イギリスの老舗陶磁器メーカー「ウェッジウッド(WEDGWOOD)」が、初代ピーターラビットコレクション「グリーンライン」を数量限定で復刻。全国の有名百貨店内ウェッジウッド ショップ、およびウェッジウッド公式オンラインショップにて発売する。緑色の唐草模様が特徴の「グリーンライン」は、ピーターラビットシリーズの中でもコレクターの中でも圧倒的人気を誇るコレクション。今回、ライセンス70周年を記念して、1949年に誕生したこの初代コレクションが現代に甦った。素材には、「ウェッジウッド」の代名詞である美しい乳白色のファイン ボーン チャイナを新たに採用。デザインは当時の絵柄を基に、絵本の水彩画の淡く柔らかな色合いを忠実に再現している。アイテムラインナップは、2サイズのプレート、ボール、ティーカップ&ソーサー、マグの全5種類。派手さを抑えたレトロクラシックなデザインは、現代のインテリアとの相性も良く、結婚や新居祝いのギフトとして贈っても喜ばれそうだ。【商品情報】ウェッジウッド「ピーターラビット グリーンライン」発売日:2018年3月28日(水)アイテム・価格:プレート 21cm 4,320円(税込)、プレート 18cm 3,240円(税込)、ボール 16cm 3,780円(税込)、マグ 4,320円(税込)、ティーカップ&ソーサー 5,400円(税込)取扱店舗:全国の有名百貨店内ウェッジウッド ショップ、およびウェッジウッド公式オンラインショップ【問い合わせ先】TEL:03-6380-8159
2018年04月02日渋谷からもアクセスが良くのんびりとお買い物できる下北沢。若者の遊び場としての印象が強い町ですが、雑貨や、古着、アンティークなどレトロなアイテムをそろえることができる街でもあります。今回は、そんな下北沢でこだわりを持ったお店〔TIMEMACHINE〕をご紹介します。愛好家がこぞって集まるアンティークショップで、どの様な出会いがあるのでしょうか?ヨーロッパのアンティークを中心に、世界中のアイテムが集まるお店今回お邪魔した〔TIMEMACHINE〕では、ヨーロッパのアンティークアイテムを数多く取り扱っています。店主が各国に直接出向き、現地買い付けしているというアイテムは、どれも魅力的なアイテムばかり。古い工芸品であっても、そのまま使える様なものが多いです。例えば、時計についても、一度メンテナンスをしてから店頭に並べているそう。どのアイテムも購入してから、手をかけずに使うことができます。こうした目利きと品質の点から、アンティークショップとして人気を博しています。陶磁器の動物シリーズが大人気人気商品はどれか伺うと「陶磁器でできた猫の置物」を紹介されました。たしかに、これは集めたくなるかわいさ。どれもヨーロッパから仕入れてきたアイテムで、100年くらい前の有名陶磁器ブランドのアンティークだそうです。木彫りの工芸品は、どれもはっきりした顔の動物が多く、アンティークならではの風合いを楽しめそうです。こうしたアンティークアイテムの管理はちょっと難しいかな?と思っていたのですが、店主の方曰く、最大の敵の「乾燥」と「日光」を避ければ大丈夫とのことでした。極度な乾燥は、割れや痛みにつながってしまうらしく、風通しのよいところに置いた方が良いそうです。また、直射日光は退色の原因になるので、絶対に避けた方がいいとのこと。歴史あるアイテムだからこそ、次の世代にも受け継いでいきたいですよね。現代住宅でも使えるアンティークランプ続いて気になったのが、店内にたくさん下げられているシャンデリアとランプです。現代では見かけることの少ない珍しい吹きガラスのランプもあります。こちらのランプやシャンデリアは、1920年代のフランスのものを輸入しているそう。しかも、ランプの中のソケットなどは加工済みで、購入後すぐに使用可能とのことでした。ところどころに見える小さな傷や、手作りならではの歪さも、アンティークの良さを感じさせてくれます。珍しい物をプレゼントしたいなら、アンティーク食器がオススメ店に来る人の中には、プレゼント品を探しに来る人も多いそうです。中でも人気なのが1700年代の銀食器。300年前ということもあり、当時の貴族や特権階級の方たちしか使うことができなかった超高級食器が並んでいます。どれも細工が細く、特別なときに使用したい逸品です。新生児が生まれた人に、お守りとしてのスプーンもいいかもしれません。アンティークショップの楽しみはアイテムを探すだけでなく、それぞれの由来を学ぶことも楽しみ方のひとつ。どんな持ち主が使っていたのか想像がふくらみます。さいごに店内に入ると、100年前のヨーロッパにタイムスリップしたかの様な、魅力的なお店でした。アイテム一つ一つに歴史がある点を学びつつ購入すると、想像が膨らみます。また下手なアンティークに手を出すと古くて壊れたものを買ってしまうイメージを持つ人も多いのでは?こちらのお店では販売前のメンテナンスがしっかりしており、大切に使えば長く愛用できるものばかりでした。何度も行きたくなる、アンティークショップです。ぜひあなたも足を運んでみませんか?【店舗情報】●店舗名:TIMEMACHINE●住所:東京都世田谷区代沢2-29-3●定休日:水曜日●営業時間:12:00~19:00●問い合わせ先:電話番号03-3487-6373●HP:
2017年12月27日京都の工芸品が集結するイベント「京都 手しごと 祝いもの」が、大阪・阪急うめだ本店にて開催される。期間は2018年1月10日(水)から1月16日(火)まで。京都の若手職人による艶やかな扇子や美しい陶磁器今回のイベントのコンセプトは、新春に合わせた「祝い事」。イベントでは、28名の職人による250点以上もの工芸商品がテーマごとに販売され、トークセッションやワークショップなども実施される。主催は、京都府が伝統産業の活性化をめざし、未来を担う若手職人の育成とネットワーク形成を目的に設立した「京都職人工房」。歴史的な神社仏閣を保有する京都の手仕事の魅力と、若手職人の斬新なアイデアが詰まった工芸品を、3つのセクションに分類して展開する。「信仰」エリアでは、艶やかな扇子、魔鏡、金箔ブックカバー、御朱印帳が販売される。色鮮やかな花が咲く着物、帯、ストール、財布、アクセサリーなどが揃うのは「装い」エリア。「飾り」エリアには、美しい陶磁器、漆器、西陣箔箸、金彩箸置きなどをラインナップする。実演やワークショップも京都の若手職人たちによる、祝い事や信仰をテーマにした「トークセッション」や、手描き友禅や金継ぎなどの「実演」も実施する。「ワークショップ」では、御朱印帳を用いたアルバム作りや、ろくろを用いた蕎麦猪口作り、真鍮のバングル作りなどを体験することができる。【詳細】京都 手しごと 祝いもの期間:2018年1月10日(水)~1月16日(火)時間:10:00~20:00 ※金曜、土曜 21:00まで、最終日 17:00まで場所:阪急うめだ本店 10階 うめだスーク 中央街区パーク住所:大阪府大阪市北区角田町8番7号内容:工芸商品の販売、トークセッション、実演、ワークショップ
2017年12月04日東京・銀座にあるギャラリー、ポーラ ミュージアム アネックスでは10月7日から11月5日まで、インドネシアを代表する若手アーティスト、アルベルト・ヨナタン(Albert Yonathan)の展覧会「TERRENE」が開催される。粘土を用いた陶磁器制作を行うアーティストのアルベルト・ヨナタン。作品の全てのパーツは、雛形などを使わず自らの手で作り上げている。2013年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、インドネシア館代表アーティストの1人として最年少で選出された注目の若手アーティストで、現在、国立新美術館と森美術館で開催中の東南アジアの現代アーティストたちのグループ展「Sunshower」にも参加している。タイトルにラテン語の土(terra)を語源とする「TERRE」を冠した同展では、海外から高い評価を受けている陶磁器を使用したインスタレーションを中心に、映像やドローイングなど、現在進行中の新プロジェクトを含め約10点が展示される。同展に際し、アルベルト・ヨナタンは「物質と無形、世俗的と精神的など、正反対同士の間を探ることが本展の中心的な目的となる」と語っている。【展覧情報】「アルベルト・ヨナタン『TERRENE』」会期:10月7日~11月5日会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)会期中無休入場無料
2017年09月23日長崎の陶磁器‟波佐見焼”を集めた「はさみストア」が、JR博多シティ アミュエスト1F ポップアップステージにて、2017年2月17日(金)から3月26日(日)まで期間限定オープン。江戸時代から400年以上続く歴史ある長崎県の波佐見焼。観光スポットとしても近年注目を集める長崎県波佐見町から、これからの波佐見を代表する窯元・メーカーやインテリア雑貨などが大集合する。実用性とデザイン、豊富なカラーバリエーションにこだわりを持った、HASAMIブランド「マルヒロ」、波佐見焼のオピニオンリーダーともいえる「西海陶器」が出店。また、TSUTAYAとコラボレーションした紙製のクラッチバッグやブックカバーを開発する「岩嵜紙器」など、ここでしか手に入らない新商品や期間限定アイテムなどが並ぶ。江戸時代から現代まで進化してきたモダンでおしゃれな波佐見焼をぜひチェックしてみてはいかが。【詳細】はさみストア開催期間:2017年2月17日(金)~3月26日(日)開催場所:AMU EST 1F POPUP STAGE営業時間:10:00~21:00住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1参加ブランド例:マルヒロ、アイユー、岩嵜紙器、西海陶器、藍染窯、京千
2017年02月13日陶磁器会社のナガエ(NAGAE)による「ホテルレストランウェア せともの市」が、10月27日から11月20日までパスザバトン表参道店内のパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)にてスタートした。ナガエは1300年の歴史を誇る日本六大古窯のひとつである“瀬戸”の地で、1908年に磁器の型職人の長江兼松が興した伝統の技術を受け継ぐ陶磁器会社。今回開催される「せともの市」では、カタログでは取り上げられていないデッドストック品や、生産の工程でどうしても出てしまうB品を一堂に展開。高級レストランで使用されているリュクスなものから、カフェなどで使用されているカジュアルなものまで、一般の流通ではあまり出回らない業務用食器をメインに様々な陶磁器が取りそろえられた。11月5日、12日、19日の14時から18時には、オリジナルの陶磁器が作れるワークショップも開催。マグカップやプレートにフルーツやフラワーなどの絵付け転写シールを選んで貼り付けることで世界にひとつだけのアイテムを作ることができる。【イベント情報】「ホテルレストランウェア せともの市」会場:パスザバトンギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ地下2階 パスザバトン表参道店内会期:10月27日~11月20日時間:11:00~21:00(日祝日は20:00まで)
2016年10月28日「日常の暮らしの中で見過ごされがちだけど、実はとても便利なもの」を探し出し、今の時代に合わせて改良・再生してきた無印良品のプロジェクト「Found MUJI」。今月~11月にかけて、「日本の器」をテーマにした企画展と、1980年から始まったこの活動を振り返る企画展が開催されます。この機会に、あなたも「Found MUJI」の活動を知ってみませんか?日々の食に、陶磁器を。Found MUJI企画展「日本の器」開催ものを「つくる」というよりも、ものを「探す、見つけ出す」という姿勢で生活を見つめてきた無印良品。世界中から探し出してきた "長くすたれることなく活かされてきた日用品" を、生活・文化・習慣の変化に合わせて少しだけ改良し、適正な価格で「無印良品のものとして」再生してきた。無印良品は、2003年より、この活動を「Found MUJI」と名付けている。2011年に無印良品1号店が「Found MUJI青山」としてリニューアルし、世界各地の店舗にもその売り場が広がっている。今回は、このFound MUJIの企画展「Found MUJI 日本の器」を紹介。「Found MUJI」公式HPはこちら「Found MUJI 日本の器」展 公式ページはこちら「Found MUJI 日本の器」は、古くから続く焼物の産地より、その地の象徴的な器を紹介する企画展。展示と同時に、笠間焼 、信楽焼、伊賀焼など、さまざまな種類の陶磁器が販売されている。土は、窯場のそばで採れる土を丁寧に粘土にして、人の手でかたちづくり、森から切り出された薪で時間をかけて焼き固めることで、はじめて道具になるもの。現在では原料も焼き方も様々なものの、古くまでさかのぼって話を聞けば、どの窯場でも、よい土があり薪が採れる森があり、商品の流通に適した土地が焼物の産地として栄えてきたことがわかる。もはや、陶磁器はその土地そのものなのだ。そして、陶磁器は食器としてだけでなく、水や調味料を入れたり保存食をつくる瓶などとしても使われており、暮らしに欠かせないものだった。陶磁器の多様性は、海も山もあり四季が豊かな日本の食と切り離すことはできない。【「Found MUJI 日本の器」展】「Found MUJI 日本の器」展は、店舗により開催期間が異なる。事前に情報を確認しておこう。開催期間および開催店舗は、変更になる場合もあるので注意。◆10月27日(木)まで有楽町/Found MUJI 青山◆11月10日(木)まで池袋西武/コレド室町/丸井吉祥寺/テラスモール湘南/名古屋名鉄百貨店/京都BAL/グランフロント大阪/神戸BAL/MUJIキャナルシティ博多販売されているのは、どれも食卓ですぐ使えるものばかり。土地の土を活かし人々の暮らしに根付いてきた陶磁器を、あなたも日々の食に取り入れてみては?"感じ良い暮らし" をめざして― Found MUJIの37年の軌跡をたどる、「再発見 再創造 Found MUJI」展さりげなく・なにげなく人の暮らしに寄り添う日用品を求めて、日本のみならず世界を旅してきたFound MUJI。10月21日(金)から始まる「再発見 再創造 Found MUJI」展では、その1980年からの歴史を振り返る。Found MUJIが探しているのは、日常の暮らしの中で見過ごされがちな、変哲なくすぐれた品々。ごく普通の道具でありながらも、どの地でもしっくりとくる機能、そして飽きのこない美しさを備えたものたちだ。Found MUJIは、こうしたものの作り手と一緒に、社会・時代・地域を自然に越えて人のくらしに根ざすものを作ってきた。この「再発見 再創造 Found MUJI」展では、未来を見すえたこの活動の軌跡をたどることができる。生活用品の無造作な魅力と人の営みの普遍を求め、"感じ良いくらし" を目指し、作り手と使い手がともに歩んだ道のりだ。タイトルからも分かるように、この企画展のテーマは「再発見と再創造」。過去を振り返るだけでもなく、走り続けるだけでもない。Found MUJIのそんな意志が感じられる企画展になっている。興味がある人は、ぜひ。【企画展「再発見 再創造 Found MUJI」展】(入場無料)◆主催: 無印良品◆日程: 2016年10月21日(金)~11月27日(日)◆時間: 10:00~21:00◆会場: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI「再発見 再創造 Found MUJI」展 公式ページはこちら「再発見 再創造 Found MUJI」展 お問い合わせはこちら
2016年10月19日著者撮影日本で有名な陶磁器といえば、有田焼や九谷焼などを思い浮かべるだろう。ベトナムでは、北部に代表される色柄が豊富な「バッチャン焼」と素朴でレトロな味わいの南部の「ソンベー焼」が有名だ。また、近年では、ベトナム発のモダンなデザインの器も登場している。 雑貨や料理が好きな人は、旅行の思い出にベトナムの器をお土産にしてみては?今回はベトナムの器4種類とそれらが買える代表的なお店をご紹介。ショッピングの参考にしてみて。 1.バッチャン焼著者撮影AUTHENTIQUEハノイ近郊の村、バッチャンで伝統的な製法で作られる陶器。柄は手書きで、自然をモチーフにしたものが主。それぞれの柄には「幸運」「金運」などの意味が込められている。著者撮影AUTHENTIQUEレタントン通りとマックティブォイ通りに店舗を構える「AUTHENTIQUE」では、モダンなデザインのバッチャン焼が多数。他に伝統的なデザイン、青磁や白磁のシンプルなものも。————————————「AUTHENTIQUE」の> 2.ソンベー焼著者撮影QUAN BUIにて。棚に並んでいるのがソンベー焼ホーチミン市から車で1時間のところに位置するビンズオン省(旧ソンベー省)で作られる陶器。ベージュ地に紺色の縞模様が入ったもの、温かみのあるレトロな花柄が描かれているものが多い。何枚も重ねて焼き上げるため、重なっていた部分に凹凸ができていたり、色がまばらになっていることもあるが、それも庶民的なソンベー焼きの持ち味となっている。著者撮影ビンタイ市場今では目にする機会が少なくなってしまったが、ドンコイ通りの雑貨店や「QUAN BUI(ベトナム家庭料理レストラン)」、チョロン(中華街)のビンタイ市場では少し取扱いがある。————————————「QUAN BUI」の> 3.amaï (アマイ)著者撮影SADEC DISTRICTベルギー人女性とオランダ人女性の2人が手がけるベトナム発のおしゃれなテーブルウェアブランド。手にとってみると、その薄さと軽さにきっと驚くはず!デザイン性が高いだけでなく、とても丈夫で、重ねて収納ができ、電子レンジ使用可能と実用性も兼ね備えている。著者撮影SADEC DISTRICTホーチミンでは、2区の子供も楽しめるカフェ「the Snap Café」や1区のセレクトショップ「SADEC DISTRICT」で取扱いがある。特に中心部にある「SADEC DISTRICT」はアクセスがよく、種類が豊富に揃っているのでおすすめ。お土産にぴったりなギフトセットもある。————————————the Snap Café(ザ・スナップカフェ)URL:営業時間:7:30~22:30電話番号:(+84)8-3519-4282住所:32 Tran Ngoc Dien , District2 , Ho Chi MinhSADEC DISTRICT(サデック・ディストリクト)URL:営業時間:9:00~21:00電話番号:(+84)8-3911-7547住所:3A Ton Duc Thang , District1 , Ho Chi Minh 4.漆器©NGAホーチミンには漆器を扱うお店が多い。漆器と一言で言っても、シックな色合いのものからポップなものまで、さまざまなデザインがある。マックティブォイ通りからレタントン通りに移転した「NGA(ガー)」では、芸術性の高い美術品のような漆器を多数扱っている。©NGA————————————Nga(ガー)URL:営業時間:8:00~21:00電話番号:(+84)8-3823-8356住所:91 Le Thanh Ton , District1 , Ho Chi Minh ©TRIPPINGカラフルでポップなデザインを探しているなら、ドンコイ通りの雑貨店やレロイ通りのセレクトショップ「DUY TAN」を覗いてみよう。お箸がセットになった丼、レンゲなどがある。————————————DUY TAN(ユイタン)URL:営業時間:9:00~20:00電話番号:(+84)8-3824-4860住所:76A Le Loi , District1 , Ho Chi Minh (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年08月19日「子どものうちから本物に触れさせたい」というママたちにおすすめなのが、シンプルでかわいい陶磁器の食器。その中から特におすすめのものを3つご紹介します。■洋食におすすめ! Madu(マディ)のこどものうつわ空や果物など飽きのこないデザインが特徴のMaduの子ども食器。お茶碗にもなる「ボウル」、ランチプレートなどに便利な楕円形の「プレート」、スープにも便利な「マグ」などがあります。厚手の作りで、食器が欠けたり、割れたりしにくいのも嬉しいところ。ただし、そらシリーズ以外は頻繁にデザインをリニューアルするので、万が一割れた場合、同じものを買い直すのは少々難しいかもしれません。また、コップはガラス製で、割れたときに飛び散るのが心配なので、わが家では代わりにKEYUKAの「クラップ タンブラー」(ガラスに見えるプラスチックのコップ)を使っています。■和食におすすめ! NARUMIのクラウンキッズ大人の食器と並べても違和感がないのがナルミの子ども食器。「しるわん」は大人の汁椀をそのまま小さくしたようなデザイン、「めしわん」はシンプルで種類が豊富、「湯のみ」も子どもが持ちやすい大きさになっています。「シンプルすぎて子どもが喜ばないのでは?」と思われるかもしれませんが、子どもにとっては大人みたいな格好いい食器が持てるのが逆に嬉しいみたいです。おじいちゃん・おばあちゃんが、お孫さんが来たときのために買っておくのにもおすすめです。■組み合わせて使える! 無印良品の家族で使える子ども食器片手マグ、両手マグ、深皿、平皿、小皿など、種類が豊富な無印の子ども食器。お気に入りの食器シリーズに足りないものがあったとき、無印のものを組み合わせると違和感なく収まります。値段が500円前後とリーズナブルなのも、うれしいところ。本当に何の模様もない真っ白な磁器の食器なので、ちょっと物足りないというときには、「らくやきマーカー」などで自分の好きな模様や文字を書いてみるのも楽しいかもしれません。割れる心配はあるものの、「重くてズレにくい」「ケチャップなどの色うつりがない」などメリットも多い陶磁器の食器。お子さんが食器を落としにくい年齢になった頃にでも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?・ Madu (マディ)|HAKKA公式オンラインショップ ・ KEYUCA(ケユカ) クラップ タンブラー ・ NARUMI.com | クラウンキッズ(子供食器) ・ 家族で使えるこども食器 | 無印良品ネットストア
2016年04月23日イッタラ(iittala)が、イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)とのコラボレーションによる陶磁器、ガラスウエア、及びホームテキスタイルのコレクションを発売する。今回、世界を代表する両ブランドのコラボレーションにより製作されたのは、日々の生活に溶け込むホームコレクション。カップ、プレート、プラター、フラワーベース、プレイスマット、ナプキン、テーブルランナー、キャンドルホルダー、クッションカバー、テーブルフラワーといったアイテムが全30種類展開される。テキスタイルアイテムは、イッセイ ミヤケの独自の折りやプリーツの技法により作られたもの。テーブルフラワーは、自宅の鍵を置く場所などとして使用することができる。また、ティーライトキャンドルを灯した陶磁器のキャンドルホルダーは静寂を誘い、穏やかな時間をもたらしてくれる。なお、カラーはそれぞれ春の訪れや花々の優しい色からインスピレーションを得た。なお、現在から29日まで松屋銀座の1階 プロモーションスペースにて販売されている。
2016年02月27日キッチンまわりを中心に、毎日の暮らしを支えてくれるお道具たち。完成された「用の美」が際立つ、京都ならではの逸品を、陶磁器デザイナーの河原尚子さんに教えてもらいました。陶磁器デザイナーとして国内外で活躍する河原尚子さん。お道具としての工芸品を求める際は、何より「自分の暮らしになじむこと」をイメージするそう。「美しくても、日常に取り入れづらくてしまいっぱなしではもったいない。といってカジュアルすぎず、ほどよい緊張感で扱えるものが理想です。『金網つじ』さんのコーヒー匙など、これを使いたいために豆のミルを買ったり(笑)」作り手の心意気が伝わる品かどうかも気になる点。「京都は長い歴史の中で磨かれてきた技術が息づく街。ふとした使い心地のよさ、素材の上質さは、職人さんが誇りを持って作り上げた証。それを手に入れた以上、大切に使い続けたくなりますね。そうして経年変化で味わいが生まれ、さらに愛着がわくはず」そんな河原さんおススメの道具たちはこちら。■使いやすさを凝縮したミニマムデザイン『鍛金工房(たんきんこうぼう)WESTSIDE33』の真鍮カトラリー金槌を使い、手作業で丹念に作り出される料理道具が揃う工房直営店。「アルミのお鍋やお玉も愛用していますが、さすが!と感激したのが真鍮のカトラリー。無駄をそぎ落としたデザインでありつつ、有機的な曲線が手や口にしっくりとなじみます。バターナイフは持ち手にさりげなく刻み模様が入っていて、手が滑りにくく機能的」。使ったらすぐに洗って水気をしっかり拭き取ることで、上品な輝きを長く保つことができる。¥1,900。東山区大和大路通七条下ル七軒町57810:00~18:00火曜休TEL:075・561・5294■料亭気分で燗酒を楽しむなら『清課堂(せいかどう)』の錫鎚目(すずつちめ)ちろり江戸後期に錫師として創業した、現存する日本最古の錫工房。「こちらの代名詞ともいえる一品が、お酒の燗をするためのちろり。金鎚で叩き出して成形した跡がそのまま優雅な模様になっていて、目を奪われます。錫は手触りが柔らかで、熱の伝導率もいいのですぐにお燗ができるのが嬉しいですね。これからの季節、ますます活躍しそうです」。お酒以外に、ピッチャーのように使っても。¥ 19,000。中京区寺町通二条下ル妙満寺前町46210:00~18:00無休(1/1~3休):075・231・3661■コーヒー好きにはたまらない『高台寺 金網つじ』のコーヒー匙「金網のお道具がこんなに繊細だとは思いませんでした」と河原さん。その専門店だけに、焼き網に豆腐すくい、蒸し網、ワイヤーバスケットなど、アイテム展開は驚くほど豊富。「コーヒー豆をすくうさじは、伝統の技法でしっかりと手編みされた編み目が芸術的で、柄も手におさまりやすい。目が粗いので豆のくずがふるえます。使い続けるうちに、光沢のある銅が落ち着いたトーンになるのが楽しみです」。¥ 12,000。東山区高台寺南門通下河原東入枡屋町362‐510:00~18:00不定休:075・551・5500◇かわはら・しょうこ京都で6代続く茶陶の窯元「真葛焼」に生まれ、陶板画作家、グラフィックデザイナーとして活動。器のブランド『SIONE』を主宰。※『anan』2015年11月4日号より。写真・内藤貞保文・本庄 彩
2015年10月31日英陶磁器メーカー、ウェッジウッド(WEDGWOOD)は3月5日、新シリーズ「スプリング ブロッサム」を発売する。このシリーズはマグ、プレート、カップ&ソーサーの全6点から構成され、それぞれに桜の絵付けが行われた。マイカ(雲母)で仕上げたシルエットは絵柄に奥行きを与え、そこにピンクのグラデーションが咲き誇る桜を繊細に表現している。縁にはアーカイブにインスピレーションを得た金模様が配置され、印象をエレガントにまとめ上げた。更に、「スプリング ブロッサム カップ&ソーサー」(1万から)では、カップの内側にも桜が描かれ、それが水面に揺れる姿が楽しめる。一方、「スプリング ブロッサム プレート 20cm」(8,000円)はベースにブルーを配色して、青空に桜が舞い散るような美しい光景を描き出した。取り扱いは全国百貨店の直営ショップ、または公式サイトで行われる。
2015年03月05日「セトモノ」といえば陶磁器のことだが、愛知県瀬戸市とその周辺で生産される陶磁器を指す“瀬戸焼”のことでもある。日本六古窯にも数えられる、言わずと知れた日本を代表する産地ブランドだ。12月2日(火)・3日(水)の2日間にわたって表参道・スパイラルガーデンにて開催されたエキシビション「made in Seto」では、「瀬戸をめぐる旅」をテーマに、産地としての瀬戸の魅力を再発見し、そこで育まれてきた「セトモノ」の歴史とクオリティ、そして未来へ向けての可能性を探るべくさまざまなコンテンツが展開された。12月2日、3日の2日間での来場者は約1,200名に上った。モデルや写真家として活躍するKIKI氏が、瀬戸のナビゲーターとなって、自らが旅したリアルな瀬戸を紹介した展示や、株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所の赤池学氏を始めとする世界で活躍するクリエイターやバイヤー、科学技術研究者らがセレクターとなって「瀬戸」の魅力を紹介するコーナー、瀬戸の窯元、窯業事業社とデザイナー達のコラボレーションから生まれる新しい商品開発プロジェクトなど、ひらかれる陶都「瀬戸」としての新プロジェクトが立ち上がり、日本国内外に向けて発信された。エキシビションは終了したが、スパイラルカフェ(スパイラル1F)では引き続き、「made in Seto」とのコラボレーションカフェを開催しており、瀬戸焼の器で料理、飲み物を提供している。瀬戸焼に触れて体感することができるこのコラボレーションカフェは、今月29日(月)までの期間限定となる。(text:Miwa Ogata)
2014年12月08日佐賀県有田町は11月20日、「食と器でおもてなし」をテーマにした『第10回秋の有田陶磁器まつり』を開催する。実施期間は11月24日まで。「有田陶磁器まつり」は、今年で10回目の開催となる。昨年からスタートした「炎の響演」は、400年前から受け継がれる有田伝統の薪窯焚きを公開するイベント。昔ながらの薪窯での窯焚は、ガスによる焼成と違って炎の調節などに手間がかかるため、職人により高い技術が求められるという。同イベントでは、間近で職人の技を見学できる。「今右衛門窯」では、窯焚きの様子を5回に分けて公開する。「柿右衛門窯」では、本焼焼成作業(攻め焚き~揚げ火)を特別に一般公開。「源右衛門窯」では、薪窯焚き風景と同時に、ロクロ成型や絵付けなどをしている工房見学もできる。「しん窯」では、登り窯での窯焚きの見学と薪入れ体験が楽しめる。「深川製磁」では登り窯「谷窯」での攻め焚きを公開。「有田ポーセリンパーク」は園内の登り窯で窯焚きを公開する。13時までは、薪入れ体験も可能とのこと。「炎の響演」は、今右衛門窯、柿右衛門窯、深川製磁は11月22日、源右衛門窯、しん窯、有田ポーセリンパークは11月23日に開催。時間などの詳細は、「秋の有田陶磁器まつり」特設ページで案内している。また、同イベントの開催時期は有田町の紅葉が見ごろとなる。樹齢1,000年、高さ40mを誇る国の天然記念物・有田の大公孫樹と有田町歴史民俗資料館を取り巻く約100本の紅葉、日本磁器誕生の地・泉山磁石場に続く紅葉のトンネルが、「秋の有田の三大紅葉」で、見学がおすすめとのこと。※「炎の響演」の正式名称は、「炎」の字が、上部が「火」、下部が「炎炎」
2014年10月09日豊かな木立ちと緑に囲まれ、恵まれた立地に佇む世田谷美術館。現在は「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展―印象派を魅了した日本の美」が開催中です。この世田谷美術館へはいつも、田園都市線用賀駅から美術館へと続くプロムナードと砧公園を通って10数分、散歩しながら向かうのが楽しみなのですが、会期中は用賀駅と美術館を往復する直行バスが出ていると知り、乗ってみたらすぐ着いてしまってびっくり。これは便利です。(休館日は除く)ジャポニスムとは、19世紀半ばの開国以来、日本の文物が浮世絵をはじめ、陶磁器、絹織物、扇子、団扇など、美術品から日用品に至るまで欧米に伝わり大流行しましたが、こうした日本美術や品々が西洋の文化芸術に与えた影響全体を現在はそう呼んでいます。その最たる作品たちに迫ります。世界初公開! モネの傑作《ラ・ジャポネーズ》の修復後世界屈指の印象派と日本美術のコレクションを所蔵するボストン美術館が、1年余という渾身の修復プロジェクトを経て、まず最初にお目見えさせたのが今展の日本です。クロード・モネが最初の妻カミーユを描いた、その名も《ラ・ジャポネーズ》。壁に散る団扇(うちわ)、手に持った扇子、謡曲「紅葉狩」の一場面が描かれているという赤綸子(あかりんず)と思われるゴージャスな打掛、床には絨毯でなくゴザ? と、たちまち細部に目を奪われてしまいます。クロード・モネ 《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)》 1876年1951 Purchase Fund 56.147この打掛を目の当たりにしたモネに、チャレンジ魂をムラムラとさせたであろう気概が伝わる作品。最新技術の粋を駆使した修復により、1876年完成当時のカンヴァスが蘇ったと思うとドキドキしますね。修復って、別に大したことないんでしょ?と思ったら大間違い。ミケランジェロが描くシスティーナ礼拝堂の天井画は、洗浄によって明るくなったあまり、天動説と地動説の違いほどの衝撃を与えたし、近年、洗浄が完了したダ・ヴィンチの「最後の晩餐」も、皿の中身が確認され、当時の風俗や文化研究に影響を及ぼしています。西洋人には斬新だった「浮世絵」のシンプルな構図と背景当時、日本で流行していた美人画に描かれるのは、美しくあることがプロフェッショナルの花魁(おいらん)、芸者たち。それが、西洋人を魅了し、日本といえば“フジヤマ、ゲイシャ”モードが長く続いているのはご存じの通り。浮世絵では、着物や装身具、仕草などは細部まで繊細に描き込まれていますが、顔は全部、線だけで表された誰もが同じツリ目の顔立ち。これが子供の頃は不思議でした。日本人の美意識は個々の顔より細部に宿るのですね。とはいえ、西洋人もさすがに日本人の顔は取り入れていません。でも、構図や背景には多大な影響を受けました。アメリカで生まれパリで活躍したメアリー・カサットは、熱烈な浮世絵ファン。1803年に描かれた喜多川歌麿の《母子図 たらい遊》を、1891年《湯浴み》(ゆあみ)という作品に反映させています。線が活かされたシンプルな構図、すっきりしたテクスチャーは、一見西洋画には見えず、とてもおもしろいです。(左)喜多川歌麿 《(母子図 たらい遊)》 江戸時代 享和3年(1803)頃 William Sturgis Bigelow Collection 11.22154(右)メアリー・スティーヴンソン・カサット 《湯浴み》 1891年頃 Gift of William Emerson and The Hayden Collection-Charles Henry Hayden Fund 41.806ゴッホと浮世絵の共通点「装飾性の強い背景」日本美術に表現された、女性たちの親密な生活空間、つまりインテリアや子どもへの優しいまなざしは、西洋の芸術家たちの心をワシづかみしたみたいです。カサットの《湯浴み》もそうですが、ゴッホの《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》の背景の壁紙が、歌川国貞(三代豊国)と歌川広重による《当盛十花撰 夏菊》に描かれた、花火のように華やかに背景を彩る大輪の菊から影響を受けていたとは、今まで知りませんでした。しばし絵の前に佇んで、ゴッホの胸中に思いを馳せました。(左)フィンセント・ファン・ゴッホ 《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》 1889年Bequest of John T. Spaulding 48.548(右)歌川国貞[三代豊国]・歌川広重《当盛十花撰 夏 菊 二代目沢村訥升、初代沢村由次郎 》安政5年(1858)William Sturgis Bigelow Collection 11.42317この展覧会は、世田谷美術館では2014年9月15日まで。その後、京都市美術館で2014年9月30日~11月30日、名古屋ボストン美術館に2015年1月2日~5月10日、巡回します。傑作揃いをこの機会にぜひ! ・「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展―印象派を魅了した日本の美」 ・ モネ《ラ・ジャポネーズ》の修復プロジェクト最新情報 <料金>・東京展(世田谷美術館) 一般:¥1,500/ 65歳以上:¥1,200 大高生:¥900 / 中小生:¥500・京都展(京都市美術館) 一般:¥1,500/ 大高生:¥1,000 / 中小生:¥500・名古屋店(名古屋ボストン美術館) 一般:¥1,300/ 大高生:¥900※前売/団体料金は異なります。詳しくは展示会公式サイトをご確認ください。All photographs(c)2014 Museum of Fine Arts, Boston.
2014年08月15日