シリーズ4作目となる『キングダム 大将軍の帰還』が、シリーズ史上初となる地方での完成披露舞台挨拶ツアーを行った。戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政の物語を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)を映画化した本シリーズ。2019年『キングダム』、2022年『キングダム2 遥かなる大地へ』、2023年『キングダム 運命の炎』が公開され、シリーズ累計動員数1,000万人を超え、数々の映画賞にも輝いている。最新作となる『キングダム 大将軍の帰還』にも公開前から大きな注目が集まっているなか、この度、名古屋・大阪・福岡でキャンペーンが開催され、1日目となる6月22日、109シネマズ名古屋にて信役の山崎賢人と大将軍・王騎役の大沢たかおが登壇する舞台挨拶が行われた。大沢さんは「1年前は全国周った最後が名古屋だったので僕らも疲れ気味だったのですが、たくさんの方に来ていただいて凄くエネルギーをもらって東京に帰れたので、今回はそんな名古屋の皆さんから見てもらおうと楽しみにしてきました」と昨年のキャンペーンを回顧。“最終章”ということで、これまでの信との向き合い方を聞かれた山崎さんは「20代のほとんどを信と過ごしてきたので、本当に人生そのものです。信と一緒に成長してきたなと思っていて、主演という立場でやらせてもらってますが、大先輩の大沢さんが王騎将軍のようにどしっと構えてくださって、たくさんのスタッフ・キャストに支えられ、そして観てくださった皆さんが一緒に熱くなってくれたからここまでこれたなと実感しています」とシリーズ集大成ならではの想いを吐露した。また、飛信隊としても共に闘う仲間である尾平役を演じる岡山天音がサプライズで登壇。登場した岡山さんは「キングダム今回、でらおもろい映画なもんで、最後まで楽しんでってちょーだゃー」と名古屋弁で挨拶。本作での冒頭、飛信隊と龐煖の一戦のシーンをふり返り、岡山さんは「信が圧倒的なリーダーとしていつも先陣を切ってくれていたので、なかなか信を守る場面ってなかったので台本読んだ時からとっても胸が熱くなりましたし、飛信隊のみんなで何回も頑張って撮影しました」と語る。山崎さんは「信よりもあまり強くない飛信隊のメンバーが盾になって守ってくれるところが原作でもすごく好きなエピソードで、気絶していなきゃいけないシーンなのに感動して思わず涙が出ちゃいました」と飛信隊との繋がりを感じるエピソードを披露した。そしてキャンペーン2日目となる6月23日の会場は、大阪TOHOシネマズ梅田。山崎さんと大沢さんが1年ぶりの帰還を喜ぶと、観客からも大きな声援が上がった。また、山崎さんとの互いの関係性への変化を尋ねられた大沢さんは「信の成長と同じように山崎賢人という俳優がかっこよく成長していく姿を横で見れて本当に素晴らしい7年間だったなと思います」と山崎さんを絶賛。そして大阪では、大沢さん演じる王騎の妻になるはずだった謎の将軍・摎役の新木優子がサプライズ登場。久しぶりに仕事で来阪したという新木さんは「みなさんの熱量に圧倒されつつすごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と大阪の観客の熱気に圧倒されながらも朗らかに来阪できた喜びを話した。新木さんのアクションについて山崎さんは「地上でのアクションですら大変なのに馬の上に乗ってやっていてめちゃくちゃかっこよかったです!キングダムの中で数少ない女性の将軍なので、心の強さの部分も含め、摎!最高でした!!」と大絶賛。今回初共演の大沢さんについて新木さんは「王騎としての大沢さんと初めて対峙した時に、迫力であったり温かく包み込んでくれる空気感が大沢さんから滲み出ていて、難しいことを考えずに現場で王騎と摎として向き合うことができたのは、大沢さんの存在のおかげだなと思いました」と話す。大沢さんも新木さんの印象を「王騎にとっては大事なシークエンスになるので、1作目から摎との共演をずっと楽しみにしていました。そこの現場にいたのは新木さんではなく間違いなく摎で心が震えましたね」と互いへの厚い信頼関係の強さを見せつけた。キャンペーン最終日の6月24日は、原作者・原泰久先生もいる「キングダム」でもゆかりのある福岡。要潤が来福し、シリーズ1作目から共に作品を牽引してきた山崎さん・大沢さん・要さんの王騎軍が揃い踏みの中、JR博多駅前広場のバルコニーで迫ってきた公開日に向けて“最終決戦 出陣式”を実施した。当日の朝4時に情報解禁をしたにもかかわらず7000名ものファンの方々が集まり、3人の登場の瞬間には、割れんばかりの歓声が博多駅前に響き渡った。山崎さんは「すごい光景です!7000人の軍勢を観ているかのようで興奮してます、ありがとうございます!」と圧巻の光景に驚きながらも興奮した様子。要さんも「レべチな映画ができました。王騎率いる王騎軍がついに戦場に出て魅力的なアクションを繰り広げていますので是非注目してみてください。信も、ものすごいことになっています!」とアピール。大沢さんは「キングダムという作品が、本当にたくさんの皆さんに愛されてるということを肌で実感できて嬉しく思います」と会場のとてつもない熱量がびしびしとキャストにも伝わった様子の中、イベントは終了。その後はJR博多シティ内T・ジョイ博多にて上映前舞台挨拶が行われた。バルコニーイベントをふり返って大沢さんは「なかなか映画のイベントで7000人に迎えられるってほぼないと思うんですが、それもこの作品の凄さ、ひいてはそれを率いる山崎くんの凄さであって、それを肌で感じられて福岡に来られてよかったなと思います」「ずっと雨予報でひやひやしてたんですけど、来ていただいた方の熱気が雨を吹き飛ばしたのかなというくらい本当に盛り上がったイベントになったので素晴らしかったですね」と嬉々とした様子でコメントを寄せた。1作目から王騎の側近として仕えてきた騰役の要さんは「今回初めて王騎軍として戦場へ向かうシーンがありました。王騎は本当にカリスマ性があって最強なキャラクターで、どう演じられるのか後ろから見ていましたが本当にかっこよかったです」と話し大沢さんを称えた。改めてキングダムという存在について聞かれた山崎さんは「キングダムと信から自分自身がパワーを貰いながら、人生そのものという感覚で約7年やってきました。(キングダムは)本当に宝物です」と熱いメッセージを寄せた。さらに、「キングダム」シリーズへの熱いメッセージが込められたメッセージボードを見た大沢さんは「感謝しかないですね。さっき賢人も言っていましたが、自分たちが作っている側だと思っていたけど、シリーズを重ねて観てくれている人も同じキングダムのチームみたいになってきた。それを今日こういう形で見せてもらったのは感無量です」と話し、山崎さんは「ちゃくちゃ嬉しいです。これだけ皆さんに愛してもらっているのは嬉しいですし、本当に今パワーをもらいました。ありがとうございます!!!」と感慨深げな様子で話した。怒涛の3日間をふり返ってみて、大沢さんは「シリーズ4作を通して初めて公開前に皆さんへの感謝と4作目ができたという報告にお邪魔させてもらって、来てよかったと本当に思うし、これまで応援してくれて心から感謝しています」と語り、山崎さんも「今回3都市を大沢さんと一緒に回れたこともすごく嬉しかったですし、各都市で逆に皆さんからパワーを貰って、今まで一緒になってキングダムを愛し、盛り上げてくださったことを感謝しています」と感極まった様子で語った。『キングダム 大将軍の帰還』は7月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キングダム 大将軍の帰還 2024年7月12日より全国にて公開ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2024映画「キングダム」製作委員会
2024年06月25日7月20日(土)よりポレポレ東中野にて最新作『一月の声に歓びを刻め』が上映されることを記念し、特集企画「三島有紀子監督特集」を開催。三島監督とともに、監督と関わりのある中谷美紀、稲垣吾郎らからコメントが到着した。映画監督・三島有紀子は、NHKを退社した後、東映京都撮影所で助監督として経験を積み、2009年に監督デビュー。その後、様々な製作会社・配給会社とタッグを組みながら商業映画を撮り続け、本年2月に公開された『一月の声に歓びを刻め』が記念すべき長編10作目の監督作品。三島有紀子監督本作はオリジナル脚本かつ自身が設立した製作会社・ブーケガルニフィルム社で完成させた第1作目という意味でも記念すべき作品。監督自身の実体験をベースにし、八丈島の雄大な海と大地、大阪・堂島のエネルギッシュな街と人々、北海道・洞爺湖の幻想的な雪の世界を背景に、3つの罪と方舟をテーマに、人間たちの“生”を圧倒的な映像美で描いていく。今回は『一月の声に歓びを刻め』と旧作を連続上映。過去の作品群と新作を並行して見ていくことで、三島監督が多彩なテーマを多様なチームで撮ってきた理由が浮かび上がってきそうだ。上映作品『一月の声に歓びを刻め』『しあわせのパン』『少女』『繕い裁つ人』『幼な子われらに生まれ』『Red』「短編プログラム『オヤジファイト』『よろこびのうた Ode to Joy』『IMPERIAL 大阪堂島出入橋』」三島有紀子監督よりコメント映画とは、何か。考え続けているがいまもよくわからない。でも、映画を作れば、知らない人と話すこともできる。映画を作れば、共に考えてくれる人もできる。映画を作れば、共に歓んでくれる人悔しがってくれる人もできる。映画を作れば、あなたをもっと知りたいと思う。映画は、友達ができる。映画の作り方も友達の作り方も不器用だけど、そんな軌跡とも言える。ほぼ毎日ポレポレのカフェにいる居候だからか、ポレポレ東中野さんが特集を組んでくださった。心の底からありがとうございます。嬉しいです。スタッフと役者さんたちみなさんの、映画への愛を、是非観に来てください。中谷美紀コメント『繕い裁つ人』の撮影にて、神戸で過ごした2週間は、まるでヴィスコンティーの作品のように高い美意識で埋め尽くされた三島監督の小さな聖域にて、誰にも邪魔されることなく作品だけに没入することが叶い、至福の時間でした。いつの日か再び、監督の笑顔見たさに撮影に励む日が訪れますように。稲垣吾郎コメント三島監督と僕の最初の出会いは,映画『少女』(2016年公開)でした。その後4年の時を経て2020年久々に朗読劇「カラマツのように君を愛す」(小説「しあわせのパン」より)でご一緒する機会に恵まれました。どちらも大変印象に残っており僕にとって大切な作品です。ご一緒した時間は限られているのに、監督作品のファンである僕は、全作品、ご著書を拝見していますので、常に会話を交わしているような気持ちです。三島監督には自分でも知らない、稲垣吾郎、という俳優の新たな一面を引き出していただき心より感謝しています。これからも多くの作品を生み出していただき、まだ監督作品を知らずに過ごしている方々が一刻も早く監督の世界に出会い、魂の救いを得てほしいと願ってやみません。『一月の声に歓びを刻め』公開記念「三島有紀子監督特集」は7月20日(土)~8月2日(金)はポレポレ東中野にて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011『しあわせのパン』製作委員会繕い裁つ人 2015年1月31日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2015 池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会幼な子われらに生まれ 2017年8月26日よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開ⓒ 2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会Red 2020年2月21日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2020『Red』製作委員会一月の声に歓びを刻め 2024年2月9日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© bouquet garni films
2024年06月25日奈緒主演、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介ら共演の『先生の白い嘘』から、初公開映像を交えたyamaによる主題歌「独白」のスペシャルコラボPVが解禁となった。本作は、ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマ。原作は漫画の連載が開始されるや否や、口コミで広がり、累計部数100万部(全8巻/デジダル版を含む)を突破した鳥飼茜の同名漫画。誰もが目を背けたくなるような歪んだ感情を、痛々しくもリアルに描き切った作品が実写映画化された。解禁となった映像は、yamaが本作のために作詞を手掛けた主題歌「独白」に合わせ、男女の性差に翻弄され葛藤する主人公・美鈴(奈緒さん)を中心に生徒の新妻(猪狩蒼弥)、親友の美奈子(三吉さん)とその婚約者・早藤(風間さん)の歪んだ四角関係とそれぞれの登場人物の内面に迫る映像が紡がれる。冒頭は、ピアノの柔らかな前奏に合わせて、美鈴の「私は先生。女も男も関係ない。そんな日常だけで良かったのに」という切実な想いが込められた台詞から始まる。学生時代から早藤に肉体関係を強いられ、自分が女性であるせいだと思い込んでいる美鈴が、なぜ教職を選んだのかが窺い知れる印象的な台詞となっている。そして、映像は授業中の美鈴と新妻の日常や、涙を流す美鈴にハンカチをそっと差し出す新妻、美鈴と早藤が落ち合っているカフェで逃げるようにその場を足速に立ち去る新妻。両家の顔合わせで見せた早藤の憂げな背中と美奈子の無垢な笑顔のシーンが続く。主演の奈緒さんをはじめ身を削り、体当たりで演じた俳優陣の演技とyamaの優しくも力強い歌声と歌詞が合わさり、登場人物の心情が鮮烈に映し出された。PVの最後には、「誰かに何もかもぶつけられたら」という美鈴のモノローグと、「傷つかないために、嘘をつく」という言葉で締めくくられ、美鈴が何を思い、どのように物語が展開されていくか気になる映像となっている。『先生の白い嘘』は7月5日(金)より全国の劇場と3面ライブスクリーンにて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:先生の白い嘘 2024年7月5日より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開©2024「先生の白い嘘」製作委員会©鳥飼茜/講談社
2024年06月25日松山ケンイチ&染谷将太W主演映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』に、窪田正孝、山本美月、桜井日奈子、中田青渚の出演が決定。キャラクタービジュアルも到着した。本作は、ゆるい日常を描くショートストーリーとは異なる、劇場映画化のために原作者・中村光が描いた原作エピソードであり、「聖☆おにいさん」史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化。今回発表された4人が演じるのは、イエス(松山さん)とブッダ(染谷さん)に立ちはだかる“Team悪魔”マーラファミリー。窪田さんが演じるのは、煩悩の化身である悪魔・マーラ。「相変わらずおバカなことを全力でやり抜くこの座組は、現場に立っていてとても清々しい気持ちになりました。暇を持て余した神々の本気の遊びを心ゆくまでご堪能ください」とコメントを寄せている。山本さん、桜井さん、中田さんは、マーラがシングルファザーとしてワンオペで育て上げた娘たちを演じる。ギャル全開で口は悪いものの、父親を心から慕ってやまないキャラクターだ。長女役の山本さんは「まさかこの歳で窪田さんの娘を演じる事になる日が来るとは思ってもいませんでした。現場では三姉妹で、ひたすらはしゃいでおりました。福田組ではいつもびっくりするような格好をする事が多いのですが、今回は珍しく見た目が普通です。普通の見た目に物足りなさを感じてしまうくらいになってしまったので、私は完全に福田ワールドの住人なんだな、と思いました。ですが内容はいつも通り全然普通じゃないので、きっと皆様のご期待以上に笑える楽しい作品になっていると思います」と自信を見せる。次女役の桜井さんは「憧れた方達がたくさん出演されている今作は、夢のような現場でした。緊張して、記憶があまりありません。父である窪田さんを、三姉妹達でひたすらチヤホヤしたことを、ぼんやり覚えています」と撮影をふり返った。三女を演じたのは、「第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014」グランプリを獲得して俳優活動をスタート、『街の上で』『あの頃。』に出演したした中田さん。「どの年代の方にも楽しんでいただける作品だと思います」と本作について語っている。さらに、マーラファミリーのメイキング映像も公開。YouTubeチャンネル登録者数が増えず、イエスとブッダにブチ切れる一方で、梵天には「やらせてください」と頭を下げるマーラ。しかし、娘たちにはメロメロでタジタジ。アゲアゲでセルフィーを撮る微笑ましい様子が見られ、そんなやり取りを見ていた松山さんも「私たち、いない方がいいっすよね」と苦笑いする場面も収められている。『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』は12月20日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~ 2024年12月20日より全国にて公開©中村光/講談社©2024映画「聖☆おにいさん」製作委員会
2024年06月23日アニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』が「Netflix」の今日の映画TOP10(日本)で連日TOP1を記録している。2022年12月3日に公開、興収収入155億円突破、日本の2023年の洋・邦含めた映画興行収入No.1を記録した本作。6月10日より「Netflix」で配信がスタートし、配信後から21日まで連日、今日の映画TOP1に堂々君臨。初日に開催された第1回ウォッチパーティーでは、X上で延べ人数135万人が参加した。そして6月23日(日)、宮城リョータ役の仲村宗悟をはじめ、湘北・山王メンバーがラジオ出演する第2回ウォッチパーティーの開催が決定。声優陣が映画を視聴しながら、作品への思いや裏話、視聴者からの質問に答える。さらに鑑賞後には、アフタートークも行われる。▼6/23(日)実施第2回Netflixウォッチパーティー19:50 - 20:00:直前トークラジオ20:00 - 22:00:本編視聴22:00 - 22:25:アフタートーク『THE FIRST SLAM DUNK』復活上映は8月13日(火)より実施。Netflixにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-THE FIRST SLAM DUNK 2022年12月3日より全国にて公開© I.T.PLANNING,INC. © 2022 SLAM DUNK Film Partners
2024年06月22日清水崇監督最新作『あのコはだぁれ?』より場面写真が解禁された。2023年に公開され話題を集めたホラー映画『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐ本作。とある夏休み、補習授業を受ける生徒とその臨時教師が、教室にいないはずの“あのコ”によって引き起こされる怪奇に巻き込まれる様子を描く学園ホラーだ。この度解禁されたのは、フレッシュなキャスト陣の姿を捉えた場面写真。映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷凪咲は、夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じている。この度解禁となったのは、清楚なストライプのシャツ姿で黒板の前に立ち、優しげな笑顔を生徒に向けている。そして学校の外では一転、はかなげな表情でなにかを見つめるプライベートな一面を窺わせる場面も。「“渋谷凪咲”の新たな一面を引き出したい」という清水監督の言葉通り、本作のドラマチックな展開による渋谷さんの“見たことがない姿“に注目だ。早瀬憩また、渋谷さん演じるほのかが受け持つ補習授業を受ける生徒たちの場面写真も公開。映画『違国日記』で新垣結衣とダブル主演にオーディションで抜擢された早瀬憩。山時聡真『君たちはどう生きるか』(23)で主人公の声優を務めた山時聡真。荒木飛羽『るろうに 剣心最終章 The Final/The Beginning」(21)でシリーズ最恐の敵・雪代縁役の新田真剣佑の青年期を演じた荒木飛羽。今森茉耶Z世代から圧倒的な支持を集める若手発掘・育成プロジェクト「私の卒業」プロジェクト第5弾『こころのふた ~雪ふるまちで~』が公開したばかりの今森茉耶。蒼井旬『孤狼の血 LEVEL2』(21)で鈴木亮平演じるヤクザの少年時代を演じた蒼井旬。フレッシュなキャストが、制服姿で学校やゲームセンターで、物語に巻き込まれていく様子を伺うことができる。清水監督は「芝居経験はまだそんなにないけれど、存在感や達者さ、また想定したキャラクターに見える佇まいだと思える子たちをギリギリまで絞り込んで抜擢しました」と語る、そのこだわりのキャスティングに注目したい。染谷将太さらに、ほのかの恋人役の染谷将太は、渋谷さん同様切ない表情を見せた一枚が解禁された。染谷さんについて清水監督は「実は子供のときから僕の『呪怨』などのオーディションを何度も受けていたらしい」というエピソードを明かし「思い立ってオファーしたら、快く引き受けてくれたんです」と染谷さんの出演の裏話を明かす。マキタスポーツそのほか、『ミンナのウタ』で元刑事の探偵役、権田を演じたマキタスポーツは、瓦礫の前で眉間に皺を寄せた姿のシーンが切り取られ、本作でもその存在感は健在。松尾諭また教師役を演じる松尾諭は、学校の廊下で不穏な雰囲気を漂わせている姿が見受けられる。“あのコ”が巻き起こす恐怖と登場人物たちの身に起こる予想もつかない衝撃の結末とは?本編への期待がさらに高まる場面写真の数々となっている。『あのコはだぁれ?』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あのコはだぁれ? 2024年7⽉19⽇より公開©2024「あのコはだぁれ?」製作委員会
2024年06月21日池松壮亮主演映画『本心』の公開が決定。三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子も出演する。「大事な話があるの」――そう言い残して急逝した母が、“自由死”を選んでいた。なぜ自ら死を望んでいたのか。どうしても母の本心が知りたい息子の朔也は、最先端のAI企業に「母を作ってほしい」と依頼。テクノロジーは、人の心を再現できるのか。ただ、母の本当の心を知りたかっただけなのに、朔也は自分の心や尊厳さえも見失っていく――。本作は、平野啓一郎の同名傑作長編小説を、石井裕也監督が映画化。技術が発展し続けるデジタル化社会の功罪を鋭く描写する。石井監督作品へは、『ぼくたちの家族』『アジアの天使』など映画・ドラマを合わせ8作品に出演してきた池松さんが演じるのは、時代に置いてけぼりにされた青年・石川朔也。今作は、原作を読んだ池松さんが全幅の信頼を寄せる石井監督に「今やるべき作品」と持ち込んだ、「気の抜けない脚本だった。こんなに集中した夏は初めて」と語る意欲作(撮影は2023年7月)。朔也の母・秋子は田中さんが扮し、生身/VF(ヴァーチャル・フィギュア)という2役に挑戦。秋子の素顔を知るキーパーソンであり、過去の傷を抱えるミステリアスな女性・三好を三吉さん、朔也の幼なじみ・岸谷を水上さん、最新AIのVFの開発を行う技術者の野崎将人を妻夫木さん、ある出来事をきっかけに朔也に興味を抱くアバターデザイナーのイフィーを仲野さん、VFの中尾を綾野さん、リアル(現実)のアバター(分身)として依頼主の代わりに行動する仕事を始めた朔也の依頼人・若松を田中さんと、それぞれ朔也の心情を大きく揺さぶる重要な役どころを担う。コメント池松壮亮本心というあまりに素晴らしい原作を映画化させてくださった平野啓一郎さんに心から感謝しています。この難しい題材にありったけの力を注いでチームを導いてくれた石井裕也監督に心から感謝しています。最高峰のキャスト、最高峰のスタッフが結集し、私たちのこれまでについて、すぐそこまでやってきているこれからについて、2023年猛暑の夏、夢中に懸命に取り組みました。本心を巡る旅路は、人間の本質を見つめ、人間の哀しみを見つめ、欲望と、愛と、存在そのものを追求するような果てしないものでした。自分にとって、生涯忘れられない作品となりました。沢山の観客の皆さまとこの映画を共有できることを心から願っています。三吉彩花三好彩花役を演じました、三吉彩花です。まずこのお話を頂いた時から運命とはこういう事か、と…そして逆に誰が三好をやるのだろうか、と…何だか不思議な気持ちになりました。そして、今の私に必要な役でした。撮影の裏話などをよく聞いていただきますが、こんなに心が苦しかったのは初めてで戸惑いました。それは、三好と一緒に戸惑いました。常に三好と背中合わせで、そこに三好が居るかのような、私にも三好が見えているような感覚でした。皆様にもこの『本心』を感じていただきたいです。本当に素晴らしい方々に恵まれました。この作品を観て救われる方がいらっしゃったら私はとても幸せです。水上恒司本や文字というものは、良質なものほど読み手に委ねると私は考えます。それは大変なことだと考えます。今作、『本心』の脚本に私はその委ねる力を感じました。正直なところ、未だに正解がわかりません。でも石井組に参加してそれで良いのだと学ばせて頂きました。何とも消化の悪く心地の良いクランクアップを迎え、とても嬉しかったです。仲野太賀石井組「本心」に参加できた事をとても嬉しく思います。AIが発達して変わりゆく社会と、変わることのない人間の愛の形を描いた今作がどのようにして映画になっていくのか。脚本を初めて読んだ時、常に挑戦を続ける石井監督の更なる挑戦に、身震いしました。僕が演じたイフィーという役は自由度が高く、軽やかでありながら寂しく、とても欲深い人間味をもっています。複雑なキャラクター像を演じるのは、僕自身大きな挑戦になりました。石井監督の演出を信じて導かれるように撮り切れたと思っています。田中泯「本心」のひとこまに居る事事は1日で済んだ、これを書いている私は現在、田中泯だ、が、私が演じた「あの人」は今も私の内に居る。映画の中にも短い時間だが「あの人」はずっと居続ける。人の存在は等しく架空だ。事実はなんであれ全て地球の過去となる。本心の台本が届いてから時間は重厚なモノローグに匹敵する貴重な稽古だった。更にも増して、撮影本番の私の右斜めかたわらで、喰いるように私のカラダを見続ける石井監督の存在は、「あの人」と共にあった。感謝!綾野剛池松さんの真心、妻夫木さんの愛情、石井裕也監督の真摯さに触れられて幸せでした。私の役柄は、VF(ヴァーチャル・フィギュア)です。私を生んでくれた家族。もう会えない人に会いたいという果てしない想い。それぞれがそれぞれの心と向き合うこと。そして、私という"再生"と生きていくことの誠実さを体感しました。本作が観てくださる方々にとって、ご自身の本心との対話のきっかけになりましたら幸いです。妻夫木聡石井組には何度も参加させていただいていますが、石井組の一体感は改めて素晴らしいものでした。AIの世界は未だ私たちにとって未知の領域です。僕たち人間には感情があるからこそ存在している意義があると思いますが、人間とAI、リアルと仮想空間、うまく共存できる世の中というのがあっても、僕は面白いんじゃないかとこの映画で思わされました。そして、そう思わせてくれる未来は意外とすぐそばなのかもしれない、未来予想図のようなこの映画を是非映画館で楽しんで欲しいです。田中裕子『本心』の脚本を読んだ後、石井監督に聞きました。「ここに書かれている世界はだいぶ先の話しですよね」と。「いいえ、近い未来10年とか、あとちょっとぐらいかな」監督はそうおっしゃいました。世の中の新しいシステムについて行けず、困ったなぁ感満載の私の日々です。でもね。この作品の主人公の男の子はいっぱい泣くんです。池松くんの涙を見てると、「こんなに男の子が泣いてくれるんだったらまぁいいか…」と近い未来の恐怖にちょっとだけ安心する私がいます。観ていただけたらわかると思うんだけどな。石井裕也監督平野啓一郎さんの傑作小説を映画化できて本当に光栄に思います。これからさらに普及していくAIやテクノロジーに対して少しでも不安に思っている方々に捧げる映画です。これから確実に到来する複雑な世界の中で、登場人物たちは地に足をつけられず、ひたすらに迷子になっていきます。それは明日の僕たちの姿です。あるいは、もしかしたら僕たちはもうとっくに迷子になっているのかもしれません。素晴らしいキャストとスタッフと共に人が生きる喜びをシンプルに祝福するためにこの映画を作りました。不思議で面白い極上の迷子を是非劇場でご堪能ください。平野啓一郎『マチネの終わりに』、『ある男』に続き、『本心』が映画化されることとなり、私は期待に胸を膨らせました。しかも、驚くほど豪華なキャスト! とは言え、本作の映像化の困難は容易に想像がつきました。2040年代の日本と、その世界を生きる人々は、果たしてどのように描かれるのか? 登場人物たちの人生を通じての思想的な問いかけは? 脚本の段階で相談を受けましたが、私は、原作のプロットを窮屈になぞろうとするのではない、石井裕也監督による映画的な再構築を受け容れました。試写会では固唾を飲んで見守りました。小説の映画化に於いて、原作と映画は、一種、共同的なライバル関係にあるのだということを、私は強く感じました。一つの新しい世界が誕生しました。そして私は、それを実現した監督、俳優を初めとする映画制作者たちに敬服しました。『本心』は11月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:本心 2024年11月8日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024 映画『本心』製作委員会
2024年06月21日映画『東京リベンジャーズ2』やドラマ「サギデカ」などで共演してきた清水尋也と高杉真宙が、満を持してW主演するヴァイオレンス青春映画『オアシス』が2024年秋に公開決定。2012年にフジテレビのドラマ「高校入試」で初共演をした清水さんと高杉さんは、その後、映画『渇き。』、映画『逆光の頃』、ドラマ「サギデカ」、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦』にて共演。そして今回、長きに渡りプライベートでも親交ある2人が、社会からはみ出してしまい、絶望と一瞬の幸福を味わい、アウトローに生きる者たちの“青春”と“居場所”の物語を描いた異色のヴァイオレンス青春映画で、満を持してW主演を果たす。監督は、山戸結希、松居大悟、三宅唱、岸善幸、箱田優子、藤井道人ら、数多くの監督の映画・ドラマ作品に助監督として参加してきた岩屋拓郎が、映画企画コンペにて本企画で新人賞を獲得し、鮮烈な長編デビューを飾る(*本作は映画倫理機構が定めたR15+指定作品となる)。この度、特報映像が解禁。富井ヒロト(清水尋也)と金森(高杉真宙)は幼なじみで青春時代を共に過ごした仲間だったが、ある事件をきっかけに2人はバラバラの人生を歩むことになってしまう。社会からはみ出した若者たちが、ときには殴り合いながら、必死で“居場所と存在”を求め葛藤する姿を描く。<血だらけの青春映画>の静けさの中にも憤りを感じる映像となっている。キャスト&監督のコメント到着清水尋也富井ヒロトを演じます、清水尋也です。約4年前、監督に呼び出され"初監督作の主演をやって欲しい"と頼まれたあの日から始まり、ついに皆様にお届けできる時が来ました。同じく主演には、この世界に入ってから最初にできた友人の高杉真宙。自分にとっても特別な作品となりました。約1ヶ月に及ぶ名古屋ロケ、スタッフキャスト全員で歩み作り上げた今作を、そして映画監督・岩屋拓郎の始まりを見逃さないで欲しいです。映画「オアシス」、宜しくお願いします。高杉真宙この度、金森役を演じます、高杉真宙です。清水から、直接この映画の話を聞き、岩屋監督と出会い、映画が産まれる瞬間を間近で見られたこと、そんな作品に参加できたことを光栄に思います。長く共にした清水と、このようなカタチで共演できる日がくるとは10代だったあの頃の自分には想像もつきませんでした。それもこれも岩屋監督と清水のおかげです。沢山の想いのこもった熱意ある作品。是非楽しみにお待ちください。岩屋拓郎監督はじめまして、岩屋拓郎です。ご縁に恵まれ、大切な仲間達と映画を創ることが出来ました。僕の初監督作品です。現場で出会った清水尋也と一緒に映画を創ろうと約4年。清水尋也、高杉真宙をはじめとする最高の俳優部、尊敬する最高のスタッフ陣に囲まれて地元の愛知で撮影をしました。脚本はオリジナルストーリーです。自分は何者なんだろう?自分の居場所はどこにあるんだろう?地元、名古屋にいた頃のヒリヒリした感情を想い出しながら脚本を書きました。今、自分が持っているものをできる限り丁寧に情熱的に全て注ぎ込んだつもりです。傷だらけの青春映画。手作りです。映画館で、ぜひ劇場で、よろしくお願いします。『オアシス』は秋、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オアシス(2024) 2024年秋、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定©2024『オアシス』製作委員会
2024年06月21日奈緒、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介らの共演で、鳥飼茜による累計部数100万部(全8巻/デジタル版を含む)突破の同名漫画を映画化した『先生の白い嘘』。この度、それぞれの本音が垣間見えるキャラクター紹介映像が解禁となった。本作は、ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマ。今回解禁されたのは、登場人物たちの本音が垣間見える15秒のキャラクター紹介映像。奈緒さん演じる主人公の美鈴は、地味で平凡な毎日を過ごす高校教師だが、実は親友の美奈子(三吉さん)の婚約者・早藤(風間さん)から無理やり肉体関係を迫られ、その後も関係を続けてしまっている。「私の敵は私なの」と、自分の矛盾する感情にもだえ苦しむ美鈴の心の叫びが収められているが、その悲痛な本音を明かす相手とは……。また、猪狩さん演じる美鈴のクラスの生徒の新妻は、三木康一郎監督が本作は「先生と新妻のラブストーリー」だというように、性に対するトラウマを持つ美鈴の痛みに共感し、やがて恋心を抱くようになる役どころ。人が苦手でクラスでも浮いていた新妻が、「俺、先生のこと、好きです」「先生も俺に会いたかった?」と先生と教え子という関係ながらも、美鈴への真っ直ぐな想いを向ける姿が収められている。三吉さん演じる美奈子は、不動産会社の取締役を父に持ち、学生時代からの恋人との婚約、誰もが羨むような女性の華やかな部分を持っている。「私たち結婚するの」と、早藤との婚約を笑顔いっぱいに美鈴に報告し、幸せ全開な雰囲気を漂わせるが、そんな幸せそうな姿から一転、「幸せそうなフリして、愚かで惨めな女だって思ってた?」と言い放つ。美奈子が取り繕うことを辞めたとき、歪んだ関係にある変化が訪れる。風間さん演じる早藤は不動産会社にエリートサラリーマンで人当たりも良く社交的だが、裏では女を見下して暴力をふるう猟奇的でサディスティックな二面性を持つ。冒頭映像の「なんですか?」という言い方や表情から、その狂気的な内面が早くも浮き彫りになる。そこから婚約者の美奈子の頬を愛おしそうに撫でる一方で、美鈴を後ろから抱きしめているシーンが次々と映し出され、親友同士と知りながら関係を持つ早藤の異常さが伝わってくる。『先生の白い嘘』は7月5日(金)より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:先生の白い嘘 2024年7月5日より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開©2024「先生の白い嘘」製作委員会©鳥飼茜/講談社
2024年06月19日『劇場版ドクターX』の公開が決定。米倉涼子をはじめ、田中圭、内田有紀、今田美桜らTVドラマシリーズお馴染みのキャストが集結する。2012年より7シリーズに渡りテレビ朝日系にて放送された連続ドラマ「ドクターX」。米倉さん演じるフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描いた医療ドラマだ。第1シリーズは全話の平均視聴率、個人10.4%/世帯19.1%、第2シリーズでは全話の平均視聴率、個人12.8%/世帯23.0%、第3シリーズの最終回では最高視聴率、個人15.4%/世帯27.4%を記録。第7シリーズまで放送された10年間で連続ドラマクール平均第1位、橋田賞や向田邦子賞、エランドール賞を受賞し、高い評価を得ている(※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。劇場版では、大門未知子役の米倉さんをはじめ、新米医師時代に未知子に出会い、医療インフルエンサーに転身しながらも未知子の影響で医師に戻ってきた森本光役の田中さん、フリーランスの麻酔科医・城之内博美役の内田さん、看護師・大間正子役の今田さん、腹腔鏡の魔術師・加地秀樹役の勝村政信、患者の心に寄り添う医療を目指す原守役の鈴木浩介、蛭間元院長にひたすら尽くす海老名敬役の遠藤憲一、神原名医紹介所の所長・神原晶役の岸部一徳、東帝大学病院の元院長・蛭間重勝役の西田敏行が続投。また、脚本の中園ミホ、田村直己監督も引き続きタッグを組んだ。今回、失敗しないハケンの外科医・大門未知子はどのようにして生まれたのか、ダークでミステリアスな彼女の壮絶な半生とは。「ドクターX」のエピソードゼロがついに明かされる。そして、幾多の危機を乗り越えてきた未知子が、史上最悪の危機に挑むという。さらに、栄華なゴールドドレスと白衣に身を包む未知子を中心に、“X”が鎮座する豪華絢爛なティザービジュアルと、未知子が壮絶な手術に果敢に挑む姿、多くの銃を向けられている姿も映し出された特報映像も公開された。なお、映画化決定を記念して、Xプロジェクトの立ち上げが決定。第1弾としてキャスト登壇の「ドクターXファン感謝祭」が開催される。そして、第7シリーズの再放送も決定した(関東ローカル)。キャスト&スタッフコメント米倉涼子私自身、大門未知子と12年間お付き合いできるとは思っていませんでした。ドクターX、そして大門未知子は切っても切り離せない米倉涼子の一部です。映画化については、私が大きな画面でドクターXを観てもらいたいと思いプロデューサーとお話しして実現できました。共演者のみなさんとは家族のように尊重、尊敬し合うことができ、みなさんのお陰でここまでこられたと思います。映画の見どころは沢山ありますが、大門未知子が『私、失敗しないので』と言うまでの展開と、言う瞬間にも注目していただけると嬉しいです。私たちの12年の想いがこもった作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。田中圭久しぶりにこの現場に帰ってきましたが、ドラマのときからアットホームで、今回もあたたかく迎えてくださり、そして受け入れてくださいました。撮影現場では、米倉さんをはじめ諸先輩方のお芝居を間近で見ることができるので、現場にいるだけで学びになる場所です。撮影中は、この映画ひとつひとつの瞬間を全員で作ろうという雰囲気があり素敵な時間でした。ドラマに出演させていただいていた時も毎日が刺激的で、本当にこの現場で学んだことが沢山あります。劇場版はドラマ以上にとても迫力のある手術シーンになっていると思いますので、是非楽しみにしていてください。ハンカチは必須かと思われます。内田有紀撮影はとても幸せな時間で、馴れ合いになり過ぎず良い緊張感を保てました。またその一方で、安心出来る家族と会っているような気持ちもありました。ドラマ放送開始から12年という長い月日で同じ役柄を演じさせていただいたのはドクターXが初めてです。城之内博美という役は私にとってかけがえのない軸となっており、劇場版ということで感無量です。大門未知子の相棒として長くこの物語に参加させていただき、よねちゃんとはお互い支え合って、未知子と博美のような関係性でずっと走ってきました。今回の劇場版では12年間で築いてきた未知子との歩みの集大成となっています。今田美桜私は2019年から参加させていただいているのですが、当時は医療ものが初めてでとても緊張していました。回を重ねるたびに、このファミリーに入れた感じがして本当に嬉しかったです。そして、遂に劇場版。撮影はドラマからのチームワークと仲のよさで、帰ってきた感じがあってとても安心して楽しめました。正子は青森弁を話すのですが、感情が出るタイミングで方言が出ます。そこは正子の情熱のひとつを表現する場面でもあるので演じていて楽しかったです。ドラマ以上に、劇場版もすごいことになっています!どうぞご期待ください。勝村政信久しぶりの撮影でしたが、昨日も撮影していたような、時間が経っていた感覚はありませんでした。会っていない時間もみんなで連絡を取り合っているし、僕らは完全に家族です。撮影でも、しっかりお互いを高めあっているし。この作品は自分の人生で特別なものです。映画化ってのは不思議な気持ちですが、また始まりの始まりな気がします。とりあえず集大成です。みなさん楽しみにご覧ください。では劇場でお会いしましょう。鈴木浩介みなさんと久しぶりにお会いしても、本当に親しい間柄の先輩ばかりなので時間のブランクも感じず、実家に帰ってきたような感じがありました。少し照れくさいような気がしても、ずっと積み重ねてきた信頼関係があるので、お芝居の時にはすぐ戻れるのが嬉しかったです。そして12年の積み重ねが劇場版に繋がっているのはとても感慨深いです。映画の見どころは、大門未知子の「私、失敗しないので」が、誰に向けての言葉なのかというところだと思います。僕も原守を演じながら、この言葉に心を動かされていました。劇場でみなさんとお会いできるということで、スクリーンでぜひドクターXを楽しんで、大門先生の「私、失敗しないので」を観に行きましょう!遠藤憲一ドラマ放送時から映画化の話を冗談交じりにしていたので、本当に映画になると聞いて最初は驚きました。ただ、劇場版になったからといって変わらず、現場の雰囲気はそのままです。大門未知子役の米倉さんは表現のことを本当に考えている人。あっけらかんと何も考えていないふりをしているけど、ものすごく色々なことを学んで緻密に考えている。それは大門という役を長年かけて深く深くなっていると思います。本当に尊敬に値するくらいの役の作り方です。映画はハートにズキンとくるようなエモーションなシーンも増えていて、連続ドラマよりもグレードが高くなって思いっきり笑えて、思いっきり感動できる、そういう作品になっています。ぜひ劇場でご覧ください。岸部一徳米倉さんは自分の中に生まれた感情を大事にしながら、全体のチームワークをいつも考えている人。そして、ドラマの撮影の時もそうでない時も12年間ずっと晶として接してくれました。その分二人の関係性を長い間つくることができたので本当に感謝しています。映画というスクリーンの中で描かれる『ドクターX』と米倉さんの魅力、彼女にとっての挑戦をぜひ観ていただきたいです。西田敏行ドクターX再集結ということで、懐かしいと同時にまた蛭間を演じることができる喜びが蘇ってきました。長いこと蛭間重勝を演じてきたので、感慨無量です。映画館のスクリーンでご覧いただくということで、壮絶な手術シーンは素晴らしい迫力があると思います。そして、わたくしのちょっと悪人ぶりもちょっとスケールが大きくなっているかなと思うので、蛭間の悪さを感じていただければ、笑いも少しは起こるんじゃないでしょうか。蛭間を、楽しんでください。脚本:中園ミホ2012年に誕生した「ドクターX~外科医・大門未知子」は、こんなに長い間、多くの人たちに愛していただき、感謝の念にたえません。未知子を取り巻く、晶さん、城之内先生、蛭間院長、海老名先生、加地先生、原先生、森本先生、大間看護師、などなど、個性的な面々は私にとって家族のような存在です。2024年、映画の世界で再び家族が集まることができて、懐かしさと愛しさで胸を熱くしながら脚本を書きました。テーマは命です。命を救うためなら手段を選ばない大門未知子。それを全身全霊で演じる米倉涼子さんとXファミリーに逢いに、ぜひ映画館へいらしてください。田村直己監督大門未知子が颯爽と歩く姿に、口笛が鳴り響く…映画の大スクリーンで見るのが夢でした!感謝でいっぱいです。いつもの一癖も二癖もある外科医達の権力闘争、患者のために諦めない手術、そして麻雀。そんな楽しい中、映画でやりたかった未知子の過去を辿る話。未知子はなぜ、ドクターエックスになったのか?涙なくしては見れない、壮大な感動物語が完成しました!10年以上のチームワークでスタッフ、キャスト全員で、力の限り、集大成の作品目指して、命がけで撮影しました!何回も観て下さい笑内山聖子エグゼクティブプロデューサー「こんな医師がいたらいいな___」それだけの想いで企画した「ドクターX」が、これほど長く愛され幸せです。権力を嫌い、忖度を嫌い、「趣味・手術特技・手術」というひとりの職人の痛快な物語。感謝をこめて笑いと涙をお約束します!大門未知子は映画でも失敗しないので!『劇場版ドクターX』は12月6日(金)より全国にて公開。第7シリーズ再放送は6月19日(水)~テレビ朝日にて15時52分ごろから放送(※関東ローカル土日を除く全10話)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版ドクターX 2024年12月6日より全国にて公開Ⓒ2024「劇場版ドクターX」製作委員会
2024年06月19日今年で26回目を迎えた米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」が終幕、アワードセレモニーが行われ、グランプリ「ジョージ・ルーカスアワード」は森崎ウィン監督『せん』に決定。俳優が監督として受賞するのは史上初となった。今年の映画祭では、「Illuminate Your Life~いのち照らせ セカイ照らせ」をテーマに、「いのち」や「人生」、「生活」と、それを取り巻く「セカイ」を照らし出す各作品を発信、作品を通じて観る人自身の生活や人生にもライトをあて、共感や発見、感動が生まれる場、そして世界へと目を向けるきっかけを作ることを目指し、世界114の国と地域から集まった4,936点の中から選びぬかれた約270作品を上映・配信やイベントを実施してきた。アワードセレモニーでは、映画祭では最多となる計5作品が推薦可能となった、翌年の米国アカデミー賞につながるライブアクション3部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパン)、ノンフィクション部門、アニメーション部門のほか、講談社シネマクリエイターズラボ第2期優秀企画へのアワード授与、HOPPY HAPPYアワードの発表・授与が行われた。そして、審査員を務めた藤岡弘、、永作博美、本木克英、山崎エマ、ティム・レッドフォード、シャロン・バダル、シシ・ヤマザキから選出された、栄えある映画祭最高賞ジョージ・ルーカスアワードは、ライブアクション部門ジャパンカテゴリー優秀賞/東京都知事賞を受賞した、森崎監督の『せん』に決定。『せん』森崎ウィン監督グランプリ受賞作品には、副賞としてクイーン・エリザベスの2025年日本発着クルーズ/海側バルコニー客室1組2名様が提供された。審査員からは、「ショートフィルムは自分の心の中を素直に、詳細に伝える努力が必要。そんな宝物を優しく包み込んで作られた作品群に感動した」(永作博美)、「永遠のテーマであり、私たちが常に直面している『死』と、日常の営みの中にある、未来に残したいもの。我々人間が忘れてはならないものが多くの作品に描かれていた。」(杉山知之)、「エキサイティングで刺激的で、多様な国の物語や問題意識が感じられる作品に大いに考えさせられ、感動した。映像を通じて、世界が平和に向かってほしいと希望を感じた」(藤岡弘、さん)と評されたオフィシャルコンペティション。なお、各受賞作品含むオフィシャルコンペティションノミネート作品は、6月30日(日)まで映画祭オンライン会場グランドシアターにて特別延長配信される。★グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」受賞作品ライブアクション部門 ジャパンカテゴリー優秀賞/東京都知事賞【第97回アカデミー賞短編部門ノミネート候補】『せん』監督名:森崎ウィン/24:45/日本/ドラマ/2024田舎暮らしをするおばあさんのいつもの一日が始まる。ちゃぶ台で役場の若者と朝食をとり、縁側で配達員とお茶飲み話をする。そんないつもと変わらない日常に、微細な不協和音が聞こえてくる。【受賞理由】ある田舎の一軒家というワンシチュエーションで繰り広げられる物語ながらその背景から聞こえてくるメッセージ、音楽と役者の見事なパフォーマンス。ショートフィルムらしい圧倒的な構成力で無駄がなく、大変力強い作品。ミュージカルアクターである監督ならではの演出が光っており、グランプリにふさわしい作品であった。[審査員のコメント]ラジオから聞こえてくる世界情勢と変わらない日常生活の中に、歳を取ることや孤独といったテーマがあり、さりげない中に深いメッセージが隠されている。全体的に自己の周囲を見つめて深堀りしていく似通ったテーマが多い中で、オリジナリティがあり、新鮮で意外性のある作品だった。(ライブアクション部門 ジャパン審査員:シャロン・バダル、藤岡弘、、本木克英)★ライブアクション部門インターナショナル 優秀賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】『ヤマアラシのジレンマ』監督名:マテウス・リビンスキー/16:10/ポーランド/ドラマ/2023この映画は全編手話で構成されている。作品の舞台は、依存症に悩むろう者の若者向けのリハビリ施設。新患の主人公は長期入院者に惹かれていることに気がつき、治療中に2人の絆を深めようと奮闘する。マテウス・リビンスキー監督[審査員のコメント]2人の人間が出会って、化学反応が起こって変わっていく様子が初めから最後までストーリーの流れがよくまとまっていて、キャラクターディベロップメント、ストーリーディベロップメント、演技、全てにおいて長けていた。全編手話で台詞が全くない中で、映像演出のメッセージが素晴らしく、見たことのない世界を体験させてくれる例外的に素晴らしい作品。(ライブアクション部門インターナショナル審査員:永作博美、山崎エマ、Tim Redford)★ライブアクション部門アジアインターナショナル 優秀賞/東京都知事賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】『いつの日か』監督名:プラディーダ・ブリファ・ラハユ/22:08/インドネシア/ドラマ/2023目の見えない10代の少女、スリとヤンティは寮に住んでいた頃からの親友同士。2人は切っても切れない仲で、いつも一緒。ある日ヤンティが夢を追うために町を離れると言い出したことで、2人は喧嘩になってしまう。ヤンティは自分たちに夢を持つ権利はあるのだろうかと問いかける。プラディーダ・ブリファ・ラハユ監督[審査員のコメント]視覚障害のある役者の演技が素晴らしく、友達同士の中で1人が成功を収め、1人が取り残されるという誰もが経験する人生の葛藤を見事に演じ切っていた。障害を中心にするのではなく、友情の物語として誰もが共感でき、夢と希望をもらえる素晴らしい作品。(ライブアクション部門アジア インターナショナル審査員:シャロン・バダル、藤岡弘、、本木克英)★ノンフィクション部門 優秀賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】『ナイジェリアのバレエダンサー』監督名:ジェイコブ・クルプニク/14:44/ナイジェリア、アメリカ/ノンフィクション/2023雨の中バレエを踊る子どもたちの映像がSNSを通じて拡散されると、ナイジェリアはラゴスの小さなバレエスクールに世界中の注目が集まった。YouTubeの動画でバレエを習得したダニエル・アジャラは今世界のステージに立つため稽古に励んでいる。ジェイコブ・クルプニク監督[審査員のコメント]テーマ、メッセージ、創造性、カリスマ性、サウンド、尺、全ての分野においてショートフィルムとしてずば抜けて優れており、人物を描くドキュメンタリーが多い中で、他のどの作品よりもオリジナリティが光る作品であった。残酷だけれども美しく力強いメッセージと若者のパッションがいつまでも心に残る作品。(ノンフィクション部門審査員:永作博美、山崎エマ、Tim Redford)★アニメーション部門 優秀賞【第97回アカデミー賞ノミネート候補】『プールのカニ』監督名:Alexandra Myotte & Jean-Sebastien Hamel/11:11/カナダ/アニメーション/2023荒れ果てた住宅街で、ゾーイと弟のテオはたった2人きり。思春期のゾーイは、内なる恐怖に取り憑かれた怒りの塊。テオはまだ子どもで、空想の世界に現実逃避している。Alexandra Myotte & Jean-Sebastien Hamel監督[審査員のコメント]少年の持つ想像の双眼鏡、空間コンピューティング的表現、カラフルできめ細やかなタッチが素晴らしく、現代的で非常に優れた作品。狭い世界を描いていそうで深いテーマがあり、人間の様子がリアルによく描かれていた。(アニメーション部門審査員:川田十夢、シシヤマザキ、杉山知之)★HOPPY HAPPY AWARD『十日と永遠』監督名:倉田健次/24:59/日本/ドラマ/2024故郷を捨て、カメラマンとなっていたアキラは、弟ジュンの残した不思議なメッセージから十数年ぶりに帰郷する。しかし弟の姿はなく、弟の娘サナから渡されたのは赤い封筒。それは【宝探し】の始まりだった…。倉田健次監督「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」はオンライン会場にて6月30日(日)まで配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月18日役所広司主演エンターテイメント超大作『八犬伝』に、2024年最注目の俳優・河合優実と、中村獅童、尾上右近、立川談春が出演する。本作は、山田風太郎の小説「八犬伝 上・下」(角川文庫刊)の映画化。里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命をダイナミックなVFXで描いた「八犬伝」=虚構の世界。そして、作家・滝沢馬琴(役所さん)と挿絵を頼まれた浮世絵師・葛飾北斎(内野聖陽)の友情を通じて“創作”の真髄に迫る実話の世界。失明しながらも28年の歳月をかけて「八犬伝」を書き上げた馬琴の物語を生み出す苦悩と葛藤、執念が生んだ世界をかつてないスケールで描く。【虚】の世界で八犬士の1人・犬塚信乃(渡邊圭祐)に想いを寄せる浜路を演じるのが河合優実。河合優実今年、ドラマ「不適切にもほどがある!」で話題となり、上映中の話題作『あんのこと』や第77回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した『ナミビアの砂漠』では主演、人気コミックの劇場アニメ化『ルックバック』では主要キャストの声優を務めるなど大活躍中の河合さんが、透明感溢れる演技で浜路というキャラクターに命を吹き込む。そして【実】の世界において馬琴に関わる重要なキャラクターで、江戸時代を代表する歌舞伎狂言作者・鶴屋南北を演じるのは、ドラマ「下町ロケット」や大河ドラマ「どうする家康」などで俳優としても活躍する落語家・立川談春。立川談春劇中で披露するのは、南北の歌舞伎代表作であり、いまでも日本で一番怖い怪談といわれる「東海道四谷怪談」の初演。尾上右近当時は民谷伊右衛門役を七代目 市川團十郎とお岩役を三代目 尾上菊五郎が演じていた「東海道四谷怪談」。本作では、この役を歌舞伎役者の中村獅童と尾上右近が200年の時を越えて演じる圧巻のシーンに。中村獅童さらに見どころは南北の新作歌舞伎のテーマを巡り、馬琴と南北が激しく衝突するシーン。馬琴のその後の執筆活動にも影響を与えてしまうほどのインパクトを与える本シーンは、緊張感溢れる演技の応酬に注目となっている。『八犬伝』は10月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:八犬伝 2024年10月、全国にて公開予定©2024『八犬伝』FILM PARTNERS.
2024年06月18日映画『グランメゾン・パリ』に日本映画初出演のオク・テギョン(2PM)が参加することが分かった。木村拓哉演じるフランス料理のシェフ・尾花が、日本で三つ星レストランを作り上げようと奮闘する日曜劇場「グランメゾン東京」。本作では、フランス・パリを舞台に三つ星に挑む。木村さんはもちろん、鈴木京香、沢村一樹、及川光博、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、寛 一 郎、吉谷彩子、中村アン、冨永愛といった連続ドラマから出演しているキャスト陣が再集結する。「シンデレラのお姉さん」で本格的に俳優活動を開始、『結婚前夜~マリッジブルー~』「御史とジョイ」「ヴィンチェンツォ」などに出演、ソロアーティストとして日本で単独ファンミーティングも開催するオク・テギョン。今回演じるのは、「グランメゾン・パリ」でデザートを担当するパティシエのリック・ユアン。韓国系カナダ人ということで、韓国語に加えて、日本語とフランス語の3言語を話す役どころだ。料理に対する情熱さゆえ、時に尾花と衝突することも。異国の地で認めてもらうことの難しさを知っているからこそ、尾花と共に「グランメゾン・パリ」で三つ星を目指すことにも強い思いがある。「始まる前は長い撮影期間になるかと思っていましたが、終わってみると短かったなと思います」と撮影を終えた感想を明かしたオク・テギョンは、「パリではゆっくり過ごす時間もあり、共演者の方と食事に出かけるなど、楽しい時間を過ごすことができました」と合間の思い出も披露。そして「皆さんにも、キャラクターたちの夢を目指す姿を観て、漫画みたいな『目指せばできる!』という勇気を受け取っていただけたら良いなと思います」とコメントしている。『グランメゾン・パリ』は冬、全国東宝系にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:グランメゾン・パリ 2024年冬、公開予定©2024映画『グランメゾン・パリ』製作委員会
2024年06月18日人気シリーズ第3弾『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』より新キャストが発表され、池松壮亮、前田敦子らが出演することが分かった。またキャラクタービジュアル3種が解禁された。高石あかりと伊澤彩織が殺し屋コンビを演じる人気シリーズ最新作となる本作では、九州、宮崎を舞台に、一匹狼の殺し屋と鉢合わせたちさととまひろのバトルが描かれる。ちさと(高石あかり)銃も格闘もナイフも超一流、たったひとりで150人殺しの達成を目指す、“史上最強の敵”冬村かえでを演じるのは、日本映画界を牽引する実力派俳優、池松壮亮。持ち前の孤高の魅力はそのままに、鍛え抜いた身体とアクションでちさととまひろを翻弄する。ナイーブさと凶暴さが入り乱れる怪演で観客の度肝を抜く。かえで(池松壮亮)池松さんはかえでについて「複雑な内面性を持つとても魅力的なキャラクター」と説明し、「さらに面白く、さらにパワーアップしたベイビーわるきゅーれの世界をお届けできるよう、出来る限りの力を尽くしました」とコメントを寄せた。そして、殺し屋協会に所属する先輩殺し屋、入鹿みなみ役で前田敦子がシリーズ初参加。口が達者な姉御肌で、ちさと&まひろと反りの合わないキャラながら、ともにチームを組んでかえでへ立ち向かうことに。入鹿みなみ(前田敦子)前田さんは「入鹿みなみは、中々やり甲斐のある曲者感、それぞれ個性が強いキャストのみなさんと楽しくチグハグしながらも呼吸を合わせ仲間になれたらと日々戦いでした」と撮影をふり返り、「ちさまひは、とにかくかっこいいし愛おしいので公開を楽しみにしていて下さい」と公開を待つファンにメッセージを送った。さらに、宮崎出身の元テコンドー選手で現在は主に台湾で活躍中の大谷主水がみなみの相棒の七瀬役、映画系YouTuberでありながら昨今はドラマや映画にも数多く出演中のかいばしらが宮崎での任務のターゲットの松浦役、超人気YouTuberから役者に転身して活躍中のカルマがフリーの殺し屋仲介人の広川役で、シリーズ新キャストとして出演している。また、死体処理業者の田坂役の水石亜飛夢、田坂の後輩、宮内役の中井友望、殺し屋協会のマネージャー須佐野役の飛永翼(ラバーガール)もシリーズ前作からの続投で脇を固めている。まひろ(伊澤彩織)またキャスト陣の場面写真と併せて、キャラクタービジュアル3種も解禁。ちさととまひろ、そしてかえでの死闘を思わせるビジュアルに本編への期待がますます高まる。■池松壮亮(冬村かえで役)コメントベイビーわるきゅーれシリーズ集大成となるこの作品に参加させていただけたことをとても光栄に思っています。阪元さんの類稀なセンスと才能、ちさまひコンビの圧倒的な調和と強さと魅力、シリーズを支えてきた現場スタッフの心のこもった圧巻の手仕事、何故この作品がこれだけ愛されてきたのか、中に入ることでより理解することができたように思います。また、冬村かえでという複雑な内面性を持つとても魅力的なキャラクターを夢中となって探求させてもらえた日々は、俳優としてとても幸せな時間でした。さらに面白く、さらにパワーアップしたベイビーわるきゅーれの世界をお届けできるよう、出来る限りの力を尽くしました。是非楽しんでいただけたらと思います。■前田敦子(入鹿みなみ役)コメント阪元監督にお会いした日から、撮影が終わった今でもずっと阪元さんの頭の中が気になって仕方がありません。凄く面白い監督さんに出会えて『ベイビーわるきゅーれ』という最高な作品のチームに飛び込む喜びと緊張は、凄く良い刺激になりました。入鹿みなみは、中々やり甲斐のある曲者感、それぞれ個性が強いキャストのみなさんと楽しくチグハグしながらも呼吸を合わせ仲間になれたらと日々戦いでした。『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』でも、ちさまひは、とにかくかっこいいし愛おしいので公開を楽しみにしていて下さい。『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』は9月27日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※高石あかりの「高」、ただしくは「はしごだか」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 2024年9月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
2024年06月18日天海祐希主演の『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』が、石丸幹二を新キャストに迎え、再始動することが発表された。本作は、天海さん演じる真壁有希子ら、捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」の活躍を描くTVドラマシリーズ「緊急取調室」の劇場版。昨年6月16日に公開を予定していたが、「総合的な判断により」公開延期を発表していた本作。今回新たに、石丸幹二を迎え、再始動が決定。天海さんは「色々なことをバネにして、さらにパワーアップしたキントリの最後を飾るにふさわしい“ベストの作品”をお届けすることを、ここに力強く宣言させていただきます!」と話し、「感謝を込めて劇場版『緊急取調室 THE FINAL』をお届けしますので、どうか公開まで待っていてください。面白くなってきたじゃない!」とあの決めゼリフで締めくくっている。なお、本作の公開時期はまだ発表されていない。天海祐希コメント楽しみにしていてくださった皆様、大変お待たせしてしまいました。スタッフ・キャスト一同、劇場版「緊急取調室 THE FINAL」を必ず皆様にお届けしたいと思ってきましたが、やっとこうして再始動を発表できる日を迎えることができました。この1年の間に歳はとってしまったけれども(笑)、色々なことをバネにして、さらにパワーアップしたキントリの最後を飾るにふさわしい“ベストの作品”をお届けすることを、ここに力強く宣言させていただきます!キントリチームでも、またみんなに会えるのが嬉しいよね、と話しています。そして、新たにこの映画に参加してくださる石丸幹二さんとキントリメンバーでぶつかり合えることにも胸を躍らせています。感謝を込めて劇場版「緊急取調室 THE FINAL」をお届けしますので、どうか公開まで待っていてください。面白くなってきたじゃない!天海祐希(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 緊急取調室 THE FINAL©2023劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2024年06月17日MEGUMI、前野朋哉、橋爪功らが出演する映画『蔵のある街』にて、フィギュアスケーター・高橋大輔が俳優に挑戦することが分かった。倉敷に住む男子高生・難波蒼はある日、幼なじみ・白神紅子の自閉症スペクトラム障がいの兄が、神社の大木に登って大騒ぎを起こしていたところへ行き合わせる。紅子の兄は、幻の花火を見て騒いでいた。「俺が本物の花火を打ち上げてやるから降りてこい!」と言って騒動をおさめたが、紅子は涙を流しながら怒る。「自閉症の兄だから、できもしない約束でごまかした。兄は約束を忘れないから、毎日傷つく」。紅子に密かな思いを寄せていた蒼は、約束を守って花火を上げようとするが、どうしたらいいのかわからない。 実は、紅子にとって花火は特別な意味があった。軽口が本気になり、本気が苦い挫折を生み出し、挫折の中で再び立ち上がる――。本作は、山田洋次作品の多くで脚本・助監督を務めてきた平松恵美子監督が、地元・岡山県倉敷市を舞台に、高校生たちが花火の打ち上げに奔走する姿を描く物語。コロナ禍から生まれた企画となっており、倉敷市でもサプライズ花火が上げられ、その花火を上げた有志の一人が、平松監督の幼なじみであったことから、映画の着想を得て本作のストーリーができあがっていったそう。キャストには、女子高生・紅子の母親であり物語のキーパーソンでもある芸術家役でMEGUMIさん、紅子の自閉症スペクトラム障がいの兄役で堀家一希、高校生のたまり場ジャズ喫茶のマスター役で前野さん、紅子を見守り、時に背中を押す美術教師役でミズモトカナコという、倉敷・岡山出身の俳優たちが監督の出演依頼を快諾。そのほか、櫻井健人、長尾卓磨、平松組常連メンバーとして田中壮太郎、陽月華、北山雅康。橋爪さん、林家正蔵が作品に深い奥行きと広がりを与える。MEGUMIMEGUMIさんは「私の大切な故郷、岡山での映画作品に参加させて頂ける事に心踊っています。特別な想いを馳せながら、撮影を楽しみたいと思っています」と意気込み、前野さんも「これから映像化するにあたり、主人公たち高校生があの街を走り、語り、悩み、心を振るわせるのが楽しみでなりません。きっと、素敵な作品になると思います。僕も『希望』を持って取り組みたいと思います」と語る。前野朋哉正蔵さんは「東京の下町に生れ育った私は豊かな自然に恵まれた岡山、倉敷には落語の公演で何度も伺いながらゆっくりと街を巡ることがなかったのですが台本を読み返すたび倉敷のすばらしさにふれた気持ちになります」と物語の印象を述べ、橋爪さんは「すべてを平松監督にゆだねます」と一言、コメントしている。橋爪功そして今回、倉敷市出身の高橋さんの出演が明らかに。蒼たちの相談相手となる美術館の学芸員を演じる。高橋さんは「不安も多々ありますが、新しい自分を発見できるチャンスと捉え、出演させていただくことを決意しました。そしてなにより、僕のルーツである『倉敷』が舞台ということで、とてもご縁を感じております」とコメントを寄せている。高橋大輔なお、オーディションで主役の座を勝ち取った蒼と紅子は7月発表。撮影は7月下旬から8月にかけて全編倉敷市内にて行われる。『蔵のある街』は2025年夏公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年06月17日「PUI PUI モルカー」の完全新作CGアニメーション映画のタイトルが『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』に決定。主要キャラクタービジュアルが完成した。「PUI PUI モルカー」は、モルモットが車になった世界で<モルカー>たちが繰り広げる癒しあり、友情あり、冒険あり、ハチャメチャアクションありのストップモーションアニメ。今回、監督は『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のまんきゅう、脚本は「はたらく細胞!」シリーズでシリーズ構成・脚本を務める柿原優子。原案およびTVシリーズ第1期監督の見里朝希が総監修を務め、モルカーの世界がパワーアップ。到着したキャラクタービジュアルには、のんびり屋だけどドライバーの操縦を時々無視する側面があるポテト(画像中央)、特に臆病な性格のシロモ(画像中央左)、真面目でプライドが高い好奇心旺盛なアビー(画像右端)、爽やかでおしとやか、力強くて身体能力が優れているチョコ(画像左端)、よく食べ、よく動く、おてんばなトラブルメーカーテディ(画像中央右)という、メインキャラクターが集結した。『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』は2024年公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年06月16日オールナイト上映企画「odessa Midnight Movies」の第19弾、今泉力哉監督の作品を上映する「退屈な日々に街の上で」が、6月29日(土)にテアトル新宿で開催される。「odessa Midnight Movies」は、テアトル新宿に導入されている音響システム“odessa”によるオールナイト上映企画。現在、『からかい上手の高木さん』が公開中の今泉監督の作品群の中から、震災から5年たった地元・福島と東京を舞台に描く、映画をつくることや誰かを思い続けることについての物語『退屈な日々にさようならを』。若葉竜也主演、下北沢を舞台に描く、古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についての珠玉の物語『街の上で』。様々な恋愛を通して描く「ちゃんと好き」ということについての考察『サッドティー』を一挙上映。さらに、今泉監督を迎えてトークイベント&サイン会も開催する。なおチケットは、6月21日(金)19:00からテアトル新宿のオンラインチケット予約、6月22日(土)オープンから劇場窓口にて販売開始(※劇場窓口販売前に座席指定席が完売した場合、窓口でのチケット販売はなし)。▼odessa Midnight Movies [vol.19] 今泉力哉監督オールナイト上映「退屈な日々に街の上で」タイムテーブル【上映日時】6月29日(土)22:00開場/22:30開演22:30~22:35オープニングトーク(5分)22:35~0:57退屈な日々にさようならを(142分)0:57~1:12トーク(15分)1:12~1:40休憩(28分)★ロビーにてサイン会1:40~3:50街の上で(130分)3:50~4:05トーク(15分)4:05~4:30休憩(25分)★ロビーにてサイン会4:30~6:30サッドティー(120分)6:30終了(シネマカフェ編集部)■関連作品:街の上で 2021年4月9日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開©「街の上で」フィルムパートナーズ
2024年06月15日永瀬廉(King & Prince)主演のNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』より、<よめぼく×「若者のすべて」Special PV>が公開された。森田碧によるベストセラー小説を、青春恋愛映画の名手・三木孝浩監督が実写映像化した本作。永瀬さんが、突然余命を宣告され、色々なことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで、再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人、出口夏希がヒロイン・桜井春奈を演じる。本作の主題歌は、「フジファブリック」の名曲「若者のすべて」を、suis from ヨルシカがカバー。今回公開された映像は、本編映像で構成され、秋人と春奈の初解禁シーンもふんだんに含まれた。楽曲を象徴する歌詞でもある“花火”とのリンクシーンなど、秋人と春奈の2人が出会い、限られた時間の中でも懸命に生きようとする姿が楽曲とリンクし、2人のいまが詰まっている内容となっている。Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』は6月27日(木)Netflixにて世界独占配信。Digital Singlesuis from ヨルシカ「若者のすべて」は6月21日(金)配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年06月14日濱口竜介監督映画『悪は存在しない』が、6月28日(金)より「高校生(18歳)以下 ワンコインキャンペーン」を実施する。口コミにより好調な興行を続け、興行収入1億円を突破した本作。都市部の地域以外でも鑑賞のニーズが高まり、劇場を増やしている中、若年層にも本作の鑑賞機会を高めるべく、実施可能な映画館と交渉し、今回のワンコイン(500円)キャンペーンの実施が決定。今回のキャンペーンについて濱口監督は「『悪は存在しない』がティーンエイジャー、もしくはファミリー向けの映画かと言われたら正直わかりません(レーティング的には問題なしです)。しかし、だからこそ見てみて『こんな映画もあるのか』の体験になったら、更にそこから色んなことへの興味が広がることがあったら、こんなに嬉しいこともないように思います。ワンコインを握りしめて、是非劇場までお越しください」とコメントを寄せている。終了日は未定となっているが、シモキタ‐エキマエ‐シネマ「K2」、Stranger、シネマート新宿、角川シネマ有楽町など多くの映画館で実施される。<キャンペーン実施概要>期間:2024年6月28日(金)~終了未定イオンシネマ旭川駅前、イオンシネマ小樽、イオンシネマ釧路、イオンシネマ北見、イオンシネマ江別、イオンシネマ北上、秋田アウトクロップシネマ、イオンシネマ大曲、ユナイテッド・シネマフォルテ宮城大河原、イオンシネマ石巻、イオンシネマ名取、イオンシネマ新利府、イオンシネマ米沢、イオンシネマ天童、イオンシネマ三川、まちポレいわき、イオンシネマ福島、シネマアミーゴ、シネコヤ、イオンシネマ港北ニュータウン、イオンシネマ新百合ヶ丘、イオンシネマ海老名、イオンシネマ茅ヶ崎、シネマイクスピアリ、イオンシネマ幕張新都心、イオンシネマ銚子、ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸、イオンシネマ大宮、イオンシネマ大井、イオンシネマ川口、シネプレックス幸手、ユナイテッド・シネマ新座、イオンシネマ守谷、イオンシネマ下妻、シネプレックスつくば、小山シネマロブレ、宇都宮ヒカリ座、イオンシネマ太田、シモキタ‐エキマエ‐シネマ「K2」、Stranger、シネマート新宿、角川シネマ有楽町、CINEMA Chupki TABATA、シネマネコ、イオンシネマ県央、イオンシネマ新潟西、イオンシネマ松本、イオンシネマ大高、イオンシネマ名古屋茶屋、イオンシネマ豊田KiTARA、ユナイテッド・シネマ稲沢、ユナイテッド・シネマ阿久比、ユナイテッド・シネマ岡崎、イオンシネマ各務原、イオンシネマ桑名、イオンシネマ東員、イオンシネマ津、イオンシネマ津南、イオンシネマとなみ、イオンシネマ金沢、イオンシネマ金沢フォーラス、イオンシネマ新小松、イオンシネマ白山、テアトル梅田、シネマート心斎橋、イオンシネマ大日、イオンシネマりんくう泉南、イオンシネマ京都桂川、イオンシネマ久御山、パルシネマしんこうえん、塚口サンサン劇場、イオンシネマ三田ウッディタウン、イオンシネマ加古川、イオンシネマ近江八幡、ユナイテッド・シネマ橿原、イオンシネマ和歌山、イオンシネマ岡山、サロンシネマ、イオンシネマ広島、小野沢シネマ、山口情報芸術センター[YCAM]、イオンシネマ高松東、イオンシネマ今治新都、イオンシネマ徳島、大川シネマホール、ユナイテッド・シネマ福岡ももち、ユナイテッド・シネマなかま16、シネプレックス小倉、ユナイテッド・シネマ トリアス久山、イオンシネマ大野城、イオンシネマ戸畑、イオンシネマ佐賀大和、イオンシネマ熊本、豊後高田玉津東天紅、鹿児島ガーデンズシネマ料金:高校生(18歳)以下500円※都道府県ごとに定められた「青少年育成条例」により、上映終了が23時(大阪府・群馬県は22時)を過ぎる上映回には18歳未満の方は保護者同伴でもご入場いただけないなどの規定がございますので、ご鑑賞に際しては各映画館の規定をご確認ください。※各映画館の規定に沿って、身分証の提示をお願いすることがあります。『悪は存在しない』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:悪は存在しない 2024年4月26日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開© 2023 NEOPA / Fictive
2024年06月14日映画『ブルーピリオド』より、絵画練習風景のメイキング写真が到着した。周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいく感動の物語を、眞栄田郷敦主演で映画化した本作。今回公開されたのは、主人公・矢口八虎役の眞栄田さん、同級生・ユカちゃん(鮎川龍二)役の高橋文哉、ライバル・高橋世田介役の板垣李光人、美術部の先輩・森まる役の桜田ひよりが、キャンバスに熱い視線を向けるメイキング写真。美術の世界に夢中になっていく八虎を演じるにあたり、眞栄田さんはクランクインの約半年前から、ロケ地の一つになった新宿美術学院で絵の練習をスタートさせ、高橋さん、板垣さん、桜田さんは約3か月前から練習に励んだという。また本作は、本物の熱気や迫力を込めるために、絵を描く手元やシーンに吹き替えを一切使用しないことにこだわったそう。練習開始日に実際に絵を描いてみることになった眞栄田さんは、6時間もの間一度も席を立たず、水も飲まず、驚くほどの集中力で絵に打ち込んだ。講師も「この調子で頑張れば、本当に藝大に受かるんじゃないか」と称え、美術アドバイザーも高橋さん、板垣さん、桜田さんが描いた絵画を見てセンスを絶賛。高橋さんが描いた水彩には「丁寧な観察でしっかり形が見える」、板垣さんの絵画には「世田介のような、真摯な観察眼を感じられる」とコメント。桜田さんのことは「練習を重ねるうちに自分の中のリズム感をつかみ、それを形にしていくという絵心がある」と分析。最終的には、講師陣が「違和感がない」と太鼓判を押すまでのレベルに到達した。クランクインの1週間前には、各自が役の扮装をして絵の合同練習をする機会が設けられ、眞栄田さんは「(板垣君は)本当に天才のような雰囲気があって、八虎はこういう気持ちなんだろうなと合同練習から凄く掴めたような気がします」と話し、高橋さんについて「物の捉え方が独特で面白いなと。やっぱり日本画という別の科だったので、そういうのも面白いなと思いました」と語った。原作に登場する絵をベースにしたたくさんの絵画たちも見どころの一つ。基本的には、原作に出てくる絵の作家と同じ人が描き、八虎が描く絵に関しては、段階を踏んで徐々に上達していく過程が垣間見えるような絵を数ブロックに分けて用意。最終的に揃った絵は401枚となり、74人ものアーティストが協力し、本作に欠かせない要素を構築した。さらに、眞栄田さん自身が描いた、大きく羽ばたく鳥の絵の写真も公開。“勝利”がテーマになっており、眞栄田さんは「勝利=自由」と考え、「とにかく自由に描いた」という。そんな絵は、実際に劇中で使用されている。『ブルーピリオド』は8月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルーピリオド 2024年8月9日より全国にて公開©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会
2024年06月14日満島ひかり、岡田将生、石原さとみ、綾野剛、星野源らが出演する映画『ラストマイル』の予告編が公開。米津玄師が主題歌として書き下ろした新曲「がらくた」の一部が初公開された。本作は、TVドラマ「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線で物語が展開するシェアード・ユニバース映画。「アンナチュラル」よりUDIラボメンバー、「MIU404」より4機捜メンバーらも出演。これまでベールに包まれていた、満島さん演じる主人公のエレナや、岡田さん演じるチームマネージャーの孔をはじめとする、登場人物の関係性が徐々に明らかになり、ストーリーも垣間見える今回の映像。事件解決に奔走する人たちの背中を支えるように、主題歌の切なくも力強い歌詞と心を揺さぶる歌が印象的に登場している。「壊れていても構わないんじゃないかという、そういう意味合いを込めて作りました」と楽曲について語った米津さんは、「映画に当てはめて考えてみると、ちょっと自分の実体験が込み入っているので、一見すると共通点が分かりづらいかもしれないですけど、映画に向けて大事な感覚を詰め込んだらこういう曲になったという感じがしています」とコメントしている。なお、「がらくた」のリリース日は未発表となっている。『ラストマイル』は8月23日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024年8月23日より全国東宝系にて公開©2024「ラストマイル」製作委員会
2024年06月13日井浦新、水原希子、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏が出演する日仏合作映画『徒花 -ADABANA-』が10月18日(金)に公開決定。永瀬さんが撮影したキャラクタービジュアルが解禁となった。監督は、長編映画デビュー作『赤い雪 Red Snow』(19)が第14回JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival)最優秀作品賞を受賞するなど、繊細かつ圧倒的に作りこまれた世界観が国内外問わず高く評価されている甲斐さやか。甲斐監督が20年以上をかけ構想し書き上げ、満を持して映画化されたオリジナル作品。タイトルの『徒花』(あだばな)とは、咲いても実を結ばずに散る花、「無駄な花」を意味する。国家により、ある“最新技術”を用いて【延命治療】が推進された、そう遠くない現代。一定の階級より上の人間たちが病に侵されたとき、全く同じ見た目の自分である“それ”が提供されたら? そして、病の身代わりになってくれたら?そんな作品を甲斐監督が現代に解き放つ。主演は『ワンダフルライフ』(99)でスクリーンデビュー以来、近年も『こちらあみ子』『福田村事件』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』など日本映画にも、ドラマにも欠かせない俳優・井浦新。井浦さんはプロットが出来上がる前から本作の出演を熱望。「甲斐さやか監督からこの映画の構想を初めて伺った時、身震いしたことを覚えています」とコメントを寄せる。また、同じく本作の世界に惚れ込んで参加を即決したのが、『ノルウェイの森』でスクリーンデビューを果たし、2021年には『あのこは貴族』で第35回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞、唯一無二の存在感を放つ俳優としても目が離せない水原希子。水原さんは「徒花は今の時代だからこそ、恐ろしくリアリティがあります」と語る。さらに『ドライブ・マイ・カー』での演技が国内外に高く評価され、新作が常に期待されている三浦透子。『三度目の殺人』でブルーリボン賞助演女優賞、『最初の晩餐』で第34回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞した斉藤由貴。国内外の映画監督に愛され、日本アカデミー賞を4度受賞した経歴を持つ永瀬正敏。錚々たる確かな実力派俳優陣が、甲斐監督最新作に出演を熱望し、集結した。併せて本作の編集は、『落下の解剖学』で第96回アカデミー賞編集賞にノミネートされたロラン・セネシャルと『ドライブ・マイ・カー』編集担当の山崎梓が担当。甲斐監督と第一線のスタッフがタッグを組んだ化学反応が解き放たれる。また今回、永瀬さん撮影のキャラクタービジュアルも解禁。「自分」と、すべてを身代わりになってくれる、もう一人の自分の「それ」をデカルコマニー(転写)で演出したデザイン。自分と「それ」は一見同じのようで、全く同じではなく、生き写し、完璧なコピーではない「それ」のビジュアルは、美しさ、かつ不穏さが解き放たれているビジュアルに仕上がっている。最新作『徒花-ADABANA-』公開にあたり、甲斐監督は「『徒花―ADABANA-』は、忙しい日々の中で、“私が失ったものは何なのか”という現代人の疑問に共鳴するものと信じています。是非、劇場でご覧いただきたいです」とコメントを寄せている。コメント全文<井浦 新>甲斐さやか監督からこの映画の構想を初めて伺った時、身震いしたことを覚えています。前作【赤い雪】に続き甲斐監督の描く新たなこの物語も、やはり無自覚に否応なく心に爪痕を残し、深いところまで沁み入ってくる。言語化し難い超オリジナルな世界観が広がっていて、台本の時点で既に唯一無二の素晴らしい作品でした。だから主人公の新次を演じるならば、今まで培ってきた経験もフルで活かし、自分がまだ開いていない扉も全開にして挑む必要がある。全ての感覚をギラリと研ぎ澄ませながら、監督スタッフキャストの皆んなと摩訶不思議で無茶苦茶で奇怪な日々を過ごしました。撮影期間は苦しくて楽しくて最高に幸せでした。私にとって甲斐組は至高の表現の遊び場です。皆さん【徒花】の香りに酔いしれて下さい。公開される日が待ち遠しいです。<水原希子>この度、まほろ役を演じさせて頂き、井浦新さんをはじめとする俳優の皆様とお芝居を通じて、自分の未熟さを痛感しながら、たくさんの宝物を頂いた素晴らしい経験をさせて頂きました。甲斐さやか監督が描く世界観は唯一無二で、『徒花-ADABANA-』は今の時代だからこそ、恐ろしくリアリティがあります。井浦さんのシンジは本当に圧巻です。『徒花-ADABANA-』を楽しみにしていてください。<三浦透子>演出の際に選んでくださる甲斐監督の言葉がとても好きでした。観終わったあと、自分の心臓の音がより強く大きく聴こえたような気がします。今まで意識の外にあったものに、自然と目を向けたくなる、そんな感覚が残ります。必ず映画館で観ていただきたい作品です。<斉藤由貴>母という、この切なくも美しきもの母という、この切なくも恐ろしきもの愛という業を腕(かいな)に抱きしめ、ひっ抱え、弱さも狡さも鬼の残酷も身体の奥にひっ抱えただひたすらに、子のために、ただひたすらに、己の思いを遂げるために。甲斐さやか監督のディレクターズステイトメントを拝読した時、監督の深き思いに胸打たれました。と共に、その透徹(とうてつ)した眼差しの向こうにある「この映画の完成形」に想いを馳せるというより、私はただ、追憶の物語の中に、母として無垢に存在していようと感じました。今回、甲斐監督の世界に参加でき、心より光栄に思います。<永瀬正敏>甲斐さやか監督の独自で深いメッセージとビジョン、明確なビジュアルイメージと人物設計、細部までこだわり抜かれた映像と音、、、短い時間でしたが、再びその世界の中に身を置けた事、幸せでした。そして今回は更に、演じ手と撮影(写真)二刀流で現場に呼んでいただいた事も感謝しかありません。<甲斐さやか監督>スピードが早すぎて、自分のことも見失いがちな現代。恐れずに自分と向き合い、どう生きるべきかを改めて考えたい……そのような思いで書いた脚本に、同じ思いを持つ最高の俳優と最高のスタッフが集結してくれました。「徒花―ADABANA-」は、忙しい日々の中で、“私が失ったものは何なのか”という現代人の疑問に共鳴するものと信じています。是非、劇場でご覧いただきたいです。『徒花-ADABANA-』は10月18日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年06月13日映画『夏目アラタの結婚』が、「第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭」に出品されることが決定した。本作は、累計発行部数250万部のベストセラーとなっている同名漫画の映画化。世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティサイト「MyAnimeList」で紹介され、国内外から高く評価されている。「プチョン国際ファンタスティック映画祭」は、1997年に始まり、毎年全世界からSF、ファンタジー、ホラー、アクション、サスペンスなど、個性的なジャンルの作品約300作品が11日間にわたって上映されるアジア最大級のファンタスティック映画祭。10の部門で構成されている上映プログラムのうち、本作は2022年に新設された、注目の監督の新作を紹介する「Mad MaxX部門」での上映を予定。これまで「Mad MaxX部門」には、『死刑にいたる病』や『土竜の唄 潜入捜査官REIJI FINAL』などが出品されているが、本作が選定された理由として「この映画は、殺人犯と結婚をするという大胆なテーマで人気を得た漫画原作のように、とても興味をそそる冒頭から始まり、連続殺人と品川真珠に隠された秘密に迫ると共に、2人の関係が変化していくことで、どんどん観客を魅力していきます」と発表されている。また、監督の堤幸彦と主人公・夏目アラタ役の柳楽優弥が韓国へ渡航し、映画祭のレッドカーペットに参加すると共に、本作のワールドプレミア上映も決定。「ガンニバル」でアジアエクセレンスアワードを受賞した際に参加した「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」以来、約1年ぶり、4度目の韓国でのイベント参加となる柳楽さんは、「アンニョンハセヨ!この度、『夏目アラタの結婚』がプチョン国際ファンタスティック映画祭で上映される事になり、とても嬉しく思っております!現地で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!」とコメントしている。なお、『マッチング』『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』など、多くの日本映画が上映されることも決定している。さらに、夏目アラタが死刑囚・品川真珠に向けてガラス越しにプロポーズをする新場面写真も公開された。『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。「第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭」は7月4日(木)~7月14日(日)開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年06月12日ヤマシタトモコの同名漫画を映画化した『違国日記』から、新垣結衣とW主演を果たした早瀬憩が劇中歌を歌唱するシーンの撮影舞台裏を切り取った特別映像が到着。橋本絵莉子(ex.チャットモンチー)が作詞作曲を務めた劇中歌「あさのうた」の楽曲も初解禁となった。先週末より公開を迎えた本作は、映画を観た人から共感の声が溢れ、SNSでも絶賛の口コミが広がっている。中でも賞賛の声を集めているのが早瀬憩で、堂々たる存在感を発揮している。この度、映画の大ヒットスタートを記念し、そんな早瀬さんが演じる主人公の田汲朝が学校のミニライブでバンド演奏を披露するクライマックスシーンの本編と、舞台裏のメイキングを掛け合わせた特別映像が解禁。ライブシーンが撮影されたのは約1年前の2023年6月25日。朝を演じるために入念にボイストレーニングをして準備してきた早瀬さん。撮影を前に少し顔がこわばっているように見える早瀬さんだが、ひとたびカメラを向けられると「緊張するけど、楽しみです!」と笑顔を見せる。朝の同級生・三森役の滝澤エリカほか軽音楽部の面々も気合いばっちりで演奏シーンの本番に挑んでいる。瀬田なつき監督「本当に素敵な曲」演奏する劇中歌「あさのうた」の作詞作曲を務めたのは、橋本絵莉子(ex.チャットモンチー)。瀬田なつき監督は「私が学生時代に『チャットモンチー』をよく聴いていて、ガールズバンドといえば『チャットモンチー』でした」と明かす。「脚本を送ってお願いしたところ、快諾していただき、すぐに曲を作って送ってくださったのですが、朝が作る設定には上手すぎる気もして…(笑)。橋本さん自身、高校生の時に初めて曲を作ったとおっしゃっていたので『もう少し高校生の時の初々しい感じを……』とお願いしたら、すぐにそのニュアンスを入れてくださり『あさのうた』が完成しました。本当に素敵な曲です」と制作のエピソードを披露した。早瀬さん自身はもちろん、槙生役の新垣結衣も本編の中の好きなシーンのひとつにこの演奏シーンをあげており、朝の等身大の想いが詰まった爽やかなシーンの仕上がりに感動したと話している。イントロの疾走感、伸び伸びとした心地よい歌声、さらに心の底から楽しんでいるような早瀬さんの表情と、全てが見どころのクライマックスシーンとなっている。『違国日記』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:違国日記 2024年6月7日より全国にて公開Ⓒ2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会
2024年06月12日菅田将暉主演、黒沢清監督・脚本の『Cloud クラウド』に、松重豊、赤堀雅秋、吉岡睦雄、三河悠冴、山田真歩、矢柴俊博、森下能幸、千葉哲也が出演することが分かった。黒沢清監督の最新作となる本作は、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。転売で稼ぐ主人公・吉井良介を菅田将暉、吉井の謎多き恋人・秋子役を古川琴音、吉井に雇われたバイト青年・佐野役を奥平大兼、ネットカフェで生活する男・三宅役を岡山天音、吉井が働く工場の社長・滝本役を荒川良々、そして吉井を転売業に誘う先輩・村岡役を窪田正孝が演じている。出演が発表された松重豊は、2021年にデジタルリマスター版が公開された黒沢清監督作の『地獄の警備員』で、映画初主演。警備員の富士丸を演じ、圧倒的な存在感で業界に名を響かせた。その後黒沢組には『カリスマ』、『リアル~完全なる首長竜の日~』に出演、本作へは11年ぶりの出演となる。さらに、いまにも倒産しそうな町工場の社長・殿山宗一役に、劇作家の赤堀雅秋。演劇以外でも『葛城事件』など映画監督としても作品を発表し、ドラマ「不適切にもほどがある!」などに出演、役者としても多方面で活躍。黒沢組には「贖罪」、『岸辺の旅』に出演している。そして、その殿山の妻・千鶴役は、大河ドラマ「どうする家康」に出演、多くの映画・ドラマ作品に出演し、黒沢組は初参加の山田真歩が演じる。岡山さん演じる三宅が出会う謎の男・矢部役を、黒沢組常連で、黒沢監督が今年発表した配信作品『Chime』で主演を務めた吉岡睦雄が、人生を見失った男・井上役を『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』での好演も記憶に新しい黒沢組初参加の三河悠冴、吉井を不審視する警察官・北条役を、硬軟織り交ぜた演技で数々の映画・ドラマ作品に出演、満を持して黒沢組初参加となる矢柴俊博が抜擢。下町の模型店の店主・室田役を、北野武作品にも多数出演、黒沢組では『回路』『アカルイミライ』に出演した森下能幸、猟師役を、演出家としても活躍し、黒沢組には『岸辺の旅』『予兆 散歩する侵略者』に出演した千葉哲也が出演する。様々な分野で活躍する実力派バイプレイヤーたちが勢揃いし、主人公・吉井を取り巻く、不穏な空気感をより一層際立たせている。『Cloud クラウド』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Cloud クラウド 2024年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2024 「Cloud」 製作委員会
2024年06月12日「Snow Man」のラウールが主演する映画『赤羽骨子のボディガード』の本予告映像&本ビジュアルが到着。主題歌は、「Snow Man」の書き下ろし新曲「BREAKOUT」に決定した。映像では、威吹荒邦(ラウールさん)がクラスメイトたちと、100億円の懸賞金をかけられた幼なじみ・赤羽骨子(出口夏希)を殺し屋から守る姿が見られる。クラス最強の司令塔・染島澄彦(奥平大兼)、骨子の親友で空手家の棘屋寧(高橋ひかる)、ハッカー・糸踏忠也(倉悠貴)、剣士・日暮弥美姫(山本千尋)、忍者・迅雷風太(戸塚純貴)、柔道家・大叢井巌(木村昴)、詐欺師・海代朱雀(芝大輔)、配信者・霧宮茶虎(あの)、潜水士・幡一平(有輝)ほか、クラスメイト全員に特殊なスキルがあることを知った荒邦は、様々なミッションに挑んでいく。しかし、最強の殺し屋である骨子の姉・尽宮正親(土屋太鳳)の登場によって、物語は大きく動き出す。正親との壮絶なアクションや、骨子の父であり国家安全保障庁長官・尽宮正人(遠藤憲一)からクラスメイトの中に「どうやら裏切者がいるらしい」と告げられる、ピンチを予感させるシーンも登場。また、荒邦の父・威吹丈夫(津田健次郎)の登場や、骨子と寧の深い友情を感じさせるシーンなど、壮絶な闘いの背景にある彼らの熱いドラマに期待が膨らむ。そして、主題歌に決定した「BREAKOUT」は、ストーリーにリンクした歌詞と力強いサウンドで、骨子を守るためにどんな敵にも全力で立ち向かっていく荒邦のように、闘志溢れるエネルギッシュな楽曲となっている。ラウールさんは「台本や現場の雰囲気をメンバーに共有しながら制作できたので出来上がりは僕としてもチームとしても満足いく仕上がりになっています。映画との化学反応を楽しんでもらえたら嬉しいなと思います」と楽曲への自信を覗かせた。さらにビジュアルは、荒邦を筆頭に3年4組のボディガードたちが骨子を守るため、全員集結した圧巻の一枚に。尽宮正人と正親といった“強烈な家族“も勢揃いした。先日、無事に撮影を終えたラウールさんは「シーンの数も多く、展開の数もとても多い作品でした。それぞれのシーンに向き合いながら、繋がったらどうなるんだろう?と想像がつかないまま、一生懸命撮影していましたし、そこにCGも入ってくるので本当に完成が楽しみです。自分がどのようにスクリーンに映るんだろうと思いますし、クラスメイトがそれぞれどんな登場の仕方をするのか。僕が参加していないシーンもあるのでとても楽しみです」と完成へ期待を膨らませている。『赤羽骨子のボディガード』は8月2日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:赤羽骨子のボディガード 2024年8月2日より全国にて公開©丹月正光/講談社 ©2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会
2024年06月12日社会に馴染めない兄と、未来を諦めた父。そして、家にしばられる妹。そんな3人が踏み出す小さな一歩を描いた映画『心平、』から、ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。本作は、2014年の福島を舞台に、立ち入りを制限された町に足を踏み入れた心平と、その家族の葛藤を描いた人間ドラマ。福島のある小さな村に住む心平は、3年前に起きた原発事故によって仕事である農業を失い、いまは無職。父・一平は、そんな心平に軽度の知的障がいがあることに向き合えずにいた。妹・いちごは、そんな父と働かない兄のために家事をする日々に、ウンザリしている。そして、近所の住民から心平が空き巣をしているらしい、と聞いたいちごと一平は、家を出たまま帰ってこない心平を追いかけてある場所へとたどり着く――。主人公の心平には、最新出演作に『碁盤斬り』『湖の女たち』などがあり、話題作に多数出演している奥野瑛太。また、いつも兄のことを気にかけている妹のいちご役には、ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」に出演した芦原優愛。父の一平役には下元史朗(主演『なん・なんだ』、『痛くない死に方』)ほか、川瀬陽太、影山祐子、河屋秀俊、小林リュージュらが出演。今回、解禁されたポスタービジュアルは、心平が町中を自転車で走る写真で構成されたビジュアルが採用。山城達郎監督は、「真夏の福島で、免許のない心平が背筋をのばし一生懸命に自転車を走らせる姿がこの映画では何度も描かれます。時にはその自転車で誰かを追いかけたり、後ろに妹を乗せたり、家族の乗る軽トラと並走したりもします。このポスター写真はそんな心平の日常が切り取られていると思い選びました」とコメントを寄せる。「ここで、生きていく」というコピーが添えられ、様々な出来事が続く日常生活のなかでの小さな一歩を感じるポスターが完成した。『心平、』は8月17日(土)より新宿K’s cinemaほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:心平、 2024年8月17日より新宿K’s cinemaほか全国にて順次公開©️冒険王/山城達郎
2024年06月11日奈緒の主演で、鳥飼茜の原作を漫画を実写映画化した『先生の白い嘘』から、歪んだ人間関係を映し出した相関図とともに、物語にさらなる深みを与える登場人物たちの新規場面写真が解禁となった。本作は、ひとりの女性が抱える“自らの性に対する矛盾した感情”や、男女の“性の格差”に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマ。解禁された相関図は、一見すると高校教師の美鈴(奈緒)を中心に、高校の生徒たちと、学生時代からの友人関係というものに思えるが、各登場人物たちのキャラクター紹介からは歪な人間関係が見えてくる…。美鈴は、6年前に親友である美奈子(三吉彩花)の恋人・早藤(風間俊介)に無理やり肉体関係を迫られる。その後も親友の美奈子には何も言わずに、早藤との関係を続けてしまう美鈴。美奈子も美鈴のことを親友といっているが、地味で控え目な美鈴をどこか格下に見ている。長年付き合っている彼氏の早藤にプロポーズされたことに浮かれている。早藤は、不動産会社の営業マンで自分の勤める会社の取締役の娘である美奈子と婚約。婚約者の美奈子に見せる顔とは別に、暴力的な支配に悦びを感じるサディスティックな一面を持つ。6年前から美鈴を凌辱している。また、本音を隠し生きているのは、大人たちだけではない。美鈴の担任の生徒である新妻(猪狩蒼弥)、三郷(田辺桃子)、和田島(井上想良)ら生徒たちにも注目。新妻は、バイト先の人妻と自分の意思に反して身体の関係を持ってしまったことに悩んでいたとき、美鈴も同じように性に対する感情を抱えていることに気づく。そして、教師である美鈴に惹かれていく。新妻の中学からの同級生である三郷は男子生徒からの人気が高い。女好きなクラスのムードメーカーである和田島に、わざと身体を触らせて、ある願いごとをする。解禁された場面カットでは、三郷がはだけたシャツの胸元を抑える姿も。和田島は、三郷から聞いた新妻のトラウマを悪気なくクラス中に暴露し、物語を大きく動かす。さらに、美鈴の通う心療内科クリニックの清田恵里(板谷由夏)、新妻の祖父で植木屋の池松和男(ベンガル)など、個性溢れる登場人物たちの場面カットも解禁となった。『先生の白い嘘』は7月5日(金)より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:先生の白い嘘 2024年7月5日より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開©2024「先生の白い嘘」製作委員会©鳥飼茜/講談社
2024年06月11日実写映画『はたらく細胞』のキャストがついに発表。永野芽郁が赤血球役、佐藤健が白血球役でW主演を務めることが分かった。本作は、細胞を擬人化し、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ清水茜の同名漫画の実写化。原作は、現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数1,000万部を超えるメガヒットを記録している。連続テレビ小説「半分、青い。」での共演も話題を呼んだ2人。永野さんが演じる赤血球は、立派な赤血球になることを目指し、体内の各器官に酸素を届けるため奮闘するキュートな主人公。佐藤さんが演じる白血球(好中球)は、赤血球と共に体内を守るもう一人の主人公で、外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する細胞だ。武闘派な白血球は、劇中で華麗なアクションも披露する。そんな2人のキャラクタービジュアルも到着。赤い髪と帽子がトレードマークの赤血球と、顔も髪も真っ白な白血球。赤血球の背景には酸素が入った段ボール、白血球の背景にはウイルスを駆除するためのナイフがそれぞれ配された。さらに超特報では、37兆個の細胞たちが働く人間の体の中、広大な体内ワンダーランドの世界が展開。希望に満ち溢れる赤血球と、侵入した細菌を瞬く間に駆除していくクールな白血球の姿が見られる。そして、体内に未曽有の危機、くしゃみ1号ロケットが発射され、赤血球のとまどいの叫びが響き渡る。『はたらく細胞』は12月公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:はたらく細胞 2024年12月、全国にて公開予定©清水茜/講談社©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
2024年06月11日