NPO法人秋葉原観光推進協会と東日本電信電話東京事業部(NTT東日本)、ユーシーテクノロジは、秋葉原エリアを中心にした無料Wi-Fiサービス「Akihabara Free Wi-Fi」を10月25日に提供開始する。サービスは、NTT東日本が提供する、店舗・施設向け公衆無線LANアクセスポイントサービス「光ステーション」を活用。サービス開始当初は「宝田無線本店」「アソビットシティ」「コトブキヤ秋葉原館」といった、「Akihabara Free Wi-Fi」参加店舗付近で利用できる形となる。NPO法人秋葉原観光推進協会とNTT東日本は、秋葉原エリアの事業所や店舗を対象に「Akihabara Free Wi-Fi」への参加を呼びかけ、エリアの拡大を推進していく。サービス開始当初の提供エリアは下記。利用は1回60分、利用回数制限は1日4回まで。SSIDはAkihabara_Free_Wi-Fi。サービス提供開始の背景として、秋葉原エリアへの訪日外国人観光客や来街者向けの増加があるという。無料Wi-Fiサービスの提供により、同エリアの利便性を向上させ、国内外からの観光客受入環境の整備に加え、災害時のライフライン確保にも役立てる。ユーシーテクノロジでは、同社が提供する街歩き・観光情報サービス「ココシル」の秋葉原版を、「Akihabara Free Wi-Fi」を通じて提供。秋葉原地域の店舗・施設の情報を配信するとともに、スタンプラリーを通じて来街者の満足度向上と回遊促進を狙う。
2015年10月20日NTT東日本の東京事業部、秋葉原観光推進協会は、東京都・秋葉原エリアにおいて無料Wi-Fiサービス「Akihabara Free Wi-Fi」を25日より提供する。同サービスは、宝田無線本店やアソビットシティなど12店舗で利用できる。「Akihabara Free Wi-Fi」は、秋葉原へ訪れる国内外の観光客の利便性向上などを目的とした無料Wi-Fiサービス。1回の接続で60分間、1日4回まで利用できる。SSIDは「Akihabara_Free_Wi-Fi」。アクセスポイントには、NTT東日本の「光ステーション」を採用している。利用可能店舗は以下の通り。宝田無線本店アソビットシティコトブキヤ秋葉原館欧風ギルドレストラン ザ・グランヴァニアAKIBA カルチャーズ劇場めいどりーみん 秋葉原せかんどめいどりーみん 秋葉原 さぁどめいどりーみん 秋葉原電気街口駅前店めいどりーみん Heaven’s Gate店めいどりーみん秋葉原外神田一丁目店秋葉原にっしんカメラ本店秋葉原にっしんカメラ用品館
2015年10月20日ツルハホールディングスは13日、「ツルハドラッグ」や「くすりの福太郎」などのツルハグループ約1,600店舗において、無料Wi-Fiサービス「TSURUHA Free Wi-Fi」の提供を開始した。「TSURUHA Free Wi-Fi」は、事前の登録が不要な無料Wi-Fiサービス。端末からSSID「TSURUHAFreeWi-Fi」を選択後、ブラウザを起ち上げ「インターネットに接続」をタップ(クリック)し、利用規約に同意することでインターネットに接続される。同社は、「TSURUHA Free Wi-Fi」により、Wi-Fiサービスの需要が高い訪日外国人観光客や、日本人を含む来店した顧客に対し、店舗の利便性向上を図るとしている。対応言語は日本語/英語/中国語(簡体字)/中国語(繁体字)/韓国語/タイ語の6言語。連続接続時間は1時間までだが、繰り返しの利用が可能。なお、ネットワーク基盤の構築・運用をNECが、Wi-Fiアクセスポイントの導入・運用をワイヤ・アンド・ワイヤレスが担当する。
2015年10月14日ヤマハは10月13日、Wi-Fi機能とBluetooth機能を内蔵した壁掛け可能なオーディオシステム「ISX-80」を発売した。希望小売価格は税別65,000円。ISX-80は、インテリア性を重視したオーディオシステム「Restio(レスティオ)」シリーズの新モデルだ。フロントグリルにはエクスパンドメタルを採用したほか、ベゼルにヘアラインアルミ素材を使用。ディスプレイフレームにアルミコート仕上げを施している。本体背面に壁掛け用の穴を装備。棚置き用のスタンドも付属し、アートフレームのように飾ることができる。8cm径のウーファーと3cm径のソフトドームツィーターを2基ずつ搭載。小音量での再生時に高音と低音を補正する「ラウドネスコントロール」機能や、音質調整を行う「3バンドイコライザー」機能を備えている。アンプの最大出力は15W+15W(6Ω、1kHz、10% THD)。通信機能は、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth 2.1+EDRをサポートし、DLNA 1.5に準拠している。Bluetoothの対応プロファイルはA2DPとAVRCP、対応コーデックはSBCとAACだ。AppleのAirplayや、インターネットラジオのvTunerもサポートしている。また、ヤマハのワイヤレスネットワーク機能「MusicCast」にも対応。専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」を使用すると、ISX-80で再生している音源をBluetooth経由で別のMusicCast対応機器に送り、同時再生できる。アプリの対応OSは、iOS 7.1以上、Android 4.1以上。本体サイズはW302×H302×D65mmで、重量は3.3kg。入力端子として、AUX IN(3.5mmステレオミニジャック)×1を備える。
2015年10月13日ラトックシステムは8日、Wi-Fiストレージ「WiDrawer」シリーズの新製品として「REX-WIFIUSB1F」を発表した。10月中旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税込3,280円前後。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する、Wi-Fi接続のUSBリーダー。「REX-WIFIUSB1」に新ファームウェアを搭載したモデルで、USB 2.0ポートを1基装備。接続したUSB HDDやUSBメモリに無線LANを使ってスマートフォンなどからアクセスできる。USB HDDは2TBの容量まで対応。電波範囲は50m(見通し)。専用アプリ「WiDrawer2」を使うことで、接続したUSBストレージなどに保存された動画や音楽を、スマートフォンやタブレットなどで再生可能。スマートフォンに保存してあるデータのバックアップにも対応する。接続先を切り替えることなく、インターネット接続とUSBストレージのアクセスが可能な「インターネットブリッジ」にも対応する。電源はPCのUSBポートやモバイルバッテリなどからの給電に対応。同時接続台数は最大5台まで。本体サイズはW32×D58×H11mm、重量は約20g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。Mac OS X 10.6以降、Android 4.0以降、iOS 7以降。USB-microSDメモリーカード変換アダプタが付属する。
2015年10月09日日本マイクロソフトは、10.8型タブレット「Surface 3」の個人向けWi-Fiモデルを9日から発売する。OSにはWindows 10を搭載。直販価格は税別71,800円から。「Surface 3」は、Cherry Trail(開発コード名)世代のIntel Atom x7を搭載したタブレットPC。国内では6月19日に発売していたが、Wi-Fiモデルは法人向けのみで、個人向けにはSIMロックフリーの4G LTE対応モデルのみが提供されていた。今回、OSをWindows 10にアップデートしたWi-Fiモデルが、個人向けに提供される。個人向けWi-Fiモデルのラインナップは、Atom x7・2GBメモリ・64GBストレージ搭載モデルと、Atom x7・4GBメモリ・128GBストレージ搭載モデルの2モデル。直販価格は64GBモデルが税別71,800円、128GBモデルが税別81,800円。ハードウェアは、発売中の法人向けWi-Fiモデルと同等。主な仕様は、CPUがIntel Atom x7 (4コア/1.6GHz)、メモリとストレージが2GB/64GBあるいは4GB/128GB、ディスプレイが10点マルチタッチに対応した10.8型ClearType フルHD+(1,920×1,280ドット)液晶など。Office Premium プラス Office 365が付属し、オンラインストレージ「OneDrive」1TB容量が1年間無償利用できる。無線機能はIEEE802.11 a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×1、microUSB(充電/データ通信用)、MiniDisplayPort×1、前面カメラ(350万画素 / 1080p)、背面カメラ(800画素 / 1080p / オートフォーカス対応)、microSDカードスロットなど。本体サイズはW267×D187×H8.7mm、重量は約622g。
2015年10月08日ソフトバンク、ウィルコム沖縄は、Y!mobileの新商品として、テレビチューナー搭載のキャリアアグリゲーション対応モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 502HW」(Huawei製)を10月9日に発売する。一括販売価格は税込み41,400円。同製品は、フルセグ・ワンセグ対応のテレビチューナーを搭載したWi-Fiルーター。専用アプリを利用して、テレビ機能がないスマートフォンやタブレットでテレビが視聴できる。また、キャリアアグリゲーションにより、下り最大187.5Mbpsの高速通信が可能。高速のWi-Fi規格IEEE 802.11ac(5GHz)にも対応する。バッテリ容量は3000mAhで、約10時間の連続通信が行える。フルセグは約9時間の視聴が可能。主な仕様は以下のとおり。ディスプレイは2.4インチカラー液晶。サイズ/重量は、約104×60×18.3mm/約150g。通信方式は国内が4G(FDD-LTE/AXGP)、国外が(FDD-LTE/AXGP)、W-CDMA方式、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)対応。最大同時接続台数は10台。USB 2.0対応。外部メモリには非対応。カラーはネイビーブルー。なお、同製品の発売に合わせて新料金プラン「Pocket WiFiプラン2」を提供する。同プランは月間データ通信量7GBまで利用でき、月額料金は3,696円(おトク割適用時の料金。38カ月目以降は4,196円)。月額684円のオプションサービス「アドバンスオプション」に加入することで、AXGPエリアで月間データ通信量の上限なく利用することも可能。
2015年09月29日ラトックシステムはiPhone、AndroidスマートフォンからWi-FiでSDカードにアクセスできるWi-Fi SDカードリーダー「REX-WIFSD1X」を10月20日に発売する。価格はオープン、直販価格は税込み8,200円。現在、直販サイトを通じて予約受付中。同製品は主に3つの機能を備えたWi-Fi SDカードリーダー。ひとつ目の機能として、iOSデバイスやAndroidデバイスからワイヤレスでSDカードにアクセスし、各デバイスから専用アプリ「WiDrawer2」を介してデータを見たり、写真、動画、ドキュメントなどのデータをSDカードに保存したりすることができる。SDカードは大容量のSDXCにも対応する。iOSデバイスからは、写真、動画、連絡先のみ保存可能。写真、連絡先については、一括バックアップを行う機能も備える。AndroidからiPhoneといった異なるOSに変更した場合のデータ移行も行える。写真については、Androidの場合、DCIM/Pictureフォルター内、iPhoneではカメラロール内の写真や動画をまとめてSDカードにバックアップすることができる。2回目移行は差分のみのバックアップを行う。2つ目の機能として、モバイルバッテリーとして利用可能。バッテリ容量は3000mAhでiPhone1台分の充電が可能。USB充電対応の危機にも利用できる。3つ目に、同製品の電源をオフにし、パソコンに接続した場合にUSBカードリーダーとして利用できる機能もある。このほか、USBストレージを接続するためのUSBポートを備え、スマートフォンからUSBフラッシュメモリやUSBハードディスクにアクセス可能、SDカードとUSBストレージ間のデータ転送も行える。NFC対応のAndroidスマートフォンの場合、NFCマークにタッチすることで、アプリのインストールとWi-Fiの設定も行える。
2015年09月27日ラトックシステムは17日、Wi-Fiストレージ「WiDrawer」シリーズとして、「REX-WIFISD1X」と「REX-WIFIUSB2X」の2モデルを発表した。10月中旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税込)は前者が8,200円、後者が9,200円。○REX-WIFISD1X「REX-WIFISD1X」は、Wi-Fiストレージ、モバイルバッテリ、SDメモリーカードリーダという機能を備えたモデル。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、SDメモリーカードを装着することで、保存されたデータにワイヤレスでアクセスが可能。アクセスできる台数は最大5台で、スマートフォン内のデータバックアップなどにも使える。最大256GBのSDXCメモリーカードを使用可能。USBポート×1基を搭載し、USBメモリやUSB HDDなどを接続すれば、簡易的なNASにもなる。USBストレージは最大2TBまで、およびSDメモリーカードとUSBストレージの同時使用に対応。本体には3,000mAhのバッテリを内蔵し、1AのUSB出力でスマートフォンなどを充電できる。本体の電源をオフにした状態でPCに接続すれば、USB 2.0対応のカードリーダとして動作する。スマートフォンなどからストレージにアクセスする際は「WiDrawer2」アプリを使う。写真の一括バックアップやフォルダ単位のコピーが行えるほか、DLNAサーバー機能、ファームウェア更新機能なども新たに搭載された。NFCによる簡単接続にも対応。最大で15時間使用でき、Wi-Fiの暗号化はWPA2、WPA、WPA&WPA2をサポート。本体サイズは約W79×D118×H14mm、重量は約120g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.6以降、Android 4.0以降、iOS 7以降。○REX-WIFIUSB2X「REX-WIFIUSB2X」は、Wi-Fiストレージ、モバイルバッテリ、ポケットルーター機能を備えたモデル。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、有線LANポートを1基装備。ホテルなどの有線LAN回線に接続すれば、Wi-Fiルータとしても利用できる。USBポートは2基搭載。USBストレージの接続や、充電用ポートとして使う。本体はACプラグ一体型のデザインを採用。家庭用のコンセントに接続して内蔵バッテリを充電する。バッテリ容量は5,200mAh。2.1A出力に対応するので、大きめのタブレットも充電可能だ。さらにmicroUSB端子を充電用として使うことで、最大3台までの機器を同時に充電できる。「WiDrawer2」アプリについては、上記の「REX-WIFISD1X」とほぼ同じだ。最大で15時間使用でき、Wi-Fiの暗号化はWPA2、WPA、WPA&WPA2をサポート。本体サイズは約W82×D82×H28mm、重量は約195g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.6以降、Android 4.0以降、iOS 7以降。
2015年09月17日ヨドバシカメラは、全22店舗で無料インターネット接続Wi-Fiスポット「ヨドバシ フリーWi-Fi」サービスを開始した。同時にスマートフォン使用に関するガイドラインを変更し、店内で自由にスマートフォンを利用できるようにした。「ヨドバシ フリーWi-Fi」サービスは、ヨドバシカメラ店内で利用できる無料のインターネット接続サービス。利用に当たっての登録は不要、スマートフォンやタブレットなどのWi-Fi機能をオンにして、SSID「Yodobashi_Free_Wi-Fi」に接続し、利用規約に同意することで使える。また、従来、店内で「スマートフォンを使いづらい雰囲気」があるとの指摘を受け、スマートフォン使用に関するガイドラインを一部変更。これにより、店内のディスプレイ・商品・イベント等の撮影、SNS、ブログ等への投稿、商品のバーコードリーダーを利用した価格比較アプリ、ショッピングアプリの利用、その他のブラザやメール等を使用を自由にした。なお、法律・マナー・公序良俗に反する使用、他に迷惑のかかる利用方法、個人利用目的以外での店舗内撮影は引き続き、制限を設けたままとする。
2015年09月17日ハイホーが運営するインターネットサービスプロバイダーhi-hoは9月16日、新サービス「hi-ho LTE typeD ミニマムスタートwith MR04」を10月1日より提供すると発表した。同サービスは、hi-hoが提供するモバイルデータ通信サービス「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート」とNECプラットフォームズ製SIMフリールータ「Aterm MR04LN」を組み合わせたもの。hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with MR04は、下り最大225Mbps/上り最大50Mbpsの通信(低速通信時は最大200kbps)に対応したmicroSIMとAterm MR04LNを利用してデータ通信が行える。月額利用料は1,830円で、最低利用期間は2年。以降は933円月額利用料で運用できる。バンドルチャージは毎月3GB付与される。Aterm MR04LNは、LTE-AdvancedおよびIEEE802.11acに対応したSIMロックフリーのモバイルルータ。デュアルSIMスロットを搭載するほか、LTE国際ローミング(クラス5)に対応。国内だけでなく、海外でも利用できる。寸法・重量は約63(W)×111(D)×11(H)mm・約111gで、タッチパネル式ディスプレイを搭載。バッテリー容量は2,300mAh。Wi-Fi対応機器の同時接続台数は最大16台。
2015年09月16日ヨドバシカメラは16日、ヨドバシカメラ全22店舗において、無料インターネット接続Wi-Fiスポット「ヨドバシ フリーWi-Fi」サービスを開始した。「ヨドバシフリーWi-Fi」は、ヨドバシカメラ店内で使える無線インターネット接続サービス。利用にあたり、料金や事前登録などは不要。アクセスポイント「Yodobashi_Free_Wi-Fi」(SSID)を選択し、利用規約に同意するとインターネットに接続できる。接続後の制限は特になく、価格の比較、商品情報の確認、ユーザーレビューの閲覧、ブラウジングやメールも可能。Wi-Fiサービス開始にあわせ、スマートフォン使用に関するガイドラインを改訂。これまで禁止していた店内での撮影行為を解禁する。ヨドバシカメラ店内で商品やイベントなどの撮影、およびSNSやブログへの投稿を許可し、ヨドバシフリーWi-Fiに接続しつつ、店内でほぼ自由にスマートフォンやタブレットを利用できるようになった。ただし、法律、マナー、公序良俗に反する使用、他の利用客に迷惑が掛かる行為、個人的な利用目的以外での店舗内撮影は禁止している。
2015年09月16日日本航空(JAL)は、国内線で提供している機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」の専用アプリ「JAL SKY Wi-Fi 国内線」を公開した。同アプリを利用することで、より素早く簡単にインターネットに接続できる。「JAL SKY Wi-Fi 国内線」は、同社が2014年7月より提供している国内線向けの機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」専用アプリ。機内でインターネットを利用する際に必要な「Gogoアカウント」をアプリで事前登録すると、ユーザーIDやパスワードを毎回入力することなく、接続可能となる。そのほか、事前に購入したWi-Fiパス、およびJMBダイヤモンド・JGCプレミア・JMBサファイア会員、各種キャンペーンで登録したWi-Fiパスをアプリ上で利用できる。Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。対応OSはAndroid 2.3以降。
2015年09月14日XYZプリンティングジャパンは3日、Wi-Fi接続によりPCレスで直接Web上のデータをプリントできるパーソナル向け3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.1Plus」を発表した。iPadやAndroidタブからの直接プリントも行える。同日から販売開始し、価格は税込119,800円。Wi-Fiを搭載し、専用アプリを通じて、iPadやAndroidタブレットからの直接プリントに対応した個人向け3Dプリンタ。プリント時には新モデル本体に内蔵するカメラを通じ、出力の進行状況を確認できる。また、本体搭載の5型タッチ液晶から、同社が運営する3Dデータ共有サイト「XYZギャラリー」にアクセスし、データを直接プリントすることも可能。このほか、搭載するUSBポートにUSBメモリを接続し、保存されている3Dデータの読み込みやプリントも行える。PCとのWi-Fi接続、有線LAN接続にも対応する。主な仕様は、プリント方式が熱溶解樹脂積層方式、樹脂材質がABS樹脂とPLA樹脂、積層ピッチが0.1/0.2/0.3/0.4mm、最大プリントサイズがW200×D200×H200mmなど。インタフェースはUSB 2.0、Wi-Fi、有線LAN。本体サイズはW468×D558×H510mm、重量は24kg。PCの対応OSはWindows 7以降、Mac OS X 10.8以降。対応フォーマットはSTL、XYZ Format(独自)。300gのABS白フィラメントが付属する。
2015年09月05日ディーアンドエムホールディングスは4日、デノンブランドのプリメインアンプとして、Hi-Fiネットワークレシーバー「DRA-100」を発表した。発売は10月中旬。希望小売価格は税別110,000円。DRA-100は、2015年1月に発売されたフルデジタルプリメインアンプ「PMA-50」の後継モデル。PMA-50は幅が200mmと小型で、デスクトップ向けオーディオシステムとして位置づけられていたが、DRA-100の幅は280mmで、主にリビングなどで音楽を楽しむユーザーに向けたシステムとなっている。DLNA Ver1.5に対応し、最大5.6MHzのDSDと192kHz/24bitのハイレゾ音源再生が可能。また、フロントに搭載したUSBポートから、USBメモリに録音したDSD、FLAC、ALAC、AIFF、WAVを再生できる。アンプ部には高速で精度の高いフィードバックループで音質を向上させる、DDFA(Direct Digital Feedback Amplifier)テクノロジーを採用。音源は入力から最終段のPMW変調まで一貫してデジタルで処理するため、D/A変換による音質劣化が生じない。また、デノン独自のアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing」を使用しており、16bitで入力された音楽信号を32bitに拡張し、デジタル音源をよりアナログの原音に近づける。本体には、スピーカー出力アンプのほかヘッドホン出力用のアンプを搭載。ヘッドホンアンプにはゲイン切り替え機能がついており、インピーダンスの高いヘッドホンも最適な音量でドライブする。通信機能は、Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n)、Airplay、Bluetoothをサポート。NFCに対応し、最大8台のデバイスとペアリングできる。このほか、インターネットラジオの再生に対応する。入力端子は、光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ音声×2。出力端子は、6.3mmヘッドホンジャック×1、アナログ音声×1、サブウーファープリアウト×1、ネットワーク×1、Bluetooth/Wi-Fiアンテナ×3。定格出力は35W+35W(8Ω、1kHz、THD 0.01%)。本体サイズはW280×D104×H337mmで、質量は4.8kg。
2015年09月04日iPhoneでWi-Fiを利用する場合、入力が必要な情報はルータ側で設定したアクセスポイント名(ESSID)とパスワードのみ、しかもいちど認証されてしまえば次回以降は自動接続できる。実際には、ルータ側で稼働している「DHCPサーバ」に問い合わせ、通信に必須のIPアドレスを貸与してもらう手続きを行っているのだが、iPhoneでは一連の処理を自動的に行うよう設定されているため、ユーザが意識する必要はない。しかし、ふと気がつけば通信不能、いつのまにか接続がオフ、などというトラブルを耳にすることも少なくない。原因はルータにあるのかiPhone(iOS)にあるのか、製品数の多さからして判断は難しいが、なんらかの理由でIPアドレスが適切に貸与されていない可能性は考えられる。そんなときには、IPアドレスの「固定化」を検討してみよう。適切なIPアドレスをiPhoneに手動設定し、つねに同じIPアドレス(静的IPアドレス)を使うことで、DHCPサーバの影響を排除しようというわけだ。この措置により、少なくともIPアドレスの割り当てを原因とするトラブルは回避できるようになる。IPアドレスの割り当てには知識とノウハウが必要だが、ルータ(のWi-Fiアクセスポイント)に接続している状態であれば話は早い。『設定』→「Wi-Fi」の順に画面を開き、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントの「i」ボタンをタップ、現れた画面の「DHCP」タブにある情報をメモしておこう。そのまま「静的」タブに切り替え、メモした情報のうちIPアドレスの4区切り目(例:192.168.12.1の「1」の部分)を2から254の範囲で変更したもの/他の機器と重複しないものを入力すればOKだ。IPアドレスが他の機器と重複しているかどうかは、『Fing』などのIPアドレス検出アプリで調べることができる。一般的に、範囲の前半はDHCPサーバが予約しており重複の可能性が高いため、大きめの数値を指定することがポイントだ。
2015年09月02日日本マイクロソフトは8月20日、Windows10で実装された「Wi-Fiセンサー」を利用方法を開発者向けのブログで解説した。この技術は、外出時など、検出されたオープンWi-Fiホットスポットに自動的に接続できる。他のWindowsユーザーが接続したオープンWi-Fiネットワークの情報をクラウドソーシングにより収集・分析し、高品質な接続が提供されていたというデータが十分に集まったネットワークに接続される。周囲に複数のWi-Fiネットワークが存在する場合、その時点で最適とみなされるWi-Fiに接続する。具体的には、過去手動で接続したネットワーク、携帯電話会社により提供されている、パスワードで保護されたネットワークなどとなる。オープンなネットワークはだれでも接続ができるため、オンラインバンキングやオンラインショッピングなど、機密情報や個人情報を必要とするオンライン操作を実行しないように注意が必要だとしている。また、パスワードで保護されたWi-Fiネットワークに自動的に接続できる。Outlook.comの連絡先やSkypeの連絡先、Facebookの友だちのいずれかの相手が、Windows 10のWi-Fiセンサー機能でパスワードで保護されたネットワークを共有した場合、グループに自身が属する場合は、共有されたネットワークに自動的に接続できるようになる。さらに、パスワードで保護されたWi-Fiネットワークを、Outlook.comの連絡先、Skypeの連絡先、Facebookの友だちに共有し、インターネット接続できる。連絡先グループに含まれる相手がWindows 10でWi-Fiセンサーを有効にしている場合、共有したネットワークへ接続できるようになる(連絡先に共有ネットワークが表示され自動的に接続されるまでに数日かかる場合もある)。なお、共有された相手側はネットワークへの接続パスワードの入力は不要で、パスワードは相手に通知されない。技術的には、ネットワークを共有した場合、ネットワークパスワードは暗号化された接続を介してMicrosoftサーバー上の暗号化されたファイルに保存される。その後、連絡先がWi-Fiセンサーを使っている場合、HTTPS接続を介して連絡先のPCまたはスマートフォンに送信するものだと説明している。ネットワークが共有された場合、連絡先はそのネットワークを通してインターネット接続のみができる。連絡先が、自身のホームネットワークにある他のコンピューターやデバイス、ファイルなどへアクセスすることはできない。小規模ビジネスのイントラネットサイトも同様でアクセスできない。
2015年08月25日ヤマハは21日、サウンドバー「YSP-1600」を発表した。Bluetoothに加え、新たにWi-Fi機能を搭載した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込60,000円前後。YSP-1600は、ワンボディながら5.1chサラウンドを実現するサウンドバー「YSP」シリーズの新モデル。2013年に発売された「YSP-1400」の後継機にあたる。本体中央に2.8cm径のコーン型ビームスピーカーを8基搭載し、音を壁に反射させることでサラウンドを再生を可能にする。本体天面には8.5cm径のサブウーファーを2基内蔵している。映像出力はHDCP2.2に対応し、4K/60P映像信号のパススルーが可能なHDMI端子を新搭載した。従来モデルからネットワーク機能を拡充し、Bluetoothでの音源送受信機能とWi-Fi機能を内蔵。AppleのAirplay、DLNA Ver.1.5もサポートしている。また、YSP-1600をスマートフォンなどで操作する専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」と「MusicCast CONTROLLER」に対応。新機能の「MusicCast」では、YSP-1600で再生している音源をBluetooth経由で別のMusicCast対応機器に送り、同時再生できる。アプリのHOME THEATER CONTROLLERでは、ネットワーク内のサーバーに保存した曲の再生、radiko.jpなどインターネットラジオの選局、モバイル端末の音源再生も行える。HOME THEATER CONTROLLERの対応OSは、iOS 5.1.1以上、Android 2.3.3以上。MusicCast CONTROLLERの対応OSは、iOS 7.1以上、Android 4.1以上。本体前面の塗装はマット仕上げ、天面から前面にかけての斜面には鏡面仕上げを施している。アンプ部の実用最大出力は2W×8+30W×2。入力端子はHDMI×1、光デジタル×1、アナログ×1。出力端子はHDMI×1、アナログRCA(サブウーファー出力)×1。消費電力は25W。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、音声コーデックはSBCとAACをサポートする。サイズはW1,000×D65×H130mm(アンテナ含まず)。重量は4.7kgだ。YSP-1600と同時に、テレビの下に設置できるタイプの「SRT-1500」も発表された。
2015年08月21日エー・リンクは8月19日、各種スマートフォン、タブレット、PCの画像や音声情報をテレビやプロジェクタなどの大画面にWi-Fi(無線)で接続・表示する「EZCast Pro(イージーキャストプロ)」を9月1日から発売することを発表した。「EZCast Pro」は、企業の社内会議や顧客へのプレゼンテーション、教育研修やゼミなどにおける相互理解向上、グループ間のコミュニケーション向上などの用途が想定されている。同製品は、小型・軽量のドングルタイプのハードウェアで、HDMI端子に簡単に接続できる。また、iOS・Android・Windows・Mac OSなど複数(マルチ)OSでのストリーミングとミラーリング、画面の2分割、4分割表示が可能。投影画面の解像度は1,080Pで、投影画面を参加者がシェアリングできるAirViewも備えているという。また、同社ホームページから、Photo Viewer・Document Viewer・Live Camera・Video Player・Music Player・Web Browser・Cloud Storage・Live TV・Cloud Mediaなどのアプリケーションソフトウェアをダウンロードし活用可能となっている。希望小売価格は13,800円(税別)で、同社では今後1年間で約2万台の販売を予定している。
2015年08月20日アイ・オー・データ機器は19日、スマートフォンやタブレットに直接音楽CDを取り込める光学ドライブ「CDレコ Wi-Fi(CDRI-W24AI)」の専用アプリとして、DVDビデオを再生できる「DVDミレル for CDレコ」を発表した。8月末の提供を予定。通常価格は3,000円だが、2015年12月31日まで2,000円の限定価格で販売する。「CDレコ Wi-Fi」は、スマートフォンやタブレットとWi-Fi接続し、PC不要でCDの楽曲を取り込める光学ドライブ。DVDビデオの視聴は未対応だったが、新たに発売される専用アプリ「DVDミレル for CDレコ」を利用することで、DVD再生に対応する。スマートフォンやタブレットから、「CDレコ Wi-Fi」にセットしたDVDビデオをワイヤレスで視聴できる。専用アプリ「DVDミレル for CDレコ」は、iOS用とAndroid用が提供される(iOS 8以上、Android 4.2.2以上)。DVD再生機能としては、ルートメニューの表示、チャプター再生、字幕・音声の変更、再生位置のレジューム機能、マルチアングルでの再生などを搭載する。
2015年08月20日米Googleは現地18日、家庭用向けの無線LANルーター「OnHub」を発表した。Wi-Fiにまつわる設定の煩雑さや性能などの問題を排除し、高速かつ安全、容易に使えるWi-Fiを提供するという。価格は199.99ドル、米国で発売開始した。「OnHub」は、TP-LINKと提携して作成したGoogleのハードウェアとなる。周波数帯は2.4GHzと5GHz帯をサポート、WiFi規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応した。通信速度は最大1900Mbps。WiFiのほか、Bluetooth Smart Ready、Google Weaveなどもサポートしており、将来登場が見込まれるスマートデバイスにも対応できるとしている。OnHubは高さ7.5インチ(約19㎝)、直径4.6インチ(約12㎝)の筒型の機器で、状態を知らせるライトを上部に配置し、内部には2.4GHz帯向けに6本、5GHz帯向けに6本、混雑を感知するセンシング用に1本と、合計13のアンテナを組み込んだ。Wi-Fiルーターは部屋の中央や高いところ(部屋の隅や床の上ではなく)に置くことで性能を改善できるが、OnHubでは部屋の中に置きやすいようコード類のないすっきりとしたデザインにした。設定も簡素化し、独自のアンテナデザインとバックグラウンドで動くソフトウェアにより、状況に応じて高速な通信を提供するチャネルを自動で選択する。これにより、電波干渉問題を削減でき最高のパフォーマンスでネットワークを利用できるとしている。また、接続するデバイスの優先度も設定可能という。あわせてWi-Fi接続状況を確認するAndroid、iOS対応の「Google On」アプリを提供する。Wi-Fiに問題があるときは、解決策を提案してくれるという。アプリからWi-FiパスワードをSMSや電子メールで通知することも可能。OnHubは同日発売を開始した。価格は199.99ドルで、米国ではGoogle Store、TP-LINKのオンラインストアのほか、Amazon、Walmart(オンラインストア)などで購入できる。今後数週間以内に、米国とカナダの小売でも購入できるようになるという。Googleによると、他のハードウェアメーカーとOnHubデバイスを設計中とのこと。2015年中にASUSから発表があると予告している。
2015年08月19日米Googleは8月18日(現地時間)、TP-Linkと共同で開発したWi-Fiルータ「OnHub」を発表した。同製品は、Google StoreやAmazon.comで購入することが可能で、数週間後に出荷される予定。価格は199.99ドル。Googleは、OnHubについて、「さまざまなデバイスが混在する環境の中で Wi-Fi接続をスムーズに、高速に、簡単に利用できる新しいタイプのルータ」と説明している。具体的には、混み合っていないチャンネルを自動的に検出し、接続を中断せずに切り替え、円筒形のデバイスに搭載したアンテナ13基が、室内のさまざまな方向に信頼性の高いWi-Fi接続を提供するという。また、自動更新機能により、常に最新機能やセキュリティ アップグレードを入手することが可能。設定は、iOSおよびAndroid版の「Google On」アプリを使って行える。同アプリでは、帯域幅が最も必要なところにより多くの帯域幅を確保したり、問題が発生したら接続速度のテストを行ったりできる。サイズは15.4 x 190.4 x 104.5mmで、重量は0.86kg。ネットワークの規格は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth Smart、802.15.4、Weaveに対応している。
2015年08月19日成り行きで引き受けた「大人の自由研究」。ラズパイでつくる『スズメ激写装置』、一見順調そうに見えるが……さて。今回は、使い勝手を大きく変える「Wi-Fi化」を進める。○まずはWi-Fiの設定をうだるような暑さの昼下がり、編集部I氏から電話がかかってきた。そこまでダメ人間ではないので、ビールは注いでいない。I氏:「またチマチマと環境設定ですか!?」海上:「ハードウェアを絞り込んでいるからラクですよ」 ※:第2回を参照I氏:「コマンドはほどほどに。一般読者には難しすぎるから」海上:「PCからSSHで遠隔操作すれば、コマンド入力もコピペ対応できますよ」I氏:「とはいえ、viやemacsといったエディタでの作業は必要でしょ」海上:「扱いやすいテキストエディタ『nano』がありますから」I氏:「そうなの?」海上:「……座布団全部、って感じですかね」気を取り直して、Wi-Fiの環境設定に進もう。前回、SSHを使い有線LAN経由でリモートログインするところまで説明したが、そのままでは長いEthernetケーブルを引き回さねばならず、ベランダとはいえ屋外利用には不向き。Wi-Fi化すれば自宅のルータ/アクセスポイントだけでなく、スマートフォンをルータ代わりにできるので(テザリングを応用)、屋外へも持ち出せる。なお、第2回で紹介したUSB Wi-Fiアダプタは2.4GHz通信のみ対応するため、電波法に抵触する心配はない。Wi-Fiの設定だが、SSHでリモートログイン後、まずは「ifconfig」コマンドを実行しよう。第2回で紹介したUSB Wi-Fiアダプタであれば、システムの起動とともにモジュール(ドライバ)が読み込まれ、自動的に「wlan0」というネットワークデバイス名で認識されているはず。この確認ができれば、最初の関門はクリアだ。ネットワークデバイスとして認識されていれば、以下のコマンドラインをPCのテキストエディタへコピー&ペーストし、「○○」部分を接続するWi-Fiアクセスポイント名に、「△△△」部分を接続用パスワードにそれぞれ置き換え、さらにそれを端末画面(SSHクライアント)へコピー&ペーストしよう。もちろん直接入力してもいいが、コマンド入力に不慣れな場合は無理をしないほうがいい。これで、Wi-Fiアクセスポイントの設定は完了だ。wpa_passphrase "○○" "△△△" | sudo tee -a /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf続いてはIPアドレスの設定を。現在、家庭で利用されているルータ(兼Wi-Fiアクセスポイント)の多くにはDHCPサーバが用意されており、アクセスポイントに接続したクライアントに対しIPアドレスを貸し与える機能がある。IPアドレスは固定でも構わないのだが、『スズメ激写装置』は接続のつど変わる可能性がある変動型のほうが好都合なのだ。その理由は、冒頭にも挙げた「テザリング」。iOSにしてもAndroid OSにしても、テザリング子機(本稿の場合『スズメ激写装置』)に対しIPアドレスを割り振ってくれるため、変動型のほうが運用はラクなのだ。それに、利用するLinuxディストリビューション「Raspbian」は、AvahiというBonjour互換のIPアドレス自動設定機能がデフォルトで稼働しているため、変動型でも不便はない。というわけで、いよいよ「nano」を使いネットワークの設定ファイルを編集する。ファイルは「/etc/network/interfaces」、これを引数として与え実行すればいい(変更には管理者権限が必要なのでsudoを使う)。初期設定でいろいろ定義されているが、それをすべてクリアしたうえでリスト1の内容をコピー&ペーストしよう。有線LANポートはケーブルを接続しないかぎり使わず、ふだんはUSB WI-Fiアダプタで通信するための設定だ。Control-Xとタイプすると、画面下に「Save modified buffer」と確認のメッセージが表示されるので「y」をタイプし、続いて現れる「File Name to Write: /etc/network/interfaces」ではそのままreturnキーを押せばいい。これで、IPアドレスの設定は完了だ。$ sudo nano /etc/network/interfacesリスト1:/etc/network/interfacesauto loiface lo inet loopbackallow-hotplug eth0iface eth0 inet dhcpallow-hotplug wlan0iface wlan0 inet dhcpwpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confiface default inet dhcp○ついでにテザリングの設定もこれでWi-Fiの設定はひとまず完了。動作確認のためにも、いちどシステムを停止させ、Ethernetケーブルを抜いたうえで(USB Wi-Fiアダプタだけで)起動するかテストしてみよう。システム停止のコマンドは以下のとおり、Raspberry Pi前面の緑色LEDが10回点滅したことを確認のうえ、電源(USB micro-B)ケーブルを引き抜くこと。$ sudo halt次回Raspberry Piの電源をオンにすると(スイッチがないのでケーブルを接続するのだが)、DHCPサーバから貸し出されたIPアドレスがUSB Wi-Fiアダプタに割り当てられ、そのIPアドレス経由でリモートログインできるようになる。ただし、前述したとおり接続のつど変更されることがあるため、OS Xの場合は以下のとおりBonjour名を指定したほうがいい。Bonjour名はiOSのSSHクライアントアプリ「Serverauditor」でも利用できるので、念のため。$ ssh pi@raspberrypi.local最後に、テザリングの設定を。以下のとおり管理者権限でnanoを起動し、リスト2の内容を追加しよう。ssid行にはスマートフォンの名称を、psk行にはテザリングで使うパスワードを入力すればいい。/etc/network/interfacesのときと同じ要領で上書き保存すれば設定完了、次回システムを起動したときには手もとのスマートフォンがWi-Fiアクセスポイント代わりとなる。なお、テザリングを使う場合、Raspberry Piの電源を入れる前にスマートフォン側で受け入れ体制を準備しておくこと。たとえばiPhoneの場合、『設定』の「インターネット共有」画面にあるスイッチを有効にしたうえで、その画面を表示したまま待機していれば確実だ。$ sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confリスト2:/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confに追加network={ssid="Shinobu6" ←スマートフォンの名称psk="suzumechan" ←テザリングのパスワードkey_mgmt=WPA-PSK ←暗号化方式}I氏:「なんだかんだ、ここまで順調じゃないですか」海上:「もうWi-Fiで遠隔操作できるし、スマホがあれば外へ持ち出せるし」I氏:「残る課題はカメラのセットアップと動体検知ですかね」海上:「ですね」I氏:「スズメが飛んでこなかったときのオチも考えといてくださいよ」海上:「(泣)」I氏:「これがほんとのスズメの涙とか、そういうオチはいりませんから」海上:「……(バレたか)」
2015年08月11日ワイヤ・アンド・ワイヤレスは、5月に日本初上陸を果たしたコーヒーショップ「The Coffee Bean & Tea Leaf」の店舗でフリーWi-Fiサービスの提供を開始した。今回提供されるフリーWi-Fiサービスは、訪日外国人を含むすべての来店者が事前登録なしに利用できるもの。SSIDは「CoffeeBean_WiFi」を選択後にブラウザを立ち上げ、「インターネットに接続」をタップ、利用規約に同意することでインターネットの利用が行える。利用規約への同意後は、The Coffee Bean & Tea Leafのサイトに接続される。
2015年08月04日ネットギアジャパンは、バッテリー駆動のWi-Fiネットワークカメラ 『ARLO(アーロ)』を、7 月下旬より販売開始すると発表した。ベースステーションとカメラが2台セットで、価格は49,800円。すでに先行販売する米国では、月に数千台が売れるヒット商品になっているという。ARLOは、ケーブルレスで利用できるネットワークカメラ。撮影した映像はWi-Fi(IEEE802.11n)でベースステーションに送られ、無料のクラウド(容量1GB)に保存される。録画データは1分2MB程度で、クラウドには7日間保存される。ARLOは設置手順が簡単なのが特徴で、ベースステーションをインターネット接続し、スマートフォン用のARLOアプリをダウンロード(iPhone / Android)。そして、カメラ本体とベースステーションのSYNCボタンをプッシュして無線接続という3ステップで利用できる。電源はリチウム電池CRC123×4で、防水設計(IP65)のため、Wi-Fi の電波が届く場所なら屋外でも設置することができる。視野角は110度で、撮影動画は720p。ARLOは、ナイトビジョンに対応しており、夜間、部屋を暗くしていても撮影することができ、モーション駆動により、動きを検知したときのみ録画し、動きがないときはスタンバイモードとなり、消費電力を抑える。ベースステーションでカメラを最大5台まで管理でき、追加カメラは1台17,800円。同社によれば、家屋、自動車などの監視、家族やペットの見守りなど、コンシューマ用途を想定していたが、事務所の監視など、法人のニーズも高いという。なお、Arlo は、北米から中南米にかけて生息するHummingbird(ハチドリ)の一種で、非常に体の小さな鳥だが、毎秒55 回、最高で80回の高速で羽ばたため、「小さいけれども力強い」という、Arlo カメラシステムとハチドリに共通する特徴を掛け合わせているという。
2015年07月07日○速度制限されないためのWi-Fiスポット活用スマートフォンユーザーの多くはパケット通信料が定額になるプランを利用しているだろうが、利用できる容量の上限はあるため、1日の制限や1カ月単位の制限にひっかかって利用中に突然通信速度が遅くなってしまうこともある。遊びで使っているのならば使い方について反省しつつ制限が解除されるのを待つか、追加容量を購入することになるだろう。しかし仕事で使っているとなると難しい。低速な状態で我慢するとしても、スマートフォンでメールの送受信をするくらいならよいが、資料のダウンロードやクラウドサービスの利用などは厳しくなる。会社から支給されている端末だと追加容量を用意に購入できないこともあるし、個人所有の端末で仕事のために追加容量を購入するというのも経理的な処理が難しくなりがちだ。スマートフォン本体を仕事のみで使っているならばあまり規制されることはないだろうが、別に持ち歩いているタブレットやPCのインターネット利用もテザリングでまかなっていると思いがけずに通信量がかさんでいることもある。そうした状態に陥らないようにするための予防策として、また規制に備えるために利用したいのが、街中にあるWi-Fiスポットだ。各キャリアや飲食店が提供するものまで含めるとそうとうな数が存在する。それを簡単に探し出し、実際に使えるようにサポートしてくれるのが「Wi-Fiナビ」だ。○地図上にWi-Fiスポットを表示アプリを起動すると、標準では東京駅付近の地図が表示され、周囲のWi-Fiスポットが表示される。地図をスクロールして移動した場合、Wi-Fiスポットのアイコンが見えなくなるが、右上にある更新ボタンをタップすれば現在表示しているエリアにあるスポットが読み込まれるはずだ。右上のアイコンのうち、右から2番目をタップするとGPSで現在地を取得する。現在地の地図が表示されたら更新ボタンをタップすれば、今いるところから近いWi-Fiスポットが見つかるというわけだ。左にあるボタンの上段は地名を指定しての地図移動に利用。下段は機能ボタンを表示するのだが、左の2つは地図表示のコントロールボタンになる。1番左は道路交通情報を、2番目は航空写真を表示してくれるから、実際に移動先を決める時の材料にするとよい。スポットの情報はダウンロードしてオフライン利用することも可能だが、最新情報を取得するためにはオンラインで利用する方がよいだろう。つまり、実際に速度規制がかかってしまってからでは使いづらい。事前にオフライン利用の準備をしておくか、別途データ通信量の警告をしてくれるアプリなどを併用して規制がかかる前にスポット探しをするのがお勧めだ。○知らないサービスも使い方まで理解右上のメニューボタンをタップして「表示設定」を選択すると、地図上に表示するサービスを指定できるようになる。メジャーなものからマイナーなものまであるが、ざっくりと無料系、キャリア系、有料系と分けられているから自分に必要そうなサービスにチェックを入れておくとよい。また、メニューの「利用方法」が役立つ。これはアプリのヘルプ的なものではなく、Wi-Fiスポットの利用方法だ。下の方にはアプリから探すことのできるサービス各種について、公式サイトへのリンク集になっている。公式サイトを直接見ても具体的な接続方法が見つけづらいこともあるが、概要や接続方法、専用アプリなど必要となるページに直接リンクが張られているからわかりやすい。そして「利用方法」の上の方には得に多くの人が求めているであろう、無料で利用できるサービスを中心にピックアップして簡単な解説を行なっている無料ではあるけれど会員登録が必要なのについてもここで把握できるから、事前に確認しておきたい。利用しそうなサービスはとりあえず会員登録しておくと、いざという時に慌てずに済む。○Wi-Fiスポットにたどり着くナビ機能も搭載地図上に表示されたスポットのアイコンをタップすると、その店舗名や住所が表示される。さらに「詳細データ」をタップすると公式サイトの店舗情報等を参照可能だ。そしてここで「Googleナビ」をタップした場合、Googleマップに自動的に移動して目的地をセット、すぐにナビ機能が利用できるようになる。また「簡易ナビ」をタップした場合は現在地と選択したスポットの距離を数秒で計測し、直線距離とともに画面中に矢印を表示してくれる。これは、スポットの方向を指し示しつづける矢印だ。利用中は端末を地面に平行に持つのではなく、垂直に顔の前に立てるような持ち方をすると正しく移動をサポートしてくれる。利用料金:無料制作者:ASTONWORKSWi-Fiナビ
2015年07月02日NTTコミュニケーションズは、LTE-Advancedに対応し下り最大300Mbpsの高速通信が利用できるモバイルWi-Fiルータ「Aterm MR04LN」を7月16日より発売する。端末価格は税別21,900円。7月1日より予約受付を開始する。「Aterm MR04LN」は、LTE-Advancedに対応し下り最大300Mbpsの通信が利用できるモバイルWi-Fiルータ。Wi-FiはIEEE802.11acに準拠しており、理論値最大867Mbpsの通信が可能となっている。デュアルSIMスロットを搭載し、2つのSIMカードが挿入可能。これにより、国内利用と海外利用、ビジネスとプライベートなど用途に応じたSIMカードの使い分けができる。主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、幅約63mm×高さ約111mm×厚さ約11mm/約111g(電池パック装着時)。バッテリー容量は2,300mAh。連続最大作動時間は、Wi-Fi通信時が約12時間。連続最大待受時間は、約1,000時間(休止状態時)。通信は、受信時最大300Mbps/送信時最大50MbpsのLTE-Advanced、受信時最大14.4Mbps/送信時最大5.7Mbpsの3Gをサポート。対応周波数帯は、LTEが2100MHz/1700MHz/1500MHz/800MHz、3Gが2100MHz/800MHz/850MHz。Wi-Fiの同時接続台数は16台となる。
2015年06月30日リコーイメージングは6月18日、単焦点コンパクトデジタルカメラ「GR II」を発表した。新たにWi-Fi機能とNFC機能を搭載している。発売は7月17日で、価格はオープン。推定市場価格は税込100,000円前後。「GR II」はGRシリーズで初めてワイヤレス通信機能を内蔵した製品だ。APS-CサイズのCMOSセンサーや画像処理エンジン「GR ENGINE V」、28mm相当 F2.8の単焦点レンズは前モデルと同じものを引き続き搭載するが、オートホワイトバランスのアルゴリズムや高感度撮影時の画像処理を改善している。また、「明瞭コントロール」「光沢コントロール」など6種類のエフェクトモードを新たに追加。外部フラッシュと連携するワイヤレス発光機能も備える。さらに、Wi-Fi機能を活用するためのスマートフォン・タブレット向けアプリ「GR Remote」を通じて、リモート撮影が可能。GR Remoteの操作・設定インタフェースは、GR II本体と同様のデザインとなっており、直感的に使用できる。2,000台限定で発売する「GR II 初回生産限定セット」は、ホースレザー製のラッピングケースとハンドストラップ、グリーンのリングキャップが付属する。こちらの推定市場価格は税込110,000円前後。主な仕様は、撮像素子が有効約1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーで、レンズの焦点距離が28mm相当(35mmフィルム換算時)、開放F値がF2.8、対応感度がISO100~ISO25600。サイズは約W117×D34.7×H62.8mm、先代GRから高さがわずかに1.8mm増した。重量は約251g(バッテリー、SDカード含む)。
2015年06月18日NTT西日本、NTTメディアサプライ、NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は、和歌山県内にWi-Fi整備等を促進するため、和歌山県と協定を締結したと発表した。この協定は和歌山県内の観光客、とりわけ、外国人観光客のニーズが高いWi-Fi環境の拡充に向けたもの。平成26年度「Wakayama-Free-Wi-Fi大作戦(Wi-Fiつながるプラン)」事業の整備事業者としてNTTグループが採択され、和歌山県内全域の観光拠点等に対し、幅広くWi-Fiを展開することで両者が合意し、今回の協定締結となった。協定事項は、県内の民間施設及び公共施設(国体施設、図書館、美術館等)をはじめとするWi-Fi接続環境の拡大、和歌山県情報(観光、国体、県産品、災害等)を発信するための新たなルートの創出、Wi-Fiの活用により外国人観光客等の満足度を高める取り組み。NTTグループ3社の役割は、NTT西日本が県内の民間施設、及び公共施設のWi-Fiアクセスポイント整備、NTTメディアサプライがWi-Fiサービスの提供、NTTBPがJapan Connected-free Wi-Fiアプリの提供、FREE-Wi-Fiの利用実態把握の実施を行う。今後は、和歌山県との協定締結を契機として、本協定に基づく具体的な取り組みをまとめた実施計画を和歌山県と連携し実行していき、観光振興を含んだ地域活性化の取組を推進していくという。第一弾では、和歌山県の公共施設12箇所に54のアクセスポイント(AP)を設置、その後、カバーエリアを民間にも広げ、平成28年3月末までに1,000箇所、平成30年3月末までに1,500箇所のアクセスポイントを設置する計画だ。
2015年06月16日UQコミュニケーションズは、同社が販売する下り最大220Mbpsの通信に対応したモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX01」に新色としてメタリックレッドモデルを追加し、19日より発売する。「Speed Wi-Fi NEXT WX01」は、3月より発売されているモバイルWi-Fiルーター。4×4 MIMO技術に対応し、WiMAX 2+通信時に下り最大220Mbpsの高速通信を実現する。これまで、パールホワイトとディープブルーの2色が用意されていたが、新たにメタリックレッドが追加された。主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、幅約109mm×高さ約66mm×厚さ約9mm/約97g。IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応。連続通信時間は、WiMAX 2+接続時が約400分、WiMAX 2+の省電力モード時が約520分、WiMAX接続時が約680分。連続待受時間は約35時間。Wi-Fi使用時の同時接続台数は10台。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月11日