「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」が、7月30日から9月11日まで、伊丹市立美術館(兵庫)で開催される。『pink』『東京ガールズブラボー』『リバーズ・エッジ』などで知られる漫画家、岡崎京子。下北沢の理髪店に生まれ育ち、短大在学中にデビュー。1985年に初めての単行本『バージン』を刊行した。以後、漫画雑誌をはじめ、週刊誌やファッション誌、音楽雑誌を舞台に次々と作品を発表してきたが、1996年に不慮の事故によって活動を休止。それ以後も、未完作品の出版や復刊が相次ぎ、2012年には、蜷川実花がメガホンをとり『ヘルタースケルター』が映画化されるなど、現在も新たな読者を獲得し続けている。昨年、東京・芦花公園の世田谷文学館でも開催されて話題を集めた本展は、女の子たちの夢や憧れを紡ぐ少女漫画とは対照的な、都市に生きる少女の日常、変容する家族像、高度資本主義下における女性の欲望や不安といった、時代の現実を果敢に描き続けた岡崎京子の、これまでの仕事を取り上げる大規模な展覧会。会場では、幻の単行本未収録作品も含む300点以上の原稿や原画をはじめ、学生時代のイラストやスケッチ、1980年から1990年代の作品掲載誌などが展示される。また、祖父江慎とコズフィッシュがデザインを手掛け、多数の原画や単行本未収録の作品、よしもとばなな、小沢健二らによるエッセイなどを掲載した約400ページにおよぶ展覧会公式カタログも販売される。なお、本展は12月3日から2017年の1月22日まで、福岡の三菱地所アルティアムに巡回する。【イベント情報】「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」会場:伊丹市立美術館住所:兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20会期:7月30日~9月11日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般800円、大高生450円、中小生150円休館日:月曜日
2016年07月10日サッカー日本代表の香川真司選手が、7月14日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『VS嵐 夏の豪華2本立てSP』(レギュラーは毎週木曜19:00~19:57)に初出演し、嵐チームの司令塔を務めることが29日、明らかになった。毎回、嵐とゲストがさまざまなアトラクションで対決する同番組。今回はHey! Say! JUMPの中島裕翔ら、7月スタートの同局系ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』出演者との対決で、香川選手が登場する。香川選手は、番組出演を「すごく楽しみにしていたので、嵐の皆さんと勝ちにいきたい」と意気込みを見せるが、信じられない様子の嵐のメンバー。香川選手と似ていると言われる二宮和也は「偽物でしょ!? 本物だったら『VS嵐』に来るわけない!」と半信半疑な様子だが、香川選手は「よく似ているって言われるんです…」と笑顔で、ちゃめっ気たっぷりに応えてスタジオの笑いを誘う。今回は、ターゲットを蹴ったボールで倒すという、サッカー選手としては外すことができない"キッキングスナイパー"にも挑戦。香川選手は「この"キッキングスナイパー"のために、両足で蹴れるよう練習していました」と活躍を約束するほか、さまざまなアトラクションで、嵐チームの勝利ために奮闘していく。収録中には、"アモーレ"で話題の日本代表・長友佑都選手と女優・平愛梨との交際にも言及。尾形が「香川選手にアモーレはいますか?」と口にすると、香川選手は、少しはにかんで「残念ながら、いません!」と告白。「出会いも全然無いです」とも話し、ドイツでの生活模様を語る。
2016年06月29日瀬戸内を訪ねるにあたり、気になるアーティストがいた。1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。スキャパレリーピンクの小石が遊ぶように書かれた三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、JR上野駅の中央改札の上に架かる壁画「自由」も広く知られる彼の作品だ。きっと誰もが、一度は猪熊の作品を目にしたことがあるだろう。今回FASHION HEADLINEでは作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのか知るために、彼の故郷・香川県にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。■駅前に現代美術館を作った理由MIMOCAは、猪熊弦一郎の生前に完成した美術館だ。故に、美術館の設立を猪熊に提案した丸亀市の熱意と、猪熊本人の思いが込められた館になっている。美術館があるのは、高松駅からJR予讃線で約40分のところにあるJR丸亀駅から、徒歩1分のところ。まさに駅前美術館だ。1902年香川県高松市に生まれ、幼少期の一時期を香川県丸亀市で過ごした猪熊弦一郎。MIMOCAの設立は、丸亀市から猪熊へ「猪熊弦一郎の記念館を作りたい」という提案からはじまったという。しかし、猪熊は「私個人の記念館ではなく、世界の現代美術と触れ合える美術館にしましょう」と逆提案したのだと同館の学芸員、古野華奈子さんが教えてくれた。現代美術館にしたいと猪熊が願ったのは、自身の作品だけでなく現代の優れたアーティストや現代美術を紹介することで、何度も足を運びたくなる場所にしたいという願いから。そして、それが西洋の教会のように「訪れるとすっきりリフレッシュできるような「心の病院」のような存在でありたい」と生前猪熊は語っている。■MIMOCAの建築はMoMAも手がける建築家・谷口吉生駅からMIMOCAに向かうと、大きく広げたキャンパスのような猪熊による壁画「創造の広場」の脇に小さなドアがある。このトンネルの中に入って行くような感覚を覚えるエントランスを抜けると高さ14mにも及ぶ自然光が差し込む吹き抜けが私たちを迎えてくれる。「猪熊は小さな頃からいいもの、いい空間を体験して欲しいと願っていました」と古野さん。その願いから、今でも高校生までは無料で入館することが可能だ。猪熊は才能を見出すことにも長けていた人物。丹下健三の名建築の一つである香川県庁も、歴史を紐解けば当時の香川県知事から猪熊が県庁建築にあたり相談を受けた折に、丹下の名前を挙げたのがきっかけだという。MIMOCAの建築にあたっては、後にニューヨークのニューヨーク近代美術館(MoMA)の建築をデザインコンペで勝ち取る建築家、谷口吉生が猪熊によて選ばれた。谷口の設計による展示室の一つからは、その上部に設けられた横長の窓から丸亀の空を覗くことができる。美術館を訪れた人は、その日の空模様を感じながら作品と向き合うことができるだろう。また、展示室からカフェへと渡るガラス張りの渡り廊下からは駅前の光景を眺めることができる。「街の人々に訪れてもらえる場所に」という熱意はMIMOCAにもう一つのエントランスがあることからもよく分かる。前述の入り口の横に、建物に入らずとも上へ昇ることが可能な大階段がある。その先にあるのは、瀬戸内の海を思わせるような青の絨毯が印象的なカフェレスト MIMOCAや、猪熊の蔵書等を公開する美術図書室などの共有スペースだ。街に開かれた場所でありたいという思いが、至るところから感じられる仕掛けだ。後編は、MIMOCAの収蔵作品を通じて知る、アーティスト猪熊弦一郎が生涯求め続けた"美"について
2016年06月28日レスリングの浜口京子選手が、テレビ朝日のミニ番組『おべんとレター』(6月4日スタート、毎週土曜16:25~16:30/関東ローカル)で、人生で初めてのお弁当を両親に作る。『おべんとレター』は、大事な人に気持ちを込めたお弁当を、番組が代わって届けていくという新番組。浜口選手は、6月4日・11日の2週にわたり登場し、父・アニマル浜口と母・初枝さんへのお弁当を作る。初のお弁当作りに、浜口選手は「本当に作れるかどうかちょっぴり不安だったんですが、チャレンジ精神で、父と母のことを考えながら作らせてもらって、すごくいい経験になりました」と充実の様子。お弁当で気持ちを伝えるということには「相手のことを考えながら作ったお弁当を、お渡しして、相手に食べてもらう。食べるってこと、味わうって、すごく相手に伝わるんじゃないかなと思いました」と手応えを語っている。今回作ったお弁当は「気持ちをたっぷり詰め込みました!!」という自信作で、200点満点でもそれを大きく超える「500点くらいの出来栄えです!!」。「喜んでもらえる自信があります!」と胸を張っている。
2016年05月31日10月より放送開始されるNHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」が、本日25日(水)、神戸・北野異人館街「萌黄の館」にてクランクイン。ヒロインの芳根京子をはじめ、蓮佛美沙子、谷村美月らが登場し、意気込みを語った。ドラマは、戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子供服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロイン・すみれとその家族、そして彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。キャストには、ヒロイン・坂東すみれ役に抜擢された芳根さんをはじめ、すみれの3歳上の姉・ゆり役の蓮佛さん、坂東家女中のマツの娘・小野明美役の谷村さんらが出演する。この日撮影されたのは、戦時中に出産したすみれ(芳根京子)が、すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)の友人のクリスティーナから粉ミルクを分けてもらい、ベビーナースである明美(谷村美月)が、おしめの巻き方を指導する子育て教室を聞いていかないかとすみれを誘うシーン。主演の芳根さんは「ついに、この日が来たという感じ」とクランクインの日が本当に楽しみだった様子。また「不安とかプレッシャーとかは、もちろんあるんですけども、今日もこうして撮影をしていて、本当にほっとします」と心境を語る。さらに「きっと10か月頑張れるなというふうに、もう確信している自分がいます」と心強いコメントを残した。一方、10か月の撮影に全然ピンと来ないと語ったのは、“朝ドラ”初出演の蓮佛さん。今回のクランクインでは、頭のシーンから関西弁と英語を喋るという難シーンに挑んだ蓮佛さんは「自分の中ですごくハードルが高いことを初日からやっていて、なかなかできない貴重な体験をさせていただいています。そういう“挑戦するぞ!”っていう気持ちをずっと持ちながら、そして、芳根さんを支えながら、一緒に頑張っていけたらいいなという思いでいます」と意気込みを語った。また、堺市出身の谷村さんは「同じ関西でも神戸はやっぱり違うと思っています。関西人の私からしても(笑)」と語り、「私個人としては、(神戸での撮影は)すごく身が引き締まります」と想いを述べた。さらには「29日にちょっと大変なシーンがいっぱいあるので、そこに向けてちょっと自分の気持ちを…と思っています」と話しており、早くも気持ちは先へ向かっているようだ。平成28年度後期連続テレビ小説 「べっぴんさん」(全151回)は、10月3日(月)~2017年4月1日(土)放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月25日NHK・BSプレミアムは、6月より連続ドラマ「ふれなばおちん」の放送を発表した。主演には女優・長谷川京子が出演し、夫以外の男性と甘く切ない恋に落ちるアラフォー主婦に挑戦することがわかった。また、長谷川さんは「母だって、妻だって、女なのだ。そんなことをフと思う機会が多くなっていた、そんな時に頂いたお話です」とオファー時の心境を述べていた。ある朝、社宅で暮らす上条夏(長谷川京子)は主婦仲間から噂話を聞いた。友人でもある小牧莉絵(戸田菜穂)が、夫と息子を残して恋人と家出してしまったというのだ。家庭が何よりも大切と思う夏にとっては、到底信じられないことだった。そんな夏に莉絵から電話が来る。悪びれた感じもなく、女として充実した時間を送っているという。ほどなくして、階下に若い男・佐伯龍(成田凌)が越してくる。彼は、夫・義行(鶴見辰吾)のもとで働いているというのだ。夏の心の何かが、ざわめき始める――。ドラマ化もされた漫画「斉藤さん」の原作者・小田ゆうあが、“主婦の純愛”をテーマに描く同名コミックが原作。日常生活の中で潤いやときめきを忘れた主婦たちが恋に落ちていく、危うくも切ない心情をリアルに描き、同世代の女性たちの共感を得ている。タイトルの「ふれなばおちん」とは、触れられただけで恋に落ちてしまう、危うい心情にいる女性を表現した言葉だ。また、脚本は「失恋ショコラティエ」「アンダーウェア」などを手掛けた恋愛ドラマの名手・安達奈緒子が担当している。キャストには、主人公の長谷川さんのほか、夏が心を寄せる年下男性、役者志望の佐伯龍役に、「学校のカイダン」「いつかティファニーで朝食を」に出演し、いま注目の若手俳優・ 成田さん。そして、夏の夫・義行役には鶴見辰吾、夏の相談相手で家族を捨て不倫に走る主婦・小牧莉絵役を「ショムニ」「anego」の戸田菜穂が好演。そのほか、古畑星夏らも出演する。大河ドラマ「八重の桜」では、気丈で苦難に耐える幕末の女性を見事に演じ切った長谷川さん。今年は多数の作品に出演し続け、幅広い役の演技で注目を集めているが、本作では、夫以外の男性との恋に落ちる主人公の秘めた恋心を時に愛しく、時に苦しく演じるという。「倫理的にあってはならない、だから故の夏と龍のプラトニックな恋愛がこちょばく、また、胸を締め付けられます」と本作について語る長谷川さんは、同時に「こんなに積極的に、そして情熱的に向かってきてくれる男性を探すことが難しい近頃。観て頂ける方皆さんに夏になってもらい、この作品の世界観を堪能してもらえるように、頑張ります」と意気込みのコメントも寄せていた。“夫は大事です。家族のために生きてきました。けれど、好きな人ができました。でも、この恋は秘密です。内緒の恋です――。”アラフォー主婦の秘めた恋を絶妙な心理描写で描く本作は、同世代のみならず、多くの視聴者の共感を集めることだろう。「ふれなばおちん」は6月28日(火)23時15分~NHK・BSプレミアムにて放送開始(全8話)。(cinemacafe.net)
2016年05月13日平成28年度後期NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のヒロイン発表会見が6日、東京・渋谷のNHKで行われ、ヒロインに決まった女優の芳根京子が登場した。10月3日放送スタートとなる同ドラマは、連続テレビ小説・95作目となる作品。戦前から戦後の混乱期、そして高度成長期の神戸・大阪を舞台に、男社会の衣料ビジネス界に風穴を開けるヒロイン・すみれの奮闘を描く。主人公のすみれ役を、昨年TBS系で放送された『表参道高校合唱部!』で初主演を果たした芳根京子が演じる。ヒロインの発表会見が行われたこの日は、2,261人の応募者からオーディションで選ばれた芳根京子が登壇。会見の前日にヒロイン決定の知らせを聞いたという芳根は「正直まだ実感を感じていないというか、不思議な気持ちです。朝ドラのヒロインは私にとって大きな目標であり夢でした。まさかこんなにも早く夢が叶うとは思いませんでした」と喜び、「選んでいただいたからには、1年間すみれと二人三脚で頑張っていきたいと思います。これまでのヒロインの方は雲の上の存在ですが、私にしかできない私らしい"すみれ"という女性でありたいと思いますし、自分らしさを忘れたくないです。しっかり自分の意思を持って1年間演じていきたいです」と力強く語った。現在放送中で波瑠主演の『あさが来た』が朝ドラとしては今世紀最高の視聴率を記録、続く高畑充希主演の『とと姉ちゃん』も高視聴率でスタートするなど、好調の朝ドラ。そのプレッシャーについて問われると「プレッシャーはありますね。昨日言われての今日ですので、どうなってしまうんだろう? という不安はあります」と語るも、「今までの朝ドラは素敵な作品が多んですが、超えたい気持ちもあります。何よりも自分らしさを忘れずに1年間突っ走っていきたいですね」と劇中のヒロイン同様に芯の強さも垣間見せていた。
2016年04月06日西島秀俊、竹内結子、香川照之らが出演する黒沢清監督による最新サスペンス『クリーピー』の撮影現場に潜入!黒沢組初のドローンを使用しての空撮が行われたほか、黒沢監督は現場で取材に応じ、4度目のタッグとなる西島さんの魅力についても語ってくれた。原作は「第15回日本ミステリー文学大賞」新人賞に輝いた前川裕のサスペンス小説。元刑事で、いまは犯罪心理学者の高倉は6年前に起きた未解決の一家失踪事件の分析と調査を開始する。私生活では妻(竹内さん)と共に一軒家に越してきたが、そこで奇妙な隣人・西野(香川さん)に出会うが…。8月1日にクランクインし、夏の暑さの中、約1か月にわたって撮影が行われた本作。お盆を少し過ぎたこの日は、東京郊外の私鉄沿線での撮影となったが、終始、蝉の鳴き声が現場に響き渡る。この日、撮影されたのは西島さん演じる高倉と昔の後輩である若き刑事で東出昌大が演じる野上が6年前の失踪事件の一家の家を訪れ、そこで一家の中で唯一、失踪を免れた少女で、川口春奈が演じる本多早紀と顔を合わせるというシーン。東出さんは現役刑事ということでこの暑さの中でもネクタイを締めたスーツ姿。西島さんもノーネクタイながらもスーツで、左手の薬指には指輪が光る。2人は、ひとりの少女を残して家主たちが消えてしまった家から、何とも奇妙な感覚を刑事ならではの勘から感じるのだが…。2人が訪れる事件の当事者の家(本多家)とその近隣の様子がドローンで空撮されたのだが、黒沢監督にとっては撮影で使用するのはもちろん、ドローンの実物を見たのも「この現場が初めて」とのこと。脚本の段階で、ドローンでの空撮を考えていたというが、そこには物語に深く関わる重要な理由が…。「映画の中で、あるひとつの地形、家の配置が物語の鍵を握っているということで、どうしても高いところから見下ろすショットが必要でした。地面に立っていると分からないけど、見下ろすと分かることがあるんです」と説明。これまでであれば、クレーンを持ち込むか、より高い建物や丘などがあるロケ場所を探す必要があったが、ドローン技術の発達で、効率的に空撮が可能となった。改めて、初のドローンによる撮影を体験し「ビックリしました。面白いものですね」と興味深そうにうなずいていた。なお、もうひとつのメインの撮影現場に関しても、家の並びが重要な意味を持つことになるが、そちらに関しては近隣の小高い丘から撮影することができたという。撮影の合間、監督は取材に応じたが、映画『ニンゲン合格』、中編ドラマ『楳図かずお恐怖劇場蟲たちの家』に続く黒沢作品での主演で、映画『LOFT ロフト』以来、久々にタッグを組む西島さんについて「いまだに変わっていない。いま、あれだけいろんな役をやって、良くも悪くもある種の“濁り”が加わっているかと思ったらクリアで、『どうとでも色を着けてください』という感じです」と評する。今回、元刑事の犯罪心理学者の主人公の役を振ったが「40代の半ばに差し掛かり、そろそろ、昔、僕の映画で役所広司さんが演じていたような役ができるのでは?という思いがあった」とも明かす。高倉の日常を侵食していく奇妙な隣人・西野を演じる香川さんも過去の黒沢作品に出演しており、近年では「MOZU」シリーズをはじめ、映画やドラマでたびたび、西島さんと香川さんの共演が見られるが、黒沢作品では初めて!「いつかは僕の映画で、この組み合わせでやってみたかった。念願の黄金コンビです」と嬉しそうに語った。物語については「ものすごい悪意と平穏で善意に満ちた日常が激突する瞬間は、撮っていて興奮する」とニヤリ。“クリーピー”は「気味が悪い」「身の毛がよだつような」という意味を持つが「薄気味悪いですよ(笑)」とタイトルそのままのゾッとするような展開が待ち受けていることを示唆し「エンターテイメントの王道としても楽しんで見られると思います」と自信をのぞかせていた。『クリーピー』は2016年6月18日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月30日アディダス ジャパンはこのほど、香川真司選手や槙野智章選手をはじめとするサッカー日本代表選手らが登場したサプライズ企画「#REALTIME _ DELIVERY」の動画を公開した。「#REALTIME _ DELIVERY」は、「#ADIDAS _ X _ ACE」と位置情報をつけてツイートすると、抽選で選ばれたファンに、代表選手がその日のうちに手渡しでプレゼントするというサプライズ企画。新スパイク「X/ACE」が7月1日に発売されることを記念して実施した。発売日当日は、当選者の元までサッカー日本代表選手らがバスで急行し、当選確定から数分後に賞品を届けるという"サプライズ"を行った。その企画のダイジェストムービーを動画で公開している。動画では、当選者たちのさまざまなリアクションも見どころのひとつ。突然憧れのサッカー選手が出現し、状況がつかめずぼう然と立ち尽くすファンのほか、思わず涙してしまうサッカー少年も登場する。ファンの驚く姿を楽しむ選手の姿や、Twitter上で選手自らがコメントするという様子も収めており、サッカーファンでなくとも楽しめる内容となっている。動画はYoutubeのアディダス ジャパン公式チャンネルで公開している。
2015年09月14日東京糸井重里事務所は、9月1日に発売される「ほぼ日手帳2016」の「WEEKS」シリーズとして、マンガ家・岡崎京子氏の絵をモチーフにした「岡崎京子 リバーズ・エッジ」を発売する。販売店は、Webショップ「ほぼ日ストア」およびロフト、東急ハンズ、紀伊國屋書店、丸善、Amazon、楽天ブックスなど、ほぼ日手帳 WEEKS 取り扱い書店。価格は3,240円(手帳本体+クリアカバー+下敷き)。今回発売される「岡崎京子 リバーズ・エッジ」は、漫画家・岡崎京子氏の代表作「リバーズ・エッジ」の鉛筆画が表紙になった、ほぼ日手帳「WEEKS」シリーズの新ラインナップ。デザインは、2015年はじめに開催された「岡崎京子展」を手がけたコズフィッシュのブックデザイナー・祖父江慎氏と鯉沼恵一氏が担当。表紙に描かれている鉛筆画は、「リバーズ・エッジ」初版本のカバーに使われていたもので、 原画の汚れやノイズが積極的に活かされている。真っ白な布地の裏表紙には男の子も印刷され、しおりや見返しの模様にも、通常のWEEKSとは異なる白を際立たせる仕様が施されている。また、特典として、岡崎京子氏の物語集 「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」からの一文が印刷されたクリアカバーと、「ヘルタースケルター」のイラストが入った特製の下敷きがもれなく付属する。なお、WEEKSシリーズは、1週間分のスケジュールを見開きに収めた週間タイプの手帳。スーツの内ポケットやズボンの後ろポケット、女性用かばんのポケットにも収まる、携帯しやすいウォレットサイズで、全240ページのボリュームがありながら厚みは約10ミリ、重さは130~140グラムとスマートフォンと同程度となっている。一週間にひとつずつ「ほぼ日」のコンテンツから厳選した「週の言葉」を掲載されるほか、全国主要都市のJR、地下鉄、私鉄の路線図が1枚にまとまった「ほぼ日の路線図 2015」のミニサイズ版が標準装備されている。
2015年08月21日七夕の夜、香川真司が日本代表の青いユニフォームから黒と黄のユニフォームに着替え、等々力陸上競技場のピッチに立つ。ドイツ屈指の人気クラブ・ボルシア・ドルトムントがアジアツアーを行い、川崎フロンターレと対峙するのだ。川崎フロンターレ×ボルシア・ドルトムント チケット情報ファンだけではない。香川自身もこのアジアツアーを心待ちにしている。「日本で親善試合ができるのはすごくうれしいです。日本のファンのみなさんにもドルトムントのことをもっと知ってもらうためにも、すばらしい試合ができるようにしたい。それぞれ自分たちがもっている力を発揮して、日本のみんなにドルトムントを知ってもらえるようにやっていきたいと思います」と喜びのコメントを発している。来季に対する思いは強い。マンチェスター・ユナイテッドで不本意な2年を過ごした香川は今季、古巣・ドルトムントでの復活を誓ったが、『ヨーロッパリーグ』出場圏の7位に甘んじた。恩師・クロップ監督も今季限りで勇退するなど、悔しい思いをした。光明もある。香川はシーズン後半にはパフォーマンスを上げてきた。密集の中、トップスピードでシュートにラストパスと決定的な仕事をした。ブンデスリーガ連覇の原動力となった2010-11、2011-12シーズンの輝きを取り戻そうとしている。香川だけではない。ドルトムントには得点ランキング4位に入ったオーバメヤンやクラブの象徴であるマルコ・ロイス、中盤まで不調だったが、後半に攻撃センスを発揮したムヒタルヤンら有能なタレントが揃う。トゥヘル新監督がどんなスタイルを築き、どのようなメンバー構成にするのかも注目される。迎え撃つ川崎FはJリーグ随一の攻撃力を誇る。元日本代表の中村憲剛とU-22日本代表の大島僚太が中盤でタクトを振るう攻撃はバリエーションが豊富。アタッカー陣は2年連続得点王の大久保嘉人や背番号10・レナト、万能型の小林悠にスケールの大きさを感じさせる杉本健勇など多士済々。さらに日本代表に選出されたCB・谷口彰悟もいる。「谷口はパワーがある。日本代表には少しパワーが足りないので、彼のような選手が必要。彼がチームに何かをもたらしてくれるだろう」とハリルホジッチ監督も期待するユーティリティプレイヤーだ。3月に日本代表のバックアップメンバーに選出された車屋紳太郎も左サイドで躍動する。『Borussia Dortmund Asia Tour 2015』川崎フロンターレ×ボルシア・ドルトムントは7月7日(火)・等々力陸上競技場にてキックオフ。6月13日(土)の一般発売を前に、6月6日(土)午前10時から6月12日(金)午後11時59分まで先行先着「プリセール」で受付。ドルトムント・香川の凱旋試合のチケット争奪戦に乗り遅れるな。
2015年06月05日香川ウォーターフロントフェスティバル2015が7月25日~8月9日まで、香川県高松市内にあるサンポート高松にて開催される。同イベントでは、「チームラボ(teamLab)」による「チームラボと香川 夏のデジタルアート祭り」を実施する。期間中、チームラボは新作の「お絵かきピープル&お遍路さん」を展示。同作は、紙にクレヨンで男の子や女の子などの“ピープル”やお遍路さんを描くと、目の前の巨大なスクリーンで実際に動き出すというもの。動き出したピープルたちは、他の人が描いたキャラクターとコミュニケーションを取りながら、スクリーンに映し出された庭のような景色の中を一緒に巡り歩く。音楽が流れれば踊り出し、来場客がスクリーン越しにピープルに触れれば、びっくりして様々なリアクションを返してくれる。また、スマートフォンで打ち上げる「チームラボクリスタル花火」も展示。これは、来場者が自分のスマートフォンで好きな花火を選んで投げ込むと、光のクリスタルで作られた立体の花火が打ち上がるというもの。今回は香川県オリジナルのうどんや鰐鮫などの花火も登場する。【イベント情報】「チームラボと香川 夏のデジタルアート祭り」会場:サンポート高松住所:香川県高松市会期:が7月25日から8月9日まで時間:19:00から21:00まで(チームラボクリスタル花火)、17:00から21:00まで(お絵かきピープル&お遍路さん)料金:無料
2015年05月20日四国日立システムズは5月13日、香川県の直島町が、住民情報や税、福祉などの業務を行うための基幹業務システムとして、日立自治体ソリューション「ADWORLD」を採用し、2015年3月から稼働したと発表した。同町は、同ソリューションの導入により、採用決定から導入まで約6カ月で番号制度への対応、住民サービスの向上などを実現したという。同町は、社会保障・税番号制度への対応にあたり、番号制度施行までの確実なシステム切り替えに加え、四方を海に囲まれた直島町の地理的特徴を踏まえた迅速なサポート体制の整備や住民サービスの向上を図ること、中長期的にはシステム運用・管理負荷やコストの軽減、ITの側面からの災害対策などを行うことを考えていた。今回の採用にあたり、四国日立システムズが有する自治体業務に関する豊富な知識や経験、番号制度に関する情報提供体制や自治体ソリューション「ADWORLD」の品質や使いやすさ、万一の障害発生時にも海を渡らずに打ち合わせができるテレビ会議システムやリモート保守システムを活用したサポートサービス力などが総合的に評価されたという。同町は、中長期的には、同システムをクラウド化して他団体との共同利用を推進し、さらなるシステム運用・管理負荷やコストの軽減、自然災害などによるシステム停止リスクの軽減を実現する予定。
2015年05月14日ポケモンは、1日未明、香川県ヤドン研究センターから800匹のヤドンが逃げ出したことを公表した。現在、所員が懸命に捜索活動を行っているという。人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するヤドンは、「まぬけポケモン」に分類され、体調1.2mで重さは36kgほど。しっぽから甘みが染み出る特徴があり、あくびをすると雨が降ると言われている。発行された号外によると、古くから干ばつによる水不足に悩まされていた香川県が、ヤドンの雨を降らせる特性に注目。極秘で52年前から無人島で飼育を行っていた。しかし最近では、香川県が別の取り組みにより水資源の確保を達成したことにより、しっぽに含まれる甘味成分に研究がシフト。先日、香川名産の和三盆や希少糖に続く新たな甘味料である「ヤドコース」を開発し、その矢先の脱走だったという。同研究センターの松下壮輝主任研究員は、「これまでヤドンによるプロジェクトの存在を伏せていたこと、ならびに、今回の事態を招いたことを深くおわび申し上げます」と陳謝するとともに、捕獲への協力を求めている。また、ヤドンはおとなしい生き物だが、念のため、追いかけ回すなどして興奮させないように注意を呼びかけている。現在、Twitterで目撃情報を募集しており、ハッシュタググ#sanukiyadonで寄せられた目撃情報は随時、香川県公式観光サイト「うどん県旅ネット」に掲載されるという。実はこちらは、香川県の名物「うどん」と「ヤドン」をかけたエイプリルフール企画。県の魅力をPRするキャンペーンの一環として行われている。(C)Kagawa Prefecture Tourism Association ALL RIGHTS RESERVED.(C)2015 Pokémon. (C)1995-2015 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
2015年04月01日ドワンゴは1月18日、香川県高松市の「宮脇書店 総本店」にて「ニコニコ書店会議」を開催する。「ニコニコ書店会議」は、同社が運営する動画サービス「niconico」のユーザーイベントで、2014年10月1日に行われたドワンゴとKADOKAWAの経営統合を記念したキャンペーン企画のひとつ。毎年幕張メッセで開催されるイベント「ニコニコ超会議」の派生イベントとして、2014年11月から2015年3月にかけて全国10カ所で行われている。各地域に根差した書店を会場に、同サービスの人気コンテンツ 「ゲーム実況」「歌ってみた」 を体験できる来店者参加型のコーナーを展開するほか、ビブリオバトルや作家のトークショーなど書店ならではの企画も実施。イベントの模様は「ニコニコ生放送」でインターネット中継し、さまざまな企画を通じて"本屋の魅力"や"本の面白さ"を全国に発信していくという。これまで4カ所で開催され、各店舗のイベント当日の来店者数は、いずれも通常の3~5倍増となったとのこと。今回「宮脇書店 総本店」にて行われる同イベントには、プロゲーマー・梅原大悟氏をはじめ、コミック『ウメハラ FIGHTING GAMERS!』の原作者・折笠格氏と作画・西出ケンゴロー氏、ゲーム実況で活躍するM.S.S Project、「踊ってみた」で活躍する"めろちん"などが登場。また、来店特典として、高校生(18歳)以下の人には「1年間プレミアム会員券」を配布する。なお、今後は茨城県守谷市の「WonderGOO 守谷店」や、愛知県岡崎市の「いまじんウイングタウン岡崎店」などで開催予定。
2015年01月16日TBSドラマ「流星ワゴン」の完成披露試写会が1月10日(土)に都内で行われ、時空を超えた親子を演じる西島秀俊と香川照之が出席。西島さんは「20年くらいのお付き合いで、この3年はほぼ一緒(笑)。すっかり顔も似てきて、(親子役の)役作りは完璧」と語った。一方、“父親”役の香川さんは「さすがはワシの息子とうなってしまった」と“息子”西島さんの演技を絶賛。2人は同局の「ダブルフェイス」「MOZU」と共演が続いており、「ずっと一緒だったのは、親子役を演じるためだったのかな」(香川さん)と感慨しきりだった。直木賞作家・重松清のベストセラー小説を原作に、様々な家族関係を軸に描く“人生の再生”と“家族愛”の物語。人生に行き詰った真面目な会社員・永田一雄(西島さん)が、確執を抱える父の忠雄(香川さん)とともに時空を超えるワゴンに乗り込み、家族が破綻してしまった過去をやり直そうとする。この日、来場者と一緒に第1話を鑑賞した西島さんは「感動して泣いてしまいました。出演できて良かったです」と感無量。「ぜひ日曜の夜、家族みなさんでご覧になって、いろんなことを話したり、考えたりしてもらえれば」とアピールした。社会現象ともなった「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」のスタッフが再集結した本作。両作品に出演した香川さんは、「皆さん優れたスタッフさんだが、『これほど難しいドラマはない』と苦しんでいた。その姿を見ていたので、見事な第1話を見て『やっぱりさすがだな』と思った」と労をねぎらった。完成披露試写会には一雄の妻・美代子を演じる井川遥、ワゴンを運転する橋本役の吉岡秀隆も出席し「父と息子というのは、一筋縄ではいかないもの。生きる難しさが集約された物語なので、ぜひご自身の家族と重ね合わせて見てもらえれば」(井川さん)、「歴史的なドラマが生まれる瞬間に立ち会えて、鳥肌が立った。僕も泣きそうになったが、隣で西島さんが先にお泣きになっていて(笑)」(吉岡さん)と話していた。「流星ワゴン」は1月18日(日)より毎週日曜21時~TBSにて放送(初回は2時間SP)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月11日香川県高松市林町のサンメッセ香川大展示場で、全国のご当地うどんが味わえる「全国年明けうどん大会2014 in さぬき うどど~んと うどん県に大集合!!」が開催される。日時は12月13日~14日、10時~16時。なお、うどんブースでの販売は13日が15時30分、14日は15時まで。○うどん県副知事の要潤氏も登場同イベントでは、北海道から沖縄まで全国から集合した約30のうどんブースで「ご当地うどん」が味わえる。出品される「ご当地うどん」は、美瑛産小麦100%のうどん麺に野菜をトッピングした「美瑛カレーうどん」(北海道)、300年の伝統を誇る「稲庭うどん」(秋田県)、上州館林で古くから食べられている幅広のうどん「上州牛ひもかわうどん」(群馬県)など。そのほか、埼玉県の「熊谷うどん」、山梨県の「吉田うどん」、沖縄県の「沖縄そば」、そして地元香川県が誇る「さぬきうどん」など、さまざまなうどんが提供される。ステージイベントでは、12月13日の10時30分からうどん技能グランプリ表彰式・実演を開催。ふるさと民謡踊り、クイズ大会、シンガーソングライターmimika氏によるライブなどに続き、うどん県副知事の要潤氏によるトークショーが行われる。また、翌12月14日には「烈車戦隊トッキュウジャーショー」を2回にわたり開催するほか、「要の年明けうどんクッキングショー」「我が家の秘伝年明けうどんコンテスト最終選考・表彰」などが行われるとのこと。なお、全国の「ご当地うどん」の出汁を飲み比べて違いを体感する「全国うどん出汁飲み比べ」や、うどん作りにおける「こねる」「のばす」「切る」という一連の工程を体験できる「さぬきうどん手打教室」、小麦を石臼で挽く「小麦の石臼挽き体験」、さらに「あんもち作り体験」などのワークショップも用意されている。
2014年12月11日香川県は10月24日、都内で「次世代に向けた希少糖の幅広い可能性と、香川でのビジネス展開」と題した希少糖に関するセミナーを開催し、希少糖の研究を長年にわたって行ってきた香川大学の何森健 特任教授がこれまでの希少糖研究の成果と今後の方向性について講演を行った。希少糖は自然界に存在量が少ない単糖(糖の最小単位)で、何森教授が名付けたことで知られ、約50種類存在している。近年、その効果から松谷化学工業が希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」の量産工場を建設するなど、希少糖に注目が集まるようになってきたが、大量生産につながる酵素が発見された1991年当時、すでに単糖各種の名前も構造も確定しており、単糖に関する研究そのものは終わったと思われていた。しかし、何森教授が発見した酵素により単糖が環状につながることが判明。「イズモリング」と名付けられたこの環状が、単糖の鳥瞰図となり、希少糖の大量生産への道が開かれたことから、地道に研究が香川県で進められることとなった。「46億年前に地球が誕生し、40億年前に糖が誕生した。そして38億年前にバクテリアが生まれた。現在の生物は自己に都合のよい果糖、ブドウ糖を選別し、残りの糖を不要とした。糖は太陽のエネルギーを受けて植物が生み出す。それを動物が食べるというサイクルだが、そこには希少糖は存在していない。しかし、それでも地球上に少ないながらも存在してきた」とのことで、なぜ役に立たないと思われてながらも細々ながら生きながらえてきたのか。本当はどういった性質を持っているのかが気になったことがここまで研究を続けてきた背景にあるという。そうしてさまざまな研究者が希少糖の研究を行った結果、隕石にも似たような糖が含まれていることなども分かってきた。また、大量に摂取すれば薬にもなるし、その効果は人のみならず、植物にも効果を及ぼすことも分かってきたという。「大量生産が可能になったということは、希少糖と生物の遭遇を意味する。起こり得なかったことが起こった。何万トンというレベルで希少糖が生み出され、さまざまなものに使われるようになる。これはある種の社会実験であり、希少糖の可能性を示すものだ」と何森教授は、これまで希少糖が使われていなかった分野に希少糖が入ると何が起こるのかを調べることが今後の研究課題だとする。「希少糖が役に立つから研究を行ってきたわけではなく、何に使えるか分からないが作ってみた、というのが最初。生物の進化では起こらないことを起こしてみて、考えても予想できないことが起こっている」と何森教授は、バイオ技術の進展によりようやくその知の集積が始まったという。その知の集積による成果として、これまで各所で語られてきたような人の健康を促進するという分野とはまったく異なる、農業や植物への利用が期待されるようになってきた。何森教授が香川大学の学内の教員に配った希少糖に出会って、希少糖と植物の兼ね合いの研究を進めてきた香川大学農学部の秋光和也 教授の成果だ。秋光教授は植物病理学の研究者で、微生物が植物に悪さをすることで病気にする仕組みなどを研究している。約50種類の希少糖を一滴ずつ植物に垂らして、影響を研究した結果、それぞれ性質が異なることが判明。その内の1つの希少糖であり、レアシュガースウィートにも含有されているD-プシコースを植物に吸わせると、一過性の成長調節作用を発揮することが発見されたという。これは、希少糖が植物に入るとリン酸化し、植物の背丈を制御するジベレリンの生産を促すシグナルの伝達経路に侵入し、その伝達を抑え込むためだということが詳細な研究から判明したが、これをうまく活用すると、例えば希少糖を吸わせている間だけ成長を止めておけるので、雑草の成長を抑える抑草剤として活用できる可能性などがあるという。ちなみに地球上には約20万種の植物があるが、ズイナという植物だけが希少糖の1種「D-プシコース」を体内で生成しているという。しかもズイナは成長抑制効果を受けずに普通に成長するという特長がある。日本にも自生しているが、栽培が難しく、香川大学が地域と協力してズイナの培養を行っているという。現在、香川県は成長戦略の中でも希少糖を5つの重点プロジェクトの1つとして掲げ、希少糖ホワイトバレープロジェクトと称して、産学官の連携による研究開発とブランドの確立を進めている。拠点化も進めており、同県知事の浜田恵造氏は、「世の中への影響を考えた場合、iPS細胞にも匹敵するものと考えている。実際、血糖値の上昇抑制や抗がん作用、アンチエイジングなどへの効果があるという研究なども報告されているが、世界中を探しても香川県だけが希少糖を作るノウハウを有しており、それが有意性となり拠点としての意義を出すことにつながる」と説明するほか、何森教授も「希少糖を作り続けることが拠点となるということ。オンリーワンの技術で作り続けることが基本的な方針になる」と援護。希少糖に興味がある人や企業や、香川県に来てもらいたいとした。
2014年11月14日日本におけるオリーブ名産地、香川県では今まさに収穫シーズン真っ只中!9月下旬から「オリーブ新漬け」用の果実の収穫がはじまり、10月下旬ごろからは「オリーブオイル」用の果実の収穫がスタートしています。香川県産のオリーブは1粒ずつ丁寧に手で収穫しているため、選りすぐりの果実から造られるオリーブオイルは国際コンテストでも高評価。おいしいうえに、美容に嬉しい影響も。まさに搾っただけのジュース! オリーブオイルの美容成分「植物油の女王」ともいわれるオリーブオイル。その特徴や健康・美容成分について、オリーブオイルソムリエの黒島慶子さんのワークショップに参加し、お話を伺いました。オリーブオイルの大きな特徴は、果実を搾っているということ。そのため種子を搾ってつくる一般的な植物油と比べて、フレーバーに個性が生まれるそう。さらに、搾ったあとに化学合成過程をまったく伴わないので、様々な栄養素が含まれています。なかでも主成分のオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)は健康への効果が高く、悪玉(LDL)コレステロールを下げる働きがあるほか、細胞膜をやわらかくして可塑性を高めることから、カラダを若々しい印象に導いてくれるとか! さらにビタミンEやβカロチン、ポリフェノールといった抗酸化物質も豊富に含み、栄養バランスに優れています。 和食にも使える!オリーブオイル活用術 >>続きを読む パンにつけるだけじゃない! オリーブオイルの美味しい活用術黒島さんいわく、オリーブオイルは単なる油ではなく、料理に香りや味をつける調味料として、幅広く活用してほしいとのこと。パンにつけたり、サラダにかけるのはもちろん、意外なところでは、豆腐や味噌汁など和食に合わせるのもアリ。とくに温かい味噌汁に少したらすと、香りが立ち上り、華やかな味わいが楽しめます。小豆島名物! オリーブの新漬け香川県産のオリーブは、主にオリーブオイルと新漬けに加工されます。新漬けとは収穫したばかりの緑のオリーブの渋みを抜いて3~4%の塩水につけたもの。ピクルスとはひと味違うおいしさにはまりますよ。新漬オリーブは、もともとは国産オリーブの老舗、東洋オリーブが元祖ですが、いまでは様々なメーカーが販売しており、小豆島の特産品に。毎年10月10日の「新漬けオリーブ解禁日」から出荷がスタートする季節限定品ですが、そろそろ売り切れのお店が出てくる頃かも? オリーブオイルはスキンケアにもオリーブオイルはスキンケアにも使えます。すでに古代ギリシャの時代には、オリーブオイルとハーブを混ぜたものがマッサージに使われていたという話も。オリーブオイルは肌の表面に薄い膜をつくり、紫外線や乾燥から肌を保護してくれるので、美肌効果も期待できます。食用のオリーブオイルをそのまま使うこともできますが、刺激が強すぎてトラブルをおこすこともあるので、肌にやさしい搾り方や加工にこだわった専用の化粧品を使うほうが安心です。井上誠耕園や東洋オリーブなどでも、オリーブを使った化粧品を販売しているのでチェックしてみてはいかがでしょう。おいしいうえに美肌にも嬉しい香川のオリーブ。12月初旬ごろからは今年の果実を使ったしぼりたてのオリーブオイルも順次お目見えするそうですよ。楽しみですね!・ 東洋オリーブ ・ 井上誠耕園
2014年11月11日銀座のど真ん中の地下に突然出現する、ザ・昭和なレトロ映画館「銀座シネパトス」。その異色のラインナップで、四半世紀にわたって映画ファンを唸らせてきたシネパトスの閉館ニュースは当然ながら大きな反響を呼んだ。3月31日(日)に閉館を迎える映画館・シネパトスを舞台に、映画を愛するキャスト、スタッフが集結した最後の上映作品が映画『インターミッション』だ。秋吉久美子、染谷将太、香川京子、竹中直人ら日本映画黄金期の大スターから現在のインディペンデント映画のホープまで、多くの映画人が本作のために集った。一体どのような過程を経てこの映画は完成したのだろうか?本作にも出演している玄里がその素顔に迫る!――しきたりを無視して、手作りの原点に戻る玄里:まず、台本とキャスティング表をくださったじゃないですか。それで実はこういう役でお願いしたいんですって言われて、キャスティング表を開けたら役名の下にみなさん顔写真が載ってて、一番最後に飲み屋の「三原」の看板娘で私の写真がもう載ってたんですよ。樋口:出演者のみなさんと会ってお願いする前に、もう「あなた以外にない」というメッセージを込めて、キャスト表にお顔を載せていたんです(笑)。玄里:私もう笑っちゃって。そんなにかっとんだ監督の作品ならやるしかないだろうと思って。マネージャーも相当面白かったみたいで、「やりましょう!」ってなったんです。その場で決まったじゃないですか。だから熱量はすごいなと思って、樋口監督の。多分その熱量にみんな動かされて、みなさん出演されたんだろうなと思って。そういうキャスティングってもうなかなかないですからね。樋口:もちろん僕はもう一つの顔が広告代理店のクリエーターなので、あまりそういう直接交渉はよろしくないというのは重々分かっているんだけど、今回の場合は非常に作り方も変わっているのでお目こぼしいただこうかと。業界のしきたりとか、映画はこう作るもんだという“お約束”を全部取っ払って、要するに昔のATG映画みたいな、仲間による手作りですよね。手作りの原点に帰って「あの女優さんがこの役を演れば素敵だろうなあ、だから出てほしい!」っていうすごい単純な回路でやってみようかなって。玄里:やっぱり口説き上手ですよね。あだ名がイタリア人なの分かりますよ。樋口:面白いね!そういえばイタリアの監督大好きなんですよ(笑)。――「早い、安い、上手い」が大切玄里:今回、ボランティアに近い形で参加しているキャストの方も結構いるので、気持ちで集まっているスタッフさんたちが多くて、雰囲気が本当に和やかでしたよね。すごい良い現場だったねってみんな口々におっしゃってました。竹中(直人)さんも「こんな現場、何年に1回あるかないかくらいだよ」って。樋口:その幸福感が画面に出るから、映画って怖いと思いますよ。玄里:現場の雰囲気って絶対出ますもんね。樋口:脚本家の山田太一さんが『インターミッション』をご覧になって「この映画は、監督がスタッフとかキャストを怒鳴りつけて無理くり魅力を引っ張り出すのではなくて、みんなが楽しく大人のひらめきを積み重ねてるものにしかできない良さがある」って絶賛してくださって。それはそれは嬉しかったですね。玄里:私がすごいなと思ったのは、次の作品撮られるんですか?ってなったときに「いつでも」っておっしゃってたじゃないですか。「早い、安い、上手く仕上げます」って言われたときにそれって強みだなって思いました。樋口:今回の映画は時間はないし、お金もないし、心意気だけ。だから、「早い、安い、上手い」の往年のハリウッドB級映画の手法で撮ったわけですよ。劇中でも触れた『拳銃魔』(’95)なんか、カップルが銀行強盗をして放浪するんだけど、銀行でドンパチやって車に戻って来て逃亡する、その銀行のシーンがないんだな(笑)。玄里:それは銀行の内部をセットで作るお金がなかったからですか?樋口:そう、でもそのおかげで逆に映画がスリムに締まってて、あの感じがいいなと思うんだよね。だから今回の映画もいい意味でB級映画の香りを出すようにした部分がある。――映画監督に必要なのは「変態であること」!?玄里:いろいろ映画をたくさん観られてる樋口監督だから、お尋ねしたいんですけど、“映画らしさ”ってなんだと思いますか。樋口:映画が面白くなるのは、それがためにならないときだけって気がします。『インターミッション』の中でもあるんですけど「無意味なほど美しい」。玄里:確かに余白があったほうが後々思い返したりできますもんね。樋口:やっぱり、ただ美しいものってためにならないと思うんですよ。玄里:私、大林(宣彦)監督の映画大好きなんですけど、特に『この空の花−長岡花火物語』は小学校の社会科の授業とかで流せるんじゃないかっていうくらい。表面上はカラフルにポップにやっているけど、でも戦争は絶対にダメなんだよっていうメッセージがすごい強いから、あれはためになる映画じゃないんですか?樋口:あれはためになる映画を通過して、全然ためにならない映画の境地に達しているよね。反戦反核をめぐる物語は確かに貫かれているんだけど、そういうモラルや主張をはるかに通り越してもはや頭のネジが外れたような表現に達している。ある種クレイジーな映画じゃないですか。大島渚監督に「映画監督に必要なものはなんですか?」って聞いたときに、「それは変態であること」って言ってらしたのを思い出しますよ。玄里:それ絶対そうでしょうね。それを「包み隠さず、見せられる人」なんでしょうね。樋口:僕は洋画の中ではヒッチコックの表現が一番好きなんだけど、あの感じが究極的な憧れですかね。一見ものすごく綺麗なんだけど、とてつもなく変態。一番のお手本ですね。玄里:じゃあ、ヒッチコック監督の作品が樋口監督の作品に色濃い影響を与えているんですね。樋口:いやもう単なる憧れですよね。玄里:次の映画の予定とかはいまのところないんですか?樋口:おかげさまで『インターミッション』が映画人にも一般のお客さんにも凄く評判がいいので、ポロポロお話は来ていますよ。でも、自主映画作ってた頃からあっという間に30年経ってそろそろやらなきゃなっていうときに、たまたまこの映画館の閉館が心に火をつけて、たまたま今回の映画ができた。運命ってそんなものなんですね。そんな風に大事に構えないで、ポロッといい俳句みたいに作れるものがいいかもしれません。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インターミッション 2013年2月23日より銀座シネパトスにて公開(C) 2013「インターミッション」フィルムパーナーズ
2013年02月20日香川県による「うどん県2012新作プロモーションビデオ」の続編が、香川県公式観光サイト上で12月3日より公開されている。内容は、香川県の「食」や名産をPRする「お迎え編」と、加藤茶が香川県の美味しさを思い出す構成の「カナメからの手紙編」、うどん県の美術を紹介する「ウワサのアート編」の3部構成だ。プロモーションビデオは、香川県の「うどん県それだけじゃない香川県」という新しいキャッチフレーズにそったもの。日本で一番小さな県の魅力を表現している。詳細は香川県観光協会で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日香川県高松市で「さぬきうまいもん祭り食の大博覧会」が開催される。開催日時は11月23日(金・祝)10:00~16:00、24日(土)09:30~15:30、25日(日)09:30~15:30。会場はサンメッセ香川。「食の大博覧会」は香川県の旬の農産物、水産物、加工食品、自慢料理、スイーツなどを県内外の多くの人に味わってもらい、香川県の「食」の認知向上を図るもの。イベントは大展示場での各種特産品販売やステージイベント、小展示場の体験型ワークショップや県産品の販売などに分かれて実施される。内容は、餃子の試食、ワインの試飲販売などの「グルメゾーン」、手打ちパスタ、スイーツ、オリーブ牛キーマカレーなどを味わえる「シェフグルメゾーン」、サヌキコーチンや牛乳、アイスクリーム、ヨーグルトの販売ブースが並ぶ「畜産グルメゾーン」、そのほか「農産物ゾーン」、「屋外グルメゾーン」、「マルシェゾーン」、「屋外マルシェゾーン」、「水産ゾーン」、「県交流ゾーン」などバラエティ豊かなブースが並ぶ。ステージイベントでは「FM香川公開収録」や「mimikaライブ」、「NHK料理教室」、「西日本放送おうちdeレストラン出張イベント」などを開催。ゲームイベントでは「ビンゴ大会」や「畜産○×クイズ」などで楽しめる。体験イベントでは山中美紀子先生による「香川食の体験教室」や、お肉や魚、野菜を使ったワークショップなど、来場者を飽きさせないイベントが多数用意されている。イベント詳細はさぬきうまいもんホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日香川県は、昨年の「香川県はうどん県に改名します」プロジェクトに続き、2012年「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトを推進している。9日、同プロジェクトの試食会「さぬきうまいもん祭り in 東京」が都内で行われた。イベントでは、プロジェクトのプロモーションビデオが披露され、ビデオには昨年初代うどん県副知事に就任した俳優の要潤氏が登場した。ビデオの内容は、要氏が率いる香川県民たちが、丸亀城や栗林公園など香川の観光名所をかけめぐり、JR高松駅に到着する。駅からタレントの加藤茶氏が登場し、要副知事がうどんを手渡しながら「ようこそ、うどん県、それだけじゃない香川県へ」と述べ、歓迎するというものになっている。プロモーションビデオに登場する県民たちは、皆それぞれ香川県の特産品を手にしており、香川の伝統工芸品である「讃岐刀彫」や、全国うちわ生産量の約9割を占めるという「丸亀うちわ」、江戸時代からの名産である「香川漆器」、生産量日本一を誇る香川県の手袋を紹介している。なお、プロモーションビデオは、同プロジェクトの公式サイトから見ることができる。また、香川県はオリーブ栽培発祥の地であることから、今回のイベントではオリーブのクリスマスケーキ、オリーブ牛(オリーブを食べて育った黒毛和牛)のローストビーフ、オリーブハマチ(オリーブ葉の粉末が入ったエサで育てたハマチ)のカルパッチョなどが振る舞われた。出席した香川県知事の浜田恵造氏、香川県出身の女優藤澤恵麻氏、香川県県議会議長の平木享氏が試食を行い、「ジューシーな肉なので食べすぎてしまわないか心配です(浜田氏)」、「オリーブの香りがして、口どけのいいスポンジがおいしいです(藤澤氏)」、「脂ののったハマチなのに、後にひかないサッパリした甘さがあります(平木氏)」とコメントした。現在、2012年流行語大賞の候補として「うどん県」がノミネートされている。県知事の浜田氏は、「ノミネートされて大変うれしく思う。今後は、うどん以外の香川県の魅力も全国に発信できるよう尽力したい」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日セブン銀行は25日、徳島銀行、香川銀行の2行と10月1日よりATM利用提携を開始すると発表した。これにより、徳島銀行と香川銀行のキャッシュカードを持っている顧客は、「引出し」、「預入れ」、「残高照会」のサービスをセブン-イレブン、イトーヨーカドーなどに設置してある全国のセブン銀行ATMで利用できるようになる。セブン銀行ATMは、2013年8月末現在47都道府県に1万7268台設置されている。徳島銀行のサービス開始時期は10月1日午前8時00分から、香川銀行のサービス開始時期は10月1日午前7時00分からとなっている。なお、徳島銀行や香川銀行のATMでは、セブン銀行のキャッシュカードを利用することはできない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日草なぎ剛が、広末涼子、香川照之、チャ・スンウォンら日韓の俳優が出演する舞台『ぼくに炎の戦車を―Bring me my chariot of fire―』に出演することが発表された。本作は、日本と韓国との間に起こった歴史を背景に、国境や身分を越えて築かれた友情と愛情を描いた作品。11月の東京を皮切りに大阪、ソウルでの上演が決定した。作・演出は、2008年に『焼肉ドラゴン』で日本国内の演劇各賞を総なめにした鄭義信(ちょんうぃしん)が手がける。物語の舞台は約100年前の韓国。当時低い評価しかされなかった大衆芸能や民芸白磁といった韓国伝統文化を深く愛し、命をかけて守ろうとした実在の人物、柳宗悦(やなぎ むねよし)と、彼を取り巻く日本と韓国の人々を通して、民族や政治、戦争を超えた人間ドラマを描いていく。草なぎは、柳をモデルとした青年教師・柳原直輝を演じる。柳宗悦同様に、いち早く韓国文化に興味を持ち言語を取得、日韓の交流に大きな影響を与えてきた草なぎはまさに適役。共演は日韓を代表する俳優が集結する。6月に歌舞伎俳優として市川中車を襲名したばかりの演技派・香川照之をはじめ、つかこうへいや野田秀樹の舞台でその存在感をみせた広末涼子、さらに韓国からチャ・スンウォン、ベテランキム・ウンスと幅広いジャンルで活躍する俳優らが顔を揃える。また、野外大衆芸能・男寺党(ナムサダン)のパフォーマンスを舞台上で実際に上演するべく、5名のミュージシャンによる韓国音楽(サムルノリ)の生演奏と、パントマイムと綱渡りの名手・清水恒男による演技も見どころのひとつ。劇作の鄭は本作について「男寺党は簡単に言ってしまえば、放浪芸人の集団であるのだけれど、その芸は農学、皿回し、アクロバット、綱渡り、仮面踊り、人形劇と多岐に渡り、その豊かさに驚かされる。彼らは村々を回り、豊饒を祈ってきた。にもかかわらず、彼らの扱いはひどく、わずかな食料と一夜の宿が提供されるだけであった。彼らのうちの誰かが亡くなったとしても、ただ石を積んで弔うしかなかったという話を聞いた時、不覚にも僕は涙を流してしまった。そして、この見捨てられた人々の物語を誰かに語りたいと思ったのだ。100年も昔の朝鮮の名もなき芸人たちの物語は、日本の観客たちには無縁のものであるかもしれない。それでも、路傍の石のような彼らの魂に、ほんのすこし、ほんのひととき、想いを寄せてくれることを願っている」とコメントを寄せた。出演はほかに高田翔(ジャニーズJr.)、成河、馬渕英俚可、青木崇高、安寿ミラ。公演は11月3日(土)から12月1日(土)まで東京・赤坂ACTシアター、12月8日(土)から11日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。その後2013年1月下旬から2月上旬に韓国の国立劇場にて上演される。チケットは東京公演が9月29日(土)より、大阪公演が10月20日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは東京と大阪公演のセブンイレブン先行(電話抽選)を9月14日(金)13時から18日(火)18時まで受け付ける。
2012年09月13日何やら堺雅人が広末涼子に話しかけている。どうやら少し前のTV取材で香川照之が放送禁止用語を連発していたらしい…。堺さんはそれを子供のように嬉々として報告し、香川さんは「大丈夫、大丈夫」と鷹揚に構え、その脇で広末さんはケラケラと笑いながら耳を傾ける。いい年して(失礼!)、先生が急用でいなくなったのをいいことにおしゃべりで盛り上がる学校の教室みたいな雰囲気である。映画『鍵泥棒のメソッド』で内田けんじ監督の下、3人が紡ぎ出した意外な空気感とは?演技論から互いの魅力まで深く、楽しく3人が語り合った!「こんなに練られた脚本、楽ちんな現場はない」(堺)売れない役者・桜井(堺)と殺し屋のコンドウ(香川)、編集者の香苗(広末)という全く交わりのなかった3人の男女の人生が、コンドウの記憶喪失をきっかけに複雑に絡み合っていくさまが、観る者をあっと驚かせる内田監督ならではのハラハラドキドキ&どんでん返しアリの展開で描き出される。堺さんにとっては『アフタースクール』に続く2度目の内田作品出演となるが「特に努力したことはなかったし、とにかく監督に言われたことだけを『はいはい』とやろうと決めていた」とあっけらかんと語る。自分で考えるのではなく、あえて監督の“操り人形”となる。その真意とは?「とにかく監督の指示が的確で、その通りにやれば面白いものができるという確信がありました。普段のどの作品でもそうしてるかと言われたらそんなことなくて、こんなに練られた脚本、楽ちんな現場はなかなかないです。たいていはイヤな奴がいたりしますから(笑)。演じてて、ここまで葛藤がないのも珍しいですね。内田さんの作品なら、明日から撮影ですって言われてもすぐ行けますよ。現場にさえ行けば何とかしてくれるから」。広末さんもそんな内田演出に身を任せる中で「新たな芝居を引き出してもらった」という。気をつけたのは「笑わないこと」。一見、俳優に求められるごく当たり前の表情のコントロールのように思えるが、コトはそう簡単ではなかったようで…。「一貫して感情を表に出さないということを意識していましたが、それを通じてこれまでの自分のお芝居の作り方が、喜怒哀楽を開放していく作業だったのだと実感しました。演じていて、どうしても素の感情で反応してしまうんです。コンドウと話して『この人は努力家だ』と感じて、“笑う”というよりも自然にフッと口角が上がってしまったりするのですが、そういう起伏も抑えなくてはいけなくて…」。堺さんによると広末さんがあまりに「かわいすぎてNG」となることもあったとか…。「優しいし、気が付くから他人の芝居に全て反応してくれるし。それは普段ならありがたいことだけど、今回は全く気が利かない人としてそこにいなきゃいけなかったので、苦労されたと思いますよ」と堺さんは傍から見ていて感じた香苗という役の難しさをそう語る。「反応しないことで生まれる不協和音こそが、この映画の空気感」(広末)明らかな“表情”ではなく、“視線”だけで感情を伝えるというのも、内田監督によって教えられた表現のひとつだと広末さんは続ける。「役柄の性格を表そうとするとつい自分ばかりに目が行ってしまうのですが、監督に言われた動きをするだけで揺れる気持ちが表せたんです。『この人は不安です』とか『悲しい』とか『もっと』、『大きく』という言葉ではなく、動きで説明することで役になれたし、感情の表現も自然に出てきました」。普段から「死ぬほど台本を覚えて」現場に入るという香川さんだが、本作ではそれに「“死ぬほど何が何でも”をもう1枚増やして」さらに深く台本を読み重ねて撮影に臨んだ。それでも現場に入って「まだ脚本が読めていなかった」と感じることがあったという。「あるシーンで監督に『そこは相手の顔を見て』と言われたんですが、よく読めば書いてあるんです。もちろん『顔を見る』とは書いてないけど、この会話なら当然見るだろうと。字面だけで通り一遍に覚えて、心理的作業を積み重ねてもそこには至らないんだけど、本来は俳優が読み込んでいないといけないところ。たぶん、そこで相手の顔を見なくても成立はするんですよ。“キャリア的なもの”をドロドロと出して水増しすれば『香川さん、うまいですね』って。でも本当は見ないといけない。そういうことに気づかされたことが何度かありました」。3人一緒のシーンは幾度もあったが「現場で一緒に演じられる幸せと共に、お客さんとなって傍観したい思いに駆られた」と言うのは広末さん。「あるインタビュアーの方が“化学反応”と仰っていましたが、むしろ反応しないことで生まれる“不協和音”こそが、この映画の独特の空気感なんじゃないかって感じるんです」。堺さんも我が意を得たりとばかりに広末さんの言葉にうなずき、続ける。「3本の線がしっかりとあって、でも自分がお芝居しているときはほかの2本を無視できるんですよね。それは信頼している方とでないと難しい。僕(桜井)は僕の問題に没頭してて、コンドウはコンドウで事情があって、全く話を聞いてなくて違うことを一生懸命考えている香苗がいて、3人が全く噛み合わないアンサンブルを奏でてる。それはすごく豊かで楽しいことだと思います」。堺さんにとって“俳優”の役を演じるのは初めて。特に演技をめぐるコンドウとのやり取りは抱腹必至である。「真面目で几帳面なイメージの堺さんがあんなにだらしなくて、あんなに芝居が上手なのに本当に下手なお芝居ができる。その“腕力”がすごい」とは広末さんの感想だ。“腕力”という言葉がたいそう気に入った様子の堺さんは「いちいち言葉が正確だから傷つくんだよ!」と広末さんの言葉を嬉しそうに受け止める。改めて、俳優を演じてみての感想は?「俳優って何て捉えどころのない職業かと思いましたね。制服もライセンスもないから、これをやっておけばという“記号”がないんですよ。だから『ヘタな芝居をする』という演技も考えれば考えるほどドツボにハマっちゃう。結果的にはそこで『何もしない』ことにしました。相手が香川さんで技術と技術のぶつかり合い――『堺VS香川 演技合戦!!』みたいなことになったら絶対に分が悪いから、そっちで勝負したくないなというスケベ心もあり(苦笑)、何もせずにボンヤリした感じでそこにいました。つまり何が言いたいかというと、『これをやっとけば役者』というものはないけど、役者を役者たらしめている唯一のものは、指示に対して何の疑いもなくそこに居続ける力、ある種の鈍感力なのかなということ」。「演じれば演じるほど『演じたくない』と思う」(香川)何とも深い話に「すごい皮肉と取れるかもしれないけど、いい言葉だね」と香川さん。自身は“演じること”と“本音”の間で揺れる思いをこんな言葉で表現する。「ある意味で全ての人間が演じてるわけですよ。嫌な仕事でも『好き』と言って、『バカヤロウ』と思いつつも笑顔で『ただいま』と言ったり。“演じる”というのが人間の仕事。だからこそ、それを解いて本音を言う瞬間が面白かったりする。今回、僕も俳優の役をやったけど、それは二重三重の複雑な構造になっていて、演じない瞬間、本音に肉薄する瞬間がこの映画の面白味だと思ってます。実はそれはどの映画でも同じで、僕は演じれば演じるほどに『演じたくない』と思うし、自分のメッセージを出したいなと思ってる。本当の意味で“演じない”役をやりたいですね」。下ネタがどうのと盛り上がっていたのと同一人物とは思えない深みのある言葉。何よりインタビュアー以上に「うんうん」と深くうなずく堺さんと広末さんの表情が印象的だった。まずは百聞は一見に如かず。溶け合うことのない化学物質が奏でる不協和音をお楽しみあれ!(photo:Toru Hiraiwa/text:Naoki Kurozu)■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年09月11日売れない貧乏役者(自殺願望あり)と、殺し屋(記憶喪失)との人生が入れ替わり。殺し屋を演じることになった役者は、危険な依頼を受けて大ピンチに。役者を目指すことになった殺し屋は、婚活中の女性の逆プロポーズを受け幸せに? しかし、記憶が戻った時、殺しの依頼、大金の行方、結婚が絡み合い、 想像できない展開へと転がり出す ――笑いとハラハラ・ドキドキのサスペンス、そしてトキメキまで盛り込んだ、 映画の楽しさが200%詰まったエンターテインメント・ムービー「鍵泥棒のメソッド」。出演する堺雅人、香川照之、広末涼子にインタビューを行った。■内田監督との仕事の感想は?堺:ちょっとおかしな言い方ですが、内田監督の現場って本当に楽なんです。監督の頭の中に完成された間とお芝居がある。本当に的確に指示をしてくださるし、その指示に精一杯答えていけば内面もそこに近づいていける。本当に楽だな~と毎シーンつぶやきながら演じてましたし、そういえば三年前もそうだったな~というのをだんだん思い出しました。ただ前作の『アフタースクール』は作品の性質上、すごくたくさんルールがありましたけど、今回はそのルールが少し減って、香川さん、広末さんをはじめとする共演者の方々との芝居のハーモニーとか、その場でしか起きないブレが生かされている、そういう性質の作品じゃないかと思います。香川:強したっていう気分です。脚本を読みこめてなかったと。もっと細かくひだを読み取らなくてはいけないのに、気分で押し切って、読めているつもりでも読めてなかったと思い知りました。内田監督から形を与えてもらうことで、自分では感情で、右脳で演技しているつもりだったのに、実は形でやっていることに気づかされる。形を与えられているのに、それによって感情を作ってもらえる。形によって、形から脱せられるというんですかね。不思議な二重構造、三重構造というのが毎日起こっていました。僕みたいに右脳と左脳が離れて旅をしているタイプの俳優にとっては非常に面白い、初めての体験でした。あの脚本でこの演出、内田さんにしかできないだろうなと思いました。若い頃のキャリアに戻ったような新鮮さがありましたし、久しぶりに離れがたい作品になりました。広末:ドキドキしました(笑)。香川さんもおっしゃっていましたが、最近は年齢もキャリアも重ねてきたからか、「お任せします」と渡されて、役者陣で練ってこねて熱くして、お芝居を作っていくような現場が多かったんです。今回は自分の意思や想いに勝る、熱い監督の完全なお芝居の構成があったので、そこにどう近づくかという芝居作りがすごく新鮮でした。毎回OKをもらえるかドキドキしながら本番を重ねて。OK!って言われた時にすごく嬉しくてほっとする。こういう緊張感って大切だなと改めて感じました。■共演の方々の印象は?堺:広末さんは、今までご一緒した作品で見てきた、どれでもないお顔をされていました。ぜひ映画館でちゃんと観てみたいです。香川さんについては…僕は香川さんが何をしてもびっくりしないので(笑)あれだけのポテンシャルと引き出しを持っていらっしゃる方だから。ご一緒できたってだけで非常に嬉しかったですね。香川さん、僕、広末さんという三人の和音は、相当バラバラだと思うんです。こんなに違うのにそれでも響きあうというのが逆に面白いなと。似通った音の和音じゃなくて、ちょっと複雑な和音、時には不協和音で。不協和音が面白いというのは内田さんもおっしゃってましたね。三人が均一になるのではなく、しらけた人が一人いたり。その空気がなんだか心地よかったですね。香川:堺さんとは共演する機会がとても多くて、脚本を読んだら「堺さん、こんな感じだろうな」堺さんは「香川さん、こういう感じだろうな」とある程度予想はできるんです。もちろん作品によって役が違うわけだから、常に演技のニュアンスは変わるんですけど、お互いその違いを微妙に感じながら演技するタイプなので。でも今回、その予想以上の不思議な違いがありました。予想通りでも演じた体感が違うというか。理由はわからないけれど。科学反応が起こるような初顔合わせではないのに、起きていたんですね。それは広末さんにしても同じことで。何度も共演して演技を観てきているのに、やっぱり違う、新しい広末さんが目の前にいる。最初の3日間くらいはずっと感じていたんですが、途中から皆が思っている、僕が知っている広末さんを全部忘れて、香苗にしか見えなくなっていました。この不思議な科学反応は、内田監督のマジックなのかもしれませんね。広末:堺さんは、面白かったですね(笑)役者の役は初めてとおっしゃっていましたけど、お芝居が下手な役者のお芝居なのか、堺さんのお芝居が下手なのかわからなくなるくらいおかしくって(笑)それはつまり巧いってことなんですけど。それくらいこれまで見たことない、堺さんのお芝居でした。香川さんは、記憶を失っている時、つまり桜井であるコンドウのおぼつかなさと、記憶を取り戻したコンドウの怖さが本当に対称的で。見せつけられました。さすがだなって。■作品の見どころは?堺:最後まで目が離せないハラハラドキドキの展開になっています。それでいて観終わった後には、恋をしたくなるようなラブストーリーにもなっており、いろんなエンターメインメント要素が詰まった作品です。香川:内田監督作品というとストーリーが入り組んでいて、その入り組んでいるのが解れていくところに快感があるというのが今までの持ち味だと思いますが、今回のストーリーは一本の道をただ走ります。ただその中に登場する人物が複雑な人生を背負っていて、その関係性が非常に入り組んでいるという、これまでとはアングルを変えた作品になっています。いずれにしても大変上質な喜劇に仕上がっている作品です。広末:本当に楽しい大人のシュールなラブコメディだと思います。お芝居をこんなに楽しませて頂いた映画は初めてかもしれません。私自身、演じるのを忘れて、お客さんとしてその場で見たくなってしまうくらい堺さんや香川さん、他のキャストの皆さんの素敵なお芝居がたくさん見られる映画です。■作品情報出演:堺雅人、香川照之、広末涼子、荒川良々、森口瑶子 監督・脚本:内田けんじ配給・宣伝:クロックワークス9月15日 全国ロードショー(C)2012『鍵泥棒のメソッド』製作委員会
2012年09月07日アディダス ジャパンはこのほど、「all in lesson すべてをかける情熱を学べ。」の第6弾として、サッカー日本代表の香川真司選手による特別課外授業を実施。香川選手はユース時代に所属していたFCみやぎバルセロナ(宮城県仙台市)を訪問した。同社は、2011年3月から展開するグローバルブランドキャンペーン「adidas is all in すべてをかけろ。」の下、特別課外授業を展開している。世界で活躍するアディダス ファミリー(現役アスリートや指導者、アーティストなど)が、特別講師として学校やクラブなどに訪問し、生徒たちに向けて自身のエピソードをもとに、持てる力のすべてを出し尽くすこと、夢に向かって熱い情熱を持つことの大切さを伝えていく。このほど行われた第6弾では、生徒からの質疑応答で、「日本代表になるには?」と聞かれた香川選手が、「夢を持ち続けること、真剣に自分に向き合うこと、さらにその夢に向かって努力することが大事」と伝える場面も。「今後、香川選手がすべてをかける目標とは?」という質問には、「人生で最大のチャレンジともなる海外のビッグチームでの挑戦があり、そこで結果を残すことが、僕にとってすべてをかける目標です」と語った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日香川県はこのほど、香川県の観光スポットを紹介し、香川県に滞在・周遊してもらうためのツールとして「うどん県公式パスポート」を発行した。同パスポートは、実物のパスポートサイズになっており、飲食店の割引券などがついている。また、集めたスタンプの数に応じてオリーブ牛などの県産品が当たる「周遊スタンプラリー」が楽しめる仕組みになっており、他には県内のホテル・旅館で2泊目の宿泊料金の割引が受けられたり、2泊した人の中から抽選で宿泊券が当たる「連泊キャンペーン」、観光施設や宿泊施設で特典が受けられる「得するクーポン」、讃岐三畜・骨付鳥・瀬戸の魚を扱う飲食店で割引が受けられる「グルメクーポン」などの特典を用意する。同パスポートの有効期限は2012年6月18日~2014年3月31日。高松空港やJR高松駅といった県内の各交通機関ターミナルや観光スポットなど100カ所以上で配布する。香川県では、県外からの観光旅客による2泊3日以上の滞在促進のため、「香川せとうちアート観光圏」を整備し、滞在促進のための情報発信を実施。また昨年10月からは、讃岐うどんの知名度を生かした「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトにより、全国に「うどん県」と「それだけじゃない香川県」をPRしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日セブン銀行は1日、香川銀行および徳島銀行と2012年10月ごろにATMの利用提携を実施すると発表した。今回の提携によって、香川銀行と徳島銀行のキャッシュカードを持っている人は、セブン-イレブンやイトーヨーカドー等に設置してある全国のセブン銀行のATMで入出金などのサービスが利用できる。セブン銀行ATMは、2012年5月末現在、47都道府県に合計1万6828台設置されている。なお、セブン銀行のキャッシュカードは、香川銀行のATMでは利用できない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日