生後半年頃、ベビーマッサージで感じた違和感息子が生後半年頃、ベビーマッサージの会に参加する機会がありました。近所の会場に着くと、そこには生後5ヶ月~8ヶ月くらいの赤ちゃんと母親が10組ほど集まっていました。持参したバスタオルを敷き息子を寝かせ、周りを見渡すと、その時初めて私は、他の赤ちゃんと息子の違いを感じだしたのです。まず、ほとんどの赤ちゃんがゴロンと仰向けで寝転がっていました。なかには、うつ伏せで『飛行機ブーン』をしている赤ちゃんもいましたが、みんな大人しくベビーマッサージの開催を待っているようでした。それに対して息子は、習得したばかりの寝返りを惜しげもなく披露。ゴロゴロと部屋の端から端へ移動し、ゲラゲラと爆笑していたのです。私はこうやって元気いっぱいに動く息子しか育てていなかったので、他の赤ちゃんを見て正直なところ「元気ないな……大丈夫なのかな」「眠いのかな?」と思ってしまいました。Upload By ネコ山私たちが参加したベビーマッサージは、お母さんたちが歌いながら赤ちゃんをマッサージする流れだったのですが、私たちが歌い出すとご機嫌にしていた息子は途端に泣き出しました。「始まる前にはしゃぎすぎて疲れちゃったのかな……」そう思ってなんとかあやしたり授乳したりしましたが、一向に泣き止まず、まともにベビーマッサージに参加できませんでした。気持ちよさそうにマッサージされている子や、眠ってしまっている子を傍らに見て、初めて「息子は他の子とちょっと違うのかな」と思いました。歩き始めてからの違和感Upload By ネコ山息子が歩き始めてからは、周りの子と比べて違和感ばかり感じていました。親のそばにいられず、ちょろちょろとどこかに行ってしまう……なんていうのは、1歳過ぎの子にはよくあることだとは思います。それにしても、「待って!」「行かないで!」「危ないよ!」という言葉をかけても振り返りもせずに走っていってしまう息子には困り果てていました。その激しい動き方は、他の子の様子と比べて違和感がありました。そして、エレベーターやエスカレーター、自動ドアなどに強い興味を示す息子。いろんなことに興味を持つのはいいことですし、息子の好きなことは尊重したい気持ちはあるのですが、いちいち足止めを食らうことに「なんで……」と思う日々が始まりました。ショッピングセンターでは、おもちゃ売り場や室内遊具ではしゃぐ子どもが多数だと思います。しかしエスカレーターではしゃぐ少数派の息子は、もしかしたらお行儀の悪い子と見られていたのかもしれません。1歳半健診後の家族の反応。夫に相談してみたものの……このように息子に何か違和感を感じながら過ごしているなか、1歳半健診を受けました。結果は予感していた通り、発語が遅いことや意思疎通の微妙な感じから「様子見」と言われました。1歳半健診をきっかけに、なんらかの発達支援につながる人が多いかと思いますが、私たちの場合、家庭の状況や息子が2歳を過ぎてすぐコロナ禍に突入したため、公的な発達支援をすぐに受けることができませんでした。コロナ禍が始まってからの半年間は、ほぼ全ての子育て機関が閉鎖や機能していない状態だったので相談する場所もなく、私はモヤっとした気持ちでただ過ごしたり、インターネットで検索するしかありませんでした。モヤモヤしていたので、家族に息子の発達についての違和感を相談したのですが、実父母に話すと「気にしすぎじゃないの……?」「そのうちできるようになるよ」とのこと。確かに私は少し神経質なところがあるので、私の性格を理解している両親なりの言葉だったとは思います。義父母は息子の発語の遅さには少し困っているようでしたが「男の子だからこんなもん」とのことでした。実は実家も義実家も遠方にあるため日常的に息子の様子を見ておらず、このような感想になるのかな……とは思っています。そこで普段から息子と一緒に生活している夫に、息子の発達が遅れていることについて相談してみたのですが……。Upload By ネコ山と言われてしまいました……。さらに、息子が外出時に他の子とは違う行動をして困っていると伝えると、「大人は、言うことをきく子どもが好きだからね」との返答が。「大人は言うことをきく子どもが好き」の言葉に、私は何も言えなくなってしまいました。発語や意思疎通のレベルなどは、発達のスピードに個人差があると感じていますが、子どものちょっと困った行動についての許容範囲は、大人それぞれなのかなとも感じました。その後も何度か息子の発達について夫と議論しましたが、私の主観的な意見では夫に伝わらないと感じました。誰か第三者からの進言がないと夫には伝わらないのかもしれないと考え、私は幼稚園入園後に先生から発達について指摘されるのを待つことにしたのでした。執筆/ネコ山(監修:新美先生より)乳幼児期の息子さんについて、同世代他児と比べて違和感を感じていた様子について、詳しく書いてくださりありがとうございます。お子さんとずっと一緒に過ごして、細かく見ているお母さんだからこそ感じられる気になることがあっても、周りの家族・親族が同じように感じてくれるとは限らないものですね。ちょうどコロナ禍初期と重なって、相談できる場所にも繋がりにくかったこともあり、モヤモヤした不安を抱えて心細い思いをされたことでしょう。ベビーマッサージの会で皆が歌い出すと機嫌が悪くなってしまうというのは、もしかしたら複数の人の声が「うるさい」と感じていたのかもしれません。エレベーター、エスカレーター、自動ドアに夢中な様子からは、規則正しく動くものや、数字、機械などへの強い興味が、歩き始めて間もない頃からからあったのだと分かりますね。その時はそれがどういう意味だったのかは分からなかったとしても、ネコ山さんがいつもそばにいるから不思議だなと感じていたことの中に、お子さんの快・不快、興味関心の向きがしっかり示されていたのだなと思いました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年12月12日俳優・佐藤健が、自身の公式YouTubeで“佐藤健アワード”を発表する映像を公開した。来年は、シリーズ完結編となる「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」や、川村元気の恋愛小説を映画化した『四月になれば彼女は』の放送・公開が控える佐藤さん。今回の映像は、“佐藤健アワード”と題し、漫画/A(佐藤健プロデュースアパレルブランド)/旅行/映画・ドラマ/音楽/謎解き/写真という7部門での最優秀賞を決めていくというもの。最初はお蕎麦をたしなみながら、それぞれについて熱く語る佐藤さんが見られ、その作品に触れてみたくなる、これまでのYouTubeをまた見たくなるような映像となっている。映像を見た視聴者からは「推し(健さん)が推し(トム様)の話してるの最高!」、「お話も面白いから最高大好き」、「健さんと会話してるようで楽しかった漫画買います」、「漫画よんでみます!」、「好きな映画やドラマが共感できて嬉しい」、「私も大好きな作品」などと、反響を呼んでいる。なお、佐藤さんが今回映画・ドラマ部門で挙げた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じるシリーズ第7弾。イーサンのバイクアクションが公開前から大きな話題となっていた。本作は現在、各配信サイトやBlu-ray&DVDで観ることができる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年12月08日総合病院で第1子となる娘を出産し、産後の1カ月健診へ。今思い返せば、「何を聞かれているかわかるでしょ!」と自分でも思うのですが、何を思ったのかそのときは思いっきり勘違いしたまま、医師からの質問に答えてしまいました。まさに、穴があったら入りたい出来事でした……。 小児科医からの質問を勘違い私が第1子を出産して、産後の1カ月健診に行ったときのお話です。総合病院だったので、まずは娘を連れて小児科へ。小児科医から「調子はどうですか?」と聞かれ、なぜか自分のことを聞かれたと思い込んでしまい、私は「常に寝不足で、なかなかしんどいです」と答えました。 小児科医から「この時期は大変ですよね。○○ちゃん(娘)の調子はどうですか?」と聞かれたところでやっと、「さっきの質問は娘のことを聞いていたんだ!」と気づきました。「寝不足で頭が回らなくて……すみません」と変な言い訳をしてしまい、小児科医は笑ってくれましたがとても恥ずかしかったです。 「お母さん」と呼ばれ慣れていないが故に次は、産科で自分の1カ月健診です。内診があるとのことだったので、内診のときは母に娘を抱っこしてもらうつもりで付き添ってもらっていました。まずは産科医から問診があり、「お母さん、体調どう?」と聞かれました。もちろん私のことだったのですが、「お母さん」と呼ばれ慣れていない私はそこでも勘違いをしてしまい、母に向かって「ほら、聞かれてるよ」と言ってしまったのです。 産科医と同席していた看護師さんが大笑いし、「お母さんって○○さん(私)のことだよ。○○さんももうお母さんでしょ!」とツッコまれてしまい、顔から火が出るくらい恥ずかしかったです。 みんなが笑い飛ばしてくれてよかった小児科医のときも、産科医のときも私の勘違いを笑い飛ばしてくれたのでよかったのですが、自分としてはどちらも穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったですし、きっと赤面していたと思います。 産後の寝不足で頭がうまく働かない状況だったとはいえ、私のように勘違いする人はいないかもしません。特に、産科での勘違いは母も恥ずかしかったようで「何言ってるの!」と母からも笑われてしまいました。 娘を出産してからもう13年以上経ちますが、いまだに思い出してしまう「穴があったら入りたい出来事」です。娘を出産した総合病院の前を通るたび、娘の出産~産後の入院中の生活を思い出してホロリとするのと同時に、この出来事も一緒に思い出して恥ずかしくなってしまいます。 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年12月07日幼い子供がのびのびと遊んでいる姿は、ほほ笑ましく思えるもの。しかし、時には予想外の行動に驚かされることも…。子育てをする親たちから、X(Twitter)で「あるある」と反響を呼んだ、いえもり(@iewori)さんの投稿をご紹介します。ミニカーで遊ぶ3歳児夢中になりすぎて?2児の父親である、いえもりさん。ある日、3歳の息子さんを連れて、公園にやって来ました。数日前まで風邪をひいていて外に出られず、『遊びたい欲』が高まっていた息子さんは、大好きなミニカー遊びを満喫!夢中になって遊んでいる姿を、いえもりさんも「好きなだけやれ」と見守っていたのですが、だんだんと息子さんの行動がエスカレートしていき…。ついには、地面に寝転び始めてしまいました!「お客様~アングルが大事なのは分かりますが…。お客様~お召しものが~」いえもりさんは、息子さんの行動を店員を困らせる客に重ねてツッコミ。服の汚れなど気にすることなく、大胆に寝転んで遊ぶ息子さんの姿がかわいらしくて、クスッとさせられますね。投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・しかも、よりによって白っぽい色の服ー!・めっちゃ分かる。うちの息子も同じポーズでミニカーを並べていた…。・笑った。昔の自分を見ているよう。息子さんからすれば、服が汚れることよりも、間近でかっこいいミニカーを見られることのほうが大切なのでしょう。「あちゃー」とは思いつつも、笑顔で息子さんを見守り続ける、いえもりさんの姿が目に浮かびますね![文・構成/grape編集部]
2023年12月04日子供の純粋かつ斬新な発想には、時に『人生の先輩』であるはずの大人でも驚かされることがあります。知識があり、長い年月を生きてきたからこそ、考えが凝り固まってしまうのかもしれません。子供と接していると、柔軟な発想力の大切さについて教わりますよね。1歳児の行動に、母「勉強になりました!」「なるほど、そうやって使うんだ!勉強になりました!」そんなひと言とともに、1枚の写真をX(Twitter)を投稿したのは、ねたろう(@srj_mama)さん。ある人の行動を見て、ねたろうさんは、今までの人生では知らなかった新発見があったといいます。新たな『気付き』を教えてくれたのは…なんと、1歳の娘さんでした!上下がつながっている、デニムのオーバーオール。その胸元には、謎の小さなポケットが付いていることがあります。きっと、誰もが一度は疑問を抱いたことでしょう。「こんなに小さくて、微妙な位置のポケットって、一体何に使うんだろう」…と。ねたろうさんも、そう思っていた1人。しかし、まだ幼い我が子の行動によって、知ったのです。「こうすれば、紙パックのジュースを入れながら飲めるんだー!」と…!思わず「その発想はなかった」といいたくなる、娘さんの斬新な発想。ネットでも、多くの人が拍手を送っています!・この使い道の思い浮かばないポケットの活用方法を、今初めて見た…!・か、賢い!座った状態なら安定感があって、よさそう。・立ち姿が妙にこなれていて、かっこいい…!素晴らしい発想ではありますが、立った状態だと転倒する恐れがあるため、ねたろうさんはこの直後、娘さんにストップをかけたのだとか。活用する場合は、座った状態がよさそうです。『役立たず』という印象を持たれがちな、オーバーオールのポケットですが、ついに自分の存在価値を見出してもらい、喜んでいるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年12月03日一人目を妊娠したとき、義母はすごく喜んでくれました。そこまでは良かったのですが、心配だからと妊婦健診にまでついてくるように。正直ちょっと……と思っていたので、ある人の一言でスッキリしました! 妊婦健診についてきた義母は…私の妊娠を喜んでくれた義母。そこまでは良かったのですが、私のことが心配だと言って妊婦健診にまでついてくるように。妊娠中のアドバイスもいただきましたが、いつの時代の話!?というものが多く、困ってしまいました。 今は妊婦さんでも飲める薬を処方してもらえますが、薬は絶対に飲んじゃダメ、食事は2人分食べないとダメなど、毎日そんな話ばかり。産院でも義母は他の妊婦さんや子連れの方に話しかけ、「ミルクは太るからあげちゃダメ」「抱き癖が付くから置きなさい」など的外れなアドバイスを言って周りました。 院内に義母の声が響いていたのか、見かねた助産師さんに「時代が違います」と注意され……。その場に居合わせたママからは「そういう年配の人がいるから私たちは暮らしにくいんです」と言われ、居づらくなった義母は私を置いて帰ってしまいました。 義母は病院での出来事を何人かの友人に話し、共感を得ようとしたようです。ですが、義母の発言の方が良くないとみんなに言われ、自分の言動を反省したとのこと。これ以降、細かいことは言わなくなりました。 ◇ ◇ ◇ 義母は子育ての先輩として親切心から言っているのかもしれませんが、時代や環境が違えば考え方も変わってくるもの。アドバイスの場合でも、押し付けにならないよう気をつけたいですね。 作画/さくら著者:坂本れん
2023年12月01日3歳児健診は「家でやることがすごく多い」菊地亜美さんは長女・こあみちゃん(愛称)の3歳児健診を受診。これまでは医療機関に行って健診を受けるだけでしたが、今回は事前に送られてきた視力検査セット、聴覚検査セット、尿検査セットなどを使って自宅ですべきことがとても多いと感じ驚いたそう。さっそく、自宅で検査を進めていく菊地さん。こあみちゃんは基本的にきちんと受け答えしてくれましたが、視力検査で「見えない……」と言い出し、「ふざけてるのか、本当に見えないのかわからない」と判断を迷う場面も。確かにこの年頃の子どもの発言は本当か否か判断がつきにくいときもありますよね。菊地さんはこうした自宅での事前検査を踏まえて3歳児健診へ行き、無事に終えてからの感想も明かしています。この数年はコロナ禍で集団健診を取りやめていた自治体が多く、菊地さん親子にとって初めての集団健診だったようで、健診会場に他の保護者と3歳の子どもたちがズラッといる様子に圧倒されたそう。他の親子の様子に触れて……そんな中で印象に残った出来事があったといいます。会場で受けた視力検査でのこと。こあみちゃんがスムーズに済ませることができた一方、一緒に受けたお子さんは検査を嫌がり、その子のお母さんが「健診とかできなくて暴れちゃうんです」と言っていたそう。それを聞いた菊地さんは、こあみちゃんがスムーズにできていたことで「(私が)勝手にマウント取ってる気持ちになって」「(自分の子どもが検査をきちんと受けられなかった)そのお母さんの気持ちになってすっごい嫌だった」。集団健診という形で、子どもによってきちんと検査を受けられる・受けられないがはっきりしてしまうことに対して「ある親に対してプレッシャーにならないかな」と気になったと言います。また、歯科健診でも、大泣きしている子もいればスムーズにやっている子もいて、「(大泣きしている子の親が)なんでできてないんだ、うちの子だけ」と感じてしまわないか心配になったという菊地さん。当のこあみちゃんは保健師さんとの会話の中で、最近かなり気に入っているという「スクールのお菓子の時間に、友達にお菓子をあげたら、自分の手まで一緒に食べられた」エピソードトークを披露するなど絶好調。また、事前のチェックシートで◯をつけた「極端にいうことを聞かないことがある」という心配事に関して、詳細を相談したところ「成長過程なので大丈夫」との回答が得られたと明かしました。今回の3歳児健診で、自分の子どもの成長はもちろん、他の子どもの様子を目の当たりにし、様々な保護者の気持ちに思いを馳せた菊地さん。全体を通して「社会勉強になったな」と感じたようです。3歳児健診は子育ての不安や心配を解消する場でもある3歳児健診は、法律により定められている乳幼児健康診査のうちのひとつです。乳幼児健診が国で定められているのは、乳幼児期に見られやすい病気や異常を定期的にチェックすることで早期発見に役立ち、また異常が見つかった場合はいち早く対処できるからです。3歳児健診では、オムツがまだ取れない、言葉が遅い気がする、小食や偏食が気になる、落ち着きがなくて心配……などの相談をする保護者もよくいます。子供の成長は個人差が大きいので、元気に過ごしていれば心配ないことも多いですが、それでも気になるのが親心ですよね。定期健診は、そのような不安や心配、疑問を解消する目的もあります。医師などの専門家に直接話を聞けるいい機会なので、気になることは遠慮せずどんどん相談し、プロに適切なアドバイスを受けましょう。生活の中で気になった点をメモしておき、持参すると、より具体的な相談ができるのでおすすめです。参照:【医師監修】3歳児健診で何をチェックする?
2023年11月28日親として、我が子が元気いっぱいに過ごしてくれるのは、何より嬉しいこと。ですが、あまりにも体力がありすぎて、ついていけない時もあるでしょう。「子供が寝た後しか、ひと息つく時間がない」という親もたくさんいます。そのため、多くの親は子供の体力をどうやって削ろうか、日々考えているようです。子連れでショッピングモールに行くと…?2歳の息子さんを育てる、母親のビーノ(@bambi_no_3)さんは、我が子の体力を削るために、休日はよくショッピングモールに出かけるとか。ある日も「子供の体力を削るぞ」と意気込んで、ショッピングモールに向かいました。延々とエスカレーターを昇り降りする羽目になったり、戦場のようなフードコートで席を探したりと、1日かけて奮闘した、ビーノさん夫婦。努力が実り、無事に息子さんのHPをゼロにすることができました。…しかし!車移動中の仮眠で、息子さんの体力はまさかの全回復。帰宅後に力尽きたビーノさん夫婦の闘いは、なんとここからが始まりだったのです…。【ネットの声】・同じ境遇すぎて「分かる」しか出てこない。子供の体力って本当にすごい。・車で数十分仮眠しただけでフルスロットルなんですよね。寝ているまま、布団に着陸できた時にはガッツポーズします。・「我が家の休日を見ていましたか?」っていうくらい同じ。・子育てって大変なんですね…。お疲れ様です。子育て中の親から共感や、労いのコメントが寄せられた、ビーノさんの漫画。休日のショッピングモールで子連れの家族を見かけたら、心の中で「お疲れ様です」と声をかけたくなりますね…![文・構成/grape編集部]
2023年11月27日太古のロマンが詰まった、化石。かつて地球で暮らしていた存在の『生きた証』であり、現代に歴史を伝えてくれる貴重な資料でもあります。幼い子供が、博物館に展示された化石に目を輝かせるのは、化石に詰まったロマンを心で感じ取っているからなのでしょう。3歳児が街中で発見した『化石』の正体ある日、3歳の息子さんを連れて外出していた、母親の田口ナツミ(@NatsuTagu)さん。楽しい時間を過ごす中、突然、息子さんがある1点を見つめ始めました。どうやら、地面に『気になるもの』を発見したようです。なんと、息子さんが発見したのは化石!21世紀になっても、さまざまな場所から化石は発掘されています。中には、幼い子供が発見者になるケースもあるため、あり得ないことではないでしょう。息子さんが街中で発見した、化石。それが、なんだったかというと…!「自転車の化石がある!」そう、息子さんが見つけたのは、路上に描かれた自転車置き場のマーク!タイルの上に白く描かれた自転車のマークは、いわれてみると確かに、化石のようにも見えます。息子さんは、大半の人はスルーしてしまうであろう自転車の化石を、子供らしい純粋な発想で見事に発見したのです!きっと、多くの街に眠っているであろう、自転車の化石。息子さんの素敵な考え方に、多くの人から反響が上がっています。・子供の発想ってすごい!この感性を大事に育っていってほしい。・いわれてみれば、本当に自転車の化石だ!天才かな?・もう化石にしか見えなくなりそう。こういう発想って素敵だなあ。息子さんは、夢の中ですでに発掘作業に勤しんでいるかもしれません。発掘した際は、化石にどのような名前が付くのかを考えると、ほほ笑ましい気持ちになりますね![文・構成/grape編集部]
2023年11月21日娘は3歳半健診で弱視と診断され、治療のために専用のメガネが必要になりました。幼稚園や友人の同年代の子たちにも、メガネをかけている子はいます。しかし、いざ自分の子にメガネが必要となると、かわいそうという気持ちが出てきてしまいました。また、そんな自分の気持ちも受け入れられずに戸惑っていました。ある日、ママ友に気分の気持ちを話してみました。するとママ友の反応が衝撃的だったのです……。 ママ友の言葉私は世間話の延長で幼稚園のママ友に娘にメガネが必要になったことを、幼稚園で会ったときに話しました。ママ友の娘さんも治療のためのメガネをかけていました。 するとママ友は私に救いの言葉をかけてくれたのです……。 ママ友は「周りから見ると不自由とか大変って思われるかもしれないけど、子どもたちにとって治療は早いに越したことないからね! 頑張りましょう!」と明るく私に言いました。 眼科で医師にも言われた言葉で、当たり前のことなのかもしれません。しかし、同じ境遇のママから言われたことで、その言葉は私の心にとても響き、励みになりました。そして、私は娘の治療に前向きな気持ちで取り組もうと思えるようになったのです。 娘にメガネが必要になることを伝えると、友だちと一緒のメガネをかけられることに大喜び! また、友だちも娘がメガネをかけることに「おそろい!」と喜んでくれているとのこと。メガネをかけて仲良く遊ぶ2人の姿はとてもかわいらしく、ほほえましいです。友だちとそのママ、そして娘のおかげで私はもうメガネのわが子をかわいそうと思うことはなくなりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラスト/海乃けだま著者:都 うめこ
2023年11月21日1歳半健診を前に「発達障害かもしれない」と感じていた生まれてすぐに育てづらさを感じていた娘ですが、ついに1歳半健診の通知がやってきました。1歳半を過ぎた娘は、発語は「ママ」「わんわん(数回)」の2つのみ。指差しは出ていません。まだ夜泣きがあり(生まれてからずっと朝までまとめて寝ることはない)、偏食と少食。そして多動がありました。うっすら「発達障害なのでは……」とその頃には考えていたので、もし指摘された場合はすぐ動こうと思っていました。健診会場に着くまでに母は疲弊。しかし娘は…Upload By マミヤ当日、1歳半健診の場所まで密室の公共機関=電車に乗って行かなくてはならないので、そこへたどり着くまででかなり気疲れしていました(わが家に自家用車はありません)。無事1歳半健診の会場に着き、手続きを終えると、私は下ろしてくれと暴れる娘を抱っこ紐から解放しました。その途端、走り出す娘。そしてまさかの身体測定室に乱入していきました。私は慌てて娘を追いかけて抱っこして部屋から出ようと思いましたが、娘は叫んで暴れます。やっと部屋から出るとその様子を待合室にいる方たちがびっくりした顔で見ていました。私は視線に耐えられず、そそくさと隅っこのソファに座りました。娘をなだめながら、隙あらば走り出す娘を連れ戻し、持参した音が鳴る本や絵本を高速でめくったりして(本の内容には興味ありません)、待ち時間をどうにか過ごしました。ずっと号泣しっぱなしの娘。保健師さんとの面談はできる?Upload By マミヤ1歳半健診で1番はじめにしたことは、身体測定です。娘はそこで服を脱がされた瞬間から終わるまで号泣でした……。その後の内科検診、歯科検診も号泣。ほかにも泣いているお子さんはいたので内心「うちだけじゃなかった……」とホッとしたのを覚えています。最後は保健師さんとの面談です。さっきまで泣いていた娘がちゃんとできるのかドキドキしながら挑みました。まずは積み木を使った検査でしたが、娘は積み木や重ねコップなどのオモチャが大好きだったので、私は「これならできるかも」と期待しました。ですが、娘は保健師さんの指示や見本に従わず、自分のやりたいように積み木を積んだり、手に持って遊んだりしています。これ以上はできないと悟ったのか、保健師さんは積み木を片づけようとしました。そして娘に「手に持っている積み木をちょうだい」と言いましたが、娘はもちろん手放しません。私は謝りながら娘の手から積み木をもぎ取りました。そこから娘は怒り、保健師さんの声がけも聞かなくなってしまったため、結局ほかの検査はできませんでした。保健師さんの沈黙、そして「要観察」に。最後に隣の子どもの様子が目に入り…Upload By マミヤその後に発語の確認があり、私は暴れる娘を膝の上で抱えながら「ママは言えます」と伝えました。すると保健師さんに「……パパは言えませんか?」と聞かれました。「まだパパは言えないです」と答えると、保健師さんは少し沈黙し、「2歳になったらお電話で発語が増えているか確認させてください」と言いました。検査がほとんどできていないのだから仕方ないと思いつつも、(やっぱり要観察になってしまった……!)とショックでした。でもすぐに「この子は何か発達に問題があります」と言われず、2歳になったら……と言われたことで(2歳まで様子を見ていいんだ……もしかしたら発達障害ではない可能性もあるの?)とも思ってしまい、こちらからはそれ以上何も言わずに面談終了となりました。面談が終わり席を立った時に、隣のテーブルでほかのお子さんが面談をしている様子が見えました。ちゃんとお母さんの膝に座り、興味津々に検査に取り組んでいました。そしてママをしっかりと見つめていました。それは私が理想として思い描いていた健診での親子の姿でした。Upload By マミヤ1歳半健診を振り返り、今思うこと今思えば、その時点で保健師さんに「育てづらいし発達障害ではないかと疑っている」旨を伝えるべきでした。でも私は「2歳になったら」という言葉にすがり、現実から及び腰になってしまいました。その後、娘に発達特性がたくさん見られるようになったため、2歳を待たずに自ら保健センターに発達相談の電話をしました。もちろん後悔もありますが、”私が娘の発達障害を受け入れるために必要な期間”の半年だったと思うようにしています。これがわが家の1歳半健診の様子です。正直今思い出してもつらかったですが、あの経験があったから今があると考えています。執筆/マミヤ(監修:鈴木先生より)言葉の出方には個人差があり、一般的には2歳までに単語が、3歳までに2語文が出ればいいとされています。1歳半健診で子育てに困難がある場合や何とも言えない場合は2歳でも対面のフォローが必要だと私は常々思っています。親御さんにおける神経発達症の受容には時間がかかることもあります。しかしできるだけ早く告知して受容が進み、療育につなげられれば親御さんの負担やストレスは多少軽減されるはずです。困ったらすぐに相談できる体制づくりも必要です。そして神経発達症のお子さんに理解のあるかかりつけ医を早めに見つけてフォローしてもらうことも重要です。みんなでチームを組んでお子さんの困難に向き合っていける社会づくりが急務なのです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年11月16日現在2人の子どもを育てています。第1子である娘の1カ月健診は、娘との初めての外出でした。しかも検査などに時間がかかったために長時間の外出となったのですが、その間に必須の授乳で意外な問題に直面してしまったエピソードです。長時間かかった1カ月健診娘は生後すぐに心雑音があることを指摘されていました。すぐに手術などが必要ではなかったものの、家で経過を観察し、1カ月健診でレントゲンなどの検査を受けることになっていました。 そのため、娘の1カ月健診の日は、私の産後1カ月健診、そして娘の心臓の検査2つを受けることに。大きな病院で待ち時間もとても長く、最終的にすべてが終わるまで6時間ほどかかりました。 初めての外での授乳! アレがない!その間にどうしてもおこなわなければいけなかったのが、授乳。完全母乳で育てていたので育児用ミルクなどは持ってきていません。病院に行く前にたっぷり授乳はしてきましたが、長い待ち時間のなかで娘がおなかを空かせて泣き始めました。事前に病院の授乳室の場所は把握していたので、「ちょっと授乳してきます」と受付の方に伝え、意気揚々と授乳室へ。 これが退院後、家以外での初めての授乳です。授乳室というのも初体験で少しワクワク。たどり着いた授乳室には、広いスペースに椅子がいくつか並んでいるだけでした。思わず私は「アレ?」と思い、授乳室の外にもう一度出てあるはずの物を探しました。そこには私があると思っていた「授乳クッション」がありませんでした。 テンパりながらなんとか終えるそれまで家での授乳は授乳クッションが必須でした。当然、病院の授乳室にも授乳クッションがあるものと思い込んでいたのです。しかし私が行った病院では授乳クッションが置いてありませんでした。「え、授乳クッションなしで授乳ってどうやればいいの?」とさっきまでのワクワク感はどこへやら。 ドキドキしながらとりあえず椅子に座りました。そして、長女と同じくらいの月齢の子に授乳クッションなしでおっぱいをしているママをチラリと見ました。その授乳室は個々を隔てるカーテンなどもなく、他の人の授乳も丸見え。授乳中に盗み見るようで申し訳ないと思いながらも、そのママの授乳の仕方をマネさせてもらい、なんとか長女の授乳を終えることができました。 病院の授乳室には、当然のように授乳クッションがあると思い込んでいた私。今の私からすれば、「どんなあげ方でも赤ちゃんがおっぱいを飲めればそれでいいじゃない」と思いますが、新米ママだった当時は必須の授乳クッションがないという状況に戸惑うばかりでした。もう少し気楽に考えていればよかったなと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2023年11月15日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向がありました。幼稚園に通い始めると、兄弟2人とも発達医療をすすめられて困惑します。長男は就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けるも結果は普通級。幼稚園からは次男の検査も急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。長男はADHD、次男は多動という診断を受け、医師から的確な助言ももらって、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。結果を伝えると、園長は自分の手柄と言わんばかり。年中になる次男は幼稚園から園外療育を提案され、幼稚園と療育園の並行通園を始めました。夏休みに次男の就学に向けた会議がおこなわれ、幼稚園をやめるという選択肢を提示され、幼稚園の面談でその決断を迫られてーー。夫婦で話し合った結果、幼稚園の退園を決めたと報告すると、主任先生は安心した様子で、園長は笑みを浮かべていました。退園を決めた一番の理由を聞かれ、衝撃を受けるゆーとぴあさん。さんざん退園を迫ってきたのに、最終的な判断は両親が決めた形にしたいようにしか思えませんでした。当の次男は療育園を行きしぶり、幼稚園に行きたいと泣く日が続きます。そんなわが子を見て、息子や自分を責める気持ちと同時に母としての申し訳なさ、これまでの苦悩などいろんいろな気持ちがあふれて、次男を抱きしめて涙が止まらず……。 「安心してくださいね」療育園からの温かい言葉に心から感謝 ※エビリファイ:一般名「アリピプラゾール」。抗精神病薬。心の具合を調整し、気持ちを穏やかにする薬。気持ちのたかぶりをしずめる作用がある。強い不安感や緊張感、興奮状態、うつ状態などさまざまな精神症状に応用され、副作用も比較的少ないとされている。対象は小児期の自閉症スペクトラムに伴う易刺激性で年齢6歳以上18歳未満の使用を目安にしておくとよい。 療育園だけの通園になり、しばらくしてからの面談にて。担任から次男のうれしい報告を受けたあとに幼稚園での様子を聞かれ、園からの逃亡や大変な出来事を話すと驚かれるとともに、園長からは人数の多い幼稚園では時間をかけることができずに、何をすべきかが理解できなかったのだろうが、療育園ではわかるようにきちんと教えていくので安心するようにとの言葉をもらったゆーとぴあさん。幼稚園を退園する時は、療育園に通うことで周りの目が気になったり、将来のことを不安に思うこともありましたが、息子が過ごしやすい支援があるここを選んだことが心からよかったと感じていました。 1年後、次男が年長になった12月。小学校の支援学級の見学でまた幼稚園の園長と偶然再会することに。イキイキしている園長とは対照的に、彼女が引率していた幼稚園の保護者はどんよりした様子。支援級の見学が終わり質問時間になると、幼稚園の保護者が質問をする様子を見てその母親の気持ちが痛いほどよくわかりました。 見学会が終わり、少し園長と話したゆーとぴあさん。次男の様子を聞かれ、園長から提案のあった支援学校も考えたが、病院から処方された薬が息子に合って落ち着いたことを話すと、勉強熱心な園長はその薬の名前をメモしていました。今となっては、次男には療育が必要だったので園長の判断は正しかったし、療育をすすめてくれてよかったと思えていました。 帰り際、一緒に見学をしていた幼稚園の保護者が声をかけてきて、療育に通っていたことを知らなかったと告げられます。支援級にするかどうか尋ねられますが、わが子の支援級は決まっていると答えたゆーとぴあさん。そのママは悩んでいたようでしたが、結局子どもは普通級を選択したようでした。 一緒に見学した幼稚園の保護者のように、幼稚園から療育をすすめられても普通級に通うケースは多いものの、支援級に入る選択もあるよう。長男のように判断に悩むケースもあり、幼稚園や保護者にとって難しい判断を迫られることに違いはありません。 ◇◇◇ 幼稚園から療育園に至るまでの経緯は、ゆーとぴあさん家族にとって生活の負担や気持ちのアップダウンが大きく、決して平坦な道ではありませんでしたが、療育園では息子の理解はもちろん成長をよく見てくれ、保護者の気持ちにも寄り添ってくれるという、ずっと追い求めていたものがありました。 発達障害について義家族や実母からの無理解、幼稚園の園長からの療育への一方的なすすめ。兄弟ともに発達障害の検査を受け、紆余曲折ありたくさん悩んだゆーとぴあさん。できれば幼稚園には療育の勉強だけでなく、保護者の不安な気持ちの共感や寄り添いがあればと思いますが、最終的には理解ある療育園にたどり着けて本当によかったですよね。次男が成長でき、そんなわが子を見ているのも幸せに違いありません。今はまだ大変なこともあるようですが、お子さんと一緒にゆっくり歩んでいってほしいですね。 ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月12日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向がありました。幼稚園に通い始めると、兄弟2人とも発達医療をすすめられて困惑します。長男は就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けるも結果は普通級。幼稚園からは次男の検査も急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。長男はADHD、次男は多動という診断を受け、医師から的確な助言ももらって、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。結果を伝えると、園長は自分の手柄と言わんばかり。年中になる次男は幼稚園から園外療育を提案され、幼稚園と療育園の並行通園を始めました。夏休みに次男の就学に向けた会議がおこなわれ、幼稚園をやめるという選択肢を提示されーー。幼稚園での面談では、療育に熱心だった主任先生から幼稚園には予算がなく、次男は療育に専念したほうがいいと厳しく言われ、園長からはこのままでは支援学級も難しいと言われたゆーとぴあさん。「この子のために療育を」と表向きは息子のことを考えているようでありながら、その言葉尻からは退園させたいという本音が透けて見える幼稚園側の対応。夫婦で話し合って、そんな幼稚園はやめたほうがいいという答えが出ました。 最終的な判断を伝えると、手のひら返しの幼稚園 夫婦で話し合った結果を伝えるための面談。開口一番、ゆーとぴあさんは退園の意思を伝えると、主任先生はほっとした表情を、園長は当然だと笑みを浮かべています。 「幼稚園を退園する一番の理由は何ですか?」主任からの問いに耳を疑います。最終的な判断は両親の意見で決まったという体裁にしたいのだろうと苛立ちを覚えますが、どうせやめるのだからここで一悶着つけるのも無駄なので、息子のためにしっかり療育をしたいと答えました。 その後退園手続きをして荷物をまとめると、主任が幼稚園をやめることを次男が理解しているかと尋ねてきました。わかっていないと思うと答えると、寂しいと言う先生。退園が決まってからまるで手のひら返しのように対応を変えるのが、主任先生の本心なのか単なる社交辞令なのか判断がつかなくなっていました。幼稚園をあとにして、通園路を車で通りながらわが子のことや幼稚園でできたママ友との交流を思い出していました。 一方、次男は療育園を行きしぶり幼稚園に行きたいという日が続きました。幼稚園に行けなくなった理由を説明して理解できるのか、次男が泣くと思わずごめんねと謝りたくなりますが、ゆーとぴあさんのせいではもちろんなく、この子のせい? いややはり産み育てた自分のせいなの?と複雑な思いにかられ、涙がこぼれ落ちました。 「行きたいね。幼稚園行きたかったね。みんなと卒園したかったね」次男を抱きしめて、これまでのいろいろな思いが一気にあふれるのでした。 ◇◇◇ 退園が決まるまではさんざん厳しい対応で、言外に幼稚園をやめるように伝えてきたにも関わらず、最終的な判断を告げてやめる一番の理由を聞かれたら「幼稚園に言われたから」と思わず言いたくなりますよね。主任先生の「寂しい」という言葉の裏を勘ぐったり、次男への幼稚園に行けなくなった説明に考えをめぐらせ、わが子や自分を責めてしまうゆーとぴあさん。ひとつ言えるのは、誰かのせいなどではないこと。わが子の幼稚園に行きたいという気持ちはしばらく続くでしょうが、自分を責めることなくいてほしいですよね。 次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月11日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向がありました。幼稚園に通い始めると、兄弟2人とも発達医療をすすめられて困惑します。長男は就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けるも結果は普通級。幼稚園からは次男の検査も急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。長男はADHD、次男は多動という診断を受け、医師から的確な助言ももらって、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。結果を伝えると、園長は自分の手柄と言わんばかり。年中になる次男は幼稚園から園外療育を提案され、幼稚園と療育園の並行通園を始めていましたが、夏休みに次男の就学に向けた会議が行われ一波乱が起きていましたーー。療育園での大規模な会議で出された懸案事項「幼稚園をやめて、全日療育園にするか?」。来年度の話だったので、夏休みの今すぐに答えを出さなければいけないとは考えてはいませんでしたが、園長からの要請で幼稚園で面談をすることに。面談では、次男の療育サポートに積極的だった主任先生から、幼稚園での加配は予算がなく、しっかり療育したほうがいいと言われて、その変貌ぶりに衝撃を受けるのでしたーー。 「絶対に療育園に行った方がこの子のため」ほんとに? 「中学、高校、大人になるまでのことを考えているか?」「このままでは小学校の支援学級も通えない」「療育園に行った方がこの子のため」 立て続けで責めるような口調の園長の言葉に、思わず涙があふれてしまったゆーとぴあさん。異変に気づいた主任先生が、もう一度夫婦で話し合うように告げました。 自宅で話を聞いた夫は、今すぐにでもやめてほしいという幼稚園側の意向を受けて、やめればいいと言い、ゆーとぴあさん自身も、あんな言い方をする園長の元へ通うのはもう限界の時が来ていました。 ◇◇◇ これまで園長の厳しい発言に耐えてきたゆーとぴあさんでしたが、もう心が限界でした。園長は発達障害のことを自ら勉強をして、幼稚園の図書室に私物の関連書籍を置くなど熱心ではありますが、発達障害の疑いを持つ子どもを育てている親の不安な気持ちには寄り添ってはくれません。親がわが子が大人になるまでのことを考えていないわけがありません。通っているわが子の気持ちも大切ですが、通わせているゆーとぴあさんの気持ちも大切にして判断してほしいですね。 次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月10日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向がありました。幼稚園に通い始めると、兄弟2人とも発達医療をすすめられて困惑します。長男は就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けるも結果は普通級。幼稚園からは次男の検査も急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。長男はADHD、次男は多動という診断を受け、医師から的確な助言ももらって、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。結果を伝えると、園長は自分の手柄と言わんばかり。年中になる次男は幼稚園から園外療育を提案され、幼稚園と療育園の並行通園を始めていましたが、夏休みに次男の就学に向けた大規模な会議がおこなわれてーー。会議で幼稚園の園長から、来年度からは幼稚園をやめて全日療育園という考えはあるかと尋ねられ、夫は地域の友だちと一緒に育てたいこと、小学校でも知っている子がいると安心だと答え、現状維持の考えでした。一方、ゆーとぴあさんの本心では療育での息子の成長を感じており、週2の幼稚園はやめたほうがいいかもと感じていました。しかし、3日後、園長が会議で出た通園問題に対する答えを迫ってきてーー。 あんなに熱心だった主任先生が変わってしまったーー 次男の就学に向けての会議で出された来年度からの通園問題について、催促のような電話をしてきた園長。幼稚園をやめて全日療育するかどうかについて、最終的には両親の意見が尊重されるか尋ねると、思わず「そんなことないです」と答えた園長はすぐに発言を訂正しますが、それこそが園長の本心で幼稚園としては次男を退園させる意向だということが明らかに。夫婦で次男の将来を考えてから、幼稚園の面談に来るように伝えられ、電話は切れました。 面談日は、担任、主任、園長とゆーとぴあさんの4人での話し合い。驚いたのは、次男のサポートに積極的な取り組みをしてくれていた主任先生の変化でした。まるで人が変わったように、次男のできないことや苦手なことをあげつらって療育に専念したほうがいいと主張。あまりの変化に衝撃を受けるゆーとぴあさん。担任は下を向いたまま言葉を発しません。 そして園長は、またしても責め口調で、次男が中学、高校、大人になるまでのことを考えているかと問い、衝撃のひと言を浴びせかけてきました。「このままでは小学校の支援学級も通えませんよ?」支援学校になる可能性もあるというのでしょうか? ◇◇◇ 主任先生は、担任と療育園の見学に行き、幼稚園でもできることをさっそく取り入れてくれるような勉強熱心な人でした。しかし、療育園での会議での話し合いの内容が通達されたのか、現状の幼稚園での加配はありえない、しっかり療育すべきだと主張し、わが子のできないことを報告してくるという豹変ぶりはあまりにもショックですよね。主任がこんなに人が変わったのはやはり園長の影響なのでしょうか。担任の先生は下を向いたまま話さないことから、風通しがよくなさそうことは窺えるような気がします。そして園長からの小学校の支援学級も通えないという話。その子に合った教育を受けさせてあげるという考えもありますよね、でも、先生方の頭ごなしな言い方は傷つきますよね。ゆーとぴあさんの気持ちは大丈夫でしょうか。 次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月09日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向があり、幼稚園に通い出すと担任から医療センター行くよう告げられ、さらに長男も園から発達医療をすすめられて困惑。幼稚園の指導により、長男の就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けますが、結果は普通級。長男の検査が終わるや次男の検査を急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。医師からの助言を受け、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。長男はADHD、次男は多動という診断を幼稚園に伝えると、自分の手柄と言わんばかりの園長の態度に、これまでの性急な指示は園長によるものと合点がいきます。新年度は幼稚園から次男の園外療育を提案され、6月から幼稚園と療育園との並行通園がスタートしていましたが……。幼稚園の夏休み中に療育園で開かれた会議は、年中の次男の就学に向けた話し合いがテーマに。幼稚園、療育園、教育委員会とゆーとぴあさん夫婦。総勢8人の大規模な会議には異様な雰囲気が漂っています。会議の後半になると幼稚園と療育園の通園配分や加配体制についてのシビアな意見が飛び交い、次年度の通園方針についてゆーとぴあさん夫婦の意見を求められました。 「旦那さんはどうお考えですか?」責め立てるような園長の問い 「来年度から幼稚園を辞めて全日療育園の考えはありますか?」「旦那さんはどうお考えですか?」まるで責めるような口調の幼稚園の園長は、次男の通園について夫に質問を投げかけました。 夫は地域の友だちと一緒に育っていきたいこと、小学校でも知っている子がいれば息子も安心だと思っていると答えました。一方でゆーとぴあさん自身は、療育に通うようになって次男の成長を実感していて、週2の幼稚園に対しての費用感やPTA役員といった親の負担などがあるにも関わらず、行事参加が厳しいと言われてしまっては、幼稚園をやめたほうがいいのではとも感じていました。 3日後、幼稚園の園長から電話がかかってきて、前回の会議で投げられた問いについてきちんと話し合うように念押しされました。その口調から来年度からの可能性だった幼稚園をやめるかどうかの検討を今迫られているように感じたゆーとぴあさんは、息子の通園方針の最終決定は両親の意見が尊重されるかを確認してみました。するとーー。 「そんなことないです」園長からは衝撃の答えが返ってきました。そんなことはあるのでしょうか? ◇◇◇ 次男の就学に向けた会議で、来年度から幼稚園をやめて全日療育園の考えはあるかと尋ねられたゆーとぴあさん夫婦。しかし、その判断は今すぐという話ではなかったのに急がせる園長には違和感を覚えますよね。しかも、わが子の通園判断について最終的には両親の意見が尊重されるのかというゆーとぴあさんの問いに対して「そんなことありません」とは、言い間違いだったとしても園長の言葉とも思えません。全日療育がいいという提案自体は選択肢としてあるとは思うので、そうすることがいい理由などを両親の気持ちに寄り添って説明を尽くしてほしいですよね。 次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月08日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向があり、幼稚園に通い出すと担任から医療センター行くよう告げられ、さらに長男も園から発達医療をすすめられて困惑。幼稚園の指導により、長男の就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けますが、結果は普通級。長男の検査が終わるや次男の検査を急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。医師からの助言を受け、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。長男はADHD、次男は多動という診断を幼稚園に伝えると、自分の手柄と言わんばかりの園長の態度に、これまでの性急な指示は園長によるものと合点がいきます。新年度は幼稚園から次男の園外療育を提案され、6月から幼稚園と療育園との並行通園がスタートしていました。幼稚園の夏休み中、療育園の園長から大事な会議があるので夫と一緒に出席するよう連絡が入りました。幼稚園の園長や教育委員会も参加し、息子の今後に関わる大事な話し合いだと言われ、ゆーとぴあさんは不安を覚えるのですがーー。 まだ年中なのに…。息子の就学についての会議スタート 療育園にて開かれた、年中の次男の就学に向けた会議。幼稚園の園長と担任、療育園の園長と担任。市の幼児科と幼児相談科の職員、そしてゆーとぴあさん夫婦。総勢8名の大規模な話し合いが始まりました。 会議の後半では、幼稚園と市の幼児科から現在の週2の幼稚園で息子に加配の先生がついていることが問題に挙げられます。園長からはさらに、次年度から幼稚園をやめて全日療育園にするという考えはないのかと、ゆーとぴあさん夫婦を責めるような口調で迫られてーー。 ◇◇◇ 幼稚園と療育園、市の教育委員会。そしてゆーとぴあさん夫婦という4者の物々しい会議では、次男の通園状況についてシビアな意見が飛び交います。幼稚園と療育園の通園配分や園の加配については、ゆーとぴあさん夫婦で意見できるものでもないので答えに困ってしまいますよね。楽天的な夫は会議の連絡があったときもあまり深刻に思っておらず、当日もメモを取る準備もないまま参加していますが、なんと答えるのでしょうか? 次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月07日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向があり、幼稚園に通い出すと担任から医療センター行くよう告げられ、さらに長男も園から発達医療をすすめられて困惑。幼稚園の指導により、長男の就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けますが、結果は普通級。長男の検査が終わるや次男の検査を急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。医師からの助言を受け、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。長男はADHD、次男は多動という診断を幼稚園に伝えると、自分の手柄と言わんばかりの園長の態度に、これまでの性急な指示は園長によるものと合点がいきます。新年度、幼稚園から次男の園外療育として新たな提案を受け、6月から幼稚園と療育園との並行通園がスタートしました。コロナ禍の影響で通園当初は全日療育園に通い、6月から本格的に幼稚園との「並行通園」を開始。療育園に慣れたころだったので、両方の通園に泣いたり混乱したりする次男を見て、ゆーとぴあさんは幼稚園のすすめを受け入れたことがよかったのか不安に。しかし、幼稚園側も以前に比べて療育に配慮した対応が増えて助かったと思っていたのですがーー。 夏休み。平穏に療育に通っていたところへ突然の電話が 夏休み。幼稚園は1カ月以上あり、療育園は8月の2日間のみのため、期間中次男は全日療育園に通うことに。 夏休み中に療育園の園長からの電話で、大事な会議があるので夫婦で参加するようにとの連絡が入ります。今後に関わる重要なもので、幼稚園の園長や教育委員会も参加するという大掛かりなもの。 夫に伝えると、「えーーー!」と言いつつ、まあすぐに終わるだろうと気楽な様子。対照的にゆーとぴあさんは何か一波乱起きそうな気配を感じ取りますがーー。 ◇◇◇ 息子が全日で療育に通ってくれることでゆーとぴあさんは短期バイトを入れて身軽に動けていましたが、療育園の園長から大事な会議があると告げられます。夫だけでなく、幼稚園の園長や教育委員会など参加メンバーが多いことから只事ではない雰囲気を感じ取りますが、夫はそこまで深く考えていないよう。杞憂に終わればいいですが、どんな会議になるのでしょうか? 次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月06日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向があり、幼稚園に通い出すと担任から医療センター行くよう告げられ、さらに長男も園から発達医療をすすめられて困惑。幼稚園の指導により、長男の就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けますが、結果は普通級。長男の検査が終わるや次男の検査を急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。医師からの助言を受け、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。長男はADHD、次男は多動という診断を幼稚園に伝えると、自分の手柄と言わんばかりの園長の態度に、これまでの性急な指示は園長によるものと合点がいきます。新たな面談で次男の担任から園外療育として、聞き慣れない並行通園という提案をされてーー。当初の療育から、「並行通園」に急きょ提案変更され戸惑ったものの、しっかりとした療育ができるため見学をして受け入れることに。2020年4月、長男は小学校入学、幼稚園年中の次男も療育園との並行通園を開始しますが、コロナ禍で幼稚園が自由登園になってしまい、次男は全日療育園に。療育園はやることすべてが可視化され、教室はもちろん給食に至るまで配慮が行き渡り、次男の様子からこのまま療育園に切り替えてもいいかもと思うほどでした。そして6月にコロナ休園が明け、本来の幼稚園との並行通園が始まりますが……。 並行通園スタート。慣れないこともある一方、よい変化も ※加配とは:保育園や幼稚園で、障がいのある子どもや集団生活において困りごとを抱えている子どもに対し、サポートができるよう通常の職員数に加えて保育士を配置すること。 全日療育園に通い始めて3カ月。すっかり慣れたころに幼稚園が再開し、週2日の並行通園がスタート。ゆーとぴあさんの予想通り、次男ははじめは泣いたものの、慣れてくると療育がない自由な幼稚園がよくて、療育園に行くと泣くという状況に。と言っても、幼稚園では療育園とやり方が違って混乱したり、ダラーッとしたりで、果たして並行通園が次男にとっていい選択だったのか悩むところでした。 そんなころ、幼稚園に新しく入った主任の先生は自ら療育園の見学に行き、さっそくロッカーに可視化方式を取り入れてくれたり、次男に対して加配の先生が入ってくれたりするように。幼稚園の方針が以前より療育に寄り添ってくれるように変化し、ゆーとぴあさんはとても助かっていたのですが、この後次男は幼稚園をやめることになるのでしたーー。 ◇◇◇ コロナ禍の影響もあって通園当初は並行通園ではなく全日となり、慣れてきたころに本来の並行通園に戻ることに。環境の変化に弱い次男にとってベストな選択だったのかと悩むゆーとぴあさんでしたが、幼稚園側も、療育に寄り添った対応を取り入れてくれていることにありがたい思いでいっぱいでした。現在の体制であれば、理想的な並行通園生活が送れるように思えたのですが、一体何があったのでしょうか? 次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年11月05日4番目の子を出産したあとも、仕事への早期復帰を目指していたが……私は毎日4人の子どもの育児に追われているママです。3番目の娘がまだ1歳半の頃の話ですが、元気に動き回る子で、当時4人目を妊娠していた私は、大きなお腹で追いかけ回るのがきつくなり始めていました。もう妊娠後期だったこともあり、動きづらいと知っている1番目の姉と2番目の姉が妹をずっと見てくれていたので、すごく助かっていたのです。生活のため・子どもたちのためにもしっかり稼いでいきたいと思っていたので、これまでは、子どもたちが生後2か月になると保育園に預けて仕事に専念してきました。なので、4番目の子も同じように2か月で保育園に預ける予定だったのですが、三女の1歳半健診で医師に言われたことにとても動揺しました。その言葉は……「それ、育児放棄じゃない?」と言われて動揺医師に色々質問され、挙句の果てに「上のお姉ちゃんが見てくれている?お母さん、それ育児放棄してません?それに、生後2か月から保育園に預けるなんてかわいそう!子ども嫌いなの?」なんて言われて、ショックを受けてしまいました……。まさか健診で、見知らぬ医師から「保育園に預けるのは悪いこと」なんて言われてるとは思っていませんでした。保育園の先生はすごくしっかり見てくれていて、子どもたちはすくすく成長していっています。仕事をしなければいけない理由だってあるのに……と悲しくなりました。保育園の先生の言葉に救われた。これからも感謝の気持ちを忘れない一応、最後に保健師さんから医師の態度についてお詫びを言われたのですが、気になって保育園の先生にも相談しました。すると、先生は「気にしなくていいです!私たちは子どもさんたちを見て、元気をもらっていますから!これからも、私たちを頼りにしてくださいね。お母さんが頑張っているの、子どもさん達も分かってくれてますから!」と……。人それぞれ違うんだ、私はこれでいいんだとそう思えました。医師の意見に少し不安になってしまった私でしたが、保育園の先生のあの言葉ですごく助けられ、「私は私なりに子どもたちを愛していこう」と今も心から思えるようになりました。あの時は本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月04日一般財団法人 明治安田健康開発財団 が運営する「明治安田新宿健診センター」では、2023年ピンクリボン月間において、10月31日まで、性別・年齢に関係なく健診受診者の皆さまに向け、「ピンクリボンキャンペーン2023」を実施しています。このキャンペーンはKNOWYOURLEMONSによる「#knowyourlemonsキャンペーン」に賛同するとともに、同団体の教材を使用して乳がん啓発活動を実施するものです。ピンクリボンデー、ピンクリボン月間とは毎年10月1日は、ピンクリボンデーとして、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を広くお伝えする日と定めるとともに、毎年10月は「ピンクリボン月間」として、乳がんに関する正しい知識の普及、乳がん検診の受診を通じた早期発見・早期治療の啓発を行う目的で、様々なキャンペーンが世界的に展開されています。日本でも啓発キャンペーンが多く行われ、世界各国でも、イルミネーションが行われるなど、ピンクリボン運動は、乳がん検診の啓発運動だけでなく、乳がんになった人を支えていく世界を目指して活動しています。これらの活動をふまえ、明治安田新宿健診センターにおいても、10月を「乳がんを意識する月(Brest Cancer Awareness Month)」として、10月31日まで、多くの方に乳がんについて関心と理解を深めていただく「ピンクリボンキャンペーン2023」を実施しております。■大切な事は定期的な乳がん検診と、あなたのレモンをよく知ることそして、あなたの大切な人のレモンを知りましょう。<ピンクリボンキャンペーン2023の概要>・施設内デジタルサイネージの活用等により、男女フロア関係なく、また、多言語により、より幅広い受診者へ乳がんを意識する月とし、乳がんに関する正しい知識の普及、乳がん検診の受診を通じた早期発見・早期治療の啓発を推進・フロア内を「乳がんを意識する月(Brest Cancer Awareness Month)」をイメージするピンクでデコレーション・趣旨に賛同する職員はピンクリボンバッチを装着するとともに、ピンクリボン月間中の朝礼で乳がんについてのラーニングを行うことで、職員の知識と意識の向上を企図・財団の社会貢献活動、ならびに明治安田生命グループの職員が全員参加するKizuna運動の地域貢献活動の一環として、NPO法人に寄付を実施乳がんは女性のがんの半数を占めるポピュラーな病気です。年齢別にみると、40歳代から増加しはじめ、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎え、最近では60歳、70歳代にも多くみられます。また、乳がんは男性にも発症することがあります。乳がんは、定期的に乳がん検診を受け早期発見することで、生存率は高くなりますので、罹患後にも人生を愉しむチャンスがたくさんあります。10月にご受診いただくお客さまには、本キャンペーンにより、性別、年齢等にかかわらず、乳がんについて関心と理解をよりいっそう深めていただければ幸いです。■「明治安田新宿健診センター」施設概要名称:明治安田新宿健診センター(センター長:三森 教雄)所在地:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 12階アクセス:地下道(ワンデーストリート)出口O-1隣接※天候を気にせずお越しいただけます・新宿駅(新都心出口6)より徒歩約3分(京王新線・新宿線・大江戸線)・新宿駅(南口)より徒歩約8分(JR・小田急線・京王線)・都庁前駅(A2出口)より徒歩約6分(大江戸線)<予約・お問合せ先>電話予約: 0570-03-5489(平日9:00~16:00/土日祝休診日を除く)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年10月30日一般財団法人 明治安田健康開発財団(理事長:今泉 宏久) が運営する「明治安田新宿健診センター」(センター長:三森 教雄、所在地:渋谷区代々木)では、2023年ピンクリボン月間において、10月31日まで、性別・年齢に関係なく健診受診者の皆さまに向け、「ピンクリボンキャンペーン2023」を実施しています。このキャンペーンはKNOWYOURLEMONS( )による「#knowyourlemonsキャンペーン」に賛同するとともに、同団体の教材を使用して乳がん啓発活動を実施するものです。■ピンクリボンデー、ピンクリボン月間とは毎年10月1日は、ピンクリボンデーとして、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を広くお伝えする日と定めるとともに、毎年10月は「ピンクリボン月間」として、乳がんに関する正しい知識の普及、乳がん検診の受診を通じた早期発見・早期治療の啓発を行う目的で、様々なキャンペーンが世界的に展開されています。日本でも啓発キャンペーンが多く行われ、世界各国でも、イルミネーションが行われるなど、ピンクリボン運動は、乳がん検診の啓発運動だけでなく、乳がんになった人を支えていく世界を目指して活動しています。これらの活動をふまえ、明治安田新宿健診センターにおいても、10月を「乳がんを意識する月(Brest Cancer Awareness Month)」として、10月31日まで、多くの方に乳がんについて関心と理解を深めていただく「ピンクリボンキャンペーン2023」を実施しております。乳がんは女性のがんの半数を占めるポピュラーな病気です。年齢別にみると、40歳代から増加しはじめ、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎え、最近では60歳、70歳代にも多くみられます。また、乳がんは男性にも発症することがあります。乳がんは、定期的に乳がん検診を受け早期発見することで、生存率は高くなりますので、罹患後にも人生を愉しむチャンスがたくさんあります。10月にご受診いただくお客さまには、本キャンペーンにより、性別、年齢等にかかわらず、乳がんについて関心と理解をよりいっそう深めていただければ幸いです。毎年10月は「ピンクリボン月間」KNOWYOURLEMONS(1)KNOWYOURLEMONS(2)KNOWYOURLEMONS(3)資料出所:KNOWYOURLEMONS ( )■大切な事は定期的な乳がん検診と、あなたのレモンをよく知ることそして、あなたの大切な人のレモンを知りましょう。<ピンクリボンキャンペーン2023の概要>・施設内デジタルサイネージの活用等により、男女フロア関係なく、また、多言語により、より幅広い受診者へ乳がんを意識する月とし、乳がんに関する正しい知識の普及、乳がん検診の受診を通じた早期発見・早期治療の啓発を推進・フロア内を「乳がんを意識する月(Brest Cancer Awareness Month)」をイメージするピンクでデコレーション・趣旨に賛同する職員はピンクリボンバッチを装着するとともに、ピンクリボン月間中の朝礼で乳がんについてのラーニングを行うことで、職員の知識と意識の向上を企図・財団の社会貢献活動、ならびに明治安田生命グループの職員が全員参加するKizuna運動の地域貢献活動の一環として、NPO法人に寄付を実施■「明治安田新宿健診センター」施設概要明治安田新宿健診センター名称 :明治安田新宿健診センター(センター長:三森 教雄)所在地 :東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 12階アクセス:地下道(ワンデーストリート)出口O-1隣接※天候を気にせずお越しいただけます・新宿駅(新都心出口6)より徒歩約3分(京王新線・新宿線・大江戸線)・新宿駅(南口)より徒歩約8分(JR・小田急線・京王線)・都庁前駅(A2出口)より徒歩約6分(大江戸線)アクセス<予約・お問合せ先>電話予約: 0570-03-5489(平日9:00~16:00/土日祝休診日を除く)WEB予約 : ■団体概要一般財団法人 明治安田健康開発財団は、明治安田新宿健診センターと健康増進支援センターを運営しております。明治安田新宿健診センターは、「安心と信頼のかかりつけ人間ドック」として、1975年の創業以来60万人を超える方が受診されている歴史と実績のある健診センターです。健康増進支援センターでは、専門職のノウハウを活かした健康増進支援プログラムの開発・提供・普及活動による健康づくりのサポートを行っています。名称 : 一般財団法人 明治安田健康開発財団代表者 : 理事長 今泉 宏久所在地 : 東京都渋谷区代々木3-22-7設立 : 2016年12月1日基本財産 : 300万円事業内容 : 健康増進を目的とする健康診断の実施公衆衛生の向上に資する調査研究及び知見の普及啓発一般の健康増進に資する調査及び研究を実施している団体への支援健康保持・増進を推進する団体への支援その他この法人の目的を達成するために必要な事業公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月25日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向がありました。幼稚園に通い出すと、次男の担任から医療センター行くよう告げられ、さらに長男も園から発達医療をすすめられ困惑。幼稚園の指導により、長男の就学のため小学校の支援級の見学や知能検査を受けますが、結果は普通級。長男の検査が終わるや次男の検査を急かされ、兄弟で診察を受けに児童発達センターへ。医師からの助言を受け、息子の育て方に悩んでいた心が少し救われます。長男はADHD、次男は多動という診断を幼稚園に伝えると、手柄と言わんばかりの園長の態度に、これまでの性急な指示は園長によるものと合点がいくのでした。新たな面談で次男の担任から園外療育の提案を受け、ちょうど療育を増やしたいと思っていたので願ってもない案だったのですがーー。幼稚園のお迎えで、ゆーとぴあさんは次男の担任から急きょ面談を打診されます。先生によると、療育の時間が短いけれど、次男にはじっくり療育の時間が取れる「並行通園」はどうかという提案でした。ゆーとぴあさんは急な方向転換に戸惑いを隠せません。 希望していなかった並行通園だけど、恩恵はいろいろあってーー 1週間の中で幼稚園と療育園の通う日を決めて両方の園に行く「並行通園」。最初の提案からは内容が大きく異なりますが、次男を思えばしっかりとした療育を受けられることは望むところ。見学をしたうえで、新年度から週の前半は療育園、後半は幼稚園に通うことにしました。 2020年4月、コロナ禍の中、長男は小学校に入学。年中の次男も療育が始まるため、入園式がありました。しかし、コロナ禍の影響で、長男の小学校は5月まで休校。幼稚園は自由登園だったものの、事実上の休園という状況に。幼稚園からは全日療育園に通うよう指導されますが、ゆーとぴあさんにとっては長男の面倒をみるだけで済むため、ありがたいことでした。 療育園ではおこなうことがすべて可視化され、園児の支援が手厚く、個別の部屋があり集中できたり、給食は個別に好き嫌いや量、切り方に至るまで把握されているという徹底ぶりに驚くゆーとぴあさん。すべてに配慮が行き届き、先生は常に忙しそうですが、やさしくてにこやかでした。次男も何をやるかがわかってくるようになり、このまま幼稚園を退園して療育園に切り替えてもいいと思うほどでしたが、6月になり自由登園に。コロナ休園が明けてまた幼稚園が再開するのですがーー。 ◇◇◇ 幼稚園と療育園の両方に通う並行通園を始めてすぐにコロナ禍に突入。予想外の全日療育園という事態になりますが、小学校は休校となり兄弟のうち長男のみ面倒をみればよいので、ゆーとぴあさんにとっては好都合でした。さらに療育園は園児が迷うことなく過ごせるよう支援や配慮が行き届いていることに感動します。次男も慣れてきているようでこのまま療育園に切り替えてもいいと思うほどですが、休園が明け、本来の並行通園へ。幼稚園が再開したときにスムーズに戻れるかを心配していたゆーとぴあさんでしたが、さてどうなるでしょうか?ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年10月21日主に、柵や網などで、対象の動物の捕獲を目的として設置する罠。ですが、罠を仕掛けたり、かかったりすることは、人生を過ごす中でも経験することは少数でしょう。しかし、田口ナツミ(@NatsuTagu)さんの次男は、長男が仕掛けた罠にかかってしまったのだそう。田口さんが目撃したのは、罠という言葉の物騒な響きを払拭するものでした。なんせ次男は、長男がフローリングに置いた、洗濯物カゴに自ら入っただけなのですから…!田口さんが『長男の罠』と表現しているため、洗濯物カゴの中に、次男が好きなおもちゃやお菓子が入っていたのかもしれません。真相は分かりませんが、次男が長男の策略にはまり、洗濯物カゴの中に入ったということは、揺るぎない事実でしょう!田口さんが次男の写真をエピソード付きでX(Twitter)に投稿。「これは笑った」「自ら罠にハマりにいくスタイル」「愛おしすぎ」などのコメントが集まりました。暗い部屋を先導したり、寝ている時に眩しくないようお面を被せたりと、次男を大切に思っている長男。「兄とくっついてる3歳児」暗い部屋を怖がる次男が、まさかの行動に…眠る次男に、長男が被せたものが…「急に見たらビックリする」「爆笑した」2人は仲がいいため、長男が罠を仕掛けたのは、洗濯物カゴの中でコロコロと転がる、次男の愛らしい姿が見たかっただけ…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年10月21日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向がありました。幼稚園に通い出すと、次男の担任の先生から発達医療センターへ行くよう告げられ、同時期に長男も幼稚園から発達医療をすすめられ困惑。長男の就学のため小学校の特別支援級の見学や知能検査を受けますが、普通級という結果に。悩んだ末に支援級も覚悟していただけに複雑な感情に。長男の検査が終わるとすぐに次男の検査を急かされ、兄弟で病院の診察を受けに児童発達センターへ。医師から的確な助言を受け、次男の育て方に悩んでいた心が少し救われます。後日、長男はADHD、次男は多動という診断結果を幼稚園に伝えると、自分の手柄と言わんばかりの園長の様子に、これまでの幼稚園からの性急な指示は園長によるものと腑に落ちると同時にモヤモヤも抱えるのでした。医師の診断報告の面談後、また面談を組まれて幼稚園に出向いたゆーとぴあさん。次男の担任から療育状況を尋ねられ、病院のリハビリのみと答えると、担任はもう少し療育を増やしたほうがいいと思っており、近くの療育園で午後の療育があるので利用しないかとすすめてくれました。ちょうど療育を増やしたいと思っていたところだったゆーとぴあさんはその提案を喜びますが、面談後担任の先生は園長から叱責を受けます。どうやら園長の意図は違ったようでーー。 また面談? え、前回の提案と全然違う… 息子のお迎えに行くと、次男の担任からまたしても面談をしたいと言われたゆーとぴあさん。この前の面談で訂正したいことがあると告げられます。そこで、午後だけの療育だと短時間になってしまうので、次男には長時間しっかりした療育が受けられる療育園と幼稚園の並行通園はどうかと提案されるのでした。 並行通園という聞き慣れない言葉を思わずつぶやくゆーとぴあさんに担任は、1週間の中で幼稚園と療育園の通う日を決めて両方の園に行くことだと説明します。最初の、幼稚園が終わった午後に療育園に行くという提案からの急な方向転換に戸惑いを隠せないゆーとぴあさんは、担任の背後で操作しているであろう園長からの指示を感じずにはいられませんでした。 ◇◇◇ 前回の提案を撤回し、並行通園というあまり聞き慣れない通園方法を提案してきた幼稚園。次男の療育について、いろいろな提案をしてくれるのはうれしいことですが、それであれば最初に2つの方法をいっしょに紹介して、どちらにするかの検討時間も欲しかったですよね。ゆーとぴあさんはどちらを選ぶのでしょうか?次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年10月20日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向がありました。次男は保育センターの親子教室などに自主的に参加して幼稚園に備え、入園当初こそ不安があったものの、すぐに幼稚園に慣れてひと安心。しかし、次男の担任の先生から発達医療センターに行くように告げられ、長男もほぼ同時期に発達医療をすすめられて困惑します。通っている幼稚園のママ友に相談すると、園長は支援級をすぐにすすめることで有名と知りました。長男の就学のため小学校の特別支援級を見学し、知能検査を受けた結果、普通級という結果に。支援級の覚悟も持っていたゆーとぴあさんは複雑な感情に。長男の検査が終わったと思ったらすぐに次男の検査のため、兄弟で病院の診察をすすめられ児童発達センターへ。医師の冷静で的確な言葉に驚き、次男の育て方に悩んでいた心が少し救われたのでした。児童発達センターの診察を受けて、幼稚園へ報告の面談に出向いたゆーとぴあさん。園長に診断を聞かれ、長男がADHD、次男が多動と答えると「やっぱり思った通り!」と、さも自分の手柄のように誇らしげ。その様子をみて、長男と次男の病院の検査や見学などの指示は担任ではなく園長によるものだったと気づくのでした。園長は発達障害について勉強しており、園の図書室に私物の関連書籍を入れるなどの積極的な面がある一方で、親の気持ちに寄り添ってはくれずーー。 次男の療育を増やしたいと思っていたのでうれしい提案! ※OT(作業療法):手の運動や細かな動作が苦手な子どもに対して、手指の動かし方など日常的に必要な動作ができるよう練習、作業活動を通した支援をおこなう。 ※ST(言語療法):言語療法士により、「食べる」「聞く」「話す」支援をおこなう。会話やコミュニケーション方法、聞こえなどの練習のほか、摂食や嚥下の訓練などもおこなう。 幼稚園の職員室にて。園長が次男の担任にゆーとぴあさんへの新たな面談を促し、日程が組まれました。 ゆーとぴあさんは最近面談が多いと思いつつ、今度は何の話だろうと臨むと、担任の先生が次男の療育でのリハビリ状況について尋ねてきました。現在は病院でのリハビリのみと答えると、担任はもっと療育を増やしたほうがいいと言い、近くの療育園で幼稚園児対象の午後の療育が始まるので利用しないかと提案してくれました。 療育を増やしたいと思っていたゆーとぴあさんは、幼稚園のあとに行けるという好条件に、ぜひやってみたいと答えます。担任もゆーとぴあさんが幼稚園の提案を受け入れてくれてひと安心しているところへ、園長が面談後の様子を確認。担任が先ほどの内容を伝えたところーー。 「は? 私の言ったことと違うじゃない! そっちの案じゃないわよ!」すごい剣幕で担任を叱責。担任の伝言はどうやら園長の考えていたものとは違っていたようで、再度面談をして訂正するように指示をするのでした。一体何が違ったのでしょうか? ◇◇◇ 現在、次男の療育は病院のリハビリのみだったので、療育を増やしたいと思っていたゆーとぴあさんにとって、幼稚園が終わってから行ける療育は願ってもない提案でした。しかし、その提案は園長が考えていたものとは違っていたようです。園長の発達障害についての勉強熱心なところはいいのですが、ゆーとぴあさんの気持ちに沿ったものであることを願いたいですね。次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年10月19日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向がありました。次男は保育センターの親子教室などに自主的に参加して幼稚園に備え、入園当初こそ不安があったものの、すぐに幼稚園に慣れてひと安心。しかし、次男の担任の先生から発達医療センターに行くように告げられ、長男もほぼ同時期に発達医療をすすめられて困惑します。ママ友から通っている幼稚園の園長は支援級をすぐにすすめることで有名と聞かされたゆーとぴあさん。長男の就学のため小学校の特別支援級を見学し、知能検査を受けた結果、普通級という結果に。支援級の覚悟も持っていたゆーとぴあさんは複雑な感情に。長男の検査が終わったと思ったらすぐに次男の検査のため兄弟で病院の診察をすすめられ、2人を連れて児童発達センターへ向かいました。診察を受けて医師にすぐに兄弟それぞれの性質とその対応方法についての助言をもらい、驚くゆーとぴあさん。発達障害は6割は遺伝だと話し、長男と母親(ゆーとぴあさん)はADHDで薬の服用で楽になるだろうとのこと。次男と父親は多動の可能性があり、多動は一定の年齢を過ぎると収まるので大丈夫と言ってくれました。自分は多動でないことから次男の育て方に行き詰まっていましたが、「多動の子は将来働き者」というこの言葉に力をもらったのでした。 「だから言ったじゃないですか」え、そこって大事? ※adhd→ADHD(一般的には大文字で表記されます) 児童発達センターでの診察が終わるとすぐに実施された幼稚園での面談。長男がADHD、次男が多動性障害と診断を受けたことを報告し、ゆーとぴあさんが多動の子は将来働き者になるとの言葉に救われたことも伝えます。しかし、園長は話を最後まで聞くことなく、やっぱり自分の言った通りだと得意げに担任の先生に話していました。 「だから言ったじゃないですかー」病院からの診断結果を受けて、さも自分の手柄のように話している園長を見て違和感を覚えますが、一方で長男と次男それぞれの担任からの報告、病院や検査報告を急かしてくることにずっと疑問がありました。その急ぐ理由が園長からの指示だったことに合点がいきました。 ある日、幼稚園の図書ルームにてPTAの仕事である本の整理をしていたゆーとぴあさん。これまで見かけたことのない本を見つけます。それは園児向けではなく、保護者が読むための発達障害の本でした。そこへ園長がやってきて、その本を入れたのは自分であることと、本が私物であることを話してきました。 さらに園長は自身が発達障害について勉強していることや、発達障害の子が最近増えていること、研究や考え方も変わっていることを話した上で、ひと言、「ゆーとぴあさんも読んでくださいね」はいと答えましたが、言われなくともずっと前から発達障害の本や情報を探し続けているゆーとぴあさんは、またもモヤモヤを抱えるのでした。 ◇◇◇ 病院の診察報告のための面談に幼稚園へ出向いたゆーとぴあさんでしたが、園長は兄弟の診断結果が自分の見たてと合っていることを手柄のように話すことに違和感を覚えます。幼稚園が早めに気づいて専門機関への受診をするように指導をおこなうことも大事ですが、もっと大事なのは医師の助言に救われたように、ゆーとぴあさんの気持ちに寄り添ってあげることではないでしょうか。ママの不安な気持ちにも耳を傾けてほしかったですよね。次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年10月18日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受け、次男は多動傾向がありました。次男は保育センターの親子教室などに自主的に参加して幼稚園に備え、入園当初こそ不安があったものの、すぐに幼稚園に慣れてひと安心。しかし、次男の担任の先生から発達医療センターに行くように告げられ、長男もほぼ同時期に発達医療をすすめられて困惑します。ママ友から通っている幼稚園の園長は支援級をすぐにすすめることで有名と聞かされたゆーとぴあさん。長男の就学のため小学校の特別支援級を見学し、ウィスク検査(IQテスト)を受けた結果、普通級という結果に。支援級の覚悟も持っていたゆーとぴあさんは複雑な感情に。長男の検査が終わったと思ったらすぐに次男の検査のため、兄弟で病院の診察予約をすすめられました。兄弟2人を連れて児童発達センターへやってきたゆーとぴあさん。診察室に入ると次男はじっとしてられず自由に動きまわり、長男はルールを守らなくても次男が許されることにイライラしています。それを見ていた医師は、2人の対応について的確な助言をゆーとぴあさんにかけてくれました。また、長男に注意不足の傾向があり自分自身もそうであると伝えると、発達障害は遺伝であることが多いと言い、2人ともADHDの可能性があり薬を飲むことですっきりすると教えてくれます。そしてなんと医師自身もADHDだと明かしてくれました。 まさか夫のことを聞かれるとは思わなかったーー 次に次男の様子を尋ねられたゆーとぴあさん。多動がひどいこと、家にいても出ていってしまうため目が離せないこと、自分が多動でないことから次男の気持ちがわからず、育て方に困っていると暗い表情で答えます。 「旦那さんはどんな感じですか?」夫のことを聞かれたのが予想外だったのか、一瞬間を置いてから口うるさいけれど働き者で家事も手伝ってくれ仕事もテキパキこなし、片づけるのが苦手なゆーとぴあさんは助かっていると答えました。 すると医師はなるほどと相づちを打ち、多分夫は多動で次男は夫に似たのだと言い、多動は一定の年齢を過ぎるとだんだんと収まるので大丈夫と教えてくれました。「多動の人は働き者なんです。だから次男くんも将来働き者になって、お母さんを助けてくれると思いますよ」 その言葉にこれまでの苦悩やつらい思い、そして報われた思いが重なり合って涙があふれます。「多動の子は働き者」この言葉がゆーとぴあさんの心の支えとなったのでした。 ◇◇◇ 同じ兄弟の発達障害でも、長男はゆーとぴあさんの性質を受け継いでいるため、子どもの気持ちにも寄り添いやすい面がありましたが、次男の多動については理解が追いつかないと告げました。その次男は家事や片付けが得意な夫の性質を受け継いでいる可能性があり、多動は一定の年齢を過ぎれば収まってくると言う医師。多動の次男は働き者となって将来お母さんを助けてくれるとの言葉に、他人はもちろん家族にも本音を吐き出せなかったゆーとぴあさんの心のこわばりが少し緩みました。これでまた歩み出せるといいですよね。次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年10月17日2人兄弟を育てるゆーとぴあさん。2歳児健診で長男は言葉が遅いと発達相談を受けます。次男は言葉の遅さに加えて多動傾向があるものの、健診では問題なしとの診断に納得がいかず、保育センターの親子教室などに自主的に参加して幼稚園に備えました。入園当初こそ不安要素がいっぱいの次男でしたがすぐに幼稚園に慣れ、ひと安心。しかし、担任の先生から問題行動の報告があり、発達医療センターに行くように言われ、長男もほぼ同時期に発達医療をすすめられて、就学のため小学校の特別支援級を見学。次に受けるウィスク検査(IQテスト)でほぼ決まるという長男の就学先は、普通級という結果に。すると園長は不服な様子で次は次男の検査をすすめてきてーー。病院から兄弟2人の診察予約が取れたという連絡が入り、次男の担任の先生に報告すると安心した様子。さらに診察結果はすぐに連絡するように伝えられました。予約も診察結果も頻繁に状況確認をしてくる幼稚園。何をそんなに急いでいるのでしょうか? 医師「僕もADHDなので」ーーえ、そうなんですか? ※adhd→ADHD(一般的には大文字で表記されます)※親がADHDの場合、その子どももADHDである可能性は非ADHDの親の場合と比べると5~10倍高いと言われています。親がADHDの場合、50~80%(平均70%)の確率で遺伝するという研究結果もありますが、ADHDは遺伝要因だけで発症するわけではなく、環境要因も組み合わさるとされています。 病院(児童発達センター)を予約してから半年、診察日に兄弟2人を連れて行ったゆーとぴあさん。1時間以上の待ち時間を経てようやく診察室へ。 じっとすることが苦手な次男はすぐに部屋から出てしまうので、スマホを見せようとすると、弟ばっかりズルいと長男。次男はそういう子だから仕方ないと言い聞かせますが、いつもガマンしている長男は納得いきません。結局、次男はプレイルームで待機。 その様子を見ていた医師が、長男は自分はルールを守るのに弟は許されることに矛盾を感じており、それが長男のかんしゃくの一因になる可能性もあるため、ルールは守ったほうがいいと言われます。 ほんの数分で兄弟の状況を見抜く医師に感動するゆーとぴあさん。他に何か困っていることはないかと聞かれ、忘れ物や落とし物など注意不足の傾向があり、自分自身がそうであるため、長男は遺伝かもしれないと思っていると伝えました。 「長男くんは多分ADHDで、ママもそうなんじゃないかなと思います」発達障害の6割は遺伝だと言われていると伝えられ、なんと医師自身もADHDだと聞きゆーとぴあさんは驚くのでした。 ◇◇◇ 幼稚園のすすめにより児童発達センターの診察を受けにきたゆーとぴあさん。兄弟2人を連れてくるのは大変でしたが、医師による兄弟それぞれの特性を見抜いた適切な言葉に感動します。これまで相談しづらかった悩みについて、この先生ならじっくりと耳を傾けてくれそうなので、いろいろ話せるといいですよね。 小児科専門医の松井先生によると、「多動傾向、注意欠陥等の症状は小児科外来でもよく見かけます。ご両親も似たような性格だと感じたり、ご自身もADHDだとおっしゃる方もいらっしゃいます。医師の中にもADHDの人がいて、そういう人は新しいことに積極的に取り組まれており、それはADHDの良い面でもあります。主人公のお子さんも大変なこともありますが、良い面もあることをみてあげることが大切です。周囲の人が困ってしまったり、本人もつらい思いをするのであれば、服薬するのもひとつの手段。それで楽になれば自己評価も高くなり、周りの方も安心するでしょう」とのこと。薬などの使用も選択肢に入れて、ゆーとぴあさん親子が少しでも楽になるといいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。次の話ゆーとぴあさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年10月16日