“街場のレストランで当たり前の食体験”を再現今の感覚を大切にしながらフランスの古典料理を伝えるナチュールワインを幅広くセレクト“街場のレストランで当たり前の食体験”を再現麻布台ヒルズ タワープラザ3階のザ・コンランショップ 東京店に併設される形で誕生した【Orby Restaurant】。店名は創業者のテレンス・コンラン氏のミドルネームに由来。かつてのロンドン本店にレストランを設けるなど、食に対しても情熱を捧げていたサー・テレンス・コンランの想いを東京店に繋いだということだ。「モダンクラフトダイニング」を提唱する【Orby Restaurant】。自然光が降り注ぐ店内には、都会的で洗練された雰囲気が漂っているヘッドシェフとして白羽の矢が立ったのは、東京・三軒茶屋【uguisu】と西荻窪【organ】を営む紺野真さん。カジュアルなフレンチをベースに、ザ・コンランショップの本店がある英国のエレメントを加えた料理を提供するというのだが、仕込みはけして“カジュアル”ではない。例えば、フォン・ド・ヴォーやフォン・ブランなど、フランス料理の基本となる出汁は、一から作る。食材の仕入れについても、同様。ほぼ毎日、シェフが自ら豊洲に足を運ぶ。思わぬ食材との出会いがあれば、メニューに積極的に反映するそうだ。紺野真さん。1969年生まれ。ナチュールワインへの造詣も深い「僕が今までやってきた、街場のレストランのやり方を持ち込みたい」と、紺野さん。街場のレストランのやり方とは、つまり、マニュアル化されていないサービスのことである。46席の【Orby Restaurant】でそれを実践するのは並大抵ではないはずだが、「“人対人で料理とサービスを行う”街場の店のあり方に魅力を感じているからこそ、此処でも同じようにやってみたい。実現に向けて挑戦したい」と語る。いつかは、コースの利用が2回目以降のゲストには前回のお料理とかぶらないものを出すといったことにも対応したいそうだ。店内には左官仕上げのカウンターなど手仕事が光る今の感覚を大切にしながらフランスの古典料理を伝えるこの日のディナーコースのメニューには、「Chaud-Froid(ショーフロア)」という料理名がプリントされていた。ショーフロアとは、加熱した肉や魚をいったん冷ましてソースで表面を固めた冷たい料理のことだ。主に鶏の胸肉が使われるが、紺野さんは旬のホワイトアスパラガスを用い、それをイカ墨のソースでコーティングする。古典料理を愛し、今に伝えたいという紺野さんの熱い思いとクリエイティビティが発揮された一品だ。13,200円のディナーコースの料理の一例、『ホワイトアスパラガス ヤリイカ 卵 カラスミ』。器は陶芸家・伊藤環さんが紺野さんのリクエストに基づいて益子焼のプロダクトとして特別に作ったもの【Orby Restaurant】のシグネチャーメニュー『ヴェニソン・ウェリントン』にも、“古典料理を再構築して伝える”という姿勢が端的に表れている。『ヴェニソン・ウェリントン』、4,620円(税込)。メニューに載っていない場合もあるので、予約の際に確認するのが賢明英国の伝統料理“ビーフ・ウェリントン”をフレンチの技で洗練させた一品で、エゾ鹿のモモ肉をキノコのデュクセル、生ハム、パセリ風味のクレープで巻き、彩り豊かなパイ包みに仕立てている。また、フランスの古典菓子のひとつ『クレープ・シュゼット』も、バターの使用量を控えめにすることで軽やかな仕上がりを実現。くちどけのいいトンカ豆のアイスがすっきりとした後味を助長する。13,200円のコースのデザートの一例。『オレンジ クレープ トンカ豆』ナチュールワインを幅広くセレクトさて、紺野さんといえば、ナチュールワインの火付け役的存在としても有名だが、【Orby Restaurant】では【uguisu】や【organ】とはひと味違ったセレクトが楽しめる。フランス産に加え、オーストラリア産や日本産などニューワールドのワインも充実させているのだ。【Orby Restaurant】で味わえるナチュールワインの一例料理と同様に、ワインも顔ぶれがどんどん入れ替わる。バーカウンターもあり、スタンディングで気軽にドリンクと軽食を楽しむことも可能。開店して数ヶ月だが、リピーターが多いのも納得だ。紺野ワールドのファンの方はもちろん、はじめて体験する方も好奇心を刺激されて、再訪を望むに違いない。Orby Restaurant【エリア】麻布十番【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5500円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】神谷町駅
2024年04月19日かつて、俳優であり歌手である美輪明宏さんをして「宇宙一おいしい」と言わしめ、作家の川端康成や三島由紀夫を足しげく通わせたチキンバスケットがある。今や伝説にもなっている洋食店【銀座キャンドル】のものだ。2014年、惜しまれつつも64年の歴史に幕を下ろしてしまったが、創業者の孫であり3代目の岩本 忠さんがその味を引き継ぎ、現在【TARO Azabujuban】で堪能することができる。カウンター席をメインにした、コンクリートが基調のスタイリッシュな空間。奥には遊び心あふれる個室も用意されている「時代に合わせて少し変わったところはあります。でも、基本的なところは変えていません」というチキンバスケット……銘柄を問わず肉質、旨みにこだわり、現在は鹿児島県産の若鳥を使用。その厳選された胸肉に軽く塩を振り微細なパン粉をふんわりとまとわせ、低温の油でじっくりと揚げている。シンプルな調理だが、歯触りがサクサクで軽快な衣の下には、ジューシーでふんわりとした弾力のある胸肉。塩で引き立てられた鶏の旨みや香りが、噛むほどに口の中に広がっていくのだ。少しレモンを搾っても美味。シンプル イズ ベスト。“宇宙一”の言葉どおりの味わいだ。よく冷えたビールを合わせれば、食べて飲んで食べて飲ん……しばし無言になること間違いなし。『元祖! 世の中で一番美味しいと言われるチキンバスケット』(2ピース) 3.520円。頬張るとわかる、美輪明宏さんのコピー能力。サクサクの衣とジューシーでふっくらした胸肉の異なる食感の絶妙さ、うまさに唸る。アラカルトでは1個100gだが、コース時は50gにカットして提供岩本さんが手がける『エビマカロニグラタン』や『アップルパイ』もかつての味だ。前者のグラタンにはエビがゴロゴロと入り、柔らかめに茹でられたマカロニとともにベシャメルにしっかりと絡めて頬張れば……ハフハフ、焼きたてで熱いぞ。火傷しないようにフゥフゥと少し冷ましあらためて頬張る。「しっかりと水分を抜くように丁寧に行なっています」と下処理されたエビは噛めばパツンと弾けるかのようにプリプリで甘く、対してマカロニはもっちりという異なる食感が楽しい。それらにしっかり絡んだベシャメルはとろりと濃厚で、その心地よい塩加減がエビの甘みをさらに引き出している。シンプルな構成ながら、やさしくリッチな味わいなのだ。パンにつけてもおいしそう。冷えた白ワインを合わせればもっとおいしそうだ。『1950年の海老マカロニグラタン エシレバターver』3,520円。エビの旨み、エシレバターの芳醇な香りが溶け込んだベシャメルは濃厚で、このソースのみでも十分にお酒が進むおいしさ。プリプリ(エビ)、もっちり(マカロニ)、とろん(ベシャメル)の見事な融合にうっとり。食べてにっこり1950年、【銀座キャンドル】創業時のメニューに載っていた『パイ・ア・ラ・モード』。それをシンプルにパイ&バニラアイストッピングのみにして提供しているのが『アップルパイ』だ。香ばしくカリッと焼かれた生地の中にはほんのり甘いリンゴがたっぷり。リンゴは時期により色々使っているそうだが、香ばしさと酸味、リンゴとバニラの異なる甘み。さらにカリッとした生地、柔らかなリンゴ、パイの熱で溶けていくバニラの様々な食感。いくつもの主張が口の中でひとつになり、「あぁおいしい」という言葉を導き出す。戦後すぐの創業ながら、なんて完成度の高い味。「3代目という意識はそんなにないんですよ」と言いつつも、それらを受け継ぎ、進化させた岩本さんの熱意と技術、アイデアに脱帽である。『伝統のアップルパイアラモード』2,420円。香ばしく焼かれたパイ生地の中に、ほのかにシャクッとした歯応えを残すリンゴが鎮座。パイ生地の熱で溶けたバニラアイスを絡めながらいただけば、甘み、苦味、酸味が口の中で一つになる。素朴ながら優雅な味わいところで、ここ【TARO Azabujyuban】はかつての味だけの店ではない。料理人・岩本さんの哲学が凝縮された店でもあるのだ。ヒントは店名にある。TAROはタロウであり、漢字では太郎だ。「僕が手がける料理は日本の洋食をベースにしたもの。じゃあ、その日本の洋食とは何かというと、ご飯に馴染む味わいのものだと思うんです。なのでフレンチやイタリアンなら赤ワインを使うところを日本酒にしたり、ご飯に合わせにくいハーブやスパイスを使わないで仕上げているんです」。日本=ご飯を意識した洋食的な料理が多いが、お酒は日本酒、ワイン、ビールと幅広く揃えている。少量ずつ提供される料理に合わせてお酒を変えながら楽しんでみたい。日本酒(グラス・1000円0)、ワイン(グラス1300円0、ボトル7500円0)、ビール(瓶・900円)など小さなバインミーから始まるこの日のコースには『北海道産帆立と蟹味噌のグラタン』『豆乳と野菜だしのエスプレッソ』『黒毛和牛の柔らか煮 日本酒とココアのソース』などが並ぶ。どれも日本酒を合わせてみたくなる。骨太な味わいの燗酒もいけそうだ。そればかりか、これらの料理にご飯を合わせたくなったら臆することなく「ご飯ください!」と頼むべし。笑顔でご飯の提供もしてくれるのだ。とはいえ、ご飯の食べ過ぎには注意。コースには『ドウシンニカエル』なる一品も。これは子供の頃の心をときめかせた、卵でデミグラスソース味のライスを包んだオムライスなのだ。店の奥には5名くらいまで入れる個室。とあるメーカーのライトのカバーや、とあるものを加工した入り口のドアなどに岩本さんのアイデアが活かされている。ぜひ一度足を運んで確かめてみてその日のおすすめが書かれた黒板メニューにも、『紋甲イカのレアフリット』や『北海道産白子カリトロエシレバターと煮切醤油』なんて、ご飯に馴染むこと請け合い、お酒を呼ぶこと必至な料理。更に〆にはランチタイムに供している『麻布昊』のラーメンもズラリと揃っている。創業以来の味と日本の洋食をブラッシュアップさせた逸品たちを堪能させてくれる店。麻布十番の路地裏に佇む【TARO Azabujyuban】にぜひ出かけてみてほしい。1975年、東京都出身。【銀座キャンドル】三代目当主、【TARO Azabujuban】店主。幼い頃から料理に親しみ、焼肉店での修業からプロの道へ。一時期、建築デザインや飲食店運営に携ったのち、実家の店で研鑽を積む。その後、豊富な経験をもとに海外で飲食店を立ち上げ、活躍。帰国後、閉店した実家の洋食店を麻布十番のバーで間借り営業し、評判を呼ぶ。それをさらに進化させた今の店を2023年秋に創業。新趣向の洋食を探求する日々。TARO Azabujuban【エリア】麻布十番【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】麻布十番駅 徒歩5分
2024年04月16日ハンバーグ【らいむらいと 麻布台ヒルズ】担々麺【希須林 麻布台】カレー【The Yellow Company TOKYO】ハンバーガー【SHOGUN BURGER 麻布台ヒルズ店】とんかつ【とんかつ 河むら 麻布台ヒルズ店】ハンバーグ【らいむらいと 麻布台ヒルズ】数々のメディアで取り上げられる人気のチーズハンバーグは必食気軽に通える雰囲気のレストラン創業38年、メディアで度々取り上げられるレストラン【らいむらいと】。市ヶ谷に本店を構える行列の人気店が、麻布台ヒルズに出店しました。オーナーシェフは都内のホテルで西洋料理を経験し、都内のフレンチレストランなどで修業した川上健司氏。ステーキやハンバーグは口溶けがよく、あっさりとした脂質が特徴で、食べ飽きないと評判です。『らいむらいと風チーズハンバーグ』。ランチはライス・サラダ付で1,680円(200g)と、お得に楽しむことができる人気No.1メニューは、綺麗な小判型のハンバーグにニュージーランド産チーズを上からとろりとかけた熱々の『らいむらいと風チーズハンバーグ』。ここでしか味わうことのできないオリジナルソースを絡めているのもポイントです。ほかにもフレンチ出身のシェフが和風にアレンジした牛ロース肉の『特製レア焼き丼』や『牛ロース肉のチーズはさみ揚げ』などのメニューも。らいむらいと 麻布台ヒルズ【エリア】芝公園/東京タワー周辺【ジャンル】ハンバーグ【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】4,000円 ~ 4,999円担々麺【希須林 麻布台】青山の名店中華【希須林】のクリーミーな担々麺モダンな雰囲気のカウンター席青山の中華の名店【希須林】が、赤坂、軽井沢に続き麻布台にもオープン。本店のモダンな雰囲気はそのままに、店内は落ち着いたムードが漂います。ライブ感あるキッチンを見渡せるカウンター席は特等席。一人でも入りやすいのでデイリーユースに最適です。また、落ち着いた雰囲気の個室も完備。ランチには『担々麺』1,480円のほか、セットメニューなども充実ランチ時に行列をなす人々のお目当ては名物の『担々麺』。クリーミーなゴマの風味とラー油などの刺激がしっかり効いているのが特徴です。また、追加トッピングの排骨も人気。注文ごとに揚げているため、熱々なのはもちろん、サクサクの食感がクセになります。希須林 麻布台【エリア】芝公園/東京タワー周辺【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】5,000円 ~ 5,999円カレー【The Yellow Company TOKYO】東京にある札幌スープカレーを代表する名店店内はグリーンがアクセントに東京恵比寿と新宿にある【The Yellow Company TOKYO】は、北海道スープカレー専門店。オーナーシェフの大竹雅人氏は、本場の北海道出身。札幌にいた頃お店で提供していた、人気メニューのスープカレーを引っ提げて東京に来たのが始まりで、麻布台ヒルズが3店舗目です。麻布台店限定の特別メニュー『ザ イエカン スペシャル スープカレー“TOKYO”』(2,500円)は特に人気のメニュー北海道産を中心とした15品目の野菜と、漢方を含む30種類以上のスパイスを使用し、深みがある絶品のスープカレーを提供しています。大きめにカットした新鮮な野菜は、それぞれの旨みを出すために調理法を変えるというこだわりも。辛さはレベル1(微辛)から5(激辛)までは無料で選べます。The Yellow Company TOKYO【エリア】神谷町【ジャンル】スパイスカレー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】神谷町駅ハンバーガー【SHOGUN BURGER 麻布台ヒルズ店】焼肉屋が本気でつくった“和牛ハンバーガー”を堪能ロゴは将軍が着用する兜がモチーフ創業37年の【焼肉ハウス 大将軍】が本気でつくった和牛ハンバーガー専門店。2017年4月、富山に1店舗目をオープンさせて以来、店舗数は拡大。いまはベトナムを含め15店舗に。麻布台ヒルズ店は、大きなキッチンを真ん中に構えた造りが特徴になっています。『ベーコンチーズエッグオニオンバーガー』独自製法で焼くオール国産小麦のバンズは、力強い食感が特徴。そして主役となる和牛100%のパテは、主に牛スネ肉を使用し和牛のおいしさにこだわった独自の配合に。ツナギ不使用で、パテにあらかじめ自家製和牛ソースを塗ることで“焼肉屋のハンバーガー”の味わいを完成させています。オリジナルの焼印も目を引きます。SHOGUN BURGER 麻布台ヒルズ店【エリア】芝公園/東京タワー周辺【ジャンル】ハンバーガー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2,000円 ~ 2,999円とんかつ【とんかつ 河むら 麻布台ヒルズ店】素材と技にこだわった、ジューシーなとんかつ和の雰囲気で落ち着きのある店構え【とんかつ河むら】は、千葉県産の銘柄豚「林SPF」を使用したこだわりのとんかつが楽しめるお店。厳選したパン粉や揚げ油、高い技術によって、上質な肉を一番おいしい状態に仕上げて提供しています。『リブロースかつ定食(260g)』3,800円定食はご飯、豚汁、キャベツ、ぬか漬け付きで、ご飯、キャベツは1回のおかわりが可能というのもうれしいところ。メニューは一度は食べたい『極厚ロース』をはじめ、限定メニューのメンチカツ定食、ロースとヒレを同時に楽しめるセットなども。一口目は塩で食べてみると、肉本来の甘さが際立ちます。とんかつ 河むら 麻布台ヒルズ店【エリア】芝公園/東京タワー周辺【ジャンル】とんかつ【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】3,000円 ~ 3,999円
2024年04月12日“グリーン&ウェルネス”をテーマに昨年誕生した麻布台ヒルズ。プラントベースのレストランやオーガニック素材を使ったスイーツショップ…美と健康への意識が高い人も満足できる、話題のスポットが目白押し!ウェルネスの最新トレンドは“麻布台ヒルズ”をチェック。栄養バランス抜群!西海岸発のブッタボウル。8ablish(エイタブリッシュ)/ガーデンプラザA 2F“地球にも人にも、体にもやさしく”がコンセプトのヴィーガンカフェ。Ome Farmの有機野菜を使ったランチやアペリティフ、グルテンフリーのマフィンやベーグルなど、朝から晩まで一日中ヘルシーなメニューが味わえる。上・色とりどりの季節の野菜や豆腐のマリネの下には雑穀が。ブッタボウル¥2,420。TEL:03・6432・02889:00~20:00(19:30LO)プロテイン入りソイラテに豆乳きな粉アイスをオン!Esthe Pro Labo AZABUDAI(エステプロ・ラボ 麻布台)/ガーデンプラザB 2Fエステサロンやスパを運営する会社が手がけるインナービューティサロン。カウンセリングをベースに、その人に合わせた食事やサプリメント、ファスティングの指導を行っている。上・テイクアウトでオリジナルのヴィーガンドリンクも。プロテインソイラテフロート(左から、ココア、オーツ黒ごまきな粉、抹茶)各¥980。TEL:03・5843・721511:00~20:00生野菜の栄養をたっぷりと、さまざまな食感で。ALCHEMY(アルケミー)/タワープラザ4Fバリ島でオーガニックのジュースバーからスタート。肉、魚、卵、乳製品、グルテン、白砂糖、化学調味料は一切使わない、プラントベースの食事が大人気のレストラン。サラダをはじめ、サンドイッチや麺料理、ローチョコレートなどのスイーツも楽しめる。上・ボリュームたっぷりなサラダのアルケミーラバー¥1,980。TEL:03・6230・966811:00~20:00(19:30LO)野菜やフルーツの濃密な栄養をチャージ。TOKYO JUICE(トーキョージュース)/タワープラザ1F野菜とフルーツのみで作った、無添加、無加水のフレッシュプレスジュースが看板メニュー。このジュースを食事がわりに飲むクレンズプログラムも人気。上・ロウジュース・ボトル 475ml 各¥1,560。下・朝食にも人気のアサイーボウル¥1,700。TEL:03・6441・24248:00~18:00(土曜~19:00、日・祝日9:00~)薬膳のフォーはイートインだけのお楽しみ!CO’ME by Stand Banh Mi(カム バイ スタンドバインミー)/ガーデンプラザC B1麻布台ヒルズマーケット人気のベトナム料理レストランが手がける惣菜&米麺料理店。こちらの看板メニューが、国産の生米麺を使ったフォー。新潟県産の無添加の高アミロース米を独自の配合で仕立てた麺は、もちもちでツルッとした喉越しが自慢。野菜からとったスープに、白きくらげや揚げ蓮根など6種類の薬膳をトッピングしたフォーは、あっさりとしながらも滋味深い味わい。ショーケースに並ぶ惣菜はテイクアウトだけでなく、店内のイートインスペースで食べることもできる。上・薬膳のフォー¥1,630。TEL:03・6277・688710:00~20:00(イートイン11:00~19:30LO)6種類の味わいが楽しめるヴィーガンチョコレート。shodai bio nature(ショウダイ ビオナチュール)/ガーデンプラザB B1フェアトレードのチョコレートや、オーガニックの小麦粉や卵などを使った焼き菓子、動物性ミルク不使用のアイスクリームなど。厳選素材を用いた洗練された味わいのスイーツが話題。上・花びらをイメージしたヴィーガンチョコレート。麻布台ヒルズ、公式オンラインショップ限定のペタルマニフィーク 120g¥6,400。TEL:03・5843・704011:00~20:00店舗の休みは施設に準ずる※『anan』2024年4月10日号より。写真・田尻陽子取材、文・野尻和代(by anan編集部)
2024年04月10日オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)は、新たな旗艦店を麻布台ヒルズのガーデンプラザCに2024年4月1日(月)にオープンする。新旗艦店が麻布台ヒルズの中央広場に麻布台ヒルズの中央広場に、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの新ブティックが登場。特徴的なキューブ状の店舗の中に足を踏み入れると、フランスの建築文化を支える伝統的な職人技を結集させたエレガントな空間の中にオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの独自に開発した化粧品や世界から集められた美容道具がずらりと並ぶ。また、店内の対面式カウンターでは、アルコールやエタノールを一切使用していない水性香水「オー・トリプル」の香りを自由に試すことが可能。フローラルやグリーンノート、グルマンなど、多彩な香りから自分のお気に入りを発見することができそうだ。【詳細】オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 麻布台店オープン日:2024年4月1日(月)住所:東京都港区麻布台1-2-4 麻布台ヒルズ ガーデンプラザC 1階TEL:03-5545-5512営業時間:11:00~20:00【問い合わせ先】オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーTEL:0120-09-1803
2024年04月04日カルティエ(Cartier)は、東京・麻布台ヒルズに新たなブティックを2024年3月27日(水)にオープン。カルティエ ブティックが麻布台ヒルズに2024年、日本に最初のブティックをオープンしてから50年目を迎えるカルティエ。今回、麻布台ヒルズに新たにオープンするブティックは、まるで隠れ家のような店舗となり、唯一無二のラグジュアリー体験と極上のサービスを提供するハイエンドブティックとなる。カルティエのアイコニックなジュエリーなどを展開メインエントランスから続くグリーンを基調としたエリアでは、カルティエのアイコニックなジュエリーやメンズアイテムを販売。壁面には竹林が描かれており、日本ならではの装飾となっている。曲がりくねった道を進むと、桜のシャンデリアによる優しく穏やかなピンクに彩られたウィメンズエリアが。ここでは、タイムレスなデザインを常に生み出し続けるカルティエのハイジュエリーの数々を見ることができる。なお中央のアートウォールには、カルティエにとっても親しみがあり、若さの象徴でもある「藤」がグラフィカルに表現されている。2階には完全予約制サロン2階には、日本初の完全予約制サロンをオープン。ランタンのように開放的な店内は、ティーハウスやヨーロピアンバーなど、ゲストの要望に沿って異なる表情を見せゲストを迎え入れる。部屋の左右には2つのオープンテラスも用意。色彩豊かな自然溢れるテラスと、藍色とのコントラストが印象的なテラスの2つを設ける。店舗外観は建築家の永山祐子が担当また、麻布台ヒルズの街並みに溶け込む柔らかな印象のファサードは、東急歌舞伎町タワーなどのデザインを手掛けた建築家の永山祐子が担当。3色のゴールドや、伝統的なギヨシェ模様に着想を得て、異なる3本のラインをずらし、スケールが小さめのパターンを重ねることで、モアレや揺らぎを創出。それにより、カルティエがジュエリーデザインにおいて大事にしている「動き」を表現した。昼と夜で異なる表情を見せるのもポイントだ。【詳細】「カルティエ ブティック 麻布台ヒルズ店」オープン日:2024年3月27日(水)住所:東京都港区麻布台1-2-4 麻布台ヒルズ ガーデンプラザC 1F営業時間:11:00~19:00※19:00~20:00はアポイント制の営業時間となる。定休日:月曜日(祝日の場合は営業)【問い合わせ先】カルティエ カスタマー サービスセンターTEL:0120-1904-54© DAICI ANO
2024年03月30日ディオールは麻布台ヒルズのガーデンプラザCにブティックをオープンしました。©Yukiko Suzuki/Courtesy of DIORメゾンの創設当初から築かれるディオールと日本の絆は、ファッションショーや展覧会といった機会を重ねるたびに深められてきました。創設者クリスチャン・ディオールの日本とその魅力的な文化に対する深い憧れを継承します。©Yukiko Suzuki/Courtesy of DIORオートクチュールドレスにほどこされたプリーツを思わせるファサードには、幾重にも重なる繊細な糸が流麗にあしらわれており、それは卓越性への讃歌そのものです。隈研吾建築都市設計事務所によるこの驚くほど洗練された建築は素材と色彩が詩的に共鳴し、魅惑的なホワイトの色合いに照らされています。©Yukiko Suzuki/Courtesy of DIORこの建築の内部では、魔法のような日本の職人技がこの唯一無二の空間を昇華させています。儚い自然の美へのオマージュとして花びらが無限の芸術性で空間を彩り、壁には名人技と言われる「なぐり」の技法で彫られた優美なパネルや、織物の技巧を彷彿とさせる「和紙」があしらわれています。このたぐいまれな場所の屋上には、ムッシュ ディオールが自然への愛を育んだグランヴィルのレ リュンブ邸を彷彿とさせるガーデンがひろがります。©Yukiko Suzuki/Courtesy of DIORこの上なくエクスクルーシブなこの場所では、マリア・グラツィア・キウリが手掛けるウィメンズ コレクションと、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌによるファイン ジュエリー & タイムピーシズにスポットライトを当て、アイコニックな「レディ ディオール」に加え、2024年春夏 コレクションのプレタポルテやアクセサリーが限定アイテムとしてラインアップします。©Yukiko Suzuki/Courtesy of DIORディオール 麻布台ヒルズ〒106-0041 東京都港区麻布台一丁目2番4号 ガーデンプラザC営業時間:11:00 - 20:00定休日:月曜@DIOR#ディオール #ディオールファインジュエリー #ディオールタイムピーシズお問い合わせ:クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2024年03月28日邸宅に招かれたような空間でゲストに寄り添ったもてなしを生産者の想いを料理にのせて届けるメニューの数々“みんなが主役”という想いで日々料理と人に向き合う邸宅に招かれたような空間でゲストに寄り添ったもてなしを麻布台ヒルズのレジデンス棟の1階に構える【DepTH Brianza】のエントランス神谷町の駅から直結した地下通路で向かうと、話題のショップや飲食店が随所に点在しています。その賑わいを抜けたレジデンス棟は、一転して落ち着いた雰囲気。ぽつりと1軒、温かな灯りを放つレストランが【DepTH Brianza】です。扉の外からも印象的な鯉の滝登りをイメージしたアートが目に飛び込んできます。テーブルごとに飾られた花にももてなしの心を感じることができますエレガントなトーンで統一された店内は、テーブルが均等に並ぶ全12席。ソファも椅子も座り心地が非常によく、特別な食事が始まる期待が高まります。「誰かの家に招かれたような空間をイメージしました。カウンター席ではなくテーブル席にすることで、料理人ではなくサービスのプロである接客スタッフがお客様に対応します。それは、料理人が料理に集中できる環境でもあります」。個室はありませんが、ゲストのプライベートな時間を大切に考えられた空間です。8名から貸し切りが可能で、料理など細やかなオーダーにも応じてくれるのもうれしいポイント。店内の壁に飾られた水墨画家の立川瑛一朗氏による作品イタリアから取り寄せる馥郁たる香りを放つトリュフ店内の壁に飾られているのは、水墨画家の立川瑛一朗氏による作品です。和のテイストなのでわかりづらいかもしれませんが、実はトリュフを描いたもの。奥野氏のスペシャリテ『トリュフのグラタン ピエモンテ風』にも欠かせない食材です。店内のアートや料理を盛る器は「一緒に成長していきたい」という想いから若手の作家の作品を積極的に選んでいます。ちなみに厨房には、玉村豊男氏による花ズッキーニの絵画が飾られています。こちらは、奥野氏が若い頃、初めて自分で背伸びして購入したという思い出の品。初心を忘れないようにという意味を込めているといいます。生産者の想いを料理にのせて届けるメニューの数々コースの最初に登場する名刺代わりのような『棒鱈、牡蠣』コースの最初に登場するのは『棒鱈、牡蠣』。棒鱈は、2年熟成のメークインを合わせた熱々のクロケッタで提供。衣に生青海苔をまぶして揚げることで、磯の香りが食欲を掻き立ててくれます。牡蠣は、広島県の老舗であるかなわ水産から取り寄せるもの。ディルオイルが爽やかに香る冷たい1品。牡蠣について尋ねると、その食材としての魅力だけでなく、生産者とのエピソードまで飛び出してくるのも奥野氏らしい“ごちそう”です。組み合わせの妙に驚かされる『鯨、マジャクリ』鯨は、尾の身という背ビレから尾までの背中の部分で、脂が霜降り状になった部位を使用しています。なかなか手に入らいない希少な部位で、その味わいに“鯨の大トロ”と呼ばれるほど。上にたっぷりと削ったチーズは、岡山県の吉田牧場で製造される1年以上熟成したハードタイプのマジャクリ。コンテに似た製法でつくられ、凝縮した旨みが特徴です。口へ運ぶと、飯尾醸造の富士酢プレミアムが香り立ち、寿司を思わせる味わいと余韻が続きます。日頃からスペシャリテは食べ手が決めるものだと考える奥野氏ですが、スタッフの間では、こちらが【DepTH Brianza】の新たなスペシャリテだという声も聞こえているとか。愛農ナチュラルポークやフォアグラを濃厚なソースで味わう『フォアグラとトリュフの協奏』有名シェフからの信頼が厚い滋賀県の精肉店【サカエヤ】から仕入れる愛農ナチュラルポークや、フォアグラを使ったメニューです。卵とチーズをたっぷりと使ったフォンドゥータソースをまとわせ、トリュフと共に口へ運べば、贅沢な気持ちに包まれます。【la Brianza】のスペシャリテの『トリュフのグラタン ピエモンテ風』を彷彿させる逸品。肉厚の椎茸からも素材の良さがダイレクトに伝わってきます。店の定休日は生産者を訪れることが多いといいます。その際、奥野氏は積極的にスタッフも連れて行くそうです。そうすることで、実際にレストランでその食材を扱う際の向き合い方が変わり、より丁寧になると話します。イタリアのワインを中心にシャンパンや和酒など幅広くセレクト料理を引き立て合うドリンクのリストも秀逸です。ワインはイタリアを主軸に揃え、ビール、日本酒、カクテルなど、豊富なメニューから選ぶことができます。ビールは、奥野氏の出身地でもある和歌山県の平和酒造が手掛けるホワイトエールやペールエールなど数種を。日本酒は、『新政』『七本鎗』『而今』といった国内外で人気の高い銘柄をラインナップ。また、料理に合わせて8杯が提供されるペアリングも非常に好評を得ています。“みんなが主役”という想いで日々料理と人に向き合うエントランスに掲げられた【DepTH Brianza】の看板【La Brianza】【ACiD brianza】【Focacceria la Brianza】など多彩なアプローチでイタリア料理店を展開するブリアンツァグループですが、今回の【DepTH Brianza】の店名はすぐに決まったと話します。「これまで積み上げてきたブリアンツァグループの“深み”をご堪能いただきたいという想いを込めてつけました。大文字と小文字が入り混じっている表記は、まだ完成していない、成長過程であることを表現したためです」。そして、もちろん奥野氏の名前にもちなんでいます。扉の内側にあるブリアンツァカラーのステンドガラス調アート(左記同様)いまや社員60人、アルバイトを含めれば100人を超えるチームとなったブリアンツァグループ。よく弟子を育てるという表現を使いますが、奥野氏は、「育てるというよりも共に成長していく感覚」であり、「ゴールを一緒に見る仲間」だと語ります。【DepTH Brianza】のチームは、厨房4人、接客2人の、真っ先に手を挙げたスタッフだそうです。奥野氏がレストランについて語る時、度々出てくる“成長”という言葉。レストランの扉の外からも見ることができるアートは、鯉の滝登りをイメージしたもので常に成長していきたいという想いから。ブリアンツァカラーであるエメラルドをベースにつくられ、優しい光を放っています。C型にくり抜かれたようなこちらの壁で厨房と客席を区切っています厨房で料理と向き合う奥野氏の姿を客席から望むことも“おっくん”と呼ばれ、多くの食べ手、生産者、同業者から愛されている奥野氏。「20年ほど前に【Ristrante la Brianza】をオープンさせた頃は、一人もお客様が来ない日が続いたこともありました。そこから現在に至るまで、ゲストの大切さということは痛感しています。ですからお客様に寄り添ったレストランであることを大切に、可能な限りリクエストにも応えたいと思っています。12席という小さなレストランだからできるんですよ」。【DepTH Brianza】という店名からも自身が厨房に立つことからも、集大成と表現されていますが「まだまだ成長し続けますよ」と奥野氏。料理、人、食材、ドリンク、空間などすべてにおけるブリアンツァグループの“深み”をお楽しみください。DepTH brianza【エリア】麻布十番【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】25000円【アクセス】神谷町駅
2024年03月27日駅から徒歩3分ほどの近さながら、前店と同様隠れ家感は満載!コインパーキングの奥というシチュエーションだけでも充分わかりにくいのに、その先で見つけた扉には“火災受信盤”の文字。これにすっかり惑わされ、付近を彷徨うゲストも少なくないようだ。まぁ、鍵までかかっているのだからそれも宜なるかな、ではある。駐車場の奥にある倉庫の扉のような入り口に、迷うゲストも多い。扉横のインターホンを押せば、鍵を開けてくれる扉の隣のインターホンを押せば、鍵は解錠。地下へと続く階段の向こうのドアを開ければ、広々とした空間が目の前に現れる。ここが、新生【薪鳥 新神戸】。前店のゆうに2倍はあろうかというゆったりとした店内には、コの字型のカウンターが12席。その奥には、メラメラと炎をあげる炉窯が、2台設えられている。今回の店では、その薪火をどの席からも見ることができるように設計してもらったそうだ。以前の麻布十番の店に比べ倍以上の広さとなった店内。コの字型のカウンター席は12席。天井も高めで開放感がある「炉窯が二つになったことで、火の調整がやりやすくなり、焼きの精度が格段に上がりました。」とは大将の疋田豊樹さん。火加減の異なる野菜や肉を一つの炉窯でこなさなくてはならなかった前店に比べ、こちらは片方を肉専用にすることで肉と野菜の同時進行が可能になった由。「焼鳥職人は天職です。」と疋田豊樹さん。プライベートでも鶏は大好物とか「熱源に余裕ができたので、一方を熾火にして野菜を焼いてみるとか、薪焼きの可能性をより高めていきたいですね。」と意欲を燃やす疋田さん。だが、コース内容は以前とはそれほど変えていないそうで、それも、コースそれぞれの料理に対し「これを食べたかったんだよね。」という客が多いゆえ。ヘタに変えると「ガッカリする方もいらっしゃるんですよ。」と疋田さん。コースの最初に供される秋田「高原比内地鶏」のもも肉『高原比内地鶏のもも肉の薪焼き』。薪の薫香とほとばしる肉汁とが拮抗するうまさは格別だコースの幕開けは、従来通り秋田「高原比内地鶏」の「もも肉」。見るからに香ばしさが伝わってくる皮は、黄金色に輝き、皿に滴る肉汁も惜しいほど。すかさずアツアツに齧りつけば、薪で焼けばこその薫香が鼻腔を抜ける。そう、この一瞬で、皆、薪焼鳥の虜となるのだ。薫香と共に溢れ出る肉汁で舌を潤わせつつ味わえば、旨みの余韻が後を引く。一串とはいえ、インパクトのある味わいはまさに名刺がわりと呼ぶにふさわしい、相変わらずのおいしさだ。が、心なしか以前に比べ、やや焼きがしっかりとして、より焼鳥感が増したように感じる。兵庫『高坂鶏のとりわさ』。高坂鶏の胸肉と白レバーを交互に重ね、自家製のとりわさ醤油をかけている続く2皿目は「鶏刺し」。こちらは兵庫の高坂鶏の胸肉とレバーをミルフィーユのように重ね、自家製のとりわさ醤油をかけた新作だ。以前も松風地鶏をお刺身にして提供していたが、今回はよりブラッシュアップ。何より高坂鶏の白レバーが素晴らしい。白レバーらしい妖艶な濃厚さを持ちながらも、後味は実にすっきり。綺麗な旨みが印象的だ。柔らかく淡麗な高坂鶏の胸肉で巻くようにしていただけば、おいしさは更に倍増。至福の味が心を満たす。それも、無菌の状態での出荷を可能にした高坂鶏を使えばこそ。飼料の配合や育て方によって鶏を健康的な状態に保ち、屠殺後の処理にも気を使うなど独自の飼育ノウハウが唯一無二の高坂鶏を生み出している。『高原比内地鶏のふりそで・ハリッサ乗せ』。胸肉のようなさっぱりした肉質を持ちつつ、ジューシーさも併せ持つふりそで。自然な甘みを含んだハリッサの辛味とよく合うさて、コースはこの後、山口県産『長州鶏のレバーにマッシュルーム』、『鶏焼売のお椀』に『ハツ』と続いた後、ハリッサをトッピングした『高原比内地鶏のふりそで』が登場。ふりそでとは、鶏の手羽元と胸の中間に当たる稀少部位。人間でいえば肩の部分になるそうで、「程よく脂がのっていながらさっぱりした味わいの部位ですね。」と疋田さん。ハリッサは、チュニジア発祥の辛味調味料だが、ここでは和風にアレンジ。カンズリと赤ピーマンをベースにつくっている。『高原比内地鶏のソリと九条ネギ』。写真の料理はすべて20,000円(税込み・サ別)のおまかせコースから『赤茄子の煮物のチーズ掛け』や薪で焼いた食パンに鶏のリエットを塗った『鳥パン』、『高坂鶏のもも一枚焼き』に『鶏だしの茶碗蒸し』、『蓮根餅』等々でお腹も満たされてきた頃、再び串物が出て〆へと突入。このタイミングで出される串は、日によって変わるそうだが、この日は『九条ネギとそり』と『手羽のネギ巻き』の2串。ソリとは、腿肉の付け根にあたるピンポン玉ぐらいの部位のことで、いわば筋肉の塊。腿肉よりも歯応えがありジューシーな味わいが人気の一品だ。こちらにはカンズリをあしらい、よりアタックの強い一串となっている。また、手羽の骨を一本だけ抜き、そこにネギを詰めて焼く『手羽のネギ巻き』も秀逸。鶏の脂や肉汁を吸った長ネギが、鶏に負けず劣らずのいい味を出している。疋田さんによれば「高原比内地鶏は肉付きも良く、地鶏にしては肉質が柔らか。それでいてしっかりとした噛み応えもあり、やはり薪火に合いますね。」とのこと。一方、高坂鶏は皮がうまいそうで、双方を組み合わせたハイブリッド串も新メニューとして時折登場するとか。もちろん、“熟成”させて旨みの濃度を引き上げるひと手間も以前と変わらない。鶏挽肉を炎にかざし、ダイナミックに炙る疋田さん。薫香が店内に立ち込める〆は、これを目当てに訪れるリピーターも多い超人気メニューの『そぼろ御飯』。大きなザルで炎を上げながら豪快に鶏挽肉を炙り焼く様子は、何回見ても気持ちが上がる。立ち上る煙と共に広がる薫香もおいしさのうち。お腹はいっぱいのはずなのに、早くも胃袋が騒ぎ出す。特注の土鍋は、信楽・雲井窯の七号炊き。これで炊いた6合の米に1kgの鶏挽肉をあわせているそうで、米はほどよい粘りと弾力性に富むあきたこまち。「香りや鶏の旨みによく合う米だと思います。」と疋田さん。ややもちもちとした白飯の食感に香ばしくも旨み豊かな鶏そぼろが最強の組み合わせ。塩味のシンプルな味付けながら、1杯目は炒めたニラ、2杯目は卵かけ、3杯目はカンズリと青ネギというように、味変で楽しませる趣向も心憎いばかり。最後まで舌を飽きさせない秘訣だろう。『そぼろ御飯』。土鍋に薪を入れるのは「ご飯にも薪の薫香をまとわせるため」と疋田さんまず、炒めたニラを乗せて一杯。その後、卵かけ、カンズリとネギなど味変で楽しめるアルコールは、ワインも日本酒も豊富に揃うが、疋田さん曰く「人気があるのは、やっぱり日本酒ですね。」とのこと。希少な三重の「而今」や「新政 水墨 亀の尾」、フルーティで微炭酸の奈良「風の森」、長崎・壱岐の超辛口「よこやま」など銘酒が揃っている。お酒はワインはもとより、「而今」など希少な日本酒も揃っている薪鳥新神戸【エリア】赤坂【ジャンル】焼鳥・串焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】22000円【アクセス】赤坂見附駅 徒歩3分
2024年03月25日ディオール(DIOR)は、麻布台ヒルズに新たなディオール ブティックをオープンする。ディオールが麻布台ヒルズに新ブティックをオープンこれまでファッションショーや展覧会といった機会を重ね、日本との絆を深めてきたディオール。そんなディオールにとって特別な場所でもある日本に、新たな大型ブティックをオープンする。来店者を迎えるファサードは、幾重にも重なる繊細な糸があしらわれた、オートクチュールドレスのプリーツを思わせる美しい佇まい。まるでアートのような花びらによって彩られた店内には、「なぐり」の技法で彫られたパネルや、織物の技巧を彷彿とさせる「和紙」など、日本の職人技が散りばめられており、落ち着いた和の雰囲気を感じさせる。また、屋上にはグランヴィルのレ・リュンブ邸を彷彿とさせるガーデンを設けた。なお、建築は隈研吾が担当した。限定ウェアやバッグを販売店舗を彩るラインナップの中でも、まず注目したいのは2024年春夏 コレクションから登場する限定ウェアとバッグ。パリの街並みを配した「プラン ドゥ パリ」プリントのコート&スカートコートとスカートには、クリスチャン・ディオールが最初のブティックをオープンした、当時のパリの街並みをモノトーンで配した「プラン ドゥ パリ」のプリントを採用している。また、エッフェル塔をモチーフとした「ブラート パリ」プリントのリネンニットも登場する。“星座”モチーフが煌めく「レディ ディオール」人気のアイコンバッグ「レディ ディオール」は、ピュアなホワイトを基調に、占星術を愛したクリスチャン・ディオールへのオマージュを捧げる星座のモチーフをゴールドカラーで散りばめた。フェミニンでポエティックなデザインは、ひときわ特別感が感じられる。2024年春夏シーズンの新作シューズやファイン ジュエリーそのほか、2024年春夏シーズンのバッグ、シューズ、さらにファイン ジュエリーの充実したラインナップに注目だ。四季を彩る花にフォーカスした「ブックトート」など新作バッグバッグの新作には、イタリアのアーティスト、ピエトロ・ルッフォが描く、四季を彩る花にフォーカスしたデザインの「ブックトート」が登場。さらに、ラグジュアリーな魅力にあふれた「レディ ディオール」や、メゾンを象徴する幾何学的な“カナージュ(格子)”パターンを繊細なキルティングで表現した「ディオール カロ」など、豊富なバリエーションが取り揃えられている。人気パンプス「ジャディオール」はフェミニンなホワイトでシューズでは、人気パンプスの「ジャディオール」や、エンブロイダリーをあしらった「カプチュール ストラス」が、柔らかなホワイトの色味でラインナップ。特に「ジャディオール」は、繊細なパール刺繍をアッパーに使用し、アイコニックな「ジャディオール」のストラップもホワイトのワントーンで統一した、女性らしい1足となっている。「ローズ デ ヴァン」などファイン ジュエリーうっとりするほど美しいディオール ファイン ジュエリーも見逃せない。クリスチャン・ディオールが大切にしていたという占星術を思わせるミステリアスなモチーフや、スターを模った「ローズ デ ヴァン(ROSE DES VENTS)」のリングやブレスレット、ネックレスの他、煌びやかな装飾を施したウォッチなどがラインナップする。【詳細】ディオール 麻布台ヒルズオープン日:2024年3月23日(土)住所:東京都港区麻布台1-2-4 ガーデンプラザC営業時間:11:00~20:00限定アイテム:ブラードパリプリントコート 1,150,000円ブラードパリプリントスカート 1,350,000円トゥールエッフェルリネンニット 300,000円「レディ ディオール」ゾディアックスタッズ 920,000円
2024年03月24日ベーカリー「コム・ン(Comme’N)」の麻布台ヒルズ店が、2024年3月13日(水)よりオープンする。自由が丘ベーカリー「コム・ン」「コム・ン」は、パンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で日本人初の総合優勝を果たした大澤秀一率いる人気ベーカリー。東京・自由が丘に構えるフラッグシップショップでは、素材にこだわった焼きたてのパンやサンドウィッチがずらりと並び、連日多くの客が列をなしている。新店舗が「麻布台ヒルズ マーケット」にオープンそんな「コム・ン」の新店舗が、麻布台ヒルズ内にグランドオープン。世界に誇る日本の食文化を発信するべく日本を代表する専門店34店舗が集結する、「麻布台ヒルズ マーケット」の中に軒を連ねる。定番人気や“サクラ×日本酒”まで80種新店舗「コム・ン トウキョウ 麻布台ヒルズ店」では、オーナーシェフが得意とするクロワッサンやバケットなどの上質な定番人気の品から、桜と日本酒のブレッドなど、日本ならではの味わいを楽しめるオリジナルパンまで、約80種のメニューが常時ラインナップする。併設店舗■子どもが主役の「コム・ン キッズ」また、ベーカリーに併設された2つの店舗にも注目だ。「コム・ン キッズ(Comme’N KIDS)」は、“子どもが主役”のパン屋さん。子どもが親と離れて洞窟をくぐりぬけると、たくさんのパンと麦畑にお出迎えされる…というコンセプトのもと、「めろんぱん」や「コロネ」、「クロワッサンキッズ」、「コーンロール」など、子どもも大人も楽しめるパンが展開される。■伝統焼き菓子が揃う「コム・ン メレンゲ」「コム・ン メレンゲ(Comme’N MERINGUE)」は、フランスの伝統菓子“メレンゲ”にフォーカスしたスイーツショップ。日々のパン作りの中で生まれる大量の余剰な卵白を、ふわっとした優しい甘みとサクサクした食感が魅力のメレンゲに生まれ変わらせた。色とりどりのトッピングをのせたフレーバーなど、多種多様なメレンゲを味わうことができる。【詳細】コム・ン トウキョウ 麻布台ヒルズ店オープン日:2024年3月13日(水)住所:東京都港区麻布台1-2-4 麻布台ヒルズ ガーデンプラザC営業時間:10:00~20:00
2024年03月14日最近、俄かに脚光を浴びつつある“鶏焼肉”。ルーツを辿れば、なんと発祥の地は三重県松阪!松阪といえば、牛肉をすぐに思い浮かべがちだが、地元の人達にとっては高価な松阪牛よりも鶏焼肉の方が身近な存在なのだとか。もともとは、卵を産まなくなった採卵鶏を潰し、七輪で焼いて食べていたのが始まりというからそれも納得。いわば、家庭料理から生まれたソウルフード的な存在のようだ。ちなみに、この“鶏焼肉”を初めて店舗として提供をしたのは松阪市内の【前島食堂】。1967年のことだ。東京でも1993年創業の老舗【鬼亭】を始めとして、徐々に知名度をあげてきていたのだが、昨年辺りからそれが急展開。大阪の焼き鳥の名店【鳥匠いし井ひな】監修による鶏焼肉店がオープンするなど話題店が新たに参入、一気に食のスターダムに上がりそうな勢いを見せている。そんな中、昨年の10月、麻布十番に誕生した鶏焼肉の注目店が【一鳥目 とり松】。西麻布で評判の焼肉店【焼肉うし松】初の姉妹店だ。オープンは、昨年の10月12日。落ち着いた店内には個室も用意されている「ここでは、今までの鶏焼肉とは違い、コース仕立てで楽しんで頂く新しいスタイルを提案しています。それと同時に、セルフではなく、研修を積んだスタッフが、それぞれの部位をベストのタイミングで焼きあげるようにしています。」笑顔で語るのは、佐藤拓弥総料理長。「アンダーズ東京」などで研鑽を積み、【焼肉うし松】では料理長を務めた期待のホープだ。それらのノウハウに加えて予約至難の人気店【南青山 七鳥目】の指南も受けたとあらば、否が応でも期待は高まってくる。総料理長の佐藤拓弥さん。「アンダーズ東京」などで研鑽を積んだ後、西麻布【焼肉うし松】の料理長も務めた実を言えば、この店を始めるきっかけになったのも、佐藤総料理長が【南青山 七鳥目】で食べた焼き鳥の旨さに感動。鶏のおいしさに開眼したからなのだとか。「すっかり鶏に魅せられて。料理人として自分でも鶏肉を扱ってみたいと思った。」というわけだ。子供の頃から食べることが大好きで、いつも美味しいものへの好奇心でいっぱいな佐藤総料理長らしいエピソードだろう。店で扱うのは鹿児島の黒さつま鶏。丁寧にカットされた胸肉、ささみ、腿肉にセセリ、そして砂肝とハツなどが美しくレイアウトされたこの一箱を見るだけでもテンションが上がるさて、店で扱うことにしたのは鹿児島の黒さつま鶏。佐藤総料理長によれば「旨み成分であるイノシン酸が多く、肉に締まりがあり、それでいて硬過ぎない。肉汁がジューシーなところも気に入っている。」そうで、これを、各部位の持ち味に合わせ、塩、タレ、味噌で提供。異なるテイストを楽しませてくれる。例えば、淡白なささみはその上品な旨みを損なわぬようシンプルに塩で仕上げる一方、やや歯応えのあるセセリ(首肉)はタレ、そして内臓系のハツは味噌だれでといった按配だ。【一鳥目 とり松】名物の『縛りつくね』。つくねを鴨の生ハムで巻き、ネギで縛ったオリジナル味変もさることながら、誰しも目を見張るのが、ご覧の『縛りつくね』。つくねを鴨の生ハムで巻き、ネギで縛ったもので、「【焼肉うし松】の人気メニュー『縛りタン』のアレンジです。間接的に火が入るので、つくねがふわっとジューシーに仕上がるんですよ。」とは佐藤総料理長。つくねの中身は腿肉や軟骨、そこにレンコンも加えて食感を与えている。なるほど、これを上手に焼くのは素人ではなかなか難しい。鶏の場合、他の部位も一般的な牛焼肉に比べるとやや厚みがあり、ハードルはけっこう高そうだ。スタッフが焼くというのも道理だろう。ちなみに『鶏焼売スープ』から始まるコース15,400円では、これらの鶏焼肉を含め、デザートの『こだわり卵のクレームブリュレ』まで全13品が登場。中には『鶏たく手巻き』やミニパンケーキにチキンカツを挟んだ『とり松グリドル』といったオリジナルの鶏料理が、コースの流れに変化をつけ、鶏尽くしにも関わらず、最後まで飽きることなく楽しませてくれる。中でも『鶏たく手巻き』は、鶏の生ハムをガリや沢庵と合わせたもの。さっぱりした胸肉とやや脂がのり、歯応えのある腿肉をブレンド、少量ながら優しいインパクトのある一品だ。最近、単品メニューの『鶏ユッケ』が、新たにメニューに加わった。佐藤総料理長によれば「ユッケといっても生肉ではなく、特注の鶏の生ハムを使っている。」そうで、その胸肉を細切りにして食感を出し、タレであえて提供。淡白ながらもねっとりとした優しい旨みがあり、程よい歯応えが後を引く。コースに追加して味わいたい。新メニューの『鶏胸肉の塩ユッケ』2,000円。コースとは別の単品メニューとなっている。胸肉の生ハムを使用コースの締めは親子丼とそぼろ丼の2択。迷った挙句、佐藤総料理長一推しの『親子丼』に決め、待つことしばし。うずらの卵をトッピングした丼が登場、愛らしい見た目に思わずほっこり。佐藤総料理長曰く「七鳥目の大将川名直樹さん直伝の親子丼です。具にあえて鶏肉を入れず、その分、地鶏と玉ねぎの旨みを濃厚に抽出した出汁を用いています。」とのこと。もちろん卵にも手抜きはない。独自の天然飼料と兵庫県赤穂の天然水、そして親鶏の品種や飼育環境、鮮度にまでにこだわった、その名も“日本一こだわり卵”を使用。濃厚でコクのある味わいは、出汁とのバランスも見事。まるで温かい卵かけご飯のようにするりと頂ける。〆の親子丼。【南青山 七鳥目】の大将名直樹氏監修の一品。上に乗っているのはうずら卵の漬け料理に合わせてアルコール類も豊富。中でも力を入れているのはワインだそうで、シャンパーニュを始めその数ざっと50種余り。「まんべんなく取り揃えています。」とは佐藤料理長。グラスワイン1,600円~。グラスシャンパーニュ1,800円~。一鳥目 とり松【エリア】麻布十番【ジャンル】焼鳥・串焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】17500円【アクセス】麻布十番駅 徒歩4分
2024年02月21日タイの鉄人シェフが指揮を執る「モダンタイキュイジーヌ」テーブルで仕上げる料理が五感を刺激ハーブ&スパイス香る刺激的なタイカクテルタイの鉄人シェフが指揮を執る「モダンタイキュイジーヌ」タイ料理というと日本ではトムヤンクン、ガパオライス、パッタイなど家庭や食堂、屋台で食べられているようなメニューのお店がほとんどですが、バンコクやプーケットなど旅行者の多いタイの都市では、自国の食文化をモダンに表現するイノベーティブレストランも年々増えています。【SAAWAAN】のシェフEARTH氏は、プーケットでレストランを経営する家族のもとで育ちました。高校卒業後は世界で通用する一流の料理人を目指し、バンコクのル・コルドン・ブルーに入学。フランス料理を4年間学び、さらに大学で料理芸術とレストラン経営の学士号も取得しました。タイで最も注目を集めるシェフの1人EARTH氏。タイの伝統料理をフレンチの料理技術も駆使して再構築する卒業後はバンコクのミシュラン2つ星フレンチ【Mezzaluna】でキャリアをスタートさせましたが、母親が病気になり、プーケットに戻ってしばらく家族のために料理をつくる生活していました。その折に、自国の食文化をもっと勉強したいと思い、母親から家庭に伝わる料理やタイ南部の伝統的な料理を教えてもらったそうです。さらに歴史的背景により一度は失われたタイの宮廷料理を紐解き、タイ料理に欠かせない甘・辛・酸・塩・旨の五味のバランスによる味わい、なぜおいしいのか、どうやったらもっとおいしくできるのかをより深く考えるようになったそうです。タイの民族性を幻想的かつエレガントに表現しているインテリアでも話題になったバンコクの【SAAWAAN】の店内EARTH氏は、プーケットの【Nitan】のオープニングチームにエグゼクティブシェフとして招聘され、タイ南部の伝統料理を現代的な技術で再構築するモダンタイ料理で注目を集めました。そして、タイ版アイアンシェフチャレンジにて優勝を果たし、その実力が広く知れ渡ることに。2021年にバンコク【SAAWAAN】のシェフに就任し、開業からわずか7ヶ月でミシュラン1つ星を獲得したのです。黒を基調にシンプルで洗練された【SAAWAAN BISTRO】の店内。グリーンの植栽を豊富にあしらい、南国のエキゾチックなムードを演出している「文化的背景や考え方を深く理解したうえで五味を絶妙なバランスで再構築し、さまざまな料理技術を駆使しながらその料理が一番美しく一番おいしいくなる形を追求しています」と話すEARTH氏。基本的にはバンコクの【SAAWAAN】のキッチンに立っていますが、来日の際には日本の食材もいろいろ試しています。「日本の食材は品質が高いものが多く、レシピに取り込むことでさらに料理のレベルが上がります」とEARTH氏。日本との文化のミックスも今後楽しみです。様々な国籍のスタッフが働くインターナショナルなキッチンテーブルで仕上げる料理が五感を刺激麻布台ヒルズの【SAAWAAN BISTRO】は、本国のクオリティはそのままに、「まずは、伝統料理をモダナイズしたタイ料理があることを知っていただくきっかけになりたい」と、店名に“ビストロ”を冠し、カジュアルに楽しめるスタイルになっています。コースもありますが、「メニューの中から好きなものを選び、タイのトラディショナルな食べ方であるシェアスタイルでもお楽しみいただけます」とのこと。メニューは分かりやすいよう「RAW & SALAD(生・サラダ)」「FRIED & GRILLED(揚げもの・焼きもの)」「BOIL & STEAM(茹でる・蒸す)」「CURRY & STIR FRY(カレー・炒めもの)」という調理法によって分類されています。バンコクの【SAAWAAN】でしか食べられなかったシグニチャー料理もあれば、【SAAWAAN BISTRO】のために開発した料理もあります。【SAAWAAN】のシグニチャーメニュー『海老のスチーム、ヌードル、発酵魚介ソース』2,420円これは素麺と海老を、レモングラス、甘長唐辛子、コブミカンの葉、ガランガル(タイ生姜)、エディブルフラワー、発酵魚介ソースとうずらの卵黄を混ぜていただきます。ハーブや魚介、肉を発酵させたソースはタイの伝統料理ですが、それが見事にモダンに表現された一皿です。すべての料理で共通するのは、ゲストの目の前で温かなソースをかけてお皿を完成させること。海老もテーブルまで蒸篭で運び、お皿の上にのせてくれます。それは、立ち上る香りもおいしさの要素となっているからで、「五感で味わってほしい」という思いを込めたプレゼンテーションなのです。海老は1尾1尾、丈の板に結びつけるその後、ハーブオイルを塗って蒸篭で蒸し上げる目の前に運ばれてくるお皿は、見た目はフランス料理のような盛り付けです。タイ南部のソウルフードをベースにモダナイズしたという『塩漬け牛肉とココナッツのスープ』も、今までのタイ料理の概念を覆す一皿となって目の前に運ばれてくるのです。『塩漬け牛肉とココナッツのスープ』2,068円。こちらも【SAAWAAN】のシグニチャーメニュー。ゲストの目の前で香り豊かに仕上げた温かなソースを注いで仕上げるこれは、EARTH氏の祖母から受け継ぐタイ南部の伝統料理をアレンジした一皿です。ガーリックオイルにマリネした自家製の塩漬けフィレ肉に、牛骨ブロス、ココナッツ、ハーブ類を3日間かけて煮込んだコク、旨み、香り豊かなスープを合わせています。トッピングは、サクサクとした食感の菊芋のスライスとエシャロット。絶妙な五味のバランスで忘れ難い一皿になること間違いないでしょう。『和牛のマッサマンカレー』4,048円。クワイ、ゴボウなど和素材を付け合わせに使用している日本の食材にも興味津々のEARTH氏が【SAAWAAN BISTRO】のオープンにあたって新たに生み出したのがこの『和牛のマッサマンカレー』です。マッサマンカレーといえばタイではじゃが芋、玉ねぎ、鶏肉のカレーですが、レアに火を入れたサーロインを主役に、シナモン、八角、クローブ、カルダモン、ナツメグなどによる自家製のカレーペーストで、良質な牛肉に合うこの上なく上品なカレーソースを仕立てて合わせているのです。ハーブ&スパイス香る刺激的なタイカクテル【SAAWAAN BISTRO】のお楽しみは料理だけではありません。100席のメインダイニングに加えて、食前や食後に立ち寄れるタイタパスバーもあり、タイの洗練を気軽に体感することができます。また、タイバジル、レモングラス、グリーンペッパー、ブラックペッパー、カルダモンなどタイの香り豊かなハーブやスパイス、マンゴーやパッションフルーツなどを使ったオリジナルのカクテルもおすすめです。ダイニングに入る手前に併設されたバーカウンター。バーのみの利用もOK料理同様に見た目、香り、味わいなど、わかりやすくタイを想起させてくれるカクテルは、食事との相性も良く、辛さを和らげたり、余韻を長引かせてくれたり、食欲を増進してくれたりします。バーテンダーにも相談しつつ、色々な味に挑戦してみてはいかがでしょう?『ホーリーバジル&スパイス』1,210円。ジンベース。タイのホーリーバジルと、ピリッとスパイシーな辛味が特徴のロングペッパーをアクセントに、シナモンの甘い香りもプラス※仕入れ状況により提供していない場合があります『パッションフルーツ』1,540円。フレッシュのパッションフルーツを丸ごと使い、バニラウォッカ、アーティチョークのリキュールと合わせた深みのある甘酸っぱさがクセになる大人のカクテルタイは日本人にとっても人気の旅行先であり、すでに現地ではモダンタイを経験している人も多いのではないでしょうか?日本ではなかなかお目にかかれなかったモダンタイの注目店が初上陸したのはとても画期的な出来事です。五味の織りなす香りや深い旨みやコクは、他の料理では味わえないオリジナルのおいしさに満ちているモダンタイキュイジーヌ。【SAAWAAN BISTRO】がきかっけとなり今後洗練のタイレストランも増えていくことを願っています。SAAWAAN BISTRO【エリア】麻布十番【ジャンル】タイ・ベトナム料理【ランチ平均予算】5999円【ディナー平均予算】9999円【アクセス】神谷町駅 徒歩10分
2024年02月16日昨年11月にオープンした麻布台ヒルズには初上陸や限定チョコレートが多数。また“Green & Wellness”をテーマにカラダ思いの最新チョコレートも集結!ヴィーガン、プラントベース…麻布台ヒルズのチョコが熱い!CRIOLLO(クリオロ)トレゾー・タタン¥3,078人気のタルト・タタンを濃厚なチョコレートケーキに。パティスリーの名店『クリオロ』は、毎年バレンタインシーズンに、チョコレートケーキ「トレゾー」シリーズの新作を発売。今年登場したのは、店で人気のりんごのケーキ「タルト・タタン」をモチーフにした「トレゾー・タタン」。自家製のキャラメルで煮込んだりんごが印象的で、シナモン風味のガナッシュとのコンビネーションは抜群。シャキッとしたりんごと、なめらかなチョコレートという食感の違いも楽しめる。ほんのり大人な味わいで、お酒にも合いそう。東京都港区虎ノ門5‐9‐1麻布台ヒルズ ガーデンプラザ B B1TEL:03・6432・4660Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)Mr. CHEESECAKE Petit Chocolat Framboiseテイクアウト¥1,296イートイン¥1,320カカオとベリーどちらも際立つチーズケーキ。チーズケーキブランド『Mr. CHEESECAKE』からは、初のカップ入り「Mr. CHEESECAKE Petit」が新登場。麻布台ヒルズ店のみの展開で、なかでも「Chocolat Framboise」はバレンタイン限定フレーバー。そもそも相性のいいチョコレートとフランボワーズの組み合わせをさらに際立てるべく、フルーツの香りの胡椒をプラス。カカオとベリー、それぞれの特長が鮮やかなチーズケーキに。Mr. CHEESECAKE LIMITED STORE 麻布台ヒルズ店/東京都港区麻布台1‐2‐4麻布台ヒルズ ガーデンプラザ C B1麻布台ヒルズ マーケットTEL:03・5545・5883MATTE(マッテ)手前・コルテッチャ、奥・コルテッチャ ネーロ40g各¥1,400薄さ0.03mmだからこそ表現できる究極の口どけ。白金のイタリア輸入食材店&カフェ『ドロゲリア サンクリッカ』。その初のチョコレート工房が近日オープン予定。店の象徴はチョコレート菓子「コルテッチャ」。“世界一薄いチョコレート”をテーマに、カカオ40%のミルクチョコレートを専用のマシンで0.03mmという極薄の層にし重ねた繊細な一品。「コルテッチャ ネーロ」は、カカオ66%のダークチョコレート。どちらも食べると瞬時にほろりととろけ、チョコレートの風味が口いっぱいに広がる。ガーデンプラザC B1麻布台ヒルズマーケットドロゲリア サンクリッカ TEL:03・3444・0516デリーモ(DEL’IMMO)ボンボンショコラアソート6個入り¥2,549セイロン、アールグレイ…。紅茶のフレーバーを存分に。チョコレートの奥深さを探究し続けるシェフショコラティエの江口和明さんが手がける「ボンボンショコラアソート」は、定番の「モンブラン」「フレジエ」「アップルパイ」に、新作3種を加えた6個入り。右手前「ショコラティエへの贈り物」と左手前「エリザベス」は、江口さんが東インド会社のシェフパティシエに就任した縁から生まれた紅茶フレーバーのボンボン。右奥「オードリーフィグ」は、イチジクと紅茶を使用した『デリーモ』のシーズナルパフェをボンボンにアレンジ。パティスリー&カフェ デリーモ/ガーデンプラザ B B1TEL:03・6809・20308ablish(エイタブリッシュ)ガトーショコラ¥1,100カカオポッドを模したフォルムもかわいい。体にも地球にも人にも“やさしい”をテーマにしたヴィーガン、グルテンフリーのカフェ。代表を務めるのはこれまでもヴィーガンカフェ『カフェエイト』などを手がけてきた、クリエイティブディレクターの川村明子さん。「ガトーショコラ」のおもな素材は、有機アガベチョコレートと有機ココアパウダー。チョコの濃厚さとしっとりとした食感に、ブランデーのアクセントが効いている。カカオポッドを模したという、コロンとした楕円形のルックスも目を引く。東京都港区虎ノ門5‐8‐1麻布台ヒルズ ガーデンプラザ A 2FTEL:03・6432・0288ALCHEMY(アルケミー)右・アリゲーターバー¥660左・ラッキーチャーム¥280植物の力がギュッと詰まったプラントベースチョコレート。インドネシアのバリ島発。完全菜食のプラントベースのレストランを展開する『ALCHEMY』が海外初進出。プラントベースにこだわりながら、植物だけでもおいしさを損なわない料理やスイーツを提供している。チョコレートの販売もあり、「アリゲーターバー」はヴィーガンキャラメルとヌガーの2層をダークチョコレートでコート。「ラッキーチャーム」は精製された甘味料を使わず、ドライフルーツやロードライナッツ、ローカカオバターなど素材を活かしたチョコレート。東京都港区麻布台1‐6‐19麻布台ヒルズ タワープラザ4FTEL:03・6230・9668shodai bio nature(ショウダイ ビオ ナチュール)ヴィーガンホワイト 島原茶と薔薇¥2,400ライスミルクを使った、乳成分不使用のタブレット。福岡県福岡市に本店を構える『shodai bio nature』が、新店舗をオープン。ここではオーガニック素材や自然由来の素材のスイーツを提供しているが、麻布台ヒルズ店ではヴィーガン、グルテンフリーにも力を入れる。チョコレートの注目株は、ヴィーガン対応のタブレット。なかでも「ヴィーガンホワイト 島原茶と薔薇」は、ライスミルクを使用した有機ホワイトチョコレートで作られているのがポイント。島原の煎茶の香ばしさが際立つ、やさしい甘さ。タブレットの表面にちりばめられた薔薇の花弁も粋。ガーデンプラザ B B1TEL:03・5843・7040※『anan』2024年1月31日号より。写真・山口 明スタイリスト・荻野玲子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2024年01月26日このように、動向目まぐるしかった2023年のレストラン事情をしめくくるかのように、この12月、銀座でリスタートを切ったのが、ここ【麻布室井】だ。2022年7月、麻布十番にオープンするも再開発のため、2023年6月に惜しまれつつ閉店。一年にも満たない営業ではあったものの、その実力は周知のものとなり、あっという間に予約の取れない人気店の仲間入りを果たしたことは記憶に新しい。それだけに、再開を楽しみにしていたフーディらもきっと多かったことだろう。銀座の真新しいビルの10階。カウンター席のほかゆったりとした個室も用意されているそれも、ご主人室井大輔さんの経歴を見れば頷ける。両親共に食べることが大好きという家庭に育った室井さん、食の感度が高い環境に導かれるように自然と料理人への道を選んだという。食物科のある高校に進んだ後は、ミシュランの三ツ星に輝く神楽坂の名店【石かわ】で9年、同じ神楽坂の【紀茂登】で4年間研鑽を積み、独立。双方で培った知識と経験をベースに、薪と炭の二刀流で独自の料理を切り開こうとしている。背中側の窓からは銀座の夜の景色を見下ろすことができる深い臙脂(えんじ)色の左官壁が、シックで落ち着きのある趣を醸し出す店内は、麻布十番時代に比べ、グッとゆとりのある空間に。一直線に伸びたカウンター席は10席。あえて檜は使わずに、堅く耐久性のある栗の木を使用。なるほど、燃え盛る炎を眺めながらならのディナーには、白木よりも暖かな風合いの栗の木がよく似合う。室井大輔さん32歳。茶目っ気たつぶりのフレンドリーなサービスの反面、火の前に立つ姿は真剣そのものカウンターの目の前には、炉窯が以前より増えて2つ備え付けられている。「窯が2つになったことで、片方を薪、もう片方を炭と分けることができ、火の扱いがやり易くなりましたね。」とは、室井さん。基軸とする熱源が、薪と炭であることは特徴の一つではあるものの、それはあくまで手段にすぎない。薪焼き(或いは炭焼き)料理を全面に押し出すのではなく、その立ち位置は畢竟(ひっきょう)日本料理だ。手前から間人蟹(たいざがに)に北海道の月光百合根、ほくほく感と粘りが特徴の富田林の海老芋、ハルキャビアなど室井さんが厳選食材たち。ハルキャビアは静岡県春野町で作られている国産キャビア。塩分控えめなところも気に入っているそう産地にこだわり、四季の味覚を随意に取り入れたお任せコースは45,000円(サービス料別)0で、取材日は、季節柄今が最旬の松葉蟹がコースの主役。数ある松葉蟹の産地の中でも、室井さんが好んで使っているのは、食通垂涎の間人(たいざ)の蟹。抜群の鮮度と厳しい選別により選定されたブランド蟹だ。京都の丹後市にある間人漁港は小型船しか入れない小さな港。加えて漁場も沖合い約30040kmと203時間で行ける近さゆえ、日帰りで港まで戻って来られるメリットも鮮度の高さに繋がっている。『香箱蟹のすっぽんジュレがけ』は、12月のコースの一品。コースの内容は毎月変わるコースでは、この間人蟹が八面六譬(はちめんろっぴ)の大活躍。先附の『香箱蟹のすっぽんジュレがけ』を始め、焼き蟹、蒸し蟹、お椀の蟹真薯に蟹味噌の甲羅焼き等々バリエーション豊かに楽しませてくれる。食欲をそそる焼き蟹の香ばしさも去ることながら、蟹の持ち味が最も舌に伝わるのは、やはり蒸し蟹だろうか。「間人の蟹は味が綺麗。それでいて旨みが濃いんです。」と語る室井さんの一言を得心する一品。蒸したてを何もせずにそのまま出す潔さは、まさに【紀茂登】譲り。上質な食材だけが持つポテンシャルを最大限に引き出すことだけを注視すればこそのシンプルさだ。お椀の蟹真薯(かにしんじょ)にしても、真薯とはいえ繋ぎはなし。間人蟹100%の贅沢さだ。薪は楢の木と杉を使用。炭は、火力の強い紀州備長炭閑話休題。薪と炭の使い分けについて室井さんは「基本的に皮目などをパリッと焼きたい食材は炭火、ジューシーに焼き上げたいものや薫香をつけたい時は薪というようにしている。」そうで、蟹は、その風味を邪魔しないよう炭火で焼く一方、薫香を纏わせたい牛ヒレ肉は薪火で、と焼き分けている。牛は埼玉の深谷牛。きめ細やかで滑らかな舌触りが特徴の牛肉だ実はこのヒレ肉、オープン当初は炭火と薪火の両方で焼いていたものを、最近では薪火のみにチェンジ。「その方がよりしっとり仕上がるから」がその理由とか。確かに、厚さ約3cmにカットされたヒレ肉は、真紅の断面も美しく、見るからにしっとりと潤っている。塩のみでシンプルに焼き上げた後、だし醤油をかけて提供。薪の香りとだし醤油があいまった肉汁は、白飯を呼ぶ旨さ!と思っていたら、グッドタイミングで炊き立ての土鍋ご飯が登場。フーディらのツボを突くこうしたピンポイントの配慮も、自身が食いしん坊であるがゆえだろう。コース終盤に炊き立てのご飯と一緒に供される『黒毛和牛ヒレ肉の薪焼き』緩急をつけたコースの流れも然り。間人蟹というメイン食材を全面に打ちだしながらも、合間合間に昆布だしでシンプルに炊いた蕪や富田林の海老芋の唐揚げのようなシンプルでいて一手間かけた野菜料理が胃を和ませる。中でも逸品は、昆布だしご飯に北海道の月光百合根をあしらった一皿。昆布だしで炊いた白飯に月光百合根をあしらい、国産キャビアを乗せたお凌ぎ昆布の旨みをたおやかに含んだ米に幻の百合根と呼ばれる月光百合根の驚くほど濃いあまみが絶妙にマッチ。そこに優しい塩味の優しいハルキャビアを添えて、銀座らしさを演出している。写真左がご主人の室井大輔さん。右はソムリエの花嶋一平さん最後は薪火で薫香をつけ、余分な脂を落としたのどぐろご飯で〆。デザート2品を含めてコースは全14品。お客様との打ち解けた会話を楽しみながら、淀むことなく料理を出していく手際のよさもさすがだろう。グラスワインは2,500円0、グラスシャンパンは3,000円0、日本酒は1,800円0お酒は、40種余りが揃う日本酒を始め、ソムリエが厳選したワインも充実。グラスワインも泡から赤、白合わせて10種ほどを常備している。麻布室井【エリア】銀座【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】60000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分
2024年01月22日セリーヌ(CELINE)は、「麻布台ヒルズ」に新店「セリーヌ 麻布台」を2024年2月10日(土)にオープン。限定バッグ・パジャマを発売する。ウィメンズのフルラインアップが揃う「セリーヌ 麻布台」「麻布台ヒルズ」の商業施設が揃う「ガーデンプラザB」に、エディ ・ スリマンが自身でデザインを手掛けた新店舗「セリーヌ 麻布台」がオープン。レディ・トゥ・ウェア をはじめ、シューズ、レザーグッズ、アクセサリー、オート パフューマリー コレクションを展開し、ウィメンズのフルラインアップを揃える。ペールブルーのバッグ「16(セーズ)」&シルクパジャマを限定発売注目したいのは、「セリーヌ 麻布台」限定アイテム。フラップデザインと丸みを帯びたフォルムが特徴のアイコンバッグ「 16(セーズ)」は、ミニバッグが新色ペールブルーをまとって店頭に並ぶ。また、シルク素材を用いたパジャマシャツとパジャマパンツも限定発売。上品な光沢感と、淡く優しい色味が魅力だ。24年夏の新作アイテムもなお、「セリーヌ 麻布台」ではオープン時、この他にも2024年夏コレクションの新作アイテムを豊富に展開。限定アイテムとあわせて要チェックだ。【詳細】セリーヌ 麻布台オープン日:2024年2月10日(土)住所:東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 1FTEL:03-5414-1401営業時間:11:00~20:00 ※不定休限定アイテム:・16 ミニ(W18.5 x H15.5 x D9cm) 500,500円・シルクパジャマトップ 253,500円・シルクパジャマパンツ 214,500円※価格はいずれも予定価格【問い合わせ先】セリーヌ ジャパンTEL:03-5414-1401
2024年01月15日チームラボと森ビルが共同で手がける『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』が、2024年2月9日(金) に麻布台ヒルズにオープンすることが決定。併せてティザー動画が公開された。東京・お台場から移転し、新たにオープンするチームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による“地図のないミュージアム”。チケットは2024年1月16日(火) より公式サイトにて販売予定で、開館時間、チケット料金、展示作品などの詳細は随時アナウンスされる。『チームラボボーダレス』ティザー動画<施設情報>森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス2024年2月9日(金) ~麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1公式サイト:
2023年12月25日看板のない扉の奥に広がる上質な別世界座り心地のいい革張りの椅子がゆったりとした間隔で8席並びます今秋開業した麻布台ヒルズでにぎわいをみせる話題の麻布台。日本料理店【朔旦冬至】は、六本木、六本木一丁目、神谷町、麻布十番の駅の中心にあり、いずれの駅からも10分前後歩くとたどり着く飯倉片町の交差点にあるビルの地下に店を構えます。2006年12月のオープンから17年、ひっそりと紹介制のスタイルで営んできました。眩く輝く東京タワーを横目に、看板のない白い扉を開けて、階段を下ります。初めて訪れると「本当にここであっているのかな?」と不安になってしまうかもしれません。地下の扉の先には、樹齢180年の欅のカウンターが1m近い奥行きで鎮座。カウンターに立つ店主・下枝正幸氏が笑顔で出迎えてくれます。4名が広々と座ることができる個室は接待などにも重宝しそう客席は、カウンターの他に、プライベートを大切にした個室を用意。4名まで利用できる個室は、木目が美しいデザインを成す橡の木でつくったテーブルが印象的。掘りごたつ式なので、靴を脱いで寛いだ時間を過ごすことができます。個室専用のトイレを完備しているのも嬉しいところ。他に、2名まで利用できる小さな個室には樹齢200数十年の松の木が用いられています。店主は、好きが高じて材木屋に足~kく通った経験があるほど。口にすればわかる「説明が要らない料理」が信条仕上げにのせた柚子の皮が爽やかに香る毛蟹の一品名刺代わりに登場するのは、季節を伝えてくれるこちら。噴火湾で獲れた毛蟹を贅沢に使用し、昆布や鰹、お酢、醤油などからつくったジュレを合わせています。下枝氏の料理は、無駄をそぎ落とした潔い佇まいが特徴です。「説明が要らない料理」を信条にしていると語る通り、口へと運べば、思わず息を呑むような味わいに納得。烏賊や鮪などを、店主が好む織部の器に盛り合わせたお造りお造りで出される鮪は、豊洲市場の卸し「やま幸」から。名のある鮨屋がこぞって仕入れをしていますが、まだ現在ほどその名が有名ではなかった20年以上前からの付き合いです。相性のいい山芋の千切りや芽葱を添えて提供しています。のどぐろの炭火焼は、鬼おろしと自家製の醤油を添えて艶やかなのどぐろは、揚げたかのような心地よい歯ざわりの皮目と、煮魚のようなとろりとした身のコントラストに驚かされる逸品です。特定の漁場で獲れるのどぐろの中でも目の大きさや尾びれのかたちに至るまで、下枝氏が納得のいく形状のものだけを厳選。数日寝かせた後、醤油や味醂などに漬け込み、炭火で火を入れ、のどぐろ自身の脂を纏わせています。こちらを目当てに来店する常連客も非常に多いそう。羽釜で焚き上げる、福井県産の自然栽培米「あきさかり」羽釜で焚き上げるご飯は、福井県の棚田で湧き水を引き込んで自然栽培米しているお米「あきさかり」を使用。どこか懐かしいお日さまの匂いを感じ、噛むほどに味わいが深まっていきます。1膳が少なめの量ではありますが、2膳3膳、いや4膳5膳とお代わりしてしまうほど。炊き立てのご飯のお供として登場するのは、自家製の塩、鰹節、明太子、漬物。そして、卵は卵かけご飯にしていただきます。まさに箸が止まらなくなってしまうでしょう。料理は、8~9品前後で構成されるおまかせコースのみで2万5300円~(サービス料なし)。内容は季節や入荷の状況によって異なります。店主の下枝正幸氏は、1967年、茨城県生まれ。自身がお酒好きなこともあり、和酒洋酒ともに良質なセレクトで、良心的な価格で提供麻布台という地にある隠れ家かつ紹介制の日本料理店、と聞くと肩肘張るイメージを持つかもしれませんが、それを破ってくれるのが、店主である下枝氏の人柄です。厨房でひとり次々と鮮やかに料理を仕上げていきますが、ゲストとのトークも見事。ご紹介した通り、余計な説明がなくともその本物を追求したおいしさを体感できますが、なぜおいしいのか?を尋ねると、店主が料理人として経験や知識、感性によって、目の前の一皿に辿り着いたその理由を語ってくれます。ちなみに、聞きなれない店名【朔旦冬至】とは、陰暦11月1日が冬至にあたる日のこと。19年と7カ月に1度だけ巡ってくることから瑞祥吉日とされ、古来より盛大に祝われたおめでたい日と伝えられています。寛ぎながらも極上のおいしい食事に舌鼓を打つこと、まさに大人の贅沢ではないでしょうか。2023年の美食納めにも、2024年の美食始めにも、最適な一軒となるに違いありません。電話にて「ヒトサラMAGAZINEを見た」とお伝えいただければ予約が可能になりますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。朔旦冬至【エリア】麻布十番【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円
2023年12月18日2023年11月24日についにオープンとなった麻布台ヒルズ。今年は初のクリスマスマーケットが開催されるなど、今とっても話題のスポットです。そんな麻布台ヒルズには、日本初出店となった店舗や大人気スイーツ店など注目の飲食店が集結!ここでしか味わえない限定グルメも登場しています。そこで今回は麻布台ヒルズに行ったら食べたい編集部注目のグルメを5つピックアップ!これを見れば、最新のグルメを満喫できること間違いなし。ぜひ動画でチェックしてみてください!ぜひ麻布台ヒルズで人気グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。■紹介店舗・メニュー概要①クリオロ場所:ガーデンプラザB B1F「ミルキーソフトクリーム」600円「ショコラソフトクリーム」600円②ペリカンカフェタワープラザ1F「醤油レーズンあんバターサンド ゴルゴンゾーラ入り」1,200円(店内)「エビフライサンド」1,400円「フルーツサンド」1,200円③アラビカ東京(2店舗)場所:タワープラザ4F/ガーデンプラザB B1「% ARABICA Caffe Latte」550円~600円「% ARABICA Matcha Latte」550円~600円④ヒサヤ キョウト場所:ガーデンプラザB 2F「丹波栗のモンブラン」2,000円(単品)⑤RACINES(ラシーヌ)場所:タワープラザ 3F「Wreathe Salad 魚介のスペシャルリースサラダ」2,800円※クリスマス時期を除く12/30まで※最新の情報は各店舗の公式サイトをご確認ください(マイナビウーマン編集部)
2023年12月14日11月24日、6万3900平方メートルという広大な敷地を誇る大型複合施設「麻布台ヒルズ」がオープンした。地下鉄日比谷線神谷町駅に直結するこの施設は大手不動産会社森ビルによる再開発プロジェクトの一貫として建設されたもので、約300名の地権者との調整を重ね、着工までに35年を費やしたという。同施設には高さ330メートル、現時点で日本一の高さのタワービル、森JPタワーがそびえ、“緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 - Modern Urban Village -”をテーマにオフィスビルや商業施設、ブリティッシュスクールなど多様な施設が入居している。パブリックアートジャン・ワン《Artificial Rock. No.109(2015)》この施設内でも目を引くのがアート施設の充実だ。緑豊かな中央広場と森JPタワーには、奈良美智の《東京の雪の子》をはじめ、施設のシンボルとなるようなパブリックアートが点在している。パブリックアート曽根裕《石器時代の最後の夜》そんな麻布台ヒルズの名前を冠したギャラリー、麻布台ヒルズギャラリーも同日にオープン。開館記念展として『オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期』が開催されている。オラファー・エリアソンは、環境問題や自然をテーマにした大規模なインスタレーション作品などで知られるデンマーク生まれのアーティスト。展覧会タイトルは、麻布台ヒルズ森JPタワーに設置されたエリアソンの新作パブリックアートにちなんだものだ。なお、《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》は再生金属を使用した作品だ。オラファー・エリアソン《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》麻布台ヒルズギャラリー エントランスオラファー・エリアソン《蛍の生物圏 (マグマの流星)》2023年展示はオレンジの光が美しい《蛍の生物圏 (マグマの流星)》からスタート。多面体と同心円を組み合わせた形の作品はゆっくりと回転し、作品に透過、あるいは反射する光は万華鏡のように変わり続ける形を壁に投射していく。非常に幻想的な作品だ。《終わりなき研究》2005年《終わりなき研究》2005年《終わりなき研究》は、ハーモノグラフという自動的にドローイングを描く機械と、その機械が描き出すドローイングで構成されている。希望する鑑賞者はこの機械を操作し、描かれたドローイングを持ち帰ることも可能だ(有料)。《瞬間の家》2010年そして、大型インスタレーション《瞬間の家》は、本展のハイライトの一つ。暗闇空間にストロボを点滅させ、水が描く軌跡を照らし出すシンプルな作品は、エリアソンの幾何学形体や自然素材への探究心から生まれたものだ。同展では、CO2排出の抑制策として作品輸送に海上輸送を採用。《瞬間の家》は日本で制作することで輸送量を大幅に減らしている。また、展覧会の会期中限定で、麻布台ヒルズギャラリーカフェではベルリンの「スタジオ・オラファー・エリアソン キッチン」のシェフと共同開発した特別メニューを提供。和食や発酵文化を取り入れたオーガニックなメニューなど食の面からも彼らの環境問題への姿勢や取り組みを感じることができる。チームラボ《Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境によって生み出される光》2023年なお、麻布台ヒルズには「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」が2024年2月にオープン予定。麻布台ヒルズオープンにあたり、内覧会で作品の一部が先行公開された。こちらもオープンが待ち遠しい。取材・文:浦島茂世<開催情報>麻布台ヒルズギャラリー開館記念『オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期』2023年11月24日(金)~2024年3月31日(日) 麻布台ヒルズギャラリーにて開催
2023年11月30日カフェやギャラリースペースなどを併設した書店「大垣書店 麻布台ヒルズ店」が、2023年11月24日(金)、虎ノ門・麻布台の麻布台ヒルズのタワープラザにオープンする。カフェやギャラリースペースを備えた複合型書店1942年に京都で創業し、書籍を中心に様々な文化を発信し続けている「大垣書店」が、東京へ初進出。“本と人とをつなぐ書店”をコンセプトにした「大垣書店 麻布台ヒルズ店」では、一冊一冊選び抜かれたこだわりの選書に加え、カフェやアートギャラリーを併設する。本に纏わるイベントや、カフェ・アートゾーンとの連動企画を開催するなど、書籍の新しい楽しみ方を提案する書店を目指す。約1,000㎡の広々とした店内、4つのギャラリースペース約1,000㎡の広々とした店内は、小説や文学の「栞」をはじめ、実用書の「匠」、洋書やアートブックの「遇」など、それぞれのジャンルにおける本との出会いに込められた願いを1字で表現したユニークな分類で構成。店内に設けられた4つのギャラリースペース「ニュートラル(NEAUTRAL)」では、約3週間ごとに展示やイベントを開催する予定だ。カフェを併設、こだわりのコーヒーやフードメニューまた店内には、ぬくもりある空気感が魅力のカフェ「スローページ(Slow page)」を併設。サイフォン式で淹れたこだわりのコーヒーをはじめ、ビールやウイスキー、京都産の茶葉を使用した抹茶などが揃う。またフードメニューとして喫茶店風のカレーを用意するなど、隣接する書店で購入した本を片手に、ゆっくり過ごすにはぴったりの場所だ。フリースペースでは体験イベントや読書会もこのほか店内にはイベント開催や、本を読むためのフリースペースを複数設置。読書会や講演会、クラフト制作など、本を通じた発見や交流を生み出す多彩な「体験イベント」にも注目したい。詳細「大垣書店 麻布台ヒルズ店」オープン日:2023年11月24日(金)場所:麻布台ヒルズ タワープラザ 4F住所:東京都港区麻布台1-3-1営業時間:11:00〜20:00【問い合わせ先】大垣書店 麻布台ヒルズ店TEL:03-5570-1700
2023年11月30日今月24日に開業する麻布台ヒルズの一角に、麻布台ヒルズギャラリーがオープンする。その開幕を飾るのが注目のアーティスト、オラファー・エリアソンの展覧会だ。光と水、幾何学形態が描く、自然が秘める美をこの目で。「本展のねらいは、敷地内にある森JPタワーのオフィスロビーで公開されるパブリックアート、《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》のコンセプトを探求することにあります。ぜひパブリックアートを観賞してからご来館ください」と森美術館アソシエイト・キュレーターの德山拓一さん。本作は小さな11面体が連なる作品で、リサジュー曲線と呼ばれる数式が導き出す図形を立体にしたもの。環境問題を扱ったテーマで知られるエリアソンだが、幾何学的な形態の研究を長年続け、その集大成ともいえる。会場ではこの作品が生まれたバックグラウンドとして、新作を含む日本初公開の15点が展示される。エリアソンの名を一躍有名にしたのは、2003年、ロンドンのテート・モダンで発表した大型のインスタレーション《ウェザー・プロジェクト》だ。「夕焼けを再現した作品で、それ以降も身の回りにある自然現象や光、水などを使い、見る、聞くといった知覚に訴えかける作品を制作しています。非常にシンプルですが、強いインパクトを与えるのが特徴です」今回も水を使った大規模なインスタレーションや光の反射を用いた作品が展示されるほか、ドローイングマシンを体験できるコーナーも。「美しさとは人の感覚に直接訴えかけるもので、美しさが人の意識を変えることができると信じている」とは、德山さんが作家にインタビューした際に印象に残った言葉だとか。「彼の作品は、光はこんなにきれいなんだ、水でこんなに複雑な表現ができるんだと、その本質的な姿を出現させてくれます。そうした個々の気づきを意識の変革につなげるのが素晴らしい。本展もそういう観点から観てもらえれば嬉しいです」《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》(部分)2023年展示風景:麻布台ヒルズ森JPタワーオフィスロビー、2023年撮影:木奥恵三小さな11面体の特定の面と面をつなぎ合わせることで、リサジュー曲線を描く立体作品。1つでも面がずれると全く異なる形になってしまうとか。《蛍の生物圏(マグマの流星)》2023年撮影:Jens Ziehe3重に重なるガラスの多面体を通過した光の乱反射が七色に変化する。イマーシブル(没入型)な体験ができる美しい作品。《瞬間の家》2010年撮影:Christian Uchtmann展示会場の半分を占める、水を使った大型インスタレーション。自在に形を変えられる水の特性を生かした表現に注目を。スタジオ・オラファー・エリアソン キッチンでの昼食の様子(2017年)撮影:Maria del Pilar Garcia Ayensa会期中、麻布台ヒルズギャラリーカフェでは、ベルリンにあるスタジオ・オラファー・エリアソン キッチンとのコラボレーションメニューを味わえる。麻布台ヒルズギャラリー開館記念 オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期麻布台ヒルズギャラリー東京都港区虎ノ門5‐8‐1麻布台ヒルズガーデンプラザA MB 階11月24日(金)~2024年3月31日(日)10時~19時(火曜~17時、金・土・祝前日~20時。入館は閉館の30分前まで)1月1日休一般1800円ほかazabudaihillsgallery@mori.co.jp※『anan』2023年11月29日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2023年11月28日ベトナムにて誕生したピザレストラン「ピザフォーピース(Pizza 4P’s)」が、2023年11月24日(金)に開業を迎える虎ノ門・麻布台の「麻布台ヒルズ」にオープン。ピザレストラン「ピザフォーピース」が麻布台ヒルズに「ピザフォーピース」は、2011年ベトナムにて日本人オーナーが立ち上げたピザレストラン。ベトナム全土、カンボジア、インドなどで32店舗を展開している人気店だ。ピザを通して笑顔溢れる世界を創るべく、レストラン運営を中心に、子どもたちに向けたピザワークショップなど様々なプロジェクトを展開している。そんな「ピザフォーピース」が、森ビルが手掛ける新しい街「麻布台ヒルズ」内に日本初上陸となる店舗をオープン。新店となる東京店では、「地球から人々へ-ワンネス-(Earth to People -oneness-)」をコンセプトに、こだわりの食材で作るピザやパスタ、サラダ、デザート、ドリンクといった日本独自のメニューを展開する。フレッシュチーズは、店内工房で作る自家製なのもポイントだ。展開されるメニューは、「すじ青のりとおかひじき あさり」のピザや「季節のフルーツマリネとブッラータチーズ」など。またデザートには、「仁井田とMAROU 甘酒アイスとフォンダンショコラ」がラインナップする。いずれも、日本ならではの食材と文化に着想を得たメニューとなっている。【詳細】「ピザフォーピース」オープン日:2023年11月24日(金)所在地:東京都港区虎ノ門5-10-7 麻布台ヒルズ ガーデンプラザD 1階営業時間:11:00~15:00(L.O. 14:00)、17:00~22:00(L.O. 21:00)定休日:なし座席数:カウンター12席、テーブル38席、テラス10席メニュー例:・「季節のフルーツマリネとブッラータチーズ」2,280円・「Earth to People バーニャカウダー」1,780円・「すじ青のりとおかひじき あさり」2,380円・「仁井田とMAROU 甘酒アイスとフォンダンショコラ」1,180円・「できたてモッツァレラとアメーラトマト カプレーゼ」1,380円
2023年11月25日ミオ ハルタカ(MIO HARUTAKA)の初となる旗艦店「ミオハルタカ トーキョー(MIO HARUTAKA Tokyo)」が2023年11月24日(金)、麻布台ヒルズ レジデンスAに誕生する。ミオ ハルタカ、初となる旗艦店が麻布台ヒルズにミオ ハルタカ初の旗艦店となる「ミオハルタカ トーキョー」では、華やかなフラワーモチーフのジュエリー「マーガレット」をはじめとする植物や動物、音楽などにインスピレーションを得た新作を含むフルコレクションがラインナップする。またショップスペースの奥にあるサロンでは、原石からの軌跡を辿れるダイヤモンド“サリネダイヤモンドジャーニー”を用いた特別オーダーを行うことも可能だ。遊び心と匠の物づくりによる個性豊かなジュエリーオープンを記念して、ダイヤモンドとオニキスでピアノの鍵盤をかたどったツーフィンガーリングや、ダイヤモンド輝くシロクマモチーフのブローチなどの新作ジュエリーも登場。ブランドの真骨頂である、遊び心にあふれたモチーフと匠の技が融合した唯一無二のデザインに注目だ。なお店舗のデザインは、現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之による建築設計事務所「新素材研究所」が担当。沖縄の石灰岩「琉球トラバーチン」を使用した内装は、リュクスなムードの中にも温かみを感じさせる空間となっている。詳細「ミオハルタカ トーキョー」オープン日:2023年11月24日(金)場所:麻布台ヒルズ レジデンスA 1F住所:東京都港区麻布台1-2-3営業時間:11:00〜20:00アイテム例:・ピアノフォルテ 3,408,900円(K18WG、ダイヤモンド、オニキス)・ナヌーク(ブローチ) 2,662,000円(K18WG/YG、ダイヤモンド、イエローサファイア、ブラックダイヤモンド)【問い合わせ先】ミオハルタカ トーキョーTEL:03-6277-7866
2023年11月24日中村藤吉本店(NAKAMURA TOKICHI)の新店舗「中村藤吉麻布台店」が、2023年11月24日(金)に虎ノ門・麻布台の「麻布台ヒルズ」にオープン。麻布台ヒルズにテイクアウトショップ「中村藤吉麻布台店」がオープン国内最高峰の茶産地・宇治市にて、1854年に創業した老舗日本茶専門店・中村藤吉本店。麻布台ヒルズに新たにオープンする「中村藤吉麻布台店」は、テイクアウト主体の店舗となり、日本茶各種を様々な飲み方で楽しめるほか、定番から限定まで幅広いスイーツを提供する。日本茶をテイスティングして好みのドリンク選択大きな暖簾がかかった店内に足を踏み入れると、日本茶が注がれたポットがずらりと並ぶ。ポットが並ぶカウンターはテイスティングスペースとなっており、煎茶や玉露、ほうじ茶などの飲み比べが可能だ。そこでお気に入りのお茶を見つけたら、ストレートやライトアレンジのお茶、もしくはクリームや抹茶ゼリイなどと合わせたデザートドリンクなどをアレンジメニューから選ぶことができる。期間限定ドリンクには“抹茶×栗”店頭では、季節に合わせた期間限定ドリンクも用意。オープン以降は、「まるとドリンク[抹茶栗]」と「煎茶[藤吉]フルーツティー」がラインナップする。中でも「まるとドリンク[抹茶栗]」は、抹茶ラテと栗のコンビネーションを楽しめる特別な1杯となっている。パフェやクッキーなど限定スイーツもパフェやクッキーなど、麻布台ヒルズ店限定スイーツも勢揃い。たとえば「おうちでまるとパフェ」は、中村藤吉本店で人気の「まるとパフェ」をカップスタイルにアレンジした1品だ。クリームや抹茶ゼリイ、あんこなどが重なり合う贅沢な味わいを、自宅でも堪能することができる。また、お茶の種に見立て、飴掛けしたピーカンナッツを抹茶チョコレートでコーティングした「オチャノタネ 抹茶ピーカン」、抹茶クッキーや「オチャノタネ 抹茶ピーカン」などを詰合わせた限定のクッキー缶なども取り揃える。【詳細】「中村藤吉麻布台店」オープン日:2023年11月24日(金)場所:麻布台ヒルズ ガーデンプラザB 地下1階住所:東京都港区虎ノ門5-9-1営業時間:11:00~20:00商品例:・「まるとドリンク[抹茶栗]」1,100円※期間限定、期間は追って告知。・「抹茶(薄茶)とミルク」Cold 580円、Hot 630円・「ミクスチャ 抹茶ゼリイとクリーム」Cold 780円・「ミクスチャ ほうじ茶とミルク」Cold 580円、Hot 630円・「おうちでまるとパフェ」1個 700円※麻布台店限定
2023年11月24日2023年11月24日、日比谷線「神谷町駅」と南北線「六本木一丁目駅」の間、“麻布台エリア”に新たなコンパクトシティ「麻布台ヒルズ」が開業しました。「森JPタワー」、「タワープラザ」「ガーデンプラザ」「レジデンス」で構成される麻布台ヒルズには、グルメやファッションなどの商業施設はもちろん、ホテルにギャラリー、オフィスに住宅、さらには教育機関や医療機関など、多様な都市機能が集まります。そんな今話題の「麻布台ヒルズ」に編集部が潜入。いったいどんな施設なのかいち早く体験してきました!■人と自然が調和したコンパクトシティ「麻布台ヒルズ」のコンセプトは、「”Modern Urban Village~緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街~”」。人々が自然と調和しながら、心身ともに健康で豊かに生きることを目指す街なのだそう。そのコンセプトの通り、ヘザウィック・スタジオのデザインによる低層部のダイナミックな建築物と緑が美しく調和し、街全体が緑に包まれた空間を体験することができます。地上64階、高さ330mという日本一の超高層ビル「森JPタワー」の前に広がる中央広場には、菜園や果樹園が設けられ、都会の真ん中にいながらも人の営みを感じることができますよ。■充実のアート施設で文化的な休日が過ごせる建築物としても魅力たっぷりな「麻布台ヒルズ」ですが、気になるのはどんな施設やショップが入っているかですよね。まずはアートや文化に触れられる施設をご紹介!昨年8月に惜しまれつつも閉館となったお台場の「チームラボボーダレス」が、新しい作品を引き下げ、2024年2月上旬に麻布台ヒルズにオープンします。無数のシャボン玉のような球体に埋め尽くされた空間が楽しめる新作「Bubble Universe」は、球体の中の光が“ぷるんぷるん”ときらめき、まるで宇宙空間に迷い込んだかのような感覚が体験できます。アートを楽しめるのは「チームラボボーダレス」だけではありません。ガーデンプラザAには、「麻布台ヒルズギャラリー」がオープン。開館記念展として、世界的にも注目されているデンマーク生まれのアーティスト・オラファー・エリアソンの展示が開催されます。「麻布台ヒルズギャラリー」と同じ、ガーデンプラザAには、初のリアル店舗となる「集英社マンガアートヘリテージ」が開業。出版社である集英社が手がける「マンガアート」のギャラリーで、人気マンガの「ONE PEACE」や「BLEACH」などの作画を、マンガ家と版元が監修し、最良のマテリアルと技術によって、妥協のないアートプリントとして施された作品を鑑賞・購入することができるスペースとなっています。中央広場や森JPタワーには、六本木の森美術館がキュレーションを手掛けたパブリックアートが登場。作品を眺めながらショッピングの休憩をしたり、購入したグルメを堪能したり……なんて楽しみ方もできそうです。■ランチにカフェ、ディナーまでを網羅する飲食店アートや文化に触れた後は、少し一休みしたいもの。麻布台ヒルズには、グルメやスイーツを楽しめる飲食店やカフェも盛りだくさん!京都発のスペシャリティーコーヒーショップ「%ARABICA(アラビカ)」が東京に進出。なんとガーデンプラザBとタワープラザに2店舗オープンします。ドリンクメニューの他、スイーツなども楽しめるので、ショッピングやアート施設を楽しんだ後の休憩にもぴったりです。タワープラザ3階にある「ラシーヌ」は、女子会やデートにおすすめのレストラン。ランチ、カフェ、アペロ、ディナーと時間帯によって、それぞれの空間と料理が楽しめるそう。麻布台ヒルズのオープンに合わせた限定メニューも登場するので、気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね。■雑貨店に書店、ライフスタイルショップも盛りだくさんアートにグルメときたら、ショッピングも欠かせない休日の過ごし方。タワープラザには、大型ライフスタイルショップや書店、フラワーショップなど衣食住を彩るショップが立ち並びます。タワープラザ2階には、「セオリー」や「ユナイテッドアローズ ウェメンズストア」など、最新トレンドをキャッチできるファッションショップが勢揃い。オープン記念や麻布台ヒルズ限定のオリジナルアイテムも登場するので、ぜひチェックしてみてくださいね。■今話題の「麻布台ヒルズ」を満喫しよう!今回紹介したエリアの他にも、アマンが手掛ける新ブランド「JANU(ジャヌ)」の世界第一弾となるラグジュアリーホテル「ジャヌ東京」や、世界トップクラスのデザイナ―が手掛ける住居スペースなど、衣食住が揃うコンパクトシティとなっています。来月12月9日からは、中央広場で「AZABUDAI HILLS CHRISTMAS MARKET2023」が開催されます。クリスマス気分を盛り上げる7店舗の雑貨店と麻布台ヒルズ内の店舗を含む10店舗の飲食店が、ここでしか買えない限定商品やメニューを用意しているそうですよ。このクリスマスは、今話題の「麻布台ヒルズ」に足を運んでみてはいかがでしょうか?(マイナビウーマン編集部)
2023年11月24日カルトゥージア(CARTHUSIA)の初となる旗艦店「カルトゥージア 麻布台ヒルズ」が、2023年11月24日(金)、虎ノ門・麻布台の麻布台ヒルズにオープンする。イタリア・カプリ島発「カルトゥージア」初の旗艦店2002年まで門外不出だった、イタリア・カプリ島の幻のフレグランスである「カルトゥージア」。カプリ島の香り高い果実ハーブをはじめとする天然原料を用いた香水は、古くは13世紀から伝わる古来の手法によるハンドメイドの完全限定生産で展開される。カプリ島の情景を思わせるフレグランス初となる旗艦店には、カプリ島の境界付近のハーブやスパイスから着想を得た「1681」や、いちじくと花々、お茶の香りが広がるフルーティーな「イオ カプリ」など、カプリ島の自然豊かな情景を思わせるカルトゥージアのフレグランスがフルラインナップ。中でも注目は、太陽や海、自然といったそれぞれのエネルギーを感じる「アマーレ」。さわやかなベルガモットや緑を感じるローズマリーに、海風をイメージしたソルトクリスタルをプラスしたカルトゥージアを代表する香りの1つだ。人気“地中海の香り”が麻布台ヒルズ限定パッケージでまた麻布台ヒルズ限定アイテムとして、フレグランス「メディテラネオ」がカプリ島の名産・レモンの鮮やかなイエローを纏ったオリジナルパッケージで登場。「メディテラネオ」は、摘みたてのさわやかなレモンリーフに新鮮なグリーンティーの香りが弾けて、地中海の解放感に包まれるような香りの人気フレグランスだ。詳細「カルトゥージア 麻布台ヒルズ」オープン日:2023年11月24日(金)場所:麻布台ヒルズ レジデンスA 1階住所:東京都港区麻布台1-2-3TEL:03-6441-3981営業時間:11:00~20:00価格:50ml 各15,400円、100ml 各19,800円
2023年11月23日東京・浅草のパン屋「パンのペリカン(baker pelican)」が手がける「ペリカンカフェ」が、2023年11月24日(金)、虎ノ門・麻布台の麻布台ヒルズにオープンする。浅草の老舗パン屋が手掛ける「ペリカンカフェ」麻布台ヒルズに「パンのペリカン」は、創業約80年を迎える東京の浅草にある老舗パン屋。店の開店時間になると、焼きあがったパンを求めるファンが続々とお店の前に現れ始める人気店だ。店内の棚にずらっと並ぶ予約済みのパンと、その奥で黙々とパンを焼く職人たちの姿は、まさに老舗の風格を感じさせる佇まい。2017年には、そんな「パンのペリカン」の魅力に迫るドキュメンタリー映画『74歳のペリカンはパンを売る。』も公開されている。そんなパンのペリカンが新たにオープンする「ペリカンカフェ 麻布台ヒルズ店」は、こだわりのパンを使用したトーストやサンドウィッチを、香り高いコーヒーやアルコールメニューと一緒に楽しめるカフェとなっている。こだわりのパンを使用したサンドウィッチ、スープなどサイドメニューメニューにはスタンダードな網焼きのトーストや、季節のフルーツを用いたフルーツサンド、ハムカツサンドなどがラインナップ。また食パンと相性のよい、スープやサラダといったサイドメニューも豊富に揃う。おつまみにもぴったりな麻布台ヒルズ店限定サンドウィッチ麻布台ヒルズ限定メニューは、コーヒーとの相性はもちろん、お酒のお供にもぴったりな2品が登場。「醤油レーズンあんバターサンド ゴルゴンゾーラ入り」は、適度に塩気のある醤油漬けレーズンとあんバターが織りなす濃厚な味わいに、ゴルゴンゾーラのマイルドなアクセントをプラスしたサンドウィッチだ。一方、「海老フライサンド」は、カリっとあげたエビフライと千切りキャベツの定番の組み合わせを楽しめる1品。特製マヨネーズと芳醇な香りのバルサミコソースに加え、実山椒を入れることでピリッと風味を効かせている。詳細「ペリカンカフェ 麻布台ヒルズ店」オープン日:2023年11月24日(金)場所:麻布台ヒルズ タワープラザ 1階住所:東京都港区虎ノ門5-9-1定休日:施設に準ずる商品例:・網焼きトースト 520円・網焼きトースト セット 860円・ハムカツサンド 1,100円・本日のスープ 650円~・フレッシュサラダ 500円・オリジナルブレンドコーヒー 580円・アイスコーヒー 630円・オリジナルブレンドティー 550円<限定メニュー>・醤油レーズンあんバターサンド ゴルゴンゾーラ入り 1,000円・海老フライサンド 1,400円
2023年11月23日タイ発のレストラン「サーワーン(SAAWAAN)」が手掛ける「サーワーン ビストロ(SAAWAAN BISTRO)」が、2023年11月24日(金)より、東京・麻布台ヒルズにてオープンする。“日本初上陸” サーワーン ビストロ開業わずか7ヶ月でミシュラン1つ星に輝いたタイ料理の名店「サーワーン」が、日本に初上陸。麻布台ヒルズにオープンする「サーワーン ビストロ」では、本場タイのクオリティはそのままに、よりカジュアルなスタイルでタイ料理を提供する。黒を基調とした異国情緒溢れるダイニングでは、バンコクの「サーワーン」での人気メニューに加え、「サーワーン ビストロ」のためだけに開発した個性豊かなメニューを用意。タイの伝統的な食べ方である“シェアスタイル”で楽しむことができる。本格タイ料理を、こだわりのスパイスと共にサーワーンの代表的メニューである「サーワーン タイライスサラダ」は、自家製ターメリックを使用しているのがポイント。こだわりのターメリックライスには、レモングラス、ローストココナッツ、干し海老、鰹節など、12種類の食材を合わせ、それぞれの食感や味わいを存分に楽しめる一品に仕上げた。厳選スパイス使用のグリーンカレー×鴨肉さらに、2日間かけて熟成した「鴨胸肉のグリーンカレーソース」にも注目。中はしっとり、表面はカリっと丁寧に仕上げた鴨胸肉には、自家製のターメリックやハーブペーストを組み合わせたカレーソースを添えた。厳選されたスパイスが、鴨肉の美味しさを最大限に引き立てている。バーでは本場の“タイカクテル”もダイニングに併設するバーカウンターでは、タイの香り豊かなハーブやスパイスをふんだんに使った “タイカクテル”が約10種類がラインナップ。タイの食材を使ったジンベースのカクテル「ホーリーバジル&スパイス 」は、シナモンを思わせるほんのり甘い香りとピリッとスパイシーな辛味が特徴だ。待ち合わせや、食事の前後、軽いディナーなど、さまざまなシーンでタイのエキゾチックな雰囲気を満喫できるバーとなっている。店舗概要サーワーン ビストロ(SAAWAAN BISTRO)オープン日:2023年11月24日(金)住所:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー タワープラザ3FTEL:03-6441-0737営業時間:ランチ 11:00〜14:00 (ラストオーダー14:00)ディナー 17:30〜23:00 (フードラストオーダー22:00、ドリンクラストオーダー 22:30)バー 11:00〜23:00 (ラストオーダー 22:30)定休日:なし
2023年11月23日洋菓子店「パティスリー ギンノモリ(PATEISSERIE GIN NO MORI)」が、2023年11月24日(金)に虎ノ門・麻布台の「麻布台ヒルズ」にオープン。「パティスリー ギンノモリ」が麻布台ヒルズにオープン2018年、“森からのおすそ分け”をコンセプトに岐阜で誕生した「パティスリー ギンノモリ」。今回、4店舗目となる新たな直営店を、東京地下鉄日比谷線の神谷町駅付近に位置する「麻布台ヒルズ」にオープンする。限定クッキー缶&パウンドケーキ店内では、定番クッキー缶をはじめとする多彩な焼き菓子を用意。中でも注目は、オープンを記念した麻布台ヒルズ店限定となるクッキー缶「森の恵みクッキー『プティボワ』」だ。オリジナルデザインをあしらった缶の中には、オリーブ、ピッツァ、ポワヴル(生胡椒)、トリュフ、ジェノベーゼの5種類のフレーバーのクッキーが詰め込まれている。いずれのクッキーも、木の葉型なのがキュート。どんぐりを持つリス型クッキーも隠れているため、ぜひ探してみてほしい。“ひのき”のパウンドケーキ同じく麻布台ヒルズ店限定で展開されるのは、国内で育ったひのきをパウダーにして生地に練り込んだ「シィプヘ(ひのき)のパウンドケーキ」。しっとりとした生地を口の中に含むと、ひのきの香りがいっぱいに広がるのが魅力だ。このほかにも、定番商品のクッキー缶、ドライフルーツやナッツをふんだんに使用したパウンドケーキ、パンやクラッカーに合わせたり紅茶に入れたりして楽しめる「コンフィチュール」などを取り揃える。“青い森”イメージの店内空間店内は、岐阜県恵那市にある本店と同様に、“青い森”をイメージした空間に。銀色のシンボルツリーやどんぐり型のライトなどを配し、ブランドの世界観を楽しめるような店舗に仕上げた。【詳細】「パティスリー ギンノモリ 麻布台ヒルズ店」オープン日:2023年11月24日(金)場所:麻布台ヒルズ ガーデンプラザB 地下1階住所:東京都港区虎ノ門5-9-1営業時間:11:00~20:00定休日:施設に準ずる商品例:・森の恵みクッキー「プティボワ」麻布台ヒルズ限定缶 1,890円※各日数量限定。麻布台ヒルズ店限定商品。・シィプヘ(ひのき)のパウンドケーキ 1本 2,700円※麻布台ヒルズ店限定商品。・森の恵みクッキー「プティボワ」120サイズ 2,160円、150サイズ 3,888円、180サイズ 6,480円※120サイズは直営店舗限定。・パウンドケーキ(定番4種) 森の恵み 3,132円、キャラメルオレンジ 2,138円、いちじくと胡桃のショコラ 2,138円、栗とはちみつ 2,138円・コンフィチュール(定番6種) 各種540円【問い合わせ先】麻布台ヒルズ店TEL:03-6809-1232(開通は11月24日(金)~)
2023年11月20日