Facebook Japanは1月14日、米Facebookから最高製品責任者であるクリス・コックス氏を招き、2016年の製品の展望と新商品発表を行った。クリス・コックス氏は、Facebookの製品、デザインおよびマーケティングをグローバルで統括する最高製品責任者。同氏は、2005年にソフトウェアのエンジニアとしてFacebookに入社し、ニュースフィードを含む初期のFacebookの重要な機能を築き上げてきたという。同氏は冒頭、「Facebook、インスタグラム、メッセンジャーのどの製品においてもモバイル時代だ。日本は未来を考えるにあたって最適な市場で、日本文化に触れることで、物事をどのように見ていけばいいのかや注意深さを見つけられた気がする。Facebookは10年前から、毎年バリアを壊して、大学生以外の高校生や一般の人に提供したり、英語以外のさまざまな言語に対応するなど、これまでFacebookを使ってこなかったグループにもアプローチしてきた」と述べた上で、次の10億人のユーザーを獲得する上でのポイントとして、モバイルへのシフト、デバイスの進化、ネットワークの進化の3つを挙げた。なお、同社ではデバイスについて、新たに追加したコードが昔の仕様のデバイスで不具合が起こるかもしれないため、デバイスごとの違いをテストをし、古いデバイスに接続したらどうなるかという研究をしているという。また、同社の役割について、「ユーザーはFacebookに1日平均15回訪れているが、我々はその時間を有益なものにする責任を感じている。また、友達だけでなく、共通の関心やニーズがある人たちをつなげる役割がある。ネットで検索するよりもFacebookでをつながるほうが、互いにサポートしあうことができ、人を幸せにできる、Facebookのグループ機能で新しい未来を築いていけると思っている」と語った。この日発表された新機能は、「インスタント記事(Instant Articles)(以降インスタント記事)」の日本導入と、新たな「いいね!」ボタンの追加。インスタント記事は2015年5月に9社の海外媒体社パートナーと米国で提供開始し、2015年12月には韓国、インド、台湾などアジアの50以上の媒体社との提携を発表した。今回は、国内メディアの朝日新聞社、産経デジタル、東洋経済新報社、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞東京本社と新たに提携し、テスト導入を本格的に開始する。なお、正式リリースについて、Facebook Japan 代表取締役 長谷川晋氏は、今後準備が出来次第発表するとした。Instant Articlesについてクリス・コックス氏は、「3年前TED Talksを見たが、そのとき、指を介してスクリーンではじめて触れる子供のような体験が提供できたらいいと考えた。そうして作ったのがInstant Articlesだ。これは、媒体社向けのものだが、一般ユーザーも体験できる。これを使って、自分の体験をコラージュしてほしい」と述べ、GoogleのAMPとの違いについては、「スピードだ」とした。「いいね!」ボタンの拡張では、新機能「リアクション」が追加された。これは絵文字に近いもので、いいね!ボタンを長押ししてスライドさせると選択できる。この機能は日本が6番目の導入となり、クリス・コックス氏は「これにより、いいね!以上により幅広い感情を表現できる。これは日本から学んだ機能で、日本の文化にしっくりくるものだ。今後は、日本の人がこの機能をどう使っていくか観察し、製品に反映させていきたい」と述べた。また長谷川氏も「日本ならでは使い方、ニーズにより、それが反映され機能として出てくるとうれしい」と語った。
2016年01月14日Facebookは14日、ユーザーが「いいね!(Like)」以外の感情を表現できるようにする機能「Reactions(リアクション)」を日本国内で提供すると発表した。従来の「いいね!」に加えて「超いいね!」「うけるね」「すごいね」「悲しいね」「ひどいね」の5種類が感情を示すボタンとして新たに追加された。Facebookは、2015年9月に同社CEOのMark Zuckerberg氏が、「いいね!(Like)」以外の多様な感情を共有する機能を検討していると表明。2015年10月に、アイルランドやスペインなど一部の地域で「Reactions」という名称で同機能のテストを実施していた。「リアクション」を利用するには、モバイルデバイスでは「いいね!」ボタンを長押し、PC版では「いいね!」ボタンにマウスオーバーすることで、「いいね!」以外のボタンを選択することができる。ちなみにFacebookには「関西弁」の言語設定があるが、その場合は「めっちゃええやん!」「笑たわ」「すごいやん」「悲しいわ」「そら怒るわ」となる。
2016年01月14日今はあまり聞かなくなりましたが、以前は「セルフブランディング」という言葉が、あちこちで言われていました。ごく簡単に言ってしまうと、ブランドとは「連想の産物」。意識していなくても、SNSなどの投稿を見て、人はその人の背景を勝手に想像し、「その人の像」を勝手にイメージします。この女性はこんな人なんだ…。ああ、好きにならなくてよかった…。たとえば男性は女性のFacebookを見て、こんなことを思ったりしているということです。今回は、意外と男性ウケの悪いFacebookの使い方に迫ります。さっそくご紹介しましょう!1.飲食店のおいしそうな料理の写真「Facebookのタイムラインに流れてくる、飲食店のおいしそうな料理の写真を見るのは好きです。でも、あれって、料理が運ばれてきたら“ちょっと待って! 写真撮るから。まだ食べないで! ”なんてことを現場でやっているわけですよね? ぼくはそういう女性とは付き合えないなと思います」(33歳・シェフ)男性って「おいしいものを」「温かいうちに」さっと食べて「おいしいね」と言う、シンプルな生き物だったりします。だから男女比で言えば、おいしそうな料理の写真をUPしているのは、圧倒的に女性に多いように思います。どんな「Facebook友達」がいるのかによって、タイムラインの「印象」が変わってくるので、いちがいには言えないかもしれませんが。2.高級ホテルの写真「高級ホテルの写真をUPしている女子に、あまりいい印象は抱きません。金持ちの男がいていいなあと思うだけです」(35歳・商社)自腹で高級ホテルに泊まっているのかもしれないのに!でもまぁ「自慢」と誤解されるような写真は、男性の嫉妬心を買うこともある、という一般的な解釈は可能かもしれません。3.ひとりごと「疲れたとか、病んでいるとか、そういうひとりごとを書いている女子のFacebookが好きな男はいないでしょう」(36歳・広告)俗に言う「かまってちゃん」だと思われているのでしょう。もっとも、好きな女性が「かまってちゃん」であれば、いくらでもかまってあげたいと思う男性だっているはずですが。4.スッピン自慢「男子は女子のスッピンが好きとは、誰が言い出したのでしょうか? ぼくは“スッピン風”のお顔は好きですが、スッピンは見たくないです」(34歳・デザイナー)スッピンの美醜がうんぬんと言うよりも、「見てはいけないもの」が女性のスッピンではないか? あるいは彼氏しか「見てはいけないもの」ではないか? この男性は、こういう見解をお持ちだとのことです。いかがでしたか?女性のみなさんは、なにも「男ウケ」を狙うためだけに、Facebookを活用しているわけではないと思います。でももし、あなたが自分のアピールとしてもFacebookを活用しているのであれば、ご紹介した4つのことを意識してみてはいかがでしょうか?「今日も明日もあさっても、あの有名ブランドの高級レストランで食事をしようぜ!」と、男どうしで言い合う人が少ないように、男性ってブランド化されたものが、じつは苦手だったりもするのです。つまり、自己のブランド化を狙って、Facebookを使うよりも、情に厚い「人間臭さ」を連想させる投稿をしたほうが、「男ウケ」は、まだいいと言えるのかもしれません。
2016年01月14日「今度、ごはんでも」「また会いたいね」という言葉をうのみにする大人もいれば、社交辞令だからごはんに誘わなくてもOKと、クールに構える大人もいますよね。最近では、「Facebookの投稿、読んでるよ!」というのも、どうやら社交辞令であるようです。今回は、じつはさっぱり読まれていない女性のFacebookの投稿に迫ります。さっそくご紹介しましょう!■1. 長文「長文の投稿は読まないです。読んでもいいなと一瞬思うのですが、忙しいからか、読まないです」(35歳・商社)個人の投稿に限らず、どんなウェブ媒体も、文字で真っ黒にならないように気を付けている時代です。長文を書くのが好きな女性は、読ませ方を工夫してみてはいかがでしょうか。■2. 彼氏が映っている写真「彼氏と一緒にピースしている写真がタイムラインに流れてきたら、まず読まないです。彼女がいないぼくのヒガミですが……」(34歳・広告)これは逆に「この女性はこんな男性と交際しているんだ!」と思って、興味津々でその投稿を読む男性もいるでしょう。一般的に言えば、彼女がいない男性はコンプレックスを抱えているもの。あまり刺激しないほうが無難かも。■3. 宣伝「Facebookで自社の宣伝はNG! とは思いませんが、宣伝の投稿ってどうも食指が進まないです。一応、取引先の前では“Facebookの投稿、読んでいますよ”とは言いますが」(35歳・食品)宣伝の投稿は、読ませ方がむずかしいですよね。■4. 「今日も出会いに感謝」などの自己陶酔型美文+集合写真「パーティなんかの写真に“今日も出会いに感謝”などの自己陶酔型美文を添えている投稿が、たまにタイムラインに流れてきますが、あんなのはスルーしています。“今日も出会いに感謝”という短文を見たら“そうですね”としか思わないからです」(36歳・建設)美文や格言は読まれやすい、「いいね」をもらいやすいというのは、誰が言ったのか今となっては定かではありません。ちょっとした「(数字を得る)投稿のセオリー」のようになっていますが、もうそういう時代でもないということでしょうか。いかがでしたか?Facebookは、誰もが自由に好きなように使えばいいものですから、あれがダメ、これがダメと言うつもりはありません。しかし、一度「この人の投稿は読まなくてもいいや」と思われたら、それを覆すのは至難の業。ではどうすればいいのか?文章や写真には、その人の人柄が如実に出る…この真実を考え抜くしかないでしょう。あなたらしい自然体の投稿で、周りの人を楽しませてください!
2016年01月09日Facebookは1月8日、Messengerの2016年の展望を発表した。これは、同社でメッセージ部門を担当する副社長のデイビッド・マーカス氏が公式Webサイトのお知らせ欄にて投稿したものとなる。本稿では、その内容について紹介しよう。新しい年の最初の一週間は、過ぎた年を振り返り、これからの1年を考えるのによい時期です。Messengerチームのミッションは、世界中のすべての人々や企業にとってMessengerが最高のコミュニケーションの場となることです。その第一歩として、2015年末にMessengerの毎月の月間利用者数が8億を超えました。よい数字ではありますが、まだまだこれから大きな伸びしろがあり、Messengerはまだ始まったばかりの段階だと考えています。2015年はMessengerの取り組みによって人々のコミュニケーションが大きく変化した年でした。なかでも高速なMessengerを開発し、ビデオ通話を開始したほか、色、ニックネーム、絵文字を使って会話をカスタマイズできるオプションを導入。Businesses on Messengerでは、顧客一人一人にカスタマイズされた楽しい経験を提供し、企業が顧客とのエンゲージメントを深めるための新しいツールを提供しました。会話中から直接友人にお金を送ったり、受け取ったりできるようになり、アプリのためのMessengerプラットフォームをローンチし、位置情報の共有を選択できる方法をアップデートしました。Facebookの友達でない相手との新規の会話の上部には相手の情報を表示する欄を追加しました。メッセージリクエスト機能を導入し、誰とでもメッセージをやりとりできる基盤を築きました。また、Photo Magicという新機能では、とても簡単に友達と写真が共有できるようになりました。さらに私たちは仮想のデジタルアシスタントMの試験を開始し、2015年の締めくくりにはUberと共にTransportationプラットフォームを開始しました。なんと忙しい1年だったでしょう! 何億もの人々が毎日の生活において、人、企業、サービスとのやりとりをより一層シームレスに行うことができるようサポートしたいという気持ちから、すべてこのような機能が生まれました。ここで少しMessengerの2016年のテーマについてお話したいと思います。電話番号がなくなる想像してみてください。フィーチャーフォンの時代からショートメッセージなどで短い文章をやりとりするということが主流になりました。現在では、フィーチャーフォンのころよりさらに、多くのことができるようになりました。単に電話をかけることから、テキストの簡単なメッセージを送り、ついにはポケットにコンピューターを持つ時代になりました。フリップ式の携帯電話がなくなりつつあるように、古いコミュニケーションスタイルも消えつつあります。Messengerではショートメッセージを普及させたさまざまな要素に加え、さらに多くの機能を提供します。テキストだけでなく、スタンプ、写真、動画、音声クリップ、GIFアニメ、位置情報、さらにはお金を送ることもできます。電話番号を知らなくても、ビデオ通話や音声通話を楽しむことができます。FacebookのアカウントがなくてもMessengerを使うことができ、さらにプラットフォームサービスである特性から、デスクトップPC、タブレット端末、あるいは携帯電話のどこからでも会話を継続することができます。スレッドによるサービス管理人々の交流において、既成概念が大きく変わりつつあります。私たちがMessengerで考えているのは、企業からものを買ったり、配車サービスを依頼したり、航空チケットを購入したり、お客様相談室に問い合わせる際に、とてもスムーズかつ自然な方法でやりとりができるようサポートしたいということです。以前の会話のやりとりや属性が、履歴を見るだけで一度にすべて確認できるようになれば、今後使うこともないアプリをダウンロードして、アプリからアプリへ移動する必要もなく、はるかに簡単です。2015年前半にブランド様と一緒にテストをおこないましたが、Messengerのスレッドの中で顧客との交流が増えていくことが分かりました。今後も利用者の皆様が企業とのやりとりを簡単に、また企業やサービスが利用者と適切なコミュニケーションを持てるようさらに努めていきます。人はみな「ソーシャル」な存在私達は身近な人と頻繁に何かを共有したり、会話や議論を楽しんだり、連絡を取ることが大好きです。寮の仲間、会社の同僚、お母さんなど、話しかける相手が誰でも、Messengerは会話をパーソナライズするのに役立つたくさんのツールがあり、利用者が自分のやり方でコミュニケーションができるスペースを構築できるような方法を目指しています。一対一のメッセージだけが選択肢ではありません。Messengerのグループは、友達、家族、同僚、その他の仲間と計画を立てる際の調整や、あるいは全員が一緒にいられなくても内容を見逃すことないよう共有できる最高の方法です。これからのイノベーション今後も新しいことに挑戦し続けるMessengerにご期待ください。人間によって訓練されたAIを搭載する仮想デジタルアシスタントのMのテストも順調に進んでいます。現在はまだまだ初期の段階ですが、AI機能が進めば、レストランの予約、花束を贈ったり、計画を立てたりといった日常の簡単なタスクをこなすのが、これまでよりはるかに便利になります。今年はMessengerからさらなるイノベーションが生まれることでしょう。Messengerはすべてみんなの喜びのため私たちは、人々の真の問題を解決する製品を作ることが非常に重要だと考えています。私たちのご提供する体験のすべてが利用する皆様にとって役に立ち、満足でき、さらに生活を円滑にするだけでなく、皆様にとって一番大事な人々が笑顔になるよう手助けしたいと考えています。2016年もチーム一同で頑張っていきたいと思っています。今後のMesssengerのさらなる展開をご期待ください。なお、2015年に弊誌にて掲載したFacebook社に関する記事は下記の通り(一部抜粋)。ニュース・Facebookページを管理する新機能発表 - 企業と顧客のやり取りを促進・Facebookにスライドショー型広告、画像選択で簡単制作機能も・Facebook、日本でもモバイルECの新機能をテストへ・Facebookが検索を強化、2兆を超える公開ポスト全体からの検索が可能に・Facebook、リード獲得広告の正式版を国内でスタート・Facebook、「Instant Articles」の提供を全てのiPhone版ユーザーに拡大・友達が近くにいたら通知、Facebookが「近くにいる友達」機能を公開・Facebook、「リアクション」をテスト -「いいね!」ボタンに6つの感情を追加・Facebookの"プロフィール"がリニューアル、モバイルに最適化へ・Facebookがモバイル端末向けに4つの新たな広告機能・Instagramが広告メニューの本格展開をスタート、Fb同様のカルーセル広告もレポート/インタビュー・中小企業でも海外展開できるプラットフォームへ - Facebookがサポート強化・Instagramが"正方形縛り"をやめた理由・Facebookの新ボタンは「dislike」じゃない"別物"連載 : Facebookで差をつけろ! 成功例に学ぶマーケティングの極意【6】テレビ広告との相乗効果でユーザー数を伸ばしたメルカリの場合【5】"インバウンド"の情報発信で60万人のファンを獲得、クラブツーリズムの場合【4】B2BとB2C、性格の違うどちらでも結果を残す「クービック」の場合【3】モバイルファーストは動画でも - アウディジャパンが目指す未来は【2】「I’ll be back」 - 動画広告の活用で再び劇場へ、パラマウントの取り組み【1】"マジ価値マーケティング"を推進するクラウド会計ソフト「freee」の場合
2016年01月08日パナソニックは1月6日、光ディスクを用いたデータアーカイブシステム「freeze-ray」をFacebookと連携して開発したと発表した。新システムは、光ディスクシステムの特性である長寿命性、不変性、ドライブの後方互換性、低消費電力、環境変化への耐性などにより、データ完全性の保護とデータセンターのコスト削減を同時に実現する最適なコールドストレージを提供することが可能。今後、両社は新データアーカイブシステムが拡大することにより、データセンター業界に経済的なメリットをもたらすことができると考えている。この連携において、パナソニックは主に高密度光学技術、主要装置(光ディスク、ドライブ、関連ロボット)、そしてデータセンターでのシステム制御を容易にするライブラリーソフトの開発で貢献している。一方、Facebookは、データセンターのストレージシステムの設計、配備、管理、整備に関する比類のない専門知識の提供という形で新データアーカイブシステムの開発に協力。また、技術面や実際のデータセンターからの広範なフィードバック情報も開発の各段階で提供している。両社は2世代でfreeze-rayソリューションを検討。現在、Facebookは同社のデータセンターに第1世代となる100GBのBlu-rayディスクによるアーカイブシステムを配備ししており、2016年後半には第2世代の300GBディスクによるアーカイブシステムを配備する予定だ。両社は今後、エンドユーザーにとっての利益をさらに高めると同時に、データ産業業界にとっても今以上の便益をもたらす数ペタバイトのコールドストレージアーカイブシステムを実現するために、500GBあるいは1テラバイトというさらに高密度のアーカイブディスクを使用した次世代システムの研究および開発に向け、協力関係を継続していく方針だ。
2016年01月06日Facebookは12月9日、セキュリティチェックアップ機能をAndroidアプリでも利用できるようになったと発表した。デスクトップ向けに7月より提供している「セキュリティチェックアップ」ツールは、しばらくFacebookをにアクセスしていないブラウザや端末からFacebookをログアウトしたり、もし第三者が未知のパソコンや携帯からアカウントにアクセスした時に通知を受け取れるログインアラート機能をオンにしたり、パスワードを保護するための設定を簡単にできる。デスクトップ向けの提供では、「利用中のFacebookアカウントの安全性を簡単に高めることができる」と世界中で好評価を得られたことから、Androidアプリでも提供することになったという。Facebook利用者は、ネットのセキュリティに関するニュースに日々触れているため、「Facebookアカウントの安全性を高めるためにどのような設定が提供されているか、分かりやすく説明することが重要である」と考え、機能の開発にいたったという。セキュリティチェックアップ機能は、Android版Facebookアプリの「ヘルプセンター」か、デスクトップから専用ページへアクセスすることで利用できる。
2015年12月10日Facebookは12月9日、企業などFacebookページの所有者があらゆるデバイスからコミュニケーションを管理できる新機能を発表した。同機能はすべて、同日より全世界でローンチされ、数カ月以内に全Facebookページで利用可能となる。このたび同社が発表した新機能は、12月よりすべてのFacebookページにおいて、メッセージへの平均応答時間を設定できるようになるもの。ページ管理者は「数分以内」「1時間以内」「数時間以内」「1日以内」のいずれかの応答時間を選択し表示できる。通常、ページごとに自動で算出されたページの平均応答時間がデフォルト表示されるが、ページ管理者は今後、このページ上に公開される応答時間をコントロールできるようになる。たとえば、あるページが通常はメッセージに対して1時間以内に応答していても、公開上の応答時間は「1日以内」に設定することで、顧客の期待レベルを調整することが可能となる。さらに、利用者が企業にメッセージを送信した場合に、メッセンジャーのスレッドにも、Facebookページの応答時間が表示されるため、利用者は企業からの応答が期待できる時間を把握できる。また、Facebookページ上に表示される「退席中」という新しいメッセージングステータスが追加され、利用者にはそのFacebookページが応答できないことが分かるようになった。この新機能を有効にしている間にFacebookページに送信されたメッセージは、ページの応答率には考慮されない。加えて、Facebookページ管理者は「退席中メッセージ」と「即時回答」の設定も可能に。「退席中メッセージ」とは、Facebookページが「退席中」に設定されている際に、メッセージに対して、いつ回答を期待できるか、あるいはどこでほかの情報を入手できるかなどを自動的に送信する機能。一方「即時回答」は、初めて当該ページにメッセージを送信した利用者に、自動的かつ即時にメッセージを送信できるもので、企業が利用者に接触する前に、挨拶や、連絡をくれたことに対する感謝を伝えたり、あるいは役立つ情報の提供に利用できる。また、企業とメッセージをやり取りしている利用者の情報を表示したり、リアルタイムでメッセージを送信できるよう、Facebookページの受信ボックスのデザインを変更したことにより、ページ管理者は、メッセージへの素早い対応や会話の管理が可能となる。具体的には、Facebookページ管理者が利用者とメッセージをやり取りする際に、その利用者と当該ページとの過去の対話や、利用者がプロフィールに公開している居住地などの情報の閲覧が可能に。ページ管理者は、現在の注文や過去のカスタマーサービスでの好み、そのほかの関連情報などの利用者に関するノートの追加もできるほか、会話を分類するタグの追加も可能となり、後日の検索や対応を容易に行うことができる。このようなノートとタグはページ管理者のみが表示でき、複数のページ管理者がいる場合には、パーソナライズされた方法でシームレスに顧客とコミュニケーションする助けとなる。さらに、ページ管理者がページ上のコメントを把握できるよう、新しい「アクティビティ」タブに、コメントのモニタと回答に使用できるツールが追加された。このツールにより、デスクトップとモバイルの双方で、一カ所から顧客のコメントを表示・回答できる。フォローアップが必要なやり取りへのフラグ設定や、プライベートメッセージの送信、対応済みというマークの付加などによって、返答が必要なコメントをより効果的に把握し、顧客のコメントを見逃すリスクの排除を実現した。
2015年12月10日Mark Zuckerberg氏(Facebook、CEO)とPriscilla Chan夫人が、医療や教育の発展を加速させる活動を支援するために、保有するFacebook株の99%を寄付する計画を発表した。12月1日時点の価値で約450億ドルに相当する。感謝祭の週に誕生した二人の長女に宛てた手紙という形で、Facebookノートで明らかにした。Zuckerberg氏は長女への手紙の中で「キミたちの世代がより良い世界で暮らせるように、私たちの世代ができることはたくさんある」と述べている。そして「人類の可能性の前進(advancing human potential)」と「平等の推進(promoting equality)」を提言している。人類の可能性とは、より豊かに学び、健康に暮らし、アイディアやチャンスを活かせる環境など。そして国家や家庭環境、境遇に影響されることなく、そうした可能性に全ての人がアクセスできるのが平等である。それらの実現のためには25年、50年、100年以上といった長期的な取り組みが必要であり、同じ目標に向かう人たちが直接的に結びついて、実行力のあるコミュニティが形成されるのが望ましい。Zuckerberg氏は「これからも長くFacebookのCEOであり続ける」としながら、より良い世界を作る活動もまた、次世代のために今の世代が若いうちから取り組むべき課題であると述べている。「明日のためのレッスンとするために、今リスクを負わなければならない。私たちは学び始めたばかりであり、いくつもの挑戦が失敗に終わるだろうが、耳を傾け、学ぶことで改善していける」(Zuckerberg氏)。夫妻は設立したChan Zuckerberg Initiativeを通じて寄付を行う。最初に重点的に取り組む分野として「パーソナライズド・ラーニング」「疾病医療」「人々のネットワーク」「堅固なコミュニティ」などを挙げている。なお、米国証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、少なくとも今後3年間はZuckerberg氏が売却または譲渡するFacebook株は年10億ドル以下に抑えられる計画で、短期間で同氏が経営権を失うことはなく、現状のFacebookの運営には影響しない。
2015年12月02日出会いがない女性が人材を“掘り起こし”する1つの方法として、同窓会を開催すること、そして同窓会を開く際にFacebookを活用していただきたいこと、を前回お伝えしました。しかし同窓会を開くまでに至らなくても、“掘り起こし”に活用できるのがFacebookの利点です。というのも、じつはわたし自身がFacebook婚でした。まさか自分がSNSを通じて結婚相手を見つけるとは予想もしていなかったので、いまだに驚いています。ネタの1つとしてブログに書いたところ、多くの方が「じつは自分も……」と教えてくださったので、案外メジャーな出会い方であることも知りました。■婚活でFacebookを活用する際の注意点とても便利なFacebookですが、活用するときに2つだけ注意をしてほしいことがあります。1つめは過去、恋愛感情を持つことができなかった相手からの誘いを簡単に断らないこと。昔が駄目だったから今も駄目、ということはないのです。むしろ、お互いに成長し、結婚への価値観が変わった後で会うことで新たな発見をし、結婚につながる出会いになることもあるからです。簡単に断ってしまうことは、出会いの幅をみずから狭くしてしまうことにほかなりません。2つめは、交際の約束ナシに体の関係に至った相手とは、いくら再会を求められても応じないこと。そんな相手とFacebookでつながり続けているはずがない、と思う人もいるかもしれませんが、学生時代などのグループが同じで、自分だけ抜けているのは違和感があると感じ、つながっている人も多いはず。当時、相手に持っていた淡い好意を記憶から引き出して、期待を寄せること自体が間違っています。また同じような扱いをされる可能性も高く、傷つくのは自分だということを忘れないようにしてください。■探すべきポイントとは…?Facebookを活用する際に注目してほしいのは、“社会人スポーツチームに所属している男性”を探してみることです。これはわたしが夫の草野球チームを観戦したときの体験ですが、対戦相手のチームにステキな男性が何人もいたのです。試合場所が遠いからと呼ばなかった、独身の女友達を「呼んでいれば…」と、とても後悔したのを覚えています。婚活パーティーのように、1人の男性との短時間の会話でその後を決める必要もなく、お願いすれば仲を取り持ってもらうことも可能です。社会人のスポーツチーム(あくまでも趣味で楽しんでいるチーム)は試合後、反省会という名の飲み会をひらくことが多く、その場に呼ばれたときが仲を深めるチャンス。ざっくばらんな空気のなかで、ゆるく長く、相手を知りながら関係性を深めていくことが可能です。出会いはどこに眠っているかわかりません。昔の知人が、今はよい方向に変身しているかもしれないということを忘れず、婚活に励んでみてくださいね。
2015年11月28日仕事上の繋がりがある人とLINEやFacebookで交流することに抵抗を感じる人が多く、会社員よりもフリーランスにその傾向が強い。ウォンテッドリーが11月25日に発表した「コミュニケーションツール利用に関する意識調査 2015」による。同調査は、同社が提供するビジネスSNSである「Wantedly」のユーザーに対して、Webアンケートにより10月2日から15日にかけて実施したもの。有効回答者数は399人。それによると、仕事上の繋がりがある人とのLINEやFacebookでの交流に対する意識では、「とても抵抗がある」と「やや抵抗がある」が計43.4%に上った。男女別に見ると、抵抗があると答えた回答者は男性では41.2%、女性では51.2%であり、男性よりも女性の抵抗感が強い。仕事のやり取りにおけるLINEやFacebookなどのSNS利用については、「とても抵抗がある」と「やや抵抗がある」が計42.4%と半数近くあった。会社員とフリーランスで比べると、抵抗があるとの回答は会社員の40.1%に対してフリーランスは43.1%であり、フリーランスの抵抗感が会社員を上回っている。SNSの仕事のやり取りでの利用に抵抗があると答えた回答者にその理由を複数回答で尋ねたところ、「LINEやFacebookはプライベートな利用がメインだから」が61.9%と最多であり、「既読が付いてしまうから」「マナー違反だと思うから」「添付や検索などが出来ず不便だから」といった他の理由を大きく引き離した。パートナーやクライアントといった社外の人を巻き込んだプロジェクトを成功させるために何が重要だと思うかを尋ねると、「価値観や考え方の相互理解」が41.6%で最も多く、「密な報告・連絡・相談」が33.9%でこれに続く。SNSのビジネスでの利用には抵抗感が強い半面、社外を巻き込むプロジェクトの成功のカギに価値観や考え方の相互理解を挙げる声が多かったことから、日頃のビジネス・コミュニケーションにおいて参考になる示唆が見えてきたと同社は分析している。
2015年11月26日マインドフリーは11月20日、ソーシャルメディア・マーケティング事業の新サービスとして、同社のFacebook広告運用ツールである「adHub」を使用する「Facebookデータドリブンアドプログラム」を提供開始した。新サービスは、Facebook広告を経由したユーザーに対して、企業サイトでの商品・サービスの購入や資料請求・問い合わせなどの購買行動促進を最適化するという広告プログラム。一般的にWeb広告は配信後に効果を計測する傾向にあるが、同サービスでは一定期間の広告配信を3段階に分け、購買しやすいユーザー・クラスタを発見することで効果を最大化するとしている。まず、1段階目のテスト配信において、クリックや商品購入などのアクションを起こしやすいユーザー・クラスタを認識する。その後、2段階目としてアクションしやすい層に注力的に広告を配信。企業サイト上で購買しやすいユーザーを獲得した上で、3段階目として属性・行動傾向が似た新たなユーザーを抽出することで、精度が高くかつ広範囲な広告配信で顧客獲得を拡大できるという。同サービスでは複数ターゲティング・複数クリエイティブでの広告配信を一括管理・自動配信可能なため、煩雑なデータ整理を必要とせず、企業が今まで知り得なかった新しい潜在顧客層の発見に繋がるとのことだ。
2015年11月24日米Facebookは11日(現地時間)、スポーツやエンタメ、報道など、自分が気になる分野の最新情報が自動で通知されるiOS向けアプリ「Notify」を米国で提供開始した。利用は無料。米国のApp Storeでのみ配信されており、13日時点では日本は提供されていない。サービス開始時点で提供元として記載されているメディアは、「CNN」「Discovery」「FOX Sports」「The Verge」「BuzzFeed」「Washington Post」など72メディア。ユーザーは「ビジネス」や「カルチャー」、「フード&ドリンク」といったカテゴリの中から、自分が情報を受信したいメディアをカスタマイズできる。メディアのカスタマイズは「ステーション」という設定画面で選択でき、ステーションにはユーザーのFacebookプロフィールと紐付いたサジェスト機能も設けられる。ユーザーはiOSデバイスのロックスクリーン上で更新通知を受信でき、各メディアの最新情報を手軽に確認できる。通知をスワイプ・タップすることで、ブラウザ上での記事閲覧や動画の表示などが行えるほか、24時間以内の通知はアプリ上でタイムライン表示が可能。また、通知はメールや、FacebookなどのSNS経由でシェアでき、「あとで読む」用の保存ボタンも用意される。
2015年11月13日米Facebookは11月5日(現地時間)、同社運営のSNS「Facebook」上で音楽をシェアするための「Music Stories」を発表した。当初、連携する音楽ストリーミング配信サービスは「Apple Music」と「Spotify」。今後、提携するサービスを拡充すると予告している。Music Storiesは、Facebook上で音楽をシェアするための投稿フォーマット。iPhone用アプリから導入していく。音楽ストリーミングサービスからシェアされた楽曲、もしくはアルバムは、Facebook上で30秒間試聴できる。Facebook上で試聴したのち、気に入った楽曲やアルバムは、それぞれリンク先のApple MusicやSpotify上でフルトラックをストリーミングできるほか、Apple Musicからシェアされた楽曲はiTunesで購入することも可能だ。Spotifyのユーザーであれば、Spotifyからシェアされた楽曲をFacebook上でライブラリへ追加できる。なお、フルトラックのストリーミングをするには、各音楽ストリーミングサービスの会員になる必要がある。We’re introducing “Music Stories” today to enable better music discovery and sharing on Facebook. The new post format allows people to listen to previews on Facebook from Apple Music and Spotify. You can read more about it on Facebook for Media: by Music on Facebook on 2015年11月5日We’re introducing “Music Stories” today to enable better music discovery and sharing on Facebook. The new post format allows people to listen to previews on Facebook from Apple Music and Spotify. You can read more about it on Facebook for Media: by Music on Facebook on 2015年11月5日
2015年11月06日マインドフリーはこのたび、自社開発したFacebook広告運用ツール「adHub」の新機能として、店舗や施設の近隣にいるユーザーにターゲティングしFacebook広告の配信ができる「ローカルアウェアネス(Local Awareness) ターゲティング」の国内先行提供を開始した。adHubとは、Facebook広告の最適化や運用で直面する課題の解消、独自の付加価値の提供を目的とした広告運用支援ツール。さまざまなセグメントに対応した広告を大量に作成・出稿することで、効果の高い配信ターゲットを見つけ、配信を最適化するほか、大量のターゲット・セグメントに対応した広告設定を一括で行うことができるため、効率的に運用することが可能だ。新機能では、該当住所から5km程度歩いて移動できる距離にいるユーザーを対象にしたFacebook広告の配信を実現。コールトゥアクションも、外部サイトへ誘導する「詳しくはこちら」のほか、新しく「道順を表示」や「メッセージを送る」「今すぐ電話」の3ボタンを追加し、実店舗での売上向上・店舗誘客・タイムセールの実施など、新たなアプローチが可能になった。
2015年11月02日Facebookは10月30日、より多くの機器や回線速度で視聴可能な動画広告を手軽に制作できる「スライドショー」ソリューションを開発したと発表した。この機能は、複数枚の静止画を組み合わせて軽量な動画広告を制作できるもの。手持ちの写真やイラスト、動画から切り出した静止画、Facebookのストック画像ライブラリ(英語)などから3~7枚選び、あとはスライドショーの長さを5~15秒の間で指定するだけで完成する。これを利用することで、動画の制作にかかる時間や人手を大きく削減できる。また、通常の動画よりもファイルサイズを小さくできるため、回線速度が遅い環境や、ローエンドの機器を利用している人に対しても、目を引く広告が届けられるメリットがあるとしている。初期テストの結果では、15秒の動画とスライドショーを比較したところ、ファイルサイズを5分の1まで抑えることができたという。スライドショーの先行事例として、コカコーラはケニアとナイジェリアで、同社の番組「Coke Studio Africa」新シーズンの認知度アップのため動画広告を配信した。ターゲット層の中には遅い通信回線を利用している人やフィーチャーフォンを使っている人も多いため、動画のいくつかの場面を高解像度画像として切り出し、簡単なコピーを書き込んだうえで、スライドショーとしてつなぎあわせて配信。その結果、目標の倍に当たる200万人にリーチすることができ、ケニアでの広告認知度が10ポイント向上したようだ。
2015年11月02日Facebookは10月23日、モバイルショッピングの新機能のテストを開始した。Facebookは2014年、1つの広告ユニットに複数の画像とリンクを掲載できる「カルーセル形式」の広告をリリース。現在は、Instagramでも展開を開始しており、初期のテストでは通常のリンク広告と比べて30~50%低いコンバージョン単価を達成している。しかし、こうしたニュースフィード上の広告からFacebook外のWebサイトへ誘導する際、リンク先がモバイル向けに最適化されていなかったり、読み込みに時間がかかりすぎたりするといった理由で、訪問が断念されるおそれがあった。これに対して同社は、6月にカンヌで発表した「キャンバス広告」を、いくつかの企業と協力してテストしてきていた。キャンバス広告は、広告をタップすると、すぐにフルスクリーン画面に切り替わる。Facebook内でさまざまな商品を閲覧でき、その後に広告主のWebサイトへ移動して商品を購入することが可能となる。今後、数週間の内に「キャンバス広告」へ、これまでのフィードバックに基づく改良を加えるほか、さらなるテストを実施していくとしている。さらに、昨年7月から米国でテストしている「購入ボタン」も国内でテストをスタートする。ニュースフィード上の広告でこのボタンをクリック・タップすることで、Facebookから離れることなく、広告主から直接商品を購入できる。これにより、広告で関心を持った商品をより簡単に購入できるようになる。デスクトップとモバイルの双方で展開する。ほかに、先月発表された「ショップ」セクションは、自社サイトへの誘導だけでなく、Facebookページを新たな販売チャネルとして活用できるようになる。また、新たにメニュー画面に「ショッピング」項目が追加。ユーザーは、ニュースフィードやFacebookページ、グループなど、Facebook内の複数の場所を行き来することなく、商品を1カ所で簡単に検索・シェア・購入できるようになる。このテストは、上記の「ショップ」セクションのテストに参加している米国内の中小ビジネスとともに実施され、現時点ではテスト参加企業の商品のみが掲載される。将来的には、Facebookグループ内で販売されている商品も掲載するなど、コンテンツの充実を図るとしている。
2015年10月26日Facebookはこれまで2兆を超えるポストをインデックス化しており、同サービスでは毎日15億件を超える検索が実行されている。同社は22日(米国時間)、検索機能「Facebook Search」をアップデートし、ユーザーのネットワーク内だけではなく、Facebookのネットワーク全体から投稿のキーワード検索を実行できるようにした。US英語で使用しているiPhone版、Android版、デスクトップ版のFacebookでロールアウトが始まっている。アップデートされたFacebook Searchの検索ボックスで検索キーワードを入力すると、検索のおすすめが表示される。このおすすめのリストは入力に応じて動的に変化する。たとえば「mlb p」まで入力すると「mlb playoffs」や「mlb playoffs daniel murphy」(プレイオフで連続試合本塁打を継続中)というように、その時に話題になっていることやユーザー向けにパーソナライズしたキーワード(好きなMLBチームなど)がおすすめされる。今起きていることや議論になっていることを素早くチェックできる機能であるという点では、Twitterが開始した最新の話題やニュースのキュレーションサービス「Moments」と同じだが、検索機能であるFacebook Searchでは情報を収集できる自由がユーザーに与えられている。Facebookで広く共有されているリンクからは興味深い議論が広がっており、新しい検索機能から、そうしたホットな話題を見つけ、それまでの経緯をチェックして自分も議論に参加できる。検索結果にはキーワードに関連する最近の公開ポストと並んで、友達や家族などユーザーのネットワークからの結果もリストされる。これらは「Public Posts」「Posts from Friends and Groups」に分けられるので、結果リストでひと目で区別できる。また検索結果は「Top」のほか、「Latest (最近)」「People」「Photos」「Videos」「Pages」「Places」などのタブで絞り込むことが可能だ。
2015年10月23日米Facebookは現地20日、最新サービス「Instant Articles」について全iPhoneユーザー向けに提供を開始した。Instant Articlesは提携するニュースメディアの記事などをNews Feed上に表示し、ロード時間を短縮して閲覧を可能にするもので、5月にベータとして発表、これまで提供は一部ユーザーに限定していた。Instant ArtcilesはユーザーのNews Feedにニュースコンテンツをダイジェスト表示するもので、イナズマの形のアイコンをクリックすると、即座に読み込み、全文が読める。コンテンツに入っている写真、動画、音声などのマルチメディアも利用できる。もちろん、「いいね」ボタンや共有が可能。News Feedに表示されるニュースコンテンツは、ユーザーが共有するニュースコンテンツのほか、提携するメディアがFacebook上で記事を共有したものとなる。これにより、Facebookのユーザー体験の一部としてシームレスにニュース記事にアクセスできるとしている。現在、The New York Times、The Washington Post、The Huffington Post、National Geographicなど14のメディアが参加、今後TIME、CNET、MLBなど参加メディアを増やす。Facebookは合わせて、Android向けのInstant Articlesについても今週中にパブリックベータを、正式版を2015年内にローンチする計画も発表している。
2015年10月21日Facebookは10月20日、日本国内でモバイル向けにテストサービスとして続けていた「リード獲得広告」を正式リリースした。リード獲得広告は、企業がニュースレターの購読、イベントへの参加登録、キャンペーンへの申し込み、商品に関するお問い合わせなど、モバイル機器からのフォーム入力を提供し、利用者が入力を簡易化できるというもの。米国では10月7日(現地時間)に先行公開されていた。利用者はリード獲得広告を選ぶと、Facebookに登録している名前やメールアドレスなどの情報がフォームの該当欄に自動的に入力される。必要な情報がすべてFacebookに登録済みである場合は、フォームを開くための1回、情報を送信するための1回をタップするだけで手続きを完了できる。利用者のプライバイシー保護に注意を払っており、フォームに自動入力された情報を送信前に確認したり内容を編集したりでき、「送信」ボタンを押さないと送信されない仕様となっている。今回の正式リリースにあたり、リード獲得広告のフォームに自由回答欄や多項選択欄を追加できる新機能を搭載した。これにより、標準の入力欄とカスタムの入力欄を組み合わせ、重要な情報を簡単に収集できる。また、注意書きの部分も自由に変更できるようになった。リード獲得広告を利用するには、広告に使用するクリエイティブ、ターゲット設定、入札タイプを指定し、フォームの項目を決めればよい。収集したリードは、Facebookのパートナーが提供する統合マーケティング・プラットフォームを利用し、CRMソリューションとリード獲得広告を連携させることで管理できる。現時点ではDriftrock、Marketo、Maropost、Oracle Marketing Cloud、Sailthru、Salesforceが対応ソリューションを提供しており、今後もパートナーを増やしていく予定。また、Facebook APIを利用することで、リード獲得広告とCRMを連携させてリードを獲得することが可能。また、リード情報はCSVファイルとしてダウンロードすることもできる。WebサイトにFacebookピクセルを実装済みであれば、問い合わせや申し込みの可能性が高い人に向けてリード獲得広告を配信し、リード獲得単価を計測することもできる。ランドローバーUSAでは、ランドローバーに興味を持っている人たちへリーチするにあたって、リード獲得広告を先行導入した。「初期のA/Bテストの結果、リンク広告でウェブサイトに誘導してからフォームを記入してもらうのと比べ、リード獲得広告を利用したほうがより多くのリードを獲得することができ、コンバージョン率も高くなった(デジタルマーケティング&ソーシャルメディア担当マネージャ、Kim Kyaw氏)」と一定の成果があったことを報告している。リード獲得広告は、動画やカルーセル形式にも今後対応する。また、デバイスを問わずリードを集められるように、モバイル端末のほかにデスクトップなどにも対応する予定となる。
2015年10月21日米Facebookは10月20日(米国時間)、モバイル向けコンテンツ・ホスティングサービス「Instant Articles」を通じて提供される記事やニュースに、全てのiPhone版Facebookアプリのユーザーがアクセスできるようになったことを発表した。同社はまた、今週中にAndroid版のパブリックベータを開始することも明かした。Android版は年内の正式公開を目指す。Instant Articlesは、ニュースフィード上で共有されている記事やニュースをユーザーが快適に読めるようにする試みだ。今年5月に発表し、一部のiPhone版Facebookアプリのユーザーを対象にしたテスト提供を続けてきた。Facebookによると、モバイルデバイスにおいて外部にリンクされたコンテンツを読み込む場合、最も重い種類のコンテンツはロードに平均8秒ほどかかる。Facebookとモバイル端末に最適化されたInstant Articlesから記事を提供することで1/10程度にまでロード時間を短縮できる。現時点でNew York Times、BuzzFeed、NBC News、The Atlantic、Slate、Cosmopolitan、Washington Postなどが媒体パートナーとなっており、今後数週間中にBillboard、Bleacher Report、CBS、Fox Sports、USA Today、The Vergeなど、これまで以上に多くの媒体が参加する予定。Instant Articlesに対応する記事やニュースには稲妻マークが表示される。
2015年10月21日米Facebookは17日(現地時間)、Facebook利用者のアカウントに対するサイバー攻撃が、国家の支援によるものと疑われる場合、攻撃を受けたアカウントのトップページに警告を表示すると発表した。同社では、攻撃を受けたアカウントをセキュアに保つ措置を常に講じており、今回、アカウントへの攻撃が政府支援によるものと強く疑われる場合、その旨を該当アカウントのデスクトップ版トップページ上に警告することを決断したという。この種の攻撃は、より危険な方向へ進化する傾向があり、攻撃された人々が、自身の情報をセキュアに保つため必要な行動を起こすよう促すねらいだ。表示される警告はFacebookのシステムとは関連しておらず、攻撃を受けたアカウントは、PCやモバイルデバイスが既にマルウェアなどに感染している可能性もあると指摘。同社は、「警告のメッセージが表示されたユーザーは、自分のPCやデバイスのシステムを再構築したり、交換するなど気を配るべきだ」と注意を喚起している。
2015年10月20日Facebookは10月9日、国内のiOS/Androidアプリで「近くにいる友達」機能の提供を開始したと発表した。「近くにいる友だち」機能は、GPSなどで取得する位置情報を利用し、自分の今近くにいる友達や、外出中の友達を見つけられるというもの。友達が近くにいた場合は、自分のFacebook上に通知が届く。利用するには、自分のFacebookで「近くにいる友達」機能を有効にし、自分の位置情報を見ることができる友達を指定する。友達は「友達」「親しい友達」「友達リスト」などのカテゴリーから選ぶ。機能のオン・オフはいつででも変更可能だ。なお、友達側のFacebookでも機能をオンにする必要がある。特定の友達と「これから1時間」など特定の時間内に限定して位置情報をシェアすることも可能。この場合、選択した特定の相手は、利用者の地図上での正確な位置を確認できる。
2015年10月14日Facebookは9日、Android版、iOS版の「Facebook」アプリにおいて、位置情報共有機能「近くにいる友達」の提供を開始したが、ユーザーからの評判はあまり良くないようだ。Twitter上では、「余計なお世話」とするツイートも見られる。「近くにいる友達」は、Facebook上の友達がユーザーの近くにいると通知が届くようになるオプション機能だ。Facebookは、友達との待ち合わせ時や、旅行中の友達に自分が訪れたことのある場所や、レストランを紹介するのに役立つと説明。しかしTwitter上では、「怖い」「いらない」「鬱陶しい」など、自分の位置情報が筒抜けになってしまうことを不安視した否定的なツイートが散見される。自分の居場所が公になってしまうと困る人は、オフにしたほうがいいだろう(デフォルトではオフ)。Facebookアプリの「その他」から「近くにいる友達」、歯車マークと進んでいき、「近くにいる友達」をタップすればオン・オフを切り替えられる。また、任意の友達に限定的に公開することも可能となっている。
2015年10月13日Facebookは、Android版、iOS版の「Facebook」アプリにおいて、「近くにいる友達」機能の提供を開始した。同機能を利用すると、Facebook上の友達がユーザーの近くにいると通知が届くようになる。日本を除く一部の国では2014年9月から提供されていた。「近くにいる友達」は、Facebook上の友達と位置情報を共有できるオプション機能。オン・オフの切り替えが可能なほか、自分の位置情報の通知を受け取れる人を、「友達」「親しい友達」「友だちリスト」や個人単位で選択できる。なお、位置情報を共有するためには、自分と相手が共に機能をオンにし、相手が共有相手として自分を選択している必要がある。そのほか、「これからの1時間」など特定の時間内に限定して、より詳細な位置情報をシェアするオプションを選択することも可能。同社は、「近くにいる友達」機能が友達との待ち合わせ時や、旅行中の友達に自分が訪れたことのある場所や、レストランを紹介するのに役立つとしている。
2015年10月13日米Facebookは8日(米国時間)、同社運営のSNS「Facebook」において、「いいね!」以外の感情を表現できる「Reactions」ボタンを追加した。スペインとアイルランドで試験提供される。「Reactions」は、「いいね!」ボタンを長押しすることで利用可能。同社のChris Cox氏がFacebook上に投稿した動画によると、「いいね!」以外に「Love」「Haha」「Yay」「Wow」「Sad」「Angry」の6種類の絵文字から、投稿に関する感情を表現できるようだ。現時点では、スペインとアイルランドのみの提供となり、正式導入については、ユーザーの反応や効果を検証した上で検討していくとしている。また、Facebookページを開設している企業やパブリッシャーは、試験提供期間中、すべての「Reactions」の反応を確認できるという。
2015年10月09日Facebookは8日(現地時間)、ユーザーが「いいね!(Like)」以外の感情を表現できるようにする機能「Reactions」のテストをアイルランドとスペインで開始した。「いいね!(Like)」に加えて、「Love」「Haha」「Yay」「Wow」「Sad」「Angry」の感情を新たに示すことができる。FacebookのCEOであるMark Zuckerberg氏が投稿した動画によると、「Reactions」は既存の「いいね!(Like)」ボタンを拡張する形で実装され、ボタンを長押しすることで、「Love」「Haha」「Yay」「Wow」「Sad」「Angry」が表示される。以前から「いいね!(Like)」以外のボタン(いわゆる「Dislike」)を求める声は上がっていた。2015年9月にFacebook本社で開かれたイベントにて、Zuckerberg氏が「いいね!(Like)」以外の感情を共有する機能の実装を検討していることを表明し、注目を集めていた。Zuckerberg氏は自身のFacebookページにて「Reactionsは愛や畏怖、ユーモア、悲しみを表現する新しい方法を提供する。それはDislikeボタンではないが、喜びや暖かさに加え、深い悲しみや共感を簡単に表現できる」と投稿している。
2015年10月09日米Facebookが「Reactions (リアクション)」のテストをアイルランドとスペインで開始した。「いいね!」ボタンを拡張するもので「Love」「Haha」「Yay」「Wow」「Sad」「Angry」の6つの感情を表現できる。「いいね!」がFacebookを代表する共感機能に成長し、ユーザーの間からは「いいね!」以外の感情表現として「Dislike (良くないね)」ボタンを求める声が上がっていた。こうした要望に対して、9月にタウンホールQ&AにおいてCEOのMark Zuckerberg氏が、シンプルかつ攻撃的にならない方法でユーザーがより豊かに自身を表現できる方法に取り組んでいると明かした。その言葉通り、Reactionsは不支持や否定的な感情を表現するものではない。好き、楽しい、驚きといった反応を「いいね!」以上に表現でき、同情や悲しみ、怒りも表せる。より豊かに共感したり、感情を伝えられるオプションである。
2015年10月09日フリークアウトはこのたび、Facebook・TwitterよりAPI経由で広告配信ができる権限を取得し、広告配信ツール「MARY(メアリー)」の提供を開始した。同ツールは、フリークアウトのプライベートDMP「MOTHER」に蓄積したデータと連携し、Facebook・Twitter上でターゲティング広告の配信をシームレスに行えるというもの。DSPとSNS上の広告配信を一元的に運用・管理することができる。同社はこれまで、MOTHERに蓄積したデータ(Cookie / メールアドレス / ソーシャルID / モバイル広告ID)を基に、最適なターゲティングが行えるRTB対応のDSP「FreakOut」を提供し、広告主のニーズをサポートするソリューションの拡充に努めてきた。しかし、SNS上での広告コミュニケーションの重要性が高くなる一方、各SNSの広告配信設定項目の登録には手間がかかり、SNS上で高度なユーザーコミュニケーションを実現できていない状況だったという。同社は、この課題を解決すべく、DSP・SNSを横断し統合的なコミュニケーション設計を実現する広告配信ツールとして「MARY」を開発。これまで主にFreakOutで利用していたDMPのデータを、SNS上の広告にも活かすことで、統合的なコミュニケーション設計を実現する。具体的には、Facebook・Twitter広告がそれぞれ持つ複雑な設定項目(カスタムセグメント・年齢・性別・地域・趣味嗜好)を簡易かつ一括で行えるキャンペーン生成機能や、金融工学のモデリングを応用した各キャンペーン予算の自動最適化などが可能だ。
2015年10月05日最近は、会わずに相手のルックスが自分の好みに合うかどうかを判断できるようになりましたね。Facebookやツイッター、それからLINEでアイコンを自分の顔写真にしている人が多いですから。しかし、せっかく顔写真をアイコンにしていても、「これだけじゃなんとも判断できないなー」と男子から不満が上がる場合もあります。これでは、せっかく顔写真をアイコンにした意味がないばかりか、「詐欺写メじゃね?」と却って悪評を受けてしまうかもしれません。そこで今回は、20代男子30人に「女子のアイコン画像に物申したいこと」について聞いてみました。いずれ顔は見られてしまうのですから、隠しても損かも?■1.顔全部写して!「顔のどこかの部分が画角から切れてたり、頬杖とかついて輪郭を隠してたりすると、怪しい・・・・・・って思います」(フリーランス/26歳)少し前なら、このテクも通用したのかもしれませんが、今ではちょっと厳しいかもしれません。「頬杖ついてる子がかわいくて、でも会ったらエラがすごく張ってた」なんて体験談も。コンプレックスがあること自体よりも、それを隠していることに怒る男子は多いと思います。■2.正面向いて!「横顔で笑ってる写メとかあるけど、よく見えない(笑)」(公務員/25歳)さすがに証明写真のように超真正面というわけにはいかないでしょうが、それでも明らかに真横から撮っていると、不満を感じる男子は多いようです。■3.プリクラは絶対にダメ!「男子はプリクラの魔法を知ってる。だから忠告しとくと、プリクラをアイコンにしてる子は、『プリクラにしてるってことは、実物はあんまりかわいくないんだろうな』って逆に思われる」(ウェブ系/23歳)これは本当にそうだと思います。プリクラの画像がかわいければかわいいほど、「実物は・・・・・・」と思われてしまうでしょうね。実際にはプリクラとそこまで変わらないという人は、それこそ本当に損していますよ。■4.色変えないで!「なんか、白黒カラーにしたり、ちょっとセピアっぽくしたりもやめて~。けっこうアレって、いろいろとごまかせる気がして不信感」(営業/24歳)これはそこまで詐欺ではないと思うのですが、だからこそ「普通の色にすればいいのに。オシャレアピールにも感じてちょっとイラッとくる」と思う男子もいました。僕個人的には、配色を変えた写メは雰囲気があって素敵だと思うのですが(笑)。■5.動物をダシにしないで!「猫を抱っこしたりしてると、猫からかわいさを借りて自分のかわいさにしようとしてるように見えるよね。実際、猫がかわいいとその子までかわいく見えるもん」(大学生/22歳)動物が大好きな男子の中には、「ペットを自分のモテのために利用してるみたいで狡(こす)い」と考える人もいるみたいです。でもこれも、ペットが大好きなら、一緒に写りたい気持ちもしょうがないと思いますけどね・・・・・・。なかなか厳しい人もいるようです。■おわりにいかがでしたでしょうか? 男子が実物を見て怒るのは、実物そのものよりも、アイコンとあまりにかけ離れていて「あの写メは嘘だったのか!」というポイントです。騙された気持ちになって、そりゃいい気はしないでしょうね。かわいく見せる努力も大切ですけど、やり過ぎは禁物ですね。(P山P太/ライター)
2015年10月04日