大泉洋主演の映画『ディア・ファミリー』に、有村架純、光石研、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂が出演していることが分かった。有村さんが演じるのは、娘を救いたい一心で人工心臓の開発を始める父・宣政(大泉さん)を取材するTVリポーター・山本結子。とある過去を抱えており、宣政とIABPバルーンカテーテル誕生の秘密を追いかけている。「この物語は奇跡という言葉では語りきれないように思います」と本作について話す有村さんは、「月川監督や大泉さん、菅野さんとまたご一緒することができてとても光栄でしたし、この物語に少しでも参加できたことを嬉しく思います。どうかこの作品が誰かの生きる力へとなりますように」とコメント。光石さんが演じるのは、人工心臓の研究を続けている東京都市医科大学の教授・石黒英二。工学的なものづくり分野において豊富な知識を持つ宣政を受け入れ、サポートするが、人工心臓の実用化を巡る方針で宣政と対立する存在ともなる。「大泉洋さんの、この映画にかける意気込みは凄まじく、僕自身、大泉さんとの対峙は緊張の連続でした」と撮影をふり返った光石さんは、「実は数年前、僕は脳動脈瘤で、そして昨年父が、大動脈の病気でカテーテルを使用し治療して頂き、大事には至りませんでした。筒井家の皆様の御努力で17万人が救われたと聞きました。父も僕もその一人です。本作は、そんな筒井家の皆様の愛の歴史です。色々な世代の方に観て頂きたいと思います!」と語っている。また、上杉さんは宣政のアイデアと熱量に感銘を受け、臨床試験を目指そうとする、東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医・佐々木肇。徳永さんも同研究所の研究医であり、人工心臓の開発に向け行動を共にしていく柳玲子。満島さんが、学生に紛れて東大の医学講義を受けていた宣政が出会う博士・桜田純。戸田さんは、宣政の娘・佳美(福本莉子)が入院している小児病室の隣のベッドで、先天性心疾患と闘っていた少女の母親・川野由希を演じる。『ディア・ファミリー』は6月14日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ディア・ファミリー 2024年6月14日より全国東宝系にて公開©2024「ディア・ファミリー」製作委員会
2024年03月14日キャスト1人で15役を全編英語で演じる、堤幸彦監督の意欲作『SINGULA』が5月10日(金)に公開されることが決定した。集められたのは「先生」と呼ばれる人間が作り出した15体のAIたち。同じ顔、同じスタイルの15体のAI。違いは、それぞれに埋め込まれたチップによる性格や記録されている情報のみ。互いの素性を知らないAIたちによるディベートバトルロイヤルが始まる…。本作は、15体の人間そっくりのAIアンドロイド同士が「人類を破壊するべきかどうか」という究極のディベートを繰り広げるディベートクラブのバトルロイヤル・デスゲーム。15体のAIアンドロイドは情報学習能力を持ち、感情はない。規則を守らなければ即シャットダウンされてしまう。たった1人の出演キャストに抜擢されたのは2.5次元やミュージカルなどで活躍しているspi。全編英語で15体、15役のAIキャラクターを演じ分け、最新技術によって撮影・編集された15体のキャラクターが一同に競演し交錯していく。昨年9月開催のマドリード国際映画祭では外国語映画として、監督賞、主演男優賞、脚本賞、サウンドデザイン賞の4つのコンペティション部門にノミネートされ「外国語映画最優秀主演男優賞」を受賞。海外からの注目と評価は高く、今月はニューヨーク・ブルックリンで劇場公開となり、先日3月8日には堤監督がブルックリンでの上映後のティーチインに参加。「トンデモない映画だ!最高だ!」と観客から絶賛され会場を盛り上げた。ニューヨーク版キービジュアルニューヨークのアードデザイナーZack Handlerが作成したニューヨーク版キービジュアルも公開。近年音楽では“Gacha Pop(ガチャポップ)”と呼ばれるなど新定義されたジャパンカルチャーが人気だが、このビジュアルからも、本作が新たな日本発のカルチャーとして受け入れられていることが伝わってくる。主題歌は、r-906 feat. 初音ミクが歌う「イフ」。2018年に活動を開始したボカロP・r-906による書き下ろし楽曲となっており、堤監督の映像世界観をさらに魅惑的で幻想的な世界に彩っている。原案原作は、2019年2月、舞台で上演されたAI達による討論劇[SINGULA]。堤監督を含め映画製作・プロデュースチームは、本作の映画化に向けて、これまで観たことがない、体感したことがない、狂おしく美しい映画体験を創りたい、そして、本作品に含まれた非常に重要なテーマを世界中に届けたいという強い想いに賛同したスタッフ達が集結した。そして、昨年4月に「Makuake」で立ち上がった映画『SINGUL』公開応援プロジェクトが、1週間で目標額500万円を突破し最終8,122,000円まで到達。多くの応援コメントが寄せられ公開が決定した。コメント◆堤幸彦いままでの私の映画の中で最もヘンテコで、でもいちばん美しい作品かと思います。日常があたりまえに AI様に侵食されるまえにご覧いただきたく存じます。◆spi「ついに日本での公開が決定しました!マドリード国際映画祭外国語主演男優賞を経て、全世界を渡り歩き、人類とAIとシンギュラリティについて問題提起する、一人15役、全編英語(日本語字幕)の作品です。もしもAIが15体集まって、人間について語るとなるとどうなるのか。宗教学、心理学、倫理観のぶつかり合いとワクワクする音響デザインと抜け出せない思考の渦をぜひ体験してください!」◆一ノ瀬京介2018年には、本作[SINGULA]は台本を書き終えていました。当時ぼくは、多くの人がAIについて向き合う時代がすぐそこまでやって来ていると感じていました。AIアンドロイドを出演たった1人で15役、全編英語、それだけで「なんだそれ?」と周りから言われました。しかし本作は堤幸彦監督とspiと3人三脚で世界に挑み、映画祭で数々ノミネートされ男優賞を受賞し、さらに海外公開をしてまいりました。[SINGULA]を通して、日本中が[人間の尊厳]について深く考えるキッカケになります事を心から願っています。『SINGULA』は5月10日(金)より新宿バルト9ほかにて期間限定公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月13日奈緒が男女の性差に翻弄され葛藤する主人公に挑む、鳥飼茜による原作漫画の映画化『先生の白い嘘』。この度、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介が歪んだ感情を抱える登場人物たちを演じることが決定、本予告と本ポスターが解禁となった。本作は、ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出すヒューマンドラマ。奈緒さんが演じる高校教師・美鈴の担任するクラスの生徒・新妻祐希(にいづま・ゆうき)を演じるのは、人気グループ「HiHi Jets」のメンバー・猪狩蒼弥。新妻は、ある日クラス内で人妻と不倫関係にあると噂されてしまう。担任の美鈴は新妻を呼び出して事情を聞こうとするが、新妻はある性の悩みを打ち明ける…。猪狩さんは映画初単独出演ながら、物語の鍵を握る重要な役に大抜擢。強烈なトラウマを抱えた高校生という難しい役を演じ切った。美鈴の親友・渕野美奈子(ふちの・みなこ)を演じるのは、三吉彩花。映画『犬鳴村』や『ナックルガール』で主演を務め、近年国内外でヒットを飛ばしたNetflixシリーズ「今際の国のアリス」にも出演するなど、数々の話題作で唯一無二の存在感を放つ俳優として活躍する。そんな三吉さんが演じる美奈子は、地味で控えめな美鈴とは正反対で、男性に依存しながら見栄を張り表面を取り繕う女性。したたかさを持つ美奈子を三吉さんが妙演で魅せる。美奈子の婚約者の早藤雅巳(はやふじ・まさみ)を演じるのは、映画『鳩の撃退法』やドラマ「silent」「初恋、ざらり」など数々の話題作に出演し、シリアスからコミカルまで多種多様な役を演じ分ける実力派俳優の風間俊介。演じる早藤はエリートサラリーマンで人当たりも良く社交的だが、実際は女性を見下して暴力をふるうサディスティックな二面性を持つ。風間さんは、以前より「3年B組金八先生第5シリーズ」や「それでも、生きてゆく」などで内面に闇を抱えた役を演じて注目されてきたが、本作では過去に類を見ないほど狂気と憎しみに満ちた役柄で怪演を見せる。さらに、田辺桃子、井上想良、板谷由夏、ベンガルといった実力派の俳優陣が脇を固め、物語に深みを与える。心の闇を吐露する台詞・歪んだ人間関係を映し出す本予告解禁された本予告は、「私が声をあげることをしなかったのは、ある可能性に気づいたから」という美鈴の悲痛な台詞とともに、彼女が教卓の上から生徒を見下ろすように眺めるシーンから始まる。美鈴は息を潜めるように淡々と日々を過ごすことだけを望んでいるはずだったが、担任する男子生徒・新妻祐希(猪狩蒼弥)、親友・渕野美奈子(三吉彩花)、美奈子の婚約者・早藤雅巳(風間俊介)との関係の中で、それぞれの思いが交錯し、物語は思わぬ方向へ狂い始める――。愛憎が渦巻く歪んだ人間関係の中で、自分自身と対峙するひとりの女性を、迫真の演技で見せる奈緒さん。登場人物たちの心の奥底にある醜さや美しさが入り乱れる様を映し出した予告編が完成した。併せて解禁された本ポスターは、奈緒さん演じる美鈴が、こちらに向けて何かを訴えかけているような表情を全面に打ち出したデザイン。その上には新妻(猪狩さん)、美奈子(三吉さん)、早藤(風間さん)の意味深な表情があり、歪んだ人間関係を想起させるビジュアルに仕上がった。主題歌はyamaが担当「散らばった心を少しでも取り戻していけるように」主題歌は、SNSを中心にネット上で注目を集めるシンガー・yamaが本作のために作詞を手掛けた「独白」。2018年よりYouTubeをベースにカバー曲を公開する活動をスタートさせたyamaは、2020年4月にリリースした自身初のオリジナル楽曲「春を告げる」がMV再生回数1.4億回、ストリーミング累計再生回数は2022年に3億回を突破するなど注目を集め、現在の音楽シーンを象徴するアーティストの1人となっている。この楽曲制作について、yamaさんは「消えない傷を抱えながら、自分自身を受容し、散らばった心を少しでも取り戻していけるように願って歌詞を書きました」と語っており、美鈴をはじめとする登場人物たちの心情に寄り添う楽曲を作りあげた。新キャスト陣&yamaからのコメント到着■猪狩蒼弥:新妻祐希/美鈴の担任するクラスの生徒役者として、まだまだ未熟な自分ではありますが、一流の皆様との感情の応酬に少しでも携われたことを、大変光栄に思っております。『先生の白い嘘』の原作を拝読したとき、なんと心苦しく叙情的な話なのだろうと感じ、作品の中で生きる人物達の叫びに圧し潰されそうになったのを憶えています。そして同時に、本作のキーマンである新妻役を自分が務める事の重大さを再認識し、この難しくも絶対に目を逸らしてはいけないテーマに対して、真摯に向き合いたいと思いました。主演の奈緒さんをはじめ、三木監督、風間俊介さん、三吉彩花さんから沢山のことを勉強させていただきました。先生の伝えたかったこと、そして新妻の伝えたかったことが、僕を通して少しでも皆様に伝われば嬉しい限りです。■三吉彩花:渕野美奈子/美鈴の親友。早藤の婚約者小学生や中学生の時、よく少女漫画を読んでいました。家にも沢山の漫画で埋まっていて漫画を読んでいる時は楽しくて仕方がない時間でした。その時感じていた純粋な気持ちとは180度違う角度からの人間模様を映画化すると伺った時、とても不思議な気持ちになりました。原作を読ませていただき、1シーンごとに頭の中でどんどん実写化されていきこの作品に触れたいと、純粋な気持ちが湧き出てきたので出演を決意させていただきました。この作品で喜びや楽しさを見出すのは難しいのではと率直に思いましたが、だからこそ脚本を隅から隅まで読み、美奈子や登場人物たちの小さな喜びやその人の幸せ、そして叫びや意志を汲み取り自分自身に宿らせることが楽しくなるだろうと感じた脚本でした。彼女のような価値観や感覚がとても共感できる部分でもありながら、それと同時に寂しさや現実的な部分を美奈子によって見せられているような感覚でした。一見明るくポジティブに見える面も、奥には殻の中に閉じこもって迷っている美奈子がいるということ、そしてそれでも強い意志を持って自分自身を証明していく彼女の強さを是非感じていただけたら嬉しいです。■風間俊介:早藤雅巳/美奈子の婚約者今まで演じさせて頂いた役柄、全てに愛を持ってきましたが、今回『先生の白い嘘』のお話を頂いた時、初めて早藤という役を愛せないかもしれないと思いました。それと同時に、僕自身が愛せないかもしれない役を演じた時に、自分自身がどうなるかを知りたいという気持ちにもなりました。魂を擦り減らし、己と反発する感情と共に向き合った作品です。この作品が、誰かを鼓舞し、誰かを救う事を願っています。■主題歌・yama主人公の美鈴は「先生」という人を導く立場でありながらも、不安定な精神状況で身をすり減らして生きており、見ていて心が痛みました。性に対する嫌悪、傷付けられた自尊心、自責思考に陥り、自分自身と向き合うことの難解さはリアルに描かれていました。それらはテストにあるような模範的で道徳的な答えで導き出せるほど、簡単な問題ではなく、それぞれが人間味のある感情、トラウマ、矛盾を抱えているので自分も複雑な想いになりました。消えない傷を抱えながら、自分自身を受容し、散らばった心を少しでも取り戻していけるように願って「独白」の歌詞を書きました。楽曲と共にお楽しみ頂けたら幸いです。『先生の白い嘘』は7月5日(金)より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:先生の白い嘘 2024年7月5日より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開©2024「先生の白い嘘」製作委員会©鳥飼茜/講談社
2024年03月13日『愛のゆくえ』の窪塚愛流、「忍びの家」の蒔田彩珠が主演を務め、嶽本野ばらの同名小説を映画化した『ハピネス』から本ポスタービジュアルが解禁。主題歌に、「三月のパンタシア」の書き下ろし曲「僕らの幸福論」が決定した。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年が繰り広げる純度100%のラブストーリーとなる本作。この度、残された日々を笑顔で<幸せ>に過ごすと決めた、雪夫(窪塚さん)と由茉(蒔田さん)の愛おしさ溢れる本ポスタービジュアルが完成。由茉の背に顔を寄せる雪夫の儚げな表情と、憧れのロリータファッションに身を包み、優しく雪夫を見つめる由茉の温かな眼差しに、互いの愛情の深さを感じるビジュアルとなっている。また、そんな2人を見守る家族たち、由茉の両親を演じた山崎まさよし、吉田羊、雪夫の姉・月子を演じる橋本愛の温かな表情も捉えている。主題歌を担当するのは、10代~20代を中心に圧倒的な支持を集めるボーカルの「みあ」を中心としたユニット「三月のパンタシア」。本作のために書き下ろした主題歌「僕らの幸福論」は、作詞を手掛けた「みあ」が、愛を知ることで強くなれた雪夫の想いと惹かれあったまま引き裂かれる<幸福>をテーマに、雪夫の気持ちに寄り添うように歌いあげる。【「三月のパンタシア」みあコメント】この映画は、生きることの意味、生まれてきた意味、そして死ぬことの意味を深く感じさせてくれる作品だと思います。それはきっとひとりきりでは知ることができなくて、大切な人と出会えたことではじめて気づける。肌と肌の重なり合う優しい体温や命のぬくもりを感じながら、はじめて愛という幸福に触れられる。映画の中の雪夫と由茉のふたりを見つめながら、そんなことについて考えさせられました。主人公の雪夫が愛を知って強くなれた想いや、惹かれあったまま引き裂かれる幸福について歌詞を書き、雪夫の気持ちに寄り添うように歌っています。映画とともに愛してもらえたら嬉しいです。『ハピネス』は5月17日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ハピネス(2024) 2024年5月17日より公開嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会
2024年03月12日杉咲花主演で「孤狼の血」シリーズの柚月裕子による同名小説を映画化した『朽ちないサクラ』より、特報映像とキャラクタービジュアルが解禁された。柚月裕子の「サクラ」シリーズのはじまりとなる「朽ちないサクラ」(徳間文庫)を原作とする本作は、県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない主人公が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく異色のサスペンスミステリー。この度、出演が明かされたのは、萩原利久、豊原功補、安田顕の3名。杉咲さん演じる主人公・泉を取り巻く警察官役で、本作の主要キャストとなる。萩原利久/磯川俊一役泉のバディ的な存在となる年下同期の磯川俊一には、主演作「美しい彼」シリーズでブレイクした萩原利久。泉への好意をポケットに隠しつつ、泉の調査を献身的にサポートする好青年役で、フレッシュな魅力を放つ。一連の事件を捜査する県警捜査一課の梶山浩介役には豊原功補。泉の上司で元公安の富樫俊幸を演じる安田顕は、いぶし銀の演技を見せ、静の富樫と動の梶山というコントラストが、2人のベテラン俳優の迫真の演技によって生み出されている。豊原功補/梶山浩介役併せて解禁となったキャラクタービジュアルでは、今回の一連の事件のキーワードとなる美しい満開の「サクラ」の中で不穏な表情で佇み、それぞれの心の葛藤と後悔の念を感じさせるキャッチコピーが添えられている。杉咲さん演じる泉は「信じてあげられなかった」、萩原さん演じる磯川は「大切な人を巻き込んでしまった」、豊原さん演じる梶山は「染みついた思想は、そう簡単には拭えはしない」、安田さん演じる富樫は「許される日がくるとは、思っていない」。ストーリー展開に大いに関わってくるこれらのキーワードも意味深だ。またこのビジュアルは、一年前の2023年3月末に、撮影現場の満開の桜の下で撮影された。安田顕/富樫俊幸役さらに、特報映像にて本編映像が初解禁。冒頭のナレーション「警察内部の闇を炙り出す、サスペンスミステリー」で始まる映像は、事件の真相に迫れば迫るほど翻弄されていく登場人物たちの切迫し、感情がかき乱される様を映し出している。【コメント】萩原利久磯川俊一役を演じました萩原利久です。今回作品を通じて、モノや景色、起こる1つ1つの出来事に対して、当事者なのか部外者なのか、はたまた環境なのか立場なのか、主観客観、人間社会において様々な視点を感じました。自分自身も演じた当時と今とでは全く異なる見え方に変化していることもあるかもしれません。でも、自分なりに向き合った現場で演者として身体で感じた緊張や刺激は鮮明に残っています。素晴らしい経験をさせてもらい、今もいき続けています。1人でも多くの方に観ていただけたら嬉しいです。豊原功補個々において大切にする思いと組織の論理。誰もが一個人であるはずが一体どこから権力と同化し真実を濁らせてしまうのか。人間の営みと社会の構造、つねに私の心にも横たわる深い問いがこの物語に描かれています。私が演じた梶山という男もまた警察という大きな組織の一員でありますが、このひとりの人間が生きる矜持と生きる問いを共に感じ、胸に携えて撮影に臨んだつもりです。本当のことはいつも見えづらくて、本当の言葉はいつも喉に詰まってしまいそうになるけれど、それでもしっかりとまっすぐな瞳でいることの強さを心に残してもらえたらと願っています。安田顕試写でこの映画を拝見したとき、その面白さに唸りました。登場人物の入り乱れる感情、秘める思惑、そして抱く決意。様々な表情が垣間見える作品です。これらの点が線となったとき、皆様の目に見えるもの・胸に届くものは異なるかと思います。その一方で、どのように届くのかが興味深いほど、この作品の受け取り方には数えきれない色があると感じています。原作・脚本・演出・出演者の皆様、何拍子も揃った臨場感を十分に味わえる仕上がり。原監督の手腕に脱帽です。是非、劇場でご覧ください。原廣利監督原作を最初に読んだ時に感じた見えない不穏な「空気」「匂い」がとても印象的でした。春の「サクラ」を魅せる事で登場人物たちに纏わる「空気」と「匂い」を感じて欲しいと思い全力で撮影しました。それぞれの「正義」が交錯する時に、物語は大きく動き出します。今回情報解禁になった、安田顕さん、萩原利久さん、豊原功補さんのそれぞれが目にする「正義」にもご注目下さい。杉咲花さんを筆頭に素晴らしい俳優部、スタッフと共に「朽ちないサクラ」を創り上げられた事を本当に誇りに思います。『朽ちないサクラ』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:朽ちないサクラ 2024年6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会
2024年03月12日東京国際映画祭(TIFF)が香港国際映画祭、釜山国際映画祭とともに共催するアジア全域版アカデミー賞「第17回アジア・フィルム・アワード(以下AFA)」の授賞式が3月10日夜、香港の戯曲センター(Xiqu Centre)Grand Theatreにて開催。日本作品の『悪は存在しない』(濱口竜介監督)が、最優秀作品賞と最優秀音楽賞(石橋英子さん)を受賞したほか、日本映画勢が多数受賞した。『悪は存在しない』の濱口監督と石橋さんは、昨年の『ドライブ・マイ・カー』に続いての最優秀作品賞獲得。また、是枝裕和監督も『怪物』で最優秀監督賞を受賞し、昨年の韓国作品『ベイビー・ブローカー』に続く2年連続の同賞受賞に輝いた。『怪物』是枝裕和監督このほか、第36回TIFFのオープニング作品で、日本アカデミー賞でも最優秀主演男優賞を受賞した『PERFECT DAYS』にて役所広司が最優秀主演男優賞の栄冠を手に。第36回TIFFのクロージング作品で、日本アカデミー賞で最多8冠に輝き、米アカデミー賞の視覚効果賞をアジア初受賞した『ゴジラ-1.0』チームが、視覚効果賞(山崎貴監督、渋谷紀世子、高橋正紀、野島達司)、音響賞(井上奈津子)の2部門を受賞。併せて先の発表のとおり、『エゴイスト』などが話題を集めた俳優・鈴木亮平がアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える「Excellence in Asian Cinema Award」に、韓国のイ・ヨンエととも授与された。イ・ヨンエ/鈴木亮平大規模で豪華なレッドカーペットの後に開催されたAFAの授賞式では、日本人として初めて審査委員長に就任した黒沢清監督が、世界中の映画人が務める審査員陣と投票メンバーを率いて決定された受賞者が登壇。“Youth Ambassador”の1人として様々なAFAイベントに参加した宮沢氷魚がプレゼンターを務めたほか、特別功労賞を受賞したチャン・イーモウ監督、主演男優賞にノミネートされたトニー・レオン、プレゼンターを務めたファン・ビンビンなど、アジア全域よりスターが集まる華やかな式典となった。第17回 アジア・フィルム・アワード 受賞結果一覧(敬称略)『悪は存在しない』最優秀作品賞『悪は存在しない』(日本)最優秀監督賞是枝裕和 『怪物』(日本)最優秀新人監督賞ニック・チェク 『年少日記』(香港)最優秀主演男優賞役所広司 『PERFECT DAYS』(日本)最優秀主演女優賞ジャン・チンチン 『西湖畔に生きる』(中国)最優秀助演男優賞パク・フン『12.12:The Day』(英題/韓国)最優秀助演女優賞レイチェル・リョン 『白日の下』(香港)最優秀新人俳優賞Tergel Bold-Erdene『City of Wind』(フランス、モンゴル、ポルトガル、オランダ、カタール、ドイツ)最優秀脚本賞ペマ・ツェテン 『雪豹』(中国)最優秀編集賞キム・サンボム『12.12:The Day』(英題/韓国)最優秀撮影賞マティアス・デルボー『雪豹』(中国)最優秀音楽賞石橋英子『悪は存在しない』(日本)最優秀衣装デザイン賞マン・リムチョン『The Goldfinger』(香港、中国)最優秀美術賞Eric LAM『The Goldfinger』(香港、中国)最優秀視覚効果賞山崎貴、渋谷紀世子、高橋正紀、野島達司 『ゴジラ-1.0』(日本)最優秀音響賞井上奈津子『ゴジラ-1.0』(日本)Excellence in Asian Cinema Award鈴木亮平(日本)、イ・ヨンエ(韓国)特別功労賞 (Lifetime Achievement Award)チャン・イーモウAFA Next Generation Awardチャオ・リーイン(中国)AFA Rising Star Awardメータウィン・オーパッイアムカジョーン(タイ)2023 Highest-Grossing Asian Film Award『満江紅(マンジャンホン)』監督:チャン・イーモウ(中国)受賞者よりコメント<鈴木亮平Excellence in Asian Cinema Award 受賞>(英語で挨拶:和訳)大家好(中国語)。ここに来ることができて本当にうれしいです。とりわけ、著名なイ・ヨンエさんと一緒にここに立つことができて、とても光栄です。偉大な映画監督、偉大な映画プロデューサー、映画製作者、偉大な俳優、アジアの伝説の俳優たち、皆さんの前に立つことができて、本当に光栄に思っています。でも正直なところ、今年は何もノミネートされていないので、とてもリラックスしてここに立っています。もちろん、ノミネートされることは良いことですが、ノミネートされないのも良いことです。なぜなら、何も心配する必要がないからです。ちなみに、昨年は、トニー・レオンさんのせいで私は最優秀主演男優賞を逃しました。(笑)でも、今年再び彼に会えてうれしいです。もちろん、賞を受賞することは非常に重要でワクワクしますが、このイベント、この大きなイベント、AFAの素晴らしいところは、皆さんに出会い、新しい人たちに出会い、アジア各地の映画制作者と出会い、語り合い、学びあうことだと私は考えています。そして願わくは、今後一緒に新しいプロジェクトを始めたい。今日、あるいは今夜が、未来の新しいプロジェクトの始まりになるかもしれません。そして、いつか一緒に映画を作れることを本当に願っています。なぜなら、"私たちは一緒に物語を紡ぐ(※Together we tell story)"からです。ありがとうございました。※「Together We Tell Story」は今年のAFAのテーマ。<『悪は存在しない』最優秀作品賞受賞>※濱口竜介監督が欠席のため、監督に代わり高田聡プロデューサーと石橋英子がコメント。高田聡:私たちの映画にこのような非常に光栄な重みのある賞を頂きまして、代表してまずは感謝を申し上げます。同じくノミネートされた撮影の北川喜雄さん、共同編集の山崎梓さん、またこの映画に関わったすべての皆さん、おめでとうございます。そして、この場に残念ながら来ることができなかった濱口竜介監督、そして濱口監督に一番最初にこの企画の話を持ってきて、素晴らしい音楽で共同制作をされた石橋英子さん、おめでとうございます。石橋英子:本当に濱口監督が来ることができなかったのは残念です。でもこうやって、撮影の北川さんや編集の山崎さん、今もしかしたら日本で見ているかもしれない主演のおおみか(大美賀均)さん、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当に皆さんの力のおかげでできました。もちろん、ミュージシャンの皆さん、ミックスをしてくださったジム・オルークさん、本当に皆さんのおかげで、今こうやって、私たちはここに来られて、楽しい時間を過ごせていると思っています。ありがとうございました。<是枝裕和監督最優秀監督賞受賞>尊敬する黒沢清監督からこのようなトロフィーを頂くなんて、本当に光栄です。出会う才能ということで言えば、今回は坂元裕二さんという尊敬する脚本家の方の素晴らしい脚本があって、もう20年近く一緒に仕事をしている美術の三ツ松けいこさんが、今日一緒にスタッフを代表してここに来ていただきました。そんなスタッフとキャストと出会えたことが、この賞を頂けた一番大きな僕の才能ではないかと思います。昨年に続いてこの壇上に立たせていただくことができて、本当にうれしいです。来年は、作品はないのですが、ノミネートされていなくても、またこの場で映画を愛する皆さんとこの時間を共有できたらうれしいです。ありがとうございました。<石橋英子最優秀音楽賞>全く期待してなかったので、全然スピーチを考えていなかったです。まずアジア・フィルム・アワードの皆様、審査委員の皆様、本当にありがとうございます。まず濱口監督、長い道のりでしたが、何をつくるのかわからないまま一緒に歩んできた道のりが奇跡のようでした。撮影やその後の編集など、一緒に皆さんが作ってこられた努力にも感謝したいと思います。撮影の北川さん、編集の山崎さん、本当にありがとうございます。皆さんの仕事がなければ、私のこういう音楽もなかったと思います。スタッフとキャストの皆さんにも感謝したいと思います。本当にありがとうございました。『悪は存在しない』は4月26日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.悪は存在しない 2024年4月26日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開© 2023 NEOPA / Fictive
2024年03月11日「第96回アカデミー賞」の授賞式が、日本時間3月11日、ドルビー・シアター(アメリカ・ロサンゼルス)にて開催。日本の作品では、『ゴジラ-1.0』と『君たちはどう生きるか』が受賞し、キャストや関係者がお祝いや喜びのメッセージを寄せている。今回、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』は、視覚効果賞を受賞。アジア映画で初の同賞受賞という快挙となった。主演の神木隆之介(敷島浩一役)は「米アカデミー視覚効果賞受賞おめでとうございます!!!!!!!凄すぎます!!!!ゴジラと戦えたこと誇りに思います!!」とコメント。「わーーー!!おめでたいいいいいい!!」(浜辺美波/大石典子役)、「おめでとうございますすげぇ!」(山田裕貴/水島四郎役)、「やばいこれから撮影なのに嗚咽がとまらない、久々に呼吸ヒッヒってなるくらい号泣してる!」(安藤サクラ/太田澄子役)、「山崎貴監督始め白組の皆様!チームゴジラの皆々様!そして阿部秀司様!おめでとうございます!」(佐々木蔵之介/秋津清治役)など、多くの共演者も祝福のコメントを投稿している。一方、スタジオジブリの『君たちはどう生きるか』は、長編アニメ映画賞に輝いた。主題歌「地球儀」を担当した米津玄師は「アカデミー賞、長編アニメーション賞おめでとうございます。偉大な作品に関われたことを誇らしく思います」と今回の受賞への喜びを投稿した。『ゴジラ-1.0』は公開中。『君たちはどう生きるか』英語吹替版(日本語字幕付き)は3月20日(水・祝)より上映。※秋津清治の「清」は旧漢字(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2024年03月11日第96回アカデミー賞にて、長編アニメ映画賞を受賞したスタジオジブリ映画『君たちはどう生きるか』。この度、この受賞記念として、“英語吹替版(日本語字幕付き)”の上映が決定した。本作は、宮崎駿監督10年ぶりとなる長編映画最新作。監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、全く別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー。アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された今回のアカデミー賞授賞式。スタジオジブリ作品が同賞に輝くのは、『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり2度目となった。今回上映が決定した英語吹替版(日本語字幕付き)の日本語字幕は、英語セリフを翻訳したセリフではなく、オリジナル台本のセリフを使用。主人公の眞人役を演じるのは「YOU -君がすべて-」シーズン1でパコ役を演じたルカ・パドヴァン。青サギ役にロバート・パティンソン、キリコ役にフローレンス・ピュー、ヒミ役に福原カレン、夏子役にジェンマ・チャン、勝一役にクリスチャン・ベール、大伯父役にマーク・ハミル、老ペリカン役にウィレム・デフォー、インコ大王にデイヴ・バウティスタがキャスティングされている。ファンからは「英語版で見たいと思っていました!嬉しいです~」、「絶対に行きます!」、「英語で違う声優さんでまた楽しめる」、「これはもう一度観にいかないと!!!!」などと上映を喜ぶ声が寄せられている。『君たちはどう生きるか』英語吹替版(日本語字幕付き)は3月20日(水・祝)より上映。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年03月11日『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり2度目のオスカーを受賞したスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』の鈴木敏夫プロデューサーが3月11日、スタジオジブリで行われた会見に出席し、受賞した瞬間の宮崎駿監督の様子などを伝えた。会見に登場した鈴木プロデューサーは、「彼(宮崎監督)のアトリエがそばにありまして、そこで彼は待ち構えていました」と語ると「電話で話したのですが、興奮していましたね。もともと『俺は気にしていないから』と一生懸命自分の気持ちを抑えるような仕草を見せていましたが、(喜びが)漏れ出ているような感じでした。結構欲しがらないと言いながら、欲しいんだなと思いました。その後も緊張が続いていたようです」とユーモアを交えて報告する。今回の長編アニメ映画賞には、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』など良質のアニメーション作品もノミネートされていたが、見事オスカーを手にした。鈴木プロデューサーは「基準があるのだろうけれど、正直僕にはどうして選ばれたのかは分からない。アカデミー協会の会員の方に感謝するのみです」と語ると「でも僕は日本のお客さんよりもアメリカの方がすんなり受け入れやすかったのかなと思うんです」と持論を展開する。さらに鈴木プロデューサーは「映画の公開中はあまり言わなかったのですが、彼(宮崎監督)が何をやっているのか、何となく分かっていたんです」と続けると「旧約聖書の黙示録。宮崎の黙示録だと思ったんです。それは映像を観ていると分かる。その意味で、アメリカの方がストーリーは受け入れやすかったんじゃないかなと思っています」と作品の解釈を述べていた。鈴木プロデューサー自身も「こういう受賞は時の運だと思っているので、やっぱり発表された瞬間は心の底から嬉しかった。それ以上の感情はありません」と語ると、「アカデミー賞というのは僕も映画ファンの一人なので注目していたのですが、作品を選ぶ基準が面白い。やっぱりすごい賞」と感無量な表情を浮かべていた。『風立ちぬ』から10年の歳月が流れた。鈴木プロデューサーは宮崎監督について「引退、復帰とオオカミ少年と言われていたこともありました」とふり返ると、「でもいつも最後だと思っているんです」と、常に決死の覚悟で作品に臨んでいることを明かす。日本国内のみならず世界的にも大きな成功を遂げている本作だが、今後について鈴木プロデューサーは「まだ白紙です。僕も宮崎も準備から含めると10年近くの歳月を要し疲労が残っている。それを取るにはもう少し時間が掛かるので、疲れが取れてから考えたい」と述べると「長編を作るというのはとても大変なこと。いまは短編をやったらどうか……という話をしています」と今後の展望について、ほんの少し語っていた。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年03月11日第96回アカデミー賞の授賞式直前、レッドカーペットに『PERFECT DAYS』で国際長編映画賞にノミネートされているヴィム・ヴェンダース監督と役所広司、視覚効果賞候補の『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督とVFXのチーム、長編アニメ映画賞候補の『君たちはどう生きるか』チームが登場した。ヴェンダース監督と役所さんは時折肩を組みながらリラックスした様子でWOWOWのインタビューに応じ、マーティン・スコセッシ監督やロバート・ダウニー・Jr.と対面したとコメント。役所広司とヴィム・ヴェンダース監督 Photo by Kevin Mazur/Getty Images作品が世界で受け入れた理由について役所さんは「国は違っても人の気持ちは共通しているものがある」と語り、「(特に)大都市の人たちの心には響くんじゃないでしょうか」と語った。また、お馴染みのゴジラ人形が蝶ネクタイのゴールデンゴジラ仕様となった『ゴジラ-1.0』の山崎監督は、現地で「ストーリーとキャラクターがよかった」と言われているとコメント。ゴールデンゴジラ Photo by Mike Coppola/Getty Images視覚効果賞に日本映画として初ノミネートとなったが、予算の規模がハリウッド大作と違う中で候補となった理由について、VFXディレクターの渋谷紀世子らは「ヒヤヒヤだったけれど、ここに来ているみんなで頑張った」とコメント。「(それぞれが)好き勝手言ってるだけ」と山崎監督が笑顔を見せる後ろで「チームワーク!」「みんなで頑張ったよ!」と笑顔のチームの声が飛び交っていた。山崎貴監督 Photo by Gilbert Flores/Variety via Getty Imagesそんな『ゴジラ-1.0』チームは揃ってゴジラ仕様の靴でレッドカーペットを闊歩した。『ゴジラ-1.0』Photo by Kevin Mazur/Getty Imagesさらに、『君たちはどう生きるか』からは中島清文さん、福田博之さん、依田謙一さんが参加した。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2024年03月11日新垣結衣と新人・早瀬憩がW主演、累計販売数180万部を突破し「心が救われる」「人生の本棚にはいった」など多くの共感を得た同名コミックを映画化した『違国日記』の公開日が6月7日(金)に決定。劇中歌は元「チャットモンチー」の橋本絵莉子が手掛ける。人見知りな小説家の高代槙生と、その姪・田汲朝の対照的なふたりの同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく、優しさの形を提示するヒューマンドラマ。ヤマシタトモコによる原作漫画は2023年6月に最終回を迎え、惜しまれながら6年という連載期間を経て終止符を打ったが、連載終了後も人気の高さが話題となっている。高校生になった朝が、所属する軽音部のバンドで演奏する劇中歌「あさのうた」の作詞・作曲を務めるのは、「チャットモンチー」でギター&ボーカルを担当し、2018年にその活動を“完結”後、ソロ活動を開始。先日新アルバムの発売が発表された橋本絵莉子。槙生との共同生活を経て、自分の人生を手探りしながら日々成長していく朝の気持ちに寄り添う瑞々しい楽曲を提供。劇中では朝役の早瀬さんが橋本さんの歌う姿を彷彿とさせる熱唱を見せている。「あさのうた」作詞・作曲橋本絵莉子コメントドキュメンタリーなんじゃないかと思うほど朝と槙生の暮らしが近くに感じられて、生き生きとしていて、生々しくて、綺麗だなあと思う瞬間がいっぱいありました。観た後餃子が食べたくなったので、翌日作って食べました。この映画を彩る一員になれたことが、とても嬉しいです。ありがとうございました。さらに、前売り特典は原作者・ヤマシタさんによる槙生と朝の描き下ろしイラストが施されたオリジナルしおりに決定。2人が映画館に来たようなイラストとなっている。前売り券(ムビチケカード)は3月15日(金)より全国の上映劇場(一部劇場を除く)にて発売される。原作・ヤマシタトモコ先生描き下ろしクリアしおり付『違国日記』は6月7日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:違国日記 2024年6月7日より全国にて公開©2024『違国日記』製作委員会
2024年03月11日『ケンとカズ』の小路紘史監督による8年ぶりの新作『辰巳』より本予告と場面写真が解禁された。また、『ケンとカズ』主演のカトウシンスケと毎熊克哉よりコメントが到着した。裏稼業で働く孤独な男と、最愛の家族を失い復讐を誓う少女を描く本作は、アウトローたちの慟哭とロマンが胸を打つ、これまで誰も観たことのない“ジャパニーズ・ノワール”。カンヌ国際映画祭「ある視点」に出品され、仏・セザール賞で4部門ノミネートした話題作『ONODA 一万夜を越えて』(21/アルチュール・アラリ監督)の遠藤雄弥が主人公・辰巳を演じ、行き場のない怒りを復讐に変える少女・葵役を、森田想が務める。この度解禁となった場面写真には、重厚で緊迫感のある物語を支える登場人物達の面々が写し出されており、本作のただならぬ雰囲気が伝わってくる。また本予告は、辰巳が生業とする“裏稼業”の正体とその強烈な描写から始まる。そして、辰巳の運命を左右することになる葵の、「勝気」という言葉では収まりきらないほどのじゃじゃ馬っぷりが映し出される。そんな中、「暴走する狂気が世界をのみ込んでいく」というテロップとともに、葵の姉・京子を殺害した狂暴で凄烈な犯人・竜二の迫力の姿が。その後も、にらみ合い、つかみ合い、怒号、暴力、破壊、暴走、銃撃…と、3人を待ち受ける過酷な運命を予感させる容赦のない怒涛の映像が収められている。さらに、小路紘史監督の前作『ケンとカズ』で主演を務めたカトウシンスケと毎熊克哉から、コメントが到着。両氏とも本作に出演していないが、毎熊さんは「素晴らしいキャストとスタッフを引き連れてとんでもない映画を作り上げた」と賞賛。本作に向けて異例の祝福メッセージを寄せた。『ケンとカズ』の主演2人から『辰巳』へのコメントカトウシンスケ「『辰巳』が公開される。『ケンとカズ』から8年。僕たちはどこまで来たのだろうか。遠くまで来たかな?進んでる?鬱屈とした靄や、もっともっとという渇きが僕の身体にまとわりつく。打破せよ、とこの映画は言う。荒野を行け、と僕に言う。遠藤雄弥さんが強い魂で演じる辰巳へ。ケンから血が滲むほど硬く硬く握ったバトンを。えいっ。我らが小路紘史がもがき苦しみながら、最恐で最狂で最強に愛おしいキャスト・スタッフと共にぶちかます渾身の一撃。ガツンと喰らえ。唾吐きながら未来へ生きてくぜ。是非見届けてください。よろしくお願いします。毎熊克哉「2作目まではオリジナルの自主映画をやる」と小路紘史は頑なだった。理由を聞いてみると「それで1作目がまぐれじゃないことを証明する」と。いわゆる商業映画デビューを先延ばしにして、黙々と孤独に準備を進める姿を僕は見ていました。そして『ケンとカズ』から8年後、彼は素晴らしいキャストとスタッフを引き連れてとんでもない映画を作り上げた。最新映画『辰巳』は理屈を超えたモンスター級のパワーを放つ!必見。『辰巳』は4月20日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:辰巳 2024年4月20日より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開©小路紘史
2024年03月10日若葉竜也主演映画『ペナルティループ』のアザーポスタービジュアルが公開された(全10種)。今回のアザーポスターは、緑を基調にして新たにデザイン。初解禁となる場面写真が使用されており、各キャラクターのセリフがコピーとして添えられた、本作の世界観を切り取ったものとなっている。若葉さん演じる岩森のポスターには、恋人の唯(山下リオ)への「行ってきます」と、素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に問いかけた「あんたさあ、やっぱあれなの、たくさん人殺したの?」という言葉が。一方、唯のポスターの「手遅れ、知ってるでしょ」「質問禁止あと、他言無用」は岩森に向けた言葉だが、どういう意味なのか謎が残り、ファミレスで夜を明かす2人を捉えたモノクロの一枚には、「ここ数年で一番、心地よい夜でした」と唯の心情が表されている。溝口のものには「今日も俺を殺すのか?」、夕暮れに岩森とたたずむ一枚には「別の星にいるみたいじゃない?」と、復讐する者とされる者という関係性からはかけ離れたセリフが。そして、謎の男(ジン・デヨン)のポスターには、予告編でも印象的だった「無理です。同意されてます」や、<“何度でも復讐ができるプログラム”=ペナルティループ>に契約した岩森へのセリフが添えられた。さらに公開初日より、新宿武蔵野館と池袋シネマ・ロサの2館限定で入場者特典の配布が決定。内容は、本作で繰り返し描かれる6月6日にちなみ、先着666名限定でアザーポスター全10種の中から4種がプリントされたポストカードセット(全4枚)となっている(※なくなり次第終了)。なお、一足早く映画を鑑賞した著名人からコメントも到着。「『何度繰り返しても復讐失敗』ではなく『何度繰り返しても復讐成功』という見たことないタイムループものを喰らわせられました…!ご馳走様でした」(バイク川崎バイク/芸人)、「観た人は必ずもう一回観たくなる」(山内ケンジ/劇作家・映画監督)。主演の若葉さんも「超面白い映画だった!最高だった!なんか変だった!」と感想を述べている。『ペナルティループ』は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペナルティループ 2024年3月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
2024年03月10日現在公開中の山崎賢人主演映画『ゴールデンカムイ』より、VFXメイキング映像がSNSに公開された。本作は、明治末期の北海道、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクション作品。今回公開された映像は、山田杏奈演じるアイヌの少女・アシリパが、エゾオオカミのレタラをなでる様子や、迫力満点のヒグマの登場シーンなどが映し出され、リアルな生き物たちがどう作られていったのかが垣間見える。この映像公開にファンからは「いやすごいなこれ」、「リアルな動きはこう作られていたのですね!」、「俳優さんも実際に居るかのように演じてるので凄いよね」、「こんなに段階踏んでるとは思わなかったすごい」、「ホンマにクマが怖すぎて、映画館で思わず【怖っ!!】って声出ちゃったもんな。ヒグマを見るだけでも価値あるよw レタラのモフモフ感も良かったなぁ」、「ヒグマ骨と筋肉の部位毎に動かしてたんか」などと感嘆の声が寄せられている。『ゴールデンカムイ』は公開中。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※レタラの「ラ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年03月08日シュー・グァンハンと清原果耶がW主演する、藤井道人監督の日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』より本ビジュアルが解禁された。また本作が3月28日(木)から行われる第48回香港国際映画祭に出品されることが発表となった。本作は、台湾の超人気スター俳優シュー・グァンハン演じるジミーと、日本の若手実力派女優、清原果耶演じるアミが【日本×台湾】【18年前×現在】を舞台に紡ぐ、切なくも美しいラブストーリー。この度解禁されたのは、ジミーとアミが18年前の台湾でひと夏を共に過ごした青春の1ページを切り取ったエモーショナルな本ビジュアル。本ビジュアルでは、【18年前】のアミとジミーが青春のひと時を共に過ごす姿に加え、普段は明るく天真爛漫なアミが遠くを見つめ切ない表情を浮かべる様子と、2人で過ごした日々に想いを馳せる【現代】のジミーを映し出す。さらに、本作が3月28日(木)から4月8日(月)まで開催される第48回香港国際映画祭のカレイドスコープ部門に正式出品されることが決定。これまでも同部門には『エゴイスト』や『さかなのこ』などの話題作が出品されている。映画祭への正式出品をうけて藤井道人監督は「『青春18×2』が香港国際映画祭で上映出来ること、心から嬉しく思います。本作は、僕にとって初めての国際プロジェクトであり、僕のルーツの一つである台湾の仲間たちと映画を作れたことは、人生の財産です。『人生という名の旅』を皆さまと映画を通して分かち合い、本作が皆さまの心に残ってくださることを願っています」と“監督人生第二章の始まり”と位置付けたこの国際プロジェクトが世界に向けて放たれることに喜びを語った。世代を問わず感動必至の本作が、日本での公開を控え、世界でどのように受け止められるのか期待が高まる。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年03月08日劇場版シリーズ第27作目となる最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の公開を記念して、「Hulu」では歴代の劇場版5作品を3月22日(金)より先行配信することが決定した。青山剛昌によるコミックスは、全世界累計発行部数2.7億部を突破し、昨年公開の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は興行収入138.8億円突破のシリーズ史上最高記録を更新と、子どもから大人まで大人気の「名探偵コナン」。今回Hulu先行配信が決定した5作品は、怪盗キッドと服部平次が劇場版に初登場した『劇場版 名探偵コナン 世紀末の魔術師』(’99)、『劇場版 名探偵コナン 迷宮の十字路』(’03)、『劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵』(’15)、『劇場版 名探偵コナン から紅の恋歌』(’17)、『劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(’22)。また、4月以降も順次、過去作や関連作品を配信予定だ。そして、「名探偵コナン」本編の7年前、警視庁警察学校で同期だった降谷零、松田陣平、伊達航、諸伏景光、萩原研二の鬼塚教場での半年を描いたTVシリーズ「名探偵コナン 警察学校編」を4月に配信。怪盗キッドや服部平次にフィーチャーしたTVシリーズの特別パックと、シーズン27も配信していく。▼「Hulu」配信概要●3月22日(金)から先行配信開始『劇場版 名探偵コナン 世紀末の魔術師』『劇場版 名探偵コナン 迷宮の十字路』『劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵』『劇場版 名探偵コナン から紅の恋歌』『劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁』●3月15日(金)から配信開始<名探偵コナン TV シリーズ特別パック>特別パック(月下の奇術師 怪盗キッドセレクション)全32話特別パック(西の高校生探偵 服部平次セレクション)全31話特別パック(想いよ届け 恋愛セレクション)全30話●3月23日(土)から配信開始名探偵コナン TVシリーズ シーズン27●4月から配信開始名探偵コナン 警察学校編『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は4月12日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵コナン から紅の恋歌 2017年4月15日より全国東宝系にて公開© 2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会名探偵コナン 世紀末の魔術師 1999年4月17日より公開名探偵コナン 迷宮の十字路 2003年4月19日より公開名探偵コナン ハロウィンの花嫁 2022年4月15日より全国東宝系にて公開©2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会名探偵コナン 100万ドルの五稜星 2024年4月12日より全国東宝系にて公開©2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年03月08日杉咲花、志尊淳はじめ若手最旬俳優たちが共演する映画『52ヘルツのクジラたち』。この度、杉咲さんと実生活でも親友同士である小野花梨の運命的な出会いが紡いだ本編シーンとインタビュー映像が解禁された。今回解禁となった本編映像では、孤独な少年を救うため「覚悟を決めた」貴瑚(杉咲さん)と美晴(小野さん)の友情が映し出されている。ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことができず、少年が「会いたい」と願う「ちほちゃん」の元に、少年を連れて行こうと決意する。そんな中、突然、東京から姿を消した貴瑚を探していた親友・美晴が現れる。最初は見知らぬ少年と暮らす貴瑚に当惑する美晴だったが、「私覚悟を決めたんだよ。あの子を本当に安全な場所に連れて行ってあげたいの」と成長した貴瑚の力強い言葉に美晴は「とにかく今はあんたと一緒にいる。私だって覚悟決めてきたんだよ」とお互いの絆を確かめ合い美晴も旅に同行することに。その道すがら貴瑚は、美晴にも打ち明けられなかった、いまはもう会えない安吾とのかけがえのない日々と、全てを一瞬で変えてしまったある出来事を打ち明ける――。実はプライベートでも大の親友同士で、作中でも親友を演じた杉咲さんと小野さん。同時に解禁となったインタビュー映像では、2人の絆を感じる奇跡的なエピソードも解禁された。撮影をふり返り、杉咲さんは「友人として過ごしてきた時間が長かったので、カメラの前に立った時、役として交われるのだろうか。という今まで感じたことのない妙な緊張感があった」と明かしつつも「実際、現場に立って対面した時に、自分の目の前にいたのは美晴で花梨ではなくて…」と小野さんの俳優としての姿勢を賞賛。対して小野さんは照れながらも、「仕事だと思ったらなんか友達いる!という感じになっていて...でも対人関係であるべき心遣いを取っ払えていたので演じやすい部分もあったね」とふり返っており、杉咲さんとだからこそできた演技があったことを明かす。さらに、原作小説「52ヘルツのクジラたち」との出会いは、まさかの小野さんから勧められた本だったと明かす杉咲さん。「こんなことってあるんだ!と思いました。花梨から貴瑚という役を演じて欲しい!とおすすめして貰った本で、そのタイミングでオファーを頂けて、さらに美晴役のオファーが花梨に行くなんて思ってもみなかったので」と、運命としか呼べないエピソードを明かしている。『52ヘルツのクジラたち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年03月08日佐藤健、長澤まさみ、森七菜が出演する映画『四月になれば彼女は』の公開記念特番「Bar April ~それでも人は恋をする~」の放送が決定した。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本と、史上最高峰のスケールで紡がれる心に刺さるラブストーリー『四月になれば彼女は』。今回の特番では、主人公・藤代役の佐藤さんがバーテンダーを務める「Bar April」に、藤代の婚約者・弥生役の長澤さんと、藤代の初恋の女性・春役の森さんが来店。スペシャルカクテルと共に、恋愛、人間関係の悩みに真面目に答えるトーク企画となっている。また、映画の撮影秘話も満載だ。なお、本放送は、3月16日(土)よりテレビ愛媛、山口放送、テレビ信州、山形放送などで順次放送予定(※地域によって日時は異なる)。公開記念特番「Bar April ~それでも人は恋をする~」は3月16日(土)11時20分~テレビ愛媛ほかにて順次放送。『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月07日安部公房が1973年に発表した同名小説を石井岳龍監督が映像化した映画『箱男』。本日3月7日の安部公房生誕100周年を記念し、主演・永瀬正敏のナレーションによる“箱男”が都市を覗く本編映像と、第74回ベルリン国際映画祭での石井監督・キャスト陣の姿をとらえたダイジェスト映像が解禁された。原作者の安部公房本人から直接映画化を託されたのは、『狂い咲きサンダーロード』(1980)で衝撃的なデビューを飾って以来、常にジャパン・インディ・シネマの最前線をいき、近年では二階堂ふみ主演の『蜜のあわれ』や綾野剛主演の『パンク侍、斬られて候』などを手掛けてきた鬼才・石井岳龍。石井岳龍先月行われた第74回ベルリン国際映画祭のBerlinale Special部門に正式招待され、現地・ドイツでも大歓声を浴びた本作。原作者は、その著作が世界20数か国に翻訳され、熱狂的な読者を世界中に持つ日本を代表する文学者であり「壁」「砂の女」などでも知られる安部公房。1924年生まれで、三島由紀夫とも並び称される世界的に人気のある日本の小説家の1人。そして本日2024年3月7日は、安部公房の生誕からちょうど100周年。この節目ともいえる年に、映画『箱男』の公開を迎えるあたって、主演の永瀬さんは「深夜のドイツ・ベルリンの会場に響いた歓声と鳴り止まぬ拍手の音は届いていたでしょうか?『箱男』を残してくださりありがとうございました」と原作者への感謝をコメント。さらに本作でメガホンをとった石井監督は「ご本人からは“映画にするのであれば娯楽にして欲しい”という予想もできなかった謎かけ難題をいただき、32年にわたり映画化の試行錯誤を重ね続けてきました。“箱男”世界が時代にシンクロする事が感慨深いです」と作品への手応えと共に安部氏との思い出を明かした。また、そんな永瀬さんと石井監督が、浅野忠信や佐藤浩市らと臨んだベルリン国際映画祭の様子をショート動画にまとめたダイジェスト映像、そして箱男が登場する、物語の導入部分とも言える永瀬さんのナレーションが吹き込まれた本編映像が解禁。本映像は、線路沿いの道に散らばったゴミの中で倒れている一見ただの段ボールが、いきなり立ち上がるシーンから始まる。「蔑まれるのはお前たち。こっちは何でもお見通し」というナレーションと共に、段ボールに開けられた小窓から都市を一方的に眺める“箱男”の姿が描かれている。かつて1997年に製作が決定していた本作。石井監督は万全の準備を期し、ドイツ・ハンブルグで撮影を行うべく現地へ。ところが不運にもクランクイン前日に、撮影が突如頓挫、撮影クルーやキャストは失意のまま帰国することとなり、幻の企画となっていた。宿命の地・ドイツ、ベルリン国際映画祭での監督・キャスト陣の、レッドカーペットやワールドプレミア後の様子や翌日行われた記者会見の模様がおさめられた特別映像にも注目となっている。主演・永瀬正敏、石井岳龍監督のコメント全文<永瀬正敏>ドイツの地でクランクイン前日僕の目の前で撮影中止が宣告され、全身の力が抜け去って、何も考える事が出来なくなったあの日から、27年の月日が流れましたその間も何度も何度も『わたし』が復活しそうになっては、僕の前から消えていってしまっていましたでも、石井岳龍監督は32年前のあなたとの約束を決して諦めていませんでした非常に奇天烈で、しかし本質をずばり突いているこの素晴らしい原作を、長い時間をかけ映像化した石井監督は、満員の観客の皆さんの前で「新しいマジカルミステリーツアーをお楽しみ下さい」 と上映前に挨拶されました上映が終わり、僕は思わず、お隣の石井監督の手を渾身の力で握り締めていました(後で聞くと本当は手じゃなかったみたいですが、、、)深夜のドイツ・ベルリンの会場に響いた歓声と鳴り止まぬ拍手の音は届いていたでしょうか?この夏、日本の皆さんへ、やっとやっと、やっと!27年かかった「新しいマジカルミステリーツアー」を体感していただけますどうか天国から見守っていてください安部公房さん『箱男』を残してくださりありがとうございましたそして100歳のお誕生日、おめでとう御座います!『わたし』こと 永瀬正敏より<石井岳龍監督>小説「箱男」は読者の数だけ内容の解釈が違ってくるような、とても摩訶不思議で実験的な純文学作品ですが、原作者ご本人からは「映画にするのであれば娯楽にして欲しい」という予想もできなかった謎かけ難題をいただき、32年にわたり映画化の試行錯誤を重ね続けてきました。今回、遂に完成作品が世界に放たれるのは、非常に優れたプロデュースチーム、非常に優れた俳優チーム、非常に優れたスタッフチームの大いなる創作努力の集積の結果ですし、「箱男」世界が時代にシンクロする事が感慨深いです。『箱男』は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:箱男 2024年公開予定ⓒ2024 The Box Man Film Partners
2024年03月07日若葉竜也主演映画『ペナルティループ』より、新たな場面写真が公開された。『街の上で』以来、若葉さんが主演映画2作目に選んだ今作は、“主人公自ら復讐のループを選択する”という異色のループ作品。「日本映画としてもだいぶ変な子が出てきちゃったなという感じですよね。面白いなと思う人は本当にハマるし、面白くない人は批判したくなる、あるべき姿の娯楽作品ができたと思います」とコメント。当初、手触りが未知のものだったため、エンターテインメントに昇華できるのか、不安を感じていたそうだが、完成作を観て、「自分の想像よりも尖ってて、やってよかったと思いましたね」と自信を覗かせた。公開を間近に控え、「近年何本も映画をやらせてもらって、オファーをいただく脚本や監督の作家性も含めて、何となく偏ってきてるなとは感じていました。『ペナルティループ』はそれをぶち壊して、多分みんながびっくりするような作品の真ん中に立つということをやらせてくれたので、僕のフィルモグラフィーの大きな分岐点になると思います」と手応えも語っている。今回到着した場面写真では、これまで公開されてきた映像で、最愛の恋人を殺され素性不明の男に復讐を繰り返す姿しか見せていない、若葉さん演じる岩森の新たな表情がとらえられており、ループ中にどこかを見つめる意味深なシーン、劇中で見せる数少ない自然体な姿が見られる。『ペナルティループ』は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ペナルティループ 2024年3月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS
2024年03月07日松居大悟監督最新作『不死身ラヴァーズ』より予告編とポスターが解禁。さらに主題歌、劇伴を、シンガーソングライター澤部渡によるソロプロジェクト「スカート」が担当することが分かった。松居大悟監督が10年以上に渡り温め続けてきた本作は、高木ユーナ著の同名漫画を原作に、見上愛が映画単独初主演で贈る、渾身のラブストーリー。この度解禁された予告編映像は、中学生の長谷部りの(見上愛)が、運命の相手だと信じる甲野じゅん(佐藤寛太)へ好きという思いを伝える場面から始まる。しかし両思いになると甲野じゅんは、りのの前から忽然と姿を消してしまう…。その後も、甲野じゅんは、時に高校生として、時に車椅子に乗る青年に姿を変えて、再びりのの前に現れる。その度に何度も彼に恋をして「好き!」と思いを伝え続けるりのだが、親友の田中(青木柚)やバイト先の花森(前田敦子)に、気持ちを否定されてしまう。やがてりのは大学生となり、甲野じゅんと再び出逢うことになる。最後に「今日という日は、もう一生来ないから…」という甲野じゅんと、「消えたっていいよ。私が消さないから…」というりののセリフの意図とは…?また、本作の主題歌が「スカート」の書き下ろしの新曲「君はきっとずっと知らない」に決定。松居大悟監督は、「消えながらも突き進むラブストーリーには、透き通るようなメロディが流れたらいいな」と思い、本作の主題歌と劇伴の制作を「スカート」澤部さんに依頼したという。しかし澤部さんは、作中に既成の楽曲があることを知り、「主題歌は映画のためにも、自分がやらないほうがいい」と一度断ったという。松居監督は、そんな澤部さんに対し、すごく映画のことを愛してくださっている感じがして信じられたからこそ主題歌を担当してもらいたいとより強く思ったと明かす。「スカート」澤部渡結果、映画音楽から主題歌の全てを澤部さんが担当することになった。澤部さんは「りのでありながら、りのになりすぎず、物語を包めるような曲を書くのはとても気の張る作業でした」とふり返りながら「結果的にすこし不思議で噛み応えのあるポップ・ソングを投げることができて今(というか曲ができてからずっと)、私は本当に嬉しい気持ちでいます」とコメントを寄せている。併せて解禁となったポスタービジュアルは、予告編映像のラストで2人が肩を寄せ合うシーンを切り取ったもの。全力で「好き」を伝えていくも、両思いになると消えてしまう甲野じゅんを前に、「じゅんくん、消えないで…」と語るりのの、切なさ溢れる仕上がりになっている。『不死身ラヴァーズ』は5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:不死身ラヴァーズ 2024年5月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会©️高木ユーナ/講談社
2024年03月07日永野芽郁と高橋文哉の初共演で、シリーズ累計発行部数1,200万部を超えるベストセラー漫画を実写映画化する『からかい上手の高木さん』。この度、本作とTBSドラマストリームで放送されるドラマ版の主題歌がAimerが書き下ろした「遥か」に決定。同楽曲に乗せた最新予告映像、ポスタービジュアルとともに、「いちばん好きな花」の白鳥玉季と、『カラオケ行こ!』の齋藤潤の出演が発表された。『愛がなんだ』『街の上で』『ちひろさん』『アンダーカレント』など数々の作品を手掛け、新世代の恋愛映画の名手とされる今泉力哉監督が、10年ぶりに再会し再び動き出す高木さん(永野さん)と西片(高橋さん)の愛おしい時間を、圧倒的な映像美で紡ぎ出す。本作の主題歌を手掛けたのは、2011年にシングル「六等星の夜」でメジャーデビュー後、2016年には各種配信チャートで1位を獲得、2022年にはテレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編オープニングテーマ・エンディングテーマ「残響散歌/朝が来る」をリリースし、Billboard JAPAN“JAPAN HOT 100”にてBillboard JAPAN史上最高記録となる7週連続の1位を記録、同年末には「第64回輝く!日本レコード大賞」にて特別賞を受賞し、「第73回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たすなど、数々のヒットソングを生み出し続けるAimer。Aimer今回のオファーを受け「『からかい上手の高木さん』という素敵な作品の映像化に際し、主題歌として関われること、心から光栄に思っています」とコメント。「『高木さん』と『西片』二人のその尊い関係の象徴になるような楽曲を目指して『遥か』という曲を制作しました。わたしにとっても新しい空気感を纏った曲です。作品を愛するみなさんに、そして今回の映像化で初めてこの作品に触れるみなさんにも、少しでも気に入っていただけたらとても幸せです」と楽曲に込めた想いを明かした。また、楽曲を聞いた永野さんは「今作のために書き下ろしてくださったと聞き、拝聴できる日をとても心待ちにしていました。『遥か』が流れ出した瞬間に高木さんと西片の物語が、流れてきた時間が、ふわっと包まれ、優しくもどこか力強く背中を押してくれるような感覚になりました。そして私自身が小豆島で撮影をしていたことを鮮明に思い出しました。景色や空気を感じられるこの曲と共に、映画館で皆様に観ていただける日が楽しみです」と期待を込めてコメント。高橋さんは「高木さんと西片の世界に引き込まれ、気づいたら映画が終わっているような素敵な力を持つ楽曲だなと思いました。メロディーも現場での2人にしか出せない空気感を体現してくださっている気がして、歌詞も西片を演じている時に聴きたかった!と思うほど、言葉に表していなかった2人の感情がたくさん隠れていると思います。こんな素敵な楽曲と共に皆さまに作品をお届けできることがとても幸せです。ぜひ映画館でこの素敵な空気感にたくさん引き込まれていただければと思います!」と、感激のコメントを寄せた。主題歌「遥か」なお、本楽曲「遥か」は、今春よりTBSドラマストリームで放送(Netflixで世界配信)される実写ドラマ「からかい上手の高木さん」の主題歌としても起用。ドラマ&映画「からかい上手の高木さん」の世界観を繋ぐ、書き下ろし楽曲となっている。そして主題歌「遥か」を使用した、切ないくらい純粋なふたりの想いが溢れ出す最新予告映像と、ポスタービジュアルが解禁。離れ離れになってしまっていた高木さんと西片が、慣れ親しんだ学校の教室で10年ぶりに再会を果たすシーンから始まる本映像。小豆島の美しいロケーションを背景に、Aimerの楽曲がさらに切なく、純粋な2人の物語を抒情的に描き出す。ラストカットの高木さんと西片、2人の笑顔にも要注目。また、本ポスタービジュアルでは、小豆島の海を背景に10年の経過を感じさせない親密な距離感でこちらを見つめる笑顔の2人をとらえている。高橋文哉演じる西片の生徒役に白鳥玉季&齋藤潤の出演が決定さらに、映画『流浪の月』や『極主夫道 ザ・シネマ』『mellow』など、重厚感のある難しい役柄からコメディ作品まで幅広い作品で圧倒的な存在感を放ち、Netflixシリーズ「御手洗家、炎上する」では本作の主演を務める永野さんの若年期を演じた白鳥玉季と、2023年下半期、ドラマ「猫カレ-少年を飼う」や「仮想儀礼」、そして話題の作品『カラオケ行こ!』ではオーディションを経て大役を掴むなど、話題作への出演が相次ぐ新鋭・齋藤潤が、高橋さん演じる西片が担任を務めるクラスの生徒役として出演。2人からのコメントも到着している。白鳥玉季/大関みき役コメントまず、今泉監督と再びご一緒できることが嬉しかったです。小豆島の綺麗な景色や自然の空気を感じながら、大関さんが町田くんに抱いた感情を考えて撮影に挑みました。クラスメイトと過ごした時間もすごく思い出深いです。初めて脚本を読んだ時に感じた「ドキドキ」を、皆さんにも感じて欲しいと思います。楽しみにしていてください!齋藤潤/町田涼役コメント永野芽郁さんや高橋文哉さんとの共演を願っていたので、出演が決まった時は飛び跳ねてしまうく らい嬉しかったです。町田は本作のオリジナルキャラクターなので、不安もありましたが、台本を読み込んで役作りに取り組みました。高木さんと西片先生の関係性はもちろん、その中で生きる大関、町田も見守っていただければ幸いです!『からかい上手の高木さん』は5月31日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:からかい上手の高木さん 2022年6月10日より全国にて公開©2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会
2024年03月07日『シン・ゴジラ:オルソ』のBlu-ray&DVDが5月1日(水)にリリースされる。庵野秀明が脚本・総監督、樋口真嗣が監督・特技監督を務め、興行収入82億円超の大ヒットを記録、第40回日本アカデミー賞で作品賞含む7冠を受賞した『シン・ゴジラ』。『シン・ゴジラ:オルソ』は、そのモノクロ版。昨年10月に実施した第4回「『ゴジラ-1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会」で初上映された本作。上映会のゲスト登壇のオファーを受けた庵野総監督が企画を提案し、樋口監督、尾上克郎准監督が監修を務め製作。タイトルの“オルソ”は、モノクロフィルムの一つ、赤系統の色が感光されない特色を持つ「オルソクロマチックフィルム」のこと。現在、主に流通しているモノクロフィルム「パンクロマチックフィルム」よりも、フェイストーンが重くなることが特徴で、この質感を目指してタイトルにも取り入れたそう。映像特典では、オリジナル本編からどのようにしてオルソを意識したモノクロ版を製作したのかの工程を解説。本作が制作される理由となった『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督と庵野総監督が対談したトークショーの模様も、『ゴジラ-1.0』Blu-ray・DVDに収録されている特典映像のみならず、本商品にも収録。また、『シン・ゴジラ』劇場公開時の予告映像をオルソ版(モノクロ版)にした映像のほか、秘蔵映像が収められた貴重な映像特典は見逃せない。▼『シン・ゴジラ:オルソ』商品情報2024年5月1日(水)発売価格:・Blu-ray 4,400円(税抜4,000円)・DVD 3,300円(税抜3,000円)発売元/販売元:東宝株式会社©2016,2023 TOHO CO., LTD.(シネマカフェ編集部)■関連作品:シン・ゴジラ 2016年7月29日より全国東宝系にて公開© 2016 TOHO CO.,LTD.
2024年03月06日宮世琉弥と原菜乃華がW主演する映画『恋わずらいのエリー』に、本作の主題歌「SWEET NONFICTION」を担当した「NiziU」が、映画本編に登場していることが分かった。映画に出演するのは本作が初めてとなった「NiziU」は、オミくん(宮世さん)やエリー(原さん)と同じ高校に通う生徒として登場。演者として映画の世界に溶け込んだ、撮影中の様子を捉えたメイキング&オフショットも到着。また、宮世さんや原さんとの共演を記念したメイキング集合写真も公開。「NiziU」との初対面に緊張し、上手く話せなかったという宮世さんは「ずっとTVで見ていた方々だったので、実際にお会いして凄く緊張しました。主題歌だけでなく本編にも登場していただいて、この映画に虹がかかったと思います!」とコメント。原さんも「NiziUさんが入られた瞬間からオーラに圧倒されて(宮世さんと)事前に何を話そうかと相談していたのが吹っ飛んだぐらい、本当にキラキラでした!」とその興奮を語った。「NiziU」コメント・MAKO普段MVなどは表情での表現ですが、今回はセリフがあって緊張しました。スタッフの皆さんが盛り上げて下さって、気持ちを楽に撮影することができました。・RIOまさか出演させていただけるなんて思ってもみなかったです!私たちを見つけて、楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。・MAYA最初はみんなすごく緊張してたんですけど、最終的には自然体でNiziUらしくできたんじゃないかと思います。・RIKUこのシーンがどういう状況なのか丁寧にお話いただき、演技に没頭することができました。・AYAKA私たちのことを温かく迎えていただき、すごくやりやすい雰囲気にして下さいました。・MAYUKA本番になった瞬間ガラッと雰囲気が変わり演技に集中されていて、凄いなと感心の気持ちでいっぱいでした。・RIMA私もNiziUのみんなで映画館で観たいなと思っているので、皆さんもぜひ映画館でご覧ください!・MIIHI実際に映画でみるような撮影現場の雰囲気を初めて見ることができて、すごく楽しくて貴重な経験ができました。・NINA映画に出演できて、すごく嬉しくてワクワクでいっぱいでした!『恋わずらいのエリー』は3月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:恋わずらいのエリー 2024年3⽉15⽇より全国にて公開©2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 ©藤もも/講談社
2024年03月06日映画『石岡タロー』が3月29日(金)より池袋シネマ・ロサにて上映が決定。新規場面写真も到着した。昭和39年、茨城県石岡市の東小学校に保護された一匹の犬。「タロー」と名付けられたその犬は、誰に教わることなく、朝は校門で児童を出迎え、昼は1年生の教室を順番に回っていた。しかしある日から、石岡駅までの2キロの道のりを往復する日課を始めるようになる。歩道橋を渡り、国道を歩き、踏切を渡り、石岡駅の待合室に入って座る。じっと改札口を見つめ、しばらくすると駅を離れて再び小学校に戻る。そんな行動を朝と夕方の1日2回、毎日続けた。タローは石岡駅周辺でも顔なじみとなり、待合室でも駅前の商店街でも多くの人にかわいがられた。タローの駅通いは17年も続いたが、タローが駅で誰を待っていたのかは、誰も知ることがなかった――。本作は、一匹の保護犬タローが、17年間、駅に飼い主を探すために通い続けた姿や、タローの世話をする児童や大人たちとの交流を描く、実話を基にした物語。昨年、本作の舞台となる茨城県ほか12館で先行公開され、口コミで劇場の拡大が決まり、昨年の12月31日現在で10,355人を動員。また、11もの海外映画祭に正式招待をされ、「ローマ・インディーズ映画祭(イタリア)」「インディーズ映画スパーク映画祭(オランダ)」「インド・インディペンデント映画祭(インド)」「ザ・チョイス国際映画祭(インド)」「ベスト・インディー・フィルムアワード(全世界)」にて、最優秀長編映画賞の5冠を達成した。脚本・監督を手掛けたのは、本作が長編デビュー作となった石坂アツシ。石岡市の東小学校の校長役で山口良一、タローが待っていたヒロイン恭子役で渡辺美奈代、恭子の子ども時代役で寺田藍月が出演している。『石岡タロー』は3月29日(金)より池袋シネマ・ロサほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:石岡タロー 2023年10月20日より公開
2024年03月05日沖縄のR&Bの聖地・コザを舞台に、再結成した女性バンドの奮闘を描いた『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』が、沖縄での大ヒットを受け拡大公開が決定。全国版ポスターと特報映像が解禁された。かつて米軍の黒人たちを中心に賑わい、ブラックミュージックが流れる繁華街だった沖縄市照屋・銀天街。そんなノスタルジックなR&Bの聖地を舞台に、沖縄の現実を見つめつつ、バンド活動でかつての夢を追う女性たちの魂を揺さぶる音楽映画。高校時代にR&Bバンド「銀天ガールズ」として一世を風靡した4人。20年を経てアラフォー世代となった彼女たちが、地元の沖縄・コザの商店街「銀天街」の街おこしを目指して再結成。街の不況や子どもたちを取り巻く貧困など、様々な事情を抱えながらも、青春と人生を取り戻し、コザの街を再び輝かせるべく、バンド活動で再起をかける様子をパワフルに描き出す。沖縄では昨年10月に先行公開され、8週間のロングランを記録する劇場も出るなど大ヒットを記録。4月12日よりアップリンク吉祥寺を皮切りに、待望の全国公開を迎えることとなった。バンド「銀天ママサンズ」のメンバー・金城ななえ役に上門みき、嘉数リカ役に畠山尚子と、共に沖縄の演劇界で活躍する2人が演じる。また、ドラムの宮城真澄役にはプロの現役ドラマー・新垣美竹、さらに歌姫・由紀子役にはシンガーソングライターのjimama(「大丈夫」「でいご」など)とミュージシャンが出演。彼女たちの熟達の演奏にも注目が集まる。加えてジョーイ大鵞、山内千草、田島龍。他に仲座健太、ゆっきー(きゃん×きゃん)、Kジャージ、玉城満、ジョニー宜野湾など沖縄の芸人・俳優・ミュージシャンが大集結。沖縄出身の多彩なメンバーが生活感溢れるリアルな演技で映画を盛り立てる。監督は、『青い魚』『真昼ノ星空』などでベルリン国際映画祭など数々の海外映画祭を賑わせ、全ての作品を沖縄で撮影してきた名匠・中川陽介。『群青 愛が沈んだ海の色』(2009)以来、14年ぶりにメガフォンをとった。全国公開にあわせ、全国版の新ポスタービジュアルが到着。コザの街中で笑顔を見せるバンドメンバーたちに「音楽の向こうに新しい人生がある」とコピーが添えられ、夢を追う彼女たちの力強い決意が伝わる。併せて解禁となった特報では、彼女たちが音楽活動での成功という甘美な夢と、過酷な現実の両方を味わいながらも、それでも音楽の力を信じて立ち上がる姿がバンドが奏でるR&Bと共に映し出されている。『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』は4月12日(金)よりアップリンク吉祥寺にて公開。全国にて順次公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日ゴジラ70周年記念作品『ゴジラ-1.0』が5月1日(水)にBlu-ray&DVDをリリースする。日本で製作された実写ゴジラ映画としては、通算30作目となる本作は、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴が監督・脚本・VFXを手掛け、戦後の日本を舞台に、戦争によって焦土と化し、何もかもを失い、文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現、圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争から生還するも両親を失う主人公の敷島浩一を神木隆之介、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺美波が演じたほか、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介が出演。2023年に公開された日本国内実写映画として、興行収入は1位を記録。アメリカでも公開され、2023年に北米で公開された外国語映画として興行収入1位、全米で公開された歴代邦画実写作品の興行収入1位を記録する大ヒット。第47回日本アカデミー賞では最多12部門で優秀賞を受賞。日本映画として初の快挙となる「第96回アカデミー賞」の視覚効果賞にノミネートもされた。今回リリースされる豪華版の4K Ultra HD Blu-rayディスクに収録の本編は、従来のブルーレイディスクには収録できない4K/HDR(ハイダイナミックレンジ)の映像で収録。解像度、光の強さや色の量が格段に違うことでよりリアルな迫力に満ちた映像クオリティを家庭で再現することができる。また特典ディスクには、秘蔵映像を収録。メイキングでは、監督・キャストのインタビューと撮影風景を通して、ゴジラの出現から戦後間もない圧倒的に不利な状況の中での戦いの模様をそれぞれの関係者の言葉で語られ、本作ならではの特殊な撮影方法など裏側にも迫っていく。そして、数々のイベントの模様や歴代ゴジラ監督と山崎監督が対談したトークショーの映像集、公開記念特番も収められている。さらに豪華版には、白黒版となる『ゴジラ-1.0/C』の本編も。60ページを超える特製ブックレットと、劇中ゴジラとの闘いで重要な作戦となる「海神(わだつみ)作戦」を説明するシーンで使用された〈特設災害對策資料綴〉の縮刷版が付く。『ゴジラ-1.0』BD豪華版3枚組展開図『ゴジラ-1.0』Blu-ray&DVDは5月1日(水)発売。▼『ゴジラ-1.0』商品情報2024年5月1日(水)発売価格:『ゴジラ-1.0』Blu-ray豪華版 4K Ultra HD Blu-ray同梱4枚組(4K Ultra HD Blu-ray 1枚+Blu-ray3枚)12,100円(税抜:11,000円)『ゴジラ-1.0』Blu-ray豪華版 3枚組9,900円(税抜:9,000円)『ゴジラ-1.0』Blu-ray 2枚組6,050円(税抜:5,500円)『ゴジラ-1.0』DVD 3枚組4,950円(税抜:4,500円)『ゴジラ-1.0/C』Blu-ray4,400円(税抜:4,000円)『ゴジラ-1.0/C』DVD3,300円(税抜:3,000円)発売元/販売元:東宝株式会社©2023 TOHO CO., LTD.(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.ゴジラ-1.0/C 2024年1月12日より公開©2023 TOHO CO., LTD.
2024年03月05日吉沢亮を主演に迎え、「悪人」「怒り」に続き作家・吉田修一と監督・李相日が3度目のタッグを組む映画『国宝』が2025年に公開決定。吉沢さんは激動の時代を生き抜いた、稀代の女方歌舞伎役者に挑む。原作は、2002年「パレード」で山本周五郎賞、「パークライフ」で芥川賞を受賞。2007年「悪人」では毎日出版文化賞など数々の賞に輝いた吉田修一の最高傑作と呼び声の高い「国宝」。2017年から朝日新聞にて連載され、歌舞伎界を舞台にした本作は連載時から大きな話題となり、2018年に単行本化。芸道小説の金字塔にして、吉田さんの最高傑作と言われている。2019年・第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞し、吉田さん自身が3年の間、歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた渾身の1作。作家生活20周年記念作品として、4年の歳月をかけて書き上げた上下巻800ページを超える大作となり、任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた主人公・喜久雄がその命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語。主演、吉沢亮は歌舞伎の稽古を行い全身全霊で挑む芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄に挑むのは、吉沢亮。『キングダム』(2019)で信の親友・漂と、玉座を奪われた秦国の王・嬴政の二役を見事に演じ分け、2020年・第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、第62回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。『東京リベンジャーズ』シリーズでは、圧倒的なカリスマ性を持った「無敵のマイキー」こと佐野万次郎を演じ、2021年の興行収入実写作品ナンバーワンの記録に貢献。2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に主演し、13歳から91歳までの渋沢栄一を演じ切り、第30回橋田賞新人賞を受賞した。吉田修一原作、李相日監督の前作『怒り』(2016)ではオーディションに参加していた吉沢さんが、今回は成長し進化した姿で主演を務めあげる。物語の舞台は、戦後から高度経済成長期の日本。任侠の家に生まれた喜久雄は、数奇な運命をたどり歌舞伎役者の家に引きとられる。激動の人生の中で、やがて歌舞伎役者としての才能を開花させていくのだが――というストーリー。吉沢さんは、まずはまっすぐに歩くことから始め、すり足、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作からの稽古を開始。稽古初日は、まっすぐ歩くことだけで終わったという中、ほかの仕事をセーブし、撮影本番のギリギリまで日々歌舞伎の稽古を行い、不遇の青年が国の宝になるまで、稀代の歌舞伎役者・喜久雄に近づけるよう全身全霊で挑んでいるという。メガホンをとるのは、監督・李相日初めて吉田修一作品に挑んだ『悪人』(2010)は、第34回日本アカデミー賞13部門で15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞し、第35回報知映画賞作品賞、第84回キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、第65回毎日映画コンクール日本映画大賞など国内のあらゆる映画賞を総なめにし、第34回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀女優賞(深津絵里)を受賞するなど、海外でも高い評価を得た。2013年『許されざる者』ではヴェネチア国際映画祭に招待、再び吉田修一原作に挑んだ『怒り』では第64回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に唯一の邦画作品をして出品され、大きな話題を呼んだ。さらに脚本は、第46回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門招待作品、相米慎二監督の『お引越し』で脚本家デビューし、『八日目の蝉』第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞、『コーヒーが冷めないうちに』や、細田守監督の『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』で東京アニメアワード個人賞(脚本賞)を3度受賞の奥寺佐渡子が手掛ける。主演&原作&監督よりコメント到着■吉田修一(原作)「夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて」「悪人」「怒り」、そして「国宝」へ。夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。そしてもう一つ、夢が叶う。「国宝」執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。無理は承知ながら、この稀代の女方・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。■李相日(監督)「機が熟した宿命の出会い」芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。■吉沢亮「途方もない挑戦」吉田修一先生×李相日監督の3作目。『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。稀代の女方を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。撮影は3月からスタートしており、6月クランクアップ予定。『国宝』は2025年公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日現在公開中の映画『マッチング』より、土屋太鳳、佐久間大介(Snow Man)、金子ノブアキのクランクアップインタビュー映像が到着した。撮影が終わったばかりのキャストをとらえた今回の映像。それぞれ、共演した印象を語っており、恋愛音痴な主人公・輪花役を演じた土屋さんは「佐久間さんが吐夢じゃなかったら、金子さんが影山じゃなかったらと思うほど、あの二人しか信じられないくらいピッタリだった。二人がいたから私も輪花になれた」と感謝する。佐久間さんも「太鳳ちゃんは役に入るときの切り替えがかっこいい。共演できて本当によかった、尊敬します」とふり返り、「ご一緒できたのは一日だけでしたが、カットがかかるとお茶目に明るくしてくださった。アクションシーンをご一緒できたのも嬉しかった」と金子さんについても共演の喜びを語った。そして、金子さんは「太鳳ちゃんがいてくれるなら恐れるものはなにもないと、身も心も預けて挑みました」「佐久間くんはめちゃくちゃ面白くて、クラスメイトにいたら絶対盛り上がる。相性も良かったと思うし、とても楽しかった。また再会できるといいな」とコメントしている。公開から2週目迎えた本作。邦画実写2週連続1位を記録し、興行収入は5億4154万9910円、観客動員数も38万1970人、リピート鑑賞者も出ている。『マッチング』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マッチング 2024年2月23日より全国にて公開©2023『マッチング』製作委員会
2024年03月04日「第96回アカデミー賞」ライブストリームに、映画『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)より監督の宮崎駿とスタジオジブリ・プロデューサーの鈴木敏夫が登場した。宮崎監督10年ぶりとなる長編映画最新作『君たちはどう生きるか』は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、全く別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー。海外でも注目され、「第96回アカデミー賞」では長編アニメ映画賞にノミネート。宮崎監督の長編アニメ映画賞ノミネートは、史上最多タイ4度目となる。今回映像では、宮崎監督と鈴木プロデューサーのコメントが流れた。物語について、自伝かと問われると、「いや、でもコロナ禍にあったことですね」と回答。7年という、これまでとは異なる長い製作期間をふり返り、「よく最後までいけた」「終わらない作品じゃないかと思いました」とコメントしている。「第96回アカデミー賞授賞式」は3月11日(月)7時~WOWOWにて生中継・ライブ配信。※宮崎駿監督の「崎」、正しくは「たつざき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2024年03月04日