Texas Instruments(TI)は2月18日、IoT向けにSimpleLink Wi-Fi「CC3100/3200」ファミリ搭載のInternet-on-a-chip Wi-Fiモジュール製品を発表した。SimpleLink Wi-Fiファミリは、各種IoTソリューションのコネクティビティを簡素化する低消費電力プラットフォームである。同モジュールを利用することで、組み込みWi-Fiやインターネットへのコネクティビティを、家庭用、産業用や民生向けの幅広いエレクトロニクス製品に簡単に実装できる他、製品開発コストの削減、市場投入期間の短縮、調達や認証取得の簡素化を実現できる。また、完全なアンテナのリファレンスデザインも付属することから、実装を効率化できる。そして、これらのモジュールは、最終製品にそのまま使用可能なWi-Fi CERTIFIEDならびにFCC/IC/CE/TELECの認証を取得済みであることから、製品の市場投入期間の短縮と、確実な相互接続性を提供する。さらに、「CC3100」は、あらゆるマイコンをホストとして、各種アプリケーションの柔軟なプログラミングが可能、「CC3200」は、ユーザー向けに統合されたプログラマブルのARM Cortex-M4マイコンを内蔵して、顧客の独自コードを実行できる。また、低消費電力の無線機能と、複数のアドバンスドローパワーモードによって、電池駆動デバイス向けに業界で最も低い消費電力を提供し、2本の単3電池で1年以上動作する能力をサポートする。そして、Wi-Fi、インターネット機能や堅牢なセキュリティプロトコル群をオンチップに統合しており、Wi-Fiの専門知識なしでも製品を接続できる。加えて、携帯やタブレットのアプリや、ウェブブラウザを使った、SmartConfigテクノロジ、WPSやAPモードなどの複数のプロビジョニングオプションで、デバイスをWi-Fiアクセスポイントに簡単、かつ安全に接続する能力を提供する。さらに、Wi-Fi対応製品の開発を素早く開始するため、昨年11月に発表した認証取得済みのチップベースのキットの他、モジュールバージョンの「CC3100」ブースタパックや「CC3200」ローンチパッドの供給を開始した。なお、価格は「CC3200」モジュールが1000個受注時で19.99ドル、「CC3100」モジュールが同14.99ドル。「CC3200」モジュールローンチパッド「CC3200MODLAUNCHXL」が59.99ドル、「CC3100」モジュールブースタパック「CC3100MODBOOST」が同49.99ドル。
2015年02月20日NTTドコモは、LTE-Advancedに対応し受信時最大225Mbpsの通信が可能なモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」(ファーウェイ製)を18日より発売する。端末価格は税込み18,144円。「Wi-Fi STATION HW-02G」は、同社が3月から提供を開始する次世代のLTEサービス、LTE-Advancedに対応したモバイルWi-Fiルーター。複数の周波数帯を束ねるLTE-Advancedの技術、キャリアアグリゲーションによって、受信時最大225Mbpsでの通信が可能だ。なお、端末発売時点での通信速度は受信時最大150Mbpsとなる。端末は、2.4インチのカラータッチパネル液晶を搭載。SSIDやパスワードの変更がしやすいシンプルなユーザーインターフェースが採用されている。そのほか、専用アプリ「Huawei HiLink」をダウンロードすれば、スリープ状態になってもスマートフォンからBluetoothを利用し、遠隔解除が可能なため端末をカバンなどから取り出す必要がない。同梱のクレードルはイーサネットポートも搭載し、LANケーブル経由で通信をすることもできる。クレードルにセットすると自動的に高出力Wi-Fi送信に切り替わる機能も持ち(2.4GHzのみ)、より広範囲でのインターネット利用ができる。「Wi-Fi STATION HW-02G」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、高さ約58mm×高さ約95mm×厚さ約14.3mm/約110g。インターフェースはmicroUSB。バッテリー容量は2,400mAh。最大連続待受時間は、3G/LTE/LTE-Advanced接続時で約970時間。最大連続通信時間は、3G/LTE-Advanced接続時が約8時間。LTE接続時が約9時間。通信面では、下り最大225Mbps/上り最大50MbpsのLTE-Advanced、下り最大14Mbps/上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードをサポート。Wi-Fiの通信方式はネットワーク側がIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)。端末側がIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)。同時接続台数は10台(クレードル使用時は20台)。カラーバリエーションはWhiteのみ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月16日ワイモバイルは5日、車のシガーソケットに挿入するだけで車内をWi-Fiスポット化できる製品「404HW」(Huawei製)を発表した。通信には、ワイモバイルが提供するUSIMカードを利用する。発売時期は3月下旬を予定している。本稿では、写真で製品のポイントをチェックしていく。404HWは、ワイモバイルが提供する最大で3枚のUSIMカードが使える「シェアプラン」が利用できる製品。車のシガーソケットに挿しこむだけで、車内がWi-Fiスポットになる。ITリテラシーが高い30から40代の男性をメインターゲットに想定しているという。ユーザーが操作できるボタンは「電源ボタン」の1つだけという、いたってシンプルな作り。デザインについて、説明員は「ゴルフクラブや、車のシフトレバーを想起させるデザインを採用した。車内でも違和感なく使えるように配慮されている」と解説していた。背面には5V/1AのUSB端子を備える。ここにUSBケーブルを接続すれば、スマートフォンなどの端末を充電できる。これにより、シガーソケットが埋まってしまうデメリットを回避している。カラーバリエーションはブラックの1色で展開。サイズは約93.2×59.6×49.6mm、重さは約68g。通信ネットワークに関しては、Band1(2.1GHz)、Band3(1.7GHz)、Band8(900MHz)でLTE通信が、Band1で3G通信が利用できる。通信方式(LAN)はIEEE802.11b/g/nに対応。同時接続台数は10台となっている。価格は検討中とのこと。販売チャネルとしては、まずワイモバイルショップでの販売から始める予定。説明員の話では、タクシー会社などにも提供していく予定とのことだった。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月06日ワイモバイル、ウィルコム沖縄は、車載用のWi-Fiルーター「404HW」(Huawei製)を3月下旬以降に発売する。価格は未定。「404HW」は、シガーソケットに挿すことで車内をWi-FiスポットにできるWi-Fiルーター。ボタン1つで操作できることが特徴となっている。本体にはUSBポートも搭載しているため、Wi-Fiルーターとして利用しながら、スマートフォンなどの端末を充電することも可能だ。「404HW」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、幅約59.6mm×高さ約49.6mm×厚さ約93.2mm/約68g。Wi-Fiの規格は、IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)。最大同時接続台数は10台。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月05日ワイヤ・アンド・ワイヤレスは、総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」全店にて無料Wi-Fiサービス「DONKI_Free_Wi-Fi」を19日より提供する。訪日外国人観光客を含め、来店者全員が利用できる。「DONKI_Free_Wi-Fi」は、全国のドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテ全店で利用できる無料Wi-Fiサービス。SSID「DONKI_Free_Wi-Fi」を選択後、ブラウザを立ち上げ「インターネットに接続」をタップ、利用規約に同意することで利用できる。事前の登録などは不要。また、ドン・キホーテでは、ワイヤ・アンド・ワイヤレスが推進する外国人観光客向けの無料Wi-Fi環境整備プロジェクト「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリのダウンロードを、一部店舗の専用カウンターにて促進していく。そのほか、全国20万カ所以上のWi-Fiスポットを無料で利用できるプレミアムコードの配布も行う。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月05日ソフトバンクBBとソフトバンクモバイルは、一定の条件を満たした人を対象に、モバイルWi-Fiルーターの新規契約で、契約端末の月額利用料を割り引く「スマート値引き Wi-Fiルーター特典」を3月1日から提供する。同特典の対象となるのは、SoftBank携帯電話と、「SoftBank 光」「Yahoo! BB ADSL」などの指定の固定通信サービスに加入した場合に割引きが適用される「スマート値引き」の利用者。対象者が、ソフトバンクモバイルのモバイルWi-Fiルーターを新規契約すると、モバイルWi-Fiルーターの月額利用料が2年間にわたり毎月税込み1,522円割り引かれる。3年目以降は、毎月同1,008円割り引かれる。ただし、3年目以降は、固定通信サービスにより割引きがない場合がある。
2015年01月30日ハイホーが運営するインターネットサービスプロバイダー hi-ho(ハイホー)は1月30日、東日本電信電話および西日本電信電話の光コラボレーションモデル対応の新サービス「hi-ho ひかり」 を発表した。2015年3月より提供を開始する。同サービスは、東日本電信電話および西日本電信電話から卸提供される光アクセス回線とインターネット接続サービス(ISP)をパッケージ化したもの。現在「フレッツ光」を契約しているユーザーは、転用手続きをするだけで、回線環境および光アクセス回線品質を変更することなく、利用できるとのこと。サービス内容や提供価格などの詳細は後日発表される。
2015年01月30日KDDIは1月22日、1日最大500円でau Wi-Fi SPOT国際ローミングが利用できる「auで海外Wi-Fiワンコインキャンペーン」を発表した。海外のau Wi-Fi SPOTは、北米やアジア、ヨーロッパなど海外100位上の国と地域で提携事業者が提供するWi-Fiを活用しているもので、通常は1分あたり27円、1日あたりの上限が1480円で利用できる。今回のキャンペーンでは、1分あたり27円は同じだが、上限が500円として利用できるようになる。キャンペーン期間は2月1日~5月31日。対象となる機種はauスマートフォンとiPhone、iPad、タブレット(4G LTE/3G対応)、PC、Wi-Fi専用タブレット。キャンペーンを受けるためには「データ定額2/3/5/8/10/13」などのデータ通信契約を行う必要がある。
2015年01月23日ビッグローブは1月19日、オフィスや店舗で、手軽にWi-Fi利用環境を構築できる「BIGLOBE Wi-Fiオフィス」の提供を26日から開始すると発表した。サービスは、専門的な知識を必要としない簡単な設定で、中小企業や部門単位の導入が容易になる。モバイル端末が最大50台まで接続可能なベーシックプランも月額2980円と低コストで提供する。NTT東日本がOEM提供する「ギガらくWi-Fi」を活用しており、下り最大1.3Gbpsの高速無線通信が可能となる。BIGLOBEが申請に基づき、必要な情報をあらかじめWi-Fiアクセスポイント装置(AP装置)に設定するため、AP装置にLANケーブルを接続するだけでWi-Fi環境を構築でき、オフィスの工事なども不要だ。また、AP装置1台あたりベーシックプランでは8個、ハイエンドプランでは15個のSSIDを設定でき、組織別にSSIDを割り当ててアクセスコントロールが可能となる。これだけではなく、来訪者向けWi-Fiを設定し、社内システムへのアクセスを防ぐようなセキュアな運用も実現できる。サービスの利用には、インターネット接続や独自ドメインなどを利用できる「BIGLOBEオフィスサービス」(初期費用2000円、月額費用500円・税別)の契約が別途必要となる。
2015年01月20日ビッグローブは、NTT東日本がOEM提供する「ギガらくWi-Fi」を活用し、オフィスや店舗などにおいて、手軽にWi-Fi利用環境を構築できる「BIGLOBE Wi-Fiオフィス」を、1月26日から提供すると発表した。このサービスは、最大速度1.3Gbps(IEEE802.11ac対応)の高速無線通信が利用可能で、料金は月額2,980円(税別)~。申込時の申請に基づき、SSIDやパスワードなどWi-Fi利用に必要な情報をBIGLOBEがあらかじめWi-Fiアクセスポイント装置に設定。利用企業では、届いたAP装置をオフィスのLANケーブルに接続するだけでWi-Fi環境を構築できる。ベーシックプランでは、モバイル端末を最大50台(推奨)接続可能なAP装置1台を月額2,980円(税別)で利用で、月額4,480円(税別)のハイエンドプランでは、AP装置同士を無線で接続し、配線不要でWi-Fiエリアを拡張できる"無線マルチホップ"や、トラフィック量やよく利用されているアプリケーションなど、利用状況を確認できる管理画面などを提供する。また、AP装置1台あたりベーシックプランでは8個、ハイエンドプランでは15個のSSIDを設定できる。SSIDを分けることで、業務システムへのアクセスや、利用できるアプリケーションを組織毎に制限できるほか、来訪者向けのWi-Fiでは、社内システムへのアクセスを防ぐといったセキュアな運用を実現する。なお、本サービスの利用には、インターネット接続や独自ドメインなど合わせて利用できる「BIGLOBEオフィスサービス」(初期費用2,000円、月額費用500円・税別)の契約が必要。
2015年01月19日NECおよびNECプラットフォームズは14日、無線LAN(Wi-Fi)ルータ「Aterm」シリーズの新製品として、IEEE802.11acやWi-Fi中継機能に対応した「AtermWG1200HP」を発表した。単独モデルとイーサネットコンバータセットを用意。価格はオープン、店頭予想価格(税別)は前者が10,000円弱、後者が19,000円弱の見込み。5GHz帯のIEEE802.11a/n/ac、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに準拠し、5GHz帯と2.4GHz帯の同時使用が可能。IEEE802.11ac接続時の最大通信速度は867Mbps(規格値)で、アンテナ数は5GHz帯が送信2本×受信2本、2.4GHzも送信2本×受信2本だ。子機の位置を検知して集中的に電波を送信する「ビームフォーミング」に対応し、通信の安定性や高速性の向上に役立つ。「Wi-Fiデュアルバンド中継機能」では、本機を中継機とした場合、親機とは5GHz帯か2.4GHz帯いずれかの通信となるが、本機と子機(PCやスマートフォン)は5GHz帯と2.4GHz帯で同時に通信できる。本機を複数台使う「多段および並列のWi-Fi中継」をサポートしており、合わせて3台までを推奨している。iOS用・Android用のアプリ「Atermスマートリモコン」を用いた、接続コントロール機能の「こども安心ネットタイマー」を搭載。本機に接続する端末(PC、スマートフォン、タブレット、ゲーム機など)に対して、インターネット接続を許可する曜日や時間帯を個別に設定しておける。一時的な接続の許可や禁止も可能だ。Wi-Fi接続機能としては、本体のボタンを使う「らくらく無線スタート」、WPS、QRコードを使う「らくらくQRスタート」、NFCを使う「らくらくかざしてスタート」を備える。セキュリティ機能は、マルチSSID、ネットワーク分離、MACアドレスフィルタ、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)など。有線LANインタフェースは、WAN側がGigabit Ethernet×1基、LAN側がGigabit Ethernet×3基。本体サイズは約W33×D97×H146mm、重量は約0.3kg(ACアダプタを除く)。
2015年01月14日バッファローは、IEEE802.11n/g/bに対応したWi-Fiルーター「WSR-300HP」を2015年1月中旬より発売する。価格は税別6,600円。「WSR-300HP」は、2.4GHz帯をサポートしたIEEE802.11n/g/b対応のWi-Fiルーター。初期設定や、接続のトラブル、接続後の設定変更などをサポートする、スマートフォン・タブレット向けアプリ「Dr.Wi-Fi」や、そのほか、各種設定がスマートフォン・タブレットから行えるアプリ「QRsetup」に対応している。そのほか、スマートフォン・タブレットアプリの「StationReader」では、SSID・暗号化キーの変更や、ゲストポートの設定などが可能な「Wi-Fiリモコン」機能が利用できる。「WSR-300HP」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、幅約140mm×高さ約140mm×奥行き約31mm/約232g。対応する無線LAN規格は、IEEE802.11n/g/b。データ転送速度は、最大300Mbps。インターフェースには、Gigabit Ethernet対応の有線LANポート3基と、WANポート1基を搭載する。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista/XP(SP3)、Mac OS X 10.5から10.9、Android 2.2以降、iOS 5以降。各アプリの対応OSは、「Dr.Wi-Fi」がAndroid 4.0以降、iOS 7.0以降。「QRsetup」がAndroid 2.1以降、iOS 5.0以降、「StationReader」がAndroid 2.3以降とiOS 5.0以降。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月18日最近、街中でよく見かけるのが、「Wi-Fi使えます」などのWi-Fiスポット(公衆無線LANスポット)を示すステッカーだ。駅や空港、飲食店など、さまざまな場所でWi-Fiスポットが提供されているので、すでに便利に活用しているという人も多いかもしれない。無線の高速インターネットを無料、または安価な料金で利用できるWi-Fiスポットは、便利な反面、さまざまなリスクも存在する。そこで本稿では、Wi-Fiスポットのメリット、デメリット、利用する際に注意すべき点について詳しく見ていきたい。○駅や空港、飲食店などいろんな場所で使えるWi-FiWi-Fiスポットは、外出先で無線の高速インターネットを利用できる公衆無線LANサービスが提供されているスポットのこと。カフェやレストランなどの飲食店、駅や空港などの交通機関の施設のほか、大型商業施設など、さまざまなWi-Fiスポットが存在し、利用できるサービスも通信キャリアや鉄道事業者、施設運営者が提供するものなどと多様だ。また、月額料金がかかるサービスのほか、なかには無料で利用できるサービスもある。こうしたWi-Fiスポットは、パソコンのほかスマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機などの無線LAN対応機器で利用することが可能。とりわけ、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末の普及により、外出先でも高速インターネットを利用できるようにと、通信キャリアが提供するWi-Fiスポットも増えてきている。さらに、2020年に開催される東京オリンピックに向けて、訪日外国人が利用できる無料のWi-Fiスポットなども充実してきているところだ。たとえば、外出先でノートパソコンからインターネットを利用したい場合には、モバイルルーターなどを持ち歩く必要がある。しかし、Wi-Fiスポットを利用すれば、モバイルルーターを使わずにインターネット接続が可能。また最近では、カフェなどで仕事をする"ノマド"と呼ばれる働き方も注目を集めているが、そのような人たちにとっても、Wi-Fiスポットは欠かせない存在と言えるだろう。しかし、ここで気をつけたいのが、Wi-Fiスポットにおけるセキュリティ面のリスクだ。不特定多数の人が利用するWi-Fiスポットは、自宅などの限られた人が利用するWi-Fiとは異なり、情報を盗み見られるリスクが高くなっている。○知っておきたいWi-Fiのセキュリティ自宅で利用するWi-Fiは、通常、暗号化キー(パスワード)によって暗号化されている。パソコンやタブレットなどでWi-Fiに接続する際に、無線LANルーターに記載されている暗号化キーを入力した覚えがあるだろう。暗号化キーには、WEP/WPA/WPA2といった種類があり、それぞれ暗号化のレベルが異なっているが、ひとまず、自宅のWi-Fiの暗号化キーが知られていない限り、隣人などの他人には利用できず、情報を盗み見られるリスクは低いと言える。ところが、Wi-Fiスポットでは、暗号化されていなかったり、暗号化のレベルが低い場合がある。加えて不特定多数の人が利用するため、悪意を持った第三者から情報を盗み見られるリスクも存在する。そのため、Wi-Fiスポットの利用時には、仕事上の重要な情報や個人情報は送信を控えたほうがよい。また、駅や空港といった公共施設だからといって、そこで提供されているWi-Fiスポットを無条件に信頼することも禁物だ。Wi-Fiスポットを利用する際の注意点は、以下の3点だ。公共施設のWi-Fiスポットでも無条件に信頼しないWi-Fiスポットでは重要な情報の送信は控える暗号化されていない/暗号化レベルが低いWi-Fiスポットは使わないこれらの注意点を守っていれば、便利なWi-Fiスポットを安全に利用することが可能だが、一番のネックとなるのは、3つ目の「暗号化されていない/暗号化レベルが低いWi-Fiスポットは使わない」ではないだろうか。Wi-Fiスポットが暗号化されているかどうかを、何で判断すればよいのかと疑問に感じている人も多いかもしれない。Windowsパソコンであれば、Wi-Fiスポットに最初に接続する際に、暗号化されていない場合には「このネットワーク経由で送信される情報は他の人に読み取られる可能性があります」といった注意書きが表示される。そのため、この時点で接続を止めれば問題はないが、注意書きを見落としたり、リスクを軽視して、そのまま接続してしまう可能性も考えられる。また、次回から自動で接続するように設定した場合には、以降は、この注意書きを目にすることなく自動で接続してしまうリスクもある。このようなリスクに対し、セキュリティソフトで二重の備えをするのがおすすめだ。たとえば、カスペルスキーが提供する個人向けの統合セキュリティソフトの最新版「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」では、Wi-Fiスポットの安全性を診断する機能が搭載されている。同ソフトをWindowsパソコンにインストールしていれば、暗号化されていない、または暗号化レベルの低いWi-Fiスポットに接続してしまった際に、警告メッセージを表示してくれる。また、過去にリスク承知で接続したWi-Fiスポットにふたたび接続した場合でも再度警告メッセージを表示。改めてセキュリティのリスクを認識することができる。○都内のWi-Fiスポットの実態を調べてみたさまざまな場所で提供されているWi-Fiスポットだが、暗号化されていないなど、セキュリティ対策が十分でないWi-Fiスポットがどのくらいあるのかを確認するために、都内3カ所で検証してみた。同時に、カスペルスキーのWi-Fiスポットの安全性を診断する機能も試してみたので紹介しよう。■羽田空港・国内線出発ロビーまずは、羽田空港の国内線出発ロビーで検証を行った。国内線出発ロビーでは、無料のWi-Fiサービスが提供されており、Webブラウザで名前とメールアドレスを登録することで利用できた。しかし、同サービスでは暗号化キーが設定されておらず、カスペルスキーの警告が表示された。飛行機の搭乗前の待ち時間に、Wi-Fiサービスを使ってメールをチェックしたいと思うこともあるかもしれないが、重要な情報を扱うのは控えたほうがよいだろう。また、空港で提供されているWi-Fiサービスだからといって、無条件で信頼するのは禁物だ。■JR品川駅・駅構内次に、JR品川駅の駅構内で利用できるWi-Fiサービスを検証してみた。こちらでも無料のWi-Fiサービスが提供されており、Webブラウザでメールアドレスを登録すると利用できた。同サービスも暗号化キーは設定されておらず、カスペルスキーの警告が表示された。緊急時にメールを送りたい場合などに、駅構内やホームでパソコンを開くこともあるだろう。だが、よく考えずに無料のWi-Fiサービスを利用するのは危険だ。また、空港のWi-Fiサービスと同様だが、メールアドレスの登録が必要だからといって、安全なサービスではないということにも注意しておこう。■JR新宿駅東口・アルタ前広場最後に、JR新宿駅東口のアルタ前にある広場で利用できるWi-Fiサービスを検証してみた。こちらでは、大型ビジョンと連携したWi-Fiサービスが提供されており、メールアドレスの登録なども不要で利用できた。同サービスにおいても暗号化キーは設定されておらず、カスペルスキーの警告が表示された。Wi-Fiスポットというと、駅や空港、飲食店などの印象が強いが、このような待ち合わせスポットでも無料のWi-Fiサービスが提供されている。待ち合わせの空き時間に、パソコンなどを使うことがあるかもしれないが、Wi-Fiサービスの利用には細心の注意が必要だと言える。外出先で無線インターネットを利用できるWi-Fiスポットは便利だが、本稿で検証した通り、暗号化されておらず、情報を盗み見られるリスクの高いWi-Fiスポットも多く存在する。セキュリティ対策が十分でないWi-Fiスポットを見極めるためにも、セキュリティ対策ソフトを入れておくことをおすすめしたい。
2014年12月15日ワイヤ・アンド・ワイヤレスは11日、外国人観光客をターゲットとしたビジネスを展開する複数の法人および自治体と協力し「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトを発足させた。同プロジェクトでは、外国人観光客向けに、同社が提供する全国20万カ所以上のWi-Fiスポットへの無償接続が可能なスマートフォンアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を12日より公開する。「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトは、外国人観光客を対象としたインバウンドビジネスの領域を活性化すべく発足されたプロジェクト。旅行中のインターネット環境を整えることを中心としたサービスを提供し「旅行者にとって魅力ある日本」の一助となることを目標としている。同プロジェクトからは、スマートフォンアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」が提供される。ダウンロード後、利用規約に同意することで、「Wi2ベーシックエリア」に無償で接続することが可能となる。また、一部参画法人・自治体より配布されるプレミアムコードをアプリに登録すれば、「Wi2オプションエリア」への無償接続も可能となり、全国20万カ所以上のWi-Fiスポットを自由に利用できる。そのほか、アプリを通じて、参画法人・自治体より提供される情報を中心に、日本での滞在をサポートする様々な情報を配信していく。加えて、個人情報保護の規定に従い情報の利用目的に同意を求めた上で、利用者属性や行動経路などの情報取得も行う。取得した情報は、様々な業種業態のパートナー企業に公開され、外国人観光客向けサービスの向上に活かしていく。スマートフォンアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」は、Google Play、App Storeよりダウンロードでき価格は無料。対応OSは、Android 4.0以降、iOS 7以降となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月11日イオンは、13日からモバイルWi-Fiルーターの販売を開始する。端末と通信費のセットで、月額税別1,680円から利用できる。全国のイオンなど全国535店舗で取扱う。Wi-Fiルーターは2.4インチタッチパネルを搭載した「Aterm LTEルータ MR03LN AB」。端末総額は18,720円で、月額780円の24回払いとなる。SIMカードはIIJ提供の「IIJmioウェルカムパック for イオン」で、料金プランは、2GBのミニマムスタートプラン、4GBのライトスタートプラン、7GBのファミリーシェアプランの3タイプを用意する。月額利用料はミニマムスタートプランが900円、ライトスタートプランが1,520円、ファミリーシェアプランが2,560円。なお、端末とのセットで購入・申込みを行うことで、24カ月間1GBが増量される。このほか、カード代金として3,000円かかる。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。高速通信の非適用時は下り/上りともに最大200kbps。ただし、高速通信の非適用時に直近3日間の通信料が366MBを超過した場合に速度制限を実施する場合がある。一方、データ通信用量があまった場合は、翌月に繰り越して使用できる。SIMカードは、ミニマムスタートプラン、ライトスタートプランの場合、1枚使えるが、ファミリーシェアプランではSIMを追加して最大3枚まで利用可能。2枚目・3枚目のSIMカードはSMS機能付きSIM、音声通話付きSIM「みおふぉん」も選択可能。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月11日グラモは8日、専用スマートフォンアプリによって家電を操作できるリモコン「iRemocon Wi-Fi」を発売した。本体価格はオープン。「iRemocon Wi-Fi」は、専用スマートフォンアプリで家電を操作できる学習型リモコン。前機種である「iRemocon」に搭載されていた、赤外線リモコン対応機器の遠隔操作などの機能のほか、TVやプリンターなどの有線LAN機器を無線化できるWi-Fiコンバーター機能、電波の届きにくい場所の中継局になるWi-Fiリピーター機能、温度・湿度・照度を測定するセンサー機能を新たに追加している。専用アプリ「iRemocon Wi-Fi」は基本無料だが、外出先からのコントロール機能、音声操作機能、GPS連動操作機能を利用する場合は、月額300円となる。また、「iRemocon Wi-Fi」はNTT東日本との協業により「iRemocon for フレッツ」として、イニシャルコストゼロの月額レンタルという形で提供してきたが、今回売り切り版として発売する。「iRemocon Wi-Fi」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、直径約105mm×高さ約37mm(本体のみ)/約130g(バックカバー含む)。リモコンコードは最大800件、タイマー設定は最大100件まで記憶可能。Wi-Fiは、IEEE802.11n/g/bに準拠。アプリの対応OSは、iOS 5以降、Android 4.Xだが、一部の機種では使えない可能性があるとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月08日グラモは27日、スマートフォンから家電を制御できる「iRemocon Wi-Fi」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は税別20,000円前後だ。本体代金に加えて、月額300円(税別)で外出先からの家電コントロール機能を利用できる。iRemocon Wi-Fiは、ユーザーが外出先からスマートフォンなどで家電を操作できるようにする学習リモコン「iRemocon」の新モデル。iRemoconに搭載されていた機能に加えて、有線LAN機器を無線化できるWi-Fiコンバーター機能、電波の届きにくい場所の中継局となるWi-Fiリピーター機能を追加。また、温度・湿度・照度を計測するセンサーも搭載している。外出先からのコントロール機能、音声操作機能、GPS連動操作機能などは、専用アプリ「iRemocon Wi-Fi」内で有料機能として提供される。これらの機能の利用料金は月額300円(税別)だ。サイズは直径105mm×高さ37mm、重量は130g。800件までのリモコンコード、100件までのタイマー設定を記憶可能だ。対応OSはiOS 5以上、Android 4.X。対応端末はiPhone/iPad/iPod touchと、Android 2.1以上。無線LANは、IEEE802.11b/g/nに対応している。iRemocon Wi-Fiは、これまでNTT西日本とグラモが協業して「iRemocon for フレッツ」サービスと端末を提供してきた。同サービスではレンタルという形だったが、このたびグラモが売り切り版として発売する。
2014年12月08日アミュレットは、ワイヤレスカードリーダー「RebDrive WiFi」を12月8日に発売する。カードリーダー・モバイルバッテリー、Wi-Fiルーターの3機能で使用できる。価格はオープンで、推定市場価格は税込8,700円前後だ。RebDrive WiFiは、カードリーダーとしてだけでなく、モバイルバッテリー、Wi-Fiルーターとしても使用できる。カードリーダーは、RebDrive WiFiに取り付けたSDカードやUSBメモリ、ハードディスクなどのUSBストレージ内のデータを、専用アプリをインストールしたスマートフォン、タブレットからWi-Fi経由で読み書きできるというもの。容量5,200mAhの内蔵バッテリーを内蔵し、最大5V/2Aまでの機器の充電に対応するモバイルバッテリーとして使用可能。Wi-Fiルーターとしては、有線LAN経由でスマートフォンなどの機器におけるインターネット接続を仲介する「Wi-Fiルーター機能」と、他のWi-Fiルーターの無線信号を再送信して有効範囲を拡大できる「Wi-Fiリピーター機能」を備える。サイズはW92×L74.5×H22.5mm、重量は約175g(本体のみ)。インタフェースは無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)ポート×1、USB2.0ポート×1、SDカードスロット(SD、SDHC、SDXC対応)×1。USBケーブルが付属する。対応機種は、iOS 5.0以上を搭載したiPhone・iPad、Android 4.0以上を搭載したAndroid端末。
2014年12月04日センチュリーは4日、USB HDDをワイヤレス化できるWi-Fi変換アダプタ「USB HDD活してCloud USBストレージ to LAN/Wi-Fi変換アダプター(CWFL-U2CL)」を発売した。同社の直販サイト「センチュリーダイレクト」での価格は7,538円。USBの外付けHDDを接続して、無線アクセスを可能にするWi-Fi変換アダプタ。既存ネットワーク内のルータに接続して使うほか、ネットワーク環境がなくても直接Wi-FiでUSB HDDにアクセスできる。3TB以上の大容量HDDをサポートし、最大6台のHDDを認識。6台のHDDを内蔵できるPCケースや、USBハブ経由で6台のHDDを使用できる。フォーマットはNTFS / FAT32 / HFS+に対応。無線機能は2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、無線LAN転送速度は150Mbps(理論値)。セキュリティはWEP / WPA / WPA2。同時アクセス可能台数は最大5台まで。スマートフォンからHDDにアクセスするための専用アプリ「Ikasu File Manager」を用意。外出先からでも自宅内のUSB HDD(本製品を使用)にアクセスし、ファイルの閲覧やダウンロード、アップロードなどが行える。メディアプレイヤー機能での対応ファイルは、写真がJPG / BMP / PNG、音楽がMP3 / WAV / AIFF、動画がMP4 / MOV / 3GP / MPV / M4V / AVI / RMVB / MKV / VOB / WMVなど。インタフェースはUSB 2.0×1、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN×1。底面にマグネットを装着しており、スチール面に固定できる。本体サイズはW87×D72×H22mm、重量は80g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6以降、Android 2.3以降、iOS 6以降。
2014年12月04日京王電鉄とNTTブロードバンドプラットフォームは11日から、外国人向け無料公衆無線LANサービス「KEIO FREE Wi-Fi」を開始する。サービス提供エリアは京王線新宿駅(京王新線は除く)、渋谷駅、吉祥寺駅、京王多摩センター駅、高尾山口駅のホーム・コンコース。「KEIO FREE Wi-Fi」のステッカーがある付近で使用できる。面倒な登録は不要で、英語・中国語繁体字・中国語簡体字・韓国語の4カ国語に対応した所定のトップページからメールアドレスを登録するだけで利用可能だという。あわせて京王電鉄は、NTTBPが提供するAndroid / iOS対応アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも参画する。NTTBPが無料Wi-Fi環境を提供している日本全国の約9万カ所のアクセスポイントを検索し、そのエリアに入ると簡単に接続できるアプリとのこと。
2014年12月04日京都市は、公衆無線LANスポット「KYOTO Wi-Fi」の利用可能エリアを拡大する。利用可能施設を2015年春までに現在の2倍以上に増やし、約1400箇所で利用可能にする。また新たな整備運用事業者との協定のもと、より簡便な手続きで利用できる仕組みを導入する。「KYOTO Wi-Fi」は現在、バス停や地下鉄駅、セブンイレブン、公共施設等、京都市と連携した650カ所以上で利用できる公衆無線LANサービス。2015年3月までに新たに約760カ所の施設で利用可能とし、エリアを拡大させる。新たに対象施設となるのは、ガーデンミュージアム比叡、河原町オーパ、祇園辻利、京都国際マンガミュージアム、マクドナルド(京都市内全53店舗)、嵐電嵐山駅等の観光関連施設や商業施設等。また、利用時に入力の必要があったゲストコードの取得を不要とし、利便性を向上させる。これにより、端末設定画面でSSID「KYOTO Wi-Fi」を選択後、ブラウザを起動して、ログイン画面内の利用規約に同意することで、認証完了画面に遷移し、利用が可能になる。なお、1回の認証手続きで、24時間連続での利用が可能となり、スポットを移動しても自動的にインターネットに接続できる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月03日ASUS JAPANは3日、8型Androidタブレット「MeMO Pad 8」の新モデルとして、IEEE802.11acに対応したWi-Fiモデル「ASUS MeMO Pad 8 (ME581C)」を発表した。5日に発売する。店頭予想価格は税別36,800円。「MeMO Pad 8 (ME581C)」は、8型WUXGA(1,920×1,200ドット)のIPS液晶を搭載したAndroidタブレット。薄さ約7.45mm、重量約292gの薄型軽量ボディにIntelのスマートフォン/タブレット向けSoC「Intel Atom Z3560」(開発コード名:Moorefield)を搭載する。スタイラスペンがなくとも、シャープペンや鉛筆、ボールペンを使って、タブレットを操作できる「Any Pen機能」を搭載。また、日本語入力システムにはAndroid向けの「ATOK」を採用する。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3560 (1.83GHz)、メモリがLPDDR3 2GB、ストレージがeMMC 16GB、グラフィックスがCPU内蔵のPowerVR G6430。ディスプレイは8型ワイドのIPS液晶で、静電容量方式の10点マルチタッチ対応。解像度は1,920×1,200ドット(WUXGA)。OSはAndroid 4.4.2(kitkat)。主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microUSB×1(SlimPort対応)、microSDXCメモリーカードスロット、約120万画素インカメラ、約500万画素アウトカメラ、マイク入力/ヘッドホン出力など。バッテリ容量は4,000mAhで、バッテリ駆動時間は約9時間。本体サイズは約W213×D123×H7.45mm、重量は約292g。カラーバリエーションはパールホワイト、パウダーピンク、メタリックブルーの3色展開。
2014年12月03日ハイホーが運営するインターネットサービスプロバイダー hi-ho(ハイホー)は、同社の通信サービス「hi-ho LTE typeD」シリーズの新規ユーザーを対象に、3D映像やバーチャルリアリティ(VR)が気軽に楽しめる「VRボックス」プレゼントキャンペーンを実施している。期間は2015年1月12日まで。同キャンペーンは、「hi-ho LTE typeD」シリーズの各コースに新規で申し込んだユーザーを対象に実施するもの。初月の月額利用料を無料にする特典に加えて、1契約につき1台の「VRボックス」をプレゼントする。対象コースは「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with ZenFone 5 【LTE】」「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with G2 mini 【LTE】」「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with YOGA Tablet 2 【LTE】」「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with Fonepad 7 【LTE】」。VRボックスは、Youtubeやニコニコ動画などの3D動画やGoogle PlayやApp Storeで配布されているVRアプリが楽しめるヘッドセット。本体に発泡PEシートを採用することで耐久性を確保するとともに、皮脂の付着による劣化を防ぐことができる。詳細は同社Webサイトで確認できる。なおVRボックスを利用するには、スマートフォンが必須となる。ハイホーが提供するSIMカードとスマートフォンのセット製品「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with G2 mini 【LTE】」「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with ZenFone 5 【LTE】」を利用するれば、すぐにVRボックスが利用可能。
2014年12月03日NTTデータとアイリッジは12月1日、小田急電鉄が提供を開始したスマートフォンアプリ「odakyu Free Wi-Fi」を構築したと発表した。このアプリは、小田急グループが国内外の利用者向けに無料で提供するWi-Fiサービス「odakyu Free Wi-Fi」を利用できるようになる。無料Wi-Fiサービスは、箱根エリアの主要駅・港や箱根海賊船内、ロマンスカー(VSE・EXE)車内、小田急線新宿駅などで利用可能となる。また、箱根エリアでは、無料Wi-Fiサービスに接続した位置の情報に基づき、ユーザーに最適な観光情報を提供。6言語(日本語/英語/簡体字/繁体字/韓国語/タイ語)に対応しており、ユーザーが持つスマートフォンの設定言語に基づいて、表示言語が切り替えられる。初回接続時から、30日間無料でWi-Fiサービスが利用できる。利用するにあたっては、ソーシャルメディアアカウント(Facebook/Twitter/Google/Yahoo! JAPAN)かショートメールサービス(SMS)による認証が必要となる。両社は、2020年の東京オリンピックイヤーに向けて、世界各国からの訪日観光客向けサービスの提供を見据えて、全国規模で訪日外国人の周遊を促進していくという。そのため、他の観光地域でも同様のサービス拡大を図るとともに、ユーザーの利便性向上を目的としたインタラクティブ映像配信技術を活用した仮想旅行体験の提供や、ソーシャルメディアを情報源とした地域情報の発信などの機能追加を検討する。
2014年12月02日小田急グループは12月1日から、無料無線LAN(Wi-Fi)サービス「odakyu Free Wi-Fi」を開始する。専用アプリの利用により、対象エリアでインターネットが無料で使えるようになる。あわせて公衆無線LANサービスの提供エリアも拡張する。「odakyu Free Wi-Fi」対象エリアは、小田急線新宿駅・小田原駅とロマンスカー(VSE・EXE)車内、箱根エリアの主要駅・港、箱根海賊船内。利用時にはiOS / Android向け専用アプリ「odakyu Free Wi-Fi」をスマートフォンかタブレットにダウンロードし、アプリを起動して無料Wi-Fiサービス「odakyu Free Wi-Fi」に接続する。利用の際はSNSのアカウントかSMS(ショートメールサービス)による認証が必要。利用可能期間は30日間。サービス対象エリアでは、利用方法を6つの言語(日本語、英語、中国語簡体字・繁体字、韓国語、タイ語)で詳細に記載したガイドブックを配布する。無料Wi-Fiサービス提供開始に合わせ、現在は小田急線70駅やロマンスカーEXE車内で提供している公衆無線LANサービスを、12月1日からロマンスカーVSE車内や箱根エリアの主要駅・港、箱根海賊船内に拡大。利用可能なサービスは、「au Wi-Fi SPOT」(KDDI)・「Wi2 300」(ワイヤ・アンド・ワイヤレス)となる。
2014年11月29日小田急グループは、12月1日から無料Wi-Fiサービス「odakyu Free Wi-Fi」を提供する。iOS/Android向け専用アプリ「odakyu Free Wi-Fi」から、対象エリアでインターネットが無料で使える。あわせて公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」「Wi2 300」のエリアの拡張も行う。「odakyu Free Wi-Fi」の対象エリアは、小田急線新宿駅・小田原駅、ロマンスカー(VSE・EXE)車内、箱根エリアの主要駅・港(箱根湯本駅、強羅駅、早雲山駅、大涌谷駅、桃源台駅・港、箱根町港、元箱根港)、箱根海賊船内。同サービスではアクセスした位置情報に基づき、最適な情報が閲覧できるほか、箱根情報サイト「箱根ナビ」にもダイレクトにアクセスし、時刻表、駅構内図、観光情報等が得られる。利用に当たっては専用アプリ「odakyu Free Wi-Fi」をダウンロード後、ソーシャルメディアアカウントもしくはSMSによる認証が必要となる。利用可能期間は30日間。対応言語は、日本語、英語、簡体字、繁体字、韓国語、タイ語。アプリの対応OSはAndroid 4.0~4.4.2、iOS 6~8。また、同日より公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」「Wi2 300」のエリア拡張を行う。対象エリアは、箱根エリアの主要駅・港(箱根湯本駅、強羅駅、早雲山駅、大涌谷駅、桃源台駅・港、箱根町港、元箱根港)、ロマンスカー・VSE車内、箱根海賊船内。小田急線全70駅とロマンスカー・EXE車内ではすでに同サービスが利用できる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月28日三井情報(MKI)は11月26日、観光名所や店舗等で人の動きをWi-Fiベースの位置情報から分析し、活用するWi-Fiロケーションサービスのデモサイトを東中野ATC(Advanced Technology Center)に構築したと発表した。デモサイトは、Cisco製のWi-Fi環境やFacebookによるWi-Fi認証、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドを活用したMKI自社開発のロケーションデータベースサーバーやコンテンツサーバーなどで構成されている。「観光×IT」の分野において、観光客によるWi-Fi利用時の位置情報を活用し、様々なコンテンツをスマートデバイスに配信するWi-Fiロケーションサービスの検証をサポートする。デモサイトにより、Wi-Fiベースの位置情報を使い、観光名所や店舗等における顧客の行動を事前同意のもとデータ化する仕組みや、その分析手法を検討することができ、顧客をより多く呼び込むための施策を作ることが可能となる。Wi-FiとFacebookを組み合わせて、Wi-Fiサービスをマーケティングツールとして活用することで、提供企業のコストとなりがちな無料で来訪者に提供しているWi-Fiサービスのプロフィット化を目指す。また、Wi-Fiインフラを活用してビジネス展開を検討している企業に対して、その企業で保有する関連製品・サービスと合わせて検証する場として提供。ビジネスパートナーと共にデモサイトを応用・活用し、更に付加価値の高いWi-Fiサービスへと進化させていくとしている。
2014年11月27日西日本旅客鉄道(JR西日本)は25日、訪日外国人向けの無料Wi-Fiサービス「JR-WEST_FREE_Wi-Fi」を、特急「はるか」の車内で提供すると発表した。サービス開始は12月1日以降順次。同社による列車内での無料Wi-Fiサービスの提供は初となる。「JR-WEST_FREE_Wi-Fi」は、JR西日本グループが2014年7月に提供開始した無料Wi-Fiサービス。利用には、事前に専用のメールアドレスからゲストコードの取得を申し込む必要がある。ゲストコードを事前取得していないユーザーは、京都駅ビル、大阪ステーションシティ、天王寺ミオ、関西空港の第1ターミナルビルのインフォメーションでもゲストコードを入手可能。なお、詳細な利用方法は同社グローバルサイトに詳しい。特急「はるか」でのサービス提供は、UQコミュニケーションズ、ワイヤ・アンド・ワイヤレスと協力して行う。利用車両は、特急「はるか」全車両(63両)。2015年7月末までに導入を完了する予定だ。
2014年11月26日HTCは、Android 5.0 Lollipop搭載の8.9型タブレット「Nexus 9」Wi-Fiモデルを、29日から量販店などで発売する。11月下旬と案内されていたモデルで、今回発売日が明らかになった。価格はオープン。店頭予想価格は16GBモデルが39,900円、32GBモデルが45,900円(いずれも税別)。「Nexus 9」は、QXGA解像度(2,048×1,536ドット)の8.9型IPS液晶を搭載したタブレットで、GoogleとHTCが共同開発した製品。プロセッサはNVIDIA Tegra K1、メモリは2GBで、ストレージは16GBもしくは32GBを用意する。通信機能はIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1を備える。カメラ機能は背面800万画素、前面200万画素。ともに絞り開放値はF2.4。本体サイズは153.68×228.25×7.95mm、重量は425g。バッテリ容量は動画再生時で最大9.5時間。
2014年11月20日HTCは、同社とGoogleが共同開発した8.9型タブレット「Nexus 9」Wi-Fiモデルを、29日から量販店などで発売する。従来、HTCによる提供時期は11月下旬と案内されていたが、今回発売日が明らかになった形だ。なお、GoogleはGoogle Playで11月4日に発売済み。価格はオープン。店頭予想価格は16GBモデルが39,900円、32GBモデルが45,900円(いずれも税別)。「Nexus 9」は、QXGA解像度(2,048×1,536ドット)の8.9型IPS液晶を搭載したタブレット。OSには最新のAndroid 5.0 Lollipopが採用される。プロセッサはNVIDIA Tegra K1。メモリは2GBで、通信機能はIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1を備える。カメラ機能は背面800万画素、前面200万画素。本体サイズは153.68×228.25×7.95mm、重量は425g(Wi-Fiモデル)。バッテリ容量は動画再生時で最大9.5時間。別売でキーボード付ケースも用意される。
2014年11月20日