女優の波瑠、成海璃子、山本舞香が出演する、Sparty「MEDULLA(メデュラ)」の新CM「MEDULLA シティポップビューティーズ編」が12日より、「HOTARU ホタルの光編」が17日より放送される。「MEDULLA シティポップビューティーズ編」では、風に吹かれながらプール沿いを歩く波瑠、黄色い電話ボックスで楽しそうに電話している成海、真っ赤なオープンカーに腰掛ける山本が登場。一方の「HOTARU ホタルの光編」では、3人が“ホタルの精”に扮し、ホタルのように明滅する様子を幻想的に表現している。なお新CMは、Sparty公式YouTubeチャンネルにて先行公開中。○■出演者インタビュー――CM撮影の感想は?波瑠:色彩がパキッと鮮やかなシティポップのイメージで撮影してるんですけど、本当に旅行に行きたくなるようなロケーションを作っていただいて、すごくワクワクする気持ちで撮影できました。成海:元気が出るようなライトがバシッと当たってて、こういう色(黄色)の洋服を着ていて、自由に動きながらの撮影だったので、なんだか開放的な気持ちで楽しんでやれました。山本:監督と現場でお話しした時にすごい面白い作りだなっていう風に思いましたね。個々で個性的と言うか面白そうな出来上がりだなって思いました。――「MEDULLA」は髪や肌の変化に合わせて変えることができるパーソナライズ製品ですが、今年変わりたいことや、新たにチャレンジしたいことをお聞かせください。波瑠:歳を重ねていくうちに自分に合うものと合わないものがはっきり分かるようになってきたなという感覚があります。なので、それを見極めながら自分の身の回りの生活を心地の良いもので満たしていきたいです。自分と向き合ったり、自分は何が好きなのかとか、改めてきちんと向き合いたいなと思います。成海:なんでも一人で出来るようになりたいですね。一人で食事とか、一人でぶらぶら散歩したりとか。そういう自分のバリアがどんどんなくなって、自由に動き回れるといいなと思います。一人寿司とか、一人天ぷらとかいなあと思います。山本:断捨離ができるようになりたいです。ウェットティッシュとか50個ぐらいあって。ストックしてないと気が済まないっていう性格なので。なくなりそうってなったら買うでいいし、そこを変えたいです。
2022年01月07日「お金は、人生のパートナーです。株式投資をしたからこそ叶った夢や目標がたくさんあります」そう力強く話してくれたのはタレントの杉原杏璃さん(39)。グラビアアイドルとして知られてきた杉原さんだが、投資家の一面を持ち、23歳から始めた株式投資で得た利益はなんと1億円以上!経験から得た知識を生かし、最近では著書『マンガでよくわかる株1年生 億り人 杉原杏璃と一緒に』(かんき出版)を上梓したばかり。また株で捻出した資金を元手に、補正下着ブランドを立ち上げた実業家でもある。タレント、投資家、実業家の顔を持つ彼女は、経営者や実業家たちとの交流も多い。そんな杉原さんに自身の株式投資の経験や周囲のお金持ちを見てきたこれまでの経験から、“お金持ちの共通点”を聞いてみた。すると挙げてくれたのは3つのこと。「チャレンジャーであること」「堅実であること」「お金が好きであること」だ。■お金持ちの共通点《1》「チャレンジャーであること」「お金持ちの人たちは、やりたいと思ったことを行動に移している人が多いと思います。そういう方たちに相談すると、『なんでやってみないの?』『失敗してもそれが人生なんだからチャレンジしなさい』という答えが返ってきますね」そう話す杉原さん自身からもチャレンジ精神の強さを感じる。人によっては尻込みをしてしまう株式投資を23歳で始めた、というのもそうだ。「19歳で広島から200万円の貯金を持って上京したんですが、芸能の仕事が入らず貯金が底をつき始めてしまったのがきっかけでした。オーディションは日にちや時間がバラバラでアルバイトもなかなかできないなか、“どうにかお金を生み出すことを考えないと”と思っているときに、仕事の関係者や知人から『株をやってる』という話を聞いて、“私もやろう!”と。生活の足しになればいいという気持ちで、最初は30万円程度の金額から始めました」その後、失敗もあったというが、経験と勉強を重ねながら、投資による資産を増やしていったという。しかしながら、人とは違うことをする“チャレンジャー”には横槍が入るのが世の常。30代に入って株式投資をやっていることを公表すると思わぬ言葉を受けることに。「『なんでそんなことするの』『危ないからやめなよ』って、よく言われました。そもそもグラビアの仕事を始めたときも、『水着で出るなんて恥ずかしくないの』とか、売れる前には『もう諦めたら?』なんて言われることもありましたから。それでも私は突き進みましたけど(笑)」そういった横槍への対策は「『気にしない』と切り替えること」。「『変だ』と思われるのは、他の人たちと違うことをやっているからですよね。経営者やお金を持っている人たちからは『うまくいく人はだいたい否定的なことを言われるから大丈夫だよ』『変な人になりなさい』とも聞いたので、むしろ変な人だと思われよう、と思っていました(笑)」■お金持ちの共通点《2》「堅実であること」「いっぽうで堅実であることも大切だと思います。お金がたくさん入ってきても、好きに使っていたら残りませんから。お金持ちと言われる人たちは、締めるところは締めて、使うべきところではしっかり使っている。お金の使い方が上手だと感じます」杉原さんも「もともと物欲がない」ほう。16歳から芸能の仕事をしてきたというが、その出演料や、幼少期からのお年玉、お小遣いを貯めていて、上京した19歳の時点で200万円の貯金があったという堅実さ。お金に対する価値観は昔からしっかりしていたのだろうか。「倹約については母から自然に学びました。『お菓子ならコンビニじゃなくて、スーパーで買いなさい』と言われたり。『本当にそれは必要なの?』とも常々聞かれました。その代わり、本当に欲しいものだったら、いくつでも買ってくれたので、何が必要かしっかり判断できるようになった気がします」ちなみに、株で失敗する人には“堅実”でない傾向があると感じているようで……。「ギャンブルのように、一か八かで100万円とか1,000万円とか、ひとつの銘柄に掛けてしまう人は失敗することが多い気がします。もちろん大成功することもあります。でも大損にもつながるので、失敗した場合はそのまま投資をやめてしまう方も……。何事もバランスが大事だと思います」■お金持ちの共通点《3》「お金が好きであること」杉原さんいわく、お金持ちの共通点の大前提として「お金を好きであること」があるという。「お金に興味がないとお金に関する話も入ってこないし、投資や事業でお金を生み出すこともできないと思います」とはいえ、“お金や投資は怖いもの”と思ってしまう人も一定数いるだろう。「家庭環境や周囲の言葉によってそういう固定観念がついている可能性もありますよね。でも、怖がらずお金と向き合うことが大切だと思います。そういう私も投資を始めたころは、株価の動きに一喜一憂して楽屋で悲鳴を上げたり、少し損するとネチネチたらればを話していた時期もあったんですよ(笑)。でも何年もやっていると慣れていくもので、だいぶ冷静になりました。自分に合っているか合っていないか、できるかできないかは、一度やってみないとわからない。株価に一喜一憂するのも楽しめたらいいですよね。それでも『やっぱり怖いし嫌だ』と思ったらやめればいいですし。『投資は怖いものだからやらない』と決めつけてしまうのは、少しもったいないと思ってしまいます」ただし、お金にまつわる話はやはり厄介ごともあるようで……。「株式投資をやっていることを公表してから、投資の話が持ち込まれることが格段に増えました。『動物の抗体のなんとかに投資しませんか』とか(笑)。たとえばそれが知り合いからのお話だったら、うまくいかなかったときに疑ったり、嫌いになりたくないので手を出さないようにしています。お金が絡むと人間関係が複雑になりがちなのは仕方がないことだと思っています。投資によって精神的にもかなり鍛えられましたね(笑)」
2021年12月17日月刊誌『JUNON』(主婦と生活社)が主催している「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」が21日、都内で行われ、秋田県出身で高校2年生の齋藤璃佑(さいとう りゅう)さん(17歳)がグランプリに輝いた。若手俳優の登竜門的なコンテストとして1988年にスタートした「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」。過去には武田真治や菅田将暉など数々のスターを世に送り出し、ファンはもちろん芸能関係者からも高い注目を集めている。34回目となる今年は、16,622人が応募。段階的に審査を行い、勝ち残った15人のファイナリストがこの日の最終選考に臨み、グランプリに齋藤璃佑さんが選ばれた。齋藤さんは「名前を呼ばれた時は夢なんじゃないかと思いましたが、トロフィーをもらってその重さに現実だと思いました」と素直な心境を明かしつつ、「リハーサルの時はすごく緊張しましたが、今日の本番は楽しむだけだったのでそんなに緊張しませんでした」と早くも大物ぶりな一面も。憧れは「コミカルな演技からシリアスなお芝居もできるムロツヨシさんと賀来賢人さん」といい、「僕の座右の銘が『実るほど頭を垂れる稲穂かな』。グランプリを獲って満足せず、これから先努力をして全国の皆さんに応援してもらえる俳優やバラエティに出られるタレントさんになりたいと思います」と決意を新たにした。そんな齋藤さんについて審査員を務めた原田龍二は「彼の持っている輝きや将来性は嘘がないと思います。成功する失敗するとかじゃなくて、持っているモノをプロの方たちが彼の中に見出した結果じゃないかな」とスターの素質を感じたといい、朝日奈央も「本当に堂々とされていました。毎日メディアに出させていただいている私でもステージに上がって話すと緊張するのに堂々とされていて度胸があると感じました」と絶賛。この日MCを務めた平成ノブシコブシの吉村崇は「レベルが高かったし、僕らの世代に比べて圧倒的にカメラ慣れというか表現慣れをしていて、発表の場が色々あるんだなと思い、僕らの時よりもスタートが違うんだなと思いました」と総評を述べつつ、「(齋藤くんが)今後どういう作品に出るのか、どういう人生を切り開いていくのか気になりますが、それよりも吉村のMCは今日ウケましたね。特大ホームランかと思いました」と自身のMCぶりを自画自賛して笑いを誘っていた。なお、準グランプリには千葉県出身の西優行さん(13歳)、審査員特別賞には東京都出身の松谷太虹さん(14歳)、フォトジェニック賞には東京都出身の大塚大雅さん(13歳)、明色美顔ボーイ賞には大分県出身の西原大湖さん(20歳)がそれぞれ選ばれた。
2021年11月22日競泳の池江璃花子選手が25日、プロ野球の東京ヤクルトスワローズVS中日ドラゴンズ戦(東京・明治神宮野球場)で初の始球式を務めた。神宮球場を訪れるのは2度目という池江選手は、自身の誕生日の7月4日からとった背番号74番のユニフォーム姿で登場。グラウンドに降り立つと、ファンの温かい拍手の中マウンドへ向かった。そして、雑誌の対談から親交があるという村上宗隆選手からボールを受け取り、セットポジションに着き、ひと呼吸おいて投球へ。綺麗なフォームから投じられた一球は、見事ノーバウンドでキャッチャーミットへ収まり、会場は大きな拍手で包まれた。始球式後、池江選手は「凄く緊張しました。投げ終わった後の観客の方々の拍手が自分では聞こえないくらいでした! ノーバウンドで投げられたのが凄く嬉しかったのですが、ストライクを狙っていたので、若干悔しかったなと」と感想をコメント。「始球式前に意気込みを話す時から、顎ががくがくするくらい緊張していました(笑)。投げる時はそこまで緊張していなかったんですけど。凄い集中して投げたつもりです。始球式は楽しみでしたし、とにかくバウンドをせずに投げたいという気持ちが強かったので、それだけを考えて楽しみにきました」と語った。自己採点は、「10点満点中だったら、7.5か8点くらいかなと。ストライクゾーンに入っていれば、10点満点でしたね」とのこと。「また始球式に出て、今度はストライクを狙いたいなという気持ちにはなりました! またお話しが来たらぜひお願いしたいです!!」と再チャレンジに意欲を見せた。
2021年09月25日俳優の黒羽麻璃央が企画・プロデュースを行う野球大会『ACTORS☆LEAGUE』が20日、東京ドームにて行われた。同大会では、野球をこよなく愛する俳優37名が揃い、結成された2チームが真剣勝負の野球対決に挑む。「コロナ禍という状況であっても、次の世代を担う若い俳優たちが輝ける場所でライブエンターテイメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合える場を作りたい」という思いから黒羽が企画・プロデュースし、その想いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同した。試合開始前からDIAMOND BEARS、BLACK WINGSそれぞれのウォーミングアップが行われ、オープニングセレモニーでは城田によるテーマ曲の歌唱、試合前には山崎と松也による国歌斉唱が行われ、美声が響いた。スターティングメンバーは、BLACK WINGS:1 近藤頌利(サード)、2 岡宮来夢(セカンド)、3 笹森裕貴(ショート)、4 有澤樟太郎(キャッチャー)、5 八木将康(ファースト)、6 井阪郁巳(センター)、7 阿部顕嵐(ライト)、8 橋本祥平(レフト)、9 黒羽麻璃央(ピッチャー)、DIAMOND BEARS:1 和田雅成(ショート)、2 和田琢磨(キャッチャー)、3 北園涼(センター)、4 横山真史(ファースト)、5 上田悠介(ピッチャー)、6 上田堪大(サード)、7 鳥越裕貴(ライト)、8 椎名鯛造(セカンド)、9 石橋弘毅(レフト)で、途中には代打で監督の山崎と松也が登場する一幕も。猫として着ぐるみで乱入し高野洸に追いかけられた染谷俊之、助っ人として登場した野球経験0のspi、SNSを通してアピールした結果ほろよいのPR大使となった高橋健介も盛り上げた。結果は6-1でDIAMOND BEARSの勝利に。黒羽は「悔しいね!」と言いつつも、「悔しい思いができるというのも勝負の良さ。勝ったDIAMOND BEARSさん、本当におめでとうございます。この悔しさを胸にまた次に進んでいきましょう」と全員をねぎらう。和田は「自分のチームは何日も作戦会議をして『打撃のチームだね』と言ってたんですけど、守りからリズムを作ってくれたし、チーム関係なく白球を追いかける姿が全員キラキラしていた」と振り返る。城田は「コミッショナーの部屋、人来なさすぎじゃね? 俺、仕事なさ過ぎじゃね? 全員来いよ、順番に。これ終わったら順番に来いよ」と会場を笑わせた。各賞も発表され、ファインプレー賞には上田堪大、ハッスル賞には鳥越裕貴が輝く。ハーゲンダッツ賞の阿部顕嵐は「めちゃくちゃ嬉しいでーす! 僕、アイス大好きです、以上です」と喜び、城田は「ファインプレーを出したり、"おいしい"当たりだったということで贈られる。顕嵐選手は試合前に『最優秀賞とかいらないんで、ハーゲンダッツほしいです』と言っていて、有言実行の男です」と讃えた。ほろよい 夏の白いサワー賞に輝いたのは、ゲスト解説の荒牧慶彦。「ぼ、僕ですか!?」と驚く荒牧は、「本当に予想してなかったんですけど、野球知識も経験もなくてなぜと思いながらも、皆の素晴らしいプレーを少しでも魅力あるものにしようと必死で考えて解説しました。両チームの死闘、素晴らしかったです。野球が好きになりました」とコメント。MVPに輝いた岩瀬恒輝にはなんとトヨタ カローラが贈られ、岩瀬は「免許を持ってないので、今から免許合宿行ってきます!」と宣言する。しかし、緊張からか「練習でホームラン打ったので、本番でも打とうと思ったんですけど、ちょっとね……ナイスバッティング〜!!」と無理矢理締めていた。最後には全員で公式 テーマソング「L・A・S・T」を歌い、拍手の中で俳優達が退場していった。○コミッショナー、各チームの監督&キャプテン コメント・城田優(コミッショナー)コミッショナーとしては何の緊張もしておりません。ただ、自分が作詞作曲したテーマソング「L・A・S・T」をオープニングセレモニーでひとりで歌うことに関しては、死ぬほど緊張しております。というのは、“東京ドームで歌を歌う”というのが芸能界に入った頃からの自分の夢でした。その夢が叶う瞬間なので非常にドキドキワクワクしております。僕の歌を通して一人でも前向きになっていただけたらいいなと思います。それが僕のコミッショナーとしての一番の役割ですね(笑)。コロナ禍ですが、お客さんが見ていただく中で開催できるということをありがたく思っています。・尾上松也(【DIAMOND BEARS】監督)無事開催できてうれしく思っております。実は、東京ドームはプライベートで借りて、何度か野球の試合をしたことがあります。でも、監督として試合するのは初めてなので、監督としての試合の楽しみ方を新たに見つけたいなと思っています。いつもとは違う視点で見られるで、それはそれで楽しみですね。観ていただく方には、みんなが全力で野球を楽しんでいる姿と、開催を企画した(黒羽)麻璃央と制作スタッフの思いを感じ取っていただければうれしいです。育(山崎育三郎)とは何度か草野球をやっていて、これまで負けているので今日は勝ちたいと思います。・山崎育三郎(【BLACK WINGS】監督)間もなく本番ということで興奮します。コロナ禍ですが、これだけたくさんのお客さんが観に来てくださるということも嬉しいですね。東京ドームでプレイするのは子供の頃からの夢でした。監督なので試合に出られるか分からないんですが、「代打、俺!」ってどこかで出てやろうと思っています(笑)。(尾上)松也とは仲が良いんですけど、勝負事なので負けたくないですね。試合もそうですけど、ずっとベンチに向けてカメラが回っていたりしますし、楽曲を披露する場面があったりしますので、野球に詳しくないという方もエンタメとして楽しんでいただけるんじゃないかなって。舞台上とは違う姿をたっぷりと楽しんでください。・和田琢磨(【DIAMOND BEARS】キャプテン)いよいよということでワクワクしています。キャプテンとしては、勝てるチームを作ったつもりですので、相手チームのキャプテンの(黒羽)麻璃央くんが発起人ではありますが、勝ちにいきたいと思います。僕個人としては、共演しているけどなかなか会えない人たちとも交流できますし、とてもいい場だなって思っています。東京ドームに見に来てくださった方だけでなく、配信で観てくださる方にも楽しんでもらいたいですね。あと、僕の打順は2番なので初回にピッチャーの麻璃央くんと対戦します。ここでキッチリ1本ヒットを打ちたいです(笑)。・黒羽麻璃央(【BLACK WINGS】キャプテン)大人になってから一番気持ちが高揚しています(笑)。企画プロデュースをさせていただいていますが、最初は地方球場で仲良く楽しく出来たらいいなと思っていました。それが東京ドームで開催できることになって嬉しい驚きというか、野球人生において思い残すことはありません(笑)。苦楽を共にした俳優仲間だったり、尊敬する先輩方と短い時間ではありますけどお祭り騒ぎができる今日のイベントは、まだまだ厳しい状況ですが、これまで自粛してきたことへのちょっとしたご褒美と思っています。配信で観られる方も楽しんでいただけたらうれしいです。○出場キャスト・コミッショナー城田優・監督山崎育三郎、尾上松也・ゲスト解説荒牧慶彦、佐藤流司・キャプテン黒羽麻璃央、和田琢磨・選手会長和田雅成・BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、岡宮来夢、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、田中涼星、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康・DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、鳥越裕貴、松井勇歩、結城伽寿也、横山真史撮影:小境勝巳(C)ACTORS☆LEAGUE 2021
2021年07月20日ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ三日月宗近役で注目を集め、『SUITS/スーツ2』をはじめ数々のドラマに出演するほか、バラエティでも活躍する黒羽麻璃央さん。今後の活躍にますます期待が高まるひとりです。いまはむしろ演劇人と呼ばれたい派です。――じつは最近、ある舞台の宣伝担当さんとヘアメイクさんのおふたりから別々に「黒羽さんのいまの活躍は本人の人柄の良さもあると思う」という話をされたんです。黒羽:もしそうならば親に感謝ですね。表裏がないとは言われますけど…。――確かにそれはよく聞きます。黒羽:単に裏を作りたくても準備する暇がないっていうか…できないだけなんですけどね。不器用だし、面倒くさがり屋なのかもしれない。へんに気を遣うのはやめたんです。もちろん場によっては必要ですけれど、へんに自分を繕うのもって思うし、無理もしたくないし。そうしたら自然と…。――カッコつけたりするのも?黒羽:やめちゃいました。疲れちゃったんです。そういうことをしている自分も嫌だし。それで嫌われたとしても、親友がいるからひとりじゃないしいいやって、開き直りみたいなところもありましたけど。――以前に取材させていただいた時に、上京してきたばかりの頃は東京に心を許していなかったと話していましたが、芸能界には、自ら望んで入られたんですよね。黒羽:望んで…というのは半分くらいで、あと半分はなんとなく。コンテストに参加したのも、めちゃくちゃ俳優の仕事をしたいとかより、ちょっと芸能人に憧れるくらいのもので。いざ東京に出てくるってなってからは、友達とも親とも離れたくなくて急に嫌になって、ずっと実家の仙台に帰りたいと思っていました。自分の気持ち100%でやってないものだから、いろんなワークショップでも怒られてばかり。その頃、友人は大学で人生謳歌していて、一体自分は何しに来てるんだろうって…。――変わってきたのはいつ頃?黒羽:ふとした時なんですけど…仙台に休みで帰った時に、自分の口から「東京に帰る」って言葉が出たんです。その頃になると、東京にも仲のいい人ができていたし、好きな場所もできて、落ち着いて生活できていて。仙台にいても、東京が帰る場所になったんだなって。その辺かなと思います。――いくつくらいの頃ですか?黒羽:20代中盤くらい。じつは刀ミュ(ミュージカル『刀剣乱舞』)をやり始めた頃もまだ、この仕事に向いてないと思っていたし、つねに頭のどこかに、やめて帰るという選択肢がありました。――向いてないと思った理由は?黒羽:自分が思い描いていた芸能の仕事とは違っていたんですよね。もちろん、楽しい瞬間も素敵だなと思う瞬間もありましたけど、圧倒的にキツいことのほうが多くて。一度、決心して親に「帰ろうと思う」って言ったんです。そしたら「帰っておいで」って言われて。「じゃあやろう」ってなりました。――そんなに帰りたかったのに?黒羽:すごい気が楽になったんですよね。「あなたが俳優じゃなくても、私たちは何も困りません」って言われて、自分ひとりがこんなにバタバタしていただけなんだって冷静になったし、本当に追い詰められたら逃げればいいんだって開き直れたというか。最悪のパターンを想像したら、怖いものなんてないやって気持ちになれた。そこから仕事への取り組み方も仕事に対する考え方も変わりましたし、意識を変えた瞬間から、僕を必要としてくれる作品に声をかけていただいたり、バラエティに呼んでいただくことも増えたんですよね。――当初、思い描いていた芸能界ってどんなものだったんですか?黒羽:完全に月9ドラマとかですよね。仮面ライダーをやって、学園モノに出て、主演ドラマやって…みたいな(笑)。田舎だったんで、舞台に出るなんて全然頭になかったです。いまはむしろ演劇人と呼ばれたい派なんですけれど、昔は、舞台って映像に比べて知名度がないし…とか考えていました。賞をいただけるような俳優にならなきゃって。――舞台を面白いと思ったのは、どのあたりのタイミングですか?黒羽:‘16年の、宅間(孝行)さんとやらせていただいた『歌姫』ですね。その時、久々に泥くさ~い人間を演じたんですけど…演じたというより、役になったというほうが近い。稽古場で、毎日のように宅間さんから鬼のようなダメ出しを受けて、追い込んで追い込んで役を自分に浸透させていくうちに、芝居なんだけど芝居じゃないような、本当にその役としてその空間を生きているような感覚になりました。何より、宅間さんが厳しいけれど本当に愛のある方で、役の上で僕は宅間さんを慕う役だったんですが、自然とその関係性が築けたことも大きかったと思います。――その頃から映像作品への出演も増えていきましたよね?黒羽:映像をやりたいとは思っていたけれど、舞台と同時進行ってめちゃめちゃ難しいんですよね。舞台はかなり前にスケジュールを押さえられますし。だから映像に出ると決めて、一度、舞台を控えていた時期もありました。でもそれを経験したことで、どれだけ舞台が自分にとって大事なのか、好きだったのかがわかりました。――舞台のどこが魅力ですか?黒羽:映像は完成の瞬間に演者が立ち会えないじゃないですか。でも舞台は、観客の前で表現して、届け終わった瞬間に反応をいただける、その感じが楽しいんです。あと、幕が上がったら一切ごまかしがきかない。全員がフェアな状態で戦っているところが好きですね。――この先の目標はありますか?黒羽:もちろんそれだけ認めてもらえる俳優にならなきゃってことなんですけど、いつか賞をいただけるような俳優になりたいです。くじけそうになった時に、ちょっと自信を取り戻して頑張れるかなって。黒羽さん出演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、5 月21 日(金)~ 6 月13 日(日)、TBS赤坂ACTシアターにて上演。その後、大阪・愛知公演も予定。2001年にフランスで誕生した作品で、日本では‘10年に宝塚歌劇団によって初演。今回、ロミオ役は黒羽さんと甲斐翔真さんのWキャストに。梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2012年のミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ三日月宗近役で注目を集める。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』、Paravi配信中『リコハイ!!』など映像作品も多数。7月20日に自身の企画プロデュース『ACTORSLEAGUE 2021』開催。コート¥66,000Tシャツ¥20,900パンツ¥49,500(以上ETHOSENS/ETHOSENS of whitesauce TEL:03・6809・0470)シューズはスタイリスト私物※『anan』2021年5月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・Haruka(Lomalia)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年05月22日ミュージカル『刀剣乱舞』の三日月宗近を演じるなど、以前から2.5次元界で人気を博していた黒羽麻璃央さん。近年はグランドミュージカルにも進出。演技や歌唱のみならず、舞台上での存在感もぐっと増して、今後の活躍にますます期待が高まるひとりです。好意がわかりやすく顔に出ちゃうタイプ。秘めているのが苦手なんです。昨年、大作ミュージカル『エリザベート』で、作品中でもクセが強い難役といわれるルキーニ役に大抜擢。続く、人気漫画の舞台化であるミュージカル『るろうに剣心 京都編』では、主人公の最大の敵で、シリーズを通して高い人気を誇る志々雄真実役に。ミュージカル俳優として大きく羽ばたく一年になる…はずだった。が、時世もあり、公演はどちらも中止に。しかし、それで歩みを止めたわけではない。『SUITS/スーツ2』をはじめ数々のドラマに出演するほか、バラエティでも活躍。そしてこのたび、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』では、タイトルロールであるロミオを演じる。――‘19年に同作に出演した時は、ロミオの友人のマーキューシオ役でしたが、ついにロミオですね。黒羽:作品の真ん中に立たなきゃいけない役ですから、それなりに説得力のあるロミオにしていかなきゃなと思っているところです。まだ勉強中の部分もありますけど、そのための準備はいろいろしてきたつもりですし、今回、フレッシュなキャストの方が多く、生まれ変わったロミジュリじゃないですけど、新しい時代がきたなって思ってもらえたらいいですね。――前回のマーキューシオを拝見したんですが、いきいきと演じられていたのが印象的でした。あの作品以降から何となくですが、舞台上での頼もしさが増したというか…自信がついたのかなと感じていたのですが、何かありました?黒羽:なんでしょうね…(笑)。でも純粋に、ミュージカルがより楽しくなりましたね。劇中の歌と芝居上での感情がリンクする気持ちよさとか、歌で表現することの楽しさを知って、もっと上手くなりたいなって思うようになりました。それまでは、似た経歴をたどってきた同世代の俳優と一緒に作品を作ることが多かったんです。でも、帝国劇場の舞台に出ているような方々とご一緒したことで、自分もこんな表現者になりたいなって具体的な目標として憧れを抱けたことが大きかったかなと思います。――とくに衝撃を受けた方はいらっしゃいますか?黒羽:ロミオを演じていらしたおふたかた(古川雄大、大野拓朗)ですね。袖で見ていても、楽曲がいいのはもちろんなんですけれど…おふたりともちゃんと自分の歌にして届けている。そこにとくに憧れるし尊敬もするし、ひとりの俳優としては嫉妬する部分もあるし。――それが繋がっているのかわかりませんが、今年1月のミュージカル『刀剣乱舞』五周年記念 壽乱舞音曲祭(以下、音曲祭)で、存在感もさることながら、歌の技術も上がっていて驚きました。黒羽:あの公演の最初の頃は、若干コロナの後遺症を引きずっていて声が出づらくて、焦ってたんですよ。公演を重ねるうちに喉の筋力が戻ってきましたけど。――そうなんですね。でも、音程やピッチが以前より安定したように感じて、歌のレッスンをされているのかなと思ったのですが?黒羽:確かに、なるべく時間を作ってボイストレーニングに通ったりはしていました。『エリザベート』の稽古では低い音程が出なくて、日常生活でもなるべく低い声を出すようにしていたら、少し音域が広がったりもしたんです。高い音はもとからそんなに苦じゃなく出てはいたけれど、よりクリアに出せるようにはなったのかな。あと、音曲祭の稽古で久々に刀ミュ(ミュージカル『刀剣乱舞』)の現場に参加したら、みんな歌が上手いし、意識高いし、負けてられないなっていう気持ちになったのもあったと思います。――『ロミオとジュリエット』という題材については、どんなふうに思っていますか?黒羽:悲劇ではありますけれど、みんなこういう愛情に飢えているんじゃないかって気がするんですよ。相手を追いかけて死ぬとか、そこまでの恋愛ってロマンティックだし。ただ現代では、自分の身を挺して相手のためにみたいなことを恥ずかしげもなく言うのって、ともするとカッコ悪いってなっちゃうじゃないですか。僕はそう思ってる人のほうがカッコ悪いって思っちゃいますけどね。――黒羽さんは恥ずかしがらずに熱くなれるタイプ?黒羽:もちろん恥ずかしさはあるけれど…好意がわかりやすく顔に出ちゃうし、伝えちゃうタイプです。伝えずに秘めているのが苦手なんですよね。逆に、苦手なこともすぐに顔に出ちゃうし、吐き出したくなってポンポン言っちゃいます。黒羽さん出演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、5 月21 日(金)~ 6 月13 日(日)、TBS赤坂ACTシアターにて上演。その後、大阪・愛知公演も予定。2001年にフランスで誕生した作品で、日本では‘10年に宝塚歌劇団によって初演。今回、ロミオ役は黒羽さんと甲斐翔真さんのWキャストに。梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2012年のミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ三日月宗近役で注目を集める。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』、Paravi配信中『リコハイ!!』など映像作品も多数。7月20日に自身の企画プロデュース『ACTORSLEAGUE 2021』開催。コート¥66,000Tシャツ¥20,900パンツ¥49,500(以上ETHOSENS/ETHOSENS of whitesauce TEL:03・6809・0470)シューズはスタイリスト私物※『anan』2021年5月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・Haruka(Lomalia)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年05月21日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が日本初演から10周年を迎え、新たなキャストで上演される。シェイクスピアの名作を2001年にパリでミュージカル化した同作は、全世界でヒットし、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後2011年に日本オリジナルバージョンを上演して人気を博し、今回は2019年以来2年ぶりの上演で、10周年を迎える。『エリザベート』『モーツァルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』といった“名作の世界初のミュージカル化”も成功させている小池修一郎氏が潤色・演出を手がけ、過去のロミオ役では城田優、山崎育三郎、古川雄大、柿澤勇人、大野拓朗、ジュリエット役には昆夏美、フランク莉奈、清水くるみ、生田絵梨花、木下晴香、葵わかなとミュージカルスターの登竜門に。2021年の公演では、ロミオ役に黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たちが、ジュリエット役に伊原六花と天翔愛というフレッシュな2人が抜擢された。今回は、2年前にマーキューシオ役を演じ新たにロミオ役となった黒羽、そしてロミオと敵対するティボルト役となった立石俊樹にインタビュー。同い年で東北出身という共通点のある2人に、同作への思いや互いの印象などについて話を聞いた。○■ジュノンボーイの時から見ていた——お二人の仲の良さが写真や動画撮影の時から伝わってきたのですが、黒羽さんの出演されていたドラマ『パパ、はじめました』に立石さんがゲストに来られたのが初対面でしょうか?黒羽:そうなんです。もちろんその前から知っていましたけど、その時から様子がおかしかった……。立石:その時、特にやばかったんじゃないかなあ。黒羽:“特に”だったの!?(笑) 僕たちが出演していた『テレビ演劇 サクセス荘3』でも共演できる回がなかったので、そのままの印象で止まっていたんだけど、最近はミュージカル『黒執事』にも出られていて「かっこいいな」と思って、久々に会ったら今日もやっぱり変でした(笑)。飲まれちゃいそうになるんです、立石ワールドに! 危ない危ない。立石:印象が変わってない(笑)。逆に麻璃央くんは普段どういう感じなの?黒羽:真面目に、このままの感じ。立石:そうなんだ! 東北出身で同い年なんですよね。僕、麻璃央くんがジュノンボーイ(ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト)に応募していた時から知っていたんです。僕も多分同じ時に申し込んだような……。黒羽:えっ、そうなの!? 第23回! 高2の時!立石:出してる! 高1で最初に申し込んで周りの目が恥ずかしくてやめて、高2でも申し込んで、恥ずかしくてやめて……だから当時から「同じ東北出身としてすごいな」と思ってた。黒羽:東北人にはそういう仲間意識があるんです。平和でのほほんとしてる。立石君を見てるとわかるけど、平和な人が多いから(笑)。だからやっぱり、今回ティボルト役なのは意外でした。みんな驚いたと思うけど、そんなキャスティングをする小池先生の中には、やっぱり何か考えがあるんだと思います。稽古場でどんなティボルトが見られるのか、すごく楽しみです。立石:麻璃央くんは前回の『ロミジュリ』でマーキューシオを演じていて、僕も活躍を見て刺激を受けていましたし、こうして憧れの『ロミジュリ』で新たにロミオとティボルトとしてバチバチできることは、不思議ですし嬉しいです。いい意味で新しい風を吹かせられたら。黒羽:間違いなく、違う風は吹く(笑)。楽しみです。色々な風が吹いた方がいいから。○■自分の色を出すためには——小池先生のお話も出ましたが、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまったミュージカル『エリザベート』のルキーニ役、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の志々雄真実役に続いて、今回『ロミオ&ジュリエット』で黒羽さんがロミオ役に抜擢されているので、すごく期待がかかっているのかなと思いました。黒羽:ありがたいことに……。『エリザベート』が中止になってしまった時に、『るろ剣』でリベンジしたいと思っていたけれど、『るろ剣』も中止になってしまって。悔しい思いが積み重なってきていて、難しい役ですが、その思いを発散して期待に応えられるように頑張りたいと思っています。——立石さんは、もう小池先生とはお話などされたんですか?立石:オーディションの時に少しお話ししました。ティボルトを演じて歌ってみて……4時間ぐらいスタジオにいたのかな。その時はどういう方なのかまだわからなかったのですが、期待に応えたいというか、自分の持てるもの全てを出し切りたいと思わせてくれる方だなと思いました。黒羽:さらけ出したくなるよね。あとは心の中まで見透かす方だから、本当に全力で挑んでいかないと。——テニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』)に出られていた方には、稽古場で「ラケットを振ってみて」と無茶ぶりするという噂も…。黒羽:ちょっと「いいのかな」と思いながら応えるんですが(笑)。今回、立海出身のキャストが多いんです。前回は青学(せいがく)が多かった。立石:確かに!——皆さんが歌う「世界の王」が、色々な背景を持った若い方たちが集まっている『ロミジュリ』自体と重なるような気持ちにもなります。黒羽:今回、R&Jダンサーの方も含めて若い方が多いので、「若気の至り」を全開に出していく、令和版の『ロミジュリ』が作れるんじゃないかなと思っています。大人になればなるほど、冷静になって考えちゃう部分もあるけど、若い時は突っ走るしかない、みたいなところがあるから。立石:名作中の名作ですし、僕自身は、まず本当に素直に嬉しい気持ちが先行しています。ミュージカルをもっとやっていきたいという気持ちがあって、そういう中で抜擢していただいたので、難しいことは考えられなくて、シンプルに「全力でやる」という気持ちです。——ちなみにお二人はどの曲が好きですか?黒羽:僕はロミオの1発目の「いつか」という曲が好きです。いろいろ運命が動き出す曲でもあるし、まだジュリエットとロミオはその時はまだ出会ってないけど、同じ物に手を伸ばしている。結末を知っているからこそジーンと来るものもあるし、色々なことが始まるという意味でもすごく好きです。立石:僕はいっぱいあるんですけど、自分の役で言うとやっぱり「ティボルト」。唯一、「ティボルト」という名前が曲名になっているので。黒羽:すごいよね、曲名が「ティボルト」だもん。立石:曲中でもすごく「ティボルト」と出てくるし、自分の名前を歌うぐらい、誇りとか色々と感じるものがあるのかな。——ティボルトとして、ワイルドさは出して歌われるんでしょうか?立石:難しいですけど、稽古の中で自分が演じる意味を見つけないといけないと思います。まだ僕自身も過去の皆さんが演じられていたティボルトを重ねてしまう時があるし、お客さんも重ねるところもあるだろうし。黒羽:難しいよね。たくさんの偉大な方々が演じてきているから、「こうでなくちゃいけない」というのが作られるのは非常に怖い。演じている側としても、自分の中でちゃんとその感情になるように噛み砕く時間が欲しくて、たくさん稽古をしたいです。今回はもし自分の中で「違う」という気持ちが生まれたら、ちゃんと言おうと思ってるんです。実は「そうしないと、今後苦しくなるよ」というアドバイスもいただいて。前回は初めてカンパニーに入ったし、過去の映像をたくさん見て、前の方がどう動いていたのかに沿いすぎてしまったところがありました。今回は自分の気持ちで動いた通りに演じることも大事にしていかないと、自分の色が出て来ないから。○■「柔軟に」というアドバイス——黒羽さんから立石さんに、小池先生の稽古に挑むにあたってのアドバイスはありますか?黒羽:昨日ついた稽古がころっと変わったりもするけど、そこは柔軟に(笑)。柔軟にしないと、「この感情で動くはずだったのに」と、パニックになっちゃう。立石:なるほど、柔軟に……。黒羽:でも間違いなく良い方向に運んでくださるので! 2年前はWキャスト自体が初めてだったし、「こんなに演出が細かいんだ」と驚いたんです。手の角度や倒れ込んだ時のポーズまで演出がついていてびっくりしたんですけど、いざ劇場で自分が出ていない時の場当たりやゲネプロを観ると、やっぱりすごくきれいで。「こんなに計算して作られてるんだ、すごいな」と気付くことが出来ました。——それはWキャストならではですね。では、最後に改めてメッセージをいただければ。黒羽:僕は『ロミジュリ』という作品に出会って、「もっと上手くなりたい」「これからもミュージカルをやっていける人間になりたい」と思うようになりました。色々な出会いをくれた作品ですので、今回も新たな出会いが楽しみだし、また面白いことが始まっていく予感がするので、ぜひお楽しみに!立石:僕はとにかくワクワクしています。1度、他の作品(MANKAI STAGE『A3!』)の劇中劇でティボルトを演じたことがあって、縁も感じています。そのワクワクや嬉しい気持ちを力にして、全力で向き合って楽しみたいです。ここでしっかり力をつけて、劇場で皆さんにお届けしたいと思います。——そんなお二人のバチバチ具合も楽しみにしています。黒羽:青あざを作ってたらごめんなさい(笑)立石:プライベートは普通で(笑)■黒羽麻璃央1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2010年に第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリを受賞し、芸能界入り。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』2ndシリーズ(12年~14年)、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ (15年~)、舞台『黒子のバスケ』(16年~)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(19年)、映画『いなくなれ、群青』(19年)、ドラマ『寝ないの?小山内三兄弟』シリーズ、『テレビ演劇 サクセス荘』シリーズ(19年~)、『恋はつづくよどこまでも』『SUITS/スーツ2』(20年)など。配信中のParaviオリジナルストーリー「リコハイ!!」に出演中。7月には自身が企画プロデュースする野球イベント「ACTORS LEAGUE 2021」が開催予定。■立石俊樹1993年12月19日生まれ、秋田県出身。男性ダンス&ボーカルグループ「IVVY」のボーカルとして2015年から音楽活動を開始する。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』シリーズ(17年~)、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ(18年~)、ドラマ『チョコレート戦争~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~』『社内マリッジハニー』(20年)、映画『遮那王 お江戸のキャンディー3』、映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降Days~』、舞台『チョコレート戦争~a tale of the truth~』、主演ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~など。
2021年05月14日2021年7月23日に開幕予定の東京五輪。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行が収まらない中での開催について、国内外で賛否の声が上がっています。同年5月7日に、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手は、自身のSNSに「辞退して」「開催について反対の声を上げてほしい」といったメッセージが寄せられていることを明かしました。「五輪中止させて」の声に、池江璃花子が持論を展開内容に40万いいね池江選手はそういった声に対し、Twitterを通してアスリートの1人としての持論を展開しています。池江選手の投稿は波紋を呼び、国内にいる複数のアスリートたちが同様のコメントを発表。一連の出来事に対する報道は、海外メディアでも取り上げられています。加藤浩次「選手にいうことじゃない」同月10日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、池江選手が発表したコメントについて特集。番組に出演していた、元競泳選手でスポーツジャーナリストの松田丈志さんは、池江選手の投稿について、こう意見を述べました。本当に素晴らしいコメントを出してくれたなっていう風に思うんですけれども、今回の件でいうとSNSで池江選手にダイレクトメッセージなどで連絡をして、要は「反対の声を上げてほしい」っていってるわけですよ。それって、やはり池江選手は病気から奇跡的な回復をして代表権を獲得して、今回のオリンピックはやはり印象付ける選手の1人だと思うんですね。そういう選手の影響力を使って、ある意味開催してほしくない人たちが、自分たちの声を拡大して伝えてほしいっていうことですから、それ自体は本当によくないことだなと思いますし。逆にいえば、オリンピックを推進、やりたいと思っているひとたちも、個人の影響力を使って自分たちの意見をリードしていきたいっていうやり方はよくないと思いますね。スッキリーより引用「開催に対して賛成派であれ否定派であれ、個人の影響力を使って自分の意見をリードさせるやり方はよくない」という松田さん。番組のMCを務める加藤浩次さんは、松田さんの意見に同調し、次のようなコメントを発しました。そこは本当に、直接池江選手にするっていうのは、池江選手は「なんていえばいいの」と思うし、そりゃ一生懸命頑張って病気を克服した選手に、それを利用するっていうのは、本当に、僕はダイレクトメッセージを送っている人は卑劣だなって思いますよ。やり方としては。選手にいうことじゃないと。それはIOC(国際オリンピック委員会)ないし、そして組織委員会に訴えるべきことであって、選手は別ですもんね。スッキリーより引用加藤さんは「池江選手の影響力を利用しようとする行為は卑劣だと思う。そもそも選手にいうべきことではない」とキッパリ。番組を見た人からは、次のような声が相次いでいます。・本当にその通りだと思う。池江選手の心情を思うと、とても悲しくなる。・「選手じゃなくてIOCにいってほしい」という言葉は、ごもっとも。・いろいろな意見があるのは理解できるけど、それを一個人の選手に求めるのは、違うように感じる。コロナウイルスがまん延する中での開催について、不安を覚えるのは当然です。さらなる感染拡大への不安や、ただでさえひっ迫している医療体制への影響を考えると、反対の意見を述べたくなる気持ちは否定できません。しかし、一個人である選手に「出場を辞退してほしい」などと訴え、状況を変えようとするのは見当違いといえるでしょう。松田さんや加藤さんの意見は、多くの人の共感を呼びました。[文・構成/grape編集部]
2021年05月10日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の世界的な流行によって、1年の開催延期が決定された東京五輪。開催日は2021年7月23日に変更されましたが、同年5月現在、コロナウイルスは終息するどころか、さらに感染を広げています。東京五輪を開催すれば、世界中の選手が来日する上、多くの医療従事者が協力を求められることに。開催に対し、「今はそんな場合ではない。中止にするべきだ」という声が相次いでいます。東京五輪の反対意見ついて、池江璃花子選手が持論を展開白血病の治療で一度は東京五輪の代表の座を逃したものの、開催の延期によって奇跡的に内定をつかんだ競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手。同月7日、池江選手はTwiterで「辞退してほしい」「開催の反対に声を上げてほしい」といった意見が寄せられていることを明かしました。そういった東京五輪の開催反対を求める声に対し、池江選手は丁寧な言葉で持論を展開しています。いつも応援ありがとうございます。Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメントが寄せられている事を知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています。1年延期されたオリンピックは↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 長くなってしまいましたが、わたしに限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います。— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 池江選手だけでなく、きっと多くの選手がコロナ禍での開催に不安を感じているでしょう。しかし、五輪開催の決定権は選手にはありません。現在も選手たちは、私たちと同じように感染や重症化のリスクにおびえながら生活を送っています。決定権のない選手にそういった言葉を投げかけるのは、見当違いといえるでしょう。一連の投稿に対し、合計でおよそ40万件もの『いいね』が寄せられました。文章を通して、池江選手のもどかしい気持ちは多くの人に伝わったようです。・選手個人にそんなことをいってもね…。企業の不祥事で社員を叩くようなものでは?・五輪開催反対の気持ちは分からないでもないけど、選手に「辞退しろ」というのは違うでしょ。・すごく言葉を選んで発言してるのが伝わってくる。お門違いの批判だよ…。五輪は多くのアスリートにとって世界の頂点であり、あこがれの場所。だからこそ、今の状況は心苦しいものでしょう。「今やるべきことをまっとうし、応援してくれる人の期待に応えたい一心でいる」という池江さんの言葉は、きっとほかの選手も同じはず。東京五輪がこの先どうなるかは分かりませんが、懸命に練習している選手個人に中止を求める声がなくなることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年05月08日俳優の黒羽麻璃央が企画・プロデュースを行う野球大会『ACTORS☆LEAGUE』の開催が23日、明らかになった。東京ドームにて7月20日の開催を予定している。同大会では、野球をこよなく愛する俳優37名が揃い、結成された2チームが真剣勝負の野球対決に挑む。「コロナ禍という状況であっても、次の世代を担う若い俳優たちが輝ける場所でライブエンターテイメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合える場を作りたい」という思いから黒羽が企画・プロデュースし、その想いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同した。俳優陣は黒羽がキャプテンを務める「BLACK WINGS」と、和田琢磨がキャプテンを務める「DIAMOND BEARS」の2チームにわかれ、さらにゲスト解説者として荒牧慶彦、佐藤流司が参戦し、あわせて総勢37名が集結した。歌やダンスなどに長けた俳優たちが、ただ野球の試合をするだけではなく、観客を魅了する様々なパフォーマンスを織り交ぜて、いまの日本を元気にする究極のエンターテイメントショーを開催する。ドリームマッチ第1弾の開催決定にあたり、各チームのキャプテンを務める黒羽と和田からのコメントも到着した。なお、本プロジェクトの収益の一部は「読売光と愛の事業団」を通じて、新型コロナウィルスの感染症対策に最前線で向き合う医療従事者に寄付される。○「BLACKWINGS」キャプテン・黒羽麻璃央 コメント今回、企画プロデュースをさせていただきました、プロデューサー兼任BLACK WINGSキャプテンの黒羽麻璃央です。すてきなキャストの方々にお集まりいただき、僕の大好きな野球ができること本当に嬉しく、感謝しかありません! プロデューサーとしてはファンの皆さんに最高の野球&エンターテイメントを、キャプテンとしてはしっかりとチームを引っ張っていけるように頑張ります! 目標は東京ドームの看板に当たる特大ホームランを打つこと! 歴史的な試合を皆さんの心に刻みたいと思いますので是非、お楽しみに!○「DIAMONDBEARS」キャプテン・和田琢磨 コメントDIAMOND BEARSのキャプテンを務めます和田琢磨です。こんな贅沢な環境で、しかも気心知れた仲間たちと一緒に大好きな野球を出来ることをとても嬉しく思います。そして、声をかけてくれた黒羽麻璃央くんには本当に感謝しています。しかし試合は試合。集え! ダイヤモンドのように固い結束のもと、クマのように勇敢な野球小僧達よ!! 皆様、東京ドームにて一緒に盛り上がりましょう!!○出場キャスト・コミッショナー城田優・監督山崎育三郎、尾上松也・ゲスト解説荒牧慶彦、佐藤流司・キャプテン黒羽麻璃央、和田琢磨・選手会長和田雅成・BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、岡宮来夢、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、田中涼星、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康・DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、鳥越裕貴、松井勇歩、結城伽寿也、横山真史
2021年04月23日競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、2021年4月8日、東京五輪の400メートルリレーの代表に内定。池江選手は、同月4日にもメドレーリレーで代表に内定しており、今回で2つ目の日本代表入りとなります。競泳・池江璃花子選手が東京五輪代表に白血病回復からの内定に「素晴らしい奇跡」この日、女子100メートル自由形で優勝し、2冠を達成した池江選手。2019年2月に、白血病であることを公表していたため、競泳で復活した姿は多くの人の心を打ちました。ネット上では「おめでとう!」「暗い話題が続く中でいいニュース!」などの声が上がっています。池江さんの輝く姿は、同じく白血病を患っている人たちへの励みにもなるでしょう。これからも、努力し続ける池江選手を応援したいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月08日2021年4月4日、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、東京五輪の代表に内定しました。池江選手は100mバタフライ決勝で57秒77の記録を打ち出して優勝。また、400mメドレーリレーの派遣標準記録を突破しています。インタビュー中では感極まり、美しい涙を流した池江選手。代表の内定について、このようにコメントをしています。「57秒台が出るとは思わなかったし、リレーの派遣標準記録も切れると思わなかった。一番戻ってくるのが時間がかかる種目だと思っていた。優勝も狙っていなかったけど、何番でもここにいることに幸せを感じようと思った。仲間たちが全力で送り出してくれて、とても幸せ。本当にうれしかった。言葉にできない。ものすごく自信がついたレースだった」サンケイスポーツーより引用池江選手は2019年2月に、白血病であることを公表。当時、東京五輪は2020年に開催が予定されていたため、多くの人から惜しむ声が寄せられていました。五輪は多くのアスリートにとって、目標といえる大会です。池江選手は白血病の発覚に加え、東京五輪への出場が絶望的だったことに大きなショックを受けたことでしょう。つらい治療を乗り越えた後、リハビリや練習に励んできた池江選手。今回の内定に対し、多くの人から祝福する声が寄せられています。[文・構成/grape編集部]
2021年04月04日『万引き家族』『真実』などの映画監督・是枝裕和が競泳・池江璃花子選手の競技復帰までのストーリーを描いた、グローバルスキンケアブランド「SK-II」による「SK-II STUDIO」の1作目“センターレーン”がYouTubeにて公開された。計8作の公開を予定している「SK-II STUDIO」作品の1作目となる本作は、“運命を変える”とはどういうことか、運命がただの偶然ではなく、自らの選択によって切り拓けるものであることを描いていく。競泳・池江選手といえば、2018年のアジア選手権のMVPであり、一昨年2019年2月に白血病と診断。2020年5月、池江選手は競技復帰に向けて前進する中、「SK-II」とのコラボレーションを通してウィッグを外したありのままの姿を公表し、新たな一面を世の中に披露。池江選手の強さと希望に溢れたメッセージは、ソーシャルメディアやトップニュースで取り上げられたほか、28年ぶりに女性アスリートが単独で新聞の一面を飾るなど大きな話題となり、日本中から励ましと応援の声が寄せられた。2021年2月に行われたジャパンオープンでは、50メートル自由形で2位に入賞するなど復帰を果たしており、4月には、日本選手権水泳競技大会に出場する予定となっている。作品のタイトル“センターレーン”とは、プールのセンターレーンに最も速い選手を配置するという実際の競泳のルールがあり、池江選手が練習を再開したころの取材で「やっぱりセンターレーンが好き。自分のためのコース」と語ったことから名付けられた。映像は、競技復帰を目指して練習に励む池江選手の心の中にある思いや葛藤、希望に焦点を当て、また是枝監督は、実写では描き切れない部分にアニメーションを取り入れることでより豊かな表現を目指している。「『SK-II』、そして是枝裕和監督が、私の心の内を作品として伝えてくださり感謝しています」と池江選手。「今は多くの方々が厳しい状況に置かれています。自分に対して否定的な気持ちになったり辛い時があるかもしれませんが、こんな時だからこそ、誰しもが自分の運命を追求することにとても大きな意味があると思っています。過去の自分には戻れないけれど、自分の運命は今この瞬間をどう生きるかによって変えられるものだと思います。辛いことがあっても、乗り越えた先の未来は変わっていくのだと思います」とコメント。是枝監督の作り上げた作品について、「本当の自分の感情があの作品に表れているなと思いました。『過去の自分には戻れないけれど、今の自分が自分だから』ということが伝わってくるなと思います。アニメーションも素敵でした」と感想を語る。是枝監督は「池江選手を取材することができ、競技復帰に向けての彼女の思いや感情を探っていきました。池江選手の人生という名の旅を通して、運命を変えるために必要なことを目の当たりにして感動しました。一見彼女のストーリーは特異に思えますが、この時代を生きる多くの人が共感できるものがたくさんあります。人生ではレーンから脱線することもありますが、そういう局面に立った時にこそ、その人の『真価』と『進化』が見えるのだと思います。この2つの『しんか』に注目しました」と、作品に込めた思いを語っている。なお、「SK-II」は「#CHANGEDESTINY」資金を準備し、本年の拠出額50万ドルを上限として「SK-II STUDIO」の映像1再生につき1ドルを、運命を変えようと踏み出す女性への様々な支援活動に拠出する。SK-II STUDIO 第1作“センターレーン”はSK-II Japan公式YouTubeチャンネルにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2021年03月29日豪華キャストたちが日替わりで登場するラブストーリーの朗読劇シリーズとして話題を呼んでいる、恋を読むvol.3 『秒速5センチメートル』が21日より上演される。2018年に第1弾として『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を上演し、2019年3月には約半年という短期間での再演を実現、さらに同年10月に第2弾として『逃げるは恥だが役に立つ』を上演した。第3弾となる 『秒速5センチメートル』は、新海誠監督による同名アニメーションを朗読劇として初の舞台化。「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」といった3つの短編の連作という形で描き出される恋の物語は、アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」やイタリア・フューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」などの映画賞を受賞するなど高評価を得た。今回は主人公・遠野貴樹を演じる海宝直人、黒羽麻璃央にインタビュー。朗読劇ならではの難しさや現在の状況に思うことなどについて話を聞いた。○■実は頭蓋骨フェチ!?――お二人は今回が初対面とのことですが、同じ役を演じることについてどんな思いを持たれていますか?黒羽:大先輩です!海宝:いやいや、とんでもない!黒羽:初めましてなんですけど、とある先輩……古川雄大くんから「海宝さんに似てるね」と言われたことがあって。海宝:光栄です。黒羽:僕は一方的に「嬉しいな」と思いながら今日まで生きてきたんですけど(笑)。でも、きっと似ているからと言って同じような演じ方にはならないでしょうし、各チームで色々な色を出せたらいいなと思っております。海宝:複数チームで作っていくのは、本当に楽しみですよね。違った分野で活躍している、個性豊かな方達が集まってますし、チームごとに違うカラーの作品になるんだろうなという予感があって、自分が演じるのも、他のチームのこともすごく楽しみです。――ミュージカルの大先輩である海宝さんに、黒羽さんから質問することなどはありますか?黒羽:発声フェチだとお聞きしてます。頭蓋骨フェチだと(笑)。海宝:頭蓋骨フェチ!?黒羽:さっきたまたまspiくんと会いまして、聞きました(笑)。海宝:わけわかんないこと言ってるな、あいつ……(笑)。黒羽:発声にめちゃめちゃ詳しいということはお聞きしてたので……教えてください!海宝:とんでもないです! 人によるので、僕がアドバイスなんてそんな……。勘弁してください(笑)。黒羽:じゃあ……好きな和食はなんですか?海宝:和食!? 和食かあ……けっこう難しいね。蕎麦!黒羽:いいですね! 僕も蕎麦が好きなんですよ。共通点があった。海宝:小さい頃から好きです。無性に行きたくなる。黒羽:蕎麦好きな人に悪い人はいないです(笑)。価値観が合って嬉しい限りです。海宝:じゃあ、貴樹も「蕎麦好き」というキャラクター設定で(笑)。黒羽:台本に書いてもらいましょう(笑)。○■リアルな恋愛の物語に――今回演じる遠野貴樹という役についてはどんな印象でしたか?海宝:非常に繊細なキャラクターだなと思いました。朗読劇という形態で見ても、言葉や他者と交流する部分が多いわけではないですし。麻璃央さんは「恋を読む」シリーズをこれまでもやってらっしゃるので、印象を聞いてみたいな。朗読劇っていろんなスタイルがあるけど、どんな感じなんですか?黒羽:『ぼく明日』(『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』)で2回出演しているんですが、動きは多かったですね。後ろの映像もいろいろ移り変わっていったし、2人の関係性とともに距離が縮まっていくようなことも、演出に入っていました。今回演じる貴樹については、男の方が未練たらたらで初恋を引きずっているんだなというのが、すごくリアルだなと(笑)。女性の方が案外さっぱりとしている。海宝:切り替えてるよね。黒羽:その辺がリアルだなと思いますし、切ない感じもリアルだなと思いました。我々が生きてる時間の中では、そういうことの方が多いから、グサっと刺さる。海宝:そういう意味では、貴樹のずるさも含めて生々しい。貴樹自身もすごく思わせぶりなところもあったりして、女性からするとイライラするところもあるのかな、というのも含めてリアルですよね。生身の人間だからこその温度感も出せたら面白いと思いました。――周囲にアニメの感想を聞くと、男性が主人公の貴樹を「これは自分だ!」と共感してしまうところがあるのかな? とも思いましたが、お二人にとってはいかがでしたか?海宝:気持ちはわからなくもないけど、自分がこうも引きずり続けるかというと……そこまではないかなとも思いました(笑)。だからこそ、演じるのがすごく面白そうです。黒羽:ここまで極端ではないですけども、引きずる気持ちはすごいわかります。海宝:やっぱり、思い出として残るのは男性の方が多いのかな。昔好きだった人の写真が意外と消せない、とか(笑)。黒羽:それは間違いなく男の方ですよね(笑)。全部一気に捨てるとか、難しいかもしれない。――ちなみに、お二人がこれまでに好きだったのはどんなアニメですか?海宝:もう、ど定番ですけど、ディズニーとジブリで育っています。ジブリ作品はどれもすごく好きで『千と千尋の神隠し』とかも大好きなんですが、結果、帰ってくるのは『となりのトトロ』。黒羽:わかります(笑)。海宝:何周もして、『となりのトトロ』。結果、『トトロ』で泣く(笑)。子供の時から今になって観てみると、新しい発見もあったりします。黒羽:僕は『るろうに剣心』が好きで、ナンバーワンの漫画でありアニメです。好きすぎて、小さい頃に家で木刀を振り回していました(笑)。原作に出てくる技もなんとか習得しようと練習したりもしたんですけど、撃つことはできなかったですね……。「二重の極み」を本当にひたすら練習してたんですけど。海宝:できないでしょうね(笑)。黒羽:やっぱり、命を懸けなきゃできないですね(笑)。出演予定だったミュージカル『るろうに剣心 京都編』は残念ながら今回中止となってしまったんですが、本当に大好きな作品です。○■ドラマや映画に近い感覚も――演劇界にも新型コロナウイルスの影響が大きく、朗読劇やミュージカルコンサート、配信など様々な形態も増えていることについては、出演される側としてどのように感じられていますか?海宝:こういった事態になったからこそ、色々と新しい形の演劇が試されて生まれていくのは、すごく面白いことです。演劇やエンタテインメントって、今回に限らず太古の昔から様々な出来事を経て新しいものが生み出され広まってきたと思うので、もちろんマイナスな部分もありましたけど、ポジティブに捉えて、新しいチャレンジに参加していけたら、ひとつ幸せなことでもあるなと思います。黒羽:今回こういうことがあって、一致団結感が増したように感じています。舞台で飯を食べている我々のような人間が、「みんなで演劇を救おう」という姿勢ができたのかな。こんな時期に舞台なんかやるんじゃない、と言われることもあるかもしれないけど、自分たちの仕事に改めて誇りを持って、舞台人が一つになった感覚は大きかったです。「舞台の火を絶やさない」という協力体制が見えて、嬉しかったし、「みんな舞台を愛する仲間だ!」と思えました。――何か面白いな、と思った試みはありましたか?海宝:僕は無観客の配信に参加して、非常に新鮮な経験でした。不思議な経験でもあったんですが、その分反応も大きくて、知り合いの役者仲間からも「面白かったよ」と連絡が来ました。色んな議論があって新しいものが生まれてきているという実感がありましたし、短期間でここまで作り上げることができるんだというのも発見でした。黒羽:僕は舞台の配信が、斬新だと思いました。今までも千秋楽をライブ配信したりDVDに収録したりということはあったかもしれないですけど、「全公演配信」という試みもあって。俳優達が舞台をやってるんですけど「今、このカメラで抜かれてる」と意識すると思うと、ドラマや映画とかに近いじゃないですか。舞台上ではあるんですけど、どこかでカメラを意識したお芝居を入れるようになるのかな。舞台だけだったらそういうことはないので、面白かったです。――それでは、最後に作品を楽しみにしている方にメッセージをいただけたら。黒羽:僕自身、お客様を入れての舞台は久々になります。生のお芝居が届けられる、お客様が入って空気感が完成する作品ができるというのは、決して当たり前じゃないんだと思ったので、4公演を噛み締めながら演じたいと思います。海宝:今回のカンパニーで、『秒速5センチメートル』という作品の新しい側面や解釈を見ていただけるようになるんじゃないかなと感じています。ぜひぜひアニメのファンの方にも見ていただきたいですし、逆にこの朗読劇をきっかけにアニメを見ていただけるような作品にもなったら嬉しいです。これだけ素晴らしいみなさんがキャストで集まって、5通りの作品が生まれるんじゃないかな。それぞれ主なフィールドが違う役者さん、声優さん達がいらっしゃいますから、1回と言わず何回でも楽しんでいただけたらと思います。■海宝直人1988年7月4日生まれ、千葉県出身。7歳の時、劇団四季ミュージカル『美女と野獣』のチップ役でデビューし、その後様々な舞台で活躍する。主な出演作にミュージカル『レ・ミゼラブル』(15年・17年・19年)、劇団四季『アラジン」(15〜16年・18年)、劇団四季『ライオン・キング』(16年)、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(16年・18年)、劇団四季『ノートルダムの鐘』(16・17年)、ミュージカル『イブ・サンローラン』(19年)、ミュージカル『アナスタシア』(20年)など。今年12月2日にCD『Break a leg!』をリリース予定(よしもとミュージック)■黒羽麻璃央1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2010年に第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリを受賞し、芸能界入り。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』(12年〜14年)、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ (15年〜)、舞台『黒子のバスケ』(16年〜)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(19年)、映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』(17年)、『いなくなれ、群青』(19年)、ドラマ『寝ないの?小山内三兄弟』シリーズ、『テレビ演劇 サクセス荘』シリーズ(19年〜)、『恋はつづくよどこまでも』『SUITS/スーツ2』(20年)など。
2020年10月21日2020年9月23日、俳優の成海璃子さんが結婚していたことが明らかになりました。同年9月中旬に一般男性と結婚した成海さん。サンケイスポーツによると、交際期間や相手の詳細などは明かしておらず、挙式や披露宴は未定とのことです。成海さんは所属事務所を通してコメントを発表しています。成海は所属事務所を通し、「今後も変わらずに仕事を続けていきたいと思いますので、温かく見守って頂けますと幸いです」とコメントしている。サンケイスポーツーより引用1992年生まれの成海さん。子役として2000年にデビューして以来、さまざまな作品に出演してきました。成海璃子の現在は?ドラマ『瑠璃の島』が懐かしい…そんな成海さんにファンからは、「子役の頃から知っているから感慨深い」などのコメントが寄せられています。・ドラマ『TRICK』に出てたいた子役時代を知っているから、とても感慨深い!・おめでとうございます!もう結婚する年齢になったんですね。自分も年を重ねたんだなと思う。・親戚が結婚したかのように嬉しい。おめでとう!成海さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2020年09月23日女優の成海璃子(28)が、今月中旬に一般男性と結婚したことが分かった。23日、公式サイトで報告した。成海は「私事ではございますが、この度、結婚いたしましたことをご報告させていただきます」と報告。「お相手は一般の方で、2020年9月中旬に入籍いたしました」と説明した。続けて、「今後も変わらずに仕事を続けていきたいと思いますので、温かく見守って頂けますと幸いです。今後とも宜しくお願い致します」と呼びかけた。
2020年09月23日俳優の大森南朋(おおもり・なお)さんが、2020年8月26日にインスタグラムを更新。ダンディな『髭面ショット』を披露し、ファンを喜ばせています。大森南朋のギャップに「キュン…」2020年8月現在、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)でスーパー家政婦・鴫野ナギサ(以下、ナギサさん)役を演じている大森南朋さん。 この投稿をInstagramで見る 【公式】TBS系列火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(@watanagi_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 7月月21日午前12時10分PDT次回で最終回を迎える同作をPRし、役のビジュアルとは正反対のちょいワルおやじ風ショットを公開しています。 この投稿をInstagramで見る 8話ご覧頂いた方々 ありがとうございました。 来週は最終回です。 お楽しみに。 #私の家政夫ナギサさん #大森南朋 大森南朋 月に吠える。 (@tsukinihoeru.6960.naoomori)がシェアした投稿 - 2020年 8月月26日午前2時02分PDT投稿を見たファンは「めっちゃダンディでかっこいい」「ナギサさんとのギャップが最高!」とメロメロに。また、「最終回なんて悲しすぎる」「終わってほしくない」と早くも『ナギサさんロス』を訴える声を寄せています。・メガネ姿もとっても素敵!惚れ直してしまった。・めちゃくちゃドキドキしました!役とのギャップがたまらない。・ナギサさんのことが大好きなので、終わってほしくないです。女優の多部未華子(たべ・みかこ)さんが主演を務める同作は、製薬会社のMRとして働くキャリアウーマン・相原メイが、あることをきっかけにスーパー家政夫・ナギサさんを雇うことから始まるコメディー。劇中で大森南朋さんはエプロン姿で家事を完璧にこなすという役柄を好演し、今までに見せたことのない姿が話題になっていました。 この投稿をInstagramで見る #わたナギ 本日よりInstagram始動です 現場からメイちゃんとナギサさんの2shotをお届け✨ 皆さん、フォローよろしくお願いします❣ さらに…本日より公式サイトもオープン!☺️ 可愛いポスター写真、追加キャストも解禁です チェックしてくださいね♪ #Instagramはじめました #公式Twitterではお2人の動画も見れるかも?? #撮影中スタッフから漏れる可愛い〜!の声 #私の家政夫ナギサさん #多部未華子 #大森南朋 #tbs #火曜よる10時 【公式】TBS系列火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」 (@watanagi_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 3月月18日午前7時29分PDT この投稿をInstagramで見る #ナギごはん 企画開催 . #わたナギ では、美味しそうなナギサさんの料理が沢山出てきます☺️ メイちゃんのためのお夕食など本当に美味しそうなのですが……、 . 皆さんが#おうち時間 で作った#おうちごはん 朝ごはん、お昼ごはん、晩ごはん、おやつ…♡などなど 皆さんの自慢のお料理を教えていただけませんか? . 【 #ナギごはん 】のハッシュタグをつけて投稿していただきたいです! . また、皆さんの投稿を、公式ストーリーズにて紹介させていただければと思っています❣ 気軽にぜひご参加ください . ナギサさんも参考にさせていただくかも…? . #写真はとある日のナギごはんのシーン #ナギごはんもきちんと紹介するので #しばしお待ちくださいませ♡ #皆さんのお料理見たいです! . #私の家政夫ナギサさん #多部未華子 #大森南朋 #瀬戸康史 #tbs 【公式】TBS系列火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」 (@watanagi_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 5月月11日午前12時49分PDT放送後は「本当に癒される…」「展開が気になりすぎて眠れない」といった反響が殺到。果たして最終回はどんな結末を迎えるのでしょうか。大森南朋さんの活躍とともに注目ですね!大森南朋の妻・小野ゆり子ってどんな人?父と兄の活躍ぶりに驚き[文・構成/grape編集部]
2020年08月28日俳優の小池徹平が主演を務めるミュージカル『るろうに剣心京都編』で、黒羽麻璃央が演じる志々雄真実のビジュアルが4日、公開された。黒羽麻璃央が演じる志々雄真実のビジュアル公開先日開催されたYouTubeライブ配信では、緋村剣心を演じる小池徹平はじめ主要キャストが登場。黒羽麻璃央が京都編最大の敵・志々雄真実を演じることが発表され大きな盛り上がりをみせた。志々雄真実は、かつて最強と恐れられた人斬り抜刀斎・緋村剣心の後継者として、人斬り役を担っていた元・長州派維新志士。明治政府に抹殺されかけ全身火傷を負い、政府への強い恨みを抱き、復讐の為に十本刀と武装集団を率いて政権転覆を企てる剣心の最大の敵だ。その志々雄真実を演じるのは、ミュージカル『刀剣乱舞』などの大人気2.5次元ミュージカルからグランドミュージカルの『ロミオ&ジュリエット』、そしてドラマや映画と幅広く活躍中の黒羽麻璃央。このたび公開されたビジュアルでは、志々雄の印象的なシーンを再現。端正な顔立ちと煌びやかな印象のある黒羽とは一変、怨恨や私欲にまみれた極悪人・志々雄真実を見事に表現している。黒羽は「僕は大の『るろうに剣心』ファンで、作品を本当に愛しているので、出演が決まった時は、本当に僕は幸せ者だと思いました。演出の小池修一郎さんは、僕がミュージカルをより一層好きになったきっかけを与えてくれた方です。稽古では必死に食らいついていきたいと思います。そして今回は歌もあり、殺陣もあり、芝居もあり、客席も回ってしまうという! 体力の限界を超えたいと思っています。IHIステージアラウンド東京は、舞台転換だけでなく客席が動くことによって、より一層いろんな顔を魅せることができる劇場だと思っています。ご覧になる皆さんも、アトラクションのような感覚で、エンターテインメントとして楽しんでいただけると思います。ぜひ劇場に足をお運びください!」とコメントしている。(C)和月伸宏/集英社
2020年08月04日美術館「ヨックモックミュージアム」が2020年10月25日(日)、東京・南青山にオープンします。ヨックモック・コレクションが楽しめる都市型美術館ヨックモック青山本店にほど近い南青山6丁目に誕生する「ヨックモックミュージアム」は、菓子ブランドのヨックモックがコレクションするアート作品などを展示したコンパクトな都市型美術館。館長を務める藤縄利康が精選し、ヨックモックグループが30年以上かけて500点以上収集してきたピカソのコレクションを、様々な企画展を通して紹介。世界有数のピカソのセラミックコレクション同館が所蔵するヨックモック・コレクションは、ピカソのセラミック(陶器)作品を数多く包括的に収集した世界有数のコレクションの一つ。お椀や水差し、食器、大皿など、ピカソが晩年に熟練の職人たちと協働して創り出した、数多くのセラミック作品が含まれています。■ピカソとセラミックとりわけ画家としての側面が広く知られるピカソだが、平面の絵画のみならず立体的な彫刻の分野にも関心を寄せており、1937年の大作《ゲルニカ》で世界的な芸術家としての地位を確立した後、セラミック制作に初めて本格的に着手。フランス南部の小さな村、ヴァローリスのマドゥラ工房で陶芸の魅力に出会ったピカソは、1947年から1973年に死去するまで、工房を運営するラミエ夫妻と緊密に協力しながら、数千点にものぼる作品を制作。初めて扱う素材に苦心したピカソだったが、工房の技術と自身の大胆な発想によって独自の作品群を生み出しています。「ヨックモックミュージアム」独自のラーニングプログラムまた、芸術の心理的、精神的な効用にも着目するアートセラピーを応用した参加型のアートセッションや、企画展示に合わせた学芸員の解説や、若手アーティスト、研究者、有識者とのトークセッションなどで最先端のアート情報に触れるレクチャーシリーズなど、アートにまつわる独自のラーニングプログラムも用意しています。カフェも併設美術館の1階には、ピカソがセラミック制作に取り組んだ町の名前に因んで名付けられた「カフェ ヴァローリス」がオープン。ヨックモックグループ内のハイエンドパティスリーブランド「アン グラン」の菓子や、アートを短時間で楽しめるクラフトキットにドリンクと焼菓子がセットになったアート体験型のセットメニューなどが楽しめます。施設情報「ヨックモックミュージアム」オープン予定日:2020年10月25日(日)開館時間:10:00〜17:00 毎週金曜日は20:00まで※入館は閉館の30分前まで。住所:東京都港区南青山6丁目15-1 ヨックモックミュージアムチケット代:一般:1,200円、大学生・高校生・中学生:800円、小学生以下:無料※価格は全て税込。※障がい者手帳の所持者本人と介護者1名は無料。※大学生・高校生・中学生料金の適用には、学生証等の提示が必要。休館日:月曜日・年末年始・展示替期間※ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日。館内構成:・2階/地下階 展示室・1階 カフェ・グッズショップ・ライブラリー【問い合わせ先】TEL:03-3486-8000
2020年07月29日2020年7月4日、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手がInstagramを更新。そこには、20歳の誕生日を迎えた池江選手が実姉手作りのケーキを持ち、嬉しそうに微笑む姿が写っています。2019年2月に白血病であることを公表した、池江選手。時には「つらい」と正直な気持ちを吐露しながら、苦しい治療に耐えていました。競泳の池江璃花子が公式サイトを開設直筆の『本音』に、反響無事に退院し、こうして20歳の誕生日を迎えることができたのは、池江選手や家族にとって奇跡でもあるのでしょう。池江選手は投稿でこのように想いをつづっています。20歳になりました大好きなお花と姉の手作りのケーキ(3つ)に囲まれて幸せですこんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします!ikee.rikakoーより引用 この投稿をInstagramで見る Rikako Ikee(@ikee.rikako)がシェアした投稿 - 2020年 7月月4日午前5時25分PDT東京海上日動火災保険株式会社は、池江選手の誕生日を記念して1本の動画を公開。動画では幼い頃の姿や、トレーニングに励む池江選手の姿が映っています。池江選手の投稿に対し、多くの人から「お誕生日おめでとうございます!」「自分のことのように嬉しいです」といった祝福の声が寄せられました。闘病中は同じ病気の人たちを励まし、勇気付けるメッセージを送っていた池江選手。今後は素晴らしい泳ぎで、さらに多くの人に笑顔を届けてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月05日2019年2月、白血病であることを公表し同年12月に退院した競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手。2020年5月には、闘病によって短髪になった姿を公開したくさんの応援の声などが寄せられていました。短髪姿を初披露した、池江璃花子選手その理由に「泣いた」「素敵すぎる」同年6月24日、池江選手は「みなさんに手紙を書きました」と直筆で書いたメッセージを、自身のTwitterとInstagramに公開。短髪姿の撮影時の裏側とともに、短い髪を公開した際の想いをつづっていました。いつも応援してくれて、ありのままの自分を見せる力をくれてありがとうございました。皆さんに手紙を書きました。ぜひ読んでください。 @SKII_Japan pic.twitter.com/tubwUUcL3N — 池江 璃花子 (@rikakoikee) June 24, 2020 先日公開した手紙に、想像をはるかに超える反響をいただき、みなさんにどうしたら感謝の気持ちを伝えられるかずっと考えていました。入院していた時も今も、みなさんが応援してくれて、温かい言葉をかけてくださり、信じられないほど恵まれているなと感じています。あの日、決心はついていたものの「シェア」のボタンを押すまで緊張していました。ですが、次々と届く皆さんからの温かいメッセージを見ると、ポジティブに受け取ってくださっていることが分かりとても嬉しかったです。新しい一面を公開し、ありのままの自分を表現する力を与えてくれたのは他の誰でもないみなさんです。SK-Ⅱとの撮影はどんな感じだったのですか、という質問をいただきましたが撮影時の写真がこれです。今までこんな風にカメラの前に立ったことはなかったのですが、SK-Ⅱと一緒だったからこそ、ありのままの自分、本当の自分を見せることができました。大変なことが多い中で、少しでも私のストーリーが皆さんの力になったら嬉しいです。この第一歩を踏み出すことができたのは、みなさんのおかげです。たくさんの方がご自身のストーリーや経験を投稿してくれて私も心が動かされました。今、私はまた少し前進して学校やトレーニングを少しずつ再開し始めています。ありのままの自分でいること、一歩前に進むための力を与えてくれてありがとうございます。@rikakoikeeーより引用「決心はついていたもののシェアボタンを押すまでは緊張していた」という池江選手。しかし、短髪姿を公開してからは温かいコメントがたくさん届き「嬉しかった」とコメントしました。池江選手の直筆手紙を読んだ人たちからは、「ずっと応援しています」「こちらこそ元気をもらいました」など改めて応援する声が続々と届いています。プールで練習に励んだり、トレーニングをしたりする姿も公開している池江選手。池江選手のペースで復帰し、再び試合で活躍する姿が見られるよう応援し続けたいですね![文・構成/grape編集部]
2020年06月24日白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子選手が18日、自身のインスタグラムとツイッターで手紙と写真を公開。退院後初となるウィッグを外した今のありのままの姿を公開した。昨年2月の病気判明から初めて、1年以上のブランクを経てプールに戻ってから2カ月あまり。「今日、みなさんに初めてこの姿をお見せします。白血病の闘病生活中、私に強さをくれた皆さんに」とウィッグをとった自身の写真をお披露目した。そして、「私にとっては、生きていることが奇跡です。ここにいられることが、まるで奇跡のようです。1年前、私は自分自身との戦いに、絶対負けないと誓いました。そして家族や友人、温かい応援をくださった皆さんのおかげで、病気を乗り越えるころができました」と感謝。「現在、世界中が不安で辛い日々を送っています。このメッセージがアスリートの仲間にとっても、また同じように苦難と闘っている誰かにとっても、小さな希望になればうれしいです。私たちは一人ではありません。恐れのない日が一日でも早く来ますように。どんなトンネルにも必ず出口はあります。みんなで乗り越えていきましょう」とメッセージを送った。池江選手がグローバルスキンケアブランド「SK-II」とコラボレーションし、彼女の軌跡やメッセージを描いたインタラクティブなフォトダイアリー“This Is Me”も同時に公開。どんな時にも、前向きで強さをもって生きる池江選手の願いが込められている。SK-IIは、東京2020オリンピックのワールドワイドパートナーとしてアスリートをサポート。池江選手は「今のありのままの自分を見てもらいたいという私の気持ちを、SK-IIは大事にしてくれました。私の心の準備ができた時に、私らしいやり方で。回復への道のり、少しずつ前進していく姿を、メッセージとして発信することをサポートしてもらい感謝しています」とSK-IIとの取り組みについても言及した。
2020年05月18日2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受けて、政府が東京などを含む7都府県に『緊急事態宣言』を発令しました。対象の都府県に対し、政府は不急不要の外出を避けるよう要請。食料品や日用品を扱うスーパーマーケットやコンビニエンスストアは、原則通常通り営業するため、「在庫がなくなる心配は無用」「不要な買い占めは控えてほしい」と呼びかけています。池江璃花子選手が呼びかけ同日、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、Twitterを更新。多くの反響が寄せられた、メッセージがこちらです。皆さんスーパーは、慌てて行かず、買い溜めせず、いつも通り必要な分だけ買いに行きましょ!スーパーも、ちゃんと量は確保してあるみたいだし、感染してても無症状の人もいるから、今、大勢の人が一気にスーパー押し寄せたらって思うと怖いです— 池江 璃花子 (@rikakoikee) 2020年4月7日 コロナウイルスの感染力はすさまじく、中には無症状のまま周囲にウイルスをうつしてしまう感染者もいます。池江選手は、パニックにおちいった人が店につめかけることを恐れ、「慌てず、買いだめせず、いつも通りの行動をしましょう」と訴えました。【ネットの声】・本当にその通りです。必要な分だけ買いたいと思います。・大切なことを発信してくれてありがとうございました!・大変な中、働いている従業員の人たちには感謝しかありません。従業員のみなさんを困らせないためにも、節度ある行動を心がけましょうね。非常事態の中で混乱し、不安に襲われる人もいるでしょう。感染のリスクを減らすには、一人ひとりが不急不要な外出を避けることが大切です。正しい情報を受け取る姿勢を持ち、周囲への配慮ある行動が望まれています。[文・構成/grape編集部]
2020年04月08日無料で名作映画、音楽やダンスのライブを楽しめるイベント「渋南ライブ シアター 2020(渋南LIVE THEATER 2020)」が中止に。渋谷ストリームにて2020年3月7日(土)・8日(日)の2日間で開催予定だった。映画×ライブ「渋南ライブ シアター 2020」「渋南ライブ シアター 2020」は、音楽とダンスをテーマにした映画『グレイテスト・ショーマン』や『バーレスク』を星空の下で上映し、それと合わせてゴスペルやダンスなどのパフォーマンスを楽しめるイベント。会場では、温かいドリンクやフードと共に、映画やステージを観ることが出来る。<3月7日(土)> 映画『グレイテスト・ショーマン』上映&ゴスペルのスペシャルライブ3月7日(土)は、映画『グレイテスト・ショーマン』の上映と、ゴスペルグループ「ゴスペルスクエア」のスペシャルライブを実施。スペシャルライブは映画上映前後で2回行われ、上映後には映画『グレイテスト・ショーマン』の主題歌「This Is Me」を披露する。<3月8日(日)>映画『バーレスク』上映&女性ダンサーによるステージ3月8日は、映画『バーレスク』の上映に加え、女性限定のダンススタジオ「レイ ダンス コレクション(Rei Dance Collection)」および、アーティスト、ミュージカル女優などが集まったエンターテイナー集団「レディー バニーズ バーレスク(Lady Bunnies Burlesque)」によるステージを実施。「レディー バニーズ バーレスク」は、映画『バーレスク』の代表曲「Show Me How You Burlesque」を使用した大迫力のパフォーマンスを繰り広げる。<開催中止>渋谷ストリームお馴染み「渋南マーケット」さらに、3月21日(土)・22日(日)に開催予定だった「渋南マーケット」も開催中止となった。4か月ぶりの開催となる今回は、帆布のバッグやウールリネンのストールなど、手仕事のぬくもりが感じられるこだわりのアイテムが販売予定となっていた。【詳細】■「渋南ライブ シアター 2020」「渋南マーケット Vol.12」※開催中止
2020年02月08日『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でブルーリボン賞など数々の新人賞を受賞した若手実力派・南沙良を主演に迎えた『もみの家』。南さんといえば、12月より新たにオンエアされている「キリン午後の紅茶」の新CMで披露する透明感のある歌声も話題になっている。本作の主演女優、南さんの魅力に迫った。2002年生まれの南さん。「nicola」モデルオーディションでグランプリを受賞し芸能界へ。2017年公開の三島有紀子監督作『幼な子われらに生まれ』で女優デビューし、翌年、蒔田彩珠とW主演した『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』での演技が高く評価されブルーリボン賞、報知映画賞などの新人賞を受賞した。さらにその後も『居眠り磐音』などの話題作へ出演するとともに、最近では多数のCMキャラクターにも起用されている2020年注目の若手女優だ。歌唱力は折り紙つき!!透き通る歌声に癒される…「キリン午後の紅茶」CMでは雪がちらつく寒空の中、ダッフルコートの首元にチェックのマフラーを巻き、公園でギター片手にJUJUのヒットソング「やさしさで溢れるように」を弾き語り。その透き通る声も話題となっている南さん。同CMが始まって以来「朝からほっこりする~」「沙良ちゃん歌うまいな」「このCMの子、知らなくて調べたら南沙良って子らしい。めっちゃかわいい!」などSNSでも反響を呼んでいる。南さんの歌唱力は折り紙付きで、これまでにも同商品の夏のCMでは「JUDY AND MARY」の「Over Drive」を熱唱!さらに『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では、喋ろうとするたびに言葉に詰まってしまう志乃を演じ、「THE BLUE HEARTS」の名曲「青空」を劇中でのびやかに歌い上げていた。本が大好き!本の虫から書く方面にも進出「普段プライベートな時間をどんな風に過ごしてますか?」と聞かれると必ずと言っていいほど「本が好きです」と答える南さん。実際読んだ本の話もインタビューの中で答えているが、そんな本の虫を公言する南さんは、最近では読むだけでなく書く方にも才能を伸ばし始めている。先日も新潮社のWEBサイトにて、大人気作家・吉田修一の「7月24日通り」についての南さんの書評【「吉田修一小説」と私 あきらめたり、見ないふりをしたり。】が掲載された。さらに、文芸総合誌「yom yom vol.59」からは【届かない手紙を書きたい】という連載もスタート。好きが転じて書くこも始めた文系美女は、さらに80’Sアイドルの曲や、アニメなども好きだという。プライベートの文筆活動も気になるところだ。体当たりのマジ泣き、多彩な表情…等身大の演技が魅力前述の南さんの初主演作『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では、人とのコミュニケーションに悩み、泣く場面も。感情を爆発させながら泣くシーンでは体当たりのマジ泣きに多くの人が驚かされた。もちろん演技力はそれだけでなく、表情豊かに、作品のテイストや物語に合わせて様々な顔を見せてくれるのも魅力の一つ。最新作『もみの家』では、不登校になった16歳を演じているが、物語の始まりではずっと俯き、虫の鳴くような声しか発しない主人公が、夏・秋・冬とかけて少しずつ笑顔を取り戻していく様が描かれている。自発的に動けなかった少女が人の優しさに触れ、自然の美しさに癒されていくことで、どのように変化するのか。その繊細な感情の機微を表情の豊かさで表現している。そして、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』から成長した南さん自身が見せる『もみの家』での涙は、観る者の涙を誘うこと必至。これからも南さんの成長を追いかけたくなること間違いなしだ。『もみの家』は3月20日(金・祝)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。富山県では2月28日(金)より先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もみの家 2020年3月20日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開/2月28日よりTOHOシネマズファボーレ富山、TOHOシネマズ高岡、JMAXシアターとやまにて先行公開©「もみの家」製作委員会
2020年01月05日乾燥した季節は、喉からの風邪をひきがち。でも実はこれ、鼻できちんと呼吸ができていれば、防げるものなのです。喉ケアが人一倍気になっている欅坂46の松平璃子さんと長沢菜々香さんが、喉にダメージを与えないためのメソッドを学びました。呼吸のたびに喉を潤す、鼻呼吸の大切さを実感。乾燥&風邪対策に効果的なのが鼻呼吸。そんな簡単なこと?と思うなかれ。実は、日本人の約7割もの人が口呼吸が癖になっていて、その結果、免疫力の低下や喉の乾燥を招いている、とヨガインストラクターの深堀真由美さん。「鼻は脳やのど、耳、目とも繋がっていて、呼吸のたびに空気を浄化・加湿・加温してくれる精巧な空気清浄機なんです。でも、口呼吸では乾燥した空気や雑菌が体内に直接入ってしまい、喉にも悪影響を及ぼします」(深堀さん)喉の状態はパフォーマンスにも影響するので、日々マスクと飴を欠かさない長沢菜々香さん。風邪はいつも喉からという松平璃子さんも、喉の潤いケアには興味津々。「喉を潤すには、唾液がしっかり出ているかもポイントです。噛む回数や舌を動かす機会が減った現代人は、唾液の量が不足しがち。潤いはもちろん、口腔内環境を健やかに保つのに大切な唾液が出やすくなるよう、マッサージや舌のトレーニングも取り入れてください」(歯科医師・関有美子さん)さらに深堀さん、関さんが実践する喉の潤いケア方法もご紹介。片鼻呼吸【交互に各3~5回繰り返す】いつでも、どこでもできる簡単な呼吸法。鼻呼吸のトレーニングの基本は、鼻で吸って鼻で吐くこと、吐くことから始めること、ゆっくり行うことの3つ。実は左右の鼻の穴は、自律神経の働きでそれぞれ交代で機能している。そこで今回は、鼻孔を片方ずつ交互に使う呼吸法で左右のバランスを整えていく。「これを続ければ、鼻でちゃんと吐き切る、しっかり吸い込むという習慣が身につきます。頭がスッキリしたり、鼻づまりの解消にも役立つんですよ」(深堀さん)仕事中などでもこっそり行える、片鼻呼吸はとても簡単。「左右で吸いやすさに違いがあるのが発見でした」(長沢さん)「日中いつでも試してください。自分のリズムでいいので、ゆっくり呼吸して」(深堀さん)右手の親指を右小鼻に、中指を曲げた状態で左小鼻に当て左の鼻孔を閉じる。親指を緩めて右鼻孔から吐く、吐く、吸う、吸う。右鼻孔を閉じて左鼻孔から吐く、吐く、吸う、吸う。交互に各3~5回繰り返す。ワニのポーズ深く呼吸できる体を作ってから、眠りに就こう。口呼吸の人は、口で呼吸しやすい姿勢をとるために猫背気味に。また、最近はスマホや長時間のデスクワークなどの影響で猫背になりやすいもの。その結果、胸は圧迫され、呼吸する際に使う肋間筋や横隔膜が硬くなってしまう。「深い呼吸がしやすくなるよう、肺の周囲の筋肉を緩めてくれる、ヨガのワニのポーズを就寝前の習慣にしてください」(深堀さん)「脇腹がすごく伸びる感じで、気持ちいいですね」(長沢さん)「このポーズをすると全身の緊張も解けるので、ぐっすり安眠に誘われますよ」(深堀さん)仰向けになり、両手のひらは天井に向け、両腕をまっすぐ伸ばす。右膝を立て、左脚を曲げて左足首を右膝の外側付近にのせる。左脚の力で右脚を左側に倒す。右腰はなるべく浮かないよう注意。その状態で呼吸をゆっくり5回。脚を組み替えて反対側も。関 有美子さん歯科医師。美容知識も豊富で、“治すだけでなく前より美しく”をモットーに歯科医療に携わる。近刊は『歯科医が教える即効1秒小顔』(主婦と生活社)。深堀真由美さんヨガインストラクター。呼吸に着目した「ブリーズィングヨガ」を提唱。近著は『1分で体がすっきり生き返る鼻トレ!』(ヤマハミュージックメディア)。まつだいら・りこ1998年5月5日生まれ、東京都出身。二期生。「とにかく乾燥肌なので、入浴後は3秒以内に化粧水をたっぷりつけています。温めてあげたいメンバーは藤吉夏鈴」ながさわ・ななこ1997年4月23日生まれ、山形県出身。一期生。「最近の夕飯は鍋を作ることが多いかな。カレー味の鍋はよく温まります。温めてあげたいメンバーは原田葵」ワンピース¥23,000(アナトリエ/アナトリエ ミュゼ プリヴェ アトレ恵比寿店 TEL:03・5475・8313)イヤリング¥25,000(ココシュニック TEL:03・5413・5140)ペイズリートップス¥4,990ペイズリースカート¥7,990プルオーバーニット¥3,990(以上AG バイ アクアガール TEL:03・6851・4604)モールヤーンメッセージパジャマセット¥6,980(ピーチ・ジョン TEL:0120・066・107)※『anan』2019年12月11日号より。写真・中島慶子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・野口由佳(ROI)George取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2019年12月08日映画『ゴーストマスター』の先行プレミア上映会が18日、都内にて行われ、主演の三浦貴大をはじめ、成海璃子、板垣瑞生、ヤング・ポール監督が登場した。同作は、第2回TSUTAYA CREATOR’S PROGRAMにて準グランプリを受賞した作品。ヤング・ポール監督の長編デビュー作でありながら、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭やプチョン・ファンタスティック国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭といった海外映画祭への出品が続々と決定している。黒澤明(三浦貴大)は、とある"壁ドン青春キラキラ"映画の撮影現場で、監督やスタッフにこき使われる、助監督。名前は巨匠だが、実際はB級ホラーを介する気弱な映画オタクだ。そんな彼の夢は自身が執筆した脚本「ゴーストマスター」を撮影し映画として世に出すこと。しかし、それが無理だと分かった彼の怨念が"脚本"に悪霊を宿し、撮影現場を血の海へと変えていく……。主演を務めた三浦は、冒頭の挨拶時に「俺の名前のプレートはないかぁ、、、。誰か作ってきてくれないかな」と、会場を見渡し、板垣のプレートを羨ましそうに眺めると、「三浦さんらに(プレートを)見られるとちょっと恥ずかしい」と板倉は照れくさそうな表情を見せた。一方、三浦演じる黒澤が憧れる女優・渡良瀬真菜役を演じた成海は「皆さんがどうこの映画を受け止めてくれるのか、想像もつきませんが楽しんで下さい」と観客の反応が気になる様子だった。また、成海は「過酷だったけど楽しかった」と経験のあまりないアクションシーンを振り返るも、「あれ!?誰とアクションしたか……」とこれから本編を観る観客へのネタバレを気にして話をやめようとすると、板倉が「僕です!」とアクションの相手役を忘れないで下さいと言わんばかりにツッコミを入れて、会場を笑わせるなど、キャスト同士の仲の良さを垣間見せた。そのほか、この映画のテーマである"究極の映画愛"にちなみ、自身の一番好きな映画を聞かれた成海は映画『悪魔のいけにえ』をピックアップ。その理由についても紹介した。詳細は動画にて。映画『ゴーストマスター』は12月6日より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。
2019年11月19日「ビームス アウトレット 南町田(BEAMS OUTLET MINAMIMACHIDA)」が、東京・南町田グランベリーパーク内に、2019年11月13日(水)オープンする。アウトレット業態で国内30店舗目となる「ビームス アウトレット 南町田」は、商業施設と都市公園が一体となった新エリア、南町田グランベリーパークのまちびらきと共にオープン。メインとなる新商業施設グランベリーパークの1階に店舗を構える。東急田園都市線、南町田グランベリーパーク駅(旧南町田駅)に直結しており、アクセスも良好だ。「ビームス アウトレット 南町田」では、メンズ&ウィメンズのカジュアルウエア、ビジネスウエアをはじめ、キッズも展開。メンズはビームス、ビームス プラス、ウィメンズはレイ ビームス(Ray BEAMS)、ビームス ボーイ、デミルクス ビームスなどのレーベルを取り揃える。【ストア詳細】ビームス アウトレット 南町田(BEAMS OUTLET MINAMIMACHIDA)オープン日:2019年11月13日(水)所在地:東京都町田市鶴間3-4-1 グランベリーパーク 1FTEL:042-850-7061営業時間:10:00~20:00取り扱いレーベル:メンズ:ビームス、ビームス プラス、ビームス ライツ、ビームス ハートウィメンズ:レイ ビームス、ビームス ボーイ、デミルクス ビームス、ビームス ライツ、ビームス ハート雑貨・キッズ:ビーピーアール ビームス、ビームス ミニ
2019年10月31日捨てられた人たちの島「階段島」。謎だらけの島を舞台に、島の謎を解明するために奮闘する学生たちの姿を描く『いなくなれ、群青』が、9月6日(金)に全国公開。黒羽麻璃央は、横浜流星演じる七草と同じ高校に通い、いつも屋上にいて、「君は俺とよく似ているね」「まるで、愛を避けて歩きたがっているみたいだ」と、独特の言い回しをする青年ナドを演じた。「屋上はナドのホームグラウンド。授業も受けないで屋上にいちゃう系で、学校に来ても自分の好きなことをしちゃう(笑)。まさに猫のような生き方をしている人。僕らの学生の時は鍵がかかっていて、屋上には行けなかったので、自分的にはいけないことをしているような気がした大興奮の1日でした(笑)」黒羽と横浜は今回で2回目の共演。しかし横浜が自分の事を覚えているか心配だったと笑った。「現場に入る時に忘れられていたらどうしよう? と思ったりしました(笑)。こっちは覚えているから、どのテンションで行っていいのか分からなくて。「久しぶり!」って言ってもいいのか、覚えていなかったら最悪だし恥ずかしいしなと。でも覚えてくれていたので嬉しかったですね」捨てられた人がやってくる島で、ナドは捨てられたことすら気にしなさそうな、掴みどころがない青年だ。黒羽はそんなナドを演じてみて、感じたことを率直に語った。「ナド自身、この島が居心地よくなっちゃっている気がします。自由人でいいですよね。僕は、全てを受け入れること自体が、大人になることだと思います。そういうことも含めて自分というか。僕は理想の自分がいて、その人を常に追いかけているんです。憧れがあって、それを手に入れて、他の人から批判を受けても、他人に何か言われても、理想の自分でいたい。自分に嘘というか我慢をしていきたくないなって思ってしまうんです。我慢することも大人なんですけどね」本作はナドを始め、個性豊かなキャラクターが物語を彩るが、「私にもこういう悩みがあった」と、自分に似たキャラクターを見つけることが出来る青春ファンタジーだが、黒羽は作品についてこう語った。「この映画は、ただの青春映画ではなく、ファンタジーの要素も入れつつ、ミステリーも入った映画です。最初、高校生の役のお話が来ていますと聞いた時には、キラキラした学園ものだと思ったんですが、蓋を開けたら全然そんなんじゃなくて。もしかしたら、こういう真面目な作品の学生役は最後かもしれないので。僕の最後の学生姿にも注目していただけたら嬉しいです(笑)」『いなくなれ、群青』全国公開中撮影/高橋那月、取材・文/若村幸江
2019年09月10日