「3歳児」について知りたいことや今話題の「3歳児」についての記事をチェック! (1/7)
タレントの内山信二の妻・内山琴さんが29日に自身のアメブロを更新。長女・絃(いと)ちゃんの3歳児健診で引っかかった検査について明かした。この日、琴さんは「先日行われた3歳児健診 身長 体重 視力 知力検診 歯科検診などなどありすんなりクリアしたのに、、最後の尿検査でひっかかっちゃいました」と報告。「ぜーったいないと思ってたからビックリとショック」と心境を吐露し「尿から潜血+。との事で再検査 そして再検査も潜血+」と検査結果を明かした。続けて「詳しい原因は病院で調べてもらってくださいと深刻な感じになっちゃいました」と不安そうな様子でコメント。「元気なのに…なんだろ 幼稚園始まる前にはこのモヤモヤどうにかしなきゃ」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「心配ですね」「何事もないように祈ってます」「早く安心できますように」などのコメントが寄せられている
2025年03月30日お笑いタレントのだいたひかるが27日に自身のアメブロを更新。息子の3歳児健診で注意されたことについてつづった。この日、だいたは「3歳児健診で注意された事」というタイトルでブログを更新し「栄養に関しての説明をしていただき」と報告。息子について「少し細い感じがするので相談し 食生活を説明した」と述べ「子供用の、薄い飲料なら良いかと思っていたら…」「それでお腹いっぱいになっている可能性が」と指摘されたことを明かした。続けて「それから家では、水と麦茶と牛乳しか飲ませない事にした」といい「水は特に飲まないかなぁ!?と思っていましたが…ガンガン飲んでくれて」と息子の様子を報告。「早めに軌道修正できて、健診って有難いなぁと」とつづり、ブログを締めくくった。
2025年03月28日お笑いタレントのだいたひかるが17日に自身のアメブロを更新。心配していた息子の3歳児健診で言われた事を明かした。この日、だいたは息子の3歳児健診を終えたことを明かし「視力・聴覚・身長体重や、先生の診察もあり…子供にとっては、ハードだったとは思いますが」「頑張ってくれました」と報告。一方で、その後に更新したブログで「私も疲れた位なので、子供も慣れない雰囲気でどっと疲れたのか!?グズリながら帰宅しました」と不機嫌そうな息子の姿を公開した。続けて「心配だった結果」というタイトルでブログを更新し「歯の健診もあった」と説明。息子の歯磨きについて「あまり嫌がると、しつこくするのも可哀想になり歯の検査は引っかかるかな!?と…心配していました」と述べつつ「歯が綺麗だと褒めていただき」と安心した様子でつづった。最後に「コメントで教えて頂いた、はみがきの本が届いていた」と報告。絵本の写真を公開し「歯磨き更に頑張ります」と意気込みをつづり、ブログを締めくくった。
2025年03月18日『魔の2歳児』という言葉があるように、2歳児の子育ては親にとって大きな山のようなもの。なぜならば、親が何をいっても何をやっても拒否をされる、いわゆる『イヤイヤ期』の時期が来るためです。理不尽な「嫌!」の連発に、頭を抱える親は少なくありません。自我が芽生えている証拠とはいえ、なだめるには苦労しますよね。『イヤイヤ期の2歳児』を見守る、頼れるきょうだい自然豊かな地域で暮らす、@chouchou_the_gさんも、『イヤイヤ期』真っ只中の娘さんを育てています。時には床に寝転がり、感情を爆発させる娘さん。しかし、頼りになる家族のおかげで、なんとか対応できているようです。Xに投稿された、『イヤイヤ』をする娘さんの姿をご覧ください!娘さんを見守るのは、グレート・ピレニーズのシュシュちゃんと、オールド・イングリッシュ・シープドッグのむぅむぅくん!シュシュちゃんは、娘さんよりちょっぴり『お姉ちゃん』です。むぅむぅくんは、まだ子犬ですが、身体の小さな娘さんを守るべき対象と認識しているのかもしれません。顔を近付ける姿からは、「ほら、泣かないでー!」「何が嫌なのかな?」といった優しい声が聞こえてきそうですね。尊い『きょうだい愛』をとらえた1枚に、多くの人が笑顔になったようです!・『かわいい×かわいい×かわいい』で最強じゃん。・大きなお姉ちゃんと大きな弟くん、優しいねえ!・こ、子犬なんですか!?大きすぎて二度見しちゃった。飼い主にとって、愛犬は我が子のような存在。そして、飼い主に子供がいる場合、頼りになる『きょうだい』になってくれます。シュシュちゃんとむぅむぅくんは、娘さんがすくすくと成長して、一緒に全力で外を駆け回れる日を、今かいまかと楽しみにしていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年11月03日「この世のすべてを手に入れたかのような、2歳児の寝姿」そんなコメントと一緒に、1枚の写真をXに投稿したのは、4兄弟を育てる、ゴンゾウR4(@R453374510)さん。2歳になる四男の寝姿を投稿したところ、反響が上がりました。『この世のすべてを手に入れたかのような姿』とは、一体どういうことなのでしょうか。写真を見て、確かめてみましょう!スヤスヤと眠る四男の腕の中で、愛猫が寝ているではありませんか!さらに、お腹のあたりに何かをしまっています。ゴンゾウR4さんによると、塩コショウの詰め替え用パックだそうです。枕元には、マグカップやなぜか未開封の『オタフクお好みソース』まで…。四男にとっての『お気に入り』が集まっているのかもしれませんね。いわれてみれば、四男の寝顔がどこか満足そうな表情に見えなくもないでしょう!投稿には、このようなコメントが寄せられていました。・猫ちゃん、ソース、塩コショウで究極の安眠だね。・笑っちゃった!猫ちゃんは、息子さんのことが大好きなんですね。・かわいい~!大の字になってグッスリですね。・いい顔して寝ている。いい夢を見られますように。よく見ると、四男に寄り添って寝る愛猫の表情も、とても幸せそうですね。1人と1匹が仲よく眠る姿は、多くの人をキュンとさせてくれました![文・構成/grape編集部]
2024年10月19日■「まだオムツ取れてないし、絶対トイレでなんてできない!」(※画像は白鳥久美子さんオフィシャルブログより)白鳥久美子さんは2018年にお笑い芸人のチェリー吉武さんと結婚し、2021年8月に第一子のチェリ子ちゃん(愛称)を出産。昨年10月には第二子となる男の子・チェリ坊くん(同)も誕生しました。17日にブログを更新し、長女の3歳児健診について綴った白鳥さん。視力検査と聴力検査は自宅で行う必要があり、「これでいいのか?これで合ってるのか?と、ドギマギしながらもなんとか無事に済ませました」と奮闘。また、「ブロック組み立てたり丸を描いたりなどのテスト」では、「意外とちゃんと話しを理解してくれるもんなんだなぁ」と、長女の成長を感じられたようです。そんな3歳児健診で白鳥さんが何よりも心配だったのが「採尿」。というのも、まだオムツをしているため「まだオムツ取れてないし、絶対トイレでなんてできない!どうしよう!」と、かなり悩んでいたといいます。試行錯誤の末、白鳥さんが辿りついたのは「オムツに特大ナプキンを付けて絞る!」という方法でした。特大サイズでない生理用ナプキンの場合は「オムツに流れちゃったりして量が取れず」で、「特大が1番良かった」そう。「無事成功した時は民間ロケットがうち上がったかのような感動」を覚えたと明かしていました。■3歳児健診で確認することとは?3歳児健診は、法律により定められている乳幼児健康診査のうちのひとつ。体の発育や精神発達の状況、栄養状態、歯・皮膚・耳・目を含めた体の病気や異常、 四肢運動障害や言語障害の有無などをチェックし、予防接種の実施状況についてもあわせて確認します。自治体によって多少異なりますが、健診では以下のようなことを行います。・問診(アンケート記入、面接など)※問診内容:名前や年齢が言えるか、ごっこ遊びができるか、足を交互に出して1人で階段がのぼれるか、丸を描くことができるか、大小や色がわかるか、三語文を話すか など・身体計測(身長、体重、頭囲)・小児科医による診察・歯科医による診察・尿検査(自宅で採取)・視力・聴覚検査(家庭で行いアンケートに記入)・各種相談(育児、栄養、発達、歯みがき など)尿検査では当日の朝に採った尿を持参する必要がありますが、3歳だとまだオムツをしているお子さんも多く、白鳥さんのように「どうやって採尿すればいいの!?」と悩んでしまう親御さんもいるかと思います。白鳥さんのような方法のほか、オムツにラップを敷いて清潔なガーゼやコットンを複数枚重ね、排尿したら絞って尿を取るというやり方もあります。また、オムツをしていても尿がとれる「小児採尿バッグ」というものも売っています。参照:【医師監修】3歳児健診で何をチェックする?(マイナビ子育て編集部)
2024年09月18日相対する2つの選択肢があった時、どうにも判断が付かなくて悩んでしまった経験はないですか。究極の選択を前にしたら、誰もが思わず顔をしかめてしまうでしょう。2歳児の悩み4人の男の子を育てる、ゴンゾウR4(@R453374510)さん。2歳の四男をうつした写真をXに投稿したところ、たくさんの反響が上がっています。四男は大好きなチョコレートケーキを前にして、顔をしかめて食べるかどうか迷い出したそうです。悩んだ理由は、チョコレートケーキの見た目が、大好きなクマちゃんだったからとのこと。葛藤する四男の、かわいすぎる表情をご覧ください…!迷いに迷っている…!口をとがらせて、思いつめた表情をする四男。「食べたいけど…食べたらかわいそうかも…」といった心の声が漏れ聞こえてくるようですね!投稿には「かわいい。お顔の付いた食べ物は、悩ましいですね」「とんがったお口がたまらん」といった声が上がっていました。チョコレートが溶けないうちに、おいしく食べられるといいですね!子供のかわいらしい悩みに、多くの人が和みました。[文・構成/grape編集部]
2024年08月21日掃除や洗濯、料理にゴミ出しと、日々の家事をこなすのは、なかなか大変なもの。家事をしている時に、家族が「何か手伝おうか?」と声をかけてくれたら、とても助かりますよね。手伝いをしたい5歳児が?胡谷陽(@ebisdani)さんの子供は、5歳にして、親の手伝いをしてくれるのだとか。しかし、手伝いを申し出る時の『セリフ』が少し変わっているといいます。どんなふうに、声をかけてくるのかというと…。「楽にしてあげようか?」※写真はイメージ「それ、人をあやめる時に使うセリフや…!」誰もが、そんなツッコミの言葉を頭に浮かべたことでしょう。自分の手助けによって家事は『楽』になるので、間違っているわけではありませんが、斜め上のセリフに笑ってしまいますね!このことを胡谷陽さんがXに投稿すると、なんと11万件以上の『いいね』が寄せられました。【ネットの声】・すべてを終わらせてくれそうで笑った。間違ってはないけども!・コーヒーを吹き出した。笑いをこらえきれない…!・事件の匂いがする。言葉のチョイスよ!・この5歳児、ただものじゃないな…。大人には真似できない、幼い子供ならではの言葉のチョイスは、大勢の笑いのツボを刺激したことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年08月06日長男が3歳のときの話です。初めての子育てに不安を抱えていた私は、育児書などを参考にしながら、自分なりに一生懸命やっていました。しかし、3歳児健診で保健師さんにあからさまにため息をつかれてしまって――!? 動揺してしまった保健師さんの対応自分の子育てについての試験を受けるような気持ちで、3歳児健診へ向かった私。緊張しながら、保健師さんとの面談に臨みました。 保健師さんと私の間にはテーブルがあり、そこには積み木がいくつかありました。私が保健師さんの話を聞いている間、長男はその積み木を積み上げて遊んでいました。すると、その様子を見た保健師さんはイライラしたように「触らないで!」と言ったのです。 その後、保健師さんがいくつかカードに描かれた絵を見せて、息子が答えることに。サルの絵が描かれたカードを見た長男は「おサルさん!」と答えました。 すると保健師さんは、呆れたように「これは『サル』です」と言いました。 保健師さんは終始こんな調子だったため、私は唖然としてしまいました。そして最終的に、ため息交じりに「息子さん、多動気味ですね」とひと言。始終イライラしていて、最後はため息交じりの言葉を吐いた保健師さんに、私は動揺を隠せませんでした。 不安になった私は、かかりつけの小児科で長男のことを相談することに。「とくに発達に問題は見られないので、今は子育てを楽しみましょう」と医師に言ってもらって、少し不安がなくなりました。 幼稚園に入園後、ふと思い出してママ友たちに3歳児健診時のエピソードを話してみました。すると、「うちも同じようなこと言われた!」というママ友がちらほら。どうやらいつもイライラしていることで有名な保健師さんのようでした。 イライラしている姿は、私の子育てを否定されているような気持ちになる悲しいものでした。私のように、とくに自分の子育てに関しては他人の言葉に敏感になってしまう人も多いのではいかと思います。私もイライラしてしまうことはありますが、どんなときも相手を思いやって、自分の言葉で誰かを傷つけることのないようにしたいと改めて感じた出来事でした。 イラスト/はたこ著者:山本みなみ
2024年06月21日6月の第3日曜日に定められている、父の日。父親に感謝の気持ちを伝えるために、家族で一緒に外食をしたり、プレゼントを贈ったりする人は多いでしょう。2歳児が選んだ『父の日』のギフト母親のゴンゾウR4(@R453374510)さんは、2歳になる末の息子さんがスーパーマーケットで選んだ『父の日のプレゼント』に、クスッとさせられたようです。Xで多くの『いいね』が付いた、こちらの1枚をご覧ください。息子さんが選んだのは、4種の味が楽しめる『ペヤングソースやきそば』でした。『ペヤングソースやきそば』といえば、濃厚なソースが楽しめる人気のインスタント麺ですが、定番の味に加えて、ガーリックや激辛味などの食べ比べもできるとは…もらったら、嬉しくてテンションが上がるでしょうね!息子さんのセンスに感心した人は多数いた模様。投稿には「ナイスチョイス!きっと喜ぶね」「よく分かっている。大正解だ」「めちゃくちゃいい。親孝行な息子さん」などの声が寄せられていました。ゴンゾウR4さんいわく、購入した商品は、次の休みに家族で食べることにしたそうです。家族みんなで、『ペヤングソースやきそば』の食べ比べをするなんて賑やかで素敵ですね。きっと父親も、子供たちが楽しむ姿を見て、お腹だけでなく心も満たされることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年06月18日幼い子供が、お気に入りのオモチャに話しかけたり、一緒に寝たりする姿は見ていてほほ笑ましいものです。オモチャは物ですが、子供にとっては『大切な友達』のように感じることがあるのかもしれませんね。『育児中に起こる急展開』父親の月光もりあ(orenoatamanonaka)さんは、家族の日常や育児のエピソードをInstagramに投稿しています。家族で旅行をした時のこと。1歳になる息子のヤマトくんが、宿泊先でもらった『クマさんのスポンジ』をとても気に入ったそうです。ヤマトくんは旅行の間、ずっとクマさんのスポンジと遊んでいたのですが…。衝撃的な光景に、心が付いていかない…!旅行中、食事の時も寝る時にも、クマさんのスポンジと片時も離れなかった、ヤマトくん。かわいらしい『友情』に月光もりあさんと妻は心を和ませていました。しかしその数日後、仕事から帰った月光もりあさんは、子供用の踏み台に、強力なタイプのガムテープで、磔にされたスポンジを発見するのです…。まさかの急展開に、「何があった。どんな罪を犯したんだ」と、思わずコメントをしたくなる気持ちが分かりますね!投稿には「ええええ!どうして…」「解剖される前みたい。オチに吹いた」「厳しめのお仕置きかな。爆笑した」など驚きのリアクションが多数寄せられていました。ヤマトくんと、クマちゃんスポンジの間に、一体どんなドラマがあったのか…気になってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2024年06月07日子どもを保育園に預ける親御さんが増えるこの時期、耳にする機会が多くなる「3歳児神話」。実は根拠がないって本当!? 3児のママ小児科医で、高円寺こどもクリニック院長の保田典子先生に、「3歳児神話」について教えてもらいました。こんにちは。小児科医の保田典子です。今回は子どもを保育園へ預ける親御さんを悩ませる「3歳児神話」について解説したいと思います。 実は「3歳児神話」に根拠はありません!「子どもが3歳になるまでは母親によって育てられるべき」という考え方から生まれた「3歳児神話」。これはイギリス出身の精神科医ボウルビィの報告書がきっかけになっています。3歳児神話が生まれた背景を遡ってみると、実は、もともとの考え方とちょっと違う解釈が広まってできた言葉のようです。 第二次世界大戦後、戦争孤児や家族から離れた経験のある子どもの多くに、精神発達に遅れが見られるという報告がありました。しかし、保護者のいない子どもが暮らす施設の環境や療育状況の改善とともにそれらが減少したため、「3歳以前の母性的養育の欠如が、発達障害の要因である」と分析され「子どもが健やかに成長するためには、3歳までに少なくとも一人の養育者との愛着関係が必要」と唱えられました。 これが「愛着理論」として広まったそうです。日本では、この母性的養育という言葉が、母親による養育として広まってしまったようです。 また、厚生白書(平成10年版)でも「3歳児神話には,少なくとも合理的な根拠は認められない」とされています。 家庭で母親と過ごした子と、共働き家庭の子に違いはある?アメリカでは1990年代に1357家族を対象として、大規模で長期的な研究が行われました。その研究結果では、母子間の愛着の質は、保育時間や保育開始時期、保育所の質によって影響を受けることはない、ということでした。 愛着の質に影響を及ぼすのは、一緒にいる時間の長さではなく、母子間の関わり方そのものだったのです。子どもの発達は、母親が働くか育児に専念するかという形だけでは、議論できないのです。 保育園に通わせた方が、言語発達が良い傾向があるとも言われています。人より早く言語発達する必要はありませんが、言語発達があると、かんしゃくなども減りやすいので、保育園のメリットもあるのではないでしょうか。 子どもの愛着形成、発達に大切なのは、母子ずっと一緒にいることではなく、母子の信頼関係を強固なものに構築することだと言えます。 保育園でも、家庭保育でも子どもとの時間を幸せなものに子どもの健やかな発達のためには、人の目を見て、表情を感じてコミュニケーションを取っていくことがとても大切です。そして「親(母)が自分にとっての安全基地で、一番応援してくれる人」であることが、子どもが生き生きと過ごせる一番大切なことでしょう。 そのためにも親の心身が健康であることが大切です。働いていても、働いていなくても、ママたちはご自身を大切にして、自分を大切にした分で子どもに笑顔を向けてあげてください。 監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2024年04月30日こんにちは。渋谷です。長男ゆっくんも早3歳。文章で話すようになりました。とはいえまだまだ完璧に発音ができず、何を言ってるのかわからないこともしばしば。なんとかゆっくんが伝えようとしていることを聞き取ろうと、何度か聞き直してはいるのですが…。「キイロイ~」はかろうじて聞き取れるのですが、それ以降が全然わからず…。なんか言ってるのはわかるけどモチャモチャ~っとしていて、私の脳内は「?」だらけ。「こうやって言ってるの?」「これのこと?」などなど、いろいろ聞いてみますが…「ちがう」という一言が返ってくるのみ。ていうか…。「ちがう」の発音だけめちゃくちゃいいな。なんで「ちがう」だけそんなに流暢に言えるんだ!?そんな時に現れた、ゆっくん専属通訳の長女みったん。「黄色いパイン味のドーナツがほしいんだよ!」と満面の笑み。みーみがドーナツを食べたいだけでしょうが…!ちなみに正解は「黄色いパッパ(玉子味のふりかけ)ちょうだい」でした。パッパとご飯にふりかけるので、ゆっくんはふりかけのことを「パッパ」と言っていたのでした。う~ん、難しい!
2024年04月23日不安しかない⁉衝動性が強く多動のある息子の3歳児健診現在 8歳の息子は4歳でASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)と診断を受けました。3歳児健診に行くことになった時、まっさきに(これは大変だ……)と不安になりました。息子は、目の前に興味があるものを見つけると一目散に飛び出してしまう衝動的なタイプです。「危ない!」と言っても反応せず、目をキラキラさせて目標物に突進!さらに運動のぎこちなさもあるので、よろけては転び、たんこぶを作ったり血だらけになることもよくありました。私はいつもダッシュで追いかけ、私の靴が脱げても靴下のままで追いかけたこともありました。Upload By ユーザー体験談3歳児健診には人が大勢いるでしょうし、その中で長時間多動の息子が待つことはできるのか……。そして尿検査、まだ息子はオムツをしていたので、出せる気がしませんでした。そこで私はいろいろと作戦を練ったのです。多動対策は会場の入り時間で解決!まず、健診へは終了30分前に行くことにしました。なるべく人が少ない時間のほうがいいと考えたからです。当日、30分前でも人はたくさんいましたが、それでも健診が終わってぞくぞくと帰って行く人が多く、狙い通り!Upload By ユーザー体験談最初は人の多さに圧倒され泣いてしまった息子でしたが、20分くらいたつと次第に泣き止み、周りを観察して絵本がある棚へ突進していきました。検査により実施する部屋が別れていたのですが、部屋に移動する度に絵本がある棚に突進する息子。ですが、人が減っていった会場では、息子が自由に動き回ってもぶつかったり迷惑をかけることは少なく、検査や診察もスムーズに移行できました。難関だった尿検査はグッズで解決当時息子はまだオムツが取れていなかったため、健診のお知らせが届いてからすぐに尿検査のことを心配し調べ始めました。保健所からは「オムツを搾った尿を提出するのはダメなんです」と言われたこと、しばらく座らせていてもおしっこを取れた試しがなかったので、以前小児科で見たことがあった「採尿バック」を使うことにしました。通販で購入し、健診の数日前の夜のオムツチェックの時に採尿バッグを当てて、朝までつけたままにし、翌朝チェックするという練習をしました。息子には、「今度の『もしもし』(3歳児健診のこと)で、おしっこを『どーぞ』するから、袋をぺったんして寝るよ」と声をかけをしました。息子には感覚過敏があり、濡れることにとても敏感でした。ですので、採尿バックを貼ること、バックに尿が溜まることで、不快な思いをしないか気になりましたが、漏れることもなかったからか問題なく取れました。健診前夜に再度採尿バックを貼り、健診の日の朝には無事に採尿バック内に尿が取れていたので、「すごいね!取れたね!かっこいいね!」と、オーバー気味に褒めました。尿を検査容器に移し持って行くと、「よく取れましたね!」と保健所の方に褒められ、ホッとしました。Upload By ユーザー体験談狙い通り!工夫で3歳児健診を乗り越えました会場入りも遅めの時間を狙ってよかったと思いました。健診中は私も必死でフォローしました。息子は数字が好きなので「次は何番のお部屋だよ!」と言ったり、「お口あーん!で、もしもしだよー。わぁ!上手にお口あーんできたね!」などその都度都度楽しそうに声をかけました。毎回、健診や病院はぐったり疲れるのですが、このときも全身は緊張でガチガチ、くたくたになって帰った翌日は、全身筋肉痛……。でもトラブルなく終えることができてよかったです。Upload By ユーザー体験談8歳の今は、「危ない!」という声かけにも反応し、自分でも『これをしたら危ない』ということに気づき始めた息子。まだまだ目は離せませんが、確実に息子のペースで成長しています。ゆっくりでいいから、このまま成長していってほしいなと思っています。イラスト/海乃けだまエピソード参考/七転八起(監修:鈴木先生より)健診はお子さんの今の状態を確認する場です。そのままの姿を見せることでその子なりのアドバイスをもらうことができます。みんなじっとしているような健診はありません。3歳なら多少うろうろしてもいいのです。ただ、その程度が問題になります。多動性のあるお子さんはASDやADHDと診断される場合が多いですが、ADHDは6歳から治療できる時代になりました。環境調整してもお困りの場合は、薬物治療という選択肢もあります。採尿バックの方法は病院でもよく行われていますが、解剖学上、男児より女児の方が難しい傾向があります。1回で採尿しようとはせずに、採尿できるまで根気強く何回もトライする必要があります。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年04月20日「発達障害かはっきりさせたい!」と思って臨んだ3歳児健診現在11歳、小学5年生の息子は、6歳でASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けています。息子は言葉も遅く、小さい頃からこだわりがあり、室内の灯りは蛍光灯または昼白色でないとダメ、顔が濡れるのもダメで、ダメなものに対しては癇癪を起こしてしまうといった特性らしきものがありました。基本的に穏やかな性格なのですが、3歳頃にはそれらがさらに目立ってきたように感じています。私はそんな息子に「何か特性のようなものがあるのでは」と思っていたのですが、身内や周りに息子の困っていることを相談しても「何も気になる事はないけれど」と言われるばかりで、私が気にしすぎなのだと受け取られているようで、もやもやしていました。そのため、私は(特性があるのならハッキリさせたい!)という気持ちが強くありました。ですので、3歳児健診へは(何か指摘されるだろうな。これで発達障害か分かる!)と気合たっぷりでした。健診当日は不機嫌MAX!嘔吐にギャン泣きで大パニックに健診前日の夜、よりによって息子は全然寝ついてくれませんでした。やっと寝たと思ったらすぐに朝を迎えてしまい、起きたら出発予定時間ギリギリ!慌ててタクシーで向かったものの、息子はぐずり、さらにはガッツリ車酔いしてリバース……。万全の体制で向かいたかったのが、健診会場に着く前からボロボロでした。Upload By ユーザー体験談なんとか会場に着いたあとも、息子はリバースした事やら眠たいやらで不機嫌MAX!同じ保育園のお友達も何人かいたのですが、そのお友達家族の前でも少し嘔吐してしまい、それが息子の中でショックだったようで、ギャン泣き……。ですが、少しずつ落ち着いてきて、機嫌よく……とはいかないまでも、それなりに検査は済ますことができました。私はげっそり、疲れ切っておりました。「個別にお話があります」と言われ、別室へそして一通りの検査が終わったあと、「個別にお話があります」と声をかけられました。私の感想は「やっぱりな」でした。Upload By ユーザー体験談これで息子が何に困っているか分かる、どうすればいいか分かる、そして同時に身内などが言っていた「大丈夫、問題ない」の言葉にモヤっとしていた日々も終わるかもしれないとホッとしました。保健師さんから指摘されたことは、2語文がほとんど出ない、コミュニケーションがとれないといった言葉に関するものでした。また、英語に興味があって英語の動画をよく見ていた息子は、その中のセリフを完璧に覚えていて独り言のように発していました(恐らくエコラリアだと思います)。「英語はよく覚えているみたいだけど、日本語がね……」と言われ、親としてもそれには完全同意。私は藁をもすがる思いで「どうしたらいいのでしょう……?」と尋ねました。保健センターで新版K式発達検査を受けることに保健師さんから、その日は子どもの機嫌が良くなかったことから、再度検査をしましょうと提案され、その後は保健センターへ行き新版K式発達検査を受けました。保健センターでの検査は機嫌よく受けることができました。検査をされた方が言うには「カレンダーを見ながら数字を英語で言っていた」そうです。結果、実年齢より1年半程度発達が遅れていると言われました。私はショックなどはなく、療育の話もいただいたので「息子のためにできることをしよう!」と前向きに考えることができました。Upload By ユーザー体験談療育へつながることができて療育は月2回、保育園に行きつつ通うことになりました。新しい環境にもさほど戸惑うことなく、むしろ楽しくそうでテンションが上がってた息子ですが、通っていくうちにプログラムも落ち着いてこなすようになり、徐々に先生とのコミュニケーションも取れるようになってきました。年長になる頃には、民間の発達支援施設にも通うようになりました。最初息子は、取り組み始めたプログラムは最後まで終わらせないといけないというこだわりがあり、途中でお手洗いに行きたくなっても行けなくて泣き出す……といったこともありましたが、通園が終わる頃には本当に落ち着いてきました。私も息子が発達支援に通うようになってからはほんの些細なことでも、息子がやり遂げるとものすごく嬉しくなってたくさん褒めていました。息子が失敗しても「なんでできないの?」とはならず、当たり前のように「次頑張ろうね」と言えるようになっていました。やっとつながった療育は親子共にいい影響を与えてくれました。Upload By ユーザー体験談たくさんの人に愛されるように!現在小5になる息子は、特別支援学級で楽しく過ごしています。授業の内容もしっかり理解しており、交流学級での授業(理科、体育)も頑張っています。英語、野球、工作と、好きなこともバラバラですが、将来どのような道に進むのか、親としてどう導いていけばいいか、悩ましくも楽しみにしています。息子は私が少し体調を崩すと、頭やお腹(痛いといった箇所)を撫でてくれるような優しい子です。その優しさとユーモアを忘れることなく、たくさんの人に愛されるよう願っています!イラスト/星河ばよエピソード参考/あきっち(監修:森先生より)お子さんの興味がある事・得意な事を褒めて伸ばして応援することができていて素晴らしいですね。「大丈夫、問題ない」という言葉は、周囲の人としては励ましの意味で言っているのかもしれません。残念ながら、「発達障害」という言葉にネガティブなイメージを持つ人もまだまだいるのでしょうね。しかし、大切なのは「大丈夫かどうか」「問題があるかどうか」ではなく「どうしたらお子さんがもっとのびのびと自分らしく過ごせるか?興味や得意を伸ばせるか?」という視点ですよね。また、お子さんのように、思いやりの心を持つためには、共感力を育てることが重要です。相手の気持ちを想像する力や、思いやりを表現するスキルを身につけるのにも、療育のプログラムを上手に使っていけるといいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年04月12日息子が2歳のころ、魔の2歳児でいうことも聞かず、気にくわないと大泣きする時期。私はヘトヘトになっていました。着の身着のままでかけたら……どうしても外に行くというので、近所の学校まで散歩に行こうと着の身着のままでかけました。すると、どうやら息子のこぼしたご飯粒が私のズボンの後ろについていたようです。それを見た近所のおばさんが「あら、僕のためにママは必死みたいだね!ママに感謝だね~!」と言いながら、ズボンについたご飯粒をとってくれました。泣いて暴れて言うことを聞かない息子に振り回されていたので、優しいおばさんに救われました。 ◇◇◇ 息子のわがままに振り回されて着の身着のままでかけて、ご飯粒をつけていたのは恥ずかしいけど、おかげで人の優しさに振れることが出来て、当時の私にとっては心暖まる嬉しい出来事でした。何年もたった今でも、たまにふと思い出してしまう出来事です。 作画/さくら著者:田辺かよ30代、中学生の長男・小学生4年の長女・小学生1年の次男がいるママです。
2024年03月20日気になる周囲との差、発達について指摘される?みんなの3歳児健診エピソード3歳児健診は、子どもの身体の発育や心の発達を確認して、病気などの早期発見や、専門機関につなげる機会となる大切なものです。しかし、問診票の記入や尿検査などといった事前準備も多く、保護者にとっては負担に感じる部分もあるかもしれません。特に、発達障害や発達に特性があるお子さんは、事前準備や健診に行くこと自体が大変な場合もあるでしょう。今回は、発達ナビ連載ライター陣に、3歳児健診でのエピソードをご紹介いただきました。ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)のコウ君は現在中学生。コウ君のお母さんである丸山さとこさんは、コウ君のことを「マイペースな子どもだな」と感じつつも、初めての子育てだったこともあり「3歳児ってこんなものなのかな?」と思っていたそうです。しかし3歳児健診で、大きな転機を迎えることに……。1歳半児健診の時にヘトヘトになった記憶がよみがえり、3歳児健診には行きたくない気持ちでいっぱいだったカタバミさん。それでも「耐え忍ぶしかない」と、重い腰を上げて向かったところ、まさかの健診「2回目」を受けることになって……!?ダウン症の息子きいちゃんを育てる星きのこさん。同じダウン症の子どものママ友たちと「3歳児健診行く?行かない!?できれば行きたくないよねえ……」と話していたそうです。周囲の視線が気になって耐えられないかも……と思った星さん。果たして、3歳児健診には行ったのでしょうか?ねこ太くんは現在小学1年生。ADHDグレーゾーンで特別支援学級に在籍しています。3歳児健診の時、ねこ太くんはまだおむつが外れておらず、事前の尿検査から苦戦!お母さんである鳥野とり子さんに、当時のことを振り返っていただきました。ASD(自閉スペクトラム症)の長男、けんと君を育てるゆきみさん。転勤族で知り合いもほとんどおらず、孤独を感じながらの育児でした。わが子の発達について悩んでいたゆきみさんは、相談していく中で少しずつ支援の輪が広がっていったそうです。寺島ヒロさんのご長男、タケル君は2000年生まれ。3歳児健診を受けた当時、ASD(自閉スペクトラム症)の特性については、まだあまり知られていませんでした。健診では、医師に心配なところを訴えるも理解されず、不安は解消されないままさらに7年の月日が経って……。よいこさんのご長男あー君は、現在小学6年生。ASD(自閉スペクトラム症)と診断されています。家庭や幼稚園でのあー君の行動に違和感があり、3歳半健診で発達相談する!と決意していたよいこさんでしたが……。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年03月09日大人から見れば3歳児というと、つい最近まで赤ちゃんだった幼い子供です。とはいえ、2歳、3歳と成長するにつれて、どんどんできることが増えていきますよね。子供にとって、そんな自らの成長は、ちょっと大人に近付いたような誇らしい気持ちにさせてくれるものなのかもしれません。3歳児が考える大人の定義とは?3歳の息子である、きょーちゃんの成長記録が人気を集めている、kyo.daysさんのInstagram。「3歳って、けっこう大人」と主張するきょーちゃんの姿が投稿され、話題になりました。きょーちゃんが語る大人の定義を聞いた投稿者さんと夫は、つい吹き出してしまったそうです!※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る 今日のきょーちゃん(@kyo.days)がシェアした投稿 きょーちゃんが、自分を「けっこう大人」だと思う理由。それは、立体駐車場を知っているということでした!確かに幼い子供はそんな難しい言葉を知らないことが多いでしょう。立体駐車場を覚えたきょーちゃんは、大人になった気がして、胸を張りたくなったのかもしれませんね。きょーちゃんの想定外の言葉には、多くの反響が寄せられました。・声出して笑った!かわいすぎるでしょ。・甥っ子が3歳の時、「二世帯住宅」っていい出したのを思い出しました。・きょーちゃんは大人!絶対、私よりもいろいろなことを分かってる。・確かに立体駐車場が分かるのは大人かも。普段から両親や祖母とさまざまな体験をしながら、たくさんの言葉に触れている、きょーちゃん。そんなきょーちゃんは、自分よりも多くのことを知っている周りの大人たちの言葉や振る舞いをよく見ながら、育っているのかもしれません。とても3歳児とは思えない語彙力に、きょーちゃんの成長がますます楽しみになりますね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2024年03月06日発育途中なこともあり、ピュアで天真らんまんな子供たち。そのため、時には大人ですら思い付かないような発想で、驚かせてくることがありますよね。miina(@miinaC_shiro)さんがX(Twitter)に投稿したのは、まさに子供ならではのエピソードでした。卵パックを見て4歳児が発した『まさかのひと言』ある日、投稿者さんは店で食材を購入しました。それは、さまざまな調理方法があり、栄養も豊富な卵!オムライスやフレンチトーストといった、子供に大人気のメニューでも、卵は大活躍しています。おいしい料理に活用される食材が気になったのか、卵のパッケージをまじまじと見ていたのは、4歳の息子さん。母親である投稿者さんに向けて、発したひと言とは…。「あのね、このおじさんがね、卵を産んだんだよ」間違ってはいないけど、致命的に違う…!パッケージに書かれているのは『作り手の顔が見えるたまご』という商品名。野菜などの食材で、親しみを持たせるため、生産者の顔写真をアピールするケースは珍しくありません。しかし、息子さんのいい方では、まるでパッケージの男性が卵を産んだかのよう!これには投稿者さんも、笑いを堪えきれなかったといいます。子供らしいといえる、息子さんの発言は、またたく間にネットで拡散。たくさんの人が笑顔になりました!・いや、吹いたわ!かわいすぎる。・「なるほど、確かに間違ってはいないな…」となった。・その発想はなかった。そう考えると、パッケージにはニワトリの写真を載せるべきか…?たくさんの反響を受け、驚かされたという投稿者さん。その後、笑顔で息子さんにこう伝えたといいます。「あのね、これはおじさんの育てたニワトリさんから産まれたんだよ」と…![文・構成/grape編集部]
2024年02月28日子どもの3歳児健診での出来事です。当時、私の子どもの育児に悩み、私がいけないのかなと思ったりしつつ、子どもの成長について気になっていました。しかし、保健師さんに相談をすると、まったく予想もしていなかった衝撃の回答が返ってきたのです―。 知らないうちに育児について悩んでいた私は、健診で面談をしてくれた保健師さんに、今のままでいいのかと子どもの気になっていることなどを伝え、相談をしてみました。 いろいろと話しているうちに、保健師さんからはちょっと大人しくて慎重な性格の子どもというだけで気にすることはない、また子育ても大丈夫と言われホッとしたのしたのですが……。 それよりも保健師さんは私のほうが気になると言い出したのです。 当時、私は第2子を出産したものの、その子を病気で亡くしたばかりだったので、自分でも気が付かないうちにうつ状態に陥っていたようです。 保健師さんに私の状態を心配されたことで、病院に行く決断をすることができました。うつ病の治療をした今は快適な生活を送っています。子育てに必死な時期だからこそ、自分のケアも大事にしなければならないと気付かされた出来事でした。今は私のことを気にかけてくださった保健師さんの助言にとても感謝しています。 イラスト/まげよ監修/助産師 松田玲子著者:中山早紀
2024年02月27日市から届いた3歳児健診のお知らせ。それを見て驚いた理由とは……Upload By 鳥野とり子私が住んでいる市では3歳過ぎの時に健診があります。わが家にも息子が3歳を過ぎた頃に健診のお知らせが届いたのですが、そのお知らせを読んで衝撃が走りました。・検尿の提出・家で視力検査を実施・発達チェック項目検査に行く前からハードルが高い……。検尿も視力検査もできる気がしなかったので市に電話をして相談したところ、「無理せずできる範囲で良い」と言っていただいてひと安心。できるところまで頑張ってみようと思い、息子ができそうな方法を調べることにしました。3歳児健診の最大のハードル!?【尿検査】。採尿パックのおかげで無事に採尿完了!Upload By 鳥野とり子3歳の時点で息子はトイレトレーニング(トイトレ)が完了していませんでした。だいぶトイレでできるようになっていましたが、まだおむつを履いていて時々おむつにおしっこをしている状態だったのです。何度か朝イチに採尿できないかチャレンジしてみましたが失敗の連続で、おしっこを紙コップに採取するのは難しい状況でした。どうすれば採尿ができるかインターネット検索した結果、採尿パックという素晴らしいアイテムを見つけたのです!意外と知られていないアイテムかもしれませんが、本当に便利でした。イラストのようにペタっと貼って、あとはおしっこが出るまで放置しておくだけ。おしっこをしたら袋の中に溜まるようになっているので、これを吸い上げて採尿完了!トイレでおしっこが出るのを待ち構えなくて良いのでめちゃくちゃ楽ちんでした。自宅の近くで売っているお店を見つけることができなかったので、私はインターネットショップで購入しました。有料で分けてくれる小児科もあるそうなので、かかりつけの小児科に聞いてみるのも良いかもしれません。子どもの採尿に困ったら採尿パック、おすすめです。自宅で視力検査なんてできる気がしなかったけれど……Upload By 鳥野とり子次に困ったのは視力検査。3歳児でも答えられる鳥や魚のイラストが描いてある表が同封されていました。この表を壁に貼って、子どもに2メートル程離れた所に立って表を見てもらい、親が差したものを答える方式でした。簡単にできるように思えたのですが……。イラストに興味がない息子は片目を検査しただけで飽きてしまい、その後は何度チャレンジしても検査できず。興味のないことに取り組むのが難しい息子は、この頃はたった数分でも集中することができませんでした。結局、自宅での視力検査はあきらめて当日健診会場で検査してもらうことにしました。できない項目が多くて凹んだ発達チェックUpload By 鳥野とり子健診時に提出する問診票の記入は別に難しいものではありませんが、発達に特性がある子どもの保護者にとっては少し酷だなあと思いました。発達に関する項目にチェックをつける作業は【わが子の発達の遅れと向き合う】ことなのでちょっと凹みました。別に完璧にできることを求められている訳ではないのですが、項目には平均的な3歳児ができることが書かれているので、現実を突きつけられた気分になってしまうのです。息子は運動発達がかなり遅れていたので、運動発達の項目はチェックができる項目が少なくて、私はしょんぼりしてしまいました。いざ3歳児健診会場へ!そこで驚きの光景が‼Upload By 鳥野とり子3歳児健診当日、会場入り口で受け付けを済ませてまず身体測定するために更衣室に通されました。そこで驚きの光景が!なんと、そこにいる10名以上の子がみんなパンツを履いていたのです。オムツを履いているのは息子だけ。「あぁ、もうみんな日中パンツで過ごしているのね……」と、私はショックを受けました。会場の職員さんいわく「いつもはオムツを履いている子もけっこういるんだけど、今日はたまたまパンツの子ばっかりみたい」と言っていましたが、私にとってこの光景はなかなか衝撃的なものでした。各検査は無事にできたけど、視力検査は……Upload By 鳥野とり子どうなることかと緊張していましたが、身体測定、運動能力チェック、聴力測定、歯科健診はスムーズに終わりました。しかしここで息子の集中力が限界を迎えてしまい、視力検査は途中からグダグダで最後までできず……。職員さんがかなり工夫して頑張ってくれましたが測定できないまま終了して、後日眼科に行くことになりました。「全部この健診会場で済ませてしまえたら楽だったのにな」と思いましたが、なんと後日眼科に行ったおかげで、息子は少し弱視だということが判明しました。集中力がないおかげで弱視が判明するという、まさに怪我の功名のような結果になりました。できないことは多いけれど、成長を感じた3歳児健診Upload By 鳥野とり子ほかの子にはできて息子ができない数々のことを目の当たりにして少し凹んだりもしましたが、1歳半健診の時とは比べ物にならないくらいに心身ともに成長していました。少し落ち着きがなかったり待ち合いで動き回ったりはしたけれど、ちゃんと順番を待てたし、泣いたりせずに検査を受けられてすごいなと感動することのほうが多かったです。そして、やや弱視ということも分かったので、3歳児健診に行って本当に良かったと思いました。発達が遅いとこういう集団の健診は気が引ける方もいらっしゃるかもしれませんが、専門家に悩みを相談して意見を聞けたり、サポートを受けられる窓口を紹介していただけたりするので、発達についてまだどこにも相談できずに抱え込んでいる方は健診で相談してみてもいいかもしれませんね。執筆/鳥野とり子(監修:森先生より)お子さん自身の成長に目を向けることができていて素晴らしいです。健診はテストではありません、「できるか、できないか」で点数をつける場ではないのです。「ほかの子との比較」をついついしてしまうかもしれませんが、お子さんの成長は本当に人それぞれなので、比較して気にする必要はありません。重要なことは、「お子さんにとってどんなサポートができるか」ということ。そのための健診です。気になることがあったら気軽に専門家に相談してみましょう。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月22日「子供がお家まで、箱ティッシュを持ってくれた」1歳児を育てる、つくし(@DosankoTsukushi)さんが、そんなコメントとともに1枚の写真をX(Twitter)に投稿しました。写っているのは、日本製紙クレシア株式会社の紙製品ブランド『スコッティ』の、箱ティッシュ。子供が運ぶお手伝いをしたところ、このような状態になっていました…。5箱が1パックになった状態は、1歳児には大きかった模様。持ち上げるには身長が足らず、引きずりながら運んでくれたようです!底にあった1箱は、帰宅途中で限界を迎え、大きな穴が開いていました。幼い子供の頑張りが見える状態に、多くの人が拍手を贈っています。・頑張った証拠!この1箱は、尊い犠牲となったのだ。・見守り続けた親御さんも偉い。・寛大ですごいよ…。私なら、この状態になる前に「引きずったらダメ!」と自分で持ってしまう。・頑張って運ぶ、子供の姿を想像してボロ泣きした。・我が子も、初めてのおつかいで牛乳パックを引きずって、穴を開けたなぁ。箱の削れ具合は、子供が力を振り絞って運んだ証。この1パックを引きずらずに運べるようになった時、子供の成長がひしひしと感じられることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月21日ひたすら気持ちが重かった3歳児健診Upload By カタバミまちゃが3歳7ヶ月の時、3歳児健診の日が来ました。まちゃは2歳4ヶ月の時に発達センターで「発達に遅れがある」と言われて療育が始まりました。当時通っていた幼稚園の未就園児クラスでも先生の指示が通らず苦労していましたから、私は「できることなら、3歳児健診には行きたくない」という気持ちでいっぱいでした。でも重い腰を上げて、当時年中だった上の娘を幼稚園の延長保育に初めて預けて、まちゃを連れて電車に乗り、なんとか採ることができた検尿も持って、健診会場の保健センターに向かいました。会場には早くもたくさんの親子が集まっていて、まちゃを大人しく待たせるのは大変でした。そして、1番初めの身長を測る器具を見ただけでまちゃは嫌がって逃げようと走り出し、測定してくださる方から「気持ちが落ち着いたら計りましょう」と身長と体重の計測は後回しにしていただきました。意外とできた検査もあったけれど痛恨のミスUpload By カタバミ「身長も測れないなんてどうなることか」と気持ちが重くなりましたが、まちゃは聴力検査で係の方から言われたものの絵を探して指差すことができました。視力検査の時には、係の方が提示した1部が欠けた輪っかと、自分の手に持たされた1部が欠けた輪っかを同じ方向にして「おんなじ」にすることができました。家でも練習しましたが、発達センターで臨床心理士の方から「まちゃくんはマッチングはできるね」と言われていたことを思い出し、よく練習もしてもらっていたことに感謝しました。ただどちらの検査も、私と係の方とが一緒になって、丁寧に辛抱強くまちゃに付き添いましたし、待つ人が多い時にはじっと待てないまちゃをほかの空いたスペースで気持ちを発散させたりしました。とても時間がかかったので、全ての健診を終える前に、延長保育に預けていた娘を迎えに行く時間になっていました。幼稚園には2時間の保育をお願いしていたと思います。おそらく、ほかのお子さんよりも健診にかかる時間がずっと長かったのだと思います。後日、3歳児健診再度挑戦Upload By カタバミ測定項目を全てこなせなかったので、後日また予約を取ろうと保健センターに電話をしたら「次回は何番目に来ても1番にお受けしますよ」と言っていただけました(発達のことを話したからなのか2回目だからなのかは、残念ながらはっきりと覚えていません)。今回は前回の反省を踏まえて娘も連れて行きました。「まちゃが逃げたら追い掛けてね」とお願いし、ヤル気満々な娘の目の前で、「前回はなんだったのか」と驚くほど、まちゃは大人しく、隣にある体重計にかいてあったイラストをじーっと見ながらこわごわと身長を測り終え、続いて体重もなんなく測ることができました。やはりまちゃの特性からか、初めてではないということが大切なのかもしれません。視力検査も今度は片目を隠してきちんと検査をすることができました。歯科検診もなんとか頑張れて、最後は年配の女医さんの問診でした。その時に発達センターで療育に繋がっていることを伝えると「私はこの子の発達は大丈夫だと思うわよ」とウィンクしながらおっしゃっていただけて、感動して無言で頭を下げて終わりました。その後まちゃは知的障害の診断を受けましたが、この時2度目の3歳児健診でヘトヘトになった私に、大らかな笑顔で素早く診察を済ませて励ましてくださった先生には感謝しています。今振り返って考えるとUpload By カタバミ今振り返って考えてみると、3歳児健診の時にはもう発達センターで専門家の療育にも繋がっていたのですから、前もって「検査がすんなり受けられるか心配だ」ということを、保健センターに相談しておけば良かったのではないかと思います。でもこの時には今ほど、息子には発達に遅れがあり、いろいろなことが困難だということを私も受容していませんでした。それに、大勢で受ける集団健診などは、ひたすら耐え忍んでなんとかするものなんだと思っていました。息子の状態を受け入れて周りに相談することができる今のほうが、こういった健診などは楽になっていると思います。執筆/カタバミ(監修:初川先生より)まちゃくんの2度行った3歳児健診のエピソードをありがとうございます。健診はタスクも多く、子どもを連れていくのも大変ですし、また何らか指摘されたくないことを指摘されるかもしれないという不安も相まって、「行きたくない気持ちでいっぱい」になる方も多いのではないでしょうか。カタバミさんが書かれていたように、すでに発達センターなどにかかっている場合には、発達センターで事前に話をしておくこともよかったかもしれないですね。機関同士での連携ができるかもしれないですし、準備(予習、心構えなど)についてのコツなどうかがえるかもしれません。まちゃくんは2回健診に行くことになったわけですが、2回目の様子から、一度健診を見ておいて予習をすることで、落ち着いて受けることができたのでしょう。ただ、健診そのもので「初めての環境でどう振舞うのか、その行動を見る」という面もあるだろうと思います。健診をスムーズに終えたい、あるいは、お子さんへの負担を減らすという意味で、予習・下見するほうがいい場合もあるのかもしれませんが、スムーズにできたがゆえに担当者の専門的な目で見えなくなってしまうものもあるように感じます(何より、担当者はお子さん方がうまく取り組めなかったとて、それ自体にも慣れていると思います)。そのあたりも含めて、心配な場合は、保健センターなどに問い合わせてみる、通っている発達センターで聞いてみるのもひとつかなとは思いました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月14日いろいろな「周りの子どもと違う」を感じた3歳児健診Upload By 丸山さとこASDとADHDがある息子のコウは、現在中学生です。10年前に受けた3歳児健診にて「発達障害(神経発達症)の疑いがあります」として療育園を薦められたことがきっかけで、後に診断を受けることとなりました。今回は、コウと私にとって一つの転機となった3歳児健診の記憶を振り返っていきます。3歳児健診の会場では、健診を待っている間に多くの同年齢の子どもを見ることになります。『コウと大体同じ年齢の幼児』ではなく『コウと全く同じ年齢の幼児』をたくさん見たのは初めての経験だったと思います。そのため、私はそこで初めて「コウはほかの子どもと何かが違うみたい……?」と明確に感じたことがいくつかありました。まず最初に、『ほかの子どもはコウほどずっと歩き回ってはいないこと』『保護者が制止すると、それに対して何らかのコミュニケーションが見られること』が気に止まりました。Upload By 丸山さとこ周りもみんな3歳児のため、じっと座って待つ子どもばかりではありません。ですが、もっと歩きたがって嫌がる子どもであっても、止めようとする親に対して『嫌がる』ことで意思を表明する姿が見られていました。当時のコウは、止めようとする私を障害物のように扱っていたため、ほかの親子のコミュニケーションの様子に違いを感じたことを覚えています。コウを追いかけつつさらに健診を待っていると、ほかにも見えてきた違いがありました。コウのひざは、会場の子どもたちと比べると妙にキレイなのです。多くの子どものひざは擦り傷や打ち身などの跡があるのに対し、コウの膝は白くスベスベしていました。当時のコウは、公園や児童館に行っても、おもちゃの車のタイヤを回したりブロックや石を並べたりしていました。そのため、体のどこかを激しく擦りむいたり打ちつけたりすることがなかったのだと思います。医師に診てもらっている間は何事もなく……?こうして、健診を待つ間は『コウとほかの子どもとの違い』を感じたり場内を歩き回るコウを追いかけたりといろいろありましたが、健診が始まってからは意外なほどスムーズに進んでいきました。Upload By 丸山さとこ当時のコウには人見知りが全くなく、人から触られることも意に介さないところがあったため、受け身でいればよい診察ではトラブルが起きにくかったのだと思います。そんなコウの様子を見て内科の先生は「やっぱり大家族の子どもは違うね~!」と言っていました(実際は、コウと夫と私の3人暮らしの核家族です。診察中の動じない姿を見て勘違いされたようです)。そうしてつつがなく進んだ健診の最後で、臨床心理士の先生から受けた発達の検査の結果、冒頭の通り「発達障害(神経発達症)の疑いがあります」と言われることとなったのです。Upload By 丸山さとこ3歳児健診を受けるまで、私はコウに神経発達症の可能性があるとは考えていませんでした。「マイペースな子どもだな」と感じてはいましたが、初めての子育てなのもあって「幼児ってこんなものなのかな?」とも思っていたのです。そのため、神経発達症の疑いの指摘には「この程度でも発達障害(神経発達症)なの?」と、いくらか驚きました。けれども、健診の順番待ちの間にほかの子どもたちの様子を見たことで納得する気持ちにもなりました。コウに神経発達症の可能性があると告げられても割合すんなりと受け止められたのは、コウを追いかけて大変だった待ち時間のおかげだったのだろうと考えると、「あの長い待ち時間も無駄じゃなかったのかもな~!」としみじみした気持ちになりました。執筆/丸山さとこ(監修:室伏先生より)さとこさん、コウくんの3歳児健診でのご様子や、神経発達症の疑いの指摘を受けられた時のお気持ちなど共有くださり、ありがとうございます。さとこさんに共感される親御さん、たくさんいらっしゃると思います。神経発達症という言葉のイメージや、思い浮かべる症状は、人によってかなり違いがあると感じています。同じように神経発達症と診断を受けられているお子さんでも、苦手な物事の違いや、苦手の程度の違い、社会への適応の度合いの違いはとても大きいです。多少の特性があっても、ご本人にとっても周りの方にとってもお困り事が小さければ、診断に至らないこともあります。お困り事というのは、特性の程度だけでなくそのお子さんの置かれている環境にもかなり影響を受けます。ですので、例えば療育、特別支援学級や通級指導教室などを見学された親御さんからは、通っているお子さんたちがなんで神経発達症と診断されているのか分からなかった、どのあたりに困っているのか分からなかったというお話もよくいただきます。診断を受けられて、困惑やご不安を強く感じられる親御さんもいらっしゃることと思いますが、同じ診断を受けていても、症状や適応度に大きな差があることをまず知っていただきたいなと思っています。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月08日5歳と3歳の兄弟を育てる、田口ナツミ(@NatsuTagu)さん。ある時、長男が次男に『頼みごと』をしている場面を目撃しました。「ここに立っておいてほしい」と次男にお願いしていた長男。弟にある役割を果たしてほしかったようで…。兄が指定した場所に、素直に立つ次男。…めくったカレンダーのページを押さえる、ストッパーのようになっているではありませんか!長男は、次男がこの場所に立てば、次の月の予定を確認する時に、自分の手で押さえなくても済むとひらめいたのでしょう。次男が気付いているのか、いないのかは分かりませんが、一生懸命に長男のいうことを聞く姿は、ほほ笑ましいですね!【ネットの声】・見事な連携。かわいすぎる!・弟くん、お兄ちゃんの意のままでかわいい。・お兄ちゃんが賢くて笑った!カレンダーを開く役も素敵だよ。・こういう癒される写真ばかり見ていたい…。これから兄弟がカレンダーを見る時には、互いに協力し合いながら、予定を確認するのかもしれません。2人のやりとりに、多くの人が癒されたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月31日次男はテレビやスマホを至近距離で見たり、絵本を読みづらそうにしたりすることがありました。ですが、健康そのものだと思っていました。しかしある日、市の3歳児健診で聞いたことのない病名を告げられたのです……。もっと早く眼科に行けばよかったと後悔しました。さらに次男のことを理解しない夫の対応にもイライラして――?驚きの診断次男が3歳になったばかりのころ、市の3歳児健診を受けました。そこで次男は「不同視」と診断を受けました。不同視とは、左右の目で屈折度に大きな差がある状態だそうです。次男は健康そのものだと思っていた私にとって、まさに寝耳に水状態。しかし、たしかに言われてみれば、テレビやスマホを至近距離で見たがったり、絵本を読んでいても集中できなかったりと、見えづらそうにしていることがありました。 もっと早く気づいてあげられていれば、もっと早く眼科に行っていれば……と後悔の念が押し寄せました。 親の対応の仕方眼科での検査の結果、重度の不同視が判明。メガネをかけて治療することになりました。治療でメガネをかける子どもへの接し方や、どのような反応をしたらよいかなど、親が読んでおくべき資料も眼科でいただいたので、夫にも「よく読んでおいてね」と渡しておきました。そのため、夫もその資料を読み込んでいる様子だったのですが……。 夫の対応は……メガネ姿の次男を初めて見た夫は、資料に書いてあったようにメガネ姿を褒めることもなく……。嫌がる次男に無理矢理、メガネをかけさせようとする始末。 私は夫にイライラしすぎて、思わず「資料読んだよね!? しっかりしてよ!」と怒鳴ってしまいました。資料を渡すだけでなく私からも、メガネ姿を褒める、メガネは無理強いしないなど、夫に伝えておくべきだったと反省しました。 夫婦だからといって、常に同じ方向を向いているわけではないということを改めて認識しました。確認作業の必要性も感じました。イライラと同時に、何とも言えないかなしい気持ちになった出来事でした。今後は大事なことは事前に夫と話し合いをしておこうと思います。 著者:鬼頭いちか/30代女性・主婦。2017年と2020年生まれの男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。イラスト:はたこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年01月15日子供が一生懸命真似たり、挑戦したりする様子は、見ていてかわいいですよね。父親の月光もりあ(orenoatamanonaka)さんは、家族の日常や育児のエピソードをInstagramに投稿しています。1歳になる息子のヤマトくんは、言葉を理解し始め、真似ごとなど、いろいろな挑戦をするようになったそうです。『靴は履くもの』と認識したヤマトくんは、床に落ちていた人形の靴を指さし、「履かせて!」と、いわんばかりに訴えていました。当然、人形の靴は、ヤマトくんの足のサイズには合わないため、履けないことを諭す月光さん。しかし、ヤマトくんは、なんとしても靴を履きたいらしく、無理やり足を入れるなどして、指2本だけ履くことができました!ヤマトくんの挑戦する姿と、素直さゆえの行動には、クスッとさせられますね。月光さんの投稿を見た人からは、このようなコメントが寄せられていました。・想像以上に小さい靴で笑いました。・本人がこれで満足ならよし!・うちの子は、『シルバニアファミリー』の椅子に座ろうとしていました。・最後のオチが意外すぎて吹き出した!シンデレラのガラスの靴のように、フィットはしませんでしたが、ヤマトくんの行動は、読者に笑いと癒しを与えてくれたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月20日幼い子供がのびのびと遊んでいる姿は、ほほ笑ましく思えるもの。しかし、時には予想外の行動に驚かされることも…。子育てをする親たちから、X(Twitter)で「あるある」と反響を呼んだ、いえもり(@iewori)さんの投稿をご紹介します。ミニカーで遊ぶ3歳児夢中になりすぎて?2児の父親である、いえもりさん。ある日、3歳の息子さんを連れて、公園にやって来ました。数日前まで風邪をひいていて外に出られず、『遊びたい欲』が高まっていた息子さんは、大好きなミニカー遊びを満喫!夢中になって遊んでいる姿を、いえもりさんも「好きなだけやれ」と見守っていたのですが、だんだんと息子さんの行動がエスカレートしていき…。ついには、地面に寝転び始めてしまいました!「お客様~アングルが大事なのは分かりますが…。お客様~お召しものが~」いえもりさんは、息子さんの行動を店員を困らせる客に重ねてツッコミ。服の汚れなど気にすることなく、大胆に寝転んで遊ぶ息子さんの姿がかわいらしくて、クスッとさせられますね。投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・しかも、よりによって白っぽい色の服ー!・めっちゃ分かる。うちの息子も同じポーズでミニカーを並べていた…。・笑った。昔の自分を見ているよう。息子さんからすれば、服が汚れることよりも、間近でかっこいいミニカーを見られることのほうが大切なのでしょう。「あちゃー」とは思いつつも、笑顔で息子さんを見守り続ける、いえもりさんの姿が目に浮かびますね![文・構成/grape編集部]
2023年12月04日子供の純粋かつ斬新な発想には、時に『人生の先輩』であるはずの大人でも驚かされることがあります。知識があり、長い年月を生きてきたからこそ、考えが凝り固まってしまうのかもしれません。子供と接していると、柔軟な発想力の大切さについて教わりますよね。1歳児の行動に、母「勉強になりました!」「なるほど、そうやって使うんだ!勉強になりました!」そんなひと言とともに、1枚の写真をX(Twitter)を投稿したのは、ねたろう(@srj_mama)さん。ある人の行動を見て、ねたろうさんは、今までの人生では知らなかった新発見があったといいます。新たな『気付き』を教えてくれたのは…なんと、1歳の娘さんでした!上下がつながっている、デニムのオーバーオール。その胸元には、謎の小さなポケットが付いていることがあります。きっと、誰もが一度は疑問を抱いたことでしょう。「こんなに小さくて、微妙な位置のポケットって、一体何に使うんだろう」…と。ねたろうさんも、そう思っていた1人。しかし、まだ幼い我が子の行動によって、知ったのです。「こうすれば、紙パックのジュースを入れながら飲めるんだー!」と…!思わず「その発想はなかった」といいたくなる、娘さんの斬新な発想。ネットでも、多くの人が拍手を送っています!・この使い道の思い浮かばないポケットの活用方法を、今初めて見た…!・か、賢い!座った状態なら安定感があって、よさそう。・立ち姿が妙にこなれていて、かっこいい…!素晴らしい発想ではありますが、立った状態だと転倒する恐れがあるため、ねたろうさんはこの直後、娘さんにストップをかけたのだとか。活用する場合は、座った状態がよさそうです。『役立たず』という印象を持たれがちな、オーバーオールのポケットですが、ついに自分の存在価値を見出してもらい、喜んでいるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年12月03日親として、我が子が元気いっぱいに過ごしてくれるのは、何より嬉しいこと。ですが、あまりにも体力がありすぎて、ついていけない時もあるでしょう。「子供が寝た後しか、ひと息つく時間がない」という親もたくさんいます。そのため、多くの親は子供の体力をどうやって削ろうか、日々考えているようです。子連れでショッピングモールに行くと…?2歳の息子さんを育てる、母親のビーノ(@bambi_no_3)さんは、我が子の体力を削るために、休日はよくショッピングモールに出かけるとか。ある日も「子供の体力を削るぞ」と意気込んで、ショッピングモールに向かいました。延々とエスカレーターを昇り降りする羽目になったり、戦場のようなフードコートで席を探したりと、1日かけて奮闘した、ビーノさん夫婦。努力が実り、無事に息子さんのHPをゼロにすることができました。…しかし!車移動中の仮眠で、息子さんの体力はまさかの全回復。帰宅後に力尽きたビーノさん夫婦の闘いは、なんとここからが始まりだったのです…。【ネットの声】・同じ境遇すぎて「分かる」しか出てこない。子供の体力って本当にすごい。・車で数十分仮眠しただけでフルスロットルなんですよね。寝ているまま、布団に着陸できた時にはガッツポーズします。・「我が家の休日を見ていましたか?」っていうくらい同じ。・子育てって大変なんですね…。お疲れ様です。子育て中の親から共感や、労いのコメントが寄せられた、ビーノさんの漫画。休日のショッピングモールで子連れの家族を見かけたら、心の中で「お疲れ様です」と声をかけたくなりますね…![文・構成/grape編集部]
2023年11月27日