松重豊が主演する人気ドラマ「孤独のグルメ」。シリーズ「Season6」の制作が発表され話題となっている本作だが、先日2月18日(土)より無事クランクインを迎え、現在順調に撮影が行われているという。個人で輸入雑貨商を営む“井之頭五郎”は、商用で様々な街を訪れる。そして一人、ふと立ち寄っ た店で食事をする。そこで、言葉で表現できないようなグルメたちに出合うのだった――。松重さん扮する主人公・井之頭五郎が、仕事の合間に各地のグルメをひとり味わい楽しむ人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」。本ドラマは、作・久住昌之、画・谷口ジローによる同名コミックを原作に、2012年にドラマ化。好評を博しこれまでに「Season5」までが放送され、スペシャル版も制作されてきた。そんな本シリーズが、今回4月クールに初登場。もちろん主人公には五郎演じる松重さんが出演。初めての春を迎える本作は、いつにも増していろいろな国やジャンルのグルメが続々登場、これまでにない食が満載となっている。先日、都内某所で無事クランクインを迎えた松重さんは、「あれから5年、ちょっと胃拡張になったようです」とシリーズ放送開始当時をふり返りコメント。また原作者の久住氏は「五郎の台詞もまた新鮮な気持で書いています。ワンパターンを恐れず、けれど前 を向いて作って行きたいと思っているので、よろしくお願いします」と初心に返っていると話し、「あたりまえのことですが、谷口さんがこれほどまでに緻密に、繊細に、美しく描いてくれたからこそ、『孤独のグルメ』はこれほど長いこと、多くの人々に読んでもらえ、ドラマも愛されているのです。原作者としては感謝の念しかありません。穏やかでやさしいけれど、決して妥協の無い仕事をし続けた人でした。『孤独のグルメ』の新作マンガがもう読めないと思うと、原作者本人としても本当にさびしいです。ご冥福をお祈りします」と先日死去した谷口氏についてもコメントを残している。ドラマ24「孤独のグルメ Season6」は4月7日より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月01日俳優の松重豊が、11日に亡くなった漫画家の谷口ジローさんに対して、自身のブログで追悼のコメントを発表した。谷口さんが原作の久住昌之氏とタッグを組んだ代表作『孤独のグルメ』は、2012年にドラマ化。主人公・井之頭五郎を松重が演じ、season5まで制作されるなど人気シリーズとなった。現在も定期的にスペシャルドラマが放送され、作品は「夜食テロ」ドラマと呼ばれた。松重は13日に自身のブログ「修行が足りませぬ」に、フランス版『孤独のグルメ』の画像をアップ。ブログ内で「谷口ジロー様。」と話しかけ、「原作のようにハンサムじゃなかったけれど、先生の作品に出られて光栄でした」と追悼の意を綴った。
2017年02月13日松重豊扮する主人公が仕事の合間に各地のグルメをひとり味わい楽しむ人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」。本作の新春スペシャル版として「孤独のグルメお正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日」が1月2日(月)にオンエアされる。「孤独のグルメ」は作・久住昌之、画・谷口ジローによる同名コミックを原作に2012年にドラマ化。好評を博しこれまでに「Season5」までが放送され、その後昨年元旦に「真冬の北海道・旭川出張編」、8月に「真夏の東北・宮城出張編」とスペシャル版が放送。そして今回再び元旦にスペシャルとして帰ってくることになった。今回の放送は松重さん演じる主人公・井之頭五郎の東京(関東)での一日がテーマ。仕事で川崎方面を車で走っていた井之頭五郎はお腹が空き、以前に行った焼肉店をふと思い出し寄ってみるも、結局焼肉にありつけず、あきらめて別の店に向かうがそこでも不運は続き。空腹のまま次の仕事先である中野へ向かう。仕事を終えると、すでに空腹の限界を迎えていた五郎は、店探しを開始。やがて、一軒の中華料理店に目が止まり入店。家庭料理的なメニューに心躍らせるのだった。そして空腹が満たされた五郎は、千葉県にある商社へ。仕事が長引き腹が減り、夜遅くその周辺をさまよう五郎の目に止まったのは、がっつり肉料理の店だった――というストーリー。五郎が昼食を食べに入る中華料理店のお母さん役に大河ドラマ「八重の桜」や『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『金メダル男』などの宮崎美子、五郎の取引先の社長役で『アウトレイジ』や「踊る大捜査線」シリーズなどで知られる北村総一朗、五郎が2軒目に入る肉料理の店の店長役で昨年放送された「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」も大ヒット、今年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演する和田正人といった豪華なゲストも出演。昨年は北海道、東北のグルメを堪能した五郎が、再び関東を“グルメ旅”する本作に注目!「孤独のグルメお正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日」は1月2日(月)23時20分~テレビ東京系列にて放送。(笠緒)
2017年01月02日テレビ東京系スペシャルドラマ『孤独のグルメ お正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日~』(2017年1月2日23:20~24:20)に、宮崎美子、和田正人、北村総一朗が出演することが16日、わかった。同作は、個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重豊)が、商用で訪れた街で出会ったグルメを紹介するドラマ。久住昌之作・谷口ジロー画の漫画『孤独のグルメ』を2012年にドラマ化し、2015年までにSeason5まで放送され、定期的にスペシャルドラマが放送されている。今回は五郎が寒空の下、遅くまで仕事が続きなかなかごはんが食べられない、長い1日を描く。宮崎は五郎が昼食を食べに入る中華料理店のお母さん、北村は取引先の社長、和田は五郎が2軒目に入る肉料理の店の店長をそれぞれ演じる。宮崎は「私はお料理を運んだり注文聞いたりっていうセリフばかり、五郎さんはずっと食べているだけなのに、幸せな感じがする」と撮影を振り返り、「不思議な番組」と表した。店員役だとなかなか登場する料理を食べられないが、今回は「ほぼちょっとずつ食べられて幸せでした」と出演の感想を語った。『孤独のグルメ』をいつも見ていたという和田は「ドラマの裏側が見られたのは、率直に楽しかった」とファン目線。「松重さんが、実際どれぐらい食べてるんだろうとか思ってたんですが、想像以上にしっかり食べてらっしゃって驚きました」と裏側を明かし、「朝から何も食べずに肉料理に挑んでらっしゃって。役者魂というか、食に対する五郎さんの熱いハートみたいなものを見ることができて、大満足です」と楽しげな様子だった。一方、北村は「結局何も食べられなくてね…」と残念がり、「今度もし出演することがあれば、グルメを食べる役でお願いします」とリクエスト。松重は、今回のスペシャルについて「お正月だったら夢物語もあるでしょう。昔を思い出すこともあるでしょう。そんな、盛りだくさんな新春スペシャルです」と視聴者にアピールした。
2016年12月16日松重豊が主演するグルメドキュメンタリードラマ「孤独のグルメ」。この度、「孤独のグルメ お正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日~」(仮)として、来年1月2日(月)に放送されることが決定した。個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎は、商用で様々な街を訪れる。そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする。そこで、言葉で表現できないようなグルメたちに出会うのだった――。原作は、作・久住昌之、画・谷口ジローによる同名漫画。ドラマは、これまでに「Season5」までが放送され、昨年10月クールに放送された「Season5」では、シリーズ最高視聴率を記録。多くの視聴者に支持され、今年の夏には「孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編」も放送された。前回のスペシャルでは、宮城県は仙台で名物料理を食し、その後石巻を経て女川町へと東北を訪れた五郎。今回のスペシャル放送は、五郎の東京(関東)での1日がテーマ。果たして、五郎が出合う料理とは…?寒い冬を乗り越える活力が湧くような、魅力あふれる回となりそう。また、今回も味のあるゲストも多数登場する。松重さんは「放送開始から丸5年、店もつきました。前に行った店に行くかもしれません。だってそういうことってあるでしょ?」と再訪をにおわせる。プロデューサー・川村庄子は「五郎さんが訪れるお店は、相も変わらずスタッフたちが日々足と舌で探しまくっております。スタッフの遊び心と楽しさをいままで以上に詰め込みました。最高の“癒やし”の時間をこのお正月もお楽しみ下さい」とコメントを寄せた。「孤独のグルメ お正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日~」(仮)は2017年1月2日(月)23時20分~テレビ東京系列にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月02日テレビ東京が、スペシャルドラマ『孤独のグルメ お正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日~』(2017年1月2日23:20~24:20)を放送することが1日、わかった。同作は、個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重豊)が、商用で訪れた街で出会ったグルメを紹介するドラマ。久住昌之作・谷口ジロー画の漫画『孤独のグルメ』を2012年にドラマ化し、2015年までにSeason5まで放送され、定期的にスペシャルドラマが放送されている。今回は、井之頭五郎の東京での1日がテーマとなり、五郎が様々な料理に出会う。また、ゲスト出演者も多数出演する予定だ。松重は「放送開始から丸5年、店も尽きました。前に行った店に行くかもしれません。だってそういうことってあるでしょ?」とコメントを寄せた。同局 川村庄子プロデューサーは「『孤独のグルメSeason5』が終わってはや1年。スペシャル放送では九州、北海道、東北と地方出張が多かったのですが、今回は直球、東京でのお仕事です!」と、作品について説明。「仕事中なかなか食べたいものにありつけず、やっとお店を見つけ食事し、自由気ままにグルメを堪能する……五郎さんの長~い一日とグルメたちをしっかりほっこりお見せします」と、今回のスペシャルについて語った。
2016年12月01日ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」が9月25日まで、六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーにて開催されている。同展では、漫画家たちにルーヴル美術館をテーマに自由に作品を書いてもらうという、05年よりフランスのルーヴル美術館が進めている漫画プロジェクト「ルーヴル美術館BDプロジェクト」の全貌を日本で初公開。プロジェクトには、フランスのニコラ・ド・クレシーやマルク=アントワーヌ・マチュー、ベルギーのクリスティアン・デュリユーの他、『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦や、『孤独のグルメ』の谷口ジロー、『鉄コン筋クリート』の松本大洋ら日本の漫画家も参加した。同展は全3章で構成される。第1章の入り口には、ルーヴル美術館の代表的作品「サモトラケのニケ」の原寸大レプリカが展示され、漫画の世界から飛び立とうとしているようなニケのダイナミックなインスタレーションが来場者を漫画の世界へと誘う。そのまま足を進めると、総勢16名の漫画化が“ルーヴル美術館”をテーマにそれぞれ制作した個性豊かな作品と出会うことができる。エティエンヌ・ダヴォドーは、ルーヴル美術館の警備員が婚約者の家族の先祖の描いた凡作「寄り目の犬」をルーヴルに収蔵するという難題を押し付けられてしまうちょっとおかしなストーリーで展開される「寄り目の犬」を制作。クリスティアン・デュリューは、ルーヴルでの晩餐中に退屈した老政治家が突然現れた女性に連れられ、夜のルーヴル美術館での逢瀬を愉しむロマンティックな作品「魔法」を出展した。続く第2章では、ルーヴル美術館の知られざる裏の顔を紹介。マルク=アントワーヌ・マチューによる「レヴォリュ美術館の地下」は、美術館の実態を調査する専門家の話。調査を進めるが行けども行けどもその全貌がはっきりしない、迷宮のような奇妙なルーヴルがつづられる。エンキ・ビラルは、ルーヴル美術館の名作にはそれぞれ亡霊が宿っているというコンセプトで、各作品に憑りついている亡霊を物語る「ルーヴルの亡霊たち」という作品を発表。青白い幻想的な展示に亡霊が漂う雰囲気を表現し、少し背筋が寒くなるような空間を演出した。松本大洋は、ルーヴル美術館に人知れず代々住みつく猫たちが主人公の冒険物語「ルーヴルの猫」を展示。展示装飾として、松本大洋の描く数々の個性豊かな登場人物や猫たちをクローズアップした大型パネルも配置される。た、荒木飛呂彦はルーヴル美術館に所蔵される“最も黒い絵”を巡るサスペンスフルな物語「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を出展。ミケランジェロの有名な彫刻「瀕死の奴隷」と荒木特有の露伴のポージングを効果的に対比させる展示で、ルーヴル美術館の名作と荒木作品の視覚的融合を試みた。また、ベルナール・イスレールによる3面モニターを使ったデジタル作品「ルーヴルの空の上」も展示。モニターの中で、フランス革命の最中に産声をあげたルーヴル美術館を舞台に繰り広げられる、政治と芸術のめくるめくドラマを描いた物語が展開される。最終の第3章では、過去・未来といった時や場所を越えて普遍的な存在感を放ち続けるルーヴル美術館を紹介。入口ではルーヴル美術館で最も有名な「モナ・リザ」が来場者を迎え、少し立ち止まってみると、このモナ・リザがBD(バンド・デシネ)作家たちの描く個性豊かな「モナ・リザ」に変化していく。足を進めると、坂本眞一による「モナ・リザ」の数奇な運命を辿る物語「王妃アントワネット、モナリザに逢う」が登場。レオナルド・ダヴィンチによって生み出され、その後、ヴェルサイユ宮殿でマリー・アントワネットに出会い、現在に至るまでの壮大なドラマを描かれた。寺田克也は、ルーヴル美術館がパリから突然消えてしまう物語「ルーヴル消失」を発表。収蔵されていた数々の美術品は、自由な形に姿を変え、世界中に飛び散り、自由を謳歌する。その他、谷口ジローによる「千年の翼、百年の夢」、フィリップ・デュピュイによる「坑内掘りの芸術」、ダヴィッド・プリュドムによる「ルーヴル横断」、エリック・リベルジュによる「奇数時間に」、ニコラ・ド・クレシーによる「氷河期」、ヤマザキマリによる「美術館のパルミラ」、五十嵐大介による「ニケのうた」といった作品が展示される。【イベント情報】ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階会期:7月22日から年9月25日時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)休館日:会期中無休
2016年07月24日俳優の向井理が、テレビ東京系スペシャルドラマ『孤独のグルメスペシャル! 真夏の東北・宮城出張編』(8月3日22:00~)に出演することが19日、わかった。同作は、個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重)が、商用で訪れた街で出会ったグルメを紹介するドラマ。久住昌之作・谷口ジロー画の漫画『孤独のグルメ』を2012年にドラマ化し、2015年までにSeason5まで放送。今年1月1日には、『孤独のグルメ お正月スペシャル ~真冬の北海道・旭川出張編』も放送されている。向井は、宮城の商業施設の職員・牧原達也を演じ、東北大震災で被害を受けた女川町の復興イベントを成功させるため、五郎に協力を頼む。また、五郎の古くからの友人・岸本を渡辺いっけい、五郎が宮城で訪れる2軒の店の親方と女将を、でんでんと余貴美子が演じる。同スペシャルは、五郎が1泊2日で宮城県に赴く設定で、3軒の食事処に立ち寄る。また、これまでで最長となる1時間8分の放送となる。
2016年07月19日声優アワードで殿堂入りを果たした、押しも押されぬ超人気声優の神谷浩史が、森アーツセンターギャラリーで開幕するルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の音声ガイドに決定。この度、本展の音声ガイドの収録を終えた神谷さんからコメントが到着した。2005年にスタートした「ルーヴル美術館BD プロジェクト」。漫画家たちが“ルーヴル美術館”をテーマに自由に作品を描く企画で、荒木飛呂彦(「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ)、谷口ジロー、松本大洋ら日本の漫画家を含むフランス内外の著名な漫画家が多数参加。本展では、それらプロジェクトから300点以上に及ぶ原画や資料、映像などを一挙公開。さらに五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリらが展覧会のために描き下ろした作品も展示されるという。美術&漫画界の超豪華競演が見逃せない本展の音声ガイドを務めたのは、「クレヨンしんちゃん」ぶりぶりざえもんの2代目を務めることでも大きな話題となった声優の神谷さん。「ワンピース」トラファルガー・ロー役、「進撃の巨人」リヴァイ役、「おそ松さん」チョロ松役、「黒子のバスケ」赤司征十郎役…と代表作は数知れず、様々なキャラクターを持ち前の透明感のある声で演じる実力派声優のひとりだ。『ハンガー・ゲーム』シリーズではジョシュ・ハッチャーソン演じるピータ役の吹き替えを担当。さらに声優業だけでなく、ラジオパーソナリティやアーティストとしても大活躍している。音声ガイドの収録を終えた神谷さんは、「とても楽しく収録できました。展覧会の音声ガイドだからと、特別な気負いはせず、20年の声優人生のキャリアをかけて打ち込みました」とふり返り、「展覧会の案内役だったり、漫画の中の人物になったりといくつもの声を演じました」と内容についてコメント。また、「芸術だからと構えて考えすぎずに、楽しんで欲しいです。会場では充分に作品に触れていただき、さらに作品の見識を高める、そのきっかけが自分の音声ガイドだったらとても光栄です」と本展をアピールした。神谷さんの音声ガイド付き前売チケットは、7月21日(木)までローソンチケット限定で発売中。ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」は、森アーツセンターギャラリーにて7月22日(金)から9月25日(日)まで開催。(※会期中無休)(text:cinemacafe.net)
2016年07月07日松重豊主演のテレビ東京系スペシャルドラマ『孤独のグルメスペシャル! 東北・宮城出張編』(仮)が、2016年夏に放送されることが23日、わかった。同作は、久住昌之作・谷口ジロー画の漫画『孤独のグルメ』を2012年にドラマ化し、2015年までにSeason5まで放送。2016年1月1日には、『孤独のグルメ お正月スペシャル ~真 冬の北海道・旭川出張編』も放送されている。個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重)が、商用で訪れた街で出会ったグルメを紹介する。今回の東北・宮城出張編では、仙台市と牡鹿郡女川町を訪れ、名物料理や特産品を活かした料理を堪能する。松重は、2011年の東北大震災で大きな被害を受けた三陸での撮影について「本当に生々しい傷跡がまだ残っていて、その場所で暮らしている人達がいます。その人たちが作ってくれた料理は本当においしかったです」と振り返った。また、地元の人々から「遊びにきてください、食べてください」という気持ちで迎えられたそうで、松重は「"孤独"ではなく、三陸の人たちと幸せな思いを共有できました」と語る。「長く続いているシリーズですが、まだ皆さんが味わったことのない東北のおいしいものをご紹介しています。ドラマを見てちょっとでも興味をもったら、足を延ばして食べに来ていただけたらうれしいです」と、視聴者にメッセージを送っている。
2016年06月23日7月22日から9月25日まで東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されるルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の記者発表会が都内で行われた。同展は、フランスのルーヴル美術館が2005年より進めている漫画プロジェクト「ルーヴル美術館BDプロジェクト」の全貌を日本で公開する展覧会。同プロジェクトは、漫画家たちにルーヴル美術館をテーマに自由に作品を書いてもらうもので、フランスのニコラ・ド・クレシーやマルク=アントワーヌ・マチュー、ベルギーのクリスティアン・デュリユー、今年東京で展覧会が開催されたエンキ・ビラルなど、フランス語圏の漫画「バンドデシネ(BD)」の作家に加え、『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦、『孤独のグルメ』の谷口ジロー、『鉄コン筋クリート』の松本大洋ら日本の漫画家も参加している。記者発表会では、はじめに同展の総監修を務めるルーヴル美術館のファブリス・ドゥアール氏が登壇。「今回の展覧会は、とてもユニークで世界で類を見ないようなオリジナリティに溢れている」と語り、その理由について「世界で初めて美術館が一つの展覧会としてバンドデシネの作品を展示すること」や、「世界で初めて存命の漫画家16人が一つの展覧会に集合すること」を挙げた。また、ドゥアール氏は、「同展がこれまでの展覧会のようにルーヴル美術館のリアルなコレクションを展示するという形式ではなく、漫画家の目を通した新しい視点におけるルーヴル美術館を展示することになる」と語り、今回の展覧会がルーヴル美術館にとって新たな側面を持つことを紹介した。さらにフランスでは、「バンドデシネ、漫画というものは1960年代頃から芸術と認められており“第9の芸術”と称されている」と説明した。続いて、駐日フランス大使のティエリー・ダナ氏が登壇。今回の展覧会について、「漫画とバンドデシネとの相互理解に大きく貢献する催しになり、さらに日本の漫画家の方たちにも参加を頂けるので、本当の意味での交流が可能になる」と述べ、「お互いの国で、それぞれの作品が翻訳出版されるという試みがこれからも進んでいくのではないでしょうか」と、今後に向けて日本とフランスの文化交流がより一層深まっていくことを期待を込めて語った。次に、同展の学術監修を務めている首都大学東京准教授、古永真一氏が同展の背景を解説。MCを務めるフジテレビアナウンサー、生田竜聖氏の「フランス語圏のバンドデシネと日本の漫画、それぞれの特徴や共通点、違いがあれば教えて下さい」という質問に対し、古永氏は「それぞれ違った楽しみがあり、多様な作品があるので一概には言えないのですが、あえて2つに分けるとすれば、バンドデシネの場合は、オールカラーで1冊あたり48ページですので、日本の漫画よりも薄く、その分1冊の中に様々な要素が凝縮されていて、絵画を眺めるようにじっくりと読み進んでいくということがあります」とバンドデシネの特徴を解説し、「日本の漫画の場合は、モノクロで記号のようにスピーディーに読めるということがあります」とそれぞれの違いを丁寧に解説した。最後に、女優の菜々緒が純白のドレスに身を包み華やかに登場。オフィシャルサポーターの一人として同展のミューズに就任した菜々緒は、「私の存在をきっかけに、より幅広い層の皆様に展覧会を注目していただけるように精一杯務めせていただきます」とコメントした。また、同展に参加する漫画家の坂本眞一が菜々緒をテーマに描き下ろし、展覧会場で公開する企画も発表された。なお、展覧会では300点以上に及ぶ原画や資料、映像を一堂に展示。五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリら日本の漫画家が同展のために描き下ろした作品も公開される。さらに、音声ガイドには人気声優の神谷浩史が着任、並びに注目のミュージシャン米津玄師による公式イメージソングの制作が行われているという。ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」は、東京での開催を皮切りに、2016年12月1日から2017年1月29日まで大阪、2017年4月から5月(予定)に福岡、2017年に名古屋の松坂屋美術館で巡回展を予定している。【イベント情報】ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」会場:森アーツセンターギャラリー住所: 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階会期:7月22日から年9月25日時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)休館日:会期中無休
2016年04月22日東京都・六本木の森アーツセンターギャラリーは、ルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 ~漫画、9番目の芸術~」を開催する。会期は7月22日~9月25日。同展は、「ルーヴルBDプロジェクト」において、漫画家たちがルーヴル美術館をテーマにして自由に描いた作品を一挙公開するもの。フランス語圏において、古くから独自に発展してきた「バンド・デシネ(BD)」という漫画文化は、大衆的な作品がある一方で、絵画のような複雑で技巧に富んだ作品も多い。"子供から大人まで鑑賞して楽しめる"という特徴から、フランスで漫画は「第9の芸術」(フランスにおける芸術の序列で、第1~8は順に、建築・彫刻・絵画・音楽・文学/詩・演劇・映画・メディア芸術)とされ、近年では漫画は評論や研究の対象にもなっている。「漫画」という表現方法を通して、より多くの人々にルーヴル美術館の魅力を伝えるため、2005年にスタートした「ルーヴルBDプロジェクト」は、漫画家たちにルーヴル美術館をテーマに自由に作品を描いてもらうもので、フランス内外の著名な漫画家が多数参加。日本では荒木飛呂彦、谷口ジローが参加しており、2016年、日本人3人目となる松本大洋の参加が決定し、作品の一部が公開された。これまで同プロジェクトからは11作品が出版されてきたが(うち5作品は日本語版出版済)、同展では数百点に及ぶ原画や資料が趣向を凝らした演出と共に一挙公開される。また、同展のために五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリと有名日本人漫画家たちが作品を描き下ろすということだ。参加アーティストはニコラ・ド・クレシー、マルク=アントワーヌ・マチュー、エリック・リベルジュ、ジャン=クロード・カリエール&ベルナール・イスレール、荒木飛呂彦、クリスティアン・デュリユー、ダヴィッド・プリュドム、エンキ・ビラル、エティエンヌ・ダヴォドー、ルー・ユイ・フォン&フィリップ・デュピュイ、谷口ジロー、ほか。
2016年03月10日阪神電気鉄道は、現代アーティスト・谷口和正氏の個展「Cosmic Seed 2 -Rain-」を開催することを発表した。会期は11月27日~12月27日 11:00~20:30(会期中無休)。会場は兵庫県・六甲山のTENRAN CAFE(テンランカフェ)内ギャラリースペース。鑑賞無料(ただし、同カフェで1オーダー以上が必要)。同展は、鉄板をくり抜いた文字で作品を構成する彫刻家・谷口和正氏の個展。毎年秋に六甲山上で開催される現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014」において、自然体感展望台 六甲枝垂れに展示され、同イベントの公募大賞 クーパービジョン賞を受賞した「Cosmic Seed」をベースとした展示が、TENRAN CAFE内のギャラリーにて行われるほか、屋外テラスには「Rain」シリーズの作品が展示されるという。なお、谷口和正氏は1964年、京都生まれ。1990年、武蔵野美術大学大学院美術専攻彫刻科修了。音楽にインスピレーションを得て、鉄板を切り抜いた文字で作品を構成。二次元である文字を質量を持つ存在へと変貌させ、空間との共鳴を表現する事をテーマに制作している。京都を拠点として、東京や大阪などでも作品を発表する傍ら、アート&ミュージックのイベント「Art&Music Porcupine」を主催するなど、音楽シーンとの関わりも深い。
2015年11月18日東映製作の特撮映画『キカイダー REBOOT』が、いよいよ5月24日より全国公開される。その公開を記念して、主演の人造人間ジロー/キカイダーを演じる入江甚儀と、1972年に放送されたテレビシリーズ『人造人間キカイダー』でジロー/キカイダーを演じ、今回の映画では心理学者・前野究治郎役で出演している伴大介の「新旧ダブル"ジロー"対談」が実現した。映画『キカイダー REBOOT』は、東映・NET(現テレビ朝日)製作のテレビシリーズ『人造人間キカイダー』(全43話)をベースにしながら、ジローやミツコ、マサル、服部半平などのキャラクター設定、およびストーリーが全面的にリニューアル。2014年の現代にマッチする最先端の映像表現を駆使しての、文字通りのREBOOT(再起動)作品になっている。ただし、テレビシリーズおよび原作者・石ノ森章太郎氏によるコミック版(漫画誌『少年サンデー』連載)における"良心回路"という重要な設定は、ほぼそのまま受け継がれた。ジローは創造主である光明寺博士(映画では長嶋一茂が演じる)から良心回路を組み込まれた人造人間(アンドロイド)だ。そのため、普通のロボットのようにただ人間から命令されて動くのではなく、独自で善悪を判断し、人間らしい感情をのぞかせる。映画初主演となった入江は、端正な顔立ちに鋭く鍛え上げた肉体を備え、まさに人造人間ジロー役に最適の若手俳優。そして、42年前にテレビシリーズでジローを演じた伴氏は、女性ファンからの人気が非常に高かったという"イケメンヒーロー"の先がけともいうべき存在。新旧2人の"ジロー"は今回の映画について、どんな感想を持ったのだろうか。――まずは、無事完成を迎えた新作映画『キカイダー REBOOT』を観られたご感想からお願いいたします。入江:僕が想像していたよりも、何十倍もいい作品になっていて、びっくりしました。スタッフ、キャスト含めいろいろな人の魂が注ぎ込まれた映画だと思います。伴:40年前に自分が出演していた『人造人間キカイダー』と比べると、うらやましいくらいぜいたくな作りの作品でした。とにかく、映画の出来に感動しましたよ。作り手の、作品にかける愛情というものを感じさせる映画でした。――全体的にひきしまった印象のある新キカイダーのキャラクターについては、いかがですか。伴:昔のキカイダーと比べても、ずいぶんカッコよくなったと思いますよ。このスーツがまたすごいよね。筋肉質っていうか、腹筋が割れているもんね(笑)。入江:現場では、よく『キカイダーと顔が似てるね』って言われていたんです。伴:やっぱり、このマスクは入江くんをイメージして作ったの?入江:いえ、そうじゃないらしいんです。僕がジロー役に決まる以前からこのマスクはできていましたから。伴:そうだったのか。私もそうだけれど、多くの人が入江くんの顔に似せたマスクだと思ってるんじゃないかな。入江:劇中で、キカイダーの芝居にも気持ちを入れ込みたかったので、僕がスーツやマスクを着けて演技をしている場面があります。伴:それはすごいね。私は少しマスクを被ったことはあったものの、スーツを着ることはなかったな(笑)。●ジローの感情は観ているお客さんに読みとってもらうようにしたい――お2人とも人造人間を演じられたわけですが、ロボットという存在をどういう風に見せようと思われましたか。伴:僕が演じたかつてのジローは、設定上はロボットなんだけど、あまりロボットということを意識せず、どちらかというと人間味というか、泥臭い部分を出していきたいと思っていました。あえてロボットらしくふるまわないことで、人間本来の繊細さ、内面からにじみでるような感情を表現したかった。黙っているけれど、ジローは何を考えているのかな、と観ている人が思ってくれるようにね。入江:僕の場合、人間のようでいて人間でないということを表現するため、努めて無表情でいるようにしたんです。でも時折、寂しいとか切ないとかの感情が浮かび上がってくるような、繊細な雰囲気を出そうとしました。監督と最初に意見が合致したのは、『ジローの感情は観ているお客さんに読みとってもらうようにしたい』ということだったんです。無表情なジローがミツコやマサルと出会い、物語が進む中でどういう"感情"を示していくのか、そこのところを観ていただきたいです。伴:入江くんが演じたジローの芝居は、とてもよく考えられていましたね。ずっと無表情なままではあるんだけれど、映画の最初のほうと中盤、そしてクライマックスと、ジローの感情の変化がある。そういった部分を緻密に計算して芝居をしていたと思います。入江:ありがとうございます。まさにそういった繊細な感情の変化については、シナリオを読みながら監督と何度も話し合って、作っていったところです。――冒頭場面から、入江さん演じるジローと高橋メアリージュンさん演じるマリとの、激しい格闘シーンがあります。まさに人間離れした人造人間同士の戦いというイメージどおりの、スピーディな立ち回りでしたね。入江:映画冒頭のアクションシーンが、そのままクランクイン(撮影開始)だったんです。初っぱなからあんなに激しいアクションで、驚きました。部分的に吹き替えをお願いしていますけれど、ほとんど僕と高橋さん本人で撮っているんです。事前に練習をしていたんですけれど、撮影初日にいきなり(アクションが)始まったので『あっ、撮影前に準備する時間がない!』なんて思って。この反省を活かし、次の日からは撮影の30分前に現場に入り、準備運動をするようにしました。伴:入江くんと高橋さんとのアクションシーンは、本当に迫力があったよね。――伴さんも『キカイダー』をはじめ、『イナズマン』や『忍者キャプター』といった数々のヒーロー作品で主演を務め、アクションをこなしていましたね。伴:私が『キカイダー』をやっていたときは、アクションというより高いところに登ってギターを弾いていた印象が強いかな(笑)。そういう部分でも、入江くんの身体を張ったハードアクションには感心するね。入江:いえいえ、恐縮です!伴:入江くんは『キカイダー』に合わせたような鍛え上げた肉体を持っていて、そのまま人造人間を演じても違和感のないような雰囲気を持っています。すごいですよ。●キカイダーの本質の部分を見事に受け継いでいる――映画では、腕をもぎ取られて負傷したジローを、前野究治郎が助けるシーンがあります。ここでファン待望の新旧ジローの共演が見られるわけですが、共演シーンのご感想はいかがでしょう。入江:伴さんとは、撮影のときはあまりお話をするチャンスがなかったんですよ。伴:まあ、私の撮影は一日、いや2時間くらいで終わりましたからね(笑)。入江:傷ついて意識もうろうとしているジローの前に、前野先生が現れるんですね。伴:前野は光明寺博士の恩師という設定でね。ロボットのことは分野外の心理学者ですから、ジローの腕を修理してやることはできないんです(笑)。でも、前野がジローに語りかけた言葉が、この映画の"核"になるんですよ。つまりジローの身体に組み込んでいる"良心回路"とは何なのか、を説明するのが前野の役割です。入江:僕は撮影に入る前、参考のために伴さんが主演された『人造人間キカイダー』のDVDを観ていたんですよ。伴:40年ほど前の作品だけど、観てどうだった?入江:当時の最新技術や最高のスタッフ、キャストで、全力でやっているという空気が自分にも伝わってきました。すごく面白かったです。伴さんもかっこよかった。伴:それはうれしいね。前野を演じるときに難しかったのは、齢を重ねた学者という役柄ではあるものの、やっぱり昔のジローを思わせるような雰囲気も残しておきたくて、そんなに老け込んだ格好や芝居にしていないところです。予告編を観られた『キカイダー』ファンの方が、私の映っている場面を観て『あっ、ジローだ』と気づいてくれましたので、狙いは間違っていなかったかなと思います(笑)。――それでは最後に、お2人から『キカイダー REBOOT』の魅力、そして見どころや今後の抱負などをうかがいたいと思います。伴:単純に強いだけのヒーローじゃない、というのがキカイダーの魅力ですね。今度の映画でも、そういうキカイダーの本質の部分を見事に受け継いでいると思います。入江:まずは映画を多くの方々に観ていただき、そしてまたチャンスがあれば、ぜひ今後もジローを演じていきたいと思っています。演技にしてもアクションにしても、もっとやってみたいことがありますし。伴:今回の映画では、入江くん自慢の鍛え上げた肉体を披露できなかったから、女性ファンにアピールする意味でも、次があったら肉体美を見せたらどうかな?(笑)。入江:いやあ、お話の展開次第では3Dディスプレイで裸になる機会があるかもしれないですね(笑)。伴:それにしても、映画はなんというか切ない終わり方をするんで、思わず胸にグッとこみあげるものがありますね。入江:ラストシーンでのジロー(キカイダー)とミツコの会話シーンは、ぜひじっくりと観てほしいポイントのひとつですね。伴:テレビシリーズから40年以上経った、現代のニュー『キカイダー』はこれだ、という作品になっています。みなさん、ぜひ劇場に足を運んでください!(C)石森プロ・東映(C)2014「キカイダー」製作委員会
2014年05月23日ビッグ錠の『包丁人味平』から『美味しんぼ』、『孤独のグルメ』にいたるまで、さまざまなスタイルの作品が登場しているグルメマンガ。定番メニューに限らず、最近ではトーストやチェーン店の牛丼まで幅広い食が扱われる傾向にある。そこで今回は、あえて超ド級の有名作品を除外し、現在連載中(2012年中の連載終了も含む)グルメマンガの中で気になるものを男性296名に聞いた。「今、気になるグルメマンガ」の第1位は!?>>女性編も見るQ.2012年連載作品の中で注目のグルメマンガは?(複数回答)1位『花のズボラ飯』18.2%2位『深夜食堂』17.2%3位『極道めし』12.8%4位『らーめん才遊記』10.1%5位『駅弁ひとり旅』9.1%6位『めしばな刑事タチバナ』8.1%7位『きのう何食べた?』7.1%7位『信長のシェフ』7.1%9位『おせん』5.4%9位『酒のほそ道』5.4%1位は『孤独のグルメ』で知られる久住昌之原作の『花のズボラ飯』。女性マンガ誌で連載されており『このマンガがすごい!』2012年版オンナ編第1位に輝いた作品だが、男性編ランキングで堂々の1位を獲得。主人公の花が作るズボラ飯は「実際に作ると簡単でおいしい」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)という評価のとおり、生活に密着した日常食の魅力を見せつける久住昌之の実力は健在だ。また、花が食べる瞬間の官能的な表情は男性読者にも好評で、「主人公がかわいくて面白い」(27歳/その他/技術職)という声も寄せられている。2012年10月からは倉科カナ主演で実写ドラマがスタートしたこともあり、「ドラマ化されたことで気になった」(44歳/アパレル・繊維/事務系専門職)という人も少なくない。僅差で2位に選ばれたのは、第55回小学館漫画賞を受賞した『深夜食堂』。赤ウインナー、ポテトサラダといったメニューにまつわるエピソードに、ときにホロリ、ときにニヤリとさせられる。「派手な感じはないが、地味ながらの味わいがある」(30歳/金融・証券/営業職)作品だ。「人間模様が面白い」(39歳/自動車関連/技術職)という声にもあるとおり、ゲイやストリッパー、ヤクザなどさまざまな背景を持つ登場人物も魅力にあふれている。1位同様、この作品もドラマ化されており、「ドラマを見て面白いと思った」(37歳/小売店/販売職・サービス系)という意見も多数寄せられていた。3位は残念ながら2012年で連載が終了してしまった『極道めし』。刑務所の受刑者が「一番うまかった食い物」を語るという設定だけあって、「何気ない料理をうまそうに感じさせるエピソードがいい」(34歳/その他/その他)という意見が大部分を占めた。ラーメン好きに支持された4位の『らーめん才遊記』は、前作『ラーメン発見伝』と同様にラーメン王・石神秀幸が原作協力にクレジットされた作品。「主人公の思いつくラーメンが面白い」(30歳/医療・福祉/専門職)というように、独創的でおいしそうなラーメンは読者をワクワクさせてくれる。駅弁好きはもちろん、鉄道ファンからも支持されたのは5位の『駅弁ひとり旅』。紀行マンガでもあるため、「旅情を感じる」(48歳/ソフトウェア/技術職)という声も。■総評女性マンガ誌での連載かつTHE少女マンガな絵柄であるにもかかわらず、男性編1位を獲得した『花のズボラ飯』は立派。『孤独のグルメ』の作画、谷口ジローとは打って変わった水沢悦子との異色の組み合わせが功を奏したともいえる。2位の『深夜食堂』、3位の『極道めし』では、いわゆる成功者ではなく世知辛い世の中で失敗したり、悩んだりしている者が多く取り上げられる。彼らが欲するのは決して贅沢な食ではなく、温かさや懐かしさを感じさせる日常食であり、食とは人にとって大切な思い出の一部になっていることを深く実感させられる作品と言えるだろう。「日常の食文化」という意味で、個人的に最も注目している作品は6位の『めしばな刑事タチバナ』だ。チェーン店の牛丼やカレー、インスタントラーメンのうんちくを、熱く、真面目に語る様子は、あまりにバカバカしく、面白く、その知識の深さに敬服してしまう。読んでいると、それらをに対する食欲が抑えられなくなるので注意してほしい。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年9月20日~28日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性296名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】スポ根よりもアツく、ラブストーリーよりも泣ける! 将棋マンガランキング【男性編】25周年記念ッ!!『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズランキング【男性編】大人だからこそ分かる!?『ドラえもん』のいいところランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月14日鳥取県米子(よなご)市は11月1日から11日まで、アートイベント「~街がテーマパークになる~YONAGO WONDER!」を米子市の中心地街で開催する。同市によると、今年は「第13回国際漫画サミット鳥取大会」「第二次米子映画事変」「とっとりまんがドリームワールド」など、多彩なアートイベントが開催されるという。その中でも特にイベントが集中する期間を「YONAGO WONDER!」とし、無料でバスを運行するなどの支援を行う。米子市循環バス「だんだんバス」はイベント期間中、無料で利用できる。米子駅から出発し、米子港、ホープタウン、天満屋入口などを循環し、約50分かけて米子市内を1周。イベント開催中、様々な会場に出掛けるのに便利だ。代表するイベントは下記の通り。今年のテーマは「食と海」。国内外から約400名の漫画家が集まり、作品展示、サイン会、トークショーなどを行う。また、プロの漫画家の作業現場が生で見られる「公開アトリエ」も実施する。開催日は11月7日から11日で、時間は10時から18時。会場は米子コンベンションセンターBIG SHIP。同イベントでは、鳥取県出身の漫画家、水木しげる氏、谷口ジロー氏、青山剛昌氏の作品を体験できる。また、あわせてステージイベントも実施。10月20日から11月11日の9時30分から18時まで開催する。会場はどらドラパーク米子市民体育館。グランドオープンは11月3日から11日まで。米子市商店街エリアで、自主制作映画の上映、大特撮巨編「ネギマン」続編の上映などを行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日台湾ドラマ「絶対彼氏~My Perfect Darling~<台湾オリジナル放送版>」のDVDリリース記念キャスト来日記者会見が都内にて行われ、主演のジロー(飛輸海)が記者会見に出席し、作品について語った。この日はヒロインのク・ヘソンも出席予定だったが、諸事情で来日が見送られた。本作は、「少女コミック」(小学館刊)にて2003年より連載された渡瀬悠宇の大人気コミック「絶対彼氏」が原作。2008年にはフジテレビにて、速水もこみちさんと相武紗季さん主演で「絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット~」としてドラマ化され、人気を博したラブコメディだ。この日、ピンクのジャケットをオシヤレに着こなしたジローさんは「僕はジローです。今日はすごく嬉しいです。よろしくお願いします」と流暢な日本語で挨拶。天城ナイト役を演じたジローさんは、台湾の大人気グループ「飛輸海(フェイルンハイ)」のメンバーのひとり。「僕の演じた役はロボットですが、優しくて、彼女のためにすべてを尽くすパーフェクトな恋人です」と説明し、自分との共通点を「愛する人のためにすべてを尽くすところかな」とファンを胸きゅんさせるコメントも。さらに「ドラマの中でナイトは彼女のためによく料理を作っていますが、僕も同じですね」と料理上手であることも告白した。また、ロボット役ということでジローさんは「ナイトは裸のシーンが多いんです。肉体美をキープするために食事制限をし、ジムにも通いました」とふり返った。ジローさんは、「自由自在に変わる表情がとても魅力的だ」と原作者も絶賛するほどに完璧な恋人ロボットを熱演。鍛えあげられた美しい肉体を惜しげもなく披露している。井沢リイコ役を演じたク・ヘソンさんは、日本のコミック原作の大ヒット韓国ドラマ「花より男子~Boys Over Flowers」の主人公役でブレイクした女優。台湾ドラマには初主演となる。劇中、平凡だが、バカがつくほど優しい性格で、純粋に人を信用してしまう女の子をキュートに演じている。そんなヘソンさんについて、ジローさんは「撮影前に2人でコミュニケーションを取るために訓練を受けました」と話し、台湾と韓国、言語の違いをジエスチャーで乗り越えたことを明かした。作品にちなみ、どんなロボットが欲しい?という質問が飛ぶと、ジローさんは「母と一緒に暮らしているのですがなかなか一緒の時間が取れないので、母と一緒にいられるロボットがほしい」と母親思いの一面をみせ、周りを感動させていた。飛輸海(フェイルンハイ)が歌ったオープニングソング「Mr.Perfect」、主演でもあるメンバーの一人、汪東城(ジロー・ワン)が歌ったエンディングソング「假装我們沒愛過」、人気シンガー、倪安東(アンソニー・ニーリー)が歌った挿入曲「然後」などドラマを盛り上げる音楽も話題となっている。「絶対彼氏~My Perfect Darling~<台湾オリジナル放送版>」のDVD-BOX1は発売中。DVD vol.1~vol.6レンタル中、9月19日よりDVD-BOX2発売、10月3日よりvol.7~vol.13レンタル開始(発売元:エスピーオー)。「絶対彼氏~My Perfect Darling~<台湾オリジナル放送版>」<セル>「DVD-BOX1」(3枚組)価格:15,750円発売中「DVD-BOX2」(3枚組)価格:15,750円発売日:9月19(水)<レンタル>vol.1~vol.6 レンタル中vol.7~vol.12 10月3日(水)レンタル開始販売元:エスピーオー公式サイト:© 2012 GALA Television Corporation/ Comic International Productions Co.,Ltd.特集:欲張り女子は華流を先取り!■関連作品:絶対彼氏~My Perfect Darling~ [海外TVドラマ]
2012年09月03日「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる、「名探偵コナン」の青山剛昌、「遥かなる町へ」の谷口ジローをはじめ、有名漫画家を数多く輩出している鳥取県では、2012年11月に米子市をメイン会場に「国際マンガサミット鳥取大会」を開く。これを契機に、2012年を「まんが王国とっとり」建国元年とし、8月4(土)から11月25日(日)までの114日間にわたって「まんが王国とっとり建国記念国際まんが博」を開催する。「国際まんが博」は、期間中の毎週末・祝日には必ず「まんがイベント」を開催する予定。鳥取が生んだ3人の著名漫画家はもちろん、数多くの漫画コンテンツを網羅し、さらに鳥取の「文化」や「食」とコラボレーションして、鳥取の楽しさを発信していく。メインイベントのひとつが「とっとりまんがドリームワールド」だ。「動く博覧会」として、東西に細長い鳥取県を、東部、中部、西部の3地域3会場を移動して開催される特別企画だ。鳥取が生んだ漫画家、水木しげる、青山剛昌、谷口ジローら、日本が世界に誇る漫画家の原画展示のほか、子どもたちに大人気のキャラクターが、漫画の世界から飛び出して繰り広げるステージでのショーもある。懐かしい作品から最新のヒット作まで、漫画映画の上映会もあり、家族連れ、カップル、友だち同士、そして一人でも漫画の世界を満喫できる。また、見逃した作品、読みたかった漫画を一人でゆっくりと堪能できる、5,000冊の蔵書を誇る「まんが図書館」も開設される。会場と開催期間は、東部会場が8月4日(土)~8月14日(火)でコカ・コーラウエストスポーツパーク県民体育館、中部会場が9月7日(金)~9月23日(日)で県立倉吉体育文化会館、西部会場が10月20日(土)~11月11日(日)どらドラパーク米子市民体育館の予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日鳥取県は「まんが王国とっとり」を広くPRするために、千代田区の後援のもと、7月1日に秋葉原において建国記念イベント『AKIBAで探す「まんが王国とっとり」』を開催する。当日は鳥取県のご当地バーガーを販売する「とっとりバーガーフェスタ」も行われる。水木しげる氏、谷口ジロー氏、青山剛昌氏をはじめとする著名なマンガ家を輩出してきた鳥取県は、今年度は「まんが王国とっとり」として、アニメやマンガを切り口に国内外での鳥取県の知名度向上や観光客誘致に積極的に取り組んでいる。7月1日の「AKIBAで探す「まんが王国とっとり」を皮切りに、8月4日から11月25日まで「国際まんが博」を開催するほか、11月7日から11月11日まで「2012年 第13回 国際マンガサミット 鳥取大会」など、さまざまなイベントを集中的に展開していくという。「AKIBAで探す「まんが王国とっとり」は7月1日に「ベルサール秋葉原」ほか秋葉原で開催。まんが王国とっとりについて詳しく知ることができる「まんが王国とっとり紹介コーナー」、特別に秋葉原に出店した鳥取県のアンテナショップ「食のみやこ鳥取プラザ物産販売」、事前登録制の実体験型 宝探しゲーム「AKIBAスクランブル ~私の『とっとり』、知りませんか?~」が予定されている。また、同イベントでは「とっとりバーガー フェスタ@AKIBA」も開催。鳥取県のご当地バーガー「とっとりバーガー」を代表する名店5店が出店し、その場で調理・提供するという。販売するのは、2011年の「とっとりバーガーフェスタ 全国ご当地バーガーグランプリ」では県内No.1となった、「琴浦あごカツバーガー」、焼き肉店が作った「鳥取鳥取和牛 極上肉汁バーガー」、地元のブランド鶏の大山ハーブチキンを使った「大山チキンチリバーガー」、鳥取県東部のソウルフードをバーガーにした「鳥取ほるそバーガー」、地元名産モサエビを使った「もさバーガー」の5種類。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日5月17日、グランドプリンスホテル新高輪にて、「『まんが王国とっとり』建国記念!『国際まんが博』PRイベント」が開催された。鳥取県は、平成24年秋に国際的な漫画シンポジウムとなる「第13回国際マンガサミット鳥取大会」を開催する。これまでにも「まんが王国とっとり」とのキャッチフレーズを打ち出し、国内外での知名度向上や観光客誘致に取り組んできたが、同サミットの開催にあたって、平成24年度を「まんが王国とっとり」の建国年と位置づけることに決定した。同県は、「ゲゲゲの鬼太郎」作者の水木しげる氏、「名探偵コナン」作者の青山剛昌氏、「遥かな町へ」でアングレーム国際漫画祭 最優秀作品賞を受賞するなど、国際的にも評価の高い谷口ジロー氏など、多くの著名漫画家を輩出している。“建国年”に制定した本年度には、まんがやアニメを多くの人に楽しんでもらうために、平成24年8月4日から同年11月25日の114日間にかけて、「まんが王国とっとり建国記念 国際まんが博」を開催することを決定した。鳥取県の交通網の主要拠点である「東部=鳥取市」「中部=倉吉市」「西部=米子市」を「まんが王国とっとり」への3つのゲート(入口)として設定し、鳥取市、倉吉市、北栄町、米子市、境港市を中心に、県内全域でさまざまなイベントを展開していくという。メインイベントとなるのは、県東部、中部、西部を巡回する移動型博覧会「とっとりまんがドリームワールド」だ。同イベントでは、展示コーナー、まんがの描き方を学べるワークショップ、キャラクターグッズを購入できるショップ等が開設されるほか、鳥取県の食を楽しめる「Manga-Café」なども登場予定。東武、中部、西部でのそれぞれの実施会場は、「コカ・コーラウエストパーク 県民体育館」(8月4日~8月14日)、「鳥取県立倉吉体育文化会館」(9月7日~9月23日)、「どらドラパーク米子市民体育館」(10月20日~11月11日)となる。また、スペシャルイベントとして、ディズニーの人気キャラクター「スティッチ」に関する資料が展示されるほか、鳥取を代表する砂丘をイメージしたスティッチのオブジェ展示、大型シアターでの特別映像の上映なども予定されている。会見に出席した鳥取県知事・平井伸治氏は、「メインイベント会場以外にも、水木しげるロード、水木しげる記念館、青山剛昌ふるさと館など、見どころがたくさん。鳥取県は羽田からわずか1時間なので、ぜひたくさんの人に遊びにきてほしい」とあいさつ。イベント開催期間中の目標来場者数を300万人と設定し、知事の応援に駆けつけた鬼太郎、コナン君とともにイベントをPRした。同県では、同イベントのPRパーソンとして、タレントのトリンドル玲奈を起用している。起用のきっかけは、彼女が鳥取出身の留学生を演じている、通信会社のテレビCMだそうだ。「まんが王国とっとり」の王女という設定のもと、華やかなドレス姿で登場するや、「トットリンドル王女だでぇ。てへぺろ」とあいさつして会場を沸かせた。これに間髪をいれず平井知事が、「まんが王国発展のために、王女のお力をお貸しいただきたいです」とお願いすると、トリンドル王女は笑顔でうなずき、こう約束した。「このイベントを通じて、まんがの魅力、鳥取の魅力を多くの人に伝えられるよう、まんがについても鳥取についても、さらに勉強して立派な王女になります」記者会見では、「小学生のとき、自分の名前がほかの子と違って片仮名なのが嫌で、“鳥取”玲奈と当て字で書いていました」というエピソードを披露。また、「まんがのイベントだけど、子どもだけじゃなくて大人にも来てほしいし、県外からもたくさんの人に遊びに来てもらえたらうれしい」と、PRも忘れなかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月20日