生理前の体や心に現れる不調、PMS(月経前症候群)は、多くの女性を悩ませています。なんだかイライラする、気分が落ち込む、体がだるい……そんな生理前のつらい症状には、西洋ハーブの「チェストベリー」が効果的なのだとか! 今回は、チェストベリーを用いた生活に取り入れやすいPMS対策アイテムと、実際に愛用している女性の体験レポートをご紹介します。 「チェストベリー」って? チェストベリーとは、地中海沿岸や中央アジア原産の低木「チェストツリー(セイヨウニンジンボク)」になる実のこと。ギリシャ・ローマ時代から、さまざまな婦人科疾患の治療に使われてきた伝統的な西洋ハーブです。 現在は、欧州薬局方をはじめ海外の多数の公定書に収載されており、品質や有効性、安全性が評価されています。さらにPMSや月経不順、乳房痛への効能・効果も認められている、まさに女性の味方!<参考>ゼリヤ新薬「プレフェミン」西洋ハーブの医薬品 近年ではこのチェストベリーを用いた、女性特有の悩みを解消してくれる商品が数多く登場しています。 今回は、チェストベリーが使われたハーブティー、サプリメント、PMS治療薬を試した女性の感想をお伝えします。 HARE BARE ハーブティー写真提供/@and_mamalifeさん 「子どもとの時間ももちろん、仕事も家事も自分のことも楽しみたい♡」をテーマに、暮らしの工夫を発信しているママ、あさみさん(@and_mamalife)が試したのは、HARE BAREのハーブティー。 HARE BAREは、女性のPMSや更年期障害をサポートするホルモンバランスの研究チーム。食事や運動、リラックスなど、自然の力による症状の改善を提案しています。 女性のお悩みに特化したハーブティーの中から、あさみさんは「#女性のイライラ専用」と掲げられている「チェストベリー&黒豆茶ブレンド」をチョイス。価格は15包入り1,100円(税込み)です。 甘く香ばしい黒豆茶は、和食やおやつにもぴったり。チェストベリーだけでなく大豆イソフラボンも摂れるのがうれしいですね。 写真提供/@and_mamalifeさん ノンカフェインのおいしい飲み物を探していたら、イライラも予防してくれる(気がする)ハーブティーに出合いました。今月は生理前にイライラしなかったのは、これのおかげかも...? 黒豆とレモンの味がする爽やかな味で、おいしいです。入っているもの:有機チェストベリー、有機国産黒豆、有機キンモクセイ、有機セントジョーンズワート、有機カモミール、有機ラズベリーリーフ、有機レモンバーム黒豆茶ブレンド以外に、ルイボスブレンドや、セントジョーンズワート抜きのルイボスブレンドも販売されてます。 ※「セントジョーンズワート」は他の薬と併用できないことがありますのでご注意ください。※妊娠中・授乳中も飲用可能ですが、安全のため妊娠が判明しましたら飲用を中止してください。 女性バランスサポートサプリ ハレルナ写真提供/@otoku_daysさん Instagramで美容やコスメに関する情報を発信しているママ、おとくちゃんさん(@otoku_days)は、チェストベリーが配合されたサプリを飲んでいるそう! 価格は1袋30日分5,800円(税抜き)です。 ハレルナは、チェストベリーをはじめとした女性にうれしいハーブ10種類や、ストレスケア成分のGABA、心と体のバランスを整えてくれるビタミンB群が配合されたサプリメント。 生理前でも、心も体も穏やかに過ごせるようにと女性のために開発されました。 写真提供/@otoku_daysさん 女性特有の悩み…、PMSや生理痛がひどく毎月かなり悩んでいました。ホルモンバランスの乱れが原因でイライラが止まらないんです。 以前はピルを飲んでいましたが、できるだけ負担をかけたくないので、こちらのサプリを飲んでいます♪ チェストベリー&GABAが配合されていて、心と体をゆるやかに整え、穏やかな毎日をサポートしてくれます。薬と違って穏やかに効果が出てくるから、体にも負担がなさそうでいいなぁ。小さめな粒を1日1粒飲むだけでいいので続けやすい!毎日続けて飲んでいますが、イライラしない日も増えてきたような気がします。次の生理が少し楽しみです! サプリメントなので即効性はありませんが、長く続けて飲んでいきたいなと思えるサプリメントです♡ ※女性ホルモンのバランスを整える成分が含まれているので、妊娠中・授乳中はお控えください。 PMS治療薬 プレフェミン写真提供/Mさん 生理前のイライラに悩まされていたという1児のママMさんは、PMS治療薬のプレフェミンを試してみたそうです。価格は1箱30日分1,800円(税抜き)。 ゼリア新薬のプレフェミンは、日本で唯一のPMS治療薬。国内ではじめて承認された、PMSのための薬です。有効成分であるチェストベリー乾燥エキスを含んでおり、スイスやオーストラリアをはじめとする多くの国で、一般用医薬品として使用されています。 1日に1回1錠、継続的に服用することで、PMSの精神的症状、身体的症状の両方において、改善される可能性が高いことが臨床試験によってわかっているのだとか! 具体的には、乳房のはり、頭痛、イライラ感、怒りっぽい、気分変調などに効果があるとされています。 これのおかげでイライラが軽減されていることが、ものすごーーーく実感できました! 落ち着いてたし、試しに!と1カ月やめてみたら、いやまぁ…ひどい!娘さんのイヤイヤ期爆発なのもあるけども、イライラの度合いがひどい…。プレフェミン様様でした。またお世話になります…。 ※妊娠中・授乳中の服用はお控えください。 PMSは女性特有の悩み。生理前、心や体の不調に毎月悩まされているという方は、チェストベリーを試してみてはいかがでしょうか? ご自身に合った、PMS対策アイテムを探してみてくださいね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 取材協力:あさみさん(@and_mamalife)、おとくちゃんさん(@otoku_days)、Mさん
2020年01月12日anan総研メンバー約200人に「生理」についてアンケート!生理と言ってもその症状は十人十色。そこで、アンケート結果をもとに、生理について本音の座談会を実施しました。第三回目は「PMSと生理痛」についてです。PMSや生理痛はある?どんな症状?そしてどうやって対策したらいいの?気になる結末は…!文・小田原みみ1週間前後続く生理。出血に加え、腹痛や腰痛、頭痛、吐き気など生理痛に悩まされる人も少なくありません。さらに、生理前になると身体や心の不調である月経前症候群、いわゆるPMSに悩む人もいます。私たちは、PMSや生理痛をどう乗り越えていけばよいのでしょうか?20~30代女性の集まるanan総研メンバー約200人に生理についてのアンケートを実施しました。その結果をもとに、女性5名で座談会を開催。それぞれの生理についてざっくばらんにお伝えしていきます。不安や痛みは我慢しなきゃいけないの?生理座談会第三回目のテーマは「PMSと生理痛」について。どちらとも、辛いということに変わりはないのですがその症状は個人差が大きいようです。anan総研メンバー約200人にPMSと生理痛について聞いてみました。なんと、6割以上のメンバーにPMSがあるようです。それについてのコメントを一部紹介します。「生理1週間前から気分が落ち込んで何にも手がつかなくなり、涙もろくなる。お腹や脇が痛くなって、生理になる数日前は食欲がなくなる」(25歳・会社員)「生理1週間半前くらいからイライラし始めて、ちょっとしたこともマイナスに捉えてしまう。1週間前くらいからは病的眠くなり、食欲倍増。死ぬのが怖くなる」(25歳・会社員)「1週間前くらいからむくむ。食欲がとまらない」(28歳・会社員)「生理1週間くらい前から便秘が始まり、顔に吹き出物がたくさんでき始める。食欲が止まらなくなる。情緒不安定になる。生理が始まる1~2日前くらいから頭痛、腹痛がする」(31歳・会社員)「今はヤーズフレックスを内服しているのでPMSはないに等しいです。生理も3か月周期ほどで快適です」(33歳 会社員)A:けっこうPMSで悩んでいる人いるね。頭痛や腹痛といった症状はもちろんだけど、メンタル面で悩んでいる人が多い印象。みんなはPMSあるの?D:経血量が多いことももちろん辛いんだけど、実はそれよりPMSのほうが辛いんだ。感情のコントロールが難しくて、正直「死にたい」って思っちゃう時もあって…。今でこそPMSが広く知られるようになったけど、高校生の頃はそんな言葉や意味も知らないから本当に大変だった。でも当時お付き合いしていた彼に「1か月周期で機嫌が悪くなる」と言われて、ハッと気づいたの。急に別れを切り出すのが見事に1か月周期で生理前だったんだよね。そのことをきっかけにメンタルが不安定になるのは生理の予兆だから仕方がないと思えるようになったのだけど、やっぱり辛い。社会人になってからは仕事していても、「なんでこんなに仕事できないんだろ」って自分を責めたりすることもあって、涙が出ちゃうこともある。B:Dさんは生理の経血量も大変そうだけど、PMSも相当辛いね。私も少しはPMSがあるけど胸が張ったり、ジャンキーなものが食べたくなるくらいかなぁ。E:私は生理10日くらい前からどこか身体の調子が悪くなるのだけど、周期によって胃痛、腰痛、食欲増進とその症状が違うの。そして生理直前になると異様な眠気に襲われる。ただ、20代の頃はDさんと同じでメンタル面の症状がひどくて、普段泣かないのに少し悲しいストーリーのマンガを読むだけで涙が止まらなくなったりとかしてた。C:年齢とともに症状が変わったってこと? 私は生理が始まる数時間前に10分ほど冷や汗が出て、うずくまるほどの下腹部痛に襲われるよ。A:たまたま集まった5人だけど見事にそれぞれ症状が違うね。総研メンバーのコメントに戻るけど、一番最後の「症状なし、生理は3か月に1度」が気になる。ヤーズフレックスってこんな便利な薬あるの?E:アンケート集計時に気になって薬剤師の友人に聞いたのだけど、ヤーズフレックスは超低用量ピルのことでお医者さんの処方はマスト。PMSや生理痛に保険適用があるんだって。A:ピル=ホルモン剤だから、なんとなく副作用が怖いなって思っている人にはちょうど良さそう。我流の解決法もいいけれど、それでも辛い場合はお医者さんや薬剤師さんに症状や不安に思っていることをきちんと相談のうえで薬に頼るのもアリだね。私は生理痛が辛いんだけど、アンケート結果はどうだったの?E:PMSより生理痛で悩んでいる人のほうが多いね。具体的な症状を一部紹介します。「2日目に腰とお腹が痛くなる。下痢をしやすくなるので、トイレが近くにないと不安」(31歳 専門職)「月によって重さが違う。すごく重たくてだるい日もあれば、2日目でも元気いっぱいな時もある。ただ、年々腰にくるズシンとした重さが強くなっている気がする」(32歳 自営業)「酷い時は起き上がれず、階段の上り下りもできないくらい。吐き気や頭痛、意識を失うことも。病院で検査をし何もないということで漢方を処方してもらい、それからは少しずつ落ち着いた」(25歳 会社員)「年々ひどくなり、市販の痛み止めを倍の量飲まないと効かない。寝られない、横になれない程痛みが酷く、立って歩いているほうがマシ。ひどいときには吐き気や頭痛もある。湯たんぽを抱えてどうにか治まる」(31歳 会社員)A:生理痛はまさに痛みとの戦いだね。私もひどいときは腰が痛くなって夜眠れないとことも。薬を飲んで効くときもあればそうでないときもあって。周期によって異なるんだよね。B:私も同じく生理痛があるけど、少しでも痛みを感じるとすぐに市販薬を飲んじゃう。痛みを我慢する必要はないと思うな。経血量多め、PMS重めのDさんは生理痛どうなの?D:もちろん生理痛もあるよ。市販薬を飲んでもそこまで効いてる感じはないし、あと眠くなっちゃいそうであまり薬には頼っていないの。E:Dさんやっぱり病院に行ってみたら? Bさんのいうように、痛みは耐えなくてもいいって思うし、相談するだけで安心することもあるよ。ちょっと前にPMSの胃痛がひどい時期があって病院に行ったの。出産後経血量が増えたからそのことも相談したら、「妊娠で子宮が大きくなったからよ」って言われて。胃痛に関してはお薬を処方してもらったし、なんだかホッとしたよ。B:インターネットで調べるとPMSや生理痛対策ってあふれているよね。自分で情報を取捨選択できればいいのだけど、やっぱり専門家に頼るのが一番信頼できると思う。婦人科をかかりつけの病院にしてもいいくらい。診療科目のなかで、表立って「紳士科」っていうのはないけど女性には「婦人科」っていう診療科があるくらいだし。A:「紳士科」って確かに聞いたことがないね。女性の身体って私たちの思っている以上にデリケート。周期によって症状が違うことはもちろん、いつかは来る更年期のように年齢によって出てくる症状もあるから気軽に相談できるお医者さんがいると安心だよね。何かしら解決法ってあると思う。D:やっぱり一度病院に行ってみようという気がしてきたよ!かかりつけ婦人科を探そう人によって期間は異なりますが、PMSと生理期間は合わせてだいたい10~14日くらい。つまり長い人だと月の半分から3分の1ほどは、生理にまつわる何かしらの症状を抱え続けなければいけません。同じ時間を過ごすなら、少しでも快適に過ごしたいですよね。1人で悩むのではなく、個人の身体や年齢、症状にあった対策法を提案してくれて長くお付き合いのできる「かかりつけ婦人科」があると安心できそうです。
2019年12月08日「『何となく気持ち悪いな…』と思っていたら、実は妊娠だった」という先輩ママの話を聞いたことはありませんか。実際、何となくの体調不良から妊娠が発覚したという人も多いようです。そこで今回は、「妊娠の超初期はどんな症状があらわれるのか」を詳しくみていきたいと思います。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。■妊娠超初期は「なんとなく気持ち悪い」もの?妊娠超初期はいつくらい?「妊娠超初期」と呼ばれる時期はいつごろまでなのでしょうか。一般的には、妊娠超初期とは「妊娠1カ月の0週(妊娠前の最終生理開始日)から3週ころまで」をさしています。この時期は、妊娠検査薬を試しても正しい反応が出ないのですが、自分の体調の変化をひしひしと感じている人は少なくありません。そして、これから妊娠を希望するならば、この超初期の過ごし方はとても重要になってくるのです。妊娠初期とは「妊娠初期」とは妊娠1~4カ月ごろをさします。妊娠週数の数え方は、「妊娠前の最後の生理開始日」を「妊娠0週0日(0w0d)」として計算します。「7日間で1週」として数え、「4週で1カ月」としてカウントしていくのです。生理がこなくて、ようやく「妊娠かも」と気づいたときは、すでに妊娠5週になっていた、というケースも珍しくありません。「なんとなく気持ち悪い」かどうかは人による妊娠超初期は風邪のひき始めのような体調不良や「何となく気持ち悪い、ムカムカする」などを感じる人もいます。しかし症状は個人によって大きく異なり、自覚症状が全くなく、妊娠に気付かないでしばらく過ごす人も多いでしょう。また、妊娠超初期の症状は生理前の症状と似ている部分もあり、区別がつかないケースもあります。■妊娠超初期に起こる可能性のある6つの症状 妊娠超初期に起こりうる症状1: 微熱、熱っぽく感じる妊娠超初期は「微熱があるように」感じやすいです。それは、体温が高温期に入るためです。女性の基礎体温は通常、低温期と高温期の2つに分かれます。排卵を境に基礎体温が低温期から高温期に移行するため、妊娠超初期は熱が出ているように感じてしまうのです。妊娠超初期に起こりうる症状2: おりものに変化がある妊娠するとおりものが増加する場合があります。これは妊娠中は女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌が増えるため、おりものの量に変化が生じてくるのです。また妊娠が進んでいくと、おりものの状態はサラッとした水のように変化していきます。妊娠超初期に起こりうる症状3: 軽いはき気や気持ち悪さがあるムカムカする気持ち悪さやはき気は「つわり」と言って、妊娠兆候のひとつです。個人差はありますが、通常は妊娠5~6週ころに始まりますが、超初期に感じる人もいるようです。だんだんと症状が強くなっていき、妊娠8~10週ころが一番つらい時期となるかもしれません。その後だんだん軽減し、12週ころには症状が落ち着いてくる傾向です。妊娠超初期に起こりうる症状4: 眠気やだるさがある妊娠時にどんどん増える女性ホルモン「プロゲステロン」の影響で、妊娠初期はとにかく眠くなりやすいです。そのうえ疲れやすく、だるさを感じやすいので、最初はこの症状に戸惑ってしまう人は多いでしょう。妊娠超初期に起こりうる症状5: 胸が張る妊娠すると、急に胸が張ってきたり、乳首が服に触れるだけで痛く感じます。また乳輪が黒っぽくなってくる人もいます。これは妊娠により女性ホルモンが増加した影響と考えられます。妊娠超初期に起こりうる症状6: 頭痛・腹痛頭痛は主に、ホルモンの変化や心身のストレス、疲労、緊張などにより起こる人が多いようです。とくに、妊娠への不安が強い人は「緊張型頭痛」を起こす可能性があります。参考サイト:とくしまはぐくみネット 「妊娠初期の初めての妊娠」 ■妊娠超初期から症状や体調は人によって異なる人と比べないようにしよう妊娠超初期の体調や症状はかなり個人差があり、「こんな症状が出る」とは一概にはいえないものです。世の中にはさまざまな情報があり、参考にはできますが、うのみにしないことが重要。人と自分の感じ方は大きく異なります。また、「妊娠かな」と思ったら、一番確実なのは市販の妊娠検査薬でチェックしてみることです。あまり早い段階で使ってしまうと正しく反応が出ないことがあるため、月経予定日を1週間ほどすぎたら確認してみましょう。陽性反応が出た場合は、早めに産婦人科を受診します。また、あまりにも特定の不調に悩まされている場合は、何らかの病気が潜んでいることも考えられます。気になる場合は病院を受診することをおすすめします。PMSと症状が似ているため要注意妊娠超初期の症状が、「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」とよく似ている場合もあります。月経前症候群は、情緒不安定になったり、抑うつになったり、複数の症状がみられます。不安や睡眠障害、眠気、集中力の低下、めまい、けん怠感、頭痛、腰痛、腹痛、おなかの張り、乳房の張りなどもみられます。妊娠超初期の症状と重なっている部分がいくつかあるため、生理予定日を過ぎても症状が続くようなら妊娠の可能性を考え、産婦人科を受診するのがいいでしょう。気にしすぎず過ごそう妊娠超初期はひどい眠気など、いろいろな症状が出て、ストレスを感じる人は多いでしょう。しかし、これも今だけの期間限定だと割り切ることで、気分的に乗り越えやすくなるかもしれません。また、「妊娠が分かったときの感動や喜び」は大きいものですが、その一方で「親になることへの不安」や「自由な生活ができなくなる心配」など、いろいろな感情が交差する人も多いでしょう。「いいお産をしたい」と思うがゆえに、いろいろ調べすぎてしまい、かえって出産の不安が大きくなってしまう人もいます。そのときは「みんな出産を経験してきているのだから、自分も大丈夫」と考えて、あまり気にしすぎないこと。おおらかに構えていくことが大切です。ひとつ注意すべき点は、妊娠超初期は「赤ちゃんの体が形成される重要な時期」だということです。受精卵が子宮内に着床するのがちょうど妊娠3週になります。妊娠を希望するならば、「たばこやアルコールを控える」「カフェインを控える」「薬の服用については医師に相談」「激しい運動は控える」「インフルエンザなどの感染症に気を付ける」などは日頃から頭に入れ、実行できるように努力していきましょう。参考サイト:松戸市子育て情報サイト「松戸 DE 子育て」 「赤ちゃんができたら 妊娠編」 ■まとめ妊娠超初期は急にはき気がしたり、強い眠気に襲われたり、経験したことのない症状がどんどんあらわれます。しかし、それも「ママになるための必要な変化」だと思えば、きっと乗り越えていけるはず。個人差は大きいですが、妊娠が進めば体調も安定してくるので、マタニティーライフを楽しめるようにもなってくるでしょう。また、もしも頭痛など特定の不調がひどい場合は、何らかの病気の可能性もあります。繰り返しになりますが、無理に我慢せず、早めに病院を受診しましょう。参考資料:・ とくしまはぐくみネット ・ 松戸市子育て情報サイト「松戸 DE 子育て」
2019年11月27日生理前になると「何となく気持ちも体も不快になる」、そんな症状はありませんか。心当たりがある人は、もしかしてPMS(月経前症候群)かもしれません。気になる場合はリストをチェックして症状を確認しておきましょう。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。■PMSとはPMSって何?PMSは「月経前症候群」といって、生理前に表れる「心と体の不快」のことです。生理前になると「何だか気分が落ち込む」「イライラしてしまう」「泣きたくなってくる」などの精神的な不安定や、「体調がいまいち優れない」「眠くなりやすい」「疲れやすい」などの体力的なものが出てくることをさします。これらの症状はおおむね生理が始まる3日から10日ほど前から起こります。身体的または精神的な不快があり、生理が始まると同時に良くなっていきます。生理前は約70~80%の女性が何らかの不快症状を感じているといわれますが、PMSはその症状が病的にはっきり出る状態ととらえると分かりやすいでしょう。PMSの症状は細かく分けると200以上あるといわれているのですが、大きく「心の不調」と「身体の不調」に分けられます。どちらの症状が強く出ているか、または同じくらいか、などをチェックし、この傾向が分かればPMS対策やセルフケアもやりやすくなります。症状が軽度なら日常生活の改善で快方に向かうこともあるのですが、心の不調が重度の場合は精神疾患として考え、抗うつ剤が必要なこともあります。さらにPMSを放置してしまうと症状が悪化して、PMDD(月経前不快気分障害)を引き起こしてしまうことがあります。PMDDとの違いPMDD(月経前不快気分障害)とは、PMSのなかでも、さらに精神的な不快が強く、情動不安定になります。日常生活を送る上でも影響が出てくることが多いです。PMDDはうつ病などと同じ分類にあたり、抑うつ障害群のなかのひとつです。ちょっとしたことでもイライラしたり、暴力的になったり、すぐに怒ったりなど、「怒り」を出しやすくなります。易怒性(いどせい)が認められ、感情コントロールが難しくなるため、社会生活でも問題が生じやすくなってしまいます。また、悲しみや絶望感、ひどい落ち込み、不安、緊張などが認められるケースもあり、重症の場合は自殺願望が起こることもあります。症状は「生理がはじまる一週間から10日前くらい」から出てきます。その精神症状は激しく、生活に支障が出るほどですが、生理が始まると同時に軽減。生理が終わってから一週間くらいで治まってきます。PMDDの特徴は、「生理の周期に合わせて出てくる精神症状」という点です。もし同じような症状が出たとしても、生理の周期と関係ない場合はこの診断にはいたりません。また、日常生活に支障がない場合も同様です。PMSとPMDDで症状が共通している部分としては、「生理周期に関連して現れる」というところです。異なるのは、PMSは身体症状と精神症状を含むのに対し、PMDDは精神症状が強く出ることです。PMSの精神症状は比較的軽いですが、PMDDでは日常生活が難しくなるくらいの重症になってしまうところも大きな違いです。参考サイト:日本産科婦人科学会 「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」 ■PMSチェックリストPMSにはタイプがあるPMSには主に3つのタイプがあり、自分がどのタイプか知っておくことをおすすめします。知っていることで自分なりに対応することができるようになるからです。まず1つ目は「とにかく甘いものが食べたくなる」タイプです。この場合、減量中でも食べたくて仕方ない気持ちになったら、我慢せず食べてしまいましょう。無理に食べたい欲求を抑えつけていると、後から衝動的に甘いものを大食いしてしまうことにも繋がります。食べるなら、適当にジャンクフードを食べるのではなく、本当に欲しいと思うものを適量食べることがおすすめ。自分のご褒美においしいスイーツを食べることは、心の栄養にもなります。生理後は女性ホルモンのエストロゲンが増えて代謝が高まるので、食べすぎた分はそのときに取り戻すなどで乗り切りましょう。2つ目が「肌に吹き出物が出やすくなる」タイプです。生理前は吹き出物予防の基礎化粧品などで保湿する、動物由来の脂質を控える、などの工夫をしておきましょう。油断大敵な便秘対策には、乳酸菌や食物繊維を積極的にとっておきます。3つ目は、「精神的に落ち込みやすい、またはイライラしやすい」タイプです。生理前に過度なストレスがかかると、自律神経にも影響し、くよくよ落ち込んだり、イライラ怒ったりしやすくなります。自分自身にストレスがあまりかからないような工夫も大切でしょう。例えば、「自分ひとりで趣味を楽しむ時間をあらかじめ確保しておく」などもいい方法です。また、自分の生理が何日でくるのか「基本の周期」を確認し、自分の体のために「PMS日記」をつけてみるのもいいでしょう。基礎体温をグラフにして、毎日の心の状態、体の状態を記します。自分のホルモンバランスを知るのにも役立ちますし、生理何日前から不快症状がはじまって、どうすれば心地よく過ごせるのか、を把握しておくことは重要です。無料で診断! PMSの症状チェックリストPMSの症状を各自チェックしてみましょう。診断は「心の症状」と「体の症状」の大きく2つに分けて確認します。PMSによる「心の症状」をチェック次の質問で当てはまるものはいくつありますか?・孤独を感じやすい・すぐ落ち込む・緊張がほぐれない・やる気や気力が低下・くよくよしてしまう・人にあまり会いたくない・自分の性別がツライ・すぐ泣いてしまう・イライラする・不安や心配が多い半数以上にチェックがついたら、精神的な症状が強く出ていると考えます。日常生活を見直しながら、必要な場合は精神科や心療内科、婦人科などを受診するのがいいでしょう。PMSによる「身体の症状」をチェック次の質問で当てはまるものはいくつありますか?・はき気がする・おなかが痛い・便秘になる・疲労が抜けない・夜中に眠れない・いつも眠気がある・肩や首がこる・ニキビや肌荒れがある・むくみやすい・乳房が張る、痛む・頭痛がある、頭が重い過半数のチェックが付いた人は、体の症状が強く出ている人です。日常生活習慣を見直し、婦人科、皮膚科、内科に相談してみるといいでしょう。参考サイト:厚生労働省ヘルスケアラボ 「月経前症候群(PMS)/月経前不快気分障害(PMDD)チェック」 厚生労働省ヘルスケアラボ 「月経前症候群(PMS)」 ■PMSへの対処方法PMSチェックで当てはまる症状が多いなら病院へ上記のPMSチェックはいかがでしたか。「心の症状」「身体の症状」のチェック項目を確認し、もしそれが生理前に強くなり、生理が始まるとおさまっていくのなら、PMSの可能性があるでしょう。PMSの症状や重さは個人差があり、当てはまるチェックの数が少なくても「日常生活に支障がある」場合はPMSが重いケースに該当します。PMSチェックで当てはまる症状が多い場合はもちろん、症状が少ない場合も日常でつらいと感じるなら、病院で治療を受けましょう。西洋医学と東洋医学PMSの症状は個人によってさまざまで、第三者からは気づかれにくいことがあります。ただ、つらくても「これは誰でもあること」とひとりで我慢してしまうことは一番良くありません。きちんと治療すれば改善することも多いのです。治療は西洋医学と東洋医学からアプローチが可能です。西洋医学:西洋薬西洋医学からの治療には「低用量ピル」を用いて排卵を抑える方法などがあります。また「抗うつ剤」のSSRIなどで、落ちこみや不安感などの不快な症状を和らげることができます。東洋医学:漢方薬さらに東洋医学の漢方薬も有効です。それぞれの症状や体質に適切な漢方薬を用いることで、不快な症状を緩和することができます。漢方の効能は多岐に渡るため、薬剤師や医師と相談するといいでしょう。自分でできる対処方法PMSの症状を緩和するために、日ごろから自分でできることがあります。ここで確認してみましょう。イライラしてしまうことを避けるもし、仕事でイライラすることが多いなら、まずは働き方の改善を考えましょう。仕事に忙殺されていたり、家事と仕事を両立させたりと、現代は女性もストレスや疲労がたまりやすい環境が多いです。ストレスや疲労はPMSを悪化させる要因です。環境を全部変えることは難しいですが、少しでもストレスを排除できるように、シフトや部署など、相談できる部分はしていきましょう。食生活に気をつける食生活も重要です。栄養バランスのとれた食事をし、規則正しい生活をしていく努力をしましょう。嗜好品や砂糖の取りすぎには注意します。また、むくみの原因になる塩分や、イライラ、不眠の原因にもなるカフェイン、そして過度な飲酒も控えていきます。イソフラボンなどのサプリメントやアロマテラピーも上手に取り入れ、心や体を休ませていたわることも大切です。日頃から運動をする日頃からの適度な運動も効果的。ストレス解消に役立つので、PMSの症状を和らげてくれるでしょう。毎日の生活に軽い運動を取り入れることで、すっきりと快適に過ごせるはずです。■まとめPMSは放っておくことが一番よくないことです。もしも自分が「PMSかも」と思ったなら、PMSリストできちんとチェックし、自分のタイプなどを把握しておきましょう。日頃からストレスをためないようにする工夫も大切です。そしてPMSの症状でつらいと感じる場合や日常生活に支障をきたす場合は、放置せずに、早めに病院を受診しましょう。避妊に失敗した、生理日をずらしたい。女性の悩みはスマルナで相談生理や性の悩みなど、なかなか聞けないデリケートなことを、テキストチャットで薬剤師や看護師に無料相談できます↓気になる商品はこちらから! 参考資料:・ 日本産科婦人科学会 ・ 厚生労働省ヘルスケアラボ
2019年11月22日ハワイ出身の旦那さんと国際結婚をし、国際恋愛や国際結婚、移住生活などの体験談をイラストでInstagramに投稿するBuuさん(@buutopupu)。 今回は、さまざまな投稿のなかでもPMS(月経前症候群)に関するものをご紹介します。Buuさん自身が実際に悩まされている症状をイラストでわかりやすく伝えてくれているので、PMSを知らなかった方も「あの症状はPMSだったの!?」と思い当たることがあるかもしれません。 普段は元気ハツラツ! 普段は元気で、するべきことをサッと済ませるタイプのBuuさん。それが生理前には自分でも引いてしまうほど動けず、精神状態も荒れてくるんだそう……。 やる気がみなぎっているときと、何もやる気が起きなくてダラダラしてしまう気分の波があると悩んでいる方、もしかしたらPMSなのかもしれません。 症状はさまざま症状1:過眠気味になる たくさん寝ても、眠くて眠くて……。排卵後~生理1週間前までは、眠気を強くするホルモンの分泌が盛んになるため、過眠気味になるのは仕方のないこと。 休めるなら良いのですが、仕事や家事・育児があるとなかなかそうもいかないのでつらいですよね。 症状2:感情の起伏が激しくなる 涙もろくなって、ネガティブになり、さらにイライラするようになることも……。 精神が不安定な状態になると、申し訳ないと思いつつも家族にあたってしまうこともありますよね。 症状3:便秘気味になる 生理前におなかが重くなることに加えて、便秘による腹痛の波が襲ってくるそう。さらに、生理が始まると下痢に悩まされる方もいます。これらの症状は、どちらもホルモンの影響によるものです。 月によってムラがある…… PMSの症状が重い時期と軽い時期があるというBuuさん。PMSは同じ症状が毎回出るというものでもないので、月によってつらさの度合いも変わることがあります。 今回Buuさんが紹介しているのはPMS症状の一部です。1つでも当てはまる症状がある場合や、体調・精神状態をコントロールできない場合は、自分に合った治療法を探したり、生活習慣を見直したりする必要があるかもしれません。 また、PMS症状のなかでも精神的な症状が非常に強く、日常生活に支障が出るほどの状態だとPMDD(月経前不快気分障害)という可能性も……。似た症状があるなど、気になった方は一度婦人科・産婦人科を受診してみることで解決の糸口が見つかるかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る Buu@国際結婚(@buutopupu)がシェアした投稿 - 2019年11月月10日午前5時47分PST ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 協力/Buuさん(@buutopupu)取材・文/寺田梓
2019年11月19日現在、8歳、3歳、1歳の子どもがいます。平日、子どもたちは小学校と保育園に行っていますが、問題は全員が休みの土日。わが家は夫が土曜日出勤のため家におらず、土曜日は1日中ひとりで家のことも子どものこともこなさなければなりません。そんなときにPMS(月経前症候群)が襲ってくると、本当に最悪です⋯⋯。 PMSのさまざまな症状私の場合、生理前になると気分が落ち込む、イライラするなどの精神的な変化に加えて、疲れやすくなる、眠気に襲われる、肌荒れ、頭痛、腰痛、だるさなどの身体的な不調も現れます。 年齢のせいもあるかもしれませんが、これらの症状が第3子出産後はさらにひどくなったように感じます。平日はずっと仕事と家事に追われていて、その疲れもあるかもしれません。週末は子どもたちと楽しみたいところですが、生理前だととにかくイライラしてしまい、ちょっとしたことで怒ったり怒鳴ったりすることが増えてしまいました。 私がとった対策は⋯?「これはいかん⋯⋯」と感じ、まず試したのは漢方薬。PMSの症状を緩和させるという、市販の漢方薬を飲んでみました。結果、飲んでいないときよりは症状が落ち着いているような気がします。「私は漢方を飲んでいるから大丈夫」という安心感があるのかもしれません。生理周期も元に戻ってきつつあります。 また、無理やり公園や児童館に行ってみることもありました。本当は引きこもりたいところですが、家にいたところで当然ゆっくりできませんし、子どもの言動や残った家事が目についてしまいます。そのため、できるだけ外に連れ出すほうが、お互いに気が紛れてラクになるということがわかりました。 無理をしないことも大切また、子どもたちにも「ごめんね、ママ今日はちょっと体調がよくないんだ」ときちんと話すようにしています。そうすることで、「ママは具合がよくないから⋯⋯」と子どもたち同士で協力してくれたり、手伝ったりしてくれることが増えました。ひとりで抱え込まず、家族にきちんと話すこと、無理をしないことも大切だと実感しました。 生理や生理前の症状は出産を機に変わることがあると、身をもって感じました。男性にはなかなか伝わらないつらさがあるので、症状が強いときは無理をせず、家族にもきちんと話し、手を抜けるところは抜こうと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:松本寛子3児の母。結婚を機に地方へ引っ越し出産。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年10月31日豆類でもビタミンやミネラルが豊富な、ひよこ豆。実は大豆よりも食物繊維が多かったり、イソフラボンも豊富。生理不順やPMS、更年期障害に悩む人におすすめの食材です。忙しい人でも簡単に作れる簡単レシピもご紹介しています!ひよこ豆ってどんな豆!?旬や選び方は?出典:byBirth日本の料理では、見かけることが少ないひよこ豆。名前の通り、ひよこのくちばしのような突起があることから、ひよこ豆とよばれています。日本の気候が栽培に向かないこともあり、これまであまりブームになることはありませんでした。外国人旅行者が増えたことや、多国籍料理店が増えたことから、徐々にひよこ豆の存在が知られるようになりました。旬はいつ?9月から11月が旬です。購入するときの選び方は?表面がツヤツヤしているものが美味しいといわれています。また、粒の大きさが揃っているものを選ぶようにしましょう。日本では、水煮缶や、レトルトパックのものも多いです。時短したい時には、便利でおすすめです。乾燥豆の戻し方・茹で方は?一晩、水につけて戻します。だいたい、8時間以上水につけておくとベストです。もどせたら、水をたっぷり小鍋にいれ、煮立たせます。アクを取りながら、20分程度ゆでましょう。ひよこ豆の栄養・効能は?出典:byBirthたんぱく質たんぱく質が大豆の約6割ほど含まれており、豆類の中ではたんぱく質が豊富です。免疫力アップ、肌や髪の毛をつややかにします。たんぱく質は、おのずと知れたダイエットの味方!豆類でたんぱく質といえば、大豆と思われがちですが、ひよこ豆も料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。ビタミンB1糖質の代謝に関わるビタミンです。糖質は、過剰に摂ると脂肪に置き換わってしまうので、ダイエット中には気にしがちになってしまいますよね。食べてもしっかりと代謝されれば、ダイエットに影響はありません。ビタミンB6たんぱく質の代謝に関わるビタミンです。代謝を上げると、栄養素が吸収されやすくなり、結果として健康的な体づくりができます。カリウム利尿作用があり、むくみを改善するはたらきがあります。デスクワークで足がむくみやすい人など日常的に摂りたい栄養素です。カルシウム精神を安定させるはたらきがあります。イライラしたり、情緒不安定の人は、カルシウム不足かもしれません。マグネシウム骨や歯を作るのに必要な栄養素です。骨や歯といえば、カルシウムのイメージが強いですが、実はマグネシウムも必要不可欠です。マグネシウムは、汗や下痢などで失われるので、これからの季節、補っていきたい栄養素です。イソフラボンイソフラボンは女性ホルモンのバランスを整えてくれます。生理不順やPMSで悩む女性は、ぜひ摂取したい栄養素です。PMS(月経前症候群)は、女性ホルモンの乱れから生じます。生理不順や更年期障害など、女性ホルモンの乱れによるさまざまな不調を緩和してくれます。女性には嬉しい栄養素ですね!食物繊維ひよこ豆には、ごぼうの約2倍もの食物繊維(総量)があります。また、大豆の約2倍にも相当します。腸内の環境を良くして、便秘解消に役立つ食物繊維。腸の中の老廃物を体の外に出すことで、肌も綺麗に保つことができます。糖質豆類では糖質が多いほうなので、食べ過ぎは注意です。しかし日常生活では、「ひよこ豆だけ食べる」などの食べ方をしない限り、まず気にしなくて良いでしょう。日頃から手軽にひよこ豆を食事に取り入れよう!簡単レシピをご紹介!出典:byBirthここでは、簡単に作れるレシピをご紹介しています。ひよこ豆は、水煮缶やレトルトパックでも手に入るので、時短したい人にも嬉しい食材です!パパっとサラダ材料(1人分)ひよこ豆(もどした後) 100gトマト1/4ベーコン1枚酢小さじ1塩・こしょう少々オリーブオイル少々作り方トマト、ベーコンを角切りに小さく切りますひよこ豆を加え、調味料を入れ、混ぜますお好みでオリーブオイルをかけ、完成忙しい人でも簡単に作れる一品です。ひよこ豆のたんぱく質と糖質で、一般的なサラダよりも腹持ちもよく、ダイエット向きのサラダです。ひよこ豆入りごはん材料(2~3人分)ひよこ豆80g米1.5合水1.5合に見合う分の量顆粒だしの素小さじ1酒大さじ1作り方普段の要領で米を炊く準備をします。炊飯器に米をセットし、顆粒だしの素・酒を加えて炊飯をスタート炊きあがったご飯に、ひよこ豆を混ぜて完成白米ではなく、玄米にすると、よりヘルシー!ダイエット中、ご飯の量をセーブする人も多いですが、罪悪感なく食べられるので、おすすめです。ひよこ豆スープ材料(4人分)ひよこ豆150gたまねぎ1個(薄くスライスする)にんじん1本(1センチ大の角切りにする)じゃがいも1個(一口大に切る)しめじ 1パック(食べやすいサイズにカット)オリーブオイル大さじ1塩小さじ1こしょう少々作り方野菜をそれぞれカットします鍋にオリーブオイルを熱し、1の野菜を炒めます2に水5カップを入れ、弱火で10分ほど煮込みますひよこ豆を入れ、塩・こしょうで味をととのえ、5分ほど煮込み、完成シンプルな味付けですが、ひよこ豆のほんのりとした甘さを感じられるスープです。余った分は、次の日にトマトを入れたり、カレー粉を入れてアレンジ!まとめ出典:byBirth豆類の中でも、ビタミンやミネラルが豊富なひよこ豆。サラダをはじめ、スープやご飯にも入れて美味しく食べられるので、ダイエットの強い味方です。ダイエット中に不足しがちな栄養素を、ひよこ豆でプラスしてみてはいかがでしょうか。
2019年06月02日PMSとはPremenstrual Syndromeの略で、月経前症候群のことをいいます。これは月経1週間前から3日前あたりに、身体や心がホルモンバランスの変化に対応しきれず、不安定になることから起こる症状のことを指します。主な原因としては、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増減するためだと考えられています。月経前にエストロゲンが減少すると、血管を収縮させるセロトニンも減少し、脳の血管が拡張して頭痛が起こります。また、月経前に増加するプロゲステロンには水分を体内にためる働きがあるため、むくみが起こりやすくなります。(※)PMSで起こる症状身体的症状頭痛・肩こり・むくみ・胸の張り・肌荒れ・疲れやすい・めまい・吐き気・体重増加など精神的症状イライラする・涙もろくなる・無気力になる・集中力が低下する・情緒不安定になるなどPMSを改善するためにとり入れたい栄養素イソフラボン女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをします。月経周期をの乱れを改善し、PMS特有のイライラや情緒不安定などを和らげる働きがあります。また、肌荒れやにきびに効果があります。〈豊富な食品〉納豆・豆腐・きなこ・油揚げマグネシウム・カルシウムマグネシウムやカルシウムは情緒不安定を解消し、ホルモンの分泌にかかわる栄養素です。マグネシウム1:カルシウム2の割合でとり入れると良いでしょう。〈豊富な食品〉牛乳・チーズ・ちりめんじゃこ・小松菜・ひじき・ごま・アーモンドビタミンB6ビタミンB6は神経伝達物質の合成に必要な栄養素で、イライラや情緒不安定、頭痛を予防する働きがあります。〈豊富な食品〉まぐろ・カツオ・いわし・レバー・玄米ビタミンEビタミンEは血管を拡張し血行を良くするので、冷えが改善され肩こりやむくみに効果があります。また、抗酸化作用があるため、肌荒れが改善されます。〈豊富な食品〉アーモンド・落花生・かぼちゃ・アボカド食物繊維食物繊維はお腹の調子を整えて便秘を予防する働きがあります。また、血糖値の急激な上昇をおさえてイライラを改善する働きがあります。〈豊富な食品〉海藻類・野菜・果物α‐リノレン酸α‐リノレン酸はホルモンバランスを整えてPMSや生理痛の改善に効果があります。〈豊富な食品〉えごま油・くるみ・なたね油食事や日常生活で心がけることPMSの症状を少しでも改善するためには、1日3食を規則正しく食べることが大切です。朝食を抜いたり食事の間隔があいてしまったりすると、脳がエネルギー不足になり、イライラしてしまいます。上記のすべての栄養素を食事でまかなうのは難しいという方は、サプリメントを利用しても良いでしょう。また、運動をすることで血行が良くなり、頭痛・肩こり・むくみなどの症状を和らげることができます。運動が苦手な方も、家事や仕事の合間にストレッチをするだけでも効果が期待できます。さらに、夜にぬるめのお風呂に30分ぐらい入ることで、心身がリラックスして良い眠りへとつながります。 PMSは、症状の大きさの違いはあるものの、女性なら誰でも起こりうるものです。生活習慣を整えて、PMSと上手につき合っていきましょう。 【参考・参照】(※)福山市医師会月経前症候群(PMS)を知っていますか?〈〉(最終閲覧日 2017/6/16) 【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2018年12月09日PMSとは、“Premenstrual Syndrome(月経前症候群)”の略。人によって症状はさまざまですが、イライラ、頭痛、乳房の張りなどが代表的で、月経開始予定日の3~10日前ぐらいから始まることが多いと言われています。そのPMSを乗り切るにはどのような方法が効果的なのでしょうか。筆者の友人・知人に“自分流の乗り切り方”を教えてもらいました!1. 食生活を整える「昔からPMSがひどくて、生理前になると頭痛で目を開けるのも辛いなんて日もありました。その内、母親から『食生活のバランスが偏ってるから不調になるんだ』と言われて半信半疑で食生活に気を遣ってみたんです。1人暮らしなのもあって、普段はコンビニ弁当やカップ麺ばかり続く日もあったんですけど、できるだけ自炊して魚とお肉と野菜をきちんと摂るようにしてみました。最初はあまり効果は感じられなかったけど、3ヶ月ぐらいその生活を続けたら頭痛が軽くなってきて!今でも痛くなるにはなるけど、前ほどじゃないので節約にもなるし自炊続けてます。」(26歳・音楽関係)PMSを乗り切るためにバランスの良い食事を摂る。今後のことを考えたとしても、食生活を改善させるのは大切なことですよね。また、カップ麺ならまだしも、コンビニ弁当や外食はコストが高いため、自炊で節約できるのも嬉しいポイント。やはり人間のカラダは正直なのですね。2. 周囲に話しておく「生理前にイライラして旦那とケンカしてしまうこともしょっちゅうあるから、わたしは『今イライラしやすいからね』と伝えるようにしてるよ。旦那からしたら『そんなの関係ない』と思ってるのかもしれないけど、何も知らないより、知っててイライラされてる方がいいかなと思って。結局、先に言っておいた月は旦那も当たらず触らずであまり接触してこないから、この方法がわたし向きなんだと思う!」(30歳・主婦)普段から接することの多い人には、最初から話しておくだけで気持ちにゆとりがうまれますよね。『相手もわかってくれてる』という安心感からなのでしょうか。男性も、わざと怒らせないように立ち振る舞ってくれているのかもしれませんね。3. リラックスする「わたしはいつもより長くお風呂に浸かったりハーブティーを飲んだり、できるだけリラックスできるように心がけてます。PMSにはコーヒーは控えたほうがいいって聞いたから、大好きなコーヒーもその時だけは我慢。ゆっくりできる時間って、わたしにとってとっても大切なんです。」(29歳・事務)リラックスするとイライラが落ち着くため、それがPMSに効果があるという声は多いですよね。何の日というわけではなくても、ゆっくりする時間が取れるだけでホッとひと息。イライラしているからとその気持ちのまま相手にぶつかってしまうのは、あまりに大人気ないですよね。それが原因で嫌われたとしても自業自得。そうならないためにも、自分で自分の感情をコントロールする術は身に着けておきたいところです。いかがでしたか?PMSを治すという決定的なクスリは存在しないため、自分でどうにか乗り越えるか低用量ピルなどで生理そのものを軽くする方法しかありません。お金をなるべく使わずに、手軽にできる方法と言えば、上の3つの方法が効率的なのではないでしょうか。長年付き合っていかなければいけない分、うまく共存していきたいですね。
2018年10月10日PMSは人によっても期間や症状、症状の重さが違いますが、多くの女性がこのPMSの症状に悩まされています。しかし、PMSの症状だということが、自分でわかっていないという方もまだ多いのです。今回はPMSの症状や軽減する方法を紹介します。女性特有のPMS出典:byBirth生理前になると、イライラしたり、情緒不安定になったり、しょっぱいものや甘いものが無性に食べたくなったり、肌荒れが起きたり…いろいろな症状が出てきますよね。こういった症状は生理前症候群というもので、PMSと呼ばれています。だいたい生理の3日~10日前ほどから症状がだんだんと出始め、生理が始まると徐々になくなっていきます。人によっても期間や症状、症状の重さが違いますが、多くの女性がこのPMSの症状に悩まされています。しかし、PMSの症状だということが、自分でわかっていないという方もまだ多いのです。ではPMSの症状はどういったものなのでしょうか。PMSの症状はとても多く、200種類以上もあると言われていますが、代表的なものをまずはご紹介していきます。心の乱れ出典:byBirth生理前にイライラしてしまったり、とても悲観的になったりするのはPMSの代表的な症状です。排卵期が終了し生理前の時期になると、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンのバランスが崩れやすくなります。女性ホルモンのバランスが崩れることで、自律神経まで乱れてしまうため、気持ちが乱れやすくなります。そしてイライラしたり泣きたくなったり、不安、憂鬱な気持ちになったりという症状につながってしまうのです。異常な眠気出典:byBirth生理前に眠くてどうしようもない時間が続くことはありませんか?こちらも、多くの女性が悩むPMSの症状です。たくさん寝たはずなのに、眠気が襲ってくるのも、ホルモンの影響があります。生理前に多く分泌されるプロゲステロンという女性ホルモンは、体温を上昇させて睡眠を促す働きがあります。通常時、私たちの体は眠る時に体温を下げ、日中の活動時には体温を上げるというしくみになっていますが、生理前には体温が上がるため、体温の上がり下がりの差が少なくなり、睡眠の質が落ちたり眠くなりやすい状況にあるようです。肌荒れ出典:byBirth生理前になるとニキビができたり、肌が荒れやすくなったりと不調を感じる方も多いです。こちらも、プロゲステロンという女性ホルモンが大きく関わってきます。排卵期後から生理前まで分泌されるプロゲステロンは皮脂の分泌を活発にする特徴があります。そのため毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビや吹き出物の原因になるのです。また、プロゲステロンはコラーゲンの合成を抑制してしまうため、肌が敏感になりやすいのです。そのため、この時期にスキンケアやコスメを変えたり試したりするのはおすすめできません。軽減するには?出典:byBirthでは、少しでもこのPMSを軽減するにはどうしたらよいのでしょうか。PMSを軽減する食べ物や方法をご紹介します!栄養でPMSを軽減出典:byBirthPMSに効果のある栄養素のひとつ目はビタミンB6。抗うつ効果のセロトニンというホルモンを増やす効果があります。落ちこんだり、悲観的になったり、イライラしやすいというPMSの症状がある方は積極的に摂取することをおすすめします。ビタミンB6を豊富に含む食材はレバー、まぐろ、鶏肉や、ニンニク、ピスタチオなどです。果物だとバナナが比較的多く含まれています。また、生理前の期間はなるべくカフェインやアルコールを控えましょう。イライラや緊張感を高め、PMSの症状を悪化させてしまう可能性があります。アロマやハーブでリラックス出典:byBirth嗅覚によるリラックス効果を得る方法もおすすめです。方法としてはたくさんありますが、アロマキャンドルやアロマオイルのマッサージ、アロマのバスオイルを使ったり、ハーブティーを飲むのも効果的でしょう。主にリラックス効果のあるハーブでおすすめなのはラベンダーやカモミール、ベルガモットです。オイルやハーブティーを日常に取り入れてみてください。PMSを感じた時の習慣を作る出典:byBirthイライラしたり、落ち込んだり。そんなときにあえて普段やらない掃除やシーツの取り替え、窓拭きなどを徹底してすっきりするのも良いでしょう。悩みやイライラを悶々と我慢して辛くなるよりも、イライラを汚れにぶつける方が断然自分もすっきりします。好きなことに没頭する出典:byBirthいろんな感情になったり、疲れやすいこの時期は、やりたいことをとことんやれる、甘えても良い時期にしちゃいましょう。PMSだと自分で感じて、憂鬱を吹き飛ばすことをするのが良いです。運動が好きな方は運動でも良いですし、友達とランチは嫌なことも忘れてしまう楽しい時間ですよね。普段ダイエットを行っている方も、生理前3日目からは食事制限なしとするのはどうでしょうか。映画鑑賞もおすすめです。たまには1人で映画を見に行って、帰りはカフェでいつもより贅沢なコーヒーを飲んでから帰ってきても良いでしょう。普段ストレスと向き合って、とくに敏感になっているこの時期を、あえて自分の甘え期間にしちゃいましょう。出典:byBirth男性にはないもので、女性の中でも人によって症状や重さが違うPMSは、他人にすべて理解してもらうのが難しいものです。辛い時期でもありますが、この症状を受け入れて向き合うことも大切です。きっと自分のPMSに気づいたとき、しっかり向き合うことでPMSとの付き合い方が変わってくるはずです。また、とても症状が重く、痛みや落ち込み、イライラがひどいという方は病院で相談してみてくださいね。
2018年05月26日毎月やってくる生理ですが、排卵日を過ぎたあたりからPMS(月経前症候群)に悩まされる……! という女性も多いのではないでしょうか。そんなPMSの時期に感じる違和感や、乗り越えるための方法をリサーチしてみました。文・harako【アンアン総研リサーチ】PMSに感じる体の変化は?「排卵日を過ぎた頃、PMSを感じたことはありますか?」という質問をしたところ、71%の女性が「はい」と回答。多かれ少なかれ、みなさん体の変化を感じているようです。そこで、どこに一番現れるのか聞いてみたところ……。・メンタル(59%)・体調(31%)・関節(4%)・その他(6%)メンタルと体調に揺らぎが現れるようです。PMSの体の不調 トップ3第3位 急に弱気に……。「自己肯定感が急激に低下して、何をするにも自信がなくなってしまう」(22歳・学生)「気分がなぜか絶望的に落ち込む。些細なことで泣いたりする」(29歳・専門職)第2位 とにかく食べまくるっ!!「甘いものや揚げ物、体に悪いものばかり食べたくなってしまう」(33歳・その他)「いかの塩辛、ホルモン、パンなどを、何としてでもそれを食べなければ気持ちが落ち着かない」(34歳・会社員)「食欲旺盛になり、特に甘いものを欲する」(32歳・主婦)「お菓子が食べたくなる。夜中にポテトチップスを食べる」(27歳・自営業)第1位 イライラMAXっ!!「ちょっとした他人の行動でブチ切れてしまう」(22歳・学生)「イライラが止まらず、彼氏に当たる。毒を吐くようなことばっかり言ってしまいます」(26歳・会社員)「彼氏への不満を毎月PMSのタイミングで1つ言い、情緒不安定になって『こんな彼女めんどくさいよね…』と別れようとしてしまう。めんどくさい!」(25歳・大学生)「自分でも引くぐらいイライラして、彼氏や家族に当たってしまう……。本当にコントロールができなくて、頭の中に誰か入り込んできたんじゃないかと思うほど!」(30歳・会社員)制御が効かない気分のアップダウンが目立つようです。また、脂っこいものやお菓子をつい食べ過ぎてしまうという意見も多数。夜中のポテトップス……わかります(笑)!明るく切り抜けるための3つの方法しかし、過去の失敗経験をもとに、反省を生かして対策もお持ちのようです。タイプ1 事前に話しておく「今こういう時期だから当たったらごめんね!って、当たりそうな人に先に言っておきます」(30歳・会社員)「友だちにイライラの原因を話す!」(23歳・会社員)「彼に、これから1週間はそっとしておいてと先に伝えておく」(33歳・その他)タイプ2 ひとり時間に集中「外部の世界と遮断して、1人でゲームをする」(33歳・専門職)「あまり人に会わないようにして、家でゆったりDVDなどを見て過ごします」(32歳・会社員)「ひとりカラオケやひたすら寝る」(31歳・会社員)タイプ3 薬や漢方を飲む「ピルを飲む」(32歳・専門職)「命の母などPMS用の薬を飲む」(32歳・会社員)「漢方を飲んでリラックスする」(31歳・専門職)なるほど! 男性はなぜいきなり感情的になるのか理解できないので、事前に話しておくことが効果的なようです。または、なるべく外に出るのを控えて自分を大切にする時間をたっぷり作ったり、無理せず薬を飲んだりすることも良いですね。生理が来ると、急にご機嫌っ♪PMSが終わり、生理が始まると気分が明るくなりますか?という質問には……?はい(48%)どちらとも言えない(34%)いいえ(18%)圧倒的に「はい」が多い結果となりました。毎月排卵日を迎えてから始まるPMSは、まだまだお付き合いが続きそうです。しかし、悩んでいるのは自分だけではありません。ぜひ、みなさんのPMS傾向と対策を参考に笑顔で乗り切りましょう♡©eclipse_images/Gettyimages©SIphotography/Gettyimages©kupicoo/Gettyimages©gilaxia/Gettyimages
2018年04月19日PMS(月経前症候群)とは? 月経の月経(生理)の前に出る、様々な不快な症状を月経前症候群(PMS)と呼ぶ。症状の種類や程度には個人差があるが、代表的な症状は次のようなものが挙げられる。 ■身体的な症状・下腹部の痛み・腰痛・乳房のはり・肩こり・ニキビや肌荒れ・頭痛・吐き気 ■精神的な症状・イライラ・眠気・憂うつこれらの症状は、だいたい月経の3~10日くらい前から現れる。症状があまりにもひどく、日常生活にも支障をきたすような状態の場合は、「月経困難症」の可能性も考えられる。こういった場合は婦人科を受診しよう。 程度の差はあってもつらいPMS。少しでも症状を和らげたいもの...。ということで続いては、PMSタイプ別の傾向と対策をご紹介。 PMSタイプ別の傾向と対策 ■不規則な生活を送っているあなたは… まずは自分の体のリズムを知ろう。前もって「このへんが危ないな」「次はこうくるな」というのが分かれば、その時期をうまく乗り越える余裕が持てるはず。■何となくいつも体調がよくないあなたは…まずは体を動かしてみよう。激しい運動でなくても大丈夫。有酸素運動のストレッチやウオーキングなどはいかが?ひとつのことに集中することで、症状が忘れられ、ストレスも発散、血の巡りも良くなり、PMS自体が緩和する効果も。■不調を口にできず、ケンカになってしまうあなたは… パートナーや周りの人に事前に伝えておこう。イライラ前の正常な時に「PMSだと、私は○○しがち」「本気で受け取らないで」「気にしないでね」と先に素直に話しておけば、大きなけんかも回避できそう。■負けず嫌い、自分に厳しいあなたは… 症状にあらがわないで。月経の周期に合わせた一時的な変化なので、無理は禁物。仕事や約束事などの調整もできれば◎。■ストレスを溜め込みがちなあなたは…何よりリラックスを心掛けて!忙し過ぎる生活、睡眠不足は×。サプリや漢方、アロマなどを上手に使ってゆったりした時間を。■お酒やコーヒーが好きなあなたは…代用品などを使って控えめに。アルコールやカフェインは、胸の張りを促進し、精神不安定の原因になるそう。人によってはもちろんリラックス効果もありますが、回数だけでも減らしてみては?約9割の女性が経験しているPMS 女性の9割が経験したことがあるともいわれるPMS。悩んでいるのはあなただけではない。どうにもならないときは、無理せず婦人科へ相談することも考えてみてはいかがだろうか。 wellfyより
2018年03月16日生理前はお腹が痛くなったり、イライラしたり、PMSと呼ばれるとにかく不快な症状が起こりがちですよね。女性にとっては仕方のないことなのかもしれませんが、できればなんとかしたいものです。ちなみに私が住むドイツでも同じ。PMSに悩まされている女性は多いようです。しかしドイツでびっくりしたのは、あまり薬を飲まないこと。自然の力に頼る人が多いんですよ。それではどんな方法でPMSを解消しているのでしょうか。早速調べてみました。薬で抑えつけるなんてナンセンス!痛みはハーブティーで治す私の周りのドイツ人にPMS対策を聞いてみると、一番多かったのがこの方法……ハーブティーを飲むことです。確かにドイツでは、体調が悪いと薬よりもハーブティーが主流なくらいハーブティーの力は信頼されているんですよ。私も一度ひどい風邪をひいて熱を出してしまったことがあるのですが、それでもドイツでは薬をもらえませんでした(笑)。ちなみにそのときに処方されたのはハーブティー。薬で抑えつけるよりも、ハーブティーで楽になりながら自分の力で風邪を治すように言われました。生理のときに多くの女性が飲んでいるのは、ジンジャーティーやシナモンティーです。体が温まり、腹痛が収まるんだとか。また、イライラが続いてしまうときは、ペパーミントやカモミールがおすすめなようです。気分が安定して、夜もぐっすりと眠れると好評でした。薬局では、生理痛を和らげる効果も望めるということからカモミールをすすめられることが多いみたいですね。他にも、生理の症状全般に効果的なのはチェストベリーというハーブティーです。薬剤師さん曰く、「女性の生理の悩みに全て効く」のだとか。香りもいいので、ぜひ試してみてください。生理痛はアロママッサージで、“予防”ができる?アロママッサージというと、サロンなどでやってもらうイメージですが、ドイツでは自分で簡単なアロママッサージを施す人も多いようです。確かにドラッグストアに足を運ぶと、多くのアロママッサージオイルが並んでいます。香りがいいことから、ジャスミンやセージのエッセンシャルオイルが入ったものや、肌に優しいBIO製品が人気ですよ。日常でも疲れた手や足などにオイルを塗って、疲労を和らげることはあるようですが、特に生理のときは、マッサージをすることで痛みが軽減するそうです。マッサージ方法は、数滴を手に取ったら、下腹部、腰回りなど、痛みのある個所に優しくマッサージするように塗っていくだけで完了。1日3~4回繰り返すと効果的だそうです。また、毎回生理痛に悩まされている人は、生理が始まる1週間前にマッサージをすれば痛み防止にも繋がるんですよ。仕事などで1日に何回もマッサージができないという人は、アロマオイルを出してゆっくりと香りを嗅ぐだけでも効果があるそうです。香りで心が安定します。ドイツの定番は、「バスオイル」や「バスミルク」ドイツ人も湯船が家にある場合は、日本人と同じようにお風呂に入ってリラックスします。そんなとき、日本では入浴剤を入れたりしますが、ドイツではバスオイルがお風呂のお供になっているようです。オイルというとべとつくイメージがありますが、全くそんな気配はなく、保湿力が高いという印象。お風呂から出た後、「ボディクリームを塗らなきゃ!」という焦りを忘れてしまうくらいです。Kneippバスオイルで一番のおすすめは『Kneipp』の製品です。このシリーズは防腐剤などの添加物が入っていないので、肌にも優しいんですよ。中でも「Kuschelbad」は生理中に荒れた肌がしっとりすると人気です。マカダミアオイルやはちみつエキスの効果が肌をしっとりとさせているんだと思います。また、また体を温めるジンジャーのエッセンシャルオイルが入っているので、冷えによる生理痛も改善へと導いてくれますよ。皮膚を柔らかくしながらゆっくりと温めてくれる感じがして、とても心地いいです。36~38度くらいのお湯に数滴たらして楽しんでみてください。Kneippもしバスオイルが苦手なら、バスミルクという選択肢もあります。バスミルクなら、同じく『Kneipp』の「Spürbar sanft」がおすすめ。スキンケア発想のバスミルクで肌の調子を優しく整えてくれます。優しい香りに癒されると好評で、ずっとお風呂に浸かっていたくなってしまうでしょう。日本でもAmazonや公式サイトで手軽に手に入ります。どんなにおいしくても……コーヒーは極力避けるイタリアに近いこともあり、一歩街に出ればおいしいコーヒーに出会えるドイツですが、日本人女性と同じように、ドイツ人女性も生理中はコーヒーを避けているようです。それもそのはず、コーヒーは消化器官を刺激し、下痢を招いたり、体を冷やしてしまう作用があるんですね。生理中は避けるのが無難と言えるでしょう。どうしても飲みたい場合はデカフェという手があります。日本でもおいしいデカフェが多く売られているので、コーヒーを飲まないと気分がシャキッとしない人はデカフェで乗り切りましょう。意外すぎ!?ココアには生理中に嬉しい効果がたくさん秘められていたみたいコーヒーを避ける代わりに、人気なのがココアです。意外に思うかもしれませんが、ココアにはセロリやゴボウより多くの食物繊維が含まれているんですよ。生理中に乱れやすい腸内環境を整えてくれるでしょう。また、ココアにはテオブロミンという気分をホッとさせてくれる成分が入っていて、飲むだけで心が安らぐんです。ちなみにココアは牛乳で飲むと、カルシウムとマグネシウムがバランスよく摂取できます。カルシウムにはイライラを抑える効果が、マグネシウムには安定した精神状態を保つ効果が期待できます。生理中のイライラをさらに抑制できるでしょう。「何もしない」も、大切な行動の一つ!生理中は体の不調もそうですが、心の不調も相当なものです。今回、私の周りのドイツ人女性に色々話を聞いていく中で、誰もが口にしていたのは「とにかく無理をしない」ということです。体調が悪いときは、何もやってもうまくいかないものなので、無理してやっても余計にイライラするだけだと言います。その悪循環を断ち切るために、何もしないことを選択しているようですよ。彼女たちは、辛いときは無理にベッドから出ようとしないし、お皿洗いも後日に回すし、会社を休むことも珍しくありません。大変なときは、思いっきり自分を甘えさせてあげることも大切かもしれませんね。国境を越えても、やはりPMSは女性にとって大きな問題です。それぞれに工夫をして乗り切っているんですね。「無理をしない!」とはっきり線を引くあたりはドイツ人ならではと言えそうですが、頑張りすぎる日本人は、生理のときくらいは甘えてもいいのかもしれません。頑張らないことも自分の体を守るための大切な策の一つですよ。参考:ALOBABY、MARIEN APOTHEKE、ソフィ、Kataoka、わかさ生活、
2018年02月18日生理前に訪れる、心と体の不調「PMS(月経前症候群)」。頭痛や下腹部の痛みもツライですが、わけもなく落ち込んだりイライラするのも、精神的にキツイものがあります。女性のおよそ8割が感じているこの症状、フランス人女性はどのように対処しているのでしょう?病院に行くほどではないけれど、辛いときの対処法を、看護師の友人たちにヒアリング。ちょっと意外なフランス人女性のPMS対策をご紹介します!あなたは、PMSになりやすいタイプ?今回のヒアリングで、看護師の友人2人とも「PMSの症状はほとんどない」と初っ端からキッパリ。実は私自身も症状は軽い方です。PMSの原因については解明されていないことも多いもようですが、なりやすいかどうかは、女性ホルモンや月経周期、遺伝やライフスタイルと関係している模様。母親や姉妹がPMSになりやすい人は、遺伝的にPMSになりやすいそうです。また、ライフスタイルに関しては「喫煙者」「運動不足」「睡眠不足」「カフェインやアルコールを大量に摂取」など。思い当たる節がある人は、PMSになりやすいそうですから注意が必要です。フランス人が考えるPMS対策=日常生活を楽しむこと生理前には「アルコールやカフェイン、砂糖や塩分を控えめにする」「運動不足解消のために、ウォーキングをする」「カルシウムやマグネシウムの摂取を心がける」「ストレスを溜めないようにする」などは、フランスの雑誌でも、日本のメディアと同じようにPMS対策として紹介されています。「もちろんこれらを心がけるのはとても良いこと」と前置きをした上で、「でもこういうことは、生理前だけじゃなくて、日頃から気をつけるべきことよね」と看護師の友人。確かに彼女たちのライフスタイルを見ていると、よく食べてよく笑い、定期的にバカンスを取り、人生楽しそうです。PMSの特効薬は、セルフメディケーション?セルフメディケーションと横文字を使ってみましたが、要は「自分で治療する」こと。つまり、PMSの症状を感じたときには薬を飲むことです。ありがちな「ライフスタイルを改めよ」ではなく、「薬を飲め」という、薬が大好きなフランス人らしい意見になりました。補足説明を入れると、フランスはヨーロッパでもトップクラスの薬消費大国で、体の不調を感じるとすぐに薬に頼る傾向があります。なんだかちょっと意外?でも、本当にそうなんです。看護師の友人たちがおすすめするPMSの薬は、鎮痛剤の「イブプロフェン」。PMSをやわらげると言われている避妊薬のピルは、現在のフランスでは「おすすめできない」という考え方が一般的で、医師も看護師も同様の意見が多いです。こちらも、ビックリかもしれませんね!※PMSの症状が重い人はセルフメディケーションに頼らず、婦人科へ足を運ぶなど、医師の元できちんと治療を受けるようにしてください。参考:Suivez Santé magazine sur、passeportsante.net、Pharmafile
2017年10月12日ドコモ・ヘルスケアはこのほど、「月経前症候群(PMS)に関するアンケート」の調査結果を発表した。同調査は2016年10月31日~11月14日、アプリ「カラダのキモチ」を利用する20~40代の女性3,274人の回答を分析したもの。生理前に不調を感じるか尋ねたところ、97%が「感じる」と回答した。PMS(以下、月経前症候群)について知っているか聞くと、PMSを「よく知っている」「知っている」と回答した人は、生理前の不調がある人では86%、「不調を感じない」と回答した人では52%と、認知度に30%以上の差があることがわかった。どんな不調があるか尋ねると、65%が「肌荒れ」「むくみ」「ニキビ」「化粧のりが悪い」のうちいずれか1つ以上の美容トラブルを選択した。最も多い美容トラブルは「肌荒れ」(46%)で、「むくみ」(35%)、「ニキビ」(34%)が続いた。「カラダのキモチ」は、日々の体調や不調の症状を記録する機能があるアプリ。その機能の使用頻度を聞いたところ、59%が「常に記録している」「時々記録している」と回答した。体調や不調の症状の記録をしている頻度別に回答を分析すると、記録している頻度が高いほどPMSへの対処ができていると回答した比率が高かった。PMSの症状があると回答した人に、同アプリはPMSの対策に役立っているか尋ねると、63%が「とても役立っている」「やや役立っている」と答えた。役立った点を具体的に聞くと「体調不良の原因がわかる」(30代)、「PMSの症状や時期がわかるので、対策がとれる」(20代)といった回答が寄せられた。同アプリの総合監修を務める産婦人科専門医の宋美玄氏は、「生理前に吹き出物や肌荒れなどの美容トラブルがよく起こるなら、それはPMSかもしれません」と話す。PMSは肌や体だけでなく、イライラや落ち込みなど心の変化も生じさせるため、どんな不調がいつ生じたのか記録すると、自分のPMSのパターンが把握でき、対処しやすくなるという。「PMSの症状がひどい場合は、婦人科で行うホルモンの量を調節する治療法で改善もできます」と宋氏。いつ、どんな症状が出ているのか記録して持っていくと、診断にも役立つとのこと。
2017年01月26日毎月生理前になると心が不安定になったり、彼氏との喧嘩が増えたりしていませんか?それって、PMSの症状かも?!PMSには、身体の不調と心の不調が存在しますが、今回は、心の不調とのつき合い方を考えてみたいと思います。「PMS」とは?別名「月経前症候群」。生理前になると、ホルモンバランスの影響で、精神的な不調と身体的な不調が現れる症状を指します。PMSの症状は個人差があり、同じ人でも月によって違うなど非常に複雑で、その種類は200以上もあるのだとか!精神的症状の代表例・イライラする。怒りやすくなる。・泣きたくなる。気分が落ち込む。など、攻撃的になったり、孤独感を感じたりすることが多いよう。PMSが招くトラブル当の本人からすると、自分でコントロールできない問題であり、自分自身が最も悩んでいるため「理解して!」と思うかもしれません。しかし、男性やPMSの症状のない女性からすると正直「???」。それに、頭では「PMSが原因」と理解していても、毎月毎月振り回されるうちに疲れてしまい、人間関係に大きな亀裂を生む可能性も否定はできません。PMSとのつき合い方では、そんな最悪の自体を招かないためには、どうPMSとつき合って、対処していけば良いのでしょうか。①自覚をするPMSを持った人の中には、自覚症状がない方も大勢います。毎月同じような時期に心が不安定になると感じたら、それはPMSかも?!症状などを勉強し、まずは自覚症状を持つことから始めましょう。②病院に行く自分の力での改善が難しい場合は、専門機関を受診してください。食事面や生活面でもアドバイス、医薬品の処方をしてもらうことで症状がぐんと軽くなります。③「PMSだから」と言い訳にするのをやめるイライラや落ち込みはPMSのせい。実際そうでしょう。しかし特に男性は、「女性特有のこと」を切り札のように持ち出されるのを嫌います。本当にPMSのせいであっても、それが原因で恋愛関係の破綻や、友情に亀裂が入るのは嫌ですよね?言い訳にしたり開き直ったりせず、改善したい意志を周りに示して!④恋人や友人と一定の距離を取るこちらも個人差はあるものの一般にPMSが起きるのは「生理の3日前から10日くらい前までの間の約1週間程度」と言われています。ですから、この期間は仕事関係などやむ追えない人以外との接触を断つのも手です。誰のせいでもない「PMS」。だけど、これは自分自身の問題です。仕方のないこととはいえ、これが原因で大きなトラブルに発展したら、悔やんでも悔やみきれないですよね。だからこそ開き直らず、改善のために努力をしながら、上手に向き合っていきましょう。
2016年10月19日PMSとは月経前症候群のことで、生理前になると、頭痛や腹痛、イライラ、無気力などの症状があらわれます。PMSの症状や程度は人によってさまざまですが、その数は200種類以上とも言われています。今回は、PMSの症状や対処方法、似ている病気について詳しく解説します。PMSの不快な症状を80%の女性が経験生理前になると頭が痛くなったり、イライラしてしまうことはありませんか。 これらの不調が生理前にあらわれることを、月経前症候群(PMS)と言います。PMSの症状は、排卵後からあらわれやすくなります。 そして、生理の1週間前から2~3日前になると症状が顕著になり、生理が始まるとウソのように症状がなくなっていきます。PMSの原因にはさまざまな説がありますが、ホルモンの急激な変化やストレスなどがあげられています。また、PMSは生理のある女性の80%が経験していると言われていますが、症状や程度は人によってさまざま。 実に、PMSの症状は、200種類以上もあるのです。具体的にはどのような症状があるのか、「体」と「心」に分けて見ていきましょう。PMSの体の症状・頭痛・頭が重い・腹痛・下腹部がはる・乳房がはる・便秘・下痢・むくみ・おりものが増える・だるい・肩こり・背中が痛い・腰痛・眠い・不眠・ほてり・めまい・立ちくらみ・手足の冷え・食欲低下・体重が増える・のどが渇く・吐き気・しびれ・耳鳴り・肌荒れ、にきび・化粧ののりが悪いこれらの症状は、複数同時にあらわれることもあります。また、症状は毎月同じではなく、体調などによっても変化します。PMSの心の症状PMSの心の症状には、下記のようなものがあります。・イライラ・無気力・ボーっとする・落ち込む・憂鬱・攻撃的になる・落ち着きがなくなる・感情がコントロールできない・楽しくない・集中力がなくなる・性欲が高まる・性欲が低下する・自信がなくなる・不安になる・弱気になる・悲しくなる・涙もろくなるこのような症状のせいで、会社や学校に行けなくなって家に引きこもったり、仕事や勉強などが手につかなくなったりすることもあります。PMS体験者の声インターネット上にも、PMSに悩まされる女性のさまざまな声があがっています。その一部を紹介します。・生きている意味がわからないくらい、無気力になる。・ものすごくしんどくて、訳が分からなくなる。・生理なんてもういらない。・何もやる気がでなくて、自分にうんざりする。・自分の存在を否定したくなる。・夫の行動のすべてが気に入らなくなる。・言うことを聞かない子どもに、手をあげてしまうことがある。PMSのせいで、いつもなら受け入れられることでも頭にきてしまい、怒ったり、泣いたり、そして自分自身にもイライラして、 自己嫌悪になって塞ぎこんでしまう…といった悪循環にはまってしまうこともあるのです。なりやすい性格PMSには多くの女性が悩まされていますが、なりやすい性格もあります。 怒りっぽかったり、几帳面や完璧主義といった性格の人は、比較的PMSの症状が出やすいと言われています。こちらの記事(PMSってなに?生理前の不調を理解して改善しよう)で詳しく解説しているので、興味のある人はご覧ください。PMSの症状を治療で改善PMSの症状は、治療を受けて改善することもできます。 症状が多彩なので、不快な症状に対しての対処療法がまずあります。痛みには鎮痛剤、むくみの解消には利尿作用のある薬などが処方されます。また、低用量ピルなどのホルモン療法も行われます。 低用量ピルを服用するとホルモンの急激な変動が抑えられるため、症状の緩和が期待できるのです。PMSと症状の似ている病気があるPMSと似た症状が出る、別の病気もあります。・月経前不快気分障害(PMDD)PMSのような精神症状があらわれますが、PMDDはさらに症状が重いのが特徴です。 精神状態が著しく悪化して、自分や恋人、家族を傷つけてしまったり、日常生活を送るのが困難な場合には、PMDDの疑いがあります。PMSと同様、生理が始まると症状は解消されます。・うつ病憂鬱、自信が持てない、無気力、涙もろいなどの症状が、生理前の時期以外にもあらわれている場合は、うつ病の疑いがあります。 うつ病は、自傷行為を引き起こすこともあるため、早めに精神科を受診するようにしてください。・甲状腺の異常(バセドウ病・橋本病)甲状腺は、のどぼとけの下側、気管の前にあります。 血液中にホルモン(甲状腺ホルモン)を分泌し、基礎代謝を高め、体温や脈拍を調整する働きがあります。甲状腺ホルモンが過剰分泌された状態をバセドウ病と言い、初期症状としてイライラや疲れといった、PMSと似た症状があらわれます。一方、ホルモンの分泌量が低下した状態を橋本病と言い、むくみや冷え、便秘、眠気、無気力など、こちらもPMSと似た症状があらわれます。まとめこのように、PMSには多彩な不快症状があります。 PMSによる症状であれば、生理が始まるとともに解消しますが、生理のたびに悩まされるのはつらいものです。治療で症状を改善することもできるため、症状が気になる人は婦人科を受診するようにしてください。また、PMSと思っていたら別の病気だったというケースも考えられます。 生理前の時期以外にもPMSのような症状がある場合には、我慢せずに受診することが大切です。出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]
2016年10月07日多くの女子が悩まされるPMS(Premenstrual Syndrome/日本語では月経前症候群)。生理がはじまる約2週間前から生理開始時にかけて起こる、心とカラダのさまざまな不調は、毎回ツライものが……。しかし、実はPMSの症状は、その期間中に食べるものによって、大きく左右されるということをご存じでしたか?医学的にもその効果が証明されている、生理前に女子が積極的に摂るべきもの、逆にNGなものについて詳しくご紹介します。まずはおさらい!多くの女子が悩むPMSって?生理がはじまる2週間くらい前から生じる、心と身体の不調。排卵期から生理前にかけて分泌される、プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンが原因で、体調が不安定になると言われています。また、脳がハッピーを感じるために不可欠なセロトニンが急激に低下することでネガティブに陥りやすくなったり、ビタミンやミネラルが不足しがちになることで、肌の不調をもたらしてしまうのだとか。具体的に以下の症状が出たら、PMSを疑ってみてもいかも。・些細なことでイライラする・いつもよりネガティブ思考・ソワソワして落ち着かない・集中できずボーっとしてしまう・乳房のハリ・痛みがある・体重増加・肌荒れ・ニキビ・眠気がひどい生理前に摂るべきものとは?ニューヨーク在住の内科医、クリストファー・カラピ先生によれば、生理前に摂るものによって、PMSの症状を緩和することが可能なのだそう。ダークチョコレート前出の通り、生理前は神経伝達物質であるセロトニンが減少し、イライラしたり落ち込みやすくなりがち。ダークチョコレートに含まれるカカオには、このセロトニンを増やしてくれる働きがあります。そのため、気分のムラや鬱の改善に◎。普通のチョコレートよりも含まれるカカオの量が多いダークチョコレートは、生理前の辛い時期、一日2、3粒摂ってみると効果的とのこと。 水生理前は子宮と卵巣の動きがいつもより活発になります。養分が蓄えられていくことで子宮が膨張し、その結果、腸が圧迫されてぜん動運動が弱まってしまうことに。そのため、腸内の老廃物のデトックスが鈍くなってしまいます。体内の毒素をしっかり排出し、体内の水分の循環をスムーズにするためにも、常温の水を少量ずつ、こまめに飲むことが大切です。野菜生理前は、体内からカルシウムとマグネシウムが不足しがち。両者には、体内のミネラルバランスを整えるだけでなく、セロトニン・ドーパミンの生成にも役立ち、イライラや鬱の解消、胸のハリや痛みの緩和にも効果があることが知られています。生理前は積極的に、マグネシウムやカルシウムを多く含む野菜(ほうれん草、かぼちゃ、豆類など)を摂取するよう心がけましょう。野菜をたくさん摂るのが難しい場合は、サプリメントでもOKです。逆にPMSを悪化させてしまうNGフードって?PMSの症状を、逆に悪化させてしまう食べ物・飲み物もチェックしておきましょう。コーヒー朝の目覚めや午後の会議の前に欠かせないコーヒーですが、カフェインが体内に入ると、子宮が収縮するため月経痛を悪化させてしまうことに。生理前に不足しがちなカルシウムの吸収を妨げるだけでなく、女性ホルモンのバランスを崩してしまう可能性があるため、生理前は控えるのがよさそう。塩気のあるもの生理前に過剰に塩分を摂ると、身体が膨張しやすくなります。ただでさえ、体内の循環が悪くなり、不要物が排出されにくくなる生理前は、塩分が多く含まれたスナック菓子や缶詰などの加工食品はNGです。アルコールみんな大好きアルコールも、生理前はお休みしておいた方が無難。生理前に飲むと痛みが長引いてしまうのだそう。アラサー女子なら誰もが悩むPMS。食べる物によっても大きく左右されるので、是非意識しておきたいですね。
2016年10月04日「イライラする」「肌荒れが目立つ」「胸が張る」……。病気というほどではないけれど、何となく感じる不調。それが決まって月経前に起きるようなら、それはPMS(Premenstrual Syndrome: 月経前症候群)と考えていいかもしれない。AACクリニック銀座の浜中聡子院長に今回、PMSの症状とその対策について話を聞いてみた。○排卵期から月経前の間に起こるPMS女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類がある。下の表にあるように排卵期から月経までの間、すなわちエストロゲンよりプロゲステロンが優位になる期間にPMSの症状は現れる。女性ならば多かれ少なかれ、思い当たることがあるのではないだろうか。先ほども話したとおり、PMSになると心と身体に症状が現れてくることも。PMSの代表的な症状は以下の通りだ。心「イライラする」「気分が落ち込む」「涙もろくなる」「どんよりする」「集中できない」「張りつめた緊張感が続く」「気分のアップダウンが激しい」など。肌・体「肌荒れ」「ニキビ」「むくみ」「胸が張る」「体がだるい」「食欲が旺盛になる」「常に眠気がする」など。では、どのようにPMSに対処したらよいのかと疑問に思うかもしれないが、「すぐに大げさに考えることはなく、まずは毎日の生活習慣の見直しを図ることが先決」と浜中先生。○自分の月経周期を把握するその第一歩として、自分の月経周期を知ることから始めてみよう。基礎体温を計るのがベストだが、面倒なら月経日を手帳につけるだけでもOK。自分の月経周期を把握すれば、自ずとPMSの時期も予測ができ、その時期に向けて心も体もスタンバイできるということ。可能な範囲で「大事な用事を入れない」「仕事を詰め込み過ぎない」などスケジュールを調整すれば、さまざまなプレッシャーも軽減できる。次に大切なのは、偏らない食生活と十分な睡眠。アルコールやカフェイン、塩分の摂り過ぎは症状を悪化させる要因となるので、月経が始まる1週間前くらいから控えめにするように心掛けよう。ただ、この時期は精神的に不安定になりやすいため、それを食欲でカバーしたくなるのが現実。食欲をセーブしてしまうと、その行為自体がストレスとなるため、少しのご褒美は必要となる。特にチョコレートには、ハッピーな気持ちに導く「βエンドルフィン」の分泌を促す働きがあるため、本能的に欲してしまうもの。板チョコ1枚は肌荒れにもなりやすく食べ過ぎだが、ひとくち食べて気分が落ち着くのであれば、それもOK。コントロールが必要ではあるが、ストイックになり過ぎないことがポイントと言える。○日常生活に支障が出る「PMDD」このように健康な女性であれば、一定の周期でエストロゲンやプロゲステロンのバランスに変化があるのは当たり前のこと。つまり、多少のPMSの症状があるのは、正常なホルモン分泌がおこなわれている証しなのだ。ただ、問題となるのは仕事を休んだり、家事ができなくなったりするなど、日常生活に大きな支障が出る場合。これはPMSではなく、PMDD(Premenstrual Dysphoric Disorder: 月経前不快気分障害)という病気の可能性も考えられる。症状が重い場合は「月経前だから」で終わらせず、まずは婦人科を受診することが望ましい。今は低容量のピルなどでも症状を抑えることができるので、医師と相談してみてはいかがだろうか。からだエイジング
2016年05月08日生理前(月経前)になると女性にはイライラ感や憂鬱感、体の不調など心身にいろいろな影響が出てきますよね。これらの症状を総称して「PMS」(月経前症候群)と呼ぶのですが、女性のなかには睡眠に関してPMSの症状が現れる人もいるそうです。 PMS(月経前症候群)とは?PMS(月経前症候群)とは生理の1~2週間前から発生して、月経が始まるとともに症状が消えていく身体的・精神的症状を総称した症候群のことです。PMSの症状のなかでも特に有名なのが「生理前のイライラ」に代表される精神的不安定な状態です。それ以外にも体のだるさや肌トラブルなど症状の種類は多岐にわたり、人によって個人差もあります。テルモ株式会社が2008年2月に実施した「PMS(月経前症候群) に関するアンケート」によると、回答者の91%の女性が「生理前になんらかの身体的・精神的な不快症状を感じている」と答えたそうです。症状別のトップ5は以下のようになっています。1位精神的に不安定2位乳房が張る、痛い3位体のだるさ、疲労感4位体重が増える5位肌トラブル 生理前は眠気がひどい?それとも眠れない?上記のトップ5には入っていませんでしたが、なかには生理前になると、昼間の眠気がひどいと感じたり、反対に夜には眠れなかったりと、睡眠障害の症状が発生するという人もいるようです。このような生理前になるとひどい眠気を感じる睡眠障害のことを「月経前過眠症」といい、生理前になると眠れなくなる睡眠障害のことを「月経前不眠症」といいます。・月経前過眠症生理前になると日中でも強い眠気に襲われてしまうPMSの症状のひとつで、別名「月経関連過眠症」とも呼ばれています。いつも生理前になると眠くなる、眠気がひどいという人は、この月経前過眠症が原因となっている可能性が高いです。・月経前不眠症月経前過眠症とは反対に、生理前になると夜、眠れなくなってしまうというPMSの症状のひとつです。 また、月経前不眠症の女性は月経前過眠症も併発していることが多く、生理前になると「昼間は眠くて夜は眠れない」という、悪循環に陥ってしまうことが多いようです。 生理前は上手に睡眠をとろう月経前過眠症と月経前不眠症は、正反対の症状が現れる睡眠障害ですが、実はその原因はどちらも同じです。月経前の高温期は、体温が一日中高い状態に保たれるため、体にハッキリとした体温変化が起こらなくなり、睡眠に影響が出てしまいます。その結果、「朝体が目覚めにくくなって、日中に眠気に襲われる」「夜に体温が下がらないため、眠りにくくなってしまう」という、2種類の睡眠障害が同時に発生してしまうのです。PMSに関連した睡眠障害を改善するためには、ホルモンバランスを整えることが何より大切といわれています。生理前でも健康的な生活を送れるように日頃から規則正しい生活を心がけましょう。photo by pixabay
2016年04月13日●生理前は女性ホルモンのバランスが急激に変化する生理前になると、イライラして怒りっぽくなる、情緒不安定になる、肌が荒れる、乳房が張って痛む、何となくだるくなる……そんな女性の心と体に訪れる不調を「PMS(月経前症候群)」と呼びます。一般的に、10代後半ごろからPMSに悩む女性が増えますが、その後、年とともに症状に変化が起こると言われています。女性の年齢とPMSの関係を探ってみましょう。○20代は体に、30代は心に症状が出やすいなぜ生理が近づくと、女性の心や体にはつらい症状が起こるのでしょうか。その原因には、女性ホルモンが関わっていると考えられています。女性の体では、仮に生理周期を28日とすると、生理が始まる2週間前に排卵が起こります。排卵期を境に、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2つのホルモンのバランスが急激に変化。それが女性の心と体に影響し、PMSを引き起こすと考えられます。卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌量やバランスは、年齢とともに変化するため、PMSの症状や程度も、年齢に左右される傾向があります。一般的にPMSの症状が現れるのは、10代後半から40代前半にかけてですが、もっとも症状が重く出やすいのは30代だと言われています。また、20代では乳房の張り、肌荒れ、腹痛、頭痛などの身体的な症状が出やすいのに対し、30代になると、それらに加えて、情緒不安定、イライラ、憂うつなどの精神的な症状が強くなる傾向があります。年齢のほか、出産経験の有無によっても、PMSの症状に違いが出ると言われています。出産経験のない女性は身体的な症状が出やすく、出産経験のある女性は精神的な症状が出やすい傾向があることも覚えておきましょう。●ピルで症状が緩和するケースも! 生理前に起こる不調の改善策○酒・タバコを控え、規則正しい生活を送るただしPMSは、ストレスや性格、食生活とも関係が深く、個人差が大きいものです。30代でPMSの症状に悩む人が多いのは、仕事でも家庭でも役割が増えて、毎日が忙しくストレスを感じやすいことにも一因があると言えるでしょう。PMSをすべて解消することは困難ですが、改善するための対策はあります。まず、PMSが起こりやすい時期には、「極力ストレスをなくす」「睡眠を十分にとる」「ミネラル・ビタミンが豊富でバランスのとれた食事を1日3食きちんととる」といったことを心がけ、規則正しい生活を送りましょう。また、お酒やタバコ、甘いものは症状を出やすくするので、この時期には控えるといいでしょう。生活を見直しても、日常生活に支障が出るほどの痛みや不調がある場合は、子宮内膜症などのほかの病気が関係している可能性もあるので、早めに婦人科へ。ピルや漢方薬でPMSの症状を改善する治療法もあります。つらいときは「ただのPMSだから」と1人で悩まず、婦人科の医師に相談してみましょう。※画像は本文と関係ありません○記事監修: 善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2016年03月24日働く女性にとって生理とうまく付き合っていくことは死活問題。なかでも、生理痛やPMSの症状が重い人は、1か月のうちほとんどが、心や身体になにか不調を抱えている状態。でも、男性はもちろん、同じ女子にもその辛さって理解してもらいにくいもの。そこで、生理痛やPMSの症状が重い女性がどんな1か月を過ごしているのか、実際にPMSの辛さに悩んでいる筆者が解説します。■生理後、一週目「心身共に健康」生理が’終わってから一週間の間は、心身ともに健康な期間。気分も明るいし、身体も軽い。仕事が忙しくても気合を入れて頑張ることができます。さらに肌の調子もいいので、残業続きでもボロボロになることは少ないかも。多くの女性と同様、PMSが重い女子にとっても、生理後一週間目は、1か月のうちでもっとも調子のいい時期。ただ、問題なのは、そもそも調子のいい時期がこの生理後一週間だけということなんです……。■生理後、二週目「モヤモヤ期」調子のいい一週間が終わると、徐々に「あれ?」と思うことが増えていきます。なんとなく元気が出ない、疲れやすくなった、気持ちが沈む……というように、心身のバランスが崩れ始めてしまうんです。実は、この生理後二週間目が一番やっかいな時期。生理前の一週間は、きたる生理にむけて、実際に身体の調子が変わっていきます。だから、具合が悪くなっても「生理前だから」と割り切ることができるんです。でも、生理後二週間目は、感覚的には「この間生理が終わったばかり」という時期。それなのに、万全とはいえない自分の体調に戸惑って、そのこと自体がストレスに。そして、イライラが募ったり、気力が出にくくなったり「なんだかうまくいかないな」というモヤモヤした時期をすごさなければならないんです。■生理、一週間前「不安定MAX!」生理前は心身のバランスがめちゃくちゃになり、わけもなくイライラしたり、どうしようもなく泣きたくなったり、自分の心も身体も、まるで自分のものではないような感覚に陥ります。さらに、頭痛や腰痛、腹痛といった物理的な痛みを感じることも多く、辛さは倍増。そこに眠気も加わるので、正直仕事どころではないというのが本音。この時期は常に張り詰めている感じで、ちょっとした刺激で何かが爆発してしまいそうな緊張感を自分自身で感じています。なにか大きなショックやストレスを感じると、急に涙が出てきて止まらなくなってしまうこともあります。■生理中「ただただ不快」とにかく不快なこの時期。ただ、身体のダルさや生理痛の辛さが、生理前に感じていた心のモヤモヤやイライラよりひどくなるので精神的な辛さはすこしマシになるかも。というより、身体が辛すぎて沈んだり、泣いたりしている余裕はありません。もちろん身体への負担は重いので、とにかく安静にしていたい思います。■調子がいい日はとても少ないこのように、PMSや生理痛が重い人は、心身ともに健康な時期は1月あたり1週間、多くても10日くらいしかありません。もし職場に「いつも機嫌が悪そう」「常に気だるげにしている」という人がいても、それはやるきがないとか、気合いが足りないとかいうことではなくて、PMSの症状が辛いだけなのかも。本人も、自分の症状に振り回されて辛い思いをしているはずなので、厳しく責めたり、嫌味を言ったりするのはやめたほうがいいかも。ストレスがかかって余計に症状が悪化してしまう可能性があります。仕事に支障がでるようなら婦人科の受診や、PMSの症状を緩和する薬の服用をすすめてあげてください。
2016年03月01日ゼリア新薬工業はこのほど、月経前に感じている不快感について理解を深めてもらうための啓発動画を、PMS(月経前症候群)のOTC医薬品「プレフェミン」のブランドサイト内に公開した。PMS(月経前症候群)は、"Premenstrual Syndrome"という英語の略称。月経の3~10日ほど前から起こる気持ちや体の不調のことを指す。同社によれば、原因ははっきりしていないが、排卵後の2つの女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の急激な変動が関わっていると考えられているという。PMSの症状は、20代では乳房のはり、下腹部痛や頭痛など体の症状に強く出るのが特徴とのこと。一方の30代では、精神的に不安定になる、攻撃的になるなどの心の症状が強く出る傾向にあるとのこと。多くの女性がなんらかの症状を抱えているといわれているが、20~40代の女性1,033人を対象にした同社の調査によれば、PMSについて名前・内容ともに知っていた人は41.8%だった。今回公開される動画は、職業も家庭環境も違う4人の30代女性がPMSについて語るという内容で、それぞれの生活シーンの映像を背景にさまざまな症状が紹介される。「まずはPMSについて知ることがPMSと向き合う第一歩である」とメッセージを込めているという。
2015年10月30日月の満ち欠けの周期と女性の月経周期はとても近く、満月の時にお産が増えるという話は産院では当たり前。そして東洋医学の陰陽論では月も女性も同じ“陰”とされている…。こうした月と女性の密接な関係に着目し、女性の心と体のセルフケアメソッドをまとめた注目の一冊『月経周期を味方につけて毎日を快適に過ごす ムーンヨガ』(BAB出版)の著者 石田ミユキさんに、女性のカラダと上手に付き合うコツを伺いました。特徴が重なる「月のサイクル」と「月経のサイクル」月が満ちて欠けるサイクルには、4つの相[新月]→[上弦の月]→[満月]→[下弦の月]が登場します。そして、それぞれの相が持つ自然現象などに見られる特徴は、以下のように女性の月経サイクルの4つ時期の特徴と不思議なことに共鳴しています。[新月]再生・浄化…月経期(体は冷えやすく、心はネガティブ、肌は乾燥傾向)[上弦の月]満ちていく、吸収…卵胞期(体は代謝アップ、心はポジティブ、肌はツヤツヤ期)[満月]活性・パワー…排卵期(体は女性力が最高潮、心は安定、肌は混合傾向)[下弦の月]欠けていく、排出…黄体期(体は代謝停滞、心は波乱、肌はトラブル期)毎日の “自分のコンディション” を認識しよう「月のリズムと自分の月経周期がぴったり合っている、という方はそう多くないと思います。月のリズムはあくまで意識づけの目安。周期が安定していればぴったり合っていなくても構わないのですが、新月の頃に月経がくるのが望ましいタイミングだとして、自分はどれくらい逸脱しているのかな? それはなぜかな? と考えてみることが大切です」と、著者でセルフケアコーディネーターの石田ミユキさん。ムーンヨガは、動きと呼吸法によって月経サイクルにともなう心や体のトラブルをケアできるよう組み立てられたプログラム。体が硬い人でもストレッチ感覚で取り組める動きですが、行う際に以下3つの心得を大切にすることで、体がより上向きに変化していくそう。〈ムーンヨガを行う際の3つの心得〉●日々変動する、その日の自分のコンディションを認識する。●コンディンションにあったセルフケアを都度選択する。●毎日10分でも良いので継続すること。今回は、月が満ちていく「上弦の月の頃に効果的なポーズ」と、月が欠けていく「下弦の月の頃に行うと効果的なポーズ」の2つを教えていただきました。いずれもタイ式ヨガと呼ばれるルーシーダットンからのポーズです。上弦の月のムーンヨガ「スーパーモデル」動きや呼吸法で新陳代謝を促すことで、うるおいのある美肌づくりもサポート。美人ホルモンと呼ばれるエストロゲンの分泌が高まる時期なので、まずは睡眠を充実させ、五感を刺激するなど“ときめき”の時間も大切に。下弦の月のムーンヨガ「弓のポーズ」月経前の黄体期は体内に老廃物が溜まりやすくなるので、腸を刺激して便秘の解消などに効果的な動きを。この時期は交感神経優位でイライラしやすくなりますが、腹式呼吸を合わせることで副交感神経優位のリラックスモードに。*こちらの動画は体右側にフォーカスした解説となっています。一連の動きを反対側でも同様に行いましょう。体と上手く付き合うための地図、基礎体温表そのほか『ムーンヨガ』では、月経にまつわるトラブルが起きてしまった時のレスキューケアも紹介されています。また、ムーンヨガとあわせて推奨されているのが基礎体温表をつけることだそう。「基礎体温表は妊活だけではなく、PMS(月経前症候群)を楽にしたい、更年期が気になる、閉経後の体調管理、すべての女性に役立ちます。基礎体温の変化のグラフが理想とされる形にならない場合、そこには必ず何か理由があります。それが、いまどんなセルフケアをすべきかのヒントになるんです。」最近は、目覚まし付・データ記録機能付きの体温計もあるので面倒くさがりさんでも大丈夫です。書籍巻末の「ムーンヨガ式 基礎体温表」には、月経の状態、運動、食事、睡眠、肌状態などを記入できる欄も。体の声に耳を澄ませ、“セルフケア” 力を高められたら、石田さんがいう “自分の体の慈しみ方を知っている=自分の人生を切り拓く力のある” 女性に、確かにぐっと近づけそうですね!石田ミユキさん PROFILEタイ流セルフケアサロンOM NAMO(オナモ)代表。シューフィッターとして足元からの健康を学んだ後、タイへ渡りタイマッサージとルーシーダットンを修得、インド中央政府認定ヨーガ療法士の資格も持つ。現在はセルフケアに関わる分野で活動、ITM渋谷ヌアライフスクールも主宰し人材育成も行っている。
2015年08月21日生理前、思ってもいないことを思わず口に出してしまい、生理がきた途端後悔する。そんな経験はありませんか? 普段は気にならない、ちょっとしたことにイライラ、ムカムカ。自分ではどうすることもできない、あの感覚。でも、それはあなたのせいではないのですよ。今日はPMS(月経前症候群)と上手く付き合う方法をご紹介します。■自分の中のPMSを発見する当たり前のことですが、生理がくれば出血をするので間違いなくわかりますが、PMSは生理前に起こるため、次の生理との時期的な関係性を明らかにしなくてはなりません。症状が毎期を通じて繰り返えされているか、どんな症状だったか、確認記録していくことが必要です。「繰り返しのある現状を観察する」という行為は、「予想的中の達成感」があるためか、多くの女性がおもしろいと感じるようです。そして次の周期が「予想される時期」に「予想される結果」が起きることを認識することで、改めて「PMSの発見」になるのです。■「病名」が与えられているということ。あなた自身が悪いわけではないこれまで自分ではどうすることもできない性格なのだ、と思っていた感情の不安定さや、ネガティブになってしまう思考。これは「月経前の一連の困った行動は、自分のせいではなく、PMSが自分にさせていたことだ」と解釈の逆転をしてみてはいかがでしょうか?なんだか「救われた気持ち」を感じませんか? “自分を責め続けていた” こと“自分の悪い性格なのだ”と思いこんでいたことから解放してあけましょう。そして、PMS期は風邪のようなもの。ゆっくりココロとカラダを休め、好きな事をしてリラックス。気持ち落ち着かせてあげることで、PMS自体も大分軽くなるはずです。■PMS期にすべき3つのこと1.生理前1週間はなるべく予定を空けましょうビッシリと詰めてしまった予定。どうしても気分がのらない。行きたくない。そう思うこと、ありませんか? まさに、ストレスの元となり得ます。予定をあけておけば、仕事帰りにウィンドーショッピングやネイルやエステ。気分転換をする時間がとれます。気持ちをリラックスさせることが何よりも大切です。2.PMS期に多く食べるように心がけたい食品PMS症状の強い方はビタミン・ミネラルが不足していると言われています。またPMS期は神経系が不安定な時期でもあります。安定させるためにも「ビタミンB6」を多く含む食品を摂りましょう。・豚肉・バナナやみかんの特に白いスジ・プロセスチーズ・牛乳・豆乳・ひまわりの種・アーモンド・すじこ・たらこ・赤身魚等…ことに「ビタミンB6」はたんぱく質や脂肪の吸収・代謝を助け、中枢神経系を正常の保つ働きがあります。「ビタミンB6」は”幸せホルモン”と呼ばれる”セロトニン”を生成するトリプトファンが多く含まれています。意識的に摂取し、“幸せ”を感じましょう。3.上手な仮眠と休養をとりましょう生理前はどうしても眠くなる、という方はとても多いです。これは女性ホルモンの影響です。自然と日中に強い眠気がでたり、逆に夜は体温が上がるため、眠りが浅くなったります。そんな時は無理に起きていようと思わず、身体が休養、睡眠を欲していると考えて、自分へのご褒美と考えましょう。月経は成熟、健康のあかしと捉え、眠気も新しいサイクルの始まるための必要な休養と考えましょう。PMSを克服して、自分らしく生きていくPMS月経前症候群が、“ある”のが当たり前と思い込んでいませんか? 実は当たり前ではないのです。自分の身体と向き合うことで、気付くことが沢山あります。またそこから、本来の自分らしさを見いだすこともできます。あなたには生きる力があり、幸せになる価値があるのです。自分らしく輝いてくださいね。
2015年08月02日ゼリア新薬工業はこのほど、20~40代の女性を対象に実施した「PMSと人間関係に関する意識調査」の結果を明らかにした。調査は6月13日~14日にかけて行い、1,200名から有効回答を得た。PMSは、日本産科婦人科学会により「月経開始の3~10日位前から始まる精神的、身体的症状で月経開始とともに減退ないし消失するもの」と定義されている。生殖年齢の女性の約70~80%が、月経前に何らかの症状を伴うという。月経前に精神的、身体的症状を感じるか尋ねたところ、85.9%が何らかの症状を感じていると回答した。症状は1位が「イライラ」(51.3%)、2位が「怒りっぽくなる」(38.5%)、3位が「乳房のはり・痛み」(35.4%)となっている。月経前に家族や友人、恋人など身近な人への思いやりが欠けるか聞くと、57.4%が感じていると答えた。相手に対する思いやりや愛情は通常時と比較してどの程度になるかという問いでは、「通常時の59~40%」という回答が43.0%で最も多く、次いで「通常時の79~60%」(32.7%)だった。PMSが原因で同僚や部下に八つ当たりをしたことがあるか尋ねたところ、12.8%があると回答した。一方、職場の上司や同僚、部下のPMSによる機嫌の変化を感じたことがあるかという問いでは、33.3%が「ある」と答えている。自分や周囲のPMSが原因で、仕事上のトラブルになったことがあるという人は7.4%だった。具体的には「ミスが多くなる」「口論が多くなる」「体調が悪く仕事がおろそかになる」「被害妄想」「口調が強くなる」「悪質な意地悪をされた」「常に機嫌が悪く、話しかけられない」などが挙げられた。月経前の精神的、身体的症状に対しどのような対策をとっているか聞くと、42.3%が「特に対策をとっていない」と答えた。月経前に何らかの精神的、身体的症状を感じている人に対して「PMS」だと認識していたか尋ねると、46.6%が「いいえ」と回答。PMSだと認識していない、また症状に対する対策もとっていない人が多く存在することがわかった。
2015年07月10日排卵後から月経までの期間に、頭痛・めまい・集中力低下など様々な症状で女性を悩ませるPMS(月経前症候群)。最近は仕事のストレスが多くなっているせいか、20代女子でもPMSで悩む人が増えているようです。体の調子が悪いと、ちょっとしたことでイライラしてしまうもの。ゼリア新薬工業株式会社が実施した、PMSと人間関係に関する意識調査によると、「月経前にイライラを感じる」と回答した人は51.3%。PMSが原因で身近な人に八つ当たりをしたことがある人は、55.1%で、その後88.6%の人が自己嫌悪に陥っているようです。大切な人との衝突を極力避けるには、どうすればいいのでしょうか。今回は、PMSとの上手な付き合い方をまとめてみました。■彼氏への愛情は生理前になると4割減?同調査によれば、「月経前に家族や友人、恋人など身近な人への思いやりが欠ける」と感じる人は全体の57.4%に上り、「相手への愛情は通常時の6割以下になる」と答えた人が60.3%を占めました。また、「月経前はパートナーとのケンカの頻度が増える」と回答した人は、全体の58.0%。さらに4.4%のカップルが月経前のケンカが原因で破局していることが明らかになりました。生理前に気持ちを押さえられなくなり、つい彼氏に思ってもないようなことを言ってしまった経験は誰にでもあるでしょう。しかし毎月のように暴言を連発しすぎると、「ヒステリックな女」だと思われて、男性から別れを告げられてしまう女性もいるようです。■PMSを前向きに乗り切るには?毎月のようにやってくる体調不良。できることならPMSの苦痛を少しでも和らげたいものですよね。まわりの女性たちは、生理前の不調とどのように向き合っているのでしょうか。ここでは、アンケートで多く集まった対策をご紹介します。1位:安静にする26.6%2位:身体を温める24.5%3位:気を紛らわせる20.8%4位:マッサージをする12.4%5位:各症状別の市販薬を飲む11.2%体調不良を感じたら無理は禁物。身体のサインを早めに読み取り、なるべく休息を多めにとるようにしましょう。また、PMSの症状を見つめなおし、1か月に1度「イライラ期」がやってくることを彼氏にも理解してもらうことも大切。事前に「生理の1週間前は情緒不安定になりやすいの。だからちょっとしたことで怒っちゃうかもしれないけど、大目に見てね」と説明しておきましょう。PMSについて正しく理解してもらうことができれば、きっと彼はよき理解者になってくれるはずです。
2015年07月08日こんにちは、ライターの矢沢ゆうです。女性ならPMS(月経前症候群)という言葉を1回でも聞いたことがあるかと思います。生理前に腹痛が起きたり、イライラしたりと様々な症状が現れるあの嫌なヤツです。ハウコレ読者の女性にもPMSで悩んでいる方がいるのではないでしょうか。現代の恋愛事情では、このPMSが原因でカレと喧嘩をして別れてしまうというカップルが急増中。女性の身体的な現象で大好きなカレを失ってしまうのはとても辛いですよね。しかし、男性の中にも「PMSは甘えだ!」と考える人がいるのもまた事実です。そこで今回は、PMSが酷い時にカレと衝突しないポイントを、自分で改善できるものからカレと一緒に改善できるものまで、幅広く4つご紹介したいと思います。■1.PMSになりやすい食事があることを理解する「カフェインがPMSを悪化させる原因って分かって、コーヒーを1日1杯に制限をした。そしたらPMSが改善されたよ。」(24歳/事務職)カフェインの他にアルコールもPMSを悪化させる原因というのは聞いたことがあると思います。これらの他には意外にもお漬物やお味噌汁などの、塩分濃度が高いものがPMSを悪化させるものとして挙げられます。しかし、お味噌汁の塩分濃度の高さは主役のお味噌が大きく占めているというだけなので、具を多めに入れるだけでも減塩の効果があります。PMSの時は、お味噌汁の具をいつも以上に増やしてみるといいかもしれませんね。■2.自分のPMSがどんな症状で出るのか把握する「私はPMSの症状で肌が荒れるって分かったから、肌に気を遣うようにしている。自分の症状を知るのは大事。」(21歳/大学生)PMSの症状には「身体的なもの」と「精神的なもの」の2つに分かれます。むくみや肌荒れがひどくなったり、イライラしたり泣きそうになったり、その症状は様々。自分の症状を把握することで、何に気を遣えば良いかが見えてきます。身体的な症状が強く出る場合は、その部分に合った対処法を、精神的な症状が強く出る場合はとにかく「リラックス」を心がけてみましょう。■3.カレに生理の周期を伝える「私は彼に生理の周期を伝えた上でPMSの事を話した。生理の周期が分からないといつPMSが来るか分からないからね。」(26歳/飲食関係)ハードルが高いですが、これはとても大切です。大体、生理の1週間前~3日前にPMSの症状が出てきます。カレに生理の周期と共に「この時期からこんな風になり始める」ときちんと伝えれば、カレも素直に聞き入れてくれるはず。また、カレも「この時期はセックスを避けた方が良いかな?」と考えるようになると思います。このような情報共有ができるキッカケ作りを自分からしてみましょう。■4.自分の要望をカレに言う「彼女は『生理前は不機嫌になるから、ほっといていいよ』って言ってくれた。そう言ってくれると喧嘩を避けることが出来るから安心するよね。」(25歳/アパレル関係)PMSの時に「ほっといて欲しい」のか「優しく抱きしめて欲しい」のか、カレに望むことは人それぞれ違います。生理周期とセットで自分の要望をカレに伝えることで、さらにカレの理解も深まります。男性は女性の体のことは分からないことだらけなので、自分の口から素直な気持ちを話す勇気を持ちましょう。■おわりにPMSは本当に辛いです。だからこそついついカレに理解を求めてしまいがちに。しかし、カレに理解を求める前に自分自身が改善する姿勢を見せましょう。そうすることで、カレもすんなりPMSを受け入れてくれるかもしれませんよ。(矢沢ゆう/ハウコレ)
2015年06月09日MDパートナーズはこのほど、PMS・月経前症候群に悩む女性のための情報交換サイト「PMSマニア」をリリースした。PMS(月経前症候群)は、月経2週間前から心や体に起こるさまざまなトラブルのことで、女性ホルモンのバランスが崩れることが原因と言われている。強いイライラ、心が沈むといった精神面の変化のほか、頭痛・倦怠(けんたい)感といった身体的な変化など個人差があり、10代~40代の女性を中心に悩む人が増えている。PMSは、海外では治療法も確立されておりセルフケアを行う女性が多いが、日本ではPMSという言葉の認知率も低く、対策が行き届いていない。生理痛とは異なる期間に起きる悩みであるため、家族や友人・職場の人にも理解されにくく、一人で苦しむ女性も多いという。同サイトは、PMSに苦しむ女性をサポートするためにオープンした。「PMSを知る」「PMSを語る」という2つの大きなコンセプトに基づき作られており、PMSに関する情報の入手および交換ができる。専門家監修によるPMSチェックシートも用意。PMSに関する最新研究やニュースも公開している。また、自身のPMS体験やPMSを改善する方法を、掲示板に自由にトピック形式で書き込むこともできる。運営事務局が定期的にコンテンツパトロールを行っているため、安心してコンテンツを利用できるとのこと。会員登録をすれば、ユーザー同士で悩みを相談しあえるコンテンツ「お悩み相談室」も利用できる。そのほか、自分のリズムを把握できるためのカレンダー「月経リズム」も提供している。
2015年06月01日女性にしか分からない「PMS」の辛さ毎月訪れる「イライラ」「頭痛」「だるさ」・・・・・・月経による体調不良「PMS」が悩みの種になっている女性は多いのではないだろうか。株式会社MDパートナーズは、PMSや月経前症候群に悩む女性のための情報交換サイト「PMSマニア」を2015年5月28日(木)に公開した。対策サプリ販売のノウハウを活かしてサイトリリースへ同社では、PMS対策サプリを2010年から販売しており、サプリ使用者からPMSに関する生の声が寄せられてきた。その蓄積されてきたノウハウを活かし、今回の情報交換サイトの開設に至ったとのこと。日本ではまだ認知度の低い「PMS」「PMS」は海外では認知度も高く、治療法も確立されているため、セルフケアを行っている女性が多いというが、日本ではまだまだ認知度が低く、我慢をしたり、ひとりで悩みがちになってしまったりすることが多い。同サイトでは、「PMSを知る」「PMSを語る」という2つのコンセプトから作られており、PMSに関する基礎知識を知ったり、ユーザー同士で悩みを相談しあったりできる場を作ることで、PMSに悩む女性をサポートしていくとのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】・PMSマニア・株式会社MDパートナーズ プレスリリース/PR TIMES
2015年05月30日