池松壮亮とオダギリジョー、韓国のチェ・ヒソやキム・ミンジェらを迎えた石井裕也監督の最新作『アジアの天使』。オール韓国ロケで挑んだ本作から、2つの家族をとらえた予告編が解禁となった。予告編には、心機一転、一人息子を連れて決死の覚悟で韓国にやってきた剛(池松壮亮)を「シャレだろ」と一笑に付しながら迎える兄(オダギリジョー)という、ぎくしゃくした兄弟のやりとりから始まる。韓国語も話せず新天地での生活を不安に思っている剛に、兄は「この国で必要な言葉は『メクチュ・チュセヨ』(ビール下さい)と『サランヘヨ』(愛してる)」と説く。そして、あるとき剛は、一人で泣き伏せている韓国の歌手ソル(チェ・ヒソ)と出会い、日本語で励ますが、その善意は伝わらない…。映像には、本作で本格的な共演を果たす、池松さんとオダギリさんのコミカルなやりとりが収められているほか、「異国の地で、不思議な旅が始まる」という言葉と共に、偶然の出会いをきっかけに、心に傷を負った日本と韓国の2つの家族が旅に出て、道中起こる様々な出来事を共に体験し、時には悪化した日韓関係についての話をしながらもビールを飲みかわし、同じ食卓を囲む1つの家族のような姿が映し出される。そして、「この広い世界、どんな天使がいてもいい」という言葉と共に、剛とソルが「見た」という摩訶不思議な“天使”の姿もしっかりと映し出されているが…。劇中に登場する、ヘンテコな天使とは!?剛とソルが出会ったことのある“天使”は、東洋のおじさんのような姿で、人の肩を噛むという、一風変わった天使だった。石井監督は、自身が手掛けた、オダギリさん主演のTVドラマ「おかしの家」(2015年10月/TBS系)でも使用していた“人を噛む天使”というキャラクターを本作の2つの家族をつなぐ要素として登場させている。天使は一般的に西洋の美しい少年のようなイメージになりがちだが、この“ヘンテコな天使”は「天使というのはこうあるべきだ」という、誰かが勝手に決めた価値観や固定観念にとらわれなくてもいいという作品全体のメタファーにもなっているという。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年05月28日吉永小百合ら日本を代表する実力派豪華キャスト陣が在宅医療に携わる医療者を演じる『いのちの停車場』。公開初週末の新作映画興行収入・動員数で初登場1位を獲得する大ヒットとなっている本作から、吉永さん、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行が演じる「まほろば診療所」メンバーの出会いをとらえたメイキング映像が解禁された。映像は、金沢にある「まほろば診療所」で在宅医として働くことになった咲和子(吉永さん)を追いかけ、東京からはるばるやってきた医大卒業生・野呂(松坂さん)が、どうしてもまほろばで働きたいと懇願するシーンのメイキング。困惑する咲和子だが、院長の仙川(西田さん)が快諾し運転手として即採用が決まったところで、看護師の麻世(広瀬さん)が診療所に戻ってくる。しかし、野呂が乗ってきた高級車を、なんと麻世が自転車で擦ってしまったと言い、野呂は大慌てで外へ確認しに飛び出していく…という、まほろば診療所のメンバー4人の出会いの場面が切り取られている。すでに鑑賞者からも「重いテーマと思っていたけどまほろばメンバーのやりとりにほっこりした」「コミカルなシーンも多くてクスッとできた」「慌てる野呂くんがかわいかった笑」といった感想が寄せられており、映像には、同シーンでカットがかかると、広瀬さんや西田さんも含めスタッフ・キャストともに「うぃ~」と声を掛け合い拍手で笑顔を見せるなど、仲睦まじい現場の様子が伝わってくる心温まるシーンとなっている。さらに、本作キービジュアル撮影の裏側も公開。まほろば診療所のセット前で記念写真を撮る4人の様子は、この撮影がまさに本作の印象的な、まるで家族写真のような温かい雰囲気のキービジュアル撮影の舞台裏。キービジュアルそのままの和やかであたたかな雰囲気が伝わってくるものとなっている。『いのちの停車場』は全国にて公開中。※一部地域は順次公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月28日市村正親と太田莉菜が、ドラマ「ルパンの娘」シーズン2に引き続き『劇場版 ルパンの娘』にも出演することが分かった。ドラマシーズン2のスペシャルエピソード「ルパンの娘~愛の物語~」では、世界を股にかける泥棒、円城寺輝(大貫勇輔)の父・豪としてゲスト出演していた市村さん。許婚であった輝と華を結婚させようと帰国し、息子を後押しする厳格ながらも温かい豪は、輝と共に盛大なミュージカルシーンを披露し、SNSなどで話題に。ラストでは「華ちゃんに何もかも話そう、私の知っているLの一族の秘密を」と尊に告げるシーンもあり、「Lの一族の秘密」を知る重要人物として、豪がどのように本作に関わってくるのか注目。市村さんは「ドラマでは最後の最後まで歌ったり踊ったりするそぶりも見せませんでしたが、今回は登場シーンから楽しみにしていただきたいです。私、市村正親も“ミュージカル俳優“として参加しておりますので、ぜひ劇場でお楽しみください!」とアピール。また、ドラマシーズン2の第7&8話に一族を追うナイフ遣いの殺し屋・ナターシャとして登場していた太田さんも、劇場版に参加。最終話では、もう1人のLの一族と思われる三雲玲の名前を言い残して姿を消すという、謎の多い存在であり、ドラマでのセリフはたった一言だったが、「怖すぎる!」と視聴者に強烈な印象を残した。そして、アクションシーンでのナイフさばきは、劇場版でも健在。「映画では、ドラマのラストで謎として残された“三雲玲” とナターシャが作品の中でどう関わってくるのか、ぜひ注目していただきたいです」と言い、「アクションシーンは久しぶりだったので不安もありましたが見せ場のシーンとなるので集中して臨み、とても良いアクションシーンが撮れました」と自信を見せている。『劇場版 ルパンの娘』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 ルパンの娘 2021年10月15日公開©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
2021年05月28日菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が“母”を演じ、子を持つ親なら誰もが直面するであろう問題をリアルに描いた映画『明日の食卓』が、明日5月28日(金)より公開。この度、本作に大島優子が同じく“母”として出演していることが明らかになった。コミカルな演技が話題のドラマ「ネメシス」や、連続テレビ小説「スカーレット」などに出演した大島さんが本作で演じるのは、物語の重要なキーマンとして登場する“第4の母”耀子。大島さんはほぼノーメイクで熱演した。瀬々敬久監督作品へは今回が初となる大島さん。「瀬々監督の作品に参加できる喜び、そしてかつてない緊張感を味わいながらの刺激的な現場でした。三者三様で描かれた母の存在が圧巻で、苦しくなるほどでした。そして“第四の母”として重要な役どころで参加させていただき、とても嬉しかったです」と撮影をふり返っている。また、瀬々監督は「スカーレット」から大島さんに注目していたそう。本作での大島さんについて「後半の物語のカギを握る重要な役どころです。ただ出番はほんのわずか。それでも引き受けて頂けただけで感謝でしたが、現場はもっとスゴかった。あの山本キッドの伝説の1ラウンド4秒KOかのように、僅か数時間の撮影の中で記憶に残る名シーンを演じてくれました。ただ、もしダメだったら映画の成否に関わるような重要なシーンです。それを一気にテンションの高い芝居で上り詰め、風のように去って行った。まるで新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした。大島優子、天晴れ!です」と絶賛している。『明日の食卓』は5月28日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:明日の食卓 2021年5月28日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C)2021「明日の食卓」製作委員会
2021年05月27日西島秀俊主演の映画『ドライブ・マイ・カー』の公開日が8月20日(金)に決定した。本作は、村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に所収されている1篇を、『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』の濱口竜介が監督し映画化した話題作。西島さんが愛する妻を失った舞台俳優を演じ、喪失を抱えながら希望へと一歩を踏み出していく。妻・音役は霧島れいか、ヒロインのみさきを三浦透子、物語を大きく動かすキーパーソンの俳優役を岡田将生が演じている。なお、ムビチケカードの発売も明日5月28日(金)からスタートすることが決定。購入者には、映画フィルムをモチーフにした特製しおりが特典として付いてくる(特典は限定数・一部劇場除く)。『ドライブ・マイ・カー』は8月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021年05月27日志田彩良と井浦新が親子役で共演する映画『かそけきサンカヨウ』の新たなキャストが発表された。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽(志田さん)の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている本作。今回新たに発表されたキャストは10名。志田さんも出演する現在放送中の「ドラゴン桜」で藤井遼を演じている鈴鹿央士が、陽の淡い恋の相手となる同級生で、同じく家族に悩む清原陸。陽の産みの親役には石田ひかり。父の再婚相手で陽の新しい母親役にはモデルで女優の菊池亜希子。陸の母役を西田尚美、祖母役を梅沢昌代が演じる。さらに陽の友人役には、「やめるときも、すこやかなるときも」の中井友望、「青葉家のテーブル」の鎌田らい樹、遠藤雄斗。劇中劇に石川恋、海沼未羽が参加している。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年05月27日菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が、同じ“石橋ユウ”という名前の小学5年生の息子を育てる母たちを演じる映画『明日の食卓』より、3人の役どころを紹介する特別映像「3人の女優 渾身のキャラクター編」が到着した。今回の映像では、本編映像に加えて、菅野さん、高畑さん、尾野さんの3人のインタビューとメイキングも収録。そして本編からは、母親たちが葛藤する姿も新たに公開されている。菅野さん演じるフリーライターの留美子は、復帰したばかりの仕事や、やんちゃ盛りの息子たちの育児と、とにかく必死。映像では、パワフルに向き合っている様子が映し出されており、演じた菅野さんは「必死な人」とそのキャラクターについて説明。そして「育児をしている立場だと、どういうところに息が詰まって、どういうところに自分の喜びを感じるのか、というのが想像しやすく、すごく共感するところが沢山ある役でした」と語る。また、息子のために健気に頑張る姿が印象的な、シングルマザーの加奈を演じたのは、高畑さん。「学はないけど、頭は悪くない人」と分析する高畑さんは、「できた人だな、と思います」と印象明かす。辛い顔を見せずに、笑顔で頑張る姿が母としての責任感の強さを引き立てつつ、一方で孤独感も象徴している。最後に、専業主婦のあすみを演じた尾野さんは「すごく難しかった」とふり返り、「正解のことをやっているつもりだったのですが、子供目線のト書きとかを見ていると、“ダメなんだ”って、色々なことを気づかされる役、に感じました」と語っている。『明日の食卓』は5月28日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:明日の食卓 2021年5月28日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C)2021「明日の食卓」製作委員会
2021年05月26日上白石萌歌が主演、『南極料理人』『横道世之介』『おらおらでひとりいぐも』など沖田修一が監督を務める『子供はわかってあげない』。本作で、主人公・美波の同級生で書道部のもじくんこと門司を演じているのは、日曜劇場「ドラゴン桜」の昆虫大好き高校生で話題の細田佳央太だ。あることがきっかけで美波(上白石さん)に出会ったもじくんは、美波の実の父親探しに巻き込まれていく。この度公開された場面写真では、美波と楽しげに会話する姿やDVDを美波に手渡す姿が写されており、2人にはなにか共通の趣味がありそうな様子。また、真剣な表情で食い入るように何かを見つめるもじくんと、後ろからニヤリともじくんを見つめる探偵である兄(千葉雄大)の姿を捉えたものも!純真無垢な弟と、どこか不思議な雰囲気を纏う兄、そんなちょっぴり異色(?)な兄弟のやり取りにも注目だ。そして、それまでの柔らかい表情とは打って変わって、必死な面持ちでどこかへ走っていく姿まで!一体何があって彼はどこへ向かうのだろうか?今回解禁された場面写真だけでも様々な表情を見ることができる細田さんは、現在放送中の「ドラゴン桜」では、昆虫が大好きな心優しい原健太を演じており、先日彼をメインとした回が放送されると、SNSでは「細田くん難しい役なのに演技力がすごすぎる!」「細田佳央太さん役によって全然違うように見える。すごい」などと話題になっており、役名である“健太くん”がトレンド入りするほど大きな注目を集めたばかり。主演の上白石さんは共にひと夏を駆け抜けたそんな細田さんに対し、「細田佳央太さんは、お芝居をするうえで一番助けられた存在。門司くんは彼そのもので、細田さんがいなければ美波を演じきれなかったかもしれないと思うほどです」と絶大な信頼を寄せていたことを明かしている。『子供はわかってあげない』は8月13日(金)よりテアトル新宿にて先行公開、8月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年05月26日松山ケンイチとムロツヨシが共演する、様々な事情を抱えた住人たちが暮らすハイツムコリッタを舞台に、人と人のつながりにある幸せとユーモアを描く映画『川っぺりムコリッタ』。この度、本作に満島ひかりと吉岡秀隆が出演していることが分かった。満島さんが演じるのは、築50年のハイツムコリッタを管理する大家の南詩織。夫に先立たれ、娘と二人暮らしをしている。また吉岡さんは、息子と二人暮らしで墓石を販売する溝口健一を演じる。山田(松山さん)と関わっていく役どころとなっており、軽妙かつユーモア溢れる見事な掛け合いを、松山さんやムロさんと共に4人で披露する。監督の荻上直子は、「朗読屋」にも出演した吉岡さんについて、「吉岡さんには、縁の下の力持ち、という感じでこの映画を支えてくださいました。そこに立っているだけで、十分すぎるほど独特の雰囲気があり、この映画の世界観にピントを合わせながら、でも自由にそよそよと泳いでいらっしゃるような気がします」と語り、満島さんについては「満島さんは、不思議な人です。何度かワタシの心の中を読まれました。怖いです。それもあってか、奥の深い面白い役者さんだと思いました。想像の先を行ってくれる、というか。人一倍純粋で、敏感で、だから、こちらも同じくらい真剣にウソなしで勝負しないと、ダメなのでした」と印象を明かしている。『川っぺりムコリッタ』は2021年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:川っぺりムコリッタ 2021年公開予定© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
2021年05月26日吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行らが出演する現在公開中の映画『いのちの停車場』より、EXILE ATSUSHIが歌唱する本作のイメージソング「Amazing Grace」のMVが公開された。累計興行収入179,681,920円、動員数161,132人(5/21-23)を達成し、多くの共感と感動を呼んでいる本作。今回到着した映像では、ATSUSHIさんが歌唱する姿と共に、舞台となる金沢の四季折々の美しい景色と共に描かれた、劇中の感動的な名シーンや初公開の本編シーンも交え映し出される。在宅医として働き始めることとなった咲和子(吉永さん)と、訪問看護師の麻世(広瀬さん)が、患者の家に往診に向かうシーンや、まほろばの未来を担い、立ち止まっていた自らを一歩前進させる野呂(松坂さん)と麻世が、自身のとある過去について打ち明けはじめ、互いの背中を押すきっかけとなる、多くの共感と感動を呼ぶシーン。そして、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、泉谷しげる、石田ゆり子ら演じる患者やその家族たちの姿も確認することができる。また、ATSUSHIさんは本作について「日本国民全員に観て欲しいぐらい、この映画の中にはヒントがあると思う」と語った。そして、本作を鑑賞した各界の著名人から、「いつの世も不変でなければならない命の重さを,この時代だからこそ『いのちの停車場』は考えさせてくれる」(佐藤浩市)、「久しぶりにきれいな涙を流しました」(阿部寛)、「優しさの中に、明日への夢や希望を与えてくれる力のある映画でした」(松本若菜)、「涙が止まりませんでした」(勝地涼)などと感動のコメントも寄せられている。『いのちの停車場』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月26日いま最も男女の心を掴んで離さないバイブル的なコミックス「東京卍リベンジャーズ」の実写映画化『東京リベンジャーズ』より、北村匠海演じる主人公タケミチと、今田美桜演じるヒロイン・ヒナタのキャラクターPVが公開された。フリーターとしてどん底の生活を送っていたタケミチは、人生唯一の彼女だったヒナタの死をきっかけに、弱小不良だった高校時代にタイムリープ、彼女が死ぬ未来を変えるために奮闘する。到着した映像では、現代のだらしない姿やボコボコにされて土下座させられる弱小不良の姿が映し出され、「俺みたいにどうしようもないやつが、何しろって言うんだよ!」と投げやりになるが、そこで、タケミチのためなら、東京卍曾無敵の総長・マイキー(吉沢亮)に対しても臆することなくビンタを張る、芯の強いヒナタが「だったら頑張って。それで10年後も私と一緒にいて」と一喝。そして、そんな強く真っすぐなヒナタに心に打たれたタケミチは、どんどんボロボロになっていきながらも頼もしい姿になっていく。「10年後、絶対に会いに行くから」という言葉通り、2人は無事に現代で再会することはできるのか?公開がより楽しみになる映像となっている。本映像は、劇中に登場するキャラクターたちの関係性を描いたPVを7週連続で公開する企画の第1弾。曜日は未定だが、今後もAM7時に公開していく予定だ。『東京リベンジャーズ』は7月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:東京リベンジャーズ 2021年7月9日より全国にて公開予定©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
2021年05月26日5月21日より公開中の永野芽郁主演×バカリズム脚本×関和亮監督による映画『地獄の花園』より、永野さんが過酷なアクション撮影に挑むメイキング映像が到着した。永野さんが演じるのは、普通のOL生活に憧れ、平和に暮らす直子。しかし今回の映像では、「全員まとめて殺してやる!!」とブチ切れ、敵のOLたちに拳を振るうシーンが映し出される。また、撮影が始まる約5か月前からトレーニングをスタートさせたそうで「初めてですよ、アクション。おかげで足がパンパンで・・・」とアクションシーンについて語る場面も。映像では、ワイヤーアクションも登場しており「難しいですよ。だって宙に浮いているから力を入れる場所が分かんなくて」と苦労を明かし、撮影を終えると安堵の表情を見せる一幕も確認できる。『地獄の花園』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:地獄の花園 2021年5月21日より全国にて公開©2021『地獄の花園』製作委員会
2021年05月26日「暮しの手帖」元編集長で、文筆家、書店オーナーなど様々な肩書きを持つ松浦弥太郎が初めて監督した劇場用ドキュメンタリー映画『場所はいつも旅先だった』が10月29日(金)より公開決定。監督と、朗読を担当した元「ラーメンズ」小林賢太郎、主題歌を担当したアン・サリーからのコメントが到着した。本作は、創業者・大橋鎭子のもとで「暮しの手帖」の編集長を務めた後にウェブメディア「くらしのきほん」を立ち上げ、「Dean & Deluca」マガジン編集長や、「ユニクロ」の「LifeWear Story 100」責任編集などを手掛ける松浦監督自身が、2011年に著した旅にまつわる自伝的エッセイ集「場所はいつも旅先だった」と同名のタイトル。しかし、内容は映画オリジナルで、松浦監督が世界5か国・6都市を自ら旅して、1本のドキュメンタリー映画としてまとめあげた。ロケ地に選んだのは、サンフランシスコ(アメリカ)、シギリア(スリランカ)、マルセイユ(フランス)、メルボルン(スペイン)、台北・台南(台湾)。いずれも「現地の人々の日常の営みを感じられる」からと、撮影は主に早朝と深夜に行い、そこで起こる出会いとかけがえのない日々を、飾らない言葉でひとつひとつ綴るエッセイ集のような映画に仕上がった。また、朗読で参加したのは脚本家・演出家の小林賢太郎。主題歌にはアン・サリーによる「あたらしい朝」が使用されている。松浦弥太郎(監督)からのコメント「ただいま」と言うと、「どうだった? 旅」と聞かれる。「うん、よかったよ」と答えるけれど、何がよかったのかを話すのはむつかしい。家族や友に、あの日あのときあの場所のひとときを話したいけれど、よかったこととは、目の前で起きたことではなく、僕の心のなかで起きた、静かな安らぎや、ほんのささやかな喜び、やわらかくしなやかな気分とか、そして、すべてへの感謝といういのちの灯火、心地よい風に包まれたほんとうの自由、というような。僕の旅は、そういうなんと言ったらよいか、予定をつくらず、ただちがった街へゆく、何をしにでもなく、何のためでもない、ちがった街のちがった一日のなかにいるだけのしあわせ。忘れていたひとりの自分に出会うために歩く、まるで「針のない時計」のような旅だと思う。そんな旅を伝えたくて、いつものように文章や言葉ではなく、映画という、僕にとって新しい手段で作ってみようと思いました。あなたと一緒に歩いているかのように。旅の終わりの早朝、 その街のいちばん高いところへゆき、遠くかなたにいるあなたへ大きく手を振る僕なのです。小林賢太郎(朗読)からのコメントこんなふうに世界を旅すれば、不安や怖さを感じることもあるはず。けれどこの映画には、常に変わらない安心感がある。それはきっと、松浦監督の視点の軸が、自分じゃなくて相手にあるからだと思った。この安心感をそのまま観る人に手渡す。そんな気持ちで、声を添えさせてもらいました。アン・サリー(主題歌)からのコメント予定を決めず気の向くまま流れに身を任せる旅。大人の身動き取りづらさに加え、さらにコロナの世界になったことで、自由に旅することは夢のようにさえ想える。 そんな今だから一層、かつての松浦さんの美しい旅の日々、早朝と深夜の街歩きを追体験すると、その情景と紡がれる言葉は深く胸に響いてくる。もうコロナ以前の世界に戻ることはないのではないかと、振り返れば無邪気だった日常への胸の疼きもどこかにある。でも映画の最後、夜明けの場面と共に「あたらしい朝」が流れたとき、信じられる気がした。今、この瞬間にもあの旅する日々は地続きで続いているのだと。『場所はいつも旅先だった』は10月29日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年05月26日『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』が6月1日(火)より公開。この度、前作でも人気を博した副音声上映が、6月11日(金)から今作でも実施されることが決定した。スマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE(ハロームービー)」を利用し、オーディオコメンタリーをイヤフォンで再生しながら鑑賞する今回の副音声上映。前作のコメンタリーにも参加した夢子役の主演・浜辺美波をはじめ、高杉真宙、森川葵、英勉監督が参加するほか、桃喰綺羅莉役の池田エライザ、視鬼神真玄役の藤井流星(ジャニーズWEST)も登場。なお、この副音声上映は、全国の上映劇場・全上映回で6月11日(金)からスタートする。そして今回、その副音声上映がイメージできるサンプル映像も到着。映像は、夢子と視鬼神が初対戦する賭場でのワンシーン。「ひとつひとつの間を空けてセリフを言ってしまう」ほど緊張感ある本作の現場独特な雰囲気をふり返ったり、下から照らされる賭場机は、実は女優陣から不評であることを告白したり、放課後の生徒さながらのコメンタリー映像となっている。『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』は6月1日(火)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット 2021年6月1日より全国にて公開(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX (C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会
2021年05月25日細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』で、超巨大インターネット仮想世界<U>に歌姫ベルとして参加する主人公・すずを母親のように見守る合唱隊のメンバーに、森山良子、清水ミチコ、坂本冬美、岩崎良美、中尾幸世の5名が決定した。本作は、細田監督がかつて『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界が舞台。そこで紡ぎ出すのは、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、もうひとつの“現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。先日、主人公すず(ベル)と竜の声優キャストに先駆け、成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらが、すずの同級生役を演じ、さらにすず(ベル)が<U>で出会う個性豊かなキャラクターに森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守と超豪華声優陣が決定している。今回解禁された5人は、すずの母親が所属していた合唱隊員で、その母の死後、すずを母親代わりのように見守ってきた人物たち。『思い出のマーニー』(2014)で声優初挑戦を果たした森山良子は、漁師として働きながらすずを見守り、合唱隊のリーダーも務める・吉谷さん役。さらに、芸達者なピン芸人として、数多くのドラマにも出演する清水ミチコが「ちびまる子ちゃん」や『サーフズ・アップ』以来の声優として、酒店を営む喜多さん役に。また、医師である中井さん役は、「姿三四郎」(1981年/テレビアニメ)以来の声優ながら、2006年から長年「おさるのジョージ」のナレーションとして活躍し、声を当てる仕事としてはこのメンバーの中で一番のベテランである、「タッチ」の主題歌でも知られる岩崎良美。大学講師の畑中さんを演じるのは、「四季~ユートピアノ~」(1980年/NHKドラマ)のヒロインに抜擢され、国内外の数々のテレビ賞を受賞し、エミー賞にもノミネートされた実力者にして、その後はラジオドラマや朗読会といった声の仕事で活躍の場を広げていった中尾幸世。そして演歌歌手として、圧倒的なキャリアを誇る坂本冬美が本作で初の声優に挑戦。農家の奥本さんを演じる。さらに5人は、本作の中で「Alle psallite cum luya(いざ、リラを奏でて歌わん)」という合唱曲も披露。「Alle psallite cum luya(いざ、リラを奏でて歌わん)」は、歌唱やコーラスにおいて百戦錬磨の森山さんでも苦戦するほど、特に難易度が高い合唱曲。5人はそれぞれ多忙の中、アフレコとは別日で全員が揃う歌録りの日を設け、その日のために各自が自主練習を重ねて本番を迎えたそう。当日は、はじめて5人で歌うということもあり緊張した様子でしたが、何度か歌っていくうちにすぐに圧巻のハーモニーがスタジオ内に響くようになり、スムーズに歌録りは終了。本作でしか聴くことのできない、まさに超貴重な歌唱シーンとなっている。その後の取材では、森山さんがほかの4人に、合唱曲をスローテンポにして覚えやすく編集した練習用の音源や、愛用しているのど飴をプレゼントした話が明かされ、森山さんの気遣いに4人も感謝しきりの様子。さらに、「またこのメンバーで集まるとしたら何をしますか?」という質問に対し、「新曲を歌いたい!」(清水さん)「アルバムリリースします!」(森山さん)「賛成!!」(一同)と盛り上がる一幕も。短い時間ながらも、劇中の合唱隊のように長年共に練習を重ねてきたような、和気あいあいとした絆や団結力を感じる収録が実現した。「鳥肌が立った」(坂本さん)と歌唱のプロフェッショナルたちも絶賛する、すず/ベル役の声にもますます期待が高まる。合唱隊メンバーコメント到着■森山良子:吉谷(よしたに)さん役割とコーラスに慣れているつもりなのですが、今回の合唱曲は中々覚えるのが大変でした。譜面をいただいた時には、何百年も前のメロディで、歌ったことが無い曲だったので、最初からつまずきそうになりましたが、こうしてレコーディングしてみると、今までにない、良い味を出している曲だなと思いました。次にまた5人で集まれたら…アルバムを作ります!(笑)細田監督は、本当にあたたかくて、優しくて、そして真摯な気持ちで丁寧に映画を作られていると思いました。きっとアニメーションを作っていく現場も日々すごいことが起こっていると思うのですが、この前向きさ、丁寧さが、素晴らしい作品を作って、前に進んでいくエネルギーなんだなと思いましたし、何よりそのお人柄に感動しました。すず役の方が、アフレコ現場に、見学にいらしていたのですが、本当に普通のお嬢さんという印象で、彼女の情報が未解禁なので「(周りの人に)すごく言いたい!」と言っていて、可愛らしかったです。■清水ミチコ:喜多(きた)さん役私はピン芸人なので、皆と一緒にというのがとても弱いんですよね(笑)でも、今日皆さんと一緒に歌ってみて、一つになれるって素晴らしいなと思いましたし、感動して、コーラスに参加する人の気持ちよさがすごく分かりました。次にまた5人で集まれたら…新曲を出したいですね!アフレコの時、皆がいる前で、ブースの向こうから「もう少しこうですよ!」と指示を出されるのって、結構キツイものがあるのですが、細田監督は、毎回毎回傍まで来て下さって、本人だけに聞こえるように注意して下さって、人を傷つけない方だなと思いました。私は普段ガサツなおばさんの役が多いので、今回もそうかなと思っていたのですが、今回やっていくうちに「あら、私のいいところが出てるじゃない!?」と思って、嬉しかったです(笑)■坂本冬美:奥本(おくもと)さん役演歌歌手なので、コーラスで合わせるということが今回初めてで、先輩方の声を聴きながらも、聴きすぎてつられないよう、そのあたりのコントロールが難しいなと感じながらやっていました。皆さん大先輩方ですが、黙っていても気を遣わないでいられる、とても良い雰囲気で、そこに参加できて幸せだなと噛みしめながら歌わせて頂きました。アフレコ自体も初めてだったので、とても緊張したのですが、細田監督は「こういった風にセリフを言った方がいいと思いますよ」と、本当に親切に分かりやすく教えて下さいました。とてもお優しい方で、だからこそあんなにあたたかい映画になるんだろうなと感じました。ベル役の方の歌声を聴いたら、鳥肌が立って…。将来どれほど大きなアーティストになっていくんだろうと、これからが楽しみだなと思います。■岩崎良美:中井(なかい)さん役皆さんの足を引っ張ってはいけないと、自分の中でできるところまで練習してきたのですが、今日出来上がったものを聴いて、自分で言うのもなんですが、結構感動しました(笑)森山さんが、練習するための音源とのど飴をプレゼントでくださって、とても嬉しかったですし、それで結束力が高まりました。細田監督は、アフレコの時にわざわざ傍まで来て、一つずつ丁寧にセリフを教えて下さって、あたたかさを感じましたし、これは頑張らないと!という気持ちで挑みました。ベルの歌を最初に聴いた時には「誰だろう?」とびっくりしましたし、鳥肌が立ちました。お会いしてお話した時の声も、とても魅力的で、ぴったりだなと思いました。スター誕生の瞬間に立ち会えたような、そんな衝撃を受けました。■中尾幸世:畑中(はたなか)さん役皆さん素晴らしい歌唱力、表現力を持っているプロ中のプロの方々ばかりなので、私は大輪のバラの中に年代不詳の松が入ったような感じで…(笑)皆さんから静かな力をもらいながら、歌う喜びをとても強く感じさせて頂きました。今回2曲歌わせて頂いて、その内の1曲は、映画の重要なシーンで、最終的には世界中の皆さんとの合唱になると聞いて、本当に素晴らしいなと、最後の最後に感動がこみ上げてきました。細田監督は、1シーンが終わるごとに、そのシーンを演じた一人一人に、よかったところや、ここはもっとこうしてほしいというニュアンスを伝えてくれるのですが、ただ単に要求を伝えるだけでなく、一人一人に必ずなにか演出の痕跡を残していかれて、本当に懐が深くて、感動しました。『竜とそばかすの姫』は7月16日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年05月25日地方都市で代行ドライバーとして働く男ふたりの一夜の心の交流を描いた、安田顕と山田裕貴が主演する映画『ハザードランプ』第2弾キャストとして、松本若菜、中村中、阿部純子ら8名の出演が明らかになった。地方都市で代行ドライバーとして働く須貝を安田さん、ある満月の夜にタッグを組む新人ドライバー刈谷を山田さんが演じ、様々な酔客の相手をするうちに、思いもよらず過去が交錯していく…というのが本作のストーリー。「仮面ライダー電王」の野上愛理役や、「コウノドリ」の倉崎恵美役などで知られる松本若菜が演じるのは、須貝の恋人・美乃梨。シンガーソングライターで女優の中村中が演じるのは、須貝を突然訪ねてくる謎の人物・ズーコ。須貝らが働く代行運転会社の社長・黒沢役を、「夫婦道」「下町ロケット」の石倉三郎が演じる。「念願の榊組、そして安田顕さん。二つ返事でオファーを受けさせて頂きました」と今回の参加をふり返った松本さんは、「映画を観終わった後は、心にドーンと追突される感覚になるかもしれません。クランクアップしてから何ヶ月も経った今でも、私の脳裏に音楽と映像とセリフが繰り返し流れているように、数日間は映像がビッシリと焼き付き、セリフが木霊し、そしてとある音楽が耳から離れなくなることでしょう。忘れられない映画になってもらえたら嬉しいです」とコメント。中村さんは「取り返したい人、取り戻したい時間がある人に観て欲しいです」とアピールしている。そして、代行運転の利用客たちとして、酔っぱらって須貝に絡む佳菜子役を阿部純子。地元のスポーツ用品店店主・吉井役を大和田伸也。彼に融資する銀行員・高木役を津田寛治。同級生同士の飲み会帰りの客・冨山役を六平直政、相田役を金田明夫が演じ、癖のあるキャラクターがふたりの心の距離の変化に色を差す。キャストコメント松本若菜念願の榊組、そして安田顕さん。二つ返事でオファーを受けさせて頂きました。脚本を読み進めていく中で、このハザードランプの世界から立ち去ってしまいたいような、ずっと居座っていたいような不思議な感覚に陥りました。私にはない世界観にいる人物たちの中に上手く入っていけるのか戸惑っている反面、頭の中では既に芝居をしている自分がいたりもしました。撮影は、寒い時期の福井県でした。天気に恵まれない日が続きましたが、晴れが必要とされるシーンでは、数時間晴れ間がのぞき、さらに雪が降るという奇跡的なことが起こりました。撮影監督が信頼している早坂さんですので、そのシーンはきっと神秘的で素敵な映像になっていることと思います。映画を観終わった後は、心にドーンと追突される感覚になるかもしれません。クランクアップしてから何ヶ月も経った今でも、私の脳裏に音楽と映像とセリフが繰り返し流れているように、数日間は映像がビッシリと焼き付き、セリフが木霊し、そしてとある音楽が耳から離れなくなることでしょう。忘れられない映画になってもらえたら嬉しいです。中村中『ハザードランプ』は「取り返したい」人たちの物語だと私は感じました。10年程前、ミュージシャンの友人が、ほんの少し目を離していた隙に愛用している楽器を盗まれました。未だ楽器は発見されず、友人はずっと気にかけていて、怒りと悲しみで疲れ果てています。その喪失感は一生癒えないかも知れません。脚本を読みながら、そんなことを思い出していました。撮影は主に夜でした。暗くて全貌の見えない若狭湾の波の音に、知らない街を訪れる肩身の狭さと、このまま帰りたくない心細さを煽られながら、私も取り返したいものがある人間を演じました。取り返したい人、取り戻したい時間がある人に観て欲しいです。阿部純子オーディションを受けた時から、撮影が終わるまで、ずっと悩み続けた役でした。安田顕さん、山田裕貴さん、監督に、「ここまで来られるか!」と試され続けた現場でした。「ただ自分にできることをするだけだ!」と自らに言い聞かせて、がむしゃらにやりました。ちゃんと映像の中で生きていたら、いいな。みなさんにご覧頂ける日を、私も、ドキドキしながら一緒に待っていようと思います。大和田伸也出演依頼があった時、私の故郷が舞台だと聞き、ぜひ参加しようと思いました。以前、私が故郷福井県を舞台に映画を撮った時、いわゆる嶺北が中心でした。今回は嶺南が中心だと聞いて、これまた、福井県のふるさと大使、敦賀市の観光特使の私としては、嬉しい作品になりました。撮影は、榊監督を中心に、とても熱く才能溢れる現場でした。津田寛治榊英雄監督が、僕の故郷である福井で映画を撮ると聞いて何とか参加したいなあと思っていたらお声をかけて頂きました。僕の役どころは、主人公が働いている代行屋サービスを利用する酔っぱらったお客さんなんですが、もう一人酔っぱらったお客さんが…。なんと、福井の超巨星、大和田伸也さんです。もう、二人してアドリブの福井弁を喋りまくったので、乞うご期待!六平直政榊監督とは映画やドラマでご一緒していて旧知の仲なので是非出演したいと思いました。脚本も読んで金田明夫さんと同級生で同じ野球部の友人役でしたので是非明夫ちゃんと芝居をしたいと思いました。撮影は監督が厳しくて中途半端なエネルギーの放出では許してくれず、最後は必死にやりました(笑)お客様には是非観て頂いて率直な感想を言って頂きたいと思います。金田明夫夜を徹しての撮影、普段なら床に入る時間に撮影真っ只中、みんなで集団夜更かし!そして、人生で初めて深夜1時に夕飯休憩を経験。楽しんでいたのは私だけか?撮影終了後、宿に戻り朝風呂を堪能。風呂に浸かりながら、この映画面白くなる!と、実感。ああ、楽しかった!石倉三郎え?! このコロナ状況下で撮影できるのか?!と。しかしロケ先様が快く受けてくださり、(よぅし!こうゆう時こそ我等の出番!)ワクワクしましたね。プロデューサーもエライ!!まあ一体に人間という生き物は難しい。只々平淡、平凡に生きることは。どんな人間にもドラマがあり、そこから派生する事項でまさかの結末に。現場は本当にどこからくるかわからないコロナを非常に要心しながら、監督、スタッフ、キャスト…頑張りましたな。面白い作品です!何卒ご高覧の程、お願い申し上げます。『ハザードランプ』は2022年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ハザードランプ 2022年全国にて公開予定©2022「ハザードランプ」製作委員会
2021年05月25日「King & Prince」の平野紫耀、橋本環奈、佐野勇斗、浅川梨奈、堀田真由らが続投する映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』の公開を前に、ミニエピソードの制作、配信が決定した。TVアニメも第三期制作が決定するなど高い人気を誇るラブコメ漫画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」(赤坂アカ/集英社)を、生徒会会長・白銀御行役を平野さん、生徒会副会長・四宮かぐや役を橋本さんで実写映画化した本作。今回のミニエピソード「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ミニ」は全5話。原作でも人気のエピソードが実写キャストたちによって描かれる。作戦を立てるも生徒会書記・藤原千花(浅川梨奈)に翻弄される白銀御行の姿や、橋本さんが一人で4役を演じ分けた、四宮の脳内で繰り広げられる「かぐや裁判」は必見。解禁となったビジュアル背景には、「ケーキが喋る」「冷や飯」と、先日解禁となった劇場版ビジュアルのシリアスさとは打って変わって、ミニエピソードならではの両者の想いがダダ洩れに。生徒会室を舞台に日常で繰り広げられる、映画とはひと味違う白銀VSかぐやの恋愛頭脳戦をたっぷり楽しめそう。ミニエピソード「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ミニ」は6月1日(火)からAmazon Prime Videoにて独占配信。8月1日(日)からは動画配信サービスGYAO!にて順次無料配信開始予定。『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』は8月20日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル 2021年8月20日より全国東宝系にて公開ⓒ2021『かぐや様は告らせたい2』製作委員会ⓒ赤坂アカ/集英社
2021年05月25日漁港の船に住む訳あり母娘を描くアニメーション映画『漁港の肉子ちゃん』より、本作の主題歌、稲垣来泉が歌う「イメージの詩」の映画版MVが公開された。稲垣さんのあどけなく力強い歌声と、肉子とキクコの愛に溢れた眩しい日々が描かれる今回のMV。若き日の肉子ちゃん(大竹しのぶ)が男に騙されている様子を見て心配する当時の親友・みう(吉岡里帆)との会話からスタートし、みうとの思い出の美味しそうなフレンチトーストを頬張る肉子ちゃんと娘キクコ(Cocomi)の日常、親子を温かく見守る焼き肉屋「うをがし」の店長・サッサンをはじめとする漁港の町の人々が映し出されていく。また、この肉子ちゃんとキクコを演じた2人は、それぞれ演じる役はネイティブの関西人ではないものの、大阪に住んでいたという設定をリアルに生かすため、明石家さんまからの指導も受けながら繰り返し練習したという。映像で流れている本作の主題歌は、吉田拓郎のデビュー曲「イメージの詩」。劇中で描かれる母娘の物語にもマッチした名曲を新たな世代にも伝えたいというさんまさんの提案から、サウンドプロデュース「GReeeeN」、編曲・武部聡志でアレンジを加え、稲垣さんがカバー。オリジナル楽曲を手掛けた吉田さんは「心の底から『素晴らしい』。今回の『時を超えた奇跡的なレコーディング』に震えました。頬をつたわる涙を僕は『ぬぐう事すら忘れて聴き入りました』。10歳の少女が力いっぱいに(時にはシャウトしながら)歌い切った『新イメージの詩』は決してカバーなどと言うレベルのものではありません。まさに2021年に『叩きつけられた新しいメッセージ』ではないでしょうか」とコメントを寄せる。歌唱を担当した稲垣さんも「さんまさんが声で選んでくれた事に自信を持って私は歌いきりました。さんまさんやスタッフの皆さんが、うなずいてくれたので、とても良い歌になっていると思います」と話している。『漁港の肉子ちゃん』は6月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:漁港の肉子ちゃん 2021年6月11日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会
2021年05月25日映画『るろうに剣心』が、アジア最大級の映画祭「第24回上海国際映画祭」にて海外初のシリーズ一挙上映&『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』のインターナショナルプレミア上映が決定。主演の佐藤健をはじめ、有村架純、江口洋介そして大友啓史監督からコメントが到着した。今回シリーズが招待上映されるのは、シリーズ作品を上映するムービーフランチャイズ部門。2016年に新設され、同年には『007』シリーズ、昨年は『ハリー・ポッター』シリーズが上映。これまでは、世界中にファンをもつハリウッド大作シリーズのみが招待されていたが、今年は本シリーズが日本実写映画初の本部門で上映!『るろうに剣心』シリーズにとっても、海外で初のシリーズ一挙上映。さらに、最新作『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』はこれが海外初の上映となる。シリーズを通して主人公・緋村剣心を演じた佐藤さんは「武士の心」と「日本の昔ならではの美術」を、斎藤一役の江口さんは「日本の様式美と美意識」、大友監督は「色々なスタイルをミックスした、『るろ剣』ならではのソードアクション」「濃厚な『贖罪』のドラマ」と、海外のファンに楽しんで欲しいとそれぞれコメント。一方、もうすぐ公開を迎える『The Beginning』にて、雪代巴を演じ、シリーズに加わった有村さんは「初めて参加させて頂いた時に、現場に参加するのは初めてだったので、これまでの現場がどういったように進んでいたか分からないんですけど、監督が全然違った作品になるということを仰っていて、それが『The Beginning』ではドラマチックに、より心情の部分を表現するということだったので、自分は初めて参加させてもらった『るろうに剣心』の雰囲気としては、とても静かで丁寧に一歩ずつ撮影していったという感覚です」と撮影をふり返っている。またシリーズどこから観るのが良いかと聞かれると、佐藤さんは「強いてオススメを聞かれたら一作目から観て頂くのがいいのではないでしょうか」とコメントした。キャスト・監督コメント佐藤健Q:海外のファンの方には、どのようなところを楽しんでいただきたいですか?アクションは当然ですけど、登場人物全員が持っている、武士の心といいますか。それはきっと剣心やサムライ達だけじゃなく、女性の登場人物とかも、(原作者の)和月さんの描かれるキャラクターは、全員に共通した芯の強さを持っていると思うので、そういうところを日本の昔ならではの美術と合わせて楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。Q:どこから見ても楽しめるシリーズだと思いますが、何作目から観る事がオススメでしょうか?一作目(パート1)からですかね。もちろんどこからでも良いんですよ。強いてオススメを聞かれたら一作目から観て頂くのがいいのではないでしょうか。有村架純Q:今回初のシリーズ参加となりましたが、海外でも人気の「るろうに剣心」シリーズにはどのようなイメージをお持ちでしたか。実際に参加されてみて「るろうに剣心」シリーズへの印象に変化はありましたか。私は一視聴者としてこの作品も拝見させて頂いていて、圧倒的なアクションと映像美と迫力、あとは出演されている方々のエネルギーみたいなものが、何の弊害もなくそのままストレートにぶつかってくるというか、それぐらいの勢いを感じる作品です。当時、観たときは技術面だったりとかの知識が全くなかったですが、このお仕事をさせて頂いて、そういったことも踏まえて観てみるともっともっと、シリーズで続けていくことの大変さだったりというのが、皆さんに対してのリスペクトの意味も込めてものすごく想いが大きくなっていきました。実際に「The Beginning」で初めて参加させて頂いた時に、現場に参加するのは初めてだったので、これまでの現場がどういったように進んでいたか分からないんですけど、監督が全然違った作品になるということを仰っていて、それが「The Beginning」ではドラマチックに、より心情の部分を表現するということだったので、自分は初めて参加させてもらった「るろうに剣心」の雰囲気としては、とても静かで丁寧に一歩ずつ撮影していったという感覚です。江口洋介Q:どこから見ても楽しめるシリーズだと思いますが、何作目から観る事がオススメでしょうか?日本では「The Beginning」が最後に公開されますけど、「The Beginning」から観るのが一番いいのかなと思います。上海のアクション映画で「グリーン・デスティニー」もワイヤーアクションで世界にはすごい映画がいっぱいありますけど、日本の様式美と美意識は、中国の時代劇とは違う世界観が、色々な部分に散りばめられていると思いますので、その辺りを侍映画と思って見てもらえたら嬉しいですね。大友啓史監督Q:海外のファンの方には、どのようなところを楽しんでいただきたいですか?まずはやっぱりアクションですかね。色々なスタイルをミックスした、「るろ剣」ならではのソードアクション。剣の一振り一振りに、登場人物たちそれぞれのエモーションが感じられると思います。と同時に、剣心という魅力的な主人公をめぐる濃厚な「贖罪」のドラマ、ですね。そしてそれらを支える美術や撮影、音楽など、一作一作毎に新たな機材や手法も取り入れ、まったく違う挑戦を重ねてきました。完結作となる「The Beginning」に向かって、どんどんパワーが加速していきます。日本製のエンターテイメントを存分に味わってほしいですね。『るろうに剣心 最終章 The Final』は全国にて公開中、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年05月25日芥川賞作家・綿矢りさの原作小説を、山田杏奈・作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)・芋生悠らをキャストに迎え映画化する『ひらいて』から、特報映像とティザービジュアルが解禁となった。今回解禁された特報映像では、主人公・木村愛(山田杏奈)が1年生の時からずっと好きだった片思いの相手・西村たとえ(作間龍斗)に近づいて行く様子が捉えられている。授業中、彼の背中に熱い視線を送ったり、ノートや教科書の中にある“たとえ”の文字を指でなぞってしまうほどたとえへの気持ちが加速していく愛。しかしそんな愛はある日、彼に秘密の恋人・新藤美雪(芋生悠)がいることを知る。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた愛の恋心は暴走し始め、彼の恋人である美雪にまで近づき2人の関係を壊そうと企む。次第に2人との距離を縮めていく愛だったが、その関係は衝撃の展開へ。最後には、愛をそっと抱き寄せるたとえの姿も。「私のものになってくれないなら、嫌いでいい」と訴える愛の片思いの行方に目が離せない映像となっている。また、併せて解禁されたティザービジュアルでは、愛、たとえ、美雪それぞれが誰かを見つめるような哀愁漂う表情を浮かべている。そして「“たとえ”が好き―。」「でも、彼には『秘密の恋人』がいた―。」「壊したい。だから、彼の恋人に近づいた―。」と愛の中で変わりゆく心情を表すコピーが添えられ、複雑に絡み合う三角関係を予感させるビジュアルに仕上がっている。『ひらいて』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひらいて 2021年10月、全国にて公開予定
2021年05月24日尾野真千子が、哀しみと怒りを心に秘めながらも、わが子への愛を抱えて気丈に振る舞う母を演じている『茜色に焼かれる』。この度、尾野さん演じる良子が、静かな闘志を燃やし真っ赤な口紅を塗り直すシーンの本編映像が到着した。今回解禁となったのは、赤を纏い覚悟を決めた尾野さん演じる田中良子の向かう先が気になる本編映像。勝負に出るときは必ず“赤”を身に付けるという良子。赤いワンピースに身を包み、公衆トイレの鏡で真っ赤な口紅を塗り直して静かに闘志をたぎらせている。ただごとではない雰囲気を感じ取り、心配して後をついてきた息子の純平(和田庵)を「ここ女性用だから。入ってきちゃ駄目でしょ! そういうルールでしょ!?」と寄せ付けず、トイレの前で立ちすくむ純平。良子は「悪いけど、お母さんとかなんだってのは、一旦忘れさせて。私の問題だから」と凄みのある声で告げると、純平を残し公衆トイレを出ていってしまう。全身に赤を纏い、怒りを押し殺した表情の良子が向かった先とは――。尾野さん演じる良子の鬼気迫る姿に、目を離すことができないシーンとなっている。映画『茜色に焼かれる』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年05月24日吉永小百合をはじめ、松坂桃李、広瀬すず、そして西田敏行といった日本を代表する実力派豪華キャスト陣が出演する『いのちの停車場』が5月21日(金)より公開を迎え(一部劇場を除く)、新作映画として興行収入・動員数で堂々の初登場1位を獲得したことが分かった。緊急事態宣言による映画館の休業要請のあった一部地域、東京、大阪などの映画館の休業が続く中、『名探偵コナン 緋色の弾丸』『るろうに剣心 最終章 The Final』や同日公開の『地獄の花園』を抑え、興行収入1億4,844万7,440円、動員数13万4,643名(週末2日間5月22~23日)、累計興行収入1億7,968万1,920円、動員数16万1,132名(5月21~23日)を達成、新作映画、堂々の初登場1位となった。観客層は、主演の吉永さんファンを中心に30代40代にも広がりをみせ、松坂さん、広瀬さんら若手キャストファンの若年層も劇場に駆けつけるなど、老若男女問わず複数人での来場者が目立った。いち早く本作を劇場で鑑賞した方々からは「すごく心あたたまる素敵な映画」「ここまで終始泣いている映画は初めて」「私も身近な人を大切に生きようと思った」「生きるチカラが湧いてきた」など絶賛する声も続出。また劇場関係者によると、上映状況の問い合わせや「作品の延期が続いている中、作品を出してくれてありがたい」といった声が多く寄せられているほか、「(上映後)感動して泣いて出て来られる方が多く、皆様の満足度も高いと感じた」との声が届けられているという。『いのちの停車場』は全国にて公開中。※一部地域は順次公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:いのちの停車場 2021年5月21日より全国にて公開©2021「いのちの停車場」製作委員会
2021年05月24日吾峠呼世晴による漫画作品を原作としたTVアニメ「鬼滅の刃」の劇場版となる『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、日本を含めた全世界での累計来場者数は約4135万人、総興行収入は約517億円を記録した。竈門炭治郎たちの新たなる任務が描かれた本作は日本では2020年10月16日に公開。その後、今日までにアメリカ、台湾、香港、オーストラリア、中南米など45の国と地域で上映が行われて大ヒット。中でも、日本国内では累計来場者数2,896万6,806人、興行収入400億1694万2050円と歴代興行収入1位を記録。4月23日に4DX・IMAXを含む約1,600館で公開となったアメリカでは、5月21日までに累計推定来場者数約351万人、興行収入4,395万6,487ドル(約47.8億円)となり、外国語映画のオープニング歴代1位となる記録を残した。今後は英国、アイルランド、オランダ、トルコなどでの公開も予定されており、「鬼滅の刃」の熱気はますます広がっていくことが予想される。<主な海外地域における公開実績>◆台湾・香港・マカオ2020年10月30日~約29.1億円約335万人台湾ではアニメ映画の歴代最高興収を記録◆東南アジア2020年11月12日~約7.7億円約154万人シンガポールでは日本アニメ映画の歴代最高興収を記録◆韓国2021年1月27日~約18.6億円約200万人17週連続で興収トップ5入り、ロングラン中◆オーストラリア・ニュージーランド2021年3月18日~約4.2億円約37万人公開初週の興収ランキング1位を獲得◆中南米2021年4月22日~約4億円約97万人メキシコをはじめとする10か国およびカリブ海地域にて上映中◆欧州2021年4月22日~約3.5億円約52万人スペインで初週興収ランキング1位など◆アメリカ・カナダ2021年4月23日~約48.2億円約353万人アメリカでは外国語映画のオープニング興行成績 歴代1位◆中東・アフリカ2021年5月12日~約1.7億円約11万人同地域で公開された日本アニメ映画の歴代最高興収を記録※興行成績が確認できている海外の国と地域:台湾、香港、マカオ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インドネシア、タイ、ラオス、カンボジア、マレーシア、ブルネイ、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、フィンランド、スペイン、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、コロンビア、アルゼンチン、ブラジル、プエルトリコ、トリニダード・トバゴ、ドミニカ共和国、アメリカ、カナダ、アイスランド、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、オマーン、エジプト、クウェート、バーレーン、イラク、フランス、ルクセンブルク、ロシア、デンマーク『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は全国にて公開中。6月16日(水)よりBlu-ray&DVD発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 2020年10月16日より全国にて公開©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
2021年05月24日ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生と、BL好きの女子同級生との恋愛を描いた、神尾楓珠主演映画『彼女が好きなものは』に今井翼、磯村勇斗、三浦透子、渡辺大知、山口紗弥加が出演することが分かった。今井さんが演じるのは、純(神尾さん)の恋人・佐々木誠。結婚し家庭を持ちながらも、ゲイであることを隠して生きている男性で、純にかつての自分を重ねるように、優しく見守り寄り添う役どころ。「神尾くん演じる純を優しく包み込む気持ちを持って挑みました」と撮影をふり返る今井さんは、「思春期に抱える悩みはとても繊細で、自分の現在地に不安を抱えたことは、誰しもが経験したと思います。今作は、それらを透き通るように美しく描いた作品です」と本作について語る。そして「様々なことが社会に認知される時代を迎える中、より『自分らしく生きる』ことの意味を世代問わず、感じていただきたいです」とメッセージを寄せている。また、純がSNS上でのみ繋がっている友人ファーレンハイト役には、「今日から俺は!!」「きのう何食べた?」「ひよっこ」など話題作に出演し、「珈琲いかがでしょう」のぺい役もいま話題の磯村さん。ゲイであることを明かしているファーレンハイトは、純にとって唯一心の内を打ち明けられる存在で、かけがえのない絆が芽生えていく。さらに、紗枝(山田杏奈)のBL好き仲間・佐倉奈緒を三浦さん。奈緒の彼氏・近藤隼人を渡辺さん。シングルマザーとして純を育てる母・みづきを山口さんが演じる。『彼女が好きなものは』は秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:彼女が好きなものは 2021年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定(c)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
2021年05月24日岡田准一が主演、度肝を抜くアクションやハッピーな笑いがさらにバーションアップした『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が6月18日(金)に全国公開。この度、本作の大きな見どころの一つである、“団地パニック”アクションのメイキング映像が解禁された。「”日本映画では見た事ない画”がテーマ」と掲げ、主演の岡田さん自らが、ファイトコレオグラファーとしてアクションシーンの殺陣を創り出し、本作の撮影現場を牽引。前作のみならず、日本映画の限界を突破し、さらにパワーアップした本作の数々のアクションシーンの中でも、団地を一棟まるごと貸し切って創り出した“団地パニック”アクションは大きな見どころとなっている。今回到着した団地一棟を存分に使い、大掛かりなセットが組まれて作り上げられた本シーンの舞台裏となるメイキング映像では、綿密な打ち合わせをしながら、“世界基準”のアクションに根ざしたアクションチームを率いる岡田さんの姿が映し出されている。持ち前の身体能力を発揮し、スピード感あふれるフィジカルアクションを軽々とこなす様子や、“壁と壁の隙間”で繰り広げられる超難関アクションでは、リハーサルをこなしながらスタッフに動きのアドバイスをする岡田さんの姿と、それに全力でついてくるスタッフたちの良い緊張感、そして現場全体が一体となってパワーアップしたアクションを創り上げるという熱意がひしひしと伝わってくる。さらには、地上7階建ての団地に高さ18mの位置に大掛かりな足場をセットし、豪快に大爆破、一気に崩れていく中で走り抜けるシーンは、見ているだけで肝を冷やすような圧巻の映像。だが、これはほんの一部で、劇中ではさらなる驚きのアクションと大迫力の映像が待ち構えているという。現場から「岡田師範」と呼ばれ、アクションチームを牽引していた岡田さんだが、危険が伴う高所でのアクションもスタッフに大きな信頼を寄せ、「恐怖を感じたことはない」と語っていた。主演としても、ファイトコレオグラファーとしても、“伝説の殺し屋・ファブル”に全力で挑む姿に注目だ。『ザ・ファブル殺さない殺し屋』は6月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル殺さない殺し屋 2021年6月18日より全国にて公開©2021「ザ・ファブル殺さない殺し屋」製作委員会
2021年05月24日凸凹中学生コンビが挑む謎解き青春アドベンチャー映画『都会のトム&ソーヤ』に市原隼人、本田翼、森崎ウィン、玉井詩織(「ももいろクローバーZ」)が出演していることが明らかに。合わせて、本予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。新たに発表された4名が演じるのは、街中にリアルRPGゲーム<エリアZ>のゲームを仕掛け、主人公たちの前に立ちはだかる正体不明の天才ゲームクリエイター集団“栗井栄太”。市原さんがゲーム作りに命をかけるリーダー・神宮寺直人、本田さんが表向きは売れっ子冒険作家、怒らせたら誰にも止められない最恐のシナリオ担当・鷲尾麗亜、森崎さんが喧嘩と料理は最強の美大生、音楽・グラフィック担当の柳川博行、玉井さんが最も負けん気が強い天才プログラマーのジュリアス・ワーナーを演じる。そしてポスタービジュアルは、内人(城桧吏)と創也(酒井大地)の前に立ちはだかる栗井栄太からの挑戦状ともとれるコピーが添えられ、本格的な謎解きアドベンチャーの世界が表現されている。さらに、創也がゲームを作っている砦に内人がたどり着くところから始まる今回の予告編では、栗井栄太が作った新作ゲーム「エリアZ」に2人が招待されるシーンが登場。美晴(豊嶋花)と共にゲームの会場に入った内人と創也は、街が「エリアZ」として封鎖され、出現した「Z」が人々を襲う姿を目の当たりにし、街を時間内に救うため、壮大な冒険へと走り出す。謎の数列、タロットの秘密、封印されし匂玉と、次々と難解ゲームに挑む様子や、栗井栄太のメンバーの危険な雰囲気も感じ取ることができる。また映像にも挿入されている本作の主題歌は、若者からの熱い支持を集める男女混合4ピースバンド「緑黄色社会」の書き下ろした楽曲「アーユーレディー」に決定。映画主題歌は『初恋ロスタイム』に続く2作目となる「緑黄色社会」は、「曲タイトルになっている『アーユーレディー』は映画から引用したものですが、曲に込めた『アーユーレディー』は他の誰でもない"自分自身への問いかけ"です。なかなか一歩が踏み出せずどこか悶々とした日々を過ごしている人が、いま一度自分の夢ややりたいこと、生きがいと向き合うきっかけになったら嬉しいです」と思いを明かしている。新キャストコメント市原隼人とても楽しい現場で、もっとこの現場でお芝居をしたいと物足りなさを感じるほどでした。夢に向かって努力し、仲間が出来ることの素晴らしさや、誰もが思うまたあの時に戻りたいという懐かしさのようなものが感じられる作品になっていますので、是非その世界観を味わってもらいたいです。本田翼映画を見ながら謎解きゲームに参加しているような感覚を楽しんだり、内人や創也たちの友情や成長に感動したりできる作品になったのではないかと思います。ゲームの魅力が詰まった好奇心がくすぐられる冒険のような映画になったと思いますので、是非お楽しみください。森崎ウィン監督とみっちり話ながら、見た目から役作りして臨んだ現場でしたが、とても刺激をもらいました。原作もそうですが、台本を読んでいるだけでも純粋にワクワクする作品なので、映像という立体感の中でキャラクター達と一緒に、未知なる冒険を楽しんで頂きたいと思います。玉井詩織都会を舞台に冒険が繰り広げられる本作には、何歳になっても夢を大事にしてほしいという思いが込められています。未来は無限大だし、自分の好きなように進んでいけるというのはすごい冒険だと思います。この作品に出演して、自分自身も未来に向かって冒険していきたいと思いました。『都会のトム&ソーヤ』は7月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:都会のトム&ソーヤ 2021年7月30日より全国にて公開©️2020マチトム製作委員会
2021年05月24日過疎化の進む秋田の美しい田園を背景に、思春期の少年少女と大人たちの物語を描く『光を追いかけて』が公開決定。この度、若手最注目俳優の中川翼、長澤樹、秋田出身の生駒里奈、柳葉敏郎の熱演に魅了される予告編とポスターが解禁となり、俳優陣からコメントも到着した。両親の離婚で父の故郷・秋田へと引っ越した、中3の彰。転校先にも馴染めず、憂鬱な日々が続く。ところがある日、彰は空に浮かぶ“緑の光”を目撃。田んぼのミステリーサークルへと辿り着くと、不登校のクラスメート・真希と出会う。共通の秘密を持った2人の仲は近づき、灰色だった日常が輝き始める。一方で彰たちの中学は、過疎化による閉校の日が迫る。おとなたちも揺れ動く中、 “緑の光”は彰たちに何を伝え導こうとしているのか?この度到着した予告編では、光を失った町に引っ越してきて“大人になることを強いられる”彰と、“大人になることを拒否する”真希、そして閉校を哀しむ生徒たち、そうした子どもたちの不安が、彰の父や真希の叔父・秀雄、閉校となる学校の教師・美晴など、大人たちへも稲穂が風に波打つように伝播し、ミステリーサークルのように渦を巻きながらそれぞれの葛藤が映し出される。光を追いかけて走る彰と真希が立ち向かう運命とは…。そして、米農家としての将来を憂う秀雄たち大人の選択とは…。ミステリーサークル、それは“未来への儀式”。ミステリーサークルが人々を未来へと導き、成長させていく。併せて、到着したポスタービジュアルでも「光を望むな」「光となれ」という印象的なコピーと共に彰と真希をはじめとして、それぞれの想いを秘めた表情を浮かべている。美しい少女と出会い成長していく中島彰を演じるのは、映画『僕だけがいない街』、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、ドラマ「青のSP(スクール ポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」などで、子役からキャリアを重ね、存在感のある演技でいまティ ーン世代で最も注目を浴びる俳優の一人である中川翼。そんな彰にだけ心を開く不登校のヒロイン・岡本真希に扮する のは映画『破壊の日』『卵と彩子』や、舞台「INSPIRE 陰陽師」など演技の幅を広げ続け、「日刊スポーツ」が2021年の芸能界でブレークしたり、バズる「急上昇」候補として挙げている長澤樹。さらに廃校となる中学校の教師・奈良美晴役に生駒里奈、真希の叔父・佐藤秀雄役に柳葉敏郎と秋田出身の演技派俳優が名を連ねる。加えて、彰と真希の同級生役に中島セナ、彰の父親役に駿河太郎、中学校の教師役に小野塚勇人などの共演にも注目。また、主題歌「心解く」を湯木慧が担当する。そして、監督と共同脚本を担当するのはCMディレクターとして600本もの作品を手掛けた成田洋一。自身も秋田市で思春期を過ごし「思春期、それは人生の中で一番不安定で、世界が毎日変わって見える時期かもしれません。私自身、恋愛、友情、勉強、親との関係で悩み、トンネルに入り、ようやく光を見つけたと思ったら、また入る、そんな毎日でした。でも、その光は大なり小なり輝いていて、必ず、必ず存在するのです。その繰り返しが人生だし、ほんのわずかな輝きがあるだけで人生はすこぶる楽しいのです」と当時を振り返りつつ、彰や真希たちに寄り添い、語っている。中川翼〈中島彰〉役完成した映像を見た時、どこかにあった不安な気持ちがすっと消えていきました。きっと僕にとって、人生のターニングポイントになる映画だと思います。成田監督を始め、秋田の撮影では現地の皆さんとの素敵な出会いがありました。自分の居場所を探していた彰も、人見知りだった僕も、この映画が変えてくれました。今すぐ秋田に行きたくなる、秋田の魅力満載の映画になっています。一面に広がる大自然に注目して、見てみてください。長澤樹〈岡本真希〉役初めての映画、何も出来ない私が真希を演じられるか不安でした。真希は台風みたいな子で自分とは全然違うと思っていました。でも撮影が始まり、真希に寄り添ってみるとそんなことはなくて。共感できる部分が沢山あり、それが段々と増えていく事が楽しくてあっという間でした。この美しい作品が完成したのは監督・キャストやスタッフ・地元の皆さん、そして秋田という素敵な場所があったからです。この作品が皆さんの希望の光になりますように。生駒里奈〈奈良美晴〉役我が故郷秋田を舞台にした作品に出演する事が出来て素直に嬉しいです。この作品は秋田そして田舎のリアルを細かく美しく映し出された作品です。主演の皆さんの10代の心の痛みや、私が演じた若者の葛藤、親世代、祖父母世代の気持ちを成田監督が素晴らしい映像で切り取っています。私がなんとなく見ていた地元の田園風景がこんなに宝物だったなんて、、、 空の広さに感動して、嬉しいのに涙が溢れました。 是非、沢山の方に見て頂き、日常にある景色や自分の心を感じで頂けたらと思います。柳葉敏郎〈佐藤秀雄〉役大人が変わらなければ子どもも変われない。この作品を通して、秋田県民のみならず、人生に一歩踏み出す勇気を持つことの 大切さに気づいてほしい。『光を追いかけて』は9月23日(木・祝)よりAL☆VE(アルヴェシアター/秋田)にて先行公開、10月1日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年05月24日リアル会場に先駆けて、オンラインでの開催が始まった「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」。この度、上映されるたくさんのショートフィルムの中から、小説を基に製作された『おばあさんの皮』の予告編が公開された。同映画祭では昨年より、日本博主催・共済型プロジェクトとして、世界中から集まるショートフィルムの特性を活かし、世界の美的感覚から日本古来よりある「侘び寂び」や「粋」に代表される、日本人特有の美的感覚を探る企画を実施。その企画のひとつ、「日本各地に眠る文化や昔話のエッセンスを含む短編ストーリーを創作し、短編映画化するプロジェクト」では、福島の民話「姥皮(おっぱの皮)」から生まれた短編小説「おばあさんの皮」(大前粟生著)を原作とした短編映画を井上博貴監督が製作した。故郷の福島県三島町から上京する途中、京子は土湯温泉で「おばあさんの皮」を手渡される。「美人とかいわれるのが嫌だった」京子は、皮を被っておばあさんに変身し、気になる男性の心のうちを探ろうとする――というストーリー。予告編では、京子が「おばあさんの皮」を受け取り、おばあさんに変身する様子も描かれる。キャストには、加藤小夏、浜野謙太、金澤美穂、片桐はいり、高橋惠子が出演。なお、本編は6月21日(月)午後9時より、日本博特別サイトにて公開予定だ。また令和3年度日本博主催・共済型プロジェクトでは、「Discover Beauty/美の発見」をテーマに、女性監督の視点から「日本の美」を描くショートフィルムを集めた「Discover Beautyプログラム」を6月11日(金)から21日(月)まで「SSFF & ASIA」オンライン会場にて配信、8月8日(日)~16日(月)に開催の「SSFF & ASIA 2021 in Achi」にて上映。プログラムには、松田美由紀と早乙女太一が共同監督した『祈り人』や、函館東山の里山に棲む狐を描くアニメーション『七五郎沢の狐』、第84回アカデミー賞短編部門ノミネート作品『津波そして桜』、『無法松の一生』の知られざる数奇な運命を紐解くとともに、宮島正弘撮影監督の修復にかける思いと、コロナ禍での国境を越えた修復に密着したドキュメント『ウィール・オブ・フェイト~映画『無法松の一生』をめぐる数奇な運命~』がラインアップされている。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11日(金)~6月21日(月)都内複数の会場にて開催。オンライン会場は4月27日(火)~6月30日(水)開催中。(cinemacafe.net)
2021年05月23日越谷オサムの青春小説を、駒井蓮と豊川悦司が父娘役で共演し映画化した『いとみち』が6月に公開。この度、主人公と彼女の世界を広げていく女性たちが登場する、3種類の特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。駒井さん演じる主人公・相馬いとは、津軽三味線が得意な青森の高校生。強い津軽弁の訛りにコンプレックスを持ち、話すことが苦手で友人も少ないが、芯は意地っ張り。津軽メイド珈琲店でのアルバイトをはじめたことをきっかけに、家族やバイト仲間たちに励まされ成長していく。今回到着したのは、そんないとの殻を破り、新しい世界へ飛び出すきっかけとなる、アルバイト先の先輩でシングルマザーの幸子(黒川芽以)、漫画家志望の智美(横田真悠)、高校の同級生早苗(ジョナゴールド/りんご娘)の3人との映像。まず1本目は、「わぁが悪いって、全員傷つく」編。店でお客とのトラブルに巻き込まれてしまったいと。咄嗟に「わぁが悪いんで」(わたしが悪い)と口走るが、幸子はそんな自己主張が苦手ないとに対し、時には毅然と対応する必要性があると諭すシーン。続いては、智美とのワンシーン「自分を蔑むのやめたら」編。昼休憩中に漫画を描いている智美に対し、「絵もじょんずだし、標準語もじょんずです。わあ、馬鹿以下だもんで」と卑下するいと。それに智美が「自分を蔑むのやめたら?」と言い放ち、いとはコンプレックスを言い訳にして物事にチャレンジしていなかったことに気づく…。最後は、同級生2人の「いとっちは三味線弾いだ方がいいよ」編。父と喧嘩し、家出したいとは、早苗の部屋で思わず持って出た三味線を爪弾く。恥ずかしくて嫌いだった三味線だが、早苗が何気なく漏らした一言で自信を持つようになる、という場面。狭い世界に閉じこもっていたいとが指摘を受け、変化していくシーンは、さりげないが胸を打つ印象的な場面となっている。『いとみち』は6月25日(金)より全国にて公開。※18日(金)青森先行上映(cinemacafe.net)■関連作品:いとみち 2021年6月25日全国にて公開、6月18日青森先行(C)2021『いとみち』製作委員会
2021年05月23日「嵐」のLIVE FILM『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が、「第24回上海国際映画祭」にてワールドプレミア上映されることが決定した。2018年11月から2019年12月まで1年以上に渡り、計50公演、1ツアーとして、日本史上最大の累計237万5千人の動員を記録した「ARASHI Anniversary Tour 5×20」のツアー中進行していたのは、とあるビッグプロジェクト。映画を撮影するために1日限りで開催する「シューティング・ライブ」――。それは2019年12月23日、東京ドームで壮大な撮影が行われた。『ピカ☆ンチ』で「嵐」初主演映画を監督した堤幸彦を始め、「嵐」を知り尽くした映画とライブのスタッフが集結し、嵐が5人だから見られた景色、観客が5人と一緒に見た景色を100台以上のカメラで余すことなく記録。ジャニーズ事務所初のライブ映画が製作された。そんな本作が、6月11日から開催予定の「上海国際映画祭」にて、Gala部門とDolby Vision部門への正式出品が決定。両部門同時出品は史上初となり、ワールドプレミアとして最高の上映環境となるドルビーシネマでも上映される。12月23日のリハーサルを終えた当時、堤監督は「たくさんライブ映像を撮ってきましたが、間違いなく自分が撮った中では最高峰になるでしょう」と言い、「手のひらから飛び立つドローンに5人が映し出されるところから始まって、彼らの手に戻っていく。素敵な入り口と出口になるのかなと思っています。回る地球と東京ドーム、嵐と同じ時間を生きていることを体感して欲しい」とコメントしていた。『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』は日本公開未定。(cinemacafe.net)
2021年05月23日