(株)トンカチは、TONKACHI STORE ()にて、イギリス人若手陶芸作家「ポーリー・ファーン」の作品をトンカチストアで販売しております。7万人のSNSフォロワーを持ち、注目を集めているイギリスの若手陶芸家・イラストレーター「ポーリー・ファーン」が、“暮らしを英国色に彩る”をテーマに日本橋三越本店で開催される「三越英国展」に出展することとなりました。ポーリー自身がイギリスのアトリエで成形、絵付けなどの全工程を一人でおこなっています。1点もののプレートは見れば見るほど味わい深い魅力的な作品です。どの作品も細部まで細かく描かれていて、色使いのバランスも絶妙。彼女の住むイギリス東部ノリッチの日常が描き出されているようなほがらかでかわいらしい作品をご用意しております。お皿の他にも、彼女のペインティングやハンカチ、雑貨などのアイテムも並びます!【三越英国展】○期間:PART1:2020年9月1日(火)~6日(日)○会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場○営業時間:午前10時~午後7時公式サイト:ポーリー・ファーンの、ユニークでかわいらしい作品やアイテムはこちらからご覧ください。トンカチストアはコチラTONKACHI STORE:ポーリー・ファーン / 陶芸家・イラストレーター1994年、イギリス東部ノリッチ生まれ。オーガニックな日常生活、物語、自身の子供時代からインスパイアされた「新しい懐かしさ」。7万人のSNSフォロワーを持つ次世代アーチストでありながら、都会は苦手。豊かな自然の中で4羽のカナリアと暮らし、陶器を作り、絵を描いている。*日本におけるポーリー・ファーンの著作権は、株式会社トンカチが管理しています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月03日大阪・北浜のショップ「ニューピュアプラス(NEW PURE +)」にて、注目の陶芸家・根本裕子が手がける器のブランド「SANZOKU」の初の個展が、6月13日より開催される。第23回岡本太郎 現代芸術賞・岡本敏子賞 を受賞した注目の陶芸家、根本裕子。今回、ニューピュアプラスでは、彼女が手がける「SANZOKU」の初めての個展を開催。 「SANZOKU」は、“(山に)こもる為の食器”をイメージして作られた、可愛らしくも風変わりな器を展開するブランド。実際に使用出来る食器でありながら、所有することで楽しさ・ 自由さを感じられるアートピースになることを目指して制作されている。手びねり(紐上にした土を一段づつ積み上げて形成する手法)により一点一点、 彫刻のように制作される「SANZOKU」の可愛らしくも風変わりな器の数々。 貴重な作品群がそろう貴重な機会なので、気になる人はぜひ、チェックしてみて。【イベント情報】SANZOKUの陶芸展会期:6月13日〜6月28日(会期中の水曜日は休み)会場:NEW PURE + / 地下スペース Chika No Akichi住所:大阪市中央区淡路町1-1-4時間:13:00〜19:00>>その他のアート・カルチャーの関連記事はこちらから
2020年06月02日現在公開中の『嘘八百 京町ロワイヤル』で山田裕貴演じる「陶芸王子」に鑑賞者から熱い声が続々。この度、そんな「陶芸王子」の作陶姿や“1st写真集”の場面写真が解禁となった。今回解禁されたのは、山田さんが演じている「陶芸王子」としてお茶の間で人気の若手陶芸家・牧野慶太の姿を捉えたもの。陶芸王子は佐々木蔵之介演じる野田佐輔を陶芸家として尊敬しつつも、加藤雅也演じる有名古美術店「嵐山堂」の主人・嵐山直矢の陰謀に巻き込まれてしまう、本作より加わった新キャラクターだ。場面写真では、山田さん演じる牧野が陶芸に熱心に取り組む姿に加え、陶芸王子の1st写真集「君、僕。そして陶芸」の表紙。牧野の作陶展のポスターに、牧野が大御所鑑定家の億野万蔵(竜雷太)や嵐山と一緒に出演しているテレビ番組「あなたのお宝見せてぇな」のポスター。そして牧野のビジュアルがプリントされたファンTシャツといった、「陶芸王子」牧野の細部にわたる設定を確認することができる。本作を観た人の中からは「陶芸王子が忘れられない。」「陶芸王子の良さ、言い出したらきりがない!」など、劇中さながらの人気を博しており、写真集やTシャツはホントに出てもおかしくない、かも!?『嘘八百 京町ロワイヤル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:嘘八百 京町ロワイヤル 2020年1月31日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020「嘘八百京町ロワイヤル」製作委員会
2020年02月05日(株)トンカチは、TONKACHISTOREにて、スウェーデン陶芸家リサ・ラーソンの陶器や雑貨を販売しております。リサ・ラーソンおなじみのキャラクター、マイキーとハリネズミ三兄弟デザインの電気毛布シリーズが発売スタート!各シリーズとも、電気掛け毛布・電気敷き毛布・電気ひざ掛けのラインナップで登場です。電熱線を感じないくらい厚みがあって、ふっかふか。足元までカラダ全体をほんわかあたためてくれる頭寒足熱の構造で、肌ざわりのよい素材です。毛布部分は水洗いOKなのも嬉しいポイント。寒さの深まるこの時期、快適な暮らしをサポートしてくれるはずです。にぎやかすぎず大人かわいいマイキーデザインマイキーとベイビーマイキーが所狭しと並んでいるものの、旬のベージュがベースカラーだから、POPになりすぎず大人っぽい雰囲気。スィートなダスティーピンクにハリネズミたちがいっぱい!かわいいスモーキーピンクの中に、ハリネズミ3兄弟のイギー・ピギー・パンキーがお散歩を楽しんでいるような元気いっぱいなデザインです。電気掛け毛布(マイキー/ハリネズミ)各¥13,068(税込)電気敷き毛布(マイキー/ハリネズミ)各¥10,868(税込)電気ひざ掛け(マイキー/ハリネズミ)各¥8,668(税込)リサ・ラーソンの電気毛布シリーズはトンカチストアでも販売中です!・TONKACHISTORETONKACHI STOREリサ・ラーソン/陶芸家1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。StigLindberg(スティグ・リンドベリ)に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。1979年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター「マイキー」の生みの親としても知られる。日本におけるリサ・ラーソンの著作権は、株式会社トンカチが管理しています。ライセンスに関するお問い合わせはこちらまで。【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】(株)TONKACHITEL:03-5728-5147contact@tonkachi.co.jp企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年01月21日日本との関わりも深い、イタリアを中心に活動してきた陶芸家ニーノ・カルーソの回顧展『記憶と空間の造形 イタリア現代陶芸の巨匠ニーノ・カルーソ』が、京都国立近代美術館で1月4日(土)から2月16日(日)まで開催される。2017年にニーノ・カルーソが亡くなってから、この展覧会が世界初の回顧展となる。1950年代から制作を始めて以降、晩年までの92点の代表作、デザインワーク、スケッチなどを紹介する。カルーソの作品は、素材が陶磁に留まらず、鉄やセメント、グラスファイバーなどを用いて、神話性や象徴性をテーマの一つにしてきた。この展覧会は、5つのコーナーで構成される。「アルカイックシリーズ」は、紐作りで成型してざらついた質感の釉薬、人体を思わせるフォルムと装飾が特徴で、1960年代中ごろまで手掛けていた。また、「鉄の彫刻」は、50年代から60年代にかけて意欲的に制作した、切り取られた鉄板の断片で構成される作品だ。続いて、発泡スチロールでつくった複数のパーツを構成したものを原型とし、鋳込み技法で制作した「デザイン」、発泡スチロールの雄型・雌型を上下左右に組み合わせた「モジュラー彫刻」、「夢の記憶」ではカルーソ自身が見た夢が元となった手捻りによる家型の彫刻作品が並ぶ。こうしたニーノ・カルーソの足跡をたどることで、地中海地方の神話や風土、建築物に着想を得た作品群、作品とその空間との関係性、技術や素材、アイデアなどを垣間見ることができるだろう。【関連リンク】 京都国立近代美術館( )ニーノ・カルーソ《抱擁》1957年ニーノ・カルーソ《鷺》1958年ニーノ・カルーソ《把手付壺》1983-84年ニーノ・カルーソ《エトルリア人》1985年ニーノ・カルーソ《シチリアの記憶》1999-2004年
2020年01月07日〔株式会社トンカチ〕は、TONKACHISTOREにて、スウェーデン陶芸作家リサ・ラーソンの商品を販売しております。《リサ・ラーソン》と日本の伝統工芸として有名な『益子焼』がコラボして、ちょっとしたおかずや薬味入れにも使える豆皿やパーティーやお祝いのシーンにおすすめな大皿をつくりました。8寸(直径約25センチ)サイズの大皿で、メインのお食事をのせるのにおすすめです。少し深さのあるお皿なので、汁気のある料理にも。益子焼ならではの素朴な風合いは和食・洋食どちらも馴染みます。リサの陶板の絵柄を忠実に再現し、森の中のゾウ、トリ、オオカミ、ヒョウ、サイが描かれています。小皿はそれぞれの動物が引き立つように工夫をこらしました。リサの描く愛らしい動物たちが器いっぱいにならび、それぞれの動物に寄った豆皿もご用意。普段使いにももちろんおすすめですが、年末年始、家族だけでなく友人とホームパーティーをする機会が増えるからこそ、お気に入りの器をしつらえてお迎えしてはいかがでしょう。森と動物の絵皿8寸皿¥3,300(税込)森と動物の絵皿4寸皿オオカミ、ヒョウ、ゾウ、サイ各¥1,430(税込)《リサ・ラーソン》のビンテージや陶器などの作品をはじめ、コラボアイテムなど幅広いラインナップがトンカチストアに揃っております。ぜひご覧ください。TONKACHI STOREはこちらリサ・ラーソン/陶芸家1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。StigLindberg(スティグ・リンドベリ)に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。1979年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター『マイキー』の生みの親としても知られる。日本における《リサ・ラーソン》の著作権は、〔株式会社トンカチ〕が管理しています。ライセンスに関するお問い合わせはこちらまで【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】(株)TONKACHITEL:03-5728-5147contact@tonkachi.co.jp企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年01月04日陶芸は、「力を込めて土をこね、ろくろをまわし、成形に集中、その後長い時間をかけて焼き上げる」もの。初心者、特に子どもにはハードルが高いイメージがありますよね。そんなイメージを覆す、簡単で楽しい陶芸教室があります。親子で夢中になってしまうという門仲焼教室についてご紹介しましょう。新感覚陶芸――門仲焼とは?まずは「門仲焼って何?」と思いますよね。食べ物ではありません(笑)。「門仲焼」は、カラフルな粘土を使って絵を描くように制作をする、必死の練り作業のない新感覚の陶芸です。様々な色の液体粘土を組み合わせ、小さなお子様から大人まで、自由自在にアクセサリー・小物・箸置き・ボタンなどを作ることができます。門仲焼は一回完結型のワークショップなので、制作日からお届けまでたったの1~2 週間。ご都合の良い時に気軽に体験できるのも魅力です。※通常の陶芸教室は工程が多く、完成まで1ヶ月以上かかります。[一般的な陶芸]成形→乾燥→素焼き→色つけ→本焼き[門仲焼]成形→本焼き(引用元:門仲焼)こねずに、絵を描くように作れるワケは、液体粘土を使うことにあります。何色もある着色液体粘土(カラースリップ)は、細い口がついた柔らかめのプラスチックボトルに入っているため、扱いは初心者にとっても簡単。クッキーにアイシングするかのように、細く絞り出して形を描き、模様をのせていくことができるのです。柔らかいので、形もデザインも自由自在。何を作るかもお好きなまま、箸置きやオブジェ、穴を開けてボタンやアクセサリーパーツも。クリスマスシーズンならオーナメントもいいですね。自分だけのオリジナル作品を暮らしの中で使うこともできる実用性も魅力です。「門仲焼」は、講師の現代陶芸作家・横山玄太郎さんが発案したオリジナル工法です。横山さんは、アメリカの美大を卒業後、現地の陶器製作所を経て帰国。東京・門前仲町にアトリエを構え、国内外のギャラリーで作品を発表、作品は森美術館ミュージアムショップ(東京・六本木)にも取扱いがあるなど、活躍中のアーティスト。「門仲焼」の自由な発想、カラフルな作風は、ご本人のバックグラウンドの賜物なのですね。こんなに簡単でいいの!?門仲焼の作業工程「門仲焼」について少しわかったところで、気になるワークショップでの工程をご紹介します。【1】作業用珪藻土ボード上にカラースリップを絞り出し、ベースになる好きな形を作ります。【2】色づけします。細かい作業はカラースリップを含んだ筆で、マーブリングは粘土が乾く前にすばやく行ないましょう。立体感を出したいときは、ベースの粘土が少し乾いてから色をのせます。色を混ぜて “自分色” を作り出すことも可能です。【3】作業予定時間の1時間半、好きなものを好きだけ作って、あとは先生にお預けして焼いてもらうだけ!1〜2週間ほどしたら、完成した作品が自宅に送られてきます。☆作品はアクセサリー、オーナメント、ネームプレートなど、好きなように各自で加工を楽しみましょう!本当に簡単ですね。作品の焼き上がりは作ったときよりひと回り小さくなり、色は鮮やかに発色します。そんな変化もまた楽しみ。上手に作るコツは、作るものを決めたら、その参考になる写真や絵を持参すること。みなさん夢中になりすぎて、ついつい時間延長になることもよくあるとか。「大人も子どもも簡単に短時間で満喫できる」、それが門仲焼の魅力です。門仲焼は子どもの「遊び」と「学び」にぴったり!「門仲焼」を詳しく知ると、「粘土遊びとお絵かきの中間的なもの」だという印象を受けました。粘土遊びもお絵かきも遊びの大定番です。それらは子どもの成長に重要な役割を果たすことが知られていますが、長年保育業務に携わる市川由美子氏のアドバイスから、改めてその効果を確認してみましょう。■指先のトレーニングが脳を活性化指の神経は脳神経と直接つながっています。粘土を絞り出すことは力加減など指先を繊細にコントロールする必要があり、脳に刺激を与えます。何を作りたいのかを考え、それを実現するために手先を動かすことで脳の発達を促します。■空間認知力が鍛えられる目にするものを立体として捉えることができる力が空間認知力です。脳内で3D化できる能力は、論理的思考の発達を促し、理系の学習分野に効果をもたらすと言われています。作品作りをとおして、まさに立体を想像して実現する過程を体験できるのです。■感性が育つ作品を作るためには、見て、感じて、考えて、決断して、実行するというプロセスが必要です。そのために観察はとても大切。何を作るかを考えるとき、目に映るさまざまなものに興味を持つはずです。感受性というアンテナを経て、「観察力」「想像力」「表現力」が磨かれていきます。■心の安定をもたらす作品を生み出すことは自己表現のひとつです。子どもたちは日々たくさんの学びを吸収し成長していますが、インプットばかりでは心のバランスが保たれません。アート系の自己表現は、とても有効なアウトプットのひとつ。心の奥にたまっていた感情を外に出すことが、心の安定をもたらします。普段しない作業に没頭することは、気分転換にもなりストレス発散の効果も。いつものお絵かきや粘土遊びとは違う表現方法との出会いは、子どもたちにとってより刺激的で、より楽しめそうですね。***「子どもよりお父さんのほうがハマっていた」「子どもが楽しみすぎて作業をやめない」など、大人も子どもも夢中になったというエピソード満載の「門仲焼教室」。横山さんが生み出した陶芸法は画期的に簡単なので、1時間半の作業中にどんどん上達できるのも、子どもたちのやる気を刺激するのかもしれません。「ものづくりの楽しさ」を知るにはうってつけですね。最後に講師の横山玄太郎さんからメッセージです。世界でひとつだけの宝物を作って自分を褒めて、みんなにも褒めてもらいましょう!私も褒められて陶芸家になりました。まだお子さまが製作した作品を販売した前例はありませんが、ぜひ自分で作った作品をバッチやイヤリングなどに加工して、ご両親と一緒にハンドメイド販売サイトやフリーマーケットなどで出品するなど、アーティスの仕事を体験するのもいいと思います。自分で作ったものを売る大変さと売れたときの喜びを感じられる貴重な経験になりますよ!『門仲焼ワークショップ』場所:本所地域プラザBIG SHIP2階 学び合い体験室東京都墨田区本所1-13-4都営浅草線・都営大江戸線「蔵前」駅より徒歩8分東京メトロ・都営浅草線「浅草」駅より徒歩12分都営浅草線「本所吾妻橋」駅より徒歩12分JR「両国」駅より徒歩15分講座時間:1時間30分料金:大人 3000円/小学生 1000円未就学児 無料(場合によって保護者のサポートが必要になります)※お子様だけでの参加はできません。必ず保護者の方とご一緒のご予約が必要になります。ワークショップのスケジュールなど詳細は、門仲焼HPでご確認ください。(参考)門仲焼ベネッセ教育情報サイト|やっぱり人気!粘土遊びで子どもの創造性を高めてあげよう!StudyHackerこどもまなび☆ラボ|空間認識力が高まり、感性が育つ「お絵かき」All About|子供の空間認知力を高めると、数学や科学に強くなる!子どものアトリエ アートランドウィキペディア|アートセラピー
2020年01月01日ディオール(DIOR)の展開するディオール メゾン(DIOR MAISON)より、フランス人陶芸家のアンヌ・アグバドゥ・マソンとのコラボレーションによる花器2種が登場。ギンザ シックス内のハウス オブ ディオール ギンザにて発売される。“モロッコ”に着想パリにアトリエを構え、砂岩の彫刻、磁器などの制作を手掛ける陶芸家、アンヌ・アグバドゥ・マソン。今回ディオール メゾンとのコラボレーションで作りだしたのは、モロッコの都市・マラケシュの雰囲気に着想を得た花器だ。モロッコの色彩や生活スタイルをイメージした花器は、ミステリアスな海の生き物を想起させるフォルムと優美な曲線が特徴的。表面には艶やかなエナメル塗装を施し、素材がもつ色彩の深みを引き出した。花器は1つ1つ手作業で作られ、こだわり抜かれた質感を楽しむことができる。詳細ディオール メゾン×アンヌ・アグバドゥ・マソン取扱店舗:ハウス オブ ディオール ギンザ 4F「ディオール メゾン」住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス展開アイテム:・セレスト(CELESTE) 18×24.5cm 270,000円+税・ペルサン モデル I(PERSANE MODEL I) 27.3cm 270,000円+税【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2019年12月15日「あなたの番です」の怪演で話題を呼ぶ奈緒が初主演をつとめた陶芸映画『ハルカの陶(すえ)』が、全国公開されることが決定した。本作は「週刊漫画TIMES」(芳文社)にて連載され、「第13回岡山芸術文化賞功労賞受賞」を受賞した同名コミックの実写映画化。備前焼に魅せられていく主人公の小山はるかを演じるのは、本作が映画初主演となる奈緒。2018年放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でのヒロインの親友・菜生役を好演し、現在放送中の日本テレビ系「あなたの番です」など映画・テレビドラマで活躍中の彼女が、東京でのOL人生を一変させ、備前焼作りという夢に向かって奮闘する姿を、誰もが応援したくなるようなキラキラした魅力で演じる。そのほか『本能寺ホテル』『昼顔』の平山浩行、「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」シリーズの笹野高史、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』『空母いぶき』の村上淳など、実力派俳優が脇を固める。重要無形文化財保持者や備前焼陶友会による全面協力のもと、本物の窯を使った迫力ある窯焚きの映像も登場し、備前焼の魅力とその土地に生きる人々の夢と情熱を描いていく。ストーリー小山はるか(奈緒)は心に触れてこない日々のなかで、デパートの展示でふと目にした大皿に強く惹かれ備前焼を知った。仕事中も休日も気づけば備前焼のことばかり考えていたはるかは、言葉にできない感動を胸に岡山県備前市へ。意気揚々と大皿の作者を訪ねるも、目の前に現れたのは頑固でぶっきらぼう、職人気質な修(平山浩行)だった。しかし、ただ1人でロクロに向かう修を見て備前焼への興味はより強くなり…。勢いのままに弟子入りを志願するも相手にしてもらえないはるかだったが、見兼ねた人間国宝の陶人(笹野高史)が間を取り持ち“修行見習い”の日々がスタートする。そんな気鋭の作家として陶芸に向き合う修には亡き父との約束があった――。『ハルカの陶』は10月25日(金)よりイオンシネマ岡山にて先行公開、11月30日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月28日京都の清水寺にて、アーティスト桑田卓郎の作品展「日々(にちにち)」が8月3日から25日までの期間に開催される。Tea Bowl, 2017© Takuro Kuwata, Photo by Kazuya Sudo陶芸の伝統と向き合いながらも、素材との対話、また目まぐるしく変化する現代に自分自身が何を表現するのか、ということをテーマに作品制作を行う桑田卓郎。梅花皮(かいらぎ)や石爆(いしはぜ)といった陶芸技術に基づきながらも、特有の焼き付け方やビビッドやメタリックな配色をはじめ、一度見ると忘れられない前衛的な作品は世界的に高く評価され、これまでに金沢21世紀美術館、十和田市現代美術館といった日本国内のほか、ニューヨーク、ブリュッセル、ロンドンなど世界各地で展覧会を開催。2018年には「LOEWE Craft Prize2018」の特別賞を受賞している。Tea Bowl, 2017© Takuro Kuwata, Photo by Keizo Kioku Courtesy of KOSAKU KANECHIKA今回、清水寺で2012年にスタートした「FEELKIYOMIZUDERA」プロジェクトの一環として行われる作品展「日々(にちにち)」。「制作するということは、今を生きているこの現実の中で、出会いや別れ、時に何もわからず衝動に駆られ無心になること、様々なことを感じた過程が形に現れて行く行為」。「グローバルに多くの情報が飛び交う世の中だからこそ、実際に何かに触れ、何かを感じるものでありたい」(桑田卓郎)古来から芸術創造の場であった清水寺。新しい瞬間、可能性に出会う体験をぜひ。【展覧会情報】桑田卓郎展「日々(にちにち)」会期:8月3日〜25日会場:音羽山清水寺(経堂と成就院の2会場)住所:京都市東山区清水1丁目294時間:10:00〜17:00(会期中無休)無料 ※成就院は特別拝観料が別途必要(大人 600円/小・中学生 300円)
2019年07月16日中村邸は、陶芸家の妻のアトリエと建築家の夫のアトリエを兼ねた職住一体の住まい。こうした機能をもたせながら、敷地面積は約16坪、さらに間口の狭い細長い敷地という厳しい条件でした。設計をした夫の高淑さんはどのように、これら条件をクリアしたのでしょうか。あらゆる面で興味深い中村邸をご紹介しましょう。■ キッチンに隣接する陶芸アトリエ中村さん夫妻の家は、間口わずか2.77m。南北に長い建物は、3階建て。その2階に妻、直子さんの陶芸アトリエがあります。まずは気になる陶芸アトリエをご案内しましょう。妻の陶芸アトリエは、2階のダイニングキッチンと同じフロアにあります。写真奥がダイニングキッチン、手前がアトリエスペースになっています。ダイニングキッチンとアトリエを仕切っているのは、視線の通るガラス。その部分に棚をしつらえてギャラリーとして活用しています。こちらが陶芸アトリエです。西側の大きな窓から光が注ぐ明るい空間。閉じこもって没頭するよりも、暮らしと創作が緩やかにつながる直子さんのスタイルが伝わってきますね。音や光、人の気配が伝わり、家事と創作の切り替えもスムーズだそうです。ここでこだわりのものといえば?無垢ブラックウォールナットの作業テーブルだそうです。塗装した天板で粘土を練るとくっついてしまうため、無塗装の板を探し、銘木の店で見つけ出しました。「陶芸は孤独な作業ですが、私の場合ひとりだと寂しくなってしまうんです。案外、人が近くにいたほうが集中できる気がしますね」「陶器は、生活で使うものがつくれるのが楽しい」と器や陶壁、アクセサリー、花器なども広く制作。ペンダントライトは高淑さんのオーダーで、高淑さんが設計した住宅に納品したもの。ドットからこぼれ出る光が楽しめます。ギャラリーとして使用する棚は、近づくとこんなふう。ガラスなので、ダイニングキッチン側からも作品を見ることができます。ちなみに直子さんは東京・自由が丘で陶芸教室を主宰しているそうですよ。■ 細長い敷地を最大限に使う間口の狭い地上3階建ての外観は、ショップのようなたたずまい。「時代や用途に合わせて住宅以外にも転用できる設計で、長く生きる建築を目指しました」と高淑さん。右隣の建物も高淑さんが設計しただけあり、2棟の建物はぴったり調和が取れています。木とコンクリート、ガラスのミックスが共通していますね。さて、どのように難しい土地の形状を克服したのでしょうか。間口は2.77mで、縦に長く、奥行きがあります。特徴としては、ガラス面が多いことが分かりますね。やはり構造がポイントでした。細長い敷地を有効に使うため「薄肉ラーメン構造」を採用しています。左右に見える偏平な木製壁柱がフレームになって支えるため、室内に柱型や梁型、耐力壁が現れず、広く使えるのです。構造体である壁柱以外の壁はすべてガラスを使い、間仕切り壁も最小限に。どこにいても視線が抜け、広がりを感じさせてくれます。では、他の部屋はどのようになっているのでしょう。3階はプライベートなフロア。主寝室にも、窓からたっぷり光が注ぎます。寝室側から北側を見たところ。ガラス窓とまっすぐな廊下により視線が抜けます。廊下の右手にゲストルーム、奥の扉の先にバスルームとトイレがあります。バスルームと洗面室、トイレは壁や廊下を設けずワンルームに収め、狭さを感じさせない設計に。洗面室は2面をガラスにして光を取り入れ、広がりも演出。カウンター下に洗濯機をビルトインし、背面に室内干しスペースを設けて家事動線に配慮しました。日当たりがよくて、愛猫もウトウト。「お気に入りはベッドの上。窓から光が入ってポカポカするの」■ ギャラリーも兼ねる多目的ガレージ1階はガレージとガレージ奥に高淑さんのアトリエ、という構成。1階はRC造です。柱型が現れないため、間口が狭いながらも愛車のポルシェが収まるガレージを実現しました。ガレージはギャラリーやイベントスペースも兼ね、夫妻で2人展を開催したりガレージセールを開いたこともあるそうです。黒い螺旋階段が、より空間をシャープでおしゃれな印象に。右手の壁は、直子さん手焼きの陶壁で、微妙に色の違う陶板が繊細なグラデーションを描きます。ポルシェの赤が映える空間ですね。こちらは1階奥の高淑さんのアトリエ。コンパクトながら収納するものを徹底的に採寸し、ぴったり合う家具を造作しているため必要十分な空間。打ち合わせには2階のダイニングを使うこともあります。設計から引っ越しまで2年を要したという高淑さん。間口の狭い敷地をいかに有効に使うか、何度も模型をつくって検討を重ねたそうです。敷地を存分に有効活用したお宅ですが、ガレージがイベントスペースになったり、ダイニングが打ち合わせ場所になったりと使用目的を定めないことでも、実際の面積以上の広がりを感じさせるんですね。練りに練った設計によって、仕事も暮らしも快適かつスムーズな中村邸でした。もっと詳しく見たい方は、ぜひ「住まいの設計2017年7-8月号」を参考にしてみてくださいね。設計/中村高淑(unit-H 中村高淑建築設計事務所)撮影/桑田瑞穂住まいの設計2017年7-8月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「安心!安全!高品質! 信頼で選んだハウスメーカーの家」 【第二特集】「毎日元気になれる『趣味の家』」
2019年03月21日成井窯の器に、独自の感性と創造性で新たな息吹を吹き込む「炎画」一輪挿し ©️Kyoji Takahashi 90年代から出版・広告をベースに活躍し、国内外から評価を得ていた栃木県益子町出身の写真家・高橋恭司さん。しかし商業的なマス・メディアとは一定の距離を置き、新たに創作活動をスタートさせ、最近では写真のほかドローイングも手掛けるように。 そんな常に新たな挑戦を続ける高橋氏が今回取り組んだのは、器の絵付け。土台となる陶器を手掛けるのは、同じく益子が誇る陶芸家、故・成井恒雄さんの意思を継ぐ窯元・成井窯。生前より、その自由で力強く、素朴であたたかな作風で多くのファンを魅了していた成井恒雄さん。そのご子息であり陶芸家の成井亙氏と高橋氏との出会いから、今回の企画が実現したといいます。高橋氏が初めて器の絵付けを手がけた今回のコレクション「炎画(ヒビ)」。従来の彼の作品以上に遊び心とウィット感のある、瑞々しい仕上がりになっています。 そしてこの特別な作品が、原宿にあるセレクトショップ「HOEK(フーク)」で先日から独占販売されています。 今回のコレクションに加え、店内では高橋氏の新作オリジナルプリントやドローイング、写真集もあわせて販売中。 また、「お父さん、だいじょうぶ?日記」などの著書を持つ写真家・加瀬健太郎さんと、若手モデルの代表格であり写真家としても活躍するlukaさんという、気鋭の写真家2名による、器「炎画(ヒビ)」を用いた撮りおろし作品も展示販売されているので、そちらにもご注目ください。 「炎画」丸皿 ©️luka「炎画」マグカップ ©️Kentaro Kase 「これは炎と一緒に描いた絵画」という高橋氏の言葉にあるように、登り窯で燃える炎と、釉薬での絵付けの化学反応が織りなす共創作品。同じものは2つとなく、すべての作品が世界で一点限りの特別なもの。作品数も60点ほどで限りがあるので、早い者勝ちです。しかも価格は1,200円〜6,000円(税抜き)と良心的。この機会にぜひ店頭で両者(高橋×成井窯)のクリエイティビティに触れてみてください。 【SHOP DATA】 HOEK 東京都渋谷区神宮前5-12-10 鈴木マンション406Tel : 03-6805-0146Mail : info@hoek.jp定休日 : 水曜日・木曜日営業時間 : 12:00-19:00Instagram : @hoek_shop text : Yu Konisho
2019年01月24日アングローバルから誕生したセレクトショップ、ザ ライブラリー(THE LIBRARY)で、陶芸家 竹村良訓とのコラボアイテムを発売中。期間は12月19日まで。鮮やかな色使いと、絶妙な形体バランスが印象的な竹村の作品。期間中、店内の雰囲気に合わせて白黒系のモダンな器と、黄色、ピンク系の優しいトーンの器が並ぶ。ギフトや自分へのご褒美に、世界でひとつの器を探してみては?【プロフィール】竹村良訓(たけむら・よしのり)陶芸家・修復家1980年、千葉県生まれ。木工と漆芸を学びながら陶芸に出会う。文化財修復の技芸を修め、陶磁器・漆器修復にも携わる。現在は陶房「橙」で指導も行う。【イベント情報】場所:全国のザ ライブラリー期間:12月19日まで
2018年12月14日国内外の主要な美術館にコレクションされ、世界的に活躍する陶芸家・黒田泰蔵の美術館では初となる個展「黒田泰蔵 白磁」が、2019年1月12日から4月9日まで、静岡のヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。《白磁 梅瓶》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto空間に溶け込むように静謐でありながら、緊張感あふれる力強さをもつ陶芸家・黒田泰蔵の白磁。1966年、20歳の若さでパリに渡り、のちの人間国宝となる陶芸家の島岡達三と運命的な出会いを果たした黒田は、カナダで陶芸を始めた。日本に帰国した後も、黒田はさまざまな技法で精力的に作陶に携わっていくが、45歳の時、「轆轤成形、うつわ、単色」という3つの条件を自身に定め、白磁のみの制作に傾注する。本展は、アメリカ・オハイオのクリーブランド美術館やニューヨークのブルックリン美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、国内外の主要な美術館にその作品がコレクションされ世界的に知られる、黒田の美術館で初となる個展。轆轤に初めて触れてから約半世紀の後に辿り着いた白磁の現在を、黒田の代名詞といえる円筒を始め、梅瓶や花入、台皿などさまざまな白磁の最新作で展観する。磁土との対話の中、個を極限まで消していくことで純化された白磁がみせる抽象の世界。轆轤の回転が生み出す柔らかで張りのあるフォルム、釉薬を用いず、焼締めの後に磨かれた表面の艶やかな陰影、宙空へと薄く挽き上げられた口縁など、その美しさの特質には枚挙にいとまがない。《白磁 花入》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto会期中の2月下旬頃には、展覧会カタログが刊行。美術館の展示風景や出品作品の図版だけでなく、40年近く伊豆に窯を構え制作してきた作家の貴重なアトリエ風景が収録される。また、毎週土曜日の14時15分からは、会場にて担当学芸員が展覧会概要と作品の解説を行うギャラリートークが開催。申込不要で、当日の観覧券を持って直接会場へ行けば参加できる。クレマチスの丘にあるケヤキの緑に囲まれた和食の店、日本料理テッセンの1階にある「うつわ茶房 KEYAKI」でも、「͏黒田泰蔵展」が同時開催。2019年1月12日から4月9日の会期中、ヴァンジ彫刻庭園美術館で展示される作品とは別の白磁作品が展示される。静岡の地でうつわの可能性を追求し続けてきた黒田の、究極の白磁を堪能してみては。【展覧会情報】黒田泰蔵 白磁会期:2019年1月12日〜4月9日会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘 347-1時間:1月10:00〜16:30、2・3月10:00〜17:00、4月10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)料金:1〜3月 大人1,000円(900円)、高・大学生500円(400円)、中学生以下無料4月 大人1,200 円(1,100円)、高・大学生800円(700円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体割引休館日:水曜日
2018年11月27日イケア(ikea)は、スウェーデンを代表するガラス・陶芸作家のペル・B・スンドベリ(Per B Sundberg)とコラボレーションした限定コレクション「FÖREMÅL/フォーレモール」を発売。「FÖREMÅL/フォーレモール」は、ドクロ、王冠、バナナ、 キノコなどペル・B・スンドベリのお気に入りのモチーフを採用した、芸術的なデザインのインテリア雑貨のコレクション。“美しく、醜く、愛しい”と感じられるような、個性的な鉢カバーやクッションカバー、キャンドルスタンドを揃える。中には、古い卵トレイ、自分のパジャマ、お気に入りのピンクのセーターなどを撮影しスキャンして反転させた画像をデザインに用いるなど、アナログな手法で制作された模様のアイテムも登場する。ペル・B・スンドベリのユーモアな世界観を投影したアイテムは、全26点展開。そのうち13点は、そのまま贈り物として渡せるギフトボックス入りとなっている。【詳細】イケア×ペル・B・スンドベリ「FÖREMÅL/フォーレモール」発売日:2018年9月1日(土) ※なくなり次第終了。■アイテム例・FÖREMÅL クッションカバー 3,499円・FÖREMÅL 花瓶きのこ 1.799円・FÖREMÅL ふた付ボックス 1,299円・FÖREMÅL キャンドルホルダー フィッシュ 2,999円・FÖREMÅL キャンドルホルダー イヌ 2,999円
2018年09月06日「手伝(てご)=手助け」したい人と、それを必要とする人の想いを繋ぐ 「手伝(てご)」とは主に中国・山陰地方の方言で、「てご−する=手伝う、手助けする」を意味します。手伝(てご)したい人と、手伝(てご)を必要とする人の気持ちを繋ぐイベントとして、今回の『手伝市(TEGOICHI)』が企画されました。イベントの発起人は、岡山で制作を行うガラス作家・石川昌浩氏(石川硝子工藝舎)。そして今回の会場とフードを提供する「Kabi」オーナーシェフの安田翔平氏と、コーヒーを提供する「ditto coffee」の牧下浩之氏も共に岡山出身です。そこに陶磁器、硝子、木工、布など幅広いジャンルの作り手やメーカー、工藝店などが参加します。 熊本の陶芸家・井上尚之氏の陶器(※参考商品)岡山の「石川硝子工藝舎」によるガラス(※参考商品) 全国から集まる30組以上のクラフトや、食、音楽を堪能 イベント当日は岡山・広島を含む全国の作り手から集められた、遜色なく使えるけれど正規の売り物にすることができない“ワケあり品”などが販売されます。 また会場では「Kabi」によるフード(タコス、鯖寿司、キリコデザートなど)や、酒造「寺田本家」と酒店「IMADEYA」によるお酒、「ditto coffee」によるコーヒーを味わうことができます。さらに4人のDJによる多彩な音楽も楽しみのひとつ。 なおイベントの収益は岡山・広島エリアのなかなか支援の届かない作り手と、岡山にて大雨災害の救援・復興活動を支援する「ももたろう基金」 へ寄付されます。 大分の陶芸家・坂本創氏の小鹿田焼岡山の帆布製バッグメーカー「BAILER」のバッグ(※参考商品)岡山の「須浪亨商店」による編組品(※参考商品) 【イベント詳細】■開催日時:2018年8月24日(金) 17:00~22:00、8月25日(土) 11:00~22:00■場所:Kabi(東京都目黒区目黒4-10-8)■フード:Kabi /お酒:寺田本家、IMADEYA/コーヒー:ditto coffee ■音楽:角田陽太(YOTA KAKUDA DESIGN)、小林和人(Roundabout /OUTBOUND)、クニモンド瀧口(流線形)、 沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)■クラフト:・石川硝子工藝舎(岡山 / 硝子) ・松本家具研究所(岡山 / 木工)・花岡央 (岡山 / 硝子) BAILER(岡山 / バッグ)・LATHE(岡山 / 縫製)・須浪亨商店(岡山 / 編組)・掛谷康樹(広島 / 陶器)・星耕硝子 伊藤嘉輝(秋田 / 硝子)・平岩愛子(東京 / 硝子)・大貫優(神奈川 / 布)・石川圭 (栃木 / 陶器)・郡司庸久・慶子(栃木 / 陶器)・大野なつみ(栃木 / 硝子)・松本かおる(石川 / 陶器)・大久保ハウス木工舎(長野 / 木工)・前野直史(京都 / 陶器)・山口和声(三重 / 陶器)・安部太一(島根 / 陶器)・小鹿田焼 坂本創・黒木昌伸・坂本拓磨(大分 / 陶器)・井上尚之(熊本/ 陶器)・福田るい(熊本 / 陶器)・小島鉄平(長崎 / 陶器)・中川紀夫(長崎 /陶器)・谷口室生(沖縄 / 陶器)・陶器工房風香原 仲里香織(沖縄 / 陶器)■食・その他:ヨシタ手工業デザイン室(東京 / 日用品)、お米農家やまざき(茨城 / 米)、大沼ショージ(東京 / 写真)■店舗:objects(島根)、工藝風向(福岡)工藝 器と道具 SML(東京)■お問い合わせ:SURMOMETER inc. / SML(手伝市事務局)Tel:03-6809-0696 / E-mail:e-shop@sm-l.jpfacebook 長野の「大久保ハウス木工舎」による木工品(※参考商品) なかなか支援の届かない地域に暮らす作り手へのサポー トという、工藝店ならではの視点で企画されたこの素晴らしい取り組み。常日頃から作り手と接し、彼らへのリスペクトの想いがあるからこそ、このイベント実現に向け立ち上がったのだと思います。 被災地のサポートはしたいけれど、実際に行動に移すことがなかなかできない…。そんな風に思っている人も、気軽にお買い物を楽しむことで支援に繋がるのなら、積極的に参加していただけるのではないでしょうか。たくさんの人の想いが詰まったこのイベントへ、少しでも多くの方が足を運んでくれることを望んでいます。 text : Yu Konisho
2018年08月11日阿久津忠男さんの瑠璃釉面取そば猪口 吸い込まれそうなほど美しい瑠璃に魅せられて/阿久津忠男さん 1975年に益子に築窯し、約40年に渡り代表作である「瑠璃」シリーズを創り続けている阿久津忠男さん。初めてその深い藍色を見たとき、あまりの美しさに引き込まれ、気づいたら手に取ってじっと眺めていました。それが忠男さんの作品との出会いで、完全に一目惚れでした。 独自に編み出した瑠璃釉から生まれるブルーは、深海のような、真夜中の空のような……言葉で表現するのが難しいほど奥行きがあり艶めいています。筆者もすっかり虜になり作品をいくつも所有していますが、使い込むほどに表情が変わって味わいが増していくのも魅力です。それはインディゴデニムを穿き込んだときの経年変化にも通じるものがあります。それだけでなく、どんな料理も引き立ててくれて、食卓が“きちんと”見えるのです。 春の陶器市では息子さんである雅土さんとの展示が「もえぎ」で開催されていて、特にリム皿は大人気で完売必至なので、早いうちに訪れるのがおすすめです。 釉薬の美しさを主役にした、丁寧な作品づくり/阿久津雅土さん 前出の阿久津忠男さんの息子さんである阿久津雅土さんも、陶器市の初日にチェックしておきたい作家のひとりです。1999年に窯業指導所伝習生を修了した翌年に、釉薬科研究生も修了したとあって、釉薬への強い探究心、こだわりを感じます。 ずらりと並んだ作品群の中で、まず目に飛び込んでくるのが飴釉の作品です。「茶色」の一言では言い表すことのできない、美しいグラデーションと深い色味が印象的。ほかにも白とブルーのグラデーションが涼しげな呉須シリーズや、白磁、伝統的な柿釉など、益子焼らしい素朴さがありながらも、現代の暮らしになじむ洗練さも漂います。形はシンプルで使いやすいものが多く、それだけに色味と質感の美しさが際立ち、妥協のない丁寧な仕事ぶりがうかがえます。 春の陶器市では、親子で合わせて約1500点もの作品が並ぶという圧巻の展示。ぜひ実際に目で見て、触れてみて、その素晴らしさを感じてください。(ちなみに秋の陶器市では茶屋雨巻での展示を開催予定です。) 暮らしに、食卓に寄り添う、やさしいうつわ/田尾明子さん 筆者のうつわ所有数で言ったらナンバー1かもしれない、田尾明子さん。1985年に愛媛県砥部で修行した後、92年に益子で修行、96年に築窯、独立されました。 田尾さんの作品は、手が込んでいるのに、素朴であたたかな佇まいで、益子焼らしい包容力があると言うのでしょうか。そこに女性作家ならではの繊細さも持ち合わせていると感じます。 織部や藁灰釉、粉引など、確かな知識と技術なくして生み出せないであろう多彩な表情の作品が並び、どれも色味と質感が美しく、まず目で見て楽しめます。それでいて手にするとなじみが良く、軽すぎず重すぎず、ちょうど良いのです。もちろん料理も映え、使い勝手が良く日々の暮らしに溶け込みます。それに加え、良心的な価格設定にも驚かされます。素人の筆者にもわかるほどコストパフォーマンスが高く、そういったところにも毎度感動し、つい手に取りたくなってしまうのです。 陶器市では「古窯いわした広場」で出店しています。 成井恒雄さんの意志を継ぐ、素朴で無骨な作品たち/成井窯 2012年に亡くなられた陶芸家・成井恒雄さんは、多くの陶芸家に影響を与えた方で、生前何人もの弟子を育てたことでも知られています。筆者が益子で暮らしていた子ども時代から、我が家には当たり前のように成井さんのうつわがありました。 とても大らかで、あたたかく、自由で、多くの人から慕われていた成井さん。彼が残してきた作品にもその人柄が表れているように感じます。そんな成井恒雄さんの意志と作風を、ご家族3人で受け継いでいるのが「成井窯」です。特徴のひとつである蹴轆轤と、生前から使われてきた登り窯を継承しながら作られる作品は、益子焼らしい無骨で素朴な佇まいと、やわらかな曲線、ぬくもりを感じる心地よい重みが魅力です。そして「普段使いするものだからこそ、手に取りやすい適正価格で提供する」ことを当たり前のように貫くその姿勢にも、寛大な成井イズムが宿っています。 陶器市ではメインストリートから少し離れた「陶芸村」で出店しています。 ダイナミックでアーティスティック、詩的な世界観/能登実登利さん 前出の成井恒雄さんに1973年に師事、その3年後に独立・築窯された能登実登利さん。その作風は、師匠である成井さんに通じるものがあるように感じます。 能登さんの作品は、自由で大胆。民藝というよりも、アートに触れているような感覚があります。独自の発想を落とし込み昇華させたダイナミックな作品は、歪みや雑味を含んだトータルの存在感に圧倒されます。もちろんそこには豊かな感性と熟練の職人技術が集約されているのは言うまでもありません。かと言って使いにくさは無く、暮らしに寄り添ってくれる懐の深さのようなものも感じます。 個人的には「月」や「空」、「風」、「雨」などの漢字が描かれたシリーズがお気に入り。どこかロマンティックで詩的な世界観に浸れます。 陶器市では「じゃりん小径」で出店しています。 以上、益子陶器市でおすすめしたい【作家編】パート1でした。今回ご紹介した作家さんたちの作品は、どれも手に取りやすいリアルプライスなのが魅力のひとつでもあります。そういったところも益子焼が人々の生活になじみ、長く愛される理由なのだと思います。パート2では陶芸家だけでなく、ガラス作家や木工作家もご紹介します。お楽しみに。 text : Yu Konisho
2018年06月10日まとふ(matohu)が国内外の刺激的なアーティストを招いて紹介するシリーズの第10弾として、陶芸家・中村譲司の「うつわの現在形」展を6月1日から10日まで、まとふ表参道本店にて開催。日本の焼き物の伝統の地、京都の清水五条坂でロクロを回し続ける若き陶芸家、中村譲司。まとふの茶箱展でもコラボレーションし、近年その才能が高く評価されている。異形のアート作品を作りだす感性と、職人としてロクロ仕事で鍛えた確かな技術でつくられるうつわは、独特の形といい、美しい釉薬の色といい、まさに「うつわの現在形」だ。今回はまとふのために、お茶のうつわなどを中心に制作。まとふゲストアーテイストシリーズでは初めての陶器の展覧会となる。【展覧会情報】matohuゲストアーティストシリーズ Vol.10 George Nakamura −「うつわの現在形」展会期:6月1日~10日会場:matohu表参道本店住所:東京都渋谷区神宮前5-9-25 1F時間:11:00〜20:00
2018年05月11日「彩泥窯 表参道工房」東京・表参道に佇む「彩泥窯 表参道工房」は、気軽に体験できる陶芸教室です。1日体験教室・会員制教室・TVや雑誌などへの陶芸シーンや演出指導などを提供しています。窯元・中野拓氏が10年ほど前に立ち上げ、現在では年間10,000人も訪れる都内でも屈指の人気教室となりました。オリジナル作品を気軽に作れる「1日体験教室」1日体験教室では電動ロクロまたは手びねりで世界にひとつだけの作品を作ることができます。人気ナンバー1は「電動ロクロコース」。約2kgの粘土から2~3個成形しその中から1つ選びます。お皿、湯呑やマグカップなど種類は多彩なので、お好みで何を作るか決めてください。どの作品も1時間ほどで作成できます。その後スタッフが丁寧に焼き上げてくれ、1ヶ月ほどで手元に届けられるとのこと。待つ時間も楽しみのひとつです。陶芸家気分に浸れる作務衣「彩泥窯」では体験者にオリジナルの作務衣を無料貸出しています。私服の上から羽織れば汚れの心配がないのが嬉しいポイント。また“THE 陶芸作家”の気分に浸れます。作務衣を着てロクロを回せば、素敵な作品が完成する予感。贈り物に普段使いにひんやりとした土に触れていく内に心が解き放たれてリラックスした時間を過ごせます。“モノづくり”の空間を楽しんでください。2名以上の複数人数で訪れるとグループ割引を利用できるので、ぜひ友達や大切な人を誘ってみて。東京メトロ各線「表参道駅」A2出口より徒歩3分。世界にひとつだけの作品は贈り物にもぴったりです。普段の感謝の気持ちをこめて作品を作ってみませんか?スポット情報スポット名:彩泥窯 表参道工房住所:東京都渋谷区神宮前4-6-2電話番号:03-6447-1105
2018年04月24日和とモダンの空間は、緑が生い茂る都会のオアシスひときわ目立つ外観には、木や緑が生い茂り、コーヒーとパンのかぐわしい香りが漂っています。都会に居ながら自然を感じることができ、森の中にいるような落ち着いた雰囲気はまさにオアシス。店内は、和の色彩と骨董品の家具に、心が落ち着きゆったりとくつろげる空間です。店内にある照明やクラフトは、ゆう工房のスタッフが教室でひとつひとつ手作りしたもの。「手作り」で毎日の生活が楽しく過ごせるようにという思いが込められています。日々の慌ただしい時間から解放され、自分だけの時間や、大切な人との時間を過ごしてみませんか?「caféゆう」限定! 一点ものの手作り陶器や雑貨「caféゆう」をプロデュースしている、「陶芸教室ゆう工房」。そのスタッフによって手作りされた、可愛い陶器や雑貨が店内で販売されています。マグカップ、お皿、お茶碗、花器などの陶器や、銀アクセサリー、ガラス、染織などのおしゃれな雑貨など、その種類は豊富。あたたかみのある手作りクラフトは、他に同じものがひとつとしてない、一点ものです。陶芸教室ゆう工房の会員にはお得なサービスも!陶芸教室ゆう工房では、陶芸教室の会員であれば、会員証を提示するだけでランチセットを除くメニューが会員価格で楽しめます。陶芸教室の会員になっていないという方や、陶芸に興味がある方は、同じビルの中で陶芸体験(3,500円~)を行っているので、一度体験してみてはいかがでしょうか?その他、素敵な特典のついたスタンプカードを発行しているので、希望の際は、来店時にスタッフにお申し付けください。都会のオアシスのような空間には、魅力がたくさん詰まっていました。その他にも、お好みのカップを選んでティータイムが楽しめたり、手作り陶器に入った絶品のスイーツを楽しんだりと有意義な時間を過ごせるので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?スポット情報スポット名:Cafeゆう住所:大阪府大阪市北区芝田1-10-3電話番号:06-6377-6777
2018年03月12日JR中央線沿いの3ヵ所に展開する、由緒ある陶芸教室〔つきじ窯〕。そのうちの高円寺教室は、夜間の女性受講者も多いんです。クラフト的ではない伝統工芸の魅力について、女性講師や外国人受講者に聞いてきました!クラフトでは味わえない魅力が陶芸にはある!物作りが好きな人でも、なかなかハードルが高いと感じてしまう「陶芸」。最近では、オーブンや石塑(せきそ)ねんどで簡単に作れる、「クラフト」的な焼き物も流行っていますね。でも、昔ながらの技法を用いる陶芸には、ほかの物作りでは味わえない特徴があることも確かなんです。JR中央線沿い3ヵ所に教室を展開!今回ご紹介する〔つきじ窯〕は、日野・小金井・高円寺とJR中央線沿いに3つの教室を展開していて、陶芸財団の正会員である本島幸雄氏が25年前に始めた由緒ある陶芸教室です。取材した高円寺教室は、女性の受講者が多く、曜日によって夜間も開講しているので、仕事帰りや家事から開放される深夜に通うのもアリです。作るのは焼き物ではなく“ゆとり”!?高円寺教室で講師を務めている、陶芸歴13年の鷹野さん。「陶芸は、心にゆとりがないとできないんです。だから、作り始めると無心になれて、リラックスできます。それが楽しくて、続けられる方が多いです」つきじ窯では、自分のペースで好きな焼き物を作ることもできますが、通常約1年かけて学ぶ全31回のカリキュラム(基礎コース)も用意されています。そして、自分の指定した時間帯(クラス)以外でも空いている時は、月謝の他にお金を払わなくても作陶できるという、大変お得なシステム♪酸化焼成の焼き物の場合は、教室にあるこちらの窯で本焼きまで行うことができるそうです。山梨県秋山村にある穴窯での本焼き以外の工程は、すべて教室内で行えるため、作陶の満足感も十分に得られます!受講者が作った焼き物。鷹野さんによると、仕事のストレスが溜まっていて、「ここで(陶芸を)やるために生きてます」なんて言って、頻繁に通っている受講者もいるのだとか。陶芸の魔力、恐るべし。外国人受講者にお話を聞いてみた!こちらの男性、たまたま取材時にいらっしゃった受講者で、フランス人のランデリさん。日本の伝統工芸を実際に体験するのが好きだと言います。つきじ窯には2年近く通っており、「みんな優しく、固くない雰囲気」が気に入っているそうです。意外な物が作れるかも!?こちらは、服飾店からのオーダーで作陶したという、ボタンです。ほかにも、人形やお地蔵さんを作陶する受講者もいるといいます。焼き物ならではの質感で、自分の好きなものを作ってみるのも面白いかもしれませんよ♪体験コースで一歩踏み出してみよう!〔つきじ窯高円寺教室〕の入会金は10,000円で、月謝は8,740〜10,280円。粘土代と焼成代以外に料金は発生しませんので、非常に良心的な価格帯です(必要最低限の道具は教室にあります)。とはいえ、入会には勇気がいるものです。迷ったときは、体験レッスンの受講がオススメです!2,500円で、お茶碗を作陶できます(1回、3時間程度、要事前予約)。アットホームな雰囲気、そして、陶芸の奥深さを味わいに、ぜひとも一度〔つきじ窯〕に寄ってみてはいかがでしょうか。<店舗情報>●店舗名:つきじ窯高円寺教室●住所:東京都杉並区高円寺南3-21-19●営業時間:10:00〜22:30(曜日によって異なります。夜間は火曜と水曜のみ。)●定休日:月、金〔つきじ窯〕HP
2018年02月14日陶芸家・今井律子の個展が、コトゴト(cotogoto)で開催される。イギリスで陶芸を学び、現在は栃木県の益子町に工房を構える今井が、会場となっているcotogotoで個展を開くのは、約2年ぶり。人や動物をモチーフとした作品は、独特の世界観があり、多くのファンがいる。今回は大人気の人をかたどった「人ポット」をはじめ、動物の置物や、毎日大切に使いたい器も用意。前回の個展とは、また違った新しい作品が並ぶ。独特のセンスが光り、他にない雰囲気の今井の作品にぜひ触れてみて。【イベント情報】陶芸家・今井律子個展会期:2月16日~25日時間:11:00~20:00会場:cotogoto(コトゴト)住所:東京都杉並区高円寺南4-27-17-2F※会期初日2月16日のみ整理券の配布および開店時間が11時よりはやまる可能性あり※作家在店日:2月16日・17日
2018年02月14日マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL) ハウスホールドグッズから、イギリスの陶芸家である二コラ・タッシー(Nicola Tassie)が手掛けた水差しの別注カラーが登場。2017年12月下旬から発売される。二コラ・タッシーが手掛ける作品は、英国家庭の伝統にルーツを持っている。粘土・質感・釉薬・模様の開発にも力を注いでいるため、独特のフォルムと質感が特徴だ。彼女の作品は、世界的にも評価されており、ロンドン・アーツによるヴィジュアル・アーツ・アワードを受賞している。今回展開されるジャグは、艶やかな質感と美しい色合いが魅力。バーミリオンやカーキと行った秋冬シーズンらしい新カラーで登場する。食卓を彩るジャグとしてだけでなく、水差しや花瓶として使ってみるのも良さそうだ。【詳細】二コラ・タッシー ジャグ展開時期:2017年12月下旬価格:25,000円取り扱い:マーガレット・ハウエル ハウスホールドグッズ 一部店舗【問い合わせ先】マーガレット・ハウエル ハウスホールドグッズ アングローバルTEL:03-5467-7864
2017年12月24日自然と心が解放されるナチュラルな雰囲気のお店福岡・大名にある「陶芸教室 ゆう工房 福岡天神教室」は、陶芸のワークショップなどを開催しているハンドメイド教室です。家族や友人同士、あるいはカップルで訪れて、一緒にクラフトを楽しめます。店内は2フロアあり、1階はゆう工房プロデュースのうつわカフェ。実際に作業する2階アトリエにもカフェが併設されていて、作業の合間にも休憩ができ、和気あいあいとした雰囲気で過ごせます。心をしっかり落ち着かせて陶芸に打ち込む空間手作りに挑戦したい気持ちをしっかりとサポートしてくれるのが、こちらのお店の特徴です。1日体験コース、みっちり学ぶことのできる専門コースなど、様々な利用の仕方があります。体験レッスンは1時間30分からなので、気軽に参加してみましょう。専科コースでは、初心者、作家志望など、レベルに合わせた指導を受けることができます。会員展への出品も、楽しみのひとつです。ここでしか作れないイチオシの陶芸作品工房オリジナルの記念カップである、クマとネコをかたどった「たいmon君」と「めるmonちゃん」は、多くの人が制作体験している日帰りコースです。色合いや顔のデザインなどは、好みに合わせて自由に選んだり描いたりすることができます。陶芸初心者でも、きっとかわいらしく愛嬌のある作品を生み出すことができるでしょう。作品を完成させる際に、先生お手製のデコレーションアイテムを使用することができます。「これが作りたい」という気持ちを大切にできる、アイテム別の1日体験コースも用意されているため、多くの人の要望に応えてくれるのも、こちらのお店の見逃せないポイントです。じっくりレクチャーを受けてより深く学べば、陶芸の魅力と面白さに目覚めるかもしれません。ものづくりの時間をたっぷり楽しめる陶芸教室また、陶芸以外のさまざまな工芸も体験できます。アクセサリー、ガラス工芸、銀アクセサリー、染織、照明クラフト、レザーなど、幅広くトライアル体験を受け付けているそう。どれも、先生が親切に教えてくれる体制が整っているため安心です。会員コースでは、さまざまな組み合わせも可能。振替え受講などのサービスも充実しています。「陶芸教室 ゆう工房 福岡天神教室」は、福岡市地下鉄空港線「赤坂駅」より徒歩5分です。ほかに、東京、大阪、名古屋にも教室があります。通販陶芸ショップでは、陶芸作品だけでなく手作り雑貨を手に入れられるため、ぜひ覗いてみましょう。スポット情報スポット名:陶芸教室ゆう公房 福岡天神教室住所:福岡県福岡市中央区大名 1-2-38 1F・2F電話番号:092-725-7777
2017年12月24日南青山でアートな陶芸を見て、作って。南青山5丁目から西麻布を結ぶアンティークストリート。古美術や民芸品のお店が立ち並んでいたことに由来する道沿いには、ファッション店やカフェ、レストランなど個性豊かなショップが軒を連ねます。そんなアンティークストリートでの散策にふらりと立ち寄りポイントを発見。「at kiln AOYAMA」はフランスの工房をイメージした陶芸ショップ。白い壁と天井が開放的な店内は、1階は陶芸作家の作品を販売するショップ、2階は実際にワークショップを体験できる工房に分かれています。体験して、見て愉しんで。陶芸の魅力をまるっと味わいましょう。気軽にワークショップ オリジナル器を作りましょう初めての方でも安心。自分だけのオリジナル器を作ってみましょう。「たたらアートコース(\5,400/1回2時間)」では、所要時間2時間でかわいい器を作ることができるワークショップです。作り方は至ってシンプル。最初に板状の土を器の型に押し当てて成形します。次にヘラなどでフチを切り、好きなスタンプでデコレーション。あとは乾燥させて焼成すれば完成です。自分用にももちろん、大切な人へのプレゼントにぴったり。他には素焼きの器に銅半紙を押し当ててデコレーションを施すビスクアートコース(\4,300/1回2時間)も。つくりたいイメージにぴったりのコースをチョイスしましょう。体験できるのは土日祝のみ。オススメの時間帯は日曜の17時からが比較的空いているため、ゆったりと体験することができます。生活の一部にアートを取り込んで、ちょっぴり素敵な日常を。文/おゝしろ実結スポット情報スポット名:at Kiln AOYAMA住所:東京都港区南青山6-6-22電話番号:03-5778-3196
2017年12月20日ファッションブランド・08サーカス(08sircus)の直営店08bookにて、スウェーデンを代表する陶芸家のカール・ハリー・スタルハネ(Carl-Harry STALHANE)による白と黒の希少なアートピース約20点を展示するイベント「Dignified Beautyー凛とした美しさー」を10月13日から11月5日まで開催。多くのコレクターを惹きつけるスタルハネの陶器やセラミックは、繊細で滑らかなフォルムと巧みに調合された釉薬が作り出す質感を持つ。半世紀の時を経て、なおモダンで色褪せない美しいアートピースが、08bookのミニマルな空間にて展示販売される。【イベント情報】Carl-Harry STALHANE exhibitionDignified Beauty ー凛とした美しさー会期:10月13日~11月5日会場:08book住所:東京都世田谷区羽根木1-21-12 羽根木IGHフォレストハウスQ棟時間:11:00〜19:00休館日:月曜日~木曜日(期間中の金曜、土曜、日曜のみ営業)
2017年10月16日NY発ブランド、サヤカ デイヴィス(SAYAKA DAVIS)、陶芸家の伊藤環、トゥモローランド(TOMORROWLAND)による、互いの世界観への共感から実現した特別なイベントを、10月20日から29日までの期間限定でトゥモローランド丸の内店にて開催。この合同トランクショーではファッションと陶芸からライフスタイルを提案する。また、10月22日の13時から17時にはデザイナーのSayaka Tokimoto-Davisも来店し、期間中はトゥモローランド別注のスカートとワンピースのほか、サヤカ デイヴィス2017年秋冬コレクションのインスピレーションとなった伊藤環の陶芸作品を発売する。【トランクショー情報】SAYAKA DAVIS FOR TOMORROWLAND会期:10月20日~10月29日会場:TOMORROWLAND 丸の内店住所:千代田区丸の内 2-5-1 丸の内2丁目ビル 1F
2017年10月13日こんなリサ・ラーソン知らなかった! 「リサ・ラーソン展」で作品を満喫♪1931年にスウェーデンで生まれ、今年の9月で86歳を迎えたリサ・ラーソン。国内のみならず、日本をはじめとした世界各国で活躍している彼女は、現在も独特の自由な発想で、一点ものの作品(ユニークピース)を制作し続けています。同展では、彼女の代名詞ともいえる可愛らしい動物作品はもちろん、丸みを帯びた体のラインが特徴的な人物作品など、約190点の作品が鑑賞できます。芸術一家であるラーソン家のコラボレーションゾーンや、ユニークピースの展示、さらに夫のグンナル氏による初展示作品もあり、リサ・ラーソンの知られざる一面が明かされる展覧会です。北欧陶器の温かさと、ユーモラスな世界観に酔いしれてみては?過去最大級のボリューム! 先行販売陶器や大人気の定番商品&新作アイテムが大集合 「リサ・ラーソンショップ」展覧会の興奮と余韻を残し、続いて向かうのは物販コーナー「リサ・ラーソンショップ」。先行販売陶器の他、定番商品から展覧会公式グッズ、新作アイテムまで、およそ250種類のグッズが立ち並ぶショップ内は、まさにリサ・ラーソンランド!北欧モダンなデザイングッズの数々に、コレクター魂がくすぐられます!※限定陶器「コーギー」は受注販売ですその中でもオススメなのが、展覧会限定販売陶器「コーギー(税込・26,460円)」。体全体のやさしい色合いとつぶらな瞳、細く小さな足が可憐な、素朴で味のある一品です。お気に入りをいち早くゲットして! 胸キュン必至の先行販売グッズも必見同展では、松屋会場先行販売となるオリジナルグッズも充実。豊富なラインナップに、思わず目移りしてしまいそう!猫好きにはたまらない、気まぐれな表情が愉快な猫の陶器は、3種7色展開で販売されており、1体1体じっくりと選んでお買い求めいただけます。人気キャラクターの大人カワイイデザインがオシャレなエコバッグは、普段使いにピッタリ。お買い物だけでなく旅行にも持って行けちゃいます!さらに、リサ・ラーソンの陶器をいつでも持ち歩ける定番キーホルダーや、スウェーデン製の食器など、新柄や新キャラづくしの先行販売グッズが目白押し。展覧会のお土産や思い出に、あなただけのお気に入りを見つけましょう。癖になる魅力たっぷりの「北欧を愛するすべての人へリサ・ラーソン展」。ぜひ一度お立ち寄りください♪文/千祈(Kazuki)©︎Lisa Larson©︎Lisa Larson / Albaro Campo©︎LISA LARSON ©︎Tonkachiイベント情報イベント名:北欧を愛するすべての人へリサ・ラーソン展催行期間:2017年09月13日 〜 2017年09月25日住所:東京都中央区銀座3-6-1電話番号:松屋銀座 03-3567-1211(大代表)
2017年09月20日あたたかみのある空間でリラックスした時間を過ごす「森森舎」の外観は植木や看板などで飾りつけられており、店内はレンガや木を基調としたナチュラルであたたかみのある雰囲気。店内にあるアンティーク調の家具からは、店主のセンスの良さが光ります。ガラス張りの窓から見えるのは、陶芸教室を行う工房です。広々とした作りの工房は、ゆっくりと陶芸と向き合うことができます。世界にひとつだけの陶器をカフェで楽しむカフェに併設された工房では、日曜日と水曜日の10時~12時30分、火曜日の15時~17時30分に陶芸教室を行っています。コーヒーカップやお皿、お茶碗などの日常で使えるものから、植木鉢などの大きなものまで制作可能です。陶芸教室の店員は8名なので、家族でもカップルでも陶芸を楽しめます。陶芸を楽しんだあとは、カフェでひと息つくこともできるので充実した1日を過ごせるはず。自分で作った陶器をカフェで使ってもらえるのも嬉しいポイントです。見た目もかわいいかき氷たちでおとなの時間をおすすめ商品は、「スイカのかき氷」(850円、税込)。まるで本物のスイカのように盛りつけられており、見た目でも楽しめる一品です。スイカのシロップには、ワインと糖度12度のスイカを使用。ワインが入っているので、大人が楽しめるかき氷になっています。かき氷にはさまざまな種類があり、「レモンのかき氷」(780円、税込)は、広島県の尾道産レモンを使った爽やかなか味わいに。また「ゴーヤのかき氷」(800円、税込)などほかではなかなかお目にかかれないユニークなメニューも豊富です。かき氷だけじゃない! たくさんのメニューが充実「森森舎」で味わえるのは、かき氷だけではありません。自家製のアイスコーヒーにかき氷を乗せ練乳をたっぷりかけた「ベトナムコーヒー」(650円、税込)や、無農薬・有機栽培にこだわった食材を使って作る「カレーセット」(900円~1,250円、税込)なども人気。工房で作った器を使い、オシャレな気分でお料理やコーヒーを楽しめます。飲食にこだわらずワークショップなども充実させたい店主は、飲食や陶芸だけにこだわらず、ワークショップなども充実させていきたいと語っています。陶芸教室を併設していることから、子ども連れのお客さんも多い「森森舎」。地域に根付いたお店を目指し、年齢問わず誰でも訪れやすいお店作りを心がけています。また、子ども連れでもゆっくりとした時間を過ごせるようにと、半個室には絵本や黒板を完備。そんな店主の気遣いを感じられる店内では、慌ただしい日常を忘れて、ゆっくりとリラックスした時間を過ごせるはずです大阪市営地下鉄御堂筋線西田辺駅から徒歩10分、阪堺電車姫松駅からは徒歩5分。アクセスのよさも「森森舎」の魅力です。お子さまや友人たちと一緒に素敵な休日を過ごしに、一度訪れてみては。スポット情報スポット名:森森舎住所:大阪府大阪市住吉区万代東1-3-14 森脇ビル 1F電話番号:06-6696-6313
2017年08月10日エドツワキが3月17日から4月2日まで、ギャラリースペース「CURATOR’S CUBE」にて第一回 陶芸作品展「Salt Honey」を開催する。イラストレーター、デザイナー、画家と様々な顔を持つエドツワキが開催する同展には「作品を見るたびに蘇る様々な記憶」という意味が込められており、今回展示される作品の多くは丹波篠山の陶芸家、清水俊彦の窯で制作されたもの。CURATOR’S CUBE運営元のランドスケープの中原慎一郎も、SNSにアップされた陶芸作品を見た瞬間に「自分へのメッセージ」だと勘違いしたほどインパクトのあるものばかりが展示される。【イベント情報】「エドツワキ 第一回 陶芸作品展[Salt Honey]」会期:3月17日~4月2日会場:CURATOR’S CUBE住所:東京都港区西新橋2-38-3 土井ビル3階時間:12:00~19:00
2017年03月15日