モトーラ世理奈、西島秀俊、三浦友和、西田敏行が出演する映画『風の電話』の製作が決定。4月中旬にクランクインし、2020年初春に公開される予定だ。本作は、いまは亡き大切な人と想いをつなぐ電話として、新聞やTVなど数多くの媒体で取り上げられてきた“風の電話”をモチーフにした映画。岩手県大槌町の小高い丘の上にあるこの“風の電話”は、佐々木格氏が死別した従兄弟ともう一度話したいという思いから、自宅の庭に白い電話ボックスを設置し、ラインの繋がっていない黒電話を置いた。東日本大震災以降、いまは会えない家族や友人に心で話すこの“風の電話”には、3万人にものぼる人々が訪れている。映画では、ひとりの少女が広島から故郷の岩手に帰り、“風の電話”にたどり着くまでの道程を描く。そんな本作で主人公・ハルを演じるのは、モデルであり、『少女邂逅』『21世紀の女の子』など女優としても活動するモトーラ世理奈。また、ハルと行動を共にする森尾を、先日放送終了した「メゾン・ド・ポリス」でのエプロン姿が話題となり、現在放送中の「きのう何食べた?」も好評の西島秀俊。そして旅の途中で出会い、ハルに影響を与える重要な人物として、三浦友和、西田敏行が出演する。監督は、日本映画としては『H story』以来、18年ぶりにメガホンをとる諏訪敦彦。「『風の電話』は岩手県大槌町の丘にひっそりと置かれています。わかりやすい標識や、案内図はなく、『さあ、自分の力でここまでやっておいで』と私たちに旅を誘っているかのようです。熊野詣での時代から、旅は生まれ変わるための再生の行為です。私たちも傷ついた主人公ハルの魂とともに、『風の電話』を目指して旅をしてみようと思います」とコメントしている。『風の電話』は2020年初春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月11日JR立川駅から徒歩10分ほど。立川諏訪神社で行われる「多摩骨董市」は、骨董のプロのみが出店できる青空市。質の高い骨董品が並ぶということで、同業者が朝一で買い付けにくるほど。諏訪神社の敷地内で朝7時から毎月20ブースほどが並びます。雨天中止なので、天気が心配な時は問い合わせしてから向かうのがベスト。朝早い電話でも運営の方が対応してくださいます。(ちなみに取材日は雨が降っていたため、6時に電話確認しました。) 朝7時から始まる本格派骨董市へ*立川市柴崎町にある諏訪神社。境内には「目の神様」も。広くて静かです。ブースは神社横の参道で開催されます。のんびりとした雰囲気ですが、外国人観光客の姿も。プロが買い付けにくるだけあり、本格志向のお客さんが多いようです。 *この日の朝は急な大雨で出店ブースが少なめ。普段は参道に隙間なくテントが出るとのこと。桃山時代の唐津焼、素朴な味わい桃山時代の唐津焼や年代物の籠を並べるブース。店主は某高級時計ブランドで広報の仕事をしながら骨董品をコツコツ集めていたそうです。毎月第1日曜日に開催される新井薬師アンティーク・フェアにも出店されているとのこと。 *唐津焼は素朴でどんな料理にも合わせやすい。年代が新しいものは手にしやすい値段のものも。古民具をインテリアにしてみる「古民具 遠藤」のブースでは、引き出しの裏に嘉永時代の藩主・松平の名前が記載された棚や貨幣の重さを測るため江戸時代の銀行で使用された錘(おもり)など、教科書や美術館の中でしか見たことのない古民具を実際に手にとって見ることができます。(もちろん購入可!)*ひっくり返すと引き出しの裏側に藩主・松平の名前が書かれた歴史的にも価値が高い小棚。 *金銀などの重さを測るために使用された錘。裏側や側面の模様などもとにかく珍しい。 *店主の遠藤さんは骨董界ではかなりの有名人。骨董ファンが遠藤さんへ会いに毎月諏訪神社を訪れるほど。 他にも、陶芸家・辻清明の作品を並べるブースも。2017年には東京国立近代美術館で特別展が行われた陶匠の作品を、見て触ることができるのは恐らくここだけ。縄文土器も購入できちゃう縄文の美術品と古伊万里を収集販売している「玲元美術」。真ん中の埴輪はなんと250万円。争いがなかった世界で唯一の時代として、縄文の素晴らしさを語ってくれます。今年7月3日から上野の東京国立博物館で開催される特別展「縄文ー1万年の美の鼓動」に行きたくなりました。お茶の時間が待ち遠しくなるアンティークガラス埼玉県入間市から出店している「Rain Drop antique」には、フランスのアンティークや年代もののガラス製品など可憐なアンティーク品が並びます。知識も豊富な店主が小さな質問にも丁寧にしっかりと答えてくれます。Rain Drop antiqueは、入間市の扇町屋愛宕神社で毎月27日に開催の骨董市&手作市にも出店予定。 *植物が入っているのはソルトポット。お部屋のレトロインテリア としても活躍しそう。*型押しで作るプレスガラス。ガラスの割合によって重さが変わります。普段使いできる骨董品が勢揃いハート模様に見えるカブや朝顔など季節の花々、蝶々や色が鮮やかなお皿が並ぶのは、東京三鷹市で「カフェ マグノリア」を営む三宅さん夫婦のブース。なんと店主のお母様が窯元で陶芸家。カフェでは骨董品や陶芸品を見ながらコーヒーとスイーツを楽しめます。骨董からアンティークまで、幅広い作品に出会える立川諏訪神社多摩骨董市!*いつかは欲しい南部鉄器。お湯がまろやかに優しい味になります。 *朝鮮からやってきた品々。毎月の買い付けでは目利きが試されるそう。 *古いものに新しい魅力を感じる瞬間。ものを大切にする文化が、ここには当然のようにあります。思わぬ掘り出し物と出会えるだけでなく、店主とお話ししながらお菓子をいただいたり、歴史やその物にまつわるストーリーを教えてもらったりと、出会った方との一期一会も楽しみのひとつ。そして、普段はケースの向こう側にある貴重な品々を、実際に持って重みや手触り感じ取ることができる「青空美術館」でもある立川諏訪神社多摩骨董市。小さいマーケットだからこそ一つひとつをじっくりと見ることができる、とても濃密な骨董市です。立川駅前で地元グルメも楽しんで立川駅まで来たらぜひ寄り道してほしいのが、JR駅南口の「だんごのミヨシ」。お弁当も置いている地元の和菓子屋さんで、夕方には売り切れることもある地元グルメの人気店。 *みたらし団子には目がない私もおすすめの美味しさ!ぜひお土産に。骨董市での掘り出し物、こう使います。さて、せっかくなので骨董市でお碗を購入。チュニジアで作られたもので、いちごの手書きイラストがなんともいい味を醸しています。制作年代は不明ですが、同じ絵柄でいくつかあったうち紛失や割れのない残された一つだそう。しかもこの一点のみ珍しい未使用品。現地の赤土で作られたお碗は、外面は素焼きのままで中に釉薬が塗られています。 *絶妙な加減のイチゴのイラスト。思わずチュニジアがどこか地図で確認。素材が軽くてイラストも可愛いので、朝食やおやつに重宝しそうです。ヨーグルトを入れるとこんな感じ。これからの季節ならアイスクリームもいいですね。小さく見えますが、意外と底が深いのでカフェオレボウルとしても使えます。抹茶や心太を入れてミスマッチを楽しむのも面白いかも。立川諏訪神社多摩骨董市は朝一番のお出かけで。午後はIKEAに行くのもいいですよ!地域やコミュニティの好きな方にはオススメの青空市でした。————————————————-立川諏訪神社多摩骨董市会場住所:立川市柴崎町1-5-15(立川諏訪神社参道内)電話:042‐522‐5806開催時間:午前7時~午後3時(雨天中止)※お昼過ぎには片付け始めるブースもあるので朝一番がオススメ。開催月:毎月第4日曜日(8月は休会)次回開催日: 2018年7月22日(日)アクセス:
2018年06月28日『名探偵コナン』のすべてを知る男、諏訪道彦プロデューサーに特別インタビュー。テレビアニメ第1作から今回の映画『劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人』まで、すべてを手がけている諏訪さんが劇場版ならではの魅力を語ってくれました。「テレビのコナンは、当初は月曜日の夜7時半から30分、という枠だったので、ファミリー向けの作品ではあるんです。でも最初から制作陣全員が共通認識として持っていたのは、“子供だましはしない”ということ。子供にもわかるように作ってはいますが、どこか背伸びして楽しんでもらいたい、というのが本音です。子供って、少し背伸びして大人の世界を覗くのが好きじゃないですか。その気持ちは、劇場版を作るときも変わりません」と語るのは、コナンのアニメを放送している読売テレビで約30年間、数々のアニメを手がけてきた諏訪道彦さん。自身も過去に、背伸びをする楽しみを味わった経験があったそうで、「僕は小さい頃からミステリードラマの『刑事コロンボ』が好きでした。中学生のときに、コロンボの『別れのワイン』というワインがキーワードになる作品を見たんですが、もちろん当時僕は未成年。でも大人の飲み物であるワインを通して見える世界がちゃんとあり、そこにあるロマン的な魅力がしっかり心に残ったんですよね。なので、コナンを見る子供たちにも、同じような経験をしてもらえたら嬉しい。あ、もしかしたら“子供的には背伸びをして見る作品”だからこそ、大人も等身大で楽しめるのかな。それは本当に理想的なことです」劇場版の1作目、『時計じかけの摩天楼』が公開されたのが’97年。そのときには、シリーズ化の予定はなかったとか。「普段1本30分の作品を作っている僕らにとって、90分の物語を作れるのが嬉しいのはもちろんでしたが、大きな挑戦でもありました。劇場版はすべて、原作マンガにはないオリジナルストーリーで、このときは青山先生も、“これはマンガに使おうと思ってたトリックなんだけど…”と、アイデアを出してくれて。青山先生、監督、脚本、そして音楽ほかスタッフが一丸となって、全力でおもしろいものを作りました。もしまだ映画を観たことがない人は、ぜひこの1作目を、何の情報も入れずに観てもらいたい。でも、続きを考えずに全力投球したため、翌年“2作目を”と言われたときは、真っ白。ならばもう、〈名探偵コナン〉という世界観の中で、いろんな物語をやっていこう、ということになり、今回の22作目まで、話自体は連続性は考えず、映画を作っています。でもその、どの話から観ても楽しめるというところが、劇場版のいいところだとも思いますし、だから毎年新たな方が観に来てくれるのかもしれないですね」すわ・みちひこ読売テレビ アニメーション部エグゼクティブ・プロデューサー。コナンの他に『シティーハンター』『YAWARA!』『金田一少年の事件簿』『犬夜叉』などを手掛けている。『劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人』サミットが開かれる予定の東京で、大規模爆破事件が勃発。コナンは、怪しい動きをとる安室透に違和感を覚える。厳戒態勢の東京で、迫るXデー。果たして安室はコナンの敵なのか、味方なのか?原作/青山剛昌監督/立川譲主題歌「零 ‐ZERO‐」福山雅治声の出演/高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹ほかスペシャルゲスト/上戸彩、博多大吉©1997・2013・2016・2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会連続爆破事件に、コナンと蘭が巻き込まれていく。壁越しに二人が愛を語る名シーンは必見。『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』’97年公開。©1997・2013・2016・2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会※『anan』2018年4月25日号より。取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2018年04月23日レギュラー出演している『ビビット』(TBS系)での歯に衣着せぬ発言が注目されているオリエンタルラジオの中田敦彦(34)。 「最近では芸能界の新“ご意見番”的ポジションになりつつあります」(テレビ局関係者) 中田は慶応大学卒という高学歴芸人。そんな中田をプライベートで支えるのが、妻でタレントの福田萌(32)だ。 「2人は長女(3)と長男(0)の2児に恵まれている円満夫妻ですが、福田さんも横国大出身という高学歴。童顔好みの中田さんにとっては“理想の妻”なんです。そんな彼女と結婚できたことで、中田さんは大変な恐妻家になってしまったんですよ」(中田の知人) テレビでは話題の人に“辛口コメント”を吐くいっぽう、家庭での中田は、妻に言い返すことすらせず“絶対服従”なのだという。 「月のお小遣いは5万円ほど。彼レベルの芸能人ではありえない金額です。クレジットカードを使用する際は、『○○さんと飲みに行くのに使います』と事前に申告する義務があるんです。当然、厳しい明細チェックもあります」(前出の知人) まるでサラリーマンのような不自由生活を送っているというのだ。だが、さすがにこれではお金が足りなくて――。 「中田さんは以前、タバコを吸っていたんですが、見かねた相方の藤森慎吾さんが買ってくれていたそうです。藤森さんはスタッフにもおごる性格で、気前がいいですからね(苦笑)」(前出の知人) 妻の福田は昨年4月のブログで、マルチーズとトイプードルのミックス犬を飼い始めたことを報告しているが……。 「独身時代の中田さんは、『犬なんて飼わない』『車の免許もほしくない』と独自の“美学”を語っていたんです。それがいまや奧さんの希望で免許も取ったし、犬も飼っているというわけです(苦笑)」(前出の知人) だが福田は単に中田をイジメているわけではない。その裏には、じつはこんな考えが――。 「2人で子供の親として恥ずかしくない生き方をしようというのが福田さんの思い。だからよけいな出費は抑えて、子供の教育費にはお金をかけています。有名幼児教室に通わせるため、自宅もその教室の近くにしているそうです」(芸能プロ関係者) そして、妻の“指示出し”は仕事にも及んでいるという。 「辛口コメントを吐く中田さんの“上から目線”キャラも、中田さんが妻の好みに合わせていった結果です。そう考えると、夫婦二人三脚で勝ち取った新“ご意見番”の座なのかもしれませんね」(前出の知人) “鬼嫁”の圧政にもかかわらず、中田本人は幸せな日々を送っているようだ――。
2017年06月22日今月、13日(土)からは『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』、そして20日(土)からは『ターナー、光に愛を求めて』と、立て続けに2人の天才画家の生涯を描いた作品が公開される。前者は、本年が没後120年となるフランス印象主義の立ち上げ人物の一人で、人や物をモチーフに絵を描く女性画家ベルト・モリゾが、巨匠マネとの出会いにより絵画を学び、成長していく物語。一方、後者は生誕240年となる現在も絶大な人気を誇る、英国史上最高の風景画家J・M・W・ターナーの謎に包まれた人となりを、『ハリー・ポッター』シリーズのティモシー・スポールが主演を務め、美しい映像で映画化した。ターナーからモリゾへ。光の伝道18世紀に流行した、地域の特徴や名所などを描く地誌的水彩画から出発したターナーは、光の表現を追究して油彩、水彩、素描を問わず、多くの風景画を描いた画家として知られている。賛否両論を受けつつも、新たな絵画表現を探求し続け、100年先に誕生する“印象派”を予兆する絵画を世に送り出すことになった。鮮やかな色彩と生き生きとした筆遣いによって、自然の“光”をカンヴァスに焼き付けたターナーは“光の画家”と呼ばれ、後にモリゾをはじめとする印象派の画家たちにも多大な影響を与えた。天才画家の孤独と理解者また、モリゾがパリに生きた19世紀は、まだ女性たちが本格的に学んだり、職に就いたりすることは困難な時代だった。画家になるための登竜門であった国立美術学校は、女性に門戸を閉ざしていたものの、モリゾはこの時代に才能を開花させる。ルーヴル美術館で姉と摸写をしている際、画家マネと出会った彼女は、彼に導かれてモデルとして、そして女性画家としてたくましく成長してくことになるのだ。対して、ターナーは精神を病んで亡くなった母の影響で、人付き合いに不器用で極端な秘密主義者だった。ただ、ひたすらに絵を描くことに情熱を捧げていた彼の最大の理解者は、父親。彼に読み書きを教え、画家としての才能を支えたことによって、労働者階級でありながら、史上最年少でロイヤル・アカデミーの正会員になるなど、イギリスが誇る天才画家としての名声を得ていった。眠っていた天才画家に息を吹き込んだのは2人の名匠女性画家ベルト・モリゾの半生に息を吹き込んだのは、フランスのカロリーヌ・シャンプティエ監督。彼女は長編監督としては本作が初となるが、過去に撮影監督としてゴダール、ドワイヨン、ジャコー、カラックスなどの作品に携わり、諏訪敦彦監督や河瀬直美監督作品でも撮影監督を、そして第22回東京国際映画祭でも審査員を務め、日本にも縁が深い。そして、謎に満ちたターナーの人生を描いたのはイギリス人監督マイク・リー。カンヌ国際映画祭やヴェネチア国際映画祭の常連で最高賞「パルム・ドール」「金獅子賞」を受賞した巨匠であり、家族や愛をテーマに即興演出で役者たちの生の演技を引き出し、本作でもカンヌ国際映画祭「男優賞」「芸術貢献賞」を受賞。本年度アカデミー賞では「撮影賞」など4部門にノミネートされた。ひと時代前のターナーの描く絵の中の“光”に、心を奪われていたというモリゾ。それぞれの時代に名画を描き、後世に名を残した2人は、女性と男性、絵のモデルに引っ張りだこだった絶世の美女となりふり構わず絵に集中する自由な個性派、多くの家族を描いた作品と物言わぬ自然を独り描いた作品と、一見正反対の画家のよう。だが、実は相通じる部分があったことを、この2本の映画が教えてくれるはずだ。『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』は6月13日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。『ターナー、光に愛を求めて』は6月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密 2015年6月13日よりYEBISU GARDEN CINEMAにて公開(C) K’ien Productions - 2012
2015年06月11日2015年5月15日、ニコニコ生放送にて『ぽにきゃんBOOKS「帰ってきた元勇者」紹介&ミニゲーム実況 ニコ生【大坪由佳・諏訪彩花】』が放送された。本ニコ生は、4月3日にぽにきゃんBOOKSより発売された『帰ってきた元勇者』第4巻(小説家になろう作品 著者:ニシ / イラスト:米白粕)の発売を記念し、そのリリースを盛り上げるべく、朗読を交えながら紹介したり、このニコ生のために作られたというミニゲームを実況したりする番組。これまでに数々のニコ生に出演し、"プロ"の名を欲しいままにする大坪由佳と、"諏訪る"、"イントロ芸"などでおなじみの諏訪彩花という、『悪魔のリドル』のニコ生でも話題を呼んだ2人の共演に、"何かが起こらないわけがない"という期待の下、多くの視聴者が集まった。今回プレイ実況が行われたゲームは、最近"鬼ごっこゲーム"に嵌っている「帰ってきた元P」が2カ月で作らせたというもの。初見の諏訪がプレイヤー、先にプレイした大坪がサポートという役回りで、プレイがスタートする。『帰ってきた元勇者』の主人公である"ハルト"(鬼)に捕まらないように館内を探索するという、いたってシンプルなゲーム内容で、開始当初はさっくり終わるはず……と思われていた。プレイしながら表示されるセリフを生アテレコするという豪華な実況。最初はまったりとした雰囲気で、諏訪が"廃屋"を"はいや"、"縞々"を"たかだか"と読んでしまっても、視聴者、スタッフともに笑って流せる余裕があった。しかし、諏訪があまりゲーム慣れしていないのに加え、想定を上回る"ハルト"の出現率に、ゲームが遅々として進まない。ゲームオーバーになると、描き下ろしのイラストが表示されるため、最初はゲームオーバーを喜んでいた視聴者も、徐々に痺れを切らし出す。"セーブ機能"が実装されていなかったことも、番組の進行を妨げる大きな要因となっていた。番組の予定時間は、大坪・諏訪による朗読タイムも含めて1時間。このままではゲームが終わらないということで、ついに大坪がコントローラを握る。しかし、大坪がプレイしても一向に進まない状況に青ざめるスタッフ。あまりの進まなさに人格が破綻し、"す悪"状態に突入する諏訪。そして番組開始から1時間20分、最後の切り札となるべく"セーブ機能"が放送中に追加されることになった。これで一安心ということで、出演者、視聴者、スタッフ間に笑顔が浮かぶ。しかし、あまりにも諏訪が"鬼"に愛され過ぎていて、セーブ機能を利用しながらもゲームはなかなか進まない。メガネをかけて本気を出す諏訪。なぜか大坪のヒザの上に置かれるクッキー……。そして放送開始から2時間、無事にゲームはエンディングを迎えたのであった。まさかの延長1時間超という今回のニコ生だったが、視聴者からの評判も上々。今回は特別放送だったが、第2回、第3回と続くことを期待したい。なお、『帰ってきた元勇者』の詳細は、ぽにきゃんBOOKSの紹介ページをチェックして欲しい。
2015年05月30日フードアーティスト・諏訪綾子が、本日4月25日に行われる六本木アートナイトで一晩限りのインスタレーションを行う。場所は写真スペース「IMA CONCEPT STORE」(東京都港区六本木5-17-1AXISビル3階)。18時から23時まで。今回テーマを「Taste of Photographyー写真をあじわう」と題し、撮り下ろし写真と、フードを組み合わせたマジカルな空間をつくる。目で見て、食べて感じる作品となるだろう。参加料金は2,400円(雑誌『IMA』定期購読会員は2,200円)。1ドリンク付き。諏訪綾子は1976年石川県に生まれる。金沢美術工芸大学卒業。2006年よりフードをテーマにしてアート表現を行う「food creation」を開始。金沢21世紀美術館での展覧会やパフォーマンス「ゲリラレストラン」などを行い、高い評価を得ている。
2015年04月25日伊勢丹新宿店は、日本の財布縫製技術とアート・カルチャーを掛け合わせた「CULTURE&ART WALLET」で、新しい財布の提案を行う。財布の市場は現在、「グッチ(GUCCI)」や「プラダ(PRADA)」といったラグジュアリーブランドの売り上げシェアが全体の90%を占め、残りの10%が財布編集売り場の売り上げという。同店の財布コーナーでは、デコラティブでカラフルなデザインのものが好まれる傾向にあることと、カルチャーに興味のある日本女性が増えてきたことを鑑み、アーティストとコラボレーションした新しい切り口の財布を考案した。第1弾企画では、3名の“旬の日本人アーティスト”との共演を企画。財布をキャンバスに見立て、思い思いのデザインを施すこのプロジェクト。広告や空間デザイン、映画や音楽のアートワークなど幅広く手掛けているアートディレクター・森本千絵は、オリジナルのイラスト「goen°曼荼羅(ごえんまんだら)」を描き、“食の価値”を伝えることをテーマに活動するフードアーティスト・諏訪綾子は、野菜を使ったアート作品を転写プリント。全国各地でライブペイント活動を行うアーティスト・チアキコハラは、ネコのイラストを全体に施している。またデザインのみならず、縫製もこだわった仕様だ。各長財布2型が用意され、価格はすべて2万6,000円。
2014年12月12日10月23日(木)、ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、声優の諏訪彩花が出演する。TVアニメ『人生』の鈴木いくみ役などで人気の彼女は、役に入り込むがあまり、日常生活へさまざまな影響が出ているとのこと。その真相についてトークを展開する。そのほか、彼女の秘蔵写真やコレクショングッズの紹介や、現在ハマっているマンガについてのトークも予定されている。番組後半のアニメぴあちゃんねる会員放送「もりもりアニメぴあちゃんねる」では、声優がゲストの際の恒例企画、生「セリフ読み」コーナーを行う。今回は理系、文系、体育会系、美術女子をゲストの諏訪彩花、レギュラーの雨宮天、コヒメ、広沢麻衣が演じる。「もりもり写真みせちゃいます!」のコーナーでは、諏訪の学生時代の制服写真を披露し、彼女のルーツに迫る。また、この日の放送ではレギュラーであるバクステ外神田一丁目の朝倉ゆりが欠席のため、ピンチヒッターとして同グループより広沢麻衣が出演。そして、番組中の10月23日午後9時より、12月3日(水)に東京・LIQUIDROOMで行われるバクステ外神田一丁目のツアーファイナルライヴの「アニメぴあちゃんねる」会員先行販売を実施する。ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」は10月23日(木)午後8時45分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:10月23日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) /広沢麻衣(バクステ外神田一丁目)/ タカオユキゲスト:諏訪彩花
2014年10月23日フードアーティスト諏訪綾子が主宰する「フードクリエイション」は、伊勢丹新宿店にてフードパフォーマンス「ゲリラレストラン」を3月7日の一日限定で開催した。同店3階ウエストパークに用意された特別スペースには、同店が今季ファッションディレクションテーマとして掲げる「ハイインパクト・ピンク」を踏まえ、黒とピンクで統一された装飾が施された。店頭にはダイニングテーブルが設置され、当選した10名の顧客が順次来店。定刻になると突如ドラムロールが店内に鳴り響き、行き交う顧客が思わず足を止める中、トランペット奏者と共に主宰諏訪綾子が登場しイベントの幕開けとなった。今回用意された「感覚で味わう 感情のテイスト」のフルコースは全6品。様々な感情のタイトルが付いた一口サイズの料理が振る舞われた。「驚きの効いた楽しさと 隠しきれない嬉しさのテイスト」は、ホワイトチョコレートに紫菊の花びらやパチパチキャンディーを纏わせた料理。白い綿菓子に白胡椒と鯛でんぶを振りかけた「失意のテイスト」、香水瓶の噴霧器でエモーショナルエッセンスを口の中に一拭きする「一瞬にして沸きおこる怒りのテイスト」、紫色の粉の上に乗った艶のあるキャラメル状の「おさえきれない嫉妬のテイスト」、カシューナッツとブラックオリーブを合わせた「痛快さのテイスト」などが振る舞われた。ゲリラレストランでは、同氏の「どうぞお召し上がりください」の合図で手に取り一口で食べる事、そして五感で味わう事がルール。いずれの料理も見た目からはどんな味なのか全く想像ができないが、口にしてから時間が経つごとに味わいと食感が変化する仕掛けになっているようで、参加者は一口味わうごとに隣の人と顔を見合わせたり、驚きの表情を見せた。まさに五感を刺激する食が提供されたようだ。個性的なコスチュームを纏ったモデルたちが料理をサーブしたが、この衣裳には「アンリアレイジ(ANREALAGE)」や「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」などが協力している。今回、諏訪綾子は同店リモデル1周年を記念して「ハイインパクト・ピンク」をテーマにした作品を制作。「セント オブ ウーマン(Scent of woman)」と名付けられた作品シリーズ6種の写真作品が展示され、同作品がプリントされたスカーフも限定販売している。諏訪綾子は、美食でもグルメでもない、栄養源でもエネルギー源でもない、食の新しい価値を伝える事をテーマに活動するフードアーティスト。金沢美術工芸大学を卒業後、2006年より「フードクリエイション」を主宰。2008年には金沢21世紀美術館で「食欲のデザイン」と銘打った初個展を開催。「ゲリラレストラン」は、これまでにパリ、ベルリン、シンガポール、香港、福岡、東京などで開催されており、2010年10月の開催以来、東京では3年ぶりの開催となった。
2014年03月12日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日海外でも高い評価を受ける諏訪敦彦監督が、フランスの俳優イポリット・ジラルドと共同監督で製作し、昨年のカンヌ国際映画祭でも喝采を浴びた『ユキとニナ』。本作で、フランス人の父親と日本人の母親の不仲のあおりを受け、そのはざまで揺れる少女・ユキを演じ、“小さな大女優”と称賛を浴びたノエ・サンピからシネマカフェに向けてメッセージが届いた。ノエ自身、劇中のユキと同じく、日本人とフランス人の血を引く女の子。普段はフランスで暮らし、フランス語で話すことが多いというが、こちらの動画メッセージは日本語で語ってくれている。昨年のカンヌ国際映画祭の雰囲気をすっかり楽しんだ様子で、同じ日に行われた舞台挨拶でも「次はベルリンに行きたい」と語っていたノエ。少しはにかみながら語る彼女の姿に思わず微笑んでしまうが、映画の中で見せている、揺れ動く少女を繊細に演じるさまには心打たれること間違いなし!諏訪監督が「ルノワールの絵画から抜け出てきたよう」と評した小さな名女優にご注目あれ!『ユキとニナ』は恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開中。※こちらの動画コメントは、MOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ユキとニナ 2010年1月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開■関連記事:フランスの天才少女が来日!『ユキとニナ』舞台挨拶でさくらまやが歓迎の熱唱!主演ノエ・サンピ&諏訪敦彦監督舞台挨拶付き『ユキとニナ』試写会に5組10名様ご招待女優選びは“直感”!『ユキとニナ』諏訪敦彦×イポリット・ジラルド記者会見モデルの雅姫らが審査員に!『ユキとニナ』お手紙コンクール開催【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見
2010年01月23日今年のカンヌ国際映画祭の監督週間に出品され、多くの称賛の声が寄せられた『ユキとニナ』。そのカンヌで“小さな大女優”と絶賛された主演のノエ・サンピが来日し、12月22日(火)に東京・日仏学院で行われた本作の試写会で、諏訪敦彦監督と共に舞台挨拶を行った。映画で演じたユキと同じく、日本人のお母さんとフランス人のお父さんを持つノエは日本語で「こんにちは」と挨拶するも、大勢の観客を前にちょっぴり照れくさそう。本作で映画初出演を果たしたが「映画に出れてすごく嬉しかった」と語った。ノエの好きなシーンは「ニナちゃん(=アリエル・ムーテル)とケンカをするシーン」とのこと。監督は「普段から仲が良かったからケンカのシーンは演じづらくなかった?」と聞くと「そのちょっと前に、本当にケンカをしたのでそのときのことを思い出してやってみた」と監督もそれまで知らなかった秘密を明かし、会場を沸かせた。諏訪監督はノエを選んだ過程について「何人かの子と会って、即興の演技をやらせてみたりしたんですが、彼女には見ているだけで惹きつけられた。(撮影は)楽しくも大変でしたが、彼女の素晴らしい存在感が映画の中で表現されていると思います」と称えた。この日はゲストとして、今年の日本レコード大賞の新人賞を史上最年少受賞した、“天才演歌歌手”さくらまやが登場。ノエに花束を贈呈した。まやちゃんは映画について「ノエちゃんの演技がとっても自然ですごいな、と思いました。私の好きなシーンは森の中を歩いてるシーンと妖精の手紙を書くシーン」と語った。これに対し、ノエは「森の中のシーンは面白いけど、石とかがあって大変だった…」と撮影の様子を明かしてくれた。そして、まやちゃんは、かつてマイケル・ジャクソンも歌った「ママがサンタにキッスした」を英語バージョンで披露!まやちゃんの歌声に諏訪監督は「素晴らしい。僕は本当はミュージカルが大好きで、いつかミュージカル映画を撮りたいと思ってるんです。そのときはぜひ!」と壇上で早くもまやちゃんにオファーを出していた。さらに、来年に向けての目標を尋ねられたノエとまやちゃん。ノエは「今年はカンヌに行ってすごく楽しかった。来年はベルリンの映画祭に行きたい」と目標を掲げた。まやちゃんは「キャンペーンでいろんなところに回った1年でした。来年ももう一度キャンペーンを頑張って、みなさんに『ありがとうございます』と言いたい」と語り会場の大人たちを唸らせた。『ユキとニナ』は2010年1月23日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開。■関連作品:ユキとニナ 2010年1月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開■関連記事:主演ノエ・サンピ&諏訪敦彦監督舞台挨拶付き『ユキとニナ』試写会に5組10名様ご招待女優選びは“直感”!『ユキとニナ』諏訪敦彦×イポリット・ジラルド記者会見モデルの雅姫らが審査員に!『ユキとニナ』お手紙コンクール開催【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!
2009年12月23日国際的に高い評価を浴びる諏訪敦彦監督とフランスの名優、イポリット・ジラルドが5年におよぶ親交を経て合同で製作した『ユキとニナ』が来年1月に公開を迎える。これに先立ちフランスよりジラルド監督が来日し、11月14日(土)に東京日仏学院にて諏訪監督と共に記者会見に臨んだ。本作の撮影に関して、あえて役割分担をせずに撮影を進めたという2人。ジラルド監督は「ひとつの“賭け”をしたと思っています。どんな映画になるか分からないで、 取り組んだのですから。“つくること”によって“つくる方法”を学んでいったと思います」と説明した。映画では、フランス人の父と日本人の母を持つ少女・ユキが、両親の離婚をやめさせようと親友のニナと共に奮戦する姿が描かれる。ユキ役のノエ・サンピについてジラルド監督が「(日仏の親がいるなど)様々な条件に合うキャストをパリで見つけるのは非常に難しいことでした。私はノエ・サンピを選ぶことに複雑な気持ちでしたが、結果的には良かったと思っています。諏訪さんの直感ですね」と言えば、諏訪監督は「映画作りにおいて、大きな賭けは俳優を選ぶときです。ノエの顔から受ける印象がとても残ったのです。初めて演技をするので、どうなるか分からなかったのですが、私の直感は正しかったと思います。彼女には惹きつけるものがあります。ノエからたくさんのことを教えられ、成長できたと思います」と自らの決断に満足そうな表情を浮かべ、小さな主演女優を称えた。そして、今回の共作についてそれぞれ、「発想は、一人でするものではありません。様々な人が参加することで、映画が成長していきます。私が想像もしなかった形の映画になりました。一人だと(気持ちは)楽ですが、到達できないこともあります。これからも共同でものを作ることをしたいと思っています」(諏訪監督)、「私が発見したことのひとつは、映画は脚本作り、撮影、編集、ミキシングというように長いプロセスによってできているということです。映画には、より自然で人間のルーツに関わる部分や、人間の奥底にあるものが出てくるのだと思います」(ジラルド監督)とその意義を語ってくれた。『ユキとニナ』は2010年1月23日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開。■関連作品:ユキとニナ 2010年1月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開■関連記事:モデルの雅姫らが審査員に!『ユキとニナ』お手紙コンクール開催【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!
2009年11月16日ヨーロッパで注目を浴びる諏訪敦彦監督とフランスの名優イポリット・ジラルドが手を組み共同監督作品として完成させ、今年のカンヌ国際映画祭でも高い評価を受けた『ユキとニナ』。本作の公開を記念して、家族、友達、恋人など大切な人へのメッセージを手紙に託す「お手紙コンクール」を実施。審査員として諏訪監督を始め、審査員にはデザイナーおよびモデルとして活躍し、そのライフスタイルが同世代の女性から絶大な支持を受ける雅姫、国内外で活躍中の絵本作家・いせひでこが参加する。両親の離婚に直面した9歳の少女・ユキとニナの心の揺れ、家族、親子、夫婦のつながりを優しく丁寧に描き出した本作。撮影前には、ユキ役のノエ・サンピとニナ役のアリエル・ムーテル、日本にいる諏訪監督との間で手紙のやり取りがなされ、そこで綴られた彼女たちの気持ちは監督の手で、台本に反映されていったという。今回、応募先着の130名様にはクレールフォンテーヌ社製、カラフルでまん丸なPOLLENメッセージカードをプレゼント!審査員による審査結果の発表は1月中下旬予定。また、メッセージカードは映画の公開期間中、恵比寿ガーデンシネマのロビーに展示されるとのこと。『ユキとニナ』は2010年新春より、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。※お手紙コンクールの詳細は『ユキとニナ』公式サイトにて。『ユキとニナ』公式サイト■関連作品:ユキとニナ 2010年新春、恵比寿ガーデンシネマほか全国順次公開■関連記事:【カンヌ国際映画祭】日仏の国境越え、2つの才能が描く“家族”『ユキとニナ』会見【カンヌ現地レポ 03】監督週間も開幕コッポラ&ヴィンセント・ギャロに喝采!
2009年11月11日