志田未来が主演し、風間俊介とバディを組むリーガルミステリードラマ「勝利の法廷式」がこの春、放送開始予定。放送に先駆けて、メインビジュアルが公開され、ジャニーズJr.(HiHi Jets)高橋優斗の出演も明らかになった。本作は、親友を冤罪で殺人犯にしてしまい、法曹界から姿を消した弁護士・神楽蘭(志田さん)が、謎の天才脚本家・黒澤仁(風間さん)の力を借り、現代社会の闇を暴く、完全オリジナルの劇場型リーガルミステリー。今回公開されたビジュアルには、蘭と黒澤に加え、「純愛ディソナンス」ではヒロインに想いを寄せる同級生役で注目を集めた高橋さんが演じる新人弁護士・流川蒼が写る。蒼は、大手弁護士事務所「流川綜合法律事務所」の所長・流川大治郎の息子。1年前までは、「流川綜合法律事務所」で活動していた蘭の後輩にあたり、蘭に憧れと尊敬の念を抱く、まっすぐな青年。高橋さんは「不器用な所もあるのですが、それも含めて流川の良さだと思わず納得してしまう、愛され力のある人間だと思っています」とキャラクターについて話し、「志田さんと風間くんから少しでも多くのことを吸収し、自分自身の成長にも繋げていきたいと思います」と意気込んでいる。「勝利の法廷式」は4月13日より毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年03月16日NHKドラマ10「大奥」について、出演者の冨永愛、風間俊介、脚本の森下佳子、書評家・翻訳家の大森望がその魅力を語り尽くす「私の大奥語り」が、2月5日(日)に放送されることになった。福士蒼汰、堀田真由、斉藤由貴らが出演する<家光×有功編>がクライマックスを迎える、よしながふみ原作の大人気漫画をドラマ化したドラマ10「大奥」。今回の番組では、原作ファン4人が作品の魅力を語り尽くす。まず、それぞれが挙げるのは“男女逆転”の世界でありながら、リアリティがあること。ドラマで徳川吉宗を演じている冨永さんは「最初は違和感があったんですけど、すぐそれがしっくりくる。その時代の実際のできごとがきちんと盛り込まれていて、本当にこうだったんじゃないかなって思えてくる」と語る。冨永愛そして、杉下を演じている風間さんは「フィクションでありファンタジーなんですけれど、自分たちが学んできた歴史よりもこちらのほうがいいんじゃないかって思わせる、そんな力があるんですよ」と話す。風間俊介ドラマ10の脚本を担当した森下さんは作品の魅力について、「よしながさんの描くキャラクターはすごく緻密で血肉が通っている。いろんな人の多様な愛の形が描かれているのが魅力の一つ」と語る。森下佳子書評家・翻訳家の大森さんは「歴史を知っているかにも関わらず、普遍性があり、どこの国にも共通する問題を描いているので日本人しか楽しめないということは全くない。世界で受け入れられる作品」と話し、海外でも賞を受賞した原作の普遍的な魅力があるという。大森望キャストたちも熱く語る、好きな登場人物、印象に残る人物にも注目だ。「私の大奥語り」は2月5日(日)17時30分~NHK総合にて放送。ドラマ10「大奥」は毎週火曜22時~NHK総合ほかで放送中。(text:cinemacafe.net)
2023年01月31日今春放送予定の月9ドラマ「風間公親-教場0-」より、木村拓哉が演じる風間公親の場面写真が初公開された。2020年と2021年に新春スペシャルドラマとして放送された、長岡弘樹原作の「教場」シリーズがこの春、連続ドラマとして帰ってくる。今作は、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”としてあたっていた時代の物語。まだ右目が失われておらず、両眼で誰よりも早く真実を見抜き、指導する後輩刑事と共に事件に挑んでいた。公開された場面写真では、そんな義眼ではない風間の眼鏡越しに光る力強い眼が印象的だ。昨年から撮影がスタートしているという本作。これまでの警察学校の中での物語ではなく、刑事として事件を捜査していく風間を演じる木村さんは「今回の風間は刑事指導官という立場で、異動してきた若手刑事を指導しながら、事件の捜査もしていきます」と説明。続けて「一本のドラマなのにこういう作り方をするんだ?っていう構造になると思います。僕も今までいろんな作品をやってきましたが、今回のような作り方をしたことはありません。連続ドラマとして、“どこがどう連続”になっているのか、『教場』の1作目、2作目を受け取っていただいた皆さんにしっかり楽しんでもらいたいし、喜んでもらいたいです」とコメント。なお、このコメントと場面写真には、今作の様々なヒントが散りばめられている。「風間公親-教場0-」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年01月16日2023年4月期の月9ドラマは、木村拓哉が主演する「風間公親-教場0-」を放送することが決定。新たな舞台で“刑事指導官”風間公親を描く。「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得した長岡弘樹の「教場」シリーズ。警察小説の新境地として、シリーズ累計100万部突破のベストセラーとなっている。そんな本作が、2020年と2021年に新春SPドラマとして、主演・木村拓哉×脚本・君塚良一×演出・中江功で映像化(「教場」「教場II」)。神奈川県警の警察学校という密室を舞台に、冷徹で最恐の教官・風間公親が、「警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間をふるい落とす場である」という考えのもと、冷酷無比なやり方で生徒たちをふるいにかけていきながら、彼らがそれぞれ抱える様々な葛藤や秘密が渦巻く中で次々と巻き起こる事件を乗り越え、卒業するまでを描いた。「教場II」放送後からこれまで、続編の放送を希望する声が数多く寄せられていたが、シリーズ3作目となる今回は、“木村さん×君塚さん×中江さん”の最強タッグ再集結で連続ドラマとして放送が決定。前作のラストシーンにて、右目の義眼は風間が刑事時代、捜査中に何者かに襲撃されて負った傷であったことが判明したが、犯人の正体と風間が警察組織に対して持つ激しい恨みの理由までは明らかにされなかった。今作では、風間がなぜここまで冷酷無比な人格となったのか、その謎が明らかに。物語は、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”としてあたっていた時代。「風間道場」と呼ばれ、若手刑事が突然、風間とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムがあった。風間と共に殺人事件の現場に臨場し、容疑者の前で事件捜査の基本を試され、叩き込まれていくOJT型の事件捜査。「残念だが君には見込みがない。交番勤務に戻ってもらう。これにサインして持ってこい。いつにする、明日かあさってか、何なら今でもいい」――刑事失格の烙印を押された者たちは、風間流の事件捜査を学び、自らの無力さを感じ取る。誰よりも早く真相を見抜いている風間が、あえて後輩刑事に「自分で考えてみろ」と促すことによって、事件を解決に導いていくと同時に、後輩刑事の抱える秘密やトラブルをも見抜いていく。やがて、後輩刑事たちはひとりずつ風間道場を卒業していく。風間公親のキャラクターそのものに深く切り込んでいくシリーズの原点であり、始まりとも言える物語だ。木村さんのフジテレビ連続ドラマ出演および月9ドラマ主演は、「HERO」第2シリーズ以来、9年ぶり。さらに月9ドラマ主演が今作で11回目となり、同枠主演回数歴代1位となる。放送決定を受けて木村さんは「あの“教場”という特別な空間である、警察学校の中だからこそ成り立っていた風間公親という存在が、皆さんが行き交う一般社会の中にいる場合、この描き方が難しいなと思っていたんですが、そこは中江監督といろいろと話をして、詰めている途中です。今回の連ドラ化は思い切った試みだとは思うんですが、お正月早々“こんなのをやるの?”と違和感を抱かれていた今までの『教場』を、また今回は違う違和感がある場所、その曜日のその時間帯(月曜よる9時)で、“こういうのをやって大丈夫なんですか?”という作品を作ることになると思うので、いろんな意味で皆さんに驚いていただけたら面白いかなと思っています」とコメント。また舞台が変わる今作について「風間公親が、コンビニや繁華街など、皆さんが生きている生活空間とつながる、生徒の前にいるのではなく、実際の事件の前にいる。その点では、警察学校を描いた1作目と2作目とは、風間の後ろの背景が全く違ってきます。仮の段階の台本にも目を通しているんですけど、目を通せば通すほど、監督と会って“こうしない?、ああしない?”というところがボロボロ出てくるんです。自分からもアイデアが湧き起こるんですけど、1作目、2作目のスタッフと一緒に今回も作るので、あの空気感というものはすでに共有できているし、それが警察学校という舞台から、外の世界に出たときに、僕だけではなく、監督やずっと一緒に作ってきたスタッフと一緒に外に出るので、そこで湧いてくるアイデアやイメージはひとつも無駄にならないですよね」と話している。「風間公親-教場0-」は2023年4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月10日元体操選手の田中理恵さん(35)は、父親は体操クラブを開き母親、兄、弟も体操選手という体操一家で育ちました。現役時代に「可愛い体操選手がいる」と一躍有名に。そして可愛いビジュアルだけではなく、体操での長い手脚を生かした優雅な演技にも注目が集まり人気に。ママになった今も可愛いと話題になる理恵さん。先日は大胆脚上げショットを投稿したところ反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!理恵さんの美しすぎるV字ライン!大胆脚上げに大反響 この投稿をInstagramで見る RIE TANAKA 田中理恵(@riiiiiie611)がシェアした投稿 「本日もお疲れ様でした‼︎‼︎撮影頑張ったぁ♡いつも現場が明るく幸せです。なんだか不思議な写真だねっ」と椅子に座ってそろえた足を真上に楽々と上げている理恵さん。簡単そうにやっていますが、椅子でこの体勢ができるバランス感覚の良さに驚いた方も多かったようで、コメント欄には「きれいな姿勢」「えー!どうなっているの??」「ものすごいバランス感覚ですね」と称賛のコメントが寄せられておりました。いつも元気で笑顔がチャーミングな理恵さん。見ている私たちも元気になるくらいのパワーがありますね。今後の活躍も応援していきたいと思います!あわせて読みたい🌈松井玲奈さんが大胆ショットを披露「超セクシー美人‼️」「大人の色気スゲー」と反響
2022年09月29日映画『ゴーストブック おばけずかん』(公開中)の公開御礼舞台挨拶が28日に都内で行われ、城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、釘宮理恵、下野紘、杉田智和が登場した。同作は作:斉藤洋、絵:宮本えつよしによる児童書「おばけずかん」シリーズの実写化作。学校中で噂になっている、夜中に子供たちの枕元に現れて「願いを叶えたいか?」と耳元でささやく、白い布をかぶった謎のおばけ。どうしても叶えたい願いがあった一樹(城桧吏)たちは、おばけに導かれるまま、どんな願いも叶えてくれるという「おばけずかん」を探すことに。臨時教員の瑤子先生(新垣結衣)と一緒に、あやしい店主(神木隆之介)のいる迷路のような古本屋で図鑑を手に入れるが、古本屋から出た外の世界は、もう彼らの知っている世界ではなかった。事前にサプライズに対しての思いを聞かれ、城は「サプライズは嬉しいのでどんとこい。感動もしますし心も温まりますし、サプライズ大好きです」と回答。さらに推し妖怪が山彦ということで何か話しかけるように促され「お〜い、山彦!」と叫ぶと、作中の山彦の声で返ってくる。驚いた城は柴崎に「『柴崎です』と言ってみて!」とお願いし、全く同じ言葉が戻ってくることを確認。改めて図鑑坊役の釘宮、一反木綿役の下野、山彦役の杉田がサプライズで登場した。吉村は「撮影中とかお化けは目の前にはいなかったんですけど、耳から声をきかせていただいていて、すごいなあと思ってました」、サニーは「演技の時もずっと声を聞いていて、実際に会ったこともなく、おばけの声と実際の声も本当に似ていて、会えて嬉しいです」とコメントし、声優陣は大爆笑。さらに柴崎は「言葉が出てこないので、わかんないんですけど、杉田さんと下野さんが自分の好きなアニメに出演していて、本当に、あ〜!! マジで嬉しくて。泣きそうなくらい嬉しくて……何を話していいかわからないんですけど」と胸がいっぱいで涙を流し始めてしまう。この反応には、声優陣も「いい反応です、ありがとうございます!」(下野)、「こういう子たちに支えられてるんだね」(杉田)としみじみ。城も「撮影当初から『会えないかな』ってみんなで言ってたんですよ。目の前にいるのが信じられなくて、やばいです」と喜びを表した。店主役の神木も「幸せですよ。アニメ大好きですし。釘宮さんとは僕が撮影する前に映画の図鑑坊と店主の掛け合いをさせていただきまして、その時『ずっと前に会ってるんだよ』と言ってくださってて、僕が小3、小4くらいの時に。めちゃくちゃ嬉しかったです」とエピソードを披露。釘宮は「初めて子役さんと共演というので印象深くて、覚えてました」と当時のことを明かした。釘宮は「映画の美術部に、高校の時の同級生がいたんですよ。なので撮影で皆さんが使っていたセットを見学させてもらって中を歩かせてもらい、感動しました」と振り返り、下野は「いいな〜! 我々行ったことないよね」と杉田と頷き合う。下野は「自分のキャラクターが実写の皆さんと共演することってそんなにないのですごい新鮮でしたし、収録に関しても口元を撮っていただいて、資料として使わせてくださいみたいな感じで。セリフを読む時に口元だけカメラで撮られてるのが不思議な気持ちで、必要以上に開けたほうがいいのかなとかいろんなことを考えながら」と収録時の様子を語る。杉田は「山崎貴監督は気になっていた監督。夏休みに親子で家族で見られる、さらに大人も子供の頃を思い出せるような作品に関われた幸せを噛み締めています」と心境を明かした。
2022年07月28日星野源がパーソナリティを務める、7月26日(火)深夜放送の「星野源のオールナイトニッポン」は、声優の釘宮理恵、下野紘、杉田智和がゲスト出演する。番組7年目に突入し、まもなく放送300回を迎える同番組。今回登場するのは、「鋼の錬金術師」のアル役や「銀魂」の神楽役でお馴染みの釘宮さん、「うたの☆プリンスさまっ♪」「進撃の巨人」シリーズの下野さん、「銀魂」や「ジョジョの奇妙な冒険」、多くの特撮作品にも参加している杉田さんという人気声優たち。3名は、星野さんが主題歌を担当する映画『ゴーストブック おばけずかん』にて、“おばけ役”図鑑坊(釘宮さん)、一反木綿(下野さん)、山彦(杉田さん)の声を担当しており、星野さんの新曲「異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)」でも、おばけとしてコーラスで参加。今回リリース後、初めての共演となる。星野さん、釘宮さん、下野さん、杉田さんが参加した『ゴーストブック おばけずかん』は、『ALWAYS 三丁目の夕日』『DESTINY 鎌倉ものがたり』を手掛けた山崎貴監督の最新作。“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子どもたちを描く、異世界冒険ファンタジー作品。本作は、本日7月22日(金)より全国東宝系にて公開中だ。ニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」は7月26日(火)25時~(27日午前1時~)放送。(cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストブック おばけずかん 2022年7月22日より全国東宝系にて公開©2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会
2022年07月24日“宮地式”脳トレ記憶術を販売する株式会社Art of Memory(代表:三宅 洵、本社:東京都大田区)は、2022年6月に女優でタレントの柴田 理恵(しばた りえ)さんがイメージキャラクターに就任したことを発表しました。柴田 理恵さん“宮地式”脳トレ記憶術 柴田 理恵さんLP・ ・ ■“宮地式”脳トレ記憶術とは人の顔と名前の覚え方・英単語暗記法・会社データや歴史年表の覚え方(数字記憶)等々、ビジネスや受験勉強や日常生活で役立つ超実戦的記憶法を伝授し、ジャンル問わず、様々な記憶対象を例にあげ、瞬時に強く長く正確に記憶できる一生モノのパワースキルです。今回、女優の柴田 理恵さんからも、「絶対自分にはできないと思っていたけど「たのしい!」「自分にもできる!」と思えて、先生と一緒にやっていくうちにいつの間にかバッチリマスターできていました!「記憶力に自信がない」「物覚えが悪い」というのは、この記憶術で解決できると思います!もし私に子供がいたら“宮地式”脳トレ記憶術を絶対に教えたいです。」と推薦をいただきました。■宮地 真一プロフィール世界人口上位2%のIQを持つ者だけが入ることのできる、世界的高IQ集団、「MENSA(メンサ)」の日本人会員を取得。さらに、記憶力でギネス世界新記録を樹立した、初代記録保持者という、メンサ級のIQと、ギネス級の記憶力を併せ持つ、世界でも極稀な人物。「技術で誰でも天才になることができる」をモットーに、記憶力講師として活動を初め、受講生のさまざまな能力を引き出し、累計4,000人以上の夢や目標を叶えてきた。テレビ朝日やTBSなどの超人気番組に、天才人として出演し、大手企業から研修や講演依頼が殺到するなど、あらゆるメディアや会社で引っ張りだこの、超人気講師として大活躍している。■株式会社Art of Memoryについて ■会社概要会社名 : 株式会社Art of Memory所在地 : 東京都大田区中馬込2-21-1-102代表 : 三宅 洵設立 : 2020年10月8日事業内容: オンライン学習コンテンツ開発講師のプロデュースマーケティング事業スクール運営セミナーの開催能力開発グッズの開発URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月15日俳優の風間俊介が3日、東京・紀伊國屋ホールで行われた舞台『恭しき娼婦』のプレスコール及び取材会に、女優の奈緒とともに参加した。『恭しき娼婦』は、20世紀を代表する哲学者ジャン=ポール・サルトルが1946年に発表した傑作戯曲で、非情な世界における人間の権利、尊厳、そして、自由といった、いつの世も人類が向き合う問題に正面から取り組んだ作品。今回、栗山民也氏が演出を手掛け、物語を大きく動かす重要な決断を迫られることとなる娼婦のリズィーを奈緒、街の権力者の息子でリズィーに虚偽の証言を迫る白人のフレッドを風間が演じる。フォトコールを終え、奈緒は「劇場入りしたのが2日前。やっと劇場の空間にも慣れてきて、取材の皆さんに入っていただいて、人が客席に座っていらっしゃってお芝居をするのはこう感覚なんだなと、すごく新鮮な気持ちでさせていただいたので、お稽古で重ねてきたものと、新しいことと、初日に出会えることを楽しみに、緊張はあるんですけど一生懸命やりたいと思います」とコメント。風間は「稽古を重ねていく中で、本当に素晴らしい作品、本当に素晴らしい演出家の栗山さん、そしてキャストの皆さん、スタッフの皆さん、そして素晴らしい劇場、すべてがそろっている状態で、あとはお客様に見ていただいてお客様に心が動いていただく、それを残すのみ。僕自身もこの作品に出会えてよかったなと思う素晴らしい作品になっていると思うので、ただただ一生懸命やっていけたら。多くの人に見てもらいたいと思っている作品になっています」と語った。舞台『恭しき娼婦』は、6月4日より19日まで紀伊國屋ホールにて、その後、兵庫・愛知にて上演。風間の親友である相葉雅紀の主演舞台『ようこそ、ミナト先生』も新国立劇場 中劇場にて明日6月4日に開幕する。相葉と舞台について何か話をしたか聞かれると、風間は「舞台の進捗状況はずっとお互い共有している状態。なかなかお互いに見に行くのが難しいかなというくらいに公演スケジュールが重なっているんですけど、心強いですね」と答え、「生田斗真の舞台も始まりますし、同世代、同じ時代を生きてきたものが改めてみんなで頑張っている時間はありがたいし、負けられないなと思います」と語った。さらに、久しぶりの舞台となる相葉にアドバイスなどはしたのか聞かれると、「とんでもないです」と笑い、「『どう? 大変?』って言って、『うち明日通し』『うちも明日通し』って、キャッキャキャッキャやってます。サッカー部と野球部で『明日試合』って言っているようなそんな感じの時間です」と微笑ましいやりとりも明かした。
2022年06月03日バカリズム原案・脚本の新感覚ショート・ショートドラマ「ノンレムの窓」の放送が決定。風間俊介、野間口徹、松岡茉優が、それぞれの作品で主演を務める。深い眠りを意味する“ノンレム睡眠”。今回放送するちょっと不思議な3つのショートストーリーは、夢なのか?それとも現実なのか?夢と現実、現実と非現実…その狭間を行き来する不思議なバカリズムワールドこそが「ノンレムの窓」。原案・脚本だけでなく、自らも出演するバカリズムさん。窓先案内人なる不思議な役柄で随所に登場。顔を一切見せない謎の女性マドカ(※声のみ出演女優)との謎に満ちたやり取りにも注目。バカリズムさんは「ちょっとアカデミックな硬そうなタイトルの番組に見えますけど、全然難しい番組ではないので、単純にただただ楽しんでいただける短いお話が観られる番組だと思います。気楽に楽しんでいただき、そのまま寝てもらえればと思います」とコメントしている。第1話「私達の恋」にて、二股をかけ続けてしまう独身サラリーマンを演じる風間さんは「バカリズムさんの脚本を演じるのは初めてなのですが、台本を読んで『お金を払いたい!』と思ったのは初めてでした!(笑)読み物として優れすぎていて、震え上がるほど面白い脚本でした」と物語の印象を明かし、第2話「解約ゲーム」にて、有料動画サイトをなかなか解約できない男を演じる野間口さんは「僕自身、絶対に普段では出来ない、顔を粉に埋めたり…レーザーを越えたり…というシーンがあり、すごく楽しんで撮影させていただきました。普段生きていて『これ、モヤっとするな…』ということを笑い飛ばしてくれる作品になっています」と内容について語る。そして、第3話「カスタマイズ」にて、難解なカスタマイズ注文に翻弄される新人カフェ店員に扮する松岡さんは、「私もコーヒーショップで『カスタマイズ』をよくする方なので、新人さんなど困らせてしまったこともあるのかな…と思いました。(笑)」と話しつつ、「面白い脚本のドラマがショートで3つあるという魅力はもちろん、物語の間にバカリズムさんが出てくる部分や出演していない2つのお話を見るのが視聴者としてとても楽しみです!バカリズムさんとご一緒できて私自身もすごく嬉しかったですし、『ノンレムの窓』が続いていくよう楽しみにしています」と早くも続編に期待を寄せている。<「ノンレムの窓」各話あらすじ>■第1話「私達の恋」マメな性格のサラリーマン・中島宗介(風間俊介)は彼女の鈴木詩織(村川絵梨)には決してバレないよう細心の注意を払いながら別の女性・佐藤佳奈(片山友希)と“二股交際”をしていた。どちらの女性も本気で愛するが故の2倍の労力。ふと「自分が二人いればなぁ…」と思った翌朝。目覚めると目の前にいたのは、もう一人の自分だった――。■第2話「解約ゲーム」妻から使っていない有料動画サイト「プレミアムシート」の解約を促された、しがないサラリーマンの谷尻(野間口徹)。簡単に解約できると思っていたが、常軌を逸した煩わしい確認画面の数々に悪戦苦闘。PCサイトでの解約に失敗した谷尻は「プレミアムシート本社窓口」まで出向くことに…そこで待ち受けていたのは解約をかけた密室デスゲームだった――。■第3話「カスタマイズ」お客が自由にカスタマイズできるのが人気のハーピーズカフェ。遥香(松岡茉優)は新人研修を経ての勤務初日。「ショート・ソイオールミルク・アドリストレットショット・ノンシロップ・チョコレートソース・アドホイップ・フルリーフ・チャイティーラテ…」。呪文のように長いカスタマイズ注文をしてくるクセが強い客に翻弄されながらも成長していく遥香。その日、最後に現れた客の意外な注文に――。「ノンレムの窓」は4月5日(火)23時59分~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月29日上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める、現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。この度、朝ドラ初出演となる佐々木希と、風間俊介が出演することが分かった。本作は、ラジオ英語講座と共に歩んだ3人のヒロイン、安子(上白石さん)、安子の娘・るい(深津さん)、るいの娘・ひなた(川栄さん)が紡ぐ、100年のファミリーストーリー。12月23日からは、2代目ヒロインである深津さん演じるるいの大阪編がスタートしたばかり。岡山を出て、大阪で暮らし始めたるいは、個性豊かな温かい人々と出会いながら、成長していく。今回出演が発表された2名が演じるのは、そんな大阪編にて、展開に大きな影響を与える人物。佐々木さんが演じるのは、芸能事務所の社長令嬢・笹川奈々。コンテストでトミーとジョーのトランペットに興味をもつ役どころ。「勘違いされやすく鼻につくタイプに見えるかもしれませんが、その心の奥には優しさが隠れており、すてきな女性だなと思いました」と役柄について語った佐々木さんは、「大阪編は、とても人間味のある物語になっているので、ぜひご覧いただきたいです」とメッセージを寄せている。また、風間さんが演じるのは、るいが働いているクリーニング店に時々来るお客さんで、弁護士の卵・片桐春彦。ある出来事をきっかけに、るいとの距離が縮まる。朝ドラについて「自分を育ててくれた恩師」と語る風間さんは、「再び出演させて頂くのは、母校に帰るような思いです。 作品は変われど、温かな現場の空気感はそのままで、優しさに包まれながら幸せに撮影することが出来ました」とふり返っている。なお、年末の放送は28日(火)まで。29日(水)には、安子編の物語をまとめた総集編を放送。そして年始は、1月3日(月)から放送が始まる。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は毎週月~土曜日8時~総合ほかにて放送。※土曜日は1週間をふり返り(cinemacafe.net)
2021年12月24日2021年11月29日「YJ STYLE」にて「ヨガインストラクター 角理恵さんのインタビュー」についての情報を公開しました。ヨガインストラクター 角理恵さん〜自分を大切にする〜風が自分の生きている価値に気づかせてくれたエクササイズとしてもファッションとしても今や多くの女性達に支持されているヨガ。そのヨガに14歳で出会い、すでにヨガ歴25年以上になるヨガインストラクター、角理恵さん。彼女は今、アーティストであるパートナーとともに、新たな挑戦をはじめている。大学で哲学を教える父の影響で、幼い頃から「生きる目的」などについて深く考えることが多かったという理恵さんが、現代に生きる日本の女性たち語るメッセージとは。普通の子供と自分は何か違うと感じていた大学で哲学を教える教授である父と国語教師だった母を両親にもち、厳格な家庭で育った理恵さんは、幼い頃からとても敏感な子供だった。「人の気持ちがわかりすぎて、人の影響を受けすぎてしまう子だったんです。クラスで少し孤立して寂しそうな女子とかがいると、その雰囲気を察してしまって、自ら声をかけずにはいられなかったんです」物心ついた頃から、常に人のために自分は何ができるのかを考えていて、自分よりも人を優先させがちだった。無邪気にはしゃぐ同年代の友達に囲まれ、表向きは明るくノーテンキな子供として振る舞いながら、実際には「生きる」ということについて深く考え込む、そんな子供だったらしい。「今でいうHSC(Highly Sensitive Child)、人一倍敏感で感受性や共感性が高い子供だったと思います。例えば、添加物が多くてカラダに悪そうな食べ物は、幼い頃からなんとなく違和感があって食べたくなかったですね。逆に大人はなぜそんなにカラダに悪いものを食べているんだろう・・・と疑問に思っていました」家庭では、幼い頃から日常的に社会問題や話題の本などについて議論する、そんな環境で育った。「逆に、深い話ができない同年代の子供よりも、大人と話す方が楽しく好きでしたね。その方が面白かったんです」10歳の時ドイツへ父親の仕事の関係で10歳の頃ドイツに滞在することになり、現地の小学校に通うことになった。地元高知からドイツへ。敏感な子供ならその環境の変化にストレスを感じてしまいそうだが、実際は違ったという。「敏感な子でしたが、一方で好奇心も旺盛だったので楽しめました。ドイツは、日本と全然教育方法が違いましたね。一人一人をしっかりみてくれるというか、それぞれの個性を認めてくれました。時間の流れもゆったりしていて、その子の個性を見つけて、その子のよさを活かすための教育だったと思います。自分の黒い髪をクラスメイトが褒めてくれたりして、短い期間でしたが、日本人としての誇りや自分への自信につながりました」しかし、ドイツから日本に帰国後、いじめや裏切りを経験する。そして、成長するにしたがって、家庭が息苦しく感じ始めてもいた。「家庭では、親に褒めてほしいと思ってたけど、そのハードルが高かったですね。うちの両親は感情表現が淡々としていることもあって、褒められた感が薄かった。(笑)今思うと自分でハードルを上げてたのかも。別に親としては、最終的に健康だったらよかったのかもだけど、自分で自分を苦しめていたのかもしれません。思春期にはいってからはよく反発してましたね」ヨガとの出会い中学時代、ダンスに興味を持ちモダンダンスを習い始めた。そこで出会ったのがヨガだ。「はじめは、ヨガとは知らずにやっていたんです。ダンスの終わりにクールダウンとしてダンスの先生がヨガをとりいれていて、それがすごく気分がよくリフレッシュできました」次第にヨガのなかでも呼吸や瞑想などにはまり、持ち前のストイックさで受験勉強に集中するための方法として呼吸法や瞑想法などをとりいれるようになった。そしてそれとともに成績も驚くほど上がっていった。関東の大学に進学し、卒業後は色々な経験をしてみたいと、さまざまな仕事にチャレンジしていたが、ある時、転機が訪れる。弟がウツになったのだ。大切な弟が苦しんでいる姿をみるのはつらく、自分が長年続けているヨガや瞑想で弟を癒やすことができるのではないかと思うように。また、仕事を転々とする中で、不調を訴える人や精神的なバランスを崩す人があまりにも多いと感じ、ヨガが彼らの役に立つのではないかと考え、ヨガのインストラクターになることを決意。しかし、実際なってみると、現実はそうスムーズにはいかなかった。ヨガインストラクターとして活躍する理恵さん「ある日弟に、自分が落ち込んだときはこういうふうに立ち直ったんだ、乗り越えてきたんだよ、という話をしたら言われたんです。『理恵と僕は違う。理恵にはできるかもだけど、僕にはできない』と。そう言われてハッとしました。自分の経験と重ね合わせて、こうすれば良くなるはず!と信じ切っていたけど、そうじゃなかった。私は弟をどうにか救いたいがために勝手な使命感で突っ走っていただけで、自分がやっていることは押し付けでしかないと。弟自身が自分の方法を見つけて乗り越えていくしかないんだと気づいたんです。実際に弟にヨガや瞑想を教えたことはなかったし、勧めるタイミングもありませんでした。ヨガは素晴らしいシステムだけど、結局、選択肢の一つでしかない。人はそれぞれ違うから、必要としていることも違うんですよね。そもそも、元気がない時ってヨガをしたくてもできないですよね。その当時ヨガは一般的な人にとって二の次で、フィットネス的要素も強く、思い描いていた活動とは程遠かったですね」幼少期/自分の生きる意味小学校高学年のとき、自宅のベランダでふと「なぜ自分は生きているんだろう」と考えていた彼女。その瞬間、風が吹いた。そして、その風によって「自分の価値」を感じたという。「風って、そこに木があれば木の葉をゆらしながらすりぬけていきますよね。そして私がいれば、私をすり抜けていく。私がそこに存在しているだけで、確実に風の流れを変えているんだって気づいたんです。自分はいてもいなくても同じ、と思っていても、風の流れは自分がそこにいるだけで確実に変わっている。見えない流れは私たちが想像し得ない形で伝播して、影響しあって、瞬間瞬間に変化しながら遠い国まで広がっていく。そんなイメージが駆け抜けました。目の前で起こっていることはほんの一部でしかないし、同じ瞬間はないんだって思いました。『私がいる世界』はこんなに面白いんだ!自分は生きてていいんだ、生きている価値があるんだと思ったんです」自分ルールを手放して、いい加減に、自分を大切に。「いい加減に、ゆるく生きる こと!人生をシリアスに捉えすぎない。そして、自分の世界から脱して、人と関わって欲しいです。真面目に生きてきた人ほど築いてきた自分ルールに没頭して、盲目的になりがち。日本の女性はみんな真面目で頑張りやさん。人に頼れず疲弊したり精神的に孤独になっていく女性が多いように感じます。自分でやってしまった方が楽、人に頼る気力さえない、頼り慣れてないからどう頼っていいのかわからない。それでも、自分の人生を動かせるのは自分だけ。あらゆる方法で人と関わって、いろんな世界を知ってほしいんです。『自分だけの世界』にいると最初は気楽かもしれないけど、だんだん味気なくなってきて、生きているのも辛くなってくる。世界は広い。いろんな人がいていろんな生き方が許されているんです。自分が思ってるほど、周りも自分も完璧じゃない。インドに行くと『うそでしょ!』というくらいみなさん自由な発想とユルさで生きています。ぐいっと人と関わっていくと、実は相手は頼ってくれるのを待っていた、とか、自分が思ってたよりあの人めちゃいい人じゃん!とかいい意味で予想を裏切られることって多々あるんですよね。今は直接会わなくても、海外にいかなくても繋がることができるツールがありますし。自分だけにフォーカスするのでもなく、他人のことばっかりを気にするのでもない、自分の好きなことをする時間を作ったり、爆笑できる動画を見るとか温泉に浸かるみたいに、ふと肩の力を抜く瞬間を増やして、ゆるく、時に強く、しなやかに生きてほしいと思います」幼い頃から、人間や社会、そして生き方について、深く見つめてきた彼女は今、アーティスト集団 ミラーボーラーズのディレクターである船木傑とともに、人や自然を結ぶ作品をテーマに、新たなアートワークにも挑戦を始めている。 アラフォーになった今、インド ラージャスターンの踊りと南インドの古典音楽に突如ハマり、単身インドへ。現地の暮らしや音楽、踊りを学んでいる。幼少の頃から好きだった踊ることや唄うことの喜びをあらためて感じているという。理恵さんとパートナーであるアーティスト集団「ミラーボーラーズ」のディレクター船木傑さん「いくつになっても、良いときもそうでないときも、目の前の人生を目一杯味わって、些細なことでもいいから、自分の琴線に触れるものがあればそれを無視しないで楽しんでいってほしいです。”感じること”は女性が得意なところですよね。一方、ヨガや瞑想がメジャーになって、アートやクリエイティビティなどに注目が集まっている今”感じること/Feel”が異常に重視される風潮があります。これからの時代は、感じることと同時に、しっかり情報収集して、いろんな考えを知って、その上で”自分で考えること/Think”を実践して欲しいです。これは想定外のことが起こったときにも役立ちますから。」彼女はこれからも、流れに身を委ねながら人生を楽しみ、その時の風を感じながらしなやかに生きていくに違いない。 女性には、多くの役割を求められる風潮がある。仕事も、家庭も、子育ても、そして老後もそれぞれに悩みは尽きない。しかし、ふと風が吹いた瞬間、自分がいることによって風の流れが変わったことに気づいて、少し肩のちからを抜いて、流れに身を委ねてみるのもいいかもしれない。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月29日離れて住む親と会えない人が続出したコロナ禍。介護認定を受けながらも、一人富山の自宅で暮らす母を持つ柴田理恵さんに、“遠距離介護”を成功させる秘訣を聞いた--。「コロナ前は、お正月とお盆、それから富山の伝統行事で9月に行われる『おわら風の盆』の年3回、母が一人で暮らす富山に帰省していました。けれど、今年はお正月以降、会えませんでしたね」そう話すのは92歳の母・須美子さんの遠距離介護をする、柴田理恵さん(62)。10月20日には、須美子さんとの思い出をつづった絵本『おかあさんありがとう』(ニコモ)を出版した。小学校教員だった須美子さん。もともとは、勝ち気で厳しい人だ。「お箸の持ち方などしつけのことは、あまり言われなかったのですが、私が『あれ買って』って泣くと、お母さんは『めんどくさいから泣くな!』とぴしゃり」実家が旅館の須美子さんは料理が苦手。晩ご飯は柴田さんと祖父が作っていたという。「あるとき学校の宿題がたくさんあって『今日はお手伝いできん』と言ったんです。そしたら母は『お手伝いもできんような人間は宿題なんかせんでいい!』って。学校の先生なのに(笑)」怖い母親だったが、優しい一面も。柴田さんが高校生のころ、小学校時代に須美子さんが担任だった男の子と同じクラスになった。「彼は早くにお母さんを亡くしていて、おばあちゃんと暮らしていました。あるときその子に『ばあちゃんが倒れて遠足の弁当を作れなかったときに、担任だったお前の母ちゃんが代わりに作ってきてくれたんだ。本当にうれしかった』って言われて。この話を聞いたときは、ちょっと泣いた(笑)」照れ笑いする柴田さんだが、お母さんの話をする際、目にはうっすらと涙が浮かんでいた。■母が洗濯物を出さない意外な理由そんな母・須美子さんの介護が始まったのは’17年10月のこと。柴田さんのもとに、須美子さんから「高熱が出た」と連絡が入った。「近くに住む従弟(いとこ)に母を病院に連れていってもらうと、腎盂炎(じんうえん)と診断され、入院することに。慌てて駆けつけ『お母さん、わかる?私だよ』と話しかけても、意識がもうろうとして『あ~あ~』と言うばかり。お医者さんから終末期医療に関する話もされ、そのときばかりはこのまま認知症になって亡くなるのかなと思いました」気丈な母の弱った姿は、さすがの柴田さんでもこたえたという。「しばらくして少し回復した母に、『お母さん!』って声をかけたら、私のことがわかったんです。それで『何か目標を持とう。何したい?お正月私に会いたいよね?』と聞いたら『会いたい』って。『正月一緒に酒飲みたいよね?』の質問には『飲みたい』と即答。だから『よし!酒飲めるように頑張ろう!』って励ましながら、リハビリをはじめました」入院した当初に受けた介護認定調査で要介護4と判定されていた須美子さん。しかし、必死の頑張りで、みるみるうちに回復。お正月には、一時帰宅してお酒を飲み、その後無事退院を果たした。当初、柴田さんは、須美子さんが再び一人暮らしをすることに不安を抱いていたという。「母に“東京に来て一緒に住む?”って聞きました。そしたら『友達もいるし、富山にいたい。それに、施設に入るとお茶や謡(うたい)の稽古ができなくなるから施設には入りたくない』って」確かに母の大切なものは、みんな富山にある。それを無理やり奪うのは、かわいそうだった。「雪が多くて危ないので、春までは施設に入所してもらって、その後から自宅での一人暮らしを再開しました。そんなうちに、要介護も1に下がったんです」須美子さんの一人暮らしを支えたのは、現地で生活を支援してくれるホームヘルパーやデイサービス、従弟などのサポートだ。だが、彼らにまかせっきりにせず、遠くからでも連携を取ることが、遠距離介護のポイントだと柴田さん。「母とは毎日電話をしていますが、ケアマネさんたちにも定期的に連絡をしています。『親がこういうふうに言ってるんですけど、どう思われますか?』って相談したり、逆に『ウチの親が何か困ったことはしてませんか?』と聞いたり」そうやって連絡を取り合っていると、あるとき「実は、須美子さんが服を全然着替えないんです」とケアマネジャーから報告を受けた。きれい好きの母が着替えないのはおかしいと思った柴田さんは、早速須美子さんに理由を聞いた。「母は私の従弟のお嫁さんに洗濯をしてもらっているのですが、“そのお嫁さんは子どもを2人育てていてとても忙しいのに、自分の分まで洗濯をしてもらうのが申し訳ない”って言うんです」その後柴田さんは、須美子さんに「お嫁さんが、私の洗濯の仕方が嫌だから洗濯物を出さないんじゃないかと、心配してたよ」と、遠慮なく洗濯物を出せるよう、間を取り持ったという。介護サービスを受けていると、ケアマネジャーやヘルパーが踏み込めない部分や、須美子さんも彼らに言いづらいことが出てくる。そういうときに、遠くにいる柴田さんが間に入ることで、円滑に物事が進むようになるのだ。■「覚悟があるなら母の意思を尊重したい」今年の春、須美子さんの腎臓の数値が悪化。入院の後、現在は弱った足腰を鍛えるために、一時的に介護施設で暮らしている。「たまに『家に帰りたい』とこぼすんです。だから母に『家に一人で帰って倒れて、誰にも発見されんで死んでも、それはあんたの責任だからね』ってくぎを刺したら『わかった』って。覚悟があるなら、お母さんの人生だから本人の意思を尊重したいと思っています」ただ、コロナ禍の今年は、年末年始の一時帰宅でさえ、ハードルが上がったという。「今は私がPCR検査で陰性でも、母と会って1カ月間は介護サービスを受けられなくなるんです。もちろん、施設にも戻れません」大雪の中、母を家に一人きりにしたくはない。しかし--。「本人は家に帰りたがっているし、もう92歳。来年会えるかどうかもわかりません。だから、今回も正月に家で会おうと思っています」家に帰るために、奮闘する須美子さんの姿に、柴田さんは感謝の思いを抱くことがあるという。「母がこう生きたいという目標を立てて、リハビリを頑張っているのを見ると、年をとってからの生き方を教えてくれてるんだなぁって、思うんです」教師だった須美子さんが柴田さんに、身をもって教えるのは、最期へと向かう生き方かもしれない。(取材・文:インタビューマン山下)
2021年11月12日俳優の風間俊介が出演する、マイナビ・マイナビAGENTの新CM「じっくり聴く転職エージェント」編が、1日より放送される。新CMでは、巨大な耳が現れ、ナレーションとともに徐々に大きくなっていく。するとその中から、風間演じる転職エージェントが求人情報を手に登場。「わたし、転職したいんです」とやってきた女性に、「では、おかけください」と風間が優しく着席を促して自らも腰を下ろし、女性の話を頷きながらじっくり聴いていく。撮影現場では、巨大な耳の模型を見つけた風間が「これか!」と声を上げ、「なかなかのパンチ力ですね」と興味津々。実際には合成での仕上がりになるため、自分がどこから登場し、どのくらいのサイズになるのかなどを楽しげな様子で話していた。スタッフから、耳の中から登場した経験はあるか、と問われると「耳の中から登場した経験はありますか? と訊かれて“はい”と答えられる人はいないと思いますが、これから僕は、再び耳から登場したことはありますか? と訊かれたら“はい”って答える人になるんですね。おもしろいですね」と笑顔で答えた。また、求職者である女性の話を聴くシーンでは、実際に女性キャストが話をし、それを聴く風間を撮影した。始めは耳を傾けているのみだったが、次第に返答をし始めた風間。そして質問内容も「就職が決まった妹へのプレゼントは何がよいか」「両親へ感謝の気持ちを伝えるにはどうすればよいか」など多岐にわたり、撮影終了後には、女性キャストから「いろいろ相談に乗っていただいてありがとうございました!」と感謝される場面も見られた。転職エージェントにちなみ、もし転職するならやってみたい職種を聞かれた風間は、「大変な仕事だということはもちろん分かっていますが、“営業職”をやってみたいですね」と答え、「今の時代、もう無いかと思いますが、ドラマとかで成績表がグラフで貼りだされたりするじゃないですか。あれを体験してみたいんです」と憧れを語った。しかし営業成績トップを狙うのかと思いきや、「でも、常にトップを目指すとか、(自分は)絶対にしないと思います。万年4位あたりを狙っていて、あともうちょっとでトップ3なんだけど~、と言いながら、トップ3になりそうだったらちょっと抑えるくらいの、したたかさをもった営業職をやってみたいですね」と自身の理想の営業スタイルまでも明かしていた。
2021年11月01日絵本通販サイト「YOMO」を運営する株式会社ニコモから、作・柴田理恵さん、絵・塚本やすしさんの新作絵本「おかあさんありがとう」を発売いたします。厳しさの中にもやさしさがある。昭和の時代を代表するお母さん。柴田理恵さんのお母さんとの想い出を絵本にしました。絵・塚本やすしさんのパワフルな絵がぴったりの「おかあさん」をぜひご覧ください。この絵本はYOMOサイトのほかに、Amazon、e-hon、各書店でも販売予定です(書店での取り扱いは各書店へお問い合わせください)。おかあさんありがとう 表紙■作・柴田理恵さんメッセージ母はよく、私に絵本を読んでくれた。面倒くさい時は、勝手にお話を作った。それがホラーで、私は怖くて眠れなかった。台無し!それでも、何故か母の愛を感じていたい。お母さん、大丈夫。子供はあなたの背中を見て育ちます。■絵・塚本やすしさんメッセージ「柴田理恵さんが育てられた教育は正しく昭和にあった教育です。私も母親から同じような教育を受けました!(爆笑!!)とても懐かしい絵本になりました。」■著者プロフィール作・柴田理恵富山県出身。明治大学文学部演劇学科卒業。劇団東京ヴォードヴィルショーを経て、1984年に久本雅美らとWAHAHA本舗を設立。バラエティ、テレビドラマ、映画、ラジオと多方面で活躍中。最近では劇団公演以外にも小劇場の舞台に精力的に出演している。主な出演作はバラエティ「女神のマルシェ」、ドラマ「ひよっこ」「続・最後から二番目の恋」、映画「化粧師」「来る」、舞台「喜劇売らいでか!」「雪まろげ」「わらいのまち」など多数。絵・塚本やすし『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞のびばからす賞、『やきざかなののろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・第9回ようちえん絵本大賞。『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(自由と平和のための京大有志の会・文/朝日新聞出版)で第7回ようちえん絵本大賞など、受賞多数。主な絵本に『ぼくはほんやさんになる』(菊池壮一・作/ニコモ)、『つちのこをさがせ!』(新日本出版社)、『じごくわらしがくるぞ!』(マイクロマガジン社)、『このすしなあに』『とうめいにんげんのしょくじ』(ポプラ社)など多数。■書誌情報ページ数:32ページサイズ :H 257mm × W 182mm定価 :1,650円(税込)■絵本通販サイト「YOMO」とはプロ、アマ問わず、誰でもオリジナル絵本の投稿・試し読み・販売・購入が楽しめるサイトです。無料会員登録すると、各作品を一度ずつ全ページ試し読みできます。オンデマンド方式で印刷、製本し、お手元にお届けします。また、オリジナル絵本の投稿、販売を無料で行うことができます。データまたは原画で作品を投稿できます。サイトURL: ■会社概要社名 : 株式会社ニコモ所在地 : 東京都文京区湯島二丁目21番2号 湯島メディカルセンタービル5F代表者 : 犬養 岬太設立 : 2019年(平成31年)4月1日資本金 : 25百万円事業内容: 絵本事業URL : ■本件に関するお客様からのお問い合わせ先お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月15日スポーツニッポン紙上の連載「我が道」に、10月は風間八宏氏が登場します。元サッカー選手であり、現役時代は国内外のクラブ、監督時代はプロ、アマチュアの指導者として、多岐に渡るクラブで活躍しました。10月風間八宏(元サッカー選手)「我が道」とは・スポニチ紙上でスポーツ界、芸能界のビッグネームの半生を1ヵ月連載。懐かしい写真や現役当時語られることのなかった逸話も・・・。風間氏は1961年10月16日、静岡県静岡市清水区出身、ポジションはMF。現在はセレッソ大阪アカデミーの技術委員長などを務めている。清水市立商業高校時代に、監督から「教えることは何もない」と言わしめるほどの選手であり、3年連続で静岡県高校ベストイレブンに選出。その後、日本代表ユースとして79年のワールドユースに出場し、名を馳せていきました。筑波大学入学後は蹴球部に所属し、在学中の1980年に日本代表に選出され、1982年W杯予選でレギュラーとして出場。卒業後は海外でのプレーを希望し、ドイツのレバークーゼン、レムシャイトなど5年間にわたってドイツクラブに所属していました。1989年、ドイツから帰国するとマツダ(現サンフレッチェ広島)に加入。1992年、Jリーグ発足に伴ってサンフレッチェ広島F.Cとして新たなスタートを切ると、Jリーグ開幕戦に開始1分でチーム第1号ゴールと日本人選手Jリーグ初ゴールを決めました。以降、変幻自在のパスで中盤を支配し、キャプテンとしてチームの精神的支柱の選手となり活躍。1995年に広島を退団し、再びドイツに渡ったが1年で退団し、現役を引退しました。1997年に引退後は桐蔭横浜大学サッカー部、筑波大学蹴球部、川崎フロンターレ、名古屋グランパスの監督を歴任。2004年にJFA公認S級コーチライセンスを取得。監督・指導者を始め、サッカースクールの代表を務めるなど、独特の技術論とメソッドでサッカー界に大きな影響を与えている、風間氏が登場します!ぜひご一読ください。スポーツニッポン(一部売り150円)お買い上げご希望の場合は以下の方法でお願いいたします。①郵便振替、切手②お近くの毎日新聞販売店にお問い合わせ特集号・バックナンバー購入 - スポーツニッポン新聞社 : 【お問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社東京本社販売局TEL:03-3212-1181 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月30日小説「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞した佐藤正午の名作を原作にした『鳩の撃退法』より、風間俊介の場面写真とコメントが解禁された。先日行われた完成披露試写会で「謎が多すぎて一度観ただけじゃ追いつかない!もう1回観たくなる!」「あのラストシーンはどういうこと?」などの感想が続々と寄せられた本作。さらに一部のユーザーからは謎の裏サイトの存在も報告され、公開に向けてますます盛り上がりを見せている。今回場面写真が解禁された風間俊介が演じるのは、4歳の娘を持ち家族3人で幸せに暮らしている“バーのマスター・幸地秀吉”。深夜のコーヒーショップで小説を読んでいたところ、天才作家の津田伸一(藤原竜也)が居合わせ、小説談議に花を咲かせることになる。しかしある日突然、秀吉は家族と姿を消してしまう。果たしてこの津田と秀吉の出会いが【一家失踪事件】を引き起こし、さらには【謎の偽札】、【裏社会の男】といった大きな謎に繋がり、物語を大きく動かすことになるのだろうか。今回解禁された場面写真では、血で汚れた顔で佇む秀吉の姿が切り取られており、秀吉の身に何が起こったのか、壮絶なドラマを予感させる1枚となっている。幸せな家庭を持つ男とは思えない謎めいた影を持つ彼は、どのように物語に関わり、どのような結末を迎えるのか――。また今回秀吉を演じた風間さんは「正直な話、自分がパズルのピースのひとつなので、まだ(全体が)分からないんですけど、そこが最大の魅力なのかなと思っているんです。この仕掛けって文学的だと思うんですよ。文章とか本の世界で繰り広げる手法に真っ向から映像が挑んだ形なので、どうなるのか僕にも全く分からないんです。だからこそワクワクしているんですよね」と、未だ物語の全貌が見えてこない観客参加型謎解きエンター<転>メントと称された『鳩の撃退法』の魅力と期待の高さについてコメントを寄せている。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:鳩の撃退法 2021年8月27日より全国にて公開©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
2021年07月23日昨年、公演延期となったWAHAHA(以下:ワハハ)本舗全体公演『王と花魁』全国ツアーの開催が決定。構成・演出の喰始、キャストの柴田理恵、久本雅美、梅垣義明に現在進行形の想いを尋ねた。ピリオドを打った『ラスト3~最終伝説~』から4年ぶりの全体公演となる本作。枠にとらわれることのない多彩なパフォーマンスで客席に全力の笑いを届ける。延期が決まっても喰は「中止は念頭になく絶対にリベンジしたかった」と語り、その言葉に柴田・久本・梅垣の3人も頷く。ワハハ本舗の特徴といえば、“過剰”ともいえる客席とのコミュニケーション。「ろくでなし」を歌って鼻から豆を飛ばし、「愛の讃歌」でステージを降り観客をハグしにかかる梅垣の芸に代表され、これを目当てに訪れる人も多い。しかしコロナ禍では“濃厚接触”。得意技を封じられた一同はどうやって客席を魅了するのか。そう聞くと、喰は「梅垣は今までお客さんをひどい目に遭わせてきたけど、今度は梅垣がひどい目に遭う番」とほくそ笑む。制限を逆手に取った笑いを追求する一方で、無観客配信を行った梅垣は画面の向こうにいる観客の反応がわからない心もとなさを経験した。「自分がいかにお客さんから助けられてきたか、コロナ禍で“観客の力”を実感しました」と語ると、喰は「今回のお客さんはおかしくても笑い転げるのは難しいから、マスク上でアピールしてもらう?」とその場でアイディアを出す。一度目の緊急事態宣言が明けてから、さまざまな舞台を観に行った柴田は「ワハハみたく底が抜けたような笑いって今見かけないよね」とひと言。「だからこそ我々がやる意義は大きいんじゃないかな」と万全の対策で観客を迎える覚悟を語る。久本も「私たちを待ってくださっているお客さんの存在を感じています」と続き、「その気持ちに応えて全力で“バカ”やる所存です!」と意気込んだ。最後に喰は「エンターテインメントは精神のワクチン。接種の無理強いはしません。でもワクチンを体に入れて心が軽くなるのであれば、ぜひお越しください」「我々も年齢を重ねましたから。いつまでもあると思うな、ワハハ本舗ですよ」と呼びかけ、インタビューを結んだ。なお、取材中に喰が思いついた案は「マスクdeエール」プロジェクトとして進行中だ。演劇人に対するメッセージを寄せたマスクの着用姿を写真・動画に収めてワハハ本舗に送ると応援動画として編集され、劇中や記者発表イベントにて上映されるという。BGMには『王と花魁』応援隊長・泉谷しげるが書き下ろしたオリジナル楽曲が予定されている。公演は10月28日(木)~31日(日)に東京・新宿文化センター 大ホールで行われたあと、11・12月に全国12会場を巡演する。取材・文:岡山朋代
2021年05月07日第46回菊田一夫演劇賞が20日に発表となり、俳優の風間杜夫が菊田一夫演劇大賞に輝いた。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。『セールスマンの死』のウィリー・ローマン役、『女の一生』の堤章平役、『白昼夢』の高橋清役の演技が高く評価され、風間が大賞を受賞した。菊田一夫演劇賞には、『ローマの休日』ジョー・ブラッドレー役、『BARNUM/バーナム』フィニアス・テイラー・バーナム役の加藤和樹、『アリージャンス〜忠誠〜』サミー役、TOHO MUSICAL LAB. 『Happily Ever After』男役の海宝直人、『NINE』ルイザ役、『GHOST』モリー役の咲妃みゆ、『ウェイトレス』ジェナ役の高畑充希が選出された。また、菊田一夫演劇賞特別賞は『屋根の上のヴァイオリン弾き』をはじめとする永年の演劇界への功績がたたえられ、鳳蘭が受賞した。
2021年04月20日俳優の風間俊介が6日、東京・世田谷パブリックシアターで行われた舞台『パークビューライフ』(4月7日より東京・大阪・愛知にて上演)の開幕直前取材に、共演の倉科カナ、中川翔子、前田亜季とともに出席した。本作は、孤独な人生を送っていた男性が、職を失った冴えないアラサーシングル女性3人と共同生活を送ることになる怒涛の会話劇で、性格のまったく違う4人が、互いの欠点も含めてともに生きていく、最強の仲間がここに誕生。コロナ禍の今と重なる、ほろ苦くも心温まるエピソードを綴る。大きな公園を望むヴィンテージマンションの最上階に住み、人と関わることなくずっと絵だけを描いて生活している成瀬洋役を演じる風間は、開幕を明日に控え「この物語は今を描いた物語です。人との接触だったり出会いみたいなものが難しくなった今だからこそ、人と新たに出会ったり、人と一緒に暮らす決意の大切さがしっかりと描かれていると思うので、今を生きるみなさんに見ていただけたらと思う作品です」と力を込め、瀬戸内海の小さな島出身で、ツッコミ役になりがちな超普通の人・上賀玉枝役を演じる倉科は「約1時間40分の怒涛の会話劇となっております。物語自体はとても温かいんですけど、私たちはエレルギーMAXで演じていますので、たくさんの方に来ていただいて、このエネルギーを少しでも受け取っていただけたら嬉しいなと思います」とアピールした。また、4人の仲もだいぶ深まっているようで、風間は「(稽古場では)ギュッと集まって喋るというのは難しいんですけど、距離をとって大きな声で話していたって感じですね。この3人娘が仲良く喋っていて、僕はときどきその中に入っていけずに羨ましそうに見ているというときもあったんですけど、(ストーリー的に)3対1というのも大事な構図なので、それを楽しんでいました」と打ち明け、女性キャスト3人について倉科は「友だちというのを超えてきています。楽屋が3人一緒で、私、昨日食べすぎて、今日1人でYouTubeを見て痩せるダンスをずっと踊っていたんですけど(笑)、それも受け入れてくださって、家族みたいになってきたなって思います」と嬉しそうに語った。この流れで中川は「風間さん、踊らないジャニーズって言いますけど、すごくキレッキレなんです。私たちができないので、誰よりも教えてくれるんですよ」と劇中で軽いダンスがあることを明かすと、風間は「でもジャニーズの中ではもう踊れないほうだけどね(笑)。その集団の中だと落ちこぼれなんだけど、ちょっと外に行くと『踊れるじゃん』って」と胸を張り、「(劇中では)踊るというほどのものではないんですけど、あの頃の自分を呼び起こすような瞬間はありますね」と遠くを見つめた。
2021年04月07日昨年度話題No.1ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京系)Blu-ray BOX発売を記念して、風間太樹監督にじっくりお話を聞きました。――赤楚衛二さん、町田啓太さんに初めて会ったときの第一印象を教えてください。「赤楚くんは清涼感がありました。とても爽やかな印象です。対話をしていくと、人懐っこく、素直で、良い意味でクリアな人なのだと思いました。きっと誰に対しても分け隔てなく、いられる人なのでしょう。町田さんは容姿端麗であること以上に、落ち着いた佇まい、声が印象的でした。瞬発的というより選び抜いた言葉で語る姿に、誠実さを感じました」――お二人の役者としての魅力、チャーミングなところはどのようなところでしょうか。「赤楚くんは身体の使い方がうまいですね。一挙手一投足、心情を表現するための細やかな動き、仕草が上手な人だと思っています。町田さんは優しく、心に響く声が魅力的です。コミカルさ、切なさ、ちょっとおどけたような発声もしなやかに使い分けることができます。そして、なによりお二人とも笑顔がとてもチャーミングですよね」――実際に関わってみて、赤楚さんと町田さんの意外な面、イメージと違ったところはありましたか?あればお教えください。「赤楚くんは最初にお会いした時のイメージそのままといった感じでした。どこにも隠し事は見当たらず、親密になることに全くネガティブがない。知れば知るほど、寄り添いたいと思える人でした。町田さんは落ち着いた佇まいなのに、ちょっと様子が可笑しい一面もあるんです。おどけたり、弾けるように笑っている姿が現場の笑顔を演出していました」――出演者もスタッフも同世代が多く、かなり綿密にディスカッションをしながら撮影を進めたと伺いました。どのようなシーンでどんな話し合いがあったのか、風間さんが印象的だったことを教えてください。「11話の終盤、安達が黒沢に心の声が聞こえる能力を打ち明けるシーンです。このシーンは撮影序盤に撮る必要があり、丁寧に積み上げていくふたりの経験や思いの丈の共有をすでに『あったこと』として演じてもらわねばなりませんでした。この時に限る話ではありませんが、安達と黒沢の距離や現在地はどこにあるのか。それぞれが一番望んでいることは何なのか。そうした話を撮影現場に入る前に3人でディスカッションしました。撮影的な事情にも左右されず、見事に演じ抜いたというだけで素晴らしいと思うのですが、全てが繋がった時に『これしかない』という表情、声の調子、繊細な面においても齟齬なく演じられたのは、この二人だったからこそだと思います」■「見えないものを掴むような撮影でした」――赤楚さんと町田さん以外にも、魅力的なキャストが多数出演しています。柘植(浅香航大さん)、湊(ゆうたろうさん)、六角(草川拓弥さん)、藤崎さん(佐藤玲さん)について、それぞれ撮影時の演技はいかがでしたか。「浅香くんは常に悩み考える人で、小説家である柘植のキャラクター性と相まって、浅香くんが演じたからこそ、柘植の佇まいに説得力が出たのだと思っています。擬音的な芝居においてもきちんと感情を乗せられる力があり、無機質になりがちなコミカルシーンも雄弁に語ってくれました。ゆうたろうくんとは夢追人としての尖りと、チャーミングさのバランスを整えるためにさまざまな議論をしました。彼は僕の言葉に丁寧に反応しながらも、自分自身から見える角度を大切にしていたように思います。あと、圧倒的に可愛らしかったですよね。その魅力は彼の“湊愛“が生んだものです。草川くんは貪欲で、芝居が本当に好きなんだと感じました。キャラクターの魅力を最大限に引き出そうと、台本にとらわれることなく『こうしたい』という六角としての意志をぶつけてくれました。黒沢を慕うように町田さんのすぐ側にいた姿が印象的です。佐藤さんは違和感を大切にする人だったように思います。演じるキャラクターを深く愛しているからこそ、良い時も、悪い時も、徹底的に違和感を追求する。立ち止まって考えるのではなく、演じる中で咀嚼する。そして内にある葛藤を言葉にする気概があるからこそ、ブレずにいられる。とても繊細で強い人だと思いました」――この作品を制作するなかで、大変だったシーンや苦労したことは?「『心の声が聞こえる』というシーンにおいて、演じ手の芝居とカメラの呼吸を合わせるのに苦労しました。無言の状態、つまり心の声を想像しながらシーンを切り取っていく。表情や仕草から心情を読み取る、まさに見えないものを掴むような撮影でした」――原作とドラマ、あえて変えたところなどはありますか?あれば、その狙いと変えたところをお教えください。「心の声が聞こえる能力を能動的に使う、という安達の行為を物語序盤から後半に繰り下げました。能力のある生活が当たり前になってしまい、能力を使うことで相手の気持ちを察するということが簡単になっていくけれど、『でも、それで本当に良いんだっけ?』『自分の力で相手に寄り添っていると言い切れるのか?』という問題定義をこのドラマの最大の壁として描く狙いがありました」■「チーム豊川の輪がうらやましくもありました」――撮影現場での隠れたエピソードがあれば、お教えください。「キャストの皆さんは自発的にオフショット写真やカウントダウン動画の撮影をしていました。失敗作も含めて相当数あるのではないでしょうか。チーム豊川(安達や黒沢が務める文具会社)は本当に仲が良くて、食事中の互いの写真や仮眠中の写真を撮り合っていました。なんて微笑ましい光景なんだと思いつつ、その輪が羨ましくもありました」――SNSを通じて、国内のみならず世界中から反響がありました。どのような声が多く、嬉しかった声はどのようなことでしたか?「届けていただいた言葉ひとつひとつが嬉しく、大切に思いました。特に、『(心に)触れる』という描写を大切に描いてきた作品だったので、ふたりが手を取り合うこと、ただそれだけの行為にも、覚悟や愛情が込められています。それを敏感に感じ取って、言葉を綴って下さった方が多くて本当に嬉しかったです」――全世界で「チェリまほ」がブレイクしたのはなぜだと思いますか。「たくさんの方が自分の言葉で『チェリまほ』に応援を届けて下さったからだと思います。感想や考察を覗いてみても、とにかく細部まで観て下さっていて。作品としてのメッセージに加えて皆さんの言葉が溢れ包み込んでくれました。とにかく幸せな作品だと思います」――ドラマ「チェリまほ」全体に関して、どのような作品に仕上げたいと思って制作を進めていましたか?「楽しく笑えるラブコメにしたいという思いと、安達の能力を通して聞こえる『選ばれなかった言葉』に対して、とことん寄り添う作品にしたいと思いました。誰しも、心の内にはたくさんの言葉を抱えていて、伝えるべき言葉の周りには、迷い、気持ちを誤魔化す為の言葉がうごめいていたりします。最終的になぜその言葉が選ばれたのか。『伝える』という行為のうちにある葛藤を安達の能力が丸裸にして、そこに人間性やその人の魅力を写す、といった構造を最大限に活かすこと。そして、想いを伝える行為の大切さを描きたいと思っていたんです。また、自分にも他の誰にも期待することなく日常を送っていた自己肯定感ゼロの安達が、誰かの意識の中にも自分がちゃんと存在しているという気付きには、希薄になりつつある人間関係の贅沢さを描けるのではないかと思いました」――安達と黒沢が付き合い始めた後のストーリーが原作ではまだ続いています。続編の可能性は?「続編に関してたくさんの声を頂いておりますが、僕もまた機会があるのであれば是非ふたりと再会したいです」【PROFILE】’91年7月22日、山形県生まれ。AOI Pro.エンタテインメントコンテンツプロデュース部所属。映画『チア男子!!』(’19年)で長編監督デビュー。近作に『恋は雨上がりのように~ポケットの中の願いごと~』(’18年GYAO!)など。
2021年04月02日この春上演予定の舞台「パークビューライフ」よりメインビジュアルが到着した。風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季が出演する本作は、孤独な人生を送っていた男性が、職を失った冴えないアラサーシングル女性3人と共同生活を送ることになる、怒涛の会話劇。このほろ苦くも心温まるエピソードを書き下ろしたのは、岡田惠和。そして、笑いの中に人生の悲哀を描き出す田村孝裕が演出を手掛け、2019年上演舞台「不機嫌な女神たち プラス1」で話題を呼んだ2人のタッグが再復活する。今回完成したビジュアルでは、風間さん演じる人と関わることなくずっと絵だけを描いて生活している成瀬洋をはじめ、瀬戸内海の小さな島出身の幼なじみ、上賀玉枝(倉科さん)と上賀香苗(中川さん)、インテリア好きの優等生・上賀望(前田さん)の4人が、同じテーブルを囲み団らんする様子が描かれている。なお、本舞台のチケット一般発売は、3月14日(日)10時よりスタートする。舞台「パークビューライフ」は4月7日(水)~4月18日(日)世田谷パブリックシアターにて上演。※ほか地方公演あり(cinemacafe.net)
2021年03月12日佐藤正午のベストセラー小説「鳩の撃退法」が、藤原竜也主演、共演には土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司を迎え、映画化が決定。謎だらけな特報映像も公開された。かつては直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。津田は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。「大量の偽札」 「囲いを出たハト」 「一家失踪事件」 「裏社会のドン」…。鳥飼は、津田の話を頼りに小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた――。原作は、「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤さんの最高到達点との呼び声高いエンターテインメント小説。累計発行部数16万部を突破し、第6回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得、実写化不可能と言われ続けてきた名作だ。それが今回、実写映画として“観客参加型謎解きエンター<転>メント”に生まれ変わる。藤原さんが演じるのは、藤原さん史上最も謎めいた元直木賞作家の津田伸一。土屋さんが演じるのは、そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみ。「撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでした」という藤原さんは、「演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました」とコメント。津田が小説を読ませる担当編集者を演じる土屋さんは藤原さんとの共演について「16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後『這い上がってきたなぁ』とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!」と語っている。そしてある日、突然家族と共に姿を消すバーのマスター・幸地秀吉を、約5年ぶりの映画出演となる風間さん。津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本を西野さん。彼らが暮らす地方都市の裏社会を仕切る倉田健次郎を豊川さんが演じる。監督は、ドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太。小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語となっており、いくつもの謎が仕掛けられ、観客が楽しみながら謎に挑める映画となっている。到着した映像では、2人目の藤原さんが語りかける意味深な映像から始まり、怪しげに積まれた札束や、バーでの小説家と編集者のやり取りも少し映し出されている。さらに津田が意味深な眼差しを向ける小説のようなデザインの第1弾ポスタービジュアルも公開された。原作者・キャスト・監督コメント原作者・佐藤正午/キーワード:ウソとホントの境界線あちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。藤原竜也/キーワード:囲いを出た鳩撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを『鳩の撃退法』の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。土屋太鳳/キーワード:翻弄と真実この動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか…佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!風間俊介/キーワード:ピーターパンの本『物語』という概念を、根底から覆すような作品です。 誰かが頭の中で思い描く『物語』、現実にあった出来事を語り継ぐ『物語』。 この映画は、そのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。 答えは、出演した僕にも分かりません。 僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。 人々が遥か昔から愛してきた『物語』という概念を揺さぶる『鳩の撃退法』 是非、劇場でご覧ください。西野七瀬/キーワード:コーヒーの滲みクランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。豊川悦司/キーワード:床屋の決闘「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。タカハタ秀太監督/キーワード:本の栞担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」------------------------------------------------------------恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故『鳩の撃退法』というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鳩の撃退法 2021年8月27日より全国にて公開©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館
2021年02月25日2021年1月16日、17日は全国で『大学入学共通テスト』が実施されました。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行する中で迎えた受験シーズン。受験生たちは入試の対策だけでなく、感染予防対策にも気を配らなければならない状況でした。風間俊介「結果に関係なく、心から尊敬」同月18日、情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に出演した、ジャニーズ事務所に所属する、俳優でタレントの風間俊介さんは、受験生に向けてエールの言葉を贈っています。受験生のみなさんを勉強に集中させてあげたいんですけど、数々の気にしないといけないことがあって、多くのストレスを抱えていると思うんですよね。結果に関係なく、本当に心から尊敬するし、労をねぎらってあげたいなと思います。そして、まだまだこれから大変な時期は続くと思うんですけれども、声に出せていなくても、応援している人はたくさんいると思うので、ぜひともみなさんに、桜が咲くことを願っています。ZIP!ーより引用「もし、試験前に体調が悪くなってしまったら」「人が多く集まる試験会場で感染しないだろうか」「緊張で試験中にマスクが苦しくなったらどうしよう」…など、非常事態の中で、受験生はさまざまな不安やストレスを抱えてきたことでしょう。自身もコロナウイルスに感染し、療養をした経験がある風間さん。受験生たちの不安な気持ちに理解を示し「心から尊敬する」と述べています。ネット上には「朝から風間さんの言葉に泣いた」「ありがとう。『声を出してなくても応援してる人はいる』のひと言、心の支えになります」といった声が寄せられていました。『大学入学共通テスト』の二次試験や、私立の入学試験など、今後もしばらく試験は続きます。体調だけには気を付けて、受験生たちが自分の力を出し切れることを願ってやみません。[文・構成/grape編集部]
2021年01月18日上野樹里、時任三郎、風間俊介が共演する「監察医 朝顔」第2シーズンの10話となる新春SPが1月11日オンエア。風間さん演じる桑原と、「SixTONES」森本慎太郎演じる森本刑事に注目が集まっている。法医学者の主人公とベテラン刑事の父の親子がさまざまな事件を、解剖と捜査それぞれの方法でアプローチ。遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを、月9初の2クールで描く本作。東日本大震災で母・里子(石田ひかり)が行方不明となり、興雲大学法医学教室主任教授の夏目茶子(山口智子)との出会いがきっかけで法医学者となった興雲大学の法医学教室に勤める法医学者・万木朝顔に上野さん。朝顔の父で里子の夫、ベテラン刑事だったが退職した万木平に時任さん。神奈川県警捜査一課の刑事だったが発砲事件の影響で長野に異動になった朝顔の夫・桑原真也に風間さん。また野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦に戸次重幸、森本琢磨に森本さん。中尾明慶、志田未来、板尾創路といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の新春SPは全編新撮となり、朝顔が桑原と出会ったばかりの頃に起きた、特殊造形作家が心臓を強く打って亡くなった事件を巡る物語や、5年前、朝顔の妊娠中に起きた出来事。そして朝顔の出産エピソードなどが現代のシーンと回想シーンを織り交ぜながら展開。育児教室で沐浴の練習をしている際、赤ちゃんに声をかけながら洗うよう指導され、練習用の人形に“赤ちゃん言葉”で話しかけてみたり、朝顔の陣痛が始まり、慌てて電話口で「桑原朝顔の妻…」と自らを“妻”と言いかけてから慌てて「夫なんですけど」と訂正してみたり、立ち会い出産で産まれた赤ん坊を抱く朝顔に号泣しながら「本当にありがとう、お疲れ様」と声をかける…。今週も「桑原朝顔の妻、、っじゃない夫です。に全力で吹いた」「桑原くん一緒にいきんじゃうのかわいい」など、桑原の行動を多くの視聴者が微笑ましく見守った模様。「風間くん劇場ってくらい表情豊かでおもしろい」と、桑原を演じる風間さんの演技に注目したという視聴者も。一方、“お化け”を探しに平の部屋に入ったつぐみを驚かせ、いじけさせてしまった森本が、山倉とともにつぐみの足の裏をくすぐって機嫌を取ろうとするシーンには「つぐみちゃんと森本刑事が可愛すぎて朝顔の録画見直してる」「つぐみと森本刑事の絡みま~じで可愛すぎた」「森本刑事×つぐみちゃん可愛すぎだよ」「かわいい癒しをありがとうございます」などの声があがり、「桑原くん」と並び「森本刑事」と「つぐみちゃん」もトレンド入りを果たした。(笠緒)
2021年01月12日2020年12月22日に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の陽性が確認された俳優の風間俊介さん。療養期間を経て、2021年1月5日より仕事に復帰しました。同月11日放送の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に出演すると、番組冒頭で「多くの心配、そしてご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。そして多くの温かいお言葉をいただいて本当に感謝しています」とコメント。後遺症もなく、カメラの前で再び元気な姿を見せました。風間俊介「支えになったのは過去の感染対策」コロナウイルスの陽性が確認された時の気持ちを聞かれると、風間さんは「頭が真っ白になった」と当時を振り返りました。初め話を…陽性が分かった時は頭が真っ白になるというか。でも、僕の場合声枯れのみで、あとは体調変化っていうのはそんなになかったんですね。37度1分の発熱があったんですけれども、多くの場所が37度5分で制限をしているので、むしろ声枯れをしてよかったなと思いました。でなければ、気付けなかったかもしれないと思うので、本当に毎日の体調変化っていうのに気を配っていかないと気付けないなって思います。ZIP!ーより引用高熱や、咳など一般的にコロナウイルスの症状といわれているものは見られなかったという風間さん。普段と比べた時のちょっとした違和感で気付くことができたといいます。また、感染が分かってからは不安が募るばかりだったと明かしました。まずは誰かにうつしてしまってしまったのではないかという不安がひたすら募りました。その中で保健所から、濃厚接触者にあたる方はいないということで、テレビを見てらっしゃる方で「いろんな方に会ってるじゃないか」と思う人もいらっしゃると思うんですけど、普段から気を付けているソーシャルディスタンスだったりとか、指の消毒だったりとかっていう、本当に今までやってきた感染対策、どれだけ自分がやってきたかってことだけが自分の支えになりました。ZIP!ーより引用風間さんは、ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に出演中でファンからも心配の声が寄せられていました。濃厚接触者がいないことが分かり、その後の風間さんを支えたのは過去に自分自身が行ってきた感染対策だったといいます。そして、「不安を減らすためにも感染対策の重要さを感じた」と自らの経験を交えて視聴者に訴えました。・本当に人によってさまざまなんだな…。だからこそ怖い。・後遺症がある人もない人もいるんだね。ちょっとした違和感も疑わないといけないんだな。・とても説得力のある話だった。発熱が基準ではないんですね。手洗いや消毒などの感染対策は、人にうつさない、自分がうつらないためにも有効ですが、感染した際には「自分の支えにもなる」と表現した風間さん。だからこそ、日々の感染対策の重要性を改めて見直したいと考えさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月11日木村拓哉主演で人気ミステリー小説をSPドラマ化する「教場II」の後編が1月4日オンエア。エンディングロールが終わり、最後に明かされる風間が右目を失った理由…衝撃的なラストに「明らかに続く」「続編あるんだよね?」などTLがざわめいている。長岡弘樹の「教場」シリーズを原作に、警察学校という密室で生徒たちの抱えるさまざまな葛藤や秘密が渦巻き、次々と巻き起こる事件を乗り越え、卒業していくまでを描く本作。木村さんが冷徹で“最恐”の警察学校教官・風間公親を演じ、今回のメインとなる風間教場200期の生徒に濱田岳、福原遥、矢本悠馬、杉野遥亮、目黒蓮(Snow Man)、岡崎紗絵、戸塚純貴、樋口日奈(乃木坂46)らが扮し、199期の生徒役には上白石萌歌、重岡大毅(ジャニーズWEST)、三浦貴大、葵わかな、佐久間由衣といった顔ぶれ。さらに松本まりか、北村匠海、佐藤仁美、和田正人、高橋ひとみ、小林薫、光石研、小日向文世といった面々も出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前編のラストで、夜の教室で見つめ合っていた副教官見習いの田澤愛子(松本さん)と比嘉太偉智(杉野さん)。後編では愛子が風間に対し、比嘉太に言い寄られ2人で会っていたことを告白するのだが、風間はそれが嘘で愛子が一方的に比嘉太に迫っていたことを見抜く。しかも警察学校を成績トップで卒業したというのも偽りだった。愛子は前の上司に責任をなすりつけられ、その怒りを今の上司である風間に向けていた…。この展開に「意外なキャストと最初思ったけどこういう展開か!」「松本まりか様を起用したのはこういうことかと震える」「松本まりかさんの起用に納得する」などの声が続々と集まる。また石上史穂(上白石さん)が休学した理由も明らかに。1年前、史穂は優秀で総代の位置を争う出馬求久(重岡さん)と浦美慶介(三浦貴大)と友情を深めていたが、交通取り締まりの授業で出馬が浦美を轢いてしまい、そのことを苦にした出馬は学校の屋上から飛び降り、落ち込んでいた出馬を傷つけ追い込んだことで自分を責めた史穂は心に傷を負い休学したことが明かされる。後半からの登場ながら圧倒的な存在感を見せた重岡さんに「一気に視聴者を出馬の感情に引き寄せる演技力」「素晴らしい演技で教場の世界観に溶け込んでいて感動」といった声が相次ぐ。その後物語は200期の卒業式へ。鳥羽暢照(濱田さん)と握手した際「私の右目のことで覚えがあるな」と告げる風間。エンディングロールが終わると大雨のなか、後輩の遠野章宏(北村さん)と張り込みをする刑事時代の風間が映し出される。刃物のようなものを持った男を見つけると、風間が止めるのも聞かず1人で男を追いかける遠野。その後、「すいません、見失いました」と戻る遠野だが、傘を開いた瞬間、男に後ろからメッタ刺しに。救援を呼ぶ風間だが男のドライバーが風間の右目に…。その後男が逃走中にぶつかったのが鳥羽だった…というラストで物語は締めくくられた。風間が義眼になった理由と、犯人の顔を鳥羽が見ていたことが判明したまま終了というラストに「教場IIのラスト衝撃的すぎた」「怖いよー!教場II、また次もありそうだね」「絶対教場3に続くやん」「続編あるんだよね?また来年?」など、放送後のタイムラインがざわめいている。(笠緒)
2021年01月05日俳優の風間俊介が、新型コロナウイルスに感染したことが22日、明らかになった。同日、ジャニーズ事務所が発表した。風間は22日午前から37.1度の発熱があり、声が出ないという症状があったため、PCR検査を実施。その結果、陽性であることが確認された。ジャニーズ事務所は「今後につきましては、保健所のご指導により、療養及び経過観察いたします。また、発症以前ではございますが、この数日の間に弊社関連施設への立ち入りがございましたので、該当施設の消毒作業を実施いたしました」と報告した。また、「今回は、今後の活動状況等を踏まえて、できる限り皆様にご迷惑をおかけしないことを優先し、まずは、風間が新型コロナウイルスに感染した旨のご報告を迅速にすべきと判断いたしました。そのため、濃厚接触者の特定をはじめとする保健所とのやりとりが完了していない状態ではございますが、皆様にご報告することといたしました」としている。風間は、現在放送中のフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』で主人公の夫役、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に徳川家康役で出演。ドラマの他にも、情報番組『ZIP!』(日本テレビ)、バラエティ番組『林修のニッポンドリル』(フジ)、ドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(同)のナレーションと、様々なジャンルの番組にレギュラー出演している。
2020年12月22日上野樹里が法医学者を演じ、時任三郎と親子役で共演する「監察医 朝顔」第2シーズンの6話が12月8日オンエア。風間俊介演じる桑原が拳銃で女性を射殺したのでは…振りかかる疑惑に、視聴者からも不安の声が相次いで寄せられている。法医学者の主人公とベテラン刑事の父が数々の事件を、解剖と捜査それぞれの方法でアプローチ。遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを描く本作。上野さんが万木朝顔を、時任さんが朝顔の父・平を、風間さんが朝顔の夫・桑原真也を演じるほか、山口智子が夏目茶子を、柄本明が朝顔の祖父・嶋田浩之を、さらに志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、板尾創路、戸次重幸、三宅弘城らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。朝になっても帰宅せず、電話にも出ない桑原のことを心配する朝顔。テレビからは昨夜警察官が襲われ拳銃が奪われた事件が報道されている。電話で平は桑原が聞き込みや検問で徹夜なのだろうと言って朝顔を安心させる。同じころ野毛山署管内の港には神奈川県警の捜査員たちが集結。桑原と連絡を取り合っていた田村聖奈(中村里帆)が拳銃で頭を撃たれ亡くなっていた。神奈川県警管理官の瀧川雄一郎(近藤芳正)は事件現場に居合わせた桑原を呼ぶよう指示。そこに山倉(戸次さん)ら野毛山署強行犯係の面々が駆けつけたが、事件の詳細すら教えられずに帰されてしまう。聖奈射殺の疑いがかけられ、桑原は監察官の五十嵐(松角洋平)から執拗な取り調べを受けることになる。自分は聖奈の背後にいた彼女の交際相手の足を撃ったと主張する桑原だが、現場の監視カメラに交際相手の姿はなく、さらに聖奈を解剖した結果、彼女を撃ったのは桑原以外に考えられないという結果が出る…というのが今回の物語。「今日の朝顔はただただ桑原くんと朝顔が心配で仕方がない回でした」「どうか桑原くんが犯人じゃありませんように!!!」「次回で疑い晴れて解決してくれ~精神がもたん」など桑原を心配した視聴者からの悲痛な叫びがSNSに続々と投稿。同時に「桑原くんハメられたんだよね?」「取調べ室で桐谷の名前出した瞬間大声で遮ったあの刑事も何か隠してるな」「裏に警察関係の誰かが糸を引いてるんじゃないかと推理」など、桑原が陥れられたのでは?と推測する声も数多く寄せられている。(笠緒)
2020年12月08日上野樹里が主演し、時任三郎と父娘役、風間俊介と夫婦役で共演する「監察医 朝顔」新シーズン第5話が11月30日放送。風間さん演じる桑原が連絡を取り合う“聖奈”とは!?衝撃的なラストと今後の展開にSNSが騒然となっている。興雲大学の法医学教室で誰よりも懸命に、真摯に、遺体に向き合う法医学者の万木朝顔(まき あさがお)を上野さんが演じる本作。朝顔の父で刑事をしながら妻の里子を探し続ける万木平(まき たいら)に時任さん。朝顔の夫となり娘・つぐみを共に育てていく、神奈川県警捜査一課の桑原真也に風間さん。朝顔ら法医学教室の“心強い姉”夏目茶子に山口智子。里子の父で朝顔の祖父となる嶋田浩之に柄本明。興雲大学の法医学者となった安岡光子に志田未来。検査技師の高橋涼介に中尾明慶。光子らと同じく法歯学者の藤堂絵美に平岩紙。法医学者の藤堂雅史に板尾創路。野毛山署強行犯係の係長・山倉伸彦に戸次重幸。刑事の森本琢磨に森本慎太郎。検視官の伊東純に三宅弘樹。桑原の姉で野毛山署強行犯係に配属された忍にともさかりえ。検視官の丸屋大作に杉本哲太といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はつぐみと一緒に祖父・浩之が暮らす仙ノ浦を訪れていた朝顔が、ある遺体を解剖すべきかどうか判断してほしいという連絡が入る。遺体は8年前に脳梗塞で倒れてから寝たきりだった71歳の甲田雅子で、第一発見者はずっと一人で雅子の介護をしてきた娘の奈々子(池津祥子)だった。その頃、興雲大学では就寝中に強風で飛ばされてきた看板が窓ガラスを突き破り、割れたガラスが刺さって死亡したと思われる宍戸慶介の解剖が始まろうとしていた。死因は太ももに刺さったガラスを自ら引き抜いたことによる失血死と思われたが、胸の傷が気になる平は、事故がどうか疑っていた…というのが今回のストーリー。2つの解剖が並行して進むなか、桑原は前回のラストでスマホに連絡をよこした田村聖奈(中村里帆)とカフェで会っていた…。朝顔が娘と仙ノ浦に行っている間にの“密会”に「これが聖奈なの!?」「その女性はいったいだれなの?!」「まじで浮気してるんかあ!まじなのかあー!!」などの声が続出。視聴者が騒然とするなか、ラストでは雨の中、桑原が聖奈に銃を向け引き金を引くという展開に。「潜入捜査かなんかだったのか?」「朝顔ってこんなドラマだったっけ?!」などSNSがパニックとなる中、「今日の朝顔は3時間分濃縮したみたいだった」「朝顔一家が巻き込まれる事件はやめて…あの家族にはいつまでも幸せでいてほしいんだよ」「朝顔家族に不穏な空気はいらないよ みんな穏やかで幸せで笑っててよ」と、万木家の今後を不安視する悲痛な声もタイムラインにあふれている。(笠緒)
2020年11月30日