ツボ押しでぐっすり安眠!ツボの場所や押し方を専門家が解説
失眠は、交感神経の高ぶりを抑えて、覚醒している脳を鎮静化し、眠りを誘導する効果が期待できます。
労宮(ろうきゅう)
労宮は、手のひらを軽く握った時に、中指と薬指の間にあるツボです。労宮は、自律神経の働きを整えて、不安や緊張を緩めて、リラックスできる効果が期待できるツボです。緊張がほぐれることで、眠たくなる傾向があります。
不眠の原因別・おすすめのツボ
百会(ひゃくえ)
ストレスが原因の不眠に効果的な安眠のツボは、百会です。百会は、頭頂部のほぼ中央の、左右の耳の穴を結んだ線と頭の真ん中を通る線と交わるところにあるツボです。イライラや精神的な不安感を抑えて、眠けを誘う効果が期待できます。
完骨(かんこつ)
首こり、肩こりが原因の不眠に効果的な安眠のツボは、完骨です。完骨は、耳の後ろの出っ張った骨・乳様突起(にゅうようとっき)の真下にあるツボです。
完骨は、首や肩の筋肉の緊張をほぐし、頭痛や首こり、肩こりを緩和する効果が期待できます。その結果、自律神経の働きが整い、安眠しやすくなります。
それぞれのツボの押し方
失眠のツボの押し方
親指の腹で5秒間、5回押してください。お風呂上りに照明を暗くして、リラックスした状態で、失眠のツボを押すと、眠りを誘導しやすくなります。