来日中のJ.J.エイブラムス監督が12月11日(金)、千葉県舞浜で行った『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』記者会見で、「実は初来日のときに宿泊した高田馬場に由来する、惑星“タコダナ”が登場するんだ」といまだベールに包まれた本作の謎の一端を明かした。新たな3部作の幕開けとして、ついに全世界公開が迫った本作。記者から「日本のファンに向けて、何かトップシークレットを明かして」と質問されたエイブラムス監督は、「ノー!」と即答。徹底した秘密主義を貫く姿勢で知られるエイブラムス監督は、「映画を新鮮な気持ちで楽しんでほしいからね。いまは情報があふれる時代。でも、映画館に行く目的は、事前に仕入れた情報が正しいか確認するのではなく、純粋に驚きの体験をすることだからね」とポリシーを熱弁した。その上で、「まったく新しい物語。ロマンや冒険、スペクタクルと見どころがたくさんあるが、映画の中心にあるのはキャラクターの人間性なんだ」と自信を示し、「私が日本を愛するように、皆さんにも映画を気に入ってほしい」とアピールしていた。会見にはエイブラムス監督に加えて、デイジー・リドリー(レイ役)、ジョン・ボイエガ(フィン役)、アダム・ドライバー(カイロ・レン役)が出席。彼らフレッシュな俳優陣の起用について、エイブラムス監督は「スケジュールが空いていたからね」と笑いを誘い、「優れた演技力はもちろん、チームプレイができる人間性やユーモアセンス、大作を背負える責任感を重視した」と説明していた。マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーらオリジナル三部作のキャストが再出演することも話題になっており、リドリーは「皆さん、想像を超える人間性で接してくれた。新人の私が萎縮しないように、気を配ってくれたおかげで、居心地のよい現場だった」と共演した“伝説”のスターたちに、敬意を表していた。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)18時30分より全国一斉公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2015年12月11日“Mr.テキトー”と呼ばれるゆえんとなった一見いい加減とも思えるしゃべりと芸風で、お茶の間や共演者を魅了する高田純次さん。芸能生活“なんとなく” 35周年を迎える高田さんが、人生について珍しくマジメな一面をチラリと見せて下さいました。元々は劇団員だった高田さんは、金銭的に苦労していても「演劇が楽しかった」そう。しかし、テレビ出演が増えるようなり、それによって演劇が疎かに。そういう葛藤を乗り越え、今があるそうです。* **――現状には満足されているんでしょうか。それが、やっぱり人生はバランス論だなって思うんだよ。小金が貯まったら、体がいうこときかない。仕事が調子いいときは、なかなか金にならない。元気で若いうちはいろいろできるけど稼げない…とかさ。きれいな女の子と寝たら病気をもらうとかさ(笑)、世の中そういうもんよ。うまいことばっかりはいかないですよ。それに、僕たちの年齢は緊張感がなくなるから、仕事していないとダメだよね。お金があって、何でも買えてヒマだと、1週間で飽きると思うよ。仕事がないとか、どうやって稼ごうって悩んで働くことで人はステップアップしていく。楽しいことばかりだったら、右肩上がりに上り続けて、最後は富士山の上で笑うしかないから(笑)。――もうすぐ70歳で、テキトーキャラを確立されている高田さんも、悩まれるんですね。そもそも、何がテキトーなのかわかってないからね。今までやってきたことを人からテキトーだと言われるようになっただけですから。トイレの水を流さないとか、服を着て風呂に入るとか?(笑)結局は誠実さと一緒。本当に誠実な人は“俺、誠実だから”と言わないでしょ。第三者が決めること。でもね、テキトーって言葉が独り歩きしてるのは、いいかなと思っていて。ブログで俺の言葉を拾って集めてくれる人もいるし、モノマネしてくれるのも嬉しい。中傷する内容じゃなければ話題にしてもらえるほうがいいからさ。それよりも、僕という存在に馴れられるほうが怖いなって思いますよ。◇たかだ・じゅんじ1947年1月21日生まれ。’77年に劇団「東京乾電池」に参加。『笑ってる場合ですよ!』(フジテレビ)や『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ)など数々のバラエティ番組に出演、人気が爆発。現在は『PS純金(ゴールド)』(中京テレビ)でMCを担当。◇芸能生活だいたい35周年と銘打ったDVDとCDを制作。DVD『純白』(¥3800)は55歳からの軌跡を奇行の数々でたどる映像集で、カメラ前の扮装フレームインや水たまりで泳ぐ姿を収録。CD『純愛』(¥1000)は、聴くものを魅了する甘い歌声のラブバラード。共にポニーキャニオンより発売中。※『anan』2015年6月24日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾
2015年06月20日“日本一の無責任男”として、お茶の間に愛されている高田純次さん。今年でなんと御年68歳。芸能生活“なんとなく”35周年を迎える。テレビ出演以前の意外にも熱い(?)劇団員時代のエピソードについて語っていただきました。――もともとは劇団に所属されていたんですよね。魔がさしちゃったんだよね。宝石会社でサラリーマンをしていたんだけど、「東京乾電池」という劇団の人から演劇をやらないかと誘われてね。以前に少しだけ別の劇団に入ってたこともあったんだけど。ある日、会社の受付の女の子と飲みに行った先で「乾電池」の人に遭遇して、その1週間後くらいにまた声をかけてくれたときに“やってみようかな”って思っちゃったんだよね。当時は貯金が200万円くらいあったから大丈夫かなと思ったけど、10か月くらいで底をついて、演劇やりながら肉体労働のバイトを始めたんですよ。道路工事現場で夜7時から朝の5時まで働いて、8000円かな。劇団の公演があるときは休まないといけないから、棟梁に言いに行くんだけど。前に誰かが辞めたいと言ったときに、棟梁がロッカーから日本刀を取り出して脅す姿を見てたから、覚悟して伝えたの。すると日本刀じゃなくギターを取り出して、“高田、お前が辞めるんだったら餞別に一曲”って涙を流しながら歌ってくれて。でも、歌の代わりに現金くれたほうがよかったんだけどね(笑)。――そこまで苦労しても演劇を続けたかったのですね。楽しかったからだろうね。新しいことをしている自負もあったし、当時は体力もあったから。意味なくテーブル持ち上げたり、飛んでる鳥を捕まえて食べたりしてた(笑)。でもね、よく見る夢があって。劇団の公演でセリフを言おうとしたら何も出てこなくて、どうしようって焦るの。一度、松金よね子さんと芝居をしているときにセリフがスコーンと抜けて出てこないことがあって、そのせいかな。あとは10円が落っこちていて、拾うと先に今度は100円が落ちていて…と増えていくんだけど絶対1000円まではいかないという夢も見るなぁ。セリフが出てこないのとお金と、当時の悩みが強烈に残っているのかもしれないね。◇たかだ・じゅんじ1947年1月21日生まれ。’77年に劇団「東京乾電池」に参加。『笑ってる場合ですよ!』(フジテレビ)や『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ)など数々のバラエティ番組に出演、人気が爆発。現在は『PS純金(ゴールド)』(中京テレビ)でMCを担当。◇芸能生活だいたい35周年と銘打ったDVDとCDを制作。DVD『純白』(¥3800)は55歳からの軌跡を奇行の数々でたどる映像集で、カメラ前の扮装フレームインや水たまりで泳ぐ姿を収録。CD『純愛』(¥1000)は、聴くものを魅了する甘い歌声のラブバラード。共にポニーキャニオンより発売中。※『anan』2015年6月24日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾
2015年06月19日鳥山明氏原作の人気アニメ『ドラゴンボール』の最新作となるTVアニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』が、2015年7月よりフジテレビ系で放送されることが28日、明らかになった。これは28日に都内で行われた『ドラゴンボールZ復活の「F」』の舞台あいさつにて発表。物語は、孫悟空が魔人ブウとの壮絶な戦いを終えて平和を取り戻した地球が舞台で、TVシリーズ初となる鳥山氏原案による物語を新たにTVアニメで描いていくという。魔人ブウ後の世界としては、2013年に公開された映画『ドラゴンボールZ 神と神』、現在公開中の『ドラゴンボールZ復活の「F」』、そして原作518話があり、これらの物語との関連にも注目が集まる。今回のアニメ化について、孫悟空/孫悟飯/孫悟天役の野沢雅子は「CM、ゲーム等で数知れず"超"という言葉を言ってきましたが、いよいよシリーズ"ドラゴンボール超"がスタートするという事で最高です。首を長~くして待ちに待った新シリーズ、長~く、長~く続くともっと最高です」とコメント。また、この日の舞台あいさつでは「待っててください! 私たちも本当に待っていたんですから!」と喜びをあらわにしていた。また、フジテレビの野崎プロデューサーは、鳥山氏から届いたプロットを見て「夢が膨らむばかりです。もしかしたら、ブウやフリーザ以上に強い敵も登場するかもしれませんよ…」と大きな期待を寄せ、「ドラゴンボールの続編が再び完全新作のテレビアニメとして、しかも鳥山先生のプロットをもとにした話で始まるということで、私自身がワクワクドキドキしています」と話している。『ドラゴンボール』は、漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1984年~1995年の期間に連載された国民的漫画で、単行本(完全版含む)は全世界で2億3,000万部を超える発行部数を記録。TVアニメは1986年の『ドラゴンボール』を皮切りに、1989年『ドラゴンボールZ』、1996年『ドラゴンボールGT』、2009年『ドラゴンボール改』、2014年『ドランゴンボール改』(魔人ブウ)編が放送。映画、ゲーム、玩具なども含め世界中で愛されている。TVアニメ『ドラゴンボール超』は、2015年7月よりフジテレビ系にて、毎週日曜朝9:00~9:30に放送。また、公開7日目で動員100万人を突破している映画『ドラゴンボールZ復活の「F」』は、現在全国公開中。
2015年04月28日4月3日~19日にかけて開催されている「高田城百万人観桜会」で4月11日、航空自衛隊ブルーインパルスがて北陸新幹線「上越妙高駅」開業と90回目の節目を記念して祝賀飛行を実施する。祝賀飛行は11時~11時20分にかけて実施。内容は、サンライズ(5機が傘型隊形で進入して上空で5方向に散開)、デルタ・360度ターン(6機が三角形の隊形で進入して上空で一周旋回)、スワン・ローパス(6機が白鳥をイメージした隊形で進入して上空を通過)、サクラ(6機が進入して上空で旋回して6つの輪を重ね合わせてサクラの花を描く)、ビッグ・ハート(2機が進入してハートを描く)、ダブル・クローバー・リーフ・ターン(トレール隊形からダイヤモンド隊形へ、ダイヤモンド隊形からアロー・ヘッド隊形への隊形変換を伴う上昇降下飛行)、ナイフエッジ・ローパス(単機による直線飛行)の7演目を予定している。観桜会場のどこからでも観覧できるが、飛行中は陸上競技場とソフトボール場も観覧場として開放される(当日のグラウンド状態により開放を見合わせる場合もある)。また、人数によって入場制限も行う予定で、陸上競技場およびソフトボール場で観覧の場合は飲食は不可となる。なお、前日の4月10日13時30分~3時30分の間には、本番に準じたリハーサル飛行が行われる予定となっている(10日は陸上競技場とソフトボール場の開放はしない)。両日とも、天候等により演目変更や時間の短縮、飛行中止となる場合もある。天候等により飛行が中止となる場合は、11日の10時以降に越五の国ホームページで連絡する。
2015年04月08日アントワークスは2月13日~15日の期間中、同社運営の「伝説のすた丼屋 高田馬場店」にてオープンキャンペーンを実施する。同社は2月13日、東京都新宿区の高田馬場に「伝説のすた丼屋 高田馬場店」をオープンさせる。これを記念して2月13日~15日の期間、通常価格630円のすた丼と生姜丼(並)をそれぞれ390円で提供する。期間中はすた丼と生姜丼(並)、サイドメニューのみの販売となるが、追加料金で肉増し(150円)、飯増し(100円)、肉飯増し(250円)も可能となる。同店での通常メニューおよび弁当(テークアウト)の販売は、2月16日より開始する。※価格は全て税込
2015年02月12日宮下企画の運営する「米とサーカス」(東京都・高田馬場)では2月8日~14日、来店した先着35名に特製の「昆虫チョコ」をプレゼント配布する。栄養価の面から未来食として注目されている「昆虫食」を気軽に体験してもらう狙い。メニューとして人気の高いイナゴの佃煮を使用し、野菜など3種の味のかわいらしいスイーツに仕上げている。同店では、イナゴ・蜂の子などの昆虫ほか、鹿・熊・猪など人や農作物に危害を加えるとされる「害獣」を食材として取り扱っている。飽食の時代とされる現代で、自然と共存できる食文化をより気軽に、多くの人に届けることをテーマとしているという。今回のプレゼントも、「あまり親しみがなく無駄にされてきた食材も、工夫次第でこんなにおいしく・楽しく食べられる!」という提案として実施される。昆虫チョコの黄色は、かぼちゃチョコ×フリーズドライいちご×イナゴの佃煮、紫は紫芋×フリーズドライマンゴー×イナゴの佃煮、緑は抹茶×フリーズドライいちご×イナゴの佃煮という組み合わせとなっている。
2015年02月05日『宇宙刑事ギャバン』や『マジンガーZ』の音楽をはじめ、数々の特撮作品の音楽や主題歌、映像音楽を手がけてきた作曲家・渡辺宙明氏による「渡辺宙明卆寿記念コンサート」が、8月30日に東京・渋谷区立文化総合センター大和田さくらホールで開催されることが明らかになった。「宇宙刑事」三部作をはじめとした「メタルヒーロー」シリーズの音楽の礎を築き、「スーパー戦隊」シリーズ、『仮面ライダーBLACK』や『仮面ライダーBLACK RX』、そのほかにもさまざまな特撮作品の音楽を担当し、特撮音楽の巨匠として知られる渡辺氏。その活躍は特撮だけにとどまらず、『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』、『鋼鉄ジーグ』、『最強ロボ ダイオージャ』とアニメ作品も手がけている。昨年には、新たにVシネマとして生まれ変わった特撮作品『宇宙刑事シャリバンNEXT GENERATION』と『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』の劇中BGMを手がけたことでも記憶に新しい。渡辺氏が8月19日に90歳を迎えることを記念して開催される「渡辺宙明卆寿記念コンサート」は、同氏の代表的作品を組曲としてオーケストラで演奏する公演。渡辺氏本人の監修、そして当時のオリジナル楽譜が渡辺氏より提供され、数々の名曲はもちろん、これまでステージで一度も演奏されずにいた伝説の音楽の数々が生演奏で披露されるという。演奏は、昨年にゴジラ音楽のフルオーケストラ演奏で、NHKや新聞にも取り上げられ、タワーレコードチャートで1位を記録したオーケストラ・トリプティークが務める。演目は、宇宙刑事ギャバン組曲、マジンガーZ組曲ほかが予定されている。チケットは1月19日10:00より「カンフェティチケットセンター」で先行発売。700席程度のホールのため、プレミアムチケットになることが予想される。チケットの詳細は、「カンフェティチケットセンター」まで。
2015年01月19日ジャパネットたかたは16日、創業者の高田明社長が退任し、長男であり副社長を務めていた高田旭人氏が新社長に就任すると発表した。同日、都内にて両氏が出席し、新社長の就任および新体制に関する説明会を行った。なお、高田明・前社長は経営者としては完全に引退するが、テレビやラジオのMCは今後1年ほど続ける予定だという。○すっきりした心境でバトンタッチ冒頭、挨拶に立った高田明・前社長は、「今、すっきりした心境でここに立っている。60歳を過ぎてからの6年間、どうやって若い世代にバトンタッチするかをずっと考えてきた。長男の旭人とも妥協せずに議論を戦わせながらやってきたが、彼だったら後を託せるかなと思い、決断したものだ。35歳でまだ若いが、私がお客様目線で足りなかったことを一段と充実させながら、皆さんから本当に必要と言ってもらえる企業になれるよう、ますます精進してほしい」と語った。続いて、高田旭人・新社長が抱負を次のように語った。「(社長就任は)意識はしていたものの、思っていたよりは早いタイミングで引き継ぐこととなり、身が引き締まる思いだ。当社は、世の中にある隠れた良いものを見つけてきて、それをしっかり伝える会社。お客様が求めているものをしっかり目利きして、ジャパネットなりに整えて伝えることで成長してきた。今回、社長交代に伴ってホールディング体制としたが、これまでの理念は何も変わらない」。○理念を込めたキーワード「今を生きる楽しさ」社長交代に伴い、既に旭人氏の下で新体制がスタートしている。商品のバイイング等を担う「ジャパネットたかた」を中心に、広告代理店・クリエイティブ機能を持つ「ジャパネットメディアクリエーション」、物流部門を担当する「ジャパネットロジスティクス」、使い方や修理など商品購入後の対応を受け持つ「ジャパネットサービスパートナーズ」を新たに設立、そしてコールセンター機能を持つ既存会社「ジャパネットコミュニケーションズ」を加えた5事業会社体制とし、これらを統括するジャパネットホールディングスを設立したものだ(計6社)。「あくまで、ジャパネットたかたがグループの中心。売上を増やすために子会社化したものではなく、お客様がいろいろなタイミングでいろいろな感動をしてもらえる会社にするため、それぞれをプロ集団化した。父がそうであったように私も、売り上げをいくら目指す、という考えはない。お客様が幸せになった結果、売り上げが伸びるのであって、売り上げありきで戦略を立てることはない」(旭人新社長)また、同時に企業ロゴを一新した。「ロゴに添えたコピーの“今を生きる楽しさ”には当社の理念、思いを込めた。私自身ついつい先を見据えて、今が楽しくなく、きつかったりすることがある。一方、父は今の瞬間を精一杯やろうという考え。これからも創業理念を忘れない、ジャパネットはこういう会社であるべきという思いを込めた。最高の会社を作って世の中に貢献していきたい」と旭人氏は熱く語る。ジャパネットたかたの2014年の売上高は約1,538億円、経常利益は174億円程度となる見通し。2015年は売上高1,650億円、経常利益180億円の増収増益を目指す。なお、株式上場に関して旭人新社長は「全く考えていない。それが足枷となり、ジャパネットとして信念を貫きたいこと、世の中に価値を見出すことができなくなるリスクのほうが大きいからだ」とした。○前社長の今後の去就は?明氏の今後の去就だが、「AandLIVE(アライブ)」という個人事務所を設立し、ジャパネットのサポートをしていくとしている。「会社の名前は、アキラは生きているという意味(笑)。会社を離れたところで応援できることがあるのかなと考えている。具体的には、全国を歩いて隠れた良い製品を発掘し、その良さを伝えていくことでジャパネットを補佐していきたい。ショッピングは伝えるということが最も重要。伝えるってなんだろうということを、社を離れたところでもう一度原点に帰って考えてみたいと思っている」。明氏が保有していた株式は数年前に旭人氏に譲渡済みで、既に旭人氏が過半数を握る筆頭株主となっている。名実ともに明氏はジャパネットの経営から離れることとなる。
2015年01月16日ジャパネットたかたは1月16日、高田旭人氏が代表取締役社長に就任し、6つのグループ会社で構成する新体制を発足させたことを発表した。前社長の高田明氏は同社の役職から完全に退き、求めに応じて外部から支援する形となる。かねてから公表されていた通り、ジャパネットたかたの創業者である高田明氏(66歳)から、同氏の長男である高田旭人氏(35歳)にバトンが引き継がれた。企業ロゴも一新した新体制は、商品開発や媒体制作などのコア事業を担う「ジャパネットたかた」、メディアマーケティングなどを行う「ジャパネットメディアクリエーション」、購入を受け付ける「ジャパネットコミュニケーションズ」、物流業務を担当する「ジャパネットロジスティクス」、購入後のサポート対応を行う「ジャパネットサービスパートナーズ」、そしてグループ全体の経営戦略を立案する「ジャパネットホールディングス」、以上の6社により構成される。また、ジャパネットたかたでは同日より、「新生ジャパネット! 開幕セール、」を開始。特別価格のセール商品を取り揃えるほか、5年間の長期保証を実質0円で受けられるなどの特典を用意する。同日行われた記者会見の詳細レポートはこちらから。
2015年01月16日あの独特な甲高いトーンで視聴者に訴えかけるテレビ通販番組の顔ともいえるジャパネットたかたの高田明社長。名物社長からバトンを受け継いだのは、長男の高田旭人氏である。これまではあまり表舞台に登場することがなかったため、その素顔はベールに包まれていたが、小誌では同氏に直接インタビューを行う機会を得た。本稿では、新社長 高田旭人氏、新生「ジャパネットたかた」の姿や同氏の人物像に迫ってみた。○名物社長からの事業継承……背景には何があったのか?他の通販番組では類を見ない圧倒的な "熱量" を感じさせるスタイルで商品を紹介・販売するジャパネットたかた。確実に印象に残る独特の声色に、軽妙なトークで視聴者を魅了する名物社長、高田明氏。同氏が会社の創立記念日でもある2015年1月16日をもって社長を退任するという衝撃的な発表を行ったのが、昨年7月31日に開催された「テレビショッピング20周年記念 感謝の会」のことである。この場において、新社長には、当時ジャパネットたかた副社長を務めていた長男の高田旭人氏が昇格することが伝えられた。高田旭人新社長(以下、旭人社長)が目指す "ジャパネットたかたとしてあるべき姿" とは何なのか。それらを伺っていくと、そこには親子の絆を超えた "ジャパネットマインド" がしっかりと継承されていると強く感じさせられた。○社長交代は「2013年最高益を達成できなければ社長を辞める」というひと言から今回の社長交代人事だが、前任の高田明氏はまだ66歳と若い。にもかかわらず、「すべての職を辞する」と発言し、後任である旭人社長へバトンタッチすることとなっている。その背景には何があったのか? また、なぜこのタイミングなのかを伺ってみた。正直なところ、旭人社長も、「なぜこのタイミングなのか!」と、驚きを隠せなかったという。「もともとは、2012年の年末に『2013年最高益を達成できなければ社長を辞する』という高田明社長の発言を新聞報道で初めて知りました。そして2013年、社員一丸となって社長を辞めさせないように頑張り、最高益を達成した年末の "大望年会" で、今度は『2年以内に辞する』と。すると、半年もせずに『2年以内と言っていたが今年で辞める』と、どんどんスケジュールが前倒しになっていきました」ジャパネットたかたという企業には、一般の企業で策定している中長期の経営計画が存在しないのだという。自身の理念である "今を一生懸命" という意識を社内に根付かせ、創業者として牽引してきた高田明氏。ともすれば「直感だけで動く経営者」と思われる可能性もあるが、最高益の達成など、必ず結果を残してきているから凄い。テレビにも頻繁に出演し、企業の顔としての広告塔的役割を果たすなど、縦横無尽の働きで会社を牽引してきた前社長の高田明氏。視聴者や読者にとっては、「旭人社長もこのような役割を引き継ぐのだろうか?」という点が気になるところだが、それはないようだ。「前社長と同じように事に当たるというのはないでしょうね。すでにジャパネットたかたの顔となるMCも育っていますし。私自身は、"良い商品を発掘して、最良のメッセージとして視聴者に伝える" というジャパネットの核となる部分を守りながら、その周辺にあるモノ……例えば、サービスやバックオフィスといった一人ひとりがミッションを果たせるようにするための、環境作りに注力したい」と語り、旭人社長は “調整役” に徹していく考えを示している。そんな旭人社長が特に注力し、改善したいと考えているのが、「公平な人事評価制度」だという。「ジャパネットは良くも悪くも家族的な会社。その家族的な良さを生かしつつ、役割を果たした人間がきちんと評価されるようにしていきたい」とのこと。これは、どちらか一方がベストということではなく、皆で助け合う一体感と成果主義のバランス重視した評価制度を取り入れていくということだ。○テレビ、ラジオ……媒体はいくつもあれど “主役はあくまでも商品”ラジオに始まり、テレビ、チラシ、カタログ、Webサイトおよびスマートデバイスへの対応、そしてスマホアプリまで、幅広い媒体を介して通信販売を手掛けるジャパネットたかた。「時代の潮目を見定めて媒体展開してきたにすぎない」と旭人新社長は語るが、いずれの媒体においても "主役はあくまでも商品" という意識を常に持って積極的に媒体制作業務にも直接関わっているという。真に良い商品を見つけてきて、その良さを視聴者に伝える……一見単純だが、非常に奥深い部分を追求してきた結果が、ジャパネットたかたの勢いを支える原動力になっているのだろう。「前社長を間近で見ていると驚かされますね。私がバイヤーとして販売に注力しようとしていた万年筆を紹介する際、通販番組の放映が始まってから、ひたすら文字を書き続けているのです。『製造したメーカーの歴史やインクの材質、ペン先のクオリティ……』といった、メーカーとしては是が非でも訴えたい商品の説明はほとんどナシ。でも商品の魅力は伝わり、売れる」これが、父である前社長の凄さである。「最近では、カニをテレビショッピングで紹介した時にも驚かされましたね。その時は、自身がひたすら食べているその姿で商品を売り切ってしまったのですから」前社長は、その商品の本質をわかりやすく表現するにはどうすべきか? という問いに理詰めではなく感性で訴えることを解とすることが多かったが、旭人社長はその逆で、「私はどちらかというと理詰めで物事を考える性格」とのことだ。しかし、そのような前社長のやり方を目の当たりにしていると、物事は理屈だけでは通用しないこともあるのだなぁ……と身にしみて感じた」という。「世の中に埋もれている良いモノ」を発掘して提供していくことがジャパネットたかたの使命だと語る旭人社長。ネット通販においても “ジャパネットらしさ” を大切にしていきたいという。「ネット通販というと、大量の商品が網羅され、注文後すぐに手元に商品が届くサービスを提供する……というイメージがありますが、ジャパネットたかたはそれらを追随するのではなく、当社が自信を持ってお薦めできる商品をピックアップして掲載していく方向性を取り続けていく」とのことだ。例えば、テレビでは1種類しか商品を紹介できなかった掃除機であれば、 "コンパクトさを追求するならコレ!" "値段を重視するならコレ!" といったように、視聴者やユーザーのニーズにダイレクトに応える商品を厳選して紹介しているという。旭人社長は、「今まで培われてきた "ジャパネットらしさ" は、社長が代わっても何ら変わることはありません。ジャパネットたかたなら、本当に良い商品に出会える。見ていてドキドキワクワクさせてくれる。世の中に知れ渡っていない本当に良い商品を発掘してきて、お値打ち価格で提供してくれる。これからもお客様にそう思っていただける企業であり続けたい」と力強く語った。○ジャパネットたかたはいつまでも情熱的な企業であり続ける商品の良さを友人と語り合うように掘り下げていく、ジャパネットたかた独自の商品紹介スタイル。お客様、商品を提供するメーカー、そしてジャパネットの三者がハッピーになれるよう、これまで同様に真摯に取り組んでいくと語った旭人社長。前社長が発してきた "熱量" を周囲に伝播させる力。旭人社長は、この周囲を巻き込む情熱をどのように継承していくかが自身のミッションにもなるとも語っている。今後ジャパネットたかたを利用する視聴者やユーザーに対して、「"Trust Us" ですね。ジャパネットたかたを信じてほしい」と力強く語る旭人社長の言葉には、確かな商品を見つけてくるバイヤーの眼、商品の良さを最適な形で表現する制作のノウハウ、自身も責任者を務めた経験を持つ、お客さまとダイレクトに接するコールセンターの対応力に自信があるからこその言葉と言えるだろう。略歴高田旭人 (たかたあきと)1979年長崎県生まれ。東京大学卒業後、証券会社へ入社。その後ジャパネットたかたへ。販売推進統括本部、商品開発推進本部、総合顧客コンタクト本部、商品管理部 本部長を経て、2010年には自社コールセンター ジャパネットコミュニケーションズの代表取締役に就任。2012年にジャパネットたかた 取締役副社長に就任し、現職へと至る。
2015年01月16日「伝説のすた丼屋」を展開するアントワークスは12月18日、新業態のステーキ店「アメリカンステーキハウス デンバープレミアム」2号店を高田馬場にオープンさせる。同店のコンセプトは、"本格高級ステーキを気軽に、リーズナブルに"。高級店でも使われる肉質に優れた「ブラックアンガス種」の牛肉を使用したステーキを、リーズナブルな価格で提供している。2013年に出店した西新宿店が好調なことから、このほど高田馬場に2号店をオープンする。12月18・19日には、「オープンキャンペーン」を実施。各日、先着500名を対象に、ステーキ各種を50%OFFで販売する。「デンバーステーキ200g」は485円(通常価格970円)、「サーロインステーキ200g」は665円(通常価格1,330円)、「リブロースステーキ200g」は715円(通常価格1,430円)。すべてスープ・ライスが付いている。※価格はすべて税別
2014年12月11日ジャパネットたかたは12月4日、「カラオケマイク紹介時社長に歌ってほしい曲」として1位に選ばれた『銭形平次』を同社の高田社長が歌う動画を公開した。同社は10月に「カラオケマイク紹介時社長に歌ってほしい曲」として、ちあきなおみの『喝采』、舟木一夫の『高校三年生』、同じく舟木一夫の『銭形平次』の3曲から1位を選出する「ジャパネッ投票」を実施。その結果発表として、今回の動画を公開した。動画では、ワイヤードタイプパーソナルカラオケ「PK-112GT」を手にした高田社長が『銭形平次』を熱唱。手裏剣投げの振り付けも披露した。同製品による採点結果も95点と上々の評価を得た。
2014年12月10日東京・高田馬場の「占いヒーリングカフェ×神社 神々の森神社」は12月31日~2015年1月4日、日本古来の初詣「年籠り(としごもり)」の体験イベント「本当の初詣」を実施する。同店は、日本で唯一本物の神社を館内に持つ「神社カフェ」で、10月14日に高田馬場に誕生した。日本古来の心と占い、ヒーリングで悩みを解決し、学ぶ場であるという。同イベントでは、日本古来の初詣「年籠り」を現代的にアレンジしたものを体験できる。「年籠り」は、少なくとも1,000年以上にわたって日本中で行われていたという伝統的な初詣の形式。年末から正月までの期間、1年への感謝と新しい1年を無事に過ごすことを祈願するため、氏神の社(神社)に長時間籠(こも)り、祈りをささげていたという。なお、現在の「元日に大きな神社仏閣にお参りする」というスタイルは、鉄道が普及した明治時代以降に定着したとされている。同イベントでは、まずお参りをして身を落ち着けたのち、予約時の情報をもとに占った人生の流れを伝えられる。それを参考に2014年を振り返り、同店特製のカードによって見直していくことで、客観的に自分を見つめることができるという。参加料は7,000円(税込)で、占い結果のシートや神事占のカード、ミニ鏡餅、生年月日や占い結果に合わせた天然石などがお土産としてもらえる。開催時間は各日10時~・13時~・15時~・18時~・20時~。となる。イベントの詳細や申し込みは公式サイトにて。
2014年12月09日高田聖子のユニット月影番外地による新作公演『つんざき行路、されるがまま』が11月7日(金)に開幕する。1995年に「月影十番勝負」がスタート、十番終了後の2008年からは「月影番外地」として再開し今作が4本目。前作『くじけまみれ』に続いて脚本は福原充則、演出は木野花が手がける。その稽古場からレポートが届いた。月影番外地『つんざき行路、されるがまま』チケット情報穏やかな夫婦生活を営んでいた木枯日出男(粟根まこと)の元から、ある日突然妻の吹子(高田聖子)が姿を消す。なぜ妻が失踪したのか、妻はどこへ行ったのか。戻らない妻を探しに日出男は旅に出る。妻を探しながら日出男がわかったことはただひとつ。妻の正体は口笛だったのだ!粟根をはじめ、竹井亮介、植田裕一、田村健太郎と、個性豊かな共演者たちを迎えての稽古場はさながら木野監督の全員野球のよう。俳優たちを巻き込み、コミュニケーションをとりながらシーンを作っていく。木野「今、どういう気持ちだった?」木野「なるほど。それはどうして?」木野「なるほどね。……それだったらもっと重大だよね?」木野「じゃあもっと大切にその言葉、投げかけてみようよ」俳優たちは日々自分の役への理解を深め、台詞の一つひとつに説得力が増してくる。初めのうちは手探りだった相手役とも呼吸が合ってきて、舞台上でも互いを信頼しながら刺激し合い、非常に楽しそう。座組に脂がのってきた証拠だ。木野の演出も日を追って激しさを増している。脚本解釈を進めラストシーンまでたどり着いたとき、木野の口から発せられた言葉は「これは究極の愛なのよ!」。はたして、日出男は再び吹子と会うことができるのか、幸せな生活を取り戻すことができるのか。そして究極の愛とはなんなのか。公演は11月7日(金)から16日(日)まで東京・下北沢のザ・スズナリにて。チケット発売中。
2014年10月28日JR東日本盛岡支社はこのほど、大船渡線BRTの新駅設置と陸前高田駅の移設を発表した。新駅の名称は「高田高校前駅」。陸前高田市からの要望を踏まえ、岩手県立高田高等学校の新校舎が陸前高田市内に再建されることに合わせ、新設することとした。これと同時に、陸前高田市役所仮庁舎前にある陸前高田駅を、隣接する陸前高田市消防防災センター等整備事業区域内に移設し、駅舎を新設する。高田高校前駅ならびに陸前高田駅新駅舎の供用開始は2015年3月の予定で、供用開始後は大船渡線BRTの運行ルートも一部変更となる。運賃や時刻などの詳細は決まり次第、発表となる。
2014年10月28日アーノルド・シュワルツェネッガーが、アクション・サスペンス『サボタージュ』の日本語アフレコ収録イベントが9月30日に都内で行われ、高田延彦と、三四郎の小宮浩信が登場した。その他の写真本作は、DEA(麻薬取締局)最強の特殊部隊を率いるジョン・ウォートン(シュワルツェネッガー)が、こつぜんと消えた麻薬カルテルの隠し金の行方を追いながら、迫り来る脅威に立ち向かう姿を描いたアクション・サスペンスで、日本語版で高田はサム・ワーシントンが演じるチームの副リーダー“モンスター”を、小宮はチームの中で一番早く殺されそうな男“パイロ”の声を演じている。「今まで長いセリフはやったことがなかったし、シュワちゃんと共演できて光栄」という高田は、「戦闘シーンがリアルでそこにいるような臨場感がある。画が面白いからアフレコ中も前へ前へマイクのほうに出てしまい、その距離感が難しかった」とコメント。「最後まで敵か味方かわからないハラハラドキドキして楽しかった」という小宮は、「すぐに死ぬ役と聞いていたけど、意外とセリフが多くて噛まないように家で練習した」そうで、“かつぜつの悪さ”を乗り越えて見事に収録を終えた。『サボタージュ』11月7日(金)、TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
2014年10月01日タレントの高田純次が26日、都内で行われた、BS12ch TwellVの新番組『ヨーロッパの車窓だけ2』の記者発表会に出席した。10月8日にスタートする同番組は、ヨーロッパを走る鉄道の車窓だけを映す紀行番組。シーズン2となる今回は、フランスを起点にスペイン、ポルトガルなどイベリア半島を中心とした内容で、番組は毎週水曜日の21時から放送する。同局で放送中の『高田純次のアジアぷらぷら』でMCを務める高田は、「褒めないとぶっ飛ばすと言われた」と笑いを誘いつつ、番組のファンであることを明かし、「初めて見た時はシュールで不思議で、こういう番組ができたのは素晴らしい」と大絶賛。また、番組を手掛ける阿部秀司プロデューサーは、「“ながらテレビ”として見て欲しい。街を走っていたり海に来ていたり、景色代わりに1番良い観方だと思う。半ば実験的だけど、見どころがたくさんあるので楽しみにしてて」と胸を張ってアピールした。発表会では、番組の試写も行われ、高田は延々と車窓だけが流れる映像に、「途中で誰かチャンバラとかやってないの?」、「名古屋まで行く新幹線の車窓に似てない?」とジョークを飛ばしつつ興味津々。現在、仕事のために東京から名古屋まで新幹線で通っているという高田は、車内での過ごし方を「週刊誌読んで、寝ちゃう」と打ち明けながら、「おしぼりをくれるんですけど、貰う時に相手の手をギュッと握るとか。こんなもんでいい?」と"高田節"のサービスも忘れなかった。
2014年09月27日9月2日、家具メーカーのマルニ木工が、同社東京ショールームで、プロダクトデザイナーの深澤直人と、「ミナペルホネン(mina perhonen)」デザイナ-の皆川明による初のコラボレーションプロジェクト「ふしとカケラ・マルニコレクション・ヒロシマ・ウィズ・ミナペルホネン(MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with mina perhonen)」の発表会を開催。深澤、皆川両氏登壇により、トークセッションが行われた。同プロジェクトは、今秋開催の「三越伊勢丹デザインウィーク(ISETAN MITSUKOSHI DESIGN WEEK 2013)」のメインコンテンツ。深澤デザインのイス「HIROSHIMA(ヒロシマ)」などマルニ木工のイスにミナペルホネンの"カケラ"(残布)のパッチワークを組み合わせた商品や、端材を使ったテーブルなどのオリジナル家具が期間限定で発売される。皆川氏は、「2011年に西麻布のギャラリーで初めて"HIROSHIMA"を見て、その横姿の美しさに感動した。"カケラ"とは、洋服を仕立てる際に出る、端切れなどの余り布のこと。余り布も他の生地と同じように手間暇かけて作られるのに、廃棄されてしまうのはもったいないと常々感じていた。そんな余り布に“ピース=カケラ”としてもう一度生命を与えようというのが今回の試み。毎年発表してきたミナペルホネンのコレクションラインで使われたアーカイブ生地を組み合わせることで、タイムレスな魅力が感じられるものになったと思う」と語った。今回、皆川氏は使い続け生地が擦り切れると、織り込まれた別の色が見えてくる生地をイスの座面用に提案。「使い込む内に現れる経年変化を楽しめるようなイスを作りたいと考えた。この生地は2色の糸が互いの色を干渉し合わないようにしながら高密度で織り込んで作られており、表地と裏地が時間の経過と共に歩みよってくるような仕掛けになっている」と話す。また深澤氏は、「人はモノを買う時、”傷がなく奇麗な商品が欲しい”と思うのが正直なところ。だが、このプロジェクトで、"ふし"(がある木材)や"カケラ"を使ったモノであっても、"自分にしか手に入れられないもの"という価値がそこに存在する、という新しい考え方を提供できたのが大きな意義だと思う。プロダクトデザイナーとして、これまでは美しくクオリティーの高いものを目指してモノ作りを行ってきたが、今回そこに”無駄にしない”という意識を持ち込むことができた」と語った。同プロジェクトは、伊勢丹新宿店1階ザ・ステージで10月23日から29日まで開催されるイベントで公開予定。
2013年09月06日麺屋宗はこのほど、東京都・高田馬場につけ麺店「東京Mods」をオープンした。同店の看板商品のつけ麺は、鶏ガラとモミジを30kg、豚はゲンコツと背ガラ10kgを用い、口径54cmのずんどうで7~8時間煮込んで毎日継ぎ足しながら作る、濃厚でインパクトの強いつけ汁が特徴となっている。麺は国産小麦100%の、もちもちした食感の極太麺。具材のメンマは極太と極細の2種。チャーシューは豚バラ肉を使用し、厚さ2~2.5cmのゴロンとした形に切り分ける。半熟に仕上げた味玉はぜいたくに地鶏の卵を用いた。スープ割りは、一般的なスープ割りのほかに、数種の野菜を用いた日替わりの”野菜スープ”を加えてつけ汁を割る、同店独自の”ベジ割り”も導入。「本日のベジ割り」として当日使用の野菜を店内に貼り出す。野菜の組み合わせは栄養士に監修してもらい、専門家の視点から栄養素吸収率、効能などのヘルシーさを追求したという。メニューは「つけ麺」(800円)、「味玉つけ麺」(900円)、「メンマつけ麺」(950円)、「東京Modsつけ麺」(980円)、「チャーシューつけ麺」(1050円)。煮干し油と海老油で味を変える50円増しの「煮干しつけ麺」「海老つけ麺」への変更も可能。並盛200g、中盛250g、大盛350gを同一料金で提供し、さらに150円増しで600gになる特盛を用意した。「東京Mods」は、東京都豊島区高田3-22-12。営業時間は、11時30分~16時、18時~22時30分(スープが無くなり次第終了)で、無休。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日広島県安芸高田市で「ひろしま神楽グランプリ」が開催される。開催日時は11月24日(土)、11:30開門、14:00開演。会場は神楽門前湯治村「神楽ドーム」。神楽は元来、神事において神に奉納する歌舞で、神社やお祭以外では目にする機会が少ない古典芸能だ。この「ひろしま神楽グランプリ」では、県内外から神楽団が集まり、「新舞の部」と「旧舞の部」に分かれて優勝を競う。演目は「新舞の部」が羽佐竹神楽団による「曽我兄弟」、原田神楽団による「紅葉狩」、上河内神楽団の「大江山」、横田神楽団の「滝夜叉姫」、琴庄神楽団の「土蜘蛛」、中川戸神楽団の「板蓋宮」。「旧舞の部」では白谷神楽社中が「頼政」、西村神楽社中「大蛇」、栗栖神楽団「頼政」、筏津神楽団「天の岩戸」、津浪神楽団「塵倫」を舞う。なお、競技に先立ち、特別出演として桑田天使神楽団が儀式舞「神降し」を披露する。料金は全席指定で、S桝席桝売り(6名)23,000円、A桝席桝売り(6名)21,000円、B桝席(1名)おとな3,000円、こども1,300円、B桝席桝売り(6名)18,000円、C桝席(1名)おとな2,500円、こども1,000円、C桝席桝売り(6名)15,000円、Dいす席(1名)おとな2,000円、こども800円。現在前売り券発売中だ。「神楽ドーム」は安芸高田市美土里町の神楽門前湯治村にある神楽専用の観覧施設で、最大で3,000人を収容できる。4月~11月の日曜、祝日は安芸高田市で活動する22の神楽団により定期公演が行われている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日劇団☆新感線の女優・高田聖子が、劇団公演ではできない試みに挑戦する個人ユニット「月影番外地」。その新作『くじけまみれ』が8月3日、東京・下北沢のザ・スズナリにて開幕した。脚本は福原充則、演出は木野花が務める。『くじけまみれ』公演情報高田が演じる鳥山麻子は、東京都北区赤羽に住む45才の独身女性。ティッシュ配りの仕事を始めて20年が経つものの、8割の人にティッシュを受け取ってもらえず、「毎日こんなに大勢の人に拒絶される仕事があっていいのだろうか」と嘆く日々が続いていた。さらに麻子の会社の社長・真壁(政岡泰志)は下にきびしく上にへつらって生きる最低の男で、見下し続けたいために麻子に結婚しようと迫る。不幸のどん底にいる麻子だが、ラジオの海賊放送で「燃やせ!なにもかも!」と、ひとり孤独に暴動を扇動する青年・薬師寺(丸山厚人)と、運命的な出会いをすることで、人生に変化が訪れる。恋に落ちたふたりは、すべての赤羽住人が不幸になれば麻子の不幸は当たり前になると考え、赤羽住人を暴動へと導いていく。『くじけまみれ』というタイトルの通り、登場するのはことごとく不幸な人間ばかりだ。そんな彼らが自分よりも下の人間を見つけ「こいつよりマシ」と思うことだけで生きている。まっとうな社会生活を送ることができないほど性格が破綻しているのだが、彼らなりに自分を必死に肯定し、何とか生きようとしている姿はどうにも憎みきれない。「自分の不幸を受け入れるために他人を不幸にする」という反社会的な動機ながらも、みじめな主人公がようやく前向きな一歩を踏み出し、それが赤羽全体を巻き込む大きな流れとなっていく様は、ばかばかしくも感動的なカタルシスがある。物語にネガティブな言葉が多いにも関わらず、気持ちよくしっかり芝居を楽しめるのは、セリフの面白さと出演者の高い演技力があってこそ。舞台と客席が近い小劇場で、高田の演技を細部にわたって楽しむことができるのも、本作の魅力のひとつだ。高田の相手役である丸山は劇団唐組で鍛えられただけあって、堂に入ったセリフ回しで観客を惹きつける。政岡の、おとぼけと狂気を行ったり来たりする独特の存在感は、アングラな世界観に見事にマッチ。不器用で孤独な男と女のラブストーリーというと月並みであるが、それだけで終わらないめちゃくちゃさが楽しい。楽しいことが最近ひとつもないという人、そして赤羽になじみのある人は、必見の舞台だ。月影番外地 その3『くじけまみれ』 は、ザ・スズナリにて8月12日(日)まで。取材・文:大林計隆
2012年08月06日プロモが運営する韓国料理屋「チヂミのおいしい店 明洞房(みょんどんぼう)」は、7月1日より「牛レバ刺し」にそっくりな新メニュー「明洞房オリジナルレバ刺し」の発売を開始する。7月1日より、焼肉店や居酒屋の人気メニュー「牛レバ刺し」の、飲食店での提供が禁止となる。6月12日の厚生労働省よる正式発表以降、「食べ納め」をしようと、多くの人が「牛レバ刺し」を提供する店を訪問しているという。同店ではこの「牛レバ刺し」人気を受け、「牛レバ刺し」を細部まで忠実に再現した「明洞房オリジナルレバ刺し」を販売開始する。「明洞房オリジナルレバ刺し」の正体は、韓国で昔から食べられているという伝統家庭料理「묵(ムク)」。どんぐりやソバ、緑豆の澱粉を豆腐状に固めたもので、最近では、どんぐりの美容効果から美容食品としても注目されている。同店では、この「ムク」を使用し、「牛レバ刺し」特有のとろっとした“見た目”、独特なシャクっとした“食感”、そして濃厚な深い“味わい”の3要素を、独自の製法で見事に再現した。その再現力は、本場の味・素材にこだわり、韓国から直接食材を取り寄せている同店ならではのもの。「牛レバ刺し」好きも思わず納得の、自信を持って勧められる仕上がりになっているという。「明洞房オリジナルレバ刺し」はホームページ上で6月29日より受け付けを開始し、7月1日より店頭とホームページ上での販売を開始する。■「チヂミのおいしい店 明洞房(みょんどんぼう)」住所:愛知県名古屋市緑区桶狭間切戸2412番地(大型駐車場完備、R23号線有松インター降りてすぐ)営業時間:11:30~14:30/17:00~23:00定休日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は営業し、翌日休み)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日映画『トータル・リコール』が8月10日(金)から日本公開されるのを前に、劇中に登場する“記憶販売”の最大手・リコール社の日本支社長に高田純次が選ばれ、25日に就任発表会が行われた。本作は、フィリップ・K・ディックの小説『追憶売ります』が原作。記憶を操作され、周囲の環境や人間関係どころか、自身の存在すら信じることができない主人公の戦いをスタイリッシュな映像で描く近未来アクション大作。コリン・ファレルが主演を務め、『アンダーワールド』シリーズでキレのあるアクションを描き出したレン・ワイズマンが監督を務める。リコール社の日本での市場を拡大するため、日本支社長に就任した高田は、「就任したからには、観客動員数5億人を目指してがんばりたい。ぜひ観てくれと言いながら全国行脚しようと思います。まだそんなオファーは来てないですが」と意気込みを語り、「僕だったら、宇宙飛行士の記憶を買いたい。宇宙人と恋をして…。そしたらどこに連れていけばいいかなぁ。月のクレーターの中で遊びたいですね。詳しくは記憶を買ったときに決めようと思います」とコメント。さらに「宇宙に行きたい人は多いんじゃないかな。地球と同じ場所がないとは限らないからね。いまは宇宙に行くとなると相当金がかかるから、記憶を買った方が早いですよ」とアドバイスした。また、いままで生きてきた中で消したい記憶は「一番は受験の失敗。トラウマになっている消したい記憶です。いまも、ボードに受験番号があって胴上げされる…、そんな夢をよく見ます」と明かし、「本作を観ればすばらしい記憶が買えるので、観てどんどん買ってください。昨日の記憶は500円から。遡るにつれてどんどん高くなりますよ。宇宙飛行士はかなりお金がかかるんです。私は支社長ですから3割引ですけど」と高田流のPRを披露した。『トータル・リコール』8月10日(金)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー※リコール社は映画『トータル・リコール』のプロモーションのための架空の企業です。
2012年06月25日有志の学生によって構成された学生団体「ガクコン実行委員会」は、学生の出会いと高田馬場の飲食店の活性化のために、高田馬場で2012年3月22日、男女300人が参加する街コンイベントを開催する。参加対象は20歳以上の学生限定。「街コン」とは街と地域が一体化して開催する大規模な街の合コンイベントのこと。以前から「学生でも街コンを開催したい」と思っていた早大生のメンバーらで構成された「ガクコン実行委員会」が、今回、高田馬場の飲食店を活性化をするプロジェクトとして学生限定の「街コン」を企画。3月22日に開催することとなった。集客にはtwitterやfacebookも利用しているという。当日は、高田馬場の飲食店を3店を自由に回遊しながら、新しい出会いを見つけることができるという。食べ放題・飲み放題で参加料は、男子学生が3,000円、女子学生が2,000円。開催時間は14時~18時(受け付けは13時30分~14時)。参加対象は20歳以上の学生で、定員は約300人(同性2人以上で登録を受付)。申し込みは「ガクコン実行委員会」のホームページにて。既に多くの参加申し込みがあり、男性はキャンセル待ちで、女子も間もなく受付終了予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月19日タレントの高田純次が1月15日(日)、都内で開催されたスパイコメディ映画『ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬』のPRイベントに出席した。その他の写真“Mr.ビーン”でお馴染みのローワン・アトキンソンが、スパイに扮して珍騒動を繰り広げる本作。高田は劇中に登場する英国情報部(MI7)の日本支部長(コードネーム:気休め部長)に就任し、テレビスポットのナレーションを務めたり、動画で年賀コメントを発表したりと宣伝活動に勤しんでいる。本気か、はたまたテキトーか。この日も「まぁ、映画は面白かったと思いますよ。本当は他の映画を宣伝してもいいんですけど」と高田節が全開だった。2003年に公開され全世界で1億6000万ドル以上の興行収入を記録した『ジョニー・イングリッシュ』の第2弾。アトキンソン演じる無責任なスパイのジョニーが、中国首相の暗殺計画を阻止すべく、前作以上の“天災”ぶりを発揮する。高田は「ジョニーとの共通点?やっぱり目が2つあって、鼻と口が1つずつあるところ。調子がいいところも似ているかも。そういう答えでいいのかな?」と早速テキトー発言。さらに、ポスターを見つめながら「この人、Mr.ビーンに似てますね」と小ボケをかまし、場内を盛り上げた。そんな高田は本作の公開日の21日に、65歳の誕生日を迎えるとあって、外国人美女から映画の鑑賞券100枚とキスの“報酬”を受け取ることに。両手に花状態でのキスにデレデレする一方、「チケットを金券ショップに持ち込んだら、いくらになるかな」と皮算用を始める高田だった。『ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬』1月21日(土)有楽町スバル座ほか全国ロードショー
2012年01月16日7月末から岩手県陸前高田にある障がい者就労施設の手作りの無添加梅干し「陸前高田 冰上 福幸梅 2011」が、首都圏のフード専門ショップや通販などで販売される。手作り梅干し「陸前高田 冰上 福幸梅 2011」平安時代からの霊峰冰上神社で祈祷を受けた幸福の無添加梅干し。今年も、そして来年も、そして何十年もこの地の梅干しが愛され、この地に仕事が生まれ、希望が生まれていきますように陸前高田市の復興の思いも込めて作られている。陸前高田の里の家々には梅の木があり、それぞれの家でその梅の実を漬けていた。しかし高齢化が進み、梅の実をとる作業は体力的にも難しく危険でもあったため各家庭で漬けることは少なくなっていった。そこで、そういった放置梅を「障がい者就労支援施設きらり」の職員と障害を持つメンバーが取りに行って持ち帰り、施設で丁寧に漬けて、一部の梅干しをお返しし、その残りは陸前高田の街で売っていた。ところが、今回の震災・津波で街はすべてなくなってしまい丹誠込めて漬けた梅干しの売る場所がなくなってしまったのだ。そこで今回、チャレンジドパーソン(障がいを持つ人)の手による授産品を売るチャレンジトレードを推進する団体である 「一般社団法人 セルザチャレンジ」が、首都圏のフード専門ショップや通販などで「陸前高田 冰上 福幸梅 2011」の販売を7月末から開始した。 被災を逃れた陸前高田市のハンディキャップを持ちながら働く意志のある10代から60代のメンバーが、合成着色料・保存料・香料無添加で作ったこの梅干し、被災地の方を応援する意味も込めて購入してみてはいかがだろうか。生産者:社会福祉法人愛育会ひかみの園 指定就労継続支援B型事業所「きらり」販売者:一般社団法人セルザチャレンジ100グラム 梅干し10~15個入り 525円(税込)詳しくは: facebook「セルザチャレンジファンページ」 取材/おうちスタイル編集部
2011年07月31日まもなく公開を迎える映画『ホームカミング』の完成披露試写会が3月9日(水)、都内で開催され、本作で映画初主演を飾った高田純次と共演の高橋惠子、飯島敏宏監督が舞台挨拶に登壇した。定年退職後の“第二の人生”に焦点を当てた本作。高田さんはこれまで仕事一筋で生きてきて、定年を迎えた鴇田(ときた)を演じており、町おこしのために地元の祭りを復活させようとする彼の活動を通じて、周囲の人々が活気を取り戻していく姿が描かれている。高橋さんとの共演、しかも夫婦役と聞いて、喜びのあまり「家でお赤飯を炊きました」と高田さん。実際の撮影でも「1メートル以内に近づくとオーラがあって、セリフを忘れそうになった」と興奮気味に明かした。高橋さんも「予想以上に楽しかったです」と笑顔で撮影をふり返り、「表情が素晴らしいんです」と高田さんを絶賛。これには高田さんも「いまなら100メートル8秒切れる!」と完全に舞い上がっていた。2人のラブシーンもあるそうだが、高田さん曰く「2人の肌と肌がくっついて離れない!ような気持ちで臨んだ」とのこと。セカンドライフの充実をテーマにした映画の内容に合わせて、仕事以外で何か趣味は?と尋ねられると、高田さんは「毎朝10キロのマラソンをし、それから家に帰ってピアノを弾くこと…をこの40年間思い続けてきました(笑)。もはや思っていること自体が“趣味”です」。新たに「バンジージャンプもやりたい」と今後の目標も明かしてくれた。さらに、報道陣から「デートは?」と尋ねられると、すかさず「沢尻エリカがタイプなんですが、会う機会がなくて…」とノリノリで語っていた。『ホームカミング』は3月12日(土)より全国にて順次公開。■関連作品:ホームカミング 2011年3月12日より全国にて順次公開© ホームカミング製作委員会
2011年03月09日昔から映画が大好きで、妻でタレントの向井亜紀と一緒によく映画館に行くという高田延彦。ストーリーやキャラクターがしっかりしている映画を好んで観るそうだが、元総合格闘家、現在は高田道場の代表である彼が「観たい!」と思うのはやはりアクション系。最近は『タイタンの戦い』に心奪われ、DVDリリースの宣伝を買って出た。“最強の男”としてその名をリングに刻んできた高田延彦に、スペクタクル映画の原点と言えるアクション・アドベンチャー『タイタンの戦い』について語ってもらった。古代ギリシャ世界──主人公・ペルセウス(サム・ワーシントン)が、愛する家族を神ゼウスに殺されてしまうという悲劇から物語は始まり、神に復讐を誓うペルセウスの“負のエネルギー”が元格闘家の高田さんを刺激した。「ペルセウスが戦いに向かう動機は負から始まっているんです。そういう負のエネルギーが戦わざるを得ない状況に直面する男の糧になる。そんな彼の内面(感情)がこの映画の魅力ですね。動機となる事件、船が沈むシーンはリアリティがあって本当に切なかったし、ペルセウス役のサム・ワーシントンの青くさい感じもいい。彼が出ている『アバター』も観ているけれど、ああいった大作に出ていても強いイメージが付いていない。だからこそ『タイタンの戦い』もすんなりと観ることができたと思うんですよね」。『ターミネーター4』と『アバター』(主演)で注目を集め、続く『タイタンの戦い』でも主役に大抜擢。競争率の激しいハリウッドで、一気にこれだけの躍進を遂げるのはほんの一握りだ。現在サムは34歳。決して早いとは言えない年齢でのブレイクだが、だからこそ高田さんの言う「青くささ」が良い意味で消されることなく、彼の長所となっているのかもしれない。そんなサムを「今後も注目していきたい俳優」だと期待を寄せる。しかし一方では「この俳優が出ているから」、「この監督の作品だから」という見方を避けているのだと“高田流”映画の見方を伝授する。「僕はいつも映画のチケット代金の1,800点(円)満点で採点するんです。もちろん作品によっては1,800円返せ!って思うこともあるし、2,000円でおつりいらないよ!って言いたいくらい満足できるときもある。昔からメル・ギブソンが大好きでね、『マッドマックス』とか『ブレイブハート』とか彼の作品は結構観ているんです。でも、中にはチケット代を全額返せっ!て言いたくなる作品があって(苦笑)。それ以来、俳優や監督で観るという見方をしなくなった。観た人に感想を聞いたり、雑誌の星取り表を参考にしたり、リサーチしてから観るように。満点を付けたいと思う作品には滅多に出会わないけれど、『タイタンの戦い』は限りなく1,800点に近い作品だったのは間違いないですね」。高田さんが『タイタンの戦い』に高得点を付けた理由のひとつには、元格闘家も唸らせるサム・ワーシントンの鍛え上げられた肉体、そこから生み出される身体能力の高さもあった。「一発でペガサスに乗ってしまうあの身体能力があれば、格闘家の世界でもトップを狙えますよ(笑)。あれだけしなやかに動けるというということは、かなり準備している証拠。というのは、この手のアクションものの中には、ファイトシーンだけが嫌に目に付いてしまう作品もある。アクションの流れがぎこちなかったりね。けれど彼の場合はものすごく自然。スムーズに視界に入ってきているということは、相当な準備をしていたはず」と、サムを絶賛。さらに「ペルセウスの最初の表情と最後の表情が別人のように違う。その違いをぜひ見比べてほしい」と、役者としての演技力も見逃してほしくないと加える。今年は3D元年と言われ、次々と3D映画が公開。この『タイタンの戦い』も3D上映された。すでにブルーレイ&DVDセットが発売中だが、10月6日(水)には3D&2D ブルーレイセットもリリース予定。高田さんも「3Dによって自分がその場にいるような臨場感が味わえる。まさにこういう作品は3Dにぴったり」と、体感型の映画としても高得点を付けた。そして、臨場感ある映像によって深く作品に入り込めるからこそペルセウスの闘志に感動できたと言葉に力を込める。「リングで戦うときに僕が大切にしていたのは、恐怖を知ること。前に進むために必要なのは、恐怖をどう克服するかということなんです。武器を装備して(身体を鍛えて)、相手にどれだけの恐怖心を与えられるか──恐怖にのみ込まれずにね。ペルセウスもそうだったと思う。彼と一緒に闘ったやつらも勇敢だった。印象に残っているシーンは数え切れないほどあるけれど、目の前にスコーピオンみたいな巨大な魔物が現れたら、僕は真っ先に逃げるだろうし、メデューサとは絶対に戦いたくない。目を見ずに戦うのは難しいからさ(笑)。戦ってみたい相手?そうだな……やっぱりペルセウスだね」。(text:Rie Shintani)タイタンの戦い ブルーレイ&DVDセット価格:3,980円(税込)発売中タイタンの戦い 3D&2D ブルーレイセット(2枚組)価格:4,980円(税込)発売日:10月6日(水)発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連作品:ターミネーター4 2009年6月6日、7日先行公開、6月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SONY PICTURES DIGITAL INC. ALL RIGHTS RESERVED.アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedタイタンの戦い 2010年4月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】カニエ、毎週金曜リリース宣言!『アバター』続編は…ティーン・チョイス・アワード発表!2冠のサンドラ・ブロック、自身の十代を懐かしむジョニー&「SATC」4人組…写真でふり返る来日ハリウッドスター2010年上半期ジェームズ・キャメロン監督、ブラジルで「リアルライフ・アバター・バトル」に参戦『タイタンの戦い』サム・ワーシントンが語る“サムの小さな三部作”
2010年09月01日