V6の三宅健が、15日に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm/毎週月曜24:00~24:30)で、後輩グループ・Hey!Say!JUMPの山田涼介を大絶賛した。26日にスタートする山田主演の連続ドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15)に、“伝説のヤンキー”役で出演する三宅は、「僕はツマミみたいな感じで出てくるんですけど、まさかヤンキー役を仰せつかるとは。愛されるバカでありたいなと思ってます」と気合十分。山田との共演シーンはまだないそうだが、「色白であの美貌ですから、素敵なドラマになりそうな予感」と期待を寄せつつ、「毛穴なんてどこにあるの? ってくらいツルツルなんだから。そんな青年を毎週金曜に拝める。世の中の美男子好きの女子からしたら、たまらない“花金”ですよ」とアピールした。「かわいらしい美少年」と山田を称する三宅は、「あのビジュアルって何なんだろうね? 本当に綺麗だよね。すごい昔に、たまたま同じ日に撮影があって、『ダンス上手だね。頑張ってね』って声を掛けたのを覚えてる。あっちは覚えてないだろうけど。山田くんがJr.に入ってきた頃から、『この子、かわいいな』っておじさんは思ってたよ。先輩だから呼び捨てで呼んでもいいんだけど、山田くんって言いたいんだよな~」とジャニーズ事務所きっての美貌の持ち主にメロメロだった。また、三宅は、21日に放送されるバラエティ番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系、毎週日曜18:00~)に、山田と一緒にゲスト出演することを報告し、「なかなか一緒にやることがないから面白かった」と、嵐、V6、Hey!Say!JUMPが一堂に会した収録を楽しんだ様子。普段から料理をしているという山田の手さばきを見て、「すごい上手。レベルがすごい」と驚いたそうで、「得意料理は肉じゃがって言ってたもん。料理ができるってことに感心しちゃった。あれはハイスペック男子だぞ」と手放しで褒めたたえていた。
2019年07月17日スペシャルドラマ「もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」が先日クランクインし、主人公・北沢秀作役の山田涼介が撮影への意気込みを語った。前作で執行猶予付きの有罪判決を受け、エリート警察官の職を失した秀作。クランクイン初日は、秀作がとあるケーキ屋でパティシエの面接を受けるシーンからスタート。東大卒・元エリート男の再起に向けた悲壮感あふれる秀作を熱演した。ついにクランクインした山田さんは、「普通のドラマのクランクインだと1日2シーンくらいで、様子を見ながら撮っていくんですが、このドラマは初日からいきなり5シーンですよ!」と初日からハイペースだったと明かし、「久々にこの北沢家に戻ってきたり、あのお馴染みの音楽(火曜サスペンス劇場のBGM)がかかる、重要なシーンの撮影もあったりして、一気に秀作モードになりますね」とまたすぐ役に入れたと語る。また、「チームワーク抜群の和気あいあいとした現場」と雰囲気を明かす山田さん。「小さいころからお世話になっているスタッフの方々も多いので、1年前より成長した姿を見せつつも、変わらない北沢秀作を皆様に見せられたらなと思います」と意気込み、「今回、『もみ冬』史上、最高の台本が出来たと思います。秀作のいじめられている姿にはまった方々もいると思いますが、今回もとにかくいじめられているので是非、期待してください!」と放送を楽しみに待つ視聴者へメッセージを寄せた。本作は、エリート(?)3きょうだいが、自分たちの家族がしでかした不祥事のみを全力でもみ消して、なかったことにする、2018年1月期に放送された“どコメディ”ホームドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」のスペシャルドラマ。山田さん、波瑠、小澤征悦が演じるエリート3きょうだいに、“AI(人工知能)”が加わり、再びもだえ苦しみ奮闘する秀作の姿が描かれる。このきょうだいたちのほかにも、父親役の中村梅雀の北沢家一同に加え、小瀧望、千葉雄大、浅野和之、恒松祐里、児嶋一哉らお馴染みレギュラーメンバーも登場する予定だ。なお、「日テレTADA」と「TVer」では、本日より昨年放送された連続ドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」の第3話&第4話の再配信を開始。配信済みの初回と第2回に加えて計4話が視聴可能、今後も毎週土曜日正午に2話ずつ配信されていく。「もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」は6月29日(土)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月25日Hey! Say! JUMPの山田涼介が、16日に放送されたラジオ番組『Hey! Say! 7 Ultra JUMP』(文化放送/毎週木曜23:30~23:45)で、初ファンレターの思い出とファンへの感謝の気持ちを語った。「26歳になりました! どうもありがとうございます!」と番組をスタートした山田は、5月9日が誕生日。この日の収録は、誕生日前日の8日に行われており、「今日の23時59分か0時0分に、メンバーの藪か大ちゃんからメールが来ると思う。でも、今日の俺の予定は、帰ってオンラインゲームやらなきゃいけないから、多分携帯は見ない。ヘッドフォンとインカムつけて『そこだ! いけ!』って叫んでると思う」と誕生日を迎える瞬間を予想した。続けて、「俺、自分の誕生日を祝ってもらうの大嫌いなんですよ」と吐露した山田は、知念に対してある嘘をついているという。毎年、誕生日を迎える0時ピッタリに、知念が自宅訪問するそうで、「ここ4年くらいの恒例行事で、仲の良い男友だちが5人くらいバーッと来て、お酒を飲んで散らかして帰るんですよ。もう嫌なんですよ。だから、今日はホテルに泊まることになってます」と苦笑しながら告白。誕生日当日は、仕事が休みのため、家族で焼き肉を食べに行くと言い、「だから、今日は朝までゲームやりたい気分。頼む! 今年は静かに過ごさせて!」と懇願していた。また、26歳を迎え、ジャニーズ事務所に入所した当初を振り返る場面も。「入ったのが10歳でしょ? 16年早いね」と感慨深げに語った山田は、初めてもらったファンレターのエピソードを披露。入所当初、ファンレターを渡そうとしたファンに出待ちをされたそうで、「知らない女性から声を掛けられて、すごいスピードで逃げたの。そうしたら、『山田くーん! ちょっと待って!』って、ヒールを脱いで追いかけてきて怖くて。だけど、『待って! ファンだから! こういうシステムだから!』って言われて、初めて出待ちというものを知ったんですよ。事務所や先輩からそういう説明受けないの。教えてくれてもいいわけじゃん」と不満をもらして笑いを誘った。最後は、「忘れもしないですけど、それが一番最初にいただいたファンレターなんだけど。今ではたくさんの方に応援していただいて、たくさんの方からファンレターをいただいて、16年も頑張れてるわけですから、26歳になった山田涼介も応援していただければなと思います」とファンに向けて感謝のメッセージを送っていた。
2019年05月17日2018年1月期に放送された土曜ドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」がこの夏、スペシャルドラマとして復活することが決定。主演の山田涼介、共演の波瑠、小澤征悦が演じるエリート3きょうだいに、“AI(人工知能)”が加わることになった。本作は、長男・医者、長女・弁護士、次男・警視庁の警察官のエリート(?)3きょうだいが、自分たちの家族がしでかした不祥事のみを全力でもみ消して、なかったことにする“どコメディ”ホームドラマ。特に、山田さん演じる主人公の“ムダにカッコよくて天真爛漫末っ子元警察官”・北沢秀作が、父親や兄姉からの無茶ぶりに答え、苦しみながらも奮闘する姿には、笑いと共感の声が上がり、大きな話題となった。2019年夏、北沢家に“AI兄妹”がやってくる!?そんな家族をこよなく愛するがゆえに頭が上がらない秀作は、家族のために自分の職を失するという壮絶な戦いの結果、自分探しの旅をいったん終えた。そして2019年夏、秀作の家族内の地位はますます下落。あこがれていたパティシエへの面接もことごとく落ちている。ほかの家族たちはそれぞれの逆境を跳ね返し、昔に勝るとも劣らない社会的地位と経済的安定を手に入れているというのに。そんな中、ロスに医者として武者修業に出ていた博文(小澤さん)が帰ってくる。ロスで“AIを駆使した医療技術”という新たなスキルを身につけ“AI天才外科医”として日本に凱旋した博文は「これから人類の未来はAIが担う! もちろん北沢家の未来も!」と高らかに宣言、北沢家に「AIケンジ」そして、その妹の「AIサユリ」を持ち込むが…。山田涼介「テンポのいい会話がこのドラマの良さ」「『もみ消して夏』になるんじゃないかと思っていたら、メインタイトルは変わっていなくて、そこが面白いですね(笑)。北沢家の人々のテンポのいい会話がこのドラマの良さだと思うので、コミカルにテンポよく演じていきたいです」と山田さん。「連ドラでの秀作は、家族の為に罪を犯すたびに色気が増していたんですけど、最終回で行き着くところまで行ってしまったので、今回のスペシャルでは最初から色気MAXの秀作でいなければいけないなと(笑)。これまでにいろんなことを経験した秀作の成長を見せられたらと思っています」と意気込む。波瑠「婚活していたり、女性らしくなっているところも」秀作の姉・知晶役の再演は「とてもうれしい」と波瑠さん。「北沢家のきょうだい3人で久しぶりに顔を合わせたら、すぐに連ドラの時の空気感に戻った気がして、落ち着く感じがしました」と、北沢家の空気感をすぐに取り戻した様子。「スペシャルのストーリーは、また秀作が大変なことになりそうです(笑)。知晶は相変わらず毒舌キャラのままかと思いきや、婚活していたり、女性らしくなっているところもあるようで、その辺も意識しながら演じたいです」と気になる見どころポイントに触れた。小澤征悦「秀作は色気が増して、すごいことになりそう(笑)」「続編をやりたいね」と連ドラのときから話していたという小澤さん。「今回は、新しい時代にふさわしくAIという題材を取り入れていて、博文が北沢家にAIを持ち込みます。博文はスペシャルになってもゴーイングマイウェイな人で、連ドラの時よりも、さらに幼稚になっているところを見せられたらと思います(笑)。中村梅雀さん演じる父・泰造のムチャ振りに秀作が振り回され、北沢家の人々が助け合う姿も見られるのではないでしょうか。秀作は色気が増して、すごいことになりそうなので(笑)、視聴者の皆さんは楽しみにしていただきたいです」とアピールしている。山田さん、波瑠さん、小澤さんに、父親役の中村梅雀の北沢家一同に加え、小瀧望(ジャニーズWEST)、千葉雄大、浅野和之、恒松祐里、児嶋一哉ら連ドラ時のレギュラーメンバーも登場する予定の本作。家族からの無茶ぶり、AI導入による混乱、そして実らない恋の苦しみに再び、もだえ苦しみ奮闘する、山田さん演じる主人公・秀作の姿に乞うご期待!スペシャルドラマ「もみ消して冬2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」は夏、日本テレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2019年05月06日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、コーセーコスメポート「ソフティモ ラチェスカ」シリーズの新商品「ホットジェル マイルドクレンジング」のTV CMに出演することが9日、わかった。新CM「ホットでお 悩み解決」編は9日より全国で放映される。CMでは、山田が金色に輝くボールが宙に浮かぶ幻想的な空間を歩くと、ボールの一つに「毛穴の黒ずみ、気になるな〜」と毛穴の汚れに悩む女性の姿が映し出される。山田が「そんな時は、温感メイク落とし!」と商品を勧め、女性の毛穴汚れの悩みが解決する、という内容に。撮影では、身のこなしやセリフの言い回しなど、監督からの細かなリクエストにも丁寧に応えていく山田。最後の「ホットジェルクレンジング、しよ!」というセリフのシーンでは、手に持つ同商品をどのように見せるかで、試行錯誤が重ねられた。「もう少し動かしてみてはどうか」「前に出してみてはどうか」と撮影アングルの検証をする監督とカメラマンへ、山田から「(商品を動かすと、フレームアウトして)消えちゃいます!」と助言も。山田の温かな笑顔により、緊張感の高まっていたスタジオ内の空気が一転、スタッフも思わず笑顔になる ほっこりとした雰囲気に包まれた。完成したCMでは、山田の助言した案が見事に採用された。また撮影終了後、「今一番ホットなことは?」と聞かれた山田が、「今ホットなことは、“健康管理”かな。25歳になり、アラサーの仲間入りということで、思考が変わってきました」と意外な回答。「食品にどんな栄養素が入っているかなど、気になってチェックするようになりました」と語り、Hey! Say! JUMPの年上のメンバーたちの健康意識の高さに感化されたことを明かした。
2019年04月09日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、映画『記憶屋』(2020年公開)の主演を務めることが15日、明らかになった。同作は第22回日本ホラー小説大賞を受賞し、35万部を売り上げた織守きょうやの同名小説を実写化。大学生の遼一(山田)は、年上の恋人・杏子(蓮佛美沙子)にプロポーズをした翌日から連絡が取れなくなってしまう。数日後に再会した杏子は、遼一の記憶だけがなくなっていた。都市伝説的な"記憶屋"のことを知り調べていくと、遼一は人々の中にある「忘れたい記憶」やその奥にある想いなどに触れていくことに。そして、その先には彼らの運命を大きく変える真実があった。幼馴染として一緒に記憶屋探しを手伝う河合真希は、芳根京子が演じる。一番近くで彼を支えるが、実は遼一への想いを胸に秘める切ない女性となり、広島出身という設定の2人は全編広島弁での演技に挑戦する。また記憶の消えてしまった遼一の元恋人、澤田杏子役を蓮佛が演じ、芳根とは姉妹役だったNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』以来の共演に。さらに、遼一の大学の先輩で弁護士の高原智秋を、佐々木蔵之介が演じる。監督には、映画『ツナグ』『僕だけがいない街』、ドラマ『JIN-仁-』『天皇の料理番』『義母と娘のブルース』など次々と話題作を手がける平川雄一朗が決定。12月よりクランクインし、2019年1月下旬のクランクアップを予定している。○山田涼介 コメント角川ホラー文庫から出ている小説が原作ですが、そこには「怖さ」ではなく、「切なさ」や「人を想う気持ち」が交じり合う普遍的な世界が描かれています。原作は漫画にもなっており、さらに実写化ということで、観ていただけると「記憶屋」の世界観をより理解していただけると思います。芳根さんと佐々木さんとは初共演、蓮佛さんとは二度目の共演ということで、みんなで力を合わせながらこの不思議な世界観を創っていきたいなと思います。愛に切なさに優しさに寄り添っていただけると思います!○芳根京子 コメント自分にとって挑戦の年だった2018年の締めくくりに、平川組で「記憶屋」の撮影に臨めることがとっても嬉しいです。そして今回初めてご一緒させて頂く山田さんにリードしてもらいながら、遼一を幼馴染みとして側で支え、複雑な気持ちを胸に抱える真希という無邪気な女の子を通して、自分なりに沢山悩みもがきぶつかってこの作品を皆さんの記憶に残る一本にできるようがんばります。そして、蓮佛さんと『べっぴんさん』ぶりの共演、とても嬉しいです! 姉妹から、恋の矢印が交錯する複雑な関係へと変わりました。いろんな経験をして成長できた姿を見せられたら、と気合が入ります。また、今まで同じ作品に参加させていただいてましたが、一緒にお芝居をしたことがなかった佐々木蔵之介さんと、やっと直接お会いできるのもすごく楽しみです。○蓮佛美沙子 コメント幸せだった日々から一転、大好きな人のことを全て忘れてしまった杏子。なぜ忘れてしまったのか、そこに在る理由やそれまでの幸せな日々、そして忘れてしまってからの微妙な関係性を、ひとつひとつ零さず丁寧にすくい上げていけたらなと思っています。○佐々木蔵之介 コメント家族と囲んだ食卓、友達と笑い合った放課後、焦がれていたあの人の横顔、故郷の風景…この映画には、誰もの心に刻まれた、美しくあたたかい、時には切ない「記憶」が登場します。皆さまの心にそっと寄り添ってくれる優しい映画になってくれればと思います。
2018年12月15日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、コーセーコスメポート「ソフティモ ラチェスカ」シリーズの新商品「ミルククレンジング」のTV CMに出演することが17日、わかった。新CM「ミルククレンジング」編は21日より全国で放映される。CMでは、山田が手のひらに「ソフティモ ラチェスカ ミルククレンジング」をワンプッシュする女性を見て「えっ! ミルクでメイク落とし?」と驚くが、アイメイクやティントリップ、毛穴汚れまで落ちる様子に「めちゃ落ち!」と、再び驚きの表情に。さらにしっとりと潤った女性の肌に山田が「めちゃうる!」とやさしく微笑みかける。撮影は、山田の「めちゃ落ち!」という驚きの表情からスタート。両手を広げたり、目を見開いたり、豊かな表情と身のこなしで順調に進む。続いて「めちゃうる!」のシーンでは、監督から「やさしく!」「色気たっぷりで!」「カッコよく!」と次々と指示が飛び、その都度表情や身のこなしを変えてリクエストに応える山田。最後に監督から「では、めちゃうるで!」と言われ、一瞬「……」と首を傾げた山田だが、“めちゃうるな表情”を再現し、OKをもらっていた。CM撮影終了後、Hey! Say! JUMPのメンバーとしての活動と、俳優やソロアーティストとしての活動を両立させる秘訣について聞かれた山田。「切り替え(が大事)なのかなと思います。1日に俳優の仕事とアイドルの仕事、全く違う仕事が入る時もあります。そんな中でも、基本的にはどちらも引きずることはありません」と答える。さらに「(切り替えには)フラットな山田涼介になる時間を大切にしています。フツーの人、 “人間山田涼介”である時間を大切にするというのはとても大事なような気がします」と語った。
2018年08月17日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が2日、千葉・幕張メッセで開催中のポップカルチャーイベント・東京コミコン2017で行われた、映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)のコスプレコンテストに、本田翼、アニメ版声優の朴ロ美(ロは王編に路)、衣装デザインの西原梨恵、曽利文彦監督とともに登場した。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。事前に書類審査を行い、勝ち残った12組のファイナリストが登場。ゲストの4人が審査を行った。優秀賞である「ハガレン賞」に輝いたのは、マスタング大佐に扮した少年で、朴から賞金と原作のイラスト集が贈られた。また、アルの鎧をリアルに再現した参加者がグランプリに選ばれ、そのクオリティには本田も「触っていいですか?」とおねだりするほど。LEDで目を光らせているという工夫に、本田が「電池なんだ」と納得すると、朴が「電池とか言わない!!」とつっこんでいた。さらにプレゼンターとしてサプライズで山田が登場すると、会場からは歓声が上がる。山田はコスプレのクオリティに「すげえ!!」と感嘆し、賞金と荒川のサイン入り色紙を贈呈した。グランプリに輝いた参加者は「老後のために貯金します」と地道な計画を明かした。山田は「みなさんのクオリティが高すぎて、ほんと、どうやって作ってるんだろうなって。売ってるものを着てるわけじゃないですもんね」と驚いた様子。幼児のエドとアルの兄弟を見て「どうやって作ったの、このお面?」と話しかけながら、「本当にみなさん素晴らしいコスプレですよね」と感心していた。
2017年12月02日今年も残すところ、あと僅かとなりました。この冬は一風変わった学園ドラマが大きな話題を集めていますね!従来主流だった「圧倒的巨悪へ立ち向かっていく」情熱的でスカッとする展開とは異なり、「当たり前だったはずの日常…その見え方がジワジワと変化していく」リアルな展開が特徴的。そこで今日は、冬クール世間の注目を集めている学園ドラマ3作品について、ドラマニアな筆者が徹底解析していきましょう。■商社マンが左遷で“校長先生”に――学園ドラマの真骨頂!「先に生まれただけの僕」その時代毎に、生徒が抱える様々な問題を取り扱ってきたこれまでの学園ドラマとは一味も二味も違う――新感覚ドラマ「先に生まれただけの僕」。大手商社から左遷された主人公・鳴海涼介(櫻井翔)は、「功績を残し一刻も早く親会社に戻りたい」という一心で、学園経営の改善に挑みます。生徒への愛情や教育者としての誇りは二の次というのが何とも斬新!本作では、校長室での昼食や放課後の職員会議など、これまであまり見たことのない場面が次々に登場し、“校長先生視点”という不思議な構図で物語が進んでいくのです。「企業であれば、経費削減は当たり前」そう教師たちに説いたかと思えば、今度は生徒たちを前に「社会人になれば、不条理当たり前に起こる」と演説を始める鳴海校長。事ある毎にビジネス論を振りかざす彼に対し最初は反発していた周りの人々ですが…彼の懸命な姿勢――学園経営を立て直すというひとつの目標に向かって、真っ直ぐひたむきに突き進む背中に、一人二人と影響を受け始めていきます。一体どうすれば、進学実績を上げることができるのか?まずは生徒を惹きつける授業を目指そう。“改革”が難しいとされる学園経営に一石を投じる若き校長の背中は、社会に生きる多くの人に勇気と希望を与えてくれること間違い無し!必見ですよ~。■“毒親”に阻まれた衝撃の真実生徒の死…広がり続ける波紋「明日の約束」またこちらも、従来とは一線を画す視点=スクールカウンセラーを主人公に展開する異色の学園ミステリー「明日の約束」。ある朝、不登校の生徒が自宅で自らの命を絶った――部屋中を真黒なスプレーで塗りつぶすという不可解なメッセージを残した本事件を機に、井上真央さん演じるスクールカウンセラー・藍沢日向は、一見何事もなく時を刻んでいた日常の中に大きな闇が潜んでいる事実に気がつきます。中でも物語の主軸として描かれているのが、“母子の愛”について。「親が我が子を想う」極々当たり前に思えるその心理に対し、「子が親へ想いを返す」心の繊細かつ複雑な動きを、本作では丁寧に描いていきます。亡くなった男子生徒の母親・真紀子(仲間由紀恵)から発せられる威圧的な言葉の数々――日向はその裏側に、自らが長年苦しんできた“毒親の抑圧”を感じ取り…。事件の真相に踏み込めば踏み込むほど、胸の奥がズキンと痛む切ない展開の嵐。親子の在り方について新しい角度で切り込んだ注目の一作となっています。■前代未聞!飛び交うNGワード(?)の数々恋の英才教育機関「オトナ高校」そして最後がこちら、衝撃的な設定が話題の学園ドラマ「オトナ高校」です。深刻な少子化問題に歯止めをかけるため、性体験のない30歳以上の男女を公的教育機関「オトナ高校」に入学させるという驚きの設定に、思わず目を瞬いた人も多いはず…!土曜深夜枠、放送コードギリギリのスリル感を味わうことができるとっておきの作品と言えるでしょう(笑)。主演をつとめるのが、あの三浦春馬さんというのも面白いですよね~。東大卒のエリートの未経験男子=チェリートくんを愛嬌たっぷりに熱演してくれています。「顔良し、頭良し。そんな完璧な人間、きっと恋愛も完璧なはず」ついそうツッコミがちですが…恋愛に奥手な草食系男子、仕事に精を出す肉食系女子が増加傾向にあると言われている昨今、あながちフィクションとは言えないかも!?様々なタイプの“こじらせ成人”が登場するので、「あるある」「こんな人いるいる」とテレビに呟いてしまうこと必須!スーツを制服に着替え、プライドとの狭間で奮闘する大人たちの熱い戦いに思わず涙してしまう一幕も…。ハラハラ・ドキドキの展開を楽しむのに最適ですよ。以上、従来とは趣の異なる新しい学園ドラマ3選でした。いずれもおすすめ!気になる作品を是非チェックしてみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2017年11月24日『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)第2話が10月21日に放送された。ビジネスと教育の違いに戸惑う35歳の新校長・鳴海涼介(櫻井翔)が、今回ぶち当たったのは “スクールカースト”というあらたな壁。これは生徒間に存在する上下関係のことで、ここからいじめに発展することもあるという。不祥事を恐れる鳴海は、思いも寄らない方法で生徒を指導。新校長の逆襲にはスカッとしたが、一体ママたちは子どものスクールカーストとどう向き合うべきなのだろうか?■理不尽なスクールカースト…教師たちは楽観視!?2年1組の小山は、腹痛を訴え保健室に通う日々を送っていた。そんな小山について保健教師の綾野(井川遥)は、メンタルの問題ではないかと鳴海に告げる。校長としてもサラリーマンとしても不祥事を避けたい鳴海は小山を呼び出し、その理由が“スクールカースト”にあると知る。この“スクールカースト”こそが今回のメインテーマ。これはルックスや運動神経が良かったり、恋人がいたりする子が上、そうではない子が下という生徒間で起こる階級のこと。小山は、自身の彼女である横井と友人の磯山が、もともと仲が良かったはずの上野をバカにしている様子に耐えられず、学校に来るのがつらいと言うのだ。鳴海は、この問題について職員たちに意見を乞うが「大人が介入すると逆によくない」などと楽観的。そんな教師たちに“予備校の先生は「講師」だが、学校の先生は「教師」だ”と語り、勉強だけでなく生きる上で大切なことや社会の現実も生徒たちに教えてほしいと伝えるのだった。■櫻井翔が喝!「僕に言わせりゃ、くだらないよ」唯一の味方になりつつある真柴(蒼井優)とともに、横井と磯山に話を聞くことにした鳴海。真柴のオブラートに包んだ問いかけに対して、「(私たちが)いじめてるって言うんですか?」と返す2人。それに対して鳴海は「そうだよ」と即答。そして、大人の世界でも派閥やいじめはよくあると話し、学校という小さな世界で上だの下だの言うのは「僕に言わせりゃ、くだらないよ」と言い放つ。そして、小山にフラれたという横井は「くだらないですよ、そんなのわかってます。ごめんなさい、もう(上野)美咲をいじめたりしません!」「私はもう…3軍だから」と言い残して去って行く。真柴は、大人の尺度で物を言うのは良くないと忠告するが、鳴海は自分にはああいう言い方しかできず、何も言わなければ自分が校長をやっている意味がないと声を荒らげるのだった。社会に出ても必ず上下関係はあり、学生時代に存在したスクールカーストで上位だったからといって、社会で上位になれるとは限らない。だからこそ、鳴海の「くらだない」というセリフには「ほんとに、そうだよね」と思わずつぶやいてしまった。けれども学生時代の自分を思い起こせば、学校が社会のすべてだという真柴の意見にもうなづける。毎日楽しく学校に通ってはいたが、その裏では友達にどう思われるか、どう思われたいか、そんなことを考えながら学生生活を送っていたことは否めない。そういった意味で、学生時代に感じていたストレスは相当なものだった。見事なまでに井の中の蛙であり、学校というものが人生そのものだったように思うのだ。■子どもを待ち受けるスクールカースト、ママはどう向き合う?スクールカーストはおもに小学校から起こりはじめ、中高生でもっとも顕著になると言われている。そこから必ずしもいじめに発展するわけではなく、そのなかでも同じ価値観を持った友達と過ごすことができれば問題ない。とはいえ、幼い子どもを持つママたちは、これから子どもたちがそんなカーストに分類されていくのかと思うと恐ろしくも感じるだろう。だが、残念ながらこれは親が解決できる問題ではなく、子ども自身が乗り越えていかなくてはいけない壁なのかもしれない。SNSの普及などから、ママ世代の学生時代とは友だちとの付き合い方も変化。子どもにかかるストレスも想像以上という可能性も十分にある。鳴海の「くだらない」というド直球には納得するばかりだが、親だけは「くだらない」ですませずに、子どもの置かれている状況を把握することが大切だとも感じた。わが子がスクールカーストに悩んだとき、一体なんと声をかければいいのか。おそらくそこに答えはないが「だれでも経験すること」と決めつけず、わが子の心に寄り添うことを忘れずにいたい。■“先に生まれただけ”の鳴海校長に一言もの申す高校生を子ども扱いすることなく、あくまで対等にスクールカースト・いじめについて説いた鳴海のやり方は大胆だったが、結果として横井、磯山、上野の関係性は修復。第1話で奨学金の現実を突きつけられたことで思い悩み、不登校になっていた加瀬も、奨学金を借りて大学に行く決意を固めて再び登校しはじめた。教育はこういうものだと決めつけている教師たちのなかで、なんの知識もない鳴海が“先に生まれただけ”の先輩として生徒たちを導き始めた第2話。小山の保健室通いを知りながら何も手を打たずにいた及川(木下ほうか)に辞任の道を用意するなど、なかなかの手荒さも見せたが、教師の意識改革に向けて突き進む鳴海の表情は明るく、この状況を楽しんでいるようにも見えた。そんなサラリーマン校長の逆襲は爽快そのもの。ただひとつ注文を付けるなら、彼女と5年も付き合っておいて「結婚は考えられない」はちょっとヒドいよ、鳴海先生…。生徒の幸せと同じように、愛する人の幸せも考えていただければ!10月28日放送の第3話では、退職した及川の代わりに鳴海が数学教師として教壇に立つことに。一体どんな授業を進めるのか、楽しみだ。
2017年10月27日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットに登場した。今年のTIFFのオープニング作品に選出された実写映画『鋼の錬金術師』で主演を務める山田は、共演の本田翼、曽利文彦監督らと登場。「涼介~!」などと会場から黄色い声援が沸き起こった。そして、「東京国際映画祭の30回の記念すべき年にオープニング作品に選んでいただきありがとうございます」と感謝の気持ちを伝え、「きょう完成作品を見ていただけるということで楽しみにしています」と語った。『鋼の錬金術師』は、累計発行部数7000万部突破の国民的コミック『ハガレン』の壮大で圧倒的な世界観を実写映画化したファンタジー・エンタテイメント大作。失ったすべてを取り戻すための兄弟の冒険を描く。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。
2017年10月25日ニュース番組でも活躍する知性派アイドルの元祖、櫻井翔(35)が、今度は校長先生に就任!といっても、主演ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系・土曜22時〜)での役柄。櫻井が演じるのは、バリバリの商社マン・鳴海涼介。人を動かすマネジメント能力を買われ、経営困難に陥った高校を立て直すべく、校長として送り込まれる。 「現実にいま高校で起こっている問題や課題が詰まっていて、監督やスタッフさんたちがいろいろ取材を重ねたんだなと作品への熱意を感じました。クランクインまでに全話の台本ができあがっていたし、セットも豪華で、まるで映画を撮っているようでもありました」(櫻井・以下同) 校長となって鳴海の生活は一変。恋人の松原聡子(多部未華子)と約束していた結婚も、生活が多忙になったことで延期になってしまう。 「鳴海は、仕事に没頭して、聡子のほうを見ないようになってしまうんです。かわいそうだな、と思いますね。自分自身は、そういう経験がないからよくわからないけど、聡子に対する態度はちょっと冷たいな、と思う。仕事の面では一生懸命高校を立て直す努力をしていて魅力的な男だと思いますが」 そう語る翔くんが、ドラマの舞台裏エピソードを明かしてくれた。 【共演の蒼井優、多部未華子とは超フツー】 「2人とも、約10年前に一度共演したっきり。でも、久々に会ったのに全然距離も感じないし、超フツーに接することができたんだよね」 【プロが集まる大人の現場】 「撮影の合間は、コーヒーを飲みながら静かに会話する大人の現場。お芝居となると『よーいドン』で試合が始まるプロの集まりでした」 【校長先生って寂しい】 「担当を持っていないから、生徒との交流は密じゃないんだよね。僕も高校のころ、校長先生とは挨拶程度。孤独な仕事だし寂しいな、と」 最近、バラエティ番組で「女子力が高い」と評判になった翔くん。このドラマの現場にも、マイコースターを持ち込んでいたという。 「女子力ってそもそも何を言うのかすらわかってないんです。料理ができること?くらい。こだわりなんてない。香りに関しても、好きな匂いだから体につけたり部屋に置いたりしてるだけ。マイコースターだって、メークさんが使ってるのを見て大発見!と思って取り入れたけど、スーパーで買ったやつだしね。女性にはそこまでの気遣いは求めてないし、逆にマイコースター持ってたら変わってるって思っちゃう(笑)。僕?僕は別に変わってないよ、合理的なことをしているだけで(笑)。嵐のメンバーは何それ、ってケラケラ笑ってたけど」
2017年10月16日「僕、“商品”なんで」――。あっけらかんという表現がこれほどピッタリな口調もないという口調で山田涼介は語る。その言葉の裏にあるのは後ろ向きな感情や諦めなどではない。自分が必要とされる現場で、最もふさわしい形に己を変身するという強烈なまでのプロ意識。だからこそ普段、「Hey! Say! JUMP」の押しも押されもせぬ中心メンバーとして、華やかな衣装とメイクでスポットライトの下で歌い、踊る男は、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で、迷いもためらいもなく「“ほぼ”じゃなく、完全にどスッピン!」の状態でカメラの前に立ち、主人公・敦也を演じきった。原作は東野圭吾の全世界累計800万部突破の長編小説。山田さんが演じたのは、施設育ちの少年で、親友2人と共に、空き家となっている“ナミヤ雑貨店”で一夜を過ごすが、ポストに投げ込まれる悩み相談の手紙とその返信を書くことを通じ、時空を超えて様々な人々と繋がるという、不思議な体験をすることになる。敦也はある理由から仲間と共に犯罪に手を染めるが、山田さんが過去に映画で演じてきた役柄と比べると、エキセントリックなところのない、等身大の青年。「敦也がこれまで歩んできたバックボーンを頭に入れつつ、最終的に敦也がどうなるのか。そこへのアプローチを考えた」とふり返る。同じ施設出身の幼なじみの翔太を村上虹郎が、幸平を寛 一 郎が演じているが、大切にしたのは常に一緒にいるこの3人の空気感。「現場で『こうしなきゃ』と演じ方を考えるのではなく、その場で生まれる3人の呼吸を大事にしました。彼らは罪を犯すけど、それは3人にとっては正義であり、大切なものを守るためであり、決して根は悪いやつらじゃない。ただ、孤独であり、そんな3人が集まってる。『俺たちにしかわかんないことがある』という空気を、オフのときから大事にしていました」。監督を務めたのは、人間ドラマ、登場人物たちの感情を丁寧に描くことに定評がある=その点に関して、決して妥協することなく、何テイクも重ねることで知られる廣木隆一監督。「何も教えてもらえない現場」で自らと、役柄と、相手と向き合った。「自由にやらせていただけて、やりやすかったですが、その分、難しい。本当に何も教えてくれないんですよ(笑)。『ああしろ、こうしろ』というのが一切ない。常に試されていました。でも、それが面白かったですね」。正解が何なのかが示されない状況で、正解を模索していく――。そんな道なき道を進む、難しい作業の中で、山田さんにとって、希望の灯となったのは、ナミヤ雑貨店の店主・浪矢を演じた西田敏行の存在だった。敦也と浪矢は、異なる時代を生きており、手紙を介して繋がりを持つが、直接、向き合って会話をするシーンはない。だが、山田さんは自身のクランクインを前に、わざわざ西田さんの撮影現場に足を運び、その芝居を目に焼き付けたという。西田さんから感じたのは途方もない「温かさ」だったという。「直接、絡むシーンはないけど、最終的には繋がらないといけないので、これは西田さんのお芝居を見ておかないと、(自分の)最後のシーンの芝居ができないぞ…と思って、見に行かせていただきました。ちょうど、成海璃子ちゃんとのシーンだったんですけど、すごく面白いんです。まるで、台本を読んでいないかのような――僕らは台本を読んで、覚えて、セリフを言うんですけど、そういう作業をしていないかのようなしゃべり方をされるんです。その場でリアクションをして、すごく間をあけたりして、普通なら『あれ?セリフ忘れたのかな?』と思うような間の空け方なのに、そう感じさせずに見ていられる。その場で生まれる空気を楽しまれていて、すごく温かく、勉強になりました」。本作への出演について「俳優っていう枠に一歩足を踏み入れられたのかなと感じている」と語る山田さん。俳優としてのキャリアのスタートはグループとしてのデビューよりも早く、既に10年以上に及ぶ。にもかかわらず、そう語るのはなぜか?「この役、この現場の中で『あぁ、芝居ってこうやるべきなんだ』『これが本当の芝居なんだ』と感じる瞬間があったんですよね。そういう意味で、新たな1ページが開けたような気がしたんです」とその真意を明かす。多くのジャニーズの先輩たちが通ってきた道と言えるが、映画やドラマへの出演は、彼にとって、数ある仕事のごく一部でしかない。同世代の役者たちが俳優業だけに集中して突き進む中、グループの一員として、歌にダンス、バラエティ番組など多岐にわたる仕事を求められる。だからこそ、次々と話題の映画、ドラマに出演してきながらも、自らを“俳優”と称することにためらいを感じていたという。「“俳優”一本でやっている人たちがいる中で、胸を張って『俳優です』と言えないというか、失礼なんじゃないかという思いがありました。でも、この作品でやっと、(俳優としての)スタートラインに立てたのかな?と思えた。これから、いろんな人に嫉妬されるような役者になれたらと思います」。冒頭の言葉にもあるように、自らをあくまで“商品”とし「アパレルでシーズンごとに流行りものをマネキンに着せるのと同じで、現場によって常に変わらないといけない」と自らの立場を冷静に見つめる。「だからこそ、自分磨きを怠っちゃいけない」とも。俳優という立場で、いまの自分に何が求められているのかに関しても、極めて冷静に分析している。24歳という年齢と人気、ジャニーズとしての立場を考えれば、少女漫画などを原作にした、“壁ドン”などを含んだ胸キュン恋愛作品への出演が多くなっても不思議はないが、それについてはこんな分析を…。「立ち位置として、やっててもおかしくないけど、オファーがないのは、それをやっても当たり前すぎるんじゃないですかね?自分が演じることが意外ではないのかな?みんなが見たい山田涼介よりも、想像もできない山田涼介が求められているんじゃないかと解釈してます」。と、あれこれ考察しつつも、自ら演じてみたい役は「特にない」とそっけない。「伊野ちゃん(伊野尾慧)がバラエティで、『山本美月ちゃんとのキスが…』って話してて、そういうのも味わってみたいかなと思ったけど(笑)、やりたい役ってないんですよ。知らない自分を見出してもらうのが楽しい。これ難しいのキター!って方が、ワクワクしますね」。今回の大きな“一歩”が俳優・山田涼介をどこへ導くのか?この先、どんな想像しえない表情を見せてくれるのか?期待したい。(text:Naoki Kurozu)
2017年09月19日東野圭吾史上、最も泣けると名高い名作の同名映画化『ナミヤ雑貨店の奇蹟』開店セレモニーが9月12日(火)、ルミネ有楽町ルミネパサージュにて行われ、主演の山田涼介(「Hey! Say! JUMP」)、共演の門脇麦が一日店長に就任した。劇中、どんな悩みも真摯に受け止め人々の悩み相談に応える雑貨店にちなみ、ふたりが観客からの悩み相談に応える一幕も。老若男女、様々な悩みが寄せられる中、3年間友だち関係にある男性に片思いしているという女性からの恋愛相談に、山田さんは「ガチなのきたぞ!」と、ワクワク顔を見せていた。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は手紙がつないだ、たった一夜の優しい奇蹟を描いた物語。時空を超え、1980年から2012年にナミヤ雑貨店に届いた手紙を、たまたま受け取った敦也(山田さん)、翔太(村上虹郎)、幸平(寛一郎)の3人。悩み相談が書かれていたその手紙に試しに返信した3人は、不思議な交流にいつしか心を奪われていく。山田さん&門脇さんは元々悩み相談はしないほうで、どちらかというと「悩み相談を受ける側」という男前なふたり。友だち関係のため告白する勇気が出ないという女性からの相談に、山田さんは、「告白してみなきゃわからない。もし、関係が崩れようが…恋って止められるものじゃないと思うので」と名言風の発言をするも、会場からは一瞬、笑い声が漏れた。敏感に察知した山田さんは「何を語っているんだ、って(笑)?」と自分自身に突っ込みを入れ、いたたまれず門脇さんが爆笑。すると、山田さんは「笑うな(笑)!」と笑顔を見せた後、「告白してみなきゃなと思うので、一歩踏み出すことが大事です。そこから決めればいいんじゃないかな」と優しく導いていた。本作の主題歌は山下達郎の「REBORN」で、劇中では門脇さん演じるセリが同名カバー曲を歌っている。美声を披露したことで話題になっている門脇さんだが、「そういう方向性になるって聞かされていなかったので、びっくりしていると同時に、とてもうれしいです」と表情をやわらげる。続けて、門脇さんは「35歳のカリスマシンガーソングライターという設定で、絶対無理と思ったけど、達郎さんの歌に助けられて、よりどころでした」と、作品と歌に想いを馳せていた。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土・祝)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年09月12日東野圭吾のベストセラー小説を、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の完成披露試写会が8月18日(金)、都内で行われ、山田さんをはじめ、ベテラン俳優の西田敏行ら共演陣、メガホンをとる廣木隆一監督が出席した。どんな相談にも真剣に答えてくれる雑貨店「ナミヤ雑貨店」を舞台に、そこに届けられた手紙が時空を超えた人々の絆を紡ぎだす感動のヒューマンドラマ。山田さんは「原作を読んだときは、2時間にまとめるのは無理なんじゃないかと思いました。でも、考え抜かれた脚本をいただき、スタッフの皆さんの熱い思いが伝わりました」とふり返り、「人の温もりを思い出す作品。奇蹟は信じるものではなく、自分の手で手繰り寄せるものだと思った」としみじみ語った。物語のカギを握る雑貨屋店主を演じる西田さんは、「原作にはいろんな仕掛けがあるから、映像化は大変かと思いきや…、この監督はやってのけちゃう」と廣木監督の手腕を絶賛。また、「山田くんを見ていると、昔、熱心に見ていた映画『エデンの東』のジェームズ・ディーンに重なるものを感じた」と太鼓判を押していた。この日は本作が第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に正式招待されることが発表され、山田さんは「うれしいですね。アジアでも愛されている原作ですし、世界に歩みを始めた作品にいろんな感想をいただければ」と喜びのコメント。映画の内容にちなみ、山田さんが「緊張の対処法は?」と西田さんに“お悩み相談”すると、西田さんは「頸椎を痛めたんで、医者に言われて、ここ4~5年は脱力しっぱなし(笑)。まあ、新人の頃から一切緊張したことはないですね。大物の証かな(笑)」と豪快に返答していた。完成披露試写会には山田さん、西田さん、廣木監督に加えて、尾野真千子、村上虹郎、寛一郎、門脇麦、林遣都が出席した。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月18日アイドルグループのHey! Say! JUMPの山田涼介が、フジテレビ系バラエティ番組『いただきハイジャンプ 年末人助け大放出SP』(29日18:00~19:00)で、男の子が自転車に乗れるように応援する企画に登場する。山田は、姿を見せずに声だけで、子供の苦手なことを一緒に克服する名物コーナー「黒子企画」に挑戦。今回は、自転車に乗れない5歳の男の子に、"自転車の妖精"となって応援する。その方法は、男の子に届いた自転車にぶら下げられたお守りに仕込まれたスピーカーから、山田の声を伝えるというもの。何度転んでも何度でも立ち上がる子どもの姿に、「がんばれ!がんばれ!」と応援したくなるような内容となっている。この様子をスタジオで見守ったヒロミは「(山田は)こんなに優しい声が出るんだな。毎朝電話で山田の声で起こしてほしいし、なんなら一緒に住んでくれないかな(笑)」と絶賛。今回がグループとしては初共演となったHey! Say! JUMPに関しては「良いグループだと思います。色んな個性がある」と印象を語っている。
2016年12月29日「仮面ライダーゴースト」仮面ライダースペクター/深海マコト役でブレイクした山本涼介が、2017年4月はじまりのブック型カレンダーを発売。「僕と過ごす春・夏・秋・冬」をテーマに1年をかけて撮影され、山本さんのさまざまな表情や変化を楽しめるカレンダーとなっている。2015年より放送された「仮面ライダーゴースト」をはじめ、現在公開中の『仮面ライダー平成ジェネレーションズDr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』にも出演、舞台「サバイバーズ・ギルト&シェイム」では初主演を務めたばかりの山本さん。2017年5月には、大原櫻子の初主演舞台「リトル・ヴォイス」にビリー役で出演を果たす。32ページにわたる今回のブックスタイルカレンダーのテーマは、「僕と過ごす春・夏・秋・冬」。このカレンダーのために、季節ごとに撮影を重ねていき、まるで山本さんとともに、1年間を過ごしているかのような作りに。春は桜の木々をバックにさわやかな等身大の姿を、夏は写真集撮影でロケをしたグアムで、このカレンダー用に別カットを収録、南国の地でリラックスした表情を収めている。秋のシックなロングコートスタイル、冬のニットスタイルと、季節に合わせたスペシャルコーディネートで「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍する魅力も本領発揮しており、スタイリッシュで、クールなフォトも満載。季節とともに、さまざまな角度から山本さんの魅力と変化を楽しむことができそう。2月初旬には、都内にて発売記念イベントの開催も予定されている。<山本涼介コメント>1年かけて、季節に寄り添った写真を撮影してきました。桜の季節には、「仮面ライダー」の撮影の合間を縫って、きれいに咲く桜を探しながら撮影をしました。いま見るととても懐かしく、顔つき、表情も、春先に撮ったものと、最近撮ったものでは全く異なります。季節の変化とともに、僕の変化も楽しんでもらえると嬉しいです。グアムではハンモックに初挑戦したのですが、乗るときにコツがいるのか何度も落ちてしまいました。でもそんな開放的な空気の中で、グアムの自然の色味のように豊かな表情もたくさん切り取ってもらいました。表紙に選んだワンちゃんとの写真は、撮影中に、偶然お散歩していたワンちゃんに出会って、生まれた1枚。たくさんの出会いに恵まれた、僕の1年間。そんな思い出深い1年間がこのカレンダーにギュッと詰まっています。「山本涼介カレンダー2017.03-2018.04」は2017年2月1日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日「仮面ライダーゴースト」で注目の新進俳優・山本涼介の舞台初主演作で、鴻上尚史の作・演出による「サバイバーズ・ギルト&シェイム」が11月11日(金)に初日を迎え、山本さん、鴻上さんに共演の南沢奈央、片桐仁らが報道陣の取材に応じた。“サバイバーズ・ギルト”とは近年、注目されている概念で、災害や戦争などに遭いながらも生還した人が、自分だけが助かったことに感じる罪悪感のこと。本作では、近未来の戦争中の日本を舞台に、自分は戦死して幽霊になったと信じ、成仏のために映画を1本完成させることを望む青年と家族、周囲の人々の姿を描く。山本さんは「映像作品も含めて初めての主演」とあって、初日を迎えてやや緊張気味…?会見前に、報道陣が見守る中で約10分間のあるシーンの公開フォトコールが行われたが「そんなに緊張しないと思ってたら、思った以上に…。多少、不安があります」と語ったが、これに片桐さんが食いつき「多少なの?大したことないの? (公開フォトコールで)相手のセリフを口ずさんでたよ(笑)」と指摘。山本さんは「顔が引きつってました…」と苦笑を浮かべていた。最初にオファーが届いたときは「驚きが最初に来た」と山本さん。「責任感を感じたし、セリフ量も増えるので不安もありました」と吐露する。そんな山本さんを片桐さん、南沢さんら共演陣が支えるが山本さんは、片桐さんについて「仁さんは…変(笑)。アドリブが多いので、笑いをガマンするのがしんどいです。こっちが真剣にやっている後ろで、真剣に面白いことをやってくるんです(笑)。まだ、僕はストレートしか投げられないのですが、仁さんは変化球を投げてくるので、勉強させてもらっています」と語る。一方、大学の映画サークルの先輩を演じる南沢さんについて、山本さんは「ハグするところがあって、緊張します(苦笑)」と語り、鴻上さんから「中坊かっ!もう少しレベル高いこと言えよ(笑)!」とお叱りの言葉が…。一方、南沢さんも山本さんの印象について「背が高い」と語り、「印象じゃないし!」と突っ込まれていたが「私は、165cmで、山本くんは私よりちょうど20cm高いんです。私はずっと、自分より20cm高い人が理想だったんですけど、思ったより大きいですね(笑)。すごく安心するし、頼りがいがありますよ」と語っていた。鴻上さんは“サバイバーズ・ギルト”について、まさに現代で扱うべきテーマとして強調。「アメリカの大統領も、威勢のいいことを言ってると、ますます(サバイバーズ・ギルトで)苦しむ人が増えるんじゃないか?」と懸念も口にする。また、“座長”山本さんについては「まだ若いけど、伸びしろがあり、この1か月の公演でも成長していくと思う」と期待を寄せていた。「サバイバーズ・ギルト&シェイム」は12月4日(日)まで紀伊國屋ホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年11月11日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『カインとアベル』(毎週月曜21:00~21:54)では、きょう31日の第3話で、山田演じる優と、桐谷健太演じる兄・隆一が、それぞれ仕事上でピンチを迎える。優は、隆一と父・貴行(高嶋政伸)に食事会に誘われるが、そこで隆一と近々結婚すると知らされたのは、好意を寄せていた同僚の梓(倉科カナ)だった。優はショックを受けるが、表情には出さずに明るく振る舞う。そして、優はアウトレットモールの建設に向け仕事に臨み、建設地の地元有力者(イッセー尾形)から、地元の建設会社を入札に加えてほしいと要望を受けるが、すでに有力会社の選定を終えているため、やんわり断る。その後、環境団体の代表が、建設計画を全面的に見直すように要求してくるという展開を迎える。一方、優の勤務先で副社長の隆一は、バンコクの都市開発参入に絡む危機を乗り越え、次期社長の推薦を受けるが、そのバンコクの事業に異変が発生。うまく収めたはずの地元企業が、莫大な債務を抱えていたことが新たに発覚する。なお、同ドラマの撮影現場に密着しているAmebaブログでは、この優と隆一の「どっちがタイプ?」というアンケートを、ツイッター上で実施。24,301票が集まり、優が95%の得票を獲得して圧勝した。優への投票理由を見ると、「ちょっと不器用でもいろんなことにぶち当たっても一つ一つ頑張ってる姿が最高にカッコいい」「おちゃらけている時もあるけれど、これだ!と自分で決めたことには真正面からぶつかっていくところ、 何事にも一生懸命なところが大好きです」といった声が上がっている。
2016年10月31日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、28日深夜放送の日本テレビ系音楽番組『バズリズム』(毎週金曜 24:30~)で、メンバーの高木雄也にイラっとした出来事を告白した。26日に発売した新シングル「Fantastic Time」を番組で披露した同グループは、メンバーにイライラすることをそれぞれ発表。事前に行われたアンケートで、唯一誰からも「イライラ」が出てこなかったのが、高木だった。これに対して、山田と有岡大貴が「ある」と挙手。有岡から高木へ「漫画のことを本と言うのをやめてほしいです」と訴えが上がった。有岡は「『空き時間何してたの?』って聞いたら『本読んでる』って言うから、『すごいじゃん、何読んでたの?』と聞いたら、『静かなるドン』読んでるんですよ!」と裏のエピソードを披露し、「漫画じゃねえか!」とツッコミを入れた。さらに山田が「雄也さ、鍋とかに入ってる野菜あるじゃん。あれを全部ひっくるめて、サラダって言うのやめてくれない?」と畳み掛けると、有岡も「鍋を取り分けてくれるのはいいんですけど、白菜を取る時に(高木が)『有岡君、サラダいる?』って」とエピソードを披露。高木が「サラダだろ! サラダじゃないの!?」と主張すると、番組内は騒然とし、MCのマギーも「サラダじゃない!!」と全力で否定した。高木は「生野菜がサラダ? あっためてるのが野菜?」と整理すると、全員から否定され、「お母さんがTVを観ながら悲しんでる」と顔を赤らめていた。
2016年10月29日「仮面ライダーゴースト」に出演中で「MEN’S NON-NO」のモデルとしても活躍する山本涼介がファースト写真集「MOMENT」(東京ニュース通信社刊)をリリース。9月25日(日)に記念イベントが開催された。写真集の撮影は2泊3日でグアムにて行われ、山本さんは水着姿、セクシーな肉体も披露!リラックスした姿や寝起きの表情、お酒を飲んでほろ酔いの様子やスーツで大人っぽい色香を振りまいたカットまで多彩な表情を見せている。“瞬間”を意味する「MOMENT」というタイトルについて「21歳の瞬間はいましかない。グアムの自然の中で、21歳の僕が感じたこと表現したことが詰め込まれています」と説明。『仮面ライダー』で共演している西銘駿が8月にファースト写真集を刊行したが「西銘くんの若さやエネルギッシュさと同じ土俵で戦っても、10代のパワーには負けます(苦笑)。最近は年を取ったなと感じるので…(笑)。21歳の僕にしか出せない個性を詰め込みました!」と対抗意識も!?セクシーなカットに関しては「こんなに脱ぐつもりは最初はなかったんですが、カメラマンさんが乗せるのが上手で、気づいたら裸になってました(笑)」とグラビアアイドルのような(?)コメント。収録されているインタビューでは生い立ちからここまでの軌跡を赤裸々に語っているが、中でも気になるのは「恋愛への興味が薄すぎる」という言葉。ファンにとっては嬉しいやら寂しいやら…?「そうなんですよね…(笑)。なかなか、仕事が楽し過ぎて、そっちまで頭が回らないんです」と語り、好みのタイプについて問われると「感覚というか、しゃべってて話が合ったり服の趣味が合ったりという人がいいですね」と照れくさそうに明かしてくれた。「山本涼介ファースト写真集 MOMENT」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月25日“ハガレン”こと荒川弘の人気コミック『鋼の錬金術師』が、山田涼介主演、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らで実写映画化されることが発表になった。ワーナー・ブラザース映画が巨額の予算を投じて手がける本作は、アクションやCG映像にも力を入れ、日本映画の枠を超えたワールドワイドな展開を視野に入れていると言う。その他の写真原作(全27巻)は、世界21カ国で発売されており、全世界でのシリーズ累計部数は7000万部超。これまでTVアニメ化、アニメ劇場版がなどが製作されている。原作者の荒川は「色々なメディア展開をしてきた鋼の錬金術師ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!(あ、ヒロインもすぐキレますね。すみません…)」とコメント。本作は、幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンスの波乱に満ちた冒険と成長のストーリーで、『ピンポン』『あしたのジョー』の曽利文彦監督がメガホンを執る。主役のエドワードを演じる山田は原作について「僕自身も小さな頃から読んでいたのですが、現実離れした世界観でありながらもヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を惹きつけられているのだと思います」と話し、「今回主演という立場を頂いた時は、原作が好きだからこそ、どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、自分がこのプレッシャーに勝てるのか?という気持ちもありました」と告白。アクションについては「できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています」といい、「原作ファンの方には勿論、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と意気込みを語っている。本田翼がエドワードたちの幼馴染で機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役、ディーン・フジオカが兄弟の良き理解者で、若き士官“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役、松雪泰子がふたりの前に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)で謀略に長けた“色欲”のラスト役を演じる。そのほか、佐藤隆太(マスタング大佐の親友ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(マスタングの側近ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、大泉洋(本作で重要な役割を担う国家錬金術師のタッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、本郷奏多(“嫉妬”のエンヴィー役)、内山信二(“暴食”のグラトニー役)、石丸謙二郎(ホムンクルスと共謀するコーネロ教主役)が出演する。撮影は6月に世界観の表現を追求してイタリアロケから開始され、日本での撮影を経て8月下旬に撮影終了を予定している。映画『鋼の錬金術師』2017年冬、全国ロードショー
2016年05月24日映画『暗殺教室~卒業編~』の大ヒット御礼舞台あいさつが、4月2日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、主演の山田涼介、羽住英一郎監督が登壇した。『暗殺教室』大ヒット御礼舞台あいさつその他の写真原作は、週刊少年ジャンプにて先日完結した松井優征の人気漫画『暗殺教室』。椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス3年E組の生徒たちは、担任教師としてやってきた謎の生物”殺せんせー”の暗殺を政府から託される。完結編となる実写映画第二弾『暗殺教室~卒業編~』は、3月25日に劇場公開され、4月1日までに動員数165万人、興行収益18億円を突破。昨年公開された前作『映画 暗殺教室』をはるかに上回る大ヒットを記録している。会場に山田が呼び込まれると、会場からは割れんばかりの黄色い歓声があがった。「今日は来てくださりありがとうございます」とお礼を述べた山田が、「2回目以上の見たよという方は?」と会場に問いかけると、ほぼ全員が手を挙げる熱狂ぶり。なんと9回目以上という強者も現れ、想像以上の数字に山田も監督も驚きを隠せない様子だった。羽住監督は、「これで舞台あいさつも最後なので、山田くんの制服も見納めだと思うと寂しい」と感傷深い表情を浮かべた。この日、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭にて前作と本作の2作連続上映が決まったことが発表された。それに対し監督は「テーマは普遍的な人間ドラマだと思うので、海外の方にも伝わると思う」自信を見せ、山田は「グループメールがあるので、みんなにこの情報を送りたいと思います」と喜びを語った。舞台あいさつも終わりに差し掛かり、最後のあいさつをしようとしていた山田の元へ、サプライズゲストとして、赤羽業役の菅田将暉が“殺せんせー”イメージしたバラを持って登場。「お疲れ!」と抱きついた菅田に対し、山田は目を潤ませながら、満面の笑みを浮かべた。それに対し、「お前、今ウルウルして可愛い目をしているな」と菅田から茶化された山田は、「泣いてないから」と言うなど、和気藹々とした姿を見せた。プライベートでも親交があるという二人は、お互いについて、「将暉は、桁違いに演技が上手いので尊敬もできる人。同世代ではなかなかこんな良い関係になる人はいない、将来もずっと一緒にいると思う」と山田が話すと、菅田も「切磋琢磨や仲間、ライバルといったことば全てが詰まった関係」と熱い思いを明かした。最後に山田は「今はやっぱり寂しいですが、公開が終わるわけではないですし、この作品は自分の心の中でも生き続けています。これだけ多くの方達に愛していただいた作品なので、みなさんの気持ちの中でも生き続けて欲しいなと思います」と思いを語った。『暗殺教室~卒業編~』公開中取材・文・写真:小杉由布子
2016年04月02日原作コミックと連動しシリーズ完結する『暗殺教室~卒業編~』の公開記念舞台あいさつが3月26日に、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。主演の山田涼介をはじめ、二宮和也、菅田将暉、山本舞香、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平、羽住英一郎監督が登壇し、同シリーズからの“卒業”に思いをはせた。『暗殺教室』公開記念舞台あいさつ/その他の写真翌年春の地球破壊を宣言する謎の生命体“殺せんせー”と、その暗殺を命じられた落ちこぼれ中学生“3年E組”の奮闘と成長を描く。昨年公開された映画第1弾は、興収27.7億円のスマッシュヒット。この度、原作者・松井優征氏による連載の完結が発表され、放送中のテレビアニメ第2期&『暗殺教室~卒業編~』と連動した“衝撃ラスト”を迎えることになった。前作で映画初出演・初主演を果たした山田は、主人公・潮田渚役で続投し「僕にとって、『暗殺教室』は最初で最後の初主演作。感慨深いですし、今日で渚という役柄、ここにいる皆さんとお別れなのでさみしいですよ」と思わずしんみり。クランクアップ時には、共演したE組メンバーに“感謝の手紙”をしたためたといい、「みんなに思い出を残してあげたいなと思った」と感謝の意を示した。山田からの手紙を受け取った菅田は、「座長の愛情を感じました」と感無量。「これからお互い長いし、今後もいろんな作品で一緒になるはず。山田涼介という俳優の初映画で、ずっと横にいられたんですから」とさらなる共演に意欲を燃やした。一方、前作で声のみの出演だった二宮は、本作では殺せんせー誕生のカギを握る殺し屋役で実写出演し「まさか現場にお邪魔する日が来るとは思っていなかった。とても楽しかったです」と満面の笑み。最近、後輩・山田を自宅に招待し、しゃぶしゃぶをごちそうしたそうで、「いやいや、そんな話やめましょうよ」と謙そんしたが、山田が「298円の肉でしたよ」と暴露すると、会場は大爆笑。舞台あいさつの模様は、全国180の劇場で生中継されており、倹約家で知られる二宮は「全国の皆さんが見ているんだから、やめて」と大慌てだった。『暗殺教室~卒業編~』公開中
2016年03月26日Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演する映画『暗殺教室~卒業編』(3月25日公開)の「祝・卒業イベント」が六本木ヒルズアリーナで開催され、主演の山田に加え共演の菅田将暉、山本舞香、優希美青、上原実矩、加藤清史郎、羽住英一郎監督、そして主題歌を担当するせんせーションズが出席した。同映画は、コミックス累計2,000万部を超え、19日発売の週刊少年ジャンプで最終回をむかえた松井優征作の人気漫画『暗殺教室』を原作に、2015年公開の『暗殺教室』続編として製作された。学園の落ちこぼれクラスに担任として現れた謎の生命体「殺せんせー」の声を嵐・二宮和也が担当し、主人公の潮田渚役を山田、クラスメイトの赤羽業役を菅田、茅野カエデ役を山本が演じている。今回は卒業イベントということで、倍率200倍の中から選ばれた600名の学生が制服姿で観客として参加。さらにキャスト陣も劇中の制服姿で登場し、撮影現場の”ぶっちゃけトーク”を披露した。群馬県の学校で行われた撮影では、男子部屋と女子部屋に分かれていたそうで、上原が女子部屋で「イケメンしりとり」が流行っていたことを暴露。イケメンになりきり、イケメンのセリフを言うルールで、例として「夜空に瞬く星たちより、君の方が何十倍も綺麗だよ」というフレーズを披露した。「よ」から始まる”イケメンフレーズ”を振られた山田が「余裕で缶コーヒー手を使わないで開けれるし」とボケたところ、観客から大ブーイングを受け、「うるさい!」と一喝した。しかしその後、Hey! Say! JUMPにそっくりな謎の9人組「せんせーションズ」が登場、山田にそっくりな「コマンダー」が「余裕で君たちのハートをわしづかみ」とイケメンフレーズでしりとりをつなげ、会場は大歓声に包まれた。メンバーも納得の表情で、「あいつ(山田)はポンコツ」と山田のフレーズをこき下ろしていた。せんせーションズはステージで「殺せんせーションズ」「さよならセンセーション」の2曲を披露し、他のキャスト陣は客席にまわってサイリウムで応援。中島裕翔に似ている「バレット」がダンスの途中で菅田に笑顔を向けると、菅田が手を叩いて笑うなど、キャストと主題歌グループも仲の良い様子を見せた。「せんせーションズ」今後の展開について、有岡大貴似の「ファルコンJr.」は「ぜひ、せんせーションズの過去の話を、良かったら羽住監督に撮ってもらいたいなと」と、監督にアピールしていた。
2016年03月22日映画『暗殺教室~卒業編~』を前に、“祝!卒業記念”と銘打っての学生限定のイベントが3月22日に開催。主演の山田涼介(Hey! Say! JUMP)をはじめ、菅田将暉、山本舞香、優希美青、加藤清史郎、上原実矩、羽住英一郎監督に、主題歌を歌う“せんせーションズ”が出席した。その他の画像つい先日、週刊少年ジャンプでの連載が終了したばかりの人気漫画の映画化の完結編。謎の生物にして担任教師でもある“殺せんせー”の暗殺を使命として鍛え上げられた3年E組の生徒たちの奮闘を描き出す。キャスト陣は全員、劇中衣裳の制服姿で登壇したが、山田らが姿を見せると会場は割れんばかりの歓声に包まれる。撮影から少し、時間が空いており、中には衣裳が合わなくなっている者も。作品ごとに役作りで体型まで変えている菅田は「(本作で)カルマを演じてた時は痩せてたから(ズボンが)しまらない!」と明かし、山田から「ホック開いてるやん!」と突っ込まれる。加藤はわずかな期間で成長し、久しぶりに着たら(裾の長さが)足りなくなってる!」と驚いていた。この日は、各キャスト陣がいまだから言える、撮影時の秘話を発表! 加藤は、崖の上でのシーンで「山田さんは筋肉もパワーもすごいのに、崖が怖かったみたいで…(笑)」と暴露するが、山田は、崖の場面はCGかと思いきやかなり急な斜面での実際の撮影にかなり驚いたそうで「高いとこ苦手なんです」と告白し「頑張りましたよ、山田さん(笑)」と自画自賛で笑いを誘う。菅田は、撮影中の後悔として、知英が演じる“ビッチ先生”のセクシー衣裳をしっかりと目に焼き付けなかったことへの悔恨を吐露!「すごく美しいんですけど、現場では男のプライドというか『おれは別に見ねーぞ、絶対に』という感じで、ガン見できるハートの持ち主はいなかった。帰ってみんな、後悔しなかった?」と残念そうに振り返っていた。この日は、前作に続いて主題歌を担当する9人組のボーカル&ダンス グループ“せんせーションズ”も駆けつけた。彼らは決して、山田が属するHey! Say! JUMPではなく、あくまで、コードネームを持った暗殺集団! 9人は主題歌『さよならセンセーション』を熱唱し、殺せんせーの職種の動きを取り入れたダンスも披露して会場を熱狂の渦に包みこんだ。『暗殺教室~卒業編~』3月25日(金)全国ロードショー
2016年03月22日「anan」1996号3/16発売は山田涼介さんが表紙の「あなたにも必ず訪れる、運命の出会い。」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。この日のスタジオ内には、山田涼介さんと仲のいい、あの方も…!先週発売された『anan』の「次号予告」ページを見てくださったファンから、早々に「楽しみ!」の声が殺到した山田涼介さん表紙号、ついに発売です!山田さんだからこそのしなやかでセクシーなショットから、子犬のようなまなざしまで、瑞々しい魅力にあふれた姿…。ぜひ本誌をお楽しみください。実はこの撮影があった日、ひとつのミラクルが起きました。同じ建物内にある別スタジオで、映画『暗殺教室~卒業編~』で山田さんと共演した菅田将暉さんも、撮影&取材を受けていらっしゃったのです。もっと細かく言うと、山田さんの撮影が行われたスタジオのメイクルームを菅田さんが使っていらっしゃったので、 自然とおふたりが同じ空間にいるという、贅沢極まりない状況に!インタビューで山田さんも話してくださっていますが、おふたり、本当に仲がよさそうでして。きらきら輝くふたりのリアルヒーローが、すれ違いながらお互い嬉しそうに「おう!元気?」とハイタッチからの握手を交わしたり、菅田さんがお もしろ系のファッションアイテムを身に着けて「これどう思う?(笑)」と山田さんに見せにいらして、ふたりで爆笑していたり。映画現場で培った〝男同士ならではのざっくばらんな距離感〟がそれはもう美しくて、かっこよくて……まるで少女漫画から切り出した一枚の絵のような瞬間でした。その和気あいあいっぷりに、スタジオ内が幸せな空気に包まれたことは言うまでもありません。(Y)
2016年03月15日「仮面ライダーゴースト」出演中の注目の若手俳優・山本涼介が1月31日(日)、「山本涼介カレンダー 2016.04-2017.03」発売記念イベントに出席。“彼女目線”をコンセプトにしたカレンダーについて熱く語りつつ、自身は恋人は「ずっといないんです(苦笑)」と嘆いた。山本さんにとって初のブックスタイルのカレンダーとなる本作。「彼女目線」のシチュエーションで、月を追うごとに2人の距離が縮まっていくのがポイント。「最初の月の方では、自転車で待ち合わせて、公園でデートしたり外が多いんですが、2人の距離が縮まって、後半では室内デートをしてます!カレンダーの先にあるシチュエーションを妄想できるようになってます」と語る。撮影に際しては、実際にカメラマンを相手に「クッションを引っ張り合ったり、水を掛け合ったりした」とのことだが「カメラマンの方は男性だったので(笑)、はたから見たらシュールだったかも…。でもおかげで素の表情がつまっています。『仮面ライダー』や(モデルをしている)『MEN’S NON-NO』ではクールなカットが多いですが、ここでしか見られない、素の笑顔があります」と語る。特に、お気に入りとして挙げたのは2人の仲もかなり親密になった11月のページ。「背が高いので、普段は見上げられることが多いんですが、ソファに座っているので同じ目線で、恋愛の緊張感、ドキドキを感じられます」とアピール。「そこにもシナリオがあって、部屋に来るくらい距離が縮まってるんですが、僕がボーっとしてて、彼女が見ていることに気づいて目が合って、テレて笑うというシチュエーションです。テレ屋なところがあるので(笑)」とはにかみながら説明した。12か月分のページで彼女から見つめられている姿を披露しているが、プライベートでは彼女は「いないんですよ…」と苦笑。「どうしましょう?ずっといないんですよ…」と嘆きつつ、タイプについては「大人な考えの人が素敵だなと思います。年上、年下に関係なく、自分の考えを持って、意見を言葉にできる人が好きです」と語った。俳優として「この先、恋愛映画もやりたい!だから自分の経験が大事になってきますよね。いまは、ほぼないに等しいです(苦笑)。(事務所の)先輩(の出演作)を見てキュンキュンしてる状態ですが、そっち側に回れたら…」と公私での恋愛の充実(?)に意欲を燃やしていた。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日現在放送中の「仮面ライダーゴースト」に仮面ライダースペクター/深海マコト役で出演し、注目を集めている山本涼介が自身初のカレンダーを発売することが決定。素顔の山本さんの姿をより身近に感じることのできる、“彼女目線”をテーマにしていることが分かった。『好きっていいなよ。』『神さまの言うとおり』『サムライフ』と話題作に相次いで出演し、185cmという長身を生かして「MEN’S NON-NO」の専属モデルも務める山本さん。「仮面ライダーゴースト」では仮面ライダースペクター/深海マコト役に抜擢され、ネクストブレイク間近とも言われる彼が、初のブックスタイル・カレンダーをリリースする。「ボクの隣にいる“彼女の目線”」をテーマに撮影した写真は、ナチュラル&可愛い系と、かっこよくクール&モードに決めた山本さんの姿が満載。初詣にピクニック、海辺など理想の“デートスポット”での姿や、家でまったりリラックスする様子を、まるで彼女になったかのように近くに感じることができ、照れたところや笑顔など魅力溢れる表情で1年を味わえる構成になっている。「本当に素のまま、感じるままに、自由に動いて楽しんで撮影しました」と本人も語るように、“素顔の山本涼介”が詰まっているといえそうだ。<山本涼介コメント>着たい服、自分のやりたいことや雰囲気をすべて採用してもらった初めてのカレンダーです。全てのシーンがお気に入りですが、しいて言うならハロウィンのカットは特にお気に入りです。ハロウィンらしいオレンジのコートにカボチャやオバケ、色んな物に囲まれて、ダークな雰囲気の中にポップな感じが「かっこ可愛い」ページになっていると思います。今回のテーマが「彼女目線」ということで、見ている方が彼女になったような、僕の隣にいるような感覚になるシーンやカットばかりです。雑誌やテレビではクールな面を見せることが多いのですが、今回のカレンダーは“素顔の山本涼介”がたくさん詰まったものになっていると思います!たくさんの表情の僕に、出会ってください!「山本涼介カレンダー 2016.04-2017.03」(仮)は2016年1月20日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日「あんなに情けない生田斗真くんはよそでは見れないです」――。尊敬の念を込めて山田涼介が発した言葉が映画『グラスホッパー』における生田斗真の変身の全てを表している。独特の色使いとライティングによるスタイリッシュかつクールな映像世界と裏腹に、生田斗真がカッコ悪いさまをさらけ出す。工夫を重ねて生み出したという、追われる際の必死の走り方からして、もういろいろダメな感じがにじみ出ている。変身と言うなら、山田さんもまた本作で見事なまでにアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」としての従来のパブリックイメージを裏切り、孤高の若きナイフ使いの殺し屋・蝉(せみ)を演じている。原作はベストセラーを連発する伊坂幸太郎の同名小説であり、ファンの間でも根強い人気を誇り、伊坂さん自身もお気に入りの自著に挙げている、疾走感あふれる作品。恋人を殺された復讐を誓う元教師の鈴木、他人を自殺させる力を持つ殺し屋・鯨、そしてナイフ使いの蝉の3人を中心に、巻き込み、巻き込まれつつの怒涛の物語が展開する。生田さんにとっては『脳男』に続いての瀧本智行監督とのタッグ。同じ監督に立て続けに主演として呼ばれること――それが俳優にとって幸せでないはずがない。「前作があった上で『また生田斗真で』と思っていただけたということで信頼されている部分もあるけど、前回のハードルを超えないといけないというプレッシャーもありました」と語る。『脳男』では桁外れの知能と身体能力を持ちつつも感情を失った常人とはかけ離れた男を演じたが、同じ瀧本作品でも、本作で演じる鈴木は、恋人を亡くしたということ以外はごく平均的な、いや、弱々しささえ感じさせる男。“生田斗真史上最弱の役”というのは決して大げさではない。「いろんなことに巻き込まれていく役なので、その場の驚きや新鮮さを大切にしたいという思いがあり、あまり『このシーンはこういう感情で』と準備せずにポンッと現場に行った感じだった」と撮影を振り返る。「鈴木というのはお客さんに寄り添わなきゃいけないし、ある意味、殺し屋がいっぱいの世界に映画を見るお客さんを引き連れていく役どころ。観客と同じ目線で驚いて怖がっていく感覚は大事にしました。自分以外はナイフ使いに狂気的な大男で、普通の人がいないので(笑)、無理に“普通”を意識しなくても差別化は難しくはなかったですね」。一方、山田さんにとっては本作が生まれて初めて体験する映画の撮影現場。蝉という役について「やはり、世間で思う山田涼介に対するイメージというのは自分の中にもあるので最初は『この役、おれでいいのかな?』という不安はありました」と偽らざる胸の内を明かす。単にイメージの問題だけではなく、アクション、内面の心情を含め、蝉という役は決して簡単な役ではなく、映画全体を左右するキャラクターと言える。撮影前には生田さんの誘いで、格闘技の稽古に足を運び、ナイフの練習もした。「ナイフを振るだけでしょ?と思うかもしれないけど、実際にどの角度で切り付けると人が死ぬのかとか“人間を壊す方法”を教わって『これからおれは人間を壊すのか…』とそこで感じられました。それも尋常じゃない集中力で臨まないとできなくて、ひとつ教わり、ナイフを一振りするだけで汗だくになってました」。「人を殺す」というアクションそのものが蝉という人間の内面をも作るヒントになった。「人としての孤独感というのは普段、そこまで味わうものでもないし、特に(「Hey! Say! JUMP」の)メンバーといつも一緒にいるので、最初は蝉の気持ちが全く理解できずに悩みました」と振り返るが、クランクインしてすぐに試練はやってきた。「冒頭で次々と人を殺すシーンがクランクインしてすぐの撮影だったんです。『何でこのシーンから?』と思ったんです。自分が蝉という役に入りきる前のような気がして。でもやってみたら『(蝉に)なれるな』と感じました。蝉がそこで成立した。それが自分の中ですごく面白かったです。あのシーンの前と後で全く(気持ちが)違いました」。そんな山田さんの存在は先輩である生田さんの目にどのように映ったのか?実は映画の中で2人がシーンを共にしている時間はごくわずか。撮影現場でもあまり言葉を交わす機会もなかったそうだが、先述のナイフの練習のエピソード然り、実は山田さんのことをよく見ている…?このインタビューでもたびたび、自身のことはそっちのけで山田さんについて語っていた。「カッコよかったですよ、蝉。オープンセットの渋谷のスクランブル交差点のシーンで、ジュニア(=鈴木の仇)が車にひかれたのを見て、菜々緒ちゃんに『追いかけなさい!』と怒られて、そこで蝉とぶつかるシーンがあるんですけど、その時の冷たい目や佇まい、死体を見慣れている眼がカッコいいなって感じました。『グラスホッパー』の蝉をやりたいという役者は本当にたくさんいて、実際、映画化が決まった後に『誰がやるの?』といろんな人に聞かれました。そんな同世代の同業者が嫉妬するような蝉に仕上がっていると思います。映画が公開されて『山田涼介、いいね!』という声はより大きくなると思いますよ」。生田さんの言葉の通り、“役者・山田涼介”に対する「いいね!」という声は近年、確実に高まっている。そして山田さん本人もまた俳優業に特別な思いを抱いている。特に今回、映画という新たな挑戦の場を経験し、その思いを強くした。「正直、いま一番楽しいと感じるのが俳優業ですね。自分じゃない自分を探しに行く作業がすごく好きなんです。新しい発見を常にできる場であり楽しいです。特にTVではどうしても(描写に)限度がある中で今回、こうやって蝉という役を与えていただいて、 これまで見たことのない自分を見られた気がしています」。もちろん、生田斗真という、ジャニーズ事務所にあって俳優業を突き詰めてきた先輩と同じ作品でメインキャストを張ったことがもたらした財産も計り知れない。「こうやって言うのは恥ずかしいんですが、僕にとっては理想像と言える存在です。やはり俳優やっていても、どうしても『ジャニーズだから』と見られる部分はあると思うんです。でも斗真くんに関しては、高校時代にクラスで斗真くんの話をしたら『え?生田斗真ってジャニーズなの?』と言われたんです。ジャニーズ所属という以前に“俳優”として見られていて、自分の実力で進化していくという意味でも理想であり、いろんな色に染まれる俳優さん。僕は、瀧本監督とは初めてのお仕事でしたが『脳男』は何度も見ていたので、撮影初日に監督から『脳男』の時の斗真くんと目が似ていると言われてすごく嬉しかったです」。「いい後輩ですね」と照れくささを隠すようにおどけた口調で語る生田さん。改めて、今回、二度目の瀧本監督の現場で得た発見、新たに手にしたものは?「すごく感じたのは、僕が瀧本さんの作品が大好きなんだということ。1本一緒にやったからこそ、一を言われただけで十のことが分かる阿吽の呼吸が生まれてきた感覚もある。長い付き合いになるなという予感があります」。瀧本作品の何がそこまで特別なのか?その答えからは俳優・生田斗真の生き方、スタンスまでもが見えてくる。「コアで、ややマニアックなところが好きなんだけど、それでいてきちんとエンターテイメントとしてお客さんが見やすいものにしていく感覚を持っている。『脳男』も『グラスホッパー』もマニアック過ぎる部分があり、ともするとそういう作品になってもおかしくないけど、例えば『グラスホッパー』では原作の“ある交差点”を渋谷のスクランブル交差点に置き換えたりしてます。やりたいことをやりつつ、『わかる人にだけわかればいい』というスタイルではなく、いろんな人に見てもらおうという姿勢がすごく共感できるんです」。そこに心地よさを感じるのは、まさに先ほどの山田さんの言葉にもあるように、ジャニーズ事務所所属のアイドルという立場にありつつも、そのイメージをいい意味で常に超えていこうとする意欲と、絶妙のバランス感覚を生田さん自身が持ち合わせているがゆえではないだろうか?9つ年齢の離れた先輩から後輩へ。言葉にしなくとも、共演シーンは少なくとも、この映画一本が確実に伝えるべき思いを伝えている。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:グラスホッパー 2015年11月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年11月04日