元バレーボール日本代表・古賀紗理那選手「働く女性たちの環境に改善が必要」
■自分の体の声に耳を傾け、必要なものを見極める
イベントの後には、古賀さんがマイナビウーマンの個別取材にも回答してくれました。生理の時の過ごし方や、アスリートとして向き合ってきた「自分や女性の健康」に関して、古賀さんの思いをお伺いしてきました。
――現役時代は生理不順に悩まれていたそうですが、ケアはどのようにされていたのでしょうか。
海外遠征で生活のルーティンが変わったタイミングで生理が遅れたり、不順になることが多かったので、食事をかなり気にしていました。食べるものってすごく大切だと思うので、海外でも日常と同じ食生活を意識して、不足しがちな炭水化物やビタミン、タンパク質などが摂れるよう、日本からいろいろと非常食を持ち込んでいました。食事を改善してからは徐々に、海外遠征中でも定期的に生理がくるようになりましたね。
――日常生活でもストイックなルーティンを決めていると思うのですが、どうやって必要なものを選んでいったのでしょうか。
まずはなんでも試してみて、良かったものだけをルーティンとして取り入れるようにしています。
ストレッチの種類にしても食べものにしても、今の自分の体に必要なもの、そうでないものがあると思います。