アイドグループ・ジャニーズWESTの藤井流星と神山智洋が、舞台『正しいロックバンドの作り方』に主演することが8日、明らかになった。同作は日本テレビ深夜ドラマ「シンドラ」第12弾として放送中の同名ドラマの舞台化作。ロックバンド“悲しみの向こう側”のメンバーで、バンドを愛する心配性のリーダー・シズマ(藤井)、夢も目標も特にないイマドキ大学生・テツ(神山)、天才かもしれない不思議くん・オギノ(栗原類)、とにかく明るいムードメーカー・コバ(吉田健悟)の成長物語となる。舞台版新キャストとして、中村梅雀が登場。さらに野田美桜、かわのをとや、中谷竜が出演する。作・演出は、ドラマの企画・脚本監修を務める西田征史が手掛け、西田監修のもと、ドラマの脚本を手掛けるおかざきさとこが舞台版の脚本も担当する。東京公演は東京グローブ座にて8月9日~8月30日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて9月2日~9月8日。○作・演出 西田征史 コメントこの夏、“悲しみの向こう側”の向こう側を、舞台で描きます。まずお伝えしたいのは、ドラマから地続きの続編ではないということ。ドラマの最終話で妙に引っ張って「続きは舞台で!」という作品ではありません。ドラマを楽しみにしてくださっている方々、ご安心ください。ドラマではドラマとしてしっかり描ききったつもりです。この舞台版では、「シズマ・テツ・オギノ・コバ」がドラマの後の時間で、新たに苦悩している問題に向き合っていきます。その中で意外な人物との出会いがあって……と、そんな、彼ららしい夏を描きます。ドラマのキャスト・スタッフの皆さんで育ててくださった、「シズマ・テツ・オギノ・コバ」と再び向き合えること、とても楽しみにしております。○藤井流星 コメントドラマからの舞台化というパターンは初めに聞いた時、驚きました。個人的には舞台が5年振りくらいなので凄くワクワクしていますし、またシズマを演じられる喜びもあります。そして、“悲しみの向こう側”の4人の空気感は撮影現場でも凄く良かったと感じているので、実際に見ていただけるのは凄く嬉しいです。ドラマの全10話を経て絆が更に深まったあの熱いクセだらけの“悲しみの向こう側”の4人が夏に更に熱くなって戻ってきて、またまたバカな事をすると思います。笑キャスト、スタッフ一丸となって皆さんに楽しんでいただける様に頑張りますので、是非楽しみにしていて下さい。○神山智洋 コメント“悲しみの向こう側”にテレビの次は舞台で会えます。出演したドラマが舞台化されるのは初めてなのでワクワクしますし、また4人で集まっておもしろいことを出来るのが今からとても楽しみです。中村梅雀さんをはじめ、新キャストの皆様、ドラマで企画・脚本監修を担当してくださった西田さん、舞台でお世話になるスタッフさん。全員で一丸となって2020年の夏は超熱い夏にしたいと思います。ドラマとはまた別のお話なので、ドラマを見られていない方でも楽しめますし、ドラマを見て頂いた方はより深く正しいロックバンドの作り方を楽しんで頂けると思います。ドラマでは見られない細かい部分や、舞台だからこそ感じる空気感を味わってください。今年の夏は楽しくなりそうです。会場で皆様に会えるのを、神山智洋としても赤川哲馬としても、心よりお待ちしています。○栗原類 コメントこの度ドラマ『正しいロックバンドの作り方』が舞台化されます。今まで関わった作品が舞台化されるというのは初めてでとても新鮮な気持ちです。“悲しみの向こう側”4人のお話はドラマが終わっても続きます! ドラマを見ていないかたでも入り込める作品です。この夏は是非劇場でお会いしましょう。よろしくお願い致します。○吉田健悟 コメントもう一度“悲しみの向こう側”のメンバーになれることは、ただただ嬉しいです。そして、舞台に立てる幸せを噛み締めています。テレビで演じた役を舞台でも演じる。というのは人生初でして、まだ稽古もこれから、の状態ですが、新作エピソードをひっさげて、メンバー4人、キャスト、スタッフ、チーム全体でゼロから作り上げて最高の舞台にしたい気持ちです。ゾクゾクしております。舞台には、お客様が欠かせません。観に来てくださるお客様も言わば共演者です。舞台演劇ならではのライブ感。是非味わってください。皆様と一緒に、キエチマエカナシミ!と叫べる日を楽しみにしております。○中村梅雀 コメント私は母親がピアニストだった影響で音楽が無い人生は考えられません。12歳から様々なジャンルのバンド活動をしてきて、64歳の今もライブを続けています。過去にはCDも出しています。ですからバンド活動には特別な思いがあります。『正しいロックバンドの作り方 夏』は熱い青春の魅力がたっぷりです。友情、夢、喜び、競い合い、不安、迷い、悲しみ、怒り、など、様々な要素をバンド活動を通して巧みに描いていると思います。熱くて楽しい、感動的な舞台になると思います。グローブ座には昨年の『THE NETHER』に続き、2年連続の出演になります。他の劇場とは明らかに違うお客様の集中力と反応の熱さにとても驚きました。今から毎日のステージが楽しみです。
2020年06月08日報道番組『news every.』(日本テレビ系)で、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)にまつわる外出自粛の必要性や買い物マナーについて呼びかけている、藤井貴彦アナウンサー。感染者数を伝える藤井貴彦アナの『ひと言』に、称賛の声「これぞ報道」「感動した」藤井貴彦アナ「お客様は神様ですから」続いた予想外の言葉に絶賛の嵐2020年5月6日に、同番組で視聴者に向けた『ある発言』が話題になっています。藤井貴彦アナが視聴者へ贈った『ある言葉』番組では、同日の東京都の感染者数について報道。4日連続で100人を下回り、この日はもっとも少ない数だったそうです。藤井アナは、同月6日までの予定だった緊急事態宣言が、31日まで延長になったことについて、次のように発言しました。今日は当初の緊急事態宣言の最終日ということになりますが、自粛に応じて家にくださったみなさん、まずはここまで本当にお疲れさまでした。一方で明日から今月末までの延長が決まっています。引き続きみなさんのご協力をお願いいたします。news every.ーより引用政府の外出自粛要請を守り、ステイホームを守った人たちに労いの言葉をかけたのです。また、延長が決まった緊急事態宣言ですが、地域によっては一部施設の休業要請が解除されたり、学校が再開したりするとのこと。これに対し藤井アナは「2週間後の未来をつくるか、2周間前に戻るかはみなさんの行動にかかっています」といい、「引き続き人との距離をとる鉄壁のディフェンスをお願いします」と感染防止を呼びかけました。【ネットの声】・心に響く言葉をありがとうございます。感動しました。・藤井アナの言葉を聞くと、これからも外出自粛を頑張ろうって気持ちになります。・何度も藤井アナの言葉に救われている。温かくて、涙が出る。もう少し踏ん張ろう!藤井アナのいう通り、一人ひとりの行動が未来につながるといえるでしょう。コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、私たちにできることはなんなのかを再確認させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日報道番組『news every.』(日本テレビ系)での呼びかけが注目を集めている、藤井貴彦アナウンサー。「緊急事態宣言後も、観光や遊びに出ている人を…」藤井アナの『発言』に反響2020年4月23日にも同番組で視聴者に向けた発言をし、話題になりました。感染症流行時の『買い物のマナー』番組では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いていることが分かるトピックをまとめて紹介。その中で、藤井アナは週末を前に視聴者に伝えたいことを次のように述べました。この週末、外出を考えている方もいるかも知れませんが、特に買い物に対するマナーが求められています。どうぞ少人数で距離を取って、回数を減らしてください。もちろん、お客様は神様ですから、生活を支えてくれる店員さんにも『神対応』でお願いします。news every.ーより引用スーパーマーケットでは、人々の生活を支えるため、多くの店員が感染リスクを抱えながら働いています。店側はさまざまな感染対策を行っているのですが、客側のマナー違反によって感染リスクが上がってしまうことも。店側の用意した感染対策を無視した行動や、家族総出の買い物などが問題視されており、『一般社団法人全国スーパーマーケット協会』も注意喚起をしています。感染症流行中も休業しないスーパー「家族で出かけられる!」と思っている人に協会が注意また、横暴な態度を取る客も多いようで、ネット上には店員の嘆きが多数投稿されています。それらの背景を踏まえ、藤井アナは視聴者にマナーを守るよう呼びかけたのでしょう。藤井アナの発言に対し、視聴者からは「上手ないい回しだな~!好き!」「やっぱり『神対応』ができなきゃ神じゃないよな」などのコメントが寄せられました。非常時だからこそ、焦りや不安を他人にぶつけずに『神対応』でいきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月24日2020年4月7日、政府は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、緊急事態宣言を発令。不要不急の外出を自粛するよう要請しました。しかし、感染者数は依然として減少傾向にならず、同月14日の時点で国内で7600人以上の感染者が出ています。藤井貴彦アナが、視聴者に『呼びかけ』こうした状況の中、報道番組『news every.』(日本テレビ系)でMCを務める藤井貴彦アナウンサーの言葉が、多くの人の共感を集めています。同月14日、番組の放送中に「東京都の新たな感染者数が160人を超えた」という速報が入ると、藤井アナは視聴者に次のように呼びかけました。今日は緊急事態宣言の発表からちょうど1週間になりますので、ここから先は少しずつ緊急事態宣言後の私たちの行動が形となって現れてくることですが、大切なのはその先です。2週間後の未来を変えられるように、今日もご協力をお願いします。命より大切な食事会やパーティーはありません。どうぞよろしくお願いします。news every.ーより引用正確な情報を伝えながら、毅然とした態度で「命より大切な食事会やパーティーはない」と注意喚起を行った藤井アナ。また、番組では20代~50代の働きざかりの感染者数が増加していることや、若い人ほど症状が軽く行動の制限につながりにくいという問題点も指摘。専門家の話を受けた藤井アナは、改めて外出自粛の必要性を訴えました。若い方、そして40~50代が外に出て、みなさんが悪いということをいっているわけではありません。どうしてもこういう状況の中で感染者数が増えていってしまうという現状があります。また、みなさんの行動半径が広くなればなるほど、感染をさせてしまう可能性が非常に高くなってしまいますので、必要で外に出ている方には何度も申し上げて申し訳ないのですけれども、感染させないという行動をぜひ取っていただきたいと思います。news every.ーより引用ネット上では、視聴者から藤井アナのコメントを称賛する声が寄せられています。・おっしゃる通り。食事会やパーティーはいつでもできますよね。・こういうひと言って、本当に大事だと思います。・信念を感じるし、的確に言葉を使っている印象です。・この姿勢はすごく好感を持てますね。私たち一人ひとりが、危機意識を持って行動をする必要があると、改めて認識させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日2020年はベートーヴェン生誕250年。そして諏訪内晶子が、1999年の「チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門」で優勝を果たしてから30年の節目の年に当たる。というわけで、その諏訪内が芸術監督を務める「国際音楽祭NIPPON2020(2月14日〜3月13日」には例年以上に力が入った様子が伺える。そのオープニングコンサートとして行われるのが、アメリカの名手ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)と諏訪内晶子が共演するデュオ・リサイタルだ。演奏されるのは、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第5番「春」&第9番「クロイツェル」に第7番を加えたオール・ベートーヴェン・プログラム。現代最高峰の名手2人が描く21世紀のベートーヴェンに期待したい。同音楽祭には、ベートーヴェンの真髄を堪能できる「室内楽マラソンコンサート(3月8日)」や、諏訪内晶子のコンクール優勝を記念したチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲(3月10日)」など、見どころ聴き所が満載。音楽祭ならではの華やかな時間を楽しみたい。公演詳細: ● 公演概要2月14日(金)東京オペラシティコンサートホール「諏訪内晶子&ニコラ・アンゲリッシュデュオ・リサイタル」● 諏訪内晶子(国際音楽祭NIPPON 芸術監督 / ヴァイオリン)(c)Kiyotaka Saito1990年史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。これまでに小澤征爾、マゼール、デュトワ、サヴァリッシュ、ゲルギエフらの指揮で、ボストン響、フィラデルフィア管、パリ管、ロンドン響、ベルリン・フィルなど国内外の主要オーケストラと共演。BBCプロムス、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ルツェルンなどの国際音楽祭にも多数出演。近年ではゲルギエフ指揮ロンドン響とのツアー、パリ管とのヨーロッパおよび日本ツアー、チェコ・フィルとの中国ツアーを行い、オスロ・フィル、バンベルク響、デトロイト響、トゥールーズ・キャピトル管とも共演。現代作曲家作品の紹介も積極的に行い、これまでにエサ=ペッカ・サロネン作曲「ヴァイオリン協奏曲」の日本初演(2013)、エリック・タンギ作曲「In a Dream」の世界初演およびフランス初演(2013)、キャロル・ベッファ作曲「ヴァイオリン協奏曲-A Floating World-」の世界初演(2014)などに取り組んでいる。2012年、2015年、エリーザベト王妃国際コンクール、2018年ロンティボー国際コンクール、2019年チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門審査員。2012年より「国際音楽祭NIPPON」を企画制作し、同音楽祭の芸術監督を務めている。レコーディングでは、デッカ・ミュージック・グループとインターナショナル・アーティストとして専属契約を結んでおり、最新作「フランク&R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 他」を含む14枚のCDをリリースしている。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院本科及びコロンビア大学に学んだ後、同音楽院修士課程修了。国立ベルリン芸術大学でも学んだ。使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。● ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)(c)Jean Francois Leclercq Erato1970年、アメリカ生まれ。パリ音楽院でアルド・チッコリーニやミシェル・ベロフらに師事し、1989年カサドシュ国際コンクール第2位、1994年ジーナ・バッカウアー国際コンクールで第1位を獲得。2003年にクルト・マズア指揮ニューヨーク・フィルとオーケストラデビュー後は、ウラディーミル・ユロフスキー、マルク・ミンコフスキ、P.ヤルヴィ、ロシア国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団など世界的指揮者やオーケストラと共演を重ねた。ルノー&ゴーティエ・カピュソンと録音した「ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番」は、ドイツのレコード批評家賞を受賞した。
2020年02月08日公園の豊かな緑に抱かれたホールへと続く道から、物語は始まっていた。藤井フミヤの今年初のツアー「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2020 藤井フミヤ meets 西本智実」が幕を開けたのは、千葉県松戸市の「森のホール21」。遠方から駆けつけたファンも多く、会場が近づくにつれて膨らんだ期待が場内を包み込んだ。【チケット情報はこちら】前奏曲にアレンジされた『Another Orion』が西本智実の指揮棒から流れ出すと、観客の胸の高鳴りも頂点に達した。黒一色のタキシード風の衣装をまとった藤井は、そんな空気を全身で受け止め、静かにマイクの前に立った。表情は少し硬い。ビルボードクラシックスでのツアーも4回目を数える藤井をしても、西本智実との共演は特別なステージだ。「やや緊張しています」。冒頭の3曲を歌え終えると、藤井は率直にそう口にし、会場の空気を解きほぐした。「ショートムービーを見るような気持ちで聴いてほしい」と語りかけた藤井の狙い通り、すぐに伸びを取り戻した藤井の声に弦の音が柔らかく寄り添い、ドラマチックなストーリーが展開された。3年ぶりにリリースしたアルバム『フジイロック』収録の新曲『フラワー』から、“鉄板”の『TRUE LOVE』、令和も平和な時代でありますように、との願いを込め選曲したという『鎮守の里』まで。それぞれのナンバーを丁寧に歌い込む姿に吸い込まれるかのように、観客の表情が和らぎ、楽曲の世界に入り込んでいく。西本が芸術監督を務めるイルミナートフィルハーモニーオーケストラとの息もぴったりだ。圧巻は最終曲の「夜明けのブレス」。曲の途中、西本がオケの音を最小限に絞ると、藤井はマイクを離れ、生の声で歌い出した。情感あふれる肉声に涙を抑えきれなくなった客席は、最後の音が消えた瞬間、1拍の静寂を置いて、うねるような拍手で熱演を讃えた。ドラマはしかし、まだエピローグを迎えてはいなかった。アンコールに応え、再びステージに現れた楽団が奏で出したのは、クラシックの王道、歌劇『トゥーランドット』の劇中曲『誰も寝てはならぬ』だ。プッチーニの名曲をアレンジしたメロディーに藤井の詞を乗せ、現代のアリアを誕生させた。トゥーランドット姫とカラフのストーリーを下地に、壮大な愛を歌い上げた藤井に、満席の客がスタンディングオベーションを惜しみなく送り続けた。“せっかくだから、オペラのアリアをアレンジしてみては”と藤井に勧めたという西本との軽妙なやり取りも、アンコールでのサプライズとなった。クラシックとポップス、ふたつの世界でトップを走り続けるふたりが編んだ美しい物語の余韻は、森から街へと帰る観客たちを包み込み、響き続けたに違いない。ツアーは今後、東京(2月5日(水)、13日(木)、3月3日(火)、4日(水))、大阪(2月9日(日))、西宮(3月8日(日))と、森を出て都会へと繰り出す。それぞれの地でどんな物語が紡ぎ出されるか、今から楽しみだ。チケットはぴあにて発売中。取材・文:上杉恵子
2020年01月28日茶寮「京都宇治 藤井茗縁」が、2019年12月5日(木)、渋谷フクラス内の東急プラザ渋谷にオープン。京都老舗茶園の茶を味わう茶寮茶寮「京都宇治 藤井茗縁」は、室町時代から宇治茶を栽培する老舗茶園「京都宇治 藤井茶園」のお茶を味わうことができるショップだ。先祖代々愛情を注ぎ大切に育ててきた京都宇治 藤井茶園の茶葉を使用したドリンクやフードメニューが展開される。こだわりのお茶ドリンク訪れたらぜひ味わってほしいのが「薄茶」。京都宇治 藤井茶園が何百年以上という歴史を積み重ね育てたこだわりの味、香りを贅沢に楽しめる。使用した抹茶は、5月上旬頃丁寧に手摘みした後、すぐに工場へ運び加工した碾茶の荒茶を伝統の石臼で挽き上げ仕上げたものだ。また、藤井茶園の単一品種の茶葉のみを使用した「シングルオリジン」の抹茶は、ほかではなかなか味わえない1杯。クリーミーで渋みが少なくしっかりとした甘みと香りが感じられる「あさひ」とマイルドで上品な甘みとふくよかな香り、鮮やかな緑色が特徴の「さみどり」の2種を用意している。さらに、まろやかな旨みと甘みを感じられる煎茶、さっぱりとした味わいの雁ヶ音など、個性豊かなお茶も展開。宇治茶をアレンジした抹茶みるく、抹茶レモネードをはじめ、抹茶ビール、抹茶スパークリングワインなどのアルコールも用意される。抹茶スイーツ華やかなビジュアルのスイーツも必見。「宇治抹茶のブリュレ仕立てパフェ」「ほうじ茶のブリュレ仕立てパフェ」は、提供する直前に表面をきつね色になるまでキャラメリゼして、カリッとした食感に仕上げている。中には、お茶のブリュレ、北海道産のあずき、自家製のゼリーなどが層になっているので、最後の一口まで飽きずに楽しむことができる。ひんやり冷たい氷にこだわりのシロップをあしらったかき氷も、宇治抹茶、ほうじ茶、宇治抹茶ミルク、ほうじ茶ミルクと4つのフレーバーで展開。藤井茗縁の抹茶ロールケーキは、抹茶付きのセットメニューで登場する。食事メニューまた、食事メニューも充実。その日の気分に合わせておばんざいを選べる「茶懐石膳」や、抹茶をかけて味わう「宇治抹茶 茶漬け」、鮮やかなグリーン色のそばが目を引く「宇治抹茶のおそば」などを取り揃えている。【詳細】京都宇治 藤井茗縁オープン日:2019年12月5日(木)住所:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 東急プラザ渋谷(渋谷フクラス)6FTEL:03-5422-3923営業時間:11:00〜23:00価格帯:食事 900円〜、カフェ 700円〜席数:店内48席 テラス8席<メニュー例>※商品内容、価格は変更になる場合あり。・薄茶600円+税・玉露、抹茶入り玄米茶600円+税・宇治抹茶のブリュレ仕立てパフェ1,300円+税・ほうじ茶のブリュレ仕立てパフェ1,300円+税・茶懐石膳1,500円+税・鮭といくらの宇治茶漬け1,300円+税・にしんそば (温) 1,100円+税
2019年12月06日明石家さんま(64)が元妻の大竹しのぶ(62)とバラエティー特番『誰も知らない明石家さんま』(日本テレビ系)で共演すると、11月19日に日本テレビ公式サイトで発表された。17年12月に放送された『第3回明石家紅白!』(NHK総合)でも、大竹とデュエット披露したことがあったさんま。2人きりの対談ロケは初めてで、同番組は12月1日に放送される予定だ。公式サイトによると「さんまの素顔に迫るサプライズロケ」をテーマに、“一人の男”としてさんまの知られざる一面を掘り下げるという。ディレクターもいないなか、さんまと大竹はゆかりある寿司店で対談。過去の大喧嘩話や、新婚当時の思い出話を披露するという。SNSでは《これは絶対観たい!》《見ますよ!!!》といった声が上がっている。さんまと大竹といえば86年に『男女7人夏物語』(TBS系)で初めて共演、88年に結婚した。89年9月には、IMALU(30)が誕生。だが、92年に大竹がIMALUの親権を持つかたちで離婚した。いっぽう離婚したものの、さんまと大竹は27年間にわたりプライベートで良好な関係を築いてきた。18年9月に大竹の母が逝去した際も、さんまは大竹に寄り添っていたという。朝日新聞で連載している大竹のコラム『まあいいか』(2月1日付)では、息子の誕生日をさんまとともに祝う写真が。さらに大竹は《昨年9月に母が亡くなった時も、彼は真っ先に駆けつけ一緒に母を送ってくれた》と明かしていた。また7月17日に誕生日を迎えた大竹は、インスタグラムにこんなエピソードも披露していた。《元夫からもラインが。HBと書かれた次に来た言葉が、ご苦労さん だった。なんなんダァ》離婚後も仲睦まじさが垣間見えるさんまと大竹。そんな2人にこんな声が上がっている。《離婚しても仲良しって素敵な関係だね》《なんかいい温度感だよね》《理想の離婚像と書いていいか分からないけど、いい元夫婦》
2019年11月20日ヴァイオリ二ストの諏訪内晶子が芸術監督を務め、来年で6回目を迎える「国際音楽祭NIPPON 2020」の記者会見が9月13日に都内で行われ、来年、生誕250周年を迎えるベートーヴェンにちなんだプログラムや室内楽プロジェクト、さらに後進の育成として諏訪内が力を入れてきたマスタークラスなどの概要が発表された。【チケット情報はこちら】来年の音楽祭は2月から3月にかけて東京、名古屋、そして東日本大震災の被災地である岩手県釜石市で開催され、7つのプログラムが行われる。オーケストラとの共演ではジャナンドレア・ノセダの指揮により、ワシントン・ナショナル交響楽団を招いてチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 ニ長調、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」などが演奏される。デュオ・リサイタルでは、10年来の付き合いがあり、レコーディングも一緒に行なったこともあるピアニスト、ニコラ・アンゲリッシュとの共演で【オール・ベートーヴェン・プログラム】と銘打ち、ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」、第7番、第9番「クロイツェル」 が演奏される。アンゲリッシュとの共演について諏訪内は「昨年、久しぶりに共演して、お互いに『また共演してみよう』という気持ちになり、ぜひ来てもらえないかとお願いしました。10年前とはまた違う表現ができるのではと今から楽しみです」と期待を口にする。さらに今回、過去にない新たな試みとして行われるのが室内楽プロジェクト。3名のプログラミング・アドバイザーを交えて「室内楽の中でも普通のプログラム、それとは相反するプログラムをどう見せ、聴かせ、表現していくか? 相談しながら決めていきました」と明かした。このほか釜石市民ホールでは、東日本大震災復興応援コンサートを開催。これまでも被災地を巡ってコンサートを開いてきた諏訪内は「音楽は、いろんな意味でエネルギーが言葉ではなく伝わる素晴らしい芸術だと思っています。エネルギーを届けることができればと思って活動を続けています」と震災復興支援への思いを語った。来年は、1990年に諏訪内が当時19歳、史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール1位を獲得してから節目の30年目の年となる。「当時はまだソビエト連邦で、高校を卒業したばかりで留学経験もない私が、なぜか国際コンクールで優勝し世界が一変してしまう経験をしました」と当時を振り返りつつ「長く活動して来て、どこかの時点で恩返しをしたいと思って始めたのがこの音楽祭。30年は短いようで非常に長かったです。いま40代の後半ですが、いろんなことを経験させていただき非常に充実しています。こうした企画を続けることができていることに感謝しています」と音楽祭へ強い思いと感謝の念を口にした。「国際音楽祭NIPPON 2020」は2020年2月14日(金)より3月15日(日)まで開催。チケットは9月21日(土)より一般発売。取材・文:黒豆直樹
2019年09月19日埼玉県内にある霊園に、長男(34)と長女・IMALU(29)を伴って訪れたのは大竹しのぶ(62)だった。この日、9月1日は昨年、老衰のために逝去した最愛の母・江すてるさん(享年96)の1周忌にあたる。江すてるさんはいま、教師だった夫、そして生後9カ月の赤ちゃんのときに亡くなった大竹の兄といっしょに眠っている。江すてるさんは、シングルマザーでもある大竹のサポートも、長年続けてくれたという。彼女は本誌のインタビューで次のように語っている。《父は、私が二十歳のときに亡くなりましたけど、母はずっと私のそばにいてくれて。結婚してからは家事や子育ての面で協力してくれました》(本誌’10年9月7日号)周囲がみんな認める“働き者”だった江すてるさんに介護が必要になったのは5年ほど前からだったという。大竹はきょうだいや子供たちにも協力を呼びかけ、自宅での見守り介護を続け、“仕事と母のことで精いっぱい。食器一つ、ベッドカバー一枚買っていない”という毎日を過ごしたという。全力疾走の日々が続いていただけに、母との永訣で生まれた喪失感もより大きかったようだ。彼女は朝日新聞でエッセイ『まあいいか』を連載中だが、そのなかでも頻繁に淋しさを訴えている。《「なんだか淋しいなぁ」。深夜、洗濯物を干し終え、誰もいない部屋に私の独り言が空しく響く》(’18年9月21日付)また今年の6月には夏の訪れを大竹は、こう表現している。《母が、苦しみ、もがき、必死に生き抜こうと闘っていたあの夏》《8月、思い出すのも悲しくなる8月》……。この1年、母を失った喪失感“母ロス症候群”に苦しみ続けていた大竹。今年9月1日に訪れた埼玉県の霊園では、彼女は墓前にしゃがみ、目をぎゅっとつぶりながら、2分ほども手を合わせていただろうか。そして子供たちや合流した親族たちが思い思いに江すてるさんに語りかけた後に記念撮影を提案したのは長女・IMALUだった。この“撮影タイム”は意外な効果も生み出したようだ。墓石の横に立ち、声をかけあいながら、カメラやスマホのレンズを向けられるうちに、大竹の表情が少しずつほぐれていく。「江すてるさんはユーモアのある人で、体が弱ってからも、家族たちを笑わせるのが大好きだったそうです」(前出・舞台関係者)誰かが、江すてるさんのありし日のエピソードを披露したのか、大竹や一同は思わず笑顔に。静かな霊園に、楽しげな笑い声が響いたのだった。命日には全開の笑顔を見せることができた大竹。実は“家族の喪失”でうがたれた心の穴を少しずつでも埋めてくれたのは、“家族の絆”だったという。「大竹さんは『母は私に“精神的な強さ”を教えてくれた。だから私は、母がいないことにも負けてはいけないんだ』と言っています。彼女が江すてるさんの不在により淋しさを感じていることを隠そうとしなかったのも、母の思い出をあえて語り続けることで、悲しみを昇華させようと考えていたからなのかもしれません。また、元夫の明石家さんまさん(64)も、親身になって支えてくれたようですね」(大竹を知る舞台関係者)大竹はエッセイで元夫にこんな感謝の言葉を捧げている。《昨年9月に母が亡くなった時も、彼は真っ先に駆けつけ一緒に母を送ってくれた》(’19年2月1日付)2人が離婚したのは27年前だが、その後も交流は続いており、江すてるさん逝去後は、会う機会も増えているようだ。「今年1月29日は長男の34歳の誕生日で、3人で食事をしたそうです。また大竹さんもさんまさんも7月に誕生日を迎えます。今年8月には“ちょっと遅れたお誕生日会”を開き、子供たちやその友人たちも集まって、にぎやかな会になったとか。さんまさんは“名司会者ぶり”を発揮し、みんなを笑わせ続けたそうですが、きっと、大竹さんを元気づけたかったのでしょう」(前出・舞台関係者)9月1日、大竹たちはお墓参り後、霊園内にあるあずまやで、江すてるさんの思い出話に花を咲かせていたという。彼女が“母ロス”から卒業する日も、けっして遠くはないだろう。
2019年09月11日ダンス&ボーカルグループ・E-girls、Happinessの藤井夏恋が16日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYA イベントスペースで初単独写真集『KAREN』の刊行記念イベントを開催し、ファン600人が集まった。ファッション誌『JJ』のモデルも務める藤井は、同誌編集部協力のもと、今回の写真集をセルフプロデュース。「編集部の皆さん、マネージャーさん、そしてメンバーにも客観的な意見を聞きながら進めていったので、みんなで作り上げた感はすごく嬉しかったですね」と振り返り、「アーティストとして見せるかっこよさだけでなく、『JJ』で表現しているようなナチュラルなメイクやヘルシーな感じも表現できた。いろんな自分を撮影で感じることができて、表現の幅も広がった」と語る。また、何回も見たくなる写真集にしたいとの思いから、衣装や写真のセレクトだけではなくレイアウト、紙の質やサイズ、帯の言葉にまでこだわったという。肌の露出に関しても、「ただ露出するのではなく、仲のいいスタイリストさんと『あえて男性用パンツを履くとセクシーに見えるんじゃないか』と考えてみました」明かし、メンバーの須田アンナからは「私はこれ、夏恋ちゃんの普通の女の子のパンツバージョンが見たいな」と言われたそうで、「次やるときは、やってもいいのかな」と照れ笑いを浮かべた。お気に入りのカットは、ほぼスッピンの1枚で、「ほとんどメイクしていなくて、素な感じ。普段歌って踊っているとき、ナチュラルな感じはあまりしないので、写真集でしかこういう素な感じはあまり見せたことがないので。薄さ、ナチュラルさがお気に入りです」と話す藤井。この日が23歳の誕生日だったことから「23歳の1発目で夢が叶ったので嬉しい!」と笑顔を見せ、「今回の写真集で、プロデュースにすごく充実感を感じて。この充実感は自分にとっていいな、好きだなって思えたので、これからも仕事をしていく上で、自分の表現したいことを考えていけたら」と意気込んでいた。
2019年07月17日京の伝統と今を感じる小物を日向坂46の金村美玖さんと小坂菜緒さんが着こなす。彼女たちの京都の思い出とともにお届けします。浴衣で撮った渾身の一枚をブログにUPするのが目標大柄のひまわりが優雅にあしらわれた浴衣を落ち着きを宿したグリーンの帯でしっとり着こなしてくれた金村美玖さん。「この浴衣、かごバッグを合わせたら、どこかワンピースっぽい雰囲気にもなりますよね。夏祭りに出かけるのももちろん素敵なんですが、美術館に行くとか、レトロでおしゃれな喫茶店を訪ねるとか、何気ない日常でさらっと着こなせたら女性として“粋”かなって思います」そんな金村さんの京都の一番の思い出は、中3のときの修学旅行。「清水寺周辺や祇園の街を散策したんですが、古風な街並みが素敵でどんなに歩いても目に飛び込んでくる景色に感動しっぱなしでした。牛の生ヒレカツ丼や八つ橋がおいしかったな。それから、雑誌でよく目にしていた『よーじや』さんに行けたのもうれしくて。あのとき購入して以来、あぶらとり紙は今でも愛用しています。山寺の近くでクラスメイトとおみくじを引いてきゃっきゃしたのも青春の一ページです(笑)」最近、フォトジェニックな写真をブログに載せることに夢中だという金村さん。「次に京都に出かけたら、あの景色の中に和装で溶け込んで撮影してみたいですね」かねむら・みく2002年9月10日生まれ。埼玉県出身。グループ加入当初からその美貌に注目が集まる。特技はアルトサックス。好きな食べ物はお寿司。次こそはのんびりゆっくり京都の街を散策したいです「浴衣は大好きなんですが、袖を通すのがうれしい半面、ちょっぴり照れくさくもあります」。風車を幾何学風にデザインした浴衣をモダンに着こなしてくれつつも、はにかみながら話してくれたのが印象的な小坂菜緒さん。関西出身なので、京都には何度も行ったことがあるのかと思いきや、「近いと、逆になかなか足を運ぶ機会がなく、実は、親戚と一緒に日帰りで1度しか行ったことがないんです(笑)。たしか中1のときだと思うんですが、当時の私はものすごく歴史にハマっていて。どうしても清水寺に行きたいとせがんだのを覚えています。ちょうど桜が満開の季節で、清水の舞台から見える花霞にうっとり。自撮りするのも忘れて、その景色を夢中でカシャカシャ撮影してました。外国の方が着物で散策しているのをたくさん目にして、京都は日本を象徴する場所なんだなって、しみじみと感じました。おみくじは……なんでだろう、引かなかったですね(笑)。参拝の帰り道、お寺の近くでいただいた、にしんそばもおいしかったです」次に行きたいのは、嵐山・嵯峨野方面。「緑が多くて癒されそうですよね。梅園のみたらしだんごを食べ歩きしてみたいな」こさか・なお2002年9月7日生まれ。大阪府出身。デビュー曲『キュン』からセンターを務めるエース。『Seventeen』の専属モデルとしても活躍中。ニックネームは“こさかな”。日向坂46今年3月にシングル『キュン』でデビュー後、瞬く間にブレイク。7月17日に2ndシングル『ドレミソラシド』をリリース。毎週日曜25:05~オンエア中のレギュラー番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)もチェック。金村さん・浴衣¥28,000(和風館)帯¥7,800(そしてゆめ)共に和風館ICHI TEL:03・3409・8001下駄¥9,800バッグ¥14,000コサージュ¥4,200(以上撫松庵TEL:03・3661・0843)小坂さん・浴衣¥28,000(きもの道楽/和風館ICHI)帯¥18,000(くるり TEL:03・3403・0633)下駄¥9,800バッグ¥16,800かんざし¥3,800(以上撫松庵)※『anan』2019年7月17日号より。写真・嶌原祐矢スタイリスト・藤井晶子大竹恵理子(浴衣)ヘア&メイク・北原 果取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2019年07月14日展覧会「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」が、茨城・水戸芸術館現代美術ギャラリーにて2019年7月13日(土)から10月6日(日)まで開催される。関東では13年ぶりの個展大竹伸朗は、絵画を中心に、印刷、音、写真や映像などの多彩な表現を展開。現代美術界だけでなく、フォントやデザインといった幅広いジャンルにも影響を与えてきたアーティストだ。横浜トリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭をはじめ、韓国の光州ビエンナーレ、ドイツのドクメンタ(13)、イタリアのヴェネチア・ビエンナーレなど、国内外の国際展に参加している。「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」は、関東では2006年に東京都現代美術館で開催された「全景 1955-2006」以来、13年ぶりの個展。活動初期から現在までの約40年間にわたり描き続けてきたシリーズ「ビル景」に着目する。香港やロンドンなど都市の記憶をミックスした「ビル景」「ビル景」は、大竹伸朗の中に蓄積された、香港、ロンドン、東京といった様々な都市の、湿度や熱、騒音、匂いなどの記憶をランダムに融合し、「ビル」という形を伴って描き出される仮想の風景。細やかなラインで描き出された静かな作品から、ダイナミックなタッチのヴィヴィッドな油彩画まで、様々な表現手法によって「ビル景」が生み出されている。「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」では、多数の未発表作品から最新作まで800点以上にも上る作品の中から、大型の立体作品などの新作数点を含む500点余りを一堂に展示。「ビル景」シリーズの全貌に迫る展示内容となっている。特製Tシャツやポスターもミュージアムショップでは、大竹伸朗がデザインした展覧会ロゴや描き下ろしドローイング、フォトコラージュをプリントした特製Tシャツや、亜鉛凸版による展覧会ポスターのスペシャルエディション、2019年4月に刊行された画集『大竹伸朗 ビル景 1978-2019』などを販売する。【詳細】展覧会「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」会期:2019年7月13日(土)~10月6日(日)開館時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8休館日:月曜日 ※ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日(月・祝/振)は開館、7月16日、8月13日、9月17日、9月24日(火)は休館入場料:一般 900円、前売・団体(20名以上) 700円※高校生以下・70歳以上・障害者手帳持参者と付き添い1名は無料※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要。※1年間有効フリーパス「年間パス」2,000円※学生とシニアための特別割引デー「First Friday」学生証持参者と65歳~69歳の人は、毎月第1金曜日(8月2日、9月6日、10月4日)100円【問い合わせ先】水戸芸術館現代美術センターTEL:029-227-8111(代表)
2019年07月08日大竹彩子の展覧会「コスモス・ディスコ(COSMOS DISCO)」が、2019年5月31日(金)から8月22日(木)までの期間、ディーゼル(DIESEL)が展開するディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて開催される。大竹彩子は、愛媛と東京を拠点に国内外で制作活動を展開するアーティスト。複眼的なパースペクティブから成る独自の作品世界を、ドローイングや写真、コラージュなど様々な技法で表現している。大竹彩子に“発見”された“宇宙”の断片は、時を経て大胆で繊細なイメージの構築物となる。「コスモス・ディスコ」は、そんな大竹彩子の想像力で生み出したドローイング作品と写真作品を同時に展示する国内初の展覧会だ。会場では、大竹彩子が手掛けた30点以上の新作を展示・販売。さらに、パリ滞在時のシーンを盛り込んだ新刊のZINEなどの関連グッズも発売する。また、会期初日の5月31日(金)から6月4日(火)の5日間、大竹彩子本人によるドローイング作品の滞在制作を実施。さらに、7月20日(土)の15:00から本人によるライブペインティング、16:30からミュージシャン・大橋トリオをゲストに迎えたアーティストトークイベントも開催される。【詳細】コスモス・ディスコ会期:2019年5月31日(金)~8月22日(木)開館時間:11:30~21:00入場料:無料休館日:不定休会場:ディーゼル アート ギャラリー(ディーゼル 渋谷内)住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1FTEL:03-6427-5955
2019年05月30日俳優の伊礼彼方が26日、東京・タワーレコード渋谷店にてミニライブを行い、藤井隆とともにトークを行った。同イベントは、藤井がプロデュースした伊礼のミュージカルカバーアルバム『Elegante』リリースを記念したもので、CD収録曲の中から3曲をその場で披露。「Love Can’t Happen(『グランドホテル』より)」では会計中の同店の客に歌いかけ、最前列にいた少女を抱き上げるとサービス精神旺盛な姿を見せる。「最後のダンス(『エリザベート』より)」では、スピーカーに足をかけシャウト。最後の「Estrellas(『レ・ミゼラブル』より)」は、力強く歌い上げた。プロデュースを務めた藤井は「本当に優しくて、本番前に『藤井さん、今日も頑張りましょうね』ってハグをしてくれるわけですよ。そんな共演者いないわけですよ」と、舞台共演時の伊礼の姿を振り返る。藤井はさらに、イベント特典のポストカードについて「しゃぶしゃぶをやってる、これは絶対撮りたかった。伊礼さんってすごくかっこいいですし、稽古中ジャージでストレッチしている姿も本当にかっこいいんですよ。うっとりしちゃうんです。でもどこか、ちょっと抜けてるところがおありでしょう?」と熱弁。「『王子様がしゃぶしゃぶ食べてる』という設定で撮ったんですけど、大丈夫ですか?」と客席に語りかけると、拍手が起こっていた。伊礼は藤井の存在について、現在出演中の舞台『レ・ミゼラブル』にかけて、「藤井さんが、僕にとって司教さんなんですよ。正しい道に導いてくれる」と感謝すると、藤井は「僕、エポニーヌ」と主張し、会場はこの日1番の爆笑に。2枚目のCD制作にも意欲を見せる藤井に、伊礼は「僕にはこんな素晴らしいエポニーヌがついてるので、つながるように頑張っていきたいと思います」「ミュージカルに出会ったのが24〜5歳くらいで、それまでは全く知らなかったんですけど、たくさんいい曲がある。それを普及させたい」と意気込んだ。伊礼のリリースイベントは今後、『レ・ミゼラブル』ツアーに合わせ愛知、大阪、福岡、北海道で実施。観覧可能な無料ミニライブに加え、CD購入者対象の特典会(握手+サイン会)が行われる。
2019年05月26日アーティスト・大竹彩子のドローイング作品と写真作品を同時に発表する国内初の展覧会「COSMOS DISCO(コスモス・ディスコ)」が、渋谷のディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて、5月31日から8月22日まで開催。© Saiko Otake1988年に生まれ、ロンドン芸術大学を卒業し2016年に帰国。愛媛と東京を拠点に国内外で旺盛な制作活動を展開している大竹彩子。複眼的なパースペクティブから成る独自の作品世界を、ドローイング、ペインティング、写真、コラージュなど、様々な技法で表現している。彼女のアンテナに反応し、発見(Disco/ver)された宇宙(Cosmos)の断片は、時を経て、大胆で繊細なイメージの構築物となり、様々な技法でコラージュされた作品は、異次元のどこかへの進入口となる。今回の「COSMOS DISCO(コスモス・ディスコ)」では、30点以上の新作を展示・販売する他、ZINEなどの関連グッズも販売。写真作品による『NIPPON』、『SOMEWHERE』、『SWI-SS』などフルカラーのZINEシリーズは、パリ滞在時のシーンを盛り込んだ新刊『PAPAPARIS』を含む全10点を発売する。また、会期初日の5月31日から6月4日の5日間をかけて、会場にて大竹彩子がドローイング作品の滞在制作を実施。さらに7月20日には、15時より大竹によるライブペインティングを、16時半よりミュージシャンの大橋トリオをゲストに迎えた、アーティストトークイベントを開催予定。果てしなく広がる宇宙から、細胞膜の内側の微視的な領域まで大竹彩子の想像力が“蒐集”した、めくるめく作品世界を一望する待望の個展をお見逃しなく。【展覧会情報】COSMOS DISCO(コスモス・ディスコ)会期:5月31日〜8月22日会場:ディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F時間:11:30〜21:00入場無料、不定休
2019年05月24日4月15日午後9時過ぎ、東京・渋谷にある高級ワインバーへ足早に向かう女性の姿があった。大竹しのぶ(61)だ。大竹は出演している舞台の夜公演を終え、翌日は休演日だった。共演者との中打ち上げだろうか?しかしその2時間後、店から出てきた大竹の隣にいたのは長身の男性!マスクで顔は隠されているが、目元はディーン・フジオカを思わせるイケメンだ。その手には、大竹が入店前に持っていたワインの入った袋がしっかりと握られている。人目につかないよう、手で顔を隠しながら男性の後ろを歩く大竹。男性から呼びかけられると、しばし見つめ合う2人。その姿はまるで恋人のようだ。そしてタクシーに乗り込んだ2人は、寄り添いながら夜の街へと消えていった。気になるお相手の正体は、宮原浩暢(39)。ヴォーカルグループ・LE VELVETSに所属し、ミュージカルを中心に活躍している俳優だった。「昨年11月に大竹さんが主演した舞台『ピアフ』で2人は初共演。宮原さんは、大竹さん演じるエディット・ピアフに才能を見出される歌手を演じました。厳しく突き放すピアフに食らいつく難しい役どころを好演。そんな宮原さんのことを彼女も高く評価していたそうです」(舞台関係者)22歳年下俳優との逢瀬を楽しむ大竹。自身が演じたエディット・ピアフの生き様をまるでなぞるように、大竹も“恋愛至上主義者”の顔を持つ。82年に結婚したテレビディレクターの男性と87年に死別後、その翌年に明石家さんま(63)と再婚。89年には長女・IMALU(29)を出産するも、92年には離婚。その直後から舞台での共演をきっかけに劇作家・野田秀樹(63)と交際をスタート。約5年間にわたる同棲生活を送っていた。「舞台は稽古期間を含めると、2~3ヵ月にわたって長い時間ともに過ごします。その結果、演技から本物の恋に発展することも珍しくありません。大竹さんは芝居に厳しいことで有名ですが、目をかけた俳優には自ら食事や観劇に誘うこともよくあるといいます。そのため、年下からとにかくモテるんです!最近では役者だけでなく、RADWIMPSの野田洋次郎さん(33)やゴールデンボンバーの鬼龍院翔さん(34)らともよくご飯に行っているそうです。今回も宮原さんのことを気に入った大竹さんが、自らアプローチしたのでしょう」(前出・舞台関係者)大竹は自身の恋愛観について、『婦人公論』15年3月10日号で次のように語っていた。《もう結婚はしないとか、男の人と一緒に暮らすなんて考えられないとかも、決めてはいません。何が起こるかわからないのが人生だから。もし素敵な人と出会って生活をともにして最後までいっしょにいましょうということになったら、幸せだろうなぁと思います》“還暦愛”に前向きな姿勢を見せる大竹。しかし、ここ数年は“ある理由”から恋愛を控えていた。「大竹さんは、自宅で母・江すてるさん(享年96)の介護を4年にわたって続けていました。多忙な大竹さんにとって、仕事と介護の両立は決して楽ではありません。しかし最愛の母のため、昨年9月に亡くなるまで片時もそのそばを離れることはなかったそうです」(芸能関係者)そして、母の死から半年。大竹に心境の変化が訪れたという。「介護生活が終わったことで、『もう自分のために生きてもいいのかな』という思いが芽生えたのでしょう。宮原さんとの交流が最近になって増えているそうで、彼の舞台を訪れる大竹さんの姿がたびたび目撃されているといいます。宮原さんも『今日は大竹さんが観に来てくれた!』とうれしそうに話していたそうです。そのため『2人がいい雰囲気らしい』とウワサになっていました」(前出・芸能関係者)そこで本誌は真相を確かめるべく、舞台公演前の大竹のもとを訪れた。楽屋入り直前の大竹に本誌記者はこう切り出した。「15日に宮原さんとお食事に行かれていましたよね?」一瞬「えっ」と戸惑った様子を見せる大竹。しかし、いつもどおり穏やかな口調で口を答えてくれた。――お食事のあと一緒に帰るところを見たのですが、お付き合いされているのでしょうか?「あの、えーと。この前私が彼の芝居を見にいったんです。それであの日、彼が私の芝居を見に来てくれたんです」――そのお礼に食事に行かれたんですか?「そうです、そうです」だが、「お友達なんですか?」という質問には「友達というか……」となぜか口ごもっていた。その直後に慌てて「今でも会ったりと、みんなすごく仲がよくて」と“みんな”という言葉を強調。しかし、この日は2人きりだった。――宮原さんに対してはどんな印象をお持ちですか?「誠実で真面目ないい方です。ただすごくいい仲間なんで、変なふうに思われても……」そう言い残し、大竹は楽屋へと入っていった。気になるのは2人の今後。『からだにいいこと』17年10月号のインタビューで、大竹は結婚についてこう語っていた。《フランスのマクロン大統領夫妻には憧れます、奥様が25歳年上なんですよね。正直いいなあって思います(笑)》まさかの還暦婚もあるかも!?
2019年04月23日モデルの藤井サチが11日、都内で行われた「香る絶頂シャンプー『ハーバルエッセンス ビオリニュー』」発売記念イベントに出席し、大学卒業秘話を明かした。3月に上智大学を卒業した藤井。商品にちなんで「絶頂エピソード」を求められると、「3月に大学を卒業しました」とあらためて報告し、イベントに出席したタレント・菊地亜美、お笑いコンビ・ガリットチュウの福島善成は「おめでとう!」と祝福した。また、「(卒業式で)おばあちゃんの着物を着ました。『いつか孫のために』と60年ぐらい大事にずっととっていてくれていた着物なんです」と明かし、「その話を聞いた時に、『うれしい』と思って絶頂を感じました」と祖母への感謝の気持ちを表現。菊地も胸を打たれた様子で、「おばあちゃん最強ですね」と興奮をあらわにした。卒業後の心境を聞かれた藤井は、「卒業して社会人になった気持ち。15歳からずっとモデルはしていて、仕事はしているものの、心の中では『まだ学生』という気持ちでした。4月から『大人になっちゃった』感じです」と正直な気持ちを伝え、「大人の女性」になるべく、「もっと自分を磨こうと思います」と意欲を見せていた。卒業しました ♡ pic.twitter.com/Mw0iADMVx1— 藤井サチ (@sachi_fujii_) 2019年3月26日
2019年04月11日舞台『LIFE LIFE LIFE〜人生の3つのヴァージョン〜』が、6日に初日を迎え、上演台本・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチ、出演の大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則がコメントを寄せた。同作は、全世界で大ヒット作を数多く放ち、日本でも高い人気を誇るフランス人劇作家ヤスミナ・レザの代表作のひとつ。2006年に上演された 『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』以来13年ぶりに顔を合わせた4人が出演する。宇宙物理学者アンリ(稲垣)とキャリアウーマンのソニア(ともさか)夫婦が、自宅の居間でなかなか寝付いてくれない子供に手を焼いていると、翌日に招待していたはずのアンリの上司・ユベール(段田)とイネス(大竹)夫妻が現れる。最近、研究が停滞気味だったアンリは、上司を夕食で接待するはずだったのに、出せる物といったら食べ残しのスナックくらいしかない、という悲惨なシチュエーションから3つのヴァージョンの物語が展開していく。ある夜、同じシチュエーションからスタートする2組のカップルの会話が、 話題の角度やトーンを少し違えるだけで、熱量が異なる"LIFE"に。タイトルの通り、 “3つのLIFE"を堪能できる作品となっている。公演は Bunkamuraシアターコクーンで4月6日〜30日。○ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメントヤスミナ・レザは以前から好きな作家で、日本での上演も多く見てきました。でも、この作品ほど、不思議な流れの戯曲はなかったんじゃないかなあ(笑)。知的シットコムという体裁で前半を終えると、後半から少しずつ少しずつ不条理劇のようなエッセンスが増してきて、一筋縄では紐解けなくなっていく難しさがある。お客様にも細部に渡って生まれるハテナに頭を使って観ていただきたい(笑)。そこが演劇の面白いところであり、豊かさではないかと思うんです。こういう芝居は、他にはなかなかないですね。役者4人と僕を含めた5人で、どの国で上演されてきたものよりも面白い作品に仕上げたいと稽古に集中してきました。いろんな意味で、計算だけでは創り出せない上演になると思います。○大竹しのぶ コメントKERAさんと役者4人で毎日毎日あーでもない、こーでもない、と笑いながら、悩みながら、苦しみながら稽古期間を過ごしてきました。以前出演した『大人は、かく戦えり』もそうでしたが、レザ作品は、これと言って大きな出来事が起きるわけではないんですね。自分たちの日常に近いやり取りの中で、“表の顔"のそのまた裏にある本心が見え隠れして笑ってしまうようなコメディです。そんなちょっとくすぐったい笑いがうまく出せたらいいなと思っています。今回、舞台を360度取り囲んだ客席で、全ての角度からお客様に見られているのも難しい点です。でも、楽しい笑いで劇場全体が包み込まれるよう、皆で頑張ります。○稲垣吾郎 コメント『ヴァ―ジニア・ウルフ〜』から13年も経ったという感じがしないですね。出演者の皆さんや KERAさんとの 関係性ができていたところからのスタートだったので、いいチームワークで稽古に臨むことができました。この脚本は、微妙な言葉や反応の違いで笑いを誘うところがとても洒落ています。シニカルなブラックユ ーモアや人間の醜さ、美しさなどの様々な側面が凝縮されていて、リアルな可笑しみがある作品です。 人生には、「あのときこうすれば……」「あれでよかったのか?」と考える瞬間がありますが、それを巧妙に芝居にしているところが面白いですし、お客様も、ご自分の物語として楽しんでいただけると思います。○ともさかりえ コメントKERA さんの上演台本は、翻訳劇の違和感がなくて、グッと身近に感じられるセリフです。でも、作者が3幕の構造に込めた意図はずっと謎だらけで、日々の稽古を通して、カンパニー全員で謎解きをしていくよ うな濃密な時間を過ごしてきました。四苦八苦する私をよそに、大先輩の大竹さんと段田さんはいつも自然体。日常と演技の境目のなさは、もはや“人間離れ"の領域です(笑)。稲垣さんもご自身のペースをもっていらっしゃるし、頼もしい共演者の皆さんと信頼している演出家KERAさんと再びご一緒できて、 稽古中も、つくづく“恵まれているなあ"と噛みしめていました。○段田安則 コメントヤスミナ・レザ作品は、『大人は、かく戦えり』に続き2作目です。「少人数で激しいバトルの会話劇」という外枠は共通していますが、今回は、1〜3幕それぞれ角度が違う不思議な構造。セリフはシンプルですが、作者が意図することがなかなか掴めず、その手強さに稽古中も頭を抱えながら格闘の毎日でした。 むしろ13年前の『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』との相似性がある作品だったので、時を経て、 再び同じメンバーでこの作品に向き合えたことに感慨を感じています。 それにしてもレザさん、どうしてこんな奇妙な構造の戯曲を考え出したんでしょうね(笑)。撮影:宮川舞子
2019年04月06日『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』の原恵一監督最新作『バースデー・ワンダーランド』から、声優の藤原啓治と矢島晶子が担当するキャラクターが登場するちょっと怖い本編シーンが到着した。女優・松岡茉優が主人公の声を務めるほか、杏、麻生久美子、市村正親ら豪華俳優陣が参加することでも話題の本作。今回到着した映像は、「クレヨンしんちゃん」の初代“ひろし”と“しんのすけ”の声でお馴染みの藤原さんと矢島さんが演じるワンダーランドの世界を荒らす“悪役コンビ”、ザン・グとドロポのシーン。アカネが泊っている宿で、食料を奪おうとするザン・グとドロポ。食料が減り、水不足の危機に陥っているワンダーランドだが、「食い物を出せ」と店主を脅し、むりやり食べ物を奪ってしまう。さらに睨みつけて水も要求、怒った勢いでテーブルを破壊してしまう。ひろしとしんのすけとは全く違うキャラクターのザン・グとドロポだが、2人には本当の目的もあるようで…。「クレヨンしんちゃん」をはじめ、『河童のクゥと夏休み』『カラフル』『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』にも出演するなど、原監督作品には欠かせない存在となっている藤原さんと矢島さん。原監督は2人に絶大な信頼を寄せており、「敵役のザン・グとドロポの悪役コンビは、藤原さんと矢島さんにぴったりだと思ったので演じてもらうことにしました」とコメント。また「藤原さんにはワンダーランドの誰もが恐れているザン・グの怖さを表現してもらい、矢島さんは悪役だけどどこか憎めないドロポを演じてもらいました。ひろしとしんのすけとは真逆の悪役キャラを楽しみにしてほしいです」と呼びかけている。『バースデー・ワンダーランド』は4月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バースデー・ワンダーランド 2019年4月26日より全国にて公開©柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
2019年04月04日昨年9月に35周年、ソロデビュー25周年を迎えた藤井フミヤ(56)。今年も7月から全国で35周年記念公演が予定されている。2月上旬の夜、歌舞伎町の老舗キャバレーで、彼の代表曲『TRUE LOVE』の美声が流れていた。彼のファンにしては、あまりにも声が似ている。それもそのはず、歌っていたのは、本人だった。その場に偶然、居合わせたお客さんが興奮気味にこう語る。「藤井さんはこの日、お忍びで来店していました。少しお酒も回ってきた状況で、キャバレー内にあるステージに上がって、『TRUE LOVE』を歌ってくれました。店内は騒然となったのですが、なんとご本人が携帯での撮影も許可してくれていて。居合わせたお客さんが各々に携帯で撮影していました。伴奏などは普通のカラオケだったので、少し歌いにくそうにしていましたが、酔っているように見えても、やっぱり圧巻の歌声でしたよ」まさかの“ソロコンサート”会場となった老舗キャバレー。この店は以前は綾小路きみまろ(68)がイベントをやっていたり、その他にも芸人などもステージに上がっている“知る人ぞ知る”ライブスポットだ。「お一人で来ていた訳ではなく、テレビ関係者のお偉いさんに連れられ、力士など数人でいらっしゃっていました。すごく大らかな方でしたよ」(前出の客)また別の常連客はこんな状況も目撃したという。「歌ってる時はすごくオーラがあって紳士的でしたけど、席に一緒についている女性からいじられても笑い飛ばしていたりと、飲みの場では楽しそうにやっていました」2月上旬には、木梨憲武(56)が主催のイベントにも参加、数日後には、力士の栃煌山(31)の披露宴でもその歌声を披露していた。そんなスケジュールの合間に訪れたキャバレーでも気さくに歌い上げる。第一線を走り続ける彼の人脈の広さが垣間見えた。
2019年03月03日10日に行われた『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝したお笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹が、12日に放送された文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(毎週月曜~金曜13:00~15:30)に生出演した。阿佐ヶ谷姉妹にとって、パーソナリティを務める大竹まことは同じ事務所の大先輩にあたる。「どうしてもあいさつを」と文化放送を訪れたところ、急きょ番組に生出演することになった。2人がスタジオに入るなり、きたろうが「まさか優勝するなんて思ってもいなかったな~」と漏らすと、大竹も「誰も思っていなかった」と続けた。本番当日には大竹からアドバイスをもらっていたとのこと。阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子は「『9組ともプロなんだし、お前たちはおばあちゃんがただ参戦するだけだから、優勝するとか考えなくていい。ただスベった時とか間違えた時に、楽しんでやってるぞとか、落ち着いてやってるぞというフォローの言葉を用意しておいたらどうだ』って。そしたら案の定、美穂さんがネタ中にかみまして。その時に『かんでんじゃないわよ!』って言えたのは大竹さんからアドバイスをいただいたからだなって思って」と感謝していた。最後には、大竹が笑顔で「はっきり言わせてもらうけど、最初の通過点を通っただけだからね! それも47になって」と激励すると、2人は「お陰様で。まだまだですが、本当に頑張ります」と力強く語った。
2018年12月13日佐々木蔵之介主演、中山美穂、黒木瞳、藤井流星、石川恋らが共演している「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~」の第8話が11月29日放送。中山さんと藤井さんの“熱烈キス”にネット上が荒れに荒れ、激しいツッコミの嵐となっている。主人公・瀧沢完治(佐々木さん)は入社以来仕事一筋、こつこつと努力を積み上げ銀行の支店長まで登り詰めたが、社内政治に巻き込まれ取引先に出向を命じられてしまう。ショックから家族には出張と偽り単身スイスを訪れた完治だが、そこで出会った目黒栞(黒木さん)と出会い恋に落ちてしまう。出向先で栞と再会した完治は不倫にまい進するが、一方エリート弁護士の日野春輝(藤井さん)と結納まで済ませた娘・美咲(石川恋)が大学教授の戸浪(高田純次)と駆け落ちしてしまう。しかも春輝は婚約者の母である完治の妻・真璃子(中山さん)に惹かれていた…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美咲と戸浪の関係を完治が知っていたことに真璃子は驚愕、自分が知らない娘の秘密を夫が知っていたことで、自分の人生を否定されたと感じショックを受ける。謝罪のため日野家を訪れた完治と真璃子に冴(麻生祐未)は塩を撒いて激高するが、冴に「僕も悪いんだ」と言う春輝の言葉に冴もまた疑問を抱く。一方、完治は会社を休んでいる栞を心配し家を訪ねるが、もう別れようと拒まれてしまう。そんななか完治らのもとを戸浪の妻・和代が訪ね、美咲に対し「私は離婚しない」と伝言を託す。その後美咲から連絡が来て完治は美咲と空港で再会。栞が完治を拒む理由を知り、完治は改めて栞に愛を伝え、栞も完治の想いに応えるのだった。再び登山の約束を取り付けた2人だったが、栞に糖尿病が発覚。さらに春輝と真璃子の関係に気付いた冴は卒倒、入院してしまう。病院の帰り、車を降りようとする真璃子を引き留めた春輝は熱烈なキスを交わす…というのが8話のストーリー。ラストの真璃子と春輝による“熱烈&濃厚車中キス”にネットは騒然。「流星くんめっちゃちゅーしてたぁぁあ」「激しいきすしーーんん」「ミポリン腕を回したああああ…」など雄叫びのごときツイートがタイムラインに溢れかえる事態に。「藤井流星担死んでない!?」「藤井担生きてる?」など藤井さんファンを心配した“生存確認”ツイートも多数。今回も「完全にやってることアウトなのに感動仰ぐ黄昏流星群に草」「なんか感動的なシーンになってるけど、よく考えたらめちゃくちゃ」「なんか良かった感じになってるけど、あれ?良かったんだっけ?」などツッコミの声がネット上を駆け巡っている。(笠緒)
2018年11月30日お笑い芸人・ひょっこりはんが、下垂体腺腫治療で一時休養中のガンバレルーヤ・よしこの代役として、26日に放送された文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(毎週月曜~金曜13:00~15:30)に生出演した。ひょっこりはんはガンバレルーヤとNSC同期という関係。大竹まこと、パートナーの倉田真由美がそろうスタジオでの番組オープニングにいつものタンクトップ姿で登場し、「ひょっこりはんだよーーお願いしまーす」とあいさつした。大竹が"変なおじさん"風に「なんだつみは。ラジオだぞ。画像がなくてどうすんだー?」とおどけると、ひょっこりはんは定番の音楽にのせて、スタジオの小さなホワイトボードの後ろから「ひょっこりはん」とネタ披露。大竹は「だーかーらー。説明したっておもしろくもなんともないじゃないか」とツッコんでいた。その後はガンバレルーヤ・まひるとスタジオを飛び出し中継レポートをした。音楽に乗せてひょっこりはんが柱の陰から登場し、「決まった~ひょっこりが。どうでした? ナイスひょっこり~!」と自ら言うも、再びスタジオの大竹から「どの柱かもわからないしー。なにが面白いのか全然わかんない」とツッコまれた。
2018年11月27日●藤井の提案ですべてがスタートしたお笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務めるニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)が、10月で放送10年目に突入する。この連載では、番組に携わる構成作家のチェ・ひろし、奥田泰、藤井青銅、ディレクターの石井玄、そしてパーソナリティのオードリーにインタビューをする他、番組密着やイベントレポートも行う。第3回は、藤井青銅にインタビューを実施した。○ブレイク前に出会った若林正恭の印象――オードリーさんとの出会いは05年、藤井さん提案でスタートしたラジオ番組『フリートーカー・ジャック!』(ラジオ日本)までさかのぼります。この番組で結果を出した若林さんの冠番組『オードリー若林はフリートーカー・キング!』も放送されましたね。すでに出来上がった人は呼びたくなかったので、無名のこれからの人を呼んでよと、知っている事務所にいくつか声を掛けました。各事務所が毎回、何人か連れてきてましたが、若林さんはその中の1人でした。当時はオードリーというコンビ名も知らなかったですし、その他大勢の1人でしたね。でも話してみたら、すごく面白いというかトークの勘が良かったんです。――勘が良いとはどういうことなんですか。ラジオでのトークはライブとは違いますから、ライブ会場で上手にしゃべれる方でも、放送は別なんです。だから本番前にレクチャーをしてあげるのが、この番組のやり方でした。だから1人ずつ、会議室で僕と対面に座ってもらって、「今日、どんな話持ってきたの」と話を聞きながら、「(その話の)場所はどこなの?」「(その話の)相手はどんな人なの?」と質問したり、「そこ面白いよね、じゃあここをもっと広げたら面白いんじゃないの」とかアドバイスしていました。最初に持ってきた話はそこそこでも、アドバイスしたらすぐ分かる人と、分からない人がやっぱりいるんですよ。若林さんはそのへんの飲み込みがとても早かった。それに、僕が他の芸人さんにアドバイスしているのを傍で見てて、おそらく言われずとも修正しているなと感じました。――現在もオードリーさんに、フリートークについて何かアドバイスをすることはあるんですか。な~んにもしてないんです。でも、AのネタとBのネタがあった場合、軽く内容を聞いて「Bの方がリスナーに伝わるかもしれないね」とか、「マネージャーさんの話が最近続いたからそうじゃない話がいいのかもね」とかは言ったりしますね。でも2人とも10年もやっているので、そんなこと滅多にないんですけどね。――では、本当にお2人が迷ったときに何か言うくらいなんですね。そうですね。あとは雑談ですね。本番に向けてのアイドリングです。○オードリーのラジオには「まったく不安がなかった」――ところで、『オードリーのオールナイトニッポン』がスタートしたのは、藤井さんが当時のニッポン放送編成局長に「オードリーでやりませんか」と提案したのがきっかけなんですよね。単発の放送を2回経て、09年10月からレギュラー放送がスタートしました。08年の「M-1」明けのオードリー人気ってすごかったじゃない。でもほとんどの人はキャラとしての「春日」がすごいっていう認識でしたし、業界の人もトゥースの一発芸人だと絶対見てるなと思って、それはよくないと感じました。そうじゃなくて、若林さんがしゃべれるということをちゃんと早く知らせるためには、『オールナイトニッポン』をやった方がいいなと。『オールナイトニッポン』は深夜ラジオの代名詞ですから、それを毎週やっているという事実だけで、テレビ業界の人も、たとえ聴かなくても「しゃべれるコンビなんだな」と認識しますから。――オードリーさんを推薦したということは、藤井さんの中でもオードリーさんへの思い入れが強かったんですね。若林さんが面白かったし、本当は『フリートーカー・ジャック!』でブレイクしてもらいたかったけど、そこまではいかなくて申し訳なかったですしね。――ただ、編成局長は「ちゃんとトークできるの?」と不安がったそうですね。当時の反応として当然ですね。僕は若林さんのトーク力を知っていたので、絶対2時間いけると、まったく不安がなかったです。――その一方で、藤井さんは「春日さんはそんなにトークできないと思っていた」とあるインタビューで振り返っていました。とはいえ近年では、春日さんのフリートークが上達したと話題になることもあります。ここ2、3年でぐっとよくなりましたね。初期は正直辛かったんですが(笑)。ただ、春日さんについてはきちんとしすぎない方が面白いなと思ったの。ちゃんとフリオチがある話も、なんか春日さんらしくないじゃない。――たしかにそうですね。でしょ。春日さんは大ホームランのときもあれば、大空振りのときもあった方が面白い。若林さんはそうじゃなくて、必ず2塁打以上打つし、ホームランもよく打つというアベレージヒッターだから、そこは安心しています。●オードリーの成長を感じるところは○トークの幅が膨らんだオードリー――放送10年目に突入しましたが、番組がスタートしたとき、ここまで続くと思っていましたか。いや、全然。10年は長いね。すごいんじゃないですか。こんなに続くとは思わなかったです。――10年目に突入し、お2人の成長を感じるところはありますか。最初の数年はめちゃくちゃ忙しかったから、ラジオをオードリーの中でどう位置づけるのかと、考える時間がなかったみたいですね。だから『オールナイトニッポン』も、テレビも含めた大量に流れていく仕事の1つといいますか、リスナーとどう関わっていくかをあまり意識できなかったと思います。でも3~4年経ったあたりから、「ラジオってこういうことなんだ」「リスナーってこんな風に感じているんだ」ということがすごく分かってきて、「リスナーのために自分はラジオでしゃべっているんだ」という意識が強まったのではないでしょうか。――番組を続けていくなかで、リスナーにより意識が向くようになったということですね。若いときはみんないいところを見せようと無理するし、誰しも弱みは見せたくないものですが、どこかの時点で「ある程度、弱みを見せてもマイナスにはならない」「これぐらいまで心を許してもいいんだ」と気付いたのではないでしょうか。そこからトークの幅が膨らみましたよね。だから「リトルトゥースです」と街で言われると、うれしいのと同時に自分を全部見られている感じがあるんでしょうね。――確かに私もリトルトゥースなんですが、「テレビでは見せない一面を知ってる」と思っています(笑)。毎回、爆笑の鉄板ネタをしゃべらないといけないと最初は思うんですが、そんなの毎週もつわけがない(笑)。毎週やってると投げる球がなくなるんだけど、投げないといけない。でもヘロヘロの球を投げても良いときがあるんだなと分かると、今まで自分の中で枷をかけてたところも解き放たれて、人間的にもより幅が広がるんじゃないですかね。○オードリーのフリートークの魅力――ここまで番組が長く続いた理由のひとつに、フリートークの面白さがあるかと思います。改めて藤井さんが思われる、お2人のフリートークの魅力をお聞かせください。オープニングのトークで「今、漫才が生まれた」みたいな瞬間があるじゃないですか。もちろん台本はないんだけど、フリが効いてうまく転がり始めて、「あ、これがこのまま漫才になったりするんだな」ってときが時々あって、漫才の誕生に立ち会ってる感がすごく面白いですよね。そうやってオープニングで30分、40分しゃべっているので、どうしてもコーナーの時間が少なくなってしまいます(笑)。――ただ、藤井さんは単発のときに、「2時間全編フリートーク」の構成にするなど、フリートークをかなり重視されていますよね。そのイズムが現在も続いているようにも感じます。メールコーナーももちろん重要なんですけど、トークが出来るパーソナリティだったら、やっぱり毎週面白いトーク聴きたいなというのはありますよね。こんなまでトークが長くなるとは思わなかったですけど(笑)。最初に「1人ずつしゃべらせたい」と提案したんですが、のちにスタッフに「珍しいですね」と言われました。「珍しいの? だって2人いるんだからやればいいじゃん」と返したんですが、「ウンナンのときはどうしてました?」と聞かれて、そういえば1週交代だったかもな、と(笑)。――今お名前が挙がったように、藤井さんは『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』(89年~95年)の作家も務めていました。ウンナンさんの『オールナイトニッポン』は6年間でしたので、オードリーさんはそれを越えたことになります。そうなるとは思わなかったです。過去にとあるインタビューで「もうすぐウンナンを抜きますよ」と言われて驚いたのを覚えていますね。ウンナンがすごく長かったイメージがあったので。多分、オードリーの方は(ブースの)外にいて気楽だからかもしれないですけど(笑)。○ジジイと女子大生がいることの重要性――ブースにお入りにならない理由は、何かあるのでしょうか。一番大きいのは、僕はオードリーと同世代じゃないから、会話へのリアクションがズレるから辞めたの。他にも理由はあるんだけどね。今は奥田(泰)さんがやってくれてるから、安心しています。でも、ブースの外になんかおじさんがいるらしいぞというのは面白いですよね。――春日さんが言うところの"ジジイ"ですね(笑)。ジジイがいるぞというのは、面白いし、広がりがあっていいなと。あともう1つは、ラジオはいろんな人が聞いてるから、違う世代の人を意識した方がいいんですよ。同世代のディレクターや作家だけだと、どうしても同世代向けのトークになってしまう。今はバイトの子はいないんですが、「バイトの女の子がいた方がいい」ということも、ウンナンの頃からずっと言っているんです。――かつてはアルバイトの大学生がいましたよね。"ミホちゃん"や"しおりん"の愛称でリトルトゥースからも親しまれていました。女の子は、下ネタを言うと笑うけど、場合によってはちょっと嫌な顔するわけよ。同世代の男ばっかりでやっていると、その価値観だけのトークになっちゃうんですが、「あ、このくらいまでいくと女の子は嫌なんだな」とか分かるじゃないですか。それと、放送には直接関係ないけど、いまの女子大生がどんなファッションでどんなお店にいき、何に興味を持ってるかってことを、タレントさんもスタッフも自然に知ることができますし。リスナーには若い女の子や僕みたいなジジイもいるわけで、プレッシャーをかけるわけではないけど、スタッフの中にそういう人がいることでなんとなく意識するし、トークの仕方って変わると思うんです。部室で1年生~3年生がしゃべっているとして、何も言わないし怒らないとしても、その場に先生がいたら、話す内容はちょっと変わるじゃないですか(笑)。そういう効果として、ジジイがいて女の子がいた方がいいんですよね。○オードリーとウンナンの共通点は「清潔感がある」――藤井さんはこれまでウンナンさんの他にも、伊集院光さんなど、ラジオ史を代表する方々とお仕事をされてきました。そんな藤井さんから見て、『オードリーのオールナイトニッポン』がここまで続いた要因はなんだと思いますか。トークが上手というのは当然あるし、あとは清潔感があるんですよね、オードリーって。風俗や"エロパソ"の話をしていても、女性が「うわっ」と引く感じが、あまりしないじゃないですか。逆に下ネタを言うわけでもないのに、なんかちょっと嫌だなと女性が感じてしまうタイプのタレントさんもいるわけで。僕自身は実は、あんまり下ネタが好きではないんですよ。だからウンナンのときはほとんどやってないはずですよ。伊集院さんも僕とやっていたときはあまり言ってなかったですしね。――そうだったんですね。2人には最初に会った時から清潔感を感じてました。これはウンナンにも感じていました。その辺が万人に支持されるというか、嫌われない部分だと思います。ちょっとヤンチャしても許される感じといいますか。それが長く続くうえでは大事なのかもしれないです。タレントさんは、最初は漫才やコントの本ネタや話題性だったりするんだけど、ラジオで長く残れる人は、結局は清潔感や人間性が評価されているんだと思います。――最後に、今後番組が15年、20年とさらに続いていくにあたって、オードリーさんに期待することをお聞かせください。僕はもう死んでるでしょうから(笑)。頑張って長く続けていただいて、僕は草葉の陰で見守りたいと思います(笑)。
2018年11月10日大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則が出演する舞台『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』が、2019年4月に再演されることが4日、明らかになった。同作は、アメリカ現代演劇の巨匠エドワード ・オルビーの傑作を、2006年にケラリーノ・サンドロヴィッチ演出で上演。結婚23年目を迎え、刺激を求めていた大学教授夫妻ジョージ(段田)とマーサ(大竹)が、パーティで知り合ったばかりの新任の助教授夫妻ニック(稲垣)とハネー(ともさか)を自宅に招き入れたために、2組の夫婦の秘密や衝突が明らかになる一夜が始まる。先日紫綬褒章受賞が発表されたケラリーノ・サンドロヴィッチの演出と、大竹・稲垣・ともさか・段田の激突、ヴィヴィッドな台詞術が際立った翻訳、そして芸術的なデザインワークでオルビー戯曲の強烈な世界観を表現し、2007年には第14回読売演劇大賞で「最優秀作品賞」に輝いた同作。ジョージ役を演じた段田は同賞で大賞・最優秀男優賞を受賞し、第6回朝日舞台芸術賞にも輝いた。さらに主催のシス・カンパニーや、スタッフ陣も数々の賞を受賞した伝説の舞台が、この度再演されることとなる。13年ぶりの再演となるが、主催のシス・カンパニーは「過去の実績を懐かしむための上演ではありません! 13年の歳月で、それぞれが過ごした充実の時間、積み重ねられてきた経験など、カンパニー全員がそのすべての力を、再びこの作品に結集させ、私たちはまた、新たな発見の旅へとスタートを切ろうとしています」とコメント。同社でもなかなかない再演に、再びのカンパニーで挑む。公演は Bunkamuraシアターコクーンで2019年4月、東京公演のみを予定している。
2018年11月04日女優の大竹しのぶが3日、梅沢昌代、彩輝なおとともに、日比谷シアタークリエで行われる舞台『ピアフ』の公開ゲネプロの前に、取材に応じた。同作は仏歌手エディット・ピアフの人生を、パム・ジェムスが戯曲化し、2011年に栗山民也演出の元、大竹により日本で初演を迎えた。2016年にはNHK紅白歌合戦で大竹が「愛の讃歌」を歌ったことも話題となり、今回の30公演18,000席も即日完売。発売中のアルバム『SHINOBU avec PIAF』も好調で、2019年1月には、大竹初のピアフコンサートも行われる。大竹は「4回目で、プレッシャー的にはどんどん大きくなってきてるかなって。初めて観る方もいるけど、4回目を楽しみにしてる方もいる、ということは前よりも絶対いいものを出さなくてはいけない」と心境を吐露。「前はあの時のベストであって、今は今がベストなんだと思えるようにしたいなとは思います」と意気込んだ。ピアフコンサートは追加公演も決定したが、大竹は「頑張ります。でも今から始まるゲネプロのことで頭がいっぱいで、1日1日だね」と苦笑。「命をかけるまではできないけど、命を削るくらいのことは、毎日やってる感じ」と語る。梅沢、彩輝とは初演からの共演で、大竹は「女3人で、男どもを『しっかりしろや〜』みたいな感じでやってます」と笑顔に。梅沢は大竹について「毎日ライブ感のある方なので、楽しいです」と語り、「命がけですよ、いつも。悩むし、疲れるし、でも、『まあいいか』じゃなくて『頑張る』と言ってます」と魅力を表す。彩輝も「おこがましいかもしれないですけど、とてもチャーミングで、魅力に引き込まれる。魂から演じられてることと、普段からのかわいらしさがある」と大竹の魅力を語った。3人でご飯を食べに行くことも多いというが、大竹は「結構、男どもも一緒に連れてってあげました。最初は女3人が怖いみたいで、近寄れない感じが。怖くないから、いらっしゃいと言って、今はもう大丈夫になりました」と明かした。公演は日比谷シアタークリエにて、11月4日〜12月1日。
2018年11月04日名曲の数々とともに、恋人の死や自身のモルヒネ中毒といったドラマティックな生涯でも知られる“シャンソンの女王”、エディット・ピアフ。その壮絶な生き様を大竹しのぶが体当たりで演じ、「ピアフが、大竹しのぶに舞い降りた」と大称賛されてきた音楽劇『ピアフ』が本日11月4日(日)、シアタークリエで開幕する。2011年の初演以来、2~3年おきに再演が重ねられ、今回で早くも4演目となる名作舞台だ。最大の見どころは、やはり大竹しのぶその人。どこを切り取ってもドラマティックなピアフの生涯を、本作の作者パム・ジェムスはあえてどこかに焦点を絞ることなく、短い場面の連続によって万遍なく描いている。そのためピアフ役には、舞台全体を通してキャラクターを表現するというより、場面場面でピアフの感情を追体験するような演じ方が求められるわけだが、その点において大竹に勝る女優はいないだろう。目の前で本当に愛し、本当に苦しみ、そしてピアフそのものとして歌う大竹の姿は必見だ。とはいえもちろん、名作舞台は主演女優ひとりの力では成立しない。重厚で丁寧な栗山民也演出のもと、初演以来同じ役を務め続け、本作に不可欠な存在となっている梅沢昌代、彩輝なお、辻萬長。一方で、ピアフの恋人などに扮する6つの“若手男優枠”では再演ごとに入れ替わりが行われ、初参加のメンバーがもたらす化学反応は毎度、大竹ピアフと並ぶ大きな見どころとなっている。演劇界に有望な若手男優がいる限り、大竹版『ピアフ』の魅力は、何度観ても色褪せることはないだろう。シアタークリエで11月11日(日)まで上演された後、広島、香川、大阪で公演を行う。文: 町田麻子
2018年11月04日お笑いコンビ・さまぁ~ずの大竹一樹と三村マサカズが29日、都内で動画配信サービス「GyaO!」の番組『劇団さまぁ~ず』(全12回 10月31日0時より毎週水曜日更新 無料配信)の収録に臨んだ。同番組は、さまぁ~ず独自の審査方法による劇団員の採用面談にはじまり、合格者発表、旗揚げ公演に向けた稽古といった本番までの道のりを見せるというもの。この日の収録では、劇団員の応募者の面接などが行われた。収録後に記者会見を行った大竹と三村。大竹が「『劇団さまぁ~ず』という名前で番組をやってくれと急に言われてとっ散らかっています。本当に何も決まってないんですよ。我々の知らないところで決まっているのかもしれませんが」と不安をのぞかせ、三村も「打ち合わせも何もなく、急に始まりました。出演者も決まってないので、『桃太郎』になるかも(笑)」と笑いを誘う場面も。この日行った劇団員の面接では全員不合格という結果に終わり、三村は採用条件を、「当日バックレない人や舞台が面白そうだから参加したいなという人で、人間的にいい人がいいですね」とあげた。会見中に大竹の妻でもある中村仁美の名前を挙げて「夫婦共演か?」と大竹をいじっていた三村。それに対して「ないない! それはない! 共演はNGですから」と全否定の大竹に報道陣が「(夫婦間の)仲悪いんですか?」と投げ掛けると「仲いいですから! 奥さんの話はいいよ。今日ここにいることも知らないと思うから。それもどうかと思うけど」と嫌がった。また、会見の最後に1カ月間禁煙して体調の変化を問われた三村は「全部敏感になりました。でもこの話、お前の夫婦の話よりリアルに面白くない」と最後まで大竹をいじって笑いを誘っていた。
2018年10月30日アイドルグループ・ジャニーズWESTの藤井流星と小瀧望が、ストライプインターナショナルのブランド 「earth music&ecology」のCMキャラクターに起用されたことが21日、明らかになった。新CM「藤井流星 愛されコーデ・セレクト篇/小瀧望 愛されコーデ・セレクト篇」「藤井流星 愛されコーデ・レコメンド篇/小瀧望 愛されコーデ・レコメンド篇」は27日より関西地域(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)で放送されるほか、ECサイト「STRIPE CLUB」、公式 SNS、YouTube 公式チャンネルに掲載される。同ブランドが男性を起用するのは初めての試みとなる。新CMでは、藤井と小瀧が女の子の服を選ぶワンシーンを描く。慣れない女の子の洋服店で、なかなか決まらず助けを求める藤井や、並んで歩くシーンを想像しながら楽しそうに選ぶ小瀧だが、2人とも最後には"お気に入り"が見つかり、「僕の好みじゃだめですか?」というフレーズで終わる。2人が選んだアイテムは、関西地域のアース店舗とECサイト限定で販売される。
2018年10月21日