った後は菌が繁殖しないようドライヤーで乾かすことも大切です。・生活習慣を見直す抜け毛の原因になるようなストレスを極力なくすようにしましょう。夜更かしを避け、しっかり睡眠をとって、規則正しい生活を。喫煙もできる限り控えるのがおすすめです。・バランスのとれた食事をとる食生活の乱れも抜け毛の一因。栄養バランスのとれた食事を3食きちんととるようにしましょう。特に髪の健康に良いのは、良質のタンパク質や、カキ、イワシなどの亜鉛を豊富に含んだ食材です。症状がひどく気になる場合や長引く場合は、病気が原因で抜け毛が起こっている場合もあるので、一度皮膚科や頭髪専門外来で相談してみましょう。女性ホルモンが関係する症状については、婦人科でも相談に乗ってもらえます。※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年09月26日(画像はプレスリリースより)楽天市場で購入可能に。オーラ化粧品はマツ毛の薄毛向けの美容液「オーラアイラッシュエッセンス」の販売を楽天市場で開始しました。「オーラアイラッシュエッセンス」は海洋性天然フルボ酸と生薬を配合したマツ毛のために作られた美容液。アイメイクがマツ毛の薄毛を引き起こすアイメイクが常識の昨今ですが、そのためにマツ毛は大きくダメージを受けています。「気がつくと、昔よりもマツ毛が薄くなっている。」ドキリとした方も多いのではないでしょうか。フルボ酸の効果「オーラアイラッシュエッセンス」が使用しているフルボ酸は「優れた保湿性」をもち、皮毛穴に詰まった皮脂を分解します。また、「抗酸化作用」で老化防止にも効果的です。さらに天然の海洋性フルボ酸なため、副作用がありません。しかし、その効果は医療成分とほぼ同等。実際にその効果を実感する人は多く、オーラ化粧品のフルボ酸エキスを配合した商品は、楽天市場のシャンプー部門で第一位を獲得しました。今回、ネット通販の大手、楽天市場で販売を開始したことによりお手軽に購入可能になりますね。近日中にAmazonでも販売開始予定。「オーラアイラッシュエッセンス」は6mlで2,484円(税込)。送料は無料です。【参考サイト】▼@PressNews▼楽天市場
2014年04月18日(画像はプレスリリースより)髪の悩みを抱える女性の若年化と増加を受け開設エル・ド・ボーテは、薄毛や抜け毛といった髪の悩みを抱える女性の若年化と増加を受けて、女性向け髪の相談専用サイト「女性の薄毛・抜け毛・白髪相談室」をオープンした。「髪の基礎知識」や「自宅でのケア方法」、「商品の正しい選び方」を記事形式で紹介。また、髪の毛の悩みを、同社代表取締役で美髪アドバイザーの田村マナ氏が無料で答える「髪の悩み相談」も設置。問い合わせフォームより投稿が可能となっている。髪の基礎知識や自宅でのセルフケア方法などを発信田村マナ氏は、美しい髪を手に入れる為の基礎知識やセルフケア方法を広めるべく、講演や雑誌、WEBメディアなど多方面で活動中。自身が開発&推奨するセルフケア「美髪メソッド」は、これまでに数千名が体験、90%以上が薄毛や、抜け毛、白髪といった悩みが改善したという。サイトでは、「カラーリングは薄毛や抜け毛の原因に?」「女性の薄毛に効果的なシャンプー方法」「コンディショナーの効果的な使い方」「頭皮と髪に良いシャンプー剤の見分け方」など、基礎知識や自宅でのセルフケアでの要点がまとめられていて、「髪の悩みを抱える」前に読んでおいても参考になる。【参考リンク】▼エル・ド・ボーテプレスリリース(@Press)▼エル・ド・ボーテ「女性の薄毛・抜け毛・白髪相談室」
2014年04月09日(画像はホームページより)女性専門の薄毛治療女性向けの薄毛治療専門医院の東京ビューティークリニックは、新たに「東京ビューティークリニック“渋谷院”」を3月15日より開院します。女性の薄毛とは一般的に女性の薄毛の原因は、閉経後のホルモンバランスの乱れだと言われています。しかしながら、最近では女性の社会進出や、過度なダイエットなどによるストレスの増加によって、年齢に関係なく薄毛に悩む女性が多くなってきたそうです。オリジナル発毛薬「リバースレディ」治療は、まずは無料カウンセリング、その後、頭部写真の撮影、診察、血液検査などを経て内服薬・外用薬の処方を行います。東京ビューティークリニックでは、独自に「RebirthLady(リバースレディ)」という発毛薬を開発しています。これは内服薬・外服薬セットになったもので、頭皮に直接働きかけるだけでなく、女性ホルモンのバランスを整えることからも治療を目指すものです。その他にも「FAGAメソセラピー」という、育毛カクテルを頭皮に直接注入するという最先端の治療もおこなわれています。綿密な診察とさまざまな治療の選択肢によって、効果が実感できる薄毛治療が可能となっています。料金について気になる料金についても、ホームページで詳細に説明がされており、来院の前に心構えができるようになっています。東京ビューティークリニックは全国に提携院もかまえています。薄毛でお悩みの方は、まずは無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょう。【参考リンク】▼Value Press!▼東京ビューティークリニック
2014年03月13日(画像はプレスリリースより)なぜ、薄毛に悩む女性が増えたのか?株式会社アルマダ(東京都渋谷区代表:三浦陽成)は、2013年1月13日に天然成分にこだわった自然派の育毛ケアライン「アメリオールシリーズ」より、頭皮をケアしながら洗うことを目的とした薬用シャンプー「アメリオールシャンプー(300ml/3150円」の発売開始しました。最近、若くして薄毛に悩む女性が増えており、薄毛・抜け毛などの髪に関係する悩みで専門病院に訪れる女性患者がここ3年の間で約3倍も増加したそうです。薄毛の原因は?女性の薄毛の原因、それは加齢やホルモンバランスの変化だけでなく過度なダイエットやストレス・睡眠不足など生活環境も大きな影響を与えています。さらに女性の薄毛を急増させている原因の一つが洗浄力の高いシャンプーなどを毎日使用し続け、皮脂を過剰に取りすぎた事による頭皮の衰えなどが挙げられます薬用アメリオールシャンプーそんな皮脂の取り過ぎた頭皮をケアしてくれるシャンプーがアメリオールシャンプーです。さらに頭皮だけでなく「セラミド」や、潤いを閉じ込める「海藻エキス」などで髪もケアしてくれる。女性に優しいシャンプーです。薄毛に悩んでいる方や、今のうちに予防をしておきたい方ははぜひお試し下さい【参考リンク】▼アメリオールシャンプー▼株式会社アルマダ▼Dream News
2014年02月12日今年、美容界で一気に広まった「頭皮ケア」。女性の頭皮環境は一体どうなってしまったのでしょうか?今までデリケートな話題であった女性の薄毛対策すらも、「ヘッドスパ」というスタイリッシュなネーミングで流行。現代女性の10人に1人は薄毛で悩んでいるとのデータもあるほど。今回は気になる頭皮環境と薄毛対策についてレポートします。■頭皮環境をチェック!男女とも薄毛の原因は一つかと思いきや、それぞれ原因は少し異なるようです。まずは自分の頭皮環境をチェックしてみましょう。チェックポイント1「頭皮の柔らかさ」頭皮全体を指でマッサージしてみましょう。カチカチに固いと不健康な状態。ブヨブヨした状態はむくんでいるサイン。理想的な柔らかさはこめかみの柔らかさに近い状態だそうです。■チェックポイント2「頭皮の色」健康な頭皮の色は青白いです。しかし乾燥や皮脂の詰まりなど、頭皮が痛んでいる状態は、頭皮が赤や黄色っぽくなります。頭皮全体の色をチェックしましょう。■チェックポイント3「頭皮が脂ぎっていないか」通常、頭皮は一日シャンプーをしなかったりすると脂ぎってしまいますが、シャンプーのし過ぎが原因で、「乾燥しているのに脂ぎる」という厄介な症状になっている可能性もあります。シャンプーの回数を減らせば改善しますが、改善がみられない場合は脂漏性皮膚炎の疑いも。たかが脂ですが薄毛の原因にもなりますので要注意。■チェックポイント4「抜けた毛の毛根」抜けた毛の毛根に大切なチェックポイントがあります。毛根部分がプルンと大きくなっていれば健康的。先が細く白っぽくなっていたら毛の寿命より先に抜け落ちている可能性が。しっかりチェックしましょう。頭皮環境をチェックしてみると、当てはまる女性も多いはず。次にその対策を3つご紹介します。■対策(1)頭皮マッサージまず、頭皮マッサージを習慣にしましょう。マッサージをする事で頭皮の血流が良くなり、毛根が血流に刺激されて活性化します。シャンプーをするついでに生え際から頭頂部にかけてマッサージをするのがおすすめです。頭皮の色も改善し皮膚が柔らかくなり、今まで固くて絞り出すことが困難だった脂を絞り出す事にもつながります。また、皮膚の奥にある毛母細胞にやっと栄養と酸素を入れることが出来るようになります。健康な髪の毛を育てるためにも毎日の習慣にしましょう。■対策(2)ストレッチ肩こりは薄毛の原因とも言われています。肩こりの原因は血流の滞りから起こるもの。頭皮マッサージが何故重要なのか説明した通り、血流が薄毛対策にはとても重要。髪の毛が作られる頭皮に血流がいかなければ健康な髪の毛は作られません。高い化粧品に頼る前に、先ずはストレッチや軽い運動などで肩こりを改善してみて下さい。■対策(3)お酒の飲みすぎに注意!アルコールは過剰に摂取すると薄毛の原因になると言われています。アルコールは体内に入ると肝臓でアセトアルデヒドという有害物質に分解されます。この有害物質を分解する為にアミノ酸(システイン)が使われるのですが、このアミノ酸(システイン)は髪の毛を作る大切なたんぱく質。つまり、お酒を飲みすぎると、髪の毛を作る材料が不足してしまうのです。また、肌を作る材料としても欠かせないものなので、アンチエイジングを意識している女性は、年末年始のお酒の飲みすぎには特に気を付けたいですね。■まとめ私は昔から髪の毛が薄く、細いので常に頭皮マッサージは欠かせません。頭皮から身体まで一つの皮膚として繋がっています。顔と同じく優しく労わり、健康な頭皮作りを目指すことは必然だと言えます。髪、眉、まつ毛が豊かだといつまでも若々しい女性らしさを演出できます。是非この機会に自分の頭皮環境を見直してみて下さい。(三平智美/ハウコレ)
2013年12月31日メスもいらない熱治療美容スキン治療の世界的市場リーダーであるSolta Medical, Inc.から、全く新しい、シワ取り治療法Thermage Total Tip 3.0を発表した。同社は美容医療の拡大に向けて、患者に対して安心安全で効果的なソリューションを提供し、肌のリサーフェシングと若返り、ニキビ減らし、ボディーコントゥアリング、肌の引き締め用の美容エネルギー機器および最新の脂肪吸引技術を最適化するツール、付属品を開発している。Thermageと呼ばれる治療法は、非侵襲の高周波処置を利用して、しわを取り除き、なめらかでハリのある肌を取り戻すというもの。メスや注射などを一切使わず、治療部位に高周波による熱処理を行うことで、目元のシワや顎、首のたるみに効果的な治療を施すことが出来る。肌質を選ばず安全にまた、Thermageは均一で大容量の熱を施すために、顔面治療に効果的で、1回の治療でも目に見える違いを感じやすいという特性を持っている。Total Tipは2度程度の大量の熱量を安全に照射し、一時的にセルライト(堆積脂肪)の出現を減らす高周波技術を使うことで、肌のなめらかさを取り戻すというもの。この治療法は、患者への治療を通して10年の技術的改善が行われ、より持続的な結果をもたらすよう開発された。2002年以来、100万回を超えるThermage治療が、80カ国余りで行われ、あらゆる年齢層、肌質、治療部位を選ばずに患者に施され、これまで前例を見ないほどに顕著な治療結果があったと多くの医師に受け入れられている。的確な高周波エネルギーによって即効性のある結果を経験することができる上に、全てのスキンタイプに対して安全であるというこの治療法は日本でも数多くのクリニックで取り入れられている。元の記事を読む
2013年05月15日髪は女の命。昔からそんな風にも言われますが、みなさん髪に自信はありますか? パサつきやゴワつき、くせやうねりなど、髪にもさまざまなトラブルが潜んでいますが、近年多くの女性の悩みのタネとなっているのが薄毛。男性であれば一つの愛されキャラになりえるものの、女性の薄毛はどうにもいただけません。いくら肌が美しくとも、スタイルが良かれども、髪が美しくなければ台無しです。どうすれば薄毛を防ぎ、豊かな髪を維持できるのでしょうか? ■女性の薄毛の傾向男性は、生え際や頭頂部が薄くなる「男性型脱毛症」が多いのに比べ、女性は全体的に髪が薄くなる「びまん性脱毛症」が圧倒的に多いと言われています。これは年齢に関係なく起こりえる症状で、20歳以上の女性の約40%が生涯に一度はこの「びまん性脱毛症」になる可能性があるのだとか。■女性の薄毛の理由男性に多い「男性型脱毛症」が男性ホルモンの作用によるものであるのに対して、女性に多い「びまん性脱毛症」は、ストレスや栄養不足が主な原因となります。仕事では長時間パソコンに向き合い、プライベートでもスマホを眺める時間が多い生活で、目や肩がガチガチになっていませんか? 目や肩の疲労によって血行が悪くなり、頭皮も凝り固まって、結果抜け毛が増えやすくなります。また、過度なダイエットなどによる栄養不足も抜け毛の原因になります。ダイエット中には野菜中心の食生活になりがちですが、髪をつくるのに欠かせないタンパク質は肉や魚に多く含まれるため、ダイエットをするとタンパク質が不足しやすくなります。このほか、過剰な疲労蓄積や、誤ったヘアケア、喫煙やアルコールなども薄毛の原因になります。■生活を見直して薄毛を予防それでは、どうすれば薄毛を防ぐことができるのでしょうか? 上述した通り、女性の薄毛は生活習慣によるものが主です。逆にいえば生活習慣を見直すことで、ある程度の薄毛は改善することができると言えます。対策としては、「生活習慣を改善させること」と「頭皮と毛髪を回復させること」が最も重要です。「生活習慣の改善」として第一にあげられるのが食生活の見直しです。タンパク質を適度に摂取するように心がけ、塩分や脂分を摂りすぎないバランスの良い食事をするように心がけましょう。また、睡眠を十分に摂り疲れをためないこと、パソコンや携帯電話の利用は適度にすること、お風呂にゆっくり浸かってデトックスする、などごく基本的な生活の見直しが必要です。「頭皮と毛髪の回復」は、とにかく頭皮をやわらかく健康に保つことが重要です。髪の健康のためには頭皮の健康が欠かせません。頭皮は畑のようなものであり、良い土壌(頭皮)でなければ良い植物(髪)は絶対に育ちません。水路の役割を果たすのが栄養を運ぶ血管です。肩や首はもちろん、頭皮も頻繁にマッサージするようにして、血行を良くし、髪にとって良い土壌を整えてあげましょう。頭皮の健康のためには、毎日のシャンプーも念入りに行ってください。界面活性剤の入っていない薬用シャンプーや、頭皮をスッピンに戻せるノンシリコンシャンプーがオススメです。自分の抜け毛の原因となっている生活習慣は何なのかをよく見極めて改善し、美しい髪に一歩近づけましょう。(金沢 霞)
2013年01月10日髪を洗う度に抜け毛が増えると心配になりますよね。薄毛対策のために刺激の少ないシャンプーを選んだり、頭皮をマッサージするなど、ヘアケアに気を使う方も多いのではないでしょうか。正しいヘアケアを知るため、薄毛治療を専門とする「銀座HSクリニック」の院長・北嶋渉先生に、薄毛対策に効果的といわれるヘアケアの真偽について教えていただきました。頭皮の脂を除去すれば抜け毛が減る――△過剰な皮脂は毛穴づまりの原因になりますが、皮脂を取り除くだけで抜け毛を改善することは困難です。また、皮脂を取りすぎると頭皮を傷めてしまいます。男性の薄毛のうち、実に95%はAGA(男性型脱毛症)と言われていますが、AGAの場合、抜け毛と皮脂に因果関係はありません。朝シャンをすると抜け毛が増える――△朝の洗髪が抜け毛の直接的な原因になることはありません。ただ、洗髪に時間をかける余裕がなくてすすぎが十分にできず、洗い残しが抜け毛の原因になることはあります。薄毛対策のためには、ドライヤーを冷風に設定するといい――×ドライヤーの熱風は、切れ毛の原因になることはありますが、薄毛にはほとんど影響しません。熱風、冷風どちらを使っても大丈夫です。抜け毛を気にして自然乾燥する方もいらっしゃいますが、髪がぬれた状態で寝てしまうのは厳禁。蒸れてしまい、頭皮のトラブルの原因になってしまいます。シャンプーブラシで頭皮を洗うといい――×髪を無理に引っ張ってしまったり、頭皮を傷めてしまったり、抜け毛の原因を作りやすくしてしまいます。シャンプーブラシそのものが悪いわけではありませんが、力加減が難しいので、指の腹を使って洗う方がいいですね。ヘアブラシで頭皮をたたくと毛が生える――×血行促進のためか、カウント機能のついたヘアブラシで頭をたたいているという患者さまがいらっしゃいました。たしかに、育毛剤の有効成分を浸透させるためにヘッドマッサージなどで血行促進することは効果的ですが、このやり方は意味がありません。頭皮を傷つける原因にもなるので止めた方がいいでしょう。髪を洗うたびに100本抜けても問題ない――○髪は5~10年サイクルで生まれ変わります。ですので、健康な方は毎日50~100本抜けても問題ありません。また、毛根つきで抜けていても大丈夫です。ただし、細い毛が多く抜けている場合は注意が必要。髪は細い髪から太い髪へとなるのですが、細い髪が抜けたということは、まだ生えて間もない髪が抜けたということです。薄毛かどうかは、抜け毛の量よりも「質」を重視してください。育毛シャンプーを使えば発毛する――×育毛シャンプーは頭皮の環境を整えるものなので、シャンプーだけで毛が生えるということはありません。ただ、フケやかゆみ、炎症を抑え、制菌効果のあるものを選べば、抜け毛予防には効果が期待できます。若年齢の薄毛は治りやすい――○確率の話になりますが、男性の薄毛の原因として95%を占めるAGAは、男性ホルモンや遺伝が主な原因とされています。特に近年は大きな要因として、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが注目されています。この生成を抑えることができれば、AGAによる薄毛を治すことができます。つまりAGAが原因であれば、治療は比較的男性ホルモンが高い若年齢ほど、効果が望みやすいといえるでしょう。ちなみにAGAには、フィナステリドという内服薬が有効です。女性には使用が禁止されていますが、男性患者の98%に効果が認められています。また、ミノキシジルという成分が配合されている育毛剤も、フィナステリドの内服薬と並び高い効果が実証されています。薄毛にも様々な原因がありますが、生え際や頭頂部が薄くなってきた場合はAGAが疑われます。AGAは早期発見、早期治療によって改善することができます。薄毛が気になる方は、早めに専門医へ相談しましょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日年を重ねるとともに、頭髪に関する悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。薄毛を防ぐための方法を調べてみても、本当に効果があるのか疑問ですよね。そこで、薄毛治療を専門とする「銀座HSクリニック」の院長・北嶋渉先生に、髪の毛にまつわるウワサの真相について解説していただきました。海藻類を食べると髪の毛が増える――×ワカメなどの海藻類には、ミネラルが含まれています。これは髪を形成する成分のひとつではありますが、効果を実感できるほどの量は含まれていません。他にも、ミカンの皮や緑茶なども髪に効果のある食材といわれていますが、増毛効果を期待できるものではないですね。残念ながら、「これを食べれば薄毛に効く!」といえる食材は存在しません。ひとつの食材にこだわるよりも、全身の健康バランスを考えた食生活を送ることが重要です。睡眠不足は薄毛の原因になる――○睡眠不足は身体に様々なトラブルを引き起こしますが、薄毛の一因にもなります。なぜなら、就寝中に毛髪の成長に大きく作用する成長ホルモンが分泌されるからです。毎日6時間は睡眠時間を確保していただきたいですね。成長ホルモンは20歳をピークに減少します。そのため、薄毛治療にこられた中高年の方には、成長ホルモン分泌促進剤の併用もおすすめしています。帽子をかぶり続けると薄毛になる――△帽子をかぶって汗をかく程度であれば、それほど問題ありません。しかし、赤みやかゆみなど、頭皮に異常が生じると、抜け毛の原因になります。また、蒸れることによって菌が繁殖すると、抜け毛の原因になるので注意してください。ストレスが強いと毛が抜ける――×薄毛はストレスがきっかけになることはありますが、強いストレスを受けたからといって必ず毛が抜けるわけではありません。阪神・淡路大震災の時にも、これが原因で薄毛になったという人は増加しませんでした。ただ、ストレスは様々な病気の原因になるので、上手に発散した方がいいですね。貧血になると抜け毛が増える――○貧血だけでなく、急激なダイエットや大病を患った時など、身体のバランスを崩すと抜け毛が増える傾向にあります。ただし、症状が緩和されると薄毛も解消されるので、まずは健康な状態を取り戻すことが重要です。体毛が濃い人は薄毛になりやすい――△これについては、因果関係を検証中です。しかし、体毛を濃くする男性ホルモンが多いからといって、薄毛が進行するとは限りません。薄毛ケアには、専門医の治療やアドバイスだけでなく、規則正しい生活も重要なことです。薄毛が気になる方は、生活習慣を見直してはいかがでしょうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日アデランスは10日、薄毛が気になる部分をパウダーでカバーできる「HairPlusSPEED E(ヘアプラススピードE)」を発売する。同商品は、分け目やつむじ、薄毛など気になる部分に振りかけるだけで地肌が目立たなくなる、パウダータイプの薄毛カバー商品。光触媒作用を持つレーヨン繊維を原料とした「センサーヘアー」を使用し、蛍光灯の光にも反応して生活臭やたばこ臭のアセトアルデヒドを分解する消臭作用や、黄色ブドウ球菌、大腸菌などに対する抗菌・制菌作用があるという。容器には、好きな箇所に好きなだけ使用できるシーソー式のヘアジャストシステムを採用。多く使用したい部分と少量でよい部分の使い分けが容易になっている。また、パウダーでの処理部分にスプレーすることでパウダーを髪に定着させ、雨や風にも強く水で流しても落ちにくくする「ヘアプラススピードEセトルミスト」も同時発売される。価格は「ヘアプラススピードE」が30gで5,040円。「ヘアプラススピードEセトルミスト」が150mlで2,625円。両商品の小型ボトルを同梱した携帯セットも3,360円で用意。詳細は「アデランス」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日電機メーカーのパナソニックは、11月10日の「いい頭皮の日」を前に、20代から40代の男女200名ずつ(男性は「薄毛である人」「やや薄毛である人」、女性には特に条件はない)を対象に、「頭皮・頭髪に関する意識調査」を実施した。調査期間は10月17日から10月18日。同調査では、まず、女性に対して「ある男性の髪を0.5cmずつ後退させた図」を提示して年齢を聞いた。その結果、1センチ髪が後退するごとに見た目年齢が平均して「5.7歳」プラスして見えるという結果になったという。また、「今までに何らかの薄毛対策をおこなったことがありますか?」と質問したところ、「薄毛男性」の約半数が、過去何らかの薄毛対策を実施したことがあると回答。「自身に合っていると感じた薄毛対策は何ですか?」という質問をしたところ「自分に合っていると思うものはない・わからない」が32%となり、効果的な薄毛対策に出会えていない人の存在が明らかになった。また、「あなたが異性からプレゼントされたらうれしい頭皮ケア商品・グッズは?」という男性への質問では、「市販の育毛シャンプー」が1位で43%となった。中でも頭皮ケア商品に関しては、「やや価格が高いため、プレゼントされたらうれしい」、「薄毛だと直接指摘されていないような気がするから」といったコメントが寄せられた。一方、「薄毛で悩んでいるパートナーの頭皮ケアに協力したい?」と女性に質問したところ、「とても思う」、「思う」が66%に達し、男性の頭髪ケアに対して協力的な女性が多くみられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日正しい頭皮・頭髪のケアを啓発し、セラピストの育成を行っているJHMA日本ヘッドセラピーマスター協会は、10月20日、30代から40代の男性117人(薄毛の人59人、薄毛でない人58人)を対象に「頭皮・頭髪に関する実証実験と意識調査」を実施した。頭皮の専門家が触診やマイクロスコープを用いて、30代から40代男性の「頭皮の状態」を調査したところ、頭皮の硬さは人によって大きな差があり、薄毛の人で頭皮が硬い人は59%に上ることが判明。また、薄毛で頭皮が固い人に対して、「真面目な性格だと思いますか?」と「神経質ですか?」と質問したところ、自分が「真面目な性格」であると考えた人が88%、「神経質」が71%と、薄毛で頭皮が固い人には考え方が真面目であったり、きちょうめんであったりすることが分かった。「PC・携帯電話の1日の使用時間は平均何時間ですか?」と質問したところ、薄毛でない人よりも薄毛の人の方が、1日あたりのPC・携帯電話の使用時間が平均5時間から8時間以上も多く、目の使い過ぎと薄毛には関連があると考えられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日日本毛髪科学協会は毎年10月20日を「頭髪の日」と定めている。頭髪の日を前に、頭髪治療専門の城西クリニックは、同クリニックの来院者数をはじめ、薄毛のメカニズムや治療法など、頭髪に関する情報を公開した。同クリニックによると、思春期以降に徐々に髪が薄くなる男性型脱毛症(以下AGA 、後述)の人は全国で1,260万人という。頭髪治療を13年間行ってきた同クリニックの来院者数も年々増える傾向にあり、過去6年間で約1.7倍に増加した。来院患者の約6割は20代、30代で、薄毛を気にする若年層が多いことが明らかとなった。AGAの原因は、男性ホルモンの「テストステロン」が脱毛を促す「ジヒドロテストステロン」に変化し、髪の成長期を阻害することと考えられている。症状の特徴としては、徐々に額が後退するや頭頂部が薄くなるなどが挙げられ、約40%の男性が20代前後から35歳までに何らかの症状を感じるという。症状はまず額の生え際や頭頂部の髪が細く短くなり(軟毛化)、徐々に薄毛(うす毛)が進行する。発症年齢や進行には個人差があり、一般的に「遺伝」と「男性ホルモンの影響」が考えられている。クリニックではAGA患者に対し、経口育毛剤「フィナステリド」と、塗布する外用薬「ミノキシジル」の2種類の薬剤を併用する治療を行っている。治療を行うことによってAGAの進行を遅らせ、毛母の細胞分裂を活性化させる働きがあるという。また、同クリニックの関連団体のFuture Medical Laboratory(F.M.L.)は、2009年より頭髪の日の10月20日に向け、髪にまつわる川柳のコンテストを実施している。2011年度の大賞は「としかさね母はうつくし絹白髪(西造さん)」、優秀賞は「遼よりも量が気になるアゲンスト(はるやすさん)」など3作品。2012年の結果は、10月10日に発表される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日最近、テレビCMなどでもよく見かけるようになった「薄毛」という言葉。ひとごとじゃない、という人も多いはず。特に父親の頭を見ていると……。ハァ~と、ため息をつきたくなる人もいるのでは?若いうちは大丈夫でも、将来のことを考えれば、早めの薄毛予防対策を練っておきたいものです。そこで今回は、「ヘアーサロンさつま」の店長・大田裕之さんに、若いうちからできる薄毛予防のポイントを教えていただきました。――男性美容師や理容師には薄毛が少ないように感じるのですが、何か理由はありますか?「やはり、毎日きちんとケアをしていることがポイントですね。特に頭皮のマッサージは、薄毛の予防にとても効果があります。頭皮の健康を意識しているかどうかが問題ではないでしょうか。また、ある程度の皮脂は薄毛予防にも必要です。シャンプーによって地肌の状態を整えていれば、薄毛になる可能性も低くなります」――どのようなシャンプーを選べばいいでしょうか?「市販されているシャンプーの多くは、石油系の界面活性剤を含んでいます。できることなら、早いうちから植物性などの体にやさしい界面活性剤を使用しているシャンプーに変えてください。アミノ酸系のシャンプーが良いですね」――男性の美容師さんのカラー&パーマ率は高いように感じますが、パーマやカラーリングは薄毛の原因になるのでしょうか?「薬剤を使用しますので、頭皮に多少のダメージはあるでしょう。しかし、パーマやカラーリングが薄毛に直結しているとは言えません。近年は頭皮ダメージの少ない薬剤も登場しています。それよりも、毎日のマッサージやシャンプー選びのほうが大切です。頭皮の状態が良ければ、パーマやカラーリングを楽しみながら薄毛を防ぐことは可能ですよ」美容師の薄毛率がどうして低いのか……長年の疑問が解決しました。やはり、きちんと頭皮をケアしているからこそなのですね。ほかにも、若いうちから取り組める薄毛対策を教えていただきました。育毛剤よりも、育毛サプリメントがおすすめ!「育毛サプリメントというものがあります。実は、一番効率よく栄養を吸収できる方法は、やはり食べることなのです。これは、頭皮ケアの場合も同じです。育毛剤などは頭皮から直接養分を補いますが、頭皮の状態によってはきちんと吸収されないこともあります。その点、サプリメントなら効率良く吸収できるのです。例えば、大豆イソフラボン、亜鉛、ノコギリヤシ、コラーゲンといった成分が含まれているサプリメントがおすすめ。本当は食事で摂取するのが一番ですが、忙しいとなかなか難しいですからね」いますぐできる、おすすめケア!「まずはシャンプー選びです。それ以外では、最近よく見かけるようになった、シャンプーブラシが良いですね。頭皮の血行がよくなります。ただし、毛先の硬いブラシは避けて、マッサージは気持ち良い程度にとどめてください。あとは、行きつけの美容室・理容室で、薄毛の心配をしていることをきちんと伝えましょう。言いにくいかもしれませんが、絶対に言ったほうが良いと思います。カラーやパーマをするにしても、頭皮に負担の少ない方法を提案してもらえますから。すでに薄毛が気になっているなら、毛量に合わせたスタイルを提案してもらいましょう」シャンプーを変えてブラッシングする。この程度のケアなら続けられそうですね。自分は関係ないと思っている人でも、今から薄毛対策をしておけば安心です。今晩、お風呂に入ったら、早速シャンプーの成分をチェックしてみては?(OFFICE-SANGA 森川ほしの)
2012年04月29日経済的理由で治療中断38%景気に明るい兆しが見えず、失業率の上昇や派遣切りなどが問題視されている一方で、患者が治療費を払うことが困難となり、治療を途中でやめるケースが増えていると報告されます。鳥取県保険医協会が、全国保険医団体連合会の呼びかけに応じて、医師・歯科医467人を対象に115人から回答を得た実態調査で、下記のような調査結果が報告されています。毎日.jpによると「患者の経済的理由で治療を中断した」と答えた医師数は44人(38・3%)▽「なかった」が32人(27・8%)▽「わからない」が39人(33・9%)だった。と、回答した医師のうち38%にあたる44人が「患者の経済的理由で治療を中断した」と答えています。中断した患者の病気は高血圧12人▽糖尿病11人▽高脂血症7人▽虫歯7人▽前立腺肥大3人など。が挙げられており、通院をしいられる慢性的な病気が多く報告されています。調査結果では、治療を継続する上での費用がかさみ途中で治療を断念する様子が伺えます。命に関わるケースが存在する場合もあり、治療費の補助を行政が行うなど、なんらかの形で対処が必要と指摘されます。
2010年11月09日通院による治療費も保障損保ジャパンひまわり生命保険は11月、通院による治療費も保障するがん保険を発売する。入院を伴わない通院治療を制限なく保障するのは、生命保険業界初となる。新しく販売されるのは、「勇気のお守り」で、販売開始は11月2日。初の「がん外来治療給付金」を創設がんの治療は入院から通院に大きくシフトしており、がん保険において通院保障の充実を求める声が多い。損保ジャパンひまわり生命保険では、こういった実態を調査したうえで「勇気のお守り」を開発した。「勇気のお守り」では、生命保険業界初の「がん外来治療給付金」を創設しており、「がん先進医療特約」をはじめとするオプションが用意されている。さらに、医療保険『健康のお守り』用に「がん外来治療給付金」「がん診断給付金」を特約化している。同社は、がん治療に立ち向かう勇気を守りたいとしている。
2010年10月02日