香港のセレクトショップ「カポック(kapok)」が東京・原宿に10月8日に日本初となる旗艦店をグランドオープンした。住所は東京都渋谷区神宮前6-13-4。カポックは、2006年にフランス人のアルノー・カステル(Arnault Castel)が創業。空高く無数の枝を広げ、多くの動物に住み家を提供する樹木「カポック(別名シェフレラ)」から名をとり、将来性のある若いブランドが咲き誇ることの出来るユニークな住み家となるショップ作りをコンセプトとしている。クラフトマンシップ、クリエーティビティー、イノベーションにフォーカスし、“future classics(未来の定番)”をテーマに世界中の新進ブランドを独自の視点から集め、厳選した製品をセレクト。現在、香港、台湾、シンガポールなどアジアを拠点に11店舗を展開する。日本第1号店となる「カポック 東京フラッグシップストア」は、キャットストリートより1本奥まった通りに位置。ファションへの感度が高い人達が集まる原宿でリラックスしてショッピングを楽しめるショップを目指しこの地を選んだという。約90平方メートルの店内はガラス張りのファサードで、什器に木材を多く使用。明るく広々とした開放的な作りとなっている。取り扱いは、メンズ・ウィメンズウエア、靴、鞄、アクセサリー、ジュエリーを始め、フレグランスや生活雑貨に至るまで、マルチなライフスタイルコンセプトを凝縮した幅広い製品をラインアップ。13世紀から伝わる染色技術を用いて展開されるアーバンテイストな韓国発のバッグブランド「イイセ(IISE)」や、香港発のジュエリーブランド「コズミック・ジャンク(COSMIC JUNK)」、デンマーク発のバッグ・レザー小物ブランド「ミスモ(MISMO)」、イタリア発の小物ブランド「ピジャマ(Pijama)」など国内ではまだあまり目にしたことのないブランドが豊富にそろう。その他、職人により手作業で作り出されるレザー小物ブランド「ザ・ピス(THE PITH)」や、シンプルで機能性溢れるバッグブランド「トゥエンティーエイティー(20/80)」など日本のブランドも取りそろえる。また、カポックオリジナル製品も展開。香港の老舗シャツメーカーに製作を依頼したシャツはカジュアルでありながらも、作りこんだテーラーの仕立てでエレガントなシルエットが特徴。カステル氏は、「新たなスタイルを提案するプラットフォームとなるような実験的なショップ作りを常に心掛けている。知名度の少ない新進気鋭のブランドをサポートしたいんだ。世界を旅して現地のショップを渡り歩き、発掘した素晴らしいブランドを世の中に広めることが私の役割であり、生きがいだね。これから日本の気鋭ブランドもじっくりとリサーチして取り扱いを増やしていく予定。以前から香港の店舗に日本人が多く来店していてね、小さいブランドにも興味を持つファッションへの探究心や知識には自分と通ずるものを感じていたんだ。なので今回やっと日本への出店が叶ってとても嬉しい」と話す。東京ファッションウィークも出席するという。10月10日には横浜の商業施設「クイーンズイースト」にもオープンが決まっている。また今後については、「あまり壮大な事業展開は目指していない。というのも、店舗のディテールもセレクトもすべてに携わりたいと思っているのでチェーン店化は絶対に避けたい。あくまで“パーソナルセレクトショップ”なので、自分のパーソナリティーを表現するような、また自分の友人をスタイリングするような身近な感覚で運営していきたいんだ。そのペースを崩さず少しずつ知名度が上がっていくことを願っている」との見解だ。今回、グランドオープンを記念し10月9日から15日までの期間中、店内で“kapok photo booth”キャンペーンも開催。店内に設けられた撮影スペースにて写真を撮りInstagramやFacebookなどのSNSでシェアをするとノベルティーが先着でもらえる。
2014年10月09日南海電気鉄道はLCCの香港エクスプレスと共同で、10月から「香港エクスプレス・なんばきっぷ」を販売開始した。同きっぷは、関西空港駅から難波駅までの割引片道乗車券(乗車券のみと特急券付きの2種類)の引換券として、関西国際空港に就航する香港エクスプレス便の機内でキャビンクルーが販売する。国際線定期便の旅客機内で鉄道の割引乗車券を販売するのは、「Peach」に続いて国内2例目となる。乗車券のみのタイプは820円(通常価格920円)、特急「ラピート」のレギュラーシートに乗車できる特急券付きタイプは1,030円(通常価格1,430円)。航空機の機内で客室乗務員から引換券を購入し、関西空港駅の窓口で乗車券・特急券と交換して使用する。引換券・乗車券・特急券はいずれも発売当日限り有効。発売期間は2015年3月31日までとなっている。
2014年10月03日2日の日本株式市場は、日経平均株価が前日比420円(2.61%)安の15,661円と大きく下落しました。前日の欧米の株式市場で、世界景気に対する先行き不透明感が高まったことなどを背景に大幅下落した流れを受けたうえ、円相場が1米ドル=108円後半に上昇したことも影響しました。欧州株式市場は、9月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)が域内外の需要低迷を受け14ヵ月ぶりの低水準となったことが嫌気され、軟調な展開となりました。また、米国で、9月のISM製造業総合景況指数などが市場予想を下回ったことで、米国景気に対する強気の見通しが後退し、米ドルが売られるとともに、米国株式市場も下落しました。米国で初のエボラ出血熱患者が確認され、運航に支障が出るとの見方から空運株が大幅に下落したことも相場の重石となりました。ただし、9月のISM製造業総合景況指数は56.6と、約3年半ぶりの高水準となった8月から活動がやや減速したものの、依然として高い水準にあることから、製造業は好調を維持しており、米国の景気回復は続いていると見られます。日本株式市場については、9月月間で日経平均株価が約750円の上昇となるなど過熱感が出ていたことから、欧米の株式市場の下落が、利益確定の動きにつながったと見られます。しかし、8月下旬以降、円安が進んだことにより、今月から本格化する4~9月期の決算発表は堅調な企業業績が見込まれています。また、9月の日銀短観における「企業の物価見通し」で、企業のインフレ期待の高まりが示されなかったことは、インフレ目標の達成に向けた、日銀の追加金融緩和への期待につながっていくと考えられます。こうしたことから、外部要因の悪化により、短期的に軟調な展開が続く可能性はあるものの、政策期待に加え、好業績銘柄を中心に押し目買いの動きが拡がっていくことで、日本株式市場は下支えされるものと期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2014年10月2日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年10月02日IDC Japanは10日、国内ソーシャルマーケティング関連ソフトウェア市場をについて、2013年の市場の推定と2014年~2018年の市場予測を発表した。それによると、2013年の市場規模推定は320億7,800万円、また同市場は2018年には588億4,500万円になると予測されている。同社では、「データ活用型マーケティング(Data Driven Marketing)」に必要なテクノロジーの中から、ソーシャルマーケティングに関連したテクノロジーを抽出し、「ソーシャルマーケティング関連ソフトウェア市場」として定義。これをさらにフロントエンドアプリケーションソフトウェア」「バックエンドアプリケーションソフトウェア」「バックエンドミドルウェア」「インフラストラクチャソフトウェア」および「分析ソフトウェア」の5市場に再分類して分析を行った。これらのテクノロジーを利用する企業については、今年6月に行われた「マーケティングITに関する企業ユーザー調査」から、企業のマーケティングIT予算額/予算支出元/要求機能などの主要なマーケティングIT市場要素は、ユーザー企業の従業員規模と強く相関していることが分かっている。また一方で、マーケティングITとERM(Enterprise Relationship Management)/SCM(Supply Chain Management)/コンテンツアプリケーションなどの企業バックエンドシステムとの連携が取られている企業は少数であることが判明している。この結果と同社の持つ国内ソフトウェア市場に関するリソースを基に、同社では2013年の国内ソーシャルマーケティング関連ソフトウェア市場規模は、320億7,800万円であったと推定。2014年以降はECの刷新やデジタルマーケティング需要の増加、企業バックエンドシステム連携の増加などが見込まれることから、2018年には588億4,500万円に成長すると予測している。同社ソフトウェア&セキュリティ グループマネージャーの眞鍋敬は、ベンダーおよびシステムインテグレーターに対し「顧客バリューチェーン強化策としてのソーシャルマーケティング訴求を行うべきである」と指摘している。今回の調査については、同社発行のレポート「2014年 国内ソーシャルマーケティング関連ソフトウェア市場展望:第3のプラットフォームが革新するマーケティング/アナリティクス」に詳細が報告されている。
2014年09月11日食の都・香港では、中華料理に限らずあらゆる種類の料理が食べられる。高級料理だけでなく、若者に人気のハンバーガーまでも種類が豊富で、味わい深いものが増えているという。中でも、2013年10月に上環エリアの裏路地に登場した「LittleBao(リトルバオ)」は一風変わっている。○中華風バンズ×和洋の具材そもそも同店は、香港最大級の有機野菜マーケット(日曜市)「アイランド・イースト・マーケット」の小さな屋台から始め、満を持して店を出したというから味は保証済み。伝統的な中華バンズを使ったバーガーの人気に火が付いた。手の平にすっぽり収まる真っ白なバンズは、子ども用みたいにかわいいサイズなのだが、味はグルメな大人もうなるほどの本格派。伝統的なバンズや味付けをベースとしながらも、アジアや欧米の味を織り交ぜた新旧合作というか和洋中折衷というか、もはやファストフードとはいえない驚きの連続なのである。○カット禁止、かぶりつきが鉄則!?一番のおすすめメニューは「豚バラ(PorkBelly)」(78香港ドル=約1,030円)で、じっくりと蒸し煮した豚肉は簡単にかみ切れるほどやわらか。しそ漬けのオニオンが添えられ、かかっているのはなんとごまドレッシング! メインは海鮮醤を使ったケチャップソースで、全体的にはバーベキューソースのような濃いめの味わいになっている。黒酢で焼いた「チキン(chicken)」(78香港ドル=約1,030円)は、「四川マヨ」に青唐辛子のせ、という辛さ好きにはたまらない味。白菜を使ったいうコールスローがいい感じに辛味をやわらげてくれる。具だくさんすぎて小さなバンズからはみ出そうなのだが、ここはナイフで切って、などとやぼなことは禁止。美しい料理ではあるが、バンズを上からぎゅっと抑え両手でしっかり持ってパクっといくのが、リトルバオ流とのこと。全ての具材が織りなすハーモニーを楽しむのだ。○夜はビート系音楽が流れる居酒屋にカウンターのみというカジュアルさはさしずめ、西洋風の茶餐廰(食堂)のよう。昼間はこぢんまりとしたカフェのようだが、夜はビートのきいた音楽が流れにぎやかな中で食とお酒を味わえるそうで、「中国式居酒屋みたいなもの」なのだそうだ。シェアリングという名のサイドメニューも盛りだくさん。アメリカの人気料理「Mac&Cheese」(108香港ドル=約1,430円)は、通常マカロニ(Macはマカロニの頭文字)を使うのだが、ここでは腸粉に明太チーズを合わせパン粉を乗せて焼くという、すっかりアジアンな料理に早変わり。ほかにも、天ぷらメニューや味噌ベースの料理など日本の味をアレンジしたものもあり、お酒のつまみにもおすすめだ。※1香港ドル=13.2円で換算。記事中の価格・情報は2014年6月取材時のもの
2014年07月22日1928年創業、香港で最も長い歴史をもち、香港のみならずアジアの代表的な最高級ホテルのひとつであるペニンシュラホテル。宿泊するのはなかなか高嶺の花だが、併設されている「ペニンシュラブティック」のお土産は、本当に喜ばれる香港土産の代表格。そんなペニンシュラブティックでは、今年に入って続々と新商品が販売されているという。○ショコラティエの作り立て生チョコまず何と言っても注目なのが、新しく採用されたショコラティエが作り出す生チョコ「アーティザル・チョコレート・コレクション」だ。今までもチョコレートはあったが、工場で生産されたものだった。ホテル内の厨房で作られた生チョコを味わえるのは、ここ香港のペニンシュラのみとなっている。シグニチャーである"ペニンシュラ"をはじめ、1番人気のアールグレイ、70%カカオの"CHUAO"や"キューバ"など、本格的なチョコレート24種がそろう。どれも紅茶にも合いそうな、主張しすぎない上品な味わいとなっている。注意したいのが賞味期限。厳選された自然素材を使用した生ものなので、味と新鮮さを保つために購入後1週間となっている。自分でチョイスできる8個入りで300香港ドル(約3,960円)となっている。ちなみに、グラム販売も可能(100gで230香港ドル(約3,040円))。1個から購入可能なので、買い物の合間の糖分チャージにもぴったりだ。○アフタヌーンティーのあの味を!3月に登場したのが、これまたペニンシュラの顔ともいえるアフタヌーンティーで出されるスコーンセット(88香港ドル=1,160円)。こちらは日持ちが2日ほどなので、帰国直前の購入がおすすめだ。または、なかなか人気で入れないリアルなアフタヌーンティの代わり、またはもう一度食べたいという人なら、自分用の土産でホテルで食べるのもありかもしれない。同じく3月から香港のみで販売している人気商品が、チョコレートのコーティングシリーズ。アーモンド、ナッツとドライフルーツ、オレンジピールなどが、自家製のチョコレートで包まれ、それぞれの食感と香ばしさが楽しめる(250香港ドル~=約3,300円~)。○料理好きならこれが鉄板ニューフェイスではないが、鉄板みやげとしてロングセラーなのが醤セット。最高の調味料と称されもする香港の代表格「XO醤」は、このホテルの厨房から生まれたのだ。XO醤をはじめ、8種の素材が入っている八宝醤、大豆を醗酵させて塩漬けにした豆鼓という調味料をペーストにした豆鼓醤(トウチ醤)、 空豆と唐辛子でできた辛味調味料の豆板醤の4種セット「クラシック・ソース・ギフト・セット」は420香港ドル(約5,540円)。XO醤のフルサイズ220gは380香港ドル(約5,020円)なので、少しずつお試しで味わいたい人や、調理好きな方へ小分けのお土産ならこちらもおすすめである。※1香港ドル=13.2円で換算。記事中の価格・情報は2014年6月取材時のもの
2014年07月02日ゴールデンウィークに海外へ足を伸ばして、改めて海外旅行の楽しさを実感した人も多いはず。次はいつ行けるかな…と思っているのであれば、香港エクスプレスを使って今すぐ香港に行くのはいかがでしょう?格安航空会社の香港エクスプレスが、4月から福岡ー香港間を就航しています。なんと片道12,600円(税抜)、しかも燃料チャージもかかりません。これだけ安いのなら、夏休みを待たずに行ってみるのもいいかも。というわけで、早速香港に行ってきました。福岡からは午後6時出発で、毎日運行しているから、自分のスケジュールに合わせて香港旅行ができますね。格安航空会社とは言え、シートの狭さが気になることもなく、4時間ほどで香港に到着。香港の魅力はいろいろありますが、やっぱりグルメは欠かせません。まずは飲茶を味わうことに。オーダー表で注文すると、ワゴンに乗せられたほかほかのセイロが到着。透明な皮の中からは、お野菜の緑やエビの赤が透けて見えてとってもキレイです。頬張れば、ツルンとした皮の中から歯ごたえのいい野菜が飛び出しました。いろいろな飲茶があるから、いつの間にか次々と夢中に。たくさんのお客さんで、にぎわいを越えてうるさいほどの店内で食べる飲茶は、味も雰囲気も日本では決して味わえないもの。お店も、庶民的なところから高級店までたくさん揃っています。雲呑麺も、香港に来たらはずせない食べ物。香港島側で一番にぎやかな繁華街の銅鑼灣には、行列必至のお店も。現地の人や観光客と並んで待つのも香港旅行ならでは。どこに行っても雲呑麺のお店はたくさんあって、30香港ドル(約400円)程度で、プリプリのワンタンが入った雲呑麺が手軽に食べられるからとっても便利。また、朝食にはお粥もオススメ。そして、もちろんスイーツも。濃厚なプリン生地とサクサクのタルトがおいしいエッグ・タルトを食べながら、中環のおしゃれなエリアNOHOの街歩きを楽しみました。いろいろなお店で頼んだけれど、全くはずれのなかったマンゴープリン。いまが旬のマンゴーは本当にジューシーなうえ、プリンの中にゴロゴロ果肉が入っていてとっても満足。おいしいものを食べたら、買い物に。巨大なショッピングモールがあちこちにあるので、どこに行くか迷うほど。若者に人気の繁華街の旺角なら、ファッションやコスメなど200軒以上のショップがが入る「ランガム・プレイス」で思い切りショッピング三昧。夕方からは、安くてかわいい雑貨店がひしめくナイトマーケット「女人街」へ。あちこちで値段の交渉が行われていて、香港の人のパワーを実感。ネオンが輝く香港らしい繁華街、尖沙咀にあるのは、「1881ヘリテイジ」。もとは香港水上警察というその美しい白亜の建物は見るだけでも価値あり。高級時計ブランドなどでのお買い物もさらにリッチな気分で楽しめそう。風水にちなんだ建物もたくさんあるという香港だけに、開運パワーにもあやかっておきたいところ。多くの信者が足を運ぶという道教寺院の「黄大仙廟」へ。地元の人が線香を持って熱心に祈りをささげる中、占いを体験。日本語でも結果を聞けるから大丈夫です。願掛けや占いが現実になると評判だそうだから、ちょっと楽しみ。そして何と言っても、香港と言えば夜景。ヴィクトリアハーバーに面した尖沙咀プロムナードから、香港島側を見渡すと、雄大な景色一面に煌めく高層ビルが立ち並び圧巻。夜8時からは、ギネスにも認定されている光と音の屋外ショー「シンフォニー・オブ・ライツ」へ。広い空へ向けて高層ビルから放たれる光にしばし見とれました。改めて香港に来てよかったと実感。ほかにも、プチプラコスメを買ったり、香港ならではの漢方アイテムを買ったり、街をぶらぶら歩くだけで楽しみがいっぱい。そして何より、エネルギッシュで活気に溢れた空気を味わうだけで、元気をもらえる気がしました。フェリーで1時間もすれば行けるマカオに行けなかったのが残念だけれど、それは次の機会に。福岡から片道12,600円(税抜)なら、思い立ったらまたすぐ香港に行くのもよさそう。・香港エクスプレス 公式サイト
2014年05月21日キャセイホリデージャパンは「新春スペシャル!プレミアム・エコノミーキャンペーン」と題して、東京(成田・羽田)・大阪・名古屋から香港へのプレミアム・エコノミークラス往復航空券と宿泊ホテル、送迎をセットにしたツアーを3月24日まで販売する。○香港国際空港のラウンジも利用できる同キャンペーンでは、オンライン・チェックインや事前座席指定という利便性の高いサービスに加え、自由度が高い現地完全フリーの旅を提供している。今回、発売するツアーには、昨年8月に日本~香港間に導入された新座席クラス"プレミアム・エコノミークラス"の往復航空券が付く。同クラスのシートピッチは通常のエコノミークラスより6インチ広く、座席幅やリクライニング角度もゆとりあるものとなっている。さらに、専用カウンターで優先チェックインができるほか、エコノミークラス利用客に先立って優先搭乗できる。チェックイン手荷物の重量制限も20kgから25kgに緩和し、マイル積算も110%に増加する。同ツアーには、プレミアム・エコノミークラス利用のほか、帰国時に香港国際空港において、通常ビジネスクラス以上でしか利用できない出発ラウンジの利用も特典として付く。出発対象期間は日本発2月1日~3月29日まで。宿泊ホテルは、スタンダードクラスから高級クラスまで8施設をラインナップしている。価格(一例)は、2泊の場合「ホテルIbis香港セントラル&ションワン」は3万9,000円~、「カオルーン シャングリ・ラ 香港」は5万8,700円~、「インターコンチネンタル香港」は7万2,200円~(2名1室利用の1名料金。空港諸税・燃油サーチャージ別)。同キャンペーン商品は、出発の5営業日前まで申し込みが可能。オンラインでは24時間予約を受け付けている。利用条件やホテルラインナップ、料金などに関する詳細は、キャセイホリデージャパンのウェブサイトで案内している。
2014年01月27日(画像は株式会社矢野経済研究所プレスリリースより)市場の下降に歯止め2014年1月6日、株式会社矢野経済研究所はエステティックサロン市場に関する調査結果を発表しました。2013年9月~12月にかけて行われた調査から、同市場は前年度比101.8%の見込みであり、下降気味にあった市場に歯止めがかかったと報告しています。近年エステティックサロン業界ではリニューアルやスクラップ&ビルドが相次いでおり、これらの店舗施設の強化が消費者に受け入れられ、来客数減が改善されたと見られています。注目すべき動向2013年において堅調な収益を生み出したのが物販です。ホームケアの重要性をアピールしたことが功を奏し、サロン専用の化粧品や健康食品、家庭用美容機器などを自宅用に購入する人が増加しました。また、脱毛専門サロンの台頭も見逃せません。低価格路線を打ち出し、それまでの医療施設との競合状態を脱したことで事業が一気に拡大しました。脱毛業界全体の職業意識が高まり、脱毛機器の安全性・適合性審査や講習会、脱毛技術習得の徹底化の動きが進んでいるということで、脱毛業界の地盤が固められつつあります。販促媒体は紙からWEBへエステティックサロンではWEBの積極的な運用を始めており、顧客との接点創出の場となっていることがわかりました。その多くは自らのサロンHPのコンテンツを充実させ、バナー広告や口コミサイトを活用し顧客数を伸ばしています。現在、消費者のエステティックサロンへのニーズは高まっており、国内消費の上向き予測と合わせると拡大する要因は多く、2014年後半には本格的な収益回復が見込めるのではないかということです。【参考リンク】▼株式会社矢野経済研究所プレスリリース▼エステティックサロン市場に関する調査結果 2013
2014年01月08日2013年7月にOPENした「楽記」。店名はラッキ(Lucky)と読む。香港の広東式焼物(シュウメイ)と自然派ワインをウリにしており、香港に行かずして本場と同じ料理を楽しめる、今までになかったニュータイプの中華料理屋だ。キラー通りから小路を入った突き当たり、g.g.Luckyの赤いネオンが光る一軒家。扉を開けるとガラス張りのキッチン前に吊るされた、アヒルやカモが目に飛び込んでくる。香港から取り寄せた大きな釜で焼き上げる焼物は、空気の対流を利用し、炭焼きなのに蒸し焼きになるという。ここで楽しむべきは、この焼物とワインで、野菜のメニューは1つしかない。自然派ワインはその製法ゆえ、旨味やえぐみを強く感じるものもあるので、好みについてはお店のスタッフと相談するのが良いだろう。グラスワインはもちろん、ボトルも幅広い価格帯のものが揃っている。燒鴨:炭火釜焼アヒル1/4羽(1,900円)美しい焼き色がついた皮目は、まさにパリッパリと表現するにふさわしいパリパリ感。アヒルの旨味がぎゅっと閉じ込められている。シンプルに調理されているので、パイナップルと梅干とガリを使った醤をつけると、甘酸っぱい風味が加わって変化が楽しめる。脆皮燒肉:皮付き豚バラ肉のクリスピー焼き(1,300円)クリスピーな衣をまとい、噛むほどに絶妙な塩梅で味付けされた豚バラの旨味がにじみだす。脂身も甘く、さっと口の中で消える軽さがある。蜜汁叉燒:炭火釜焼きチャーシュー(1,300円)見るからに甘い、照りのあるソースに囲まれているが、しつこさがなく、むしろどんどん箸が進んでしまう。肉はしっとりと、ジューシーに仕上がっている。貴妃鶏:鶏の特製醤漬け1/2羽(1,500円)特製の醤がしっかりと染み込み、骨からほろりと身が離れる。ネギ塩のタレがついてくるが、合わせるとやや塩辛く感じたため、個人的にはそのままいただくのが好みだった。海鮮清蒸し:本日の魚の蒸し物(時価)その日のオススメの魚を丸ごと蒸し揚げ、スープに溶け出した旨味を全ていただく豪快かつシンプルな料理。ここにご飯を投入しても旨そうだ。咸魚鶏粒炒飯:ハムイ入りチャーハン(1,400円)こんなに「パラパラ」という単語がピッタリな炒飯に今まで出会ったことがあっただろうか。日本の米よりやや細長い米の一粒一粒に、ハムイ(発酵させた塩漬けの魚)特有の、塩気のある風味がしっかりとついている。どうしたらここまで水分を飛ばせるのだろう、と考えながらどんどんレンゲが進んで行き、あっという間になくなってしまった炒飯だった。香港の雑多な雰囲気とは異なり、店内は洗練されている。現地で味わった料理を回顧するかのような、比較的年齢が高めの客層で、落ち着いている。クオリティを考えると値段は決して高くなく、満足度が高いと言えるだろう。現地に行ったことがある人も、まだ行ってない人も、東京のど真ん中で香港を体験してみてはどうだろう。楽記(ラッキ)tel. 03-3470-0289東京都渋谷区神宮前3-7-418:00-23:00(土曜15:00-21:00)日曜定休
2013年11月15日東京から香港までは飛行機で5時間程度。新幹線で言えば、東京-博多間での時間である。その気軽さを価格でもっても提供しているのが、香港初のLCC(格安航空会社)「香港エクスプレス」だ。11月7日に東京(羽田)へ就航した香港エクスプレスを、早速体験してみた。○諸税含め往復約3万円で香港へビュン!羽田-香港の通常運賃は片道1万2,700円で、燃料サーチャージはかからない。LCCの多くは、受託手荷物や機内食、座席指定などサービスのほとんどすべてを有料で提供しているが、日本路線に関しては現在のところ、足元に余裕がある「Sweet seats」を除き、座席指定料金は無料となっている(事前の座席指定は不可)。また、受託手荷物料(~20kg)は予め運賃に含まれており、機内持ち込みの手荷物は10kgまで無料。香港でいろいろ買い物したい人にも優しいといえるだろう。空港税などが別途必要となるが、それらを合わせても往復3万円程度に収まる。飛行機は羽田を深夜1時30分に出発し、香港には5時45分に到着する。都内に勤める人なら、仕事終わりにそのまま空港に向かえば余裕で乗れる時間であり、早朝から香港旅をスタートすることができる。そして夕方まで香港で過ごしたら、香港を19時05分に出発して、深夜0時30分に羽田へ到着となる。体力がいるが、0泊で行く超弾丸香港旅もできなくはない。ちなみに深夜0時30分では、電車やバスなどの公共交通機関の運転は終了となっているので、あらかじめ羽田着後の予定を考えていた方がいいだろう。○国内のLCCよりゆとりのシートに同社の機材はエアバスA320型で、現状は姉妹航空会社である「香港航空」と同じデザインだが、今後は同社独自のデザインを展開する予定となっている。クラスはエコノミーのみで全174席を設定し、通路を挟んで3席ずつ、1列に6席が並ぶ。普通席のシートピッチは平均30インチ(約76センチ)。180席を配置する日本のLCCより1列減らすことで、シートピッチにゆとりを持たせた。なお、最前列と非常口付近に設けられた「Sweet seats」(18席)は、チェックインカウンターで2,000円支払って指定する。エンターテインメントは有料サービスも含めて用意がなく、席には香港航空が提供している機内誌があるのみ。とはいえ、12月1日からは香港の観光スポットを紹介する機内誌「UOマガジン」が登場するという。有料となる機内食は、搭乗後にその場で購入する。支払いは香港ドルのほか、日本円(紙幣のみ、おつりは香港ドル)でも可能。また、VISA及びMasterカードでの支払いもできる。オススメは、エビシュウマイなど飲茶を詰め合わせたセット(中国茶付き、60香港ドル=約770円)で、出前一丁のカップ麺(20香港ドル=約260円)などもある。ドリンクはソフトドリンク(20香港ドル)、ビール(35香港ドル=約450円)などを用意。往路は深夜1時30分発ということで寝ている人が多かったが、19時05分発の復路では飲茶セットを中心に注文する乗客が多く見受けられた。香港でしっかり食べてから飛行機に乗るでももちろんいいのだが、ここだけの味を楽しむのも旅の醍醐味といえるだろう。現在、香港エクスプレスの国内展開は羽田のみだが、11月21日には大阪(関空)路線が就航する。関空路線も羽田路線と同じく毎日運航だが、12月8日からは4便が加わって週11便運航となる。香港唯一のLCC「香港エクスプレス」をうまく使えば、もっと気軽な香港旅が楽しめそうだ。
2013年11月13日キャセイパシフィック航空は8月9日、香港のホテル「ザ・ランガム香港」とともに開発した新しい機内食メニューのプロモーション始動を発表した。同社は2000年以来、香港の数々の有名レストランと協力し、特選の中華料理メニューを開発、機内で提供している。今回提供する新メニューは、ザ・ランガム香港内のミシュラン星獲得レストラン「唐閣(T’ang Court)」のメニューからインスピレーションを得て開発したという。同ホテルのクウォン・ワイクン総中国料理長創作による16種類の新作料理は、8月から10月末までの期間限定で、伝統的な広東料理とヘルシーな素材にこだわったメニューを提供する。メニューは「オーストラリア産アワビのクラゲ添え」や「エビの黒トリュフ炒め」など。クウォン総料理長は、「ミシュランに輝いた中華メニューを機内食メニューとして提供できることをとても光栄に思う」とコメント。また、今回のコラボは広東料理を世界へ広めるための新たな一歩となると同時に、美食の街「香港」の地位の向上につながるとも語っている。今回のプロモーション・メニューは同社が運航する、香港発の一部路線のファーストクラス、ビジネスクラス及びプレミアム・エコノミークラスの乗客に提供する(香港発日本線ではファーストクラス、ビジネスクラスに順次提供)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月09日TOPSHOP(トップショップ)の香港1号店が、2013年6月6日(木)に香港・セントラル地区にオープン。オープンを記念して、韓国人アーティスト『少女時代』メンバーのキム・ヒョヨンと、台湾の女優グイ・ルンメイがオープニングパーティに登場した。香港1号店の店内には、様々なラインを始めとしたシューズやアクセサリー、コスメのほかにも香港限定のTシャツやビーニーも展開される。また、無料でコンシェルジュサービスが受けられる「Personal Shopping」も設けられている。香港オープンを記念して任命された、アジアン・アンバサダーの、韓国人アーティストのKim Hyo-yeon(キム・ヒョヨン)と、台湾の女優Gwei Lun Mei(グイ・ルンメイ)がオープニングパーティに登場し、会場を盛り上げた。TOPSHOP及びTOPMANを保有するArcadia社のオーナー、フィリップ・グリーン氏は、「今回の香港オープンはイギリス発祥のブランドであるTOPSHOPが継続して行ってきた世界戦略をさらに飛躍させるものである。ファッションをこよなく愛している香港の皆様にTOPSHOPの素晴らしい商品を提供でき、なおかつ最高のショッピング体験を楽しんで頂けることを嬉しく思う」とコメントしている。元の記事を読む
2013年06月12日ショッピングにエステ、そしてグルメ……と魅力たっぷりの香港。リピーターはもちろん、初心者だって「観光客がたくさん行くところじゃ物足りない! 」という人も多いだろう。そこで今回は、香港通がオススメするちょっとマニアックなグルメを紹介する。まずは意外に思われるかもしれないが、空港内にオススメの一品がある。香港国際空港内にあるキャセイパシフィック航空の旗艦ラウンジ「ザ・ウィング」内で提供している坦々麺だ。「空港内の食事なんて……」と侮るなかれ。旅行や出張で何度も香港を訪れている人たちから絶大な支持を集めている坦々麺なのだ。同ラウンジ内にある「ザ・ヌードル・バー」で坦々麺は楽しめるのだが、上海スタイルの担々麺ということで、辛くはなくとってもまろやか。クラッシュピーナッツがプラスされていて、こちらがいい感じにアクセントとなっている。ミニポーションなのでちょっと小腹が減った時でもOK。ザ・ヌードル・バーでは、チャーハン、シュウマイなどがブッフェ形式で提供されており、旅のしめくくりに忘れてはならないスポットの1つだ。次は、香港の「ザ・ランドマーク・マンダリン・オリエンタル香港」で4月2日から5月5日までの期間限定で提供するティーセット「MO Bar’s Jimmy Choo afternoon tea」。こちらは、世界のセレブたちに愛されている高級ブランド「ジミーチュウ」とのコラボレーションで誕生したものとなっている。セットのデザートは、ジミーチュウの2013年春夏コレクションからインスピレーションを得たもの。1960年代後半から1970年代前半のジプシーデザインが強調されていたり、高級感があって揺れ動くような色づかいやエンボス加工のレザー、フリンジ、房飾りなどを使ったりと、女性たちのファン心理を映し出したような内容に見事に仕上がっているという。料金は月曜日~金曜日は260香港ドル(約3,150円)、土日は280香港ドル(約3,390円)。食べるのがもったいないくらいのかわいさ。しっかり目で楽しんでからいただこう。香港には、独自に発達した「香港式喫茶店=茶餐廳(チャーチャンテーン)」という業態の飲食店がある。茶餐廳はレストランではなく、カフェでも大衆食堂でもない。ドリンクメニューが充実しているのでカフェのようではあるが、レストラン並みの食事メ ニューも取りそろえており、しかも朝、昼、晩食べられる。数ある茶餐廳の中でも、香港の芸能人も好んでよく来るという人気の店が「華星冰室」だ。同店のオーナー・陳家興さんが「ぜひこれは味わっていってほしい」と強く勧めてくれたのが、黒トリュフ入りスクランブルエッグトースト。37香港ドル(約433円)といいお値段なのだが、パンの上にとろけるような食感のスクランブルエッグがたっぷりのっており、その上にア クセントとして黒トリュフがおしげもなくまぶされている。ふわふわしたパンと、とろっとした卵、クラクラするようなトリュフの魅惑的な香り……。これらが三位一体となったこのトースト、やみつきになりそう! 初めは「ちょっとお高いかも」と思っていたが、実際の料理を目の前にすると、「トリュフがこんなにのっていて、この値段でいいの!? 」と困惑してしまうほど。陳さんいわく、同じメニューをホテルで食べたら10倍の値段はするという。以上オススメグルメを堪能して、楽しい香港滞在にしてください!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月30日日本に「マクドナルド」や「モスバーガー」、「ロッテリア」などの様々なファストフード店があるように、香港でもファストフードチェーンが展開されている。中には、なかなか個性的なメニューを販売している店もあり、興味深い。今回は、香港の個性派ファストフードメニューを紹介しよう。まずは「ケンタッキー・フライド・チキン」。「えっ?? 」と思ったそのメニューは、 「Tomato Shell Pasta with Flava Roast Chicken combo」(ドリンク付き25.6香港ドル・約300円)。シェルパスタ入りのトマトスープ。と、ここまでは普通なのだが、その上にはどでかいチキンがでーんとのっている。「何でもチキンをのせればいいってもんじゃ……」とも思いながらも一口食べてみると、トマトスープにチキンの旨みが溶け込み、結構イケる。こちら、朝食メニューなので朝からヘビーなのだが、ドリンク付きで約300円と考えるとなかなかにコストパフォーマンスのいいメニューと言えよう。次はマクドナルド。こちらも朝食メニューが衝撃的で、なかでも「ソーセージエッグ・ツイストパスタ」(セット26.5香港ドル 約310円、単品19.6香港ドル 約230円)にはその荒業っぷりに心を奪われた。トンコツ風味のスープにショートパスタが入っていて、玉ネギやトマト、ニンジン、グリーンピース、コーンが具材としてプラスされている。さらに……日本のマクドナルドの朝メニューにもあるソーセージパティと玉子を投入! 「とりあえず、あるもの全部使ってみました」的な”全部入り”感が逆に潔い。最後はカナダ発のバーガーチェーン「Triple O’s(トリプルオーズ)」。この名前を知らない人は多いと思う。なぜなら日本未上陸だから。香港では6店舗を展開中なのだが、ここのハンバーガーの特徴がビッグサイズのピクルス。しかも、具材と共にバンズでサンドされているのではなく、バンズの上に長さ10cmはあろうかというなが~いピクルスがのせられているのだ。「オリジナルバーガー」(単品45香港ドル・約530円、コンボ68香港ドル・約800円)は、ビーフパティやトマト、レタスなどがサンドされたオーソドックスなハンバーガーだが、ピクルスがアクセントとなり、食べ飽きない! 何個でもイケそうだ。香港で中華料理はもちろん外せないが、1食や2食くらい、ファストフードを楽しんでみてもいいんじゃないだろうか。そんな風に思える個性的なメニューの数々だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月30日30階建て以上のビルが立ち並ぶ香港のビジネス街・セントラル。ランチタイムになるとどこの飲食店も大行列なのだが、「春回堂薬行」(8 Cochrane Street,Central、営業時間:9時~19時30分、定休日:日曜日)という薬局にも、なぜかビジネスマンが行列を作っている。お目当ては店頭で販売されている謎のドリンク。現地の人いわく、食後にはこの一杯が欠かせないのだとか。一体どのようなドリンクなのだろう。現地の人が飲んでいるのは「廿四味涼茶」(7香港ドル 約80円)。”廿四”は24のことで、その名の通り24種類の漢方薬から作ったお茶で、中国に昔から伝わるスペシャルドリンクである。ちなみにこの春回堂薬行も1916年創業と、漢方薬の名店だ。香港では、脂っこいものを食べたりイライラしたりすると身体に熱がこもり、体調を崩しやすくなると言われているそう。体内にたまった余分な熱を取り払うのに、涼茶がよいとされている。特に「廿四味涼茶」に関しては、美肌や解毒、ガン予防といった効果を期待して、現地の人は飲んでいるようだ。店頭には次々とビジネスマンが立ち寄り、紙コップに入れられたドリンクを一気飲みして立ち去っていく。まるで、無料の試供品を配っているかの勢いで、たくさんドリンクを並べてもすぐになくなっていくほどの人気ぶり。コーヒーのような黒い水色のこの飲み物、”良薬は口に苦し”というはこういうことを言うのだろう。様々な漢方薬の匂いが強烈に漂い、もちろん苦味もある。二口目をためらいつつ、現地の人たちはこれをおいしいと思って飲んでいるのだろうかと疑問に思った。そこで、ガブガブ飲んでいる現地の人々に「おいしいんですか? 」と聞くと、「まずい! まずいけど身体にいいんだ!! 」と言って目をつぶりながら、一挙に飲み干す。自分と同じ感想を抱いていることになぜか安心感を覚えつつ、私も最後までゴクゴクと飲み干した。まずいのに超人気のこの漢方ドリンク、観光の合間のエネルギー充填にオススメしたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月19日香港には、西洋料理なのにちょっと「?」と思うような料理や、日本では考えられない謎の飲み物がある。そんなB級グルメを楽しめる、香港で独自に発達した「香港式喫茶店=茶餐廳(チャーチャンテーン)」を紹介しよう。茶餐廳はレストランではなく、カフェでも大衆食堂でもない。ドリンクメニューが充実しているのでカフェのようではあるが、レストラン並みの食事メ ニューも取りそろえており、しかも朝、昼、晩食べられる。香港人の中には3食全て茶餐廳を利用する人もいるとか。食事メニューは、西洋風だけど香港料理と いった感じの不思議なものが多い。数ある茶餐廳の中でも、香港の芸能人も好んでよく来るという人気の店が「華星冰室」だ。この店でいろいろ面白そうなメ ニューを頼んでみた。まずは1日1,000食も出るという人気の定食(常餐)。バタートースト、ハムエッグ、チャーシュースパゲティにドリンクがついて、なんと34香港 ドル(約398円)という破格のセットメニューだ。このチャーシュースパゲティ、パスタというよりチャーシューラーメンといった方がイメージしやすいだろ う。不思議な組み合わせに「?」マークが飛び交ったが、これが意外に合う!あっさりとしたうどん風の味わいで、つるっと麺をすすっておいしくいただい た。こうした香港風アレンジの西洋料理がなんとも面白い。同店のオーナー・陳家興さんが「ぜひこれは味わっていってほしい」と強く勧めてくれたのが、黒トリュフ入りスクランブルエッグトースト。正直、この お店でトリュフに出あうとは想像していなかったので(失礼! )ちょっと驚く。37香港ドル(約433円)といいお値段なのだが、パンの上にとろけるような食感のスクランブルエッグがたっぷりのっており、その上にア クセントとして黒トリュフがおしげもなくまぶされている。ふわふわしたパンと、とろっとした卵、クラクラするようなトリュフの魅惑的な香り……。これらが三位一体となったこのトースト、やみつきになりそ う!実物を見てみると、「トリュフがこんなにのっていて、この値段でいいの!? 」と困惑してしまう。陳さんいわく、同じメニューをホテルで食べたら10倍の値段はするという。もうひとつ気になったのが、店のあちこちに貼られている「校長多士」というメニュー。「校長って一体何? 」と思ったが、香港を代表する歌手であり俳優でもある譚詠麟(アラン・タム)さんのことだという。アランさんが何度も来店してくれるので、アランさんお気 に入りのオリジナルメニューを作って、敬意を表してメニューに「校長」と名付けたそうだ。黒トリュフをペースト状にしたものをたっぷり塗りこんで焼き上げたトーストで、見た感じはピザのよう。値段は25香港ドル(約293円)。60歳を 超えるアランさんがいつも「俺は25歳だ! 」と言っているので、いつまでも変わらぬ若さでいられるよう25香港ドルにしたという。「だから物価が上がっても値上げはできないんです(笑)」とオー ナーの陳さんは苦笑いしていた。こうした面白食事メニューと合わせて頼みたいのが、香港ならではの謎の飲み物だ。日本では信じがたい飲み物といえば、コーヒーと紅茶を混ぜあわせた 鴛鴦茶(インリョンチャ)。香港では一般的なものらしい。温かい鴛鴦茶(17香港ドル・約199円)を頼んでみたが、意外とイケる! コーヒーより軽めで飲みやすい。食事と一緒に楽しむにはコーヒーより向いているように感じた。さらに、忘れてはいけないのがホットコーラ(熱可楽)。「温かいコーラって一体!? 」と思いつつ、せっかくなので頼んでみることに。オーナー陳さんから「レモンとショウガを入れた方がうまい」とのコメント。早速、レモン&ショウ ガ入りホットコーラ(20香港ドル・約234円)を飲んでみた。冷たいコーラのように炭酸特有の刺激はないのだが、その分優しいのど越しで飲みやすい。ショウガが入っているので身体の芯から温まり、ホッと一息つける。香港に行ったら謎のメニューの宝庫、茶餐廳に立ち寄っていただきたい。意外な“美味”に出合えること請け合いだ。●information華星冰室住所:Shop B1, Kwong Sang Hong Building, 6 Heard Street, Wan Chai営業時間:7時~23時定休日:なしアクセス:灣仔駅から徒歩5分※店舗データは取材時のものです【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月12日海外旅行に出掛けたらチェックしたいのがマクドナルド。日本にはないメニューを展開していることが多く、それらを味わうのが楽しい。今回は、香港のマクドナルドで出あったメニューを紹介しよう。まず、日本のレギュラーメニューにないものと言えば、レタスとトマトをのせた「BIG N’TASTY」、横長バンズにピリ辛チキンを挟み込んだ「GCB」、スパイシーなチキンを入れた「McSpicy Chicken Filet」。ただ、どれも香港らしいメニューとは言えず、日本でも期間限定メニューで似たようなものがあったような……といった印象でちょっとがっかり。お宝メニューに期待して、翌朝再度マクドナルドをのぞいてみると、期待していたすごいメニューがあるではないか!その名も「ソーセージエッグ・ツイストパスタ」(セット26.5香港ドル 約310円、単品19.6香港ドル 約230円)。一瞬ラーメンかと思ったが、トンコツ風味のスープに浮かんでいるのはツイストパスタ。そこにたっぷりとタマネギやトマト、ニンジン、グーリンピース、コーンが散らしてあり、さらにその上には日本のマクドナルドの朝メニューにもあるソーセージパティと卵を放り込むという荒業!もちろん朝メニューには、日本にもあるホットケーキやソーセージマックマフィン、エッグマックマフィンなど「定番」のものもあるが、このソーセージエッグツイストパスタはすごい!朝からかなりボリューミーだが、ネタとしてぜひ食べてみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月06日ミシュランエイジアはこのほど、「ミシュランガイド香港・マカオ2013第5版」を発表した。香港とマカオでは12月5日から1冊198香港ドル(約2,200円)で販売され、東南アジアでは12月中旬から販売される。同ガイドブックに掲載される施設は、香港286軒(レストラン244軒 ホテル42軒)、マカオ62軒(レストラン46軒ホテル16軒)の合計348軒。そのうち65軒ものレストラン(香港51 / マカオ14)とマカオのホテル1軒が新規の施設となっており、約4割もの情報が更新された。急速な変化を遂げている香港・マカオのレストラン業界の現状を反映したかたちとなった。最高峰となる3つ星レストランには、今回5軒(香港4 / マカオ1)が選出された。香港のフレンチ「Caprice(カプリス)」やモダンフレンチの「L’Atelier de Joel Robuchon(ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション)」、広東料理の「龍景軒」、イタリアンの「8 1/2 Otto e Mezzo-Bombana」。そしてマカオのモダンフレンチ「Robuchon au Dome(ロブション・オ・ドーム)」だ。2つ星レストランには17軒(香港13 / マカオ4)、1つ星レストランには46軒(香港44 / マカオ2)が選出された。他にラーメン店やローカル屋台、焼肉、ベトナム屋台、点心など、星の付いていない飲食店63軒(香港54 / マカオ9)も掲載されている。今回から香港のKennedy TownやSai Ying Punといった新たな場所も調査エリアに含まれ、料理カテゴリーも増やし、香港とマカオにおける美食の多様性を指し示すショーケースのようなガイドブックに仕上がったという。ちなみに今年は、上海料理・北京料理・四川料理・広東料理といったいわゆる中華料理カテゴリーの店は全体の約7割を占めている。また、コストパフォーマンスの高い食事を提供し、星のない店の中でも特に調査員がおすすめするレストランは、「ビブグルマン」(ミシュランのキャラクターである「ビバンダム」こと「ミシュランマン」の顔のマークが付いている店)として紹介され、特に読者に人気があるとのことだが、今回は76軒が「ビブグルマン」に選ばれた(香港68 / マカオ8)。これらは約300香港ドル(約3,300円)以下でもおいしい食事が楽しめる店としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日富士経済はこのたび、9月から11月にかけて通信販売(通販)の国内市場を調査した結果を報告書「通販・e-コマースビジネスの実態と今後 2012-2013市場編」にまとめて発表した。同調査では、通販市場のうち物販については、「カタログ」「テレビ」「小売拠点型」「インターネット」「モバイル」「ラジオ」の通販形態(使用メディア)別と、「食品・産直品」「健康食品・医薬品」「ビューティ他」「生活雑貨」「アパレル」「家電製品・パソコン」「書籍・ソフト」「通信教育・講座」「家具・インテリア・寝具」の商品カテゴリー別に分類し、各市場の現状を分析して今後を予測した。また、物販以外の「鑑賞・観戦チケット」「音楽・映像配信」「ゲーム配信」「携帯情報・データ配信」などは、サービス・デジタルコンテンツとして市場動向を捉えた。物販市場とサービス・デジタルコンテンツ市場を合わせた通販市場は、2011年に前年比9.1%増の6兆9685億円となった。東日本大震災による買い控えの一方、店頭で品薄になった商品を通販で購入するなど新たな利用者の増加や、備蓄・節電関連の需要の高まりといった動きも見られた。また、スマートフォンの急速な普及に伴って物販ではモバイル通販の利用者が増加したほか、サービス・デジタルコンテンツもゲーム配信や携帯情報・データ配信が伸ばした。12年の通販市場は、前年比8.0%増の7兆5269億円が見込まれる。震災の影響で11年に苦戦した企業の実績回復が見られるほか、通販市場に新規参入する企業が増え取り扱う商品の品揃えが広がっている。また、スマートフォン経由での利用増加も市場拡大を後押ししている。11年の物販市場は、前年比8.4%増の5兆8280億円となった。通販形態別では、インターネット通販とモバイル通販が物販市場全体の拡大を牽引したほか、規模は小さいもののネットスーパーを中心とした小売拠点型通販が高い伸びを示した。商品カテゴリー別では、店舗での購入から通販へのシフトが見られるアパレルや書籍・ソフトなどが伸ばしたほか、震災後にミネラルウォーターや保存食などへの需要が高まったことで食品・産直品が大幅に拡大した。一方、家電製品・パソコンは地デジ特需が一段落し微増に留まった。12年はスマートフォンの普及と利用機会の増加によるインターネット通販、モバイル通販の拡大や、震災の影響を受けた企業の実績回復、また、家電製品・パソコンにおいて掃除機や健康・美容家電、タブレット端末など需要拡大が期待される商材への注力などを背景に、物販市場は前年比7.6%増の6兆2734億円が見込まれる。11年のサービス・デジタルコンテンツ市場は、前年比13.1%増の1兆1405億円となった。参入各社がスマートフォン向けサービスを強化している中、拡大が続いているゲーム配信に加え、音楽関連のチケット販売や電子書籍配信も好調だった。12年はゲーム配信では収益基盤の一つであった”コンプリートガチャ”のサービス終了を受けて成長が鈍化するものの、スマートフォンの普及に伴いモバイル向けの需要開拓が進んでいることや、好調を維持する音楽関連のチケット販売、市場が活性化している電子書籍配信などが後押しして、サービス・デジタルコンテンツ市場は前年比9.9%増の1兆2535億円が見込まれる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日東日本旅客鉄道(JR東日本)は29日、楽天が運営する「楽天市場」において「Suicaネット決済」サービスの提供を開始した。同サービスでは、楽天市場で買い物する場合、支払方法に「Suicaネット決済」を追加することができる。楽天市場出店店舗のうち、同サービスを導入する店舗から、順次利用可能となる。これにより、クレジットカードを所有していない人でも、SuicaやモバイルSuicaを使って楽天市場を利用できるようになる。Suicaで決済した場合も、100円購入するごとに1ポイントの「楽天スーパーポイント」が付与される。また、ビューカードからチャージしたSuicaを利用した場合には、チャージ時に1.5%相当の「ビューサンクスポイント」が付与される。利用可能なSuicaの種類は、「My Suica(記入式)」「Suica定期券」「Suica付きビューカード」「Suica付学生証/社員証」「ゆうちょICキャッシュカードSuica」「乗り降りログSuica」。なお、一部利用できないSuicaがあるほか、利用の際は事前に「Suica インターネットサービス」への登録が必要となる。また、「モバイルSuica(EASYモバイルSuicaを含む)」会員も利用可能となっている(事前登録不要)。同社は、今後も「Suicaネット決済」が利用できるサイトの拡大、およびサービスの拡充に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日川崎市地方卸売市場 南部市場は11日、年に一度の食の祭典「第20回川崎南部市場 食鮮まつり」を開催する。同市場は、水産・青果・花・関連部門の卸売り・仲卸売りの4業種が集まり、54年間にわたり「川崎の食の台所」として親しまれてきた。同イベントは、通常、飲食店・スーパーなどの小売店のみに卸売りしている市場が、年に一度だけ全売り場を一般開放するお祭り。即売・特売はもちろん、盛りだくさんの催しで毎年3万人を動員し、好評を博している。今年も、青果・水産・花・関連部門の特価セールをはじめ、市場ならではの企画や目玉商品・特売品を多数そろえて開催され、お歳暮や年末商品の買い出しはもちろん、安心・安全な野菜・魚などを各家庭で食す絶好の機会となっている。当日は、毎年大人気の「鯵の詰め放題」や「生マグロの解体ショー&即売会」、「模擬ぜり体験」や「お魚ふれあいプール」などを開催。また、スペシャルステージライブも行われる。開催時間は8時~13時。開催場所は、川崎市地方卸売市場 南部市場。各店舗、売り切れ次第終了となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日「不動産投資市場の活性化による資産デフレの脱却」などをめざした、「日本再生の基本戦略」が2012年7月に閣議決定されました。その中で政府は、J-REIT市場の活性化や不動産証券化手法の拡充のための制度整備を推進するとしており、J-REITについては、2020年までの目標として、資産規模の倍増(2011年比)を掲げました。こうしたことを受け、J-REIT市場の制度改正に関する動きは本格化しました。現在、金融庁を中心に制度改正についての具体的な議論が進んでおり、同庁では、議論の最終報告を年内にとりまとめ、2013年度の国会への法律改正案の提出をめざしています。制度改正の議論における具体的な検討事項としては、「投資主割当増資」や「転換投資法人債」、「無償減資」、「自己投資口取得」などが挙げられます。中でも、「投資主割当増資」など新しい資金調達手段の導入が注目されています。J-REITは、収益のほとんどを投資家に分配し、内部留保が限られているため、金融危機時など資金調達が困難な環境の下においては、財務状況が不安定となりやすい性格を持っています。そのため、J-REITの資金調達手段の多様化が進むことで、財務基盤の安定性が増し、J-REIT市場の信頼性や健全性の高まりを通じた、投資家層の拡大が考えられます。また、金融市場では、自己投資口の取得により、価格の下支えなどの効果が見込まれることから、「自己投資口取得」の導入についても期待が高まっています。足元で、東京都心のオフィス空室率が低下傾向にあるなど、不動産市場にも改善の兆しが見える中、投資家からより信頼されるための制度改正が実現していくことは、J-REIT市場の魅力を高め、J-REIT価格上昇の追い風となるものと期待されています。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2012年10月26日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日香港では11月23日、「香港ウィンター・フェスタ」を開始する。クリスマスや正月に合わせ、様々なイベントを開催する。開催期間は2013年1月1日まで。「きらめくティファニー・ホリデー」と題したイベントでは、香港島セントラルのスタチュースクエアに、ティファニーの18mのクリスマスツリーが登場する。ティファニーブルーやゴールド、シルバーそして、パールなど煌びやかなハンドメイドのオーナメントがクリスマスツリーを一層輝かせるという。クリスマスツリーの近くには、美しい24人乗りのメリーゴーランドを設置。その他にもライブエンターテイメントやサンタクロースの登場など、様々なお楽しみが予定されているという。11月24日~12月21日の期間は15時~21時、12月22日~2013年1月1日の期間は15時~24時まで。入場は無料。また、2013年の幕開けを祝うイベントとして「香港ニューイヤー・カウントダウン・セレブレーションズ」を開催。12月31日深夜よりワンチャイにある香港コンベンション&エキシビションセンターを中心に、ビクトリアハーバーと周辺ビルからの花火でカウントダウンを行うという。こちらも入場無料。なお、クリスマスシーズンには、香港の繁華街のビルに大胆なクリスマスイルミネーションが施され、香港の夜景をさらにライトアップ。街中の煌びやかなクリスマスデコレーションを楽しめるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日「中央卸売市場」がある市は多いが、その中に入れるのはその道のプロばかりだという印象が強いのではないだろうか。だが実は、市場に持ち込まれたばかりの新鮮な食材を使った一般客向けの小売店をはじめ、市場から仕入れたばかりの魚や寿司などを提供している店があるところも少なくない。岡山市の市街地から車で20分ほど南に走った岡山港に面して立つ、岡山市中央卸売市場もそのひとつだ。この市場ではせりなども自由に見学できるだけでなく、ここで働いている人はもちろんのこと、一般客にも小売りしてくれる店が軒を連ねた「関連棟」が設けられていることで知られる。市場の入り口を入ってすぐ右手にある、昔懐かしい商店街を思わせるアーケードが架かった通りには、「ふくふく通り」という看板が掲げられている。ここが一般の人でも自由に入ることができるエリアである。東西約250メートルに渡るこの通りを中心に、新鮮な魚をはじめ、野菜や果物、パン、スイーツなどの食料を販売する店から雑貨を扱う店まで、実に個性豊かな64店舗が並んでいる。通りを歩いてみたところ、いかにも市場関係者らしい、防水エプロンと作業着をまとった男性に遭遇。おお、ラッキー!早速声を掛けて、魚のおいしい店を尋ねたところ、2つの店を紹介された。一つ目はその男性も昼ご飯を食べるのによく利用するという「食堂 備前」。町の大衆食堂を思わせる外観通り、入店すると日替わり定食や丼ものなどがズラリと並んでいた。また、一品料理も各種用意されている。この店は今年で創業35年を迎えるそうで、昭和のドラマにも出てきそうな、味わいある(愛すべき!)お座敷席や壁にかかった小物にまで、“老舗の食堂”と呼ぶにふさわしい風格が漂っている。そしてメニューは和食から洋食までバラエティー豊かなラインアップで、どれにしようか迷ってしまう。そこで店の人におすすめを聞いたところ、卸売市場にある店ならではの新鮮な魚介類を使った定食や丼ものが挙げてくれた。注文カウンターの横には定食や丼の見本写真などが置かれているので、そちらも参考になる。550円の日替わり定食なども気になりつつ、マグロをはじめ、サーモンやナカオチ、エビ、イクラ、アナゴ、ウニなどの魚介類がこれでもか!というほど盛られた「海鮮丼」(1,000円)を選んだところ、これが大正解。いやはや、もう、ネタの鮮度が違う!違いすぎる!新鮮なネタばかりなので、スーパーなどで売られている生ものは苦手という人でも、ぜひ食べてみてほしい。ぷりぷりのエビ、口の中でぷちぷちはじけるイクラ…どの素材ひとつとっても「海鮮ってこんなにおいしかったっけ?」と驚かされること請け合い!丼に盛られた酢飯との相性も抜群だ。みそ汁と半熟玉子、お漬物もセットで付いているのもうれしい。ダシがよくとれたみそ汁が丼のおいしさを一層引き立て、アッという間にたいらげてしまった。次にお邪魔したのが「味の匠大名庵」。市場の入り口からみて一番奥に位置する寿司屋である。寿司にも海鮮丼にも市場直送のネタを使っているので新鮮なのは当然だが、それに加えて値段が格安ということがポイント。市場で働く人はもちろん、県外からわざわざこの店目当てに足を運ぶ人も多いという。店内での飲食のみならず、持ち帰り寿司や仕出し、弁当などの用意もある。ご主人の野崎愛次に話を伺ったところ、「うちはスシローなどに鮮魚を卸しているのですが、そのノウハウを生かしたいと思って3年前に店をオープンさせました」とのこと。寿司はもちろん、海の幸がふんだんに盛られた「海鮮丼」(1,480円)や「ミックス丼」(900円)なども評判だ。「ピーク時には店内に人が入りきらないので、すぐ横にイートイン専用の店舗も設けています」と野崎さん。お邪魔したのは昼を少し回ったばかりだったのだが、既に店頭に並べられた持ち帰り寿司も残り少なくなっていることから、人気の高さが伺い知れた。店を後にしたところで、パン屋に入ろうとしている小さなお子さん連れの女性を発見。話しかけてみたところ、市内からいらしたとのこと。こちらのパン屋「てづくりKOBOあおぞら」の天然酵母を使って作られたパンがお気に入りなのだとか。オーナーの采田美奈子さんにお話を伺ってみた。「もともとパンが好きで、いつか自分の店を持ちたいと思っていたのですが、その念願がかなって2009年3月にオープンしました」。采田さん自身が食べたいと思えるものを作ることをモットーとしているそうで、自家製のレーズン酵母を使用した天然酵母パンや、一晩かけてじっくり発酵させたフランスパンなどは、どれも安心・安全でやさしい味。「うちのパンや焼き菓子には、保存料等は一切使用していません。それと、自宅で採れた野菜や、市場で仕入れた旬野菜・果物を使うことにもこだわっています」。また、小麦は国産のものを使用。塩は沖縄産、砂糖はビートグラニュー糖またはブラウンシュガーを用い、体への優しさを徹底的に追求している。パンの種類は約40種類(130円~)そろい、どれにしようかと選ぶのも楽しいのだ。さて、そうこうしているうちに閉店時間が近づいてきた。朝早くオープンして昼過ぎには閉まるというのが、市場にある商店街らしいではないか。でも、まだ後1軒くらいは訪れたい!!というわけで、通り中央に設置された休憩所で休んでいるサラリーマン風の男性に声をかけてみたところ、場内の事務所で働いている方だそうで、「おいしい店を探してんのね?だったら“ぶっかけ山ちゃん”に行ってみるといいよ」と教えてくれた。この店は、場内で2008年8月から営業しているヨード卵を使った玉子焼きのお店「やまぎわ」の姉妹店だそうで、場内にあるやまぎわ鶏卵がオーナーを務めているんだそう。同社代表取締役の山崎修司さんにお話を伺ったところ、「鶏卵の卸をしているうち、一般の人にも、もっと本当においしい卵を味わってもらいたいという思いが強くなり、昨年3月にオープンしました」とのこと。鹿児島産の“ちらん赤玉”をはじめ、薩摩赤玉、しんたまご、みかん卵という厳選した4種類の卵からお気に入りを選んで食べられる「たまごかけご飯」(300円)や、新鮮な卵で作る「親子丼」(400円)など、驚くほどリーゾナブルな値段で、本当においしい卵を堪能できるメニューがそろっている。目移りしながらも親子丼を注文してみたところ、舌が肥えた市場職員にもファンが多いというのも納得の味。濃厚な卵が口の中いっぱいに広がる幸せをこの値段で味わえるなんて!!ここまで弾力感たっぷりの卵は栄養価も高いに違いないし、400円でなんだか得した気分♪ ちなみに「たまごかけご飯」は、たまご1個とご飯、みそ汁、おしんこ、たまご豆腐というセット内容。また、おかわりしたい時はプラス50円でご飯と卵とみそ汁をいただくことができる。さらに第2土曜日には、ご飯を注文した人は唐揚げが無料で食べ放題というサービスも行っているそうで、毎月この日は店の前に行列ができるのだそう。「ふくふく通り」にはその他、文房具店や花屋、肉屋などが多数並び、値段はどこも格安だ。ただし、売り切れるが早いので、生鮮品を狙うなら早めの時間を狙って。■食堂 備前5:00~14:00水曜定休、日・祝不定休■味の匠 大名庵6:00~16:00(持ち帰り)、11:00~14:00(イートイン)無休■てづくりKOBOあおぞら7:00~15:00水曜定休■ぶっかけ 山ちゃん平日:6:00~15:00土曜・日曜・祝日:9:00~14:00水曜定休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日「中央卸売市場」がある市は多いが、その中に入れるのはその道のプロばかりだという印象が強いのではないだろうか。だが実は、市場に持ち込まれたばかりの新鮮な食材を使った一般客向けの小売店をはじめ、市場から仕入れたばかりの魚や寿司などを提供している店があるところも少なくない。岡山市の市街地から車で20分ほど南に走った岡山港に面して立つ、岡山市中央卸売市場もそのひとつだ。この市場ではせりなども自由に見学できるだけでなく、ここで働いている人はもちろんのこと、一般客にも小売りしてくれる店が軒を連ねた「関連棟」が設けられていることで知られる。市場の入り口を入ってすぐ右手にある、昔懐かしい商店街を思わせるアーケードが架かった通りには、「ふくふく通り」という看板が掲げられている。ここが一般の人でも自由に入ることができるエリアである。東西約250メートルに渡るこの通りを中心に、新鮮な魚をはじめ、野菜や果物、パン、スイーツなどの食料を販売する店から雑貨を扱う店まで、実に個性豊かな64店舗が並んでいる。通りを歩いてみたところ、いかにも市場関係者らしい、防水エプロンと作業着をまとった男性に遭遇。おお、ラッキー!早速声を掛けて、魚のおいしい店を尋ねたところ、2つの店を紹介された。一つ目はその男性も昼ご飯を食べるのによく利用するという「食堂 備前」。町の大衆食堂を思わせる外観通り、入店すると日替わり定食や丼ものなどがズラリと並んでいた。また、一品料理も各種用意されている。この店は今年で創業35年を迎えるそうで、昭和のドラマにも出てきそうな、味わいある(愛すべき!)お座敷席や壁にかかった小物にまで、“老舗の食堂”と呼ぶにふさわしい風格が漂っている。そしてメニューは和食から洋食までバラエティー豊かなラインアップで、どれにしようか迷ってしまう。そこで店の人におすすめを聞いたところ、卸売市場にある店ならではの新鮮な魚介類を使った定食や丼ものが挙げてくれた。注文カウンターの横には定食や丼の見本写真などが置かれているので、そちらも参考になる。550円の日替わり定食なども気になりつつ、マグロをはじめ、サーモンやナカオチ、エビ、イクラ、アナゴ、ウニなどの魚介類がこれでもか!というほど盛られた「海鮮丼」(1,000円)を選んだところ、これが大正解。いやはや、もう、ネタの鮮度が違う!違いすぎる!新鮮なネタばかりなので、スーパーなどで売られている生ものは苦手という人でも、ぜひ食べてみてほしい。ぷりぷりのエビ、口の中でぷちぷちはじけるイクラ…どの素材ひとつとっても「海鮮ってこんなにおいしかったっけ?」と驚かされること請け合い!丼に盛られた酢飯との相性も抜群だ。みそ汁と半熟玉子、お漬物もセットで付いているのもうれしい。ダシがよくとれたみそ汁が丼のおいしさを一層引き立て、アッという間にたいらげてしまった。次にお邪魔したのが「味の匠大名庵」。市場の入り口からみて一番奥に位置する寿司屋である。寿司にも海鮮丼にも市場直送のネタを使っているので新鮮なのは当然だが、それに加えて値段が格安ということがポイント。市場で働く人はもちろん、県外からわざわざこの店目当てに足を運ぶ人も多いという。店内での飲食のみならず、持ち帰り寿司や仕出し、弁当などの用意もある。ご主人の野崎愛次に話を伺ったところ、「うちはスシローなどに鮮魚を卸しているのですが、そのノウハウを生かしたいと思って3年前に店をオープンさせました」とのこと。寿司はもちろん、海の幸がふんだんに盛られた「海鮮丼」(1,480円)や「ミックス丼」(900円)なども評判だ。「ピーク時には店内に人が入りきらないので、すぐ横にイートイン専用の店舗も設けています」と野崎さん。お邪魔したのは昼を少し回ったばかりだったのだが、既に店頭に並べられた持ち帰り寿司も残り少なくなっていることから、人気の高さが伺い知れた。店を後にしたところで、パン屋に入ろうとしている小さなお子さん連れの女性を発見。話しかけてみたところ、市内からいらしたとのこと。こちらのパン屋「てづくりKOBOあおぞら」の天然酵母を使って作られたパンがお気に入りなのだとか。オーナーの采田美奈子さんにお話を伺ってみた。「もともとパンが好きで、いつか自分の店を持ちたいと思っていたのですが、その念願がかなって2009年3月にオープンしました」。采田さん自身が食べたいと思えるものを作ることをモットーとしているそうで、自家製のレーズン酵母を使用した天然酵母パンや、一晩かけてじっくり発酵させたフランスパンなどは、どれも安心・安全でやさしい味。「うちのパンや焼き菓子には、保存料等は一切使用していません。それと、自宅で採れた野菜や、市場で仕入れた旬野菜・果物を使うことにもこだわっています」。また、小麦は国産のものを使用。塩は沖縄産、砂糖はビートグラニュー糖またはブラウンシュガーを用い、体への優しさを徹底的に追求している。パンの種類は約40種類(130円~)そろい、どれにしようかと選ぶのも楽しいのだ。さて、そうこうしているうちに閉店時間が近づいてきた。朝早くオープンして昼過ぎには閉まるというのが、市場にある商店街らしいではないか。でも、まだ後1軒くらいは訪れたい!!というわけで、通り中央に設置された休憩所で休んでいるサラリーマン風の男性に声をかけてみたところ、場内の事務所で働いている方だそうで、「おいしい店を探してんのね?だったら“ぶっかけ山ちゃん”に行ってみるといいよ」と教えてくれた。この店は、場内で2008年8月から営業しているヨード卵を使った玉子焼きのお店「やまぎわ」の姉妹店だそうで、場内にあるやまぎわ鶏卵がオーナーを務めているんだそう。同社代表取締役の山崎修司さんにお話を伺ったところ、「鶏卵の卸をしているうち、一般の人にも、もっと本当においしい卵を味わってもらいたいという思いが強くなり、昨年3月にオープンしました」とのこと。鹿児島産の“ちらん赤玉”をはじめ、薩摩赤玉、しんたまご、みかん卵という厳選した4種類の卵からお気に入りを選んで食べられる「たまごかけご飯」(300円)や、新鮮な卵で作る「親子丼」(400円)など、驚くほどリーゾナブルな値段で、本当においしい卵を堪能できるメニューがそろっている。目移りしながらも親子丼を注文してみたところ、舌が肥えた市場職員にもファンが多いというのも納得の味。濃厚な卵が口の中いっぱいに広がる幸せをこの値段で味わえるなんて!!ここまで弾力感たっぷりの卵は栄養価も高いに違いないし、400円でなんだか得した気分♪ ちなみに「たまごかけご飯」は、たまご1個とご飯、みそ汁、おしんこ、たまご豆腐というセット内容。また、おかわりしたい時はプラス50円でご飯と卵とみそ汁をいただくことができる。さらに第2土曜日には、ご飯を注文した人は唐揚げが無料で食べ放題というサービスも行っているそうで、毎月この日は店の前に行列ができるのだそう。「ふくふく通り」にはその他、文房具店や花屋、肉屋などが多数並び、値段はどこも格安だ。ただし、売り切れるが早いので、生鮮品を狙うなら早めの時間を狙って。■食堂 備前5:00~14:00水曜定休、日・祝不定休■味の匠 大名庵6:00~16:00(持ち帰り)、11:00~14:00(イートイン)無休■てづくりKOBOあおぞら7:00~15:00水曜定休■ぶっかけ 山ちゃん平日:6:00~15:00土曜・日曜・祝日:9:00~14:00水曜定休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月11日市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングは、2012年1月~6月に生体計測機器・技術によるホームヘルスケア市場の調査を実施。このほど、調査結果について発表した。同調査では、生体計測機器・技術によるホームヘルスケア市場を、自己血糖測定器、電子血圧計、歩数計・活動量計、電子体温計などの「ホーム/パーソナル用途の生体計測機器市場」と、業務用PHR(生涯型電子カルテ)・支援サービス、緊急通報・見守り・在宅ケア支援などの「連携するICT(情報通信技術)支援サービス市場」に分け、企業へのヒアリング調査および文献調査を行った。まず、ホーム/パーソナル用途の生体計測機器市場では、2011年に約1,050億円、その後ゆるやかに拡大し、2020年には約1,220億円の市場になると予測。自己血糖測定器や電子血圧計は、高齢者人口の増加、生活習慣病患者・予備軍の増加と連動して市場が拡大。活動量計や基礎体温計も今後堅調に拡大すると見ている。また、睡眠計、BMI(体格指数)、自律神経モニタリング技術、レーダー型機器、排尿センサーなど、新たな技術がホーム/パーソナル領域で市場を形成。ICT支援サービスとの連携によって、予防・生活支援・疾病管理・在宅ケアなどの用途で重要な役割を果たすようになると予測している。続いて、連携するICTサービス市場は2011年で約350億円、その後、モバイル版サービスがけん引することで2020年には約1,400億円市場になると予測。その理由として、2013年以降、スマートフォンや計測機器が急増し、新サービスも増加して市場が拡大すること、そして消費者向けサービスの8~9割はスマートフォンやタブレット端末を中核インターフェースとして運用されることを挙げている。また、生体計測技術が生活支援、ネットワーク型の健康ゲーム、研究開発支援、マーケティング支援などのサービスと連携して新しい市場が創出され、2020年まで拡大を続けると見ている。※ヒアリング企業は、アメアスポーツジャパン、エー・アンド・デイ、NTT アイティ、オムロンヘルスケア、キャットアイ、キューオーエル、KDDI、コンティニュア・ヘルス・アライアンス、スリープウェル、テルモ、トッパン・フォームズ、日本マイクロソフト、富士通、ポラール・エレクトロ・ジャパン、三菱化学、ユニオンツール。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日伊予銀行は16日、香港支店において、人民元建ての普通預金口座開設や送金、通貨交換の業務を開始した。これにより、香港支店の取扱い通貨は、円、米ドル、香港ドル、人民元となる。同業務の開始前までは、香港支店の顧客が中国企業や現地の日系企業と取引する際には、人民元以外の通貨で代金決済を行う必要があったが、今後は、香港支店の人民元建て普通預金口座などを利用できるようになり、為替リスクや通貨交換による為替手数料の軽減を通じて、よりスムーズな取引が可能となる。同行は、「今後も顧客の海外進出に役立つサービスを提供していく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日海外に会社を作ってみることを考えたことはあるでしょうか。たとえば香港などは、租税が安い、(名義人を利用した場合)その会社の内実が知られないなど、香港に会社があるメリットがいくつかあります。今回は、香港に会社を作るコストについて調べてみました。香港で会社を作る方法は2つあります。自分でゼロから作る方法と、すでにある会社を買う方法です。司法書士事務所などが設立し、登記してある会社を「シェルフカンパニー」と言って、香港にはこのシェルフカンパニーが結構な数あります。これを購入するとスグに会社を持つことができます。しかし、ゼロから会社を作っても香港の場合にはあまりお金はかからないのです。会社を作るのに必要な人数は1人でOKです。自分1人で設立する場合には、役員が自分で、株主も自分ということになります。役員や株主の国籍に関して制限がありません。当たり前ですが、会社の住所(登記場所)は香港でないといけません。では実際に香港の現場に事務所を借りないといけないのかというと、そんなことはないのです。ここが面白いのですが、会社の住所は会社設立代行をやっているエージェント業者の住所を借りることが可能です。つまり自分で香港に事務所を開設して、といったことが必要ないわけです。この住所の借り賃はエージェントによって変わりますが、年間1,000~3,000香港ドル(日本円で10,000円~30,000円)のようです。資本金は1香港ドルからでOKですが、「授権資本金」の0.1%を資本登録料として当局に支払う必要があります。授権資本金というのは、会社が発行することのできる株式の総数、その金額のことです。これがたとえば10,000香港ドルの場合には(シェルフカンパニーの多くはこの金額)、10香港ドル(約100円)になります。面白いことに会社秘書(Company Secretary)を決めなければなりません。これは日本にはない「秘書役」です。会社の書類が法的に適法か、またその書類を扱う、監査的な役割もする人間で、これが自分以外にいないといけないのです。しかし、ここが面白いのですが、香港にはこれを代行するという業者があって、そこに頼むこともできます。大体、費用は年間1,000~3,000香港ドル(日本円で10,000円~30,000円)です。会社の登記の際には印紙税を支払い、商業登記証を取得する際にその費用を支払います。印紙税は1,730香港ドル。商業登記証の取得費用は450香港ドルです。日本円にして17,300円と4,500円です。合計約22,000円なので日本に比べると激安だと言えるでしょう。マネーロンダリングを防止するということで、その法人の口座を開設するには香港の銀行まで足を運ばないといけません。筆者の友人で実際に香港に会社を作った人間がいますが、彼の場合にも、あの名高いHSBC(ザ・ホンコン・アンド・シャンハイ・バンキング・コーポレイション・リミテッド)に口座を開くために出かけました。実際に面談を受けてからでないと口座を開いてはもらえないのです。なんと勇気のある若者でしょうか(笑)。払込資本金:1香港ドル=約10円資本登録料(授権資本金10,000香港ドルの場合):10香港ドル=約100円住所の借り賃:1,000香港ドル=約10,000円会社秘書役代行:1,000香港ドル=約10,000円印紙税:1,730香港ドル=約17,300円商業登記証の取得代:450香港ドル=約4,500円小計:41,910円(1香港ドル=10円で計算)口座を開くにはどうしても香港に行く必要がありますので、これに香港への往復旅費と滞在費を足したものが総額コストになります。もちろん上記の試算はすべて自分で会社設立に関する書類を作って、監督官庁に持って行ってなどをやった場合です。これを英語、また中国語でこなせる人はおそらくまれでしょう。そういった面倒なことをすべてやってくれる代行業者が、これまた香港にはたくさんあります(銀行口座だけは自分で面談に行かないとダメですが)。会社設立の一切合切面倒をみてくれるので、これらの業者をうまく使うのもひとつの方法です。この代行業者の相場は本当にピンキリで10,000香港ドル(約10万円)で全部込みという業者がいれば、30,000香港ドル(約30万円)+実費という高いなあという業者もいます。ざっくりですが20万円あれば代行業者の手を借りて会社を設立できると考えていいでしょう。(谷門太@dcp)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月25日じぶん銀行は20日、ザ・ホンコン・アンド・シャンハイ・バンキング・コーポレイション・リミテッド(以下「香港上海銀行」)と銀行代理業に関する委託契約を締結したと発表した。これにより、香港上海銀行は、じぶん銀行を所属銀行とする銀行代理業者として、円預金および外貨預金の受入れを内容とする契約締結の媒介を20日より開始する。香港上海銀行は、じぶん銀行の中国元・米ドル・ユーロ・豪ドル・円普通預金および定期預金、各種取引に当たっての手続き方法を顧客に案内する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日