Vice Media Japan株式会社から5月19日、イギリス・ロンドン発のファッションマガジン『i-D』の日本版『i-D Japan』が創刊される。19日には先行してウェブサイト()をローンチした。『i-D』は、世界10ヶ国から集まる最新のファッション、ユースカルチャー情報を網羅したファッションマガジン。1980年ロンドンパンク時代に、ストリートカルチャーをフォーカスした新しいスタイルのファッションマガジンとして、当時UK版『ヴォーグ』で最年少アートディレクターだったTerry Jonesによって創刊された。現在では、世界No.1のファッションメディアとして世界中のオーディエンスに情報を発信している。なお、同メディアは、従来の雑誌やウェブに加え、動画を展開することでファッションカルチャーの持つ本質的な魅力をより表現力高く伝えており、15年には国際デジタル芸術科学アカデミー(IADAS)が年間を通じて最も評価すべきウェブサイトや作品に贈るグローバルアワード「Webby Awards」を獲得した。『i-D』グローバルグループ11ヶ国目のメンバーとなる『i-D Japan』(税込800円)は、本国イギリスのコンテンツ6割、日本にて制作するコンテンツ4割で構成。世界中で生まれるファッションカルチャーのコンテンツを日本のオーディエンスに伝えると同時に日本から生まれるコンテンツをグローバルへと発信していく。なお、同誌は5月と10月の年2回の発行となり、発行部数は1万部、ページ数は192ページを予定。また、日本語版ウェブサイトは先行して4月19日より公開開始されている。
2016年04月22日これまで共に戦ってきたアベンジャーズのメンバーがふたつに分かれて対立する映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の公開を記念して、4月13日(水)発売の週刊少年マガジンに『FAIRY TAIL』『ダイヤのA』『七つの大罪』の“シビル・ウォー”ビジュアルが掲載されることが決定した。その他の写真今回の企画では、それぞれの作品の登場人物たちが二手に分かれて“禁断の戦い”を繰り広げるとしたら? というコンセプトで制作された。チーム分けはそれぞれの作品の作者が自ら行っており、『FAIRY TAIL』の真島ヒロは「本当にこのFT のメンツが戦ったらどっちが勝つのかワクワクします」、『ダイヤのA』の寺嶋裕二は「この2チームに分かれる理由や過程を想像してるのが楽しかったです」、『七つの大罪』の鈴木央は「『七つの大罪』版シビル・ウォーを皆さんの中で妄想していただけたら嬉しいな」とコメントしている。また、このビジュアルが使用されたポストカードが全国70万セット限定で映画の入場者に先着でプレゼントされることも発表になった。ポストカードセットには『FAIRY TAIL』『ダイヤのA』『七つの大罪』のポストカードのうち1枚がランダムに封入される。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』4月29日(金) 全国ロードショー
2016年04月06日●批判受ける覚悟の「本音メディア」1956年に創刊され、今年で60周年を迎えた週刊誌『週刊新潮』。酒井逸史編集長の直撃インタビュー前編では「3つの伝統」を中心に話を聞いたが、後編では同誌が社会に問い続けている「少年法と実名報道」にスポットを当てる。「少年法に罰則規定がない」というグレーゾーンになぜ挑み続けるのか。そして、「実名報道に踏み切るか否か」の基準、経緯とは。○メディアに問う「思考停止」――最近では、川崎市中1男子生徒殺害事件を実名で報じていました。あらためて、こだわり、思いをお聞かせください。まず、少年法をどのように認識しているかということだと思います。私が編集長になってから名前を載せたケースはいくつかありますが、少年法の趣旨に真っ向から批判を加えているわけではありません(過去に実名で報じた少年犯罪…1999年光市母子殺害事件/2013年吉祥寺女性刺殺事件/2014年名古屋の女子大生による殺人事件/2015年川崎市中1男子生徒殺害事件※2009年から編集長に就任)。「少年の実名をさらしてしまうと更生の妨げになるのではないか」という趣旨はむろん理解できます。一方で、少年法に罰則規定がないということもある。だからといって、それをむやみに破っていいというわけではないことも分かっている。ただ、「少年だから名前を書かない」ということだけをひたすら守るのは、メディアとしての思考停止ではないでしょうか。世の中、どんなことにでも「程度」というものがあるわけです。それから事件報道の基本は、「誰」が「何」をやったかということ。そこでの固有名詞はとても大事な要素です。法律の趣旨に鑑みて許容できる範囲であれば、それを認めるのもやぶさかではない。ただ、名前を載せるか否かを毎回考えないといけないんじゃないの? と私は問いたい。従って、すべての少年事件で名前を載せようなんて、全く考えていません。繰り返しになりますが、通常は名前を報じることが更生の妨げになることもよく分かります。ただ、私たちが名前を載せた少年事件のケースは、非常に大きな影響を社会に与えた事件です。例えばこういうことではないでしょうか。私たちが名前を載せたことによって更生ができなくなるような、そんな程度の反省では「更生失敗」であるといえるような、そのぐらい深い反省を求められるような案件……、極めて重大な事件ばかりなのです。時折、少年法で規定されていた少年犯罪の範囲を超えているような事件が起きるわけです。世の中に与えた衝撃度、犯罪のありさま、本人の供述など、総合的に考えてみたとき、「名前を載せない」という判断に必ずしもならないケースもあるのではないかと思うわけです。そのケースに至ることが、時々、ごくごく稀にある。これが私のスタンスなのです。メディアというものは、第四の権力としていろいろなものを批判するものですよね。それを私たちは私たちのやり方で少年法に疑義を呈しているわけです。その意味では、高市早苗総務相が「停波」発言をして、テレビ局が騒いでいるのと変わらないと思います。高市総務相にはみんな一斉に噛みつくのに、なぜ少年法という法律になると、全メディアが右へならえで、かたくなに「名前を報じてはいけない」の一辺倒になるのでしょうか。少年の更生が全てに優先するという理想主義なのか、あるいは、単に杓子定規に「法律に書いてあるからだめ」ということなのか。「少年は更生すべき」というのはもちろんです。でも、あまりにも杓子(しゃくし)定規にすぎませんか? われわれ『週刊新潮』は「本音のメディア」でありたい。だからこそ、私たちは名前を載せることがあり、その点でもちろんご批判も受けます。ですので、重大な少年事件が起きた際、毎回丁寧に考えた上で、「載せない」という決断であれば、そこに問題はないと思います。しかし、毎度、同じ判子をつくように「載せない」と、考える前に判断するような風潮に疑問を抱いているわけです。だからこそ、私たちはその都度、呻吟(しんぎん)して載せるかどうかを判断しているつもりです。二十歳未満の犯人であると、機械的に実名を報じないというのは、やはりメディアの思考停止なのではないでしょうか。●実名の判断は会議にかけない○独自で考えてこそのメディア――どのような流れで「名前を載せる」と判断しているのでしょうか。最終的にはすべて私の判断です。編集部に少年法ガイドラインがあって、それを頼りに決めているわけではありません。その点、恣意的ではないか、というご批判もあるでしょう。一企業が決めていいのか、一編集者が法律にそむくことをやっていいのかという批判も、当然、生じるでしょう。でも考えてみてください。すべての報道が完全なガイドラインの統制化にあって、それでよいのでしょうか。何を面白いと感じて、何を報じるか、どこまで報じるか、そもそもジャーナリストの主観から始まります。極論すれば恣意的なものなのですよ。また、一私人が決められないとなると、メディアは国が決めたことで動かないといけないという逆説になる。でも、メディアは一番そこから遠いところにいなくてはなりません。だからこそ、一企業が決めたことでいいんです。週刊新潮は「国から決められたことだけをやってればいい」というメディアではありません。メディアは自分で考えなければいけない、と思っています。さらに申し上げれば、売らんかなという批判もありますね。商業ジャーナリズムだというわけです。しかし、日本ではNHKを除けば、ほぼ全てが商業ジャーナリズムではないですか。○週刊新潮が突き進む「メディアの方向性」――賛否両論がある問題だからこそ、会議を重ねて決めているものだと思い込んでいました。編集作業において必要な良い会議もあると思いますが、一方で、会議は「結論が平均点」になる危険性もあります。少年法の問題に限らず、われわれは尖ったものを作ろうとしているわけですから、平均的な結論はありがたくないのです。トゲの部分にヤスリがかかって落ちていってしまうわけですね。角のとれた丸まったものを世に出しても仕方がない。一方で、単にセンセーショナルなものをひたすら追いかけまわすつもりもありません。しかし、提案したり、提言したりするときには、やはり波紋が起きるようなものを投げなければならない。ですので、実名報道に関して、編集会議で多数決をとるようなことはしませんでした。一点、偽善的だなと感じたのは、川崎の事件を実名で報じたことで、弁護士会から抗議文を何通かいただいたことです。彼らの「更生の妨げになる」というご意見は承ります。ですが、一方で疑問に思うのは、ネットに氾濫している実名情報を彼らがどのように捉えているんだろうということです。私たちが書く前から、ネット上には犯人の名前、そして顔写真も出ていた。それについて彼らは、彼らなりの手を打ったのだろうか。掲載元を探って、抗議文を送ったり、足を運んだりして、デジタル空間に漂い続けることを阻止しようとしたのだろうか。もし、弁護士会がそのような煩雑で報われることの少ない業務に本腰を入れていないのであるとすれば、それはどういうことなのでしょうか。手紙を書いて簡単に、そして必ず到達する相手が、われわれ『週刊新潮』です。手間がかかることはやらないが、手間がかからないことは形式的にやる。それは本当に「少年の更生」を考えているといえるのか。そういう仕事はプロフェッショナルじゃない、というのが私の言い分です。――少年Aが『絶歌』を出版して、物議を醸しました。これについては、どのように受けとめましたか。とんでもない話だと思いました。ご遺族が「2度殺された」とおっしゃっていましたね……。やはり、犯罪を赤裸々に暴露することによってお金儲けをすること自体については、大きな疑問を持ちます。太田出版がいくら出版することの意義を訴えても、そのことについては否定的です。出版する自由があると言われればその通りなんだけれども……。ただ、どうかとは思いますね。
2016年04月01日●「所詮、週刊誌」の矜持新潮社の週刊誌『週刊新潮』が、今年で創刊60周年を迎えた。同誌は1月、日本全土を揺るがしたSMAP解散騒動を真っ先につかんだといわれ、1月20日発売号ではメリー喜多川副社長の独占インタビューを掲載。連日の報道合戦で情報が錯綜する中、当事者の証言は強烈なインパクトを残した。最近では3月24日発売号で乙武洋匡氏の不倫を報じ、世間を驚かせた。1956年に創刊され、最近では『週刊文春』と鎬を削る同誌。出版業界の荒波、熾烈な週刊誌戦争を60年間戦い抜いてきた軌跡は、現在の『週刊新潮』にどのような形で現れているのか。2009年から編集長を務める酒井逸史氏を直撃した。週刊誌界でトップを走る"センテンススプリング"と対峙する『週刊新潮』の酒井編集長。その言葉からは、何層にも塗り重ねられた"週刊新潮の色"が見えてくる。前編では「3つの伝統」、後編では「少年法と実名報道」をテーマに絞った。○創刊から一貫している三題話――最近は週刊誌の盛り上がりを感じているのですが、売り上げにはどのようにつながっていますか。週刊誌を取り巻く状況は、今でも決して良くありません。出版不況といわれる中、週刊誌だけを見ても昨年だけで平均13.6%も売り上げが落ちています。もちろん各雑誌によって数字は違うわけですが、厳しい「冬の時代」であることには間違いありませんね。われわれは13.6%までは落ち込んでいませんが、しかしそれでも崩れ落ちていく雪崩の斜面につかまりながら、そこを何とか駆け上ろうとしているような感じです。出版業界は1996年をピークに右肩下がりが続いています。1996年と今を比較すると、雑誌は部数でマイナス62%。金額ベースでも50%ほど減っている。96年はWindows95が発売された直後です。以後、発達してきたネットメディア、またはデジタルとの因果関係があるという推測は当たっているでしょう。――今まで通りの「スクープ」では、多くの人々が週刊誌を手に取らなくなったということでしょうか。そこまでシンプルな問題でもないと思います。総合週刊誌で90年代を引っ張ってきたのが、『ポスト』と『現代』。そこが1位、2位を争っていた頃、『新潮』も『文春』も後塵(こうじん)を拝していました。当時、読者をつかんでいたのは「ヘアヌード」。有名な写真家、プロデューサーが女優と交渉し、撮り下ろしの写真集を出版する際、その写真の一部を『ポスト』や『現代』が先に掲載することで多くの読者を獲得していました。ところが、その路線も長期化するにつれて陰りが見えてくるようになります。ヘアヌードが目新しさを失い、写真のファーストチョイスにも高いコストもかかるようになって、やがてヘアヌード時代は終わりを告げます。『現代』は硬派に舵を切る一方、「死ぬまでSEX」という企画で盛り返し、『ポスト』もまた踏襲する。他方の『新潮』と『文春』は読者層が『現代』『ポスト』と異なっていて、女性もかなり多いので、だからこそ、ヘアヌードといったセクシャルな方向性は選べません。『週刊新潮』でいうと、「金」「女」「事件」という三題話の伝統があったことで、あまり形を変えずに60年間やってこられたわけです。――創刊時から一貫しているんですか。そうです。私が編集長に就任して7年経ちました。大きく変えようとは思っていません。われわれは伝統的にやろうと。担当役員をやっていた斎藤十一さんの言葉を借りると、「われわれは俗物だ」。だから時代が変わっても、俗物が求めるものを追いかけるわけです。人間の興味はどこにあるのか。新聞が書くことが難しい「本音」をベースに雑誌を作っていくのが、われわれの仕事だと思っています。○誌面で「スクープ」と謳わない――そこで核となるのは、やはり「スクープ」ですか?ネット配信の記事は他の部署がやっているので別ですが、実は『週刊新潮』は中吊りや新聞広告で自ら「スクープ」と謳ったことはないはずです。よその雑誌では「特大スクープ!」とかよく目にしますよね。なぜ、『週刊新潮』の本体が「スクープ」という言葉を使わないかというと……ちょっと自虐的で卑下した意味合いも含めてのことなりますが、「所詮、われわれは週刊誌」という意識があります。世間に向けて「スクープ」というのはおこがましいという感覚ですね。胸を張って「スクープ」というのは正直、気恥ずかしい。これもまた、変わっているというか、ひねくれているところでしょうね。――そのような考えも代々受け継がれていると。私が編集長を引き継いだのが53年目。その伝統を壊すわけにはいかないでしょう(笑)。それから、歴代の編集長の在籍期間がわりと長いのも特徴です。60周年を迎えて、私が6代目の編集長になります。これが次々に編集長が変わるようだと「伝言ゲーム」が増えて、徐々に変化していきそうですが、6人であればまだ「伝言ゲーム」がきちんとつながる範囲内。そういったことも伝統が受け継がれている背景にあると思います。もちろん今は時代が違いますから、デジタルとアナログの融合などいろいろな問題があります。同じやり方ばかりを続けるのはよくありませんが、外からの見え方は「古民家」みたいなものでいいと思っています。どんなにしゃれた外観でも、人々が旅行で癒やされるのはひょっとしたら「古民家」ではないか。そこには新しい物はあまりないかもしれませんが、一度中に入ってみると意外とくつろげることに気づく。「スクープ」という言葉だけにとらわれず、そういう部分での伝統は守っていきたいです。●『週刊文春』と比較される本音○自前の記者、書くまでの下積み10年――現状、その本体は何人体制で動いているんですか。編集部で忘年会をやる話になると、80人ぐらいは参加しています。ただ、そこにはカメラマン、レイアウター、デザイナー、庶務の方もいるので……実際に記事を作っているのは50人、プラスアルファぐらいです。――それはライターも含めてですか?これもまたちょっと変わっているところですが、私らはほとんどライターを使いません。記事は、ほぼ自前の社員が書いています。フリーの方もいますが、人数的には1割強ほど。小さな会社なので、昔から社内でまかなう流れが今も続いています。それから、取材をする記者と原稿執筆者は必ずしも一致しません。そこが新聞と明確に異なるところ。分かりやすくいえば、新聞はペーペーの新人が原稿を書くこともありますが、私たちはペーペーには書かせない。もう少し説明しますと『週刊新潮』は10年選手以上じゃないと、長い記事は絶対に書かせない伝統が残っています。もちろん、短い記事は経験が浅くても書くことはありますが……。20代のうちは、データマン(原稿の材料となる情報、資料を集める役割)として取材をきっちりやる。毎週毎週取材に行って、人の話を聞く。例えば、水崎さんを取材する場合、「マイナビニュース」とはどのような媒体かを調べた上で、データ原稿として水崎さんの一人語りを書いてデスクに提出する。そういうデータ原稿が集まって1本の記事が出来上がっています。デスクは軍曹というか、現場監督的なポジション。編集長はそこにテーマをあてがって、デスクはそのテーマに沿って、人を動かしていきます。――いつも気になっていたのですが、特集記事の書き出しも独特ですよね。小説や詩、落語の引用、時にはクイズからはじまるものもありました。データマンを10年経験した書き手の裁量によるものなんですか。「『週刊新潮』は文学的であれ」というのも1つの伝統です。旧約聖書に「日の下に新しき者あらざるなり」という言葉がありますが、この世に全く新しく起きることなど一つもない、という考え方ですよね。そういう風に考えると、どんな事件も一度起こった出来事の亜型であると見ることができます。もちろんディテールはそれぞれ異なりますが、人間の歴史は長いので、どこかで似たような出来事が必ず起こっている。例えば殺人事件の動機は事件ごとに千差万別であっても、大きく分類すればそんなに多くはない。同じ人間同士、同じような原因で事件に発展するケースばかりなのです。新聞には「細かい一次情報を書き続ける」という使命があります。しかし、われわれは背景報道をしているわけです。背景について深く掘り、敷衍(ふえん)する。さらにそれらを寓話(ぐうわ)的な教訓として定着していきたいという思いもある。だからこそ、落語や小説、警句から文章を書き出したりするのです。それは、「人間の行いが今も昔と同じである」ということにもつながることですし、「文学的であれ」という伝統にもつながる。これも新潮ならではの芸風ですが、きっとよしとする人もいれば、もっと直裁的に書いてほしいという人も、もちろんいらっしゃるでしょうね。○目指すのは「老獪でタフな雑誌」――『週刊文春』とはいつごろからライバル関係のようになったのでしょうか。私はもともと写真週刊誌『FOCUS』にいて、『週刊新潮』にたずさわってまだ11年ほどしか経っていないのでその歴史はあまり分かりません。ただ、好敵手とは思っています。発売も同じ曜日ですから……。残念ながら、今年は文春さんのスクープの連発に冷や汗、脂汗をかかされることも少なくありませんでした。しかし「今に見てろよ」という思いがある一方で、他所は他所さまのことであり、必要以上に煽られることなく、私たちは週刊新潮独自の道を行こうとも考えています。おそらく、皆さんが想像するほどには意識していません。――60周年を迎え、これからの『週刊新潮』をどのようにしてきたいですか。ちょうど10年前に、私の一代前の編集長が50周年を迎えた時に、テレビレポーターから「あなたにとって『週刊新潮』は?」と問われて、答えたのが「謝らないこと」という言葉でした。どう解釈するかは難しいですが、私なりには、週刊新潮が取材を重ねた結果、「こうだ」と思って書いたときには、それが間違っていたとしても簡単に「謝罪しない」ぐらいの覚悟を持ってやらなければならない、逆に言えば、謝らなくてもいいぐらいの基礎のしっかりした記事を書け、そんな意味だったんじゃないかなと、受け止めていました。そのニュアンスに近いんですが、私は「老獪な雑誌」にしていきたいと考えています。世間という池に石を投げて、大きな波紋、あるいは波を立てることを目的としているところもある。それは芸能人のスキャンダルであったり、事件の発掘だったり、政治的なスキャンダルだったりするかもしれませんけども、いずれにせよ世間にさざ波が立ちます。そのさざ波がどのような波紋を描くかということもあらかじめ考える。野卑な言い方をすれば、切った張ったの週刊誌稼業ですから、時と場合によっては返り血を浴び、相手と刺し違えることや斬ったつもりが斬られていたということもあるでしょう。でも決して慌てず、うろたえず、それすらも計算しているような、そんな老獪でタフな雑誌でありたいと思っているのです。
2016年03月31日NTTドコモドコモは22日、「dマーケット」で提供する「dTV」「dヒッツ powered by レコチョク」「dアニメストア」「dキッズ」「dマガジン」「dグルメ」の6サービスの合計契約者が2016年3月18日に1,500万件を突破したと発表した。「dマーケット」は、様々なコンテンツや商品を提供する月額定額制のサービス。音楽聴き放題の「dヒッツ」や動画が見放題の「dTV」、レストラン情報や全国の飲食店で使えるクーポンなどを利用できる「dグルメ」など6つのサービスで構成されている。ドコモによると、雑誌160誌以上(バックナンバーを含めると1,000冊以上)が、月額400円で読み放題となる「dマガジン」が好調で、2016年3月13日に300万契約を突破したという。
2016年03月23日ちまたで話題のTVアニメ『おそ松さん』が、朝日新聞出版発行の「週刊朝日」2016年4月1日号(3月22日発売 / 特別定価410円)のグラビアページに登場する。「おそ松さん」は、赤塚不二夫氏の漫画「おそ松くん」の6つ子が成長した後を描いたギャグコメディ。若い女性を中心に熱狂的なファンが急増中で、DVDやグッズはバカ売れ。アベノミクスならぬマツノミクスという言葉も生まれたほどで、その経済効果は何十億円とも言われている。誌面では、個性的な"ダメ男"に育った6つ子の特徴や見分けポイントがイラスト付きで解説されるほか、人気を後押しする声優陣についても紹介。すでにハマっている人も、これから見ようという人も必見の1冊になっている。
2016年03月22日NTTドコモは9日、同社提供の雑誌読み放題サービス「dマガジン」がPCブラウザからも利用可能になったと発表した。利用料金(税別)は月額400円。PCからは、「dマガジン」のサイトにログインして利用する。推奨OSはWindows 7以降、Mac OS X 10.6以降。推奨ブラウザはIE 11.0以降、Safari 8.0以降、Firefox 42以降、Google Chrome 45以降。「dマガジン」は、160誌以上の雑誌が月額400円で読み放題になるサービス。ドコモユーザー以外も利用できるが、dアカウントの登録が必要となる。
2016年02月09日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第12話「狂騒の季節」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』#12「狂騒の季節」一部の学生たちは暴力革命を目指し、過激化していく。そんな中、黒男は今上エリという大学生と出会う。彼女との出会いは、第1次羽田闘争の時。近くの公園で顔から血を流して気を失っているエリを見つけた黒男が、このままだと確実に傷が残ると、その場で傷の処理を行ったのがきっかけだ。以来、エリはちょくちょく黒男のもとを訪れるようになる。ある日、エリから黒男宛に別れを告げるようなハガキが届く。ちょうどそのとき、テレビから過激派の学生たちのアジトが一斉摘発されたとのニュースが流れる。ハガキの消印が摘発先と同じ群馬県であることに気付いた黒男は、ある行動へと出る。それは……!(脚本:森田眞由美 / 絵コンテ:鈴木卓夫、寺田和男 / 演出:前園文夫 / 作画監督:斉藤圭太、千葉茂 / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、TBSでの第12話の放送時間は、12月17日(木)深夜2時21分~(5分繰り下げ)となる。放送局・放送時間など、そのほか詳細はアニメ公式サイトにて。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年12月17日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第11話「無残帳 その3」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』、第11話のあらすじと場面カット#11「無残帳 その3」再会した百樹の変わりように衝撃を受ける黒男。「何があったんです?」との黒男の問いに、百樹は復讐を決意させた経緯を話し出す。黒男と別れて病院へ向かったあの日、そこで彼は宝医師たちによって帝都大病院から追い出されたことを知る。理由を問いただそうと多野医師の車に乗り込んだ百樹は、さらに自分の手足が奪われた事故の真相を知ることになる。懸命に黒男が自首を勧めるが、百樹は自分の方法でヤツらを裁くと言い放ち、そのまま闇へと消えていった。帝都大教授連続殺傷事件の犯行はすべて百樹の仕業であることをつかみ、警察は次に百樹が狙う人物の警備にあたる。そこに百樹が姿を現して……。(脚本:森田眞由美 / 絵コンテ:又野弘道 / 演出:又野弘道青木一紀 / 作画監督:LEE JUNG-JON、千葉茂 / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、CBCでの第11話放送は、12月10日(木)の深夜3時35分~(5分繰り下げ)放送予定となっている。そのほか詳細は、アニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年12月10日「東京ラブストーリー」の坂元裕二や「高校教師」の野島伸司など数々の脚本家を輩出してきた“ヤングシナリオ大賞”。この度、「第27回フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作の「超限定能力」がドラマ化される事が決定。また本作のキャストに、竜星涼、太賀、永野芽郁といったフレッシュな俳優陣が顔を揃えることが明らかとなった。今回、2061編の応募の中から大賞に選ばれた本作の作者・青塚美穂は、先日発表された第41回「城戸賞」佳作も受賞した実力の持ち主で、「将来は月9を書きたい」と意欲を見せている。また、本作のプロデューサーは「“電車内で駅名が見える”という設定が抜群に面白く、身近な着眼点ゆえ誰もが共感できる作品。また、主人公の成長を描く中で人間に対する温かさがにじみ出ている」と本作を評している。漫然とした日々を過ごす大学4年生の主人公は、ある日、通学中に頭を打って目を覚ますと“人が降りる駅”が見えるようになってしまう。電車の中でしか使えない些細な“超限定能力”。とってもショボい…でも意外と使える。その能力をフル活用し始める主人公。しかし、そこにはとんでもない副作用があった。自堕落に生きてきたひとりの青年がこの“超限定能力”と向き合った時、彼の人生に大きな転換点が訪れる。就職活動がうまくいかない親友とのすれ違い、“降りる駅が見えない”女子高生との交流といった人間関係の中で、主人公はどう変わっていくのか――。本作の主人公・秋山舜太郎を演じるのは、「黒蜥蜴」や『orange』の公開も控える竜星さん。本作がフジテレビ初主演となり、この冬ブレイク間違いなしとも言われれる彼は、「自分の学生時代に少し似ている部分があると思いました。やがて自分の将来と対峙しないといけないと気づく瞬間があるので、そこはきっちり見せたいと思います」と自身の役どころについて語り、「主人公が成長する物語なので、同世代の人たちにも、将来などちょっと蔑ろにしていたことを見直すきっかけを提示できたらうれしいと思っています」と作品についてもコメントを寄せている。また、主人公の親友・斎藤宜秀役には「恋仲」(フジテレビ)でも主人公の愛すべき幼なじみ役を好演し、話題をさらった太賀さんが務め、さらにキーマンとなる女子高生のヒロイン・橋田美雪役には、『俺物語』のヒロインに抜擢され、今年の全国高校サッカー選手権大会応援マネージャーにも決定した永野さんが好演。太賀さんは自身の役について「ノブは性格的には真面目で不器用なんですが、舜に対して、親友でありながらも常に“なんで俺じゃないんだろう”ってうらやましく感じている役だと思います」と語り、「ノブに共感する人って少なくないと思うんです。うそのないよう、丁寧に気持ちの変化などを表現できたら、と思っています」と語った。ヒロインを演じる永野さんは「ここまで追い詰められるという役は初めてだったので、ある意味、挑戦でした。物語の最後に向かって感情が変わっていくので、どうしたらその変化を表現できるか、というのが難しく、そこも挑戦でした」と挑戦の連続だったことを明かした。そのほか、主人公の通う大学の教授に紺野まひる、ルー大柴、ダンディ坂野、武藤敬司らも出演することが決定している。「超限定能力」は12月20日(日)24時45分~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月08日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第10話「無残帳 その2」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』、第10話のあらすじと場面カット#10「無残帳 その2」外科医としての再出発を果たしたはずの百樹。だが、帝都大病院で百樹が執刀するはずだった手術はキャンセルとなる。検死解剖時の写真が患者へ送られ、猛反対されたのだ。数日後、百樹の研究室に澪がやってくる。澪から百樹が行方不明になっていることを聞いた黒男と舞子。帝都大病院で宝医師と露々に会うと言ったのを最後に姿を消した百樹を捜しに、2人も出かける。露々に会って話を聞くが百樹は来ていないと言い、宝医師は帰った後だった。舞子の機転により、研修医仲間から住所を教えてもらった黒男たちは、宝医師の家へ。と、そのとき、裏路地から苦しげな叫び声が! そこで2人が見たものは……。(脚本:森田眞由美 / 絵コンテ:鈴木卓夫 / 演出:山口頼房 / 作画監督:飯飼一幸、南伸一郎、半田大貴、桜井木の実 / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。放送局・放送時間などの詳細はアニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年12月03日アート雑誌「トイレットペーパー・マガジン(TOILETPAPER MAGAZINE)」と、イタリアのインテリアデザインブランド「セレッティ(SELETTI)」とのコラボ商品を集めたポップアップショップが、東京・表参道のポール・スミス スペースギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)に11月28日から2016年1月11日までオープンする。今回のコラボではセレッティのセラミックトレイや琺瑯のマグ、クッションに、同誌の作品が転写されたアイテムが展開される。このイベントは今年4月にロンドンのポール・スミス・フローラルショップで開催されたもので、好評のため東京でも開催されることになった。トイレットペーパー・マガジンは2010年に創刊して以来、ケンゾーやMSGMなどとのコラボでも話題を集め、セレッティも1962年の創業以来、多くのデザイナーやブランドとコラボ商品を展開。現在もディーゼルの商品が展開されてている。今回のポール・スミスでのポップアップは、ポール本人が今回の商品を気に入って自らの店舗でのポップアップが実現した。
2015年11月26日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第9話「無残帳 その1」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』#09「無残帳 その1」本越大学に、日本の整形外科を牽引すると言われた帝都大の元教授、百樹丸雄がやってきた。事故で両手足を失い、義手で車椅子を動かしながら講義をする百樹。彼は黒男の命の恩人である本間丈太郎先生の教え子であり、黒男とは以前からの知り合いでもあった。久しぶりに再会した黒男は、百樹の研究の手伝いを申し出る。数日後、百樹のもとへ澪という女性が尋ねてくる。百樹と澪の様子を影から見守る黒男と舞子。2人のある話を耳にした途端、舞子は思わず身を乗り出し、飛び出してしまう。そして、澪のおかげで外科医としての自分を取り戻すことを決心した百樹は、帝都大の同期にある手術を持ちかける。(脚本:森田眞由美 / 絵コンテ:藤本さとし / 演出:西田健一 / 作画監督:興村忠美、LEE JUNG-JON / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。放送時間など、そのほか詳細はアニメ公式サイトにて。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年11月25日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第7話「苦痛なき革命 その1」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』#07「苦痛なき革命 その1」アメリカにやってきた岡本と黒男。2人はバーミングハム大学記念病院で、名医リーゼンバーグ教授の公開手術を見学する。その病院で岡本は、以前留学していた時に知り合ったティアラと再会し、彼女から黒人解放運動の活動家であり幼なじみのジョニーを紹介される。4人がレストランで食事をしていると、突然、ジョニーを黒人男性2人組が襲う。たまたま発砲された銃弾によってティアラは腹部をケガし、ジョニーも2人組からの暴力により右腕を複雑骨折する。一刻も早くジョニーの手術が必要な状況下の中、執刀医が足りずに黒男たちが困っていると、「私がやろう」とリーゼンバーグ教授が現れる。TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、TBSでの第7話放送は、11月12日(木)の深夜2時01分~(15分繰り上げ)となるが、「世界野球プレミア12」の延長時間によりら最大85分繰り下げ(深夜3:26~)、90分以上延長の場合は放送休止となる。CBCでは11月12日(木)の深夜2時20分~(70分繰り上げ)となるが、「世界野球プレミア12」が延長になった場合は時間移動の可能性あり。また、サンテレビは11月13日(金)の放送予定だが、放送当日、番組放送情報などを確認してほしい。そのほか詳細はアニメ公式サイトにて。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年11月12日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第6話「ベトナムにて その3」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』、第6話のあらすじと場面カット#06「ベトナムにて その3」米軍の軍医による手術で、命を救われたスティーブ。翌朝、彼の姿が見当たらなくなっていた。ずっと意識が混濁したままだったため、いまだ自分が捕虜のままだと思っているのかもしれないと黒男は言う。彼を見つけ、説得をしたときに悲劇が起こる。スティーブが地雷を踏んで亡くなったのだ。そんなとき、黒男たちが世話になっている村の外れで、倒れていた人が見つかる。運ばれてきた人物はファンの幼なじみであるアイン。黒男たちが捕まっていた基地の兵士であり、ボブにとっては憎むべき相手だ。そんな彼を黒男や軍医は治療すると言う。自分たちを殺そうとした敵を助けることに納得のいかないボブは……。(脚本:野崎透 / 絵コンテ:於地紘仁 / 演出:前島健一 / 作画監督:小林ゆかり、申馨植 / 作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、TBSでの第6話放送は、11月5日(木)の深夜2時18分~(2分繰り下げ)放送予定となっている。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年11月05日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第5話「ベトナムにて その2」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』、第5話のあらすじと場面カット#05「ベトナムにて その2」ベトナムの地で、反政府軍の捕虜となった黒男たち。一緒に捕虜となった米軍兵・ボブは、敵の隊長に不当な拘束を解くことと、重症を負った仲間・スティーブの治療を要求する。だが、その要求は聞き入れられることはなかった。地下倉庫のような場所で、まともな食事も与えられず、両手両足を拘束されたまま数日間が経過。ある日の朝、輸送隊の通訳として雇われたベトナム人のファンが、反政府軍の人たちに連れ出されて拷問を受ける。拷問が終わりふたたび部屋へ戻ってきたファン。その手にはなぜか拘束具の鍵があった。「説明は後」という彼女の指示通り、黒男たちはその場から逃げ出すことにする……。(脚本:野崎透 / 絵コンテ:西田正義 / 演出:山口頼房 / 作画監督:小林明美、斉藤圭太 / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、TBSでの第5話放送は、10月29日(木)の深夜2時18分~(2分繰り下げ)、CBCでは10月29日(木)の深夜3時28分~(2分繰り下げ)放送予定となっている。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年10月29日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第4話「ベトナムにて その1」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』、第4話のあらすじと場面カット#04「ベトナムにて その1」1カ月前、黒男に刺激され、一から出直したいと戦地・ベトナムへ向かった藪。その後連絡は途絶え、黒男は藪を捜しにサイゴンへやって来る。藪に現地の病院を紹介したルポライターの高柳から話を聞き、黒男は藪がいる可能性の高いダリッドへと向かう。ダリッドまでは高柳と一緒に、米軍の輸送部隊に同行させてもらうことに。その道中、敵襲を受ける。このときはじめて黒男は、自分が戦地にいる現実をまざまざと思い知らされるのだった。目の前で銃撃戦が繰り広げられる中、ケガ人の兵士を発見した黒男。いてもたってもいられず、「バカ野郎! 出るな!」との米軍兵・ボブの制止も聞かずケガ人のもとへ。(脚本:野崎透 / 絵コンテ:寺田和男 / 演出:西田健一 / 作画監督:内田裕、清水健一、三浦菜奈 / 総作画監督:片山みゆき、三浦菜奈)TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、CBCでの第4話放送は、10月22日(木)の深夜3時17分~放送予定(13分繰り上げ)となっている。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年10月22日全編に猫が関連・登場するライフスタイルマガジン『MILL』(1,200円)が10月22日に創刊される。猫・小型犬専用の自動給餌器「ペットリー(PETLY)」を販売するRINN Inc.から出版される『MILL』は、“猫”を共通ワードに、“暮らしに、美学を”という価値観のもと美しく洗練された暮らしを提案するもの。インテリアやデザイン、ファッションなどのカテゴリーからなるコンテンツのすべてに、愛くるしい猫が登場、または関連するという猫好きには堪らない雑誌となっている。創刊に先駆け今年7月に代官山蔦屋書店などでフリーペーパーとして配布された創刊準備号の好評を受け、創刊号では準備号の企画を中心としながらアートやシネマといった新しいカテゴリーを追加した。国内外の猫専門病院で経験を積む猫獣医の山本宗伸が猫との暮らしで気になることを紹介する「Healthcare」では、「猫の体型チェック方法」を紹介。様々な分野で活躍する現代の男性にフォーカスし、愛猫の存在を通してその男性の魅力を描き出す「男と猫。」では、MTBダウンヒルプレイヤーの井本はじめが登場する。その他、旬のファッションブランドの最新ルックをイラストレーターの黒木仁史が架空の猫モデルで再現する「キャットウォーク」や、ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)でトレーナーを務める猫好きな藤岡響による猫をモチーフとした愛らしいラテアートを紹介する「Art of Coffee」、本好きの江口宏志が古今東西の書物の中からユーモア溢れる独自のセンスで猫が登場するシーンや印象的なページを紹介する「Cats on the pages」などの企画が用意された。取り扱い店舗は、代官山蔦屋書店、青山ブックセンター本店、MUJI新宿店、猫本専門神保町にゃんこ堂、恵文社一乗寺店、無印良品グランフロント大阪店、ONREADING他全国40店舗。
2015年10月19日キャラクターグッズメーカー・エクスレアは、【ぷりっしゅ】第一弾商品として、10月から放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』より、ラバーストラップ6種を発売する。【ぷりっしゅ】は、キャラクターの魅力はそのままに、ぽてっとしたポーズやステッチ模様、そしてタグ風チャームなどぬいぐるみ要素を取り込んで可愛くデフォルメした新シリーズ。今回リリースされるラインナップは、「間黒男」が2種類と、後の「ブラック・ジャック」、そのほか「藪」「軍医」「百樹丸雄」など全6種類。ブランドボックス方式で、価格は1個600円/1BOX3,600円(税別)となっている。すでにWEB通販サイトやアニメショップでは予約受付がスタートしており、発売は2015年12月中旬頃の予定となっている。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年10月16日2015年10月よりTBSほかにて放送開始となったTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描く本作より、第2話「拉致」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』#02「拉致」突然、夜道で襲われ、どこかへとさらわれた間。目を覚ますとそこは薄暗い部屋の中だった。数人の男たちと一緒に拘束される間の前に、取り立て屋の立入が現れる。「今日皆さんにお集まり頂いたのは、借金をチャラにする、素晴らしい提案をするためだ!」と言う立入。それは、ある資産家に自分の心臓を差し出す臓器移植の提案だった。適合検査の結果、間とレイモンドという男がドナーに選ばれる。金さえ積めばどんな移植だって引き受ける闇医者・Dr.ジョーカーによって行われるはずの生体間心臓移植手術は、相手の都合により直前でキャンセルされる。窮地に立たされた立入のとった行動とは……。TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSほかにて放送中。なお、CBCでの第2話放送は、10月8日(木)の深夜3時22分~放送予定(8分繰り上げ)となっている。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年10月08日U-NEXTが運営する映像配信サービス「U-NEXT」では、2015年10月5日より、『ヤング ブラック・ジャック』の配信を見放題にて開始した。『ヤング ブラック・ジャック』は、秋田書店「ヤングチャンピオン」で連載中の、天才外科医ブラック・ジャックの知られざる過去を描いた同名漫画をアニメ化した作品。監督に『最終兵器彼女』を手がけた加瀬充子氏、スーパーバイザーに「装甲騎兵ボトムズ」シリーズの高橋良輔氏を迎え、社会や医療問題を鋭く描写している。『ヤング ブラック・ジャック』は、2015年10月1日からTBSにて放送が開始されているが、本日10月5日よりU-NEXTにて最速配信スタートとなる。詳細については「U-NEXT」の特集ページをチェックしてほしい。
2015年10月05日幻冬舎は9月10日、ビジネスライフスタイルマガジン雑誌「GOETHE(ゲーテ)」の"弟版"として「YOUNG GOETHE(ヤング・ゲーテ)」(税込600円)を発売する。「社会で、会社で、組織で、必要不可欠な男になり、成功へとたどり着くためには、どのような30代を迎え、過ごすべきなのか?」。同誌では、"求められる男"になるためのヒントを、ファッションやライフスタイル、経営者インタビューにいたるまで、さまざまな角度から紹介するという。大特集「求められる男になるためのスキルアップ術2015」では、「求められる男は繊細!」「求められる男は美しい!」「求められる男は愉しみ上手!」「求められる男は欲深い!」「求められる男はタフネス!」など28個のスキルアップ術を一挙公開する。また、独占インタビュー「なぜ内田篤人は、これほどまで求められるのか?」も掲載。藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長)、森川亮(元LINE 代表取締役社長、現C Channel代表取締役)、阿部佳(グランドハイアット東京 コンシェルジュ)の「いま、求められる男の資質」インタビューのほか、ミクシィ、ソニー、サントリー、IBM、伊勢丹における「求められる男」の紹介も。そのほか内容は、「スーツスタイル講座 求められる男は着こなしも変幻自在に」「アンダー100万円で見つける 求められる男は手首に風格ある腕時計を!」「求められる男の24時間メンテナンス術」「武井壮が語る『クルマには人を喜ばせる魔法の力がある』」「俳優・滝藤賢一に学ぶ。『求められる男の、這い上がり術』」「『求められる男』の姿は、漫画にあり!」「いま、登坂広臣(三代目 J Soul Brothers)が求められる理由」など。
2015年09月10日1960年代、学生運動・ベトナム戦争等激動の時代を背景に若かりし頃のブラック・ジャックの知られざる過去を描き出すTVアニメ『ヤングブラック・ジャック』。2015年10月より放送開始予定の本作から追加キャストが発表された。のちに間黒男のライバルとなりうるアメリカ軍の軍医役を諏訪部順一が担当することが決定。軍医との出会いが、今の、そして、のちの黒男に何をもたらすのか? 諏訪部の演技とあわせて、登場を楽しみにしたい。なお、間黒男役の梅原裕一郎がさまざまな角度から作品の魅力を伝えるWEB動画番組『ヤングハート・ジャック』。9月22日から放送開始となる番組サイトへの簡単アクセスや、さまざまな作品情報が掲載される日本コロムビアによるアニメ特設サイトが公開されているので、こちらもチェックしておきたい。TVアニメ『ヤングブラック・ジャック』は、2015年10月1日よりTBSほかにて放送開始予定。(C)ヤングブラック・ジャック製作委員会
2015年09月08日BOAT RACE振興会は9月1日、『"推しメン診断もできちゃう♪"「ヤングボートレーサーキャンペーン」』の投票結果を明らかにした。同キャンペーンは、「第2回GIヤングダービー」出場予定52名の中から、応援したいと思う「推しメン」3選手を選んで投票するというもので、7月14日~8月16日まで実施していた。期間中は3,270名から、9,810票が集まった。集計した結果、52選手の頂点に立った「推しメンレーサー」は、1,103票を獲得した鎌倉涼選手だった。2位は篠崎元志選手(873票)、3位は宇野弥生選手(705票)に決定した。投票結果は、特設サイトやオフィシャルウェブサイトなどで公表している。また、9月22日~27日に開催するプレミアムGI第2回ヤングダービーのプロモーションや各種PR活動にも活用し、ファンサービスの向上を図っていくという。
2015年09月02日2015年10月より、TBSほかにて放送開始予定となっているTVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』。原作は、「ヤングチャンピオン」(秋田書店刊)にて連載中の漫画「ヤング ブラック・ジャック」(原作:手塚治虫、脚本:田畑由秋、漫画:大熊ゆうご)で、手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックこと間黒男の若かりし頃の姿を描くというアニメとなっている。そこで今回は、主人公・間黒男を演じる梅原裕一郎が語った、作品のみどころやキャラクターの魅力などを紹介しよう。まず初めに出演が決まったときの率直な気持ちとして、「とても大きな作品に主役で選んでいただいて光栄だと思うと同時に、作品を背負っていく責任を感じました」という梅原。意識していることや役作りに関しては、「医療用語が多いので、台本をいただいてから意味や用途を調べ、自分に落としこむようにしています。キャラクターとしてはクールかつ頭が良い人物なので、あまり焦ったような話し方をせず、手術中でも落ち着くようにしています」と語った。また、大先輩であり初代ブラック・ジャックを演じた大塚明夫がナレーションで参加することに対しては、「プレッシャーはもちろん感じますが、あまり意識しすぎずに、盗める要素は盗みつつ、"ヤング"ブラック・ジャックとして自分なりの間黒男をつくっていこうと思っています」と意気込みを表した。第1話の映像を観たという梅原は、「手術室のシーンの緊張感は絵と音がつくと、一段と増し、違ったように見えました。視聴者の方々が考えたり感じたりするきっかけになるような、重々しく辛いシーンや、間 黒男の内面部分があらわれるシーンもあるので、その部分にも注目していただければと思います」とみどころを伝えた。さらに、9月22日(火)より配信が開始されるWeb動画番組「ヤング ハート・ジャック」に関しては、「アニメ本編は多少なりとも重々しい雰囲気があるのですが、こちらはふわふわとしたトークでお送りしています(笑)。お便りを読んだり、様々なことに挑戦したり……。今は1人で撮影しているのですが、今後はゲストの方を迎えての収録もできれば良いなと思っています」と語った。最後にこれから始まるアニメを観る方々へのメッセージとして、「ヤング ブラック・ジャックという作品はシリアスなシーンも多く描かれていますが、1960年代の時代背景を反映させたような出来事なので、僕自身を含め当時を知らない方にも、いろいろと考えながら観て欲しいです。また、間黒男の成長を見守っていただきつつ、原作はもちろん、多方面で興味を持っていただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します」と締めくくった。TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』はTBSにて10月1日(木)の深夜2時16分より放送開始予定。CBC・サンテレビ・BS-TBSにて10月より放送予定となっている。梅原裕一郎のほか、藪役で遊佐浩二、岡本舞子役で伊藤 静、ナレーションで大塚明夫の出演が決定している。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年08月25日手塚治虫氏の名作『ブラック・ジャック』の主人公である奇跡の天才外科医ブラック・ジャックが、まだ医学生だった頃を描く話題作『ヤング ブラック・ジャック』がTVアニメ化。今回は新たに公開されたスタッフやキャスト、放送日などの情報を紹介しよう。TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』の放送は、TBSでは2015年10月1日(木)深夜2時16分より、そしてCBC、サンテレビ、BS-TBSでも順次放送が予定されている。監督は『リストランテ・パラディーゾ』や『クリスタル ブレイズ』『最終兵器彼女』を手掛けた加瀬充子氏、『火の鳥』や『ガサラキ』、『装甲騎兵ボトムズ』などで監督を務めた高橋良輔氏がシリーズ構成・スーパーバイザーを担当する。アニメーション制作は手塚プロダクション、音楽制作にはビーイングが参加している。キャスト陣は、「間 黒男」役を梅原裕一郎、「藪」役を遊佐浩二、「岡本舞子」役を伊藤静、ナレーションを大塚明夫が担当する。なお、9月22日(火)より、主人公・間黒男役を演じる梅原裕一郎が出演し、『ヤング ブラック・ジャック』の魅力を伝えるWEB動画番組「ヤング ハート・ジャック」の放送がスタートするので、こちらもあわせてチェックしておきたい。そのほか、オープニングテーマはUMI☆KUUNの「I am Just Feeling Alive」。エンディングテーマは焚吐が担当する。TVアニメ『ヤング ブラック・ジャック』は、2015年10月よりTBSほかにて放送開始予定。(C)ヤング ブラック・ジャック製作委員会
2015年08月09日世界25カ国でリリースされているフリーマガジン『VICE MAGAZINE』の最新号が、8月7日に日本で2年ぶりに配布された。斬新なテーマ設定と、フリーマガジンとは思えない圧倒的なビジュアルでリリースされる同号。全96ページ構成で、94年の創刊当時からのアイデンティティーを引き継ぎつつも、“THE MUSIC ISSUE”と題して日本独自の切り口で展開される。巻頭特集「音楽シーンを変えた20のキーワード」では、イアン・マッケイやウータン・クランなどのミュージシャン、政治家、レーベル、ジャンクフード、ライブハウス、ガードマン、ビッチラップ、犯罪者といった独自のキーワードで音楽シーンの変革を捉える。また「VICE MUSIC PHOTO ARCHIVES」では、密着取材によって音楽シーンを切り取った写真を収録。ヨーガン・テイラー、リッキー・パウエル、ティム・バーバーなどのフォトグラファーが手掛けた、ルヴァーナ、エイサップ・ロッキー、ブラックフラッグ、ビースティー・ボーイズ、パティー・スミス、ビョークなどのアーティスト写真が掲載されている。その他、これまでの同誌の歴史を綴った「VICE COVER STORY」や、9月に世界大会が行われるDJイベント、「Red Bull Thre3Style」の特集などを収録。“そもそも表紙は誰だ?”、“なぜジャンクフードが新たな思想を生むのか?”、“ビッチラップがなぜ世界のキッズを救うのか?”など、今回も様々な物議を醸し出しそうな内容となっている。
2015年08月07日セガゲームスと講談社は30日、マンガアプリ「マガジンポケット」を公開した。App Store、Google Playよりダウンロードできる。価格は無料で一部有料サービスも用意されている。「マガジンポケット」は、「週刊少年マガジン」に現在連載中の作品が毎日更新され、30作品以上が無料で読めるマンガアプリ。連載作品のスピンオフとなる「FAIRY TAIL 外伝 剣咬の双竜」「ダイヤのB!! 青道高校吹奏楽部」も同アプリ内で独占連載する。そのほか、「FAIRY TAIL」「山田くんと7人の魔女」「ダイヤのA」「ベイビーステップ」「あひるの空」などは1話から無料復刻連載を開始する。月額840円の定期購読コースも可能。定期購読すると「週刊少年マガジン」の最新号が発売日に配信されるほか、ユーザー同士が作品について語り合える「ラウンジ機能」を利用できる。対応OSは、iOS 6.0以降、Android 4.0以降。
2015年07月31日イギリス発のファッション・カルチャー雑誌『アナザー・マガジン(AnOther Magazine)』15年春夏号に動画コンテンツとオーディオコンテンツを内蔵した世界初のデジタルリミテッドエディションが、6月16日に ドーバー ストリート マーケット ギンザ4階スペースで先行発売される。同誌15年春夏号のテーマは“Alexander McQueen: Present, Past and Future”。アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のクリエイションにおける“過去”、“現在”、“未来”が、ニック・ナイト(Nick Knight)、コリエ・ショア(Collier Schorr)、イネス&ヴィノード(Inez and Vinoodh)の3 組のフォトグラファーにより表現されている。今回発行されるデジタルリミテッドエディションは『アナザー・マガジン』とピー シー エイチ(PCH)が、紙媒体における革新を目的として製作したもの。表紙には高性能LEDスクリーンが内蔵されており、ブランドの未来へのオマージュとし てイネス&ヴィノードが撮影したリアーナ(Rihanna)によるパフォーマンス映像がスクリーン上で再生・鑑賞可能となっている。 さらに、90年代以降のコレクション音楽を手掛けてきたジョン・ゴスリン(John Gosling)によるオーディオプレイリスト『The Sound of McQueen』も併せて収録された。ドーバー ストリート マーケット ギンザでは、先行販売に加えてスペシャルインスタレーションを実施。アレキサンダー・マックイーンの現クリエイティブ ディレクター、サラ・バートンが同号のために特別にデザインしたアーカイブピースや、同号のマルチメディアなコンテンツを体験することが出来る。デジタルリミテッドエディションは、ドーバー ストリート マーケット ギンザで先行発売された後、7月1日から代官山蔦屋書店2号館1階のアートフロア及び、ラフォーレ原宿内のフリー・ギャラリー(FREE GALLERY)などでも販売が行われる。なお、世界で1,000部限定の発行となる。【書籍情報】『アナザー・マガジン』15年春夏号 デジタルリミテッドエディション出版社: Dazed GroupLEDスクリーンカバー/440ページ/230×300mm(ボックス278×346mm)発刊:2015年価格:2万8,000円
2015年06月10日LINEは4月27日、LINE上で展開するニュースサービス「LINE NEWS」において、「LINE NEWS マガジン」を新設したと発表した。19マガジンを同時創刊する。「LINE NEWS」は、エンタメ、スポーツ、グルメ、ファッションなどの最新ニュースやトレンド情報を配信するニュースサービス。ニュースのスマートフォンアプリに加えて、LINE NEWSの公式アカウントを通じ、編集部が厳選した話題のニュースをダイジェスト形式でまとめた「LINE NEWS DIGEST」を1日3回プッシュ形式で配信している。日常的に利用するLINEアプリから、別アプリを立ち上げることなくニュースがプッシュで受け取れる点や、視覚的に見やすくまとめたシンプルなデザインから、「日常的にニュースに触れていない層にも広く利用されている」(LINE)という。公式アカウントの友だち数は1200万人、MAU(月間アクティブユーザー数)は3月時点で670万人を超えている。「LINE NEWS マガジン」は、上記「LINE NEWS DIGEST」と同様に、イメージ画像とシンプルな記事タイトルで見やすくまとめた雑誌の表紙のようなユーザーインタフェースで、ユーザーが自身の好みに応じて選択したマガジンを週1~2回程度、公式アカウントを通じてLINE上にプッシュ形式で配信する。雑誌のようにコンセプトやテーマを決めており、同日から19マガジンの提供を開始。今後、ユーザーの意見や反応を受けて新たなマガジンも創刊を検討していく。
2015年04月28日