2017年に発表した漫画『大家さんと僕』(新潮社)で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した、芸人で漫画家の矢部太郎の初の大規模な展覧会が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで、4月24日(水)から7月7日(日)まで開催される。1977年、絵本・紙芝居作家のやべみつのりを父として生まれた矢部太郎は、幼い頃から絵を描くことが好きだったという。1997 年にカラテカを結成し、吉本興業所属のお笑い芸人として活躍するが、『大家さんと僕』がシリーズ累計で120万部を突破し、漫画家としても高い評価を得た。その後は、父との幼少期の思い出を綴った『ぼくのお父さん』(新潮社)、人気者になりたい動物たちの楽屋での姿を描いた『楽屋のトナくん』(講談社)、認知症患者と家族の日常を描いた『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)など、次々と作品を発表してきた。『楽屋のトナくん(1)』(講談社)2022年「はじめまして」より矢部の作品の特徴は一貫している。それは、鋭くも優しい芸人としての眼差しを活かしつつ、力の抜けた絵と言葉で大切なことをシンプルに伝えていく姿勢だ。登場人物の何気ない会話や行動のなかに、見過ごされがちな気持ちの揺れをすくいあげ、温かなユーモアでくるんで表現する作品からは、懸命に生きる人々に向けて「ありのままでいいよ」と静かに励ます思いやりが感じられる。矢部自身はその漫画について「読者と僕の『ふたり』の物語かもしれない」と語っているといい、展覧会タイトルの「ふたり」には、読者の一人ひとりが、そうした温かな眼差しをもつ矢部とその作品に親密に向き合うことを示唆しているようだ。『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)2023年「お金盗ったでしょう?」より見どころのひとつは、『大家さんと僕』をテーマに、多彩な展示が行われること。大家さんが来場者の「帰宅」を迎えてくれるインスタレーションといった体験型展示に加え、同展のためにアクリル絵具で描き下ろした作品約100点の展示、紙芝居の上映、そして多くの人々の涙を誘った最終話の映像上映もある。また、幼少期に父・やべみつのりが描いた家族絵日記「たろうノート」や矢部が父の勧めで制作した「たろう新聞」の初公開や、幼い頃の暮らしぶりを体感できる映像インスタレーション、さらに最新作『プレゼントでできている』(新潮社)に関連した「番外編」の公開など、矢部の「原点」と「今」にもふれられる、盛りだくさんの内容も楽しみだ。父の家族絵日記「たろうノート」<開催概要>『ふたり矢部太郎展』会期:2024年4月24日(水)~7月7日(日)※会期中無休会場:PLAY! MUSEUM時間:10:00~17:00、土日祝は18:00まで(入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、大学1,200円、高校1,000円、中小600円※立川市民割あり※特典つき公式サイト:
2024年04月18日俳優の奥平大兼と鈴鹿央士がW主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(3月8日公開)の本編映像が7日、公開された。○■eスポーツチーム・アンダードッグス初めての練習シーン公開今回公開されたのは、翔太(奥平)と達郎(鈴鹿)がはじめて出会い、オンライン上でゲームをする様子が描かれた本編映像。会った当日にすぐ、オンラインに呼び出された翔太は、ゲーム初心者ながらいきなり「ロケットリーグ」をプレイする事に。ハンドルネームは“ゲームに登場しそうな武器名”というチームのルールに従って、翔太は「りゅうのつるぎ」とい強めの武器名をつける。自身の強さと釣り合わない、「きのぼう」という弱そうなハンドルネームをもつ天才ゲーマー・達郎は「強そうだね、いい度胸」と笑みを浮かべ反応する。しかし、いざゲームをはじめると「ロケットリーグ」未経験の翔太は操作に悪戦苦闘。困惑する翔太に、先輩の達郎は「習うより、慣れろ」「コツはない、練習あるのみ」とスパルタ指導をしていく。素っ気ないアドバイスに困惑しつつも、翔太はどんどん競技のおもしろさにハマっていく。相手の懐に入り込むのが上手いお茶目な翔太と、人に心を開くまでに時間が掛かりそうな雰囲気で冷静な達郎の、どこかぎこちない10代の距離感がリアルに描かれた映像となっている。【編集部MEMO】映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。 学校の壁に貼られたeスポーツ勧誘ポスターを見た翔太(奥平大兼)は興味を持ち、eスポーツ上位ランカーでポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿央士)に連絡する。達郎のクラスメイトでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘も巻き込み、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成して、全国大会に挑む。(C)2023 映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2024年03月07日eスポーツを日本で初めて題材にした劇映画、『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』が3月8日(金) に全国公開される。「全国eスポーツ選手権」に出場したチームの実話をもとに、『のぼる小寺さん』などの青春映画の名手・古厩智之監督が映画化。ゲームのヒットメーカーである広井王子が企画・プロデュースを担当した。ゲーム対戦の臨場感あるスリリングな映像と、鈴鹿央士や奥平大兼が演じる高校生たちのドラマが見事に融合した、おとなが観ても楽しめる作品だ。『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』汗も涙も、感動の押し売りもない。これが21世紀型のスポーツ青春映画だ。eスポーツは、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦を、スポーツ競技として捉えるときの名称。IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれ、今や正式なスポーツとして世界に認められている。eスポーツがとりあげられた映画では、昨年公開されたアメリカ映画『グランツーリスモ』が記憶に新しい。カーレース・ゲームのチャンピオンがリアルなプロレーサーになった実話の映画化。ゲーム画面と実際のレース映像、ともに大迫力だった。野球やサッカーのように、eスポーツにも高校の全国大会がある。2018年から23年まで開催された「全国高校eスポーツ選手権 」もそのひとつ。本作は、その第1回大会に参加し、全国大会まで進んだ徳島・阿南高専の実話をもとに作られている。成績優秀、手首のけがでバスケットボールを断念し、うつうつとした日々を送るちょっと生意気な高専3年生、達郎(鈴鹿央士)が主人公。他人と交わることを嫌って、もっぱらオンラインゲームに没頭している。ある日、ネットで「全国eスポーツ高校大会」の告知をみて、興味を持つ。大会の種目は「ロケットリーグ」。彼はそのゲームの世界では日本上位ランカーなので、ひとりなら優勝を狙えるのだが、問題は3人でチームを組む必要があること。仲間のいない達郎はチーム募集のポスターを作り、学校中に貼り出す。このポスターを見て、応募してきたのが2年生の翔太(奥平大兼)。あとひとりは、これまでつきあいのなかった、同じクラスの亘(小倉史也)を強引に巻き込んだ。これでなんとかチーム結成にこぎつけたのだが……。まずこのチーム3人のキャラがいい感じだ。天才肌でやや孤高の達郎、明るい性格で女の子にもてる翔太、アニメやVチューバーに熱中しているオタクの亘。映画の公式サイトがうまいこと言っている。「陽キャ×優等生×クセ強」の3人組。試合はほとんど達郎がひとりで得点を稼ぐ。翔太はなんとかうまくアシストする。ほぼシロウトの亘が足を引っ張る。そんなことの連続だが、その亘の思わぬ活躍もあり、予選を突破。なんと全国大会まで駒を進める……というお約束の展開。なのだが、これまでのスポ根ものや、ハードな部活ものとちがうのは、タイトルにもある「勝つとか、負けるとかは、どーでもよくて」の精神。青春とか、友情とか、そういうやや“ストレートなワード”から距離をおいた3人のスタンスが、逆に好感がもてる。学校の名前で参加するのだが、学校の名誉のためになんて、よもや考えてもいない。3人の関係もイイ感じにクールで、いかにもいまを生きている高校生だ。古厩監督は、モデルになった元高専生3人にヒアリングをしたときの印象が面白くて、この映画を監督することを決めたという。「彼らが実際に大会で東京に出てきたときに、1日フリーな時間があったらしいんですね。それぞれ別行動をしていたのに、秋葉原で鉢合わせちゃうんです。そこでお互いに気づいているのに、誰も声をかけなかった。僕は『何それ』と思うと同時に、すごく『ぽいな』と思いました。彼らはお互いに踏み込まないんですよね。 それは優しさでもあったりして。そこが面白いと思ったので、否定せずに描き、その距離感も大切にしました」もうひとつ素晴らしいのは、ゲームのシーンの映像。「ロケットリーグ」はカーレースゲームとサッカーが融合したゲーム。プレイヤーは3対3で対戦。ジャンプや飛行ができる車“バトルカー”を操作し、相手チームのゴールに巨大なボールを叩きこむ。本作は、「サクラ大戦シリーズ」などヒットゲームを多く手がけた広井王子が企画・プロデュースに参加している。さらに「ロケットリーグ」のエキスパートであるkokkenとWaveがゲーム監修と俳優への指導を担当、そのこだわりがハンパない。プロダクションノートによれば、当初は、プレイする人物をメインにして撮影し、ゲーム画面を画角に入れ込む程度で考えていたが、「観客をゲームの世界に没入させたい」という古厩智之監督の意向で、フルスクリーンでゲーム画面を映すシーンを多用するなど、臨場感のある、凝りに凝ったものになった。リアルの3人とゲーム画面の動きもぴたりと決まって、とても自然。特に、最初はミスばかりだが、次第に習熟していく亘のプレイはつい思い入れて観てしまうほどだ。古厩監督といえばPFF(ぴあフィルムフェスティバル)の出身。大学時代に応募し、グランプリを獲得した作品は『灼熱のドッジボール』。転校する高校のクラスメートとの最後のドッジボールを描いた青春映画だ。高校生のドッジボールなんだけど、見ているこっちも次第に熱くなった。久しぶりにあの作品をPFFで観たときの興奮がよみがえってきた。バーチャルの世界に熱中する3人組の、それぞれのリアル家族、抱えている人間関係、住んでいる海辺の町のたたずまい、学校の様子……そういうディテールもこの映画にはきちんと詰まっている。おとなの役者では、達郎の母親役の俳優がどこかで見たことあるなあ、と思ったが…。TVドラマ『きのう何食べた?』で西島秀俊扮するシロさんがよく行くスーパーの、無口なお姉さん役を好演した唯野未歩子さんだった! この映画でも言葉少なめの、深い演技が印象的でした。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2024年03月04日ドラマ化もされた傑作ミュージカル『Play a Life』が、2月7日に博品館劇場で幕を開ける。初日前日となる6日には、「白猫」のゲネプロが行われ、佐藤隆紀(LE VELVETS)、平川めぐみ、屋比久知奈、そして「黒猫」の相葉裕樹、松原凜子、豊原江理佳から初日に向けたコメントが到着した。本作は、作・演出:上田一豪、作曲:小澤時史によるオリジナルミュージカル。2014年8月に亡くなった名優、ロビン・ウィリアムズ主演の映画『今を生きる』(1989年)をきっかけに恋に落ち結婚した夫婦と、妻の教え子だった教育実習生が「今を生きる」をテーマに、歌で物語を紡いでいく作品だ。東宝演劇部所属の演出家として知られる上田の主宰する劇団TipTapが2015年に初演して以降、再演を重ね、2017年にはラジオドラマ化。2021年のコロナ禍では文化庁収益強化事業のモデル作品として4K映像でのライブ配信など様々な形で上演されてきた。さらに、2023年3月には、フジテレビ初の本格ミュージカルドラマとして、上田が自ら監督を務め、映像作品として放送されるなど、多くの人に愛されてきた。今回の公演は「白猫」と「黒猫」の2チームで上演。「白猫」チームの「夫」役は佐藤、「妻」役は平川、「教育実習生」役は屋比久の3名が出演。一方、「黒猫」チームの「夫」役は相葉、「妻」役は松原、「教育実習生」役は豊原が務める。物語は、「教育実習生」の歌声に続き、「妻」、「夫」とハーモニーが重なっていく「オーヴァーチュア」からスタート。続いて、夫と妻がロビン・ウィリアムズ主演の映画『今を生きる』(1989年)をきっかけに名画座で出会い、恋に落ちて、夫婦になる様子が「今を生きる」というナンバーに乗せて綴られる。彼女(妻)は映画に憧れて教師に、彼(夫)は俳優を志した。ところが、いつの間にか妻は教師を辞め、夫は高校の非常勤講師を務めるようになっていた。ある日、好きな映画を尋ねられて『今を生きる』と答える教育実習生がやってくる。妻が教師を辞めた理由は何だったのかーーー。学校机とイスが積み上げ、ぶら下げられ、糸が張り巡らされたようなステージは幻想的で、作品のイメージを見事に表現。冒頭から、チェロとピアノだけの生演奏にキャストたちの歌声が美しく響き合い、その熱量に圧倒される。「白猫」も「黒猫」も実力派がそろっているだけに、その歌声がダイレクトに胸に迫ってくる。物語の後半では、前半に感じた“違和感”の正体が明らかに。夫が抱えていたものの重さ、妻の愛情、そして教育実習生の優しさに胸が締め付けられる。劇場を出た後も、この作品が掲げる「今を生きる」というテーマについて考えさせられた。同じ歌、同じセリフを話していても、演じるキャストによってキャラクターの印象が大きく変わってくるのもこの作品の面白さの一つ。ぜひ両チームとも体感し、佐藤と相葉、平川と松原、屋比久と豊原それぞれの個性が浮き出た芝居と歌を楽しんでもらいたい。開幕に向けて、「白猫」「黒猫」チームそれぞれのキャストからコメントも到着した。(白猫チーム)佐藤隆紀(LE VELVETS)2016年この作品を観劇した際に受けた衝撃を自分の体を通して皆様にお届け出来ることがとても幸せです。演出の一豪さんと沢山話し合いをしながら、屋比久さん、平川さんとお芝居を深めることが出来ました。あとはこの作品のパワーに身を委ねて舞台上で生きたいと思います。平川めぐみミュージカル『Play a Life』は私にとって特別で大切な作品です。この作品のテーマになっている、今を生きる。素晴らしい皆様と共に、一瞬一瞬を大切にお届けしたいです。屋比久知奈あっという間の稽古期間で、充実した時間でした。3人の空間。繊細に、でもエネルギーを使う作品。緊張しておりますが、どのような形でお客さまに届くのか、楽しみでもあります!2チームそれぞれの物語があり、稽古していてもその違いが面白かったので、ぜひどちらも観ていただけたら嬉しいなぁと思います。楽しんでいただけますように!(黒猫チーム)相葉裕樹いよいよ『Play a Life』が開幕します。みんなで積み上げてきたものを信じ、舞台上でその瞬間を感じ、ただそこに存在して紡いでいけたらと思います。日々どんな景色が見られるのかとても楽しみです。是非劇場でお待ちしています。松原凜子その輝く瞬間、積み重ねていく。それがあなたの人生の生きた証」という歌詞があります。『Play a Life』や映画『今を生きる』という素晴らしい作品に触れて、”人生とは今この瞬間の積み重ねである”と意識出来ました。大切な時間とお金を使いご観劇くださるお客様の、人生の輝く瞬間の一部になれたら嬉しいです。豊原江理佳『生きる』ことを、一度立ち止まって考えるきっかけになるような、そして暖かい気持ちになっていただけるような作品になっていたらいいなと思います。毎公演丁寧な心で作品と向き合いお客様にお届けしたいです。劇場でお待ちしています!タイトル:ミュージカル『Play a Life』■作・演出:上田一豪■作曲:小澤時史<キャスト>白猫=佐藤隆紀(LE VELVETS)、平川めぐみ、屋比久知奈黒猫=相葉裕樹、松原凜子、豊原江理佳<公演日程>2024年2月7日(水)~12日(月祝)全10回※白猫・黒猫チームのスケジュールは公式サイトにてご確認ください。会場:銀座 博品館劇場<チケット料金>好評発売中!全席指定8,800円※税込/未就学児入場不可<お問い合わせ>サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00-15:00)公式サイト: 劇団公式X:@gekidan_TipTap公演情報配信X:@PlayaLife2024公式ハッシュタグ#PlayaLife2024 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月07日実話にインスパイアされた【eスポーツ】初の劇映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』より場面写真が解禁された。徳島の高等専門学校を舞台に実在した生徒をモデルに描く本作は、奥平大兼と鈴鹿央士がW主演し、学年も性格もバラバラの3人組が【eスポーツ】全国大会に挑む姿を描く青春映画。この度解禁されたのは、3人組がひとつの青春を紡ぎあげていく瞬間が切り取られた場面写真。金髪ピアスのヤンチャな見た目とは裏腹に必死にPCと向き合う【eスポーツ】ビギナーの翔太(奥平大兼)、ケガを理由にバスケットボールを諦め、いまは大会種目<ロケットリーグ>の日本上位ランカーである天才ゲーマーの達郎(鈴鹿央士)、人数合わせをいいことに練習よりもVtuber“胡桃のあ”に夢中の亘(小倉史也)の姿が。達郎が前のめりになってなにやら交渉を試み、それに引き気味の亘のカットのほかに、淡い空気感を纏った翔太と同級生の紗良(花瀬琴音)の2人が視線を交わすシーンも公開。そして、【全国高校eスポーツ大会】という目標のもと、はじめは足並みの揃わなかった3人が、やがてひとつのチームとなっていく姿を撮影する、大会主催者・広報の三上桃子(山下リオ)もお披露目。にわか結成の3人組“チーム・アンダードッグス”と彼らを取り巻くキャラクターを捉えたバリエーション豊かな場面写真となっている。併せてムビチケ発売情報も解禁。発売日は12月15日(金)で、特典は本作のポスタービジュアルがデザインされたオリジナル・クリアファイル(数量限定)となっている。オリジナル・クリアファイル『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は2024年3月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~ 2024年3月8日より全国にて公開©2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2023年12月15日奥平大兼と鈴鹿央士がW主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』より、予告編とポスタービジュアルが公開。追加キャストも発表された。本作は、eスポーツを題材にした日本初の劇映画。徳島県の高専を舞台に、実在の男子学生をモデルにした青春映画だ。この度、翔太(奥平さん)と達郎(鈴鹿さん)と共に、全国高校eスポーツ大会を目指す達郎のクラスメートで、Vチューバー・胡桃のあに夢中のクセ強男子・亘役で、話題CMに出演する小倉史也を抜擢したほか、山下リオ、花瀬琴音、三浦誠己の出演が明らかになった。解禁となった予告編では、学校の壁に貼られた、全国高校eスポーツ大会メンバー大募集のポスターを見て興味を持った翔太が、ポスターを作った先輩・達郎に連絡。1チーム3人編成のロケットリーグにエントリーしたい達郎は、人数合わせのためにたまたま席が近かった亘を残り1枠にロックオン。本来なら放課後に交わることもなかった学年も性格もバラバラの3人が、にわかチーム<アンダードッグス(かませ犬)>を結成し、全国大会に挑む。最初は全く息が合わない彼らだったが、次第に競技に魅せられ、練習を重ねていく。不満はないけれど、なにかが足りない。そんな10代男子が熱中できるものを見つけて、次第に仲間となっていく姿が映像の中に凝縮。青春真っ只中の爽快感溢れる予告編となっている。またポスタービジュアルでは、翔太と達郎がコントローラー片手にゲーム台に座り、楽しげな笑顔を向け、亘はタイトルからひょっこり顔を出している。そして2人の後ろには、ロケットリーグの壮大なフィールドが広がり、躍動感みなぎるビジュアルが完成した。『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は2024年3月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~ 2024年3月8日より全国にて公開©2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2023年11月24日奥平大兼と鈴鹿央士がダブル主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』の公開日が、2024年3月8日(金) に決定し、併せて追加キャスト、予告編、ポスタービジュアルが発表された。「eスポーツ」を題材にした日本初の劇映画である本作は、徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。派手な外見とは裏腹に、弟想いの一面もある心優しい翔太を奥平、クールな優等生だがケガを理由にバスケットボールを断念せざるを得なかった達郎役を鈴鹿が演じる。監督は、若者を主人公に据え、数々の青春映画を世に送り出してきた古厩智之、本作の企画・プロデュースを「サクラ大戦シリーズ」等を手掛けるゲーム界のレジェンド広井王子が務めた。追加キャストには、翔太と達郎とともに「全国高校eスポーツ大会」を目指す、達郎のクラスメートでVチューバ―“胡桃のあ”に夢中のクセ強男子・亘役に小倉史也が抜擢。そのほか、山下リオ、花瀬琴音、三浦誠己の出演が発表された。予告編は、「俺、これ出るわ」と、学校の壁に貼られた「全国高校eスポーツ大会メンバー大募集」のポスターを見て興味を持った、金髪のやんちゃな外見の翔太(奥平大兼)の姿が映し出される。ポスターを作った1学年先輩のeスポーツ上位ランカー・達郎(鈴鹿央士)に連絡する。1チーム3人編成の「ロケットリーグ」にエントリーしたい達郎は、人数合わせのためにクラスメートでたまたま席が近かった亘(小倉史也)を誘う。「ガチのやつ?」と困惑気味の亘だが、達郎の猛プッシュに負け、しぶしぶチームに加入。友達未満のドライな関係で、激しく衝突したりもしない彼らは全く息が合わなかったが、次第に競技に魅せられ、練習を重ねて、東京での決勝戦を目指していく……。不満はないけれど、なにかが足りない。そんなどこにでもいる10代男子が、熱中できるものを見つけ、次第に仲間となっていく姿が60秒の映像の中に凝縮されている。ポスタービジュアルでは翔太と達郎がコントローラー片手にゲーム台に座り、亘がタイトルからひょっこり顔を出す姿が。「この瞬間を本気で遊べ!」というキャッチコピーに加え、2人の後ろには「ロケットリーグ」の壮大なフィールドが広がり、彼らの操る車が勢いよく駆け抜ける躍動感みなぎるビジュアルとなっている。『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』予告編<作品情報>『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』2024年3月8日(金) 公開公式サイト: 映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2023年11月24日俳優の奥平大兼と鈴鹿央士がW主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(2024年3月8日公開)の公開日・予告編・ポスタービジュアル・追加キャストが24日、公開された。この度、同作の追加キャストが明らかに。達郎(鈴鹿央士)のクラスメイトで、翔太(奥平大兼)と達郎とともに全国高校eスポーツ大会を目指す、Vチューバー“胡桃のあ”に夢中のクセ強男子・亘役には、小倉史也が抜擢された。その他に山下リオ、花瀬琴音、三浦誠己など追加キャスト陣も一挙解禁となった。公開された予告映像では、学校の壁に貼られた「全国高校eスポーツ大会メンバー大募集」のポスターを見て「俺、これ出るわ」と興味を持った、金髪のやんちゃな外見の翔太が、ポスターを作った1学年先輩のeスポーツ上位ランカー・達郎に連絡する。1チーム3人編成のロケットリーグにエントリーしたい達郎は、人数合わせのためにクラスメメイトでたまたま席が近かった亘(小倉史也)を残り1枠にロックオン。「ガチのやつ?」と困惑気味の亘だが、達郎の猛プッシュに負け、しぶしぶチームに加わることに。本来なら放課後に交わることもなかった学年も性格もバラバラの3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成し、全国大会に挑む。同じ学校だけどオンライン上で集合・解散する彼らは、友達未満のドライな関係で、激しく衝突したりもしない。初めは全く息が合わない彼らだったが、次第に競技に魅せられ、練習を重ねて、東京での決勝戦を目指していく。どこにでもいる10代男子たちが、周りの大人から何と言われようが「思いっきりやったら、“勝つとか負けるとかは、どーでもよくて”」と熱中できるものを見付け、次第に仲間となっていく姿を60秒の映像の中に凝縮した。ポスタービジュアルでは、翔太と達郎がコントローラー片手にゲーム台に座り、楽しげな笑顔を向け、亘がタイトルからひょっこり顔を出す。2人の後ろにはロケットリーグの壮大なフィールドが広がり、彼らの操る車が勢いよく駆け抜けるビジュアルとなった。【編集部MEMO】映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。 学校の壁に貼られたeスポーツ勧誘ポスターを見た翔太(奥平大兼)は興味を持ち、eスポーツ上位ランカーでポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿央士)に連絡する。達郎のクラスメイトでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘も巻き込み、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成して、全国大会に挑む。(C)2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2023年11月24日展覧会「櫻井翔未来への言葉展PLAYFUL!」が、東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)にて、2024年1月18日(木)から4月14日(日)まで開催される。その後、他ミュージアムを巡回予定だ。櫻井翔が紡ぐ言葉にフォーカス「櫻井翔未来への言葉展PLAYFUL!」は、櫻井が大切にしている言葉を視覚化し、様々な仕掛けを通して紹介する展覧会。2023年4月から5月に六本木ミュージアムで開催した「櫻井翔未来への言葉展SHO SAKURAI:WORDS FOR THE FUTURE」に、新たなコンテンツを加えて開催される。会場では、パワフルなラップ詞を浴びるように聴きクールダウンできるエリア「サクラップサウナ」や、2008年から連載中のブログ「オトノハ」全編、アーティストのAYAKA FUKANOと書き下ろした絵本『ありがとうの交換。的な。』といったコンテンツを展開。櫻井が紡ぐ言葉の数々を目の当たりに出来る。また本展では、2023年4月から7月までプレイ ミュージアムにて開催された「谷川俊太郎 絵本★百貨展」の新作絵本『すきのあいうえお』に櫻井が挑むなど、新しい展示を追加。櫻井が好きな言葉やものを「あ」から「ん」まで書きだし、イラストレーターのクリハラタカシが色を付けて展示される。さらに、櫻井の言葉が新たな文を生み出す「ことば工場」も加わる。展覧会概要「櫻井翔未来への言葉展PLAYFUL!」会期:2024年1月18日(木)~4月14日(日)会場:プレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 2F開館時間:10:00~18:00(日時指定制を導入)休館日:2月4日(日)入場料:一般 2,200円、大学生 1,600円、高校生 1,100円、中・小学生 700円、未就学児無料・[障害者割引]障害者手帳を提示した人とその介添人1名は半額・嵐ファンクラブ会員先行抽選販売 2,000円※特典(おみやげ)つき(未就学児を除く)※1時間ごとの日時指定制を導入。※チケットは2024年1月分を2023年12月20日(水)よりe-tixで販売、以降1ヶ月ごとに販売。※一般販売に先立つ12月1日(金)から、嵐ファンクラブにて先行抽選販売を実施。【問い合わせ先】・一般TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル / 受付時間 9:00〜20:00)・チケットにかんして嵐ファンクラブ会員先行抽選TEL:0120-382-310(受付時間 10:00~18:00、土日祝を除く)
2023年11月04日JR立川駅北側に位置する複合施設「GREEN SPRINGS」。その敷地内にある PLAY! MUSEUMでは、2023年10月7日(土)より、『鹿児島陸まいにち』展が開催される。1967年、福岡出身の鹿児島陸(かごしま・まこと)は、美術大学卒業後、サラリーマン生活を経て、2002年に陶芸家・アーティストとして独立。福岡市内にある自身のアトリエにて、陶器やファブリック、版画などを中心に制作し、国内外での個展を通して世界中にファンが広まっている注目の作家である。そんな鹿児島初の大規模個展では、変わらないことに幸せを感じる「まいにち」がテーマ。器は使うものであり、見るものである、と考える鹿児島は、さまざまな素材や技法、色彩を取り入れながら、草花や生き物をモチーフとした楽しい絵皿を制作してきた。同展では200点もの新作の器を「あさごはん」「ひるごはん」「ばんごはん」といった1日のシーンにあわせて展示する。犬や猫、ライオンやユニコーンといったさまざまな生き物と、抽象的でのびやかな草花のデサインは、見る者や使う者の想像力を広げ、日々の暮らしを楽しくしてくれることだろう。鹿児島は、国内外のブランドとファッション、インテリア、フードなどさまざまな領域で協業しているアーティストだが、同展では刺繍作家の小林モー子が制作したコラボレーション作品を含む、約100点の作品やプロダクツも公開。映像や資料で鹿児島自身の「まいにち」を紹介するセクションも用意されている。さらに、作家の梨木香歩が鹿児島の器を見て物語を書き下ろした新作絵本『蛇の棲む水たまり』の世界とともに器を見る新しい鑑賞体験や、鹿児島が絵柄を書き下ろし、丁寧な手仕事や伝統工芸とコラボレ-ションしたオリジナルグッズの展開も楽しみだ。<開催情報>『鹿児島睦まいにち』展会期:2023年10月7日(土)~2024年1月8日(月・祝)会場:PLAY! MUSEUM時間:10:00~17:00、土日祝は18:00まで(入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、大学1,200円、高校1,000円、中小600円※立川割あり、お土産付き公式サイト:
2023年09月28日奥平大兼と鈴鹿央士がW主演を務め、日本で初めて【eスポーツ】を劇映画化(※)する映画『PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』が2024年春に公開されることが決定(※特定非営利活動法人北米教育eスポーツ連盟 日本本部調べ)。W主演の2人と監督の古厩智之からコメントが到着した。「“全国高校eスポーツ大会”メンバー大募集」。学校の壁に貼られた勧誘ポスターを見た翔太(奥平大兼)は興味を持ち、立候補。eスポーツ上位ランカーでこのポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎に連絡する。1チーム3人編成の<ロケットリーグ>にエントリーしたい達郎(鈴鹿央士)は、クラスメートでたまたま席が近かったVチューバー好きの亘を残り1枠にロックオン。なかば強引にYESを取り付ける。金髪にピアスのeスポーツビギナー翔太。ケガによってバスケットボールを諦めた失意の天才ゲーマー達郎。四六時中、ポテチ片手に動画やアニメに没頭する亘。本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム<アンダードッグス(かませ犬)>を結成して、全国大会に挑む。はじめは全く息の合わなかった彼らだったが、次第に競技に魅せられ、練習を重ねて、東京での決勝戦を目指していく…。【eスポーツ】とは、コンピュータゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。ファン人口は年々増え続け、日本でも近い将来1千万人を超えると見込まれる。IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、いまや正式なスポーツとして世界が認めている。【eスポーツ】を題材にした日本初の劇映画である本作は、徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。本音を語らない微妙な会話、衝突を避ける距離感などリアリティをもって、いまどきの10代を軽やかに映し出す。そのぎこちない関係性と独特の間が思わず観る者の笑いを誘い、それぞれが青春時代特有の悩みを胸に抱えながらもこの一瞬一瞬を全力で“PLAY”し、本当の仲間になっていく姿を描き出す。奥平大兼派手な外見とは裏腹に、弟想いの一面もある心優しい翔太を演じるのは、『MOTHER マザー』で長澤まさみ扮する母親・秋子の息子役で鮮烈なデビューを飾った奥平大兼。その年の日本アカデミー賞やブルーリボン賞など数々の映画賞で新人賞を総なめにしたことも記憶に新しい。クールな優等生だが、ケガを理由にバスケットボールを断念せざるを得なかった達郎役には、映画初出演にして『蜜蜂と遠雷』のメインキャストに抜擢され、日本アカデミー賞、毎日映画コンクールなどの映画新人賞を多数獲得、「silent」「ドラゴン桜」などに出演した鈴鹿央士。鈴鹿央士共に現在放送中のテレビドラマでも重要な役柄に配され、奥平さんは「最高の教師1年後、私は生徒に■された」(NTV)、鈴鹿さんは「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(TBS)に出演。デビュー以降、話題作に続々と出演する俳優のフロントランナーである2人が本作のW主演に起用された。監督は、ロボットコンテストに挑戦する高専生を描いた『ロボコン』や、ボルダリングに夢中な女子高生を描いた『のぼる小寺さん』など、若者を主人公に据え、数々の青春映画の傑作を世に送り出してきた名手・古厩智之。また本作の企画・プロデュースは、「サクラ大戦シリーズ」などを手掛け、ゲーム界のレジェンドと称される広井王子が手掛ける。■奥平大兼郡司翔太役今回eスポーツをテーマとした映画ということで、個人的にゲームはとても好きですし、ゲームの世界大会などは見る機会が多いので、このように映画でeスポーツの魅力を伝えられるのはとても光栄に思いました。そして、ゲームをみんなでやっているシーンなど、いつもと違ったお芝居や撮り方なども、撮影していてとても楽しかったですし、青春映画としても、若者が一つのものに熱中して、何かを目指す尊さを経験できました。是非この映画で、ゲームが好きな方にはもちろん、あまりゲームのことを知らない方にも、今のeスポーツの世界の魅力や熱量を知っていただけたら嬉しいです。■鈴鹿央士田中達郎役田中達郎役を演じさせていただきました、鈴鹿央士です。今作では、本編の殆どを徳島県にて撮影しました。自然に囲まれ穏やかな時間が流れる中で、のびのびと撮影できたことがとても楽しかったです。みんなで撮影終わりなどに徳島ラーメンを食べに行ったり、たくさん思い出があります。そのような中で、eスポーツの試合シーンは、みんなでアツく撮影していたので、どのようになっているのか観るのが楽しみです。eスポーツは、全国大会が開催されたり、これからオリンピック競技にもなるかもしれない、注目の分野です。僕も普段からゲームを嗜む1人として、公開までたくさんの方と一緒にこの映画を盛り上げられたらなと思っています。公開をお楽しみに。■監督:古厩智之四国の小さな町。ほんとうにあった青春時代をもとにした映画です。親たちは疲れ切っていて、少年たちはずっと足踏みしている。彼らのリアル、感触や欲しいものを考えました。仲間を得て、最高のガッツポーズをする瞬間を経ても、現実は変わらないかもしれない。だからこそ「遊べ!」です。それでも「遊べ!」。PLAY!です。それを私よりも理解した奥平くん、鈴鹿くんら俳優陣とスタッフのおかげで、すみっこの町でHIPHOP映画を撮るように、eスポーツの映画を撮れたと思います。震えますよ!『PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は2024年春、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月18日「エルマーのぼうけん」展が、東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)にて2023年7月15日(土)から10月1日(日)まで開催される。会期終了後は、2024年夏頃までにかけて全国を巡回する予定だ。「エルマーのぼうけん」シリーズとは「エルマーのぼうけん」シリーズは、どうぶつ島にとらわれた“りゅうの子”を助けに行く、9才の男の子エルマーの冒険を描いた児童文学。ルース・スタイルス・ガネットが物語を、義理の母で挿絵画家のルース・クリスマン・ガネットが挿絵を手がけた『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』といった3冊の本が出版されると日本でも人気を博し、累計700万部を超すベストセラーとして広く愛されている。物語は、少年エルマーがりゅうの子やその家族を助けるために両親と暮らす家を飛び出して冒険に出るところからスタート。恐ろしい動物や不思議な病気、人間の大人たちなど困難に出会う度にエルマーは機転を利かせて乗り越えていく。自分とは異なる他者に向き合って受け入れ、争うのではなく知恵を使ってトラブルを解決していくエルマーの姿勢は、子供だけでなく大人の心にも響くものとなっている。「エルマーのぼうけん」日本初の展覧会日本初開催となる「エルマーのぼうけん」展では、「エルマーのぼうけん」シリーズの世界を存分に堪能できる展示を展開。70年以上前に描かれた貴重な原画やダミー本など、130点超の制作資料を日本初公開する他、本の世界に入って遊ぶことのできる展示スペースも用意する。原画は、アメリカ・ミネソタ大学図書館のカーラン・コレクション所蔵品から約130点を展示。鉛筆で丁寧に描きこまれた、細密な仕上がりを間近に目にすることのできるチャンスとなっている。また、カラフルな表紙や地図、作者ガネットが所蔵する3冊のダミー本、挿絵を描くために作られたりゅうの人形など、貴重な資料が一堂に集結する。加えて、ガネットが幼い頃に物話や絵を書いたノート、自作のオブジェなど、作者の人物像に迫る資料も登場する。絵本の世界に入って冒険気分、“音”を感じる体験展示また、自分がまるで物語の主人公・エルマーになったような気分を味わえる、4つのシーンを中心とした体験型の展示も要チェック。光や映像、立体造作による演出により、ワニの背中をジャンプして川をわたったり、りゅうと一緒に嵐の中を飛んでみたり、洞穴に捕われた15ぴきのりゅうと一緒に脱出したり……といった冒険のわくわくした気分を楽しめる。動物たちの鳴き声や、りゅうが羽ばたき空を飛ぶ音など、オーディオテクニカ協力による臨場感いっぱいの“音”にも注目だ。さらに、会場内には古今東西の「ぼうけんの書」が大集合する「ぼうけん図書館」が開館。冒険家、写真家、学者、スポーツ選手、絵本作家、文学者などが推薦する、“冒険”にまつわる本がずらりと並ぶ。日本初のエルマー・グッズ、カフェのオリジナルメニューも会場併設のプレイ ショップ(PLAY! SHOP)では、日本初のエルマー・グッズを発売。マスコット、スノードームをはじめ、物語に登場する歯ブラシ、キャンデーなどが揃う。また、原画をあしらった「Dragon’s Market」ブランドのカップ&ソーサーや雑貨、親子で楽しめるTシャツ、ステーショナリーなどがずらりと店頭に並ぶ。加えて、プレイ カフェ(PLAY! CAFE)では、冒険気分を味わえるオリジナル・フード、デザート、ドリンクを提供する。【詳細】「エルマーのぼうけん」展会期:2023年7月15日(土)~10月1日(日)※会期中無休場所:プレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 2FTEL:042-518-9625開館時間:10:00~18:00(最終入場17:30 まで)※当日券で入場可能。休日および混雑が予想される日は、事前決済の日付指定券(オンラインチケット)を推奨。入場料:一般 1,800円 、大学生 1,200円、高校生 1,000円、中・小学生 600円、未就学児無料※割引制度(併用不可)・[立川割]一般 1,200円 、大学生 700円、高校生 600円、中・小学生 400円※立川市在住・在学を確認できる免許証、学生証等を提示。・[障害者割引]障害者手帳を提示した人と、その介添人1名は半額・[相互割引]「一般」入場者は、プレイ パークを200円引きで利用可能※特典つき。※本展はプレイ ミュージアムの会期終了後、2024年夏頃まで全国数会場を巡回予定。
2023年05月28日俳優・演出家の井上裕朗が代表を務めるPLAY/GROUND Creationの新作、PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』が2023年5月19日 (金) ~2023年5月31日 (水)にサンモールスタジオ(東京都新宿区新宿1丁目19-10 サンモール第3M-B1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて4月15日(土)10:00より発売開始です。カンフェティにて4月15日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ Twitter(@_playgroundnews) これまで海外戯曲を上演してきたPLAY/GROUND Creationが、初めて日本人作家による新作を二本立てにて上演します。昨年上演された新国立劇場『私の一ヶ月』など活躍の場を広げているMo’xtraの須貝英を作家に迎え、PLAY/GROUND Creationの井上裕朗が演出を担当。二作品ともに、家族と死別し遺された者たちが、その死といかにして向き合っていくかのドラマを描きます。side-A「桜川家の四兄弟」では、鍛治本大樹、林田航平、小早川俊輔、河原翔太が母親と死別した四兄弟を演じ、亡くなった母親を永井幸子が、四兄弟を訪ねてくる母親の知人を池田努が演じます。side-B「春を送る」では、辻親八が息子と死別した父親を、三津谷亮が遺された兄を演じ、亡くなった弟および彼らの従弟の二役を竹田光稀が演じます。チケットの一般前売は4月15日(土)10時より開始予定。一部公演では出演者らによるアフタートークも実施。また、公演終了後に公演の配信も予定しています。PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』詳細side-A「桜川家の四兄弟」side-B「春を送る」あの日私の世界は変わった春は忘れない私の悲しみを『Spring Grieving』side-A「桜川家の四兄弟」作品詳細【人物】桜川恵一:桜川家の長男桜川勇気:桜川家の次男桜川制多:桜川家の三男桜川正義:桜川家の四男白水舞花:勇気の恋人桜川佳澄:四兄弟の従妹桜川裕美:四兄弟の母奥谷基次郎:裕美の友人【時間・場所】山形県米沢市2022年4月。桜の開花予想日付近。【あらすじ】2022年3月、母はこの世を去った。古い家と、桜の木と、たくさんのメモを遺して。個人塾を経営する長男「恵一」、高校教師の次男「勇気」、居酒屋で働く三男「制多」、ミュージシャンになりたい四男「正義」。お母さん、僕はあなたに愛されていましたか。『Spring Grieving』side-B「春を送る」作品詳細【人物】奥谷曾太郎:杜子春の父奥谷基次郎:杜子春の兄東風元:杜子春の親友川神早月:曾太郎の元教え子美甘春人:杜子春の従弟奥谷杜子春:基次郎の弟【時間・場所】東京都国立市2011年3月から2013年3月にかけて。全て春。【あらすじ】2011年3月、弟はこの世を去った。通っていた大学の渡り廊下から落ちて死んだ。その大学で准教授だった父と、商社で働く僕はどうもそりが合わない。正直、弟のことも苦手だった。だけどあいつのことばかり考えてしまう。こんな春の日には。PLAY/GROUND Creationとは2015年6月、俳優の井上裕朗が中心となり、俳優のみが集まる勉強会「actors’ playground」を開催。その後も活動を継続し、同年10月、actors’ playgroundの発展形として、企画・制作ユニット『PLAY/GROUND Creation』を始動。名称には「playground(遊び場)=PLAY(演じる・演劇)+GROUND(土台・根付かせる)」という意味が込められており、俳優をはじめとするシアターアーティストが緩やかに集い、それぞれが自主的かつ能動的に参加できる豊かな「遊び場」作りを目指している。2016年1月には、actors’ playgroundの延長線上にあるワークショップ公演『背信|ブルールーム 』(シアター風姿花伝)を上演。2020年9月には、初の本格的な劇場公演『BETRAYAL 背信』を製作・上演(赤坂レッドシアター)。その際共同プロデュースにあたった齋藤厚子と共に、2021年1月法人化。2021年12月、第2回公演として、アジア初演となる『Navy Pier 埠頭にて』を製作・上演(横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール)。2022年7月、第3回公演として、アレクシ・ケイ・キャンベル作『The Pride』を製作・上演(赤坂RED/THEATER)。2022年12月、第4回公演として、パトリック・マーバー作『CLOSER』を製作・上演(シアター風姿花伝)。PLAY/GROUND Creation 代表 、『Spring Grieving』演出プロフィール井上 裕朗(いのうえ・ひろお)プロフィール1971年10月24日生まれ。東京都出身。東京大学経済学部経営学科卒業後、外資系証券会社に勤務。退社後、2002年より北区つかこうへい劇団養成所にて俳優活動を開始。以降、TPT・地人会・流山児★事務所・T Factory・演劇集団砂地・乞局・箱庭円舞曲・DULL-COLORED POP・Theatre des Annales・イキウメ・風琴工房・serial number・TRASHMASTERS・unratoなど、小劇場を中心にさまざまな団体の作品に出演。2015年、自身が主宰するユニット『PLAY/GROUND Creation』を立ち上げ、俳優主体の創作活動をスタート。2016年1月には、シアター風姿花伝にてワークショップ公演 the PLAY/GROUND vol.0『背信 | ブルールーム』を企画・上演。『背信』を演出、『ブルールーム』に俳優として出演する。2019年2月には、劇団DULL-COLORED POPにて『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』を演出。PLAY/GROUND Creationの公演においては、#1『BETRAYAL 背信』(2021/9 赤坂RED/THEATER), #2『Navy Pier 埠頭にて』(2021/12 横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール) にて翻訳・演出を担当。#3『The Pride』(2022/7 赤坂RED/THEATER)にて出演および演出を担当。#4『CLOSER』(2022/12 シアター風姿花伝)にて演出を担当。『Spring Grieving』作家プロフィール須貝 英(すがい・えい)1984年11月20日生まれ。山形県出身。早稲田大学第一文学部美術史学科卒。2007年~13年まで「箱庭円舞曲」に俳優として所属。2010年、演劇ユニット「monophonic orchestra」を旗揚げ。俳優・脚本家・演出家・ワークショップ講師として活動する一方、演劇サークル「Mo’xtra」を主宰。これまでの主な劇作・演出作品に、穂の国とよはし芸術劇場PLAT主催・高校生と創る演劇『滅びの子らに星の祈りを』、海外ミステリーを原案としたMo’xtra Produce『グリーン・マーダー・ケース×ビショップ・マーダー・ケース』などがある。そのほか『オリエント急行殺人事件』の構成協力、『照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~』の脚本を務める(共に演出・河原雅彦)。北区王子小劇場主催佐藤佐吉賞にて2009年度最優秀主演男優賞を受賞。また、脚本を担当した映画『カラオケの夜』(山田佳奈監督) が門真国際映画祭2019にて映画部門最優秀作品賞を受賞。最近は新国立劇場で2022年11月上演の『私の一ヶ月』を執筆し、2024年4~7月上演予定の『デカローグⅠ~Ⅹ』(演出・小川絵梨子/上村聡史) では上演台本を務める。公演概要PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』公演期間:2023年5月19日 (金) ~2023年5月31日 (水)会場:サンモールスタジオ(東京都新宿区新宿1丁目19-10サンモール第3M-B1)■出演者side-A「桜川家の四兄弟」桜川恵一 : 鍛治本大樹桜川勇気 : 林田航平桜川制多 : 小早川俊輔桜川正義:河原翔太白水舞花:森川由樹桜川佳澄:小向なる桜川裕美:永井幸子奥谷基次郎:池田努side-B「春を送る」奥谷曾太郎:辻親八奥谷基次郎:三津谷亮東風元:伊藤白馬川神早月:内田靖子美甘春人/奥谷杜子春:竹田光稀■スタッフ作:須貝英演出:井上裕朗音楽:オレノグラフィティ音楽協力:絢屋順矢美術:岩本三玲照明:富山貴之音響:今里愛音響操作:深澤大青衣裳:小林巨和演出助手:石塚貴恵舞台監督:鳥養友美宣伝美術:藤尾勘太郎宣伝写真/舞台スチール撮影:保坂萌宣伝衣裳:岩田友裕宣伝ヘアメイク:武部千里文芸協力:今井浩一制作:亘理智子運営:近藤侑里子プロデューサー:齋藤厚子企画・製作:一般社団法人PLAYGROUND Creation■公演スケジュール5/19(金) 19:00(A)5/20(土) 13:00(A)5/21(日) 13:00(B)5/22(月) 14:00(B)/19:00(A)5/23(火) 休演5/24(水) 14:00(A)※/19:00(B)※5/25(木) 14:00(☆)※5/26(金) 14:00(B)5/27(土) 13:00(B)/18:00(A)5/28(日) 13:00(A)/18:00(B)5/29(月) 14:00(B)/19:00(A)5/30(火) 14:00(A)/19:00(B)5/31(水) 13:00(☆)☆二作品一挙上演途中短い休憩を挟んで二作品を一挙上演いたします。※終演後アフタートークあり5/24(水) 14:00の回 登壇者 鍛治本大樹/林田航平/小早川俊輔/河原翔太5/24(水) 19:00の回 登壇者 井上裕朗/三津谷亮/伊藤白馬/竹田光稀5/25(木) 14:00の回 登壇者 須貝英/鍛治本大樹/林田航平/伊藤白馬■チケット料金前半日程(5/19-5/22) 一般:5,000円, U-24: 2,500円後半日程(5/24-5/31) 一般: 5,500円, U-24:3,000円特別料金(二作品一挙上演回) 一般:10,000円 U-24:5,000円 公演特製クリアファイル付き(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月10日詩人・谷川俊太郎の仕事から絵本に焦点を当てた展覧会『谷川俊太郎絵本★百貨展』が4月12日(水)〜7月9日(日)、PLAY! MUSEUMで開かれる。1952年に詩集『二十億光年の孤独』でデビューして以来、詩だけではなく、ラジオドラマの台本や記録映画の脚本、歌の作詞、翻訳など言葉によるさまざまな作品を生み出してきた谷川俊太郎。そのなかで「最も自分に向いてると思ったのが絵本」だという。「言葉だけの詩と違って写真や絵が伴うと世界が一挙に広がるし、具体的になる、そこに魅力を感じて絵は描けないけれど、まず何をどう扱うかという絵本のコンセプトを考えて、限られたページ数の中で各場面をどういうイメージで組み合わせるか、また言葉と絵や写真が一緒になることでどんな新しい世界が生まれるかなど、詩を発想するのとは次元の違う興奮がありました」(谷川)。絵本作りは1960年代から本格化し、和田誠、堀内誠一、長新太、タイガー立石、皆川明、tupera tuperaなど多彩なクリエイターと共作している。『まるのおうさま』(絵・粟津潔)などの認識絵本、『もこ もこもこ』(絵・元永定正)などのナンセンス絵本、『へいわとせんそう』(絵・Noritake)のような考える絵本、『かないくん』(絵・松本大洋)などに見られる「死」の表現。それら多種多様な絵本を同展では「百貨店」と名付けた。選び抜かれた約20冊の絵本の世界を、アートディレクター、映像作家などさまざまなクリエイターたちが、朗読、アニメーション、インスタレーションなどの形で表現する。そのほか、谷川さんが“すきなもの”に唐突に遭遇する新作『すきのあいうえお』を発表。また、PLAY! SHOPでは、「言葉をもちかえる」とテーマに、「言葉を着る」アパレル、「言葉を食べる」食品などグッズも販売される。いろいろな形になって現れる “谷川さん”の言葉の世界へ出かけよう。<開催情報>『谷川俊太郎絵本★百貨展』会期:2023年4月12日(水)〜7月9日(日)※会期中無休会場:PLAY! MUSEUM時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)料金;一般1,800円、大学1,200円、高校1,000円、中小600円※立川割あり、お土産付き公式サイト:
2023年04月04日詩人・谷川俊太郎の展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」が、東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)にて、2023年4月12日(水)から7月9日(日)まで開催される。その後、全国数会場へ巡回予定。詩人・谷川俊太郎日本を代表する詩人・谷川俊太郎。1952年に『二十億光年の孤独』でデビューして以来、詩だけでなく翻訳や脚本など、言葉を駆使し多くの作品を生み出し続けている。1960年代から現在に至るまでは、様々な絵描きや写真家と共に、200冊にも及ぶ絵本を作ってきた。扱うテーマは、世界のありようを認識する手掛かり、生きることの面白さや大変さ、死や戦争など。テーマは違えど、共通するのは“読み手に対する谷川俊太郎の希望の眼差し”だ。ことばあそびや絵、さらには谷川の明るさに溢れた目線を通して、これらのテーマの表現を試みている。約20冊の絵本をピックアップ、絵本原画や言葉が動き出す映像などを展示展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」は、そんな谷川のバラエティに富んだ絵本の数々を紹介する「百貨店」のような場。イラストや絵画だけでなく、写真やコラージュなど視覚的な表現を伴う媒体を用いて生み出される絵本を、視覚的に楽しめる展覧会となっている。会場では、『もこ もこもこ』や『まるのおうさま』『へいわとせんそう』など、約20冊の絵本をピックアップ。アートディレクターや映像作家、建築家など多彩なクリエイターと共に、絵本原画や絵、言葉が動き出すアニメーション、朗読といった作品を展示する。また、巨大な絵巻や描き下ろしのインスタレーション作品も出現。子どもから大人まで楽しめる仕掛けが盛り沢山となっている。加えて、車やトンネルなど“谷川が好きなもの”に唐突に遭遇するストーリーの新作『すきのあいうえお』も用意するため、気になる人は要チェックだ。“言葉”にまつわるオリジナルグッズもなお、展覧会タイトルをもじり「絵本★百貨店」に様変わりするショップでは、“言葉をもちかえる”をテーマに、ステーショナリーやアパレル、食品、インテリアなどを展開。ワタナベケンイチによる描き下ろしイラストをベースにした特製ショッピングバッグも用意する。さらに、展覧会にあわせて図録『谷川俊太郎 絵本★百貨典』も出版される。【詳細】展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」会期:2023年4月12日(水)~7月9日(日)場所:プレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 2FTEL:042-518-9625開館時間:10:00~18:00(最終入場17:30)※当日券で入場可能。入場料:一般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 1,000円、中・小学生 600円、未就学児無料■割引制度(併用可能)・[立川割]一般 1,200円 、大学生 700円、高校生 600円、中・小学生 400円※立川市在住・在学を確認できるものの提示が必要。・[障害者割引]障害者手帳を提示した人とその介添人1名は半額・[相互割引]「一般」入場者は、PLAY! PARKを200円引きで利用可能※特典つき。
2023年03月31日東京の立川市にあるPLAY! MUSEUMでは、2023年1月21日(土) より、トンコハウス・堤大介の『ONI展』を開催する。トンコハウスの堤大介監督が手掛け、2022年10月にNetflixオリジナル作品として公開された長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』を空間演出で味わう、新しいエンタテインメント体験だ。トンコハウスとは、ウォルト・ディズニー・カンパニーの完全子会社ピクサー出身の堤大介とロバート・コンドウ率いるアメリカのアニメーションスタジオ。アカデミー賞短編アニメーション賞にもノミネートされたデビュー作『ダム・キーパー』(2014)で脚光を浴び、活動を本格化させた。堤大介監督が手掛けた『ONI ~ 神々山のおなり』は、10歳の女の子「おなり」の成長を通じて、見えないものを恐れる心の闇とそこに差し込む真実の光、さらには親子の絆や友情など普遍的なテーマを描いた3DCGによる超絶アニメーション。ユーモラスな妖怪や神々が森に暮らすさまは、実写では表せない光と色にあふれ、トンコハウス特有の圧倒的な映像美をたたえている。この『ONI ~ 神々山のおなり』の世界を、作品の中に包み込まれるような映像体験として楽しもうというのが同展だ。会場には、壁面や特性の手漉き和紙スクリーンに映像を投影し、自然を感じる音響などにより、作品の世界を全身で感じられる臨場感を創出。物語に出てくる橋や灯籠、祭りやぐらなどの再現展示により、異世界へトリップしたような展示空間を演出する。展覧会のクライマックスでは、空間デザインを担当した映像作家で写真家の菱川勢一が手掛けた光のインスタレーションも楽しめる。また同展では、パイロット版のためにつくられたコマ撮り用の人形やスタジオセット、豊かな世界観を描いたスケッチなど、トンコハウスの映像作りを垣間見ることのできるセクションも。テレビやコンピューターのモニター越しでは味わえない没入感を実感したい。『ONI ~ 神々山のおなり』場面写真 (C)2022 Tonko House Inc.『ONI ~ 神々山のおなり』場面写真 (C)2022 Tonko House Inc.赤鬼《山形張子》展示協力:武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室最初に描いたコンセプト・スケッチ (C)2022 Tonko House Inc.堤大介による『ONI展』描き下ろしイラスト (C)2022 Tonko House Inc.堤大介<開催情報>トンコハウス・堤大介の『ONI展』会期:2023年1月21日(土)~4月2日(日)会場:PLAY! MUSEUM時間:10:00~17:00、土日祝は18:00(入館は閉館30分前まで)休館日:3月5日(日)料金:一般 1,800円/大学 1,200円/高校 1,000円/中小 600円※立川市在住割引あり※特典付き公式サイト:
2023年01月04日OCTPATHのオリジナルパフォーマンスとその軌跡を追った番組『PLAY-OCTPATH vol.2◇WOW!iSM』が、10月10日(月・祝) にWOWOWプラスで放送される。それに先駆け収録レポートが到着した。オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の元練習生8名、冬馬、海帆、栗田航平、古瀬直輝、太田駿静、高橋わたる、小堀柊、四谷真佑によるボーイズグループOCTPATH。彼らのオリジナルパフォーマンスとその軌跡に迫るスペシャルドキュメンタリー番組『PLAY-OCTPATH vol.2◇WOW!iSM』を、WOWOWプラスにて10月10日(月・祝) 23:00~テレビ初独占放送。この番組は、今年2月に放送された『PLAY-OCTPATH◇WOW!iSM-SPEC!AL-』に続く第2弾。6月にリリースした2ndシングル『Perfect』に収録されている楽曲のスタジオパフォーマンス用の映像を2つのチームに分かれ、自らがプロデュースして制作していくというもの。アイデア出しの段階から最終的なパフォーマンスまでの過程が詳細にわかるため、ファンのみならず、音楽ファン必見の番組となった。まずはチーム分け。前回は小堀チームと四谷チームで制作を行ったが、今回は立候補した太田と海帆の2人がリーダーとなり、“太田チーム”と“海帆チーム”が誕生。それぞれのチームのメンバーの決め方は、リーダーが同時に“欲しいメンバー”の名前を呼ぶという方式で行われた。まずは1人目、「せーの!」で2人が呼んだのは、どちらも“小堀柊”だった。太田は「曲に対する洞察力があって、発想力や想像力が的確」というのを理由に挙げ、海帆も「的確にアイデアを出してくれる。今回のクリエイティブに不可欠」と主張。ジャンケンの結果、小堀は太田チームに加わった。ジャンケンに負けた海帆は古瀬を指名。「『雨』の振付をしてくれていて、 すごくクリエイティブ」と、やはりクリエイティビティを重視して選んだ様子。2人目は、冬馬が活動休止中のため今回は不参加となっているので、栗田、高橋、四谷の中から選択。太田は「栗田」、海帆は「高橋」の名前を呼び、かぶらなかったので2人はそのままチームに合流。1人残ってしまった四谷は、6人との間に見えない線を引いて「ここの溝は深いよ」とちょっとスネてみせた。四谷はリーダーのジャンケンではなく、本人が入りたいチームを選べることになり、太田チームと合流した。2つのチームが行うのは、4面LEDディスプレイが備わったスタジオ「BLACKBOX³ powered by NTT DOCOMO」でのライブパフォーマンスで使う“映像制作”。今回は2ndシングル『Perfect』に収録されている表題曲、カップリング曲の「Wild」「雨」の合計3曲が課題曲となっている。パフォーマンスを発表するのは「雨」「Wild」「Perfect」の順番。楽曲それぞれが“梅雨”“梅雨明け前”“梅雨明け”で、シングル全体のコンセプトが“梅雨明け宣言”となっている。その曲のテーマを生かすかどうかもチーム次第。制作は、“アイデア出し”“ストーリー”のディスカッションからスタートし、意見を出し合い、そのアイデアを絵コンテに落とし込んでいく。絵コンテ制作の様子は前回「vol.1」では見られなかった部分なので、特に注目したいシーンだ。絵コンテが出来上がったら、グラフィッククリエイターの江橋佑太氏がそれを元に映像を制作。後日、メンバーが大きなビジョンで映像チェックを行うという流れ。太田チームの「雨」では「最後は明るく終わりたい」「いかに雨を使わずに雨を表現できるか」といった意見が飛び出し、海帆チームの「雨」は“希望”や“レトロ”などがキーワードとして挙がった。「Wild」は、太田チームが「イントロからエジプトとかを連想させるけど、逆に日本を」という意見から“花札”“書道”“お祭り”など日本の伝統をフィーチャー。海帆チームはタイトル通り“ワイルドさ”や“力強さ”を際立たせ、コンセプトも“ティラノサウルス”に。「Perfect」は、太田チームが「遊び心があって可愛くポップな感じにしたい」という意見によって、カラフルでポップな方向性になり、海帆チームは「応援してるよ」という思いを伝えるメッセージ性の強いものとなり、日めくりカレンダーを使ってOCTPATHの活動を振り返るといった粋な計らいも。3曲を2つのチームで制作し、全部で6パターンが完成。映像チェックの時にも追加アイデアや修正案が飛び出し、それを踏まえて江橋氏が調整。スタジオパフォーマンスではそれぞれの楽曲の歌詞、メンバーたちのパフォーマンス、そして映像が融合し、ここでしか見られない作品となった。10月10日(月・祝) 23:00からWOWOWプラスで放送する『PLAY-OCTPATH vol.2◇WOW!iSM』は、 dTVの配信では見られなかった未公開ドキュメント映像を含む90分の完全版。さらに、第2弾の放送を記念して「『PLAY-OCTPATH』スペシャル」と題し、デビュー曲「IT’S A BOP」等を披露した第1弾『PLAY-OCTPATH◇WOW!iSM-SPEC!AL-』と合わせた2番組連続一挙放送も。どちらもお見逃しなく。Text:田中隆信Photo:尾崎篤志<番組情報>『PLAY-OCTPATH』スペシャル1.『PLAY-OCTPATH◇WOW!iSM-SPEC!AL-』10月10日(月・祝) 22:00~楽曲:ITS’ A BOP / Playboy / Be with you2.『PLAY-OCTPATH vol.2◇WOW!iSM』10月10日(月・祝) 23:00~楽曲:Perfect / Wild / 雨※『PLAY-OCTPATH vol.2◇WOW!iSM』をご覧いただき、放送終了後に発表されるキーワードをお送りいただいた方の中から抽選で5名様に「メンバー直筆サイン入り集合チェキ」をプレゼント。詳細はこちら番組情報はこちら
2022年09月28日梅棒15th“RE”PLAY『シン・クロス ジンジャーハリケーン』の全キャストおよび公演日程が発表された。今作は2015年8月から9月にかけて俳優座劇場・ABCホールで上演された、梅棒4th PLAY『クロス ジンジャー ハリケーン』の再演。『クロス ジンジャー ハリケーン』は梅棒メンバーのみで上演された“これぞ梅棒”という代名詞的な作品で、今回は外部公演や映像メディア等での演出・振付・出演を経てパワーアップした梅棒が、小さな島で巻き起こるビッグスペクタクルをバージョンアップしてお届けする。出演者は伊藤今人、梅澤裕介、鶴野輝一、遠山晶司、塩野拓矢、櫻井竜彦、楢木和也、天野一輝、野田裕貴、多和田任益といった、梅棒で現在活動中の10名。11月から12月にかけて東京・愛知・大阪の3都市を巡る。梅棒のオフィシャルファンクラブ『ひのまる弁当』では、7月29日よりチケットの最速先行受付を実施する。<公演情報>梅棒15th“RE”PLAY『シン・クロス ジンジャーハリケーン』東京:11月18日(金)〜11月27日(日) サンシャイン劇場 / 14ステージ愛知:12月3日(土)〜12月4日(日) 名古屋市芸術創造センター / 3ステージ大阪:12月8日(木)〜12月10日(土) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール / 5ステージ梅棒15th“RE”PLAY『シン・クロス ジンジャーハリケーン』告知画像【作・総合演出】伊藤今人(梅棒)【振付・監修】梅棒【出演】伊藤今人、梅澤裕介、鶴野輝一、遠山晶司、塩野拓矢櫻井竜彦、楢木和也、天野一輝、野田裕貴、多和田任益(以上、梅棒)【チケット料金】※税込SS席:9,300円(前方・センターブロック / 各回席数限定)S席:8,300円U-25サービスエリア:3,500円(25歳以下限定・身分証明書要提示・当日指定席)■梅棒 OFFICIAL FANCLUB『ひのまる弁当』で、チケット最速先行受付(抽選)を実施予定受付期間:7月29日(金)〜対象公演:全公演対象席種:SS席・S席公演特設サイト:関連リンク梅棒オフィシャルサイト:梅棒 OFFICIAL FANCLUB『ひのまる弁当』:
2022年07月06日1958年と2008年のロンドンを舞台に人間の「尊厳」について描くPLAY/GROUND Creation(代表:井上裕朗)主催、PLAY/GROUND Creation #3『The Pride』が2022年7月23日(土)〜7月31日(日)に赤坂RED/THEATER(東京都港区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて6月5日(日)10:00より先行発売開始です。カンフェティにて6月5日(日)10:00よりチケット先行発売開始 公式ホームページ 『The Pride』はイギリスの劇作家アレクシ・ケイ・キャンベルによって2008年に書かれた作品です。日本でもTPTの製作により2011年に上演されています。その上演準備の際、翻訳初稿を読む機会があり、僕はこの作品と出会いました。作品の舞台はロンドン、1958年と2008年の二つの時代を行き来しながら物語が進みます。それぞれの時代には、同じ名前を持つけれども別人であり、別人ではあるけれど時代を超えて精神が共鳴し合う三人のキャラクター──ふたりのゲイの男性オリヴァーとフィリップ、彼らと深い関わりをもつ女性シルヴィア──が登場し、物語が進むにつれ二つの時代が溶け合っていきます。人間の「尊厳」について力強く訴えかけてくる作品であると同時に、とても魅力的なラブストーリーでもあります。最初にこの戯曲を読んだときに感じた興奮をいまだにはっきりと覚えています。今回の公演に集まってくれたメンバーたちと共にこの戯曲を深掘りし、登場人物たちの生き様に思いを馳せ、ひいては2022年に生きる我々の現在を見つめ直す作品にできればと思っています。PLAY/GROUND Creation代表『The Pride』演出:井上裕朗『The Pride』 作家プロフィールAlexi Kaye Campbell(アレクシ・ケイ・キャンベル)イギリスの劇作家。ギリシャ生まれ。俳優として長年活動したのち、劇作家に転身。第1作目の戯曲『The Pride』が2008年、ロンドンのロイヤル・コート・シアターで上演され、ローレンス・オリヴィエ賞 (Outstanding Achievement in an affiliate theatre) などを受賞。2010年にニューヨークのMCCシアターでジョー・マンテロー演出、ベン・ウィショー、アンドレア・ライズボロー、ヒュー・ダンシーらの出演により上演。2013年、初演と同じジェレミー・ロイド演出により、ロンドンのウェスト・エンドでも上演。第2作目『弁明』(Apologia) が2009年、ロンドンのブッシュ・シアターで、ジョージー・ルーク演出により初演。2017年、ロンドンのウェスト・エンドで、ジェレミー・ロイド演出、ストッカード・チャニング主演により上演。2018年、ニューヨークのラウンドアバウト・シアター・カンパニーで、同じくチャニング主演により上演。第3作目『信じる機械』(The Faith Machine) が2011年、ロイヤル・コート・シアターでジェレミー・ロイド演出により上演。第4作目『ブラッケン・ムーア』(Bracken Moor) が2013年、劇団シェアード・エクスペリエンスにより、ロンドンのトライシクル・シアターで上演。ポリー・ティール演出。第5作目『タリア荘の夕陽』(Sunset at the Villa Thalia) が2016年、ロンドンのナショナル・シアターで、サイモン・ゴドウィン演出により上演。ベン・マイルズ、エリザベス・マクガヴァン主演。そのほか、オーストラリア、ドイツ、スウェーデン、ギリシャ、イタリア、日本、韓国など、多くの国々の劇場で作品が上演されている。『The Pride』作品詳細【場所・時】ロンドン 1958年/2008年【登場人物】1958年オリヴァー/フィリップ/シルヴィア/医者2008年オリヴァー/フィリップ/シルヴィア/男/ピーター二つの時代のオリヴァー、フィリップ、シルヴィアはおなじ俳優が演じる。一人の俳優が、医者、男、ピーターを演じる。【あらすじ】「あの夜、あなたがはじめて来たとき、何かが起きた。そうでしょう?」1958年。シルヴィアは、仕事仲間のオリヴァーを自宅へ誘い、夫のフィリップを紹介する。「その目は尊厳を求めてた。つまり聞いてもらうことを。声をもつ権利を。」2008年。シルヴィアは、パートナーのフィリップにふられたオリヴァーをなぐさめ、二人をプライドパレードに誘う。二つの異なる時代を生きる、同じ名前をもつ三人。過去は亡霊となって現在に姿を現わし、現在は未来の亡霊として過去に姿を現わす。「変化って信じる?──だってほら。すごく愛してる。心の底から。」スタッフ プロフィールThe Pride 翻訳・ドラマターグ広田 敦郎(ひろた・あつろう)劇団四季、TPT を経てフリーランスの翻訳者/ドラマターグ。2009年、トム・ストッパード作『コースト・オブ・ユートピア──ユートピアの岸へ』の翻訳により第2回小田島雄志・翻訳戯曲賞。アジアン・カルチュラル・カウンシル2013年グランティ。近年の翻訳上演作品:アレクシ・ケイ・キャンベル作『ブラッケン・ムーア』『弁明』『信じる機械』『プライド』、サイモン・スティーヴンス作『FORTUNE』『夜中に犬に起こった奇妙な事件』『千に砕け散る空の星』(ロバート・ホルマン/デイヴィッド・エルドリッジ共作) 『ポルノグラフィ』『広い世界のほとりに』、テネシー・ウィリアムズ作『西洋能 男が死ぬ日』『地獄のオルフェウス』、アーサー・ミラー作『みんな我が子』『セールスマンの死』『るつぼ』、クリストファー・ハンプトン作『危険な関係』、ハワード・ブレントン作『BLOODY POETRY』、ジョン・スタインベック作『二十日鼠と人間』、イプセン作『民衆の敵』、ロルカ作『ベルナルダ・アルバの家』、カレル・チャペック作『母』、ネルソン・ロドリゲス作『禁断の裸体』PLAY/GROUND Creation 代表 |The Pride 演出井上 裕朗(いのうえ・ひろお)1971年10月24日生まれ。東京都出身。東京大学経済学部経営学科卒業後、外資系証券会社に勤務。退社後、2002年より北区つかこうへい劇団養成所にて俳優活動を開始。以降、TPT・地人会・流山児★事務所・T Factory・演劇集団砂地・乞局・箱庭円舞曲・DULL-COLORED POP・Theatre des Annales・イキウメ・風琴工房・serial number・TRASHMASTERS・unratoなど、小劇場を中心にさまざまな団体の作品に出演。2015年、自身が主宰するユニット『PLAY/GROUND Creation』を立ち上げ、俳優主体の創作活動をスタート。2016年1月には、シアター風姿花伝にてワークショップ公演 the PLAY/GROUND vol.0『背信 | ブルールーム』を企画・上演。『背信』を演出、『ブルールーム』に俳優として出演する。2019年2月には、劇団DULL-COLORED POPにて『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』を演出。PLAY/GROUND Creationの公演においては、#1『BETRAYAL 背信』(2020/9 赤坂RED/THEATER), #2『Navy Pier 埠頭にて』(2021/12 横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール) にて、翻訳・演出を担当。PLAY/GROUND Creation プロデューサー齋藤 厚子(さいとう・あつこ)2004年石原プロモーション入社、スペシャルドラマ『祇園囃子』他、制作現場でAPなど裏方として経験を積む。勤務期間中、1年間を東宝グループにて舞台公演の製作、広報等を担当。以後、その経験を活かし2015年に石原プロ初プロデュース公演『希望のホシ』でプロデューサーを務める。昨年、PLAY/GROUND Creationにて『BETRAYAL 背信』公演を実施。井上裕朗と共同プロデュースを務める。ユニットの継続、俳優主体の新しい制作の場を目指し、一般社団法人PLAYGROUND Creationを設立。同時に、石原プロの業務終了のため、2021年4月より株式会社舘プロに在籍。キャストプロフィール<side-A >荒木 健太朗(あらき・けんたろう)1982年8月25日生まれ、熊本県出身。2004年から2014年まで劇団StudioLifeに所属し、『Romeo&Juliet』『アドルフに告ぐ』『天守物語』など数々の作品で主演を務める。近年は、ミュージカル『刀剣乱舞』~阿津賀志山異聞2018 巴里~(源義経役)、舞台『幽☆遊☆白書』其の弐(左京役)、『錆色のアーマ』外伝 -碧空の梟-(鶴首役)、イマーシブシアター『サクラヒメ~「桜姫東文章」より~』(浪人役)、KAKUTA第29回公演『ひとよ』(稲村雄二役)、NAPPOS PRODUCE 舞台『トリツカレ男』(レオナルド新聞記者役)など、2.5次元ミュージカルからストレートプレイまで、幅広く活動している。池田 努(いけだ・つとむ)1978年12月17日生まれ、神奈川県出身。2000年「21世紀の石原裕次郎を探せ!」オーディションをきっかけ芸能界へ。翌年、ドラマで俳優デビュー。古武道を得意とし、ドラマを中心に映画、舞台で活躍中。石原プロモーション終業に伴い、2021年7月より舘プロに所属。近年の主な作品に映画『Fukushima 50』『ヤクザと家族 The Family』、ドラマ『生きて、ふたたび~保護司 深谷善助』『第三の時効』、舞台『墓場なき死者』『幸せの標本』など。プロの画家としても稼働しており、配信テレビ番組『舘プロ所属俳優そして画家 二刀流 池田努 徳島鳴門で名画に出会う』(徳島県内ケーブTV16局、YouTube)が現在放送中。PLAY/GROUND Creationには『BETRAYAL 背信』に続き2回目の参加となる。陽月 華(ひづき・はな)1980年9月2日生まれ。2000年、宝塚歌劇団に入団。星組を経て、07年宙組トップ娘役に就任。09年の退団後は、舞台のみならず映像に も進出し、数々のテレビドラマ、映画、CMに出演。EX『警視庁・捜査一課長』にレギュラー出演中。主な出演作にTX『ユーチューバーに娘はやらん!』NHK『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』NHKBSプレミアム『プリンセスメゾン』、映画『燃えよ剣』『あの日のオルガン』『かぞくわり』、舞台『灰色のカナリア』『みえない雲』『フランケンシュタイン』『斬られの仙太』など。鍛治本 大樹(かじもと・だいき)1983年12月9日生まれ。宮崎県出身。中央大学法学部法律学科卒。キャラメルボックス俳優教室を経て、2007年にキャラメルボックス入団。劇団での出演作は、『アルジャーノンに花束を』『時をかける少女』『嵐になるまで待って』『太陽の棘』(主演)『リトル・ドラマー・ボーイ』(主演)他多数。外部出演も多く、ほさかよう(空想組曲)、瀬戸山美咲(ミナモザ)、中屋敷法仁(柿喰う客)、須貝英(Mox’tra)などの演出家との作品や、海外戯曲『背信』、2.5次元舞台『黒子のバスケ』等にも出演。また、アニメ『遊戯王VRAINS』のスペクターや『BORUTO』の呉越ドウシュ、スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』チノの外画吹替を担当するなど俳優から声優まで幅広く活躍している。<side-B>岩男 海史(いわお・かいし)東京都出身。衣装家の両親のもと、幼少より芸能と携わる。16歳より演劇の衣装助手として活動を始め、18歳より俳優活動を開始。演劇団体「アヴァンギャルド×コンプレックス」代表。新国立劇場演劇研修所10期修了。近年の舞台出演作に、和田憲明演出『虎は狐と井の中に(仮)』『さよなら西湖くん』、鄭義信演出『COUPLES 冬のサボテン』『泣くロミオと怒るジュリエット』、岩井秀人演出『投げられやすい石』、栗山民也演出『日本人のへそ』、加藤拓也演出『友達』、寺十吾演出『奇蹟』など。池岡 亮介(いけおか・りょうすけ)1993年9月3日生まれ。愛知県出身。近年の主な出演作に舞台『火星の二人』(作・演出:倉持裕)、『CHIMERICA』(演出:栗山民也)、『まじめが肝心』(演出:大澤遊)、『熱海殺人事件』(演出:岡村俊一)、『4』(作・演出:川村毅)、『愛しのボカン』(作・演出:山崎彬)、『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』(脚本・演出:成井豊)、ミュージカル『ゆびさきと恋々』(演出:田中麻衣子)、『魍魎の匣』(演出:板垣恭一)、音楽朗読劇『黑世界』(演出・監修:末満健一)、音楽劇『ガリレオ★CV2』(演出:堤泰之)、ドラマリーディング『振り返る人たち』(構成・演出:永井愛)、ドラマ『グランメゾン東京』、『真夜中にハロー!』、映画『東京リベンジャーズ』等。12月に舞台『夜明けの寄り鯨』(作:横山拓也・演出:大澤遊)を控える。福田 麻由子(ふくだ・まゆこ)1994年8月4日生まれ。東京都出身。主な舞台の出演作として、『いやむしろわすれて草』(2013 演出:前田司郎)、『まゆをひそめて、僕を笑って』(2017 演出:加藤拓也)、『夢のLife two トゥライフ』(2017 演出:粟島瑞丸)。ドラマでは、『スカーレット』(NHK)、『メンズ校』(TX)、『リカ~リバース~』(CX)などに出演。映画の出演は、『ヘブンズ・ドア』、『桜、ふたたびの加奈子』、『FLARE フレア』、『ラ』、『蒲田前奏曲』、『グッドバイ』など。山﨑 将平(やまざき・しょうへい)1990年生まれ。千葉県出身。第 17 回 JUNON SUPER BOY コンテスト審査委員特別賞受賞。 ドラマ『ガチバカ!』でデビュー。 その後、TV・映画・舞台とジャンルを問わず活動中。最近の出演作は、webCM:富士フィルム×セブンイレブン『会えなくてもそばに』編、舞台:温泉ドラゴン第16回公演『続・五稜郭残党伝~北辰群盗録』、映画:『ちょっと思い出しただけ』(助監督兼酔っ払い役)、映画:『#ピリオド打ったらカタルシス』(主演ヒロ役 2022年公開予定)などがある。Twitter:@shoi09Instagram:@shohey_yamazakiPLAY/GROUND Creation について2015年6月、俳優の井上裕朗が中心となり、俳優のみが集まる勉強会「actors’ playground」を開催。その後も活動を継続し、同年10月、actors’ playgroundの発展形として、企画・制作ユニット『PLAY/GROUND Creation』を始動。名称には「playground(遊び場)=PLAY(演じる・演劇)+GROUND(土台・根付かせる)」という意味が込められており、俳優をはじめとするシアターアーティストが緩やかに集い、それぞれが自主的かつ能動的に参加できる豊かな「遊び場」作りを目指している。2016年1月には、actors’ playgroundの延長線上にあるワークショップ公演『背信|ブルールーム 』(シアター風姿花伝)を上演。2020年9月には、初の本格的な劇場公演『BETRAYAL 背信』を製作・上演(赤坂RED/THEATER)。その際共同プロデュースにあたった齋藤厚子と共に、2021年1月法人化。2021年12月、第2回公演として、アジア初演となる『Navy Pier 埠頭にて』を製作・上演(横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール)。本作品はPLAY/GROUND Creationとして三作品目の製作となる。公演概要PLAY/GROUND Creation #3『The Pride』公演期間:2022/7/23(土)〜7/31(日)会場:赤坂RED/THEATER (148席を予定)(東京都港区赤坂3丁目10-9 赤坂グランベルホテル B2F)上演時間:約140分(予定)■出演者キャスト (side-A) ※戯曲表記順/登場順オリヴァー: 荒木 健太朗フィリップ: 池田 努シルヴィア: 陽月 華医者・男・ピーター: 鍛治本 大樹キャスト (side-B) ※戯曲表記順/登場順オリヴァー: 岩男 海史フィリップ: 池岡 亮介シルヴィア: 福田 麻由子医者・男・ピーター: 山﨑 将平■スタッフ作: アレクシ・ケイ・キャンベル翻訳・ドラマターグ:広田 敦郎演出: 井上 裕朗音楽: オレノグラフィティ音楽協力: 絢屋 順矢美術: 稲田 美智子照明: 富山 貴之音響: 鏑木 知宏衣裳: 萩野 緑ヘアメイク: 武部 千里演出助手: 船岩 祐太舞台監督: 鳥養 友美宣伝美術: 藤尾 勘太郎■チケット料金一般:7,000円U24:3,500円 (24歳以下・要身分証明証)プレミアチケット:10,000円※前方センターブロック席確保※パンフレット・特製クリアファイル付き(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月01日有限会社コトブキ工芸 iebito事業部は、つんで あそべて かざれる すみっコぐらしクッションに『ブラックたぴおか』を新たに加えた「PLAYクッション すみっコぐらし みにっコセット」を2月11日(金)に発売いたしました。たなのすみっこiebito PLAYクッションからつんで あそべて かざれる すみっコぐらしクッションに『ブラックたぴおか』を新たに加えた「みにっコ」だけのセットが仲間入り!!シカクいからつみき みたいに つんで あそべるシカクいからインテリア として つんで かざれるキュートなキューブのクッションです。■「PLAYクッション」とは託児スペースで人気の積木クッションを家庭にもなじみやすいカラーとサイズにアレンジした商品。ステイホームでもからだをつかって、遊び学べる「PLAYクッション」はお子様のおうち遊びに最適!岡崎市自社工場の家具職人による手作りで製造しています。■「PLAYクッション すみっコぐらし みにっコセット」一辺が140mmの四角いキュートなキューブのクッション。小さいお子様も手に持ちやすく、遊びやすいサイズの商品です。重量は1匹あたり約150gと、非常に軽量♪PLAYクッションは中のウレタン部材に独自の形状加工を施しており、たくさん積み上げても崩れにくい仕様になっているため、「みにっコ」を8匹全て積み上げても自立します。うえに積み上げるほど、細かな重心の微調整が大事になってきます。お子様の成長に合わせて、個数を足し引きしてあげることでお子様自らトライ&エラーを繰り返し、バランス感覚を養うことができます。「みにっコ」好きなご家族やご友人への入園・入学・入社祝いにオススメです!<商品特徴>・住宅のインテリアに調和しやすい配色(パステルカラー)・家の空間との調和と、子どもの遊びやすさを考えた絶妙なサイズ感小さなお子様でもつかみやすい(140mm×140mm)立方体・子どもが踏んでも形状が戻る、高密度ウレタンをクッション中身に使用・角がなく、子供のケガや室内の騒音・損傷の心配を軽減・耐久性も抜群でメンテナンス性にも優れた家具用張り地を使用病院の椅子などにも使用されており、お手入れ簡単でいつでも清潔・STマークに準拠した検査を第三者機関にて実施。基準をクリア!(フタル酸、ホルムアルデヒド、着色料溶出試験、重金属など各種試験を実施)・においも害もないラテックスプリンター水性インクによる印刷を採用・「ブラックたぴおか」は「みにっコセット」だけの限定ラインナップ!■商品概要商品名 :iebito PLAYクッション すみっコぐらし みにっコセットラインナップ:えびふらいのしっぽ、ふろしき、たぴおか(ピンク、イエロー、ブルー)、ざっそう、にせつむり、ほこり、ブラックたぴおか価格 :各24,200円(税込)種類 :全1種発売日 :2022年2月11日(金)詳しくはこちら(URL): 【お問い合わせ】会社名 : 有限会社コトブキ工芸 iebito事業部電話 : 0564-25-6580メール : iebitoliving@gmail.com 受付時間: AM10時~PM5時(土・日・祝日・年末年始及び当社指定日を除く)(C)2022 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved. 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月15日企画展示「junaida」展(仮題)が、東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)にて2022年10月8日(土)から2023年1月15日(日)まで開催される。絵本作家・ジュナイダによる初の本格的な展覧会「junaida」展(仮題)は、『Michi』『の』『怪物園』『街どろぼう』といった絵本が話題を呼び、注目を集めた絵本作家・ジュナイダ(junaida)による初の本格的な展覧会。ジュナイダの絵本は、ヨーロッパを思わせる謎めいた世界に、人物や背景を細密に描き込んだ絵と、風景や言葉が反復・輪廻する不思議な物語を特徴としている。明るさと闇が共存する、シュールでファンタジックな世界観が魅力だ。展覧会では、会場の空間や細部を使って感性を刺激する空想体験を提供。絵本を読む時とはまた異なる感覚で、ジュナイダの描く物語世界を体感できる。【詳細】企画展示「junaida」展(仮題)会期:2022年10月8日(土)~2023年1月15日(日)場所:PLAY! MUSEUM住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 2FTEL:042-518-9625入場料:一般 1,500円、大学生 1,000円、高校生 800円、中・小学生 500円、未就学児無料■割引制度(併用不可)・[立川割]一般 1,000円 、大学生 600円、高校生 500円、中・小学生 300円※立川市在住・在学を確認できるものの提示が必要・[障害者割引]障害者手帳を提示した人とその介添人1名は半額・[相互割引]「一般」入場者は、PLAY! PARKを200円引きで利用可能※特典つき※会期終了後、数会場を巡回予定。
2022年01月23日企画展示「クマのプーさん」展が、東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)にて2022年7月16日(土)から10月2日(日)まで開催される。「クマのプーさん」挿絵の貴重なカラー原画約100点が集結「クマのプーさん(Winnie-the-Pooh)」は、少年クリストファー・ロビンのクマのぬいぐるみプーと仲間たちの日常を描いた物語。1925年にイギリス人作家のA. A. ミルンが執筆し、E. H. シェパードが描いた挿画とともにストーリーが綴られている。展覧会では、シェパードが1950~60年代に描いたカラー原画約100点をミルンの文章とともに紹介し、「クマのプーさん」の世界観をじっくりと紐解いていく。普段はアメリカのエリック・カール美術館に寄託されている原画の数々が一堂に集結する、貴重な機会となっている。“夢のような時間”を演出した展示空間会場は、クリストファー・ロビンが大好きなプーや仲間たちと過ごした「夢のような時間」を表現した空間を演出。空間構成は、2021年に開催された「アーノルド・ローベル」展も手掛けた建築家の齋藤名穂が担当する。【詳細】企画展示「クマのプーさん」展会期:2022年7月16日(土)~10月2日(日)場所:PLAY! MUSEUM住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 2FTEL:042-518-9625■チケット ※日時指定制入場料:一般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 1,000円、中・小学生 600円、未就学児無料※特典つき※子ども(小学生以下)のみの入場不可、大人(保護者)の同伴が必要※安全管理上、保護者1名につき子ども(小学生以下)2名まで※大学生(専門学生含む)・高校生・中学生は入場時に学生証または生徒手帳の提示が必要〈割引制度(併用不可)〉・[立川割]一般 1,200円、大学生 700円、高校生 600円、中・小学生 400円※立川市在住・在学を確認できるものの提示が必要・[障害者割引]障害者手帳を提示した人とその介添人1名は半額・[相互割引]「一般」入場者は、PLAY! PARKを200円引きで利用可能■巡回展・名古屋展会期:2022年10月8日(土)~11月27日(日)会場:名古屋市美術館住所:愛知県名古屋市中区栄2-17-25(芸術と科学の杜・白川公園内)
2022年01月23日人気漫画『コジコジ』の企画展示「コジコジ万博」が、東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)にて2022年4月23日(土)から7月10日(日)まで開催される。さくらももこの漫画『コジコジ』展覧会さくらももこの漫画『コジコジ』は、“宇宙生命体”コジコジを主人公に、ナンセンスギャグとファンタジーを融合した作品。「遊んで食べて寝てるだけだよ なんで悪いの?」など、大人もドキっとするような含蓄ある言葉や物語の奥深さ、キャラクターたちの愛らしさ、ギャグの面白さが魅力だ。インスタレーションや原画などを通じて“コジコジ”ワールドを体感展覧会「コジコジ万博」では、コジコジたちが暮らす「メルヘンの国」のインスタレーションをはじめ、漫画やイラストの原画、オリジナル映像を通じて、個性的なキャラクターや名言、名場面を紹介。さくらももこが手がけた原画が120点以上も一堂に集結する。意外にも、『コジコジ』を単独で紹介する展覧会は本展が日本初。友情や恋、自分探しに悩む仲間たちを、コジコジが楽しく包み込み、笑いに昇華させていく『コジコジ』ワールドを、体感しながら楽しめる『コジコジ』ファン必見の機会となっている。尚、展覧会の巡回は予定しておらず、独自の展覧会となる。数々の名言・ギャグも登場!にぎやかなコジコジパビリオン会場内は、「万博」さながらのにぎやかなコンテンツが目白押し。名言やギャグをコジコジがしゃべる「コジコジ名言50連発!」やコジコジが大活躍する名場面を原画で振り返る「原画で読む8つの名作」、「モヤモヤドキドキ大鳥居!」といった楽しいパビリオンをめぐりながら、『コジコジ』の物語を辿っていくことができる。思わず笑ってしまうような、コジコジたちによるナンセンスギャグやイタズラの数々に注目だ。さらに、アニメ制作スタジオ「ドワーフ」が「コジコジ万博」のために制作したコマ撮りアニメーションや、テレビアニメ「コジコジ」のエンディングテーマとともに踊るディスコ空間、さくらももこによる漫画『ちびまる子ちゃん』のまる子とコジコジの交流を紹介するコーナーなども登場する。コジコジグッズ&カフェメニューも「コジコジ万博」会期中は、館内ショップがまるごと「メルヘン通り商店街」に変身。原画デザインの展覧会オリジナルアイテムやステーショナリー、日用雑貨など、多彩なコジコジグッズが勢揃いする。さらに、会期にあわせて書籍『コジコジにきいてみた。モヤモヤ問答集』や『コジコジ万博図録(仮)』も出版される。また、館内カフェでは『コジコジ』のキャラクター「カメ吉」が夢見る「カメ吉茶屋」を再現。「やかん君」のお茶とともに、『コジコジ』の世界をイメージしたドリンクやフードを提供する。【詳細】企画展示「コジコジ万博」開催期間:2022年4月23日(土)~7月10日(日)開館時間:10:00~18:00(日時指定制を導入)場所:プレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 2FTEL:042-518-9625入場料:一般 1,500円、大学生 1,000円、高校生 800円、中・小学生 500円、未就学児無料■割引制度(併用不可)・[立川割]一般 1,000円 、大学生 600円、高校生 500円、中・小学生 300円※立川市在住・在学を確認できるものの提示が必要・[障害者割引]障害者手帳を提示した人とその介添人1名は半額・[相互割引]「一般」入場者は、PLAY! PARKを200円引きで利用可能※特典つき■書籍・『コジコジにきいてみた。モヤモヤ問答集』3月下旬発売予定/発行:ブルーシープ・『コジコジ万博図録(仮)』4月下旬発売予定/発行:ブルーシープ
2022年01月23日株式会社PLAYは、クリエイターエコノミーの普及・促進とその活性化に向けた様々なアクションを実施する「クリエイターエコノミー協会」に正会員として参加することとなりました。クリエイターエコノミー協会クリエイターエコノミー協会は、新しい産業である「クリエイターエコノミー」の普及・促進とその活性化に向けて(1)クリエイティブ活動の普及・促進、(2)クリエイターの保護、(3)クリエイターの活躍を促進するための政策提言を図っていく団体です。当社は、クリエイターの皆様が広告挿入なしで映像作品を配信する事が出来る動画プラットフォーム「ULIZA」や、クリエイターの皆様の動画配信での収益化をサポートする「PLAY VIDEO STORES」を提供しており、協会での活動を通してさらにクリエイターエコノミーを促進してまいります。■ULIZA公式サイト ■PLAY VIDEO STORES公式サイト ■クリエイターエコノミー協会公式サイト 【会社概要】会社名 : 株式会社PLAY代表取締役社長: 黒田 和道設立 : 2010年3月16日所在地 : 東京都渋谷区南平台町16-28 Daiwa渋谷スクエアURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月07日2019年サン・セバスティアン国際映画祭に正式出品され、フランスでオープニング興収1億円以上の大ヒットを記録した映画『PLAY 25年分のラストシーン』が、PIA LIVE STREAMにて期間限定配信されることが決定した。本作は、1990年代から2010年代まで、25年にわたり撮り続けたホームビデオの映像をつないで振り返る手法で、当時の空気感をリアルに再現したノスタルジックな青春ドラマ。その時代のヒットソングや、フランスサッカーW杯といった1990年代の懐かしいイベント、21世紀へのカウントダウンなど、劇中の様々な出来事は今の時代を生きる我々にとっても共感度MAX!誰しも味わった経験があるだろう青春時代の“後悔”と向き合い、新たな一歩を「再生」する物語だ。本作で大きな部分を占める音楽。映画自体のコストが下がるなら、音楽著作権料は気前よく払うべきだと、監督はプロデューサーに主張したという。懐かしさを感じさせるには、どうしても当時の歌が必要だった。オアシス「ワンダーウォール」などのヒット曲に加えて、その時期に流行ったものの現在では聴かれなくなっている曲(ジャミロクワイ「ヴァーチャル・インサニティー」、ファンレイ・クアイ「サンデー・シャイニング」、デーモンVSハートブレイカー「ユー・アー・マイ・ハイ」 など)を使うことにこだわった。主演を務めるのは、人気コメディアン、マックス・ブーブリル。盟友アントニー・マルシアーノ監督のアイデアに惚れ込み、共同で脚本も手がけた。「過去の映像をつなぐということは、単なる事実の羅列ではない。観る人が同じように25年間を追体験し、当時の自分に戻るような体験をしてほしかった」と語る監督が徹底的にこだわった、各時代のパリの雰囲気や、まるで本当に成長していくかのような違和感のないキャストたちも必見。【ストーリー】両親からビデオカメラを贈られた13歳のマックスは、家族や友人たちとの日々を撮り始める。25年後、撮りためた映像を振り返り、編集する。そこには、初恋の相手エマと初めて会った日のこと、いつも一緒だった仲間たち、そして彼のすべてが記録されていた。素直になれず、大切なものを手放してしまったマックスは、新たに「映画」のラストシーンを準備する―。配信は4月23日(金)から5月6日(木)まで、PIA LIVE STREAMにて。チケット発売中。
2021年04月21日年間展示「ぐりとぐら しあわせの本」展が、東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)にて2021年4月10日(土)から2022年3月末まで開催される。ふたごの野ねずみ“ぐりとぐら”の冒険を体感する展覧会「ぐりとぐら」は、料理することと食べることが大好きなふたごの野ねずみ“ぐりとぐら”の冒険を描いた人気絵本。年間展示「ぐりとぐら しあわせの本」展では、ナチュラルでほっこりとした絵本の世界観を実際に体感できる。絵本の世界を“散歩”して楽しむ展示本展最大の特徴は、絵本の原画を展示しない点。来場者は自分自身がぐりとぐらとなり、まるで絵本のページをめくるかのように移り変わる四季折々の絵本の世界を散歩することができる。展示の“絵本の中”では、様々な出会いや冒険、豊かな自然、そして思わずお腹がすいてしまうような美味しそうなごはんの数々が描かれる。物語を読んだ時に感じられるこれらの“ワクワク”を、展示を通して改めて感じることができそうだ。カフェではオリジナルメニューを展開館内に併設されたカフェでは本展に関連したオリジナルメニューも登場する。フカフカのカステラパンケーキは、まるで絵本からそのまま飛び出してきたかのよう。その他、お子様ランチも用意する。【詳細】「ぐりとぐら しあわせの本」展会期:2021年4月10日(土)〜2022年3月末会場:プレイ ミュージアム住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3TEL:042-518-9625開館時間:10:00〜18:00(平日は17:00まで/入場は閉館の30分前まで)休館日:原則無休(展示替え期間、年末年始を除く)入場料:一般 1,500円、大学生 1,000円、高校生 800円、中・小学生 500円※未就学児無料■割引制度(併用不可)・立川市在住・在学の場合、[立川割]の対象。証明できるものの提示が必要。[立川割]一般 1,000円、大学生 600円、高校生 500円、中・小学生 300円・[障害者割引]障害者手帳を提示した人とその介添人1名は半額・[相互割引]「一般」で入場した人は、プレイ パークを200円引きで利用できる。※「企画展示」「年間展示」の2つの展覧会を観覧可能。※特典つき※当日に限り入退場自由※平日は当日券のみ/休日はオンラインチケットの日付指定券を販売(希望者向け)■同時開催「みみをすますように 酒井駒子」展開催期間:2021年4月10日(土)〜7月4日(日)
2021年04月04日仲睦まじく肩を並べる、がまくんとかえるくんのコンビ。作者・アーノルド・ローベルの名前には馴染みがなくても、小学校の教科書や読書の時間などを通して彼らの姿を目にしてきた人は多いのでは。シリーズ最初の本が出版されてから半世紀。長い時を超えて、今なお世界中で愛され続ける本作の誕生50周年を記念する展覧会「『がまくんとかえるくん』誕生50周年記念アーノルド・ローベル展」が開催される。大切な人を思い出す、優しさとユーモア溢れる作品たち。一番の見どころは、日本初公開となる「がまくんとかえるくん」の原画やスケッチ約100点。描いて、悩んで、また描いて…と繰り返していたローベルの人物像やキャラクターの変化など、じっくり見ると様々な発見があるはず。また、ワニやブタなど愛らしい生き物が登場する名作原画も多数展示される。他にも、『つみきのいえ』などで知られるアニメーション作家・加藤久仁生氏が絵本をもとに、がまくんとかえるくんのゆるやかな日々を描いた『一日一年』も特別上映。時間にして数分の映像作品なので、見逃さずにチェックして。「友達や家族など、いろんな人との結びつきに思いを馳せることができるローベルの作品を、ぜひじっくり味わってほしいです」(PLAY!プロデューサー・草刈大介さん)会場では展覧会図録やグッズも販売。子どもも大人も関係なく、すべての人が楽しめるローべルの優しくて温かい作品世界を、あなたも体感してみてはいかが。『ふたりはきょうも』(1979)表紙下絵 Courtesy of the Estate of Arnold Lobel. ©1979 Arnold Lobel. Used by permission of HarperCollins Publishers.『ふたりはともだち』(1970)「すいえい」原画(墨版)Courtesy of the Estate of Arnold Lobel. ©1970 Arnold Lobel. Used by permission of HarperCollins Publishers.アーノルド・ローベル Courtesy of the Estate of Arnold Lobel. ©The Estate of Arnold Lobel.PLAY! MUSEUM東京都立川市緑町3-1GREEN SPRINGS W3開催中~3月28 日(日)10時~18時(入場は17時半まで)3/7休一般1500円ほかTEL:042・518・9625※『anan』2021年1月20日号より。(by anan編集部)
2021年01月18日サン・セバスティアン国際映画祭に正式出品された、パリを舞台に90年代カルチャーで彩る再生の物語を描くフランス映画『PLAY 25年分のラストシーン』。11月6日(金)の日本公開に先立ち、本作の監督アントニー・マルシアーノにオンライン取材を行い、本作への思いを語ってもらった。フランス・パリに住むマルシアーノ監督にオンラインで取材を行った今回。ホームビデオの映像をつないでふり返るという手法をとった本作についてマルシアーノ監督は「僕は過去を懐かしく思い出すタイプで、『過去の過ぎ去った日々を再び体験し、あの頃の自分をもう一度生きてみたい』と思った」と映画製作のきっかけを語り始める。「10代の頃、僕もビデオで色々なものを撮影していました。当時は、携帯電話もインターネットも存在しない時代でした。昔のビデオを振り返ると当時の記憶がよみがえり、その頃にタイムスリップするような感覚を味わうことがあります。それで、過去をもう一度体験するための唯一の方法が『架空のラッシュフィルムを作る』ことではないかと思ったのです」と言い、「映画の中のエピソードは、ほとんどが僕とマックス(・ブーブリル)の実体験に基づいています」と明かした。4人の仲間たちがまるで本当に成長するかのように自然に時が流れていく本作。3世代それぞれのキャスティングについては「まだ脚本を書き終えていない段階から、キャスティングを始め、9か月ほどかかりました。3つの世代の役者が似ていないといけないので、大変でした」と試行錯誤したそうだ。一方、主人公を演じたマックス・ブーブリルは監督の盟友、その母役は監督として日本でも知られるノエミ・ルヴォウスキー、『おもかげ』に出演するジュール・ポリエも最年少のマチアス役で登場しているが、彼らのキャスティング理由についても語ったマルシアーノ監督。物語にリアリティを持たせるため、最初は主演に有名役者は使わない方向で考えていたという監督。だが、「この映画はカメラのレンズに向かって話したり、人のセリフの上に言葉をかぶせたりと、通常の演技とは異なることばかりで、自分で考えて動ける俳優が必要でした。マックスは、僕が知る中でも最も自発的に動ける俳優の1人です。そのため、マックスに演じてもらうことにしました」と絶大な信頼を寄せる。また「ノエミは偉大なフランスの俳優の1人で、ぜひ一緒に仕事がしたいと思っていました。彼女は感受性、表現力が豊かで、ほとんど言葉を発せずとも色々なものを表現できます。それはこの映画でとても大切なことでした」と起用理由を語った。さらにジュールについては「ジュールは素晴らしく、こちらが要求したとおりの役作りができます。いい俳優になると思います。彼が女の子に電話をかけるシーンがありました。大きな受話器で電話をかけ、まず女の子の親が出て彼女につないでもらう、という体験をもちろん彼はしたことがないのですが、かつて僕がやっていたように演じてくれました」とその演技を絶賛した。これから公開を迎える日本。最後に監督は「もう二度と戻れないかつての日々をもう一度体験したいと思って作りました。初恋、家族や仲間との話、学生時代のバカンス、それ以外にも1998年のフランスワールドカップや2000年のミレニアムパーティなどの思い出……そんなかつての多くの出来事をもう一度味わってみたかったのです。そして僕だけでなく、多くの人にこんな体験をしてもらえたらと思い、ビデオを撮っている主人公の目線で撮りました。そうすることで、主人公と同じ気持ちで皆さん自身も人生をもう一度振り返ることができるようになれると思ったからです。ぜひこの映画を観て、泣いたり、笑ったり、人生について考えてくれたらうれしいです」とメッセージを寄せている。『PLAY 25年分のラストシーン』は11月6日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、kino cinema立川高島屋S.C.館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:PLAY 25年分のラストシーン 2020年11月6日 新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、kino cinéma立川髙島屋S.C.館ほか全国公開©2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER
2020年11月02日2019年サン・セバスティアン国際映画祭に正式出品され、制作における斬新な試みが話題となったフランスの映画「PLAY 25年分のラストシーン」が、11月6日より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて、全国順次公開される。パリを舞台に90年代カルチャーで彩る“再生”の物語本作は、1990年代から2010年代までの25年に渡り、主人公によって撮り続けられたホームビデオの映像をつなぐような演出で、当時のパリの時代の空気感がリアルに再現された物語。90年代カルチャーを彩るミュージシャン、ジャミロクワイ、オアシス、レニー・クラヴィッツ、アラニス・モリセットらによる、それぞれの時代を感じさせる名曲とともに人生を“PLAY(再生)”していく主人公・マックスを演じるのは人気コメディアンのマックス・ブーブリル。盟友であるアントニー・マルシアーノ監督のアイデアに惚れ込み、共同で本作の脚本も手がけている。また、本作の公開に先立ち、この度予告編が解禁。まずはこちらをチェックしておこう。今回解禁となった日本版予告編では、「撮り続けて25年になる。最初から再生しよう」と、30歳の主人公・マックスがセルフカメラに語りかけるシーンから始まり、13歳のとき初めてビデオカメラを手にした自分の姿へとつながれる。家族や一緒にふざけ合った友達の笑顔、仏サッカーW杯でのどんちゃん騒ぎ、そして初恋のエマから「私のこと好きなの? 」と聞かれても素直になれず、失って初めて知る自分の現実……。そして新たに「映画」のラストシーンを準備することを決意するマックスの姿が。アントニー・マルシアーノ監督は、時代の空気感を再現するために、90年代のビデオ画質に近づけるカメラテストを半年かけておこなったり、ラッシュフィルムのようなラフさを演出するため、あえて聞き取れないセリフを入れるなど、通常とは逆の整音作業にもこだわったという。さらに、1990年代から2010年代には、2001年の米同時多発テロ事件や、2015年のパリ同時多発テロ事件といった、世界を揺るがす大事件も起きているが、これは編集でカットされている。その理由について「人生の悲しい出来事を撮るためにビデオカメラを使うわけではない。マックスがカメラに夢中になったのは、ありふれた日常の中にある平凡な幸せと、いつも自分のそばにいてくれた大切な人たちを記録するためだったのだから」と監督は語っている。2020年、世界中が新しい生活様式に変えていかなければならない昨今の状況下にある世の中で、仲間や愛する人と一緒に過ごす時間がいかに大切か、実感することも多い。しかし、そんな今だからこそ、より、監督が本作に込めた思いが胸に響くはず。人生を歩みだす物語を、ぜひ劇場で。【映画情報】「PLAY 25年分のラストシーン」11月6日より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開監督:アントニー・マルシアーノ脚本:アントニー・マルシアーノ、マックス・ブーブリル出演:マックス・ブーブリル、アリス・イザーズ(「エル ELLE」)、マリック・ジディ(「ダゲレオタイプの女」)、アルチュール・ペリエ、ノエミ・ルヴォウスキー(「カミーユ、恋はふたたび」)後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本配給:シンカ/アニモプロデュース【2018 年/フランス/ 108 分/DCP/ビスタ/PG12/カラー/原題:PLAY】©2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR
2020年08月17日新型コロナウィルスの感染拡大防止により公開を延期していた映画『PLAY 25年分のラストシーン』の新たな公開日が11月6日(金)に決定。人気声優・小野賢章がナレーションに参加した予告編も到着した。本作は、2019年サン・セバスティアン国際映画祭に正式出品され、その斬新な試みが話題となったフランス映画。1990年代から2010年代まで、25年にわたり撮り続けたホームビデオの映像をつないでふり返る手法で、当時の時代の空気感をリアルに再現している。今回公開された予告編は、「黒子のバスケ」や「文豪ストレイドッグス」、ハリー・ポッターの吹き替えなどで知られる声優の小野賢章がナレーションを担当。映像は、13歳のときに初めてビデオカメラを手にしたマックスの姿から、家族や一緒にふざけ合った友達の笑顔、仏サッカーW杯でのどんちゃん騒ぎなどが映し出されていき、そして新たに映画のラストシーンを準備することを決意する様子も。本作の監督アントニー・マルシアーノは、時代の空気感を再現するために、90年代のビデオ画質に近づけるカメラテストを半年かけて行ったり、ラッシュフィルムのようなラフさを演出するためあえて聞き取れないセリフを入れたりと、通常とは逆の整音作業にもこだわりが。また、2001年米同時多発テロ事件や2015年パリ同時多発テロ事件などは編集でカット。その理由について監督は「人生の悲しい出来事を撮るためにビデオカメラを使うわけではない。マックスがカメラに夢中になったのは、ありふれた日常の中にある平凡な幸せと、いつも自分のそばにいてくれた大切な人たちを記録するためだったのだから」と説明している。『PLAY 25年分のラストシーン』は11月6日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、kino cinema立川高島屋S.C.館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年07月29日