俳優の斎藤工が出演する、富国生命保険「ワイド・プロテクト」の新CM「診断」編、「退院」編が、21日より放送される。新CMには、斎藤が病気の妻に寄り添う夫役として登場。「診断」編では、検査の結果を知らされた妻を病院の待合室で心配そうに待ち、診察室から出て来た妻の肩にそっと手を添えながら優しい表情で「大丈夫」と声をかける。一方、退院する妻を優しい笑顔で出迎える「退院」編。「お腹が空いた」という妻に、「何を食べようか?」と問いかけ、妻が「カニ!」と元気に答えると「今日は奮発します」と笑顔で返す。シリアスなシーンが多い撮影だったが、斎藤は一切NGを出さない集中ぶりで臨んだ。また、妻役の平田薫が昨年出産したばかりということもあり、撮影の合間には赤ちゃんや育児に関する話をする場面も。斎藤はシベリアンハスキーが人間の赤ちゃんを見守っている動画にハマっているなどと話し、現場を和ませた。■斎藤工インタビュー――撮影でいちばん印象的だった部分など、撮影を終えての感想は?奥さんが病気の宣告をされた時に、不安な思いをパートナーとして表情では見せないようにした笑顔のシーンです。奥さん役の平田薫さんも、自分自身が一番驚いているしつらいのに笑顔でいるという健気な表情をしてくださったので、その笑顔の奥にある夫婦の関係みたいなものが表現できたんじゃないかと思っています。――今回のCMの好きなシーンは? 気に入っているシーンは?CMは大体明るく元気に前向きにというものが多いと思うのですが、今回、医療保険ということもあり、誰しもに起こりうる“まさか”をパートナーとともにどうやって受け入れるか、そして前を向いていくかという、表の物語と裏の物語がしっかりと描かれている深い作品になっているんじゃないかと思っています。数あるCMの中でも非常に一際味わい深く、誰しもが自分と照らし合わせてみていただけるのではないかと。こういったCMのトーンはリアリティがあふれていて好きです。――今回のCMでは大事な人に寄り添うという「愛」を強く伝えていますが、どういう時に「愛」について深く考えさせられますか? 「愛」について深く考えるきっかけとなったエピソードもあれば教えてください。数年前に雨の日に電車に乗っていたら、乳母車を押したびしょ濡れのお母さんが乗ってきたんです。お母さんは傘を畳んで持っていたのですが、その背中はずぶ濡れでした。けれど、赤ちゃんは濡れてなかった。だからどうやって傘をさしていたかがもう一目瞭然でしたね。そのお母さんにとってはそれが当たり前の優先順位だったんだなというところにとても深い愛を感じました。きっと特別じゃなくて当たり前に、自分の子どもに傘をさしてここまで来たんだなと。僕自身のことで言うと、僕は表に出る立場なので、色々な現場で周りの方以上に優先していただけます。朝が早くても、それ以前にスタッフの方たちは早く入って仕込みをされている。そして、僕が去った後も片付けや、その後作業される方たちがたくさんいるという事を考えます。プロフェッショナルな皆さんにリスペクトと感謝を忘れないように、皆様のたくましい背中を見ています。――いつ起こるか分からないリスクに備えてずっとどんな時も持っているモノはありますか?モノというよりは考え方なんですが、失敗するということをあえて具体的に想像します。その可能性は大いにあるかなと。また失敗が長い目で見たらマイナスではないと何となく分かってきたので、あまり自分を過信しないようにしています。うまくいかないことをどういう風に変えていくかということが今までもたくさんあって、それは、これからも当然起こる事なので、健康リスクとは少し違う話かもしれないですが、“まさか”が起こらない未来はないと思うので、どれだけ備えても“まさか”が必ずあるということを意識するのが、すごく意味あることなのではないかと思うようにはなりました。モノで言うと、豆腐と納豆を常に用意して、自分なりに体内の状態を良くしようとしています。時間的に現場でお弁当に出会わないタイミングもありますし。また、お弁当も白米をお豆腐と変えたりしています。あと監督業をしているときは、現場の食事は僕の分は頭数に入れないでいただいて、豆腐と納豆と鯖缶を常備して、ここのところは、それを主食としてます。リンゴ1個とサツマイモをふかして持って行ったりもしますね。昔からある日本の食事、お味噌を作ったり、糠漬けを作ったり、おばあちゃんが食べていたなっていうものを食べるようにしています。たぶん自分の腸内が整っていれば、対人関係もあまり悪くならないのかなと信じています。逆に、言葉にとげがあるなと思う方は、腸の中があまり整っていないのかなと。僕自身もそうですが、食事で体の中から健康体になって、マイルドな人間になっていたいなと思っています。その思いもあって、中の見えない腸の中や微生物の世界を意識するようにしています。
2022年05月17日5月13日(金)より公開される映画『シン・ウルトラマン』(企画・脚本:庵野秀明)の完成報告会見が5月2日、都内で行われ、主人公であるウルトラマンになる男・神永新二を演じる斎藤工、共演する長澤まさみと西島秀俊、樋口真嗣監督(『シン・ゴジラ』)が出席した。『ウルトラマン』55周年を記念し、企画・発想の原点に立ち還りながら、謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」の存在が日常化した現代日本を舞台に、新たなる“ウルトラマン”が降着した世界を描く、空想特撮エンターテイメント作品。人気声優の津田健次郎が地球に来訪した外星人・ザラブの声を担当。主題歌には米津玄師による書き下ろし楽曲「M八七」(エムハチジュウナナ)が起用された。コロナ禍の影響も受け、公開が延期されていた本作だが、ついに1時間53分の本編が完成。なんとキャスト陣も、会見当日に本編を鑑賞したばかりだといい、斎藤は「あまり言語化できない感情が今も続いている。自分の少年性や、映画の夢を全身全霊で浴びた」と圧倒された様子。同時に「庵野さんや多くの皆さんの思いを届けるため、これだけの時間が必要だった。去年でも来年でもなく、今公開されることが必然だと突きつけられたような気がする」と手応えは十分だ。庵野氏による脚本については、「活字や情報の量もものすごく、僕ごときは理解できないと思い、一度閉じました(笑)。複雑かつ壮大で、自分の想像が追い付かない世界観」と振り返り、「1ページ目の“社外秘”という文字からも、驚きを届けたいという思いが伝わった。好奇心と夢が詰まった魔法の辞典」とも語っていた。大気圏外から出現した“銀色の巨人”の分析官として、神永とバディを組む浅見弘子を演じた長澤は、「今も高揚感に包まれ、1度見ただけでは処理しきれない。何度も映画館に行きたい」と斎藤同様に興奮冷めやらぬ状態。「ひとりひとりが活躍し、感情も生き生きと描かれているので、人間ドラマしても感動できる」とアピールした。西島が演じるのは、禍威獣に対応する「禍威獣特設対策室専従班」=通称「禍特対(カトクタイ)」の班長・田村君男という役どころ。「想像をはるかに超える、すごい傑作が生まれた」と太鼓判を押し、「今の子どもたちの記憶にも深く刻まれるはず」と映画が託す未来にも希望を寄せた。「映画になる部品を粘り強く磨き上げる作業は楽しかった」と回想する樋口監督は、「楽しいからといって、ずっと続けていては、お客さんに見せられない」と複雑な表情も。「何とか完成しました(笑)。こんなに恵まれた状態でできた映画はない。みんなありがとうという気持ちでいっぱいです」と感謝を示し、「早く見ないと、迂闊にネタバレする奴も出てくるので。あっ、俺のことか(笑)。一刻も早く見てください」と笑いを誘っていた。取材・文・写真=内田涼『シン・ウルトラマン』5月13日(金)より公開
2022年05月02日ウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』の完成報告会が5月2日(月)、都内にて行われ、出演する斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊、樋口真嗣監督が出席した。共演の印象を聞かれたキャスト勢のやり取りでは、長澤さん&西島さんの2人から「本当のウルトラマンみたいだった!」と称された斎藤さんだった。印象について、斎藤さんは「お二方の数々の名作・傑作は片手では数えきれないほどあるので、いち映画ファンとして、このプロジェクトで(一緒になり)、こんなにも頼もしいお二方と!撮影に入る前からも撮影中も、ありがとうございます、という思いしかないです」と強力なふたりだったと明かす。一方、長澤さんが「斎藤さんは穏やかな方で、大人っぽくて色っぽくて…本当にウルトラマンのような存在の方で。一緒にいるだけで集中できる、頼もしい方です」と言えば、西島さんも「斎藤さんは今こうしている姿と現場の控室の姿、普段もまったく変わらないんです。自分の独自視点を持っていて、長澤さんの言った通りウルトラマンそのものという感じ!」とその安定感を絶賛。樋口監督もキャスティングについて「夢です。夢が現実になったくらい、お願いした人たちがみんな“やりましょう”とやっていただけた」とキャスティング秘話を明かしていた。次々と巨大不明生物“禍威獣”があらわれ、その存在が日常となった日本。通常兵器は役に立たず、限界を迎える日本政府は禍威獣対策のスペシャリストを集結し、班長・田村君男(西島さん)、作戦立案担当官・神永新二(斎藤さん)、分析官・浅見弘子(長澤さん)などがメンバーの「禍威獣特設対策室」を設立。そんな中、大気圏外から突如、銀色の巨人が現れる。この日はようやく完成した試写を観た直後に、全員が完成報告会に登壇した。興奮冷めやらぬといった雰囲気のキャスト陣だったが、出演が決まり台本を読んだときのことをふり返り、斎藤さんは「台本の1ページ目に社外秘というか、この作品をいろいろな側面から守って公開のタイミングで多くの方に驚きを与えたいという好奇心も、夢もつまっている魔法の辞典のような気がしました」と思い起こす。長澤さんは試写を観た感想を「1回観ただけでは処理しきれず今も高揚感というか、沸々と燃え上がる感情が残っていて。早く映画が公開してもう1回観に行かなきゃ、という気分になっています」と言う。西島さんも「圧倒されました。間違いなく人生の記憶に深く刻まれるすごい作品になっていると思います。観られるなら、すぐにもう1回観たいです」とロマンを語った。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会©️円谷プロ
2022年05月02日主演・西島秀俊、共演に斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和などの豪華俳優陣が集結した、大森立嗣監督オリジナル作品『グッバイ・クルエル・ワールド』が今秋公開となる。その完成を受け4月26日、都内で行われたマスコミ向け舞台挨拶に大森監督が登壇、メインキャストがビデオレターでメッセージを寄せた。本作は監督・大森立嗣、脚本・高田亮がオリジナルで描く豪華俳優陣によるエキサイティングでポップな銃撃戦クライム・エンタテインメント。西島、斎藤、玉城、宮川、三浦が演じるのは、全員互いに素性を明かさない強盗組織の一員だ。彼らは、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功。それぞれの生活に戻るメンバーだったが、ヤクザ組織に追われる日々が待っていた。さらに宮沢氷魚演じるラブホテル従業員、大森南朋演じる刑事たちを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。舞台挨拶では、元ヤクザで今は家族との平穏な暮らしを望む安西幹也を演じる西島が「大森監督作品での俳優部の皆さんが生き生きとしている様子を見て興味があった」と以前からオファーを待ち望んでいた様子。本作については「若手からベテランまで、それぞれの世代の俳優による群像劇だったので楽しみでした」と充実した表情だった。政治家や上流層へ反旗を翻し、裏仕事を仕切る浜田を演じる三浦も「ヤクザものでも任侠ものでもないが、それらを上回るくらいのバイオレンス。今まで見たことのないような映画になりました」とアピール。ラブホテルの従業員で事件に大きく巻き込まれていく矢野を演じる宮沢は「これまで演じたことのないようなタイプのキャラクターでしたが、作品の内容的にも自分が出たいと思える挑戦的な作品でした」と話す。ヤミ金業者からの借金の取り立てに追い詰められている美流を演じる玉城も「今の時代に合っているストーリー。セリフに自分の心が持っていかれそうになったのは初めて」と役柄に共鳴。彼氏として美流を全力で擁護する武藤役の宮川大輔は「共演者の方々の名前を見たときに光栄すぎて『すげー!』となりました」と抜擢を喜んでいた。『日日是好日』や『MOTHER マザー』、『星の子』などの深い人間ドラマを手掛けてきた大森監督は「これまでとは違う群像劇をやってみようかという流れで企画が進んだ。アクションだったり、アメ車だったり、ピストルだったり、自分がカッコいいと思ってきたものが詰まったバイオレンス作品が撮りたいと思った」と自身初のクライムサスペンスに着手した経緯を語る。脚本は「昔からの知り合いで戦友」という『さよなら渓谷』以来約9年ぶりに手を組む高田亮に託したのだった。初タッグとなる西島について大森監督は「西島さんはバイオレンス映画に出たいと仰っていたし、自分で作品やキャラクターに線引きをしている感じがない。撮影では自分を超えていこうという気配すら感じた」と絶賛。その西島を筆頭に斎藤、宮沢、玉城、宮川、大森、三浦ら世代の違うバラエティに富んだ豪華キャスティングの狙いを「それぞれの年代でカッコいい人が見たいと思った。それぞれのキャラクターには居場所がなく、そんな人たちがいがみ合っている。ある種、現代の縮図を抜き出したような映画にしたかった」と明かした。オリジナルストーリーであり、元ヤクザ、ハングレ、ダーティーな警官など登場人物のキャラや背景も多岐に渡っている。この壮大なストーリーに大森監督は「調子に乗って色々な俳優に出てもらって……疲れた(笑)」と漏らした場面では思わず会場に笑いも。インパクトあるタイトルについては「残酷な世界にサヨナラという、内容とは逆説的な意味もある。言葉の響きも好き。色々と案を出したりして、オリジナル作品ですからタイトルをつけるのも醍醐味」と喜色満面。最後は「難しく考えず、俳優たちの姿や音楽、物語を含めて素直に楽しんでほしい」とコメントして舞台挨拶を締めた。『グッバイ・クルエル・ワールド』今秋公開
2022年04月26日自分が妊娠するとは思っていなかった男性も妊娠・出産するようになった世界を舞台に、Netflixとテレビ東京が共同企画、製作したNetflixシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』。妊娠をきっかけに見えていなかったさまざまな社会問題に直面しながらも変化していく主人公・桧山健太郎を演じるのは、斎藤工さん。コミカルなタッチで描かれる本作だが、見る者にシビアなテーマを突きつけてくる。妊娠や出産の現状について考えるきっかけになってほしいです。「妊娠を告げられた直後の桧山健太郎は、自身に宿る命の存在よりも、広告代理店で築いたキャリアや居場所が奪われるかもしれない危機感を第一に考えます。スマートに生きることをモットーとしてきた人間の末路がこれなのかと感じたし、自分も心当たりがありました。個を追求するか、それとも他者に対して自分の力を注ぎ込む出産を選ぶのか。まさかの状況が起こった時に見える自分の本性と、どう向き合っていくのかという残酷なテーマが、男性の妊娠を通じて描かれています」撮影では特殊メイクを施し、大きいお腹のフォルムや重みを体感。すると、体だけでなく気持ちにも変化があったという。「何か選択をする時に、自分の体ではなく、お腹の方にプライオリティを置くようになるという、不思議で、すごく貴重な体験をしました。また、スタジオや外の現場でも、“ここに手すりがあるから助かるな”“つかまるものが欲しい”と、これまでとは違うところに気づくこともあったし、妊娠している“役”だとわかっているはずなのに、周りの方への接し方も変わりました。妊娠している人への自然な手助けが、社会の中にもっとあふれたらいいなと心から思います」と、心を寄せる斎藤さんは、今作と出合う前から、現場に託児所を作る取り組みを行っている。「この業界における女性スタッフの方が、男性もそうですけど、妊娠や出産をきっかけに現場を離れざるを得なかったり、一度、仕事から断絶されてしまうケースが多くあります。また、お子さんを育てながら現場に復帰することも限りなく少ない。そんな状況に疑問を感じていたんです。海外の現場に参加するとスタッフの家族と過ごす時間が守られていて、仕事とプライベートが共存できているので、日本でもなんとかできないかなと。とはいえ、撮影中ずっとではなく数日間なので、まだまだ足りないのですが、イベントにならないよう、続けていけたらと思っています。そんなプロジェクトに取り組んでいる最中に、今作のようなお話をいただいて。見た方が妊娠にまつわる現状について考えるきっかけになればいいなと思っています」『ヒヤマケンタロウの妊娠』原作は坂井恵理による同名コミックス。4月21日~Netflixにて全世界独占配信。広告代理店に勤める桧山健太郎は予想外の妊娠をし、パートナーの瀬戸亜季(上野樹里)と共に右往左往。周囲の風当たりも強い中、二人は決断をくだすが…。©坂井恵理/講談社©テレビ東京さいとう・たくみ1981年8月22日生まれ、東京都出身。神永新二を演じる映画『シン・ウルトラマン』が5月13日、全国公開される。監督を務める映画『スイート・マイホーム』は2023年に公開予定。ジャケット¥292,600シャツ¥108,900パンツ¥162,800(以上THE ROW/THE ROW JAPAN TEL:03・4400・2656)シューズはスタイリスト私物※『anan』2022年4月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・三田真一(KiKi inc.)ヘア&メイク・赤塚修二(メーキャップルーム)インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年04月24日「もしすべての男性が妊娠する可能性がある世の中になったら…?」を描いた漫画「ヒヤマケンタロウの妊娠」がNetflixとテレビ東京の企画制作で実写化。4月21日からNetflixで全世界独占配信される。突然の妊娠発覚に戸惑う広告代理店で活躍する桧山健太郎を斎藤工、そんな桧山のパートナーでフリーライターの瀬戸亜季を上野樹里が演じる。現代社会に潜むさまざまな問題や悩みをポップに描いた本作。そんな社会派コメディドラマをどのように作り、役と向き合っていったのか、斎藤工と上野樹里に語っていただいた。現代社会が落とし込まれた脚本――原作は読まれていましたか?斎藤工(以下、斎藤):お話をいただいてから拝見しました。作品が発表された2012年に、もっと話題になっていてもおかしくなかったんじゃないかな、と。リアリティとコミカルさがある世界観に、夢中で作品の中に惹きこまれましたね。上野樹里(以下、上野):私も作品のお話をいただいてからですね。まず着眼点や発想から、役の立ち回りなど予測ができないので、初めての感覚を抱きながら物語に興味が湧きました。そして私がドラマの中で演じる亜季が、原作の中では複数登場するヒロインの中の1人であって年齢も40代前後と私より少し上。ドラマでは全8話を通して亜季を描いていますが、原作では後半に少しだけ登場するんだな、という意外な事実に驚きました。――原作よりも、ドラマのほうがより攻めた内容になっていると思うのですが、原作と脚本の違いはどのように感じられましたか?斎藤:民放の中でも前衛的なテレビ東京と、Netflixが組むことの攻め具合というのはあると思うんですけど、まず、チームの立て付けが分厚いな、と。脚本の山田(能龍)さん、天野(千尋)さん、岨手(由貴子)さん、監督の箱田(優子)さん、菊地(健雄)さんも含めて日本映画の銀河系軍団みたいなチームです。原作コミックが出た2013年に映像化していたら、またちょっと違う形だったでしょうね。脚本は読んでみると、原作との差異が「いま」というものに落とし込まれているな、と思いました。上野:原作では、子どもを授かって生むことに前向きな桧山に周りの女性がハッとさせられていく印象だったと思うんですけど、ドラマの中の桧山は、否定的なところから始まっているんですよね。亜季自身も、仕事は忙しいし、自分が子供を持つことを現実味を帯びた形で考えてすらいない状況。子どもを授かったというチャンスをどういうふうに受け止めればいいんだろう、と。今の現代社会の余裕のなさも描かれていて、よりリアリティが出せたのかな、と思います。このチームだから作れたヒヤマケンタロウ像――役をどのように捉えて、演じる際に心がけていらっしゃったのでしょうか。斎藤:「ヒヤマケンタロウの妊娠」というタイトルに答えはあるので、そこにどうやってたどり着くか。桧山の葛藤はどのようなものだったのか、自分の中でも仮説を立てていたんですけど、実際に現場に行くと、いい意味で違う方向に向いていきました。「ヒヤマケンタロウ」の物語というより、彼を取り巻く人たちの在り方を描いた作品だと思うんですけど、ひとつのコンパスの軸が刺さる「ヒヤマケンタロウ」を監督さん始め、役者さん、スタッフさん、みんなで一緒に作っていただいた。自分で何かを掘り下げることは結果的にできていないんですけど、他力本願でできたキャラクターだからこそのブレ感が彼に宿ったのかな、とポジティブに捉えています(笑)――出来上がった作品を観られて、どのように感じられましたか。斎藤:そりゃあ毎度、この人(自分)は役者をやめたほうがいいと思っちゃうんですけど。上野:そんなことないですよ。斎藤:いや、今回も例外なく、自分では「間違ったチョイスをしているな」と細かい部分で思うんですよ。個人で表現をしているわけじゃなくて、亜季がいて、亜季にぶつけたものが跳ね返ってきて、化学反応みたいなものが生まれた瞬間があると、全てが必然だったんじゃないか、と思うんですよ。きれいごとじゃなく、この作品に関わる全ての人たちが、全員必要だったな、と思いました。――上野さんは、役作りという面ではいかがでしたか。上野:亜季はフリーランスとして必死に確立しようと働く中で、様々な重圧を1人で背負いながら、満たされない環境の中で自分を見失うまいと仕事をしている女性です。今はフリーランスで働いている方もたくさんいらっしゃいます。自分がやりたいことをやるために選んだことだけど、思い通りにいかない現実だったり、自分の年齢と、子どもを産むのか産まないのか、結婚するのかしないのか、いやそんなことを考えている場合じゃない……でも、自然の流れに身を任せていても、このまま私はどこまで行ってしまうんだろう、という漠然とした不安の中で、自分らしさを追求している女性として共感される部分はひとつ意識しました。あとは、桧山が妊娠してからパートナーとしての亜季に男性が共感する部分はあるのかな、ということを考えながら、自分が亜季らしくいられるビジュアルを楽しんで作りました。今回、初めてNetflixの作品に携わったんですけど、最初、企画書で「映画のようなタッチのドラマ」とあったんです。テンポ感やセリフのトーン、映像のタッチはどうなるんだろう、と未知の世界に悩んでいたところに、斎藤さん演じる桧山がいて。こういうトーンで、こういう世界観で作られていくのかなと、影響を受けて自分も亜季としてそこにいられたのかな、と思います。なので、斎藤さんは役者を続けてください(笑)斎藤:ありがとうございます(笑)亜季の存在はこの物語の主線だと思うんですよね。男性が妊娠したという状況からさらに踏み込んで描くには、妊娠した男性をパートナーに持った亜季やその周りの人たちがどう変化するのか、ということ自体が実は「ヒヤマケンタロウ像」を作ってくれているんですよね。桧山と亜季のシーンは全体としてそこまで多くないんですけど、客観的に作品を観たときに、亜季のシーンで桧山を想起させてもらえることがあるんです。これは上野さんの懐の広さなんだな、と思いました。桧山という存在が映っていないときでも、桧山がそこにいる、と感じさせてもらえる場面がたくさんあって、「あっ、桧山を描いていただいてるな」と思いました。互いの存在があったから、桧山と亜季が出来上がった--ご自身が演じられた役に対して、共感した部分はありますか?斎藤:作品の冒頭で桧山が語りでスムーズに生きよう、スマートに生きようと弊害を回避していく、と入るんですけど、これってたぶん人間の本能だと思うんです。でも、回避しきれない「まさか」が大小問わず必ず訪れる。そこで、自分の本性が見えるんですよね。普段、距離を置いている自分の本性をいざというときに見て「ああ自分はこんな形だったのか」と傷つくというか。人生は簡単に攻略できるものじゃないから、その「まさか」が訪れたときの慌て方が他人事じゃないな、という想いで演じてたかな。たぶん、実際に僕も普段はいかに摩擦も少なく、省エネで生きようとしちゃってるんですよね。それは、スマートなようでいて、実態がないような生き方。こうやって映画やドラマで描かれる人間のドラマの部分は、ハッとさせられる部分があるな、と思います。上野:どうなんでしょうねぇ……いまだに、自分でも自分が分からないです。みんな魂は同じで、ただどんな体験をしたか、という違いなだけも気がしていて。でも亜季は魂を売らない人という感じがしていて。自分の信念をもっているから、理想通りにいかないけど、その中で必死に生きているように思います。だからあまり亜季が笑う瞬間はないんですけど、そこは似ているな、と思いました。自分も普段、あれこれ考えている時間が長くて、あんまり笑ってなかったりするので、もっと笑いたいと思います。――斎藤さんから観た亜季、上野さんから観た桧山の印象はいかがでしたか。斎藤:桧山が亜季に中絶のサインをもらいにいくシーンが、僕らのファーストカットだったんですけど、多くの場合は男女逆の状況なんですよね。でも、作中でサインをするのは女性である亜季。亜季は女性だけど、その状況における“いわゆる”男性感をすごく感じさせてもらいました。だから、桧山の母性みたいなものが反作用的に出てきた、というのがその掛け合いの中でありましたね。女性性の対立ではなくて、その状況における「今の世の中ってこうだよな」というような、瞬間的な男性性、女性性みたいなものを亜季の中に感じたので、桧山という前例のない佇まいになっていった。上野さんじゃなかったら、ああいう「ヒヤマケンタロウ」にはなってないですね。上野:台本を読んだときから役と似ているかはさておき、斎藤さんが演じられる桧山が想像できたので、自然と私の役や役割も定まっていきました。桧山は女性から人気でエリートで才能がある。仕事一番、プライベートは深入りせず楽しむ。でも苦労のない反面、どこか味気ない日々を送っていることに亜季も含め気付かない。そんな桧山が妊娠という様々な困難を通して、二人がいい感じに熱くぶつかり合うので、喧嘩ばっかりしているのに、なぜか嫌じゃない。結婚もしてないのに最高のパートナーになっていく感じで。ただ妊娠を身をもって経験していない亜季は、どんどんお腹が大きくなり時に感情的になってしまう桧山に、上手に桧山を包んであげられない歯痒さ、守ってあげられる余裕のない自らの小ささ、無力さに気付かされました。ふたりが信念を貫くために心がけていることは?――今回の作品では、少しずつ社会が変わっていっているのかな、と感じられる描写も多くあります。変わっていくのだとしたら、次の世代に繋ぐ社会はどんな社会がいいな、と思われますか。斎藤:次の世代や、さらにその次の世代に対して、たぶん僕の代は繋ぐべき何かを形成できていないというか……混沌としたまま、凪のように今があるのかな。俯瞰で物事を捉えられるのが、自分より下の世代だと思うので、僕はむしろ期待するしかないな、と思っています。老朽化した何かのバトンを受け取りすぎなくていいよ、ということは思いますし。上の代の失敗を見て反面教師にすることが唯一の学びかな、と。時間はかかると思うんですけど、革命的に何かが変わった未来に僕は期待しています。――作中では、男女の齟齬もいくつかあったと思うのですが、男女が分かり合うためにはどうすればよいと思われますか。斎藤:最近のニュースを含めて、総じて、男性主権の社会構造にはろくなことがないなっていうのは感じます。中にはね、2割ぐらいは立派な方もいると思うんですけど、残念なエビデンスみたいなものが見えてしまっていますよね。前の世代の人たちが決めたルールや公約は本当に見直さないと。というか、改める機会、きっかけは今なんじゃないかな、と思っています。――作品の中では、それぞれが自分の理想とする生き方を貫こうと奮闘しています。斎藤さんと上野さんが自分の生き方を貫こうとする上で大切にしていることはなんでしょうか。上野:違和感には敏感でいたいですよね。自分が居心地がいい状態で仕事に没頭できるのが一番いいのかな、って。そのために常に自分がフラットでニュートラルな状態でいないといけないと思います。感覚でしかないんですけど、誰かの言った一言に引っ掛かったときに、「なんで引っ掛かるんだろう」ってちゃんと考えたい。引っ掛かるということは、何か自分にあるわけだし、そのままにしないで、ひとつひとつ考えて歩いていく。それが自分の生き方なのかな、と思います。そんな感じで、不器用ながらにやっています。斎藤:両親は、決して子どもが主体というわけでもなく、下の僕が20歳になるまでを親の義務と定めていて、それ以降は南米に旅したり、自由を謳歌しています。この物語の中でも、新しい命、尊い命というものが命題にありながらも、本当に社会と育児が切り離されていていいんだろうか、ということを自分自身に突き付けられた気がしました。自分の今までの大きなテーマである、全て分別してしまうことが実はもっと直結したものなんじゃないかな、ということがこのドラマの経験ですごく明確になったな、と思います。プライベートと仕事ってもちろん、分かれてはいると思うんですけど、プライベートの時間に台本を読んだり準備をしたりするし、本番でリラックスするために、仕事中にプライベートの時間を思い出して……そこの相互関係はあると思うので、メンタルとフィジカルを離して考えるのではなく、ひとつのものとして考えていきたいな、とより思うようになりましたね。「ヒヤマケンタロウの妊娠」は4月21日(木)よりNetflixにて配信開始。(c)坂井恵理・講談社/(c)テレビ東京撮影/奥田耕平、取材・文/ふくだりょうこ
2022年04月20日斎藤工と上野樹里が共演、坂井恵理によるコミックス(講談社「BE LOVE KC」所載)を映像化したNetflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」。男性の妊娠をきっかけに、男女の役割の固定観念の逆転をコミカルに描きながら社会の様々な問題をあぶり出す本作から、象徴的な本編映像が解禁となった。“スマートに生きる”ことを信条に第一線で仕事をこなし、特定の恋人も作らず人生を謳歌していた桧山健太郎(斎藤さん)は、ある日突然自分が妊娠していることを知る。男性の妊娠はかなり珍しい中で、自身に訪れた予想外の出来事に慌てふためく桧山。仕事優先で結婚や出産は二の次だったパートナーの亜季(上野さん)も戸惑いを隠せない。紆余曲折を経て出産を決意した桧山と亜季だったが、社会から向けられる予想外の眼差しや妊娠によるキャリアの壁、妊娠した男性への偏見を身をもって体験することに…。今回解禁されたのは、出産を決意した桧山とパートナー・亜季が、神社で安産祈願を行う様子と神主のやり取りのシーン。“母子ともに”健康に出産できるよう神社へご祈祷に行く風習である安産祈願。祈祷の後、神主は明らかにお腹が目立っている桧山を差し置いて、亜季に“母子”の健康を願う言葉をかけ、授与品を渡すが、その帰り道に桧山は亜季に「絶対にわざとだろ」と納得がいかない様子。世の中の固定観念を目の当たりにすることで徐々に自身の先入観から解放され、物事を多角的に見られるようになっていく桧山の姿が描かれている。しかも、このシーンはまだまだ物語中盤となっており、当事者になったことで社会に満ち溢れる思い込みや無意識の偏見に気がついた桧山が、亜季とともにどう向き合っていくのか、興味をそそられる映像となっている。Netflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」は4月21日(木)よりNetflixにて全世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年04月18日斎藤工が主演し、男性が妊娠するようになった世界で突然の妊娠に悪戦苦闘する桧山健太郎と周囲の人々を描いたNetflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」。今回、「妊娠=結婚」という既成概念にはとらわれない関係を模索する桧山と亜季(上野樹里)の2ショット場面写真が解禁となった。坂井恵理による同名コミックス(講談社「BE LOVE KC」所載)をドラマ化した本作は、「もし、男性が妊娠したら?」をテーマに男女の役割の固定観念の逆転をコミカルに描きながら、妊娠をきっかけに今まで見てこなかった社会の様々な問題に直面した主人公が、奮闘しながらも徐々に周囲の人と自分自身を変えていく姿を描いた成長の物語。解禁された場面写真カットでは、桧山が予期せぬ妊娠をきっかけに、それまで見えていなかった世の中の固定観念や自分の無意識の先入観に気がつき、パートナーの亜季と共に成長していく姿が切り取られている。そして作中では、桧山が女性や妊婦の苦労をあたかも自分が初めて発見したかのように呟き、女性社員から「そんなことは私たちは昔から知ってる」とあしらわれる様子もあり、「妊娠・出産」のみならず、女性たちを筆頭に現代社会に生きる人々が感じるちょっとした生きづらさや疑問を投げかけつつ、ユーモアを交えながら随所に“世の中の当たり前”を考えさせられるような演出も盛り込まれている。Netflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」は4月21日(木)よりNetflixにて全世界同時独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年04月17日斎藤工が、予想外の妊娠ライフに悪戦苦闘する桧山健太郎を演じる、真面目だけれどどこかクスッと笑える社会派コメディ「ヒヤマケンタロウの妊娠」。この度、配信スタートに先駆けて、和気あいあいとした撮影現場の様子が写し出されたメイキング写真が到着した。スマートに生きることを信条に、第一線で仕事をこなし、特定の恋人も作らず、人生を謳歌していた桧山は、ある日、妊娠していることを知り、慌てふためく。仕事優先で結婚や出産は二の次だったパートナーの亜季(上野樹里)もまた、戸惑いを隠せない。紆余曲折を経て、出産を決意した2人だったが、社会から向けられる眼差しや妊娠によるキャリアの壁、妊娠した男性への偏見を身をもって体験することに。本作は、ジェンダーバイアスや無意識の偏見など、社会的な問題をテーマとし、多様性を描いていく。スタッフ、キャストが丁寧にコミュニケーションをとり、アイディアを出しあって行われたという本作の撮影。今回到着したメイキング写真では、キャストたちの和やかな表情が写し出されている。また写真には、桧山の両親を演じた筒井真理子とリリー・フランキー、広告代理店の上司を演じる岩松了の姿も。彼らが妊娠した桧山にどう絡んでくるのか注目だが、特にリリーさん演じる父親と桧山との関係には、ある因縁めいた真実が隠されていることが物語後半の大きなカギとなっており、父親の登場で事態は急展開を迎える。斎藤さんは「日本映画界の要となる素晴らしきキャスト、スタッフ方々と共に作品に愉しく詰め込んで、広く深く軽やかにお届け出来たらと思っております」とコメントし、上野さんも「気軽に楽しめる作品でありながら、ジェンダーやマイノリティなどへの理解を深めるきっかけとなる作品になれたらなと思います」と話している通り、社会的テーマを扱いながらも、軽妙で思わずクスッと笑ってしまう演出に期待が膨らむ写真だ。Netflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」は4月21日(木)Netflixにて全世界同時独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年04月06日シンガーソングライター・ギタリストの斎藤誠が、1月26日にリリースした最新アルバム『BIG LOVE』より桑田佳祐が作詞した「涙のMidnight Soul」のMusic Videoを公開した。『BIG LOVE』は、斎藤にとって前作から8年ぶりの、かつデビューから間もなく迎える40年分の抱えきれない愛を一気に注ぎ込んだアルバム。配信リリースが主流になったこの時代に「これが最後の1枚になってもいい」という覚悟を持ってアルバム形態にこだわったのは、自身が憧れた60年代後半以降のアメリカンポップロックと、ライヴに足を運んでくれたファンへの恩返しには「これ以外はない」と確信したからだという。斎藤はサザンオールスターズや桑田のソロ活動でサポートギタリストを務めているが、桑田とはそれ以前に同じ大学の先輩後輩の間柄でもある。そこで長い音楽活動で禁断としてきた大先輩への作詞依頼をダメ元で敢行し、アルバムに懸ける思いを意気に感じた桑田が快諾。そこから生まれた楽曲が「涙のMidnight Soul」となる。斎藤は「音源を送ってすぐに返ってきたメールそのものが歌詞だった」と振り返っている。今回のMVは斎藤が待ち望んだライヴシーンが際立つ映像となっており、斎藤誠オールフレンズと呼ぶべき日本を代表するミュージシャンたち(成田昭彦、深町栄、片山敦夫、角田俊介、河村“カースケ”智康、柳沢二三男)がバックバンドとして参加している。なおこのメンバーたちは、5月29日に名古屋 BOTTOM LINEで行われる『斎藤誠のBIG LOVE大作戦』にも出演する。斎藤誠「涙のMidnight Soul」MV<リリース情報>斎藤誠 13thアルバム『BIG LOVE』Now On Sale斎藤誠『BIG LOVE』ジャケット●CD+LIVE DVD+Tシャツ(数量限定生産盤):6,800円(税込)●CD+LIVE DVD:4,800円(税込)●CD:3,300円(税込)CD購入リンク:配信リンク:<ライヴ情報>斎藤誠のBIG LOVEハーモニー5月5日(木・祝) 横浜THUMBS UP5月28日(土) 名古屋 BL cafe『斎藤誠のBIG LOVEハーモニー』告知画像出演:斎藤誠 / 柳沢二三男 / Tiger斎藤誠のBIG LOVE大作戦5月29日(日) 名古屋 BOTTOM LINE『斎藤誠のBIG LOVE大作戦』告知画像出演:斎藤誠 / 成田昭彦 / 深町栄 / 片山敦夫 / 角田俊介 / 河村“カースケ”智康 / 柳沢二三男関連リンクレーベルオフィシャルサイト:オフィシャルサイト:::
2022年04月04日5月13日(金)に公開される映画『シン・ウルトラマン』の場面写真が公開された。昭和41年(1966年)の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る日本を代表するキャラクター“ウルトラマン”がウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』として映画化される。本作の企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明。そして、監督は、数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた樋口真嗣。この製作陣の元に、超豪華な俳優陣が集結した。主人公の【ウルトラマンになる男・神永新二(かみなが・しんじ)】には、『シン・ゴジラ』で僅かな出演ながら強烈な存在感を残し、『昼顔』『麻雀放浪記2020』『8日で死んだ怪獣の12日の物語』など、正統派から怪役まで様々なキャラクターを演じ分ける斎藤工。主人公の相棒役に、映画『MOTHERマザー』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞、その他映画『コンフィデンスマンJP』『キングダム』『マスカレード・ナイト』など、美しさと演技力を兼ね備えた女優・長澤まさみ。そして、映画『ドライブ・マイ・カー』、『劇場版「きのう何食べた?」』など幅広い役柄を演じ切り、人気実力ともに日本映画界を代表する俳優・西島秀俊が重要な役どころを演じる。また、斎藤、長澤、西島と同じく、様々な脅威に立ち向かう組織のメンバーとして、Hey! Say! JUMPの有岡大貴、数々の出演作でその独特の存在感を放つ早見あかり、舞台・テレビドラマ・映画とあらゆるジャンルで活躍する日本を代表する実力派俳優・田中哲司。その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、嶋田久作、益岡徹、長塚圭史、山崎一、和田聰宏といった演技派・個性派キャストが総出演する。公開された場面写真には、‟ベーターカプセル”を掲げる斎藤工や、緊迫した状況を感じさせる長澤まさみ、西島秀俊、有岡大貴、早見あかりの姿、そして、特報映像に登場したウルトラマンや巨大不明生物・ガボラやネロンガなどを収められている。そして、上記の主要登場人物が所属する‟組織名”、および、彼らの名前&役職・専門分野も同時解禁。巨大不明生物による災害対策を主として設立された防災庁の専従組織、通称【禍特対(カトクタイ)】。そのメンバーとして、作戦立案担当官・神永新二(斎藤工)、分析官・浅見弘子(長澤まさみ)、非粒子物理学者・滝明久(有岡大貴)、汎用生物学者・船縁由美(早見あかり)、そして班長・田村君男(西島秀俊)が所属していることが明らかになった。『シン・ウルトラマン』5月13日(金)公開
2022年03月30日ロックバンド・UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介とお笑い芸人の芦沢ムネトが、「音楽と行こう by au 5G LIVE」の配信を記念した対談インタビューに応じ、27日の配信にむけた意気込みやバンドについて語った。27日、31日にオンラインで配信される「音楽と行こう by au 5G LIVE」は、音楽ライブによる地域経済への貢献を目的に「日本各地にある素敵な場所で、特別な音楽ライブを」をテーマに開催される音楽イベント。27日にはUNISON SQUARE GARDENが、岐阜・岐阜かかみがはら航空宇宙博物館を舞台に、無限に広がる空宙への憧れとともに、未知の世界を切り開いていくような力強いパフォーマンスを披露するほか、芦沢をMCに迎え、地元の名産品やスポットも紹介する。■UNISON SQUARE GARDEN斎藤宏介×芦沢ムネトインタビュー芦沢:「航空宇宙博物館」といった今までにはないLIVE会場でのパフォーマンスだと思いますが、選曲にあたって意識したことや、ライブ会場への想いを教えて下さい。斎藤:今までこういう場所でライブをやったことはないですね。僕らの曲では「星」「空」「宇宙」をテーマにしていることがありますが、ライブ会場と合わせすぎても面白くないと思っていて……。あくまでも非日常空間でいつも通りのライブをやることを心がけました。セカンドアルバムの「ライドオンタイム」という曲の冒頭に、ロケット打ち上げ時のアナウンスが入っているので、それくらいは入れようか……という話になりました。芦沢:あくまでも、いつものユニゾンだけど、ちょっとだけスパイス的に味付けした感じなんですね。斎藤:あとは「宇宙」や「星」が入っている曲をしれっと入れています。芦沢:「音楽と行こう」のテーマに“あなたの知らない場所や魅力を広める”といったものがありますが、今後、UNISON SQUARE GARDENさんとして行ってみたい場所や、魅力を広めたい場所があれば教えて下さい。斎藤:最近ライブでしばらく行けてないところがあるので、またいろいろな場所に行きたいですね。ちなみに、YouTubeチャンネル登録者数を国別でみたら、インドネシアが日本の次に多かったんです。僕たちはインドネシアに行ったこともないのにファンがいてくれるのに驚きました。芦沢:最近海外の人気も高まっているんですね。斎藤:そうですね。アニメの影響ですかね。2019年に韓国と台湾でワンマンライブをした時も熱烈な歓迎を受けました。芦沢:熱心ですね~。斎藤:なので、いろいろな場所に行ってみたいですね。芦沢:“未知の世界を切り開いていく”をテーマに「航空宇宙博物館」でのパフォーマンスを披露していただきましたが、UNISON SQUARE GARDENさんのこれまでの音楽活動において“新しい転機”となった出来事があれば教えて下さい。斎藤:転機というと、「オリオンをなぞる」ですね。この曲は、テレビアニメ『TIGER & BUNNY』の前期オープニングテーマとして起用されたのですが、オープニング映像をみたら自分の曲じゃない、別の解釈をもらった気がしました。芦沢:なるほど。そう思ったのは、キャラクターが音に合わせて動いているのを観て、同じ音楽だけど1つ楽器が加わったような感じなんですか?斎藤:今までは自分たちで作曲して、ライブするという自分たちの手が届く範囲でやっていましたが、アニメのオープニング曲に起用されたことで、楽曲が独り歩きしているのを目の当たりにできました。芦沢:確かに、子供のころってアニメを観て、その曲を覚えたりすることがありましたよね。良いきっかけになりますよね。斎藤:アニメファンからも大事にしてもらえたので、やっていてよかったと思えた瞬間でした。芦沢:いよいよ4月1日からは新年度となりますが、新生活を迎える人々に応援メッセージをお願いします。斎藤:コロナ禍でたくさんのライブをやって、良い意味で人は慣れるものだと痛感しました。1回目の緊急事態宣言後の初めてのライブでは、僕たちにもお客さんにもすごい緊張感がありました。でも、繰り返しやっていくなかで、ルールを守ればいいんだということが分かってきました。なので、今はコロナ禍になる前と遜色ない熱量で楽しんでいるし、ファンのみんなも楽しんでいると思っています。こんな僕らから新生活を迎える人へ言えることは、やりたいことを遠慮して止めてしまうのではなく、やれる方法を見つけ出して、自分の正しいと思う方向へと行動に移してみましょう。そして、繰り返しやっていくことに意味があると思います。芦沢:大変だけど出来ないことはないな、という感じですよね。前向きな言葉をありがとうございます! コロナの影響でなかなかリアルなライブやファンイベントといったファンとの交流が難しいかと思います。今回、「音楽と行こう by au 5G LIVE」を視聴するファンの皆さんに向けて一言コメントをお願いします。斎藤:岐阜かかみがはら航空宇宙博物館という特殊な場所でライブできることは、なかなかないと思うので、心行くまで楽しみたいと思います。皆さんもぜひ、楽しみにしてください。
2022年03月25日タレントの丸山桂里奈が21日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたファッションイベント「第34回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER」(TGC)にサプライズで登場した。補正下着ブランド「MARUKO」のステージでは、女性モデルたちが補正下着をアレンジした衣装でランウェイをウォーキング。「夏までに美ボディ化」を宣言している丸山は、今回“補正下着によりどのような姿に生まれ変わるか”をテーマにランウェイを行った。黒と青のふんわりとしたレースドレス。ボディラインはわからないが、丸山は「(補正下着によって)少し高くなって空中にいるイメージ。浮いているみたいな感覚。姿勢がよくなった」と満足げにほほ笑んだ。ランウェイ後は「MARUKO」イメージキャラクターである俳優の斎藤工とともにトーク。そこで斎藤はランウェイ前に丸山からもらったという手紙を朗読した。「お久しぶりです。肩が伸び100メートル先を歩きながら、今度は足裏がおなじみになります」という意味不明の“怪文書”で、司会のEXITは「こわッ」と怯えた。丸山は「みんなと肩が繋がって、人間って足裏だよねっていう意味」と説明するもさらに混乱を招く。兼近大樹は「あんまり言いたくないけど、帰るってことできます?」と言い放ち、笑いを誘った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。新型コロナウイルスの影響で2020年2月の第30回から4回連続で無観客開催となっていたが、今回2年半ぶりに有観客開催となった。撮影:蔦野裕
2022年03月21日斎藤工と上野樹里が共演するNetflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」を4月21日(木)より全世界独占配信決定。本予告&場面写真が解禁となった。自分が妊娠するとはまったく思っていなかった男性も妊娠するようになってから約50年。そんな世界を舞台に、突然の妊娠に悪戦苦闘する主人公と周囲の人々をコミカルに描く。主人公の桧山が予想外の妊娠をきっかけに、いままで見てこなかった社会の様々な問題に直面し、奮闘しながら徐々に周囲の人とそして自分自身を変えていく成長の物語だ。“スマートに生きる”ことを心情に第一線で仕事をこなし、特定の恋人も作らず人生を謳歌していた桧山健太郎(斎藤工)は、ある日、突然自分が妊娠していることを知る。男性の妊娠はかなり珍しい中で、自身に訪れた予想外の出来事に慌てふためく桧山。仕事優先で結婚や出産は二の次だったパートナーの亜季(上野樹里)も戸惑いを隠せない。紆余曲折を経て出産を決意した桧山と亜季だったが、社会から向けられる予想外の眼差しや妊娠によるキャリアの壁、妊娠した男性への偏見を身をもって体験することに…。予告編では、順風満帆な人生を謳歌するの桧山に“突然の妊娠”という予想外の出来事が起こるシーンから幕を開ける。つわりで仕事に支障をきたし、妊娠したことを伝えられず上司に睨まれ、様々な身体の変化にも困惑する桧山。そして、パートナーの亜季も自分が親になることは考えてもいなかったため、事実を知り激しく動揺する。しかし、友人の「男性が生んでくれるなんていい時代じゃん!」のひと言に打算も働き、桧山に産むことを提案。喧々諤々の話し合いの末、出産を決意するが…。映像には脇を固める、筒井真理子、リリー・フランキー、岩松了、高橋和也ら個性派俳優による思わず笑いを誘う場面も盛りだくさん。しかし、コミカルな中にも桧山が妊娠することで、それまでの先入観や周囲の無理解と対峙することで、自分たちの中にもある”無自覚の偏見”に初めて気がつき、考え、ともに成長していく様子が真摯に描かれている。さらに、「“らしさ”って何なんですかね? 女らしさとか、男らしさとか」という桧山の言葉で、社会に刷り込まれた固定観念にハッとさせられる予告編となっている。また併せて場面写真も一挙解禁、様々な問題に直面しながらも奮闘する2人の姿が切り取られている。Netflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」は4月21日(木)よりNetflixにて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年03月15日●父親になって目線変化「モテたいより子供に喜んでもらいたい」お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司は、2015年の『M-1グランプリ』で優勝するなどお笑い芸人として活躍する一方、持ち前の歌唱力を生かし、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではオーディションの末、テナルディエ役を勝ち取るなど多才ぶりを発揮している。3月18日公開の映画『SING/シング:ネクストステージ』でも、ブタのグンター役として、前作から続投して声優にも挑んでいるなど快進撃が続くが、本人は「まだまだ全然足りていないし、いつ戦力外と言われるか……という不安はずっとあります」と胸の内を明かす。映画『SING/シング:ネクストステージ』で斎藤が演じるグンターは、歌って踊れるブタ。アイデアマンでもあり、物語の進む方向に光を照らすエンターテイナーだ。前作同様オファーを受けたことに「シンプルにメチャクチャ嬉しかったです。ここまできたらずっと作品が続いてくれて、グンター=斎藤みたいになれば最高ですよね」と喜びを爆発させる。斎藤は2018年に第1子、2020年に第2子が誕生し、2児の父となったが「なによりもうれしかったのが、子供に見せられるということですね。今回お話をいただいたとき、まずそれが頭に浮かびました」と語ると「実際僕が映画に出てくるわけではないので、正直グンターが僕の声だと気づかないとは思うのですが、映画は作品として残るので、子供が大きくなったとき『グンターの声はお父さんなんだよ』と言えるのはうれしいです」と破顔する。また、子を持つ親になったことで、仕事への見方も変わったという。「いろいろな仕事がありますが、この映画のように子供が楽しめる作品に携わるたびに『これが親父の喜びか……』と実感するんです」と笑うと「以前はやっぱりモテたいなみたいな感情はあったのですが、いまはシンプルに『この仕事をしたら子供が喜んでくれるかな』みたいな目線になるんです。だからこそ、今回もまた声を掛けていただけたことは、とてもありがたいですし、そこを目指している気はします」。前作から、約5年ぶりとなるアニメーションの吹き替え。「自分のなかでは、結構テクニカルに演じたつもりだったので、『前回どんな感じでしたっけ?』と確認したら、音響監督から『普通にしゃべってください』って言われたんです。そのとき完全にノーテクニックだったんだと気づいてからは、思い切りやらせてもらいました(笑)」。とは言うものの、斎藤と言えば、2019年上演のミュージカル『レ・ミゼラブル』で、テナルディエ役をオーディションで勝ち取ったほど、歌唱力には定評がある。「もともと僕は芸人になりたかったというよりは、歌って踊れるスーパースターになりたいという思いがあってこの世界に入ったんです。もちろん人を笑わせることは大好きですし、素敵な仕事だと思いますが、あくまで目標はスーパースターなので(笑)。そのために吸収できることは、どん欲にやっていきたいんです」。永遠の憧れを聞くと、間髪入れず「木村拓哉さんですね」と答えた斎藤。「圧倒的な存在感で名声もあって……きっと富もある。まさにスーパースターですよね。世界で言えばジョージ・クルーニーさんとかもすごいですよね」と羨望の眼差しを向ける。●いつ戦力外になるかもしれないという不安はあるそんな斎藤も43歳になった。「もう言いわけできない年ですよね」と苦笑いを浮かべると「まだ自分の理想にはほど遠いです。全然です」と自嘲気味に語る。『M-1グランプリ』での優勝をはじめ、芸人としての知名度もあり、この発言も謙そんなのかなと感じたが「少しは知っていただけているかもしれませんが、実態が伴っていない。いつ戦力外になるかもしれないという不安はあります。僕らが『M-1』で優勝したときとは、時代も大きく様変わりしていますからね。ましてやここ2年はコロナもあり、戦い方も変えていかなければいけないと思っています」と危機感を募らせる。その意味でも、幅広いチャンネルを持つ必要性を実感しているという。「以前、島田紳助さんが『一発売れるのは意外と簡単だけれど、売れ続けるのは難しい』と誰かに話していたのを聞いていたのですが、いまその言葉を実感しています。だからこそ、こうした声の仕事はありがたいですし、それ以外にも歌もダンスも、なんでもフレキシブルに対応していきたいです」と心情を吐露する。さまざまな思いを抱えながら進む40代だが、一方でシンプルに物事を考えれば、「子供に誇れるようなお父さんでいたい」という結論にたどり着くという。「結局は子供が自分をどう見てくれるか――そこだと思うんです。だから、最悪もし舞台とかですごく滑ってしまっても、子供から『面白い』と言ってもらえたり、『最高だよ』と思ってもらえたりすればいいのかなと。でも、そのためにはやっぱり、周囲の目も必要なのかなと。スーパースターになれば、自然と子供もそう見てくれるじゃないですか」。「誇れるお父さんになる」という意味では、夢と希望がたくさん詰まった本作は、最高の贈りものとなる。「月並みな言葉ですが、パート1よりもメチャクチャパワーアップしています。こういう作品を観て、頑張れば夢は叶うんだと前向きになってほしいです」と作品をPRした。■斎藤司1979年2月15日生まれ、神奈川県横浜市出身。大学卒業後、楽天で約2年間勤務した後、吉本総合芸能学院(NSC)に入学。同期のたかしと2005年4月にお笑いコンビ・トレンディエンジェルを結成した。ハゲネタで注目を集め、2013年に『オンバト+』チャンピオン大会で優勝。2015年には『M-1グランプリ』で優勝した。歌唱力に定評があり、2019年に上演されたミュージカル『レ・ミゼラブル』では、オーディションでテナルディエ役に選ばれ、2021年も同役を務めた。
2022年03月14日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が4日、都内で行われたバイトル「時給UP企業応援団」企画の記者発表会に秋元真夏、YouTuberのはじめしゃちょーとともに登場。アルバイトにちなんだトークを展開し、会場を盛り上げた。過去のバイト経験を問われて齋藤は「『バイトはしたくないな』と昔は思ってました。こんなこと言ったらダメか(笑)。昔は、思ってました」と強調。「子供のとき考えると、食品の販売とか人と接するのが難しそうだなと思った。バイトは大変、というイメージのほうが強かったから、したくないなと思っていた」と話した。また、はじめしゃちょーが過去に経験した裏方バイトの話に触発されて「メンバーの知らないところで、『実は裏方としてメンバーの何かを手伝っていました』みたいなことを、もし卒業したら1回だけこっそりやってみたくなった」と回答。秋元が「顔小さ過ぎて気づいちゃう」とツッコんだ。グループ内でも仲が良い齋藤と秋元。互いにやらせたいバイトを聞かれると、秋元は「私がよく行くオムライス屋さんで、(店員が)白っぽいワンピースに、赤と白のチェックのふりふりのエプロンをつけている。アイドルの衣装にありそうなくらいかわいい。そこで、(その衣装を着て)私にオムライスを運んでほしいです」とおねだり。一方、斎藤は「私が今までの真夏で好きだった、男装している真夏をもっと日本中に広めたい。すごいしっくりきた。男装して接客してほしい」とリクエストした。
2022年03月04日俳優の窪田正孝が、齊藤工監督による映画『スイート・マイホーム』(2023年公開)の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は小説家・神津凛子のデビュー作の映画化作。長野でスポーツインストラクターをしている清沢賢二(窪田正孝)は「まほうの家」と謳われた一軒のモデルハウスに心を奪われる。寒がりの妻と娘のために、たった一台のエアコンで家中を隅々まで暖められるというその家を建てる決心をする賢二は、新居が完成し2人目の娘も加わり幸せの絶頂にいた。ところが、その家に越した直後から赤ん坊の瞳に映るおそろしい影や地下室で何かに捕まり泣き叫ぶ娘など奇妙な出来事が起こり始める。「家」を取り巻く恐怖の連鎖は家族だけに留まらず、関係者の怪死などに波及し始め、そして予想を超えた衝撃の結末に向けて加速していく。俳優として活躍しながら監督としても評価を受ける齊藤と、連続ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』ではバディ役としても共演した窪田が監督と主演としてタッグ。いつか共に作品を作ることを約束してきたという2人が、これまでに見たことのない化学反応を創出し、現在撮影を行なっている。○齊藤工監督 コメント・数多くの作品で共演をしている窪田さんの今回改めて感じた魅力や新たな発見は?窪田さんとは様々な現場でご一緒してきたので現場での立ち振る舞いや些細な配慮、視野の広さ、集中力を見てきました。逆に言うと奥の奥があるというのを知っているので、窪田さんをモニター越しで見ながら、このシーンではもう一個奥まで行ってもらおうと、すごく漠然と伝えても、微細なさじ加減で計算的ではない形にしてくれます。 原作で完結しているものをあえて実写化するのであれば、それを丁寧になぞるのではなく、生身の人間でまた別の世界観を創りあげるべきだと思っています。主人公・清沢賢二像がこの映画のライフラインでありますが、窪田さんはコアな部分を捉えてくださっているので、本当に注文がほぼないです。撮影スタッフからも窪田さんの賢二は絶賛されていて、この時の賢二の表情が見たいということでシーンが増えていくほどです。例えば、相手役に向き合う窪田さんの肩だけが映っているシーンがありましたが、肩だけでも十分に伝わってきたんですよね。どのパーツでも表現出来るのだなと思いました。足の小指のみでも窪田正孝は成立させられるという、部位俳優ですね。全身がその状態になってくれているというか。本当に感動しました。・この映画を楽しみにしている方々に対するメッセージ本作が企画からクランクインする迄に約3年程かかりました。監督と言う立場としては、何よりクリエイティブファースト・作品至上主義という形で強度のある作品にしていかないと、窪田さんをはじめ関わってくださった全てのキャスト・スタッフに本当の御礼にはならないことを肝に銘じています。監督が「齊藤工」ということが独り歩きするような作品では僕は失敗だと思っています。国内は勿論ですが、斎藤工なんて存在や情報を知らない海外の厳しい映画ファンたちに突き刺さるような作品になって初めて、出演や関わって頂いた方たちへの唯一感謝の意になると思います。我々でしか生まれない化学反応、そういった意味合い、必然性のある強度をもった作品に創り上げたいなと思っています。○窪田正孝 コメント齊藤組の現場の雰囲気をどう感じているか?ちょっと不思議な感じはありますね。ドラマでも相方役をやらせてもらって、工さんといると安心感があります。でも俳優部から監督に変わった時に、ポジションが変わるだけで、映像を通して表現者に見てもらうというまた違う感覚があるのが新鮮です。特にこの作品では、僕の演じる役が色んなところに振り回されたり、(主人公として)視聴者目線だからこそ色んなものを背負わなければいけないので、どうしても台本からインプットしたものをアウトプットする時に掛け算とか足し算をしていくんです。 監督はそれを引いてくれるんです。非現実的だけど現実の方に行ってしまったり、嘘になりすぎてしまうようなところにブレーキをかけてくださって、ナビゲートしてくれています。・この映画を楽しみにしている方々に対するメッセージ今、この作品のテーマでもある主人公のホームの撮影に入っていて、色んなことを疑似体験させてもらっています。父という目線もそうだし、子供がいるという感覚だったり、色んな感情が出てきたり爆発したり消化不良を起こしています。この距離だからこそ工さんを通して、俳優部からではない視点から見えたりすることもすごく新鮮だったり、色んな感じたことのない気持ちを日々感じています。それを表現できるように、目下頑張っています。僕なんかには想像もできない視野の広さが監督にはあるので、何か一つでも残せるようにちゃんと自分の仕事を全うできるようにして、作品がどんどん大きくなって、色んな色を帯びて愛される作品なったらいいなと思います。○原作者:神津凛子コメント文字から立ち上がる世界を映像で観られるというのは、異なる世界を旅するようでワクワクします。それが齊藤工監督の素晴らしい感性と窪田正孝さんの卓越した演技で描かれるとなればなおさらです。わたしが見ていた物語のドアはたった一つでしたが、映画をご覧になる方の数だけドアが開かれるのだと思うとその世界の広さはいかばかりかと想像するだけで圧倒されるようです。旅の支度を進めながら、公開を待ちたいと思います。(C)神津凛子/講談社
2022年03月03日『ドライブ・マイ・カー』も話題の西島秀俊が主演、共演に斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和ら豪華俳優陣が出演する映画『グッバイ・クルエル・ワールド』が今秋公開となることが決定した。西島さん、斎藤さん、玉城さん、宮川さん、三浦さんらが演じるのは、全員互いに素性を明かさない強盗組織の一員。彼らは、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功、それぞれの生活に戻るが、ヤクザ組織に追われる日々が訪れる。宮沢さん演じるラブホテル従業員、大森さん演じる刑事らを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。世の中とチューニングの合わない登場人物たち、ソウルシンガー「Bobby Womack」らの胸躍るソウル&ファンクなリズムなど、監督・大森立嗣、脚本・高田亮がオリジナル脚本で描く豪華俳優陣によるエキサイティングでポップなクライム・エンターテインメントが誕生した。今年、主演映画『ドライブ・マイ・カー』が米アカデミー賞4部門ノミネート、全米映画批評家協会においてアジアの俳優では初となる主演男優賞を受賞するなど、世界が注目する西島さんは、本作について「『グッバイ・クルエル・ワールド』は様々な世代の群像劇です。最悪な状況から抜け出そうとそれぞれが死力を尽くし、最後の賭けに出ます。この無慈悲な世界から逃れる事が出来るのか。どうぞ御期待ください」と新たな境地に手応えを込めてコメント。大森監督は、「かっこいい音楽が流れ、そして色気のある俳優たちが観たい。一映画ファンに戻ったように、スタイルジャムの甲斐(真樹)プロデューサーと企画を始めました。さて、でき上がった映画は家族愛、純愛、犯罪、友情が入り乱れ、フォード・サンダーバードで強盗し、ソウルミュージックが鳴り響く激アツ作品です。公開はもう少し先ですが、皆さま、楽しみにお待ちください!」と自信を見せている。映画は昨年5月から6月にかけて撮影された。キャストコメント全文西島秀俊この度、映画『グッバイ・クルエル・ワールド』に出演させて頂きました。大森組に参加出来た事、嬉しく思います。『グッバイ・クルエル・ワールド』は様々な世代の群像劇です。最悪な状況から抜け出そうとそれぞれが死力を尽くし、最後の賭けに出ます。この無慈悲な世界から逃れる事が出来るのか。どうぞ御期待ください。斎藤工『Goodbye Cruel World』に参加させて頂き、何かが摩耗して行く感覚と、何かが滾る感覚が同時に訪れていました。満ち足りた喪失と言いますか、不思議で至福な狂える時間でした。この時代、この作品が必要な方が必ずいると思われます。かく言う私はその一人でした。宮沢氷魚2020年のTAMA映画祭にて大森立嗣監督と初めてお会いしたのが全ての始まりでした。大森監督と素晴らしい共演者、スタッフさんの力を借りて、今まで誰にも見せたことない自分を表現できたと思います。制限された日々に終わりが見えない毎日が続いていますが、この作品を通して希望を持っていただけたら嬉しいです。改めて、自らの生き方を見つめ直す作品になっていると思います。ぜひ劇場でお楽しみ下さい。玉城ティナ美流として世界に居る時、とても苦しかったです。自分の居場所を見つけるのに必死で、追いかけてくるものからどうやって逃げ切るか。一息つく間もなく、生き延びないといけない。何を信じたらいいのかわからない美流の幼さと、切実さ、諦め、でも諦めたくない。世の中の矛盾。なんだか全部悔しくて、叫び出してしまいたかったです。でも、大森監督の前で脚本を声に出して読んだ時から、演じたいなと思っていました。知らない、と言い切れない彼女の生きる世界。監督、キャストの皆さんにとても助けられました。宜しくお願いします。宮川大輔キャストの皆さんがとにかく豪華で...!僕は車を運転するシーンが多かったのですが、乗せてる人は凄い方たちばかりだし、用意してもらったアメ車はブレーキが全然効かないしで、いろいろな意味で緊張して大変でした。また現場では工くん、ティナちゃんと一緒に演じる機会が多くありましたが、監督が感情を重視してくださる方で、3人のやり取りも毎回ちょっとずつ変化があり、毎回新鮮な気持ちで演じることができました。終始楽しい現場で、この役を演じることができて大変光栄です。大森南朋映画「Goodbye Cruel World」大森組に出演した大森です。大森組には何度か出演しております。大森、その度に感じます。大森監督は大森にだけヤケに馴れ馴れしい口調で演出をしてくれます。大森、ありがたいです。三浦友和Cruelは粗野な、荒々しい、残酷な、冷酷な、非常な、悲惨な、痛ましいなどの意味があるらしい。まさにこの意味のどこかに当てはまる人間ばかりがこれでもかと登場する物語。CruelWorld狂えるワールドこいつら狂った人間ばかりだと傍観していると次第に、あ、こいつ自分だと気付いてしまう瞬間が訪れる。それは一見、市井の人の中にいるかもしれない。映画『グッバイ・クルエル・ワールド』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ・クルエル・ワールド 2022年秋、全国にて公開予定(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
2022年02月28日色気のある俳優といえば斎藤工さんの名前を挙げる人も多いのでは。ドラマ『昼顔』では上戸彩さんと禁断の愛“ドロ沼不倫”を演じ大ブレイク。イケメンなのはもちろんのこと、工さんの発する甘い声も人気のひとつでイケボ俳優としても名高いですね。先日、工さんが自身のインスタグラムに若かりし頃の写真を投稿し、注目が集まっているようです。早速チェックしてみましょう!16歳の頃のモノクロ写真を投稿 この投稿をInstagramで見る Takumi Saitoh 斎藤工/齊藤工(@takumisaitoh_official)がシェアした投稿 「懐かしの初心時代(16歳頃)髪切るお金が無かったパターンのロン毛」と、16歳頃の写真を公開した工さん。画面いっぱいのアップで、強いまなざしが凛々しく誰にも負けない!という気迫伝わるカッコいい1枚。工さんのインスタグラムは、モノクロの写真で統一されていて工さんが撮った芸能人の写真で溢れています。コメント欄を見ると、中村獅童さんや満島真之介さんMEGUMIさん水川あさみさんと豪華面々な友人からのコメントも多く、「まっすぐ見つめる瞳が凛としてて素敵なお写真ですね」「16歳の頃の工くん、すでに完成してる」「16歳とは!いい表情ですね」と強い意志を感じ取れる若かりし姿に多くの反響を呼んでおりました。現在40歳で独身の工さん。色気満載で女性からの人気も高く意外に三枚目なキャラクターも親しみやすいとハートを掴まれているようです。今後も工さんの活躍から目が離せませんね!
2022年02月18日WOWOWが放送する「生中継!第94回アカデミー賞授賞式」のスペシャルゲストとして、斎藤工の出演が決定。新ビジュアルも公開された。世界最高峰の映画の祭典「第94回アカデミー賞授賞式」を、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継する同番組。番組案内役はジョン・カビラと宇垣美里、スタジオゲストとして河北麻友子。そして、スペシャルゲストとしてすでに明らかになっている中島健人(Sexy Zone)に加え、もう一人、2017年の「第89回アカデミー賞授賞式」以来、約5年ぶりの番組出演となる斎藤さんの参加が決定。WOWOWの「アカデミー賞授賞式」には、2012年~2017年にかけて過去6回出演し、レッドカーペット・ナビゲーターとして現地取材も経験している斎藤さん。今年はスペシャルゲストとして、日本のスタジオから現地の様子を視聴者に届ける。今回の参加にあたって斎藤さんは「米アカデミー賞授賞式は毎年続けてきた伝統であると同時に、"映画"はその時代の世相を映画的に歴史として残すという責務があると思います。with コロナ時代も丸2年になりますが、世界的な祭典である米アカデミー賞が昨年のように形を変えながらもフレキシブルに開催するという事に意義を感じます」と思いを語り、「今年の授賞式はどのような形式で開催されるかわかりませんが、映画業界の真価を、そして『ドライブ・マイ・カー』の行く末を、リアルタイムで日本のスタジオの皆さんと一喜一憂しながら、その一瞬一瞬のドラマに寄り添い、視聴者の方々と共に歴史を目撃出来たら嬉しいです」とコメントしている。「生中継!第94回アカデミー賞授賞式」は3月28日(月)7時30分~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて[同時通訳]、<字幕版>は3月28日(月)22時~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。(cinemacafe.net)
2022年02月16日お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司が14日、都内で行われたアニメ映画『SING/シング:ネクストステージ』(3月18日公開)の日本語吹替え版キャスト報告会に出席した。2017年週末動員ランキング4週連続1位&最終興収51億円超えの大ヒットを記録した『SING/シング』の続編となる本作。主人公バスター・ムーンといつもの仲間たちが、世界で誰も見たことがないようなスペクタルなショーをやり遂げるため、新たな挑戦をする。前作に引き続きブタのグンターを演じた斎藤は「5年ぶりということで、ハナコの岡部(大)あたりに代わってなかったことに非常に感謝しています」と安堵し、主人公のコアラのバスターを演じた内村光良も「誰も変わらずにキャストがまたそろったことがうれしい。斎藤がこがけんになっていたらどうしようかと思った」といじった。“歌うま芸人”として知られている斎藤は、前作の『SING』公開後、『ミュージックステーション』に出演し、レディー・ガガらが歌う劇中歌を披露した。「まさかこの世界に入らせていただいたときに『ミュージックステーション』にレディー・ガガを歌って出るとは思ってなかったので、すごくサプライズを与えてくれた映画」と述べ、「最近は歌ばっかりメインでやらせていただく。ネタはだいたい劇場で10分くらい。前は歌2分+ネタ8分だったんですけど、最近は歌7分+ネタ3分でやっています。歌のほうが得意なんで」と笑いを誘った。会見には、長澤まさみ、大地真央、ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド(BiSH)、akaneも登壇した。
2022年02月14日・むしろ自然に見える。・なんて違和感のなさなんだ…。・バレなさそう。今度やってみる!くどー(@jun_kudo_)さんが考えた、漢字の書き方に関するアイディアに、上記のような声が上がりました。思わず、「なるほど…」と納得できるアイディアがこちらです。齋藤の齋、XYZにしてもバレない説 pic.twitter.com/0cRtz5ijxO — くどー (@jun_kudo_) November 19, 2021 名字の『齋藤』を書く時、画数が多く複雑な『齋』の字に苦戦する人がいるといいます。そんな時に、くどーさんが考えた『xyz』の文字を入れてみると、その字らしくはなりそうですね。ただ、役所など公的機関で記名する際は、面倒でもちゃんと書いたほうがいいでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年11月22日月刊誌『JUNON』(主婦と生活社)が主催している「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」が21日、都内で行われ、秋田県出身で高校2年生の齋藤璃佑(さいとう りゅう)さん(17歳)がグランプリに輝いた。若手俳優の登竜門的なコンテストとして1988年にスタートした「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」。過去には武田真治や菅田将暉など数々のスターを世に送り出し、ファンはもちろん芸能関係者からも高い注目を集めている。34回目となる今年は、16,622人が応募。段階的に審査を行い、勝ち残った15人のファイナリストがこの日の最終選考に臨み、グランプリに齋藤璃佑さんが選ばれた。齋藤さんは「名前を呼ばれた時は夢なんじゃないかと思いましたが、トロフィーをもらってその重さに現実だと思いました」と素直な心境を明かしつつ、「リハーサルの時はすごく緊張しましたが、今日の本番は楽しむだけだったのでそんなに緊張しませんでした」と早くも大物ぶりな一面も。憧れは「コミカルな演技からシリアスなお芝居もできるムロツヨシさんと賀来賢人さん」といい、「僕の座右の銘が『実るほど頭を垂れる稲穂かな』。グランプリを獲って満足せず、これから先努力をして全国の皆さんに応援してもらえる俳優やバラエティに出られるタレントさんになりたいと思います」と決意を新たにした。そんな齋藤さんについて審査員を務めた原田龍二は「彼の持っている輝きや将来性は嘘がないと思います。成功する失敗するとかじゃなくて、持っているモノをプロの方たちが彼の中に見出した結果じゃないかな」とスターの素質を感じたといい、朝日奈央も「本当に堂々とされていました。毎日メディアに出させていただいている私でもステージに上がって話すと緊張するのに堂々とされていて度胸があると感じました」と絶賛。この日MCを務めた平成ノブシコブシの吉村崇は「レベルが高かったし、僕らの世代に比べて圧倒的にカメラ慣れというか表現慣れをしていて、発表の場が色々あるんだなと思い、僕らの時よりもスタートが違うんだなと思いました」と総評を述べつつ、「(齋藤くんが)今後どういう作品に出るのか、どういう人生を切り開いていくのか気になりますが、それよりも吉村のMCは今日ウケましたね。特大ホームランかと思いました」と自身のMCぶりを自画自賛して笑いを誘っていた。なお、準グランプリには千葉県出身の西優行さん(13歳)、審査員特別賞には東京都出身の松谷太虹さん(14歳)、フォトジェニック賞には東京都出身の大塚大雅さん(13歳)、明色美顔ボーイ賞には大分県出身の西原大湖さん(20歳)がそれぞれ選ばれた。
2021年11月22日2021年シーズンをもって現役を引退した、プロ野球球団の『北海道日本ハムファイターズ』に所属していた斎藤佑樹さん。同年11月18日、自身のInstagramを更新し、現役最後の登板を振り返りました。斎藤佑樹と、西川遥輝の深い絆2010年、斎藤さんは同球団にドラフト1位で指名され、5人の同期とともに入団しました。あれから11年。当時入団した5人の選手は、戦力外通告や、また、斉藤さんが引退することで、2021年11月19日現在、残るは西川遥輝選手だけとなっています。その西川選手も、同日時点で自由契約となっており、国内外の球団と交渉する立場に。斎藤さんは、西川選手について「初めて会った時は礼儀正しいなぁと思ったけど、慣れてくるうちにいい距離感で生意気だった」と回顧。同年10月、斎藤さんが現役最後の試合に出場した時、西川選手からいわれた言葉が印象的だったといいます。最後の登板で四球を出した僕にベンチ前で詰め寄ってきて、『何やってるんすか!最後くらい僕に捕らせてくださいよ』と言われた時、遥輝の変わらない優しさが胸に突き刺さりました。yuki____saitoーより引用 この投稿をInstagramで見る 斎藤佑樹(@yuki____saito)がシェアした投稿 斎藤さんはピッチャーで、西川選手は打たれた球を捕る守備の選手。西川選手の「捕らせてほしい!」という言葉に、斎藤さんはグッと来たようです。斎藤さんと西川選手とのエピソードに、多くの人が感動しました。・2人の深い絆を感じる。素敵な話だ!・同期ならではの関係性に、ジーンときた。・情が深い言葉。心が温かくなる。11年間、ともに戦い続けた同期。ユニフォームを脱いだ斎藤さんは、今後も西川選手を応援し続けていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年11月19日映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』(11月26日公開)のプレミア上映会&Special Liveが18日に東京・中野サンプラザで行われ、GENERATIONS from EXILE TRIBE(白濱亜嵐、片寄涼太、数原龍友、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太)、KAZUKI(DOBERMAN INFINITY)、伶、DEEP SQUAD(TAKA、YUICHIRO、KEISEI、宇原雄飛、杉山亮司、比嘉涼樹)、iScream(RUI、YUNA、HINATA)が登場した。同作は6本のショートフィルムによるオムニバス映画で、EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表 別所哲也、作詞家 小竹正人の3人によって打ち出されたプロジェクトの第4弾となる。それぞれの主題歌からインスパイアされ生み出された短篇6作に主演、もしくは主題歌を担当するなど、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが全員が参加しており、監督それぞれの個性あふれる物語となっている。真利子哲也監督『COYOTE』で主演を務めた片寄は、作中で英語も披露し「この役柄のことを話して、この辺だったらこういうニュアンスで、ここにアクセントつけるんじゃないかと細かいところまで指導していただいた」と振り返る。シカゴと東京でのやりとりもあったが「僕がリモートでリハーサルをしたものを使ってもらって、東京では向こうで撮影したものを聞きながら、見えない相手に台詞を発するという特殊な撮影でした」と明かした。自身が担当した主題歌「サクライロ」は、斎藤工のメジャー2ndシングルで、片寄は「俳優の斎藤工さんが歌われてた楽曲をカバーさせていただいたんですが、今回のイベントで歌わせていただくのはすごい不思議な感覚」と、イベントでのライブについて語る。「袖で自分も映画を最後まで観ていて、自分のコロナ禍の時のことや感情を思い出して、いっぱいいっぱいになって泣きそうになっちゃうくらい。映画の上映後でお客さんもまだ全然気持ちを整理できていない雰囲気があって、いつもと違う言葉にならないような状況の中、終わったらすっごい胃が痛くなって、経験したことがない状況でした」と心境を吐露。「こういったプロジェクトだからこそできたことだと思いますし、皆さんの顔を改めて見て、この作品が少しでも愛される作品になれば嬉しいです」とメッセージを贈った。
2021年11月18日Netflixシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』(2022年全世界独占配信)で主演を務める俳優の斎藤工が10日、都内で行われた「Netflix Festival Japan 2021」に、共演の上野樹里、箱田優子監督とともに出席した。坂井恵理氏による同名コミックスを原作とする本作は、男性が妊娠・出産するようになった世界が舞台。仕事第一優先でプレイボーイな桧山健太郎(斎藤)は、自分が妊娠することで今まで見えていなかった様々な社会の問題に直面し、パートナーの亜季(上野樹里)と奮闘しながら、周囲の人と自分自身の“無意識の偏見”を変えていく。“妊夫”を演じた斎藤は、衣装スタッフらによって大きくなったお腹のフォルムや重みを忠実に再現してもらい、妊娠を疑似体験。「行動の重心が変わってくる。一人の生命体なんですけど、自分の大事にするコアの部分がよりお腹になってくるというような、ちょっとした動きも含めて、妊娠されている方は日常がちょっとずつ変化してくるんじゃないかなということを疑似体験させていただいた。自分のフォルムが変化していくことによって心境が変わっていった」と振り返った。また、ロケ中に多くの人たちから「自粛太り」だと勘違いされたと言い、「街行く方で、私のお腹を見る人が多くて。不摂生の象徴みたいな目線をたくさんいただきましたが、こうやって発表できて報われる気持ちです」と笑った。
2021年11月10日エネルギッシュなキャラクターと、「空前絶後のぉぉ!」から始まる自己紹介ネタで知られる、お笑いタレントのサンシャイン池崎さん。そんなサンシャイン池崎さんが、テレビ番組の企画で、空前絶後のセクシー芸人に変身し、反響が寄せられています。サンシャイン池崎、空前絶後のセクシー芸人姿サンシャイン池崎さんといえば、頭にはハチマキ、そしてスポーツウェアのような衣装がトレードマーク。「イェーイ!」「ジャスティス!」と絶叫するたびに、目を見開いたりあごをしゃくれさせたりする、『顔芸』もサンシャイン池崎さんのネタには欠かせません。しかし、今回のテレビ番組の企画では、これまでのキャラクターは封印。髪の毛をおろして無造作にセットし、上半身を露出してベッドの上でポーズをとるサンシャイン池崎さんは、本当に同一人物かと目を疑ってしまうほどでした。 この投稿をInstagramで見る サンシャイン池崎(@ikezaki_yeah)がシェアした投稿 写真を見た人たちからは、サンシャイン池崎さんのあらわになった、美しい胸板や腹筋に注目する声も。「田中圭さんのような肉体!」といった声のほか、セクシーなオーラに「斎藤工さんかと…」と、人気俳優たちに例えて絶賛する声が多数寄せられました。・どこのイケメンかと思いました!・お笑いの時と違って、ギャップにキュンとします。・え、誰?全然知らない人かと思った。お笑いタレントとしてバラエティ番組などで活躍するほか、愛猫2匹との日常や、保護猫活動など『愛猫家』としての一面にも注目が集まっている、サンシャイン池崎さん。さらに、空前絶後のセクシー芸人という、意外な面をたくさん見せてくれるサンシャイン池崎さんに、ファンはいい意味で振り回されているようです。[文・構成/grape編集部]
2021年11月07日斎藤工と上野樹里が共演し、Netflixとテレビ東京が共同企画・製作するNetflixオリジナルシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」から、初映像となるティザー予告とティザーアートが解禁。その思いがけない“妊夫”生活が明らかになった。原作は、坂井恵理による同名コミックス(講談社「BE LOVE KC」所載)。「もし、男性が妊娠したら?」をテーマに男女逆転生活をコミカルに描きながら、妊娠をきっかけにいままで見てこなかった社会の様々な問題に直面した主人公が、奮闘しながらも徐々に周囲の人とそして自分自身を変えていく姿を描いた成長の物語。舞台は、男性が妊娠・出産するようになった世界。広告代理店の第一線で仕事をバリバリこなす桧山健太郎(斎藤工)はある日突然、自分が妊娠していることを知る。同じく仕事最優先のパートナー・瀬戸亜季(上野樹里)も自分が親になることは考えていなかったため、想定外の出来事に戸惑う2人。妊娠を告げた日から社会から向けられる予想外の眼差しや、“妊婦”が体験する苦労を“妊夫”として向き合う桧山と、そんな彼と共に悩み、寄り添おうとする亜季。だが、マイノリティである男性妊娠に対して社会の風当たりは強く…。解禁されるティザー予告は、広告代理店のエリートとして仕事は充実し、プライベートでは特定の恋人を作らず適度に人生を謳歌していた桧山が、医師から妊娠を告げられる姿から始まる。どうやら相手は、ライターとして成功するため結婚よりも仕事を優先しているパートナーの亜季らしい。思わず「私の子なの?」と聞いてしまった亜季は、友人から「それ、男が言うやつ」と失笑されてしまう。まさに男女が逆転した世界を象徴するひとコマだ。そして、妊娠を会社に隠しながら働く桧山だったが、つわりなどの妊娠初期症状に苦労。やがて、桧山と亜季は大きな決断をくだす。マタニティフォトを撮る桧山が見つめる未来とは――。同時に解禁されるティザーアートでは、大きくなったお腹を大切そうに触れながら寄り添う桧山と亜季の姿が写し出されている。そして、筒井真理子、リリー・フランキー、岩松了、高橋和也といった実力派キャストの出演も明らかとなった。また、11月10日(火)に開催となるNetflix Festival Japan 2021にて「ヒヤマケンタロウの妊娠」トークイベントに斎藤さん、上野さん、箱田優子監督の登壇が決定。同イベントはNetflix公式YouTubeチャンネルで配信される。Netflixシリーズ「ヒヤマケンタロウの妊娠」は2022年、Netflixにて全世界同時独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年10月19日斎藤工がゲストに井浦新を招き、全国のミニシアターにエールを送るWOWOWシネマ「特集:ミニシアターに愛をこめて」にて、世界のミニシアターの秀作4本を紹介する。斎藤さんは、映画を愛する俳優たちが中心となって、コロナ禍に苦しむミニシアターを応援しようと立ち上がったプロジェクト「ミニシアターパーク」の中心人物の1人。今回の放送・配信では、かつてミニシアターで映画ファンが熱狂した4本を特集。映画の前後に案内役の斎藤さんとゲストの井浦さんを招いて2人が放送作品についてトーク。放送・配信作品となる『ユア・マイ・サンシャイン』『ポネット』『落下の王国』『仕立て屋の恋』の見どころはもちろん、それぞれの作品の公開当時のミニシアターの様子や、自身の近況も語られた。井浦さんも「ミニシアターパーク」の中心人物の1人で、「ミニシアターパーク」は井浦さんから斎藤さんへの1本の電話がきっかけでスタートしたということもあり、「この番組は井浦さんと向いている方向が一緒ではないかと思うので、ご出演いただけて非常にありがたいです」と斎藤さんは嬉しそうに語る。ミニシアターの現状について、井浦さんは映画館の経営状況を心配しながらも自身は以前よりも映画館に足を運ぶようになったという。「映画館の昼の回に来る人って少ないだろうなと思っていましたが、実際映画館に行くと、半分くらい席が埋まっていたりします。ものすごい嬉しくなるよね」と語り、斎藤さんも「お客さん同士の会話がなくても仲間のような感じがしますよね」とミニシアターならではの魅力を語った。また、チョン・ドヨンとファン・ジョンミンによる『ユア・マイ・サンシャイン』の回では、韓国の映画作りについても触れられた。2009年公開の映画『空気人形』でペ・ドゥナと共演した井浦さんは、撮影現場で彼女から「韓国では大切なシーンを撮るときに1週間かけることもある」と聞き、当時は2週間で作品を撮りきることもあったという日本映画と、1シーンに1週間かけることもある韓国映画との時間と予算のかけ方の違いを感じたと明かす。井浦さんは「時間と予算をかける撮影は映画業界を発展させることにつながるのかも」と語り、斎藤さんも「まさに最近の韓国映画がそれを表していますよね」と続けた。『ユア・マイ・サンシャイン』ほかにも『ポネット』では子役の話、『落下の王国』では同年に若松孝二監督が製作し井浦さんも出演した『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』が話題に上がり盛り上がりを見せた。このトークは各作品の前後に合わせて放送・配信。さらに、放送に入りきらなかった未公開トークをWOWOWオンデマンドにて配信する。『ポネット』「特集:ミニシアターに愛をこめて 斎藤工×井浦新」は10月18日(月)~21日(木)WOWOWシネマ、WOWOWオンデマンドにて放送・配信。(text:cinemacafe.net)
2021年10月14日2021年10月1日、プロ野球チーム『北海道日本ハムファイターズ(以下、日ハム)』の斎藤佑樹投手が、今季限りで現役を引退することを発表しました。斎藤投手といえば、2006年の夏の甲子園を制し『ハンカチ王子』として話題に。当時、社会現象を巻き起こすほどのブームとなりました。その後、早稲田大学を経て日ハムに入団した斎藤投手は、2011年、2012年ともに19試合に登板し、チームの先発メンバーの一員として活躍。一方で、ケガに苦しむなど、苦難に満ちた投手人生も味わっています。甲子園のアイドル『ハンカチ王子』から、プロ野球選手…多くの人の印象に残る試合を繰り広げた斎藤投手の引退表明に、ファンをはじめ、甲子園ファンからもさまざまなコメントが寄せられました。・『ハンカチ王子』の異名が懐かしい!現役生活、お疲れ様でした!・日ハムに入団してからも、ずっと応援していました。素敵な試合をありがとうございました。・本当にお疲れ様です!もう日ハムのユニフォームを着た斎藤投手が見れないなんて、悲しいです。球団を通して「ご期待に沿うような成績を残すことができませんでしたが、最後まで応援してくださったファンの方々、本当にありがとうございました。約11年間、北海道日本ハムファイターズで最高の仲間とプレーすることができて幸せでした」とコメントした斎藤投手。引退時には、改めてハンカチ王子ブームが巻き起こりそうな予感です。[文・構成/grape編集部]
2021年10月01日