寒くなってくると、生理のたびのPMS(月経前症候群)も深刻になってきます。そんなハウコレ女子にお勧めなのが、アルコールの「桂花陳酒(けいかちんしゅ)」です。「桂花陳酒」とは、白ワインに 植物の金木犀(キンモクセイ)の蕾を入れて3年間熟成させた、上品な甘みを持つ混合酒です。酒屋さんでも安価で手に入ります。素敵な香りと適度な甘さを持ち合わせていて、あの世界三大美人のひとりである楊貴妃が愛し、命令して作らせたと言われています。ポリフェノールの含有も多く、現代の女子にも欠かせない飲み物です。秋の夜長に「桂花陳酒」をうっとり美味しくいただいて、効果的にPMSを予防・改善する飲み方を、東洋医学をベースに薬膳師マダム晴子がご紹介致します。■1.カクテル「楊貴妃」バーでお洒落に飲んでPMSを乗り切りたい人には、カクテル「楊貴妃」がお勧めです。桂花陳酒:30ml、ライチリキュール:10ml、グレープフルーツジュース:20ml、ブルーキュラソー5mlをシェイクして作るカクテル楊貴妃は世界でも有名過ぎるカクテルです。桂花陳酒とライチが冷えによる血行不良を温め、血液を補い、血流を良くし、痛みを止めてくれるという、女の子には嬉しい効果が詰まっています。■2.ホット桂花陳酒ある程度お酒が飲める人には、ホット桂花陳酒がお勧めです。桂花陳酒はアルコール度数が13~18%と高めなために酔いやすいお酒です。でもお酒が飲める人ならばストレートでいけるはずです。ちなみに中華料理店などに行くと、ロックで出されるケースが多いですが、PMS女子はお腹の中を冷やさないためにホット、もしくはストレート(常温)でいただくようにしましょう。■3.桂花陳酒のジンジャーエール割りPMSになると食欲が湧かなくなってしまう人や、末端冷え性に悩む人には桂花陳酒のジンジャーエール割りがお勧めです。桂花陳酒とジンジャーエールの割合を1:2で割りましょう。桂花陳酒とジンジャーが体を温めることでPMSが楽になります。氷は入れないでいただく方がPMSには効果的です。■4.桂花陳酒のグレープフルーツジュース割りPMSになると過食に走ったりする人にぴったりなのが、桂花陳酒のグレープフルーツ割り。桂花陳酒とグレープフルーツの割合を1:2の割合で割りましょう。デトックス効果もあり、血液の循環を良くすることができるでしょう。こちらも、氷は入れないでいただく方がPMSには効果的です。■5.桂花陳酒のウーロン茶割りPMSになると精神的に不安定になって、泣いてしまったり、怒ってしまったりする人にお勧めなのが桂花陳酒のウーロン茶割りです。桂花陳酒とウーロン茶を1:1の割合で割りましょう。口当たりの柔らかな飲みやすいお酒になります。お酒が弱い人にもお勧めです。氷は入れないでいただく方がPMSには効果的です。■おわりにいかがでしたか?桂花陳酒は中国4000年の歴史が誇る「名酒」です。美味しくうっとりお酒をいただいて、体の中からPMSを撃退しましょう。ぜひ秋の夜長に試してみてください。(マダム晴子/ハウコレ)
2014年09月21日寒さの厳しい季節は、生理前に気持ちが不安定になったり肌荒れを引き起こすPMSや、生理痛に悩まされがちな時期でもあります。今回は、体の節々で滞りがちな気・血の巡りを改善するための、手軽で美味しいフルーツをご紹介します。フルーツそのものを丸ごといただくことも効果的ですが、コンビニで手に入るジュースや、ゼリー、ジャムといった加工品でももちろんOKです。美味しそうな物を選んで食べるだけでもストレス解消に繋がります。ぜひ参考にしてみてくださいね。■ストロベリー生理の周期が乱れがちで安定しないタイプのPMSにおすすめなのはストロベリー。ストロベリーは鉄分が豊富で経血の元となる血液を補うことができます。またストロベリーには胃の調子を健全にする働きがあるので、PMS期に過食に走る傾向がある人の食欲を正常にコントロールしたり、食べ過ぎてしまった時のデザートとしても、お腹の調子を整えてくれる効果があります。生理前、生理中はお腹を冷やすことが厳禁なので、ストロベリーアイスクリームを食べることは避けてください。PMSや生理痛を悪化させる原因になってしまいます。■ブルーベリー下半身の冷えがあり、腰回りや足などに重さやだるさを伴うタイプのPMSにおすすめなのはブルーベリー。ビタミンEが体の節々まで血行を改善します(それによって目に良いことでも有名ですね)。ブルーベリーは腎と肝の機能をアップさせる働きがあることで、婦人科系と泌尿科系をサポートします。PMSが原因の下半身の冷え症、そしてそれが原因によって引き起こされる膀胱炎なども予防することができるでしょう。■クランベリー婦人科系の悩みに効果絶大と欧米でも人気なのがクランベリー。クランベリーは血液をサラサラにすることで、血液の循環をサポートします。クランベリーにはカルシウムも含まれているので、PMS期のイライラにも効果的です。クランベリージュースには砂糖がたっぷり入っているので、ダイエット中などカロリーを気にする人はサプリメントでの摂取もおすすめです。■グレープフルーツ精神的に安定しないタイプのPMSにおすすめなのはグレープフルーツ。仕事や学校を休みたくなってしまうブルーな気分には、朝起き抜けのグレープフルーツジュースをいただくのが効果的です。グレープフルーツは血流を助け、血液をサラサラにする手助けをしてくれます。特にグレープフルーツを自分で絞ることでさわやかな柑橘系の香りが広がり、アロマ効果も期待できるのですっきり爽快な気分になります。※血圧の薬を飲んでいる人は、グレープフルーツをいただけない人もいるのでかかりつけのお医者さんに確認してくださいね。■おわりにいかがでしたか?憂鬱なPMS期に美味しいフルーツをいただいて、「気・血・水」の流れを改善することで、もうすぐはじまる生理痛も楽になります。精神的にも肉体的にも満足し、痛み止めの薬を飲まなくても快適に過ごせるようになるならば一石二鳥ですね。ぜひ試してみてください。(マダム晴子/ハウコレ)
2014年02月01日小林製薬は、インターネット調査で「2012年 PMS(月経前症候群)に関する男女の意識調査」を実施。女性の約9割がPMSを経験しており、男性の認知率は1割程度であることや、PMSで仕事を休める女性は1割以下だが、症状を知ると男性の約7割が理解を示すことなどがわかった。調査期間は4月13~14日。同調査ではまず、20代以上の女性5,000人を対象に予備調査を実施。「PMSを経験した」と答えた女性309人と、20代以上の有職男性309人を対象に実施した。その結果、女性の85.9%がPMSを経験しており、そのうち88.6%がPMSにストレスを感じていることがわかった。症状としては「胸が張る」「眠くなる」などの身体面のほか、「イライラする」「感情の起伏が激しくなる」など精神面での影響が多く見られる。PMSが原因で仕事を休みたいと思った女性は61.8%にのぼるものの、症状を勤め先に正直に申告して休むことができる、と答えた女性はわずか6.4%だった。また、PMSについて周囲の人に理解されないことに対し、ストレスを感じている女性は58.6%で、働く女性の84.8%が同僚の男性から理解を得られていないと感じている結果となった。一方、男性側にはPMSを抱える女性を理解しようとする姿勢が見られ、PMSの症状を説明した後では、73.4%の男性が「PMSを理由に仕事を休む女性を理解できる」と答えたほか、90.9%の男性が「PMSについて男性が理解することは良いことだと思う」と回答。しかしながら、パートナー(妻・恋人)がPMSだと気づいたら「やさしく接する」と答えた男性は55.3%、同僚の女性に対しては29.1%という結果に。同社では、理解する姿勢はまだ行動につながっていないと分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日