『グランド・フィナーレ』で芥川賞受賞した阿部和重さんに、三部作最終巻『オーガ(ニ)ズム』のお話を聞きました。父と子とCIAエージェントのミッション・インポッシブル。『シンセミア』を書いていた20年前から、三部作全体の構造は概ねできていたと語る阿部和重さん。「ただ、三部作が持つ既存のイメージ、つまり時系列に沿った大河小説というものは更新したかったんですよね。むしろ僕の出身地でもある山形県東根市神町を舞台にした“神町トリロジー”の3作それぞれがまったく違う作品のように見せたかった。『シンセミア』は、方言もバンバン出てくる犯罪まみれのノワール群像劇です。『ピストルズ』は、フェミニンな表現やファンタジーの世界観に徹しました。最終巻となる『オーガ(ニ)ズム』は、ストーリー的には政治や国際情勢を背景にしたスパイドラマです。エンタメ色を打ち出したバディものを意識しました」オバマ大統領来日が近づいていたある晩、作家の阿部和重の家にアメリカ人編集者として彼に取材を申し込んでいたラリー・タイテルバウムが血まみれでやってくる。もうすぐ3歳になるひとり息子・映記と長期の留守番を任されているというのに、阿部和重はどんどん抜き差しならない状況に……。果たして、作家の故郷であり、日本の新首都となった神町で何が起きようとしているのか。「子どもがいなければ阿部和重とラリーももっと自由が利き、うまくやれたはず(笑)。3歳児の世話や保護、社会や国家の安寧など、枷をはめられながらも困難を解決しようとする懸命さや滑稽さを楽しんでほしい」しかも物語は<阿部和重>の視点で進んでいくのがキモ。彼らが置かれた状況やラリーの本当の目的などは杳として知れず、反対に<阿部和重>の心中に広がる不安や愚痴はダダ漏れで、次々と飛び出してくるカルチャー造詣はハイレベル。そのドタバタ感が面白いのなんの。「本人のあずかり知らぬところで書かれたウィキペディアの阿部和重解説を、作中で<阿部和重>が繰り返しつぶやくというのもあります。そこでどんどん生まれてくるズレがまた何かを生むのではないかと」本作はもとより、これまでも現実の出来事や文献を積極的に取り込み、作品を組み立ててきた阿部ワールド。「想像の世界を現実とひも付けることで、リアリティや世界観の奥行きを出す。そういうやり方で書き続けてきた結果、それが自分の作風になってきました。今後も変わらず追求していくのが僕という作家の課題だろうと思います」2019年下半期のNo.1注目作だ。阿部和重『オーガ(ニ)ズム』三部作それぞれの標題はみな植物にまつわる言葉。『シンセミア』には種なし、『ピストルズ』にはめしべ、本作には生殖の意味を重ねた。文藝春秋2400円あべ・かずしげ1968年、山形県生まれ。作家。1994年、「アメリカの夜」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。2005年、『グランド・フィナーレ』で芥川賞受賞。『シンセミア』『ピストルズ』ほか著書多数。※『anan』2019年10月23日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月18日第2回「児童発達支援管理責任者・サービス管理責任者フォーラム」開催決定!テーマは”保育所等訪問支援、実践の場から”2019年4月に第1回を開催した、「児童発達支援管理責任者・サービス管理責任者フォーラム」。ご好評をいただき、第2回の開催が決定しました!今回のテーマは「保育所等訪問支援、実践の場から」。インクルーシブ社会の実現を目的に創設された「保育所等訪問支援」は、保育園、学校などの教育現場に入って行うアウトリーチ型の発達支援事業です。今回のフォーラムでは、保育所等訪問支援の制度概要をはじめ、具体的な実践報告のプログラムをご用意しています。第2回「児童発達支援管理責任者・サービス管理責任者フォーラム」開催概要◆オープニング13:00~13:30◆当日は多様な参加者同士が出会う機会となります。フォーラムの場を「どんな1日にしたいか?」など、参加者同士がより良く過ごせるための導入ワークショップを実施します。◆プログラム①13:30~14:30◆「保育所等訪問支援の今、そしてこれから」基調講演では、保育所等訪問支援のそもそもの理念や目的、支援の流れなどの概要から、現状と課題などをご紹介します。【登壇】小田 知宏さん(一般社団法人全国児童発達支援協議会 理事/認定NPO法人発達わんぱく会理事長)2000年より株式会社コムスンにて関東支社長・障害支援事業部長として障害福祉に携わる。2008年株式会社コムスンの廃業に伴いスターティア株式会社に移り、執行役員社長室長などを歴任。退職後は筑波大学及び大学院にて科目等履修生として発達心理や言語聴覚などを学び、2010年にNPO法人発達わんぱく会を設立。2012年、一般社団法人全国児童発達支援協議会 理事に就任。◆プログラム②14:15~15:15◆「学校との連携を考える~自治体とのパートナーシップを通して~」保育所等訪問支援において重要なのが学校・自治体など地域との連携だと言われています。保育所等訪問を通して、法人と自治体のパートナーシップをテーマに、具体的な連携内容や、その背景などについてご紹介します。※登壇者情報は8月中に公開予定です。◆プログラム③15:45~16:45◆「支援者が困難な状況に向き合うとき~児童養護施設における支援を通して~」LITALICOジュニアの保育所等訪問支援における児童養護施設との取り組みを実践担当者からご紹介します。支援者が困難な状況になった際に、バーンアウトしないようどう向き合っていけばよいか?支援者としてどのようなスタンスを持っておくと良いのか?その中で、どのような環境をつくっていけば良いかなどをテーマに、対談を行います。【登壇】野口 晃菜(LITALICO研究所所長/博士(障害科学))公教育におけるインクルーシブ教育システムの構築を専門に、すべての子どもにとっての学ぶ権利が保障される社会の構築を目指す。小学校講師を経て、株式会社LITALICO入社。LITALICOジュニアにて指導員を経験し、スーパーバイザーとして研修制度の構築等に関わる。現在はLITALICO研究所所長。阿部純一(LITALICOジュニア 保育所等訪問支援 訪問支援員 兼 児童発達支援管理責任者)知的障害者のグループホームにて経験後、児童支援の重要性に直面したのをきっかけに2012年に株式会社LITALICOへ転職。LITALICOジュニア横浜教室の立ち上げを経験し、児童発達支援管理責任者として5年ほど勤務。その後スーパーバイザーとしてスタッフの育成に関わった後、保育所等訪問支援の訪問支援員として現在に至る。そのほか、社内外の研修企画・実施なども担当。◆交流会17:00~18:00◆参加者同士でざっくばらんに情報交換をしていただける交流の場となります。飲み物や軽食などをご用意いたします。日程2019年9月15日(日)13:00~18:00(開場:12:30)対象、参加条件・児童発達支援管理責任者、サービス管理責任者として働いている方・今後、児童発達支援管理責任者、サービス管理責任者の就任を考えている方・3~5年以上の支援経験がある方募集人数50名(会場の関係で、先着・事前申し込み制となります)会場株式会社LITALICO 中目黒本社〒153-0051東京都目黒区上目黒2-1-1中目黒GTタワー16F東京メトロ日比谷線・東急東横線「中目黒駅」東口より徒歩1分案内マップ参加費3,000円※領収書が必要な方は当日発行いたします。持ち物筆記用具をご持参ください。服装自由です。ぜひリラックスした服装でお越しください。※合理的配慮が必要な場合は、お申し込みの際にコメント欄にご希望の記載をお願いいたします。※プログラムの内容及び開催時間などは変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。※本イベントの様子は、予告・許諾なく、写真撮影・ビデオ撮影・ストリーミング配信する可能性があります。写真・動画は、WEBサイト等の広報手段、SNS、講演資料、書籍等に許諾なく用いられる場合があります。マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供することがあります。参加に際しては、上記をご了承いただける方に限ります。新たな取り組みを学び、発見する機会により良い支援をするための学びの機会や、支援者同士が情報交換や課題解決ができる場としてスタートした「児童発達支援管理責任者・サービス管理責任者フォーラム」。今回のテーマは「保育所等訪問支援」です。保育所等訪問支援の制度概要から実践事例までを深く知ることで、よりよい支援につながるヒントが得られるかもしれません。50名限定となっていますので、ご興味ある方はぜひお早めにお申込みください!
2019年08月27日阿部寛主演で2006年に放送された「結婚できない男」が、この秋、続編の放送が決定(タイトル未定)。阿部さんが続投し、前作から13年後を舞台に、偏屈×独善的×皮肉屋に磨きがかかった建築家・桑野信介の日常をコミカルに描く。2006年7月~9月にかけて放送された「結婚できない男」。偏屈で独善的で皮肉屋…けれどどこか憎めない独身建築家・桑野信介が、女性との出会いをきっかけに恋愛を意識し、結婚を真摯に考えるまでの日常をリアルに、そしてコミカルに描いた。今回放送が決定した続編では、前作と同様、尾崎将也が脚本を担当。前作から13年後、53歳になり以前と同じマンションに一人暮らしている桑野を描く。13年の間に飛躍的に進んだIT化に合わせ、最新機器を取りそろえるなど、引き続き独身生活を謳歌中の桑野。恋愛においては、自身の担当医だった早坂夏美と交際まで発展したものの、その後破局。また50歳を過ぎ、偏屈さにはより一層磨きがかかっている。将来のことを考えると、ちょっと不安を感じないでもない桑野。そんな中、偶然出会った女性たちとの間で、運命の歯車が突然、動き始める…!続編制作にあたり、主演の阿部さんは「随分長い間結婚してなかったんですね、やっぱり」と言い、「彼に再会できることがうれしいです」と撮影を心待ちにしている様子。桑野については「人嫌いなようで、実は人と関わりたくて仕方ない。人のために役に立ちたいと誰よりも強く思っている」と改めてそのキャラクターについて語り、「そんな彼が僕は好きです」と愛情をにじませる。また「13年前よりもさらに結婚しない人が増えていると聞きます。世の結婚してない男性を癒すようなドラマにしたいです」と続編へ意気込みを見せている。「結婚できない男」続編は10月より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年04月26日阿部真央が、本日1月22日に東京・日本武道館にて『阿部真央 らいぶNo.8 ~ 10th Anniversary Special ~』を開催する。昨年、『Road to 10th Anniversary』と題し、これまで以上に精力的な活動をスタートさせた阿部真央。3月に8枚目となるアルバム『YOU』を発売し、4月からは約7年ぶりとなる全国ライブハウスツアー『阿部真央ライブハウスツアー“Closer”』(全7公演)を開催した。その後、7月に新曲「まだ僕は生きてる」を配信リリースし、夏から年末にかけて『COUNTDOWN JAPAN 18/19』などの大型フェスへ出演し、年の瀬いっぱいまで、全国各地に歌声を届けている。そんな阿部真央は、2009年1月21日にアルバム『ふりぃ』でデビューしており、今年1月にデビュー10周年を迎えた。昨年11月から全12公演の全国ホールツアー『らいぶNo.8』を実施し、本日の日本武道館公演と1月27日の兵庫・神戸ワールド記念ホール公演は『らいぶNo.8~10th Anniversary Special』と題している。記念すべき日に、日本武道館という大きな会場でライブを行うことは、阿部真央にとって、ひとつの節目となるかもしれない。これまでのキャリアを代表するような歌声とパフォーマンスを楽しめるライブになるのではないだろうか。さらに、1月23日には自身初のベストアルバム『阿部真央ベスト』をリリース。先日公開された同アルバムのトレイラー映像では、彼女のキャリアを追いながら、デビュー曲「ふりぃ」から最新シングル表題曲「変わりたい唄」までを楽しめる。デビューしてからの10年間、女性を中心に多くのファンから愛され続けている阿部真央は、これからもさらに活躍の場を広げていくことだろう。公演情報『阿部真央 らいぶNo.8 ~10th Anniversary Special~』会場:日本武道館日時:1月22日(火)東京開場18:00/開演19:00
2019年01月22日2018年11月30日付でジャニーズ事務所を退所した、元「Love-tune」の阿部顕嵐(あべあらん)さんが、公式インスタグラムアカウントを開設したのでは、とツイッターで話題になっています。11日昼頃にアップされた1枚には、11日18時時点で13000件を超えるいいね!が付いています。フォロワー数は早くも23万人超に。ツイッターでは・顕嵐かっこよすぎるよ………・顕嵐ちゃんのインスタ本当かな…?!でも初めて見る写真だからそうっぽい?相変わらず美しい顔すぎて笑うわ!笑・顕嵐ちゃんがバチバチにかっこよくて目眩起こしそう(訳:インスタフォローした)など、インスタアカウント出現に歓喜の声を上げるファンが続出。一方で、・顕嵐のインスタ偽物だ!って言える要素がない。・顕嵐ちゃんのって本物?だよね?なんでこのタイミング?・顕嵐のインスタは本物…?なんかよくわかんない…!若干パニックてる…。など、アカウントの真偽がわからず、若干戸惑いを語るファンの姿も。阿部さんといえば、12月10日、阿部サダヲさんを中心メンバーとして開催される「あべ会」に出席している姿が、芸人・あべこうじさんのインスタで報告されています。あべこうじさんにあべ静江さん、阿部サダヲさん、阿部進之介さん、阿部力さん、阿部亮平さん、あべみなみさんらと写真に写った阿部さんは元気な表情を見せていて、ファンを喜ばせていました。このインスタが阿部さん本人が開設したものなのか、未だ真相は明らかになっていませんが、もし本物であればファンとしてこれほど嬉しいことはないでしょう。次なる更新をチェックしたいと思います。
2019年01月11日俳優の阿部サダヲと女優の吉岡里帆がパーソナリティを務める、ニッポン放送 『阿部サダヲと吉岡里帆のオールナイトニッポンGOLD 映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」スペシャル』が10月12日(22:00~)に放送される。阿部と吉岡は、同日に公開される映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』に出演している。同作は監督・脚本を三木聡が務めるオリジナル作品。驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部)だが、実は彼の歌声は、「声帯ドーピング」というタブーな方法によって作られたものだった。限界が近づく喉に焦るシンは、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡)に出会う。番組では映画にちなんで、「音量を上げたら言えないここだけの話」を2人が暴露する他、映画の撮影秘話も交えてエピソードを披露する。また、メールテーマも「音量を上げて叫んでくれ!タコ!」と題し、阿部と吉岡の2人に「音量を上げて叫んでほしいこと」をリスナーから募集する。
2018年09月25日阿部サダヲがロックスター、吉岡里帆がストリートミュージシャンを演じる映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』。この度、阿部さんと吉岡さんの歌声が初解禁される予告編が到着。あわせて本ビジュアルも公開された。本作は、4オクターブの音域と全ての人を虜にする声量をもつ一方、“声帯ドーピング”というオキテ破りな秘密を抱えるロックスター・シン(阿部さん)と、彼とは対照的に異様に声が小さく何事にも逃げ腰なストリートミュージシャン・ふうか(吉岡さん)が織りなす、ハイテンション・ロック・コメディ。ほかにも、千葉雄大、麻生久美子、「バイきんぐ」小峠英二、ふせえり、田中哲司、松尾スズキら個性派キャストたちが集結し、暴れまくる!今回到着した予告編では、シンが歌う「L’Arc~en~Ciel」HYDE作曲の主題歌「人類滅亡の歓び」、シンガーソングライター・あいみょん作詞・作曲による、ふうかが歌うもうひとつの主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」が明らかに!また、シンが禁断のヒミツである“声帯ドーピング”によって驚異の歌声を得る様子も確認することができる。それぞれの楽曲の作詞作曲を手掛けたアーティストたちは、「監督のイメージを具現化していったら恐ろしい曲になりました笑」(HYDEさん)、「廃退的で耽美的な歌詞。とても楽しい貴重な経験をさせて頂きました」(いしわたり淳治/「人類滅亡の歓び」作詞)。「あの日聴いた音や声、見たもの全てが今日の自分に語りかけてくるように、体の芯を燃やす感覚をいつになっても忘れたくないです。テンションを上げて行こう!」(あいみょんさん)とコメント。「人類滅亡の歓び」には、PABLO、KenKen、SATOKO(「FUZZY CONTROL」)が参加しており、テンション爆上げサウンドはロックファン必聴だ。ほかにも、マスコミに囲まれる千葉さんや、白髪に眼帯姿とインパクト大な麻生さん。そして、まさかのモヒカンパンクロッカーな小峠さんらも登場している。『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は10月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! 2018年10月12日より全国にて公開ⓒ 2018「音量を上げろタコ!」製作委員会
2018年07月24日阿部寛(以下・阿部)「斎藤くんのやることは注目していました。深夜のね、お笑い芸人としてステージに立つとか、『うわ~!攻めるなあ!』と(笑)」 斎藤工(以下・斎藤)「ありがとうございます。僕は、『新・地獄変』(’00年)という舞台を拝見したことがあって。あのときの阿部さんのインパクトが強すぎて、ずっと消えないんですよ。すっごく小さいサイズの阿部さんが(笑)」 映画『のみとり侍』(5月18日全国東映系にてロードショー)で初共演した、阿部寛(53)と斎藤工(36)。物語は、失言をきっかけに左遷された侍・小林寛之進(阿部)が「猫の蚤とり業」に就くことに。しかし、その実態は女性に愛のご奉仕をする裏稼業だった。貧しい寺子屋の先生・佐伯友之介(斎藤)などの隣人も巻き込んで、寛之進の運命は思わぬ方向へと進んでいく――。 阿部が189cm、斎藤が184cmと高身長でセクシーという共通点を持つ2人が、撮影現場の裏側や、その高身長についてなど語ってくれた。 撮影現場ではどんなお話をされていたんですか? 阿部「斎藤くんの映画の話とかね」 斎藤「『長編撮ったんだって?』と話しかけてくださって。思い切って、完パケ(完成パッケージ)をお送りしたんです。さらに阿部さん、映画推薦コメントの依頼にも応じてくださって。本当に素晴らしいメッセージで作品をサポートしてくださいました」 阿部「完璧だったでしょ?(笑)」 斎藤「完璧でした。『なんていうことだ!』と興奮して(笑)。本当に幸せでした」 阿部さんは、モデル出身で苦労したことはありますか? 阿部「モデルから俳優の世界にポンと入って、2~3年したら仕事がなくなったんです。当時は人気頼みだったし、下積みがないから、どんなふうに仕事をしていったらいいのか、その方法がわからなくて。斎藤くんは何歳から役者?」 斎藤「僕は20歳くらいからです」 阿部「うお、早いなあ。僕が20代のころは、“モデル上がり”といわれた時代で。高身長は、俳優には不利だと思った時期もありました。でも、身長を役に生かすときもあるし、逆に殺すのがいいときもあると考えるようになって。モデル出身というイメージからもらえる役の幅が狭かったけれども、『この体形でもこんなことができるんだ』というのを見せていこうといろいろやってきたのが30代です」 斎藤「僕自身は、モデルといっても、隅っこのほうで関わっていただけなんですが、阿部さんが作ってきた轍みたいなものの影響は大いに受けています。映画『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』などの海外展開もですが、どんどん“阿部ロード”というものが世界に広がっているのを僕は神々しく拝見していました」 阿部「滅相もございません(笑)」 斎藤「実は僕、10年以上“ネクスト・ブレーク”という枠で、『女性自身』さんの取材を受けていたんです。『今年こそ売れるかもしれない』と(笑)」 阿部「ネクスト・ブレークで?」 斎藤「年々、一緒のくくりに出る俳優がどんどん若くなっていくので、僕、ベテランになっちゃったんですよ、ネクスト・ブレーク枠で(笑)」 阿部「面白いなあ、苦労してきたんだね」 発想の転換や努力次第で、苦境を好転させるという点は、お2人とも阿部さん演じる寛之進に重なりますね。 阿部「義理人情を描いた人間喜劇であり、一種の成長劇でもありますから。とにかく、身長の高い役者が勢ぞろいする珍しい現場でした(笑)。松重豊さんもいらっしゃいますし。豊川(悦司)さんは186cmだったかな」 斎藤「時代劇なのに(笑)。僕、184cmなので、実は、その方たちのなかでいちばん小さいんです。映像でこんなに人を見上げる自分を見たのは、初めてかもしれません(笑)」 阿部「斎藤くんはちょうど昨日、完成した映画を見たんだよね」 斎藤「はい、だからまだ興奮状態で。日本の時代劇って、男性の着物は極端に色味がないと思っていたんです。ところがこの映画は、男性がまとう着物では珍しく色の美しさを追求しているなあ、という印象を受けました」 阿部「“のみとり業”を始めてからの寛之進の着物が派手だったでしょう?(笑)最初はあの衣装は抵抗があったんですよ。鶴橋(康夫)監督に『どうだ、大丈夫か?』って聞かれたときは、『はい、気に入りました』と答えましたが、内心は、『すげえ派手だな。着づらいなあ』と思っていたんです(笑)」 斎藤「阿部さん、めちゃくちゃお似合いでした。時代劇のイメージを覆す一作になったんじゃないかと思います」
2018年05月19日4月13日、石田純一(64)の妻・東尾理子(42)が自身のブログで次女の名前を明らかにした。名前は「つむぎ」。東尾にとって、第3子となる女の子だ。東尾は11年6月にブログで「TGP生活」と題し、妊娠のための治療を開始。治療のすえ12年11月に長男・理汰郎くん(5)、16年3月に長女・青葉ちゃん(2)を出産した。 そして「第3子の妊娠確率は5%」といわれるなか、東尾はつむぎちゃんを妊娠。4月7日に無事に出産し、9日にブログで出産報告を行っていた。そんな“奇跡の出産”について、本誌は夫の石田にインタビュー!3月のトークショーでは、提案した赤ちゃんの名前をことごとく東尾に却下されたと語っていた石田。苦笑しながら本誌にこう語る。 「昔の女子プロゴルファーで、グレナ・コレットという選手がいたんですよ。生涯無敵だったのに、人間らしくてかわいい人だったんです。今回は妊娠する可能性が低くて、出産も妻の年齢的に心配でした。そういう意味では産まれてくること自体に運命というか勝負強さみたいなものも感じるので、グレナがいいなと思ったんです。でも妻に『石田グレナはダメ?』と聞いたら、一蹴されちゃいました(笑)」 妻の高齢出産を心配していたという石田だが、彼自身も現在64歳。つむぎちゃんが成人を迎えるころには、なんと84歳になってしまう。これまでもたびたびそうした“老後”の質問に答える姿が報じられてきたが、石田家ではある“事件”が起きていたという。 「先日、長男の理汰郎と2人で寝ていたときのことです。ふだんはぐっすり眠ったままなのに、夜10時ぐらいになって突然目を開けたんです。『どうしたの?』と聞いたら、あの子が『ねえねえ。僕が小学生になったら、パパ死んじゃうの?』と言い出して。誰かに、僕の年齢のことを言われたのかもしれませんね。だから僕は『パパは、まだ死なないよ』と言ってあげました。ただその後に『でも、どうなるかなんてわからないよね。だから、悔いのないように生きているんだよ』って。そんな話をしました」 そんな理汰郎くんの言葉を受け、石田はさらにパパの決意を新たにしたようだ。 「責任もありますからね。元気で体が動くようにしていたいですね。仕事も4月からテレビ東京で『石田純一のサンデーゴルフ』という番組を持つことになりました。つむぎも無事に生まれてきてくれましたし、ますます死ねないなと思っていますね」
2018年04月18日俳優・石田純一(64)の妻でプロゴルファーの東尾理子(42)が9日、自身のブログを更新し、第3子となる次女を出産したことを報告した。石田純一&東尾理子夫妻東尾は「新しい家族が増えました」と題して更新し、「この度、第三子となります次女を無事出産致しました事をご報告させて頂きます」と報告。「妊娠期間中も温かく見守り、励まして下さった皆様、本当にありがとうございました。医療の力で大切な命を授かる事が出来た事、母子ともに元気で出産を終えられた事に心から感謝の気持で一杯です」と感謝の思いをつづった。続けて、「主人にとっては子供と孫が同じ学年となる予定の5人目の子供であり、兄弟姉妹、孫、叔父、叔母、なんとも頭を使う家族構成にはなりますが、これからも家族みんなで協力し、支え合い、愛に満ち溢れる日々を過ごせたらと思います」と記し、「これからもどうぞ宜しくお願い致します」と呼びかけた。東尾と石田は2009年12月12日に結婚し、12年11月に長男の理汰郎くん、16年3月に長女の青葉ちゃんが誕生。ブログでは、理汰郎くん、青葉ちゃん、そして次女との3ショットを公開している。また、石田は最初の妻との間に俳優のいしだ壱成、前妻の女優・松原千明との間にタレントのすみれがおり、壱成は24歳年下の女優・飯村貴子との再々婚を発表したばかり。さらに、飯村が第1子を妊娠していることも明かした。
2018年04月10日親の心子知らず。ということわざはありますが、まさにこの親子の状態を指すのでしょう。 昭和のミスターモテ男・石田純一さん(64)が60歳を過ぎ、まさか自分の子どもの恋愛事情で頭を悩ますなんて一体誰が予想したものか。百戦錬磨の男が眉をひそめ「人前でイチャイチャするのはよしなさい」と言うなんて、おかしいモンです。 普通の親子に筆者はよく「子の恋愛に親が口出ししても意味はない(正論でも子どもの成長にならないから、言わないほうがいい)」と言うのですが、“甘えん坊おっさん”のいしだ壱成さん(43)には、いっそ愛の鉄拳を喰らわせたほうがいいとすら思う。そのくらい、そろそろノロケ具合がキモいのだ! でも人間は誰しも、自分がキモくても大切な1人が全力で受け止めてくれるなら「じゃあいいや」と思えてしまうもの。ということは、逆の発想で対処すればコトは簡単。壱成さんをありのまま受け止めるのがたった1人という状況をなくせばいいのです。 つまり純一さんは両手を広げ、壱成さんを強くハグ!「壱成、世界でいちばん愛してるよ!君のすべてを今も大切に思っている!生まれてきてくれて、ありがとう」と抱きしめれば、あら不思議。今までは彼女しか理解者がいないと思っていた“孤独感”が、癒えてくるではありませんか! 今の壱成さんは、いわば日本全国から批判される“芸能界のロミオとジュリエット”。彼女より身近な人が全力で肯定という愛を注げば、反発は解けていくものです。 3月はいちばん別れが多い季節といわれていますが、今も芸能界は不倫や離婚など盛りだくさん。実は芸能界で起きることは恋愛に限らず、世間の流れを先取りしていることがあります。たとえば今や当たり前になったデキ婚は芸能界で起き、そこから認知されていったように思います。 また今いちばん気になるのは、やはりシニア世代の結婚や不倫。そして離婚です。最近は50代以降に結婚したり、逆に老い先長くないのに離婚したり。先日もビートたけしさん(71)が愛人疑惑の方と事務所独立で話題を呼んでいましたが、70歳から自分らしい人生を探すなんてひと昔前ならなかった行動です。 人間はいくつになっても「幸せ」という最善を求め、そのときに必要なパートナーを探すもの。そして見つけたら可能な限り、何歳でもいっしょになる。一見すると自由で寛容な世の中に思えますが、果たしてそうでしょうか。 そのときどきで最良のパートナーを求める時代は、実はそれだけ一人ひとりの心の繋がりが希薄になっていることの裏返しのような気がして寂しさを覚えます。 人生100年時代。あなたは残りの人生、どんな人に愛を注いでいきたいですか?周りの目を気にせず、走りきりたい。そう思う人は心のどこかで、壱成さんのような“自分100%の恋愛”を、恥ずかしさとうらやましさの混じった心で批判するのかもしれません。 感情は本音の裏返し。そう思うと恋愛って本当に、面白いものですね!
2018年03月27日東野圭吾のベストセラーを阿部寛主演でドラマ化、映画化してきた『新参者』シリーズの完結編『祈りの幕が下りる時』が1月27日(土)に封切られ、都内で阿部さん、共演する松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、福澤克雄監督が初日舞台挨拶を行った。阿部さんが大人気キャラクターである“刑事・加賀恭一郎”を演じるのは、今回が最後。父との確執、さらには最大の謎だった孤独死した母の失踪という加賀本人にまつわるミステリーに光をあて、彼が「新参者」になった理由に踏み込むシリーズの集大成といえる作品だ。■8年のシリーズに“幕下りる”阿部寛「自分の中でも完結できた」「琴線を揺さぶる、最後にふさわしい作品。自分の中でも完結できた」と感無量の阿部さん。「これで最後だと思うと、さみしい思いがあるが、自分にとっては背骨であり、核となる作品。いろんな役を演じる上で、成長させていただいた」と強い思い入れを示し、「あとは東野さんが書くかどうかですね」と続編への期待を寄せた。松嶋さんは殺害された女性の中学時代の同級生で、舞台演出家の浅居博美を演じ「いちファンとして、私もさみしい」と心境。阿部さんと松嶋さんは初共演で「今日もそうですが、超きれいでした!(笑)もちろん、演技にも引き込まれましたし、なぜいままで共演がなかったのか…。今後もぜひ」(阿部さん)、「そう言っていただけると、とてもうれしい。大変奥深い方ですし、また違った役で共演させていただければ」(松嶋さん)と再共演を誓った。■溝端淳平、阿部寛への感謝熱弁で男泣き!「ずっと背中追いかける」阿部さんとともに8年間、シリーズを走り抜けた溝端さんは「貴重な経験ばかり。阿部さんの隣で、もう少し身長が伸びるかなと思っていましたが(笑)、8年間はあっという間で、さみしい気持ち」と挨拶。さらに「まだ20歳で右も左もわからず、至らぬ僕を大きな器で包み込んでくださった。一生の宝です!ずっと背中を追いかけます」と阿部さんへの感謝を述べる溝端さんの目には、自然と光るものが…。そんな男泣きの溝端さんを、阿部さんは“大きな器”で熱烈ハグしていた。その後、女優陣から花束を受け取った阿部さんは「これで引退します!」と思わぬ宣言も飛び出していた。この日はシンガーのJUJUがサプライズ登場し、主題歌「東京」を生披露した『祈りの幕が下りる時』全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月27日俳優の阿部寛(53)が1月25日放送の『モニタリング』(TBS)に出演。「阿部寛が秋葉原に突然現れたらどうなる」という企画でギャップのある姿を披露し、話題を呼んでいる。 ロケに繰り出す前、スタッフから「メイド喫茶」にも潜入してほしいと告げられると「大丈夫ですよ」と快諾した阿部。しかし、その直後「怖いな……」と苦笑いで本音をこぼした。 そして、いよいよ人生初となるメイド喫茶を訪れるも「うわ~これは入れるかな……」とたじたじ。メイドさんと一緒に飲み物におまじないをかけるイベントでは戸惑いながら手でハートマークを作り、「萌え萌え……キュ~ン…」とバリトンボイスで愛情を込めた。 最初はそんな調子だったが、メイドさんのショーもぎこちなくハートのペンライトを振りながら堪能。さらにはウサギ耳をつけて笑顔でメイドさんと記念撮影まで行った。 最後には「最初どうしようかと思ったんだけど、何か温かいですね。来た人のことを幸せにしようとする気持ちがある。嫌なことあって仕事とかで疲れてる人がここに来てこの空間にいるだけでそういうのが全部すっとぶっていうのがわかりましたね」と満喫した様子で笑顔を見せた。 Twitterでは 《萌え萌えキュンして照れるのが可愛かった》《ぎこちない姿に逆に萌え殺された》 とそんな阿部の姿に萌える人が続出。Twitterでもトレンド入りしたほか、Yahoo!急上昇ワードランキングにも「阿部寛」が2位にランクインした。 また、 《最後のコメントが素晴らしすぎてもう大好き》《最大の萌え萌えキュンポイントはチェキ撮影で膝を曲げてメイドさんをフレームに入りやすくする気づかい》 と阿部自身の人柄にも好感を抱く声が多く上がった。 189cmの長身で、普段堂々とした重厚な役が多い阿部。だからこそ、珍しくオドオドとぎこちなく振る舞う姿はギャップ萌えに繋がったようだ。
2018年01月26日「石田純一さんが息子のいしだ壱成さんに激怒して、収録が“ストップ”してしまったんです」(芸能関係者) 11月30日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ)2時間スペシャルで親子共演する石田純一(63)といしだ壱成(42)。その収録現場で“緊迫の騒動”が起きていたという。 壱成といえば、14年に再婚した一般人女性と今年8月に離婚。だが11月16日発売の『週刊文春』で、舞台女優・飯村貴子(19)との半同棲報道が浮上していた。すぐさま会見を開き「記事に書かれていることはほぼ事実」と半同棲を認めた壱成。離婚後に交際がスタートしたといい、会見中に飯村へ“生電話”するなどラブラブモードだった。 「あの会見を決めたのは、壱成さん自身だったと聞いています。彼には、飯村さんを有名にしてあげたいという気持ちがあるようですね」(情報番組関係者) そして壱成は会見中、元妻と暮らしていた部屋で飯村と暮らしていることも暴露。彼女が元妻の箸やスニーカーなどを使っていることまで明かしていた。しかしそんな壱成の言動に、批判が殺到。離婚の際も元妻へ課していた細かすぎるルールが発覚し「モラハラだ!」と批判されたばかりだが、今回も「無神経すぎる!」と怒りの声があがったのだ。 そんな女性たちの声もどこ吹く風とばかりに、23歳年下の恋人との生活をノロケ続けている壱成。冒頭の『ダウンタウンDX』の収録でも飯村への“生電話”が提案されていた。 「収録中に新恋人の話題になり、浜田雅功さん(54)が壱成さんに『いま電話できる?』と言い出したんです。壱成さんもノリノリで、すぐかけようとしていました。すると突然、純一さんが切れて『それはダメだよ!』と言い出したんです。そして壱成さんに向かって『別れた奥さんの気持ちを考えないと!』と“説教”を始めました」(前出・芸能関係者) あまりの真剣さに、司会の浜田もビックリ。だが「石田さんがそこまで言うなら」と言って、電話企画の中止を決めたという。 「純一さんが叱っている間、壱成さんは黙って聞いていました。たしかに壱成さんは新しい彼女ができて幸せでしょうけど、前の奥さんは離婚したばかりで傷心しているはず。そのことに純一さんはずっと心を痛めていて、ついに怒ったようです。収録後にも、壱成さんを楽屋へ呼んでいました」(前出・芸能関係者)
2017年11月28日俳優の石田純一(63)とタレントの渡辺満里奈(46)が11月3日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演。それぞれが話した「浮気に対するスタンス」の違いについて、注目が集まっている。 番組で石田は、妻の東尾理子(41)に「もっと遊ばせてくれ」とアピール。さらに自分が遊ぶのは「家族のため、男の色気を保つため」であり、「こっちが元気で楽しくやっているのは、あなたのために遊んでいる」と豪語した。 すると話題は石田の最近の女性関係に。司会の松本人志(54)から「最近はチューしてるんでしょ?」と問い詰められ、「奥さんとでしょ」と苦し紛れに回答。だが「それ以外は?」とさらに追及されると、「そりゃ、そっちもありますけど……」とキスの“一線”は超えたことを告白。しかし「奥さん(理子)がどこかでチューしても、それはそれで別にそんな雰囲気だったらいいよ。俺は全然大丈夫」と、相手の浮気に対しても寛容な姿勢を見せた。 そして「相手が浮気しても離婚はしない」と石田と似たような答え方をしたのが、同番組に出演した渡辺だ。ネプチューン・名倉潤(48)と結婚してから12年が経った今でも、アツアツな夫婦生活を送っているという。だが松本から「もし(夫の浮気が)あったらどうなるタイプ?」と聞かれると、「よくそういう話になるんですよ」と相槌。夫婦で話した結果、「でもたぶん離婚はしない」という結論に至ったという。 渡辺は「向こう(名倉)は私が浮気をしたとしたら『何をしても絶対離婚しない』って言うんですよ」と続け、共演者を驚かせた。すると共演の田中みな実(30)も「名倉さん、スタッフさんから『浮気とかしたくなる?』と聞かれて『そんなのせえへんよ。家に(満里奈が)おるし』っていう感じなのが、あぁいいなあって思いました」と自身が目撃した二人のラブラブエピソードを語った。 そんなやりとりに、Twitterでは《本人の前じゃなくて裏でそう言ってくれてるとめっちゃ嬉しいよな》《妻大好きな夫はきっと浮気しないな? 名倉と満里奈はほんと素敵夫婦だな~》《石田純一と名倉潤…同じ男でもこんなに違うのねえ…》《落差がすごいww》と名倉夫妻に憧れる声や、石田と渡辺の考え方の差に驚く声が出ていた。 相手が浮気しても大丈夫、離婚しないという点では共通している両者。しかし理由が「自分も遊んでいるから」と「相手のことが好きだから」では、その差は歴然だ。
2017年11月04日蒼井優、阿部サダヲのW主演で贈る映画『彼女がその名を知らない鳥たち』初日舞台挨拶が10月28日(土)、都内にて行われ、蒼井さん、阿部さんに加え、出演した松坂桃李、竹野内豊、白石和彌監督が一堂に会した。挨拶中、阿部さんのマイクの音が急に出なくなるというハプニングに襲われたが、出演陣が一斉にマイクを差し出すというほほえましい事態に。中でも、とっさに渡した竹野内さんの姿に、観客が「優しい~!」とメロメロになると、阿部さんが「竹野内さんって、優しいんですよ!」となぜか誇らしげにしていた。『彼女がその名を知らない鳥たち』は、究極の愛を描いた物語。8年前に別れた男・黒崎(竹野内さん)を忘れられない十和子(蒼井さん)は、いまは15歳上の男・陣治(阿部さん)と暮らし、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる水島(松坂さん)と関係を持ち情事に溺れていくが、陣治が執拗に自分をつけ回していることに気づいてしまう。本作で、自分勝手に見える女を熱演した蒼井さんは、阿部さん、松坂さん、竹野内さんと三種三様のベッドシーンを担当した。その様子をふり返った蒼井さんは、「ロケ地も違うので、全然違いました。阿部さんのところは本当に汚いところばかり(笑)。松坂さんとはキラキラしたような、ライトがキレイなところが多くて。竹野内さんとは嘘みたいなロケ地で、白い砂浜とかで撮影していました」と笑顔を見せ、「3本の作品を撮っているような感覚でした」と贅沢な撮影を思い出していた様子だった。これまで演じたことのない最低のクズ男を演じ、新境地を拓いた竹野内さんは、「なぜ私に声をかけてくれたのかなって…」という疑問を白石監督にぶつけたと述懐。白石監督は、「いままで映画でクズをいっぱい撮ってきているんですけど、黒崎は擁護のしようがないクズ」と竹野内さんの役を説明したのち、「とはいえ、台本では描ききれていない黒崎の人生があり、哀しみや孤独さとかがないまぜになっている。描き切れないからこそ、竹野内さんにやっていただければ、存在としていろいろなものを表現できるだろうとオファーしました」と、全幅の信頼を寄せていたことを明かした。舞台挨拶の最後、蒼井さんは本年7月6日に舞台出演中に転落し亡くなった中嶋しゅうについて、想いを語った。「(『彼女がその名を知らない鳥たち』は)中嶋しゅうさんの最後の映像作品です。偉大な偉大な先輩で、芝居の面白さを私に教えてくださった方。演劇で共演していて映像がなかったので、差し出がましいですけど『國枝役は、しゅうさん、どうですか?』と監督に(提案)させていただいて、私の夢がかなって今回ご一緒できました。びっくりするほど気持ちの悪い役ですけど(笑)、しゅうさんらしくて愛らしい方なんです。しゅうさんの姿と松坂さんの熱演を目に焼き付けていただけたらと思います」。『彼女がその名を知らない鳥たち』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月28日残暑のきびしい8月22日の朝、都内のプレスクールの前に1台の白いポルシェが停まった。車内から姿を見せたのは、石田純一(63)だ。チャイルドシートに座らせていたのは、昨年3月24日に産まれたばかりの長女・青葉ちゃん(1)だった。石田はあやすように何度も娘の顔を見つめると、優しく抱っこ。そのまま慣れた様子で、中へと入っていった。 これまで長男・理汰郎くん(4)への“教育奮闘”がたびたび伝えられてきた石田夫妻。14年7月には、都内にある有名私立小学校のお受験説明会に夫婦で参加。ほかにも月謝11万円の幼児教室へ通わせていることなども報じられていた。だが前述のとおり、今回目撃したのは長女。どうやら青葉ちゃんも将来に向けての勉強をスタートさせていたようだ。 「妻の東尾理子さん(41)が教育熱心なようで、石田さんはどちらかといえば『子供はのびのび自由に育てたほうがいいんじゃないか』と考えているみたいです。でもプレスクールで取り入れている『モンテッソーリ教育法』には興味を示していました」(芸能関係者) モンテッソーリ教育とは、オバマ前大統領(56)や藤井聡太四段(15)らを育てたとされるイタリア発の教育法。従来の詰め込み式のテスト教育ではなく、子どもたちの自主性を重視。知的好奇心や発想力を持ったリーダーシップのある人物へと育んでくれるという。 「1歳児クラスの場合、月謝は6万円から高い人で20万円ほど。決して安くはありませんが、教育熱心なママたちからも大人気です。夏にはサマースクールも開かれていますが、1日8千円ほどとあっていつも満席状態です」(教育関係者) そんな人気スクールを訪れていた石田が入り口の前に着くと、1人の女性が声をかけてきた。15年6月22日に長男・笑福くん(2)を出産した、森三中の大島美幸(37)だった。大島は青葉ちゃんをのぞきこむと、「可愛い!」「大きくなりましたね!」と畳みかける。62歳の石田だが、炎天下での“井戸端トーク”にも対応。笑顔で話に花を咲かせていた。 送迎を終えホッと一息つくと、石田はそのまま近くにある書店へ。30分ほど物色すると「ニーチェに学ぶ『奴隷をやめて反逆せよ!』‐まず知識・思想から」(成甲書房刊)など4冊ほどをピックアップ。レジで若い女性店員と談笑しながら購入すると、帰路へついた。 自らも勉強熱心な石田。還暦をすぎてのパパ奮闘には“娘にものびのびと好きなことを学んでほしい”という願いが込められているのだろう。
2017年08月31日俳優の阿部寛が、映画『祈りの幕が下りる時』(2018年公開)の主演を務めることが26日、わかった。同作には松嶋菜々子も出演し、阿部とは初共演となる。同作は東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」を実写化。2010年4月に、阿部主演のドラマ『新参者』としてスタートし、その後2本のSPドラマ、映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』(2012年公開 興行収入16.8億円)とシリーズを重ねてきた。阿部演じる日本橋署の凄腕刑事・加賀恭一郎が様々な事件を解決してきたが、今回の映画『祈りの幕が下りる時』では加賀の母の失踪という最大の謎に迫る、完結編となる。加賀の従兄弟で警視庁捜査一課刑事・松宮役の溝端淳平、加賀の父親を看取った看護師・金森役の田中麗奈、加賀と確執のある亡き父・隆正役の山﨑努といったレギュラーキャストは続投。さらに、女優で演出家の浅居博美役として松嶋の出演が決定した。原作の東野圭吾は「ついにこの小説が映像化されるのかと思うと、感慨深く、そして末娘を嫁に出すような寂しさがあります」としみじみとコメント。「とはいえ阿部さんはもちろんのこと、この役者さんたち、このスタッフならば何の心配もないと確信しております」と期待を寄せる。また、伊與田英徳プロデューサーは「加賀が今回で、人形町を去ることになります」と明かし、「大変寂しいように思えますが、加賀がなぜこの街に来たのか、優秀な刑事なのにも関わらず、所轄刑事としてい続けた謎が、この映画で分かることになります」と同作の見どころを語った。○阿部寛コメント3年ぶりに加賀恭一郎を演じることになりました。このシリーズは人形町から始まりました。今回は人形町でも撮影をしているのですが、ここに帰ってくると気持ちが引き締まり、「新参者」をやっていた当時の思いがよみがえります。加賀は父親との間に確執があるんですが、今回の話では母親のことも初めて描かれ、さらにそのことが捜査にも絡んでくるという展開です。また松嶋菜々子さんが事件の鍵を握る人物・博美を演じますが、共演は初めてです。どんな博美を目の前で見られるのか楽しみにしています。映画『祈りの幕が下りる時』は来年公開です。是非お楽しみに。○松嶋菜々子コメント阿部さんとは初めてご一緒させて頂きますし、長年の人気シリーズに参加させていただくことをとても光栄に思っております。私が演じる浅居博美という役は、悲しい過去を背負った陰のある女性という印象です。撮影にはこれから合流となりますが、レギュラーの出演者の皆さんと共に素敵な作品にできたらと思っております。(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
2017年06月26日第58作目となる大河ドラマが、「いだてん~東京オリムピック噺~」として2019年1月より放送されることがこのほど明らかに。主演には中村勘九郎と阿部サダヲの2人がリレー形式で務め、宮藤官九郎オリジナル脚本で“知られざるオリンピックの歴史”を描いていく。戦争、復興、そして…平和への祈り。オリンピックには、知られざる日本人の“泣き笑い”の歴史が刻まれている。本作では、1912年の「ストックホルム」から、1936年「ベルリン」、そして1964年「東京」までの3大会を中心に、激動の52年間を描いていく。勘九郎さんは、“オリンピックに初参加した男”マラソンの金栗四三(かなくりしそう)役を、阿部さんが“オリンピックを呼んだ男”田畑政治(たばたまさじ)役を演じる。勘九郎さんは、「この歴史ある大河ドラマを宮藤さんの本そして阿部さんとともにできるというのは本当にうれしいです。幸せですし、誇りに思います」と喜び、「金栗さん、教師時代いつもにこにこにこにこしていて生徒におしゃか様というあだ名を付けられた、というかあだ名がついたそうですので、この1年間長きにわたる撮影でございますけれども、笑顔を絶やさず、体力・気力・努力で走り抜けたいと思います」と意気込み。一方阿部さんは、「いま大河ドラマで『直虎』に出ていて、まさかないだろうなと思っていたので、声が掛かったんで本当にびっくりしてるところで」と驚きが隠せない様子。また、「テレビドラマに宮藤さんの作品10年以上出てないので、『あまちゃん』とかも出てる出てるって言われるんですけど出てないんですよ僕ね。『あまちゃん』に出なくてよかったなっていうか、『いだてん』に出られるってことで本当にすごいうれしいので、一生懸命頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします」とコメントした。また語り手には、“落語の神様”古今亭志ん生。架空の落語「東京オリムピック噺」の軽妙な語りに乗せ、“笑いの絶えない”ドラマを目指す。さらに、志ん生さん自身の波乱万丈な人生もドラマに挿入。生粋の江戸っ子である志ん生さんの目線で、明治から昭和の庶民の暮らしの移ろい、“東京の変遷”を映像化。そして、初の4K制作で、移り変わる“東京の町並みを映し出していく。2019(平成31)年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は2019年1月よりNHKにて放送予定(全50回)。(cinemacafe.net)
2017年04月04日映画『恋妻家宮本』の完成披露舞台挨拶が12月14日(水)、都内にて開催され、阿部寛、天海祐希らが登壇。初の夫婦役を演じた阿部さんと天海さんがお互いの印象を語った。同作は、子どもが巣立ち2人きりになった宮本夫婦で、ある日、妻が隠していた離婚届を見つけてしまうことから始まる、おかしくも愛おしい夫婦の物語。阿部さんは「天海さんとはスポーツクラブでよくお会いするのですが、ちゃんとお芝居をしたことがなかったのです」と明かした。「満を持して(監督の)遊川さんの作品でこうやって一緒にやれるというのは本当に嬉しかったです」と夫婦役の共演に歓喜したことを述懐。実際に演じてみて、「天海さんの目を見ているだけで、引き込まれると言いますか、心が見えてくる、そういう体験を映画の後半でしました」とふり返った。「僕が言うのもおこがましいけど」としたうえで、約20年前に宝塚歌劇団を退団して女優活動を始めたばかりのころの天海さんから「すごく色々なことが積み重なったのだな」と感じたそう。一方、そんな阿部さんとの共演を、天海さんは「楽しかったですよ」とにっこり。「大きいっていいなと思って。眼の前にハンサムな顔があるのはすごくすてきな経験でした」と軽快なトークで笑いを誘った。イベントには、夫婦役の2人のほか、菅野美穂、相武紗季、富司純子、遊川和彦監督も出席した。遊川監督は「現場で口を出す面倒くさい脚本家としていままでやってきましたけど、もともとは映画監督になりたくてこの世界に入りました」と告白。30数年前に母親から「お前、就職もしないでブラブラしているけど、どうするのだ」と尋ねられたときに、「映画監督になりたいのだ、俺は」と告げたエピソードを語った。母子家庭だったという遊川監督は、母親からあきれられると思っていたところ、「お前ならそういうことを言いかねないと思っていた」、「私がお前に与えられるのは自由だけだから好きにやりなさい」と母親から背中を押された思い出を、目を潤ませながら語った。遊川監督が「もしタイムマシーンがあるなら、30何年前の母をいまこの瞬間に連れて来たいくらい、自分は嬉しくて、今日はめでたい日です」と語ると、会場から大きな拍手が贈られた。『恋妻家宮本』は、2017年1月28日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年12月15日阿部寛が主演を務め、人気作家・東野圭吾の100万部突破の同名小説を実写映画化した『疾風ロンド』。本作で親子役を演じた阿部さんと濱田龍臣の親子2ショットがシネマカフェに到着した。医科学研究所の主任研究員・栗林和幸(阿部さん)は、仕事に追われる毎日。息子の秀人(濱田さん)とは、うまくコミュニケーションがとれない日々を過ごしていた。そんなある日、和幸が勤める研究所施設から違法生物兵器「K-55」が盗まれてしまう。窮地に陥った和幸は、極秘で「K-55」が隠されたスキー場を息子と訪れる。秀人は久しぶりの親子水入らずを喜び、徐々に打ち解けようとするが、父が「K-55」を探すために来たことを知り、不信に思う。そして、父との関係性を修復するため、ある決断をするのだが…。大惨事へのタイムリミットが迫る中、何だかちょっと頼りない(スキーも苦手な)中年男が、スキー場のパトロール隊員・根津(大倉忠義)とスノーボードクロス選手・千晶(大島優子)も巻き込み、生物兵器の行方を探す本作。監督を務めるのは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」や「サラリーマンNEO」の演出で知られる吉田照幸。映画『トリック劇場版』シリーズや『テルマエ・ロマエ』シリーズなど、長身でイケメンなのにコミカルな演技にも定評がある阿部さんが主演を務め、その息子役を演じるのは、子役からグンと凛々しく成長し、阿部さんとの親子役もまったく遜色のない長身イケメンぶりで魅せる濱田さん。このたび解禁となった劇中場面写真からも、“笑劇サスペンス”の一方で、親子の不器用な関係性が伺える。思わずほっこりとしてしまう親子愛も感じられるのも、本作の醍醐味といえそうだ。『疾風ロンド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月04日俳優の阿部寛が11月26日、都内で行われた主演作『疾風ロンド』の初日舞台あいさつに登壇した。原作は国民的ベストセラー作家・東野圭吾による100万部突破の同名小説。東野原作の『新参者』シリーズでも主演を務めている阿部は、「東野さんらしいサスペンスと思いきや、コミカルな部分もあるので、ぜひ用心してほしい」と笑いの要素を含んだ本作をアピールした。『疾風ロンド』舞台あいさつ その他の写真超巨大スキーリゾート地を舞台に、雪に埋められた超危険生物兵器の行方を探す使命を背負わされてしまった“何だかちょっと頼りなく、とにかくツイテない”主人公(阿部)の奮闘を描いたコメディタッチのサスペンス。舞台あいさつには阿部をはじめ、共演する大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督が顔をそろえた。スキーやスノボ、スノーモービルを多用したアクションも作品の見どころ。スキー場のパトロール隊員を演じる大倉は、「スノーモービル、気持ち良かったです」と振り返り、スノーボードクロス選手役の大島は「見たことない、体感型の映像が見られます。できれば4Dで見たいくらい」と映像の迫力を推していた。「もし一緒に映画を見るなら、誰がいい?」と質問に、阿部は「吉田監督と一緒がいいですね。『このシーンはどういうことですか?』と聞きながら、解説してもらいたい」。共演陣は「志尊くんですね。ふたり並んで映画館の座席にいたら、ザワつきそうじゃないですか?」(大倉)、「阿部さんがご自分の作品を見て、どんなリアクションをするのか見てみたい」(大島)、「いつもは優子と一緒に見てるけど(笑)、この作品は大倉くんかな」(ムロ)、「監督と一緒に見て、いろいろアドバイスをいただきたい」(濱田)、「ムロさんと一緒だと、ツッコミを入れてくれそうで楽しそう」(志尊)と思い思いの回答で、会場を沸かせていた。『疾風ロンド』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年11月26日TBSでは主演に阿部サダヲを迎え、来年1月期の金曜ドラマ枠にて「下剋上受験」を放送することが決定。なお、阿部さんのTBS連続ドラマ出演は、2006年放送の「誰よりもママを愛す」以来10年ぶりとなる。原作は、中卒の父と偏差値41の娘が最難関中学を目指した実話を描く、桜井信一の同名著書。ドラマはこの実話を基に、小5の夏から中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の奮闘を描いていく。主人公・桜井信一を演じるのは、幅広くどんな役でもこなす演技派俳優・阿部さん。中卒という学歴に立ち塞がる見えない壁に何度もぶち当たったが、持ち前のポジティブさと明るさで貧乏でも楽しく前向きに生きている不動産会社社員という役どころだ。阿部さんは今回キャスト陣との本読みの段階では、「ただのお受験ドラマにはならなそうで、何かおもしろいことことが起きそう」と期待。さらに「このドラマは、“絶対に諦めない”が一つのテーマだと思います。自分自身もそういう思いで役者になり、“こうなりたい”と思っていたことを少しずつクリアしてきました。桜井信一という役を通して、そういう思いを伝えていきたい」と意気込みも語った。また、信一の妻・香夏子役に深田恭子、偏差値41から最難関中学を受験することになる娘・佳織役には、オーディションで250人の中から選ばれた山田美紅羽が抜擢されている。中学受験未経験の深田さんは、まず「塾に通わず家の中で父と娘が勉強して受験に臨む方法があるのだなと、驚き」と話し、「現代なのですが、何故か懐かしく感じるこの温かい家族の中で、妻として、母として、奮闘していきたい」とコメント。一方山田さんは、阿部さんと深田さんとの共演に「最初はすごく興奮して、あいさつのときから緊張していましたが、一緒に演技をしていてすごくおもしろく、引っ張って行ってもらっている感じがします。それに負けないように頑張りたいと思います!」と気合十分だ。さらに、東大卒で大手ゼネコン2代目社長という対照的な経歴を持つ信一の同級生・徳川直康役を要潤、中学受験経験者であることからアドバイザー的役割になる信一の職場の後輩・楢崎哲也役を風間俊介、信一の父親で中卒叩き上げの大工・桜井一夫を小林薫が演じる。そのほか若旦那、皆川猿時、岡田浩暉、川村陽介、小芝風花も登場する。メインキャストとなる阿部さん、深田さん、山田さんの3人は、放送前に“学問の神様”として知られる「湯島天満宮」にて、ドラマのヒット祈願&全受験生合格を祈願。快晴に恵まれたこの日、湯島天満宮の拝殿で神妙な面持ちでお祓いを受け、その後絵馬に願い事を書き込み奉納していた。「下剋上受験」は来年1月期より毎週金曜22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年11月24日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が13日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露プレミアムイベントに、阿部、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督とともに登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。作品の舞台となる雪山にちなんで、レッドカーペットならぬ”ホワイトカーペット”を歩いた出演者たち。野外でのイベントとなったが、大倉は「雪山での撮影は意外と日が照ってて暖かかくて、ウェアも着てますし、この作品で関わった中で、今日が一番寒いですよね」と苦笑した。阿部は、大倉との最初の撮影で、監督から1分間カットがかからずアドリブで対応することになったエピソードを披露した。阿部は初対面の大倉と「なんかやるって雰囲気」になったが、「大倉くんが早々に逃げていちゃったんですよ」と振り返り、何をするか考えた末に「穴に落ちた」ことを明かした。「1分間地獄だった」という阿部だが、実際にそのアドリブシーンが本編に採用されたという。アドリブシーンから逃げてしまった大倉は「たいしてすることがなく、できる役でもなかったですし、ここはちょっとひとまず退散ということで……」と当時の心境を語って弁解。阿部のアドリブについて「こんなに大きな方が穴に落ちてるというだけでニヤニヤしてしまったので、ずっと笑いを我慢してました」と、和やかな撮影の様子を語った。また吉田監督は、雪山での撮影時「歩いていたら、後ろから突然パーカーの大きな人が『どこ行くんですか!』と声をかけてきた」と、大倉との交流を語る。吉田監督は「大倉さんが一人で徘徊していて、『監督!』とか言っていただかないと。誰かに襲われるんじゃないかと思って逃げようとしたたことを覚えています」と振り返ると、大倉は顔を覆って照れていた。
2016年10月13日俳優の石田純一が、29日に放送された読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』2時間SP(21:00~22:54)にゲスト出演し、都知事選出馬騒動の真相を告白した。石田は今年の7月6日に一部メディアで都知事選出馬が報じられ、8日の緊急会見で「野党統一候補ならば出させていただきたい」と条件付きで出馬を表明。ところが会見から3日後の11日に出馬断念を発表した。この騒動について、石田は「もともと政治に興味があり、市民団体とか推してくれるところがあった。実際、政府や自民党が強く、あまりブレーキがないという声はよく聞き、自分でできることがあればと…」と説明。違約金も発生する騒動となったが、ダウンタウンの松本人志が「もう懲りた?」と聞くと、「そうですね」と答えるも、「二度と?」という問いには、「二度とかどうかはわかりませんけど」。「俺らが出ていかなくていい世の中であってほしい」と話した。また石田は「11日に根回しを終えて出るか出ないかという話をしようと思ったんですけど、ちょっと漏れちゃったんですね」と先に情報が漏れてしまったと告白。違約金についても「もちろん発生しました」と話し、「天文学的な数字」になったという発言について聞かれると、「そうですね」と認めた上で、「でも、そのあともっといってたらケタがもう1個違っていましたね」と語った。番組には、石田の妻でプロゴルファーの東尾理子も出演。出馬についての相談は一切なかったそうで、「3日間の騒動だったのはびっくり。もっと長く感じた」と振り返り、「話が下手なのに政治家になるって…」と夫の判断が信じられなかったと話した。また、石田が、この騒動について「自分たち…」と言うと、「自分たちって…。自分でしょ!」と突っ込み、「2ショットやめてほしい」と嫌がった。
2016年09月29日俳優の石田純一と妻の東尾理子が、あす29日(21:00~22:54)に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『祝1000回突破 ダウンタウンDXDX 新装開店スペシャル』に出演。都知事選への出馬騒動で支払った違約金について言及する。石田は、7月に東京都知事選への出馬宣言を行ったが、その後すぐに撤回。当時のことを聞かれると、「政治に興味はるんですが…。推してくれる市民団体もあって…」と、しどろもどろになって、松本人志から「こんな歯切れが悪い人いますか?」と突っ込まれ、妻の東尾は「(出馬の)相談はないですよね」と苦笑いする。松本が「今回のことで、こういうのは懲りた?」と尋ね、今後の政界進出への意向を聞くと、石田は「2度とかどうかは分かりませんけど…」と言葉を濁しながら、「僕ら(タレント)が出ていかなくて良い世の中であってほしい」と希望。その上で、今回の出馬騒動で発生したというCMなどの違約金について、告白する。この日の放送には、タレントの若槻千夏も出演。芸能界から去り、アパレル業で成功したが、「クマタンってキャラクターを作ったんです。これが当たりまして、その時の年商が25億円というのは本当の話です」と明かす。ほかにも、陣内孝則、柳葉敏郎、具志堅用高、ゴリ(ガレッジセール)、出川哲朗、勝俣州和、上島竜兵(ダチョウ倶楽部)、土田晃之、国生さゆり、新田恵利、叶姉妹、鈴木拓(ドランクドラゴン)、中岡創一(ロッチ)、小島瑠璃子、川田裕美、春香クリスティーン、IMALU、小園凌央、白間美瑠(NMB48)、須藤凜々花(NMB48)が出演する。
2016年09月28日東京都知事選に出馬表明して注目を浴びた俳優の石田純一さん(62)がまたもや炎上発言をして話題になっています。石田さんは2016年7月から都知事選のためにテレビ出演を休止していましたが、 同年8月3日に『おはよう朝日です』(ABC朝日放送)に出演し約1か月ぶりにレギュラー復帰をしました。石田さんは同番組内でタレントの小倉優子さん(32)の夫と小倉さんと同じ事務所の後輩であるモデルの馬越幸子さん(25)が不倫していたことについて、『ルール違反もありますよね。不倫の中でも。妊娠中はまずい』とコメント。この発言に対し、ネット上では批判の声が多く上がっています。出典:東尾理子オフィシャルブログ「Route-R」Powered by Ameba●石田純一、ゆうこりん夫の不倫に「妊娠中はルール違反」と発言! ネットでは「不倫自体ダメだろ」とツッコミの嵐『不倫の中でもルール違反てwwそもそも不倫がルール違反だろうが!』『妊娠中だからとか関係ないから。そもそも不倫自体がダメでしょ』『石田さんはやってもOKな不倫があると思ってるの?さすが「不倫」は文化といっただけのことはある』『なんだろう、不倫を批判しているようで肯定してるよねこれ』『まるで妊娠中でなければ不倫はしていいみたいな発言。世間と価値観がズレすぎ』『こんな人が都知事になっていたらと思うとゾッとする』『この人はそろそろ黙っておいたほうがいい』『お前が不倫を否定しても説得力なさすぎ』『復帰早々炎上って笑。もうテレビ出ない方がいいよ』『理子さんはこの発言をどう受け止めてるんだろ』などなど、ネット上では石田さんに対する批判が殺到しています。都知事選出馬表明で世間を騒然とさせた石田純一さん。テレビに復帰してさっそく注目を集めていますが、今後どのような活躍を見せるのか要注目ですね。【画像出典元】・東尾理子オフィシャルブログ「Route-R」Powered by Ameba/(文/パピマミ編集部)
2016年08月03日2度目に訪れた新潟は梅雨のまっ只中。降り立った長岡駅でプティローブノアー(petite robe noire)デザイナー阿部好世さんと待ち合わせをして、阿部さんのルーツを辿る短い旅に出ました。阿部好世さんが2009年に設立したブランド・プティローブノアーは、日本製へのこだわりと、“古いものと新しいものをつなぐ”という考えのもとにものづくりを行って今年で8年目を迎えました。ここ新潟県長岡市には阿部さんが、ものづくりを仕事にしたいと決めた、原点とも言える場所があります。ー高校時代にはどんな思い出がありますか?阿部さん: ものを細々と作ることはどうやら小さい時から好きだったみたいで、高校時代に自作のフォトフレームやヘアピンをラッピングして友達にあげたりしていたようです。そこから派生して、将来的にものを作りたい、アパレルの仕事に携わっていきたいと高校生の時に意志を固めたことをはっきりと覚えています。この学生時代には、今の私を築く思い出たくさんあります。当時、私の尊敬する先輩から「自分の引き出しに好きなことを沢山蓄えていることが、デザインの仕事をしていくためには何よりも重要だよ」と言われたことがあって、その時に自分のアイデアを持つ重要性について考え始めました。それから、“好き”と感情が揺れること、心に引っかかることが大切だと思って、雑誌の好きなページや好きな柄、好きな言葉など気になるものは何でもクリッピングしたり、押し花をしたり、意識的に“好き”を収集していきました。集めるだけではなくて、“何故好きなのか”を自分で明確に頭の中で整理もしていました。そんな自分の“好きなもの”を集めた結果、今現在暮らしている忙しい東京の暮らしの中でも、いつか見た、見渡す限りに広がっていた山林に突然現れた紫色の花畑や、静まり帰る夕方に生い茂る誰もいない森、赤く染まった朝焼けなど、つい忘れてしまっていた、ここで育ったからこそ感じ得た感動がフラッシュバックすることがあります。広がる田園風景の中を歩きながら当時の思い出を巡ります。阿部さん: 東京に出てきて初めて、生まれ育った場所の環境的豊かさに気がつきました。いつも側に自然があることや、水や空気が違うこと、星が綺麗に見えることなど。今、制作でデスクに向かってデザインを考える時は、ふっとそういった「自然」を自分が根底に求めていることに気がつきます。“花のモチーフ”とか、“葉っぱ”とかそういう発想という意味ではなくて、デザインに直結しないもっと深いクリエーションの源になる部分の話です。歳を重ねると見るものも考え方も変わるけれど、若い時に経験して今もまだ記憶に残っていることって、当時それだけ気持ちが振り切れたということだと思うから大切にしていきたいと思っています。そういうものをこの土地では沢山見てきたし、経験をしてきたと思います。ー最近は、より地域に根ざしたものづくりに着目していると伺いました。阿部さん: 考え方としては設立当初からのテーマでもありました。私はそこでしかできない事、その環境で生きている人によって、そこでしか成り立たないものに意味があるのではないかと思っています。単体で考えれば世の中には既にものが溢れきっているけれど、「本来何故そこでものが生まれたのか?」と、その土地土地というフィルターを通せばものづくりの意味を感じることできると思います。例えば、水が綺麗な土地でないと染色をする上で良い色に染め上がらないとか、ものづくりってそもそもそういうところがあって、だからこそ地場の産業が栄えたりしていますよね。実際にその土地に行けば肌で感じられるその理由も、ものだけで切り取ってしまうと感じにくくなってしまうこともあります。極論を言うと、そこの地域でしか会えない人を目がけて自分が動いている。または、その相手と関わることで自分も動かされる、そんな感覚です。その人じゃなきゃできない、そこでしかできないものづくりをこれからも行っていきたいと思っています。ー徐々に拡大している事業ですが、今に至るまでのビジネスプランは昔から思い描いていましたか?阿部さん: 全くです。高校生の時にどこかの組織には属さずに働いていきたいと決めてから、設立当初は一人でブランドを担っていこうと思っていました。今は、自分に負けない強さを根底に持ちつつも、仕事で関わる方々、自社のチームのメンバーのおかげで一緒に良いものづくりができています。自然と“輪”が広がるように色んな人と人とがつながりで仕事をさせてもらえる事にも大変感謝しています。お客様には、“どれだけ驚きを与えられるか?”を念頭に置いて、自分も今まで見たことが無いものをつくる、良い意味で裏切られる想定外のものづくりを目指しています。「わ、綺麗」、その一方で「うわっ」と最初は思われるかもしれないけれど、あとからその良さがじわじわ分かってもらえたらいいなと思っています。その両極端が無いと、真の感情は動かせられないと思っています。7月20日から8月1日まで、伊勢丹新宿本館3階のウエストパーク/プロモーションに、プティローブノアーのポップアップショップ「Circle of pieces ー プティローブノアーからつながるコトゴト」がオープンする。このショップには、プティローブノアーが鎚起銅器職人の渡辺和也さんやカフェ・ツバメコーヒー、G.F.G.S.など新潟に根付く職人や企業とコラボレーションしたアイテムがそろいます。【イベント情報】「Circle of pieces ー プティローブノアーからつながるコトゴト」会期:7月20日~8月1日場所:伊勢丹新宿本館3階のウエストパーク/プロモーション→次はG.F.G.S.代表の小柳雄一郎さん×阿部好世さんの対談へ。→目次へ戻る。
2016年07月16日タレントのYOU(51)が、都知事選への出馬を断念した俳優・石田純一(62)について12日放送のフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~12:55)でコメントし、司会の俳優・坂上忍(49)が絶賛する場面があった。石田は今月8日、「野党統一候補」の条件付きで都知事選への出馬を検討していることを表明したものの、11日にはあっさりと出馬を断念。同番組でもこの話題が取り上げられ、柳原可奈子「どうしちゃったんですか?」、ヒロミ「どうしたんでしょうね」、坂上忍「(政界進出には)嫌われる覚悟を持って」など出演者からの厳しい声が相次いだ。石田が"袋叩き"状態になる中、コメントを求められたYOUは「私は石田さんが(政治に)向いているとか、何ができるのかとかは置いといて。まずは奥さま目線で」と前置きし、"不倫は文化"などから世間を騒がせてきた石田の人生を振り返った。YOUにとっての最近の石田は「とてもすてきな風に落ち着いた」と好印象だったようだが、今回の一件で「また、やった」とバッサリ。そこから、「私はそういう意味では何かすごく、"生きている"感じとか"オス"を感じて。逆に私はちょっと抱かれてもいいと思った」と男性としての魅力を赤裸々に打ち明けて、石田を持ち上げた。スタジオが盛り上がる中、坂上は思わず立ち上がって「うまいねー!」と絶賛。YOUは満足気に「ちょっと抱かれてもいいかな」と繰り返して笑いを誘っていた。
2016年07月12日俳優の坂上忍(49)が、12日に放送されたフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~12:55)で、都知事選への出馬を断念したタレント・石田純一(62)についてコメントした。石田は今月8日、「野党統一候補」の条件付きで都知事選への出馬を検討していることを表明。ところが11日、都内で会見を開き、正式に出馬を断念したと発表した。このことを受け、坂上は「百歩譲って僕なりにかばうとするならば」と前置きし、「本当に良い人なんです。間違いなく」とその人柄を褒め、芸能界の先輩でもある石田をまずは立てた。その上で「ただね」と続け、「いろいろなところに気を使って、結局何を言ってるか、何を言いたいのか分からない」と会見の発言内容に苦言。「都知事に立候補しようとしているのに、言っていることは国政。そういうことはどうだって言い」とバッサリ切り捨て、政界に進出するのであれば「いい顔はやめてほしい」と求めた。その真意は、「嫌われる覚悟を持って『俺はこうしたいんだ』と言ってくれないと」。一連の騒動を「何を言ってるか分からない。何を言ってるか分からない出馬会見もどきで、何を言ってるか分からない出馬断念もどきだった」と振り返り、「俺も何言っていいか分からないんだよ!」と叫んでスタジオの笑いを誘った。
2016年07月12日