フジテレビにて10月より放送開始のドラマ「無痛~診える眼~」の主題歌が、Superflyの新曲「黒い雫」にこのほど決定した。為頼英介(ためより・えいすけ)は、一見うだつの上がらない中年の開業医だが、実は医師として驚くべき能力を持っていた。人間を外側から見て、医学的徴候(ちょうこう)の診断だけで、その人間の健康状態や病気の進行状況、ひいては犯罪を犯す徴候を読み取ることができるのだ。ある事件をきっかけに警察に協力するようになった為頼は、天才的な観察眼と経験の蓄積によって事件を解決に導いていく――。久坂部羊の原作をもとに、ドラマオリジナルのストーリーを加えた1話完結で事件の解決を描く本ドラマ。主人公を西島秀俊が演じ、為頼の宿命のライバル役を伊藤英明、タッグを組んで事件解決に臨む刑事役を伊藤淳史、ヒロイン役を石橋杏奈が務める。さらに、先日放送されたスペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の「めんま」役など、清純派のイメージの強い浜辺美波が金髪姿を披露し、中村蒼がスキンヘッドで役に挑んでいる。このほど主題歌に抜擢されたSuperfly「黒い雫」は、「無痛」というタイトルから受けるインスピレーション、そして原作から受ける印象から、人間の奥深い感情や、最後に一点の光を見つけられるような、あるいは楽曲を聞くことで救われるような、希望を見いだせる楽曲にしたいというイメージから制作されたそう。サウンドは、Superflyの得意とする「渋さ」と「濃さ」を合わせ持ったロック色が強く出され、静かに始まるイントロの中に「強さ」が秘められている。歌詞については、「一滴の黒」という言葉のインスピレーションから、「一滴の黒」の存在があることで生み出されるさらに美しい「白」や、「毒」「闇」といったネガティブな言葉をそのまま受け取るのではなく、自分の中にあるネガティブな要素を肯定してからこそ美しいものが見えてくる、というッセージが込められている。レコーディングは順調に進み、制作は「シンプルな中にも力強いサウンド」作りを意識して取り組まれたようだ。ドラマはもちろん、Superflyの奏でるロックサウンドにも期待をしたい。「無痛」は10月7日(水)よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年09月25日デジタル一眼カメラを買ったばかりのときは、難しいカメラ用語にとまどいがちなもの。「今こそ知りたいデジタル一眼の基本」では、タイトル通りにカメラに関わる基本的なことをやさしく紹介していきます。今回のテーマは、「ホワイトバランス」です。デジタル一眼カメラで写真を撮っていると、「料理を撮ったのに、全然美味しそうに見えない写真になった」「真っ赤に染まった夕焼けを写したのに、思っていた色と違ってガッカリした」といった経験をしたことがあるでしょう。人間の目はいろいろな状況でも「白いものは白く」といったように一定の色合いで見ることができます。これがカメラの場合は異なり、光源が変わると撮影される写真の色合いも変わってくるのです。それを人間の目で見たような色合いに調整するのが「ホワイトバランス」です。最近のデジタル一眼カメラは極めて優秀なので、オート設定のままでも十分キレイな写真が撮れますが、ごくたまにそのシーンの光源に適していないホワイトバランスが選ばれ、アレっ? といった写真になってしまうのです。その時は自身でカメラのホワイトバランスを設定すれば、自然な色合いのキレイな写真が撮れます。カメラのメニュー項目では「晴天」「曇天」「蛍光灯」「電球」といったようにわかりやすい言葉で表示されているので迷うこともないかと思います。また、太陽をはじめ、電球や蛍光灯は光を照らす光源なのですが、それぞれに「色温度」というものがあり、同じ光でありながら映し出されるものは色味が異なります。色温度は昼間の太陽光を基準とした場合、数値が低くなると赤っぽく、数値が高くなると青っぽくなります。この仕組みを理解できると、「もう少し暖かめな色がいい」「ここはクールな青みがほしい」と思った場合でもホワイトバランスを変えることで、自分がイメージしている色に近づけることができます。ちなみに、デジタル一眼カメラではJPEG以外に「RAW」形式で写真を保存できます。このRAW形式の写真データは、パソコンで現像ソフトを使って自在にホワイトバランスを変更することが可能です。興味がある方はチャレンジしてみてください。
2015年09月16日レキットベンキーザー・ジャパンは9月10日、着圧ソックス「メディキュット」の新イメージキャラクターにモデルの菜々緒さんを起用し、菜々緒さんが登場する新商品のCMを9月14日から全国で放映すると明らかにした。フット&レッグケア商品の総合ブランド「ドクター・ショール」からこのほど発売された新商品は「メディキュット ボディシェイプ おそとでタイツ スリムウエスト」(参考価格: 税別2,200円)。履くだけでウエストから脚までの余分な肉を引き締めることができる着圧タイツだ。今回、「メディキュット」の新イメージキャラクターに就任した菜々緒さんが、同商品の新CMに起用された。CMはファッションショー前の控室で、菜々緒さんが同商品を履き、鏡の前で自分の姿を最終確認するというシーンからスタートする。最後はファッションショーのランウェイで、かっこよくその美脚とスリムなウエストを披露する内容となっている。撮影スタッフによれば、菜々緒さんは高いヒールを履いていたにも関わらず、ランウェイシーンの撮影を1回で成功させたとのこと。ランウェイ上でみせるトップモデルとしての美しさは圧巻だったという。同社はCMに菜々緒さんを起用した理由として「ドクター・ショールが掲げる"健康で美しい"脚の持ち主であること、また菜々緒さんのクールビューティーで洗練されたイメージがメディキュットのブランドコンセプトにぴったりであること」をあげている。
2015年09月11日デジタル一眼カメラは絞りとシャッター速度で露出(明るさ)を調節しますが、暗くて光量が少ない場所ではシャッタースピードが落ちるため、手ブレて撮れない場合があります。そんな時にうまく使いたいのが、今回紹介する「ISO感度」の設定です。ISO感度とは、カメラのセンサー(撮像素子)が光に対してどれだけ敏感に反応するかを数値化したものです。このように言葉で表すと、ちょっと難しいかもしれませんが、ISO感度を上げれば、シャッター速度も上がり、手ブレや被写体ブレを起こさず撮影できるというわけです。ただし、ひとつ気をつけなければいけないのが、「ISO感度を上げると、画質が劣化する」という法則です。最近のデジタルカメラでは、高感度撮影時の画質劣化を相当抑えられていますが、それでもISO3200やISO6400以上になると、写真にノイズが目立つようになります。自分が許容できる画質劣化の限界とISO感度の関係を探るため、カメラのISO感度を徐々に上げながら暗いシーンを撮影してみることをオススメします。カメラによっては、オート設定時のISO感度の上限をあらかじめ指定できるので、自分が「ここまではOK」と認められるリミットを設けられます。ISO感度をオート設定にしておくと、スナップ撮影など、ころころと露出が変わるシーンでもすぐ対応できるのでシャッターチャンスをモノにしやすくなります。○今回のポイント暗い場所で手ブレや被写体ブレを防ぎたい場合は、ISO感度を大胆に上げるどこまでノイズを許容できるか、あらかじめ自分のカメラの画質を知っておく使用機材 : キヤノン EOS 7D、シグマ 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM撮影協力 : アクア・ラウンジ グランシップ
2015年08月25日エムアイセブンジャパンは、GoProカメラやデジタル一眼カメラのために特別にデザインされたMicW社製超小型ガンマイクロフォン「Mini Shotgun」を発売した。価格はオープンプライス(市場予想価格は1万2,800円前後)。同社オンラインストアにて現在先行販売中で、一般販売開始は2015年8月21日予定。同製品は、心臓部にスタジオ品質のオーディオを提供する直径9mmの狭指向性コンデンサー・カプセルを搭載し、オール銅製のハウジングにより、カメラの目の前にあるサウンドにピントを合わせることが可能となっているという。録音機器の左右のチャンネルへモノラル信号を提供し、音楽の録音、スピーチ、インタビューおよびアンビエントの収録にも適する。国内販売されるMini Shotgun Kitパッケージには、GoPro用マイク・ホルダー「PP011」、ラバー・リング「CL020」、吹かれや風切り音を軽減するウインドジャマー「WJ146」、ミニUSBケーブル「CB031U」、30cmの3.5mmステレオ・ケーブル「CB030M」、デジタル一眼カメラのシューマウントにiGoMic Mini Shotgunを装着可能とするショックマウント「PP015」など、実用的なアクセサリも多数収録される。
2015年08月17日今年秋に登場すると見られている次期iPhoneに、Apple Watchのディスプレイや新MacBookのトラックパッドに採用されている感圧タッチ技術が搭載されると噂になっている。iOSデバイスで同技術はどのように活用されるのか、9to5Macが開発機でAppleがテストしているという操作例を紹介している。Apple Watchで感圧タッチは別の操作画面を呼び出すボタンのような役割だが、iOS版の感圧タッチはアクションのショートカットに用いられているという。たとえば、Mapアプリでマップ上の場所を強く押すと、その場所へのターンバイターンの経路案内が自動的に始まる。従来の操作 (目的地を指定し、ナビゲーション・ボタンをタップ、出発ボタンをタップ)から2ステップ短縮される。ミュージック・アプリでリストされた曲を強く押すと、プレイリストに追加またはオフライン用ダウンロードの選択メニューが現れる。ホームスクリーンでも標準アプリのアイコンがそれぞれ感圧タッチに対応しており、電話アプリのアイコンを強く押すとボイスメール・タブなどに直接アクセスできる。Safariでは、リンクを強く押すとリンク先のプレビュー、アドレスやコンタクト名を押すと地図やコンタクトカードのプレビュー、単語を押すと定義が表示されるそうだ。Apple WatchやMacBookと同じように、iPhoneの感圧タッチにも触感フィードバックが採用されており、押し込んだ操作をユーザーが指で感じ取れる。
2015年08月11日伊豆アニマルキングダム(静岡県賀茂郡東伊豆町)は7月28日、公式Facebookにて、初めて眼を開いたチーターの赤ちゃんの様子を投稿した。○7月28日、チーターの赤ちゃんの眼が開いたチーターの赤ちゃんは、7月22日 15時~16時30分頃に2頭誕生。性別は不明。7月25日にはプチデビューを果たし、今後は連日13時30分にお披露目をする。また、1日1組限定で、来園者に体重測定をしてもらうイベントを実施している。この日、赤ちゃんが初めて眼を開いていたのを確認。同園では、「どんな小さなことでも、生まれたての赤ちゃんが順調に成長してくれていると思うと大変嬉しいです」とコメントしている。
2015年08月10日タムロンは6日、APS-Cデジタル一眼レフカメラ専用の高倍率ズームレンズとして、焦点距離が18-200mmとなる「18-200mm F/3.5-6.3 Di II VC (Model B018)」を発表した。キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意。8月20日に発売する(ソニー用は順次)。価格は36,000円(税別)。発売から10年が経過した「AF 18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14)」の後継モデル。最新の光学設計とともに、手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を採用した(ソニー用は非搭載)。DCモーターのAFユニットも新設計となっており、AFスピードと静音性が向上。レンズ構成は14群16枚で、LD(異常低分散)レンズを採用することで色収差を抑制している。主な仕様は、焦点距離が18-200mm、明るさがF/3.5-6.3、画角が75度33分-7度59分、最小絞りがF22-40。レンズ構成は14群16枚で、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。最短撮影距離は、焦点距離35mm時で0.77m、180mm時で0.49m、18mm時と200mm時で0.5m、最大撮影倍率は1/4だ。フィルター径は62mmで、花形フードが付属する。本体サイズは最大径が約75mm、長さが96.6mm、重量は400g。
2015年08月06日ASUS JAPANは6日、Androidタブレット新製品「ASUS ZenPad」シリーズを発表した。ラインナップは、1,024段階の筆圧検知機能に対応した7.9型モデル「ASUS ZenPad S 8.0(Z580CA)」、LTE/SIMフリー対応の8型モデル「ASUS ZenPad 8.0(Z380KL)」および10.1型モデル「ASUS ZenPad 10(Z300CL)」の3機種。発売は8月下旬より順次。価格はオープン。店頭予想価格は税別29,800円から。○ASUS ZenPad S 8.02,048×1,536ドットの高解像度IPS液晶を搭載する、7.9型タブレット。OSはAndroid 5.0。Intel Atom Z3580プロセッサや4GBメモリ、32GBストレージを内蔵した上位モデルと、Intel Atom Z3560プロセッサや2GBメモリ、16GBストレージを内蔵した下位モデルの2モデルを揃える。カラーはそれぞれブラックとホワイトの2色。店頭予想価格は上位モデルが税別39,800円前後、下位モデルが33,800円前後。本体にはUSB Type-Cポート×1や、microSDカードスロットを搭載。1,024段階の筆圧感知に対応したスタイラスペン「Z Stylus」や、クラッチバック風の専用ケース「Zen Clutch」などの専用アクセサリも用意される。カメラ機能は、前面500万画素、背面800万画素。センサー類はGPS(GLONASSサポート)、加速度、光、電子コンパス、磁気。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1を搭載する。本体サイズはW134.5×H203.2×D6.6mm、重量は約298g。バッテリ駆動時間は約7時間(輝度100cd/平方メートルで720p動画を連続再生した場合)。○ASUS ZenPad 8.01,280×800ドット解像度の8型IPS液晶を搭載したタブレット。OSはAndroid 5.0.2。SIMフリーで、LTEの対応周波数は2,100(1)/1,800(3)/900(8)/1,700(9)/800(18)/800(19)/850(26)/2,600(41)MHz。カラーはブラック、ホワイト、シルバーの3色。店頭予想価格は税別29,800円前後。プロセッサはQualcomm Snapdragon 410、メモリは2GB、ストレージは16GBを採用する。カメラ機能は、前面200万画素、背面800万画素。センサー類はGPS(GLONASSサポート)、加速度、光、電子コンパス、磁気、近接。インタフェースは、microUSB×1、USB(pogoピン)×1、microSIMスロット×1、microSDカードスロット×1など。バッテリ駆動時間は動画再生時で約10.5時間。本体サイズはW123×H209×D8.5mm、重量は約350g。○ASUS ZenPad 10「ASUS ZenPad 8.0」と同じく、1,280×800ドット解像度の10.1型タブレット。OSはAndroid 5.0.1。同機もSIMフリー端末となり、LTE対応周波数は「ASUS ZenPad 8.0」と同等となる。店頭予想価格は税別33,800円前後。プロセッサはIntel Atom Z3560、メモリは2GB、ストレージは16GB。カメラ機能は、前面200万画素、背面500万画素。センサー類はGPS(GLONASSサポート)、加速度、光、電子コンパス、磁気。インタフェースは、microUSB×1、microSIMスロット×1、microSDカードスロット×1など。バッテリ駆動時間は動画再生時で約9時間。本体サイズはW251.6×H172×D7.9~8.9mm、重量は約510g。3機種共通の特徴として、5.1chバーチャルサラウンドに対応したDTS-HD Premium Soundを搭載。また、同社製スマートフォオンなどで採用されている独自UI「ASUS ZenUI」を搭載するほか、独自のジェスチャー機能「ZenMotion」や、子ども向けのモード「キッズモード」も使用できる。スタンド兼用ケース「Tri Cover」もオプションで提供される。
2015年08月06日デジタル一眼カメラを買ったばかりのときは、難しいカメラ用語にとまどいがちなもの。「今こそ知りたいデジタル一眼の基本」では、タイトル通りにカメラに関わる基本的なことをやさしく紹介していきます。今回のテーマは、「シャッタースピード」です。シャッタースピードとは、シャッター膜を開閉してイメージセンサーに光を届ける時間のこと。1/500秒とか1/1000秒などは数字が示す通り「高速シャッター」、1/5秒とか1/25秒などは「低速シャッター」になります。絞りと同じように、シャッターも光量を調節する以外に、被写体をしっかり捉えたり、写真表現を変えるという重要な役割があります。とくに動きのある被写体を撮影する際は、シャッタースピードの違いによって劇的に写り方が変わります。動きまわる子供やペットなど、被写体の動きが激しい場合は、高速シャッターを使うことで被写体がブレずにバッチリと写せます。高速シャッターの注意点としては、日中の屋外などは光量が十分なので大丈夫ですが、暗いシーンではISO感度を上げないと露出アンダーになりやすい点を覚えておきましょう。一方、川や滝といった水流や引いては寄せる波打ち際、夜間の車のライトやイルミネーションなどは低速シャッターを使うことで、動きをダイナミックに表現できます。ただし、低速シャッターは手ブレする可能性も高いので三脚でしっかりとカメラを固定することが必要です。カメラの撮影モードを「S」や「Tv」といった「シャッター速度優先AE」に設定して、色々なシャッタースピードを試してみるとよいでしょう。新しい発見に出会えるはずです。シャッタースピードを速くすれば、イメージセンサーが受け取る光の量が減り、遅くすれば、光の量が増えます。したがって、同じ絞り値であれば、高速シャッターでは暗く、低速シャッターでは明るく写真が写ります。もう一つ知っておきたいのは、シャッタースピードと手ブレの関係です。一般的に「レンズの焦点距離よりも、シャッタースピードが遅いと手ブレする可能性が高くなる」と言われています。たとえば、(35mm判換算での)焦点距離が100mmのレンズでは、1/100秒よりも遅いシャッタースピードだと手ブレする危険性が高くなるということです。逆に、1/100秒以上の速度でシャッターが切れれば、手ブレの危険性が格段に減るという目安になります。最近のレンズやカメラは、ほぼすべての製品に手ブレ補正機構が備わっているので、必ずしもこの数値にしなくても大丈夫ですが、知っておくことで手ブレのリスクを回避できます。
2015年07月23日プラザクリエイトは30日、iPhone 6用とiPhone 6 Plus用の「olloclip 4-in-1 Lens/olloCase」を発売した。魚眼と広角、2種類のマクロレンズとiPhoneケースをセットにした製品だ。直販価格はいずれも税込12,980円。4種類のレンズを一体化させた「olloclip 4 in 1」とiPhone 6/6 Plus用ケースのセット。iPhone 6/6 Plusをケースに入れたまま、olloclip 4 in 1を取り付けることができる。olloclip 4 in 1は、画角約180度の魚眼レンズ、画角約125度の広角レンズ、10倍マクロレンズ(最短撮影距離約2㎝)、15倍マクロレンズ(最短撮影距離約1.5㎝)を利用できる。olloclip 4 in 1のサイズはW54×H26×D38mmで、重量は26g。iPhone 6用ケースのサイズはW71mm×D10mm×H142mmで、重量は48g。iPhone 6 Plus用ケースのサイズはW82mm×D10mm×H161mmで、重量は54g。また、2倍望遠レンズと画角155度の広角レンズを一体化した「olloclip Active Lens」を同時に発売する。本体サイズはW55×H28×D42mmで、重量は40g。直販価格はこちらも税込12,980円。
2015年07月01日ソニーは16日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウントに対応したフィッシュアイコンバーター「VCL-ECF2」と超広角コンバーター「VCL-ECU2」を発表した。発売は7月10日で、希望小売価格は「VCL-ECF2」が18,000円、「VCL-ECU2」が16,000円(ともに税別)。両製品ともに、APS-Cセンサー専用の設計となっており、Eマウント用の交換レンズ「E 16mm F2.8」もしくは「E 20mm F2.8」に装着して使用する。また、ワンタッチで取り付けられ、不意な落下を防ぐバネヨット構造を採用している。○フィッシュアイコンバーター VCL-ECF2「VCL-ECF2」は、広角レンズに取り付けて魚眼レンズのような写真を撮影できるフィッシュアイコンバーター。「E 16mm F2.8」に装着した場合、F2.8の明るさを保ったまま、焦点距離10mm(35mm判換算で15mm相当)、対角線画角180度という魚眼効果が得られる。「E 20mm F2.8」装着時は13mm(同20mm相当)、画角133度となる。そのほか主な仕様は、レンズ構成が4群4枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22。最短撮影距離は「E 16mm F2.8」装着時で0.15m、「E 20mm F2.8」装着時で0.20m。本体サイズは最大径が66mm、長さが44mm、重量は約150g。フードは花形固定式となっている。○ウルトラワイドコンバーター VCL-ECU2「VCL-ECU2」は、広角レンズの画角をさらに広げるウルトラワイドコンバーター。「E 16mm F2.8」に装着した場合、F2.8の明るさを保ったまま、焦点距離12mm(35mm判換算で18mm相当)、103度の対角線画角の超広角レンズとして撮影できる。「E 20mm F2.8」装着時は16mm(同24mm相当)、画角88度となる。主な仕様は、レンズ構成が3群3枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22。最短撮影距離は「E 16mm F2.8」装着時で0.18m、「E 20mm F2.8」装着時で0.24m。本体サイズは最大径が66mm、長さが44mm、重量は約125g。フードは花形固定式。
2015年06月16日デジタル一眼カメラを買ったばかりのときは、難しいカメラ用語にとまどいがちなもの。「今こそ知りたいデジタル一眼の基本」では、タイトル通りにカメラに関わる基本的なことをやさしく紹介していきます。今回のテーマは、写真のボケ表現に関係してくる「被写界深度」のお話です。「被写界深度」、文字で表すととても難しそうですが、簡単に言うと「ピントが合っている(ように見える)範囲」になります。そしてこの範囲が、狭いものを「被写界深度が浅い」、広いものを「被写界深度が深い」と言います。花の写真やポートレートでよく見られる、背景などをボカした写真は被写界深度が"浅い"もので、風景写真のようにスミからスミまでピントが合っている写真は被写界深度が"深い"ものです。○被写界深度とカメラの撮影設定被写界深度は、絞り値(F値)、レンズの焦点距離、撮影距離(カメラから被写体までの距離)で決まります。この被写界深度とカメラの撮影設定の関係を理解することで、ボケを取り入れるのか、逆に全体をクッキリと写すのか、自分のイメージに近い写真が撮れるようになります。具体的には、全体がシャキッとした「被写界深度の深い」写真を撮りたいのであれば、レンズは広角、絞りをなるべく絞って、被写体との距離をとるようにします。逆にボケを取り入れた「被写界深度の浅い」写真を撮りたいのであれば、レンズは望遠、絞りをなるべく開けて、被写体に寄るようにします。どちらも絞りが関係してくるので、「A」や「Av」といった「絞り優先」モードにセットするのがポイントです。また、被写界深度の浅い、ボケのある写真を撮るには、絞り数値を小さく設定できる大口径レンズが役立ちます。また、センサーサイズが大きいカメラも有利です。コンパクトデジカメよりもデジタル一眼のほうがボケますし、センサーはAPS-Cサイズよりもフルサイズのほうがボケの度合は大きくなります。被写界深度という言葉は難しいですが、デジタル一眼ならではの表現を楽しむことができるので、ぜひとも覚えておきましょう。
2015年06月05日デジタル一眼カメラを買ったばかりのときは、難しいカメラ用語にとまどいがちなもの。「今こそ知りたいデジタル一眼の基本」では、タイトル通りにカメラに関わる基本的なことをやさしく紹介していきます。今回のテーマは、写真をイメージ通りに見せるために必要な「露出」のコントロールについてです。さて、露出を「絞り」と「シャッタースピード」で変えられることは前回で説明した通りですが、撮るたびに絞りやシャツターを調節するのはちょっと大変ですねでも、簡単に露出を明るくしたり暗くする機能もデジタル一眼カメラには搭載されています。それが「露出補正」です。露出補正の操作方法は、ダイヤルを使ったり、ボタンで変更したりとカメラによってさまざまです。同じなのは、カメラが決めた適正露出を基準点として、明るくしたり(プラス補正)、暗くしたり(マイナス補正)できることです。では、この露出補正、なぜついているのでしょうか?たとえば、白い花、白い服、白い犬、白い家具など、白い被写体を撮影したとき、イメージ通りの白ではなく「にごった白」に感じたことはありませんか?逆に、黒い犬だったり、黒いアクセサリーや黒い服など、黒い被写体が実際の見た目よりも浮いたような色合いに写ったことはありませんか?カメラが自動的に判断した明るさは、常に完全なわけではありません。また、自分のイメージした明るさや色とズレが生じることも珍しくありません。そんなときはこの露出補正の出番。ダイヤルやホイールを操作して露出を変えてやればいいのです。露出を補正する単位としては「段」、もしくは「EV」といった表記が使われます。たとえば、明るくしたいのであれば、+1段(+1EV)に設定します。暗くしたい場合は、-1段(-1EV)などに調整すればOKです。この数字は大きくなればなるほど、露出補正の度合が強くなります。だいたいのカメラは-3~+3段(EV)まで補正できますが、-5~+5までの補正範囲の広いカメラもあります。また、ほとんどのカメラは調整ステップを1/3段、0.3EV刻みに細かく設定できるので、自分のイメージに近い露出を探し出せます。白いものがくすんで見えるようであればプラス補正し、黒いものが浮いて見えるようであればマイナス補正して撮ってみましょう。写真が見違えるほど変わるのでぜひとも試してみてください。また、白や黒をはっきりさせるといった以外にも、露出補正はいろいろと使えます。花や風景などを幻想的にしたりやさしい雰囲気にしたい場合はプラス補正、シルエットや色彩を強く残したい場合はマイナス補正を施すことで、写真の雰囲気がガラッと変わります。下の写真4枚は絞り優先モードで撮影したものに露出補正を加えたものですが、シャッタースピードだけが変わっているのがポイントです。
2015年05月24日アップルは19日、「15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル」をアップデートした。感圧タッチトラックパッドと、より高速なストレージを搭載。バッテリー動作時間も向上した。ラインナップは2.2GHzモデルと2.5GHzモデルの2つ。価格は22万4,800円から。感圧タッチトラックパッドは、アップルが3月に発表したMacBookおよび最新の13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルで初めて採用された新しいトラックパッドだ。感圧センサーがトラックパッドに触れる指の圧力を検知し、内蔵するTapticエンジンが振動してクリック感や押下感を指先に伝える。従来のボタンスイッチ式のトラックパッドの操作感を引き継ぎながら、感圧タッチトラックパッドではトラックパッドの表面全体で一貫したクリックが可能。またトラックパッドに触れる指の圧力の違いを読み取れるため、「軽いタッチ」や「強く押す」といった圧力の違いによる操作も可能になった。感圧タッチはAPIが公開されており、写真ソフトの「Pixelmator」や描画ソフトの「Inklet」など様々なソフトによってサポートされている。ストレージは前モデルよりも最大2.5倍も高速な2GB/秒のPCIeベースのフラッシュストレージを搭載する。内蔵のリチウムポリマーバッテリーの容量が99.5Whに向上し、バッテリー動作時間が従来の8時間から9時間に伸びた。上位モデルは、単体グラフィックス機能にAMD Radeon R9 M370Xを搭載する。2.2GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ:2.2GHzクアッドコアIntel Core i7メモリ:16GBストレージ:256GBフラッシュストレージグラフィックス:Intel Iris Pro価格:22万4,800円2.5GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ:2.5GHzクアッドコアIntel Core i7メモリ:16GBストレージ:512GBフラッシュストレージグラフィックス:Intel Iris Pro、AMD Radeon R9 M370X価格:28万2,800円ディスプレイは、2880×1800表示に対応する15.4インチRetinaディスプレイ。インターフェイスは、USB 3×2、Thunderbolt 2×2、HDMI出力、SDXCカードスロット、MagSafe 2、音声出力、Wi-Fi (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0など。本体サイズは35.89×24.71×1.8センチ、重さは2.04キロ。
2015年05月20日ソニーマーケティングは、ミラーレス一眼カメラ「α」シリーズの購入者を対象に、最大10,000円のキャッシュバックを行うキャンペーンを実施する。対象購入期間は2015年5月22日から2015年7月26日まで。応募締め切り日は2015年8月10日(当日消印有効)。期間内にミラーレス一眼カメラ「α」シリーズを購入し応募すると、応募者全員にキャッシュバックが行われるキャンペーン。10,000円キャッシュバック対象商品は「α6000」ダブルズームレンズキット。8,000円キャッシュバック対象商品は「α5100」ダブルズームレンズキット。5,000円キャッシュバック対象商品は「α6000」のボディとパワーズームレンズキット、「α5100」のボディとパワーズームレンズキット、「α5000」のダブルズームレンズキット。3,000円キャッシュバックの対象商品は「α5000」パワーズームレンズキット。応募には、Web上での製品登録が必要となる。このほか、保証書のコピー、レシートまたは領収書のコピー、製品箱のバーコード(コピー不可)を専用応募封筒で送付して応募する。詳細はソニーのWebサイトを参照いただきたい。
2015年05月19日富士通は27日、同社直販サイト「WEB MART」が15周年を迎えたことを記念し、「WEB MART 15周年感謝祭」キャンペーンを開始した。ニコン製デジタル一眼レフカメラや、ムトーエンジニアリングの国産3Dプリンタなど、豪華景品が抽選でプレゼントされる。期間は2015年5月27日14時まで。「WEB MART 15周年感謝祭」では、「WEB MART」にてESPRIMO/LIFEBOOK/ARROWS Tabシリーズの対象製品を購入すると、抽選で18名に、ニコン製デジタル一眼レフカメラ「D5500 18-55 VR II レンズキット」や国産3Dプリンタ「Value3D MagiXシリーズ MF-500」、JTB旅行券などをプレゼント。抽選に外れた場合でも、100,000円以上購入したユーザーの中から、リコー製全天球カメラ「THETA m15」やPFU製モバイルスキャナ「ScanSnap iX100」、GoogleのSTB「Google Nexus Player」などの周辺機器が抽選で35名に当たる。また、対象製品購入ユーザーの中から抽選で100名に、バーバパパの「オリジナルトートバック」がプレゼントされる。対象製品は、ESPRIMO/LIFEBOOK/ARROWS Tabシリーズのカタログ掲載モデル、カスタムメイドモデル、わけあり品、目玉品。当選はプレゼントの発送をもって発表とする。賞品の発送は2015年6月下旬で、購入したPC本体とは別配送となる。
2015年04月27日キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」「EOS 70D」購入者を対象に、「一眼レフで写真+動画キャンペーン」を実施している。期間は2015年6月30日まで。2015年6月30日までに「EOS 7D Mark II」または「EOS 70D」を購入したユーザーが対象のキャンペーン。対象商品の購入後にWebフォームから申し込むと、グラスバレーのムービー編集ソフトウェア「EDIUS Neo 3.5」のダウンロードサイトURLと製品シリアル番号が贈られる。申し込みは7月10日まで受け付ける。対象商品はEOS 7D Mark IIのボディー、EF-S18-135 IS STMレンズキット、EF24-70L IS USM レンズキット。EOS 70Dのボディー、EF-S18-55 IS STM レンズキット、EF-S18-135 IS STM レンズキット、ダブルズームキット。「EDIUS Neo 3.5」は世界中の放送局や映画制作で採用されている「EDIUS」の独自技術や高画質エンジンを継承したムービー編集ソフトウェア。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1。
2015年04月15日アルバックとRobert Boschは4月8日、MEMS用PZT圧電素子デバイスの共同開発を行っていくことで基本合意に達したと発表した。同合意に基づき、Boschは今後アルバックのスパッタリングシステム「SME-200」を用いて先端MEMSの開発を行っていくこととなる。なおアルバックでは、MEMS技術の発展にともないPZTを圧電素子として用いたセンサやアクチュエータが開発、実用化されてきたが、薄膜形成やドライエッチングなどの半導体製造技術は今後、より高品質な圧電素子を作製するためにさらに重要な技術になると考えているとコメントしている。
2015年04月08日東京西川は31日まで、東京・表参道ヒルズで快眠のための体圧分布測定プログラムを体感できる「& Free パーソナル・フィッティング ラボ」を開催している。○新ブランドデビュー記念として実施同社は3月より、パーソナルフィッティングをベースに家族の快眠環境をサポートするトータル寝具ブランド「& Free(アンドフリー)」を発売。表参道ヒルズに登場したラボは、ブランドデビューを記念して期間限定で展開しているもの。ラボの目玉は自身の体圧分布を測定してもらえるプログラムだ。固さや機能が異なるマットレスを寝試しながら、専用の測定器であお向き寝と横向き寝の状態を測る。担当者によると、体にかかる負荷の割合は「頭が8%、肩が33%、腰が44%、脚が15%」が平均的な数値だが、体型や体重など人によって大きく異なるという。例えばやせ型の人は、固いマットレスでは体に接触する部分が少ないので、腰、肩など接触部に大きな負担がかかり、腰痛などを引き起こしやすい。一方、肉付きが良い人は接触面積が広いので、負荷を分散させることができる。体験では、測定器の情報がモニターに映しだされ、体圧負担がどのように掛かっているかを知ることができる。3度試した結果を元に、体圧がかかりやすい箇所の負担を減らせる固さや沈み具合のマットレスを導き出す。寝具売り場で検討する場合、「これがいい気がする…」と感覚頼みになってしまうことも多いだろう。しかし、ラボではどの固さがもっとも合っているのかを、数値的に見ることができるのだ。このプログラムは、もともと同社の日本睡眠科学研究所が、サッカーのネイマールJr.選手や三浦知良選手を始めとしたトップアスリートや著名人にのみ提供してきたもの。一般向けの実施は今回が初めてとなる。また後頭部から首までのカーブを測定し、自身の骨格や体型にあった枕の高さ・固さ・形をオーダーできる枕のフィッティングも実施。理想的な睡眠のアイテムを体感できる。枕はマットレスとの組み合わせも考慮して測定してもらえるので、理想的な寝心地のトータルコーディネートも可能だ。○快眠グッズなども展示店内ではグリーンやアロマ、CD、ハーブティーなどの快眠グッズも展示。プログラムを体験し、アンケートに答えるとオリジナルエコバッグとハーブティーがもらえる。開催期間は~3月31日、11時~20時。場所は東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 西館1階。入場・体験料は無料で、寝具の販売は行わない。表参道ヒルズのラボは3月いっぱいのオープンだが、4月以降、東京・横浜の百貨店など7店舗で期間限定「パーソナルフィッティング・ラボ」を展開予定。実施店舗は日本橋西川、高島屋 玉川店、西武百貨店 池袋店、東急ハンズ 新宿店、東急百貨店 渋谷・本店、たまプラーザ店、そごう 横浜店。
2015年03月31日メガネスーパーは2015年5月より、他業種や専門家との協業・連携により眼の健康寿命延伸に関する商品・サービスの開発や、アイケア啓発を行う有識者会議を開催する。同会議は、昨年10月に発足した「アイケア研究所」が主体となって実施する。同研究所は、アイケア商品・サービスの研究開発を行う機関として立ち上げたもので、現在、同研究所をハブに「眼の領域」においてサービスや商品の開発を推進していく取り組みが、他業種の企業・団体と進行している。このほど同社と同研究所で連携している企業や専門家が主体となり、眼の健康寿命の延伸に関する具体的な提言や情報発信を行う有識者会議が、5月から定期開催することが決定した。この有識者会議は、5月から3カ月に1回を目安に実施する予定で、参加する企業・団体や専門家は、今後随時発表していくとのこと。同会議では、あらかじめ同社Webサイトで募集した一般からの眼の悩みや眼の健康寿命に関する相談も取り上げる。また、会議での議論内容や提言はニュースレターやWebサイトを通じ広くに発信していく。
2015年03月30日デジタル一眼カメラを購入する際に、ぜひとも知っておきたいのが「センサーの大きさ」です。センサーの違いがわかると、そのカメラのおおよその性格が見えてきて製品選びに役立ちます。レンズ交換式のデジタル一眼カメラに搭載されているセンサーのサイズはおおまかに分けると「マイクロフォーサーズ」「APS-C」「フルサイズ」の3種類で、それぞれに特徴があります。上図は「マイクロフォーサーズ」「APS-C」「フルサイズ」、それぞれのセンサーの大きさをまとめたものです。ちなみに、ニコンではAPS-Cを「DXフォーマット」、フルサイズを「FXフォーマット」と呼んでいます。以下、特徴を手短に並べてみましょう。マイクロフォーサーズ:センサーが小型なのでコンパクトなカメラが多いAPS-C:入門機からハイエンド機までラインナップが豊富フルサイズ:画質は最高だが、カメラ・対応レンズとも高価このようにセンサーサイズによる違いを知っていれば、コンパクトなデジタルが欲しければマイクロフォーサーズの製品から、多くの製品からチョイスしたければAPS-C、画質を求めて本気で没頭するならフルサイズ、というようにカメラ選びの大まかな指針になります。○センサーサイズで35mm判換算の焦点距離が変わるまた、センサーのサイズによってレンズの焦点距離が変わってくるのも覚えておきたいポイントです。実際には、「35mm判換算の焦点距離」が変わるのですが、レンズの数字(24mmなど)に対してマイクロフォーサーズなら2倍、APS-Cなら1.5倍~1.6倍、フルサイズならレンズ表記のままになります。たとえば、キヤノンのAPS-Cカメラ向けレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」は、そのままの数値では超広角から標準程度のレンズに見えますが、35mm判換算で表すと28.8~88mmと広角から中望遠までカバーする「標準ズームレンズ」になります。入門機のキットレンズとして付属するだけあって、使いやすい画角をしっかりサポートしているわけですね。なぜ、このように「35mm判換算」の数字を基準にしているかと言うと、もともとフィルム時代の一眼レフカメラは「35mmフィルム」を使うものがスタンダードでした。したがって、レンズの焦点距離と画角の関係も同一。その感覚を一度つかんでしまえば、「28mmならちょい広め」「200mmなら、そこそこ遠くを写せるな」といったように、焦点距離で画角をイメージしやすかったのです。そのことから現在のデジタルカメラやレンズにも、「35mm判換算」という指標がカタログに必ず記されています。35mm判換算時の焦点距離と画角の感覚は、今からでも身に付けられるので、写真を撮るとき、撮った後にチェックするとよいでしょう。
2015年03月12日次期iPhoneに、感圧センサーを使った新しいユーザインタフェース「Force Touch」機能が搭載されるかもしれない。Wall Street Journalが11日、本件に詳しい関係者の話として伝えた。Force Touchは、Appleが先日のイベントで発表した「Apple Watch」と「MacBook」に搭載される入力機能。AppleのApple Watch紹介サイトによると、ディスプレイへの軽いタップと深いプレスの違いを判別し、操作の流れにあわせた特定の操作オプションの立ち上げが可能になるとしている。また、一例として、ディスプレイを強く押すと、文字盤の不切り替え、ワークアウト(有酸素運動時のログ採取機能)の一時停止や終了、マップでの住所検索などの操作が可能にすると解説している。具体的な説明はないが、メッセージ、ミュージック、カレンダーといった様々なアプリで追加の操作オプションが利用できるという。同様にMacBookの紹介ページでは、MacBookのトラックパッドに感圧センサーが組み込まれており、トラックパッドをクリックして押し続けることで単語の意味を調べたり、ファイルをプレビューできたりするという。トラックパッドの振動を使った触覚的な反応が得られ、ディスプレイに表示されたものを指先で感じられるとしている。仮にiPhoneに搭載された場合、たとえば、電話の応答・拒否といったYes、Noの2者択一を求めるメッセージに対して、ディスプレの押し込みの強弱で操作するといった使い方が考えうる。ゲームアプリでも、新たな操作方法を生み出す可能性がある。Wall Street Journalの報道の真偽のほどは不明だが、Apple Watch、MacBookで説明されているForce Touchの説明をみるだけでも、iPhoneの操作方法を大きく変える可能性があるだろう。
2015年03月12日ソニーは3月4日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウント用レンズとして、35mmフルサイズ対応の高倍率ズームレンズ「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」(SEL24240)を発表した。発売は3月13日で、希望小売価格は税別148,000円だ。FE 24-240mm F3.5-6.3 OSSは、35mmフルサイズ対応のFEレンズとして初となる光学10倍の高倍率ズームレンズ。広角24mmから望遠240mmをカバーし、望遠端の240mmはEマウント用の交換レンズでは最長となる。レンズ構成は12群17枚。非球面レンズ5枚とEDガラス1枚を採用した光学設計によって、小型ながら広角端24mmを実現した。諸収差も良好に補正し、広角から高い解像力を発揮するだけでなく、画面の周辺までシャープに描写する。フォーカス駆動にはリニアモーターを使用。高速かつ静粛な動作を実現する。また、光学手ブレ補正機能も持つ。主な仕様は、焦点距離が24-240mm、レンズ構成が12群17枚、開放絞りがF3.5-6.3、最小絞りがF22-40、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、最大撮影倍率が0.27倍。画角は35mm判で84度~10度、APS-Cで61度~6.5度。最短撮影距離は広角端で0.5m、望遠端で0.8m。フィルター径は72mm。本体サイズは最大径が80.5mm、長さが118.5mm、重量は約780g。花形バヨネット式のレンズフードとレンズフロントキャップ、レンズリアキャップが付属する。
2015年03月04日ソニーマーケティングは、ミラーレス一眼カメラ「α」シリーズの購入者を対象に、最大10,000円分のキャッシュバックを行うキャンペーンを実施する。対象購入期間は2015年2月20日から2015年3月31日まで、応募締切りは2015年4月14日まで。対象モデルは次の通り。10,000円キャッシュバックの対象製品は「α6000」ダブルズームレンズキット。8,000円キャッシュバックの対象商品は「α5100」ダブルズームレンズキット。5,000円キャッシュバックの対象商品は「α6000」パワーズームレンズキットおよびボディ、「α5100」パワーズームキットおよびボディ。3,000円のキャッシュバックの対象商品は「α5000」ダブルレンズキットおよびパワーズームレンズキット。応募には、Web上での製品登録が必要となる。その上で保証書のコピー、レシートまたは領収書のコピー、製品箱のバーコード部分(コピー不可)を専用応募封筒で送付して応募する。詳細はキャンペーンWebサイトを参照のこと。
2015年02月20日デジタル一眼カメラを買ったばかりのときは、難しいカメラ用語にとまどいがちなもの。「今こそ知りたいデジタル一眼の基本」では、タイトル通りにカメラに関わる基本的なことをやさしく紹介していきます。今回のテーマは、レンズの「焦点距離」です。レンズの焦点距離とは、ピントを合わせたときのレンズからイメージセンサーまでの距離のことを指します。焦点距離が短いと画角は広くなって写せる範囲が広がり、焦点距離が長くなると画角は狭くなって被写体を大きく写せます。このことから、焦点距離が「小さい数字だと広く写せる」、「大きい数字だと遠くを写せる」と覚えておきましょう。その焦点距離ですが、レンズをよく見ると、18mm、24mm、50mm、100mmといった数字が記載されていませんか? これがそのレンズの焦点距離です。ズームレンズならズームリングの脇に数字が並んでいるはずです。18~55mmとあれば、そのレンズは広角側が18mm、望遠側が55mmとなります。ピンときた方も多いかと思いますが、レンズの名称に必ず「○mm」とあるのは、そのレンズの素性を一目でわかるようにしているためです。ちなみに多くのメーカーでは、35mm以下を「広角レンズ」、135mm以上を「望遠レンズ」、その間を「標準&中望遠レンズ」として分類しています。50mmの画角がちょうど人の目で見える範囲と同等と言われていますので、「50mm=標準」と覚えておくのもいいでしょう。実際には、カメラのセンサーサイズによって焦点距離と画角の関係は変わってくるので、「35mm判換算」の数字を基準にイメージするのも大切なポイントです。35mm判と同等のフルサイズセンサーに比べ、入門機で多く採用されているAPS-Cセンサーは約1.5~1.6倍、マイクロフォーサーズ規格では約2倍の値が35mm判換算の焦点距離となります。センサーの種類については、後日あらためて解説いたします。次回は「広角」について解説します。
2015年02月18日ニコンは2月10日、天体撮影に特化したデジタル一眼レフカメラ「D810A」を発表した。5月下旬の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は税込420,000円前後。D810Aは、有効3,635万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサーを搭載した「D810」をベースに開発された製品だ。D810AはD810に比べ、CMOSセンサー前面にある光学フィルターのHα(エッチアルファ)線透過率を4倍に高めたことが特徴。Hα線の波長で赤く発光する星雲をより鮮やかに撮影できる。天体撮影向けの機能として、長時間露光マニュアルモード「M*」を新搭載。最長900秒のシャッター速度設定を可能としたほか、設定秒時を実制御秒時として比較明合成写真を撮影しやすくした。また、夜間の撮影環境を考慮して、ファインダー内に撮影設定情報を表示。水準器の表示設定時は常時赤く点灯させる。ライブビュー撮影では、30秒のシャッター速度を想定したプレビューを表示できる。リモートコードやマルチパワーバッテリーパックなど、天体撮影に便利なアクセサリー類もオプションとして用意する。
2015年02月10日リコーイメージングは2月10日、Kマウントのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-S2」を発表した。発売は3月6日で、価格はオープンとなっている。パッケージは本体のみのものと、交換レンズ「smc PENTAX-DA L 18-50mmF4-5.6 DC WR RE」が付属する「18-50RE キット」、さらにもう一本の交換レンズ「smc PENTAX-DA L 50-200mmF4-5.6ED WR」が付属する「ダブルズームキット」、交換レンズ「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」のみが付属する「18-135WR キット」の4種類が用意される。推定市場価格は本体のみが90,000円前後、18-50RE キットが110,000円前後、ダブルズームキットが120,000円前後、18-135WR キットが130,000円前後(いずれも税別)。PENTAX K-S2は、100カ所に施されたシーリングによって防塵・防滴性能を持つデジタル一眼レフカメラ。防塵・防滴仕様のデジタル一眼レフカメラとして世界最小のボディを実現している(同社調べ)。サイズは約W122.5×D72.5×H91mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約618g、電池とSDカードを含む状態で約678g。カラーはブラック、ホワイト、ブラック×オレンジの3色。ペンタックスの一眼レフカメラでは初めてバリアングル液晶モニターを搭載。ハイアングルやローアングルでの撮影だけでなく、自分撮りにも活用できる。また、液晶モニターを180度回転させると、「自分撮りシャッターボタン」が有効になり、カメラをしっかりホールドしたままシャッターを切れる仕組みも持つ。AFシステムには高精度な合焦を可能にする「SAFOX X(サフォックス・テン)」を採用。11の測距点のうち中央部9点がクロス測距となっており、AFの低輝度限界は-3EVにまで対応する。動体撮影時において、任意に選択したAF測距点から被写体が外れても、周辺測距点の距離情報を参照しながらAF追尾を継続する「セレクトエリア拡大」機能、合焦後に被写体を見失っても合焦し続ける「AFホールド」機能を持ち、動体撮影時のAF追従性能を向上させた。Kシリーズのフラッグシップ機「K-3」にも搭載されている「ローパスセレクター」機能を備える。ローパスセレクターは、露光中にイメージセンサーをサブピクセル精度で微小駆動させることで、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果を得られる機能。光学ローパスフィルターと異なり、効果のオン・オフ、強弱を切り替えられる点が特徴だ。撮像素子には有効2,012万画素CMOSセンサーを採用。光学ローパスフィルターレスとすることで解像感を向上させている。画像処理エンジン「PRIME MII」との組み合わせにより、ノイズ低減、ISO51200での撮影などが可能となっている。独自の画像処理技術を利用して、人間の視覚特性に合わせた描写をする「明瞭強調」機能を搭載。階調がゆるやかに変化している部分を強調することで、被写体の質感や凹凸感をよりリアルに再現する。また、明瞭強調を応用したHDR機能「A-HDR」(アドバンスド HDR)をモードダイヤルに追加した。Kシリーズで初めて無線LAN(Wi-Fi)に対応した。NFC(近距離無線通信)も搭載しており、カメラとスマートフォンのWi-Fi接続もワンタッチで行える。接続したスマートフォンから、無料の専用アプリ「Image Sync」を通じてライブビューの静止画撮影を行ったり、絞りやシャッター速度を設定可能だ。主な仕様は、マウントがペンタックスバヨネットKAF2 マウント、撮像素子が有効約2,012万画素・23.5×15.6mmサイズのCMOSセンサー、対応感度がISO100~ISO51200、シャッタースピードが1/6,000秒~30秒となっている。連写速度は最高で約5.5コマ/秒。ファインダーは視野率が約100%、倍率が約0.95倍のペンタプリズムファインダー方式だ。内蔵フラッシュはガイドナンバー約12、背面の液晶モニターは3型・約92.1万ドットでバリアングル式。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードで、記録形式は静止画がRAW、JPEG。動画の最大記録画素数は1,920×1,080ドット(フルHD)/30pで、記録形式はMOV(MPEG-4 AVC/H.264)。ただし、インターバル動画などはAVI(Motion JPEG)形式で保存される。バッテリーはリチウムイオン充電池「D-LI109」で、CIPA準拠の撮影可能は約480枚(ストロボ発光なし)。18-50RE キットとダブルズームキットに付属する「smc PENTAX-DA L 18-50mmF4-5.6 DC WR RE」は、焦点距離27.5-76.5mm相当(35mm判換算時)の沈胴式標準ズームレンズ。雨天時や水しぶきのかかる場所での使用にも耐えうる防滴構造を持つ。同日発表の、HDコーティングを施した「HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE」はレンズ単体でも販売される。
2015年02月10日リコーイメージングは2月5日、35mm判フルサイズイメージセンサーを搭載したPENTAXブランドのデジタル一眼レフカメラを「CP+(シーピープラス)2015」にて参考出品すると発表した。CP+2015において出展されるのは、35mm判フルサイズの大型イメージセンサーを搭載したKマウントのデジタル一眼レフカメラ。2015年中の発売を目指して開発中の製品で、製品名などの詳細は未定となっている。クロップ機能により、DAレンズも使用可能だ。同日、リコーイメージングはフルサイズ対応のKマウント用交換レンズ「HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW」「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」も発表している。CP+2015はカメラ・写真と映像に関するイベント。2月12日から15日までの期間、パシフィコ横浜で開催される。
2015年02月05日東京都などはこのほど、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは、日本医科大学大学院医学研究科 眼科学分野の高橋浩教授が「眼科からの花粉症予防と対策」との題で講演し、目のアレルギーや治療薬、花粉症患者の目のケア方法などについて解説した。○花粉症とは季節性アレルギー性結膜炎のことそもそも花粉症とは、スギ花粉やヒノキ花粉などの花粉によって起こるアレルギー疾患のことであり、特にそのアレルギー症状は目と鼻で起こりやすい。目のアレルギーには、即座に反応が出るものに「季節性アレルギー性結膜炎」と「通年性アレルギー性結膜炎」があり、やや時間をおいてから反応が出るものに「アトピー性角結膜炎」「春季カタル」などがある。いわゆる花粉症は、「季節性アレルギー性結膜炎」に該当する。その症状はかゆみや充血、流涙などがあるが、花粉症シーズンにこれらの症状が出ているからといって、自分で季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と決めつけるのは危険だと高橋教授は話す。「花粉症はいろいろなアレルギー性結膜炎の一つにすぎません。(発症の)原因はダニ(による通年性アレルギー性結膜炎)で、それがたまたま時期が(花粉シーズンと)重なっただけかもしれません。これらの(かゆみ、充血などの)症状を見て花粉症と決め付けるのは早いです」。高橋教授によると、季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と同じような症状を呈する結膜炎が他にもあるそうで、その代表的なものが『ウイルス性結膜炎』、いわゆる『はやり目』だという。花粉症だと思い込んで生活していると、周囲に感染させてしまうなど、思わぬ"被害"を与える可能性もある。季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)かウイルス性結膜炎かはっきりと判明するまで、注意が必要だと高橋教授は警鐘を鳴らした。○万全の予防策をしても、すべての花粉は防げない少しでも花粉症の症状を和らげるためには、予防やセルフケアが大切だ。■帽子を着用する■めがね、または花粉症用ゴーグル型めがねを着用する■マスクを着用する■スカーフを着用する■髪をまとめる■凹凸のない素材の衣服を着用するこれらの予防策をとるのが好ましいが、高橋教授は花粉による曝露(ばくろ)を100%防ぐことはできないと指摘。どれだけ予防策を講じても、すべての花粉をシャットアウトすることは不可能だと覚えておこう。治療に関しても解説してくれた。眼科では季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)の治療には、肥満細胞安定薬と抗ヒスタミン薬を用いるのが通例。それでもどうしてもかゆみが治まらない場合は、ステロイドを使用することもある。肥満細胞安定薬は効果が出るまでに時間がかかるため、「花粉が飛び始めたら点眼するのが良い」と話した。一方の抗ヒスタミン薬は、かゆみへの即効性に優れるのが特徴だ。最近はこの2つの要素を備えたものも多いので、点眼薬選びの参考にするのもいいだろう。○過度の洗眼・点眼がさらなる危険を招く恐れも最後に、高橋教授は季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)に悩む人に知っておいてほしいことについても言及した。ドライアイは花粉症を悪化させるアレルギー性結膜炎に負けないくらい患者が多いと言われているドライアイ。ドライアイとアレルギー性結膜炎は似たような症状が出るが、両者は互いに「負の相互作用」がある。すなわち、ドライアイがアレルギー性結膜炎を悪化させ、アレルギー性結膜炎がドライアイを悪化させる。どちらにも該当するという人は注意が必要だろう。過度の洗眼・点眼は危険過度の目洗いは、目を閉じた状態からパッと目を開いた際に目元に現れる「涙の膜」の維持機能を低下させる恐れがある。この涙の膜の維持機能が低下していくと、涙の量は普通でもドライアイの症状が出てくる。「曝露(ばくろ)されてしまった目の花粉を取り除くという考え方は正しいですが、やりすぎはよくないです」。洗う際には防腐剤なしの人口涙液がお薦めだという。同じく過度の点眼にも注意が必要で、使用する点眼薬は防腐剤なしのものがいいとのこと。2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼をしないコンタクトレンズはさまざまな成分を吸着する。花粉が吸着されていることもあるし、点眼薬が吸着されていることもある。1dayタイプやハードコンタクトの上から点眼しても大丈夫だが、2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼するのは避けるようにしよう。○花粉シーズンを快適に過ごすための努力を花粉症の症状がひどくなると、意識が目や鼻にばかりいってしまい仕事や家事に集中できなかったり、倦怠(けんたい)感やだるさに悩まされたりする。ただ、高橋教授が解説してくれたように、点眼や洗眼など「目のために良いだろう」と花粉症患者が思ってやっていることが、実は自身の目をさらなる危険にさらしている可能性もある。それでは元も子もない。自身の目のケア方法に不安や疑問がある場合は、しっかりと医師に相談した上で、少しでも花粉シーズンに快適に過ごせるよう、努めてもらいたい。
2015年02月05日