鈴木亮平が主演、共演に宮沢氷魚、阿川佐和子らを迎えて高山真の自伝的小説を映画化した『エゴイスト』。この度、『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などを手掛けてきた松永大司監督が、本作のキャストの魅力について語るメイキング&インタビュー映像が解禁となった。第35回東京国際映画祭でコンペティション部門に出品され、いち早く映画祭で観た観客からは「言葉も無用なほど純愛に満ち溢れた傑作」「この映画の記憶を反芻しそうだ」「キャスティングがぴったり」「すべてよかった。文句がつけられない」「惹かれ合うこと、求め合うことの美しさが投影されていた」「あの世界の中に永遠に、い続けたかった」など、キャスト陣たちの演技や本作の世界観にハマる人が続出。劇場公開後も感動の声や絶賛の声が数多く飛び交い、すでにリピーターも現れており、パンフレットや物販が完売する劇場が出るなど「エゴイスト現象」が巻き起こっている。今回解禁となった映像では、松永監督が、若い勢いのある宮沢さんが、鈴木さんにすごくいい影響を与えたことや、鈴木さんが皆に支持されてる魅力を語り、そして阿川さんの演技には「圧巻だ」とコメント。それぞれの役者としての魅力について2分間語られ、貴重なメイキングが収められている。続いて2月19日(日)には、キャストそれぞれが撮影や役柄について語る動画が解禁される。『エゴイスト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年02月17日宅飲みを楽しむためのレシピ・お酒の飲み方・グッズなどの情報が満載!株式会社ワン・パブリッシング(東京都台東区/代表取締役社長:廣瀬有二)の刊行する「せんべろnetの酔っても作れる宅飲みおつまみ」(定価:1,210円(税込))は、発売からわずかで重版が決定いたしました。著者は、ひろみん。酒場の飲み歩きをライフワークとし、超人気サイト「せんべろnet」の運営者です。本書は、年間800軒飲み歩くという酒飲みのプロ・ひろみんさんが提案する宅飲みおつまみのレシピ集です。酔っていても作れるような簡単レシピから酒場の名店に教わる絶品おつまみまで、豊富なおつまみレシピを掲載。レシピだけではなく、宅飲みをより楽しむためのお酒の飲み方、調味料、調理グッズなどの情報も満載です。名店酒場12店に教わる絶品レシピが掲載!名酒場に教わった絶品レシピを紹介しています。お店で出しているメニューを家庭でも作りやすいようにアレンジ。お店の味がおうちで簡単に楽しめます。また各店からは調理のポイント、おいしくするコツ、メニューに合うお酒の提案など、さまざまなコメントが寄せられています。お店の情報も掲載しているため、本書を読んで気になった人は実際に足を運んで本場の味をお楽しみください。お酒が止まらなくなる!簡単おつまみレシピ食材別のおつまみレシピをはじめ、著者が酒場で食べた思い出のレシピ、冷蔵庫にある食材でパパっと作れるレシピ、コンビニで買える食材のアレンジレシピなど、ほろ酔いでも簡単に作れてお酒がすすむレシピを多数掲載。鶏むねや豚こま、油揚げやちくわといったお手軽食材で作るおつまみばかりなのでお財布にも優しく、節約できた分、お酒をもう1杯飲んじゃいましょう。宅飲みを充実させる情報も満載!レシピ以外にもコラムでは宅飲みを充実させる情報を多く収録しています。著者おすすめの甲類焼酎の選び方&おいしい割り方紹介や、宅飲みをするうえで欠かせない便利グッズもご紹介。そのほか、著者がアツい!と思ったお酒の紹介やつまみに欠かせない味変調味料、アンテナショップで購入できる郷土おつまみなど、呑兵衛には魅力的なアイテムばかりです。商品概要せんべろnetの酔っても作れる宅飲みおつまみ著者: せんべろnet(ひろみん)定価: 1,210円 (税込)発売日: 2022年6月30日(木)判型: B6ISBN: 9784651202297電子版: 有ワン・パブリッシングWebサイト: 【本書のご購入はコチラ】・Amazon ・楽天 ・セブンネット 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月08日三浦透子が主演を務める舞台『Secret War-ひみつせん-』が6月9日(木)~6月19日(日)にかけて、東京芸術劇場シアターウエストで上演される。この度、本作の舞台写真&キャストコメントが公開された。第2次世界大戦時、731部隊における人体実験を含む戦時研究を行った登戸研究所は、資料館として保存され、戦争が引き起こす残酷さと無為さを現在に伝えている。本作は、この登戸研究所をモデルにした研究所を舞台に、映画『ドライブ・マイ・カー』の女性ドライバー役が記憶に新しい三浦を主演に迎え、座付き作家・詩森ろばが書き下ろす新作だ。さらに新国立劇場のフルオーディション企画『エンゼルス・イン・アメリカ』で数千人の中からジョー役として出演が決定したばかりの坂本慶介、『ザ・ドクター』や『マーキュリー・ファー』と大きな舞台が続く宮崎秋人が友情に結ばれつつ戦争の影に押しつぶされていく若き科学者を演じるほか、松村武や北浦愛、森下亮、佐野功、ししどともこ、など実力派出演陣が出演。また『All My Sons』で詩森と初タッグを組み、その演技が高く評価され、読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した大谷亮介が、物語のカギを握る人物として出演する。公開されたコメントは以下の通り。<三浦透子>約1カ月間、本当に素敵な稽古の時間を過ごさせていただきました。世代をこえて集まったスタッフ・キャストが、忌憚なく、思ったこと感じたことを言い合える稽古場でした。そんな風通しの良い環境をつくってくださった皆さんおひとりおひとりに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。そして、この物語のモデルになった登戸研究所にも、きっとそういう空気があったのではないでしょうか。80年前のその場所にあったそれぞれの人生に触れるため、とにかく沢山話しました。誰の価値観も否定することなく、丁寧に選んで、積みあげて育ったこの作品が、今すでに自分にとって特別な大切なものになっています。とにかく観ていただきたい!劇場でお待ちしています。<詩森ろば>登戸研究所のことを教えてくれたのは、ある制作者さんでした。「戦時研究をしていた研究所のタイピストが持ち返った複写部分が見つかったっていう事実があって…」と。その瞬間、この題材はわたしが書くと勝手に決めて、小高い丘陵地にある登戸研究所を見学に行きました。丁度、その実在したタイピスト、関コトさんの展示が行われていました。終戦ですべてを焼いたという秘密の研究所から持ち返られた「雑書綴り」。戦後50年を経ないと、これは世の中に出すことができなかった。そのことまで含めて、なんだかとても恐ろしくそして愛おしいと思いました。今回の作品は事実にインスパイヤされたフィクションなので、それを持ち返った経緯やその後の人生はおそらく劇中の琴江さんとはまったく似ていない。わたしはわたしの雑書綴りとそれを巡る物語をある意味、傲慢に創り上げました。でも、それでも、その瞬間、上司の方に、持ち返ってはいけませんか、とお願いした、まっすぐな気持ちを、わたしはありありと感じることができます。その感触を大切に創った作品でもあるのです。人体実験まで含む過酷な研究を行っていた、登戸研究所。それは繰り返してはいけない人類の深い過ちです。しかしそんな場所にも、抱きしめたくなるようなたくさんの思いやひとが在ったということを、伝えられたらと思います。それが、おそらく、いまいるこの場所を戦地にしない演劇にできる方法ではないのかとも。三浦透子さん、坂本慶介くん始めとする、素晴らしい俳優陣が、そんな場所に集い生きてくれます。劇場でお会いできたらと願います。■公演情報serial number07『Secret War-ひみつせん-』6月9日(木)~6月19日(日)※13日(月)休演日会場:東京芸術劇場シアターウエスト※開場は開演の30分前。※未就学児童のご入場はお断りしております。作・演出:詩森ろば出演:三浦透子、坂本慶介、宮崎秋人、松村武(カムカムミニキーナ)、北浦愛、森下亮(クロムモリブデン)、佐野功、ししどともこ(カムヰヤッセン) 、大谷亮介<チケット>料金:全席指定・前売・当日共一般6,000円 / 障害3,000円 / 学生4,000円※障害者、学生は劇団のみの取扱い。当日受付にて手帳をご提示下さい。公式サイト:
2022年06月09日三浦透子が主演を務める舞台『Secret War-ひみつせん-』が6月9日(木)~6月19日(日)にかけて、東京芸術劇場シアターウエストで上演される。第2次世界大戦時、731部隊における人体実験を含む戦時研究を行った登戸研究所は、資料館として保存され、戦争が引き起こす残酷さと無為さを現在に伝えている。本作は、この登戸研究所をモデルにした研究所を舞台に、映画『ドライブ・マイ・カー』の女性ドライバー役が記憶に新しい三浦を主演に迎え、座付き作家・詩森ろばが書き下ろす新作だ。さらに新国立劇場のフルオーディション企画『エンゼルス・イン・アメリカ』で数千人の中からジョー役として出演が決定したばかりの坂本慶介、『ザ・ドクター』や『マーキュリー・ファー』と大きな舞台が続く宮崎秋人が友情に結ばれつつ戦争の影に押しつぶされていく若き科学者を演じるほか、松村武や北浦愛、森下亮、佐野功、ししどともこ、など実力派出演陣が出演。また『All My Sons』で詩森と初タッグを組み、その演技が高く評価され、読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した大谷亮介が、物語のカギを握る人物として出演する。演出家・詩森ろばからのコメントは以下の通り。<詩森ろば>公演を決めたときには思いもかけなかったシンクロが起こることは今までもありましたが、今回は、できればこんなことにはなってほしくなかったタイミングでの上演となりました。敬愛する俳優、三浦透子がさらに羽ばたこうとする瞬間とも重なり合い、わたしにとって、カンパニーにとって特別な公演となりそうです。この時代に耐えながら生きるすべての方に観ていただきたい作品です。劇場でお待ちしています。■公演情報『Secret War-ひみつせん-』6月9日(木)~6月19日(日)※13日(月)休演日会場:東京芸術劇場シアターウエスト※開場は開演の30分前。※未就学児童のご入場はお断りしております。<チケット>料金:全席指定・前売・当日共一般6,000円 / 障害3,000円 / 学生4,000円※障害者、学生は劇団のみの取扱い。当日受付にて手帳をご提示下さい。一般発売開始:4月16日(土)10:00~
2022年03月10日「知り合いから『阿川さん40周年ですね』と言われたのですけど、『なにが?』と、思わず返してしまいました。最初にテレビのレポーターをやったのが’81年だから、今年で40年になるんですって。ディナーショーで全国ツアーでもしようかしら(笑)」そうちゃめっ気たっぷりに話すのはタレントでエッセイストの阿川佐和子さん(67)。今月7日には、阿川さん流の人生の秘訣が詰まった『アガワ流生きるピント』(文藝春秋)を出版。「仕事」や「恋愛」、そして「認知症」から「セックスレス」まで、さまざまな人の悩みにQ&A形式で答えている。テレビデビューのきっかけとなった番組『朝のホットライン』(TBS系)に出演する以前は、特定の仕事についていなかったという。「友人から紹介してもらった慶應義塾幼稚舎(小学校)の図書室のバイトを週に2〜3回やったり、友達相手に編み物教室をやったり、お見合いしたり、友達の結婚式に出て『次は私の番になるはず』みたいな日々を過ごしていました」そんなある日、阿川さんの父で小説家の阿川弘之さんの元に雑誌の広告グラビアで親子共演の話が舞い込んだ。「照れくさいので、父は家族と出る仕事を嫌がっていたんです。なのに、引き受けたからびっくりしちゃって。写真を撮るのが、父の友人で写真家の秋山庄太郎さんだったから、『秋山さんに借金でもしているのかな』って思いました(笑)」そのグラビアがTBSのプロデューサーの目に留まり、番組出演することに。そこから阿川さんの芸能生活がスタートした。■「ランチョンマットで今朝ももめました(笑)」芸能界に入ってからも結婚への思いはあった。「子どもが欲しかったんですよ。お見合いをさんざんやったけどご縁がなかったんです。それで『もう結婚しないで生きていくのかな?』と思い始めて。だから子どもを産める体力があるときに『結婚はできるかわからないけど、子どもだけ産むという選択肢はないかな?』と思って親にも言いましたよ。『ちょっと順番かえてもいい?』って。でも、シングルマザーという生き方は今ほど社会的に認められていませんでしたから……。養う自信もないし、その子を幸せにできる自信もないし、グズグズ悩んでいるうちに機を逃したんですね」結婚せずに生きていくつもりになったという。しかし’17年、63歳のときに、5歳上の男性と結婚。当初、籍を入れることを考えていなかった。「結婚前から、夫は認知症の母の介護に協力してくれました。でも、母を救急車で病院に運ぶときも、家族じゃないからという理由で付き添ってもらうことができません。たとえば、私が救急車で運ばれたときも、制度的に家族じゃないとダメだという世の中のシステムがわかった。それだったら『籍を入れたほうが楽じゃん』って(笑)」「やっぱり結婚は生活だな」と感じたという阿川さん。「タオルのたたみ方とか電気のつけっぱなしとか、トイレの使い方とか、そういった些細なところで合うわけがない。『なんでそこを大事にしないの』と意見が割れても、互いに慣れていくしかないんですね。いまだに小さな争いはありますよ。今朝も合成樹脂のランチョンマットを、手洗いしたあとに洗濯機で脱水するかどうかでもめました(笑)」(取材・文:インタビューマン山下)
2021年07月23日しっかり者というイメージがある阿川さん。でも、終活とかは特に始めていないそうです。なぜなら67歳になった今も、最前線で働いているから。デビュー40周年を迎えた阿川さんのこれからを聞きましたーー。「知り合いから『阿川さん40周年ですね』と言われたのですけど、『なにが?』と、思わず返してしまいました。最初にテレビのレポーターをやったのが’81年だから、今年で40年になるんですって。ディナーショーで全国ツアーでもしようかしら(笑)」そうちゃめっ気たっぷりに話すのはタレントでエッセイストの阿川佐和子さん(67)。コロナ禍で阿川さんの生活にも変化があった。地方出張などが減り、1日3食作るような日も増えた。昨年5月には、母のみよさんが逝去。享年92だった。海外に住む弟のために、葬儀の様子をネットで中継する“リモート葬儀”も行った。今年3月、長く続けたレギュラー番組『サワコの朝』(TBS系)が9年半の歴史に幕を下ろした。「それまでは私、ちょっとつらかったの。『週刊文春』の対談連載で4人、『サワコの朝』で4人、月にゲストの方と最低8人会うのです。それとは別に、テレビの仕事、ドラマ、原稿、新聞連載、著書などがあって……。9年半はそういう生活が続いてきつかったですね。『やってらんねぇ!』と泣いたこともありましたが、そんなときに夫は『もうご飯は簡単でいいよ』って。けっこう救われました(笑)」■「希望に応えられない」そう思うまで続けたい結婚せずに生きていくつもりになったという阿川さん。しかし’17年、63歳のときに、5歳上の男性と結婚。自粛生活で、顔を合わせる頻度が増えた結果、仲が悪くなってしまった夫婦も多いと聞く。阿川さんの夫婦円満の秘訣はというと。「私が仕事に追われて機嫌が悪そうだと、夫はスーッといなくなります。私が寝室に移動すると夫はスーッとリビングに、磁石の同じ極同士みたいな感じ(笑)。それで、ご飯のときだけ一緒になるんです。若い夫婦じゃないので、お互いに心地よい時間や生活のリズムができちゃってるでしょ。干渉し合わないことが秘訣ですかね」今月7日、こんな阿川さん流の人生の秘訣が詰まった『アガワ流生きるピント』(文藝春秋)を出版した。「仕事」や「恋愛」、そして「認知症」から「セックスレス」まで、さまざまな人の悩みにQ&A形式で答える本だ。40年走り続けた今、「老い」や「終活」について考えることも増えた。「夫は5歳上ですから、どちらかが認知症や病気になることも考えます。でも、いざとなったときのことについては、『地震がおきたら、あの公園ね』ということくらいしか、まだ決めていません。もし、夫と同時に死ぬことができたら、いちばんいいですよね。でも、それは難しいから、いずれ考えないといけません」仕事の引退を考えることはないのだろうか。「夫には『見るに耐えないと思ったら、“テレビの仕事をやめなさい”とはっきり言う』って宣告されています。でも原稿の仕事はオファーがあれば『もうご希望に応えられません』という段階になるまでは続けたい。だから、早期引退ということは考えていません、って、すでに『早期』じゃないけどね(笑)」人生経験を重ね、ますます魅力的になっていく阿川さん。まだまだサワコの活躍は続く。(取材・文:インタビューマン山下)
2021年07月23日2021年3月27日の放送で最終回を迎えた、トーク番組『サワコの朝』(TBS系)。番組のMCを務めるタレントの阿川佐和子さんが、最後に残したコメントが、ネット上で反響を呼んでいます。最終回ラストに放った阿川佐和子の『ひと言』が話題に最終回のゲストとして招かれたのは、俳優の米倉涼子さんでした。阿川さんはいつも通り、ゲストの話をメインに番組を進行。番組の最後に、米倉さんから「長い期間されていた番組でしたよね、お疲れさまでした」と労いの言葉をかけられ、阿川さんは「9年半くらいだったと思います」と返します。そして、ラストの場を借りて、次のような挨拶をしました。みなさま、すでにご承知のことと思いますけども、この『サワコの朝』、今日限りに終わることとなりました。私の力足らずとは思いますが、でも総合で473回見てくださった方々に、まずはお礼を申し上げたいと思います。そして、この番組を支えてくれたスタッフの、全スタッフのみなさんに「本当にありがとうございました」と申し上げたいです。ありがとうございます。だいぶ歳を取りました、私も。『徹子の部屋』に負けました。サワコの朝ーより引用始終笑顔のまま、時折丁寧に頭を下げて、想いを述べた阿川さん。最後には、黒柳徹子さんが司会を務める長寿トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)を引き合いに出し、笑いを誘ったのです。阿川さんのコメントに、ネット上では「本当にお疲れさまでした」「終わってしまうのがショック」といった声が、多数寄せられました。・最後のセリフにちょっと吹き出してしまった。番組が終わるのがさびしい。・「徹子の部屋に負けました」と笑いながらいえる、潔い人柄が素敵で憧れる。・予告を一切せず、普段通りに番組を進めて、最後の最後にコメントするところが、阿川さんらしいなあ。9年半という長い期間にわたって、土曜日の朝を盛り上げてきた阿川さん。さっぱりとした人柄と物おじせずに切り込むトーク力で、さまざまなゲストの素顔を引き出してきた姿は、多くの人の心に残るでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年03月27日家電・雑貨を企画販売する東大阪のメーカー、ライソン株式会社(本社:大阪府東大阪市、代表取締役:山俊介)は、1台でおでん・焼き鳥・炙り&熱燗が楽しめる『せんべろメーカー』を、2020年12月4日(金)から全国の量販店、雑貨ショップ、ディスカウントストアで販売開始いたします。※「せんべろメーカー(使用イメージ)」焼き鳥網・炙り網・おでん鍋・熱燗鍋・とっくり・おちょこがセットになっているため、1台をコンセントに繋ぐだけで、手軽に家飲みをお楽しみいただけます。お酒の肴に合わせて網や鍋を取り換え、いつでもアツアツなおつまみと一緒に、贅沢な家飲みを体験ください。★「せんべろ」とは・・・1000円でべろべろに酔えるほど安く飲めるということや、お店のこと。製品の特徴①1台でおでん・焼き鳥・炙り&熱燗の居酒屋メニューが楽しめる!②火を使わず、コンセントに繋ぐだけの簡単操作。③焼き網、トレイ、おでん鍋は丸洗いでき、お手入れラクラク。④コンパクトな卓上サイズで収納スペースを取らない!⑤焼き物の余分な脂を落として美味しくヘルシーに。製品概要ライソン株式会社について■会社概要社名:ライソン株式会社本社:〒577-0034大阪府東大阪市御厨南2-1-33代表者:代表取締役山俊介設立:1991年2月2日資本金:2,050万円TEL:06-6789-0877FAX:06-6789-6111事業概要:自社ブランド製品の企画・開発・販売ライソンホームページ■ライソンの社名について『LITHON(ライソン)』とは「LIFE(生活)」と「MARATHON(マラソン)」をつなげた造語。私達は「お客様の生活の中でより快適に長く使っていただける製品」を開発し、お客様によりよい生活をつくることによって社会貢献を行い、お客様、社員、株主から愛される企業を目指します。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年11月17日デビュー作『厭世マニュアル』をはじめ、現代の若い人の痛々しい自意識を描いてきた阿川せんりさん。第4作となる『パライゾ』は終末世界が舞台というから意外だ。生き残った人々の奇妙な共通点。彼らの行動を追いかける終末小説。「3作同じ路線で書いたので、次に前から構想していた全然違うものを短編で書いたところ反応が良く、長編にすることになりました」人類滅亡小説は数多くあれど、ここまで奇妙なものも珍しい。本作ではある日突然、多くの人々が黒いぐずぐずの物体に変化してしまう。「最初は消滅する設定も考えたのですが、なんらかの形で残ったほうが面白いかなと思って(笑)」生き残った人々の行動が描かれる本作。第1章では、秋葉原でぐずぐず化を免れた青年が一人の女と出会い、行動を共にする。が、言動が不穏なこの女、新たな人間を見つけた瞬間、相手を殺してしまう――。「実は自分は殺人鬼に詳しいと自負しておりまして(笑)。巻末に載せた参考文献も、新たに買ったものでなく、もともと集めていた本です。例えば連続殺人鬼でも秩序型と無秩序型がいたりする。そのあたりは再読しながら考えていきました」二人は行動するうち、生き残った人間にはある共通点があると気づく。果たしてそれは?他にも北品川や新宿、札幌など実際に著者自身が訪れた場所や、あるいは飛行機内や刑務所などを舞台に、各地で生き延びた人たちの行動が描かれる。「事態が把握できないまま死ぬ人もいれば、工夫して状況を楽しもうとする人もいるし、対応できない人もいる。章ごとに自分も一人一人の行動を追っていく感じでした。登場人物に共感するのは難しいかなと思っていましたが、第5章の『愛』の話では最終的に、感情移入して泣いてしまいました」インフラも途絶えた世界で人々が生き延びるのは困難で、残酷なことも描かれる。それでもこの、物語に引きこむ力はなんだろう。「終末ものは、生き残る美しさを描いた作品も多いと思う。でも今回はそれを書こうとは思いませんでした。ある方の“今さら大人に愛とか希望とか必要ない、大人ならそんなものなくても生きてみせろ”という言葉がずっと自分の中に残っています」今後は希望のある話も執筆予定。作風の幅を広げていく予感に期待大。あがわ・せんり1988年、北海道生まれ。2015年「厭世マニュアル」で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。他の著作に『アリハラせんぱいと救えないやっかいさん』『ウチらは悪くないのです。』が。『パライゾ』人間たちが一瞬にして黒くぐずぐずした塊となるという怪現象が発生。だが、各地に生き残った人間たちがいた。その共通点は一体…?光文社1600円※『anan』2020年6月17日号より。写真・土佐麻理子(阿川さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2020年06月12日阿川佐和子(65・以下、阿川)「うちはいま、認知症の母(91)をきょうだいとお手伝いの方とローテーションを組んで、在宅介護しています。その合間にショートステイで外泊サービスを利用しているんです」ヤマザキマリ(52・以下、マリ)「私の母(86)は北海道の実家の近くに住む妹が、在宅介護をサポートしてくれていました。それが、認知症に加え、パーキンソン病も併発して……。足元がおぼつかなくなり、今年1月、部屋で倒れているところを妹に発見されて、入院しました」阿川「高齢者専門の施設なの?」マリ「専門ではないですが、認知症患者が多い病院なんです。我が強い母ですから、同室の人と合うわけがないと思っていたのに、4人部屋で和気藹々と過ごしています。お互い、会話はまったく成立していないんですけど、ワイワイ楽しそうでした」小説家、エッセイストの阿川佐和子さんの母親は、昭和2年生まれで、現在は91歳。父は作家の阿川弘之さん(’15年没、享年94)。外では温厚だが、家庭内では絶対君主で、専業主婦だった母親は振り回されていたという。漫画家のヤマザキマリさんの母親は、昭和8年生まれの86歳。北海道に渡り、札幌交響楽団のビオラ奏者として、2人の娘を女手一つで育て上げた。親の介護が始まったのは、阿川さんが57歳、ヤマザキさんが49歳のときだった――。マリ「佐和子さんは、どうやって親の認知症がわかったんですか?」阿川「8~9年くらい前かな。あるとき、長年、実家で働いてくれた家政婦さんが電話で『こんなこと、私から申し上げるのも何ですが、奥さまがヘンです』って。もともとトボけてるからなあって言ったら『そういう問題じゃありません』って、ピシッと言われたんですね。それで“ついに来たか”と」マリ「母は、80歳を過ぎたあたりから、物忘れが目立ってきたんです。でも、犬の散歩も欠かさず、毎日、元気そうでした。あるとき、北海道の実家に帰ると、母が外に立って青ざめた顔で『変な外人さんがうちに来ちゃって!』って。あわてて家に入ると、外国人が出ている料理番組が放映されていて、それを見て、うちの台所に外国人が来たのだと勘違いしたようなんです。そうした症状が増えて、ようやくレビー小体型認知症(症状の1つに幻覚がある)だと診断されました」阿川「うちの母は、いまだに、自分でできることはいっぱいあるんです。お医者さんに行って、勝手にパソコンをのぞいたとき“アルツハイマー”という文字を見て、『誰のこと?』って聞いたりね」マリ「本人も認知症だって認めたくないですよね。母も『一過性のもの』『疲れているだけ』と抵抗していましたから」阿川「いままで、自分を見守ってくれていた親が、だんだん壊れていく姿は、子どもとしてもつらいもの。だから、初期のころは特に必死になるよね」マリ「グレープフルーツの匂いが認知症に効くと聞いて、アロマを嗅がせたり(笑)」阿川「私も最初は何でも真面目に、完璧にこなそうとしていました。母は心臓病も抱えていたから“薬を必ず飲ませないと危ない”って、神経ピリピリさせてるの。だから薬袋ごと、どこかにしまって見つからなかったりすると、叱りつけちゃうんですよ。『どうして!』って。すると母も泣きだしちゃったり。マリちゃんも、やりすぎたことってない?」マリ「ありました。北海道に帰ると“わー”っていろいろ言ってしまうから、そばで介護してくれている妹から『お姉さんが来ると、お母さんがビクビクする』って言われました。こうなるとお互いが疲弊しますよね」阿川「仕事も、通わないとダメなようなものは辞めて、ある程度自分のペースでできる原稿の仕事しかできないかなって、ほんの一瞬だけ考えました」マリ「1対1になると、周りが見えなくなってきますよね」阿川「そんなとき、昔なじみの友人と会う機会があって、彼女たちに救われました。『アガワさ、介護は1~2年でなんとかなると思ってるでしょ。10年かかるかもしれないんだよ』って言われて。“え!10年、冗談じゃない”って」マリ「今から必死になっても、そんな長期戦、戦い続けることはできないですよね」阿川「10年ですまないかもしれないし。だからできる限り、手を抜けるところは抜いて、自分1人で背負わない。これを聞いて、すごく心が楽になって。友人との井戸端会議もバカにならない」マリ「夫の実家のあるイタリアでは、みんな井戸端会議好き。普通に高齢のおばあちゃんを車いすに乗せて連れていったり。それは当たり前に受け入れられ、『シニョーラ(おばさま)、元気そうで』って歓迎されます」阿川「そうやって、介護する側、される側も外につながることって大事。この間、取材である主婦の方の質問を受けたんです。『お姑さんの介護が始まったので、週に1回の習い事をやめたほうがいいでしょうか』って。周りの家族は“習い事なんてやってる場合じゃないだろう”という空気になるかもしれませんが、私は『やめちゃいかん』という答え。私だって、母を置いて、好きなゴルフをやることもありますが、“悪かったな”という後ろめたさを持っていると、次に“ようし、やってあげようじゃないの”とやさしくなれるもの」マリ「そうね、滅私奉公はいけないと思う。北海道で母をそばで見てくれる妹も、一時期、介護でいっぱいいっぱいになって。髪はボサボサだしストレスで太ってしまって。“やばい”と思って『もういいよ、お母さんのことはいいから出かけておいでよ』と、コンサートのチケットを買って送ったりしました」阿川「自分にとって、リフレッシュできるものを最低1つ持っていないと、逃げ場がなくなります。逆に自分のためだけの時間を持つことで、介護をするエネルギーが湧いてくるものですよ」現在でも、認知症の症状は少しずつ進んできているが、母たちは平和で穏やかな日々を過ごしている。マリ「最近は、イケメンの青年介護士さんに『リョウコさん』と下の名前で呼んでもらって、ポッと頬を赤らめています」阿川「認知症になると、女がよみがえってくる説もありますよね。フェロモンって大事」マリ「入居者が集うホールでダンディな男性がいたら、『あそこにすごく寡黙で、ハンサムな人がいるんだけど』って。いまでは私と女友達のような会話もしています」阿川「私も母が認知症になったばかりのころは、お風呂に一緒に入ったりしていましたから。すっぽんぽんになって、何十年ぶりかしらね。1回、お風呂で倒れて以来、1人では入れられなくなって」マリ「1人でのお風呂は怖いです。うちは3回、救急車を呼んでいます」阿川「一緒にお風呂に入ると『あんた随分おなか出てるわね』っておなかを突かれたり、こっちも突き返して『イヤン』と言われたり。そんなことをしながら、全身チェックもできるんです。湿疹を見つけて『かゆい、かゆい』と言っているのはこれが原因か、とか、巻き爪が痛そうだなとか」マリ「監視されるよりも、一緒にお風呂に入ったほうが母も安心しますよね。私も、今年の冬、母と妹と一緒に、温泉に行ったんです」阿川「あら、えらい」マリ「貸し切りのお風呂に入れて、みんなですっぽんぽんの状態になって。そのとき、また一段と心を許してくれたというか、恥ずかしがらなくなりました」阿川「甲冑を脱いでくださったのね。一緒にお風呂に入るのは、母と娘だからできること。一方で、最近では、認知症が進んで、だんだん、私のことを、母の姉だと勘違いするようになりました。『誰だかわかる?』って、指を私のほうに向けると、指先にある鼻を見て『お鼻ちゃん』と言ってみたり。そういう知恵の回り方がすごいんだけど」マリ「私も、名前を忘れかけられています。マリじゃなくて、『娘』って言われることも」阿川「『さ』がつくでしょって、ヒントを出しても、ウフッと笑ってごまかしたり。でも娘ってわかるから『娘子ちゃん』と言ってみたり。深刻になることも多いけど、そのあと必ず笑いがあるんです」マリ「介護を通して、親子の距離がぐっと近くなった、新しい母娘関係を築けているような気がしますね」
2019年06月30日「俺の焼肉」が東京・神田に2019年4月10日(水)オープン。あらゆる業態を展開する「俺の」シリーズの焼肉店は、2011年に蒲田にオープンして以降、今回が4店舗目。「俺の焼肉 神田店」では、高コストパフォーマンスであらゆるシーンに対応できる焼肉店を目指し、新メニュー含め充実したラインナップを揃える。新メニューの目玉として、17:00から18:00まで、3種類から選べるドリンク2杯と焼肉をセットにした「せんべろセット」を俺の焼肉シリーズ初導入。また、人気のカルビや牛タンなどの7種類のお肉1キロを豪快に盛り付けた「俺の5段盛」、店長の要望により実現した「厚切りハラミ」なども展開する。ランチでは、3種類の焼肉とおかわり自由なライス&スープがセットになった「俺の焼肉定食」を展開。価格もお手頃なのが嬉しい。店内は、少人数で利用できるテーブル席と大人数でも利用できる個室を完備しており、サラリーマンのちょい飲みにも、女子会にも対応できる。昭和感が漂うレトロな酒場が立ち並ぶサラリーマンにも人気の町“神田”で、新たな名スポットとなりそうだ。【詳細】俺の焼肉 神田店オープン日:2019年4月10日(水)住所:東京都千代田区鍛治町2-13-8 ルークス神田TEL:03-6811-6741営業時間:平日 ランチ 11:30~14:30(L.O 14:00)、ディナー 17:00~23:00(L.O 22:15)土日祝 ランチ 11:30~14:30(L.O 14:00)、ディナー 17:00~22:00(L.O 21:15)定休日:不定休■メニュー詳細・せんべろセット 999円+税セット内容:ドリンク2杯(メガハイボール、メガサワー、生ビール)、おつまみ1品(カルビ、ホルモン、牛レバー、マルチョウ、チャンジャ)※好きなドリンク2杯とおつまみ1品を選べるちょい飲みセット。※17:00~18:00限定提供・俺の5段盛(1kg) 4,800円+税セット内容:カルビ、牛タン、ハラミ、厚切りカルビ、中落ちカルビ、ホルモンミックス、すりおろしりんご漬カルビ・俺の焼肉定食 926円+税セット内容:焼肉3種(カルビ、トントロ、ホルモン)、ライス、スープ ※ライスとスープはおかわり自由・すりおろしりんご漬カルビ 580円+税・厚切り上ハラミ 880円+税
2019年04月13日阿川せんりさんの『厭世マニュアル』は、殻に閉じこもっていたヒロインが周囲の人と関わることで“ありのままの自分”を肯定できるようになる物語だ。安易な成長を描かない作風でデビュー時から注目を集めたが、最新刊『ウチらは悪くないのです。』もまた、何者かにならなきゃいけない、恋愛くらいしなくちゃいけない、とがんじがらめになっている人にエールを贈るような一冊だ。熱血じゃない青春だって楽しいんだ。元気になれるアンチ青春ストーリー。「小説やマンガでは、自分には何もないと悩む主人公が夢中になれる何かに出合って成長する物語が王道。でも、私の中には『もし何にも出合えなかったらどうするんだい?』という素朴な疑問があります」主人公は、これといった趣味や特技がない〈あさくら〉。美人なのにおしゃれや恋愛には興味なし。彼女の楽しみといえば、昔からの友人である〈うえぴ〉と、スタバでおしゃべりすることくらい。大学2年の選択必修科目のクラスで〈あさくら〉に話しかけてきた〈さわみー〉のお節介で、一度会っただけの〈にさか君〉とつきあうことになるのだが…。一見そつがなく思える〈さわみー〉や〈にさか君〉も、実は不器用な人。〈あさくら〉や〈うえぴ〉との意外な接点も見つかり、彼女たちのこじれた青春が笑いと涙を誘う。「大人になってから『学生時代に、もっと青春しておけばよかった』と言う人がいるけれど、そんなふうに記憶を上書きする必要はあるのかなと。友人と一緒だった他愛ない時間とかが『それなりに楽しかった』なら思い出上等。そんな青春があってもいいじゃないかと思うんです」ちなみに、小説家志望で文芸サークル所属、コツコツ作品を書き続けている〈うえぴ〉は、阿川さんの青春と大いに重なる存在だとか。「〈コシミズ〉のように批判してくる人もいたけれど、私の作品を『好きだ』と言ってくれる人もいました。あのころ、その言葉をもっと素直に信じればよかったなと。なので、〈うえぴ〉には、信じてがんばってもらおうと思いました」阿川さんの描く人物はみな、少しやっかいな人たちに見えるが、「個人的には、すごく変わった人たちだとは思っていません。このぐらいのめんどうくささを抱えているのが普通だし、よくいる人たちの物語を素直に書いたらこうなった、という感じですね(笑)」あがわ・せんり1988年、北海道生まれ。作家。’15年、野性時代フロンティア文学賞を受賞した『厭世マニュアル』でデビュー。『森見登美彦リクエスト! 美女と竹林のアンソロジー』(光文社)にも寄稿。『ウチらは悪くないのです。』小説家志望の親友〈うえぴ〉とスタバで話すのが楽しみな〈あさくら〉。ある日、〈さわみー〉からボランティアサークルに勧誘され…。新潮社1450円※『anan』2019年3月27日号より。写真・土佐麻理子(阿川さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年03月26日スタートするドラマ「正義のセ」から主演の吉高由里子、共演の広瀬アリス、原作者の阿川佐和子がゲスト出演、MC陣とトークを展開する。今回は「トリオ THE いろいろ遅咲きな女」と題してお届け。いま最も輝くこの3人が実は“遅咲き”だったという意外な一面を大公開してくれる。『蛇にピアス』で衝撃的な演技を披露、連続テレビ小説「花子とアン」のヒロイン役などでいまや国民的女優となった吉高さんだが人と関わるのが“遅咲き”だったという。吉高さんの謎の「1人遊び」や愛しすぎて止まらないという生ガキに大興奮する吉高さんは必見。文化勲章を受章した作家・阿川弘之を父に持ち、慶應義塾大学を卒業後、エッセイストとしての作家活動と共にキャスターや「とと姉ちゃん」「陸王」などで女優としても活躍する阿川さん。昨年63歳で“遅咲き婚”を果たした阿川さんの婚活エピソードとは!?また20代の頃のカジュアルすぎるお見合い写真も初公開してくれる。日本一の“美人姉妹”の姉として朝ドラ「わろてんか」出演で一気に注目度が急上昇中の広瀬さんが、女子力ゼロだったスカウトされた当時の写真を初公開。さらに“広瀬ポリス”がSNSで気になる「許せない女」を逮捕!?広瀬さんの許せない女とは!?阿川さんの原作小説を吉高さん主演でドラマ化する「正義のセ」は4月11日(水)22時~、本番組終了後に放送開始。吉高さん演じる仕事も恋もあきらめない駆け出し検事・竹村凜々子が周りを巻き込みながらも、まっすぐに事件に取り組み、検事として、そして女性として成長していく姿を描く痛快お仕事ドラマで、凜々子とバディを組む検察事務官・相原勉役に「TEAM NACS」の安田顕、凜々子に何かと厳しく当たる先輩検事・大塚仁志役に三浦翔平、同じく検事で明るい性格の関西人、徳永太一役に「ドランクドラゴン」塚地武雅、凜々子の父・浩市役に生瀬勝久、母・芳子役に宮崎美子、広瀬さんは実家の豆腐屋を手伝っている凜々子の妹・温子役で出演する。「今夜くらべてみました」は4月11日(水)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月11日ドラマ「東京タラレバ娘」も記憶に新しい吉高由里子が、阿川佐和子・原作の「正義のセ」のドラマ化で、仕事に恋に悪戦苦闘する“新米検事”に初挑戦することになった。原作は、170万部を超えるベストセラー「聞く力 心をひらく35のヒント」や、対談番組の司会、先の日曜劇場「陸王」への出演などで知られる阿川佐和子のシリーズ小説。そのテーマは、まさに「被疑者の話を“聞く”こと」が重要な検事。新米女性検事が、持ち前の正義感で事件解決に挑み、同僚や家族に支えられながら、一歩ずつ成長していく物語となる。主人公の女性検事・竹村凜々子は、横浜地検に勤める2年目の検事。東京の下町にある豆腐屋の長女で、実家暮らしの29歳。演じるのは、「東京タラレバ娘」以来1年ぶりの日テレ系ドラマ主演となる吉高さん。SNSのフォロワー数は約300万人を誇る彼女が、まっすぐ過ぎるほどまっすぐな、“融通きかない”アラサー女性検事役に扮する。「検事」といえば、何でも完璧な人間のイメージが浮かぶが、吉高さん演じる凜々子はとても人間味あふれるキャラクター。融通が利かない性格で、正義のために声を出し、喜び、笑い、泣き、怒る。そんな姿には「頑張れ!」とつい応援したくなる女性だ。“事件もの”ではなく“お仕事もの”ドラマ犯罪に立ち向かう検事の仕事は、言うまでもなく責任重大。そのうえ、女性だからと舐めてかかる被疑者も多いため、精神的にもかなりストレスがかかる。なのに、凜々子の人生はままならないことばかり。恋人から結婚と仕事の選択を迫られたり、父の浮気疑惑が発覚したり、起訴した被疑者に冤罪の可能性が出てきたり…。そんな中でも事件や身の回りの騒動を解決していくうちに、検事として、女性として成長していく凜々子。検事として悩み苦しみながらも、決してくじけず事件と向き合い、女性としても幸せをあきらめない、そんな彼女の姿を通じて、世の女性たちに明日の活力を贈る痛快ストーリーとなっている。コメント到着吉高由里子(竹村凜々子役)初めての検事役に「難しい事件ものになるのかなと最初は身構えましたが、阿川さんの原作本を読ませていただき、普通の女の子がたまたま検事になり、仕事に恋に失敗しながらも一生懸命立ち向かっていく、女性なら誰もが共感できるお仕事ドラマだとわかってホッとしました」と吉高さん。「このような等身大の役をいただいた今回が、20代最後のドラマ出演になるのかなと思うと、自分の年齢にも改めて気づかされます。主人公の凜々子が、検事としても女性としても成長していく物語なので、凜々子と一緒に自分自身も作品を通して成長していきたいと思います」と意気込んでいる。原作・阿川佐和子コメント「『正義のセ』は、正義を貫きたいあまり、あちこちにぶつかって腹を立て、失敗を繰り返して泣きわめき、でもなぜかまわりに助けられて少しずつ成長しようとする、困ったほどに不器用な新米検事、凜々子の物語である。そんな凜々子が吉高由里子さんの愛くるしい魅力によってどんな化学変化をもたらしてくれるのか。たまらなく楽しみです」。日本テレビ制作局プロデューサー・加藤正俊コメント「阿川佐和子さんが生み出した魅力的なキャラクターを吉高由里子さんが演じる、考えただけでワクワクする組み合わせが実現しました。『正義のセ』は検察が舞台ですが、いわゆる事件ものドラマではなく、駆け出しの検事が同僚や家族に助けられながら成長していくお仕事ものドラマです。作品ごとに違った顔を見せる吉高さんの新しいヒロイン像に、どうぞご期待ください」。「正義のセ」は4月、毎週水曜22時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年01月22日今年5月、6歳年上の元大学教授S氏(69)と入籍した阿川佐和子(63)。 結婚直後には、南仏料理店での夫妻の“しっとりデート”を本誌も目撃。幸せそうな新婚生活が伺えたが――。 「仕事の打合せでご一緒したのですが、ちょっと疲れたご様子だったんです。阿川さんは大作家である父・阿川弘之さんを亡くされて3年経ちますが、じつは90歳になられるお母さまの世話もされているんです。その介護が大変だそうなんです」(出版関係者) 母親の介護については、阿川本人も作家・朝井まかて氏との対談で「母が認知症になりかけた頃に書いたメモを見つけたんですよ」(文藝春秋17年6月号)と病名を明かしている。 「女親の介護ということで、彼女にはお兄さんと弟さんがいるのですが、阿川さんに負担がかかっているようなんですよ」(前出・出版関係者) 若々しいとはいえ、阿川ももう63歳。老々介護は肉体的にも楽ではないはずだ。 だが、そんな愚痴をS氏に聞いてもらえるだけでも彼女は助かっているのだろう。最近のトークショーでは、“感謝の念”も口にしている阿川。 “熟年婚”がいい結果を生んでいるのならば何より――。
2017年08月12日「お2人は、オープンテラス席で遅めのランチを取っていました。阿川さんはメガネ姿でポロシャツにデニムのカジュアルスタイル。スッピンだったと思います。お相手の男性は後ろ姿でしたが、あの白髪姿で“噂の恋人”だとわかりました。笑顔で料理を取りわけたり、会話を楽しんでいたので、もうすでに新婚気分だったんでしょう」(居合わせた客) エッセイストの阿川佐和子(63)が電撃入籍した。63歳にして初婚となる。 その数日前に2人が目撃された東京・渋谷区内のオープンカフェは、生ウニを乗せたとうもろこしのムースや、トリュフをふんだんに使ったふわふわオムレツなど、本格的な南仏プロヴァンス料理が楽しめる人気店。 気になる6歳年上のお相手のことを、彼女は『週刊文春』掲載の独占手記でこう説明している。 《相手は69歳の一般人です。元々は大学の先生でしたが、定年退職後も教育関連の仕事を週に何日かしておりまして、趣味はゴルフと「数独」》 名門私立大で英文学を教えていたS氏。出会ったのは、20代後半だった。当時からエッセイを書き始めていた阿川は、大学で外国人に日本語を指導していたS氏に添削を依頼。助言を仰いでいたという。 父親は“瞬間湯沸かし器”で知られた作家の故・阿川弘之さん。激しい気性を受け継いだ阿川にとって、穏やかな性格のS氏は安らげる存在。情緒が安定している部分がいちばんのポイントだったと、手記でも語っている。 喧嘩は、たいてい阿川が怒り役。聞き役に徹するS氏は「もう喧嘩はやめようよ。せっかくこれから一緒においしいご飯を食べようとしてるんだから」と、このひと言で喧嘩をおさめてしまうそう。 2人が“おいしいご飯”を楽しんでいたカフェは、阿川の住む自宅から徒歩30分ほど。 「お2人とも身軽な感じで、近所をフラッと歩いて来られたのかなと。散歩がてらのランチデートで、新婚生活の夢を語られていたんでしょうか(笑)」(前出の客) 街中で2人を見ても「からかわないでくださいませ」と書いていた阿川さん。すいません、アツアツデートを書いてしまって――末長くお幸せに!
2017年05月26日作家でエッセイストの阿川佐和子(63)が5月17日、一般男性と結婚したことを発表した。お相手は69歳の元大学教授。阿川が63歳にして初婚ということに驚きの声が上がっているが、実はここ数年“シニア婚”が急増しているのだ。 「熟年離婚の増加や高齢化社会の影響からか、近年50~60代の婚活が活発になってきています。熟年離婚や配偶者と死別した高齢者の再婚も増えているのですが、中高年層の初婚も急増中。50代の初婚は、10年前と比較するとなんと1.5倍という数字が出ています」(シニア向け婚活に詳しいフリーライター) 一昔前までは27歳が女性の結婚適齢期とされていたが、そんな感覚は時代遅れということだろうか。“シニア婚”が急増している理由を、前出のフリーライターはこう分析する。 「いまの中高年世代はとにかく若々しくて元気な人が多い。健康寿命も延びていますからね。つまり“アラ還”であっても今後20年、30年と、まだまだ人生は長いのです。彼らが『これからも人生を謳歌したい、晩年を一緒に過ごす相手が欲しい!』と思うのは自然の流れかもしれませんね」 さらに50歳を過ぎてからの結婚には、じつは意外なメリットがたくさんあるという。 「まず、この世代には金銭的に余裕のある人が多いです。定年している人であれば、時間的な余裕もありますね。いままでの貯蓄や退職金、年金でのんびり老後を過ごせるわけです。そして“シニア婚”の場合、親が結婚に介入することはまずありません。若者同士だと『うちの子にはもったいない』と高望みする親に結婚を邪魔されることもありますが、お互い60歳を超えていればそういう心配はしなくていい。逆に介護問題はありますが、アラ還同士なら、親の介護も最初から分かった上で相手を選べます。最後に、妊娠や出産に悩まずに済むこと。不妊治療の壁にぶち当たってギクシャクしたりする夫婦が多いなか、これは“シニア婚”ならではのメリットと言えるでしょう」(前出・フリーライター) 阿川は自身の結婚について「今後はできることなら、互いの健康を気遣いつつ、足腰が丈夫なうちにできるだけたくさん好きなゴルフをし、おいしいものを『おいしいね』と言い合い、くだらないことに笑い合って、ときどき言い争いつつ、穏やかに老後を過ごしていければ幸いかと存じます」とコメントしている。 アラ還こそ、現代の結婚適齢期なのかもしれない。
2017年05月20日今年もあとわずかになりました。せわしなく心身共に不調を感じやすい時期です。忙しい中でも簡単に出来るツボ押しとお灸で、気血の巡りを良くしていきましょう。足の万能のツボ「湧泉(ゆうせん)」で活力UP!生きるためのエネルギーが「泉」のように「湧」き出るという名のツボ「湧泉(ゆうせん)」。生命力や生殖を司る最も大切なツボと言われています。湧泉を押すと全身の血行が刺激され、特に下半身の血行が良くなります。湧泉のツボは、冬にダメージをうける「腎」を活性化させてくれます。高血圧、冷え、のぼせ、むくみ、白髪の増加を抑えたり、不眠、生理痛、腎臓疾患などにも良いとされるので、意識的に取り入れましょう。湧泉の位置は、土踏まずのくぼんだ所のほぼ中央にあり、強く押すと刺激を感じる所です。指圧を行なう場合、靴下の上からでも大丈夫です。足の冷えがひどくて眠れない時は、寝る前に刺激すると足がほんのり温まります。ストレスにも良い万能のツボ「合谷(ごうこく)」合谷(ごうこく)は、手にあるツボです。目・鼻・歯の痛み、ニキビやおでき、喉の腫れや痛み、胃腸の不調、肩こり、ストレスなど様々な症状に効果があることから「万能のツボ」と呼ばれています。合谷の位置は、手の甲の親指と人差し指のちょうど分かれ目にあるくぼみの部分でです。ツボ押し(指圧)のやり方① 指圧する時は、親指の腹を使い、爪を立てないで垂直に指圧します。② 呼吸と合わせながら、1、2、3カウントで息を吸いながら力を加えていき、4、5、6カウントで息を止めて、キープ。③ 7、8、9カウントで息を吐きながら徐々に戻すを3回繰り返します。圧は痛気持ち良い程度で行ないます。自らを労わる気持ちも忘れずに。お酒を飲んだ時や、食後30分以内、高熱や体調が悪い時は避けましょう。お灸の効果お灸の原料である”もぐさ”の有効成分が血液にのって運ばれるので、全身に影響を与える事ができます。もぐさは、ヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製したもの。ヨモギは”ハーブの女王”といわれるほど、さまざまな効果のある薬草です。食物繊維やクロロフィル(葉緑素)、ミネラルが豊富で、浄血作用や、頭痛や胃痛を抑える作用、心身の疲労回復効果、鎮痛作用があり、肩こりや腰痛、生理痛などの症状をやわらげます。さらに豊富に含まれる精油には、殺菌作用や止血作用があり、女性におすすめの万能ハーブです。お灸の煙にも精油成分が含まれていて、もぐさの香りにはリラックス効果もあります。煙が出ないお灸もあるようですが、もぐさの香りが嫌でなければ、煙も楽しむとより効果的です。お灸のやり方① 台座にシールがついているものは、台座のシールをはがし、親指の付け根などに貼ってライターなどで火をつけてから、ツボに置きます。② 火が消えても冷めるまで置いておき、冷めたら外します。外したものは、灰皿に入れたり、水をはった容器などに置きます。熱いと感じたら、すぐにお灸を外し、やけどをしない様に気を付けください。初心者向けのお灸なども薬局などで購入出来ますが、不安な方は、鍼灸師に相談しながら行いましょう。お灸をするとじんわりとした温かさが全身に広がります。年末年始の忙しないひと時に是非、お試し下さい。
2016年12月02日エッセイストの阿川佐和子が、テレビ朝日系『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』(毎週月曜19:00~19:54)に、10月からレギュラー出演することが30日、明らかになった。MCの爆笑問題とは、フジテレビ系情報番組『スタ☆メン』(2005年~2007年)で共演した間柄だが、田中裕二は「そのときから阿川さんと我々は何となく相性がよかった」といい、阿川も「爆笑問題のお2人はいつ会っても、どんなに久しぶりでも気が楽で、距離を感じずに接することができるんです」と同調する。太田光は「今や大先生になってしまって変わっちゃったのかな、と思っていたら、そんなことはなく、相変わらずダメダメな人でした(笑)。思ったことはすぐ口にするところが阿川さんのいいところです!」と期待を寄せている。レギュラー初回は、10月3日(19:00~21:48)の3時間スペシャルで、この日の放送は爆笑問題が古舘伊知郎と、奈良を訪問。阿川は、古舘と週刊文春の連載で対談して以来との共演で、「あの頃の10倍以上の勢いがありました。本当にバラエティに出られることがうれしいんだな、と感動して拝見していました」と印象を語っている。
2016年09月30日エッセイストの阿川佐和子が、15日に放送されるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、密着取材を受ける。同局系トーク番組『サワコの朝』や週刊文春での連載で、インタビュアーとして一目置かれる存在の阿川。いつもはプライベートを聞き出す62歳・独身の彼女が、どのような日常を送っているのか、TBSの井上貴博アナウンサーから密着取材を受ける。阿川は、行きつけのお店を巡りながら、今思う結婚観や生きがいとなった仕事について告白。さらに、昨年8月に94歳で亡くなった父・阿川弘之氏について、恐ろしく罵倒される日々を過ごしていたというが、その思いを語る。(C)TBS
2016年08月13日第6回野性時代フロンティア文学賞を受賞した阿川せんりさんの『厭世マニュアル』。選考委員の森見登美彦さんが熱烈に推薦する注目作だ。「最初は、現代の妖怪が“最近人間の世の中は住みづらいよ”と言っているのが頭に浮かんで(笑)。都市伝説の妖怪として口裂け女を主人公にしようと思ったんです。結果的には妖怪ではなく人間の話になりました」主人公は北海道に住む22歳のフリーター。マスクを着用していないと落ち着かない彼女は、自らを「口裂け」と呼んで地味に生きている。ぼやきやツッコミも入る「口裂け」の語りがなんともユーモラス。彼女の日常に変化をもたらすのは、何かと厳しく接してくる新人バイトの登場、そして大学時代の先輩の男性や女友達との再会だ。「何かと人にものを教えようとする人っていますよね。私の周囲にも“作家になりたいならこうしたほうがいいよ”と、こちらがすでに知っている情報を言ってくる人がいるんですが、新人バイト君はそのイメージです。大学の先輩は、人の話を聞かずに“お前はこうだ”と決めつけるタイプの人。女友達はなんでも自分のほうが上に立とうとする、いわゆるマウンティング女子です」「口裂け」を振り回す彼らだが、このやっかいな人々もまた、屈託を抱いている様子。ただし、「傷を持つ者同士が仲間になって、傷を癒しつつ立ち直っていくという話には近年アレルギーを感じているんです(笑)」というように、一筋縄ではいかない展開。清冽な印象を残すのは犬のケンさんの存在や、孤独な少女との出会い。次第に自分も変わらなければと思う「口裂け」だが…。「変わることは大事かもしれないけれど、あれもこれも変わったらもう自分ではなくなってしまう。大人でも嫌な人間関係から逃れられないことは多いし、ある程度は折り合わなきゃいけない。でも、冷静に考えてどうしても辛いというなら、別の場所に目を向けてもいいのでは」やがて「口裂け」はある決意をする。終盤はなんとも痛快。読者もスッキリすること間違いなし!「周囲にはびこる価値観を否定したい気持ちがあるんです。これからもマイノリティの人が安心できるものを書いていきたいです」◇『厭世マニュアル』 いつもマスクを着用している「口裂け」は、周囲と距離を置いて生きる22歳女子。だが、彼女の日常を乱す迷惑な人たちが現れて…。KADOKAWA1400円◇あがわ・せんり作家。1988年、北海道生まれ。北海道大学文学部卒業。本作で第6回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。作中に登場する映画『ミスト』は実は大好きな一作だとか。※『anan』2015年10月14日号より。写真・岡本あゆみ(阿川さん)水野昭子(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2015年10月13日リクルートライフスタイルが企画・編集する国内旅行情報誌『九州じゃらん』は、福岡県の老舗菓子メーカー「東雲堂」とコラボレーションし、「にゃらん」二○加せんぺい(にわかせんぺい)を7月1日に発売する。東雲堂は、「にわかもなか」「丸ぼうろ」など、九州の人々はもちろん、観光客のお土産としても人気が高い銘菓を製造・販売している。同商品は、東雲堂が明治39年の創業以来製造し続けている「二○加せんぺい」を「にゃらん」モチーフのデザインに仕上げたもので、『九州じゃらん』が2015年9月10日に創刊20周年を迎えることを記念して発売する。同商品は、懐かしい味の「二○加せんぺい」の上に、にゃらんの顔の焼印が付いている。パッケージの表には「にゃらん」の顔を印刷し、裏面には『九州じゃらん』から20周年を迎えるにあたっての感謝の言葉を記した。また、「二○加せんぺい」のもう一つの楽しみである「お面」もにゃらん仕様とした。表には額に温泉てぬぐいをのせた「にゃらん」のお面をプリントし、裏面には「にゃらん 旅の心得」5カ条を記載している。価格は4箱セット540円(1箱3枚入)。販売店舗は東雲堂直営店、博多駅マイング店、博多駅デイトス店、小倉駅アミュプラザ店など。数量限定の販売で、なくなり次第販売終了となる。
2015年06月25日東京都港区の東京タワーは11月22日と23日、大分県の観光と食のPRイベント「おんせん県おおいた『地獄蒸し祭り』in 東京タワー」を開催する。○大分県のご当地グルメも多数登場会場には、長さ約13mの巨大寿司トレーラー「すし寅」が登場。東京タワーの高さ333mにちなみ、各日333名(2日間で合計666名)に、大分県産で日本トップクラスの生産量を誇る「カボスヒラメ」と「ブリ」の握り寿司(1名につき2貫)を無料で振る舞う。また、イベントタイトルにもなっている地獄蒸し釜を使用した「地獄蒸し料理」を販売。日本一の湯の湧出量と源泉数を有する"おんせん県"大分ならではの料理で、姫島産クルマエビ、大分地ダコ、高糖度さつまいも「甘太くん」などの食材が味わえる。さらに、利休(りゅうきゅう)、佐伯ごまだしうどん、日田焼きそば、中津からあげなど、大分各地のご当地B級グルメや郷土料理を実演販売するほか、大分の特産品や各種生鮮品を、産地直送市としてを特別販売する予定となっている。開催日時は11月22日が11時~20時、23日が10時~20時。場所は東京都港区芝公園4-2-8東京タワー1階正面玄関前。入場無料、雨天決行。握り寿司無料配布の整理券は、当日9時より会場で配布。11時以降準備でき次第に寿司を配布開始。※時間・内容などの情報は掲載時のもの
2014年11月11日若手イケメン俳優の吉沢亮が主演を務めるドラマ&舞台『ぶっせん』の主要キャストが7月某日、東京・芝公園の増上寺に坊主姿で勢ぞろいし、ヒット祈願を願う、ご祈祷を行った。舞台『ぶっせん』チケット情報『ぶっせん』は、貧乏寺が資金繰りのために開いた仏教専門学園、通称“ぶっせん”を舞台に、そこに集まったおバカな生徒たちが繰り広げる抱腹絶倒の青春学園コメディ。原作はマンガ家・三宅乱丈のデビュー作で、漫画誌『モーニング』で1999年から2001年にかけて連載され、その奇抜な設定と個性的なキャラクター、奇想天外のストーリーで大きな注目を集めた。主役の田村正助を演じる吉沢亮は、「現場の雰囲気は非常にいいです。ただ、撮影は山梨の山奥に泊まり込みで行っているので、虫がすごくて。夜になると照明に15センチぐらいの蛾がばーっと入ってくるんです」と虫嫌いを告白。すると、「虫が大嫌いすぎて、普通の人より虫に詳しいです」(平間壮一)、「虫が出るとうるさいです」(中別府葵)、「女の子よりも騒いでますね」(桐山漣)と次々と暴露され、吉沢はたじたじ。また、「坊主の特殊メイクにはものすごく時間がかかりまして、ひとりあたり2時間以上かかるんでとても朝が早いです」と桐山が撮影の苦労について話すと、ベテラン僧侶役の袴田吉彦は「見ての通り頭もとんがっちゃて(笑)。今日もTBSにいたら誰も気が付いてくれなくて、知り合いのプロデューサーにも素通りされました」とまた違った苦労話で会場を爆笑させた。オープニングテーマ曲は、妄想壁がある渡辺由紀役を演じる鍵本輝が所属するグループ、Leadの「GREEN DAYS」。鍵本は「ドラマが超コメディなので、笑っていただくための準備運動にもなるような、夏らしく爽やかでアッパーな曲になってます」と紹介。一方、スピン・オフユニットとしてドラマに出演する5人で結成された“極楽ボーイズ”が歌う「ぶっせんサンバ」が主題歌として発表。思わぬところでライバル出現となった鍵山は「負けられないですね!」と闘志を燃やすが、吉沢も「僕たちも負ける気がしない」と応戦。さらに、桐山が吉沢に耳打ちすると、「やっぱり紅白を狙っていこうかな」と爆弾発言も飛び出し、会場を沸かせた。ドラマ『ぶっせん』は火曜深夜2時29分よりオンエア中。また舞台は、11月6日(水)より17日(日)まで東京・赤坂ACTシアターで上演。チケットぴあでは現在、インターネット先行先着「プリセール」を実施中。8月15日(木)午後11時59分まで受付。
2013年08月06日全国宅配クリーニングサービスの「せんたく便」。全国どこに住んでいてもサービスを利用することができ、クリーニング料金以外の配送料はかからないという。全国どこに住んでいようとも、配送料はいっさいゼロなのだ。通信販売やネットオークションなどを利用する際に配送料が高くつくことが多く、なんとなく不公平感を感じていた北海道在住の筆者にとって、なんともうれしいシステム。これは利用してみるしかない! と早速申し込んでみた。「せんたく便」の申し込みは、インターネット、FAX、電話などで可能。ほぼ一日中パソコンに向かっていることの多い筆者は、迷わずインターネットで申込みを行った。基本的には、利用したいパック名と集荷日および配送日を選んで住所氏名などを書き込むだけ。間もなく確認のメールが送られてくるので、「ちゃんと送られたかな?」と心配になることもない。今回利用したのは、衣類がハンガーにかかった状態で戻る「せんたく便10パックDX」。10点で6,092円だ。衣類の種類は問わない(一部衣類を除く)とのことで、普通のクリーニングだと高くつくジャケットやコート、フリース地のものなども含めて10着を選んだ。「せんたく便」では最短5日から最大30日後まで納期を選ぶことができる。北海道なのに間に合うのかと若干半信半疑になりつつも、今回はちょうど1週間後の配達をお願いした。そして1週間後。遅れることもなく、時間指定の通りにせんたく便は帰ってきた。伝票を見ると、北海道内にある「せんたく便」の工場が送り主になっていた。なるほど、全国からどこか1カ所に集められているわけではなく、最も近い工場でクリーニングを行い、返送するというシステムのようだ。北海道でも納期が変わらず、また配送料も別途加算にならない理由はここにあるようだ。肝心のクリーニングのほうはと言うと、「これはダメだろうな」と思っていたのに驚くほどきれいになっているものもあって、なかなかの仕上がり。6,092円で衣類なんでも10点クリーニングできて、仕上がりも良く、さらにお店に衣類を出す必要も、受け取りに行く必要もないなんて、こんないいことづくめのサービスがあっていいのだろうか! 「申込みとか面倒くさいな……」と思うかもしれないが、そんな”面倒くりがり屋さん”にこそ使って欲しいサービスだ。なお、配達の際に「せんたく便」のロゴが入った青色のバッグが同梱されてきた。次回からはこれに衣類を詰めて送ることで、315円のリピーター割引が適用されるとのこと。今度は夏の終わりに、汗をたくさん吸い取った夏物衣料を出してみようか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日多摩湖近くの埼玉県の一軒家に夫婦と子供2人の計4人で住む40歳の中年男I。以前、ヨシハラクリーニングの「せんたく便」を利用してみてその仕上がりに満足したこともあり、昨年末、狭い我が家に最適だと思い「せんたく便 保管パック」を申し込んだ。今回は、その後どうなったかをレポートしたい。前回も述べたが、我が家は周囲にクリーニング店はおろか自動販売機すらなく、最も近くのコンビニに行くにも、ものすごい坂を上り下りしなければいけない。また、屋内もそんなに広くなく、収納スペースも限られている。そこで昨年末、「せんたく便 保管パック」を利用することにした。「せんたく便 保管パック」は、「せんたく便」の宅配クリーニングサービスに加え、約半年間衣類を保管してくれるサービスと聞き、狭い我が家の部屋をすっきりさせるのに大変役立つサービスだと思ったからである。「せんたく便 保管パック」は、集荷衣類30点詰め放題で、クリーニングしてくれた上で最大9カ月間預かってくれ、それもただ保管するだけではなく、シャープの空中除菌技術「プラズマクラスター」イオン発生機を設置した専用の部屋で保管してくれる。料金は、集荷キット代と保管クリーニング代を合わせて、1万1,929円。だが、昨年末申し込んだ際は集荷キット代の700円のみ支払っただけで、残りは後払いということだった。保管後に衣類が戻ってきた段階で残りの代金を払えばいいとのことで、利用者を信頼してくれるヨシハラクリーニングさんに、尊敬の念さえ抱いた。さて、4月下旬。申し込んだ際の保管期間がすぎ、ついに30点の衣類が戻ってくることになった。季節も青葉が芽吹く時期となり、ちょうど夏物を着たくなる時期だったので、妻も私も大変楽しみにしていた。宅配便の配達の方が来て、代金を支払った後、いよいよ中身を見ることに。衣類は段ボールの箱に入れられ、中を見ると、とても大切に扱ってくれていたことがうかがえた。これらの衣類が「プラズマクラスター」イオン発生機を設置した専用の部屋で保管されていたことはさきほど述べた。プラズマクラスターとは、自然界にあるのと同じ+(プラス)と-(マイナス)のイオンをプラズマ放電により放出し、浮遊ウイルスの抑制やダニのふん・死がいのアレルギー物質などを分解・除去する技術。我が家はぜんそく持ちの息子が二人いるので、衣類がこうした環境で保管されていたことは、収納スペースが節約できたこと以上に、大変ありがたかった。保管パックの衣類が届いて、妻は早速、子供に汚されてもう着れなくなったと思っていたお気に入りのワンピースを探し出して、汚れがなくなっていることに感激。「去年と同じように着れる!」と喜んでいた。また家計を管理している妻にとっては、ひどい汚れのある服が追加料金なしで戻ってきたのは、何より家計に優しく、それも感激する大きな要因になっていたようだ。私も同様で、ワイシャツにあった黄色いしみなどがなくなって戻ってきているのに大変感激! 「保管してもらった上で、追加料金なしでしみまで抜いてもらっていいの?」と少し不安になったぐらいだった。さらに、「まごころ」という文字が衣類のタグについており、そうした細やかな心配りに、2度感激したのであった。その季節には着ることない衣類を、クリーニングしてくれた上で、クリーンな環境で大切に保管してくれる「せんたく便 保管パック保管パック」のサービスの利点を、夫婦であらためて実感。冬物衣料の申込みは7月31日までとなっているので、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日全国宅配クリーニングサービス「せんたく便」はこのほど、”Web代理店アフィリエイトプログラム”を開始した。アフィリエイター新規登録を行い、サイトやブログなどに貼った「せんたく便」の広告をユーザーがクリックし、同サービスを注文すると報酬が支払われる仕組み。リピート注文でも報酬が発生するとのことで、サイトやブログの運営者にとっては見逃せない情報だ。「せんたく便」はパソコンや携帯電話から注文するだけで、指定した日時に宅配業者が衣類を集荷し、専用の工場でクリーニングし、衣類を自宅まで届けてもらえるサービス。納期は最短5日から最大30日後まで。忙しくてクリーニング店に行く時間がない場合や、大量の服を運ぶのがたいへんな場合などに最適なサービスだ。手軽さと仕上がりの良さが人気を集めており、2回目以降の利用が格安となるリピート割引も適用していることからリピーターも多い。このほどスタートした”Web代理店アフィリエイトプログラム”では、「ライフタイムコミッション」(継続報酬)を採用していることが最大の特徴。登録者のサイト経由でユーザーが「せんたく便」を利用した場合だけでなく、後にユーザーがリピート注文した場合にも登録者へ報酬が支払われる。しかもユーザーのリピート注文に関しては、登録者のサイト経由でなくても報酬が発生するという。「せんたく便」はリピーターが多いサービスであるだけに、登録したアフィリエイターにとってもうれしい方式といえそうだ。また、1次代理店(最初に「せんたく便」の広告を貼ったサイトオーナー)から紹介された2次代理店(広告を貼った別のサイトオーナー)の広告経由で「せんたく便」が注文された場合、1次代理店にも報酬が発生する「2ティア」方式も導入している。宅配クリーニング「せんたく便」の”Web代理店アフィリエイトプログラム”への申込みは、専用ページ「せんたく便 Web Agency Program」にて受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日宅配クリーニングサービス「せんたく便」にて、3月より冬物衣料の受付を開始した「せんたく便保管パック」。ウェブサイトの受付フォームから申し込んだ後、1週間ほどで、オレンジの専用バッグを含む「せんたく便保管パックキット」が送られてくる。この中に、「指示シール」と呼ばれるものが一緒に入っていることにお気付きだろうか?指示シールには「しみ」「キズ」「センタープレス」「たたみ仕上げ」の4種類がある。「しみ」と「キズ」の各シールは、それぞれ衣服にしみやキズがある場合に、その箇所を知らせるためのもの。「センタープレス」と「たたみ仕上げ」の各シールは、仕上げ方の希望を伝えるためのものだ。シールは衣服に直接貼ることになっており、シャツの場合は襟の裏側、パンツなどの場合はウエスト部分の裏側にそれぞれ貼り付ける。もしクリーニングに出す前からしみやキズがあることがわかっていれば、「指示シール」を貼っておけば見落とされる心配がなくなり、より美しい仕上がりを期待できる。また、スーツの着こなしにこだわりがあり、パンツの真ん中にぴしっとした折り目を出したい場合は、あらかじめ「センタープレスシール」を貼っておくとよい。クリーニング後の衣類をハンガーにかけずにタンスや衣装ケースなどに収納したい場合には、「たたみ仕上げシール」を貼っておくと自分でたたむ手間を省くことができる。保管された衣類がよりきれいになって戻ってくるためにも、クリーニングに出す前には、面倒くさがらず「指示シール」を貼るように心がけたいものだ。『せんたく便保管パック』は、クリーニングの集荷・宅配サービス「せんたく便」にクリーニング後最大9カ月間の保管を付けたサービスで、7月31日まで冬物衣料を受け付けている。返却期間は9月1日から11月30日まで。価格は衣類を30点詰め放題で、1万1,929円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日全国宅配クリーニングサービス「せんたく便」は3月より、冬物衣料の「せんたく便 保管パック」の受付を開始している。同サービスはインターネット、電話、FAXで注文するだけで、指定した日時に宅配業者が衣類を集荷し、専用の工場でクリーニングした後、自宅まで届けるというサービス。納期は集荷から最短5日、最大で30日後まで選ぶことができ、忙しくてクリーニング店に行く暇がない場合や、大量の服を持ち運ぶのが大変な場合などに便利だ。「せんたく便 保管パック」は衣類30点詰め放題で、クリーニングの後、最大9カ月間保管してもらえる。送料や保管料、しみ抜きはすべて無料。別途料金を支払えば、撥水加工や防虫・防カビ加工、プラチナ加工などのオプションを付けることもできるという。価格は1万1,929円となる。この価格に対して、ひょっとしたら割高感を持つ人がいるかもしれない。でもじつは、冬物衣料などの保管場所として近年脚光を浴びているレンタル収納スペース(トランクルームなど)と比較しても、「せんたく便 保管パック」は非常にリーズナブルでサービスも充実していると言えるのだ。実際、あるレンタル収納スペースの料金を調べてみたところ、最小サイズ(約1立方メートル)の通常料金は月額2,500円。これを半年間利用した場合、単純計算で1万5,000円となる。都内の別のレンタル収納スペースも、最小サイズ(約1立方メートル)の通常料金は2,400円で、半年間利用すれば1万4,400円。どちらも「せんたく便 保管パック」の料金を上回ってしまう。そして言うまでもないことだが、レンタル収納スペースは基本的に保管するだけのところが多い。これに対し、「せんたく便 保管パック」はクリーニングと最大9カ月間保管するサービス、さらに送料(往復)込みでレンタル収納スペース以下の価格。そう考えると、保管パックのお得さが際立っているとわかる。洗濯のプロがクリーニングし、責任を持って保管するので、シーズンになっていざ着ようと思ったらカビが生えていた……、などといった心配も無用だ。そんなリーズナブルな『せんたく便 保管パック』。冬物衣料の受付期間は7月31日まで、返却期間は今年9月1日から11月30日までとなっている。この機会に一度利用してみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日エッセイスト、タレントとして活躍する阿川佐和子による小説「スープ・オペラ」の映画化が決定し、今秋、公開されることになった。阿川さんの小説が映画化されるのは今回が初めて。自分を育ててくれた叔母が突然駆け落ちしてしまい、1人残された35歳の独身女・ルイとそこに転がり込んできた2人の男の、ひとつ屋根の下で始まる奇妙な共同生活の物語。“スープ”でつながる切ない恋を描く。主演は、映画、ドラマ、舞台などで活躍し、『実録・連合赤軍−あさま山荘への道程』、『ノン子36歳 (家事手伝い)』など、一作ごとに新境地を開き続ける坂井真紀。共演に、『愛のむきだし』で映画初主演を果たした西島隆弘(AAA)、アート系作品からエンターテイメント大作まで幅広い活躍をみせる藤竜也を迎える。映画化について、原作者の阿川さんは「私がいちばん大事にしたいと思っていた空気、この風変わりな登場人物たちを取り巻くいとおしい空気が、映画になって、こんな魅力溢れる家のなかで、光や音や色と共に甦りました」とその喜びを語る。坂井さんは「私自身ある程度の長さの人生を歩んでいるのにおかしな話ですが、この映画で、“孤独”というものと初めて向き合ったかのような体験をしました。それは、きっと、ルイの心が“裸”だからなんだろうなと演じている中で思いました」と主人公・ルイの魅力を語るとともに、初体験を告白。「“裸”と言いましても、その言葉が持つ開けっぴろげな印象とはまた別のベクトルのものです。光を感じ、風を感じ、美味しいスープを頂き、人の温もりに触れ、テクテクといつもの道を、“裸”の心が歩く、色気もなく、欲もなく、ぼんやりと(笑)。『まったく、人生というやつは』と思いながら何が起こるのだろうと、毎日ドキドキしてました」と弁解しつつ(?)“孤独”と向き合いながらも撮影を楽しんでいたことを明かした。『スープ・オペラ』は今秋、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:スープ・オペラ 2010年秋、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© スープの会
2010年05月27日